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福岡県 苅田町

平成 18年 9月定例会(第6回) 09月12日−03号




平成 18年 9月定例会(第6回) − 09月12日−03号







平成 18年 9月定例会(第6回)


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平成18年 第6回 (定例)苅田町議会会議録(第9日)
                             平成18年9月12日(火曜日)
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議事日程(第3号)
                         平成18年9月12日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(17名)
1番 友田 敬而君        2番 桝谷 忠明君
3番 木原 洋征君        4番 小山 信美君
5番 常廣 直行君        6番 白石 壽幸君
7番 林  繁実君        8番 井上  修君
9番 武内幸次郎君        11番 坂本東二郎君
12番 梶原 弘子君        13番 川上公美子君
14番 長井 孝篤君        15番 野本 正樹君
16番 松蔭日出美君        17番 光永 信雄君
18番 珠久 六夫君                 
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欠席議員(1名)
10番 作本 文男君                 
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             吉 廣 啓 子 君
       助役             野 上 明 倫 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            三 溝 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       総務課長           春 田 洋 介 君
       財政課長           加 藤 清 次 君
       総合政策課長         北 原 正 一 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       水道局長           坂 岡 正 喜 君
       環境保全課長         行 事 道 雄 君
       生涯学習課長         森 本 建 治 君


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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) おはようございます。ただいまより本日の会議を開会いたします。

 傍聴席の皆さんに会議の冒頭お願いいたしておきますが、携帯電話をお持ちの皆さんは電源を切るか、マナーモードにして傍聴をしていただきますようにお願いをいたしておきます。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、日程に従いまして、これより一般質問を行います。

 質問の順位は、印刷御配付の順位により行います。

 9番、武内幸次郎君。



◆議員(武内幸次郎) 〔登壇〕おはようございます。9番議員の武内でございます。9月定例会の一般質問をただいまから始めさせていただこうと思います。

 質問に入ります前に、皇族におかれましては、41年ぶりに男児誕生、心からお喜びを申し上げたいというふうに思います。願わくば、紀子様の御出産が少子化に若干なりとも影響、いい意味の影響を及ぼせばというふうに期待をいたしているものでございます。内親王の健やかな御成長を心からお祈り申し上げたいというふうに思います。

 今回の質問でございますが、大きく3点でございます。

 まず、1点目でございますが、町の財産の有効活用についてということであります。

 苅田町の所有いたします財産は、通常公有財産と呼ばれ、行政財産と普通財産に分類がなされております。行政財産は、各担当課が管理をしておりますし、普通財産につきましては、財政課が管理をいたしております。それぞれの財産は適正に管理をされているというふうに思いますが、行政目的が終了した財産についての取り扱い、処分を含め、どのような対応が今日までなされてきているのか、お伺いをしたいと思います。

 また、分権一括法の施行に伴い、国有財産特別措置法が改正をされ、従来の国有財産でありました里道・水路が申請により譲与され、財産管理、機能管理も町が行うものとなり、適正な管理を図るために法定外公共物管理条例が制定されましたが、目的に沿った管理、対応がなされてきているのかどうなのか、お伺いをいたしたいと思います。

 次に、2点目であります一般廃棄物の処理対策についてであります。

 家庭から出る一般廃棄物は、可燃ごみ・不燃ごみを問わず、行政の責任で処理をされなければなりません。苅田町では、現在、燃やせるごみ、空き缶・瓶類、大型の燃やせるごみ、大型で燃やせないごみ、家電リサイクル品目外の大型の家電ごみ、そのほかの燃やせないごみ、大きく6分別をされております。そのうち空き缶・瓶類は資源化施設へ、その他はエコプラントで処理をされております。また、資源化施設は施行後16年を経過し、機械・設備等の老朽化が進んでおり、現在処理しています缶・瓶類に新たにペットボトルを加えた処理を行うリサイクルセンター及びそれらをストックするヤードの整備を図るとのことでございますが、ごみ処理対策については、さまざまな問題を抱えておるというふうに思っております。苅田町のごみ処理行政の現況と目指す方向についてお伺いをいたしたいと思います。

 次に、3点目であります農業振興についてであります。

 現在、苅田町でも農地と農業の担い手が急速に減少しようといたしております。今後さらに高齢化が進み、将来の農業を語れない深刻な状況になり得る可能性があるというふうに思っております。このような状況に歯どめをかけ、新鮮で安全な農作物を供給する苅田農業の確立が課題となっております。

 今日まで私は何度となく農業振興につきまして問題提起をいたしてまいったつもりでございますが、しかしながら、残念なことに、何一つ振興施策が形として見えてこないのが現状であります。こういった現況をどのようにとらえ、取り組みを図っていこうとしておるのか、具体策についてお伺いをしたいと思います。

 また、振興施策を考える上で、市街地区域の農用地と農業振興区域では当然ながら対応が異なってくるというふうに思いますが、それぞれの区域に対する取り組みというものをどのように考え、農業振興を図っていこうとされておるのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。

 壇上ではこれぐらいにさせていただきまして、執行部の答弁後、一般席で個々の問題につきましては質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの武内議員の壇上よりの質問に答弁をさせていただきます。

 まず1点目、町財産の有効活用につきましては、法律、条例、規則等を遵守しながら運用しているところです。行政財産につきましては、本来使用目的が定められているものですが、現実は、長期にわたる計画や財政的な要因により、必ずしも有効活用が図られていないケースもあると思われます。この有効活用については、それぞれの土地の位置による用途地域の性格を考慮することはもちろんですが、時間経過をも含めた検討が必要だと思います。

 次に、普通財産につきましては、有効活用を図るという観点から、可能な限り貸し付けまたは売却を行っています。平成17年度は、24件貸し付けを行いました。土地の処分につきましては、旧給食センター跡地を売却しましたが、これからも申し込みがあれば積極的に売却していきたいと考えています。

 払い下げを受けた固有財産につきましては、従来どおり地元住民の方々に利用していただいております。この法定外公共物の購入を希望する方につきましては、農道、水路などの隣接土地所有者が譲渡申請していただくことになります。必要な手続につきましては、農政課と十分協議していただきたいと思います。

 2番目に、一般廃棄物の処理についてですが、一般廃棄物の処理状況につきましては、平成17年度のごみの処理量は1万2,663トン、その内訳は、可燃ごみ1万1,110トン、不燃ごみ等は1,553トンでした。苅田町では、循環型社会の実現を目指し、いち早くごみの処理を焼却から資源化へシフトし、町内で発生したごみの9割以上をリサイクルしており、他の自治体よりもリサイクルの割合が極めて高くなっています。今後もリサイクルの比率の向上を目指していきたいと考えています。

 次に、苅田エコプラントの処理状況についてですが、苅田町内で排出された一般廃棄物は、一部を除きエコプラントで処理されており、平成17年度の処理量は、苅田町で排出されるごみの94%に当たっています。苅田エコプラントでの処理は、可燃物を破砕処理後、乾燥させて固形燃料化にして、セメントの補助燃料としてリサイクルされています。18年度よりRDFは有価物から処理費を要する廃棄物となり、今後ますます固形燃料化及び苅田エコプラント並びに苅田町の環境行政を取り巻く状況は厳しくなっていくものと思われます。このことを踏まえながら適正な廃棄物の処理を行っていくためには、苅田町と苅田エコプラント株式会社は協力して努力していかなければならないと思います。

 次に、今回建設を予定しているリサイクルセンターは、ごみの排出を抑え、資源やエネルギーを有効に利用し、地球環境に負荷の少ない資源循環型社会の実現のための取り組みとして計画したものです。この施設は、従来資源化を行っていた瓶・缶に加え、新たにペットボトルを資源化することが可能となり、併設されるストックヤードとともに、効率よくより多くの資源の有効利用を行うことで、今後循環型社会の構築を推進していきたいと考えています。

 3点目に、農業振興についてですが、苅田町農業の現状ですが、総農家数599戸、主業農家は20戸で3%にすぎません。農業には食物を生産する大事な役割があり、地域に必要な産業の一つとして再生していくためには、苅田町独自の農業の姿というものを創造していく施策が必要です。

 次に、市街化区域内の農用地ですが、都市化の進展と30年以上にわたる減反政策もあり、担い手の消失と相まって、遊休農地が増加しています。草刈り等の苦情も多数寄せられており、環境美化的な施策ではありますが、景観作物や緑化苗木の栽培に取り組んでいます。

 最後に、農業振興地域の振興ですが、白川地域を中心に農業基盤整備事業が平成16年3月に完了しました。農業基盤整備事業は、効率的な土地利用型農業を進めるために行うものですが、主に水稲が栽培されているのみで、その要因として、個別に農業が行われているということがあります。今後の国の政策にも関連いたしますが、集落単位の集団営農体制の確立が急務だと考えています。

 以上、壇上での答弁は終わらせていただきますが、続く武内議員の質問に対しましては、自席にて答弁をさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) ありがとうございました。それでは、まず町財産の有効活用ということでお聞きを何点かしたいと思います。

 公有財産、先ほどお話がありましたけれども、公有財産を取得する場合、行政目的があって購入をするわけでありますけれども、この資料をいただいた中から見てみますと、普通財産が随分多く残っておるわけですが、この主な理由、どういったことで普通財産に落とされ現在に至っておるのか、主な理由がわかりましたら、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えを申し上げます。

 主な理由といたしましては、行政財産で買ったものが一応もうそれが必要なくなった分、それと行政財産でもう使えないというようなものについては、一応今現状では普通財産に全部落としまして、普通財産の中で管理をしているというのが現状であります。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 言われるとおりだというふうに思うんです。行政財産は、大体普通公用あるいは公共用を目的として、そういったものを行政財産と言うわけですけれども。普通財産に落とす処理、いわゆる行政財産で現在あって、まだまだ普通財産に整理をして落とさなくてはいけない、そういった部類のものはないのか、そこらあたりは整理はきちっとされておるということでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) 今の現状では、普通財産に落とさなければいけない場合、担当部局がありますので、担当部局の方からこの分については行政目的を達したので普通財産に落としたいという合い議がありまして、その中で町として方針を決定した中で普通財産に落としてくるという形になっておりますので、現状では今持っている普通財産が最大かなというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それでは、行政目的が終了したものについて、今現在どのような対応を今日までされてきたのか。購入目的が果たされているものもあると思うんですけれども、それから行政財産で購入をされて、まだその目的を抱えたまま、それ実際に施策としてあらわれてないものもあろうかと思うんですが、それは今後どういうふうに対応していこうとされておるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) 行政財産につきましては、担当部署がありますので、ちょっと私の方から答えるということはできませんけども、普通財産につきましては、できるだけ売却できるものであれば売却していきたい。どうしてもできないものというのが当然あろうかと思いますので、その分については貸していく。貸して少しでも使用料が取れるという形があれば、それが一番ベターかなという形で今は運用をさせていただいております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 普通財産については、今言われたとおりなんですが、直接行政執行上の手段として使用されるものではないわけなんで、できれば管理、処分される性質にあろうかというふうに思うんです。

 そこで、経済的な価値を発揮させる意味でも、先ほど部長が述べられたように、貸し付けでありますとか、あるいは公売をされるというような方向づけをしていかなくてはいけないというふうに思うんですが、私はそのことがきちっとまだされてないと思います、実際的に。今、御答弁をいただきました町長の中で、いわゆる貸し付けが何件である、あるいは給食センターの跡は売却しましたよというお話がありました。当然そういったことは進めていただかなければならない。まだまだ見直せば、たくさん私はあるというふうに今回の資料を見て思いました。それが、いわゆる行財政改革に私はつながってくるというふうに思うんですね。

 そこで、先ほどの話に若干戻りますけれども、行政財産は各担当課が管理をされております。しかし、まだ、いわゆる将来的に必要だからということで購入をされ、現在手がついてないところもありますよ、実際は。それは今までであれば、いわゆる土地開発公社が先行取得をして、いわゆる買って、土地の値上がりというものをやはり抑制できるようないい形の中で行政が運用できるというような施策で、土地開発公社がもって取得をするという場合が多かったんですけれども、行政財産ということで取得をしてまいりますと、私はそれなりの目的を早急に達せる目的がなければならないというふうに思うんですね。例えば、今回も出ております、いわゆる等覚寺の土地を取得をしたいという意向を漏らしております。私はそれは結構だと思います。

 しかし、それには行政としてしっかりとした、やはりそれを運用させていく、活用していくというやはり将来的な展望を抱いてないで、ただ単にいろんな状況があるから購入をするということだけではいけないというふうに思っておりますので、そこらあたり、今現在各課で抱えて、都市整備課では二崎の用地ですか、二崎の葉山池の周辺なんかも買っていますよね。それは悪いとは言いませんけれども、そういったことの方向づけというものをしっかりと、私は近い将来、やっぱりその方向づけをきちっとさせるべきだというふうに思っておりますので、そこらあたりの考え方というものを町長にお聞かせいただきたいんですが、そういった行政財産について、目的に沿った形で実行していくという意気込みと申しますか、町長の考えといいますか、そういったものをお聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 武内議員の口からも出ましたように、今回購入する等覚寺に関する土地等を初め、やはりただ単に自然保護だとか、環境を保全するためというだけではなく、利用目的をきちんと計画を立てまして、今後早急にできるだけ実施をしていくように心がけたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 先ほど部長の話の中にもありました資料を見させていただきますと、長期貸し付けをされておる。土地などはたくさんありますね。全体的な私は見直しというものをやっぱりしっかりとすべきと思います。貸し付けをされておる分あるいは今後交換をするとか、公売をされるとか、随契で処分された部分もありますが、譲与されるとか、いろんな方法があると思うんです。その中には行政財産として取得をする。特に道路なんかをつくりますと、地権者の話し合いの中でどうしても要らない土地についても、そこはしっかりと処理をしなければ前に進めないというような形で残ったままというような形はあろうと思います。

 しかし、そういった土地についても、苅田町が恐らく将来的に活用をするというようなことはほとんどないと思います。そういった部分については早く処分をする。その地権者は隣接されておりますので、そうした方に高い・安いということじゃないと思うんです。処分をされてきれいにするということも大切だと思います。そうすれば、幾らかの、いわゆる固定資産というようなものは形ではね返ってくるという向きもありますし、整理をしませんと、やっぱり維持管理ということも町の責任という形にもなっていますんで、ぜひそこらあたりを十分に検討されて、近い将来、全体的な整理をぜひともしていただきたいというふうに思いますが、部長どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) 議員さんのおっしゃるように、うちとしてはできるだけ売れるものについては売っていきたいというふうには考えております。

 ただ、売るときについても、いろいろな条件とかありまして、安くただ同然で売るという話にはなりませんし、その辺は当然評価を見ながら売っていくという形になりますけども、相手がおることですので、すぐ売れるという話にはならないかもわかりませんけども、将来的にはその辺は整理をしていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 資料を、先ほどお話ししましたが見ますと、もう長期に貸し付けたままというようなやつが随分ありますよね。そういったところは、やはり私はそういった利用者の方にお話をして、購入意思があるのかどうなのかというようなことも行政側から積極的に取り組んでいくというようなこともぜひ検討していただきたい。そして、しっかりと整理をしていただきたいというふうに要望しておきたいというふうに思います。

 それから、取り壊されました城南団地の跡地の活用ということにつきましては、どのように検討され、どのような形で有効利用をされようといたしておるのか、お伺いをしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 城南団地は、もう老朽化した木造家屋、取り崩すように今計画しております。当然最終的には公営住宅ストック計画にのって処理をするわけでございますが、取り壊した後はしばらくは遊び地として存在するわけでございます。これはできましたら、地域の皆さん、城南団地等の駐車場用地等々、そういう活用ができればと思って、今検討を重ねておるとこでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) ぜひ地元の要望もあるでしょう、いろんな要素があると思います。特に要望の中では、駐車場なんかを整備をしてくれというような声が随分多いようであります。当然だろうと思うんですね。城南団地なんかは駐車場がほとんどありませんので、路上駐車というような形になっております。そうしますと、緊急事態が発生した場合の対応ちゅうのが、やはり時間的な誤差が出るというようなこともありますので、そういったことも含めて、ぜひとも有効活用に向け早急に取り組んでいただきたいということを要望しておきたいというふうに思います。

 それから、払い下げを受けた国有地、国有財産ということであります。17年度の資料をいただいていますけれども、町有を省きまして、その他一般の人は4件、いわゆる譲与されておるわけですけれども、価格については記載をしていただいておりませんけれども、適正な価格でという形になっておるんだろうというふうに思いますが、確認ですが、そうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 法定外公共物の払い下げ申請でございますが、この価格につきましては、財務省が元来行っておりました方法を一部運用しております。その価格の求め方についてでございますが、取引事例価格5年以内を申請者に担当者が聞き取り調査後、修正率、一応50%を掛けるようにしております。というのが、里道・水路というのは、あくまでも変形した本来そのものの土地としての一つの単独の活用は難しい土地というふうに解釈して、そういう形でいっておるようでございます。

 それからもう一つは、相続税評価額に修正率を50%掛けると、こういう二つの対応の仕方で調定しておるとこでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) よくわかりました。ありがとうございます。

 この資料から見ますと、先ほど申しましたように、町を省いて4件ということであります。私はまだまだ相当数あるわけですね、数にすれば大変な数、何千ちゅうことになるんだろうというふうに思うんですけれども、私は、これは法律の趣旨が生きてないんではないかというふうに思うんです。国が分権法で、いわゆるそういったものについては町に移管をする、移譲をするという形の施策の中で行われたというふうに思うんですが、それは今まで屋敷を分断するような里道があったり水路があったりと、利用するときにも大変困難ということで、ぜひそれをもらい受けをしたいというような申請がありました場合、これは国ですので、大変な時間がかかっておった。お金もかかっておった。しかし、こういった分権の中で町にそういった権限が移譲されてきたということなんですね。それで容易になったんですね。そういったことをスムーズにやるということが法律の趣旨の中にあるというふうに私は思っております。

 そういった意味では、こういったことが今権限が町が移譲されて、各いろんなところにそういった里道あるいは水路があって困っておるという方もたくさんおられると思います。もしそれが中が里道がなければ、個人的に売買、いわゆる購入あるいは交換等ができるとするならば、土地がつながるというようなことにもなるわけで、有効活用ができるんです。やはり町として、そういった情報提供というものが本当に弱い。そういったことをすれば、おっ、私のところもそういった手続をすれば、町からそういった形で譲与できるというようなことを私は町民の方はほとんど知らないんではないかというふうに思うんです。そこらあたりは私は十分やっぱり考えていくべきだというふうに思います。町民に対しての情報提供というものが私は今日まで十分ではなかったというあらわれが、問い合わせも恐らく余りなかったと思うんですけれども、こういった、どういって知り入れたか知りませんが、町以外4件の方の申請しかない処分はそういう適正に行われたちゅうことはなかったというふうに思いますが、そこらあたりはどうなんですか、考え方としては。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 法定外公共物でございますが、これは議員さん今御質問のように、平成12年4月1日に施行された地方分権一括法によりしております。

 この内容につきましては、機能を有しているものは現在こういうふうに町に地方分権されておりますが、機能を有するものは市町村が管理しておりますが、機能を廃した法定外公共物はまだ国において管理、売り払いをしておる状況でございます。

 ただし、今申しましたように、個人の敷地の中に入っている無番地──水路・里道等、これはまだ直接町が管理しているわけでもございません。

 しかし、今PRという面については、当然もし必要ない里道・水路ならやっぱり有効利用も考えて、その点では十分に住民の皆様にしっかり知っていただくちゅうことも大事だと思いますので、そういう方向で考えてみたいと思います。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 適正な利用を図るということも法の趣旨にあるわけですね。そういったものについては、町長に申請をするということで対応はできる部分がたくさんあるわけです。ぜひともそういった意味で、町民の皆さん方に、こういった法律が施行されて、現在こういうことになっておりますというようなことを、やはり私は情報提供としてしてあげる、それが私はやはり親切な行政だろうというふうに思いますので、そこらあたりも含めて検討をぜひとも前向きにしていただきたいということを申し上げて、まだちょっと若干あるんですけれども、次の項にいきたいというふうに思います。

 引き続き、議長、させていただけますか。



○議長(珠久六夫君) どうぞ。



◆議員(武内幸次郎) 次に、一般廃棄物の処理対策についてということでありますけれども、このことにつきましては、私自身も何度か質問をさせていただきましたし、他の議員も質問をされております。

 ごみ処理というのは、大変やっぱり身近な問題でありますので、それだけ町民の皆さん方も関心を持たれておるわけですが、現在の現況ですね、ごみ処理状況の。どういうふうにとらえておるのか、これで十分というふうに思っておるのか、私はまだまだというふうに思っておりますが、素直に現況をどういうふうに把握をし、どういうふうにとられておるのかということにつきましてお伺いをしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 現在、一般ごみの収集、それから処理の関係なんですけども、率直に言いまして、やはり一番困っているのが、やはり収集の中で分別がうまくいってないという状況があります。

 それともう一つは、やはり処理の中で10年前、エコプラントができて、操業開始してから約8年になりますけども、当時とごみの質がいろいろ変わってきた中で、処理できないごみが若干ふえてきているというのが今現状だと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) ごみは、私は何度か申し上げましたけれども、苅田町の家庭から出るごみ、全体的に、いわゆる費用というのは8億弱かかっておるんですね。皆さん方は余りよく知らない。8億近くかかる。8億ちゅうたら、税収の、いわゆる10分の1ですよ。1割かかっておる、ごみ処理にですね。それだけ行政が責任を持ってごみ処理対策をしておるということなんです。そうしますと、反対に町民の皆さん、いや、出す側の皆さん方も、そういった意識を私は持ってもらわなくてはいけないというふうに思うんです。

 そこで、やはり今言われましたけど、ごみステーション、いわゆる管理状況でありますとか、分別の問題でありますとか、ごみ出しのルールの徹底というようなものを私は図られてないというふうに、まだまだ足らない部分がたくさんあるというふうに思いますが、そういった、いわゆるごみの適正な処理ができやすいような状況にするための、いわゆる公的な収集あるいは処理というものに向けての啓発・啓蒙というものがまだまだ足らない部分があるというふうに思います。今言ったように、8億近くの金がかかっておるちゅうこともよくわかってないというのが現状だろうというふうに思いますので、そういった責任は行政としてしっかりやっていかなくてはならない。しかし、それを受ける町民の皆さんも、そういった意識でやはり臨んでいただきたい。ごみを考えていただきたいという啓蒙・啓発が必要だというふうに思いますが、その点についてどういうふうに考え、今後取り組みがされていくのか、考え方がありましたらお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 議員さん、後で質問がありますけども、ことしの6月議会ですか、そのときにもちょっとお話ししましたけども、今年度予定ではリサイクルセンターを計画しておりました。それが若干延びておりますけども、その中でまたそのリサイクルセンターの建設計画の中で、やはりこれは住民と十分に、今後収集方法も変わりますし、そこら辺について地域に出向いていって座談会を開いていこうと思っておりましたけども、そこは若干工期が延びている状況がありますので、そういう機会をとらえて地域に入って現状を話してですね。

 それともう一つは、これは私自身の課長として考え方なんですけども、やはりごみ有料化というのがタブー視されておりますけども、やはりごみの有料化というのをなぜしなけりゃいけないかとか、現状の今の、先ほど議員が言いましたように、ごみ処理費で年間、人件費を入れますと8億近くかかっておるということをやはり住民に啓発していくということが、やはり広報誌等だけでは十分に伝わらないということなので、やはり住民とひざを交えた上で話していきたいと、そういう機会を今後ともつくっていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 課長、不法投棄も最近時々目につくんですけれども、現況はどういうふうになっておりますか、ふえておるという状況なんでしょうか、どうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) ごみの不法投棄ですね、確かにふえております。一説では、行橋市、北九州市、ごみ有料化しております。特に北九州市さんはことしからですか、値上げしておりますので、一方ではそういうところから不法投棄がふえたんではないかと言われておりますけども、そういう電話が数多く、ことしになってからふえておりますし、担当職員は出向いていって、中身を調べて何か手がかりがあればということで、今年度で約3件ほどそういう不法投棄したところの住民に出向いていって、処分までいっておりませんけども、注意・勧告をして、少しでも町の方がそういう不法投棄があれば処分を、警察等にも通報してでも今後処分をしていくんだという強い姿勢で今現状は臨んでいる状況です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 町外からのが私は目につくんですね。時々車に乗っておりますと、信号待ちのときに置いておるというようなことも時々私どもが目にする光景でありますので。それは人間それぞれの意識の問題でありますので、なかなか町自身が声高らかにうたっても、なかなかそれが解決に向かうということにはならないというふうに思いますけれども、やはりそういう意識を持って対応、施策をしていかないと、なかなかやはり不法投棄等々につきましても減っていかないということになるだろうというふうに思いますので、ぜひ強い姿勢で取り組んでいただきたいということを要望をいたしておきたいと思うんです。

 それから、先ほど町長の17年度のごみにつきまして、総排出量等々のお話がありました。年々ふえておるんですね、ごみもふえてきておるんですけれども、ごみ減量化に向けての取り組みちゅうのは、またこれは非常に大切な施策だというふうに私は思うんです。その施策の一つに、担当課としては、いわゆる生ごみ処理機の普及・助成というものを上げられておって、今現在やっております、2万円の補助というような形でやっておりますが、この助成戸数は何件に達したのか。それから、助成の効果というものはどういうものがあっておるのか。それから、今後に向けてその事業をどういうふうにまた進めていくのか、そういった見通しについてもあわせてお聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) ごみ処理機ですね、16年度では大体年間50基の予算を組んでおりまして、ちょっと今数字をはっきり覚えていませんけども、それなりに達成したと思います。

 ただ、17年度は約20件ぐらいになっておりまして、今年度は40件を予定しておりますけども、現状では今10基程度です。年々落ちてきております。

 それで、今後ごみ処理機につきましても、今電気式ですね、これですけども、やはりまだいろいろ多様化しておりますので、そこら辺について今後担当課としてはどういう処理の仕方があるのかと。やはりエコ商品という形で今出回っているのがありますし、ここら辺も少し考えてみたいなと思っております。

 それと、やはりごみの減量化の中で電気の生ごみ処理機を補助し始めたわけなんですけども、議員さん御指摘のように、大きな変化はあっておりません、今ごみ処理量は。これにつきましては、今この場でこういう方法を考えているということはありませんけども、何らかの形を早急に考えていきたいという、ちょっと答弁になっておりませんけども、今電気式の生ごみ処理機に変わるものと、それから前段でもう少し減量化につながるような方法がないのか、検討してみたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 効果の部分については、課長、担当課としても助成は出したものの、家庭に行って、そのごみは通常4分の1ぐらいに抑制されるというようなことを言われていますけどね、そういった把握を恐らくしていないと思うんですよ、実際は。そういった把握もきちっとして、今言ったように、この施策が本当に適正なのか、この施策が有効なのかというようなことも、やっぱりきちっと見きわめて押し進めていかないと、せっかくの施策が有効に機能されてないということにもなろうかと思いますので、次の段階についても必要と思いますので、ぜひ今戸数をずっと言われましたけれども、もうされておるわけです、現状に。その人たちが有効に利用しておるかどうかわかりませんよ。いろいろ聞いたら、買ったまんま、面倒くさいけ、そうしていないという方もおられるかもわかりません。それじゃ全く意味がないので、そこらあたりもやはり追跡をする。ということは、担当課として金は出しっ放しという形にはならないようにしないと、私は全く意味がないというふうに思っておりますので、それは御指摘をさせておきたいというふうに思います。

 それから、ごみの減量化ですけれども、よく三つのRとかいうような言われ方をされておりますね、発生の抑制でありますとか、再利用あるいは再資源化というようなことで三つのRというふうに言われております。私はこの部分で再利用の部分、苅田町は余り大きく施策としてなってない。

 例えば、いろんなものがありますよ、出されます、粗大ごみにしても。まだまだ有効できる部分ちゅうのがたくさんあると思います。今の方たち、若い方々の考え方というのが、新しい家を新築しますと、まだまだ機能は十分あるんですけれども、それにあわせて新しいものを取り入れたいということで、それが粗大ごみとして出るというような状況もあります。

 しかし、それをもらって再利用することとかは十分できるんです。そういったところの抑制措置ちゅうのは苅田町は私はなされてないのが現状だと思います。そこらあたりの考え方、どういうふうにとらえ、また対応をされようとしておるのか、お聞かせいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 以前、不用品になった家電製品等をリサイクルでバザーですか、そういうのを広報に呼びかけたことが、四、五年前ですか、あっているんですけども、いつの間にか立ち消えになっているというのが現状だと思います。

 それで、特に今家電につきましては4品目、テレビとか冷蔵庫ですね、これが家電4品目が収集からできないということで、苅田町は特に、私かわってからでもそうなんですけども、3月の終わりから4月ですね、よく1世帯住宅ですか、学生さんが多い西工大周辺ですね、そこら辺からよく電話がかかってくる、4月ごろが多いわけです。なぜかと言うと、テレビとか冷蔵庫とか、もう後輩が引き取ってくれないと、それでどうかしてくれんかと。出せば1台4,000円なり5,000円取られるんで引き取っていただきたいと。町民の方で希望者がおればということなんですけども、やはり今はもう単身用の家電については引き取り手がないというのが現状で、集積場に不法投棄されているというのがありますので、ここら辺につきましても、議員さん御指摘のように、今特に有効な手段というのは見出していないというのが現状です。

 それで、今回リサイクルセンターストックヤードですね、これを計画しておりますので、今のとこストックヤードは缶・瓶、それからペットボトル等のストックヤードですけども、今あります不燃物資源化施設、現在ありますね、機械を撤去した後にその建屋を活用した何かを将来考えていきたいなというのが今現状です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 課長、これは今私が三つのRというような言い方をしましたけれども、やっぱり必要なことなんです、再利用させるというのは。それでごみが減量につながるんです。そこらあたりは担当課の課長としてしっかりやっぱり勉強されてやっていかなくてはいけないと思うんですよ。例えば、この前、私はこの問題をするのに2回ほどそのエコプラントに行ったんです。最初に行ったときに、衣類が山積みされておったんです。そりゃすごい量でした。これだけも、町外からも持ち込まれたごみもあるかもしれません、苅田町の場合は無料ですので、そういった状況がある可能性があります。

 しかし、一つこの中身を見てみますと、まだまだ利用できるものがたくさんあるんですね、実際はですね。今の人はもう新しいデザインになったら捨てるというような形でどんどん消化をしていきます。それが一つ経済発展にもつながってくるんでしょうけれども。

 もう一つは、また行政として考えてみたらどうかと思いますのが、衣類などを年に2回なら2回、いつ収集しますと、それから、きれいに洗ってきてくださいよというようなことで、発展途上で大変お困りのところの地域たくさんありますよ。例えば、災害で被災をされた方々、今でも着る服がないというような困ったとこはたくさんある。そういったようなところに対しても、町が主導的にそういった時期を設けて送るところに送っていくというようなことも一つ考えてみたらどうなのかなというふうに思うんです。そうすることによって、そういう部分だけが減量するというようなこともありますので、知恵を絞りゃいっぱい私はあるような気がしてなりません。ぜひそこらあたりも検討していただきたいというふうに思うんです。

 それから、再資源化ということで、先ほど申しましたように、今回リサイクルということでセンターを新しくということになっておりますし、その中身を聞きましたら、ペットボトルの一つを今までよりも処理をするということになったんですけれども、それはいいことなんですけれども、私、苅田町のやつをずっと見てみますと、分別収集というものが、まだまだこれぐらいの分別収集じゃいけないのではないかというふうに思いました。

 と申しますのが、エコプラントにその他のごみという形で収集をする日があります。そこに行きますと、電池でありますとかライターでありますとか、いろんなごみがその他のごみということで袋に一緒くたに搬入をされてくるんですね。そうしましたら、それは一人ずつがすべて手作業なんです。ライターの小さい、今100円ライターと申しますか、ああいったやつでも金の部分、金属部分とプラスチックの部分があります。それを割ってガスを抜いて別々にしてというような作業を小まめに、一日じゅうですよ、されておりました。

 分別収集がきちっとしておれば、私はそういった意味でもエコプラントの処理費が抑制される、そういったぐらい私は町民にも協力を願ってもいいんじゃないかというふうに思ってなりませんけれども、そこらあたりの分別の収集のあり方、今まではエコプラントである程度のものが処理できるというようなことで、その部分余り大きくとらえられてなかったと思います。しかし、これからごみを減量化する、リサイクルをしていくということになってくる。恐らくよその自治体でもうきめ細かく細分化に分別をされて、より再資源化につなげる、ごみの抑制につなげるというような施策はもう多くのとこでしています。外国なんか、先進地たくさんあるんじゃないですか。私はいずれそういう状況になり得ると思います。今から苅田町は真剣に取り組んで、そういったこともやっていくちゅう必要があるというふうに思いますが、そういった考え方、町長にお聞かせをいただきたいと思う。ぜひそこらあたりは真剣に取り組む必要があるというふうに思いますが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 まずもって、ごみの減量化というのは、どこの市町村でも同じだと思いますが、町政の中でも大きな今部分を占めていると思います。苅田町におきましても、実際のところ、ごみが減量化されているという傾向は見られませんで、今後どのようにしてそれを町民の皆様に訴えていくかは、先ほど武内議員が言われたとおり、私たちも大いに考えていくことがあると思います。また、不法投棄等についても、どこまでが不法投棄なのか、実際のところ把握もよくできておりません。そういったことも今後しっかりと調査する必要があると思いますし、リサイクル、それから再使用に関しましても、まだまだ町として考えて取り組むべき対策があるのではないかと思いますので、リサイクルセンター建設に当たり、担当課、それから町民の皆様とともにもう一度しっかりと協議をしながらごみの減量化に努めていきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 今、私、エコプラントの、いわゆる処理費の抑制という話もさせていただいた。一つ事例を申し上げておきたいと思うんですけれども、大きな、先ほど行ったときに、大変衣類がたくさんあったということを申し上げました。その衣類の中にGパンのようなかたい物でありますとか、いろんな物が入ってくるわけですね、同時に。そうしましたら、チャックもついていますので、そういった金属分は処理できない、実際。裁断にもできないです。今の状況では裁断ができない。そういったことで、これ衣類なんか全部宇部セメントに持っていきよるんですね。宇部セメントでいわゆる焼却しよるんです。なぜそうやってするのかという話をしました。としますと処理費が1万円なんです。トン当たり1万円です。

 ところが、エコプラントで処理をいたしますと、この処理費が大枠で9,000円なんです。それに運賃がかかります。逆有価で1,000円かかります。そうしますと1万1,000円なんです。そうしましたら、宇部セメントに直接持っていった方が安いというような逆転的な現象というものが現在あるんです。これは私は企業努力はまだ足りてない部分がある。それは行政としっかり連絡がとれてないんです。第三セクターということで安易に、町長、助役はそこの役員ですけれども、押しつけて、そこの、いわゆる緻密な関係ができ上がっていない。だからこういうことになるんです。今言ったような問題で私がその他のごみのことを例を上げましたけれども、そういったやつを分別を徹底していったら、それだけでも私は年間にたくさんの金が浮くと思いますよ。そこらあたりもやっぱり私は十分に考えてしないと、せっかくの施設が有効的な利用を果たせてないということにもなろうかと思います。

 それから、何度も課長にも申し上げてまいりました。今のまんまでエコプラントを処理する、前処理の関係を十分に考えたらどうかということは、この議場でも何度と申し上げ、いわゆる破砕機等も含めて検討したらどうかということも申し上げてまいりました。現実、エコプラントが操業されてもう8年経過しておるわけですね。平成10年だったと思うんです、操業されたのが。8年です。いろんな問題点が出てきています。当初できると言ってきたことができない。できないということができるという部分もあります。しかし、そういった劣る部分を補っていくということは、行政のごみ処理を有効的に活用したり、やはり図っていくことは、当然行政としてやっていかなくてはいけない。

 ただ単に、最初の書き物にすべてのものができるというようなことを書いておるので、それをもとになしてできんかということを言っていくだけでは、これは全く私は意味がない。8年もたってできない部分もあるわけです。そういったものをどうしてやっていけば、うまく今のエコプラントを利用して、そしてさらに、今、先ほどからずっと申し上げておりますけれども、抑制、いわゆる費用の抑制ができるのかというふうなことも考えていかないと私は意味がないと思います。

 非常に残念なのは、今回のリサイクルセンターを検討されたとき、恐らく担当課としても補助金の関係があって、急いでこういったことを考えたのかどうか知りませんけれども、こういった機会に今のようなことをきちっとして、全体的なごみ処理をどうするのか、将来どの方向に向かっていくのかというようなことを私は検討すべきと思いますよ。そういったことがなされていない。ただ、ペットボトルだけを今まで以上に処理ができた、できるようになりましたよということじゃ、ごみの抜本的な解決、処理の解決には私は全くなってない。これで胸を張ったらいけませんよ。全くできてないですよ。まだまだすることたくさんあります。町民の方が直接持たれていってトラブルもあったこともあります。それはエコプラントとして、もうそういったものが処理しにくいからそういったことで言われた部分がある。そうしたことのトラブルとかいうもの、原因はどこにあるのかというようなことを担当課は把握しておるわけです。しかし、それを今日までほうっておる。いろんな問題が私はあると思いますが、そこらあたり、町長、町長はエコプラントの社長であります。町長になられてから、このことについても若干は知っていると思いますけれど、まだすべてを把握しているとは思っていません。

 しかし、さまざまな問題が私はあると思います。私は、エコプラントにつきましては、もう既に直営にすべきだというふうに申し上げてきております。と申しますのが、いわゆる税金から税金を出すような施策はもういいんじゃないかと。今言ったように、処理費を少しでも抑えるのであれば、そういったことも検討すべきでないかというふうに申し上げてまいりました。と申しますと、いわゆる借入金、政策銀行から借り入れをされております。そういった処理がなかなかできにくいということで、今日までずっと結論が出てない部分もあります。さまざまあるんでしょう。

 しかし、そういったことがもしはっきり行政としてしっかりしたものがあれば、今毎年、金は何十億か繰り越しをされています。そういったときに、清掃基金として5億でも積んでおれば、そういったことの解決はすぐできますよ。そういった長期展望に全く私は立ってないというふうに言わざるを得ないというふうに思います。ぜひそこらあたりの総合的な観点から、私はごみ処理という問題、行政が行っていく責任があるわけですので、ぜひとも町民が出しやすい、そして処理が有効にできるという施策を私はぜひとも構築をしてもらいたいということを要望しておきたいと思うんですが、町長にその答弁をいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、ごみの問題は、町にとっても大変重要な問題の一つだと考えておりますので、今、武内議員にいただきました内容を大事にもう一度みんなで検討しながら、少しでも有効なごみ減量化を考えていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) もうこれ以上申しませんけど、ぜひ、すべてが悪いということは申し上げません。しかし、考えるべき部分たくさんあると思います。そういったことを前向きにぜひとも取り組んでいただきたいというふうに思います。

 最後の項の質問であります農業振興についてということであります。

 私はもう壇上でも申し上げましたように、若干なりとも百姓をいたしております議員の一人でありますので、この問題、機会あるごとにはとらえて、やはり質問をさせてきております。

 苅田町として後継者育成についてというのは、私は大変重要な施策だというふうに思うんですが、頭の中では十分担当課もよくわかっておるということは私も承知をしております。大変難しい問題なんです。しかし、そういったことに、難しい、難しいということでただ指をくわえておるというのは行政の姿勢ではないというふうに思いますが、そういったことにつきましての取り組み、現在どのようにされておるのか、お聞かせください。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 この後継者育成でございますが、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、苅田町は他の地域とは少し特殊とまでは申しませんが、違った状況にございます。もちろん前の議会でも御説明いたしましたが、結構企業が多く、雇用にも恵まれておる。それで若い人は全部やっぱり収入の関係で会社勤めが多い。そうなれば、残った年寄り連中がやっている。そういう中で苅田町の農業自体をどういうふうに見直していくかちゅうことで、少数多品目、また地産地消、当然この食物につきましても、地域であるからこそ消毒方法もわかる、安全な食べ物、そういういろんな中でいきましたが、この件に関しましては、当然地元の意思、また地元がどういうやる気があるのか、そういう難しい面もございます。また、行政自体もやっぱりこれからしっかりと地元とコンセンサスをとって、この苅田町独自のやり方ちゅうのを見出していかなくちゃいけない。当然いろんなことを実際考えてまいりましたが、しっかりした形に何もなっていないのも現状でございます。

 今後、今はっきりした後継者育成、非常に重要な課題でございますが、こういう状況の中でどのようにやっていくかちゅうのは、まだまだコンセンサス、住民の地元のやる気、そういう行政と地元と一体になった方向のまだギャップが多いんじゃないかと、そういうふうに考えております。これも一つ一つ詰めてまいりたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 部長が言われるのは当然なんですけどね、部長の言っていることは、私でも答弁できるんですよ、現状を見て。そういった状況は今に始まったことじゃないんですね。もうずっと何十年かそういった状況があるから、議会でもいろんな方がこういったことを問題提起をされてきた。しかし、現実に、私から言えば、指をくわえて今日に至ったというのが現状だと思いますよ。いろんな問題があります。個々の動きは若干なりと知っていますけれども、現況はそうです。しかし、この問題、避けては通れないというふうに思いますのでね。

 そういった中で、今苅田らしい農業の育成とか方向性を見出さなくてはいけないということを部長が申されました。そういった中で私も何度かお話をさせていただいたんですね。苅田町の農業、いわゆる小規模農家という方が大半であります。そういったものに直売体制の充実とか、あるいは販売会の創出というようなものをすれば、小規模でも希望の持てる農業経営という方向性が見えてくると思う、若干なりとも。こういったことも申し上げてまいりましたが、いまだにこれも結論が出ていません。総論としては、私の意見に賛成だというふうに思いますけれども、私はもうそろそろ具体案を示す、そういった時期に来ておるんではないかと思いますが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 申し上げましたように、平成7年3月に農業基盤の強化の促進に関する苅田町基本構想というものが制定されております。またその後、平成17年の9月1日付で農林水産省の経営局通知書により、苅田町の基本構想を見直してもおります。しかし、現実的にその担い手育成対策に配慮した内容になるものでございますが、形にも結んでおりません、残念ながら。

 当然、今、遊休地の農地の活用、それから先ほど議員さんがおっしゃったような市街化区域の農地、それから農振区域の農用地、しかも、たしか1ヘクタール未満の田んぼが48%占めます。そういう中でもう今まで長い間かかって何もされてないじゃないかと言われると、全くしっかりした答弁ができないのは、私自身も歯がゆい思いでございますが。しかし、今申し上げましたように、地元の食ちゅうのは、非常にやっぱり食の安全性、それから工業もありますが、農業も一緒に始めておって、町民憲章にもうたわれていますような、やっぱり緑豊かな潤いのある町にもなると思っております。そういう面でどうしても避けては通れないんですが、まだ現実に形になってないし、今まだどういうふうにやっていくかちゅうことも、まだはっきり方向が形が決まってないというのも現状でございます。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私は、なぜ今の時期にこういったことを取り上げておるかと申しますと、今から団塊の世代の方々が退職をされます。そうしますと、農業をされておる家庭の方ちゅうのは、そこにやはり一番先に着目するんですね。一つは健康管理もあるでしょう。それから、そういった直売所がありますと、そこに持っていったりしていますよ、実際。だから、苅田町で、今言ったように、雇用機会に恵まれております。そういったことはわかり切っておりますよ。それで専業にして農業をと、それで飯を食おうというような農業は苅田町に根づかないという状況にあるちゅうことも、私は十分わかっていますよ。

 しかし、今申し上げましたように、そういった機会が到来してきたんではないかと。農業に直接目を向ける、そういった時期にもなってきたんではないかという意味で、私は農業振興施策を申し上げておるんです。

 例えば、最近の消費者の傾向を見てみますと、生産者を信頼して、いわば生産者の顔を見て購入をするというようなことで、名前も書かれて販売をされておる、スーパーなんかに行けば、あるいは道の駅等に行けば、そういった方はたくさんあります。ここの品物であったら安心だというような方もたくさんおられますよ。見てくれは悪いけれども、そこの方が安全ですよというような方もありますので。言ってみれば、意欲のある人はチャンスを迎えておると言わざるを得ないというふうに思います。そういった意味で私は考えていただきたいということを申し上げておるんです。

 それから、個性あるまちづくりを進めていくということなんですけれども、自然や人など、地域の特徴も生かしていくということが私、重要と思うんです。その意味からすると、農業を生かしたまちづくりというものも苅田町では考えられるわけです。そうすることが地域の個性をつくり出すことにもつながりますし、苅田町を見てみますと、まだまだ農業環境資源というものが随分残っておりますよ。そういった農業環境資源を生かし得ることが個性のある、活力のあるまちづくりに私はつながってくるというふうに思いますが、まちづくりの観点から考えてみても、私はそういった施策をやっていく必要がある。工業の町が充実した苅田だから、農業を充実させることによって、またよそとは違った向きの農業が営むことができるというふうに私は思っています。町長、そういった農業を生かしたまちづくりというものを一つ考えてみたらどうかというふうに提案をしますが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 私も常々苅田町の特徴として、産業地帯の農業地帯というふうに二つのものを備えた苅田町の特性はとても重要だというふうに考えておりまして、産業、工業に目を向けるだけではなく、農業の方にも目を向けていかなければならないと考えております。今御提案いただきました生産者の直結した販売所とか、または地産地消の観点などからも農業を見直していきたいと思いますし、やはり退職をされた方が最近もやはり農業の従事者となっていくケースが多いようですので、確かに団塊の世代を見つめた施策も必要ではないかというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 積極的な取り組み、ぜひまちづくりの観点から考えていってください。

 それから、市街化区域の農用地、苅田町にたくさんありますよ。市街化地域だから、いわゆる農地があっても、それは農業振興にはということで、今まで余り大きく考えてないと思うんですね。しかし、これから住宅施策を行っていくでもそうですけれども、今の指定をされている農用地のところがすべて住宅という形には私はなかなか今の社会から考えにくいというふうに思います。そうすれば、農地としてとらえなくてはいけない、そういった部分というのは大きく私はあるというふうに思うんです。

 何度か私はこの席でも提案をしてまいりました。例えば、城南から日豊線の間に政策的な道路を入れてやったらどうかと。そうすれば農業もしやすくなる。いわゆる市街地で住宅を建てることについても容易になると、そういったことが人口増にもつながりますし、また農業をされる方も、大型的な形で、機械が今みんな必要でありますので、容易にできるというようなことで御提案を申し上げたことがありますが、私はそういったことも年次的に計画して、政策的な道路を年間に1本入れ込むというようなことでも、住宅政策にもつながりますし、また農業をするんでもしやすいと思いますよ。そこらあたり、私は市街地の農業ちゅうのは、そういったことも考え方があるんだというふうに思いますし、もう一つは、いろんな農業新聞等を見ますと、最近は市民農園等々が広くやはり親しまれる、レクリエーションを兼ねてというような栽培で行われるというようなことがよく掲載をされておりますけれども、そういったことにもそういった政策的な道路を入れることによって容易になると思いますよ。町がもしここを、いわゆる市民農園を指定をしてここをするということについてもできると思いますし、そういった施策を十分に私は考えるべきだというふうに思いますので、町長、ぜひこういったことも考えてみてくださいよ。

 それから、時間がありませんので、農業振興地域ですけれども、私どもの地域は、好むと好まざるとに限らず、町が、ここは農業振興地域ですよと指定をしておるんです。自分の土地であっても、思うようにいろんなことができないという制約を受けています。しからば、行政としてそういった指定をした以上は、農業振興を図っていく責任は私は行政がないとは言えません。そういった意味では、農業振興施策というものを私どもの地域を含めて、農振地域には私は考えていくべきだというふうに思いますが、町長、いろんな施策があると思いますよ。まず農地の保全とか、いろんなやつがあります。そういったことをぜひ私は考えていただきたいというふうに思います。

 それから、先ほど部長の方からいろんなことは言われていましたけれども、私は苅田農業、今の現状を踏まえて、農業の基本計画でありますとか振興計画というようなものを、苅田らしいものでやっぱりつくり上げていかにゃいけんと思いますよ。よその条例とか議案を見て、ここ名前を変えてというふうな形でつくりかえる、いわゆるそういった規則とか振興施策とかいうのは意味がないです。苅田の現状をしっかり踏まえて、こういったとこにはこうやるんだという苅田らしさを生かせるような振興計画をぜひ私はつくるべきだというふうに思いますが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 先ほど御答弁しましたように、やり方は少数多品目とか集団営農体制とかありますが、やっぱりおっしゃるように、苅田らしいもの、しかも基本構想ちゅうても絵に書いたもちじゃ何にもならない。本当にやっぱり形になってあらわれるもの、今それを模索しておりますが、当然それはやらなくちゃいけないものと心得ております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それは私は早急的にこの地域に対してはこういう考えを町は持っていますよということは、私は早い時期に示すべきだというふうに思いますので、ぜひ力強く押し進めていただきたいというふうに申し述べておきたいと思います。

 もう時間もありませんので、次の項に、農業問題で次のところにと思っていましたけれども、もうこれ以上申し上げませんけれども。いろんな提案、私の考え方、すべて正しいとは言えません。しかし、私も議員ですので、ただ総論的な話をしただけでは、これはただの問題提起しかなりません。具体案を示しながら自分の考えを若干なりともそういった町政の中に取り組んでいただきたいということで、ここの問題につきまして提案をさせていただきました。

 私は、今までもそういった提案をしながらということで、若干なりとも苅田町がよりよい町になるべく、そういったつもりで今日まで精進を重ねてまいっておるつもりであります。

 しかし、これは評価は町民の皆さん方がするわけですので、一概に評価としては私に伝わってまいりませんけれども、ぜひ町長も就任をされて、今は意欲的にいろんなまちづくりを考えられておるというふうに思っております。いろんな難しい面も反対に直面をされておるだろうというふうに思いますが、ぜひともこの苅田町、いろんな意味で全国的に注目をされておる地域であることは間違いない。さらに発展をしていこうという町でもあります。政策いかんによっては、それが大きく伸びるか、あるいは余り期待するほど伸びないかということにもなろうかと思いますので、そこらあたりも含めて、ぜひとも意欲的にリーダーシップをとっていただいて、よりよいまちづくりを進めていただきたいということを最後にお願いを申し上げ、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、武内幸次郎君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのため5分、20分には始めたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いします。

午前11時15分休憩

                              

午前11時20分再開



○議長(珠久六夫君) 引き続き一般質問を行います。

 7番、林繁実君。



◆議員(林繁実) 〔登壇〕おはようございます。7番議員の林でございます。本日は、地方自治の時代における我々町議会の議員の姿勢といいますか、議員としての役割、心構えなんかを述べるとともに、苅田町の将来像について私の考え方を申し上げ、あわせて町執行部の考えをお尋ねして、より確かな苅田町の進むべき道を明確にしていきたいと考えております。

 今、国政レベルでは、自民党の総裁選を間近に控えて、我が国の国政をリードする内閣総理大臣にはだれがなるのか、戦々恐々としております。低迷する日本の経済はどうなるのか、弱腰外交をだれがどのように打開していけるのか、国際関係の中で我が国の置かれた立場を考えますと、私も一人の国民として関心を抱かざるを得ませんし、国民のだれもが注目していることであります。皆さんも総裁選の動向に注目していることと思います。

 日本の政治というのは、党派や会派により国政から地方の政治まで深くかかわり、ある意味では、そうしたつながりが地方もよくもし悪くもしてきたという歴史があります。現在もそうした均衡と力学により地方の末端まで動いていると言ってよいでしょう。別の言い方をすれば、党や会派の影響下にがんじがらめになって、住民の意思とはかけ離れたところで政治が行われているといった光景も見られます。根回しや談合といった悪習、癒着や汚職の構造はまさにそれで、私は政界、官界、民間はこぞって中央のまねをしなければ損をするという考え方が横行しているように見えます。利用できるものは徹底的に利用しなければという理屈がまかり通り、税金のむだ遣いと思える施設ができたり制度ができたりと、利益導入の名のもとに、およそ地域住民の意思を無視した勝手な施策が行われてきました。

 また、反対のための反対といったおかしな議会倫理と申しますか、議題の内容を無視した与党・野党の力関係が当たり前になってしまい、それが政治であると誤解、曲解されている風潮もまかり通っています。これは住民には利権絡みのうさん臭さをぬぐい去ることができないのは、我々政治に携わる者の責任でありますが、特に地方の政治を預かるものとして自戒したいことであります。

 先ごろから全国の市町村で合併が行われてきましたが、私が知るところでは、合併して成功したちゅう自治体の例は皆無と言ってよいでしょう。単に人口がふえる、産業が活発化する、財政赤字がなくなるという音頭に乗せられた感は否めません。むしろ合併しなかった市町村に学ぶべき点が多いことを私は痛感しております。やがて訪れる地方自治をしっかりと見据えた政治、自治体の置かれたさまざまな環境に即応した施策を着々と実行しているところもあります。

 私は、そうした自治体を訪ね、また情報を集めています。そんな自治体に共通しているのは、現実を真正面から受けとめていることです。避けることのできない高齢化や少子化に対して、そうなることの歯どめを考えるのではなく、そうなったときに地域住民がいかに幸せに暮らせるシステムをつくるか。少ない子供たちにどのような教育をすればよいか。特産物を奨励する。住民が集まりやすい商店街をつくるといった現状を踏まえた施策をとっています。商業振興に大型店を誘致するとか、大きな道路をつくればいいとかいった日本じゅうのどこもが行ってきた乱暴なやり方はもう通用しません。身の丈サイズといいますか、現地の実情に合わせた地道な施策が必要になっています。その背景には、住民の意見を取り入れた、まさに地方ならではのまじめな取り組みが見られます。農村は農村らしさを、漁村は漁村らしさを、極端な表現でありますが、地域の特色を生かした高齢化、少子化する住民の幸せを基本にした施策が実行されるべきだと思います。それは地方自治の本質ではないでしょうか。全国の町がリトル東京化した画一化された表情の、香りのない、にぎわいのない町になっていく時代は終わりました。それはこれまで政治観との決別であり、地方自治の到来であります。

 以上のことを踏まえて自席から質問したいと思いますが、個々の施策をお尋ねするのではなく、苅田町の将来を見据えた町政の大筋について、方針なり町政を運営する上での基本的な取り組み姿勢についてお聞きしますので、執行部の誠意ある答弁をお願い申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの林議員の壇上よりの質問に、私なりの地方分権についての考えを答弁させていただきたいと思います。

 一定の経済的な成功を遂げた現在、住民ニーズの多様化、高度化を踏まえた個性豊かな地域づくりや高齢・少子化社会の対応など、日本は新たな課題に直面しています。

 こうした課題に対しては、何よりも画一性や効率性を重視する中央集権型の行政システムでは対応が困難になっています。

 そのため、国に集中している権限や財源を市町村に移し、住民の皆様と自治体が協力して、地域のことは地域で決めることができるという地方分権のもとでは、地域の皆様の意見や実情を反映しながら、より細かな政策を進めていくことが可能になります。つまり、住民の皆様と地方自治体が力を合わせて自分たちの地域や暮らしをどう変えていくかがとても重要になると思います。

 地方自治、分権の流れは、まず国と地方の関係が変わる。次に行政が変わる。それから自治体が変わる。最後に地域や暮らしが変わるんだと思います。注目しなくてはならないのは、最後の地域や暮らしが変わるというところだと思います。逆に言えば、地域や暮らしが変わるにつながらなければ、自治、分権は意味がないとも言えます。

 地域や暮らしを変えるためには、住民の自己決定の実現、権限と責任を持って選択、住民の知恵や創意工夫を生かした地域や暮らしづくり、住民の関心の高まり、市民活動も生かしやすく、住民の参加意欲が高まり、真の地方自治の確立意欲がある地域などが考えられますが、最終的には地方自治の確立意欲が高い地域ほどよりよい地域になる仕組みが地方自治、分権だと思います。

 地方自治、分権が進めば、今までしなかったようなことをしなければならなくなるかもしれませんが、でも、その結果がきちんと反映されるというのは、確かに自治体にとっても、住民にとってもやりがいのあることだと思います。

 地方分権の根拠の一つは、地域の独自性ですが、私は地理的、財政的条件を初め、諸条件に恵まれた苅田町を、住民の皆様とともに特色ある豊かな暮らしやすい町にするために力を尽くしていきたいと思っています。

 以上、林議員の壇上よりの質問に答弁をさせていただきましたが、続く林議員の質問に対しましては、自席にて答弁をさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 7番、林繁実君。



◆議員(林繁実) ありがとうございます。先日の町政報告の中で、吉廣町長は、「苅田らしさを創造する」、この「らしさ」ですね、これはとても素敵な言葉ですね。創造する、まちづくりの事業を標榜されましたが、その中に「民意を反映する政治」があり、これを「苅田らしさ」の一つにぜひ加えて私はいただきたいと思います。

 と申しますのは、今までこれ一つの例に例えて、合併するから原発ができると、これについて住民投票すると、これはもう民意を反映していると。それを今まで済ませた、この行政の傾向が強いように私は思うんですよね。ここにも、私は地方が指導権をとっていくためには、もっときめ細かい民意の反映が必要で、あっ、ちょっとごめんなさい。「らしさ」は大いに賛同しますけどね、間違えました、ごめんなさい。この「苅田らしさ」ですよ、「苅田らしさ」は大いに賛同します。この「らしさ」とは一体どういうことなのか、これを具体的にちょっとお答え願えませんか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 私の「苅田らしさ」というのは、皆様も周知のように、苅田町というのは、東に周防灘、西に高城山を配し、北部は自動車産業やセメント産業等を中心する産業地帯、南部は日本農村風景百選にも選ばれた等覚寺を中心とする田園地帯と地理的条件に恵まれています。その上、等覚寺の松会や苅田山笠といった伝統文化や、数々の古墳とそこから発掘された三角縁神獣鏡に代表される歴史的遺産にも恵まれています。

 そういった文化や風土にはぐくまれ、人と文化と自然と産業が調和し、町もそこに住む人も元気、やさしさ、輝きにあふれ、生き生きとしている、それが私の言う「苅田らしさ」です。



○議長(珠久六夫君) 7番、林君。



◆議員(林繁実) 次に、私の極論では冒頭で申し上げましたように、身の丈サイズのまちづくりの中には「民意を反映する政治」が、これを先ほど申しましたように、ちょっと間違ったんですが、「苅田らしさ」の一つにぜひ加えていただきたい。私は地方が主導権をとっていくためには、もっときめ細かい民意の反映が必要であり、ここにも苅田らしい民意の反映を打ち出してほしいと思います。

 そこで、民意の反映をこれまで施策の中でどのように展開してきたのか。また、これからどのように民意を反映していくかをお尋ねいたします。さらに、民意を反映していくためには、政治家としてどのように対処していくかを答弁願います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 地方分権の進展や住民ニーズの多様化する中、民意を反映した的確な町政の運営が求められていますが、地方自治は、何よりも住民の要求を実現するための制度で、住民が個人で、また地域で協働してどんな町にしたいかについての要求や願望を持つことが重要だと思います。

 その住民の思いを実現するためには、行政はあらゆる機会を利用して、住民との対話を大事にしていかなければならないと思います。

 地域ごと、あるいは団体や組織を通じて、また住民一人一人と、その形式はさまざまあるとは思いますが、ただ、私たちは時として1人ないしは数人の大きな声をすべての住民の声と誤り、その影に私たちに声が届かない多くの住民がいることを見落としがちです。住民一人一人を大切に町政を行わなければならないことはもちろん言うまでもありませんが、できるだけ多くの住民の総意である真の声を絶えず町政に反映して、公平、公正な町政を心がけていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 7番、林君。



◆議員(林繁実) 次の項にいきます。

 苅田町の財政は、平成17年度一般会計決算見込みについての町政報告がありますように、決して余裕のある状況ではないとの見解を示されていますね。私は今ここで数字を上げて個々の施策をあれこれ申し上げるつもりはありませんが、確かにこれは余裕のある財政ではないこと、税収の伸びが大幅に期待ができないという状況はよくわかります。

 そのような現実から、私はこれまでに財政の見直しをこの席上から何度か提案してきましたが、再度財政の再検討を要請したいと思います。例えば、民意の反映という、先ほどの観点から申しますと、ちょっとした予算があれば実現できたことがたくさんあります。それをしっかりした計画のもとに継続することにより、地域住民の希望にこたえるのができると私は確信しております。

 見方を変えて申しますと、町は小さなコミュニティーから成り立っていますが、それぞれのコミュニティーは農業、漁業、商業、工業、住宅地、山間部といった特色を持ち、その環境に応じて住民の要望があるはずなんです。そうした地区住民の声を聞き、ちょっとした予算があれば実現可能なことがたくさんあると思います。

 もっともっとこれ砕けて言いますと、サラリーマンの月の3万円の小遣いの中から5,000円を捻出するということは大変これ難しいんですが、しかし、30万の給料から5,000円はさほど難しいことではないと思います。その5,000円とはちょっとした予算のことなんですね。このちょっとした予算も使い方により、民意を反映する方策の一つになると私は考えています。中には教育や福祉といったコミュニティーを越える問題もあるでしょうが、小さなコミュニティーの一つ一つが活性化してくれば、地域の住民が生き生きと暮らしていけるなら、それは町全体の大きなこれは力になるはずなんです。そこまでなるには多少の時間がかかりますが、ちょっとした予算でできることの、これは集大成と言ってもこれ過言ではないでしょう。そのかわり我々の議員、町職員やいろんな、大変仕事は忙しくなると思いますが、私は民意を反映するという意味でも、避けて通れない、これは施策だと私は考えます。これも町長、あなたが言う「らしさ」じゃないでしょうか。このちょっとしたことを捻出するためにも、財政の再検討をお願いして、これについて町長の答弁と、僕は、総務部長を次に、2人の答弁をちょっと聞きたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) もう御存じのように、苅田町の財政というのは、たくさんの企業の立地により豊かさを維持しているところがかなりあると思います。そのことは、逆に返せば、世の中の景気の変動とともに、町財政も変動するという危険性があることを秘めていると思います。そういった中で、健全な財政を維持していくためには、行政と住民の協働によるまちづくり体制なくしては困難だと思います。

 地域づくりに大切なことは、それが地域住民のためばかりではなく、地域住民の手によって行われることが大切だと思います。住みよい豊かな苅田町をつくるために、異なった立場や専門性を持った組織や人々が、個々の個別性、専門性を尊重しながら相互に協力・連携することがとても大切なことだと思います。

 もちろん、その連携を尊重し、支援していくのが行政の役目であり、住民と行政の協働の第一歩だと考えております。限られた財源でさまざまな地域の問題や要望にこたえることには限界があります。このため、地域における身近な問題などには、地域住民や各種団体と連携・協力し、問題を解決することが必要であり、そのための仕組みづくりや支援などを継続的に行っていきたいと考えております。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えをしたいと思います。

 議員さんのおっしゃいますように、まちづくりの一つの手段としては、小さなコミュニティーを活性化していく、それに援助していくことによって町が徐々に大きくなっていくということは、私たちもそういうふうに考えておりますし、今の行政上で手づくりまちづくりの補助金という形も考えております。

 今苅田町では、後期基本計画という形で大きな施策の方針を出しておりますので、今町長が答えましたように、その大きな方針の中だけじゃなくて、小さなことについても予算があればつけたい、つけていくことによって苅田町が少しでもよくなればというふうには考えております。



○議長(珠久六夫君) 7番、林君。



◆議員(林繁実) 先ほど議員や職員が忙しくなると申しましたが、では、国会議員や県会議員に比べると、我々町会議員は最も住民に近いところで仕事をしているわけでございます。この図式は町の執行部職員も当然当てはまることはどなたにも理解できると思います。

 冒頭で申したように、国政や県政とのつながり、党派や会派との馴れ合いで私たちは仕事をする時代はもう終わろうとしています。それは地方自治の到来であり、民意を反映する最前線にいる私たちの使命であると思います。

 最前質問しました小さなコミュニティーの特色ある活性化は、まさにその第一歩であり、吉廣町長の提唱される「苅田らしさ」を創造するための大きな役割を私は担うものと思います。つまり、国政、県政との決別は、苅田町独自の歩みを私は促進すると信じています。この点についての存念を助役にちょっと答弁していただきたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お答えをいたします。

 県から来ているという立場を踏まえますと、県政との別離ということをお答えするのは非常に難しい面もございますけども、私がこの問題をどういうふうにとらえているかと申しますと、やはり先ほど来、林議員さんの御質問、そしてまた町長の答弁の中で、一貫して恐らく共通して認識として表明されておりますのは、やはり地方自治、地方分権というものは、地域の実情を踏まえてみずからの判断でやっていかなくてはいけないと。それには、もちろんみずからの財源も必要でございますけれども、みずから判断して行った結果については、みずから責任もとらなければならない。そのことが役場組織のみならず、また住民の皆さんの代表であります議員さんのみならず、町民の方一人一人がそういう認識でもって日々の生活、そしてそれを日々の行政、町の政治にもつなげていくと、そういうことが最も重要であるという認識、この認識については、恐らく共通して今までるる語られてきた内容ではないかなというふうに考えております。

 それを踏まえまして、国政や県政との別離ということで私の見解を申し述べさせていただきますと、私は何と申しましても、もちろん県から来ているということはございますけれども、それは決して県の意向を代弁して、県の意向を町政の中で実現するために来ているわけではございません。もちろん、いろいろな枠組みの中で国政、県政レベルのいろんな施策なり制度なりについて、町が主体的判断のもとで活用できるものについては、それはやはり積極的に活用していくと、この姿勢は重要でございますので、そういう意味では県との間での、昔からの言葉を使えばパイプといいますか、県からのいろんな情報なり制度なりを取り入れるという意味での、そういう役割はあると思いますけれども、私自身は自分自身の一番大きな役割というふうに今考えておりますのは、何と申しましても、町の役場の中で私が持てる経験なり、いささかの能力なりがあるとすれば、そういうものを職員の皆さんに伝えていく、これが私は今からの地方自治の中で苅田町が独自の歩みを進めるために、私に期待されている一番大きな役割ではないかなというふうに考えておりますので、そういう意味では、具体的にまだまだ頭の中にある段階ですけれども、いろんな機会を通じて職員の皆さん、それぞれの立場なり経験なり役割があるわけですけれども、いろんな職員の皆さんに私の今まで20年間、県でそれなりに培ってきましたものをぜひ伝えてまいりたい、それが国政、県政との別離をしていくに当たっても、苅田町に必要な、そして私に今求められている役割ではないかなというふうに認識をしています。



○議長(珠久六夫君) 7番、林君。



◆議員(林繁実) 大変すばらしい答弁ありがとうございました。

 最後に、町政を住民にかわって監視するという役目を担っておった議員の私は一人として、今の執行部の誠意ある回答には感謝しますとともに、本日の議論を信じて、これからの苅田町の実際上の運営をお願いしたいと思います。

 かつてイギリスの哲学者であり、法学者であり、経済学者であるベンタムという人が言いました。「最大多数の最大幸福」という民主主義の根幹にかかわるこの言葉は、死語になっているとは私は申しませんが、忘れ去られているようでございます。そこで言うこの「最大多数」とは、だれが考えても理にかなったよい施策であると、政策の恩恵にあずかるという国民に幸せをもたらすという意味で、与野党入り乱れての反対のための反対ということではないと思います。ましてや、利害関係が介在する不純なものでもありません。それを言うなれば、大人同士の議論から得た最もふさわしい結論ということだと私は思います。

 これにて私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 以上で、林繁実君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで昼食のため、13時まで休憩をいたします。

午前11時50分休憩

                              

午後1時00分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 議長を交代して、午前中に引き続き一般質問を行います。

 1番、友田敬而君。



◆議員(友田敬而) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。1番議員の友田敬而でございます。9月議会一般質問をただいまより始めさせていただきます。

 まず冒頭に、秋篠宮様におきましては、親王様の御誕生、心からお祝い申し上げます。私、3月議会で御懐妊のお喜びを申し上げましたが、それより紀子様と親王様、大変無事にお過ごしになられまして、去る9月6日の日に御出産したこと、心よりお喜び申し上げるものでございます。皇室におかれましては、41年ぶりの皇位継承者の誕生でございます。これからも国民とともに、また国民に愛される皇室を目指されるものと思いますので、まずこのことを私、お喜びの言葉にかえさせていただきたいと思います。

 さて、まず、よく議長もおっしゃられているんですけど、6月議会終了より9月議会まで、町民の皆さん、職員の皆さんを大変お騒がせするようなことがあったと思います。この場をおかりしまして、1年生議員の私でありますが、心よりおわびを申し上げたいと思います。私、1年生議員でまだよくあれなんでございますが、議会の信頼回復のため、一生懸命勉強し、そしてこの議会がより発展することを誓い、今から一般質問をさせていただきたいと思います。本日、私、2つの質問を通告させていただいております。

 まず1つ目は、観光についてでございます。

 観光について、私、いろいろ今までお話しさせていただきましたが、今回は今までお話しした伝統に基づく観光ということではなくて、産業観光についていろいろお話しさせていただきたいと、聞かせていただきたいと思っております。

 町長は、3月議会で、3月の予算の中に観光ビジョン基本計画をつくるという旨おっしゃられました。そして、予算の方も500万円ほどつけられました。その後、今どのような状況で、どのようなふうに進んでおるのか、この点をまずお伺いしたいと思います。

 2つ目は、住民参加のまちづくりについてであります。

 町長の公約でございます「協働のまちづくり」ということを前も何度かお伺いしましたが、協働のまちづくり、求めるべき姿は何なのかと、それをまず聞きたいのでありますが、今申し上げましたとおり、政府、自治体におかれまして「協働」という言葉が大流行というのは語弊があるかもしれませんが、よく聞かれます。ともすれば、協働のための協働の議論や政策が多く、この協働のためにNPO、この場合はNPO法人のみならず、法人、非法人を問わず、NPOが行政の下請化している問題など、いろいろ生じており、我が町にもその傾向が見えると私は考えております。行政とNPO、民間の非営利セクターですね、センターではなくて、NPOセクター、市民団体等々とこれから行政がするべきものはする、できないものはこのNPO、民間・市民団体等が行うという協働の施策を実現しなければなりませんが、その課題とは何なのか、お互いの守備範囲、そしてその領域、そして契約に基づいてきちんと設定し、それぞれの特徴と能力に応じた役割分担を前提とした「協働」の政策がこれから求められると思いますが、そのことについて、町長の「協働」というまちづくりの中でいつも御説明になるんですけども、より具体的にこの住民参加のまちづくりについて、町長の御意見をお伺いしたいと思っております。

 壇上にては、この2点、まずお伺いして、より一般質問席で詳しくお話を伺い、議論を深めていきたいと思います。町長を初め、執行部の皆様の誠意のある答弁をお願いするものとして、壇上での質問を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの友田議員の壇上での質問に答弁をさせていただきます。

 まず、観光についてですが、観光ビジョン策定基本構想計画の策定進捗状況についてですが、平成16年3月に苅田町観光ビジョンを策定しており、その基本理念として、地域の人、自然、文化などの個性を保ち、広域交通を生かした産業観光交流とうたっています。

 平成17年度の新北九州空港開港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジ開通を受け、苅田町の自然、文化、産業等を生かすためのより具体的な構想を練っているところですが、産業観光については、近年新たな観光形態として、見て、体験して、学習することができる産業観光が注目されているところです。幸いなことに、苅田町には多くの企業が立地されており、これらと連携を図りながら苅田町の産業観光を進めていきたいと思います。

 さらに、井場川河口埋め立てについてですが、現在、県の埋立事業分は終了しまして、本年度中に港湾緑地として整備される予定です。町事業分につきましては、本年度中に埋め立てをする予定で、今後、総合情報交流施設の建設を考えているところです。

 次に、住民参画のまちづくり、求めるべき姿とはということですが、後期基本計画でうたわれていますように、「人と人がつながるまちづくり」を進める上で、行政に関する情報を積極的に町民へ提供し、町と町民が協働でまちづくりを進めていくことが大変重要です。今後さまざまな施策を行う上で、町民との協働を重視して、できるだけ住民参加、協働を取り入れながら事業の実施を行っていきたいと考えています。

 以上、友田議員の壇上での質問にお答えいたしましたが、続く御質問に対しましては、自席にて答弁をさせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) それでは、こちらで御質問させていただきます。

 観光ビジョン基本構想の件なんですけども、進捗状況はというお尋ねに具体的なお言葉はなかったように感じるんですけども、それはそれとおきまして、これは審議会か何かをつくられて策定するものなのでしょうか、お答えをお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 審議会といいますか、そういう関係の各関係者を入れて、そういう形で検討したいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) 私、後期基本計画の策定委員の一人として加えさせていただいておったんですけども、その中で一つちょっと疑問というか、これは町長にちょっとお伺いを、問いただしたいなと、聞いてみたいなと思うことがありました。

 まず一番最初に、町の骨格であると思います計画想定人口が5万人から4万人というふうになりました。これ実は中の会議で、いろんな方のお話を聞きながら、落ち着くとこに落ち着かせるべく事務局も一生懸命頑張っていたんだということはよくわかるんですけども、私から考えれば、このようなことは、幾ら答申といえども、これは町長が町の運営を町民から負託されているわけですから、こういう大きな問題は、答申を求めるのもよくわかるんですけど、そのときにこのような考えで私は行きたいのよと。例えば、そういうことはないでしょうけど、極端に言えば、後期基本計画で5万人が10万人になったという答申が来たときは、町長どうされるんだろうなんて思いながら、私、会議に参加させていただきました。こういう基本的なことは、実はもう私が考えるには、町長がリーダーシップをとって決めるべき問題ではないのか。その中にその骨太の骨格を町長が示された後、そこをどのように町民がというか、審議会の中でどのように肉づけしていくかというのが求めるべき私は会議の姿ではないかというふうに考えたわけです。このことについて、町長、何かございますか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) おっしゃるとおり、私がその審議会に参加していないということはどうなのかという問題ですが、特に人口に関しましては、5万から4万に下がるということで、とても皆さんの中でも議論が白熱したのではないかと思います。

 聞くところによると、希望的数字であったとも言われておりますが、ここ何年かの推移を見ますと、到底達成不可能な数字ではないかということで、もっと実現に近づいた数字をということになったようですが。

 将来人口等を私が決めるべきではないかという御意見だと思いますが、多分その審議会のあいさつの中でそのことは少し触れさせていただいたような、将来の人口増についても少し御検討いただきたいというふうにあいさつをさせていただいたような気ですが、これは基本計画については、今突然持ち出された話ではなくて、ずっと続いてきている話のようですので、私一人で考えるというか、決めるのはとても難しいものがあるように思います。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) よくわかりました。別に5万が4万になろうと3万になろうと、それはまたそれでいいんですけども。そういうことではなくて、これからの町の持っていく方向性をするときに、町民参画という言葉は聞こえはいいんですけども、果たして本当にそれだけでいいのかと、やはり執行部なり町長なり助役なりがある程度の目指すべき姿を示して、これで私はやりたいんだ、これで執行部としてやりたいんだ、それを議会どうなんだろうというふうにしていき、また町民の方にそれを説いて、いろんな公聴会、審議会等で意見を受けるというのが私はあるべき姿ではないかと思うんです。

 なぜ基本構想を言ったかと言うと、この観光ビジョンについてもそうだと思うんですよ。観光という言葉は非常に大きくて、前々から私が言ってる伝統文化の観光もあります。また、温泉等々がある保養地の観光もあります。きょうお話を少しさせていただきたい産業観光というのもあります。いろんな観光というのがあると思うんです。その中でこの苅田町の中でどのように観光をもし押し進めていくのならば、何を主としてやっていきたいのかということは、これは有識者の先生方の御意見を伺う、また地域の住民の方の御意見を伺うということも、それは非常に大切だとは思うんですけども、やはりそのことを最初に掲げられました、私は吉廣町長がある程度のビジョンというんですかね、より具体的な、皆様が、町長がお話ししたら、その中に苅田町が求めていく観光という計画が思い浮かべるような、はっきりとまでしなくていいんですけど、ぼやっとでもいいんですけど、思い浮かべれるような言葉を言っていただきたい。また、それを伝えての観光ビジョン基本構想を私は策定していき、それを議会なり町民なりに御提示して賛否を問うというのが筋だと思うんですけど、いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 確かにおっしゃるとおりだと思いますし、私も、先ほどの答弁にもありましたけれども、あらゆる機会を通して、町の現状ないしは私の思いを伝えていくことが大切だというふうに認識しております。

 それで、幸いなことに、ここのところ、そういう場、例えば、カンカレの席または区長会の席、いろんなところでそういう場を設けていただきまして、私の現状と将来についての思いを述べてくださいという機会を与えていただいております。その中でもこういった将来的なビジョンの一つとして、観光産業等については少し述べさせていただいております。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) それでは、少しお話を進めていきまして、産業観光についてお話しさせていただきたいと思います。

 この産業観光という言葉、先般から町内の至るところで私よく耳にしております。特に商工会議所は当たり前なんですけども、産業界──財界なんですけど、その周辺よりより大きな声が出ているように私は思われます。

 産業観光について、私ども、私、商店街出身なんですけども、どのように取り組んできたかを少しお話しさせていただきたいと思います。

 私ども苅田町商業協同組合と言うんですけども、産業観光に私どもがまず最初に、行っているのは実は日産さんなり九電さんなりエコプラントなり、いろいろされているんですけど、観光ではなくて、見学ですね、されているんですけど、これを観光ということに町の中で結びつけたのは、私どもだというふうに実は自負しているわけなんですね。この産業観光プロジェクトと名を打っておりますけども、私ども、人一倍思い入れが深いわけなんです。ですから、最後に質問書の通告書に出しているように、井場川河口についてということが出てくるんですけども。この産業観光について今からお話をしていく中で、商店街がどのような気持ちで、そしてどのような目標を持って、そして最終的にはどのような形になるべきだということで取り組んできたかを少しお話しさせていただきたいと思います。

 今から約5年前なんですけども、長年取り組んできましたまちづくり、TMOですね、設立がほぼ確実なものとなり、まちづくりへの一歩を着実にこまを進めた状態でありました。それと時を同じくして合併話というのが出てきて、県から私どもが事業主体となってやるべく井場川河口埋め立て等々、また駅前開発等があったんですけども、私どもと言うよりも、ピュアタウン苅田というTMOなんですけども、それがちょっといろんな事情で一息休んだような状態になりました。そのときに、まちづくりに関し、もう一度眺め直したわけなんですね。私どもTMO計画を策定した一員、私も一員なんですけども、前回言いましたように、愛をはぐくむまち、クロスコンパクトシティという計画を基本につくったわけですね。これはただいま出ているまちづくり三法、新三法でもクロスシティというように、周辺に商業を行うのではなくて、中心地に商業または人々の活躍というか、活動の場を集約するという施策にものっとった計画だと私は思っているんですけども、それを行う上でどうして人を集約する目玉というものがないんですね。商業集積にしましても非常によくない。観光資源に関しましても全くないわけなんです。いろんなとこを視察に行きましても、大体成功している町というのは、何かしら遺産というか、ものを持っているんですね。どういうものかということは、歴史的な遺産とか、文化的な遺産ですね、古い町並み、神社仏閣、そして著名人の出身です。そういうことをミックスしながらまちづくりを行い、町の活性化の再生に成功しているところが多いんですけども、苅田町を見ますと、正直、いろんなことをおっしゃられます。神幸祭があるとか、松会があるとか、いろんな歴史的古墳が多いなんて言うんですけども、人を集めるほどかと言いますと、それだけではどうも無理なんですね。アレンジしない限りはどうしても無理だということに気づいておりまして、このTMO構想、TMO計画を立てる上でも明確な答えが見出せないまま、今ある中の最善のものをということで計画したのが主でした。

 それで行っていたんですけど、このままでは中心市街地の活性、ひいては苅田町の発展というのはなかなか望めないのではないかと思い、もう一度町の中を見回したところ、たった1個だけあるんですね、苅田町の特徴、特産品が。これは牡蠣でもなくて、山笠でもなくて、松会でもなくて、何かって言いますと、工業なんです。苅田町は工業しかないと言っても過言ではないぐらい、工業は他の市町村に比べて抜きに出たものがあるわけなんですね。私は今38歳なんですけども、正直、生まれて覚えがある中、もう町が発展した中から生まれていますので、言い方がよくないかもしれませんけども、工場の中に町があって、その工場の中の町で育ったような感じでおります。毎日通学路にはベルトコンベアー、昔はゴンドラがありまして、石を一生懸命運んでおりまして、煙突からはもくもくもくもく煙が出ていて、夕方になりますと、私のお店は今と違いまして、カクウチという飲み屋さんをやっておりまして、終わると、もう店の中いっぱいになるほど工場で働いた人々がお見えになられて、にぎやかなもんでありました。

 そのように、本当に工場の中に町があると錯覚するぐらい、苅田町は工業というのを中心に成り立ってきていると思うんですね。そこでこの工業というのしかない、これに目をつけて生きるしかないと思いまして、いろいろ全国の市町村を探したところ、そのときからなんですけども、私、早稲田の町と交流を持つようになっておりまして、早稲田の町には何もなかったんですけども、早稲田の大学があり、環境を切り口にした取り組みを行うことにより、修学旅行生が年間に4,000人ほど来るように、たった5年の間に4,000人も来るようになったという話を聞きまして、あっ、これだと、苅田町、もしかしたら学生が来てるんじゃないかなと思って調べますと、やはり来てたんですね。産業観光という名前で日産自動車に約年間3万人以上の人々が訪れている。ほかの工場施設を合わせますと4万人は優に超していると思われる人々がやってきている。しかし、この苅田の人口以上の人々が町にやってきているという事実はあるんですけども、この苅田町に住んでいる人々がその事実を自覚しているかというと、全くないんです。なぜならば、バスか電車でやってきて、駅でよく見てたんですけども、観光バスがとまって、JRで降りてそのままバスに乗って工場に連れていかれると。工場で見学をして、終わった後どこかほかのとこに行ってしまうと。

 要は観光と呼べるものができるぐらいの人数がこの町には集まっているんだけども、そのポテンシャルというんですかね、それを町の人、私を含めてほぼ全員と思っていいんですけども、気づいていない。また気づかなかったというのが現実だと思います。そこでこの産業観光というものを何とか形になって、この苅田町に人々が滞留、滞在とまでは言いません。滞留してもらえないかということで行ってきたのが、約4年前から始めているエデュ・ステーション事業です。これはどういうことかと言いますと、環境を切り口に商店街の活動を行うということで、空き缶回収機またはクリーンキッズパトロールなどを行いまして、小学生と、また中学生と一緒に環境を切り口にまちづくりを行ってきた。これは単なる苅田町の子供たちに環境ということを教える、町場でそういうことを教えるのみならず、将来的には苅田町に来る他の市町村のお子様たちをこの苅田の町場で新たな勉強をする場、学習する場に育てていこうという思いで始めました。

 そして、その次に行ったのがエデュ・ステーション事業という商業体験を行いました。これはなぜこういうことを行ったかと言いますと、総合学習という時間が今学校の中にあります。この総合学習、正直言いまして、学校の先生は持て余しているんですね。突然課題もないものを与えられて、生きる力を子供たちに与えよと言われて、時間数はたっぷりと、年間で50時間ぐらいあるのかな、もうちょっとあると思うんですけども、与えられて、それを行いなさいと。そうすると、もうボランティアをするか、はたまた何か生物を飼って、その生物の生死──生き死にを観察して、大切だね、生きるのは大切だねなんていうのが大体主なとこだったんですけども、そこに「生きる」、「本当に生きる」という意味の「生活」ですね。「生きる」という意味の商業体験を行うことによって、総合学習という名のもとに社会見学に来た、修学旅行に来たお子さんたちをこの苅田町に取り入れることができないだろうかと思いまして、エデュ・ステーション事業というのを行いました。

 かと言いまして、町外のお子様をまず連れてくるのは、私ども甚だ実力がないものですから、まずは町内の小・中学校の先生方に教育委員会初め、皆様に御協力を願いましてこの事業を行いまして、今では苅田町の小・中学校の教育要覧ですかね、それにキッズマートという名前の商業体験が大きく各、多分行っている小・中学校はほぼ載せていただいていると思うんですけども、そのぐらい学校の中でも大きな大きなウエートを占めるようになりました。今現在は他の市町村の小学校、中学校に進めるべく準備をしている段階であります。

 このように、苅田町の中で産業観光というのにまず最初に目をつけて、今既に来ているお子様たちをどのように町内に入れていくかということを一生懸命やってきたのが苅田町商業協同組合だと私は思っていますし、多分お調べになればわかることだと思っております。

 そこで、この産業観光ということを今、声高に言われておるんですね。実は苅田町だけではなくて、他の市町村、全国的にも多いわけでございます。この産業観光、実はどの町も、先ほど言ったように、通り過ぎてしまう観光なんです。苅田町に来ているのではなくて、苅田町の日産工場に来ているだけであって、苅田町の中には来ないのが現状でありまして、隣のトヨタ自動車九州があります宮若市は、インターチェンジの関係がありまして、実は社会見学を始めたのが遅いんですけども、実はもう日産を抜きまして、年間5万人の見学者がやってきております。しかし、宮若市の市長さんもおっしゃっているんですけども、インターチェンジを降りてやってきて、トヨタで降りて、トヨタからまたバスに乗ってインターチェンジにのって、そして博多方面に消えていくと。市にとって何の意味があるのかって言われれば、正直、現在では具現化されてないと思うんです。

 そこで、この産業観光をもし町として行うべき意思があるのならば、これからそのような施策を打っていかなければならないというのが私の持論であります。大変説明が長くなりましたが。ここでまず御質問したいんですけども、総合政策室長がいらっしゃらないので、課長、産業観光について何か今特段の調査・研究等々はしておるでしょうか、よろしくお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 今の段階では、特に調査・研究等は行っておりません。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) 都市整備課長の星野課長、お願いします。



○副議長(光永信雄君) 星野整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 産業観光ちゅうことを基本にして、九州電力に世界一の石炭をゲル化状して発電する火力発電所があります。そこに一応見学に行ってどうかなちゅうことですね、一応そこには行っております。

 日産の関係は、今までずっと何回も行っておりますから。それと、またいろんな企業等があります。それで、そういう形で、私の考えとしては、産業観光のコースを2コースですね、都市計画区域の市街化区域の中の方は産業観光のコースとして、そしてあと1コースは、白川地区を自然探検コースとして、青龍窟と、それと広谷湿原、それと棚田百選に選ばれた等覚に棚田があります。そういうことの2つに分けて今後考えていったらいいんじゃないかとは思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) ありがとうございます。産業観光のみならず、エコツーリズムまで入れたお考えがあるということをお伺いしました。

 この観光というのは、実は経済波及効果が非常にすぐれたものでありまして、3倍の波及効果があると今言われております。なぜならば、来るだけではなくて、飲食をし、宿泊をし、物販まで行うわけなんです。観光というのはそれぐらい町にとって大きなインパクトがあり、言いかえるならば、今疲れているというか、少し衰退しておる苅田町の商業に光を、活を入れるための政策でもあると私は思っておるわけであります。

 そこで、これは井場川の方に関係あるんですけども、私どもアンケートをとりました。そうすると、小・中学校の先生方になぜ苅田に寄ってこれらないんですかっていう話をしますと、何て言うかと言いますと、まず1番に、町内に大きな駐車場がない。もう一つがトイレがない。一番先生方が望まれていることは、町内に望まれているというわけではなくて、この産業観光を行う上で小学生、中学生、高校生を受け入れる中で一番大きなことは、先生方が目を光らせないで安心して子供たちにその場にいて御飯を食べさせる場所が要るわけなんです。これは公園だと今度は雨が降ると困るから、次の場所を探さなければいけない。要するに、屋根がある施設で御飯を安心させて子供たちに食べさせる場所があれば、間違いなく苅田町に少なくとも3万人のうちの社会見学のお子さんたちが御飯を食べにやってきてくれるというのは、もうこれは私どものアンケートの中ではっきりしていることなんです。

 そうなるならば、この次が井場川に入っていくんですけども、井場川河口じりの開発というのでいろんな方々の意見を聞きながら進めていくというのが今までの町のスタンスだということを聞いておりますが、このように産業観光なり、こういうことをやっていって、今星野課長がおっしゃいましたように、自然との共生を目指した産業観光のルートを2ルートつくっていきたいというふうにいけば、これはもう今ストーリーがだんだんでき上がってきているわけなんです。ちょっと目を閉じるなり、閉じなくてもいいんですけども、思い浮かべていただければいいんですけども、空港にまず子供たちが飛行機に乗って関東からやってきます。そして、そこにバスに乗ってくる。その次に、修学旅行に行くんだけども、昔ながらの大分に行くのか、博多に行くのかわからないけども、今社会見学というのは、ただただ施設を見るだけではなくて、グループ、グループごとに課題を与えて、その子供たちが社会見学、修学旅行を通してそこの地域は何があるのか、そして、自分たちがどのようなものを見つけるのかという、その見つけ研究とか、そういうことを行うわけなんですけども、その中で苅田町に日産工場がある、そして苅田の自然は豊かですけども、阿蘇やらほかと比べればそうでもないかなと思うんですけども、都会の子供たちにしてみれば、非常に豊かな自然があるわけなんです。そうすると、苅田の中で最先端の自動車産業を見ることができて、そして今おっしゃられた世界一の九電の発電所を見て、そして苅田の、あるかどうかわかりませんけども、井場川河口じりに屋根がついた安心して御飯が食べれる場所があって、そこで御飯を食べて、そして環境教育と総合学習ができるソフト事業がありまして、その後、終わった後に今度は平尾台に行き、この間からお話がなっている空の家なのか、わかりませんけども、そういうようなとこに行く。そして、ここで1日過ごしてもらって、次の日に都会的な博多に行ったり、長崎の原爆の記念館に行く、または北九州の隣に行ってスペースワールドですか、そこへ行くというふうに、もうどんどん話がこうやって広がって行くわけなんです、私はこの場所で話すだけで。

 このようなことを思い浮かべながら産業観光を行っていかなければいけないし、ここまで話すと、先ほど一番最初に言いました観光ビジョン基本構想をある程度の意思を持ってこれから行ってつくっていかなければいけないということがわかっていただけるのではないかと私は今思っております。

 ですから、そのようなことをぜひとも研究して、観光という産業を一つこの町に育てるという気合を持っておらっしゃるならば、そういうことをぜひとも進めていきたいと、進めていっていただきたいと私は要望して、思います。

 また、ここでもう一つだけお話しさせていただきたいことがあるんですけども、今IT時代になりまして、10年というのがもう昔は一昔でしたけども、今10年なんて言ってたら忘れてしまいます。大体3年ぐらいが一昔になっていると思います。このドッグイヤーが行っている中で、じゃ井場川を埋め立てて計画を立てて行う、観光ビジョンもやっていくなんていうのを悠長に構えていたんでは、他の地域間競争に私は負けると思うんです。

 そこで、一つ聞いたんですけども、北九州空港に行くところの苅田町と北九州市の境目にあるところに、道の駅というのができるのではないかといううわさを聞きました。このことは町長、御存じでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 私は耳にしておりません。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) いろんなお話があるやに聞いております。ここに限らず、ほかの地域でも道の駅ができるのではないかと言われております。なぜならば、北九州空港がただの交通の拠点というだけではなくて、知事もおっしゃっていたように、世界一じゃなくて、日本一無料の橋ができたおかげで、観光気分であの空港に行ける、要するに、観光客を集客できる施設としての空港という一面も持ってしまったから、ここに観光を目指した施設ができるのは、もうこれは間違いないことだと私は思っております。ならば、民間ですから、どんどん早くスピードを上げてくると思いますので、町の計画もよりスムーズというか、より具体的に、よりスムーズに、そしてよりスピーディーに行わなければ、でき上がったときには同じようなものが何個もほかができているというような状況では、せっかくこの町のポテンシャルを生かした施設をつくろうにも、それが生きないと思うんですけども、それについて御答弁をお願いします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 今、友田議員がいろいろな角度からいろんな話を聞かせてくださいました。私も今ビジョンとして持っているあり方としては、同じような産業観光を中心として、等覚寺を中心とする自然体験学習施設を利用した自然観光、その二つは既にもう要素としてあるのですが、問題の私の、友田議員がお話しされたように、私の仲間も何度か、私がこういう立場に立ったということで、数十名組織をつくって訪れてくれるんですが、いろんな図書館を初め、エコプラント、その他日産自動車工場など、御案内はするのですが、そのときに必ず出るのが、お土産どこで買ったらいいという一言ですね。それから、どこで食事をしたらいいという、その話なんですね。それで、おっしゃるとおりで、食とお土産を買う場所がなければ、やはり観光としては一貫性がないというふうにとらえております。

 したがって、井場川についても、そのような視点を取り入れて早急に対策を立てなければ観光は成り立たないというふうにも思っておりますので、できるだけ早くそのことを完成の方向に向けて考えていきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) それでは、質問を次の協働のまちづくりですかね、住民参画のまちづくりについて進めたいと思います。

 先ほど行われた、昨年から行われているんですけども、手づくりのまち事業ですかね、この事業も実は私、協働の範疇に入ると思っております。町長はどうお考えですか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) そうですね、手づくりのまちづくり事業ないしは地域コミュニティ活性化事業等々ですね、やはりこういった協働のまちづくりに関係してくるのではないかと思います。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) この手づくりのまちづくり事業に応募したのは、私は広義で言えば、もうすべてがNPOに当たるんだと思います。この中で助役も審査員というか、選定委員だったので御苦労をされたんだと思います。なぜならば、このNPOという定義が、実は町民の中にまだ理解されてないんじゃないかと。だから、応募をされる団体が、本当にこれは行政がやらなくてもよくて、ただし、行政のかわりでやっていかなければいけない事業なんだと、これを行うことによって町がよりいい方向にいくという観点から応募された方も多いと思いますが、ちょっと逸脱された方も多かったのではないかというふうに聞いております。

 ですから、私はこの手づくりのまちづくり、協働のまちづくり、そして住民参画のまちづくりを行う前に、どのような視点でこの新しい時代、行政と民間、そしてNPO、そして学校または市民運動、町民団体ですかね、運動団体とつき合っていくかということが、町の中であらかじめのルールができているのかななんて最近思っています。そこら辺はどうですか。



○副議長(光永信雄君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お答えいたします。

 具体的な問題で言えば、今お話がありました手づくりのまちづくり事業、これは先ほど、先日、各団体の方のお話を伺いまして、一応私が審査委員長でございましたけれども、交付団体を決めて、広報かんだにその結果を町民の皆さんにお知らせをしたところでございます。

 大きく言えば、その事業が一環であるところの、いわゆる行政と住民との協働のあり方、この点についてのお尋ねだと思いますけれども、私も各団体の皆さんのお話を伺う中で感じたことでございますけれども、今友田議員さんおっしゃいます、協働のあり方、住民参画のあり方についての何らかのルールといいますか、職員の中での一定の共通認識というものがあってしかるべきではないかというお尋ねだと思いますけれども。

 この問題は、私、言葉ではもちろん協働ないしは参画というふうなものはあるんですけれども、やはり具体的には一つ一つの活動なり、一つ一つの団体の皆さんとお話をしていく中で、そういう積み重ねの中からおのずから協働のあり方というのが出てくる、そういうふうな性格もあるというふうに審査を通じて感じました。今議員さんおっしゃいますように、団体の中には、基本的には青少年の健全育成であるとか、高齢者の生きがいづくりであるとか、文化の振興であるとか、それぞれ目的を掲げて活動しておられるわけですけれども、団体の活動の中身を細かくお伺いしていく中には、その活動の広がり、幅ないしは活動されている町民の皆さんのお考え、これがやはりさまざまございまして、なかなか画一的にどの部分までが町が行政として行うべき部分で、どの部分からが住民の皆さんが行っていただく部分と、それが簡単に言葉で明確な線を引けるということはなかなか難しい。やっぱりそういうことではなくて、あらかじめルールなり線引きなりというものが事細かくあるわけではなくて、やはり行政の展開、そしてまた住民の皆さんの日ごろの活動、これを通じて、その積み重ねの中からおのずとそれぞれの責任分担といいますか、役割分担といいますか、そういう領域がお互いの了解としてだんだんにあらわれてくるというようなものではないかなというふうに感じておるところでございます。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) 実は私、6月でしたかね、東京の方の我孫子市というところにお勉強させていただきに伺いました。そこではいろんな先進的な事例を行っていたんですけども、一番私が関心というか、あれしたのは、NPOとの協働ということで、もうルールを実はつくっているんです。このように冊子があるんですけども、市民用の冊子と職員用の冊子と2つつくっておりまして、そのことによって情報の共通化と協働という、住民参加ということの考え方の職員内の統一というのを行っておりまして、それに基づいてすべてが行われると。

 この7つの原則というのがあるんですね、職員の方に向けた。これをちょっと読まさせてもらいますと、NPO、これはもう先ほどから言っていますように、法人ではないです。広義のNPOですね。NPOとの共通の目標を明確に。2番はNPOの特性を理解すること。3番は市民参加やNPOへの委託を協働のモデルだと思わないこと。4番は金を出したら口も出すこと。5番が協働の評価は第三者から受けること。6番、職員一人一人が市役所の代表であるという自覚を持つ。7番は市民感覚を持った市役所になろうというふうになっているわけなんです。これを小冊子にして皆さんでお勉強して、今後、要はいろんな要望が上がってきたときに、どのように対応したらいいかということを職員の中で皆さんでお話をしていると。これ非常にすばらしい自治体というか、前例じゃないかなというふうに伺いました。これをこのまま苅田町に取り入れるということは、ちょっとあれだと思うんですけども。

 このように苅田町も住民参画のまちづくり、「協働」というキーワードをもとにこれからまちづくりを行うのであれば、町長がおっしゃっている「協働」、皆さんがおっしゃっている「協働」というのが同じなのか、シンクロしているのか、してないのかということが実はこれから行政を運営していく上で一番大切なことではないかと思うんですね。1人の主観によって、このことは協働だけど、このことは協働じゃない。そうではなくて、原則を立てて、このように7つの原則を立てて、これは必ず協働なんだよと、職員全員、100人いれば100人がほぼ皆、ああ、これは協働だねと、これはちょっと違うねなんていうふうに、すぐに理解できるような共通認識というのが必要だと私は考えております。このようなことをぜひともまちづくりの中に行っていっていただきたいと思っておるわけでございます。

 その中でちょっと少しまたお話しさせてもらいますけども、要は、「協働」という言葉、これは実は難しいんですね。私も「協働」って議案の通告を出したのは、「協」は合ってたんですけど、「働」は「同じ」っていうのを書いていまして、パソコンが勝手にしてくれて、新しい言葉でありまして、本当は「きょう」は「協力」の「協」で、「働く」という言葉を書かなきゃいけないのに、ついうっかりというか、不覚にも「同じ」という普通の「共同」という言葉を出してしまいました。要するに、一般市民の方には、まだまだ理解をされていない言葉だというふうにこれは思って間違いないんじゃないかと思います。

 だから、私は「協働」というよりも、コミュニティーという考え方で行っていきたい。ただのコミュニティーではなくて、ローカルコミュニティーですね。自治体、自治区というコミュニティーもありますし、もっと小さく言えば、隣組もローカルコミュニティーだと思います。国から見れば、苅田町なんか全然ローカルコミュニティーですけど、その中にもいろんなコミュニティーがある。そして、このコミュニティ型経済と言うんですか、コミュニティ型社会をつくるということが地域の水準を高めることだというふうに思っていますし、これが町長がおっしゃる協働のまちづくりの言いかえた言葉ではないかと思っています。

 そして、これがきょうの一つのテーマなんですけども、今まで苅田町が行ってきた、最初からの話にずっと連なっているんですけども、工業、産業を中心とした町、私は生まれもって工場の中の町で生まれたような錯覚を持っていると伝えましたけども、苅田町はよくも悪くも、日本の高度経済成長の模範的な町だと思います、上手に乗っていって。だから、福岡県内でもたった一つの地方不交付税団体でありますし。そういう意味では、本当に上手な上手な運営を今まで先輩方がやってきたから、今こうやって財政的にも、ほかの市町村に比べれば裕福な町になっているんだと思うんですけども。

 この産業中心の社会から、やはり生活起点の社会への転換、コミュニティーをつくるという生活起点、「起点」というのは「起こす点」ですね、転換が必要だと私は考えるわけであります。

 20世紀の中で産業中心にただただ豊かになるだけを求めているのではなくて、社会の中でどのように自分の存在価値を認めるか、そしてその価値を認めることによって、より大きな物質的な豊かさではなくて、精神的な豊かさを得るということがこれからの生きていく21世紀型の私は、先ほど言いましたローカルコミュニティーのもとになると思いますし、苅田町もよりそこに進めることによって、産業中心という間違いなく基盤があるわけですから、そこに生活起点、ローカルコミュニティーという社会をつくることによって、より奥行きの深い町並みが、町ができるというふうに思っております。

 そこで、私は、先ほどから何度も何度も言っていますけど、どうしても商業の方に話が戻っていくんですけども、街の空洞化というのが非常に叫ばれております。苅田町も間違いなく街の空洞化です。今まで商業のこと、工業のこと、農業のこと、漁業のこと、午前中、先輩議員がお話ししてくれました。その中でいろんなヒントになる言葉があったんですけども、私は、今ここで誤解を恐れずに申すならば、今苅田町商店街があります。これがもし今なくなったとしならば、どのようなことが起きるかと言いますと、まず皆さん、多分、都市整備課長はおっしゃるのは、高齢者、要するに、社会的マイノリティーの方々が生活がしづらくなくというのがまず第一に課長のところにお電話が入ると思うんですね。買い物がしづらくなったから、どうにかしてよっていう言葉がですね。

 でも、ここで極端と言うか、誤解を恐れずに言いますけども、今までが中心市街地が便利だったんですね。町長のとこも便利ですけど、僕は余り商店街に比べれば便利じゃないなと思うし、もっと奥に行けば便利じゃないと思う。じゃ、そこのところの方々が、お店は周りに一件もないんですけど、食べる物がなくて、社会的マイノリティーの方が買い物に行くこともできなくて、御飯が食べれなくて倒れることがあるかっていうこと、今の世の中はそんなこと絶対ありません。ということは、苅田町の商店街がなくなっても、新鮮なお魚やお肉を今まで週5回食べれてたのが、ちょっと高い値段で週2回になることはあっても、間違いなく野菜が食べれないからかっけになったとか、買い物ができないから倒れてしまったということは起こらないと思うんですね。

 そうなるならば、この商業の発展ということが街にとって何なんだろうということをもう一回根本的から問い直さないと、これの答えは私は出てこないと思うんです。それはどういうことかと言いますと、街の、「街」っていうのは、「田」の方じゃなくて、「市街地」の「街」の方の「街」なんですけども、にぎわいがある中心市街地がなくなるということは、買い物をする上で不便にはなるけども、本当に生活する人たちが困ってしまうかって言えば、絶対的には困るわけはないんです。何とかかんとか暮らせることは間違いなく暮らせているんです。そうでないならば、商店街がない地域に住んでいる人たちが暮らせないわけがないんですから。

 そういうように、今極端な例を言っているんですけども、中心市街地があるということは、実は商業があるということ、商業が盛んになるということは大前提なんですけども、何よりも空洞化すると、その商業がなくなった街には魅力がなくなるということなんです。街の7つのポイントは、7つポイントがあるんですね、中心市街地と言うには。これ私ちょっと述べさせてもらいますけども、中心市街地は地域の顔であるんです。そして、中心市街地はコミュニティキーパーと言って、人々をコミュニティーするための接着剤なわけなんですね。今までも商店街が、さまざまな活動を地域社会を支えてきたわけなんです。これからも支えるべき中心市街地がなければいけないんだけども、今商業の衰退というのは、この地域社会を支える核となるものがなくなっているというふうに皆さんとらえていただいた方がよりわかりやすいと思うんですね。そして、この商店街が地域を守ると、逆に地域が商店街を守ってくれる。要するに、お客様が商店を利用してくれるということなんです。中心市街地は、もう一つは地域、文化の伝承と創造者であり、中心市街地はエコ環境と美の景観形成の中軸となるわけです。この商店街を中心に苅田町の顔ができるわけですから、伝統と文化だけで観光を集めることも中心市街地はできるわけです。悲しいことに、苅田の商店街は文化と伝統だけで集めれるかどうかとなると、ちょっと疑問点がありますけども、今度は来月行われる神幸祭では、間違いなく文化と伝統で多くの人を集めることができると思います。

 商店街は、物を市場に供給するだけでなく、それを回収する役割、すなわちエコステーションという機能を持つことができます。そして、中心市街地は自立・循環型経済のステーションであり、苗床です。これはどういうことかと言いますと、農業、製造業、サービス業、すべてはこの中心市街地・商店街を軸とした循環させることができ、これは中心市街地に知識を集め、循環させる時代が来たとも言えると思います。

 6と7は、中心市街地はハンディーキャッパーマイノリティーのオアシスであり味方であるんですね。バリアフリー化されれば、中心市街地は高齢者や障害者たちの、要するに弱者と呼ばれる方のサービスセンターとなり得る。そして中心市街地は地域のへそ、この言い方はあれなんですけども、場所性と地域の記憶センターであるわけです、難しいんですけども。要は、中心市街地は、この苅田町がどういう町なのかということを覚えてもらっている場所であり、記憶している場所であるわけなんです。遠くに、東京に出た方々が苅田に帰ってきて駅前に立つと、ああ、こういう町だったなと思い出してくれるような町が実は中心市街地の役割だと私は思っているわけです。

 その中で、3番目に問うことになるんですけども、タウンキーパーという言葉を今盛んに国の方では出ております。これはどういうことかと言いますと、商業だけで、先ほどの話で言えば、大型店があれば、買い物は事足りるわけなんです。この苅田町で本当に弱者にやさしいまちをつくるならば、交通弱者にやさしいまちをつくるならば、苅田町にある大型商業施設から網の目のようにバスを走らせて、その人たちを迎えにくればいいわけなんですけども、それはしてしまうと、中心市街地というか、文化の継承がなくなるということなんですけども、このタウンキーパーというのは、町が発展していく上でその町並みを保存する上でどのように治安とか、そういうのを守っていくかということを考えた制度であります。

 実は町というのは、昔なんですけども、昔と言ってもそんなに昔ではないんですけども、消防も防災も、そして交通機能も町場の人間が担っておりました。それがいつの間にやら中央集権国家でありますこの日本ができたおかげで、それは消防に任せましょう、警察に任せましょう、そして交通のことはほかのとこに任せましょうというようになって、町場の人も面倒くさいからもうそれがいいなってやってたんだけども、それが今バブルのころから行き過ぎてまして、何でも公共にある物事は、人々がするわけではなくて、全部役場の方に、役所の方に言えば何とかなる。例えば、言うなら、どぶさらえもそうですし、草刈りだってそうです。全部役場の方に多分文句が来てるはずです。そのような制度をもう一度見直して、自分たちの町は自分たちでキープする、その先人となるべく、まず商店街が行ったらどうかという構想なわけなんです。

 どういうことかと言いますと、昔は商店街の2階に人間が住んでたんですけども、今どっかへ行っちゃっていなくなっているんで、街の2階に住んでもらう。そして、その街、商店街の中心市街地を維持するためにいろんな活動をしてもらう。活動したからにはイニシャルコスト、役場が払うコストが減るので、その分、固定資産税なりいろんなものを下げて、インセンティブをその街に与えて、その街を活気づけるという構想なんですけども、これを成功させるならば、これはいろんな自治区にも使えると思うんですね。その自治区でいろんなことができたら、その自治区は他の自治区と比べてインセンティブを与えると、そういうような構想が私はできると思い、またそれをしなければと思うんですけども。

 このように、町場というのがこれからのまちづくりにおいて中心になると思っておるんですけども、今までの話を聞いて、町長なり助役なり感想をいただければと思うんですけども。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 今商店街のいい存在感等についていろいろとお話をいただきました。また、その中で商店主が店の2階に住んで、治安、環境などに目を配りながら、かわりに固定資産税ですか、そういったものを軽減を図るというふうなタウンキーパー構想もあるということですが、それを実現するには町だけではなく、商店街自体にもかなり自助努力が必要ではないかというふうに思います。

 すべての町政といいますか、まちづくりに関して言えることですが、先ほどの協働にも絡みます。町政のみならず、そこに住む人たちの努力というものも考えながら、相互に働きかけながらやっていきたいというふうに思っておりますが、タウンキーパー構想については、他の地域の動向等も見守りながらいきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) ありがとうございます。これからトヨタの町を勉強しますと、苅田町は治安が悪くなる方向にいくと思います。なぜならば、労働者がふえるということは、若い男性がふえ、歓楽街ができるというのが先進地の事例でも見られますので、そういう意味でもこのタウンキーパー制度ということは私は非常に大切ということを訴えまして、9月議会の一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 以上で、友田敬而君の一般質問を終わります。

                              



○副議長(光永信雄君) ここでテープ取りかえのために、14時15分まで休憩いたします。

午後2時02分休憩

                              

午後2時17分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 引き続き一般質問を行います。

 12番、梶原弘子君。



◆議員(梶原弘子) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。日本共産党の梶原弘子でございます。

 今、政治の世界では、自民党の党首をだれにと、政治そっちのけのていで新聞でもテレビでも持ち切りではないでしょうか。政策論戦の中では、靖国問題や消費税の10%など、決して国民にとってもろ手を挙げられるような政策は並べられておりません。自民党の国民いじめが続く限り、地方自治体としての役割が大きく求められる機会が多くなるのではないかと思います。

 町長が就任され10カ月近く、少しずつ町民の願いや町長の方針が見えてくるのではと期待をしております。

 私ども日本共産党は、3名の議員で分担し、「町民こそ主人公」、これをモットーに質問をいたします。

 1つ目には、4月1日から始まった障害者自立支援法、いよいよ10月からの本格スタートです。実態調査はできているのか、10年ごとに見直す町の施策はどのようになっているのか、減免制度についてなどお伺いしたいと思います。

 2点目に、行政改革が1次、2次と続いておりますが、この改革によってのひずみが出ていないのか、幾つかの例を上げて質問をいたします。特に町政力向上を目指してつくられた図書館を、この改革の中に一律に組み込んでよかったのかどうか、お伺いをしたいと思います。

 3つ目に、同和対策について伺います。実態調査の結果と一般施策への移行についての質問でございます。

 4点目は、与原・白石地区・地域では、企業局の工業団地造成のため、地域の変化が起きていることについて。先ほど武内議員も市街化区域の質問をされましたが、重複しないように伺いたいと思います。

 5点目に、環境問題についてです。空港開港に向けて、町内に数カ所の飲食業者が進出してまいっております。この排水についての質問をいたします。

 以上、壇上での質問はこれくらいで終わりまして、自席にてあとは質問をいたします。執行部の明快なる答弁をお願いをいたしまして、壇上の質問を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの梶原議員の壇上での質問に答弁をさせていただきます。

 まず1点目、障害者自立支援法について、実態を調べているかとの御質問ですが、実態は調査しておりませんが、ことし6月にアンケート調査を実施しており、現在それを分析中ですので、準備が整い次第、苅田町障害者施策推進協議会の中でお知らせする予定にしております。

 次に、利用者の負担改善を望むとのことですが、御承知のとおり、障害者自立支援法は、ことし4月1日より一部施行、10月1日より完全施行となり、利用者の負担については、原則定率負担1割となっております。利用者負担については、所得により上限額を設定しておりますが、町としては、実施状況を見ながら検討していきたいと思っております。

 続いて、障害者の立場に立った障害者福祉計画作成はできないのかということですが、現在、苅田町障害者施策推進協議会において、苅田町障害福祉計画を策定すべく協議を行っております。その中には福祉関係の方々が多数入っており、さまざまな意見等を出していただいております。その意見が十分反映され、御指摘の障害者の立場に立った計画が策定できるのではないかと考えております。

 次に、行政改革によるひずみ改善に取り組むべきであるということで、入札制度の大改善を町民に見える方でやるべきということですが、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が平成13年4月1日から施行され、透明性の確保、公正な競争の促進、適正な施行の確保、不正行為の排除の徹底などが求められております。

 苅田町では、この法律に基づいて公共工事の発注見通しの公表を初めとし、きょうまでに数々改善を行ってまいりました。最近においては、契約情報を以前から工事検査室において縦覧しておりますが、なお一層の情報の公表を図るため、工事等契約結果を広報かんだ8月25日号から掲載を始めました。

 次に、消防署の受付業務体制はこれでよいのかということですが、消防は、あらゆる災害から地域住民を守るという責務があります。そのためには、まず1分1秒でも早く現場に駆けつけ対処しなければなりません。それには住民からの通報に対し、受け付け時の対応が大切です。住民からの信頼と期待にこたえられるよう対処いたしております。

 次に、事務量が大幅にふえている課などへの対処はどうするのか。一律に職員削減をやるべきではない、見直しを求めるとのことですが、苅田町では、行政改革による職員削減に取り組み、平成17年度までに10%の削減を実施しました。現在は町としては職員250名前後により運営を行うこと、適材適所の人事配置を行うこととしております。

 続いて同和対策についてですが、昨年度福岡県より委託を受け調査した同和地区生活実態調査につきましては、現時点においては調査の結果についての把握はまだできておりません。

 次に、同和対策について、一般施策に移行できないものは何か、その理由という御質問でございますが、国では、地対財特法の失効により同和対策事業を廃止または一般的な対策へ移行しており、県においても、19年度からは国と同様の施策の中で行っていくという方針が出されております。

 このような国、県の方針を踏まえ、本町においても、19年度からは一般施策の中で取り組んでいきたいと考えています。

 続いて、補充学級の中でなぜ石川青年のことを学習するのかという御意見ですが、本町では1970年学力補充学級が開設され、現在では学力促進学級として運営されております。本学級は、地域の課題や子供たちの実態を踏まえた内容で、基礎学力の向上、部落差別を初めとするあらゆる差別をなくし、人権尊重の精神を育てることを中心課題に据えています。そして、児童・生徒一人一人が部落差別を初めとするすべての差別を見抜き、差別を許さない意思と実行力を持った人間形成の基礎を培うことを目的としています。

 このようなことから、人権学習を行う際に教材の一つの例として、狭山事件における石川青年のことを取り扱うことがあります。これは石川青年の置かれた生い立ちにより学習権が奪われ、低学力を余儀なくされた事実から、学習する大切さを学ぼうとするものです。

 次に、与原・白石地区の地域要求についてですが、昭和55年に市街化調整区域から市街化区域に編入し、土地区画整理事業の施行により市街化を図る予定でありましたが、いまだ事業に着手できず、地権者の皆様方には大変御迷惑をおかけしております。今後、地域の方々と相談しながら面整備を図ってまいりたいと考えています。

 白石地区の工業団地につきましては、福岡県企業局が現在造成を行っております。平成19年度完成予定と伺っております。

 続いて、環境問題について、町内の店舗、事業所などの下水処理管理は万全かということですが、まず尾倉・小泉うどんの排水問題についてどのように対処したのか、また解決したのか、住民の声を聞いたのかという御質問ですが、昨年5月末、うどん店の排水から悪臭がすると地域住民及び区長から調査と対策の要望を受けました。環境保全課職員が現地確認しましたが、後日、京築保健福祉環境事務所の担当者とうどん店を訪問しました。苦情の内容等を伝え、排水処理の現状を確認しました。浄化槽は設置しておらず、ごみを除去する沈殿槽を設置しているとのことで、その管理について行政指導を行いました。

 水質汚濁防止法では、その厨房施設が特定施設として規則を受けるのは、うどんなどを提供する飲食店は、総床面積が630平方メートル以上の場合なので、法的規制ではありません。また、浄化槽の設置義務もありません。今後も保健所と連携して、解決に向けて取り組んでいきます。

 町内業者への指導や立入検査などの状況ですが、公共用水域の水質保全のため、町と環境保全協定を締結している企業や、水質汚濁防止法の特定施設を有する事業所を対象に、毎年排出水調査を実施しています。17年度は18事業に立入検査を実施し、30検体の排出水の水質調査を実施しました。協定値や規則値を上回る事業所はありませんでした。

 EM液を使っての改善など、本格的に完成させ、完全させよという御意見ですが、苅田町環境基本計画では、生き物をはぐくむ川や海と水資源を大切にするまちを目指して、行政、住民、事業者の役割を定めています。それぞれが役割を適切に実行することが大切だと考えています。

 行政としては、苅田町汚水処理計画の公共下水道事業、農業集落排水事業の推進及び合併処理浄化槽の普及及び支援に努めています。

 また、EM活性液の活用については、EM普及に努めている方々を側面から支援していきます。

 以上、梶原議員の壇上での質問に答弁をさせていただきました。続く梶原議員の質問に対しましては、自席より答弁をさせていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 町立図書館の問題についてですが、議員御指摘の職員数の問題でございますが、平成14年度から第2次行政改革の推進の中で現状の職員体制となっているところでございます。

 現在、図書館長を中心に、職員一丸となって図書館業務に励んでおり、今後も皆様に親しんでいただける図書館運営を目指して努力する所存でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 皆さんの御答弁、大変ありがとうございました。そしたら、最初から番を追っていきたいと思います。

 障害者自立支援法について、これはアンケートでということで言われましたが、担当課はアンケートはもう解析したんですか、いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) アンケートにつきましては、今その作業を進めております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 何通発信して、どれぐらい返ってきたんでしょうか、6月にされたという。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 1,756通発送しまして、回収数860、回収率49.0でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これぐらいの数だったら、もうそろそろ6月に出したんですから答えが出てこないですかね、いかがですか。10月間に合いますか。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) このアンケートは、10月実施というものではなくて、今年度じゅうに策定する障害者計画や障害児福祉計画のための基礎資料を目的としたアンケート調査でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 私の質問は、この10月から本格的に始まる障害者自立支援法、これにということで質問したんですよね。アンケートは充てるというふうに町長も言われたんですよね。違うやないですか。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) この梶原議員おっしゃいます自立支援法に関する実態調査ということでございますが、これ個々の実態調査というのはなかなか難しくて、なかなか把握できない部分がございます。

 それで、先ほど課長言いましたように、今回の計画の見直しというとこの中でいろんな個人的な部分は、詳しくは調査しておりませんが、その方たちの抱える問題としてどういった問題があるかということで、全体的な問題把握ということでとらえております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) そしたら、もう一回聞きますよ、今度新しく始まった障害者自立支援法、ちょっと私がこの前の「ピンチはチャンス」ということで、精神障害者の方たちのお話を聞きに行ったときに、そういうふうにパネラーの方が言われたんですね。本当に国民が町民を守らないなら、町が守るチャンスだってみたいに、あの精神科の院長先生が言われたんですけれど、出たとこ勝負でやるんですか、そしたら今度のこの自立支援法は。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) ちょっと出たとこ勝負という意味はなかなか理解しにくいんですが。当然こういった今までの施策のあり方が自立支援法ということで、いろんなサービス面、それから費用の支給面、いろんな部分が変わってきます。当然町独自の事業もございます。

 そういったところで、今後、全体的に事業実態また個人負担、そういった部分を全体的に把握しまして、今後の対策ということで今度の計画をつくっていきたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) もう一度お聞きしますよ。その全体的把握というのはどれでするんですか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 先ほど言いました計画をつくるための実態調査で、アンケート調査に基づいて行います。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) そしたら、10月からは間に合わないんですね。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 議員さんが言われることとこちらが答えることとちょっとかみ合わないんですが、議員さんが言われる実態調査というのは、10月施行に向けての実態調査がどうなっているかという御質問だろうと思うんですけども、私たちがやったこのアンケート調査というのは、障害者自立支援法に、法律に基づいて3カ年の計画を立てるがためのアンケート調査でございまして、その中には当然事業に要する支給料の把握も入っておりまして、即10月から実施のためのものではないということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 6月議会でも、4月から始まったこの障害者支援法、いよいよ10月から始まるが、町民を守るために、これも大変な矛盾がたくさんありますので、どういうふうにするのかって言ったら、実態調査を10月に向けてやりますって言ったような気がするんですよね、言いませんでしたか。そしたら、言ってないなら、私が一方的に言ったんでしょう、実態調査をせよということでね。それでしたんですが。

 そしたら、本当に町民を守る立場だったら、何をもってこの10月から本格的にスタートをさせるんですか。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) それで、確かにこの応益1割負担ということが原則となっておりますけれども、今現在考えておるのは、この法律の施行の中で、大きくは自立支援給付と地域生活支援事業という大きく2つに分類されるわけでございますけれども、その地域生活支援事業の中では、事業名の変わったもの、あるいは事業は一緒だけども、ただ名前が変わったもの、あるいは今の事業はなくなって、新しくなる事業のもの、いろいろ統合再編をされております。けれども、地域生活支援事業でするものにつきましては、従前でやっていた事業がそのまんま移行するものについては、1割負担ということではなくて、今現在の費用負担でということでの予定をしているところでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) それが装具の2分の1の給付という、そのことですか。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) その装具だけではございません。今、地域生活支援事業の中で10ほどの事業を10月から実施しますけれども、そういう全体的なこと、全体的な事業のことでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 装具の2分の1の負担というのをお答えいただいて、早速当たってくれたのかなというふうに思いました。今まで無料だったんですからね、2分の1でもそれに当たる方は大変だなというふうに言っております。あとほかにどういうことがありますか。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 事業一つずつでございますか。



◆議員(梶原弘子) 主なものを1点。



◎健康福祉課長(白石正弘) 主なものでございますね。障害者の移動支援事業、日常生活用具給付事業、それから生活サポート事業、それから相談支援事業、コミュニケーション事業等々でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) コミュニケーション事業といいましたら、聾唖者の方の手話の、そのことは入ってますか、これが無料になるということが。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) はい。入ってございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 移動も今までと同じように、この方たちの便宜が今までと変わらなく与えられますか。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) これは名称が変わっただけでございますので、基本的には従前と同じでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 平成8年に障害者長期福祉対策ということで町の方針が出たと思うんですよね。で、10年たったら見直しだということで、月に1回審議会の開催が11人の方たちを集めてやられてると思うんです。こういう中で、今までの障害者支援法ができて、どのように違っておりますか。中でどういう意見が出てきますか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 私も何回か出席しておりますが、ちょっと10年前どういう意見かっていうのは、ちょっと私も把握できてはおりません。おりませんが、この11名の中に福祉関係者、いろんな団体の方がおられますけれども、11人のうち6名の方が出ていただいております。それぞれ6名の方たちから、それぞれの立場で意見をいただいておるところでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 10年前出てなかったからわからなかったというよりも、今ある冊子が10年前にできたんですよね。そういうことなんです。だから、それの中でこれを少しずつ補充をずっとしていくと思うんですが、国の施策でこれは10年に1回ですよね。これで間に合いますかね。こんなによくいろいろ法律が変わるんですけどね。感想でよございます。



○副議長(光永信雄君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) この計画には2つあるんです。この10年というのは障害者基本法の第9条で定められた計画が10年スパンということでございます。それから、あと一つが、障害者自立支援法での80条です、で定められた福祉計画というのは3年のスパンでございます。だから、10年と3年と、同じ計画でありながら2種類あるということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) わかりました。10年に1回しか見直さないとしたら、どうなるのかしらと思っておりましたけど、3年ごとというのもあるということで、わかりました。3年ごとがいいのかどうなのかも、私もちょっとわかりませんが、こんなに国の条例が変われば、本当に受け手の住民も大変だと思います。いつもこの障害者自立支援法のことをお聞きするときに、できたばっかりだからというふうに言われるんですが、障害者の方たちは本当に健常者の方たちと違って、日々が闘いですよ。こんなに条例が変わったら大変だし、ぜひ障害者の側に立ったやり方を心してやっていただきたいと思います。

 今ちょうど、先日、「災害の日」ということで、いろいろなところで訓練があったと思うんですが、この障害者の方たちが地震などが起きたときの避難場所の選定、これ一律であっていいんですかね、健常者の方々と同じところで。これはどうですか。意見が出てきたことがありますか。いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えいたします。

 要援護者につきましては、今、国民保護法と地域防災計画の中でマニュアル化を今しております。今まではそういう形じゃなくて、避難場所としての場所という形だけしかやっておりませんでしたので、要援護者につきましてのマニュアル化をした中で、どういう形が一番いいのかということを関係者と協議をやりながら、場所の選定はしていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 今、協議中ということですね。これいつできますか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今、マニュアルを作成して、でき上がり次第、関係者と協議を行うということになっておりますので、今すぐできるということじゃないかなというふうには思ってます。今年度中にはつくり上げていきたいと思っております。



◆議員(梶原弘子) 今年度中ですね。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◎議員(梶原弘子) 先ほど友田議員がかなりいろいろ御自分の自説を述べられたわけなんですね。私の子供と同じぐらいの年齢の方が見た苅田町ということで、非常に興味深く見たんですね。ある意味、苅田町が大変栄えた時代もありますが、友田さんが本当に言われるように、今からは中身を入れていく時代だなって思いました、聞きながらですね。それの役割として、確かに町民も中心になって率先してやらなければいけないんですが、政策としてとか、それから法律的にやっぱり町民一人一人じゃできないことなんかはこの役場の職員の皆さん、この皆さんたちが本当に一人ずつ、この町をもう一度興すんだという形でやっていきたいなと思いながら聞きました。

 先日、9月4日に精神障害者の方たちを中心にしたシンポジウムがございました。議員も何人か行っておりましたし、もちろん社協と京都保健所で一緒にやったり、それから民生委員の方たちもたくさんおいでたり、区長さんもおいでたりしておりました。精神障害者の側からのを初めて私も聞きましたので、興味深く聞いたんですが、この中で、先ほども少し触れましたが、精神障害者の病院の院長が、自立支援法は非常によくない政治であると、しかし、このようなときこそチャンスであると、ピンチはチャンスという言い方をなさっておりました。国の悪政に対しての町政が町民をどのように守って頑張っていくのかっていうのが問われる大変よい機会だという、ちょっとこのようなことを言われたんですね。町長はいかがでしょうか。町長の弟さんはおいでてたような気がするんですが、いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 先ほどから何度も担当の方も申してますように、この法は10月から完全施行となっております。まだ始まってもいなくて、国の方から一応こういう形でこういう制度でということで今決められて、町でも実施する段階に入っているわけですが、まだ何もやらない先から、この国の自立支援法に手を入れたり、ひっくり返したりするっていうことはとても難しいところがありまして、実際にやっていく中で、苅田町としてはどのような問題があるのかを今後見ながら、それに対処をしていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 町長がそういう発言をされるということは、多分担当課が町長にね、もっと親切に説明をしてないのかなというふうに印象を受けました。これは私の勝手な印象ですのでね、それはもう悪く思わないでください。来るべきという問題が山積みにようにいろいろな本でも出ておりますしね、いよいよ発足してね、おっとり刀では簡単ではないよという形で私も質問をさせていただいております。

 では、次に移ります。だから、自立支援法は本当に町民が泣かないようによろしくお願いをいたします。

 次に、行政改革で出たひずみの改善に当たるべきだというふうに質問をさせていただいております。

 この中で、3点にわたって質問させていただいております。消防行政について伺っておりますが、苅田町の消防は広域に入らないかという、そういう意見が以前この議会の中でも出ました。しかし、苅田町の消防職員の方たちは、ほとんどというか、100%延焼はさせておりません。どんなに込んだところでも1軒だけが焼けたということで、技術が高いなということで私はいつもほめているところなんです。広域に移りましたら、「苅田町のどこですか」から始まると思うんですね。ぜひ苅田町の消防署は苅田町でということを最初にお願いを、広域などに移さず苅田町だけでということを最初にお願いをしたいと思います。

 それで、2班に分かれてこの苅田町の安全を守っているわけですが、通信業務は今職員の方が一人で当たっているんですね。2班の中の1班の方がその職についたときに、きょうは通信業務をあなたがしてくださいという形で振り分けてやっている。だから、2人だから大丈夫ですよということだったんです。ああ、そういうものかというふうに私は聞きましたが、ただ、役場のサイレンが、今焼けてますよというサイレンが鳴ったときに、やっぱりどこかなと思って三度ぐらい電話をかけてみたんですね。非常に込み合って、全然情報が来ないんです。この情報を町民に渡すっていう、これは中で話し合ったことはございませんか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 話し合ったことはありますけれども、今の私の方の設備では、それが今できないような状態でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 今、署長が言われたのは、設備って言われたけど、人員の配置という意味じゃなくて設備ですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) そのとおりです。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) そしたら、設備を改善したら住民の、火事がおさまったときでもいいですよ、情報が流せるという、そういう方法がとれるんですか。具体的に。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) とれます。具体的にと言われても、今は私、ちょっと資料を持っていませんので答えることはできませんけど、普通の一般加入電話で、電話をそこにかけると、一定のテープの中で、今現在どこで火事が発生しておりますというような情報は流すことはできます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) それぐらいだったら億単位でお金がかかるとか、予算がかかるとか、そういうのはないですよね。大体幾らぐらいですか。



○副議長(光永信雄君) 三溝消防長。



◎消防長(三溝博) 済みません、ちょっと資料を持っていませんので、わかりません。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 私、今聞く中で聞いたので、資料請求もしておりませんでしたので、後でまた教えてください。これはどこか予算がとれるところ、総務ですか、こういう方法はとれませんか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 消防の方からそういう予算要求があっておりませんので、今までその辺は考えたことがありませんでした。今後の話として、火事があったときに、消防に一般の人たちが一斉に電話をすることがいいのか、悪いのかという判断も当然やらなきゃいけないというふうに思ってますので、その辺は消防とゆっくり詰めたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 最初に私も言いましたでしょう。そういうふうに、うわーっとかかるのがいいのか、どうなのかっていうふうに言いましたので。ただね、町民にとっては情報が欲しいわけなんですよ。心配ですからね。だから、ぜひ消防からそういう話があったときには、前向きによろしくお願いいたします。

 次に移りたいと思います。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(梶原弘子) この中で、行政改革の中で入札制度を聞いているわけなんです。もちろんよりよい入札制度をすることによって、予算の軽減にもなるし、苅田町の名前もあんなに傷つかなくて済むということで、私、昨年起こった議員がかかわった不正事件で入札特別委員会の委員長をさせていただいていますが、今回逮捕された議員を中心にしてこの委員会を進めてまいりました。はっきり言いましてね。それと、先進地と言われる自治体にも研修にまいりました。委員会の中でね、委員同士が大変いざこざも起こしたことがあるんです。大変難しい委員会です。町長も特別委員会の意見を待っているというふうに最初のころ言われたんですが、特別委員会だけでこの問題できるかなっていうのが本当に私の印象です。キャッチボールするわけじゃないんですが、町として思い切ってこの方法をやるんだというような話し合いは持てませんか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 指名委員会の委員長は私でございますので、私の方からお答えをさせていただきます。

 町長が従来から答弁をしておりますように、議会における特別委員会の議論は参考にさせていただきたいと、その姿勢は変わっておりません。しかしながら、議会にすべてお任せしているというつもりではございませんで、執行部としてもできることからやっていきたいということで、この間、余り大きな話ではありませんけれども、例えば、先ほど町長が答弁しましたように、入札、契約の結果を広報紙において、事後ですけれども、毎月お知らせすると。で、町民の皆さんの目に見ていただく、触れさせていただくというようなことで、一つ一つ改善はしているつもりでございます。

 今後この問題について、今の段階ですべてのその改善がやり切ったと、これで全部終わったというふうには考えておりません。ただし、思い切ったというふうにおっしゃいますけれども、それぞれ改善をするためには関係者の皆さんの御理解もいただかないといけないようこともいろいろございますので、ただ一歩ずつでも前に向かって、より透明性の高い公正な方向にさらに進むように改善努力を続けてまいりたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 御答弁ありがとうございました。

 思い切ってというふうにね、例えば、できないっていうふうに言われたんですが、事業をする場合はやっぱり相手があることですから、本当に難しいことだと思います。でも、前回と今回、やっぱり助役さんがかかわっているんですね。本当にモラルに頼ることしかないのかっていう感覚がありますね。どうしても思い切った方法をとってほしいという形で、もうそれこそ入札業者を選ぶのもくじで選ぶとか、そういう方法しかないのかっていうような形になりますよ、こうなりましたらですね。そうなったら業者が集まらなかったというのを「ガイアの夜明け」で見たことがあるんですが。もうそれぐらい思い切った方法をとる。こんな小さい町ですから、そんなにびっくりするような工事案件も出ませんし、金額もそんなに、予算額も高くないのに、それでもこういう問題が起こるということは、小さくてもやっぱりきちんとさせなければいけないということで、あとはもう政治倫理条例をもっと厳しくするのと、町長が「どんなものをつくっても、守り手の皆さんの態度です」て言われたことですね。やっぱり苅田町の町政力っていうんですかね、その力をつけなくてはいけないと、つくづく思っております。

 それに関係することに次は移らせていただきますが、苅田町にですね、やっぱり苅田町でいろいろな問題がありまして、これは一人一人の町民の問題だということで苅田町立図書館ができました。今度の行政改革の中で、この図書館を行政改革の中で職員を減らすという、一律に減らすというね、この中に入れてよかったのかどうかということを、まずそもそものところからお話を聞きたいと思います。どなたか答えてください。



○副議長(光永信雄君) 岡田教育次長。



◎教育次長(岡田利定) お答えいたします。

 この行財政改革の中に、最小の経費で最大の効果を上げるということでこの行革に取り組んだと考えております。そういった中で、当然図書館というのも見直しというのに当てはまるのではないかということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) なぜ図書館が当然という中に入ったのか、どうなのか、昔を思い起こして答えてください。



○副議長(光永信雄君) 岡田教育次長。



◎教育次長(岡田利定) 私は、その辺はちょっと定かじゃございませんけれども、図書館も聖域ではないということでございました。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 私、最初に言ったと思うんですが、モラルにこたえてもらいたいという、もう入札の問題でも、ほかの問題でも、私ども議員の問題でもですね。最近のことで言えば、一人の方が逮捕されたわけですよね。それで、本当にこの議会がきちっといくかちゅうたら、また同じような人が出る、よその話ですよ、出るということが大変よく出てくるんです。結局モラルに依拠したという形がくるんですね。そうなったときに、この図書館がどういう思いでできたかっていう。そうなったら、この図書館もですね、図書館を聖域にしていただきたかったなというふうに思うわけなんです。もうこれは過ぎたことなので、今からこの図書館を行政改革の中で、もうこうなりましたらね、民間にどんどん行ったり、指定管理者制度に移しかねられないというふうに危惧してるわけなんです。その心配があっての質問なんです。

 だから、これをもう一度、苅田町でなぜこのような小さい町が全国に誇れるような図書館ができて、また全国からたくさんの方が視察に見えましたよ。今、視察においでますか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 今の図書館ができたころは、大変全国的にも先進的な図書館であったというふうに考えております。あれから随分時間がたちまして、その後、より先進的な図書館が全国的にできて、その結果、議員が御指摘のような状況が出てきたことも考えられます。

 それから、先ほど岡田次長も申しましたが、並の経費でよりよいサービスというのは、これは当たり前のことだというふうに思っております。やはり少しでも少ない経費でよりよいサービスというのは、苦労は伴いますが、これが望ましい姿ではないかと私は考えております。もちろん、最小限必要な人数の確保は必要なことだというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 答弁ありがとうございます。

 並のというふうに言われたんですが、この苅田町の図書館は並じゃないんですよ。もとはやっぱり並じゃなかったんです。突出してすばらしかった。外国に比べたら突出してませんよ。だけど、今は並じゃなくて、突出してなくて、何っていうんですかね、ずっと以下なんです。町立図書館が今職員が、正規の職員が2名しかいらっしゃらないんです。私が持っているこの資料、約100件ぐらいあるんですが、最低です、職員を置くことをね。正規の職員を置いてないから最低ってとるなと、臨時職員を置いてるからと。臨時職員の数は最高なんです。16人という臨時職員を置いたところは1館もありません。3万5,000の人口に2人の正規職員しか置いてないというのは、この100件近い館にたった1カ所、苅田町しかありません。1万7,000人に対して正規職員を1人しか置いてないという、こういうのは苅田町立図書館しかありません。これをね、並のっていうか、余り予算かけなくて町民にサービスを提供しているというふうに考えるのは間違いです。臨時職員でもいいじゃないかと言ったら、それは1日、2日、1年はやれると思います。だけど、先ほど友田さんがずっと言われたように、苅田町をよりよい町にしていくというふうに考えたときに、やっぱり抜けるんですよ。レファレンスといって司書の皆さんにいろいろ相談を受ける、この相談件数が発足したときに戻りましたよ。ずっと減りました。私自身の経験から言うと、この本はどういうところにありますかって言ったら、ああ、あの機械で検索してっていうふうに言われました。これは臨時の方々が質が低いとか、個々の問題を言っているんではないんです。そういう雰囲気とか、またそういう体制になっていっているということです。これどういうふうに考えてますか。そちらから出された資料で物を言っております。



○副議長(光永信雄君) 岡田教育次長。



◎教育次長(岡田利定) レファレンスの件でございますけれども、図書館の中では、図書館員を育てるのは住民の皆さん、図書館をよりよいものにするためにということで、職員が住民の皆さん方に情報提供する、そういったように掛け合う職場なんですね。だから、今議員さんが言われました、一つの例として、機械に頼っているというようなレファレンスですね、頼っているということを言っておりますけれども、やはりそれはもう少し辛抱強く、こうこうこういうのを調べていただけませんかというような形で示していただければ、私どもの職員の方もそれに十分たえられるだけの経歴を持っておりますので、そういったやりとりというのも少し大事じゃないかなと思っておりますので、いましばらくそういった形で人を育てるということで御辛抱していただきたいと思っています。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 前館長をされた岡田さんの言葉ですのでね、人を育てると思ってということで、そのままお聞きいたします。

 人を育てるのなら、これは臨時職員ではやっぱり不足なんですよ。そういうふうに私は思ってますし、そういう意見がたくさんあります。この図書館を、本当言ったら、この行政改革の中に入れずに、また一般の職員の体制じゃなくて司書として、若久保育所をなくしたときに、保育士で雇っているんじゃないですかと言ったら、一般職員で雇っているので一般の業務ができますというふうに言われたんですが、それも問題があるなというふうにそのとき初めてわかりました。この図書館の司書として、この苅田町の図書館を本当に盛り立てていくんだ、長く町民の皆さんに、今言いましたよね、町民の皆さんに長い目で見てほしいって、やっぱり臨時職員としてのお給料とか、そういう問題では結婚もできないし、子供も生めないという形を考えたことはありませんか。やっぱりきちっと守られている中で、きちっとした町民に対応をすると思うんですが、いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 今の臨時職員の方は、図書司書の免許を持っている方がほとんどでございます。町の職員となりますと、図書司書の免許を持っている人をそれだけの数集めようと思うと、なかなか困難でございます。ほとんど不可能に近いというふうに私は思っております。やはり図書館の職員は専門職でございますので、できるならば図書司書の免許を持った方が望ましいのではないかと私なりに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 私が言いましたのは、図書館を一般職員の体制にするんじゃなくて、別の司書だけの職員に、希望はそういうふうにしていただきたいって、そういうふうに言ったんですよ。だから、職員から司書にっていうのは、そりゃ大変でしょうよ。でも、やってるんですよ、よそは。苅田町よりも小さい人口の村が7人とか8人とかね、司書とか、それから職員を雇っております。それで、この図を見たら、公共図書館の上は日本国憲法に行き当たるんですよ。日本国憲法から教育基本法、社会教育法、図書館法、設置条例、公共図書館というふうに、こういうふうに行き当たるんです。私が言わなくても、もちろん担当課は皆さん御存じのはずなんです。そこをけちっては、やっぱり子供たちや町民は本当に行き場所がない。行き場所がないっていうんですよ、今。居場所がないという言葉ですかね。「居場所をつくる」という言葉がありますが、この居場所づくり、大きく背負っておりますよ。これは予算も伴いますのでね、正規職員をあと数年間かけて1人でも2人でもふやすという方向には行きませんか。お聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えしたいと思います。

 今、役場の職員、行政改革第1次、第2次という形でやっております。行政職員につきましては250名でいくというふうに方針を決定しておりまして、団塊の世代のときには大量退職という形がありますので、前倒しという形の計画をしておりますので、その中で図書司書を何人雇えるのかという話にはなろうかというふうに思いますけれども、そのときはその時点で何人ぐらい雇えるのかどうか。図書司書を雇うということは行政職員がいなくなるという、普通のところの職場の職員がその名数だけ足らなくなるという形もありますので、それは十分今後検討はさせていただきたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) もう一つちょっと視点を変えた質問をさせていただきます。

 苅田町の図書の資料の数は、本の数ですね、30万冊と公称言われているんですが、この購入は業者が本を納めます。そのときに、町内業者を育成とか守るために、資料売り上げのたしか20%ですが、業者に行っておりますよね。いかがですか、これは。



○副議長(光永信雄君) 岡田次長。



◎教育次長(岡田利定) ちょっと最近のことは、ちょっと私はよく存じておりませんけれども  



◆議員(梶原弘子) わかる人に言ってもらってください。



○副議長(光永信雄君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治) お答えいたします。

 確かに議員の言われるように、図書の書籍の大半は町内業者から購入しております。ただ、そのリベートが幾らかというのは、私の方では直接把握いたしておりません。



◆議員(梶原弘子) だれが出しよるの。どなたが出したのか。



○副議長(光永信雄君) だれかわかっている人はいないの。森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治) 基本的には私の方は、町内業者に発注をしまして、町内業者から納入していただき、町内業者にその分のお金を支払うということでございます。当然ながら町内業者も卸し元であるとか、書籍会社等から購入はされるとは思いますが、そのリベートが幾らかという、そこまでは私の方は関知しておりませんし、存じておりません。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 存じておりませんというところをわざわざ暴き立てることはないんですが、図書資料費が約2,000万円というふうに予算がついております。で、20%のリベートがつくというふうに言われております。苅田町には今1店しかありません。この1店しかないところにそういうふうにするのかどうなのか、これ何かひっかかりませんか。これね、よく調べてみていただいたらいいと思いますよ。



○副議長(光永信雄君) 森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) 議員の言われるように、確かに以前は2社ございまして、その2社から購入をしております。これはたしか平成2年に町立図書館ができたときから、町内業者の方から安定的に書籍を搬入していただくということで、その時点では確かに2社と協定等も結んで、町と結びまして、本の納入をしていただいているというのが実態でございました。しかしながら、御承知のように、たしか一昨年、1業者さんの方が御本人さんの健康上の理由で廃業的になりましたので、やむなく現在1社との取引というふうになっているのが実態でございます。たまたま、御承知のように、苅田町内におきましては、やはり以前からある書店としては1店しかない。確かにチェーン店的な書籍がございますので、そこの書店につきましても、以前納入していただけないかというような話もしたやに聞いておりますけど、その時点ではやはり数量的な面とか、金額的な面で折り合わず、今のような実態になっているというのが現状でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 確かに町内業者を守らなければいけないという、その立場もわかるんですが、この1店だけにそういうリベートが行く、教科書も多分そこから出ておりますのでね、そういう形、大変いびつだなというふうに思っております。苅田町の誇れる図書館をせめてもとに戻していただきたいというこの立場で今質問しているわけなんですが、2人の職員にするときに、異動した職員が昇格したことについて、この図書館にいることで昇格できないという声が、本人じゃないですよ、よそから、よその人から聞いたんですね。他の人から聞いたんです。だから、私は、ああ、そういうとらえ方をしているのかと思いまして、びっくりいたしました。私はこの図書館の位置づけは町にとってどのようなものになっているのか、大変重宝して、大事にしていかなければいけないというふうに思っております。何度も言いますが、町民のレベルアップ、図書館に来れば気持ちが休まる、居場所づくりという言葉が大変聞かれておりますが、このような、今のような時代ですね、勝ち組、負け組といって自殺者が大変多い。これは知らないことの無知からくるということも一つはあると思うんですね。その助ける役目というか、大変皆さん私的な向上アップにこの図書館が役立たれていると思うんです。そういう意味で、この図書館を行政改革の渦に巻き込んでしまっては苅田町の損失につながるということを私は強く申しまして、この質問をまた今度改めてお聞きをしたいと思います。

 次に移らせていただきます。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(梶原弘子) 次に、同和対策について伺います。

 6月議会に質問をさせていただきましたが、昨年度、苅田町も入った全県の実態調査を実施しております。町長の壇上での報告では、聞いてないというふうに言われたんですが、いかがだったのでしょうか。

 それと、6月議会では30数年間続いた同和施策について、一般施策に移したいというふうに、移せるというふうにあったんですが、その内容を聞かせていただきたいと思います。

 それから、これは教育委員会に当たると思うんですが、石川青年の問題ですね、狭山事件のことですよ。促進学級に出ていってるのは支援加配教員だと思います。この方たちが指導しているこの中で、文部科学省の方針では同和関係の指導をするのではないはずなんですね。もうそれも入っているというふうに町長はお答えいただいたんですが、なぜこの中に石川青年の学習をすることが違反でないのかどうなのか、お聞かせいただきたい。3点聞きました。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 議員にお答えいたします。

 1点目の問題ですけれども、県の実態調査について、まだ町村の方に詳しいデータ、説明等もあっておりませんので、今現状の中では一応うちの方がどういう形になっているのかという把握はできておりません。

 2点目の関係ですけれども、苅田町といたしましては、一応18年度で県も一応同和対策事業については一般対策に移行していくんだというふうに言われております。それで、苅田町といたしましても、19年度からは一般対策の中でやっていきたいというふうに考えて、今、方針決定をやっているところですので、どれができるのか、できないのかということについては、まだ今の中では現状把握できてないというのが現状です。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 まず、促進学級に支援加配教員が行ってるのではないかという御質問ですが、これは支援加配教員、それからその学校で希望者の先生がローテーションで、順番でというのか、そういうのを組んで促進学級に出席していると聞いております。

 それから、石川青年の問題ですが、先ほど町長から御答弁いたしましたように、これは判決がどうのこうのということじゃなくて、学習することの大切さということ、学習権の大切さということを子供たちに指導すると、そのために石川青年のことを教材にしているというふうに私はとらえております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) やっとここまで来たという感じですね。狭山事件のことは、本当に学校の中でもやられたり、駅で子供さんが狭山事件のことでチラシを配ったりとか、動員させられてやられていた時代があったんですよ。そういうのがすごく私の中であるもんですから、まだここまで持ってきてやるのかと、こういう石川さんのことを使わなくても、きちっと教育できる方法があると思うんですね。ぜひこの石川さんを使ってやることは中止していただきたいと思います。

 次に移ります。与原の市街化区域への開発や進捗状況についてお聞きをしたかったんですが、これはもう大変丁寧に武内議員が質問しておりました。これ35年ぐらいたっているんですが、この土地の計画は全然立っていないのか、大まかに幾つか聞きたいと思うんですが、担当課、お答えお願いします。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 新しい町長になりまして、その環境の中で土地利用を考えてですね。今、与原の区画整理の面積が約100ヘクタールあります。その中でいろいろ考えて、今の100ヘクタール全体を区画整理できるか、できないか、そういう形も考えながら、また地権者の意見も聞きながら、今後進めていきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これは地権者の方たちが集まるということが年に数回とか、月に1回とか、あるんでしょうか。いかがですか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 地権者の中に全部で約300名程度おると思うんですが、だから、その中で面積をたくさん持っている方とお話したのが2回ほどあります。今、議員さんが言われました、年に一、二回あるんじゃなかろうかちゅう話なんですが、今はそういうことをしておりません。今後この事業を推進していくためには、地区地区に割って説明会等を開いて、皆さんの意見を聞き、仮にこの事業をやるとするならば、減歩の関係もありますから、私としては減歩に対して応分の負担をしていただいて、町も汗をかきます、地権者もいろいろな形で汗をかいていただきたいちゅうことを念頭に置いて今後進めなければいけないんじゃないかとは思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 減歩の問題も本当にありますね。やっと30年過ぎてこの問題が来たかといったときに、減歩の問題もありますし、まだはっきりね、このようにやるという答えもいただいてないわけですね。ずっと延々税金を払い続けてきてるわけですよ。この税金をまけてくれんかという話が出てましたけど。減免制度はありますよね、この中で。だけど、災害とか、そういうことの減免制度しかありませんよ。でも、町民の皆さんとお約束して、ここを市街化にしてって多分最初お話がすごくあったと思うんですが、30年以上ほったらかすということは、やっぱり町もきちっとした対処をしなければいけないんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 税の関係はよくわかりませんけど、今はっきり言って26年ですかね、昭和55年に都市計画決定されております。その中で、多分26年と思いますが、税の関係はよくわかりませんですが、市街化区域になれば、それ相応の税がかかるんじゃないかと思っております。その中で、こういう形で都市計画決定しております。うちの事業は今までやっておりませんですけど、その中で宅地に、自分がそういう形で今宅地化したいと思えば、いろんな形の法手続をして宅地化もされるような状態になっておりますから、そこはそこなりのいろんな考え方がありますけど、私は市街化区域でした場合、いろんな面に、悪い面、今議員さん言われましたですね、そういう面もあると思いますが、私権に制限をかけて、いろんな制約をしておりますけど、そういう悪い面もあると思いますが、何かいろいろな、仮にそれをいろいろな関係で担保等に入れた場合、民間の金融機関等はそういう担保にも入りますし、普通のところは、調整区域になれば農協しか担保は入りません。そういう面もありますから、短所、長所ありますけど、今後いろいろな形で、町長もこういう形でやらなきゃいけないということになっておりますから、いろいろな形で今後進めていかなければいけないとは思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) そういう答弁だったら、またこれが10年、20年に行きそうな感じですが、そこまでならないというような顔をしておりますのでね。これは本当に農地でもないし、宅地にするにしてはというような形で、どうにか早くやってくれないかという意見が出ておりましたので、今回、建ぺい率もいろいろ変わったりしておりますね、ことしの1月でね。だから、そういうのもありますのでね、ぜひともこれは町民の皆さんにきちんと説明ができるような方法をとっていただきたいと思います。

 次に、白石地区のことについて質問させていただきます。県の企業局が工業団地を造成しております。その関係を質問させていただきます。

 A区画、B区画、平成17年度に完成をしております。C区画、D区画は現在造成中です。緑地帯532ヘクタールが造成中で、芝生の種をまいて緑地帯にすると。ここに木を植えないっていうんですね。これは18年度中に完成予定なんですが、これは町としてどういうふうに受けとめているんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 緑地ですね、今532ヘクタールと言われたんですが、そうじゃなくて、ちょっと面積が多分5万何平米だと思いますけど。その中で、この事業をするとき、県と一緒に地元説明会に行きました。その中で、木の関係は地元から要望で、鳥害が出るから、鳥ですね、鳥の害が出るから、要するにそういう木は植えないでくださいちゅう地元からの要望で、急遽芝生に変えたところでございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 数字の読み間違いみたいですね。それで、鳥害のことは知りませんでした。この土地は行く行くは町の土地になるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今は県の土地でございます。そして、この緑地は都市計画決定しておりますから、これは町が購入するような形になると思います。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) ぜひ海岸がなくなっていったので、これは町民が利用できるような形で計画をしていただきたいと思います。

 もう一つ、E区画は19年度に造成が予定されておりますが、苅田町に渡すのは平成20年の3月か4月かの予定というふうに説明があったそうです。これはどういうふうにして渡すんですか。町がまた買うんですか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) E区画の分譲地ですか、それともその中の関係の道路でしょうか。



◆議員(梶原弘子) そこまでわかりません。両方とも。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) これは分譲用地は企業局が企業誘致いたします。その中で関係する道路水路があります。それは無償で企業局から譲り受けて、町の方の維持管理ということになります。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) わかりました。道路は町道になるということですね。緑地帯を町民の憩いの場にしていただきたいというのが願いだし、いろいろ企業局の方は町からの要望を受け付けるというふうに言っているそうです。ぜひいろいろ要望を出していただきたいと思います。

 それから、もう一つは、この工事に伴う大変いろいろな弊害が出ているんですね。お一人の方はもう家に住まれなくて、出て行ってます。それの並びの方たちは、やっぱり今まで湿気でカビなんか生えたことないのに、湿気が物すごくね、はけないというか、そういう形になっているんですね。これは把握してますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今そこに多分6軒あります。一番道路に面している方が今もう床下に湿気が上がって住めない状態で、引っ越しをしているような状態でございます。これははっきり聞いたお話じゃないんですが、そういう対処ですね、排水関係の対処もしなきゃいけないちゅうことは一応聞いております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 県の事業ですけれど、町民を守るという立場で、間に入って怠りのないようにお願いをしたいと思います。

 次に移りたいと思います。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(梶原弘子) 一番最後の環境の問題ですが、うどん屋さんが尾倉区に池のふちにというか、下の方にできております。この下の方に大体8軒ぐらい、学生のアパートもありますのでね、そういうのを入れたらもっと多くなると思うんですが、住宅があります。最初ここに移ってきたときは大変美しい川で、蛍が飛んでいたと、そういう蛍が飛んでいた川が、このうどん屋さんができてからこっち、悪臭がするようになった。これは町にも多分電話をかけたりされていると思うんです。町の担当課が県の福祉環境課にかけてきましたというふうに、環境課に電話をかけたときに言っておられました。私がここに、議会に持ち出すこともなかったんですが、こういう問題がたくさん出てくるのではないかと思って、一つは出してみました。飲食業に対して基準はないのかというふうに質問したんです。先ほど町長が壇上の答弁でもあったように、法律では400から500平米で、排水は1日平均50トンと、そういう店が苅田町にありますかって聞いたら、ありませんというふうに言われるほど大きいところでしょう。

 しかしね、非常に町民にとって迷惑なんですね、きちんとお店が対処しないと。それで、これがどう迷惑なのかといったら、一律に今まで池の水で、少しはきれいな水が流れていたのが、滞るんですね、排水が物すごく多いということが一つと、それから今まで水利組合の方が時々池の水を抜いて、どべなんかをざーっと流してくれてたのを、その方が亡くなって、やらなくなったというのが一つあるそうです。この溝がずっと住宅の中を通って、道路を横切って、よそのお宅の真裏を通っているんですね。だから、夏になったら、もうにおいがどんどん入ってきて、大変ですというふうに言われておりました。ことしは少し雨が多かったから、そんなにありませんとは言っておりましたが、あんなに汚かったかなと思うぐらい、ゆらゆらゆらゆらしたものが流れております。

 担当課が、水は高いところから低いところに流れるのが当たり前と言ったそうですよ。やっぱり町民に対しては、そういう発言はよくありませんよ。掃除はあんたたちもしなさいというふうに言ったそうです。これはね、もちろん自分たちもきれいだったらするけれど、ああいう汚いところではしたくないというふうに、特に原因がわかっているからしたくない、そこのおうどん屋さんにも食べに行きたくないって、こういうふうに言われるんです。たくさん繁盛した方がね、苅田町にも税金がたくさん入ってきますよ。だから、商売をする方はもっと周りの住民の方をきちんと考えて、やるべきですよ。これをどう町が、このお店にどういうふうに指導されるんですか、今から。これは県だよって逃げたら、逃げられるんですけどね。いかがですか、担当課。



○副議長(光永信雄君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) このうどん店につきましては、昨年からそういう苦情が、議員御指摘の苦情があっております。それで、担当職員も現地に何回か足を運んでいます。そういう中で、私も昨日行きましたけれども、よく通りますけれども、排水から本当にそれだけ  、においについてはそれぞれ人の主観がありますので、私自身はそんなに感じなかったし、担当の女子職員も行きましたけれども、悪臭と言われるほどのにおいはしなかったという報告を2回ほど受けております。

 それで、この問題につきましては、当初の行き違いが若干あってます。区長さんから近所の、その付近の方からの話があったということで、区長にそこら辺を話したんですけれども、区長からその周辺の方にうまく連絡が行かなかったという当初の間違いがありましたけれども、今後どうするのかと言われますと、今先ほど言いましたけれども、この法規制が今現状ではありません。水質汚濁防止法というのがありますけれども、うどん店、そば店等では630平米、飲食業それぞれの業種によってあれがありますけれども、水質汚濁防止法での規制はありませんし、例えばここで浄化槽をつけるのかといいますと、浄化槽についてもつけなきゃいけないという規制はありません。この浄化槽をつけた場合でも、うどん店の特性から言って、やはり排水が、直接熱い湯がそのまんま浄化槽に入っていった場合に、合併浄化槽というのはやはり菌を利用してますので、そこら辺の処理の仕方もありますから、今現状としましては、うどん店主さんに私の方は、今、沈殿槽っていうのがあります。排水を処理する、家庭でもそうですけれども、ためますっていうんですか、そういうのがありますし、やはり雨水分離槽、そういう形で何槽かに分かれた沈殿槽がありますので、その清掃をこまめにしていただくというのが一つです。

 それと、ま1点は、やはり周囲の排水溝の周辺の草を皆さんが刈るときは、店の方も一緒に出て、共同作業をしていただくという形で、自分も流している一員として参加していただくということをお願いしておりますし、今現在その店ではそういう取り組みをやっているという報告を受けてますので、資金的に余裕ができれば、排水処理施設等をしていただくと。最終的には、下水道終末処理がそこまで延びれば一番いいんですけれども、今の現状では店主のそういう地域とのコミュニケーションを図って、草刈り、それから、ためますの清掃をこまめにしていただくという方法しか現状ではないというのが実態であります。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 担当課の質問を受けたら、一つ一つそうだなというふうに思ったり、だからこそということで、この苅田町の職員が町民に対しての態度でいくらでもどうにでもなるという感じだなというふうに思いました。説明の一つも、やっぱり町民の側に立った説明をぜひしていただきたいと。非常に今も課長が言われたように、微妙な問題ですよね。地域の皆さんとコミュニケーションをとれば、こんなことまでならなくて済んだと。熱いお湯ではEMは死ぬかもわかりませんけど、もっと下の方に幾つもためますみたいな感じであるから、ああいうところにもEMを流し込んだら、変わるんじゃないかなというふうに思いました。1軒のおたくは本当に真裏の全部の家の中に全部悪臭が行くという感じです。確かににおいっていうのは主観がありますのでね、はかるという方法もインターネットを開いてみたらありましたよ。だけど、あの水を、一番くさいときにはかってもらえば、一番わかるのではないかと思うんですね。

 町が本当に開けていく中で、こういう問題があちこち出てくると思います。その昔は工業の町ということで、公害課があったんです。それが今は公害課をなくしておりますのでね、なくしておりますでしょう、ないでしょう、頭をひねったけど。ありませんよ。公害課はありません。そういう問題で、また違う意味の町民を守るための環境づくりっていうのが望まれると思います。

 これで私の質問は終わらせていただきますが、先ほど本当に、何度も言いますが、友田さんが質問したように、苅田町がこれから魂を入れるっていうか、望まれるように発展していくというのは、みんなの気持ちを合わせてやっていくということが大切だと思います。それを望みまして、図書館をぜひぜひもとの形に、聖域にしないで──言うたら聖域にして、違う意味の聖域にしないで、聖域にして、戻していただきたいと思います。1日ではできない施設ですのでね、これをお願いして、私の一般質問、9月の一般質問を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 以上で、梶原弘子君の一般質問を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は梶原弘子君の一般質問をもって終了したいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 御異議がないので、さよう決定いたします。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

午後3時45分散会

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