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長崎県 大村市

平成12年 12月 定例会(第5回) 12月07日−02号




平成12年 12月 定例会(第5回) − 12月07日−02号









平成12年 12月 定例会(第5回)



◯出席議員は次のとおりである。

   1番  松崎鈴子君       16番  恒石源治君

   2番  山田寿美君       17番  富永秀男君

   3番  田崎忠義君       18番  宮本武昭君

   4番  里脇清隆君       19番  田中 守君

   5番  田中昭憲君       20番  今村典男君

   6番  廣瀬政和君       21番  永石賢二君

   7番  永尾高宣君       22番  田中善典君

   8番  北村誠二君       23番  山口宣彦君

   9番  田中秀和君       24番  丸谷捷治君

   10番  和崎正衛君       25番  音成征彦君

   11番  山北正久君       26番  馬場重雄君

   12番  山田慶一君       27番  中川志朗君

   13番  前川 與君       28番  細川隆志君

   14番  岩永光功君       29番  川添勝征君

   15番  三原十一君       30番  五反田良二君

◯欠席議員は次のとおりである。

   なし

◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。

 市長       甲斐田國彦君   病院事務部長   津田 学君

 助役       島 信行君    水道事業管理者  前川 章君

 収入役      松添友武君    水道局次長    吉野 哲君

 総務部長     渕 純一郎君   競艇事業部長   川口一典君

 財政部長     中村 明君    教育長      清原章宏君

 福祉保健部長   安武和雄君    教育次長     野中照明君

 商工部長     遠藤謙二君    監査委員事務局長 田中清彦君

 農林水産部長   大和紀元君    企画調整課長   朝長 定君

 環境部長     高辻一郎君    総務課長     石丸哲也君

 建設部長     雄城 勝君

◯本会議の書記は次のとおりである。

 事務局長     前田重三朗君   書記       三谷 治君

 次長       竹尾敏行君    書記       針山 健君

 議事調査係長   杉本高光君    書記       南 領一君

 書記       岸川秀樹君

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          第5回定例会議事日程 第2号

        平成12年12月7日(木曜)午前10時開議

第1 市政一般質問



△振鈴 午前9時58分



△開議 午前10時1分



○議長(音成征彦君) 

 おはようございます。出席議員は定足数に達しております。

 議事日程第2号により本日の会議を開きます。

 病院長から欠席の届けが出ております。

 日程第1.市政一般質問を行います。

 まず、18番宮本武昭議員。



◆18番(宮本武昭君) 登壇

 おはようございます。ことしもあとわずかで21世紀となります。やがて来る21世紀に新しい風を起こし、市政に新しい風を吹かせようと、5人で結成した新風21会派の宮本でございます。

 本日、市民の皆様におかれましては、この師走の忙しい時期にもかかわりませず、傍聴においでいただき、まことにありがとうございました。それでは、皆様の代弁者として、通告に従い質問に入ります。

 初めに、市内の少年の意見発表会で発表した、ある少年の意見を聞いていただきたいと思います。

 「僕の通っている学校、鈴田小学校は元気な人がたくさんいる学校です」という言葉から始まり、楽しい学校生活を紹介した後、鈴田地区の現状と自分の望みを発表してくれました。

 「鈴田には山や森があります。それに鈴田川という川が流れている自然いっぱいの町です。私たちの自慢は鈴田川です。夏の夜、上流に行くと何と蛍が見られます。風が吹くと気持ちよくて、とてもきれいです。また、ハヤやフナやコイなどの魚もたくさんいます。夏休みになると、リバーウオッチングが開かれます。鈴田小学校のみんなは毎年楽しみにしています。だけど、残念なことがあります。それは、中流や下流になると水が濁っていることです。時には黒い汚れた水が流れてきます。そんなとき、僕は悲しくなります。鈴田川の魚たちが苦しんでいるかもしれないと思うからです。今、鈴田川をきれいにしようとする看板をよく目にします。僕の大好きな鈴田川が少しでもきれいになればいいと思います。大村湾の水は、五島の海の水に比べてみると濁っているようです。時には、釣り場に釣り糸や多くのごみが落ちています。僕たち一人一人が海を大切にする心を持つことが必要です。これから僕は、学校や山や川、海などの自然から教えてもらったことを生かして、成長していきたいと思います。そして、鈴田が、大村が、自然がたくさんあって、きれいな町になってほしいと思います。僕も鈴田や大村の一員です。しっかり頑張っていきます」。

 皆さん、この発表文は鈴田小学校6年中川旬君が、ことし2月27日に大村市のコミュニティーセンターで開かれた第18回大村市青少年健全育成研究大会において、課題とされた「わたしたちの町おおむらに望むこと(わたしたちの夢)」にこたえたものであります。この少年のせつないほどに純真な心と意見をどのように思って聞かれたでしょうか、ぜひ感想をお聞きしたいと思います。この純真無垢な少年の思いを心にとめながら、質問に入っていきたいと思います。

 初めに、山間部をレインボーロードが開通し、その道路を中心にして開発が進み、酪農、畜産業、養豚業、養鶏業、食品加工製造業、不燃物の最終処分場などの事業所が山間部を開発し、事業を展開しております。当然のことながら環境問題に関心を持ち、そのことに対して熱心に取り組んでいる事業所は、住民に対しても事業規模や事業内容の公開をして、この地域で発展していく企業として当然のことながら、環境汚染に対する防止策の説明などを十二分になされていると思います。

 そこで、市民の命と暮らしと健康を守らねばならない立場の者として、このようなさまざまな事業所に対して汚染の事実が判明した場合、どのような処置がとられるのか、お尋ねしたいと思います。

 平成10年5月、平成11年6月、平成12年4月、同5月に、いずれも不気味な黒い水が川に流れ出ております。この黒い汚水が針尾川から鈴田川を経由して大村湾に流れ込み、琴の海と賞され、大変に美しかった大村湾を汚染しております。

 大村市の環境保全課が発行している「うみのはなし」というパンフレットには、「汚染の原因として、真っ先に思い浮かべるのは、工場とか事業所からの排水」とあります。さらに、「大村湾が汚れる一番の原因は、みんなの家から流されている生活排水であり、家から出た生活排水は側溝などを通って川に流れ込んでいき、最後に大村湾にたどり着く。大村湾は生活排水の最終駅」と掲載されています。

 何が最終駅ですか。「大村湾は生活排水の最終駅」と言われる、この程度の意識で対応されるなら、大村湾はますます汚れ切ってしまい、死の海と化してしまうでしょう。工場や事業所、また、家庭の排水などを垂れ流しさせず、公共下水道、集落排水、合併処理浄化槽などの整備を急ぎ、大村湾を産業排水や生活排水の最終駅などと言わないように、また、言われないようにするのが、あなた方行政のするべき仕事ではないですか。このことについてもしっかりと答えていただきたい。

 平成10年12月24日に椎池町内会長、松尾町内会長の連名のもとに、甲斐田市長、県土木事務所長、県央保健所長の3者に対し連名で、以前より河川への畜牛のふん尿垂れ流しや、河川を許可なく変更したり、さまざまな問題で地域住民とのトラブルが絶えなかった畜産会社に対し、同2カ町の住民は意思を集結し、畜産会社に要望書を提出いたしました。

 「地域に迷惑をかけないようにするために始められた環境保全型畜産確立対策事業ではありますが、施設の運営管理面等で地域住民は今でも大きな不安を募らせています。このことについて、監督・指導面でよろしく取り計らってくださるようお願いいたします」と、このような文書が出されております。私自身、10月に2回、11月に2回、現地を見て回りましたが、見て、聞いて、そのとおりです。要望書で指摘されたようなことばかりでした。

 松尾1号大橋の横の山すそには、油が浮いたような汚水がしみ出て、道路を通じて針尾川に流れ込む。河川は個人の所有物でない、変更してはならないはずである。もとどおりの川に戻し、災害が起こらないような対策を講じるよう要望がなされております。このとき、依頼された内容についてどのような行動、措置をとられたのか、教えていただきたい。

 また、今後このような要望が出されたとき、地域を、住民を守らねばならない行政の立場として、畜産会社その他の事業所に対して指導・監督ができるのかどうか、お伺いしたいと思います。

 甲斐田市長は、全国閉鎖性海域環境保全連絡会の会長であります。河川の汚濁が大村湾にどのような影響を及ぼすか、わかっておられるはずです。冒頭に紹介した少年たちの意見を聞く時間がなかった忙しい市長さんですが、この少年の環境浄化に対するせつない思いと、環境汚染による農作物への影響など、地域住民の不安をどのように払拭されるのか、市長の出身地である鈴田の方々も傍聴においでになっております。明確に答えていただきますようお願いいたします。

 次に、項目1の細目2です。空閑地の管理について。

 今、大村市内は全域にわたり住宅地の開発が進んでおります。しかし、開発した宅地が手入れされず、空き地、いわゆる空閑地として荒れ放題になっているところが多く見受けられます。大村市環境保全条例の第11条は(空閑地の維持管理)となっており、その3項に「指導を受けた占有者が指導に従わないときは、期限及び条件を付して雑草の刈取りを勧告することができる」とあります。数年前は、生い茂ったセイタカアワダチソウが主たる原因で、ぜんそくの症状が問題になったこともあります。この空閑地の処理について市長はどのように考えられるか、お尋ねしたい。

 次に、教育行政についてお尋ねいたします。

 学校、家庭、地域の3者連携についてであります。

 平成5年と6年の2年間、地域における生徒指導のための研究が文部省と長崎県教育委員会から大村市が指定を受け、実施されました。戦後の急激な社会の発達は、豊かさの反面、心のゆとりを失わせ、人間関係が疎遠になり、協調性、思いやり、自主性に乏しく、責任感や社会規範に対する意識が希薄になってきた。また、無気力でいろいろな場面に対応することが困難な児童・生徒を生み出す背景になっている。このような状況のもとに実施された研究であるが、この時点での成果はどのようなものがあったのでしょうか。また、現在、学校の中では家庭であるPTAと先生方の活動はどんなものがあるのか。また地域、いわゆる町内と学校のかかわりはどのようにしておられるのか、お尋ねしたいと思います。

 項目2、学校評議員制度について。

 文部省から学校に対して、地域で学校の評議員を委嘱してもよろしいという指示があったと聞いております。この評議員制度について、大村市としてはどのように解釈して、どの時点で評議員を委嘱されるのか、お尋ねしたい。

 細目3、通学路の安全確保について。

 この時期は日没が早く、大村中学校の生徒たちがクラブ活動を終えて帰る時間は、これはどこの学校でも同じだと思いますが、通学路は暗くなり、大中横の須田ノ木側の坂は生徒に対する声かけ事犯や痴漢が多く出没するとされております。この坂には、なぜか中間までしか街灯がついておりません。

 また、旭が丘小学校の通用入り口は、横の民家の壁が障壁になり、見通しが悪く、危険であります。学校の関係者が通常利用する場合、カーブミラー等の設置は教育委員会の所管であると聞きました。大中横の街灯、旭が丘小通用口のカーブミラーは、生徒の安全に必要です。事件や事故が起こる前に設置されることを望みます。

 項目3、商工行政について。

 日岳公園整備の進捗状況についてお尋ねします。

 眺望について語れば、琴平岳と並び賞され、いや、それ以上のものではないかと思う三浦の日岳公園、ここが今商工観光課の手により生まれ変わろうとしています。春の桜やツツジ、夏は花火、秋は遠足の目的地に最高ではないかと思います。工事中であることを知らないで行った知人から、たとえ工事中であったとしても、せっかくの公園に仮設のトイレくらいないとおかしいという意見がありました。3月いっぱいかかるそうですが、この間にも遊びに行く市民はたくさんおると思います。ぜひ仮設トイレぐらいは設置していただけばというふうに思います。

 以上質問いたします。残り時間は自席でさせていただきます。(降壇)



◎市長(甲斐田國彦君) 登壇

 おはようございます。宮本議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、鈴田小学校の子供の作文を紹介されての私の気持ちということでの御質問がございましたが、私自身、小さいときから鈴田地区で豊かな自然に−−むしろ、私自身が豊かな自然にはぐくまれたと、はぐくんでいただいたという気持ちがあるだけに、自然というものをだれよりも私は強く意識しながら、今行政を進めていると、そのような気持ちで担当させていただいているということをまず申し上げたいと思います。

 私どもが住んでいる大村というのは、今人口がふえておりますが、豊かな美しい自然があるということがその一つの大きな要因になっていると、さまざまなことを検討する中で私は感じております。さまざまな要因がありますが、その一つにそれがあるというふうに思っております。この豊かな自然、美しさを後世代に引き継いでいく、つないでいく責任があると私は思っております。私を初めとする行政を担当する者は、そのような使命感を持って環境行政に取り組まなければならないと、そのように思っております。

 そして、あわせて市内の事業所の経営者、あるいは社員の皆さん方もそのような義務と責任を自覚していただきたいと思いますし、あわせてまた、大村市民のすべてが、お一人お一人が、自分のこととして環境問題について考えていただきたいということも、私はかねがね念願をいたしているところでございます。

 先ほどの、ここにもございますが、これは市の環境保全課がつくった「うみのはなし」というパンフレットでございますが、この中にも実は「大村湾が汚れる原因は何?」という問いかけの中で、「大村湾は生活排水の終着駅。このことは、意外とみんな知らないんだ」ということを書かれてあります。これは逆の言い方をしますと、終着駅であるからこそ、それから先はもうないんだから、そこに流れ込む水というものを本当にきれいにして、もうこれ以上はないというぐらいにして流さなければならないんだということを言っているわけでございまして、そのように御理解をいただきたいと、そのような気持ちでここに掲げられているということを御理解いただきたいと、そのように思います。むしろ、河川を汚してはだめだと、河川をただ汚水を流す管のようにしてはいけないんだということを強調するための表現だったと、そのように御理解いただきたいと思います。

 針尾川の問題でございますが、これまで数回にわたりまして汚水が流れたよという御指摘もいただきましたし、この議会でも御指摘がございました。市の担当職員もその都度現場に急行したことでもあります。地元の方がペットボトルで採取された汚濁水を保健所に持ち込みまして検査もさせたりしましたが、検体として検査のための十分な要件が満たされてなかったということで、せっかくの採取された汚水も実は汚染の状況なり、あるいはその源というものを特定するに至らなかったということでございます。今後は検査の臨時体制をどのようにするかということを早急に詰めなければならないということで、現在検討をいたしております。

 それから、この河川では大腸菌群数が異常に高いということでございます。これまで6回にわたりまして、水質9項目の検査も実施しました。確かに、そのようなデータにはなっております。ただ、その汚染源がどこかということがなかなか特定できないというもどかしさもあるわけでございます。

 畜産関係が原因ではないかということの御指摘もありますが、確かに、市がこれまで緊急時に何度か現地入りをしまして、地元の方々に汚濁水の状況をお尋ねしますと、畜産系統のふん尿のにおいがひどいと、黒い汚水というものも一気に流れたよというようなお話もいただいたりしたわけでございます。

 確かに、針尾川の流域には相当数の家畜が飼育されておりますし、数カ所の施設もあるわけでございまして、単数でないということのために、流出元を特定するということもなかなか難しいという実情もございます。これを畜産系であるということを断定するということも、なかなか科学的には困難な面も、その調査のやり方によって困難な面もあるわけでございます。

 そこで、今後は緊急に即応できる体制を充実していく必要があると、そのように思います。私どもがその都度出向けばいいわけでございますが、できるだけそういう体制をとりますけれども、まずは排水容器セットを地元に預けるということで、地元の方の御協力もいただくということもやりたいと。それから、土曜日、日曜日、祝祭日における検査体制も確立したいと、そのように思います。特に、雨が降るときについてもこれは徹底する必要があるんではないかと、そのように考えております。

 あわせまして、第2点目では県の農業改良普及所、あるいは地元の農協の連携による指導であります。

 これは畜産農家への理解をまず求めるということ、それから個々の酪農家への水質検査等をお願いしていくということ、それから家畜ふん尿のリサイクル法の推進ということによって、畜産農家への指導も進めなければならないと考えております。これにつきましては、法律的にもこのような体制を義務づけられておりますので、体制といいますか、畜産農家への義務も規定がされておりますので、今後これを徹底してまいりたいと、そのように思っております。

 ただ、これは施設改善にかなりの経費もかかるということもあり、一挙にはできませんが、粘り強く指導をしながら、あるいは畜産農家への御理解もいただきながら進めてまいりたいと、そのように考えております。

 次に空閑地、空き地等の問題でございますが、これも環境行政の一環であると私も思っております。

 市街地等のあちらこちらに民有の空閑地がございますし、あるいはJR等、ああいう公共施設の土手等、あるいは市有地、市道あるいは国道等々、いわゆる公有地、国有地等も空閑地があるわけでございます。

 そこで、私どもとしては、まずは民有地につきましては環境保全条例上の規定もございますし、占有しておられる方から契約で信託を受けまして、例えば、ゲートボール場などの運動広場として、地元住民の管理で利用することができるような条例もございますし、その場合に信託を受けた土地につきましては、その期間中に 500平方メートルまでは固定資産税の減免ができるという措置もいたしておるわけでございます。現在までのこの適用は1カ所のみでございますので、できるだけこのようなことで空閑地に雑草等が生えるということがないようにしなければならないと、そのように考えているわけでございます。

 特に私は雑草の中で、その花粉がぜんそくの原因にもなるということで指摘されているものもあるわけでございます。−−ああ、失礼しました。先ほど信託を受けた土地についての面積を「 500平方メートル」と申し上げましたが、「 5,000平方メートル」でございます。

 そういうことで、夏場を中心に特に雑草等についての苦情も多く寄せられているわけでございます。私どもとしては、この苦情が寄せられているところにつきましては、早急に改善を求めるように指導いたしておりまして、その後、勧告するまでには至らずに、これが解決をするというのが多うございますが、ただ、苦情が具体的に寄せられてない地域等でまだまだぜんそく等の原因になる雑草というものがかなり大きく繁茂しているというところもあるわけでございまして、そういうところにつきましては、私ども今後とも公有地も含めて、雑草等の刈り取り等も含めて、どのような形でやっていくかということを現実に効果あるような施策を展開していく必要があると思います。

 ただ、やり方によっては、里親制度というのを今公共施設等について設けておりますが、このようなことも一つの方法ではないかと、そのようにも考えております。いずれにしましても、現在、本市におきましては環境基本計画を策定中でございます。これにあわせまして、条例も見直しを進めているところでございます。罰則も含めてどのように規定していくか、今後早急にこれを詰めてまいりたいと、そのように思っております。

 次に、日岳公園の整備についてのお尋ねがございましたが、この日岳公園の整備につきましては、平成9年度から12年度までの事業として整備を進めているところでございます。現在、来年の4月オープンに向けて道路の舗装と、そして水洗トイレの設置工事、それから駐車場の整備を進めているところでございます。現在、工事期間中でございますが、この期間中は危険でもございますので、できるだけ工事関係者以外の車両は立入検査をいたしておりますし、一般の市民の皆様にも御協力をお願いしているところでございます。

 この工事期間中までに仮設のトイレを設置するかどうかにつきましては、これはもう4月早々には水洗トイレも設置できることでもありますし、この点につきましては御理解をいただきたいと、そのように思っております。

 他の点につきましては、関係部長からお答えを申し上げます。(降壇)



◎教育長(清原章宏君) 

 宮本議員の御質問にお答えをいたします。

 平成5年、6年度の文部省指定、あるいは県教育指定によります、地域における生徒指導のための研究の成果についてお尋ねでございます。

 地域における生徒指導のための研究推進協議会は、次のような組織で行いました。それは生徒指導部会、調査統計部会、啓発広報部会、これは小学校、中学校、高等学校、それに教育委員会がこれに所属をいたしまして研究を進め、さらに関係団体との連携で、市内の関係団体9団体、さらに専門機関として6機関をお願いいたしまして、研究を進めました。この研究は小学校、中学校、高等学校の連携を図り、生徒指導のあり方を実践的に研究することにより、各学校及び地域社会の生徒指導の充実強化に資することをねらい−−こういうことをねらって研究したものであります。その研究内容としましては、次の6点がございました。

 1番目に、小学校、中学校、高等学校における登校拒否の防止に関すること。二つ目が、高等学校における中途退学防止に関すること。三つ目が、小学校・中学校・高等学校生徒指導連絡協議会の推進に関すること。四つ目に、魅力ある学校づくりに関すること。五つ目には、家庭、地域、社会との連携に関すること。六つ目に、関係機関、団体との連携に関することであります。

 御質問の成果につきましては、次の3点に大きくまとめることができようかと思います。

 その一つは、小学校、中学校、高等学校の連携を密にして、さらに交流を深めることができたこと。二つ目には、開かれた学校を目指して、関係機関、団体の協力を得ることによって家庭や地域社会との連携を深め、地域の教育力の向上ができた点。三つ目には、魅力ある学校づくりに努め、児童・生徒の心の居場所づくりを推進できた点であります。やはり校種、校区を越えて、大村市として強固なまとまりができたというのが一番の成果であったというふうに思います。

 この研究の成果により、平成8年度、9年度にはいじめ対策地域連携の文部省指定を受けて研究いたしました。このいじめ対策地域連携の指定は、先ほど言いました地域における生徒指導のための連絡協議会が設置されております。この評価を受けて、その母体があるということから、さらにこのいじめ対策地域連携の文部省指定を受けて研究したものであります。

 次に、PTAの活動内容についてでございます。

 議員も熱心にPTA活動に取り組まれました。PTA活動についても十分御存じのことでありますが、PTA活動は学校によって多少の活動の違いはありますが、総体的に次のような活動があろうかと思います。その一つは会議であります。この会議はPTA総会、あるいは学年、学級による総会、さらに、この会のほかに親子触れ合いの場もあります。さらに、PTAでは専門部を設置して、その専門部の活動を行っております。さらには保護者、PTA全員に呼びかけ、除草作業−−これは親子ともどもやっているという学校もございますし、さらには親睦のためにレクリエーション大会を行う、さらには地区懇談会、そして地域、市全体の補導活動等もいただいているところであります。やはり児童・生徒の健全育成、保護者と教師の親睦がなくてはPTA活動は考えられないと思います。

 三つ目の地域とのかかわりに対する御質問でございますが、学校においては地域と学校が連携をし、児童・生徒を健全に育成することは実に大切なことであります。各学校は開かれた学校、特色ある学校を目指して、地域の皆様の御理解と御支援をいただきながら、日々教育実践に努めております。本年度の各学校の様子を見てみますと、次のような行事が計画をされ、実践をされております。

 学校だよりの発行。これはすべて市内の学校が学校だよりを発行し、それを保護者、または地域の方々、町内会長さん方にも発送をしております。実際に、このように保護者が見る生徒像と学校とのずれがある、こういうふうな資料をもとにして、保護者あるいは地域の方々にも広報し、御理解いただいているという部分もございます。さらに、地域行事へ教師、児童・生徒が参加をする、あるいは老人会への参加もあります。さらに、ことしは西大村中学校が県から指定を受けまして、生き方発見支援事業、こういうことで市内の事業所、36事業所へ出向いて実際に体験をしております。さらに各学校、職場体験学習等も実施をいたしております。学校教育は学校のみで実践できるものではございません。地域との連携を図りながら、児童・生徒の健やかな育成に努めているところでございます。

 次に学校評議員制度、これはなかなか聞きなれない言葉でございますが、文部省が新たにこの制度を出しました。「学校評議員制度」、これは文部省から出ているパンフでございますが、大体これにその内容が書かれております。これは先ほども言いましたように、学校、家庭、地域の連携に関する、そういうものとも関係がございます。地域に開かれた学校づくりの一つとして、この学校評議員制度が設けられたものであります。これは学校、家庭、地域が手を携えて、よりよい教育の実現を目指す、そして学校の自主性、さらに自律性、これは「律する」の自律でございます−−を高めて、校長が地域の声をさらに一層把握しながら、適正に学校運営を行うことを支援していくものであります。

 学校評議員の導入により、例えば、次のような地域との連携した教育活動が活発になることが期待できます。その一つは、先ほども言っておりますが、特色ある学校づくりへの取り組みであります。二つ目は、これも新しい教育活動でありますが、総合的な学習の時間などへの支援。三つ目に、子供たちの地域ぐるみの育成。四つ目には、地域の行事、福祉施設等との連携。こういうことが考えられます。この学校評議員は可能な限り幅広い分野から意見を聞くよう、保護者や地域の方々から教育に関して理解や識見を持っていらっしゃる方を各校長が推薦し、その推薦をいただいた方々を教育委員会から委嘱する、こういう形になっております。

 大村市教育委員会といたしましては、こうした開かれた学校づくりを一層進めるために、次のように考えております。一つ目に、学校運営に関し、保護者や地域住民の意向を把握し、反映すること。二つ目に、学校運営に保護者や地域住民の方々の協力を得ること。三つ目に、学校運営の状況等を周知するなど、学校としての責任説明を果たしていくことであります。このような観点から、市教育委員会の判断により、各学校に学校評議員を置くことができるという趣旨の大村市学校評議員設置要綱を策定し、来年度、平成13年度からスタートできるよう、校長会等を通じて、現在指導しているところであります。

 なお、他の点については教育次長の方からお答えをいたします。



◎教育次長(野中照明君) 

 私の方から通学路の安全確保について2点あったと思いますが、お答えをしたいと思います。

 中学校下のカーブのところの通学路の防犯灯の件でございますが、これは私たちも直ちに現地を調査いたしまして、防犯上からもこれは必要だという判断をいたしまして、既にこの防犯灯については発注をしまして、12月20日ごろには完成する予定にしております。

 それから、旭が丘小学校の入り口のミラーの件でございますけれども、議員も御承知のとおり、あそこの前はちょうど旭ケ丘ストアーというストアがございます。それと道路が狭隘になっております。そういうこともございまして、確かに必要というような感じを持っているんですが、この件については、直ちに今つけるとかということはお答えできませんけれども、十分協議した上で、何らかいろんな方法がないか検討してみたいと思っております。

 以上でございます。



◆18番(宮本武昭君) 

 いろんな点からお答えいただきましたが、平成10年5月から現在まで数回にわたり黒い汚水が流れ出ておりますが、調査をするということでサンプルを持ち帰っておられましたが、これは数字だけ出て、だれが流したのかということは全然報告はされてないと。原因を突きとめ切れないというようなお話でしたけど、本当は御存じでないんですか。お答えください。



◎環境部長(高辻一郎君) 

 鈴田川の方に流れてくる段階の中では特定、いわゆるその成分がそこから出てきたものかどうかという面では特定をできないというのが今の現状でございます。ですから、そういう中では支流が幾つもありますし、その中のどの部分からのものかという確定ができていないというのが現状でございます。



◆18番(宮本武昭君) 

 私は怠慢とか、そういう言葉は使いたくないんですが、大体地域の方々に聞いてわかると思うんですよ。だから、刑事事件とかそういうことにはなりはしないでしょうけど、この汚染を何とかしようということであれば、市の幹部職員としてそこまで追求していくのが当然じゃないでしょうかね。いかがですか。



◎環境部長(高辻一郎君) 

 現在放流といいますか、流れ込んできておる物件等について、今水質汚濁法に基づく水質検査をやった中では水質基準、いわゆる鈴田川の下流域での水質基準の基準しかありませんが、その上流等についての規制等の数値等についてどうするのかというのは、現在から検討していきたいと思っておりますけれども、それは最終的には環境庁の許可をもらわないとならないと、県を通じて指定をしていただくということになるだろうと思います。ただ、その物件が流れてきているものが、物質等が本当に特定できて、その場所というところでしていく場合については、その中身の資質までも確認をしないと、特定をしていくというのは非常に難しい問題があるということを申し上げたところでございます。



◆18番(宮本武昭君) 

 この数字の問題を何回やりとりしてもらちが明きませんので、次に入ります。

 きのう、実は県の保健所の方で確認をしたんですが、ほかの数値はいいんですけど、大腸菌の数値が9月6日24万、9月9日が11万というような数値があるということが環境保全課からいただいた資料に出ていました。これは保健所では一過性のものでもあるということから、そういう畜牛のふん尿が大量に流されたときは一過性に出ることもありますという返事はいただいています。それでほかの面でも、気候とかそういう面で出ることもありますから、一概には言えないという返事をいただいていますが、大腸菌の発生ということ、これは地域にどういうものであるかということ、いわゆる鈴田川とか針尾川、こういうところの下流の民家の方に説明はされましたか。大腸菌はこれだけ出ていますけど、しかし、この数字は危険ではありませんよというような話はされましたか。



◎環境部長(高辻一郎君) 

 鈴田地区の下流域の皆さん方に対して、こういう状況があったということで集まってもらって説明をしたという経過はございません。



◆18番(宮本武昭君) 

 それが一番大事なんですよ、住民にとっては。検査だけして、数字はこれだけでしたと。それでは何の解決にもならんじゃないですか。だから、やはりこれだけ出ましたけど、危険な数値ではありませんというような親切、丁寧な説明が必要なんじゃないでしょうかね。もう一回どうぞ。



◎環境部長(高辻一郎君) 

 今後も鈴田川の上流域から含めまして、先ほど市長が申し上げましたように検査体制を、緊急体制も含めましてどういう採取の仕方をしていくのか。そして、その結果としてのもの等についても、一応公表の段階をどうするのかという面も含めまして、今後の検討をしていくという作業を今している段階でございます。

 あるいは検体をとる場合であっても、非常に厳密な検査をしていかないと、最終的に公表していく場合に、単なる採取の仕方というものじゃなくって、厳密な採取の仕方、そこから出される検体の公表といいますか、そういうものを厳密にしていきたいということも含めまして、先ほど市長が言いましたように、対応をしていきたいというふうなことでございます。



◆18番(宮本武昭君) 

 一日も早く地域住民の方が、あるいは農家の方々が安心してそういう作業に専念できるような努力をしていただきたいと思います。これは害はなくても肥料としてのふん尿であれば、稲などは早く育ち過ぎて早倒れするということもあります。そして、田んぼの土はいつも黒く、においがひどいというような状況にもなっております。だから、ただ検査ではこういう形で出ましたと、そういうことだけじゃなくて、原因を突きとめて、農家の方々の苦しみを一日も早くとるように努力をしていただきたいと思います。

 次に、平成10年の12月24日付で各町内会長、椎池町内と松尾町内会長の連名で市長に対して、畜産会社の施設や運営管理面のことを指導してくれと要望されておりますが、このときのことは何か地域に対しては、この要望された町内に対しては返事はされたんでしょうか。



◎農林水産部長(大和紀元君) 

 これは地域には指導しております。また、文書におきまして、農協を通じて、畜産部会を通じて指導しております。また、上の酪農団地には直接出向いても指導しております。



◆18番(宮本武昭君) 

 ちょっと待ってください、部長。私は農協を通じて言うてくれとは言ってませんよ。町内に、住民の方々にそういうお知らせをされたかということを言っています。お答えください。



◎農林水産部長(大和紀元君) 

 はい、いたしております。これは11年2月10日に文書によって回答しております。



◆18番(宮本武昭君) 

 初めからそういうふうに言っていただければ、私も納得します。

 それでは次に、この要望書では許可なく河川の変更工事を行ったと言っておられますけど、この針尾川の管理はどこが行っているんでしょうか。また、無断でこの流れを変えたり、護岸工事をしたりした場合、仮に市が管理をしなければならないときはどのような処置をとっていかれますか。



◎環境部長(高辻一郎君) 

 広域農道の上のところの話をされているのかなというふうに思いますけれども、あの河川につきましては県の所轄の河川ということで聞いております。



◆18番(宮本武昭君) 

 県の管轄であれば、何か県を通じて大村市の方に変更作業があったというような連絡か、あるいは報告がなかったんでしょうか。



◎建設部長(雄城勝君) 

 私どもの方にはそのような通知は参っておりません。



◆18番(宮本武昭君) 

 私たち個人が市の土地とか、あるいは県の土地、国の土地を少しでも削ったり広げたりした場合、物すごく厳しい処分が来ますよ。それを見てわかっておるのに何も言わないと、私たちは知りません、これじゃ納得できませんよ。もう少しわかるように説明してください。



○議長(音成征彦君) 

 しばらく休憩いたします。そのままでお待ちください。



△休憩 午前10時52分



△再開 午前10時52分



○議長(音成征彦君) 

 再開いたします。



◎建設部長(雄城勝君) 

 今の件につきましては調査をし、お答えをいたしたいと思います。



◆18番(宮本武昭君) 

 よろしくお願いします。それでは、この環境問題についてはこれで終わりたいと思いますが、何をどのように言っても水は高いところから流れるんです。子供や孫の時代に死の海大村湾と言われないように、今こそ行政と我々市民すべてがこの環境汚染に対する関心を持ち、汚染のない大村にしなければならんと思っております。

 空閑地の問題ですが、さっき市長がお答えになりましたけど、この条例は勧告までで罰則規定はありませんが、知らんふりして責任逃れをされるより、罰則規定をつくって処罰をお願いしたいということには変わりありませんので、なるべく早目に検討をお願いしたいと思います。

 教育行政について質問しましたことで、学校として家庭や地域に望むことは何でしょうか。



◎教育長(清原章宏君) 

 学校として地域や家庭に望むことということについては、これはもう今まで再三指摘をされていることでありまして、学校も努力をしなければなりませんけれども、まずは子供の健全育成、あるいは子供の教育、これについては家庭に私は大きな力を持っていただきたい、このように思います。そして、さらにそれを地域に広げて、地域で子供を見ていただく、こういうことも大事かというふうに考えます。



◆18番(宮本武昭君) 

 次に、学校評議員制度についてお尋ねしたことの再質問ですが、学校の所在地の地域の方から学校評議員について委嘱されるのかどうか。また、対象者としてどのような立場の人を考えておられるのか。また、私個人としては現場の先生方の立場を考えたとき、以前教職にあられた方々は委嘱すべきじゃないと考えておりますが、いかがでしょうか。



◎教育長(清原章宏君) 

 学校評議員制度の人選について再質問がございました。この学校評議員制度の評議員はそれぞれの学校5名以内をお願いしたいと、このように考えております。学校の規模によって、5名じゃなく3名というところもあろうかと思います。

 これについて、その人選でございますが、これはあくまでも先ほども申しましたように、できる限り広い分野から委嘱をするということが望ましいことでありまして、それにはその個人にいろいろな資格を求めるというものではございません。しかし、次のような観点から地域の方、その校地におられる方からお願いをするのが適当かというふうに考えておりますが、それは教育や青少年の育成に関して理解と