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長崎県 佐世保市

平成28年 10月開催 交通体系整備特別委員会 10月20日−01号




平成28年 10月開催 交通体系整備特別委員会 − 10月20日−01号









平成28年 10月開催 交通体系整備特別委員会



           平成28年10月20日(木)

                     [会議時間]

                       自 10:00

                       至 11:00

《案件》

土木部

※西九州自動車道の整備促進について

※一般国道205号の整備促進について

※その他

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《出席委員》

松尾裕幸委員長、明石功副委員長、湊浩二郎、北野正徳、柴山賢一、

山口裕二、早稲田矩子、永山正幸 各委員

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《理事者》

[土木部]杉本和孝部長、木村陽三次長(土木政策・管理課長) ほか

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《傍聴者》 なし









                     10月20日(木)(10:00開議)

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|土木部|

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[案件]



※西九州自動車道の整備促進について

※一般国道205号の整備促進について

※その他



○松尾委員長 

 ただいまから交通体系整備特別委員会を開催する。

 本日の議題は、平成28年度特別委員会要望活動における「西九州自動車道の整備促進について」と「一般国道205号の整備促進について」である。

 それでは、当局の説明を求める。

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          《説明》



◎杉本土木部長 

 本日は、11月14日、15日に予定されている交通体系整備特別委員会の要望活動ということで、配付している要望書案について説明させていただきたい。

 今回の要望項目としては、「西九州自動車道の整備促進について」と「一般国道205号の整備促進について」の2項目を挙げている。資料内容は、要望内容の新旧対照表、位置図、ストック効果などをあらわしたものを添付している。

 まず、「西九州自動車道の整備促進について」について説明する。

 1ページに、新旧対照表ということで、左側にことしの2月に要望した要望書の内容、右側には今回の要望の内容を記載している。右側に赤文字で示した箇所が前回からの追加や修正を行った箇所である。今回、変更点を中心に説明する。

 1段落目は要望時期に合わせて季語を修正している。

 3段落目は、「西九州北部地域」と変更しているが、これは本市の連携中枢都市圏構想の表現と合わせて修正をしている。

 4段落目は、未着手区間であった松浦佐々道路が平成26年度から着手されているため、時期を変更している。

 6段落目は、ことし4月、県北振興局内に設置された西九州道推進室の名称を改め、その活動状況について、鋭意業務を推進していることを記載している。

 最後の段落では、松浦佐々道路の早期完成と財源確保をお願いしている。

 2ページからは、相浦中里インターチェンジから佐世保大塔インターチェンジ間の4車線化の要望内容となる。

 2段落目は、佐世保市総合医療センターに救命救急センターが平成24年4月に設置されている。長崎県医療計画に基づき、佐世保市、平戸市、松浦市、佐々町の3市1町からなる佐世保県北医療圏となっているため、これに合わせた形で表現を改めている。

 中段部分は、今後、ミッシングリンクが解消され、全線供用されれば、当区間の課題がますます助長されることから早期事業化をお願いしている。

 下から二つ目の段落から3ページの1段落目にかけては、各インターチェンジにおける渋滞解消と安全対策についてのお願いであるが、ここは以前から修正はない。

 3ページ目の2段落目からは、地方創生に関することである。ことし4月、本市は中核市に移行をした。連携中枢都市圏構想に向けた本市の取り組み状況を追記し、道路整備の重要性・必要性が一層増大していることについて記載をしている。

 3段落目からは国防に関する記述である。国においては、水陸機動団の新編に伴う崎辺西側の整備に今年度から着手され、準備が進められていることに加え、崎辺東側についても中期防衛力整備計画への位置づけも予想され、検討されている海上自衛隊による岸壁整備計画についても追記し、今後の運用に関し、平常時はもとより有事の際の強靭で利便性の高い道路整備の重要性を記載している。

 最後の段落から4ページにかけては、前畑弾薬庫の移転、返還後の跡地利用や、点在する日米の防衛施設間の交通アクセスの整備充実のためにも、4車線化やインターチェンジの各問題の解消が必要不可欠であることを記載している。

 2段落目から結びとなるが、佐世保市を中核とした連携中枢都市圏としての道路の必要性、また日本の国防上の重要拠点という観点からも、要望する事業が必要不可欠であることを述べ、以下の3点について要望している。

 一つ、松浦佐々道路の整備促進、二つ、相浦中里インターチェンジから佐世保大塔インターチェンジ間の4車線化の早期事業化、三つ目、既存インターチェンジにおける交通渋滞解消及び安全対策の早期実施、以上の件について特段の配慮をいただくよう要望することとしている。

 以上が要望書の案であるが、5ページにあるように、西九州自動車道のルート図、それから要望書内に出てくる主要施設の位置関係を示した図面を添付したいと思っている。これは、当日の要望書の形態として、A4縦の縦使いで要望書を作成することになるため、折り込みで中に入れたいとも思うが、図面と、少し余白があるので、ここにインターチェンジ間の交通量−−例えば大塔からみなとインターチェンジ間の2万8,000台や、あるいは事故率、この暫定2車線区間が4倍ぐらいの事故率であるというようなデータもできればこの中に入れたいと考えている。

 6ページ及び7ページは、道路の整備効果となるストック効果の概要について示している。御承知のとおり、西九州自動車道は、平成22年3月に相浦中里インターチェンジまで、翌年、平成23年9月に佐々インターチェンジまで供用しているが、このことにより中心市街地から県北エリアへ以前よりも短い時間で定時制のある移動が可能となった。県北地域の観光客数や観光消費額の推移を見ても大きく増加しており、道路延伸の効果が見られる状況となっている。

 また、7ページには、工業団地への企業進出について示しているが、佐々インターチェンジ近くに造成したウエストテクノ佐世保においては、その立地のよさを生かして企業進出が決定し、約450名の新たな雇用創出が実現している。今後も、西九州自動車道の整備延伸、それから4車線化により、さらなるストック効果の発現が期待できると考えている。

 次に、8ページから二つ目の要望事項である「一般国道205号の整備促進について」について説明する。

 新旧対照表の説明に入る前に、この国道205号については、これまでも市長と議長による政府要望の最重点課題として、東彼杵道路の早期事業化について掲載し、また、重点要望事業としては、幹線道路の整備促進の項目の中で、針尾バイパスの整備促進について要望してきたところである。この東彼杵道路は、今後本市を中心に、連携中枢都市圏構想を進める中においても、連携都市間の交通ネットワークを強化し、数々の広域連携の事業や可能性を支える重要な社会基盤であることから、早期実現に向け、しっかりと取り組んでいく必要があると考えている。

 しかしながら、平成6年に地域高規格道路の候補路線とされて以来、既に20年以上が経過しているが、なかなか進展が見られない状況である。また一方で、東彼杵道路の一部区間とも言える針尾バイパスであるが、平成19年に4車線化の工事が再開されている。ハウステンボス入口交差点までの工事完了時期は未定と伺っている状況である。

 先般、国土交通省長崎河川国道事務所の垣原所長が市長と面談をされた。その中で、国のほうでも東彼杵道路の事業化はすぐには難しいが、針尾バイパスについては地元の声を積極的に上げてもらうことで予算もつけやすくなるという意見も伺ったところである。このようなことから、今回、国道205号の整備促進という要望タイトルを掲げながら、針尾バイパスの整備促進と東彼杵道路の計画段階評価への早期着手の2項目を要望するものである。

 それでは、8ページの新旧対照表について説明するが、左の旧のほうには、平成29年度の政府要望で掲げた東彼杵道路の早期事業化についての要望内容を比較のために掲載している。政府要望では簡潔な記載となっていたが、本特別委員会の要望としては、より具体的な内容とし、針尾バイパスに関する事柄も追記をしている。

 3段落目から本文となるが、まずは国道205号の位置づけとして、地方創生の推進基盤であること、また、国道の総合ビジョンである九州圏広域地方計画における長崎・佐世保・環大村湾都市圏形成に国道205号が必要不可欠な道路であることを記載している。

 中段部分からは現状の課題であるが、片側1車線のため、日常の渋滞はもとより、事故や災害時に代替道路がなく、緊急活動に支障があること、また、人口20万以上の九州主要都市と最寄り空港までのアクセス時間において、佐世保市と長崎空港間が九州ワースト1位ということで、このことによる経済損失も大変大きいと考えられる。

 次の段落からは、近年の取り巻く環境変化を記載している。国においては、訪日クルーズ船旅客を2020年に500万人とする目標を掲げ、大型クルーズ船の受け入れ環境整備を積極的に進めているが、本市でも国際船が接岸できる岸壁とターミナルが完成し、今後の岸壁延長計画、あるいはクルーズ動向からさらなる増加が期待できる。

 9ページは、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産や、また多くの観光客を迎え、IR誘致も目指しているハウステンボスなど、世界的な観光市場となる可能性を秘め、国道205号はその中枢幹線道路であると考えられる。

 2段落目からは、現在、これらの観光資源を結ぶ道路となる針尾バイパスの早期完成が望まれていることや、佐世保市と長崎空港間の時間短縮に加え、県北と県央・県南地域の連携強化のためのバイパスを望む声が大きくなっている。

 結びとして、こうした課題解決と、現在進めている連携中枢都市圏の観光産業を初め、諸産業の発展に国道205号の整備が大きく貢献することを述べ、以下2点を要望することとしている。

 一つ、針尾バイパスの整備促進、二つ、国道205号佐世保市から東彼杵町(東彼杵道路)の計画段階評価への早期着手について要望するものである。

 次のページには位置図を用意している。道路の概略ルートのほかに、要望書に記載した主要施設を入れている。

 次のページはストック効果となる。観光関連については西九州自動車道とおおむね同じものである。

 最後のページには、文面に出てきた九州各都市と空港までの時間等について比較している。棒グラフを見ていただくと、九州では最も時間を要している。長崎市と比較しても現状では移動時間は1.5倍、料金についても1.9倍となっている。東彼杵道路が実現すると、これまでの武雄佐世保道路経由に比べ移動時間も短くなり、約64キロメートルから47キロメートルと試算しているが、時間、料金とも格段向上することとなり、県北エリアの社会経済に大きな効果が生み出される。このストック効果の資料については、要望時までにもう少しブラッシュアップをしたいと思っている。

 以上が今回の要望についての説明を終了する。

 引き続き、本日、別紙で本要望と関連する「平成28年度直轄事業予算配分について」ということで、本年度予算について別添資料に沿って説明させていただきたい。

 別添資料1ページには、箇所名として「国道497号」としているが、この中に松浦佐々道路が含まれており、松浦佐々道路の今年度の当初予算として10億円が配分されている。調査設計費、それから主に松浦地区の用地買収、改良工事、あるいは用地の管理工事費と伺っている。針尾バイパスについては4億5,400万円、同じく調査設計、それから深谷橋と記載があるが、これは江上交差点の手前右手にジョイフルがあるが、そのジョイフルの手前のところにかかる橋である。この深谷橋の下部工・上部工の工事費と聞いている。

 今回、去る11日に、国会のほうでも平成28年度の補正予算が成立をした。これについては市長、議長が要望に行っていただいたところも功を奏して、今回、補正予算の追加が出ている。松浦佐々道路については4億3,000万円ついている。主にこれは松浦地区の改良工事等になると伺っている。また、針尾バイパスについても4億6,000万円の追加配分がある。江上高架橋の上部工の工事費と伺っている。

 特に、針尾バイパスについては、2ページに平面図で具体に説明するが、針尾バイパスは、佐世保大塔インターチェンジからハウステンボスの入口の旧針尾橋までの区間5.9キロメートルを呼んでいる。これは昭和52年に都市計画決定され、平成13年3月までに有福高架橋まで完成し、ここまでは4車線化、その先のハウステンボスまでは暫定2車線として平成12年度に供用開始されている。その後、事業としては、しばらく休止をされていたという状況であったが、平成19年に4車線化の事業化が再開をされたところである。

 その後の状況として、ハウステンボスが平成22年4月にエイチ・アイ・エスによる経営再建が図られ、長崎国際大学も開学している。周辺の環境がかなり変わってきたこと、それから再建されたハウステンボスでは、平成25年度からいろんなイベントを打たれており、九州一花火大会のときには、渋滞が西九州自動車道まで及ぶといった事態も発生している。そういったことを受け、国土交通省では平成26年度に都市計画の変更をされている。

 次の3ページには、図面の上のほうが昭和52年の都市計画決定段階のルートである。右手のほうに針尾橋、ハウステンボスに至るところである。空白の部分から少し下には、今、長崎国際大学が立地しているところになる。このように現道の旧205号と針尾バイパスとはランプ構造による合流という計画で、実際は途中の中古車店があるところに、信号が設置されたりしているが、その後、平成26年度の変更として、資料下に記載しているように、ハウステンボスから出てくる車両の分散化と、それから交差点等のランプ構造をできるだけやめて、既存道路との立体交差をするという形での変更がなされている。

 変更点の一つ目として、まず、針尾橋のところは、現在はハウステンボスから出て早岐の市街地に向かう車は、一旦左折をして西九州自動車道の下をくぐっているが、基本的には今後はこの交差点が4差路交差点になるので、直進をすることで信号はここだけであり、真っすぐと市街地に入ることができる。それから、もう一つの変更点としては、今、ランプが廃止をされ、この部分に集約をされるということで、当然ここも信号がなくなる。今、この間に、針尾橋の信号と別に二つ信号があるが、信号が解消されるということにより、新たな高速性・定時制を確保できるという形になっている。

 このような計画変更がなされ、鋭意4車線化の工事をされているが、2ページ目の図面でいくと、今回の補正予算においては、江上交差点付近にとんかつ浜かつとローソンがあるが、そこの交差点を立体交差するという事業になる。現在、4車線化によってかなりスムーズな車の流れになっているが、やはりイベントの終了時、この交差点を中心にハウステンボスまで長い渋滞の列が続いている。今、状況としては下部工の工事に既に入られているが、今回の補正予算においては、今伺っている限りでは、上部工の発注がなされると聞いている。ホームページ等で知り得た情報によると、全体の4車線化の事業費が96億円と聞いており、これまでの進捗率が57%ということなので、この補正予算がついたこととして考えたときに、残り37億円ぐらいの事業費となる。4億円、5億円のベースでいうと9年、10年かかるので、今回、補正予算と合わせて9億円の配分があるが、この9億円ベースでいけば4年で完了するので、そういったことで早期完成を要望していければと考えているところである。

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          《質疑》



◆北野委員 

 要望書の中に原発についての記述がないのは、稼働が当たり前のことであり、取り上げたら何か不都合があるため記載していないのか。また、余り重要性がないということからか。今まで江迎町に住んでいる中では、むしろ玄海原発の圏内であるということが一番大きな理由になると言われたが、その辺の確認をしたい。

 次に、東彼杵道路については、東彼3町を含め、他の自治体の陳情状況はどうなっているのか。



◎杉本土木部長 

 原発の件については、今回、資料5ページの位置図に入れている。位置図の上のほうに玄海原子力発電所があり、その周辺30キロ圏内ということで紫色のラインを入れている。記述の中に入れていない理由は特段ないが、その点については議論していただきたいと思っている。

 それから、東彼杵道路については、川棚町、東彼杵町を含め、県北の各市町と期成会を結成している。26日には期成会としての要望活動も実施する予定であり、各町においても町の重点事項としての要望はされていると伺っている。



◆北野委員 

 原発については、私は記述があったほうがいいと思う。

 また、東彼杵道路については、各自治体の陳情・要望活動状況を資料として添付したほうがより効果があるのではないかと思うが、どうか。



◎杉本土木部長 

 東彼の他の町の要望状況については、我々もしっかりと把握をして、委員の皆さん方に資料として渡せるようにしたいと思っている。

 原発の件については、我々としては位置図の中で示したらどうかという考えで、位置図、ストック効果については、少しブラッシュアップをしたいと思うが、文章の中に入れるか、どうかについては、本日の委員会において、各委員の意見を聞きたいと思っている。



◆永山委員 

 いずれにしても、きょう示された資料は、来月、国に対する要望の最終的な取りまとめに対しての議会の意見を聴取する最終の機会である。そうであれば、委員会としては、ここで一つ一つ結論を出していかないと、当局もどう取り組んでいいのかわからなくなる。そこは整理しながらお願いしたい。



○松尾委員長 

 他の委員については、今の北野委員の意見に対してどうお考えか。



◆早稲田委員 

 今、北野委員が触れていた原発災害時の避難道路としての西九州自動車道路は、大変大きな役割を持っているわけであり、やはりその辺の役割の記述は触れたほうがいいと思う。



◆永山委員 

 いずれにしても、この原発の件に関しては、どう表現するのかということであるが、特に西九州自動車道あるいは一般国道205号もそうであるが、県の存在が非常に大きい。私ども佐世保市単独で陳情するというよりも、最終的に県が取りまとめた上で国に対して要望するということが基本的には主軸になるはずである。国もおそらくそういう見方しかしていないと思う。そうしたときに、佐世保市としては、原発の避難路の確保ということについて表現できるのであれば表現したいが、県の考え方はどうなのかと。県の考え方をきちんと聴取した上でやらないと、今度は松浦市も−松浦市は30キロ圏内にどっぷり入っている。しかし、松浦市としては、その避難路としては椋呂路を通る路線も一つの候補として、長年言ってきているため、そうしたことの整合も図っていかないと、本市だけの思い込みだけで表現するのは非常に難しさがあると思う。そこのところは先ほど申し上げたとおりに、載せる環境が整えば当然載せるべきであるが、県あるいは関係自治体との意見の聴取を拝した上で取りまとめていくという作業をすべきだろうと思う。



○松尾委員長 

 ほかに意見がないようであれば、県並びに関係市町を含めたところでの各自治体との調整を行った上で、文言を入れるかどうかの検討をしていきたいと思う。



◎杉本土木部長 

 承知した。至急調整を図ってはみたいと思う。まだその熟度に達していないということであれば、また報告をしたいと思う。



○松尾委員長 

 現状の考え方は、松浦市からは椋呂路を通ってくるという路線がメーンになっていると思う。そこら辺は調整してもらいたい。



◆永山委員 

 向こうの要望を消し込む結果になってはならない。

 広域道路について、期成会等の動きについても記載したらどうなのかという意見もあったのではないか。



○松尾委員長 

 それは記述してほしいということだったか。



◆北野委員 

 せっかくなら、他の地域の陳情・要望活動の状況についても入れたらどうかと。他の自治体や佐世保市の一連の陳情の流れのイメージが参考資料としてあったほうが効果的ではないかということである。



◎杉本土木部長 

 要望書の参考資料として、各期成会等々の要望の状況を添付することは事務局としては可能であるので、御指示いただければ準備したいと思う。



◆北野委員 

 指示というか、私はそうした方がいいのではないかという意見を言ったまでである。



◆永山委員 

 基本的にこれは一つの手法としては、私も重要だろうと思う。基本的には、まず国に対して県の立場というものをきちんと支えていく必要性も我々にはある。そうした中で、この要望については、文章の中にそのものを入れるとなると、どっちがどうなのかという話になってくるので、本要望については別途こういう形でも陳情活動を行っていると。要するに、別紙添付資料のとおりに行っているという形を別段のところで記載をするということはやるべきであろうと思う。



○松尾委員長 

 ほかの委員は今の東彼杵道路について、何か意見はないか。

 それでは、別枠で参考資料として要望書の中に入れるということでよろしいか。(「はい」との声あり。)

 それでは、そのように部長、よろしくお願いする。

 ほかに何か意見はあるか。



◆湊委員 

 去年までは東彼杵道路の早期事業化について要望していたと思う。今回、国道205号の整備促進ということで針尾バイパスと一緒に位置づけしているが、結局、針尾バイパスも同じ国道205号である。私は順番に整備していくと思っているが、先ほどの説明では、今年度ぐらいの予算が毎年確保できれば、あと四、五年で実現できるのではないかということだった。その次に、東彼杵道路ということで長崎空港につなぐ路線の整備となると思うが、高規格道路ではなく、国道205号の整備となっている。ということは、針尾バイパスが進まないとその次の段階には進まないのではないか。今までは別物として陳情していたが、今度は一体化して同じ205号の整備という形になっているが、この辺はどうなのか。



◎杉本土木部長 

 今回、一体的に要望した意図については、冒頭にも少し述べたが、東彼杵道路は平成6年に候補路線に上がっており、その後、期成会も20年来活動されている。県内では島原道路、それから西彼杵道路等が地域高規格として動いており、なかなかこちらのほうに日が当たっていない状況である。国の意識については、これまで県の幹部、国交省の担当課長、あるいは所長とも話す中で、この東彼杵道路に対しての優先順位というのはまだまだだと感じている。我々としては、今回は一つの戦略として、東彼杵道路については、佐世保市から東彼杵町までということで、具体的に区間を明確に書いたものはないが、我々が考えているのは、当然車の定時制・高速性を考えると、一つのインターなりランプなりの区間と考えている。そうであれば、佐世保大塔インターチェンジから東彼杵インターチェンジ間までが東彼杵道路という考え方も一つあろうかと思う。そう考えると、その中に針尾バイパスが入ってくる。我々としては、今回、205号を一本頭出しすることによって、決して東彼杵道路を後回しにするのではなく、呼び水に使いたいと考えており、東彼杵道路についてもあわせて強く要望していきたいと考えている。



◆湊委員 

 それは今までも陳情した際に、地元選出の代議士などが高規格であればちょっと厳しいが、一般国道であれば可能性はあるということは何度も言われているので、十分理解しているが、針尾バイパスを整備しながら、別に東彼杵道路も着工していくということになるのか。



◎杉本土木部長 

 我々としては、東彼杵道路は当然これまで同様、地域高規格道路としての要望をしている。現道拡幅で済ませるということについて了解したわけでもなく、当然、東彼杵町長や川棚町長とも話をしたが、これはバイパスとして求めていくということについて、市長を含めて意思確認をしている。いろいろな話はあるかもしれないが、そこは強く要望していきたい。



◆湊委員 

 そうであれば、今までは別だったが、今回一本化になっていたので、針尾バイパスの工事が済んでから、東彼杵道路に行くのかなと思っていたが、国道205号の針尾バイパスを整備しながら東彼杵道路も着工できる可能性があるので、それをしてほしいという陳情なのか。



◆永山委員 

 今のような質問が出てくるには、当局が今のように思ってしまわざるを得ないような内容で説明するからである。確かに過去も当局から資料は出ている。それに基づいて、やはり一貫した説明をしないと。もともとは現道拡幅で要望をしていた。しかし、基本的にはその事業が進まないということの中で、数年前からルートを少し別に設けた形で要望をしていこうという形の中で、県のほうもそういう考え方になった。今、県から示されているルートとしては、当初から全体を高規格とうたうと非常に難しさがあるので、まずはできるところの整備をしていきたいと。そのことについては、東彼の交差点から川棚までをまずは別ルートで計画をしたらどうかということがあった。そして、佐世保市の国道205号の針尾バイパスの件についても別段で要望していたが、今回、205号全体の中で一部ここは完成したという一つの既成事実をつくりながら、205号線全体に波及するという手法が県の手法だろうと思う。したがって、その手法で市のほうとしても、議会としても理解をしてもらいたいというような話があれば、先ほどのような質問は出てこないと思う。そこは少しきちんとまとめた上で説明したほうがいいと思う。ばらばらに説明するからおかしくなってくるのであり、そこは私が言ったことで訂正があれば訂正していただいて結構である。



◎杉本土木部長 

 私の説明が言葉足らずで申しわけない。基本的には今、永山委員が言われたようなことである。ルートについては県のほうもいろいろな考え方を持っている。別ルート案、それから現道拡幅先行案など、いろいろなことを県のみならず、今、関係町とも一緒になって勉強会を行っている。我々としては、バイパスをベースに置きながら、どうしたら早く実現できるのか。特に渋滞が顕著な東彼杵市街地、あるいは川棚市街地を先行させる等々も選択肢の一つになってこようかと思うので、そこは今、勉強会を行っている最中なので、特別委員会にもお示しできる情報が出てきたら説明したいと考えている。表現の仕方については整理をさせていただきたい。



◆永山委員 

 表現上の問題でどうかなと思うところがある。少し懸念しているのが西九州自動車道について、以前、どういう状況なのか調査をしておいてほしいということで委員会において指摘をしていた。今は佐々町まで開通している。そして延伸させるために県道を横切っている。それが既存の道路から県道をまたがった向かい側に下部工を設けなければならないという計画になっていたはずである。その土地については、佐々町には数年前から計画段階の中で通達があっていた。ところが、その下部工を建設しなければならない該当地には既にコンビニともう一店舗建ってしまった。おそらく民間の土地の上を西九州自動車道は通らない。距離としては四、五十メートルしかないので、その間の道路を曲げて佐々川を渡るルートをとるかというと非常に距離がなさ過ぎる。そこは現状どうなっているのか確認するように言っていたが、どうなっているのか。



◎杉本土木部長 

 委員が言われた状況は私も把握をしている。ただ、都市計画決定後に都市計画法第53条の許可を得て建った建物なのか等々も含めて確認ができていないので、至急確認をしたい。



○松尾委員長 

 早急にお願いしたい。



◆永山委員 

 基本ルートは決まっている。基本ルートは決まっていて、それが障がいなると、この事業進捗には一番非常に大きな懸念材料として残ってくる可能性がある。そこのところは地元での解決もないままに、国に対して要望をし続けるというのは基本的には無責任である。地元の自治体の流れとしては、非常に無責任な要望と言わざるを得なくなる。そこは地元は地元で調整を図りながらやっていかないと。要望をしてきているが、「何や地元が売っているじゃないか」という話になるといけないから、そこは早急に、解決策はあるのか、懸念をする必要性がないのかについては、きちんと整理をしておいてほしい。指摘をしておく。



◆湊委員 

 陳情する前に今の返事は来るのか。



○松尾委員長 

 向こうに確認しないと、ここでは出ない。あの指摘があってから、向こうもそれなりに調べているはずである。何も言ってこないということは、うまくいっているのではないかと思う。



◆永山委員 

 細かいところで申しわけないが、1ページの3段落目の「九州の中心都市、」と句読点で切っている。ここは「九州の中心都市福岡市」とつながらないとだめである。ここを表現上改善してほしいということと、4段落目の下から2行目の「関係皆様方」はどこからどこまでを言っているのか。



◎杉本土木部長 

 国、それから要望活動等で御支援いただいた国会議員の皆様方等々を考えて書いたものである。



◆永山委員 

 政府要望であれば基本的には国の関係、それともう一つは、環境アセスメントのときに、県が特段の進捗をしてくれたと思う。あれで半年、環境アセスメントが縮まっている。それは忘れていないということは要望の中にうたうべきだろうと思う。九州整備局における事業計画、あるいは県による環境アセスメント事業について、特段の御尽力を受けたことに対してという状況の記載があってもいいのではという気がしている。そこのところは内部で検討してほしい。

 それから、2ページ目の2段落目、「佐世保県北医療圏唯一の救命救急センター」とあるが、これは固有名詞はないのか。公文書であれば固有名詞はしっかり押さえておかないと。



◎杉本土木部長 

 確認する。



◆永山委員 

 9ページの1段落目のところに、「中枢幹線を担う国道205号」と、ここで「中枢幹線」という文言が出てきている。しかし、これは基本的に8ページでうたうべきではないのかなという気がする。8ページの3段落目、「ご高承のとおり、一般国道205号は、広域的な社会交流や地域の連携を促し、県土の均衡ある発展を図るなど地方創生の推進基盤となる本県の中枢道路です。」とすべきではないか。県南・県央と県北を結ぶ、半島側ではなく、本土側からすると、この路線だけである。ほかに道路はない。明らかにこれは県南の大きな動脈だと思うので、そこはしっかりうたっておくべきではないのか。だから「中枢道路」の位置がちょっとおかしいという気がしている。

 それから、もう一つの資料のほうであるが、今回、直接タッチするという状況にはないとは思うが、将来にわたってのこととして、例えば、深谷の立体交差化から大塔インターあるいは一般国道35号に至るまでの話として、前畑弾薬庫が針尾島弾薬集積所へ移転をするときの条件が二つあり、そのうちの一つが不足している米軍人軍属の住宅の増強と言っている。先行して、江上の米軍住宅地に隣接するところに、ハウステンボスの跡地を米軍住宅予定地として、国が買い上げた。買い上げると同時に、釜墓地からハウステンボスの今で言う無料ゾーンに至る市道のつけかえまでしている。市道のつけかえまでしていつまでかかっているのかという話もあろうかと思うが、では、ここに何所帯分建てようとしているのか。また、この関係する道路において、米軍関係車両の通行量はどのぐらいあるのか。江上の米軍住宅から出て、国道205号にタッチするのに、ハウステンボスの中を通ってタッチしているのか。それともパールラインから出て、トンネルを通って指方に出るルートからの動線であるのか。そこのところは押さえておく必要性があると思う。そうじゃないと、針尾島弾薬集積所の工事が始まると、通行車両は半端じゃないと思う。特に大型車両、ましてや安久ノ浦に土砂を埋め込む分量からすると、おそらくとてつもない大型車両の通行量が発生してくる。だからそのこともある程度見越しながらのこととしてうたっていくべきである。要するに、国防に対して協力しているのだから、事前にきちんと準備をするべきであるということも要望の一つの理由としてどうかと思っている。ただ、これについては我々だけではなくて、基地対策特別委員会での論議も必要であり、庁内の関係部局との協議も必要だと思うので、いつの時点でどういう形で出すのかということは、既に着手をしておく必要性があると思う。そこのところも遺漏なく研究をしておいてほしい。お願いしておく。



◎杉本土木部長 

 今の前畑弾薬庫移転集約後というよりも、その前の工事着手段階から、この地区に対して、工事車両も含め大きな課題が出てくることは十分認識をしており、今、基地政策局とも、その対応について、当然、国に対して求めていかなければならないので、求めていき方、佐世保市としての考え方あたりもまとめるよう調整を開始しているところである。しっかりと取り組んでいきたい。



◆永山委員 

 江上の立体交差点の鳥瞰図を提出してほしい。



○松尾委員長 

 計画図があるのではないか。



◎杉本土木部長 

 我々のほうでも横断図と平面図は今持っているが、さらに鳥瞰図等々について国に尋ねてみたい。写真を撮って、そこに線を入れるだけでもかなり具体的にイメージができるかとも思うし、なければ少し作成することも可能かと思うので、準備したいと思う。



○松尾委員長 

 今の資料については、後ほど、各委員に配付してほしい。

 なお、要望書のとりまとめについては、正副委員長に御一任いただきたい。

 ほかになければ、以上で交通体系整備特別委員会を終了する。

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                            (11:00閉会)