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佐賀県 多久市

平成18年 6月 定例会 06月19日−02号




平成18年 6月 定例会 − 06月19日−02号









平成18年 6月 定例会



       平成18年6月19日
1.出席議員
   議 長  古 賀 和 夫           10 番  中 原   鎭
   副議長  石 井 順二郎           11 番  田 中 英 行
   2 番  中 島 國 孝           13 番  角 田 一 彦
   3 番  野 中 保 圀           14 番  田 原   昇
   4 番  中 島 慶 子           15 番  山 口 龍 樹
   5 番  山 本 茂 雄           16 番  真 島 信 幸
   6 番  飯 守 康 洋           17 番  井 上   慧
   7 番  興 梠 多津子           18 番  西 山 英 徳
   8 番  武 冨 健 一           19 番  大 塚 正 直
   9 番  牛 島 和 廣

2.欠席議員
   12 番  山 口 正 信

3.本会議に出席した事務局職員
   事 務 局 長  本 島 和 典
   次長兼議事係長  釘 崎 正 弘
   書     記  山 田 智 治

4.地方自治法第121条により出席した者
    市           長      横   尾   俊   彦
    助役                 藤   田   和   彦
    教育長                中   川   正   博
    総務部長               柴   田   藤   男
    まちづくり部長            小   園   敏   則
    くらし部長              中   原   博   秋
    教育部長               市   丸   正   文
    総務課長               樋   口   和   吉
    財政課長               石   橋   慎   一
    税務課長               前   山       充
    市民生活課長             渕   上   哲   也
    福祉健康課長             森   山   真   塩
    人権・同和対策課長          梶   原   栄   三
    産業振興課長             木   島   武   彦
    建設整備課長             成   富   廣   行
    都市計画課長             森       輝   雄
    市立病院事務長            平   山       豊
    会計課長               古   賀   通   雄
    水道課長               牛   島   剛   勇
    監査委員事務局長           古   賀       浩
    学校教育課長             今   泉       弘
    生涯学習課長             北   島   一   明
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        議  事  日  程    6月19日(月)10時開議

 日程第1  市政一般に対する質問
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          平成18年6月多久市議会定例会一般質問通告書
┌──┬─────────┬──────────────────────────┐
│順番│ 議員名     │     質問要旨                 │
├──┼─────────┼──────────────────────────┤
│  │         │1.県道宮の浦バイパスの進捗状況について      │
│  │         │  地元自治体として、どのように取り組んでおられます│
│  │         │ か                        │
│  │         │                          │
│1 │ 山 本 茂 雄 │2.下水道事業について               │
│  │         │  3月6日通水式後の加入者状況について      │
│  │         │                          │
│  │         │3.企業誘致について                │
│  │         │  新に第2、第3の工場団地の計画を今後どのように考│
│  │         │ えておられますか                 │
├──┼─────────┼──────────────────────────┤
│  │         │1.第7次多久市行政改革大綱について        │
│  │         │  厳しい財政状況の中で、限りある「財産」「施設」 │
│  │         │ 「職員」などの資源を最大限に活用し、市民の満足度の│
│2 │ 飯 守 康 洋 │ 向上を目指し、5つの視点から行政改革を進めて行きま│
│  │         │ すとあります。                  │
│  │         │  その一つに、『市民満足度の向上』とありますが、具│
│  │         │ 体的にはどのような施策、取組みをされるのか    │
│  │         │                          │
├──┼─────────┼──────────────────────────┤
│  │         │1.筑後川下流土地改良事業の水利事業の推進について │
│  │         │  土地改良事業の市内対象圃場は完了し、残された水利│
│  │         │ 事業が本格的に始動時期となり、多久市においても別府│
│  │         │ 川から道灌堤までの延長を将来の農業に対する安定した│
│  │         │ 水利確保のため同意した。             │
│  │         │  平成23年嘉瀬川ダム完成と同時に供用開始となります│
│  │         │ 維持管理についての農家負担問題で、地区説明会では │
│  │         │ きびしい状況にある農政の今後を展望して、市としてど│
│  │         │ のように対処されるのか              │
│  │         │                          │
│3 │ 石 井 順二郎 │2.保養施設の閉鎖について             │
│  │         │  市の観光の中心的存在である保養施設が、8月末を以│
│  │         │ って閉鎖するとのニュースが流れた。私企業ではあるが│
│  │         │ 市政観光行政に与える影響ははかり知れないものがある│
│  │         │  市としてこの問題にどう対処されるのか      │
│  │         │                          │
│  │         │3.卒業証書授与式においての国歌斉唱その他について │
│  │         │ (1) 中央中の卒業証書授与式に参列したが、国歌斉唱で│
│  │         │  生徒は全く歌っていない、どう指導されたのか   │
│  │         │ (2) 式の途中生徒会主催に変更し、2時間を越えた式典│
│  │         │  となり、体調異変で退席した生徒もいた。学校行事に│
│  │         │  口出しは越権と思うが簡素に厳粛に出来ないか   │
└──┴─────────┴──────────────────────────┘


      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 午前10時 開議



○議長(古賀和夫君)

 おはようございます。ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。



△日程第1 市政一般に対する質問



○議長(古賀和夫君)

 日程第1.市政一般に対する質問を行います。

 通告順に従って発言を許します。まず、山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君) (登壇)

 おはようございます。5番議員の山本茂雄でございます。議長より質問の許可が出ましたので、通告に従って市長に質問をいたします。今回、質問は併用方式で行っていきたいと思っております。

 1番目に、県道宮ノ浦バイパスの進捗状況について。地元自治体としてどのように取り組んでおられますか。

 2番目、下水道事業について。3月6日、通水式後の加入者の状況についてお伺いしたいと思います。

 3番目、企業誘致について。ことしの企業誘致については、2月14日調印の三谷電子工業株式会社、4月24日に調印の福博印刷株式会社の2社と調印もされております。この後も何社かの引き合いがあっていることと思っております。大変ありがたいことであると思います。そのように企業進出が続く中で、当然、新たな第2、第3の工場団地の計画もあろうと思います。考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上、3点について質問をいたします。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君の質問に答えてください。市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 おはようございます。では、山本議員の御質問に回答してまいります。

 まず最初に、県道武雄・多久線の宮ノ浦バイパスの進捗状況についてでありますが、この事業につきましては、平成10年度よりスタートして、平成18年5月末現在で事業計画に伴います用地取得につきましては85%の契約が完了しております。残る未解決部分につきましても、現在も継続的な交渉が続けられております。

 具体的な交渉につきましては、平成17年度は各地権者に対して個々に3回から6回の交渉が行われておりましたが、同意を得るには至っていない状況であります。平成18年度につきましては、未解決用地の買収を行うこととして、また、一部、工事といたしまして延長70メートル程度が予定をされております。

 このような状況の中、地元自治体としての取り組みにつきましては、これまで行われてまいりました事業説明会及び地権者への交渉の際、土木事務所とともに出席、または同行して、地元意見の聴取や地権者への説得など行ってきたところでございます。

 今後、事業遂行に御協力をいただけるよう、佐賀県はもとより多久市としても鋭意努力していくものであります。

 2点目は、下水道事業についてお尋ねをいただきました。

 多久市の生活排水処理につきましては、現在、個別処理における浄化槽整備事業と集合処理によりますコミュニティプラント事業、また、農業集落排水事業、さらに平成18年3月

7日に一部の地区を供用開始いたしました公共下水道事業がございます。

 公共下水道事業につきましては、平成10年度より事業に着手をして、現在の認可区域163ヘクタールのうち平成17年度末までに約36%に当たります58ヘクタールの整備を完了して、現在、未整備区域の幹線及び面整備を進めているところであります。

 御質問の加入者状況についてでありますが、公共升整備戸数693戸に関しまして、3月には9戸、4月に5戸、5月に19戸の接続があり、5月末現在で申しますと、計33戸の約4.8%の接続率となっておりまして、逐次接続中という状況でございます。

 次に、3点目ですが、企業誘致について御質問いただきました。

 まず、御質問の内容にお答えする前に、現在の北部工業団地等の状況について御報告をさせていただきます。

 北部工業団地造成につきましては、多久市土地開発公社において平成4年より用地買収等事業に着手をし、平成9年に造成完了いたしたところであります。この間に平成6年12月、三和機工株式会社を皮切りに、平成8年2月には日立建機株式会社西九州支店佐賀営業所、また、同年3月にはサガシキ印刷株式会社とそれぞれ進出協定を締結し、現在、この3社が操業されています。その後、バブル経済の崩壊により、経済の氷河期とも言えるような時期を迎えまして、新たな立地はございませんでしたが、工業団地のリース制度、あるいは貸し付け特約つき分譲制度などの創設、また、企業立地奨励条例によります制度の充実など、企業立地の際の初期リスクの軽減が図られるよう、制度の充実を図ってきたところであります。これらのことに加えまして、昨今の景気回復基調により、企業の投資意欲が高まってきましたことも相まって、さきの議員全員協議会において御報告させていただき、また、御質問の中でも触れられましたように、新たに2社の進出協定を結ぶことができました。この間、御尽力いただいた方にはお礼を申し上げたいと思います。また、残りのロットにつきましても、一部分割したこともありまして、3ロットとしてこれらについても現在それぞれ複数の企業と立地の方向で鋭意協議中でございます。

 さて、御質問の第2、第3の工業団地をどのように考えられるかという御質問でございますが、定住人口の増大を図り、市勢の浮揚や発展を考えるときに、暮らし環境、いわゆる市内の経済、そして、住まい環境、住宅政策など、そして、雇用環境、企業誘致等はいずれも欠くことのできない3要素であると考えております。

 しかしながら、現在、市の財政状況は非常に逼迫をいたしておりまして、また、土地開発公社の財務状況も厳しいものがございます。即新たな団地造成という状況下にはないものと思っておりますが、幸い県におきましても、県勢浮揚の重点施策として企業誘致等を大きな柱としてとらえておられまして、今後はこれら県を初め、関係機関との密接な連携を図りながら、新たな団地造成についても協議をしていきたいと考えているところであります。

 また一方、土地開発公社の財務改善につきましては、市といたしましても真摯に取り組み、公社の事業活動の幅を広げることができればと考えております。また、公用地以外でも市内の民有地、いわゆる民地物件につきましても、現在、リースを含めまして12物件、総計で約3万9,000坪の利用可能用地の情報をいただいておりますので、これまでにもこれらを含め用地につきましては、誘致活動に努めてきているところでございます。

 いずれにいたしましても、市としても現時点ではさきに述べましたように、まずは多久北部工業団地の残り3ロットに関しまして、企業の完全立地実現に全力を傾注していくことがまず重要であると考えておりまして、今後ともこの実現に向け努力してまいる所存であります。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 どうもありがとうございました。1項目めの宮ノ浦バイパスの件でございます。

 3月議会中、西山議員の質問の中で、未解決地権者の方に今後の対応について解決はできない諸問題について対策を再検討し、事業推進にかかわる御協力をいただけるように佐賀県はもとより、多久市としても説得に努力していきたいと考えておりますということを答弁されております。そういった中、その後の話し合いはどのようになったのかなということでお聞きしたいなと思います。



○議長(古賀和夫君)

 まちづくり部長。



◎まちづくり部長(小園敏則君) (登壇)

 お答えいたします。

 ことしの3月議会以降にどういう動きがあっているかというふうなことでございますけれども、今、佐賀土木の方といたしましても、その後の動きについてはやはり18年度にどういう対応をしていくかというふうなことを全体的に計画されておりまして、まず、今までの動きとしては、地元に対しては特段の動きはあっておりません。ただ、今後は、佐賀土木と打ち合わせとったところによりますと、6月以降に早急に参りたいというふうなことで予定を立てられているようでございます。

 以上です。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 どうも。私も県の方から資料をとらせていただきました。それで、12年度からずっと土地買収が行われております。そういった中で、この前の西山議員の質問の中でも、大体2件ぐらいということでございます。西山議員の考えでは2件ぐらいじゃないかなということで言われておったと思います。

 そういった中で、本当にこれは最初から考えたら、もう事業始まって5年、6年になるわけですよね。その中で用地交渉状況ということで書いてあります。未買収地権者6名のうち2名については、相続関係及び法務局と調整中であると。4名については、佐賀土木、多久建設整備課小園課長と一緒になって鋭意交渉を続けているが、いまだ協力をいただけていない状況であるというふうに書いてあります。これ担当の小園課長、助役、(「課長じゃない」と呼ぶ者あり)済みません、当時の括弧して現まちづくり部長と書いてあります。済みません。部長が行かれて、当然、市長にはどういった状況であるということを申されていると思います。そういった中で市長として、3年も、4年も、5年もなるような調整がつかない土地をどのような方法で説得をしようというふうなことで市長は当たられているのか、それをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 お尋ねにお答えいたします。

 時間がかかっていることにどう対応するかということでございますが、これは県道のバイパス工事でございまして、県の土木事務所を中心に市も連携をしながら仕事をさせていただいておるところであります。ぜひ御理解をいただくようにお願いをしているところであります。

 また、用地等について同じような面積、あるいはそれぐらい必要な面積がほかに必要であれば、代替地につきましても市として全力を挙げて対応できるようにしていきたいというふうな旨もお伝えしておりまして、その辺のことも提供しながら努力をしていきたいと思っています。また、県としてもやや時間がかかっておりますが、大変重要な道路として位置づけられておりますから、協力をしてこの問題を解決していきたいと考えておるところであります。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 というのは、市長、一遍ぐらいは、一遍か二遍、それはもう3年も4年も5年もなりますから、何遍かは行かれたと思いますけど、相手の全然理解をされない方に会って、本当にこのままで、こういったことも言われております。これは我が多久市にとっては非常に重要な位置にあるものにかかわらず、旧態依然のままであり、住民の安全のためにもなくてはよくないということであります。産業の発展にもこれが阻害になっている。非常に重要なことだと思うということを答弁でなされております。西山議員への答弁の中で。そういった本当に重要な県の、そしてしかも、多久では全然、多久市は財政難の中で市道にしても、やっぱり優先範囲についてつくっていくという中で、せっかく県が予算を投じて計画をされている事業に対して、本当に3年も4年も延ばしたままでいいのかなと。というのは何でかというと、地元自治体として、結局、県がそれをやめたら、一番困るのは多久市の地元自治体になるわけですね。恐らく予算もこれはずっと3年、4年、もう恐らく買収された方には予算は払われていると思います。そういった中で県も相当な会計検査なりなんなりから強い圧力がかかっているんじゃないかなと思います。今の道路事業の中でも、市長もつい先日も東京の道路整備期成促進会なんかに行かれて、いち早く情報なんかはわかっていると思います。これはそういった公共事業に関して、結局、職員が精神に障害を起こすような交渉はしないと、そういう事業はもうどんどんやめていきますよということを言われていると思います。前はそういったことは私は代議士から聞いたと思います。そういったことで、本当にこの問題、県として、これは多久が利用する道路だから、県としてはもう本当にそれはもう理解をしていただけんならやめてもいいですよという気持ちになっているんじゃないかなと私は思います。

 そういったことで、本当に市長が、私、西山議員の中でも結局は演告の問題です。この演告見とって16年度までは平成13年度から土地買収が行われ、平成14年度からは一部の区間が完成したということを言われております。しかし、17年度、18年度は演告にも何一つ宮ノ浦バイパスの問題が取り上げられていないということで、私は、これはあくまでも演告というのは市政の方針と思います。市長の方針と思います。そういった中で、それを取り上げなかったというのは、もうこれは長くかかるからちょっと地権者の方が賛成していただくまで待っとくかなという気持ちで書かれなかったのかなと私は思ったわけでございます。しかし、西山議員の質問のときは、いや、それはもう16年度まではちゃんといっていますから、継続ですよということを言われておりますけど、やっぱりこれ見た人はそういう考えを持ってもおかしくないと私は思います。

 そういったことで、取り組み方の問題にちょっと努力が足らないんじゃないかなというふうに私は思うわけでございます。というのは、何でかと言ったら、私は今自民党で政務調査会長をさせていただいております。これは県連に通じて市の県の事業の推進ということで毎回、毎年お願いをしております。そういった中で、県道の一部の宮ノ浦バイパスの問題、これも長々としとったら、ほかの県事業に対してもしわ寄せが来るんじゃないかなと、私はそういう懸念を持って市長にお願いをしているわけでございます。

 そういったことで、本当に市長、我々はお願いするだけで、議員としてお願いすることしかありません。しかし、市長は執行権を持っております。そういったことで、本当に多久市の道路運営にしても、産業の発展にしても必要と思われたら、やっぱりいち早く取り組んでいただきたいなと。それが多久市の活性化じゃないかなと私は思うわけでございます。

 そこら辺のことで本当に市長はみずから地権者に対して、結局、私が地権者の立場であったら、職員が来られた、いや、私は反対ですよと、いや、何遍来ても反対ですよと言っても、市長が顔を出してくれたということであれば、それは確かに1回、2回は反対するかわかりません。しかし、三遍、四遍ずっと説得に来られたら気持ちは変わってくるわけですよね。私はそう思います。人の気持ちというのは。というのは、市長は市民から選ばれた市長ですから、我々が選んだ市長ですから、その方が直接お願いに来ていただくということであれば、それは市民の方も絶対反対、反対とは言われんと思います。そこをやっぱ市長がいち早く取り込んで、そういったことができなかったのかなと私は痛切に今感じておるわけでございます。

 そういったことで、市長の私はそのことに対して、私が行っても反対の人は反対ですよという考えなのか、これひとつお聞きしたいと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 私が出向いてオーケーになれば、大変ありがたいことで、それは喜んで行きたいと思いますが、少し整理をしてお話をさせていただきたいと思います。

 まず、執行権についてでございますが、本事業は県の事業でございまして、執行権は県にございますので、市としてもお願いをしていく、あるいは協力していく立場にございます。また、道路自体は多久が利用するというわけではなくて、多久の中にありますので、広く県民の方や県外の方が通行されるときに使われる重要な基幹道路と位置づけをされていると思っております。そのためやや時間はかかっておりますけれども、予算の必要性については感じておられると思いますし、市としてもその辺の難しさも申し述べながら、ぜひ整備をお願いしたいということで話しているところでございます。

 また、演告について触れていないじゃないかという御指摘でございましたが、演告、すべてを触れたいんですが、すべてを触れてしまいますと、物すごい時間になってしまいますので、若干簡素化しているところがありますので、その辺は後の質疑の中で回答をさせていただいているところでございますので、御理解をいただければありがたいと思っているところでございます。

 本事業につきましては、御質問で触れられましたように、安全性を第一として、強く地元からの要望を受けて、県としては平成10年度超える中で決定をされ、バイパス化ということになりました。ぜひこのことをより多くの方々に御理解いただきたいと思って取り組んでいるところでありまして、既に移転等なさった方々もおられます。ぜひそういった方々の御協力が無にならぬように、今後とも力を尽くしていきたいと思っています。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 演告の件でございますけど、これ演告書くにしても、3行か、4行で済むわけですよね。そしたらやっぱりそういった誠心誠意でやっておりますよという表向きを出していただきたかったなと私は思います。

 それと、今ずっと話を聞いておるんですけど、市長は大体何遍ぐらい地権者の方と会われたのか、これもちょっとお聞きしたいなと思いますけど。ひとつお答えいただきたいと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 お答えいたします。

 細かく私もちょっと記憶、いろんな事業やっていまして定かでありませんが、地権者の方と個々にお会いするというよりも、沿線の方々、特に今回まだ十分な御理解をいただいていない方々からいろんな要望等、あるいは御意見等が出ています。これを担当責任者の方で整理をいたしまして、そのことを助役ともども協議をして、どう対応すべきか、どのように御理解をいただくべきかということを話し合って対応させていただいているところであります。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 そしたら、市長は同意をいただいていない方のところには全然行っていないということで理解をしていいですか。ただ、担当部長が、または助役がお伺いしたということで理解していいわけですか。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 用地の交渉や事業に伴います折衝につきましては、助役並びに担当部課長、あるいは担当責任者は市長の名代として行きますので、それはもちろん私本人が行った方がいいかもしれませんけれども、いろいろ用務を抱えておりますから、調整をしながら、また、段取りを踏みながら、県とも協議をして、先方の事務方と一緒に我が方の事務方が伺う、あるいは課題に向けてはそのことに向けてどのような対応が県や市ができるかをお話を伺うというふうな手続をしております。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 そしたら、結局、私も先ほど言いましたとおりに、市長がみずから出ていったときに、相手の気持ち、それはやっぱり、市長は今、自分の命を打って担当部長が出向いていかれたというふうに言われております。しかし、当事者になったらやっぱりどうせ市役所の職員じゃないかという、幾ら市長の命を受けても、幾ら市長が私の代理で来ますからという証文かなんか持って、そして、職員ですということで行って、本当にその方が心をあけて話していただけるんかなと。それは私はごみ処理場のときにもお話ししたと思います。小侍のごみ処理場のできる段階のときも、当時の藤井儀作市長が2年間にわたって長靴履いて、作業服着てずっと回っていかれたということも聞いておりますので、そういった気持ちが反対している方に強いインパクトで通じるんじゃないかなと私は思うわけでございます。

 そういったことで、市長が長年、3年、4年じゃなくて、2年ぐらいの中でちょっと合い中でぽんと行って、いろいろの問題あろうでしょうけど、何とか御理解いただけませんでしょうかと、私のかわりにこうやって部長、職員が来ますので、よろしくということも言っていただいたら、また違うんじゃないかなということも私は思うわけでございます。私が個人としてですね。そういったこともあるんじゃないかなと。だから、市長がそういった問題に何か職員任せで自分の命を受けて行くんだから、だから、私の行きよるとと一緒ですよという、それは市長は思っていても、相手はそういったことは思っていないんじゃないかな。やっぱり市長は自分たちが選んだ市長です。職員は、それは試験を受けて、定年まで勤めていただく職員ですので、そういったことでそこの辺の違いというのがあるわけですから、やっぱり市長がそういった長引くところはお願いをして、合い中、合い中にお願いをしていくのも一つの妙案じゃなかったかなと思います。

 そういったことで、市長は幅広く飛び回れております。はっきり言いまして。九州の今回は市長会の副会長ですか、それで、全国の市長会の副会長という立場で、本当にいろいろな事業、今度は九州の道州制あたりも、それはもう先頭、いち早くなって取り組んでおられることはわかりますけど、そういった内外のことも私は職員にあんまり任せ過ぎて、そこら辺がちょっと交渉の段階で進んでいっていないんじゃないかなというふうに私は考えます。私として。だから、そういったところは市長はどういった考えを持っておるのかなということを常にお聞きしたいことでありますけど、なかなか市長もお忙しい中で、もうこの一般質問の機会にしかお願いできませんので、そういったことで検討して、あの道路は本当に必要です。

 そして、我々が地域として市の方に市道の拡幅なりなんなりしてくださいよとお願いしたときに、何と言われるのかと言ったら、地権者には地元で同意をしていただきますよということを常に言われます。それも、県だって、県の事業だからするにしても、やっぱり県は、ああ、地元の自治体がそれなりの努力をしていただけるだろうという気持ちのもとで取り組んでいる事業じゃないかな。今、市長も、知事が決断ですか、執行権使う事業だからと言っておられますけど、結局、それは市長が知事に執行権は使ってくださいということを言わなくては、知事も執行権はそうやすやすとは使わんじゃないかな。私たちはだから市長に執行権を使ってくださいと言うわけですよね。そういった事業に関しては。それしか方法ないわけです。だから、市長がそういった知事が執行権があるということをおわかりであったら、知事に直接、もう3年も4年も長引かせて申しわけございません。もう執行権使ってくださいというぐらいの配慮もしていただいたらどうやったかなと、私は。いや、市長が今答弁の中で、県知事が執行権を持っているということを言われましたから、私はそれを言っているわけです。だから、そういった中で執行権を使うことができなかったら強制執行ですよね。これはできなかったのかなと。だから、私は市長に強制執行を市長使ってくださいよ。市長が自分で使われんのなら、知事に執行権使ってやってくださいよということを言われなかったのかなということを私は今思っているわけでございます。おわかりいただけたでしょうか。

 そういったことで、本当にこの宮ノ浦バイパス、本当に早く完成していただきたいなと。そして、今、我々も、先ほども言いましたけど、県連から県に対してお願いをしている立場の私も職務を持っておりますので、そういった中で何か県事業だからということで、自治体が本気になって取り組んでいかないといけないんじゃないかなということを深く思っておりますので、このことを質問したわけでございます。

 そういったことで、本当にもう4年も5年もたって、県も本当に困っておられると思います。市の方にしても、結局、駅の南の残地のあの土地の問題にしても、結局、3年も4年もたって、さあ、国の補助金はもろうとうけん、早う返さんばいかん。決まらんやったら、返さんばいかんということをちょいちょい聞いております。県だって、そういったものがあるんじゃないかなと私は思います。だから、県の事業だからといって、そう地元の自治体が死に物狂いになって取り組んでやるのが県事業の促進じゃないかなというふうに、それは強く感じたもんですから、市長にお願いをしているわけでございます。

 そういったことで、この6月議会終わった後、市長もお忙しいと思いますけど、やっぱり直接交渉に行っていただいて、よき成果を上げていただきたいなと思います。

 ということで、この1問目については終わりたいと思います。何か答弁がありましたら、お聞きしたいと思います。(「特にありません」と呼ぶ者あり)いいですか。

 そしたら、2問目の質問に入りたいと思います。

 下水道の問題でございます。3月6日の通水式後、5月31日現在で693戸の中で33戸の5%の加入であったということでお聞きしております。今後の加入促進について、市長としてどのように取り組んでいこうと思っておられるのか、これもひとつ市長にお聞きしたいなと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 今後の下水道事業の加入促進でありますが、これはもう通常と同じでありまして、地域の方々に御説明を申し上げ、御理解をいただいて推進をするということになります。なお、本事業につきましては、3年以内につなぐことというふうになっておりますので、極端に言いますと、裁量権につきましては3年間は住民側にあるということになります。3年以内につないでいただく形になります。供用開始とともにすぐ接続いただくことがもちろんありがたいことでございますが、宅内の幹線の補修、改修等がございますから、お時間や計画をそれぞれお持ちでございます。それらに関しましても理解をしながら、うまく進むようにと思っております。

 また、全国的にも同じように着手してからいろいろこのような促進を図っているのがおおよその自治体の事例だとも聞いておりますので、それら先例の中でよりよい方法があれば、それも調べて参考にして対応していきたいと思っています。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 これちょっと3年以内でつなぐということを説明会の場で言われておったですかね。私は説明会でこれは強制的じゃないということで聞いておりますけど、どうでしょうか。



○議長(古賀和夫君)

 まちづくり部長。



◎まちづくり部長(小園敏則君) (登壇)

 お答えいたします。

 供用開始から3年以内というふうなことにつきましては、各集落で説明会の中で御説明を申し上げております。どうしてもということになれば、できない場合は罰則等は特にございませんけれども、ただ、3年以内につながなかった場合は融資制度というのがございますけれども、それと下水道貯金制度、これらが3年以内でなければ適用が受けられないというふうなことでなっております。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 これは3年以内になるだけ市民の方につないでいただくということであるということで聞いております。私もそういったふうに聞いております。私もこの下水道の問題ずっと質問してきました。工事するときに対しては国の手厚い保護があります、補助がありますから、そう多久市の財政としては余りこたえないわけでございますけど、これ一たん維持管理した場合に、加入率によっては相当な自主財源の登用になるということで私心配して、ずっとこれ質問してきたわけでございます。

 そういった中で、現在の供用開始区内、これ市営住宅とか、県営住宅、これいろいろあると思います。しかし、大部分は高齢者の方が多いわけでございます。加入金、敷地内の改修など負担がかかる中で、加入に対して前向きになれない方々が多くおられます。そして、今年度から、何ですか、私も大分お叱りを受けております。12月議会に出されました市税条例の改正ということで65歳以上の方の控除がなくなったということで、市県民税の高騰、これ2倍、3倍ということで私の方に電話かかってきております。それで、税務課の方でも大分応対に追われたと思っております。

 そういった中で、こういった税負担のなる中で本当に加入率の促進に腹を据えてやらんと、私はただ単に入ってください、入ってくださいでは、これなかなか難しいんじゃないかなと思っております。しかし、これは取り組んだ以上は加入率を早期に向上させにゃいかんと私は思います。これは公平負担を考えますと、それは地域内で入った人の人数で費用のかかった分を割れば公平負担でいいわけですけど、当然そういったことはできないということでございますので、入らない人に応分の税負担もしていただかにゃいかんという状況になるわけですので、これ本当に加入率を上げないと大変であろうと思っております。

 それで、加入率促進に努めるべきと私は思いますけど、これも営業本部長としてトップセールスマンという名を持って市長が取り組んでおられますので、このことも加入率の促進は大いに多久市内のことですので、どういった取り方ばしようというふうな市長自体が考えておられるのか、ちょっといま一度説明をお願いしたいなと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 下水道、いわゆる水処理についての対応につきましては、過去の定例会でほとんど毎回のように御質問があったときもございましたし、そのときに考え方やスタンスについては述べておりますし、また、下水道整備にかかわる計画等も議会の皆様にお示ししておりますので、それをごらんいただくとわかるわけでございますが、御質問ですので、少し幾つかポイントだけ回答させていただきたいと思います。

 特に加入率向上ということでございますが、これは大変重要なことでございます。ぜひ加入率を向上させて、本事業がうまくいくように努めてまいらねばならないと思っております。特に公共下水道事業並びに農業集落排水事業につきましては、この加入率向上が極めて重要であります。先ほども言いましたように、およそ供用開始から3年以内ぐらいをめどとして努力をしていきたいというふうに考えているわけですね。これは一つの目標ということです。この場合、先ほど部長からも回答させましたように、下水道貯金制度や融資のあっせん制度ということを設けて備えをしております。

 まず、下水道貯金制度でありますけれども、これはトイレの水洗化などの宅内排水設備を工事することに備えまして、あらかじめ利用される受益者の方から市の指定した金融機関に積み立てを行ってもらう制度であります。これによりますと、貯金額か、工事費のどちらか安い方に対しまして市が2.5%の補助金を交付するという制度で支援をする形になっております。

 また、融資のあっせん制度でありますが、これにつきましては、トイレの水洗化などの宅内排水設備工事金を一度に負担することが困難な方もおられますので、このようなケースの場合、市が指定した金融機関へ融資のあっせんを行いまして、その融資金に伴う利子の補助をする制度でございます。

 これらの制度は個人負担の軽減を図ることを目的とした制度でありますので、これらの制度の活用によりまして、さらなる加入率の向上に向けて啓発、あるいは普及をしていきたいというふうに考えております。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 3年で努力していくということでございます。

 私は思います。全職員の協力を得て、使用開始区域内の親戚、または友人に何とかお願いをしてくれということも市長としてお願いもされたらどうかなというふうに考えておるわけでございます。

 そういったことを本当にしていかないと、この担当課だけに本当に任せていいのかなということ、大体3年をめどにしているということでございますけど、3年間のうちに結局担当課はまたずうっと沿線を延長していくわけですよね。それで、それに伴ってまた説明会もしていくわけです、ずっと、その沿線に。そういった中で現に区域内の人に説明をどうやってすっかな。私はそれが不思議。ただ入ってください、入ってくださいと市で広報、広報しても、なかなかそれは入っていただけないんじゃないかなと私は思います。

 そういったことで、首長としてそういったことを担当課だけでさせるのというのは、本当にいかがなもんかなと。これは本当にそれは担当課がするようになっております。当然ですね。しかし、そういった範囲を広げて、加入者説明をして、そして、範囲を広げた中で、今度こっちを区域内で幾ら50%上げろと言っても、今度は新しくしたところに対して今度はまた加入率が低下する。そういった中でやっていった場合に、本当にもう60%、70%接続できるのは本当に何年後かなというふうに私は思います。

 そういったことで、一時休止はできんと思いますけど、これは国が決めた事業ですので、加入促進に一生懸命努力せんばいかんけん、二、三年ちょっと融資をということで範囲をちょっと遅くして、加入者の促進に力を入れてできないのかなということを市長にお聞きしたいなと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 本事業並びに国や県の補助金が関係した事業でありますが、突然の中止をしますと、すべての補助金がとまる可能性がありますし、資金計画全体を見直さなきゃなりませんので、なかなか困難性があると思っております。

 また、今回のケースで言いますと、近隣に公営住宅、集合住宅がございますので、そこの管の工事は一般の住宅よりもやや大規模になります。この工事がこれから計画されるわけですが、これが進みますと、加入率はぐっと上がっていく形になります。ちなみに農業集落排水事業のケースでいいますと、平成17年1月に供用を開始して、18年5月末現在で36.7%の加入状況になっておりまして、初年度目標3割というものを超えることができました。これ地元の方々の御理解と御協力のおかげだと思っておりますので、そのような努力をしていきたいと思っています。

 また、職員につきましても、もちろん担当課が直接の事業担当でありますから、予算のことやさまざまな庶務についても行っておりますけれども、職員はもちろん異動しておりますから、それぞれ内容を熟知した者もおります。また、関係の者もおりますから、職員も全員でこういった啓発については努力をしていきたいと思います。

 なお、加えて議員の皆様にもぜひ地元の方にもそのような事業の必要性や重要性をぜひ啓発いただくようにお願いいたしたい、また、期待いたしたいというふうに思っております。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 加入促進に対して私に言われたことと思っております。私もそれは努力をしていきたいと思っております。しかし、当然、今の地域内は市営住宅、県営住宅、新たに今度は市営住宅ができております。そういったところは接続可能と思います。しかし、本当に何でその地域内でいいのかといったら、今、当然、駅前区画整理事業が行われておりますね。これも本当にいい起爆剤になっているんじゃないかなと、こういう加入者をふやすためにはですね。この促進いかんでは、加入率は黙っていてもふえるということで私は思っております。そして、当然、今度は県の方でも市街地活性で県が推進本部ということで、空洞化、これは見過ごせんということで何とか中心市街をやろうということで県が動き出してやられておりますけど、そういった中でやっぱりそういった多久の中心であります駅周辺の区画整理事業もある程度今は進んでおります。そういった中でちょっと加速をしたら、また、いい方向に加入促進もできるんじゃないかなというふうに私は考えております。だから、工事を一たんやめるじゃなくて、少し範囲をしていかんと、一遍にどーんとした場合に加入率がまた、せっかく上がったのにどんと下がって、そりゃ、当然よその地区も、よその県も、市もそういったあれでなされておると思いますけど、なるだけ加入率を下げない程度で、公平負担の原則からいうて、入っていない人が、よかの、入ったところばっかり税金使うて、うちはいっちょんまだ管も来んぞという方々もおられると思いますので、そういったことでなるだけ市税の負担を招かないようなやり方に取り組んでいただきたいなと思っております。

 そのことでとにかく市長は先頭に立って、日ごろ営業本部長と、トップセールスと言っておられますので、そういった指揮系統のもとで、我々議員も当然その地区内に来たら一緒に促進に努めます。そういったことで、これは余談でございますけど、今、南の方に市営住宅が建っておりますのも、私もはっきり言って、区長さん初め協力をしていただいたたまものであれだけ早い時期に決定したものと私は思っておりますので、協力する分に関しては私も多久市に対していいことであれば、どんどん推進して協力していきたいと思っております。

 以上のことで、何か答弁あったらよろしくお願いします。ありますか。(「よろしく御協力お願いします」と呼ぶ者あり)

 それでは、3番目の企業誘致についてということで入りたいと思います。

 これは本当に私は喜んでおります。これも9年かかってやっと、皆さん、がん景気のようなったけんくさって言いんさっかわからんですけど、今、景気はようなかとですよね。結局、村上ファンドとか、ホリエモンたちが株価をつり上げただけで、景気はなっていないんですよ。その中で九州にあっては全く景気の向上はないと思っております。

 そういった中で本当に担当課が一生懸命になって第1回目の調印をしていただいた。2回目もしていただいた。それは私は本当に敬意を表しているところでございます。そういった中で、我々議員も担当課の方に慰労を兼ねて、議員の中でもそういった慰労会をしました。というのは、我々は市民としてそれだけ起爆剤になるような企業誘致をしていただいたということで大変喜んでいるわけでございますので、喜びは喜びで分かち合って、第2、第3の企業誘致に反映せにゃいかんということで頑張っておるところでございます。

 そういった中で、市としては第2、第3の工業団地に関して計画はないということでございますけど、私もちょいちょい県立病院の誘致なんかで随分吠えておりました。そういった中で、40ヘクタールぐらい以上の土地があるわけですよね。県有林の位置するところに。そこを県の工業団地ぐらい、武雄にばっかり持っていかせんで、もう一番バイパスに、そりゃ、武雄もインターもあります。しかし、うちもインターからすぐのところですので、これは工業団地にしては一番適したところじゃなかかなと思います。県が県立病院をはねたなら、やっぱり工業団地ぐらい持ってきてくれよというぐらいの意気込みを持ってやっていただきたいなと。そして、これも多久市に条件としては、高速道路のインターもあって近いということで、本当に恵まれた立地と思います。そういった中で、市長は県の工業団地のことに対して知事と会われたときに、そういったお願いはされておるのか、ちょっと答弁をお願いしたいと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 企業を初めとした経済界の動き、佐賀県、長崎県方面への企業進出の情報、予測等の情報につきましては、県並びに私どもの担当課の方から収集をして報告を受け、それに対応を全力を挙げておりますが、それとは全く別の個人的なルートもございまして、近年で言いますと、半年以内に、実はちょっと大きい物件を探したいという動きがございましたので、そのことにつきましては、すぐ県のトップ関係、あるいは経済界のトップ関係ともお会いをして、どれぐらいの規模で、どれぐらいのスパンで、そして、どれぐらいの条件で探されていますかということを伺ったりもいたしたこともございます。そのように割と緊密な情報の交換をさせていただきながら対応しているところでございます。

 また、新たな工業団地造成等につきましては、これは時間を要しますので、私がつかんだ情報は実はもう1年以内に建屋を建てたいと、規模は相当な面積でございましたが、これは県内を探してもないということでございましたので、なかなか難しい面もあるなと。そういったこともあって、団地の整備や既存の団地の中にどのように県内に張りついていただいて、もちろん直接企業が来ていただいたのが一番いいわけですけれども、それが困難な場合は近隣の自治体としてお互いに協力して、例えば、雇用の確保、住宅の整備、そして、人口増というふうなことにつなげていきたいということで、各首長さんとも御縁のある方とはお話し合いをさせていただいておるところでございます。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 市長も市長会長として知事に、今のところは毎日でも会うような機会があるんじゃないかと思いますけど、そういった中で、県有林の利活用ということで、県の工業団地ぐらいの大きな県事業を市長の3期目の目標として取り組んでいただきたいなと思っております。

 そういったことでお願いするわけでございますけど、私も行政視察に参加をさせていただいております。これも市の費用で行かせていただいておりますけど、我々も行政視察をする以上は、やっぱり何かの方法に役立てにゃいけないんじゃないかなというふうで、ここで市長にちょっとお願いしたいと思います。

 2月に建設委員長の報告どおりに視察をしてきました。そういった中で岐阜県の美濃加茂市というところで、中部台地土地区画整理事業の研修を行ってきたわけでございます。これは東海環状自動車道に美濃加茂インターというところから800メートルのところに台地があった、山林があったわけですね。これを豊かな環境と活力を創造する物流効率にすぐれた新産業ゾーン、隣接に明日に誇れる理想のライフステージふれあいタウンの住宅ゾーンという、こういった土地区画整理事業がなされておったわけでございます。これで山林の地権者の減歩率が62.15%ということでございました。山林の1カ町で完成がなされておったわけでございますけど、ちょっと研修を見ているときに、ああ、我々の多久市と何か似ているなということでございます。向こうは名古屋に近い、トヨタに近いところでございますので、それは企業はどんどん来るわけでございますけど、交通の便とか、そういった環境にしたら、ああ多久に似ているなという気持ちで想像したわけでございますけど、私も山林の利活用ということで確信を持って研修をしてきたわけでございますけど、工業団地と住宅団地を統合して一つのミニタウンという計画がなされておったわけでございます。区画整理事業でですね。そういったことも九州、これ多久市に対したら九州北部の物流地点として長崎自動車道、これ多久インターを最大限に利用した構想も夢ではないなというふうに感じてきたわけでございますので、市長も市長会長、九州の市長会の副会長という立場の中で、何か多久市を盛り上げる起爆剤を計画されていただきたいなというふうに、我々は研修するだけで、こうやって見てきて何も報告じゃなくて、お願いせんことには、やっぱりそういった市長も計画も取り上げてもらえんということでありますので、これを研修したことは市長にお願いして、できる、できんは、それは財政面かれこれあると思いますけど、そういった構想も一つの案じゃないかなということで私は感じて帰ってきたわけでございますので、そういったことで、多久市の活性化ということから考えますと、そういった事業、そして、雇用のための住宅づくりなんかも、今取り組んでおられますけど、やっぱり早急に立ち上げて努力をしていただきたいな。私もそういったふうに感じて研修をしてきたわけでございますので、市長も当然研修されていると思いますけど、しかし、我々も研修した結果をやっぱり反映していかんことには何のための研修かということも市民からも言われますので、そういったことも取り上げて、いい面の土地区画整理の研修をしてきたということでございます。

 そういったことで、本当に市長も忙しい中と思いますので、多久市内のそういったことも大いに取り上げてほしいなと思いますので、私がそういったことを言って何か感じられたことがあったら一言お聞きしたいなと思います。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 御質問の中で、本来なら質問、これを聞くと言っていただく方がいいと思います。感想というと、適当になってしまうので、やや雑駁な議論になってしまうんじゃないかと心配しましたが、御質問ですから、少しお答えしますと、今のは先進事例の一つだと思います。例えば、佐賀県出身の偉人の方の一人に大隈重信侯がおられます。ことし大隈侯のかかわられた早稲田大学の記念する年に当たりまして、いろいろ行事が予定されておりますので、恐らく県内にもいろんな形での進出もあるんじゃないかと感じまして、とあるときに、東京上京の折に実は早稲田大学の幹部の方とお会いしまして、ひょっとして将来分校なり、姉妹校なり、そういう新たな展開の教育機関お考えの折には、ぜひ孔子廟もあります我が多久市も県の真ん中にありまして、こういうところですので、ぜひ検討の一つに加えていただくとありがたいという話をさせていただいたことはございます。これはことしのことです。といいますのが、大隈侯自身は佐賀市ゆかりの方でありまして、弘道館とかいろんな学ばれているわけですが、恐らく草場佩川先生初め、多久ゆかりの方も同じ弘道館で交流されたでしょうし、そういうふうな御縁もお話をして、その折にはと言いました。ですから、工場や企業、また事業所、そして、住宅のみならず、そういった教育機関、あるいはその他の福祉機関等も含めていろいろ今後は知恵を出していかなきゃいけないなということを感じながら、よその例に学び、また、昔のヒントを得て努力をしているところであります。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 何か実現するような方向でお願いしたいなと思いますけどね。私も市民の方々から市政の発展に頑張れといつも言われておるわけでございます。しかし、私も市長とこのように接することができて約7年2カ月、もう来年4月は改選時期でございます。そういったことで私たちも、おまえたちは何ばしよっかと言われんように、やっぱり多久市を何とかしたいという気持ちもあります。そういった中で、本当に今私が質問しました県の宮ノ浦バイパスの問題、そういった多久市の活性化につながる工業団地の誘致、そして、下水道の税負担の問題とか、ずっと言ってきたわけでございますけど、ちょっと私はもうどっちかと言ったら、市民の皆さんがきつい方ばっかり私を支えていただいておりますので、もう多分な言葉が返って、時にはけんか腰になるような会話もするわけでございます。

 そういった中で大分支えて、多久市のために頑張れということで言われておりますけど、私だって市長に頼む以外ほかないわけですよね。市長が一番公務執行をするにしても執行権があって、できるし、我々が幾らお願いをするだけで、お願いはお願いですので、市長がそれだけ多久市の活性化を進めますよということであれば、私たちも一生懸命取り組んでいきたいというふうに考えておるわけでございますけど、何をするにしても、それは確かに市長はソフト面に対しては、それはすばらしいと私は思っております。というのは、私たちが議員に送り込まれて、最初はパソコン導入ですね、そして、ISO9001ですか、そして、今度は心肺蘇生のAEDか、これを佐賀県一番に取り組んでいただいたと。もうこれは本当に市長のそういった気遣い本当に喜んでおるわけでございますけどね。

 結局、ハード面について、私は何か賛同しがたいなというふうに考えるわけでございます。というのは、私も多久市の活性化、多久市が浮上することに、私は前も言いましたけど、我々子供、また、孫が多久でよかったというようなすばらしいまちをつくっていきたいということの中で、議会活動もやっていきたいと思っておりますので、やっぱりそれをするためには、今さっき言いましたように、市長のそういった取り組みを私たちも応援していくわけでございますので、そういったことで、市長は名乗りを上げてやってほしいなということが常にあるわけでございます。

 そういったことで、本当にハード面の事業について、多久市長横尾俊彦という名前が余り聞こえてこないなということでございます。しかし、内外に向けては、それは市長会長という立場で、それはもう大分に活躍されております。しかし、多久市の活性化、多久市の発展こそ、市長を支えていく一番の起爆剤じゃないかなと私は思っております。そういったことで、多久市のことも市長みずから先頭に立って取り組んでいただきたいなというふうなお願いをして、この質問を終わりたいと思っております。

 一応何か答弁がありましたら、答弁してもらって結構ですけど。まだ時間はありますので。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 お答えいたします。

 ソフト面についていろいろお褒めをいただいたんですけど、率直に言うと、なかなかお金がないから、ハードに関しては本当に難しいんですね。そんな中で多久ということを多くの方に情報発信をし、少なくとも命とか、福祉とか、教育にかかわるところで若干手を先に打てないかというのがAEDであり、ISOであり、パソコンとかいろんなことであります。また、実際整備しながら、それらの事業をしながら、いろんな激励の中に本当に整備がなくて困った方の例をほかから聞いて、ああなるほど大事なことだなと再認識したこともあります。

 また、ハード面でなかなか名が上がらないということですが、こんだけ財政厳しいとやっぱりそれは難しいですね。つくりたいものやハード面はいっぱいありますけれども、本当に今は緊縮、もう節約しているというのが率直なところです。そんな中、ハードな施設をつくらないから、あいつはだめだというなら、話は違います。この厳しい中、財源やりくりするのにどんだけ苦労しているか、ぜひ知っていただきたいというふうに感じておりますので、そのことを申し上げて答弁にいたします。



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君。



◆5番(山本茂雄君)

 市長の答弁で、ちょっと私燃えまして、ちょっと今、財政がないから、ハード事業は難しいということでございます。市長が身を伏して、この宮ノ浦バイパスなんか特にみずから説得に行かれて、そう難しい問題じゃないと私は思います。これは本当に、そりゃ、確かに財政難で、やる事業は難しいと思います。金がないわけにはされんわけですから。しかし、この心の問題というのは、私は解決できるんじゃないかなと思って、質問を終わります。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 一言だけ。私が申し上げましたハードというのは、全体的なことであります。宮ノ浦バイパスだけではありません。宮ノ浦工事予算は県が持っておられます。この県の予算をきちっと確保するべく、事務方もいろいろ合い議をさせていただいておりますし、今後とも努力をしていきたいということは冒頭にも申し述べましたとおりですので、そのように努力をしていきたいと思っております。(「どうもありがとうございます」と呼ぶ者あり)



○議長(古賀和夫君)

 山本茂雄君の質問は終わりました。

 次に、飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君) (登壇)

 6番議員の飯守康洋です。古賀議長より登壇の許可をいただきましたので、通告しております1事件について市長に質問をいたします。

 なお、今回も私の質問の方式は併用方式でいたしたいと思っております。

 地方公共団体における行政改革を進めていくべき理由としては、住民自体の充実のために効率的、総合的な行政を確立する必要があるからであって、特に最近、景気停滞化の行財政の中では、徹底したコストの削減が求められていると思っております。行政の資源、人、物、金は、今から必ず縮減してまいります。だから、今まで以上に最少の行政資源により、最高の効果を上げることが求められております。このためには優先順位に基づいて重点的、効果的な行政資源の活用を図るとともに、市民満足度の向上に役立つ、助けとなる成果を重視した経営型の行財政運営が強いられています。

 我が多久市においても、平成15年度までの計画期間であった新多久市行政改革大綱を1年間前倒しして、第6次多久市行政改革大綱を策定し、職員の削減、組織機構の見直し、民間委託の推進、効率的な行政運営を図るなど、行政改革に取り組まれてこられました。しかし、昨年、総務省から行政改革に関する指針が示され、これに基づき、多久市でも第7次多久市行政改革大綱及び実施計画書、集中改革プランを策定されて、平成17年度から平成21年度までの5カ年間、さらなる行政改革に取り組んでいかれるものと思います。

 そこで、第7次多久市行政改革大綱についてお伺いをいたします。

 厳しい財政状況の中で限りある財産、施設、職員などの資源を最大限に生かし、活用し、市民の満足度の向上を目指し、五つの視点から行政改革を進めていきますとあります。その一つ、市民満足度の向上についての記述がありますが、具体的にはどのような施策、取り組みをされるのか、以上、質問をいたします。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 飯守議員の御質問に回答いたします。

 第7次多久市行政改革大綱についてのお尋ねということで、その中でも市民満足度の向上ということについて触れていただきました。

 経済情勢の変化や少子・高齢化の到来を迎えまして、地方自治体がやらなければならない仕事は山積し、一方では、大変厳しい財政事情の中ですので、大変苦慮をしながら努力しているところであります。

 したがって、これまでのように漫然と国や県に言われたことだけをするという時代はとうに過ぎまして、従前の例に倣ってやればいいということではなく、より市民にとって真に必要なことを選択し、また、創造的な発想で努力をしていくことが求められる時代になってまいりました。

 御質問の市民満足度の向上に向けた取り組みにつきましては、基本的には職員一人一人が良質の行政サービスを提供することを心がけることが基本だと思っております。また、行政はサービス業であると言われるその本質を理解して、職員一人一人の意識改革を図ることによって、市民応対の実践力を高め、最終的には業務遂行全般で市民の皆さんの満足度を高めていくように努力していきたいというふうに思っております。

 第7次行政改革大綱に盛り込みました具体的な取り組みを触れながら、少し具体的な面を回答したいと思います。

 まず第1に、職員提案制度の推進がございます。窓口におきます市民の皆様からの声や職員が地域へ出向いた場合に聞かれる市民の皆さんの御意見などがございますが、これら市民と接触をしております、いわば職員の現場の声を生かして、職員が日常的にその業務改善への意識改革を図るとともに、市民の皆さんの声をより多くの政策に生かすことによりまして、事務の効率化や市民サービスの向上につなげたいと考えております。

 第2には、職員の変革と人材育成ということがあります。今年度から人事評価制度を導入して、職員の能力開発と指導育成を行います。平成17年5月には策定いたしました多久市人材育成基本方針を基として、職員の業務に対する達成度や実績を複数の上司が評価をし、主管長が職員一人一人と面接、指導することで、職員のやる気と満足度を向上させ、市民サービス向上、充実につなげたいと思っております。

 あわせまして、職員研修の充実も図ることにしています。職員の政策形成能力を評価するとともに、豊かな発想や柔軟な思考力を身につけさせることができる職員育成研修や、また、接遇マナーを向上するための民間事業所への派遣研修も実施をしております。

 第3でございますが、事務事業の効率的な推進を図るための組織づくりということがございます。昨年4月には、やや大規模な機構改革を行いましたが、このことを検証し、さらに改善すべく業務や充実すべき部門について検討を行いまして、より柔軟で効率的な組織への見直しができるように努め、市民サービスの充実を図りたいと思っております。

 次に第4に、事務事業評価システムの構築というものがございます。成果やコストを重視した行政を進めていくために、事務事業の有効性、必要性を推進し、このことに関する評価を行い、充実に応じた、また、状況に応じた事業の展開や効率的で質の高い行政サービスの構築を図るとともに、行政の説明責任なども果たしながら、事務事業評価システムの構築を目指していきたいと考えております。

 やや抽象的な部分もございましたが、また、余り即表へ見える部分ではございませんが、このような基礎力をつけることは重要と思っています。また、このほかに例えば、インターネット上からのオンラインによります電子申請、電子届け出、あるいは公的施設の予約システムなどの導入に向けての研究や、市民の皆さんが利用しやすく、また、適切な情報発信ができるホームページの充実を行いたいと思っていますし、また、高齢者など交通弱者の方々への交通手段の確保と地域振興を含めたふれあいバスの利用性の向上、利便性の向上、さらには業務マニュアルのフローチャート化によりまして、サービスの向上と個人情報のセキュリティー強化を図ります多久流のISOの取り組み、そして、加えまして行政区や財団法人孔子の里、西多久を考える会といったように、市内にございますいろいろな市民社会組織と連携をした地域協働の推進も図っていかなければならないと思っています。

 また、新たな取り組みによります企業誘致の積極的な展開も重要なことと思っております。

 さらには、例えば、AEDやメールを使った防犯情報の発信等も他に先駆けて行っておりますけれども、これらも市民の安心、安全を高めるべく努力をしているところであります。

 これらの取り組みを第7次行政改革大綱実施計画書に盛り込んでおりまして、これらを計画的に実施していくことによりまして、市民全体の満足度をぜひ高めていきたいというふうに考えております。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 質問に入ります。

 今、いろいろ市長の方から第7次についての詳しい項目も多く話をしてもらいました。私も、今回は、その中で一つだけ絞って話をさせてもらわないと、頭がいっぱいですので、なかなか申しわけございませんが、飛び飛びになりましたけれども、そういうところで、私がその中でも重要じゃないかなと思っている点がありますので、そこら辺も含めて、その第7次の市民満足度の向上ということで話をしていきたいと思っております。

 まず、行政改革とは何だということで思いますが、行政改革の原点といいますか、それは市長どう思われますか。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 行政、これは政治を伴う行政ということでとらえていただいて結構でありますが、市民の皆さん初め、国民の皆さんからお預かりした税金を原資として、その期待にこたえながら未来をつくったり、現状の課題を解決していく仕事をしていくのが行政や政治の仕事だと思っています。そのときに今までどおりのやり方では対応できない時代になっていきますので、時々刻々、このことを踏まえて日々新たな努力をしていくこと、これが改革の源流にあると思っています。

 わけても最近は新しい手法や新しい考え方、そして、国が主導してやっていかなければならない国全体としての改革もありますので、これらに呼応しながら、また、おくれることなく推進するために改革をしていくのが現状の行政改革と思います。そのときに極めて重要なのは、多分議員御質問の中に入っておると思いますが、市民の皆様にとってそれが益することになるように、市満足度が高くなるようにというふうなことを心がけていくこと、また、そういう組織的な仕事的なことだけではなくて、本当に重要なことの基本ですけれども、応対、接遇をきちんとしていくこと、待たせそうな状況になるんだったら、早目に少し時間かかりますとお声をかけることですとか、やりとりに関しましても、できるだけてきぱきにと、また、あいさつ等を尊重しながらやっていく、日常の中での取り組みがとても大切と感じています。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 今、市長の答弁の中にいろいろありましたが、新しい感覚でやっていきたいというような答弁がございました。その中で新しい感覚ということで一つ市長に、私がわからないといいますか、わかりやすく説明をいただきたいのが、市長演告にもありますが、パブリック・コメント制の導入という項目が上がっておりましたが、この件についてある程度わかりやすい説明をいただきたいと思いますが。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 パブリック・コメントというのは片仮名でパブリック・コメントと書きます。通称して略称はパブコメと言われたりすることがありますが、パブリックは公の、広く、一般のという意味がありますし、コメントは意見やその他のことになりますので、広く一般の意見を聞くという制度でありまして、これは条例等を整備して行った場合には、広くアンケート的なものをとったり、あるいはホームページ上にその意見を集めるコーナーを設けまして、そこに意見を出していただいて、そのことを反映するというふうなことがございます。例えば、県内の例で言いますと、県立病院やその他事業を計画されるときに県の方でパブリック・コメントをとられましたが、件数は大して多くなかったというふうに聞いておりますけれども、その中にこういうふうに思うとか、こういうことを尊重してほしいという意見が寄せられたりしています。

 一つには、これは民主的な制度の一つとして、最近、広がりつつありますけれども、もう一つ非常に重要なのは、議会との存在、議会との関連じゃないかと思います。議会の皆様は市民の選挙を経られまして、市民代表として来られておりますので、そこでの意思決定の問題、これは法的に確立をされています。ただパブリック・コメントの方はまだ法的にそのことが決定事項にどう及ぼすかどうかはまだ議論があるようにも聞いております。また、方法につきましても、インターネットがいいのか、アンケートがいいのか、全員往復はがきがいいのか、いろいろございますけれども、いずれにしろその精神として重要なのは、広く意見を聞くということではないかと受けとめております。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 パブリック・コメントの制度につきましては、今、市長の方でおっしゃってもらいましたが、その中で今後それを多久市としてはどう生かしていきたいのか。今までにこのパブリック・コメント制度の施行というですか、施策はやったことはまだないとですかね。これ質問します。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 パブリック・コメントという名を打って、ルールを設け、制度を設けてしたことはございませんが、例えば、都市マスタープランを作成するときには、広くアンケートを抽出して行ったり、あるいはワークショップ方式でそこに集まってきた方々の討論、いろんな意見交換をしながら、意見をさらに深めて出していただいたりというふうな努力をそれぞれの施策の中、あるいは計画策定の段階、あるいは取り組みの中で、いろいろ工夫をしながらやっているところであります。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 今、いろいろ施策の中でそういうことに多分取り組んでいってもらうという考えでいいとですかね。そしたら、今の説明で、今後そういう方向に多久市としてもパブリックのコメント制度を生かしていきたいと、制度を取り入れていきたいということでいいですね。

 そのパブリック・コメントについては、何か一つちょっと調べよったら、今、市長も県立病院なんかのことも話されましたが、多久市において関係があったのが、警察署の再編なんかでちょっと私、資料があったもんですから、そういう中で粛々と多久市としても、多久市としてといいますか、県としてもやってもらっているようでございますので、多久市もなるべく、パブリック・コメント制度というのがあるようでございますので、取り組みをしていただければと思っております。

 それから、もう一つ、市民の満足度の向上の方ですけれども、市長が少し申されましたが、電子申請といいますか、電子申請とか、電子手続といいますかね、入札といいますかね、そこら辺の取り組みは考えておられないのか聞きたいんですけど。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 電子申請的なもの、あるいは電子入札についてのお尋ねでございます。

 現在では、一つの方法としては市役所窓口へ提出する書式をネット上に公開しておけば、これをダウンロードして御自身が印刷して書き込んで持ってくれば対応ができるように改善を、これはかなり多くの自治体もされていますので、恐らく十分可能です。

 ただ、これを電子的にやるかどうかにつきましては、実はやや手間が要しまして、その人が本人に間違いなくその方ですよということを暗号化した情報を事前に差し上げて、それをチェックし、さらにもう一つID、パスワード等でチェックをして、この人は間違いなく、例えば、飯守議員ですということでアクセスしてもらうという手間がありますので、これに関するソフトとか、メンテとか、セキュリティー、いろいろ課題がございます。特に最近はなりすましもありますので、かなり慎重で、また、専門的な議論が必要だと思っています。

 また、入札につきましては、横須賀市が電子入札を実験的に始められ、現在、下関市もそれに相乗りの形で推進されていますが、県内ですと、佐賀市が一部されているようであります。これももちろんそういうことをもともとアメリカのペンタゴン等から始まり、日本の国土交通省も今されていますけれども、これもかなり安全性の問題や機械のふぐあいが絶対に起こらない状況をつくらないと不公平になりますので、これらの課題をどう解決していくかということを踏まえながら、研究をさせていただいているところでございます。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 今、電子申請、電子入札についてはなかなか厳しいといいますか、セキュリティー問題とかあって難しいとかなと私も聞いておりまして、感じました。そういう制度があるということでありますので、市としても取り組める分は取り組んでいただければなということで提案したいと思います。

 それから、もう一つですけど、もう一つ、二つといいますか、NPM活動とか、PFIは大体わかっておりますが、NPMと英語で書いてありますが、これの内容を少し聞きたいんですけれども、市長。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 NPMというのはアルファベットでNとPとM、大文字で書きます。これはニュー・パブリック・マネジメントという訳で、ニューですから、新しい、パブリック、公共の、マネジメント、経営となりますから、日本語訳としては、新しい公共経営とか、行政経営という翻訳を当てて使われているようであります。

 これはちょうど私が市長になりました平成9年から11年ごろにかけて国内で勉強会的なものが始まって、その後、総務省でもこのことに関する研究会を内部的に立ち上げられて、このような新しい公共経営、すなわち行政を単なる管理ではなくて、資金、資源、人材を活用して新しい価値を生み出すという意味での経営ですね。そういったものとしてとらえて、いかによい仕事、簡素で効率的で、国民や住民、市民の皆さんが満足される仕事を生み出すかという意味での経営をしていくかということのよく研究し、努力をしていくために考えられた動きであります。

 もとにたどっていくと、クリントン政権時代のアメリカの地方自治、かなり活性化をしているんですけれども、そのときの考え方の一つですし、そのネックはサッチャー政権までさかのぼって、イギリスでも、要するにコストを削減して、経費を抑えて、効果を生み出そうという動きにつながっています。

 このように確かに公と民は違う部分がありますけれども、しかし、仕事をするという意味では、経費を抑えて効果を生み出すという意味では、似たようなところがありますので、民間のやり方に学ぶということから出てきたのが、議員も少しおっしゃいましたPFIとか、いろんなこと、あるいは民間委託、アウトソーシングですね、やる仕事の先を外に求めるという意味でございますが、そういったやり方もございます。

 こういう取り組みがいろんな形で各自治体工夫をされていますから、それらは総務省、あるいは全国市長会でも新たな行政改革の取り組みとして情報をまとめ、整理されておりまして、活用できるようになっています。それらを参考にしながら、我々も努力をしていかなきゃいけないというふうに感じております。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君。



◆6番(飯守康洋君)

 今、説明をいただきましたとおり、ニュー・パブリック・マネジメントですかね、それとか、もう一つよくわかりましたし、それをぜひそういうことを含めて、あとNPOですかね、民間非営利団体とか、PFI、プライベート・ファイナンス・イニシアティブかな、そういうところも含めた上で、そこら辺市長は十分おわかりになっていると思いますので、そこら辺を今からは市政の方にも、自分たちといいますか、市民がなかなか横文字とか、内容も書いてもらっても、なかなかわからないところがありますので、いいこういう制度があるなら、そういう方向で市民の皆さんにも説明をしていただければなと思います。

 今度の私の一般質問もなかなか行革ということで話が、頭が大きいもんで、とてつもない話になってしまっておりますが、内容はどうしてもまず、私が今言ったように、行革とは何かというところに腹を据えて、今から多久市が問題としているところを含めての大きな問題が行革と思いますので、そういうことで一番私が最初に申しましたが、行革の原点とは何かというところを踏まえてもらって、市民が満足するために本当に粉骨砕身といいますか、そういうところで頑張っていただきたいと思います。

 そういうことで、私は今回はこれで終わりますが、何回も申しますが、なぜ行政に経営が必要とか、そういう内容もありますし、今、市長申されましたアウトソーシング、そういう言葉もございます。そういう中で本当に私何回も、最後に申しますが、多久市民として夢の持てる行政、最終的には満足度がある行政、市政をお願いしたいと思います。そういうことで、今回はこれで終わります。



○議長(古賀和夫君)

 飯守康洋君の質問は終わりました。

 次に、石井順二郎君。



◆1番(石井順二郎君) (登壇)

 1番議員の石井順二郎でございます。3点についてお手元の一般通告書に従って質問をいたします。

 1番目は、筑後川の下流土地改良事業の水利事業の推進について。2番目が、保養施設の閉鎖について。3番目が、教育問題でございます。特に1番目、2番目は、非常に多久市にとっては喫緊の課題ということで取り上げたいというふうに思っております。

 ちょっと長くなりますが、原稿を書いていますので、読み上げます。

 筑後川下流土地改良事業の水利事業の推進について。

 米の生産日本一を連続して受賞した昭和30年代の後半から昭和40年代の前半にかけて、米作佐賀段階として脚光を浴びたころから、国民の食生活の変化と国際的な自由化の波の中で、米余りの現象が始まり、減反問題が発生、国の政策として足腰の強い農業を目指して機械化、省力化が進められ、土地改良事業が法律によって定められ、本県においても従来の1畝、

2畝の小畝町から、3反歩を基準とした広大な計画のもとに昭和40年代の後半から施工が開始され、市内の大部分が大体約30年かかって、水田の圃場整備が進められてまいりました。本来ならば、水利事業も当然土地改良事業の中の一環として行うべき事業であったと理解をしておりますが、従来の田んぼから田んぼへの、いわゆる水口用水が用水路の整備とクリーク等の活用によって効率的な整備が、河川や湖沼、ため池からの用水で新たな水利事業は不要ではないかとの農家からの声が上がり、加えて減反の強化と米価の低迷などで悪条件が重なって、市としてもこの水利事業に疑問視する声があったということも聞いております。

 しかし、平成6年の大干ばつで行政の責任において安定した水の確保は不可欠の問題として、平成7年、多久導水として東多久町の別府川まで小城市の三里の分岐点から施工することが決定されたということを聞いております。平成10年には市独自のかんがい用水など多目的ダムの必要から、県に要請し、天山山系での地下ボーリング等の掘削調査もあったんですが、その結果、非常に軟弱地、適地がないということで、ダムの新設は断念せざるを得なかったという過去の経緯がございます。

 嘉瀬川ダムの本格的工事着工となり、大和町川上の頭首工からの取水が決定、ダムの平成23年の完成に合わせて、導水路からの取水も現実的な問題となって、水田耕作に安定した水の供給は行政の責任として、平成17年になって、道灌堤までの延長は県営よりも国営の方が市の財政負担が少ないし、農家の負担も少ないという理由によって、また、受益面積が拡大するとの二面的な観点から、議会としても一部反対がございましたが、了承した経緯がございます。

 なお、導水幹線事業は、行政の責任において農家負担は限りなくゼロとするとの条件もつけられております。平成18年末から平成19年の当初にかけて測量、設計、施工と移行していくわけでございますが、これには関係農家の同意、了承が必須条件であり、本年2月ごろから第1回目の関係集落ごとの説明が開催されております。関心の深い反当たりの維持管理費が具体的に2,400円と数字が上がってまいりましたが、大きな問題となっております。8月ごろから第2回目の集落説明会が予定されており、以上がこれまでの導水問題の経過であると私は理解をしております。

 そこで、質問でございますが、市として今後の対応として、どのように考えておられるのかお尋ねします。

 一つは、反当たりの維持管理の問題です。これがやはり一番関心が深いところでございます。

 それと、濃縮地という非常に我々には耳新しい言葉がございますが、この取り扱いについて、どのように考えておられるのか。やはり多久市だけの問題じゃなくて、これは関係市町の連携ということも非常に大事じゃないかというふうに思っておりますが、現在までのその辺の事情を御説明いただきたいというふうに思っております。

 2番目でございますが、保養施設の閉鎖について、これは6月初めの新聞各紙の報道によって、この問題が報じられ、私も愕然とした一人でございます。また、そういった市民も非常に多かったんじゃないかと思っております。私の知り合いの市外の方も、おいおい、これは今後多久はどがんするつもりかいという、そういう危惧の電話もいただいております。多久市にとっては観光行政、財政問題など、市政に与える影響は本当にはかり知れないものがあるんじゃないかというふうに思っています。しかし、これは私的企業に対して公的機関が介入するというのは、当然限度があるということは十分承知しておりますが、しかし、前述いたしましたように、市民に与える影響は非常に大きいというふうに私は理解しておりますので、今後どのように対応されるのか、お尋ねをしたいと思います。特に8月末をタイムリミットという問題ございます。あそこには約80名の社員が働いていらっしゃる、その再就職の問題も当然出てくると思うんです。

 また、関連いたしまして、定住促進のための民間活力を求めて計画されておりました同社が関係する住宅団地の構想も白紙に戻り、とんざしている現状でございます。市長の積極的な手腕を切に願うものであります。現在までの接触された感触、その他ございましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

 3番目、教育の問題でございますが、ことしの3月の中央中の卒業証書の授与式に私も御案内をいただき、出席したところでございますが、式典の中で国歌斉唱という項目がございます。これは冒頭でございます。生徒は全く歌っておりません。教職員はどうだったのか、私の席からは確認できません。声を出して歌っているのは、来賓席のみと私は考えました。他の式歌等はピアノの伴奏なのに、君が代だけはブラスバンドで作為的に音消しをされたんじゃないかなと思わざるを得ないと思います。生徒に尋ねたところ、式歌は何日も練習があったそうです。君が代については1回も歌っていないということを聞きました。この件について、以前にも前の教育長に質問したことがございますが、指導があったのかどうか。本当に日本人として悲しい、情けない思いが私自身はいたしました。

 2番目に、学校行事に外部からいろいろ口出すのは非常に越権行為だと思うんですが、途中から生徒会主催にかわり、延々2時間を超える式典になりました。寒い体育館の中で本当に疑問を感じます。途中体調を崩して退席した生徒もありました。何度もあくびをしている在校生も、私の目の前におりました。卒業証書授与式は文字どおり、卒業証書を授け与える式典であります。厳粛という言葉がありますが、いただいたお礼のあいさつ状にもありました。厳かに慎み深くということが厳粛という中に含まれているんじゃないでしょうか。壇上には平成17年度云々とあるのに、生徒会主催にかわった途端、生徒会長の発声は2006年に変わりました。本当に奇異に思えてなりません。

 中学3年間、また、小学校から中学続いて9年間、無遅刻無欠席の生徒の紹介がありましたが、「呼ばれた者はその場で立ちなさい」そういうアナウンスです。頑張った生徒にこそ壇上に招いて賞状を渡し、その労をねぎらうというのが生徒に対する礼儀ではないかと私は思います。また、陰になり、ひなたになって御指導していただいた保護者に対する感謝の気持ちではないかというふうに思います。その場で立ちなさいということは、私も経験がありますが、子供のとき、悪いことをしたら立ちなさいと、そのような語感で私はその言葉をお聞きいたしました。

 先日、私のそばには今出川が流れておるんですが、子供たちの歓声が上がって、ちょっと気になって行くと、これは5月の中旬ぐらいだったんですが、中学生が10名ぐらい水泳に興じておりました。それで、私、以前に奉職した学校で、高校ですが、3年生が河川で水泳をして、単独水泳をしとって水死したという事故が、もう40年前のことでございますが、今でも頭から離れませんので、そのことについて子供たちに話をしたところ、素直によく聞いてくれました。ちょっと私よりも大きい子供ばっかりだったんですが、おじさん何と言いよっかのということで、何か言いはしないかなと、ある意味ではびくびくしとったんですが、生徒は本当に純真です。心から話せば、指導をすれば、よく理解をしてくれるわけです。国歌斉唱にしても、国家君が代、国旗日の丸について、その意義を話し、指導をしたら、必ずや中学生になったら理解をしてくれます。多久市が要望しております住みたい、美しいまち多久は、日本に生まれて本当によかった、そして、ここに多久があるんだ。それが基礎にあるんじゃないでしょうか。

 3月には保育園、小学校の卒園式、卒業証書授与式に招かれて参列いたしましたが、保育園では小さい子供がオルガンに合わせて3歳、4歳の子供まで大きな声で君が代を歌ってくれました。小学校では壇上のピアノで粛々と演奏に合わせて粛然と子供たちが歌ってくれました。中学校では全くその逆であります。本当にびっくりしました。隣に座っておられた横尾市長も困ったことだなということを耳打ちされました。小学生からの英語教育も大事でしょうが、日本人としての誇りを持った人間に成長するような生徒指導はもっと大事じゃないかと思います。そういう指導をするのが学校じゃないかというふうに思います。教育長のお考えをお聞かせください。

 1回目の質問を終わります。



○議長(古賀和夫君)

 石井順二郎君の1回目の質問に対する答弁は午後から行うこととして、暫時休憩をいたします。

                午前11時46分 休憩

                午後1時   再開



○議長(古賀和夫君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 石井順二郎君の1回目の質問で補足がちょっとあるそうですから、一言お願いします。



◆1番(石井順二郎君)

 私が筑水問題で約40年間の経過について簡単に申し述べましたが、私の理解のことを申し上げたところで、もし、間違いがございましたら、御回答の中でお示しいただけたらと思います。

 以上です。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 回答いたします。

 大きく三ついただきましたが、最初の二つは私に、もう一つは教育長にという御質問でございますので、順次回答してまいります。

 まず、筑後川下流土地改良事業についてであります。

 筑後川下流土地改良事業の経過について、まず御質問の中で触れていただきましたけれども、客観的に御認識をいただいているなと改めて感謝を申し上げたいと思っています。特に平成に入りましてからの大干ばつで水不足ということが大変大きな課題になりまして、そういうことに対応するためにも重要な事業でありますし、また、近年で見ますと、この数年もやはり夏季、あるいは途中も一、二度かんがい用の水が不足するんではないかと非常に危機感を持たなきゃいけないような天候になったりしております。例えば、梅雨に入りまして、今期も後半の田植えの前に岸川ダム等の水利用をさせていただくというような状況もありまして、大変水の確保には重要な課題として受けとめているところでございます。

 さて、その水確保にちなみます筑後川下流土地改良事業でありますが、御質問は、この維持管理の農家負担問題についてお尋ねをいただきました。御質問の中でも触れられましたように、地区の説明会におきましては、水の資源、いわゆる水源は必要だけれども、しかし、金のかかる水は不要だという意見ですとか、あるいは米価が低迷していく中、圃場整備の負担金や土地改良区の賦課金を払っているので、これ以上の負担は難しいという御意見、さらには今、農業情勢が厳しい時代であり、これ以上の負担を出してまで水は要らないなどの意見が出されたところでございます。

 この事業は、議員の御質問にもありましたように、多久市の基幹産業であります農業の振興を図るためには不可欠な水源確保のための事業でございます。事業の完了後におきます維持管理の組織や、また、維持管理費の費用負担のあり方につきましては、受益者の負担軽減を第一に考えて、多久市としても国や県、関係機関と十分に協議を重ねておりまして、努力して農家負担軽減を図っていきたいと考えているところでございます。

 次に、保養施設の閉鎖等についてのお尋ねでございますが、多久市におきます多久聖廟と並ぶ観光の中心的な施設でありますゆうらく、及びシェスタパティオの観光客数を見ますと、平成16年度は約25万人、17年度は約21万人と、多久市内への観光客数のおよそ半数近くを占めておりまして、仮に閉鎖ということになりますと、観光はもとより、雇用や市内経済へ与える影響は大きいものがございます。

 今回は所有されています企業の経営の方針として売却譲渡との判断をなされ、採算部門に特化した形で今後は経営の強化を図っていくとの内容の新聞発表でございました。また、地元の企業として地域に与える影響や社会的責任も考慮していただいておりまして、多久市の地域振興につながるような譲渡先を探して、売却交渉に入られるように努めたいという趣旨もあったようではございます。

 現状では、社内事情を思慮しました上で、民対民、民間と民間の譲渡交渉ということになると思われますので、このことを一としながらも、現時点で市の対応といたしましては、これらの情報の的確な把握に努めながら、また、その動向を注視して対応することがまず重要ではないかと考えておるところでございます。

 また、御質問の中でありました仮に再就職が必要な事態というときには、従業員の皆さんの再就職への支援につきましても、佐賀の公共職業安定所など関係機関とも十分に協議を密にしながら、可能な限りの支援措置が図れるように努めてまいりたいと考えておるところでございます。



○議長(古賀和夫君)

 教育長。



◎教育長(中川正博君) (登壇)

 3点目の御質問にお答えしたいというふうに思いますが、1点目は、卒業式における国歌斉唱の件でございました。

 子供たちが歌っていないという件と、ブラスバンドの件があったかというふうに思いますが、儀式的行事における国歌斉唱については、国旗の掲揚とともに、国旗国歌法という法律及び学習指導要領の項に基づきまして、学校教育の中で計画的かつ適切に指導を行うことになっております。中央中学校におきましても、現行学習指導要領に従い、日常の音楽の時間、あるいは儀式的行事の練習等機会をとらえ指導を実施しているはずです。また、あわせて国歌の由来なども生徒の発達段階に応じた指導もなされております。

 作為的にブラスバンドでもって音消しをというお話もありましたが、そういうことは全くありません。通常であれば、ブラスバンドは聞くものでありますが、あれは儀式の中の演奏でありますので、伴奏でありまして、しっかり歌うように指導をしておるところでございます。全く歌っていないというよりも、元気がなかったということだろうと思いますが、もう少し口をあけて、中学生らしい歌声になるよう今後とも学校における指導の充実に努めてまいりたいというふうに思います。

 それから、予行練習だとか、あるいは総練習を行いますので、その中で必ず歌の指導はあっているものと思います。

 2番目の式典のあり方、実施方法についてでありますが、卒業式ということの意味でございますが、学校において行われるさまざまな行事の中でも卒業式は学校生活に有意義な変化や折り目をつけるというところだと思います。そこでは、石井議員御指摘のように、厳粛かつ清新な雰囲気の中で新しい生活の展開への動機づけを行っていく、そして、学校、社会、国家などに対する集団への所属感を深める上でよい機会となるものと考えております。このような意義を踏まえまして、入学式、卒業式などにおいて国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導することになっている次第であります。その具体的な実施方法につきましては、各学校、特に校長の判断にゆだねられております。

 生徒会主催に変わった途端にというお話がございましたが、平成17年度が2006年に変わったということでございましたが、一般的に申しまして、若い人たちは西暦がわかりやすいというふうに言いますが、私などはどっちかというと、西暦よりも元号で記したときの方がわかりやすいし、特に1945年以降はわかりますが、それ以前のことがなかなかぱっと出てこないということもございます。したがいまして、例えば、佐賀新聞などは2006年が先にあって、括弧書きで平成18年というふうな書き方もしてあるのではないだろうかというふうに思われます。

 それから、皆勤賞の件でございますが、これはこれまで行っていなかったものを、皆勤賞は子供たちを最後の最後にこつこつ辛抱強く頑張ったということを称賛しようということで始めたものでありますが、例えば、昔は健康優良児という表彰制度があったと思いますが、これは人権教育の立場から行わないようになったという経緯もございます。ただ、それはもともと体格がいい者をどうして表彰するんだというような理由からだったというふうに思いますが、皆勤賞も同じようなことが言えるかもわかりませんが、学校嫌いではなくて、本当に学校に行けない子供も中にはおります。そういう子供たちには家庭訪問をするなり、心を届けるような指導をしておるところでございますが、この皆勤賞という、こつこつ辛抱強くという、そういう値打ちづくりを今の時期必要じゃないかと、怠惰な方向に行きがちで安易になりやすい傾向にありますので、そういった値打ちづくりを学校でしていこうということで始めたところでございます。

 石井議員御指摘のように、子供たちは生意気盛りの子供たちではありますが、本当に純真であります。とつとつと話したら、よく言うことを聞いてくれます。そういう意味で、先生たちにも子供たちに語ってほしいと、そういうことをお願いしているところでありますし、やっぱり腑に落ちるといいますか、説得よりも納得するような、そういう指導をお願いしているところであります。



○議長(古賀和夫君)

 石井順二郎君。



◆1番(石井順二郎君)

 2回目の質問をいたします。

 筑水問題については、なかなかまだ具体的に反当たり幾らだとか、こうなりますよということが言えない状況ということはよくわかるんでございますが、主体になるのが当然農政局が中心になって動いているわけですから、市の方でこうだというふうな断定的なことは言えないということはよくわかるんですが、せめて大幅な改革を、値段を下げなければいけないというふうな、その辺のですね、もう少し市民が聞いて、ああ、そいぎしよんなかのうというような、そういうニュアンスの回答が出せなかったかなということをちょっと今考えているところでございます。

 また、濃縮地も当然対象になっているんですが、濃縮地ということ自体がですね、私たちはその意味を聞いて、当然もらえる、使っていい水を、下流のことを考えないで自分たちだけで使うと。そしたら、従来は下流に配慮しなければいけなかった水が上流ですべて使用できるんだと、それが濃縮だということは理解できますが、農家にとってはその辺の理解がいまいちだというところがやっぱりあるわけです。その辺の説明をですね。そして、その方々に対する負担はこうだというようなことを、もうお盆過ぎにはまた地区説明会が始まるわけでございますので、その辺は町内だけではもう無理だろうと思います、関係市町村とも十分協議しなければいけないだろうと思います。そしてまた、農政局とも、これは本元の本でございますので、こういうふうなことでやはり盆過ぎから始まる第2回目の集落ごとの説明会に行って、何とか了解を取りつけ、スムーズな事業が振興できればなというようなことを念じているところでございますので、その辺についてもう少し市長の踏み込んだ御発言がないかなということを、御回答をちょっとお願いするところでございます。

 それから、保養地の問題でございますが、やっぱりこれは私的な企業でございまして、行政が踏み込むのはもう限度があるということはよく理解するんですが、市長は御案内のとおり、非常に大きな業界人脈をお持ちというふうに聞いております。それで、方々にはやはり大きなネットをお持ちじゃないかと、そういうのをフルに使って、そして、いい条件で譲渡ができて、多久市から少なくともあの施設がなくならないということを最大の条件にして今後活動していただけたらなということでございます。

 また、関連して、同社が関係している定住促進のための団地形成についても、もうこれはさきの特別委員会の報告では、中止だと、とんざしたということでございます。これも多久市にとっては非常に私たちも期待を持って定住促進、街なか再生のこの事業については関心を持っておったわけでございますが、これも大きな風船がしぼんでしまって、ああ、本当多久市の前途に暗雲が立ち込めてきたなというふうなことを思っているわけでございますので、この辺についてもあそこだけの問題だったのか、これはそれだけじゃなくて、こういう形でこの問題についてはまた漸進的にいい方向で何とか動いていこうというお考えがあるのかどうか、その辺もちょっとできたらお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから、教育問題でございますが、私、最近、ある新聞のコラム欄を見たんですが、大相撲の横綱の朝青龍を15歳から援助している、いわゆる谷町という方の言葉が載っておったんですが、ことしの3月場所でもう13日目に勝って帰る車の中で、君が代の歌詞を教えてほしいと。メロディーはよくわかっているが、歌詞がわからないのでということで紙に書いてやったとがよくわかったと、その日から大きな声で歌ったと。そういうやはり外国人でさえその国の国歌を非常に大事にしてくれるというのは一つの手本じゃないかと思うわけです。

 いずれの国も自国の国旗・国歌は非常に大切にするんだというふうに思います。お隣の韓国では、演奏が始まると、小さい子供までちゃんと胸に手を当てて静止して国歌を聞くそうでございます。歌うそうでございます。それぐらいやはり国歌・国旗に対するその国の期待と申しますか、尊敬と申しますか、そういうことがあるわけでございますから、日本だけ何だということをどうしてもああいう静かな雰囲気の中では余計感ずるわけでございます。

 先ほど教育長は、ブラスバンドが悪いんじゃないんですよ、私が言ったのは。生徒は一生懸命やっていますから、それはそれとしていいんですが、指導が式歌とか、校歌をピアノでやるなら、やはり国歌も当然国歌に対する敬意を持ってピアノ演奏が私は望ましいと。旋律の中で子供たちが大きな声で歌うと。これが本来の──斉唱というのは一斉に歌うということですから、その意味をやはり考えていただきたいなというふうに思うわけでございます。

 学習指導要領の第4章の第2項のCの1には、儀式的行事ということで学校生活に有意義な変化や折り目をつけ、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機づけとなるような活動を行うこと、これを儀式に対する学習指導要領は定義として決めているわけです。第4章第3の3には、入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえて国旗「日の丸」を掲揚するとともに、国歌「君が代」を斉唱するよう指導するものとすると。望ましいということじゃなくて、これは言い切ってあるわけです。必ずこうしなさいということでございます。そして、地方公務員法の第30条には「すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければいけない。」と。当然、学習指導要領を受けて地方公務員である教育公務員も地方公務員の中ですから、ここに持っていって教育基本法の中には、第10条に「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。」と。不当の支配のもとに歌うなとか指導があっているとは思いませんが、このこともやはりちゃんと法律に書いてございますからね。

 それで、先ほど教育長は、ちゃんと指導するようにいたしますということだったんですが、教育長、多久市における学校教育、社会教育すべての教育行政の長でございますから、命令権も当然あるわけですから、学校長の判断じゃなくて、やんなさいと、こうしなさいよと、こう書いてございますよということの指導もできるんじゃないかと思うわけです。その辺についてもう少し踏み込んだ御回答があったらよかったんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。

 2回目の質問を終わります。



○議長(古賀和夫君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 2回目の御質問に回答いたします。

 まず最初に、筑水の関係でございますが、概要をまず私がお答えして、詳しいところは担当部長から回答させていただきますが、お尋ねにありましたように、これに関します維持管理費の低廉化といいますか、安くする方法につきまして、私も気にかけているところでございまして、何とかそれを図ることができないかなと思っております。現在は国の農政局の出先と我々県や市町村との協議をしている段階、もう事務的にはございますので、その中で具体的に例えば、各費用項目を洗い出していただいて、一つ一つに検証をかけて、一つ一つに代案を出すかどうかを検討して、そして、さらに安い方法で委託とか、あるいはその方法とか、人件費の積算の根拠の数字ですとか、そのやり方とか、具体的なことを働きかけて交渉中でございまして、ぜひこのことを結果的には最終的な受益者の皆さんの費用負担の削減にぜひ生かしていきたいというふうな姿勢で臨んでおりますので、もう少しお時間をいただければありがたいと思っておるところでございます。

 その辺の詳細、並びに濃縮地のことにつきましては、担当部長より回答させていただきます。

 次に、大きな2項目めでありますが、ゆうらくの施設についてのお尋ねで、施設がなくならないように努力してほしいということでございました。私もそのように、重要な施設ということを1回目にも申し上げたとおりでございまして、この火が消えないように努力をしていきたいというふうに思っているところでございます。

 個人的な人脈、あるいは仕事を通じて得たいろんな関係先との情報、やりとりできる範囲等につきましては、いろいろ模索をし続けているところでございまして、いい情報につきましては関係者の方にお渡しをして、うまく交渉が発展できるように努力をしていきたいというふうに思っております。

 また、定住促進についてもお尋ねがございましたが、定住促進の可能性につきましては、市内にも数カ所可能性のあるところが考えられます。これについても今後定住促進のプロジェクトチームを立ち上げておりますから、そこでしっかり検討して打開できるようにしてまいりたいと思っています。

 なお、今回の件は、先ほど言いましたように、所有される企業の方での一つの経営の中で特化しているということと、体力をつけようということですので、少しその辺は慎重に対応したいという話でございました。今後も情報交換をしながら対応してまいりたいと思っています。



○議長(古賀和夫君)

 まちづくり部長。



◎まちづくり部長(小園敏則君) (登壇)

 筑水の濃縮地区並びに費用について、若干の御説明をさせていただきたいと思います。

 維持管理費の2,400円については、もう少しならないかというふうなことで、内容については今市長が申し上げましたように、関係機関と今詰めの段階を行って、いろいろ協議しているというふうなことでございまして、2,400円の概略は御存じかと思いますけれども、基本的には佐賀西部地区というのが嘉瀬川右岸上流部会というのをつくっておりますけれども、この中で佐賀西部導水路、これは白石まで含んだところの直送の水路があるわけですけれども、その中での西部地区に係る部分の面積、区域ですね。それと、佐賀西部広域線、これは大和から小城の山間部を通る路線ですけれども、それと多久導水路、3導水路で約1,800ヘクタールの面積がございます。その中で直接受益が1,526ヘクタールございますけれども、その1,526ヘクタールの直接受益で、一応維持管理費といたしましては電気代、要するにポンプに要する電気代。それと、通信料金、これには電話回線とか、インターネット等で必要な部分ということと、それと保守点検費、これは水管理機器とか、電気設備等々に要する経費というふうなことと、それと、そのほかに水管理に係る人件費、これは職員と期間雇用に要する経費と。それと、川上頭首工の操作管理費、これは嘉瀬川から川上頭首工で取水をするもんですから、今、川上頭首工については佐賀土地改良区で管理しておりますので、その部分に管理してもらうというふうなことの費用でございます。それらが約37,000千円ほどかかるというふうなことで地元説明会の中では説明をされておりまして、それを1,526ヘクタールの直接受益で単純に割った場合が約2,400円と、10アール当たりですね。10アール当たり2,400円というふうなことで試算をされておりまして、これを今後基幹水利施設の管理事業に取り入れて、施設の管理については国、県の補助を受けてできないかというふうなことでございまして、多久市については、多久導水路につきましては、この基幹施設が面積要件がございまして、1施設ごとに1,000ヘクタール以上というふうなことでございますので、多久導水路につきましては、約800ヘクタールというふうなことでなっておるもんですから、これが今後どうするかというふうなことで関係機関と協議を詰めていきたいというふうに思っております。

 それと、濃縮地区の考え方でございますけれども、濃縮地区につきましては、基本的な部分は濃縮地区というのは用水が供給されない地域においても用水不足が解消される地域といたしております。ですから、直接水が来ない区域と直接来る区域があるわけですけれども、直接来ない区域を濃縮地区と。どうして濃縮地区に分けたかと申しますと、基本的には下流事務所が考えている部分については、上流から来る水を下流にはもうやらなくていいよと。ですから、非常時の干ばつ時は、今までは上流、下流、等分に分けていた部分を、干ばつ時には、非常時には上流部で全部使っていいよと。ですから、下流部については、要するに筑水の水を持ってくるというふうなことで濃縮という地域に分けているわけでございます。

 それで、この濃縮地区はもう一つは、関連事業、これは圃場整備等、県営の圃場整備、団体営の圃場整備とやっておられますけれど、水の来る地域、来ない地域も含めて関連事業というのをやっております。例えば、多久市内では納所地区の圃場整備事業、それと、多久東部圃場整備事業ですね。これは南多久と北多久、東多久の一部まで入っておりまして、直接受益と濃縮受益を含めたところの圃場整備というふうなことでやっております。団体営事業についても、羽佐間地区の団体営圃場整備事業、それと、四下地区。四下地区につきましては、当初は多久東部の圃場整備の計画の区域内に入っていたというふうなことで、後で団体営に分かれたというふうなことでございますので、もともとは多久東部の計画の中で入って、その関連事業として位置づけられたということでございます。

 ですから、圃場整備をしていない地域は関係ないじゃないかというふうなこともあろうかと思いますけれども、今後、関連事業としてすることができるというふうなこともございまして、当初は幹線水路を、例えば、今度は道灌まで持っていきますけれども、国営事業として持ってきた場合は、あくまでも、今やっているのは国営事業でございますので、あと末端の施設、例えば、パイプラインをどこかに配線するとかというふうなことは、当初、詳細な計画はなかったですけれども、そういったことも含めて濃縮地区というのを設定してあるというふうなことで、現実的には計画が表に出ていないというふうなことでございます。

 以上です。



○議長(古賀和夫君)

 教育長。



◎教育長(中川正博君) (登壇)

 お答えします。

 議員御指摘の朝青龍の件につきまして、私もかねがね本当に日本語の習得が早いなと思っていますし、この間も表彰式の前のあの国歌斉唱のときにはちゃんと口をあけて歌詞が合っているというふうに思って感心したところであります。

 国歌斉唱というのは全員が国歌を歌唱することでありまして、行事などにおいて国歌独唱だとか、あるいは国歌演奏と同等のものと考えられますが、国歌斉唱を実施する主な行事としましては、議員言われましたように、大相撲の本場所だとか、あるいは国民体育大会、全国高等学校総合体育大会、国民文化祭、全国植樹祭、育樹祭、全国戦没者追悼式、全国豊かな海づくり大会、そして、入学式、卒業式であります。国旗を掲揚し、国歌を斉唱するように指導するものとすると、このように書かれておりますが、このことは議員もおっしゃったように、法規的な性格を持つ命令として具体的に学習指導要領に書かれているわけでございますので、これはすべての学校において守ってもらうこと。ただ、式典の内容まで文部科学省の学習指導要領に書いているわけではございませんので、これは最終的には校長の責任においてさまざまな工夫があってしかるべきということでございます。

 ただし、中央中におきましては、今後、時間的な配慮、あるいは式の進め方等について考慮すべき点があるというような話もしたところでございます。

 いずれにしましても、参加しているすべての人たちが気持ちのいい、そして、よりよい卒業式を今後も目指していきたいというふうに思っております。



○議長(古賀和夫君)

 石井順二郎君。



◆1番(石井順二郎君)

 3回目の質問と申しますか、要望でございますが、筑後川土地改良事業、水利事業については、非常に農家が関心の高い問題で、また、目前にその解決を迫られている大きな問題でございます。これはぜひ誠意を持って対応していただき、ああ、そこまで考えていただけたら、やっぱりそうだなというような形で何とかいい方向に決着するように心から願っているところでございますので、関係者の皆さん本当に大変だろうと思います。事、金に関することでございますが、しかし、最終的には多久市の基幹産業である農業は、例えば、10年に

1回、20年に1回、30年に1回の干ばつでも十分耐えていけると、そのための投資をやっているんだというふうなことは、これは自信を持ってやっていただいていいんじゃないかと思うんです。

 昔、建設省が、今は国交省と言うんですが、100年に1回の大水害にも耐える堤防をつくるという、昭和40年に大改正があって、それから多久市内ではもちろんですが、私が住んでいる今出川でも、あれができてからもう40数年たつんですが、決壊したことございません。それぐらい市民がまくらを高うして休まれる、どんな雨がひどくてもですね。堤防が決壊して、そして、下流の人が、家が流されるというようなことはもう絶えて、ないわけでございます。農業問題にしても、やはりそういうことが言えるんじゃないかと思うわけです。例えば、20年、30年に1回でも、もしそういう状況になったときには、やはり私たちがちゃんと水は確保しますよと、それが行政の私は究極の責任じゃないかと。そういう意味から、やはりある程度の投資はあっても、そのことは市民も理解していただけるんじゃないかと。農家じゃない方々も理解してもらえるんじゃないかと、そういうふうに考えていますので、ぜひその件については真剣にいい方向にまとまるように御努力をいただきたいと思います。

 2番目の保養施設の問題でございますが、これはあくまでも私的な事業でございますから、第三者である我々がとやかく言える問題じゃないとは思うんですが、先ほども市長も申されたように、多久市の観光客の2分の1以上はあそこを基点にして動いた方々が多久市内を見学し、見物し、そして、お金を落としてくれていたわけでございます。そういう意味からも、市政に与える影響は非常に大きいということは、これはもう市長が一番よくおわかりだろうと思いますので、市長の過去9年間培ってこられた人脈を通じて、いい受け皿を何とか8月末までにはしっかりサポートしていけるようなことに全力を挙げてほしいと、これは要望でございます。

 教育問題についても御理解いただいたものとありがたく拝聴いたしました。質問の中で非常に失礼のあったかもわかりませんが、やはり私はある人から、おまえは右翼だとかなんとかと言われたことあるんですが、私は平均的な日本人だと思うんです。日本に生まれてよかった、四季折々の花鳥風月があって、寒さがあって、暑さがあって、私は70何年生きてきて、非常にいい国だということの自負があるわけです。そうであれば、この国を愛する者であれば、当然、そういう感情を持って自分のシンボルである印の旗とか、シンボルである国歌は、やはり私たちが腹の中から、底から歌うと、そういうことを教えるのはやはり教育だと。家では絶対そういうことを言ってくれません。マスコミもどっちかというと、そういうことに対して批判的なマスコミが多いんですが、やはりそれを正しく指導してくれるのは学校教育じゃないかと思うんですよ。正しい日本人を、世界に誇れる、胸を張って生きていける日本人を育てるのは学校教育が基本だと思うんです。そういう意味からして、学校教育の果たす役割というのは非常に大事だと。

 そして、先ほど冒頭に申しましたように、子供たちは非常に純真なんですよ。また、指導される先生方の言うことはぴしゃっと聞くわけですね。ことわけを分けてお話をしていただければ、理解してくれるわけですから、そういう法律以前の問題でございますから、ぜひ御指導よろしく、これは要望でございます。回答要りません。多久市を美しい住みたいまち多久にするためにも、しっかりした教育をやっていただきたいということをお願い申し上げまして質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(古賀和夫君)

 石井順二郎君の質問は終わりました。

 残された市政一般に対する質問は明日行うこととし、本日はこれにて散会いたします。

                午後1時40分 散会