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平成11年  1月臨時会 厚生委員会 01月27日−01号




平成11年  1月臨時会 厚生委員会 − 01月27日−01号









平成11年  1月臨時会 厚生委員会



一、開催年月日時刻及び場所

  平成十一年一月二十七日

   自 午後一時五十二分

   至 午後三時三十分

   於 本館5−A会議室

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二、出席委員の氏名

  委員長      野本三雄君

  副委員長     橋本希俊君

  委員       吉住重行君

   〃       末吉光徳君

   〃       西津 覚君

   〃       松元義隆君

   〃       野口健司君

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三、欠席委員の氏名

  委員       広川 豊君

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四、委員外出席議員の氏名

           なし

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五、県側出席者の氏名

生活環境部長     田中敏寛君

次長         井ノ口敬次君

参事監

           真崎紀代子君

(女性行政担当)

県民生活課長

           ?本一浩君

(参事監)

文化推進室長     草野薫之君

同和対策室長     松田元生君

女性行政推進室長   小宮尚子君

交通安全対策課長   畔林一喜君

環境保全課長     堤 俊明君

環境衛生課長

           塚本昌弘君

(参事監)

廃棄物対策課長    中尾勝広君

自然保護課長     上杉哲郎君

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福祉保健部長     塩塚吉朗君

医療保健監      辻村信正君

理事(長寿

           伊藤恒男君

社会対策担当)

次長         宮原友喜君

参事監

(監査・福祉保健   木場田 賢君

連携担当)

総務企画課長

           白川利勝君

(参事監)

監査指導室長

           山口 力君

(参事監)

援護室長       奥川義孝君

福祉のまちづくり

           猪股寛治君

推進室長

指導課長       橋本雅男君

薬務行政室長     伊豫屋偉夫君

長寿政策課長     川田 洋君

介護保険準備室長   渥美輝夫君

児童家庭課長     松下宜敬君

障害福祉課長     松尾徹也君

保健予防課長     副島重孝君

原爆被爆者

           森 宏巳君

対策課長

県立病院課長     中村法道君

保険課長       高田 昂君

保険指導室長     金原正知君

国民年金課長     山戸佑司君

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六、付託事件の件名

 (1)議案

第一号議案

 平成十年度長崎県一般会計補正予算(第五号) 中

  第一表 歳入歳出予算補正 中

  (歳入)

   第八款 国庫支出金 中

    第二項 国庫補助金(関係分)

  (歳出)

   第三款 生活福祉費

   第四款 環境保健費

  第二表 繰越明許費補正(その一)(関係分)

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七、審査の経過次のとおり

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  −−午後一時五十二分 開会−−

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○野本委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。

 委員会に先立ちまして、広川委員から本日欠席する旨の届けが出ておりますので、御了承を願います。

 これより議事に入ります。

 まず、会議録署名委員を慣例により私から指名させていただきます。

 会議録署名委員は、野口委員、松元委員の御両人にお願いいたします。

 今回、本委員会に付託された案件は、第一号議案「平成十年度長崎県一般会計補正予算(第五号)」関係部分であります。

 次に、審査の方法についてでありますが、臨時会については、地方自治法第百二条の規定により、原則として付議された案件についてのみ審議することとされております。

 したがいまして、質問等は議案についてのみ行うことといたしますので、御了承願います。

 次に、各部の審査順序でございますが、まず生活環境部、次に福祉保健部の順に行いたいと思いますが、御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○野本委員長 御異議がないようですので、そのように進めることにいたします。

 それでは、生活環境部関係の審査を行います。

 生活環境部長の総括説明を求めます。



◎田中生活環境部長 生活環境部関係の議案について御説明いたします。

 今回、御審議をお願いいたしますものは、第一号議案「平成十年度長崎県一般会計補正予算(第五号)」のうち関係部分であります。

 今回の補正予算は、国において決定された「緊急経済対策」を実施するために、去る十二月十一日に成立した国の補正予算に適切に対処するため、必要な予算を追加しようとするものであります。

 歳入予算は、国庫支出金四千百五十万円の増、計四千百五十万円の増。

 歳出予算は、環境保全費一億六千七百九十一万四千円の増、計一億六千七百九十一万四千円の増となっております。

 次に、補正予算の内容について御説明いたします。

(合併処理浄化槽対策について)

 家庭から排出される生活雑排水から、河川、海の汚染を防止する合併処理浄化槽のなお一層の普及促進を図るため、市町村が行う合併処理浄化槽設置整備事業に助成する経費として、八千四百九十一万四千円を計上いたしました。

(自然公園の整備について)

 自然公園の利用の増進を図るため、西海国立公園の五島嵯峨ノ島において本年度当初から進めている歩道整備の最終区間を整備することとし、これに要する経費として八千三百万円を計上いたしました。

(繰越明許費について)

 繰越明許費については、国の緊急経済対策による予算の増により、事業の年度内完了が困難であることから、自然公園等施設整備費五千五百万円の繰越明許費を設定しようとするものであります。

 以上をもちまして、生活環境部関係の議案の説明を終わります。

 よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。



○野本委員長 ありがとうございました。

 以上で説明が終わりましたので、これより議案について質疑討論を行います。

 御意見、御質問ありませんか。



◆吉住委員 国庫支出金が四千百五十万円あるんですが、環境保全費全体で一億六千万円、約一億二千六百万円の差があるんですが、これはどこからの歳入の金でやるんでしょうか。



◎?本県民生活課長 今回の補正は、歳出が一億六千七百九十一万四千円でございますが、今御指摘がございました四千百五十万円が国庫でございまして、県債が四千百万円、残りが全部一般財源ということになります。

 正式に申し上げますと、一億六千七百九十一万四千円の一般財源は、廃棄物対策関係が八千四百九十一万四千円ございます。これが全部一般財源でございます。

 それから、四千百五十万円の国庫が入りましたのは自然保護課関係で、このうち一般財源が五十万円ございます。

 したがいまして、一般財源のトータルが八千四百九十一万四千円と五十万円、これが財源でございます。



◆吉住委員 自然公園の五千五百万円とありますが、自然公園は今度の補正分が幾らで、合計幾らでこういうふうな整備をやることになっているんですか。



◎上杉自然保護課長 自然公園の今回の三次補正対応分につきましては、ここに書いてございますように八千三百万円の予算で事業をしたいというふうに思っております。そのうち繰越明許費が五千五百万円という形でございます。

  (「今年度の総事業費は」と呼ぶ者あり)

 失礼いたしました。平成十年度、三次補正まで入れました自然公園等事業につきましては、国庫補助の対象になっている事業分ということで見ますと、十二億五千八百三十万円という金額になっておるところでございます。



◆吉住委員 五島嵯峨ノ島だけを十二億五千万円でやるんですか、ほかにもやるの。



◎上杉自然保護課長 ただいまの十二億五千八百三十万円につきましては、当初予算からすべて含めての数字でございまして、今回の補正でお願いしている分、これは国の三次補正に対応する分ということでお願いしている分でございます。



◆吉住委員 西海国立公園の五島嵯峨ノ島の分が全部でこれだけかと。



◎上杉自然保護課長 今回の八千三百万円につきましては、この嵯峨ノ島分についてということでございます。



◆吉住委員 十二億五千万円の差し引き分はどこにやるの。



◎上杉自然保護課長 残り分につきましては、雲仙地区の緑のダイヤモンド事業関係、それから西海国立公園のほか、玄海国定公園、壱岐対馬国定公園を含めまして全部で九地区で実施をすると。雲仙六地区、それから、そのほかの国立・国定公園九地区の十五地区を合わせた額が先ほどの十二億五千八百三十万円という数字でございます。



◆吉住委員 そうすると、五島嵯峨ノ島は補正予算だけでやることになったんですか。



◎上杉自然保護課長 嵯峨ノ島につきましては、当初予算にも今年度着手分ということで四千五百七十万円計上しておりまして、その残り分を補正で完了させたいということで補正予算をお願いしているところでございます。



◆末吉委員 今の自然公園の八千三百万円を今度の補正で緊急経済対策で組んだ分は、ちょっと言えば発注して前渡金だけ払うという状況になるわけですか。



◎上杉自然保護課長 設計と前渡金の分だけを今年度分で執行したい、残り分については繰越をしたいというふうに考えております。



◆末吉委員 合併処理浄化槽について八千四百九十一万四千円を計上してありますが、これは緊急経済対策だということで、なるだけ繰り越さないで年度内に使うということでいけるのではなかろうかなと思うわけですが、それは急いでしないといけないことでしょうけれども、どこの市町村に、どんな予定をしているか。議会を通ればすぐ使うような準備ができておると思うわけですが、それをちょっと聞かせてもらいたいと思います。



◎中尾廃棄物対策課長 今回お願いしておりますのは、県費で八千四百九十一万四千円が合併処理浄化槽の分でございますが、今回、市町村につきましては五市九町の市町村を充てております。

 五市九町の内訳でございますけれども、佐世保市、島原市、諫早市、平戸市、松浦市、多良見町、琴海町、東彼杵町、波佐見町、川棚町、国見町、小浜町、有家町、深江町の本土だけでございます。

 以上でございます。



◆末吉委員 これはこれであれですけれども、やはりこういうときに、もっとほかに申し込みがあったのか、もうこれ以上申し込みがないからというか、予定がないからあれか知らぬけれども、こういうふうなのは完成したら目的達成も一番いいし、緊急経済対策としても小さな仕事が地元の業者に発注できるというようなことで非常にいいことですので、ぜひ一日も早く使ってもらうようにそういうことをして、また、今後もこういうことがあれば予算を余計確保していただいて、有家町だけのことを考えても、僕もしたい、僕もしたいというような人がいっぱいおるような状況ですので、ひとつよろしくお願いします。



◆吉住委員 嵯峨ノ島というのは、人がどれくらい住んであるんでしょうか。



◎上杉自然保護課長 今、戸数で百戸程度あるというふうに聞いております。人口は数百人というふうに聞いております。



◆吉住委員 自然公園等の関係で道をつくっていますね。これはどれくらいの延長で、嵯峨ノ島の基幹道路となるのかどうか、その点を具体的に説明願いたい。



◎上杉自然保護課長 まず、今回お願いしております分につきましては、自然歩道ということで、どちらかというと公園の利用者が歩いて利用するような道をつくりたいということでございまして、住民の方の生活の基幹道路的な位置づけではない整備をしようと思っております。

 ちなみに、事業の量でございますけれども、今回お願いしておる分が延長で約二千二百五十メートル程度。それから、先ほど御説明いたしました当初分につきましては延長で六百五十メートルが予定している延長でございます。



◎上杉自然保護課長 当初分と合わせますと二千九百メートルということになります。



○野本委員長 休憩します。

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  −−午後二時八分 休憩−−

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  −−午後二時八分 再開−−

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○野本委員長 再開いたします。



◎上杉自然保護課長 今回お願いしております補正分につきまして、先ほどちょっと数字を間違いまして申しわけございません。全体延長二千二百五十メートル、当初分が六百五十メートルの延長ということになっております。



◆野口委員 何点か質問させていただきますが、まず、国の三次補正に対応した今回の補正予算であるわけですけれども、国の三次補正の総額は四兆円ということですけれども、まず、国の四兆円の補正の中で、特にこの内訳として生活環境部関連の国の補正予算というのはどれぐらいですか。国の景気対策が四兆円でしょう。その中に事業の各メニューがあるわけでしょう。その中で生活環境部に関連する部分が国の補正の四兆円のうちの幾らかという話です。



◎?本県民生活課長 今回、私どもの部に関係します予算が厚生省と環境庁でございます。第三次補正で厚生省の全体を先に申し上げますと六千八百二十九億円、このうち今回上げております合併処理浄化槽関係が全国で二十七億円、そのうち本県は今御審議願っている分でございます。

 それから、環境庁が百六十六億円、そのうち自然公園施設整備が四十七億円。そして、この中で本県が今御審議いただいている額がこの中に入ってまいります。

 以上でございます。



◆野口委員 景気対策の基本的な考え方ですから、財源の裏打ちが今もしくは将来にわたってどうなっていくのかという議論よりは、できるだけ景気を刺激させるためにも予算をできるだけ組んでやるというのが景気対策の一つの骨子であると思うんですね。その中で厚生省関係は六千八百二十九億円の中の合併処理浄化槽の分だけですね。

 私が単純に心配するのは、そういう景気対策の趣旨、本旨に基づいてとれる予算をとろうと思ったら、もっともっととれるのではないか。また、そういった国の景気対策のメニューにもそういったものもあるのではないかという気がしているんですけれども、その辺どうですか。



◎田中生活環境部長 ただいま議案として御審議をお願いしておりますものは、県の予算に計上した分でございますが、生活環境部関係の市町村の例えば水道事業とか、それから廃棄物処理施設とか、こういったものは国の補助金が市町村にストレートにいくことになっておりまして、市町村事業を合わせたところで申し上げますと、事業費ベースでは今回の三次補正で私どもに関係するところが先ほどから申し上げております合併処理浄化槽、あるいはごみ処理施設、それから自然保護関係、それから水道関係、こういったものを合わせますと約三十七億円程度の事業費が県下全体で実施をされるというふうに把握をいたしております。



◆野口委員 お答えの中で環境庁関係が百六十六億円、その中で自然公園の整備に四十七億円で、その中の八千三百万円を長崎県で今度補正予算を組んでおるということですけれども、そうしますと、環境庁関係の百六十六億円の自然公園整備分の四十七億円を引いた約百二十億円ぐらいというのは、環境庁は一体どういうものに景気対策として組んでいますか。



◎上杉自然保護課長 環境庁の三次補正予算、自然公園分以外ということでございますけれども、一つは総合環境学習ゾーンモデル事業ですとか、地球温暖化対策国際研究棟の整備といったような環境庁の直轄事業分が多く計上されているというように聞いております。そのほかダイオキシン類対策、低公害車の普及促進、東アジア酸性雨モニタリングネットワーク整備、自然を活用した水環境改善実証事業というふうな形の事業が計上されているというふうに聞いております。

 それから、自然公園部分につきましても、国の直轄事業分がございまして、長崎県関係では雲仙諏訪の池地区博物展示施設事業ということで、国の直轄事業費の三億二千五百万円が三次補正分に入っているところでございます。



◆野口委員 今の課長のお話を聞いておりますと、環境庁も景気対策という観点からそれぐらいの予算規模を取り込んでやっておると。しかし、自然公園等の事業を除くと、ほかの百億円を超える事業は、ほとんど直轄であり、例えば、今の課長の答弁の内容を聞いておりますと、とてもじゃないけれども、地方というようなことから考えれば、地方の景気対策に直接結びつくような事業のお話はされませんでしたので、環境庁が取り組んでおる三次補正における景気対策というのは、地方の我々から見ると、果たしてそれが地方の景気対策につながっているのかという思いがするんですが、どうですか。



◎上杉自然保護課長 環境庁の予算の中身そのものについて直接詳しいわけではございませんので、考え方等必ずしもそぐわないかもわかりませんけれども、それぞれの地域にいろんな施設をつくったり、機器類を整備するということで、その当該地域でそれぞれの経済的な活性化を図るのに資するであろうということであろうと思います。

 また、三次補正の中で環境分野が重点分野として位置づけられているということから、それなりの予算の確保がなされているものではないかというふうに考えております。



◆野口委員 今ちょっとお話しした中では、厚生省が六千八百億円を超えると、環境庁が全体で百六十六億円でしょう、これだけをとっても非常に少ないなという印象がある。しかも、今、環境庁の補正予算の事業メニューを聞いておりますと、モニタリング調査とか、ダイオキシンの測定機器、調査とか、そういうのがつらなっていて、結局は長崎県が何らかの形で、例えば環境保護行政と景気対策というものを含めあわせて、長崎県という一地方が環境庁のそういった考え方のもとに事業をやるということに関してはインパクトが非常に弱いなという気がします。環境庁の予算の話ですから課長に聞いてもなかなかあれなんでしょうけれども、わかりました、そういうことですね。

 次に、合併処理浄化槽についてお尋ねしますけれども、これは県内全体で考えますと大体何基ぐらい設置しなければいけないんですか、現在、補正予算で何基ぐらい設置が終わっているんですか、まずそれを教えてください。



◎中尾廃棄物対策課長 今年度、平成十年度で申しますと、当初予算でお願いしたのが約二千六百基でございます。それから、補正で百五十二基お願いしております。今回、補正で緊急経済対策を含めまして入れましたのが五百八十四基、合計しますと三千三百三十三基をトータル的には設置するということになると思います。

 以上です。



○野本委員長 休憩します。

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  −−午後二時十七分 休憩−−

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  −−午後二時十八分 再開−−

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○野本委員長 再開いたします。



◎中尾廃棄物対策課長 平成九年度末で集計ができておりますが、県下全部で四万一千五百六十カ所やっております。



○野本委員長 休憩します。

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  −−午後二時十九分 休憩−−

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  −−午後二時二十分 再開−−

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○野本委員長 再開いたします。



◆野口委員 さっきの末吉委員の御質問ではないんですけれども、県が持っているトータル的な合併処理浄化槽の設置目標というのはないわけですね、今のお話を聞くと。その都度、市町村から上がってきたものという発想になるんだろうけれども、市町村から上がってきたものに対しては、県としては予算は満額対応しますということでいいんですか。−−いいですね。そしたら今回の補正予算についてもそういう流れの中で、国から補正予算が出ます、要望ありませんかと各市町村に言ったところ、この要望がきたので、それを満額予算措置しましたということでいいですね、わかりました。

 最後に、自然公園の整備についてなんですけれども、これはどういうことで五島嵯峨ノ島を補正予算に計上したのかと、まずその問題。質問のポイントは、ほかのところも整備途中だったり、もしくは着工できるものだったら、さっき言ったように景気対策との絡みの中で幾らでもやればいいわけであって、そうではなくてセレクトしたのであったらセレクトした理由。



◎上杉自然保護課長 基本的には来年度分の前倒しの可能なものという中から、特にまた、事業の実施態勢等を考えまして可能なものということで、我々としてはこの嵯峨ノ島線は現実的にできるだろうということで補正でお願いしようということを考えたところでございます。



◆野口委員 もちろん、そうだからこそ予算計上してあるんだけれども、我々の感覚でいくと、今、課長がおっしゃったようなことが一つのラインとしてあるんだけれども、景気対策ですから、とれるものはとってきた方がいいということはさっき話しました。県内のほかのいろんな公園事業でも、とろうと思えばとれるものがあったんじゃないですかという質問をしているんです。今の課長の答弁はいわゆるセレクトということですよね。要するに、ほかの自然公園も例えば整備継続中ですよとか、今計画段階でやっていますよという中から、今の理由でいくと嵯峨ノ島をセレクトしたということなんですね。そうすると、ほかの自然公園の場合には、今回の補正に事業を上げられなかった、そういう理由というのが明確にあって、だからこそ、嵯峨ノ島の場合はセレクトしたということになるわけですよね。ほかの自然公園の場合には、今回の補正予算に計上できなかった理由があるんですか。



◎上杉自然保護課長 一つは、執行体制の問題がございまして、先ほど申し上げましたように、今年度、補助事業で十二億五千八百三十万円という中で、実際の執行体制と、それから事業の進捗から見て補正で対応できそうなところを中心に、我々としては総合的に考えてこれを補正対応でやりたいというふうに考えたところでございます。



◆野口委員 最後に、これだけはもう一回確認をさせていただきますけれども、ずっと補正予算の審議をするたびに、私は委員会で積極的に予算を持ってきてくださいよということを言ってきました。今回の三次補正分もそうなんだけれども、要するに、積極的にやれたのか、やれなかったのかということだと思うんだけれども、そこはどうですか、最後に部長に一言お願いします。



◎田中生活環境部長 今回の三次補正につきましては、先ほど来、三次補正の目的といった事柄につきましても私どもは十分念頭に置きながら、市町村とも十分連携をとりまして、そして最大限の事業といったものもできるだけ取り込んでいくと、やっていくという考え方のもとでやってまいりまして、先ほど申し上げましたように、市町村事業を含めまして全体的に申し上げますと、先ほどの三十七億円には国の直轄事業の三億二千五百万円は入っておりませんでしたが、そういう意味では約四十億円を超えるような事業実施を三次補正でやるということで取り組んできたということで、委員がおっしゃいますように、三次補正の趣旨を十分達成できるようにということでやってきたところでございますが、そういったことで御理解を賜りたいというふうに思うところでございます。



○野本委員長 議案についてほかにございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○野本委員長 ほかに御意見もないようですので、これをもって議案に対する質疑討論を終了し、採決いたします。

 第一号議案関係部分について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○野本委員長 御異議なしと認めます。

 よって、議案は原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以上で生活環境部関係の審査を終了いたします。

 しばらく休憩いたします。

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  −−午後二時二十六分 休憩−−

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  −−午後二時三十四分 再開−−

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○野本委員長 委員会を再開いたします。

 それでは、福祉保健部関係の審査を行います。

 福祉保健部長の総括説明を求めます。



◎塩塚福祉保健部長 福祉保健部関係の議案について御説明いたします。

 今回、ご審議をお願いいたしますものは、第一号議案「平成十年度長崎県一般会計補正予算(第五号)」のうち関係部分であります。

 今回の補正予算は、国において決定された「緊急経済対策」を実施するために、去る十二月十一日に成立した国の補正予算に適切に対処するため、必要な予算を追加しようとするものであります。

 歳入予算は、国庫支出金六億一千百三十九万七千円の増、合計六億一千百三十九万七千円の増。歳出予算は、老人福祉費五億九千四百九十三万二千円の増、児童福祉費三千五万四千円の増、生活保護費二千九百十八万四千円の増、医薬費二千三百八十三万二千円の増、合計六億七千八百万二千円の増となっております。

 補正予算の内容についてご説明いたします。

(救急病院・診療所等緊急改修事業について)

 地域の救急医療体制の確保・充実を図るため、第二次救急医療施設及び救急病院の改修のための施設整備に対し助成することとし、これに要する経費として一千九百二十七万四千円を計上いたしました。

(生活保護電算処理システムの整備について)

 介護保険実施に伴い創設される介護扶助に対応するため、生活保護電算処理システムの整備を行うこととし、これに要する経費として二千九百十八万四千円を計上いたしました。

(看護婦等養成所実習模型等教育資材整備事業について)

 医療の高度化・専門化に対応できる資質の高い看護職員の養成に資するため、県内の看護婦等養成所及び県立看護学校の実習模型、視聴覚機器などの教育資材を整備することとし、これに要する経費として四百五十五万八千円を計上いたしました。

(老人福祉施設の整備について)

 老人福祉施設につきましては、平成十一年度に予定しておりました特別養護老人ホーム一カ所、ケアハウス一カ所などの創設や特別養護老人ホームの大規模修繕などを本年度に前倒しすることとし、さらに、介護保険法の円滑な施行のための関連分野の整備として、要介護状態になることを予防するためや、高齢者の健康増進のために、市町村が公民館の改修等基盤整備を図るために要する経費として五億八千九百六十八万一千円を計上いたしました。

(介護保険施行準備について)

 介護保険制度の施行に伴い、指定事業者及び指定施設の管理・指導台帳を電算機器を用いて処理することとし、これに要する経費として五百二十五万一千円を計上いたしました。

(児童健全育成対策について)

 就労等により昼間保護者のいない家庭の小学校低学年児童に、適切な遊びや生活の場を提供し、健全な育成を図る放課後児童クラブにつきましては、学校の余裕教室を活用した三カ所の整備を行うこととし、これに要する経費として三百三万四千円を計上いたしました。

(児童福祉施設の整備について)

 児童福祉施設につきましては、保育所二十八カ所の増改築、大規模修繕、創設を行うこととし、これに要する経費として二千七百二万円を計上いたしました。

(繰越明許費について)

 繰越明許費については、国の緊急経済対策による予算の増により、事業の年度内完了が困難であることから、老人福祉施設整備費五億八千八百六十八万一千円、児童福祉施設整備費二千七百二万円、生活保護法施行費二千九百十八万四千円の繰越明許費を設定しようとするものであります。

 以上をもちまして、福祉保健部関係の議案の説明を終わります。

 よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。



○野本委員長 ありがとうございました。

 以上で説明が終わりましたので、これより議案について質疑討論を行います。

 御意見、御質問ありませんか。



◆吉住委員 最後からずっとお尋ねをしたいと思うんですが、老人福祉施設に五億八千万円もかける。児童福祉施設、あるいは生活保護法の施行費等については二千万円しか使ってないんですが、これは何か特別な仕事をやるんでしょうか。



◎塩塚福祉保健部長 これは国の緊急経済対策によりまして、県の事業としてできる分につきまして、現在持っているゴールドプランとか、そういうものに基づきまして予算を計上させていただいておりますので、今回は特に老人保健福祉施設等に金額を多く計上させていただいております。



◆吉住委員 例えばどういうものをつくるんですか。どこの福祉施設の何をやるんですか。



◎川田長寿政策課長 今回お願いをさせていただいております中の老人福祉施設の整備について御説明させていただきます。

 まず、そこに書いておりますように、一つは、平成十一年度に予定をしておりました特別養護老人ホームの一カ所、それからケアハウス一カ所、場所は特別養護老人ホームは大村市でございます、ケアハウスは島原市でございます。それから、痴呆性老人向けのグループホームという新しいものがございますけれども、それを佐世保市に一カ所でございます。その三カ所につきまして十一年度に新設を予定しておりましたけれども、今回、緊急経済対策ということでございますので、その一割だけを前倒しして早目にやれる分だけやろうというふうなことを計画させていただいております。

 それから、そのほかに大規模修繕、現在ございます特別養護老人ホームなどの改修事業とか、あるいはエレベーターがございませんところにエレベーターをつけますとか、あるいは冷暖房設備が古くなったものを取りかえますとか、そういうふうな関連事業を十一件ほどお願いをさせていただいております。

 改修と特別養護老人ホームの整備等を合わせまして一億一千四百六十八万一千円だけお願いをさせていただいております。施設関係につきましてはそういうような状況でございます。



◆吉住委員 よくわからなかったけれども、今回、一割相当分の予算を組んだということですが、五十億円もかかるんですか、一割で。



◎川田長寿政策課長 今申し上げましたのは、平成十一年度に一〇〇%予定しておったわけでございますけれども、今回、時間の関係で消化するのは到底無理でございますので、その一割程度は何とか今年度中にやれるだけやろうということで、国と協議いたしまして、何とか一割だけを前倒しで、例えば三億円かかりましたら三千万円分だけ今年度中にやってしまおうというふうなことでございます。その総額が一億一千四百六十八万一千円です。五億八千九百六十八万円のうちの一億一千四百六十八万円が老人福祉関係の施設整備に要する経費でございます。

 五億八千九百六十八万一千円から、今申し上げました特別養護老人ホーム等の施設整備費一億一千四百六十八万一千円を差し引きました残りが四億七千五百万円ございます。これにつきましては御説明の中に上げておりますけれども、介護保険の関連サービス基盤整備事業というのが今回国の方で初めてなされまして、財源が国の方で十分の十ということで定額が出されております。

 これはそこに書いておりますように、介護保険そのものの準備というのも大変でございますけれども、関連の分野につきまして、要介護状態になる以前の段階で予防しようというふうな活動も大変だということで、そんなことをするために、例えば公民館などを改修するとか、あるいは学校の余裕教室を改修するとかしまして、その中でお年寄りに日ごろいろんな活動をやっていただいて、いつまでもお元気でいていただこうということのために基盤整備をしなさいと、公共施設を改修したりする費用に使っていいですよというのを長崎県に四億七千五百万円いただく予定になっております。その分が特に入っておりまして、合わせまして五億八千九百六十八万一千円という形になっております。

 以上でございます。



◆吉住委員 私はわからなかったけれども、一億一千四百六十八万円分をことしはやりますと、その余分については来年に繰り越してやるんですか。(「来年度予算でやります」と呼ぶ者あり)それでは、今度予算を組む必要はないじゃないですか。



◎川田長寿政策課長 来年度に九割を組ませていただきます。今年度一割を組ませていただきます。



○野本委員長 休憩いたします。

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  −−午後二時四十五分 休憩−−

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  −−午後二時四十六分 再開−−

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○野本委員長 再開いたします。



◎川田長寿政策課長 もう一回説明させていただきます。

 総額五億八千九百六十八万一千円ございますけれども、二つに分かれておりまして、一つは特別養護老人ホーム関係の整備でございます。これにつきましては一億一千四百六十八万一千円でございます。もう一つが介護保険関連のサービス基盤整備事業でございまして、これが四億七千五百万円でございます。この四億七千五百万円の方は財源として国が十分の十でございます。

 それから、特別養護老人ホーム等につきまして先ほど一割と申し上げましたのは、平成十一年度に御審議をお願いしようと思っておりました分のうち、一割だけを先行して十年度に早く取りかかろうということで今回お願いをしていると、こういうことでございます。



◆吉住委員 老人福祉施設整備費に五億八千万円ということでしょう。児童福祉施設に二千七百万円、生活保護法施行費に二千九百万円、こう言われておるでしょう。これは全部繰り越すんですか。「繰越明許費については」と書いてあるんですが、繰り越さないものについては、一千四百六十万八千円を五億八千万円のうちからやりますよというように理解していいですか。



◎松下児童家庭課長 今、児童家庭課分のお話が出ました。これは部長説明の三ページの三百三万四千円、これは本年度中にやってしまいます。

 それから、児童福祉施設整備について二千七百二万円というのがございます。これは保育所の増改築、大規模改築分でございますが、これは全額繰り越しをさせていただきます。これが先ほどお話に出ました十分の一等に相当する分であります。

 以上です。



◎橋本指導課長 指導課関係の生活保護法の関係でございますが、生活保護法の一部改正が行われまして、介護保険対応ということで介護扶助という制度が創設されます。それに伴いまして現行の電算システムが介護扶助には対応できませんので、国の補助制度にのっとりまして二千九百十八万円で電算システムの整備をしようとするものでございます。この件につきましては実施要領等まだ明確でない部分がかなりございますので、国としましても予算自体が、繰越明許費ということで計上されておりますし、長崎県としましても繰越明許費ということで計上させていただきたいということでここに計上させていただいております。

 以上でございます。



◆吉住委員 看護婦養成所の実習模型等の整備事業に四百五十五万円あるんですが、これはどこをやるんですか。



◎橋本指導課長 実際の箇所でございますが、長崎市の医師会が持っている看護学校と、島原市の医師会が持っている看護学校、それに佐世保市にあります長崎県立の看護学校、この三校で計上させていただいております。

 内容といたしましては、長崎市の医師会の看護学校でございますが、これは万能型のモデル人形ということで、一体が七十万一千円いたします。これを三体。国の補助率が二分の一でございますので、その半分の百五万一千円。それから、島原高等看護学校、これも万能型モデル人形の七十万一千円を三体。それから視聴覚、主にテレビとビデオと、それから衛星放送の受信装置でございますが、島原市の場合はテレビが二十二万七千円、それにビデオが六万四千円、計二百三十九万三千円の二分の一、百十九万七千円。それに長崎県立の佐世保看護学校、これは万能型のモデル人形が二種類ございまして、七十万一千円を一体、それから四十三万三千円を二体、それに衛星放送の受信装置ですが、CSの受信セット七万三千円を三台、それからビデオの七万円を三台、二十一万円、それにBS内蔵テレビの十万五千円を三台、合計しまして二百三十一万円、これを国二分の一、県二分の一ということで整備しようとするものでございます。

 以上でございます。



○野本委員長 ほかにございませんか。



◆橋本副委員長 二ページの(介護保険施行準備について)のところで、指定事業者及び指定施設の管理・指導台帳を電算機器を用いて処理することと、これに予算が五百二十五万一千円ついておるわけですが、県のこういう管理といいますか、事業者の指定だとか、あるいは管理とか、あるいは指導台帳の整備だとか、要するに県の役割、市町村の役割がそれぞれあると思うんですけれども、その目指しているシステムがよくわかりません。そして、この台帳、いわゆる電算化することによって、例えばオンライン化されて、それを市町村、あるいは広域事務のそういう体制の中で、どこでも見れる、あるいは指導できると、そういうことを目指しておるんでしょうか、説明をお願いいたします。



◎渥美介護保険準備室長 この指定事業者の件でありますが、ことしの七月以降、ことしの十月から始まります認定の前までに、そういう介護保険事業をやる事業者を指定いたします。その指定する事業者の管理並びにサービスを提供する場合、ケアマネージャー等にそういう情報等を照会いたしまして、適切なケアプランができるような体制をするということで、これは県にそういう機器を置くと、県の事業範囲であるということであります。市町村は、それぞれ保険者として介護保険の円滑な導入を図ると、いわゆる保険給付等を行うというふうに役割分担をしております。



◆橋本副委員長 そうすると、これは恐らく厚生省なり、そういうところで一つのフォームというか、フォーマットがちゃんとあって、それに各県のものが入力されたソフトをつくると、こういうことになっているんでしょうか、お伺いします。



◎渥美介護保険準備室長 そのとおりでございます。いわゆる基本的に管理パッケージ並びに各県対応の仕様でできますようなカストマイズを行うということで予算計上させていただいております。



◆橋本副委員長 これは三次補正分ですが、全体でどれぐらいになる予定ですか。



◎渥美介護保険準備室長 総合管理システム全体といたしましては八百二十三万四千円、うち五百二十五万一千円を今年度に計上させていただいております。来年度の分につきましては、パソコンのハードウエア、パソコンプリンター等の整備であります。



◆野口委員 二ページの(老人福祉施設の整備について)のところですが、「介護保険法の円滑な施行のための関連分野の整備」となっておりますが、関連分野の整備という意味合いがよくわかりません。県としてはどういうことで関連分野の整備を、何をどう行ってきたのか、もしくは行おうとするのか、何が関連分野なのか、御説明ください。



◎川田長寿政策課長 介護保険関連のことですけれども、介護保険法の円滑な導入のためには、今いろいろ御説明しておりますように、介護保険の制度そのものの準備というのが大切でございますけれども、もう一つとしまして介護保険法の適用にならなくても、その前後の分といいますか、その辺をあわせた整備というのが非常に必要であるということでございまして、三つのことを想定しております。一つは、市町村が地域の実情に応じまして要介護状態になることを予防するということです。二つ目が、高齢者の健康増進になる事業をするということです。三つ目が、介護知識、介護方法の普及を図るということ。この三つのことを周知徹底する必要があるというふうなとらえ方を全国的にされておられまして、これらに対する対策を介護保険の関連サービスと、今回の事業に関してはそういうふうな決め方をしております。

 そのためにどんなことをするのかということですけれども、要介護状態になることを予防するための事業といたしましては、高齢者が屋内スポーツをやったり、あるいは生きがい活動をやったりするような、そういうふうな場をつくろうではないかという事業がございます。介護予防のためのデイサービス事業の場をつくろうというものです。二つ目は、健康増進活動を行うための場所をつくる必要があるということでございます。三つ目に、介護機器等の設備を備えた介護技術の普及を図るような場所を身近なところにつくっていこうではないかと、こういうふうなねらいのもとに今後整備していこうということでございます。

 以上でございます。



◆野口委員 わかりました。そうしますと、例えば要介護の状態にならないように健康の増進を図るわけでしょう。スポーツ施設とかデイサービスですか、県内に何カ所つくるんですか、そこを言ったわけです。私は今まで介護保険絡みの関連施設を長崎県としてはこういう目標でこう整備していきますなんてことは一遍たりとも聞いたことない。これは国が十分の十出してきましたから、それを使おうという腹ですか。県は全体枠をどうとらえて、どう計画しているんですか、そこを聞いているんですよ。



◎川田長寿政策課長 今回は、確かに国の方から一つの政策が出されまして、全体事業費が四億七千五百万円でございまして、事業主体を市町村に置くという形になっております。

 それで、正式には今回議決をいただきましたら、市町村と協議をして正式にいろいろ話し合っていきたいと思っておりますけれども、既に会議等がございましたので情報としては流しながら、アイデアだけは考えていただくようにしておるんですけれども、全体で四億七千五百万円ぐらいの予算でございます。そうすると、単純に割りますと一市町村当たり約六百万円程度ということでございます。

 主に考えているのが、現在ございます公民館を改修して、元気なお年寄りがデイサービスセンターでやっているようなことではなくても、そこに意義ある活動をやれるような場をつくりましょうということのために、既存施設を活用してやるということが主になっております。余裕教室を開放するとか、そういうことでございます。



◆野口委員 それはわかるんです。介護保険の議論をやってきて、介護保険の関連分野の整備なんていう話は初めて聞くわけですよ。市町村が実施主体で鋭意取り組んでいるということですけれども、県の立場としてあるわけでしょう、不均衡にならないようにやるとかなんとか、広域でやるということになってくる。そうすると、関連分野だって施設整備に絡むわけだから、県として市町村から事情をよく聞いて、ある程度プランというものを持っていないと、そのときそのとき国から来た金を市町村にばらまけばいいという話ではないと思うんだけれども、どうでしょうか。

 それと、その中で公民館の改修と、公民館をそういった形で使おうという話、これはもう皆さん御承知のとおり、私は二年間にわたって公民館のバリアフリー化について県としてもまちづくり条例の絡みからやれやれという話ですね。この公民館の改修というのは何カ所、どのようにやられるんですか。ただ、市町村にやっておいて、後はどこでもやってくれという話なんですか。



◎川田長寿政策課長 個々につきましては、市町村の方からすべて聞きたいと思っております。中身を一つ一つ協議しまして国に上げていくというような形になろうと思います。金額についても今言いましたように六百万円程度の平均にはなりますけれども、複数申請も可となっておりますので、その辺は中身により当然いろいろな形態が出てくると思います。



◆野口委員 だから、例えば大村市だけでも公民館は百二十八カ所あるんですよ。いいですか、公民館とは何ぞやという議論は、実は例の公民館のバリアフリーの議論でやったんですね。今、福祉のまちづくり対策ということで頑張って部長も前向きにやっていただいておるけれども、私はわからないんだけれども、公民館が百二十八あって、どれくらいの予算で、どういう改修をやって、どの地域の人たちに集まってもらって、何をやるんですか。何か厚生省から来たものをそのまま議論というか、プランというか、計画なしにやっているだけにしか聞こえないんだけど、それは市町村に任せるという話ですか、公民館はどこにあるんですか。公民館とは何ぞやという議論のときに、私は不特定多数の人が集まるという議論をやりましたが、そのときの県の考え方は、公民館というのは特定多数しか集まらないという議論から始まったんですよ、例のバリアフリー化の議論は。

 そんなことから考えると、市町村でこれをやって、どれだけ関連施設となり得るんですか、公民館の方は、そこら辺の県の考えはどうですか。



○野本委員長 休憩します。

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  −−午後三時三分 休憩−−

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  −−午後三時五分 再開−−

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○野本委員長 委員会を再開します。



◆野口委員 私がもう一つこれで言いたいことは、結局、今の質疑を交わしても、厚生省の考えていることがよくわからない。私に言わせれば、わからないところもある、全部わからないということじゃない。では、公民館の改修等が介護保険を施行するに当たって何らかの重要な役割があるとすれば、県が一般財源を構えて厚生省の政策にブッキングしてダブルでやったっていいんじゃないですか、予算とすれば。そういう考え方はできませんか。

 だから、何か議論として非常にわかりにくくなっている。公民館の施設整備を介護保険の中でこう位置づけますと、全体規模をこう考えておって、国がこうやりますと来た、長崎県ではなるほどだと。各市町村はどんどん介護保険をやらにゃいかん。とにかく一般財源をぼんと入れ込んで国がやれと言った二倍、三倍で長崎県はやりましょう、それまた景気対策ですよという話にしてもいいわけです。私が例の公民館のバリアフリー化を言ってきたのは、そういう趣旨もあってずっと言ってきた、県がやってくださいと言ってきた。

 それは別段四月からのものでちゃんとやっていただけると私は確信しておるわけだけれども、そうなってくると、そういう議論も含めて、関連分野の整備というものを県としても大方のところを考えておく必要があるんじゃないですか。今回の補正予算を見ました、国庫支出金が六億円ちょっとでしょう、歳出が六億七千万円でしょう。一言言えるのは、一般財源をほとんど活用していないと言っていいのかどうかわからんけれども、感覚で物を言って申しわけないけれども、例えば、前段議論した生活環境部は八千四百九十一万円の一般財源を活用しております。福祉政策は、いわゆる保険制度とか国庫支出金とかいろんな裏づけがあってということはよくわかるんだけれども、例えば、もっと思い切って一般財源なんかを使って今みたいな話でどんと組み立てられませんか。そういう気がするんですが、どうですか。



◎川田長寿政策課長 今、野口委員がおっしゃったことはもっともな点もございますけれども、私どもも来年度の当初予算に向けましても、県でやれる仕事の中でいろんなソフト事業等々ございますので、県として全体的な市町村を応援するような予算については十分配慮していきたいとは思っております。

 以上でございます。



◆野口委員 この議論はこのくらいでとどめたいと思いますけれども、そういう考え方でしてくださいよ。私はこれを見てびっくりしましたよ。だって、関連分野の整備なんていうのは、当然、介護保険と同時進行して、ある程度の大枠があって、計画があって、プランを持ってやるべきですよ。今さら六百万円ぐらいの予算をばらまいて一つの公民館なり施設を改修しなさいというのは、本当にこれは景気対策だね、政策経費じゃないね。これが政策だったら、もっと政策らしくまとめにゃいかんですよ、私はそう思いますよ。

 だから、今後、介護保険でこれをやる、そうすると、ある意味、市町村はまたこれで一つ期待するわけでしょう。その中で県として全体を見渡してどうやれるか、国なんか当てにせんでも一般財源をどんと突っ込んで県でやれるようなことはないのか、その辺も含めて関連分野の整備ということについては、県としても一定の方向できちっと議論をしていただけばいいのではないかと私は思います。要望しておきます。

 それと、児童健全育成対策で、これは三カ所となっておりますけれども、こういうものは何のプランに基づいてやっていらっしゃるのか。その中でどうして今回三カ所なのか、その辺をまずお尋ねします。



◎松下児童家庭課長 児童健全育成対策でございます。これは小学校の余裕教室を利用して児童クラブの活用に提供しようというものであります。三カ所といいますのは、愛野町と佐々町の二カ所が上がっております。これはエンゼルプランの中でも児童クラブの拡大を述べておりまして、平成十三年度までに百五十二カ所をやっていこうということでやっておりますので、その中の一連の事業でございます。



◆野口委員 それはよくわかるんですけれども、さっきの老人福祉施設については、十一年度に予定しておったものを今回の補正で前倒ししましたと、こういう説明だったんですね。そうすると、課長、私が聞きたいのは、要するに、こういった余裕教室の活用については、例えば平成十一年度に何カ所やっておりましたと、一つの大きな流れのプランがあって、その中で十一年度にこうやろうとしておりました、それを景気対策が出ましたから三カ所前倒ししましたということかと聞いているんですよ。



◎松下児童家庭課長 児童クラブにつきましては、施設整備という形での年度別整備ということは考えておりませんで、全体で百五十二カ所の児童クラブをつくっていこうという形の計画を持っておるわけであります。その中で児童クラブの環境整備といった形でそれぞれの市町村から要望があった段階いて施設整備を行っていこうということで考えております。



◆野口委員 そうすると、市町村から要望があった分については、県としては満額予算をつけていくと、景気対策が出たら出たで、それは早目、早目に措置していきますということで承っていいですか。



◎松下児童家庭課長 今回の場合は緊急経済対策第三次補正ということで、子育て支援のための拠点整備事業の中の一つとして出ておりまして、国の方では単年度限りというふうな考え方をとっております。今回はその制度に乗せていただいたということであります。次回の場合はその都度考えてまいりたいというふうに思っております。



◆野口委員 最後に、県立病院課ですが、私は不勉強ではっきりしたことはわからないんですが、県立病院課が今絡んでいる大きな仕事と言えば島原の温泉病院の建てかえの問題、それと福江の五島中央病院の建てかえの件、大きく分ければこの二つぐらいだと思います。

 そこで、こういうものは景気対策には絡められなかったの、それとも絡める必要がなかったんですか。



◎中村県立病院課長 島原温泉病院にいたしましても、あるいは五島中央病院にいたしましても、やはり新病院のために相当規模の投資が必要になってまいります。そのためには具体的な部門配置、これは病院でございますので相当難しゅうございます。実際に工事の施工にかかる前に基本設計に相当時間がかかりまして、当初のスケジュールを前倒しでやるということは現実的に難しゅうございます。しかも、これについては基本的に起債を財源にする事業でございまして、国費等についてはございません。そういう要素で所定のスケジュールどおり進めさせていただいているということでございます。



◆野口委員 そうしますと、あと県立病院が幾つかありますね、多良見の成人病センターとか、大村の県立病院がありますけれども、例えば、機材の購入関係等、病院の先生方からすると、常に最新式の機械を入れて患者さんのニーズにどんどんこたえていきたいという趣旨で、基本的にそういった設備関係の要望というのが非常に多くあると思うんだけれども、自治体病院ということになりますと当然収支のバランスということを非常に気にされるところで、赤字が出ないようにという議論になるんだろうけれども、景気対策という趣旨も絡めて、そういった県立病院関係の設備、備品の購入等々について今回の補正予算で議論にならなかったのか、それとも厚生省なりがそういった景気対策のメニューを用意できなかったのか、その辺をちょっと教えてください。



◎中村県立病院課長 基本的に今回の景気対策というのは、いわゆる単独事業の分をどう取り組むかということだろうと思います。確かに、病院について現場サイドの意向としてはできるだけ一刻も早く欲しいよというお話があるのは事実でございます。ただ、この間、やはり病院の経営等を前提にしながら、優先順位の高いものから計画的に購入を進めていこうという前提で毎年度の当初予算を原則として、総枠の問題もございまして、予算計上をさせていただいているところでございます。それだけ前倒しで整備をするということになれば、即増収につながって、その年度の経営収支もできますよということであればよろしいんでございますが、なかなかに即増収につながらない。収支については計画をもって取り組ませていただいているという状況でございまして、なかなかに難しい環境にあるという事情にございます。



◆野口委員 課長の答弁の趣旨もよくわかるわけですけれども、例えば、備品の購入、いろんな医療設備の購入というのは病院会計でやるわけですね。それも年度当初に当初予算を組んで必要なものから順に整備していますということなんですね。今回の予算というのは、これはもう景気対策予算なんですね。そうすると、景気ということを考えるのであれば、十一年度揃えたい備品というものを前倒して購入すると、そのかわりそこには景気対策という趣旨が非常に色濃いから病院事業会計の中に購入費の例えば半分ぐらい、県の一般財源の方から景気対策という意味合いで病院会計に繰り入れしてもらって、そこに病院会計と一緒にして前倒してやろうとか、私が聞きたいのはそういうところなんです。そういうことを考えられなかったんですかと聞いているんです。



◎中村県立病院課長 確かに、私どもの立場としては検討したのは事実でございます。ただ、冒頭から申し上げておりますように、いろんな施設整備について繰入金を前提にして経営を成り立たせているという実情がございます。そういった中で、御承知のとおり、第三次の経営健全化計画という大きな計画の枠組みの中で繰入金の総額等についても調整の結果、計画的に進めるという前提がございまして、実は、私どもの方から特段の予算要求をさせていただくということはいたしませんでした。心情的には私どもまさにそういうことも考えたんでございますが、それ以上にやっぱり経営環境が厳しいなということで判断をさせていただいたところでございます。



◆野口委員 課長ね、僕らはその辺を期待したいという思いがあるわけです。病院事業会計の中に一般会計から繰り入れて、その中で頑張って頑張って経営されておる、いろんなことをずっとやるという話でしょう。私は応援団として言っているんですよ。十一年度に備品購入しなきゃいかんと計画している。しかし、それは患者さんにとっても病院側にとっても早く購入した方がいいということは間違いないと。来年買おうが、ことし買おうが、買う予算は変わらないんですよ。景気対策ということで突っ込んでいけば、これも景気対策じゃないですかと、備品購入費の半分だけは、済みませんけれども、一般会計から景気対策枠ということで病院事業会計に繰り入れてくださいよと、その中で前倒して備品とか設備投資をしていきますよという議論の末に、例えばそういう流れで県立病院課が補正予算をどんと組んでいれば、僕らは、ほう、これは県立病院課も頑張ったな、課としてもこの補正予算は頑張って対応してきたなということになるんですよ。

 さっきから議論していますけれども、公民館もそうです、要は、一般会計はどうですかという話なんです。これはしようがありませんけれども、我々はそういうところをやっぱり見ながら、少しでも景気浮揚策というものにつながり、かつ皆さん方のそれぞれのセクション、各課がそういった機会に自分たちのテリトリーの中で少しでもいろんなものを進めていくということになれば、これは一番いいわけですよね。その辺も私の感想として今回は述べさせていただいて、質問を終わります。



◆末吉委員 繰越明許費の件で、緊急経済対策で予算を組んで、予算を上げるときから繰り越しだというのは、やはり納得するだけの説明をもう少し具体的にしてもらわないと、また三月にも議会があるわけだから、そのときに、一カ月でも努力をしたけれども、これは消化し切らぬから認めてくれというのであればわかるわけですが、予算を上げるときに、これはもう三月までに使い切れませんからこういうような理由でということであれば、もう少しぴしゃっとこの理由を説明してもらいたいなと思うことと、老人福祉施設のこれは百万円だけは使うという意味でしょうか、この百万円はどうなっておるのかなということと二つ、お聞きしたいと思います。



◎川田長寿政策課長 繰り越しの関係について御説明いたします。

 まず、百万円の方でございますけれども、これにつきましては事務費の分でございます。これについては当然年度内にいろんな作業をいたしますし、当然執行すべき経費でございますので、引かせていただいております。

 それから、先ほどの介護保険関係の関連サービス基盤整備事業が今回追加の中で急に出てまいりました。今、国等とスケジュールについていろいろ話し合いを進めておるんですけれども、この審議等が終わりましたら市町村に県から照会を出します。それから、市町村の方からいろんな要請、要求などを出していただきまして、それを取りまとめますのが、国の方がまだ正式に決まっておりませんけれども、提出期限が二月中旬ぐらいだというふうに伺っております。それから国の方が県のヒアリングを始めるということでございまして、内示を今年度中にはしたいという形でスケジュールがこの補助事業について決まってきております。それで内示をいつもらえるのか、二月の中旬以降にヒアリングということでございますので三月に入るのではなかろうかと、三月に入って内示をいただいて、それから市町村の方でやり出しても時間的にちょっと、確信を持ってやれなかったものですから、一応限度を設定していただいて、もちろんできる分については全力を挙げて年度内執行をやりたいと思っております。

 以上でございます。



◆末吉委員 緊急に臨時議会まで開いてやるわけですから、それをせんなら定例の議会でいいわけですよ。そういうことで予算をお願いするときには、もうとにかくやれるだけ頑張って、もう一回議会があるわけだから、次のときにちゃんとこれだけ繰り越させてもらいますというのが本当ではないかというようなことを聞いておるわけです。もうやる前から、こういうふうな状況でやれませんということではなくて、急いでおるわけだから、とにかく急いで景気対策をするためにということで臨時議会を開いておるわけですから、そしたら三月いっぱいまだ時間はあるのに、こういう一円も使わぬようにするんじゃなくて、もう一回そういうチャンスがあるから、それはそういう努力をしてみて、あと一カ月後の議会のときに、どうしてもこれだけは使えませんというぐらい張り切ってやってもらわぬと、せっかくの対策がならぬ。一日、二日というけど、私たちも選挙があるだろうか、なかだろうかと、まだ二カ月あれば、だれか新人が出はしないだろうかと、それでも上がるというような、一カ月という期間はそんなに長い期間です。

 そういうことで、何か簡単に、通しとけ、させられるならしておけ、もうし切らないから繰り越してもらおうということで同じ議会に出すというのは、でも、しておるから賛成ですけれども、今言われるように、繰越明許費としておったけれども、これだけはもう使いましたと言えるぐらい、やはり頑張ってもらいたいなということを言いたいわけです。



◆橋本副委員長 野口委員の質問にも関連すると思いますが、介護保険関連サービス基盤整備事業費の四億七千五百万円について、今の説明をずっと聞きながらちょっと心配な面があるわけですが、まず聞きたいのは、この予算は、いわゆる積み上げてこういう額になったというものではないと私は思うんですけれども、この金額の根拠を示していただければと思います。



◎川田長寿政策課長 これにつきましては国の方で全国枠として三百億円が計上されております。三百億円ありまして、私どもとしても幾らぐらい来るかさっぱりわからなかったものですから、その辺で国の方とも情報交換いたしまして、長崎県には約四億七千五百万円という話が参っておる。したがって、逆算して割ってみると一市町村大体六百万円かなと、そうすると全国から見ますと配分が少し多いかなと、そういうふうなことでございまして、詳細な根拠というのは特にいただいておりません。

 以上です。



◆橋本副委員長 そこで、今スケジュールの話がありましたけれども、これをもらう市町村側のスケジュールを考えますと、少なくとも三月末までに内示が出るか出らんか。出るにしても、多分その間に各市町村に対してこういう予算が計上されることになるので、皆さんそれぞれ計画を立てなさいよという緊急な話に多分なるでしょう。そうすると、内示が出なければ予算は立てられないわけですから、したがって、三月議会には各市町村とも上げることは難しい。だから来年度ということになるかなと思いますが、その辺、市町村の側に立ったときのこれに対する対応はどういうふうに考えたらいいんですか。



◎川田長寿政策課長 私どもも十二月に入りましてある程度の時期で聞いたものですから、このままでは市町村も大変だなと思いまして、実は関係課長会議を招集いたしまして、これは正式に決まっていないので正式な照会等々まだ出せないけれども、こういう話があるのでいろいろ考えておってくださいということで、当時まだ補助金要綱も何も決まっておりませんでしたけれども、わかっている範囲内はすべてお話ししまして、ともかく金額はこのくらいだろうと、その当時、四億円ぐらいだったので、それで皆さんにいろんなアイデアを考えておってくださいと、それは需要はたくさんあると思うから、その中で自分のところにぜひ欲しいようなものを上げて年度内執行をやっていただくようにと、その準備だけは進めておってくれということは会議の中で申し上げております。



◆橋本副委員長 そういう根回しということが行われておれば、多少先行した形での計画が立てられると思うんですけれども、往々にして、例えばさっきおっしゃった、ここにも公民館とか書いておられるわけですが、時間がない、経済対策だから急げということになると、効果はしかしどうかと、効果はこっちに置いて経済対策だけ先行して、何のことはない公民館に、これは例になるかどうかわかりませんが、いわゆるマッサージ機が入っておったと、それは老人の人たちのためかもしれぬけれども、多目的な施設ですから、実際はいろんな人が来て使用する、その程度で終わってしまう可能性があるわけで、もう少し介護保険のための施設整備であるぞということがきちっと、本当にそのための施設だということが徹底したものでないと、何のためのこの予算かということになりかねない。私はその辺をちょっと懸念するわけですが、例えば市町村に対してどういうふうに今まで話をされておるか、あるいは今後どうしようとされておるか、ちょっとお尋ねします。



◎川田長寿政策課長 あくまでも市町村に対しましては、今回の介護保険の関連というのは、さっき野口委員からもお話がございましたけれども、大切なことであるということで常日ごろから介護保険だけじゃなくてその周辺、横出しとか上乗せの問題を含めましていろんな問題もお話ししてきておりますので、その中の一つとして受けとめていただくようにということを申し上げております。その中の一環として、これが最初で、後、あるかないかわかりませんけれども、取りあえず大切に、これはそういうことを周知徹底していただくようにということをお願いしております。



◆橋本副委員長 そういうことでぜひ市町村に対して目的というものをきちっと、要するに刹那的に予算を使うためにやるようなやり方が絶対ないようにぜひお願いしたいということを要望しておきます。



○野本委員長 ほかに議案について何かありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○野本委員長 ほかに御意見もないようですので、これをもって議案に対する質疑討論を終了し、採決をいたします。

 第一号議案関係部分について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○野本委員長 御異議なしと認めます。

 よって、議案は原案のとおり可決すべきものと決定されました。

 以上で福祉保健部関係の審査を終了いたします。

 これをもちまして厚生委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。

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  −−午後三時三十分 閉会−−

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