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佐賀県 多久市

平成16年 3月 定例会 03月10日−04号




平成16年 3月 定例会 − 03月10日−04号









平成16年 3月 定例会



       平成16年3月10日
1.出席議員
   議 長  武 冨 健 一           10 番  中 原   鎭
   副議長  西 山 英 徳           11 番  田 中 英 行
   2 番  中 島 國 孝           12 番  山 口 正 信
   3 番  野 中 保 圀           13 番  角 田 一 彦
   4 番  中 島 慶 子           14 番  田 原   昇
   5 番  山 本 茂 雄           15 番  山 口 龍 樹
   6 番  飯 守 康 洋           16 番  真 島 信 幸
   7 番  興 梠 多津子           17 番  井 上   慧
   8 番  古 賀 和 夫           18 番  石 井 順二郎
   9 番  牛 島 和 廣           19 番  大 塚 正 直

2.欠席議員
    な   し

3.本会議に出席した事務局職員
   事 務 局 長  土 橋 哲 也
   次長兼議事係長  野 中 信 広
   書記       山 田 智 治

4.地方自治法第121条により出席した者
    市           長      横   尾   俊   彦
    助役                 古   賀   正   義
    収入役                田   中   勝   義
    教育長                尾   形   善 次 郎
    総務課長               藤   田   和   彦
    税務課長               森   山   真   塩
    財政課長               柴   田   藤   男
    市民課長               中   原   博   秋
    生活環境課長             木   島   武   彦
    農林課長               田   中       榮
    農業委員会事務局長          舩   山   正   秀
    建設課長               小   園   敏   則
    企画商工課長             牛   島   剛   勇
    都市計画課長             兼   行       進
    下水道課長              舩   津   忠   伸
    人権・同和対策課長          中   島   重   吉
    福祉健康課長             市   丸   正   文
    教育次長               松   下   伸   廣
    生涯学習課長             松   尾   紀 久 江
    会計課長               本   島   和   典
    水道課長               前   山       充
    市立病院事務長            渕   上   哲   也
    監査委員事務局長           樋   口   和   吉
    恵光園長               草   場   藤   夫

      ――――――――――――――――――――――――――――――
       議  事  日  程    3月10日(水)10時開議

 日程第1  市政一般に対する質問
      ――――――――――――――――――――――――――――――
          平成16年3月多久市議会定例会一般質問通告書
┌───┬───────────┬────────────────────────────┐
│ 順番 │  議員名       │      質問要旨                   │
├───┼───────────┼────────────────────────────┤
│   │           │ 1.5億円に及ぶ税及び費用の未納対策について      │
│   │           │  (1)  公民としての倫理と法律上の義務について、市広報 │
│   │           │   誌等による普及教育及び行政区内集会時の意識高揚が  │
│   │           │   進められないか                   │
│   │           │  (2)  滞納者ごとに、未納種目と金額が整理されているか │
│   │           │  (3)  財政上の不納欠損措置とは別に、時効中断による徴 │
│   │           │   収継続ができないか                 │
│   │           │  (4)  保証人等に対し、どう協力を求めているか     │
│   │           │  (5)  徴収に嘱託員等の同行を求め得ないか。また別に  │
│   │           │   「特別徴収官」を指名し、実態解明ができないか    │
│   │           │                            │
│   │           │ 2.人材による多久市浮揚策について           │
│ 7  │  西 山 英 徳   │  (1)  市職員で、創意工夫により職務上成果を上げた具体 │
│   │           │   例があるか                     │
│   │           │  (2)  生涯学習で、自己の才能を向上させ、市政に貢献し │
│   │           │   た市民の事例を教育委員会及び市は把握に努めている  │
│   │           │   か                         │
│   │           │  (3)  小中学校での人間教育は、どう留意実行されている │
│   │           │   か                         │
│   │           │  (4)  多久市の先進人材一覧を作成し、市民啓発に供し得 │
│   │           │   ないか                       │
│   │           │  (5)  市長、教育長が心に留めている論語の一節は何か  │
│   │           │                            │
│   │           │ 3.市長演告について                  │
├───┼───────────┼────────────────────────────┤
│   │           │ 1.スポーツ大会での事故対応について          │
│   │           │                            │
│ 8  │  田 原   昇   │                            │
│   │           │ 2.CAPプログラムの導入について           │
│   │           │                            │
│   │           │                            │
└───┴───────────┴────────────────────────────┘

┌───┬───────────┬───────────────────────────┐
│ 順番 │  議員名       │      質問要旨                  │
├───┼───────────┼───────────────────────────┤
│   │           │ 3.公共下水道事業計画の見直しについて        │
│   │           │                           │
│ 8  │  田 原   昇   │ 4.地球温暖化対策協議会設立について         │
│   │           │                           │
│   │           │ 5.弱視・斜視治療用矯正眼鏡に対する補助金制度の制定 │
│   │           │  について                      │
├───┼───────────┼───────────────────────────┤
│   │           │ 1.市長が標榜されている市政運営について       │
│   │           │  (1)  活力ある町づくりと実現度           │
│ 9  │  山 口 龍 樹   │  (2)  人輝く町づくりの実現度            │
│   │           │  (3)  今後どの様な町づくりを目指されるのか     │
│   │           │  (4)  活力ある執行体制と市民を動かせる体制     │
└───┴───────────┴───────────────────────────┘

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                 午前10時 開議






○議長(武冨健一君)

 おはようございます。ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。



△日程第1 市政一般に対する質問



○議長(武冨健一君)

 日程第1.市政一般に対する質問をきのうに引き続き行います。

 まず、西山英徳君。



◆1番(西山英徳君) (登壇)

 おはようございます。西山英徳です。国の財政緊縮は厳しく地方自治体に財政の自立を求めています。自治体の自立には、指導者の才覚と住民の責任感及び奉仕の精神が不可欠であります。この精神は、戦後マッカーサーの占領政策、すなわち、日本弱体化政策によって破砕され、軽視されてきましたが、儒教の里の多久市民は、これを見失うことがあってはなりません。私はこの責任と奉仕によるまちづくりを願い、2項目について市長及び教育長の御見解をお伺いいたします。



 加えて、いよいよ難局を迎える平成16年度の市長演告について、市長の企図を確認するお尋ねをいたします。

 さて、質問の第1は、5億円に及ぶ税の滞納及び各種費用の未納対策についてであります。

 自分が使った費用及び全体の費用の自己負担分、これを支払うのは当然であり、人間倫理を問うところであります。法律上は憲法第30条、納税の義務、これの履行の問題であり、公民としての責務を果たすよう強く求めるところであります。

 質問、その1。公民として倫理上、法律上求められる納税や経費支払いの義務は、生活を切り詰め、他に優先して履行すべきものであることの認識を広報紙により、また嘱託員により普及浸透させる方策が講じられないかお尋ねいたします。

 生活が非常に苦しい、苦しいと言っていますけど、ことしの正月の小・中学生に対するお年玉の平均が2万 4,668円というんですね。 2万 4,668円というのは何に使うかというと、アンケートではゲームを買うと言っておるんですね。そのくらいゆとりがあるということでしょう。世界60億の人間のうちの5分の1、12億は1日1ドル、つまり 100円で生活をしておるわけです。そういう中にあって、今の日本は責任を負う必要資金を払えないという状況には、まず大多数の人はないと思います。衣類にしても、今は伏せたものを着ている人はほとんどいない。すり切れたようなのはもうファッションで、高級デパートの高級品売り場のところにひざがすり切れたようなのが置いてあって、あれはかなり高いようですけれども、若い人がそれを買う。我々の中学生時代は、服は伏せたのを着ていないのはちょっとまずいないと言っていいぐらいですね。そして、伏せた上にまた伏せたところが破れて伏せておる。二重、三重のまだらになっておって、もとの地はどれなのか、ふせたきれともとの生地とがわからないというぐらいの人が何人もおりました。その思いをすると、今は生活を切り詰め、自分の義務を履行する余裕はあると私は思っております。

 かつて阪神大震災がございました。そのときに私は驚いたんですけれども、みんな支援物資を送りましたね。そのときに、古着は要らない、救援物資の衣料は新品に限ると、こういうことですね。そこまで裕福になってきたといいますか、災害を受けても、まだまだそんな古着なんか着ないぞと、そういう我が国の、これは非常にいい現象でありますけれども、義務を果たせる余裕があるんではないかと私は思います。

 質問、その2。滞納されている種目には、市税、国保税、市立病院治療費、市営住宅使用料、水道料、保育料、学校給食費等がありますが、該当が一つだけという人もあろうし、幾つにもわたる人もありましょう。その徴収を種目ごとに行っていては非効率ですから、滞納者別に把握し、一括督促がなされないだろうかというお伺いをするつもりで、そこに通告をしておったんですが、昨日の中原議員、それから、野中議員の御質問があって、そういうことをすると人件費がかかりますと、かえって人件費が高くなります、また手続が一つ一つ違うから、非常に問題も多いですと。したがって、今は事務連絡会を設けて情報の交換はやっておるという御答弁でございました。それで、私はもう一歩進んで、セクショナリズムを克服するのが今の行政改革の問題でございます。それを克服してやれないか。お尋ねするのは、全体を知らずに一部の取り組みができるかというお尋ねをいたします。

 質問、その3。徴収作業は財政帳簿上一定期間の経過で不納欠損として処理されます。しかしながら、督促により時効中断の処理はされております。成立しているわけですから、市民の財政をあずかる市としては、この徴収を別会計でふだんに継続すべきものと思いますが、いかがでしょうか。これはいろいろ問題があると思います。これは最後は税務課長と話もいたしました。これは話が継続しますが、ここではひとつ簡潔にお答えを願います。

 質問、その4。徴収は本人に限らず、法律上の責任を持つ保証人に対するほか、道義上の責任を持つ近親者に対しても協力を求めることが妥当だと存じます。この点どう考え、どう対処されておられるのかお伺いいたします。

 質問、その5。徴税吏員、あるいは集金人は、人知れず苦しい思いをしながら、黙々と責任遂行に努めておられると存じますが、その督促業務に本人の事情をよく承知している嘱託員の同行支援を求め得ないでしょうか。また、別に識見ある特別徴収官とでもいうべき職務者を指名して、滞納実態を把握しつつ、徴収率向上を図る策がとれないかお伺いいたします。

 中原議員の御質問では、収納対策室でやった方がいいんじゃないかという御質問があって、さきに申し上げたような御答弁があった。かえっていろいろ問題があるということを言われました。私はここに言っているのは、特別徴収官、これは組織じゃなくて個人でございますね。それを指名することによって、その人に当たってもらう。これは私がやりますよと税務課長に言ったところ、ちょっとそれはいろいろ問題がありますということですから、議員じゃなくてもだれかベテランの人を、私がベテランと言ってるいるわけじゃございませんが、ベテランな人を指名して、特別徴収官で処理していってはどうだろうかと、そして、全体の状況も把握してもらったらどうだろうかと思う次第でございます。

 質問の第2は、人材を育て、また、潜在的人材の発掘による多久市の浮揚策についてであります。

 まちおこしの原点は人であり、その人を育てるのに多額の費用は要りません。

 そこで、質問、その1。人材の育成、活用はまず市職員からであり、担当業務の改善、実行が望まれますが、職務遂行上、創意工夫し、成果を上げた具体例があるでしょうか。管理者はその奨励をされているのかお尋ねいたします。

 ずっと以前は何人か業務改善で出されたこともあるということをこの議場でも聞きましたけれども、本当にいろいろ市全体で考えておられるかもしれませんけど、1人1人が課長を初め各係が自分の業務でこういう改善ができないかというようなことを考えているんだろうか、しているなら、その例が一つ、二つ出てくるかと思うので、お尋ねをしておるわけでございます。

 質問、その2は、市民の生涯学習において自己の才能を高め、ひいては市政に貢献する成果を上げた事例があるでしょうか。教育委員会は、市民の自己啓発成果を把握し、他の参考に供する留意がありますか。プラン・ドゥ・チェック、この中のチェックがあるかどうかということであります。

 質問、その3は、小・中学校において人間教育はどう留意され、実施されているのかお伺いいたします。

 現在の国際状況、日本の振る舞いを見るとき、子供の心は小さくなってしまわないか、また、国内状況と大人の振る舞いを見るとき、子供の心はすさんでこないか、懸念するところであります。軟弱外交、不道徳社会の中で、小・中学生を強く正しく育てる努力のほどをお伺いするものであります。

 日本は今、中国から総理大臣が靖国神社に行くのにも、総理大臣の行動にもいろいろ口出しを、中国ばかりじゃございませんが、隣の韓国でもそうですけれども、言うてくる。きょうは3月10日、何の日でしょうか。これは奉天の会戦の日で、昔は陸軍記念日と言っておりましたね。奉天の会戦記念日です。日露戦争、明治37、8年、これで最後の終結ですから、海軍の決戦は日本海海戦で東郷平八郎率いる連合艦隊がやった。バルティック艦隊を撃破した。そして、陸軍はこの奉天で3月10日のきょう、ちょうど99年前になりますね。きのう 100年前、 150年前を高杉晋作でお話ししましたけれども、99年前のきょう、奉天で始まった。日本は侵略をしているというけど、本当に侵略はしていたでしょう。もう当時は侵略というか、外国に出ていくのが風潮であった。そのずっと以前は、今度は国内でお互いに国を攻め合っていた、武田信玄も上杉謙信も侵略者といえば侵略者である。それが英雄と言われておる。ロシアも満州に来て、満州を経て朝鮮まで出てこようとしておったわけですね。日本は朝鮮を経て中国、満州というのは今の中国ですから、そこに出た。そして、満州で日本とロシアが戦ったというのが、この奉天の決戦である。それを見ても、日本がどんな状況だったかというのは子供たちにもわかってもらいたい。

 また、アメリカが東京裁判、報復をやっております。山下大将はいろいろやられていますけれども、絞首刑には12月8日になっておるですね。なぜ12月8日か。これは日本が戦争を始めた、そのときにフィリピンで、ようし、こいつは12月8日に絞首刑だというて絞首刑になっておるわけです。そういうのを調べていきますと、東京の大空襲だってそうです。日本が記念するときにやっておるんです。インドのパール判事が「東京裁判は復讐の裁判である」と、こう言ったんですけれども、そのとおりなんです。一つ一つ事例を挙げて、ここで説明するわけじゃないが、子供たちが本当にそういったところ、子供も大人も含めてわかっているかどうかということを知らせる必要があるが、どういう教育がされているだろうかという御質問でございます。

 質問、その4。産業や文化、体育等の各部門で研究、努力を重ね、市政に貢献している人々があります。それら現在の多久市における先進的人材を集約して、他の模範として供し得ないかお伺いいたします。

 これはそれぞれの分野であるから、全部を把握することは困難でしょうけれども、その組織を通じて把握すればいいかと思います。ちなみに、文化関係では、平成15年は92名の県レベルの活躍者がおられます。体育連盟でも相当の方がおられて、郡市対抗駅伝で活躍というか、躍進をした、そういう人たちがあるわけですね。ああ、御苦労さんだったで終わりじゃなくて、この年度はこういう人がやったぞというのをまとめておくと刺激になると。ことしはこうだったから、来年はやるぞというのもなるんじゃないか、その刺激を、これは民間もやらにゃいかんが、教育委員会は生涯学習をやっているわけですから、音頭取りというか、取りまとめというか、やっていけないだろうかという御質問でございます。

 質問、その5。小・中学生の論語かるた大会の刺激もありまして、論語の学習意欲が向上しつつあるものと感じます。論語の精神が市民の心に浸透し、郷土の人間形成ムードが高まればと存じます。そこで、市長及び教育長が心にとどめておられる論語の一節は何でしょうか。市民一人一人がみずからの心にとどめる一節を探すきっかけとなればと思い、お伺いいたします。

 質問その第3は、多久市の浮沈がかかる平成16年度市長演告について、気にかかる3点の確認であります。

 質問の第1は、道路建設についてであります。

 一つ、国道 203号バイパスで多久−三日月間の経路と着工時期はいつ知らされますか。これは相当長いんですね。別ルートでも言っておりますけれども、市の方ではどう掌握されておられますかということです。

 二つ、県道の多久公民館から東ノ原公民館までの拡幅工事が今やられておりますが、あと2年かかるとのことです。東ノ原公民館北側の四差路は極めて危険な箇所であり、事故もたびたび起こっていますし、陳情もたびたび重ねております。ここは非常に危険度が高いと思って、市で毎度交通の危険箇所を点検しておられますね。A、B、C、Dとランクつけて実際に当たっておられます。本当にここを見ておられたかなというふうに思います。そこは、四差路があって、昔はどこから来ても難しかったんですが、今は半分、この交差点からこの交差点までというて整備をしていますから、交差点の真ん中までしか考えないんですね。真ん中でも二つの角はとれるから、これは見通しきくようになります。真ん中までするから、その反対側、この限度となったところからすぐ離れておって二つの角はもう見通しが全くきかない。ここの東ノ原交差点は、小井手橋方向、北の方から聖廟方向に向かう場合、あるいは右折して多久町公民館の方に向かう、直進と右折が非常に危ないんですね。

 ここより危ないところは市内にないかと思って、私は探して歩いたところ、ちょっと似ているかなと思うところが東多久の自動車学校からこっちの県道の方に出てくる、集落の方に出てくるところですね。これも南の方に向かう道路です。そこはしかし、交通量はそう多くないんですね。そういう本当に危険なところがあって事故もいっぱい起こっております。この交差点の危険解消を含む計画補正を市から県へ要望していただけませんかという質問でございます。

 今、経路でぱっぱっと機械的にやっているというふうに思うんですね。危険なところはここだと思ったら、交差点の真ん中までじゃなくて、交差点の危険を改修するためには、その四つの角を解決しなきゃ何にもならんですよね。危険箇所があったら、経費がなければ、その交差点だけぽつんぽつんとでもやってもらったらどうだろうかと。これは県にもう何回も言っておりますけれども、どうも迫力がない。それはその先をまた続いてやりますということでは、いつになるかもうわからんですよね、今のような状況では。だから、いろいろ公共事業等の変更もあっておりますから、これも変更してはどうだろうかということでございます。

 三つ目。宮ノ浦バイパス建設は「早期完成を目指し、努力されております」という説明になっております。この建設を阻害している要因は何だと県は市に説明されているんでしょうか。県が説明するなら、市で掌握しておられると思いますけれども、阻害事項は何でしょうかと。私もいろいろこれは聞いておりますが、あれだ、これだといろいろ言っていますが、事要するに何であったろうかということは掌握していただきたいと思います。

 質問、その2。公共下水道の建設運営に伴う自己負担について、市民の理解上、準備は十分と考えられますかと。これは補足説明の用もないぐらいに大きな問題であると思います。これはどこの自治体でもそうです。これが将来大きな問題になってくると思っての質問でございます。今考えておく、あるいは今少しずつ理解をしてもらう必要があるんじゃなかろうかと思っておるわけでございます。

 質問、その3、ごみ処理場の改良について。広域での取り組みを基本としつつもとあります。これは単独と広域を並行して考えるがごとき誤解を招くので、広域も将来は考えるがとする方が正確、妥当ではありませんかということでございます。現に多久市民も天山地区の人々も、広域のごみ処理場の共同建設がどうなったのかという認識が極めてあいまいであります。つまり、論告の表現は単独と広域を並行的に考えているということになっていますけれども、単独でやるんだと、そして、その先に広域も考えましょうと、考えるということであろうと思いますが、それははっきり言う必要はありはしないだろうかと思っての確認でございます。

 以上3項目。いよいよ難局に向かうこのとき、市長及び教育長の御判断と心意気を伺うものであります。打てば響く御答弁をお願いいたします。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 では、西山議員の御質問にお答えをしていきます。

 まず最初に、大きな項目で未納対策についてのお尋ねがございました。

 納税につきましては、法的規定がございます。まずは日本国憲法第30条において、勤労の義務、教育の義務と並ぶ国民の3大義務の一つとして、納税の義務が定められております。このことは小学校、中学校でも御指導されていることであります。また、地方自治法第10条には、住民の意義、権利、義務ということがあり、また第 223条には、地方自治体の課税権についても規定をされております。

 市民への啓発といたしまして、市税務課においては、独自の広報紙を年2回発行いたしております。1回目は、年度初めの市民税、国民健康保険税の1期目の納税通知を配送いたしますときに、すなわち6月に行いますが、主に各税目の課税の仕組みなどをお知らせする内容で発行いたしております。また、2回目は国税の確定申告及び市・県民税、国民健康保険税の申告についての内容を盛り、2月に発行いたしております。このほかに各税目の各納期ごとに市報やケーブルテレビ及び市のホームページなどでお知らせをいたしております。御質問の納税の義務などの国民の法令上の義務について一般市民への広報につきましては、今後も充実させていく必要があると考えております。

 次に、滞納者対策のことでセクショナリズムを超えた対応はできないかということでございました。

 昨日の他の議員の方からの御質問にお答えいたしましたように、この件につきましては、関係します各課から連絡会を立ち上げまして、この連絡会という名称でありますけれども、まさに議員が御指摘のように、法の問題、規定の問題、制度の問題、徴収等に関する問題をお互いに連携してやれるように、またスムーズに仕事、実務がはかどるようにということを目指して会議を立ち上げたところでございます。御質問にありましたように、セクショナリズムを脱しながら取り組みを強化していきたいと思っております。

 次に、3点目に移りますが、不納欠損等につきましては、滞納者の方が行方不明や生活保護世帯などのいわゆる生活困窮者など、特別な理由がある場合に行うことになっています。それ以外につきましては、できるだけ時効中断するような措置を講じております。

 次に、4点目で保証人等についての協力の件についてお尋ねがありました。

 まず、市営住宅の保証人についてでありますが、市営住宅に入居が決定し、事前提出書類のうち、多久市営住宅賃貸借契約書に2名の連帯保証人を連署し、それに連帯保証人として入居者と同様に責務を負担する責任があるという内容の承諾書を添付し、そして、提出するようになっております。連帯保証人は市内に居住し、独立の生計を営む者となっており、また、市内に適当な連帯保証人が見つからない場合は、四親等内の血族、または三親等内の姻族で市長が適当と認める者と定めております。連帯保証人の責務としては、入居者が多久市の市営住宅条例及び同施行規則に違反した場合に、連帯してその責任を負うことになっており、家賃についても入居者が滞納するようであれば、連帯保証人に対して滞納者へ納入督促をするよう依頼をいたしております。それでも未納の場合は、最終的には滞納者にかわって滞納家賃の支払いをお願いするというふうにしております。

 保証人等についてのことで関連いたしまして、市立病院の入院費についてのことも触れたいと思います。

 入院につきましても、保証人の取り扱いがございまして、入院時に患者さんとは別世帯の方1名をお願いいたしております。保証人を設定している理由につきましては、患者の方が指定する期日までに万が一診療費を納められない場合等に保証人の方へ診療費の支払いをお願いする支払い保証を得るためであります。また、保証人を設定することで患者の方の診療費納入を促す効果を期待するものもあります。徴収の実態といたしましては、基本的に入院患者の方御本人、また扶養義務者の方、あるいは同一生計の御家族に対してのみ行っておりまして、保証人の方への徴収までには現在のところ至っていないという状況であります。厳しい経済状況の中、未収金対策に万全を期すため、今後は入院申込書の審査や保証人の方への説明の確認、必要に応じた徴収等も行いたいと病院側でも考えております。

 次に、関連して5点目で嘱託員の同行並びに特別徴収官ということでお尋ねがありました。

 税の徴収に際しまして、地区の嘱託員の同行とのことでありますが、このことは公務員の守秘義務との関係がございます。税の滞納の場合、その収納状況はいわゆる個人情報に当たりますので、当然守秘義務の対象となるわけですが、特に税務に携わります徴税吏員につきましては、地方税法第22条において、一般職員よりさらに厳しい守秘義務が規定をされております。また、嘱託員の法的身分につきましては、地方公務員法第3条第3項第3号に規定されている、いわゆる特別職になりますので、地方公務員法は適用されず、同法の第34条の守秘義務が必ずしも十分に確立されているとは言えないと考えられます。したがいまして、納税者の個人情報を保護することによって円滑な賦課徴収を行い、かつ公平な執行を確保するという現行の税制度上は、嘱託員の同行は不可能と思われます。

 また、特別徴収官についての御提案でありますが、県内の市町村において税徴収専門の嘱託職員を雇用している例はあるようでございますが、もちろん独自に守秘義務を規定しておられますけれども、徴収にしている対象は問題の少ない少額の滞納者でありまして、やはり高額、あるいは悪質な滞納者については、公的機関職員が滞納整理や実態調査に当たるべきと考えております。

 次に、大きな項目で人材による多久市浮揚策についてお尋ねがありました。

 (1) の方は私の方でお答えをし、(2) 、(3) 、(4) は教育委員会と関連いたしますので、教育長の方から回答をさせていただきたいと思います。

 なお、その(3) の項目につきましては、例えば、歴史と人物の伝記などを学ぶということがとても大切だと日ごろ思っております。自分の国や地域に誇りを持てないということでは、国際社会でも評価をされにくいということがありますので、とても大切だと思っております。

 まず、1項目めでありますが、市職員による創意工夫等のことでございます。

 多久市には、多久市職員の提案に関する奨励措置規定を設けております。これによりまして、平成14年には28件の提案がございました。この中には、効果が望める提案もありましたので、現在、実施可能かどうかの検討を行っているところでございますが、幾つか御紹介をいたします。

 まず一つ目は、時差出勤制度の活用についての提案であります。定期的に早出など、時間外勤務が必要な職場の場合、勤務時間の変更を行うことで時間外勤務手当の削減と労働時間の短縮が図れるのではないだろうかとの内容であります。このことについても具体化について検討をしています。

 また、これまで検討を行っていたところですが、職員提案でも取り上げられていたものとして幾つかあります。

 まず、各課で管理しています庁用車の自動車につきましては、稼働していない時間帯等もございますので、パソコンで予約するシステムにより職員全員が能率的、効率的に庁用車を利用することが可能となるとの提案がありました。現在、11台の庁用自動車をパソコン予約制運行にしておりまして、順調に庁用自動車の稼働が図られているところでございます。これによりまして、平成16年度においては2台の廃車が可能となっております。今後は現在の庁用車の範囲内でパソコン予約制運行の台数をふやす努力をしていきたいと思っています。

 次に、具体例の一つとして、多久市企業立地特別奨励制度についての提案がございます。内容は、現在、固定資産の課税免除期間を3年としておりますが、これを7年間延長することにより、他の工業団地との優位性をアピールし、企業誘致の促進を図ってはどうかとの提案でありました。この提案にありますように、他の工業団地と条件面で差別化をし、優位性を前面にアピールするということの趣旨を生かしていきたいと考えております。3月議会にも条例改正の提案をいたしておりますように、職員提案にありました固定資産の免除期間の延長は必ずしも行いませんでしたが、内容的には、多久の工業団地の優位性を前面に打ち出し、多久市への企業誘致をさらに推進していきたいと思っております。

 また、職員提案はこれまで一人一人からの提案でございましたが、さらに課としての取り組み等を加えようと、昨年策定いたしました行革大綱の実施計画では、1課1業務の見直し提案の実施を定めております。このことにより19の提案が行われました。現在、提案内容に対して実施に向けての検討などを行っているところでありまして、効果が見込める提案については実施をしていきたいと考えております。

 次に、人材育成に関連して市長、教育長が心にとめる論語の一節はというのがございますので、幾つかありますけれども、一節ですから、一つ紹介をしたいと思います。

 これは論語の半ば過ぎ、後段にあります。ちなみに、論語は論語かるたと、こうやって皆さん御存じの冊子でございますが、これが 100枚の論語が全部なっていますので、子供たちはこれを覚えてかるたとり大会をしています。ぜひ一般の大人の方も親しんでいただいたらいいんではないかと思います。

 私が大変大事にしている言葉の一つに、「近き者よろこべば、遠き者来る」という言葉があります。これは実は、市長になって最初の演告の中でも申し上げたところでありますが、そこに住む、あるいは身近におられる方々が喜び、親しまれるような政治を行うことができれば、そうすれば評判を聞きつけて、遠くやよそから人も慕ってやってこられるだろうという意味でありまして、これはかつてある地方の長官をした人が孔子様に尋ねたときに、孔子様が言われた言葉であります。「近き者よろこべば、遠き者来る」です。私自身もそんな気持ちで市政に当たっていきたいと考えております。魅力のある郷土づくりに努めていきたいと思っております。

 次に、演告について幾つかお尋ねがありましたので、回答いたします。

 まず、国道 203号線バイパスの件でございますが、これは多久−佐賀間14キロメートルのうち、多久から三日月までの5キロメートルにつきましては、御承知のとおり、昨年9月に整備区間として指定をされております。この区間につきましては、着工時期やルート等について佐賀国道事務所に問い合わせをしたところ、現在は事業着手に向けての環境アセスメントについての細部にわたっての調査やルート設定についての作業が進行中であり、まだ発表する段階には至っていないということでございました。多久市としても、国道 203号線の朝夕等の慢性的な交通渋滞解消のためにも、また、多久市へのさまざまな活性化策の導入のためにも、早期着工、早期完成を望むものでありますので、平成12年8月に設置しました国道 203号バイパス多久−佐賀間整備促進期成会とともに、国、県に対して強く要望していきたいと思っております。

 次に、道路建設についてでありますが、県道多久若木線の東ノ原公民館北側四差路から多久公民館北側までの道路改良工事についてでありますが、平成8年度から地域振興特別道路整備事業として施工されており、今年度末までの進捗予定は75%程度と聞いております。この事業の概要を申し上げますと、全体事業費が約10億円、延長 580メートル、幅員、両歩道 3.5メートルを含めて15メートル、工期は平成8年から17年度完成を目指して進められております。現在は起点から約 100メートル付近の聖堂川側拡幅部の管渠工事等が実施されており、来年度は引き続き現道部の函渠工事等が実施される計画でございます。

 御質問にあります東ノ原公民館北側四差路の視界確保についてでありますが、現在のところ事業区間外でありますが、視界を確保するために視距改良、すなわち隅切りを改めて行うということにつきましては、地元の協力が得られるようでありますれば、交通安全対策の観点からも事業区間の一部延伸を県に強く要望していきたいと思っております。

 次に、道路建設の宮ノ浦バイパスについてお尋ねがございました。

 県道武雄多久線の宮ノ浦地区バイパス計画の概要につきましては、延長が 1,000メートル、道路幅員は両歩道 3.5メートルを含めて15メートル、全体事業費、約 860,000千円で計画されております。平成8年7月に地元宮ノ浦区より佐賀県知事に対して、地域が一致団結してバイパス新設の陳情がなされております。これを受けて、平成10年度に測量設計が行われ、平成13年度から工事が一部着工され、産業技術学院前から終点の境橋まで、約 160メートルを暫定で供用が開始されており、今年度末までの進捗状況は65%と聞いております。

 未整備区間の延長 840メートルについてでございますが、これまで幾度となく説明会及び用地交渉を重ねておられますが、地権者22名の方のうち、4名の方の御理解がいまだ十分には得られておらず、用地取得が難航している状況のようでございます。理解が得られない理由としては、現道の拡幅による改良を望まれてもおりますが、もともと地域からの要望を受けて県は経済性、施工性等を総合的に判断され、現在のバイパス計画に至ったものとのことでございます。佐賀土木事務所といたしましても、これらを踏まえて用地の未同意者の方については、今後誠心誠意努力をしていくとのことでございますので、多久市としても佐賀土木事務所と連携、協議を密にして、バイパスの事業促進の理解を得るよう努力していきたいと考えております。

 次に、二つ目の項目で下水道建設についてのお尋ねであります。

 公共下水道の建設運営につきましては、市民の方の御了解を得べく、過去、平成10年度の事業認可に向けて平成9年度に計画区域の地元説明会を行い、1年間市報による啓発、普及を行いました。その後、平成13年度には工事着工に伴う工事計画、受益者負担金、使用料等についての説明会を開催をいたしたところであります。その13年度の6月末には、計画地区の住民の方を対象とした説明会を開催いたしましたが、なかなか思ったほどの出席を得られず、出席率が低いという結果のようであります。また、説明会を開催いたしましても、高齢化やその他の理由によりまして、行きたいが行けないという方もおられたようでございます。このような方々への啓発促進を考えて、家におられても情報が得られるように、下水道広報紙「公共下水道そこがもっと知りたい」というようなもの、仮題でございますが、これを発行し、下水道事業へのより深い理解をいただき、今まで以上の関心を持っていただくように努力をいたしたいと考えております。

 さらには、市報等の広報機関を利用した活動も今まで以上に考えていくつもりです。その一環として、既に昨年12月の市報において工事計画の処理場建設等のお知らせをいたしているところでございます。また、説明会、広報だけではなく、公共升の設置時期におきましても、個人の方々への、あるいは受益者の方への対話を深めながら、御理解をいただいている次第でございます。

 また、下水道の運営上欠かせない加入の促進というものがございますが、これについても積極的に対応してまいります。受益者優遇制度としては、受益者負担金の分割納入、宅内改造融資あっせん制度など、受益者負担ができるだけ軽減できるような制度を設けておるところであります。

 今後につきましては、このような制度を十分に理解いただくよう、啓発、普及に努めてまいります。また、現在検討しております多久市下水道計画の見直しに関しましても、決定をいたし次第、市民の皆様にもお伝えをし、御理解を求めていきたいと思っております。

 次に、3点目でごみ処理場の改良についての演告の表現についてのお尋ねがございました。

 従来からごみ処理の考え方といたしましては、佐賀県で佐賀県ごみ処理広域化計画に基づき、広域的に対応していくことが基本であると考えているところであります。また、今回の処理施設の改造につきましては、あくまで広域施設稼働までの間の対応としての事業であると認識をいたしており、また、過大投資とならぬように費用対効果等を勘案いたしながら、必要最小限の改造を検討、計画しなければならないと考えております。これらのことから、「将来は考えるか」ではなくて、「広域での取り組みを基本と考えつつも」と述べたところでございます。



○議長(武冨健一君)

 教育長。



◎教育長(尾形善次郎君) (登壇)

 市長の方から申されましたように、大きな2番の(2) 、(3) 、(4) 、そして、(5) について述べさせていただきます。

 (2) につきましては、議員お尋ねの要旨というのは、生涯学習の成果を活用するために、その把握ができているかどうかということだったと思います。

 現状を申し上げますと、生涯学習社会になって学んだことを生きがいにしたり、また、社会に還元したりと、そう思う人たちがふえつつあるということは言えると思います。例えば、市内でも自己研さんを積まれ、陶芸教室や野鳥観察会の指導をしていただいたり、皆様も御存じのとおり、生涯学習の事業から発展して釈菜の舞や獅子舞の活動がなされており、現在、その後継者の育成のためにも指導等に取り組んでおられる方がおいでになります。

 しかし、残念なことに学習した成果を社会に還元できる仕組みは現在十分整っているとは言えないと思います。市が主催する講座に参加する方々の情報をつかむことはできますが、県の主催講座や放送大学、民間のカルチャーセンターなどで学んでおられる方もたくさんおられると思いますが、その把握は大変難しいものです。もちろん、このような状況は本市だけのものではありませんので、県では学習成果活用のための検討委員会というものを設け、平成15年3月に報告書をまとめられております。その内容は、学習成果を活用していく方策として5点ほどまとめておりますけれども、市民がどんな思いをしてどこでどのような学習活動をしているのかを把握すること、それから2番目に、学習者とボランティアニーズのマッチングを図ること、3番目に、人材リストバンクを作成する、4番目、やる気につながる学習プログラムを編成する、5番目に、相談窓口の設置をする、このようなことが提案されています。今後、私どももこの提案を参考にして、学習成果の活用ができる仕組みづくりを目指してまいりたいと思っているところでございます。

 3項めの小・中学校での人間教育はどう留意、実行されているかと。

 これはしばしば述べられていると思いますけれども、学校教育における人間教育の実現というのは、現在言われていることから申しますと、みずから学び、みずから考える力などの生きる力の育成にあると、こう言われております。この生きる力とは、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の三つの側面によって支えられています。確かな学力とは、自分で課題を見つけ、自ら学び主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を指しています。また、豊かな人間性とは、自分を律しつつ他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などをあらわしています。そして、健康・体力とは、たくましく生きるための健康や体力を指しています。まさに、この三つの側面が相乗的に高まり、生きる力がはぐくまれると考えております。多久市では、このような生きる力の育成のために、それぞれの側面を高めていく方策をとっております。

 まず、確かな学力を飛躍的にということでは、これまで基礎学力の向上ということでやってまいりました。そのために発表会、また習熟度別学習や少人数学習の実施、新しい評価の普及、定着などを目指してまいっております。また、豊かな人間性の育成のために、心に響く道徳教育の推進、地域特性を生かした論語の学習、志田林三郎等の先人の生き方に学ぶ教育を展開しております。これは先ほど市長の方から申されましたように、歴史における学ぶものがあると、また、人物についてもと。そういう面では、多久の人物を取り上げてということでやっております。例えば、文教の里・ルネッサンス多久の実現というふうなことで、そういう特色ある地域、学校づくりの中に伝統的な教育風土づくりということの取り組みもやっております。

 平成15年度より学校教育の重点施策の位置づけの中に、先ほど申しました健康・体力につきましては、フッ素洗口により歯の健康教育や小・中学校等が取り組んでおります食の健康教育等の実施を初めとして、基礎体力の向上を期した体育の授業の充実等が挙げられます。御質問にありましたように、人間教育の充実は、今日のように変化が激しく、また価値観の多様化している社会においては大変重要と言えますし、さきに述べました三つの側面を一人一人の児童・生徒にバランスよくはぐくみ、生きる力を認識させることを最重要課題と考え、現在取り組んでいるところでございます。今後とも学校教育の充実と推進を図っていきたいと考えております。

 次に、多久市の先進的人材一覧を作成し、市民啓発に供し得ないかと。これにつきましては、本市では平成11年2月に生涯学習支援者一覧表を作成し、講座を企画されている方や講師を探しておられる方に紹介をしてまいりました。しかし、予想したよりも活用は少なく、せっかく登録したのに一度もお呼びがかからないという方もいらっしゃいました。結果的に、学習成果の活用を呼びかけながら、学習者を活用できなかったことになるかとも思います。大切なことは、人材リストの作成はつくったら終わりでなく、スタートであるということだと心から感じているところでございます。

 議員御質問の人材リスト作成は、市外も含め、これからも取り組んでいきたいと思っております。現在県では、インターネットによる生涯学習情報提供システムの整備を行っておられるところです。それらの中で、人材バンクの情報も公開される予定となっており、そこで本市の情報も公開できますし、逆に必要な情報も得ることができる見込みでありますので、その活用方法も含め、生涯学習支援者一覧表の運営方法を検討する必要があると認識しております。

 5項めの心にとめている論語の一節はと。これもいろいろありますけれども、まず、「子いわく、学びて時にこれを習ふ、またよろこばしからずや。とも遠方より来るあり、また楽しからずや。人知らずしていからず、また君子ならずや」と。「とも遠方より来るあり」、これは大漢和辞典の諸橋轍次さんの読み方に私は賛同しておりますけれども、よく御存じだと思いますし、論語の一番最初の言葉です。学んだことを折に触れ学習すると、真に我がものとなり、知識となって身についてくる。何と喜ばしいことではないかと。志を同じゅうする者が遠くから尋ねてきてくれる、また楽しいことではないかと。

 下村湖人の論語物語の序文の最初のところに、「論語は天の書であるとともに地の書である。孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。論語は歴史ではなく心の書であり、我々がそれを現代人の意識をもって読み、我々自身の姿をその中に見出そうと努めることができる」という意味のことを記しております。このようなことで解釈しますと、最初に述べました「学びて時にこれを習ふ」云々というのは、まさに今日の生涯学習に値するところだと思っております。この初めの章のところを小論語、つまり、論語の一番大切なところはここにあると、こう述べた先人もいるようです。

 一つとありますけれども、そのほかに二、三ちょっと挙げてみますと、「ふるきを訪ねて新しきを知る」とか、「3人行えば、必ず我が師あり」とか、それから「逝く者はかくのごときか、昼夜をおかず」と。この「逝く者はかくのごときか、昼夜をおかず」、この中には、いろいろな解釈があると思いますけれども、やはり大海を目指して流れていくということでの希望的な言葉として解釈することができると、こう思っております。また、「多久のスズメは論語をさえずる」「多久の百姓に道を問えば、くわを置いて道を説く」という言葉が残っておりますけれども、「多久の子供に論語を問えば、一つや二つはそらんじる」と、かくありたいと先生方にお願いをしているところでございます。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 西山英徳君。



◆1番(西山英徳君)

 それでは、続いてお尋ねをいたします。

 まず、納税の方ですけれども、今、特別な徴収官を指名してはどうですかということについて、守秘義務との関連で、それはちょっとできないということでございました。この守秘義務とか、そういったものに余り惑わされると、これは大事なことでありましょうけれども、現に各委員がありますね。委員は納税の滞納よりもさらに大事といいますか、慎重に扱わにゃいかんようなものも見せていただくわけです。納税全体じゃなくて、こういった特別な不履行な状況にある人の資料は、そういった特別に指名した人には知れてもいいんじゃないかと。そして、それは委員を指名すると同じように、これも特別徴収官として指名すれば、それは組織の中ですから、問題ないんじゃなかろうかと。特に税はいろいろ厳しいことがありましょうが、例えば、学校給食費とか、市営住宅家賃とか、そういったものはまた税とは違った規定になりはしないだろうかと思います。

 それで、お尋ねしているのは、市が嘱託している委員会がありまして、その委員は滞納以上のこともあるときには知ることになるんですが、これとのバランスをどう考えておられるのか。そしてまた、税じゃなくて、そういったさっき言った市営住宅の家賃とか、給食料とか、そういったものについても、やはり守秘義務で規制があるのかということですね。それを続いて第1点にお尋ねをいたします。

 次、ほかは大体御丁寧な御答弁をいただいたと思いますけれども、学校給食について、それとなく親から徴収しているということですけれども、生徒自身、特に中学生は生徒自身から袋で徴収すると、振り込みの人はそれでいいんですけれども、現金の人は徴収すると、そういうことはできないのかと。昔の話ばっかりして何ですけれども、かつては中学校は義務教育じゃございませんでしたから、授業料を納めにゃいかんやった。授業料と校友会費、スポーツとか文化とか、そういった授業料とは別にまたそれに上乗せして校友会費を集める。それらはすべて生徒が、中学1年生も、これは義務教育じゃないからそういうことができたと言えばそうかもしれませんが、受け持ちの先生が、組主任の先生が、学科の先生は一人一人違う。国語も算数も一人一人違うわけだけだけれども、組主任の先生がおって、この人が集めて、45人学級、50人学級ですから集めて、はい、今月の授業料といってばあっと渡すわけです、あした持ってきなさいと。そしたら、大体翌日、もう優先して親からもらって持ってきておりましたね。持ってこれん人もそりゃああります。そういう人は、直接事務室に行って納めなさいと。そして、何日かたっても納めない人には、だれだれ君とだれだれは残れと言って、そして、残してするんだろうけれども、まだほかの生徒が出ていっていない、残っている人がおるのに、「授業料はどうなったか」といって言っていました。

 時代は違うわけですけれども、子供たちも自分たちの食べた給食、これは自分たちで払うんだという意識を体で体得させるという教育の意味もあるので、そういうことはできないか、できる、できない、検討するというお答えをお願いいたします。

 それから、税の場合は、これは督促料とか、督促料は 100円ですか、それから、延滞料が14.6%ですかね、決まっていて、それは本当に確実に徴収しておりますかと。税そのものも徴収できないようだったら、その延滞料も督促料ももらえていないんじゃないかと思うんですが、その実態はどうなんだろうかと、これをお尋ねいたします。

 それから、この税は取るばかりじゃなくて、納めることができるように、仕事の開拓も市としては留意しなきゃいかんわけですね。そこで、先ほど市長おっしゃったように、企業誘致のこともまだあきらめていないんだと、県立病院がまず実現不可能になってきました。企業誘致はまだ努力を続けておるということでございました。そのほか福祉施設だとか、あるいは市町村によっては刑務所も誘致しようというところだってあるわけですから、これは努力して――刑務所じゃないです。そういった産業を誘致することの努力はお願いしたいと思いますが、この中で、一つ本当に留意していただきたいのは、中国からこっちに来る観光ですね。

 中国は今、御承知のように、非常に景気がどんどんよくなってきておる。今は外国旅行ができるのはごく一部かもしれませんが、やがては大量な人が出てくる。そうなると、規模が違いますから、相当の数が来ると思います。多久市は曲阜に親善といって毎年行っております。ことしも6月に行く計画があるというふうに聞いております。しかし、曲阜から多久に来るのは、たまに五、六人お見えになる。向こうの経済事情も違うでしょうけれども、今上向きですから、やがては 100人とか、 200人とか一遍に多久に来ると。そして、曲阜から中国全体に及ぼしていくと。ただ親善に来る、孔子様をお参りに来られるのに加えて、観光地「ゆうらく」にも泊まっていただいて、観光・多久を発展させていく、その糸口をつかむ努力がされなきゃいかんと思いますが、中国から来る気配が余りないようですので、この辺がどうだろうかと思うわけでございます。

 それから、人材の活用でございますけれども、2項め、佐賀市長がごく最近、二、三カ月前でしょうかね、勤務評定をやると言われました。今までやっていなかったんでしょう。勤務評定をやらにゃいかんと。それで、多久もここで、法律上は勤務評定をやっていいじゃなくて、「やらなければならないとあるが、どうですか」と言ったら、多久の場合はやられていないということでございました。世の中は勤務評定をする方向に動いております。古川知事も県でこういった県自体の仕事の評定をするんだというふうに言っておられました。そういう中にあって、また、今までいろいろ反対しておられた日教組あたりも、これは先生の評定でしょうけれども、「時代の流れでこれに反対する状況にはない」というようなこと、これも二、三日前の新聞でしょうかね、出ておりました。やはりプラン・ドゥ・チェックのチェック、一番最後のけじめですね。この人をどう活用したら組織はうまくいくだろうかということの認定をしなきゃいかんと思いますので、多久は多久方式の評定は考えられないのかどうか、これをお伺いいたします。

 それから、奉仕の精神、これはボランティア活動で盛んにやっておられる方もありますが、我関せずの方もそりゃあおる。それで、今度また聖廟の近くを植樹するということで、4月ですか、回覧、通知が回っておりますが、それはかなりの人が、よし、やろうといって来られるでしょう。それで、その我関せずの人もおられるから、ボランティアで集まった人、それをカードかなんかでチェックする。小学生の夏休みのラジオ体操は、カードを持ってぱっぱっと判こを打ったら、非常に子供は喜ぶんですね。判こを打ってもらうために来て、体操はあんまりしよらんけれども、判こもらうときだけはぱあっと走ってくるという子もおるんですけれども、市民、大人をそれに例えちゃ悪いが、そういったことで、この人はボランティア活動をしとるなという実績といいますか、そういったボランティアカードみたいなものを設けられないだろうか。

 これは今非常に深刻な状況にあって、道路の除草作業でも側溝に入るかやの切りでも、できたら地元でやってもらえんだろうかということになると思うんですね。そうすると、地元の方でも今一部はやっております。そして、出不足を取ったりしておりますが、本当に出られない家庭もあるわけです。老人家庭があります。しかし、そういうふうにして積極的に出た人は何かの記録で、よくやってもらっているなというのがあった方よくないだろうかと。そして、市町村によってはそういった地元民がやるような方向にも今動いているところがございます。これは今すぐということじゃないんですが、そろそろ検討の時期にありはしないだろうかということで、御意見をお聞きすることにいたします。

 それから、今、論語の一節を市長、教育長から伺いました。教育長のはいっぱい言われたから、どれかなと思ったけど、やっぱり一番最後に言われたのがそうだろうと思います。それで、市長、教育長の心にとまっている論語を初め、市民の方々の有志からいただいた論語集を文化連としては簿冊にしたいと思っております。これはもうここにおられる方には全部お願いして、支障がない方だけからいただくことになりますけれども、そういうことでかみしめて味わっていきたいと思います。

 それから、演告の件ですけれども、演告のところで、東ノ原公民館三差路、住民の理解が得られればということですけれども、区民は区長以下全部、その改良をお願いしますという陳情みたいなものを出しておるはずです。それから、私も小城土木事務所という時代から佐賀土木事務所に移って、小城土木事務所にも出したし、佐賀土木事務所にも出したし、県の土木部長にも出しております。そして、あそこの角のところにあるお宅、この方の了解も得ております。「もちろん協力はします。言われれば真っ先に考えます」ということでございます。それで、これはもう市にお任せということじゃなくて、県のことですから、我々も留意しますけれども、市の方もよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、2回目ということでこの辺で御答弁お願いいたします。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 では、お答えいたします。

 税務並びに給食費等に関しましては、各担当から回答させていただきます。

 関連いたしまして、1項目めでは、中国から日本への観光客誘致の件のお尋ねがございました。

 確かに曲阜からは仮に毎年来られてても五、六名の範囲でございました。理由は、中国政府としては、つい二、三年前までの北京、上海、大連等のビザを比較的広範囲に開くといいますか、パスポートもオーケーというようなことがごく最近でございまして、ほかの内陸地域等につきましては、まだビザ等やパスポートの制限があるんだなというふうに認識をいたしております。また、政府に関する役員の方でございますので、やはり外交、渡航に関しましては、いろいろ国としての条件がつけられているようにも一時期聞いたことがございます。そのような状況を経て、最近変化があって、観光客が比較的自由に近隣の、例えば、日本やその他の国へ行けるようになったということでございますので、日本の各観光関係の方々も期待をされております。その規模が大きいからです。私思いますに、そういった中でスムーズに事務手続がいくことが一つ大事だと思っています。

 もう一つは、これから10年間以内に上海の万博、北京のオリンピックがありますので、その折には世界も含めて中国の方々等を含め、いろいろ東シナ海を囲む地域での人の交流が予測されます。そのときに、例えば、博多まで来たら多久に来るとか、あるいは長崎から福岡、東京へ行くときに多久に寄るとか、いろいろなそういった連携をしていくことが大事じゃないかと思っております。また、受け入れについては、ぜひ歓迎できるように、言語の表示とか、いろいろなことについても今後研究していく必要があると思っています。

 次、2項目めでありますが、勤務評定について多久方式は考えられないのかというお尋ねですが、ぜひ考えていく必要があると思っております。

 実は、内々にこのことにつきましては調査、研究を個人的にも、あるいは情報収集等についても人事の方で積極的にやってくれということを言っております。理由といたしましては、まさに議員がおっしゃったように規定があるということと、勤務評定はサボった人を落とすためではなくて、頑張った人を評価するということで全体のモチベーションを高めるのが大事だと思いますので、そのような姿勢で臨みたいと思っています。このことは市長になった最初の団体交渉の席でも考え方としては述べました。また、人事院並びに総務省におかれましては、国家公務員並びに地方公務員、いわゆる公務員に対する勤務評定のあり方についての研究会を既に動かされておりまして、近々、ひな形等、あるいはモデル案が出てくると思います。

 また、関連いたしまして、公務ではありませんけれども、事務職や企画をすると、あるいは事務的に何かの現業をサポートするというような産業分野がありますけど、そういったところの人事担当者の方や役員クラスの方の話も聞いております。確かに評価は難しいけれども、そのことが適切な個人の能力の評価、ひいては組織の活性化になるという点も踏まえて、今後しっかり研究していきたいと思います。

 次に、ボランティアカードのことですが、意見を聞きたいということでしたので、意見を述べますが、おもしろい提案だと思いますし、中には、一時期福祉のボランティアをやった場合はポイントがたまって、そのことで自分が福祉サービスを必要とするときに、そのポイントによってサポートいただけるというふうなことを取り入れた地域もたしかあったように記憶しておりますので、そういったいわば先進例といいますか、新たな取り組みをされたところ等も含めて研究してみたいと思います。

 次に、論語集、文化連盟の方で一人一人の大切にしている論語の言葉で文集をつくっていただくということは、大変楽しみだなと思っておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。

 また、東ノ原公民館北側四差路の改良につきましては、地域からそういう要望が出ているということでございますれば、先ほど1回目で言いましたように、地域の同意と協力を得ながら、県の方へ強く要望していきたいと思っております。



○議長(武冨健一君)

 税務課長。



◎税務課長(森山真塩君) (登壇)

 税の守秘義務の件で、各種委員の守秘義務ということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)各種委員会がさまざまございまして、その委員会の内容によりましては、いろいろな税の情報を御提供する際がございますけれども、その税情報の中には、個人情報にかかわる分については、仮に求められても提供はできないことになっておりますので、各委員の方の守秘義務と税情報とは、直接は抵触しないかと思います。

 それからもう一つ、滞納の税にかかわります14.6%の滞納金の徴収はどうなっているかというお尋ねだったと思いますが、議員おっしゃるとおり、本税もかなり徴収に対しては担当は苦労しておりまして、その上に14.6%という高率の滞納金がつきますので、非常に延滞金を含めた完全な徴収というのはできない場合が最近ふえております。これにつきまして、非常に税の公平上の問題から我々もこれを簡単に許すというわけにまいりませんけれども、さらに延滞金を含めたところで徴収ができるように努力をしていきたいと思います。



○議長(武冨健一君)

 教育次長。



◎教育次長(松下伸廣君) (登壇)

 命によりお答えいたします。

 学校給食費の守秘義務の件を1点お尋ねなさっておりますが、基本的に言いますと、滞納情報も一つの個人情報でございますので、基本的に言いますと、オープンに開示をするということはできないと思っております。ただ、悪質な、どうしても何回も督促をして納められないと、納めない方については、改めてそういう方については住民の方、あるいはいろんな委員さんがいらっしゃいますが、その方たちの協力を得るというのは一つの方法としては検討する必要があろうかと思っております。

 それから、生徒自身から徴収をしたらどうかという御意見でございますけれども、一つの方法としてはそういう方法もいい方法じゃないかと思っております。ただ、今、教材費等を個人から徴収しておりますけれども、それとあわせて給食費を一緒に持ってきてもらうということになれば、額的にも結構多い金額になろうかと思いますので、なくしたり、いろんなことがあったらいけないということもございますので、そのあたりは今後検討したいと思います。ただ、現在、給食費の滞納の解消につきましては、昨年の6月に給食費検討委員会を立ち上げまして、その中で検討いたしまして、一応学校を通して、子供を通して保護者の方に給食費の納入をお願いするという形で、それについてはある程度の効果は上がっておるというふうに思っておりますけれども、滞納が非常に多い昨今でございますので、そのあたりは今後ももう少しいい方法がないかということで、検討委員会の中で効果的な方法を論議をしていただいて、給食費の確保に努めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 建設課長。



◎建設課長(小園敏則君) (登壇)

 命によりお答えいたします。

 市営住宅の滞納内容についての守秘義務はどうかということでございますけれど、個人のプライバシーというふうなことでございますので、地方公務員法の守秘義務により規制されているというふうなことであると思われます。ですから、守秘義務に抵触するということでございます。

 それと、督促料の 100円についてはどうなっているかということでございますけれど、一応滞納者につきましては1件につき 100円ということで、滞納料と一緒に徴収をしているという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(武冨健一君)

 西山英徳君。



◆1番(西山英徳君)

 いろいろ細かく御答弁をいただきましたが、これはいろいろまだ疑問が残るところもございますが、最後は要望ということで簡単に、もう時間もかなりいただきましたので、申し上げます。

 要は、市民に真実を知らせるというのが一番だと、真実を知っていただくということだと思います。それで、市長は演告のことで、さきの議員に対する説明で、政府は景気について明るさを見せていると、それを多久市としては明るさはまだ見えていなくて「変化の兆し」であるという、正確にいうと、そういうことでしょうかね。二、三日前の土・日、私東京に行ってきましたけれども、やはり半年ぐらい前に行ったころとは違って、飛行機は行きも帰りも満席、そして、お土産をいっぱい持った人が乗ってくる。そして、都内も、これは感じですけれども、なかなか工事なんかも、ビルはいっぱい建っておるのにまだまだ工事をしておる。明るさを見せていると政府の言っているのは、かけ声じゃなくて、本当だろうなというふうに思います。多久は「変化の兆し」ということでございましょう。そこで、私がここで今力説したいというか、申し上げているのは、日本人として、多久市民としての責任と奉仕の精神を持っていただくような方策をお願いしたいし、市民にも訴えたいと、そういうことでございました。

 そこで、今、世界情勢についていろいろイラクがどうだこうだと言っていますけれども、ブッシュは一生懸命世界のためにやっておるんですね。これに対してケリーという人が出てくる。ブッシュはもうあれだから、ケリーがいいぞと思ったら大間違い。日本のためにはケリーが、これは選挙演説するわけじゃないけれども、そこをしっかり見てもらわにゃいかんわけです。というのは、ブッシュは日本のためにいろいろ一層緩和しているわけですね、国民世論を抑えつつ緩和しておる。ケリーは日本に対する対策は非常に甘いから、もっと厳しくやらにゃいかんと一生懸命言っておる。これはもう御承知のとおりでございます。その辺をやっぱりしっかり見ないといかんのじゃないかと。ブッシュは悪者だというようなことじゃいかんだろうと思います。

 さきに、私は靖国神社は日本人の心だと思っております。国のため、つまり奉仕の精神というか、これは最高のものですよね。それを捧げた人たちが祭ってある。そこに代表として東条さんがおるから、東条さんのほかにもおられるわけですけれども、東条さんを冒頭に上げてお参りしちゃいかんということですけれども、東条さんは、一言だけこれを言わせてもらいますと、精神の問題ですから言わせてもらいますと、これは戦争に徹頭徹尾反対したんです、最後の最後まで反対をしました。本当に反対したのは、昭和天皇と東条さん。そういうことはどうしても避けられないか、避けられないかと天皇が言っておる。しかし、強硬派がおって、決まったときに東条さんは自分の部屋で本当に男泣きをされたそうですね。家族の人が隣の部屋から聞いて、それを漏らしております。

 それから、東条さんは、アメリカが一番最初の4月28日でしたか、東京空襲をして、これはまだ日本に接近していない時代ですから、遠い航空母艦ホーネットから陸軍の爆撃機を飛ばして、片道飛行で日本に来て、東京、横浜、川崎、名古屋と、そして、中国に行く。そして、太平洋には帰っていきませんから、中国のアメリカ軍基地におりるつもりであったところ、18機のうち4機だけが着いて、あとは燃料切れとか、気象条件でしているわけですね。その人たちが大陸に落下傘でおりているわけです。それを日本軍が8人捕まえておる、まだおりましたから。そして、それは全部銃殺というふうに裁判で決めておるんですね、日本が。小学生まで撃ち殺した。彼らが怖いもんだから、日本人は小さいから、大人も子供もわからんという面もあるでしょうけれども、小学生も虐殺したということで全部死刑だということになったのを東条さんが、いや、この人たちは戦争の捕虜なんだと、捕虜なんだから死刑にしちゃいかんといって大分運動をして、天皇陛下の力もかりて、そして、3人だけは死刑にして、あとの人は普通の捕虜の扱いをした。もっと言えば、東条さんは非常に心の優しい人で、気の小さい人なんですね。官僚的である、本当のことを言えばですよ。優しい人なんですね。それを徹頭徹尾軍国主義だなんだというのは、もう日本国民、本当のことはわからんもんですから、知れている。その辺の本当のところをやはり日本人は知って、日本精神というのは何だったかということですね。それは靖国神社にこの人たちはだめだということには私はならんのじゃないかと思います。ただ、戦死じゃないから、それは違うと言えば、それは一番最初の問題であって、東条さんはそういう人であるということ。

 つまり、真実を多久市民も知って、そして、責任を果たし、奉仕の精神を持って多久の健全な発展に貢献していきましょうということ、そして、その指導を市長にお願いしますということを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(武冨健一君)

 西山英徳君の質問は終わりました。

 次に、田原昇君。



◆14番(田原昇君) (登壇)

 14番議員の田原でございます。通告に従い、質問いたします。

 スポーツ大会での事故対応について。

 昨年10月に行われました県民体育大会の野球試合において、多久市チームの選手が1塁上で転倒、負傷されたと伺っておりますが、その後の対応について教育長に伺います。

 CAPプログラムの導入について。

 CAPとは、チャイルド・アサルト・プレベンションの略称で、子供への暴力防止と訳されております。これは子供たちが自分でいじめ、誘拐、虐待、性暴力などから自分を守れるように、本来子供が持っている力を引き出すことの大切さを教える教育プログラムです。教育長も御存じのとおり、先月、鳥栖市においても2件の小学生に対する車連れ込み事件がありました。教育長に伺います。子供たちが自分で自分を守れるCAPプログラム導入について。

 公共下水道事業計画の見直しについて。

 3月3日の全員協議会の中で、公共下水道事業計画の見直しについて説明がありましたが、テレビを通して市民の方々へも御理解いただくために市長に伺います。

 地球温暖化対策協議会設立について。

 政府は、地球温暖化対策に取り組むため、地方公共団体を中心に意識啓発や知識の向上、効果的な対策についての情報提供を行う体制を整備するため、地球温暖化対策推進法に基づく地球温暖化対策地域協議会の設立を各地で進めております。市長に伺います。我が市としても地球温暖化問題への取り組みや家庭用燃料電池等の新しいエネルギーの導入を進めるために、地球温暖化対策協議会設立について。

 弱視・斜視治療用矯正眼鏡に対する補助金制度の制定について。

 弱視とは、眼鏡やコンタクトで矯正しても視力が出ない目のことを言います。弱視の原因は、大きく二つに分けられます。一つは、先天性の白内障などの重い目に病気があるなどが原因で視力が悪いもの、もう一つは、視力の発達、生後2ないし3カ月から3歳ごろまでの幼児期に斜視や強度の屈折異常、遠視、近視、乱視があり、鮮明な映像を映していない目から得られた情報が抑制され、正常な、もしくは異常の少ない目のみが働くようになり、視力が上がらなかったものです。皆さんの周りにも小学生に満たない子供が眼鏡を使用した姿が見受けられると思います。

 現在、治療段階における弱視・斜視矯正眼鏡に対しては保険適用はなく、補装具給付制度における給付も身体障害児に認定されなければ受けられず、治療段階において保険適用がなされるのは、その手術かリハビリに限られ、矯正用眼鏡は治療材として認められておらず、全額自己負担、1個30千円、幼児期には数回交換が必要になっております。専門の眼科医に言わせれば、矯正用眼鏡は注射や薬以上の治療材であり、保険適用を認めるべきであるという意見もありますが、乱視・近視眼鏡とどう違うのかという意見もあり、判断が困難な面があり、こうしたことから、保険適用もない、身体障害児でもない、弱視・斜視児童は矯正眼鏡購入においては全額自己負担になっております。市長に伺います。福祉の谷間に置かれている弱視・斜視の治療用矯正眼鏡に対する補助制度の制定について。



○議長(武冨健一君)

 教育長。



◎教育長(尾形善次郎君) (登壇)

 では、スポーツ大会での事故対応についてと。少し長くなりますけれども……(「要約していいです」と呼ぶ者あり)スポーツ事故に対する考え方というもので最初申し上げておきたいと、こう思います。

 現在は市内でいろいろなスポーツが行われていると。その主催者等もいろいろあると思います。ただ、スポーツの場合には、多くの危険性を伴っていると。その危険性に対してどういう考え方を持っているかということで、裁判等の事例等からいって、運営管理上の瑕疵といいますか、そういうものとか、施設上の瑕疵、それからもう一つは、競技中の事故でのルールとか、故意とか、大きく分けたら三つ、そのいずれも瑕疵がないといった場合には、これは損害賠償責任には当たらないと。じゃあその場合にはどうなるかということで、それぞれの見舞金的なものが考えられると。そのことにつきまして、例えば、こういう表現があると思います。スポーツに参加する者は、この危険性を容認しているという危険の同意、それから、加害行為の承認と、こういうものに支えられていると。相手にけがをさせるというふうなことがあった場合には、これは競技中のルール的なものをしっかり守っているか守っていないかということになってくると。それから、自分だけで急に跳んだとか、転んだとかというところで事故が起こった。これは危険の同意という形になってきやせんだろうかということで、ちょっとややこしい言い方をしておりますが。

 今回の事故等につきましては、主催者は施設管理者に瑕疵がなく、対戦相手にも過失がない事故、そして、危険同意により自己の責任によることという形になるんじゃないかと。このような事故が起きた場合に、見舞金を支給するために市内の各町で公民館主催により行われるスポーツ大会を対象としたものに公民館総合保障保険、各地区公民館に加入しているものの場合、これは1日につき、入院 3,600円、通院 1,800円の見舞金を支給していると。また、多久市体育協会主催のスポーツ大会を対象としたものの場合には、これは多久市体育協会スポーツ災害共済事業ということで、1事故につき、入院10千円、これは31日以上の場合には20千円と。それから、通院、これは3日以上で5千円を見舞金として支給されているということです。

 それで、今回の御質問の県民体育大会での事故についてで申しますと、県民体育大会の主催者はだれなのかということで、これは佐賀県、佐賀県教育委員会、それから佐賀県体育協会、そして、各市町村、各市町村教育委員会、これが主催者。それから、派遣については、各郡市体育協会が会長名で派遣をするという形になっているということです。そのため、今回の事故も多久市体育協会からスポーツ共済事業の見舞金として支給されていると。それで、県民体育大会の開催要項には、応急措置は施すが、それ以外の責任を負わないので、参加に当たっては1日保険等に加入していることが望ましいと、こう言われている。万一に備え、個人か出場チームでまとまって加入されることが望ましいと、こういうふうになっているということでございますので、今後、このようなことを踏まえながら、スポーツ振興を図る上からも主催者の十分な管理運営上の注意義務、また救護義務を果たすこと、そして、施設管理者が各施設の瑕疵等に対し安全配慮義務を果たし、利用者や参加者が快適にスポーツができるよう環境を整えていくということが今後重要であるし、我々も努力をしていくところだと、こう思っております。

 もう一つ、CAPプログラムの導入について。先ほどCAPプログラムは、おっしゃったように、子供がいじめ、誘拐、虐待等、さまざまな暴力から自分を守るための教育プログラムと、こう聞いております。児童の人権を保障し、児童みずからが安心して、中にも述べてあると思いますけれども、自信を持って、そして、自由に生きられるようにするための取り組みということで、大変参考になるものだと、こう考えております。

 ところで、このプログラムの理念であります児童の基本的人権の尊重につきましては、これは教育委員会といたしましてもこれまでの教育の中に日本国憲法や、それから、児童憲章等の精神にのっとって、例えば、道徳、または社会科の授業を初め、全教育活動の中においてそのようなことを背景にしながら、安心、また自信、また自由の件について学んではいるんだということです。あわせてCAPプログラムにあります誘拐や、それから虐待より、児童・生徒自身が身を守ることができるようにするための指導も、それぞれの学校で機会あるごとにやっていると。例えば、平成13年の学校ごとに、これは危機管理マニュアルの見直しを行っている中には、共通して考えられる危機の内容、それから危機の予防について、それから、危機の解決に向けて、それから、事故発生のときの対応について、それから、緊急態勢などということで、詳しく述べております。それで、特に3の危機の解決ということで見ますと、それに関連することで言いますと、日ごろから職員研修等の機会で綿密な防止対策を講じていると。また、具体的には学級指導や全校集会、また長期休業前など、機会をとらえてみずから身を守るための指導を繰り返しているということです。

 緑が丘小学校の例で申しますと、下校時の防犯ブザーの携帯、それから、子供 110番の周知徹底を図る、または不審者侵入に対する避難訓練、それから交通教室、それから誘拐防止訓練、これは警察等を入れながら、お願いしながら。水難避難訓練など、関係機関の協力を得ながら実施し、要は、子供がみずから身を守るすべを体得するといいますか、そういうことが必要だということでやっているのが現状です。市内全教職員によるそういう危機意識の持続はもちろんですけれども、その中にはもっと教育的な立場で言ったら、自分のよさというものをやっぱり見直していくと。そして、自分と友達を、この観点から言ったら、守る力が自分たちにもあるんだということに気づかせていくと。その方法論として、いろいろな訓練、教室等があると、こう思っております。それで、誘拐、虐待から身を守る具体的な方法ということ、今後も取り組みながら、なお、CAPプログラムにつきましては、今後調査研究をしてまいりたいと、こう考えております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 田原議員の御質問にお答えします。

 第3点目以降、私の方で回答いたします。

 まず、公共下水道事業計画の見直しでございますが、先日の全員協議会でも御説明したとおりでございますが、改めて御説明をさせていただきます。

 下水道につきましては、年々変化する行政実態に対応した適正規模の策定、最新の施工技術導入によります経済的施工の採用並びに経済的維持管理費の導入による管理費の低減など、事業着手以降におきましても、担当課でさまざまな研さんを行い、市民の皆様への利便性の提供を図っているところでございます。

 下水道全体計画の見直しにつきましては、現在、当初の下水道計画から8年が経過をし、行政実態もかわりつつありますし、また、それに対応した下水道の見直しを行ったところでございます。

 少し具体的に説明を申し上げますと、現在、公共下水道で整備を行っています事業認可区域93ヘクタールを含みます北多久の市街地 411ヘクタールと、特定環境保全公共下水道で当初計画いたしておりました多久町地区63ヘクタールを合わせて北多久処理区 474ヘクタール並びに東多久市街地を含みます東多久処理区 183ヘクタールにつきましては、公共下水道事業整備計画とし、面積を見直して整備するように変更いたしております。

 また、納所地域につきましては57.3ヘクタールございますが、現在、農業集落排水整備事業で整備が行われておりますので、引き続き農業集落排水整備事業の整備区域となります。なお、平成16年度末には供用開始ができると思います。

 次に、今回の見直しで大きく変化をした地域がございます。南渓地区、下多久地区、西多久地区の3地区でございます。この3地域につきましては、前回の整備構想では農業集落排水整備事業地区として予定をいたしておりましたが、その後、費用対効果及び経済比較等を検討いたしました結果、戸別処理が有利であるとのため、戸別処理区域として変更を行っております。今後におきましても、行政動態を見きわめながら効率的な事業運営、事業推進を図っていきたいと考えております。

 なお、戸別処理の方法につきましては、現在取り扱っております、個人の方が一定の補助金で設置管理する浄化槽設置補助事業と市が設置し個人より負担金維持費を徴収して管理運営する浄化槽市町村整備推進事業の2通りの事業があるようでございますので、財政面、あるいは地域特性などをあわせて下水道推進検討委員会等にお諮りをしながら、事業推進を図っていきたいと考えております。

 次に、4点目で地球温暖化対策協議会設立についてのお尋ねをいただきました。

 この地球温暖化対策協議会の設立につきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律第26条第1項で規定がございます。地方公共団体、事業者、住民、その他の地球温暖化対策の推進を図るための活動を行う者に対して、日常生活に関する温室効果ガスの排出の抑制などに関し、必要となるべき措置について協議するため、地球温暖化対策協議会を設立することができるとなっております。今後、地球温暖化対策を推進していくためには、行政だけではなく、市民の皆様や事業者の方々の活動や取り組みが不可欠でございます。そのため、それぞれの取り組みについて関係者がそれぞれの情報や意見の交換を行う場が必要でありますので、地球温暖化防止対策計画の策定を考える際には、協議会設立についても検討していきたいと思っております。

 次に、5点目で弱視・斜視治療用矯正眼鏡に関するお尋ねがありました。

 弱視や斜視などのいわゆる視覚障害は、乳幼児期の早期に発見され、早期に適切な治療を施せば改善される障害でありますため、国では幼児の視覚障害対策として、平成3年より母子保健法第12条に基づいて実施する3歳児健診に視力検査を導入されました。

 多久市について申し上げます。平成14年度に実施した3歳児健診におきましては、視力検査で異常が発見された方が17名おられ、精密検査受診表を発行し、眼科検診をお勧めをいたしました。この方々の医療機関での診断結果は、遠視が3名、近視はゼロ、斜視が3名、弱視ゼロとなっておりまして、その後の医療機関での適切な早期治療に結びついたものと考えております。

 また、保育園等におきましては、これまで各園で実施されている園児の健康診断には、視力検査は必ずしも入っておりませんでしたが、3歳児健診で行っている簡易な視力検査の方法がございますので、現在、各園にはこの方法で視力検査をしていただくよう御協力をお願いしているところでございます。

 また、弱視・斜視などの視覚障害にかかわる医療費助成制度につきましては、県が実施しています育成医療給付というものがあります。育成医療給付というのは、身体に障害がある18歳未満の児童で、治療することで障害の進行を防いだり、障害の軽減が可能な場合に必要な医療の給付を行うという制度です。佐賀県の平成13年度の育成医療状況について調べてみましたら、受給者が 352名おられ、このうち多久市の方が7名受給をされておりました。このうち、視覚障害に関する給付、これは全体ですけれども、県内全体では6名おられますが、その中に多久市の方はおられませんでした。

 児童の視覚障害については、育成医療に該当する方はこの制度を利用していただければ、議員お尋ねの矯正用眼鏡などの助成の対象ともなりますので、今後ともこの制度の周知を図っていきたいと考えております。

 また、御質問にあります弱視・斜視治療用矯正眼鏡購入に対して市単独で補助金制度を制定できないかというとでございますが、財政状況も厳しい中で、新たに単独での補助制度を制定することは困難と考えられますが、課題の状況についてまず調べてみたいと思います。



○議長(武冨健一君)

 田原昇君の2回目の質問は午後行うこととして、暫時休憩いたします。

                午前11時51分 休憩

                午後1時   再開



○議長(武冨健一君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 田原昇君の2回目の質問を行います。田原昇君。



◆14番(田原昇君)

 2回目の質問をいたします。

 スポーツ大会での事故対応についてでございますけれども、教育長のお話では規約を見直すというようなお話でございました。それで一応佐賀市では、平成15年度には1日スポーツ傷害保険加入行事ということで決めておりまして、これは佐賀市の場合は市民体育大会、市の少年野球大会、市のミニバスケットボール交歓会、市の少年サッカー大会、県民体育大会、市のさわやかスポレク祭、市校区対抗駅伝大会というのがあるわけですけれども、この参加者数を大体 7,380人と見て、一応 407千円の保険を掛けているわけですね。そういうふうな自治体もあるわけです。

 それから、これはこの間事故にあった方が私の方にお手紙いただいた分ですが、最後のところを読んでみたいと思います。「事故後で、後で話を聞きましたが、この大会では保険には加入していない、傷の補償は何もできないと言われました。体協の安藤さんと話を2度ほどしましたが、決まりですからということで話は終わりました。大会出場前に保険に加入していない、補償も何もないとの説明は何もなかった。事前にわかっていたら参加も考えていたと思います。現在も治療を続けていますが、何の補償もないとは市の対応が信じられません」ということで、目が見えなくなり精神的にかなり苦痛でしたというふうな、これは手紙の文句ですよ、そういうふうな手紙が一応来ているわけですね。

 そういう中で、やはり最初の対応のまずさというよりも、出場選手に対する結局説明、つまり保険は随時チームの保険を使ってくださいよということを出場選手の方とかに事前に説明してあったらこういう問題も解決したんじゃないかと思うわけです。

 そういうことで、やはり唐津市では出場選手に対しては、市長の方からこういうふうに、これは去年の分です、第56回県民体育大会唐津市代表選手派遣の委嘱についてということで、市長が市長の名前と体協の会長のお名前でこういう文面で出されています。「残暑の候、あなた様におかれましてはますます御健勝のことお喜び申し上げます。さて、第56回県民体育大会が得点競技19種目、公開競技7種目により下記のとおり開催されます。本市は市郡対抗方式の得点競技で総合優勝を目指して代表選手団を派遣いたします。つきましては、あなた様を何々競技の代表選手として委嘱したいので、御多忙中のところ誠に恐縮に存じますが、御受託くださいますようお願い申し上げます」というふうに本人様にはこういうふうな通達を出すわけですね。

 そうした中で、やはり保険のこととか、やはりスポーツですから、どういうところで事故が起きるかわかりませんので、ある部分では自己完結型も要求される部分もあるかもわかりませんけれども、そういう部分の中で、やはり説明できるところはやはり文書ででも説明しておくべきではなかったかと思います。

 そういうことで、今回の件を踏まえ、その辺のところも改良していただきたいし、それから補償の問題に関しても時代に即応した補償の方にならないのか、質問をいたしたいと思います。

 それから、CAPの件でございますが、プログラム導入についてということで、これは平成13年かに緑が丘小学校で一遍おやりになっていると思うんですけれども、そういう中でやはり今学校のマニフェストといいますか、中にはいろいろなお子様に対しての授業をされているということでございますけれども、ただ、そういう授業のみでもいろいろな問題が、先ほども質問いたしましたように、鳥栖みたいな事故が起きると。これは、やはり学校を出た後のことが非常に問題になっとるわけでございますけれども、そういう部分の中でこのCAPの活動について、やはり取り入れられて、生徒・児童が安全で過ごせるようなことをしていただきたいと思うわけです。

 そして、これにこう書いてあります、どういうのを指導するのかというと、初めに食べる、寝る、トイレに行くなど生きていくためにどうしても必要なことは権利であり、それから、だれかにとられたら困ることになることを伝えます。そして権利の中でも特に大変な三つの権利、「安心する、自信を持つ、自由に生きる」を持っていることを子供たちに教えます。この三つの権利は心の権利であり人権ですということで、ここの部分の権利の教育の方になるわけです。

 それから、子供に対する虐待は、主に身体的虐待、これは殴るける、いすに拘束する、戸外に閉め出すなどと、戸外に閉め出すというと、僕たちの小さいときは親から戸外に閉め出されましたけれども、今はこれは虐待ということになるんですかね。それから2の性的虐待、性交や性行為を強要、ポルノ写真や性的ビデオを見せる、被写体にするなど、3の心理的虐待、心を傷つけるようなことを言う、無視するなど、それからネグレクト、これは保護の怠慢ないし拒否と、食事を与えない、幼い子を家や車に置いて外出する、病気になっても病院に連れていかないなど、今よくテレビ等で報道されておりますこの虐待も入っているわけです。そういう中で、自分を主張していくということ、それを教育していくわけですね。ただ、これが多分予算的に若干金が要るわけですね、これを導入するには。

 その辺のところで、やはり今教育長の方も検討させてくれということでございますけれども、こういう時代でございますので、何とか前向きに検討できないのか、もう一度教育長にお伺いいたします。

 公共下水道事業の計画の見直しについては市長からるる御説明ございましたけれども、やはり行政実態とか費用効果とかいろんな問題がございます。今回の見直しには、やはり浄化槽市町村型の部分の導入もある部分では検討されるという部分が入っているんじゃないかと思うわけです。

 この分に関しては、形式的には計算をすれば意外と安くつくというふうになるわけですけれども、こういう今北多久と多久と東多久、多久は北多久に入っているわけですが、あと2カ所の事業の計画されておるわけです。北多久は今進行中でございますけれども、やはりこのままの財政状況でいきますとなかなか厳しいものが出てくるんじゃないかと思うわけですが、今後の、まだ事業計画の見直しもまた検討なさっているのかどうかお伺いしたいと。

 今回だけではなくて、また二、三年後にとか、財政とか問題等加味しながら、結局市町村型の合併浄化槽で単純に計算いたしますと、僕はこれは単純に世帯数で東多久の場合を計算したら、1世帯当たり 4,815千円かかる、納所が 5,490千円、北多久が 4,034千円ぐらいの経費がかかるわけですね。そしたら、浄化槽の市町村型になったらそこまでもいかないという部分あるもんですから、ただ、今までのこの北多久との整合性もあるもんですから、それの中で一番最良の方法を見つけて、明示された方が財政的にいいんじゃないかと思っとるわけです。そういうことでの見直しについてお伺いいたします。

 それから、地球温暖化対策協議会の設置について市長は検討をするということでございました。そういうことで、今回の件に関しましては、結局本年度から民生用の小型風力発電システムとか、そういうふうな普及促進補助事業とかができているわけですね。それから、家庭用小型燃料電池導入補助事業とか、こういうのを平成16年度から実施するわけなんです。それから、複層ガラス等省エネ資材導入補助事業、つまり窓ガラスを2重にするというふうな分があるわけですけれども、これはやはりこの地球温暖化対策協議会を立ち上げないと事業をできない状況になっとるわけです。そういうことで、やはり環境問題ということになっていきますと、その辺のところを先進的に取り入れられてされてはいかがと思うんですが、もう一度市長にお伺いいたします。

 それから、身体障害者の弱視・斜視治療用矯正眼鏡に対する補助金制度の制定についてでございますけれども、我が市の財政もなかなか厳しいものですから、非常に市長の答弁では大体だめなのかなと思いながらお聞きしたんですけど、検討するという答えいただきました。

 そういうことで、これは私ごとになるわけですけれども、うちの次男の方が先天的というよりも弱視・斜視の方になっておりました。それで、その体験がございましたものですから質問させていただいたわけなんですけれども、とにかく3カ月に一遍医大の方に通いまして、目の治療をして、僕たちになったら不思議みたいな眼鏡にシールを張ったりして、いろいろして治療するわけですね。それとか、片方テープで張ってしまって見えないようにするとか、これは弱い方を使って強い方を一応ふさいでしまうというふうな治療を受けながらやってきたわけなんですが、それで究極的には18歳過ぎたら目の手術もせにゃいけないよということで、2回ぐらいしなきゃいかん、毛様筋を調節して一応斜視を治すというふうなことがあったわけですけれども、ただうちの場合はたまたま中学校のときには庭球させていただいておりました。そのときにおまえどがん球が見ゆっかいと言ったら、途中で球がふっと消えるみたいですね、向こうから来よっとはわかるですけど、途中でぱっと消えるみたいです。それで勘で打つんだと言っておったんですよ。へえ、それで庭球できるなと言いよったら、庭球しながらひざを痛めたもんですからそれでやめてしまって、高校に行きまして弓道をすることになった。弓道をして1年目に結局治っちゃったんです。それで高校上がる前に一遍手術をしとったんですけれども、そういうような状況だったんですけど、そういうふうな状況でございます。

 それで、今ゼロ歳から18歳未満までの方を勘案する、多分多久市内にも何十人かの方がいらっしゃるんじゃないかなと思うわけです。これははっきりしていないんですけど、そういう部分の中で、やはり市の方でどうしてもその部分では無理だということでございましたら、県とか国とかに市長の方から働きかけていただいて、なるだけこの方々の経費節減、補助に手をかしていただくようにしていただけないか、市長に質問をいたします。

 2回目の質問を終わります。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 2回目のお尋ねにお答えいたします。

 後段の方は私への質問ということでございますので、一つは下水道事業見直しについては担当課長より詳細回答させていただきたいと思いますが、過去の経緯を見ましても、ある程度期間を過ぎれば改善、議員のお尋ねの中でありますように、最良の方法を探していくことが重要だろうという考え方を持っております。

 また、大きな項目で地球温暖化対策協議会の件ですが、設置に向けて検討したいということを申し上げました。

 それと、これが佐賀県がついこの間つくった地球温暖化防止対策の計画の案でございまして、私もたまたま委員ですからこうやって先に入ってきますので、ぜひこういったことを生かしながら対応していきたいと思っています。

 次に弱視・斜視対策のことでございますが、大変今具体的な事例をおっしゃっていただいて、当事者の方大変だろうなというふうに思います。また御家族も御心配だと思います。ですから、そういった状況等を少し調べさせていただいて、必要とあらば、議員もお尋ねありましたように、例えば県内にもおられるでしょうし、全国的にもおられると思いますので、また成長過程のお子さんたちですから、いろんな状況、個々かと思いますが、必要な対策があれば、国、県から制度的なものや施策についての要請を市長会などを通じて申し上げたいというふうに思っております。



○議長(武冨健一君)

 下水道課長。



◎下水道課長(舩津忠伸君) (登壇)

 市長の命にお答えをいたします。

 2点あったんじゃないかと思いますけど、今回の見直しのことと今後の見直しのことということでございますけれども、今回の見直しの中で、特に集合処理と個別処理のことが数字も上げて質問されましたけれども、集合処理と個別処理等の違いで、個別処理をした場合はどうかということ、ちょっと述べますと、浄化槽でした場合は処理水が分散して流れるので農業用水の利水が簡単とか、整備スピードが速い、効果が早く出ると、環境整備費がほとんどない、分散した家屋に安くて設置ができると。ただ、課題といたしましては、窒素、燐酸発生時には水質に不安があるとか、集合処理よりランニングコストが高い、これはもう更新とか管理費等でございます。それから人口密集地域においては、住宅が密集しているところにはその設置が難しい、それから発生汚泥の処分に課題があるというような形があろうかと思っております。

 そのことを踏まえながら今回も見直しをして、農業集落排水事業につきましては見直しをして個別処理にしたいと。東多久処理区につきましては密集地を少し入り込んで幅を広くしたというようなことでございます。

 それから、今後の見直しがあるかということでございますけれども、今回も基本計画を立てて、その後実施計画をするわけでございますので、その段階においても再度検討しながらしていく。それから、今後についても財政が大変厳しいときでもありますし、そういうこと踏まえながら検討していくということでございます。

 特に、一番大きく問題になるのは、先ほども言われましたように個人処理の中で市町村型はどうかということでございますけれども、後の維持管理費等でお金がどうなるかということを今検討をしておりますので、もうしばらく時間をいただいてその結論を出したいと思っております。また、それが決定いたしましたら、市報なり市のホームページで住民の方にはお知らせしながら御協力を得たいと思っております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 教育長。



◎教育長(尾形善次郎君) (登壇)

 事故対応とその防止につきましては、次長の方から答えてもらいます。

 後の方のCAPの導入につきましては、先ほど申しましたように、現在やっているやり方、さらにCAPでのやり方と、そういうものを検討しながらということで、先ほどは調査研究をしていきたいと。今後も調査研究していきたいと、こう思っております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 教育次長。



◎教育次長(松下伸廣君) (登壇)

 命によりお答えいたします。

 先ほど県体でのスポーツ事故の対応ということでございますけれども、県体の開催のときの監督者会議、出場選手のですね、その中では県体の開催要綱というのを差し上げております。その中には、応急措置は教育長が先ほど答弁いたしましたように、応急措置についてはいたしますが、それ以外については責任を負わないので、参加される方については1日保険等を加入しておくことが望ましいという注意事項といいますか、そういうことをやっております。

 しかし、実際それぞれ出場するチームの事情といいますか、そういうことで保険に加入をされていないという面も見られているようであります。そういうことで、先ほど議員御指摘のように、唐津市等では派遣依頼文書にそのあたりの注意といいますか、留意点を記されておりますので、その点については体協の方でもそのあたり検討されて、加入についてはできるだけ加入してもらわないと、やっぱりそういう事故が起きた場合の対応が難しいもんですから、そういうことでされると思います。

 実際、県体の派遣費ということで一応 800千円の補助をしております。そういうことで、保険の加入についても、そのあたりの中での対応が体協の方でしていただければというふうに、そのあたりを含めて体協の方でも検討をされるんじゃないかと思っております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 田原昇君。



◆14番(田原昇君)

 スポーツ事故の件でございますけれども、体協の方でも一生懸命、少ない予算の中で基金運用をしながら対処されていることと思います。

 そういうことで、できますれば、ある部分では財政的な、保険に対しての、例えば2分の1負担をするとか、そういう部分も検討していただければいいんじゃないかと思うんですけれども、この県体の要綱に書いてある各会場に救護員を配置し、参加の事故については応急措置を施すが、それ以外は責任を負わないので、参加に当たっては1日傷害保険等に加入しておくことが望ましいというのが、これは県体要綱にあるわけです。それで、これを選手の方々が知っておられるかどうかわかりませんけれども、やはりそこら辺の部分でやはり正式な文書等で知らしめることが必要じゃないかと思います。

 そういうことで、こういうことは余計あってはいけないことでございますけれども、最悪の場合を想定されて、やはりまた体協あたりでも規約改正というお話も伺っております。そういうことで時代に即応した規約改正になることを要請したいと思っております。そういうことで、教育委員会の方からも体協の方にはこの辺のところを御指導いただけるか、再度質問したいと思います。

 それから、CAPに関しては調査研究をしながらということでございます。そういうことで、CAPの方は今からますます時代ニーズに合って、ニーズに合うという言い方がいいのか悪いのかわかりませんけれども、こういうものを先進的に取り入れながらやはりやっていかなきゃいけないんじゃないかと思います。

 先日東京から引っ越してきたあるおばあさんが、70歳になられる方が私の方に言われまして、緑が丘小学校から、番所にお住まいの方なんですけど、警察官のいっちょん立っとらんねとこう言わすわけです。ここんにきはいっちょん危のうなかとですかとこう言わすわけですね。都会から来れば不思議でたまらないわけですね。それで、学校の方も集団登校もありよらんと、こういろいろ言われるわけですよ。ということで、警察に関しては大体 500人に1人の配置ですもんねと説明して、多久は2万 5,000人おって、警察官の人は50人ぐらいしかおいしゃなかけん、東京の大田区ぐらいの広さよりかまだ広かとこにおらすですけんぽつんぽつんしかおんしゃなかですもんねと言ったら、ああそうねということで納得はしていただいたんですが、やはり都会から来た人は、そういうふうないろんな児童に対する誘拐だとか、それから虐待だとかに関して非常に神経質になっておられますので、その部分は今から時代が要請すると思いますので、調査検討されてなるべく早急に、お金も若干かかりますけれども取り入れていただきたいと思います。

 それから、公共下水道の件に関しては、両方の計画を見ますと、平成29年までに一応東多久まで終わるという計画になっているわけです。

 そうするときに、やはりまだうちの方の下水の方の環境問題が残っているわけですね。そういう中で、今鹿島市の方とか北方町とか久保田町では、EM菌の無料配布をやっているわけです。これは米のとぎ汁で培養していくわけでありますが、それは無償で提供をしながら、結局この間の日曜日は鹿島市はどうも下水に一斉に皆さん流しましょうとか、やっているわけですね。そういうことで――大変申しわけございません。

 鹿島市ではEMじゃぶじゃぶ作戦についてということで、これは鹿島市役所が環境下水道課となっておりまして、環境下水道課の方でやっているわけですけれども、一応この予算は大体 2,340千円ほど初年度はかかっているわけでございますけれども、これを流しながら、結局実績としてはトイレのにおいがなくなったとか、台所の排水口のぬめりがとれたとか、ふろに入れると体がぽかぽかするとか、ことしは蛍がふえたとか、排水口がきれいになったとかいうふうな感じで、あとはため池や公園の池にEMだんごやEMの活性液の投入を行ってやっているんだということでございます。

 そういうことで、やはり、有明海をきれいにしなきゃいけないのが、やっぱり上流に住んでいる私たちの使命だと思います。そういう中で、我が市でもこのEM作戦を導入できないのか、3回目に質問したいと思います。

 次に、弱視・斜視治療に関しては、市長の方から一応上部団体にもやっていただくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、あと地球温暖化も検討をしていくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 あと最後になりますが、非常に我が市の方も財政的に厳しいことは種々市長の方の何度も答弁されているわけですけれども、やはりこの難局に向かっては、市長、また市の職員の方々、議員、市民の方々、一斉に心合わせて取り組んでいかなきゃいけないと思っております。

 そういうことで、今からが市長の力量の発揮の時代じゃないかなと思っているわけで、そういうことで、市長の力量の発揮を期待しながら第3回目の質問は終わらせていただきます。



○議長(武冨健一君)

 生活環境課長。



◎生活環境課長(木島武彦君) (登壇)

 議員の方より河川の浄化について、鹿島市、久保田町、北方町のそれぞれの取り組み、EM菌に対するEM菌による河川浄化ということの取り組みということを御紹介されまして、多久市の方でそこら辺の検討ができないかというふうな御質問でございましたけれども、EM菌については、多久市内の中でもいろいろ婦人グループさんの中でEM菌のぼかしのつくり方とか、そういう学習活動がなされ、またごみの減量化等々にも寄与するというふうな形で、さまざまな研究をされているところでございます。

 確かに、このEM菌というのは、土壌中に1グラム当たり10億ぐらいからの菌がおる中での善玉菌という形の中で、その分の80数種類を抽出いたしまして、その抗酸化作用と申しますか、この酸性の空気がある中で非常に酸化能力が高い、菌が多い中でもその抗酸化作用というものを非常にもっている優良な菌を導入して、その能力を生かしながらさまざまな農作業への取り組み、優しい農業への取り組み、土壌改良という形の中の取り組みがなされているようでございます。

 そういうことで、土壌改良ということにつきましては、やっぱり古来より昔から3尺流れれば水は清しというように、土壌改良の面においては、確かにこのEMの活用方法については農業等々に対するバイオのいわゆる事例についてはかなりの効果というものが示されているようでございます。

 県内においても、先ほど議員申されましたとおり1市2町ではそういう取り組みをなされているようでございますけれども、実際その河川の浄化能力というものに対して本当に実効性があるのかどうかということに関しては、やっぱりまだ学説の中にもさまざまな論議があるようでございます。

 一例を申し上げますと、広島県におきましては、また広島県そのほか岡山県、福岡県も、海や河川の浄化にEM菌というものはそう効果が見られないということで、推進しませんというふうな方針を出されているようでございます。と申しますのが、これ実験データでございますけれども、広島の方では魚介類に悪影響を及ぼす窒素や燐の数値も上がり、赤潮を生むアオコの増殖も抑えられなかったとか、岡山県、福井県でも同様な実験を行い、結果も同じということで、逆にBOD、CODという数値が上昇していったというふうなケースもあったということで、そういうことで非常に消極的な取り組みをなされている自治体もあるということで、いろんなこういう――逆に、熊本の方では御承知のとおり、非常に活発な利活用をされているということでございますので、さまざまなやっぱり先進の事例等々も今後調査をいたしながら、その取り組みということにつきましては、特に河川浄化の取り組みにつきましては慎重な取り組みが必要じゃないかなというふうに思っているところでございます。

 まだ私自身、このEM菌についての勉強というものが十分でございませんので、今後研究させていただきたいなというふうに思っております。



○議長(武冨健一君)

 田原昇君の質問は終わりました。

 次に、山口龍樹君。



◆15番(山口龍樹君) (登壇)

 まず、質問4項目ありましたけれども、その前に市長演告があります。この演告に沿ってある程度のことを質問させていただいて、それから市長に対する質問4項目に入らせていただきたいというふうに思っております。

 早いもので、市長就任してからもう6年半ですね。その中で市長としても非常にやりがいのある多久市運営をということで力を入れられたんじゃないかというふうに思っております。

 しかしどっこい、バブル崩壊して今日の姿、大型プロジェクトで多久市も事業を進めてきたわけですけれども、その持ち出しがこれは大変なことだというふうなこと、市長演告の中でも13億の基金取り崩しというふうなことで、非常に財政的には目に見えて苦しいということは明らかであります。

 それから、12月の議会で市長の出張が多いという市民の間で評判になっていますよと、市長の考え方ということもありました。これは、出張の多いということは、それだけ市長が仕事をしているんかなというふうな感じをしますけれども、出張にも度がありはせんかいというふうなこと。私は出張によし悪しということは議員としては判断すべきじゃなかろうと、それなりの要務を達成されているというふうに私は感じております。

 しかし、その中で、佐賀県市長会の会長をされたというふうなことを聞いてあっと驚いたということですね。大体、議会では県都の議長が常に議長会では会長をずっとしてきとるごたるですね。市長会では唐津市の市長がされよったということでございます。その中でうちが、2万 4,000人も満たないような小さい市、財政力も一番ない多久市が何でせんばいかんやったかいと、これについては私もいささか疑問を感じます。やはり、市長として全力投球で多久の市政運営に当たっていただければ、これが一番最善の策じゃなかったろうかというふうに感じているところでございます。これは市長としてもいろいろその辺の考えがあったから受けられたというふうに思います。

 考えてみますと、7市のうちで鹿島市の市長が一番長いですね。それからうちの市長が6年半ですから2番目、あとはまだ1期、それから2期のちょっとというぐらいの人、そういうふうな年期の長い市長がされたかなといったら、そしたら長いとが鹿島市じゃないかなというふうな感じをします。うちの市長が外向けに非常によか顔しとるけんが、市長会会長になられたかなと、いい方に解釈すると、そんなふうにも解釈できんじゃなかろうというふうに思っております。

 これはさておきまして、本論に移らせていただきます。

 先ほどの西山議員の中で、県の事業問題について質問されて、そのことについては県、国の問題については置きまして、市の事業について演告の中に環境整備というふうなものがあります。この中に先ほども話があっておったようですが、地籍調査、これは60年度からですね、これはもう大体北多久で最後だということ。それから多久周辺、これが7年度の認可で8年から事業をして、前議会の中で、これは市長当選されてすぐ、これではちょっと大変だというふうなことで6年の事業延長をされた。このときは、確かに市長の決断がこういうふうな時代になるんじゃなかろうかということを長期的な予想を立ててされたのか、その点は私もちょっと理解はし得ませんけれども、これは私は年間に2億円程度の独自予算を投入するというふうなことですね。

 それから、公共事業の排水整備というふうに、これは本当に大変な事業を抱えてこられたと、これは前任者がそういうふうな計画をして引き継がれたわけでございますけれども、これは行政というものは流れでございますから、前任者がしたけん私はできませんということはこれはできんことでございまして、国の認可事業も引き受けたということでしょうから、これを見直すとはある程度見直していかれているというふうに考えております。

 だから、この問題については見直すのは見直して演告でも何とかひとつやり遂げたいという市長の決意でございますので、それはそれとして理解しておきます。

 その次の農業、商業の振興ということで、一部分抜粋しますと、演告で地域資源を活用した高付加価値型農業というふうなことをしてあるですね。今日、その農業を工夫してやるということですけれども、高付加価値型の農業を工夫ということはどういうことかいと、今まで工夫しよらんやったとかと。その中でうちの奨励品種を見てみますと、果樹についてはデコポン、レモン、モモ、梅とか、それから野菜類としてはアスパラ、小ネギ、夏秋ナスですか、こういうふうなことをしてあるようです。この辺が活用した、本当にこれをすることによって農家の経済力が上がってくるのかというふうに私は、これは多久市の合併当時は石炭産業旺盛な時代がございました。5万という人口までなった時代があったと思います。そのとき、多久の宿命的に私は抱えているのは、戦後厳しい世の中で石炭産業に労力をとられたと、要するに、日銭が稼げるということで農業がおろそかになったのが今日引き継いできておりはせんかというふうに思っております。

 この辺の意識を変えるのがJAであり、行政の担当課でなかろうかというふうに思っております。いつまででもそういう気持ちはなかですよという気持ちはあるけれども、根底にその辺があるのではなかかなと。だから、安易に日銭に走るというふうな傾向にあるんじゃなかろうかというふうに思っております。この辺のをちょっと理解されるように説明を願いたいということですね。

 それから、次に商工業の問題、かっこよかごと、これは演告は 100点満点ですよ、言うならば。演告見て、こがんとはいかんという者は1人でんおらんでしょう。よかことばかり書いてある。しかし、その中に私がきょうちょっと言っているのは、県央の地理的優位性を生かしてと、そりゃ優位性はあるばってんが、それを今日まで優位性を活用していないのが多久市じゃないかと私は思っております。だから、これをどのようにするのかということをひとつ、それから中小小売業者は地域とともに共存するように活性化事業に取り組みますと。今日までしていなかったかと、してきたけれども、こういうことだから今後はこういうぐらいにやっていきましょうやという提案方でもしたらどうかというふうに私は感じております。

 それから、観光の振興についても、これもまた文句は常に出るのは同じ、文教の里、孔子の里、最近、長谷川町子さんの生誕の地という、じゃあ、それらしきことしよるかいというぎ、暦を1回つくって、今回は余り売れ行きがよくなかったというふうな話を聞いております。それは部数が多くなったかどうか知りませんけれども、それも余り全部売れたか、今は売れたかわからんですよ。前回は一気に売れてしまったと、今回は少し残っているような状態であったけれども。

 しかし、こういうことを本当に力を入れてやってみようじゃないかということを、サザエさんは、これは姉妹社というのが、非常にガードがかたいですもんねということ、これはわかります。私も姉妹社に行ったこともあります。しかし、それを何とか取り崩すのも一つの方法じゃないかと。

 それから、観光についても同じようなこと。その中で、観光情報発信基地として朋来庵としている。それから、幡船の里、効果的に活用してと、あそこでそがん観光情報をどんどん発信しよるですか。その辺ちょっと聞かせて、この辺もどうなっているのか。幡船の里については、後からもう少し詳しく聞きたいと思います。

 それから、福祉関係については、これは国の枠の中でしかこれはできん、それをしっかりやっていきますということですから、それはよしとしまして、次に教育問題、ここに教育のことについてあるですね。学力向上底上げ、小学校では16%ですか、15年と14年を比較して点数が上がりましたと。それから、中学校では 1.5ポイント成績が上がったということで、研究会が各学校であっている、先生たちがそれに意欲を示してきているということで、この姿じゃなかろうかと思っております。

 しかし、もう少し何か工夫できないかなという感じをしております。だから、その辺について、これも2回目でちょっと質問に入りますけれども、1回目はこのぐらいにしておきたいというふうに思っております。

 それから、行革の中で66項目を見直すというふうなこと、表現があります。我々もこれとこれということはわかるけど、議員としての私もよくわからんとがあります。

 市民が市報に詳しく載せたから、私はそれをちょっと見ていないから何とも言えませんけれども、この辺を市民にもこういうふうにして行政はやっていますよということですね、これを市民にもやっぱり受けさせて、市民がああ行政もこれだけ努力しておられるいうことをじかに判断できるような、要するに、アピールをしなくちゃいかんのじゃないかなというふうに思っているところでございます。

 ところで、ここに市長に質問いたします、市運営について。これは市長の標榜されていることですから原稿なしでいかれるでしょう。活力あるまちづくり、今日6年半の中でどのくらい目的達成したでしょうかということ。それが十分であるかないかは、これからの市政運営で取り組みますということでしょう。

 それから、人輝くまちづくりをということですね。今の言う学校教育の中で 1.5ポイント上がりました。 1.6ポイン上がりましたというのが輝いた人づくりにつながったのかな、その辺で評価できるのかなという感じですね。

 それから、今後目指すのはどういうまちづくりをされるのかということです。

 それから、私がここで執行体制と市民を感動させる動きができないのかということですね。これを私は重点的にやりたいというふうに思っております。

 まず、執行体制、これは本当言葉で言うのは商工関係の方に失礼になりますけれども、商工観光課というのが商工業者を疎んじた市の政策だと。何かあったら離し、何かあったらべたっとひっつけて、こういうこと。これで本当の市の商工観光に重きをもってやっているのかというふうな感じを私はしております。

 昔は、企画財政課やったわけです。そのときは多久が赤字再建団体だった。それで事業もできんような状態だったから、企画と財政を一緒になしたと思う。それで景気がある程度よくなったから離して、企画して財政で金つけろという時代があったと思う。

 今からはこれはもう企画してああせろこうせろという時代はないならば、企画課は外して財政の1係ぐらいに落とさんかいと。それぐらい厳しくなったんでしょうと、私は思っております。

 だから、商工観光というのを、もう少し多久の目玉として、どんどん力をつけさせるような政策、金貸しじゃないですよ、アドバイスなんかするようなことをせんといかん。

 それから私は一つ、昔は市長公室てあったですね。これは最後の市長公室は収入役された古賀さんが市長公室、だから定年になられてもう10年、十二、三年になりますか、そして収入役になられた経緯がございますから、そのときは、待遇が課長並み待遇の公室長やった。その前は階級がいっちょ上で、公室長だった。これは私は、部長制を云々という質問もあったようでございますけれども、今の体制でよございますという市長の答弁があったように私は覚えておりますけれども、やはり公室を置いて、課長会をまとめる人材が1人必要だと。

 それは助役がおるですよと、助役も私がおるとけそがんことしてやと、私が力がなかごと思われるばんたって助役は思うかわからん。しかし、助役も大分苦労しよるさい。それは、やっぱり市長が出張が多かけんがということじゃなく、やはり市長が出るならば、あとに受けるのは助役ですから、市民の要望、陳情なんかを受けるのは、やっぱり市長にはだれでん、一歩物を下がってしゃべるわけよ。

 しかし、助役やぎ、こういうふうな気持ちで軽い気持ちでわんわんと来る。そういうことで助役の苦労も大変と私は思っております。

 それで、そのクッションの中に1人課長会をまとめる公室をつくったらどうかと。そして市長は心置きなく出張して、よその政策をどんどん多久市に導入することによって、多久市に活力あるまちができるんじゃなかろうかと、私はそう思いますけれども、市長のお考えをお聞きして1回目の質問は終わらせていただきます。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 では、1回目の山口議員の御質問に回答してまいります。

 通告でいただいた各項目ございますが、その前に幾つか具体的な項目についても触れられましたので、それらについての説明並びに回答をしながら答弁させていただきたいと思います。

 まず、出張等に関しまして、県市長会会長になったことに触れられました。

 佐賀県市長会、私が記憶する範囲では、過去に市長会会長になられた市の名前を言いますと、佐賀市、唐津市、伊万里市等があると思います。また、他県の例でありますが、大分県は津久見市が会長をついこの間までなさっておりました。山口県は柳井市、その後宇部市がなさっております。人口規模は、多久市と余り変わりません。ですから、規模の大小ではなくて、そのときのさまざまな状況によるものと認識をいたしております。

 また、具体的に申し上げますと、さきの市長会の総会の席といいますか、市長会全員集まった中で、先ほど御説明にありましたように、鹿島市の桑原市長さんが年期は一番長いわけですが、当然私も鹿島市長さんでいいと思っておりましたけれども、その鹿島市長さん御本人からも推薦があり、全員の賛同で決まったという経緯がありますので、頑張っていくしかないなということで、そのときごあいさつをしたことを覚えております。

 なお、そのときには、すべてのことに関しては7人の市長が協力をしてやっていこうということを申し合わせておりますから、さまざまなことに関しては協力をして、また事務局もこれまで以上に動いていただいて、やっていただくということにしております。

 なお、市長会会長になりましたが、自分の市、すなわち多久市のことについて手を抜くということは一切ありませんし、むしろ市長会会長としてさまざまな情報とかが早く入ってきたりしますから、それらは積極的に活用していきたいと考えております。

 次に、大型事業の見直しについて触れられましたが、その折には平成9年から10年にかけてのことだったと思います。まず念頭にあったのは、財政の厳しさであります。何とかその事業を続けていくためにも工夫はできないものかと、執行部側でもいろいろ検討いたしましたが、やはりここは公的代表機関であります議会の皆様にきちっと議論をしていただくことが必要だろうということで、特別委員会設置をお願いしたところでございました。

 当然、そのままそのときの規模のまま進むことも一つの道だったかもしれませんが、そうすると、恐らく財政的にはもっと早くその事業そのものがピンチになって、勧告を受けて停止ですとかいうことになり得ることも予想されましたので、慎重な審議を要請をいたしたところでございます。そのような意味での検討、工夫、あるいは方策を模索するということをいただいた経緯がございます。

 次に、地域資源を活用した高付加価値のということでございますが、これは中山間地域の農業振興について触れた項目の演告、お手元の資料5ページ目にある文のところだと思います。これは同じものを仮につくりましても、品質の評価とかがなければ価格は高く売れません。また、同じものをよいものをつくっても、量が安定しなければ市場もちゃんと扱ってくれないということをかねて聞いておりましたので、それらのニュアンスも入っておりますし、また、同じ出荷するならブランド化していく、あるいは品質評判をちゃんと評価を受けていく、品質を向上していく、さらには一部加工を加えた 1.5次化なども図っていく必要があるのではないかと思っております。これは、かねて地域活性化の中で高付加価値化ということが言われ、さきの新しい農業基本法でもそのことが述べられたところです。

 例えば、今鳥インフルエンザが大変横行しておりますけれども、恐らく鶏肉の消費が減っているんではないかと予想されますが、一方では、卵だけに特化したあるお店は、小城郡の一角で大変車が絶えないぐらいお客さんがおられるということも聞いておりまして、要するに、何といいましょうか、付加価値を高めていく、昔だったら卵1個売っていたのに、いろいろ加工して売っておられると思いますが、そういった工夫が今後必要だろうということで、これはもうJAや国、県でも御認識いただいていることだと思います。

 特に、その中で営農強化について御質問がありましたが、佐城地区JA合併協議の冒頭に、首長としても、首長出てくださいということで会議に出ましたが、私最初に発言を求めて、ぜひ営農強化して、そのことで農家の経営や地域の活性化ができるように、仮に合併がなったときも指導していただきたいということを強く要請を申し上げたところでございます。

 次に、商工業に関してでございますが、県央の位置づけというのがなかなかわかりにくい点がございます。というのは、多久市自体がなかなか知名度がないということがありますので、知っていただく必要があるということであります。

 また、県央といいましても、ライバルは九州で見ますと鳥栖市や鹿児島自動車道といいますか、九州を縦断するルートの方にやや現在片寄っておりますが、何とかこれを引っ張ってくるためにも、佐賀県の中央部、コンテナ港の伊万里や佐賀空港、福岡空港等へのアクセスもアピールしていく必要があると思っておりますし、交通インフラの整備も重要だと思っています。

 次に、中小小売商業のことで、地域との共存できる活性化事業を支援していきたいと演告で述べていますが、このとおりでありまして、地域の身近な商店街形成をしていくところもあるでしょうし、あるいは新たな方法を考えるグループもあるでしょうし、それら一つ一つの発案や熱意を応援していきたいというふうに考えております。

 サザエさんについてもお尋ねがありました。

 サザエさんに関する著作権は、今姉妹社ではなくて財団法人長谷川町子美術館ですべて一括管理されております。

 カレンダーぐらいできて、大したことないじゃないかという表現がございましたけれどもカレンダーの許可をとるだけでも大変でございました。過去、このことをアプローチした今や退職された職員の方にかつて聞いたことがありますが、よく市長許可がとれましたねということが第一声でありました。私も詳細知りませんでしたので、そのことを先方に確認したわけですが、あらゆるところから毎日のように要請が来ておるそうですが、すべて断っているということでございました。いろんな出会いとこちらからの一生懸命熱意を重ねてのお願いをそれなりに御理解いただいて、ほんの一部かもしれません、でもカレンダーに多久市という名前を入れて多久版でのサザエさんカレンダーの印刷をしていただいているということは大変ありがたいことだと、私自身は感謝をしています。この信頼関係をきちんとはぐくむことで、議員お尋ねの趣旨にあると思います、それをうまく使えよということだと思いますので、そのことにつなげるように、今関係をきちっと確立をしていきたいと思いますし、何か考えるときには事前に御相談をし、理解を得るという努力をこつこつやっております。もちろんそれだけの手間と暇をかけますので、すぐ形になりません。そこはじくじたる思いがありますが、頑張っていくしかないと思います。

 また、いろんなアイデアで、東多久をサザエさん通りにしようとか記念館つくったらどうだとか、記念碑はということも先方にお伝えしております。しかし、長谷川町子美術館のある桜新町商店街ですら、やっとそういうペナントを掲げておられる程度でございまして、著作権については本当に頑とした方針を持ち、そのことに基づいて運営をされております。

 過去にも例を述べましたが、鉄腕アトムのように一発触発ですべてのキャラクターグッズをつくるということは一切しないという方針ですから、やはり信頼関係を築くことはここは一番大事だろうと考えております。

 次に情報発信のことですが、幡船の里についてお尋ねがありましたが、おおよその数字でありますけど、今4万 5,000人ぐらいが去年の場合利用されたと聞いております。35,000千円以上の収入といいますか、売り上げがあったということでございまして、それで足りないという御指摘があるかもしれませんが、そこは幡船の里の運営委員会の役員の方々初め、地域の方が本当に頑張っておられると思います。場所を移してのスタート間際の会議に私も同席をいたしました。期待もありながら、片方ではおれたちで運営できるだろうか、私たちできちんとマネジメントできるだろうかという心配も抱えながら会議に臨まれている横顔をずっと拝見をしておりました。頑張ってほしいと心から思いました。何とか今順調に確実に回していただいているなと思っております。

 それぐらいの程度じゃ意味がないという御意見があるかもしれませんが、もしこれをしなかったら、西多久は多久の中でも一番中山間地域、そして農村地域が広がり、人家も少なくて、活性化が必要とするところだと思います。そこにこういった形で手を打つということは一つ必要ではないかと思っております。

 幸い、途中、隣に川打家、森家が重要文化財として移築されましたので、これにあわせた形での活用という形で、これも西多久町の多くの方々の活性化委員会に関する会議を踏まえての提案を生かしながらの対応ということをぜひ皆様にも知っていただきたいというふうに思っております。

 次に教育についてもありましたが、もう少し工夫できぬかということですが、私自身ももっともっと工夫をしていくべきだ、努力をすべきだと思っております。その気持ちは同じだと思っております。

 ただ、教育委員会に言っておりますのは、基礎基本の確立、定着ということを文科省も多久市教育委員会もおっしゃっておりまして、ぜひそのことをやってくださいということを強く私自身からもお願いをし要請をしております。

 演告の中には今回数字が入りました。1.何ポイント上がった、多分恐らくなかなかわかりにくいと思います、しかし、演告の中でこの数値を出したのは、多分日本の自治体で初めてだと思います。こんなことまで細かく書く必要はないというのが一般の考え方ですが、私自身は、どれぐらい先生方が頑張っておられるか、学校が努力しているか、あるいは子供たち本人たちが頑張っているかを少しでも知っていただきたい。ポイントは偏差値とかですから、一概に高い低いの評価はできませんが、平均より上回ってきているということは、確実に伸びていることとして議会の皆様に報告したかったからでございます。そのことを少しでも改善していく刺激になるように、あえて数字を演告に記載をさせていただき、教職員の皆様の発奮の材料にしていただきたいというのが切なる思いでございました。

 次に、行革のことでございますが、市民への広報が必要だということは私も今御指摘をいただきながら、なるほどそうだなと、私自身もまだまだ不足しているなと反省もいたすところがございます。広報のセミナーを受けにいった職員の言葉をかりれば、行政は広報だという言葉があるそうです。いかにお伝えするかが大事だということでありまして、まさに大事なことですので、今後この定着や改善に努力をしていきたいと改めて感じたところであります。

 次に、観光と商工に関するのが今企画商工課で一緒じゃないかと、独立すべきだというふうな御指摘でございました。

 もちろん、単独の課ではないから軽視しているということは一切ございません。企画には、実はマスコミの動きや新しい取材の計画、そして新しい国でいいますと施策とか事業、予算、あるいは活性化に関するいろんな情報等がかなり頻繁に入ってまいります。このことを生かしながら情報発信することが、観光に関する情報発信としても有効だと考えた面がありますし、また連携をしていくという意味でも企画商工としているわけであります。また、商工には景気や雇用を改善していくという大事な仕事がありますが、これは単独ではできませんので、これも国や県の施策とときには全庁的な対応を検討していかなければなりません。そういった意味でも企画に連動させて、連携をしてその対策に努めたいというのが趣旨でありますので、軽視とか何かは一切ないということをぜひ御認識いただきたいというふうに思っております。

 次に、課長会を取りまとめる職責や人材の配置について市長公室というふうなお話でございましたが、もちろんこれも1案として今後検討させていただきたいと思います。

 なお現在、課長会につきましては、司会を総務課長がとり行いながら会議を進めております。総務課長に事あるときには、助役が代行して進めています。冒頭に私の方から状況等について話をし、その後各課での協議等を行うことになっております。

 次に、通告にあります4項目について概略でございますが、少し時間を要しましたが回答したいと思います。

 まず、御質問にありますまちづくりの実現度ということについてはなかなかはかりにくい点がございますが、所感も含め申し述べます。

 私も、多久市に活力があふれること、また一人一人が夢を持って希望を持って地域で活動できるような、そんな市政を実現していきたいと目指しております。多久市に活力、あるいは夢をというようなことを申し上げながら、いろんなところで行政のパワーアップということを心にとめ、市政運営に努力しているところでございます。

 これまで取り組んでいるいろんな事業のうち、公共下水道事業、区画整理事業などの大型事業や、あるいは道路、河川、農業事業を含めましたインフラ的な整備、そして商工業、教育、福祉などの事業につきましても、あらゆる観点から多久市に活力を与えるためにと思って行っております。幾つか取り組みを申し上げてみますと、農林業関係では各種の事業を行っておりまして、これも農業の振興を図ることを目指してやっております。

 また、ほかにも教育関係ですと、この近年やっています文化体験プログラム支援事業というのがありますが、これも県内で初めて職員と共同して予算を獲得して実施しています、地域にあって地方にあってなかなか生の体験ができにくい環境にある子供たちに、実際に本物の体験をしてもらいたい。そして、新しい感性を芽生えさせながら人間性もはぐくんでほしいということでこの事業に取り組みをしたところであります。ぜひこれらが人づくりにつながり、まちづくりにつながっていければと思っております。

 また、このようにその他いろいろ取り組んでいる事業ございますが、活力のある、または人の輝くようなそんなまちづくりを願いながら取り組ませていただいております。

 また、御質問にありますようなまちづくりの施策につきましては、平成13年度に作成いたしました第3次多久市総合計画の中でも「住みたい美しいまち多久」ということをビジョンに掲げ、さまざまな施策を掲げて取り組んでいるところでございます。

 総合計画におきましては、平成13年からの10年間の、多久が目指すまちづくりの方向性を定めて取り組むことといたしておりまして、この10年後の多久の予想される目標値につきましても、夢指標として、試みではありますが、掲げたところであります。

 策定してまだ3年が経過したところですし、まだ完全実施でない面もありますけれども、現在の状況を見ますと、例えば、地方交付税の大幅な削減など当時では予想できなかった財政的な変化もあります。また、制度の見直しもあっております。これらのこともありますので、一概に夢指標をもってその実現度がプラスかマイナスかと推しはかることは困難かと思いますが、いずれにしろ、各種の活力のある人づくり、あるいは人の輝くまちづくりの事業はぜひ進めていきたいと思っています。

 では、どんなふうに目指すかということでございますが、住みたいと思うまち、市民の方、来た方がそう思っていただくようなまちに努力していくことが必要だろうと思っています。そのためには、多久の価値を知り、市民と行政が共同でその価値を高め、知恵を出し、行動することが大事だと思います。このことによって活力のあるまちづくりや人の輝くまちづくりが可能になってくるだろうと思っております。

 このため、市民の皆さんに対して情報を十分に提供し、また公開をし、共有をして、市民の方々の協力を得ながらまちづくりを進める必要があると思っております。

 そのような観点からも、去年の場合ですと、都市マスタープランの策定に関しましても、できるだけ市民の皆さんに参加いただけるような機会を設けたり、意見を取り入れるということに努力をしたところであります。

 また、「住みたい美しいまち多久」を目指し、孔子の里多久としてもふさわしいまち、豊かな自然や歴史が市民に愛着と誇りを持って生活ができ、また市外の方にもその豊かさなどを享受いただけるような県央のまち多久として、その利点、個性を生かしていきたいとも考えております。

 また、そのことに取り組むに当たり、先ほど質問にありました執行体制、市民を動かす体制につきましてですが、活力ある執行体制については、まず人づくり、すなわち職員研修を行いながら、これは研修に行くことだけが研修とは思っていません、現場でびしっとした仕事をすることも研修だと思います。そういった中で職員全体のレベルアップを図り、職員意識の改革と向上を目指していきたいと考えております。

 また、現在あります先ほど申しました課長会、あるいは庶務担当係長会をしておりますが、これらを充実、改革をしていきたいとも考えております。

 また市民を動かすといいますか、協働いただく執行体制につきましても、先ほどのマスタープラン作成のときに行いましたワークショップなどさまざまなことを工夫しながら、市民の声、期待が生かせるような市政運営にぜひ努力をしていきたいと考えております。



○議長(武冨健一君)

 山口龍樹君。



◆15番(山口龍樹君)

 市長の演告並びに答弁は立て板に水という、余りにも上手かけん、こっちがつい聞きほれて吸い込まれるような気持ちになってしまうわけでございます。

 私が演告の中からちょっと引用して質問したわけでございますけれども、まず演告の中から出ております教育の問題ですね、ポイント、私は教育長、中学校を選択制にしたらどうか、提案したいと思います。

 要するに、小学校が六つですかね、(「七つ」と呼ぶ者あり)七つですか、それで中学校に入るときは、あなたたちは多久の小学校卒業しても中央中学に行ってもいいよと、そういうふうな特色ある学校をつくるためには、やっぱりそういうふうにした方が、そしたら、先生たちもそれに一生懸命取り組むんじゃないかと思う。スポーツ、野球をしたいというなら中央中学が野球が強いから中央中学に行かせてくださいと。東多久、東部中学校がサッカーが強いならサッカーするから行かせてくださいとか、これは今スポーツのことだけを言っておりますけれども、しかし、これはスポーツが華やかになるということはまち全体が華やかにもなってくると、演告にも書いてあるですね。中央中学校のクラブが全国優勝したから少しの光が見えたというふうな一つの例をここに書いてあるようです。だから、そういう指導者もいい指導者を寄せること、そしてそれによって教科関係もいい教科の先生が来るとか、そういうふうなことで、相乗効果が出るんじゃないかというふうに思っております。

 市内巡回バスが利用者が少ない、1.何人とこういう、そしたら、中学生が乗るだけでもどれだけ違うですか。今補助金出しよる 9,000千円かな、出しているのを、あれをそがん出さんでよかごとなったですよとなるかもわからんですよ。市立病院利用するばかりの巡回バスじゃないでしょうから。そういうことも、その交通問題がありますもんねという答弁が返ってくるならば、巡回バスをお使いくださいと。それから、お父さんが勤めよったら、お父さんが車に乗せて学校におろしていくとか、そういうふうなこともできるんじゃなかろうかなと。

 その場合、例えばクラブ活動した場合は、今のバスの時間割りといいますか、少しずらさんといかんかわからんですね。北多久から西多久に帰る人がおったら、向こうまで延ばすために、クラブ活動が3時から6時まであるならばずらすとか、その辺のダイヤ関係はそれはなってからのことですよ、あなたたちがそれを踏み込みゆくかどうかを私が聞きよるわけ。踏み込むことができたら、これは自由裁量でいいわけでしょうもん。多久市の教育委員会だけの問題、県に一つ一つ言わんばいかんとですか。今規制緩和の時代やけん、いっちょいっちょそがんこと言いよるないば、規制緩和は何のためにしよるかって、やらじゃ。

 そういうふうに私は教育問題、このことについてはちょっと何から触れていくかなと思って、ああポイント制のがここに上がっとるない、これからちょっと選択制に引っ張ろうかなと思ってしたわけですから。まあ、そういうことで考えをお聞かせ願いたいと思います。

 それから私は、活力、人、これは私は人の交流ですよ、人の交流するように、多久に行ってみゅいと、多久に行こう、こがんとのあるぞ、あがんとのあるぞと。こういうことをすることによって、市外から多久に来てもらうということですよ。多久祭りが初めて聖廟でしたですね。そのとき、芦刈町の人と、あれはソーラン節だったですかね、芦刈町の人と千代田町だったかな、ソーラン、そしたらその方たちと私もそのときは立場上会ったわけですから話しよったら、多久市ってこういう自然のあっとは知りませんでしたと。そういうふうなこと。ちょっといいところですねって、そりゃ考えてみたらそうでしょう、芦刈町は田ん中ばかり、千代田町も田ん中ばかり、しかし、そういう人が多久市に来て、すばらしいですねって感激されるんですから。だからそういうところをうちは生かそうじゃないかって、私はそういうふうに思っております。

 それから、こう見て、昔こういうこと言ったことあるですよ。堀口さんといって、行政のOBの方がチューリップ園をしよんさった。亡くなって、もうそれはなくなったですよ。あそこも一時はもう非常に来よんさった。もうわざわざよそからも来よんさった。今はそげんない。私はそのとき、亡くなったときに行政に相談した。行政としてできんかと、種子ぐらい買ってボランティアの人にしてもらったらどうかいと。それで、それをあそこだけじゃなくて河川敷まで借りて、そしてチューリップをばあっと植えたら道の方から下の河川敷を見られるよと。そうすることによって、多久に皆さん入ってくるやんねと。そいぎ、そのときは入園料を、あれは 200円か取りよんさったと思うよ、ボランティア関係の方が来て、 200円か。それは強制じゃなかった、寄附をお願いしますと、来年の種子代でございますというふうなことで取られよったです。

 これは建設省、今は国土交通省ばってんが、あの河川敷、それであそこを整備したら釣り堀にもなるわけよ。釣りに来る人もおるさい、今でん時々シーズンになったら釣ってるんだから。そしてもう一つ、低平地のあそこの何というですか、あれは、管理棟があるですね、あの中に水がちょっとたまっとる。これをもう少しためて、あそこ釣り堀にするとか、そういうことでも。どうせ遊休地のあっとやろうもん、あの堰堤といいますかね、あの近くは国土交通省が買うとるとでしょうもん、そこに水ためて、釣り堀でございますって。

 そうすることによって人が集まってくるじゃんね。市長が常に言う金がない、工夫しましょうって、それが工夫くさんた、人のふんどしで相撲をとるとも工夫でしょうもん。

 そりゃ、うちで単独でさっとされんはずですから、国土交通省とその辺の武雄事務所と話し合ってどうですかというふうなことで、私はあそこを整備したらきれいなところになると思います。そしたら、もう交通、人をあそこにとめてでも見るようになると思いますよ。

 だから、口先でああですこうですよときれいな文書を書くよりも、体を動かして、ああこれはこんなのがいいな、あんなのがいいなというぐらいの動きばせにゃ。そうすることによって、市民の皆さん協力してくださいっていうぎ、石原、羽佐間の皆さんたち、よか、おいたちが協力するばいというふうなことで力添えをしてもらえると思う。

 それをせんで、ボランティアボランティアというごと簡単に集まるもんですか、今の世知辛い世の中で。しかし、自分の地域に実のなるようなことを行政がするならば、じゃあひとつ公役としてやろうかということにもなるんじゃなかろうかというふうに思っております。

 それから、今私は人を集むっことを言いよるとよ、これ、提案ですよ。絶対せろじゃなか、あんたたちがせんならせんでよかとやっけんが。私は金のかからん提案ばしよると。金のかかる提案ならだいでんしゆっと思う。

 それから、相知町が10千円土地を売ったですね、あれ10千円やったでしょう。多分、駅の裏といいますか、北側、川の西側、全部できてしもうたですね。あそこは昔田んぼやった。10千円、幾らやったかね、ちょっと……(発言する者あり)いや、町がしとるとのあるさ、どこか知らんけれども。それはあそこの……(発言する者あり)いやいや、相知町もしている。相知町が、課長と私がそのときは八幡岳の会合のときに、ちょっと手の障害の方が私が企画しておりましたって、そのときやりましたと。そいぎ、そがん安う売って合うたかと言ったら、10年で取り戻しますよと言った。そのときの標準単価が50千円やったか60千円か知らんですよ、10千円で売っても10年で取り戻しましたということは、町税が入ってきた、固定資産が入ってきましたから取り戻しましたと。私が係長のときだったですと。そいけんか知らんばってん、もう課長になしてもろうたですもんねて、そがん言うたよ。そりゃ信賞必罰の一番よかことさい、そがんこともうちはしなさいということよ。てれっと課長ぶりばかりしよったっちゃどがんしゅうでんなかて。

 そういうことも考えて、それは建設課長、ちょっとあなたが担当になるかどこが担当になるか知らんばってんさい、一応聞いてみんね。私が本人と聞いて話したんだから、10年で取り戻しましたというけん。これは間違いないと思います。名前ちょっと忘れたもんな。

 それと、脊振村が坪 100円というふうなことがあった、多久市ではそういうことはできんにしても、市有地の遊休市有地がどのくらいあるか。ああこれはもったいなか、住宅にでくって、そんなのを全部開放したらどうですか。そりゃ10千円は安かない、20千円でんどうあろうかんた。そりゃ場所によっても違うよ、莇原の一等地をそがんできんにしても、ある程度そうすることによって人が張りついてきたら、それだけ固定資産も上がる、地区外からできるだけ呼び込んで、人口もふえるというふうなことになりはせんかと。やはり人をふやすことが今まちづくりの大きな役目じゃないかと私は思っております。

 それから、一つ聞いたわけですけれども、しみず園が場合によってはよそから誘致されよると聞いた。多久市の態度によってはよそに行きますと、そういうふうに言われましたって一職員から聞いた。そしたら、そのとき私たちは全部やめんばならんごと言われたですよって。そがんことあるもんかいって、それはなかばってん、あなたたちが定年によって次のときはそりゃ地元からしか雇わんごとなるでしょうねって。あなたたちば生首を切るわけはいかんって、そりゃ心配せんでよかと。しかし、もうよそからもう誘致されよると。そいけん、多久市がはっきりしんさらんけんがと言うたばい。それは要望書が出とるですね、議会にも出とる。我々もそれ見せてもろうた。あそこに 102人かおるという話聞いたよ、職員が28人と。そのうちよそから来とる人もおるかもわからん。しかし、入園者は全部多久の住民でしょう、 102人は。人口、それだけ多久に貢献しとるということやけん。

 今 100人ぽんとしたら、2万 3,900幾らかにゃ、2万 3,800人台になるばい。だから、どういう要望か知らんけれども、ある程度詰めて、話に聞いたら8月にはっきりせんとうちが向こうに行くですよと。それは行くところまで聞いたよ、それは町内会のあったと思う。町内会のその中で言われましたと。

 そいぎそういうことかと、それは私も、私ははっきり言って多久町にできるとやろうもんと言ったわけよ。そう聞いとったけんが。第1のところは圃場整備でちょっと問題があったけれども、山手に行ってできるって話聞いておりますよと言ったら、それが多久市がはっきりしないから、それでは理事会が、そりゃ相手も考えとっくさい。3億かかかるか、4億かかるか知らんけれども、条件のよかところへだれでん行こうごたろうもん。そいけんが、よそがその条件よかとば出しよるとやなか。

 そういうふうにあんた、雇用創出といってつくろうでしよって、よそさん逃ぐるごたっとばとめ得んとは何事かということさい。ある程度の犠牲はこれはやむを得んということでね。これは東多久の商店の皆さんも助かりよるですよ、 100人の食材を納めよるとやけんが。東多久だけじゃないかもわからんです、そりゃ北多久の方も、あれは組合ができとるごたるですね。今のところは全部多久から入りよるという話。そういうことで、こういう問題も本当早くこれは手を打たんと。だから、これは市長の考えもちょっと聞かせてよ。ある程度の覚悟、これだけ予算、金のなかとやけんわかる。しかし、これを手を打たんぎ、よそがもう引っ張りよるとに、さっと引かれてトンビに油揚げをさらわれたごたるもんさい。その辺、市長の考えをお聞きして、どの程度までの、そしたら、もう私は責任者とでも会うとらんけんわからんけれども、職員の中で話したことは、そういうことだったということ。

 初め、私たちは首切られるって言った。何でかと言ったら、よそに行くぎ首と言いんさったもんですねて。そいけん、やっぱり立場の人はそういうふうにして職員にプレッシャーかけよるわけたい。それで、多久市に行政に少しあんたたち言わんぎ、こういうよって、そういうこと。それは私は絶対そがんことはなかっていうことは、はっきりそれは言った。ああよかったと言いよったばってんね。しかし、そういうことは多久市でもしっかり考えとっくさんたっというふうなことで私は言っております。

 それから、私が言った商工観光は独立させたがいいんじゃないかと、やっぱり一生懸命これ取り組ませてみんかんた。そして、本当にどこにでん行って、そりゃ課を縮小でんしようという気持ちのあるとはわかるですよ。それはわかる。しかし、やっぱり多久市の一番顔ばい、商店街というのは。観光というのは、よそにアピール、一番前面に出るところですよ。専任を置いてひとつやっていただきたいなと思う。

 そして、やはり多久で言うならば、多久の代表的というと聖廟、孔子の里というなら、私はあそこことしの秋は、ツツジ余りようなかったって、天候異変で。しかし、あそこをツツジや紅葉の里にでもしたらどうかと私は思うわけよ。それから、それは今度は手を入れるということだから、どのくらいの手の入るかわからんですけど、ひとつそれを期待して次の段階とします。

 それから幡船の里、それは話があったように、35,000千円ぐらい売りよる。月 3,000千円たい、よか、これは結構なことやないと。そして4万 5,000人。私はそれをまだあそこに寄らせんですかと。私は西多久議員に言った。あそこは何かよろい着たごたる店やっかいって。入り口はこがんしてる。よろい着たごたる店やっかいって、80,000千円も、あれは80,000千円かかっとるよ、 7,900幾らやった、建物だけ。設計委託費 4,000千円、あんなのを本当、店なら表口はぱっと広げて人の入りよかごとせにゃ。そして私はあの開園式のとき行きました。そのとき、こういったですよ、佐賀から伊万里に通う人が通勤、それから県庁に行くとき多いでしょうって。トイレ休憩所って太う書きんさいって。あそこ開所式のとき私行ったよ。私もあいさつせんばいかんやったけん。トイレ休憩したら何なりか買うて帰るくさいって。それから、これも提案した、焼き物工房をつくらんかいと。西多久におんさろうがと、あの人のばつくってやったら、ろくろ回してつくって、干して絵つけして、2回来る。焼いて3回来るじゃっかいと。そういうふうなことをして人を寄せつけんかと。ただ単にさあ売店がありますよ、売店がありますよといっても、どこでもそういうふうなのはできとるわけよ。

 トイレもそして不便なところにある。それは関係しとるボランティアで行きよる人間はわかっとろうが。そして、あそこで私はきょう皮肉を言うために、きのうおととい行ってきた。そしてずっと周辺を見た、裏にききれいになりよる。これはよかことさい。それでこう見たら、向こうにトイレのできとるもん。あそこの何というかな、川打家の裏の一番東側に。あのトイレなんかつくるなら、幡船の里の合い中ぐらいつくらじゃ。立地を考えろって。金のなかとにあれだけの金を使いよるないば、頭使えって、常にあなたたち言いよろうが。こうして、あそこ何かなと思うたら、トイレじゃん。それで幡船の里のあれでしょうねって言った。幡船の一番こっちでんよかやっかいって。そいぎ、幡船の里に来てトイレして、もう幡船の里に行くやろうもんって川打家に来た人でん行くやっかいて。

 それから、川打家にしても、私は遺跡、公園で今西渓公園で、あれなんかあそこに置かれんとかな。教育委員会、人が出入りしてはいかんとですか。うちの多久の遺跡関係がしよるとが、あれを川打家の展示場のごたるとをつくって置かれんとですか。大事にあそこに置いとかんばいかんのか、その辺をちょっと。それは制度的にだめですよというならしょうがないにしてもさ、宝の持ち腐れのように、せっかく施設があるなら、そういうところに置くのが、これが一つの手ですよ。幡船の里に年間何人来よるか、統計とっとるですか。その辺も聞かせて。

 私は、もう人が来るようなことを皆さん考えましょうと言うとですよ。金を使うなら金を使っても、これはやむを得んくさんたって。しかし、そういうことを執行部はどういうふうに思っているのかひとつお聞きしたい。

 以上、2回目終わります。



○議長(武冨健一君)

 市長。



◎市長(横尾俊彦君) (登壇)

 お答えいたします。

 教育に関しては教育長から、またチューリップ園の河川敷の整備や遊水地の国交省との協議については建設課長から、並びに分譲地についても建設課長の方から回答、詳細をさせていただきたいと思います。

 なお、私の方に、後段幡船の里ありましたが、考え方を聞きたいという御質問がありましたので、しみず園のところをお答えしたいと思います。

 しみず園から来訪され、要望という形で当初お見えになりましたが、実は数回お見えになっているんですけれども、数回計画自体が変更なさっておりまして、具体的に面積ですとか施設の概要とかが変化をいたしましたので、市としても具体的にどんな支援ができるのかを照準を定めることが時間を要しているところがございました。

 また、具体的に最近なってきておられると聞いていますが、ただ、制度面や法的な面やその他の面がございまして、その辺のいろいろ条件整備をしないと困難な面、あるいは県庁や関係機関にしみず園として協議をしていただく必要があるようなことについては、その都度関係課から、関係課の方にお見えになっていますから、アドバイス等はしていると受けとめております。

 また、一部誘致等の話があるけれどもどうなっているかということでございますが、名前が上がったところの町長さんにお会いをしました。どうだったんですかと聞いたら、そう動いているようなことはおっしゃらず、これは伏せてあるかもしれません。むしろ町からというより、しみず園の方からも関心を持ってそういったところに当たっておられるような話もありましたので、その辺はちょっと私の方ではどれが定かなものかはちょっと判断つきかねております。

 現在のところ、しみず園を運営される法人の方で、理事長名で要請書を文書として市の方に届けておられますから、このことについて関係課で協議するようにいたしております。



○議長(武冨健一君)

 教育長。



◎教育長(尾形善次郎君) (登壇)

 中学校の選択制について、多分これが一番活力のあるものだというふうなことでの御発言でなかったかと、こう思っております。

 今の制度そのものから見て非常にやりにくい部分もあるし、これは一番最初にこの校区のフリー制度をとってやったところに品川区があります。それで品川区が12年度に小学校、中学校をやりました。それで、その調査結果からどうだったかという、大きな、何というですか、結論的なもので要約しますと、こういうことが出ております。

 学校そのものの活性化、教育の向上ということを目指してやったけれども、保護者、子供の動きはそういう面じゃなくして動いていると。例えば、同じマンションに住んでいても、入学した学校が違うと子供同士が遊ばない。地域で子供同士、親同士のきずなが薄れる。中学校では、友人関係の問題で選んでいることが多いため、保護者が疑心暗鬼になる声も多いと。これはこの区の調査の結果をこう言っております。

 目標は非常に高く掲げたけれどもなかなかやりにくいと、やりにくいというよりも、効果が最初の目標には沿わない動きをしたということでの、これは調査結果だと、こう思っております。

 今おっしゃいましたように、各小学校が、例えばこの中学校はすばらしいからそこに行くということで、これは非常に理想としてはなかなかすばらしい発想、発想というよりもそういうことが言えるかもわからないとこう思います。現在、多久市の方で見ますと、中学校でいいますと、中央中学が 458名、それから東部中学校が 206名、それから西渓中学が 145名で、中学校の合計が 809名、これは3月1日の統計でございます。

 それで、例えば部活等で、これは前にもここで議会で出されました。それで、教育長やる気がないからじゃないかということも言われたことがございますけれども、中央中が部活が大きいから、じゃあ中央中の方にとこうなってくると、あと西渓中学校、それから東部中学校で人数的に成り立つかという問題が出てきたり、これは昔の町立学校で職員も町立で養っているということになってくると非常にやりやすいと思います。今ちょうど異動時期で1日置きに私も異動関係で佐賀に行っておりますけれども、職員そのものが県費教職員という形で、来ているのが職員が県費教職員、私たち自体は、これは市長もよく言われますけれども、せっかく多久市で先生方を育てた。その先生方がまたさっと行ってしまわれると。これどがんかならんかというふうなことを言われますけれども、義務教育の立場からいったら、県としてはそこだけにとどめることができないということで、本来はここの学校に柔道のすばらしい先生をずっと置きたいと、または野球のすばらしい先生を、スポーツでいったらですね、または英語関係でいったらこの先生すばらしいからここに置きたい。しかし、それはぐるぐる配置転換等も出てこざるを得ないと。

 言いかえますと、学級編制、今のところは1クラス40人を一応の基準として学級編制、そして教職員配置と、この辺の絡みがとれたらもう少し理想的なものができるんじゃないかなと私自身も思いますけれども、この品川区の場合にはデメリットの方が大きいという、これはある意見です。そこで、学校選択制よりも、小中連携の一貫教育ですか、小中一貫教育、そちらの方をやった方がより効果的じゃないかと。

 今の多久市の場合で言いますと、今、それぞれの学校ではやっぱり地域の特性を生かしてとか、いろいろなことでそれぞれ各学校相互に頑張ってもらっております。それで、私たちもそれぞれの学校の成績等というものを把握しながら、校長先生、または教務の先生等と話をしながら、それぞれここのところは非常にいいけれども、ここのところはもう少しどうにかならないかなというふうなこととか、そういうことと、もう一つは義務制という立場から考えないといけないと、こう思うんです。

 義務制という立場から考えた場合には、ある学校だけに集中をする、ある恵まれない子供たちのところはそこに取り残されるという形になってもいけないという、そういう部分を持っていると、こう思っております。

 今地域に開かれた学校、そして子供たち、地域の子供だということで、一生懸命地域でも応援してもらっておりますし、また地域でも今の声かけ事案等につきましても、それぞれ父親部会で回るとか、または地域で声かけをするとか、または地域の子供として保護者、地域の人たちが見守っていくという、そういうのが非常に希薄になってくるという部分も出てくるとこう思います。

 多分、御期待に沿えないような回答だったかもわかりませんけれども、大まかに言ったらそういう問題を持っているということで、これは教育委員会としてもいろいろ検討はしております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 教育次長。



◎教育次長(松下伸廣君) (登壇)

 お答えいたします。

 幡船の里と川打家あたりの一体的な活用ができないかということでの、川打家を利用していろんな遺跡関係を置いて活用できないかということでございますけれども、一つに現行の形とか、現行の配置等を扱わなければ、あそこで遺跡等についての活用については問題はなかろうかというふうに思っております。

 ただ、当然今のあれから言ってオープンという形になりましょうから、盗難とかそういうセキュリティー、あるいは管理上の問題が条件整備が当然必要になってきますので、そのあたりをクリアすれば可能であるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 建設課長。



◎建設課長(小園敏則君) (登壇)

 命によりお答えいたします。

 人を集める提案というふうなことで、河川敷を利用してチューリップ園とか釣り堀等ができないかというふうなことでございますけれど、そこら辺につきましては管理自体が牛津川につきましては国土交通省武雄管理事務所の方でやっておりますので、詳細な内容につきましては再度打ち合わせをして、どういう形でしたが一番ベストな方法があるのかということを再度打ち合わせをして、また再度地元の方にも話をしたいというふうに考えております。

 それと、牟田辺低平地の管理棟の前の池について、釣り堀でもしたらどうかというふうな御提案でございますけれども、牟田辺低平地の前の池につきましては、洪水のときの一時貯留池というふうなことで、目的としてはそういう形でつくってございますので、これについても一応管理そのものが武雄河川事務所の方で管理されております。それで、そこら辺についても、利用の範囲がどの程度までできるのかということを打ち合わせをして進めていきたいということで考えていきたいと思います。

 それともう一つ、相知町の10千円の土地が売れたというふうなことでございますけれど、このことにつきまして今土地開発公社の方に聞いたところ、平成10年から14年に用地買収がなされて、販売開始が平成12年の秋ごろからされて、大体 103区画をつくられて、今現在販売済みが 102区画ということで、そのうちの77区画についてが建築ができているということで、あと11区画が建設中と、残り14区画についてはまだ売れているけれど未着工であると。単価についてはちょっとはっきりしないんですけれど、おおむね20千円ばかりというふうなことで、ちょっと20千円弱というふうなことで聞いておりますので、もう少し、その10千円がどうであったかということにつきましては再度また確認をしていきたいというふうに思っております。平米です、1平米。そういうことです。



○議長(武冨健一君)

 企画商工課長。



◎企画商工課長(牛島剛勇君) (登壇)

 お答えいたします。

 幡船の里の件でございます。多久市ふるさと情報館幡船の里の建設につきましては、平成12年度から13年度にかけて西多久町の森家、川打家、それの隣接地に建設いたしまして、平成13年の12月23日に開設いたしております。

 その事業費につきましては、工事費が約79,800千円、用地費18,900千円、設計委託料4,270

千円、合計で 103,300千円となっております。この費用のうち、過疎債を85,400千円充当いたしております。この幡船の里につきましては、多久市の観光情報の発信施設といたしまして、観光パンフレット、ポスター等の展示とあわせまして、地元の農産物、加工品等の販売をいたしております。また、平成14年度から緊急雇用創出基金事業によります観光情報発信委託事業を活用いたしまして、アンケート調査や幡船の里便りの発行を行っております。市内外に広くPRをいたしておるものでございます。

 なお、当館につきましては施設の管理を幡船の里運営協議会に委託をしておりますが、今後とも管理面についてだけでなく、産業の振興と観光の推進を図ることによりまして、多久市の活性化に資するという幡船の里の設置目的を達成するためにも、当協議会と人の連携を強めて、効率的な運営等について検討をしていきたいと考えております。

 二つ目の御質問でございました年間の来客数でございますが、約4万 5,000人の来客をいただいております。

 それから3点目に、幡船の里のことで御提案をいただきました件でございます。

 まだ多く人が集まるようにしてほしいということで、店の入り口の改良と申しますか、改善と申しますか、そのような点、それから、トイレの休憩所というようなことで大きく看板でも上げたら人が集まってこられるのではないだろうかと、それから、焼き物の工房を設けたら、こういった御提案がありました。どうもありがとうございました。前向きに調査検討をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 財政課長。



◎財政課長(柴田藤男君) (登壇)

 遊休地のことについてお答えいたします。

 この遊休地の処分につきましては、今財政課で健全化計画というのを各課につくるように指示しておりますが、この中にも遊休地の処分ということで掲げております。

 これ以外に、15年11月にこの市としてもう処分していいというような土地があったもんですから競売をしたところ、一、二問い合わせはありましたけど、競売までには至っておりません。

 今、管財の方で、普通財産として建物が建てられるような条件のところの土地については5カ所で 5,800平方メートルぐらいあります。ただ、このほかにも、例えば建設課の道路残地とかなんとかで建物が建られるような土地がありますので、そこら辺を含めて今、今月の半ばぐらいまでにその一覧表をつくるようにいたしているところです。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 農林課長。



◎農林課長(田中榮君) (登壇)

 西多久農村公園のトイレの場所のことについてお答えいたします。

 あれは西多久の中山間地総合整備事業で県営事業でつくっておりまして、現在あの公園はまだ一部であります。牛津川の対岸にまだ公園を予定しておりまして、今の便所の位置のそこに橋をかけまして、渡って宝満さんまで開発するようになっております。そういう関係で、西多久を考える会と一緒になって位置を考えてあそこに設置したものでありまして、今の幡船の里の横との中間とか、そういう考えもあったでしょうけど、さきの公園と一緒になって場所を考えたというようなことでございますので、御了承お願いしたいと思います。



○議長(武冨健一君)

 山口龍樹君。



◆15番(山口龍樹君)

 ずっと課長の答弁したのから一番最後の課長の農林課長、西多久に公園ばつくるって、西多久全体が公園のごたるもんじゃでしょうもん、都会から来た人は。山があって緑があって、自然を壊すごたるもんじゃないかと私は思う。

 それより、私はあそこに行って見たときに、道路の反対側かな、幡船の向かい側、あそこに多久市が奨励しとる梅でも植えたらどうかいと。あそこ切ったところのあったよ。あの一帯でばあっとして梅の、そしたら梅の花を見て、実をして、梅干し漬けて売ってみんさい。自然を壊すごたる感じじゃ、県がしてくるっけんがと言いよるけんかそれは知らんけれども、それは私そがん思うよ。右を見て前を向いても後ろを向いても山、自然の中やんね。あの自然を間伐とかして、密集しとるとをするのがかえって自然になるんじゃない。そしてそこにシイタケどんばあってしてさい、せっかくのよか水田を公園にするよりか、だれが計画立てたかそれは知らんばってんが、西多久の人がせろと言うたけんがそれはしたか知らんばってんさい。その辺をちょっと聞かせてみんさい。

 それから、教育長に戻ります。

 私たちが四国の坂出市、これ視察に行きました。そのときはそこ実施しとるわけですよ。それは余り多くなかった。それは事実知っておりますというふうなことで、それは文教委員長の報告書にもあったと思いますけれども、そういうふうなことにしている。

 だから、その 145人と 206人、 450人、これはばらつきがあることはわかります。だから、私が言うのは、南多久から北多久に来ている人とか、この人たちがやっぱり学校に特色を持たせたら、私はこれに興味を持つけんがここに行きますよとか、そがんなるくさんた。ただ、ばらっとはいよかごとあなたたち選択してみんですかじゃ、これは効果も何もなかと思う。今で言う学力を、これで理数科を力を入れますとか、英語、国語、力を、そりゃ全般的な中でもこれとこれは入れますとかそういうことにしたら、それは悪い弊害が、それは初め教育長としてはせからしか、しゅうごとなかけんが、よそはこがん問題の出たですよと言いたかっちゃなかですか。我々が知っとるのは、ほんに評判のよかったよ。そいけん我々は視察に行ったとやけん。初めから否定的やぎ、そういう言葉になってくるわけよ。

 そういうことで、じっくり研究してみてください。これがバランスある学校運営ができるかわからんと、私は見ております。

 それから、納所小学校が複式ということですね。2年、3年が、一時は 100人からおったとが、こういうふうに、あそこはやはり両子団地ができたときはばあっと西多久より一時多い時代があったですけれども、私はこれで納所というのは佐賀市に立地的に近い。これは建設課長にもちょっと相談、市長にもどうですかと言いたいですけれども、同和住宅があったでしょうが、それであそこに前に田んぼのあるごたる。あそこをしたら、4階建てぐらいは私はできると見とるさい。両子団地が売れたというのは、やはり佐賀市に通勤する人が近かったから交通的に非常にアクセスがよかったから売れたということやから、あそこ団地としてするんだったら6戸の4戸、24戸ぐらいは簡単にできると思う。

 これはそこに定住したら、両子団地のように子が育ってしまったら、全部親離れしてよそに行く。しかし、住宅、要するに市営住宅だったら、ある程度所得がしたら自分の家を持つ、どこかに家をつくる、また次に入ってくる。私はローテーション、こう回ると見とるわけよ、若い世帯が。そいけん、学校にもそこに24世帯やぎ、1人ずつおったら24人ふえるということになる。そういうことで、私は学校対策でも複式にせんば、市内で複式にせんばいかんような状態じゃなくて、そういう一つの政策をするのも市の政策じゃないですか。そりゃ金のなかですよと。しかし、これは金借りとっても、家賃収入から払うとやけんが借金にはつながらない。一時的な借金であるけれども返済は十分でくっとやけんが。

 そりゃ、前はこうやったね、莇原の駅裏に団地つくりますから、それがはっきりしてからというような答弁をいただいたと思う。しかし、こっちはいつになるかわからんならば、制度的に莇原もつくらんばいかんならつくっていいじゃないですか。納所も端的にやってみようと、あれだけの学校施設がきれいになっとるのに、40何人どんおって複式にせんばっていうような状態でどがんするですか。

 この点について、これ市長なり、教育的立場の学校生徒数の複式についてどういう所感を持っておられるのか、その辺をちょっと御答弁願えればというふうに思います。

 それから、駅前周辺、これも演告にあった。これは本当大変なことであろうと、私これちょっと聞いたですけど、山本議員にもどがんなっとるとかなと、我々ちょっと部外者やけん、内容はわからんけれどもと。そしたら、ある人が言ったのは、ふろ、トイレぐらいはしょんなか、修理してよかですよと言われたと。屋根はいかんと言われたと。そいぎ、ふろ、トイレはよかばってん、屋根がいかんということですもんねと、逆じゃないかと私は言ったわけよ。屋根が雨漏りしたら、下は全部だめになろうもんって。そういうことを聞いたわけですよ、だからその辺どうなっているのか。

 それから、家屋調査に来たですか、評価にって。いや、それは来ちゃらんですて。山本議員に聞いたら、うん、それは来とらんですもんねって。そいぎ、どがんその辺の仕組みが、どこじゃいはしょんなか、ふろはそりゃ毎日のことやけん、しかし、屋根は雨が降ったらそいこそ下は全部ばらいなろうもん。どがんその制度的になっているのか。

 それで、ちょっと26年やろう、あと10年やんね、70歳の夫婦、80になるぎ、もうおれたちはおらんばいって、どがんなるとやろうかって、その心配。子供さん帰って来やろうもん、子供たち帰ってくるもんですかって、こういうことさい。そいけん、それは制度的にこういう金のなかときやっけんが、そがん簡単にいくもんかんたと、そいけんそれはするとは間違いなかさいって、なかけれども、時間がかかりますというような考えですよと。そんない造作ぐらいしてもらえんないばどがんしゅうもなかですよということですから、その辺が制度的にどうなっているのか、ちょっと聞かせていただきたいというふうに思います。

 それから、しみず園の問題についてはひとつ関係者の方と十分話し合って、うちは多久におってくださいという、それはどのくらいのあれか知らんですけどね。そいけん、その辺をある程度目をつぶらんばとは、つぶらんばいかんじゃなかかと思う。そいけん、多久のよかあんばい市有地がなかですか、そこに土地代要らんですよとぽおんとやって。それも考え、あそこの工場団地、あそこの一角をぽおんとやってさい、これでもう土地はあなた方にやりますからどうぞ御自由にお使いくださいと言われんかなって。

 私はもうあそこ、工場も来んない牧草地にせろって私は提案したか。そのかわり、牧草地の植えるなら必ずきれいに刈りなさいって。あそこに放牧しとるぎ、それは問題あるかわからんけれども、牧草ぐらいきれいか牧草しとったら、刈り取ってしたらようはなかかなて。そいぎ、あなたたち金幾らか 1,500千円じゃい出しよろう、管理費ば。それ要らんごとなるやっかいて。そのかわり、あなたたち貸すけんが、のり面から全部牧草を植えんかんたって。

 前、私がそういうことを言ったら、崩壊する危険性がありますと言うたもんの。崩壊するごとつくっとるとかって私は言いたかよ。崩壊する危険性がありますって、もう草があれだけ根が張っとるとやけんが、崩壊するもんかんた。崩壊するごたるとはしとらんと思うよ。

 その辺もちょっと研究しとってみんね。今 1,500千円でん大事かと言いよる事態やろうもん。まあ、そういうことで、公室、財政課の問題はどうなるのか、それはもう答弁せんでよかですよ。

 私の考えでは、今から先事業がぐんぐん縮小されていくとに、そりゃ企画課が市の知能集団としてのいろいろな制度をばあっとつくっていくならそれは別たい。しかし、つくろうとしても各課の声も綱引きがあって、そう簡単にいきはせんやろうけんが。

 それから、私は課を減らすというなら同和課と生涯学習課と統一したらよかやんね。そりゃあんたがやかましかですよと言われるけど、やっぱり、そういう、そして相手に理解させることさい。必ずしもそれがおらんぎ行政としてできんじゃないでしょうが。人間を減らしていくと言いよるないば、どこかでそういうふうなことをせにゃいかんさ。

 そういうことで、私の考えをちょっと提案しよっとばってんが、いかんとはいかんで、それは総務課長がおるけんよかですよということですけれども、私は、そんない総務課長がいっちょ上になって、頭から課長会をばあっと取り仕切るぐらいせんばいかんたい。

 以上、終わります。それから――ごめんなさい。

 国土交通省の河川敷、そいけん河川敷はそう手を入れんでいいわけよ。要するに、チューリップなんか植えてよかですかとか、釣りに来る人あっけんが、何というか、丸太木のいすでも立てて設置しようと思うとるばってんて、草の生えんでかえってよかくさい。それで何じゃいするなら、牛の放牧もしますよって。

 以上、終わります。



○議長(武冨健一君)

 農林課長。



◎農林課長(田中榮君) (登壇)

 お答えいたします。

 西多久の農村公園について、山ん中になしつくるかということでございますけど、これは、3次行政総合計画にも載っておりまして、この中山間地総合整備事業を始めるときにセットとして、圃場整備だけではいけないと、農道の整備もしなさい、水利の整備もしなさい、それと環境の整備もしなさいというようなことで、キャッチフレーズとして「寄りたくなる幡船の里づくり」と、「心安らぐ田舎を目指して」というようなことで、地区外の住民と交流促進を図って、本地区の活性化を拠点として多目的広場、農村公園を農産物直売所、くどづくり民家と一体的、有機的に整備するというようなことで、県の方にお願いをして事業を始めたところでございます。これにつきましては、西多久を考える会の方から当時の百崎市長あてに要望書も出されて、さっき言いましたように総合計画にも載っておるところから、事業を採択してもらったという状況でございます。



○議長(武冨健一君)

 都市計画課長。



◎都市計画課長(兼行進君) (登壇)

 山口議員の御質問にお答えいたします。

 先ほど議員言われましたように、土地区画整理事業の地域内におきましては、法の第76条によって建築が規制をされております。法第76条は、土地区画整理事業の施行の障害となるおそれがある土地の形質の変更もしくは建築物その他の工作物の新築、改築もしくは増築を行い、または政令で定める移動の容易でない物件の設置、もしくは5トン以上の物件の設置の堆積を行おうとする者は許可が必要であるとなっております。

 先ほど申されました雨漏り等の修繕等につきましては、許可の条件から、その建築なり修繕を容認している項目に入っておりまして、雨漏り等の修繕、ふろ、台所、トイレ等の改修、それから床、壁等の修繕工事につきましては許可をしているのが現状でございます。

 今後も、もうちょっと詳細なことにつきましては、現在都市計画課の方で許可基準等を設けるべき期間を設けまして、なるだけ地権者の方には御迷惑のかからないような形で進めていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(武冨健一君)

 建設課長。



◎建設課長(小園敏則君) (登壇)

 お答えいたします。

 裏納所の市営住宅の解体した後の土地についての利用というふうなことで、人口増対策として市営住宅の24戸ぐらいつくったらどうかというふうなことでございますけれど、今、例えばあそこの住宅があと1戸残っておりまして、そこら辺を含めて、今後どういう利用をするのかということで、検討しながらいきたいというふうに考えております。

 それと、牛津川のチューリップ園とか牟田辺低平地の横の池の件でございますけれど、簡単なやつでいいじゃないかというふうな御提案でございますので、そこら辺を含めて国土交通省の河川事務所の方と協議をしたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(武冨健一君)

 企画商工課長。



◎企画商工課長(牛島剛勇君) (登壇)

 お答えいたします。

 工業団地の件でございます。

 工業団地用地に牧草をつくったらどうかとの御質問でございますけれども、工業団地につきましては、今回3月議会に多久市企業立地奨励条例の一部改正を上程しております。これによって工業団地の売る方の努力を頑張っていきたいと思いますので、どうか御理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 教育長。



◎教育長(尾形善次郎君) (登壇)

 学校は地域の文化の拠点でかつてあったという言葉がありますし、学校には地域の人々の思いがあると、また、学校には積み上げられてきた歴史があると。

 これ学校の統廃合の問題にかかわってくる問題だとこう思いますし、学校のフリー化の問題にかかわってくる問題だとこう思います。

 それで、かつて納所小学校の校長をされた方が、人口が減ってきていると、今54から53になっていますかね、出発は54でした。それで、すばらしい教育をやる、それで人口をふやしたいと思っているという意気込みの校長さんがおられました。それで、複式等の問題等につきましても、これも財政が厳しいから云々ということよりも、教育的効果の立場から議論をしていく必要があるとこう思います。それで、その議論の中で、学校の統廃合の問題とか学校のフリー化の問題が出てくるとこう思います。

 以上です。



○議長(武冨健一君)

 山口龍樹君の質問は終わりました。

 以上で市政一般に対する質問は終わりました。

 議案に対する質疑はあす行うこととし、本日はこれにて散会いたします。

                午後3時11分 散会