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福岡県 みやこ町

平成 23年第1回定例会( 2月) 03月08日−03号




平成 23年第1回定例会( 2月) − 03月08日−03号









平成 23年第1回定例会( 2月)


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平成23年 第1回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第15日)
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議事日程(第3号)
                         平成23年3月8日 午前10時00分開議
 日程第1 追加議案の上程、説明、質疑
      同意第1号 みやこ町副町長の選任について
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 追加議案の上程、説明、質疑
      同意第1号 みやこ町副町長の選任について
 日程第2 一般質問
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出席議員(17名)
1番 緒方 重憲君       2番 田中 勝馬君
3番 武田 光雄君       4番 中尾 昌廣君
5番 森   寛君       6番 金房 眞悟君
7番 浦山 公明君       8番 大束 英壽君
9番 中村巳己夫君       10番 柿野 義直君
11番 上田 重光君       12番 熊谷みえ子君
14番 中尾 文俊君       15番 原田さやか君
16番 光吉さわ子君       17番 清水 年秋君
18番 肥喜里和隆君                
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欠席議員(なし)
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 廣末  豊君     書記   種生 宣隆君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 …………………… 井上 幸春君   副町長 ………………… 中村 紘一君
教育長 ………………… 松田 憲太君   総務課長 ……………… 久保 良美君
財政課長 ……………… 吉永 秀信君   企画調整課長 ………… 村上 重範君
住民課長 ……………… 中村 政弘君   建設課長補佐 ………… 三隅  忠君
健康づくり課長 ……… 中村 雅裕君                     
人権男女共同参画課長 ……………………………………………………… 上田 政三君
教務課長 ……………… 進 礼次郎君   生涯学習課長 ………… 川上 茂昭君
介護福祉課長 ………… 長野 正美君   税務課長 ……………… 中嶋 純男君
住宅管理課長 ………… 有馬 善徳君   徴収対策課長 ………… 北野 満典君
農政課長 ……………… 山下 茂治君   上下水道課長 ………… 高尾 和彦君
伊良原ダム対策課長 … 立花 博美君                     
犀川支所総合窓口課長 ……………………………………………………… 荒巻 典親君
豊津支所総合窓口課長 ……………………………………………………… 能方  壽君


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午前10時00分開議



○議長(肥喜里和隆君) おはようございます。ただいまの出席議員は17名です。したがいまして、定足数に達しております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、先刻、議会運営委員会において協議を願っておりますので、その結果について報告を求めます。大束英壽委員長。



◎議会運営委員長(大束英壽君) 皆さん、おはようございます。委員長の大束英壽でございます。本日上程されます追加議案等について、先刻、委員出席のもと、また執行部より町長、副町長、総務課長の出席を求め議会運営委員会を開会し、議案の取り扱い及び議事日程について協議を行いましたので、その結果について御報告をいたします。

 本日、付議されます追加議案は、町長提出案件として同意案件1件が提出されております。また、本日の議事日程はお手元の配付のとおり、日程第1で追加議案の上程、日程第2で一般質問としています。

 追加議案の取り扱いについては、上程後提案者の説明、質疑を行います。また、人事案件ですので、委員、委員会付託と討論は省略し採決については、本会議最終日に行うことといたしました。

 なお、一般質問については、お手元に配付のとおり通告順に沿って質疑を行っていきます。

 以上、本日の日程を議会運営委員会において協議いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。

 もとい、済いません。間違えました。委員会付託はしなくて、討論を行います。よろしくお願いいたします。修正します。



○議長(肥喜里和隆君) 委員長の報告が終わりました。

 お諮りいたします。本日の議事日程につきましては、ただいまの委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。中尾議員。



◆議員(中尾昌廣君) 中尾ですが、追加議案ですけども、質疑はいいんでしょうけども討論をするっちゅうのは今まで聞いたことないんですが、人事案件、採決はあるんでしょうけども、質疑、採決の、従来そういう扱いだったと思うんですけども、討論をするっていう理由が何かあるんですか。



○議長(肥喜里和隆君) 委員長。



◎議会運営委員長(大束英壽君) 先ほど議運の中で協議いたしましたが、賛成多数で討論、採決を、質疑があるから討論、採決を行いたいということで、そういうふうに決まりました。



○議長(肥喜里和隆君) 申しわけありませんけれども、そういうふうで御協力をよろしくお願いします。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の日程表のとおり決定をいたします。

 これより、議事日程に従い議事を進めます。

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△日程第1.追加議案の上程、説明、質疑



○議長(肥喜里和隆君) 日程第1、同意案件の上程、説明、質疑を行います。

 同意第1号みやこ町副町長の選任についてを議題といたします。

 職員に議案の朗読をさせます。局長。

〔事務局長朗読〕

………………………………………………………………………………

 同意第1号 みやこ町副町長の選任について

………………………………………………………………………………



○議長(肥喜里和隆君) 朗読が終わりました。

 これより提出者の説明を求めます。井上町長。



◎町長(井上幸春君) おはようございます。本日追加提案いたしました議案は人事案件1件であります。

 それでは、提案理由を御説明いたします。

 同意第1号は、みやこ町副町長の選任につき同意を求めることについてであります。

 平成23年4月1日から副町長に辛島秀典氏を選任することについて、議会の同意を求めるものであります。

 以上、提案理由を説明いたしましたが、議案の詳細につきましては担当課長から説明をさせます。行政執行上重要な案件でありますので、慎重に御審議の上、可決くださいますようお願いをいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 総務課長。



◎総務課長(久保良美君) 同意第1号みやこ町副町長の選任について、補足説明いたします。

 この提案につきましては、地方自治法第162条の規定に基づきまして議会の同意を求めるものでございます。

 次のページをお願いいたします。略歴書を添付しております。略歴書につきまして、簡単に御説明さしていただきます。住所、北九州市八幡西区折尾5の5の27の605、氏名、辛島秀典氏、生年月日、昭和26年3月16日、満59歳でございます。略歴といたしまして、昭和44年福岡県庁に入庁いたしました。同47年、自治省に、現総務省に入省しております。平成2年福岡県庁に復帰いたしまして、平成10年から当時の宗像郡福間町の助役、現在の福津市でございます、助役をしております。同13年から同19年まで企画振興部で地域政策課課長補佐、同じく同課の企画官、それから地域政策課長を歴任いたしまして、平成20年に地域振興部の副理事兼広域地域振興課長をなさっております。平成21年公立学校、学校法人九州歯科大学の常務理事兼事務局長として勤務なさっておられる方でございます。

 以上です。



○議長(肥喜里和隆君) 提出者の説明が終わりました。

 これより本件について質疑を行います。質疑のある方はありませんか。田中議員。



◆議員(田中勝馬君) 2番の田中ですが。普通、大概、学歴等も書いてある。学歴は載ってないがちょっとこの辺は、どのようになってるか。ちょっとお尋ねします。



○議長(肥喜里和隆君) 総務課長。



◎総務課長(久保良美君) 学歴につきましては、昨年の人権擁護委員会のときにも若干説明さしていただいたんですけども、この職務において学歴が必要かどうなのかということが今問われていると思うんですけども、特段、副町長に対して学歴を表示する必要がないのではないかということで、学歴については記入をいたしておりません。



○議長(肥喜里和隆君) ほかにありませんか。柿野議員。



◆議員(柿野義直君) 10番、柿野です。まず、住所ですけども、北九州市ですよね。そこから、これで可決されるということになれば副町長という形で勤務するということになりますが、住所をどういうふうにするのか。どこにお住まいになるのか。そして、この経歴から見ると、どういう特性のある方なのか。これを人事として町長が選ぶに当たって、どういう関係でどういう御判断をされたのか等について、お話できる範囲でよろしいですからお話をしていただきたいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 住所につきましては、現在、北九州市となっておりますが、当然議会の承認をいただければ、本人はこの町内に住んでこのまちづくりに一生懸命頑張っていきたいということを言っておりました。

 それから、どういう人物かっていうと、ここに書いてるように昭和44年に福岡県庁に入庁されまして、そして当時の自治省に出向されて勉強して、そしてまた福岡県に帰ってこられて、いわゆる地域行政、地域振興の発展のために今まで尽くされたと。そういうことで、非常にこの京築地域あるいは福岡全下にわたって大変地方行政に明るいという方で、私は大変の信頼を置いてますし、そういう方によってこの地域で少しでもまちづくりの参加をしていただければというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 光吉議員。



◆議員(光吉さわ子君) 16番です。県庁を退職なさってるのでしょうか。21年総務部副理事、県庁OBというふうに新聞報道でございましたか、されていらっしゃったので、OBで、前、町長も県庁に県会議員でいらっしゃったから、簡単に聞きますと天下りかなと思うんです。今、いろいろはやりますが。県庁退職は、何年何月なさっているんでしょうか。現在、公立学校、九州歯科大、これは県庁内の役職じゃないかと思いますが、退職はこの3月やられるんですか。現在、まだ現職でいらっしゃいますか。

 以上です。



○議長(肥喜里和隆君) 井上町長。



◎町長(井上幸春君) 天下りという言葉があるかもしれませんけど、今まで見てますと、全てこの地域みんな天下りだったんじゃないかなというふうに思っております。副町長全てです。役場を退職されて、そして副町長あるいは助役さんになったというのが今までの慣例ではないかなというふうに思っております。

 辛島さんにつきましては、現在県庁の職員ですけれども3月31日をもって退職予定でございます。



○議長(肥喜里和隆君) ほかに。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(肥喜里和隆君) ないようでございますので、質疑を終わります。

 なお、本件につきましては、10日に討論、採決をおこないます。

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△日程第2.一般質問



○議長(肥喜里和隆君) 日程第2、一般質問を行います。通告順により許可をいたします。

 通告順位1番、議席番号10番、柿野義直議員。



◆議員(柿野義直君) 皆さん、おはようございます。今回も1番バッターで質問をさしていただきます。本当に、今回の質問は高齢者の問題が大変厳しい状況に置かれております。そこを重点的に質問さしていただくということで通告しております。

 まず、この11月から12月にかけて、ほぼ全域に皆さんに暮らしの実態あるいはどういうふうにまちづくりの方向性をお考えになってるかということでアンケートをいただきました。その中に、やはり高齢者の生活の実態の厳しさが大きく反映されているという状況があります。特に、ひとり暮らしの方たちの生活が大変な状況であるというふうなことで、ひとり暮らしは、特に高齢者の中でも地域で暮らしていく上で交通手段がないとかあるいは病気の状況の中でみとっていただける人たちがいないとかということで、大変厳しい状況がつづられてきております。

 そこで、1番目の質問として高齢者の生活を支えるためにということで細かく質問をさしていただいております。

 高齢者の実態を、まず町としてどのように把握しているのか。高齢者のひとり暮らしの世帯あるいは高齢者のみの世帯は、この最近どういうふうに推移しているのか。高齢者世帯の家計の状況はどのように把握されているのか。年金暮らしが、大変、少額の年金暮らしの高齢者が多ございます。生活保護をいただくという状況までにならなくても、大変経済的に厳しい環境に置かれてるという状況が伝わってまいります。町として、こうした高齢者の世帯の家計についてどのように把握されているのか。調査されているものがありましたら公表していただきたいと思います。そして、その中で高齢者世帯に占める生活困窮の実態をどのようにつかんでいるのか。アンケートでは、いろんな要望が書かれてきております。町として、高齢者が町にどういうことを望んでいるのか。町としてどういうふうにつかんでいるのかということを明らかにしていただきたいと思います。

 次に、2番目として、高齢者対策をどう取り組むのか。こうしたいわゆる客観的な資料をもとにして、高齢者に対してどのように取り組んでいくのかというのが、町の姿勢として問われるところであります。実に、医療費、国民健康保険税、介護保険料の負担の軽減を望む声がたくさんあります。どういうふうに取り組んでいただけるのかなというふうに、これからの大きな課題と思います。そして、買い物や病院への交通手段、どのように取り組むのか。そして、高齢者世帯への見回り、気配りの対応をどのように実施するのか。ひとり暮らしの世帯、特に病気がちの高齢者に緊急通報装置というのが設置されております。120万円以上の方には有料でということになっております。わずかな金額ですけども、そこにまた滞納者もいらっしゃるという状況であります。やはりこれは町の政策として、しっかり、そうした御高齢の方に対して気配りあるいは心温かい政策を実行するべきではないかと思います。

 議案にも出ておりますように、22年度の一般会計の補正予算の中に、見回りネットワークの構築として400万円ついております。この中身をどのように考えておられるかもお聞きしたいところであります。

 4月の機構改革に関係する部署がありますが、高齢者に対応して関連する部署はどういう部署なのか。そして、そこの業務の内容はどういうものか。もとより、町の、井上町政が、まちづくりの上で高齢者対策をどのようにお考えになっているのか、位置づけておられるのかということも明らかにしていただきたいと思います。

 次に、地域支援要員の活動を通して何が見えてくるか。伊良原地区に地域支援要員が配置されてまだ半年に満たないと思いますが、現状の活動の状況を報告していただきたい、まず。これまでの活動を通して、どんな困難性や問題が見えてきているのでしょうか。そして、今後の活動の方向性をどういうふうにお考えになってるのか、町として。この所管が企画調整課ですか、必ずしも高齢者対策の関係部署に所属はしていないようです。この地域支援要員。実際の活動の実態を、まず町としてどういうふうに把握しているでしょうか。

 私は、現地に行って担当者にお話を聞きました。実際、日々の活動は、朝から大体夕方まで御高齢の方たちのところに出向いていろいろな要望を聞いたりお話をしたりという状況が、今の活動の中心というふうにも聞いております。本来、地域支援要員の配置の目的等はどういうものであったかは、私もよく知るところではありません。所管が企画調整課が担当しているようですので、必ずしも介護や福祉の関係の部署に所属しているわけではありませんけれども、実際の仕事は高齢者のところの見回りを重点的にやってるように伺っております。そこで、この3番目の質問となっているわけであります。

 次に、大きな2番目として教育行政のあり方をただしていきたいと思います。

 現場の声をしっかり聞いて取り組んでいただきたい。新しい課題というのは、今回は23年度の予算の中に漢検、漢字検定試験や珠算検定試験等々の取り組みが出ております。これらの案件についてどういう発想のもとにどこが提起したのか。どこからこういう取り組みが提起されたのかということが一つあります。そして、教育の現場あるいは学校の現場でどういうふうにこのことについて感じておられるのか。教育長が校長会でこの方針を伝えるに当たってどういう状況であったのか。それは、今の教育現場における教員や子供たちの状況を、教育の最高責任者である教育長がどういうふうに把握をされて、そしてこういうものを取り組むに当たって現場の意見を聞きながらという、そういう視点で取り組んでおられるのかどうか。ここをお聞きしたいところであります。

 次に、生活道路の改修を求めます。

 町道は町の責任で補修をやっておりますけれども、町道以外の私道や共有道路などの改修にも町として取り組んでいただきたいと思います。

 今般、23年度予算に私道についての修理をしますよ、改修をしますよということで3,000万円の予算がついております。これについても、予算審議の過程の中でいろんな意見が出ておりますし、これからもその方向性についてしっかり議論をして、これの拡充をお願いしたいところであります。そこで、住民からの、これもアンケートでしたけれども、住民からの要望を皆さんにお知らせして、町民がどういうことを望んでおられるかということを情報として共有して、この課題について皆さんと一緒に考えていければという思いからこの質問を出しております。

 町道以外の生活道路には原材料支給の制度がありますが、軽度の補修はできます。パッチワーク的にアスファルトをもらって修理をする。しかし、大きな改修には住民の負担が大き過ぎて改修できないこともあるわけです。現状では、今度の私道の改修要綱には1割負担ということになっております。4月1日から1割負担でやりますよということになっておりますが。それにしても、例えば何千万円とかかる補修には1割でも何百万とかかるわけですので、大きな改修には住民の大きな負担がかかるということです。それで、そこらあたりを町としてどういうふうに考えて今後取り組んでいただけるのかということを、いろんな議論を通してしっかりしたルールづくりをして、これも23年度、1年間の予算だけではなくて継続した取り組みをしていただきたいという思いからこの質問をさしていただいております。

 以上、3点について第1回目の質問といたします。よろしくお願いします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 柿野議員からは、大変よく調査研究されて、毎回厳しい質問をされるなというふうに思っておりますけども、そのことが町政の発展につながるのかなと私も思いながら答弁をさしていただいております。

 今回の質問も、まさに私もこういう問題に取り組まなきゃいけないなということを思っていた時期に、まさに時宜を得た質問ではないかなというふうに思っております。誠心誠意をもって答えたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 最初に、高齢者の実態をどう把握してるのか。高齢者のひとり暮らしや高齢者のみの世帯はどう推移してるのかということでございます。

 高齢者ひとり暮らしの世帯につきましては、平成19年4月1日現在1,285世帯、平成20年4月1日現在1,296世帯、平成21年4月1日現在1,329世帯、平成22年4月1日現在1,371世帯で、年々増加傾向となっております。本町の全世帯数の8,506世帯のうち高齢者ひとり暮らしの世帯は16.1%となっています。

 高齢者のみの世帯につきましては、平成19年4月1日現在1,213世帯、平成20年4月1日現在1,241世帯、平成21年4月1日現在1,298世帯、平成22年4月1日現在1,260世帯で、世帯数8,506世帯のうち、14.8%となっています。

 平成22年4月1日現在の高齢者世帯は、2,631世帯で、全世帯の30.9%となっています。

 次に、高齢者世帯の家計の状況はどのようなものか。高齢者世帯に占める生活困窮者の実態はどうかということでございます。

 高齢者世帯の家計の状況と高齢者世帯に占める生活困窮者の実態につきましては把握できていませんが、参考といたしまして平成22年12月における生活保護の受給世帯で高齢者世帯は201世帯であります。このような情報は家庭内におけることですので、なかなか実態把握することはできません。今後、高齢者等の見回りネットワークを推進していく上で高齢者等との対話を行っていくことで情報を得ることができるのではないかと考えております。

 次に、高齢者が町に望んでいることはどんなことなのかですが、特別にアンケートをとっているわけではありませんので、具体的な内容は把握しておりません。今後は、ニーズ調査を実施する必要があると考えております。また、先ほどお答えいたしましたが、高齢者等の見回りネットワークを通じ、いろいろな御意見や御要望を聞くことができるというふうに考えております。

 次に、医療費、国民健康保険税の負担軽減をどのように取り組むのかについてですが、医療費の自己負担の軽減ですが、まず日々の健康管理に気をつけ、病気にかからないようにすることが第一です。次に、かかりつけ医を決めて余分な検査や投薬を避けることをすれば医療費の支払いの負担は減ります。また、主治医と相談しジェネリック医薬品の使用が問題なければ薬代は3割ほど安くなります。町といたしましても、特定検診の推進、指導対象者となった方には改善のための保健指導を行っております。

 国民健康保険税の軽減ですが、合併以後保険税の税率の見直しは行っていません。現状としては、単年度収支では20年度は黒字で、21年度は赤字で一般会計から赤字分──税の不足分──を繰り入れしている状況です。22年度は、診療報酬が改定されましたので21年度より支出がふえる見込みです。これに対し税収は頭打ちなので財源不足が予測されます。このような状況の中で、国民健康保険税の引き下げは難しい状況です。医療費が多ければ保険税を上げなければならない仕組みになっているので、健診、保健指導、ジェネリック医薬品の普及等保健事業の活用で、医療費削減に努めてまいりたいと考えております。

 次に、介護保険料の負担軽減をどのように取り組むのかについてです。

 現在、みやこ町の介護保険料は、「みやこ町高齢者福祉計画・介護保険事業計画」において算定されていますが、基準月額4,100円をもとに個人及び世帯の所得、課税状況等に応じて第1段階2,050円から第6段階6,150円までの6段階に分けられています。介護保険料は、3年間の介護保険の給付状況等を推計し算定していくこととなります。平成23年度において平成24年から平成26年度までの間の「みやこ町高齢者福祉計画・介護保険事業計画」の策定を行っていきます。この中で、平成24年度以降の保険料について適切な算定を行っていきたいと思っております。

 次に、買い物や病院への交通手段確保をどのように取り組むのかについてです。

 高齢者を初め、自家用車等を保有してない住民にとって、買い物や通院の際の交通手段確保に大変御苦労されていることは、十分承知しているところです。民間の路線バス等の公共交通網が充実していない当町においては、交通弱者に対する町の有効な施策が必要なことは言うまでもありません。特に、過疎化、高齢化の進展著しい山間部においては喫緊の課題となっております。

 町といたしましては、現在交通公共機関の確保のためにさまざまな施策を行っているところです。平成筑豊鉄道に対する助成はもとより、豊津地区、勝山地区を走る太陽交通路線バスに対する運行助成や帆柱地区と犀川駅を結ぶミニバスに対する運行助成などにより路線の維持に努めております。また、それ以外の町内の移動手段としては、社会福祉協議会にお願いをして福祉バスを運行しているところでございます。

 しかし、現在でも増便の要望や路線の延長、充実を望む声が多く、今後ますます高齢化も予想されることから、もう少しきめ細やかな交通網の整備が必要だと考えております。

 また、買い物対策に関しましては、外出が困難な住民に対する施策も考えなければなりません。来年度、関係部署並びに関係機関と協議しながら町内の総合的な交通体系の整備を検討し、早急に実施できるものから手段を講じてまいりたいというふうに考えております。

 次に、高齢者世帯への見回り、気配りをどのように実施するのかについてです。

 現在、高齢者等見回りネットワーク事業に取り組んでおります。本議会にも補正予算として要援護者支援システム構築のための予算を計上していますが、この事業を推進していく上で当然日常における見守りや声かけ等、また災害時においても避難誘導等を行い安心して暮らせるように民生委員、各行政駐在員、関係機関と連携しながら地域で取り組んでいただくものです。

 例えば、「元気旗じるし運度」を展開していこうとも考えております。これは、昔黄色いハンカチということで、高倉健さん、武田鉄也が出ました映画で黄色いハンカチをかけておりましたけども、みやこ町でもそういった元気な旗じるし運動を展開していって、その旗が正面にかかってると元気だなということができるようにしたらどうかなと。これは職員の方の提案ですけども、そういうこともこれから実施に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。

 次に、4月の機構改革後に関係する部署で、高齢者対策に関連するのはどこの課なのか。あるいは業務内容は詰めているのかということですが、4月の機構改革において、高齢者対策については住民福祉係と介護保険課高齢者支援係で業務を行うことになります。業務を遂行するに当たっては、福祉係と高齢者支援係で常に連携を取り合いながら業務内容を協議するようにしていきたいと考えております。

 次に、町は高齢者対策をまちづくりの上でどのように位置づけているのかという質問です。

 私は、本会議での施政方針で述べましたように、「みやこ町を日本一元気な町に」を実現するためにいろいろな施策を講じていきたいと考えております。高齢化率がまさに30%になろうとしているみやこ町において、高齢者対策をまちづくりの上でどのように位置づけているのかとの質問ですが、主要な施策の一つであると考えております。子供から高齢者まで、どの施策も重要であります。住民の全ての方が安心して暮らせる町、また訪れていただける町、若者を初め多くの方が住みたいと思っていただける町を目指して頑張っていきたいというふうに考えております。

 次に、地域支援要員の活動を通じて何が見えてきますか。活動の状況を報告してもらいたい。どんな困難さや問題が見えてきていますか。今後の活動の方向性をどのように考えていますかという問いでございます。

 集落支援員につきましては、主に中山間地域の過疎対策の一つの方策として昨年の10月から帆柱区、扇谷区、上伊良原区、下伊良原区を対象に配置しております。日々、集落の目配りとして集落の巡回、住民の生活状況の把握、集落内の問題点、課題の抽出等に努めていただいているところです。

 その活動状況でございますが、今年度はまず住民に集落支援員の役割を理解していただくこと。集落員としての信頼をいただくことに重点を置いております。定期的に各世帯を回りながら集落内の点検を行っており、特に高齢者や単身世帯の生活状況の把握や地元の駐在員や社会福祉協議会等の福祉関係者とも連絡を図っております。

 また、ことしは例年にない寒さであったことから、地元住民とともに生活道路や公共施設等周辺の除雪作業、塩化カルシウムの散布作業などにも当たっていただきました。

 支援員の活動の中で、見えてきた困難さや問題点といたしましては、車を運転をできない交通弱者の方々の買い物や通院等の足の確保、独居老人の生活維持問題、空き家や耕作放棄地の増加、地域コミュニティーの崩壊による祭りごとの維持、集落の活力低下など数え切れないぐらいの問題点が見えてまいりました。

 また、集落人口の減少と高齢化は、村の共同作業としての草刈りや除雪作業等すら困難な状況となってきております。

 こうした問題への解決の手がかりとして、今後も支援員の積極的な活動によって集落の状況を事細やかに把握し、国の施策等もうまく活用しながら問題解決につなげていきたいと考えております。

 また、支援員の活動が集落の見守りだけでなく、地域住民が改めて地域のよさや潜在能力に気づくきっかけづくりになることについても期待をいたしているところでございます。

 今後は、集落における生活維持のための支援と仕組みづくりのため、あらゆる可能性を検討しながら支援員の活動の幅を広げていきたいと考えております。

 特に、交通難民、買い物難民といわれる交通弱者対策について、支援員の活動の一つとして取り組む方法はないかと検討しているところです。集落支援員の役割は、ますます増加してくると思っていますので、過疎地域における「我らの集落の身近なサポーター」として大いに活躍していただく所存です。

 さらに、諌山地区や鐙畑地区等、そのほかの中山間地域においても地元の皆さんの要望をお聞きするなどして、今後集落支援員の設置を検討していきたいというふうに私は考えております。

 次に、生活道路の改修を求める。町道以外の私道や共有道路などの改修を町が取り組んでもらいたい。町道以外の生活道路には原材料の支給の制度があるが、軽度の補修しかできない。大きな改修には住民の負担が大き過ぎて改修できないこともある。改修共同作業も休日に行われるなどで負担が大きいので、町にしてほしいとの要望が多い。しっかりしたルールづくりを継続した対応を求めるという質問でございます。

 町道以外の生活道路につきましては、今まで要綱や基準が定まっておらず、地元要望に応じて道路補修の原材料のみの支給で対応をしてきております。今回、みやこ町私道舗装等工事費補助金交付要綱を定め、平成23年度の予算に計上し補助金交付要綱に沿って対応をしていきたいと考えております。補助金の額は予算の範囲内で行い、工事費の10分の9以内の額で補助金の交付を行います。

 補足部分につきましては、後ほど担当課長から説明をさせたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 失礼いたします。柿野議員さんの2番目の質問、教育行政ということにつきましてお答えさしていただきます。

 先ほど、詳細な質問につきましてはお話ありましたので、私の答えを先に言わせていただきたいと思います。

 小学校では、平成23年度から新しい教科書にかわり授業が行われます。小学校では、授業方法についても工夫改善の研究が行われているところでございます。また、中学校でも本年度1年間をかけまして教科書の採択の時期を迎えております。議員の言われる新しい課題というのは、さきも言っていただきましたんですけども、漢字力の向上、それから計算力の向上として手段を考えるという授業についてと思われます。この授業については、小学校11校、それから中学校4校、これに取り組んでいただくようにしております。特に、毎日の家庭での学習──宿題でございますけども──、それや長期休暇中の取り組み、これを考えておるような次第でございます。

 最終的には、この評価といたしましてコンクールをするということを考えております。そして、先ほども言っていただきましたが、最後には検定試験を受けるということで、どのようなことになるかと申しますと、ちゃんと身についたかということと、そして自分らが1年間勉強したことの、その手段としての資格を取れるということでございます。そうすることによりまして、児童、生徒が「やった」というような成就感、これを味合わせて、また教育的にはキャリア教育というのがございますが、キャリア教育の推進にもしてまいりたいと思っております。



○議長(肥喜里和隆君) 介護福祉課長。



◎介護福祉課長(長野正美君) 介護福祉課のほうから補足説明をさしていただきたいと思います。柿野議員の冒頭の御質問の中で、緊急通報の関係、それとネットワークの内容ということで御質問がございましたので、その件につきまして御説明をさしていただきたいと思います。

 緊急通報につきましては、現在186件の方の加入が──これは10月1日現在でございますが──あっております。この中で、月額500円の使用料をいただいてる方がいらっしゃるんですけど、滞納というお言葉がございました。確かに、何人かの方については納付がおくれておりますが、これも職員が家庭のほうに訪問いたしまして事情をお聞きしたところ、数はちょっとあれですけど、大多数の方が納付を忘れていたという状況で、説明をしましたら納付に協力をしていただいておりますので、この分については改善ができていくと。そういうふうに考えております。

 この緊急通報システムと並行して高齢者等の見守りのネットワークづくり、これを今回の補正予算で計上さしていただいております。これにつきましては、繰り越しをさしていただいて23年度に事業として具体的な取り組みをさしていただくわけでございますが、この概要については高齢者のみ、高齢者世帯、または身体障害者を抱える世帯、また介護認定を受け自宅で介護を受けているそういう方を抱えている世帯、それと妊婦等いろいろな形で、表現はよろしくないかと思うんですけど弱者といわれる方について、地域を挙げて見守りをしようというのがこの事業のねらいでございます。そのためには、そういう高齢者等、先ほど申し上げました方々をシステムの中に登録をさしていただきます。これは、もちろん本人の、また家族の御了解がなければできませんが、そういう形で台帳を作成をいたします。そしてA行政区という行政区ごとに、そういう方々、常に平時における見守り等が必要な方等のリストをもとに、地域で協力員に手を挙げていただいて、その方々を通じて日常の訪問等声かけをしていだだこうと、そういうふうに考えております。これも強制的ではありません。さりげない中で行う。そして話し相手になってもらうということで考えております。また、このシステムを利用いたしまして、災害時における避難誘導、災害時において安否確認等、死亡者を一人も出さない。そういう方向での取り組みもあわせて行いたいと考えております。災害、避難誘導につきましては総務課の管轄ではございますが、日常のこういう方々についての見守りについては、福祉のほうで関係機関、関係者の御協力をいただきながら取り組んでまいりたいと、そういうふうに考えております。

 町長が、一般質問の中での御回答の中で、「元気旗じるし運動」という形でしました。これは職員の提案の中から出てきたことでございますが、こういうことについても一つ一つやっていき、高齢者等の見守り、そういうものが確実に行われるようにしたいと。そういうふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 建設課長補佐。



◎建設課長補佐(三隅忠君) 建設課でございます。先ほどの町道以外の道路につきましては、来年度より私道等舗装要綱を整備いたして、改修の補助金の交付を行っていくところでございます。

 町として、1割につきまして負担が大きいのではないかという御指摘でございますけども、やはり町道ではございませんで、今の要綱上はわずかでありますけども御負担をしていただきたいというふうに考えております。また、しっかりしたルールづくりをと、継続というふうに申されておりましたので、今後もこの私道舗装要綱を制定いたしましたので今後も継続して事業の取り組みをやっていきたいというふうに思っております。



○議長(肥喜里和隆君) 柿野議員。



◆議員(柿野義直君) 私自身も驚くべき数字だなというふうに思います。実に、高齢者のひとり暮らしあるいは高齢者だけの世帯といいますか、これが全体の世帯の30%っていう、極めて、そうだな、私のアンケートにはほんと高齢者の意見。まず「困っていることがありますか」という問いの冒頭に、やっぱり答えて、それだけの人が、結構、前回4年前に取り組んだアンケートに比べて高齢者が多いなという感じを私は受けたんです。こういう実情があるということを皆さんと一緒に情報を共有していけたらなというふうに思います。ほんとに、細かく書いてきていただいております。それぞれ、さっき井上町長も買い物難民あるいは病院に通うのに足がないということで何とかしたいということで、前向きに御答弁をいただきました。ほんとにありがたいなというふうに思います。それで、できるだけ早くそのことについて具体的な成果を上げていただきたいというふうに思っております。

 そして、まず高齢者の世帯のやっぱり家計の状況というのは、今後見回りのシステムづくりの中であるいは福祉計画を策定する中でわかってくるでしょうというのは、そのとおりだと思います。かなり厳しいというのが私の実感です。実際はそうだろうと。実に、生活保護の世帯が201という。いわゆる2,631の高齢者あるいはひとり暮らしの世帯の201ですから、これはもう通常の生活保護の世帯というのは、1,000件で20人ぐらいですから、標準的。今はもうちょっと高くなってますけど。これは、もうものすごく大きい数字です。境界域におる方もいっぱいいらっしゃいます。年金が低くて、そして生活保護をもらうにお年寄りはなかなかちゅうちょするんです。田舎に住んでおれば、御飯は野菜をつくったりお米があったりして何とか食べられますけれど、ほんとまともな生活ができるだろうかなというぐらいの低額の経済状況というのが、私はあるように感じます。そこらあたりも、しっかり今後いろんな計画づくりの中で把握していただきたいと思います。

 今回の質問に当たって、担当課あるいは町長のほうでいつも精査をしていただいて誠意ある回答をいただいてるちゅうことは、ほんとに評価したいなと思っています。今後もそういう姿勢で取り組んでいただきたいと思います。

 高齢化対策についてはこれからの課題ですから、ここで何せかにせというふうに私のほうから要求してもなかなか今の状況で、「はいそうですよ、そうします」ということにはならないと思いますし、私の一般質問に対しても大体そういうふうな答えがあんまり返ってこないというのが実情ですので、ここは皆さんと、こういう状況ですよということを情報を共有するということからスタートしていけばいいのかなというふうに思っております。

 それで、あと端的に私が思いを持ってるのは、集落支援要員でしたよね。あそこの取り組みをやっぱり財産にしていただきたいと思います。あそこから出てくるいろんな情報を皆さんで共有すれば、これからの過疎や高齢化に対応していく上で貴重な情報を共有できるんじゃないかなというふうに思います。

 こういうことがあります。ずっと以前から注目してたんですけど、長野県の栄村というところがあります。長野県の栄村は人口が2,300人ぐらいなんですけど、ものすごい雪が多いとこなんです。面積も270平方キロっていうから実にみやこ町の倍ぐらいのとこで、2,300人の人が住んでるって、ものすごい過疎のしている地域です。そこでどういう取り組みをされてるかちゅうたら、げたばきヘルパーさんという制度を取り組んでるわけです。集落が飛び飛びにありますから、村全体で160人のヘルパーさんを要請して、そして110何人かが村の社協に登録されておるそうです。そして、集落には2,300人のうちの110何人が登録しているわけですから、各飛び飛の集落に何人かいらっしゃるわけです。そこで、社協から指示を受けてその集落の中でみとっていくというシステムらしいんです。実におもしろいなと思ったのは、結構お金がかかるかなと思ったら、いや、これが1,950円だそうです。保険料が、1,950円。だから、これ全国平均が2,911円だということですので、これ、もうものすごく安く抑えられてるという状況があって、こういう取り組みもできるんだなというふうに、全国的なデータとしてもあるわけです。これは、これからの検討課題と思いますけども、そう思います。そういう取り組みができる。

 そして、健康づくり、医療費を、健康保険税が高いっていうのが、ほんとに皆さん高齢者の方の生活を圧迫しているという状況がありますので、そういう回答がありますので、それに対して、しっかり健康づくりをやって医療費が下がれば国民健康保険税も下げていきますよと。そういう姿勢で取り組んでいただきたいと思います。

 ほんと時間があって議論するということはまずできませんけども、そういう情報の共有をここで今回していただければありがたいなと思ってますので、今後は少しちょっと私が一方的になりますけれども、私の思いを少し述べさしていただきたいと思います。

 そして、ここで時間がないのでどの部分をということもありませんが、国民健康保険税は皆さんが高いと思っているという実態、それを解決するには制度そのもの、国の補助の率を上げるとかっていう要望とか等々ありますけれども、一つはそういう健康づくりの過程の中で何ぼかなるんやないかということと。それからそれをやっていくには、集落支援要員が配置されてるあそこのやまびこ診療所を、これが地域の典型としてひょっとしたらあるのかなというふうな、私の空想ですけども、あるんやないかなという。高齢者をむしろ、例えば長野県の佐久市ですか、佐久診療所というのがあって、それは農協立らしいんです。JA立。そこの取り組みとして地域の医療をきめ細かに見ていって健康づくりをやっていくというそういう制度を取り入れてるようなところもあるんですけれども。せっかく町立の診療所があるわけですから、そこらあたりのデータを十分反映して、地域医療あるいは地域の健康づくりと医療と、あるいは所管の健康づくり課というところもありますので、そういうところと情報を共有して何とか医療費を下げていくということを取り組んでいただきたなというふうに思っております。

 次に、全般的には高齢者の支援を支える点の質問に関しては、前向きにお答えをいただいたということで、今後もしっかり取り組んでいただきたい。これを出発点にして頑張っていただきたいと思います。もし、私が次の質問する機会が与えられればこれを深めていくということになりますけれども、今の状況ではどうなるかわかりませんので、そこにとどめさしていただいておきたいと思います。

 もう1点は、教育行政のあり方について教育長に再質問さしていただきます。

 今、教育の現場の状況というのは、大変私は厳しいというふうに伝わってきております。子供たちの状況あるいは親たちの状況あるいは教える側、教員の置かれている状況等々が、もう総合的にいろいろ絡み合っていると思うんです。

 教員が精神的に悩んで、そして病気になり長期休暇という状況が随所に伝わってくるわけです。それはなぜかというのは、もう教育長御存じと思うんですけども、どんなふうにまず把握されてるか。そのことに関してどんなふうにお考えになってるか。ちょっとお聞きしたいと思いますけど。



◎教育長(松田憲太君) 今の御質問にお答えいたしたいと思います。

 今、現状言っていただきましたので、私はそのとおりだと思います。がしかし、先生方も一生懸命やっていただいとる。保護者も今のところは一生懸命でやっていただいとると、が、しかし抜けたところがあるんじゃないかと。

 さきに申しましたように、このアンケートを見ますと今までの福岡県民運動の中のアンケート調査の中で、子供たちが答えた中で、「家で勉強は何分しますか」というのは、「30分以内」というのが、ほとんどあると。特に中学生では全然しないものが多いというようなことを聞きますと、何かやはり教育委員会も学校も考えていただいとる。親のほうもいろいろと習い事等で考えておるんだろうと思うんでございますけども、教育委員会としても何か手を打つことをということで、家でも少なくても30分以上1時間以内、これぐらいは勉強してもらいたいなと考えて取り組みました結果、さきの学習指導要領から今回変わりましたところまでを考えてみると、ゆとりを余りにも持ち過ぎて家で勉強することがおろそかになったんではないかということで。漢字につきましても、漢字も読めないというこういう現象が多々見受けられます。それから、計算のやり方も新しい電卓であるとかコンピューターというのが入りましてデジタル的な考え方。要するに、ゼロか1かというような概念は大変よく子供たちは理解ができとるようなんですが、残念ながら町の今年度の予算114億という億という単位までは、子供たちは理解ができないという現象があるんだと。こう聞いておりますと、やはりこれはそういう数の概念も勉強していただきたいなと。これが、私ども教育委員会としての考えでございまして、特に、珠算というのを取りましたのは、家で珠算をやることによって集中力を増すと。今、集中力が欠けておるんではないか、こういうことも言われておりますので、それを取り入れることによってよくなりゃせんだろうかと。これも……。ようございましょうか。



◆議員(柿野義直君) ちょっと私の質問の方向性が違うので。回答の。いいです。ちょっとほんなら。



○議長(肥喜里和隆君) はい。



◆議員(柿野義直君) 教育の現場で、教員がかなり厳しい状況に置かれてると。それは、家庭の状況やら子供たちや親たちの経済的な状況等々もあるでしょうけども、そういう状況を把握してるんですかと。だから、それを把握してると言っていただければ済むことなんです。

 だから、その上で、今教育の現場は新しい指導要領になって、それがまた大変。そして、英語教育を取り入れようとしているわけですから、英語の必須化に向けて動き出してるわけです、本格的に。それで、そうするとなおさら教育の現場が忙しい状況になるわけです。だから、そういう状況の中で、教育長のお考えはそうでしょうけども、教育の現場はそういうことをしっかり把握した上で余計に新しい課題を取り入れるときに、教育の現場の状況をしっかり把握してくださいと言ってるわけです。

 だから、時間がないから私が一方的に言わしてもらうけども、校長会でお話したときに校長会のほうから現状と比べて、現状に対して意見が出たでしょう。今、厳しくなると。厳しくなってるし、今後も新しい状況で英語を必須化することになるからということで、等々、私が直接聞いたわけじゃないけれども。そういう状況の中で、教育長の考え方の上で、新しい課題を持ち込むときには教育の現場の状況をしっかり把握した上で持ち込んでくださいということなんです。

 だから、それに対してどういうふうにお考えになってるかを答えていただければいいことなんです。私は、漢検の話をしてるわけじゃないです。漢検は、それぞれいいという人もおれば悪いという人もおるでしょう。だって、自己負担があるんですから。こうやりなさいって言ったって、親たちに500円は負担するけどあと900円は自己負担してくださいっていうことですから、教育の現場に押しつけることはまた難しいでしょう。だから、そういうことを言ってるんであって、教育長は義務教育の現場の経験がないんじゃないかと私は思うんです。高校の教員をずっとやられて、高校の校長で退職された方ですから、今の小・中学校の現場の状況をしっかり把握していただいて、その上で校長会や教室の現場に立っておられる学校の先生方の状況をしっかり把握した上で、こういう課題については慎重に取り組んでいただきたいというのが私の願いです。わかっていただきたいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 私は、わかったつもりで答弁しておりまして、特に柿野議員さんのほうからは、新しい課題ということで、なぜそれを取り入れたかということについてお答えしとったわけでございまして、私も十分考えておりますし。

 なお、私は確かに高等学校の校長で終わりました。が、しかし教育委員としてはもう11年目でございますので、我がみやこ町のことにつきましては教育委員時代によく勉強さしていただいとるつもりでございます。

 以上でございます。



◆議員(柿野義直君) 質問を終わります。



○議長(肥喜里和隆君) 以上で、柿野義直議員の一般質問を終わります。

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○議長(肥喜里和隆君) ここで暫時休憩とします。再開は11時半からいたしたいと思います。

午前11時18分休憩

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午前11時32分再開



○議長(肥喜里和隆君) 入る前にお願いをしておきます。2番、田中議員の一般質問は、正午を過ぎるかもわかりませんが最後まで御協力をよろしくお願いします。

 それでは、再開をいたします。引き続き一般質問を行います。

 通告順位2番、2番議席、田中勝馬議員。



◆議員(田中勝馬君) 2番の田中でございます。また、きょうは傍聴の皆様、大変お忙しい中にもかかわらず御出席いただきましてまことにありがとうございます。衷心より厚く御礼を申し上げます。

 質問に入る前に、またニュージーランドの地震災害の被災者の皆様に対しまして、御冥福とお見舞いを心から申し上げたいと存じます。

 それでは、早速、通告書に従いまして質問さしていただきます。

 今回の質問は3点ということで、まず1点目は教育施設、進む校舎の老朽化についてと、2点目は行財政改革、公立保育所の民営化推進、3点目は除雪対策の3点の問題について質問をいたします。

 みやこ町の小中学校は15校あるわけでございますが、その点検調査はどのようにされているでしょうか。国は、全施設の維持管理についての調査活動を進め、一定の指針を明らかにしている国土交通省大臣官房の官庁営繕課の資料では、施設の目標耐用年数と施設のライフサイクルコストに基づく保全計画の立案の重要性を明らかにいたしておりますが、それらを取り組む上の前提条件になるみやこ町の教育施設全体の現状評価には総合的な調査活動が欠かせません。

 みやこ町には創立40年以上たった学校が50%もあり、建てかえ対象校や延命工事対象校舎あるいは耐震補強対象校舎を明示した個別学校計画を積み上げる必要があるのではないかと思うわけでございます。学校建物の耐用年数は、おおむね何年という基準等は設定されているのでしょうか。本来なら建てかえのための諸準備等も計画されてもいい時期に来ているのではないかと思うわけでございます。古い耐震基準の校舎ですから、耐震補強や防災強化工事また改築や改修等で毎年莫大なお金が必要となっているわけでございます。学校による自主的な安全点検等は、だれがいつどのように行っているのでしょうか。適切な維持管理計画の立案とその実行は確かなものであるかどうか危惧するところでございます。45年以上たった学校は50%もあり老朽化が加速され、今日の深刻な事態を招いていることを指摘しないわけにはまいりません。

 ある学校では、モルタルが落下して生徒が負傷したという事故も報じられています。その結果、点検強化を図ったところ50カ所以上も不具合箇所が発見されるなど予想を超えた老朽化の進行が進んでいることが明らかになったと言われておられます。足場を組んで広い面積を打撃して検査しない目視点検の限界を明らかにしたと言えましょう。それだけに、緊急工事だけでは危険な状態が解消したとは考えられません。コンクリート建築は古くなるとモルタルがはげ、落下する危険等があります。

 以上の観点から、みやこ町には創立40年以上たった学校が50%もあり老朽化が加速されて建てかえ対象校や延命工事対象校舎、耐震補強工事対象校舎の耐用年数等についても専門家を交えて検討する時期に来ているのではないかと思うわけでございます。総合的な長期営繕計画を立案し必要財政規模までも含めた課題として、町民の前に提示する必要があるのではないかと思いますが、町長または教育長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、老朽化した学校の建てかえを契機に、小・中一貫校の設立をという問題ですが、まだまだ先のこととは思いますが、学校施設の建てかえ時期を契機に環境を考慮した学校づくりとして小・中一貫校を検討してはどうか。全国には、不登校、学力向上、少子化、問題行動などそれぞれの地域や学校が抱える課題を克服するため、文部科学省の研究開発学校や教育課特例校あるいは旧構造改革特別区域法、小・中一貫教育特区の指定あるいは独自の取り組みによる小・中一貫教育の実践、研究を進める学校、自治体が大変多くなっております。

 具体的には、小・中学校の教員が一体となって9年間を一貫した教育理念に基づき指導を進め、子供たちの個性、体力をさらに伸ばす。小・中学生が同一校舎で防犯対策等の整った安全の環境のもときめ細かな充実した教育ができるよう環境整備を進めるべきではなかろうかと思うわけでございます。

 小・中一貫校に取り組んでいる学校の一例を見ますと、校長先生は小・中兼任して一人、教頭先生もそれぞれ一人、教育は小・中学校を兼務してる状況です。また、小学校低学年の安全確保は、中学生によって行われているそうです。そのほかにも、学校と地域が連携した教育活動ができるよう共同学習室あるいは語らべの部屋また多目的ホールが整備され、大変近代的な学校経営が伺えます。

 みやこ町の豊津には、既に育徳館中・高一貫校として設立され、地域外からも多くの生徒が通っております。私は、老朽化が進んでいる学校の建てかえ時期には豊津に小・中一貫校を設立して、学術、学習のモデル学園まちづくりを推進したいと思うわけでございます。豊津小・中学校の学校は、この15校の中でも一番老朽化が進んでいる学校でございます。

 みやこ町におかれましては、今回の本議会におかれまして地域の個性を生かした教育の推進を目指して小・中学校において子供たちの人間力を豊かに育てるため、「豊かな心、健やかや身体をはぐくみ、豊かな学力を身につけるため」を基本目標として、きめ細かな指導を行う学級編成を実施、進めるに当たり任用する先生の採用条件の制定について提案されております。これからの学校教育の目指す方向として、生きる力の教育を基本とし知識を一方的に押し込むことになりがちであった教育から、子供たちがみずから学びみずから考える教育への転換を目指す必要性が問われているところでございます。

 私は、12月議会の一般質問においても学校教育のあり方、学力の問題についてお伺いいたしましたが、福岡県では、特に国語、読む、書く、理解。また算数では、図形、計算、英語等が全国平均を下回ると言われて、各市町村においては学力向上に向け、学校、家庭、地域の総合力で子供の学力向上の対策を検討されておられます。

 財団法人日本漢字能力検定協会においては、年3回の検定試験を設け希望者に受験の機会を提供いたしております。私は、小・中学校一貫校のカリキュラムに財団法人日本漢字能力検定協会と連携した授業を取り入れ学力向上目指し、近隣市町村の学校からみやこ町の学校に行きたいと言われるぐらいの学術、学校のモデル学園まちづくりを推進してはと思いますが、私は常に夢を形に変えるということをモットーにいたしておりますが、この点についての町長の所見を賜りたいと存じます。

 次に、保育所の民営化についてでございますが、保育所の民営化の問題について保護者の皆さんから民営化推進計画は急性で計画内容不明瞭とか、保育士のバランスの配置、質の高い保育の継承、保育所の役割はますます重要ということについて請願書が提出され議会においても継続審議となっていますが、何分にも今回の問題は説明が不十分であったがために、このような疑問視する問題が起きたものと考えます。決して、福祉、弱者切り捨て等の問題は、絶対あり得ないものと確信をいたしているところでございます。

 行政は、急に降ってわいたような問題を提起しているわけではないと思います。行財政プランに乗っ取って十分検討され提案されたものと考えます。12月議会において、残念なことに、なぜか民主党党首を思わせるような無礼さえ感じさせる面が多々見受けられました。情報伝達、機能不全とでもいいましょうか機構改革においても保育所の問題にしても、何かリーダーとして寂しい面すら見られました。

 「八甲田山死の彷徨」というお話ではございませんが、神田大尉は計画も調査もせず八甲田山を踏破しようとしたが道に迷い、最後には230人という、隊員を、尊い命を落とすという結果となりました。反対に徳島大尉は、綿密な調査、計画を立て安全を確認しながら豪雪の中をついに踏破したという、リーダーとはいかにあるべきかという教育を受けたことを、私は今ここに思い出しているところでございます。

 要は、物事に取り組もうとするときは、PDCA、プラン、ドゥ、チェック、アクション、要は計画、実施、確認、対策を徹底するということでございます。リーダーが方向性を誤れば大変なことになります。町長は、リーダーとして方向性を明確に示し、やらねばならないことは必ず目標に向かって達成するという強い決意で取り組んでいただきたいと思います。

 行政と議会は常に車の両輪だと、私は考えておるところでございます。なぜ、民営化しなければならないかという理由について、十分な議論説明を行い御理解いただくことが先決問題だと思います。行政は、過去の決算の分析により事務事業の見直しはもとより公共施設等の統廃合、民営化、民間委託「指定管理者制度を含む」の推進を図り、管理運営について経費節減を図るのは当然のことと私は思います。集中改革プランの実施に当たっては、その進捗状況や問題点の把握及び財政効果の確認等が必要かと思います。そのためには、常に集中改革プランを意識し評価する体制整備が必要であろうかと思います。地域住民と行政はそれぞれの役割を認識し合い、知識や知恵等あらゆる能力と必要な情報を共有しながら将来のまちづくりを進めていくことは重要だと考えております。

 したがって、民営化等を推進するためには、住民福祉、住民サービスを低下させないことを十分考慮しなくてはなりません。保育所の民営化は行政としてあるべき姿ではないかと考えます。どこの市町村も保育施設等の統廃合は財政的見地から避けて通れない問題ではないかと思います。行政が、もし場当たり的な行政運営をしていたらいつかは行き詰ると思います。常に、目的、目標、コストを考えた先見的な見地に立って行政運営を図るべきだと思います。

 平成21年度の保育所の経費が5億2,800万円かかっています。民営化することにより人件費等で約1億円、経費が節減が可能になると言われています。節約になった1億円で早朝保育や延長保育、さらには保育料の一部助成を行うことができること。また、民営化によって財政負担が軽減されることによって、教育サービスの維持や施設の修繕等に充てることが可能になること。民営化の方法についても検討委員会で十分協議を重ね、園児や保護者に負担がかからないように移行をし、途切れることのなく継続的に運営、保育水準の維持、サービス向上を目指しお子さんの負担軽減をするという内容で説明資料をいただいておりますが、この内容から見れば、何ら私は問題はないではないかと思うわけでございます。

 1月14日の新聞だったと思いますが、検討委員会は民営化賛成の答申を町長に提出されております。保護者からは反対の声もあるが、町長は「答申に従いのっとりたい。保護者には十分な説明を尽くす」と答えられております。民営化を表面化されてから今日まで6回にわたっての会議を開き、協議その他の結果を町は「財政硬直化が進み現状では小規模保育所の統廃合は不可避。民間活力の活用により保育所は存続させる可能性がある」と結論づけたと言われております。「町は、受託法人、保護者の協議会を設置し、ニーズに合った運営を行うことを条件とした」と報道されておりました。私は、先ほどから申し上げていますように民営化を推進するためには住民福祉、住民サービスを低下させないよう十分配慮し、行政改革を図るべきだと申し上げております。

 ところで質問ですが、保護者の皆様方の反対意見、御意見、御要望はどのようなものであったか。また、それに対する回答、御理解を得るためにはどのような努力をされたのか。また、保育所をこのまま存続した場合のデメリットはどこにあるのか。また、民営化した場合のメリットはどのようなものがあるのか。また、ニーズに合った運営を行うことを条件とありますが、具体的にはどのような運営を行うのでしょうか。また、もし民営化した場合のサポートについてはどのような方法でやるのか。また、近隣市町村の公立、私立の保育所の場合、比率はどのような状況になってるか、お伺いをしたいと思います。

 3点目の除雪問題でございますが、毎年確実に降る大量の雪は、春には水となって生活や産業のための豊かな恵みとなっている半面、快適な日常生活を阻害し産業の振興にも大きく影響していることは否定できません。

 冬期間の生活に最も大きな影響を持つ交通機関でありますが、国道、県道は何とか近隣の土建屋さん等の応援で除雪されていますが、寒冷するため凍結され交通機関の途絶という状態が続きます。

 住民の日常生活に密着している町道、私道については何ら手が打たれてないために、国道、県道まで出られない。買い物はもちろんのこと病院にも行けない状態でございます。部落のある集落、山間僻地にあっては、生活道路の確保はまさに生死に係る問題でもあります。社会的弱者である身障者や老人、母子家庭等の庭先から生活道路までの除雪は、痛切な問題であります。現在は、近隣の元気な人たちが助け合って除雪されていますが、それは細々としたものであり、これらの方々は、冬季の間は生活に難渋しているのが実態であります。その年によって多い少ないはあるものの、山間部の帆柱、鐙畑、峠、勝山においては河内、矢山にとって冬の最大の悩みは、積雪の問題であります。除雪は、健常者にとっても大変な労力を要するものでありますので、高齢者、身障者にとっては苦痛以外の何物でもないと存じます。

 そこで、町道、私道の除雪対策、町として何らかの御検討をお願いしたいわけでございます。まず、冬の期間は天気情報を常に確認され行政として山間部の積雪状況等のパトロール隊を設置してはどうかと思うわけでございます。

 また、2点目は除雪作業を行政サービスの一環として行うことはできないものか。例えば、除雪ヘルパー制を採用し集落のある山間僻地に派遣すること等のお考えについて町長の御所見を賜り、壇上からの質問を以上で終わらせていただきます。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) お答えします。

 その前に、私が町長になりましてから田中議員から4回の質問を受けております。聞くところによりますと議会は任期4年ですけども、4年間の中で16回議会があるわけですけど全て質問されたというふうに伺っております。大変よく調査研究され、本当に現実性のある質問をされておられるなということに対して敬意を表したいと思っております。

 また、私も今まで指摘を受けましたことに対しまして、できることはすぐに解決をしてきたつもりでございます。今後ともいろんな御意見を賜り、元気のあるまちづくりを推進していきたいと思っておりますのでよろしくお願いをいたします。

 最初の学校施設の問題ですが、40年以上たった学校がみやこ町には50%以上もあり老朽化が加速され、建てかえ対象校や延命工事対象校舎、耐震補強工事対象校舎耐用年数が問題になっている。学校施設の耐用年数や更新時期は把握されているのか。町の教育委員会における改築や改修の計画、予算費用の有無は把握できているのかという問いでございます。

 現在の学校施設は、伊良原小学校を除き鉄筋コンクリート、RCづくりであります。RCづくりの耐用年数は、50年から60年と言われております。議員御指摘のとおり築40年を経過している校舎は14校中半数の7校であります。30年以上経過している学校も6校あります。昭和40年代に多くの学校が木造から鉄筋コンクリート、RCづくりに改築され、その校舎が40年を過ぎているということになります。毎年、少しずつ補修工事を行っていますが、部分補修ではなかなか完全な校舎にはなりません。

 そこで、今年度、平成22年度ですが、伊良原小学校を除く13校の校舎の調査を行いました。その結果、改修工事をした場合の費用は13校で約50億円、新築した場合は3倍の150億円かかるという結果が出ています。町といたしましては、このままでは再築することも困難でありますので、来年度において大規模改修、建てかえ、統廃合をも含めた年次計画を立てるための検討委員会を発足するように考えております。

 小・中一貫校のことにつきましては、これは教育長が答弁されますけれども、その中で1点だけ、私もやはり教育というのは生きる力、そしてまた心優しい子供たちを育てていくことが必要であるのではないかなというふうに考えております。

 次に、行財政改革の推進、公立保育所の民営化の推進。行政は過去の決算の分析により事務、事業の見直しはもとより公共施設等の統廃合、民営化、民間委託「指定管理者制度を含む」の推進を図り管理運営について経費削減を図るのは当然のことと思います。1、保護者の御意見と御要望を反映させ、住民福祉、住宅福祉、住民サービスを低下させないように配慮し民営化推進を図るべきではないか。若者を定住させるために、まず子育て支援対策を充実させ、共稼ぎのできる保育時間の延長等が求められているのではないかという質問でございます。

 行財政改革の推進につきましては、平成20年度に策定いたしました公共施設の検討結果をもとに錦町よりあい所や老人憩いの家などは廃止し、火葬場は犀川に統合するなど見直しを行ってまいりました。

 保育所の民営化については、平成20年度の計画では節丸保育所と諌山保育所は廃止の予定でしたが、保育所や小・中学校を廃止すればその地域に若者が定住しづらく高齢者だけの集落になる可能性があることから、保育所の廃止については計画見直しを行ったところです。そのためには、若者が低家賃で住める住宅の建設や住宅用地の提供も検討しなければなりません。

 保育所民営化に向けては、昨年から保護者対象に説明会を開催してまいりましたが、説明不足で町の考え方が伝わらなかった部分もありました。その後、何回か保護者の意見を聞く機会がありましたので、私は民営化することでその保育所に特色を持たせ、保護者が安心して働ける、子供を安心して預けられる環境をつくりたいと提案をしてまいりました。

 例えば、保育所年長組で小学校1年生が習う文字や計算を教え、また小学校1年生と同じ部屋で授業を行うとかの異年齢交流を行うとか、英語を取り入れた保育であるとか文化継承を行う保育所とかを推奨したいと考えております。

 12月議会で承認をいただきました機構改革の中で、4月1日から住民課児童係が子育て支援係に名称が変わることに伴い、子供を産み育てる町、生活しやすい町を目指し職員に子育ての検討を指示しているところであります。

 平成21年度に実施いたしました子育てに関するアンケートでは、保育サービスの費用負担軽減、子供の救急医療の体制整備などや延長保育などの多様なニーズに合わせた保育サービスの充実を町に維持する保護者が多くいました。公立保育所では久保保育所だけ早朝・延長保育を実施しております。延長保育を望んでいる保護者は、町外の保育所に預けているのが現状です。

 民営化することで、町内どの地域でも早朝・延長保育など均一なサービスが受けられるようにするべきだと、私は考えております。

 次に、山間僻地の道路について、山間僻地にあっては生活道路の確保は生死にかかわる問題である。除雪作業を行政サービスの一環として行うことはできないのかという問いでございます。

 昨年末からの積雪については、地域住民を悩ませる大変深刻な問題だったというふうに思っております。凍結対策といたしまして融雪剤の配布等を行い準備に備えてきておりますが、積雪で雪の除去が必要とされる地域の町道においては、必要に応じて除雪作業を行っております。除雪箇所は、議員からも指摘がありましたけども、国道496号線沿いの扇谷・帆柱地区や犀川大坂・犀川末江峠などの町道です。国道496号線や県道津野犀川線の犀川鐙畑地区については、京築県土整備事務所において除雪を行っております。

 それから、除雪をできるヘルパー制度みたいなものができないかという問いもございました。このことについても、今すぐには即答ができませんけど、そういうふうな方法ができないかということをこれから検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 失礼いたします。

 田中議員さんの1番目の2つ目に当たるわけでございますが、建てかえに小・中一貫の設立をっていうことにつきまして、これに2つありますんですが。一つは豊津を学園都市にということと、もう一つはカリキュラムの中に漢字検定とか英語検定の分を取り入れてはどうかということで質問がございます。

 それのまず一番初めでございます。さきに町長がお答えしましたように、今後小・中学校のあり方、これにつきましての検討委員会、こういうものを設置して統廃合、これを含めました将来の学校づくりの構想を計画したいと考えておるような次第でございます。当然、その中には小・中一貫校の構想も入ることになります。豊津地区だけを学園都市にということでございますけども、広いみやこ町では通学等に少し無理があるんではなかろうか。難しい点もあるんだと、そういうやに思っております。このことにつきまして、検討委員会等の中で協議をさせていただきたいと。こう考えております。

 続きまして2番目の問題でございますが、小・中一貫校のカリキュラムに財団法人日本漢字能力検定協会と連携した授業ということでございますが、この点につきましてもまた検討委員会で十分取り組みましてやってまいりたい、こう思っております。みやこ町の学校づくりの構想委員会、これの中でハード面だけではなくて今申しましたようなソフト面の分までも取り入れまして策定していきたい、こう思っております。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) ありがとうございます。今の教育長のほうの問題から言います。この問題につきましては、私も先ほどから言ったように、これは今すぐの問題ではございません。私の言うように、やっぱりいろいろ、私は、次はああいうふうにしたらええ、ここもこうしたらええなというようなことを夢を見るような形で、それをやっぱり実現さしていかないかんというように、先ほど申しましたように夢を形に変えていかないかんというような考えの発想のもとで、今回こういうような問題を提案さしていただきましたので、次ずっと今から言うたように検討委員会等を設置されて御検討されるときに、ぜひそういうふうなことも頭の隅に入れていただいて検討していただければ幸いかなというわけでございますんで、どうぞよろしくお願いします。

 それから、学校の問題につきましては、先ほど町長から御回答いただきましたように調査して修理をするだけでも50億円かかるということで、建てかえればまた150億円という莫大なお金になりますが、いずれにしても先ほど私が申しましたように、こういうふうな営繕計画を立てていかないと、さあっと言ったときにはなかなかできないものでございますんで、やっぱり古い校舎から順次建てかえていく必要があろうかと思いますが。

 私も学校施設の主要な部位、部材、機器の耐用年数はどのぐらいかということを調べたところ、やはりコンクリート建築の部材、屋根、外装、建具等は、法定耐用年数は50年ということになって、空調機器等については15年、また衛生機器等について、ポンプ、水槽、トイレ等については15年というように、これはもう法定で耐用年数が決まっておりますんで、先ほど町長からも言われましたように、やっぱり学校自体の耐用年数は50年か60年というようなことで、やはり申しましたように、モルタル等が落ちてけがをしたというようなこともございますんで。なかなかこの目視点検で点検をするというのは限界がございます。なかなか見てもどうもないというようにあるけどいつかはぽんと落ちるというようなことがありますんで、その辺もあわせてよく点検して、そういう災害等の内容にひとつ点検強化をお願いしたいと思います。

 いずれにしても、また先々には、そういうふうな将来的には学校等を建てかえていかなければいけないというようなことでございますが、私も再々この前から申しますように、そういうのは木材利用促進法というのが法律が変わりまして、今後はやはり公共施設等は全てを木材等使用せいというようなふうに法律が変わって、いずれそういうふうに地方団体のほうにも指令が来ると思いまして、地方公共団体の責務としては、「国の施策に準じて木材の利用促進に関する施策を制定し実施するよう努めること」と、「その整備する公共建築時における木材利用に努めなければならない」。そして、その公共建築物の範囲としては政令第203号にあるわけですが、学校とか老人ホーム、保育所等の社会福祉施設、病院等の医療施設、体育館等の運動施設、図書館等の社会教育施設等の、またそのほか住宅木材利用を今後は奨励するというふうに、国からのそういうふうなことも決まっております。

 また、特に最近の学校施設では、ぬくもりのある優しさということで非常にあちこちで、今、木材建築の学校が見直されております。この木材建築が非常にええということは、コンクリートの校舎では、生徒は勉強するのに非常に疲れやすいというようなこと。また、先生におかれましては、リウマチになりやすいというような先生のほうからの希望もあり、またコンクリートのほうではインフルエンザにかかりやすいと、木材の校舎ではインフルエンザにかかる人が減ったというようなこともありますんで、ぜひこれも将来的な問題でございますがこういうこともお考えいただいて取り入れていただければ幸いかと思います。

 それから、一方的なお話になるわけですが、次は保育所の問題ですが、先ほども町長から詳しく御説明されましたんでくどくど言う必要はございませんが、保護者の不安というのは誤解されてる部分があるんじゃないかなと。やっぱり認可外保育施設と認可保育所等を混同して考えてる場合があるんじゃないかという部分もなきにしもあらずと思います。やっぱり認可保育所の入所は、公営民営の別なく市町村が保有し保育にかける状況等を勘案して決定するのであり、認可保育所の保育料は公営民営の別なく前年所得額や保育児数が等しい場合同一の保育料が課せられることになっていると、このように私は理解してるんですがこの点についてはどういうものか。そのようなものであるかどうかちょっとお伺いします。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 住民課です。まず、1点目の保護者の不安をということなんですが、確かに昨年実施しました説明会では事務方の説明不足という点で保護者に不安を与えた面はあったと思います。これは反省しております。

 それから、保育料につきましては、公立であろうと民営であろうと保育料に差異はありません。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) そのとおりだと思いますんで。

 また、民営保育所は社会福祉法人が運営している場合が多いと。また社会福祉法人も一種の公営法人であり社会福祉法人が行う施設整備には公金から助成(  )することや公益事業以外の事業は非課税となる等の特典がありますか、ということになってる。みやこ町の、今、現状ある保育所の状況はどういうふうな状況になってるかとお伺いしたいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 民営の保育所が、例えば施設改修等を行う場合につきましては、国の制度によります安心こども基金というところから助成が出ます。それについては、国が2分の1、法人が4分の1、町が4分の1ということの補助があります。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) わかりましたが、今みやこ町の保育所に、これは、今民営化から私立の保育所は法人であるかどうかということをちょっとお伺いしときたい、どのぐらいあるかと。そういう保育所、法人化されているところ。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 町内の保育所につきましては、福祉法人とそれから宗教法人がやってるところがありまして、町内には4つの保育所があります。と、1つは幼稚園があります。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) 先ほど、このまま保育所を存続した場合のデメリットということとメリットはどうあるかということでございますが。私にちょっと勉強して見たことをえいてますの、保育所の整備に国や県の補助金を今度は受けられなくなるということで、老朽化、耐震化等の対応がおくれるというような問題と、先ほど言いました安心こども基金、この辺がまた24年まで、25年以後はなくなるというデメリットがあるということと。現時点では23年度までの予定であるが24年度までの繰り越しは可能というようなことになって。保育所は運営するための人件費が、特に公立であれば高いというデメリットとかいうようなことが悪いデメリット部分じゃないかと。民営化のメリットの部分については、1園ごとの運営が異なれば判断も迅速にできるというのがメリットということで、公立は全ての足並みがやっぱりそろわなければ全ての対応になかなかかかれないということで遅いと。また、個性的な保育園がふえると。保育時間の延長、病理保育、おけいこサービスつき等があると。私立により低コストで保育所の数もふやしやすいと。低コストの一環として、単価の安い若い先生がふえ、情熱を持って接してくれると活気が増すとかいうようなメリットもあると。

 いずれにしても公立はお役所仕事、対応が遅いと、恐らくそういうふうな部分は現在もまだ確かにあると思います。1園ごとの運営母体が違えば、保護者の要求も早く通るというようなこともあります。

 ここで、やっぱり我々はよく考えておかなきゃならないことは、みやこ町には6園の保育所があるわけでございますが、公立ということで保育時間または保育年齢制限があるためにゼロ歳児の預かりや時間外預かり等ができないために、若者の共稼ぎの家庭が子育て支援が整った行橋や苅田のほうに移り住んでいるのではないかと思うわけでございます。このような状況を見てもおわかりのように、やっぱりなかなか人口減に歯どめがかけられないというのが今の原因の一つではなかろうかと思うわけでございます。

 近隣市町村の公立の保育所の現状を見ても、やっぱり行橋、苅田、築上見ても、ほとんどのところがもう民営化されて私立ということになっております。みやこ町だけが6園というようなことになっとるように思われます。だから、行橋、苅田、築上町等の私立保育所では対応しきれず待機児童が出るぐらいに多いというような現状であります。これはなぜかと申しますと、子育て支援が整っているからでございます。例えば、延長保育、乳児保育、一時保育、保護者のニーズに合った対応をしているからこそ、また反対に人口も増加傾向にあると言われております。

 私が、12月議会にも言われましたが、先ほど同僚議員も言われましたが、長野県の下條村の村長さんがお話していましたが、「やっぱり子供をふやすことは最高の高齢者対策」と、「なぜ子供がふえるのかというとこれは簡単なこと」と、「村自体の育て、子育て支援を充実さしたことに一言に尽きる」ということで、ここの村長さんは胸を張ってそのようにおっしゃられております。

 今後、みやこ町も高齢者対策、人口減少対策として若者向け住宅等の計画もされておるわけでございますが、まずやはり整備することには、若者が集まる子育て支援対策が何よりも先決問題ではなかろうかと、このように思うわけでございます。

 そのためには、公立ではできない民営化保育所の充実したサービス向上が図れる対応が必要じゃないかと思うわけでございますが、町長いかがでございましょうか。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 田中議員から大変目の覚めるようなすばらしい指摘をいただきましてありがとうございます。

 ほんとに私も子育て支援をしていかなきゃいけないなということを常々訴えてまいりまして、今回の機構改革において新しく子育て支援課を充実していこうと。議会でも医療費の無料化ということを言われてきましたので、この地域にはない医療の推進をしてきまして、今度から高校生まで医療の無料化もしていこうというようなことになってきております。

 ほんとに、若い人たちがやはり子供を産み育てていくためには保育所がしっかりしていかないと、みやこ町ではやっぱり子供は預けられないなというふうになっていったら、私は行橋や苅田町のほうに出ていくんではないかと。その辺のことを危惧しておりますので、保護者の皆さんにも十分理解をいただきまして、本当に民営化をしてよかったなあと言えるような、そういう説明をしながら御理解を賜っていきたいというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) 行政のほうもこれからさまざまな問題が山積してるものと思いますが、まずやっぱり行政を預かる執行部の皆さんを初め、また我々議会議員としての、やはりまずは意識改革が一番大事ではなかろうかと、このように思うわけでございます。

 私は、いつも申しているように、親方日の丸的な考え方を早く切りかえなくては、民間企業であれば早く倒産に追い込まれるという状況になります。民間会社の企業努力というものは、想像を絶するほどの厳しい取り組みをされておりますことも十分御承知おきいただきたいと思います。まさに、食うか食われるか、言葉は悪いが、そういうふうな戦い。特に、また独立採算制をとるためには、そうしなくては勝ち残っていけないのが現状の社会情勢でございます。町長のそのような御苦労もありますが、我々もそのように議会も執行部もお互いが意識改革して、今からみやこ町を元気な町にしていくためには、みんながお互いにそういうふうに取り組んでいかないとならないと思いますが、町長の御所見を賜りたいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 確かに財政面においてもいろいろ厳しい面はありますけども、我々も意識改革をしていかなきゃいけないというふうに十分に考えております。

 先ほども答弁いたしましたけども、私は職員に毎月レポートを課しております。その中で、ほんとに職員の皆さんが真剣に考えて、いろんないい提案が出てきております。それを一つ一つ採用しながら改善と改革をしながら、私は新しいみやこ町をつくっていきたいなというふうに考えております。

 なお、また今回も管理職試験も行いました。全員合格ができないかもしれませんけども、そういう厳しさを持った、私は、制度も必要かなというふうに考えて、これからも意識改革を進めていきたいというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 田中議員。



◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。

 これは、ちょっと通告書にはありませんが、先ほど同僚議員からも質問さしていただいておりましたが、やはり特に帆柱地区は農協もなくなります。そして、今度は新しい支所、診療所、農協等は全部新しく古賀団地のほうに移転されます。そうなりますと、特に非常に高齢化が進んでいる田舎のほうにおきましては、あそこまで行く足等々の確保が非常に難しいということでよもやすれば買い物難民等も出るかもわかりませんが、先ほど町長のほうから御回答いただきましたように、何らかその辺も十分考えて検討していただいとるということでありますんで、あわせて私のほうからもお願いを申し上げまして、以上で私の質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(肥喜里和隆君) 以上をもちまして、田中勝馬議員の一般質問を終わります。

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○議長(肥喜里和隆君) ここで暫時休憩といたします。なお、再開は午後1時半より行いたいと思います。よろしくお願いします。

午後0時23分休憩

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午後1時30分再開



○議長(肥喜里和隆君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。通告順位3番、12番、熊谷みえ子議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 12番、熊谷みえ子でございます。昼からの議事に御協力ありがとうございます。それでは、通告による2つの項目についての質問をさせていただきます。

 まず、民主党政権になって国民の声はどうでしょうか。菅直人首相は、環太平洋連携協定、TPP交渉への日本の参加交渉などで、米国政府が従来の対日要求を今強めているところです。牛肉輸入の規制撤廃、保険市場への参入の拡大や医療産業の規制緩和など、TPPで米国大企業の要求が突きつけられています。

 この日本のTPP参加がアジアの活力を取り込むと言っていますが、そういうものではなく、アメリカの経済戦略に日本が組み込まれるものであること。2つ目に、農林水産業に壊滅的な打撃を与え、国民への食料の安定供給を根底から損なうものであること。また、食品の安全、医療、雇用、金融などのあらゆる分野で日本の経済主権を丸ごと失うことになるのが、環太平洋連携協定、TPPの大きな日本の全土にかかわる重大な問題点を持つことが、明らかになってまいりました。

 菅直人首相は平成の改革と称して、菅首相が参加を目指すTPPは、例外なくすべての関税が撤廃をされたら日本の社会がどうなるのか。大規模農家を育て、競争力をつけると言っていますが、山間地が多く家族経営が中心で、実質的には人件費も出ない状況です。TPPのために農業が衰退をし、食料自給率が一層下がると、日本の食は外国に握られることになります。農山村の環境を保全してきた農林業に携わる人たちが激減することになれば、国土の荒廃は避けられません。農業を崩壊させ、地域経済に打撃を与えると言われています。このみやこ町にとっても、大きな関係するところでございます。

 今回、特に危機に直面している医療の崩壊にも拍車をかけることになるのではないかと危惧されています。日本の医療は、この間、医療構造改革の名のもとで、市場原理主義を導入することが求められてきました。その1つが、保険診療と自由診療を併用する混合診療の全面解禁です。また今、後期高齢者医療制度の見直しの名のもと、今、国保の広域化構想が言われています。給付と負担の公平化の名を借り、かかった医療費の負担をさらに患者負担として、窓口での負担をかけようとしています。

 国保会計が困難な理由は簡単です。もともと国民皆保険制度の根幹である国民健康保険は、無職者、病人など低所得者が多く加入をしています。それゆえに、国が財政に責任を持つのは当然であり、財政負担は、かつては1970年代には60%ほどあった国庫負担は、1984年以降、負担割合はさらに減らされ、現在は25%もありません。国庫負担が減ったため高額になった国保税、払えない人がふえ続けています。また、収納率が悪ければ国からの調整交付金は減額をされ、さらに国民健康保険税が上がるという悪循環になっています。

 住民の命を守るためにも、医療費の負担低減、保険税の軽減が必要です。また、国に対しても、医療を守る責任を果たすべく国庫負担をふやすよう強く求めていただきたい。

 今回の通告にございますように、市町村として住民の皆さんの暮らし、福祉を守る立場で取り組んでいただきたいことを通告をしています。国民健康保険制度の改善、充実を求める。また、特別な事情がある方、医療行為を受ける必要がある方、また滞納世帯であろうと被保険者証を発行することと、国民皆保険制度として、誰もが医療を受けられるようにするために、国民健康保険税1世帯1万円の引き下げに取り組んでいただきたい。

 また、滞納世帯への制裁処置、資格証の発行中止をし、子供や高齢者、障害者などへの町独自の減免制度を設けること。また、保険証交付対象を短期保険証などの資格証などを発行していますが、これを高校生まで広げている自治体もある。正規の保険証を高校生まで最低発行するようにしていただきたい。

 また、健康を守る町政であるためにも、国民健康保険法第44条にのっとり、窓口負担の軽減策をとることを求めます。ぜひこの窓口での一部負担、減額または免除ができるように求めたいと思っています。

 今、窓口での3割負担を心配をし、病気になってもかかれない、そういう方々がふえています。またこの間、町長も午前中おっしゃいましたけれども、ことしの10月より、高校生まで子供医療費の無料化進めるということが予算化もされています。今回、私が改めて提案したいのは、一部負担についての外来入院ともに完全無料化実施を求めるところでございます。

 次に、教育行政。教育費は無償とする、この立場から教育環境の整備を求めるものです。就学援助制度の適用基準、当町においては大分緩和をされ、対象者は拡大されています。しかし、御承知のように給食費の滞納、またいろんな形での滞納がふえています。そういう方たちに、町として就学援助制度を該当する、そういう方たちにぜひ取り組みを進めていただきたい。

 就学援助制度とは、義務教育は無償とした憲法や法律に基づいて、小中学生のいる家庭に学用品や入学準備金、給食費、また学校病の医療費、修学旅行費などを補助する制度です。制度の改善にさらに取り組んでいただきたい。入学の喜びも半減をするような義務教育の教材費などの父母負担、ふえるばかりです。少子化対策を言いながら、教育費の自己負担分はふえ続けています。どの子にも行き届いた教育、また家計の心配なく安心して受けられるようにした制度です。さらなる充実を求め、自治体独自の上乗せ施策をとれないのか、お伺いをいたします。

 日本の高額な教育費に対する国連からの指摘についてがされています。中等高等教育の無償教育の斬新的、徐々に目的を実現しようとするような導入をうたった国際人権A規約の第13条のB及びC項を日本政府は留保しています。国連は、この留保を撤回するように日本政府に対して返答を求めてきました。ちなみにこの条項を留保しているのは、契約国151カ国中ルワンダ、マダガスカルと日本だけです。

 今、本当に長引く不況で家計収入、年々減少する中で、就学援助制度を受ける家庭がふえています。また、大学の学費、世界でも突出してした高額となっています。国連からもその異常さが指摘をされています。再度申します。憲法26条の義務教育は無償、また教育費は無償の世界の流れの上に立って、教育にかかる費用軽減を取り組むために、就学援助の充実を求めたいと思っています。

 以上、檀上でのこの大きな項目2つの質問をここで終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 熊谷議員からの質問についてお答えをいたします。

 私は、これまで熊谷議員がいろいろと指摘されて是正主義でやってまいりました。いいことは大いに参考にし、改善と改良をしながら町の活性化に取り組んできたというふうに思っております。そういう中で、今回の質問についてですが、国民健康保険制度の改善充実を求める特別な事情がある方、医療行為を受ける必要がある人は、滞納世帯であろうと被保険者証を発行すること、国民皆保険制度としてだれもが医療を受けられるようにするために、国民健康保険税を1世帯1万円引き下げること、滞納者への制裁処置を中止し、子供や高齢者、障害者などへの町独自の減免制度を設けること、保険証交付対象を高校生まで広げている自治体もあり、高校生まで保険証を交付するようにしてくださいという問いでございます。

 国民皆保険制度として、だれもが医療を受けられるようにするために、国民健康保険税を1世帯1万円引き下げることについてですが、平成21年度決算においては、赤字補てん分として一般会計から約3,300万円の繰り入れを行っています。22年度においても医療費の伸び、税収の頭打ちで赤字部分が拡大するおそれがあります。このような状況の中で、国民健康保険税を1世帯1万円引き下げることは、さらなる財源不足を招きます。国、県からの交付金も支出に応じた金額しか交付されませんので、国民健康保険税の引き下げは非常に厳しい状況にあると言わざるを得ません。

 滞納世帯への制裁措置、資格証発行を中止し、子供や高齢者、障害者などへの町独自の減免制度を設けることについてですが、現在、分納誓約を守らない悪質滞納者には、公益公平性の関係から資格者証を発行しています。しかし、分納誓約を守り納付があれば、短期証の切りかえを行います。また、緊急に医療が必要な場合にも、短期証を発行しています。子供や高齢者、障害者などへの町独自助成ですが、現在、医療証、高齢受給者証、負担限度額認定証等において、医療費の支払いの助成を行っています。現在、今以上の町独自の助成は、検討はしておりません。

 保険証交付対象を高校生までに広げている自治体もあり、高校生まで保険証交付をするようにしてくださいについてですが、中学校以下の子供についてだけは、世帯主の滞納にかかわらず通常の自己負担で、安心して医療機関にかかえるよう平成21年4月から短期被保険者証を交付しております。平成22年7月1日からは、短期被保険者証交付の対象が、高校生世代以下の子供に拡大しています。国民健康保険の相互扶助、負担と応益の関係から、滞納者に対しても保険証の交付というわけにはいきません。しかし、有効期限を半分にし、年2回の交付によって切れ目のないようにしております。また、窓口での交付ではなく、郵送で対応をいたしております。

 健康を守る町政であるためにも、国民健康保険法第44条にのっとり窓口負担の軽減策をとること。国民健康ということでございますが、現在、みやこ町において国民健康保険法第44条に基づく医療機関での窓口一部負担金についての減免の要綱及び規則はありません。

 次に、子供医療費の外来、入院ともに完全無料化実施を求めるということですが、子供医療費の一部負担金の助成は、平成21年4月から実施された児童医療費の一部負担から始まっています。その児童医療は、県下一斉に行っている乳幼児医療費を小学生まで、みやこ町独自で拡大した分です。

 乳幼児医療、障害者医療、ひとり親医療は、外来、入院とも自己負担があります。子供医療の基礎となるほかの医療助成制度とのバランスの問題があります。さらに、子供医療の無料化を行えば、不足する財源を一般会計等に求めなければならないので、財源の確保の問題があります。現在、子供医療費の外来、入院とも完全無料化をすることは非常に厳しいものがあり、今のところ予定はありません。

 以上でございます。あとは教育長と担当課長から、足りない部分は補足説明があります。よろしくお願いします。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 熊谷議員の2点目の教育行政につきましてお答えいたします。

 就学援助制度適用基準の引き上げで制度の拡充を求めるという点でございます。みやこ町の適用基準は、近隣市町村──行橋市、苅田町ですが──より高く、みやこ町の生活困窮者等には適用されやすいようになっております。ちなみに、世帯の収入額を需要額、すなわち生活保護費の基準額で割ったものが、みやこ町の場合は1.5以内、行橋市、苅田町の場合は1.3以内、こうなっております。

 続きまして、2点目の件でございます。繰り返しませんですが、小中学校の空調設備についてでありますが、田中議員の御質問でもありましたように、各学校の空調設備についても老朽化及び最初から設置されていないという学校もあります。が、部分的に工事をすることは予算面、経済面においても厳しい状態で、学校づくり構想計画のハード面において取り入れ、段階的に実施してまいりたいと、こう考えております。ただ、その計画では間に合わないものにつきましては、そういう箇所につきましては、補助的に検討をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) まず、教育費のほうから。

 就学援助制度ですね。やはり今から時期なので、今回重々承知しているつもりです。ただ対象者を新入学時またそういう方たちに、ぜひ周知徹底といいますか、わかりやすいお知らせをお願いしたいんです。昔、準用保護ということで書いてまして、該当しないということで、最初から考えなかった方もいるということで、ぜひお知らせを充実をさせていただきたい。

 それから、教育環境の整備ですが、町長には発想の転換でと、日本一誇れるような学校をぜひモデルでつくってくださいというふうにお願いしておりまして、午前中そういういろんな経費のこともおっしゃっておりましたし、そういう点では、私はただ年度計画をぜひ立てていただきたいということです。

 それから、国保制度の改善の問題です。44条に対しては、当町には条例はないというふうにおっしゃっておりましたけども、社会福祉減免ということで、社会福祉法人による利用者患者負担というものがございまして、そういう状況をやはりきっちりお知らせをしていくと。そういうことをしていかないと大変、払えない方はいつまでも払えないということで、手遅れになるわけですね。

 この間、いろんな形で調べまして、大変やっぱり医療保険、国民皆保険制度といいながら、国保税が高過ぎて払えずに無保険だと。で、お医者にも行けない。病状が悪化して、また保険証を持っていっても窓口負担が払えずに受診が遅れて死亡と。まさに経済的な理由によって医者にかかれなかったり、受診が遅れたりするために、死亡に至る悲惨な事例がふえ続けていると。これが、やはり今の国民皆保険制度である国保の実態なんだと思います。

 その前線に立っているのが市町村の窓口であるというふうに、ぜひそういう住民の皆さんの命を守っているんだという立場で、ぜひ取り組みをしていただきたい。そういうふうにお考えになっていただきたいと思います。

 この間、それと国民健康保険税含め、不納欠損処理をしてまいりました。これは、億に達するものでしたけれども、結局は、これは住民の皆さんに仕事、仕事というか、係る部分を町としては結局、不納欠損することによって町民皆さんに覆いかぶせてしまっているわけですよね。ですから、これは実質ぜひ所得別の調べていただいて、大体もう50万円以下とか、100万円以下とか、そういう方たちの滞納が多ければ、やはり保険料の引き下げで対応すべきだと思うです。もうどうしても滞納の実態を見て見ますと、その分を、結局まじめに払っている方が負担をしている。こういう実態があるので、ぜひそこら辺の調査等をまた含めてお願いをしたいと思っています。

 それから、高校生の保険証については今回、児童医療費を高校生まで広げる。広げるは、でも保険証がないといけませんので、これは必ず医療機関にかかるためには保険証が要るわけですから、そういう点の発行をぜひお願したいと。

 で、そういう滞納との関係で、ぜひ見直しをお願いしたいんですが、そういう点ちょっとここで1回、回答をお願いします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 確かに熊谷議員がおっしゃるように、大変厳しい状況の中でそういった支払いができない方もいらっしゃる。そういう中をどういう形か精査をしていきながら、本当に払えない方、払えるのに払わない方、この辺はやっぱり精査をして、そしてその中でやっぱ見直しをしていく必要があるんではないかなと。今回は、私もいろんな中で不納欠損等を見ておって、これでよかったのかなと、大変、本当に町民の皆さんに迷惑かけていたんではないかと。だから、そこら辺はしっかり精査をして、そして弱者の方にはそういうことができるように、私もしていきたいなというふうに考えておりますけど、先ほど申し上げましたように、本当に財源が厳しい状況の中で、すべて熊谷議員が言うとおりにしておったら、その財源をどうするのかなと。ま、そこら辺は私も考慮をしながら考えていきたいなというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 平成19年度予算で見ますと、繰出金は2億1,583万何がしで、収入欠陥補てん収入が2億円。で、約5億円のお金をつぎ込んでいるという、そのときの予算ではですね。そういうふうに、やはり21年度、今年度と、やはりそういう意味では減ってきてるんですよね、繰入金が。実際に法定外の繰り入れについて、やはりもうちょっと検討をすべきではないかなというふうに思うんですが、そういう点については、再度お願いをいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 平成19年度から比べて21年度は減ったのは確かなんですが、それは75歳以上が後期高齢者医療に変わりましたんで、国保の繰り入れは明らかに減っております。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) あと、みやこ町は、私の例にとれば、所得で実質課税所得から見て約38万円という負担割合なんですが、先ほど総務課長に、共済関係でどれぐらいの所得に対する割合かと。当初は25%といらっしゃってたんで、相当そっちのほうが高いなと思ったんですが、実質16%ということです。

 やっぱり所得に応じた負担が大変大きいんですね。それと、今申告の時期ですけども、やはりきちんと申告をしていただく、こういう努力も。なぜこれを言いますかというと、やっぱり税金というのは能力に応じて支払うということが前提ですので、ここら辺の進め方も取り組みをぜひしていただきたいと。実際に疎い方もいらっしゃるので、そういう取り組みもあわせてお願いしたいと思っています。

 それから、先ほど県の医療制度で自己負担の件ですけども、こういうふうに往診料自己負担分というのが、県に準じてございます。乳幼児医療費で、通院で──変わりませんかね──600円で、入院500円ですかね。せめて子供さんの入院等そういうのにかかる自己負担分については、何とか町のほうで見ていただけないかなと。そういう今回改めて私、提案をさせていただいたところですが、この件についてはまだ回答がされておりますので、お願いいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 今、子供医療の財源については、一般会計から2分の1と再編交付金から2分の1出しております。この再編交付金につきましても、あと五、六年だと思いますので、それがなくなりますと、この財源をどこから持ってくるかということになります。子供医療をすべて無料化にするということになりますと、乳幼児医療、障害者医療、ひとり親医療等についてもなりますので、その財源確保がどうなるかということがまだ不明でありますので、現在のところ、完全無料化にできるという確約もありませんし、予算の確保が難しいと思いますので、現在のところその予定はありません。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) この件で、本当は最初にちょっときっちり書けばよかったんですけども、ぜひ試算をしていただきたいというふうに考えています。と申しますのは、今、国は地域活性化で光、きめ細やかというふうな形で、今お金が使えないほどという感じで来ています。で、今年度の事業についてはあれですが、前年度で約どれくらいですかね、ちょっと金額をまずおっしゃっていただきたい。大分余剰金が出ると思いますが。



○議長(肥喜里和隆君) 副町長。



◎副町長(中村紘一君) 前年度までが12億612万円ですね。4回にわたって来ております。今回は補正でしておりますように、1億2,700万円と2,700万円やったかな、トータルで1億5,400万円ぐらいですかね。

 以上です。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) ということで、要は、財源は使い方だと思うんです。町のやっぱり姿勢の表れだと思うんです。これをどこに使うか。一定のハード事業は必要です。しかし、やはり住民の今の皆さんにとってどれだけ負担になっているか、現実的にこれだけの負担が滞納世帯を招いているんであれば、それに対する対応が必要かと思われるわけです。お金の使い方と、そういう点で何とか考えていただきたい。

 福岡市のほうは、2年続けて引き下げがいきました。これはやはり市長がかわったところなんですね。市長がかわり、やはり住民の皆さんの思いを受け止めたと。またいろんな形での働きかけ、そういうものがあった中で、改善が、引き下げが続いているわけです。

 やっぱりみやこ町となってから、旧町ごとの割合からいっても、大変負担が大きくなっているわけです。私どもは白石町政のときに、国保税の引き下げの署名を集める中で、やはりこれは相当負担が高いと、負担が大きいからもうこれ以上は払えないということで、署名を集めながら取り組みを進めてきたわけなんですけれども、やはり旧町から見たら、大変負担が大きいわけですね。ですから、せめて旧町並みに、3町違いますので見直しをしていただきたい。

 それから、資産割の件なんですけれども、今どの家庭にとっても、やはり家があるからといっても、それが資産を町のように生み出すわけではないんですね。それにかかる税金が大変負担が大きいという現実があるわけですから、そこら辺も町長、御自分の収入で、国保で計算をしていただいたらどれぐらいになるか、多分最高限度額にいくと思うですけども、やっぱそれは今の御自分の共済引かれている部分と比べても、大変値段は今のほうが低いと思うんですよね。そういうぜひ実感を持って、国保税の引き下げについて取り組みを進めていただきたいと。町長、再度お伺いします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) だから、先ほどから申し上げてますように、やるべき……。私も町長になってまだ1年たってませんけどね、熊谷議員から本当にいい意見だなと思ってきたところは、私もそれを聞き入れまして、町の中で改善をしてきたつもりです。しかし、財源が伴って非常に厳しいところはやっぱなかなか、今すぐにはいそうですかというふうに、私もどんどんお金があれば、もう本当にここがパラダイスになるような、そういう町にしたいんですけども、現実的には非常に厳しい面もあると思います。

 ですから、大変私はいい意見だと思っております。その中で、今後一つ一つ解決ができるように、そういう努力をしていくことが大事じゃないかなというふうに思っております。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) それともう1つ、さっきの国保条第44条の窓口負担の軽減の問題ですが、これについては若干でも調査をし、研究をしましたでしょうか。大分前ですが、一応この国保条第44条の軽減についても質問をしておったところですので、回答ができればお願いをします。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 44条につきましては、2市2郡の事務担当でも協議を進めておりますが、現在のところどの町、市についても、これを取り組んではおりません。国の方式でいきますと、減免額の2分の1は国の特別調整交付金で補てんをするということはあるんですが、その基準内容が生活保護者以下のように低いものでありますから、国が示した基準を超えて減免を対象にした場合、特別調整交付金を返還しなければならないとか、そういう罰則等もありますので、今、町としては、これを町独自でということについては、検討はしておりません。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 要するに、実態としてそういう要望等はなかったということでしょうか。それとも、近隣の市町村との事務的なだけの判断ですか。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 実態としましては、今、直接ではありませんが、過去2例ほどありました。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) なぜ言うかといいますと、やっぱり病気になって頼りないわけですよ。そういう中で、やはりこういう制度として、国はあるわけですよね、国の制度としては。で、それが市町村の制度として、条例がないから対応できないとおっしゃっているわけですから、それはある意味、国の基準にあるものがなぜできないかというのが、私の疑問なんですね。ですから、それはぜひ近隣の市町村との状況もあると思いますけれども、ぜひ検討をしていっていただきたいと思っております。それ以上はいいです。

 あと高校生の問題について、町長にお礼をこの場で述べさせていただきたいと思います。全国的にも18歳年度末までの対象を広げるというのは、大変少ない中です。で、今回のは、所得制限も一応ないということで理解してよろしいでしょうか。ちょっとそこだけ確認をさせていただきたい。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) そのとおりだと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) なかなか市町村の財源的には厳しいというのが、さっきからの町長のお言葉でございます。先ほど当初述べましたように、国の負担割合が大変下がっています。この件に関しては、ぜひこのみやこ町のトップとして、命にかかわるということです。本当に手遅れになって、医療を受けられない方がいないような努力をぜひしていっていただきたいということを述べさせていただきます。

 次に、就学援助の問題ですけれども、この間、地域的な格差がある、旧町ごとのですね、格差があると言われてまいりました。そこら辺は、何か検討というのはされていますか。お知らせ度合いが違うのか。



○議長(肥喜里和隆君) 教務課長。



◎教務課長(進礼次郎君) 地域的な格差というのは、私どものほうで把握している段階では、ございません。ちなみに申し上げさせていただきますが、小学生ですかね、小学校では就学援助をしているとしましては、17.4%でございます。中学生ですね、中学校では18.2%。小中合わせますと全体で1,698人おりますが、これの17.5%ということで、今ちょっと極端でありますが、5人に1人に近いような、そういう現状であります。

 ということで、地区によっては特段そういった、偏ったふうな数字で出ておりませんが。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) この就学援助制度の対象給付の問題なんですが、今回、漢字検定、珠算検定、私は珠算検定に関しては、本当にちょっといかがなものかなと申しわけないですが、思っておりますが、この件に関して、これも就学援助制度の中で従来、これは国の基準では入っておりません、もちろん。ですから、この扱いについてはどうするのかということをお伺いをいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) お答えいたします。検定をする協会においても、そういうことについては考えておられるようでございます。珠算のほうは存じませんですが、漢字検定のほうは、そういう人たちは無料にするというようなお考えであります。また、それを受けるような段階になりますと、正式に調べてみなければいけませんですが、私ども調べたところでは、そういうのもあります。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 予算委員会でもそこら辺がちょっとはっきりしなかったので、要するに、珠算検定、漢字検定の会社が、会社というかそこの団体が補助をするということですか。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 珠算のほうはまだ調べておりませんですが、漢字のほうにつきましては、そういう、その団体が補助をしてやるということで、もっとも申請しなければいけません。町として申請して、そして見ていただけるというのを見ておりますので、そういう段階になりましたら、私どもも取り組まなければいけないと思っております。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) かように、いろんな形で家庭では出費をしてるわけなんですけども、もう今年度の予算が通ればもう実施の運びになるのが実際だと思います。それを調べてからというのは、おっしゃっているのはちょっと理解しがたいとこなんですけれども、できましたら、父母負担の軽減という立場で就学援助制度はございますのでぜひ、もしそういう団体とのあれがなければ、ぜひ就学援助の上乗せ部分という形になろうかと思いますが、対応していただきたい。

 それと、あと学校現場が大変苦慮をすることにならないように、特に珠算等はやはり向き不向きもあると思いますので、ぜひ押しつけにならない形での取り組みでしていただきたい。

 それからあと、修学旅行は今何月でしたかね。修学旅行費の前渡しということを大分前ですがお願いをしておりました。そういう取り組みについてはどうでしょうか。



○議長(肥喜里和隆君) 教務課長。



◎教務課長(進礼次郎君) 就学援助での修学旅行の費用でありますが、これは修学旅行自体が学校によってまちまちではございます。それで、学校のほうで実績といいますか、修学旅行から帰って、かかった費用を人数等で割って1人当たりの費用が出るわけでありますが、それに対しての就学援助を行っているところでございまして、要するに、前渡しというよりも決算ということで、一時立てかえということなのかと思います。

 旅行会社に頼めば、後決算で支払うということも可能でありますけど、要するに、修学旅行帰ってからの決算ごとにうちのほうは支給しております。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) わかりました。この件に関しては、じゃ旅行社が一応対応し、その後と、受給した後で支払いが可能だということでいいんですね。ちょっと確認だけさせてください。



○議長(肥喜里和隆君) 教務課長。



◎教務課長(進礼次郎君) そうであります。そのとおりであります。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 私、就学援助制度の拡充について、従来から言ってまいりました。しかし、なかなか町民の方にお知らせを、私どもは個別にやったりはするんですけども、やはり学校現場からやっていただきたい。

 それから、やはり合併前ですけども、全校生徒を対象として、本当に憲法でいうところの義務教育は無償とするという自治体もございました。やはりそういうふうな取り組みが、町長の言うところの日本一元気なまちづくりにつながっていくのかと思います。

 就学援助制度、国が交付金制度にしました。その中でぜひ、ある意味反対で言えば、町独自の充実が可能になるという制度だと思いますので、ぜひ義務教育はこれを無償とすると。で、教育環境の整備という立場で、ぜひ取り組みを前に進めていただきたいと思います。

 何かありますかね、なければ。ちょっと一言あれば。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 先ほどから申してますように、みやこ町を元気な町にしなきゃいけないし、子育て支援のしやすい町にしていく。そういう中で、いろんな充実をしていかなきゃいけないと、私も考えております。ですから、先ほどからいろんな提案をされております。できることは一つ一つ改善と改良をしながら取り組んでいきたいと、私はそのように考えています。



○議長(肥喜里和隆君) 熊谷議員。



◆議員(熊谷みえ子君) 残念ながら、国民健康保険の引き下げですね、引き下げるとはおっしゃっていただけませんでしたが、昨年度と今年度とある意味、財政的には一般財源というか、地方交付税そのもののいろんな形でのお金が来ています。それは一般的に今まで対応をしていた事業に充てられているというふうに私は見ています。そうなれば、この一般財源として浮いたお金、やはりぜひ国保税なり住民生活に一番身近な引き下げに使っていただくことをお願い、お願いといいますか要求をいたしまして、私質問を終わらせていただきます。



○議長(肥喜里和隆君) 以上で、熊谷みえ子議員の一般質問を終わります。

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○議長(肥喜里和隆君) ここで暫時休憩とします。2時半より再開をいたしたいと思います。

午後2時19分休憩

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午後2時32分再開



○議長(肥喜里和隆君) 再開いたします。

 引き続き一般質問を行います。通告順位4番、4番、中尾昌廣議員。



◆議員(中尾昌廣君) 4番、中尾昌廣でございます。3点ほどお伺いいたします。

 まず1点は、教育行政について、学校教育現場についてでございます。今、どのような小中学校も減少の折、ダムに伴い一貫校として存続を願っているが、本当に子供たちのためになるのか心配です。また、一貫校として残すのであれば、今のままの状態で学校がありますが、その小学校をそのまま残せないのか。そして、福祉についてでございます。高齢者対策と空き家対策でございます。3番目が、建設行政について。生立八幡宮の老人憩いの家跡地、住宅建設について3点ほどお伺いをいたします。

 まず、1点目の教育行政についてお伺いをいたします。伊良原ダムに伴う小中一貫校についてでございます。

 伊良原ダム建設事業は、国が県に検証するなどいろいろありましたけれども、当初の約束どおり基本協定にのっとり継続実施の方向で進んでいると今、認識をいたしております。また、それに伴い小学校、中学校を地元住民の強い要望にて、一貫校として残すこととなっていると聞き及んでおります。

 今、小学校は6名、中学校が8名おります。合わせて14名の小中一貫校となります。そして、来年度新入生がゼロ、そして来年卒業生が2名、そして毎年3名ずつ出ていく計算になります。十五、六年には半分以下の6名が残る。そして26年以降は、言わずとも計算になる。そういうふうな形になるわけであります。

 そして、地域がまちおこしと一体として、下のほうから少しでも来てもらおうと努力するのもいいんですが、下の城井小学校も合併時代には50名近くいました。しかし、今現在、今度3名卒業して24名。教室がいっぱい残っております。言わずとも、下の節丸小学校、また祓郷小学校も同じだと思っております。5年後先は、いやもう4年、3年、来年はどうなるんでしょう。もう大体計算がつくんだと思うんですが。

 しかし、ここは特別に地域住民の強い強い要望でもあり、地域活性化と合わせ、伊良原地区の今までの御苦労などかんがみたときには、やはり一貫校継続もいたしかたがないかな、そういうふうに私も考えておりますけれども、しかし、私は一貫校の校舎をそのまま新築するんではなく、今現在の小学校そのまま移転できないのか。

 皆さんご承知のとおり、この小学校は数多くの映画に出演をしております。いっぱい、たくさん撮影に来ております。この前も青春の門の中に、俳優の小雪さんというきれいな方がおるんですが、その小雪さんも出演して、そして地域の子供たちもいっぱい出演させられました。そういう私も映画を見に行きましたけれども、こんな素晴らしい建物が、今どこを探しても余りないんですね。そして、建設技術というのは非常に進んでおります。その中で私は、そのままあっこをなぜ移転できないのか。そして、移転して、将来子供たちが、今言うように将来じゃありませんよ。3年先にはいない子供たちが、残った学校はまた新築が残ります。これは、みやこ町、町の指定管理です。また財産が残るんです。また私たちが携わってきた何十年というこの自治体のパターンが、雲のように流れていくんです。

 そうじゃなくて、そのためには地域一体となったまちおこしも、今後将来を、それこそ将来を見つめたところの、私はその学校を残すならばそれこそ重要文化財になったり、最終的には大きなそこで祭りができたり、もろもろのまちおこしができていくんではないか、そういうふうに考えております。また、それを壊そうとしているし、その壊す地域の声が出ないというのは、私非常に残念に思っております。

 ここには、私ももう8年間太鼓を教えに行ったり、また文教厚生委員としてさまざまなイベントにも呼ばれております。本当に地域一体となった素晴らしい学校だと思っておりますけれども、そういう声が出なかった。本当に残念に思っておりますけれども、今の技術でしっかりと補充して使うことで、地域を生かし、この地域でしか見られない小中一貫校であるならば、多くの交流と多くの人たちが訪れてくるまちづくりの素晴らしい一貫校になるんではないか。そういうふうに感じております。

 また私は、伊良原ダム特別対策委員として8年間携わってまいりました。多くの研修や視察にも行かせていただきました。当然といえば当然なんですが、ほとんどのダムに伴う建物は、当然ですが、全部新し過ぎて景観を壊して、田舎の良さは全く見えないというのが現状であります。すべて新品です。非常に違和感を感じたことを覚えております。どこのダムにも見られる光景ですが、ここも同じです。やはり英彦山権現ナナクチの1つであります高木神社が2つなくなります。そして、今度は移転して大きくできるでありましょう素晴らしい神社に生まれ変わっていくと思うんですが。しかしながら、目新しいときは訪れても、後はだれも来ない村になっているというのが、現実ではないでしょうか。

 私は、多くの人が訪れるのは、自然といやしと懐かしさと思っております。逆に古きものを大切に残し、生かせることが地域おこし、まちおこしであり、古きものと新しいものが調和して、伊良原村の特色を生かした一貫校をつくっていただきたいと町長に願うところであります。

 古き学びやからもくもくと出るストーブの煙こそ、伊良原に似合う学校だと思っております。これを昭和初期の小中一貫校として、多くの人々の交流の場として、ヨンキュウロクを生かした伊良原昭和学校の建設をそのまま移転をしてぜひお願いをいたしたい、そういうふうに思っておるところでございます。

 第2番であります。高齢者対策と空き家対策について、お伺いをいたします。私たちは今、地域に回らせてもらっております。大変御迷惑を隅々まで回らせてかけておりますけれども、その中で、4年前とは違っているなというのを身をもって今感じております。町内全域に、非常に多くの空き家が目立つようになったのと、同時にひとり暮らしや老夫婦だけの家がこれほど多いとは、ことしぐらい身をもって感じたことはありません。

 そこで、私はそこそこの集落が本当に消え去っていくではないかと、そんな感じさえいたしております。私たちが思っている以上のスピードで、速さで過疎が進んでいるのは間違いのないところであります。少子問題を加えた、またこの高齢の大きな問題は、みやこ町だけではなく全国津々浦々、国家存亡にもかかわる大きな問題でもあります。そしてまた、少子化問題、超高齢化問題、高齢化対策、高齢化社会、過疎対策、限界集落、消滅集落、余りにもこの言葉が使われて、慣れてしまって、私たちが言う割りには、何も自治体も行政も全く手がついてないというのが、今の現実ではないでしょうか。

 この問題につきましては、定例会施設方針で町長も述べておりますので、多くは申しませんが、町長、今すぐ対策を立てないと、この2万人のこの小さな町はあっという間に消えていくんではないか、そういうふうに思います。そのいう町が、これからどんどん出てきます。私は今、本当に危機的状態にあると身をもって感じております。早急にプロジェクト委員会など対策をつくりながら、これは私たちの責任でもあります。言うばかりでなく、議員も対策案を一生懸命立てて、提出など皆でこの老人対策をしなければなりませんし、この問題を早く取り組み、成功させたならば、日本一のみやこ町になるのではないでしょうか。これを早急にお願いをいたしたいと思っております。

 そしてまた、3番目の老人の家の跡地の住宅建設についてお伺いを申し上げます。

 これは今、生立の老人憩いの家跡地に若者住宅を建設をすると聞いております。若者住宅建設は、旧犀川町より、以前より多くの議会や議員の人たちからお願いごととして経過もあり、本当に待ち望んだ案件でもあります。また、町長におかれましても、当時の町長になったときのマニフェストどおり、しっかり実行していただいていることは感謝申し上げますし、微力ながら御支援させていただきますけれども、住宅建設の土地としてはいかがなものかと、私は思っております。

 と申しますのは、ことは生立八幡宮様養老2年に建って、千何百年という時代が続いております。そして、ここの3社を祭った西郷刑部高瀬という人の鎮座像もおさめられており、京築ブランド戦略会議とかいうのが今、町長も御存じのようにありますが、その中でも、この地域は一体と景行天皇、仲哀天皇、そして応神天皇であり、神功皇后の来た町であり、国府であり、その名をとったおこしかけであり、仲哀トンネルであり、一寸法師なんです。こういう素晴らしいもののお立ちになったのが、神功皇后の子供さんの応神天皇なんですね。これを私はまちづくりにしっかりとできるところであり、このオタニショがこの建てろうかというところの横に町長あるんです。

 私たち子供のときに、馬場というのがありますね。そこで暴れ馬が、神馬です、神様が一生懸命、町長も御存じのように、暴れてだっと馬場を走っていきます。そして、今度帰るときには、あらどこに行ったやろうかと思って、私とは、子供ながらに祭り男ですから一生懸命についていくと、そこの今度建てろうとしたところに待ち受けて、馬と一緒になってまたこっちに押し寄せてきます。そういうところのお祭りをしっかり私たちは見てきて育っております。本当に、私はここにつくるというのは違和感を感じますし、ここの老人憩いの家が出たときも、同じ意見が議会からも出たと聞いておりますし、非常に……。つくること自体、私はちょっと違和感を感じているところであります。どうか、やはり犀川町には確かに必要であります。今里住宅のところも空き地も残っておりますし、皆さん御承知のとおり、職員住宅も今、全部残っております。何軒か入っているところ。そしてその上には、大井製作所のグラウンドもありますし、下のほうには桜台というところの土地も十二分に残っております。やはりここのみやこ町の中にも、本当に住宅難では苦労しておる犀川地域でありますので、町長の意向として、少しつくっていただきたいというのは、本当にお願いしたいところですが、ここは今申し上げたとおり、やはり神社仏閣は、今後私たちは逆に残さなければならない。

 と申しますのが、帆柱の、神功皇后の帆柱ですから三韓出兵の折の船の帆柱です。そこを出た大山祗神社には相当大きな重要文化財のイチョウの木があります。これも神様として祭られておりますが、その大きなイチョウの木の御宮さんの祭りももうできないんだろう。去年お祭りに町長も行ったと思いますが、もう神丸というところに人がいません。もうあと1軒ぐらいなもんです。昔は扇谷村と言って、帆柱村、区長までおったところなんですが、そういうもう削減どころか消滅です。

 もうそういうものでどんどんと、やはり神社仏閣を何千年も続いた日本です。日本の国家が揺らぐ。私はこのものを、いや笑いごとではないんです。本当に、それを守ってこそ私は日本人と思っております。そして、ふるさとであり、このみやこ町は素晴らしい歴史と、眠ったタイが眠ったところであります。前の町長にも申し上げました。いい包丁があれば、いい料理をするの(  )、素晴らしいここは盛りたてができて、素晴らしいとこです。井上町長はそれを十分承知、熟知しておりますので、今後そういうふうな考えでお願いをいたしたいと思っております。まず、1回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。



○議長(肥喜里和隆君) 教育長。



◎教育長(松田憲太君) 失礼いたします。

 議員の御指摘のとおり、みやこ町の小学校、それから中学校の児童生徒数、これは年々減少しております。言われるとおり、上のほうからってなんですが、帆柱小学校、帆柱中学校、城井小学校、そして節丸小学校、そして祓郷小学校と、もう言われるとおりでございます。年々減少の数をたどっております。

 この減少に何か適正な方法はないか、方法はありゃあせんかということで、他都市に先駆けまして、魅力的な学校づくりということで小中一貫校を考えて、その1つの方法としまして、一貫校を設立しようと考えています。実践校ということで、みやこ町の実践校ということでありますが、小中一貫校にした学校では、小学生は中学生を敬う、そして中学生は小学生の指導をすると。こういう具合になっているというところでございますので、大変いいことでありますし、中1ギャップという今ギャップがあるわけでございますが、これが解消され、中学校がスムーズになっていくんではなかろうかということであります。

 今回、ダム事業による伊良原小学校と中学校の一貫校の計画につきましても、単に一貫校にするためだけでなく、いろいろな工夫をこらしまして、研究をいたしまして取り組んでまいりたいと考えておる次第であります。そして、みやこ町の近郊からそのような特色ある学校に行ってみたい、また行かせたい、そういうような学校にしたいものだとこう思っておりますし、保護者もそういう具合になってくるといいなと、こういう具合に考えております。将来的には、みやこ町の各学校も小中一貫校、こういう具合になっていくんではなかろうか、したいものだと考えております。

 それから2番目の件でございますが、伊良原小学校を今のままの状態で残してはどうかということでございます。そういう御指摘でございます。これにつきましては、この建物は昭和23年建てられたものであるということで、いろいろ歴史につきましては議員さんお話になりました映画にも出ておるということでございまして、福岡では唯一の木造建築と聞いておるような次第でございます。

 確かに、貴重な建物でありますが、この件につきましては、ダム補償の結果に踏まえまして、検討をさせていただきたいと思っておるような次第でございます。以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 中尾議員におかれては、本当に来て見てギャラリーとかいろんな形でこれまで、地域おこしを大変やっていただいていることに対しまして感謝を申し上げます。また、先ほど熱き心でみやこ町をどうするのかという質問をされたんじゃないかなというふうに思っております。

 その中で、教育問題につきましては、先ほど教育長が答えました。この教育についても、午前中、田中議員の御質問に答えましたように、これからどういうふうにしていくのか、抜本的に考えていかなきゃいけないなというふうに考えております。また、みやこ町が特色ある地域づくりということで、医療も高校生まで無料化してきたというような点で、これから少しずつみやこ町に人が住んでいただけるんじゃないかと、そういう方策をとっていきたいなというふうに考えております。

 その中で、この福祉についてですが、高齢者、独居者が非常に増加している、通院買い物に行けない人の対策、同じように空き家が目立つこの対策はということでございます。高齢者を初め自家用車等を保有しない住民にとって、買い物や通院の際の交通手段確保に大変御苦労されていることは、十分承知しているところです。

 民間の路線バス等の公共交通網が充実してない当町においては、交通弱者に対する町の有効な施策が必要なことは言うまでもありません。特に過疎化、高齢化の進展著しい山間部においては、喫緊の課題となっております。町といたしましては、現在、公共交通機関の確保のためにさまざまな施策を行っているところです。

 平成筑豊鉄道に対する助成はもとより、豊地区、勝山地区を走る太陽交通路線バスに対する運行助成や帆柱地区と犀川駅を結ぶミニバスに対する運行助成などにより、路線の維持に努めております。また、それ以外の町内の移動手段としては、社会福祉協議会にお願いしまして福祉バスを運行しているところです。

 しかし、現在でも増便の要望や路線の延長、充実を望む声が多く、今後ますます高齢化も予想されることから、もう少しきめ細やかな交通網の整備が必要だと考えております。

 また、買い物対策に関しましては、外出が困難な住民に対します施策も考えていかなければなりません。来年度、関係部署並びに関係機関と協議しながら町内の総合的な交通体系の整備を検討し、早急に実施できるように手段を講じてまいりたいというふうに考えております。

 空き家が目立つと、この対策はどうするのかという質問でございます。

 町内に点在する空き家は年々増加しており、集落内の世帯内の世帯減少とともに残された土地家屋の管理や、防犯上の問題が顕著になっております。町といたしましては、これまで定住促進策の一環として、みやこ町に住みたい、あるいは家を探してるという方のために、所有者から譲りたいとの申し出の空き家を町のホームページで紹介してきたところです。

 また、昨年8月から、緊急雇用対策事業を活用して調査員2名体制で、町内全域の空き家の現状調査を行っております。現在、地域の方々から情報提供をいただきながら現地を確認して、データの蓄積を進めているところです。現在の空き家件数の内訳ですけど、犀川地区150戸、勝山地区が70戸、豊津地区が112戸、合計で332戸の空き家を確認いたしました。この中には、老朽化によりリフォームしなければ住めないものもありますが、すぐにでも入居可能な物件もあります。

 このデータをもとに、入居可能な物件については来年度、再度詳細調査を行うとともに、所有者の売買の意向を確認した上で、ホームページ等を使って広く情報提供に努めていきたいというふうに考えております。田舎暮らしの本とかそういうのもありますので、そういう中にもみやこ町のPR、あるいは申し上げましたけども、ホームページで紹介をしていきながら、本当にみやこ町のよさをもっとPR、情報発信していく必要があるのかなというふうに思っております。

 次に、若者住宅、老人憩いの家跡地に建てます住宅建設についてですが、少子化対策に向けまして、若者向け住宅をつくりなさいと、つくってほしいということをこの議会でも御質問がありました。その中で、どういうふうにしたらいいのかと、早くのこの住宅をつくらないと、もう3年、4年たってまたその後では、私は間に合わないということで、どういうふうにしたらいいのかということを役場の職員に聞きました。そのときに、ある役場の職員が、生立神社の横に老人憩いの家があるよということを教えていただきました。そこで、私はそこを見に行って、いい土地があるなというふうに正直思いました。先ほど中尾議員から、昔の生立神社の由来、また人口等のお話等もいただきまして、私も子供ころ暴れ馬が走ったりするのをよく見て、十分に承知しているつもりでございます。

 そういう中で、神聖な地域だということは十分に承知しておりますが、既にあそこの地域には老人憩いの家、また昔は保育所があった跡地だというふうに聞いておりますので、私は、そういうことは旧犀川町時代にはもうクリアをしているんではないかというふうに思っておりました。そういう中で、今まで副町長を中心に何度か地元には説明をしておりますけども、今夜、地元説明会を私が出かけまして、地元の皆様の御意見を聞きながら、どういうふうにしたいいのかということを伺ってまいりたいというふうに思っております。

 私としては、できるんであればあそこにつくっていただきたいなと。その後はまたその後で、違うところに考えなきゃいけないんですが、これから農地転用だとか、あるいは土地を探す売買契約等をすると、もうこれで既に一、二年たつんではないかと。しかし、町有地であるところであれば、速やかにそういった住宅もできるんではないかと、つくるんであれば景観も考えなきゃいけないなと。また、あわせまして今里の県営住宅も建てかえの予定です。そのときに、町営住宅も一緒に建てかえて、そうすれば、今里のほうも少し土地が空くのかなと。その町有地を分譲することによって、若者の人たちが来ていただけるんではないかと。そういういろんなことを考えております。

 これは、みやこ町ですから、特に旧犀川とかいうことじゃなく、豊津、あるいは勝山でもみやこ町の中にどうしたら人口がふえていくのか。そういう政策をする必要があるんではないかと。そういう中で、このみやこ町を見たときに、なかなか適応な土地がありませんでした。一番適していたのが、旧犀川町にある老人憩いの家かなというふうに考えてました。ですから、今夜、地元の皆さんの御意見を聞きながら今後どうするのか、また議会の皆様にもそういった報告をし、進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 中尾議員。



◆議員(中尾昌廣君) 1番目の一貫校ですが、これは今さっき申し上げましたように、本当にこの一貫校をつくって、今はもう新築すると、決定という見たら形になっておるわけですよね。私は、隣町の築城町が今度、明治建設の蔵内邸を買いました。そして、それを一生懸命まちづくりにしようということで、荒川町長とも、この前、先日、豊前広域環境施設組合ですか、あれで一緒にする機会がありましたので、よく話を伺ってきたんですけれども、やはり建物としたら、建物買った以上にお金がかかると。そして、それにいろんなお客さんを呼ぶためには、倍のお金がかかるんじゃないか、こりゃどうしようかということでしていたそうですが、やはり実行委員会が立ち上げて、ああいう珍しいものはやっぱり重要文化財として、皆でその地域が歴史として残そうじゃないかという声が大で、あれを残して今後まちづくりをしっかりしながら、また特産のブランドもんであったり何かをそっから出そうじゃないかと、なかなか意気込んだまちづくりにしております。

 私は、素晴らしいことだなと感じておりましたけれども、今後できるのはA団地でしょう。伊良原のA団地に今の役所の(発言する声あり)B団地、(「C」と呼ぶ声あり)C団地ちゅうたらどこですか。(発言する声あり)ちょっと課長お願い。



◎教務課長(進礼次郎君) 中学校の予定地としましては、C団地、上伊良原の中村地区になります。



◆議員(中尾昌廣君) 中村区ちゅうと、ちょうど役場の上ですよね。(「そうです」と呼ぶ声あり)役所のね。そして、フジノミヤの隣ですよね。そうなりますと、やはりあっこはもう真っさらけですね。本当にありがたいことに、新築ばっかり素晴らしい家ですよ。そして、やっぱり何か、私はコミュニティーと言いましたけれども、コミュニティセンターが立派にこっちにもできますし、農協が行き、郵便局が行き、診療所が行き、素晴らしいコミュニティセンターができて、神社仏閣も上に上がって、もうB団地は言わばシティーですよ。素晴らしいものができるんですが、やはり私は、本当に今からこの496のまちづくりじゃなくて、496の人がたくさん訪れる、そして地域の人がかかわれる、そして奥さん方やお年寄りがかかわれて、水車郷でもちをついて、その古い学校で交流ができるのも最高だと思うんです。して、こういう学校、23年地区ならこういう学校を残すことが、私は絶対のまちおこしになると思いますし、そして執行部の方も大変と思います。

 今申し上げましたように、片っぽは空調をぴしっとしなさいという、片っぽは私のように(  )とかいろいろ大変だと思うんですが、伊良原は、私は学校は徹底した昭和初期の学校にしてみせたらどうでしょうか。一貫校として、十五、四人の子供は10年も20年もじゃありませんよね。計算してもわかるとおり、ほん四、五年です。四、五年の子供たちが本当に、日本にない昭和初期の学校にしたらどうでしょう。あのままの姿と、この前産業文化会に売りにきました。あれは栃木県でしたか、売りに来ました。ストーブが、こんな大きなまんまで木をぶち込んでも、ストーブがずっとぬくもりが出るんです。

 私は、今自然や環境をやかましってる森林組合にお願いして、森林組合の間伐した木をそのまま持ってきて、そのままぶち込めて、そのままCO2の関係のない素晴らしいもくもくとして煙が出るなら、素晴らしい学校で私は、たくさんの人が訪れるし、子供たちも誇りをもって行くんではないかと思うです。今の子供たちが、残った子供たちの感想はどうしたら、感想はですよ、教育長も御存じと思うですが、私たちは残りたいと、そしてハワサビやあの川のせせらぎをいつでも聞きたい。そして、私たちは中高一貫校とか、そんなんじゃなくて、いつまでも残りたいという作文も見ましたし、本当に涙の出るほどうれしい話ですよね。

 しかし、片っぽでは中学生になって、昨年、昨々年でしたか、ある子供が、私が太鼓を教えている関係もありますけれども、おいちゃん、どうしても野球をしたい。でも、ここの学校では野球ができないんだ。どうしたらいいんでしょうということで、大場教育長にお願いをいたしまして、校長先生と両者お互いが話し合いまして、ほな、(  )本当は伊良原中学校は陸上を主としていくんだから、校長先生はだめだと言いましたけれども、子供の希望はやはりどうしても野球をしたいということで、行きました。そして、中学校にクラブ、2年間一生懸命頑張って、今卒業して、今度は育徳館ですかね、高校に入って、今度は本当の選手として頑張るでしょう。

 しかし、そういう人もいるということも、今後考えていただかないと、女性だって必要ですね。バレーチームに入りたい。アタックナンバーワン。こういうことは子供たちに呼ばれまして、テレビ見たときには、初めだけはそういう作文やあったかもしれませんが、中学校になると体も変わります。そして、ここは子供兄弟3人が1家族あります。2人が1家族。この中で私は、小学校5年から6年のときに色気が出まして、初恋の人を机の裏に何々さんとこう書いた覚えがあります。なら、そのいとこ、はとことか親せきが、何々さん、初恋が(  )でしょうが。

 私は、いろいろもろもろなことを考えた結果、やはりある程度しっかりとしたものをつくりながら、しかしながら地域と子供たちがそういう今、両方あるならば、一貫校として残すべきだと。それは強く今思っておりますけれども、残すなら、今これ本当私、今がチャンスです。お金はいいじゃないですか。県が出してもらいましょうよ。そして、23年の木の家をそのまま移したらどうでしょう。

 私は、必ずテレビが来ますよ。映画も来ますよ。地域の人には宣伝して、それならたくさんの人が来ると思います。私は、こういうあれをぜひ、教育長、残していただきたいなと、本当に地域づくりと子供たちの今後、将来に向けて、子供たちがあの最後の素晴らしい学校で育ったという思いでが残れば、私は最高だと思いますし、犀川町にはそういう素晴らしいところがあるんだという一つの大きな日本一のまちづくりを目指している町長のおりますので、これをどうでももう1回検討していただきたいと、本当に思うところであります。

 それから、2番目のこの問題ですが、これは本当にどこの自治体も市町村も大変です。これみやこ町だけじゃなく、隣ももうどこもここも、もう全国いっぱいですよね。これは国家レベルで考えないと大変だろうと思いますし、少子問題は国の失策と私は思っております。しかし、高齢化社会はだれも予想がつかなかった。そして、百何十も生きていくなんて、だれもしなかったんだろうと思ってますよね。

 しかし、今後この問題を非常にこれもまたまちおこし、村おこしになるんですが、これはやはどうみやこ町の老人対策をするのか、早目にですね。地域は地域の人たちが皆立ちあがって見て、連携をとって、きょうはほな弁当配りをしよう、きょうはこうしょう、火が出たら大変だから、ベルをみんなでこうしましょうとか、いろいろなよそにない何かを私はつくれば、また町長、日本一ができるんではないかと。

 それも取り組むなら、もう明日からですね。そして私たちもこうやって人に言うだけじゃなくて、私たちも一生懸命、自分たちの近隣の村をそうしていこうじゃないかとか提案をして、レポートを出したり、いろいろなことを私たちもしなければ、何のための町会議員かと、私もこの前回りまして、あんた何をしましたかという話で、何もしませんで本当に恥ずかしいお話出したんですが。

 そういうような気持ちを持って、私は一生懸命頑張れば、町長ともに頑張っていただきたいと思いますし、私たちも参加させていただいて、どうにも本当の老人対策をする、空き家対策、そして柳谷という鹿児島のほうの大成功した方たちが、この前ここで講演をしていただきました。私も見に来たんですが、その人たちも、やはり芸術家やら絵を描く人、趣味者の人たちがいっぱい寄れるような、アーチストが来るような空き家を「そらのいえ」──空き家と書くんですが──空家ということで、非常に住み着いておるということも聞きましたので、北九州市にはまだまだそういう人たちがたくさんおると思います。早急に、早く空き家はここだけじゃありません。隣町から築上郡から豊前から全部おりますので、早く声を挙げたほうが勝ちではないか。そういうふうに私も思っておりますし、町長が一番先にここは集落支援事業費ということで、支援費を入れてくれております。なかなか実績も上げているようでございますので、どうかこの問題も早急にお願いをしていただきたいと思っております。

 そして最後のこの老人の家跡地も、町長も十分にわかってくれておるんだろうと思いますけれども、やはり私は、何はなくしても文化はなくしてはならない。これが私たちの先祖からの与えられた使命だと感じております。そして、これも4トンもの8基の山は、山車がまだ動くというのは、この近辺にはお祭りはございません、調べても。そして、これは今井の祇園さんに続いたもろもろなことわけもありますし、そういう大きなお祭りでございますので、それを一体となって私は、たくさんのお客さんを呼べるような。

 この前あれ町長、しよったでしょう。ふるさとガイド、そういうものも呼べるなら、私はふるさとガイドの人たちがバスで呼んでもいいし、そしてそれに待ち受けて、私たちもいろいろなものをつくって待ち受けますし、この大きな生立八幡宮のお祭りを世の中にどんどん出してほしいし、日豊本線、それから平成筑道では、広告が小さ過ぎます。もっと大きく出して、ここに福岡ぐらいは担ぎ、町長も私に命令しましたけれども、担ぎ隊つくろうということですけど、たくさんの若い人たちを呼んで担ぎ隊をみやこ町につくって、みやこ町のお祭りとして、私はするならば大きなものができるんで、そのためにもあっこはちょいと景観に悪いし、生立の森の横ということで、ちょいとお邪魔に、町長なります。

 それと、もし早急にそこの地所の人たちがつくってオーケーということになりますと、小さな親切大きなお世話になりますので、私たちも引かなければならない面があるかと思いますけれども、私もこの8基の中の氏子の一人です。ということも踏まえていただきたいのと、どくなら、土地をむしろ2カ所、五、六反買うんでしょう。土地を買うということです。こっちも2反、向こうが4反ぐらい買って、七、八反の田んぼでつくるということですから、ここの御旅所にどかっと、前をあけて、向こうに押し込んで、低く一軒家でつくるというのならいいんですけど、やっぱり今の形の4階、5階のアパートという形になると、ちょっと景観が私は難しいかなというような気がします。

 そこのとこはきょう、地元説明があるということで、承知しておりますので、お願いをいたしたいと思います。いろいろお願いばかりで本当に申しわけございませんが、ちょっと早いですが、この質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(肥喜里和隆君) 以上で、中尾昌廣議員の一般質問を終わります。

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○議長(肥喜里和隆君) ここでお諮りいたします。このまま休憩の後、引き続き一般質問を続けたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(肥喜里和隆君) 異議なしと認めます。この後、休憩をとり一般質問を続けます。暫時休憩といたします。3時半から再開したいと思います。

午後3時18分休憩

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午後3時30分再開



○議長(肥喜里和隆君) 会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。通告順位5番、3番、武田光雄議員。



◆議員(武田光雄君) 3番、武田です。本日も最後の質問になり、私にとっても最後の質問になると思います。スムーズに進めたいと思いますが、回答自体によっては、ない牙によってかみつかなければなりませんので、誠意ある回答をよろしくお願いします。

 それでは、通告どおり大きく3つの分野の質問をいたします。1つ、農林業振興について、さきの議会で可決された組織改革の中で、産業課、現農政課に新設された部署について、細かくはこの部署の仕事内容は、短期長期の計画は、具体的な取り組みと将来の目標は。2番目に、公共施設について、使用料の発生する施設またはその箇所について、現状の稼働率は、今後の考え方及び取り組みは。3つ目は、福祉行政について、寡婦保険について、現状と今後の取り組みは。以上3点、お聞きします。

 それでは、最初に農林業振興についてお聞きします。

 簡単に見えて、非常に難しい問題ですが、この町にとってこの分野の振興は絶対に不可欠だと私は思います。少し大げさなことを言いますが、今後は、世界で不足してくるのは水と食料だと言われています。その両方の要素を兼ね備え、ポテンシャルの高い自然環境を持つこの町の特性を生かした農林業振興は、将来かけがえのないこの地域の宝になるのではないでしょうか。

 しかし、このように優れた条件を持ち、将来を嘱望されたこの地域の農林業であっても、それに携わる関係団体をまとめ、リードして引っ張っていく専門の部署がないことには進まないと思い、この部署の新設を訴え続けてきましたところ、さきの議会で組織改革が可決され、待望の部署が立ち上がるようになりました。大変うれしくも期待がいっぱいです。

 そこで、まずお聞きするのは、その部署の仕事内容はどのようなことを考えていますか。次に、短期長期の計画はどのようなことを考えていますか。具体的な取り組みと将来の目標は。以上のように多くのことを一度に聞いて申しわけないが、農林業活性化のためにお聞きします。

 確固たる目標とそれを達成するしっかりとした計画、それを成就させようとする情熱があれば、活性化に導けるんじゃないかと私は信じています。まずは1歩です。あわてずに、地域に根をおろして、地域とともに歩んでください。そして、農業収入を上げていただき、この地域を活性化に導いてください。

 次に、使用料の発生する公共施設及び箇所についてですが、このようなところは町にたくさんあります。体育施設、文化施設、福祉施設、活性化施設、またその中にある会議室もそれに当たります。このような施設や部屋は、住民の健康管理、交流の場として便宜性をもとに住民サービスとしてつくられたものだと思います。あれば便利に違いないが、現状の稼働率はどのようなものでしょうか。1つ1つの回答は要りません。最初につくるときに想定した稼働をしているか、していないかで結構です。いい傾向にあるのか、よくない傾向にあるのかは、回答をいただいてないのでわかりませんが、いずれにしても、今後は町としてどのように取り組み、どのように利用していくかをお聞きします。

 次に、寡婦保険について。この保険は、ひとり親家庭の医療保険の中に入ると思いますが、私の知人で──身体障害者ですが──寡婦保険対象者の方がおり、昨年より寡婦保険対象は9月末に廃止になります。お金に余裕もなく、病気をしたらどうしようと言っていました。その方の言っていたとおり、やはり制度は昨年の9月で終わり、今では少し悪くでも病院に行かない。行かないのではなくて、行けないのですと言っていました。私の知り合いだけでなく多くの、たくさんの困っている人もたくさんいると思いましたので、この問題をお聞きしました。

 現状ではどのような問題が起きていますか。このような方の我慢できる病気ならよいが、大病して命にかかわるときは、この方たちはどのようにするのでしょうか。町としての対応策はあるのでしょうか。もちろん町だけの対応だけでは無理と思いますが、まず最初に町の考え方をお聞きします。

 以上で、第1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 武田議員の質問にお答えいたします。

 武田議員は2期8年間、旧勝山町からみやこ町の発展のために、本当に御尽力されました。この間の御尽力に心から敬意を表する次第でございます。今後とも、町政発展のために御尽力を賜りたいというふうにお願いを申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。

 農林業振興について、この部署の仕事内容は、今後の取り組みは、長期短期の目標はどういうことなのかという御質問がございました。私は今回、組織改革を行うことによって、新しくこのみやこ町の農林業の振興に図っていきたいという思いでございます。といいますのは、職員の皆さんに、この町の農業をどういうふうにしたら振興ができるのかというレポートをお願いをいたしました。確かに、職員の皆さんは全員農業は大事だというふうにレポートには書いてるんですが、現実的には、じゃ何をどうすべきなのかという回答はありません。あくまでも抽象的な答えしかなかったわけでございます。そういう中で私は、この地域の農林業と農村振興をそうすべきかということをもっと議論をしていかなきゃいけないと。そういう中で、今回、課の設置をお願いをし、新たに特産の課をつくったような状況でございます。

 そういう中で、来年度から親切されます産業課特産係の業務内容ですが、地域振興に関すること、特産品の開発援助に関すること、直売所の運営に関すること、特産品のマーケティングに関する業務を予定しております。現在、みやこ町で行っております旬産旬消、地産地消事業を引き続き行っていき、地元農家、市場等の状況を考慮した地域特産農産物の選定と開発支援、マーケティング開発、生産拡大を推進してまいります。また、各イベント等を活用したPR活動を行い、認知度の向上を図っていきたいというふうに考えております。

 目標の設定に関しましては、長期12年、短期3年の目標設定を行いたいと考えております。特産品の生産、販売を活性化することにより、地域振興を図る、このようなことを目的としております。

 特産農産物に関してですが、詳細につきましては、今後検討をしてまいりますが、現在30億円の売り上げがあり、農家戸数を2,100戸で計算すれば、1戸当たり140万円程度の生産者の農業所得があります。これを最終的には3倍、農家が500万円程度の収入があって、農家でも生活ができるようなそういう農業政策をこれから進めていきたいというふうに考えております。

 次に、公共施設について、使用料の発生する施設及び箇所について、現状の稼働率は、今後の考え方及び取り組みは、についてですが、公共施設のうち使用料を徴する施設は、福祉施設、体育施設、文化施設等37施設施設あります。施設の使用は、主に地域の福祉、教育関係等の団体の仕様及び公共による仕様が多くなされており、一般の利用者が使用料を徴して仕様されるケースが少ないのが現状となっております。

 使用料を徴して使用した日を基準とした稼働率から見ると、福祉センターの入浴施設や体育施設の体育館及びトレーニングセンター等の使用が多く、反して各施設に設置している会議室及び集会室等の使用が少ない状況となっております。少子高齢化、過疎化の進行等を考慮すれば、地域のコミュニケーションが要求される時期が到来しつつあります。今後ますます地域住民による公共施設の使用が多くなるのではないかと推測されます。

 次に、福祉行政についての寡婦保険について、現状と今後の取り組みはという質問でございます。ひとり親家庭等医療費の支給は、福岡県の制度に基づき実施されてきました。平成20年10月に制度改正が行われ、対象者は母子家庭の母、父子家庭の父、母子家庭の母または父子家庭の父に扶養されている18歳未満の児童、父母のいない児童で、18歳未満の児童がいる家庭に限られ、入院が月3,500円を限度、通院が800円の限度となりました。

 この改正のとき、ひとり暮らしの寡婦がこの制度の対象外となりました。福岡県の取り組みが全国と比較し過大であったことが主な理由です。ただし、急激な廃止は対象者に負担がかかるので、平成22年9月30日まで経過措置として残すことになりました。この分の財源は、乳幼児医療の拡大に回されました。

 今後についてですが、福岡県の制度を前提としていますので、みやこ町おいても現行制度の運用を継続する予定です。対象外となった方で、ほかの制度ができる方はそちらを利用していただいているような現状でございます。

 以上でございます。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) それでは、まず農林業の振興のほうからお聞きします。

 今の回答をいただいたのでは、従来の、何ていうか農政課、今までの組織と何ら回答が変わらないんですよね。だからその中で、やることは同じだとは思うんですけど、この辺に力を入れるとか、特に重点的なものを考えておられるなら教えてください。そして、職員はどのような配置になるのか、それと今の、現状の職員では対応できないと思いますので、動員をどれぐらい考えているかということもあわせてお聞きします。



○議長(肥喜里和隆君) 農政課長。



◎農政課長(山下茂治君) 今からの農政課ですか、今現在、旬産旬消、地産地消という事業やっておりますが、これは大きな目標がありまして、売り手市場をつくろうという形からこの発想がきております。将来的には、売り手市場をつくる形の展開に持っていきたいです。

 で、その職員の配置ですが、ちょっと職員の配置になりますと総務課に。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) まさにこれからのことなんですが、いわゆる今までの農業、役場としてどういう農業をしてたのかなと、私もちょっとわからない点があります。これからは、やはり攻めの農業をするために、どういうものをつくって、どういうふうにそれを販売をしていくのか。この2つがないと、つくれつくれと言っても、売るところがなければ、何といいますか、収入も上がってこないんではないかと。だから、そこら辺のことも、先ほど申し上げましたけども、マーケティングもしながら、そういうことを考えていきたい。

 それから今回、給食センターも、みやこ町単独でつくるということですから、私は米飯給食で、週4回ぐらいは米を食べていただきたい。と同時に、市場に出すと、商品も一級品じゃないと出せませんけど、みやこ町の給食センターでは、少し若干曲がってるとか、企画が小さいとかいうことを関係なく、私は少し安く給食センターでとって、そして農家の少しでも生産に役立てばと、そういうふうなことを考えております。

 それから、もう一点は、やはり役場の職員を、私はこれ全員みやこ町に割り振りをしようと思っています。そして、3カ月ぐらいしたら、その地域に何があったのか、みやこ町で働きながら、みやこ町の現状を知らないという職員が多いんですね。だから、これはそういう方法。と同時にもう一つは、今度の産業課の職員を大きく分けて、例えば勝山の諌山地域を担当させて、今農業はどうなっているのか、そういうような割り振りをしていかないと、デスクワークだけでは私は、やっぱり農業っていうのはできないんじゃないかと。だから、そういうことをしながら、これは今後の職員との本当に腹を割った話をしながら、どういうふうにしたら農業が活性化をするのかと。同時に、やっぱり農業ということは農村なんですね。この農村の生活もどういうふうにしていくのかと。若者たちが文化生活をしていくには、何が今求められているのか。そいうところのことも考えた、私はこれからのいわゆる産業課として取り組んでいきたいなと。

 だから、特産品のことも、今いろいろと考えております。そして、小回りのきくように、総合政策課と連携をとりながらやらないといけないんではないかなと。先般、私は報告もしましたけども、林酒造さんで蔵開きをしたときも、思った以上に1,000人近くの方が来たというふうに聞いております。当初は500人ぐらいだったのかなと私は想定しておりましたけど、その2倍近く来たということです。今回、またたけのこ祭もやろうということをしておりますので、とにかくこの町のPRをしながらいきたいというふうに考えております。

 ちょっとこれ後で見ていただきたいんですけど、例えば「九州の村へ行こう」という本があるんですけど、これイノシシ料理をうまく使って、犀川のほうでこういう料理もしてくれるということで、雑誌にも載りました。あるいは「田舎暮らしの本」というのもあるんですけどね、こういうような、後ほど見ていただきたいと思いますけど、こういうところでPRをしながら、みやこ町のよさを私は情報発信していくことが、私たちのこの農業の振興に発展するんじゃないかなというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) 今までと、どのようなことをするのかということを問いかけたときに、売り手市場をつくるというように、簡単に片づけられましたが、簡単に言えることではないので、それで我慢をしときます。しかし、まずは第一歩ですので、とにかく現状がどのようにあるのか、それをまず自分たちがつかむことだと私は思ってますので、地域に出かけ、地域に張りついてでも、町長が言われたようにこの町の現状を知らないことには、改革も進歩もさせることもできませんので、その辺のことをよろしくお願いします。

 この町では、農林業振興に向けて施策が少しずつ動いています。ブランド化に向けたハワサビの生産、厄介者のイノシシとかシカの加工所もできてますし、この町の米のおいしさをアピールするおにぎりセンターもできています。これだけではなく、これ以外にも、まだまだ地域にはおいしいものとか、珍しいものがたくさんあると思います。その情報を得るのは、やはり地域を訪れ地域に根を張ることだと私は思ってます。

 机上や参考書だけの情報では、地域にマッチした施策はできません。地域のおじいちゃん、おばあちゃん、若者など、そしてその地域で誇れるもの、困っているものなどを話し合い、その地域の特性を生かした手助けをしてほしいと思います。

 これからは、ちょっと提案になりますが、1つの提案として、この地域ではとてもおいしいものがある。しかし、手作業が多くて人手が足りず、大量生産なんかできないと。そういった場合は、省力化をするために機械化の検討、そういうことを考えていただきたい。そして2番目に、かなりの生産はできているが、ブラントというところまでは、生産量には手がもっと必要と。そういうところにも、やはり省力化を考えた機械の検討とか、そういうものもしていただきたいと。

 おいしいものはあるが、できる期間が短いとか、そういう場合はハウスもあるだろうし、いろんな検討をしてほしいと思うんですよ。これは、単なる一例だと思うんですけど、地域に出れば農家の困っていることがいろいろあり、いろいろ情報が入ってきます。だから、それを一つ一つまとめて、この地域の農林業をどのようにして持っていくかという素案を考え、将来の計画を立てていただきたいと思います。

 もう余り聞くことはないんですが、目標や計画に対して、3年計画とか12年計画という言葉は出ました。しかし、具体的な数値を入れた目標を必ず持ってください。それが達成できるできないにしても、進捗状態がわかりますし、自分たちの励みになってくると思いますので、その辺は必ず入れていただきたいと思います。

 そして、先ほど一例で、機械化の検討とかいろいろ言いましたが、これは財政的に可能なもんなんでしょかね。僕は、割いてでもしていただきたいと思うんですけど、町長、その辺の回答をお願いいたします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) その前に、本当に農業の振興のために、今回イノシシカレーも考えて、四季犀館で売っていこうというようなことを言っておりまして、これから本当にどういうような対策でやっていくのか、武田議員が前言われてましたけども、1億円を超えるところが30軒ぐらいあれば30億円になるじゃないかということを言っておりました。これからそういう目標を掲げて、何をつくって、どういうふうに売っていったらいいのかということを私は考えていきたいなというふうに思っております。

 機械化の問題についても、どういう補助金があって、どういうふうにしたら、何がもらえるのかと、私はちょっとその辺がこの1年間、自分自身でちょっとできてなかったなと反省はしております。ですから、これからもっともっと国や県からのそういったメニューを探して新しい農業をどうしていくのか。先ほどもTPPの話がありましたけれども、日本の農業は打ち勝っていくには、そういうための私は補助金もあるんではないかと。そういうところを探して、そういう機械化のために進めていきたいなというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) わかりました。再度お願いしますけど、農政課だけではありません。すべての課が同じだと私は思ってます。自分たちが計画を立てるときには、やはりその中に数値目標を入れるべきです。そんなどんぶり勘定で事業をしたら、私はよくないと思いますし、進捗状況もわかりません。だから、ここは農政課で何とか入れてくれという話を今個々してるんですけど、すべての課、すべての係で目標というのには、数値目標を入れていただきたいと思います。

 それと、町長が言う日本一元気なまちづくりには、福祉も教育も必要だと思うんですけど、やはり地域が活性化するには、その地域の農業にしてでも、そういうものをやっぱり入れなければ、トータル的な活性化はできませんので、この地域の持つポテンシャルを生かした農業を必ず活性化させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、2番目に入れました使用料の発生する施設や部屋の件ですが、障害者、高齢者、学校等の使用の場合は、軽減してくれとか、無料化をしてくれとか迫るし、課題は大変多いと思います。しかし、何とかその辺もうまく活用して、せっかく使用料があるんですから、何とか取れるものは取っていただきたいと思います。

 ここから先は、提案になります。大きくは2通りになります。1つ目は、使用料はないが本庁、支所の会議室等も含めて、あれば便利に違いないが、月に何度も使用しないような部屋や会議室は、つぶしてしまって統合し、多目的に使うべきではないかと思います。高度成長の時代ならまだしも、厳しい財源の中から維持管理費を出しているこの厳しい時代に、あれば便利の考えは合わないのではないでしょうか。今、このような部屋をかなり統合しても、多少の不便はあっても、部屋が足りないということは、私はないと思います。

 どうしてこのようなことを言うかといえば、1つの例として、組織を本庁に戻すという話が出た場合に、いつも出てくる話題は部屋がない、場所がないといつも言われます。私は今、勝山に本庁があるからこの例は言いますが、ゆいの郷にもサン・グレートにもたくさんの部屋があり、月に何度も使用してない部屋があります。ホールだって、サン・グレートの大ホールをつぶしてしまって、ゆいの郷を1つにしてもいいじゃないですか。方法はいろいろあると思うんですよ。

 そのような統合をして、効率のいい行政運営をしていただきたいと思ってますが、町長これにはいろんな問題があると思いますけど、少し回答をいただきたいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 無駄な部屋を何とかしろということでしょうけど、本当にこれはもう少し精査をしないと、私もなったばかりですぐ、皆さんの意見を聞かないでやるとまた突っ走ってると怒られますので、そこら辺は慎重にしますけど、ただ融通性をしながら使うことは必要じゃないかなというふうに思っております。

 それと、何と言うか、確かにほんと今後の課題かもしれませんけど、うまい具合に皆さんがもっともっと使っていただければいいなというふうに思っております。ただ、ここにある本庁の中は、本当に狭いなというふうに思っても、なかなか武田議員が言う本庁方式すべてにするには、もう新しくこの庁舎というのは建てかえないと、それはもう本当に不可能じゃないかなというふうに思っておりますので、それは3町が合併をしたわけですから、その辺はうまい具合に支所を使いながら、みんなの融和を図っていかないといけないんじゃないかなと私は考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) 町長、その考えは、私は今の時代にマッチしないと思う。では、会社でその経営をやっていく中で、部屋がなければその事業はしませんか。やはりこれは、僕は工夫と思うんですよ。あれば便利とか、なければ困る部屋なんかは、ないと僕は思ってるんですよ。なければ廊下でもいいじゃないですか。まあ、極論を言えばね。それぐらいの考え方を持って、行政運営に当たっていただき、この財政を立てなおしていただきたいと思ってます。

 次に、2つ目の提案ですが、利用料があり収入が上げられる施設や部屋は、うまく活用のために企画をつくって宣伝等の営業活動を取り入れ、活性化させるべきだと私はここを提案します。行政に営業が要るかとか言いますけど、今の時代には必要だと思います。会議室には、企業に、各主団体に、住民に使っていただく周知営業を行うべきです。ホールや大会議室は、コンサート、映画、各種講演、ピアノ、カラオケの発表会、幾らでもあります。いろんなところに出て、1日も欠かさずその使っていただくという方法をやっぱり考えなければ、私はいけないと思いますし、今後は企画力を生かした宣伝、営業で顧客を探し、利用料を上げてください。すべての施設で維持管理費までは出せとは言いませんが、貪欲に稼いでいただきたいと思います。

 どうでしょうか、これは。お願いします。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 武田議員から素晴らしい提案がありました。担当課長とも相談しながら、企画力、営業力をもって、少しでも町民の皆様、あるいは町外の皆さんにもみやこ町のそういったホールが使えるように、これから営業努力、また企画力を使ってしていきたいというふうに考えておりますので、これは今ここで皆聞いていると思いますので、そういうふうに努力していきたいというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) 1つの例なんですけど、隣の行く橋市のコスメイト、これは物すごくよく使ってますよ。ちょっとホームページで見てみたんですけど、九州ではトップクラスの稼働率だそうです。で、1年の計画があって、入場券は1年間の通常の券というんですかね、そういう券も売り出してるみたいですね。近くだったので行ってみようと思ってたんですけど、なかなか時間がなく行けませんでしたが、いろんな企画もやってますので、参考にしてみればいいんじゃないかなと思ってます。

 そこで、行政に営業を取り入れてくださいって言った中で、営業っていうのは、どうなんでしょうね。企画に置くべきなんでしょうか。私は、全職員営業と考えてますが、町長、もしそのような機能を持たせるとしたら、どのような配置をしますかね。



○議長(肥喜里和隆君) 町長。



◎町長(井上幸春君) 議員おっしゃるように、職員全員がそういう発想にならなきゃいけないというふうに私は思います。ただ、その中で、どこに置くのかというと、総合政策課の中に機動力ができるような……。だから今回、職員も削減となります。そういう中で、職員数が減るところもあるんです。ですから、職員がもういないからふやしてくれという課もありますけども、そこはそのときに臨機応変で応援をしていくという体制をとらないと、やっぱり企業努力ではありませんけども、少しずつ改革をしていくということが求められてるのかなというふうに思っておりますので、私としては、総合政策課の中で、そういう機動力を発するような対応をしていきたいというふうに考えております。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) 最後に、このみやこ町をみやこ町株式会社と考え、すべてのことをやって自主運営ができる、そういう町にしていただきたいなと思いますので、これにも時間はかかると思いますけど、よろしくお願いします。

 次に、寡婦保険の件ですが、これは課長、かわりの制度みたいなものが、町独自にあるんですかね。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 先ほども説明しましたが、寡婦制度については20年の10月に制度改正がされて、経過措置として22年9月30日まででした。その後については、ひとり親家庭ということで事業が取り組まれているんですが、ひとり暮らしの寡婦が対象にならなくなったというのは、それは事実なんで、そのほかの制度で事務方は紹介をしております。例えば、障害のある方については障害者医療、それから70歳を超えているんであれば高齢受給者証、1割負担になるんですが、そういう制度がありますので、そのほかの制度を紹介しているというのが現状です。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) それは課長、周知とかはしてますか。やはりそういう方は、そういう情報がなかなか得れないんですよ。体の悪い人も、貧困な方も、やっぱりそういう情報が得られないから、そのように解決策っていうんじゃないけど、そういう制度が、制度というかそういうことを考えているならば、もう極力皆がわかるような周知をしていただきたいんですよ。いつも言われる広報に載せるとか、そういうのじゃだめですよね。一番早いのは、民生委員にお願いして、そういう対象の方はすべて回って、こういうものもありますということを周知していただきたいと思いますけど、その辺は。



○議長(肥喜里和隆君) 住民課長。



◎住民課長(中村政弘君) 実は、いろいろ国保とか、そういう資料を送るときに、こういうのも入れてるんですが、確かに読まれない方が多くいますので、今言われたようなことは徹底したいと思います。



○議長(肥喜里和隆君) 武田議員。



◆議員(武田光雄君) やっぱり目の悪い方とか、耳の聞こえない方とかいるから、1人でも救うためにもそういう周知を、徹底した周知をよろしくお願いします。

 もうこれで終わりますけど、この寡婦保険の場合だけでなく、今まで多くの同僚議員が質問をしていましたが、今答えることはできない問題がいっぱいあると思うんですよ。だから、一つ一つ調査して、情報をくくり上げて、そしてこの町の福祉計画なり、困った人を救うための行政運営をしていただきたいと切にお願いして、私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。



○議長(肥喜里和隆君) 武田光雄議員の一般質問を終わります。

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○議長(肥喜里和隆君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会にしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(肥喜里和隆君) 異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会といたします。

午後4時12分散会

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