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佐賀県 鳥栖市

平成21年 3月 定例会(第1回) 03月02日−01号




平成21年 3月 定例会(第1回) − 03月02日−01号







平成21年 3月 定例会(第1回)



1 出席議員氏名及び議席番号

    議 長   森 山    林      13 番   内 川  ? 則
    2 番   国 松  敏 昭      14 番   簑 原    宏
    3 番   太 田  幸 一      15 番   中 村  直 人
    4 番   尼 寺  省 悟      16 番   野 田  ヨシエ
    5 番   中 村  圭 一      17 番   平 川  忠 邦
    6 番   古 賀  和 仁      18 番   三 栖  一 紘
    7 番   齊 藤  正 治      19 番   原    康 彦
    8 番   佐 藤  忠 克      22 番   光 安  一 磨
    10 番   松 隈  清 之      23 番   黒 田    攻
    11 番   小 石  弘 和      24 番   永 渕  一 郎
    12 番   酒 井  靖 夫

2 欠席議員氏名及び議席番号

    1 番   田 中  洋 子

3 地方自治法第121条による説明員氏名

  市     長  橋 本  康 志   健康福祉部長   上 野  和 実
  副  市  長  篠 原  正 孝     〃  次長  松 隈  俊 久
  総 務 部 長  内 田  和 憲   環境経済部長
                      兼上下水道局長  峯    孝 樹
    〃  次長  大 石  哲 信   環境経済部次長  高 田  静 夫
    〃  次長  八 坂  利 男   上下水道局
                      施設課長     立 石  利 治
  会計管理者
  兼出納室長    矢ケ部  佐 月   建 設 部 長  石 丸  幸 一
  市民生活部長   松 田  俊 啓     〃  次長  中 原  義 廣
    〃  次長  大 塚    篤
  教育委員長    増 岡  靖 子   教 育 部 長  松 永  定 利
  教  育  長  楢 ?  光 政     〃  次長  陣 内  誠 一

4 議会事務局職員氏名

  事務局長     権 藤  敏 昭   書     記  江 下    剛
  次長兼議事係長  林    吉 治   書     記  脇    弘 人
  次長兼庶務係長  内 田  又 二

5 議事日程

  日程第1  会期決定
  日程第2  会議録署名議員指名
  日程第3  諸報告
  日程第4  議案甲第1号〜議案甲第7号
        議案乙第1号〜議案乙第20号
                               〔提案理由説明〕

        開会
  午前10時
        開議










○議長(森山林)

 これより平成21年3月定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。



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△日程第1 会期決定





○議長(森山林)

 日程第1.会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から3月25日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から3月25日までの24日間と決定いたしました。



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△日程第2 会議録署名議員指名





○議長(森山林)

 日程第2.会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において光安一磨議員、尼寺省悟議員を指名いたします。



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△日程第3 諸報告





○議長(森山林)

 日程第3.諸報告につきましては、お手元に印刷物を配付いたしておりますので、説明を省略いたします。御了承のほどよろしくお願いいたします。



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△日程第4 議案甲第1号 鳥栖市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例

      議案甲第2号 鳥栖市公共施設整備基金条例

      議案甲第3号 鳥栖市固定資産税及び都市計画税の納期変更の特例に関する条例の一部を改正する条例

      議案甲第4号 鳥栖市証明書等手数料条例の一部を改正する条例

      議案甲第5号 鳥栖市事業所等の立地奨励に関する条例の一部を改正する条例

      議案甲第6号 鳥栖市土地開発公社定款の変更について

      議案甲第7号 財産(土地)の取得について

      議案乙第1号 平成20年度鳥栖市一般会計補正予算(第4号)

      議案乙第2号 平成20年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

      議案乙第3号 平成20年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第3号)

      議案乙第4号 平成20年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

      議案乙第5号 平成20年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)

      議案乙第6号 平成20年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第3号)

      議案乙第7号 平成20年度鳥栖市新鳥栖駅西土地区画整理特別会計補正予算(第3号)

      議案乙第8号 平成20年度鳥栖市産業団地造成特別会計補正予算(第1号)

      議案乙第9号 平成20年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号)

      議案乙第10号 平成20年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)

      議案乙第11号 平成21年度鳥栖市一般会計予算

      議案乙第12号 平成21年度鳥栖市国民健康保険特別会計予算

      議案乙第13号 平成21年度鳥栖市老人保健特別会計予算

      議案乙第14号 平成21年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計予算

      議案乙第15号 平成21年度鳥栖市農業集落排水特別会計予算

      議案乙第16号 平成21年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計予算

      議案乙第17号 平成21年度鳥栖市新鳥栖駅西土地区画整理特別会計予算

      議案乙第18号 平成21年度鳥栖市産業団地造成特別会計予算

      議案乙第19号 平成21年度鳥栖市水道事業会計予算

      議案乙第20号 平成21年度鳥栖市下水道事業会計予算





○議長(森山林)

 日程第4.議案甲第1号から議案甲第7号まで及び議案乙第1号から議案乙第20号まで、以上27議案を一括議題といたします。

 一括提案理由の説明を求めます。橋本市長。



◎市長(橋本康志) 〔登壇〕

 おはようございます。本日ここに平成21年3月市議会定例会の開会に当たり、当面の諸問題について所信の一端を申し上げますとともに、提案しております平成21年度当初予算及びその他の議案について概要を御説明いたします。

 私が一昨年3月に第6代鳥栖市長に就任いたしまして、間もなく2年になろうとしております。

 この間、市議会を初め区長会や多くの市民の皆様に御支援いただき、選挙で掲げました公約のうち、市長公用車の廃止や図書館の開館時間の延長、行政革新度の向上などを実現することができました。

 しかしながら、まだ多くの課題が残っております。市長就任後、行政の中に入って見えてきた課題もございますし、新たな発想で進めるべき施策もあるのではないかと考えているところでございます。今後、残された2年の任期中、これまで以上に広く皆様の意見を伺い、課題の解決に向けて努力するとともに、さらなる市民福祉の向上と活力ある鳥栖市を目指しまして、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 これからの地方自治には、ますます厳しくなる財政状況や加速する少子高齢化の進行に備え、自治体として必要な制度の充実と経営基盤の確立が求められております。

 そのためには、まず市民の皆様の声を生かしながら、将来を見据えたまちづくりのビジョンを再構築し、その実現に向けて行政と市民、そして企業が協力して取り組んでいくための新たな仕組みづくりを進めたいと考えております。

 具体的には、第6次総合計画の策定に当たり、市民の皆様がまちづくりに計画策定段階から参加できるようなシステムをつくりたいと存じます。この総合計画を新たな第一歩として、ものの豊かさだけでなく、地域のつながりや助け合いなどが実感でき、安心して過ごすことができる地域社会の実現に努めてまいりたいと考えております。

 さらに、平成23年春に全線開業を迎える九州新幹線鹿児島ルートなど交通の利便性や地域の特性を最大限に生かし、広域的視点に立った社会資本の整備や施策の展開も重要であると存じます。

 本市の顔であります鳥栖駅前の整備につきましては、当面、交通安全に重点を置いた整備を行い、安全確保を図るとともに、今後、新幹線開業後の人の流れなどを見極めながら、JR九州、佐賀県など関係機関と協議を深めてまいりたいと考えております。

 本市の持つ優位性は、交通の要衝としての地位のほか、サッカーJリーグとバレーボールVリーグに所属するプロスポーツチームが2チーム存在することも大きな強みであると思っております。地域活性化に貢献していただいているこの2つのプロスポーツチームと連携し、情報発信することで、本市の知名度が全国的にさらに高まるものと期待をしております。

 人口減少が進む日本にあって、本市の人口が毎年着実に増加し、住みよさランキングにおいて常に上位に位置しているのは、先人の努力によって長年にわたり蓄積された都市機能やまちの魅力があるからこそであり、今後もさらに付加価値を高め、発展の可能性を高めていく取り組みを推進してまいりたいと考えております。

 特に、今後ますます高齢化率が高くなることを見越した福祉の充実が重要な課題であり、これに対応した施策を鋭意推進していくとともに、次世代を担っていく若い世代の子育て支援など、青少年の教育環境の整備に力を注いでまいりたいと考えております。

 また、このような施策の推進を可能にするためには、推進役である行政の体質を一層強化し、社会の変化に柔軟に対応できる機動力のある組織にしていくことが重要です。行財政改革をさらに進め、職員の創意工夫を促し、市民の皆様の満足度を高める行政経営の視点に立った人材の育成に努めてまいりたいと思います。

 本市が行う事業のほか、国による国道3号、国道34号の村田交差点改良など長年の懸案となっていた大きな事業も動き出しています。また、佐賀県が積極的に推進しています粒子線がん治療施設建設事業など、今後の本市発展の大きな基盤となるさまざまな事業も平成21年度は本格的に動き出すものでありまして、これからの事業を積極的に支援、協力してまいりたいと考えております。

 今後、自治体の運営は一層厳しさを増していくものと思っておりますが、誇りを持てる豊かな活力のあるまちを目指して、誠心誠意努めてまいりたいと考えておりますので、引き続き議員の皆様を初め関係各位の御協力を切にお願い申し上げます。

 以上、議案の説明に先立ちまして所信の一端を申し上げましたが、引き続き提案理由の説明に移らせていただきます。

 我が国の経済は、金融資本市場の激変による100年に一度とも言われる世界的な経済危機を受けて、景気後退局面にあります。輸出、生産、収益が減少するとともに企業の倒産が増加し、雇用情勢も悪化をしております。こうした状況が長期化、そして深刻化するおそれが高まってきているところであります。

 このような中、平成21年度の国の予算は、財政健全化に向けた基本的方向性を維持しつつ、生活者の暮らしの安心、金融、経済の安定強化及び地方の底力の発揮のため、施策を集中することとされておりまして、予算規模は対前年度比6.6%の増となっております。

 地方財政は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が急激に落ち込む中で、社会保障関係経費の自然増に加えまして、平成21年度末には197兆円程度と見込まれる借入金残高の償還が高水準で続くこと、景気の下降局面が長くなることも考えられ、財源不足は大幅に拡大するものと見込まれております。

 一方で、このような厳しい経済情勢や雇用情勢のもと、緊急総合対策及び生活防衛のための緊急対策により国民生活の不安を解消するため、平成20年度から平成21年度にかけまして、切れ目なく施策の実行をすることを踏まえ、国との十分な連携のもと、地域の実情に応じた対策を講じることが求められております。

 本市の財政は、歳入面では、国内経済の景気後退を受けて法人市民税が減少するため市税については減収となる上に、地方消費税交付金など諸税の増加も期待できないことから、一般財源は減少し、歳出面では、扶助費等義務的経費の増加に加え、ごみ処理や公共下水道等生活環境の整備改善、さらには鳥栖駅前整備事業、九州新幹線新鳥栖駅周辺整備事業や教育施設整備事業を初めとする各種事業の継続的推進に係る経費や公共施設の老朽化に対応するための経費が加わり、厳しい状況が予想されます。

 平成21年度予算編成につきましては、雇用対策事業や妊婦健康診査費用助成など国の平成21年度補正予算に伴う経費を計上する一方、財政の健全性の確保に十分留意しつつ、簡素、効率化を心がけながら市民生活に密着した安全安心な社会基盤の整備や魅力あるまちづくりなど本市の抱える諸課題に的確に対応してまいる所存でございます。

 平成21年度一般会計予算の総額は、歳入歳出ともそれぞれ201億2,284万3,000円となっておりまして、対前年度比2.8%の減となっております。

 以下、予算の主なものについて申し上げます。

 まず、総務費について申し上げます。

 みやき町境の暴力団関連施設の進出問題につきましては、住民、警察、行政が一致団結して行動し、早期解決につなげることが重要でありまして、広報啓発や連絡所設置のため、所要の額を計上いたしました。

 電子自治体の強化のため、住民登録、税関係等の住民情報を取り扱う基幹系情報システムの再構築に要する経費のほか、本年4月から先行して稼働する内部情報系システム等に係る経費を計上いたしました。

 また、平成23年度から始まる第6次総合計画を市民の皆様が主体となってつくり上げていくため、所要の額を計上いたしました。

 サガン鳥栖を通じたまちづくりを推進するため、公式戦への市民招待を中心とした事業を継続して推進していくこととし、所要の額を計上いたしました。

 国際交流につきましては、ツァイツ市の学生が本市にホームステイする交流事業のほか、ツァイツ市長の公式訪問に要する経費を計上いたしました。

 また、市民活動の活性化と自立を促進するため、市民活動団体が自主的に行う公益的な事業に要する経費の一部を助成することとし、所要の額を計上いたしました。

 本年9月に任期満了となります衆議院議員の選挙、11月に任期満了となります市議会議員の選挙に要する経費を計上いたしました。

 次に、民生費について申し上げます。

 障害者福祉につきましては、障害のある人とその家族が地域で安心して生活できるまちづくりを目指し、障害者理解促進事業を行うとともに、障害者自立支援法に基づく自立支援給付及び地域生活支援事業を行うため、所要の額を計上いたしました。

 高齢者福祉につきましては、高齢者が認知症や介護を要する状態にならないように支援するため、地域支援事業により特定高齢者の把握を進めるほか、介護予防事業や相談支援を行うこととし、所要の額を計上いたしました。

 児童福祉につきましては、今年度実施したアンケート調査を踏まえ、次世代を担う子供たちが健やかに生まれ育つ環境の整備を図るため、次世代育成支援後期計画を策定することとし、所要の額を計上いたしました。

 また、平成21年度に後期高齢者医療制度の事業に要する経費として、佐賀県後期高齢者医療広域連合への負担金等を計上いたしました。

 次に、衛生費について申し上げます。

 妊婦健康診査につきましては、妊婦が安心して出産できるようにするため、国の補正予算により費用の公費負担の回数を14回に増やすこととし、所要の額を計上いたしました。

 また、三種混合などの定期予防接種につきましては、佐賀県の予防接種広域化に参加することで、県内の指定医療機関において予防接種できるようにし、接種率や利便性の向上を図ることとしております。

 成人保健対策といたしまして、新たに前立腺がん検診を加えるとともに、健康診査や保健指導、生活習慣病の予防などに努めることとし、所要の額を計上いたしました。

 資源循環型社会を構築することを目的としたコンテナ分別収集に要する運搬費、一般廃棄物を定期的に収集する塵芥収集運搬に要する経費及び鳥栖・三養基西部環境施設組合の広域ごみ処理施設の管理運営等に要する経費の本市負担分を計上いたしました。し尿処理施設につきましては、本年度において浄化センターとの一部接続により財政効率化を図りましたが、引き続き管理運営に要する経費を計上いたしました。

 次に、労働費について申し上げます。

 今日の勤労者を取り巻く雇用情勢は、世界的な金融不安に端を発した経済不況により、企業の人員削減など厳しさが増していくものと考えております。本市においては、昨年12月末に緊急雇用対策本部を設置しておりますが、国・県の緊急雇用創出事業交付金を活用した緊急的な雇用の創出を図ることとし、所要の額を計上いたしました。

 次に、農林水産業費について申し上げます。

 土地利用型農業における担い手や集落営農組織の育成、農機具等の整備を行うため、経費の一部を助成することといたしました。

 河内河川プール周辺の駐車場や遊歩道の整備を行い、利用者の利便を図るため、所要の額を計上いたしました。

 また、地域休養施設及び滞在型農園施設は、4月から指定管理者による管理を行うため、所要の額を計上いたしました。

 次に、商工費について申し上げます。

 商店街活性化対策につきましては、引き続き賑わい創出支援事業、イルミネーション事業を行うこととし、所要の額を計上いたしました。

 また、本市の融資制度である中小企業小口資金につきましては、今日の経済情勢に対応した緊急経済対策として、本年1月から融資限度額等の拡充を行うとともに、中小企業の経営の安定を図るため、引き続き3億円を金融機関へ預託することといたしました。

 事業所等の立地奨励に関する条例の規定に基づき、企業立地奨励金の交付を行うため、所要の額を計上いたしました。

 国の緊急雇用創出事業を活用し、地域観光の魅力アップを図るため、所要の額を計上いたしました。

 次に、土木費について申し上げます。

 市道につきましては、生活環境向上のための道路整備として、道路側溝、舗装及び緑地帯の管理清掃などを行うため、所要の額を計上いたしました。

 交通安全対策といたしましては、カーブミラー、ガードレール等の設置を行い、歩行者等の安全確保に努めてまいります。

 道路改良事業につきましては、引き続き平田・養父線、今泉・安楽寺線、大刀洗・立石線及び村田町住宅・平田線の整備に取り組むほか、新幹線関連受託事業として、変電所への進入道路である山浦・牛原線等の改良工事に取り組むことといたしました。

 市営住宅につきましては、年次計画により南部団地の外壁改修等を行い、住環境の改善に努めることとし、所要の額を計上いたしました。

 また、住宅の耐震性への不安を解消するため、昭和56年5月31日以前に建築された木造一戸建て住宅の耐震診断費用の一部を助成することとし、所要の額を計上いたしました。

 バス事業につきましては、引き続き路線維持に必要な経費を計上するほか、地域公共交通の実証実験に向けた計画を策定することとし、所要の額を計上いたしました。

 街路事業につきましては、都市計画道路の見直しの検討に要する経費を計上するほか、鳥栖駅前整備事業につきましては、設計や工事等に要する額を計上いたしました。

 また、九州新幹線新鳥栖駅周辺整備事業につきましては、平成23年の新鳥栖駅の開業に向け、周辺の基盤整備のため、所要の経費を計上いたしました。

 次に、消防費について申し上げます。

 市民の尊い生命と貴重な財産を守るため、消防力の充実強化に努めるほか、洪水ハザードマップの作成費やデジタル防災用無線を整備するための設計費用等を計上いたしました。

 次に、教育費について申し上げます。

 弥生が丘小学校の児童数が増加していることに伴い、普通教室等の増築工事を行うこととし、所要の額を計上いたしました。

 その他の小・中学校の施設整備につきましては、年次計画により順次整備を行っておりますが、今年度は麓小学校屋内運動場大規模改造工事を行うこととし、所要の額を計上いたしました。

 また、市立中学校の教育環境の充実を図るため、3年生の普通教室に空調設備を設置することとし、工事に要する経費を計上いたしました。

 学校教育関係につきましては、引き続きいじめ、不登校問題への対応として教育相談、学校適応指導教室の充実、専門機関等との連携強化を図ることとしております。

 開かれた学校づくり推進事業、情報教育や語学指導員による英語教育の充実を図るとともに、特別支援教育の充実及び生活指導補助員の配置による心身障害児教育の充実のため、それぞれ所要の額を計上いたしました。

 また、新学習指導要領の円滑な実施のため、教材備品を整備することとし、所要の額を計上いたしました。

 放課後児童健全育成事業として、市内の各小学校に設置しているなかよし会の運営形態の変更に伴う運営費補助金を計上するほか、大規模クラブの開所に伴う施設整備のため、所要の経費を計上いたしました。

 文化財関係につきましては、安永田遺跡の公園整備のため、所要の額を計上いたしました。

 保健体育関係につきましては、生涯にわたって気軽にスポーツ・レクリエーションに親しみ、市民の健康増進と体力向上を図るため、各種スポーツ大会や教室を開催するとともに、スタジアム中央監視装置の改修工事を初め、各種体育施設等の整備充実に努めてまいります。

 また、12の体育施設等の指定管理料を計上いたしました。

 次に、公債費について申し上げます。

 高利率で借り入れた政府等公的資金のうち該当分について、昨年に引き続き公的資金補償金免除繰上償還制度を活用して繰上償還することとし、所要の額を計上いたしました。

 以上、歳出の主な事項について申し上げましたが、歳入のうち市税につきましては、個人市民税は人口の増加はあるものの所得の伸びは見込めないことから前年度予算並みを計上し、法人市民税は景気悪化に伴う企業の業績見通しから大幅な減額を、固定資産税は企業の進出や家屋の新増築に伴い増額を見込みました。

 その他の税につきましては、実績等を勘案しながら見込み額を計上いたしました。

 また、地方交付税は地方財政計画等から考慮した額を見込み、国庫支出金、市債は道路、教育施設等の整備に伴う額を、県支出金は緊急雇用対策等に伴う額のほか、それぞれの事務事業等に伴う額を、その他の収入は地方財政計画や過去の実績等を踏まえ見込み額を計上いたしました。

 なお、財源が不足しておりますので、財政調整基金、減債基金、教育施設整備基金、都市開発基金等から繰り入れを行いました。

 歳入の主なものといたしましては、

   市    税    115億3,377万2,000円

   地方交付税     5億円

   国・県支出金    31億9,545万円

   繰入金       7億5,588万5,000円

   市    債    13億2,600万円

などを充てることといたしました。

 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。

 国民健康保険事業の運営は、制度創設以来、医療の確保と被保険者の健康増進に大きく貢献し、国民皆保険の中核として極めて重要な役割を果たしておりますが、前期高齢者の医療費増加と医療技術の高度化等により医療費は依然として増加を続けています。

 一方、保険財政は安定運営のかなめとなる保険税収入が伸び悩み、赤字決算を続け、極めて厳しい状況にあります。

 このような保険財政の危機の解消を図るため、平成17年度に税率改定を行い、財政の立て直しに努めてまいりましたが、予想を超える医療費等の増加から累積赤字はさらに膨らむことになりました。平成18年度、平成19年度においても保険税収入は伸び悩み、累積赤字はさらに膨らみ、依然として厳しい状況にあります。

 このような状況のもとに編成いたしました平成21年度当初予算の総額は、歳入歳出ともそれぞれ65億4,886万4,000円を計上いたしましたが、医療費の適正化等、今後一層、事業の安定化に向け努力してまいりたいと考えております。

 次に、老人保健特別会計について申し上げます。

 老人保健制度につきましては、後期高齢者医療制度の施行により廃止されておりますが、平成20年3月以前分の老人医療費を支給することとなっております。

 これにより編成いたしました当初予算の総額は、歳入歳出ともそれぞれ2,098万4,000円を計上いたしました。

 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。

 平成21年度に後期高齢者医療制度の事業に要する経費として、後期高齢者医療広域連合納付金等、歳入歳出ともそれぞれ6億982万2,000円を計上いたしました。

 次に、農業集落排水特別会計について申し上げます。

 飯田地区ほか6地区の処理施設の維持管理に要する経費など、当初予算の総額は歳入歳出ともそれぞれ2億2,212万6,000円を計上いたしました。

 次に、鳥栖駅東土地区画整理特別会計について申し上げます。

 鳥栖駅東側の市街化促進を図るため、引き続き事業地内の未分譲地の分譲業務に要する経費や償還金など、当初予算の総額は歳入歳出ともそれぞれ1億3,209万3,000円を計上いたしました。

 次に、新鳥栖駅西土地区画整理特別会計について申し上げます。

 九州新幹線新鳥栖駅の平成23年春の開業に向け、西口駅前広場など公共施設の整備を行うとともに宅地の整備を行い、新市街地にふさわしいまちづくりを推進してまいります。調査設計及び工事に係る経費など、当初予算の総額は歳入歳出とも5億4,162万3,000円を計上いたしました。

 次に、産業団地造成特別会計について申し上げます。

 企業の進出を促進するため、引き続き西新町等の産業団地を整備するための調査設計に要する経費など、当初予算の総額は歳入歳出ともそれぞれ2,020万8,000円を計上いたしました。

 次に、水道事業会計について申し上げます。

 水道事業は、安全で良質の水道水を安定的に供給するため、水道施設の整備及び水質検査体制の強化に努めてまいりたいと考えております。

 まず、収益的収入につきましては、給水収益、加入金及び下水道事業関連等の受託工事収益を含め総額13億5,206万3,000円を計上し、収益的支出につきましては、浄水及び給配水に要する経費のほか、受託工事費、減価償却費など総額12億5,851万7,000円を計上いたしました。

 資本的収入につきましては、下水道及び新幹線等の関連工事に伴う工事負担金など総額1億3,195万5,000円を計上し、資本的支出につきましては、浄水場施設整備、配水管布設等の建設改良費、企業債償還金、ダム使用権取得費など総額6億9,113万1,000円を計上いたしました。

 次に、下水道事業会計について申し上げます。

 下水道事業につきましては、経営状況の一層の明確化と効率化を図り、供用化区域の拡大、水洗化推進等に努めてまいりたいと考えております。

 まず、収益的収入につきましては、下水道使用料等の営業収益や他会計補助金など総額17億593万7,000円を計上し、収益的支出につきましては、管渠及び浄化センターの維持管理に要する経費のほか、減価償却費や企業債利息など総額16億6,963万4,000円を計上いたしました。

 資本的収入につきましては、企業債、国庫補助金及び受益者負担金など総額21億9,470万2,000円を計上し、資本的支出につきましては、管渠施設、浄化センター増設等の建設改良費や企業債償還金など総額29億698万8,000円を計上いたしました。

 次に、平成20年度の補正予算について申し上げます。

 国の補正予算で実施する事業として、鳥栖北小学校屋内運動場天井補強工事費を計上するとともに、基幹系情報システムの導入及び九州新幹線鹿児島ルート建設関連事業に係る経費を補正いたしました。

 ふれあいの里振興協会が本年3月末をもって解散するため、施設の管理費等の精算に要する経費を補正いたしました。

 なお、諸般の事情により年度内施行が困難な事業につきましては、繰越明許費の設定をいたしました。

 そのほか、今回の補正予算は、一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計とも決算見込みによる調整のほか、後年度の財源調整を図るため、財政調整基金へ2億8,032万8,000円を積み立てるとともに、職員の退職者増に伴う退職手当などを補正いたしました。

 また、財政の健全性を守りつつ、本市の公共施設の計画的な整備を行うため、新たに公共施設整備基金を設置し、2億円を積み立てることといたしました。

 なお、その他の議案につきましては、それぞれ提案理由を記述いたしておりますので、説明を省略させていただきます。

 以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきますが、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



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○議長(森山林)

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。



  午前10時32分散会