議事ロックス -地方議会議事録検索-


長崎県 長崎市

長崎市:平成18年文教経済委員会 本文




2006.07.31 : 長崎市:平成18年文教経済委員会 本文


          =開会 午後1時0分=
森 幸雄委員長  出席委員は半数以上であります。ただいまから文教経済委員会を開会いたします。
 猛暑の中、急遽、文教経済委員会を開催いたしまして、本当に多用な中、こうして集まっていただきまして大変ありがとうございます。
 なお、井原東洋一委員から本日の委員会を欠席する旨の届け出があっております。
 また、きょうは正副議長も出席であります。きょうは現地調査も一緒に同行していただくようになっておりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

〔審査日程について協議した結果、別添の「審
査日程」のとおり審査することに決定した。〕


-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 それでは、「本市における漂流・漂着ごみ対策について」の自主的な調査を行います。
 提出資料に基づき、理事者の説明を求めます。

-------------------------------------------------------------------------------

溝田環境部長 それでは、お手元の資料の1ページをお開きください。
 今回の流木等の処理対策に係ります経緯でございます。
 まず、7月14日、海上保安庁の方から流木の引き取り依頼がございました。この時期になりますと、新聞報道等でかなり五島市沿岸に漂着しているという報道等もなされていた段階でございます。
 これらを受けまして、7月19日に第1回目の関係課協議を行っております。また、この日に各行政センターを通じまして、漂着ごみの調査もあわせて依頼したところでございます。
 翌20日には、東工場敷地内に流木等の仮置き場を整備いたしました。
 そして、翌21日に庁内で流木処理対策会議を設置いたしました。関係部局につきましては、ここに記載のとおりでございます。
 この会議の決定事項等でございますが、まず、その時点での流木等の状況確認を行いました。また、東工場内に仮置き後、焼却処分を行うということ。それから、港湾につきましても、海岸につきましても、ほとんどが国、県の管理となっておりますので、国、県と処理について協議を行うということ。それから、管理者は別といたしまして、緊急に除去する必要がある箇所については市で対応すること。こういったことを決定いたしております。
 この決定を受けまして、当日、第2回目の関係課協議、それから、第3回目の関係課協議を断続的に行っております。
 そして、次に7月25日、関係課協議を4回目、5回目、6回目と行っております。この間、県との調整を鋭意行い、また、市で対応する分につきましても一定の調整を行ったところでございます。
 そして、7月26日には、漂着流木の処理につきまして、県へ要望書を提出いたしております。
 そして、先週金曜日28日でございますが、各派代表者会議におきまして、一定の報告をさせていただいたところでございます。
 経緯については、概略こういったことでございます。
 引き続きまして、2ページ以降の資料につきましては、廃棄物対策課長の方からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。

-------------------------------------------------------------------------------

草野廃棄物対策課長 それでは、2ページ以降の資料についてご説明申し上げます。
 まず、2ページから4ページまでの資料については、7月28日金曜日現在での漂流・漂着ごみの状況についてでございます。
 まず、2ページ目でございますが、これにつきましては、2つに分かれております。
 1点目が、管理者と書いておりますが、これについては、いわゆる漂流物でございます。海面を漂流している流木等でございますが、これにつきましては、海上保安部の方が漁船、それから、船舶の運行に支障があるという部分について回収しております。その部分について、水難救護法に基づきまして、地元市町村が処理を行うということになっておりますので、ここの窓口については市の河川課でございます。ここに書いてありますように、海上保安庁から流木等を受け取りまして、随時対応しているところでございます。
 それから、同じ2ページでございますが、水産振興課というふうに書いております部分がございます。これが市が管理する漁港関係でございます。基本的には市が管理する漁港については、漁協等の皆様方がボランティアで回収をされておりますので、その回収された流木を水産振興課の方で東工場へ搬入するという状況になっております。
 ここに書いてありますように、市が管理する漁港については、一定流木等の処理というのはめどがたったところでございます。
 続きまして、3ページ、4ページでございますが、ここからが基本的には管理者が県という部分でございます。県につきましても、海岸の種類、ここに書いてありますように、建設海岸、それから港湾、それから漁港、それから農地海岸というふうに分かれております。
 実はここが今後問題になる点でございますが、県についても動きはあるものの、実際に対応がまだできておりません。そういう部分で、特に先ほど部長が説明いたしましたように、緊急性を要するものという部分については、市で対応するということにしておりますので、その分が右側の処理欄に書いてありますように、脇岬、それから、野母の南、宮摺等々は、いずれも管理者は県ではございますが、緊急性の観点から市で対応しているものでございます。
 4ページにつきましても、農地海岸でございますが、ここの中で1カ所、これは旧外海地区でございますが、梶原海岸という部分がございまして、この中にその海岸の一部に大野浜海浜公園、これは海水浴場としても使われておりますが、その部分にも漂着しておりまして、この部分については、ここに書いてありますように、やはり市民生活に非常に影響があるということで長崎市で回収を行っております。
 4ページまでの資料は以上のとおりですけど、7月28日現在での本数は約6,000本ということになっております。しかしながら、これについては漂流の流木等はまだ入っておりません。そういうことで、今後、その漂流物が海岸等に漂着する、それから、漁協等が回収されるという場合は、これからまたふえるということが予想されております。
 続きまして、5ページでございます。
 ここに書いてありますのは、漁船被害の状況でございます。被害場所というのは、五島沖から天草沖まで広範囲に及んでおりまして、現時点で確認した被害漁船数としては41隻、破損箇所については、プロペラ、シャフト、舵、ソナー等々で、被害額、これは概算でございますが、1,520万円ということになっております。
 続きまして、資料の6ページ、7ページでございます。
 特に、先ほどから申し上げますように、長崎市内の海岸等につきましては、県管理、国管理の海岸というのが非常に多うございます。そういうことで、これは先週の水曜日、7月26日にそれら管理責任も含めまして、県に要望を行ったところでございます。大きくは要望の内容については、4点に分かれております。
 まず、第1点目につきましては、ここに書いてありますように、特に県が管理しております港湾等については、あくまでも施設の管理責任というのは県にあるという立場のもとに、早急に県自身が回収作業に取り組んでいただきたいというのを要望しております。
 続きまして、2番目でございます。7ページの2番目です。これは県管理の港湾等を長崎市が、緊急性があるということで流木等を回収した場合については、その回収費用等について、当然、県に管理責任がございますので、費用負担は後日行っていただきたいという部分を要望しております。
 あわせまして、漁協等が港湾等におきまして、漂流の流木を回収された場合についても、これは今のところ何ら補助等々の対象に入っておりませんので、財政的支援措置をお願いしたいということを要望しております。
 それから、3点目でございます。長崎県におきましては、平成14年度から市や町が行います漂流・漂着ごみ撤去事業に対しまして補助金制度が創設されております。しかしながら、その限度額というのが定められておりまして、離島地域では420万円、それ以外の地域では150万円というふうに、非常に少額でございます。特に今回のような5万本を超える大規模な流木対策といたしましては、当然、通常の漂着ごみと違いまして、多額の処理費用を要するということでございますので、この漂流・漂着ごみの撤去事業に係ります補助金の予算枠の総額、それから、先ほど申しました限度額の見直しを図っていただきたいというようなことを要望しております。
 続きまして、最後の4点目でございます。この漂着した流木というのは、最終的には一般廃棄物ということに分類されますので、最終の処理責任というのは、当然市や町がその責任を負うという部分でございますが、ただ、その最終に至るまでの段階、いわゆる漂着したごみを回収して、処理施設に持ってくるという部分につきましては、通常、我々は家庭ごみを処理する固有事務でございますので、それから外れているという部分でございますので、これについては廃棄物処理法の中でその処理責任、いわゆる海外由来の漂着物については、処理責任を自治体にあるものか、国にあるものか、県にあるものか、そういう部分の整理をしていただきたいというのが第1点目で、それから、国に対しましては、当然、こういう大規模な災害的な流木でございますので、補助金等の対応を、先ほど県と言いましたが、これは次は国に対しても同じように要望して、新たな財源措置をお願いしたいということを、これは県を通じて要望したところでございます。
 要望については、以上でございます。
 それから、8ページ以降が現場の写真でございます。先ほど言いました、まず8ページでございますが、これは脇岬の海水浴場でございます。ここも梅雨があけまして、利用客もふえるという部分でございまして、これにつきましては、回収が現在もう終わっております。7月24日の写真、それから、26日の写真ということで、現時点ですべて回収は完了して、現在、この流木については東工場へ保管しているという状況でございます。
 それから、9ページも同じように、これは外海地区の大野浜海浜公園でございますが、これについても回収は終わったという状況でございます。
 それから、10ページでございますが、これは黒崎漁港に積み置かれました流木の状況でございます。これにつきましては、地元の漁協の皆様方が回収を行いまして、この流木についても水産振興課の方で東工場への搬入は完了しております。
 それから、11ページが、本日参ります茂木の状況でございます。これについてはまた本日具体的に見ていただければということで考えております。
 それから、12ページが東工場の状況でございます。これは28日現在の状況でございますが、きょう時点ではこれよりもふえている状況でございますので、また、現地の方でご確認をお願いしたいということで考えております。
 最後にございますが、13ページ、これが今回漂着している流木等の主な箇所でございます。赤丸の大きさで2種類に分けております。小さい方が100本未満、大きい方が100本以上ということで、これを見てわかりますように、長崎市域の外海、いわゆる東シナ海側、それから、橘湾側、いずれも全面的に漂着しているというような状況でございます。
 資料の説明については、以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 ただいまの説明に対しまして、ご質問等ございませんか。

-------------------------------------------------------------------------------

重橋照久委員 流木の漂着があってから随分たちますけれども、県においても、市においてもいろんな形で努力をしておられる。せんだっては公明党県議団が何か、政務次官がお見えいただいた中ですか、視察に来られた中で要望されて、予算をつけるなんていう話があったというような報道がされておった。
 きょう、こうして自主的な調査をされるという計画を委員長、副委員長でお立てになったんだろうと思いますが、議長もそれを了解された、そういう中で、きょう、私どもは現地視察をして、そして、「ああ、こういうものがここに流れ着いたんだな」と認識をただ単にすれば、それでよしと、そういうことで終わるんですか、きょうは。そしたら、きょう帰ってきてから、もしくは、きょう視察をして、きょう帰ってきたら、バスの中で解散じゃなくて、それでもう一回集合して、何らかのものをこの委員会で取りまとめして、こういうアクションを起こそうではないかというようなところまで予定をしておられますか。

-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 確かに処理については、この間、環境副大臣が来られて、わざわざ来られたんじゃなくて、ほかの行事で一月ほど前から来るようになっていたもんですから、ちょうど県の方が直接申し入れしたいということで、副知事と来られたようでありますけれども、そのときに、外国からの漂流物についての処理に対しての見解というものを示されて、新聞報道等であっているような状況でありますけれども、もう一つやっぱり心配なのは、漁業被害というのがかなり出ている。船の損傷、あるいは網のとか、あるいはもう漁に出られないという、こういったところの救済措置というのはまだ何ら手が打たれていないし、現地に直接行って漁協関係者からのそういったものもお聞きしていく必要があるんじゃないかなと。非常に現地としてはいろんな関係の動きが弱いということで、非常に不安な中で、今一番エビとかなんとかも最盛期の中で漁ができないという、これからの生活のことを考えると非常に困っていらっしゃって、議会としても、そういったものを受けとめて、県とか国の方にそういった救済措置というものをきちっとすべきじゃないかということが一つあるもんですから、直接そういった声を聞いていきたいと。
 その後、市長会とかいろんな動きがあるようでありますけれども、その状況を見ながら、今回、陳情活動も日程の中で8月末に予定しておりますので、これを緊急な課題としてこういったものも織りまぜていく必要があるのかなということで、具体的にきょう帰って云々ということは考えていませんけれども、そういったものをまず現地を見て、聞いた上で、皆さんにまたお諮りしなきゃいけないのかなというふうに思っているわけであります。

-------------------------------------------------------------------------------

重橋照久委員 すると、きょうは現地を視察するだけと。それで終わるわけですか。そして、あと後日、いろんな問題には、議長を中心にして対応していこうということですか。
 何か行って、僕はきょうは作業着を着てこいと書いてあったもんですから、この暑かさなかに、長崎に台風が直撃するというときだって、着てくる人はだれもおらんような状態の中であって、この暑かさなかに作業服、何か作業でもすっとじゃなかろうかと思って、気を重うして来たわけですが、そのくらいで終わるわけですね。

-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 実際に現場に行かれた方は、実際、物を見たり、触ったり、ある人は持って帰る人もおったと、別個のあれですけれどね、すごくいいものがあったりしてですね。この人なんかそうですけれども、木の根とか汚れるからですね。
 それともう1つは、やっぱりこうやってはまって行くことが、向こうの漁業者に対して現地の人たちの苦労を長崎市が重く受けとめてくれているんだなと。普通なら背広でしか行かないのをこういう防災服で来てくれたということ自体がすごく励みになる、それだけではないけれどもですね。そういうことで理事者もきょうは防災服ということでですね、私たちの意気込みを見せたいなということです。

-------------------------------------------------------------------------------

山口 博議長 約1カ月等の日数も経ておるわけですけれども、今、委員長のご説明が先ほどからありましたように、非常に今回は忽然とした流木被害というのが、大きく長崎市に被害を与えておるということで、時間はたっておりまして、県、国等の対応もいろいろな状況がなされておりますけれども、私は当市議会としましても、これらの漁民の状況も踏まえ、また、それに関連する地域の状況も踏まえながら、県、市へ長崎市議会といたしましても、当然の要請をしていく必要性があろうと思いますし、市当局としましても、これからの観光シーズン、海水浴シーズンを控えまして、それらにつきましての助成要望等があれば、対応していく必要性があるんじゃないかと。そういう意味を持ちましても委員会として、ぜひきょうの現況視察を踏まえながら、私は早急な対応をしていただくようにお願いをしたいと、このように思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

重橋照久委員 今、議長が言われた、私はただ出かけていって、見て終わると、そういうことだけじゃ意味がないじゃないかということを僕は言いたかったわけです。
 きちっとした形で対応して、例えば、委員会で、もしくは取りまとめをして、また、それを大きく市議会、長崎市においてというような発展をさせていきながら、かつ早急にそういう結論を導き出すようなことをせにゃいかんから僕は言っておるわけであって、そういうアクションを早急に起こしていただきたいと。ただ、きょう見に行ってさよならじゃ、せっかく防災服に身を固めて、りりしいお姿で現地へ行かれるわけでありますから、そういったことでぜひ後につながっていくようなことで考えていただきたいと思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

小森あきと委員 被害状況については、漁船の被害というのが出ていますけど、いわゆる先ほど委員長の方から発言がありました水産関係の網とか、漁業に直接与えている被害というのは調査されているのかなと。1つは、私も地元の戸石漁協の方に確認しましたけれども、被害としては余り出ていないと。流木は流れているんだけど、漁業の被害というのは直接ないんじゃないかな。その辺はどういうふうに調査されているのかなというのが1点と、それと、市、県の方に要望されていますよね。これは現行、どういうふうな流れになっていくのかなと。いいですよという話なのか、いや、無理ですよという話なのか、その辺の状況を少し説明していただきたい。
 それと、3点目が外来からだということで、特定の場所というのはまだ特定できていないのかなと。考えられるところはどこなのかと、そして、どうしてこれだけ大量の流木が一気に流れてきたのか。その点は、原因としては何が考えられているのかというところを、わかっている範囲で教えていただきたい。

-------------------------------------------------------------------------------

佐々木水産振興課長 水産業に対する直接的な被害でございますけれども、先ほど委員さんおっしゃったように、最初に発生してから約2週間たっておりまして、流れてきてから非常に漁師さんたち危機感を持っていらして、操業にほとんど行けない状況であるというところから、実際に操業しておりませんので、漁具に対する被害というのが今は目に見えていないと。そして、現実的には航行中にプロペラを傷めるとか、舵を傷めるとか、そういう被害が今集中しております。
 今後考えられますのは、流木そのものが生木で水分を含んで沈む場合があるんですね。沈んだときに底引き網にかかったり、はえ縄にかかったりという実際的な漁具被害が心配されるというところでございます。
 以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

草野廃棄物対策課長 2点目、要望書に対します県の対応についてお答え申し上げます。
 26日に要望書を提出しました折に、県の所管課といたしまして、環境部、それから土木部、農林部、水産部、皆さん見えておられました。その中で、我々が一番強調いたしましたのは、当然、補助金というのは要求する部分でございますが、その前に県がやるべき部分、県に責任がある部分はきちんとやってくださいと、そういうお話をしました。
 そういった中で、県におきましても港湾課、それから、漁港関係の所管課等については、責任については十分わかっておりますと、対応いたしますという回答をいただきましたが、実は回答いただきましたけど、調査がまず先だということで、動きが非常に遅い部分ございます。
 例えば、砂浜、いわゆる海水浴場についてもそういうことでございますし、漁港に積み上げられた流木についてもそういうことで、現実的にはまだ県が動いた部分ございません。ただ、市が動く場合も、当然、費用については後日きちんと話し合いましょうという旨を言っておりますので、これについては補助金とかという問題と別に、やはり今後とも県にはきちんとお話をしたいと思っておりますが、なかなか県もいろんな所管に分かれておりまして、縦割りと申しますか、なかなかその分が難航しているというところでございます。
 それからもう1点は、我々管理責任ということで県にお話ししておりますが、県も管理責任という部分のとらえ方が非常に微妙に所管所管で違うと。例えば、港湾でいきますと、それは当然県の責任ですよと言ってもらっておりますが、例えば、農地海岸、外海がほとんど農地海岸なんですけど、県の判断というのは、管理責任というのは、いわゆる海岸の運営に支障を来すような障害物があった場合対応しますと。通常の流木で海岸の使用に支障がない場合は、それは管理責任という部分と違うんじゃないですかというような意見もございまして、これについては、今後ともまた県とじっくり話し合いをする必要があると思いますが、ただ、いずれも流木を引き揚げてもにおいが非常にきつうございますので、やはり早急に対応すべきということで、今、これは水産部の方で回収を行っていただいておるという状況でございます。
 それからもう1点、どこから来たのかというのは、新聞記事でもございましたように、県が専門機関に調査を依頼しております。流木の種類というのは大体確定しております。主に南方系というのはわかっておりますが、県の方としては、それの原因といいますか、原因国というのまで特定できていないというのが現況として上がっておりますし、もう1つは、橘湾方面については、国外からの分プラス、先日来の大雨、いわゆる鹿児島、熊本の大雨等の原因で流れてきた分もあるというような話も聞いております。
 以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

小森あきと委員 先ほど今回要望出されているのは、ごみ処理と漂流流木の処理ですかね、これについて書かれていますよね。先ほど水産部の方から、これから直接漁業に被害が出てくる可能性もあると。この点については、県の方に対して、要望は特に上げていないんですか。今後、例えば、巻き網とか、底引きで被害が出たと、そういう場合にはどういうふうな処理をされるのかなと、この点はどうなんですか。

-------------------------------------------------------------------------------

佐々木水産振興課長 県に対する要望書の中に1点、その内容も書き加えております。要望書の7ページの2番の上から4行目、「また、漁協等が港湾等において漂流物を回収した場合についても、何らかの財政的支援措置を講じていただきたい。」と、これは総括的に書いておりますけれども、回収作業等に従事する際に、いろいろ燃料代であるとか、その辺の費用が相当かかっておりますので、その辺について財源措置を講じていただきたいと。
 そして、漁具被害については、実際、今後どうなるかということの推移を見ながら、関係の系統機関、あるいは市町村と協議をして、県に対してどういうふうに要望なりをするかを検討したいと思います。
 以上です。

-------------------------------------------------------------------------------

津村国弘委員 高島、伊王島の船舶、交通船が、最終便かなんか、欠航しておるという話も聞いているわけですけれども、問題は漂流している木材がどういう現状なのかという把握がどうなっているのかなと。そうしないと、交通船が安全に運行できないような状況も、いつまで続くかというのもさっぱりわからないわけで、住民にとっては非常に不便を強いられておるというような状況があります。
 漂流しているのが一体どこら辺まで今把握されておるのかなというふうに思うわけですね。香焼なんかでもかなり大きな材木が漂着しているんですけれども、手の打ちようがないんですね、もう率直に言って。ですから、こういう問題は後日、委員長の方で何とかそういう意見などが言えるような、そういう場所なんかもひとつ講じてほしいなという要望はしておきたいと思うんですが、いかがでしょうかね。

-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 流木の現状ですね。

-------------------------------------------------------------------------------

佐々木水産振興課長 流木がどういうぐあいに流れているかということにつきましては、どこから流れてきて、どちらの方向に流れるかということが一番重要で、それがはっきり現状ではわかっていないということと、船舶の航行に支障がある場合については、海上保安部が逐一調査をして、海上速報のような、航行注意報みたいな形で出しておりますけれども、いかんせん、広い海の中ですので、情報量が非常に限られております。そして、1本、2本ある中でも大きければ、伊王島航路の船のプロペラを傷めたりするようなことがございますので、非常に困難を極めておりまして、情報が非常に不足しているという状況です。
 以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

山下寛臣委員 いろいろ委員の方々の意見と重複すると思うんですが、揚げておる流木は、ある意味で、それは見ても、後は処理するだけですたいね。要するに、おいどんが揚げとる流木ば見てさ、どうやこうやと言うたっちゃ、それは処理の問題で、県と国とかいろいろ話をすればよか。問題は今も出ているように、漂流している分が今後どがんなっとかというのが一番問題だと思うんですよ。おかに揚がっとっとが多かろうが、少なかろうが、どうせ処理せんばいかんとやっけん。それにぶつかるものは何もなかとやっけんですよ。その点のちょっとあれを、揚げとっとを我々が見て、それは燃やせばよかたいというのかどうするのかは別にして、問題は漂流しとっとは今後そういう船舶にどうするかというのが一番不安を持っておると思うんですが、その点についての、非常に調査しにくいと思うんですけれども、そっちに力ば入れてさ、どんどんやっていかんといかんなと思うんですが、その点はどういうふうに考えとっですか。やっぱり重橋さんの意見じゃなかですけど、揚げとっとを我々が見て、これをどうするか、ああ、揚がっとんねと。揚がっとっとはもう被害は今から起こすということはなかろうけんですよ。そこんところがちょっとぴんとこんところがあるんですけれども、その点について、どういうふうに考えとっですかね。

-------------------------------------------------------------------------------

永池水産部長 流木のこれからの推移といいますか、そういう趣旨だと思うんですけど、私たちもそこが一番気になるところで、流木は第1波、もしくは第2波が来て、現在処理を行っているわけですけど、第2波、第3波があるのかということについて、非常に気がかりです。海上保安部あたりが飛行機を出して調査したりしていますので、そちらからの情報も大分取ったんですけれども、やはり海上保安部の方はどちらかというと航路、五島航路を中心の調査で、もちろん五島航路からの船からの情報というのを主に取っているわけで、それ以外の航路以外の部分についてのデータというのはほとんどないというのが現状です。
 したがって、もう我々のレベルでいいますと、第2波、第3波、次のが来ないことを祈るというくらいのレベルしかないので、非常に心もとないんですけれども、いずれにしても、広い海でどういうふうに流れてきているのかというのもよくわからない状況でですね。その辺非常に苦慮している状況でございます。
 以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

池本敏典委員 実際に漂流物というか、漂着廃棄物として6,000本ですね。これだけでも単純に処理費としてどれくらい、これで経費を今見ているんですか。恐らくそういう予算措置というのを国にお願いしたりとか、県にお願いしたいということですけれども、将来も伸びると思いますが、現時点ではどういうふうな感じですか。

-------------------------------------------------------------------------------

草野廃棄物対策課長 6,000本の処理費についてでございます。
 今のところ、いわゆる費用的にわかっておりますのは、東工場までの運搬費というのは大体今現在300万円ぐらいかかっておりますし、もう少し今後漂着物がふえればかかるだろうということで考えておりますが、あと費用を要するというのは東工場にため置いた部分をそのままの形で燃やせません。できるだけ小さくカットいたしまして燃やしたいということで考えておりますので、その分、別に機械を入れる必要がございます、破砕機をですね。そういった部分であと、これは機械の借上料等々が今後話をする必要ございますが、それについてあした専門業者と話をするということで、あした以降になれば、ある程度の額は固まるということで思っておりますが、いずれにいたしましても、それぞれ所管部局、今、これについて当初予算ございません。今の既定予算の流用で対応しておりますが、もう無理な状況で来ておりますので、きちんとこれは財政当局とも話をしておりますが、やはり予算化をいたしまして、補正予算なりで対応していただきたいというようなお話をしております。
 概算幾らかというのはなかなかお答えできませんが、少なくとも破砕処理等々でまた何百万かは別に要るという状況でございます。費用的には、今のところそれぐらいしかお答えできないという状況でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。
 それでは、質疑を終了いたします。
 これから現地調査に向かいたいと思います。1時50分にマイクロバスの方に、特に帽子等をお忘れにならないように、かなりきょうは気温が高いようですから。向こうで漁協関係者との申し入れとか、意見交換をする予定にしておりますので、よろしくお願いします。

〔現地調査を行った。その概要は以下のとおり。
1 茂木漁港において、積み置かれた流木等の
 状況を調査するとともに、漁協関係者から漁
 業被害等の説明を受け、聞き取りを行った。
2 東工場敷地内に整備された流木等の仮置き
 場の状況の調査を行った。〕

〔現地視察終了後に協議を行った。その結果は
次のとおりであった。
1 6月定例会において決定した上京陳情につ
 いて、「家電リサイクル法の円滑な推進に関
 する要望」の項目に加え「漂流木被害等に対
 する支援に関する要望」も行うべきであるこ
 と。
2 今回の漂流木による漁業者被害について、
 市長に対し、漁業者の声を届けるべきである
 こと。
以上2点を委員会の総意として決定し、本件に
関する以降の取り扱いは正副委員長一任となっ
た。〕


-------------------------------------------------------------------------------

森 幸雄委員長 これをもちまして、文教経済委員会を閉会いたします。
          =閉会 午後3時34分=


 上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。

 平成18年11月16日
 文教経済委員長    森  幸雄