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長崎県 諫早市

平成21年第3回(5月)臨時会(第1日目)  本文




2009.05.15 : 平成21年第3回(5月)臨時会(第1日目)  本文


                午前10時 開会
◯議長(並川和則君)[21頁]
 おはようございます。ただいまから平成21年第3回諫早市議会臨時会を開会いたします。
 今期臨時会に説明員の出席を求めましたので、御報告いたします。
 ここで当局から発言の申し出があっておりますので、発言を求めます。


◯健康福祉部長(平野 博君)[21頁]
 おはようございます。諫早市の新型インフルエンザ対策について御報告いたします。
 新型インフルエンザに関しましては、鳥インフルエンザ由来の強毒性ウイルスの発生を念頭に、国や県において行動計画等が策定されております。諫早市における取り組みといたしましては、平成20年度広報諫早2月号、3月号で新型インフルエンザ対策等について掲載をいたしまして、さらに本年1月には市職員を対象に、医師や保健所職員を講師といたしまして研修会を実施するなど、危機管理意識の高揚を図り、行動計画の策定に向けた準備を進めてきたところでございます。
 また、平成21年3月議会において、市民への啓発用冊子購入等の補正予算を議決いただきましたので早速購入し、今回、世界保健機構WHOのフェーズ4宣言と同日の4月28日に、各町内会、自治会を通じまして新型インフルエンザ対策用冊子の班回覧をお願いし、市民の皆様にお知らせをすることができました。
 4月28日には、長崎県でも知事を本部長とする長崎県新型インフルエンザ対策本部が設置をされまして、県庁内に専用の電話相談窓口を設置するとともに、県内の保健所に発熱相談センターを整備し、海外渡航された方などで健康に不安がある方などからの相談に応じているところでございます。
 諫早市におきましても、5月1日、市長を本部長とする諫早市新型インフルエンザ対策本部を設置するとともに、市民の皆様の不安に対応するため、健康福祉センターに、土曜日、日曜日、それから祝日も含めまして相談窓口を開設し、生活相談等に対応をいたしているところでございます。
 御承知のとおり、メキシコで最初に確認されました新型インフルエンザは現在、感染が世界各国で確認されておりまして、5月9日、10日には、カナダから米国経由の航空機で帰国いたしました大阪の高校生ら4人が新型インフルエンザに感染し、日本でも広がる事態が危惧されているところでございます。また、同じ飛行機に長崎県内在住の20代の男性でございますが、1名乗っていたことがわかりまして、県の新型インフルエンザ対策本部は、男性が居住する管内の保健所を通じまして10日間の健康調査を実施しているところでございます。
 今後の対策でございますが、5月20日発行の広報諫早6月号に新型インフルエンザに関する情報や対応策などを保存版といたしまして掲載をすることにいたしております。あわせまして、市の行動計画、対応マニュアルを早期に策定するよう準備を行っているところでございます。
 また、発熱外来につきましても、感染拡大期を想定いたしまして、諫早医師会、県央保健所、それから県央消防本部及び県の発熱外来指定医療機関でございます日本赤十字社長崎原爆諫早病院との連携を図りまして、協議を進めているところでございます。
 諫早市といたしましては、市民の皆様の安心・安全を守り、健康危機に関しましても最善の対策を図るよう努力してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(並川和則君)[21頁]
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。


◯野副秀幸君[21頁]
 今るるお話があって、よくわかりますけれども、医師団の問題ですね、診察拒否というのがやっぱり全国的に何カ所かあっているようでございますけれども、そういうことだけは絶対ないような確認だけはとれているのですか。


◯健康福祉部長(平野 博君)[21頁]
 医師会とも昨日も協議をいたしたところでございますが、医師の診療拒否とか、そういう部分につきましては、これは当然ながらあってはならないことでございますし、医師会においても、昨日も話をいたしましたが、これは積極的にこの対策について市と連携をとりながら進めていくということを確認しているところでございます。


◯中野太陽君[21頁]
 幾つかお伺いしたいと思いますけれども、一つは、班回覧で回ってきた説明ですよね、いろいろチャートが書いてありました。市民の方から、あれは班回覧ではなくて、ぜひ1部、家のほうにいただけないかというような声も伺っています。対応版を早期策定されて、今度、市報と一緒に配られると言われましたけれども、そういうフローチャート方式と似たような形でされるのか、簡易版になるのか、その内容ですね。
 それと、ちょっと私は聞き逃したのですけど、ホームページでも検索できるようにされているのか、この2つをお伺いいたします。


◯健康福祉部長(平野 博君)[22頁]
 今、お尋ねの件でございますが、先ほど申しました、これが班回覧をした冊子でございます。(冊子を示す)これは全部で中身は10ページでございます。今回、5月20日発行の市報でお配りする予定にしている部分につきましては、この中の必要な部分といいますか、そういう部分を4ページに集約いたしまして、それを市報と一緒に保存版として配布する予定にいたしております。
 ホームページにつきましては、まず、相談窓口の案内ですね、電話番号とか、それから県の電話番号、それから夜間の対応、それから一般的な予防に関するコメントを少し載せているというような状況でございます。もちろん厚生労働省とか県のホームページにもリンクができるように、そのリンクを張っているところでございます。


◯議長(並川和則君)[22頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[22頁]
 ほかになければ、ただいまの報告につきましては、これにて御了承願います。
 これより議事日程第1号により議事に入ります。
 日程第1「会期決定の件」を議題といたします。
 今期臨時会の会期は本日1日とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[22頁]
 異議ありませんので、会期は1日と決定いたしました。
 次に、日程第2「会議録署名議員の指名について」を議題といたします。
 会議規則第80条により、会議録署名議員に林田敏隆議員及び田添政継議員を指名いたします。
 次に、日程第3「議案第32号」を議題とし、提案理由につき市当局の説明を求めます。


◯市長(宮本明雄君)登壇[22頁]
 おはようございます。議案第32号「副市長の選任につき同意を求めることについて」提案理由を御説明申し上げます。
 本案は、副市長を選任するに当たり、地方自治法第162条の規定により議会の同意を必要とするため、御提案申し上げるものでございます。
 諫早市の副市長の定数は条例上2名となっておりますが、今回1名の選任をお願いしております。もう1名につきましては、その必要性も含め、しばらく状況を見て判断したいと考えております。
 御提案申し上げます候補者は藤山正昭氏でございます。
 同氏の略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございますが、これまで本市の職員として、体育保健課長、健康福祉課長、健康福祉部次長、生活環境部次長、生活環境部長を歴任するなど、豊かな行政経験の持ち主でございます。人格、識見ともにすぐれ、諸課題に的確に対応していただくものと考えておりまして、副市長として適任と存じ、御提案申し上げる次第でございます。
 なお、選任は、現副市長であります副島宏行氏の任期が平成21年5月20日をもって満了いたしますので、5月21日を予定しております。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。(降壇)


◯議長(並川和則君)[22頁]
 これより議案第32号に対する質疑に入ります。


◯牟田 央君[22頁]
 質疑は何回になっているのか、私はよくわかりません。といいますのは、平成21年4月10日から新しい34人の議員が選任をされまして、その前の申し合わせ事項というのが本来は4月9日ですべて切れているわけであります。ところが、全員協議会を開いて、今までの申し合わせ事項を、再三再四、議会事務局長その他に確認をすればいかがかと申し上げましたところ、平成20年何月何日の議会運営委員会において、その後の申し合わせ事項が平成21年4月10日以降も存続しているというような解釈のもとで現在まできたわけであります。私の解釈が間違いであるかどうかわかりませんが、34人の新しい議員のもとにおいて新しい申し合わせ事項の確認がないままに、私は今から質疑をするわけであります。
 それで、まず第1に、5月12日に代表者会議が開かれまして、副市長候補者という方を市長から紹介をいただき、本日、提案を正式になされたわけですが、議会事務局長に尋ねたところ、5月12日をもって本議案が提出されたものと理解しているというような回答がありました。市長は、5月12日の代表者会議をどのように理解され、そして本日この議案がどういう提案なのか、まず、それが第1点の質問であります。
 それから、諫早市議会におきましては、かつては平成7年当時、野田卿市長のもとでありましたが、徳永直喜元助役、それから田川久幸元助役と、2人体制の時代があったことを私は記憶しているわけですが、宮本市長は、ずっと諫早市の職員を歴任され、このたび立派に当選を果たされて新議会に臨まれることになるわけですが、まずは当選おめでとうございますと申し上げます。
 そこで、今議案の藤山氏は、市長と同じ年に諫早市に入庁され、そして今まで三十数年間という長きにわたり同じような職場で経験をされ、仕事ぶり、それから識見、そういうものを十分に把握されていると思うわけですが、市民の方の話を紹介いたしますと、市長は諫早市職員の出身である、副市長も諫早市職員の出身で大丈夫だろうかという声が私にも届きました。従来からこの13年間の中で教育長が平成8年から2年間は助役として務められましたが、諫早市の職だけで過ごした方が、それで大丈夫だろうかと、いわゆる県とのパイプが必要ではないかとか、国とのパイプが必要ではないかとかいうような話が私にも届きました。
 その点、私は、全職員一丸となって対処すれば、県のパイプであろうが、国のパイプであろうが、その他のものを通じて十分に諫早市政が執行できるものと私は確信しているわけですが、そういう市民の心配についてのお答えはどうなのかというところであります。
 3番目に、副市長は12月までは2人体制でありましたが、一体1人体制でいいのだろうかと。私が考えますには、平成17年の合併直後は、吉次前市長はいろんな調整事項があるために2人の副市長制を敷かれて現在まできたわけですが、2人副市長制から1人副市長制になる場合には、市長の負担が非常に大きいのではなかろうかというような市民の声も聞いております。それについて、市長とすれば1人副市長で大丈夫であると、どうしてそうなのかということについてお答えをいただきたいと思います。
 第1番目は以上です。


◯市長(宮本明雄君)[23頁]
 まず、3点ほど質問がございましたので、順を追って答弁を申し上げたいと思います。
 まず、5月12日に開催されました代表者会議というものをどうとらえているのかと、どう理解しているのかということでございます。今回、5月7日にまず臨時議会の招集をお願いいたしました。この招集案件につきましては、公平委員の選任についてということでお願いをしたところでございます。そして、5月12日、代表者会議の日に追加の告示というものをさせていただきまして、副市長の選任、それから教育委員の選任、これは2名ですけれども、これを追加でお願いをしたいということでお願いをしまして、そして代表者会議が12日に開かれたと。
 この代表者会議というものは、議会内部の会議といいますか、そういうものでございまして、この趣旨は、私の理解によりますと、個人的な質問とか何とかが非常に本会議ではしにくいということもあって、そういうことになっていると、物の本といいますか、そういうものに書いてあるというようなところではないかと思っております。
 ですから、私といたしましては、副市長の選任、教育委員の選任でございますから、非常に重大な選任でございまして、お願いをするということになりますと、当然ながら全体の執行体制といいますか、補佐をいただく体制について検討をし、そして人選について考えるという時間が必要であったということでございまして、12日の日にお願いをしたということでございます。
 それから、2人体制、それから県とか国とのパイプの関係でございますけれども、前回、私は、2年弱ですけれども、副市長を副島現副市長と2人体制でやってまいりました。その前に、合併時点ではまだ収入役という制度がございまして、三役もしくは五役と呼ばれておりましたけれども、市長、助役、当時は助役ですね、それから収入役ということで三役という体制をとっておりまして、3人ということでございました。地方自治法の改正等がございまして収入役が廃止をされるということになりまして、副市長を2人にということでお願いをしてきた経過がございます。
 そういうことでございますけれども、これは副市長は1人にするか、多いところでは3人とか4人とか5人とかおりまして、その都市の規模、状況によって変わってくるものと思いますけれども、合併して5年目になるということもありまして、今回、とりあえずといいますか、その必要性も含め検討をさせていただきたいということで、1人を選任したいということでお願いをしているところでございます。
 県とか国とのパイプでございますけれども、県は諫早市としてはもう非常に近いところになってきました。そういう意味では、交流といいますか、御意見の交換もありますでしょうし、お願い事もありますし、それぞれ対話をするということも必要でございますけれども、そういうことで、昔と違いまして非常に近い存在になってまいりましたので、そういう意味では、その心配は余りないのではなかろうかと。
 ただ、これから新幹線とか国体とか、そういうものが生じてまいります。これがどうなるのかということもございますので、その辺の体制で必要になれば、今のところ条例上は2人ということでございますので、2人お願いすることもあり得るということで、今回お一人を選任したいという決意を固めたというところでございます。
 また、国とのパイプでございますけれども、4月の末に、1泊2日だったですけれども、国にごあいさつとか、お願いとか、縁故の方も、私は東京事務所にも2年ほど勤務しておりました経験もございますものですから、そういう方に今回市長に就任したということでごあいさつをし、いろんなお願いをしてきたということでございます。そういう意味では、余り不安は感じてないということです。
 それから、1人になることによって負担がどうなのかという御心配をいただきました。確かにあると思います。確かにあると思いますけれども、その状況につきましても、しばらく様子を見ながら考えたほうがいいのではないかということを思っておりまして、また、条例上は2人でございますけれども、1人でずっといくということになれば条例改正をお願いすると、1人に条例改正をお願いするということになろうと思いますけれども、現段階ではそこは留保させていただきたいと思っているところでございます。
 以上です。


◯議長(並川和則君)[24頁]
 先ほど牟田議員のほうから質疑の中で、質疑は何回かというような話も出ましたので、ここで確認をしておきます。会議規則第56条で質疑は3回までということになっております。


◯牟田 央君[24頁]
 今、代表者会議の説明を市長がされたわけですが、議会事務局長は5月12日にはもうこの議案が提出されたものとみなして、既に共産党の議員から反対討論の通告を議会は受け付けている状況であるわけです。私の理解によれば、本日提案があった議案について5月13日段階で反対討論を受け付けるということがどうなのか。議案がないのに、反対討論、賛成討論をするような議会事務局長であっていいのかどうなのかを私は先日厳しく言ったのですが、そういうぐあいに正式に私は申しました。
 ですから、本日5月15日に提案があったのかどうなのか、5月12日の代表者会議は皆様方の意向を尋ねるだけのことだったのかどうなのか、そこが明確でないと、もう既に共産党がこの議案に対して反対討論をするという通告書まで出しているようなのですが、議案のないものに対して反対討論、賛成討論が可能なのかどうなのか、私は、これは茶番劇であるというぐあいに申します。
 それで、今、市長は1人体制で当分頑張ってみると。私は、これは非常に新しい市長の英断であると、若い市長の誕生によって非常に諫早市がこれから変わっていく大事なポイントではなかろうかなと、私は高く評価する一人であります。藤山氏も諫早市で長きにわたり経験がありますが、これからは対外的にいろいろな交渉なり陳情なり、そういうことが多いと思いますが、ただ副市長だけに頼るのではなく、全職員挙げてすべてのものに対して対処しなければいけないと私は思うのですが、市長の所見を伺います。
 それから、1人体制でいい場合には条例まで改正しようとする気持ちを今伺ったわけですが、当分の間ということなのですが、私は、できるならば宮本市長の4年間1人体制で頑張っていただいてみてはどうかと思うわけでありますが、それはもちろん新幹線及び国体があるわけでございますので、そのときのために条例改正せずに、もう1人を留保するということも私は了とするわけですが、気持ち的には1人体制で頑張ってもらいたいという思いでいっぱいであるわけです。
 次に、国、県ですが、確かに長崎市はもう本当に近い、車で行けばほんの30分です。しかし、今、諫早市は東京事務所長も経験された宮本市長でございますから、それから財界人、官界人、その他のきら星のごとくの諫早市出身者がおることは十分私も存じているわけであります。この方々をいかにこれから、1人体制の副市長であるから、それから若い市長であるから、どうぞ諫早市のために援助くださいと、それから多額のふるさと納税もお願いしますというぐあいに市長が言って回られると、非常に財界人も喜んで寄附をしていただけるものではないかなと思うのですが、その辺の活動はこれから十分にされると思いますが、上京された感触とすればいかがだったでしょうか。


◯市長(宮本明雄君)[25頁]
 まず、副市長の1人体制のことでございますけれども、これは先ほど申し上げましたとおりで、国体とか新幹線とかいろいろな事象がこれからもあり得ると思っておりますので、その時点で適切な判断をさせていただきたいと思っております。行事等が錯綜したときにどうなるのかということもあろうかと思いますけれども、少しはひょっとしたら部長たちに負担をかけることがあろうかと思いますけれども、それは現在と余り変わらないのではないかなと思っているところでございます。
 それから、上京時の感触といいますか、それは比較的といいますか、1泊2日でございましたので、全部を御訪問をさせていただいたわけではございません。東京にいらっしゃる諫早市縁故の財界人の方には今回は接触をしませんでした。それは時間的な都合でどうしてもできなかったということで、電話とか手紙等で御連絡はお互いにしておりますので、その辺については、機会を見ながらまた御訪問をさせていただき、いろんな意味での情報収集なり、お願いなりをしてみたいと思っているところでございます。
 以上です。


◯議長(並川和則君)[25頁]
 副市長の選任に対してでございますので、その質疑でお願いします。


◯黒田 茂君[25頁]
 副市長についての質疑をいたします。
 1人ということですね、市長が1人でもいいのだよというふうに決断をされた。これは当面ということなのですが、その当面が大体どの程度を考えておられるのかということと、もう一つは、市長は副市長を2年ほどやっておられたわけですから、自分が2年間やって、1人でも十分できるのだよと、そういうふうな思いで今回決断をされたのかどうか、お尋ねします。


◯市長(宮本明雄君)[25頁]
 今回留保したいと申しましたのは、1人でやってみないとわからない部分もあるのですけれども、それで障害がなければ、そういうことにしたいということでございますけれども、将来の諫早市のことを考えますと、先ほど申しますように、新幹線とか国体とかありますので、そういうものも含めて今後の検討課題にさせていただくということでございます。
 私は12月まで副市長をしていました。ここ4カ月ほど副島副市長がお一人で市長を支えてこられたということになろうかと思います。そういう意味では、2人よりも1人のほうに過重がかかるということは、それはそれであり得るのかなと思いますけれども、その過重の程度がどの程度なのかということについて判断も必要であろうということで、今回お一人をお願いしているというところでございます。
 以上です。


◯野副秀幸君[25頁]
 副市長の件に関して御質問いたします。
 新幹線、国体と、いろいろお話をされていますけれども、目の前に国の新経済対策という大きな14兆円規模のものがありますよね。これは緊急にやっぱり国としても15の基金を創設して、地方自治体にある程度任せるというような経済対策ですよね。本当に市長は今回生活密着宣言ということを掲げられて御当選なされました。そういうことを踏まえていくならば、本当に、端々という言葉が適切かどうかわかりませんけれども、末端の意見を聞く上でも、早く2名体制というのを確立されて、意見を酌みながら、こういう国の当初予算または緊急経済対策等を踏まえながら対応するような対策もとるべきではないかと思います。その辺が1名でもいいということであるのでしょうけれども、皆さんの意見を聞きながら生活に密着した政策を進めていく上では、早い時期にそういう対応もとっていただきたいと思いますけれども、市長の考えを伺いたいと思います。


◯市長(宮本明雄君)[26頁]
 今、非常に経済危機でございまして、それもかつて経験したことのないような状況でございます。思い起こしますと、昨年の9月ごろからですか、世界的な金融不安というものが出てきまして、私が退任する12月ごろには、このような状況になるということはどなたも余り想定されていなかったのではないかなと思いますけれども、それから5カ月余りで、3月の末ぐらいになりますと、非常に危機的な状態になってきたということがありまして、これほど急激な経済の変化といいますか、落ち込みといいますか、そういうものはかつて我々が経験したことがないことだろうと思っております。
 私は生活密着宣言というのを掲げて運動してまいりましたけれども、そういう意味では、それを打ち出した時点でこのようになるということを想定していたかというと、ちょっと違う部分もあったのかもしれませんけれども、時期を得たのかなというような思いもございます。
 そういう意味で、周辺といいますか、先ほど、組織的には支所もございますし、そういう御意見をいろいろ聞く機会がないということではないと思っておりまして、そういうものも含めまして、当面1人でやってみたいと思っております。2人が必要であれば、またそのときにお願いをしたいと思っておりまして、そういう不安はないつもりでございます。今まで以上に私が打ち出してきました基本的な考え方というものを踏襲していけるものと思っております。
 以上でございます。


◯宇戸一夫君[26頁]
 とりあえず1人体制でいくということでございますが、現在まで2人体制でこられて、途中1人体制になったわけですが、2人体制の場合、各部門別にある程度2人で、どこの部はだれが持つというような感じで仕事の分担を多分されていたのではなかったかと思っておりますが、1人体制になった場合、どの部署なのか、全般的にやはり補佐してもらう感じでされるのか、あるいは各部門、こことここは副市長にさせるというようなことでいかれるのか、その辺をお尋ねしたいと思います。


◯市長(宮本明雄君)[26頁]
 長崎市とか佐世保市については2人体制でございます。大村市は1人体制です。長崎市は、技術職員だった方と事務職員だった方が事務と技術を分けて所管をされているみたいです。佐世保市はちょっと違いまして、諫早市と同じ事務職員でございますから、1人は県の出身でございますけれども、そういうことで所管をされていると。
 これまでも、本市では、私が副市長に在任中も部で分けまして、共管というものもございましたけれども、予算とかそういうものはございましたけれども、部で大体分けて所管をしていたということでございます。
 今の地方自治法は改正をされまして、副市長に市長の権限をある部分だけ全部委任するということができるようになっていますけれども、それは現在どこの自治体も多分されてないのではないかと思いますので、そういう意味では、1人でも不安はないと思っております。


◯土井信幸君[26頁]
 5月7日に招集がありましたね。それで、そのときには公平委員会ということで招集がありましたけれども、その後、12日に代表者会議を行ったということで、その場で副市長の提案があったということでございまして、私たちに連絡があったのはその後でございますけれども、明くる日、13日の10時ぐらいまでに返事をしてくれということでございました。できれば、何か唐突のような気がして、手前で期間があったのに、もっと早くできなかったのかなという気がいたしますけれども、その辺は何か唐突のような気がいたしますけれども、どうですか。


◯市長(宮本明雄君)[26頁]
 5月7日の告示の段階では、通常こういう人事案件というのは氏名、どなたをということは出てまいりません。その後、代表者会議を開催していただきまして、そこでこの方をお願いするという説明をするというのが通常のルールといいますか、ルールになっているのかどうかわかりませんけれども、そういうことでお願いをしているところでございまして。今回、5月12日に追加告示をしまして、副市長の選任、それから教育委員の選任の追加告示を3名についてさせていただきまして、そして代表者会議にこの人をということでお諮りをさせていただいた、打診をさせていただいたということでございまして、この打診をして、その返事というのがいつになるかというのは、これは議会の運営のことでございますので、私どもが関与できる立場にはないと思っておりまして、通常のやり方でやったつもりでございます。今回は臨時議会でございますから、定例会ですと招集案件はなくても構わないのですけれども、15日に招集をしたいということで、まず公平委員についてお願いをしたいということでお願いをしたと、招集の告示をさせていただいて、明けて追加の告示を12日の火曜日にさせていただいて、代表者会議でお願いしてきたということでございますので。それからの回答がいつになったのか、私は覚えておりませんけれども、覚えてないというか、関知しておりませんけれども、そういうことで、それはもう議会の内部でお決めになったことだろうと推測をされますので、私からの答弁は控えたいと思います。


◯議長(並川和則君)[27頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[27頁]
 ほかになければ、これをもって議案第32号に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第32号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[27頁]
 異議ありませんので、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより議案第32号「副市長の選任につき同意を求めることについて」に対する討論に入ります。


◯中野太陽君 登壇[27頁]
 議案第32号「副市長の選任につき同意を求めることについて」に反対の立場で討論をいたします。
 これまで続いてきました吉次市政は、諫早湾干拓事業、九州新幹線長崎ルートの建設、本明川ダムなど大型公共事業を推進してきました。中核工業団地の大企業には固定資産税の免除や下水道料金の減免を行い、その一方で、市民の暮らしに直結する部分では国民健康保険料が長崎県内で最も高い状況をつくり出すなど、市民に対して冷たい政治を続けてきたと考えています。私たち日本共産党は、こうした市政を変えるために追及を続けてまいりました。
 副市長としてその市政を支えてきたのは宮本現市長でもあります。宮本市長におきましても、吉次市政の基本路線は継続すると表明し、司法の場で干拓排水門の開門の判決が命じられたにもかかわらず、一貫して開門反対の姿勢を崩さないところにも明らかであります。そういった宮本市政を支える副市長の選任に対し同意することはできません。
 よって、議案第32号に反対の立場で討論をいたします。(降壇)


◯村川喜信君 登壇[27頁]
 議案第32号に賛成の立場で討論します。
 先ほど反対討論がございましたけど、若干勘違いをされていらっしゃるのかなというようなことをちょっと思って聞いておりました。この議案は、副市長に藤山正昭氏を選任することに議会の同意を求めるものであります。この件につき、私は同意すべきと考えます。
 なぜなら、地方自治法では第161条で副市長の措置及び定数、第162条で副市長の選任、第164条で副市長の欠格事由、第166条及び第141条で兼職・兼業の禁止が定められております。ここで市長が同意を求めておられる藤山正昭氏は、法律や、また諫早市の条例に何ら抵触するものではありません。
 だれしもが思うこと、これからの自治体運営は非常に厳しいものとなります。そういう状況の中で、市民サービスの向上、政策立案、歳入歳出の課題などなど、市長、副市長に課せられる責務ははかり知れないものであると思われます。諫早市においても当然であり、県央都市として飛躍するためにも人選には慎重を期さねばと考えます。私は、副市長には諫早市を熟知した人がなるべきであり、市民の視線に立って物事を判断する人材を必要とすべきと考えます。また、市長に対しても進言、諫言ができる人が最適任と思います。
 この案件で選任された藤山正昭氏は、法律も学ばれ、行政マンとして諫早市役所で総務部、教育委員会、健康福祉部、生活環境部などと、幅広く市民に密着した仕事をされてきたと認識しております。このような人を私たちは望むべきでしょう。
 以上の観点から、藤山正昭氏を副市長に選任することに同意すべきだと判断します。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(降壇)


◯議長(並川和則君)[28頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[28頁]
 ほかになければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。
 異議がありますので、起立により採決いたします。議案第32号は藤山正昭君の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
     (賛成者起立)


◯議長(並川和則君)[28頁]
 起立多数。よって、議案第32号は藤山正昭君の選任に同意することに決定いたしました。
 次に、日程第4「議案第33号及び議案第34号」を一括議題とし、提案理由につき一括して市当局の説明を求めます。


◯総務部長(早田 実君)[28頁]
 議案第33号及び議案第34号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」提案理由を御説明申し上げます。
 この2議案は、教育委員会委員2名の任期が平成21年4月27日をもって満了となりましたので、次期委員を任命することにつきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めようとするものでございます。
 議案第33号で提案しております候補者は平野博氏でございます。同氏の略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございますが、本市職員として、財政課長、教育総務課長、総務課長、健康福祉部次長、教育次長、健康福祉部長を歴任されるなど、高い識見を有し、教育行政にも精通され、教育委員会委員として適任と存じ、御提案申し上げるものでございます。
 議案第34号で提案しております候補者は福井真知子氏でございます。同氏の略歴につきましては、裏面に記載のとおりでございますが、平成17年4月28日に教育委員会委員に就任され、平成21年4月27日をもって任期満了となりましたので、再任をお願いしようとするものでございます。
 以上、2議案でございますが、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。


◯議長(並川和則君)[28頁]
 これより各議案ごとに質疑に入ります。
 まず、議案第33号に対する質疑に入ります。


◯牟田 央君[28頁]
 この議案第33号の教育委員の候補者ですが、まず第1点は、今までは、私の知っている限り、平成7年からしか知らないわけですが、校長経験者の方が教育委員に任命され、それから教育長に就任されたというように記憶しているわけですが、今回どうして行政職の経験者を教育委員に任命しようとするのかというのがまず第1点です。
 それで、行政職を教育委員に任命して、教育委員会に対して市長は直接的な指示、命令というのはできないと思うのですが、どういうことを期待して行政職を任命しようとすることなのかということ。
 それから、教育委員会においては、学校教育課だけではなくて、今は体育保健課、それから文化課、それから生涯学習課というぐあいに幅広い分野が教育委員会にはあるわけでありますが、本来、私は、もう教育委員会は必要なくて、諫早市教育部というぐあいにしてもいいのではなかろうかなというような極端な意見を持っているわけですが、今回のこういう行政職の経験者をどうして任命したのかというのを、市民を代表して、まず第1点として伺いたい。


◯市長(宮本明雄君)[28頁]
 これまで、私が知っている限りにおいても教育職の方が小中学校の校長先生を御経験をされてみたり、高校の先生という方もいらっしゃったのですけれども、そういう教育職の方が教育委員になられて、教育委員の中から互選で教育長というのは選任をされるということになっていますから、そういうことで、そこの部分については私どもが関与はできないと思っておりますけれども、なぜ行政職の方をということでございますけれども、今、議員がおっしゃいましたように、非常にここ十数年間といいますか、20年ぐらいで教育委員会の所管事項というのがだんだん大きくなってきました。これは文部科学省の考え方もあると思いますけれども、生涯学習は全部文部科学省の所管ですよとかいう話もありまして、これは20年ぐらい前の話ですけれども、そういうことで大きくなってきたと。
 本来の教育委員会の所管というのは、昔は教職といいますか、義務教育等の関係、それから給食、それから生涯学習といいますか、社会教育の一部ということだっただろうと思うのですけれども、全国的にこういうふうにエリアが非常に広がったということもありまして、先ほどおっしゃいましたように、県においては知事部局のほうに要するに文化とかスポーツとかを所管する局ができてみたりとか、市においては教育部というのをつくってみたりとか、いろんな試みがされております。
 長崎市とか佐世保市とかは、教育職ではなくて行政職の方が教育長に就任をされているという事実もございます。県も、今は教育職の方ですけれども、それまでは、前吉次市長がそうであったように、行政職の方が教育長を務められるという事例が非常に多かったということも事実だろうと思います。
 島原市とかもそうなのですけれども、行政職になってみたり、教育職になってみたりということが行われているということでございまして、私は、今の状況を考えると、そこを教育職とか行政職にこだわるべきではないのではないかと思っておりまして、そういう意味では、教育職の方、行政職の方には、それぞれの特色があろうかと、特徴もあろうかと思っております。今の時点、国体とかを控えている時点を見ますと、これは行政職のほうが適切ではなかろうかということで今回お願いをしているというところでございます。
 そういう意味の期待というのは、今回お願いをしていますのは、教育次長も経験しておりますし、教育総務課長も経験しておりますし、教育委員会に全くの関与がない人をお願いしているわけではございませんので、その辺については期待どおりの働きをしていただけるものと思いまして、教育委員に推薦をしているところでございます。


◯牟田 央君[29頁]
 これまでは、今市長から答弁があったように、教育委員が5人いらっしゃるのですかね、教育界から今までは2人ですかね、1人ですかね、それからお医者さんの方面から1人と、それから実業界から1人とか、それから宗教界から1人だとか、そういう方々だったわけですが、今回新たに行政職の経験者を教育委員に任命するということで今提案があっているわけですが、議案第34号は教育職の経験者になるわけですかね、過ぐる議会においては今やめられた議員からも、教育委員の選任は幅広い、今までのようなどこどこに限るというような委員の任命ではなくて、幅広い人材を求めたらどうかというような質問も過ぐる議会であったかと思うのです。やっぱり議員の意見を聞いてから今度の宮本市長はそういうぐあいにしたのか、それとも、そういう議員の話なんか一切関係ないと、もう私の好きなように、思いどおりに人物を任命したということなのか、その辺はどうなのですか。


◯市長(宮本明雄君)[29頁]
 あらゆることを総合的に勘案をいたしまして、決断をしたところでございます。


◯議長(並川和則君)[29頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[29頁]
 ほかになければ、これをもって議案第33号に対する質疑を終結いたします。
 次に、議案第34号に対する質疑に入ります。


◯牟田 央君[29頁]
 議案第34号は、先ほどちょっと言いましたように、教育職の方なわけですね。教育委員会というところは、いわゆる教育長は、しょっちゅう議会においでになって答弁をされていたと。私も、3月ですか、12月ですか、教育委員長という方をお呼びして、それで5人の中のお一人が教育委員長になられるわけですね。そのかわり、4人の中で順繰りといいますか、私の理解によれば、今までは1年ずつ交代で委員長をされていたような感じを受けるわけですが、この教育委員というのは4年に一遍、教育委員長になるような組織になっているのかどうなのか、その辺をちょっと聞かせてください。


◯教育次長(平古場豊君)[29頁]
 教育委員長は委員の互選で決めているわけでございまして、現在は要するに1年の任期ということで教育委員長をお願いしております。その方に現行として2年継続して、通常は2年間教育委員長をされるというのが今までの慣例でございまして、もう1名、職務代理者という方も1年ごとの任期でございますが、2年されて、その教育委員長がおかわりになれば、今までは職務代理者の方が教育委員長になっているというのが今までの教育の行政でございまして、特別に1年だ、2年だ、3年だという決まりはございません。


◯牟田 央君[30頁]
 そうすると、今、市長の答弁もあったのですが、教育委員が5人いて、互選の結果、教育委員長とか教育長が決まるわけですね。ですから、どなたが教育長になるか、互選の結果ですから、まさか市長がこの人を教育長にしなさいというぐあいに教育委員会に圧力をかけることはできないわけでしょう。また、その気も恐らくないでしょうね。
 だけども、その教育委員の方々がひょっとして間違って、間違ってというか、正常というか、市長の思惑のとおりにならないような人が教育長になっても、これはあえてしようがないと思うのですが、そういう私の理解でよろしいのですか。


◯教育次長(平古場豊君)[30頁]
 議員の御指摘のようなことがないことを祈っております。


◯議長(並川和則君)[30頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 ほかになければ、これをもって議案第34号に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第33号及び議案第34号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 異議ありませんので、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより各議案ごとに順次、討論、採決に入ります。
 まず、議案第33号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」に対する討論に入ります。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第33号は平野博君の任命に同意することに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 異議ありませんので、議案第33号は平野博君の任命に同意することに決定いたしました。
 次に、議案第34号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」に対する討論に入ります。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第34号は福井真知子君の任命に同意することに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[30頁]
 異議ありませんので、議案第34号は福井真知子君の任命に同意することに決定いたしました。
 次に、日程第5「議案第35号」を議題とし、提案理由につき市当局の説明を求めます。


◯総務部長(早田 実君)[30頁]
 議案第35号「公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」提案理由を御説明申し上げます。
 現委員であります勢野雄一氏の任期が平成21年5月22日をもって満了となりますので、次期委員の選任につき、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めようとするものでございます。
 候補者は西村謙正氏でございます。同氏の略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございますが、本市職員として財政課長補佐、総務課長補佐、介護保険課長、財務部次長兼財政課長、土木部理事を歴任されるなど、人格、識見ともに高く、公平委員として適任と存じ、御提案申し上げるものでございます。御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。


◯議長(並川和則君)[30頁]
 これより議案第35号に対する質疑に入ります。


◯牟田 央君[30頁]
 まず、公平委員会委員というのは公平委員会を構成するメンバーであるわけですが、公平委員会というのは何をするところかというまず説明をしてほしい。
 それから、その定員は何名なのか、それから、どういうところから選んでいるのかというまず説明を求めます。


◯総務部長(早田 実君)[31頁]
 まず、公平委員会でございますが、これは職員の利益の保護と公平な人事権の行使、これを保障するために設置された、任命権者から独立した地位を有する行政委員会でございます。
 委員は3名で構成されておりまして、委員の任期は4年で、非常勤となっております。
 選任の状況でございますが、現在の小賦義一氏が長崎警察署長とか長崎県警察本部の刑事部長などをされていた方でございます。それから、もう1名の谷川陽子氏でございますが、諫早総合病院の総看護師長をされていた方でございます。今回、行政職のほうから西村氏をお願いしようとするものでございます。
 それから、公平委員会の具体的な職務といたしましては、勤務条件に関する措置の要求を審査する事務、それから懲戒処分などの不利益処分の不服申し立てを審査する事務、それから、その他に職員の苦情を処理する事務などがございます。
 以上でございます。


◯牟田 央君[31頁]
 今聞いていると、3名は全部管理職の経験者ですよね。そうすると、公平委員会に訴える人は、普通は管理職でない方が処遇についていわゆる異議を申し立てるわけでしょうが、私に言わせれば、管理職でなくて、普通の会社勤めをして、そしていわゆる従業員の立場というか、それから、そういう不当な処遇を受けた経験があるとか、そういういろんな体験をした方々に1人でも入ってもらうことがこの公平委員会のいわゆる民主的担保といいますか。今聞いていると、全部管理職なのですよ。人を任命して、いわゆる仕事をさせて、それで不平不満を言ったら、文句あるかというようなことではないでしょうけれども、そういう方々だけを任命していると、果たして諫早市の職員が苦情を申し出たときに、「あなた、そのようなことを言ったって」というようなことになりかねないような感じを私は受けるわけですね。
 ですから、今回この方はいいとしても、今後は4年後に、また次々に公平委員の任期が切れるわけですよね。一遍に同時に任期が切れるわけではないでしょう。ですから、いわゆる平で退職した方もこういう公平委員会の委員に任命をされたらどうかなと思うのですが、そういう考え方は全くもって当局はお持ちでないのか、それを聞かせてください。


◯総務部長(早田 実君)[31頁]
 公平委員の資格要件でございますけれども、これは人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関し識見を有する者、この中から選任をするということが地方公務員法で定められているところでございます。
 管理職ばかりではないかという御意見でございますけれども、管理職の方も一般の職員の立場でずっと経験をされた上で管理職になられているわけでございますので、そういった面からいきますと、支障はないと思っているところでございます。


◯牟田 央君[31頁]
 最初入ったときには全部平社員であっても、10年、20年、30年たてば、平社員のつらさ、それから、その他の下っ端のときのつらさは忘れてしまって、課長なり、次長なり、部長なりになって、かつてのことを忘れるから、私は言っているのですよ。今の部長だって、新入社員のころの苦労のことなんか、すっかり忘れてしまっているではありませんか。はっきり言ったらこれが市民の声なのです。
 だから、人事行政というのも、無理に部長だとか、その他の理事だけではなくて、そこら辺の人事課の、会社には人事課がいっぱいありますから、係長でやめた人だって、ちゃんと人事行政だってわかっているでしょうが。
 今の答弁を聞いていると、皆さん方はかつて30年前、40年前の初心に返って、諫早市で頑張りますよと、それから、いろいろな体験をしてつらいなと、それで、そういう処遇を受けると悔しいなと思うことをすっかり忘れているのではなかろうかなと思って、私はあえて言っているのですよ。答弁してください。


◯総務部長(早田 実君)[31頁]
 私も管理職にいるわけですけれども、やはり過去に苦労したことは十分忘れないでおります。それは皆さんも同じだと思っております。そういうことで、選任する場合には総合的に判断をしたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(並川和則君)[32頁]
 ほかにございませんか。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[32頁]
 ほかになければ、これをもって議案第35号に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第35号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[32頁]
 異議ありませんので、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより議案第35号「公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」に対する討論に入ります。
     (「なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[32頁]
 なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第35号は西村謙正君の選任に同意することに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[32頁]
 異議ありませんので、議案第35号は西村謙正君の選任に同意することに決定いたしました。
 ここで当局から発言の申し出があっておりますので、発言を求めます。


◯副市長(副島宏行君)[32頁]
 皆さん、遅くなりましたが、おはようございます。貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 私は5月20日をもちまして副市長を任期満了いたします。期間は、合併前から通算いたしますと、9年間となります。私といたしましては、何とか曲がりなりにも大過なく務めさせていただいたのではないかと考えております。これもひとえに、歴代議長を初め市議会議員の皆様方、市長、市職員の皆様の御指導、御鞭撻、それに御支援、御理解をいただいたたまものだと思っております。心から感謝し、御礼を申し上げます。
 振り返りますと、多くの思い出がありますが、とりわけ合併につきましては長い時間がかかりましたので、これが一番の課題であったと思っております。新市発足後5年目に入りましたけれども、市政は着実に推進されているものと思っております。今日、大変厳しい時代に直面をいたしておりますけれども、新市長の宮本市長は、先ほどお話がありましたように、すべてにおいて生活者起点の行政を推進すると掲げられ、フレッシュなスタートをされたと思っております。諫早市は今後も発展の可能性が大変ございますし、また、諫早市は希望があり、また未来があると思っております。そういうすばらしい伝統のある諫早市におきまして、いささかなりともお手伝いができましたことを、私も終世誇りといたしたいと思っております。
 最後になりましたが、市民福祉の一層の向上、発展、そして市議会の御発展並びにすべての皆様の御健勝を祈念いたしまして、大変簡単ではございますが、退任に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。


◯議長(並川和則君)[32頁]
 以上をもって、今期臨時会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。今期臨時会において議決されました案件につきましては、その条項、字句、数字、その他整理を要するものがありました場合、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と言う者あり)


◯議長(並川和則君)[32頁]
 異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては議長に委任することに決定いたしました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 これをもって、平成21年第3回諫早市議会臨時会を閉会いたします。
                午前11時13分 閉会

 上記、会議録を調製し署名する。

     諫早市議会議長   並 川 和 則

     会議録署名議員   林 田 敏 隆

     会議録署名議員   田 添 政 継