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福岡県 苅田町

平成 18年 3月定例会(第1回) 03月07日−04号




平成 18年 3月定例会(第1回) − 03月07日−04号







平成 18年 3月定例会(第1回)


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平成18年 第1回 (定例)苅田町議会会議録(第9日)
                             平成18年3月7日(火曜日)
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議事日程(第4号)
                         平成18年3月7日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 友田 敬而君        2番 桝谷 忠明君
3番 木原 洋征君        4番 小山 信美君
5番 常廣 直行君        6番 白石 壽幸君
7番 林  繁実君        8番 井上  修君
9番 武内幸次郎君        10番 作本 文男君
11番 坂本東二郎君        12番 梶原 弘子君
13番 川上公美子君        14番 長井 孝篤君
15番 野本 正樹君        16番 松蔭日出美君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             吉 廣 啓 子 君
       助役             野 上 明 倫 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            高 城 久 雄 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       総務課長           春 田 洋 介 君
       財政課長           加 藤 清 次 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       総合政策課長         北 原 正 一 君
       空港・企業立地推進室長    堺 博 志 君
       税務課長           福 島 均 君
       環境保全課長         行 事 道 雄 君
       施設建設課長         藤 澤 信 三 君
       介護保険室長         潮 敏 男 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君


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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまより本日の会議を開きますが、その前に一言だけ皆様方にお礼とおわびをしておきたいと思います。

 本議会の冒頭前よりいろいろと私、体調不良のために委員各位はもとより町長はじめ執行部の皆さん方に大変御心配と御迷惑をおかけしました。本席借りて心からおわびとお礼を申し上げておきます。

 それでは、ただいまより本日の会議を開きます。傍聴席の皆さんに冒頭に当たりお願いをいたしておきます。携帯電話をお持ちの皆さん方はマナーモードか電源を切ってお聞きになりますようによろしく御協力のほどをお願いをいたしておきます。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、これより一般質問を行います。日程に従いまして、9番、武内幸次郎君。



◆議員(武内幸次郎) 〔登壇〕おはようございます。9番議員の武内でございます。ただいまから3月定例会の一般質問を始めさせていただきます。

 私が申し上げるまでもないわけでございますが、年4回の議会がございますが、この3月定例会が議会の中では最も大事な議会だというふうに私自身位置づけをいたしております。それは、次年度からの予算、いわゆる18年度の予算を今議会で審議をするわけであります。18年度に1年間どういったことを行うかという、町民の皆さん方との約束事をこの場で審議をするということでありまして、そういった意味でも大変重要であるというふうに位置づけております。来週13日から予算委員会が始まりますけれども、私も予算委員会の委員の1人であります。慎重審議、苅田町の将来のために審議を尽くしてまいりたいというふうに冒頭申し上げておきたいというふうに思います。

 それでは、早速今回の質問に入ってまいりたいと思います。今回の質問でございますが、大きく3点であります。

 まず、1点目、空港を生かしたまちづくりへの基盤整備についてであります。いよいよ空港開港まで秒読み段階になり、連日のようにマスコミに取り上げられ、その期待は日増しに膨らんでおるところであります。空港活用はもちろん陸、海、空整備による地の利を生かしたまちづくりが今求められておるところであります。この時期を逸することのないように、都市基盤の整備が急務であろうというふうに思います。そういった観点から今回、お伺いをしたいなというふうに思っております。

 まず、住宅施策でありますが、将来が期待されておる苅田町ではありますが、人口は平成12年をピークに減少の一途をたどっております。今議会におきましても、上程をされております議案の中に、平成13年度から平成22年度までの指針である、10年間の指針でありますが、第3次総合計画の基本構想となります、その目標人口5万人が4万人に、将来人口であります6万5,000人が5万人へと計画変更を余儀なくされております。世界状況の変化はありますが、住宅施策が全くなされてこなかったことが、さらに拍車をかけているというのが現状ではなかろうかというふうに思っております。

 他の自治体からうらやまれる町であるにもかかわらず、住環境等の魅力が乏しい結果であるとも言えます。定住化を図るには、さまざまなニーズに対応した施策が必要であろうというふうに思いますが、どのように今後、住宅施策に取り組んでいくのか、具体的にお伺いをいたしたいというふうに思います。

 次に、水資源確保であります。長年にわたりまして、必要性については議論がなされてまいりまして、重要性につきましては理解しつつも今日まで解決を見ておりません。現在、山口ダムの譲渡については、最終段階にきているものの、積み残された問題も山積をいたしております。水源対策プロジェクトで示された3つの課題に向け、どのような取り組みが今日までなされてきているのか、お伺いをしたいというふうに思います。

 次に、下水道であります。生活環境の改善や公衆衛生の向上を図り、河川などの水質保全のために、計画処理地域を1,067ヘクタール、計画処理人口を4万1,500人、完成は平成25年を目途にスタートいたしました公共下水道でありますが、平成14年度に一部供用がなされましたものの、今年度いっぱい17年度末までに163ヘクタールの面整備が完了予定であります。全体から見れば、計画処理地域の15%程度にすぎません。

 今後、拡張認可を行い、目標に向けて取り組むわけでありますが、完成目標年度であります平成25年を大幅にずれ込むため、下水道処理の見直しが現在なされておるわけであります。公共下水道、集落排水事業、合併浄化槽での対象地域の区分は、どのよう変化がなされたのか、この取り組みにつきましてお伺いをいたしたいというふうに思います。

 また、道路整備も都市基盤に欠かせない整備でありますが、都市計画道路の整備はどのように今後、進めていこうとされておるのか、お伺いをいたします。

 また、空港関連用地への誘致活動及び利用促進への取り組みは、今後のまちづくりに大きな影響を及ぼすものでありますが、苅田町独自としての動きが全く見えてきません。現在、どのような取り組みがなされておるのか、お伺いをいたします。

 次に、大きな2点目でございます。未処理化学弾についてであります。平成12年11月に、本航路しゅんせつ工事で化学弾が発見をされ、航路泊地しゅんせつ、あるいは岸壁工事が中止をされたまま今日に至っておるわけであります。化学弾の無害化処理を今日まで関係者の協力のもとに行ってまいりましたが、残された化学弾の早期処理と、未探査区域の調査に向け、どのような取り組みが今後なされていくのか、今後の課題と見通しにつきましてお伺いをいたしたいと思います。

 次に、3点目でございます。農業振興についてであります。今日、農業を取り巻く環境は、私が言うまでもなく大変厳しい状況であります。特に、苅田町は何度も申し上げてまいりましたが、就業機会に恵まれておりまして、さらに高齢化等が拍車をかけ、農業の担い手が激減を今いたしております。その影響で遊休地がふえつつあるわけであります。その中におきましても、圃場整備がなされた農地は、耕作しやすいなどの利便があり、現在まで遊休地は余り見受けられませんが、今後ふえていくのではないかと思われます。

 近年、農業振興策の一つとして注目され、各地で地産地消に向けた取り組みが積極的になされてまいっておりますが、地域で生産をされた農産物を地域で消費をする、生産者の顔が見え、また消費者のニーズにこたえやすいなど、食の安心、安全が叫ばれる今日、まさによりよい施策だといえると私は思っております。

 今日まで地産地消への取り組みと農業振興施策について、どのような課題をもって取り組んでおられるのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。

 壇上で以上であります。個々の質問につきましては、一般質問席に戻って質問をさせていただきたいというふうに思います。執行部の明快なる御答弁をお願いをいたします。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの武内議員の壇上での質問に答弁をさせていただきます。

 空港を生かしたまちづくりへの基礎基盤について、基礎整備についてということで、まず住宅施策ですが、苅田町では新北九州空港開港、苅田臨海工業線全線開通などの交通インフラの整備及びトヨタ自動車九州の進出などにより、今後人口の増加が期待されます。その中で、現在、土地利用及び都市計画について全町的な見直しを行っています。市街化区域内において宅地として利用されていない土地がまだかなり残されています。今後、それらの土地について、道路などの都市基盤整備を図ることにより、宅地化を誘導していきたいと考えております。

 次に、水資源確保についてですが、平成6年度の渇水を教訓に、水源対策プロジェクトチームを設置し、いろいろな角度から水について検討を重ねてまいりました。昨年6月、一応の方針が出されました。これらを早期に実現することが、水資源確保のためには重要なことではないかと思っております。現在、各担当部局で進めているところです。

 次に、下水道整備についてですが、現在、生活排水処理基本計画策定業務をコンサルに委託しており、本年3月中旬にその結論が出る予定です。その結論を受けて、議会の特別委員会とも十分相談しながら、下水道整備に当たりたいと思っております。

 続きまして、空港関連用地への誘致活動及び利用促進の取り組みについてですが、空港関連用地への誘導活動につきましては、臨空産業団地と同様に、新産業立地プロジェクト室で対応し、誘致活動を行ってまいりたいと考えております。現在、関連用地の不動産鑑定により、町誘致検討委員会で単価の協議を行っています。条件が整い次第、関連用地の売却について、次の議会に上程したいと考えています。

 次に、空港の利用促進についてですが、本町としましても多くの人たちにこの空港を利用していただくことにより、地域経済の活性化、ひいては地元の発展につながるよう努力をしていかなければならないと考えております。そのためには、この空港を使っていただくための利用促進策が必要であり、今回18年度空港対策事業費予算にも計上していますが、航空会社が就航しやすい支援策、利用者にとってメリットのあるポイントカードなどの利用促進策を予定しています。また、ターミナルビルには、国際線が就航できるように、入管、税関、検疫の施設も確保されていますので、国際チャーター便を実施することにより、新たな路線が就航できるように取り組みたいと考えています。

 次に、未処理化学弾について、今後の対応と見通しということですが、現在の状況としましては、538磁気異常点のあらわし中に発見され、借り置きしている94発の化学弾及び同年12月にしゅんせつ作業中に発見された2発の化学弾も同海域に借り置きし、また航路内で見つかった化学弾らしき83カ所の磁気異常点も確認されています。

 これらにつきましては、国土交通省が実施主体となり、今年度補正予算で66億5,000万円が国会で承認され、苅田港を一日も早く安全な港にするため、苅田町としましても、議会の皆様方とともに実施主体である国土交通省に対し、早期処理などの要望を重ねてまいりたいと考えていますので、御理解をいただきたいと思います。

 最後に、農業振興について地産地消への取り組みと振興施策ですが、苅田町の農業は零細で、地域における他産業の発展に伴い、よりよい生活を求めてその地位が低下していったと考えられます。

 しかしながら、何度も申し上げますように、苅田町においても農業はなくなってはならないものではあります。農業は生産の場であるばかりでなく、農村環境や自然環境など、ときには文化的な、いわゆる多面的な機能を有しているからです。

 苅田町の農業を産業として真正面からとらえるよりも、今後はこういった機能にも着目して、その機能を高めることから、本来の食料生産活動にアプローチしていくという方策もよい結果をもたらすのではないかと考えています。

 武内議員御質問の地産地消の農業活性化の手法は、食の地方分権とも言われており、苅田町の農業を再生させる有効な選択でもあります。今後につきましては、地産地消という概念から安全で安心な農産物を提供できるシステムづくり、楽しみのある農産物直売所の建設の検討や、学校給食への安定供給など、施策の推進を行ってまいりたいと思っております。

 以上、武内議員の壇上からの御質問に答弁をさせていただきましたが、続く質問に対しましては、自席にてお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) ありがとうございます。

 それでは、早速でございますが、住宅施策についてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。

 壇上でも申し上げましたけれども、私は他町村に比べて、苅田町、いろんな意味ですぐれた、いわゆる定住化を図っていく上では、他の地域よりも有効的なことがいろいろ考えられるのではないかなというふうに個人的に思っておるわけでありますけれども、平成12年度をピークに減少をずっとしてきておるわけで、今3万5,000人を切っておりますけれども、これは人口がふえない要因というものは、どういうものがあるというふうに考えておりますか、町長、考えがおありであったらお聞かせをいただきたいというふうに思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) その件については、私も大変頭を痛めているところですが、一番最近の「かんだ広報」によりましても、死亡者と、それから出生者、それから転入、転出等を見ましても、転入、転出の割合で26人ほどですか、今のところ増となっておりました。確かに全体的に見ますと、3万5,000を割って切るという現状がありまして、武内議員がおっしゃるように、今まで住宅設備等が対策としては不十分だったのかなと思いますし、また会社等、勤めていらっしゃる方、企業等にお聞きしますと、教育問題も一つあるようにも聞いております。

 それから、最近、私も町内をあちこち見ながら思うのですが、住宅は確かに建っているようなのですが、なぜか人口がふえていない、それは数値としても苅田町の1軒当たりの数値が2.2人でしたか、というふうに一家が分かれて住むというような形をとってるにすぎない、人口的には異常がないというような感じになってるようです。

 それで、またある方面では苅田町と近隣の市町村では、少し都市計画の問題とかも入っている、また土地が少し苅田町は高いのではないかというようなお話も聞いておりますが、今後はもう少し慎重に人口減の原因を検討いたしまして、対策を立てていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 町長、述べられたとおりだというふうに私も思うんですけれども、今、車社会ですね。そして、先ほど町長のお話ではございませんけど、苅田町、以前から言われておりますけども、土地が高いというようなことで、なかなかそういった形で住宅化が進まなかったという感があるんです。

 車社会ということになりますと、苅田町の場合は、一番の魅力は、いわゆる就業機会、先ほど申しましたように、日本でも有数な企業が張りついておりますので、そういったいわゆる企業、通勤に便利がよい場所というようなことでありますけれども、車社会でありますと、10分もしますと行橋等々にもう流れてしまう、あるいは南区に流れてしまうという状況なんですね。そういった意味では、苅田町に定住するだけの魅力がないということだろうというふうに、私は思うんです。そういった魅力が他よりもあれば苅田町に住んでみようということになるだろうというふうに思うんですけれども、そういうふうに私は感じております。

 助役の場合、よそから参ってまいりましたので、苅田の状況というのがかえって客観的によく見えるんではないかというふうに思うんですが、助役はどういうふうに思われておりますか、お聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) 私は、当苅田町には直接の御縁はございませんで、今回初めて助役として赴任したわけでございますけれども、確かに外から見ておりますと、非常に大きな企業が立地しておる、そして交付税も普通交付税は唯一受けていないということで、恵まれた場所であるというふうに、そこだけがイメージとしては持っておったわけでございますけれども、実際この町に住みまして、町内に単身で居を構えておりますけれども、確かに町の魅力と申しますか、魅力にもいろいろな側面あると思いますけれども、先ほど町長が言われたようなさまざまな問題、ほかのソフト面の問題も含めまして、町に住んで楽しいといいますか、住んでよかったと思えるような魅力という点につきましては、確かにまだまだ十分でないという部分、いろんな課題があるよう見受けております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それで、5年後、いわゆる平成22年の目標人口4万人ということで、今上程をされております。これは結果どうなるかわかりませんけれども、4万人ぐらいを目指してということなんです。将来人口5万人、市を目指すということなんですけれども、それはよろしいと思うんですが、結果的には4万人にするということは、6,000人ほどふやさなくては4万人ということにならないわけですね。現実に、5年間で6,000人をふやすということは現実できません。町長、それはおわかりと思うんです。よっぽどのいわゆる今言う住宅施策といった、住宅施策にいろんな特例をつけて奨励をしてもなかなか厳しいだろうというふうに思うんです。

 そこで、一つの方針として今、与原土地区画整理事業というものが計画をされておりますし、ことし方針案の作成業務委託料ということで、新年度に1,920万予算計上がされております。ここも本当に住宅地であります。この方針案の作成業務委託料でありますけれども、どういった形の事業を進めようというふうに考えておられるのか、もしわかりましたらお聞かせをいただきたいなというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) お答えします。

 与原、もう25年間土地区画整理の地域に指定しておりますが、いまだ何も手をつけてない状態でございます。今後、どのような形で人口増のこともありますし、今後どのような形でこれを区画整理をやるか、そういう形で精査をしてまいりたいと思います。これもやることになれば、当初の人口の設定が約100ヘクタールあります。その中で9,350人の人口増の見込みもしております。

 今後、これも今4万人ということになっておりますから、こういう形をこの4万人という想定の中でこのことを区画整理の問題がありますから、それを踏まえた4万人で制定していただいたと思っております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 9番、竹内君。



◆議員(武内幸次郎) 今回の総合計画の見直しは、与原区画整理事業は入ってないんですね。いわゆる未利用地と申します農地ですね、いわゆる市街化の農地等が220ヘクタールあると、それから先ほど星野課長が話されました与原区画整理事業のところが95ヘクタールですかね、100ヘクタール弱だと思うんですが、その100ヘクタールを引いたところの120ヘクタールを人口密度47.5で換算して5,700人ほどふえるんだという想定なんですね。

 私は、この地区は与原は区画整理事業なり、そういった目的に沿って事業を進めるということであるから、それはそれなりに計算がもくろめるというふうに思うんですが、今回、4万人を想定しておる場所、これは民間で何か開発をするのですか、それとも町が何かやるといったような計画はなされておるのか。そうじゃなくて5,700人というふうに、ただ単に人口密度ではじき出すというのはちょっと乱暴かなというふうに思うんですが、そこらあたりどうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) この基盤整備でございますが、今議員さんおっしゃったように、ちょうど線路が上、これは遊休地、市街化区域の中に田んぼがかなりあります。南原、それから提、雨窪含めまして、これを道路等の都市基盤整備、これにも非常に地権者がおりますから問題があるわけですが、まずこの土地をどうかしなくては、人口増は非常にこれが重要なかぎになろうかと、担当部としては思っております。

 この道路網を整備することにより、民間の力を活用して宅地も広がる、もちろんそれに関しては、今、町長が申し上げましたように、当然苅田町も土地が高い、これも私もある企業に聞いてみたんですが、いろいろな人口増については、教育の問題、環境問題、土地の問題、いろいろまだハードルがあるようでございます。まず一つインフラ整備の方につきましては、そういう形を今後、詰めていきたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 早急にしないと部長、5年後を4万人と想定をしておるわけですね。今まで5年間走ってまいりましたけれども、これが全くふえてない、かえって減っておるという状況であります。じっとしてれば当然、今、人口が少子化の関係でずっと減っていくわけですね。

 しかし、先ほど来から申し上げておりますように、苅田町には人口ふえるだけの要素は私は多分にあるというふうに思っております。そこらあたりで町長、例えば例に何回か出したことがあるんですけれども、城南団地の下の方の農地たくさんありますよね。あそこらあたりをいわゆる政策的な道路を線路際にまで何本か入れ込む、そして苅田町の場合、いわゆる日豊線で分断をされております。今、日豊線に沿った道路が途中までできていますよね。それをいわゆる延長するというようなことをやっていけば、民間で、いわゆる住宅がどんどんふえてきますよ。そういった施策は早急にやらないと、今言ったように、ただ数字の上でごろ合わせで何人ふやしていくというようなことでは、私は今日もって全く同じ結果がまた生まれると、そしてまた議会でいわゆる人口に対する見直しを図っていくというようなことに再度なりかねないというふうに申し上げておきたいんですが、町長そこらあたりをぜひともやっていただく、そういった意気込みをちょっとお聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 貴重な御提言をいただきましてありがとうございます。人口増につきましては、本当に真摯にとらえまして、今いただきました御意見も含めまして、今後とも協議をしていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それから、私ども片島地区におきましても今、都市計画の見直しがなされておりまして、その見直しの中、市街化調整区域でありますけれども、新たに供用される、開発行為として供用される部分が含まれておるわけです。いつも担当課とは話をしておりますけれども、第34条の8号の3か、あるいは8号の4ということで、今までにない都市計画の中で追加をされておるわけですね。いわゆる今までと違って緩和策ができておるわけですが、この制度の中で集落化、いわゆる集落活性化を図る目的で開発をすることはできるという、そういった要件が整えばできるということで、私どもの地域にもそれに当たる可能性があるということで、今担当課は頑張っていただいております。恐らくそういう形になっていくんだろうというふうに思うんですね。

 そうしますと、私はいわゆる定住化を図る上においても、いろいろこの苅田町に住みたいという方にもいろんなニーズがあるんですね。例えば、自然環境に恵まれたところに住みたいという方もおられるでしょうし、また利便性というものが本当にあるところに住みたいという方もおられます。また、今教育問題等々が叫ばれております。苅田町も34人というのも、いわゆる学級にしたいということで、特区申請をしてということで意欲的に取り組もうとされております。教育の充実と、いわゆる苅田町は教育がよその地域よりもすぐれておるということで、やはりそういったことを目指して、定住化を図るという方もおられると思います。

 私は、今回の見直しを教育、されております。あの見直しは恐らく1年内、1年後ぐらいになりますと、国の方がもうそういった政策出してきてますよね。そういった意味では、大きな要素にならないというふうに思っておるんです。それよりも教育長とお話はしていませんけれども、寺子屋ということで今、新たな取り組みを昨年からされておりますね。そういったことをさらに年齢の幅を広げるなどして、充実させた方が、私はさらに効果があるというふうに思っておりますけれども、そういったように教育施策にもぜひとも目を向けていただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。

 それから、企業等を張りつかせるにしても、道路整備というものは不可欠でございます。定住化もそうなんですけれども、苅田町には都市計画道路が、いわゆる計画をいっぱいされておるわけですね。がしかし、今日まで手つかずの状態のところがたくさんあるんです。例えば、よく私ども耳にする、どうかならないかということで耳にするのが、集でとまっておる道路がございますね。あの道路の名前が苅田港循環線というらしいんですけれども、これも途中でとまっておりますし、またサンリブの横のいわゆる道路ですね。このことはしょっちゅう出ておりますね。南原殿川線ですか、こういった道路、それから与原、今は昔はそごうとか言ってましたが、今はキチンポケットとかいうように名前が変わっておりますけれども、あれからいわゆる区画整理事業を行うというところまでに突き抜ける道路等々が計画されておるんですね。そのほかさまざまな道路が計画をされておりますよ。

 がしかし、今日までそういった道路が計画はされておるんですけれども、全く手がついてない。この前、その計画をされております地権者のお嬢さんにたまたまお会いすることがあって、そちらは与原の方なんですけれども、家を建てようと思うんだけれども、そういった道路は計画をされておるということで、今は見合わせておるというようなことのお話をされておりました。いつごろになるんだろうかなというようなことで、いつか機会があったら議会で取り上げてくださいというようなお子さんがおられたんですけれども、全くそういったことで計画はされておるんです。がしかし、地元にもそういった説明が何もなされてない。こういった計画をしておりますが、今後これを年次的にこのようにやっていくんだというようなことを地元にも全く話がされてないんですね。ただ、そういった予定があるということは、町民の方も知っておるというようなことで、先ほど例を出しましたが、そういった方もおられるということをこの場をお借りして申し上げておきたいと思います。

 それから、定住化計画というのは、私は早急に立ち上げたらどうかというふうに思うんですね。きょう新聞見ましたら、新吉富町ですか、奨励金等々出すというようなことが出ていました。私は、定住化条例でも何でもいいですから、そういったことに向けての施策をいち早く、そしてまたよそよりもすぐれたような形で、苅田町に目を向けてもらうような施策をつくったらどうかというふうに提案を申し上げておきたいと思いますが、町長そういった考えがありましょうか、どうでしょうか、お聞かせをいただきたいと思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 都市計画道路については、確かに予定はされてるもののいつでき上がるのかどうなのかわからないということで、地元の住民の皆様には本当に大変御迷惑をおかけしているところもあるのではないかと思います。これにつきましても、町だけで済まないところもありますし、県、国その他協議をしながらできるだけ早く解決していきたいと思います。

 また、定住化計画の件ですが、先ほどの人口増と絡みまして、大変大事なことだと思いますので、検討してまいりたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それから、この際もう一つだけ申し上げておきたいと思うんです。やはり、これからいろんな道ができ上がってきます。交通安全対策というものも、今までにまして必要だというふうに思っております。と申しますのが、吉廣町長には申し上げたことがないとは思いますけれども、今パンジープラザがありますですね。私は、当時その計画がされたときに初めて議員になったんです。そのときに私は、つくることには反対はしないけれども、場所選定が誤っておるということをずっと申し上げてまいりました。その当時には、多くの議員さんが福祉ということで賛成をされて、ああいう形になったんです。私もまだ力不足で、それを阻止するだけの力がなかったわけですが、現に私がそのときにいろいろ申し上げてまいりましたとおりに現状はなっています。中央分離帯があって右折ができない。あそこに入ろうと思ったら、サンリブに行こうと思ったら大回りをしなければ行かれない。今あそこに横断歩道ができてますよね。あれは私は危ないからやめとけと言うたんです。これからあそこを利用する方は対象者が子供さん、老人もたくさんおられるんですね。押しボタンで何分もとまりませんよ、幹線道路ですので、そしたら40メーター渡り終えんうちに事故になりますよ、そういうことを申し上げたこともある。

 私は、今よく聞くんですけど、あそこを道の駅にしたらどうかという意見をたくさん聞きますよ、町民の中で。道の駅やったら、あそこは利用価値があるぞというような話を随分聞きます。それぐらい今、町民は冷静な見方をされておるんです。

 ぜひとも、安全対策には十分配慮をしていただきたいというふうに思います。それだけじゃないですよ、いろんなところにたくさんありますので、そのことも含んででありますが、ぜひともこの際、申し上げておきたいというふうに思います。

 時間がございませんので、次に進みますけれども、水源確保についてであります。これはもらい受けができる、今段階、最終的な段階になっておりますですね。いつごろになるのか、助役わかりますか、わかれば、時期をお聞かせいただければと思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) お尋ねの件は、県営山口ダムの譲渡の手続のことだろうというふうに思います。具体的な日時については、まだ私のところに報告がございませんが、県の関係部局において手続が順調に進んでおるというふうに聞いております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 恐らく早い時期になるだろうというふうに思います。

 そこで、山口ダムのもらい受け、もらい受け、大変なことなんですけれども、これはメリットだけじゃないんですね、デメリットもあるわけです。メリットとデメリットをどういうふうにとらえておるのか、お聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。



◎助役(野上明倫) もちろん県営のダムの状態と比べて町の管理ということになりましたら、メリットとしましては大きな水源が確保できるということでございますので、緊急時等を含めて町全体の水の利用について、非常に大きな、安心を得ることができるということであろうと思います。

 デメリットというのは、ちょっとどういうことが考えられるのか、よくわかりませんけれども、もちろん町が管理することになりましたら、維持管理は当然町の責任ということになりますし、あとは水の利用について、水にはそれぞれ利用目的がございますので、関係する皆さんと調整をということは当然必要になりますので、それはデメリットという言葉であらわすことは適当じゃないと思いますけれども、いろいろな形で受けとった後の必要な調整なり、協議なりということは当然必要になってまいるというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私もそのように思っております。

 デメリットというのは、維持管理ですね、大変だろうというふうに思います。と申しますのは、助役行かれたと思うんですけれども、あそこのダム、山と山の谷間をいわゆるせきとめてというようなダムじゃございません。いわゆる堤防を大きく広がって、そして維持をしておるというダムということでありますので、そういった意味では普通のダム以上に維持管理に、やはりお金がかかるということにもなります。そういった意味では、私はメリットだけではないなというふうに思っております。

 今、地元では草刈り等々していただいておりますけれども、これからそれがいわゆるデメリットとなって、苅田町にのしかかる時期もくるんではというようなことで、若干心配をいたしておるんです。

 と申しますのが、椎田で小川ダムというのがあるそうでございますけれども、小川ダムの譲渡の話があったときに、椎田町は断ったそうであります。というのが、維持管理に大変な金がかかるということで、いわゆる県営ダムを譲渡しなかったという例があるということでございますので、そういった意味では、譲渡されても、先ほど助役が申しましたように、いわゆる水源ができるわけですね、町独自の。それを有効にやはりこれを活用していかなければ何もならないということでございます。

 そこで、前にも何度か申し上げたんですけれども、いわゆる今、助役の話にも若干触れられましたけれども、もらい受けはしたものの、これから政治的に地元の土地改良区との話が残っておるわけですね。これは、私は前の助役のときに譲渡受けをすると同時に、そこらあたりの根回しもきちっとしておいたらどうかという話を以前この議会の議場で申し上げたことがございますが、助役そういったことは聞かれたことがあるのか、またそういったもう対応を既になされておるのか、お伺いをいたしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 野上助役。傍聴席の皆さんにお願いします。私語は慎んでください。お願いします。



◎助役(野上明倫) お答え申し上げます。

 私、1月にまいりまして、山口ダム現地は見させていただきました。それで、今、武内議員おっしゃるように、ダムの形状等についても、一定の理解をしておるところでございます。

 お尋ねの水の利用に関する協議でございますけれども、まだ具体的に私自身がその問題について関係の方とお話をさせていただいたという状態ではございませんので、それにつきましては手続の進みぐあい等を確認する中で、できるだけ早い時期に地元の皆さんともお話し合いをさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私は決まってからということではなくて、今、助役が言われたように並行してやるべきだというふうに思ってますよ。決まったから改良区と話し合おうということではなくて、私はやるべきだというふうに思っております。

 このダム、本当に需要期には通常2,000万トンしかとれないんですね。がしかし、今までとってきたんです、そして賄ってきたんです。これは水道局長はこれは全くそういったことを公に言っていませんけれども、私はそういうふうに聞いておりますし、前の助役からも承っておりますが、そういったように、本当にこのダムはもらい受けをした、それ以上の価値があるというふうに思っておりますので、そこらあたりも十分地元の改良区と調整をしていただきたいというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 それから、プロジェクトの2案ですけれども、町長、北九州からの緊急時のもらい受けですね。昨年、議長と助役が北九州市に向かって、工水のことについてはということで話はされたというふうに、私どもは聞いておりますけれども、本来の上水の話でございますが、私はこれは北九州は水が余っとるわけですね。町長、こういった話があるということは、町長自身は御存じだったと思うんですが、もう就任をされてから北九州市にそういったことにつきましてお話をされたことがあるのですか、あいさつはされたことはあるんですか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 北九州市には、一応のごあいさつに行きまして、簡単なこういうこともありますぐらいにはお話してますが、それ自体についての水自体についてのお話はしておりませんが、県の企業局等関係のところとは少し既に話を始めております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私は、町長、北九州からの上水のもらい受けをすれば、今、山口ダムがもらい受けできるとすれば、苅田町の水、上水については、もうこれで本当に解決なんです、ほぼですね。まず、渇水時でも間違いないと思います。山口ダムの水にしても、80万トンあそこはたまりますけれども、農業用水等、最大使っても20万トンでしょう。60万トンぐらいの水が本当に上水に回せるんですね。そういった意味では、もらい受けも必要であります。と今言った北九州からのもらい受けを早急に対応すれば、上水は私はこういったことは早くやるべきと思うんで、そうすることが、いわゆる定住化にも結びつくんです。苅田町に住みたいけど、水の心配があるという方もおられるんですね。そこらあたりもぜひ、私は検討していただきたいし、政治的に判断をしていただきたいというふうに思っております。

 それから、葉山池の調査費というのが昨年ついたわけですけれども、調査内容、いわゆる調査はどのように進んでおるのか、そこらあたりわかればお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 上川水道局長。



◎水道局長(上川哲司) お答えします。

 まず、この葉山池の調査業務、これ町の総合政策課の方で発注していただきまして、技術的な面、これを水道局で現場に入って調整事をするということで、水道局がタッチしております。

 内容につきましては、測量調査業務、これ今、現在発注しております。3月の20日が工期で測量調査、その中に土質調査も入っております。将来、実施するに当たり何十万トンの貯水量がそこで可能であるとか、そういった調査、また法的な問題、そういった問題も工期内に調査委託から結論が上がってくるようになっております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私はこの調査費がつくときに、その議案には反対をいたしました。私なりの考えがあるんですけれども、助役には若干触れてお話をしたこともありますけれども、葉山池は、もちろん苅田町は幾らでも水源があってもいいと思いますよ。がしかし、私はいわゆる単独でこの葉山池を拡張しよういうようなことに対しては反対をするということを申し上げたんです。いわゆるここは、水辺を生かした公園等々をつくる中でやっていけば十分、今言った施策が、2つが十分守られれば上水に対しては私は対応できるというふうに思っております。

 工水については、そういったことを工水に回すというようなことで、工水対応であれば、企業局とも話して、県からの予算をとるなり行うというようなことをすれば、また対応は違うんではないかなというふうに思いますので、そこらあたりも十分考えていただきたいというふうに申し上げておきたいというふうに思っております。

 それから、ことしたまたま議長の部屋におじゃまをしておるときに、商工会議所の会頭が来まして、工水がことしは水不足で工水が足らなくなるよというような心配をされておりました。それに対して早急に対応をする、今の現状どれぐらい水たまっておるかわかりませんけれども、そういったことは前向きに政治的にとらえて対応していただいておかないと、今企業誘致をするさなかに水が足らないというようなことが表に出るようなことがあっては、私は大変だというふうに思いますので、それもつけ加えて申し上げておきたいというふうに思います。

 次に、下水道であります。下水道全体的な見直し、壇上でも申しましたけれども見直しをされておるわけでございますけれども、いつ結論が出るかということは3月ぐらいにというような話だったと思うんですけれども、3月じゃなかったですかね、そうですね。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 3月末に予定しております。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) そういった結論は、いわゆる見直しを業者にいろいろ頼んでしておるんですけれども、その業者に頼むにしても、苅田町の思いというのがあるはずですよ。いわゆる公共下水道のところはこれぐらいにして、いわゆるあとは農業集落排水で、あるいは合併浄化槽でというような対応を、こういったことを町としては考えておるがというような基本的な考え方を申し上げ業者に委託をしてるはずなんで、そこらあたりはどういうふうな配分になるのかということが変わっておればお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 この下水道対策でございますが、今、もちろん国は国土交通省が公共下水道、農林省が集落排水、それから環境省が合併浄化槽、今これを飛び越えて、より効率的な形で今、国はその指導をしております。

 苅田町も当然、この集落排水、特に。これは白川地区5地区か6地区に分けてということで、平成6年計画しておりますが、しかし今、合併浄化槽もたびたび議会でお答えいたしましたが、非常に性能もよくなっております。また、この地域は瀬戸内で窒素、燐に関しては非常に厳しいものもございます。その対応もかなりできるごとなっておりますから、あわせて公共下水、主に集落排水、合併浄化槽、これをより効率的に国のそういう方向に基づいた苅田町に合った形、しかもランニングコスト、維持管理、それから地域住民がどのようにして使いたいのか、この基準をデータによって内部でその方針を決定して取り組んでまいりたいと、このように今、考えておるところでございます。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) よくわかりました。

 がしかし、私はお聞きしたいのは、いわゆる合併浄化槽で対応するという地域がはっきりすれば、私は今からでも対応できると思います。だから、それ聞きよるんです。何回もこの議場で聞きましたです。いわゆるこういったことに対応する、下水道整備をするということは環境、いわゆる環境に対することが主です。それから、文化的な生活を営むということもなんですけれども、環境ということを考えていけば、そういった線引きがはっきりすれば、あしたからでも対応ができるんです。だから、少しでも早くそういった線引きをして、もう等覚寺地区なんかはわかっとるんですね、初めから合併浄化槽だというふうにわかっとるんです。だったら、条例等をしっかり決めて、そしていわゆる集合にするのか、個人にするのかわかりませんけれども対応すると言えば、等覚寺地区だけでも、いわゆる水はきれいになってくるんです。そういうことを私は申し上げて、その比率を聞いたんですけれども、ぜひそういった対応というものも早急にしていただきたいというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 それから、公共下水道事業でございますが、予定区域すべてが終了するのは、実際いつごろになるのか、具体的にわかりましたらお聞かせをいただきたいと思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 この公共下水道、平成6年度に都市計画決定をしておりますが、面積は1,067ヘクタール、場所は雨窪から一応猪熊までと、こういうふうになっておりますが、実はこれに関しまして、一応目標年次は平成25年と定めております。これは下水道設計指針の中で、下水道計画を策定するに当たり、おおむね20年として策定しなさいということがございまして、これはあんまり長くなると、時代及び文化、不透明感が多過ぎて当てにならない。短過ぎると現実に全くそぐわないということで、これはあらゆる都市もそういうふうになっております。

 それで、現実問題としましては、例えば隣の北九州にしましても、これ大正時代から始まっておりますが、まだ100%にいっておりません。こういう中で、平成15年に10年以上続いた事業に関しては再評価を行いなさいと、これは当然時代の変化に伴い、改めて見直す必要があるということで、それに基づきまして、この下水道も再評価をいたしました。それで、今25年という目標を平成45年に出ておるところでございます。

 ですから、今の状況の中で、全部完成するのは何年かというわけにはまいりませんが、今うちの苅田町の規模、経済状態、その他等々考えまして、年間30ヘクタールまでが最大リミットだなと、そういうふうな感じで今現在、進めてます。もちろん当然、これに関しましては、国の補助金が必要となってまいります。国の補助金もこの環境関係の予算、以前は非常につきやすい分野でございましたが、今、補助金を一部交付金に変える等々、非常に国の経済も厳しくなってまいりましたので、ここにもかなり厳しさがまいっておるようでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 大変長い時間がかかるということで、本当にそこに関連する地域の方がもし聞かれておったら大変残念に思うだろうというふうに思うんです。

 そこで、こういったことでいわゆる公共下水道に時間がかかり、お金もかかるというようなことで、どこの自治体か忘れましたけれども、すべてを合併浄化槽にというて見直した自治体がございます。そういったところの事例なんかもよく検討してみたらどうかなというふうに思うんです。よく言われますのが、合併浄化槽にしましたら自己管理等の方になりますので、そうした管理が不十分であれば垂れ流しの状態になるというようなこともいろいろ言われるわけですけれども、こういったことについても、いわゆるきちっとした条例を定めて、補助金も出しましょうし、条例もきちっとして定めればある程度対応できろうかなというふうに思いますので、そこらあたりに比較検討もぜひしていただきたいというふうに思います。

 それから、公共下水道、加えてなんですけれども、なぜ私がそう申し上げるかと申しますのは、いわゆる処理人口が10万人を超えないと採算ベースにのらないというふうに言われておるんです。そうしますと、常に一般財源を入れ込んでという対応になってしまうんですね。

 だから、今言ったように、一日も急ぐということが必要である。それから効率のよい方法としては、もう既にいわゆる集合、合併浄化槽といいます、大きなところで集合体、団地なんかはもうそれでされていますね、処理を。そういったところに早くつなぎ込むことによって、そこの人はもう即いわゆるつなぎ込みができるわけですので、そうすれば一日も早く最短コースにのれるように、少しでものれるような対応はできるんではないかなというようなことは思いますので、そこらあたり全体もぜひとも議論をしてもらいたいと思うんです。

 今、45年ということを申し上げましたですね、担当。45年ですよ。本当に45年でいいんですかね。都市基盤の整備というようなことを先ほどからずっと話しておるんですけれども、45年、今から20年も25年も先の話をして、それでああ、よかったなということになるでしょうか。私はそうはならない、いわゆるこれはそうすることによって町民の中で不公平感が生まれるというふうに思いますよ。そこらあたりもぜひ十分に検討してみてください。

 時間がないので、次に行きたいと思うんですけれども、いわゆる空港関連用地への誘致活動及び利用促進ということでございます。先ほど町長からもいろいろとお答えをいただいたんですが、18年度の予算を見てみますと、航空機燃料譲与税というのが180万計上されております。苅田町は180万でございます。北九州は幾ら入るのか、お答えをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) この空港で航空機燃料譲与税、全体として大体確定ではありませんけれども3,700万円程度入るということで、苅田町の取り分がその分の5%ということで180万です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) そのほかにいわゆる今言われた航空機燃料譲与税ですね。このほかに固定資産とかいろいろあると思うんですが、どういったお金が北九州に入るのか、また苅田町にはどういった金がそのほかに入るのか、もしわかればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) 苅田町の方に入りますのは、平成19年度から入りますのが、苅田町側の空港のその土地ですね、この分については交付金という形で、総務大臣の方より配分があります。これはあくまで苅田町の土地の分だけですね。

 それと、もう一つが航空機の償却という形で、これも総務大臣の方より配分がありますけども、これは計算は譲与税と同様に苅田町の方には5%程度入ってくるということです。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 課長、北九州市はどうなんです。わかれば。



○議長(珠久六夫君) 福島課長。



◎税務課長(福島均) 税額に関しましては、まだ確定ができてませんので、わかりません。



○議長(珠久六夫君) 税項目として北九州がどういうのが入るのか。



◆議員(武内幸次郎) どういうような項目が入る可能性があるのか。



◎税務課長(福島均) 北九州市の方には今言った交付金も入りますし、航空機の償却ということで、大臣配分も入ります。それとあともう一つ入るのは、多分ターミナルとか格納庫がありますので、そういうふうな分も税収としては入ろうかと思います。苅田町の方にはございませんので、入りません。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 今、聞かれたとおりなんですね。私が北九州空港に、いわゆる視察に何人も連れていったんですよ、皆町民の方、関心もたれてますね。あそこに入りまして、電柱が立っていますよ、入りましてから。電柱が、入ってわかりやすいちゃわかりやすいんですけど、電柱が入っておるところから苅田町ですよと言うたら、ほんと野原ですよ。何もないというのが現状なんです。

 私はこれを、いわゆる税収の全体的な当初から5%程度入るかなというようなことを言われておりましたけれども、現在、苅田は5%になりませんわな、対比ですれば、1%もならんのじゃないかなというふうに思うんですけれどね。

 そこで、指をくわえて苅田町はじっと眺めておるような状況じゃどうもなりませんよ。やはり、この空港をいかに活用するか、空港だけではない、空港に関連する用地なんかももちろん早く売っていろいろな活用もあるでしょう。がしかし、関連用地が苅田町あるわけですね。今、2ヘクタールほど整備を5億円ほどかけてしておりますよ。ここにも早く、関連企業を張りつかさせなきゃいけない。そういった動きが現在どういうふうになされておるのか、わかればお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 空港の関連用地ですが、今、申したように2ヘクタール、今年度整備が終わる予定でございます。当然、今これに関しまして、早くそこの、当然この土地は空港関連会社という条件がございます。そういう中で、早くこれを誘致しなければいけないんですが、これに関しましては、当然土地の単価も地盤が悪いもんですから、地盤改良しております。その近状、単価的な問題、それから当然今、臨空団地を行っております優遇制度、これは当然何もございませんので、苅田町産業立地促進条例、これを関連用地も含めたものに対応して、その近状の早く誘致をするというようなことを今後十分協議して、当然これは議会の御承認もいります。その近状もあわせて早く誘致するような形を今、進めておるところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) それ全くなされてないということですよね。

 それから、プラスアルファですね、苅田のいわゆる空港の関連用地、全体21ヘクタールあるんですけれども、北九州市が4ヘクタール、現在整備しておるのが2ヘクタールですね。あと15ヘクタールほど苅田関係の用地があるわけですけれども、このいわゆる整備というのは、どのようにされるのか、誘致活動とあわせてということなるんでしょうけれども、どういうふうに今後対応していくつもりなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 今言ったように、苅田分17ヘクタールあるわですが、今2ヘクタール国から移譲を受けております。当然お金で買うわけですが、これは先ほど申し上げましたように、土地の単価は非常に安いわけですが、地盤改良費が非常に高いということで、平米あたりの単価も上がる、こういう中で今、議員さんがおっしゃいましたように、この2ヘクタールの誘致の状況を見まして、国は当然今は海でございます。まだ地目上は土地ではございませんが、早く町に引き取ってもらいたいとは思いますが、うちも先行投資するというわけにいきませんので、その近状の状況をかんがみながら、今後進めてまいりたいということでございます。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 今、聞きますと、全く手つかずの状態ですね。さらに未しゅんこう地がまだあるんですね。そういったところの取り組みも今後考えていかなくては、今言ったように税収が全く入ってこないわけですね。

 それから、利用促進もあわせてなんですけれども、苅田町の利用促進の対応というのは、全く私は見えてこないというふうに、町民の方がほとんどそう思っておると思うんですよ。いろんな行事がなされておりますけど、ほとんど北九州が主体でやられて、苅田独自というのはほとんどありません。

 例えば、北九州市は朽網駅から空港までシャトルバスで行き来して視察をさせて、そしてもうあそこから乗りますよというような意識づけをもうされておるんですね。また、各小学校には、そういった新北九州空港の看板を張りつけて、もう子供にも意識を植えつけとる。そういった対応をも既に北九州市なんかやっておるんですね。私は苅田町はなぜそういった面が遅いのかなというふうに、本当に残念でならないわけですけれども、ぜひ私は町長、私はこれも大切だと思いますよ。空港、いわゆる小さく生んで大きく育ててるというようなことで、うたい文句でされておりましたけれども、大きく育てるためには利用促進というのは、これは避けて通れないわけですね。

 そういう意味で、町長も今回16日の日に一番機に乗って上京されるんでしょ。それはなぜかといったら、やはりそういった姿勢を、いわゆる中央にも見せる、地域の人に見てもらうということがあるから、その飛行機に乗るんですよ。

 ぜひ、そこらあたりもしっかり対応しなくてはいけないと思いますが、町長の考え、意気込みというものをお聞かせいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 一つ申しわけありません。訂正をさせていただきます。利用促進のために私も確かに一番機に乗りたいとは思っておりましたが、当日いろんな式典等、知事さんをはじめ催すようですので、残って式典の方に参加させていただくことになりました。

 推進につきまして、私も武内議員がおっしゃるとおり、本当におくれていると思いまして、今、担当課等も相談しながら、早く予算等々いろいろ考えても北九州並みにはいかないけれども、苅田なりのやり方を考えてみましょうというふうに話しておりますので、よろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) なぜそういうふうに強く申し上げるかと申しますと、西空港、九州全体にもたくさんありますよ。例えば、長崎、熊本、大分、鹿児島空港なんか滑走路が3,000メートルですね。苅田町の場合、今2,500です。3,000メートル、それから4,000メートルと、将来に夢を抱いております。それを一日も早く実現させることによって、先ほど5%とかいうような話がありましたけれども、それが10%にも15%にも20%にもなるんです。そこらあたりを十分考えていかないと、私はこのせっかくつくった宝の島がただの島になってしまうというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 まだまだ言いたいことたくさんあるんですけれども、時間もないようでございますので、次に進みたいと思います。

 未処理化学弾についてであります。今、壇上で町長の方から御答弁をいただきました。そのとおりでありまして、国交省等には予算の陳情等、何度も行っていただいております。が同時に、これは国のいわゆる戦後処理の問題だからということで、苅田町は指をくわえてというわけにはまいりません。いわゆる地元の漁協等との話もあります。いろんな難しいことがあるでしょう。がしかし、私はいやらしいところに私は連日でも、毎日でも担当課なり町長が行って、何とか苅田の将来のためにということで行くような気持ちがないと、話は終結しませんよ。そういった気持ちがあるのかどうなのか、意気込みを町長、ちょっと聞かせてください。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) おっしゃるとおりだと思います。一応、昨年の私は第1回の漁業組合とのお話に参加させていただいたわけですが、そのあとそんなに間をあけて話してるようでは話は進まないと思いまして、私なりにはできるだけ間を詰めて、お話をしてくださいと、関係各課にも話しておりますし、私自身も必要なときはいつでも臨みますということで、今のところ進んでおります。



○議長(珠久六夫君) 9番、武内君。



◆議員(武内幸次郎) 私は、ぜひ勢力的に町長の方から漁協に直接電話してお会いをしましょうかというぐらいの意気込みがないと、これは解決しません。ぜひ、そういった形でしていただきたいというふうに思います。

 そして、町長、政治決断が必要なときもあると思います。苅田町のためです。大いに胸をたたいて決断をしてください。そうしないと、解決をしませんので、ぜひともお願いを申し上げておきたいと思います。

 化学弾につきましては、これぐらいにしておきます。

 それから、最後の項であります。若干時間がございますので、触れておきたいと思うんですが、先ほども壇上で申し上げましたけれども、苅田町の場合、本当に就業機会に恵まれてますよね。それで、農業と比較しますと、いわゆる収入の面で採算がとれませんので、なかなか現実にはなりません。がしかし、苅田町ずっと見ますと、退職をしますとこれを一つの楽しみとしたり、あるいは健康管理の一つとして、いわゆる農業に取り組んでおる方、随分おられます。私はそういった意味で地産地消というのが一番やはり苅田町の農業振興にあっておるのかなというふうに思って、申し上げたわけであります。

 ぜひ、そういった取り組みを積極的にやっていただきたいというふうに思うわけであります。

 それから、今、何度もここの場所で申し上げましたけれども、いわゆるお年をとりまして、高齢化になりまして、自分の息子なりが遠くに就職されてということで、自分自身で農地を管理することができない、いわゆる耕作することができないということで、人に頼んでというようなことをされている方も随分おられます。がしかし、圃場整備をされておる地域は割と受けていただけるんですね。がしかし、圃場整備をされていない地域の方というのは大変なんです。自分で草を刈って管理、米をつくらなくて草を刈って管理するだけでもお金がかかるんです。

 ぜひとも、私は何らかの施策は必要というふうに思うんですが、前々から御提案を申し上げております営農組合ですね。これ今、苅田町では黒添地区が一つでございます。がしかし、私は営農組合で対応するしかないというふうに思っております。ぜひ、その努力というものをただただ1回行ってみろうかというようなことでするんではなくて、本当に実情、話なりその地域のリーダーの方を営農組合で進んだ地域や先進地がたくさんありますよ。そういったところに現地を見せて、収入状況などのお話も聞かせて、そして意識の改革をぜひともしていただきたい。そうしないと、苅田町の農業というのは、今のようなままでは進まないというふうに思って、荒廃をしてしまうというふうに思いますので、ぜひそこらあたりの取り組みというふうに十分にしていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。

 それから、今、今度も記念品として、いわゆる空港の記念品ということで、むらさき芋の焼酎「みやこむらさき」という命名がされているそうでございますが、それをお配りをするということなんで、それからもう一つ花風月の方でまんじゅうをつくっていただくということで、いわゆる新しい特産品になるかどうかという今、瀬戸際なんですけれども、このむらさき芋を栽培しておるのは、今営農組合の黒添、それからグリーンズの方がされておるというふうに伺っております。全部合わせても2反か3反弱ぐらいだというふうに思うんですけれども、これでは例えば焼酎がヒットをするというようなことになりますと、もう既にもう足らないというような状況になります。農作物でございますので、豊作の年もありますし、不作の年もあります。

 そういった状況も見て、そういった形で、せっかく取り組みをされたならば、これが本当に定着をするような施策というのをやはり町も指導して、やはり地域の人にお願いするなり、対応するなりしていかないと、これは続きませんということを申し上げておきたいというふうに思います。(「時間です」と呼ぶ者あり)

 いよいよ時間がございません。いろいろ申し上げたいことがたくさんありますけれども、私はどちらかと申しますと、おしゃべりの方でございますので、自分でしゃべって、自分で答えを出してというようなところがあります。それで、質問にはなってないところも随分あると思いますけれども、私が申し上げたことにつきましては、御理解をいただけたというふうに思います。

 ぜひとも勢力的に取り組んでいただきたいということを申し上げまして、私の一般質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、武内幸次郎君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのために11時半まで暫時休憩をいたします。

午前11時18分休憩

                              

午前11時30分再開



○議長(珠久六夫君) それでは、休憩前に引き続きまして一般質問を行います。

 2番、桝谷忠明君。



◆議員(桝谷忠明) 〔登壇〕こんにちは。新人議員2番議員の桝谷忠明です。目下、五里霧中で勉強させていただいてます。今般議会で質問する機会をいただき、厚く御礼申し上げます。

 自分は、2点聞こうと思ってました。人口問題と住宅問題についてお尋ねしたいと思います。

 人口問題につきましては、先ほどマスタープラン、武内議員がおっしゃってましたように、人口、平成元年に3万2,518人の人口が平成5年に3万4,000人台、それ以来、現在に至るまで3万5,000人前後で推移している、既に皆さんも御承知のとおりです。平成は既に18年、しかしながら人口増加の予測はなぜか150%、あるいは180%以上も見込んでいたのか、このたびやっと4万人と、より現実的な数値設定の見直しがなされたようです。その根拠は何なのか、お尋ねしたいと思います。

 次に、住宅問題ですが、人口増加に伴う宅地開発、町営、県営住宅の建設プランについて、また既に誘致が決まった企業、これから誘致する企業への住宅問題の対応についてお尋ねしたいと思います。

 先ほど言いたいことたくさんあったんですが、ダブってましたので、自分の質問席に戻ってしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕桝谷議員の壇上よりの御質問に答弁をさせていただきます。

 まず1点目、人口問題についてですが、現在、第3次苅田町総合計画の後期基本計画を策定中です。その中で、目標人口については、今議会に修正の議案を提出いたしております。具体的施策については、4部会に分かれてこれから御審議いただく運びとなっており、部会の中で活発な議論がなされることと思っております。その答申を受けて、町といたしましては住環境の整備、交通基盤の整備等、課題はたくさんありますが、関係諸団体と連携をし、進めてまいりたいと思っております。

 次に、住宅問題についてですが、苅田町では、新空港開港苅田臨海工業線全線開通などに伴い、現在、土地利用及び都市計画について全町的な見直しを行っています。その中で現在、市街化区域内において宅地として利用されてない土地がまだかなりの面積残っています。今後、それらの土地について、道路等の整備を図りながら、宅地化を誘導していきたいと考えていますし、昭和55年に都市計画決定されたまま、いまだ事業化がされていない与原土地区画整理事業計画区域内については、地元の方々とも話し合いながら、今後現状に即した事業の方向性を見出していきたいと思っております。

 なお、教育環境の整備については、教育委員会より御答弁をさせていただきたいと思います。

 以上、壇上の答弁はこれで終わらせていただきます。続く質問に対しましては、自席にてお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 桝谷議員の御質問の趣旨は、人口増に向けてどういうふうに考えているかということだと受けとめました。教育委員会といたしましては、保護者とか地域住民が苅田町の学校にぜひ通わせたいという願いを持つような学校にするために一昨年度より教育改革に取り組み、今、段階的に年次的に取り組んでいるところでございます。



○議長(珠久六夫君) それでは、桝谷議員、自席からの質問、2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 人口問題なんですが、短期、中期、長期の苅田町の発展、その基盤となる人口の予測はどのように位置づけしているか、お聞かせいただきたいと思います。

 既に、交通の便利性や企業の誘致だけでは単純に人口の増加に直結しないことは学習済みです。人口の問題、規模的観測は、こうなればという数値の設定であれば、疑問を呈せざるを得ません。ひとつどういう位置づけか、よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 北原総合政策課長。



◎総合政策課長(北原正一) 第3次総合計画が平成13年から平成22年の間にということで設定をされております。現在、平成18年から後期基本計画を策定ということで、審議会をつくって御審議をいただいております。その中で議員御指摘のように、平成12年をピークにして人口が平成17年、若干減っております。それで5年後の平成22年並びに将来の人口を当初計画の人口でいいのかということで、審議会の中で御意見がございました。その御意見を受けて、現状に即した人口にしたい、しかしながら将来的には市を目指したいということで、22年の人口を4万人、将来人口を5万人ということで審議会の了承を得て、今議会に上程という方向でございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 新人の私が改めて申すまでもなく、人口問題は町の財政はもちろん、住宅問題、下水道、環境、さまざまなインフラ整備、そして教育福祉に至るまで、もろもろの問題と深くかかわりを持っております。根幹の問題だからです。町の基本政策の策定、マスタープラン、予算、決算に大きくかかわるからです。マスタープランの実施に当たり、さまざまなむだが出たり、手直しをしたり、それだけでも大きな作業になるのではないかと思っています。まちづくりに対しましては、大地にしっかりと足をつけて取り組む基本の姿勢は、この人口問題の取り組み一つにもあらわれていると思います。

 町長、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 桝谷議員のおっしゃるとおりだと思います。もう少し現実に即した計画を立て、それに向かって着実に進んでいかなければならないと思っております。



○議長(珠久六夫君) どうぞ、2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 苅田町における人口問題、これにつきましては、自分の知ってる方、上の方からくだってくる方なんかは、最初はインフラ、下水道はどうか、あと教育問題はということでよく聞かれてました。そこら辺を一生懸命、早めに武内議員がおっしゃってたようにやっていただければ、人口の定住化というんですか、それはあるんじゃないかなと自分でも思ってます。そこら辺の努力をよろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 引き続きよろしいですよ、どうぞ。それは要望でしょうから。



◆議員(桝谷忠明) あと住民の自己啓発とどう取り組んでいくか、そんなまちづくりに住民がいかに参加、参画していくかの、行政と住民パワーをどう積み上げていくか、そこら辺、行政はどういうふうに考えているか、教えていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) まちづくりについては、住民の取り組み意識の問題は一番大事なことだと思っております。昨日も申し上げましたように、環境の問題にしろ、それから人権の問題にしろ、いろんな問題について行政が果たす役割も大きいと思いますが、町民自身、住民自身がどのようにそれを社会的ルールを守りながら参加、または参画していってくれるかということがとても大事なことではないかと思いますし、私の掲げました手づくりのまちづくりというのは、そういう観点でとらえてほしいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 私たちが抱える共通のソフト面の課題も山積しています。私もこれから一生懸命、人口問題について勉強させていただきたいと思います。次回の質問、議会にでも質問ができればと考えています。

 次に、住宅問題についてお尋ねします。人口増加に伴う宅地開発、町営、県営住宅の建設プランについて、また既に誘致が決まった企業、これから誘致する企業への住宅問題の対応について、お尋ねいたします。

 まず、町営住宅と県営住宅の短期プラン、中期プランを改めてお伺いいたしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) お答えいたします。

 県営住宅の建てかえプランにつきましては、手元資料がございませんので、ちょっとお答えできませんけども、苅田町に対します町営住宅について御説明させていただきます。

 平成15年度に住宅のマスタープランというように取得計画を作成いたしました。これから10年間、平成24年度までの町営住宅をどうするのかということで、計画しております。

 まずは、全体的な住宅の数、今、約9団地でありまして、そのうち約670戸所有しておりますけども、その総数につきましては、基本的には変えないと、ただし新規に建設をしないというように方向づけしてます。ただ、全体的に老朽化しておりますので、特に木造住宅につきましては、優先的に建てかえを行っていくということで、現在、城南団地で建てかえ事業を行っております。1棟が30戸の分を2棟60戸を計画しております。あとは平成24年度には1棟、高齢者向けの住宅を計画をしているところでございます。長畑に計画しているところです。

 以上が現在の計画でございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 低所得者層の方、高齢者に対する需要と供給のバランス、今お答えしてありがとうございました。

 また、今も車社会で、城南団地、ほかの団地もなんですが、駐車場のスペースが少ないように思われてます。そこら辺も考慮していただきたいと思いますが、よろしく教えていただけますか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤施設建設課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 現在、団地につきましては、駐車場というのは整備しておりませんので、各自それぞれ庭のついたところにつきましては、皆さんにとめていただいておりますし、それぞれないところについては、皆さん努力して使っております。

 今回、先ほど御説明いたしましたけども、城南団地の建てかえ60戸やってますけども、そこにつきましては、整備をいたしましたので、1戸につき1台の駐車場を設置しております。ただし、今回の3月の条例にお願いしておりますますけども、有料化でございます。整備したところにつきましては、有料という形にしてますので、今後、団地につきましては、計画的に駐車場の整備は必要ではないかなという気がしております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) ありがとうございました。

 あと町有地の住宅用地の払い下げや調整区域への今後はどう考えているか、教えていただきたいと思います。特に、調整区域については、一部自然環境の問題と密接に関連していますが、町の方向性はどのようなものであるか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 調整地の住宅でございますが、先ほどの武内議員の中でも申し上げましたように、まず今、市街化区域設置されたところがございます。当然今、線路から上の南原区域、それから提、雨窪付近ですが、それと今先ほど町長が御説明した与原区画整理、まずこちらの方から整備を当然していかなくちゃ、やっぱり旧市街地を整備しなくて、新市街地を求めるのは非常に今厳しい状況となっておりますので、まず市街化区域を設置したところ、いかにこの人口問題とかけつけてやっていくかということで、今検討をやっておるところです。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) その節には本当に自然と環境、ここら辺に注意してやっていただきたいと思います。

 次に、企業誘致に伴う住宅問題について、既に誘致が決定している企業の住宅問題について、企業側の対応はどうなっているのか、もし合致していない企業があれば、どんな問題点が指摘されているか、教えていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 堺課長。



◎空港・企業立地推進室長(堺博志) この臨空産業団地、現在は既に9社ほどの契約が終わりました。現在、操業していますのは、3社、3月20日にオートウェイさんが何か操業するというふうに伺っておりますが、この9社の中でもこの住宅問題についての御要望とか御意見はございませんでした。

 しかしながら、申請時では9社で144名ということで、統計をとっていますので、その後、そういう問題が住宅問題につきまして出てくるかもございませんが、いずれにせよ一昨年の11月でしたか、新産業立地推進委員会というのが立ち上がりました。それは助役を長として、構成メンバー18名ぐらいで、この委員会がございますが、企業さんから既存企業もしても、新しく立地した企業さん、いろんなさまざまな企業さんからの御要望があろうかと思います。そういう中で、この会の中で企業さんからの御要望についての皆さんが情報、いろんな情報がございます。そういうのを共有化しまして、住宅問題にせよ、そういうものを素早くこの会の中でどうするかという判断を行い、委員会の中に諮っていきまして、企業さんに対して答えていきたいということでございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 今、お聞きしましたように、これから企業誘致を進めていく企業に対してのいろいろ練るということなんですが、インフラの整備の方をよろしくお願いします。

 また、最後に、住宅と周辺のインフラ整備、集中的な人口増加における保育設備や学校等の教育、住環境をどうとらえているか、効率的、計画的な進捗状況について、町としてのハード面、ソフト面の取り組みについてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 今の御質問にお答えします。

 先ほどの武内議員の質問にもお答えさせていただきましたが、人口増と教育とは密接な関係にあることは申すまでもありません。私も企業関係者の方々とどうにか苅田町に住んでくださいという話をしていく中で、やはり教育問題が一つのネックになっているようです。その例を一つ挙げますと、都会あたりから来られた方にとりましては、苅田町の公教育というものに対する考え方が少し違っておりまして、当地では公教育の方が何となく安心できると思ってるようですが、都会の方にとっては私立の方が安心で、公教育にまず普通はよほどのことがないと行かしたがらないというふうな観念的な違いもございます。かと言って、早急に苅田町内に私立の小中学校を設けるという話も簡単にはできる話ではありませんし、またそうなるとそれでそれに対する御意見も出てこようかと思います。

 まずは、少しでも苅田町の全体の児童の学力を上げていく、また安全、安心な学校になるように努める、また環境的な学習環境の整備も努めるといったようなことに、また登下校の安全、安心といったようなことも含めながら、少しでも通いやすい学校になるように努めていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) ありがとうございました。

 今月末ですか、教育特区で公教育取り組むということで、レベルアップに諮るようにお願いしたいと思います。

 以上、人口問題と住宅問題について、まだ少ししたかったんですが、先ほどの武内議員とダブっているところたくさんありますので、これで終わりたいと思います。

 そして、最後に一つ、人口問題なんですが、今、少子化問題が叫ばれてます。少子化、これについて今、全国津々浦々の地方自治体がもう少し少子化の問題について、既に御承知のように、いろんな取り組みがなされてます。少子化への税制、優遇の話や少子化家族へ具体的な金銭の補助の条件づくりなどなど、町はそんな情報を収集検討しているのか、またその検討した情報を議員も含めて共有したいと思いますので、町の方の情報収集しているのを教えていただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 少子化に対します町の情報ということですが、これは当然国から児童手当、そういったところの基準の引き上げ、こういったところありすが、各市町村での独自な取り組みということでは、それぞれ出産時にその方にお祝い金を出すとか、いろんな取り組みやってるところがございますが、苅田町の対応としましては、次世代育成支援構造計画をつくっておりますので、それに基づき今後、少子化対策に向けての苅田町の事業を検討していくということでございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) 今、民生部長からお聞きしましたが、いろんなところでちょっとインターネットで引いてみたんですが、支援をやってます。そこら辺の情報は町の方としてしっかりとっていただきたいなと思ってます。

 一番最後に、国の方からも大家族税制優遇も少子化対策協議会を設置へということになってますので、町の方もそこら辺の今、税制考えてるて言ったんですが、よその方ではいろんな条例化するように行政の方から出てますので、そこら辺も少し考えていただきたいなと思います。よろしく。



○議長(珠久六夫君) 答えが要りますか、答え求めます。吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 国、県のみならず、いろんな自治体の情報などもこれから多角的に取り入れて、検討していきたいと思いますし、またこれはお願いになるのかもしれませんが、よく何をしてください、よそでは何をしてますというお話を苅田町でもこれしてくださいというお話もよく耳にするのですが、私が今こういう立場に立ちまして、いろいろ知っていきますと、よそでは逆にしてなくて、苅田町ではやってるということも結構、苅田町独自の施策などもあるようです。

 そういったことについても、皆様の方にぜひ情報を流していただくように、御協力お願いできれば、苅田町も少しは努力をしてるということもわかっていただけるかなというふうにも思ったりもしております。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 2番、桝谷君。



◆議員(桝谷忠明) ありがとうございました。

 これで、終わらせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 以上で、桝谷忠明君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで、昼食のため13時まで休憩をいたします。

午前11時58分休憩

                              

午後1時00分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 議長を交代して、休憩前に引き続き一般質問を行います。13番、川上公美子君。



◆議員(川上公美子) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。日本共産党の川上公美子です。ただいまより3月議会の一般質問を行います。皆さんも御存じのように、3月5日の日曜日には山口県の岩国市で米艦載機受け入れの是非を問う住民投票の告示がされました。米軍再編の中間報告では、空母艦載機57機、兵員1,600人を厚木基地から工事中の滑走路沖合いの移設が完了した後の岩国基地に移駐することを明記されております。米軍機は現在既に57機おり、倍増されます。米軍再編に絡んだ住民投票は全国で初めてです。投票率が50%以上で成立し、有効投票数の過半数で決定し、結果は市民の意思として尊重されます。岩国の井原市長みずから住民投票の呼びかけをしていると、本日の新聞で報道されておりました。ぜひ住民投票を成功させたいものです。

 一方、同じ日に、沖縄では新しい米軍基地反対の県民3万5,000人の集会がありました。まちづくりに米軍はいらないの声は大きく広がっております。

 次に、首相の諮問機関である地方制度調査会が47の都道府県を廃止して、全国を9つから13の区域に分ける道州制導入の答申を出しました。答申は国から道州へ、道州から市町村へ仕事を移すと言っております。内政の事務はほとんど地方が行うことになりますが、地域格差があってはならない教育や福祉の水準はどう維持するのか、国が国民の暮らしにかかわる仕事への責任を放棄し、身軽で小さな政府になるというのでは、国民はたまりません。

 戦後の地方政治の大改悪の危険をはらむ重大な方針です。住民の多様な要求にきめ細かくこたえ、住民が直接参加して意思決定ができる制度でこそ地方自治は成り立つと思います。道州制導入は、地方自治と自治体を住民から遠ざけるものです。私は今回、大きく3点に分けて質問をいたします。

 1つは、介護が必要な人が受けられる介護保険制度、2番目に教育行政、3番目に安心して住めるまちづくりです。町執行部の誠実な答弁を願いまして、壇上での質問は終わり、あとは質問者席で行わせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの川上議員の壇上での質問並びに通告の質問に答弁をさせていただきたいと思います。

 まず、1点目ですが、介護が必要な人が受けられる介護保険制度をということで、介護保険係よりの答弁になりますが、まず介護保険の非該当者に対して町としてどう援助するのかについてです。介護保険の認定申請を行い、非該当と判定された場合でも、その方の基本的生活習慣が欠如していたり、対人関係が成立しないなど、いわゆる社会適用が困難な高齢者に対しては、必要な支援、指導を行い、要介護状態への振興を予防するための施策が必要です。そのため町といたしましても、各種のサービスを用意し、高齢者やその家族がそれらのサービスを総合的に受けられるよう、在宅介護支援センターと連携して、相談に応じております。

 また、非該当者のうち、将来的に要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者に対しましては、本人の同意を得た上で、運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上に効果的なサービスを、介護予防指定事業所等で提供することとなります。

 次に、町独自の施策をということですが、町独自の減免制度についてです。現在、低所得者に対する者として、保険料の減免制度、利用者負担の助成制度がありますが、新たな制度の導入については、今のところ考えておりません。

 教育行政につきましては、教育委員会よりお答えをさせていただきたいと思います。

 次に、安心して住めるまちづくりをということで、地方自治体の役割を果たせということですが、現在も担当課でそれぞれ行っておりますが、今後一層努力してまいりたいと思います。

 次に、まちづくり条例の制定についてですが、現在、苅田町では高層建築物に関しては、苅田町ワンルーム形式、集合建築物及び中高層建築物に関する指導要綱を制定しており、それに基づき行政指導を行っているところです。建築基準法に基づき適法に設計された建築計画を町が直接的に建築制限できるものではありません。なお、高層建築やパチンコ店の出店規制については、まちづくりの手法の一つとして、建築基準法第69条による建築協定や都市計画法第12条の5による地区計画に基づき、区域を定めて用途、形態などの建築制限を行うことは可能ですが、関係権利者の合意形成が必要ですので、地権者の同意が得られなければ規制はできません。

 次に、道路効果についてですが、臨海工業線の開通に伴い、歩行者、特にお子さんは危険にさらされているということですが、通学道路にもなっている長畑松山線との交差点には、横断歩道はありますが、より安全に横断する手段として、昨年の7月に地元育成会等より横断歩道橋設置の要望書が出されまして、町として行橋土木事務所へ要望書を申達しているところです。

 県としましては、設置の方向で検討しているとのことでありますが、予算の関係もあり、時期については現段階では未定とのことであります。町としても早期設置に向け、強く要望していくつもりです。

 以上、壇上での答弁は終わらせていただきますが、続く川上議員の質問に対しましては、自席にてお答えをさせていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) 川上議員から質問の通告書が出されています内容についてお答えいたしたいと思います。

 2点ありまして、1点は就学援助の制度の充実ということでございます。この就学援助の基準ですが、これは厚生労働省が定めている基準、すなわち生活保護法による保護の基準をもとに算定しているところです。この周知につきましては、毎年学校を通じて保護者へお知らせしているところですが、今後ともそのように啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。

 次の2点目の御質問ですが、実りある教育改革をと、その中で学力調査の中止を求めるということでございますが、ここに質問の通告書に書かれていますように、教育委員会としては、ぜひ実りある教育改革をしてまいりたいというふうに思っております。その教育改革の中でも、学力の充実ということは大事なことですので、これを進めてまいりたいと思います。その中で、学力調査の実施を求めるということでございますが、これは今、本町においては、県の学力検査の抽出校として、小・中1校ずつ統一学力テストを実施してます。また、町独自といたしましては、標準学力検査を町内全小中学校において、小学校は3年から5年生、中学校は1、2年を対象に実施しているところです。

 今後につきましては、引き続き学力の実態を調査して、子供の学力の状況を把握するとともに、日常の事業の反省とか、学力向上に向けた指導法の改善を進めていくことが必要なのだというふうに考えているところです。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 最初に介護保険のことについてお尋ねをいたします。

 既に、昨年10月より施設入所者の食費や居住費が介護保険から外されて、個人負担になっております。これだけでも大変な負担増で、このために施設から出て行かなければならない人が出てきております。さらに、ことし4月から介護保険の見直しがされるわけですけれども、その主な内容というものをお聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 今回の介護保険制度の改正の主なところということでございますが、今回の改正は、総合的な介護予防ということで改正をされております。主な新規の取り組みといたしまして、新予防給付、それから地域支援事業という2つの事業に分かれます。

 新予防給付ということで、これは軽度の要介護者を対象に要介護状態の軽減、悪化防止に適したサービスが受けられるというところでございます。

 それから、地域支援事業ですが、これは要支援、要介護になるおそれのある高齢者ということで、そういった方に対しまして、介護予防事業が実施されるということが、今回主な内容でございます。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 予算書を見ますと、趣旨の普及費として39万6,000円の予算が組まれておりますけれども、これは具体的にはどのようなものに使われるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 潮介護保険室長。



◎介護保険室長(潮敏男) お答えいたします。

 一応、今、部長が申し上げました制度の改正の中身につきまして、パンフレット等を作成するということで考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、これを読んで、本当に理解してくれる人がいるのかなと、一応配れば町としては安心なんでしょうけれども、やはり地域で説明をしたりとか、そういうふうなことは考えてないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 地域に出向いて説明会を開催するということにつきましては、今のところ考えておりません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 北九州などでは、その介護保険が改正されるということで、出前講座みたいなことを事前に開いております。ですから、苅田町でも配ったからといって、内容がすぐにわかるという代物でもないと思うので、その対策を講じていただきたいと思っておりますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 作成するパンフレットにつきまして、中身のよくわかるというか、わかりやすいパンフレットをつくるということに心がけたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、その問い合わせをちゃんとできる場所とか、皆さんが理解しやすいようなものにしていただけるようお願いしときます。

 次に、今回の見直しで、国は新たに尊厳の保持というのをうたっておりますけれども、それをうたいながら制度の継続のためとして利用を制限しようとしております。既に、町内でも要支援だった人が非該当になって困っているという例が何例も出てきておりますけれども、本当に自立になれば本当にうれしいことなんですけれども、そのような例がどのくらいあるのか、わかりますか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 今回の制度改正に基づいて、認定基準が厳しくなったということはありません。ですから、要支援だった方が、非該当になるというケースにつきましては、特に数がふえると、ふえたということはないと思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) もう既に事実出てきておりますので、再申請をしたいというふうな方も、その方は直接役場に来ましたので、どうすればいいかとかいうのはわかったんですけども、再申請をした場合、どのぐらいの期間を要するのか、その間、結局介護が受けられない状況が続くわけですので、なるべく短期間に再申請を受理していただきたいと思っておりますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 非該当というか、自立という判定が出て、その後、再申請ということは可能ですけれども、なるべく早い時期にお受けはしたいというふうには考えておりますけれども、いつまでしないといけないとかということは、恐らくないと思いますので、なるべく早い時期に申請ができるということで、事情はいろいろお尋ねをするということになると思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 実際に納得がいかなくても、その方策がわからないとかいうので、しょうがないから我慢しようかということになって、せっかく要支援ぐらいで済んでた人が、要するに進行するという可能性はあるわけです。

 実際、該当しなくなったということで、その対処というのはどのようにしてるんですか、電話で「どうしてですか」と尋ねれば答えてくれるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 非該当になった方につきましては、非該当になった場合、あるいは要介護度が下がるといった場合につきましては、介護保険室の方から、その方について内容の説明を行っております。直接出向いて説明をしております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 実際はそういう説明を受けておられないんですよね。ですから、シルバーカーも返さなくちゃいけないというふうな悩みを持っておられます。ですから、ぜひ、連絡がつかないということもあるかと思いますけれども、直接納得がいくようにお願いしたいと思います。

 かなり県に出す不服申請というのは、なかなか認められないということなんですけれども、やはり介護保険の矛盾ていうんですか、そういうものはやっぱり黙っていればわからないわけで、だめということもあるかもしれませんけど、このような運動を起こすべきではないかと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 認定に対して黙っていればわからないということではなくて、これは決定のところにも不服があったら60日以内に不服申請ということもうたっておりますので、こういった運動に取り組まなければいけないということがいいかどうかということわかりませんが、これはそれぞれ認定したところに、これに不服があったら、不服申請ということをうたってますので、そういった、そういう運動を起こさなければ知らないというふうなことではないというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、町でそのようなことを積極的にしないようであれば、私たちで頑張っていきたいと思っております。

 ぜひ、介護予防の実施に当たって、軽度の介護者の状況をよく聞いていって、必要なサービスを継続してほしいと思います。そして、該当しなかった人たちは、やはり現在、シルバーカーというのは、使わなくなったものを社協が確保しておいて、それをある分としては貸し出すというふうになってるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) このシルバーカーに限らず、こういった介護用品、日常生活用具といいますか、そういった部門、例えばベッド、おまる、便座、こういったものを社協の方で、今まで使っていた方が不要になってるという品物を社協が寄附といいますか、寄附を受けて、それを一時的に、例えばベッドにしたら入院している方が1週間程度自宅に帰ってくると、こういったところに対して、その家でそれを買うのは大変だということで、短期間ですので、そういった家庭に対しまして、一時的に社協が貸し出しているというのが、今の現状です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) シルバーカーなどを必要としている人はたくさんいると思いますけれども、そういうものを町でちゃんと調達しとくべきじゃないかと思いますけど、それはできますか。ぜひ、お願いしたいんですが。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) こういった品物を町が予算をつけて買って貸すということはどうかと思いますが、ちょっと無理かなという気がいたします。やり方としまして、社協等でいろんな寄附行為がございます。その中でこういった品物が必要という利用者、貸し出しが多いということで、町としまして、社協の方にそういった品物をその中からそろえていただいて、それを貸し出すというふうな方向で考えていきたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、介護の予防に重点を置くということですので、シルバーカーなどはどのぐらい必要なのかというところを調査して、何らかの形で、ただ寄附を待つだけじゃなくて、準備するという、それが介護予防につながるということじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 現実に介護予防といいますか、現実に介護認定で非該当ということになったときの状態ですが、そういった方について、その方に対して用意するということじゃなくて、一つ見方を変えますと、要支援から非該当ということは、それだけ機能が向上したというふうなとらえ方もできると思いますので、そこらあたりすべて町で対応ということは、なかなか難しいんではないかというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 本当にそうだったらいいんですよね。でも中身はそうじゃないんですよ。家の中では何とか動けるんだけども、外にはもうシルバーカーでしか行けないというふうな状況なので、もうそれがなければ家に閉じこもっとかなきゃいけないという、そういう観点から見ていただけないでしょうか。自分は動けるのに、シルバーカーが絶対必要とか、そんなことを言う人はいないと思いますけど。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) この介護認定の身体のADLの判定でございますが、こういったところの判定は、家だけの動けると、そういったところじゃなくて、外出も当然一人でできるとか、そういった部門もあわせて行動のADL判定してますので、家の中だけじゃ可能、外じゃ全くだめという一元的な判定じゃないというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、訪問をして、その状況を調査する人たちに、そういう家の中では動けるんだけど、外ではままならないというふうな、それがなければふらふらして骨折するとか、そういう可能性もあるわけですから、そういう忙しいとは思いますけれど、実態というのをぜひ把握していただけるようにお願いしていただけないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 実態、そういった高齢者の実態把握ということで、これは現在あります在宅介護支援センターかな──生活支援員という方を雇用いたしまして、その方が高齢者の家庭を訪問いたしまして、それぞれの高齢者の実態というものは把握はしております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、実際にそういう非該当になって困ってる方がおられるわけですから、本当にそういう該当にならなかったという方に対しては、ちゃんとした説明をしてもらって、その方が本当に困ってるんだったら、その方の困ってるところで対処していただきたいと思いますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 確かにそれは困っておる方というところはわかります。そういったところは個別に判断いたしまして、それなりの町としての対処はしていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 次に、介護保険の基準額のことなんですけれども、苅田町では当初、始まったときは基準額が3,285円、その次が3,600円、今年度は4,400円というのが提案されてるんです。このままだったら、介護保険料というのはますます上がっていきますし、利用しにくいものになってパンクしてしまうと思うんですよね。今の介護保険は介護保険を利用すれば、保険料にはね返るという仕組みです。

 この介護保険が始まったときに、従来さまざまなことで国が半分負担をしていましたものが、今は4分の1に下げられております。高齢者世帯の平均年収というのが306万円なんです、大体。だけど高齢者の75%が住民税非課税なんです。でも、2004年から税制の改正で、配偶者特別控除と老齢者の控除というのが廃止になりましたので、今まで非課税だった方が課税対象となる人が少なくないんですね。

 ですから、国の負担というのが、対国民所得費で現在2.9%なんですけど、これを1%増額すれば、介護費用の6割が賄えるという状況です。このようなことを地方から国に要求すべきではないかと思いますけど、町の見解をお尋ねします。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 保険料のことですが、1期目、たしか3,285円、3,295円だったと思います。2期が3,600円でございます。

 それと、国の負担ということでございますが、国の負担自体の負担割合は、これは変わっておりません。それで、この負担のところの要望をしてくれということでございますが、現在のところ負担割合変わっておりませんので、現行のままの今までどおりということでございます。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 失礼いたしました。福祉制度に対する国の負担が半分だったのが、4分の1に減らされているということです。

 それで、今回の改正で今までは第5段階までだったものが第6段階というふうに見直しとなってるんですけれども、実際は非課税だった人が新しい区分で第5段階となって保険料が大幅にアップされるんですね。その市町村民税の関係で今まで非課税だった人が課税されますので、年間、例えば65歳の年金生活の妻と二人暮らしのケースだと、今まで国保料が9万5,200円だったものが32万9,350円、それから介護保険料が6万9,600円から10万4,382円というふうにはね上がっていきます。

 ですから、今までの保険料や利用料の減免制度というのでは、対応できないというところがあると思いますが、町として今までどれぐらいそういう利用料、保険料の減免をしてきたのか、そしてこれからどうしようとしてるのか、充実させようとしてるのかどうか、先ほどそういう施策はないということでございましたけれど、今のような状況であれば、かなり生活が苦しくなるということで、介護保険も利用できないというふうなケースが出てくるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 減免制度については、今のところこの制度自体、今回改正になった部分で、独自に減免制度をとっている町村、近隣ですが、そういったところをお話を聞くと、今のところ考えてないということであります。

 苅田町としても、まだ今のところ新たな今ある減免制度を見直すということは、今のところ考えておりません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 近隣市町村が見直してないから見直さないということですかね。必要としてる人はたくさんあると思いますし、今まで大体どのぐらいの人を対象にしてきたのか、お尋ねしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) 低所得者に対する税の保険料の減免についてですけれども、平成17年12月で対象者が19名でございました。



◆議員(川上公美子) うち利用料はないんですか。



○副議長(光永信雄君) 潮課長。



◎介護保険室長(潮敏男) すみません。利用者負担につきましては、利用した時点で負担の軽減をするということですので、数的にはちょっと把握をいたしておりません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 先ほど説明しましたように、今まで非課税世帯から課税世帯となる、その分で連動して国保も上がるし、介護保険料も上がるというふうになっているわけです。

 ですから、これは見直しをしていただきたいのですが、町長はどうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 新しい制度、いろいろと入ってきておりまして、慎重に見直しながら今、動いていってるところです。また、激変緩和措置等もありますので、今後いろいろ考慮してみたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 激変緩和というのは、何年間かかけて今の基準額というか、満額の介護保険料にするということですから、その間、収入がふえるわけでもないし、激変緩和と本当にならないと思います。ぜひ、検討していただきたいということで、次の項目に行きたいと思います。(「どうぞ」と呼ぶ者あり)

 教育行政についてですけれども、就学援助制度というのがあります。苅田町でも対象者が平成16年と17年とを比べてみると、ふえております。小学校では平成16年度、9.7%だったものが、平成17年では11.45%受給してるということです。日本全体を見ても、生活保護者が100万世帯を超えたり、それから教育扶助も就学援助を受けてる人も12.8%と、この10年間で2倍以上になっております。

 そういう状況ですので、この制度を広げていくことはとっても大事なことだと思いますが、苅田町では毎年お知らせをしているということで、とてもこれはいいことだと思いますし、これもやっぱり最初はそうじゃなかったんですけども、運動でみんなにやっぱり制度は知らせなくちゃいけないんじゃないかということでなったと思います。

 それで、あるお母さんが申請をしたくても、その説明を見ると、生活保護基準世帯に準ずる程度に困窮しているふうなのを見ると、これは自分とこはだめなんだなというふうに思ってしまうので、ある程度の家族構成なども違うし、大体このぐらいだったら受けられますよとか、もうちょっと内容を充実させていただけないかと思うんですけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 この就学援助につきましては、運用につきましては、公平、公正に運用できるよう、今後も努めていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、憲法26条には、義務教育は無償だ、そして学校教育法の25条では、経済的な理由によって、就学困難と認められる児童に対しては、必要な援助を与えなければならないとあります。

 給食費の未納額のことなんですけれども、平成5年から平成16年までの間に355名、753万6,287円というのが未納額になっております。この方たちに就学援助が必要とされる方はいないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 岡田教育次長。



◎教育次長(岡田利定) お答えいたします。

 現在のところちょっと把握できておりません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、そういう人、ところ、必要な人に対して就学援助を受けることは、そういう憲法や学校教育法で保障されているものだから、決して恥かしくないということなんかも、そういう観点からもお母さんたちに知ってほしいんです。その努力はしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 辻本教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 就学援助の制度の周知については、今、学校を通じて、保護者の方にお知らせ、御案内いたしておりますが、今後の啓発については、もう少しわかりやすく周知啓発に努めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、とてもわかりやすいものが、私の見たのではありました。せっかく配ってるわけですから、もう少し親切な御案内があってもいいと思います。学校病というのがあって、10ぐらいの病気で学校病というのが、トラコーマから中耳炎とかいろいろあるんですけども、アレルギー疾患についての学校指定病というのはどうなってるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) ちょっと議員さんの御質問の内容がちょっと、もう一度すみません。



○副議長(光永信雄君) もう一度お願いします。13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 従来は、トラコーマ、結膜炎、白癬疥癬、飛び火、中耳炎、蓄膿症、それから虫歯、寄生虫病というのがあって、アレルギー性の結膜炎とか鼻炎とかが学校病なんですよ。その他のアレルギー疾患について、今かなりの人が児童たちがかかっておりますけれども、それも考慮に入れますというふうな交渉の結果、回答を得てるんですけども、その結果はどうなってるかなと思ってお聞きしたところです。



○副議長(光永信雄君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) これの学校保健の関係になるかと思いますが、これは定期健康診断、そういった中で、2次検診とかいう形になろうかと思いますが、内科、歯科等ございますけども、その中で保健制度で次検診の中で治療してもらうということで、今のところ対応しておりますが。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) さっき言ったような病気は、就学援助の中に入ってて治療できるということですよね。違いますかね。



○副議長(光永信雄君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 就学援助はあくまでも学校費用費、それから校外活動費、給食費、修学旅行費等、教科書以外の、教科書は無料になりますけども、無償になりますが、それ以外の学用費に対する就学援助でございますので、そういった病気の疾患に関する制度に対する就学援助ではありません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 就学援助を受けていれば、こういう学校病というのは受診できると思ってたんですが、そうじゃないんですね。はい、わかりました。



○副議長(光永信雄君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 先ほど申しましたように、定期健診時において、治療を要することに関しては、私の方の予算の中において検診に行って治療してもらうということで対応しておるところです。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) その費用とかいうのは、どうなるんですか。その学校病に対しては。



○副議長(光永信雄君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 検診費用、医師会さんに委託して、学校費、それから学域でないところ、治療を要する病院等でしてもらいますが、その費用については、私の方の予算で支出しております。



◆議員(川上公美子) ちょっとわかりませんでした、最後が。



○副議長(光永信雄君) 辻本課長、ゆっくり、聞こえないんです。



◎学校教育課長(辻本浩二) 治療に要する費用は、教育委員会の学校保健に関する費用で支出しております。



◆議員(川上公美子) はい、わかりました。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) では、ぜひ皆さんにだれでも申請はできるわけですので、周知徹底をしていただきたいと思います。

 次に、学力テストのことなんですけれども、私が言ったのは、全国学力テストいうところの問題です。愛知県の犬山市というところですね。全国学力テストは画一的な教育につながるとして、テストには参加しない見通しという新聞報道がされております。なぜ、それは不参加の理由は、知識偏重ではなくて、みずから学ぶ力を人格形成の中核において教育目標としており、それは学力テストで測定できるものではない。それから全国一律の調査は、地方がそれぞれの特色ある教育を進めることを阻害するのではないか。3番目に子供の学力評価は、日常の教育活動の中で、次の事業に生きるような形で行うべきで、できたできないだけで評価すべきではないというふうに述べております。

 全国学力テストが1966年、1950年、60年代はずっとされてきたんですけれども、1966年に廃止をされております。その経過はどう受けとめておられますか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 もう既に御承知のように、教育は知育、徳育、体育というふうに言われておりまして、知力というのは非常に教育のと申しますか、生きる力の重要な要素であると私は思っております。それで、全国レベルの学力テストは必要なという御意見でございますが、国といたしましても、全国の状況というのをはっきりとやっぱり把握することは大事であるというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 学習指導の改善に役立てるということであれば、サンプル調査で間に合うと思います。全国学力テストをやって競い合わせる教育、これはよくないというか、望ましくないと思いますけれども、そういう観点からこれは学校ごとの成績とかを公表すべきではないと思いますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) この全国のレベルの学力検査をしたからといって、これを公表するということは一切ございません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 1966年に廃止された経過というのが、学校の平均点を上げるために、テスト当日に勉強のできない子供を欠席させるとか、そういうことが起こったんですよね。だから、一たんはもう廃止されてるわけですね、それ意味がないということでですね。ですから、東京とかでは学力テストの前のプレテストとかいうのがまたあってるみたいなんですよ。だから、その前のテストとかいって何回もそればっかりをしてるから、本当の学力というのがつかないで、テストのための勉強をしてるという感じですよね。そこからはやっぱり本当の知力というのは生まれないし、そういう意味では、全国学力テストは望ましくないという観点でいっておりますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 今の御意見を聞いておりますと、特殊なところではそういうことがあったかもわかりませんが、全国的にはそういうことが一般化していたというふうには思われません。そういう特殊な不適切なケースについては、そういうことを中止するように指導していく必要があるというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、日本の子供たちは過度に競争させられて、本当に勉強を嫌いにさせられてるわけですよね。そういうのはちょっと不幸だと思いますし、慎重にやっていただきたいと思います。

 今度、教育構造改革の特別、特区というので、34人を上限としてというふうに御説明があったんですけども、その中で、小1プロブレムというのが書いてあったんですけど、それはどういうことでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 小1プロブレムというのは、小学校1年生の段階で集団に適合できなかったり、いろんな問題が全国的に指摘されております。そういうことをひっくるめて小1プロブレムというふうに呼んでいると理解しております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 与原小の今の1年生が40人近くおられますよね。その前に、教育問題審議会というのが立ち上がって答申が出て、30人規模学級というので、保護者の方は大変期待というか、ある程度の少ない人数で授業が受けられると思って期待していたようですが、それが実現できなかったと、今度小学校1、2年生でそれを34人を上限として行うということなんですけども、教育委員会の役目として、教育条件を整備するという大きな役割があると思いますが、そういう観点からして、今度の与原小学校の新1年生というのは大体どういうふうになるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 教育改革も一挙に終着点まで行けば、それはもう言うことはないと思いますが、町も全体の予算がございますし、一挙に終着点ということにはまいらないと思います。それで、与原小学校の件につきましては、原則、小学校低学年から段階的に順次やっていくというのが原則でございますが、それは学校と協議した上で、この学年ですることが望ましいと、そういうふうな学校の判断に立てば、学校及び教育委員会がそういうふうに判断すれば、その学年で実施していきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 先ほど有松教育長が言われたように、小学校1年生というのは、かなりいろいろ特色がありますよね。それをクリアというか、教育条件整えて、基本的な学習状況というか、習慣とかを身につけさせたりとか、そういうことが必要とされてるわけですよ。ですから、今これから2年生、今1年生なんですけども、その人たちの状況とかも十分見ていただいて、現在起こっている問題というのを解決するような方向でぜひ行っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 御指摘のとおり、学校の実情については十分把握いたしますし、そのように努めますし、学校とも十分な協議を行った上で判断していきたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、貴重な、1年はその子供たちにとっては貴重なわけですので、よろしくお願いします。

 次に、安心して住めるまちづくりのところなんですけども、地方自治体の役割を果たせというところですが、ぜひ今、いろんなところで苅田町らしいまちづくりというのがされて、担当課もいろいろ頑張っていらっしゃると思うんですけど、議会で答弁したこと、それが何年もそのまま放置されてるということがありますよね。ですから、それは担当が忙しくてできなかったのか、忙しいなら忙しいで、その担当課で何人かおられますので、直接の担当課でなくて、そういう支え合う、そういうことができないのかどうか、特に今、先ほども言いましたけれども、非課税世帯から課税世帯になって、申告の時期でもありますし、ぜひそういう意味で間に合わせていただきたかったと思うんですけれども、申請用紙もできていないという状況なので、ちょっとがっかりしてるところなんですけれども、やはりそこの担当課が忙しいんだったら、それだけの本当に忙しいということになれば、だれか人員を補充しなくちゃいけない、そういうところの見きわめというのはどうしてるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 職員の配置につきましては、担当部課長と協議をさせていただきまして、人員を行革の中で減していくというふうに決めて今、動いておりますので、その中で人員配置を適切に割り振っていると私は考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、介護保険などの係は、ちょうど見直し時期でかなり忙しいとかあると思うんですよ。だから、そこのところの部署の人の臨職とかいうのを採用するとかいうふうにはならないんですか。



○副議長(光永信雄君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) 今、おっしゃられました突如として1カ月、2カ月で忙しいのでアルバイトではどうかという話なんですけども、そういうことであれば、全体の課でそこそこで1カ月忙しい、2カ月忙しいのは、相当数の課であります。そうした場合に、臨職を充てるということは、今のところは考えておりません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 一、二カ月ならばいいと思うんですけども、もうちょっと長い間の忙しさとかもあると思うんですよ。ですから、そこのところで何人かいらっしゃるんだけど、自分の担当じゃないといってもそれ言い切って、全く関係のないような顔をしてるんで、ちょっとびっくりしたんですけど、そういう担当の仕方しかしてないのかなというふうに感じました。やはり忙しいのは忙しいでしょうけども、そういう一つだけの仕事だけじゃなくて、もうちょっと何か支え合うという体制はできないんですか。



○副議長(光永信雄君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えします。

 今、役場の中では、1人1係だという形で考えておりません。当然、複任、担任というのがあって当たり前だと思っておりますので、そういう指導はやっていってますので、その辺は十分対応してもらえるものというふうには考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、答えた部長が責任をもって対処していただきたいと思いますけれども、井関部長どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 確かにお約束したこと、この情報伝達というのが、最後まで浸透していなかったということで、おわびをしたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ町民の苦しいところを助けるという立場に立って頑張っていただきたいと思います。

 例えば、児童扶養手当なんかをもらえる、当然もらえるんだけど、自分は聞いてなかったとか、そういうことを言う町民の人がおられたわけですよ。ですから、そのところのもう大分今までもらってたら100何万ぐらいもらえとったとかいって言う人がいるんですけれど、やはりそういう制度をちゃんとその人に伝達したかどうかというチェックはできないんでしょうか、これからのことなんですけれども。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今おっしゃってることがどういうことなのか、ちょっと理解できておりませんけども、役場の職員として住民のために働くというのが役場の職員の務めだと思っておりますので、当然その辺の周知については、住民に対して責任をもって説明していくべきだろうと、私は考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) やはりその当人にしてみたら、そういうことをちゃんと申請する、その文書なりをくれとったらできたのにということで、ちょっと前のことだから、言ったとか言わないとかになってしまうんですけども、そういうものがありますので、チェックができるような、ここまでは案内してるというふうな、そういう体制をつくっていただきたいと思います。

 それから、電話で職員が、電話口に出られたときに、必ず何とか課のだれだれですとかいうふうな人もいるんですけど、何も言わない人もおります。必ず名前を言っていただいたら、さっきこの人に言ったんだから、次のときにその人に言うということにはなると思うんで、係が違ってたらまた違う人が出ると思うんですけれども、そういうふうにしていただけないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) 今できてないとすれば、申しわけないと思っております。接遇マニュアルの中で、職員全体には係名と個人名は本人の名前ぐらい名乗れというふうに、すみません、名乗ってほしいということで、皆さんの方には接遇マニュアルを渡して、啓発をしておりますので、もう少しその啓発を努めていきたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。ぜひ、住民の安全、健康、そして福祉を向上させるという観点から頑張っていただきたいと思います。

 次に、まちづくり条例のことなんですけれども、今、旧マルショクが解体されておりますけれども、そのあとはどのような形になるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) そこはまだはっきり、私の方に申請書も出ておりませんから、いまだわかっておりません。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) そこの近所の方もどういうふうになるんだろうかというふうな、うわさではマンションが建つとかいうふうな話なんですけれども、あそこがなくなってしまったら、本当に空洞化というふうなことになりますけれども、そのあたりのことは何か構想があるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) そのあたり、空き店舗がありますから、空き店舗を今後どのように活用していくかということを考えていかなければといけないとは思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、空き店舗を利用して、人が集まるようなことにしていただきたいと思います。どういう形になるかわかりませんけれど、活動したくても、集まる場所がないということでなかなか活動しにくいという部分もありますので、ぜひ便利のいいところなんで、人が集まるような工夫をしていただきたいと思っております。

 今、マルショク、福銀の横の駐車場と、それから線路を越したところの駐車場があるんですけども、やっぱり遠いところの駐車場はなかなか使わないんですよね。ですから、ちょうど中心地のところに何か駐車場があればいいのに、いつも交差点に車をとめている方がおられます。危険ですし、そういうところは考えていらっしゃいますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 中心市街地にそういう土地が見当たれば、考えて、今後ですね、駐車場用地として考えていかなければいけないとは思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。

 そして、もう一つ総合保健福祉センターの小倉寄りの方にパチンコ店ができるということなんですけども、人によったら、複合施設ができるんだというふうな話もされておりますが、これはどうなっておりますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 都市整備課に申請されたものは、今のところはパチンコ店の申請でございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) せっかく苅田町がもう少しほかのことで活気が出てきたらいいと思うんですけども、パチンコ店ということでちょっとがっかりしておりますが、それに対して町として何かこういうことは気をつけてほしいとか、そういう申し入れをしたんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) ちょっと意味がわからないんですが、町として申し出て、どこにだれにということですか。ちょっとわかりませんが、ちょっと明確に言っていただければ。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) パチンコ店がもう本当建ち並んでいるという感じで、総合保健福祉センターの両側にパチンコ店ができる、その少し前には県営住宅があったりするということで、ギャンブル場ですよね、要するに。

 そういう意味では、町民生活と影響があるわけですから、その営業する方に、こういうところは気をつけてほしいとかいうふうなことはしてるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) パチンコ店が出店する場合、用途地域にいろいろありますが、そこに出店する場合、私たちが今の段階ではそこでだめですよと、法的に基づいた申請があれば理解しなきゃいけないと思います。その中、県条例の中に風俗等の規制及び業務の適正化に関する法律施行条例があります。その中で、あそこが商業地域外でございますから、学校等があれ、または児童福祉施設等があれば、そういう形で100メートルから70メートル、50メートルの、要するに距離の規制はあります。ほかの規制は今のところありません。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ちょっと前の話なんですけども、あそこにイオンが進出してくるとかいう話もありまして、「イオンなら24時間営業するんやね」とか言って、また「こう風紀が悪くなるね」とかいうふうな心配をしてたわけですが、違うということで、これから大きな道路がずっと開通して、大型小売店という出店が可能性もあるんですけれども、そういう面で町独自でそういうものを規制するというふうなことは考えておられないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 議員さんの要旨の中に、高層建築やパチンコ店の規制ができないかという条例ということになっておりますが、私ちょっと調べてみました。その中に、ある市がパチンコ店等の規制に関する条例の根拠にパチンコ店の建設を差しどめしておりました。その中で最高裁が判決、その市の敗訴が確定しまして、平成17年3月25日に、業者が損害賠償を訴訟しておりました。その中で、市の方が3億強の損害賠償金を支払うようになるんですね。判決文がですね。判決が確定しております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) パチンコ店はそうだったということで、大きな大型店舗、そういうものに対しては町は考えておられないんでしょうか。ますます今の商店街というのが風土化してくると思いますけれど。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今まで国やら県市町の考え方は、郊外の方にいろんな形で大きなそういう大店舗が行くような形になっておりましたら、町の中心部が空洞化するような形になりましたから、まちづくり三法が今年18年度で改正になります。その中で、空き店舗を利用したいろんな形の利用、そしてその中で道路網、道路の整備、住宅のいろんな形の公園、いろんな形の整備をどうしたがいいかという、そういう法律ができ上がります。それに基づいて今後、町としていろんな形で中心市街地のにぎわいの形を取り戻すような形で進んでいかなければいけないとは思っております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 地方自治体の役割で、地域の実情に即して国の法律とは独自の観点から条例をつくる権利を持っているということで、もう少し町として検討するというふうなことは考えてないでしょうか。町長どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 苅田町の中心市街地の問題、それからその他商店街の活性化、井場川含めた問題等々、これから重要な課題となってまいると思いますので、関係者それぞれ協議を進めていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、検討をお願いしたいと思います。

 次に、道路の問題なんですけれども、臨海工業線が2月19日に開通いたしました。見てみるとわかると思うんですけど、3車線がありますので、すごいスピードで走っております。空港が開港したらもっとその交通量はふえると思われますけれども、そこの近所の人たちは、もし事故が起こったら、それは大変事故になるやろうねというふうに話しております。

 私が気になるのは、通学時の松原、松山の子供たちが横断するのを見ました。もう最初から最後までもう一生懸命走って、やっと間に合うような状況でございます。それから、また磯浜方面の児童たちも同じような状況で、本当に命がけの通学だと思っております。今、松原、松山の方では保護者が何人かちゃんと見守ってあげて、危険のないようにしておりますけれども、これも町が交通指導員などの配置とかいうふうなことは考えてないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 春田総務課長。



◎総務課長(春田洋介) 交通指導員の配置ということですが、これについても先ほどの交通事故等の関係も含めまして、指導員会議等で諮るとともに、スピード違反等については、今の警察等にいろんな要望して取り締まってもらうということも考えております。

 ただ、今の10号線もそうなんですけど、今、警察の取り締まり自体が余りしてないと、警察も人員が少ないということで、その辺は踏まえて要望していきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、もうできたばっかりですから、やはりお母さんたちももう一生懸命、朝早くから出ていらっしゃると思うんですよ。それが、交通量がますますふえて、ずっと続けば当番制みたいにして続けばいいと思うんですけど、そんなふうになるのかな、やっぱり危険というのはずっとつきまとっていきます。町として何か青色パトカーとかいうのを配置するというふうな予算が出てるみたいなんですけれども、私としてはそういう道幅が物すごく広くて、従来の国道10号線とは違った危険がまたあると思うんですよ。そういう面で町長、何か考えてられますか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) いろんな問題に関しまして起こることだと思いますが、道路に関しても両面考えられます。まず、町の発展、その他から交通量の緩和など考えますと、広い幹線道路が通るということは望ましいことだと思いますが、今、川上議員がおっしゃいましたように、その反面、事故等の不安がつきまとうということで、本当にどちらを優先するというわけにもいかず、大変難しい問題だと思います。

 それに関しましては、私たちも事故などは絶対にあってほしくないと思いまして、それこそ議長さんともそうなんですが、私たち一度あの通りを走りまして、信号箇所が適当なのかとか、いろいろ調べてみたところ、それによりまして、またここには信号があった方が望ましいのではないかなどと感じましたところには、警察署の方にもその旨、お願いしておりますし、また先ほど朝、出ましたように横断歩道橋がいるのではないかとかいうところにも要望を出していったり、また総合保健福祉センター、パンジープラザの前の信号については、やはり渡る時間を長くしてほしいとお願いに行ったりと、できることは今後とも続けてまいりたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 本当に臨海工業線を走ってみて、なるべくなら通りたくないぐらいにみんな急いでいらっしゃるんですよね。やはり子供たちの安全を守るというのは、大人の役目だと思っております。

 従来の臨海工業線ができる前の従来の道路との関係などでこちらから行って三菱マテリアルのアパートのところの信号ですよね。そこから上る方向に走って、左折なんかするときに、白線が手前過ぎて、大きな車だったら、とまってる車にぶつかりそうな状況になったりとか、いろんな不都合が出ております。

 ぜひ、町の関係者というか、担当課なども町長の見回れたみたいですけど、もうちょっと詳しく調べられて、安全を確保していただきたいと思っておりますけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 今後とも関係各課、それぞれ慎重に対処していきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) そして、私ども宅地というか、その近くにあの大きな道路ができましたので、環境が物すごく変わってきてるんですよね。ですから、そういう環境調査みたいなことを例えば排気ガスがどれぐらい今までとは違うとか、そういう検査はされるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 環境問題、臨海工業線につきましては、当然開通前に地元説明会等をやっておりますので、1週間前ですか、私どもに地元の住民の方から、特に騒音問題ですけども、話がありました。それで、一応土木事務所の方に、騒音問題で対処してほしいという話をしましたところ、3月16日に空港開港したら、また車の流れが変わるだろうから、それ以降、土木事務所の方で調査をして、悪いところがあれば、例えば防音壁、それから道路の補修があれば、そういう補修等を対応したいというようなことで、きょう午前中回答を得たようなところです。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 聞き漏らしたかもしれませんけれども、騒音問題と、それから補修の関係ですよね。それ以外に排気ガスの関係とかいうのは、調べてないんですか、調べないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) この臨海工業線につきましては、大規模な道路、例えば高速道路なり、主要幹線の10号線等につきましては、バイパスですね、こういうのにつきましては、着工前に環境アセスメントを義務づけられておりますけども、臨海工業線につきましては、都市計画決定したのはもう43年当時じゃなかったかと思いますけども、その当時には、環境アセスメント制度はありませんでしたので、そういう調査をしておりませんし、町の方として、じゃ測定なりはどういうのをしてるかということになりますと、固定点で今の役場の庁舎の4階に硫黄酸化物、それから浮遊粉塵、それから窒素酸化物等、ちょっと項目忘れましたけども、そういう関係の過去の、もう昭和50年代の初めぐらいから、そういう測定をやっておりますので、臨海工業線開通後なりがどういう影響があるかというのは、固定局における測定結果を分析してみらないとわからないのかなと、本格的にやるとすれば、道路わきに置いて、移動局等を設けて測定をしなけりゃいけないかなと思っております。

 ちなみに、高速道路におきましては、ことしの開通前に、雨窪の県道わきで、県の移動測定車をもちまして環境測定を行っております。臨海工業線につきましては、そういうアセスメントの位置づけない道路ですので、そこまではやってないというのが現状です。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) その当時43年では、環境アセスメントがないということなんですけども、今からかなり環境も悪くなるというふうに考えておりますので、一度測定というのを実施していただけないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 役場の固定局の数値等を見ましてから、必要があれば調査をしたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 説明会のときもそういう要望があったと思います。ぜひ、していただきたいんですけれども。



○副議長(光永信雄君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 道路担当者の県の土木事務所なりと相談しながら、今後必要があればやっていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 地域住民にとっては必要なんです。ですから、ぜひ土木事務所とも協力して、していただきたいと思います。これで一般質問を終わりたいと思いますけれども、ぜひやはり命、子供の安全とかいうのは、一番最重要点、大事なところだと思いますので、ぜひそこのところは、あれかこれかじゃなくて、ぜひ力を入れて守っていただきたいと思います。子供たちはそれでなくても遊ぶ場所をなくしたりとか、かなり厳しい状況に置かれておると思いますので、そういう観点からぜひ町政を行っていただきたいと思います。

 これで一般質問を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 以上で、川上公美子君の一般質問を終わります。

                              



○副議長(光永信雄君) ここで、テープ入れ替えのため、14時40分まで休憩いたします。

午後2時30分休憩

                              

午後2時43分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。11番、坂本東二郎君。



◆議員(坂本東二郎) 〔登壇〕こんにちは。11番議員、ニューフォーラムの坂本東二郎でございます。ただいまより一般質問、2日目の最後になっておりますけれども、一般質問を行いたいと思います。

 吉廣町長が昨年の11月13日に就任以来、はや3カ月が経過いたしました。また、今議会には初編成なる18年度予算案等も提出しております。そこで私は、吉廣町長に対して、空港開港後のまちづくりとボランティア力を生かしたまちづくりという、大きく2点に分けて質問してみたいと思います。

 さて、日本経済も、いわくバブル崩壊後の長期不況からようやく立ち直りの兆しを示し、有効求人倍率も全国平均で1前後に到達したと報道されている昨今でございますが、殊足元に目を向けてみますと、格差社会のさらなる拡大、勝ち組、負け組表現に見られるように、日本の社会構造の最大特徴であった国民総中流意識、あるいは総中産階級意識という、最も日本社会の最大の特徴であったそういう中流意識の崩壊等々がまさに危機的にあらわれてきている状況ではないかと思われます。

 このような社会情勢の中にあって、吉廣町長は就任時や今回の町政報告の中でも言っている手づくりのまちづくりとは、私流に解釈させていただくならば、前例にとらわれず、独創性を持って、独創性を生かして施策を行うということではないかと思いますが、いかがでしょうか。行政の前例踏襲主義ではなく、町長の強い思いと固い実行力でもって手づくりのまちづくりをぜひ実行していただきたいと壇上よりお願いいたしまして、私の一般質問の内容に入りたいと思います。

 空港開港に伴う道路等のインフラ整備を見てみると、まさに苅田町始まって以来、あるいは村というか町開闢以来とも言える大変化の最中でございます。我々は、その歴史的瞬間に立ち会っている幸せな世代であると思うことができると思います。しかしながら、それがゆえに、そのインフラをいかに活用して、100年後から振り返ってみても、悔いの残らないまちづくりをしていく必要があるとの観点から、4項目にわたって質問したいと思います。個別については、一般質問席より行います。

 2番目のボランティア力を生かしたまちづくりについてでありますが、ボランティアの大家、専門家としての町長を相手にこの質問は少し気が引けるのでありますが、しかし長い経験の中からいろんな情報と問題点もわかっていると思われますので、あえてお尋ねしたいと思います。

 私は、このたび会派研修で宮崎市立図書館へ行ってまいりました。そこでの図書館運営が今後の図書館のみならず、公共物の指定管理者制度の導入を控えた現在、非常に参考になる制度であると思いましたので、今回の質問に取り上げております。また、検討の上、苅田町でもぜひよい面は率先して取り入れていただきたいということを質問の中より提案していきたいと思います。

 以上、壇上よりの質問を終わりまして、あとは質問席から行いたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕ただいまの坂本議員の壇上よりの質問にお答えいたします。

 なお、坂本議員におきましては、私の手づくりのまちづくりという、掲げております、その視点について力強い御意見をいただきましてありがとうございます。

 まず、最初に新空港開港に伴う諸問題についてですが、臨空産業団地のことですが、臨空産業団地の当初計画と現状を比較しての御質問についてですが、造成計画は18年度終了で変わりはありません。本年度末での工事進捗率は97.8%です。分譲状況としましては、本年度より本格的な分譲開始をし、2月末現在で9社の企業と契約締結を見ることとなりました。分譲面積5万3,240平方メートル、分譲金額12億1,652万円で、未造成街区を含めた全体割合では24.5%で、自動車関連企業2社を含めた企業がまちづくりの基本計画にのっとり、操業開始の準備をしているところです。この分譲とリンクする苅田町の雇用面での効果ですが、行橋ハローワークの調査によると、求人率は昨年同時期と比較して14ポイント上がっており、苅田町民の雇用は確実に増加の兆しが見受けられます。臨空産業団地に立地済みの3企業も、総従業員数の約半数の24名が町民の雇用です。引き続き臨空産業団地に立地する企業には、町民の雇用を要望していきます。

 行橋市自動車産業振興協議会との競争と協調についてですが、すそ野が広い自動車メーカーの九州での部品調達率は約50%です。福岡県を初め、北九州市、直方、鞍手、飯塚市などの地域が産学官の交流を柱とした地場産業の技術開発や人材育成、取引拡大相談会などの協議会を開催しています。苅田町には30年間の生産実績がある日産自動車が独自で組織している2つの協力会があり、会員数は131社で、相互の連携を取り合っていると伺っています。町としましても、産業振興、育成は重要と考え、自動車産業のみではなく、町内の既存企業との交流を考えたシステムづくりを関係部署及び商工会議所などと調査研究したいと考えています。

 今後の課題としましては、飛躍を続ける重要港湾苅田港、新北九州空港開港及び苅田北九州空港インターチェンジの開通など、三位一体のインフラが整備された全国的にも数少ない交通結節点のすばらしさをアピールし、税収の確保や町民の雇用を期待できる優良企業を誘致する所存です。今のところ、第二団地の考えは計画はされていません。

 次に、新空港開港に伴い、臨空産業団地内へのスカイホテル苅田の進出を初め、町内には他にビジネスホテル2件の建設が進んでいます。ホテルなどの中高層建築物の建設については、周辺町民の方への影響も多いので、建築基準法の遵守は当然ですが、建築に伴う紛争を未然に防止するとともに、良好な居住環境の確保を図ることを目的として苅田町ワンルーム形式集合建築物及び中高層建築物に関する指導要綱に基づき、近隣住民の方への建築計画の事前説明、電波受信などの阻害防止、日照関係の調整など、建築主などに指導を行っています。

 それから、臨海工業線の通行量予測と現状についてですが、交通量予測については、平成14年9月の交通解析で平成32年の将来交通量は日当たり約3万5,000台を予想しております。ただ、現段階における予測と現状の比較については、2月19日に供用を開始したばかりであり、東九州自動車道も2月26日開通、また3月16日には新北九州空港が開港する運びとなっておりまして、まだ比較できない状況にあります。

 ただ、日々臨海工業線の交通量が増加し、国道10号線の渋滞は緩和されてきている状況ではあります。

 次に、空港線、臨海工業線等の道路愛称ネーミングについてですが、2路線とも県道であり、県は臨海工業線については、県道門司行橋線と呼ぶことにしているとのことであります。ネーミングについては、県としては特に考えてはおらず、町がつけることには構わないとのことでありますので、町として町の活性化や空港の利用促進に少しでも役立つようになれば、考えていきたいと思っております。

 次に、臨海工業線を初めとする道路整備についての続きですが、井場川埋め立てと利用計画について、苅田町総合情報交流施設の中身とはの質問についてですが、まちづくり情報、立地企業、商店街の情報、町民生活情報などのあらゆる情報発信のできる情報基地、さらには山、田園、町、海のそれぞれの空間特性から生み出された多様な特産品を中心とした人、物、情報の交流により、商圏の拡大機会、新たな商品開発、高付加価値化などの農林水産業の振興策並びに町外交流の原点である町民みずから苅田町を知るといった交流の場としての施設を考えていますが、今後皆様と協議しながら進めてまいりたいと思っております。

 続きまして、京都峠トンネルの供用開始はいつなのかということでございますが、50年前の合併時の約束でありました白川村と旧苅田町とを直接結ぶ道路として京都トンネルが昨年6月末に貫通し、平成17年度末にトンネル部分が完成いたします。平成18年度中に舗装工事を完成させ、平成19年4月には殿川ダムから山口、八田山間を暫定供用開始する予定で準備を進めているところです。

 次に、苅田駅周辺整備事業についてですが、苅田駅に特急を停車させたいという地域の声は、この事業に着手する前から上がっておりまして、地域、交通体系整備促進協議会を通して、JRに対し、特急停車の要望を行ってきたところであります。そして、駅周辺整備事業に着手するに当たり、この事業効果をより一層高めるため、2回にわたり直接JR九州に対して要望を行ってきました。空港連絡バスについては、2年ほど前より西鉄バス北九州と新規路線についての協議を行っており、バス事業者に対して、運行費の財政支援は行わない方針で臨んできました。朽網駅とのバス運行便数の差は、その財政支援の差であると認識しています。

 平成19年度末には駅東側広場が完成し、ぺデストリアンデッキという空中歩道が構築されます。これにより、駅周辺の土地利用が活性化され、既存商店街が魅力ある商店街へと生まれ変わるチャンスが訪れるものと期待しています。

 なお、駅舎や自由通路内の店舗でありますが、駅舎についてはJRの財産であり、店舗はJRの事業開発部で考えていくことになります。また、自由通路内は町道認定をしているため、店舗などを設けることはできないことになっています。

 続きまして、空港及び関連分野での雇用数の質問ですが、この空港は第2種空港として国が設置、管理する空港となっていますので、国土交通省大阪航空局の職員34名が配置され、4月より2名増員の予定となっています。また、空港関連分野での雇用につきましては、航空会社、ターミナルビル内の店舗及び関連用地内の立地企業などの雇用が考えられます。この中で、現在判明している雇用数は、航空会社が約300名、ターミナルビル内の店舗が約200名の計500名となっています。開港後に予想される訪問客数につきましては、把握できていませんが、ターミナルビルの設置及び管理を行う北九州エアターミナル株式会社では、開港時の目標乗降客数を100万人と設定しています。

 昼間人口、交流人口の定住化に向けての施策については、後期基本計画の見直しを現在行っており、第三次苅田町総合計画後期基本計画審議会において具体的な施策について審議される予定です。空港関連産業の誘致と育成策についてですが、空港関連産業の誘致先としましては、空港を補完する企業などが立地する場所として、空港関連用地がありますので、現在臨空産業団地の誘致を行っている新産業立地プロジェクト室で誘致活動を行います。また、その育成策としましては、臨空産業団地の優遇制度などを関連用地に適用することを含め検討し、早期の立地を図ってまいりたいと考えています。

 次に、手づくりのまちづくりについて、NPOとボランティア集団の協働関係についてですが、苅田町手づくりのまちづくり事業補助金交付規定は、NPO法人やボランティア団体など、特定の活動目的を持つ団体の自主的なまちづくり活動を支援していくことで、住民参画による協働のまちづくりを推進していくことを目的として制定されました。その意味で、こうした団体が公共施設の運営管理の受け皿として成長していくことは、方向性として大いに期待をしているところです。

 個々具体的な施設の運営管理のあり方については、指定管理者制度ともあわせて総合的な判断が求められるものであるものと考えますので、議員御指摘などの事例なども参考にして検討してまいりたいと考えております。なお、この件につきましては、教育委員会よりもお答えをお願いしたいと思います。

 以上、坂本議員の壇上の質問につきまして答弁をさせていただきました。続く質問につきましては自席にてお答えさせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) それでは、教育関係についてお答えいたします。

 宮崎市の図書館においては、図書館業務の一部にNPOとボランティア団体との協働により業務処理がなされているようです。ところで、苅田町の図書館の現状ですが、議員の御期待には十分沿えるような活動ではないかと思いますが、現在3つのボランティアグループが毎月本館及び分館において子供たちを対象にお話タイムを開催していただいております。

 今後とも先進地の事例等を参考に、これらの団体の協力を仰ぎながら、より一層住民サービスの向上を目指して、さらに質の高い図書館運営に努めてまいる所存でございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 吉廣町長の方より壇上において、私の質問について、非常に事細かく御答弁をいただいたので、もうあえて質問する必要がないぐらいいただきましたけれども、一応大まかに確認というふうな形で再質問をさせていただきたいと思います。

 まず、臨空産業団地なんですけども、この団地の計画と現状、これは非常にスムーズというか、これは町政報告にもうたわれておりましたので、かなりの会社が期待どおりの立地を見せているというふうなことだと思いますので、私どもも大変喜んでいる次第でございますし、さらにこの地域に合った臨空産業にいかにも向いているという企業に、幅広く呼びかけ、進出を促していただきたいと思います。

 その中で、一、ニ点聞いてみたいんですけれども、たしか、これはコミュニティバスとも関連しておったんですけれども、ガソリンスタンドが当初計画では4月ぐらいにオープンして、コミュニティバスの給油じゃなくて、充てん機能が強化されるので、コミュニティバスの運行頻度も上がるというふうな説明を昨年受けていたんですけれども、それについては今どういう状況なんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 堺課長。



◎空港・企業立地推進室長(堺博志) 御質問のガソリンスタンドでよろしいんでしょうか。



◆議員(坂本東二郎) そうです。



◎空港・企業立地推進室長(堺博志) 今現在、操業に向けて工事をやってます。つい先日といいますか、1カ月ほど前ぐらいに地鎮祭がありまして、操業については5月だったと思いますけど、そういう状況でございます。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 当初では4月にすぐオープンみたいなことを言ってましたので、これは要望と、やる方は民間企業ですから、多少のずれ等もあると思いますので、そこら辺のところはまた今後とも注意して見守っていきたいと思います。

 それから、壇上でお答えいただいたんですけれども、隣の行橋市が自動車産業振興協議会、これは豊津町も入っているというふうに聞きましたけれども、苅田でも考えておるんだと。そして産学、そういう振興協議会苅田版みたいなものもということですけれども、そこら辺の取り組みがちょっと足元、自動車産業の足元の町としては遅いなというふうに思われるんですけれども、そこの取り組み方について、担当はどちらの課になるんでしょうか。



◎空港・企業立地推進室長(堺博志) 町としても行橋の1月の27日でしたか、設立総会というのは新聞で伺っております。町としてもこれを受けて、この議会終了後にこの協議会の目的、趣旨等を踏まえ、先進の自治体のヒアリング等、また町内の部品メーカーさんの意見調整も必要と思っておりますので、そういった事前調査をすぐ議会終了後にやっていきたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 早急にやってもらいたいと思うんです。結局、今までがそうだったんですけれども、進出企業のみならず、既存の地場企業も含めて、どうもそういう意見といいますか、そういう交流、交換の場がないというふうな声を非常に聞くわけです。だから、この部分については、産業振興という観点から、行政がもちろん商工会議所ともタイアップしながらなんでしょうけれども、早急に手を打って、そしてそういう地場産業を含めたところの産業振興策を、より具体的、より実践的にやっていく必要があるというふうに指摘しておきまして、この項といいますか、終わります。

 それから、第二団地ということを私はあえて言わせてもらったんですけれども、臨空産業の横に第二の団地をつくれという、そういうやぼなことを言っているわけじゃなくて、結局、せっかくこれだけ町が単独に北九州や県がやるような事業をやって、相応の成果をおさめているということを踏まえて、私はきょう、いろいろ議員の、きのうからきょうにかけて質問が出ているわけですけれども、人口増加策等も当然な必要なことなんですけれども、まず産業の町でありますし、それから都市計画図面を見てもわかるように、まだまだ工業専用地域の中で未利用地が大変多いと。特に私が引っかかる点は、日産の前といいますか、与原の工専地域です。きょう午前中は住宅地の開発で区画整理云々という話も出てましたけれども、私は与原の工専地域あたりを、これ町主導で何とかうまく開発をすることができないかなと、そしてまさに中小企業の集合体の団地といいますか、そういう新しい産業ゾーンをあの地域でつくり上げていくというふうな考え方を持っているんですけれども、それについていかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 堺空港・企業立地推進室長。



◎空港・企業立地推進室長(堺博志) 当面は今この臨空産業団地の完売に向けた企業誘致が先決だろうと思うし、これは私の方から第二団地をつくるというようなことはとても言えませんが、企業が立地する適地がないとなれば、また話が変わるわけですが、現在、松山、県の松山工業団地、現在8,000平米まだ売れてないという状況、また現在企業局の方で造成工事が進められていますが、今年度から分譲開始が始まります。約4万平米の分譲というふうに聞いております。そういった中に、新しく企業が張りつけば、町としても大変喜ばしいことなので、こういったところに企業が来てくれればいいなと。そういった中で、町として新たな第二の臨空産業団地というのは、新たに土地を確保してするということは今現在のところは考えておりません。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) そうですね。何も私はそういうふうに言ったわけじゃないんですけれども、それはわかりました。第二団地という言い方がちょっと誤解されたんでしょうから、与原地区の工専地域の開発も、開発といいますか。その誘導をやって、注意しておく必要があるというふうに指摘しておきたいと思います。

 臨空産業全体は我々が見ても、まあまあ順調に推移しているというふうに評価しております。特に、私はこの団地については、故伊塚町長が幾多の当時、議会内においても反対論がありました。特にまたトヨタ進出の前でございましたので、そのような反対論の中で、苅田町の将来を見据えて、あえて団地建設に踏み切ったというふうな経緯がありますので、私は伊塚町長の思いをより具現化するためにも、あの地域が苅田町の産業ゾーンの、いわば今後の新しいシンボルゾーンになるような地域になってもらいたいと。そのためにも地区計画等もうたわれているようでございますので、きちっとした企業と、それからまさに21世紀型の産業団地をつくり上げてもらいたいということを強く要望いたしまして、次の問題に入りたいと思います。

 次は、臨海工業線を初めとする道路整備ということでございますけれども、この道路整備につきましても、町長より壇上から答弁をいただきましたので、私は補足程度にお尋ねしたいというふうに思っております。まず、この道路が通ることによって、今川上議員さんも松原地区を主に質問されておりましたけれども、苅田の磯浜地区あたりも地域が分断されて、そして本来通行路線であった所も分断されているというふうになっております。それについて、地元からこの道路閉鎖に伴うところの苦情といいますか、そういうふうなものというのは余り聞かれてないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 そういう苦情が若干来ておりますが、これはさきに町長が御説明しましたように、今、苅田町は陸、海、空の交通拠点ということで、大きな道路をアクセスを考えているわけですが、実際にこの道路の交通体系と生活の皆さんと密接、相まみえない部分がございます。これをいかに整合性を図って、住民の暮らしの安定を図るかと、非常に難しい面もございます。それで、この臨海工業線が開通する前、町長、助役、議長、副議長、全部現地調査をさせていただきました。その中で、信号がある所、それからまた危険な所、完全ではございませんが、一通り確認して、それからまた、今後の皆さんの住民の方と一緒になって、道路管理者である福岡県に要望していく。当然その中には、道路交通規制会、警察の関係もあると思います。こういう中で、この今供用開始になって、これからがまた大事だと思っているところでございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 今の部長の、これからが大事だと。だから、住民の意見、要望もまたこれから出てくると思いますので、そこら辺もきっちり、行政として全部が全部、住民の言い分が云々というスタンスをとる必要は何もないと思いますけれども、やはり地域住民にとってみれば、長年の道路環境が全く変わってしまったということでございますので、それなりに謙虚に耳を傾けながら、いい策を練っていってもらいたいということを要望しておきます。

 それから、道路のネーミングの件です。これは壇上からも話がありましたけれども、やはり苅田町にとってみて、高速はまだまだ、苅田インターということなんですけど、この臨海工業線と空港連絡道、これはまさに百年の計といいますか、苅田の本当の母なる道になるというふうに私は思っておりますので、愛称といいますか、そういうふうな形でもって、この道路とともに町が変化し、発展していくというふうな願いというのを大いに行政として、もちろん都市計画決定されて、既に40年近くかかって開通した待望の、まさに待望の道路なんです。日産の前あたりは、一部フェニックス道路というふうな愛称的なものもついているようでございますけれども、全体を通して、町の母なる財産というふうな期待感を持って、ネーミング募集、町民からの一般公募的なものというのは、どうですか、町長ひとつ考えてみたら。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) なかなかいいアイデアかなとも思います。と申しますのも、先ほどからこの道路にちなみましては、どちらかというと、交通問題、事故等、余りいい方向でこの道が受け入れられてない、住民に愛される道になってほしいということを考えますと、そういう親しまれる名前というのもいいのかなというふうにも思いますし、ここにありますように、県では県道門司行橋線と、いとも味気ない、たしかに名前です。せめて私はいつも臨海工業線とか湾岸道路とか、少しでも優しさが出るように呼んでおりますけれども、そういった意味でも、何か天草パールラインじゃありませんけれども、そういうことも考えてみたいと思っております。今後の課題にしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) ありがとうございます。よろしくお願いします。

 それから、井場川の件なんですけれども、今埋め立てが進んで、道路が開通して、埋め立てが進んで、地元では道の駅的な施設ができるということだったんですけれども、今回の町政報告の中で、苅田町総合情報交流施設というふうなものになったようでございますので、そこら辺の経緯については、私も詳しいことは全くわかりませんけれども、いずれにしても、あの地域が、将来の、将来のというか、もう今日の苅田の一番中心地区になるということは、これは疑う余地はないと思いますので、そこに悔いのないようなきちっとした集客を含めた苅田町のシンボル的な、あるいはランドマーク的な施設をつくっていただきたいということで、この問題につきましては、まちづくり三法みたい形で、あした友田議員あたりがいろいろ質問も用意されておられるようでございますので、私の方は、とにかく住民の一人として、この地域のさらなるシンボル化といいますか、大事さを強調しておきまして、この項の質問を終わりたいと思います。

 続けて、苅田駅周辺整備事業について入っていきたいと思います。

 まず、駅舎移転の時期です。これはいつになるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 本駅のオープンが今JRとの協議の中で、4月の22日を予定しております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 4月の22日に駅舎が移転して、現在建築中の新苅田駅が稼動し始めると。当然東口というか、西口になるのかな、西口の方の完成はちょっとおくれるんですね。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 裏側を言っているんですか。



◆議員(坂本東二郎) 全体、全体。



◎都市整備課長(星野峰敏) 東口と西口はちょっと時間がかかりますけど、それに駅の、新駅のオープンに伴いますエレベーター、JRとの共用のエレベーターと階段部分、それは4月22日にオープンいたします。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) そうであれば、今の建設中の苅田駅は、3月16日開港の新北九州のステッカーが大々的に出ているんですけれども、あわせて、やはり莫大なお金を使って、駅建築をやっているわけでございますので、4月22日、新苅田駅オープンというふうな、町民に対するメッセージも発信しておいてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続けていきます。やはり一番この中で問題になってくるのが特急停車問題なんですけれども、苅田町として、何か聞こえてくる話では、JRの方に余り陳情を含めて、町の方の申し出が少ないというか、聞こえてこないというふうな声を聞くわけでございますけれども、町として、具体的に何回、JRのどこのだれに陳情行動を行ったのかということをちょっと聞いてみたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 陳情は、正式に前町長と2回行きました。1回目は、企画担当部長の方と、公文書をもって、そういう形で特急停車をお願いいたしますということで、公文書で持っていきました。もう1回目は、2回目は、JRの代表取締役会長にお願いをしております。それと、議員さんの中に、JR出身の議員さんがおられますから、その議員さんにも側面的な応援をお願いしますということをお願いしています。そして、JRの駅の協議の中で、担当課長、いろんな形の中に、こういう形で町もこれだけ頑張っておりますから、ぜひとも特急の停車をお願いしますということで、常々そういう形で、今まで言ってきたような状態でございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) 2回ということです。姿勢は岩盤のように固いということなんでしょうけども。これはいつ、時間軸はいつぐらいになんですか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 企画担当部長は、15年11月でございます。それと、取締役会長が16年の2月ぐらいだと思います。ちょっと私メモを見ましたけど、日にちを書いておりませんでしたので、2月ぐらいと思います。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) ことしが18年ですから、陳情というのは、よりまめにやった方が効果があるということなんで、そこら辺も踏まえて、陳情はやっているということなんですけど、その効果はさしたるものはないというふうな形だと思います。

 それで、結局、担当課長として、ここの最大のネックといいますか、特急停車に至らない最大の問題というのは、一体どこの何だとお考えですか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) JRの協議の中で、博多から大分まで、JRが2時間以内、今、1時間59分かかっております。それと、高速道の西鉄バスと競争と言われておりました。だから、苅田にもし停車した場合、2時間を超えるということで、それが一番ネックだという話だったと思います。それで、私たちの考え方は、苅田駅は、現在線路は3線でございます。それと、ホームが隣の駅よりホームは相当長いです。特急の場合だったら、列車は5両編成か7両編成でございます。うちの方は7両編成でもホームの改良は段差だけの改良でいいと思いますから、そういうことも話をしまして、お願いしますということを今鋭意努力しています。

 今後もそういう形で協議、努力していきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) なかなかいい努力だと思います。これはもう行政だけに任せることなく、これは一大住民運動というか、町民運動としてやるべきだと。そしてやはりこれからは、署名活動等もやって、そして苅田町も駅周辺整備事業ということで、総額50億弱のお金をかけて、全く大変身させるわけですので、そこら辺のところも、きっちりJRに受けとめていただきながら、すべての特急とは言わないけれども、1時間に1本、あるいは2時間に1本でも、とめてもらうと。そういう例は、この前私も宮崎に行くのに、わざわざ日豊本線に乗っていったというか、本当は今は飛行機で行くのが近いんですけれども、日豊本線で4時間半かけて宮崎に行ってきたんですけれども、大きな駅で連続して特急がとまっている駅というのはあるんです。だから、行橋にとまったから苅田にとまれないというのは、ちょっと敗北主義というか、悲観主義だと思うので、努力と陳情と、そしてやっぱり住民の声、これを盛り上げていきながら、空港開港までは間に合わなかったんですけれども、苅田町にいろんな駅利用客がふえる要素も、これから私も質問していきますけど、ふえてきておりますので、星野課長のやる気を大いに尊重しながら、また町長も頑張ってぜひやっていただきたいと思います。

 続けて、バス、空港行きバス、苅田駅から17便、そしてお隣の朽網駅は30便ということなんですけど、ちょっとここら辺はいかにも残念だなということなんですけど、ここら辺の原因は、壇上でも触れておりましたけど、もう1回ちょっと整理してみたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 西鉄バスと、約2年間協議しておりました。最終的な協議の中で、今バスの運行回数でございますが、その中で、西鉄の方は、町の方に、赤字補てんをやってもらえないかという話だったです。私は、まだ営業もしてない中で、赤字補てんなんかそういう話にはなりませんということを話しました。そして、その中で、ほかのお金の面じゃなくて、いろんな啓発の関係、バスはこういう形で動いています、こういう啓発の関係はちゃんとした形でしますからということで、他の市町村との差は、私はそこにあるんじゃないかと思っております。だから、今後利用状況を見ながら、また西鉄と運行回数の関係で協議を行っていきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) いろいろ今の説明を聞いた上ではいろいろ原因もありそうですけれども、民間企業ですから、赤字が出れば、それを補てんすれば、動かすにおいてはやぶさかじゃないと。彼らは動かすことによって、赤字をこうむらないわけですから、ただ交通頻度というのは、交通はこれはもうだれがどう考えてもおわかりだと思うんですけれども、頻度なんです。コミュニティバスも乗り手が少ない。これは当然日に四、五本しか通らない。計画も立たないし、バス停に行って、3時間待つなんてことは現実の話としてはないから、これは利用者が少ないのは見えているわけです。今度の新北九州空港から東京に行く、17便確保できた。これだけで非常に、例えは悪いんですけれども、佐賀空港あたりとの競争の第1ラウンドには勝ったなと、向こうは東京便が3便ぐらいですから、こちらは17便あるということで、あとは17便がどの程度空席じゃなくて満席というか、座席占有率とか何とか呼ぶらしいんですけど、そこら辺がどう埋まっていくかが、次の課題になってくるんでしょうけど、まず頻度です。だから、苅田駅から17便と、朽網駅から30便、そして朽網はシャトル化されているんで、行ったり来たりです。途中でスカイホテルとトヨタ九州にはとまるようでございますけれども、目的地間の運行ということになってまして、苅田の場合は経由便なんです。それで、恐らくダイヤができるんでしょうけれども、そこに来たお客さんも、バス停がどういう形になるのか、私もわからないけれども、特に冬、あるいは夏の暑いさなか、吹きさらしの中で、いつ来るか分からない経由バスを待たなければならないというふうな局面も、これは容易に想像されるんです。そこら辺のところは、もう少し何とかならないかと思うんですけど、いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 駅の整備の中で、バスの待合所、そういう形は計画しておりません。その中で、時間的な待ち合わせの中には、1カ所20平米でございますが、情報スペースを設けております。その中で、2階なんですけど、その中でクーラーもついておりますから、その中で待っていただくような形じゃないか、今のところは計画しておりませんから、そういう形でお願いになるんじゃないかとは思っております。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) そこなんです。2階で待って、1階のバスが来て、乗りおくれちゃったみたいなこと、十分考えられます。だから、まさにせっかくペデストリアンデッキ、それをつくって、その下にそれなりの空間ができるわけですので、やはりバス停に待合室的なものを今からでも追加でもぜひつくるべきだと思います。それが駅に50億近いお金をつぎ込んだ一つの、駅前のにぎわいを取り戻すというのも、この事業の非常に大きなねらいですから。それは一つの宿題というか、課題として指摘しておきますので、何とか待合室の確保をお願いしたいと思うし、さらに、やはり運行頻度を上げると。どういう形がいいのか、また検討してもらって、ぜひお願いしたいと思います。

 それから、駅の周辺の回遊性の確保といいますか、結局、苅田駅が私も駅前に行きまして、約30年近く駅前の人間として小さな商売をさせてもらっているわけでございますけれども、駅のにぎわいが年々減っていっているんです。これは駅の利用者も減っていると。これは社会構造の変化、車社会というふうなことで言えば、そういうことも言えるんでしょうし、そしてまた、大きな少子化もあると思います。学校なんかに通っている生徒さんたちが駅を随分利用していたのが少なくなってきているし、駅がここ30年間、もう苅田駅の乗降客数を見てもわかるんですけれども、ずっと対前年度比でマイナスを打った形で、恐らく最盛期に比べて、駅利用者が3分の2あるいは2分の1ぐらい、半分ぐらいに減っているんじゃないかと思われます。また、逆にこれだけの施設をつくれば、また鉄道回帰、軌道性運行手段に回帰という、全国的な流れなんかもありますので、ようやくどん底、底を打ってきているんじゃないかなというふうな見方もしたいと思うんですけれども、この駅の回遊性の確保ということで、今町長も壇上から駅前のにぎわいが戻るような可能性もあるやに言っておりますけれども、そこのところは町として、駅プラスアルファ、あと何かという考え方はないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 苅田駅とプラスアルファ、井場川の埋め立てをいかにどんな形でやって、駅と井場川、それと商店街、空洞化しておりますが、その3点を結んだ何かいい方法を今後考えていかなければいけないと思います。これは、私たちの宿題だと、私はそういう形で思っております。今後、そういう形で協議もするし、考えていきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) そうです。縦線的にはそういうことになるんでしょう。井場川方面と。それから横線的にはやはり役場通りといいますか、そっちの方の通行量といいますか、動線を結びつけていくというふうな、過去にもそういう活性化策がうたい込まれておりましたので、やはりぜひやってもらいたいと思います。あわせて、今、これ民間で駅周辺にホテル、マンションの計画がかなりいろいろと、もちろん水面下を含めまして、あるようでございますけれども、それについて町が変身していく中での一つの出来事で、いろいろいい面があれば、マイナスの面もあるという話もいろいろ議員の方から出ておりますけれども、町として駅前が本当に駅前らしくなっていくというためには、そういう宿泊施設を含めた駅前政策といいますか、そこら辺の発想も大事だと思うんですけれども、これ、井場川の交流プラザ等とも関連してくるんですけれども、そこら辺で、駅を利用したところの町としての一つの情報発信といいますか、そういう機能、わかりやすく言えば、駅で今言う住民票なんか含めて、そういう機能、そういうふうなものなんかをあえて持たせながら、駅前のにぎわいづくりを側面から応援していくというふうな考え方なんかはどうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 本当に星野課長の方からも答弁させていただきましたけれども、これから一番大事なところになってきているのが駅周辺、商店街、それから井場川、そのあたりだと思います。今のところ、もう遅いというのはわかっておりますけれども、具体的にどうしよう、どうなるというふうにははっきり言って、まだ決めておりませんし、これから、こんな大きな問題ですから、町だけではなく、商工会議所等、関係機関とも協議をしながら、先ほど言われましたように、悔いのないまちづくりになるように慎重に取り組んでいきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) ありがとうございます。よろしくお願いします。

 それでは、空港関連の最後の質問なんですけれども、今度この空港効果と思われることが、今苅田町に今度開業するスカイホテルを含めてなんですけれども、ビジネスホテルが約何本、何社といいますか、かなりの数で進出計画と、それからまた水面下の話を含めまして、非常にホテル資本が苅田町にやってきているという状況なんです。これで、私のきわめて概算計算では、部屋数が、もう計画が明らかになっているだけでも約500室、水面下の話等が、仮に全部できれば、一気に1,000室近い宿泊機能が苅田町に用意されるという形になるわけです。これについて、町長答弁は若干規制論を立てて話をされておりましたけれども、まさに空港開港あるいはトヨタ進出という副産物と思われるこういうビジネスホテル資本が、しかもほとんど全国資本です。がこの苅田町にやってくるということ自体は、これは町民としては逆に歓迎と、今まできちっとしたホテル機能、宿泊機能等がなくて、宿泊を伴う大きなイベントなんかもやりたくてもやれない。あるいは宿泊は北九州や行橋にお願いするというふうな形になっていたのが、ようやく町としての一つの機能、宿泊も施設は十二分ありますというふうな町にこれからなっていくと思われます。

 その中において、町として、このホテル進出、ラッシュと呼んでいいと思うんですけれども、これをマイナス面じゃなくて、まちづくりのプラス効果に変えていくというふうな観点から、何か考えられるというふうなことはありますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) ホテルの件数もあれなんですが、プラス面、ホテルで宿泊してくれた方が、苅田町で幾らでもお金を落としてもらいたいということだと思います。その中で一部の、ほかの方で聞かれた、苅田町は食べる所と飲む所がちゃんとした形でなってないと言うんです。だから、行橋、小倉の方に行くというか、話もあります。だから、今後、商店街の活性化は特にそうと思います。それと、歓楽街というと語弊がありますけど、そういうところも少しちゃんとした形で整備を行ってすれば、苅田町でお金が宿泊した方がお金を落としてくれて、いろいろな所に活性化が起こるんじゃないかと私は思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) まさにそのとおりです。さらに言うならば、行政としてこれだけ500ないし1,000室のホテル進出が予想される中で、いろいろ当然そこで今言う宿泊、飲食というのは表裏一体ですから、そういうふうなものに対して、漁業や農業者なんかの産物なんかも提供していくとか、あるいはおもてなしの心といいますか、そういう町として、行政として、まずそういう、ホテルが個別乱立してお互いが、これは自由競争で資本主義競争ですから、ある程度の競争はやむを得ないんでしょうけれども、やはり対策や対応の窓口なんかもつくって、そしてやはりせっかく進出してくる、そういうものに対して、当然ながら、雇用面においても、地元貢献があると思いますので、育成という言葉は語弊があると思うんですけれども、行政としてそういう都市的施設の一部と呼んでいいと思うんですけれども、そういう部分を行政として側面から支援していくと、そういうふうな対応対策を考える必要があると思うんですけれども、あわせまして、町のそういう考え方として、そういうものを応援していこうという精神でぜひやってもらいたいというふうに思います。

 今、苅田町が、空港問題の結論に入りたいと思うんですけれども、一番、町としてスポットが当たっている、今が一番大事だと思います。この絶好のチャンスをしっかりと町として受けとめて、そして町としてのさらなる飛躍と発展と前進といいますか、この町が本当にいい町になるという唯一無二の機会だと思いますので、まさに官民挙げて、このチャンスをぜひ捉えてもらいたいということを要望いたしまして、空港問題に関する諸問題を終わります。

 続きまして、手づくりの町事業なんです。これは私も壇上からも言いましたけれども、ボランティア社会というふうに言われだして、もうはや10年ぐらいになると思うんです。それから、言葉として出てきたNPO、これも5年ぐらいになると思うんです。このボランティアとNPOをうまく使い合わせながら、今後のまちづくりの一番の中心部隊にしていくというのが今後の行政の非常に大きな課題だと思いますし、また口はばったい言い方ですけれども、吉廣町長を生み出した大きな原動力もそこら辺にあるのではないかなというふうに私ども思っております。そして、よく言われておりますけれども、官と民の間にあるのが公、つまり「オオヤケ」です。官と民の間にあるのが、公、つまり「オオヤケ」ということでございますので、それを組織化してというか、運営している姿をこの前視察研修で行ってきたわけでございますけれども、こういう形が今後の行政が大いに取り入れていかなきゃならん問題だと私が思っております。特に宮崎市の市長さんは、日本一と言わないところがかわいいですけれども、九州一のボランティア都市ということを掲げているわけです。この市長さんをそういうふうに、そういうものが大事だというふうにもっていったというか、その市長さんも影響を受けている。これは宮崎市がアメリカの、州を書いてないんですけれども、アメリカのバージニアビーチ市というところと宮崎市が姉妹都市を結んでいるらしいんです。その町が人口約50万人弱ぐらいです。その50万人ぐらいの町で、人口の35%、つまり15万人が何らかの形で市民活動としてボランティアに励んでいると。その姿を見て、宮崎の市長さんは、ちょうど宮崎市立図書館をつくって、13年目になるらしいんですけれども、そのボランティア集団の力を何とか公的な部分で生かしていけないだろうかという観点から、図書館運営をNPOとボランティアに任せているという形なんです。

 実態は、宮崎市の図書館の実態は、もちろんこれは全部丸投げじゃありません。2名の職員がおられるわけです。市の職員は2名。そしてあと、NPOのボランティア組織、NPO組織と呼びましょう、それが26名なんです。そして、その26名のNPOを支える一般のボランティアグループ、この人たちが、延べになるんですけど、三千数百名おられるということで、そういう人たちが宮崎市の図書館を運営していっているという、非常に我々もこの図書館に拝見させて、実際運営ぶりを見ましたけれども、ほとんどがNPO及びボランティアです。2名の職員は、本当の総務的なことと、たまたま我々が行ったら、一応応対はしてくれました。もちろん、NPOの担当の方が主にやってくれたんですけれども、そういう支え役みたいな形で、2名の職員は本当に控えて、そしてNPOの自主運営に近いような形でやっておったんですけれども、これは苅田でも非常に参考になると思うんですけれども、町長は、今私の話した話なんですけど、そこら辺についてはどう。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) NPOないしはボランティアのお話ですが、確かに昨日からいろいろお話が出ておりまして、福祉等々に関しましても、行政にできることには限りがあると、そういったすき間を埋めていくというところでは、NPOやボランティアの存在というのは、とても力強いものがあると思いますし、ただ心配な面も多少ともあるのも事実なんです。それは実際に私がかかわっておりました中からもあることなんですが、私、この場で個人的なことですが、私としましては、ボランティア団体を組織して、200名前後いましたが、その中では、私たちは自主自立の任意団体だから、行政ないしは社協の手足ではないと。だから言うままに動くのではなくて、自分たちでこれは手伝った方がいい、支援した方がいいと思ったらやりましょうと。また逆にそういったところの寄生虫でもないと、だから何かをするからすぐ補助金をくださいということはやめましょうということで、自分たちで必要な経費は自分たちで稼ぎ出しましょうと。ただ、そういう際に何らかのお金という直接の形ではなくても支援がもらえればいいなという形でやっておりましたので、皆さんも御存知の形で、レストランを経営すると。その利益を使ってボランティア活動をするというふうにさせていただきました。

 その場合、たまたまレストランにつきましては、業者さんの方がいいのじゃないかという御意見もあったと思います。最初は立派な業者さんが入っていたようでございますけれども、採算が合わないということで、抜けられました。その後は他の業者さんも手を引いてだれも入ってこないということで、しようがない、じゃあなたたちがやってみるかねという形になりましたけれども、それが結構うまくいきました。それと言うのは、ボランティアの特質であります利益を追わないということがありまして、誠心誠意、喜んでくださるならということでやっておりましたので、それがやはり皆さんに好感をもって受け入れられたような気がいたします。

 そういった意味では、ほかの施設等にもそういうことがうまく当てはまるところも今後あるのかなというふうには思いますし、確かに私はボランティア組織を組織していながら言うせりふではないと思いますが、いつも言わせてもらったのは、あなたは何のためにボランティアをしてますかと言われた時に、苅田町からボランティアをなくすためですというふうに、ボランティアをなくすためにボランティア活動をしておりますというふうに言いました。それはどういうことですかと言われたんですが、結局、ボランティアなどという特定な言葉で言われる一部が何かをするのではなくて、全町民がお互いに支え合う町でなければいけないんじゃないか。それを目指して私はボランティア活動をしておりますというふうなことを話してきたんですけれども、ただ心配なこともあります。間違いますと、ボランティア団体、NPO団体に名を借りたところで、余り皆様に受け入れられるといいんですが、偏った考え方とかにとらわれたりとか、一部の今ありました行政とかいろんなことの手足になってしまったりとか、難しい面もあります。また逆に言いますと、一生懸命ボランティアをしてくださっているのはいいんですが、私はこれだけボランティアをしているんだから、私の言うことは聞いてくれてもいいだろうとか、私はただでやってるんだからという、逆にそのことを逆手にとって、いろんな要求をしてくるというような面もございます。したがって、そのあたり、ボランティアとしての活動のあり方をしっかり育成した上で、適正な活動をしていただくということが大事かなと思いますが、これからは行政だけではなく、やはりそういった方たちと協働していくということが一番大切なまちづくりだと思います。



○副議長(光永信雄君) 11番、坂本君。



◆議員(坂本東二郎) さすがボランティアの専門家というか、大家というか、町長が長年ボランティアに励まれてきた方の貴重な意見だと思います。まさにボランティアがすべて善でもないだろうし、ボランティアが全知でもないというふうに私どもも感じております。

 こういうふうな一つの例、これは私も今町長の指摘されたボランティアの負の部分、影の部分等も当然感じておりますし、ただこれから、官と民の間にある公という部分が世の中を支えていかざるを得ないというのはこれは大状況の認識として、皆さんも認識できることだと思うんです。

 そこで、やはり宮崎あたりは、その中で先見的な試みで、それ相応の成果も上がっているということなんで、これはぜひ、一度検討に値すると思うんです。これからのまちづくりの中でも。だからぜひ視察なりしてもらいながら、苅田版のボランティアとNPOのいい関係を、こういうのを機会にさらに前向きに構築していっていただきたいということをお願いいたしまして、私の3月議会の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 以上で坂本東二郎君の一般質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)議事進行ですか。



◆議員(梶原弘子) 議事進行です。今の町長の発言について一言ありますので、お計らいください。



○副議長(光永信雄君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) ただいま町長が坂本議員の質問に対しての発言で、びっくりするような発言がありました。社協の手足ではない。寄生虫でもないという発言をされたんですが、これは非常に誤解を受ける言葉なんです。これは例えばパンジープラザのレストランでやられたわけです。有限会社をつくられて。レストランの厨房の器具は税金で全部つくられたわけです。そういう意味で考えたら、単にいろいろボランティアをしているから寄生虫じゃないというようなこういう言葉は、そういうことでやってない方もたくさんいらっしゃるわけなんです。これは取り消していただきたい。議長はちゃんと計らってください。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 私、申し添えましたと思いますけれども、ほかの面でいろいろ御支援はいただくけれども、金銭をいただかないようにしましょうというふうに申し上げたと思いますが。



◆議員(梶原弘子) 寄生虫という言葉は当てはまらないですよ。



○副議長(光永信雄君) 以上で質問を終わります。

 お諮りいたします。



◆議員(梶原弘子) 議長、ちょっと待ってください。今の言葉どうするんですか。



○副議長(光永信雄君) 答弁、今したじゃないですか。町長から答弁があったでしょう。



◆議員(梶原弘子) 取り消すという答弁をいただいたですか。



○副議長(光永信雄君) 取り消すとはないです。答弁についてありました。



◆議員(梶原弘子) それはちゃんと計らってください。議会の中でそういう言葉は使わないですよ。普通は。きちっとやってください。



○副議長(光永信雄君) もう一回答弁させます。



◆議員(梶原弘子) やってください。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) もう一度繰り返します。私は言い方が極端であったかもしれませんが、お金を直接くださいというのはやめましょうというふうに申しまして、確かに施設をお借りしました。それで言ったと思いますが、ほかの面で御支援をいただくことはあると思いますが、直接お金の要求はしないようにしましょうというふうに言いながらやってきました。そのことを申し上げたわけですが、それが寄生虫的あれじゃないかと言われれば、取り消さないといけないと思います。



○副議長(光永信雄君) 以上で答弁を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は坂本東二郎君の一般質問をもって終了したいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 御異議がないのでさよう決定いたします。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

午後4時00分散会

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