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長崎県 平戸市

平成28年 3月定例会 03月24日−05号




平成28年 3月定例会 − 03月24日−05号







平成28年 3月定例会



                  開議 午前10時



○議長(辻賢治君) 

 おはようございます。出席議員、定足数以上であります。

 これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。

 日程に従い議案審議を行います。

 日程第1、承認第1号中、総務委員会に属する分から日程第24、議案第46号までを一括議題といたします。

 総務委員長の審査報告を求めます。



◆総務委員長(田島輝美君) 登壇 

 おはようございます。総務委員会における審査の結果並びに経過の概要を御報告申し上げます。

 今回、本委員会に付託を受けました案件は、承認1件及び議案22件でありますが、審査の結果、いずれも承認及び原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、議案第6号には附帯決議が付されておりますので、後ほど御報告させていただきます。

 以下、本委員会で議論のありました主な事項について、御報告いたします。

 初めに、議案第4号「平戸市平戸市役所駐車場条例の制定について」でありますが、市役所駐車場の目的外駐車及び長時間駐車等を解消する手だてとして、市役所玄関前駐車場及び第二駐車場について、有料駐車場化を図るとのことであります。

 委員会が、第二駐車場と公用車駐車場の一体化や立体駐車場化によって駐車台数をふやす考えはなかったのかと問うたところ、一体化については、駐車場間の高低差解消に費用が生じること、立体駐車場化については、平面駐車場に比べて場内が暗くなるため高齢者等の事故が懸念されること、加えて、車両の昇降移動スペースが各階に一定必要になるため見込むほどの駐車台数が確保できない等の理由から、出入り庫口を改修するにとどめることにしたとのことであります。

 本委員会は、駐車場の整備が慢性的な駐車場不足の打開策となるよう、庁舎玄関周辺での公用車の駐車にも一定のルールを設けるとともに、モラルに反した駐車を抑制する仕組みづくりを求めました。

 次に、議案第31号「平成28年度平戸市一般会計予算」のうち、財務部企画財政課所管では、新規事業であります「再生可能エネルギー活用離島活性化事業」で、大島地区・度島地区・高島地区において、離島の特性を生かしたまちづくりの推進と地場産業の振興、また、格差是正を図るため、(1)交通体系の整備に関する事業、(2)地場産業の振興に関する事業、(3)再生可能エネルギー及び省エネルギー施設の整備に関する事業、(4)次代を担う人材育成に関する事業の4事業に助成を行うとのことであります。

 事業の窓口は、大島地区については大島支所、度島及び高島地区については本庁企画財政課になるとの説明がありました。

 本委員会は、離島には避けられぬ地理的ハンディキャップがあるとは承知するところで、本事業が大島・度島・高島地区の地域生活及び産業振興に大いに寄与することに期待し、まずは3地区において制度の周知徹底を図るよう求めました。

 総務部行革推進課所管では、「情報セキュリティ緊急対策事業」において、自治体内の情報ネットワーク環境を3分割することによりセキュリティを強化し、情報システムの強靭性向上を図るとの説明がありました。

 本委員会は、マイナンバー制度の運用に関して、個人情報の漏えい問題などもあることから、個人情報の保護対策については、早急かつ万全の対策を講じることにより、市民の不安を払拭するよう求めました。

 総務部地域協働課所管では、「地域おこし協力隊導入事業」について、行政が求める「まちづくり業務」と、隊員が描く「まちづくり活動」に乖離が生じている感が否めないことを指摘するとともに、委嘱する仕事内容に相互理解が乏しいこと及び配属部署や配属地域の受入体制が十分に機能していないことが、継続した委嘱に繋がらない一因となっているのではないのかと苦言を呈しました。

 本委員会は、事業が目指すところの一つに「定住」があると考えますが、これには、受け持つ任務や活動に、充実感や達成感を見出せること及び日常生活の中に孤独感・疎外感を拭い去るような人間関係と生活環境が存在することが必須の条件となるところであります。

 よって、導入2年目の事業推進に当たり、委嘱する業務の内容について、再度、明瞭に示すとともに、職員及び地域住民が、生業・起業に向けた協力・支援と地元に溶け込む応援を惜しむことなく、細やかで継続したサポートを行うよう求めました。

 次に、議案第6号「平戸市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」でありますが、第3条に掲げる給料を、市長については月額71万2,000円を80万9,000円に、副市長については月額59万8,000円を66万4,000円に、教育長については53万5,000円を59万4,000円に改正するものであります。

 審査に当たり、県内自治体の特別職給料一覧の提示を求め、県内自治体の人口規模や財政規模までを含んだところで時間をかけた審議を行いました。

 本委員会が何をもって増額改正を妥当とするのか問うたところ、議員、特別職、一般職の報酬及び給与については、平成18年の財政危機宣言を機にそれぞれ減額及び削減をしたものの、特別職を除く議員及び一般職については既にもとの額に戻しているということ、また、特別職の給料月額を県内の他市と比較したときに相当下位にあるとのことでありました。

 本委員会は、本年度をもって普通交付税の合併算定替えが終わること及び国勢調査による人口減が今後の普通交付税に及ぼす影響等々を考慮したとき、財政運営は楽観視できない状況にあると意見したところであります。

 さらに、現在支給されている特別職の給料月額は、条例の定めによるものであって決して減給された額ではないこと、また、改正額には明確な積算根拠がないこと等を指摘したところであります。

 しかしながら、審議を尽くしたところで、特別職報酬等審議会の答申についても一定尊重すべきとの見解に達し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、議案第6号には附帯決議案の提出がなされ、採決の結果、賛成多数で附帯決議を付すことが決定されました。

 附帯決議、「今後、人口減少の抑制や本市の第一次産業などが衰退しないような市政運営、雇用や定住促進に努力を行い、また、継続的な行財政改革を行っても財政事情が厳しい状況になったときは、再度給与の見直しを行うこと」、以上を付することとしました。

 これをもって、本定例会において付託を受けました案件の審査報告を終えますが、最後に、本委員会は所管に属する事項について先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきますよう申し出をいたします。

 以上で、総務委員会の審査報告を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 委員長報告に対する質疑を行います。



◆3番(松尾実君) 

 総務委員長、お疲れさまでした。

 お尋ねしたいと思いますが、6号議案、委員の皆様方には慎重な審議をされたことだと思いますし、その内容はここの中に書かれてはおるようでございますが、再度そういった委員の皆さん方の詳細な意見、そして、賛成多数ということでございますが、反対意見等がなかったものなのか、確認したいと思います。



◆総務委員長(田島輝美君) 登壇 

 ただいまの委員の、詳細についての、先ほど私が委員長報告の中で申し上げましたけども、詳細についての審議の内容並びに反対意見はなかったのかという御質問でありますが、まずもって、私ども委員会といたしましても、今回、報酬審議会等の諮問内容、あるいは答申内容について文書でいただいて、中をしっかりと見させていただきました。

 そういう中の一つに、財政危機宣言をした折の前三役の給与というのは、暫定的なものではなくて、その当時の三役が考えて、これからの市の財政運営を考えたときに、しっかりと三役の給与はこれに定めるということで条例を定めておりまして、当時の議案についても一読しました。

 それから、もう一つ、県下の市町三役の給与体系等の一覧も提出をいただきまして見ました。

 そういう中に、県下の市長、副市長、教育長並びに議長、副議長、そして、議員の報酬というのが、県下の自治体の中では全て9位に属するということもありまして、決して今回のこの報酬のアップが、県下の中で非常に高いものでもないし、低いでもない、それぞれに人口規模、あるいは財政規模に応じた金額にいきるということもありました。

 そういう中で、ただ単に前回の給料に、もとに戻すということではなくして、今の三役がしている仕事、あるいは業務の程度によって報酬というのは決まるのではないか。ただ単なる戻すというその作業ではなくして、今のそういう対価に対する給料アップということならわかるという意見も出ましたし、今、なぜこの給与アップの体制なのかという厳しい意見も出ました。

 そういう中で、私どもが一番重視をしましたのは、報酬審議会等の答申の内容でありまして、報酬審議会等も御存じのように住民、あるいは団体の代表であります。我々議会も代表でありますけれども、そうした報酬審議会等の答申をしっかりと尊重した上での賛成ということでしたわけであります。その中でも反対意見は少数ありました。

 それについて、委員会について初めてだろうと思うのですが、附帯決議案が提出をされまして、そのことについてもしっかりと委員会の中で附帯決議案の採決をして、先ほど私、委員長が申し上げたような附帯決議をつけて承認をいただいたところでありますので、このことについては、しっかりと委員会の総意としての附帯決議を、市長、三役ともしっかりと胸にとめていただきまして、これからの人口減少抑制対策、あるいは産業、福祉の向上、それぞれに行財政改革を行って、これまで以上に業務に専念をしていただきたいというふうな委員会としての総意でもありますけども。

 以上が、委員会の中で審議をされた内容についてであります。



○議長(辻賢治君) 

 よろしいですか。



◆3番(松尾実君) 

 一応委員会の審議内容は理解いたしましたので、わかりました。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 質疑を終結いたします。

 これより討論、採決を行います。なお、承認第1号、議案第23号及び第31号の討論、採決は、他の委員会との関連により後に回して行いますので、御了承をお願いいたします。

 議案第1号から第4号までの討論を行います。ございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の4件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の4件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第5号の討論を行います。



◆6番(山崎一洋君) 

 日本共産党の山崎一洋です。議案第5号に対する反対討論を行います。

 今回の改定は、市会議員の期末手当、つまりボーナスを引き上げるという内容です。反対理由は、市民の中での貧困の広がりです。一昨年の改定のときに比べても、市民の暮らしは大変厳しいものになっています。昨年からことしにかけて、安倍内閣の経済政策、アベノミクスが国民の暮らしに大きな打撃を与えていることがいよいよはっきりしてきました。その上、年金も福祉も医療も削られております。

 昨年、政府は、子供の貧困率が16.3%になったことを発表しました。この発表は、日本国内だけでなく、国際的にも大きな衝撃を与えるものとなりました。新聞やテレビなどは毎日のように子供たちやお年寄りなど、国民の貧困について報道をしています。貧困の広がりは、平戸市でも例外ではありません。

 私は、市議会で繰り返し市民の皆さんの暮らしが大変だという声を取り上げ、対策を求めてきました。市民の声に押されて、子供医療費への助成の充実や保育料の引き下げなどが行われてきましたが、貧困対策ということでは、市の取り組みは極めて不十分だったと思います。

 ひとり親世帯、特に母子家庭への支援などは急がなければなりません。貧困が大きな社会問題になる中で、それへの対策が極めて不十分なまま市会議員のボーナスを上げることは、市民の理解を得られるはずがありません。

 第二に、前回の市議会で、市議会議員の定数を20から18に減らしました。来年の選挙から18です。そのときの理由は経費の削減でした。経費の削減を理由に定数を減らし、その次の市議会で、市議会議員のボーナスを上げることなど、到底市民の理解を得られるものではありません。

 今回の引き上げは、国の人事院勧告を受けてのものです。「人事院の勧告があるのだから、引き上げてもいいのでは」という声も聴きます。

 私は、他の自治体でどのように対応をしているのか調べてみました。南九州市議会では、先月、2月に行われた定例会で、人事院勧告を受けて議員報酬の引き上げが提案されました。しかし、反対多数で否決されました。引き上げに反対の討論を3人の市会議員が行いました。主な理由は、市民の理解が得られないというものです。

 市議会議員の期末手当、つまりボーナスの引き上げに反対することを表明しまして、私の討論を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかに討論はありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(辻賢治君) 

 起立多数であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第6号の討論を行います。反対討論より行います。



◆3番(松尾実君) 

 6号議案に対しての反対討論を行います。

 先ほど、総務委員長より6号議案についての詳細はお聞きいたしまして、その審議内容については理解いたしましたが、私的には、合併から10年間、本市の人口減少はとまらない現状の中で、特別職の報酬改定は、私のみならず、市民の理解を得られないと思います。

 私は、常々市民の方々と意見交換をする中で、「1円でも安いガソリン、食材を買い求める日々の生活は大変なんですよ」との声をよく聞きますが、今回の報酬改定も、市長のすぐれたアイデア、行動力を考慮すれば、幾らかのアップは理解せざるを得ないかとは思いますが、今の本市の現状においては、やはり、このアップの額は理解できない。市民の皆さんには理解していただけない、そのように私は思いますので、この6号議案については、私は反対をいたしたいと思います。



○議長(辻賢治君) 

 次に、賛成討論を行います。(発言する者あり)反対討論がありましたので、賛成討論があれば、交互にしますので。(発言する者あり)反対討論がありましたら、賛成討論のある方は賛成討論です。その後に反対討論を行います。



◆8番(近藤芳人君) 

 議案第6号につきまして賛成の討論を行います。

 先ほど総務委員長のほうから十分な議論をされたという報告がありました。その中で、本来、この市長、副市長、教育長の報酬を減額したという、そういう経緯が説明にあったところです。これは、私も十分記憶しております。平成18年3月の定例議会におきまして、時の白濱市長が財政危機宣言という形での非常にショッキングな宣言を行いました。

 合併後半年して、まだ合併後の非常にみんなが浮かれているような、そういう状況で、本市の財政状況は非常に厳しいんだという、寝耳に水だったわけですが、その宣言というのがまずありまして、その後、平戸市におきましては、さまざまな行財政の改革が進められてまいったところです。

 あの時点で、財政危機宣言を行ったという大英断があったからこそ、今の平戸市の財政状況がもっているというふうに私は理解しておるところです。

 もう少し具体的に述べますと、基金の残高が平成18年度時点で合計で39億円だったのが、平成26年度末においては92億円、39億円が92億円にふえております。

 また、さまざまな決算カードの暦年の経緯を見ていきますと、それぞれ数値が非常に好転しているというのが私なりに見てとれるところです。

 人間の体が健康かどうかというのは、健康診断によってその数値をいろいろと見て、その上で科学的に判断するものでございます。感情的に「あいつの体は悪いからもっと痛めつけろ」そういったことをするような医者はまずおりません。

 本市においては、地方債の残高も平成17年時点で318億円あったのが、平成26年度末で301億円、少しずつ減らしている状況です。

 また、経常収支比率、これは低いほうがいいわけですが、合併時点で102.8%あったものが87.7%まで下がっております。県内の他の都市と比べても遜色のない状況まで下がってきております。もっと下げることはやぶさかではありませんが、この努力というのは非常に見えやすいものであるというふうに私は理解しております。

 また、実質公債費比率、これは低ければ低いほど借金の返済以外で自由に使えるお金が多いということをあらわす数値になるわけですが、これが平成17年時点で15.9%だったのが、平成26年末時点では8.5%というふうに劇的に改良しております。

 ちなみに、県内の他の都市は9%ということですから、他市と比べても全く遜色ない、他市以上の状況をつくり上げてきている、こういう数値が見てとれます。

 また、将来負担比率につきましては、平成19年度からデータは拾えなかったのですが、127%という数値だったのが、平成26年度末には7%という数値まで下がっております。

 これは、例えば我々個人で言うならば、年収の3倍までの借金で家を建てる、そういった考え方があるように、127%というのは年収の1.27倍の借金をすると、そういったことと似たような考えになりますので、それが非常に少なくなってきているというこの劇的な数値の変化というのが見てとれます。

 ちなみに、財政破綻した北海道の夕張市は1,000%を超えているという時期があったぐらいでして、こういった都市、また、その次には大阪の泉佐野市は370%、こういう数値もあったぐらいです。350%を超えると非常に危機的な状況であるという、そういう指針が国から出されておりまして、その350%から比べると7%というのがいかに状況かというのがうかがい知れます。

 どうしても決算カードというのが毎年単年度で出てくるものですから、その経緯というのが非常に市民にとってはわかりづらいところがあります。

 また、官民格差というふうな感情的な部分がどうしても先立ってしまい「市長の報酬を上げるのはけしからん」、「議員の報酬を上げるのはけしからん」、「議員の数を減らせ」、そういった議論がどうしても出てくるという気持ちの上の問題というのもわからないことはないです。

 しかし、実際に科学的に見ていきまして、この数値が非常に好転してきているという現実を見、また、なおかつ特別職の市長、副市長、教育長以外の議員、また、一般職については、財政危機宣言後、状況が好転したということで、もとに戻したという経緯もある中で、その3人については、そのままの状況でずっと臥薪嘗胆頑張っていただいて、それ以上の成果を出してくださったというそういう状況も、我々は感謝の意味を含めて見てあげる必要があるのではないかというふうに私は思っております。

 また、総務委員長がおっしゃったような附帯決議の中で、また厳しい状況になったときは再度見直しを行う、これは当然のことでもあります。そういう状況になれば、また速やかにかじを切っていただくというのがリーダーには求められることでございますので、そういった判断も期待しながら、今後ますます市政の繁栄を祈りつつ、賛成討論とさせていただきます。

 以上です。



○議長(辻賢治君) 

 次に、反対討論を行います。



◆6番(山崎一洋君) 

 日本共産党の山崎一洋です。議案第6号に対する反対討論を行います。

 今回の改定は、市長、副市長及び教育長の給与と期末手当、つまりボーナスを引き上げるという内容です。例えば、市長の給与とボーナスで年間およそ1,100万円から、改定によっておよそ1,260万円になります。

 反対理由は、市民の中での貧困の広がりです。市民の暮らしは大変厳しいものになっています。貧困が大きな社会問題になる中で、それへの対策が極めて不十分なまま、市長、副市長及び教育長の給与と期末手当を引き上げることは、市民の理解を得られるはずがありません。

 私は、市長、副市長、教育長が4年を機に多額の退職金を受け取っていることを取り上げ、減らすことを求めてきました。例えば、市長は4年を機に1,700万円を超える退職金です。これに対する市長の答弁は、「減らす必要はない」というものです。このことに対しても、市民の皆さんから強い批判の声が上がっています。

 例えば、「小さな自治体の市長が4年を機に1,700万を超える退職金を受け取ることを初めて知って驚いている」という声が寄せられました。あるいは、「人口が大きく減少しているのに、退職金の見直しは行わないのか」という声も寄せられております。市政に対しては、市民の皆さんの厳しい目があることを肝に銘じるべきだと思います。

 市長、副市長及び教育長の給与と期末手当を引き上げることに反対を表明しまして、私の討論を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。賛成討論。



◆19番(川上茂次君) 

 私は、議案第6号について、賛成の立場で討論いたします。

 本案については、議案説明において説明があり、議案質疑や一般質問でも詳しく説明があっております。その質疑を受けて、総務委員会で慎重に審議した結果、原案可決と委員長より先ほど報告がありました。

 なお、その委員長の説明で詳しく理解したところであります。私は、その質疑応答の過程をみながら、3点の視点から賛成の理由を述べます。

 一つに、県内13市内のうちで、平戸市長の報酬が最下位であること、市長という職につきたいという人材が制限されるのではないかという心配があります。確かに市内では高額所得の分類に属するかもしれませんが、全国的に見て高位とは言えない状態であります。

 なお、現行の報酬では、経済的に裕福な人物や、退職後の仕事としか捉えることができず、一向に意欲を持つ者が著しく制限される公平性を損なう場合もあります。権限と報酬に見合うだけのリスクを負う覚悟と使命が求めているのが市長ではないかと思います。このことは、副市長や教育長を依頼する場合にもジャッジされる課題であるというふうに考えております。

 二つに、時期的にどうかということについてですが、今回の増額は、財政危機宣言時に下げた金額をもとに戻すという適正化であります。既に市議会や職員の給与は復元措置をとっているところです。

 先ほど8番議員の討論にもありましたが、財政状況も好転しており、基金の状況も改善されてきております。市議会議員の報酬及び職員の給与が復元された当時は、職員による不祥事が連発し、タイミング的に恐らく市長の報酬改定を見送っているというふうに認識をしておりますが、今回の改定は、合併10周年の節目を踏まえたことから、新たなスタートとして適正であると判断します。

 三つに、手続についてですが、公的な第三者機関である報酬審議会において審議を踏まえており、この構成メンバーこそが市内各階層を代表する市民の声と言えるものと判断しております。この答申結果について、一部批判的な声を同等に並べることこそが公平性を欠くものと判断しております。

 報酬審議会並びに市議会総務委員会において附帯事項が付されていますが、これは、ある意味では特別職に対する昇給の条件としても広く市民からも理解が得られるものと判断します。平戸ブランドの魅力により、全国からふるさと納税をいただいておりますが、その多くの国民の期待に沿うべくこれからの市政運営を行うことこそが、まさに人口減少時代における正念場であります。

 この際、三役に対して、しっかりと仕事をやって、市政発展の好循環を加速せよという激励になるものと思い、その節目と思っております。そのためにも平戸市のトップの責任と使命感、達成にふさわしい形で報酬を改定することは、まさに時期を得たものであります。市長の今日までの努力にも一定の評価があっており、市民の賛同は得れるものと判断します。

 以上の意見のもとに、川上は原案に賛成を表明いたします。

 以上であります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(辻賢治君) 

 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第7号から第12号、議案第20号及び22号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の8件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の8件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第24号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第30号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第36号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第43号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第45号及び第46号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の2件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。

 お諮りいたします。ただいま総務委員長から総務委員会の所管に属する事項について、先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきたいとの申し出があります。申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、申し出のとおり調査終了まで閉会中の継続調査に付することに決しました。

 日程第25、承認第1号中、産業建設委員会に属する分から日程第36、議案第41号までを一括議題といたします。

 産業建設委員長の審査報告を求めます。



◆産業建設委員長(山本芳久君) 登壇 

 おはようございます。少々風邪を引いておりますので、皆様にはお聞き苦しい点があるかと思いますけども、御容赦のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、産業建設委員会における審査の結果並びに経過の概要を御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は承認1件、議案11件であります。審査の結果は、いずれも異議なく、原案のとおり承認及び可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で議論のありました主な事項について、御報告いたします。

 初めに、議案第23号「平成27年度平戸市一般会計補正予算(第7号)」中、文化観光部観光課所管で「鄭成功記念館山門整備事業」について、設計業務における簡易地盤調査により、予定地の地盤が軟弱であることが判明し、くい工事が必要となったことによる増額補正であるとの説明がありました。

 委員からは、現場は埋立地であり地盤が軟弱であることは予想できたのではないか。当初予算内でおさまるよう変更すべきではないかとの厳しい意見が出されました。これに対し、鄭成功記念館の入館者は増加傾向にあり、さらなる観光客誘致を図る上で、地元も期待しており、安全性も考慮し現在の計画で進めたいとの答弁がありました。

 委員会では、設計業務に係る事務委託を受けているまちづくり課にも同席を求め、事業内容の確認を行うとともに、今後は、今回のような複雑ではない構築物については、まちづくり課としても複数案を検討し、経済比較などの助言を行い事業に当たるよう強く要請いたしました。

 次に、産業振興部農林課所管の「鳥獣被害防止総合対策事業」に関して、平成27年度のワイヤーメッシュ柵、電気柵設置に係る国費の割合は96.22%となり、設置者の自己負担は3.78%となったとのことであります。

 国費が下がった場合の自己負担の考え方について問うたところ、国費が9割を下回る場合は、自己負担を1割に抑えるため市が助成を行うこととしている。ただし、市の助成の上限を3割としていることから、国費が6割を下回る場合は、自己負担が1割より増えていくことになるとの説明がありました。

 次に、議案第31号「平成28年度平戸市一般会計予算」中、建設部建設課所管の「市道維持管理事業」で、市政懇談会等でも要望が多い、市道の陰切りについて平成28年度より地元住民と連携し取り組んでいくための予算600万円を計上しているとのことであります。

 具体的には、自治会が要望を取りまとめ、所有者の承諾書を添えて市に要望書を提出する。市と自治会が伐採場所や実施日を調整し、市が高所作業車を使い樹木の伐採を行い、地元で樹木の収集、処分を行うものであるとの説明がありました。

 私有地から延びる樹木は、基本的には所有者が伐採すべきものではないかとの質問に対し、基本的には所有者が伐採すべきものであるが、樹木が覆いかぶさり大木となり、高齢のため対応できなかったり、所有者がいないなど一定の条件を満たし、即時対応できない場合に、地元と協力して伐採を行う新たな取り組みであるとの答弁がありました。

 次に、産業振興部商工物産課所管の「まちなかビジネスチャレンジ事業」は、市が借り上げた商店街の空き店舗で、新規出店を希望する者が、試験的な営業を行い、経営のノウハウを実践の中で学ぶことにより、開業を支援するものであります。

 チャレンジショップとして借り上げる空き店舗は1カ所で、出店期間は1カ月から3カ月以内とし、最長6カ月まで更新可能としているとの説明がありました。

 委員からは、出店の内容によって店舗の要件が違うところもある。また、空き店舗等活用促進事業と関連するところもあるので、考慮して実施するようにとの意見があり、他地域の事例も参考にしながら、効果的な事業となるよう努めるとの答弁がありました。

 同じく「平戸ブランド東アジア進出事業」については、東アジア地域における平戸産品の販路進出の可能性を検証するもので、プロモーション事業を展開しつつ、物流企業との連携のための調査、先進自治体の現地での商談会の視察、現地バイヤーとの取引条件などの調査研究を実施するものであります。

 委員から、現在の職員体制でできるのか、設立を予定している(仮称)産業振興公社で一体的に取り組むことが必要ではないかとの意見があり、平成28年度の調査、検証は現在の人員で行い、実際の海外での取引の可能性が見出せれば(仮称)産業振興公社での取り組みも視野に入れて研究をしていきたいとの答弁がありました。

 次に、文化観光部文化交流課所管の「国際交流振興事業」のうち、「東西百菓之図とオランダ茶会補助金」は、400年前に海外との交流のあった平戸で、平戸藩に伝わる百菓之図をもとにオランダ人がお菓子をデザインし、平戸の和菓子屋がそれを再現するもので、和菓子文化を通じ平戸のPRを行うとともに、開発後は平戸銘菓として販売をしていく民間の取り組みを支援するものであります。

 また、この事業は、長崎県21世紀まちづくり総合推進補助金を活用するもので、県補助が2分の1、市補助が4分の1、残り4分の1を実行委員会が負担するものであるとの説明がありました。

 委員からは、十分な成果が得られるか疑問な点もあるが、効果的な事業となるよう取り組んでもらいたいとの意見がありました。

 次に、「重要文化的景観保護推進事業」の春日拠点施設整備関係については、平成27年度に予算計上していたものの、用地交渉が難航したこと、事業認定が遅れたことにより整備ができなかったために、平成28年度予算として改めて計上されたものであり、イコモスの中間報告では、平戸の聖地と集落など潜伏期間の価値が重視され、来訪者への価値説明と公開が重要とされており、必要な施設と考えている。

 現在でも月100人程度の観光客が訪れており、早期に建設したいとの説明がありました。

 委員からは、政府が世界遺産登録の申請を一旦取り下げたことを受け、拠点施設の整備についても一旦保留すべきではないか。拠点施設の運営体制や語り部等の確保、棚田の継続的な保全など多くの課題の整理も必要であり、世界遺産登録のスケジュールも考慮し慎重に検討すべきではないかとの意見がありました。

 委員からの指摘を受け、7月下旬に予定されている推薦書の提出に向けた最終的な国の文化審議会の動向を見極め進めていきたいとの答弁がありました。

 これをもって、本定例会において付託を受けた案件の審査報告を終えますが、最後に、本委員会は所管に属する事項について先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきますよう申し出いたします。

 以上で、産業建設委員会の審査報告を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 委員長の報告に対する質疑を行います。



◆3番(松尾実君) 

 議案第31号中、市道維持管理事業について説明がございましたけども、次のページに、市と自治会が伐採場所や実施日を調整する。そして、市が高所作業車を使い、樹木の伐採を行うということで、その後、地元で樹木の収集、処分を行うということでございますけども、現状的に非常にその処分すら自治会でできないような状況の地区があるわけですけども、そういった地区に対する対応はどのような対応をするか、話はどういうふうにまとまったのでしょうか、お尋ねいたします。



◆産業建設委員長(山本芳久君) 

 この案件につきましては、かなり御意見が出まして、今、特に伐採した処分についてはどうするのかというような御意見も出ましたので、その中で出たのは、基本的に行政の実施課の答弁といたしましては、伐採したところの山に放棄をすると、申請の段階でそこまでの添付資料に沿えて申請をするというような条件がなっておりますので、それに応じた形での応募する形になっておりますので、基本的には申請をした方による処分が妥当だというような結論に至っております。



◆3番(松尾実君) 

 添付してその申請を出すということですけど、できないところが当然あると思うんですけども、それをあえてつけなければ、申請ができないということなのでしょうか。



◆産業建設委員長(山本芳久君) 

 申請をすれば、担当課と当然、協議があると思いますので、その中で解決していくものと考えております。



◆3番(松尾実君) 

 わかりました。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 質疑を終結いたします。

 承認第1号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は承認であります。委員長の報告どおり承認することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、承認第1号は承認することに決しました。

 議案第18号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第27号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第28号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第35号、議案第37号から第40号までの討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の5件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の5件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第41号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 お諮りいたします。ただいま産業建設委員長から、産業建設委員会の所管に属する事項について、先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきたいとの申し出があります。申し出のとおり閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、申し出のとおり調査終了まで閉会中の継続調査に付することに決しました。

 日程第37、議案第13号から日程第52、議案第42号までを一括議題といたします。

 文教厚生委員長の審査報告を求めます。



◆文教厚生委員長(山田能新君) 登壇 

 文教厚生委員会における審査の結果並びに経過の概要を御報告申し上げます。

 今回、本委員会に付託を受けました案件は、議案16件であります。

 審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で議論のありました主な事項について、御報告いたします。

 まず、議案第15号「平戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、全国的に保育士不足が懸念されていることから、小規模保育事業に関する部分について、准看護師、幼稚園教諭もしくは小学校教諭等についても保育士とみなす弾力化が図られるものであります。本市では平成28年度に1件開設の予定があることが報告されました。

 次に、議案第31号「平成28年度平戸市一般会計予算」中、市民福祉部福祉課所管の障害福祉費の新規事業である「地域生活支援事業のうち通学支援事業」について、県内の特別支援学校に自宅から通学する際の支援であるが、例えばサービス事業所が採算が合わないとして撤退したりすることはないのかとの質問に対し、単価については国が定めたものに準じているので問題はないと考えるが、具体的には今後サービス事業所と詰めていきたいとの答弁がありました。

 扶助費の「生活保護事業」については、全国で扶助費の使い方(遊興費)が問題となっているが、本市の所見と対応はどのようになっているのかとの質問に対し、直接禁止する法的根拠がないことからやめさせることはできないが、就労や生活改善につながるような使い方の指導を継続していきたいとの答弁がありました。

 次に、市民福祉部保健センター所管の保健衛生総務費の「幼児健康診査事業のうちフッ化物塗布事業」について、全部で5回の塗布機会がある中で、1歳6カ月健診以降は歯科で好きなときに受診し塗布してもらえるということだが、実際、受診率は悪い。この傾向をどう捉えているのかとの質問に対し、保健センターとしては幼児期から歯科との「かかりつけ」関係を築いてもらうことを念頭に考えた施策であったが、結果として3歳児健診を含め集団検診の際に行ったほうが受診率は高かった。周知にさらなる工夫の必要があると考え、積極的に促していきたいとの答弁がありました。

 次に、市民福祉部市民課所管の環境衛生費のうち「平戸斎場施設整備事業」について、火葬炉、収骨室、待合室及び駐車場がそれぞれ増設され、既存施設も改修が行われるが、斎場に行くまでの改良がもう少し進まないのかとの質問に対し、アクセスを含めた全体的な整備がなされてこそ平戸斎場の利便性向上につながると考えているので、関係課とも連携しながら進めたいとの答弁がありました。

 同じく環境衛生費のうち「斎場管理運営事業」について、生月町人形石斎場の炉の改修が含まれているが、施設自体が古く利便性が悪いことから、生月地区についても平戸斎場を利用してもらう方向を示す時期ではないかとの質問に対し、市政懇談会の際、まだまだという住民感情が感じられた。今後、平戸斎場の整備状況等を踏まえ、地元の理解を得ながら、一定の方向性について考えていきたいとの答弁がありました。

 また、清掃総務費のうち「北松北部環境組合管理運営事業」については、構成団体である松浦市との協議が一部残っているようでありますので、早急な解決が図られるよう要望いたしました。

 次に、教育委員会教育総務課・学校教育課所管の教育費については、小学校・中学校ともに「学力向上対策事業」や「ICT教育推進整備事業」等を通じて、本市子どもの学力の底上げを行っていくとの方針が示されました。

 その中で全国・県の平均を目指すことも大切だが、勉強に対し、つまずいている子ども自体の学力を引き上げることはできないのかとの質問に対し、テスト等を通じて一定の学力分布は把握している。つまずいている子どもの、その弱いところを補う個別的な指導も図りながら、底上げの目標として全国の平均的な学力水準に追いつくよう教育指導を行っていきたいとの答弁がありました。

 社会教育総務費に含まれます新規事業「イングリッシュ・タウン事業」のうち、中学生英語スピーチ大会開催事業については、県に準じた課題文を朗読するだけのものではなく、作文の作成から自分で行って発表するやり方(以前の本市の方式)にできないか、県に対し働きかけてもらうことといたしました。

 次に、教育委員会生涯学習課所管の社会教育総務費のうち「成人式開催事業」について、今年初めて4地区統一して開催したことを評価する一方、課題として見えたことについての質問に対し、今回は特に新成人者への周知が遅れたこと、基本的には新成人による企画としながら式典内容が主催者寄りであったこと等反省すべき点があったとの答弁がありました。

 これに関し、来年の式典に対して改善策を考えているのかとの質問に対し、まずは今年の新成人者、必要にあっては関係家族を含めた意見聴取を行い、可能なものから次回の式典に反映させていきたいとの答弁がありました。

 体育施設費の各管理運営事業に係る敷地借上料について、固定資産税相当分を加算して支払われていることに関しての質問に対し、この取り扱いは平成23年10月の税務課からの通達により地方税法(第348条第2項)に基づく課税措置に対して、平成24年度から課税相当分を借り上げ料に加算しているとの答弁がありました。本委員会としてこの件は全庁的なものと認識し、対応するように申し述べました。

 公民館費に関連し、平成28年度から行政機構の一部見直しが行われ、生月・田平・大島の各分室を廃止し、生涯学習課の直轄として各公民館を位置づけること。さらに、各公民館長については民間から登用する方針が示されました。これに関し、特に一部公民館においては、これまでは公民館長のほか所長等を兼務して地域に精通していたことから、新たに公民館長になられる方についても、地域との連携を図り生涯学習の発展に御努力いただきたいと要望いたしました。

 次に、議案第32号「平成28年度平戸市国民健康保険特別会計予算」中、市民課所管分について、財政調整基金の保有状況についての質問に対し、平成26年度決算で約5億2,500万円を保有している。被保険者の高齢化や医療の高度化等による医療費の増に伴い、平成27年度は基金を1億円以上取り崩す見込みである。

 平成30年度には国保運営の都道府県化が予定されているが、現在の基金についてはそのまま保有できる見込みとなっている。考え方として、本市医療費にかかる1割の3億円程度は基金として今後も保有したいとの答弁がありました。

 次に、議案第34号「平成28年度平戸市介護保険特別会計予算」では、高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることができるよう支援の整備を図る「地域包括ケアシステム」の事業展開が説明されました。

 特に、地域協働課で進められている「まちづくり運営協議会」の健康福祉部会がメンバーとなる「協議体」を設置し連携を図ることで、地域に共通する課題解決を目指していくということ。また、生活支援サービスの充実に向けて、担い手の養成・発掘等の地域資源の開発やネットワークの構築等を行う「生活支援コーディネーター」を、中学校区を基本として地区に1人配置することが説明されました。

 その中で、地区ごとの課題、対象となる高齢者の数が違うなど、生活支援コーディネーターの負担は違ってくると思われるが、どのような対処を考えているのかとの質問に対し、現状では一律の委託費を考えているが、実際に運営する中で課題を見出し検討していきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第42号「平成28年度平戸市病院事業会計予算」について、市民病院に救急医及び整形外科医が着任したことで、病院経営の向上及び患者の期待にこたえられる体制が整う好循環が生まれているようだが、生月病院についても同様の可能性が考えられるのかとの質問に対し、医師の確保、特に外科医の確保ができれば同様の効果が期待できるとの答弁がありました。

 本委員会としては、地域に信頼される医療体制を構築・継続していくためにも、より一層の医師及び医療技術者の確保に向け、市長を初めとする理事者側の努力を強く要望いたしました。

 次に、付託案件外所管事項について、御報告いたします。

 保育所、幼稚園の保護者負担金については、平成28年4月からの国の新たな施策発表を受け、本市ではさらなる拡充を打ち出し、平成28年度から世帯第3子以降の保護者負担を完全無料化するなどの新たな制度改正について報告がありました。この施策の国の公表がおくれたため現在予算措置がなされていないことから、次回以降の議会に補正予算を提案したいとの説明がありました。

 これをもって、本定例会における付託を受けました案件の審査報告を終えますが、最後に、本委員会は所管に属する事項について先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきますよう申し出いたします。

以上で、文教厚生委員会の審査報告を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 委員長の報告に対する質疑を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 質疑を終結いたします。

 議案第13号から第17号、第19号及び第21号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の7件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の7件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第23号の討論を行います。反対討論より行います。



◆6番(山崎一洋君) 

 日本共産党の山崎一洋です。議案第23号に対する反対討論を行います。

 今回の補正予算には、議案第5号と6号で提案された市議会議員の期末手当を引き上げることや、市長、副市長、教育長の給与と期末手当を引き上げることが反映しています。引き上げをさかのぼって行うというものです。

 私は、議案第5号と6号に反対しました。反対理由は、市民の中での貧困の広がりです。市民の暮らしは大変厳しいものになっています。こうしたときに、市会議員、市長、副市長、教育長の期末手当や給与を引き上げることは、市民の理解を得られるものではありません。引き上げを含む補正予算案に反対することを表明しまして、私の討論を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかに討論はありませんか。



◆9番(吉住威三美君) 

 賛成討論をします。ただいま5号、6号議案に対することでございましたが、これには7号議案の職員の給与も入っておりますので、速やかに職員には手厚い支給をしてあげたいという思いの中で賛成をいたします。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(辻賢治君) 

 起立多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第25号及び第26号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の2件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第29号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第31号の討論を行います。反対討論より行います。



◆6番(山崎一洋君) 

 日本共産党の山崎一洋です。議案第31号に対する反対討論を行います。

 市民の中で貧困が広がり、市民の暮らしは大変厳しいものになっています。私のところには、ひとり親世帯、特に母子世帯への支援の拡充を求める声が寄せられています。また、子ども医療費への助成を、松浦市のように高校生まで拡充してほしいという声も寄せられております。大工さんからは、平戸市独自の住宅リフォーム助成事業の復活を求める声も寄せられております。

 来年度の予算案は、市民の皆さんの税金は暮らしの応援に使ってほしいという切実な願いにこたえているとは言えないと思います。

 また、予算案には、議案第5号と6号で提案された市議会議員の期末手当を引き上げること、市長、副市長、教育長の給与と期末手当を引き上げることが盛り込まれております。市民の暮らしを応援する取り組みが不十分な上に、市会議員の期末手当、市長など三役の給与、期末手当を引き上げる予算は、市民の理解を得られないと思います。

 一般会計予算案に反対することを表明いたしまして、私の討論を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 次に、賛成討論を行います。



◆10番(田島輝美君) 

 議案第31号に賛成の討論をいたしたいと存じます。

 平成28年度当初予算、予算総額が27億2,500万円、前年度に比べて、前年度が24億9,000万円ということで、伸び率9.4%の債務、歳出の増額でありますが、そういう中で、新年度の新規のフト事業として、地域生活支援事業ということで、通学支援事業880万円、それから、障害者の特別支援という市民に対する予算であります。

 なおかつ、また農林につきましてもソフト事業として、仮称でありますけれども、平戸市産業振興公社の設立の準備の事前調査ということも参加をされております。

 ハード事業につきましても、保育所施設等の整備事業ということで1,671万6,000円ということで、民間保育所の整備事業にも予算化をしておりますし、そういう中で、生涯学習課所管でも田平の中央公民館並びに生月の海洋総合センターの大規模改修、そして、生月町博物館「島の館」の改修というふうな施設の改修等にもきちっとした予算化をされております。

 そういう中で、私が一般質問で申し上げましたように、今年度からこの総合戦略の主要施策の中に、商工物産ということで、ものづくり、あるいは総合支援対策事業というのにもかなり支援をいたしておりますし、農林につきましても「平戸式もうかる農業実現支援事業」ということで、農業、畜産、それぞれに、この産業振興についてもしっかりと予算化をされております。

 それで、これから幾分大事になります「まちづくり」ということにつきましても、地域おこし協力隊支援の事業、あるいはコミュニティ推進事業というようにきちっと予算化をされております。

 今年度のメインとする新しいこの事業というのは見えなくても、そのときにこの予算化の規模の中で、市民の生活、あるいは産業振興についても私は十分、今回の予算編成というのは必要最小限に各部署ともそれぞれにいろいろなものを考案しながら予算化をしているというふうに思って、この31号の案件については賛成の表明をしたいというふうに思います。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。



◆9番(吉住威三美君) 

 私も賛成討論をいたします。

 今回の、先ほど反対討論をされました方も、5号、6号議案に対するものが主なようでございますが、今回も7号議案の私どもの市の職員の数百名の職員給与にも大きく影響しますし、定住促進、まちづくり、あらゆる施策に対して市長が提案している予算でございますので、市民に直結した部分も多数ありますので、速やかに予算の執行ができるよう希望しまして、賛成討論といたします。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(辻賢治君) 

 起立多数であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第32号の討論を行います。反対討論より行います。



◆6番(山崎一洋君) 

 日本共産党の山崎一洋です。議案第32号に対する反対討論を行います。

 国民健康保険税の負担が多くの市民の皆さんを苦しめています。私のところには、保険税を下げてほしいという声や、保険税が払えずに保険証を受け取ることができないで困っているという声が寄せられています。国保税値上げの責任は国にあります。かつては市町村が運営する国民健康保険の運営費用の半分を国が負担していました。それが、今ではその半分の4分の1しか国の負担はありません。

 市町村は、国民健康保険料、保険税の引き上げで対応をしてきました。自治体によっては、一般会計から国保会計に繰り入れを行うことで、保険税の値上がりを抑えているところもあります。しかし、平戸市では繰り入れは行っていません。

 私は、一般会計からの繰り入れや、国保の貯金である基金の一部を取り崩して国保税を下げるよう求めてきました。一度だけですが、基金を取り崩して国保税の引き上げが行われました。市民の皆さんの声が市政を動かしたものと考えております。

 来年度一般会計からの繰り入れや国保基金の一部取り崩しで国保税を引き下げて、市民の声にこたえるべきです。

 また、国は今年度、つまり2015年度から2017年度まで毎年1,700億円の支援を市町村の国保に対して行います。これは、国民の皆さんの国保税の負担が重すぎるという声に国がこたえたものです。この1,700億円のうち平戸市への支援は6,000万円です。国は、この6,000万円を低所得者対策の強化のために使うことを求めています。

 ところが、平戸市が低所得者の保険税引き下げのために使ったのは400万円弱にすぎません。6,000万円のうち9割以上を国保会計に繰り入れてしまいました。来年度の国保会計予算案でも6,000万円の使途は今年度と同様です。私は。6,000万円を低所得者対策に使うことを求めます。

 一般会計からの繰り入れや、国保基金の一部取り崩しで国保税を下げることと、国からの支援金6,000万円をしっかり低所得者対策に使うことで、国保税の負担を減らしてほしいという市民の皆さんの切実な願いにこたえることを求めまして、反対討論を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 次に、賛成討論を行います。



◆7番(平石博徳君) 

 ただいまの議案第32号に対し、賛成の立場から討論を行います。

 国民健康保険制度については、社会保険などに比べ、高齢者や所得が少ない人が多い一方で、1人当たりの医療費が高いという制度上の課題を抱えており、本市の国民健康保険も同様の状況であります。

 こうした運営が不安定な国保の保険者に対し国や保険の補助があり、高齢化や医療の高度化など、今後ますます1人当たりの医療費の増加が見込まれるため、国としても低所得者が多い国保の保険者に対する支援を拡大することとし、本市の予算にも反映しているものと認識しております。

 こうした国、県、市の負担分を除いた分が、国保の被保険者の皆様に負担いただく保険税となりますが、保険部局からは、先ほど委員長報告にもありましたように、現在、基金の一部を活用することにより保険税を据え置いている状況と聞いております。

 今後とも基金の適正な運用により、できるだけ市民の負担増とならないように、国保運営に努めていただきたいと考えます。

 以上のことから、議案第32号平成28年度平戸市国民健康保険特別会計予算については賛成するものであります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。



◆10番(田島輝美君) 

 同じく議案第32号に賛成の討論をいたしたいというふうに思います。

 国保会計については、市民の皆さん方には本当に国保税が高いという認識が当然あるかと思うのですが、そのうち、今年度の当初予算でも税収というのが既に2,376万円の減少になるわけです。そういう中で、医療費の負担分というのも既に保険給付、あれから見ますと7,696万9,000円という当初予算の増額にあるわけです。

 そういう中で、先ほどから一般会計からの繰り入れというふうにしきりに基金を取り崩して、あるいは一般会計から取り崩して税収を下げるべきだという御意見もありますけども、それは一つの御意見として、既に一般会計からのルール分というのは、本年度3億3,012万2,000円というのを繰り出して、昨年度からすると既に6,475万円を増額になっているわけです。

 それと、基金保有高につきましても、現在、先ほど委員長報告にありましたように、平成26年度決算で5億2,566万8,000円、これも年々合併した時から減少しているわけです。

 そういう中で今年度も既に財政調整基金からの繰り入れというのが1億9,000万円、前年度からすると5,500万円を繰り入れているわけです。当然、一般会計からの繰り入れをして保険税を下げるべきだというわけでありますけれども、今、平戸市民は3万3,138人の人口に対して国保の被保険者というのは1万780人なんです。既に32%しかこの国保に加入していないわけです。

 一般会計というのは、あくまでも全市民から受けた税金、あるいはもろもろで成り立っているわけでありますから、この32%外の人たちは国保関係者ではありませんので、それを一般会計を取り崩してこれに充てるというのはいかがなものかなということも思いますし。

 それと同時に、基金の残高を当初、執行部としては3億円程度、やはり、基金というのは、今、非常に、インフルエンザ、あるいは海外からのいろんな流行するウイルスとか感染もあります。

 そういうときの、蔓延したときの状態に対応するためにも、やはり基金というのはしっかりと保有をしていかないと、そのときに一般会計からの繰り出しをすると、いろんな一般財源的なものに影響を及ぼすわけでありますから、当然、国保の会計というのは医療費増額が見込めるし、保険税も厳しい中でありますけども、やはり会計は会計の中で処理すべきじゃないかということで、今回の当初予算につきましても、私は妥当な当初の組み方だと思い、本案に賛成をするものであります。

 以上です。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。



◆9番(吉住威三美君) 

 私も賛成の立場で討論させていただきます。

 先ほどから32号に対して、委員長の報告でも平成26年度決算で5億2,500万円ということでございますが、平成27年度には1億円以上取り崩して保険税に充てるということでもございますし、平成30年度以降は都道府県化が予定されておりますが、基金は保有できる見込みということでございますので、やはり、今、10番議員がおっしゃいました1万人強の国保対象者に、一般会計から全てを充てるというのもおかしいでしょうし。

 それからまた、本市医療費が大体年間30億円ぐらいかかるうちの1割程度ということで、3億円を基金として保有したいという保険会計のほうの希望でございますが、そのぐらいの金は持っておかないと、保険税がパンクした場合は全額国民の保険者から徴収するようになります。

 そういうことでは、行政としての安定した保険運用ができないということになりますので、当然この予算化を一般会計から3億3,000万円とか1億9,000万円の財調から繰り出したりしている、今でも十分だとは言えないかもしれませんが、十分に近い状況の中で保険運営をしているわけですから、現状維持のままで保険運営して、未来永劫とは言いませんが、安定した保険運営ができるような会計を保っていただくことを希望して、賛成といたします。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(辻賢治君) 

 起立多数であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第33号及び第34号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。以上の2件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第42号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 お諮りいたします。ただいま文教厚生委員長から、文教厚生委員会の所管に属する事項について先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきたいとの申し出があります。申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、申し出のとおり調査終了まで閉会中の継続調査に付することに決しました。

 日程第53、議案第44号「平戸市過疎地域自立促進計画の策定について」討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 日程第54、議案第47号から日程第56、議案第49号までの3件は、本日、市長より提出された追加議案でありますので、直ちに上程し、理事者の説明を求めます。

 議案第47号の説明を求めます。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 議案第47号「市有財産の無償譲渡について」は、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、市有財産を無償譲渡することにつきまして、議会の議決をお願いするものであります。

 無償譲渡する財産としましては、旧長崎県立猶興館高校大島分校の建物であります。無償譲渡の相手方は、佐世保市の宝農園株式会社であり、代表者は田嶋香津美氏であります。無償譲渡の期日は、平成28年4月1日であります。

 この旧猶興館高校大島分校につきましては、昭和61年3月に新築され、平成24年3月をもって廃校となっており、その廃校時に大島地域協議会において、利活用について協議が行われてきましたが、特に有効な活用方法が示されなかったことから、長崎県において、平成27年度予算で建物解体費を計上していたところであります。

 その後、平成27年2月に宝農園株式会社から旧校舎をオリーブ栽培の拠点施設として有効活用したいとの申し入れがあり、市として県と財産処分についての協議を行い、市が県より無償にて譲り受け、オリーブを活用した産業地域振興を図るための企業誘致目的として、宝農園へ無償譲渡を行うものであります。

 土地については、平戸市所有となっており、有償にて貸し付けすることとしており、万が一事業の撤退や目的外の利用が判明した場合は、貸借契約を解除し、宝農園において建物を解体し、さら地として市に返還することを契約の条件とするようにしております。御審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(辻賢治君) 

 次、議案第48号でありますが、本件は人権擁護委員候補者を推薦するに当たり、議会の意見を聞くものであります。理事者の説明を求めます。



◎総務部長(岡康則君) 

 議案第48号「人権擁護委員候補者の推薦について」御説明申し上げます。

 本議案は、委員の任期満了に伴いまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、候補者の推薦について議会の意見を聞くものです。

 推薦する候補者のお一人には、日下部匡信さん、お二人目は辻村紀子さん、お二人とも再任でございますので、経歴等につきましては省略させていただきます。

 お二人とも地域住民からの信頼が大変厚く、人格、識見等も兼ね備えておられ、熱意を持って人権擁護委員活動が期待されるため推薦するものでございます。

 各委員さんの住所、生年月日につきましては記載のとおりでございますので、御一読をお願いいたします。

 なお、任期につきましては、平成28年7月1日から平成31年6月30日までの3年間でございます。

 以上でございます。御審議方よろしくお願いいたします。



○議長(辻賢治君) 

 議案第49号の説明を求めます。



◎総務部長(岡康則君) 

 議案第49号「平戸市副市長の選任につき同意を求めることについて」御説明申し上げます。

 現職の副市長が平成28年3月31日付で辞任することに伴いまして、次の者を平戸市副市長に選任することについて、地方自治法第162条の規定により議会の同意をお願いするものでございます。

 候補者といたしましては、町田和正さん、住所、生年月日につきましては、記載のとおりでございますので、御一読をお願いいたします。

 なお、住所につきましては、同意後、平戸市へ転入する予定でございます。

 町田さんの経歴でございますけれども、昭和49年4月に長崎県職員として採用をされ、産業労働部次長等を歴任後、平成23年3月退職され、現在、公益財団法人ながさき地域政策研究所事務局長でございます。

 任期につきましては、平成28年4月1日から平成32年3月31日までの4年間でございます。

 以上でございます。御審議方よろしくお願いいたします。



○議長(辻賢治君) 

 説明が終わりましたので、議案第47号から第49号までの3件について一括質疑を行います。



◆9番(吉住威三美君) 

 議案第47号についてお尋ねします。

 先ほど宝農園さんということでございますが、この会社の代表取締役とかございますが、株式会社ということでございますが、資本金とか従業員とか、そう言うものが一切わからないのですが、そこはどのようになっておりますかが1つと。

 それから、一応これに添付しております県有財産の仮契約書だけはあるようでございますが、5条、6条のところのこの責任についてはどのようになるのか、本市と宝さんとの契約になるだろうと思うんですが、そこはどうなっているのか、2点お尋ねします。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 宝農園の従業員数等について問い合わせがありましたので、調べてすぐ報告をいたします。

 それから、この施設の責任につきましては、本市より宝農園のほうに無償譲渡いたしまして、宝農園のほうで全ての責任を負うということになります。



◆9番(吉住威三美君) 

 尋ねたことに答えていないんじゃない。5条と6条についてどのようになっているかというのをお尋ねしたんですけど、会社の沿革とかなんとかも当然ですが。

 それと、先ほど部長がおっしゃいました撤退、その他いろいろなときは責任を持って引き渡すということでございますし、オリーブ以外に使用したときは、この契約は無効となるんですか、ならない、そこを確認します。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 オリーブ等に関連します事業等について利用した場合については、この契約は無効となりまして、宝農園のほうで旧校舎を完全に撤去していただくということになります。



◆9番(吉住威三美君) 

 じゃ、「オリーブ等」というのが、そこはどこまで入るのか教えてください。「宝農園」と書いてあるから、農業にかかわらないときは、その契約に値しないという理解でよろしいのかどうか。

 それと、撤退、仮に、こっちのほうで約束が違うということで返還を申し入れたときは、完全に建物は解体し、さら地で平戸市の土地だけ返すという理解でいいのかどうか。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 オリーブ等に関連するといいますのは、オリーブをとりまして、一応オリーブ油をつくるようにしております。それを使いまして、例えば誘客をするとか、そういうことも含めましてオリーブに関連する事業ということで考えているところであります。

 また、契約等の違反をした場合につきましては、宝農園のほうで解体をして、さら地にして返却をしていただくということになります。



◆9番(吉住威三美君) 

 じゃ、オリーブの生産、製造、販売のために観光客を呼び込んで見せるとか、そういうことという理解でいいんでしょうか。宿泊までさせるのどうか、その辺はどうかわかりませんが、それからいけば、この農園さんのする事業じゃないような気もするんですが、とりあえず、まだこれは、県との段階でもまだ2月の17日で仮契約をしてあるので、あと、要するに登録免許税、その他第3条による引き渡し後のこと、それから、瑕疵担保の責任、この辺については宝農園さんで一切引き受けるという理解でよろしゅうございますか。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 5条、6条の解釈については、議員御指摘のとおりでございます。



◆9番(吉住威三美君) 

 それと、会社の沿革とか、これまでの実績とか、ただ単にぽんと出た会社なのかどうか。宝広告さんというのが親会社という話は聞いておりますが、その辺のところのやりとりとか、あとの、この田嶋香津美さんで将来、建物の解体、撤去、さら地にして平戸市に返すことが可能なのかどうかという保証、担保的にはどのようになっておりますか。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 この宝農園につきましては、現在、農業法人で、大村市等に農地を所有をして農業の栽培をされております。

 ただ、今、議員がお話をされました佐世保市内にあります宝広告と宝ホールディングス、関連会社が幾つかありますが、その関連会社ということでお伺いをしておりまして、万が一この宝農園がさら地、解体する能力がなくなった場合につきましては、宝広告等から連帯保証人として解体、撤去までしていただくように、今、念書をとっているところでございます。



○議長(辻賢治君) 

 一応これを最後に。



◆9番(吉住威三美君) 

 これは質疑じゃなかってよかっちゃなかと。



○議長(辻賢治君) 

 一応議案に対する質疑でありますので。



◆9番(吉住威三美君) 

 議案の質疑というのは、これはいきなり出しとって、事前も何ももろうとらんとじゃわからんて、答えもろうとらんもん、そんなら、出してください。待っておきます。



○議長(辻賢治君) 

 一応、吉住議員が先ほどから質疑している回答が戻っていないということですので、すぐ出せますか。

  (「今、すぐ出せないです。申しわけありません」と呼ぶ者あり)

 回答がないから質疑が続いているわけですから、明確な回答をお願いしたいと思います。

 時間かかります。

  (「はい」と呼ぶ者あり)

 5分暫時休憩いたします。

休憩 午前11時47分 

再開 午前11時58分 



○議長(辻賢治君) 

 休憩中の本会議を再開いたします。

 引き続き質疑を行います。



◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 

 さきほど質問がありました宝農園の概要でございますが、資本金については950万円、従業員数については6名ということでございます。



◆9番(吉住威三美君) 

 詳しいことがわからないようなので結構でございますが、先ほどから部長の答弁にありました親会社的関連会社の宝コーポレーションとかなんとかが念書を入れて解体に対しては全責任を負うということであれば結構でございますので、以上で質問を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 以上の3件に対する質疑を終結いたします。(発言する者あり)



◆9番(吉住威三美君) 

 9番、まだまだ。では、49号の同意を求めることについて、もう少し詳しい経歴、要するに県からの派遣とか、平戸市在住の方ではございませんで、平戸市出身とは漏れ聞いておりますが、経歴についてもう少し詳しい部分があれば、ただ単にここに出てる分だけではわかりませんし、先ほど総務部長が早口でぱらぱらと言いましたが、書きとめることはできませんでしたので、改めてお尋ねします。同意、不同意には関係ございません。



◎総務部長(岡康則君) 

 経歴ということでございます。もともとが生月町出身の方でございまして、昭和49年4月に長崎県のほうに入庁をなさっております。その後、水産部であったりとか県の教育委員会、企画部の国際交流課、土木の河川課、産業労働部のほうでずっと歴任した方でございます。

 退職後でございますけれども、社団法人長崎県物産振興協会の専務理事、公益財団法人ながさき地域政策研究所事務局長を歴任なさっております。



◆9番(吉住威三美君) 

 県現職で派遣とか執行とか、そういう形であればお尋ねもしなくてもいいですし、平戸市在住の方であれば尋ねる必要もないですが、この資料にあるとおり、西彼、長与にお住まいでございますし、平戸市出身は十分そういう話は聞いておりますが、その辺についてもう少し、できれば別紙資料で、回収されても結構でございますので、こういう人ですよというのを提供していただければありがたかったなと思っております。終わります。



○議長(辻賢治君) 

 ほかにありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 以上の3件に対する質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。議案第47号から第49号までの3件は、委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、議案第47号から第49号までの3件は、委員会付託を省略することに決しました。

 議案第47号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。

 議案第48号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。議案第48号に係る推薦については、これを支障なしとすることに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は支障なしといたします。

 議案第49号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論を終結し、採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり同意することに決しました。

 ここで、副市長の選任について同意を受けられました町田和正氏の御挨拶をお願いします。

 済みません。準備ができていない模様ですので、しばらくお待ちいただきたいと思います。



◎新副市長(町田和正君) 登壇 

 お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。

 このたび辻議長様初め、市議会の皆様の多大なる御理解をいただきまして、副市長に就任することになりました町田和正でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は昭和44年に猶興館高校を卒業しまして、実に47年ぶりに住まいをこちらに移すことになりました。先ほど久しぶりに亀岡公園を散歩しましたけど、ちょうど桜が咲き始めておりまして、改めてふるさとのすばらしさを感じているところでございます。

 黒田市長の手腕のもと、全国的に注目されるようになりましたこのふるさとで、そのお手伝いができることは身に余る光栄でございます。また、このような機会を与えていただきました黒田市長並びに辻議長様初め、議員の皆様に心より感謝を申し上げます。

 さて、私、昭和49年に長崎県庁に入庁しまして、水産商工観光、それから、国際交流などの行政に携わってまいりましたが、最後の10年間は産業労働部というところで、雇用の場の確保と産業振興の業務を担当させていただきました。そのとき、ちょうど瀬戸市場の立ち上げの時期でございまして、それにも携わらせていただきました。御縁があったかなということに感じております。

 県庁退職後は、県の物産振興協会というところで、県産品の販売の拡大をやっておりました。その後、現在はながさき地域政策研究所というところでございまして、ここは長崎の教会群の登録関係も含めて仕事をさせていただいております。このような経験が、地元の平戸の発展に少しでもお役に立てればと考えております。

 お見かけのとおりもとより非力でありまして髪も大分薄くなってまいりましたけど、ふるさとを思う気持ちは若い人に負けないつもりでございます。黒田市長のもと、元気で住みやすい平戸づくりのために最後の御奉公をしたいと考えております。議員の皆様の御指導、御支援を切にお願いしまして、就任に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(辻賢治君) 

 日程第57、議案議第1号を議題といたします。

 本案に対する提案理由の説明を求めます。



◆議会運営委員長(竹山俊郎君) 登壇 

 議案議第1号「無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書」を、所定の賛成者を得て提出いたします。

 提案理由につきましては、地域住民の生活環境の改善や、地域の活性化を図るため、とりわけ防災整備の向上や、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興などの観点から、本市でも進められている無電柱化の推進に関する法整備を要望するためのものであります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。

 以上で、提案理由の説明を終わります。



○議長(辻賢治君) 

 説明が終わりましたので、質疑を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。議案議第1号は、委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、議案議第1号は、委員会付託を省略することに決しました。

 議案議第1号の討論を行います。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 討論がありませんので、採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、議案議第1号は原案のとおり可決することに決しました。

 日程第58、平戸市議会議員の派遣についてでありますが、平成28年度中における議員の派遣については必要に応じ各方面へ派遣することとし、派遣する議員、日時、目的については議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、平成28年度中における議員の派遣については議長に一任することに決しました。

 お諮りいたします。本定例会において議決されました各案件について、その条項、字句、そのほかの整理を要するものにつきましては、会議規則第46条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(辻賢治君) 

 御異議なしと認めます。よって、本定例会において議決された案件の整理について、これを議長に委任することに決しました。

 以上をもって本定例会における全日程を議了いたしました。

 ここで、本年3月31日をもって退任されます寺田勝嘉副市長から挨拶の申し出があっておりますので、これを許可します。



◎副市長(寺田勝嘉君) 登壇 

 このたびは、辻議長を初め、議員皆様の御高配により、本壇から退任の御挨拶を申し上げる機会を賜り、心から感謝申し上げます。

 私は、このたび一身上の都合により、3月31日をもって平戸市副市長を退任させていただくことになりました。今日までの3年間、大過なく職務を全うすることができましたのも、辻議長を初め、市議会議員の皆様、黒田市長、そして、多くの職員の温かい御指導と御支援に支えられてのことだと深く感謝申し上げます。

 省みればこの3年間さまざまなことがありました。平成26年10月に開催された長崎国体相撲競技において、地元松永選手率いる長崎県チームが団体優勝し、ひどく感動をしたのを覚えております。

 一方で、11月に入ってから市内中南部地区を走っていた「ふれあいバス」の突然の運行停止に伴い、その後の対応に追われ、議会には大変御迷惑をおかけいたしました。

 また、昨年10月1日には平戸市市制施行10周年記念式典に出席させていただき、その喜びに浸ることができました。

 直面したどの課題に対しても「平戸市のために」という思いのもと、最善の判断と対応をしてきたところであります。

 その一方で、多くの市民の皆様から厳しい御意見もいただき、市民に最も身近な基礎自治体としての厳しさを身を持って感じたところであります。

 4月からは平戸を離れることになりますが、これまで多くの皆様からいただいた恩義に報いるべく、そして、ふるさと平戸市のことを一日たりとも忘れることなく、職務に精励する所存でございます。

 結びに、これまで皆様からいただきました御厚情に感謝申し上げますとともに、今後、皆様の御健勝、御活躍と、平戸市のますますの御発展を祈念いたしまして、退任の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)



○議長(辻賢治君) 

 市長より挨拶があります。



◎市長(黒田成彦君) 登壇 

 閉会に当たり一言御挨拶を申し上げます。

 去る3月7日に開会いたしました今期定例会におきまして、平成28年度一般会計予算案を初め、条例その他各種の重要案件につきまして原案どおり可決いただき、まことにありがとうございました。会期中、議員各位から種々賜りました御意見、御要望等につきましては十分これを尊重し、検討いたしまして今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。

 なお、議案第6号「平戸市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正」につきましては、附帯決議の重要性を十分認識し、今後におきましても人口減少の抑制や、本市の基幹産業である第一次産業などが衰退しないよう、市政運営、雇用や定住促進に努力してまいります。

 それでは、いくつか御報告させていただきます。

 初めに、保育所、幼稚園の保護者負担金についてでございますが、国は、幼児教育の段階的無料化に向けた取り組みとして、平成28年4月から年収約360万円未満相当の世帯について、従来の多子軽減における年齢の上限を撤廃するとともに、年収約160万円未満相当のひとり親世帯等については負担軽減措置を拡大し、第一子については現行の半額、第二子については無償化とすることなどの制度改正が決定されました。

 これを受け、文教厚生委員会にも御報告させていただいたところでございますが、現在、平戸市において幼稚園では小学校6年生までを、保育所では小学校3年生までを第一子としている多子軽減における年齢の上限を撤廃するとともに、平戸市の独自策として、国が設定している年収約360万円未満とした所得制限を原則撤廃することと考えております。

 これにより、世帯第3子が完全無料化となり、子育てに係る経済的負担を軽減することで、子供を産み育てやすい環境づくりの推進が図れるものと考えております。

 なお、この施策により生じる一般会計予算補正につきましては、6月以降の定例会に提案をさせていただきたいと考えております。

 次に、平成27年度特別交付税の決定がございましたので、御報告させていただきます。

 総額15億6,678万5,000円の決定をいただいたところであります。昨年度の交付額が15億4,035万4,000円でございましたので、前年度比2,643万1,000円の増額、率にいたしまして1.7%の増となっております。

 本年度は国の特別交付税の総額がマイナス0.8%であったことや、豪雪被害、豪雨被害など、全国で大規模な災害が発生したことなどから、増額については極めて厳しく、難しい高いハードルであるとの認識でありましたし、結果的に県内13市でも本市を含め増額交付は5市にとどまった次第であります。

 こうした中、本県選出の国会議員を初め、要望活動に当たりまして御尽力いただきました辻議長を初め、議員各位に対しまして、改めて厚くお礼を申し上げます。

 終わりに、議員の皆様には一層御自愛の上、御健勝にて御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。まことにありがとうございました。



○議長(辻賢治君) 

 閉会に当たり御挨拶申し上げます。

 去る3月7日に開会いたしました3月定例会は、平成28年度一般会計予算のほか各条例案等の審議を初め、当面する市政の重要案件につきまして終始熱心な御議論をいただき、全ての議案を可決し、本日をもって閉会の運びとなりました。

 会期中の議員各位の御精励と理事者各位の御協力に対し、心から御礼を申し上げます。

 さて、国におきましては、新三本の矢の実現を目的とする一億総活躍社会の実現に向けて、政府を挙げて取り組んでいくということであり、大いに期待をするところであります。

 平戸市におきましても、平戸市総合計画の基本理念である「ともに支えあって行く協働の精神による市民と行政が一体となったまちづくりの創造」に向け、積極的な取り組みを期待するとともに、議員各位におかれましても御協力いただきますようお願いをいたします。

 このたび御退任なされます寺田副市長におかれましては、3年間、平戸市の振興発展のため御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。心から敬意を表する次第であります。今後とも引き続き御指導をお願いしますとともに、さらなる御活躍と御健勝を心からお祈り申し上げます。

 また、今月末をもって退職される職員の皆様におかれましては、長年にわたり市政運営に卓越なる手腕を発揮していただきました。その御苦労に対しまして、心から経緯と感謝を申し上げる次第でございます。

 退職後におかれましても、引き続き本市のまちづくりに御尽力、御協力をいただきますようお願い申し上げますとともに、平戸市の限りない発展を願いつつ、平成28年3月平戸市議会定例会を閉会いたします。

                閉会 午後0時20分