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長崎県 佐世保市

平成28年  6月定例会 石木ダム建設促進特別委員会 06月27日−01号




平成28年  6月定例会 石木ダム建設促進特別委員会 − 06月27日−01号









平成28年  6月定例会 石木ダム建設促進特別委員会



          平成28年6月27日(月)

                     [会議時間]

                       自 10:02

                       至 11:12

《案件》

※請願第30号 石木ダム事業にかかる収用手続きの撤回を求める意見書の請願について

《結論》

※請願第30号 石木ダム事業にかかる収用手続きの撤回を求める意見書の請願について

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《出席委員》

長野孝道委員長、森田浩副委員長、橋之口裕太、永安健次、萩原活、

林健二、草津俊比古、小野原茂 各委員

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《傍聴者》 14人









                    6月27日(月)(10:02 開議)

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[審査案件]



※請願第30号 石木ダム事業にかかる収用手続きの撤回を求める意見書の請願について

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○長野委員長 

 石木ダム建設促進特別委員会を開催する。

 請願者から趣旨説明の申し出があっているが、趣旨説明を受けることとしてよいか。(全員了承)

 あわせて、傍聴の申し出があっているが、これを許可することとしてよいか。(全員了承)

〔請願者及び傍聴者入室〕

 本日の案件は、先般の本会議で本特別委員会に付託された請願第30号石木ダム事業にかかる収用手続きの撤回を求める意見書の請願についてである。

 それでは、請願者からの趣旨説明を求める。

 なお、佐世保市議会傍聴規則第13条により、傍聴者の方の録音・録画の撮影については禁止されているので、御了承いただきたい。

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          《趣旨説明》



◎篠崎水問題を考える市民の会代表代行 



◎松本石木川まもり隊代表 



◎宮本I女性会議させぼ代表 



◎真如新日本婦人の会佐世保支部支部長 



◎宮野石木川まもり隊員 

[請願書等による趣旨説明]

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          《質疑》



○長野委員長 

 これより質疑に入る。(特に質疑なし)

 特に質疑がなければ、質疑をとどめる。



◎松本石木川まもり隊代表 

 休憩に入る前に、委員に資料を配付してもよいか。



○長野委員長 

 配付を許可する。

(資料配付)

 それでは、暫時休憩とする。

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                           (10:35 休憩)

                           (11:00 再開)

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○長野委員長 

 委員会を再開する。

 傍聴の申し出があっているが、これを許可することとしてよいか。(全員了承)

 それでは、これより結論に入る。

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|結論|

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※請願第30号 石木ダム事業にかかる収用手続きの撤回を求める意見書の請願について

[討論]



◆小野原委員 

 全ての用地の裁決申請が完了したが、そのうち収用裁決された用地の明け渡しもされないまま、県収用委員会の開催阻止が続き、委員会開催も未定とのことである。

 用地交渉については、裁決申請後、任意交渉で4名との補償契約も締結され、今後、さらに進めていくとのことであるので、現時点で行政代執行について、検討する段階ではない。

 中村知事の姿勢については、既に訴訟が行われており、是非についての見解を本市がコメントする立場ではない。

 県道つけかえ工事においては、県は「建設ありき」の態度とされているが、全て任意交渉によって取得済み用地であるにかかわらず、妨害行為により、いまだ現場着手ができておらず、県は現場での説得に注力し続けている。

 地元新聞は、13世帯の暮らしを公権力が根こそぎ奪い取る云々ということだけを報道し、当時、苦渋の決断をされた任意協力の54世帯の存在には触れておらず、議会では、「54世帯の方々の何のために協力したのかという心痛への責任もある」との答弁もあった。

 請願書において、「ごく普通の生活を続けたい」、「居住権を奪ってはなりません」と言われているが、当然に適切な移転補償が行われ、あわせて、生活再建支援、コミュニティへの助成、集団移転等のあっせんなど、最大限の措置が予定されているとのことである。

 請願について、用地取得は長崎県であり、本来、本市は負担金支出での共同起業者で事業主体ではない。したがって、土地収用法手続についても、長崎県に全権を委任している。ただし、受益者の立場として、誠意を尽くす必要があることから、各取り組みについて、県に協力しているところである。

 請願の趣旨は、「強行ありき」となっているが、現に任意交渉が進められており、成立した場合、裁決申請は取り下げられている。

 工事や権利侵害については、訴訟が提起されているので、裁判の中で整理されていくことであり、現時点では、司法判断は示されていない。

 よって、現段階で収用手続の撤回を求めるのは不適当と判断し、民主市民クラブとしては、この請願には賛同できない。



◆永安委員 

 趣旨説明においても、行政代執行か事業の取り消しの二者選択の中で、委員会としてどう判断するかという話もあったところだが、最近でも4世帯の方が任意交渉の中で一定の合意を得たというような状況もあり、今後もそういった任意交渉を進めていくということである。

 また、54世帯、数百名の方に御理解をいただき、ダムの完成を待ち望んでいる市民の方もいることなど、全体のことを勘案すると、今後、地権者に理解を求めることを見守る方が先ではないかということで、緑政クラブとしては今回の請願には賛同できない。



◆橋之口委員 

 石木ダム建設にかわる抜本的な水源がないとされる中において、収用手続を含む石木ダム事業を進めることはやむを得ないと理解をする。

 「合理的な説明」という部分では、地勢条件、歴史的背景、ダムの経緯、必要性、水需要の予測、利水の代替案など、水道局の挙げる理由については、十分、合理的な根拠も含んでいるということで、この請願については賛同できない。

 一部、工場用水における大口需要の使用見積もりについて、一部疑義があるというのは承知をしているところだが、この点についても、大口需要先の説明、また水道局が取材をした中で見積もり、厚生労働省との確認もされた中で出された数字であるので、それを打ち消すだけの理由はないのではないかと考える。



◆萩原委員 

 今回の請願については、この6月議会において、山下千秋議員が一般質問を行っており、佐世保市水道局からも、「裁決後も、地元地権者と任意交渉を進めている」、「強制収用によるところの根こそぎ奪いとることは避けている状況である」旨の答弁もあっている。「任意協力をされた方々への心痛の責任も考慮している」との答弁もあり、「できる限り強制を避け、任意協力をしていただけるよう努力していく」旨の答弁の趣旨も踏まえて、今回の請願には賛成できない。



◆森田副委員長 

 先ほど指摘があったように、漏水対策や節水というものは当然必要であるし、そういったものには既に取り組んでいる状況にある。ただ、降雨がなければ、渇水になることは避けられないので、ダムの必要性は不変だと思っている。

 また、断腸の思いで移転された54世帯、数百人の方々の思いを考えれば、やはり一定の進展がなければいけないと思っている。

 先ほど請願の趣旨説明において、「13世帯の方々が路頭に迷う」とか、「生活の手段をなくす」といった発言があったが、そういったことがないように話し合いをするということなので、その話し合いにいまだ期待を寄せるところである。

 したがって、この請願は採択できない。

[採決]賛成者なく不採択とすることに決定した。

※なお、陳情第11号 「長崎県、佐世保市が、慢性的な水不足と言っているので、佐世保市民の為に、短期事業として、南部水系下ノ原ダムかさ上げを実施すべき」については、参考資料として聞きおくこととした。

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                           (11:12 散会)