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佐賀県 小城市

平成27年第2回定例会(第5日)  本文




2015年06月15日:平成27年第2回定例会(第5日)  本文

                午前9時28分 開議
◯議長(中島正之君)
 おはようございます。ただいまの出席議員は22名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、開会日に皆さんに配付しておりますので、御了承をいただきたいと思います。
 また、暑い方は上着をとられて結構でございますので、よろしくお願いを申し上げます。


      日程第1 一般質問
◯議長(中島正之君)
 日程第1.一般質問を先週に引き続き行います。
 一般質問は、開会日に皆さんのお手元に配付しておりますので、その順序に従って質問を許可します。
 質問議員は通告に従い、質問要旨を簡明に、執行部の答弁は質問に対し的確、簡明にお願いしたいと思います。
 ではまず、3番西議員の質問を許可します。3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 おはようございます。3番西でございます。通告に従い、一般質問をさせていただきます。今回は大きく2問で、中項目で4問出させていただいております。よろしくお願いします。
 では、1問目、福祉行政について、障がい者への施策よりということで通告させていただいております。主に福祉タクシー事業について特化して質問をさせていただきたいと思っております。
 小城市として平成17年3月1日に、合併と同時かと思いますけど、実施要綱が整備されて、ルーツをたどれば、合併前の小城町重度心身障害者福祉タクシー云々で平成16年、あと、三日月、牛津、芦刈が平成7年から福祉タクシー事業ということで開始されて、途中、幾らか附則ということで3回ほど改定はありましたけど、この制度についてちょっとお尋ねをしたいと思います。この制度によって多くの方が利用された、ありがたい制度だと考えております。
 これから高齢者の方がますます人口比でふえていくし、このタクシー事業は主に障害者福祉に特化してあるような感じがしますけど、広い意味での福祉タクシーということを考えれば、高齢者福祉ということも新たなそういう恩恵をこうむる方たちもたくさんおられるんじゃないかなというふうに思います。
 まずは、この制度の目的、対象、利活用の状況など、この辺についてお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(中島正之君)
 執行部に答弁を求めます。市長。


◯市長(江里口秀次君)
 おはようございます。ただいま西議員より、福祉行政について、障がい者への施策ということで福祉タクシー事業についての御質問をいただきましたので、お答えします。
 まず、この対象者、それからまた、給付実績等の現状はどうなっているのかということでございますけれども、まず、この福祉タクシー事業でございますけれども、タクシー料金の割引ということで、これにつきまして身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、この手帳を提示することで10%の割引ということになっております。これは佐賀県バス・タクシー協会の取り組みでございますけれども、これとは別に県内全ての市町でチケット制によるタクシー料金の割引制度が実施されている状況でございます。
 当該事業の対象者でございますけれども、在宅の障害者の方で身体障害者手帳1級、または2級所持者のうち、体幹、または運動機能障害の移動機能障害のある方や下肢機能障害のある方、視覚障害者及び1級の内部障害者、療育手帳A所持者及び精神障害者保健福祉手帳1、2、3級所持者で、かつ本人もしくは家族等介護者が自動車税及び自動車取得税の減免措置を受けていない者となっております。
 小城市におきましては、500円のチケット20枚つづりを交付し、タクシーを利用された場合は、精算時に乗務員に手帳を提示し、まず、県の10%の割引を受けた後、チケットにより希望する金額分を差し引いてもらうということになっております。
 平成25年度ですけれども、この実績を見てみますと、タクシー券交付者の方は367人、うち286人がこの券を利用されております。利用率は77.9%となっております。
 以上が現状の経過、経緯でございます。
 以上で答弁とさせていただきます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 この事業は障害者への施策というふうに認識しておるんですけど、福祉タクシー事業という名前からすれば、先ほども私が申し上げました高齢者福祉にも対象を広げるということも考えられるんじゃないかなというふうに思うわけです。また、御時世というか、世間的に鬱を患う方がふえてきているということで、ますますこの対象になる方がふえる可能性もあるんではないかというふうに考えておりますけど、今後の見通しなど、その辺についてちょっと。
 それと、先ほど10%割引というのが県で実施されているというお話でしたけど、佐賀県内市町と同じような状況なのか、その辺も含めて、今後の見通しと質問させていただきたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 10%の割引については県内統一でやっているところでございます。
 今後の福祉タクシー事業の見通しということでございますが、これにつきましては全体的なところで運用などはその都度検討を行っているところでございます。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 高齢障がい支援課長。


◯高齢障がい支援課長(小柳祥康君)
 手帳の所持状況ですけど、身体及び療育手帳については微増でございます。しかしながら、精神障害者保健福祉手帳におきましては年々増加をしているというのが状況です。
 以上です。(発言する者あり)
 他市町の状況でございます。
 対象者といたしましては、身体障害者手帳、療育手帳所持者については大差はないわけですけど、精神障害者保健福祉手帳におきましては1級のみを対象にしているところが県内で4市6町、1、2級のみが4市3町、小城市と同じ3級までが2市1町というふうになっております。
 助成額につきましては、小城市と同じ10千円というところが5市2町、10千円未満のところが2市2町、10千円から20千円のところが2市3町、20千円以上が1市3町というふうになっております。
 チケットにつきましては、小城市は1枚当たり500円ですけど、同じところが6市4町、200円のところが1市、400円のところが2町、510円が1市、あと基本料金を割引しているところが2市4町というふうになっております。
 支給枚数につきましては、50枚のところが1市、36枚が1市3町、25枚が1町、24枚が2市3町、20枚が4市1町、12枚が2市2町というふうになっております。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 小城市は健康・福祉日本一を目指すまちということで掲げてあります。先ほどお話を聞きよったら、県内まちまちの事業ということで、県内ではいいほうだと考えました。
 ふるさと納税で平成26年1月から12月で420,000千円程度、全国8位と、そういう地位というか、ポジションというか、そういうのも名前が残るぐらいのふるさと納税をしていただいて、こういう金額をどんどんそういうことに、福祉への活用ということもですけど、人への投資と、そういうふうにも考えられるわけですね。
 先ほど課長のほうからお話がありました精神障害の方がふえている、微増の状況ということは、今後、若干ふえていくんじゃないかなというふうに考えておりますけど、その辺についても十分なこういう事業を続けていかれるということで安心しておってよろしいですかね。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 内容を検討しておりますけれども、事業そのものはこれまでやっておりますので、内容の検討をしているところでございますので、福祉事業そのものをどうこう、このタクシー事業そのものをどうということではございません。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 ちょっと気になる言葉があって、内容の検討をしているというお話が今出てきましたけど、ちょっと具体的に詳しくお話を聞かせていただけますか。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 事業につきましては、その都度でございますけれども、予算であったり、決算であったり、その前であったりというところで、事業見直しというか、事業の検討はその都度その都度していくわけでございますので、そういったところでまだ検討しているということで、具体的なところということではございません。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 具体的な検討はされていないですね。ある市民の方がこの対象から外れるかもわかんないというお話があったと非常に御心配をされよったんですけど、そういうことはずっと引き続きこの恩恵をこうむられるということで、この第1条の趣旨にもあります重度心身障害者の方の生活圏の拡大及び社会参加の促進を図り、もって障害者等の福祉の増進に寄与するために行うと、この趣旨どおりにされるというふうに考えてよろしいですかね。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 その趣旨にのっとりまして、この事業に限らず、福祉の事業につきましては、その目的等を勘案しまして、いろいろな検討を行っていくということはやっていきたいと思います。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 いや、どうもかみ合っていないみたいですけど、市民の方が心配されよったということは、心配せんで安心していいですねという確認をしたんですね。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 先ほど申しましたとおり、そこまで具体的に内容を詰めているわけではございません。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 それでは、繰り返しになりますけど、心身障害者の方が生活圏の拡大及び社会参加の促進を図り、もって障害者等の福祉の増進に寄与するために行う事業ということで、この趣旨にのっとって健康・福祉日本一を目指すまちというのを続けていっていただきたいと思います。ちょっと安心しました。
 次に行きます。
 次、同じく福祉行政についてということで、市民健康向上への施策よりで、まずは健康診断の受診率について通告をさせていただいております。
 せんだって小城市からがん検診のお知らせが私のもとに届きました。胃がん検診については受診率が低い旨、ちょっと書かれておりました。少し気になりましたので、検診の受診率向上については担当の職員さんたちは非常に御尽力されているというのを十分感じておりますけど、実態等、その辺がどうなのか。要するに受診率の目標に対してどういう状況なのか、その辺、何か課題があるかですね。さらなる受診率向上への方策とか、その辺ありましたら教えていただきたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 小城市におきましては、市民が健康寿命を延ばし、健康で生き生きと暮らせるよう人生の各期に応じた保健サービスの提供を行っているところでございます。その1つといたしまして、特定健診とがん検診を同時に総合健診として実施して、その受診率の向上に努めているところでございます。
 特定健診が、これは40歳から74歳までの国保資格者でございますけれども、この受診率につきましては、平成25年度の確定値で7,008人の対象者に対し2,654人の受診者がありまして、37.9%の受診率となっております。佐賀県内市町におきましては第11位、10市では第4位ということでございます。
 また、国が定めておりますがん検診の受診率につきましては、平成25年度の確定値で肺がんが31.9%で県内第3位、胃がんが15.6%で同じく県内第3位でございます。また、子宮がん検診が41.7%で、これも県内第3位、乳がん検診が37.9%で県内第2位、大腸がん検診が24.8%で県内第3位となっており、各がん検診とも県内においては上位のほうの順位になっております。
 課題と申しますか、やはり受診率をいかに上げていくか、それと、やはりどうしても若い人たち、40歳代の人たちの受診率がややようございませんので、その辺にどう対策していくかというあたりは課題かなと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 課題の内容というか、どういうふうに取り組んでいくという具体的なところまでちょっとお聞きしたかったですけど、その辺はこれから検討されるということかなというふうに思います。
 今、健診の受診率については、新規の受診者という方たちがお受けになられてリピーターになられるということが、いわゆる今まで受けていなかった方を取り込むことによって受診率の向上にもつながると思うし、また、小城市の場合、実施されているかどうかわかんないですけど、日曜日の実施とか、その辺も現実されているか、その辺についてお尋ねいたします。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 総合健診ということで、特定健診と各がん検診を組み合わせてやっております。日程につきましては、牛津、芦刈、小城、三日月のそれぞれ桜楽館、ゆめりあ、アイル、ひまわり等で行っておりますけれども、必ず各会場、日曜日は少なくとも1回は入るように健診は配置をしておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 新規受診者はどんなですか。


◯議長(中島正之君)
 健康増進課長。


◯健康増進課長(圓城寺士朗君)
 新規の受診者については、未受診者がおられた場合については再度保健師が戸別訪問とか電話の受診勧奨を行っているところでございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 あんまり数字が出てこんかったから、その辺はつかんでなかですかね、新規の方は。(発言する者あり)わかりました。その後にコンビニ健診ということでも通告させていただいております。この辺でも新規受診者というか、そういう方の受診率向上というのにもつながるかなというふうに思いますけど、次に、まずは胃がん検診をその間に通告させていただいております。
 胃がん検診についてということで、がんセンターが指針を改定しまして、胃カメラも推奨するということを国立がん研究センターが20日に発表されました。これまでのガイドラインでは、エックス線検査、要するにバリウム検査のみを推奨しておったわけですけど、国立がん研究センターが推奨することによって、厚生労働省も見直すきっかけというか、実際、作業が進められているみたいなんですけど、国の指針でも胃カメラが推奨されれば住民健診に胃カメラを導入する自治体がふえるというふうに見られておりますけど、小城市でどういうふうにこれを捉えてあるか、その辺についてお尋ねをしたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 今、議員おっしゃられた胃がん検診における胃カメラ検査の導入ということでございます。
 確かに国立がん研究センター及びがん予防・検診研究センターから有効性評価に基づく胃がん検診ガイドラインの2014年度版で公表されておりますけれども、これまでは行政が行う対策型検診としての実施は推奨しないとされておりましたが、胃内視鏡検査、胃カメラ検査も胃エックス線検査、バリウム検査でございますが、それと同等の推奨グレードBとして推奨するという報告がなされております。
 今後、厚生労働省が所管いたしますがん検診のあり方に関する検討会において議論され、その後、佐賀県胃がん検診実施要領に反映される見込みがございます。そのことから、まずはその推移を注視していきたいということで考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 そしたら、前向きに考えてあるということで捉えてよろしいですかね。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 市といたしましては県の胃がん検診実施要領に基づいてやっておりますので、そこに反映されれば、当然どういうふうにするかは考えてまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 小城市でいろいろ事業を進められている中で、小城市独自のというのをいろいろよく聞きますね。だから、バリウム検診と胃カメラ検診とチョイスしていただくということも考えていいんじゃないかなというふうに思いますけど、その辺どんなですか。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 この研究センターのほうからの発表でございますけれども、その中でもただし書きがございまして、重篤な偶発症に迅速かつ適切に対応できる体制の整備、それから、精度管理体制の整備などが必要とされておりますということがございますので、そういったことも整備ができているということがやはり一つのこれが進むという条件だと思いますので、そういったことも含めて考えてまいらなければならないのではないかと考えているところでございます。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 小城市に導入するということを前提で考えれば、何か必要な条件とか、越えるべきハードルとか、その辺、ちょっと具体的なものがあれば教えていただきたい。
 それと、バリウムで検査した精度というか、胃カメラで検査しながら、がんになったという──済みません、バリウム、エックス線検査で、いわゆる胃がん検診をずっと定期的に受けよったけれども、その後、胃がんになってしまったとか、そういうケース、お話はお聞きになられたことありますか。


◯議長(中島正之君)
 健康増進課長。


◯健康増進課長(圓城寺士朗君)
 精度管理につきましては、現在、県の機関に委託しておりますけど、医師が3名体制でフィルムを見るようにしております。
 あと、そういう事故というか、見落としがあったかという御質問だと思いますけど、昨年1件だけ、10年間、市の健診を受けていたけど、胃がんのほうが見つかったということで報告を受けております。
 以上です。(「カメラのハードル」と呼ぶ者あり)
 ハードルの面につきましては、確かに先ほど申します精度管理が一番大事だと思います。1人の医師で見るのではなく、複数の医師で確認する必要があると考えております。あと、集団検診におきましては、重篤とか緊急の対応がなかなかできにくいところがあります。医療機関においてはその分が十分されておりますので、その分については今後も検討していきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 複数のお医者さんと今おっしゃったですけど、でも、一般的に人間ドックとか行けば、1人のお医者さんがカメラで画面を見ながらされるというふうに思うんですけど、その辺と、あと、定期的にずっとがん検診を受けよったけれども、がんになられたケースがあったというふうにおっしゃったですね。ということは、やっぱり胃カメラの導入を早目にせにゃいかんというきっかけの一つにもなるんじゃないかなというふうに思いますけど、その辺いかがでございましょうか。


◯議長(中島正之君)
 健康増進課長。


◯健康増進課長(圓城寺士朗君)
 先ほど申しました複数の医師による検診ですけど、まず、1人の医師がレントゲンを撮るときにずっと所見を申します。その後、最後にまたほかの医師のほうからこういうことで問題ないとか、少し問題があるとかいう所見のやり方で今現在のところはやっております。
 それと、がん検診の事故というか、見落としがあったということですけど、その後、うちのほうでも同じものをほかの医師に見せて確認しましたけど、なかなかその中でもこれががんであったという確認はできなかったという報告を受けております。
 それですので、これからはエックス線の胃の検査ばかりではなくて、胃カメラのほうも必要になってくるかと考えております。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 そういう事例もあるんであれば、やはりスピード感を持って取り組んでいただきたいというふうに思います。
 では次に、コンビニ健診の推進についてということで質問をさせていただきます。
 現在、幾つかの自治体でコンビニエンスストアと提携して、住民が近所のコンビニで買い物ついでに健康診断を受け、自分の健康状態を把握できるという取り組みが進められている自治体もあります。兵庫県尼崎市では、これまで健康診断を受けたことがない潜在的な生活習慣病の予備軍の方や重症者の掘り起こし、また、若い人の健診受診率の向上など、そういう成果も出ているということが調べてわかりました。
 その辺で、実際、佐賀市でもやられているわけですけど、そのコンビニ健診という、ある意味、費用もかかるけれども、効果もあると。その辺についての考え方をお聞かせいただいてよろしいですか。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 まず、議員御質問のコンビニ健診というものなんですけれども、このコンビニ健診を実施している他市の状況についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。
 佐賀市が九州で初めて平成26年度からコンビニ健診を佐賀県のモデル事業として、佐賀市、ローソン、株式会社ミズ、健康保険協会と共催して、昨年6月にオープンいたしました高齢者向けの複合施設「そいよかね」内で8月と12月の2回実施されております。
 そのメリットとして報告されておるところは、ふだんは健診を身近に感じなかった方が身近なコンビニだから健診を受診したなどという意見がありまして、効果としては、受診者のうち、初めて健診を受診された方の割合が30%、それから、40代、50代の比較的若い年齢で受診された方の割合が40%と多かったということでございます。
 また、兵庫県尼崎市でございますけれども、平成25年度から年間12回実施されておりまして、佐賀市と同様の効果があったとのことです。長野県松本市においては、コンビニでの健康相談ということでの実施と聞いておるところでございます。
 小城市におきましては、健診車の配備でございますとかスタッフの配置など、費用対効果を考えた場合は、現在の各保健福祉センターでの実施が効率的であるんではないかと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 先ほど健康診断の受診率向上のお話をさせていただいたですけど、こういう特定健診の受診券が健康診断の小城市からのお知らせの中に入っておって、これはちょっとわかりにくいというところもあったんですけど、例えば、こういう紙がわかりにくいというのは、近くのコンビニでちょっと立ち寄ってできるということであれば、もっと受診率の向上にもつながるというふうに思いますし、とにかく初めての受診者の方が多いというのは認められるわけですね、その辺の成果として。
 6月3日の佐賀新聞だと思いますけど、佐賀市での5月31日に行われたコンビニ健診の記事が載っておったわけですね。日曜日実施されたわけですから、平日は病院に行く暇がなかったので非常に助かったとか、こういう記事も載っておったし、佐賀市で行われたときは禁煙相談も行われたということで、そういう記事が出ていましたけど、初めての受診者の方が多かったという成果についてはどうですか、お認めになるですよね。


◯議長(中島正之君)
 福祉部長。


◯福祉部長(秋野和之君)
 これにつきましては、佐賀市のほうの初回受診者が受診者アンケートで30%、それから、40代、50代の比較的若い年齢の受診が40%であったということは報告がされておるところでございます。
 小城市のほうの特定健診でございますけれども、新規受診者の割合につきましては平成23年度に25%だったのが現在は15%ということで、なかなか新規受診者がふえないということと、5年連続受診者が27%いる反面、5年間に1回のみ受診した者が28%いるということは分析をしているところでございます。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 次に行きます。
 次、大項目の2番、教育行政についてということで通告させていただいております。
 小城市総合教育会議についてということで、4月29日、私はネットサイトの記事からですけど、教育行政の大綱を決めるという記事が載っておったのを見たんですけど、そもそも総合教育会議とは何か。それと、従来の定例教育委員会との違い。所管については文科省なのか。今回、小城市に通告をしたとき、私は教育部局と思ったら、どうも市長部局やったということで、この辺の所管についてもお尋ねしたいし、この会議が行われた際の傍聴者、その辺についてお尋ねいたします。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 まず、総合教育会議の概要について説明を申し上げましてお答えしたいと思います。
 この会議につきましては、本年4月1日に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律というものが施行されたことによって、地方公共団体に設置されることになっております。
 総合教育会議は市長と教育委員会で構成されておりまして、その招集につきましては首長が行うというふうになっております。この会議の中では、教育行政の大綱の策定、教育条件の整備について協議、調整を行うというふうになっております。
 この総合教育会議を設置することによりまして、市長が公の場で教育政策について議論することが可能になっておりまして、また、市長と教育委員会が協議、調整することによって両者が教育政策の方向性を共有して、一致して執行することが可能というふうになっております。
 ということで、傍聴者につきましては佐賀新聞社の方が1名傍聴に来られておりました。
 それと、部署につきましては市長部局というふうになっております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 所管について、国の省庁はどこかなというふうに思ったんですけど、そこももしわかったら教えていただきたいというのと、それと、定例教育委員会との大きな違いというか、その辺についてもちょっとお尋ねしたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 教育長。


◯教育長(今村統嘉君)
 それでは、お答えいたします。
 国の所管といいますと、これは文科省のほうが所管をしている地教行法の中でうたってあります。あと、私の不勉強ですけれども、首長のほうが所管をするというところで、そこら辺でどうかなというのはありますけれども、今のところはそういうふうに思っています。
 それから、これは首長、市長と教育委員会が同じ執行機関としての対等な立場で協議、調整を図るものであるということです。したがって、教育委員会は市長の諮問機関ではないということでありまして、これまでどおり、教育委員会は執行機関として法第21条に定められている業務をやっていくというようなところでございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 ちょっと小さいことなんですけど、定例教育委員会の会議日程ということで、小城市のウエブサイトに6月の分が6月29日に実施されますと、6月5日にこれはアップされているんですね。この小城市総合教育会議のウエブサイトでの告知が、開催日時、4月28日火曜日10時からで、アップされた日にちは前日の4月27日にアップされたんですね。私もやっぱり文教厚生常任委員会の副委員長までさせていただいているので、興味はあったので、もうちょっと事前にわかっておけば行きたかったなとは思いよったんですけど、日程の調整がつかんで傍聴に行けなくて非常に遺憾に思っているわけなんですけど、その辺の背景ですね、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 総務課長。


◯総務課長(岡 正幸君)
 総合教育会議の開催の周知が遅れたのではないかということでございますけれども、4月28日に開催をするということで、確かに議員おっしゃるとおり、4月27日、前日の午前中にアップをいたしました。何分、こちらのほうとしましても準備不足ということもございまして、遅れましたことをこの場をかりておわび申し上げます。どうも失礼いたしました。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 初めての会議になるので、やはりその辺は準備不足ということもおっしゃったですけど、やはり緊張感を持って臨んでいただきたいなというふうに思います。一人でも多くの方に傍聴に来ていただければ、また開かれた市政というのが一人でも多くの方にわかるわけですから、その辺、再発防止の課題というのをしっかり把握していただきたいというふうに思って、その次に行きます。
 次、子どもたちの安心・安全についてということで、まず、三日月小・中学校の通学路について具体的に突っ込んでいきたいと思いますけど、先刻、議会、文教厚生常任委員会と市の教育部局並びに市内の小・中学校の管理職の方ですけど、教職員の方々との意見交換会が行われました。非常に有意義な時間を過ごすことができました。その際、いろいろな要望でも、屈託のない御意見を出されてもいいですよという御配慮がなされて、幾つか三日月小・中学校周辺での安全対策について意見、提案をいただきましたので、生の御意見としてお伝えしたいと思います。
 まず1点目ですね、三日月小・中学校の北門から出るときに非常に見えにくい。私もかねがね思いよったんですけれども、特に西のほうから来る車が見えにくいなと思いよったですね。カーブミラーの設置を検討してほしいということが1点言われたですね。
 2点目として、その北門付近から体育館とか小学校の東側までの道路だとか、また、三日月幼稚園の西南交差点の横断歩道や停止線、センターラインなど路面の標示というですか、路面のペインティングが薄く消えかかっているところがあるので、その辺、ちょっと御検討いただけないかという御指摘がありました。
 その次、3点目ですけど、これは学校じゃなくて、ほかの市民の方からの御指摘なんですけど、34号線バイパスの金田交差点の下の四条から久本への地下道、その横にガードレールがあるわけですけど、今、梅雨の最中ですけど、ちょっと激しい雨が降れば、南北に通行する車が飛ばしというか、水しぶきというか、そういうのが上から地下道に飛んでいるときがあると。参考事例としては東多久の小・中学校の前の203号を見ていただくようなお話もしたので、検証していただいたというふうに思っておるんですけど、東多久の小・中学校のところは道の横ですから、ある意味、目線でわかるというかですね。でも、地下道を通っている子どもたちは上から水が来たら、それはもう見えないというか、要するに予期せぬ出来事だから、そういうのはやっぱり防いであげるべき、ガードレールにちょこっとカバーをすることによって、それが防げるんじゃないかなということで、参考事例としてお伝えしたわけです。
 この辺、以上3点について何らかの手が打てるんじゃないかなというふうに思うんですけど、お答えいただけますか。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 まず、三日月小・中学校の北門のところのカーブミラーの件につきましては、ここは通学路ということもございますので、交通安全施設整備事業として対応をしたいというふうに考えております。ただ、できるだけ早く対応したいと思っておりますが、発注の関係もございますので、しばらく待っていただくこともあると思っております。
 それと、その東側の表示の件でございますが、これにつきましては小城警察署と協議を行っておりまして、その中で、まず「横断歩道」と「止まれ」の標示でございますが、この件につきましては、実は26年度ということでも計画をされておりましたが、ちょっと予算の関係もあったということで、「横断歩道」と「止まれ」については27年度の予算で対応したいという回答をいただいております。それと、「歩行者あり(◇ひし形)」「停止ライン」の標示につきましては、引き直しができたというふうに報告があっております。
 以上、2点についてはこちら、3点目については建設部のほうから。


◯議長(中島正之君)
 建設部長。


◯建設部長(峯 良志君)
 地下道の飛水防止ということで御質問いただいております。
 確かに地下道を抜けた開口部から路面上まで上がる坂のところになりますけれども、そこにはガードレールを設置しております。そのガードレールの下部が開放状態になっているということで、そこから飛水があるというようなことでございます。そこについては、飛水を防ぐための対策を実施したいというふうに考えております。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 ぜひよろしくお願いします。
 その次ですね、平成26年3月議会で御指摘をさせていただいたんですけど、袴田集落の東側から長神田、今寺を経由して中学校の体育館の北側に出る道と、もう1つ、その西側の道路、袴田集落の西側から長神田公民館前を経由して佐織集落の東側に出る道、このことについて改善が必要じゃないかということを指摘させていただいて、その後の経過というのをちょっと確認させていただきたいと思いますけど、ここで御提案させていただいたのは、それと、緑集落と高田方向を結ぶ道路の2カ所が交差しているところですね、その交差点についてを3月議会で御指摘させていただいて、この2つの交差点は事故が多いので、一灯式の信号機でも設置する必要があるんじゃないかということをお伝えしました。それと、この2つの交差点のうちに西側の交差点、要するに長神田公民館に近いほうの交差点については南北の横断歩道がないので、その辺、要するに横断歩道がないところを渡りよって、もし事故があれば、瑕疵責任というのが非常にその辺の割合が変わってくるんじゃないかなというふうに──事故がないことが一番ですけど、その辺ですね。地元の方はわかっておるけん、そこは用心するんですね。だから、地元じゃない方が事故の当事者になる確率が高いと思いますし、また、地元の方が巻き込まれるということを何とか防止したいと思うので、その長神田公民館に近いほうの交差点の横断歩道と両方の一灯式の信号機の設置ですね、これは当時の総務課長が一応警察のほうに確認をしてみたいというふうにはっきりお答えされているので、その後の経緯、経過をお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 まず、一灯式の信号機の件でございますが、この件につきましては、小城警察署との協議がなされておりまして、その中で、一灯式の点滅信号機については現在設置がなされていないというような回答がなされております。
 それと、三日月町グラウンドの北西の交差点のことだと思いますが、この件につきましては、昨年、県警交通部の交通規制課、小城警察署交通課、市の関係課と現地で調査を行っておりまして、その中で、これは横断歩道ということではございませんが、南側の車道外側線の内側のほうにゼブラを入れまして、市道を狭くして視覚的に速度を落とすような対策を現在講じているところでございます。
 それと、北東の交差点につきましては事故が多いということで、南北に「交差点あり」、東西に「スピード落とせ」という路面標示を講じさせていただいております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 事故の発生頻度もお尋ねするというふうに言っていましたけど、その辺は発生しているというのは認識されていると思います。そこは次のところでお答えしていただいていいですけど、一灯式の信号機の設置がされていない。それは見てわかるですよ。二、三日に一回は通りよるけんですね。設置はされていないというのは知っています。ただ、その後の経緯、経過はどうなっていますかというのをお尋ねしたのでですね。
 それと、さっきゼブラが設けられておるとか言われましたけど、それは安全対策であって、横断歩道がないところを渡りよる子どもがそこでもし事故があった場合に、瑕疵責任というのが変わってくるんじゃないかなということを言っているので、横断歩道の設置はぜひとも必要じゃないかなということを訴えているわけです。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 まず、交差点での事故の状況でございますが、北側の交差点ということで、この部分では平成24年に1件発生しております。北東側の交差点が、同じく平成24年ですが、1件、それと、平成25年に3件、平成26年に1件、27年に2件発生いたしております。
 それと、一灯式の信号機の件ですが、17年ごろに一灯式の点滅信号機ということで各地に設置がなされておりますが、この一灯式の点滅信号機については、現在、警察との協議の中では設置をしていないというような回答をいただいております。
 それと、歩行者の横断歩道の件でございますが、この件につきましてはどうしても歩行者だまりというのが必要になってきます。そういう状況の中で、現在はスペースが足らないということで横断歩道の設置には至っておりません。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 歩行者だまりと言われたですけど、あそこを通る子どもさんの数は結構多いけんですね、歩行者だまりがないならば、つくるぐらいの決意、覚悟でぜひ臨んでいただきたいなというふうに思います。
 次に、平成25年6月議会で質問させていただいたんですけど、佐織から長神田に今寺経由の行く道、今、話題に出ています道で、フラワーポットというんですか、フラワーポットという名前かどうかわかんないですけど、生け垣というか、その辺、意味がないところは塞いでもいいんじゃないかというふうに私は質問しました。そしたら、当時の建設課長が、意味がないところについては廃止、塞ぐことも検討していきたいと。それで、意味がないというのを確認してからそれを埋めることも検討するというふうにお答えされているので、何かに利用されているか、存続の有無、地元との協議、検証、そういうふうなことをどういうふうにされたか、お尋ねしたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 建設部長。


◯建設部長(峯 良志君)
 ただいま今寺線の歩道の街路樹並びにフラワーポットというようなことで、それがあることによって通行が非常に阻害されているんではないかというような御意見かというふうに思います。
 市道今寺線歩道の樹木とフラワーポットについては、建設当時に比べ、樹木の幹も大きくなっていることで歩道幅員が狭く感じる状況もございます。また、フラワーポットについても、当時は環境に配慮した形での整備で学校関係や周辺の方による管理等が行われておったということですけれども、近年は市のほうで2回の除草と、それから、街路樹の剪定等を行っている状況でございます。ただ、そういった中で雑草の繁茂が目立つような状況も出てきているところでございます。
 そのフラワーポットについては、佐織側の一部は既に撤去をされているという状況でございますけれども、そういった経緯等もございますので、さらにそこの部分を計画的に撤去するのか、もう一度地元の皆様との協議も十分させていただきながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 これは25年6月議会で、もう一回調べてみますというふうにおっしゃって、今の御答弁ではどうもそこは動きがなかったみたいな感じなんで、やっぱり議会の重要性というか、そういう議会で御答弁いただいたことに関しては、やっぱりその辺を検証というか、実行をぜひしていただかないと次に進めんからですね。
 フラワーポット、どうも私が見る限りでは草しかないですね。そこに何か花を植えてあるというのはないというふうに感じます。だから、もともと狭い道で、あのフラワーポットがどのくらいですかね、30センチぐらい幅があるですかね、あれはお金をかけてでも埋めたら通学路の広さも確保できるし、要するに子どもたちの安全性も確保できて、木があれだけあるので、そこには小さい花は要らないんじゃないかなというふうに思います。
 その辺、市長いかがでしょうかね。通学路の安全確保が図られるので、単独事業でなく補助事業として進められるんじゃないかなというふうにも考えます。財政出動してでもこれを改良すべきだと思いますけど、市長のお考えをお聞かせいただけますか。


◯議長(中島正之君)
 市長。


◯市長(江里口秀次君)
 お答えします。
 この件につきましては、議員のほうが平成25年6月に質問をして問題提起していただいたということで、それについてまだまだ地元を含めた協議がされていなかったというのは非常に申しわけなかったというふうに思っております。
 ただ、今まである程度、この地元協議も全くしていないというわけじゃありません。協議をしている中で、ただ、これを建設当時に何でこういうふうな形状にしたのかですね。やはり周辺の景観とか、そういったものに配慮しながらこういうふうな状況にされたかと思います。ですから、それを今度は変えていくとなると、地元がちゃんとやってくれるのか、今、言われたような補助事業とかなんかで市がやっぱりしていかないといけないのか、その辺の協議をしっかりまた詰めていく必要があるかと思っておりますので、その辺はまたさらに地元協議を続けさせていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 もうほとんど時間もありませんけど、教育部局に1点だけお尋ねしたいと思います。
 次の市内小・中学校の軽中度の視覚、聴覚障害のある子どもへの対応ということで、聴覚障害については県が補助を出すということが新聞に載っていました。色覚障害のお子さんについて、教科書等をですね……要するにゴーグルなんかを使って教科書を点検されたかどうか、この間の議会からされたかどうか、その1点だけ質問します。


◯議長(中島正之君)
 教育長。


◯教育長(今村統嘉君)
 ちょうど今年度が中学校の改定時期ですが、先日の会議等でゴーグル等をはめて試験的に見ました。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 3番(西 正博議員)。


◯3番(西 正博君)
 確認していただいたということで安心しました。
 以上で西正博の一般質問を終わります。ありがとうございました。


◯議長(中島正之君)
 以上で3番西正博議員の質問を終わります。
 次に、5番富永議員の質問を許可します。5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 一般質問もいよいよ最後になりました。最初の質問日から1週間以上たちまして、非常に長く感じました。伸び切ったゴムみたいになりましたけれども、時間は1時間で終わりますので、いましばらくおつき合い願いたいと思います。
 一般質問の通告に従い、2つの問題について質問をさせていただきます。1つは人材誘致、2つ目は市内循環・巡回バスの運用についてでございます。
 まず、人材誘致についてお尋ねいたします。
 この事業の目的とするところは何で、そしてまた、いつから始められたのか、お尋ねいたします。


◯議長(中島正之君)
 執行部に答弁を求めます。市長。


◯市長(江里口秀次君)
 それでは、ただいま富永議員より人材誘致条例についての御質問でございますので、お答えをします。
 まず、この人材誘致条例の目的、それからいつから始めたのかということでございますけれども、人材誘致条例というものでございますけれども、これにつきましては、平成14年度に陶芸家を1名誘致いたしまして、そしてまた、平成16年度に絵画の方を1名、また平成18年度に陶芸の方を1名、そして平成25年に表装をされる方ですけれども、1名ということで計4名、人材誘致条例により認定をしております。
 また、目的でございますけれども、これは観光振興及び文化振興として小城市に貢献をしている方々を市のほうに誘致をして、そして小城市の中でいろいろと活動していただいた中で、文化振興、あるいは観光振興に寄与する方ということでの目的で人材誘致をしておるわけでございます。
 いずれにしましても、来られた方がいろんな市の活動、イベント、それからまた教育、子どもたちの教育を含めて活動をしていただいている方もいらっしゃったということでございます。
 以上で答弁させていただきます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、14年度から昨年の26年度まで陶芸家の方、画家、また陶芸、昨年、表具される方、4名の誘致があったということでございます。
 条例の第1条にその目的が書いてございますけれども、「人材を誘致し、もって本市における観光産業の振興」、これ観光産業の振興というと、観光だけなのか、それとも観光及び産業の振興だと思いますけれども、観光産業というと、観光だけのことなのか、ちょっとここのところも気になりますけれども、いずれにしても、観光及び産業の振興だと思います。「人材育成及び文化の醸成を図ることを目的とする」という文言がございますけれども、この実効性といいますか、現在、生かされているかどうか、その辺どういうふうにお考えでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 産業部長。


◯産業部長(横田正裕君)
 実効という形で生かされているかという形でございますが、この方たちが地域で活動されているわけでございますが、市外、県外から来られた方については、当の本人さん方が市の観光なり市の料理なり等を宣伝、それから一緒に行かれているという形で聞いておるところでございます。商業・産業振興につながっているというふうに思っているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、生かされているんじゃないかというお考えを述べられましたけれども、16年に人材誘致で入ってこられた2人目の画家の方ですね、条例の施行規則の中の3条にうたわれていますけれども、認定基準というものがありますけれども、認定基準の3番目にございます「事業開始後、5年以上事業を継続できる見込みがある者であること。」と、こういう認定基準にうたってありますけれども、この画家の方は今もう小城のほうにはおられませんけれども、5年以上活動されたんでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 平成16年度に絵画で1名、人材誘致された方が5年以上の事業計画なり実績ということでございますが、平成20年に転出をされております。当初の申請の時点では事業の計画を5年持っておられたみたいで、それに対して市としては認定いたしましたが、その後のいきさつといたしまして、結果として転出されたということは非常に残念だと思っておりますが、実態としてはそういうことでございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 そういう4年で出ていかれた方、こういう方への罰則規定、そういうものはないんですか。一応誘致にいろいろお金が使われているわけですよね。そういうところをどういうふうに捉えられるんでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 5年以内に転出された方への罰則規定ということでございますが、人材誘致条例及び施行規則の中では罰則規定というのはございません。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 実際それは、2番目の画家の方、田中さんとおっしゃったですかね、そういうあれをされましたかどうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 16年に人材誘致の田中画家のほうに奨励措置をされたかという御質問かと思いますが、奨励措置といたしまして田中さんのほうには奨励金のほうを交付いたしております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 それでは、この3条の認定基準の5番目には「市内の行事等に積極的に参加する者であること。」とありますが、こういう基準で考えた場合、これまでの認定者の皆さんの活動、昨年入られた方はまだ入ったばかりでございますけれども、今、最初の陶芸の方は桜城館のほうでよく個展等もされておりました。画家の方もいろいろ公共施設に展示をされたりもされていましたけれども、こういう活動全般どういうふうに捉えておられるんでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 人材誘致で誘致された方、25年の表装の方を除きまして、現在まで絵画教室、陶芸教室のほか、公民館主催の女性教室、長寿大学、チャレンジスクールとか児童学級の陶芸教室等で講師として活動されております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、商工観光課長、申されましたけれども、そういう活動がなかなか一般の市民の方には見えない、そういうところがありますので、この辺、これから後また質問に出しますけれども、その辺をしっかりと情報を市民の方たちにも知らせるということも考えられていいと思います。
 それからもう1つお聞きしますけれども、条例施行規則の第7条にございます事業の廃止、休止の場合、10日以内の市長への事業廃休止届の義務ということがうたわれておりますけれども、その2番目に「市長は、認定者に対し、奨励措置について報告を求め、又は実地に調査することができる。」と規定されているこの報告ですけれども、「奨励措置の適用を受けている期間、毎事業年度終了の日から60日以内に事業報告書を市長に提出しなければならない。」とありますけれども、この報告というのはどういうふうになっているんでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 事業の報告書の提出ということでございますが、人材誘致条例につきましては、奨励措置といたしまして工房等の設置ですね、文化施設を建設するに当たる経費に対しての奨励金、それと住民税及び固定資産税を限度額といたしました毎年度の事業に対する奨励金等がございます。毎年度の実績報告と申しますのは、3カ年を限度として交付いたします住民税、固定資産税を限度額とする事業奨励金を精査するために、どういう活動をされたか、また市に観光事業として、また文化事業としてどういうことを貢献されたかということで提出を求めているものでございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 これは毎年、認定者の方たちは報告書を市長のほうに提出されているわけですか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 奨励措置を行うのは最大で3カ年でございますので、奨励措置を行ってから最大で3カ年ということで提出いただいております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 わかりました。
 それでは、2番目にこれまでの人材誘致においての問題点と申しますか、条例に対してこの条例の見直し、こういうことについてお考えかどうか、ちょっと伺いたいと思います。見直しを考えてあるのかどうかですね。


◯議長(中島正之君)
 市長。


◯市長(江里口秀次君)
 それでは、人材誘致条例の見直しを考えているのかということでございますので、お答えをいたします。
 これは平成25年9月の一般質問でこの人材誘致条例の件で質問をいただいております。そのときに、人を誘致するという観点も今まで必要だったけれども、しっかり人を育てていくという観点から、見直しを含め内部検討もやっているという答弁をしております。実は、平成25年11月に企画のほうから検討を今までしてきて、やっておりまして、いろんな人材誘致条例の課題について庁内で検討をしておりました。そういった中で、この人材誘致というのは、今まで実効性が低く、運用が非常に厳しいんだということで目的、趣旨について抜本的に見直したほうがいいんじゃないかということと、そしてまた、本条例を改めて廃止しながら、代替条例を制定したほうがいいんじゃないかと、それは例えば企業誘致とか、それから今空き家の問題がありますけれども、そういったものに関連ができるような条例という形で見直したらいいんじゃないかというふうな、そういういろいろ課題と今後の考え方について庁内でまとめております。
 いずれにしましても、そういったものを受けながら、どういった方向にするのかというのがこれからの我々の一つの展開のやり方であるというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、市長のほうから前向きな検討をしているような答弁がございました。今年度の予算にはもう500千円、それは上がっておりません。多分今そういう形で検討中であるという認識をしておりますけれども、認定の審査会の構成とか、あるいは事業奨励金が500千円、なかなかこの500千円では実際問題、引っ越しから何からしていたら、こういう金額では来る人はいないというふうに私は思っておりますけれども、この辺のところも加えながら、新しい条例を早く、これやはり地方創生、これから新しい地方をつくっていくためにもこれは必要な条例になるかと思いますので、しっかりと検討をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 市長。


◯市長(江里口秀次君)
 お答えします。
 先ほど申し上げましたように、今検討して、そして今のいろんな社会状況も変わってきていることもありますので、改めて十分この条例のあり方についての検討をやっているという状況でございますので、この推移をぜひ見守っていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 せっかく税金も使いまして、せっかく誘致して活動、誘致された認定者の活動の発信というんですか、そういうものがなかなか見えてこない、これは非常にもったいないんじゃないかなと。「広報さくら」、あるいはビデオ撮りをして今やっていますアイラブ小城、それから同じ商工観光課でやっておりますけれども、ユーチューブですか、これは本当に世界に発信するツールだと思いますけれども、こういうものを利用して地道な情報発信を、活動しながら、新しいこれからの人材発掘、あるいは応募する方たちにもそういうものを見せていくというか、広く公開をしていく、そういう人材発掘にも連動していくと考えますので、その辺のところをどういうふうにこれから考えておられるのか、商工観光課長。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 先ほど市長のほうからも申し上げましたとおりですが、現在、見直しということで条例の中身なり優遇措置なりを見直しをしておりまして、現在のところ、積極的なPR活動は行っておりません。ですので、制度改正なりを行った上で、今御意見や御提案、御指摘のとおり、広報なりビデオ等なり、ラジオ番組のアイラブ小城なりユーチューブなりを使って、そういうPRができるように目指して制度を改正していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 1条の目的にうたわれますとおりに、観光及び産業の振興、人材育成及び文化の醸成を図る人材で、しかも、まちづくりに積極的に力を出していただく、そういう人をしっかりと選んで、小城市の地方創生に結びつけていただきたいと思います。
 それでは、中項目の2番目、人材誘致と地方創生についてお尋ねをいたします。
 人材誘致と観光への取り組みについて、この辺はどういうふうに商工観光課長はお考えでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 お答えいたします。
 人材誘致と観光への取り組みということで御質問いただいておりますが、先ほど部長も回答いたしましたが、市内で陶芸教室をされております平成18年度に誘致をいたしました久保様でございますが、現在、体験教室をされておりまして、JTBと資本協定しておるアソビューというサイトがございますが、そちらのほうに投稿されておりまして、ことしのゴールデンウイークですけれども、約100名程度の陶芸の体験の受け入れをされております。また、ことしの7月からは予約サイトの大手でございます、じゃらんというのを御存じかと思いますが、じゃらんさんとも提携をされまして、体験予約サイトをされております。そのお越しいただいた方にいろいろ小城の羊羹ですとかコイ料理ですとか、秋には竹灯りがありますよとか、マジェンバもございますというふうなことも積極的に紹介をいただいておりまして、うちとしては現在のところ観光振興には役立っているというふうに理解しております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、陶芸家の活動を報告いただきましたけれども、月刊誌の毎日フォーラムというのがございまして、これは市のほうにも多分2階の総務課のほうの近くにもございますけれども、この毎日フォーラムの中で五輪で地方創生の記事が今一番新しいので載っております。直接小城市とすぐには関係ないかもしれませんが、人材誘致の観光及び産業の振興、人材育成及び文化の醸成を図るという目的から全く的外れでもないと思いますので、参考までに御紹介いたします。
 仕事、人、まち、金、労、言が一丸となって、これからの地方創生は、人の生かし方、人づくりが一丁目一番地だと考えます。人が仕事をつくり、また人がまちをつくると、そういうふうに思います。せんだって、先輩の北島議員もさきの一般質問で提案しておられましたけれども、地元の若者の力、柔軟な想像力、発想力を生かした取り組みが地方創生のエンジンになるという事例紹介がございました。この毎日フォーラムには、多分市長もせんだって9日と10日、全国市長会議に上京され、出席されたと思いますが、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合の設立総会の開催の話があっています。市長、それには出席されたんですか。


◯議長(中島正之君)
 市長。


◯市長(江里口秀次君)
 お答えします。
 その設立総会には出席をしておりません。ただ、会には入っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 出席をされなかったんですね。ちょっと私、いろいろ聞きたかったんですが、残念です。
 この発足のきっかけというのは、関東の経済産業局が東京五輪の開催が決定した直後、2013年12月に設けられました東京オリンピック・パラリンピック活用地域活性化戦略プラン検討会というところがまず仕掛けたようでございます。地域の魅力を世界に発信する絶好のチャンスと捉え、五輪競技開催予定の自治体だけではなく、全国から市町村長が参加を表明しているそうでございます。2020年の五輪の経済効果は総額約3兆円とも言われているだけに、各地の特産品とか、あるいは観光資源、こういうものを国内外にPRして地方創生の起爆剤にしようと、各自治体も動き出しているようでございます。
 (資料を示す)参考までに、最初にこういう写真が載っております。この写真は新潟県長岡市が2012年からこの火焔型縄文土器、新潟のほうで出ています縄文土器のモニュメントのライトアップをして、何でこういうことをしているかというと、こういうものを聖火台に採用していただけないかと、こういう運動をしているようでございます。これはほんの一例でございますけれども、五輪に乗り遅れまいと、各自治体が今しのぎを削っているようです。
 そこで、小城の人材誘致と地方創生ですが、まず観光への取り組みにもっと誘致された人材の登用をお考えになれないかということです。先ほど課長が申されましたけど、焼き物の関係の方、あるいは表具師の方、今2名の方が現在小城のほうにおられます。小城市の観光資源とリンクされた事業などお考えになれないのか、伺います。


◯議長(中島正之君)
 商工観光課長。


◯商工観光課長(小林 豊君)
 現在いらっしゃるお二人の方を観光資源としてリンクさせられないかという御質問かと思いますが、現在のところ、人材誘致された方が実施されている陶芸教室ですね、先ほど申した内容で観光事業と申しますか、そのあたりで資源とさせていただいているという状況でございます。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 例えば、こういうことができるのかちょっとわかりませんが、小城には、前にも申し上げたと思いますけれども、江戸時代、殿様が手を染めて焼いたと言われている、小城では50年も存在していないんですけれども、お庭焼と言われるんですけれども、殿様が城内でやるんでしょうけれども、お庭焼の一種である松ヶ谷焼というのが有名なのがあります。今、大きい大皿が亀の図柄が書かれています。今この大皿が小城市の文化財に指定をされていますけれども、佐賀の新しい県知事、山口知事が唱えておられるキャッチコピーをかりたら、最高と再興、一番最高のものと、それをもう一回興す再興と、こういう形で現在の、今おっしゃる陶芸家の方がそういうものに興味がなければ、新しい松ヶ谷の再興に取り組んでみようという、チャレンジ精神にあふれた陶芸家を誘致しますと、こういうキャッチフレーズでもいいじゃないかと思います。募集のかけ方も一般的なかけ方と、もう1つはそういう絞って指定をしていく、こういう募集の情報の発信の仕方もあろうかと思います。ことしの1月か2月でしたか、塩田のほうに鍋野和紙というのが再興されまして、もう10年以上になりますけれども、そのときに嬉野市の観光協会の会長、小原さんが見えていまして、10年続いて立派な和紙になっているわけですね。ことしは紙すき職人をぜひ外から招聘すると、こういう明言をされました。こういう誘致の仕方もあるのかなと思います。
 それからまた、表具師の方の技術を活用して、普通、書や絵をしたためる掛け軸の場合、真ん中にちゃんと書く場所がありますけれども、ここに扇形の扇面の部分を残した掛け軸をあらかじめ表具屋さんにつくっていただいて、なぜ扇面型かといいますと、小城と扇をかけて末広がりに発展していくという、そういうイメージを込めてのスタイルにこだわって、五輪競技の金メダリストに世界の子どもへ伝えたいメッセージとか、あるいは小城の藩主の鍋島元茂侯がたどり着いた哲学、恕ですね、思いやりの恕という字を一字書いてもらう、あるいは平和、こういう文字を、それも有田焼の磁器できた筆を使ってもらうと、あるいはそういうものを使って書いてもらいまして、2020東京オリンピック大会英雄の書として小城市の記念館に保存をするという、こういうプロジェクト等も考えられるのではないかと。もちろん筆は広島県の熊野町、それから有田と一緒にコラボレーションをして、そういう商品をつくっていく、あるいは紙はもちろん土佐や美濃、あるいはすずりは全国あちこちありますけど、宮城県、山梨県、山口県とか、あるいは墨は奈良や鈴鹿市、こういうまさに日本の文化の発信と伝統産業の振興にも貢献することは間違いないと思います。こういう事業をこの総会、あるいは梧竹を生んだ佐賀県、あるいは小城から発信をする、そういう梧竹とか蒼海が出た小城だからできるイベント、こういう企画ができるかと思いますけれども、こういうことを私は夢じゃない、本気で考えてできるんじゃないかと思っていますけれども、その辺についてどういうお考え、市長にちょっとお聞きしたい。本当はその会議に出てもらったら非常によかったと思いますけど、どういうふうにお考えでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 市長。


◯市長(江里口秀次君)
 いろいろ御提言ありがとうございます。まずは先ほど申し上げましたように、人材誘致条例そのものを見直していこうとしておりますので、そういった見直しの中で、じゃ、どういうふうな、誘致にするのか人を育てていく方面にするのか、そういったことからしっかりと担当を踏まえた課、それからまた、庁内連携しながら検討していきたいというふうに思っておりますので、まだしばらく、先ほど申し上げましたように、考え方、目的、それからまた条例の新しいあり方、そういったものを見据えていただければなというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 一生に一度、二度ぐらいしか見られないチャンス、五輪の絶好のチャンスでございますので、そういうものも見据えた何か小城市版の地方創生をぜひ考えて、できるだけ早くプロジェクトを立ち上げて実現させていただきたいなという希望的な質問になりますけれども、よろしくお願いします。
 それから、2つ目に教育の活性化に人材誘致認定者の登用、こういうことについてどのように思われるのか、ちょっと教育長にお聞きいたします。


◯議長(中島正之君)
 教育長。


◯教育長(今村統嘉君)
 それでは、富永議員の御質問にお答えいたします。
 大変ありがたい人材誘致と教育の活性化ということで御質問をいただきました。そういう中で、小城市人材誘致も大変意義のあることですけれども、小城市は文化の底力のするまちということで、生涯学習関係、文化連盟初め、非常に潤いを感じております。そういう中で、学校教育もお世話になっております。そういうことから、この後、担当のほうから現状等について、取り組みについてお答えしたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 生涯学習課長。


◯生涯学習課長(坂田啓子君)
 生涯学習課の分野での人材誘致のことでお話ししたいと思いますけれども、先ほど少し産業部長のほうが申し上げましたけれども、現在、人材誘致に登録されている方につきまして、公民館事業のスキルアップセミナーであったり女性学級、長寿大学、また放課後子ども教室等の事業につきまして積極的に参加いただき、講師として活躍をしていただいております。
 また、学校のほうにもPTAによります親子ふれあい教室などに参加いただいておりまして、商工のほうもですけれども、こちらのほうでもたくさん活躍をいただいております。
 また、先ほど教育長が文化の底力ということで申し上げましたけれども、今、市内の人材を生かすということで文化連盟のほうにおきましては、文化人材バンクというのを設けております。そこに19分野、延べ30人ほどが登録されておりまして、いろんな力を発揮されて、学校や教室等に参加をいただいているという現状がございます。
 以上です。


◯議長(中島正之君)
 学校教育課長。


◯学校教育課長(本村正信君)
 小城市の人材誘致の方の活用については、学校では現在活用しておりませんが、学校教育では、議員おっしゃるように、非常に価値があるものだと、そして子どもたちが勉強する中で、本物に触れる、本物のよさを肌で感じると、そういった体験できる活動は大変有意義であるというふうに思っております。
 現在、小・中学校で、例えば、昨年度26年度につきましては、延べ46回、その中には県の特別非常勤制度等もございますけれども、46回、地域の方に、例えば焼き物、和紙づくり、茶道、和楽器などの指導をいただいております。そういった意味から考えましても、今後、学校教育現場でこのような体験ができる場にこの人材誘致の方を活用できるというのは非常に有意義でございますので、活用できる場をつくっていければというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、生涯学習課長が申されましたのは、19分野、30名ですか。──はい。
 今、登録バンクでそういう19分野の方で30名ということでございますけれども、これはこれから、先般、深川高志議員の質問でも出ましたけれども、土曜授業などとリンクさせながら、認定者のプロとしての仕事に対する姿勢とか、あるいは考えなどを体で体得する時間というものを子どもたちに持ってもらうと、これは本当に生きる力を身につけるいい機会だと思います。市内にはまだいろいろいらっしゃいます。人材誘致には関係ない方ですけれども、重要文化財クラスの日本刀の研ぎ師さんとか、あるいは法隆寺の金堂壁画の修復に携われた女流の截金細工の作家さんもおられます。いろんな方がまだいらっしゃいます。こういう新しい人材をもっと登録しやすい何か環境をつくりまして、そういう方たちをもっと子どもたちの教育の現場の中に、やはり子どもはなるべく早い時期に本物、教育課長おっしゃいましたけど、本物や人物に出会うという機会を、環境を与えてやるというのは、子どもの成長過程にどれほどの影響を与えるか、はかり知れないものがあると思いますので、本当に教育にリアリティーの復権ということで歩みをもう一歩先に前進させていただきたいと思います。それについてお答えをお願いします。


◯議長(中島正之君)
 教育長。


◯教育長(今村統嘉君)
 学校教育課長が申したとおり、やはり本物に触れて、そしてそこに感動を得て、それからまた何かに子どもたちが思いをはせていくということは、大変教育は夢と希望を育むのが教育でございますから、そういうところは非常に大事だと思っております。
 そういう中で、やはり小城市は文化の底力のするまちでございますから、相当のハイレベルの方もいらっしゃいます。それから、それを受けて芦刈学だとか、それから津の里ミュージアムだとか、それから高田保馬顕彰会だとか、それから小城には青少年の土曜教室とかいろんな塾、そういうのがありますので、そういうところについての小城の魅力ももう一遍磨きながら、グレードアップして、それとあわせてやっていければと思っています。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 ぜひお願いしたいと思います。こういう活動も多分いろいろ情報は発信されているかと思います、ホームページ等でもですね。できるだけこういうものも一般市民にわかりやすいような何か、情報発信も考えられると、やはりそこに手を挙げてこられる方もいらっしゃると思いますので、その辺もしっかり取り組んでいただきたいと思います。
 それでは、2番目の大きな質問でございます、市内循環・巡回バスの運用についてお尋ねをいたします。
 今、市内の循環・巡回バスが連日、毎日走っておりますけれども、この事業費の内訳と申しますか、地域別の利用者数、あるいは利用目的調査についてお尋ねをいたします。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 それでは、循環・巡回バスの事業費の内訳について、まず御説明を申し上げたいと思います。
 まず、小城町の巡回バス3路線でございますが、この事業費が約5,080千円、それと三日月町の巡回バス2路線で約2,760千円、牛津町及び芦刈の北部の巡回バス3路線が約4,480千円、広域循環バスが約3,660千円、それと芦刈町南部の乗り合いタクシーでございますが、これが約2,180千円、小城町の山間部を運行しておりますデマンド方式の乗り合いタクシーが約970千円というふうになっております。
 それと、地域別の利用者数でございますが、小城町巡回バスが年間9,085名、1日当たり37.2名というふうになっています。それと、三日月町巡回バスが年間1,155人、1日当たり8人となっております。牛津町の巡回バスが年間3,850人、1日当たり15.8人、広域循環バスが年間に2,129人、1日当たり8.7人、芦刈町南部の乗り合いタクシーが年間579人、1日当たり4人、小城町の山間部での乗り合いタクシーが年間584人で、1日当たり6.1人というふうになっております。
 それと、利用者の利用目的調査でございますが、平成26年度分で説明をさせていただきます。目的地として公共施設が41%、病院が41%、それと買い物が15%というふうになっております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 わかりました。
 それでは、市内の循環・巡回バスに対する意識調査、目的調査と似ているかと思いますけれども、こういう通院治療、あるいは買い物、あるいは公共施設、あるいは趣味、娯楽、その他と、こういうことの意識調査について、今の調査の場合は26年度の12月に、年1回の調査でございます。なかなかこれでは意識の調査というのがはっきりつかめないんじゃないかと思いますけれども、この辺の調査を何かバスに乗る場合かおりる場合に目的別に色分けしたものを用意して、おりるときに運転手のほうに毎日渡していく、そしたらそこで毎日どういう目的で利用されているのかというのがつかめますよね。そういうものを年間ずっと通して調査をしていけば、ある程度そういうものがわかってくるのかなと。ただ1回だけで通院が41%、公共施設が41%、買い物が15%となっていますけれども、もう少しきめ細かい調査等は考えられませんでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 企画政策課長。


◯企画政策課長(大橋隆司君)
 年に1回乗り込み調査というものを行っておりまして、それは1週間程度の間に各路線に実際職員のほうが乗り込みまして、いろんな調査をしております。その結果を先ほど部長のほうが御報告をしておりますが、もっときめ細かい調査ができないだろうかという御質問です。その件については、やり方を少し検討して、毎日という調査が実現可能かどうかちょっと難しいところもございますが、少し定期的にデータをとっていくというようなことは今後検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 何でこういうことを聞いたかといいますと、目的別にバスを何か塗り分けて──色を塗るわけじゃないんですけれども、塗り分けた運行等も、そういうことを調査することによって考えられるのかな、そういう制度を設計できんのかなという思いもありまして、お聞きしたんですけれども、小城市の職員が毎日乗る必要はないわけですね。そういう目的別のシールを、病院なら病院は赤、あるいは公共施設は青とか、そういうシールを乗るときにとってもらって、それを渡すとか、そういうことをしていけばある程度つかめるのかなと思って聞きました。
 それから、2番目には、乗車地は現行の停留所、今決められている停留所がございます。ここで乗りますけれども、降車をある程度自由度のきくオンデマンド式というんですか、そういう運用はお考えなのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。


◯議長(中島正之君)
 企画政策課長。


◯企画政策課長(大橋隆司君)
 今、地域の公共交通の中で巡回バス及び循環バスというのを運用させていただいているわけですけれども、運用のあり方について、オンデマンド、いわゆるデマンド方式の検討ができないかということでございますが、現在、デマンド方式で運用しているのがやまびこタクシーでございます。これは中山間地の7つの地域については、デマンド方式を導入いたしまして、こちらについては登録をした方が一定の路線で予約をしていただいて、そしてそれを予約があったら運行するという形のものでございます。
 今、議員お尋ねの乗るところはバス停で、おりるときは、いわゆる市街地に来たときに自由におりる、いわゆるフリー乗降という区間を設けられるデマンド方式というのを検討できないかという御質問でございますが、どちらかというと、乗るところが山間地で、そちらについてはフリー乗降で、その路線の途中で乗ったりとか、そういうことはあっても、市街地に来ると公共交通だけではなく、一般の交通も多いところで自由にとまるというのがなかなか、これは道路交通法上も非常に厳しい部分がありまして、いろんな機関との調整が必要になってくるということで、現在、市街地、おりるところにおいてのフリー乗降制というのは検討をしておりません。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 今、利用状況の説明がございました。私のほうもちょっと資料をいただきましたけれども、平成26年度の利用者数、これ巡回バスは延べ人数で1万6,219人が利用されているわけですね。これは結構同じ方が毎日利用される方もいらっしゃると聞きます。こんな1万6,000人にはならないと思います。もっと人数的には利用者は少なくなると思います。それから、乗り合いタクシーは26年度は1,163名ということでございますけれども、この利用者数をできるだけふやすという手だてを講じてもらって、なるべく小城市の巡回バス等を利用して、いろんなところを動いてもらうと、そういう利用者数をふやすということに一つ絞れば、小城、牛津、三日月の3町を回る巡回バスの運行委託料というのが、今、広域循環バスも入れまして15,980千円、16,000千円ほどが運行委託料でございます。利用者数が今申し上げましたけれども、1万6,219人、1人当たり986円ということですね。それから、運行日数の合計は、巡回バスは週5日、あるいは週3日、合わせまして872回ぐるぐる動いているわけですね。年間872日動いているわけですね。これを単純に割れば、1日当たり18,228円というお金がかかるわけです。また、芦刈、小城のタクシーの運行委託料というのは、これは26年度3,150千円で、これを利用者数の1,163人で割っていきますと、1人当たり2,700円近く費用がかかっているわけです。運行日数は、乗り合いタクシーの場合は年間に合計240日間動いているんです。これで割ると、1日当たり13千円ばかりの経費がかかることになります。
 仮に、これから申し上げますこのような試算が許されるかどうかわかりませんけれども、現行2千円、小城バス回数券とか1カ月乗り放題のパスカード、こういうのが今ありますね。これを思い切って廃止して、もう少し高い額、今先ほど利用者数のあれで申しました1人当たり2,709円というのが出ましたけれども、高い額に合わせて、さきのタクシーの委託料1人当たり2,700円を参考にしますと、1年乗り放題のパスカード一本に絞って、利用料金を3千円ぐらいのパスカードをつくって、それを皆さんに買ってもらうという、こういうことを設定してみたらと思います。その結果、もしそれができれば、試算をすれば、巡回バスの運行日数が年間877日ということですから、単純に売り上げが3千円掛けの877日でいきますと2,630千円となる。26年度の料金収入は1,860千円です。1,860千円しか入ってきていないんですね、利用者数からの料金収入は。そしたら、約760千円ぐらい増収になるわけです。利用されていない未利用者のこれから利用するような利用増を意図して図っていけば、取らぬタヌキの何とかじゃありませんけれども、まだ収益は上がっていって、一般財源の持ち出しはもっと減るのではと思われます。同じくタクシーでも、運行日数の合計が240日として、単純に売り上げが720千円になるんですけれども、これ3千円にすれば720千円が入るわけですよ。ところが、26年度の料金収入は230千円なんですね。わずか230千円の利用収入しかないわけです。そしたら、480千円以上の増収にもなるわけですね。これもタクシーとバス合わせれば約1,250千円の増収が図られるんじゃないかと、こういう計算になると思いますけれども、今8,300千円ほどの一般財源から持ち出しがあるんですけれども、この試算でいけば1,250千円がふえていくわけですから、7,000千円ぐらいの一般財源の持ち出しで済むということになるわけですね。
 年間3千円というのは、1カ月当たり250円ですね。これぐらいのパスカードだったら、皆さん利用していただけるんじゃないかと。今まで利用されていた方はもちろん、これから利用してみようかなという人もふえていくのかなという、そういう負担感のない価格じゃないかなと思っていますが、オンデマンド式の運行とあわせて考えてもどうかなと思います。こういう広域の循環バス、公共バスの場合は、黒字はもちろん目指せませんけれども、利用者をまずふやす努力をするためには、思い切って2千円の回数券等を廃止して、年間共通オンデマンド式の乗降車券といいますか、3千円ぐらいのパスカードをつくって、そして新しい市民の利用者増を図れないのかなと、こういう利用者の掘り起こしを図っていけば、市内循環バス、巡回バス、タクシーの運用に非常に効果的じゃないかと。やはり市民に利用され、愛される循環・巡回バス、あるいはタクシーのこれからの制度、新しい制度設計に取り組まれてはという、一つこういう試算をしてみましたけれども、いかがでしょうか。


◯議長(中島正之君)
 総務部長。


◯総務部長(今村洋行君)
 ただいま富永議員よりいろいろと御提案をいただいております。小城市の地域公共交通の施策につきまして、これを審査する機関といたしまして小城市地域公共交通会議というのを設置いたしております。この会議の中で路線の整理統合とか、わかりやすい路線の設定、利用者の生活に合わせた時刻の設定、有料化による行財政コストの縮減、それとか地域公共交通の課題等について協議、検討する場を持っております。ただいま富永議員がおっしゃったことを含めまして、この中でもコスト削減というのを考えておりますので、いろいろと考えてみたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(中島正之君)
 5番(富永正樹議員)。


◯5番(富永正樹君)
 どうぞ前向きに検討をその検討会でやっていただきたいと思います。
 これで私の一般質問を終わります。


◯議長(中島正之君)
 以上で5番富永正樹議員の質問を終わります。
 本日の議事日程はこれで全部終了しましたので、本日はこれにて散会いたします。どうも御苦労さまでございました。
                午前11時26分 散会