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長崎市:平成19年文教経済委員会 本文




2007.03.15 : 長崎市:平成19年文教経済委員会 本文


          =開会 午前10時0分=
森 幸雄委員長 出席委員は半数以上であります。ただいまから文教経済委員会を開会いたします。
 なお、久米委員から本定例会中の委員会を欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。
 それでは、議案審査に入ります。
 第27号議案「平成19年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。
 商工費、観光部所管部分のうち、軍艦島整備事業費の審査を行います。
 昨日、現地調査を行いました。認識も深まられたと考えておりますけれども、改めて質疑を行います。何かご質問は。

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津村国弘委員 行ってみて、確かに産業遺産として非常に圧倒される感じは受けました。ちょっと質問しておきたいと思うんですけれども、船を安全に係船できるかという点ですね、ドルフィン桟橋に階段をつけて、そして係船をするというふうになりましたけれども、船の大きさというのはどの程度を考えているんですか。

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池田企画理事 昨日乗った船が約40人乗りでございますが、最大が今クルージングをやっている225人乗りの船をマックスと考えております。
 以上でございます。

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津村国弘委員 私が非常に心配するのは、ドルフィン桟橋に階段をつけて、そこに係船をすると、そこから乗りおりをするということは、非常に危険を伴うというのがあるんですね。従前、端島に定期航路が通ったときには、ドルフィン桟橋の上に乗客の乗りおりをさせておったんですよ。そういう設備でないと、非常に危険ではないのかなと。階段だって幅が5メートルも6メートルもあるようなものは、なかなか困難だと思うんですよね。そうしますと、小さなきのう程度の小型の船でしたら、わずかばかりのところに船からタラップをおろす、船は上下する、こういう点では安全性について、非常に私、危惧を持っているんですよ。
 だから、絶対安全というようなことを考えると、あのドルフィン桟橋の上に乗客が乗降できるようなものでないと、安全性は確立されんのではないかなと。特に1時間前はなぎだったけれども、1時間後にはしけて、もうどうすることもできないというような状況も、そういう危険性もある外洋の島ですから、そこら辺どうお考えなんですかね。

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池田企画理事 今、津村委員の方からご指摘がございました設備につきましては、私ども比較検討の中で検討いたしましたけれども、非常に高価な設備費がかかるということが第1点、それから過去、災害にやられて復旧に大変苦労したということをお聞きしておりますので、費用対効果を考えまして、ああいうステージプラス階段でやろうというふうに決定したところでございます。
 ただ、奥行き等で安全にちょっと懸念がある部分については、もう少し奥行きを設けて、あるいは階段幅を広げて対応したいと思いますし、関係の海運の事業者ともご相談の上、おおむねご了解をいただいたところでございますし、安全が確保できるということでご了解をいただいたところでございますので、なお今後とも海運事業者と十分な協議を行いまして、安全に乗下船できるような体制をとっていきたいというふうに考えておるところでございます。
 以上です。

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樫山観光部長 今、津村委員の方からご質問いただきました安全管理体制の件でございますけれども、これはもう言うまでもなく最重要課題でございますので、今、理事の方から説明ありましたけれども、今、ご提案している内容というのも、関係者の方々とも十分意見交換をさせていただいた中で生み出された案についてご提案をさせていただいているということでございまして、あわせて、とにかく万全を期すということで、ソフト面においても、例えば、乗りおり時には陸側と船の方に2人ずつ必ず配置するとか、それとか、お元気な方ばかりじゃないですから、お体不自由な方が上陸を希望される場合には、例えば、移送について研修を受けられた方とか、そういったような方を配置すると、そういった内容を許可業者の方に義務づけをさせていただくとか、そういったようなことでハード面、ソフト面、両面から万全を期してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

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緒方冨昭委員 安全性が非常に論議されておるんですけれども、例えば、桟橋なんかをつくったときに、この港湾関係の専門家というか、例えば、耐震強度とか、そういうのがわかる技術者は長崎市役所にいるんですかね。

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池田企画理事 それぞれの担当といいましょうか、専門の分野の職員はいると思いますけれども、なお職員で補えない部分につきましては、コンサルタント等を活用いたしまして安全性を十分確認しながら進めていきたいというふうに思っております。

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緒方冨昭委員 委員会の中で一番焦点になったのが、やっぱり安全性ですから、それは素人というたら失礼ですけれども、きちんとした強度計算なんかができるような人を入れて、ぜひとも検討をしていただきたいということを、これは要望にとどめておきたいと思います。

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鶴田誠二委員 きのう上陸させていただいて現地を視察しましたけれども、印象としては本当にあれだけのすばらしい、ある意味では遺産、そういったものについてはやっぱり保存をしなければいけないという気持ちはあるわけですが、ただ、やはり何といっても今回の事業計画の中でポイントになるのは、結局上陸をして見学をすると、そうなったときの安全性の問題が非常に問われるというふうに思いますし、ある意味では自然を相手にした、そういう施設の整備というのがこれから必要になってくると思いますので、そういう意味では非常に安全性等の問題について、なかなか懸念が払拭できるような、そういう感想を持ちました。
 1つは、先ほどもドルフィン桟橋の問題ですけれども、やっぱりスペース自体が思ったよりも狭いなというのがありました。先ほどの話の中で言われたんですが、階段あたりも広くするというふうに言われておりましたけれども、一定の限界があるのかなというふうに感じました。ですから、結局あの状態を生かしてつくるということですから、あれを大きく拡幅するということではありませんので、そういう意味では本当に乗降するときの安全性というものは、私は確保できないものかなというふうに率直に思いました。
 それともう一つ、質問としていわゆる見学コースをやるところの護岸が倒壊しておりました。あれはいつごろ倒壊をしていたのかということと、ああいったものを修復するときにどれくらい期間がかかるんですか。あれだけの護岸が倒壊しとる。せっかくですから、今までああいった護岸が倒壊して、何回倒壊してきたのか、そして修復してきたのかということがわかれば、あれが初めてなのか、それがわかっとけば、ちょっと教えてください。

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池田企画理事 端島の南部で倒壊した部分がございましたけれども、あれは昨年の9月の台風13号だと聞いております。過去、最初に行った小中学校のところでえぐれた部分がございましたけれども、あの部分もかつて崩壊した経過がございます。部分的に何度か崩壊しているとは思っておりますが、全記録ちょっと調べておりませんので、その辺はちょっと不明でございますが、大きな台風時において、何回か崩壊はしているという状況でございます。
 以上です。

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鶴田誠二委員 今、倒壊しているあの護岸ね、修復せんといかんとでしょうけれども、それを修復するのにどれくらいの期間が大体予測としてかかるんでしょうかということをお聞きしたい。というのは、ああいうふうにして護岸が倒壊すると、結果的には修復工事に入っていくわけですね。そうすると、その期間は上陸できないんじゃないですか。多分そんな短期間では、ああいった修復工事はできないと思うんですよ。
 私も先日もお話しましたけれども、高島の例をとらえて、年がら年じゅう工事中という、そんな感覚しているもんだから、その辺、その期間がどれくらい大体予測としてかかるかということがあれば教えてください。

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池田企画理事 ご指摘の倒壊した部分につきましては、河川の海岸保全事業の中で災害復旧事業として長崎県の方で実施していただくことになっております。災害査定も終わりまして、発注も終わっておりまして、工期につきましてはこの数カ月の間で終わるというふうに考えております。すみません、発注はまだだそうですが、即発注いたしまして、数カ月で工事は完了すると県の方からは聞いておるところでございます。
 万が一、崩壊の部分があったときには、荒天時じゃなければ、もし護岸が崩壊したとしても、海が荒れていない状況の中では上陸、中については安全性は確保できていると思いますので、その状況を見ながら観光客を上げるときについては、安全性を確認しながらやっていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

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井原東洋一委員 きのう調査に参加しましたが、自然災害というものの想像以上の大きさに、ちょっとびっくりしました。1メートルもあるような幅の厚さの護岸が簡単に剪断されているというふうな状況とか、それから、あの島の中はいわゆる周りがぐるりと擁壁ですから、恐らく台風のときは島全体が巨大なプールのような状況になって、海水が漂っているんじゃないかなと、だからこそ建物に使っていた木材が損壊して流出して漂った結果、ああいうふうに山のように積もっているという状況ではないかなというふうに思いました。したがって、例えば、歩道をつくり展望所をつくるとしても、ひとたび台風が来ると損壊する危険があると。そうすると、限りなく長崎市としては設備の維持補修、更新を図らなければならないという、そういう負の材料を背負うことになるんではないのかなというふうに思います。
 確かに見られるものならば見てみたいと、上陸できるものなら上陸してみたい、もっと近づいて触ってみたいと、体感で味わいたいというようなことはあると思うんですよ、人々にとって常に。しかし、その場合に、それが本当に不要不急の急がなければならない仕事なのか、投資対効果はどうなのか、あるいは過大な評価をして、災害の過少評価をしているんじゃないのかと。今、類似のものは、例えば、産業遺産というふうに言われておるのかどうか知りませんけれども、佐渡の銀山とか岩見の銀山とか、あるいは大分の鯛生金山とか、串木野の金山とか、そういうものは近隣に幾らもあるわけです。そういうものを、いわゆる観光資源として活用し、そしてその後の状況はどうなのかと、一体全体年間どれだけ人が来て、どれだけの経済効果があって、そしてそれが継続的に観光の対象としてなり得ているのかどうかいうこと等々も、私はやっぱり十分市場調査といいますか、そういうものをするべきじゃないのかと、降って沸いたように今突然1億500万円、それでよくよく追求してみると、4億2,000万円と、これはね、4億2,000万円じゃおさまらないだろうと思うんですね。
 なぜかというと、現にアスベストが出てきた、水銀か鉛か出てきたということで、コンクリートで覆う仕事をしなきゃならんということが、今の第1期、初期投資にも出てきておるわけでしょう。そうしますと、これを西に東にと延ばしてきたときに、そういう手だてがやっぱりどうしても必要だろうと、そうすると、これは4億2,000万円にとどまらないというふうに思います。そういうものを投資して本当にこれが長崎の観光の底上げ、あるいは合併7カ町の産業振興になるのかどうかと、そういう投資効果については数字は出されていますけれども、本当に精査されているのかという疑問が残っております。
 もちろん沖縄の海軍司令部の戦争の遺跡とか、立山の防空壕の戦争遺跡とか、それぞれそういう遺跡もある意味では観光の対象、学習の対象になっているわけですが、特に類似する、先ほど言いましたような産業遺産と称される近隣の、九州近隣にもたくさんありますから、そういうものをよく調査されて、そして見込みを立てなければ、今まで幾つかの失敗例があるじゃないですか、過大な見積もりをして、お客さんは来ない、そういう今までの経験を踏まえて、これは慎重にやるべきだと、今急ぐべき仕事ではないのではないのかと、なぜ今なのかと、しかも28億円も赤字予算じゃないですか、今は。そういうときに、1億数千万円をかけていくということについては、私は今の時期ではないというふうに思っておりますので、その点説明をいただきたいと思います。

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田中観光企画課長 今、観光的な素材というものの価値評価のお話だと思いますが、今、長崎らしい観光素材、こういうものが長崎にはたくさんあるわけでございます。きのう行っていただきました、長崎港から出ていただいて、当然右の方に三菱造船、それからグラバー園も見えます、稲佐山も見えます。女神大橋をくぐって伊王島、そして忽然と端島があらわれてくるという、こういう素材というのは非常に長崎らしい素材だと私は感じるわけでございます。
 また、先般も部長が申し上げましたように、合併町の観光振興という意味では、例えば、伊王島、高島、それから野母崎、こういうところの観光客誘致対策について見れば、非常に軍艦島の素材というのは大きな素材でございまして、特に上陸できるということになりますと、ますますそういう観光ルートの開発が進むというふうに考えておりまして、合併町の観光振興にも大きく寄与するのではないかと考えています。
 それから、最終的に長崎らしい素材の中で、いろいろ素材がございます。例えば、西洋文化でグラバー園のような洋館、中国文化もございます。いろんな文化がある中で、新たに産業遺産の中で、石炭産業の新たな素材もまた出てくると。これは観光客がいろいろ素材を選ぶ中で、また新たな選択肢が出てくる。実は修学旅行生が21校、1,529名来ていただきました。その修学旅行生も今は平和学習という体験学習がありますが、これにもし、この石炭産業の勉強というのも加わってくると、新たな修学旅行の誘致の目玉にもなってまいります。そういう意味で、総合的に観光の素材として、私どもは大変注目しておりまして、大きなインパクトのある観光商品になるであろうという思いはございますので、そういう意味でぜひこれを観光素材として、また長崎の大きな誘客の要因の目玉として取り上げてまいりたいということで、取り組んでまいりますので、よろしくご理解のほどをお願いしたいと思います。

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樫山観光部長 この軍艦島の整備事業につきましては、今、課長の方から答弁させていただきましたけれども、地域振興、観光振興というのを考える上で、非常に期待の高まる事業であるというふうに考えております。その一方で、委員おっしゃるように、ある意味過酷な自然環境にも十分意を用いる必要がありますので、事業実施に当たりましては、先ほども申し上げましたけど、ハード、ソフト両面で安全管理にはしっかりと取り組みまして、満足できる投資効果が得られるよう精いっぱい努めてまいりたいと考えております。
 先ほどご質問の中にございました今後の事業につきましては、平成20年度以降の事業実施につきましては、その投資効果というのを十分精査の上、慎重に判断をしてまいりたいと考えておりますので、あわせてよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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井原東洋一委員 きのう私たちが上陸して体験した、くまなくというふうに言ってもいいと思いますが、あの体験というのは道を整備してもできないんですよね。あれよりもはるかに離れたところから見るということですから、臨場感というのは、きのう見たようなものとは全く違うというふうに思うわけです。ましてあそこに上って、軍艦島という船を感じた、そういう雰囲気はありませんでした。やっぱり廃墟、廃屋を、その下に眠っているかもわからないみたまといいますか、そういうものを考えながら、さまよい歩いたというような状況ですが、それを遠景として見るのを、より近づくという意味で上陸させるということなんですが、これにこの前も議論がありましたように、若干今説明もありましたが、小さな子どもさん、あるいはいわゆる交通弱者、高齢者、あるいは障害者、そういう皆さんを運送業者の自主性に任せてするんですか。それとも、初めから、私はさるく博のときも車いすで回れるコースはどのくらい準備しているのかと質問したことがありますが、当時はわずかに6コースだったんですけれども、そういうふうに初めからバリアフリーという考え方で取り組んでいるのかどうかと、それはやっぱり区別なく、差別なく、やはり観光できるような場所にしなければならないと。しかし、あそこは特殊な状況でしか行けないという状況ではないのかなと。そういうことについて、これは観光資源である、あるいは広告塔である、したがって、その効果ははかり知れないから入場料は取らないと。しかし、クルーズをする輸送業者、海運会社はそこに上陸するかしないかで料金は違うんじゃないですか。そうすると、海運業者の利益のためにすると言われても仕方ないじゃないですか。そこに1億数千万円の投資をし、あるいは将来どのくらいなるかわかりませんが、そういうことをするのに、しかも1銭も観光客からは料金を徴収しないと。それは、どのように広告塔としての役割でペイできるんですか。

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樫山観光部長 先日もご答弁申し上げましたけれども、軍艦島は近代産業遺産の象徴的存在でございまして、長崎観光の広告塔として、それに見合う効果というのは十分期待できると考えております。そういうことで、広く多くの方に上陸していただき見学をしていただきたいと、そういうことで入場料につきましては徴収ということは考えていないということでございます。
 以上でございます。

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池本敏典委員 何と申しますかね、そう多くもない水性溶岩というんですかね、そういう中で、今から250年前、端島が炭鉱として、最初私も知らんかったんですけど、鍋島藩によって最初発掘されたと。それが明治23年、三菱工業所が大きくなしたと。ある意味では日本の産業の夜明けとともに端島が、軍艦島が炭鉱の産炭地として発展してきた、その様子をきのう初めて私は目の当たりにして、非常に感激をいたしました。
 しかも、最盛時5,300人と、わずか1.2平方キロメートルの中に生活をしてきたということは、非常な何と言おうか、説明のつかないぐらいの、よくぞ生活をしてきたなと。その中にはパチンコ屋もあり、映画館もあり、スマートボールもあり、飲み屋もあり、あるいは病院も隔離病棟まであったと。そういうふうな姿を見たときに、何とかこれを私は文化遺産と、産業遺産だけじゃなくて、産業遺産でしょうけども、先人たちがこういう生活の中で日本の産業復興のため頑張ってきた、その拠点が長崎市域に入ってきた軍艦島にあるということを、私は長崎人として誇りに思い、これを世界に知らせるべきだと、私はまさしくそう感じました。
 そのためには、いろいろ安全面のこともありますが、とりあえず今手を打たなければ、あの防波堤は朽ちてしまいます。そのためには、少なくとも当初予算で上げている、なぜするのかといったら、この工事をすることによって、内側から土どめの形をつくり、補強護岸になるから、こういうことで道路をつくるんだという説明も受けました。そしてまた、県もあそこをすぐするようなことで予算もついているということですね。とりあえず長崎市が手の打てるところをすれば、後は県なり国なりが、この産業遺産をどう評価するかということを、私は将来大きく展望してくると思います。
 だから、長崎市が全部あれを守るんだ、つくるんだということじゃなくして、その先鞭を長崎市がすると、そういうことで、まず今回の予算でしていただきたいと。そして、後でそれがどうなるかということは、皆が判断すればいいことじゃないかなと。そしてまた、見てもらうためには、先ほどから指摘があるように、安全にして。しかし、これも今までずっとあそこで生活して、実際船をつけて来ているわけですから、その中の経験を生かしてすれば、今が特別危ないんだということではないわけですから、そういう経験を生かして、特に私は船頭さんに聞きましたら、あそこは北風、冬でもこっち側は北風が吹いても大丈夫なんだよということも聞きましたし、そして、そんなに皆さんが心配するほどですなということも聞きました。
 ただ、桟橋は、もうやはり想像できないようなタラップを何回も飛ばしたというわけですよ。桟橋をかけてもね、そこら辺は、やはりそういうことを経験し、先ほどからも指摘があるように、相当な技術というか、判断をしながら設計をしていかんといかんのじゃないかなということを思います。
 そういう意味では、ぜひ私としてはこれを1日も早く市民に見てもらうような、そういうことでしていただきたいと思います。

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小森あきと委員 3点ほどちょっとお尋ねしたいんですが、まず1点目が、建物の保存、30号棟の産業遺産的な価値というのを県も認めているということで、今回は建物の保存という点では整備をするという計画は上がっていないわけですが、この建物の保存という問題については、保存活用検討委員会、技術検討委員会の方でも何らかの保存という方法が、方向性というのが必要じゃないかというような指摘もあっておりますけれども、この建物の一部保存というか、産業遺産的な価値を認めた中の保存という問題については、現時点でどのように判断をされているのかが1点ですね。
 それと、先ほど平成20年度以降の整備計画については、平成19年度の事業に基づいた事業の結果の費用対効果を見きわめながら進めていきたいという考えだということでございましたけれども、この費用対効果という考え方だけで進めるのかどうか。これはユネスコの世界産業遺産の方に申請を出す、あるいは登録に向けて動き出すというような形を考えたときに、費用対効果のみで判断できるんだろうかということについては、現時点で、単純に費用対効果だけで判断するんですよということなのか、その辺の見きわめを、費用対効果プラスアルファという形で検討していく考えなのか、その点を少し教えていただきたい。
 それと3点目が、やはり先ほど池本委員の方からもありましたように、これ市だけの事業でこれから整備計画を世界産業遺産に向けて進めていくという方向性がもし示された場合には、市だけの単独でやれる事業なのかという見きわめについては、私も現地を見まして、どういう建物を保存するのかと、保存していくという方向に向かうのかというようなことを考えた場合には、かなり厳しい予算措置が必要になってくるというふうに考えたんですが、現時点で県とか国とか、そういう関係機関との連携という意味では、今回のその整備計画の第一歩を踏み出すということについて、今後どういうふうな連携をとろうという模索をされているのかどうか、この点について、3点お尋ねしたいと思います。

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池田企画理事 3点目の方からお答えしたいと思いますが、現在、産業遺産というのが全国的に、あるいは世界的に脚光を浴びておりまして、国でいいますと経済産業省が産業遺産について、九州の産業遺産含めて、富岡の製糸工場もございますが、いろんな形で支援していくという体制を整えつつございますし、ここで行きますと港湾事業になりますので、国土交通省の方も何とか支援に乗り出したいという部分もございますし、それから、世界遺産という観点では、文部科学省の方もいろんなご検討をされているやに聞いておりますので、県も含めまして、そういう国の機関と連携をとりながら今後進めていきたいと、予算も含めてやっていきたいというふうには考えておるところでございます。
 なお、その中で世界遺産の話、暫定リストにはちょっと掲載できなくて継続審査になったわけでございますが、文部科学省と今後の協議を進めていく中で、1番目の質問でございました30号棟を含めて、象徴的な建物幾つかございますので、そういうものについても今後ちょっと協議していきたいと、ただ現段階では風化の過程を見せるということで、一応置いておりますけれども、今後国との協議の中で、そういうことにつきましてはちょっと検討していきたいとういふうに考えているところでございます。

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田中観光企画課長 平成20年度以降の対応でございますが、先般ご説明いたしましたように、投資に見合う効果が得られるかどうかを十分精査したいということでございます。
 まず、平成19年度で実施した事業につきまして、当然観光客、いろんな方々がおいでになります。そういう方のご意見、またどういうふうな、どの程度の人員が来られるのか、そういうものも全部含めましてアンケート等もとりながら、まず、平成19年度の分で中を精査させていただきまして、それから平成20年度以降についての計画をさせていただきたいということで考えております。

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小森あきと委員 それぞれ答弁いただいたんですが、もう少し踏み込んで言えないのかな。例えば、国、県については、完全に市と同じ歩調を合わせて、この軍艦島の保存という問題については、連携をとってやっていくんだというところまで行っていないわけですね。いわゆる長崎市が一歩踏み出すための1つの事業だということで、今回やるんですよというふうにしか聞こえてこないんですよね。もうやるんですよと、国にしても県にしても、連携してやるんですよというところまで至っていないということで判断してよろしいんですかね。
 それと、田中課長が言われた費用対効果については、いろんな検証のやり方あると思うんですけど、これは観光資源としての費用対効果なんですよね、今言われているのは。ただ、産業遺産としての価値をどうするのかというところは、やはり費用対効果プラスアルファの部分じゃないかなと思うんですけれども、ここはどういうふうな検証される考えなのかなというところをお聞かせいただきたいんです。

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池田企画理事 県の方で南の方の護岸整備やっておりますけれども、この端島の中に産業遺産があるということで県の方も積極的に護岸の災害復旧事業を上げていただきましたし、それを国の方も認めていただいたということでございますので、その辺につきましては、今後ともご理解を深めながら、双方、国、県、市あわせてやっていきたいというふうに考えております。
 ただ、ちょっと制度上の問題とか、急速に産業遺産の方がクローズアップされた関係もございまして、制度的にちょっと追いつかない問題もございますが、技術的な問題含め、制度的な問題含めて、今後ともちょっと詰めていきたいというふうに思っております。
 国の方、経済産業省も含めて、積極的な姿勢でおりますので、そういうご支援をいただきながらやっていきたいというふうに思っておりますので、連携はとれていると思っております。
 以上でございます。

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田中観光企画課長 産業遺産としての価値についての評価ということも大変重要であると思っています。
 ご存じのとおり、産業遺産、当然三菱重工業長崎造船所史料館、ソロバンドック等々ございます。そういう中で、長崎の今までの歴史の中で軍艦島、高島、端島含めまして、非常に重要な産業遺産がございます。そういう評価も、当然、全体的な評価の中で軍艦島がどの程度の評価を受けるのか、その辺も十分調査をしていきたいと考えております。

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野口達也委員 私は単純に1つだけ聞かせてください。
 昨日は40人乗りぐらいで行ったわけですけれども、それが200人乗りをつけたいと、これ何で200人乗りをつけんばいかんとですか。そこをちょっとお尋ねしたいと思います。

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池田企画理事 昨日行きましたのは40人乗りでございまして、40人の船も接岸といいましょうか、今後活用していく形になりますが、長崎港内で使っておる船の一番大きな船が225人乗りの船でございまして、このマックスの船がつけるような形でやっていきたいということで、一番下は20人から40人乗りから、上は225人乗りまで対応できるような船を想定して、今、検討をやっているというところでございまして、225人乗りはマックスだということでご理解いただいたき思います。

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野口達也委員 ということは、要するに今そこに、もしこれが上陸できるとなったときには、そういった業者にしても、船の数にしても、幾らかいろんな種類がおるということで理解してよかわけですね。はい、わかりました。

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森 幸雄委員長 ほかにありませんか。
 それでは、質疑を終結します。
 討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩します。
          =休憩 午前10時37分=
          =再開 午前11時2分=

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森 幸雄委員長 委員会を再開します。
 第27号議案「平成19年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。ご意見はありませんか。

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鶴田誠二委員 第27号議案「平成19年度一般会計予算」につきまして、全体的には賛同できるものもありますが、ただ、今回提起をしている事業のうちに、引き続き社民党としてはこれまでも反対してきた事業もありますので、以下その理由を申し上げて、反対の討論といたしたいと思います。
 まず、第4款衛生費の中の、ごみ収集委託費については、市民サービスの低下が懸念をされて、自治体の固有事務であるごみ収集を委託することは、行政の責務の放棄であると、そういう立場から、これまでも反対をしてきておりまして、そういう立場から認めることができません。
 それから、第10款教育費の中の給食調理委託料につきまして、昨年9月から3校について試行的に実施がされてきました。しかしながら、その試行期間の検証というものが十分されてきていないやに思われます。あくまでもこの行政改革大綱に沿って実施をしようとする感が、どうしても払拭できません。そういう意味では子どもたちの学校給食、そういう基本が欠落しているんではないかという点。それから、もう一点は労働者派遣法に抵触するおそれがあること、そういうことへの懸念が払拭されませんので、認めることはできません。
 さらに同じく第10款の教育費の図書館整備運営費でありますが、これはもっとも市民に密着した公的な施設であると思います。そういった図書館運営を、まだ全国的にも十分な成果が検証されていない、いわゆるこのPFI方式、それによって民間業者に15年もの長期間の間、運営を任せるという手法については、認めることができません。
 それから、第7款商工費の軍艦島整備事業費でありますが、上陸するという行為が天候に大きく左右をされます。そういう意味では、観光コースを頻繁に変更しなければならないと思われます。結果としては、今後エージェントからも不評を受けることになるんではないかと。さらには、障害者などの体の不自由な方の行動が制約される施設を、バリアフリー化を率先して進めなければならない行政みずからがつくるということについては、体の弱い人を排除するような、そういった施設をみずからつくるべきではないというふうに思いますし、地域振興を目的とした合併特例債であるわけですから、ほかにもっと大切な使い道、そういったものを検討すべきであって、本来の趣旨から外れているんではないかということを指摘しておきたいというふうに思います。
 それから、もう一つは、台風が毎年のようにやってくるわけですけれども、台風が来るたびに護岸が損壊するおそれがあると思います。頻繁に修復工事をしなければならないことは、火を見るより明らかであって、そのために貴重な税金を投入しなければならない、いわゆる金食う施設になる懸念があります。このようなリスクを背負った施設を、なぜ今つくらなければならないのかという疑問を持たざるを得ません。風化の過程を見せるということであるとすれば、船上からでも十分にそのことは実施できるんじゃないかということから、今回の予算については認めることができません。
 以上の何点かの理由を申し上げて、第27号議案には反対の討論といたします。

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野口達也委員 第27号議案「平成19年度長崎市一般会計予算」について、賛成の立場から次の幾つかの意見を申し上げたいと思います。
 第4款の衛生費においては、長崎衛生公社補助金について、これは本委員会で質疑をされた内容については、答弁されたとおり本年9月までに成案を出して、最重要課題として全庁的に不退転の決意で早期に実現へ向け取り組んでもらいたい。
 また、必要に応じては衛生公社への市の職員等の派遣についても、積極的に対応してもらいたいと思います。
 それから、第7款商工費の中で、企業誘致については特に一家の大黒柱である世帯主の働けるような企業の誘致を、もっともっと積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 それから、観光部所管の軍艦島の整備費についてですけれども、やはり今のこの産業遺産としての風化の状態を見せるというのも、1つの観光資源として取り上げたいと。ただ、その中において、まず安全性の確立のために強度耐震等を含めた海の専門家の意見も踏まえて、万全の安全対策を講じてもらいたい。
 そしてまた、平成20年度以降については、観光客の動向や産業遺産等多角的な検討を踏まえた上で検討をすることとしてほしいと思います。
 それから、第10款教育費について、特に学校給食については、包括外部監査の指摘を踏まえた上で、早急的に体制整備を行っていただきたい。
 また、地産地消についても、キュウリとかいろんな料亭に出すような高額な野菜とかいう話もありましたけれども、地産地消については積極的に導入を行っていただきたいと思います。
 また、教育について、特に今ゆとり教育の見直しが叫ばれておるわけですけれども、学力低下等も踏まえて、今後の教育についてはいじめ、不登校などもありますけれども、教育現場の問題点をもっともっと分析をして、問題解決へ取り組んでいただきたい。
 以上の点を意見と申し上げまして、賛成といたします。

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村田生男委員 第27号議案「平成19年度長崎市一般会計予算」に対しましては、賛成の立場で意見を付して、また意見を申したいと思います。
 まず、第4款の衛生費ですけれども、これは昨年の12月の委員会におかれましても、私ども本委員会で長崎市衛生公社が再三にわたって経営改善を指摘され、また改善に対しても自助努力を行うも累積赤字がふえ続けることに対して、抜本的な改革を求め、附帯決議をもって本委員会で賛成をした経緯がありました。
 また、このたびの委員会において、早急に取り組んでいただくために、また、助役にも出席をいただいております。助役の答弁にも公社のあり方において抜本的な改革をするとの認識がありながら、まだ絞り込みができていない現状であるとの答弁と、また今後の問題として全庁的な課題でもあり、環境、総務、企画、財政とのプロジェクトを組んで対応するとともに、内外の意見も取り入れ、9月をめどに取り組んでいくとの決意も示されましたので、これをもって了としたいと思います。
 また、重複しますけれども、先ほどの軍艦島整備事業につきましては、とにかく観光客、また修学旅行誘致等においてでも、子どもたちの上陸等に関する乗下船の際の安全の確保等がかなり指摘もされておりますので、そういった今後取り組みをするに当たって、とにかくこの安全面のドルフィンの問題をしっかり対応していただきたいというふうに要望して、賛成とさせていただきます。

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井原東洋一委員 第27号議案、予算全体については評価すべき点もありますが、2つの点を意見申し上げて反対をしたいと思います。
 まず1つは、衛生公社の問題ですが、いわゆる衛生公社問題と称することは、私は正確な表現ではないというふうに思っております。すなわち、市の環境行政の不十分さが衛生公社に一方的にしわ寄せされてきた結果であると、経営努力という形で、この市が、あるいは我々が公社に求めて、それが実現できる可能性というのは、ほとんど困難な状況に置かれているということを、まず認識しなければならない。
 これまで、両者の協議とか、あるいは各種の委員会での提起が出てきておりますが、市の都合によって不十分、あるいは履行されていないと、約束されてきた代替業務につきましても、公社の赤字解消に役立っていない。しかし、9月までに一定の方向性を示すという決意は、昨年12月の附帯決議に沿った形での一定の前進でありますから、その方向性を示す決意は理解します。やはり当事者同士の十分な連携のもとで、円満に方向性が示されるようにしていただきたいということを要望意見としておきたいと思います。
 もう一つは、いわゆる産業振興の起爆剤という論のもとに、巨額な投資をしようとしておられる、いわゆる軍艦島への桟橋並びに遊歩道の新しゅん設の問題についてであります。
 質疑の中でもたくさん言ってきておりますけれども、この合併町の産業振興という表現が出ておりますが、合併町にはそれぞれ地域の審議会が設置されております。そういう各審議会で出されておる、全体からすると小さないろんな要望については、ほとんどすべてといっていいほど切り捨てられておるのに、そこに協議もしないで、今度はいきなり長崎市の観光振興の底上げ施設、産業振興の一環だという表現で1億数千万円、ひいては4億円を超える金額に膨れ上がっていくというふうな、そういうもくろまれているこの事業については、私は必ずしも急がなければならない事業ではない。投資効果についても、効果を過大に見積もっているのではないかと、しかも類似施設がたくさんあるのに、その現況調査も不足しておると。しかも、災害の危険があることを非常に過少に見積もっておると。年間365日のうちの半数にも満たない日数しか利用できない。しかも、ひとたび大型台風が来るならば、施設全体が破壊されるという危険もある状況の中で、わざわざ上陸してそこに、至近の場所に接近できるわけでもない場所に展望所をつくって、それを観光の資源とすることについては、私は余り期待が大き過ぎるんではないのかというふうに思っております。
 これまでも、いわゆる産業振興という名前でメルカ築町、いこいの里計画、ひいてはあぐりの丘、あるいは民間によるゴルフ場計画が田手原でも計画されました。モッテコーイくんちもありました。それはほとんど失敗に終わっています。近隣ではオランダ村、ハウステンボスなども失敗の例があるわけです。観光は一面、水商売的なところもあると思います。社会的な環境、周囲の経済状況、あるいは安全性、そういうもので大きく左右されるわけですので、特に高島、伊王島、池島には現在人が居住して、しかもそこに産業遺産的なものはあるわけですから、そういう近代的産業遺産を含んでいる各町の振興こそ図るべきであって、無人の島に、しかも思いどおり接近もできない場所に道路をつくり、展望所をつくるということは、この周りをクルージングしている1万人の皆さんが若干ふえるかもわかりませんけれども、むしろそういう現在やるべき、光を当てるべき施策がたくさんあるんじゃないかと、そういうことに意を注ぐべきであって、突然今の新年度予算に1億円余もかけるということは、私は過大な投資であると、したがって、これには断じて賛成できないという意見を申し上げておきたいと思います。

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重橋照久委員 第27号議案の「平成19年度長崎市一般会計予算」について、賛成の立場で、ただ2点ほど意見を申し上げておきたいと思いますが、ただいま意見等それぞれ述べられておりますが、軍艦島の整備事業費につきましては、いろいろな自然災害等の予測もされる状態でありますし、1億500万円の投資をされるわけですけれども、将来にわたっての、いわゆる是が非でもやらなければならないというようなこと前提じゃなくて、一たんこの予算を認められた上で、まず初期投資をして、そしてその実態状況というものを十分勘案しながら、あるときには立ちどまって、先の計画を進捗させるというような見直しということも前提としての予算でなければならないんじゃないかなと、そういうふうに思っております。慎重にぜひやっていただきたいと思います。
 それとあわせて、衛生費の第2項清掃費第2目ごみ処理費、この中で私は本会議等でも意見を申し上げておるところでありますけれども、古紙回収機構に対する委託費用、前年度は4,500万円程度でありましたが、2,500万円近くの上積みがなされておる。これは、業界の中で非常に問題視されている受託事業であります。委託事業でもあるわけですね。これは、必ずやいずれかの時期に問題提起がなされ、そして、その中身の事業についての精査がなされるということも想定をされます。そういったことも考え合わせて、徹底したシステムの見直しというものを今年度なされて、そして市民が納得するような状況の中で予算執行をされるということを頭に置いて事業をやっていただきたいというふうに思っております。
 以上、意見2点を申し上げまして、賛成の意見とさせていただきます。

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津村国弘委員 第27号議案「平成19年度一般会計予算」のうち、当委員会に付託されています予算について、反対の立場から幾つかの意見を申し上げたいと思います。
 まず、第4款衛生費のうち、清掃費ごみ収集委託費でありますけれども、合併7地区のごみ収集回数の減少、あるいはまた粗大ごみの有料化の委託費も含まれております。したがって、賛成することはできません。
 第7款商工費のうち、観光費軍艦島整備事業費1億500万円についてであります。
 昨日、軍艦島、端島を視察させていただいたわけですけれども、先ほど申しましたように、歴史的な産業遺産に圧倒されました。そういう意味では、今後風化の過程を見てもらうということだけにとどまらず、いろんな台風被害だとか、特に大きな波が来ますので、そういう点では波にさらわれないような保全などもして、大切に保存していくという点では本当に痛感をいたしました。
 しかし、この予算について2つの点から意見を申し上げたいと思います。
 1つは、この整備費が合併特例債が充当されております。この合併特例債は、ご承知のように、旧長崎市と合併7町が行ったことによっての特例債であります。特に今、合併した町では人口減も含めて、やっぱり衰退しておるという感想が皆さんから寄せられているわけですね。その意味では、例えば、旧町で行っていた住民総参加のイベントなど、こういうものについては予算も削減していく、あるいは廃止をしていくと、こういうことが一方では行われているわけですね。しかも、多額なお金じゃないんですね。何万円か、あるいは何十万円かというものまで削減をしながら、そして、一方では観光客を誘致するといって、こんな多額な予算をつぎ込むという点では、合併住民の合意は得られないんじゃないかということは、率直に思います。
 もう一つは、安全性の問題です。
 きのうは行かれましたけれども、きょうはもう行かれないんですね。端島はやっぱり外海に面しておるということを、しっかり認識する必要があると思います。ドルフィン桟橋に階段をつけて、そこに接岸をして乗りおりさせると、これはもう危険極まりないですね、率直に言って。ですから、旧端島のときに、その島民が船から乗りおりをするというのは、ドルフィン桟橋の上に船から橋げたをかけて安全に乗降をさせておったと。今度は、そうではなしに階段をつけると。階段ですから、限界もあると。私は、海というのは山と一緒で、もう10分、あるいは5分後にぱあっとしけて、回収できないような、そういう場面も想定されるんですよ。何もないわけですから。各地でベテランの漁師さんが、あるいはまたベテランの瀬渡しの漁師さんが、釣り客を乗せることができないというのは、たびたびありますよね。そういう危険性を私は完全に払拭できるということはならないと、まさに絶対の安全性が確保できるかという点では、非常に疑問を持っております。
 次に、第10款教育費でありますけれども、1つは図書館の整備事業費です。これは一貫して図書館の建設から運営に至るまで市が行うべきだという立場をとってきました。したがって、このPFIの事業費については認めることはできません。
 最後に、この給食調理業務委託費です。
 学校教育というのは、給食というのは教育の一環であるというのは、これは当たり前のことであって、市の直営で市の責任で行うのが学校給食のあり方だというふうに思っております。行政改革による経営の効率化の面だけの判断で、民間に委託するというのは納得できないというのがあります。同時に、この委託というのは偽装請負に当たることが濃厚だというふうに率直に思います。なぜなら、民間委託業者との契約というのは、学校が支給する材料を使う、それを調理するのは学校の機械を使う、まさにこの人材派遣そのものだ、労働力の派遣だけということになっていくんじゃないかというふうに思います。
 今、各地でこういう問題が起きまして、兵庫県の労働局の指導でも、やはりこれは非常に疑惑に当たるというふうに言われております。そういう点では、この地方自治体として疑惑を持たれることは、やっぱり即刻改めるべきではないかと思います。
 以上、反対討論といたします。

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池本敏典委員 平成19年度一般会計予算、第27号議案ですね、まず、第4款衛生費の中の総務費、その中のごみ処理費の中で、今年度は清掃西工場の維持管理費の中で8,000万円ほど減額されたわけですけれども、これは今まで西工場で排煙水を委託業者によって処理しておったと。それで年間8,000万円ぐらいの委託費を、ある意味では非常にむだな委託費を出しておったと。これは約10年間ぐらい続いていた。これが地元西部漁協の了解のもとに、これがなくなったと、そういうことでありますが、ある意味ではこういうことは実は漁協との交渉をもっと早くしておけば、このむだな費用は出さなくてよかったわけですね。ところが、実際これで漁協の理解を得たからということで、じゃ、それに対しては漁業振興に対しての方策はあるのかということに対しての予算はついていないわけですね。こういうことが、やはり行政のありようとしていかがなものかなというふうに思うわけです。
 本来ならば、こういうことで、ある意味ではむだなものはむだをなくし、そしてまた、住民に還元するものは還元すると、そういうことがあってしかるべきではないかなと思いますので、この点については幸い水産関係もおられますので、十分庁内の協議を得ながら、今後の予算の措置としては考えていただくべきではないかとないうことを申し上げておきます。
 先ほどからも続いて、衛生費の中で問題になっております衛生公社の補助金につきましては、先ほどからそれぞれ指摘があっておりますが、今年の9月までに一定の方向を見出すということですけれども、大変これは厳しい作業であるというふうに思っております。そのためには、やはりこれまでも昨年の12月の議会で指摘しましたが、やはり庁内の体制の整備と申しましょうか、この衛生公社をどうするかということに対する取り組みが、ある意味では論議の中では総務と財政と企画部入れて一応検討したというけど、検討したけど方向性について、余り全くと言っていいほど出なかったということは、体制の整備が不十分でなかったろうかなと思うわけですよ。幸い今議会において助役も本議会で出席して、9月までやるということでありますので、体制の整備を十分図って、そして専門家も入れて、これは法的にもそうだし、財務面もそうだし、いろいろな形の知恵をかりんと、なかなか解決しない問題であろうと思うんで、十分そういう体制の整備を図って、この問題に取り組んでもらいたいと思います。
 次に、第7款の商工費の中の観光費について、これも先ほどから論議があっておりますが、私は先ほども申し上げましたが、現場を見まして本当に驚きでしたですね。今から約200年前ですね、1810年、端島で石炭が発見と、鍋島藩がまさしく草木ない状態の中で、瀬にしか過ぎんかったわけですね。それが、掘ることによってだんだんと埋め立てていって、今、周囲1.2キロメートルの島をつくったと、その状態を観光に生かそうというようなことが今回の予算でありますが、私は、これまでこの島ができ上がってきた経過並びに、そしてこの島で働いた方、また生活してきた方、それからこれが産業として日本の産業の夜明けに役立ってきたこと、そういうことを含めて、私はこの島をどうすべきかということを考えるべきではないかなというふうに思います。
 そういう意味で、現場を見たら、もう島の中を水が入って洗い流しているという部分が見受けられました。そういう意味では一日も早く、少なくとも島の原形をとどめるだけのことはしなくちゃならないんじゃないか。そしてまた、朽ちていく遺物というか、遺産というか、それは今後どう判断するかというのは、まず島を多くの人に見ていただく、そういう中で、例えば、市民の声、あるいは日本各地からこの島を見にきた人たちの声を受けて、県なり国なりの力をかりてどうするかということをしていくべきではないかなと思っております。
 そういう意味では、危険のこともいろいろ指摘もありました。しかし、これまで100年以上あそこに船で通って生活をしてきたわけですから、そういう中で今の近代的な技術をもって、危険がいつまでも続くということじゃないと思います。そういう意味では、これまでの指摘を受けて、十分な人命に係る配慮をしながら、多くの人に見ていただくような、そういう施策を一日も早くしていただくことをこいねがって、本第27号議案に賛成をいたします。

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森 幸雄委員長 ほかにありませんか。
 それでは、討論を終結します。
 これより、採決いたします。
 ご異議がありますので、挙手により採決いたします。
 第27号議案「平成19年度長崎市一般会計予算」については、原案のとおり可決すること賛成の委員の挙手を求めます。
       〔賛成者挙手〕

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森 幸雄委員長 賛成多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

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井原東洋一委員 ただいま第27号議案は原案のとおり可決されましたけれども、私は先ほど反対意見を述べましたが、ぜひ少数意見の留保を委員長によって、はからっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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森 幸雄委員長 ただいま井原委員より少数意見として留保したいとの旨の発言がありましたけれども、本件は会議規則第89条の規定により、1名以上の賛成者を必要といたします。
 井原委員に賛成の委員の挙手を求めます。
       〔賛成者挙手〕

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森 幸雄委員長 賛成2名であります。
 よって、本件は少数意見として留保されました。
 なお、少数意見報告書は議長に提出いたしますので、速やかに委員長までご提出を願います。
 理事者交代のため、暫時休憩します。
          =休憩 午前11時35分=
          =再開 午前11時37分=

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森 幸雄委員長 委員会を再開します。
 それでは、3月9日に質疑を行っておりました請願第1号「タバコ吸殻ポイ捨て並びに歩きタバコ禁止条例制定に関する請願」についてを議題とし、請願に対する討論に入ります。
 ご意見はありませんか。
 それでは、討論を終結します。
 これより、採決いたします。
 請願第1号「タバコ吸殻ポイ捨て並びに歩きタバコ禁止条例制定に関する請願について」は、採択することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う者あり〕

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森 幸雄委員長 ご異議ないと認めます。
 よって、本案は採択すべきものと決定いたしました。
 理事者交代のため、暫時休憩します。午後1時から再開いたします。
          =休憩 午前11時37分=
          =再開 午後1時0分=

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森 幸雄委員長 再開します。
 次に、第37号議案「平成19年度長崎市生活排水事業特別会計予算」を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

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溝口農林部長 第37号議案「平成19年度長崎市生活排水事業特別会計予算」について、ご説明いたします。
 本事業につきましては、平成13年度に供用開始しております太田尾地区の農業集落排水事業に加え、市町村合併に伴いまして高島町の漁業集落排水事業、野母崎町の農業集落排水事業、漁業集落排水事業及び特定地域生活排水処理事業並びに琴海町の農業集落排水事業を引き継ぎ、予算を計上するものでございます。
 予算の内容につきましては、議案書2ページに歳入、3ページに歳出の予算額を掲載しております。それぞれ総額5億2,406万6,000円を計上するものでございます。
 また、お手元に委員会資料といたしまして、各予算の内容等を説明する資料を提出させていただいておりますので、あわせてご参照ください。
 それでは、詳しい予算内容につきまして、担当課長から説明いたします。

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池田地産地消推進課長 それでは、長崎市生活排水事業特別会計につきましては、農林部、水産部、環境部と3つの部局でそれぞれ所管しておりますので、農林部で一括説明させていただきます。
 それでは、各事業の内容につきましてご説明いたします。
 お手元にお配りいたしておりますA4版の委員会資料の1ページ、集落排水処理施設の概要をお開きください。
 そこの1ページの2番の集落排水処理施設の現況と規模でございます。
 それから、3番には施設の整備概要と能力を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 次に、2ページをお開きください。
 2ページの特定地域生活排水処理施設の概要について、ご説明いたします。
 主な内容としましては、2番の事業概要の記載のとおりでございまして、旧野母崎町内の2つの整備地区におきまして計40基の合併処理浄化槽を設置いたしております。
 次に、3ページに、それぞれの施設の位置図がございますので、ご参照いただきたいと思います。
 続きまして、予算の主要部分につきまして、議案書を中心にご説明いたします。
 議案書は10ページをお開きいただきたいと思います。A4版の資料は4ページとなっております。
 まず、議案書の10ページの歳入予算でございますけれども、第1款分担金及び負担金第1項分担金第1目集落排水事業受益者分担金につきまして、253万円を計上いたしております。
 これは、平成18年4月に供用開始しております琴海大子地区の受益者分担金及び納付期間が終了したものの未収金を計上いたしております。
 次に、第2款使用料及び手数料第1項使用料第1目集落排水使用料でございますが、9,806万6,000円を計上しております。
 農業集落排水と漁業集落排水の使用料の内訳は、11ページに記載のとおりでございます。
 同じく、第2目特定地域生活排水使用料としまして129万3,000円を計上いたしております。
 次に、第3款繰入金第1項第1目一般会計繰入金におきましては、4億2,216万5,000円を計上いたしております。
 続きまして、歳出予算でございます。
 議案書につきましては12ページから15ページ、A4版の資料は8ページとなっております。
 第1款集落排水事業費第1項農業集落排水事業費第1目農業集落排水施設管理費におきまして、維持管理費として8,480万1,000円を、次に、第1款集落排水事業費第2項漁業集落排水事業費第1目漁業集落排水施設管理費におきまして、維持管理費として6,566万4,000円を計上いたしております。
 第1款集落排水事業費は、合計で1億5,046万5,000円を計上いたしております。
 次に、議案書の16ページから17ページをお開きください。A4版の資料は9ページとなっております。
 第2款第1項特定地域生活排水事業費第1目特定地域生活排水施設管理費におきまして、維持管理費として272万円を計上いたしております。内訳につきましては、A4版資料の9ページのとおりでございます。
 次に、議案書の18ページ及び19ページをお開きください。A4版の資料は9ページとなっております。
 第3款第1項公債費におきまして、第1目元金に地方債の元金償還分として2億5,103万6,000円を計上いたしております。
 同じく、第2目利子、利子償還分として1億1,964万5,000円を計上いたしておりまして、第3款公債費は合計で3億7,068万1,000円となっております。各事業の内訳は、議案書の19ページのとおりでございます。
 特定地域排水事業分につきましては、平成19年度まで据え置き期間となっておるため、利子のみの償還となっております。
 続きまして、議案書の20ページをお開きいただきたいと思います。
 第4款第1項第1目予備費におきまして、農業集落排水事業、漁業集落排水事業にそれぞれ10万円、合わせて20万円を計上いたしております。
 以上、歳出につきましては、5億2,406万6,000円を計上するものでございます。
 なお、A4版の資料の10ページから12ページに各事業の当初予算比較表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 最後に、生活排水処理と公共下水道の管理の一元化につきまして、ご報告申し上げます。
 本件につきましては、平成17年の3月議会文教経済委員会の意見を受けまして、平成17年の6月に市議会議長及び議会運営委員長より、より効率的な維持管理を行うため専門的知識や技術に関するノウハウを有する上下水道局による一元管理につきまして検討するように申し入れをいただいておりました。これを受けまして、関係部局において協議、調整を進めてまいりましたけれども、本年4月から漁業集落、農業集落の施設の維持管理費の業務の一元管理を行うことといたしました。
 今後は、より一層効率的かつ適切な維持管理に努めてまいりたいと思います。
 説明は以上でございます。

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森 幸雄委員長 これより、質疑に入ります。
 それでは、質疑を終結します。
 次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。
 討論を終結します。
 それでは、第37号議案「平成19年度長崎市生活排水事業特別会計予算」については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う者あり〕

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森 幸雄委員長 ご異議ないと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 ここで、このたび3月末をもちまして勇退される部長級の職員がいらっしゃいますので、ご紹介いたします。永池水産部長、ごあいさつをいただきたいと思います。
    〔永池水産部長あいさつ〕

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森 幸雄委員長 どうもありがとうございました。退職される永池水産部長は、本当に長い間お疲れさまでした。今後とも、くれぐれも健康に留意されて、ますますご活躍されることをお祈り申し上げます。ありがとうございました。
 理事者交代のため、暫時休憩します。
          =休憩 午後1時10分=
          =再開 午後1時11分=

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森 幸雄委員長 委員会を再開します。
 次に、第16号議案「外海地区衛生施設組合の規約の変更に関する協議について」を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

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溝田環境部長 第16号議案「外海地区衛生施設組合の規約の変更に関する協議について」でございますが、これは地方自治法の一部改正に伴う協議の議案となっております。
 詳細につきましては、提出資料に基づきまして環境総務課長の方からご説明申し上げます。

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大串環境総務課長 それでは、提出資料に基づきましてご説明を申し上げます。
 お手元に配付しております委員会資料の1ページをお開きいただきたいと思います。
 まず、1.協議の理由についてでございますが、これは地方自治法の一部改正に伴いまして、助役制度及び収入役制度が見直されること、また、吏員制度が廃止されるため、本市及び西海市を構成団体として、し尿の共同処理を行っております外海地区衛生施設組合の規約の変更が必要となりますが、その変更に関して同法第286条第1項の規定に基づき、当該組合を構成する関係市である西海市と協議を行おうとするものでございます。
 次に、2の規約の変更内容についてでございますが、現行と変更案という新旧対照表の形でお示しいたしております。
 現行規定の助役を副市長に、吏員その他の職員を職員にそれぞれ改めること、また新たに会計管理者を設置しようとする変更内容について協議を行うものでございます。
 なお、参考といたしまして2ページに地方自治法の一部改正の概要について、3ページ及び4ページに外海地区衛生施設組合の概要についてをお示ししておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 説明は以上でございます。

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森 幸雄委員長 これより、質疑に入ります。
 それでは、質疑を終結します。
 次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。
 討論を終結します。
 これより、採決いたします。
 第16号議案「外海地区衛生施設組合の規約の変更に関する協議について」は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う者あり〕

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森 幸雄委員長 ご異議ないと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 理事者交代のため、暫時休憩します。
          =休憩 午後1時13分=
          =再開 午後1時14分=

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森 幸雄委員長 委員会を再開します。
 次に、第31号議案「平成19年度長崎市中央卸売市場事業特別会計予算」を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

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高橋商工部長 第31号議案「平成19年度長崎市中央卸売市場事業特別会計予算」について、ご説明いたします。
 予算書の2ページから3ページをお開き願いたいと思います。
 歳入歳出予算の総額は、それぞれ2億8,907万2,000円でございまして、対前年度比882万5,000円、3.1%の増となっております。
 次に、同じく予算書の7ページをお開き願いたいと思います。
 歳入の内容につきましては、第1款使用料及び手数料は1億2,969万9,000円でございます。対前年度比517万5,000円の減となっております。
 第2款国庫支出金は772万2,000円で、施設整備事業費に伴い計上をさせていただいおります。
 第3款繰入金は1億936万9,000円で、対前年度費1,275万9,000円の増となっております。
 第5款諸収入でございますが、4,228万1,000円で、対前年度比648万1,000円の減となっております。
 次に、歳出の主な内容でございますが、予算書の8ページ及び9ページをお開き願いたいと思います。
 第1款中央卸売市場費は2億4,212万円で、対前年度費1,187万4,000円の増となっております。
 第2款公債費は4,645万2,000円で、対前年度比304万9,000円の減となっております。
 詳細につきましては、中央卸売市場の大塚次長よりご説明させていただきます。

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大塚中央卸売市場次長 それでは、まず歳入についてご説明いたします。
 予算書の10ページ、11ページをお開きください。
 第1款使用料及び手数料は1億2,969万9,000円で、前年度と比較して517万5,000円の減となっております。
 これは、市場関係業者の使用料で、11ページの右側の説明欄に記載のとおり、14種類の使用料がございます。このうち、減となった主なものは、卸売業者の売上高に対する使用料である説明欄1の卸売業者市場使用料の555万3,000円でございます。これは、昨年度までは過去3カ年の平均売上高に応じて計上しておりましたが、売上高が減少傾向にあり、このままでは歳入不足となるおそれがあることから、昨年度実績を算出根拠に計上したことによるものでございます。
 第2款国庫支出金は772万2,000円で、中央卸売市場管理費補助金として市場内施設のアスベスト除去に係る中央卸売市場施設整備費2,500万円のうち、補助対象事業費2,316万8,000円の補助率3分の1の額を計上いたしております。
 第3款繰入金は、1億936万9,000円で、前年度と比較して1,275万9,000円の増となっております。
 これは、歳出におきましてアスベスト除去及び高圧ケーブル敷設替工事に伴う施設整備事業費を計上したことにより、歳入歳出差し引きの結果、繰入金の増となったものでございます。
 第4款繰越金は、前年度と同額の1,000円を存目計上したものでございます。
 第5款諸収入は4,228万1,000円で、前年度と比較して648万1,000円の減となっております。
 これは、主に13ページでございますが、一番上段に記載しております光熱水費負担金のうち、市場関係業者が負担をする電気使用料の減によるものでございます。
 次に、14ページから19ページの歳出についてご説明いたします。
 まず、14、15ページをお開きください。
 第1款中央卸売市場費として2億4,212万円を計上いたしております。前年度と比較して1,187万4,000円の増となっております。
 歳出の内容につきましては、15ページの右側の説明欄1の職員給与費から8の【単独】中央卸売市場施設整備事業費に、それぞれ所要の経費を計上いたしております。
 このうち、増となった主なものは、前年度当初予算で計上をしておりませんでした中央卸売市場施設整備費、単独、補助、合わせて3,200万円を計上したことによるものでございます。
 次に、16、17ページをお開きください。
 第2款公債費は4,645万2,000円で、前年度と比較して304万9,000円の減となっております。
 公債費の内容は、市場建設後の昭和61年度以降に施設の整備を行った際借り入れた中央卸売市場施設整備事業債の元金及び利子の償還金を計上いたしております。
 公債費が減となった理由は、昭和61年度に借り入れた事業債の償還金の返済が終了をしたことによるものでございます。
 なお、今後借り入れをしなかった場合には、平成29年度にすべての償還が終わる予定でございます。
 次に、18、19ページをお開きください。
 第3款予備費につきましては、前年度と同額の50万円を計上いたしております。
 続きまして、お手元に配付しております委員会資料についてご説明させていただきます。
 委員会資料の1ページをお開きください。
 中央卸売市場の概要としまして、1に目的及び役割、2としまして青果物の流通経路について記載をしております。
 この生産者から消費者までの流通経路の中で、真ん中の太枠の四角で囲んだ部分が中央卸売市場の取り扱う領域となっております。
 3としまして、市場関係者の内訳を記載しております。
 次に、2ページから3ページをお開きください。
 これは、中央卸売市場事業特別関係予算の歳入歳出について、事項ごとに3年間の比較表を記載しておりますので、ご参照ください。
 次に、4ページをお開きください。
 中央卸売市場施設整備事業費のうち、1としてアスベスト除去工事について、その内容を記載しております。
 これは、市場内のアスベスト含有施設のアスベストを除去する工事で、現在、一部施工中であり、平成19年度は残りの箇所を施工しようとするものでございます。
 記載内容につきましては、(1)に目的、(2)に予算額2,500万円の財源内訳と事業費内訳、(3)に工事概要の施工箇所、施工面積、施工方法を棟ごとに記載しております。
 次に、5ページをお開きください。
 棟ごとに施工箇所の平面図を記載しております。各棟の黄色のところが施工箇所でございます。ご参照ください。
 次に、6ページをお開きください。
 ここでは、市場のアスベスト対策が平成19年度で最終年度となることから、市場全体の建物におけるアスベストの使用状況とアスベスト対策の措置状況を表にしております。
 表の左側からご説明いたしますと、施設名として市場内のアスベスト含有施設を、次に、各施設のアスベスト使用箇所を、次に、各使用箇所のアスベスト含有測定値を記載しております。
 次に、各使用箇所のアスベスト粉塵濃度測定値を記載しております。これは、市場敷地内外39カ所で測定した数値を棟ごとに平均し、その数値を記載しております。結果につきましては、表の下に記載しております参考1の大気汚染防止法における規制値であります1リットル中10本を大きく下回る数値であることから、現状では問題はないものと考えているところでございます。
 次に、措置判定でございますが、長崎市における市有施設アスベスト対策方針によりますところのアスベストの対応の措置判定でございます。
 すべてB判定で、飛散が許容値内であっても、できるだけ早い時期に除去等の措置を行うこととなっております。詳しくは、表の下に記載しております参考3をご参照ください。
 最後に、以上のことを踏まえ、アスベスト対策の措置状況を各棟の主要箇所ごとに記載をしております。
 内容につきましては、平成18年度と平成19年度に除去、または囲い込みを実施する箇所と定期的な点検、記録による管理の箇所に区分をしております。
 なお、平成19年では網がけをしている箇所でございます。
 次に、7ページをお開きください。
 これは、市場全体のアスベストの使用施設の配置図を記載しております。6ページと照らし合わせてご参照ください。
 次に、8ページをお開きください。
 中央卸売市場施設整備事業費のうち、2として高圧ケーブル敷設替工事について、その内容を記載しております。
 これは、場内の高圧ケーブルが耐用年数を経過し、停電のおそれがあることから、高圧ケーブルを新品に取りかえる工事でございます。
 記載内容につきましては、(1)に目的、(2)に予算額700万円の財源の内訳、(3)に工事概要を記載しております。
 なお、当該工事については補助の対象工事にはなっておりません。
 次に、9ページをお開きください。
 施工箇所の平面図を記載しております。施工箇所は緑、オレンジ、赤の点線部分で、地下埋設の高圧ケーブルとなっております。
 次に、10ページをお開きください。
 これは、市場の施設整備を行った際に借り入れた起債の年度別償還の一覧表でございます。
 最後になりますが、11ページをお開きください。
 これは、中央卸売市場の施設の概要を記載しておりますので、ご参照ください。
 説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。

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森 幸雄委員長 これより、質疑に入ります。
 それでは、質疑を終結します。
 次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。
 討論を終結します。
 これより、採決いたします。
 第31号議案「平成19年度長崎市中央卸売市場事業特別会計予算」については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と言う者あり〕

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森 幸雄委員長 ご異議ないと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 理事者交代のため、暫時休憩します。
          =休憩 午後1時26分=
          =再開 午後1時28分=

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森 幸雄委員長 委員会を再開します。
 次に、第28号議案「平成19年度長崎市観光施設事業特別会計予算」を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

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樫山観光部長 それでは、第28号議案「平成19年度長崎市観光施設事業特別会計予算」についてご説明をさせていただきます。
 予算書の2ページから3ページをごらんください。
 歳入歳出予算の総額はそれぞれ5億5,669万7,000円で、対前年度比歳入歳出ともに1億1,953万7,000円、17.7%の減となっております。
 次に、予算に関する説明書の7ページをごらんください。
 まず、歳入予算につきましては、第1款グラバー園収入といたしまして3億9,540万5,000円を計上いたしております。対前年度の予算編成に比べ、グラバー園入場者数を低く見込んだことにより、前年度比8,554万2,000円の減となっております。
 第2款ロープウェイ事業収入といたしまして、1億6,129万2,000円を計上させていただいております。対前年度に比べ、スカイウェイの運行休止に伴うスカイウェイ利用者の皆減により3,399万5,000円の減となっております。
 次に、予算に関する説明書の8ページから9ページをごらんください。
 歳出予算につきましては、歳入予算と同額でございますが、第1款グラバー園費といたしまして3億9,540万5,000円を計上させていただいており、対前年度比17.8%の減となっております。
 また、第2款ロープウェイ費といたしまして、1億6,129万2,000円を計上いたしておりまして、対前年度比17.4%の減となっております。
 なお、予算及び事業の具体的な内容につきましては、観光企画課長よりご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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田中観光企画課長 それでは、具体的な内容につきまして、予算に関する説明書10ページの歳入から25ページの歳出まで、順を追って主なものをご説明させていただきます。
 まず、10ページ、11ページでございますが、まず歳入予算でございますが、第1款第1項第1目使用料として3億9,412万7,000円を計上しております。主な内容としましては、グラバー園使用料でございますが、前年度に比べグラバー園入場者の見込み数が減少したことによりまして、前年度比8,537万9,000円の減でございます。
 次に、第2款第1項第1目使用料でございますが、6,956万1,000円を計上しております。主な内容といたしましては、ロープウェイの使用料6,936万4,000円でございますが、使用料の予算額の前年に比べ6,058万6,000円減となっておりますが、これはスカイウェイの運行の休止に伴うものでございます。
 次に、第2項第1目一般会計繰入金として9,090万円を計上してございます。これは、ロープウェイの運営に係る経費の一部や、平成13年度に実施いたしましたロープウェイ施設大規模改修事業に係る起債の償還などに充てるためのものでございまして、前年度比2,674万3,000円の増となっております。
 続きまして、歳出予算の方を説明させていただきます。
 12ページをごらんいただきたいと思います。
 第1款第1項第1目グラバー園管理費として2億5,075万9,000円を計上してございます。前年度に比べまして、1,344万8,000円の減となっております。
 配付しておる資料につきましては、後ほどまた具体的なご説明をさせていただきたいと思います。
 2.指定管理者選考審査委員会費14万4,000円につきましては、平成20年度からグラバー園の管理を指定管理者に行わせるため、公募の方法により指定管理者を指定するに当たりまして、指定管理者選考審査委員会に係る委員の報償費でございます。
 公募の時期につきましては、6月議会終了後を予定しておりまして、6月議会の文教経済委員会の所管事項調査におきまして、募集要項等をご説明させていただきたいと考えているところでございます。
 次に、飛びまして恐縮でございますが、16ページ、17ページをごらんください。
 第1款第3項第1目一般会計繰出金として9,642万5,000円を計上してございます。前年度に比べまして7,138万5,000円の減でございます。これは、前年度に比べましてグラバー園の入場者見込み数が減少したことに伴うグラバー園使用料の減によるものでございます。
 続きまして、20ページをごらんいただきたいと存じます。
 第2款第1項第1目ロープウェイ事業管理費といたしまして、1億3,676万9,000円を計上してございます。前年度比3,399万5,000円の減となっております。その主な理由はロープウェイ事業の管理委託費の減によるものでございます。
 次に、22ページ、23ページをごらんいただきたいと存じます。
 第2款第2項公債費といたしまして2,352万3,000円を計上してございます。これは平成13年度に実施いたしましたロープウェイ施設大規模改修事業費に充てた起債の償還でございます。
 簡単でございますが、平成19年度長崎市観光施設事業特別会計の予算については以上でございますが、続きまして委員会の資料といたしまして配付をしております資料についてごらんいただきたいと存じます。
 委員会資料の1ページをごらんいただきたいと存じます。
 グラバー園入場者数の推移でございます。平成18年度の入場者数は記載のとおり92万5,400人を見込んでいるところでございます。増加理由といたしましては、グラバー園がさるく博の拠点施設であったと。グラバー園ファンタジアとして、さまざまなイベントが開催されたことが大きいということでございます。
 なお、グラバー園入場者数が前年度入場者数を上回るのは、平成7年度以来11年ぶりということでございました。
 次に、2ページをお開きいただきたいと存じます。
 これは、グラバー園入場者数の過去3カ年の個人、団体入場者数の推移でございます。
 続きまして、3ページをお開きいただきたいと存じます。
 3.グラバー園の管理運営費でございます。予算額は1億7,853万2,000円を計上しております。
 委員ご承知のとおり、グラバー園の管理運営費につきましては、平成18年度及び平成19年度につきましては直営、平成20年度以降に指定管理者制度に導入し、運営することになっているところでございます。
 平成19年度につきましては、平成18年度に引き続きまして直営となりますので、管理事務所の運営を本市の職員、嘱託職員等で行い、花壇管理、樹木等の管理などの業務につきましては、本市より直接委託をするという形態になります。
 料金徴収業務につきましては、引き続きコンベンション協会へ委託するものでございます。
 続きまして、4ページをお開きいただきたいと存じます。
 グラバー園イベント費でございます。予算額は450万円を計上してございます。
 主なものといたしましては、2.事業概要の(2)夏季夜間開園でございます。これは、7月15日から10月9日までグラバー園の開園時間を延長いたしまして、洋館のライトアップ、イルミネーション、雰囲気のあるコンサートを実施するなど、グラバー園の夜の魅力を高めていきたいと考えております。
 次に、(4)でございますが、長崎居留地まつりでございます。
 この事業は、グラバー園を中心に居留地に残る文化遺産の活用を図りながら、地域と一体になって多彩なイベントを実施しているものでございます。ことしも9月下旬の土、日の2日間を実施予定しているところでございます。
 次に、5ページをお開きいただきたいと存じます。
 グラバー園の設備費でございます。予算額2,000万円を計上しております。これは、屋外エスカレーター、動く歩道の部品の交換など、安全性確保の維持補修に係る整備工事及び旧自由亭の外壁及び内部雨漏り箇所補修工事を行うものでございます。
 次に、6ページをお開きいただきたいと存じます。
 ロープウェイ、スカイウェイの利用者の推移でございます。平成18年度のロープウェイ利用者数は6万8,600人を見込んでいるところでございます。
 また、平成18年度のスカイウェイの利用者数は、11万4,844名となっております。
 なお、スカイウェイにつきましては、委員ご承知のとおり、老朽化、塩害による腐食等の進行によりまして、安全運行を最優先といたしまして、昨年12月29日より運行を休止しているところでございます。
 スカイウェイにつきましては、また後ほど資料について説明をさせていただきます。
 次に、7ページをお開きいただきたいと存じます。
 ロープウェイ、スカイウェイ利用者数の過去3カ年の個人、団体利用者数の推移でございます。
 続いて、8ページをお開きいただきたいと存じます。
 ロープウェイ事業管理委託費でございます。財団法人長崎ロープウェイ・水族館の正規職員からアルバイトに係る人件費、ロープウェイの維持管理に係る物件費、運行を休止いたしておりますスカイウェイの代替輸送手段であります無料送迎バスの運行費用など、予算額1億989万5,000円を計上してございます。前年度と比較いたしまして2,112万円の減となっております。
 減の主な理由は、スカイウェイ運行休止に伴います退職職員の不補充や職員配置の見直し、嘱託職員の減員によるものでございます。
 なお、スカイウェイの代替輸送手段でございます無料送迎バスの運行費用につきましては、人件費、ワゴン車借り上げ、燃料費など、約2,880万円を見込んでいるところでございます。
 次に、9ページをお開きたいだきたいと存じます。
 ロープウェイ事業運営費でございます。予算額1,443万1,000円を計上してございます。前年度と比較いたしまして42万6,000円の増でございます。報酬に記載しておりますとおり、索道技術管理者はロープウェイ等の安全管理のため鉄道事業法施行規則で設置が義務づけられております。財団法人長崎ロープウェイ・水族館のロープウェイ課長を本市の特別職として任用し、索道技術管理者に選任しているところでございます。
 次に、10ページをお開きいただきたいと存じます。
 夜景観光推進事業共催負担金でございます。予算額1,189万4,000円計上してございます。
 この事業は、平成15年度に7月から11月までの5カ月間実施をいたしまして、ロープウェイの減収が続く中、効果的な事業と考えられることから、平成16年度より長崎市コミュニティバスらんらんを利用し年間を通じて実施しているところでございます。
 平成17年度実績で1万7,883名、平成18年度につきましては、平成19年2月末現在でございますが、1万5,470名のお客様に利用いただいております。ロープウェイ収益に大きな影響を与えておりますので、引き続き実施しようというものでございます。
 11ページには運行ルートを記載しておりますので、ご参照ください。
 続きまして、12ページをお開きいただきたいと存じます。
 12ページの方からはスカイウェイの現況報告ということで資料をつけてございますが、スカイウェイの調査につきまして、まずちょっとご案内をさせていただきますが、スカイウェイにつきましては、平成18年6月30日に、これは検査時におきまして若干の異音が発生するということで、その異音の特定は見つけることができませんでした。しかし、平成18年7月26日に場所が特定をされまして、平成18年8月2日から4日にかけて修理をし、その期間はワゴン車による無料送迎を実施したところでございます。
 なお、その修理が済み次第、8月4日から再開をしてございます。
 以上のような状況を踏まえまして、全体的に関係者集まりまして、関係者と申しますのは、財団法人長崎ロープウェイ・水族館、施工主であります日本ケーブル株式会社、それから建築住宅部、観光部、協議の上、調査を依頼することにいたしました。
 イとしまして、その結果報告を載せております。これは、平成18年12月20日に報告をいただいておりますが、調査日時が平成18年10月23日から26日の間でございます。調査実施は日本ケーブル株式会社の技術者7名でございました。
 (ウ)の調査結果でございますが、書いてございますとおり、大がかりな整備については未実施となっているため、老朽化している部分が多く見受けられるということで、塩害と想定される腐食も相当進行しておりますので、すべての設備の整備、交換が早急に必要ですという結果報告でございました。
 それから、13ページの方をちょっと見ていただきたいと思いますが、これは考察のところで書いてございますが、現状では非常に故障、事故につながる危険性がありますと、いつ事故が起きてもおかしくないということで、すべての設備の整備が緊急性を要する項目と判断されますということでございましたので、ここに書いてございますとおり、平成18年12月29日から休止をしたということでございます。
 なお、このとき長崎スカイウェイの施設整備の工事費は、もし改修するとすれば約2億5,000万円、工期につきましては6.5カ月かかるというふうな話でございました。
 現在の対応でございますが、ワゴン車による無料送迎を実施してございます。中腹、山頂間をスカイウェイの営業時間に合わせて運行しております。
 利用実績を書いてございますが、これは12月29日から2月20日ということで記載をしておりますが、平成18年度でワゴン車利用が1万2,621名、これは昨年のスカイウェイ利用者に対しまして67.5%を対応しているということでございます。
 なお、これに対しましてロープウェイ利用者につきましては、ここに前年度差し引き1,216名と書いてございますが、スカイウェイがワゴン車運行に変わったことに伴いまして、この分、17.8%でございますが、ロープウェイの利用者がふえたということでございます。
 課題につきまして、私どもとしましては、スカイウェイを存続する場合、これは年々減少傾向を示しておりますので、抜本的な改善計画を策定しまして、利用者の増加対策に取り組みたいと考えております。
 なお、スカイウェイを廃止する場合につきましては、民間事業者による有料シャトルバスの運行など、中腹の大型駐車場から山頂展望台までの輸送手段の確保が必要であるというふに考えております。
 今後の対応でございますが、スカイウェイの存廃につきましては、市議会を初め、市民や関係者の方々のご意見を伺う中で、最終的に判断を行ってまいりたいと考えているところでございます。
 なお、14ページには長崎市が索道事業を引き継いだときの経過を載せてございます。それなりの経過がございまして、長崎観光開発株式会社から非常に事業が厳しくなったということで引き継いだという経緯があります。
 なお、そのときのいろんな流れの中におきまして、やはりここの施設は欠かせない施設だと、稲佐山にとって欠かせない施設だということで、そのまま無償譲渡の中で引き継いだということでございます。
 それから、15ページの方でございますが、スカイウェイの概要を載せております。ごらんいただきたいと思います。
 16ページの方には、ロープウェイ、スカイウェイの利用者の推移を書いてございますが、ロープウェイにつきましては平成2年度、21万4,729人という利用者がございました。現在、ロープウェイの平成17年度は6万6,625人でございます。
 スカイウェイにつきましては、平成3年度、30万人を超える利用者がありました。しかしながら、現在は14万2,808人ということで、減少傾向をしているところでございます。
 なお、ロープウェイにつきましては、夜景観光の事業を実施いたしましたところ、6万6,000人台で推移をしているという状況でございます。
 なお、17ページにはスカイウェイ、ロープウェイの施設整備の事業の推移を載せております。ちなみにスカイウェイにつきましては、平成13年度から施設整備の改修工事がございまして、現在まで4,372万4,100円の改修工事を実施しております。
 ちなみに、ロープウェイにつきましては、平成13年度に大型改修、約3億円の改修工事を実施して現在に至っているということでございます。
 以上で資料の説明を終わりたいと思います。

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森 幸雄委員長 これより、質疑に入ります。

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池本敏典委員 スカイレストランですね、あれは今どうなっている。この際ちょっと説明いただきたいと思います。

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田中観光企画課長 山頂レストランの件でございますが、これは現在、稲佐山観光ホテルさんが、これは、みどりの課が所管でございましたが、選考の結果、運営をするということでございまして、1月の中旬から運営をされているというふうに聞いております。
 できれば、私どもはそういうレストランの方とも意見交換しながら、何とか山頂の方の活性化、お客さんがたくさん来ていただける方法をいろんな形で検討してまいりたいと思っております。

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池本敏典委員 結局さるく博の後、稲佐山観光ホテルさんが、今後続けると、続けて今しているということで理解していいわけですか。

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田中観光企画課長 説明が不十分でございました。さるく博期間中は五社会ということでやっておられました。それが一たん10月29日に終わりましたので、引き続き再公募をいたしまして、稲佐山観光ホテルさんが引き続き実施をするということで、今現在レストランを運営されているところでございます。

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池本敏典委員 唐突な質問ですけど、駅に交番所のところ、前あれ長崎市の観光センターだったんですけれども、今構内の中に施設が、観光案内ができたんですけど、あれはどうなっているんですか、あの施設は。

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田中観光企画課長 総合観光案内所の件でございますか。それは今も駅構内にございまして、現在5人体制、市から3名、それからJR、それからタクシー会社、5名で運営をしておりまして、結構いろんな形でお客さんの相談、そういう観光情報の発信に努めております。それは今、駅構内に観光案内所を設置してございます。

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池本敏典委員 それはわかってるんですけれども、前、交番所があったところは長崎市が建てたわけですよ。あれ財産なんです、たしか。それはどういう、ほかにいろいろ貸したりなんかしているからどうなっているのかということでお尋ねしています。

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田中観光企画課長 その分につきましては、県の方に譲渡をしたということで聞いておりまして、まだ県とも相談しながら活用方法については検討中でございますが、県の方が交通会館の2階に観光連盟の案内所を設けておられます。そういうことから、現在は県の方の所管で活用が検討されているということでございます。

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池本敏典委員 ちょっとこれ、建設するときから私知っているもんですから、いつ譲渡になって、どうなったかなというようなことがわからんもんだから、できれば、ここ所管じゃないから、ちょっと後で経緯を教えてもらいたいなと思っています。

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山下寛臣委員 スカイウェイについてちょっと質問したいんですが、13ページの4に今後の対応についてということで、市議会を初め、市民関係者の方々云々と書いていますが、これはその今後の対応については、今後の市議会でその対応を決めていくということで理解していいのか、この市議会も入っておるんですかね。今のタイミングとしてですよ、そのタイミングはどういうふうに考えているんですかね。

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樫山観光部長 いろいろご意見いただく中で、今回のこの予算審議を通してのご意見等も参考にさせていただきながら、また稲佐山公園展望台活性化検討委員会を中心とした、そういったふうな会議にも、今ご相談をさせていただいておりますので、そのあたりも踏まえまして、最終的には私どもの希望といたしましては、次の議会のときに最終的な判断について、ご相談を申し上げたいというふうに考えております。
 以上でございます。

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山下寛臣委員 そういうことであれば、この委員会で多くは言いませんけれども、このスカイウェイというのが、夜景の関係で本当に合っているのかというたら、必ずしも僕は個人的には車社会の中で合っていないと思うんですよ。函館山じゃないですけれども、やはり車で来た人は、わざわざ乗りかえて夜景を見に行こうということにならんと思うんですよね。やはり目的地まで乗ってきた車で行かれるというふうなことをすべきじゃないかなというふうに常々から思っておったんですけれども、そういうことで、ぜひこれについては、そういう面も含めて今後十分なる討議をして、そして駐車場から先の道をどういうふうに改修していくのかとか、いろいろな問題あると思うんですけれども、その点もぜひ十分なる検討をしていただきたいなということを要望しておきたいと思います。

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森 幸雄委員長 ほかにありませんか。
 それでは、質疑を終結します。
 次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。

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津村国弘委員 第28号議案「平成19年度長崎市観光施設事業特別会計予算」について、反対の意見を申し上げます。
 本予算の中に計上されていますけれども、グラバー園の指定管理者選考委員会の会費であります。
 このグラバー園というのは、本市を代表する観光施設であるというのは、これはだれしもが認めているところですけれども、そうであれば、やはり本市の直営による事業が望ましいと、私たちは一貫して主張してきたわけです。したがって、この本予算については反対をいたします。
 以上です。

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鶴田誠二委員 この中身については、先ほど津村委員の方からお話もありましたように、この指定管理者への移行を前提とした経費が含まれているということでありますが、この指定管理者制度の問題については、これまで以前にもこの委員会にその方向性が示されて、それで指定管理者制度の移行の最大の目的である経済効果、さらには市民サービスの低下、そういったものについて、十分に応え切れないという、そういうこともありまして、結果的には移行が継続になってきている、そういう現状を見ていたときに、このグラバー園そのものについては、やっぱり長崎市の代表的な観光施設でもありますし、そういった指定管理者制度に移行するということは、ある意味では業者に丸投げ的な、そういう手法になるということから、委託についてはなじまないという、そういう判断から本議案については反対をいたします。

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森 幸雄委員長 ほかにありませんか。
 それでは、討論を終結します。
 これより、採決いたします。
 ご異議がありますので、挙手により採決いたします。
 第28号議案「平成19年度長崎市観光施設事業特別会計予算」について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
       〔賛成者挙手〕

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森 幸雄委員長 賛成多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で本日の委員会を閉会いたします。
 次回の委員会は、あす午前10時から当委員会室で開会いたします。
          =閉会 午後1時55分=


 上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。

 平成19年5月1日
 文教経済委員長    森  幸雄