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福岡県 苅田町

平成 18年 9月定例会(第6回) 09月14日−05号




平成 18年 9月定例会(第6回) − 09月14日−05号







平成 18年 9月定例会(第6回)


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平成18年 第6回 (定例)苅田町議会会議録(第11日)
                             平成18年9月14日(木曜日)
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議事日程(第5号)
                         平成18年9月14日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
 追加日程第2 議員辞職の件
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出席議員(17名)
1番 友田 敬而君        2番 桝谷 忠明君
3番 木原 洋征君        4番 小山 信美君
5番 常廣 直行君        6番 白石 壽幸君
7番 林  繁実君        8番 井上  修君
9番 武内幸次郎君        10番 作本 文男君
11番 坂本東二郎君        12番 梶原 弘子君
13番 川上公美子君        14番 長井 孝篤君
15番 野本 正樹君        17番 光永 信雄君
18番 珠久 六夫君                 
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欠席議員(1名)
16番 松蔭日出美君                 
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             吉 廣 啓 子 君
       助役             野 上 明 倫 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            三 溝 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       総務課長           春 田 洋 介 君
       財政課長           加 藤 清 次 君
       総合政策課長         北 原 正 一 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       水道局長           坂 岡 正 喜 君
       施設建設課長         堺 博 志 君
       環境保全課長         行 事 道 雄 君


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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開会いたします。

 傍聴席の皆さんにお願いをいたしておきますが、携帯電話をお持ちの皆さんは、電源をお切りになるか、マナーモードにして傍聴していただきますようにお願いをいたしておきます。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) 日程に従いまして、昨日に引き続き一般質問を行います。

 5番、常廣直行君。



◆議員(常廣直行) 〔登壇〕おはようございます。5番議員、ニューフォーラムの常廣でございます。

 まず初めに、自民党総裁選が今月8日に告示をされました。いよいよ新しい首相誕生を間近にいたしまして、各市町村では、国の揺れ動く施策に対応し、何を重点施策として進めていったらいいのか、大きく揺れ動いている時期だと思います。

 その告示の前日、9月7日の西日本新聞の記事におきましては、福岡県大牟田市は、2008年度末にも財政再建団体に転落するという試算をまとめ、危機感を募らせております。いわゆる夕張ショックでございます。

 かつて産炭地として栄えました北海道の夕張市は、観光産業を目指して投資を膨らませた結果、財政が破綻してしまい、財政再建団体となってしまいました。このことを夕張ショックと言います。最近、身近にも、同じ産炭地で福岡県の赤池町──現在の福智町でございますが、平成2年に財政破綻をしております。

 今回の大牟田市も、旧産炭地であり、国が進める三位一体改革と人口減少による地方交付税の減税に行政改革が追いつかず、危機的な状態に陥ってしまいました。一部公共料金は既に九州で一番高くて、市民の負担も限界が見える中で、打開策を探っております。このような状況に陥ったのは、これをチェックしなかった議会の責任も重いということで、新聞でも報じられております。

 この3つの自治体は、いずれも旧産炭地で、一昔前は大変裕福な自治体でございました。苅田町も、今は比較的豊かな財政力のある自治体ですが、将来的に全く不安がないわけではありません。

 9月は決算議会です。さらに、今後5年間の政策の基本となる第3次総合計画後期基本計画が7月の25日に策定をされました。この計画は1冊の本にまとめられ、理想的なまちづくりが描かれております。反面、現実へのギャップも感じられるのは確かでございます。

 今後5年間、この計画を達成するためには、今まで以上に財政計画と各事業の整合性を図っていかなくてはなりません。旧産炭地の事例を忘れず、今現在の豊かさに甘んじて行政改革を軽視したり、考えもなしに事業投資を膨らませたりすることがないように、私たち議会にも真剣なチェックが強く求められている時期だと思います。

 まず、最初のテーマの交通ネットワークにつきましては、これまでも過去の議会において道路行政の重要性を幾度も提言をしてまいりました。交通ネットワークの確立は、まちづくりの基本であり、重要な社会基盤です。急激な交通網の発展の最中にある苅田町にとって、地域特性を考慮した高度な戦略が求められております。

 道路を計画的に整備することは、交通機能の役割だけではなくて、空間機能の役割から地域都市づくりの基盤となります。計画的に整備された道路は、新たな光景を生み出し、町並みが変わり、活気が生まれてきます。そして、交通ネットワークの確立は、地域の連携を強め、交流を深め、連結を拡大する、それが広域ネットワークの形成につながってまいります。

 通学路や高齢者、障害者が日常的に利用する人に優しい道路、都市や産業、企業の機能を向上させるための道路、安全が配慮され、移動が容易な日常生活圏の道路、それぞれの道路が機能的に効果的に整備されることにより、渋滞対策、地球温暖化対策、災害対策、交通事故対策、広域医療体制の確保など、数多くの課題も改善されていきます。

 苅田町の交通網の整備や交通ネットワークは、第3次苅田町総合計画後期基本計画において、高速ネットワークの整備・活用と広域幹線道路などの整備促進として、基本事業とされております。しかし、総合計画にあった「地域交通ネットワークの整備促進」という項目は削除されております。表現の仕方が変わり、各文章に織り込まれているのだと思いますが、地域交通ネットワークは苅田町として特に重点を置くべき項目だと考えております。

 ここ数年で苅田町の道路事情は大きく変化をしてまいりました。そのような中で、住民の安全を守るための対策が追いついているのだろうか、道路を使う利用者やその周辺に住む住民の声は、はっきりと把握され、事業に反映されているのか、常にチェックをしていかなければなりません。

 さらに、地域交通ネットワークで大きな使命を果たすのがコミュニティーバスだと、私は提言をしてまいりました。

 4月から本格運行に入ったコミュニティーバスは、多くの住民の声を反映したいとする大義名分のもとに、地域交通ネットワークを軽視し、基本論議の不足から的確な判断を狂わしてしまったのではないかと思います。

 そのため、問題解決に赤字事業となることも正当化をしてしまいました。当初、コミュニティーバスを導入を提案した前の伊塚町長の黒字化事業を目指して取り組むという思いは、実施の段階で忘れられ、目先の履き違えた住民サービスに没頭してしまったのではないでしょうか。

 さらには、コミュニティーバスの導入の目的の一つである交通空白地域をなくすと、そういう考えから、町民の声にできるだけこたえたいという行政の姿勢は、コミュニティーバスでは対応し切れなくなり、新たな小型車両を導入するという発想になってしまいました。

 運行時刻表は、一、二分単位で大変小刻みで、この時間設定は現実的に不可能に近い。時間を気にする余りに運行に無理な運転を誘い、事故の要因にもなるのではないでしょうか。停留所の間隔は短く、至るところに設置してあります。乗降客も、ほかの通過車両も、危険きわまりない状態が見受けられます。

 財政が豊かだといって感じにくいのかもしれませんが、このままでは将来大きな負担になることは、間違いはありません。それを避けるには、第1に、地域交通ネットワークを作成し、その方向に沿った運営を行うこと、第2に、当面の投資はランニングコストとして、将来は採算がとれる事業計画を作成することが重要だと思います。

 特に、採算性を度外視して事業投資を無計画に膨らませることに対しては、将来的な危機感を感じております。

 次に、この小さな苅田町にJRの駅が2つございます。北にJR苅田駅と南にJR小波瀬西日本工大前駅でございます。公共交通機関の駅、停留所は、地域交通ネットワークを構築するときに、その結節点として大変重要になってきます。

 苅田駅とその周辺開発事業は、まだ完成はしておりませんが、駅の一部供用開始後、多くの住民の意見が寄せられております。地域住民の方々や毎日駅を利用している人々にとっては、その使いづらさや不便さに気づきます。幸いにして、まだ工事は途中であります。多くの意見を参考にして、今後の事業に生かしていただきたいと思っております。

 次に、小波瀬駅周辺再開発につきましては、以前から私は、議会においても、駅の移転を強く要望する町民の声を伝えてまいりました。後期基本計画では、「今後も協議を進めます」とありますが、これではいかにも進展が感じられない。これまでの経緯を追跡いたしまして、今後の計画早期実現につなげていきたいと思っております。

 最後のテーマの地域コミュニティー活性化事業につきましては、平成15年12月議会の町政報告の中で、地域コミュニティーのあり方の手法として、その一つとして先行して実施すると紹介されました。私も、これらの地方自治を考えていくためには大変重要なテーマだとしてとらえ、過去の一般質問におきましても何度か取り上げて、その事業の進捗を確認してまいりました。

 しかし、今回、思うように進捗しない様子で、その後、平成17年3月に始まった手づくりのまちづくり事業の方が中心となってまいりました。

 このような中で後期基本計画を見てみますと、地域コミュニティーの活性化が基本事業として計画をされております。このようなことから、やはり地域コミュニティーの重要性が認識されているのだと思います。

 コミュニティーは、地方自治体の原点とも言われ、コミュニティーそのものを自治体と定義する国もあります。前伊塚町長が「地域コミュニティーのあり方の手法の一つとして」と表現されたのは、コミュニティー事業の中から自立性、自発性という価値概念を育てて、新しい地方自治のあり方を模索されようとしたのではないでしょうか。

 以上、今回の一般質問のテーマは、第3次総合計画後期基本計画から今後の政策を問うものであります。この計画は、今後5年間、政策の基本的なフレームワークであり、町長にとりましては公約のようなものでございます。今後の取り組みに強い意欲を感じますし、大いに期待もしております。

 詳しくは質問席からお伺いしたいと思います。簡潔明瞭なわかりやすい答弁をお願いいたしまして、私の壇上からの質問といたします。

 どうも御清聴ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの常廣議員の壇上よりの質問に答弁をさせていただきます。

 まず1件目、第3次苅田町総合計画後期基本計画から、高速交通、地域内交通ネットワークについてですが、後期基本計画では、「個性と活力が感じられる産業都市づくり」を政策に掲げています。

 具体的には、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジ以南の早期開通、国道201号線バイパスの早期開通、長畑松山線、尾倉与原線、須磨園南原曽根線、苅田採銅所線、苅田港の本航路の整備など、事業内容といたしましては、前期基本計画に引き続き後期基本計画に取り組んでいきたいと思います。

 進め方といたしましては、町単独ではできませんので、国や県などの関係行政機関と連携をとりながら、できるところから取り組んでいきたいと思います。

 次に、幹線道路の安全対策の進捗状況についてですが、御質問の幹線道路とは県道門司行橋線のことだと思いますが、事故対策につきましては、全面開通に伴い、福岡県警本部、行橋警察署の指導のもと、道路管理者である行橋土木事務所が対策を講じ、現在に至っております。

 また、特に気づいた点があれば、できる限り対策を講じるとのことです。

 次に、要望事項の進捗状況ですが、県警本部交通規制課と各関係団体で協議を重ね、信号機設置に向け努力しているところです。

 続いて、コミュニティーバスの運行事業についてですが、拡大する見通し及び安全対策や採算性についてどうなっているかという御質問ですが、苅田町コミュニティーバスも、平成18年9月から与原二崎ルートが開通し、当初のコミュニティーバス導入目的であります交通空白地域の解消、苅田町の高齢化率18%を踏まえ、高齢者の自由な移動、障害者の移動手段の確保をほぼ解消できる整備が整いました。

 今後は、採算向上のため、バス公告の掲載及び乗り継ぎなどの利便性を図り、また、CNGスタンドの開設にあわせ見直しを行い、利用者の増加に努めたいと思っております。

 また、安全対策についても、4月の事故後は、運行委託者に徹底するよう強く指導をしております。

 2件目に、JR苅田駅、小波瀬駅周辺活性化についてですが、苅田駅供用開始後の利用者の声に対する対策ですが、苅田駅は本年4月22日に新駅舎の営業が開始されましたが、利用者の皆様方の御意見は苅田駅より聞いております。

 苅田駅については、自由通路及び東口駅前広場の完成により、住民の皆様に利用しやすい駅となると思います。自由通路の西口にはエレベーター、東口駅前広場にはエスカレーター及びエレベーターが建設され、現在、住民の皆様方に御不便をおかけいたしておりますが、利用しやすい新しい駅周辺になりますので、御理解していただきますようお願いいたします。

 また、後期基本計画では、商業の活性化の施策の中で駅周辺地域の整備という基本事業を上げております。JR小波瀬西工大前駅については、駅周辺の活性化について協議を進めていく予定です。

 3件目の地域コミュニティー活性化事業についてですが、地域コミュニティー活性化事業につきましては、平成17年度より白川校区で準備会が設立され、地域づくり講座に参加する形で研修会などを行ってまいりました。しかしながら、活性化委員会の設立には至っておりません。

 後期基本計画では、「小学校区単位での地域づくり活動が活発に行われるように支援します」とうたっています。苅田町地域コミュニティー活性化事業は、自分たちの地域は自分たちでつくるという真の住民自治を町民の皆様と協働で実現することを目的に、補助金交付規定を策定していますが、現状を踏まえながら、この規定等の見直しを検討していかなければならないと思っております。

 以上、常廣議員の壇上での御質問に答弁をさせていただきましたが、続く質問に対しましては、自席にてお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 壇上からの答弁、どうもありがとうございました。

 今回につきましても、私の質問のテーマの中に交通ネットワークというテーマを入れさせてもらいましたけど、これも私が一般質問する中で常に入ってくるテーマと思っております。

 専門的に私もこれ研究やらさせていただいてるのが一つと、今の苅田町におきましては、この交通体系だとか交通ネットワークだとかいうのは非常に大切な課題だと思っております。これだけ大きく、目まぐるしく変わっていきますんで、いろんなネタもございますし、特に町民の方々の関心がこの道路事情、交通体系だとか、そういうものに非常に多いんで、町を歩き回っても、その話が多く出されます。で、こういうふうに取り上げさせていただきました。

 それから、もう一つは、この交通体系につきましては過去4回ぐらいテーマに上げさせていただいているんですが、なかなか結果が出づらいものでございますんで、そういうものも含めて、過去を追跡しながらやっていきたいと思っております。

 このやり方のツール、追跡というツールなんですが、8月末に、済みません、広報委員会で研修に行かさせていただきました。その中で追跡というツールは御指導いただいたんですが、広報の中で、議会で提言なり提案した内容が結果が出るまで、広報の中で追跡というコーナーで設けて、ずっと追っかけていくそうなんですけど、なかなかおもしろいなと思いまして、今回の一般質問の中でも追跡質問として入れさせていただきますんで、そういう形で質問をさせていただきたいと思っております。

 まず最初に、テーマに入る前に、第3次総合計画後期基本計画、またそのもととなります第3次苅田総合計画ですね。3つの名前出てきましたけど、苅田総合計画の中に基本構想と基本計画がございまして、今回出されたやつが後期基本計画だと私は認識しておりますけど、これが、今回の後期基本計画につきましては、議員の方も武内議員、小山議員、友田議員が入られて一緒にやられておりますが、こういう大変重要なものが我々には余り論議する暇がない、場所がないんですよね。

 そういうものがなぜかなと思いまして、私も個人的に調べたんですが、多分これは、苅田総合計画が地方自治法の2条4項と5項によって策定されたものではないかなというふうに思っております。計画を策定するときは2つか3つの理由があるらしいんですが、今回の場合はこれで作成されたんじゃないかなと思いますが、今回の後期基本計画の位置づけも含めて、その辺の位置づけを確認させていただきたいと思いますので、その辺の策定の、何で策定されているのか、その位置づけを教えていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 第3次総合計画は、今回の分は後期の基本計画でございます。第3次は10年間の分をスパンとしておりまして、今までが前期の計画が終わって、18年から後期の計画ということになっております。

 具体的に地方自治法の第何条かという今御指摘でございましたけども、そこのところは、ちょっと今手元の資料には詳しい内容を書いておりませんので、申しわけございません。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 私が地方自治法を持ち出したのは、もしこの第2条第2項によってこの基本構想を策定されたのであるんなら、議会の承認を得なきゃいけないという項目があるんですよね。それで私確認させていただいたんですけど、その後の基本計画とか後期基本計画においては、これは矛盾があるんですけど、議会の承認は要らないんですよね。執行部の単独の判断でできるというところで、今回、これから5年間の非常に大切な政策を行うバイブルみたいなやつを決めるときに、こういうところで、この計画を策定するのにどうなのかなという思いがありましたんで、それを確認させていただきました。

 もし、これが先ほど私が言いました地方自治法第2条第5項によるものであるんなら、どこかで説明をしていただきたいし、またさかのぼって説明をしていただきたいという希望はあるんですが、基本構想の中でも、これは見てみますと、議会に承認は得ておりません。全員協議会で説明されただけなんで、もしそれでよろしかったらどっかで説明をしていただきたいなと思っております。

 私の判断といたしましては、これは多分構想の方はこの法律によってつくられて、その後の部分は、それなりの議会の承認なしにやられているものだと思います。要は、何が言いたいかといいますと、法的、条例的には、これは私がまだ議員になる前にやられて、もし議会の承認を得られてるんなら何の問題もないんですけど、今回の後期基本計画も何の問題もないんですけど、こういう大切なもんですから、どっかで我々議員も議論をさせていただく場があればいいな、また説明をいただく場があればいいなと思いますんで、それを要望しておきたいと思いますが、見解、お願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 今の御質問の総合計画の全体的な構成と議会とのかかわりという点についてでございますけれども、私ども、策定に当たって説明不足の点がございましたらおわびをいたしますが、今回、総合計画と申しますのは大きく3段階の構成になっております。

 一番上に基本構想というものがございます。2段階目に基本計画というものがございます。そして、3段階目に実施計画というものがございます。大きく総合計画というのはそういう3段構成になっておりまして、そのうち常廣議員さんがおっしゃっている議会の議決が必要なもの、これは一番上の段階の基本構想という部分が議会の議決が必要なものでございます。

 この基本構想というのは10年間の構想でございまして、これが平成13年度から平成22年度までの10年間ということで基本構想を策定をしたわけです。そのときに、あわせて前期の基本計画というものも策定をいたしました。それが一つの冊子になっておるものが、今常廣議員がお目を通していただいている白い表紙の冊子でございます。

 今回は、この基本構想は10年間の──平成22年度までですので、まだ続いているんですけども、前期基本計画の5年分が終了しましたので、同じ10年間の中の後半の5年分、後期の5年分についての基本計画を策定したというのが、今回のこの後期基本計画なんですね。だから、本来は、この後期基本計画の中には2段階目の基本計画の部分だけが上がっているものなんです。

 で、それは議会の議決は必要がないので、報告事項ということになるんですけども、この中でちょっとわかりにくいのは、最初見ていただきますと、第1部ということで基本構想というのがあります。これは、本来は、今申し上げましたように基本構想は平成13年度につくってますので、その10年間全く見直しがなければ、今回、この基本構想という部分は、この冊子の中には出てこないものなんですけども、いろいろと御議論がありました人口ですね、人口フレームというんですけども、人口の見通しの部分だけを今回この後期基本計画を策定するに当たって修正する必要があるんではないかという議論が起こりました。

 今までは人口については、平成22年度時点の将来人口が5万人、そして最終的な将来目標人口が6万5,000人ということで議決をいただいていたんですけれども、その人口の部分について、前期の基本計画5年間を経過した時点で見直した場合に、このままこの将来人口5万、将来目標人口6万5,000という数字を前提に今後のまちづくりを考えていくのは、少し現実からは乖離しているんではないかというふうな議論がいろいろございました。

 で、今回、その部分については見直しをいたしまして、平成22年度時点の将来人口4万人、そして最終的な将来目標人口5万人ということで下方修正をしたわけでございますけども、この部分は基本構想の一部をなすものでございますので、議会の議決が必要でございます。これについては、さきの3月議会で議案として提出をして、議決はいただいております。

 残りの後期の基本計画の部分、この冊子で言えば第2部、後期基本計画と書いている部分ですけれども、これにつきましては議決事項ではございませんので、いろいろと御意見も伺いましたけれども、議会の中では報告事項ということで御報告をさせていただいているものでございます。

 なお、3段階目の実施計画というものがございますけれども、これについては3年ごとの計画ということで、今からつくっていくということでございます。

 この全体の構成につきましては、今議員さんがもし冊子をお持ちであれば、9ページというところに、その基本構想、基本計画、実施計画の3段階の体系をお示しをしておりますので、ごらんいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 丁寧な御説明ありがとうございます。私が指摘したのは、そこではなくてこっちの方です。10年間の中の基本構想の部分です。基本構想をつくったときに、その経過として、今助役が言われましたように平成13年の3月にこれを策定してるという話をされましたけど、それ載ってます、これに。これは、議会で採択したんじゃなくて全協議会に報告となってるんで、多分これ議会にはかけられてないという判断を私はしたわけなんですけど、どうですか。



○議長(珠久六夫君) 北原政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 先ほど助役が説明したように、基本構想につきましては議決事項でございますんで、当時、3月議会にかけておるというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 助役が説明されたのは後期基本計画の方で、3月議会に提案されて議決されたという話で、総合計画の方の構想の方ではないですよね。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 冊子を手元に持ち合わせておりませんが、御説明しましたように、その基本構想、平成13年度に策定した全体の基本構想につきましても、議決事件でございますので、当然議会で議決承認をいただいておると思います。その冊子の中に記載がなければ、それは記載漏れだろうと思いますけども、議決をいただいていることは確実だと思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 私は、過去にそれが議決されたかどうかということが重要だと思ってるわけじゃなくて、こういう基本構想が、法律的にいけばそうなってるんですけど、この法律どおりにやるのが本当にいいかどうかという議論もありますけど、私はこの法律だけでは物足りないと思っているんですよ。それが議決されたかどうかという話よりは、こういう大切な町のバイブル的な存在になるこういうものが、基本計画が出たときには、一緒に議論をさせていただくといいなという話で、これ何の条例的にも法令的にも何の落ち度もございませんけど、私、議会として、そういうふうな意見を申し述べさせていただきました。それはそれでよろしいですかね。

 続きまして、今回、前期が終わって後期に移ってきたわけなんですが、その前期が終わった時点で、それまでの経過を総括的にまとめて後期の計画をつくられたと思うんですが、どういう形でそのまとめが行われているのかというものをお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 当然、この計画に乗って各課でいろんな事業をしていくわけでございますんで、前期の計画がどのように進捗したかという各課のヒアリングを受けまして、今後、後期の5年間についてどうするかということを含めて、各課のヒアリングを行ってます。それに基づいて、結果も踏まえて、継続する分については継続をし、一応終わったものについては落としていくという方向をとっております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 済みません、私ちょっと意地悪な質問をしてしまいまして、結果はこうやってするとか書いてあります。「毎年ローリング方式で進捗状況の管理を行います」、「結果を見ます」ということ書いてありまして、私は先に調べさせていただきまして、インターネットで出させていただきました。苅田町の結果ですね。

 多分、これでやられてると思うんですが、これ実施事項が毎年毎年──これは3年間なってますけど、金額で評価されてるんですよね。で、言語データが一つもないんですよ。これ本当に金額だけで見て解析できるのか。どこがよかって、どこが悪かって、それをどうやって後期基本計画に反映するのかというのがちょっとわかりにくいんで、その辺御説明いただけますか。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 御指摘の実施計画につきまして3年ごとの資料を出してもらうということで、前期につきましては、金額を100万円という形で、100万円以上の事業について実施計画の提出を各課に願っておりましたけども、100万円に満たないでも、金額は大きくはないけども町にとって大切な事業というのはあるんじゃないかということで、今回、後期基本計画につきましては、100万にこだわらず、各課で必要と思われる事業については3年分の実施計画を出してくれということで、現在各課の方にメールを流して、様式を示しておるところでございます。



○議長(珠久六夫君) いやいや、課長、質問に答えな。金額で評価しとるけど、金額だけで評価ができるのかっちゅう質問なんですよ。その3年のローリング方式。しっかり答えてください。



◎総合政策課長(北原正一) 金額だけでは評価はできにくいという判断に立ちまして、今回は金額だけにとらわれず、100万の枠を取っ払ったところでございます。



○議長(珠久六夫君) ちょっと違う。

 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ちょっと理解しにくいんですが、要は、今までのやり方がこういうやり方、こういうシステムで新しい計画がつくられてきたんじゃないかなとは思いますが、じゃあ提言させていただきます。

 金額だけではよく結果は評価できないと思いますんで、ぜひやってる項目一つ一つを棚卸ししていただいて、それを解析して、評価して、次の計画をつくるのが妥当だと思いますので、もし──多分やられてたら失礼な話なんですけど──やられてたら、それを説明をどっかで、どっかの機会で、議会にもよろしくお願いしたいなと思います。

 いずれにしましても  



○議長(珠久六夫君) 町長、発言中、発言中。慌てんでください。



◆議員(常廣直行) いずれにしましても、どんな目的で、どんな効果が具体的にあったのかというのをつかまないと、なかなか難しいと。それを、また財政的に無理があるのかどうなのかというのも、我々はまた見させていただきますから、いろんなそんな視点でチェックをさせていただきますんで、後期基本計画につきましても、過去のことは今から言っても始まりませんから、今からはちゃんとそうやってチェックさせていただきますということを提言させていただきます。よろしくお願いします。見解あったらお願いします。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 失礼しました。今の常廣議員さんのおっしゃっている趣旨は、全く同感でございます。

 先ほど申し上げましたように、基本構想、基本計画、実施計画と3段階になっておりますけれども、その3年間の一番その下の段階の実施計画、この実施計画、この3年分の計画の下に、実はまた単年度の予算というものがあるわけでございます。そういう大きな体系で町の行政全体を運営しておりますので、おっしゃいますように実施計画の進捗状況なりを数字だけではなくてどう評価するのかというのが、そしてそれを次の実施計画なり単年度の予算なりにつなげていくということが非常に重要だという御指摘は、全くそのとおりだと思います。

 私ども、今までの実施計画が確かに数字の整理、把握にとどまっていたのではないかという点については、そういう反省をしておりまして、これからの後期基本計画に基づく3年ごとの実施計画、これは今から作成しますけども、これにおいては、行政評価的な要素を取り入れるということを今考えておりまして、目標を──成果といいますか、を数字で立てられるものは立てると。数字が難しければ一定の文章的な目標になると思いますけども、それぞれの事業ごとの目標を立てまして、それを評価していくと。実績を把握して、それを評価していくと。それをさらに次のローリングする実施計画なり、ないしは単年度の予算組みに反映させていくというふうな仕組みを取り入れたいというふうに考えているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) どうもありがとうございました。そういう形でまとめておきたいと思います。

 あと、次のテーマですが、交通ネットワーク、本題に入るわけなんですけど、直近の話題からお話をお伺いしたいと思いますが、北九州空港の軌道系アクセスの話ですよね。これは、9月の8日の西日本新聞に掲載されていた内容なんですが、北九州市議会の本会議の一般質問です。

 その中で、空港アクセスにつきましてどう考えてるんだという市長に対しまして、「空港の中には使われてない土地がある」と「あの土地がどんな使われ方をするのか、隣のことだからよくわからないけど、あの土地が使えないか」という答弁をしたようです。で、最後に、結びんとこで「鉄道の必要性は確かに増す」と言っておられます。そのために、あそこの土地──苅田の土地ですね、その土地を必要だと市長は強調しているわけなんですが、ここでちょっと苅田町の見解と違うところが出てきているような気がします。

 この新聞の中にも同町の意見は書かれておりますし、追跡の中で、6月の一般質問で町長も「アジアを結ぶ航空関連の企業誘致をやるんだ」という話をされてますし、あと堺さん──当時堺さんでしたけど、「38億円もかかるんで、そう簡単にはできないよ」という話もされてますけど、この記事、多分御存じだと思いますけど、それに対しての答えじゃないで結構なんで、見解をお願いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 新聞報道は承知をしております。御発言の趣旨がよく──直接確認をしておりませんけれども、確かに空港島の中に未竣工地、まだ土地としては法的に成り立っていない部分がありまして、鳥がおるとか、いろいろな飛行に支障があるんじゃないかというふうなお話もあるようでございますけれども、あの部分は、今のところ──区域としては、空港島の中が北九州市側と苅田町側に分かれておりますので、苅田町側にその問題の場所が存在するということは、それは事実でございますけれども、しかし、あの土地が──まだ土地になってませんが、苅田町が判断して、町の権限と責任で何かができるという部分ではございません。空港島全体の運営をやっている国なり、ないしは県なり、そういった機関が基本的には責任を持って対応されるべき部分であろうというふうに考えております。

 町長が答弁している企業誘致については、それは既に苅田町が土地として取得をしております空港関連用地、約2ヘクタールございますけれども、北九州市との境に接する細長い土地でございますけれども、その部分については、私どもが空港関連の企業誘致を行っていく予定にしておる土地でございます。その横の部分については、苅田町、町が持っている土地ではございませんので、御理解いただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 私が気になってるのは、私も苅田町の議員として非常に遺憾なんですよね、ああいうふうに言われるのが。きのうのテレビニュースでもありました。今助役の言葉の中にもありましたけど、バードアタックで飛行機がおくれるとか、きのうのテレビニュースでやって、そしてコメンテーターが言うわけですよ。「あそこは、でも苅田が管理してる土地ですからね」って言われるわけなんですよ。そういうのが、非常に私も苅田の議員として悔しいんですけど。

 だから、多分そういうふうな見方をされておりますし、全然苅田は北九州とか行政を考えなくて素直に見ても、北九州空港をどう生かすかというところを見ても、あそこの土地は何とか早く開発をしなきゃいかんちゅう気持ちはあるんですよね。だから、苅田、北九州、国だとか、いろいろ境はあるでしょうけど、ぜひ協力しながら、何とか早くあの土地をきれいにして、空港に効果的な土地にしていただきたいなというふうに求めるものであります。見解がありましたら、お願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 議員さんおっしゃるように、新空港を安全に、より快適に使っていただくということが地域の課題であるというとらえ方に立てば、今おっしゃっている趣旨は十分に理解できますので、関係のところと協議を重ねてまいりたいと考えております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 御存じのように、今、連絡橋1本しかアクセスありませんので、将来的にやっぱり何かのアクセスを入れなきゃいかんというのは、もうだれも考えてることで、多分軌道系アクセス、いろんなこと考えられてるんでしょう。北九州から引きたいちゅう気持ちも向こうはあると思いますし、モノレール引き伸ばしたいっちゅう気持ちもあると思いますし、いろんなことあるんでしょうけど、苅田町も北九州空港の開港を町のにぎわいの核としたいという気持ちもありますんで、その辺も周りと調整しながら進めていただきたいなと思っております。

 次に、観光産業ということを後期基本計画の中でもうたわれておりますけど、観光産業、これも、どうしても苅田町を判断するとき周りのものを見て判断してしまうんですが、北九州は早かったですね、これ。工場見学を受け入れる観光産業をちゃんと仕組みをつくっております。これガイドブックに観光産業というガイドブックつくって、そして各旅行代理店だとか学校だとかに配付して、非常に活発な観光産業の促進をやっておりますが、苅田町として今動きがありましたら教えていただきたいし、その北九州の動きに対して何か感想がありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 昨日でしたか、同じような御質問をいただきましたが、観光産業については、苅田町としても大事な分野だと思っております。今年度当初より、各企業には、ごあいさつ方々観光産業始めるに当たっての協力依頼などもしてまいりまして、御協力いただけるという、いいお返事もいただいておりますし、また、こういうふうに言うと、また自立をとか分権をという話につながるかもしれませんが、県の方でも観光産業について立ち上げておりまして、うちの担当の方とも今接触を持っているところでございまして、少しまだガイドブックができていないという御指摘ですが、そこまで至っておりませんけれども、着実に動きだしているところです。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 観光産業ねらってるところで、そのソフト的な部分もそうなんですが、ハード的な部分、町のつくりの方も気をつけていかなきゃいかんと思っております。

 これは追跡質問なんですが、北九州の北九州空港周辺観光ガイドラインというのを6月議会の中に私お話しました。これは、新聞記事をとらえて話したわけなんですが、「それと同じような性格を持つ苅田町も、その周辺の景観でお願いします」という序文がありましたけど、その後、各務部長も答弁いただきましたが、「北九州と一緒にできるところは一緒に整理して進める」と言われておりましたけど、その辺どうなりましたでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) 今の御質問に対しては、今現在、北九州と協議を重ねて、それぞれの案を今いただいて整理しておるところでございます。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ぜひ連携とってやっていただきたいし、また、苅田町の中も、観光産業で工場地帯をずうっとお客さんが走ってくるんなら、あの辺の道路の整備ですね。緑地帯の雑草は、すごいひどいです。うちでできればやりたいんですけど、あれはどうも管轄がいろいろあるようで、なかなか手が出せません。やっぱり道っていうのは町並みという感覚で見てしまいます。道がきれいだと町がきれいに見えますんで、ぜひその辺もやっていただきたいし。

 また、御存じだと思いますけど、6月の24日、交通事故がありました、県道25号線で。あれも、私の会社の従業員だったんですけど、横断歩道を渡っていったのはいいんですが、一つ過失はあります、確かに。車道を通ったんですよね。何で車道通ったんだろうと思って、私も次の日行って、あそこの写真撮ってきたんですけど、歩道が通れないぐらいに雑草が生い茂ってるんですよね。通れないことはないんだけど、通りづらいんですよね。そういうところも遠因にあったんやないかなと思いますんで、ぜひ安全対策の面からも、そんなところの歩道、それから通学路の雑草ですね。通学路も、生徒さんは歩道があるんだけど車道を通ってしまうというところもありますんで、気をつけていただきたいなと思っております。

 あと追跡質問、済みません、各務部長にお願いをいたしますけど、臨海工業線、県道25号線が開通してから、松山地区の歩道橋の設置の請願書が出ている話が、私と川上議員がこの間質問しておりますが、その後、県としては設置する方向でやられてると、部長の見解をいただきました。それから、時期と予算を詰めているところだというお話もいただきましたんで、その後──あれ3月議会でしたよね──半年ありましたけど、どのようになりましたでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 これは、事業主体である福岡県行橋土木事務所の方になりますが、今伺っているところは、本年度やるというふうには伺っております。ただ、本年度で施工まで完全に終わるのかどうなのかというのは、そこまでまだ確認はできておりませんが、本年度からかかっていくと、そういうふうに伺っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ありがとうございました。一つ確信が持てました。

 それから、もう一つ、これは私と梶原議員が一般質問でやった内容ですね。6月議会、これも追跡質問させていただきますが、尾倉の交差点、それから踏切、富久の踏切、これも大変危険な状態になっているということで問題提起させていただきました。このときの議会で「改良できる形があれば、また一つ一つ整備をしていきます」という話と、踏切につきましては、「またJRの方に陳情、お願いに行きます」という話がありましたけど、6月議会でしたので、まだ3カ月ぐらいですけど、その後どうなったでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今、休止の状態でございます。だから、そこをどういうふうに改良するということはできません。廃止になればいろんな形でできますけど。

 そして、この議会中に付近の方から、雑草が生えて空き巣が入ったちゅう話がありましたですね。先日、JRの方に貨物の方に連絡して、早急にそういう形でやってくださいちゅうことでお願いしております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 廃止になったという答弁は、6月議会にもいただきました。ありがとうございます。(発言する者あり)あ、廃止じゃない。済みません、失礼、失礼。廃止やない、休止になったっちゅう話ですね。(「休止です」と呼ぶ者あり)済みません、6月議会にいただきました。で、それを廃止にして踏切をなくしたらどうだという話で、「これからもJRにお願いに行きます」という話をいたしましたけど、JR行かれました。何回ぐらい行かれましたか。内容はどうでしたか。



○議長(珠久六夫君) 堺課長。



◎施設建設課長(堺博志) お答えします。

 尾倉与原線の踏切がございますが、その件につきましては、先般、行橋署の方に行って、行橋署からJR貨物の方に打診があって、近々JRが、貨物が来るということで、お話をするところでございます。尾倉与原線の範囲ですね、その範囲だけレールをとるとか、そういうお話を、今現在休止ということは聞いていますが、そこら辺をもう少しJR貨物と、近々来るということ、我々の方に来るということでございますので、その辺も打ち合わせてみたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 進展があったということで、どうもありがとうございます。また、状況変わりましたら、進展しましたら、また御連絡をお願いしたいと思います。

 次に、地域交通ネットワークの項目が今回の後期基本計画の中から削除されてしまいました。理由をお聞かせ願いたいと思います。先ほど壇上質問でも言いましたように、文章の中にはところどころ残っております。項目として削除されたというところで、ちょっとお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) だれが答えるんですか。北原さん。北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 議員さんのおっしゃる具体的な箇所がちょっとわかりかねますけども  



◆議員(常廣直行) もとは45ページ。で、後期計画が14ページです。



◎総合政策課長(北原正一) 済みません。後期基本計画の中で14ページにあります広域交通ネットワークの整備・活用ですね、それから広域幹線道路等の整備促進ということだろうと思います。

 前期の方の計画にあった分が今回具体的にはないと、言葉では残ってるんじゃないかという御指摘でございますが、原課の方とも、具体的には、先ほど言いましたようにミーティングを行っておりまして、進捗状況等も聞きながら後期基本計画に上げたわけでございまして、若干の言葉がそのとおり残ってないというところもあろうかと思いますけども、終わってない事業については後期基本計画に引き続き載せておるという状況でございます。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) じゃあ、終わったという判断でよろしいですか。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 前期の基本計画をちょっと手元に持ち合わせておりませんので、具体的な文言、言葉が、どこがどういうふうに変わったかというところはちょっとあれですけども、今回、基本的には、先ほどから申し上げております10年間の基本構想という枠、この枠は変わっておりません。この大きな枠の中で5年、5年というふうに前期、後期分けて、その後期の5年分の基本計画をつくったというのが今回でございます。

 ですから、基本的には、大きな課題のとらえ方なり枠組みというのは変わっておりませんけれども、一つ一つの施策の並べる順番であるとか、それから言葉遣いとか、そういったところは、今の時代といいますか、今の状況に合わせて多少の修正を加えたところはございます。

 ですから、この後期の基本計画で言えば、大きく「空・陸・海を生かした基盤整備の充実」という中にその交通ネットワークの話が位置づけられておりますが、この「空、陸、海を生かした」というふうな表現は、この今回の後期の基本計画で初めて出てきていると。そういったところで、その時点修正といいますか、そういうところは加えております。

 御指摘の「地域交通ネットワーク」という文言がないのはどういうことかということでございますけれども、これは、恐らくは特段地域交通ネットワークの整備がすべて終わったというふうな位置づけで落としたということではないと。単に、高速ネットワーク、広域ネットワークというところを強調するという今回の整理の中で、たまたまその事業の位置づけというか、取り上げ方が少し変わっているということだろうと思います。決して、その認識として、地域内の交通ネットワークの整備がすべて終わったという認識に立っているわけではございません。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 項目から削除されたというのは、非常にそれだけ重要性がないのかなあ、そういうふうに認識されてるのかなあと思って、ちょっと心配しとるんですけど、追跡の中でも、追跡で見てみますと、平成17年の9月に「これ作成してますか」って言ったら、「ここに書いてあるのに作成してないんですか」って話したら、「してません」って後藤公室長は言われました。で、17年の12月に「これつくらないんですか」って言ったら、「つくりません」って井上係長が言いました。そんなことで、やっぱりつくってないと思うんですよね。

 対外的に、高速ネットワークだとか広域ネットワークっていうのは、ある程度相手がある話で、ある程度軌道に乗っちゃえば、苅田町がどうのこうのしなくても行く部分ですが、苅田のまちづくりの苅田の地域ネットワークっちゅうのは非常に大切な部分だと思いますんで、後期の中にもどっかに含まれているという助役のお話もありましたんで、ぜひその辺も考慮に入れて、後期進めていただきたいと思います。

 次に、コミュニティーバスの採算性の話なんですが、これも追跡でいきますと、平成17年の6月で「1年目は800万円ぐらいの赤字になるだろう」と言われておりましたけど、まだ1年目、半年ぐらいしかたってませんが、半年ぐらいの中でどれぐらい持ち出してるのか。また、1年間、予測するとしたら、幾らぐらいの赤字になるのか、教えていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) コミュニティーバスがことしの4月から本格運行と。それから、同時に白川地域の乗り継ぎの関係がスタートしました。で、9月に与原二崎ルートが開設をいたしております。

 採算性の話でございますけども、委託契約をしておる金額等々から計算をしてみますと、基本3ルートの関係で大体1,700万ぐらい、それから与原二崎関係で900万前後、それから白川の乗り継ぎ関係で約130万程度、それをトータルして、もろもろございましょうけども、単純に計算をして、委託料だけで二千七、八百万くらいかかろうと。それをお客さんですね、乗降客の平均的に大体5,000人前後1月にトータルで乗っていただいてますんで、逆算しますと、1人500円と。500円払っていただければ、5,000人前後の方が乗ってもらうということになれば、大体とんとんかなという、大ざっぱな試算でございます。



○議長(珠久六夫君) 半年ぐらいたって、どれぐらい──当初800万の赤字ちゅう見込みやったけども──出てるのかっちゅう質問やないですか。きちっと答えな、あんた。質問、何聞きよるの。どうなんですか。わかってないならわかってないちゅわんな。北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 与原二崎ルートも9月から走ったばっかしですんで、現時点では当然赤字であるというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 一回ちょっと調べてみてください。で、当初計画800万というのが、またどういう基準で出された金額かも後藤さんいないんでわかりませんけど、その辺、基準を合わせて調べていって、比較できるような形でされた方がいいと思います。

 このコミュニティーバスについては、壇上質問でもちょっと厳しいことを言いましたけど、最初、平成17年の6月に800万と言われて、12月には、「経済的なものは考えてない」という答弁もいただいたんですよ。18年の3月になって、「いやいや、とんとんでいければいいよ」と、町長にいただきました。

 それから、3月以降もとんとんでいく努力はされてるのだと思いますけど、「6カ月間の状況を見て、また見直しましょう」という町長答弁されましたけど、6カ月前に、もうその状況を見る前に、新たにコース拡大してしまいましたし、新しい車両も入れましたけど、その辺の判断というのは、どういう背景があったんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 コミュニティーバス導入時の計画、私も正確にはつかめていないのですが、私個人的な見解になりますけれども、このコミュニティーバスの本来の目的が営利目的のための運行ではないので、黒字を前の町長が目指されたということなんですが、とても難しいことではないかというふうに思っております。

 町としましては、先ほど常廣議員がおっしゃいましたように収支ゼロでいけるといいなというふうに思っているところですが、現実にはそれも果たせてない。壇上でも申し上げましたけれども、その理由はいろいろあるとは思います。CNGの問題、それから努力ですね、広告を掲載するとか、いろんな努力があるのではないかというふうに考えておりますが、まず、今北原課長の方から説明がありましたように、1人500円ぐらいかかるのではないか、今の状態でいけばかかるのではないかということですが、短絡的に運賃の値上げというわけにもいかないので、実際のところ苦慮してるのは現実です。でも、黒字はともかく、とんとんにいけるように努力をしてみたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 採算性の部分では、もうける必要は私もないとは思います。だけど、税金使ってやってますから、税金はやっぱり節約してほしい。で、やるのは運賃だけじゃなくって、コースを見直したり、車両を見直したり、いろんなやり方あると思うんですよ。それから、よくやっているラッピングバスとかありますよね、広告料取るだとか、それから協賛金取るだとか、いろんなやり方がありますんで、ちょっと工夫をしていただきたいなと思っております。

 この間、タクシーに乗っても、いろいろ言われたんですが、「あの範囲なら2台で十分だよ」って、そうやって言うドライバーもいらっしゃるんですよ。ああいうコースなら、コースのつくり方一つで。確かに、同じコースで2台重なって走っているところもよく見かけるんですよね。コースのダブりって言うんですか。そういうところもあるから、コース見直せば、本当にあのタクシードライバーが言うようなことができるのかなあという気もいたします。

 それから、もう一つ、今度新しく入れた小型車には、車いすは乗せられますか。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 与原二崎ルートは、車いす対応が1台でございます。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) これも町民の意見なんですが、車いす対応のためにかなりの費用かかるわけなんですよね。でも、必要です。でも、必要ですけど、コミュニティーバスで車いすが乗せられて、車いすで移動して、バス停でおろされても困るわけなんですよ、車いすの障害者の方は。だから、車いすの障害者の方は、ちゃんとした備えの──少しお金を援助しても、それなりの車いす対応のタクシーでやってやるとか、そういうふうにした方が効率的だとは思います。

 今度のコミュニティーバス開始して、車いす対応の装置もつけて、でもほとんど利用者はいないという話も聞いてますんで。とは言いながら、それは利用しにくいからなんですよ。やっぱりその辺考えてやった方がいいんじゃないかなと思ってますけど、これに対して見解がありましたらお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) コミュニティーバスは福祉対応ということでございましたんで、基本3ルートの関係のバスにつきましては車いすが2台、それから先ほど言いました与原二崎に関係しますルートの分については1台ということで配置をいたしております。もう少しPRが必要ならば、PRもしていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 法律がむだな税金を使わせるということもたくさんありますけどね。本当に障害者の方は使いやすくていいのか、それとも使いにくいのか、その利用率が少ないっちゅうのはどこに原因があるのかなっちゅうのも考えていきたいなと思っております。

 ともかく、そのコースを考えるときでも、公共交通機関との先決性っていいますか、そういうものも考えて、せっかくJRの駅も2つあるんですから、その辺の絡みだとか、あと待ち時間ですね、コミュニティーバスの待ち時間だとか、そういうことはよく町民の方に言われますんで、うまく回れば、巡回すれば、30分単位ぐらいで最低でも回れるという話もプロの方に聞きますんで、ちょっと研究をしていただきたいと思っております。

 あと苅田駅関係なんですが、苅田駅につきましても、さっき言いましたように、交通ネットワークつくるために苅田駅と小波瀬駅っていうのは、2つ、非常に大切な駅なんですよね。苅田駅は、今大変一生懸命工事進められております。で、きれいになっておりますが、これ空港開港前に朝日新聞が乗降客数を予想しております。その当時が5,000人と言われておりましたが、開港後は7,000人を見込むという話もされておりますけど、今どれぐらいになっていますか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 現在、まだはっきりした数字は調べておりません。後日、調べまして御報告したいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ちょっと解析してみてください。苅田駅については改善点いろいろあろうかと思うんですが、私も苅田駅使うために──私しょっちゅう北九州空港から出張するもんで、苅田駅使ってみたんですけど、苅田駅と連絡バスとのダイヤが全然ちぐはぐなんですよね。そういうのはよく聞かれると思いますけど、ちょっとその辺研究してみてください。

 時間ないんで次に行きますけど、あと小波瀬駅、追跡で質問させていただきます。平成17年3月に「苅田駅の整備が終わったら必ずやる」と町長が言われました。その後、各務部長が18年3月に「めどが立ったと思うから、もう少し様子を見たい」と言われております。ことし3月ですね。その後どうなりましたか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今年、18年7月の──日にちはちょっと定かじゃないんですが、7月にJRの方、2名の方が苅田町に見えまして、今の現状の問題点ですとか、今後進めるそういう形の話し合いをしております。今後、そういうことを踏まえて検討していかなければいけないと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 苅田駅もそうなんですけど、小波瀬駅ですね、これ苅田駅にめどがついたら小波瀬駅をやるという話もいただきましたんで、その後、様子を聞かせていただけますか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今の回答は、小波瀬駅の回答です。7月にですね。



◆議員(常廣直行) ああ、そうなんですか。



◎都市整備課長(星野峰敏) はい、そうです。何か言われましたから、そういう形で7月に──日にちは定かじゃございません。ちょっと今、メモありませんですけど、そういう形で第1回の協議をしております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 時間もありませんので、これぐらいにしておきますけど、ありがとうございます。進展がありますね。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 あと、最後の項目の地域コミュニティー活性化事業についてに入っていきたいと思いますけど、今のこの活性化事業の活動状況を教えていただけますか。



○議長(珠久六夫君) 北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 先ほど議員さんの方からも御指摘がございましたように、手づくりのまちづくり事業補助金という方に重きが行っとんじゃないかという御指摘でございましたけども、予算的には、地域コミュニティー活性化支援事業というものと、それから手づくりまちづくり事業という2つございます。議員御指摘の地域コミュニティー活性化支援事業の方は、具体的には今のところ、昨年度白川校区が準備段階でしたけども、具体的には委員会の立ち上げには至っておりません。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ありがとうございます。それで、3年ごとのローリングをかけて、その活動状況を見るという、さっきのこのお話ですね、3年ごとのローリング。これで、地域コミュニティー活性化事業っていうのは、毎年毎年200万、16年、17年、18年、200万と計上されてるんですが、全然事業をやってないのにこの200万一律で出されてるのは、何かほかに使い方があったんですか。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 地域コミュニティー活性化事業の中で、設立準備金が上限10万、運営費として上限20万、事業費として上限200万という枠を一応設けてますんで、そういうことで、事業が成り立っていけば予算が必要になるということで、お願いをいたしておりました。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) この地域活性化事業については、私も、申しわけない言い方ですが、はっきり把握できてるかどうか怪しいとは思いますけれども、聞くところによると、校区ごとにという単位で小地域を考えて計画を立てられていたようです。

 しかし、現実を見ますと、なかなかその校区内には区が複数あります。現在の状況を、今後行われていきます敬老会なるものなども見ましても、なかなか学校区でやるというのは難しいようで、地区ごと、区ごとにやっているというのが現状のようです。そういった面も含めまして、同じ校区であっても、区同士の連携をとるのが簡単にはいかないという実情もあるようでございます。

 したがって、今後は、その地域の見直しから、果たして校区ごとでいいのかという、地域ごとの見直し、実際に地域の活性化という場合にどれぐらいの単位で考えた方がいいのかなど含めまして、見直しをかけていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 具体的な施策の話は後でまた触れたいと思いますけど、さっき質問いたしました、毎年200万計上されて、結果報告、200万、200万、200万となっとるんですよね。これは何ですかちゅうこと、ちょっともう一度お答えください。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 地域コミュニティー活性化支援事業の中で、設立準備金というのが10万、運営費が20万、事業費ということで200万でございます。そこで、小学校区で地域づくりの協議会ができて、具体的に事業をやっていくときに町の方から出すお金が、事業費として200万ということです。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) これ使われてないんですか、これ。使われてないんですか。ローリング方式で見直すっていって、毎年毎年200万、200万に計上して、これ使ったちゅう意味じゃないですか、これ。おかしいでしょ、これ、書き方が。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お答えいたします。

 実施計画、それから実施計画のさらに下部にあると先ほど申しました単年度予算、いずれも計画です。予算についても、そういう事業を予定する、ないしはそういう事業が発生したときに計画なり予算なりがないとできませんので、上げているということでございます。

 具体的に、この地域コミュニティー活性化事業の200万円につきましては、さまざまな形で当時活性化委員会を設立して、そのお金を差し上げて事業をやっていただこうということで、それぞれの校区単位で働きかけなりお話し合いなりをしていただいたようでございますけれども、結果的に、どこもその200万円の交付には至っていないと。そういう意味では、その予算なり計画なりは実現していないというものでございます。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 私も、実はほかの項目の数字を全部見ても、多分そうだろうと思ったんですよ。何でそうやって指摘したかといいますと、これローリング方式で3年ごとに見直すって書いてあって、これ見直してないんですよね。それを指摘したくてわざと言わせていただきました。済みません。参考にしてください。

 あと、この活性化事業がなかなかうまくいかないのは、中でいろいろ解析されております。16年の9月に後藤室長が言われたのは、地域に住む役場の職員が一緒に働くという、これがなかなかうまくいってないと。この制度っていうのは、今も残ってるんですか。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総合政策課長(北原正一) 手元に小学校区の地域づくり協議会ということの立ち上げのイメージ図があるんですけども、その中に人的支援という中で地区担当の職員制度という形で残っておりますが、具体的には機能はいたしておりません。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 何で機能しなかったんですか、その自覚ある職員が入ってるのに。



○議長(珠久六夫君) 北原政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) そこのところのいきさつはちょっとわかりかねますけども、行政の方からと地域のそういうコミュニティーということで、当時そういう案をつくっとる状況でございました。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ソフトに指摘させていただきますけど、こうやってこの時期で問題点が一つ出たときに、これがちゃんと解析されなくて、何でそれが機能しなかったかというのを把握されなくて、次につなげるのは非常に難しいですよね。地域コミュニティー活性化事業は、こうやってもう長い間やってるのになかなか進展しないっていうのは、やっぱりその都度その都度の問題点の把握だとか、解析だとか、次につなげるために何かしなきゃいけない対策だとか、そういうものが十分生かされてきてないというふうに思うわけであります。提言をしときます。

 もし違いましたら違うという見解でもいいからいただきたいと思うんですが、これまでの経過の中でそういう部分がなかったのか、それからまた、手づくりまちづくりが出たときに、地域コミュニティーはもういいんやないかという思いがあったのかどうなのか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 先ほど町長自身からも、今後見直したいという考えを答弁をしてます。事務的に申し上げましても、このコミュニティーのあり方、地域住民との協働のあり方っていうのは、非常に難しい問題を多々含んでおります。なかなか理想的な形なり正解というのは見出しがたい。それぞれ地域の特性を踏まえて必要な見直しをしていかなくちゃいけないと思いますけども、この具体的な補助事業であります地域コミュニティー活性化事業、これは、今まで前の町長時代にどういう議論がなされて、この事業になってるのか、ちょっとわかりかねるところもございますけれども、私としましては、今から先に、前に向けて、もう見直しまでも含めて、一応ゼロベースといいますか、コミュニティーのあり方、住民協働のあり方というものをまた新たな視点で、その手づくりまちづくり事業の方も含めて、再度、庁内でも議論を再度やり直したい。そしてまた、議員さん各位、そしてまた町民の方、地域の方々ともいろんなお話し合いを重ねまして、よりよい仕組みに改善をしていきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 性格的には全然違うと思うんですが、同じ項目の中で、地域コミュニティーという項目の中で、手づくりと地域コミュニティー活性化事業があるわけなんですが、考え方が──我々も理解してるつもりなんですが、確認させていただきたいんですけど、考え方がこう違って、性格的にこう違うよ、で、こういうふうに活動は、事業は積み上げて進行していきたいよというような具体的なものがありましたらお聞かせください。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 大変申しわけない言い方なんですが、私もこれを立ち上げる時点で携わっていないので、正確な答えになるかどうかわかりませんが、地域コミュニティーの方は、もう少し大きく地域をとらえて、地域全体で、先ほど申し上げましたような行事含め、子供からそこに住むお年寄りまで、みんなで住みよい地域をつくろうという、それをできれば行政と住民が協働でやりましょうという趣旨だったのではないかと思います。

 また、補助金メニューの方は、もう少し規模が小さくなりまして、少人数単位、グループ、サークルみたいな形式でやられてる事業に関して補助金が出てるようでございます。

 個人的な見解で申しわけありませんが、こういった違いっていうのがどういうふうにはっきりしたかっていうのは、私の今のはイメージ的な答えになってしまって申しわけありません。



○議長(珠久六夫君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 手づくりの方は、非常に反面いいところでは大きな効果を上げてると思います。ただ、やり方で障害が出てるところもあるのは確かですよね。その辺ちゃんと解析していただいて、私もまた気がつきましたら御意見差し上げたいと思いますけど、それをうまく機能していただきたいなと思うのが一つと、あと地域コミュニティーにつきましては、壇上質問でも言いましたように地方自治そのものが地域コミュニティーだという話もございますように、それを各単位でまた地域コミュニティーをつくっていただくと、それがまた我々がねらってる、理想とする地域コミュニティー、地方自治につながってくるんだろうと思いますが、先ほど言われましたように、同じ共通認識を持つものを校区にするのか、町内会にするのか、自治会にするのかと、非常に難しいところがあるので、その幅を広げていただいて、選択をしていただけるような形をとっていただければいいんじゃないかなとも思っております。

 特に、今回、後期基本計画の中に地域コミュニティーの活性化というのが基本事業として計画されておりますんで、この辺をもう一度基本から論議をし直して、お互いにし直して、この3年間で根づかなかったものは何なのかというのと、今後その地域コミュニティーはどうあるべきかというものを一緒に議論させていただきたいと思っております。私としては、そういう気持ちであります。

 それから、もう一つ、この地域コミュニティーを発展させるために、言葉はちょっとよくないですが、箱物ですね。条件づくりと言いましょう。地域に対する条件づくりの中で、やはりこういう場が要るんですよね。この役場であるなら役場、議会であるならこの議場とか、地域であるなら──もう、何を言わんとしようかというのはわかると思うんですが、地域で言うなら集会所ですよね。この補助金、多分いろいろ考慮されてるとは思いますが、その辺も──古くなったところもあります。もう壊れかけたところもあります。ないところもあるんですよね。ぜひ考慮をしていただきたいと思います。

 私、最後にちょっとお願いじみたこと言いましたが、以上で私の一般質問を終わらさせていただきたいと思います。どうも答弁いろいろありがとうございました。

 以上で終わります。



○議長(珠久六夫君) 以上で常廣直行君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで、テープ入れかえのために11時40分まで休憩といたします。

午前11時28分休憩

                              

午前11時40分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して会議を再開します。

 引き続き一般質問を行います。4番、小山信美君。



◆議員(小山信美) 〔登壇〕皆様、こんにちは。4番議員の公明党の小山信美でございます。先日6日に、秋篠宮妃紀子様が御長男の悠仁様を無事に御出産され、皇室での男子誕生は秋篠宮様以来41年ぶりという報道がなされていました。心よりお祝い申し上げます。

 また、先月21日に厚生労働省の人口動態統計速報によると、1月から6月に生まれた赤ちゃんの数が前年同期比1万1,618人増と、上半期としては6年ぶりにプラスに転じたそうです。2005年の合計特殊出生率は過去最低の1.25だったが、この傾向が続けば2006年には上昇に転じる可能性があるとされ、出生率が上昇すれば2000年以来6年ぶりだそうです。

 公明党は、次世代育成を国の最重要課題とする総合的な少子化対策の推進を第1番目掲げ、取り組んでまいりました。

 中でも、医療保険が適用されない不妊治療は、経済的な負担が重いため、2004年度に公明党の粘り強い取り組みで公的助成制度が実現し、さらなる充実を訴えてきました。現行制度の助成の対象は、1回30万円から50万円の治療費がかかると言われる体外授精と顕微授精で、夫婦合算の給与所得が650万円未満の夫婦に対し年間10万円が助成されます。助成期間の拡充により、2006年4月より、これまでの通算2年間から5年間に延長されました。

 また、児童手当は、公明党の強力な推進で、ことし4月から支給対象が小学校6年終了前までに拡大され、所得制限も大幅に緩和されました。児童手当の拡充は、公明党が連立政権に参加して以来、今回で4度目です。新たに児童手当をもらえるようになる児童は約370万人、支給対象児童数は合計で約1,310万人にも達します。公明党が連立政権に参加した1999年、児童手当の支給対象児童数はおよそ241万人でしたので、約7年間で5.4倍にも拡大させることができたのです。

 さらに、出産の家計負担を軽減するため、出産費用の総額から出産育児一時金を差し引いた金額を支払うだけで済む受領委任払い制度が広がっている中、10月より出産育児一時金が30万円から35万円に増額されました。新たな支払い方法は、出産予定日の1カ月前から被保険者による事前申請、受け取り代理という方法で、被保険者からの支払いでなく保険者からの医療機関へ支払いを申請、依頼する手続を受け付け、出産後に保険者である市町村などが医療機関に直接分娩費を支払うことが可能になり、各自治体による実施に向けた積極的な取り組みが望まれています。

 このように、公明党は各施策、法案の作成段階から生活者の視点で臨み、多くの法律の成立を推進してきました。今後も、さらなる拡充を目指して取り組んでまいります。

 そこで、今回は次の3点についてお伺いいたします。

 まず、1点目の安全・安心な環境づくりについて。

 8月30日から9月5日までは防災週間で、本町においても8月31日に防災訓練が行われました。思い起こせば、昨年の福岡県西方沖や千葉県北西部、宮城県沖を震源とする地震では、鉄道の長時間の停止やエレベーターの閉じ込め、窓ガラスの落下などが発生しました。

 戦後、地震災害による被害は、大きく見ると減少傾向にありますが、1995年の阪神淡路大震災の惨禍を見るように、一度災害が起これば甚大な被害をもたらします。その意味で、緊急時の備えを常に怠らないことは、私たちにとって必要不可欠の課題だと思います。

 そこで、本町の地域防災、防火対策はどのようになっているのかをお尋ねいたします。また、自力で避難することが難しい高齢者や体の不自由な人、病人の方の援助の手を必要とする人の取り組みについてもお聞かせください。

 次に、2点目のアドプト・プログラム制度の取り組みについてですが、これは住民と行政による新たなパートナーシップ、協働──協力して働く──の試みとして注目を集めている制度です。

 アドプト・プログラムは、1985年、アメリカテキサス州の運輸局が、地域住民に担当区域を割り当てて清掃協力を呼びかけたアドプト・ハイウエーが始まりです。アドプトとは、「養子にする」という意味です。

 日本でも、90年代後半から自治体での採用が始まり、全国で自治体など150を超える団体がこのシステムを採用しています。各地で制度の詳細は異なりますが、街路や公園、河川、海岸など、ごみが散乱しやすい公共の場所を養子──里子に見立てて、行政側と合意書を交わして里親となった住民や団体が一定の区間を一定期間担当する形で、清掃や草花の植えつけなどの美化活動を行っています。行政側は、清掃活動の用具などを貸し出すほか、事故などの際の保険について責任を持ち、集められたごみを収集するなどして里親を支援するというものです。

 自治体が財政難となっている中で、地域住民の参加意識に訴えながら環境整備を進めていくこのような制度は、変革期の地方自治における新たな行政運営の仕組みの一つになっていくのではないかと思います。町長は、町政報告の中で「住民の参画、住民本位の視点に立ったまちづくりを目指している」と言われています。町長の見解をお伺いいたします。

 最後に、3点目として、住みよい環境づくりの整備を。

 この問題は、過去に何度もしています飼い犬・猫のふん害についての問題です。昨年の12月に一般質問をいたしましたので、その後の経過をお尋ねいたします。

 壇上からの質問は以上といたしまして、執行部からの答弁をお伺いした後に、質問席より質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの小山議員の壇上よりの質問に答弁をさせていただきます。

 1件目、安全・安心な環境づくりをということで、地域防災、防火対策の推進についてという御質問ですが、自主防災組織の立ち上げについては、苅田町地域防災計画においてうたわれているところです。自主防災組織は、被害を最小限にとどめる上においても、また避難などを速やかに行う上においても、必要なことだと考えます。そのためには、地域の理解を得、モデル地域を設定し、広げていきたいと考えております。

 次に、災害時要援護者への対応はということですが、現在、要援護者安全確保体制マニュアルを作成中です。それをもとに、適切な支援活動が行えるよう関係団体等の協力体制を確立し、災害時の情報伝達や安否確認、避難時の支援を確実に実施できるよう、体制づくりを行っていきたいと考えております。

 2件目は、アドプト・プログラム制度の取り組みについてということですが、後期基本計画の目標である「日々の暮らしの中で住みよさが実感できるまち」の現実を住民参加型でどうやって実践していくか、検討していきたいと思っています。

 なお、町内でも、この制度に似た取り組みを実施している団体や企業が幾つかあるようなので、先進的な事例をお聞かせいただきながら、具体策を検討していきます。

 3件目、住みよい環境づくりの整備をということで、飼い犬・猫のふん害の防止条例の取り組み状況と問題点についてですが、平成17年1月に苅田町飼い犬・猫のふん害等の防止に関する条例施行後、ふん害等に関する苦情等は減少しましたが、地域によってばらつきがあります。

 条例施行後の取り組み状況を報告します。まず、啓発看板を各区や公園等に138枚掲示しており、本年度も40枚購入予定です。今後も、各区の要望に応じて看板等を配付していきたいと考えています。

 「広報かんだ」には、環境のページを設け、指導員の声や動物愛護やペットの飼い方について多数の記事を掲載してきました。昨年度は、町内17社の企業と町とでつくる苅田町環境対策連絡協議会の事業でペーパースコップを作成し、配付をしております。

 ボランティア指導員については、現在9名と、増加はしていません。指導員が指導を行っている場所や時間帯では大変効果が上がっているので、今後も住民にボランティア指導員を募集していきたいと考えています。また、役場職員や役場OB、関係者にも呼びかけていきたいと考えております。

 以上、小山議員の壇上での御質問に答弁をさせていただきましたが、続く御質問に対しましては自席にて答弁をさせていただきます。



○副議長(光永信雄君) ここで昼食のため、13時まで休憩いたします。

午前11時55分休憩

                              

午後1時00分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 午前中に引き続き小山信美君の一般質問を行います。4番、小山信美君。



◆議員(小山信美) 午前中の答弁ありがとうございました。では、最初から、1番の安全・安心な環境づくりについてから入っていきたいと思います。

 最初の1番の地域防災、防火対策の推進についてということで、午前中からいろいろと出ております、この後期基本計画に載っております。第5章に安全・安心な環境づくりということで、ここにも防災ということで上がっておりますけれども、これの中に現状と課題というところがございます。防災についてですけども、これはずっと「地域防災計画をもとに防災意識の向上を図るとともに」というところ、ずうっとこう現状と課題が載っているわけですけども、これは5年計画、あと5年で、2010年まででこれをやるということなんですけども、これに対しての方向性、いつぐらいから、どのようにしていくのかという、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) お答えいたします。

 苅田町といたしましては、防災ということで、今、ことし実施設計に入りました行政無線、これはMCAシステムといいまして、国が推奨してます同報無線と同じようなもので、単価的には3分の1ぐらいでできるという形で、県の方が推奨しております。これを今、実施設計をいたしまして、どういうところに置くのか、また、警報施設をずうっとどこに置くのかという形で、今現地調査終わったところでございます。来年からやっていきたいと考えております。

 それとあと、今、地域防災計画、また国民保護法の関係で計画をつくっております。その中に自主防災組織等の組織づくりも今後やっていかないけないということで、そういう組織をつくることによって防災意識が芽生えていくと考えております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 今、行政無線を検討中というか、作成中ということなんですけども、その無線っていうのは、これからデジタル化していくわけなんですけれども、そういう周波数とか、そういったことはもう全部、つけるときには必ずそれがもうちゃんと完備されているものがつくようになるんですか。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) デジタル対応でございます。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) そしたら、その中に施策の方針というのがあって、これは基本事業になっていくんだろうと思うんですけども、災害発生危険箇所を載せた防災マップの作成というのがあるんですけども、この危険箇所を載せた防災マップというのはできているものなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) 防災マップについては、今年度予算化いたしまして、一応今業者に頼みまして、終わって、マップができている状態であります。今後、各町民の方に配っていくということにしております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) それは、危険箇所とかも、そういうのにちゃんと示されたものができるということなんですか、もうできてるんですか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) これは、県の防災マップ等に準じてマップをつくっておりまして、危険箇所、そういうところについてはすべて載せております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) それは、どこかに提示をするとか、そういうことはあるんですか。全員にわかるような形で、例えば配るとか、そういうことはあるんですか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) 今は各世帯に配るという形で考えております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 今、配るということで、これからということなんでしょうけども、通信手段ですね、この情報連絡網を確保していくためには、まず通信手段が要ると思います。それで、今一つ言われた防災無線、ほかには携帯電話とか、それからインターネット等も活用ができようかと思うんですけども、そこら辺の考えはどうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) これは、国民保護計画の中にもあるんですけど、無線だけではなかなか難しいとこもありまして、携帯、それからさっき言ったインターネットの関係もありますし、直接例えば地域に行って連絡するとか、いろんな方法があります。それは、これといった──今言ったようなことのほかにもいろいろあると思いますけど、それは今後またいろいろと詳しいところについては考えていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 今、直接行って連絡をするとかいうような話ですが、これは災害が起きたときですから、直接行ってとか、中には車が使えなかったために自転車で回ったとか、いろいろあるみたいなんですね。ただ、自転車で行くよりは携帯で、またインターネットで、それが使えるならば、そういった方が早いですよね。そこら辺の考えはどうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) それは、もちろん迅速に連絡するという体制が一番ですし、それをまず第一に考えて、どうしてもそれが難しいときには、いろんな方法があると思いますので、その辺は考えるということでございます。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) いろいろ考えてみたいということなんですけど、一つ紹介をしたいと思いますが、千葉県のこれは館山市がことしの8月から「安全・安心メール」ということで配信を開始をしております。

 これは、どういう内容を配信するかというと、これは災害、災害などによる避難情報とか、それから津波、それからまた大雨が降ったときなどの警報、それから不審者とか──これは防災も入ってますけども防犯も入ってるんですね。不審者とか行方不明、そういったことも含めて、火災が発生したときとか、そういったことも全部入れ込んでのこのメール発信なんですけど、これは携帯用のホームページ、そういうことにも発信をかけてるようです。

 これは、もう今発信をされてまして、携帯用ホームページのアクセスは約4万2,000件ぐらいアクセスがあっているという、かなりの──やはり皆さんとしてみれば、その場にいて情報が聞きたい。だけどなかなか新しい情報、すぐ今こういう状況になってるのはどうなんだというのがなかなかわからない。人づてにとか、見に行ったりとか、そういうことは大変危険ですし、またいち早くこういう情報をキャッチするということがまた災害を少なくしていくということもあるので、このメール発信、防犯のときにも言いましたけども、携帯とかそういったことを使う考えというのはあるのでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) お答えいたします。

 現在、県の防災メールというものがございます。町といたしましても、そういう防災メールの登録等を呼びかけているということもありますが、県の方の登録、そういうメールの利用をするということが、まず今の時点ではそうなんですが、今後町で考えていくっていうことになると、今の時点ではそういうことを実施する方向でいきたいと、今の時点ではそういう考えでございます。現時点では、そこまで町でできるのかというと、ちょっとまだ今の段階ではお答えできないかなと思っています。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 今、県の防災メールということで、これは県から発信する、例えば台風とかいろいろ、地震が今どこでどうだとか、そういうものは大まかにはわかるんでしょうけども、例えば苅田町で今ここがどうだという、やっぱり自分たちは住んでいるところがどうかなんですよ。ほかの地域が、確かにそこに知っている人がいればとかいうことはあるかもわかりませんけども、自分たちが住んでるところのいろんな情報が知りたいんですよ。

 ですから、やはり苅田町でこういう携帯メール、そういうものを発信する気があるのか。それが県警の方とか県の防災メールとか、この件数は大変いろいろ──私も県警メールとかも入れてますけども、やはり近場のいろんな情報が聞きたい。それが文章であったり、電話であったりとか、いろいろしてますけども、一番早く知るには、今もうこういうのを皆さん、携帯もう1人みんな1台以上持ってる人もいるわけですよね。こういうのを利用する方が早いんではないか。

 それをするには、大変な予算もかかるんですか。そこら辺の試算はどうですか。



○副議長(光永信雄君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お答えします。

 県の防災メール、「まもるくん」という愛称なんですけども、これは私自身も登録をしてますけども、いろんな情報の発信がありまして、台風情報なり、天気の警報、注意報関係もあります。

 そういうのは、ある程度広域的な範囲で、京築地方に大雨の警報が出されましたと、そういうふうなものがメールで来るわけですけども、この県の防災メール「まもるくん」にも幾つか修正といいますか、改善がなされてまして、市町村単位で情報を発信すると。それを私はどこの市町村の情報が欲しいよということを登録しておくことによって、地域での不審者情報ですとかそういったものも、個別に自分が登録して希望したところの分を情報受け取れるというふうな仕組みが、今の段階では県の防災メール「まもるくん」にも追加で整備されておりますので、そういったことも精査しまして、今小山議員さんおっしゃいます地域の地元の身近な情報をいかに迅速に発信するかと。

 それに対しまして、町がその県の防災メール「まもるくん」以外に何らかの配信システムが必要なのかどうか。そういうことも、今の防災メール、県のメールもそういった地域情報にも一定対応できているということも踏まえまして、そういうことも含めて、全体的なあり方を研究してまいりたいというふうに考えます。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) それと、MCA無線、防災無線なんですが、これは警報を鳴らすというだけでなく、各地域でその地域の放送が使えます。例えば、職員が調査に行った。移動無線を持って地域に行った。その情報が本部に入る。で、本部からその地域だけにその情報を流すということもできますので、それで対応できるかなと考えております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 今の無線の放送っていうのは、そこにいないと聞けませんよね。ということですよね。携帯はみんな持ち歩いてますから、どこにいても情報がキャッチできるという利点があると思います。

 それと、予算がどのくらいかかるのかというのはちょっとわからないみたいですから、そこら辺も重ねてまた計算してみていただきたいというふうに思います。

 それから、災害情報システムっていう、このデジタル無線と連携を前提としたGISっていうのは御存じでしょうか。



○副議長(光永信雄君) わからんのならわからんで。春田課長。



◎総務課長(春田洋介) ちょっとそれについては、今わかりません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) そのGIS、地図の情報ですよね。それを携帯端末とかそれによる被災現場の映像送信によって、それが可能になる。だから、いろんなことの災害を例えばシミュレーションする。そういう、例えばこういう災害あったときは、こういう地域はこういうところが危ないとか、そういうことも全部できてくるんですね。

 ですから、なってからじゃなくて、なる前にどうするかですよ。すべてやっぱりいろんなことも予防って言いますよね。だから、なる前に、どれだけ自分たちが情報をいろいろ研究したりとか、そういうことで自分たちがどうしていけばいいのかという心構えといいますか、そういうシミュレーションして対応するということの重要性についてはどのようにお考えですか。



○副議長(光永信雄君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お答えします。

 今、町の執行部の中で、議員さん今出されましたGISを含めまして、どういうふうに活用していくかということを具体的に検討しているわけではございませんので、ちょっと私個人的な見解になるかもしれませんが、GISというものがあるということは、私は実は西日本工業大学にお邪魔していろいろ大学の中を見させていただいたときに、西工大の先生でGISの第一人者という方の研究室にお邪魔をしたことがあります。

 そして、災害発生場所を予測すると、それを立体的にそのデータをコンピューターの中に取り込みまして、それをマッピングといいますか、立体的な画像として表示をすると。それに今までの過去の危険区域だとか、例えば地すべり等もそうですけども、今までいろんな災害が起こったところの情報を一緒に落とし込んでいって、それでグラフィックに災害危険箇所を表示するシステムだというふうなことも説明は受けました。で、そういうののデモも見せていただいたことがございます。

 まだ、それは私個人の経験にとどまっておりますので、そういった──具体的に西工大さんがどうこうっていうことではないんですけども、そういった最新の研究成果も、取り入れられるものは取り入れまして、より町民の方にわかりやすい防災のシステムのあり方というのも、あわせて研究してまいりたいというふうに考えます。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 助役がそうやって研究していくということですから、また期待もしたいと思いますが。

 もう一つ、環境未来図の中にも一つそういう安全性の向上というところがありまして、その中に地域防災計画を策定すると。これは行政の役割ですよね。それぞれが住民とかそれから企業とかに分かれてる、この行政の役割のところなんですけども、それの中に「避難場所などを示した防災マップを作成し」、これはそれぞれ今度作成するんでしょうけども、その周知、啓発ですよね、それはどのようにしていくのか、それとハザードマップ、防災予測図っていいますか、そういうものの作成をする予定はあるのか、お聞きします。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) 防災マップ、一応今度世帯に配付するという中で、配付して、見てくれということになるんですが、それだけではなかなか周知ができないということになります。これは、随時広報等で周知を図っていくという形にしたいと思います。

 ハザードマップについては、今のところまだつくるということは考えてはいません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) じゃあ、一つ、災害発生をしましたら避難をしますよね、避難。避難をする場所がそれぞれあろうかと思うんですけども、それの周知といいますか。なかなか自分がその気がなければ、自分の地域はどこに避難したらいいのかというのはわからないと思うんですけど、そこら辺は、啓発っていうのはどういうふうにしているんですか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) これは、ことしだけでなく、地域防災計画をつくった段階でその避難場所等を定めております。今までどのような周知をしたかというのは、ちょっと私もあれはないんですが、ただ、今、マップと同じような形で避難場所についても、これは前回地図を入れて──あ、ことしになってはまだしてません。ただ、先ほどと同じような形で広報等で周知させるという形があります。そういう方向でいきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) なかなか避難するときに自分はどこへ行ったらいいのかというか、なかなか知ってるようで知らないといいますか。一回そういう意識啓発といいますか、そういうとこも必要だろうと思います。

 それと、総務省が出している中に、地域防災力、それから自主防災組織の課題というところがあって、これは総務省が出している資料から見たんですけども、高齢化や昼間の活動要員の不足、それから活動に対する住民の意識不足、それからリーダー不足、活動のマンネリ化というのが上げられているんですね。こういうものを我が本町、苅田町にとっては、ここら辺はどうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) それがそのまま当てはまるのかどうかはわかりませんが、今議会、また先ほどの常廣議員の質問でもあったとおり、コミュニティーの活性化というのが今なお重要な課題になっております。ということは、苅田町のコミュニティーについても総務省が発表したような形で、活性化がなされてないというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) でも、これは全国的なことだろうというふうに思います。うちだけがそれが劣っているとか、わからないということではないと思いますが、それを課題にしながら、それに取り組んでいるところがあるんですね。

 一つ言いますと、北海道の札幌市が取り組んでるのは、これは高齢化とか、それから核家族化が進む、そういう中で、中学生の防災訓練の参加、そういうことを呼びかけて、この循環型の自主防災組織をテーマに、もう人材育成をしていこうと。なかなかリーダーというか、どういうふうにしていけばいいのかとか、どういうふうに取り組めばいいのかというのはわからないということで、それを取り組んでるところがあります。

 それと、山口県の下関市、ここはちょうど苅田町にもよく似てるんですね。彦島地区っていうんですか、ここは小学校が5校、それから中学が2校、高校が1校あるという、そういう地域のようです。

 ここは、それぞれの取り組みが夏休みの日曜日に開催をしているんですね。これは、もうできるだけそこの住民が参加できるようにということで取り組みをしています。これは、避難訓練から始まって、消防、警察、そういうところが連携をして、広報活動、それから情報収集訓練、そういうこともしながら、また水道局と防火婦人クラブとか、もうあらゆるところと連携をとりながら、AEDを使って心臓マッサージとか、そういうことも全部入れて取り組みをして、救出訓練も含めてやっているんです。

 ここは、もう学校ぐるみでやっております。要は、本当に高齢化になっておりまして、いざ何かがあったときに、それを助ける人がいない。若い人を育てる以外にないということで、中学校、高校を主に、そういう訓練に入っていただいてやっているわけです。これは、日曜日にやってる、夏休みの日曜日に訓練をしたりしています。それから、地区の文化祭、それとかお祭り、そういうときにもやっているようです。

 それから、防火資機材、いろんなスコップとかバールとかいろいろ、そういう資機材も要は貸し出したり、それからいざ災害があったときの炊き出し、炊き出し訓練も実施しながらやってるんですね。

 これは、炊き出し訓練をやっているところが埼玉県にもありまして、これはすごい画期的だなと思ったのは、「いつでも、どこでも炊出訓練応援隊」というのをつくってるんですよ。一つ組織をつくって、県に登録をして、その協力団体が、そこでいろんな自治体から例えばそこに来てくれと要請がかかれば、そこが今度ガスボンベとかいろんな材料を持ってそこに行って、炊き出しをして、こういうふうにやるんだということをするみたいなんです。

 だから、こういう取り組みが、ただ単にいろいろ消火というか、防災の訓練だけっていうことではなくて、一つはやっぱりマンネリ化を防ぐ。どのようにしたら皆さんが防災ということの危機感を持ってやれるようになるのか。訓練ですから、もう一つ一つがそういうことになるんだろうと思います。それとか防災の講話、防災講話を盛り込んだりとか、もう本当にそこのいろんなところがそこそこ地域によっては取り組みをしているようです。

 こういうものを一つ一つ、8月31日にも本町でやったわけですけども、そういうことを毎年毎年やってると思うんですが、そこら辺の取り組みの計画といいますか、そういうのはどのように考えていますか。消防長、お願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) お答えいたします。

 消防といたしましても、春秋防火週間や防災週間などにおいて、地域住民を巻き込んだところの訓練を行っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 地域住民を巻き込んでということですけども、それは毎年ある程度計画を、去年こうだったからことしはこうしようとか、そういうふうな計画のもとに取り組まれているんですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) それにつきましては、いつも、今さっき小山議員が言われました8月30日からの防災週間中において、一定の場所ではなくて各区を回っております。そして訓練を行っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) では、地域密着型といいますかね。そこそこの地域によっては訓練のやり方も違うということでいいんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 別に、地域によって変えてるという部分はありません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 地域によって変えていないということですけども、中心地に近いところっていうのは交通がいろんな意味で使えたりとか、起こる災害の状況が違うと思うんですよね。だから、例えば白川の方とか、地域によってはそれが使えない、またそれをしなければいけないっていう、その訓練内容も若干違うんじゃないかと思うんですよ。

 ですから、そういう各区を回るけども、同じことをして回るということが一つはマンネリ化ではないかなというふうに思うんですけど、そこら辺はどうですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 今後、その地域に合った訓練を計画して、検討したいと思います。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) ぜひ計画をしてください。

 資機材の──先ほどから言ったバールとかつるはし、そういったものの資機材を保管するようなところはありますか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 今、苅田町では、4分団の車庫の横に防災倉庫は1カ所ございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 防災倉庫に1カ所ということですけども、これは災害が起きたときに使うんですよね。災害が起きたときにスコップとかつるはしとか、要はいろんな災害が起きて、それを回避するのに使うものですよね。1カ所にあるということは、そこの周りがあったときはいいかもしれませんけど、ほかの地域でそういうことがあったときに、みんな手ぶらで、我が家の何かを持って行くんですか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今、苅田町では、自主防災組織が全然できておりません。それで、資材としては役場が全部維持管理をやってるという形で、2カ所で処理をやっております。

 先ほど総務課長からも話ありましたように、今後は自主防災、要するに区単位でもこの辺をやっていただきたいということで、駐在員の方にはそういうお願いをしながら、手を挙げてもらって、極端にいいますとモデル化して、そこから入っていきたいというふうに考えてます。

 それができ上がった時点では、区それぞれにそういう資材を置ける場所等を確保できれば、そこには資材を置いていきたいという形の中で今計画やっておりますので、現状としては2カ所という形にはなっております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) モデル化をしてということですけど、それはどこでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今お話させていただいているのは、町の中と田舎の方と2カ所を今考えております。まだ、区長なり区民には全然話しておりませんので、どこだという限定は、この場では避けたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 2カ所、そういうモデル地区をということですけども、そういうところの出前講座とか、どういうふうにしたら──ありますよね、出前講座。そこに行って、こういうことをしたいとか。その自主防災の組織設立に向けて、防災の研修会、そういうのをしていくつもりというのはあるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えいたします。

 研修会につきましては、県の防災課の方に来ていただいて、区長さんたちを集めて、図面上ではありますけども、この場合はこういう形の防災の計画が必要ですよとか、どういう情報収集の仕方が必要ですよという形につきましては、区長さんなりを集めて一応説明はやってるんですけども、自主防災組織に入っていく前には、その辺を区単位で説明会をやっていかざるを得んだろうというようには思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) では、企業とか事業所、そういったところの連携、それとか、例えば協定を結んでるとか、そういったことはありますか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 協定書なるものは結んでおりませんけども、今苅田町、消防署の中に事務局を置いています苅田町防災協会というものがあります。今、83社ほど加入しています。その中で行っていきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) では、その83社のそういったところで、協定は結ばなくても、いざ何かがあるときには、例えば何か、いろいろありますよね。コンビニエンスストアとかだったら、例えば物資、食べ物の調達を、いざこういうときは、ここに行ったらすぐ連絡がとれてとか、そういう直接何かがあったときに動けるような、そういう体制づくりはできてるんですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 今、議員が言われたような食糧、北九州がつい最近スーパーとかどっかと協定結んだ、そういうものではありません。たしか食糧とか何とかいうんじゃなくて、防災に関する訓練とか指導とか、そういうものにしているようです。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 全部企業ともつながりがあって、いろんなことが──これはもう防災ですから、災害があったときにどう対応していくのかということが大事だろうと思うんですよ。協定は結んでないけれども、そうやってあらかじめっていいますか、前もってそういうことも検討していく必要があるんではないかというふうに思います。

 それから、地域防災計画を策定していると思いますけれども、この中の策定をする段階で女性の視点というのは入っているんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えいたします。

 平成10年に苅田町の地域防災計画という形でつくらせてもらってます。そのときに女性の方が入って意見を述べたかどうかについては、ちょっと今のところ現状でははっきり把握できておりません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) どうしてかといいますと、要は、災害になったときに男性が──男性がといいますか、女性がやはりいろんな、トイレにしても、いろんな着がえにしても、女性でないとわからない視点っていうのはたくさんあると思うんですね。そういうことが、女性が入って、こういうところはこういうふうにしてもらいたいとか、要は環境改善、何かがあったときにこういうふうにしてもらいたいっていうことが言える窓口的なものが必要ではないかなというふうに思うんですね。

 だから、これが10年に策定をされておりますけども、今後これがずっとこのままということではないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) この計画につきましては、何年かごとに見直しという形があってますので、その中でそういう意見を取り入れなければいけない場合があれば、そのときは考えてみたいというように思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) ぜひ、女性の立場から、そういう意見も取り入れていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。

 次に、災害時要援護者への対応ということで、昨年の12月の一般質問のときに防災計画の見直しでマニュアルを検討するということでしたけれども、先ほど町長の答弁に、まだ今作成途中という答弁だったと思いますけども、それはどうしてでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えいたします。

 苅田町の地域防災計画だけで要援護者について処理ができるというんじゃなくて、国の方の国民保護法の関係がありまして、どうしてもその資料がうちの方に出てくるのがおくれたということで、国民保護法と苅田町地域防災計画という中を受けて、要援護者についてどういう形でやればいいのかということで、今ほとんど原案的なものは大体でき上がってきたんですけども、まだ協議会と審議会の方に全然図っておりませんので、今の現状でこういう形でやるんだということの報告ができないということで、作成中だということを言わせてもらってるんであって、もうしばらくすれば、この辺については、すべてオープンにできるんじゃないかというふうに考えています。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) これは、要援護者ということは、要は災害弱者ということですよね。自力で何でも、自分がもうそこに行くとか、そういうことができない。そういう人たちをどういうふうにしていくのかということですから、ほかのいろんな体制はぱっと手が打てても、こういう人たちをどうするかということは一番最後まで残るんですよね。どこの地域もそういうことが、どのようにしていくのかっていうことが一番悩みになっているようです。

 この災害要援護者の台帳みたいなものをつくるというようなことはありますか。



○副議長(光永信雄君) 春田課長。



◎総務課長(春田洋介) 当然、災害時要援護者の方の台帳、これはそういう活動をしていく中では当然必要なことだと考えておりますので、つくる予定はあります。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) その台帳をつくるときに、地域住民の方の理解とか、それから協力も当然必要でしょうし、それから高齢者とか障害者の方のプライバシーの問題、そういうことも当然引っかかってくると思いますけども、それを一つやっている地域があります。

 これは、徳島県に小松島市というんですか、ここの市が取り組みをしてるんですけども、これは対象となる方が介護保険で要介護3以上の在宅者、それとか身体障害者手帳1級か2級の在宅者、それと65歳以上のひとり暮らしの高齢者、こういう方たちが対象で、この人たちから自分は登録をしてくれと、そういう要請があったら、これを登録をして、そういう台帳をつくる。当然、ひとりではできませんから、じゃあどうするとの。その人たちを私が責任持ってこういうふうにしますという、支援をしてくださる方もあらかじめ決めて、一緒に登録するんです。



 そういうものを決めておいて、いざっていうときには全部そこに連絡が行って、こういうふうにしてっていうことが、一つこの台帳をつくっていくという一つの大きな目標になっているようですから、そういうことも今後考えられていくんでしょうから、ぜひその取り組みを、それはできるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えいたします。

 ただ、今言われた、どこまでの人を要援護者にしていくのかっていうことまでは、まだ細かくは決まっておりません。ただ、町としては、個人のプライバシーの問題がありまして、一応手挙げ方式が一番いいのかなと。こういう形でやっていくんだけども、要援護、要するに介護してほしいという話があるんであれば手を挙げてもらうという形ですか、そういう形をしてもらった中で、その介助者というんですか、だれがおるのかということで、それは地域に入っていかないと、また地域に入っていった中で、私がしますという人もいるでしょうし、いや、どうしてもできないので役場でしてくださいという場合もあろうかと思いますので、その辺はそのときそのときに、そういう形でやっていけるのかということで検討してみたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) それから、先ほど言った避難場所なんですけども、各ブロックごとにグラウンドとか公園とか、そういったところが避難場所になっているようですけども、与原ブロックなんかは、与原小学校、大熊公園、臨海総合グラウンド、3カ所なんですね。こういうところっていうのは、それぞれが避難をするっていうのは、要はみんながそっちに向かっていくんでしょうけど、ある程度3つばらばら、地域がちょっと離れてますよね。これっていうのは、例えばここには大体こことここがこっちに行ってください、みたいなのはあるんですか。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) この地域の方はこの場所に行ってくれという形には決めてはないと思います。できるだけ近い場所にという形だと考えております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) では、もう場所はとりあえずこの3カ所と。そこに向かってそれぞれが、もう行ける人がそこへ行くみたいな、そんな感じなんですよね。

 ただ、地域で考えたときに、じゃあ地域が漏れなく避難ができたかどうかっていうのは、もう全然わかりませんね。もう勝手に、私はここ、途中の人はこっちみたいな。そこら辺は、地域との連携をとっていくときに大変親切なようで不親切といいますか、後のフォローが全然つかめませんよね。だれが中心でそれを押さえるのかというのは、大変難しくなってくると思います。

 一つ、これは紹介なんですけど、緊急地震速報というのがありますよね。今、もう何かはやりなんでしょうか、これはあと何秒で震度何ぼの地震が来ますよみたいな、こういうのがあるみたいなんです。これも運用スタートして、これはまだ一般家庭にはまだ来ていないんですけども、企業とかいろんなところ、鉄道、それとか病院関係はもう行っているようですけど、こういういかに早くいろんな状況を察知するかということが大切になってくるんじゃないかなというふうに思います。

 何事も、日ごろから密接な人間関係を築いて、地域に交流のネットワークを広げていくことが、災害時に迅速に対応するためのポイントではないかと思います。自然災害の発生を防止することは困難だと思いますけども、対応次第では被害を小さくすることも可能で、普段からの備えを怠りなく、災害を乗り切る賢明な対応が必要ではないかと思いますが、町長、このいろんな今のお話の中で、まだなかなか取り組みが進んでいないというのが現状のようですけども、今後どのようにされるのか、お願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) いろいろな御提言をたくさんありがとうございました。

 先ほどから担当の方でも申し上げておりますように、苅田町といたしましては、今実態に合わせていろんな計画を作成中ということでございますが、その中でも今考えられますのは、先ほど常廣議員が申しましたように小地域の活性化にもつながると思うんですが、地域ぐるみの防災ということで、これが一つまた地域の活性化につながるんではないかというふうにも考えております。

 そういった地域、またこれは人命、その他大災害にもつながるおそれがあるわけですから、全町的に企業、それから個々人の人たち、組織団体、いろんな方が結集して、災害を少しでも未然に防げるように、これから考えていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 何と言いましても、防災っていいますか、もう災害が起きた後、ああすればよかった、こうすればよかったは遅いですから、もう早く、スピードアップして取り組みをお願いしたいと思います。

 次に、2番目のアドプト・プログラム制度の取り組みなんですけども、これは先ほど壇上で言いました。これ町長が、今後どのようにできるのか、取り組みをしていきたいというふうな話でしたが、一つは福津市がこれをやっております。

 これは、公共エリア環境づくり事業ということでやっているんですけども、これは広報の方に、市のうみがめ課が広報に出して、募集をしてやっているんです。ここは、スイセンの会というところが、自分たちが手を挙げまして、こういうところをやりたいというのは、公園の、ここを公園をきれいにしていきたいということで手を挙げて、ここはスイセンの会ですから、スイセンを1万本ぐらい植えたいという目標を持ってやり始めて、その中でいろいろと、木の伐採、それから草取り、いろんなことをみんなで、ともかくきれいにするにはどうしたらいいかということをいろいろ考えてやってるんです。

 これには、さっき壇上で言いましたように、いろいろと制約っていうか、決まりが少しあって、これは行政の方でも、住民が自分が主体にこういうことやりますと、そのかわり行政も、危険であれば保険を掛けるとか、いろんな資材を出してあげるとか、そういう、先ほどから言う協働、すごく住民側とそれから行政側がうまく働いていくという取り組みなんですけども、これはまた苅田町でも、広報等にこういうふうにして募集をかけていく気があるのかどうか、お聞きします。



○副議長(光永信雄君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) アドプト・プログラム制度ですね、これにつきましては、先ほどから小山議員さんが詳しく説明していただきましたけれども、苅田町の中でこの似たような事業を現在取り組んでいる団体なり企業があります。

 一例としましては、昨年度、福岡県がさわやか道路美化事業というのを14年度からやっております。その中で、昨年の4月の終わりですか、日産自動車とアルティア橋本ですか、その2社が京築、この地方では先駆けて、昨年の5月からこの事業に取り組んでおります。

 どういう事業かといいますと、日産自動車なりアルティア橋本の前を通っております県道、それとか日産自動車の横で白石海岸の道路、そこら辺につきまして、従業員の方が毎月1回昼休み、その道路の缶拾いとかごみ拾い、雑草が生えておればその除去もやっているという話を聞いておりますし。

 そして、県はどうするのかといいますと、県は看板を立てて、それから保険を掛けているんです。傷害保険とか賠償保険ですね、そういうのを掛けておりますし、町はどうするのかといいますと、町は毎月ごみ袋を団体に配付しまして、処理したごみをエコプラントなり資源化施設に持ち込んで、会社が持ち込みますけれども、それを無料で処理するというシステムを昨年の5月からやっておりますし。

 ほかにも、白川地区で白川の自然と文化を守る会というのがあります。これは、もう平成十二、三年ごろから、私も教育委員会おったころに、この団体が、いろんな等覚寺から青龍窟に行くところの道が、今回事案にありましたけども、あれは会社の土地ですんで、その道を補修するのに、町の方がチップ等の原材料を配付しました。そしたら、その団体の方たちが道づくりをしたという。それとか等覚寺の観覧席ですね、そこでは町の方がくいを配付したりすると、皆さんが観覧席をつくったとかいう形で、この制度ではないんですけども、そういう取り組みをやっているところがありますんで、町の方としても、先ほど町長の答弁がありましたように、まちづくり事業の中で、こういう住民が汗をかくということをできる取り組みとして、町も責任を持ってやるということの協働ということでは、この制度がいいんじゃないかと思っておりますんで、できるところから、まず道路、公園、それからごみ問題、今一番困っているところから取り組んでみたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) ぜひ広げていっていただきたいというふうに思います。

 時間がありません。最後に、住みよい環境づくりの整備をということで、これはもうずっと何回も質問をしているわけですけれども、先ほど答弁の中に看板はことし40枚という、これ毎年やってるんだと思いますけれども、今まで看板を配備をして、それの故障──破れたり壊れたりですね、そういったものを見て回ったことがあるかお聞きします。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 正直言いまして、ありません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) この看板は、罰則規定を盛り込んだ、唯一のこの犬のふん条例をつくったときに、これがもう一つの、みんなに向けて一番示したいところなんですよ。例えば、それが壊れていたり、今近くなんかは、要は取りつけてるところが風とかそういうもので壊れて、もう下の方に縛りつけてるんですね。もう、大事にされてるなあと思いながら見るんですけど。やはり皆さんが見たときに、こういうことをうたってると、ここでちょっとしたらまずいよねという意識、もう意識を変えるために見せたい、見てもらいたい、つくってる限りは。

 そういう意味では、ボランティアで指導員さんもお願いをしています。その中で、ボランティアの方からもそういう苦情があったのかなかったのかわかりませんが、見ていただいて、本当に状況を把握をするというところから始めていただきたいんですけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) ここら辺につきましては、現場に出向いて現場の状況というのを把握しないことには、次の対策がとれませんので、早速、この議会終わりましたら、また終わらなくても担当者はおりますんで、そこら辺にどういうところがあるかということを早速現地視察をしたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 公園とか、かなり広い地域の公園なんかは、今つくってるサイズっていうのは、もうみんなどこも一緒のサイズ、これを大きくするとお金が高くなるとか、そういうことは、コスト的にはあるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 特注しますと、やはりコスト的には高くなります。今、一応例えば10枚単位ですか、そういう形で幾らという、デザイン料等がかかりますんで、特注しますと高くなるのは間違いないです。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 公園なんかは、小さい子供さんからお年寄りまで、またいろんな方が集まってきますよね。そういう公園等は何箇所──公園なんかかなりありますよね、苅田町の中でも。その全部が全部置いていないかどうかわかりませんけど、そういうところは少し大き目の目立つ看板を、やっぱり見せるということも大事だろうと思うんですね。そういうことも考えて、これは検討していただきたいというふうに思います。

 それから、指導員さんとの話し合いを前回持って、今後取り組みをしていきたいというような話でしたけども、持たれたかどうかお聞きします。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 指導員さんと話し合いを持って、その話し合いの内容を広報誌に生の声として載せたら啓発効果があるんじゃないかということで計画しましたけども、現在のところまだ行われておりません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 行われていないというのは、声かけはしたんですか。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 現実、声かけはまだしておりません。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 指導員さんに、これはもうボランティアですよ、本当に。自分から進んで、やっぱりいい気持ちでやりたいんでしょうけど、なかなかそんなわけにはいきませんよ。もう、いろんな罵声も浴びせられたりしますし。

 そういう中でもやっていただいている方たちが9人。これは、もう始まって以来9人から1人もふえていません。その原因っていうのは以前聞きましたけども、それから何ら手は打たれてないんでしょうか、聞きます。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 広報誌等での呼びかけはしましたけども、やはりふえてはないというのが現実ですので、先ほど町長答弁ありましたけれども、視点を変えて、指導監督ということまでボランティアに任せるのはどうなのかという問題がありますので、今後、町の職員なり町の職員OBなりの方に、犬の散歩、それとか犬を散歩しなくても、ただ自分の散歩等で朝夕散歩している方がおろうかと思いますんで、この議会が終わりましたら、町の職員なりOBにも指導員を呼びかけてみたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) ちょっと視点を変えて、こういう犬のふんっていうのは、これ一つはもうマナーですけども、今、大人がこのマナーが守れないんですね。これをひとつ総合学習、子供たちに問いかけっていうのはどのようにお考えでしょうか、お聞きします。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 今、小山議員さんが御指摘のとおり、幼少時からの教育というのは非常に効果があると思います。ただ、学校教育は、年度当初に年間指導計画という、非常に過密で精密な計画を立てて、それに基づいて行われております。ですから、これを直ちに実行するというのは、今年度中はとてもできません。今後、このことは校長会等で話題にしていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 学校での総合学習に取り入れるということで、今、じゃあ講師はどうするのかという問題がありまして、県の方で今現在、動物愛護推進教育講師派遣事業というのが昨年から県の方で実施されるようになりました。

 それで今年度、個人的に、私の出身であります与原小学校の教頭先生に、ことしの3月ごろお願いちょっとしたんですけれども、もし具体的に決まればという話まで行ったんですけども、その教頭先生が異動で転勤しまして、それから話が進んでおりませんけども、どういう引き継ぎしてるかも含めまして、県の方がもしやられれば、学校と時間がとれましたら、教育委員会とも話しながら、この事業を今年度できれば取り組んでいきたいかなと思っておりますけども、先ほど教育長が言いましたように、年間計画の中に何かそういう枠がありましたらやりたいなと思っております。

 それともう一つは、やはり今県の方でも、そういう講師派遣事業ということで犬のしつけ方教室ですね、一般の方なりを対象としたのも昨年ぐらいからできておりますんで、そこら辺を苅田町の方でも取り組めたらいいなということで、県の方に今手を挙げている状況です。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) ぜひまた続けてよろしくお願いしたいと思います。

 最後に、この指導員さんが9人からふえていかない。しかし、現状としては余り変わらない。このまんまでいいのかどうなのか、最後に町長、よろしくお願いします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 先ほど担当の方からお話がありましたように、指導員との話し合いがまだ持ててないということは残念だと思いますけれども、実際に、前回の議会のときにも申し上げましたように、ボランティア指導員さんについてはいろんな問題点があるようで、簡単には名乗りを上げていただけない状況があるようです。

 そういった中、効果があるということも上がっているようですので、今後はどういう形でこれをやっていくのか、先ほど担当課の方にもありました、職員OBとかにも声をかけたいということですので、少し検討をさせてください。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 少し効果があるということは、ちょっと私の方とは認識が違います。もう、困っている方たちのところに行って話を聞くと、何ら効果はないと。見ているときはしないかもしれないけど、見ていないときは必ずすると。もう、時間を見つけて──見つけてといいますか、ボランティアの指導員さんが回ってるときは行かないみたいで、その時間外。

 ですから、どうしてもボランティアの方というのは、自分の時間帯をある程度つくって、それに向かって行っているんだろうと思うんです。ですから、もうボランティアの方でお願いをするというのは、もう大変限界だと思います。このまま何もしなければ何も変わりません。で、この条例をつくった意味も全くないというふうに思うんですけども、もう一度お願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 地域による格差等もあると思いますし、時間帯による格差等もあると思いますので、その効果があるなしは少し定かではないということになるのでしょうか。

 確かに、私も実際に犬の散歩をしながら行き交う人を見てますと、手にふん尿等を入れる袋を用意してるふうもないし、また逆にスコップ等だけを持っていってる人を見ると、どういうふうにするのかなとちょっと見ると、すべてではありませんが、中にはそのスコップで、終わった後、下水の側溝の中に落とし込んでる人とか見て、ちょっとっていうところがありますが、一番本当にこういったことを完全になくすには、ほかのことにも共通しますけれども、本当に個人個人の意識ですね。ペットを飼う方のもう意識にかかってると思うんですね。

 で、なかなか四六時中だれかが見回る、全地域を見回るというのも大変なことだと思いますし、先ほど担当の方から申し上げましたように、今後、大人のするとおりに子供もするということは言われてますので、幼少のころからそういった意識を育てるPRまたは広報、その他いろいろやっていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) 施策はいろいろ取り組みをしていただきたいんですけど、根本的に、それをすべてボランティアでとか、名乗りを上げていただいた方にとか、OBの方にといいますけども、もう根本的にこれをやっていただく。

 そして、これはいろいろと指導、勧告、命令、それに従わないときには公表もできると、それにさらに従わないときには罰金と、こういうことが盛り込まれている条例なんですね。ですから、これをするとかしないとか、そういうことではありませんけども、そういうことが意識の中に言える、そういう指導員さんを置いていただかないことには、これは解決するというもう以前の問題なんですね。

 今までが全然それができていないので、この条例ができました。それをどのようにしていくのかって、まずボランティアでと。住民とともに一緒にやっていきたいっていうのはわかるんですけど、現実問題、一緒にやるというのはもう無理だと思います。現実、これ回っても、本当に改善をされているところっていうのは、もう本当に限られてて、あくまでもそれはもう一部分で、本当に今までどおり変わっていないっていうのが現状なんですね。

 ですから、それを取り締まれとは言いませんけど、非常勤で、それからみんなが夜回るところを、非常勤ですから、時間帯をずらして回る。そういうような工夫も必要ではないかというふうに思うんですけども、それを予算措置をしてでもする気があるのかどうなのかお聞きします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 確かに、今おっしゃいましたように、そういった条例、町の規則になっておりまして、罰金を科することもできるとなっておりますが、実際には適用したことはないようですね。だから、それが1件でも2件でも適用されると、また少し皆さんに対する意識の持ち方も変わってくるかもしれないので、そういうこともあわせて検討していきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、小山君。



◆議員(小山信美) これは、適用させるというのはちょっと無理と思います。させるためにつくったんではないということをまず町長が認識をしていただいて、これは抑制をするためにつくられたんですね。ですから、それをどのようにしていくのか、その方法がやはり問題だと思います。

 いろいろと言ってもなかなかちょっと、これをつくるという段階から町長も入ってませんから、まずこれをどういうふうにしたらいいのかと、もう皆さんと一緒のような住民参加で、またボランティアの中からと、そういうようなお考えかもわかりませんけど、実際そういうボランティア、先ほどから言ってるようないろんな住民が手を挙げてできるような内容とまた若干違うと思うんですね。

 ですから、しなければいけないときには、予算を使ってでもそれをどうにかしていく。改善をしていくためには、そういうことも考えなければいけないのではないかと思います。もう、住民全体でいろんな取り組みをしていきますけども、こういう問題はやはりどなたかにお願いをするなりをして、必ずそれをしていただく方を決めた中で、また取り組みも変わってくるのではないかというふうに思いますし、まず町長のリーダーシップでこの問題を一歩踏み出していただいて、解決に向けてやっていただきたいということを強く申し上げて、私の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 以上で小山信美君の一般質問を終わります。

                              



○副議長(光永信雄君) ここで、テープ入れかえのために14時15分まで休憩いたします。

午後2時05分休憩

                              

午後2時15分再開



○議長(珠久六夫君) それでは、会議を再開いたします。

 傍聴席の皆さんにお願いいたしておきますが、携帯電話をお持ちの皆さんは、電源をお切りになるか、もしくはマナーモードで傍聴をしていただきますように、冒頭お願いをいたしておきます。

 一般質問を引き続き行います。10番、作本文男君。



◆議員(作本文男) 〔登壇〕このたび私の件で町を混乱をさせ、お騒がせをいたしましたことを、心から町民の皆様方におわびを申し上げます。特に、3年前の町議会議員選挙で、少なくとも私を信頼をし、期待をしていただいて支持をしてくれた町民の皆さん方に対して、任期を全うできないということは最大の裏切り行為であり、この場をお借りをし、心から重ねておわびを申し上げます。

 今回、お騒がせをした件で、これからの私の残された人生でたくさんの責任をその都度とっていかなければいけないというふうに考えておりますけども、少なくとも、今現在とり得る責任、大きく2つあるというふうに考えておりました。その一つが裁判による法的なものであり、もう一つが町民から選ばれたいわゆる公人としての道義的な責任であります。

 私は、去る7月の18日に起訴をされ、そのときに辞職をもう既に決意をしておりました。文書による辞任ももちろん考えてまいりましたけども、私は、公の人間として、そして公の席で町民におわびをし、責任をとるのが、議員としてのあるべき姿ではないかというふうに考え、今日まで遅くなったことをぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。

 7月の末に、私的ではありますけども、珠久議長に辞職の意向も伝えましたし、それから直近の議会ということで、後に8月の10日に臨時議会が開かれるということをお聞きをしまして、そのときにも、大変私的なことで議長を煩わして申しわけがなかったんですけども、お願いをし、そして若干の行き違いがございましたけども、今日に至ったということも重ねて御理解をいただきたいというふうに思います。

 この間、議長に大変お世話になりましたし、それから8月10日の議員各位による辞職勧告決議案、このことも重く受けとめております。

 私は、そういう観点から、本当に皆様方に申しわけがないという思いで、しかもどうしてもこの席で直接辞任をしたかったということ、最後のわがままでありますけども、お許しをいただきたいというふうに思っております。

 本当に簡単でございますけども、最後になりますけども、町政を混乱をさせ、そして停滞をさせましたその責任を痛感をし、きょうをもって辞職をいたします。本当に、11年間という、短いような長いような、よくわからないんですけども、一生懸命私なりに頑張ってまいったつもりでございますけども、こういう結果で終わることを私が一番恥じておりますし、そして申しわけなく思っております。

 本当に、改めましてこの場で皆様方におわびを申し上げ、これをもって辞職をいたします。本当に長い間ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で作本文男君の一般質問を終わります。

 以上をもちまして、一般質問のすべてを終了いたしました。

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△追加日程第2.議員辞職の件



○議長(珠久六夫君) ただいま10番、作本文男君から議員の辞職願が提出をされました。

 お諮りをいたします。作本文男君の議員辞職の件を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(珠久六夫君) 御異議ないと認めます。よって、作本文男君の議員辞職の件を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることに決定いたしました。

 ここで、地方自治法第117条の規定によって──失礼しました。作本君はただいま退場しましたので、この件は削除します。

 それでは、続きまして事務局長に辞職願を朗読いたさせます。



◎事務局長(城正夫) 辞職願、仕儀、今般、一身上の都合により苅田町長議会議員を辞職いたします。平成18年9月14日、苅田町議会議長珠久六夫様、苅田町大字提3524番地3、作本文男。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) お諮りをします。作本文男君の議員の辞職を許可することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(珠久六夫君) 異議なしと認めます。よって、作本文男君の議員の辞職を許可することに決定をいたしました。

 お諮りをいたします。本会議一般質問のすべてを終了いたしました。よって、あす9月15日の日程を変更せず、休会といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(珠久六夫君) 異議なしと認めます。よって、明9月15日は休会とすることに決定しました。

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○議長(珠久六夫君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。大変お疲れさまでございました。

午後2時24分散会

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