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佐賀県 伊万里市

平成16年12月 定例会(第4回) 12月22日−07号




平成16年12月 定例会(第4回) − 12月22日−07号







平成16年12月 定例会(第4回)


          平成16年伊万里市議会会議録(第4回定例会)

1 日 時  平成16年12月22日 午前10時00分開会

2 出席した議員
    1番  黒 川 通 信         16番  笠 原 義 久
    2番  岩 橋 紀 行         17番  島 田 布 弘
    3番  山 ? 秀 明         18番  内 山 泰 宏
    4番  草 野   譲         19番  占 野 秀 男
    5番  山 田   悟         20番  盛   泰 子
    7番  渡 邊 英 洋         21番  樋 渡 伊 助
    8番  前 田 久 年         22番  原 口   弘
    9番  貞 方 喜 延         23番  田 中 啓 三
    10番  川 内   学         24番  岩 本 盛 房
    11番  堀   良 夫         25番  満 江 洋 介
    12番  高 木 久 彦         26番  福 田 喜 一
    13番  前 田 教 一         27番  下 平 美 代
    14番  岡 口 重 文         28番  浜 野 義 則
    15番  前 田 儀三郎

3 欠席した議員
    6番  樋 渡 雅 純

4 出席した事務局職員
    局長 田 中 健 志

5 地方自治法第121条による出席者の職氏名
    市長                  塚 部 芳 和
    助役                  前 田 和 人
    収入役                 吉 富 常 彦
    総務部長                永 田   昇
    政策経営部長              友 廣 英 久
    市民部長(福祉事務所長)        永 峰 保 馬
    産業部長                吉 富 忠 士
    建設部長                小笠原 康 人
    総務部副部長(総務課長)        江 頭 興 宣
    総務部副部長(税務課長)        片 岡 弘 道
    政策経営部副部長(財政課長)      山 平 邦 博
    政策経営部副部長
     (男女協働・まちづくり課長)      田 中 直 記
    企画政策課長              山 本 洋一郎
    市民部副部長(市民課長)        尾 形 洋一郎
    産業部副部長(企業誘致推進課長)    中 島 善 博
    建設部副部長(建設課長)        副 島 秀 雄
    理事(市民病院経営企画室長)      南   和 夫
    市民病院事務長             米 田 秀 次
    水道事業管理者職務代理者     
    水道部長                川 原 清 春
    消防長                 松 永 彰 則
    教育長                 岩 永 憲一良
    教育部長                城     武

1.議事日程
    第1 議会議案等の一括上程
    第2 議会議案等の提案理由説明
    第3 議会議案等に対する質疑
    第4 常任委員会報告
    第5 常任委員会報告に対する質疑
    第6 特別委員会中間報告
    第7 決算審査特別委員会報告
    第8 特別委員会中間報告に対する質疑
    第9 決算審査特別委員会報告に対する質疑
    第10 議案の付議順序により討論、採決
    第11 閉会

1.本日の会議に付した事件
    日程第1 議会議案等の一括上程
     議会議案第2号  伊万里市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部
              を改正する条例制定について
     意見書案第9号  国民のための郵政改革を求める意見書の提出について
     意見書案第10号  食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書の提出につ
              いて
     意見書案第11号  プルサーマル計画に説明責任を求める意見書の提出について
    日程第2 議会議案等の提案理由説明
    日程第3 議会議案等に対する質疑
    日程第4 常任委員会報告
    日程第5 常任委員会報告に対する質疑
    日程第6 特別委員会中間報告
    日程第7 決算審査特別委員会報告
    日程第8 特別委員会中間報告に対する質疑
    日程第9 決算審査特別委員会報告に対する質疑
    日程第10 議案の付議順序により討論、採決
    日程第11 閉会

1.会議の顛末
                (午前10時 開議)






○議長(黒川通信)

 おはようございます。定刻定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

 本日新たに、議会議案、意見書案が提出されております。この取り扱いについて、議会運営委員会を開催していただきますので、しばらく休憩いたします。

               (午前10時1分 休憩)

               (午前10時50分 再開)



△日程第1 議会議案等の一括上程



△日程第2 議会議案等の提案理由説明



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 休憩中に議会運営委員会を開催していただき、議会議案1件、意見書案3件の取り扱いについて協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。

 そこでお諮りいたします。議会議案1件、意見書案3件の取り扱いについては、議会運営委員会の決定どおり本日の日程に追加上程いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議会議案1件、意見書案3件を本日の日程に追加上程いたします。

 それでは、ただいま追加上程いたしました議会議案第2号の1件、意見書案第9号から第11号までの3件を議題といたします。

 議会議案等の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。

 まず、議会議案第2号 伊万里市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。23番田中議員。



◆23番(田中啓三) (登壇)




     ――――――――――――――――――――――――――
議会議案第2号
     伊万里市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す
     る条例制定について
     ――――――――――――――――――――――――――
提案理由 議会改革及び財政健全化の一環として、議員の委員会等出席に対する費用弁償の
    改定を行うため、この案を提出する。
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、意見書案第9号 国民のための郵政改革を求める意見書の提出について。2番岩橋議員。


◆2番(岩橋紀行) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
意見書案第9号
        国民のための郵政改革を求める意見書の提出について
     ――――――――――――――――――――――――――
提案理由 郵政民営化のあり方について議論が進められているが、拙速な民営化は地域にお
    けるサービス低下をもたらしかねないことが予想される。よって、今後とも国民の
    ための郵政事業改革を進められるよう、関係機関に対して意見書を提出したいので、
    この案を提出する。
               ( 313ページ本文掲載)
     ――――――――――――――――――――――――――






○議長(黒川通信)

 次、意見書案第10号 食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書の提出について。14番岡口議員。



◆14番(岡口重文) (登壇)




     ――――――――――――――――――――――――――
意見書案第10号
      食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書の提出について
     ――――――――――――――――――――――――――
提案理由 政府は、平成17年3月策定を目途として「新たな食料・農業・農村基本計画」の
    見直し作業に着手し検討されている。よって、この機会に、更に地域の実情を加味
    した食料、農業、農村の役割や位置付けを明確にした同基本法と関連施策が制定さ
    れるよう、関係機関に対して意見書を提出したいので、この案を提出する。
               ( 314ページ本文掲載)
     ――――――――――――――――――――――――――






○議長(黒川通信)

 次、意見書案第11号 プルサーマル計画に説明責任を求める意見書の提出について。19番占野議員。



◆19番(占野秀男) (登壇)




     ――――――――――――――――――――――――――
意見書案第11号
       プルサーマル計画に説明責任を求める意見書の提出について
     ――――――――――――――――――――――――――
提案理由 本年4月に、玄海原子力発電所におけるプルサーマル計画が発表されて以降、多く
    の議論が噴出している。伊万里市は「10キロ圏外」ではあるが、計画の進行にあたり、
    県民への説明責任が十分に果たされるよう、関係機関に対し意見書を提出したいので、
    この案を提出する。
               ( 315ページ本文掲載)
     ――――――――――――――――――――――――――






△日程第3 議会議案等に対する質疑



△日程第4 常任委員会報告



○議長(黒川通信)

 議会議案等の提案理由の説明が終わりましたので、これに対する質疑を行います。

 まず、議会議案第2号 伊万里市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。よって、議会議案第2号に対する質疑を終結いたします。

 次、意見書案第9号 国民のための郵政改革を求める意見書の提出について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。よって、意見書案第9号に対する質疑を終結いたします。

 次、意見書案第10号 食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書の提出について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。よって、意見書案第10号に対する質疑を終結いたします。

 次、意見書案第11号 プルサーマル計画に説明責任を求める意見書の提出について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。よって、意見書案第11号に対する質疑を終結いたします。

 それでは、日程に従いまして、各常任委員会の報告及び総務委員会の修正案の説明を求めます。

 初めに、総務委員会、前田教一委員長。



◎総務委員長(前田教一) (登壇)




     ――――――――――――――――――――――――――
           総務委員会報告書 
 12月8日の本会議において付託されました、
議案第97号  伊万里市税条例の一部を改正する条例制定について
議案第98号  伊万里市税徴収等の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第99号  伊万里市手数料条例の一部を改正する条例制定について
議案第 108号 字の区域の変更について
        (大川町地内)
議案第 113号 佐賀県自治会館組合を組織する地方公共団体の数の減少について
議案第 114号 佐賀県市町村消防団員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少
       について
議案第 115号 専決処分の承認を求めることについて
        (平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第4号))
議案第 120号 平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第5号)のうち
        第1条 歳 入  全 款
            歳 出  第1款 議会費
             〃   第2款 総務費
                 (第1項 総務管理費
                   第10目 地籍調査費を除く)
             〃   第9款 消防費
             〃   第13款 諸支出金
        第2条 債務負担行為の補正
        第3条 地方債の補正
 以上諸議案審査の結果、議案第97号を除く諸議案については、原案のとおり可決及び承認す
べきものと決定いたしました。
 議案第97号については、別紙修正案のとおり修正し、可決すべきものと決定いたしました。
 以上報告いたします。
  平成16年12月22日
                      総務委員会
                          委員長前田教一
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――
(別 紙)
        伊万里市税条例の一部を改正する条例に対する修正案
 議案第97号 伊万里市税条例の一部を改正する条例の一部を次のように修正する。
 第 142条第4号を次のように改める。
 (4)  その施設の利用形態が、専ら日帰りの入湯を目的とする者
提案理由 入湯税の課税免除対象者について、平易な表現とするため、原案を一部修正した
    いので、この案を提出する。
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、文教厚生委員会、内山委員長。


◎文教厚生委員長(内山泰宏) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
           文教厚生委員会報告書 
 12月8日の本会議において付託されました、
議案第 100号 伊万里市廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例の一部を改
       正する条例制定について
議案第 107号 伊万里市公民館設置条例の一部を改正する条例制定について
議案第 116号 専決処分の承認を求めることについて
       (平成16年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計補正予算(第3号))
議案第 120号 平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第5号)のうち
        第1条 歳 出  第3款 民生費
             〃   第4款 衛生費
             〃   第10款 教育費
議案第 121号 平成16年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
議案第 122号 平成16年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第2号)について
議案第 125号 平成16年度伊万里市老人保健特別会計補正予算(第3号)について
 以上諸議案審査の結果、原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。
 なお、伊万里市立市民病院の経営について所管事務調査を行い、経営診断の結果及びこれを
受けての経営健全化策について説明を受けたところである。院内体制の整備、経営計画の策定、
職員の能力開発及び小児科の診療再開等に取り組まれているところであるが、できるものから
速やかに実践し、市民に信頼される公的病院を目指して努力されたい。
 以上報告いたします。
  平成16年12月22日
                       文教厚生委員会
                          委員長内山泰宏
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、産業経済委員会、岡口委員長。


◎産業経済委員長(岡口重文) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
           産業経済委員会報告書 
 12月8日の本会議において付託されました、
議案第 101号 伊万里・有田焼伝統産業会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
       条例制定について
議案第 102号 伊万里市市営駐車場条例の一部を改正する条例制定について
議案第 109号 市営土地改良事業の施行について
       (二里町八谷搦西八谷搦地区)
議案第 120号 平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第5号)のうち
        第1条 歳 出  第6款 農林水産業費
             〃   第7款 商工費
議案第 124号 平成16年度伊万里市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について
 以上諸議案審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上報告いたします。
  平成16年12月22日
                       産業経済委員会
                          委員長岡口重文
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、建設委員会、島田委員長。


◎建設委員長(島田布弘) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
           建設委員会報告書 
 12月8日の本会議において付託されました、
議案第 103号 伊万里市公有水面使用料及び産物採取料等徴収条例の一部を改正する条例制
       定について
議案第 104号 伊万里市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について
議案第 105号 伊万里市都市公園条例の一部を改正する条例制定について
議案第 106号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定について
議案第 110号 路線の廃止について
議案第 111号 路線の変更について
議案第 112号 路線の認定について
議案第 117号 専決処分の承認を求めることについて
        (損害賠償の額を定めることについて)
議案第 118号 専決処分の承認を求めることについて
        (損害賠償の額を定めることについて)
議案第 119号 専決処分の承認を求めることについて
        (損害賠償の額を定めることについて)
議案第 120号 平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第5号)のうち
        第1条 歳 出  第2款 総務費
                  第1項 総務管理費
                   第10目 地籍調査費
             〃   第8款 土木費
             〃   第11款 災害復旧費
議案第 123号 平成16年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について
議案第 126号 平成16年度伊万里市水道事業特別会計補正予算(第2号)について
 以上諸議案審査の結果、原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。
 以上報告いたします。
  平成16年12月22日
                      建設委員会
                          委員長島田布弘
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――






○議長(黒川通信)

 以上で各常任委員会の報告及び総務委員会の修正案についての説明が終わりましたので、しばらく休憩いたします。

               (午前11時8分 休憩)

               (午前11時18分 再開)



△日程第5 常任委員会報告に対する質疑



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 それでは、各常任委員会の報告及び委員会修正案に対する質疑を行います。

 まず、総務委員会報告及び修正案について。28番浜野議員。



◆28番(浜野義則)

 今回、議案第97号に対して修正案ということで、第4項の中で「その施設の利用形態が、専ら日帰りの入湯を目的とする者」ということで修正案が出されております。

 この内容から見ますと、「しやし性」というのが削除された内容になっておるわけでありますが、確かに「しやし性」という言葉自身が一般になじみのある言葉ではありませんし、やっぱり条例等を制定する場合については、できるだけ平易に、わかりやすい、そういう言葉遣いをすべきだろうという点は理解をするわけでありますが、一方、やっぱりいろんな運用面から考えて、例えばこの「しやし性」という言葉というのは苦肉の策で一つ出てきた言葉ではないかなという判断もするわけであります。

 今回、この当初の条例案から「しやし性」が抜けた修正案について、この抜けたことによってどういう影響があるのか。例えば、取り扱いについてどういう影響を及ぼすのかというのが、まず1点であります。

 それと、もう一つは、こういう文言になりますと、例えば日帰りの場合については、もうほとんど入湯税等については取れないんではないかというような判断もできるわけでありますが、そういうことについてどういう協議をなされたのか。

 また、もう1点、この対象としては、ホテルニュー伊万里、あるいはみやこホテルが対象になっていくというような説明もあったわけでありますが、厚生年金センター等々についても、例えば宴会等をして入湯した場合については、あんまり性格的に、さきに述べましたホテルニュー伊万里、あるいはみやこホテルを利用する形態と変わらないんじゃないかと、そういう判断もするわけでありますが、3点目として、その違い、どうしてそういう判断になっておるのかということについて、協議の結果をお知らせいただきたいというふうに思います。



○議長(黒川通信)

 前田教一総務委員長。



◎総務委員長(前田教一)

 ただいまの質問について、私どもが協議をいたしましたてんまつも含めて御答弁を申し上げたいと思います。

 私ども総務委員会におきましても、原案のままでいいのではないか、大勢に影響はないのではないか、そういった意見があったことも事実であります。しかしながら、先ほど来質問の中でもございましたが、「しやし」という言葉、非常になじみが薄い言葉であります。今条例なり、あるいは申し合わせ事項等の中でも、できるだけわかりやすい言葉を使おうというのは、お互いの認知事項と申しましょうか、昨今の流れであります。

 そんな中で「しやし」という言葉は、全協の中でも総務部長の方から説明がございました。御承知でありますが、辞書等を引いてみますと「度を過ぎるぜいたく」というふうに定義をされているわけであります。そういたしますと、「しやし」という言葉があることによって、じゃあ、そういう施設に行ったときに、どこからどこまでが度を過ぎたぜいたくだと考えるのか、これも非常に議論が分かれるところであります。

 そこで、私ども他の市町村の条例等も確認をさせていただきました。確かに、「しやし」という言葉を使ったところがなかったわけではございません。8例を見てみますと、その中に1例だけございました。それ以外のところでは、ほとんど、要するに銭湯、あるいは共同浴場に類するものということで、そのことだけを目的としたところについては課税はいたしませんという減免課税がはっきりとうたわれております。

 じゃあ、伊万里市で考えた場合に、今銭湯、あるいは共同浴場に類するものがあるのかどうか、そういった議論をしたときに、ほとんど私ども心当たりがないと。じゃあ、その文言をそのまま持ってくるのもいかがなものかということから、「専ら」という言葉を使わせていただいて、「しやし」という言葉を削除させていただいたと。もろもろ協議の内容、大変慎重に議論をしたわけでありますが、税を徴収するに当たっては、この後、当事者間でしっかり覚書、あるいは申し合わせ、細則をつくって、遺漏のないようにしていただくということが、私どもの出させていただいた条件であり、条件として出すまでもなく執行部としては当然のことであります。

 そういう状況から考えていきますと、今ここで「しやし」という言葉が、果たしてどこに、どういうふうに限定されるのか、定義づけられるのかと。辞書では確かに「度を過ぎたぜいたく」だといいますが、施設に入ったとき、例えば年金センター等で申しますと、入浴をする、しないにかかわらず、パックで忘年会をすると。そういう場合には当然、税の対象になるでしょう。じゃあ、泊まりの場合に入湯しなかったらどうなるのかと、そういう議論もございます。しかし、それはやっぱり、そういう施設に泊まった場合に入湯税を課せられるのはやむを得ないのではないかと。また、慣例としてそうであることも事実であります。ただ、伊万里の場合に、その辺をどういうふうに取り扱うのかは、これから執行部と当事者間でしっかり遺漏のないように取り組んでほしいというふうなことは、当然私どもとしても申し入れているところでございます。

 そこで、今の質問の趣旨でございますが、しやし性があることによって、どこまでがしやしと認められるのかということの定義が非常に難しいと。そこがあることによって、あるいはないことによって、じゃあどうこうなるということでは理解をしておりません。あとは細かに当事者間でしっかり話し合いをして、取るべきものはしっかり徴収していただくということを前提にして、ただ、その辺は平易な、わかりやすい文言にさせていただいたというのが実情でございます。

 以上でございます。



○議長(黒川通信)

 28番浜野議員。



◆28番(浜野義則)

 今説明があった「専ら」というのは、原案の中でも実は挿入をされておる文言でありまして、これは後の、例えばいろんな各施設の申し合わせということであったわけですが、少なくともその申し合わせ等については、条例が前提となった一つの申し合わせということになっていくんだろうというふうに思うわけですね。そうしたときに、結局、まあ柔軟な運用をしていこうということで、しやし性というんですか、そういう言葉が多分入れられておったんではないかなというときに、その「しやし性」を削除したときに、果たしてそのいろんな申し合わせ、あるいは協議等が入っておる状態と変わらずにできるのかという判断については、どういう協議をされておるか、お知らせいただきたいというふうに思います。



○議長(黒川通信)

 前田総務委員長。



◎総務委員長(前田教一)

 その件につきましては慎重を期しまして、執行部ともしっかり調整をさせていただきました。確認をいたしました。後は申し合わせ等でしっかり補足をしていくということで、了解をいただいている次第であります。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 25番満江議員。



◆25番(満江洋介)

 今、しやしから日帰り入浴ということに変わったわけですね。そのことにつきまして、一律に日帰り入浴については今のところ免税というふうな格好でございますけれども、年金センターは地域に福利を提供するという、それから片方は営利を目的とした組織と、そういうふうなことで、はっきり言いまして、営利目的としたものとその辺の区別をどう判断されるのか、論議があったのかお尋ねします。



○議長(黒川通信)

 前田総務委員長。



◎総務委員長(前田教一)

 そのことだけで議論をしたわけではございませんが、議論の中では当然そのことも対象になっております。

 今、年金センターの件のお話がございましたが、年金センターとて、今福利だから格別安く市民の皆さん方に提供しているかというと、決してそうではございませんで、ここも精いっぱい、いただくべきものはいただくと、そして、独立採算の中で採算が合わなければ撤退もあり得ると、そういう状況の中で特別扱いをするべきかどうか、その辺については、やはり今回進出される白磁の湯、ここ等もですね、税の上でここが特段に優遇をされるということはむしろ逆ではないか、そのような見解であります。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、文教厚生委員会報告について。20番盛議員。



◆20番(盛泰子)

 今回、財政健全化に関係して、市民生活に直結する値上げ案件が幾つか出されているわけですので、それぞれ委員会でどういう議論があったのかについてはお聞きしておきたいと思います。

 文教厚生委員会については、議案第 107号の公民館の使用料の問題です。

 財政健全化計画の説明会、私も何カ所か行かせていただきましたけれども、伊万里公民館で開かれたときに、やはり社会教育の場でもあり、慎重な対応をというふうな御意見もあったように記憶しております。

 一般的には、私たちが利用するときも、10時から12時までとか、短い時間での利用が多いなというふうには思いますので、今回の値上げがどのくらいの方に直接関係があるのかなというところも思うところでございまして、委員会では、その利用時間の実態調査の結果あたりも受けた議論がされていると思いますので、お尋ねをしたいと思います。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 内山文教厚生委員長。



◎文教厚生委員長(内山泰宏)

 では、議案第 107号についてのお答えをいたします。公民館設置条例の一部改正。

 それで、今日までは昼間が7時間、それから夜5時間というふうなことであったわけでございますが、この実態調査をしたら、4時間までが大体80%ぐらいされているというふうなことで、今回、利用拡大のために提出されているというふうなことでございます。

 それと、委員会の質問の内容なんですが、4時間を超えた分はどうするのかというふうなことでございました。どうするのかというのは、超過した分は、例えば、10分か20分でもお金を徴収するのかというふうな質問が出ましたけれども、それにつきましては、その1時間以内のお金をいただきますよというふうなことでございました。

 それと、申請が3日前までというふうなことになっているようでございますので、時間の配分については調整していくというふうなことでございました。

 以上でございます。



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、産業経済委員会報告について。20番盛議員。



◆20番(盛泰子)

 議案第 102号の市営駐車場の関係です。

 これについては議案質疑のときに、産経委員会の議論をまつというふうにボールを投げておりましたので返していただきたいんですが、今回、従来の時間制のあり方以外に、月決めの提案がなされているわけですが、私はやはり1日幾らというような日決めの導入というのもするべきではないかなということで、機械そのものも対応ができるという確認までとっておいたわけです。このことについては、産経委員会ではいかがだったんでしょうか。



○議長(黒川通信)

 岡口産業経済委員長。



◎産業経済委員長(岡口重文)

 盛議員の方から、駅前駐車場について、従来時間制、今回月決めのほかに日決めの導入はどうかという形で提案をしていたということでございましたけれども、委員会といたしましても、この月決め駐車場についてどのような形がいいだろうかという話はいたしました。

 それにつきまして、現状の方の――現状といいますか、今使用されている現状をお聞きし、また、周辺の駐車場の状況もお聞きしまして、日決めの駐車場が現在JR南側にあるということで、そこが一応利用状況をお聞きしますと、1日に二、三台ぐらいであるということをお聞きしました。

 そしてなおかつ、今後駅周辺の駐車場のあり方については、どの形が一番有効活用できるだろうかという議論をいたしましたけれども、今の現状からしますと、駅周辺の商業施設と

いいますか――に無断と言ったらいけませんけれども、そういう駐車も多いんではないかという形もございました。しかしながら、まず有効活用としましては、今87台のところに1日平均20台ぐらいしか駐車をしていないということでございますので、それに上積みをするのであれば、まず月決めからしてみて、あと日決めも今後また検討をしていくというふうな執行部の回答でございましたので、委員会としては、その辺の状況をまた今後見ながら意見を具申していきたいと思っております。



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、建設委員会報告について。20番盛議員。



◆20番(盛泰子)

 106号の下水道料金の関係です。

 11月の建設委員会も傍聴させていただきましたので、執行部からの説明内容は、傍聴はしなかったけれども大体わかっているつもりです。

 今回、値上げの率とか、そこら辺はともかく――それもどうかなと思いますけれども、施行期日が2月1日からという部分が、やはり私にはどうしてもひっかかります。4月から値上げということですから、4月に料金をいただくのは2月分からということで、この設定になっているという説明ではありましたけど、やはり市民の皆さんにとっては、これは納得のいくことじゃないなというふうに思いますので、建設委員会での議論をお聞きしたいと思います。



○議長(黒川通信)

 島田建設委員長。



◎建設委員長(島田布弘)

 今、議案第 106号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例についての、この施行期日について建設委員会ではどんな議論だったかということでございます。

 この施行の期日の4月1日からということで、今度執行部から説明を受けたわけでございます。(「2月」と呼ぶ者あり)ああ、4月ですね。(「2月」「4月」と呼ぶ者あり)2月。(「2月てなっております」と呼ぶ者あり)2月てなっておるかな。(発言する者あり)

 条例ですね。済みません、私この下水道の使用料とちょっと勘違いしておりました。

 この2月1日ということは、これが今議会に諮って、2月1日から施行しなければ、3月の今度議会ですね、それからすればまた延びていくということで、今議会にお諮りをして2月1日から施行して、4月の徴収をいたしたいと、そういうことでございました。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 20番。



◆20番(盛泰子)

 3月の議会で云々の件ですけれども、例えば、12月に提案しても、この施行日を、例えば、4月1日とすることも十分可能だと思うんですね。ですから、その値上げがいつから、市民の皆さんのお財布から出ていくお金がいつからアップになるのかというのが私は一番問題だと思うんですけれども、この2月1日であることについての議論は特になかったんでしょうか。



○議長(黒川通信)

 建設委員長。



◎建設委員長(島田布弘) 今も質問を受けましたけれども、この17年の2月1日からの施行については、特に議論はございませんでした。

 今度、下水道使用料の第2回の改定案を、レジュメを見まして、非常に執行部としてもよくつくっていただいているなということが実感として、この建設委員会のみんながそういうふうに感じをいたしましたし、そしてちなみに、今この値上げに対しても、この前の質問でもございましたけれども、この市民の公平さという面から、一般会計から多額の金を繰り出しているということも数度となく質問等も受けたわけでございまして、そして、そういうふうな公平性を図ること等を加味しまして、他制度との比較ですね。これも7ページに載っておりますけれども、下水道の一般家庭を25立方とした場合、農業集落排水、あるいは合併処理浄化槽、単独処理浄化槽、簡易水洗便所、くみ取りとした場合に、まだまだ公平性から考えれば問題点もございますが、非常に下水道の方が価格的には安いわけでございますけれども、そういうふうな観点から、この冊子を見まして、特に議論はございませんでした。

 以上です。



△日程第6 特別委員会中間報告



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 以上で各常任委員会の報告及び総務委員会の修正案に対する質疑を終結いたします。

 次に、特別委員会の中間報告を求めます。

 まず、西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員会、岩本委員長。



◎西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員長(岩本盛房) (登壇)




     ――――――――――――――――――――――――――
        西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員会中間報告書
 平成15年第2回定例会において設置されました本委員会は、平成16年第3回定例会において
中間報告を行ったところである。以後、11月1日に委員会及び現地視察、12月9日に委員会を
開催したので、その結果について報告します。
1.西九州自動車道の整備について
 (1)  唐津伊万里道路について
   本年10月13日に佐賀国道事務所に対して、南波多町の西九州自動車道関係団体から南
   波多町入口へのインター新設の要望が行われた。
    伊万里市としても、11月2日に国土交通省九州地方整備局、11月19日に国土交通省
   本省に対して、建設促進4団体とともに、伊万里道路、伊万里松浦道路を含む伊万里
   市域においてインター4箇所設置等の提案を行い、また、12月2日に佐賀県知事に、
   伊万里港におけるコンテナ取扱量が大幅に増加していることから、流通の利便性の向
   上を図るため、南波多町入口に新たなインター設置の要望をした旨、説明を受けた。
 (2)  伊万里道路、伊万里松浦道路について
   伊万里道路については、環境アセス調査が行われており、環境影響評価書の準備書が
   作成されている。また、並行して都市計画決定に向けた作業が進められている。
    伊万里松浦道路については、国としては、2車線化の方向で検討されており、環境
   アセス法の適用外となるため、早い段階での都市計画決定に向けた作業に入るよう計
   画されている。
 (3)  伊万里・平戸・松浦市議会西九州自動車道建設促進協議会について
    本年10月18日に佐賀・長崎両県の知事、議会及び国道事務所への要望活動を行った。
    また、来年1月に3市の正副委員長による理事会を開催し、国土交通省九州地方整
   備局への要望と、国土交通省並びに佐賀・長崎両県選出の国会議員に対する要望につ
   いての協議を行うよう計画している。
2.港湾整備について
  港湾整備については、コンテナ貨物の増大に伴い、七ツ島コンテナターミナルの第三次
 拡張工事が行われており、引続き伊万里港港湾計画の改訂作業が行われているとの報告を
 受けた。
  また、11月1日に伊万里海上保安署の協力で、巡視艇による伊万里港の港湾施設につい
 て海上から視察を行った。
 以上報告いたします。
 平成16年12月22日
                   西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員会
                   委 員 長     岩 本 盛 房
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、企業誘致・経済活性化対策調査特別委員会、福田委員長。


◎企業誘致・経済活性化対策調査特別委員長(福田喜一) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
         企業誘致・経済活性化対策調査特別委員会中間報告書
 平成15年第2回定例会において設置されました本委員会は、平成16年第3回定例会において
中間報告を行ったところである。以後、12月10日に委員会を開催したので、その結果について
報告します。
1.企業誘致について
 (1)  企業訪問等による立地勧奨
    本年9月以降、今日までに27企業を訪問し、立地勧奨が行われている。
   景気回復の兆しから、半導体や家電製造分野の一部では事業拡張の動きがみられるも
   のの、今回の訪問企業においては、新規立地等、設備投資への考えを持つ企業はなか
   ったようである。しかし、定期コンテナ航路や港湾施設と一体化した工業団地として
   の立地環境、さらには、七ツ島工業団地の「年額 100円/?リース制度」等に関心を
   寄せる企業もあり、今後もこれらのセールスポイントを生かした立地勧奨にさらなる
   努力を期待する。
 (2)  情報収集活動について
    伊万里団地及び七ツ島工業団地の分譲促進を目的として、企業における工場等立地
   計画や用地取得計画の有無を把握するため、信用調査会社を通じた企業立地動向調査
   が行われている。調査対象となった企業は関東以西の資本金 5,000万円以上で従業員
    100名以上の造船関連業 532社であり、 470社より回答を得、この内関心を示した16
   企業を訪問している。今回、具体的な設備投資へつながるような有益な情報は得られ
   ていないが、今後とも継続的な取り組みを期待する。
2.伊万里・アジアネットワーク事業について
  大手商社「伊藤忠グループ」の支援を受けて対中国ビジネスを展開していくことを目的
 とした伊万里・アジアネットワーク事業においては、事業推進委員会の6つのプロジェク
 トチームにおいて今後の方向性が示されたところである。とりわけ、中国市場をターゲッ
 トとした「伊万里ブランド」の輸出においては、10月に中国大連市へ伊万里梨の試験輸送
 が行われ、現地デパートでの試験販売及びバイヤーとの商談が行われている。今回、大連
 市へ渡った梨は大玉で日持ちが良いとされる「新高」 100個で1個当たり約 1,000円で販
 売したところ完売ということであった。価格が高いとの声や販路の確保など課題はあるも
 のの、中国における贈答の習慣から、贈答用の高級果実として受け入れられる可能性は十
 分にあるということであり、今後の事業展開に期待をするところである。
 以上報告いたします。
 平成16年12月22日
                     企業誘致・経済活性化対策調査特別委員会
                     委 員 長     福 田 喜 一
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――


△日程第7 決算審査特別委員会報告


○議長(黒川通信)
 次に、決算審査特別委員会の報告を求めます。
 まず、平成15年度伊万里市企業会計決算審査特別委員会、堀委員長。


◎平成15年度伊万里市企業会計決算審査特別委員長(堀良夫) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
        平成15年度伊万里市企業会計決算審査特別委員会報告書
 平成16年第3回定例会において本委員会に付託され閉会中の継続審査となりました、
議案第81号 平成15年度伊万里市水道事業特別会計決算認定について
議案第82号 平成15年度伊万里市工業用水道事業特別会計決算認定について
議案第83号 平成15年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計決算認定について
 以上3議案について、11月8日、9日及び10日の3日間にわたり委員会を開催し審査を行っ
た結果、次の意見要望を付し、認定すべきものと決定いたしました。
1.平成15年度伊万里市水道事業特別会計決算認定について
  本年度決算における損益は、収益13億 1,005万6千円に対し、費用10億 9,116万円であ
 り、差引き2億 1,889万6千円の純利益となり、前年度と比較して16.8%の増となってい
 る。
  なお、給水戸数は1万 8,317戸で前年度より 125戸の増加、年間給水量は 538万 5,854立
 方メートルである。
 (1)  意見要望
  ? 有収率
    有収率は上水道 82.58%、簡易水道 84.79%で、前年度と比較して上昇している。
   漏水防止対策等に努力された結果であるが、全国平均の有収率と比べ低く、長期的に
   安定した有収率を確保できるよう、さらなる努力を期待する。
  ? 未収金
    未収金は、 6,735万9千円であり、前年度より 2,228万7千円減少している。これ
   は停水措置の強化や早期督促の効果であり、事業主体の努力を評価する。
    今後とも滞納者に対し受益への負担であることの理解を求め、なお一層の未収金回
   収に努め、不納欠損防止に努力されたい。
    なお、平成16年5月31日現在の未収金は 1,912万1千円である。
2.平成15年度伊万里市工業用水道事業特別会計決算認定について
  本年度決算における損益は、収益3億 1,856万5千円に対して、費用4億 1,754万6千
 円で、差引き 9,898万1千円の純損失を生じている。支出の増(前年比 6.4%)は、第3
 工業用水道の本格稼動により減価償却費等が増加したためである。
 (1)  各工業用水道事業の収支等
  ? 第1工業用水道は、給水能力日量 7,000立方メートルで給水先10社へ1日平均 6,602
   立方メートル、施設利用率94.3%で高く効率的に稼動し、収支は 3,286万2千円の純利
   益となっている。
  ? 第2工業用水道は、平成14年7月1日より給水を停止しており、収支は 1,831万1
   千円の純損失となっている。
  ? 第3工業用水道は、本格給水に伴い給水先契約水量も増加しているが給水能力日量
   10,230立方メートルに対し1日平均 4,969立方メートル、施設利用率48.6%と低い。
    収支において、前年度と比較して収益は増加しているものの、支出においても減価
   償却費、委託料、維持管理費等が大幅に増加し1億 1,353万2千円の純損失となって
   いる。
 (2)  意見要望
    第3工業用水道は、当面厳しい事業運営が予測されるが、本市にとって工業用水の確
   保は企業立地の最大要件であり、今後とも積極的な需要の拡大を図りなお一層の経営努
   力を要望する。
3.平成15年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計決算認定について
  本年度決算における損益は、収益が10億 2,898万7千円で前年度と比較して1億 1,347万
 3千円減少し、費用が11億 5,782万 3,000円で前年度と比較して1億 1,052万5千円減少し、
 その結果として、1億 2,883万6千円の純損失が計上され、平成12年度より4期連続の損失
 で、累計欠損金は5億 2,584万1千円に増大している。
  医業収益減少の主な要因は、平成15年5月24日より小児科医師の確保ができず、小児科を
 休診せざるを得なくなり、これに伴う患者数の激減が医業収益を直撃し、他の診療科(内科
 ・外科・耳鼻咽喉科)においても入院、外来患者数が減少し、収益が悪化している。
 (1)  意見要望
  ? 医業未収金(患者一部負担金)
    本年度決算における患者一部負担金の未収金額は 1,544万9千円( 1,102件)で、前
   年度と比較して金額・件数ともに減少しているが、未収金額や件数は依然として多額で
   ある。未収金回収に向けた努力はなされているが、なお一層の回収に努めるとともに不
   納欠損防止に努力する必要がある。
    なお、平成16年5月31日現在の未収金は 1,218万5千円である。
  ? 経営改善について
    昨今の厳しい経営状況の対策については、議会においても重ねて指摘、質疑がなされ
   ており、一方、病院事業運営審議会、病院経営改善対策委員会等により、経営改善につ
   いての諸問題等も審議検討がなされ、積極的な対策を講じていくことが議論されている。
    また、市民より要望の強い中核的病院については、地域医療対策懇話会も設置され、
   平成15年度末に提言がなされたところである。
    さらに、本年度の状況を踏まえて、市民病院経営診断委託業務に取組まれており、報
   告書等をもとに市民病院内部体制の見直しを始め、経営健全化実施計画を策定し、当面
   の課題から強力に実施して早期に健全化を図り、市民の医療ニーズに応え、信頼され、
   安心して医療サービスが受けられる、公的病院としての役割を十分に果たせるよう市民
   病院の再構築を強く要望する。
 以上報告いたします。
 平成16年12月22日
                            平成15年度伊万里市企業会計
                      決算審査特別委員会
                        委員長堀 良夫
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――


○議長(黒川通信)
 次、平成15年度伊万里市一般会計及び特別会計決算審査特別委員会、下平委員長。


◎平成15年度伊万里市一般会計及び特別会計決算審査特別委員長(下平美代) (登壇)
     ――――――――――――――――――――――――――
     平成15年度伊万里市一般会計及び特別会計決算審査特別委員会報告書
 平成16年第3回定例会において本委員会に付託され閉会中の継続審査となりました、
議案第87号 平成15年度伊万里市一般会計決算認定について
議案第88号 平成15年度伊万里市国民健康保険特別会計決算認定について
議案第89号 平成15年度伊万里市介護保険特別会計決算認定について
議案第90号 平成15年度伊万里市立花台地開発事業特別会計決算認定について
議案第91号 平成15年度伊万里市公共下水道事業特別会計決算認定について
議案第92号 平成15年度伊万里市農業集落排水事業特別会計決算認定について
議案第93号 平成15年度伊万里市北部第一土地区画整理事業特別会計決算認定について
議案第94号 平成15年度伊万里市伊万里駅周辺土地区画整理事業特別会計決算認定について
議案第95号 平成15年度伊万里市市営駐車場特別会計決算認定について
議案第96号 平成15年度伊万里市老人保健特別会計決算認定について
 以上諸議案について、10月29日、11月8日、12日、15日及び16日の5日間にわたり委員会を
開催し審査を行った結果、認定すべきものと決定いたしました。
 以下、意見・要望を含め審査の概要について報告いたします。
1.一般会計決算について
  平成15年度の歳入総額は 234億 3,895万5千円で前年度に比べ 5.6%減少し、歳出総額
 は 233億 201万7千円で前年度に比べ 4.3%減少している。形式収支は1億 3,693万8千
 円となっており、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支でも1億 2,728万2千
 円となっている。形式収支、実質収支ともに、前年度に引き続き黒字決算となっているが、
 単年度収支では2億 5,717万5千円の赤字決算となっている。
  また、歳入総額に占める自主財源の構成比は34.6%と前年度に比べ 3.0ポイント低下し
 ており、厳しい財政状況の中で多額の基金取崩しや市債による借り入れ、経費節減など苦
 しい対応がなされている。
  次年度以降においても、伊万里ファミリーパーク(仮称)整備事業等の主要プロジェク
 ト推進においては、多額の財政負担が伴う一方で、地方交付税制度の見直しなどにより、
 財政状況はより厳しさを増すものと予測される。行財政運営の困難さを議会としても理解
 するところであるが、限られた財源を有効に活用するため、施策の優先度や緊急度、投資
 効果などを厳しく見極めた上、財源の重点的かつ効率的配分と経費の節減合理化になお一
 層の研究と努力を望むものである。
 (1)  歳入全款について
    歳入において主なものは、地方交付税が63億 2,083万5千円、前年度より5億 154
   万1千円の減で総額の27.0%を占め、次いで市税が53億 2,222万5千円(22.7%)で、
   前年度より1億 9,251万1千円の減、国庫支出金が29億 7,397万3千円(12.7%)で、
   前年度より2億 7,585万3千円の増、市債が26億 3,530万円(11.2%)で、前年度よ
   り3億 4,435万8千円の減などとなっている。財源別収入では、前年度より自主財源
   が12億3,996万4千円の減、依存財源が1億5,317万5千円の減となっている。
  ? 市税・保育料・住宅使用料の収入状況について
    市税については、収入率87.9%で前年度より 1.2ポイント低下、収入未済額は6億
    7,950万3千円で、前年度より 3,325万9千円増加している。年々増加する収入未済
   額の解消に向けた全庁あげての取り組みについては評価するものの、今後も滞納者の
   実態を十分に把握したうえ、納税指導や納税意識の啓発において、なお一層の工夫と
   努力を期待する。また、口座振替の加入促進を図るなど、未納者の発生防止に努めて
   いただきたい。
    保育料の収入率については、現年度分98.2%、滞納繰越分14.6%で、収入未済額も
    4,199万2千円と前年度に比べ 108万4千円減少しており、収入率向上への努力に対
   して評価をいたすところである。
    しかしながら、公立、私立別の保育料収入未済額をみると、公立 827万6千円、私
   立 3,371万6千円と、とりわけ私立の未済額が大きい。保育料は受益者がその負担能
   力に応じて負担すべきものであり、園児の在園中に徴収することを基本として、滞納
   が発生しないよう対策を講じていただきたい。
    住宅使用料については、収入率68.4%、収入未済額 4,171万3千円で、前年度より
    438万3千円増加している。高額の滞納者等については、法的手続きを取るなど対策
   を講じられているが、これまで以上に本人及び保証人に対し、催告を強化し、徴収に
   努力されることを要望する。
 (2)  歳出全款について
    予算現額 238億 5,486万2千円に対し、支出済額 233億 201万7千円で、執行率は
   97.7%と、前年度に比べ 3.1ポイント上昇している。予算現額を前年度と比較すると、
   予算規模で18億 7,940万9千円、決算額で10億 4,135万7千円の減であり、前年度対比
   95.7%となっている。
    性質別には、人件費などの消費的経費が 128億 469万3千円で構成比55.0%を占め、
   前年度より1億 4,520万1千円の減、普通建設事業費などの投資的経費が45億 568万2
   千円で構成比19.3%、前年度より8億 8,735万6千円の減などとなっている。
   ? 予算執行全般について
     予算執行率が上昇した一方で、不用額は4億 6,678万9千円と前年度に比べ2億
     2,519万6千円増加している。この多くは全庁的な経費節減に努められた効果として
    評価できるものであるが、減額補正での対応等、予算執行の進度管理について研究を
    重ねていただくとともに、今後も経費節減について可能な限りの努力を望むものであ
    る。
   ? 予算の流用及び予備費の充用状況について
     予算流用額は、前年度より8件増加の 401件、 9,973万2千円であり、中でも原則
    的に予算の流用を禁止している科目への流用は、14件の 105万7千円となっている。
    緊急の場合は別として安易な流用は慎み、業務の計画的な遂行及び適切な予算管理に
    努めていただきたい。
     また、予備費の充用額は、22件、 1,131万3千円で、前年度に比べ8件の増となっ
    ている。この多くは災害の発生や緊急修繕工事等、緊急の支出に対応したものではあ
    るが、原則的には補正予算を組み行うべきものであり、厳格な対応をもってなされる
    ことを望むものである。
   ? 審議会等の開催状況について
     審議にかけるべき議題、必要性がなかったなどの理由で開催されなかった審議会等
    が見受けられた。市長等の諮問又は指示により開催されるのが基本ではあるが、それ
    ぞれの設置趣旨に立ち返って、審議会等の在り方について検討されたい。
   ? 市史編さん事業について
     当初、市制50周年記念事業として平成8年度から取り組み、平成17年3月までに全
    13巻が発刊される予定となっていた。しかし、執筆の遅れ等により現在は5巻の発刊
    のみで、当初の計画より大幅に遅れている。これについて、編さんの最終期限を平成
    17年度とする旨説明があったものであるが、今後はこの計画通り編さん業務が進めら
    れることを強く望むものである。また、PR、販売促進についても更に努力されたい。
2.特別会計決算について
  平成15年度の9特別会計のうち、立花台地開発事業、公共下水道事業、農業集落排水事業、
 伊万里駅周辺土地区画整理事業、市営駐車場及び老人保健の6会計が赤字決算となっている。
 (1)  国民健康保険特別会計について
    歳入総額50億 5,569万1千円に対し、歳出総額50億 2,867万5千円となっており、歳
   入歳出とも前年度に比べ増加している。歳入歳出差引額 2,701万6千円の黒字決算であ
   るが、単年度収支では 5,829万9千円の赤字決算となっている。
    国保税の収入率は、全体で前年度より 3.3ポイント低い62.7%であり、収入未済額の
   総額は前年度に比べ 4,944万6千円増加し、8億 4,507万4千円となっている。リスト
   ラ等による社会保険からの異動で国保加入者が増える一方、長引く不況の下での経営不
   振や生活困窮による滞納者の増加が収入率低下の要因であると考えられるが、今後も収
   入未済額解消に向けた継続的な取り組みを望むものである。また、国民健康保険には、
   全市民の約41%が加入しているが、他の医療保険制度に比べて、高齢者を始め低所得者
   層の割合が高いことから財政基盤が脆弱であり、事業運営は極めて憂慮される状況にあ
   る。今後とも国に対して制度の抜本的な改革を求められたい。
 (2)  介護保険特別会計について
    歳入総額38億 2,445万4千円に対し、歳出総額38億 1,864万7千円となっており、
   歳入歳出差引額 580万7千円の黒字決算となっているが、一般会計からの繰入金は5億
    4,959万3千円と大きいのが現状である。
    また、年度末における要介護認定者数は、前年度より 213人増え、 2,444人となって
   いる。
    第2期介護保険事業計画に基づき保険料の見直しがなされ、25.5%引き上げられたと
   ころであるが、更に平成18年度には軽介護度の見直しが検討されると聞く。今後も利用
   者負担の軽減等についてなお一層の努力を望むものである。
 (3)  公共下水道事業特別会計について
    歳入総額25億 5,304万3千円に対し、歳出総額26億 1,976万7千円となっており、歳
   入歳出差引額 6,672万4千円の赤字決算となっている。
    負担金、使用料とも収入未済額は増加傾向にあり、受益者負担の原則から、滞納額の
   回収については、有効な対策を講じられるよう望むものである。
    また、平成15年度末での水洗化人口は2万 2,277人、水洗化率 82.06%となっており、
   未水洗化家庭への個別訪問による勧誘など取り組まれているところであるが、事業効果
   を高め円滑に推進するため、今後もなお一層、水洗化率向上に向け努力されたい。
 (4)  農業集落排水事業特別会計について
    歳入総額 8,681万3千円に対し、歳出総額 9,611万9千円となっており、歳入歳出差
   引額 930万6千円の赤字決算となっている。
    南波多町井手野地区及び大川町宿地区で供用が開始されており、加入率は現在のとこ
   ろそれぞれ、79.1%、45.7%となっている。申請事業でもあり、加入率の向上において
   は今後も更なる努力を望むものである。
 以上報告いたします。
 平成16年12月22日
                          平成15年度伊万里市一般会計及び
                       特別会計決算審査特別委員会
                      委員長下平美代
伊万里市議会
議 長  黒 川 通 信 様
     ――――――――――――――――――――――――――






○議長(黒川通信)

 以上で特別委員会の中間報告並びに決算審査特別委員会の報告が終わりましたので、しばらく休憩いたします。

               (午後0時17分 休憩)

               (午後1時   再開)



△日程第8 特別委員会中間報告に対する質疑



○議長(黒川通信)

 会議を再開いたします。

 特別委員会の中間報告に対する質疑を行います。

 まず、西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員会中間報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、企業誘致・経済活性化対策調査特別委員会中間報告について。7番渡邊議員。



◆7番(渡邊英洋)

 るる説明はありますが、経済活性化対策についてお尋ねをいたします。

 昨今の厳しい財政状況の中で、なかなか活性化というのは難しいと思いますけれども、現在の伊万里の経済についてどう調査されたかですね。把握すべきどんなことでされたか、ひとつ経済の状況と、その把握された手段をお尋ねいたします。



○議長(黒川通信)

 福田特別委員長。



◎企業誘致・経済活性化対策調査特別委員長(福田喜一)

 ただいまの渡邊議員の御質問でございますけれども、委員会としては、経済の活性化調査はいたしておりませんので、御了承ください。



○議長(黒川通信)

 7番。



◆7番(渡邊英洋)

 いろいろ諸般の事情はあったと思いますけれども、やはり活性化対策に取り組むときに、やはり現状把握が第一歩だと思います。

 今のメンバーで、例えば4月までやられるわけですけれども、今後そのことについてどうされようと思っていらっしゃるかお尋ねをいたします。



○議長(黒川通信)

 福田特別委員長。



◎企業誘致・経済活性化対策調査特別委員長(福田喜一)

 やはり、この景気回復の兆しは幾らかはあると聞いておりますけれども、今後の市内の活性化についての動向調査は、委員会と協議をしながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(黒川通信)

 7番。



◆7番(渡邊英洋)

 ぜひひとつ活発なる特別委員会の活動をお願いしておきます。

 例えば、商工会議所あたりに行かれて、職員の方とお話をするとか、あるいはデータ等々の提出あたりを求めて、その辺の現状把握を切にお願いしておきます。

 特に、今度11月から新会頭になられて、その点の門戸は大いに開いていると思いますので、活発な商工会議所あたりとの交流を深められて、委員会のますますの御活躍をお祈りして終わります。



△日程第9 決算審査特別委員会報告に対する質疑



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 以上で各特別委員会の中間報告に対する質疑を終結いたします。

 次に、決算審査特別委員会の報告に対する質疑を行います。

 まず、平成15年度伊万里市企業会計決算審査特別委員会の報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 次、平成15年度伊万里市一般会計及び特別会計決算審査特別委員会の報告について。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 以上で決算審査特別委員会の報告に対する質疑を終結いたします。

 それでは、議案の付議順序に従いまして、これより討論、採決を行います。

 まず、議案第97号 伊万里市税条例の一部を改正する条例制定について。

 本案については、原案を一部修正する総務委員会の修正がありましたので、まず委員会の修正案についてお諮りいたします。

 議案第97号 伊万里市税条例の一部を改正する条例制定については、総務委員会の報告のとおり修正することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、総務委員会の修正案については可決されました。

 次に、議案第97号のただいま修正議決した部分を除く原案について討論、採決を行います。

 議案第97号 伊万里市税条例の一部を改正する条例制定について、修正議決した部分を除く原案について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第97号の修正議決した部分を除く原案については可決されました。

 次、議案第98号 伊万里市税徴収等の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第98号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第99号 伊万里市手数料条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第99号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 100号 伊万里市廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕

 反対討論ありますか。(「討論なし。採決を」と呼ぶ者あり)

 それでは、採決をいたします。

 原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第 100号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 101号 伊万里・有田焼伝統産業会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕

 反対討論ありますか。(「討論なし」と呼ぶ者あり)

 それでは採決いたします。

 原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第 101号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 102号 伊万里市市営駐車場条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 102号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 103号 伊万里市公有水面使用料及び産物採取料等徴収条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 103号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 104号 伊万里市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 104号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 105号 伊万里市都市公園条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕

 反対討論はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 異議がありましたので採決いたします。

 議案第 105号について原案のとおり賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第 105号につきましては原案のとおり可決されました。

 次、議案第 106号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定について。20番盛議員。



◆20番(盛泰子) (登壇)

 議案第 106号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で、残念ながら賛成できないという立場で討論を申し上げます。

 確かに、先ほど委員長もおっしゃったように、農業集落排水事業とか合併処理浄化槽との比較、あるいは、いまだ対象地域となっていらっしゃらない方たちとの比較からすれば、一般会計からの繰り入れが多いというところは十分に理解するわけですけれども、幾つか問題点を上げていきたいと思います。

 実は、平成12年の3月の議会で、やはり下水道料金の値上げが提案されたときにも、この場で反対の討論をいたしております。

 そのときの論点は二つで、一つは下水道審議会の設置をすべきではなかったかと。そこで、まず審議をしていただくべきではなかったかという趣旨でございました。これについては、やはり公共下水道事業だけではなくて、農業集落排水事業や合併処理浄化槽についても、今回一般会計、特別会計の決算委員長からの報告もありますように、やはり今後の推移というのが大変心配されるところもありますから、政策決定過程の透明性を図る上でも、今後はぜひ考えていくべき問題ではないかというふうに御指摘を申し上げておきたいと思います。

 それから、12年3月のもう一つの論点は、水洗化率の向上が片方でしっかり進められていかなければいけないのではないかという部分でございました。

 それについて今回検証してみますと、平成15年末の水洗化率が 82.06%ということでありまして、供用開始になっても残念ながらつないでいただいていない方が 17.94%ということになると思います。もちろん、借家の方とか、あるいは老人世帯などについては難しい部分があるかもしれないというのは十分わかっているんですけれども、現在の状況では、私の地域も供用開始になっておりますけれども、率先して下水道に加入した人が料金の値上げで損をしてしまうというような状況は、やはり供用開始地区に住んでいる者にとっては残念ながら認めることはできない状況だと思います。

 もちろんこれについては、執行部を責めるばかりではなくて、私たちも知恵を出していかなければいけないと思うんですけれども、まずそのことが値上げより前にあるべきではなかったかなというふうに思います。

 それから、もう1点は、財政健全化計画の中で、下水道の値上げについてどういう説明がなされたかという点であります。

 市民の皆さんに説明会で配られた、この12ページから成る説明資料には、平成17年からの見直しということだけでございましたから、例えば、口座振替などでされている方は、4月の分が落ちたときには前よりふえているねぐらいで済むのかもしれません。しかし、より詳しく内容を精査される方にとっては、財政健全化計画の25ページに、「平成17年4月から公共下水道使用料を以下のとおり改定します」と書いてあります。やはりこの文章からいくと、現在の条例の内容では、2月に、あるいは3月に使った分から値上げをされると、そこのところの矛盾が必ず指摘されることがあると思います。

 そういう中で、この条例に賛成することは残念ながらできないということで討論を申し上げました。

 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(黒川通信)

 ほかに。17番島田議員。



◆17番(島田布弘) (登壇)

 今、議案第 106号の条例について反対の意見がございましたし、私は、この議案第 106号に賛成の立場で意見を申し述べたいと思います。

 と申しますのが、今度の経緯、この理由を見てみますと、前回の改定から、その算定期間の平成12年から5年が経過をしているということでございます。

 そしてまた、資本費の回収率が 21.29%の低下によって、非常にまた公費の負担が増大をしていると。

 それにちなみまして、今まで1市2町、1市1町の合併議論があっておりましたが、この合併議論のために4年ごとの見直しも今1年延長されているという、そしてまた、その理由の一つに、新たに平成17年から20年の見通しの中で、資本回収率が今現行のままだったら16%ぐらいになると。少なくとも、前回改定の資本回収率を確保すること。公費負担のバランスを図る必要があるということが上げられています。

 今、盛議員の方から、この平成12年において審議会の設置をすべきじゃないかと。また、水洗化率の向上等も今申し述べられたところでございますが、この経緯を見てみましても、使用料の設定が昭和63年の4月に行われてから、約10年間、この改定がなっておりません。このときはもうバブルははじけたわけでございますが、まだバブルの余韻は残って、経済成長は非常に我々もこの先の見通しは明るかったと思いますが、その時点でも値上げはなっていないわけでございまして、そしてまた、第1回のその期間に、消費税が3%、そしてまた、消費税の転嫁の5%ということで、その消費税の転嫁分だけで、非常にこの10年間、私はここになぜだろうということで疑問点を反面持ったわけでございます。

 そしてまた第1回の改定で、先ほど述べられました平成12年の8月に実質的な値上げがあっているわけでございます。

 そういうふうなことから考えまして、先ほども委員会報告に対して質疑がございましたが、そのとき申し上げましたように、この公費の収支のバランス、その辺から考えて、これは値上げの幅のいかんにかかわらず、値上げの時期に来ていると。そういうふうなことで、私は賛成の立場で意見を申し述べます。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。19番占野議員。



◆19番(占野秀男) (登壇)

 議案第 106号 伊万里市下水道条例の一部を改正する条例制定に反対の立場から討論申し上げます。

 実は、その前段に 100号、 101号、 105号についても異議ありということで、採決をお願いいたしました。

 一番の大きな理由は、経済情勢が大変厳しいというのは皆さん御承知のとおりでございますけれども、そういう中で、公共料金の値上げというのは市民生活にも大きな負担を強いることになりますから、より慎重に取り扱いをすべきだというふうに思っております。

 そういう意味で、一番市民が身近に利用する公民館でありますとか、伝産会館でありますとか、ごみの処理の問題でありますとか、そういうものが値上げをされるということは、今でも厳しい経済の状況の中で、さらに市民に負担を強いることになると。

 特に、この下水道につきましては、30%近くの値上げということでございますから、与える影響等の大きさを考えますと、今日の経済状況を考えますと、値上げをすべきではないというふうに思っております。

 それから、もう一つは、2月1日から実施をするということですが、これは少し変則でありまして、こういう条例改正をしたならば、当然新年度からというのが筋ではなかろうかと思います。2月からの理由に、集金が2月からではなくて4月になるからみたいな言いわけをされておりますが、実際に利用される人たちは、4月から値上げをされて、新年度から値上げをされるというのが一番普通の値上げの仕方ではないかなと。それをあえて2カ月もさかのぼって引き上げるというのは、どうも納得がいかないというのがございます。

 それから、御承知のように、下水道はいわゆる環境整備、環境を守るということと生活向上をということを含めて取り組みがされておりますが、これは、本人が好むと好まざるとにかかわらず、指定をされた地域では必ず公共下水道に加入をしなければならないということになっております。それが80何%に達したところで、いきなりこれだけの値上げをするというのは、何か正直だまされたような感じもしないわけではありませんで、これはもう少し市民の理解を得るための努力が必要ではなかっただろうかという気がいたしておりますので、それもちょっと気になっております。

 それから、下水道料は上水道を使った分で計算をするようになっておりますが、私のところには井戸がございませんので、車を洗うのは上水道で洗います。それから、日照りが続きますと庭の植物に、大きな木はございませんが、ささやかな庭の散水は上水道を使います。そういうのも実は下水道の処理水の中の費用に含まれているわけでございますから、そういう意味で、より慎重な判断が必要だというふうに思います。

 もう一つは、10年間値上げをしていなかったということでございますが、そういうやり方でやるから、逆に言うとまた反発もあるわけでございまして、ある意味では、長期的な計画を立てたならば、10年間もほったらかしにしとっていきなり30%も上げるというやり方ではなくて、事前にやっぱり市民に理解を求めて、許容範囲の中での値上げというのも考えていかなければ、10年していなかったからいっぱい上げてもいいという理屈には私はつながらないというふうに思いますので、そういう意味で、この 106号、その他採決をお願いしましたことについては、市民負担がますます大きくなるということで、私は反対をいたしますので、皆さんの御理解と御協力をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(黒川通信)

 ほかに。11番堀議員。



◆11番(堀良夫) (登壇)

 私は、今回の下水道料金の改定、賛成の立場から一、二点意見を申し上げます。

 さきの盛議員の質問、または占野議員の質問を若干あわせて申し上げますが、この料金改定の資料については、今回、全議員に担当課の方から配付をされているところでありますが、その1ページの方に、先ほど占野議員から、この社会情勢、いろいろなもろもろの立場から30%を値上げというふうに出ておりますが、平均改定アップ率は9.01%であります。さらに、下水道料金の一つの趣旨と申しますか、大ざっぱに言えば受益者の負担というのがありますが、今回の資料にも書いてありますように、この公共下水道の料金、一般の市民が使用料として賄う経費としては、資本費の50%をめどにすると、目標にすると、そのように出ております。

 さらに、12年度の改定と同じように、今日の社会情勢をかんがみながら、実質的には、この50%の目標を大きく引き下げて、前回 21.29%、今回がほぼ同額のアップに提案されているところであります。

そういった中での16年度以降、この資本金改定率も出ておりますが、今申し上げましたよ

うに、公共下水道の認可の実施区域からしても、12年度が 808ヘクタールから16年度は 980と、若干供用区域は膨れておりますが、皆さん御案内のように、なお公共下水道は、シェアが市街地中心から周辺部に今移行して、さらに本年度の12月の予算で出ておりますように、処理場の増設も予算としては出ている状況でもあります。

 そういった中で、先ほどアップについての基本的な立場から反対という意見が出ておりますが、こういった地域の伊万里市全体の中での下水道の供用開始区域、それらを見た場合に、今回の12年度に改正をして、17年度から改定というのはやむを得ないかというふうに判断をしておりますが、もう1点は、今回の改定に当たって、2月1日実施ですね、そこが一つ私もいろいろ委員会でも議論をしたところでありまして、確かに、他の公共的事業ですね、電話、電気、ガス等も資料としては調べておりますが、実質的には2月の下旬から3月にかけての使用――水でいえば使用水量ですね、これを各家庭、執行部の方から検査をして、使用量を確定して徴収に入るという自主的な作業がどうしても4月に入ってくるわけです。そういった意味で、これは先ほど言いましたように、電話についても、電気についても同じような流れで取り組んでおられまして、この点については、十分に執行部の方から市民の皆さんにあらゆる手段を通してPRをやっていただけたらということを申し上げまして、賛成の立場から意見を申し上げました。

 以上です。



△日程第10 議案の付議順序により討論、採決



○議長(黒川通信)

 ほかに。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ここで討論を終結いたします。

 反対、賛成の討論がありましたので、採決をいたします。

 原案に賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、議案第 106号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 107号 伊万里市公民館設置条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 107号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 108号 字の区域の変更について(大川町地内)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 108号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 109号 市営土地改良事業の施行について(二里町八谷搦西八谷搦地区)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 109号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 110号 路線の廃止について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 110号については原案のとおり可決されました。

 次に、議案第 111号 路線の変更について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 111号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 112号 路線の認定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 112号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 113号 佐賀県自治会館組合を組織する地方公共団体の数の減少について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 113条については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 114号 佐賀県市町村消防団員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 114号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 115号 専決処分の承認を求めることについて(平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第4号))について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 115号については原案のとおり承認されました。

 次、議案第 116号 専決処分の承認を求めることについて(平成16年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計補正予算(第3号))について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 116号については原案のとおり承認されました。

 次、議案第 117号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 117号については原案のとおり承認されました。

 次、議案第 118号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 118号については原案のとおり承認されました。

 次、議案第 119号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 119号については原案のとおり承認されました。

 次、議案第 120号 平成16年度伊万里市一般会計補正予算(第5号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 120号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 121号 平成16年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 121号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 122号 平成16年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第2号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 122号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 123号 平成16年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 123号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 124号 平成16年度伊万里市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 124号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 125号 平成16年度伊万里市老人保健特別会計補正予算(第3号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 125号については原案のとおり可決されました。

 次、議案第 126号 平成16年度伊万里市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第 126号については原案のとおり可決されました。

 次に、去る9月定例会において継続審査となっておりました議案について討論、採決を行います。

 議案第81号 平成15年度伊万里市水道事業特別会計決算認定について。

 議案第82号 平成15年度伊万里市工業用水道事業特別会計決算認定について。

 議案第83号 平成15年度伊万里市国民健康保険病院事業特別会計決算認定について。

 議案第87号 平成15年度伊万里市一般会計決算認定について。

 議案第88号 平成15年度伊万里市国民健康保険特別会計決算認定について。

 議案第89号 平成15年度伊万里市介護保険特別会計決算認定について。

 議案第90号 平成15年度伊万里市立花台地開発事業特別会計決算認定について。

 議案第91号 平成15年度伊万里市公共下水道事業特別会計決算認定について。

 議案第92号 平成15年度伊万里市農業集落排水事業特別会計決算認定について。

 議案第93号 平成15年度伊万里市北部第一土地区画整理事業特別会計決算認定について。

 議案第94号 平成15年度伊万里市伊万里駅周辺土地区画整理事業特別会計決算認定について。

 議案第95号 平成15年度伊万里市市営駐車場特別会計決算認定について。

 議案第96号 平成15年度伊万里市老人保健特別会計決算認定について。

 以上13件については、平成15年度伊万里市企業会計決算審査特別委員会並びに平成15年度伊万里市一般会計及び特別会計決算審査特別委員会において継続審査がなされておりましたが、各決算審査特別委員会の報告はそれぞれ認定すべきものと決定されております。

 そこでお諮りいたします。議案第81号から第83号までの3件及び議案第87号から第96号までの10件については、各決算審査特別委員会の報告どおり認定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第87号、議案第88号、議案第89号、議案第90号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第94号、議案第95号、議案第96号、以上13件については、各決算審査特別委員会の報告どおり認定されました。

 次に、本日提案をされました議会議案等についての討論、採決を行います。

 まず、議会議案第2号 伊万里市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については原案のとおり可決されました。

 次、意見書案第9号 国民のための郵政改革を求める意見書の提出について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、意見書案第9号については原案のとおり可決されました。

 次、意見書案第10号 食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書の提出について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、意見書案第10号については原案のとおり可決されました。

 次、意見書案第11号 プルサーマル計画に説明責任を求める意見書の提出について。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、意見書案第11号については原案のとおり可決されました。

 ただいま可決されました意見書については、関係機関に送付することにいたします。

 ここで、お手元に配付しておりますとおり、各常任委員会並びに西九州自動車道・港湾整備対策調査特別委員会、企業誘致・経済活性化対策調査特別委員会から、会議規則第65号の規定により継続審査の申し出がなされております。

 そこで、お諮りいたします。各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

 以上をもちまして、今期定例会の日程のすべてを終了いたしましたが、ここで市長から発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。塚部市長。



◎市長(塚部芳和) (登壇)

 平成16年伊万里市議会第4回定例会が終了するに当たりまして、議長のお許しを得て、一言お礼のごあいさつを申し上げます。

 先ほど本会議に提案いたしました予算議案並びにその他の議案について御承認を賜り、まことにありがとうございました。

 本年も残すところあと10日となりました。顧みますと、本年はいろいろな意味で、新しい地方行政への変革に向けた大きな節目の年だったと思います。

 国の三位一体改革は、地方自治体を大きく巻き込んだ改革となり、地方財政はかつてない厳しい状況下に置かれることになりました。

 本市においても例外ではなく、これを乗り切るために策定した財政健全化計画と後期5カ年実施計画につきましては、今議会でも議論をしていただいたところであり、市執行部、議会及び市民の皆さんが一丸となって取り組む必要性を強く感じているところでございます。

 また、本年は、市制施行50周年を迎え、今日の伊万里市の繁栄に対し、先人に深く感謝申し上げるとともに、今後の半世紀に向けた新たな伊万里市づくりに向け、決意を新たにした年でもございました。

 その取り組みの一つとして、市制50周年事業を市民の皆さんとの協働により取り組むこととし、記念式典、アトラクション、水上薪能、伊万里食三昧、伊万里国際ロマンウオークなど、数々のすばらしい事業が開催できました。さらには、トンテントン祭りで初めて観覧桟敷席設営やユニークな取り組みでにぎわった伊万里お菓子まつりなど、すべて市民の手によるまちづくりも行われ、市民との協働によるこれからの新しい自治のあり方に大きな希望を見出した実りある1年でもございました。

 市政運営の重要分野として取り組んでおります「安心・活力・発展のまちづくり」では、駅周辺土地区画整理事業の完成により、念願の伊万里駅前線も開通し、市街地の活性化へ弾みがつくものと思われます。

 現在、準備を進めておりますコミュニティバスについては、来年1月21日より運行を開始することとしており、市街地を気軽に周回でき、高齢者の方から子供まで多くの市民の皆さんに愛されるバスとして、地域密着型の運用を行います。

 また、西九州自動車道唐津伊万里道路などの都市基盤の整備促進に向けた取り組みや、企業誘致並びに企業の拡張などに一定の成果を得ることができました。海洋エネルギー環境の先端都市づくりでは、伊万里国際コンテナターミナルで、ここ1年間におきまして、対中国と三つの新たな新規コンテナ航路を開設することができまして、一挙に飛躍的な取扱貨物量の増加につながり、さらに伊万里の農産物や伊万里焼などの伊万里ブランドについて、アジアへのビジネス展開を進める伊万里・アジアネットワーク事業においては、本年度はまずナシの中国における試験販売に取り組み、伊万里港の利活用について今後の可能性が見出せました。

 また、環境に優しい都市として、ツル誘致事業に取り組んでいるところでございますが、来年2月には、日韓ツル誘致シンポジウムを開催し、環境都市として弾みをつけたいと考えております。

 ところで、昨日、来年度の国の予算原案が発表されておりますが、依然として財政を取り巻く状況は厳しく、国の三位一体改革の中で、これまでに経験したことのない厳しい行財政運営を行わなければなりませんが、さわやか市政をさらに推進し、コミュニティーによる地域再生、都市と農村の交流による活性化、地域資源のブランド化、循環型産業、新産業創出など、21世紀型の産業おこしを初め、市民にとって住みたいまち、訪れる人にとって行きたいまちとなる魅力ある伊万里市づくりに来年も全力を傾注してまいる決意でありますので、市政運営について、議員皆様のさらなる御支援、御協力を切にお願い申し上げます。

 結びに、この1年間の議員皆様のお力添えに改めてお礼を申し上げますとともに、よき新年をお迎えになりますよう御祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。



△日程第11 閉会



○議長(黒川通信)

 どうもありがとうございました。

 本年最後の定例会を閉会するに当たり、私より一言ごあいさつを申し上げます。

 まず、議員の皆様、塚部市長、そして助役以下執行部の方々に、闊達・円滑な議会運営と市勢発展のため御尽力を賜りましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げます。

 さて、本年は市制50周年の節目の年で、大きなものとして4月には本市の長年の課題であり、市街地の様相を大きく変貌させた全国でも類を見ない駅舎の分断による伊万里駅前線が開通し、市街地の人、車の流れが大きく変わってきたと思っております。必ずや今後の伊万里市発展に大きく寄与することと期待をいたしているところであります。

 しかし、残念なこともありました。今日の全国的な課題である地方分権確立の一方策として、平成14年7月から協議を重ねてまいりました有田町、西有田町との合併協議は、協議半ばにして両町の協議会脱会、離脱により、終止符を打たざるを得ない状況になったことであります。今後、伊万里市は今まで同様、当面単独で運営を行っていくわけでありますが、税源移譲を初めとする国の三位一体改革の先行きは、まだまだ不透明な内容も多く、ますます議員の皆様、塚部市長を初め、執行部の皆様の英知を結集して市民の負託にこたえるとともに、本市の発展に努めていかなければならないと思います。

 今会期中は、暖冬により例年にない穏やかな日々でありましたが、いよいよこれから本格的な寒さに向かいます折柄、くれぐれも御自愛くださいまして、よき新年を迎えられますよう御祈念を申し上げ、あいさつといたします。ありがとうございました。

 それでは、これをもちまして平成16年伊万里市議会第4回定例会を閉会いたします。

               (午後1時43分 閉会)







 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。
  平成  年  月  日
      伊万里市議会
             議長黒川通信

             副議長岩橋紀行

             議員樋渡伊助

             議員原口 弘



           国民のための郵政改革を求める意見書

 本年10月に政府の「郵政民営化の基本方針」が閣議決定され、その後、民営化のあり方に
ついて議論が活発に進められている。しかし、郵政事業の拙速な民営化は、郵便ネットワーク
の崩壊、過疎地など不採算地域からの撤退などサービスの低下をもたらしかねないことが予想
されるところである。
 昨年の公社発足後ようやく1年を経たところであり、第1期中期経営計画期間における成果や
限界を見ないまま、公社後の姿を拙速に検討することは国民の利益にかなうべきものではあり
ません。
 よって、国会及び政府におかれては、今後とも国民のための郵政事業改革を進めるため、下
記事項についてその実現を強く要望する。

                   記
                   
 1.経済の自由化や高齢化社会が進む中で、年金の受取、即時払いの保険など身近な
  金融機関として郵便局の果たす役割は大きいものがあり、郵便、貯金、簡易保険の
  ユニバーサルサービスに基づく、より良質なサービスを国民に継続して保障するこ
  と。

 2.地域の利用者の利便を一層向上させるため、全国に張り巡らされた郵便局のネッ
  トワークを国民生活共有の社会的インフラ、暮らしに身近な公共サービスの拠点と
  して維持活用すること。

 3.郵便貯金、簡易保険とも国債市場の安定と地方への資金還流に貢献しており、引
  き続きこの役割を果たせるようにすること。

 4.郵政公社の行方を見守り、拙速に経営形態の変更等の見直しを進めないこと。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年12月22日

                            伊万里市議会

 衆議院議長       河 野 洋 平 様
 参議院議長       扇   千 景 様
 内閣総理大臣      小 泉 純一郎 様
 郵政民営化・経済財政  竹 中 平 蔵 様
 政策担当大臣
 総務大臣        麻 生 太 郎 様
 財務大臣        谷 垣 禎 一 様



       平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書

 平成16年度政府予算においては、地方交付税及び臨時財政対策債の大幅な削減により、地
方財政運営に支障を来たすとともに、地方の信頼関係を損ねる結果となった。
 平成17年度政府予算編成においては、平成16年度予算のような大幅な削減が行われるこ
とがないよう、国は誠実に対応し、国と地方の信頼関係を構築し、住民サービスの低下を来た
さないようにすべきである。
 よって、国会及び政府におかれては、平成17年度政府予算編成に当たり、「地方交付税の
所要総額」が確実に確保されるよう、下記事項についてその実現を強く要望する。

                   記
                   
 1.昨年のような地方交付税等の削減により、地方公共団体の財政運営に支障を来た
  すことのないよう、平成17年度の地方交付税総額は、少なくとも平成16年度の
  水準以上を確保すること。

 2.税源移譲に伴い、財政力格差が拡大する財政力の弱い地方公共団体に対しては、
  地方交付税の財源調整、財源保障を強化して対応すること。

 3.地方財政計画上の歳出と決算との乖離については、投資的経費と経常的経費の実
  態を踏まえ、一体的に是正すべきであり、一方的な、不合理な削減は絶対認められ
  ないこと。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年12月15日

                           伊万里市議会

 衆議院議長       河 野 洋 平 様
 参議院議長       扇   千 景 様
 内閣総理大臣      小 泉 純一郎 様
 内閣官房長官      細 田 博 之 様
 郵政民営化・経済財政  竹 中 平 蔵 様
 政策担当大臣
 総務大臣        麻 生 太 郎 様
 財務大臣        谷 垣 禎 一 様




        食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書

 新たな食料・農業・農村基本計画を検討する食料・農業・農村政策審議会企画部会は、「担
い手の経営に着目した品目横断的な政策への移行」、「担い手・農地制度の改革」、「農業環
境・資源保全のための政策の確立」の3つの課題を重点的に検討し、8月にまとめた中間論点
整理で農政改革に向けた一定の方向性を示されている。しかし、基本計画の最大の課題である
食料自給率については、今後の課題とされたほか、農業に必要以上の市場原理を導入するなど
重大な問題を含んでいる。
 基本計画の見直しに当たっては、食料の安定供給の確保、農業のもつ多面的機能の十分な発
揮、農業の持続的な発展、農村の振興という食料・農業・農村基本法の基本理念に則しながら、
食料自給率の向上に結びつく農政の改革・転換を推進しなければならない。
 よって、政府におかれては、新たな食料・農業・農村基本計画の策定において、次の事項を
実現されるよう強く要望する。

                   記

 1.これまでの食料自給率を検証し、生産者と消費者の理解と協力のもと自給率引き
  上げ対策を推進すること。
 2.認定農業者制度については、地域農業との協調により、地域全体の維持・発展に
  つながる担い手育成となるように、十分な検証や検討を行うこと。
 3.農産物価格低落を防止し、不足払い型の直接支払制度、産地づくり対策の継続や
  機械・施設導入のための長期・低利融資制度の創設など、経営所得安定対策や担い
  手支援策を講じること。
 4.特区の全国展開や株式会社の農地取得・所有は、担い手農家の経営圧迫等の懸念
  があるため、十分な検証や検討を行うこと。
 5.地域農業資源の保全活動や環境保全型農業に対する新たな支援策等を創設するこ
  と。また、現行の中山間地域等直接支払い制度の一層の充実・強化を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年12月22日

                             伊万里市議会

 内閣総理大臣 小 泉 純一郎 様
 農林水産大臣 島 村 宜 伸 様




         プルサーマル計画に説明責任を求める意見書

 本年4月28日、九州電力は、プルサーマル計画を平成22(2010)年までに玄海原子
力発電所3号機で実施することを表明した。しかし、同計画は、万一の事故が起きた場合に、
被害の甚大さを招くということが予測される上、核燃料サイクルにかかる約19兆円もの巨額
の費用負担の問題、また、新たに生まれる使用済みMOX燃料の処理方法など、困難な課題を
抱え、解決の目途が立っていないのが現実である。
 また、唐津市、鎮西町、肥前町など原発隣接自治体の議会で、プルサーマル反対や説明責任
を求める意見書が可決され、事業者が主催する説明会の開催予定がようやく示されたところで
ある。
 よって、政府及び佐賀県におかれては、プルサーマル計画に対する十分な説明責任を果たす
とともに、周辺自治体の意向を尊重するよう、強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成16年12月22日

                          伊万里市議会

内閣総理大臣     小 泉 純一郎 様
経済産業大臣     中 川 昭 一 様
資源エネルギー庁長官 小 平 信 因 様
佐賀県知事      古 川  康  様