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平成11年  2月 定例会(第1回) 03月12日−06号




平成11年  2月 定例会(第1回) − 03月12日−06号









平成11年  2月 定例会(第1回)



   平成十一年第一回定例会議事日程 第一九日目(平一一・三・一二)

 一、開議

 二、第六十号議案及び第六十一号議案一括上程、知事説明、採決

 三、委員長審査結果報告、質疑・討論、採決

 四、発議第百二号上程、質疑・討論、採決

 五、意見書等上程、質疑・討論、採決

 六、閉会

平成十一年三月十二日(金曜日)

   出席議員(五十二名)

        一番  松島世佳君

        二番  松元義隆君

        三番  大川美津男君

        四番  松尾 等君

        五番  萩原康雄君

        六番  杉 徹也君

        七番  橋本希俊君

        八番  松尾忠幸君

        九番  高倉洋一君

       一〇番  吉川 豊君

       一一番  橋村松太郎君

       一二番  野口健司君

       一三番  浜崎祐一郎君

       一四番  馬込 彰君

       一五番  中山 功君

       一六番  田中愛国君

       一七番  西川忠彦君

       一八番  野本三雄君

       一九番  川越孝洋君

       二〇番  川村 力君

       二一番  森 信也君

       二二番  前田富雄君

       二三番  平田賢次郎君

       二四番  林田 悧君

       二五番  朝長則男君

       二六番  三好徳明君

       二七番  佐藤 了君

       二八番  西津 覚君

       二九番  奥村愼太郎君

       三〇番  八江利春君

       三一番  末永美喜君

       三二番  田口一信君

       三三番  大石 保君

       三四番  中田晋介君

       三五番  広川 豊君

       三六番  宮崎角治君

       三七番  本多繁希君

       三八番  園田圭介君

       三九番  松田正民君

       四〇番  田中廣太郎君

       四一番  北村誠吾君

       四二番  末吉光徳君

       四三番  谷川弥一君

       四四番  池原 泉君

       四五番  南条三四郎君

       四六番  吉永和男君

       四七番  石本順之助君

       四八番  林 義博君

       四九番  加藤寛治君

       五〇番  吉住重行君

       五一番  古藤恒彦君

       五二番  村山一正君

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   説明のため出席した者

       知事       金子原二郎君

       副知事      清浦義廣君

       副知事      澤井英一君

       出納長      宮崎政宣君

       総務部長     森脇晴記君

       企画部長     溝添一紀君

       生活環境部長   田中敏寛君

       福祉保健部長   塩塚吉朗君

       商工労働部長   水谷 正君

       水産部長     木村道夫君

       農林部長     白浜重晴君

       土木部長     梶 太郎君

       交通局長     前田信行君

       雲仙岳災害

                川端一夫君

       復興担当理事

       長崎都心再開発

                勝本 豊君

       担当理事

       教育委員会

                桟 熊獅君

       委員長

       教育長      出口啓二郎君

       教育次長     山崎滋夫君

       監査委員     中川 忠君

       監査事務局長   浦川 勝君

       人事委員会

                栗原賢太郎君

       委員長

       人事委員会

                三浦正秀君

       事務局長

       公安委員会

                田中圭介君

       委員長

       警察本部長    森  喬君

       警務部長     岩田 彰君

       地方労働委員

                木下浩之君

       会事務局長

       選挙管理委員

                松藤 悟君

       会委員長

       選挙管理委員

                南里雅彦君

       会書記長

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   事務局職員出席者

       局長       水上啓一君

       次長兼

                米倉元治君

       総務課長

       議事調査課長   吉田岩水君

       議事調査課

                立花正文君

       企画監

       議事調査課

                内田喜久君

       課長補佐

       議事調査課

                本田哲朗君

       係長

       主事       永野清士君

       主事       山下尚信君

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           −−前十時零分開議−−



○議長(村山一正君) おはようございます。

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 知事より、第六十号議案及び第六十一号議案の送付がありましたので、これを一括上程いたします。

 ただいま上程いたしました議案について、知事の説明を求めます−知事。



◎知事(金子原二郎君) 〔登壇〕本日、提出いたしました追加議案について、御説明いたします。

 第六十号議案、長崎県副知事の選任について議会の同意を得ようとするものであります。

 副知事といたしまして、宮崎政宣君を選任しようとするものであります。

 第六十一号議案、長崎県出納長の選任について議会の同意を得ようとするものであります。

 出納長といたしまして、出口啓二郎君を選任しようとするものであります。

 いずれも適任と存じますので、御決定を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明を終わります。



○議長(村山一正君) お諮りいたします。

 ただいま上程いたしました第六十号議案及び第六十一号議案につきましては、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 まず、第六十号議案「長崎県副知事の選任について議会の同意を求めること」について採決いたします。

 本議案は、原案のとおり、宮崎政宣君に同意を与えることに賛成の議員の起立を求めます。

           〔賛成者起立〕



○議長(村山一正君) 起立多数。

 よって、第六十号議案は、原案のとおり同意を与えることに決定されました。

 次に、第六十一号議案「長崎県出納長の選任について議会の同意を求めること」について採決いたします。

 本議案は、原案のとおり出口啓二郎君に同意を与えることに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、第六十一号議案は、原案のとおり同意を与えることに決定されました。

 これより、さきに各委員会に付託して審査をお願いいたしておりました案件について、審議することにいたします。

 なお、念のため申し上げますが、各委員会に分割して付託いたしておりました第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」並びに第四十六号議案「平成十年度長崎県一般会計補正予算(第六号)」につきましては、総務委員長の報告終了後に、一括して審議することにいたしますので、御了承をお願いいたします。

 まず、文教委員長の報告を求めます。

 川村委員長−二十番。



◆二十番(川村力君) (拍手)〔登壇〕文教委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」のうち関係部分外五件であります。

 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 なお、第四号議案に関して、長崎シーボルト大学におけるインターネットを利用した情報発信機能整備について、県に対し、その実施に当たっては、県全体の高度情報法化推進の観点から、企画部、長崎県立大学等とも十分協議の上行われるよう求めましたので、あわせて御報告いたします。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案に関して、長崎シーボルト大学の情報発信機能整備に関し、これまでの検討経過についての質問に対し、これまで大学の機能、研究内容をより大量、高速に学外に発信できる環境を整えることを前提に、主に大学の教員採用予定者を中心に検討を行ってきたとの答弁がありました。

 さらに、県立の大学として、長崎県の高度情報化システムの拡充という観点から、企画部や長崎県立大学、地場民間企業などとも連携の上で行うべきではないかとの質問に対し、今後、本委員会の論議を踏まえ、総合的に検討して整備に努めるとの答弁がありました。

 次に、県展の実行委員会委員の選任についての質問に対し、県展の企画運営等に当たっている実行委員会の委員については、学識経験者、県美術協会関係者、行政関係者から、それぞれおおむね十人ずつ選任している。選任に当たっては、日本画、洋画など県展の七部門のバランス、また県内の地域バランスを考慮しているとの答弁がありました。

 次に、県南地区単位制高校の開設に関し、生徒数に対して、県立女子短期大学の既存施設の大きさは十分か、また、施設改修の内容についての質問に対し、開設する単位制高校の学校規模は、昼間定時制、夜間定時制、通信制の三課程で全生徒数はおよそ千五百名程度となるが、それぞれの課程で利用時間帯が異なり教室を共用することができるため、十分対応可能である。施設改修については、単位制高校として必要となる教室等への内部改修のほか、運動場の照明設備等の整備を行うとの答弁がありました。

 次に、議案外の所管事務一般に関する主な論議事項について、御報告申し上げます。

 まず、十八歳人口の減少に伴う大学への影響及び県立大学の特色を出す取り組みについての質問に対し、平成四年をピークに十八歳人口は減少しているが、一方では大学進学率は年々上がっており、大学進学者の実数では横ばいで推移するものと考えている。また、現在、学生は都市部に集中しているが、国としても地方分散を進める方向である。このような中、大学を魅力あるものにして学生を集める必要があることから、県立大学でも、これまで流通学科や大学院の設置などを行っている。今後についても、学内で将来構想が検討されており、いかに魅力を出していくか、さらに検討を進めるとの答弁がありました。

 次に、学校の入学式、卒業式における国旗掲揚、国歌斉唱の実施状況についての質問に対し、本県の公立学校においてはすべて実施されているとの答弁がありました。

 以上のほか、一、教職員給与について、一、授業料の納付状況について、一、小規模改修事業の発注について、一、修学旅行等における障害を持つ生徒への対応について、一、教員の採用、資質、男女バランス等について、など文教行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際省略させていただきます。

 以上で、文教委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) お諮りいたします。

 各議案は、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 まず、第二十四号議案ないし第二十六号議案について、一括して採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

           〔賛成者起立〕



○議長(村山一正君) 起立多数。

 よって、第二十四号議案ないし第二十六号議案は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、第二十七号議案について採決いたします。

 本議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、第二十七号議案は、原案のとおり可決されました。

 次に、厚生委員長の報告を求めます。

 野本委員長−十八番。



◆十八番(野本三雄君) (拍手)〔登壇〕厚生委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」のうち関係部分外十件であります。

 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案に関し、市町村の焼却施設から発生するダイオキシン類の削減対策としてのごみ処理広域化等についての質問に対し、現在、県内市町村の一般廃棄物処理施設五十七施設については、ダイオキシンの暫定基準値をすべての施設でクリアしているものの、そのうち三十五施設においては、平成十四年十二月から適用される恒久対策基準を満たしておらず、早期に適合できるよう指導しているところであるが、今年度中に県下を七ブロックとした「ごみ処理広域化計画」を策定し、来年度から、その計画に沿って広域処理施設整備に向けた具体的取り組みを進めていきたい。また、廃棄物のリサイクル、減量化も合わせて推進してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、同議案に関し、島原温泉病院の建て替えについての質問に対し、現在、既に実施設計は完了しており、今後の予定は本年六月ごろに入札・発注を行い、平成十三年八月ごろ完成予定であり、その後、現在の病院からの移転、新病院の機器の試運転等に約半年を要し、平成十三年度末には開院できる見通しである。また、新病院については、診療科目を現在の十一科目から十六科目に増設し、地域の中核的総合病院としての機能を強化し、中長期的には安定した経営がなされるよう努めてまいりたいとの答弁がありました。

 さらに、同議案に関し、介護保険施行対策としてのホームヘルパーの育成等、在宅基盤整備についての質問に対し、平成十年度からの在宅介護マンパワー養成事業を実施し、地域格差のないホームヘルパーの育成に努めているところであるが、多くの離島を抱える本県の特殊性を考え、来年度より新たに民間事業者の参入が困難な離島のうち特に一島一町村の地域において、市町村が在宅サービス基盤整備の一環として行う人材育成事業に対し助成を実施し、円滑な介護保険制度の導入を図りたいとの答弁がありました。

 次に、第四十六号議案に関し、特別養護老人ホーム「西彼荘」の整備事業に対する補助金にかかる予算を繰り越すことについての質問に対し、本事業については、いまだ事業の実施主体となるべき社会福祉法人が設立されていないために、未着工の状況にあることから、本年度の事業費相当分を繰り越そうとするものである。県としては、本年三月末までに法人設立及び着工がなされなければ、補助金内示が取り消しとなるところから、申請者側に対し、早急に関係者間の調整を図り、事業が推進されるよう指導を行ってきているところであるとの答弁がありました。これに対し本委員会として、執行部においては、本件について制度の本旨に沿って補助金が円滑に執行されるよう、今後とも鋭意関係者の指導に努めるよう強く要望したところであります。

 なお、少子化への対応については、未来を担うこどもを安心して生み育てられる環境整備が極めて重要であり、特に、経済的支援への要望は切実であるところから、エンゼルプランの見直しに合わせ、児童手当の支給対象年齢や支給水準などを抜本的に改善すべきであるとの委員会の総意により、政府に対し、別途「児童手当制度の抜本的改善を求める意見書」提出方の動議を提出しておりますので、よろしくお願いします。

 以上のほか、一、男女共同参画社会の推進について、一、廃棄物公共関与事業の推進について、一、NPO・ボランティア活動の促進について、一、地球温暖化防止対策について、一、野生生物の保護管理対策について、一、少子化対策について、など厚生行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際省略させていただきます。

 以上で、厚生委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) この際、念のため申し上げます。

 第三十号議案「精神薄弱等の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例」につきましては、本委員会と総務委員会に分割して付託いたしておりますので、総務委員長報告終了後に一括して審議することにいたします。

 お諮りいたします。

 各議案は、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案はそれぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、経済労働委員長の報告を求めます。

 浜崎委員長−十三番。



◆十三番(浜崎祐一郎君) (拍手)〔登壇〕経済労働委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」のうち関係部分外五件であります。

 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案の関係部分に関し、本県の基幹産業でもある観光が景気低迷により落ち込んでいる状況の中で、観光振興費の予算が前年度と比較して減少していることについての質問に対し、観光振興については、受け入れ体制の整備等の基盤整備、イベントへの出展やマスメディアを通じた長崎県のPR等の情報発信、旅行商品の開発、イベントの開催等の誘客対策の三つを柱に各種施策を行っており、新年度は日蘭交流四〇〇周年記念事業費が約三億六千万円計上されているので、これを含めて考えると、減額になっていないとの認識であるとの答弁がありました。

 次に、現在の厳しい雇用状況を踏まえ、雇用確保に対して重点的な予算措置が必要ではないかとの質問に対し、これまで県を経由して支出していたシルバー人材センター関係事業費の一部が国から直接団体へ支出されることになり、また事業費も増額されている。

 県も障害者雇用支援センター事業、緊急雇用対策にかかる就業機会を拡大する事業等に予算を計上しており、雇用確保に一層努力していきたいとの答弁がありました。

 さらに、新規高校卒業者の就職内定状況及び未内定者に対する対策についての質問に対し、本年一月末現在の内定率は、八〇・一%、対前年比マイナス五・六ポイントで、約千人が未定であり、特に女性の内定率は七三・五%で、約七百九十人が就職先が決まっていない状況にある。

 県としては、ハローワークにおいて、ミニ就職面接会の開催、高等学校の担当者と就職対策会議を開催するなどにより対応しているが、今後とも新規学卒者の就職につながるよう努力したいとの答弁がありました。

 次に、第十八号議案に関し、都市計画道路浦上川線の事業予定地となっている交通局本局・長崎営業所の移転先を長崎市八千代町の西部ガス長崎支店用地に選定した経緯の質問に対し、現在地の面積の四分の一を占める三千百平方メートルが事業予定地であり、残地の用途地域は工業地域であるため、容積率の関係から現状の営業所機能を維持することはできない。また、現在地より遠方になるとバス回送経費が増嵩する等の理由から提示を受けた代替地を移転先として決定したとの答弁がありました。

 さらに、民間バス会社は郊外に移転し、ほかの事業の拡大等、事業について抜本的な検討を行っているが、交通局においては検討をなされたのかとの質問に対し、県営バスの特性として、長崎駅前ターミナルを中心とした発着路線が長崎営業所に集中しており、また共同運行会社のバスの出入り等も考慮して移転先を決定をした。

 機能分散等については、既に郊外の長与及び矢上営業所へ分散しているが、今後も検討してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、議案外の所管事務一般に関する主な論議事項について、御報告申し上げます。

 まず、中小企業創造法の知事認定を受けて技術開発を行った企業が事業化する際の融資についての質問に対し、同法の知事認定を受けた企業は三十七件あり、事業認定を受けた者が事業を行う場合は、政府系金融機関や中小企業事業団から融資を受けられる制度があり、融資等の相談については県以外にも同金融機関や産業技術振興財団等で行っているとの答弁がありました。

 次に、本県だけでなく、全国的にも厳しい雇用情勢であることから、景気対策の着実な実施等により雇用創出、安定を図る必要があるため、本委員会から別途政府あて「景気・雇用対策の充実・強化について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上のほか、一、調整事件及び審査事件の件数の推移と職員数について、一、国際コンテナ航路誘致事業について、一、中心市街地活性化基金について、一、危険ぼた山処理対策及び基金造成後の事業について、一、労働相談情報センターの設置について、一、中小企業近代化推進事業及びハイテク新鋭設備導入について、一、中国の観光旅行解禁国指定に伴う誘客対策について、など経済、労働行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については省略させていただきます。

 以上で、経済労働委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) この際、念のため申し上げます。

 第五十七号議案「部の設置に関する条例の一部を改正する等の条例」につきましては、本委員会と総務委員会に分割して付託いたしておりますので、総務委員長報告終了後に一括して審議することにいたします。

 お諮りいたします。

 各議案は、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案はそれぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、農林水産委員長の報告を求めます。

 林田委員長−二十四番。



◆二十四番(林田悧君) (拍手)〔登壇〕農林水産委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」の関係部分外十三件でございます。

 慎重に審査いたしました結果、第四号議案の関係部分につきましては、起立採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 また、その他の議案につきましては、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案に関して、長崎県二十一世紀農政ビジョンの策定手法及び本ビジョンと既存の農林業振興計画との関連についての質問に対し、本ビジョンは、本年七、八月ごろに県内七地域のブロック検討会を開催し、市町村や農林業団体、農業者代表、学識経験者など、約二十名で構成する策定委員会によって、本年十月ごろに原案を作成し、来年三月にはビジョンを公表する予定である。

 また、本ビジョンは、間もなく制定される予定の新たな農業基本法を踏まえて、今後、本県農林業が進むべき道筋を定めるものであり、既存の振興計画を大きく変更するものではないとの答弁がありました。

 さらに、このことに関連して、策定委員の選定に当たっては公募制を採用し、農林業関係者だけでなく、消費する側も含めることにより、県民全体の意見を広く取り上げるべきではないかとの質問に対し、ブロック検討会や策定委員会において、できるだけ幅広く県民全体の意見を吸い上げたい。また、新たな農業基本法案の骨子は、国土、環境保全などのグローバルな視点にも配慮したものとなっており、本ビジョンの策定に当たっては、消費者を含めた県民全体の視点にも配慮したものとなるようにしたいとの答弁がありました。

 次に、長崎国際マリン都市構想の推進に関して、水産庁西海区水産研究所の国際海洋総合研究ゾーンへの移転については、現在の同研究所施設が老朽化、狭隘化している状況から、早期実現のために、県としても用地の格安な提供等を検討すべきではないかとの質問に対し、水産庁の研究施設整備予算が少ないこと及び同研究所用地が県有地であり、用地売却による財源が見込めないことなどにより、同研究所の移転は、現在のところ厳しい状況にあるが、今後、移転計画が具体化した時点でどのような協力ができるか検討したいとの答弁がありました。

 次に、議案外の所管事務一般に関する主な論議事項について、御報告申し上げます。

 まず、農業改良普及センターの再編統合に関して、センター数を減らしても必ずしも大きな事務経費節減にはつながらない。農産物の自給率向上等の必要性もあることから、普及事業は、むしろ強化していくべきではないかとの質問に対し、本センターの再編統合については、新たな農業基本法制定にあわせて、国において普及事業の運営に関する指針の改訂の検討が進められており、これを見極めながら進めていく。また、普及事業の業務内容は、近年、高度化、専門化するなど、変化してきていることから、今後、あるべき普及センターの姿を検討していきたいとの答弁がありました。

 次に、新日韓漁業協定に関して、東海の一部海域における韓国漁船の流し刺網が認められていることに対して、本県漁連が反対の意向であることから、今後の対応についての質問に対し、韓国漁船の流し刺網は、日韓両国による相互主義に基づき、一定の条件をつけて認められたものであるが、本県漁連が反対しているのは、主として、日本海で認められなかったものが東海で認められたことが資源保護の観点から納得しがたいこと及び、現在、中国漁船の流し刺網が操業中であることから、今後の日中新漁業協定交渉に影響を与えるおそれがあるためであると考えられる。

 県としては、漁業者の意見を集約した上で、二年間に限定して認められている流し刺網を二年後に確実に禁止すること、決められた操業条件の厳守を徹底すべく、取り締まり体制を強化すること及び沿岸漁業等に影響が生じた場合には救済措置を実施することなどを国に要望していきたいとの答弁がありました。

 以上のほか、一、広域農道「雲仙グリーンロード」の改良について、一、ツシミジカ、イノシシによる農作物被害対策について、一、米の消費拡大について、一、中山間地域等に対する直接支払い制度の地域指定について、一、農作物に対するダイオキシン濃度の調査について、一、諫早湾水産振興策について、一、本県産ナシフグの流通について、など農林水産行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際は省略させていただきます。

 以上で、農林水産委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) 緊急動議ですか、三番。



◆三番(大川美津男君) 貴重な時間でございますが、目に余る部分がございますので、休憩をとって、議運などで御審議をお願いしたいと思いますが、そのことは、今、農林水産委員会の委員長林田 悧議員から委員長報告としてなされました。議場における委員長と議長、その辺は公人だと私は思っておりますが、この議場における尊厳を著しく私は欠いているというふうに思います。今まで、ほとんど、全員といっていいんでしょうか、委員長報告をするときには、やっぱり議長に対して、あるいは委員長としての尊厳をもちながら報告をしてきたところでありますが、どういう理由かは別にいたしまして、その辺はわかりませんけれども、議長に対する頭の下げ方ひとつないんです。私たちから見て、これはもう何かしらものすごくいやな思いがいたしております。これは私だけだったら謝りますけれども、こういう姿について一回議運を開いていただいて御協議いただきたい、そのことのために休憩をお願いいたしたいと思います。(発言する者あり)



○議長(村山一正君) 十九番。



◆十九番(川越孝洋君) ただいまの休憩動議に賛成いたします。



○議長(村山一正君) 三番議員から休憩の緊急動議が提出され、十九番議員から賛成が表明されました。

 ここでお諮りをいたします。

 三番議員から提出をされました休憩動議に賛成の議員の起立を求めます。

           〔賛成者起立〕



○議長(村山一正君) 起立少数。

 よって、三番議員から提出されました休憩動議は、否決されました。



○議長(村山一正君) 議事を継続いたします。

 この際、念のため申し上げます。

 第十七号議案「平成十一年度長崎県港湾整備事業会計予算」につきましては、本委員会と土木委員会に分割して付託いたしておりますので、土木委員長の報告終了後に、一括して審議することにいたします。

 お諮りいたします。

 各議案は、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案はそれぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、土木委員長の報告を求めます。

 平田委員長−二十三番。



◆二十三番(平田賢次郎君) (拍手)〔登壇〕土木委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」の関係部分外十七件でございます。

 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案において、高齢者向けコレクティブハウジングモデル事業の目的と将来の事業展開についての質問に対し、本事業は、高齢者が安心して生活できるよう団らん室や共用食堂等を備えた寮形式の共同居住型集合住宅を建設するものである。県営住宅としては九州で初めての取り組みであり、やすらぎと温かみに配慮した木造三階建ての整備を計画している。

 なお、本事業では、長崎市の県営本原団地内に十戸の整備を予定しているが、将来の事業展開については、今後の関係者からの要望等や本モデル事業の結果を参考にしながら、検討をしてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、海砂採取が周辺に与える影響の調査事業について、調査地の選定と調査目的についての質問に対し、調査地は、壱岐島の二カ所を予定している。理由としては、現在、県の中でも壱岐島周辺での海砂採取がよく行われていること、壱岐島の砂浜から砂が流出しているとの陳情があっていることなどを考慮して選定したものである。

 また、調査目的は、海砂採取が近隣の海岸線衰退や砂浜からの砂の流出の原因になっているのかどうかを調べるものであり、海砂の採取可能量を調査するものではないとの答弁がありました。

 なお、本調査については、自然環境や水産資源を守るためにも、県下全域にわたる調査が必要ではないかとの意見が出されました。

 次に、急傾斜地崩壊対策事業において、急傾斜地崩壊危険の区域指定から、実際に工事着手するまでの期間が長い事例があり、その理由についての質問に対し、着工の前提として、工事に関係する土地所有者からの無償提供が必要なこと、また、事業の実施に当たっては、関係住民全員の同意が必要なこととされているが、土地所有者の不明などにより、それらの同意等を得ることに難航し、着工までに期間を要することがある。

 さらに、事業の対象となる箇所数が多く、限られた予算内での事業執行という制約もあるが、住民の生命と財産を守るためにも、毎年、百カ所前後の区域で工事を行っており、今後ともできるだけ早い工事着手に努めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、議案外の所管事務一般に関する主な論議事項について、御報告申し上げます。

 まず、土木部として、予算計上や事業の執行に当たっての県内景気への配慮についての質問に対し、本県では、公共事業が各地域における基幹産業の一つとなっており、地域の景気を支えている。

 土木部としては、公共事業等の実施により、社会資本の充実を図り、環境整備を行うことを第一の目標としているが、各地域のインフラ整備を通して景気への配慮にも努めている。

 また、消費が低迷し、雇用情勢が悪化している現状にかんがみ、公共事業等の前倒し発注を可能な限り行うことにより、県内における雇用の場の創出に努めているとの答弁がありました。

 以上のほか、一、交通安全施設の整備要望とその状況について、一、大村湾南部流域下水道事業の計画及び計上予算について、一、長崎駅周辺連続立体交差事業にかかる調査及び今後の展開について、一、西九州自動車道及び佐世保駅に隣接する平面街路事業の推進について、一、公共事業評価監視委員会の審議について、一、電線類地中化整備事業と路面電車のセンターポール化事業の実施について、一、レイクシステム構想の現状と今後の整備計画について、など土木行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については省略させていただきます。

 以上で、土木委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) この際、念のため申し上げます。

 第十二号議案「平成十一年度長崎県庁用管理特別会計予算」につきましては、本委員会と総務委員会に分割して付託いたしておりますので、総務委員長の報告終了後に、一括して審議することにいたします。

 お諮りいたします。

 本委員会と農林水産委員会に分割して付託いたしておりました第十七号議案を含め、各議案は、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案はそれぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、総務委員長の報告を求めます。

 中山委員長−十五番。



◆十五番(中山功君) (拍手)〔登壇〕総務委員会の審査の結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」のうち関係部分外十四件、並びに継続審査となっております請願一件であります。

 慎重に審査いたしました結果、議案については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 次に、第四号請願『「周辺事態法案」に関する請願』については、国会での法案審議が緒についたばかりであり、今後その動向を見守る必要があることから、異議なく継続審査とすべきものと決定されました。

 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告申し上げます。

 まず、第四号議案に関して、平成十一年度当初予算における財源不足への対応についての質問に対し、交付税措置のある特例的な県債の発行と基金の取り崩しで対応するが、基金の取り崩しについては最小限におさえた上で補てんを行う。

 今後とも、有利な起債の確保等について国に要望するなど、適正な財政運営に努めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、同議案に関して、アーバン構想推進会議の進め方についての質問に対し、同会議は県民の意見を広く聞き、それを事業に反映させるために設置されたものであり、いただいた御意見を踏まえながら、議会においても十分御議論いただき、今後の進め方を考えていくとともに、本県に何が不足しているかという視点での調査研究も行ってまいりたいとの答弁がありました。

 また、政策創造会議の進め方についての質問に対し、同会議も同様の趣旨で設置されたものであり、同会議におけるこれまでの議論について十分分析し、世界経済、地域経済の動向も踏まえた上で、実現性の高い施策を打ち出せるよう検討してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、第二十号議案及び第三十五号議案に関し、外部監査制度導入の目的についての質問に対し、地方分権が進み、地方公共団体の一層の適正な行政運営が求められる中にあって、地方公共団体みずからのチェック機能をより強化する必要があることから導入されたもので、弁護士、公認会計士など外部の専門的知識を有する者が行う監査であり、現行の監査委員の監査とは別に行うものである。

 また、本制度に基づく監査と従来からの監査委員による監査が実施されることにより、相乗的な効果が期待されるとの答弁がありました。

 次に、議案外の所管事務一般に関する主な論議事項について、御報告申し上げます。

 まず、日蘭交流四〇〇周年記念事業の集客見込み及び経済波及効果についての質問に対し、総集客数は約二百四十二万人、経済波及効果は約二百七十二億円を見込んでおり、今後、本事業の輪を県下全域に広げ、より大きい経済波及効果を期待したいとの答弁がありました。

 次に、離島航空路線存続への対応策についての質問に対し、長崎県離島航空路線存続協議会において、エアーニッポン株式会社や長崎航空株式会社の詳細な情報提供を踏まえた上で、必要な対応策について種々協議を行ってきたところであるが、昨年十二月二十四日に、県、地元自治体、エアーニッポンなどで構成する作業グループを設置し、存続のための事業主体のあり方等について、より具体的な検討を鋭意進めており、県としても、一日も早く結論が出るよう全力を挙げて取り組んでまいりたいとの答弁がありました。

 次に、最近のけん銃発砲事件への対応についての質問に対し、去る二月十六日に長崎市内で、同月二十五日に佐世保市内でけん銃発砲事件が発生したが、いずれの事件も住民に身近な場所でけん銃が使用されたもので、多くの県民を不安と恐怖に陥れ、さらに暴力団同士の抗争なども懸念されることから、重大に受けとめており、警戒態勢をとりつつ、鋭意捜査を実施中であるとの答弁がありました。

 また、暴力団対策への取り組み状況についての質問に対し、暴力団の壊滅は県警の最重点課題として従来から組織を挙げて取り組んでいるところであるが、地域住民の安全と平和な生活を確保するために、暴力団の取り締まりとけん銃の摘発等を一層強化したいとの答弁がありました。

 なお、このことに関連して「暴力行為の排除に関する決議」を行うべきものと決定されましたが、この際、全会一致のもとに議会運営委員会から御提案いただくのが適当であることから、その旨を議会運営委員会委員長に申し出ておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上のほか、一、九州新幹線長崎ルートの整備について、一、地方拠点都市地域の整備について、一、新しい長期構想の策定について、一、物品調達の入札にかかる住民監査請求について、一、島原半島広域観光ルート形成事業について、一、行政改革の推進について、一、防災行政の推進について、一、市町村合併の推進について、一、斜面市街地の振興について、一、選挙にかかる事前運動の取り締まりについて、など総務行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際は省略させていただきます。

 以上で、総務委員会の報告といたします。

 議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)



○議長(村山一正君) ただいま報告がありましたとおり、第四号請願『「周辺事態法案」に関する請願』につきましては、議会閉会中の継続審査の要求がなされておりますので、そのとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、第四号請願は、議会閉会中の継続審査とすることに決定されました。

 これより、各委員会に分割して付託いたしておりました第四号議案「平成十一年度長崎県は一般会計予算」について、質疑討論に入ります。

 中田議員−三十四番。



◆三十四番(中田晋介君) (拍手)〔登壇〕第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」に反対の討論をいたします。

 本予算の財源不足は、六百五十二億円、県債残高は九千八百五十二億円で、過去最悪となり、県の借金が年間予算の十四カ月分、県民一人当たり六十四万円となりました。財政危機の進行を示す公債費負担比率、すなわち一般財源のうち借金払いに充てる割合が一九・五%に上り、ほぼ危険ラインの二〇%に達しています。一月二十二日付け読売新聞が発表した地方財政アンケートに対する金子知事の回答は、「第一問、あなたの自治体は財政危機ですか」という問いに対して、「財政危機です」と答え、「第二問、七年後の二〇〇五年までに財政危機脱出の見通しは」という問いには、「わからない」と答え、財政的な見通しのなさを示しています。そして「第三問の財政再建の切り札は」という問いには、「事務事業の見直し」という回答で、職員定数の削減など、一層の県民犠牲の行革推進が発表されました。これまでにも行革リストラによって県民の健康を守る砦である保健所が十三から八へ、五カ所も削減されました。水産県長崎を支える水産業改良普及所や高等技術専門校がそれぞれ三カ所つぶされ、今後、農業改良普及センター、労政事務所の削減や廃止が予定されております。こうした結果、県民の暮らしを直接支える生活福祉費、環境保健費、教育費を合わせた合計が予算総額に占める割合は三三%と低下し、史上最低クラスに少なくなっています。かつて久保県政のころ、一九七五年に、最高五三%を使い、暮らしの予算が半分を占めていたのが、今や三分の一しかないことを見れば、いかに県民の暮らしの分野がなおざりにされてきたか明白であります。財政危機を口実に、これらの予算の一層の削減することは、絶対に容認できません。

 一方、土木費、商工費をあわせて二七・五%と過去最高に増え、中でも公共事業費が九〇年代に入って毎年平均七百六十九億円の増額は、県債の増加分五百九十二億円を上回り、県民の暮らしの予算まで削り込む県財政危機の最大の要因になっています。今、県財政を再建するには、この野放しに膨れ上がった大型開発、公共事業を思い切って見直して削減し、財政再建と県民の暮らしのために回すことが何よりも必要になっております。田も畑も余っている減反の時代に強行されている諫早湾干拓推進費は、元利償還が始まり、今年ついに三十億円を突破いたしました。長崎港のアーバン・ルネッサンス開発にも、今年二十五億六千五百万円が投入され、進出企業への無利子貸付だけでも二十三億円に上っております。このうち五千万円をまわせば、二十四年連続の県立高校授業料を初め、大学、短大の教育費値上げを中止できます。四億円をまわせば、全国四十四位と低い本県の私学助成を全国平均並みに増額し、父母の要望にこたえることができます。五億円をまわせば、乳幼児医療費助成を就学前の六歳児まで拡大することができます。一進出企業への無利子貸付二十三億円をまわせば、県下の特別養護老人ホームに入れず待機している千九百人のお年寄りがみんな入れる施設ができ、だれもが安心できる介護保険制度がスタートできます。こうした県民の健康、福祉、教育を守る真の県民本位の県政への転換を求めて反対討論といたします。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(村山一正君) 北村議員−四十一番。



◆四十一番(北村誠吾君) (拍手)〔登壇〕私は、自由民主党・県民会議の北村誠吾でございます。

 会派を代表して、第四号議案「平成十一年度長崎県一般会計予算」について、賛成の立場で意見を申し述べ、議員の皆様方の御賛同を得たいと存じます。

 最近の我が国経済は、資産市場の低迷や不良債権問題の深刻化など、バブルの後遺症を抱える中、金融機関に対する信頼の低下、雇用不安などが重なって家計や企業のマインドが冷え込み、消費、設備投資、住宅投資といった最終需要が減少するなど、極めて厳しい状況にあります。

 一方で、国内の社会情勢は、世界に類を見ない急速な人口の高齢化や少子化への対応、地球温暖化、廃棄物処理などの環境問題への対策などなど、数々の課題が山積いたしておりますが、国民の英知を結集して、来るべき二十一世紀も持続的に繁栄する日本国の形を構築する必要があります。このため国は、昨年秋にとりまとめた緊急経済対策に盛り込まれた諸施策の実施や積極型と言われる国の平成十一年度当初予算の早期実施をもって三年連続のマイナス成長を回避し、はっきりとしたプラス成長へ転換する年となることを目指している。既に御案内のとおりであります。

 我がふるさと長崎県も国と同様に不況という厚い雲がどっかりと腰をおろしている状況ではなかろうかと思います。このような本県の状況を打破し、県民がこのふるさとでたくましく育ち、生き生きと仕事に取り組み、そして安らぎと潤いのある生活を送れるようなふるさとをしっかりと築き上げていくことこそ、今日の我々に課せられた大きな責務であります。

 さて、今回提案されている平成十一年度当初予算は、金子知事による本格的な年間予算として編成されたものであり、景気が停滞し、国、地方ともに厳しい財政事情の中で、財源の確保に苦労しながら、この長崎県に住む県民一人ひとりに夢と希望を与え得る施策、ゆとりや豊かさが実感できる施策をぜひ実現したいという知事の信念のもとに、「夢と希望あふれる二十一世紀の長崎県づくり」の実現に向けて積極的に取り組むこととして、編成されているものと認識しております。

 具体的には、「活力にあふれる長崎県づくり」として、本県の主要産業の一つである観光の復興を目指して観光客の誘致を図り、本県経済に活力を与えるための日蘭交流四〇〇周年記念事業などの経済活性化対策、また、「いたわりと温もりのある長崎県づくり」として、平成十二年四月からの介護保険制度の円滑な導入に向けて万全を期するための対策やごみ処理の広域化を促進するための環境保全対策、さらに「人づくり日本一の長崎県づくり」として、柔軟で多種多様な履修形態を有する長崎市内の単位制高校の開設準備経費など、限られた財源の中から重点的に予算の配分がなされております。私は、この予算が知事の誠実さと県政に取り組む意欲と実行力を反映し、今後の県勢浮揚と県民の暮らしの向上に大きく寄与するものと考え、賛意を表明する次第であります。

 なお、知事におかれましては、地方財政全体が厳しい冬の時代を迎えていることを十分に認識されていることとは思いますが、より一層徹底した適切な行財政運営に努められることを強くお願いするものであります。

 以上、第四号議案に対する賛成意見を申し述べ、議員各位の御賛同を賜りますようお願いをいたしまして、賛成の討論といたします。

 御清聴まことにありがとうございました。(拍手)



○議長(村山一正君) 質疑討論をとどめて採決いたします。

 本議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

           〔賛成者起立〕



○議長(村山一正君) 起立多数。

 よって、第四号議案は、原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 各委員会に分割して付託いたしておりました第四十六号議案並びに本委員会と関係委員会に分割して付託いたしておりました第十二号議案、第三十号議案及び第五十七号議案を含め、各議案については、質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、林 義博議員外十二名より、発議第百二号「長崎県議会委員会条例の一部を改正する条例」がお手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、直ちに議題といたします。

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  発議第百二号

    長崎県議会委員会条例の一部を改正する条例案を別紙のとおり提出する。

      平成十一年三月十二日

                       議員   林 義博

                       議員   森 信也

                       議員   加藤寛治

                       議員   谷川弥一

                       議員   末吉光徳

                       議員   北村誠吾

                       議員   川村 力

                       議員   奥村愼太郎

                       議員   川越 孝洋

                       議員   三好徳明

                       議員   萩原康雄

                       議員   大川美津男

                       議員   馬込 彰

   長崎県議会議長   村山一正様

                長崎県議会委員会条例の一部を改正する条例

 長崎県議会委員会条例(昭和三十八年長崎県条例第四十七号)の一部を次のように改正する。

 第二条第三号中「生活環境部」を「県民生活環境部」に改める。

  附則

 この条例は、平成十一年四月一日から施行する。

 (提案理由)

 部の設置に関する条例の一部改正に伴い、所要の改正を行おうとするものである。これが、この条例案を提出する理由である。

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○議長(村山一正君) お諮りいたします。

 ただいま上程いたしました発議第百二号につきましては、この際、提案理由の説明及び委員会付託、並びに質疑討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 発議第百二号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、発議第百二号は原案のとおり可決されました。

 次に、お手元に配付いたしております「動議件名一覧表」のとおり、委員会から政府あて、意見書提出の動議が提出されておりますので、一括して議題といたします。

 お諮りいたします。

 各動議につきましては、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 各動議は、可決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、動議は、それぞれ可決されました。

 次に、林 義博議員外十二名より「暴力行為の排除に関する決議案」がお手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、直ちに議題といたします。

 局長に文案を朗読いたさせます。

           [局長朗読]

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              動議

 暴力行為の排除に関する決議(案)を別紙のとおり提出する。

     平成十一年三月十二日

                       議員   林 義博

                       議員   森 信也

                       議員   加藤寛治

                       議員   谷川弥一

                       議員   末吉光徳

                       議員   北村誠吾

                       議員   川村 力

                       議員   奥村愼太郎

                       議員   川越孝洋

                       議員   三好徳明

                       議員   萩原康雄

                       議員   大川美津男

                       議員   馬込 彰

   長崎県議会議長   村山一正様

             暴力行為の排除に関する決議(案)

  今般、長崎・佐世保市内等において発生した短銃発砲事件は、多くの県民を不安と恐怖に陥れると同時に、観光立県である本県のイメージを著しく傷つけたものであり、その影響が懸念され、極めて憂慮すべき事態である。

 本県議会は、機会あるごとに暴力行為の排除、とりわけ暴力団の壊滅について強く訴えてきたところであり、今回このような短銃発砲事件の発生をみたことは誠に遺憾と言わざるを得ない。

 よって、本県議会は、県民各層の協力のもとに、いかなる暴力行為も許さない社会環境の醸成に努め、もって、県民が安心して生活できる社会の実現に努力することを改めて決意するものである。

 なお、警察当局においても、暴力団の壊滅とけん銃所持については一層厳しく対処して社会から追放し、安心して生活できる社会の実現に努めるよう望むものである。

 右、決議する。

     平成十一年三月十二日

                               長崎県議会

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○議長(村山一正君) お諮りいたします。

 本決議案は、直ちに採決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

 本決議案は、可決することに御異議ありませんか。

           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村山一正君) 御異議なしと認めます。

 よって、決議案は可決されました。

 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は終了いたしました。

 この際、知事より発言の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします−知事。



◎知事(金子原二郎君) 〔登壇〕一言、御報告申し上げます。

 この三月三十一日をもちまして、退任されます清浦副知事は、皆様御承知のとおり、昭和三十五年に入庁されて以来、包容力あふれるお人柄とその卓越した行政手腕をもちまして、三十九年という長きにわたりまして県政に携わり、その間、交通局長、総務部長、さらには教育長を経て、平成六年に副知事に就任されました。五年間にわたる副知事としての御活躍は、私が申し上げるまでもなく、皆様ひとしくお認めくださることと存じます。各種のプロジェクトの推進を初め、本県が抱えていた数多くの課題に対し、常に県民の立場に立って誠意と熱意を持って日夜邁進してこられました。この間の長崎県勢の発展は、清浦副知事のお力があったからこそ成し得られたと申しても過言ではございません。

 また、昨年三月に、高田知事からバトンタッチを受けた行政経験のない私をしっかりと支えていただきました。私が無事この一年を過ごすことができましたものも、ひとえに清浦副知事のおかげでございます。心から感謝の意を表する次第であります。

 今般、進んで後進に道を譲られる決意をなされ、私もそれをお受けいたしましたが、惜別の情、ひとしおであります。

 清浦副知事は、これまで培われた経験と知識を豊富に蓄えられております。御勇退後もこれらを生かしていただき、今後とも、我がふるさと長崎県勢の発展のためにお力添えをいただきたいと存じます。

 以上、御報告を申し上げまして、重ねて感謝の意を表する次第でございます。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(村山一正君) 次に、清浦副知事よりあいさつを受けることにいたします−清浦副知事。



◎副知事(清浦義廣君) 〔登壇〕このたびは村山県議会議長を初め、議員の皆様の御高配により、権威と伝統ある本会議場の本壇から、退任のごあいさつを申し上げる機会を賜り、まことに光栄に存じますとともに、心から感謝を申し上げる次第であります。

 私は、このたび一身上の都合により三月三十一日をもって長崎県副知事を退任させていただくことになりました。

 ただいま知事から身に余るお言葉を賜り大変恐縮いたしておりますとともに、感謝にたえません。ありがとうございました。

 顧みますと、昭和三十五年入庁以来、三十九年間の県庁生活でありましたが、それはまさに村山議長、並びに歴代の議長を初め、県議会議員の皆様、金子知事、高田前知事を初めとする数多くの先輩、同僚の温かい御指導と身に余る御支援、御協力に支えられての三十九年間でございました。その間、微力ながらも全力を尽くしたという自負とじくじたる思いも強いものがございます。携わり、手がけた数多くの仕事の中で、特に心に深く残っておりますのは、交通局の再建、競技力向上対策、教育長、副知事を通して取り組んだ雲仙・普賢岳災害対策、また新幹線建設促進、アーバン・ルネッサンス計画の推進、シーボルト大学設置でございます。特に、シーボルト大学設置については、新大学準備室の職員の昼夜を分かたぬ血のにじむような努力と金子知事の格別の御指導によりまして、全国に誇れる大学をつくることができ、開学にこぎつけたことは感慨深いものがございます。最後の仕事として成し得たこの喜びを携わってきた関係者職員と分かち合いたいと思っております。

 来し方のどの場面を思い出しても、そこにはすばらしい仲間がいた、多彩な出会いがあったと感謝せずにはいられません。すばらしい仲間、県職員としての誇りを持ち、常に、今ここでを大切にし、ふるさと長崎県のために全力を尽くそうとする使命感に燃える人たちでございました。まことに僥幸というよりほかございません。

 村山議長を初め、議員の皆様には、御懇篤な御指導と格別の御厚情をいただきまして、改めて厚く御礼申し上げます。

 今後とも、議員の皆様には、金子県政の推進に格別の御支援、御協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 県職員の皆様には、夢と希望あふれる長崎県づくりに情熱を傾け、金子知事のもと、一丸となって長崎県勢の浮揚、振興に全力を尽くしていただきたいと存じます。

 終わりに、長崎県の限りない発展を祈念いたしますとともに、皆様の御健勝、御活躍をお祈り申し上げまして、退任のごあいさつとさせていただきます。

 長い間、大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)



○議長(村山一正君) この際、知事よりごあいさつがあります−知事。



◎知事(金子原二郎君) 〔登壇〕閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 このたびの議会は、去る二月二十二日から本日までの十九日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じ、終始御熱心に御審議を賜り、心から感謝を申し上げます。

 提出いたしました案件につきましては、それぞれ適正な御決定を賜り厚く御礼を申し上げます。会期中に、皆様からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などについては、今後の県政に積極的に反映させてまいりたいと存じますので、引き続き皆様の御協力をお願い申し上げる次第であります。

 この際、会期中の動きについて、御報告申し上げます。

 去る三月四日、音響・映像機器や電子部品製造のトップメーカーであるソニーグループの「株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント」が本年四月に半導体を生産するための新会社を設立し、諫早市のソニー長崎株式会社隣接地に、約七百億円を投資して工場を建設することが発表されました。現下の厳しい経済状況の中で、最先端の半導体工場が県内に建設されますことは、大変喜ばしいことであり、今後とも、企業誘致を積極的に推進してまいりたいと存じます。

 介護保険制度の円滑な導入を図るため、介護保険事務の広域化に向けて協議を進めてまいりましたが、去る二月の末、県町村会におきまして、十三ブロックによる広域化が最終的に確認されました。これにより、本年十月からの要介護認定につきましては、単独で実施する二市とあわせまして、県下を十五区域に分けて実施することが決定いたしました。

 今後は、保険財政につきましても、可能な限り広域化を進めるなど、来年四月からの円滑な制度施行に向けて努力してまいりたいと存じます。

 さて、今議会は、任期最終の議会でありますが、議員の皆様におかれましては、今日まで県勢発展のために多大な御尽力を賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。

 特に、今議会限りで御勇退されると伺っております吉住重行議員、宮崎角治議員、石本順之助議員、広川 豊議員、吉永和男議員、倉洋一議員、松元義隆議員におかれましては、さぞかし感慨深いものがあろうかと拝察いたします。

 ここに重ねて感謝の意を表しますとともに、今後とも、御健勝にて御活躍をいただき、県政に対しまして一層の御支援、御指導を賜りますようにお願い申し上げます。

 来る四月の統一地方選挙におかれまして、御出馬の皆様におかれましては、これから何かと御多忙のことと存じますが、くれぐれも御自愛の上、御健闘いただき、そろってこの議場で再びお会いできますことを心から御期待を申し上げます。

 終わりに、報道関係機関の方々には、会期中、終始県議会の広報について御協力を賜り、ありがとうございました。この機会にお礼を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(村山一正君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 今議会は、任期最後の定例会でございましたが、ここに滞りなく閉会の運びとなりました。

 皆様方には長期間にわたり御精励を賜り厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 顧みますと、平成七年四月に、私たちが県民の負託を受けまして、県政に参画をして以来、はや四年の歳月が過ぎようとしていますが、まことに感慨深いものがございます。

 この間、任期半ばにして、森 治良議員が物故され、小林克敏議員が辞職されましたが、新たに二名の同僚議員をお迎えいたしまして、活発な議会活動を展開し、議決機関として、また行政の監視機関としての使命を果たし得たものと確信する次第でございます。

 この任期中、国内にあっては、戦後五十年の節目の年に、天皇皇后両陛下が二度にわたって本県に行幸啓を賜ったことを初めとして、被爆者援護法の施行、地方分権推進法の成立、国連軍縮長崎会議の開催、新幹線長崎ルートの着工決定、介護保険法の成立、金融ビッグバンのスタート、消費税五%の導入、対馬西海岸への重油漂着等々、一方、国際的にはユーロの誕生、百年来の香港の返還やアジア金融危機に象徴されるグローバル化した経済不況等々、西暦二年を目前にして、国内外の情勢は大きなうねりを感じます。

 県政におきましては、本県に多大の被害をもたらした雲仙・普賢岳噴火災害がようやく終息を迎え、「がまだす計画」等により、災いを転じて福となす島原半島の再生、復興が開始されたことを初めとして、長崎港ターミナルの完成、世界炎の博覧会の開催、長崎県福岡事務所の開設、対馬・万関橋の架け替え、国営諫早湾干拓事業の進展、県総合水産試験場の完成、県亜熱帯植物園「ビジターセンター」の落成、県営野球場「ビッグN」の完成、壱岐・原の辻遺跡の国史跡指定、県立長崎シーボルト大学の開学等々、県勢の飛躍的な発展を図るための数多くの諸施策が着々と推進されてまいったことはまことに御同慶にたえない次第でございます。

 また、昨年二月に実施された知事選挙におきましては、これまで四期十六年務められた高田知事にかわり、金子新知事が誕生されましたが、「夢と希望あふれる二十一世紀の長崎県づくり」に向けて、金子知事の積極的な県政運営を大いに期待する次第でございます。

 さて、県議選も目前に迫ってまいりましたが、皆様方にはそれぞれ全力を尽くされて、そろってこの本議場で再会できますことを祈念申し上げる次第でございます。

 また、今期限りで御勇退をなされる七名の議員各位、並びに清浦副知事におかれましては、在任中、県政の各方面にわたって数多くの業績を残されましたことに対しまして、深甚なる敬意を表する次第でございます。

 くれぐれも健康に御留意いただき、今後とも県勢発展のために、いろいろな分野で御尽力いただきますようお願い申し上げます。

 なお、知事初め、理事者各位、並びに報道機関の皆様には、任期中、私どもに対しまして、種々御配慮を賜りましたことを、この機会をおかりいたしまして、厚くお礼を申し上げます。

 最後に、私事で恐縮でございますが、一昨年の六月に就任以来今日まで、議長の重責を務めさせていただきましたことは、ひとえに皆様方の多大なる御支援、御協力のたまものでございまして、もとより浅学非才の身、衷心より感謝申し上げる次第でございます。

 以上、はなはだ簡単でございますが、閉会のごあいさつといたします。(拍手)

 これをもちまして、平成十一年第一回定例会を閉会いたします。

           −−午前十一時二十一分閉会−−

  議長    村山一正

  副議長   池原 泉

  署名議員  松田正民

  署名議員  田中廣太郎

  (速記者)

   主査  天雨千代子

       中川明子

       若田みどり

       川辺千恵美

       秋月美和子

       大木洋子

       岨 信子

       山道奈峰美

       川崎裕子