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佐賀県 伊万里市

平成18年 3月 定例会(第1回) 03月22日−07号




平成18年 3月 定例会(第1回) − 03月22日−07号







平成18年 3月 定例会(第1回)


          平成18年伊万里市議会会議録(第1回定例会)

1 日 時  平成18年3月22日 午前10時00分開会
2 出席した議員
    1番  黒 川 通 信         15番  前 田 儀三郎
    2番  島 田 布 弘         16番  笠 原 義 久
    3番  山 ? 秀 明         17番  内 山 泰 宏
    4番  草 野   譲         18番  占 野 秀 男
    5番  山 田   悟         19番  盛   泰 子
    6番  樋 渡 雅 純         20番  岩 橋 紀 行
    7番  渡 邊 英 洋         21番  樋 渡 伊 助
    8番  前 田 久 年         22番  原 口   弘
    9番  貞 方 喜 延         23番  田 中 啓 三
    10番  川 内   学         24番  岩 本 盛 房
    11番  堀   良 夫         25番  満 江 洋 介
    12番  高 木 久 彦         26番  福 田 喜 一
    13番  前 田 教 一         27番  下 平 美 代
    14番  岡 口 重 文         28番  浜 野 義 則

3 欠席した議員
    な  し

4 出席した事務局職員
    局長 城     武

5 地方自治法第121条による出席者の職氏名
    市長                  塚 部 芳 和
    助役                  前 田 和 人
    収入役                 吉 富 常 彦
    総務部長                永 田   昇
    政策経営部長              友 廣 英 久
    市民部長(福祉事務所長)        永 峰 保 馬
    産業部長                田 中 健 志
    建設部長                副 島 秀 雄
    総務部副部長(総務課長)        江 頭 興 宣
    総務部副部長(税務課長)        片 岡 弘 道
    政策経営部副部長(財政課長)      山 平 邦 博
    企画政策課長              山 本 洋一郎
    市民部副部長(市民課長)        尾 形 洋一郎
    産業部副部長(農山漁村整備課長)    山 口 俊 昭
    産業部副部長(企業誘致推進課長)    中 島 善 博
    建設部副部長(地籍調査課長)      馬 場   繁
    理事(市民病院経営企画室長)      南   和 夫
    市民病院事務長             岩 崎   雅
    水道事業管理者職務代理者     
                        川 原 清 春
    水道部長             
    消防長                 松 永 彰 則
    教育長                 岩 永 憲一良
    教育部長                田 中 直 記

1.議事日程
    第1 意見書案の上程
    第2 意見書案の提案理由説明
    第3 意見書案に対する質疑
    第4 常任委員会報告
    第5 常任委員会報告に対する質疑
    第6 特別委員会報告
    第7 特別委員会報告に対する質疑
    第8 議案の付議順序により討論、採決
    第9 閉会

1.本日の会議に付した事件
    日程第1 意見書案の上程
     意見書案第1号 プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書
             の提出について
    日程第2 意見書案の提案理由説明
    日程第3 意見書案に対する質疑
    日程第4 常任委員会報告
    日程第5 常任委員会報告に対する質疑
    日程第6 特別委員会報告
    日程第7 特別委員会報告に対する質疑
    日程第8 議案の付議順序により討論、採決
    日程第9 閉会

1.会議の顛末
                (午前10時 開議)






○議長(黒川通信)

 おはようございます。定刻定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 ここで市長からあいさつの申し出があっておりますので、これを許可いたします。塚部市長。



◎市長(塚部芳和) (登壇)

 皆さんおはようございます。本会議に先立ちまして、平成17年度特別交付税について御報告を申し上げます。

 平成17年度の特別交付税につきましては、県の指示により8億 6,800万円の要望を行っておりましたところ、国・総務省から9億 3,211万3千円の交付決定を受けたところでございます。

 ここ数年、三位一体の進捗により地方交付税を取り巻く環境が年々厳しくなり、殊に特別交付税につきましては、平成17年度も前年度に対して20%以上の減額も予想される中で、8.8%の減額にとどまり、要望額より6,411万3千円多く、歳入の予算額よりも1億 3,211万3千円多い額を確保できましたことで、ひとまず安堵したところでございます。

 以上、御報告を申し上げます。



○議長(黒川通信)

 ここで、本日新たに意見書案1件が提出されております。この取り扱いについて議会運営委員会を開催していただくため、しばらく休憩いたします。

               (午前10時2分 休憩)

               (午前10時30分 再開)



△日程第1 意見書案の上程



△日程第2 意見書案の提案理由説明



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 休憩中に議会運営委員会を開催していただき、意見書案1件の取り扱いについて協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。

 そこでお諮りいたします。意見書案1件の取り扱いについては、議会運営委員会の決定どおり本日の日程に追加上程したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、意見書案1件を本日の日程に追加上程いたします。

 それでは、ただいま追加上程いたしました意見書案第1号の1件を議題といたします。

 意見書案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。

 意見書案第1号 プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書の提出について。27番下平議員。



◆27番(下平美代) (登壇)




      ─────────────────────────────
意見書案第1号
   プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書の提出について
      ─────────────────────────────
提案理由 プルサーマル計画についての公開討論会を受け、知事は「安全性は確保できる」と
     して、プルサーマル計画に同意する意向を表明された。
     しかし、未だ県民の理解は不十分であり、不安を払拭する努力が求められている。
     関係住民、自治体などへの丁寧な説明と議論などが重ねられ、より慎重な判断がな
     されるよう、知事に対して意見書を提出したいので、この案を提出する。
                (368ページ本文掲載)
      ─────────────────────────────






△日程第3 意見書案に対する質疑



△日程第4 常任委員会報告



○議長(黒川通信)

 意見書案の提案理由の説明が終わりましたので、これに対する質疑を行います。

 意見書案第1号 プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書の提出について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。よって、意見書案第1号に対する質疑を終結いたします。(「はい」と呼ぶ者あり)終結いたしました。

 それでは、日程に従いまして、各常任委員会の報告を求めます。

 初めに、総務委員会、浜野委員長。



◎総務委員長(浜野義則) (登壇)




      ─────────────────────────────
             総務委員会報告書     
 3月7日の本会議において付託されました、
議案第7号 伊万里市国民保護対策本部及び伊万里市緊急対処事態対策本部条例制定につい
      て
議案第8号 伊万里市国民保護協議会条例制定について
議案第9号 伊万里市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第10号 伊万里市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第11号 伊万里市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第12号 伊万里市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について
議案第13号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について
議案第33号 平成17年度伊万里市一般会計補正予算(第8号)のうち
       第1条 歳 入  全 款
           歳 出  第2款 総務費
            〃   第9款 消防費
            〃   第12款 公債費
       第2条 繰越明許費の補正
       第3条 債務負担行為の補正
       第4条 地方債の補正
議案第39号 平成18年度伊万里市一般会計予算のうち
       第1条 歳 入  全 款
           歳 出  第1款 議会費
            〃   第2款 総務費
                (第1項 総務管理費のうち
                  第9目 地籍調査費を除く)
            〃   第9款 消防費
                (第1項 消防費のうち
                  第4目 水防費を除く)
            〃   第12款 公債費
            〃   第13款 諸支出金
            〃   第14款 予備費
       第2条 債務負担行為
       第3条 地方債
       第4条 一時借入金
       第5条 歳出予算の流用
 以上諸議案審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                              総務委員会
                              委員長 浜 野 義 則
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────


○議長(黒川通信)
 次、文教厚生委員会、堀委員長。


◎文教厚生委員長(堀良夫) (登壇)
      ─────────────────────────────
             文教厚生委員会報告書   
 3月7日の本会議において付託されました、
議案第16号 伊万里市留守家庭児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について
議案第17号 伊万里市障害児発達支援センター条例の一部を改正する条例制定について
議案第18号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
議案第33号 平成17年度伊万里市一般会計補正予算(第8号)のうち
       第1条 歳 出  第3款 民生費
            〃   第4款 衛生費
            〃   第10款 教育費
議案第34号 平成17年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第35号 平成17年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第37号 平成17年度伊万里市老人保健特別会計補正予算(第2号)について
議案第39号 平成18年度伊万里市一般会計予算のうち
       第1条 歳 出  第3款 民生費
            〃   第4款 衛生費
                (第1項 保健衛生費
                  第4目 環境衛生費のうち
                   3 浄化槽設置整備事業を除く)
            〃   第10款 教育費
議案第40号 平成18年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について
議案第41号 平成18年度伊万里市介護保険特別会計予算について
議案第46号 平成18年度伊万里市老人保健特別会計予算について
議案第49号 平成18年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計予算について
 以上諸議案審査の結果、次の要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 財政状況が厳しい中にあるとはいえ、小中学校をはじめとする公共施設の維持管理等につい
ては、早めの手立てを心がけ、予算確保に努力されたい。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                              文教厚生委員会
                              委員長 堀   良 夫
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────


○議長(黒川通信)
 次、産業経済委員会、高木委員長。


◎産業経済委員長(高木久彦) (登壇)
      ─────────────────────────────
             産業経済委員会報告書   
 3月7日の本会議において付託されました、
議案第14号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定について
議案第19号 伊万里市農林漁業振興、共同化資金利子補給及び損失補償条例の一部を改正す
      る条例制定について
議案第20号 伊万里市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について
議案第25号 指定管理者の指定について
       (伊万里市眉山ふるさと館)
議案第33号 平成17年度伊万里市一般会計補正予算(第8号)のうち
       第1条 歳 出  第5款 労働費
            〃   第6款 農林水産業費
            〃   第7款 商工費
            〃   第11款 災害復旧費
                 第2項 農林水産施設災害復旧費
議案第39号 平成18年度伊万里市一般会計予算のうち
       第1条 歳 出  第5款 労働費
            〃   第6款 農林水産業費
            〃   第7款 商工費
議案第45号 平成18年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について
 以上諸議案審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                              産業経済委員会
                              委員長 高 木 久 彦
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────


○議長(黒川通信)
 次、建設委員会、福田委員長。


◎建設委員長(福田喜一) (登壇)
      ─────────────────────────────
             建設委員会報告書     
 3月7日の本会議において付託されました、
議案第15号 伊万里市特別会計設置条例の一部を改正する条例制定について
議案第21号 伊万里市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
議案第22号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定について
議案第23号 伊万里市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する
      条例制定について
議案第24号 伊万里都市計画事業伊万里駅周辺土地区画整理事業施行に関する条例を廃止す
      る条例制定について
議案第26号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
       (立岩・東分線)
議案第27号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について
       (立川・東田代線)
議案第33号 平成17年度伊万里市一般会計補正予算(第8号)のうち
       第1条 歳 出  第8款 土木費
            〃   第11款 災害復旧費
                 第1項 公共土木施設災害復旧費
議案第36号 平成17年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について
議案第38号 平成17年度伊万里市水道事業特別会計補正予算(第4号)について
議案第39号 平成18年度伊万里市一般会計予算のうち
       第1条 歳 出  第2款 総務費
                 第1項 総務管理費
                  第9目 地籍調査費
            〃   第4款 衛生費
                 第1項 保健衛生費
                  第4目 環境衛生費
                   3 浄化槽設置整備事業
            〃   第8款 土木費
            〃   第9款 消防費
                 第1項 消防費
                  第4目 水防費
            〃   第11款 災害復旧費
議案第42号 平成18年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について
議案第43号 平成18年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について
議案第44号 平成18年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について
議案第47号 平成18年度伊万里市水道事業特別会計予算について
議案第48号 平成18年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について
 以上諸議案審査の結果、次の要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 当委員会所管の工業用水道事業については、誘致企業の工場増設等に伴い、工業用水の供
給が逼迫している。
 今後、大幅な工業用水の需要増が予想されることから、工業用水の水源確保について努力す
るよう強く要望する。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                              建設委員会
                              委員長 福 田 喜 一
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────






○議長(黒川通信)

 以上で各常任委員会の報告が終わりましたので、しばらく休憩いたします。

               (午前10時47分 休憩)

               (午前10時58分 再開)



△日程第5 常任委員会報告に対する質疑



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 それでは、各常任委員会の報告に対する質疑を行います。

 まず、総務委員会報告について。3番山?議員。



◆3番(山?秀明)

 議案第39号の一般会計の分の歳入全款に関係することだと思いますが、固定資産税のうち土地について、18年度新地積による課税をしたいということで説明がなされて、このことも議案の質疑でもお願いを申し上げたところですが、委員会の中で、もう少し見送りの経過、あるいは今後の課税の考え方等についての詳しい説明があっておるんではないかと思うところでございますが、その辺の審議がどの程度なされたものか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(黒川通信)

 浜野総務委員長。



◎総務委員長(浜野義則)

 お答えをいたします。

 歳入の中で、この件についてはいろいろ質問がありました。まず、何で今回新地積において課税をしなかったのか、また、今後、新地積において今回見送った場合については、新地積において課税する時期が非常に難しくなるんではないかと、そういう質問があったわけであります。

 御承知のとおり、この問題については、財政健全化計画の中で各地区ごとに説明会が実施をされたわけでございますが、現在のところそれが一巡をし、その後、区長会等のアンケート調査も実施をされておるようでございます。現在はその取りまとめ中だということであったわけでありますが、そのアンケートの結果として、やっぱり反対する意見がかなり含まれておるようでございまして、いましばらく市民の理解をいただくための努力をしたいということであったわけでございます。

 また、しからば、新地積に対する課税というのはどのような考え方を持っておるのかということ等についても質問をしたわけでございますが、現在地籍調査につきましては、17年度末で大体67%ぐらいは終了をしておるような状況であります。財政の健全化、あるいは収入の確保、こういった点からも、あるいは税の不公平の是正といいますか、新たに少ないところは新しい地積で課税がなされておる実態等からいたしまして、税制の公平さを保つためにということ等も議論されたわけでございますが、やっぱり最終的にはもう少し市民の理解を今後いただきたいと。できれば19年度においては課税ができるような努力は今後していきたいと、そういう答弁であったわけでありまして、これを委員会では可として、一応今後努力をするようにということで、予算案自身については反対する意見というのは出ませんでしたので、原案のとおり可決ということで報告をさせていただいたところでございます。



○議長(黒川通信)

 ほかに。19番盛議員。



◆19番(盛泰子)

 議案質疑のときに問題提起をしておりました点について、2点お尋ねをしたいと思います。

 議案第39号 平成18年度一般会計当初予算にかかわりまして2点です。

 まず1点目は、名誉市民の特典に関係して、名誉市民条例の第4条をどう解釈するかということを問題提起しておりました。

 それから第2点目は、平成17年度当初予算で 540万円歳入に組まれていた職員駐車場有料化の件です。これは今年度減額補正がされないまま現在に至り、18年度は当然予算化されていないわけですけれども、この2点について総務委員会ではどういう議論があったのか、お聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 総務委員長。



◎総務委員長(浜野義則)

 第1点目の名誉市民条例の第4条の解釈についてでございますが、これについては委員会としては審議を行っておりませんので、一応そのようなことで答弁をさせていただきたいというふうに思います。

 2点目の職員駐車場の有料化の件であるわけでございますが、これは財政健全化計画の中で一応職員駐車場については有料化をしていこうという方向で議会も報告を受け、さらに、これが今回出ておらないということについては問題があるのではないかという議論をいたしました。

 執行部の答弁といたしましては、今回、給与が平均 4.8%引き下げられると。財政健全化計画の中で、一応歳入見込みかれこれについても総合して検討をされておったわけでありますが、今回歳入見込みについては、この給与の引き下げ等によってかなり改善をされる部分があるのではないかというようなことで、それともう一つは、そういう答弁の中から、やっぱりこれは若干趣旨が違うんじゃないかというような意見等もいたして、質問等もあったわけでございますが、これについては今後それぞれ職員の皆さんに理解をいただくような方向で検討をしていきたいということで、最終的にはこれについてはそのような答弁を了承したという形になっておるところでございます。



○議長(黒川通信)

 19番盛議員。



◆19番(盛泰子)

 議案質疑というのは、自分の所属委員会のことについては自粛するようになっており、それ以外の委員会には参加することができない状況だから問題提起をするという位置づけにあると私は思っているんですね。ですから、審議をしていないというのは非常に残念だなと思います。

 それで、きょうの佐賀新聞「有明抄」に、「政治にかかわる者は英語で言うとローメーカーだ」というふうに書いてありました。メークする、つくるときだけではなくて、その後がどうだったのかを監視するといいましょうか、そこら辺が私たちの役割と思いますので、これについては今後の課題として私なりに持っていきたいと思いますから結構です。

 2点目の職員駐車場の件ですが、それでは、今年度当初予算で計上されていて、その後の経過についての総務委員会の報告はどんなふうだったんでしょうか。昨年のこの場で賛成反対両方の討論があって、賛成討論をなさったのは当時の総務委員長ですけれども、やはりその方のお気持ちをおもんばかれば、途中の報告がどうだったのかということは大変懸念されるところですので、その状況についてお尋ねしたいと思います。



○議長(黒川通信)

 総務委員長。



◎総務委員長(浜野義則)

 先ほど申し上げましたように、委員会の中では、例えば駐車場の有料化等については質問があったわけでございますが、一応先ほど申し上げましたような執行部の答弁の中で、これを可とするというか、それ以外、以降の議論については議論をいたしておりませんので、結果的にこの事項については先ほどの答弁を可としたということになっておるわけでございますので、そのような形で答弁をさせていただきたいというふうに思います。



○議長(黒川通信)

 19番盛議員。



◆19番(盛泰子)

 私が申し上げたいのは、お聞きしたいのは、昨年の当初予算で可決して、きょうまでの間の総務委員会へは執行部の方からどういう段階でどういう説明があったのかということですけど、おわかりになりますでしょうか。今回の議会でどういう議論があったかではなくて、途中経過はどのように報告を受けていたのか、それをお聞きしたいのですけれども。



○議長(黒川通信)

 総務委員長。



◎総務委員長(浜野義則)

 経過については先ほど申し上げましたように、これはいろいろずっと問題も含んでおるんじゃないかという質問は確かにあったわけでありますが、最終的には、今後そうした問題についてさらに検討をしていくということでありましたから、それを可としたということが委員会の結果であります。



△日程第6 特別委員会報告



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次に進みます。文教厚生委員会報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次に進みます。産業経済委員会報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、建設委員会報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 以上で各常任委員会の報告に対する質疑を終結いたします。

 次に、特別委員会の報告を求めます。

 まず、交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員会、前田教一委員長。



◎交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員長(前田教一) (登壇)




      ─────────────────────────────
         交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員会報告書
 平成17年第2回定例会において設置されました本委員会は、第4回定例会において中間報告
を行ったところである。以後、3月8日に委員会を開催したので、その結果について報告しま
す。
1.西九州自動車道の整備について
 佐賀国道事務所が「ちゃくちゃくプロジェクト」として工事を進めてきた、西九州自動車道
唐津道路の浜玉インターから唐津インター間延長 6.6?が、昨年12月18日に開通した。
 この開通は、西九州自動車道の佐賀県北部地域では初めてで、開通区間は、暫定2車線の部
分供用である。
 また、残りの鹿家インターから浜玉インター間延長 3.8?については、平成21年度開通を目
標に事業が進められており、これにより二丈浜玉有料道路と直結されるとの説明を受けた。
(1) 唐津伊万里道路について
 唐津市域においては、松浦川を渡る橋梁下部工の工事に着手されている。また、千々賀山田
インター(仮称)で、地元関係者と進められてきた設計協議が昨年12月末に完了し、本年
3月より用地幅杭設置が行われている。
 伊万里市域では、伊万里東インターの設計協議が終了し、幅杭設置が行われている。谷口イ
ンターも設計協議中で、重橋と谷口地区は、すでに終了している。また、井手野地区などの用
地補足調査が終了し、本年1月から用地買収が行われている。
(2) 伊万里道路、伊万里松浦道路について
 伊万里道路については、本年8月の都市計画決定を目標に、環境影響評価書の作成が進めら
れている。
 伊万里松浦道路については、昨年9月16日に都市計画決定され、同年12月に路線測量説明会
を開催し、地元の了解を得て路線測量に着手されている。
(3) 一般国道について
 国の「ちゃくちゃくプロジェクト」の改築事業として、国道 202号の南波多町水留地区で、
岩盤斜面の落石崩落等危険箇所の回避による安全確保のための改良工事が行われている。
 平成17年度は、北波多トンネル等の工事が行われており、平成19年度に全線供用開始予定で
ある。
 また、同プロジェクトの交通安全事業として、井手野・小麦原地区歩道設置事業と二里大橋
交差点改良事業が行われている。両事業とも平成18年度の供用開始を予定している。
2.港湾整備について
 昨年3月に伊万里港港湾計画が、入港船舶の大型化に対応するために、既存のマイナス10m
岸壁からマイナス13m岸壁に増深され、また、臨港交通体系の強化、良好なアクセス確保のた
めに、臨港道路七ツ島線などの計画改訂が行われたとの報告を受けた。
3.企業誘致について
 この一年の成果としては、?名村造船所の拡張に伴い、関連企業の?太田総研、?津田化洗
工業、七ツ島産業?が七ツ島工業団地で拡張・増設をされており、昨年9月には山内町から大
渡鉄工所が進出されている。
 さらに、本年2月には佐賀大学海洋エネルギー研究センター関連企業の?ゼネシスの進出が
決定している。
(1) 企業訪問等による立地勧奨
 昨年4月から本年2月までに延べ42社に対し、訪問による立地勧奨が行われている。
 また、立地企業に対するフォローアップとして、4月から2月までに延べ 158社を訪問し、
業界の動向や事業所の動き、それに伴う事業展開の中での諸課題の把握や支援が行われている
との報告を受けた。
(2) 進出企業の状況
 景気の上向きにより、企業の設備投資が積極的になり、求人状況が前年実績を上回るなど好
転してきている。
 また、佐賀県内で10ha以上のまとまった用地を有するのは伊万里団地と七ツ島工業団地だけ
であることから、大規模用地を求める企業からの情報提供の要請もあっているとの報告を受け
た。
 今後も、本市が持つ立地環境の積極的なPRに努め、新たな優良企業の立地勧奨を期待する。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                     交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員会
                     委 員 長    前 田 教 一
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────


○議長(黒川通信)
 次、地域医療整備対策調査特別委員会、下平委員長。


◎地域医療整備対策調査特別委員長(下平美代) (登壇)
      ─────────────────────────────
           地域医療整備対策調査特別委員会報告書
 平成17年第2回定例会において設置されました本委員会は、第4回定例会において中間報告
を行ったところである。以後、2月22日及び3月9日に委員会を開催したので、その結果につ
いて報告します。
1.新病院整備における経過について
 市民病院と社会保険浦之崎病院の統合を中心に、中核的病院整備における協議等の経過につ
いて説明を受けた。
 病院統合については、これまで浦之崎病院との事務レベルでの研究会や医局間での意見交
換会などが行われ、中核的病院が地域において果たすべき役割や病床規模、医療提供体制等に
ついて協議がなされてきた。また、一方では全国社会保険協会連合会及び浦之崎病院の設置者
である社会保険庁を訪問し、社会保険病院の見直しにおける国の考え方やスケジュールについ
て、随時、情報収集がなされてきたところである。その後、1月には再度社会保険庁を訪問し、
社会保険庁改革法案の状況把握、病院譲渡の条件等についての交渉がなされ、その交渉の形を
残すため、譲渡協議依頼書が提出されている。
 全国53の社会保険病院は、本年夏季頃には、国が策定する整理合理化計画により、経営自立
の可否やその地域における重要性を判断基準として、3形態に分類され、その後、売却を含め
て新しい経営形態へ移行することになっている。このスケジュールの中で、病院統合を実現し、
一定の病床規模を確保していくためには、浦之崎病院が国の整理合理化計画の中で3形態へ振
り分けられる前に、市が主導権を持って統合に向けての譲渡協議を行っていくことが重要とな
ってくる。
 このような動きの中で、国の見解としては、現在の2次医療圏において、病院統合という選
択肢は歓迎できるとした上で、病院譲渡にあたっては、病床のみの譲渡ということはありえず、
あくまで、病院施設と病床を一体とした有償譲渡とすること。また、譲渡後、現在の浦之崎病
院の医療機能を継続すること等を条件としている。
2.「新病院整備可能性調査」について
 医療需要等に関する調査・分析を行い、新病院の基本構想について専門的見地からの見解を
求める「新病院整備可能性調査」については、1月31日に報告書が提出されたところである。
これに伴い、2月22日開催の委員会では、調査受託者である株式会社日本コンサルタントグル
ープより研究員を含む2名を参考人として招致し、診療科目や病床規模、人員体制、設置運営
形態等、報告内容の詳細部分に至るまで説明を受け、医業コンサルタントとしての意見を求め
たところである。受療動向、患者需要予測等をベースに分析がなされた結果、新病院の方向性
としては、既存の診療科目13科に脳神経外科や麻酔科等の3科目を加えることで、病床規模
204床の手術に強い専門的外科病院、地域完結型の医療を実現する地域医療支援病院を目指すこ
とが提案されている。また、病床規模・設置運営形態別の事業収支計画も示されており、その
形態によっては、黒字経営となることも想定されている。しかし、あくまでこれは、人件費の
抑制や医薬材料費の抑制をはじめ、医師確保、患者確保への取り組み等の諸条件をクリアする
ことを前提とした見通しであることに留意しなければならない。
3.今後の新病院整備に向けて
 この新病院整備可能性調査報告書を一つの交渉材料として、今後、病床確保を最優先に国と
具体的な譲渡協議を行っていくことになるが、病院譲渡後は現在の浦之崎病院における医療機
能を保持しなければならないなどの条件もあり、実際の譲渡契約にあたってはクリアすべき課
題は大きい。当委員会としては、病院統合に関して今後の協議の経過を見守ることとなるが、
国との交渉・契約にあたっては、時機を失することのないよう、又その判断においては慎重な
検討を重ねられることを望む。
 新病院整備においては住民の期待は大きく、地域医療の水準を下げないことが絶対条件であ
り、現場の声、市民の声を汲み上げた態度決定を行っていくべきである。今回の統合により、
一定の病床規模が確保できれば、中核的病院建設に向けての具体的構想へと入ることとなるが、
人件費の抑制や診療科目の設定、医師確保など、乗り越えなければならない厳しい課題は多い。
基本構想策定にあたっては、市民のニーズをよく把握し、又、医師会との協議を十分に重ねる
などして、伊万里市の中核的病院として進むべき方向性を明確にしていくよう努められたい。
 以上報告いたします。
 平成18年3月22日
                        地域医療整備対策調査特別委員会
                        委 員 長  下 平 美 代
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
      ─────────────────────────────






○議長(黒川通信)

 以上で特別委員会の報告が終わりましたので、しばらく休憩いたします。

               (午前11時23分 休憩)

               (午前11時30分 再開)



△日程第7 特別委員会報告に対する質疑



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 それでは、特別委員会報告に対する質疑を行います。

 まず、交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員会報告について。18番占野議員。



◆18番(占野秀男)

 1点だけお伺いをいたします。

 七ツ島工業団地、伊万里団地それぞれ企業の進出があっていることについては報告がありましたので、若い人たちの就労の場がそれだけ確保されていくという意味で、大変有意義であったかと思います。

 関連して、少し景気が回復をしているという基調の中で、さらに企業誘致を進める上では、さらに力を入れてやっていかなければならないと思いますが、企業側からすると、一つ用地の問題もあるかと思いますし、それから、その市が持っております積極性といいますか、熱意といいますかね、そういうものも企業進出の場合には一つのバロメーターになるのではないかと思いますが、先ほどの報告で42社、それから、年間 158件の訪問ということで数字が上がっておりましたが、この中に市長が一体何回行かれたのか、助役は何回行かれたのか、収入役は何回行かれたのか、あと企画政策課長、産業部長、関係する方々が何回ぐらい参加をされたのか、まずその点をお伺いいたします。



○議長(黒川通信)

 交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員長。



◎交通網・港湾・企業誘致対策調査特別委員長(前田教一)

 ただいまの御質問にお答えをいたします。

 むしろ私が答えるよりも、もう執行部が答弁された方がまさに的確ではないかという感じもいたしますが、私ども委員会におきまして、この項も調査事項の最たるものでございます。御承知のように、今、企業誘致は産業部の中で中島課長、そしてまた前田副課長、お二人が担当されて、まさに八面六臂の御活躍でございます。

 そんな中で、市長は何よりもトップセールスということを、この4年間常に言われてまいりましたし、また実際心がけてもまいられたものと思います。その都度、全協等でも主なことについては御報告いただいてまいりましたが、私どもが報告をいただいている中では、市長御自身の活動の報告等については、その都度承っております。ただ、回数が何回であったかと言われると、そこまで確認はいたしておりませんが、その最たるものとしては、名村さんの今回の拡張に対しても積極的に働きかけをされた、さらに、SUMCOが既に相当数の就職、要するに雇用が実現するだろうと言われる今の拡張工事、こういったことにつきましても市長の方から積極的に働きかけをしていただいた。双方相まって実現に至った。さらに、企業と言えるかどうかですけれども、今回いよいよ具体的になっております戸栗美術館等につきましても、まさに市長のトップセールスによる、その成果であろうというふうに思います。それ以外、担当のお二人、そしてまた産業部長を含めて、真剣にこのことに取り組んでいただいているということの御報告は受けております。それ以外、助役、あるいは収入役の方々がどれだけそのことに出向いたと、あるいはこうこうだったという、そういった数等の状況については、あろうかと思いますが、委員会としては確認をいたしておりません。

 以上であります。



△日程第8 議案の付議順序により討論、採決



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次に進みます。

 地域医療整備対策調査特別委員会報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 以上で各特別委員会の報告に対する質疑を終結いたします。

 それでは、議案の付議順序に従いまして、これより討論、採決を行います。

 まず、議案第7号 伊万里市国民保護対策本部及び伊万里市緊急対処事態対策本部条例制定について。27番下平議員。



◆27番(下平美代) (登壇)

 議案第7号の伊万里市国民保護対策本部及び伊万里市緊急対処事態対策本部条例制定について。私は、この条例制定について意見を申し上げながら、やっぱり疑問点はここの議会でも十分審議する必要があろうかと思うのです。と申しますのは、こういう国民保護計画の策定が提起されていること、それは何のためにこういう条例が必要なのか、保護法が必要なのか、それはなぜなのか、その是非をめぐって家庭や地域やそれぞれの団体などでも十分論議しなければならないと思うのです。ましてや、こういう議会では徹底した論議をやらなければならないと思います。

 本当に国民の安全を保障する政策、措置は、もっともっとほかにあると思うのです。きょうにも大震災に見舞われるかもしれない、大災害に見舞われるかもしれない、そういう対策こそ十分に審議しなければならないと思うのです。起きるかどうかもわからないような、可能性の極めて低い戦時対策よりも、避けることのできない災害等についての対策が、まずその前になされるべきだと思うのです。

 戦争は、国の努力で避けることができます。政府も戦争を避ける努力こそしっかりやるべきだと思うのです。そして、現代の戦争の無意味さ、私は十分戦争を体験した人間ですが、国を守るどころか焦土と化してしまっている今の戦争、兵隊よりもはるかに多い、子どもを含む民間人の犠牲、こういう戦争を見るとき、あるいはこういう戦争を体験したとき、日本の国は日本国憲法を制定しました。戦争の放棄、軍備の保有を否定したのです。

 この国民保護の計画は、本当は我が国の国土や国民を守るためだけではなく、国民に戦争を容認させ、駐留米軍と自衛隊が海外に出撃する際の後方支援に協力させるためにあるのではないでしょうか。そういった疑問をみんなで一緒に考えてみたいと思うのです。

 私は、この後に続く議案第8号とか、それにかかわる予算等がございますが、こういう条例を制定することではなく、戦争のない、そういう国際的な平和な世界を求めるためにこそ条例をつくったりすべきだと思うのです。

 そういう観点から、この第7号の議案、関連するのが後に続きますが、反対の立場で意見を申し述べました。

 終わります。



○議長(黒川通信)

 ほかに。28番浜野議員。



◆28番(浜野義則) (登壇)

 私は、この議案第7号に賛成する立場で討論をいたしたいというふうに思います。

 先ほど言われましたような状況の中で、天災等に対する備えかれこれというのは、全然やっぱり別問題で、それはそれとして、それなりの対応がなされておるんではないかなというふうに思うわけでございます。

 今回提案されております議案第7号につきましては、国の法律に基づいて地方自治体にそれなりの義務づけをされる地方自治体の役割について、こういうことで定めなさいと、そういう一つの法律を前提とした今回の条例制定であるわけでありまして、ある意味では今回の条例制定は、そういう意味で国の一つの指針に沿って制定をされたものであろうというふうに考えますときに、この条例制定については、内容等も含めまして現時点においてやむを得ないんではないかと、そういう判断をいたしまして賛成の討論とかえさせていただきたいというふうに思います。



○議長(黒川通信)

 18番占野議員。



◆18番(占野秀男) (登壇)

 私は、議案第7号については反対の立場で討論をいたしたいと思います。

 先ほどありましたように、国民の保護をするのが目的ですから、保護をするという意味で一番大事なのは戦争を起こさないことではないかと思います。もちろん災害等もありますし、原発の危険性などもありますが、戦争が一番国民を犠牲にしているわけで、国民を守るというならば、戦争のない社会をつくることが実は一番国民を保護することになるのではないかと思います。そういう意味で、まず、そのためにはよその国から攻められないような外交を重ねることが大事だと思います。

 しかし、そういうのは残念ながら今の小泉政権では、どちらかというと近隣アジア諸国からは不信を持っておられるような風潮の方が余計聞こえてくるわけで、例えば日本とアメリカのような関係になれば、まさか時の内閣がアメリカから攻撃されるなんていう想定は出てこないというふうに思いますが、しかし、イラクの戦争を見ていますと、うそをでっち上げて戦争に突入して侵略していったわけですから、全くないとは言えませんが、常識的に友好を深めておればそういう心配は出てこない。そういう意味では、やはり平和外交を広げることが一番国民を守る方法ではないだろうかと思います。

 その一番は、やっぱり平和憲法だと思います。第二次世界大戦を通じて侵略行為に対して反省をし、二度と軍事力によって、軍隊の力によって国際紛争を解決しないという、世界に冠たる日本の平和憲法がありますけれども、これを守っていくことがまず相手に対しても安心感を与えるわけでありますから、大切なことだと思っております。そういうもろもろの状況を考えておりますと、まず平和に徹する、戦争の危険がないような外交を進める、このことが一番国民を保護することにつながるのではないかと思います。

 それから2番目に、災害等の心配もあります。今、浜野議員の方から、この議案に賛成の討論がありましたけれども、ちょっとやっぱり歯切れが悪かったですね。本当に地方自治体が国民を、市民を保護するという観点であれば、例えば身近にあります玄海原発が事故に遭ったときには伊万里市民にはどういう形で対応するのかと、こういう条例はまだありません。そういうことを考えますと、やはり戦争を想定した国民保護政策よりも、もっともっと前にやらなければならない、災害に対するときの対応、それから原発等の危険な問題が発生したときの対応など、身近なところの市民を守る保護法というもの、保護条例というものこそ先に決めるべき内容ではないかというふうに思います。

 先ほど、国で決めたことだからというふうに言われましたけれども、国で決めたら自治体もそのとおりにするんでは、自治体の自主性というのはもうなくなってしまいます。そういう体制が、実は第二次世界対戦に巻き込まれていって、国民総動員法だの、いろんな制限のかかる法律によって国民の意思が曲がった方向に誘導されていって、あの大戦を招いたというふうに反省を私たちはしたんではないかと思います。その反省に立つならば、まず、こういう保護条例も、要らないとは言いませんが、その前にすべきことがまだまだ山ほどある、そういうことを考えますと拙速だという気がいたしますので、私は反対をいたしたいと思います。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ここで議案第7号につきまして、討論を終結いたします。

 反対、賛成の討論がありましたので、採決いたします。

 原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第7号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第8号 伊万里市国民保護協議会条例制定について。

    〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

 異議がありますので、起立により採決を行います。

 議案第8号について、原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第8号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第9号 伊万里市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第9号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第10号 伊万里市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第10号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第11号 伊万里市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第11号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第12号 伊万里市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第12号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第13号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議がありますので、起立により採決を行います。

 議案第13号について、原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第13号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第14号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第14号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第15号 伊万里市特別会計設置条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第15号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第16号 伊万里市留守家庭児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第16号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第17号 伊万里市障害児発達支援センター条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第17号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第18号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第18号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第19号 伊万里市農林漁業振興、共同化資金利子補給及び損失補償条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第19号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第20号 伊万里市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第20号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第21号 伊万里市営住宅条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第21号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第22号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第22号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第23号 伊万里市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第23号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第24号 伊万里都市計画事業伊万里駅周辺土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第24号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第25号 指定管理者の指定について(伊万里市眉山ふるさと館)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第25号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第26号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について(立岩・東分線)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第26号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第27号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について(立川・東田代線)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第27号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第28号 伊万里市公平委員会委員の選任について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第28号については原案のとおり同意されました。

 次、議案第29号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第29号については原案のとおり同意されました。

 次、議案第30号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第30号については原案のとおり同意されました。

 次、議案第31号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第31号については原案のとおり同意されました。

 次、議案第32号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第32号については原案のとおり同意されました。

 次、議案第33号 平成17年度伊万里市一般会計補正予算(第8号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第33号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第34号 平成17年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第34号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第35号 平成17年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第3号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第35号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第36号 平成17年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第36号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第37号 平成17年度伊万里市老人保健特別会計補正予算(第2号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第37号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第38号 平成17年度伊万里市水道事業特別会計補正予算(第4号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第38号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第39号 平成18年度伊万里市一般会計予算について。18番占野議員。



◆18番(占野秀男) (登壇)

 一般会計の予算案について、反対の立場で討論をいたします。

 先ほど国民保護法の関連で反対の意見を申し上げ、反対をいたしました。それに関連をする委員の任命にも反対をいたしました。また、報酬を支払うというところについても反対をいたしました。そういう報酬の関係では、この新年度予算に計上をされておりますので、今までずっと反対してきたのに予算案だけは賛成というわけにもまいりませんので、そのほかの予算がすべてがだめだという意味ではなくて、そういう問題点を含んでいる部分を含めた予算案で、もう部分的に採決ができませんので、一括になりますから、先ほど申し上げましたような理由で、この予算案については反対をいたします。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。19番盛議員。



◆19番(盛泰子) (登壇)

 私は、この議案に対して賛成の立場で討論をさせていただきます。

 確かに国民保護対策本部などの条例案については私も反対をしてまいりましたが、先ほど占野議員がおっしゃったように、その予算が含まれているから反対というのであれば、99万4千円の修正案を出すべきではないかなというふうに思います。

 今回、枠配分の中で特に文教厚生委員会、私が所属している文教厚生委員会の予算もかなり厳しいものがあり、委員会の中でもかなり議論になりました。そういう中で、満足できる予算ではないけれども、現在の中ではやはり仕方ないのではないかということで全会一致で通した経緯がございます。

 こういう厳しい中で予算を組むことの困難さを私たちも共有するわけですけれども、今回の予算に対して反対してしまえば、今計画されているいろんな事業について進まないことになります。やはり、必要であれば、これまでもしてきたように修正案を出して反対していただくのが筋ではないかと思います。そこで、私はこの議案に対して賛成の立場で意見を言わせていただきます。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ここで議案第39号に対する討論を終結いたします。

 反対、賛成の討論がありましたので、採決いたします。

 原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第39号については原案のとおり可決されました。

 ここでしばらく休憩いたします。

               (午前11時58分 休憩)

               (午後1時   再開)



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 休憩前に引き続き討論、採決を行います。

 議案第40号 平成18年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第40号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第41号 平成18年度伊万里市介護保険特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第41号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第42号 平成18年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第42号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第43号 平成18年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第43号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第44号 平成18年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第44号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第45号 平成18年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第45号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第46号 平成18年度伊万里市老人保健特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第46号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第47号 平成18年度伊万里市水道事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第47号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第48号 平成18年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第48号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第49号 平成18年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計予算について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第49号については原案のとおり可決されました。

 次に、意見書案について討論、採決を行います。

 意見書案第1号 プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書の提出について。25番満江議員。



◆25番(満江洋介) (登壇)

 私は、この意見書案に反対する立場から意見を申し上げます。

 私どもは一昨年の12月議会で、国、県に対し慎重に責任ある説明を求めることの意見書を採択いたしました。それに対して、知事は討論会等を通じて、このプルサーマル計画の推進ということについて前向きの答弁があっております。

 今回、私どもは慎重に、推進すべきか反対かの態度を明確にすべきではないかと思います。この意見書は、見方によっては賛成とも反対ともとれるような意見書でありますので、その辺を明確にするように求めて、私は反対といたします。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。18番占野議員。



◆18番(占野秀男) (登壇)

 私は、意見書に賛成の立場で討論をしたいと思います。

 今、知事が討論会を開催したということが反対理由の一つとして挙げられていますが、1回されただけなんですよね。それも人数限定で、だれもが参加できる討論会ではありませんでした。私も申し込みをしましたが、名前が悪かったのか、はねられまして、討論に参加することができませんでした。そんな市民も結構おられるんではないだろうかと思います。ですから、討論会を限定的に1回したから、もうそれでいいんだという姿勢では、本当に市民の不安、また県民の不安を払拭するには十分ではないんではないかというふうに私は思いますので、改めてやっぱりもう少し手だてを講じて、市民にも説明をする場、討論する場をつくった上で判断すべきではないだろうかというふうに思います。

 それから、中身的に賛成とも反対とも書いていないということですが、やっぱり市民の中には賛成をされている方も多数おられると思います。ただ、その方々がそしたらもう不安も何もなくて、ただ、やれやれ、いいよいいよというだけではないんではないか。賛成はするにしても、本当に安全対策の面、また、先ほどちょっと国民保護法の問題が出ておりましたが、何かあったときにはきちっとした体制ができるんだろうかという不安はお持ちだろうと思うんですね。反対をする方の中にも、基本的に反対をするという方もいらっしゃいますし、いや、そこら辺がきちっと討論や地域の声が反映をされた形で進められるならば、必ずしも反対ばかりではないという方もいらっしゃると思うんですね。

 そういったいろんな方々の市民の意思を議会として取り上げて伝えるというのは、議会として大変重要な意味を持つことではないだろうかというふうに思いますので、そうしたいろんな立場の方々の思いをこういう形でぜひ知事に上げて、まず、もうちょっと慎重な説明を果たす場、討論の場を設けた上で判断をされたらどうですか、そういうふうにぜひやってくださいよという趣旨の意見書でございますから、反対をしますとか、賛成をしますとかという趣旨ではございませんので、ぜひその点を御理解いただいて、そしたらどこまですればいいのかという御意見もひょっとしたらあられるかもわかりませんが、1回してそれで終わりということでいいのかというのもありますから、ぜひそういう意味では慎重な判断をしていただきたい。

 恐らく県議会でも慎重にやれというのは皆さん異論のないところではないかなというふうには思いますけれども、そういう意味で、ぜひそういった市民の方、市民一人一人にアンケートをとったわけではございませんので、正確に市民が不安を持っているというふうには断定できないと思いますが、私の知る限りではやっぱり不安を持っておられる方は多いということでございますので、その市民の気持ちを反映した形で、ぜひ通していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 人間でございますから、虫が好くとか好かんとかあるかと思いますが、そのこととこういう意見書の持つ重要性というのは全く異質のものだというふうに思いますので、どうぞ広い気持ちでこの趣旨を御理解いただいて、御賛同をお願い申し上げたいと思います。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。28番浜野議員。



◆28番(浜野義則) (登壇)

 私は、本意見書に反対の立場で討論を申し述べたいと思います。

 本意見書は、今説明がありましたように、表題からしますと、もう少し慎重な判断をしながら結論を出せということになっておるわけでありますが、私なりにその中身を精査いたしますと、この意見書は、基本的には反対であり、原発、プルサーマル計画については、反対する理由を納得するまで説明会を開くべきじゃないかと、そういう内容にもとられるような感じがしてなりません。先ほど意見が出ましたように、意見書が政策に対してその可否を問う、また、その実現を求めてさらに推進していくと、そういう意味からいたしますと、私も意見書というのはもう少しその内容が明確であるべきではないかなという判断もするところであります。

 提案者は、プルサーマル計画に関する国や県の姿勢が、果たして県の示されている方向性に対して、これが安易に判断されたということをお考えなんでしょうか。私は、やっぱりそこら辺は慎重に判断をされた中で、今回の方向性が確立されたんではないかなというふうに思います。

 言うまでもなく、エネルギーは国民の生活、あるいは経済活動について不可欠なものでありますし、年々その需要が拡大をしております。2030年には80億人にも達しようという世界人口が増加する中で、また近年、中国を初め、アジア諸国の経済発展等を考慮しますと、中長期的にも需要の拡大が想定をされるわけであります。

 現在、世界で使用されているエネルギーの約9割が石炭、石油、天然ガス等の化石エネルギーだと言われております。化石エネルギーについては、その埋蔵量に限界があり、世界における採掘可能年数は、石油で41年、石炭で 192年、天然ガスで67年、ウランについては85年程度だと想定をされております。

 一方、我が国のエネルギーの自給率は、主要先進国の中でも最低の4%でありますし、純国産エネルギーと言われる原子力エネルギーを含んでも2割程度にすぎないのが実態でありまして、残りの8割については輸入に頼っておるのが現状であります。しかも、エネルギーの供給の約半分を占める石油については、その90%を政治的にも不安定な中東に依存しておるというのが実態になっておるわけであります。

 さらに申し上げるならば、現在、化石燃料の大量消費によって、地球の温暖化、あるいは地球環境の破壊が急速に進んでおる現状でありますし、東アジアのエネルギー需要の拡大等により、エネルギー資源の争奪戦や価格の高騰が懸念される中で、原子力発電は今後さらに重要になってくるんではないかというふうに考えるところでございます。また、これに関連しまして、放射性廃棄物の処理や核燃料のサイクルを確立させるために、また、資源の有効活用を図っていくためにも、プルサーマル計画の着実な推進が必要だと考えております。

 原子力エネルギーについては、これまでその安全性についてたびたび議論をされてまいりましたし、今議会においても、原発10キロ圏外の防災対策に関しての質問が行われておりますが、そのほとんどが、ふぐあいや万一の場合を想定、仮定した中での意見のように思います。私も万一の場合を否定するつもりはありませんが、我が国のエネルギー政策を確立するために、万一の場合だけを前提とした議論だけでは無理があるように思っております。

 10キロ圏外の防災対策、避難訓練等について、先ほど申し上げましたように、たびたび質問が出されているところであります。ただ、多額の経費を要するこのような訓練が、万一の場合にどれだけの効果が出るのかなということについては疑問に思っておるところでございます。むしろ、こうした多額の経費を、安全性の確立を図るための設備投資や研究開発に使っていくことがさらに有意義ではないかなということも考えるところでございます。

 エネルギーの安定供給のために、10キロ圏どころか、10メーター圏、 100メーター圏内で日夜努力をしておられる方々の安全を守るために、また、そうした施設周辺の住民の皆さんの安全を守るためには、先ほど申しましたように、これまでの経験やノウハウを生かしながら防災に対する技術をさらに高めて、万一の場合を発生させない、そういう確率を高めていくことが何より重要だと思います。

 先般、岩国市で米空母艦載機の移転をめぐっての住民投票が実施されました。結果は、87.4%の人が反対する内容であります。迷惑施設でありますから、住民の感情からすると当然の結果でしょう。しかし、先ほど言われましたように、やっぱり平和外交、その他こうしたもろもろの危険が起こらない、そのようにすることが最も大事であるわけでございますが、しかし、そうした中においても、現在、現実に各地で戦争が起き、紛争が起き、テロが起きておる、そういう現状からしますと、この基地問題については地域だけの問題で解決していいというようなことにはつながっていかないんではないか。また、基地がなくて我が国の安全が保っていけるのでしょうか。もちろん、地方公共団体の首長や議会は住民福祉を最優先させていかなければならないことは言うまでもないことでありますが、地方公共団体がそれぞれ関係団体の住民福祉のみを優先させた場合、国や社会が果たして成り立っていくのでしょうか。成り立っていかない場合も数多く考えられるような気がいたします。

 同じように、原子力発電、プルサーマル計画も同様のことが言えるのではないでしょうか。今、地方は国に対して権限移譲を要求していますが、国から地方へ権限が移譲される場合、地方はその権限だけではなくて、これまで国が果たしてきた責任もあわせて移譲されるということを私たちは認識しなければならないと思っております。そうしないと、先ほど言いましたように国が成り立っていきませんし、国が成り立っていかない状況の中で地方が成り立つわけがないというふうにも思います。地方分権が叫ばれる中で、地方議会もこれまで以上に将来を見据え、先ほど話がありましたように、幅広い視野に立った議論や対応が求められているときに来ておるように思います。

 以上、本意見書に反対する理由の一端を申し述べましたが、議員各位の賢明な判断と多数の御賛同をお願いしながら、反対討論といたします。ありがとうございました。



○議長(黒川通信)

 ほかに。19番盛議員。



◆19番(盛泰子) (登壇)

 私は、この意見書に賛成の立場で討論させていただきます。

 先ほどの反対討論の中で、12月25日の県主催の公開討論会のお話が出てまいりました。私も出席いたしましたし、伊万里市からは市長初め、執行部からも3人の出席があり、また、ほかの方も出席されていたように思います。その中でも、浜野議員がおっしゃったような自然エネルギーへの転換の必要性というのは十分に強調されている部分でございますし、そういう方向がこれから開けていかなければいけないというふうに考えている部分では、全く同じではないかなというふうに思います。

 しかし、万一の場合を前提とした議論には問題があるというふうにおっしゃいました。あるいは、危険が起こらないようにするのが一番だというふうにも言われました。もう本当にそれには私も同感でございまして、そういう努力は皆さんが一緒にしていかなければいけないわけですけれども、私たち議会にいる者として、市民の安心・安全をどう守っていくかというときには、やはり万一の場合というのは必ず想定の中のどこかに置いておかなければいけない問題ではないかというふうに思います。

 私は、賛成の理由を2点にわたって申し上げたいと思います。

 最初に討論された満江議員にお尋ねしたいと思いますが、1995年、平成7年の12月議会で、満江議員は原子力防災訓練についての一般質問をされていらっしゃいます。改めて読み返してみますと、その質問の中で、仮に大気に放射性物質が排出された場合に、──風速という

ふうに補った方がいいと思うんですが──風速が毎秒4メートルに仮定すると、伊万里まで

約3時間ぐらいで到着すると。そして、伊万里市独自でもシミュレーションぐらいの計画はやっておくべきではないだろうかというような質問をしていらっしゃいます。また、その会議録では、答弁に立った椎葉総務部長が、その質問の前の日に県議会では占野議員がこのことを取り上げていらっしゃるというふうに書いてございました。私はそのとき、選挙は2回経験したけれども、実質上まだ1回生でしたので、こういうことについてはまだ学びが浅くて、専門的なことをよく知っていらっしゃる方だなというふうに思いましたけれども、今、そのときに比べて何一つ状況は変わっていません。そういう中で、いつ、どう賛成討論されるように心変わりされたのか、私はそこをお聞きしたいと思います。

 それから、2点目です。

 今議会での一般質問で、風評被害の未然防止について私は取り上げました。これについて市長は、県地域防災計画に伊万里市を明記してもらえないか県に要請したいという趣旨の発言をなされて、私は大変感動いたしました。この塚部市長答弁は、その翌日の唐津市議会の一般質問でも紹介されているところです。

 議員各位の中にも関係の方がたくさんいらっしゃいますが、伊万里牛とか、伊万里梨とか、今、伊万里市が一番売りにしている農畜産物への影響、それから、観光への懸念などがある中で、例えば、事故として取り上げるのは問題があるかもしれませんが、やはり20年たったとはいえ、チェルノブイリの事故のときの風評被害の恐ろしさというのを改めて思い起こすべきだと思います。私たち主婦の間では、ヨーロッパ産のスパゲッティとか、チーズとか、購入を控えた経緯がございます。

 伊万里市民の安心を預かる市長、そして私たち市議会として、こういう状況のままでプルサーマル計画が進められていくことをどう考えるのか、これは慎重に対応してほしいという意見書です。先ほど賛成とも反対ともつかないとおっしゃったけれども、とにかく推進をするにしても、とめるにしても、慎重にもう少しやってほしいという意見書です。伊万里市にとってどうなのかを、どこの党だとか、そういうことは関係なく、伊万里市民を背負って立つ私たちがどうなのかをぜひ考えていっていただきたいと思います。

 先ほど地方公共団体が自分のところの住民福祉ばかりを推進して、国が成り立たなくなってはどうするのかというふうな発言もありましたが、いいえ、今、時代は地方からの声で国を変えていく時代になっていると私は申し上げたいと思います。

 どうか皆様の賛同を心からこいねがいまして、賛成の討論とさせていただきます。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。12番高木議員。



◆12番(高木久彦) (登壇)

 私は、この意見書に対して反対の立場で討論をさせていただきます。

 この原子力、プルサーマル問題につきましては、今出た問題じゃないです。もう既に早くからされておりまして、今こういう意見書を出すというのは、もう手おくれといいますか、もう既にいろんな討議等が行われてきた段階であります。それが一つでございまして、革新団体の今いろんな反対運動といいますか、それに対して私はどうかなと、こういう気がまずしているところでございます。

 原子力政策につきましては、国において昭和36年、長期計画が作成をされております。これについては御承知のとおり、5年ごとに見直しがなされ、昨年、10回目になりますか──見直しで原子力政策大綱と、こういう名称に変わったわけでございます。ここの中で核燃料のサイクルというものが閣議決定されておるわけでございまして、これに基づいて各発電所においてはプルサーマル計画が進められておるところでございます。

 県内におきましては、九電より平成16年5月に、このプルサーマル計画が県の方に申請といいますか、提出をされております。そういう中で、県民への理解活動が展開されてきたところでございます。先ほども話がありましたが、このプルサーマル計画につきましては、公開討論会、九電さんにおきます討論会、あるいは県におきます討論会等も行われているところでございます。

 伊万里市を見てみますと、私どももこのプルサーマルにつきまして、自民党議員団として九電の方にお話をしていただき、勉強会等も開いたところでございます。なお、一般向けにおきましては、エネルギートークが行われておるところでございます。御承知のとおりかと思います。

 そういういろんな経過のもとに、今回、佐賀県知事におかれましては、安全は確保できると、こういう見解がなされたところでございまして、これにつきましては、当然内容といたしましては、二重三重の安全対策、あるいはチェック体制の確立と、こういうのが当然織り込まれているところでありまして、このたった今の県の決定につきましては、予定どおりされるものと確信するところでございます。

 今、いろいろ伊万里市も発展しつつあります。そういう中で、やはり県から大いなる援助等をいただかねばならないこの段階で、(「絶対おかしかばい。奴隷のごたっこと言いんさんな」と呼ぶ者あり)知事に対する伊万里市民の議会の声として、こういう意見書を提出することは反対でございます。

 終わります。



○議長(黒川通信)

 ほかに。11番堀議員。



◆11番(堀良夫) (登壇)

 私は、賛成の立場から簡潔に討論を申し上げたいと存じます。

 先ほど来、お話の中に出ておりますように、昨年の12月25日、唐津市においての公開討論会ですね、このことを踏まえて、28日の佐賀新聞の2面いっぱいに公開討論の論議の内容が掲載されているところであります。皆さん方も御承知のように、専門家、学者の意見は賛成、反対の立場からるる述べられておりまして、この公開討論会の結果を踏まえて、参加者へのアンケートの調査結果がグラフで出ております。

 今日、古川知事が安全性の議論は深まったと言われる根拠として、このアンケートの調査結果が、安全性に対する理解が深まったという意味でのパーセントが65%というふうに言われておりますが、この内容を見てみますと、プルサーマルの安全性について理解は深まったかという問いのアンケートです。「そう感じる」が30.1、「だいたいそう感じる」が34.8、合わせて65ですね。知事の方が言われておりますが、「そう感じる」というパーセントが30%ですから、この安全性に対する理解が深まったと断言するのはいかがかというふうな受けとめ方をいたします。

 一方、きのうの毎日新聞です。「プルサーマル計画について、同佐賀県議会の自民党、公明党の両会派が連名で提出する決議案の内容が20日、明らかになった。「事前了解(同意)をしたい」としている古川康知事に対し、「プルサーマルに対する反対の声は広く、根強い」と懸念を表明。事前了解には県民の不安解消に努め、理解を深めることなど6項目の条件を付け、慎重に推進するよう要望している。」と、昨日の新聞に県議会の状況を報道されております。

 私どもの今日の意見書については、まさに関係住民、自治体などへの丁重な進めと議論を重ねて、より慎重な判断を求めるという意見であります。どうか、議会の皆様、良識のある判断をお願い申し上げまして、私の意見を終わります。



△日程第9 閉会



○議長(黒川通信)

 ここで討論を終結いたします。(「ちょっと待った、ちょっとまだまだ」と呼ぶ者あ  り)討論を終結宣告いたしました。(「23番」「議事進行」と呼ぶ者あり)終結の宣告をいたしましたので、(「議長」「進行」と呼ぶ者あり)よろしくお願いします。(「発言はさせな」「進行」と呼ぶ者あり)討論は十分出ましたので、終結宣告をさせていただきました。

 反対、賛成の討論がありましたので、採決をいたします。

 意見書案第1号、原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、意見書案第1号については原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま可決されました意見書については、関係機関に送付することにいたします。

 ここで、お手元に配付しておりますとおり、各委員会から会議規則第65条の規定により継続審査の申し出がなされております。

 そこで、お諮りいたします。各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

 以上をもちまして、今期定例会の日程をすべて終了いたしましたので、平成18年伊万里市議会第1回定例会を閉会いたします。

               (午後1時36分 閉会)





 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。
  平成  年  月  日
             伊万里市議会
                 議 長  黒 川 通 信

                 議 員  堀   良 夫

                 議 員  高 木 久 彦


                 

     プルサーマル計画受け入れに対する慎重な判断を求める意見書

 昨年12月25日、プルサーマル計画に対する県主催の「公開討論会」が、安全性をテーマ
に実施されました。知事はその討論会を受け「安全性の議論は深まった。結論を先送りするこ
とはない」と県として判断することを記者発表し、2月7日には「安全性は確保できる」と発
言。2月県議会では「私としてはプルサーマル計画に同意したいと考える」と態度表明を行い
ました。
 果たして本当に「県民の理解は進んだのか」多くの方々が疑問視しています。
 今日までの議論の中でも、専門家の間で安全性の見解がまったく違っていることも明らかに
なっています。
 専門家の意見が分かれ、漁民の皆さんをはじめ様々な団体が反対をしている現況の中で、一
般県民の理解を得られたとはいえません。
自治体は住民の安全を守ることが最も重要な役割であり責務です。プルサーマルの場合万が一、
事故が起きれば県民生活にとって極めて重要な問題です。
伊万里市は原発から10キロ以上離れていることから、住民避難訓練など一連の原発対策の対
象外となっていますが、プルサーマルの事故があった場合を仮定すると、現状では伊万里市民
の不安をなくすことはできません。
 したがって、その判断は慎重に議論と検討を行うことが必要です。そのことを通して県民の
不安を払拭する努力が今一度求められています。
 その意味でも、関係住民、自治体などへの丁寧な説明と論議などを重ね、より慎重な判断を
求めます。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


  平成18年3月22日

                           伊万里市議会

佐 賀 県 知 事  古 川 康 様