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長崎県 対馬市

平成 18年 6月定例会(第2回) 06月19日−02号




平成 18年 6月定例会(第2回) − 06月19日−02号









平成 18年 6月定例会(第2回)


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平成18年 第2回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)
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議事日程(第2号)
                       平成18年6月19日 午前10時00分開議
    日程第1 発議第6号 対馬市長の不信任決議案について
    日程第2 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 発議第6号 対馬市長の不信任決議案について
    日程第2 市政一般質問
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出席議員(24名)
1番 小西 明範君       2番 永留 邦次君
3番 小宮 教義君       5番 三山 幸男君
6番 小宮 政利君       7番 初村 久藏君
8番 吉見 優子君       9番 糸瀬 一彦君
10番 桐谷  徹君       11番 宮原 五男君
12番 大浦 孝司君       13番 小川 廣康君
14番 大部 初幸君       15番 兵頭  榮君
16番 上野洋次郎君       17番 作元 義文君
18番 黒岩 美俊君       19番 島居 邦嗣君
20番 武本 哲勇君       21番 中原 康博君
22番 桐谷 正義君       24番 扇 作エ門君
25番 畑島 孝吉君       26番 波田 政和君
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欠席議員(2名)
4番 阿比留光雄君       23番 平間 利光君
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長      大浦 義光君  次長     永留 ?光君
参事兼課長補佐 豊田  充君  副参事兼係長 三原 立也君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 松村 良幸君
助役 ………………………………………………………………………… 永尾一二三君
総務部長 …………………………………………………………………… 内田  洋君
総務部次長(総務課長) ………………………………………………… 斉藤 勝行君
政策部長 …………………………………………………………………… 松原 敬行君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 山田 幸男君
福祉部長 …………………………………………………………………… 勝見 末利君
保健部長 …………………………………………………………………… 阿比留輝雄君
産業交流部長 ……………………………………………………………… 中島  均君
建設部長 …………………………………………………………………… 清水 達明君
水道局長 …………………………………………………………………… 齋藤 清榮君
教育長 ……………………………………………………………………… 米田 幸人君
教育次長 …………………………………………………………………… 日高 一夫君
厳原支所長 ………………………………………………………………… 木寺 和福君
美津島支所長 ……………………………………………………………… 松村 善彦君
豊玉支所長 ………………………………………………………………… 松井 雅美君
峰支所長 …………………………………………………………………… 阿比留博幸君
上県支所長 ………………………………………………………………… 山本 輝昭君
上対馬支所長 ……………………………………………………………… 梅野 茂希君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留仁志君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 阿比留博文君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 瀬崎万壽喜君


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午前10時00分開議



○議長(波田政和君) おはようございます。報告します。4番、阿比留光雄君、23番、平間利光君から欠席の申し出があっております。14番、大部初幸君から遅刻の申し出があっております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.発議第6号



○議長(波田政和君) 日程第1、発議第6号、対馬市長の不信任決議(案)を議題とします。

 発議第6号の対馬市長の不信任決議(案)については、採決日が16日から19日に変更になりましたので差し替えております。

 本案について、提案者の提案理由の説明を求めます。2番、永留邦次君。



◎議員(永留邦次君) おはようございます。去る6月16日に提案をいたしておりました対馬市長の不信任決議(案)について説明をいたします。

 提出者、対馬市議会議員永留邦次、賛成者、対馬市議会議員武本哲勇、同、大浦孝司、同、吉見優子。

 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出をいたします。

 対馬市長の不信任決議、本議会は、対馬市長松村良幸君を信任しない。

 以上、決議する。平成18年6月19日、対馬市議会。

 提案理由でありますが、対馬6町は平成16年3月1日合併し、多くの市民の期待と夢と希望を乗せて新生対馬市は誕生いたしました。

 以来、2年余月を経過する今日、内外の対馬市に対する信頼は失われてしまいました。殊のほか、松村市長に対する不信感は強く、即刻退陣を求める声は対馬の津々浦々に満ち溢れています。こうした市民の声は、市長の独善的な政治仕法は云うに及ばず、少子高齢化対策や市長選挙に起因する不透明な行政運営が背景にあることを指摘せざるを得ません。

 合併当初における入札に係る指名選定のあり方、選挙功労とも思える特定業者への優遇の疑い、加えて入札情報の漏洩、いわゆる官製談合の疑いなど、行政の基本である公平、公正、中立の大原則は地に落ちてしまいました。競売入札妨害容疑で事業助役と幹部職員が逮捕起訴されるなど、対馬市の信用は著しく失墜したところであります。

 ましてや、事業助役においては、議会から競売入札妨害容疑で刑事告発されたその最中においても、入札情報を漏洩した事実が明らかとなり、その容疑で再逮捕されたところでございます。このことは議会が指摘してきた予定価格や最低制限価格の漏洩が常態化していたことが裏付けられたものであります。事業助役は辞職をしたとはいえ、任命権者である松村市長の道義的責任は重く、自らを厳しく律することを期待していたところでありましたが、いまだその意にあらず、誠に残念であります。いま正に市政の混乱と市民の怒りは頂点に達し、その責任の一切は市長にあります。対馬の明るい未来、公平公正な行政を求めて、そして一刻も早い対馬市の信頼回復を願い、市長を不信任とするものであります。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 提出者に数点お尋ねいたしますが、この不信任案は、去る金曜日に追加議案にのせるかどうかということで審議がされました。

 こういう重要な不信任案を提出する場合に、いろいろもろもろの状況を考えなければいけないと私は思います。まして、今日、この席で提出するのが適当かどうか、いろいろそれぞれの価値観で理由はあると思いますが、まず1点、今回の議会にいずれ追加議案として出るかもわかりませんが、過去いろいろな問題で一応5,000万円以上の公共事業が数件否決されて、その問題が再々入札があっております。これは今回の、もし不信任案が通ってそのまま市長が辞職した場合、すべて流れるのであります。このことは公共事業はこの問題は工期等が非常に切迫してきて、一日も早く発注しなければいけない状況下にある公共事業でありますが、特にこの公共事業は豊玉のトンネル、あるいは厳原、美津島の漁港が主でありますが、もし不信任案を出すとすれば、この議会が最終日に、そういう市民に迷惑かけない、いろいろもろもろ考えたら、最終日に提案するのが市民の代表としては、議員になっている人はそこまで配慮すべきではなかったのか。

 出す出さんは個人の自由でありますので問題ないと思いますが、そういう出す時期、今回の議会中、もし最悪出すとしても最終日に全議案が終了後に出すことが市民に一番迷惑をかけないことではないのか。そして、そういう重要な案件でありますので、できればやっぱり事前に議運に発議として提案され、議運でいろいろ審議されて、そういう状況を考えて議会運営委員会の判断まで仰いでおくべきではなかったのかと私は認識をしておりますが、その辺のところのなぜ今日なのか、今なのかということに関して答弁のほどをよろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 2番、永留邦次君。



◎議員(永留邦次君) お答えいたします。

 その提案の時期について、私もいろいろ御相談を他の議員ともいたしました。まず優先すべきは、この一刻も早く正常化しなければならないということを優先に考えたところでございます。

 今、御意見ございますように、やはり重要議案あれこれひしめいておりますので、そのことも十分検討したわけでございますが、やはりここは正常化が最優先課題であるという、そういう考え方から、この時期に提案をさせていただいたところでございます。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 今の答弁を聞いていますと、一日も早く正常化するのが最優先。だとしたら、なぜその提出者並びに賛成者が、この後行われる一般質問に申し込んでおるのかという矛盾があります。市長を信任しない者が一般質問で、なおかつその後また市長に質問をするということは、今の提出者の考え方からすれば、相矛盾すると私は思うんです。私の言いようるのは出す出さんの問題じゃない。出す分は出すで、これは規制されておりますので自由でありますが、出す時期として、そういう市民に迷惑がかかる、公共事業等もストップする、今入札されておる問題等もあって、やっぱり議会の最終日に出すというのが市民に対するもろもろの配慮ではないのかと、それでも遅くはないと僕は思うんです。その辺は今の答弁では、提出者が一般質問してなければ、それはそれなりの理由でしょう。

 だから、今は一日も早く、そうしとれば、そこで可決するかせんかわかりませんが、可決すると最悪の場合を仮定したら、その辺まで考慮すべきではなかったのかという意味からいって私は質問しようるわけでありますので、この辺はもし答弁をされるようでありましたら。



○議長(波田政和君) 2番、永留邦次君。



◎議員(永留邦次君) この不信任の提出と一般質問との関係、これが矛盾があるのではないかというような、そういう御質問でございますが、私は決して矛盾はないと思っております。たまたま今松村市長だから、その対馬の将来のあるべき姿、こういった問題について議員は質問をしていくわけですから、そういう姿勢から考えますと、市長がだれであろうと、対馬のあるべき姿、こうだというようなそういう考え方で質問をいたしますので、この関連は全くないと思っております。(「そうじゃないよ」と呼ぶ者あり)何を言っているんですか。



○議長(波田政和君) 静かに。ちょっと静粛にお願いします。22番、桐谷正義君。(発言する者あり)



◆議員(桐谷正義君) 皆さん、ちょっと静かに。今の答弁を聞いておりますと……(発言する者あり)



○議長(波田政和君) ちょっと待ってください、今22番が話しています。



◆議員(桐谷正義君) 何か松村市長には一般質問をしていないというような意見のようにあります。一般質問は、今の市長にどうするのかと聞くのがこうあって、それをどうするのかというのが趣旨であります。市長がだれであろうと関係ない一般質問というのはあり得ないわけ。今の答弁は若干私はおかしい答弁だと感じますが、それは私の意見として申し述べておきます。

 以上で私は終わります。(「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(波田政和君) 休憩。

午前10時12分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時14分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 ほかに質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第6号、対馬市長の不信任決議(案)について採決します。この採決は起立によって行います。(「投票」と呼ぶ者あり)

 ただいま発議第6号について、投票による採決の要求がありました。会議規則第70条の第2項の規定により3人以上の賛成者が必要であります。無記名投票採決を求める方の起立を願います。

〔賛成者起立〕



○議長(波田政和君) 起立が3人以上であります。要求は成立しました。したがって、発議第6号は無記名投票で行います。

 議場の入り口を閉じます。議場閉鎖。

〔議場閉鎖〕



○議長(波田政和君) ただいまの出席議員は23人であります。投票箱を点検します。職員は議員に向かって投票箱を見せ、異状のない旨を議長に報告してください。

〔投票箱点検〕



○議長(波田政和君) 異状なしと認めます。

〔投票用紙配付〕



○議長(波田政和君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 配付漏れなしと認めます。

 念のために申し上げます。本件に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載し、1番議員より順次投票願います。

〔議員投票〕



○議長(波田政和君) 投票漏れはありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了します。

 議場の入り口を開きます。

〔議場開鎖〕



○議長(波田政和君) 市長の不信任決議については、地方自治法第178条の規定によって、議員数の3分の2以上のものが出席し、その4分の3以上のものの同意を必要とします。出席議員は23人であります。議員数の3分の2以上です。またその4分の3以上は18人です。

 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定によって、立ち会い人に宮原五男君及び大浦孝司君を指名します。両議員の立ち会いを願います。

〔開票〕



○議長(波田政和君) 投票の結果を報告します。

 投票総数23票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち有効投票23票、無効投票0、有効投票中、賛成9、反対14。したがって、発議第6号は否決されました。

 10分間休憩します。

午前10時25分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時35分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

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△日程第2.市政一般質問



○議長(波田政和君) 日程第2、市政一般質問を行います。

 本日の登壇者は5名を予定しております。それでは順次に発言を許します。5番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) おはようございます。市長に不信任が出て大変緊張した中で一般質問はやりづらいとは十分心得ておりますけれども、不信任が出て緊張した空気の中ではやりづらい反面がありますけれども、せっかくの機会を与えていただきましたので一般質問をさせていただきます。

 一般質問初日のトップに質問する機会をいただきましたことを光栄に思っております。質問の中で失言や不適切な言葉があるかとは思いますけれども、議会活動の中であり、何とぞ寛大なお心でお受けとめいただきますようお願いをいたします。

 それでは通告に従いまして、市政一般につき質問をいたします。

 1、不正入札事件について。

 先日より新聞紙上をにぎわす不正入札事件の摘発、事もあろうに助役を初め、部長、次長、さらには同僚議員、建設業者あわせて9人もの逮捕者を数え、誠に残念であります。

 昨年9月定例会の入札漏洩疑惑に始まり、議会が100条委員会を立ち上げ調査し、その結果、市長、助役を初め、建設業者4名を刑事告発に端を発し、司法による解明が進むにつれ、ただただ驚くばかりです。一日も早い事件の全容が解明されるよう市民は捜査の進展を見守っています。

 対馬が合併して3年目ですが、定例会ではいつも入札問題ばかりで、市民はもううんざりしています。また5月25日の新聞紙上に、市発注の水道工事、安神統合簡易水道整備工事第1工区で指定外の材料で施工した不正行為があったとありました。3月の中旬ごろ、工事関係者の内部告発で発覚したとありましたが、市の検査体制はどうなっているのかと思います。

 6月8日には新しい入札制度で入札が行われ、混乱もなく、無事執行されたと聞いております。今後は1,000万円以上の工事は、この制度で入札が行われるようですが、あわせてお尋ねをいたします。

 2、対馬市の景気について。

 現状の対馬市の景気はどん底だと思っております。基幹産業の農林漁業は相変わらず低迷をし、特に主力の水産業の落ち込みはひどいものと聞き及んでおります。燃料の高騰、不漁、価格の低迷等、悪い状況ばかりです。このことと行政が直接関係があるとは思いませんが、他に仕事を求めても雇用の場がないのが現状であります。このような現状をどうお考えかお尋ねをいたします。

 3、高齢者福祉事業について。

 ?高齢者生きがい活動支援事業、?食の自立支援事業についてお尋ねをいたします。

 18年4月から介護保険制度が改正され、今後介護保険を利用する利用者が増加するため、保険料の大幅な引き上げやサービス内容の見直しがあるとされています。我が対馬市でも財政再建を優先し、痛みを伴う予算編成がされたと思いますが、合併後わずか2年で大きく変わりました。17年度までは週2回デイサービスに行き、楽しいひとときを過ごしていました。家で引きこもりがちなお年寄りが一堂に会し、会話をしたり、レクリエーションや機能回復のためのリハビリなどで楽しんでいたと聞いております。だが、平成18年4月からは、行けなくなったと口々で嘆いています。

 また、食の自立支援事業についても、改正後は年齢が70歳以上に引き上げられ、回数も1日1食で週4食までとなりました。自分で思うように調理ができず、栄養とかカロリーとか塩分等のバランスが合った食事がつくれない人々には大変助かっていたと聞いております。予算の大幅なカットで高齢者福祉事業は大幅に後退したと言わざるを得ません。今まで利用した人たちが本定例会に請願も提出されているように、ほとんどの人が利用できなくなり、利用できる人にも大幅な利用規制を受けることになっております。今の対馬市の財政状況では難しいかとは思いますが、補正、また来年度以降、もとに戻すことはできないかお尋ねをいたします。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 三山議員の一般質問につきましてお答えをいたします。

 まず、不正入札事件についての質問でございますが、一連の競売入札妨害事件におきましては大変な御迷惑をおかけいたしまして、御指摘のように、対馬市としての信用失墜、そして市政を混乱させてしまったということについては、まことに遺憾でありまして、いつも言っておりますとおり、私の不徳のいたすところでお詫びの言葉もございません。

 そういった中で、私も市政説明会を初め、各種会合など、機会あるごとに各地区で今回の事件に触れまして、お詫びを申し上げ、不徳のいたすところの表明を重ねてきているところであります。

 また、私自身の責任のとり方でございますが、人それぞれ考え方はあろうかと思いますが、以前から申し上げておりますように、事件の全容が解明され次第、出処進退を明らかにしたいという考えはいささかも変わっておりません。そのように考えております。

 三山議員がおっしゃるように、私としましても捜査の行方を見守りながら、今後司直による判断が下されれば、その結果を真摯に受けとめて判断をしてまいりたいと重ねて考えを申し上げたいと思います。

 また、行政の一日も早い正常化を願いまして、活力ある対馬の未来づくりに取り組んでいくわけでございますが、またそのようにしておるわけですが、曇り空の中での日々の信頼回復との非常に重たい、心重いものがございますが、一人でできるのではありません。議会諸兄の皆さんの市民不在にならないような理事者、議会が一体となって、地域の振興に取り組んでいかないかんということを肝に銘じております。どうか御理解を賜りたいと思います。

 それから、不正入札事件については、安神の簡易水道のことでしたね。これは議員御案内のとおりでございまして、まずは現場管理体制、あるいは検査体制が不十分ではという結果になりますが、御迷惑をおかけしておりますことを、これもお詫びを申し上げなければなりません。

 平成16年度安神統合簡易水道整備工事におきまして、工事関係者からの告発書、ファクスによりまして、工事の内容について設計書どおりの工事施工が行われていないという指摘がありまして、工事落札者に事情聴取をし、工事写真及び現地立会の結果、指定以外の材料で施工がなされている箇所があることを確認をいたしました。これは浄水場内配管において、ろ過地の流入管及び調整室内の配管で、本来鋳鉄管、あるいは鋼管で布設すべきところが、耐衝撃性塩化ビニル管で布設されているということを確認。契約書第46条瑕疵担保責任の規定に基づきまして施工上の瑕疵の修補、布設替えを行っていたものであります。

 元請業者に対しては、対馬市工事請負契約等に係る指名停止措置要領に基づきまして6カ月の指名停止の処分をいたしております。これは不正または不誠実な行為ということです。現在、産業建設常任委員会での所管事務調査や監査委員による随時監査が実施されておりまして、いろんな問題点の報告がなされるものと認識をいたしております。

 水道局におきましては、現場管理体制及び検査体制が不十分であったことを反省をいたしております。新しい入札制度、低入札価格調査制度も導入いたしております。今まで以上に工事現場における施工体制の点検、一括下請負いに関する点検、公共工事の品質の確保のための監督業務等を強化いたしまして、品質の確保に努めていく所存であります。御理解を賜りたいと思います。

 それから、対馬市の景気についてでございますが、これはもう議員御指摘のように、本当に今、特に漁業、水産業においては悲鳴が上がっております。なかんずく、イカ一本釣りにおいてはですね、大体19.9トン、限度のこの不登簿船なんかにつきますと大体8万から10万、燃費が一晩要るようですね。普通小型船で、もちろんイカ一本釣りが主ですが、ヨコワはブリも一緒でしょうけれども、大体6万から7万ということで、本当に悲鳴が上がっております。大体1日私のところにも電話やらはがきやお手紙含めますと、大体平均十四、五あってるんじゃないでしょうか。もう悲鳴が上がっております。そしてやっぱりこの前から申しておりますように、天寿を全うできずに、みずから幽明境を異にするという不幸な出来事が立て続けに起こっております。

 全国的な投影が対馬にも投影されている。全国で3万2,000人を超えているわけです。ゆゆしきことだと思っております。だから今議員御指摘の対馬市の景気については重大な関心を持って臨んでいるわけですが、先ほど言いましたように、産業の中でも特に水産業は最も重要な基幹産業でありまして、基幹産業の発展が市の振興につながることになるわけでありますけれども、全国的に水産業の現況は厳しいわけでございますが、漁場資源減少とか漁価の低迷、あるいは就業者の高齢化、不足、そういった燃料高騰も含めまして、非常に厳しい状況であることはもう今さら私が申し上げるまでもありません。

 水産振興のため、これまで漁港漁場の基盤整備を初め、稚貝稚魚の放流事業やいそ焼け対策として、県の海藻バンク事業などで各種施策を実施をしてきたことはもう御承知のとおりだろうと思います。

 17年度から離島の漁業を元気にしていくと、そして水産業と漁村の果たしている役割は機能の維持増大を目指した離島漁業再生支援交付金制度によりまして、各集落それぞれさまざまな取り組みが行われておりまして、漁業集落の活性化に役立っていると、このように思っております。

 それから、県の事業でございますが、意欲ある漁業者の活動を支援するながさき型新水産業創出事業によりまして、カジキ流し網の試験操業、あるいはウチワエビの刺し網漁法の改革、あるいはバイガイ、エビ、カニかご漁法の試験研究と、新たな漁法の取り組みも行われております。

 また、21世紀の漁業担い手確保推進事業が創設をされておりまして、新規漁業就業者に対しまして、技術習得支援事業や漁船取得のリース事業の助成制度ができていることは、これは御承知と思います。

 このほかにも各種の補助事業がありますので、今後も国や県の事業を取り入れた事業を推進しながら、私どももできることはやっていこうということで、今対馬市独自としては、イワガキの研究をするようにいたしております、イワガキですね。これは余り知られていないんですが、島根県の海士町では、もう既にこれの養殖が始まっています。それから、大分県がイワガキの事業化の推進を大々的にやっております。

 先だって、イワガキを食べたことなかったものですから行きますと、1個750円で売られるということは、30%として大体二百二、三十円から二百四、五十円で生産者取引だと思います。たくさん海岸、大体10メーターぐらいあるようですから、こんな大きいものですね。そういったものとか、農業面では新しい、この前から言いました、やっと信頼回復の兆しが出てきまして、2月に大体始まることが少し遅れておりまして、こういった混乱が起こりましたから、いろいろるる御説明し、やっとなりましたが、年内には農業関係でも、この前から言ってましたミスト農法での企業進出決まろうかと思います。そういった中で数百人の雇用ができるんじゃないかと思っております。

 で、御指摘のように、対馬の産業振興を図る上において重要なことは、もう水産業だけではないことももちろんですが、農業、林業、商業、そして観光産業との融合を図っていくという、交流人口を拡大することで地場の需要を生み出すことが非常に重要ではないかと。そして、それが雇用の場につながるということになろうかと思いますので、最近シイタケ栽培、あるいは対馬地鶏の飼育などへの異業種による参入の明るい話題もお聞きしておりますし、雇用の促進につきましては、対馬の自然形態を著しく変えることなく、対馬の自然と調和のとれた1次産業関連、ホテル産業関連、医療福祉産業関連、そして情報通信関連の4分野を重点対象分野として効果的な企業誘致の活動を続けていきたいと、このように思っております。

 それから、高齢者福祉事業でしたね。これは平成18年4月に介護保険制度の改正がなされたということは、先ほど三山議員も御指摘のとおりでございまして、この18年4月に保険制度の改正が国によってなされまして、介護予防サービスが利用されることとなりました。このため、今までの在宅福祉事業の一部が削除をされていく、そういうことで該当の要綱を廃止をいたしまして、新たに対馬市高齢者生きがい活動支援助成費支給要綱を定めたところであります。

 対象者を介護保険制度と同様の65歳以上として、一人暮らし世帯で家に閉じこもりがちなもの、または高齢者夫婦世帯で、一方が要介護3以上で、その介護により家に閉じこもりがちなものと、このように位置づけております。ただし、介護予防サービスの対象となっている方につきましては、このサービスが受けられますので、対象外とさせていただきました。サービスの利用回数といたしましては、17年度までは週1回までとしておりましたが、今回の要綱では月2回までとしました。助成額としましては、1回2,000円とし、予算額としては2,500万円を計上いたしております。デイサービスの対象者の認定につきましては、申し込みによりまして、本当にこのサービスを必要とする人の現況調査及び審査を実施して判断した上でサービスの提供を行っていきたいと、このように考えております。

 それから、食の自立支援ということもありました。この食の自立支援事業につきましては、これも国の在宅福祉事業補助金が17年度で廃止されたことによりまして、サービスの対象となる年齢を65歳以上から70歳以上に引き上げました。また、17年度までは1日1食で週6食までとしておりましたが、18年度は1日1食の週4食といたしたところであります。

 5番議員が懸念されております、自分で思うように調理ができない方につきましては、介護保険制度の訪問介護、ホームヘルプサービスを受けていただくことができますし、また栄養とかカロリー、塩分等のバランスの合った食事をつくれない方々につきましても食生活推進員、または栄養士等の活用によりまして、地域におきましての老人クラブを中心に講習会を開催をいたしております。食生活の改善を今後とも図っていきたいと、このように思っております。

 今後の見通しにつきましても、国の補助金が廃止され、また地方交付税等の圧縮が予想されることによりまして、一般財源の確保が非常に厳しくなっておりますので、従来のサービスのあり方を見直したということで、より効果のあるサービスを実施してまいりたいと思います。今の対馬市の財政状況では、市単独のということになりますと、来年度におきましても、非常に難しい内容になるのかなと考えております。

 一応、以上でございます。



○議長(波田政和君) 5番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 市長、これからは一問一答でよろしくお願いします。

 まず、不正入札について市長の責任をということで市長が申し上げられましたけれども、人それぞれ考えがあろうかと思います。で、私は決して市長がやめたからといって、すべての問題が解決するとは思っておりません。それよりはまず、市長自ら市民の信頼を回復するよう努めるのが最優先されることではなかろうかと思っております。特にこの財政難の折、もし市長がやめられて市長選挙なり、あるいは議会を解散し、同時選挙になりますと、昨年5月に行われた市議会議員の選挙でも7,500万円ぐらいの経費を計上いたしております。で、あわせますと、恐らく8,000万円以上の支出があろうかと思います。それにやはり選挙まで50日、あるいはそれぐらいの期間が空白になるということは、必ずしも市民のためにメリットになるとは思っておりません。ですから、市長が今まで市民の信頼を失墜させたとお思いなら、ここでさらに奮発をして市民の回復に努めるよう、これは要望いたしておきます。

 安神の統合簡易水道の問題ですけども、例えば、私は検査体制をお尋ねをいたしました。で、内部告発があったから不正行為がわかったと。これでは余り検査体制がお粗末過ぎるんじゃないかという気持ちがいたしております。本来なら、市の検査によって不正工事が発覚するのが当然だと思っております。で、こういうことから、もし検査体制が十分でないとするならば、当然検査できるような職員を重点的に配置して、今後不正行為がないように、やはり最善の策を講じていただきたいということを思っております。

 それと、本年度から低入札制度、新しい入札制度が行われました。これによって、いろんな疑惑は取り除かれたのかなとは思いますけれども、やはり人がつくる制度でありますので万全ではないと思います。こういうことが二度と起こらないように入札制度にもしっかりと対応していただきたいということをまず再質問させていただきます。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 三山議員の心情あふるる御質問、前段の部分、よくよく考えてみたいと思っておりますが、これは先ほど申しましたように、今公判中でございます。否認を全員がしているようでございます。そういった中で、全容が解明され次第ということですから、こういった点で御理解を賜りたいと思いますし、今の御意見は十分私も心に努めて今後検討するにおいて、大事に考えてみたいと思っております。

 それから、検査体制の指摘によって検査という結果的に検査体制だめじゃないかということでございますが、この点につきましても御指摘はもうごもっともだと思っております。結果的にはそのようになっております。

 今、検査体制の充実のこの新しい入札制度のもとでの検査も含めまして、調査も含めましてのことがございますので、この点につきましては、担当部長の方から説明をさせていただきます、検査体制についてのね。今後そういったことのないように、もちろん御指摘のように事前に、今まで大丈夫だろうと、そんなことがあるはずないということが起こるわけですから、これも性善説か性悪説かわかりませんが、既に悪いことをしているんじゃないかという形で見ていかないかんということになろうかと思います。そうせんと、これもなかなかわかりにくい部分もあって、それにも増して、もうとにかく総論的には検査体制をちゃんとするということは、もうその言葉の一語に尽きますから、今後の検査体制、今のあり方、そういったことにつきましては水道局に答えさせますので。



○議長(波田政和君) 水道局長。



◎水道局長(齋藤清榮君) まずは、水道局における工事施工に対する管理体制、あるいは検査体制の不備にあって、市民の皆様を初め、関係者の皆様に御迷惑をかけたことをお詫び申し上げます。

 市長答弁にありましたように、新しい入札制度も確立ができておりますし、もう入札が施行されております。このいろんな問題点指摘されたことを踏まえまして、今後先ほどの管理体制、検査体制、非常な問題点等強化をしながら、新しい入札制度のもと、品質保証のために頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 建設部長。



◎建設部長(清水達明君) 検査体制の強化でございますが、実は平成13年4月に、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というものができまして、国県におきましては13年度から検査項目といいますか、非常に一括下請に関する点検とか施工体制の点検とか、あるいは工事成績評定書の作成とか、そういうものが作成されるようになり、検査体制が強化されておりましたが、旧6町、あるいは対馬市では、そういう体制ができておりませんでした。

 昨年、17年度から、対馬市におきましても法律に基づきました検査を実施するということにして、17年度はそういうことで検査をやっております。で、今回さらに低入札価格調査制度という制度の導入等につきまして、既に6月8日に公共工事の品質確保につきまして建設部長名で関係部、関係各課に周知をいたしております。

 内容につきましては、建設次第、工事の建設次第が工事の品質確保にかかわる点が非常に大きいということで、これは県もそういう通達を出して実施をしておりますが、そういうことから、工事着手までの使用資材の品質、工事着手前に確認をする、そして工事の中間時に再度もう一回確認をすると、これは納入伝票等により確認をすると、こういう検査体制をとって品質確保に努めていきたいというふうにいたしております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 5番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 私が一般質問で通告しておりますことは、後続議員もすべて同じようなことを一般質問出しておりますので、最初の入札、あるいは不正行為についてはこのくらいで、この辺でやめて、次に移らせていただきます。

 で、先ほど対馬市の景気はと申しましたけれども、例えば主力であります水産業の水揚げといいましょうか、市長よく御存じと思いますけれども、平成5年には310億円ぐらいあったわけです。これが平成14年に一番落ち込みがひどくて、約180億円ぐらいになっています。で、ここ一、二年は去年の水揚げの統計は出ておりませんけれども、大体190億円を超える金額で推移していると。ただ、昨年から重油の高騰とか、あるいは不漁といいましょうか、出てもイカがいない、あるいはまき網とか何かにすればクラゲが集中的に発生して、水揚げどころか逆に被害をこうむるようなそういう状況です。これは行政とはすべて関係はないとは思いますけれども、これからの対馬をどうするかということを考えるときに、やはり基幹産業が活性化をしなければ対馬の発展は私はあり得ないと思いますし、市長も先ほど答弁の中で水産業の活性化ということをうたっておりました。ただ、以前といいますか、昔であれば仕事がなければ土方に行けばいいというような時代もあったわけですが、今は到底そういうような時代ではありません。

 今定例会初日の市長の行政報告の中で、数百人程度の雇用の場が確保されそうにあるということを聞いて、私も望みを託しているわけですけども、何とか対馬で働ける場、あるいは企業誘致するなり何なり、そういうのはやはり行政の力に頼らざるを得ないと思いますので、市民が、あるいは対馬を愛する人たちが対馬で仕事、働けるようなそういう雇用の場を、これ構想ではなくて、早くやはり実現してもらいませんと、例えば対馬が合併したときに、合併してよかったと思えるというようなようになるためには金子知事は10年ぐらいかかりますとおっしゃっておられました。私は10年もしたら対馬は沈没しますよと、そうお答えをしましたけれども、もう合併して3年目ですけれども、だんだん悪くなっているのが今の現状ではなかろうかと思います。その辺を十分認識されて対馬の活性化のために努力をしてほしい、そして特に水産業で何とか漁民を救済する手立てといいましょうか、例えば次の3番議員の質問の中にもあると思いますけれども、漁業再生交付金、こういうのも期限立法かもわかりませんけれども、漁民に対する支援の一つでしょうけども、これを何とかもっと有効利用とか、あるいは市独自では無理でしょうけども、県なり国に要望なり陳情されて、漁民を救済する手立てというのは、今の市長、これから努力してみるようなお気持ちはありませんでしょうか、ちょっとお尋ねをいたします。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 今から努力というよりも、継続して努力をしていかなければならないわけですが、離島新交付金事業というのは特殊な事業でございまして、これはまさに今今度新しい機構組織の中で御提案申し上げました市民協働班というのがございます。まさにあのたぐいのものでございまして、地域で、集落で、皆さんが話し合いをして、その中で計画が立ち、こういったことでということになったもののみが採択をしていくということですから、行政が離島再生交付金というのは、それが漁業再生交付金というのは、私どもで勝手にどうしようということではない制度であることはもう御承知のとおりですね。これも一つの、欧米先進国で言いますとデカップリングの一つでございまして、ただ漁業関係にこれがなかったわけですね。今まで農業は中山間政策の中で所得保障という制度がありました。その漁業版の一つの位置付けがこれで、確保されたという認識でおりますので、こういうデカップリング的な今から政策が国もとっていくでしょうし、市に財源があれば市独自でやりたいんですが、そういったことが今のところ力がありません。約3年間待ってくださいと皆さんに今お話しているんですが、3年後には財政の状況も大体基金を取り崩さなくていけるような、そういう基本的なものが計算されますので、そういった時点から大きく単独でのシフトも考えていかないかんと思っております。その間、御指摘のように雇用の場がないということであります。雇用の場を確保最優先としております。で、今各集落の空き家調査をいたしておりますけど、まあ集落の空き家の多いことには驚きます。これはやはり今御指摘のように、仕事がない、子供さんが外に行く、安定してくる、そうすると親御さんを呼んでいく、そうすると空き家が出てくるという、こういうことでございまして、それが何よりも今の私どもの対馬の状況を象徴しているわけでございますので、この点につきましては、引き続き雇用の場の確保と産業の振興、なかんずく1次産業、特に水産業、農業、林業と、こういった1次産業の振興を図っていく。ということは、今基盤を今からしていくと、ちょうど農業、漁業、農産品、水産物が輸出項目になっていくと思います。そういう1次産業が輸出できるような時代がもうそこまで来ているんですから、今足腰を鍛えておかないといけないと思います。土壌が悪ければ悪いなりに、それには関係ない方法での農業の振興もできると思いますので、それが今回の数百人規模でのミスト農法が年内に姿をあらわすと思いますが、そのことでございますので、全国で戦いできる農業、そういった形のミスト農法に非常に期待をかけておりますので、このことをまたよくお話の機会があればしてみたいと思っております。

 以上です。



○議長(波田政和君) 5番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) もう残り時間が限られておりますので、最後に質問をしております高齢者事業についてお尋ねをいたしたいと思います。

 この事業は、国からの助成金の廃止によって対馬市でも削減されたと、あるいはその市の予算編成を変えられたということで、私も聞き及んでおります。同じ、ただ単純に比較はできませんけれども、同じ離島で壱岐の場合は18年度も17年度と変わらないような状況で運営がなされているそうです。

 私も厚生常任委員会に所属をさせていただいておりますので、先ほど申しました高齢者の皆さん方から請願書が出ております。その人たちからも、「三山さん、何とかもとに戻してくれるように努力はできませんか」というお願いも聞きました。それは個人でできることではありませんので、何とか議会で御相談をしたいという回答はいたしましたけれども、これ利用回数を見てみますと、18年3月までは生きがい事業にしては──これは美津島町のみのデータです。166名の方が利用されて、365回行っているわけですね。で、18年4月になりますと、いろんな規制がされて6名になったと。12回しか行ってないと、利用してないということです。

 で、配食につきましても、3月には118名、2,257食は利用されていたわけです。これが4月からは27名が利用して264食と大幅に減っているわけですね。やはりいろんな考え方があるとは思いますけれども、老人が例えば老人の方で、先ほど市長が申されましたように、子供さんが島外に出ておられて孤独な一人暮らしをしている人たち、あるいは病気を抱えている人たちには、配食は、例えば弁当の単なる配食でよければ、私もスーパーあたりに頼んで配達してもらえばいいと思います。ただ、やはり孤独老人の変死とか何とかということが新聞に盛んにのっておりますし、社会状況で常々そういう報道がなされております。1つには、やはりそういう配食によって安否の確認とか、あるいは病状とか、そういうのも確認することもできるんじゃないでしょうか。それと、例えば透析の方とか糖尿の方、あるいは食事を飲み込むのが不自由な方もいらっしゃるでしょうし、こういう人のためにはやはりこういうような配食によって、ある程度お年寄りの健康が保たれているところもあろうかと思うんです。

 で、私、先ほど補正でも、あるいは来年度以降でもと申したときに、市長は来年度以降も現状を考えると無理でしょうということでしたけれども、私が行って無理ですというお答えではなくて、やはりこれまで対馬を支えてきたお年寄り、これから年寄りになって楽しんでもらいたいという気持ち、そういう気持ちを我々はお年寄りの方に、やはり議会として今まで一生懸命働いてくださった皆さん方にこれからは楽しい老後を送らせてやりたいというのは、私に限らず、皆さん一緒だと思います。その辺も十分お酌み取りいただいて何とか頑張って欲しいなという気持ちです。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 御質問的にはよくわかりますし、何も福祉事業、特に老人弱者の人らの虐待をしようとか、それをする気はさらさらないわけでございます。それはもう当然、我々の仕事というのは、皆さんに喜ばれることをするのが我々の仕事ですから、ただその中でも財源を見ながらどこまでどうかということで、その財源次第でやっていく。旧美津島町の時代、160何名、200名超えたと思います。ただ、今各町見ますと40名から50名でしたね、あるいは配食でも500食超えたときもあったと思います。これは国県町村という形での助成の中で、本人が200円負担、それで100円をバックするということですから、ほとんど100円でできてたことでございまして、それが規定以上のところまでいったことは事実でございます。財源がこうなってくるとそうはいきませんので。だから、特に美津島の人は今三山議員がおっしゃるように、今までの旧町のときはよかったと、市になってだめだというのは、一番多いのが美津島だろうと思っております。

 この件につきまして法改正があり、国の助成が切られ、介護支援センターも御承知のように包括支援センターになるように、国が福祉のばらまきだというような感じに、そういうことではないと思うんですけど、そういういろんな中で適正なる福祉がいかにあるべきかということですね。今後財源が要れば福祉消費税目的、消費税もというような形の中で、いろいろ模索されている中で、今出てきているのは先ほどの18年4月からの法改正を初め、そういったものであります。

 ちょっと具体的に私余りよくつかんでおりませんので、具体的な数字は担当の部長の方から説明させます。



○議長(波田政和君) 福祉部長。



◎福祉部長(勝見末利君) 高齢者生きがい対策事業について、ちょっと御説明をいたします。この18年度予算につきましては、単純に17年度予算の半分になっておりますけれども、これは介護保険制度そのものの改正があっておりますので、その改正等をにらんで予算措置をいたしております。

 介護保険の方でちょっと考えますと、要支援1、2というようなことになりまして、それ以前の部分をこの福祉在宅サービスでやっていくわけですけれども、この件につきましては、介護の方が月締めで1カ月2万2,000円というようなことになっております。これは単純にデイサービスを算定いたしますと、4日利用すればいっぱいというような形になります。この部分でいきますと、介護保険制度そのものが月4回でございますので、市の方の独自のサービスというのは従来の4回というのは考えられないということになります。それでは、どのような体制でそのサービスをすればいいかということになりますと、介護認定を受けた人が最高4回というような考え方からすれば、単独の部分はそれ未満であろうと。これはその介護の認定を受けられない人、虚弱体質ですね、そのような人たちにはそのサービスをやっていこうと、それは4回ではなくて半分ぐらいというような考え方で新年度予算はこのような計上になっております。

 今制度はスタートしたわけですけれども、福祉と保健の方ですり合わせていきたいというのは、先ほど市長の方から答弁ありましたが、現地調査、あるいはその実態をつかみながら、そのデイサービスについては実施をしていきたいというような考え方をしております。

 そしてもう一つの食事のサービスですけれども、通常食事のサービスを今までは65歳以上の方については、すべて希望があれば配食サービスをしていたというようなことがこれ実態だと。これは何でこのようなことが可能だったのかというようなことになりますと、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1という補助金で運営されていたわけですね。それで先ほど市長の方から話がありましたが、1人当たり200円を負担していけばよかったと。そのうち100円を県の方で補助しておったわけです。その部分なくなりまして、実際は在宅福祉の関係で食の自立支援といいますか、この部分については全く補助がなくなってしまったと。それでは、今までサービスをしていた人にどのようにしたらいいのかというようなことになります。それで、考え方といたしましては、本当にそのようなサービスが必要なのかと。配食サービスそのものが自立につながるべきものであってほしいというようなことで今まで進んできたと思います。それで、現実的にはそれ以上の話も今ありました。実際は特定患者の方、あるいはまた、その配食サービスをすることによって、孤独死の防止にだってつながるんではないかというような話もありました。

 それで、現実的には給食サービスにつきましては、私は食の自立支援ということがありますので、その項目からいけば、その人がそのサービスを受けることによって、幾らか給食に対する考え方、あるいは自分なりに食を求めるというようなことの方向にやっていくべきではなかろうかと。もしできない部分につきましては、このサービスそのものが単独部分がなくなるわけですから、介護保険制度の方の訪問を受けてサービスを受けられることがあるんです。それはホームヘルパーに来ていただいて、そしてそこでサービスを受けるというような形になります。それは時間単位を設定して、1回当たり何千円というようなことで1割負担していけば、そのような人たちもそれで食に対するサービスが受けられるというようなことでありますので、在宅福祉等、保険の方できちんとすり合わせしながら、今までサービスを受けていた方が不自由にならないような形で進めていきたいなと、このように考えております。



○議長(波田政和君) 5番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 福祉部長からいろいろお話を伺いまして、予算につきましては大体わかったような気はいたします。ただ、これを私がしきりに申し上げていいのかどうかわかりませんが、請願が出ている請願者が4,454名のお年寄りの方が今までどおりやってほしいという気持ちでいるんです。この気持ちをお酌み取りいただきたいと、私はそう思います。もう残り1分しかありませんので答弁は結構です。

 で、市長、私は市長に過去一般質問の中で中対馬病院のことをお尋ねしたことがあります。で、中対馬は駐車場が狭い、あるいは診察時間も長くて、昼食もとるスペースもない。そして患者が重病患者の付き添いにいっても休憩する部屋もありませんよということをした中で、今回といいますか、駐車場も広くしていただきましたし、レストランといいますか、軽食を食べられるスペースもつくっております。私もこの前見てきました。で、利用者には大変好評いただいております。

 これからも各議員の一般質問の内容につきましては、前向きに取り組んで、やはり市民あっての対馬市だと思いますので、これからぜひ、今までのことはどうこう言うんじゃなくて、これからの対馬をどうするかというのがやはり私どもの仕事だし、使命だと思います。いろんなことで市長もやる気をなくされたり、あるいは憤慨されたりすることもあるかもわかりませんけれども、すべてのことに市長である限りは前向きに取り組んでいただきまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(波田政和君) これで、5番議員の質問を終わります。

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○議長(波田政和君) 次に、3番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 3番です。一般質問をさせていただくわけでございますが、先ほど市長に対する不信任案が出されました。不信任案というのは、この議会の執行者に対する最大の権限でございます。不信任というのは、字のごとく信用して任せないということを案として述べたわけでございますから、そういう中で一般質問を私の信条としてはできませんので、この場をかりまして辞退させていただきます。せっかくいっぱい持ってきてましたけど、すみません。

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○議長(波田政和君) 3番、小宮教義君は一般質問を取り下げられましたので、次に、22番、桐谷正義君は……(「休憩、休憩」と呼ぶ者あり)

 暫時休憩します。5分間。

午前11時28分休憩

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午前11時35分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 昼までに時間が迫っておりますので、できるだけ整理してさせていただきます。

 さきに通告をいたしておりました低入札価格調査制度について一般質問をいたします。市長の明快なる答弁をよろしくお願い申し上げます。

 我が対馬市は、6町が合併をして2年数カ月が過ぎました。公共工事の入札方法は、合併当初、すなわち平成16年度は指名競争入札制度であったが、平等性、公共性、中立性等で、議会で理事者側に対する不信感がある発言が相次ぎ、平成17年度よりそれを受けて設計金額2,000万円以上は原則、制限つき一般競争入札制度に変更がなされました。これは皆様御承知のとおりでございます。

 ところが、この制度で最低制限価格の漏えいがあるのではないかという疑惑が問題になり、地方自治法第100条等による100条調査特別委員会が議会に設置され、その結果、議会側として刑事告発までして県の裁定を仰ぐということに至って、現在に至っているのが現状でございます。このような対馬市の不名誉な事件は、現在裁判中の事件でもあり、本当の真実というものはどこにあるのか、私の知るところではありませんが、このような事の発端は、公共工事の入札制度のあり方から出発しているようでございます。

 そのような状況の中で、理事者側が平成18年度より公共工事の入札制度を一般競争入札制度から設計金額1,000万円以上の工事は低入札価格調査制度に改めているのでございます。若干それで実行がされているようでございます。

 この低入札価格調査制度は、私が勉強した範囲で述べてみますと、予定価格は事前公表となっております。その下に低入札価格調査基準価格というのがあり、これは非公開であります。また、それより低い金額の下に低入札価格調査判断価格というのがあります。これも非公開であります。この入札制度は、私が頭が悪いのか、1回や2回担当課長に聞いてもなかなか理解ができませんでした。それほど複雑で難しゅうございます。

 私の理解している範囲で要約してみると、予定価格と低入札価格調査基準価格の間に、全入札書の価格があれば、そのうち最低額の札の業者を落札者とするとなっております。また、低入札価格調査基準価格より低い入札価格の入札がある場合が大変難しく、低入札価格調査判断価格があり、その額より安い金額の場合は失格となるようであります。この低入札価格調査判断価格の決定は、低入札価格調査判断基礎価格というのがあり、その基礎価格に99.00から99.99の100通りの数字があり、その数字の中から少数以下、1けた目と2けた目の数字を入札参加者により抽選で選ばれたものが決定するとなっているようであります。

 要約して述べてみましたが、大体そのような解釈で正しいのかどうか、私の理解が間違っているのかどうか、その辺を明快なる答弁をお願いいたしますが、そこで具体的にこの入札制度について数点質問をさせていただきます。この入札制度というものは、日本では青森市、横浜市等が実施しているようでありますが、他の県、市で実施しているところはどのくらいあるのかどうかをまずお尋ねいたします。

 2点目でありますが、私はこの入札制度では、私の想像するところ、非常に落札価格が低くなり、落札業者が原価割れを起こす事態が非常に懸念され心配をしております。そのようなことがないのかどうか。

 3点目でありますが、落札価格が下がり過ぎ、工事の品質確保ができるのか。手抜き工事が起こると想定されるが、その辺のところはどう理解しておられるのか。

 また、4番目でありますが、万一品質確保ができないような手抜き工事が行われた場合、市側の検査体制はそれに対応するような体制ができているのかどうか、その辺は大丈夫なのか、この辺のところは十分研究をなされて実施されたのかどうか答弁をよろしくお願いをいたします。

 これで一応私の一般質問は終わりますが、答弁の内容によっては再度質問をいたすことを申し添えておきます。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 22番、桐谷正義議員の御質問にお答えいたします。

 対馬市の公共工事における低入札価格調査制度についての御質問でございますが、まず低入札価格調査制度は、地方自治法施行令第167条の10の第1項に規定する予定価格の範囲内で最低の価格で入札したものが当該入札額によっては当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるときには入札を保留し、必要な調査を行い、その結果に基づき落札者を決定するということが低入札価格調査制度の大まかなことでございます。

 今、御指摘のように、議員質問の低入札価格調査制度説明を、詳しいことは後でまた説明を担当部長にさせますが、御指摘のとおり130万円を超える建設工事を対象する制限つき一般競争入札のうち、この低入札価格調査制度は1件1,000万円以上の工事に適用するものでございまして、まず低入札価格調査準備価格というのは、先ほどお話をされた、非常にすぐぱっとなかなか理解できない点もあるかと思いますが、これは直接工事費、あるいは共通仮設費、それから現場管理費の100分の20の合計額でございまして、最低入札金額が予定価格以下で、この基準価格以上であれば入札会場で最低入札者を落札者といたします。

 次に、低入札調査判断価格、先ほどおっしゃったように、これを決める低入札価格調査判断基礎価格は、直接工事費の100分の90、そして共通仮設費の100分の80、現場管理費の100分の20の合計額に御指摘のような入札参加者から抽選で2人を選定いたしまして、99.00%から99.99%までの小数点第1と第2のくじによる抽選で決定した率を乗じた価格を低入札価格調査判断価格とするというわけであります。したがって、最低入札金額は低入札価格調査基準価格未満で、低入札調査判断価格以上の場合は入札会場で落札を保留をして、そして低入札価格調査の対象としまして当該工事の品質が確保できるかどうかを先ほどお話のような調査結果に基づきまして低入札調査委員会で審査をし、落札者を決定いたします。

 また、低入札価格調査判断価格未満の入札者は、品質の確保が今品質のこともおっしゃいましたが、保てないために、調査対象及び落札者といたしません。

 以上が、低入札価格調査制度の単純明快に伝えようということでございますので、そういうことでございます。

 対馬市といたしましても、さらなる入札契約事務も適正化、効率化、あるいは透明性を図る制度確立のために、予定価格の事前公表、最低制限価格の撤廃、さらには業者間の正当な競争原理の確保とコスト縮減を図りながら、公共工事の品質確保の促進に寄与するための制度でありますので御理解を賜りたいと思います。

 これはもう御承知のとおり、16年から指名競争入札でいろいろ問題が皆さんから提起されました。来年は変えますということで、その翌年は一般制限付きの一般競争入札にいたしました。

 そして、さらにまた、皆さんからいろんな提起がありました。で、最低制限価格云々ということで、こういうことでここに全部集中してしまうから、この点はどうだということで、いよいよ最後の切り札として、予定価格も事前公表しましょう、それからニューランダムというんですかね、あと一定の条件の中で0.1%から0.99%までの間を抽選で、ニューランダムというんでしょうか、そういう形でやっていくということでございますので、要は裁量権をなくすことが一番その漏えいはなくなるということでございますから、そういう中で今御指摘のような金額が落札額が低くなるんじゃないかという御懸念も発言がありましたが、その懸念は最低制限価格があっても一緒でございます。競争が激しくなれば当然そうなってくわけでございまして、それにはいかがなものかと思っておりますが、それは一般論として十分考えられることでございます。最低制限価格のときもそうだろうと思います。

 なお、これは横浜の中田市長のところと青森とが大体似たようなことをやっていると思っております。それ以外はありません。あと詳しいことが必要であれば担当部長の方から説明をいたさせます。

 以上です。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 先ほどの質問の中で答弁が抜けている分がありますが、今の答弁の中で、日本では青森市とか横浜市はそれ実施しているということは、今日本国中、談合とか、あるいは官製談合とかいろいろ、随意契約とかいろいろ問題となっているわけですが、そういう状況の中で、この方法を日本で2つの市しか取り入れていないというのは、非常に他が取り入れない理由は何かわかりませんが、非常に問題があるのではないかと。一番問題のあるところは、今のように公共事業が多いところはそう問題ないと思いますが、我が対馬のように公共事業がだんだん減ってくると、赤字を出してでも入れようと業者はするのではないか。最近、業者が発言していることが、落札するも地獄、とらないも地獄と。非常に苦慮しているという、その原点はどこにあるかと。私も詳しく知りませんが、この最低入札価格判断価格というのが非常に今までより低いのではないかと想定される。これは決まってないので予定価格が事前公表された中で逆算したら何%になるのかというのが大体業者間もパソコン等を持っているから計算をしているのではないかと。今までの一般競争入札よりも非常に落札が下がるんではないかと。そこに入れなければとれないんではないかという思いがあるのではないかというのが1点と。あるいは、工事の品質確保ができるのかと。今の段階でも手抜き工事を見抜けない、品質管理ができない職員の体制であります。

 私は、当然、業者も公共工事のためにおのれが赤字を出して倒産してサービスをするというところまでは、なかなかそんな奇特な人は少ないのではないかいう気がして、そういう人も出てこないとも限らない。手抜き工事をするという人も出てこないと。その管理が十分なのかどうかという心配を先ほど検査体制は大丈夫なのかというふうに、特にこの2点御質問したわけですが、今の市長の答弁の中で、低入札価格調査制度は2,000万円以上は一般競争入札のあたりの公募で、それ以下の1,000万円までの間は、じゃあ指名競争入札でその方法をとるのかどうか、その辺はちょっと疑問を感じたんですが、今までのやり方で、公募制限付き一般競争入札ということで、業者を公募で行うというのは2,000万円以上なのかどうか、今までのように。その辺はこの制度は設計単価1,000万円以上やるということでありますが、1,000万円から2,000万円までの間は指名競争入札という制度でこれを制度を取り入れるのかどうか。その辺の答弁をよろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 先ほど私が言ったのは1,000万円以上の工事に適用するものでございますと言っておりますので、ただ桐谷議員さんが今までが一般競争入札が2,000万円以上だという前提のもとにお話をされていると思いますが、当然1,000万円以上ということでまいります。



○議長(波田政和君) 市長、もう一点ありますよ。



◎市長(松村良幸君) ちょっと説明させます。



○議長(波田政和君) 総務部長。



◎総務部長(内田洋君) 他の自治体等でこの制度を取り入れてやっているのかというようなことでございました。私どもが知っている範囲では青森市と横浜市でやっているということを知り得たことでございます。で、ほかのところでやっているかどうかというのはよくわかりません。

 それと、長崎県におきましても24億円以上の事業につきましては、この制度を取り入れてやっていると。国についてはすべての事業をこの制度でやっているということでございます。他の自治体についてはよく存じ上げておりません。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 現実な話をいたしますと、公共工事の対馬市に指名願を出している業者といいますか、私の聞き及んでいるところでは、島内に本店があるところは157社あるそうでございます。それに対馬島内に支店もかまえているところはそれ別に21業者、合計178業者が現在あると、そういう。その中に通常ABCというランクがありまして、Aのランクの業者が大体これ6,000万円以上の工事だろうと思うんですが、40社。Bのランクの業者が2,000万円から6,000万円ぐらいの間、通常になると29社ぐらいある。ほとんどC以下の業者がその他ほかにあるという中で、この低入札価格調査制度を1,000万円以上ということになりますと、AもBもCも、大体Cは500万円から2,000万円の間が基準、それ以下もあると想定されるんですが、その辺の中で非常に指名1,000万円以上はすべて公募による参加者を募るのかどうか、あるいは指名でその中でも制限をするのかどうか、その1,000万円以上の工事に関してはすべて公募による、だれも参加できるということで制限をなくするのか、あるいはそれぞれの工事高でAランクとかBランクとかいう制限つきなのかどうか、その辺を答弁お願いします。



○議長(波田政和君) 総務部長。



◎総務部長(内田洋君) 1,000万円以上の事業に適用いたしますのは、この低入札価格調査制度でございます。で、制限付きの一般競争入札は130万円を超える事業すべてについて適用いたします。ですから、建設事業につきましては指名はないということであります。で、その事業費によりましてランクで制限をしていくというような制限付きの一般競争入札を考えております。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) わかりました。なかなか12時までには何とかやめようと思うて、時間はありますが、頑張っておりますが。

 最後になりますが、非常にこの入札制度というのは市側の裁量権を排除されておると。今まで過去に問題があったので、予定価格とか最低制限価格とかいうのが職員に、業者に聞かなくていい、そういうことが聞いてもわからんという制度にすべてなっておるようであります。その点では私はすばらしい制度だとは思います。

 ただし、そういう市側の裁量権を廃止したがゆえに、恐らく答弁はありませんでしたが、私の推測するところは、低入札価格調査判断価格が今までの価格より非常に下がっているのではないかということが危惧されます。これはわかりません、どういうふうに計算されるのかわかりませんが、そうなりますと、手抜き工事等も起こるし、せっかく対馬市の社会資本整備のために公共工事を一生懸命仕事をしてある業者も赤字を出してボランティアでやらせるわけにはいかないと。そういう事態が生じないとは限らないと。そういうことが今入札が数件あっていますが、どのくらいの金額か、まだ確定してないので発表ないのでわかりませんが、低入札価格調査基準価格よりは低くて、低入札価格調査基準価格から低入札価格調査判断価格の間あたりにおるのではないかということが想定されるわけですが、決定してないということは非常に下がっておるんではないかと。今後、一応行政がやるように決定したわけですから、その辺をやってみた状況でいろいろな問題が起こると僕は想定しておりますが、起こらないことにこしたことない、起これば変更することでもやぶさかではないと。間違いはやっぱり問題があれば素直に一旦やったからといっても修正をする意思があるのかどうか、その辺はやっぱり英断をすべきだろうと。これは対馬市の中で問題がなければいいですが、この180社近くの業者の別には材料屋とか、あるいは労務者とかいろいろ関係機関が、多数の対馬の人口の数割を占める人がこれに関連している状況にあります。その辺のところ、市長は一応これが最良と思うてやるんでしょうが、問題が生じればその辺のところは業者等の意見もよく冷静に聞いて、謙虚になってやっぱり改めるもはばからずという考え方を持っておられるのかどうかを最後に確認して私の一般質問を終わります。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 基本的には桐谷議員の御指摘のように、これに問題があれば、何でもこれはこれに限らずですけど、改めることにやぶさかではないですが、しかし今回の場合の入札価格というのは、この制度というのは、議会側からもランク別の話やら、いろんな話が出てきております。そういったものをかんがみまして、全国こういったことがないことが起こって、こういう一連の不祥事になったわけですから、これは私どもがそれをしなければいけないということはよく御承知と思います。よそに先駆けてもですね。たまたま横浜の──これは結果的に偶然同じことを考えていることになったんですが、少し違いますけれども、横浜の中田市長のところ、青森の市長のとこ、こういったところが同じような形態。先ほど県も大きい金額についてはそういったことですが、当然こういった趨勢になっていくと思います。

 ただ、桐谷議員御指摘のように、最低基準、あるいはそのあたりは最低制限価格とほぼ余り変わらない中で組み込まれておりますから、66%以上でしたか、大体かつての最低制限価格は。大体低価格の調査基準、あるいはそういった判断、基礎価格というのは、そういったとこに来ますから。ただ、競争が激しくなれば、どうしても一人でも安くということですから、これは懸念されることもわかりますが、入札制度がいかにあれ、よそよりも安くしないと落ちないんですが、一つしかないんですから、180分の1なるのか、30分の1になるのか、20分の1になるのか、10分の1になるのかは別として、やはり落札をしようとする人は今こういった時代は特に需給という点から、需要と供給という一般論の経済論からしますと、そういう状況下にあるわけですから、勢い、競争が激しくなると低くなるというのは、これはもう経済の原理原則だと思うんですが、そういった中で最低制限価格のところは最低制限価格のところに集中してたということで、しかしそうでないものもあった。それ予定価格に近かったということで、予定価格も事前公表しましょうと。要は裁量権をなくするというのが先ほど桐谷議員が御指摘のように今回の味噌なわけですから、皆さん裁量権をなくすことがいかがなものかというところが多いから、それが2件しかなかった。青森、あるいは横浜というのは、裁量権はもういいということだからそういうことだと思います。私どもと同じような考えじゃないかなというような気がいたしております。

 したがって、今御懸念の部分は、競争が激しくなればなるほど、俗に言う一般的な最低制限価格であるとか、それに変わるような基準価格であるとかというようなことは、その辺に集中をしていくということは、これはもう激しくなればなるほどそうなってくることはもう必定でございますので、別に制度が変わったからどうだということは、御指摘のように検査制度、あるいはそういったものを十分ちゃんとしとかんとこれは難しいと思いますので、それも遺漏なきようにしているという報告を受けておりますので、冒頭に戻りますが、要はそういった不祥事が起こらないということを前提にそういうことがあったわけですから、こういう問題があれば、またそれなりの制度もまた考えてみなきゃいかんと、こういった気は御指摘のようにしておりますし、やぶさかではありませんことを申し上げて答弁にかえさせていただきます。



◆議員(桐谷正義君) やめようと思っておりましたが。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 今の答弁を聞いて少し勘違いがあるのではないかと。僕は裁量権がなくなったということは非常にすばらしい制度であるけれども、今まで対馬市が持っておった公共事業の最低制限3分の2というのがありますが、ところが実際の最低制限価格というのは、今まで実施された一般競争入札で実施されたのは、予定価格の七十七、八から80数パーセントという、そういう範囲内が基準だったろうと思うんです。

 で、今回のこの制度で私が心配しているのは、幾らになるかわかりませんが、この非常に失格するという価格があると。くじを引いてあるわけですが、最悪の場合に低入札価格調査判断価格というのが原価割れを起こすという金額になりはしないのかと。わかりませんよ、私は。なった場合に非常に問題が生じる可能性が高いと。業者も、なら入れんにゃいいじゃないかと言いますと、やっぱり借金してでもすることはせないかんとかいう状況を、いろいろな状況の中では、赤字を出してでもやっぱり従業員を養うためにとるというようなこともないとは限らないわけでありますので、そういう心配のないようにあることを祈るわけでありますが、これは私はその金額が幾らになるか、だれもくじを引いてみなわからんわけですから何とも言えないわけですが、そのことは十分認識をされ、注意深く認識をされて、今後そういう公共工事のために業者がつぶれてしまうようなことがあってはいけないということは考慮すべきだろうと、その辺を市長に十分その辺の認識はよくしておっていただきたいことを要望して終わります。



○議長(波田政和君) これで、22番議員の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 昼食休憩に入ります。午後は1時10分から再開します。

午後0時07分休憩

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午後1時10分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、8番議員、吉見優子君。



◆議員(吉見優子君) こんにちは。お昼ご飯直後の質問ということで眠いでしょうけど、皆さん、どうぞ耳だけ傾けていただきたいと思います。

 私、午前中、市長不信任案の賛成者議員だったんですけれども、そういう3番議員さんがこういう状態の中では一般質問はできないということでドタキャンされましたけれども、私はそれはそれとして質問させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 私は、次の2点について質問させていただきます。

 環境問題資源保護のためにレジ袋の有料化及び地球温暖化の啓発活動を推進すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 2番目に、公衆トイレを水洗トイレに改善すべきだと思います。特に清水ケ丘グラウンド等、観光地に関連するところを優先的に改善してほしいと思います。

 以上、2点についてお伺いいたします。

 地球の温暖化が警告されてから何年たったでしょうか。北極の氷河が溶け、海面の水位が上がり、洪水を起こし、森林を伐採したために起こる砂漠化、巨大なハリケーンが発生したり、また水温が上昇したりして異常天候に見舞われ、大きな災害をもたらしております。

 このような状況は、すべてCO2による地球の温暖化が原因とされております。では、私は今何をすべきでしょうか。

 1月24日の西日本新聞の紙面に「レジ袋有料化の了承」と、大きな見出しとして記事が出ておりました。私たち婦人会や食生活改善推進協議会の人たちもレジ袋対策にスタンプ式によるレジ袋の有料化運動、またマイバッグ運動を五、六年前ぐらいに取り組んだ経緯があり、国の対応が遅いとは思いながらも興味深く読みました。

 また、その後、3月24日の西日本新聞にも「レジ袋廃止で二酸化炭素排出削減」という見出しの中に、レジ袋は年間約300億万枚が消費されており、国民1人当たり300枚使っている計算となるということでした。また、このレジ袋を製造するに当たり、約56万キロリットルもの原油が必要となるが、レジ袋廃止でCO2の排出が削減できるということです。

 環境省は、今の国会で容器包装リサイクル法を改正し、レジ袋などの削減を進める方針を決定し、2007年度から導入することにしたという記事でしたが、国会が先日16日で終わったようでございますが、その後どのようになったのかわかりません。

 また、その一方で、小池百合子環境大臣も風呂敷で包もう環境美化ということを提案され、力を入れておられますが、笛吹けど踊らずでは何にもなりません。私たちはこのような現状の中で、ごみを出さないという意識を強め、今まで環境問題、資源保護に無関心な人たちが地球の温暖化に対して再認識をし、きれいな地球を子々孫々にバトンタッチしていく義務があると思います。

 そこでお尋ねいたします。この国会でどうなったかわかりませんが、現実に生協や一部の業者がレジ袋の有料化を実施しているようですが、対馬市としても有料化を考えてもよいのではないかと思いますがいかがでしょうか。

 また、小さな努力の積み重ねなどで、一人一人の意識を変えるために環境問題、資源保護などの地球温暖化防止活動としての啓発活動を推進すべきだと思いますが、あわせて市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、公衆トイレのくみ取り式トイレについては水洗トイレに改善すべきだと思います。また、特に清水ケ丘公園、また別名清水ケ丘グラウンドとも言いますが、観光地に関連するところを優先的に改善してほしいと思います。

 私たちが他の地に旅行したとき、一番気になるのがトイレなんです。また一番印象に残るのもトイレなんです。対馬市の公衆トイレの数を調べてもらいました。139カ所あります。この内訳は、水洗トイレが47カ所、くみ取り式トイレが92カ所となっております。約3分の1が水洗トイレ、3分の2がくみ取り式トイレです。このような数字から見たら、観光客の方には決してよい印象は残っていないのではないかと思います。

 また、当然ながら対馬市民も大いに利用することがあるわけでございますが、一例を挙げてみますと、清水ケ丘公園──清水ケ丘グラウンドですが、観光地でもあります。対馬藩主最後の伯爵、宗武志氏の李王朝最後の王女、徳恵姫との結婚記念碑が建立されており、多くの観光客が来られます。その横にあるのが清水ケ丘グラウンドです。町の中心地でナイター設備もあり、昼も夜も利用者が多く、17年度の年間使用は603件で、利用者数も1万4,871人、月にして1,240人もの人が利用されております。

 このような大勢の人が利用しているところ、場所なのに、トイレの数といえば男性用1箇、女性用1箇のみで、しかもくみ取り式で建物も古く、薄暗く、夏は蚊のたまり場でウジ虫がわき、またすぐ満杯になるそうです。財政難とは思いますが、観光地でもあり、また町の中心地にある市民の運動広場としての利用客が多いことなど考慮していただき、水洗便所にすべきだと思います。利用者数に応じたトイレ施設に改善をすべきだと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 以上です。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 私も複雑な気持ちで聞いているんですが、不信任案の賛成者に名を私も連ねているというお話をお聞きしておりますが、今日は、今はそしたら認めていただいているから質問しているんですね。と思って答弁をさせていただきます。

 環境問題資源保護のためにレジ袋の有料化及び啓発活動の推進活動をすべきだと思うがという質問にお答えしたいと思います。

 レジ袋の有料化ということで特に特化したお話でございますが、スーパー、コンビニエンスストアで何げなく受け取っているレジ袋は、今あなたがお話になったように、1970年代から登場しているようでございまして、軽くて丈夫なことから、買い物かごなどにとってかわったということも、もう皆さんよく御承知と思います。今では国内で、吉見議員御指摘のように年間約300億枚と言われておりますから、1人当たりに直しますと300枚近く使用していると言われております。もちろん子供もおりますけれども、1億2,000万人の中にはですね。まあまあ300枚ということで考えればいいんじゃないかと思っております。

 1995年にこの容器包装リサイクル法というのが制定されまして、ペットボトルやガラス瓶など同様に、削減、再利用の対象となっていることも吉見議員御承知と思います。レジ袋は、家庭から出るプラスチック製容器包装ごみの約1割を占めるというのが大体こういった関心を持った人の常識だと思っております。

 環境省の国がどうなっているかわからないがというお話を今聞きましたけども、環境省の中央環境審議会と経済産業省の産業構造審議会は、このほど同法改正に向けた中間取りまとめの中で、有料化を通じて削減すべきだとの方針を打ち出しておりましたが、レジ袋の有料化を法的に義務付けると、憲法が保障します「営業の自由」こういったものに抵触するおそれがあるため見送られたと、このように聞いております。

 ただし、一定量以上のレジ袋などの容器包装を利用する大手のスーパーやコンビニエンスストアなどの小売業者に対しましては、削減策の取り組み状況の報告を義務付けた改正容器包装リサイクル法、これが成立をいたしております。

 以上のようなことを踏まえまして、対馬市といたしましては、レジ袋の有料化については国の動向を見極めながら、また啓発活動の推進については一般廃棄物処理基本計画の中で基本方針として市民、事業者、市の協働によるごみ減量化、資源化の推進を掲げております。

 そして、目標達成の取り組みとして、啓発事業でレジ袋を削減するため、マイバッグキャンペーンを実施をしていく計画であります。これはもうお聞きになっていると思います。具体的な方法といたしまして、市の取り組みなどの情報を迅速かつ正確に広報、あるいは啓発チラシ、ホームページ、あるいは有線放送、ケーブルテレビなどを使って提供をしていきたいと、このように今後のことについては考えております。

 また、自治会などと連携を図りまして、地域説明会も実施するなどしまして、市民の皆さんに対し、ごみの減量、リサイクルへの協力等を求めていきたいと考えております。

 それから、あと具体的なことは、公衆トイレを水洗トイレに改善をということでございますが、特に清水ケ丘公園、清水ケ丘グラウンド等の観光地に関連するところを優先にという御質問にお答えをいたします。

 吉見議員さんも長く厳原町の議会におられて、今までこの質問をされたと思いますが、清水ケ丘グラウンドというのはもうずっと前からできておりますので、あそこの公園か、徳恵姫のものもずっと前からあります。そういう中での今回の質問だと思うんですが、当然旧厳原町でしとかないかなんだことだと思っておりますけど、それができてないということでしょうけども、公衆トイレにつきましては、対馬市全体で浄化槽設置トイレが今32カ所調べましたらございます。簡易水洗トイレが33カ所です。そしてくみ取り式トイレがまだ16カ所の計81カ所調べたらありました。それで観光施設のトイレにつきましては、ほとんどが浄化槽、または簡易水洗トイレとなっておりますが、清水ケ丘だけはなぜかそうじゃないようであります。

 また、くみ取り式トイレのほとんどは海水浴場、あるいは公園等に設置しているトイレがほとんどのようです。それで、清掃等の委託先は地区の区長さんとかシルバー人材センター、あるいは個人及び振興公社等になっているようでございます。

 今回御質問の清水ケ丘多目的広場のことになろうかと思いますが、通称清水ケ丘公園というんですか、そこに設置しております公衆トイレについては、平成3年3月に公園整備事業の附帯施設として建設されたことを聞いております。RC、擬木造、構造の建築面積が6.5平方──約2坪でございますが、規模は小便器が2基、大便器1基と便槽は5人槽、約800リッターということのくみ取り式の小規模なトイレが現在あるということです。

 で、現在の管理状況を申し上げますと、清掃業務についてはシルバー人材センターへ委託をしまして、週2回の清掃を行っているようでございます。くみ取りにつきましては市教委で予算を計上し、厳原生涯学習センターが業者に依頼をいたしまして実施している状況ということになっております。

 今後は、本施設の詳細な状況調査を行いまして、緊急に改善を要する施設については、他施設との整合性も考慮しながら関係部局と調整を図って検討してまいりたいと、このように思っております。

 以上です。



○議長(波田政和君) 8番議員、吉見優子君。



◆議員(吉見優子君) 私が──。この国会ではなかったということで残念ですけど、いろいろ営利に関係する問題が出てきて難しいんだろうと思います。

 そういう中で、マイバッグ運動、いろいろ市の方でも取り組みがされるということをお伺いしましたので安心しました。

 で、私が今までちょっと体験しましたことで、簡易包装の関係なんですが、私の方で法事をしたときに、品物を何にしようかとか考えた上で、簡易包装にしようということを考えまして、相手に失礼にならないように見出しに御理解をということを書きまして、環境問題、資源問題に配慮して簡易包装とさせていただきましたという一筆を入れまして包装をして皆さんにしました。私は、そういう意味では御理解いただいたもんじゃないかなと私は思っております。そしてまた、こういう過剰包装になりますと、中身よりも本当に包装分が、包装の紙とか箱類なんかが多いんで、ごみの処理にまた大変なんですね。結局、自分たちがこういうことによって、またCO2を増やして、またごみ袋がいるし、すべてそんなふうなもう悪循環だと思っておりますが、そしてまた、私昨日、一昨日と1泊2日で実家の方に帰ったんですが、そのときにお土産を持っていくときに風呂敷に包んで持って帰りました。そして帰ってくるときもまた、こちらの方のおみやげに風呂敷に包んできたんですが、何も小池大臣が言われたのを意識したわけじゃないんですけども、たまたま風呂敷持っていった関係でそれを利用したら、本当にずっしりして、普通のレジ袋やら紙袋は破れることとかいろいろ心配しながら抱えるんですが、この風呂敷だったら、本当にそういうことが懸念されなく、安心して持って歩くことができました。

 で、私は、地球の温暖化防止とはということで、何も肩を張って身構えしてするものではないと思っているんですよ。私は地球温暖化防止イコール節約だと私は思っているんですね。もう電気、テレビのつけっぱなしとか、水道の出しっぱなしでするとか、冷暖房のつけっぱなしとか、また自動車のエンジンのかけっぱなし、いろいろあると思うんですね。これは何もかしこまってするべきものじゃなくして、自然の中でこの温暖化防止の活動ができると思っております。

 そういう意味からして、私だけが自分だけ一人がしたってどうにもならないと皆さん思われますが、私一人一人がそう家庭の中で、何もない日常生活の中ですること自体がこの防止活動になるわけですから、一つ一つの大きな力が結集して大きな力となると思っております。そしてまた、家庭の外では今私も言いましたように簡易包装のことを普及させるとか、そういうことも一つの方法かと思っております。

 で、そういうところでひとつ市長にお尋ねしますが、今クールビズが叫ばれております。我が市でもそういうことをお考えになってあるんでしょうか、ひとつお伺いいたします。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) クールビズの問題は時代の趨勢でありまして、全国企業も役所も、それに準じて各家庭でも、あるいはレセプション等でもそういったことが盛んになりつつあることは喜ばしいことだと思っておりますので、対馬市といたしましても、できるだけそういうことには考慮しながら、余り代替的なことがない限りにおいては、事務所の仕事場というのはそういったことで進めていけばいいんじゃないかなと思っております。

 で、吉見議員が御指摘のように、まさに今地球温暖化というのは、そんなことは我々がしてもどうしようもないよということがやっぱり多いわけですが、これは御指摘のように、一人一人がそのことになることによって地球温暖化、いろんな問題が出ていることは、恐らく水温もどんどん今高くなっております。南方でとれる魚が対馬あたりでもとれるようになっております。恐らくあと50年もすれば、水位が恐らく50センチは上がるんではないでしょうか。そうすると、今の岸壁なんかも果たしてそれでいいんだろうかということも出てくる可能性は今いろいろささやかれております。

 いずれにいたしましても、地球温暖化というのは今国の環境問題としての第1位を占めているわけでございまして。京都議定書について京都で会議がありました。アメリカ、中国がああいったふうになっておりますけども、これまで外務省の次官をして、この3月にお辞めになった、竹内次官ともいろいろお話をいたしましたが、この京都議定書がいかに大事かということは、私ども一人一人が認識をしていかないかんわけですが、そういった点では対馬の場合は山が89%、90%に近い木や森があるというのは、この708平方キロの面積の中というのは、これは九州でも2番目に大きい面積を持つ市です。大分県の佐伯市に次いで2番目だと思っております。そういう中で、これだけの市の90%を占める森林というのは全国どこにもないわけですから、韓国に50キロということと、この酸素供給量がそういう点で一番日本で多い地域が対馬だということもこれはそういった点から特化していいことだと思っております。

 そういう中で、今CDM──クリーン・デイベロップ・メカニズム、京都議定書のね、酸素を売る時代が来ますから、あと四、五十年もすると、対馬の酸素は売れると思います。そうすると木1本当たりに対して幾らという国の助成も出てくる可能性も十分あります。そういった点では、あなたが言われるCO、CO2、この一酸化炭素、二酸化炭素、この地球温暖化というのは、私ども身近な問題から入っていくということは、もう十分可能なことですから、私は森林所有者の皆さんというのは、そういう点でもいろんな今から地球温暖化に対しての酸素供給量の一番多い島ということで、交付税等もそういったことで交付税も基準財政需要額の決定に当たる測定単位基準の積み上げ、そういった中にもこういったものは酸素供給はどうかということでも全体の一般を占めていきますから、国のですね。これは大いに議論をすべきことだと思っております。

 余りいろいろ長く時間をとりますと何ですから、これぐらいでやめさせていただきますが、そういう状況下の中で今、今宮原議員が力を結集してとおっしゃったように、まさにそういうことだと思いますので、どうか英知を集めて、今本当に悲鳴が上がっております。事業所も漁業者も農業者も林業者も本当に今悲鳴が上がっています。そういう中ですから、どうかひとつ私の足りん点はよくわかりますし、皆さんが気に入らないこともよくわかりますが、私も瞬間湯沸かし器で、すぐわあわあ言いまして、先ほどもどなたかから怒られましたから、気をつけないかんなと思っておりますが、やっぱ英知を集め、力を結集して、この難局を乗り切らないかんと思っておりますので、何も私を中心にしなくてもいいわけですが、常にそういう気持ちでお互い切磋琢磨しながら、いい対馬の元気づくりを目指していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたしたいと思っております。

 以上です。



○議長(波田政和君) 8番。



◆議員(吉見優子君) クールビズの関係でお尋ねします。

 常識のある範囲内で云々と言われましたが、今ここは冷房がきき過ぎて、調整ができないということで仕方がないんですけれども、やはり市長である市長の方から、そういう奨励されるようなことをきちっと決められて職員に周知されない限り、職員の方はなかなか範囲内でということはできないと思いますので、そこ辺は周知をしていただければ、そしてまた庁舎内にも一般市民の方にわかるように軽装にて仕事をさせてもらいますというか適当な文書を考えていただいて、されたら御理解いただけるもんじゃないかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それと、今さっきも言いましたように、地球温暖化イコール節約というのは一石二鳥で、そういう活動もできるし節約もできるということで、ぜひともこれは奨励していただきたいと思います。

 で、私たち女性団体も今まで、前にも申しましたが、レジ袋の不要とする活動をしてきましたけれども、残念ながら各団体それぞれがしても限界がありますので、どうか行政側の指導のもとで、徹底した改善をしていただきたいと思います。

 そういう意味で、私の質問であります基本的なもの、啓発活動の推進ということなんですが、それはそれで、もう一度よかったらお願いいたします。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(松村良幸君) クールビズと節約ということに関しては、皆さん役所に来られたらおわかりのように、昼はもう電気真っ暗ですし、不景気で財政難の中に、役所に入った途端に暗くなるという人もおられますけれども、昼は全く便所も暗い中でやっています、消灯いたしております。クールビズも去年から始めて、それの周知もしております。

 その点については、具体的には総務部長の方から話をさせますので、議長、よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 総務部長。



◎総務部長(内田洋君) クールビズにつきましては、去年から話題になった分がございまして、去年の今ごろですか、職員全部に通知をいたしまして、そのようにやっております。

 ただ、外からのお客様等に対して失礼にならない範囲というようなことになりますと非常に難しいところもありますので、どうしても私どもはネクタイをしておかないといけないというようなことも考えております。

 ですから、国会なんかを見ておりますと、総理を初め、すべてということもありますけども、まだその辺で徹底はしてないと言えば徹底してない部分もございますが、それは個人個人でもいいのではないかなというふうに私は考えております。



○議長(波田政和君) 8番議員、吉見優子君。



◆議員(吉見優子君) また質問しますけど、やっぱり個人個人では行政もできませんよ。そこ辺はやっぱり基本的なことをされて周知していただきたい、できればそういうことの方が職員さんたち皆さんが安心してされるんじゃないか。やっぱり窮屈そうにしてありますもんね。それで汗もやっぱり出されております。そういう現状を見ますので、やはりそういう中ではきちっとした見解を出してもらった方がいいんじゃないかと思いますので、また考えてくれませんか。いいでしょうか。



○議長(波田政和君) 総務部長。



◎総務部長(内田洋君) そういうふうにしてくださいという見解は示しております、職員にはですね。ただ、そうじゃない場合も考えられますよということでございます。



○議長(波田政和君) 8番議員、吉見優子君。



◆議員(吉見優子君) では環境問題はそれだけにいたしまして、次にトイレの関係なんですが、この清水ケ丘は、利用者が本当今さっきも言いましたように、すごく多いわけなんですが、昼間は老人の方やら小中学校、土日は使用しておりますし、また夜はナイターで練習や対抗試合いろいろとなさっておられます。ぜひともこの改善してほしいと思いますが、何人の方からも行政の方にお願いしているんですがということをよく私の方に言ってこられますので、それも含めましてお願いいたします。そして、役所から近いわけですから、理事者側の方もちょっとこれを見ていただける、本当に悪いんですよ、ぜひともそこ辺の改善をお願いしたいと思います。

 それから、今市長さんの方で簡易トイレの種類として合併浄化槽、簡易水洗、くみ取り方式3種類に分かれて言われましたけれども、私も公衆トイレの数、観光に関するトイレの数は把握しておりませんけれども、観光商工部の方でそちらの方もよく調べられまして、優先的な順序をつけられて、一つずつでも改善をしていただきたいと思います。別に答弁は要りませんが、これで私は一般質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) これで8番議員の質問は終わりました。

 次に、2番、永留邦次君から一般質問の取り下げがありましたので、本日の一般質問は以上で終了します。

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○議長(波田政和君) あすは定刻より一般質問を続行いたします。

 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。

 なお、議員各位におかれましては、10分休憩後に全協をここで開きたいと思いますのでよろしくお願いします。

午後1時41分散会

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