議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 苅田町

平成 17年12月定例会(第7回) 12月15日−05号




平成 17年12月定例会(第7回) − 12月15日−05号







平成 17年12月定例会(第7回)


───────────────────────────────────────────
平成17年 第7回 (定例)苅田町議会会議録(第11日)
                             平成17年12月15日(木曜日)
───────────────────────────────────────────
議事日程(第5号)
                         平成17年12月15日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
──────────────────────────────
出席議員(17名)
1番 友田 敬而君        2番 桝谷 忠明君
3番 木原 洋征君        4番 小山 信美君
5番 常廣 直行君        6番 白石 壽幸君
7番 林  繁実君        8番 井上  修君
9番 武内幸次郎君        11番 坂本東二郎君
12番 梶原 弘子君        13番 川上公美子君
14番 長井 孝篤君        15番 野本 正樹君
16番 松蔭日出美君        17番 光永 信雄君
18番 珠久 六夫君                 
──────────────────────────────
欠席議員(1名)
10番 作本 文男君                 
──────────────────────────────
欠  員(なし)
──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
──────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
       町長             吉 廣 啓 子 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            高 城 久 雄 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       総合政策課長補佐       井 上 裕 之 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君
       徴収対策室長         柿 野 正 喜 君
       税務課長           福 島 均 君
       施設建設課長         藤 澤 信 三 君
       人権推進課長         神 田 俊 彦 君
──────────────────────────────


午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

 傍聴席の皆さんに、会議の開会に当たりましてお願いをいたしておきます。携帯電話をお持ちの皆さんは電源をお切りになって傍聴していただきますようにお願いをしておきます。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、日程に従いまして、昨日に引き続き一般質問を行います。

 3番、木原洋征君。



◆議員(木原洋征) 〔登壇〕おはようございます。3番議員の日本共産党の木原洋征です。先月の町議補選では、皆さんの大きな御支援をいただき当選することができました。ありがとうございました。選挙では、多くの町民の方々に直接お会いし意見や要望、切実な生活実態など、暮らしの厳しさを身をもって感じることができました。

 また、私のアンケートに寄せられたものも含め、町民の厳しい実態は放置できない状況にあり、議員としての責任の重さを痛感しているところです。

 この町民の生活実態の厳しさは、小泉政権が、米軍の再編には1兆円とも2兆円とも言われる金を投じることが報道されていますが、国民には、三位一体改革のもと所得控除の引き下げや年金の引き下げ、障害者自立支援法による障害者への負担増、また介護保険の改悪など強行されましたが、来年度以降も高齢者医療費の引き上げ、定率減税の廃止や消費税の大幅引き上げなど、枚挙にいとまがないほどの負担増の押しつけがなされ、町民所得が県平均以下の苅田町の町民にとって耐えがたいものがあります。

 このようなときこそ、国の言いなりでなく、地方自治体が本来の役割を発揮して、住民が主人公の立場で町民の命と暮らしを守る施策を優先して講じることが必要ではないでしょうか。そのためにも執行部と議会が対立するのではなく協力して、苅田町に住んでよかったと言えるまちづくりを目指して頑張るべきではないでしょうか。

 それでは、一般質問に移りたいと思います。

 一つ目は教育環境の整備について。

 小中学校の教室に空調設備の設置は、9月議会の梶原議員に引き続く質問ですが、地球温暖化が進み教室の温度の上昇は想像を絶するものがあり、早期実施をお願いいたします。安全な通学路の確保については、県道における交通安全対策と児童の安心安全な通学路の確保をお願いいたします。

 二つ目は児童館の設置について。

 安全な遊び場の確保は、児童の殺害事件が多発する中、地方自治体の緊急な課題ではないでしょうか。また、子育て世代の支援のため、子育てのこと、夫のことで悩む若いお母さんたちが非常に多く、同世代の話し合いや乳幼児の遊び場確保のために身近な児童館の設置が必要です。ぜひ、実施をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 三つ目は国保税について。

 リストラや中小零細業者の不振など社会の急激な変化の中で、払える国保税にするために引き下げと、さらなる減免制度の活用をすべきではないでしょうか。また、県下トップの滞納率の改善策は進んでいますか。高額医療費の貸し付けについては、町民に負担のない北九州市並みの委任払い制度はできないか。また、町民参加型の健康づくり推進で医療費の引き下げができないのでしょうか、お尋ねいたします。

 以上で、壇上での質問を終わります。初めてのことです。執行部の明確で誠意ある回答をお願いいたしまして質問席に移ります。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕おはようございます。木原議員と同じように、私も本当に1年生でまだまだ未熟でございますけれども、一生懸命お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、1点目の教育環境の整備についてですが、小中学校の教室に空調設備の設置をということですが、これにつきましては関係部署であります教育委員会の方からお答えをしていただきたいと思います。

 2点目の安全な通学路の確保をということで、まず県道須磨園南原曽根線の今古賀横の歩道設置及び県道山口行橋線岡崎付近の歩道設置につきましては、苅田町としましても早期完了に向け福岡県に要望をしております。

 片島浄土院川横交差点につきましては、町としては平成16年度に道路拡幅の計画をし、現在、用地交渉を行っているところです。

 それから、片島浄土院川横交差点の押しボタン式信号機を通常型信号機への切りかえという御質問ですが、その交差点につきましては以前より事故が多く、地元区長からも陳情が上がっており、行橋警察署にも町として要望書を提出いたしております。警察の回答としましては、「現在の道路状況では信号機の切りかえは不可能である」という回答を受けています。理由としまして、県道と交差している町道の道路幅が狭いということです。現在、施設建設課で道路拡幅に向けて地権者との交渉中であり、道路が拡幅されれば再度要望したいと思います。

 続いて、安全な遊び場の確保ということで児童館の設置についてですが、平成16年3月の次世代育成支援に関するニーズ調査でも、雨の日に遊べる場所がないという意見が最も多くなっています。児童館の設置につきましては次世代育成支援対策行動計画の中にも表記されておりますが、今すぐ児童館を建設ということも困難でありますので、既存の施設、例えば各公民館だとか福祉会館、空き店舗、学校の空き教室などの利用も含めて検討するようにしております。

 さらに、現在、パンジープラザにおいて、子育て支援センターを設置して保育士を配置しております。育児の相談や子供と一緒に遊ぶことなど、いろいろな催しも実施しておりますので、多くの方に利用していただきたいと思っております。

 次に、国保税についてですが、低所得でも払える国保税にということと、県下トップクラスの滞納率の改善策をという御質問ですが、国民健康保険税の徴収につきましては、最近の景気の低迷、あるいはまたリストラ等に伴う所得水準の低下、失業者などの増加ということから厳しい状況でございます。保険税の確保につきましては、納付に協力の得られない滞納世帯に対して接触機会を得るために短期保険証の交付を行い、納付期限や納付指導を徹底しているところでございます。

 また、国民健康保険税の減免に関しては平成17年度に一部条例改正を行い、現在、窓口相談に応じております。ちなみに、減免対象者の主なものは災害により被害を受けた方、疾病、負傷、その他やむを得ない理由により所得が激減した方々であります。条例改正後、電話や窓口で問い合わせがございましたが、該当した方は今のところございません。

 また、どうしても納期内に納付ができないものに対しては、分割納付の相談に応じております。なお、該当者につきましては、延滞金の減免申請も受け付けているところでございます。

 納付方法については、現金納付、口座振替以外に、仕事の都合、身体が不自由などの理由で納付に行けない方には昼夜の訪問徴収をしており、今後も納めやすい体制をつくっていくところでございます。

 また、口座振替の加入が徴収率向上に効果的であることからも、この積極的な加入促進を図っているところでございます。そうはいいながら、徴収率につきましては、この最近、低下の傾向にあるところで大変苦慮しておりますけれども、最大限の努力をしていきたいと思っております。

 それから、高額医療費の貸し付けについてですが、高額医療費の貸し付けにつきましては現在80%としておりますが、今後さらに検討をして、見直すところがあれば見直していきたいというふうに思っております。

 それから、健康づくりの推進で医療費の引き下げをということですが、国民健康保険財政につきましては、御存じのように赤字財政となっております。医療費適正化事業の一環として健康づくりを推進しています。例えば、町民健康診査、生活習慣病予防教室、あるいは運動教室などを実施していますが、そのことが医療費の引き下げにはつながらないというのが現状であります。

 しかし、この事業は、将来的には医療費の引き下げに寄与できるものと考えて、今後も充実させていくべきであると認識しております。

 以上、木原議員への壇上からの答弁はこれで終わらせていただきますが、一般席からの御質問に際しましては自席で答弁をさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 空調についての御質問でございますが、空調につきましては、ことしから、子供たちの読書環境を改善するために図書室に導入いたしました。教室の空調につきましては、これからの課題だというふうに受けとめております。町内、約150教室が対象となり、その設置及び管理に多額な費用を要しますが、今後さらに検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。はい、どうぞ。



◆議員(木原洋征) それでは、個別の質問に入りたいと思います。

 先ほど教育長からも答弁がありましたが、小中学校の教室に空調設備の設置は、9月議会の梶原議員に引き続く質問ですが、「空調は今後整備していく。また、150の全教室の空調は、今後の課題。設置維持管理に高額を要するが、どの程度の経費が必要か、早期に見積もりを行い算定したい」と回答されていましたが、実際に算定はされたのか。また、その算定額から、何年ぐらいで整備が可能なのか、回答をお願いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 岡田次長。



◎教育次長(岡田利定) お答えいたします。

 この費用につきましては、約3億円程度かかるということでございます。それと維持費につきましては、現在、小中学校の光熱費が大体1,700万ぐらいかかっております。その分の3割ぐらい増になるんじゃないかということで、500万ぐらい予定しておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) ことしの猛暑の中、障害を持つ児童が、6月から7月にかけ1カ月近く欠席せざるを得なかったことは承知していると思いますが、来年度も同じような状況が生ずれば学習権の侵害にならないか。学校側の対応も、暑くて無理なようなので保健室に行くことを勧め、本人もどうしても対応できないときは保健室に駆け込んでいましたが、毎回保健室では教育基本法制定の要旨に反し、人格形成の大事な時期をグループ学習から外れ、失することにならないか、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 片島小学校の5年生の児童のことだと思いますが、教室が大変暑いということで、とりあえず保護者、それから学校、教育委員会と話しまして、早急に改善するには、まず個人用の扇風機を置いて教室で学習してもらうということで、早速その子供用に扇風機を購入いたしました。

 様子を聞いてみますと、欠席日数も、ことしの9月は非常に改善できて、2日しか欠席していないということでございました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 今の教育長の回答は、6月が2日っていうのは、これ9月の間違いですかね。



○議長(珠久六夫君) 9月と言うたでしょ。9月と言いましたよ。



◎教育長(有松邦雄) 9月でございます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) この件につきましては、片島小学校でもいろいろ対応を検討したようです。実際に担任の教師は、理科教室や特別室が空調が入っていると、その活用も考えて提案をしたようですけど職員会議ではねられたということですが。もう少しその辺では、本当に障害者の立場に立って、この配慮がもう少し弾力的にできないものかということをお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 学校では、理科室、特別教室の活用も含めて、職員会議を持って検討したようです。ただ、理科室や特別教室を使用するのは5年生だけではなくて全部の学年が利用しますので、それはちょっと困難であるということで扇風機を設置するという結論になったようです。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 今、学校では特別教室の空調設備の導入が、大体ほぼ完了したと思うんですよ。そういう意味では、今年度、図書室も空調設備の導入が終わったと回答されてましたけど、そういう特別室を有効に利用するという意味も含めて、再度検討をお願いしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 要望ですか、返事が要るんですか。



◆議員(木原洋征) 返事、お願いします。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 御意見の特別室の活用でございますが、先ほど教育長が申し上げましたように、その学年だけで──全学年使いますものですから、なかなかその5年生だけのクラスだけで使うというのは非常に難しい問題がございます。

 要望の中で、空調設備を全教室にということの御質問をいただいておりますが、我々としては学校の施設の整備、学習環境の整備の中で、エアコンというのは前から御意見が上がっております。それで、私ども学校設備の整備計画に基づきまして、各学校の体育館の改修とか耐震度調査による補強とかトイレの改修、るる大型事業が、毎年、事業計画を提出しヒアリングを受け、その中で要望してまいっておるわけでございます。その中で当然、空調の整備工事についても大型事業ということで事業計画を上げ、予算確保に向けての要望をいたしております。

 ただ、これは先ほど申し上げましたように、150教室となると3億円程度かかります。エアコン自体はそんなに、100万から、大きいとこで200万ぐらいかかりますけども、受電設備──キューピクル──そういった施設の改善、配線の改善、維持管理等がかなり費用がかかります。だから、私どもはやっぱり落ち着いて学習ができるようにということでしたいと思いますが、その中で年次計画でさせていただきたいということで予算確保に努めてまいりたいと。なるべくそういった学習環境を整えたいと考えております。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長、答弁中ですけど、質問者が聞いてることをきちっと答えてください。あんた、冒頭に言うたけど、今、質問者は特別教室をうまく利用できないのかと。あなたはできないと、前段に言うたですよね。あとは、教育長が言うたことをあなたは代弁しようやないですか。だから、必要ないことはせんでええんですよ、だらだら。よう質問者の質問を聞いてさ、質問者の質問に的確な答弁をしてください。お願いします。



◎学校教育課長(辻本浩二) 現実には特別教室の、この子供さんのクラスだけの活用ということは難しいと思います。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 今度の質問に当たって、小中学校の教室の室温調査表を資料としていただきました。その中では、馬場小学校、8月11日、6年1組、朝の10時です、37度、15時、38度。与原小、8月25日、5年3組、10時、37度、14時、37度。片島小学校、8月10日、3年、10時で34度、14時で36度。

 また、図書室は、馬場小、与原小を初め軒並み38度、37度と高かったんですが、9月議会で「今年度、空調設備を導入した」との回答を得ていましたので、空調設備の利用で図書室の利用が可能になったのではないでしょうか。文科省は、夏場は25度から28度が望ましいが、30度以下にすべきという指針を出しているようです。教室がこのような高温では、本当に学習する環境ではないと思いますが、町長どう思いますか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) ただいまの質問に対してお答えいたします。

 確かに、子供の教育環境を整備するのは大切なことだと思いますし、先ごろの教育改革についてもいろんな問題を含んでおります。教育に関しましては30人規模学級の実現も図らないといけないし、このことも含めて予算がかなりかかります。それで、今後ともそのことは前向きに受けとめまして教育委員会とも話をし、できるだけ早く考えていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 学校保険法では年2回の温度調査が義務づけられていますが、苅田町でも、この8月以降、随分と調査をされているようです。ことしの冬は12月に入って寒い日が続きます。教室の温度調査を継続して行っていただきたいと思います。

 北九州市では、5年前に小学校への暖房設備──これ、石油ファンヒーターだったんですが──導入されたとき、導入されていない中学校ではインフルエンザが大流行し学級閉鎖が相次いだが、小学校では流行しなかったことが報告されています。中学校では受験シーズンも控えて大切な時期だったんですが、こういうインフルエンザの大流行が実際に起こったと。だから、そういう意味では、この暖房設備の導入が、子供に対する影響というのは非常に大きなものがあると思うんですよ。

 今私たちがいる役場は、議場も含め空調設備が導入され快適に過ごすことができますが、子供たちはこの厳寒の中、震えながら勉強しているようです。このことについて、町長はどう思いますか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) お答えいたします。

 先ほどの夏場の空調と同じようにとらえて、あわせて検討したいと思います。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) それでは、教室の空調の設備については、今後もできるだけ前向きに対応をお願いしたいということで、この項目を終わらせていただきます。

 それから、安全な通学路の確保についてです。県道南原須磨園線、今古賀団地横と岡崎に、通学用自転車の通れる歩行者通路の確保をということでお答えいただきました。実際に今、県道は、筑豊からの通勤者、工事業者の車も含め、近年通行量が大幅にふえております。自転車の事故や、はっとひやりが頻発に起きており早急に拡幅が必要と思われます。先ほどの回答のように、できるだけ早く対応をお願いしたいと思います。

 それから、県道片島浄土院川横の件については昨年度から取り組みをされているようですが、その話の中で、担当職員の配慮のない対応で挫折した経過もあります。そのことで浄土院区区長を初め交通指導員、私も含めて話し合いをして、解決のための努力をしています。そういう意味で、町としても素早い対応をお願いしたいと思います。そういうことを要望して、この件は終わります。

 それから、児童や生徒の通学路の安心安全の確保についてですが、悲惨な事件が発生をし、今まで議員の皆さんが、何人かの議員さんが質問されました。その中でいろんな回答もされていますが、この問題は行政や地域、PTAなどがばらばらにやっていたのでは、本当に安心安全な体制は難しいのではないかと思います。行政が中心になり、地域の人たちとひざを交えた話し合いを持ち、地域の人たちで何ができるのか、また行政は何ができるのか、それに基づいて具体的な協同プランを作成し実行することが必要と思いますが、さらなる具体化のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 私も、最近引き続いております子供たちの問題に関してはとても悲しく思っておりますし、こういうことが何度と繰り返されないようにというふうにも思っておりまして、安全の取り組みにつきましては昨日も申しましたように県の方とも協議いたしまして、警察署も交え教育委員会と三者でいろいろ考えられることがないかということで、県の方からもお話いただき補助金をつけてもらえるのではないかという事業もありまして、今あります青少年育成町民会議の中の補導係などもありますが、なかなか今おっしゃったように、いろんな方がいろんな形で取り組んでこられてます。そこをつないで全町的な取り組みになるようにと考えていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 二度とこういう事件が苅田町で起きないように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。

 それでは、児童館の設置について。児童への殺害事件が多発する中、安心安全な遊び場が欲しいというのは、特に働くお母さんたちが不安を抱えながら仕事をしています。また、夜勤者への対応や、休みの日でも雨の日でも安心して遊べる場所の確保が緊急に求められていると思います。次世代支援の、こういうすばらしい行動計画のパンフレットもできております。でも、児童館については平成21年までにということで非常に先延ばしをされているように思うんですが、その辺はどうですか、お聞きします。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 先ほど町長がお答えしましたように、児童館の建設につきましては21年度までに検討するということで、当面は既存の施設を利用した子供の集まる場所ということで考えております。こういった中で、利用者がどれぐらいになるかというふうな状況を見ながら、今後検討していきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 隣の北九州市では、現在42カ所の児童館が設置され、職員2名体制で対応されてます。立川市でも──10万人の市ですが──9カ所の設置がされているようです。インターネットで調べてみますと、全体の広場の中に野外の遊び場があり、乳幼児用の遊具があり、それから建屋の中には小さなホールでいろんな遊びができる、そして乳幼児もくつろげる、お母さんたちも話し合いができるという、そういうすばらしい施設が全市的にできてると。すばらしいなと思ったんですよ。

 今、子育て世代に対するいろんな支援制度もこの中で出ていますけれど、今の少子化を解決するためには、本当に今の若い人たちが子供をつくって生み育てていける自信がないと、この少子化対策は絵にかいたもちだと思うんですよ。そういう意味では、私も浄土院区であった町政懇談会の場でも発言したんですが、保育所も幼稚園も無料にして、とにかくいろんな乳幼児も子供たちの医療費も全部無料にする、そういうあらゆる意味で産んでよかった、安心して子供を産めるという環境づくりを大々的に大胆に取り上げていかないと、今の少子化対策は進まないと思うんですよ。

 常廣議員が質問の中で言われていましたように、苅田町はよその市町村と違って若い人たちがたくさんいると。そういう環境を本当に活用して、苅田町に、結婚して子供をつくって育てようと。そういうためには目に見える対策がきちんと、大胆に予算を組んで取り入れていく必要があるんじゃないかと思うんですよ。そうしないと今の少子化傾向は歯どめがかからないと思いますし、ぜひそういう観点から大胆な見直しをお願いしたいと思いまして、この問題については終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) はい、続いていいですよ、どうぞ。



◆議員(木原洋征) 次は、国保税について。先ほどの回答もありましたが、壇上でも発言しましたが、町の財政収支は県下トップクラスで、しかし町民所得は県平均以下という、この実態をきちんと受けとめていく必要があるだろうと思うんですよ。県下トップの滞納率の主な理由として──資料をいただきましたけれど──1番目が事故、病気等により就業できないため、2番に失業などにより収入が減少したため、3番目に債務超過により支払い不能になったため、4番目にパートなどにより収入が不安定なためというふうに滞納の主な理由として4つ上げられていました。このうちの事故、病気等により就業できないとか、パートなどにより収入が不安定とか、そういうものについては県と協議をして、生活保護か一時的生活保護の利用も検討すべきじゃないかと思います。

 3番目の債務超過により支払い不能については、債務整理の指導など生活立て直しの指導を実際にしているのか、お聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 柿野徴収対策室長。



◎徴収対策室長(柿野正喜) お答えいたします。

 今の債務超過の件ですけど、納税相談の中でこういった理由があると言われれば、うちの方から生活支援、生活保護の窓口まで出向いて、こういった方がおるけどということで、それで申請ができれば申請したらというような指導をさせていただいております。

 それから、債務超過、今は破産宣告とかいろいろされておりますが、そういったことについてはやっております。よろしくお願いします。

 失礼しました、もう一度。債務超過の方の指導の件でございますが、そういった方があれば破産宣告とかそういう公的制度もできておりますので、そういった指導もしております。

 それから、一時的に生活支援が必要な方については、そういった窓口がありますので、そういった生保の受け付けとか、そういったことには指導もしております。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) この滞納率の推移表も資料としていただきました。この5年間の滞納額の推移です。確かに収納率そのものは90%前後なんですが──県平均に比べれば低いですが──滞納の繰り越し額がどんどん、年々ふえている。5年間に一度も減ったためしがないんですね。ということは、前年度滞納した人がまた繰り越すという現象なんですかね。



○議長(珠久六夫君) 柿野室長。



◎徴収対策室長(柿野正喜) お答えいたします。

 今議員さんおっしゃられたとおりですね、前から滞納している方が、その積み上げでどんどん増額しております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 先ほど生活指導のことを聞きましたけれど、やはりそういう生活指導がきちんとできないということが、この滞納額の累積を生んでいるんではないかと思うんですよ。一番、根本には国保料が高いと。国保税の基本算定基準が、以前に比べて所得割が低くなって、均等割、平等割の割合がふえて、国保全体の金額を底上げしてるということが現にあるんではないかと思うんですが、その辺ではどうですか。



○議長(珠久六夫君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 国保税につきましては、平成15年度に改正したときに4方式から3方式に変更しております。したがって、3方式になったがために、均等割、平等割がふえたということでありまして、決して底上げをしたということにはならないと思います。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 今の回答では、均等割、平等割をふやしたけれど底上げにはなってない。それはおかしいんじゃないかと思うんですよ。確かに低所得者に対する減免制度はありますけど、この平等割、均等割がふえたことによって、国保税の少ない人が実際には随分高額になってきてるということが現実ではないかと思うんですよ。また、ことしは年金の控除額も20万下げられるし、いろんな所得控除そのものも随分下がってきてます。

 そういう意味では、来年度は、また国保税そのものが自動的に、ことしの所得に対する基準でいくと、また幾らか上がると思うんですが、平均してどのくらいアップになるんですかね。



○議長(珠久六夫君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) 国民健康保険税の計算ですけども、確かに今議員さんが言ったとおり20万円分経費が上がります。経費分が下がったんですね。それで、その分が国民健康保険税の方に反映はされます。ただ、国民健康保険税は所得割が8.7%、そのほかに軽減があります。ということで、その軽減の方たちが全員変わるということにはなりません。平均でということであれば、税務課の方では平均で何ぼという答えは出ません。



○議長(珠久六夫君) 白石課長、先ほどの答弁ですけどね、もっと親切に教えてやってくれんですか。底上げちゅうのがあったでしょ。底上げの定義、あんた変わってないて言うたでしょ。もともと4税やったのを3税にしたわけでしょ。だから、平均で言えば25%ずつに割り振りしとったものが3つになってしまったんだから、それをもっていったと。だから、トータルは変わってないよということをあなたは言いたかったわけでしょ。だから、1年生議員なんですから、その辺を、あなたがわかっとるちゅう答弁やなしに、親切に教えてあげてください。もう一遍、訂正して答弁してください。どうぞ。



◎健康福祉課長(白石正弘) 先ほど4方式から3方式ということを申し上げましたが、14年度までは平等割、均等割、資産割、所得割ということで課税をしておりましたけれども、15年度の国保税の改正において資産割というのをなくしました。で、平等割、均等割、所得割という3方式ということでございます。資産割という部分がなくなったがために、その部分を平等割、均等割というところにその分を当てはめてしたということでございますので、トータル的には変わっていないというふうに御答弁をしたわけでございます。



○議長(珠久六夫君) 今のように、最初から答えてあげてください。よろしくお願いします。

 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 私はどうも納得いかないんですが、均等割というのは被保険者数1人について2万5,000円ですよね。平等割は1世帯2万7,000円ですよ。だから、そういう意味では、総所得金額が33万円以下の場合は7割減免とかいろんな制度はありますけれど、実際的には33万円以上の人については総所得金額マイナス33万に8.7%の率がかかりますよね。先ほど20万円の年金者の控除額が下がった分、8.7%で計算すると1万7,000何ぼですかね。20万円所得が上がるということですからね、控除額が。簡単に計算するとそういうことになる。なら、もうその段階で1万7,000円上がる。

 そして、均等割、平等割が、以前は全体の応能割、応益割の比率からすると非常に少なかった。約20%ぐらいだったと思うんですよ、以前は。ところが、政府の指導もあってですか、均等割、平等割、この比率が、応益割の比率が非常に高くなってきている。苅田町の場合を見て38%近く、この均等割、平等割の分がなってると思うんですが、その辺が全体の国民健康保険税のアップにつながってると思うんですが、底辺の方ですね。その辺をちょっと詳しくお聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 応益割が20%と言われましたけど、ちょっとわかんないんですけども。

 15年度に改正したときには、その試算表では応益割が47.95、応能割が52.05ということで、合わせて100%ということで。この比率につきましては極端にどっちを、例えば80対20とか20対80ということ、そういうことにするわけにはいきませんで、応益割というのを45%を下ってはいけないと、そういうふうなこともありまして。それから、国保税のこういう資料等におきましては、応益割は上げていく方向で考えなさいとこういうふうな指導もあっております。そういうところから応能応益割ということを決めまして、15年度にそういう割合でさしていただいたということでございます。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 15年度は、確かにそういう率だったかもしれませんけど、10年前、15年前は、非常に応益割と言われる均等割、平等割が20%か、それ以下だったと思うんですよ。政府の方針でそういうふうに、45%前後にしろということでしていると思うんですが、私は今の苅田町の町民の所得から見ると、非常に大きな負担になってるんではないかと思うんですよ。その辺では滞納世帯が約3分の1と言われているようですが──後で報告してもらいたいと思うんですが──やはり、その原因をつくっているのは、こういう応益割の負担を非常に高くしてきた、その結果ではないかと思うんですが。

 今、実際に金額の5年間の推移表はもらいましたけれど、国保の世帯数と滞納世帯数の比率ですね、ちょっと報告して、お願いしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 柿野室長。



◎徴収対策室長(柿野正喜) お答えいたします。

 国保の世帯数は12月現在で6,827世帯でございます。それから、ここに16年度の国民健康保険税の未納世帯ですが1,001件でございます。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) だから、率は幾らね。率は幾らかて聞きよるやないですか。割ればええやないですか。計算機はないの。6分の1やろ。率はいいですか、率で答えないかんですか。



◆議員(木原洋征) いいです。



○議長(珠久六夫君) いいですか。不親切よね、率で聞きよるのに、裏面上が合わないで答えるちゅうのは。



◎徴収対策室長(柿野正喜) 大変失礼しました。



○議長(珠久六夫君) 計算機ぐらい持って入ってきなさいよ。

 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 今、国保の滞納世帯がふえて、実際には資格証明とか短期保険証の交付が続いているようですが。今、日本は国民皆保険制度、国民全員が何らかの保険に入るということが決められております。それに基づいて、この国保税もあるんだろうと思うんですが。その趣旨からしたら、資格証明では、受診すると医療費全額払わないといけないですね。実際に生活が困っており国保税を滞納している、そういう家庭に医療費を全額払う。風邪を引いて受診しても、万のつく金が要るわけですよ。だから、そういう意味では非常に冷たい仕打ちだと思うんですよ。全国的にも、この資格証明書をなくしていこうという市町村も出てきているようですが、その辺で苅田町として、その辺はお考えはないんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) この資格証明書の発行の取り扱いですが、これは国民健康保険の趣旨であります全体で支え合うということですんで、一部の方でこういった保険料を長期にわたって滞納しているということの考えからしまして、この制度が崩れるということで、資格証明は滞納に結びつく面談機会をつくるということで、これを取りやめるというふうな、今のところ考えはございません。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 一律的にそういう回答をいただくと、本当に今まで順調に事業をしてたけれど、実際にこの急激な社会変化の中で、財産も投げ打って資産を整理するということも随分あちこちで起きてます。

 そういう中で、この国保税の算定基準が前年度の所得で計算するために、今年度、何ぼ所得がなくても昨年度の所得で計算される。それが払えないと未納として資格証明書──保険証を取り上げられて資格証明書で生活していると。実際に資格証明書をもらっている家庭に行ってお話ししたんですけどね、この冬、インフルエンザでも引いたらどうしようか。今はインフルエンザもかなり高い熱が出るし、いろんな余病を併発するということも言われてます。そういう中で戦々恐々として生活している。そういう実態を本当に考えていただいて、この滞納世帯に対するいろんな免除制度もぜひ考えていかないと、滞納そのものが減らずに、どんどん毎年ふえてきている。

 この滞納繰り越し分を見ていると、12年度で3億2,644万9,000円、13年度は3億7,000万、14年度は4億1,000万、15年度は4億6,000万、16年度は4億9,965万7,000円。実際にその滞納者からの収納率は、12年度が5.41、13年度は10.52、14年度は9.7、15年度は10.54、16年度は7.71、大体1割以下なんですね。ということは、これ17年度は5億円を超えることは、もう必至だと思うんですよ。これをこのまま放置して、払わない方が悪い、ただそういうことだけで進めていくんであれば、この国保税そのものがパンクするんじゃないかと思うんですよ。

 先ほど言われたように6,800世帯のうち1,000軒が滞納していると。ほかの資料を見ると2,000軒というような資料もあったんで、すごいなと思ってたんですけど。だから、1,000軒の人が戦々恐々として生活していると。そのため、その人たちのために、もちろん生活指導もきちんとすべきですが、その生活指導の結果、本当に支払いが不納の場合は免除制度っていうのをきちんと設けて、これからの生活に希望を持てるような対策を、ぜひ実施してほしいと思うんですが、その辺どうですか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 木原議員のおっしゃるところもわかりますが、これにはいろんな諸事情が絡んでいると思います。でも、見直せるところは、確かに見直していかなければいけないというふうに思いますので、関係課とも、今後さらに検討していきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 高額医療費の貸し付けについてですが、苅田町は高額医療費の貸し付けを8割で貸し付けしていますね。ということは、2割は自分で払わないといけない。ということは、だから大変な負担だと思うんですよ。北九州は委任払い制度ができて100%、手続さえすれば3割以上の支払いはしなくて済む。これは苅田町でもできないのか、お聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) この委任払い制度はできるかできないか、ちょっと検討したいと思いますが。

 高額療養の貸し付け、これは医療費の額が確定しないと金額の変更があると、医療費の変更があるということで、その分を2割を見ているということで80%の貸し付けということでしておりますんで、委任制度払い、この制度につきましてもどういうふうな格好でやってるかということで検討はしてみたいと思いますが。いずれにしましても、今後この80%の貸し付けにつきまして検討をしてみたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) よろしいですか、木原議員。じゃ、続けて手を挙げてください。3番、木原君。



◆議員(木原洋征) 最後に、国保財政も非常に大きな赤字を抱えて、町からの持ち出しもふえています。そういう意味では、ぜひこの医療費の引き下げのための努力は必要だと思うんですよ。ある自治体、全国の自治体の中ではいろんな予防のための施策、それから健康づくりなどが、自治体ぐるみで取り組んで引き下げができてるとこがあります。そういうところを研究しながら、苅田町にとってどういう予防や健康づくりのための施策が必要なのか。ただ、広報で宣伝してるということだけでは解決してないと思うんですよ。

 やはり、地域に出かけていって、出前講座も──私は料理教室をしたり健康づくりの出前講座など本当に地域に出ていって、地域で、その地区の公民館などに出ていって皆さんに集まってもらって、そのことが定着できるようにすべきじゃないかと思うんですよ。いろんなことで執行部が回答しているのを聞いていると、広報で宣伝してる、載してるということだけで、何か本当に町民との意思疎通ができてないんじゃないかと思うんですよ。

 私のアンケートにも、「町民の意見が届かない」「町が何をしようとしているのか、よくわからない」ということが、アンケートの中でたくさんの意見の方から指摘されていました。私自身もそう思ってるんですが。やはり、今やろうとしていることをどんどん町民に発表しながら、そのことについていろんな意見を聞いていく。いつも決まった後、もう修正の余地がないということでね、何かそんなことやったら、もうわしらの出番がないやないかということが、よく声にします。私自身もそう思っています。

 そういう意味では本当に自治体がやろうとしていることを、そして町民が何を希望しているのか、本当に地域に出かけていって皆さんとひざを交えながら話をしながら、本当に皆さんが苅田町に住んでよかったと言えるまちづくりを目指してほしいと思うんですよ。

 私もきょうが初めての質問で、よく頭の中の整理ができていませんけれど、本当にそういう意味で議員も執行部も町の職員も一緒になって、その辺で明るい、自分の意見が町に反映されているということが実感できるようなまちづくりを目指して頑張りたいと思いますので、執行部の皆さん、それから職員の皆さんも努力をお願いしたいと思います。

 これをもって、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 以上で、木原洋征君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで、テープ入れかえのため11時20分まで休息します。

午前11時10分休憩

                              

午前11時23分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して会議を再開いたします。

 休憩前に引き続いて一般質問を行います。14番、長井孝篤君。



◆議員(長井孝篤) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。14番議員、ニューフォーラムの長井でございます。

 一般質問に入ります前に、まずは今回の厳しい選挙を勝ち抜かれまして、見事栄冠を手にされました吉廣町長にお祝いを申し上げます。女性の町長は、苅田ではもちろん史上初めて、全国でも女性町村長はわずか5人しかいないと大変希少性のあることでありまして、そういった点では苅田町は男女共同参画を地でいく先進地になったのではないかというふうに言えるのではないでしょうか。大変多忙な町長業務、就任ちょうど1カ月になりますか、初めての議会答弁も経験されております。いろいろ戸惑うこと、あるいは気苦労も絶えないとお察しいたしますが、これから大発展を遂げ、全国でも数少ない優良自治体を目指しております苅田町のトップとして、健康に留意されまして、すばらしいまちづくりに御尽力いただけることを期待いたします。

 今回の私の一般質問は大きく分けて4つ、町長の施政方針、町財政問題、景観対策、苅田港の化学弾処理であります。

 まず最初に、町長の施政方針につきまして。

 これまで何人かの議員からの質問がありました。新町長は、「だれもが安心して心豊かに暮らしていける町」の実現に向け、町民との協働による手づくりのまちづくりを施策として掲げられております。この基本的な考え方は非の打ちどころがありませんで大賛成でありますが、これはあくまで吉廣町政の骨組みでありまして、今後はこれに具体的な方針、施策等の肉づけを行っていかなきゃいかんというふうに考えております。その一助といたしまして、町長の施政に対する考え方をこの席で確認させていただきたいと思います。

 まず第1に、空港を、いかにまちづくりに生かすか。さらに、これに附帯する集客場所の一案といたしまして、井場川埋立地に道の駅的な施設の建設が俎上に上っております。これには数十億円という巨額な資金が要すると思われますが、これに関する基本的なお考えを伺います。

 2番目に、人材育成、人事管理問題についてであります。職員のやる気を喚起して組織の活性化をし、業務の効率を上げていくと。さらには、能力に応じた適材適所の人材配置と処遇を行うと。いずれも町経営上の最重要課題でありましょう。新町長は、本件についてどのようなお考えをお持ちになっているのか、お伺いいたします。

 さらに3番目、行財政改革についてであります。前伊塚町長は、着任早々から行財政改革に取り組みまして、7年間営々として成果を残されてきました。後を継ぐ吉廣町長は、本件への取り組みをどのようにされるつもりか、意気込みのほどをお伺いします。

 また、財政健全化のため、民間活力の利用をどのように考えるか。先日の川上議員の質問もありましたが、基本的なお考えを伺いたいと思います。

 大きな2番目の項目、町財政問題であります。

 資料を請求いたしまして、いただきました。平成11年から17年までの財政状況と、平成20年までの中期財政計画の数値をいただきました。この資料に関し、執行部としてどのように解析され、どのような見解をお持ちなのか。また、今後の財政運営にどのように反映させるおつもりなのか、お伺いいたします。

 私なりの解釈を申しますと、当町の財政の最悪の状態は平成11年から13年度でありまして、経常収支比率は90%を超え、財政力指数は1.0台に低迷いたしまして、地方交付税不交付団体から交付団体に転落する寸前まで落ち込んだのであります。その間、必死で取り組んだ行革効果、さらには平成14年から九電の火力発電所新設に伴います固定資産税が10億円余り入ってきたということで財政状況は一転、改善に向かい、さらに昨年度は日産から法人町民税がどんと、約17億円も納入されたと。それで町財政は劇的に好転いたしまして、現在の財政指標は全国でも指折りの優良団体になっております。

 この数年間の当町の財政は、まさに地獄から天国までを経験した激動の時期と言えるでありましょう。この財政が厳しい期間中、投資的な経費は15億から18億円程度に意識的に抑えられましたのも特筆すべき事項であります。平成16年度からは財政好転と空港建設絡みの事業案件が重なりまして積極的な投資が図られるようになりました。今年度は投資的経費が、実に65億円余りと大飛躍をしておるのであります。

 私、ここで問題を提起したいのは、このような投資的経費、すなわち建設関係の工事量の増大でありますけども、こういった増大に伴いまして業務処理体制の問題がどうかということであります。対前年度ベースで三、四倍にも当たります65億円という巨額な建設費の消化が、現体制のままで果たして問題なくできるのかどうか。対応策があるとすれば、どのような方法が考えられてるのか。執行部の見解をお伺いいたします。

 次に、町債の発行基準であります。昨年度からことしのように、豊富な税収によりまして資金的に余裕がある場合の地方債の発行のあるべき姿をどのように考えられているのか、執行部の見解を伺います。

 これと関連しますが、税収の見通しの立て方の問題があります。町税のうち個人町民税、個人・法人の固定資産税、これは安定しておりまして、かなりの精度で推定できるのに反しまして、企業の利益に応じて支払われます法人町民税、これは極めて変動が大きい、かつその推定が困難であるという話でございます。当町にあります日産九州工場の場合、平成15年度までの法人町民税は、当時、日産さんが利益が出ていないということで年間300万円の固定でありました。ところが、平成16年度に約17億円、ぽんと入ってきた。今年度は約11億円程度であろうということでありますが、非常に大きく変動した額になっております。これは町全体の税収が大体60億から70億というところで推移しておりまして、大変大きな比率になるわけであります。

 自治体の財政運営は歳出が管理対象でありまして、歳入についてはそれほど厳しい管理は必要ないとされておるようでありますが、財政全般のバランスをとる上で、特に中長期の財政計画を立案するためにも、歳入の正確な見通しをつけることは極めて重要でありましょう。その観点から法人町民税の仕組みを精査し、より角度の高い法人町民税の推定ができるような方策の検討が必要と思われますが、執行部の見解をお伺いいたします。

 次に、大きな3番目、苅田町の景観対策であります。

 一般的に住民が市とか町に求める機能といたしまして、まず生命、財産が安全であると、暮らしが非常に便利だと、あるいは生活が快適におくれると、こういった項目が主体でございますが、近来これに美、美しさの機能をつけ加える必要性が強調されるようになりました。美しい景観のあるまちづくりを多くの自治体が目指しておりまして、景観条例、まちづくり条例を制定しているところも多いのであります。苅田町は残念ながら、この面では大きくおくれをとっていると言わざるを得ません。

 その中にあって苅田商店街通りがカラー舗装、夜間照明の設置で、苅田町の目抜き通りとして、まだ道半ばではありますが、あか抜けしつつあるというのは喜ばしいことであります。

 今回、苅田駅の高架化に伴いまして、駅そのものが生まれ変わろうとしております。駅としての機能の充実がもちろん第一でありますが、苅田の表玄関としまして苅田らしい景観形成の絶好のチャンスであります。駅本体はもちろん、駅前広場周辺部分を含めまして十二分の配慮を行うことを提案いたします。

 駅の東側は県の施行でありますが、デザイン的に苅田にふさわしいものを県に任せっぱなしにすることじゃなくて、県とも十分、町が相談して設置されるようお願いいたします。皆さん御存じのとおり、犀川町の駅、サイの角を形どって非常に印象に残りますが、そのようなモニュメント的なデザインを取り入れるのも一つの案でありましょう。知恵を絞って、この機会に後世に残る斬新なものをと思いますが、執行部の見解をお伺いいたします。

 次に、夜の景観、夜間照明のあり方についてでございます。夜間照明に一応基準を設けるべきではないかと、もう七、八年前になりますか、私もこの席で提案したままになっておりますが。現在、20メーター幅の道路も2メーター幅の生活道路も、同じ20ワットの防犯灯で対処するようになっております。最近、私どもの家の県道が拡幅されまして道幅が20メーター以上になりました。そうしましたところ、従来の防犯灯では歩道の端が真っ暗で大変危険であると、近くの住民から苦情が出ております。これは難しい問題ではありますが、町として照明の基準を策定しまして、少なくとも町道新設時期には照明まで考えて施工することができないかということを提案いたします。執行部の見解をお伺いしたいと思います。

 次に、観光資源的景観の開発についてでございます。一昨日、友田議員からの質問もありました。当苅田町には、人がわざわざ来て観光するような名所が少ない、以前から言われております。青龍窟、広谷湿原、こういったものもありますが、アクセスが悪くて一般観光客が気軽には立ち寄りにくい。空港ができる東九州自動車道のインターチェンジも完成と、苅田への来訪者がふえるこの機会に、もう一度原点に返りまして町周辺の観光資源を見直してはどうでしょうか。

 一例といたしまして、私、北部の人間ですから、松山城跡にはよく登ることがあります。もう20回ぐらい登ってますか。標高、わずか127メーターなんですね。ところが、山頂は360度展望が開けまして、眼下には新空港、空港連絡橋のアーチ、目を転じますと苅田町の町並みが一望され、曽根干潟、貫山など平尾台山系と、すばらしい展望が広がっておるのであります。最近になって、地元住民と町の方で山頂周辺の木の伐採を行っていただきまして、一層展望がよくなりました。この山頂に簡単な展望台的なものをつくって、その周辺を整備すれば、より多くの人の来訪が期待できるのではないかと思います。町執行部の見解をお伺いします。

 最後の項目、第4番目でありますが、苅田港の化学弾処理の現状と見通しについてお伺いします。

 化学弾処理は昨年10月から始まりまして、当初56発の処理、その後発見されました632体中538体の処理が、今年6月終了との報告を受けております。未処理分の94体、さらにはその後の探査の進捗状況等を含めまして、今後の対応と見通しについて説明を求めます。

 夕べテレビニュースを見ておりましたら、偶然、苅田航路しゅんせつ時にガス弾らしいものが見つかったという報道がありましたが、航路しゅんせつの実態に影響があるのかどうか、南航路の探査計画等も含めまして説明をお願いします。

 以上で、多少長くなりましたが壇上での質問を終わりまして、執行部の答弁の後、質問席で一問一答を行います。どうぞ、よろしくお願いします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕長井議員の質問にお答えさせていただきます。

 まず1点目、空港を生かしたまちづくりについてということですが、井場川河口の計画及び空港関連ハード事業について、井場川河口計画は、現在、空港の開港に合わせて県において臨海工業線の工事を進め、あわせて県公務所も管渠の工事を行い、埋め立て後は多目的広場及び駐車場を整備する予定です。町の埋め立て工事につきましては、県の管渠の工事完了後、着工する予定です。

 また、施設、苅田町総合情報交流拠点施設建設については、今後、皆様と協議しながら進めていきたいと考えています。

 そのほか、現在、JR苅田駅前周辺事業を県及びJRと連携しながら推進しているところです。

 次に、町経営の基盤となる人材育成についてですが、人材育成については効率的な行政運営に役立てるため、職員のやる気、個人の能力を引き出すため、職員側から自己情報を伝達する方策として勤務評定制度、自己申告制度、目標による管理、育成、面談制度などの充実を図り、チャレンジしやすい環境整備が、また頑張っている職員にこたえる仕組みづくりなどを目指していきたいと思っています。

 次に、行財政改革への考え方ですが、第2次行政改革は平成15年度より開始し平成17年度で終了し、国が指導する集中改革プランへと引き継がれることになりますが、第2次行政改革の目標である「自立した個性あふれる活気のある住みよいまちづくり」の実現に向け、今後も行政改革を推進していきます。

 2点目の町財政問題についてですが、平成11年度より財政指標で顕著なものは、財政の弾力性を示す経常収支比率の改善であります。繰越金につきましては、14年度、九州電力の償却資産に対する固定資産税より、16年度、日産の法人町民税まで税収に恵まれてきましたので、17、18年度以降の収支均衡を保つための財源不足に充当するようにしています。

 平成17年度から20年度までの税収見通しでは、徐々なる減が見込まれます。固定資産税では土地の減が目立ちます。法人町民税では日産の影響が大でありますが、16年度をピークに徐々なる減を見込んでいます。

 投資的経費については、新北九州空港、高速道路、県営事業負担金、町営住宅建設、道路改良事業、さらには苅田駅周辺整備事業も加わって、平成17年度にはピークを示しています。平成18年度から20年度の状況は実施計画において公表されます。事業を行えば、起債は当然必要となってきます。もちろん起債制限比率の範囲内でのことであります。起債は、現世代のみならず後世代の町民の皆さんにも等しく財政負担をお願いするものであります。普通交付税の基準財政需要額に算入される起債を主として、自主財源に剰余金が生ずれば財政調整基金に積み立てをしていきます。

 次に、投資的経費を消化する業務処理能力の向上の対策としましては、常廣議員の一般質問にもお答えいたしましたが、今後10年間に現職員数の約3分の1の職員が退職をいたします。また、大量退職に対応するため、消防職を除く一般職員数を250名と考え、その前後における職員数により前倒しによる平均的な採用を目指し、サービスの低下及び職員の質の低下を招かぬよう、研修、教育などを充実させ対応していきたいと思います。

 3点目の景観対策ですが、現在、福岡県などと連携をとりながら新空港へのアクセス道路の景観整備を初め、道路を含めた周辺の緑化などを検討しています。その中で現在、新北九州空港の背後地である苅田臨空産業団地及び周辺の緑の確保を優先に考え、新規に立地する企業の皆様に対し緑化の推進をお願いしております。

 次に、夜間照明基準のあり方ですが、夜間照明基準のあり方についてはくらし安全係が担当しております防犯灯に、道路幅などによる照明基準はありません。防犯灯設置につきましては、区長の申請により取りつけが必要と認められた場所に設置をします。その場合、設置は町の負担で行いますが、電気料及び蛍光灯の交換の費用につきましては地元負担となっております。

 観光資源の開発についてですが、観光資源の立地条件や性格などによって整備や管理の方法が異なっていますので、今後、町としてどのような整備ができるか検討、並びに観光資源のPR及び企業PRなどの充実を図る施策を検討してまいりたいと考えています。

 最後に、苅田港ガス弾処理の現状と見通しですが、現在、港湾区域内で発見され未処理である94発と83カ所の化学弾らしき磁気異常点の無害化処理及び未探査区域の磁気探査につきましては、今後も国の責務として処理費用の予算化に向け努力をいただいております。

 国の所管も防衛庁から国土交通省にかわるため、現在、事務の引き継ぎが行われておりまして、これからは国土交通省が窓口となり処理が行われる予定です。町といたしましても、港湾管理者である県と協力し、早期処理を国にお願いしていくつもりです。

 以上、壇上からの答弁はこれで終わらせていただきますが、長井議員の一般席からの御質問に対しましては自席より答弁をさせていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 以上、壇上からの質問及び答弁を終わりまして、ここで昼食のために13時まで休憩します。

午前11時48分休憩

                              

午後1時03分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開します。

 午前中に引き続いて長井孝篤君の一般質問を行います。14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 壇上での町長の答弁、どうもありがとうございました。補足説明を求める意味で、順次お聞きしたいと思います。

 まず、空港を生かしたまちづくり。井場川のところに道の駅的なものをつくろうということであります。この道の駅、予算的にも数十億円かかる、非常にビッグプロジェクトでございます。こういった大きなものをやると。

 これは例えば、我々、会派研修でことしの6月でしたか、「豊前おこしかけ」に行ってまいりました。これは執行部の方もついてきてもらいまして、いろいろ大変勉強になったんです。「豊前おこしかけ」は行った方は多いと思いますけども、1日、大体1万6,000台ぐらい車が来ると。年間130万人寄りましてね、90万人ぐらいが買い物客で来るということで、既にもう黒字になっておりまして非常に成功していると。これは僕が行って感じたのは、白石という駅長がいらっしゃいますよね、あそこは。当時の企画から始まりまして、現在、駅長で経営全般に当たっておる。この人のすばらしい指導力と経営力と先見性といいますか、そういったもので導かれて、初めてあそこまで成功したという例だと思います。

 苅田町井場川の場合、これも非常にビッグプロジェクトでありまして、1日通行量は3万台以上にも上るんじゃないかと。だから、「豊前おこしかけ」より有利なわけですよね。だから、これをもしうまく使えば、非常に人が集まる場所にできる、非常に発展できる場所にあると。

 ただ、それをやるのに、今、都市整備課で星野課長が頑張っておりますけども、これは非常に大変な業務だと思います。企画から始まってどういう事業形態にするか、官と民の割合をどうするか、どこまでが町でやって、どこまでが民活を使うか。運営にしても第三セクターにするか。そういったいろんな企画的な意味、あるいはどういう商品を扱って、どういう展示にしようかとか。これは本当に一つの起業ですよ──起業というか、「業」を「起こす」の「起業」──起業的な事業です。

 そういった意味で非常に大変な業務だと思って、これを成功させるためには、やっぱりそれなりの人をちゃんと張りつけて専属にしてやっていかなければ、これを片手間でやったんではとても難しいんじゃないかというふうに思うわけですよ。その辺につきまして、まず町長のお考えをお伺いします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 私も井場川の埋立地の活用については大変関心を持ってますし、成功させなければいけないというふうに思っておりますが、まだ今のところ、具体的な案がないというふうに私も聞いておりまして、これから本格的に協議に入るということなんですが。やはり、きのう常廣議員の産・学・官の御質問がございましたけれども、それに民を加えてというお話をいたしましたが、そういった方たちに同じテーブルについていただいて真剣な御討議をいただきたいと思いますし、また、あそこは本当に空港の出入り口として一番目立つ場所でもありますので、あそこにできれば苅田町のすべてを知ることができる、そこに行けば苅田町の縮図みたいに「苅田町ってこういう町だよね」とわかるような施設なり場所にしたいと思います。

 例えば、確かにあの中には企業の──苅田町は、やはり何と言っても企業の町というイメージが外部から来られる方にはあると思いますので、そういった企業などにも大いに参加をしていただきたいと思いますし、それには、きのう助役が言ってましたむらさき芋を初め特産品の開発もいるでしょう、それから漁協の問題も、カキなど含めた問題もいろいろあるとは思うのですが、本当に考えないと、これは失敗するとまた大変なことになるというおそれもありますので、今後の維持管理体制も含めて慎重に皆さんと協議を図っていきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) ありがとうございました。町長のそういうお考え方で進めていただければと思いますけども。

 ただ、これ当初予定では18年度ぐらいに──来年度ですか──計画を立案して、再来年度ぐらいから施行にかかるというような予定でございましたけども、若干メニューは変わったという話を担当の方から聞いております。その辺の時系列的な状況といいますか、それとメニューにつきまして、わかる範囲で御説明いただけますか。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) お答えします。

 今までは中心市街地活性化事業、これは国の直轄の事業でありまして、国からの直接の補助金をもらいます。その形で、17年度まではこういう形であっておりました。それで、前町長といろんな形で陳情へ行きまして、補助メニューに載るように形になっておりましたが、17年度でこの事業が終わりになりました。その中で、今後は戦略的中心地商業等活性化支援事業という事業になります。その形で今、国の方にお願いをしております。その中で補助率が2分の1から3分の2の範囲であります。その中で交付先が商工会議所等になりますから、今議員さんが言われました、今後はそういう形のいろんなところを協議しながらしなければいけないと思っております。

 その中で事業の今後のスケジュールでございますが、今、井場川が埋め立てを順調にやっておりますが、うちの方は港湾事業を公務所の方がやっております。その事業が終わり次第、町の約5,000平米を18年度からやっていきたいと思っております。そして19年度に実施設計を行いまして、できれば──予算の関係もありますが──19年度、単年度かですね。20年ですね。遅くても20年度には完成したいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) ありがとうございました。

 面積が5,000平米ということは大分狭いですよね。例えば「豊前おこしかけ」は1万4,000平米ですかね。だから、駐車場その他のスペースを考えて、これはかなりコンパクトな道の駅にならざるを得ない。その辺でいろいろやりにくい面もあるでしょうけども知恵を絞って、それで商工会議所に予算がつくんであれば、町とすれば、その辺はどういう参画の仕方になるんでしょうね。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 商工会議所に、そういう形になりますから補助を、国の方にいろんな形の補助をする場合の書類の審査、協力、そういう形で。やっぱり商工会議所に交付先になっておりますが、町経由でなります。町経由から国に、経済産業省になりますから、その中でいろいろな形で皆さんと協議しながら進めなければいけないと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) ありがとうございました。本件はそのぐらいにして。

 次に、町運営上の一番大事な問題、人材育成についてでございます。これは、皆さんよく御存じのとおり、人ひとりの能力というのは限界ありますよね。例えば今度の新町長がいかに優秀でも、これは一人で何もかもというのはとても無理です。したがいまして、組織力を生かすと。いかにみんなをやる気にして、三役を初め管理職を含めまして、やる気にして全体を盛り上げていくかということでございます。これは私が言うまでもございません。

 ここで、一つサッカーのお話というか、大分トリニータというJ1リーグがありますよね。これが、ことし途中で監督をかえたわけです。というのは、結局12試合、勝ち星がなかったと。もうこれはJ2に転落間違いないということで、これじゃいかんというわけで、チーム立て直しの意味でシャムスカというブラジル監督を入れたと。ところが、その監督がかわった途端に、あれよあれよという間に勝ちまして、実に着任後8勝3敗2引き分け。12試合、勝ち星がなかったチームが8勝3敗2引き分けで、J2陥落どころか真ん中の上まで上がってしまったと。

 これは、戦略補強は何もしてないんです。じゃあ、その監督が何をしたかといいますと、結局、選手をやる気にさせた、うまく乗せたということが第一。それから、戦略的には、今までは、また点をとられる点をとられるで、みんな下がって守ってばっかりだったと。それをずっと押し上げて、前線に攻撃的にやったというようなこと。そういったことでやる気を引き出して、見違えるようなチームになってしまったと。

 これは、僕はあらゆる面に当てはまると思うんです。今度の吉廣新町長は、人を乗せることがお上手だと思いますよね。選挙の戦い方を見ても、非常にうまくやられております。だから、そういった点で僕は町長に限らず、管理職全体が部下をよく統括するのはもちろんですけども、やる気にさせる、それによって何倍かの力も発揮できるわけです。少数精鋭と言われております。今、行革で人は随分減った。だけど、精鋭は少数でなきゃ育たんという論理もあるわけですよ。だから、そういった意味で今後、町政運営、こういった意味でやっていただければと思いますが、いかがでしょうか、町長。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 言われるとおりです。本当に私の力などというものは微々たるもので、皆さんのお力で町政をやっていく、しかも何度も言いますように町の職員だけではなく、町民も含めまして全体でまちづくりはやっていかなければならないというふうに思っております。私にできることといえば、やはりそういうふうに──私の能力を伸ばすことには限界がもちろんありますので──周りの皆さんをいかに能力を引き出して十分に仕事を発揮してもらえるように、私が持っていくかというのが私のこれからの務めだと思っておりますので、一生懸命努力してみます。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) よろしくお願いいたします。新町長であれば絶対できるというふうに、私も思っておりますし期待しております。

 そのほか、要するに人事的な組織運営としまして、今般、町の方はいろいろ改革的な業務を取り入れていると。やっぱり能力主義、業績主義で人事面をやっていかなきゃいかん。人事考課とか目標による管理、自己申告制というのを、先ほど壇上から町長から説明ございましたけども、現在の実態といいますか、どの程度運用されて、どの程度成果が上がっておるのか、この辺のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答え申し上げます。

 一応うちの町におきましては、人事管理の考え方という形で14年の8月に人材育成基本計画という形をつくっております。その中で、今議員さんが言われた人事管理のあり方についての内部的に細かく決めたものがあります。その分につきましては、今現在すべてを実施しているのが現状であります。実施した中で、徐々にはよくなってきてるんですけども、まだ議員さんが求められているまでになっているかと言われますと、少し難しい面があるのかなというふうには考えておりますけども、全体的に今やっていってますので、もう少し時間をいただければというふうには考えております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 私なんかは民間出身でございまして、民間でずっとこういった人事管理もやってまいりましたが、やり方次第で、本当にやる気を引き出せるんですよね。だから、今現在、町の実態、すべておやりになっておるということで非常に結構だなとは思いますけども。それに心を入れるというか、本当に成果あらしめるという運営を、これからはぜひお願いしたいということを御要望申し上げておきます。

 次に、行革は継続しておやりになるというお話でございました。きのうですかね、川上議員からの質問がございまして指定管理者制度の活用をどう考えるかということで、民営化という問題。これは、川上さんは反対という立場できのうは質問されておりましたけども、私はむしろやっていかなきゃいかんのじゃないかなというふうに思うわけですが。その辺の基本的な民活の活用といいますか、民営化という問題につきまして基本的なお考えは、町長いかがでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 前にも出ましたように、やはりその施設なりの事情によりまして、どれがいいとかいうのは少し変わってくる──きのうは図書館の話で少し例が挙がっておりましたように、本来的な目的に沿うように、それぞれの施設等で考えていきたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) そういうお返事しかできない段階だろうと思います。よろしくお願いします。

 次に財政問題に入りまして、先ほど壇上から町長のお話がございました。苅田町は非常に恵まれた財政状況、これは全国でも本当に数少ないですよね。九州でも、ないと思います。こういった非常に恵まれた財政状況になってきたということで、平成17年度につきましては極端に財政が膨張しておる。それで、各種建設工事のラッシュということで、先ほど企業的な費用ということで申しましたが、昨年度は18億円、ところが、ことしは65億円の企業的な費用が上がっておると、建設的な費用ですね。

 それで実際問題として、これだけ三、四倍にも膨れ上がった業務量を現有の要員で、職員で、本当にうまく処理できるのかなという素朴な疑問があるんですよね。今は建設部門、都市整備課とか建設課を含めまして非常に残業が多くて、随分頑張ってやっておられるとは思いますけども、この辺の実態なり今後の見通しなり、いかがでしょうか。担当部課なり、総務あたり。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答え申し上げます。

 確かにそのとおりでありまして、投資的経費がぼんとふえてるということで、技術的な問題として人員が足らないという要望は結構上がってきております。ただ、苅田町としては、第2行革の中で全体的に──一般行政職と言わせてもらいますけども──250人程度でやっていくんだという方向づけで今動いてます。それで、その中で今おる職員を最大限に利用した中でやっていただくしかないという形で、今は考えてます。

 ただ、これが将来10年20年、この状態が続いていくんであれば、その辺はもう少し考えなきゃいけないかなと思っておりますけども、ここ二、三年というふうな感じを考えておりますので、今の現有勢力の中で皆さんに努力してもらうしかないというような形を今考えております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 行革を進める中で、要員をやたらにふやすわけにはいかない。それはそのとおりでございます。

 ただ、実態を見ますと、繰越金、これはずっとどんどんふえてきてますよね。例えば平成13年がミニマムで1億7,600万──翌年度への繰り越しですね──14年度は9億4,400万、15年度は10億2,000万、16年度に至っては21億8,900万、こういう形で、要するに当年度で消化できずに資金を翌年度に繰り越すと、こういったからみがどんどんふえてきている。これもやっぱり予算がどんどん膨張してきた、それに対して十分消化できてないと、こういった実態をあらわしておるんだろうというふうに思われますが。

 そういった恒久的な要員ではなくて、例えば人材派遣センターとかね、人材のいろんな会社があります、人材を派遣する会社が。苅田でも人材育成のいろんな行事やられてますけども、そういったとこから臨時的に、この二、三年とか、職員を派遣してもらう。それなりの技能を持った人ですね。そういったことは考えられませんでしょうかね。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答え申し上げます。

 人材派遣会社等で、一応検討したことは私の方としてもあります。ただ、派遣してもらう、人によってはもらえない、要するに民間企業を退職した方とかいう形がありますと、うちの発注する工事の中に、その民間企業が絡んだらまずいとかいろいろな形がありますので、今すぐそれを採用できるかということについては、もう少し検討させてほしいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 一応、その業務をちゃんと処理できる体制をつくるというのは、もう大前提ですから。そういった意味で、いろんな多角的な見地で御検討いただきというふうに思います。

 次に、税収問題ですね。先ほど壇上でも触れました。当町はマンモス企業の日産という会社があると。日産が、カルロス・ゴーン効果によりまして目覚ましい復活を遂げて非常に高収益企業になったと、これによって非常に大きな法人町民税が入ってくるようになったと、これは当町にとっては非常にうれしい誤算とも言えるかもしれません。ただ、大体税収が60億、70億のところに、ぽんと十数億もふえた。これは、ちょっと面食らいますよね。

 苅田町の場合、そういった意味では恵まれた状況ではありますけども、中長期の財政計画を立てる上で、やっぱり税収というものをもっとシビアにというか、もっと正確に、角度をよく立てる必要があるんじゃないかと。特に──壇上でも言いましたように──個人の税金ははっきりわかる。企業も、固定資産税についてはわかりますよね。ところが利益に対応する法人町民税っていうのは、日産を含めて非常にわかりにくいという話ですけども、この辺はもう少し角度を高く推定する手だてはないのかなという疑問があるわけですよ。その辺はいかがでしょうか。





○副議長(光永信雄君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) 法人税の関係ですけども、法人税に関しましては会社の方は事業の決算があります、事業年度ですね。それが確定後に、法人税法という法律で確定申告を行って苅田町の方に税金を納付という方法なんですよ。それで、苅田町の税務課の担当者が、その中身を検査をして課税するという方法ではございませんので、税務課の方では把握ができないと。計算する権限が、まず、ないということですね。あくまで会社の方で法人税法に基づいて納付という方法なので、私の方では把握ができかねるということです。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 例えば、この辺ですと行橋の税務署とか、あるいは極端に言うと日産の本社のある横浜ですね、そういうところでヒアリングされたことはあります。



○副議長(光永信雄君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) いや、法人税に関してはございません。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 先ほども言いましたように、苅田町にとっては日産の法人税の入り方っていうのは非常に大きな影響をするわけで。

 御存じのとおり、日産はカルロス・ゴーンが来て、「リバイバル日産」、あるいはその次の「180活動」ですか。180っていうのは、結局100万台増産して8%の利益率で、借入金はゼロという活動ですよね。これも達成しちゃってる。もう借金ゼロの優良企業会社です。

 そういった意味で、十二、三年までのああいった非常に危ない会社ではなくなって収益優良企業になったわけで、今後少なくとも10億円程度の税収は見込めるんじゃないかと。これは税金の見通しが、かなりかた目に偏り過ぎとるんじゃないかなという感じがするわけですけども。これは税務課長の立場でいえば、ショートしたら大変、かた目に見るにこしたことはないという心理状況はよくわかるんですけども。どうなんですかね、中期財政計画で、かなりかた目に見過ぎとるんじゃないかなという感じがいたしますが、その辺は。



○副議長(光永信雄君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) 税務課の方は、大変シビアにこれを見ております。しかし、それでは中期財政見通しが立ちませんので、我々としては──伊塚町長存命中でありますが──新聞等の情報で日産はいけるんだという情報を我々はつかんでおりましたんで、10億はいけるんじゃないかと──17年度ですね──そういうお話はしておりました。11億ぐらい。正確な数字は別ですけど、そういう数字をいただきましたので、今後二、三年も、それまでいくかどうかわかりませんけども、設備投資等がどれぐらいあるかわかりませんけども、それよりも漸減ぎみ、徐々にやっぱり少な目に見とった方が安全じゃなかろうかということで、少し、前回よりも緩めた数字では見ております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) わかりました。そういった意味で中期計画を出されておると。

 ただ、これによりますと、今年度はもう繰越金ゼロですよね。繰越金ゼロになる。来年度については赤字の7億円、19年度に至っては10億6,000万の赤字。昨年度、決算では24億円でしたかね、たしか繰り越しが。これがあっという間に食いつぶされて、今年度で繰り越しがゼロという数字が出ておりますが、かなり極端すぎますよね、これ。その辺、どうなんですかね。



○副議長(光永信雄君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) おっしゃる17年度でございますが、ここは現計予算に近いもので組んでおります。実際は日産の数値もほぼかたまってまいりまして、約20億弱の繰り越しが出るんではなかろうかと、現在のとこ見ております。そうしますと、18、19は何とか乗り切れるというふうに見ております。

 それから、この中期財政見通しでは臨空産業団地の売り上げを見ておりません。それが条件の一つと、もう一つは19年度以降の国からの税源移譲を見ておりません。その分がプラスされますと、このマイナスは何とか乗り切れるんではなかろうかというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) わかりました。そういうことだろうと思いましたよね。だから、非常にかたくこれは見られて、実際、今年度ゼロの予定が、20億ぐらいは繰り越しできるということで安心いたしました。

 だから、そういった意味じゃ、税収というのはもう少しおおらかな気持ちで、えいやと出してもいいんじゃないか──これは非常に無責任な言い方ですが。担当者になるとそういうわけにはいかんでしょう。そういうことで財政問題は終わりまして(「町債はいいですか」と呼ぶ者あり)終わりましてというか、そうじゃなくて。

 実は、投資的な経費がまだまだたくさん出ております。そういった意味では、私いつも言っておりますけど費用対効果ですよね、費用対効果。きのうもちょっと話に出ておりましたけども、やるべき工事と見合わせる工事、この辺のプライオリティーを決めなきゃいかん。やっぱりある程度取捨選別して、何もかもやるということでは、とても財政はもたないだろうと思います。そういった意味で費用対効果のプライオリティーを決める必要が出てきてるんじゃないかと。そういった意味で随分前にも申し上げておりますけども、BバイC管理といいますか、費用対効果の管理、これを何とかつくり上げていく必要があると。これはなかなか、そう一朝一夕でできる問題じゃないと思いますけども、この辺、何か検討されてますか、費用対効果。財政課長かな。



○副議長(光永信雄君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) それほど詳しくは検討いたしておりませんが、議員おっしゃるように、今も16、7、8と──17までですが──大変な事業が重なっております。これはもう順序立てまして今後やっていかないと、大変な財政需要が生じてまいると思います。やっぱり2つも3つも一遍でやるんじゃなくて、大事業は一つずつやっていくと、そういうやり方が大事じゃないかと思います。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) そういう方向でやっていただければというふうに思います。

 次に景観対策に入りまして、都市景観の形成という問題は、これは非常にロングタイムの取り組みが必要だと思います。景観というのは一朝一夕でできるもんじゃない、土地と文化と歴史の繁栄でやっていかなきゃいかん。

 我々は会派研修で盛岡に行って、盛岡は非常に進んでます。都市景観形成ガイドラインというのができてね。これは、例えばビルをつくる場合のチェックリストとか、住宅についてのチェックリスト、宅地開発、あるいは市街地景観チェックリスト、これはあらゆるものをつくる場合のチェックリストができてるんですよ。盛岡の場合は岩手山という2,000メーター級の山がありまして、これが町のどこからでも見られるような景観対策をやっていくということで、非常に進んでおる。

 これは、いつか私申し上げましたけども、景観におもてなしを受けてるような風景を造成していくというのが、これ非常に大事なことですよね。苅田町は、まだ残念ながら、そういった景観的に──田舎の方へ行くと等覚寺の棚田とかいろいろあります。ありますけども、都市景観という面では全くないといってもいいんじゃないか。そういった意味で、駅ができるというのは非常に大きなチャンスですよね。その駅について壇上で触れましたけども、県との話し合いなり何なり、相談なり、その辺はどうなってますでしょうかね。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 駅の東口ですね、10号線側ですね、そこは県の事業でございますから、県と町と一緒になって、その中の配置関係は、大体あすの産建の委員会に報告できるような形になっております。その形で、それに基づいて、できれば20日の議会終了日に、そこのイメージ図がありますから、そういう形で皆さんに渡せるんじゃないかと思っております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) それは、まだ見ておりませんので、楽しみにしたいと思いますけども。やっぱり苅田町として、これでいいというような案ができとるんですか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 私が見た感じでは、苅田は工業の町ですね、その形で玄関口にふさわしいんではないかと思っております。その中でモニュメントは、これは県の事業ではできません。これは町の単独事業でやらなきゃいけませんから、冒頭に議員さんがおっしゃいましたいろんなことを考慮に入れながら今後検討して、駅の広場が平成20年の3月に完了します。それに間に合うような形で、モニュメントをちゃんとした形で製作したいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) それは非常に結構なことで、楽しみにしております。

 苅田町の観光資源の開発という問題ですけども、これは友田議員も触れられておりましたが、歴史的な古墳、発掘品、あるいは青龍窟、等覚寺、広谷湿原、こういったところがいろいろありますけども、アクセスが悪い、それと規模的にも小さい。そういった意味で、日産、あるいは今度トヨタもまいります。こういった産業観光資源を含めて、そういった自然のものと──道の駅的なものもありますけども──複合的な観光ということを、そういった資源的なものの調査開発といいますか、そういったものをやっていく必要がある。昨日か一昨日かでしたかね、友田議員のあれでしたかな。組織的に、どこの職制でこれが受け皿になっているのかと、観光産業といいますかね。これはやっぱり大事なことですよ。どっかで一気通貫的に受け持って担当するというのは。その辺は何かお考え、この間の質問でははっきりしなかったですけども、組織的に何か考えられませんか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 昨日、友田議員でしたかね、確かにおっしゃったとおり、苅田町のそういう外部からのお客様に対する受け入れ体制は、本当に十分ではないというふうに思います。それにかかわるそういう観光資源も生かされてないところもあるというふうに御指摘いただきましたし、伝統芸能、その他山笠の問題も含めて、そういう御指摘をいただいております。これからは、やはり空と海と陸から、お客様が来られるというふうに予想されますので、今のところは本当にばらばらだそうです、受け入れが、観光に対する。今度はそういう窓口も考えていきたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) そういうことで御検討をお願いいたします。

 それから、壇上でも触れましたが松山城跡、町長、登られました。日の出を、いつもあそこで拝む人は多いんですけども、確かに展望は本当にすばらしいですよね。ただ、登り道が非常にきつい。真っすぐ、ぽんと上ってますから。これ非常に短い、私の足でも13分ぐらいで頂上まで登りますけども、ただし、きついですよね、真っすぐ上りだから。これを遊歩道的に少しジグザグ的に上がっていくとか、そういった形にして散歩を楽しみながら上まで上がれると。上まで上がったら、ぱっと展望が開ける。これは非常にすばらしい観光資源というか、なるんじゃないかと思いますよね。だから、例えば遊歩道の造成とか、あるいは上をちょっと公園化する、これは大した金はかからんと思います。そういった意味で前向きに御検討いただきたいんですけども、いかがでしょうかね。



○副議長(光永信雄君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 松山城跡、確かに議員さんのおっしゃられるように空港連絡橋、それこそ360度いろんな角度で見れる、すばらしいところだと思っております。また、前伊塚町長も、何とかしたいということで一部調査にも入っておりますが、あそこは神社地とか個人の地権者、また企業関係、いろんなところも持っておられるようにあります。それで、どの程度するか、しかもどういう投資効果とどういうそれがあるのか、その近所をじっくり協議してまいりたいと思っております。

 また、補助対象は果たしてできるのか、単費でいくのか。できれば、少しでも補助ももらいながらやっていきたいとそういうふうな、町長のお言葉にも前向きに対応したいということでございますので、今後検討してまいりたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) ぜひ、そういう方向で御検討、前向きに御検討いただきたいと思います。

 それから、夜間照明の基準について。なかなか町では対応できないということは理解いたしました。ただし、先ほど県道の拡幅問題じゃないけども、今の20ワットでは、どうにも遠くて真っ暗なんで危ないんですよね。だから、例えば区主導で防犯灯をつける、ただし広い道路は20ワットを40ワットにするとかね。その場合でも、一応はちゃんと建設はしましょう、運営費は区の方で見ると、こういうシステムは可能でしょうか、導入は。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今、歩道の関係、照明の関係に指針があります。道路構造基準の運用指針ってあります。その中で交通量の多い商業地20ルクス、そして住宅は5ルクス、そういう形で運用指針があって、それに基づいて私たちが今街路灯をやってます。そういう形を考えながらやっておりますが、法令で何ルクス以上ということはなっておりませんけど、そういう形で運用基準にのっとってやっております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 道路はないんですか、住宅と商店街と。



○副議長(光永信雄君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) 道路でございますが、道路照明設置基準によりますと、道路照明は設置場所により連続照明、局部照明、トンネル照明があります。また、これは補助幹線道路以上となっております。連続照明は交通量が日に2万5,000台以上、市街地とか高速自動車道で、局部照明は信号機の設置された交差点、または横断歩道、長大な橋梁、夜間の交通上、特に危険な場所です。トンネル照明は延長、交通量に応じて設置することになっておるようでございます。

 苅田町におきましても、連続照明は高速道路以外、該当がありません。局部照明は補助幹線道路以上となっていますので、国道とか県道の交差点と認識しておるところでございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 14番、長井君。



◆議員(長井孝篤) 一応わかりました。

 そうしますと、例えば四差路とか、そういった準幹線道路以外のところは照明はできない。ただ、防犯灯はできる。だから、防犯灯の20ワットを、せめて30ワットとか40ワット、もうちょっと明るいものに。広い道については20ワットの照明基準を緩和して、もう少し明るいものをつけてよろしいという方向の御検討を、ぜひお願いしたいと思います。まだ、できてないでしょうから、即答は結構ですけども。

 そういうことで、今回、私の一般質問はこれで終わらせていただきたいと思いますけども、今度、吉廣新町長が誕生されて、先ほど壇上でも申し上げましたようにいろいろ御苦労が多いと思いますけども、どうぞ頑張ってやってください。

 それと助役につきましては、昨日もお話がございました。12月いっぱいで退職されると。これは私ども寝耳に水で、実はびっくりしたわけでございますけども。梅谷助役は2年間にわたりまして、非常に温かいお人柄で、随分いろいろお世話になりました。御苦労さまでございます。

 特に、山口ダムを町が県から無償で分けてもらえそうだと、こういった道を切り開かれたのは、たしか梅谷助役がいなきゃできなかったというふうに思っております。あるいは、むらさき芋。産業観光資源の件でちょっと触れるのを忘れましたけども、むらさき芋を栽培から始めて、むらさき芋を使ったお菓子、あるいはしょうちゅう、こういった特産物の種をつくっていただいた。そういった意味も含めまして、いろんな点で、随分苅田町に業績を残されたというふうに考えております。この席を借りまして、今後またお務めがあるようでございますけども、頑張ってやっていただきたいと、お礼の言葉を申し上げます。どうもありがとうございました。

 以上で、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 14番の長井君に確認いたしますけども、時間は余りありませんが、最後のガス弾の処理についてはよろしゅうございますかね。もう、それは結構ですね。



◆議員(長井孝篤) ガス弾の処理は壇上の説明で結構です。



○副議長(光永信雄君) 先ほど、冒頭の演壇からの説明、答弁ございましたが、それで結構ですね。



◆議員(長井孝篤) はい、結構です。



○副議長(光永信雄君) わかりました。

 以上で、長井孝篤君の一般質問を終わります。

                              



○副議長(光永信雄君) ここで、14時までテープの交換のために休憩いたします。

午後1時46分休憩

                              

午後2時02分再開



○議長(珠久六夫君) それでは、休息前に引き続き一般質問を行います。

 12番、梶原弘子君。



◆議員(梶原弘子) 〔登壇〕傍聴の皆さん、また議会の皆さん、最後の質問でございます。お疲れさまでございます。日本共産党の梶原弘子でございます。3人の党議員団として分担しての質問を、ただいまより行います。

 2005年の12月議会では、私を入れて11人の一般質問でございました。それぞれの方たちが町民要求実現のために、新町長に真剣に質問をいたしました。私は、新しい町長にかわって、住んでいてよかったまちづくりへと、どのような質問ができるのか少し戸惑っております。亡くなった町長の政策で動いている町政、この半年間は本当に目まぐるしいことでした。吉廣町長も大変でしょうが、どうぞよろしくお願いをいたします。

 私たち議員は、対執行部に対して町民要求がどれくらい実現できるのか、自分の力量にあわせて学習し質問をいたします。また、議員同士の連帯もあり、アドバイスを受けたり指摘もいただきます。数年前、今の自治法作成に携わった大森氏が開きました自治立法の学習会に参加をいたしましたが、そのときのテキストを開いてみました。その中で、これからの地方自治は、文字どおり地方地方における自治であって、強制もなければ、上からの指導も誘導もない。その中で地方分権の趣旨、目的を推し進めて、よりよい地方地方の実情に適合したよい行政を実現する。この主役は住民に直結し、また住民を代表する議事機関であるところの地方議会であり、その構成員の議員であることを改めて認識する必要があると書かれておりました。

 また、議員は従来に増して耳を傾けて住民の声を聞く努力が必要、議員全員が手分けして住民の声を集めるくらいの心組みがほしい、住民が議員に物申すのは、議員個人へではなく議会に対して物申していること、ひいては当該地方公共団体に物申していることなど、厚いテキストには日本国憲法を基礎にして地方自治の解説がしっかりと書き込まれておりました。

 また、地方自治は住民の意思と経費と責任による政治であると書かれ、経費の支出なしで処理できる行政は一つもない。経費は住民が能力に応じて公平に分担する。行政サービスは住民たる資格において、だれもが平等に受ける。また、代理人──代理人とは市長や議員ですが──この専任者、主権者たる住民が責任は負うとなっております。

 私ども日本共産党は、このようなことを踏まえ、どなたが町長になろうとも、是は是、非は非をモットーにして態度を明確にしてまいりました。国が住民を守らないのなら町が住民を守ってほしい。このことを踏まえて、私は今回の議会では補欠選挙の中で出された住民要求や以前から継続して質問してまいりましたものを含め、5点にわたって質問をいたします。

 1点目に、町長の施政方針について。手づくりとは、具体的にどのようなことを指すのか、聞かせていただきたい。

 2点目に、尾倉与原線の町道について。JR日豊本線の下をくぐり、JR貨物線路で停止し、朝夕にはとても混雑する。事故が起こる前に手だてをしてほしいが、担当課の説明を受けたい。

 3点目に、教育行政について。9月議会で予告していたとおり、小中学校のトイレを見てまわりました。各学校のばらつきがありますが、この現状は、担当課はどう感じているのか。夏休みに研究事業のため業者を入れて清掃をした学校は、トイレ特有の鼻をつく刺激がありませんでした。トイレは子供たちにとっては大変大切なところ、本来は、美しくすれば水洗だからにおわないという体験をさせるためにも、一度業者を入れてきれいにしてはどうか。

 また、保健室の薬箱も、各学校、見せていただきましたが、生徒数に合ったものかどうか、担当課の見解をお聞きいたします。

 また、各学校では標準服を指定しておりますが、これは強制なのかどうか伺いたい。

 4点目に、人権施策について。12月4日に、平成11年より町としての政策を積み上げてきた男女共同参画宣言に対して、宣言町として、町として初めて全国で指定され式典も開かれましたが、苅田町としてどのように展開していくのか伺いたい。

 次に、同和地区の実態調査が全県的に福岡県では行われたが、その結果はどのようなものだったのか、お聞かせいただきたい。

 5点目に、環境施策について。今問題になっております耐震不足のホテル、11階建てビルの問題ですが、このことについて町としてどのような体制をとるのか明確にすべきではないか。県、発注者、検査をしたERIと町長も出席して行われた説明会では、盛んに「県と町とが」という発言がされておりましたが、町の役割はいかがか。

 また、旧漁協組合周辺が大きく変わり、井場川も埋め立てられました。漁協に、この埋め立てによって2,000万円支払われているが、そのような計画は、まだほかにあるのかどうか聞きたい。

 以上、大きく5点にわたっての質問をいたします。執行部の責任ある答弁を願いましての私の壇上での質問を終わり、質問席での質問とさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕それでは、梶原議員の御質問にお答えさせていただきます。

 1点目の、私の施政方針であります手づくりについてということですが、昨日も同じような質問がございましたので答えが重なる部分もあるかと思いますが。

 まず第一に、住民との対話を大切にすることだと思います。あらゆる機会を通して積極的に対話をして、住民の声を町政に反映していきたいというふうに思います。

 次に、住民が自分たちが住んでいる苅田町を愛し、自分たちが住みよいと思うまちづくり、自分たちの夢をはぐくむまちづくりを自分たちの手でやっていこうと思うことだと思います。

 第3に、行政はそういった取り組みをする住民に必要かつ適切な支援をし、住民のまちづくりへの意欲を高め、その輪を広げていくことが大切だと考えています。あくまで行政主導ではなく、住民が主人公となるまちづくりを目指していきたいと思いますが、そのために大事なことは、当然、住民のモラルやマナーの向上、意識改革などが必要となってくると思われます。住民同士が支え合って暮らす心豊かな町苅田を、ぜひ実現したいというふうに思っております。もちろん、皆様、町民の協力を得てのことですが。

 次に、交通事故防止対策を早急に取り組んでほしいということで、尾倉与原線についてですが、尾倉与原線とJR貨物苅田港線との交差点付近の危険度について。問題の交差点は、JR苅田港線と尾倉与原線及び町道との交差点形状が複雑で、通勤通学時は渋滞しております。交差点形状につきましては、事前に行橋警察署と協議をしておりまして、道路規則標識などにより、事故のないように処理をしております。

 次に、尾倉与原線の大型車の規制についてですが、通行規制については警察の管轄ではありますが、幅員16メートルの都市計画道路であり大型車の通行を想定しておりますので規制は困難かと思われます。沿道住民への説明ですが、沿道住民を集めての事業説明会は開いておりませんが、工事施行時に工事区間の住民へは区長さんを通じて回覧をしております。

 続いて、教育行政で学校設備の充実ということですが、これは担当部署である教育委員会よりお答えをさせていただきます。

 続きまして、男女共同参画について。男女がともに平等な立場で参画できる男女共同参画社会の実現は、町だけで進められるものでは、もちろんありません。男女共同参画社会の実現に向けて条例の制定を行い、男女共同参画都市宣言の理念を生かしてまいりたいと思っています。

 また、近年、社会問題となっているセクシャルハラスメントやドメスティック・バイオレンスなど、その根底には男女不平等の潜在意識があると言われております。このような女性に対する暴力に対応するため、女性相談員の配置をしてまいります。

 さらに、男女を問わず広く男女共同参画づくりの啓発を行うため講座の開催、かんだ女性フォーラムを中心とした学習会の実施、公民館との連携で啓発講座を実施してまいりたいと思います。

 また、学校現場におきましては、県教育委員会が作成した男女共同参画教育指導の手引を増刷し、町内小中学校の教職員に配布しており、研修会等での活用をお願いしております。今後、必要に応じて、人権推進課において講師などの派遣を行っていきたいと考えております。

 次に、人権施策の同和地区実態調査についてですが、福岡県より委託を受け調査した同和地区生活実態調査の内容は、世帯員、世帯と婚姻、健康、福祉、経済、教育と読み書き、免許、資格、就労、事業経営、人権侵害の状況などとなっております。

 なお、同和地区実態調査については教育委員会の方にも関係をしておりますので、後ほど教育委員会よりお答えさせていただきます。

 続いて、耐震不足のビジネスビル対策についてですが、苅田町には建築許可など権限がございませんが、地元自治体として周辺住民の皆様方の不安の解消と安全性の確保につきまして、福岡県と連携を図りながら地元住民が納得のいくような説明会の実施など、問題解決に取り組んでいきたいと考えています。

 最後に、環境整備、井場川埋め立ての件ですが、井場川の希少生物などにおいては、曽根干潟や行橋市周辺の河口干潟などでも生息が確認されておりまして、環境への影響は軽微であり、この点について担当課の環境担当課と行橋土木事務所が協議を行い、埋め立て工事を施行したとの報告を受けておりますが、背後地のハマサジについては移植をしております。

 以上、壇上からの答弁はこれにて終わりますが、梶原議員の一般席からの質問に対しましては自席にて答弁をさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。幾つか質問があったようですが、その中の一つとしてトイレの現状の調査と改善を望むということにつきまして、それから学校の校舎の壁の清掃とか塗りかえの問題もあわせてお答えいたしたいと思います。

 児童生徒の学校生活に伴う学習環境整備については、今のところ営繕専門の職員、それから清掃業者などを入れて、トイレとか壁の塗りかえだけでなく、学校施設整備計画によりまして毎年整備に努めているところでございます。その具体的な状況につきましては、後ほど岡田次長の方からお答えさせていただきます。

 それから、次に保健薬のことですが、これにつきましては町内小中学校とも、学校保健法に基づき保健管理に必要な医薬品、用具、材料等は毎年予算化し、保健室に整えているところでございます。

 ただ、薬が不足しているのではないかということでございましたが、これにつきましても、先日アンケートいたしまして、その結果につきましては岡田次長の方からお答えいたしたいと思います。

 それから、標準服の件ですが、標準服の義務化しているのではないかという御質問でしたが、標準服の着用の義務づけの指導は、現在は教育委員会としては行っておりません。ただ、個人的には、標準服は必要だと私は考えております。

 それから、同和地区実態調査についてということで、町長の方から、これは教育委員会の方からということでございました。質問の要旨を見ますと、旧同和推進教員制度を、苅田町では、まだ実施しているのかという趣旨でございます。従来の同和教育推進教員制度は、現在はございません。現在では新しい制度として児童生徒支援加配教員というのが配置されております。本町では、この教員が3名配置されているところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原弘子君。



◆議員(梶原弘子) 大変ありがとうございました。

 通告要旨に沿ってまいります。壇上での質問の中で、男女参画のことを言い忘れておりまして、大変失礼いたしました。

 それでは1点目に、交通事故予防対策に早急に取り組んでいただきたいということで、与原尾倉線、大変わかりにくいんで、私ね、絵に書いてきたんですよ。おわかりですか、担当課。おわかりですか、各務部長。私が余りに説明しにくかったんですよ、それぐらい大変なとこなんです。多分、町長もお話ししたように大変なことだと思って、町長もお答えできるほどですから。これが山側ですね。これが海側ですね。日豊線が2本複線で走ってますね。JR貨物が走ってますね。そこに大きい道路が走ってますね、尾倉線というのが。これで、ここにピンク色が少し見えると思うんですが、(「どうぞ貸してあげてください」と呼ぶ者あり)このピンク色のところが、これが停車線なんですよ、ストップのところ、一たん停車。そこの五、六カ所停車線がありますね。朝夕のラッシュはものすごいものがあるんですね。

 私の質問の一つに、このJRの貨物線のことなんですが、これは現在どういうふうになっておりますか。一時廃止という声がありましたが、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 このJR貨物線でございますが、これは苅田臨海工業線の件で一時廃止するのか、駅の移設をするのか、いろいろな問題になっておりました。その当時は日立からの貨車が主だということで、本数も非常に少なく、しかもJR貨物の方も経済効果はほとんど余りないということで廃止という方向に向かっておりましたが、近ごろは日産さんの方も、かなり今は業績が上がってきておりまして、その近所とか、少しふえたような感じになっております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) それ以上のお答えをいただいておりましたが。今現在は通っていますか、通っていませんか。いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 通っております。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 先週、JR貨物の本社に行きました。そして、この件を聞きました。そしたら、現在は休止になっておりますから、JR貨物といたしましては、この二、三年のうちには、まだ廃止にはならないということを書いてもらっております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 二、三年のうちは休止ということで答えをいただいてきているようですが、この休止の間も、やっぱり一たん停車をしないといけないのかどうなのか、伺いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) まだ廃止になっておりませんから、道路交通法上、一たん停車ですね。だけど、警察の方からJRの方にいろんな形で協議をしているような形も、危ないからということで協議をしているような状態も聞いております、JRの方から。だけど、道路交通法上、休止でございますから、線路として残っておりますから、一たん停車でしなければいけません。そういうことです。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) あの複雑なところが一たん停止をしてですよ、もう少し離れたところの国道が、もう数十年前から一たん停止が廃止をされてるんですね。これで押してみていただいたらどうですか、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 国道のところは信号停止の形になっておりますから、一たん停止と同じような形──一たん停止より信号で規制していると思います。そういう形になっております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) それ、全部わかった上で質問してるんですが。だったら、信号をつけるという形にならないかということなんですが。そこまで話してませんね、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) そこまでは協議はしておりません。私たちとしては、休止になっておりますから、早急に廃止ができないかちゅうことを重々JR貨物の方に申し込んでおります。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これで終わります。だから、国道と同じような体制をとってもらうように、これ力を入れていただきたいと思います。大事故が起こる前に、私は言っておきたいと思います。もう廃止は、少し難しいかもわかりませんね。トヨタ自動車の分でも使うというふうなことが聞かれておりますので。

 ここは通学路にもなっております。新津中学、与原小学校。教育長、これはどういう指導をしてますか。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。はい、どうぞ。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 新津中学校では自転車通学の子供も多数おりますので、交通安全指導については計画的に、年間を通して計画的に行っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) あの踏切の指導をどういうふうにしているかというお尋ねでしたが。どちらにしても、国道がきちっと信号をつけて大変動きやすい形になっておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 それと、周りに住宅がたくさんあるんですね。そこに入り込む狭い道路もあります。どちらにしても、担当課は、ぜひ早急にここを改善していただきたいと思います。

 関連でございますが、先ほど、この10号線に抜ける道沿いの住民にとって、大型トラックの規制ができないかというふうに質問要旨で通告しております。振動に非常に悩まされてるんですね。家にひびが入るんではないかとか、自分が引っ越してくるときには聞いてなかったとか、そういうふうに相談が持ちこまれております。一度、住民を交えて話を持っていただきたいという要望なんですが、これはいかがでしょうか。町長は先ほど施策の中でそう言われましたよ、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) この振動、騒音でございますが、これに関しては、昨年の12月とことしの1月に測定しております。その中で住宅地での環境基準は65デシベル以下となっておるようでございます。実測調査は60デシベルということで、一応クリアしておりますので、確かに今まで静かな住宅街が、そういう大型が通るということで騒音はあるかと思いますが、またこの騒音につきましても、ちょうど今、下水道工事等いろいろやっております。これ、小さな道路に段差があると、がんと響く傾向もあるようでございます。この面も、表面の舗装等もあわせて検討してまいりたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) もう少し質問させていただきます。11月の初めか何かで、ここの交通量を調査いたしませんでしたでしょうか。この調査量はどのようなものだったのか、お聞かせください。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 現在の交通量は、朝7時から夜7時まで約4,700台でございます。そのうち大型車は360台となっておるようでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) この道路ができるときに、桜ケ丘の住民の方たちが大変心配をいたしまして、どれぐらいの交通量だろうかという話がありました。あの道をつくるときに大変家が傾いて、4軒ばかり家を建てかえましたよね。1軒の方は引っ越しました。このときに聞いたときに、たしか2,000台というふうに聞いたんですが、これは予測どおりだったんでしょうか。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 済みません。手元に資料ありませんので、後ほど報告させていただきます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 65デシベルで、今まで静かだったのだから大変だろうという言い方なんですが。あの道路自体は本舗装なんですか。その大型車が通れるように耐えられる舗装になっておりますか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) お答えいたします。

 舗装につきましては、一般的な、特に幹線道路につきましての舗装をつくる場合、舗装を計画する場合はCBR試験というのをやりまして、それに基づきまして舗装厚を決定いたします。それに基づいて、今言うように道路を計画する段階では交通量等も付随しますので、それで舗装厚を決定してつくった道路でございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 大型車が1日360台、産業廃棄物を乗せて、ものすごく大きいトラックが通るんですよね。普通の車も入れて──私もよく利用しますので、私の台数も入っているかもわかりません──4,700台。これは以前からありました産業道路、松竜ビルのところを通ります。あちらと比較して、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 産業道路の交通量については、先ほどと同じように手元に資料がございませんので、お答えできないところありますけども。基本的には道路の舗装厚を決定する場合は、先ほども言いましたように交通量等も計算に入れて、現在の地質がどうなのか、それのCBR試験をしながら舗装厚を決定していくようになっております。この一般的にいう山間道路についても同じ方法でやられたものと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) CBR試験というふうに、私は初めて聞きましたが。「同じ工法でやられていると思う」と言われましたが、どちらですか。やっているのか、思うのか、どちらですか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) やっております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) どちらにしても、住民が大変悩んでるんです。家にひびが入るんではないかとか、いろいろ悩んでるんですが。住民説明会を開きますか、どうですか。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 振動につきましては、いろいろな要因が考えられるわけであります。一つは交通量によるもの。特に最近は交通量の増加、それから車両の大型化という問題、さらには路面の状態、それから地盤沈下による場合があります。それぞれの状況によって発生するわけでございます。これ因果関係あると思いますけども、それによって今の調査測定をしました結果、一般的に基準以下であるということでございますので、私どもとしては地元説明会をするという状況ではございません。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 町長、いかがですか。こういう状況なんですけれど。町長が施政方針、一番最初に言われたのは「住民の皆さんと」というふうに言われたと思うんですよ。幾ら数字でこういうふうに出ても、住民にとっては本当に心配をしてるんですね。家が壊れるんじゃないかとか、朝早くからがーんという大きい音をして通るとか。住民が本当に困っているというときに、「するつもりはない」という返事はないと思うんですが、町長答えてください。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 実は申しわけありませんが、私はこの道の状態というのを自分ではっきり把握しているわけではありませんので、自分なりに、そのことを少し勉強させていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 町長が前向きに答えていただきましたので、一度、町長、現場を見に行ってください。あれ、書いたのをお上げしますので。そして、あの近所の方たちのお話を聞いてみてください。ぜひぜひ、その姿勢が大切だと思います。担当課は、もっと住民の気持ちに沿ったような政治をしてください。これ、約束してください。

 私、一番最初に、冒頭に言ったのはこういうことなんですね。皆さんの責任ある答弁をしてくださいと。私、新議員、1年生議員から、ずっと質問し続けてきてるんです。10年以上たって考えてみましたら、議会だけで答えて、それで安心だよというのが本当に見られるんですね。こちらからどうしたのと聞かないと、やってないんですね。多々見受けられますので──精鋭の方でしょ、優秀な方たちばっかりでしょ。頼みますよ、お願いします。

 次に移ります。もう一つ、与原地区の都市開発、これはまだ動いておりませんが、都市開発はどうなるのかというふうに他の議員の方々から、よく質問が出されます。このとき、やっぱり今の道路がずっと311号線まで続くと思うんですね。このときもやっぱり同じような問題が出るんじゃないですか。いかがですか、そこまで、まだ計画してませんか。わかる範囲で答えてください。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 先日の一般質問の中にありましたが、与原の区画整理は、今からどういう形にやるか協議していきたいと思っております。その中で道路網のこともいろんな形で考えていかなきゃいけないと思っております。今後、いろいろな形でいろんなことを考えてやっていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 1本の道路ができるのは20年から30年かかってるんですね。松山長畑線もそうです。そのころ説明された方がずっといればいいんですが、もう移り変わりがありますのでね、20年30年たつと。そういうことも考えて、きちんと文書が残るようなことで説明をする責任があると思います。道路のことは──何かありますか、答弁──道路のことはこれで終わらせていただきますが、ぜひ、私厳しく言わせていただきましたので、町長とよく相談して、住民が主人公という対処をしていただきたいと思います。

 2点目に教育行政についてでございます。教育基本法10条の2に「教育行政は教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない」とこのようになっております。また、日本が1994年に批准した子供の権利条約から見ても、改善をしなければならないことを何点か尋ねてみます。

 一つに、先ほど壇上で伺いましたが、トイレの状況でございます。担当課は調査をいたしましたか、どうですか。感想を伺いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 岡田次長。



◎教育次長(岡田利定) 教育長の答弁のときに、私の方から具体的に答えるということでございますので、何点か一緒に答えさせていただきます。

 まず、トイレにかかわりませず学校施設につきましては、常に現状を把握いたしまして、児童生徒が安心して落ち着いて学習ができるような環境に努めております。

 それでは、具体的に御説明させていただきます。トイレにつきましては、苅田小学校の北側の校舎のトイレを全面的に改修をしております。それから、今年度、与原小学校のトイレを、トイレドアの塗装とか換気扇の清掃とか、そういったところをさせていただこうと考えております。来年度は苅田小学校、そして苅田中学校を予定しております。

 それから、屋内の方ですけども校舎内の内壁の塗りかえでございます。これは、ことしは南原小学校、そして与原小学校を実際的に今やっております。これから苅田小学校と苅田中学校をしていきたいと考えております。

 それから、医療品の不足の件ですけども、医療品の不足があるんじゃないかということで御意見をいただきましたけども、そのときに学校の方へアンケート調査をいたしました。そうしましたら、1校だけ不足しているという報告がありました。その1校につきましては、今年度こういったことで予測されるんじゃないかということで、例年よりも多く予算をつけておりましたけども、通常よりもけが人が多くて、やや不足しているという状況でございましたので、来年度はさらに増額をいたしまして対処していきたいと思っておりますし、学校の方にも校内でのけが等の防止につきまして、よろしく指導をしていただくようにお願いをしているところが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 早速、トイレが改善されるということを聞きまして、これはもう生徒にとって大変朗報だと思います。

 その中で、一度きれいになったトイレをということで業者を入れてはどうかと。南原小学校が、研究事業があったときに業者が入ってるんですね。そこを見に行っても、本当に刺激臭も何もないんですね。子供たちにこういう事実を味あわせてやりたいと思うんですが、業者を入れていただくことはどうなのか、それが一点。

 もう一点は、今の薬箱のことなんですが、岡田課長も運動してましたよね、野球部で。薬箱に入った薬は消耗品なんですよ。入れたらそのままずっとあるというのではなく、毎日生徒が、苅中なんかは70%の生徒が部活をしております。捻挫や打ち身、すり傷、もう絶え間がないそうです。そのときにエアゾール──クールダウンさせるために買うんですが高いんだそうです。とても足りない。湿布薬も足りない。これは他の学校も言っておりました。そういう実情をアンケートの中で反映されてないというのはどういうことでしょうか。いかがですか。私が調べたのとちょっと違いますが、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 岡田次長。



◎教育次長(岡田利定) 申しわけないんですけども、今アンケート用紙が手元にございませんので、ちょっとお待ちになってください。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これは私、自分が歩いてみての感想で言っておきます。各学校にずっと歩いてまわってみたら、大変子供たちの数が何百人といるのに、こういう家庭の薬箱みたいで子供が守れるかしらというふうな声もありました。

 それと、業者を入れての基本清掃はできないかどうか、これはいかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 先ほども御答弁申し上げましたように、学校の整備の年間計画を立てて、それに従って、今整備をしているところでございます。1年間に全部の学校を、すべて業者を入れて清掃するということは、ちょっと無理かなというふうに私は思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 研究指定校になっておりますが、南原小学校の掃除のときは、あれはお幾らでしたか。予算、どれぐらいかかっておりますか、お聞きします。



○議長(珠久六夫君) じゃ、調べて答えてください。12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 本当を言ったら、私も業者を入れて掃除をさせるっていうのがメーンじゃないんです。本当は子供たちがきちっと自分たちの学校を掃除するっていうのが、これが基本だと思うんですよ。でも、そういうふうに今は家庭でもしつけられてない。学校でも、多分しつけられてないと思います。与原小学校なんかもきれいでしたよ、建物は。だけど、もう一つ手が行き届いてない。与原小学校の名前を出しましたが、これは他の学校もそうでした。で、南原小学校に行ったら全然においがなかったから、どうしたのって聞いたら、こういうふうに業者が入ったとこういうことなんですね。だから、これはもう絶対一度考えてみていただきたい。研究校でよそが来るからきれいにするんじゃなくて、日ごろいる子供たちを大切にしていただきたいという、こういう気持ちからの質問でございました。

 平成13年から予算をずっと調べてみましたら、本当に大きく変わりました。今まで学校の補修なんかは、本当にどうしてたのかしらというふうに思っておりました。何度も何度も何度も質問をして、そしたら薬箱の薬剤代もずっとふえていきましたし、美化予算もつきました。それから、補修代もつきました。営繕専門者の方もつけていただきました。本当に日々のほとんどを暮らす子供たちを守るために、なお一層、これからも御努力お願いをいたします。

 次に移ります。標準服の問題で先ほど質問をさせていただきましたが、子供の権利条約の中で13条に「表現や情報の自由」とあります。服装や髪形の自由がうたわれてるんですね。どう思いますか。何を基準にして標準服を位置づけているのか、これはいかがでしょうか。教育長(テープ中断)。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 私は、先ほど個人的には標準服は必要であるというふうに考えているとお答え申し上げました。その理由といたしまして、やはり今、子供たちの──子供たちでなくて大人もですが──規範意識が希薄になってきたということは日常的に言われています。まず、子供のころから規範意識を身につけさせるという意味では、標準服を制定するということは非常に意味があるというふうに思っております。

 2番目に経済的な問題を考えたときに、自由服だといろいろ華美になったり、それから流行を追ったり服装の乱れとか、そういうことが起こってきます。実際に、私は昔いた学校で、標準服が是か非かということでPTA全員を集めて1年がかりで論議をしたことがございます。そのときに、やはり両方分かれました。しかし、圧倒的に多かったのは標準服にしてほしいということでございます。

 それから、3点目として、子供の安全面から考えて意味があるというふうに思ってます。御承知のように、学校は社会見学とか遠足とか修学旅行とか野外活動とか、いろんなことがございます。その中で一人一人がばらばらの服装をしていたら、教師も非常に把握するのが難しい。その点、標準服であれば、この子は私の学校の子供だというのが確認しやすいということがございます。

 今言ったように、規範意識とか華美にならないとか経済的であるとか安全面から考えて、私は標準服が必要だというふうな考えに立っています。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 規範意識って何度も聞くうちに、多分こんな字かなと思いましたが。

 幾つか、わからない点があります。何年前にお母様方と話し合ったのかが一つです。経済的っていうのは、どういう意味かというのを聞かせていただきたいと思います。今の子供たちが着ているのは、大体幾らぐらいのものか、お聞かせいただきたいし、それについて経済的っていうのはどういうことか、聞かせていただきたい。子供たちは本当に太る子は早いんですよね。それで、どこが経済的なのか。それから、修学旅行、これは6年に1回だと思います。社会見学は、これも1年に1回だと思います。校外学習も、そんなに毎日毎日はないと思うんですね。

 華美、流行、乱れ、これはもう、こういう洋服の話をしたら必ずなるんですね。一度もこういう自由な服装をしたこともないのに、どうしてわかるのかというふうに思います。私は以前、子供を町立の若久保育所に通わせていたことがあるんですが、服装は自由だったんですよ。最初はやっぱり、子供たちもあんな服こんな服ってあったんですが、だんだん汚れにくく動きやすい、華美じゃない、そういうふうに子供たちが落ち着くんですね。これは中学校で自由な服装を許しているところは、そういうふうな結果になってるんです。こういうことをいって、どこが経済的なのか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 先ほどの標準服の幾らぐらいしますかという御質問でございますが、これはサイズがありますけども、冬服で──それは後で言いますから。先に、標準服の値段を先に答弁させていただきます──冬服で1万円程度です。女子が1万1,000円ぐらいかかります。男子の方が1,000円ぐらい安いわけでございます。夏服に関しましては男女とも大体5,000円以内でございます。これはサイズ、入学してからサイズを合わせたりしますが、ちょっと余裕のある服装で買いますので、3年ぐらいもてると思います。そういった意味で経済的と申し上げましたわけでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 今、衣料品が一番安いんですね。Tシャツとかズボンとか、本当に安く売ってるんですね。1万円で、兄弟が3人いたら3万円ですよね。それを2枚ずつやら買ったりしたら、どんだけかかるかという、そういうふうに考えていただきたいのと。これを着てきなさいというふうに学校ニュースやクラスでいうのなら、教育は無償であるというふうに憲法で決められておりますよ。買いそろえてください。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) その前に、先ほどの御質問にお答えいたします。

 何年前に標準服についてのことがあったかということでございますが、十五、六年前でございます。15年前か16年前か、その1年の誤差は定かではありません。

 それから、何が経済的かという御指摘がございましたが、これは例えば兄弟がおれば兄ちゃんが弟に譲るとか、そういうことができます。十五、六年前にその論争があったときに、その学校は結構転入者が多くて都会から来た子もおるし、地元の子もいました。都会から来た子は自由服の子が多くいました。その保護者の発言ですが、自由服で非常に困ったと、ものすごくお金が要ったと。何々ちゃんが何々というブランドの服を着とるので自分も欲しいと。それも一着だけでなくて何着も要ると。毎日同じ服を着せていくわけにいかんと。学校に行くときは、まずたんすの引き出しをあけて、きょうはどれを着ていこうかということから始まると。非常に出費が多いと。標準服であれば、冠婚葬祭、学校、すべてそれで通用すると。ぜひ標準服にしてくださいというふうな声が多くございました。

 それから、規範意識についてどういうことかという御質問がございましたが、これは私が説明するもんでもなく、皆さん御承知なことだと思いますので、釈迦に説法ということになりますので、説明は避けさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 華美な服装を着せていかせるような、それは親の意識の問題ですよ。親が指導し切らないということだと思います。

 規制というか、強制をするなら、義務教育は憲法第26条で無償というふうになってるんですよ。だから、制服って言わないでしょ。だから、標準服っていうんですよ。制服ってなったら、これはきちんと自治体が買い与えなければならないとなってるはずですよ。だから、そういうちょっとしたずれで制服扱いはやめていただきたい。校長会で指導してるんじゃないかというふうに聞かれたんですよ。どこの学校もちゃんと着ていらっしゃいというふうな感じで。それもないようにしていただきたいと思います。強制するなら自治体が予算措置をすべきだというふうに、私もこれからまだ見ときます。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) 義務教育は無償ということは、すべてが無償だと私は思っておりません。義務教育の教科書とかそういうことは無償だと思っておりますが。服まで買い与えるというふうには、私は──勉強不足かもわかりませんが──そういうふうにはとらえておりません。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) そういう恐ろしいことを言わんでください。教育を受ける権利、教育を受けさせる義務ということで、第26条に「すべて国民は法律の定めるところにより、その能力に応じて等しく教育を受ける権利を有する。」2項で「すべて国民は法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育はこれを無償とする。」となってるんですよ。教科書だけではありませんよ。今、国が違反して、さまざまな問題を父母にかぶせてるんですから。そこは勘違いせんでください。教育問題、もうこれで終わります。ようございますよ、もう。(「議長、済みません。先ほど御質問  」と呼ぶ者あり)



○議長(珠久六夫君) 教育問題、いいて、もう。もう、いいて。質問者がいいて言うたんじゃ。

 どうぞ、12番。



◆議員(梶原弘子) 違う教育問題に行きます。

 児童館のことについて、木原議員が先ほど朝一番でやりましたが、関連で聞かせていただきます。町長が、既存の施設を使うというふうに言われました。各公民館や集会所、パンジープラザ、こういうところを使うというふうに言われましたが、もうこれは承知の上なんですよ。そういうところを使うに当たって、減免制度もなかったら、非常に高額になるわけなんです。地域の子供たちが安心して使えるように児童館が欲しいという、いろいろな思いがあった上での木原さんの質問だったので、21年というふうに言いましたが、21年度に完成なのか、21年度から計画をするのか、何カ所にするのか、それをお答えください。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。

 先ほどの件で児童館の件でございますが、これは既存の施設も含めて検討するということで、こういった利用の状況等を含めて実施箇所、それとかそういった何カ所必要かといったところを、21年度までに予定をしているということでございます。



◆議員(梶原弘子) 予定してるて、何を予定しとるんですか。



○議長(珠久六夫君) はい、どうぞ、答えてください。きちっと答えてくださいよ。



◎民生部長(井関寛之) 何カ所必要か、必要に応じて建てるところは建てるという考え方でございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 時間があんまりないので、こういうのに使いたくありませんが、きちっと答えてください。21年度に何カ所完成するように考えておりますか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 既存の施設の利用状況を見まして、何カ所必要かということで検討していきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 木原さんの、これはもう一つ関連でございますが、新津中学校の通学路の改善ということでありましたが、これは危険なところだけでも改善をしていただけないかということで、担当課はその通学路を、教育委員会だけに任せず連携して調べたこと、ございますか、いかがですか。危険ですよ、今古賀の人は、ものすごく。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。はい、どうぞ。



◎施設建設課長(藤澤信三) 大変申しわけありません。まだ調べておりません。



◆議員(梶原弘子) 今度調べてください。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) ちょっと苦言を呈したいと思います。11月26日午後1時から、図書館を考える会の総会が開かれました。真剣に図書館を考えるという町民の集会でしたが、苅田町の図書館、初代館長の才津原さんが静かな語り口で、いかに図書館が地域で大切か、こういうふうに総会が進められました。このときに私も川上議員も、それから他の議員の方も行かれたんじゃなかったかと思うんですが、担当課はどうしたのかって聞きましたら、「御案内は出しているんですが、どなたもおいでになりません」。

 この日は東自動車道の期成会が中央公民館で開かれて、図書館にその日に来た人たちまで、この期成会のために、日ごろ図書館の駐車場になっていたところをとめさせられなかったんですよ。国会議員や県会議員の方たちが大勢参加されたそうで、後でミカン箱に乗った、あれがあの議員だなという話がありました。これが、何で教育長や教育委員会が、この東自動車道の期成会に行かんといけんやったんですか。一言も、一言のあいさつもできないほど位置づけをされてたんですか。これはどうでしょうか。町長と教育長の、これは姿勢が疑われますよ。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) これはまず、政策的ですから、町長から答えるべきでしょう。吉廣町長、そして教育長、答えてください。



◎町長(吉廣啓子) 申しわけありません。図書館を語る会があってたことを私は存じてなくて、初めての東九州自動車道総決起大会でアピール宣言をしてくださいということで、実のところ緊張して、図書館の方のことには気がついておりませんでしたので、申しわけありませんでした。



○議長(珠久六夫君) それじゃ、教育長、どうぞ。教育長、どうぞ。思いのままでいいんですよ。今、素直やったでしょ、町長は。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 東九州自動車道の集会は極めて苅田町にとって重要な問題だと考え、そちらの方に出席させていただきました。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 苅田町の図書館は、以前まで全国一の貸し出し図書館で、お隣に座っている岡田さんも館長として非常に手腕を振るわれたわけなんですね。今は本当に、先日の各議員の話の中で図書館の貸し出し量が減ってるとか、図書──本ですね──資料代が何万冊も減ったという話がありました。苅田町は、今から売りの町だということで、日本一があった方がよろしいんじゃないでしょうか。今の日本一は長野県の富士見町だそうです。この町は日本一の図書館があるということで、人口がふえているそうです。

 先日も各議員が、本当に人口増にはどうしたらいいかというふうに、皆さん盛んに御意見を述べておりましたが、苅田町にはあるじゃないですか。今までどおり、指定管理者制度とかこういうことをやらないで、ここにこそ力を入れて町民のレベルアップに努めていただきたい。この役場の周り、地の利が大変よろしゅうございますよ。本当にここにマンションでも建てて人口をふやすと、これぐらいの思いがあっていいんではないでしょうか。図書館の問題です。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) どなたがお答えになりますか。岡田次長。



◎教育次長(岡田利定) お答えいたします。

 議員さん言われるとおり、以前はにぎやかな図書館ということで、現在もにぎやかな図書館ということで、皆さん頑張っております。そういった中で住民の皆様方の常識といいますか、町の常識といいますか、それが多少移り変わったんじゃないかなという感じがしております。以前は時間内、決められた時間内でよいサービスをしましょうと、そういったような感じで取り組んできたと私は思っております。最近はそうじゃなくて──それもありますけども、さらに利用者の枠を広げて、そしてこの施設を利用していただこうと、そういったような感じになってきたと思います。

 そういった中で、資料費の減とかいろいろ要素はありましたけども、今度それにかわる施策というものを立ててやっておりますので、やはり住民の皆さん方も、昔はこういった図書館でしたよ、今はこうですよというのじゃなくて、やっぱり皆さん方が足を運んでいただいて、そしてやっぱり図書館を盛り立てるというような気持ちになっていただければ、さらにさらに──10万冊が減っているというようなお話でしたけども、その差が詰まるんじゃないかなとこういうふうに考えてます。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) ぜひ、その姿勢で、指定管理者制度など導入しないで、ここだけはということでやってみてはいかがでしょうか。他も指定管理者制度をして、いろいろ物議を醸しておりますのでね。

 次に、同和地区の実態調査についてということでお聞きをしたいと思います。国の施策として、もう終結をしている同和地区の問題ですが、この問題を福岡県は5年間の期限で延ばそうとしておりますが、この実態はいかがなんでしょうか。先日の実態調査もあわせて、わかる範囲で聞かせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 神田人権推進課長。



◎人権推進課長(神田俊彦) お答えいたします。

 5年間、14年の3月31日で地対財特法が切れまして、今5年間延びているわけですけども、これは18年いっぱいでこれが終わるわけです。それから5年間延びるという話は、私は聞いておりません。

 それから、実態調査につきましては、県の方のスケジュールを見ますと、今分析中ということになっております。先ほど冒頭の質問で、結果はということでしたけども、結果はまだ出ておりません。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これから5年間じゃなくて、この18年いっぱいを含めての5年間でございますので、勘違いをしないでいただきたいと思います。

 分析中ということで、これはまた、この次にお聞きしたいと思います。

 同和教員推進制度、これはどこが答えるんでしょうか。ちょっと質問をしたいと思います。同和教員推進制度の、この扱いはどうなのかというふうに言いましたら、「現在はありません」というお答えでした。予算を見ると加配教員とありますが、実態的にどう、この同和推進教員制度とどう違うのか、どのように違うのか、聞かせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 先週か先々週だったと思いますが、私ある学校に行って、児童生徒支援加配教員というふうな名前になっておりますが、その先生と教頭先生と校長先生と三者にお会いして、どういうふうな勤務をしているかというお尋ねをしました。その中で向こうのお答えは、学習進度が著しくおくれている子供とか、それから時には特殊学級、それから不登校とかいじめ問題とか授業妨害などを起こす生徒にかかわっていると。それから、一つのクラスに複数の教員が入ってチームティーチングをしてきめ細かな指導をしている、そういうのを大体週に10時間程度行っているというふうな回答をいただきました。他の学校も大体同じような状況じゃないかなというふうに思っております。詳しい状況が必要でしたら、他の学校にも調査に行ってみたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) これ、調査に行かないとわからない問題なんでしょうか。教育委員会がつかんでないんでしょうか。これ一つ、言っときます。

 この教員の推薦のために解放同盟の確認が要るということは、これは生きてるんですか。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) 解放同盟の確認というのが、この教員を雇用するのに確認が要るということですか、解放同盟の。



◆議員(梶原弘子) 昔あったんですよ。今でもあってるところがある。



◎教育長(有松邦雄) それは解放同盟の確認とか、そういうものは必要でありません。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 他の地区では地教が、この教員の推薦のために印鑑が要ると、こういうことがあるということを聞いたもんですから、苅田町でもそうですかというふうにお聞きしたんです。ないということでしたら、これは県の人事権ですのでね、県具申は地教はできると思うんですが、人事権の介入だということで、これはないんですね。はい、わかりました。

 最後のことなんですが、この人権問題の中で苅田町男女共同参画宣言都市、これは記念式典に私ども行きまして、大変かわいい表紙だということで。ここに、平成11年から男女参画問題がずっと積み上げられてきたんですが、いろいろな書類というか、物が出てるんですね。この中に、具体的に苅田町が一番取りかからなければならないというものがありましたら、どのことに一番取りかかるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 神田課長。



◎人権推進課長(神田俊彦) お答えいたします。

 町長が冒頭で御答弁申し上げましたけども、まず第一に条例の制定を行っていきたいというふうに思っております。それから、町民啓発。それから、これは男女共同参画社会づくりを行うためには企業における理解と協力が大変重要になってくるわけでございます。そこで、苅田町から男女共同参画づくりの啓発事業として、企業に対して出張講座というのを今実施をいたしております。講座の内容といたしましては、職場におけるセクシャルハラスメントの防止、企業における子育て支援、職場における男女共同参画、女性の地位向上や自己実現といった内容となっております。現在、企業の方に対して人権推進課の方から講師として出張講座ということでまいっております。引き続き、18年度以降もこういった取り組みを行っていきたいと思います。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) ありがとうございました。

 この中に、ずっと以前から言っておりますが、役場内の女性職員の管理職登用、職域拡大というものがこの中に出されてるんですね。これは今後、どのようになさるのか、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 苅田町の職員登用、要するに昇格の話なんですけども、3年前から試験制度導入をやっております。それで女性が受けていただけなかったんでちょっと苦慮しておりましたけども、去年ぐらいから女性もだんだん試験に応募していただけるようになりましたので、そのことについては徐々にではありますけどもクリアできていくんじゃないかというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 以前、この担当課が、私たち議員に対してアンケートを配ってくれたんですね。その中に、男性と女性が子育てをするときにどういうふうにかかわるかという話がありましたが、苅田町は非常に交替制勤務になっておりますね、だんなさんが。そういう中で、人間の生理に反して夜中も働くという形だったら、多分子育てにかかわることは大変でしょうということを書いたんですね。企業に出るときは、その問題も含めて提言していただきたいんですが、いかがでしょうか。内部で、そういう話があったことはありませんか、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 神田課長。



◎人権推進課長(神田俊彦) お答えいたします。

 企業に対する講座の中で、企業における子育て支援とかそういった講座の内容も行っておりますので、今、議員さんがおっしゃったようなことを提言してまいりたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) まだ、出てないんですか。そういうディスカッションの中で、現状は、まだ出てない。



◎人権推進課長(神田俊彦) まだ、出ておりません。



○議長(珠久六夫君) それをちょっと、はっきりよう言うとって。



◎人権推進課長(神田俊彦) それから、今議員さんがアンケート調査のことをおっしゃいましたけども、企業に対するアンケート調査も1月から実施をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 時間が余りなくなりましたが、最後の質問に移りたいと思います。

 環境施策についてですが、この中で環境に入るかどうかわかりませんが、プレモントホテル、耐震不足のホテルということで11階建てのビルが建っております。先日、説明会に行ってまいりました。住民よりも、本当に報道関係者の方がものすごくてびっくりいたしましたが、この11階建てのビルについて、今現在7人の弁護士の名前が書いた文章が塀際にずっと1枚。福岡県が、この中に入ってはいけないということで、県の書類が1枚張っております。大変危険なんですね。薄い金網で張ってあるだけなんですよね。

 まず最初に、お正月にかけて若者も脱線することが多いと思うんですが──若者だけを言っては失礼なんですけれど──このホテル内に入ろうと思えば、大変簡単に入れるんです。もう少し強固な塀をしてほしいというふうに申し入れはできませんか。いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) このホテル、24時間体制でガードマンを張りつけております。そういう形で塀はなっておりますが、ガードマンで、そういう形でいろんな方が入れないような形でしておりますから、私としてはそういう形でやっておりますから、それでいいんじゃないかとは思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 日本ERIの管理部長という方が私の真横におりまして、この説明会のときに、改ざんを発見できなくて済みませんというふうに謝っておりました。姉歯関係で16件あったが、ペーパーの申請書だけでは大変わかりづらかったと。すぐに倒壊しない、すぐに倒れない、大地震が来ない限りは倒れませんので、というふうに、そういう大変びっくりするような説明を大変な早口で、ここぐらいしか私は聞き取れませんでした。ホテルの社長さんは、「県と町の御指導を仰いで、ホテルとしてきちっと完成し営業したい。ハイトップの苅田町で根を張りたい。細かい工事は終わって備品をあと入れるだけだ。町と県はよろしくお願いします」というふうに言われました。それとERIの方は、ビルの危険基準値は基本が1で、限りなくこのプレモントホテルは1に近いんだというふうに言われておりました。県と町というふうに盛んにどなたも言われてたんですが、これは町はそういうふうに安受け合いしていいんでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 私も、この12月9日の説明会は、町長、助役とも参加させていただきました。その中で今議員さんがおっしゃいますような言葉が出ましたが、町といたしましては建築許可の権限がございません。しかし、そういいながら住民が不安がっております。形としてはそういうことでございますが、その不安解消のためには県とも連携しながら住民不安解消の方向に努めてまいりたいと、こういう考えでおります。



○議長(珠久六夫君) 12番、梶原君。



◆議員(梶原弘子) 住民の方々も大変御自分で勉強したり、もともとそういうことにお詳しかった方がいらっしゃって、大変レベルの高い質問をなさるんですね。だから、担当課というか、皆さんは、やっぱりきちっと勉強しておかないと住民から信頼を得られないと思います。そこを、ぜひ県とも連携をとってやっていただきたいと思います。

 最後に、井場川の埋め立てについて。これは質問通告要旨の中で、私が井場川の埋め立てを当初、ものすごく伊?町長の時代に反対をいたしました。苅田町は大変少ない干潟の中で、あれを埋めるのかと言ったら、「ああいうヘドロのところで」というふうに返されたのを非常によく覚えております。トビハゼもおりましたし、ハマサジという大変珍しい植物もありました。アサリ貝もおりました。食べられるかどうかは別としてですね。そこを埋め立てたわけですね。埋め立てて、漁協に2,000万円の何とか料をあげたということで、なぜかと聞いたら、「あれは貴重な干潟ですので」というふうに言われたんです。非常にこれは矛盾してるということで、大変よく私は覚えてるし、これからの勉強にさせていただきたいと思います。本当に大切な干潟だったと思います。

 それで、まだ植物があるうちに埋め立てられようとしたので、星野課長に早速やかましゅういうたわけですが、担当課の方々が一番寒いときにハマサジを移植してくださいました。大変、この場を借りてお礼を言いたいと思います。これは植物園から買ってくるわけにもいかない貴重な植物ですね。この都市計画マスタープランの資料によりますと、グリーンベルト、植栽、こういう言葉がずらっと並んでるんです。こういう、片一方ではお金をかけて植物をなくしていってる。その片一方では予算をつけて木を植えていくと、非常に矛盾しているという気持ちがありますが、町発展のためにはこれも必要かなというふうに思いながら涙をのんだわけなんですが。

 もう一つ、多肉植物のハママツナ、大変、今紅葉しております。これもどこでもないんです。行橋や曽根干潟にはあるでしょうけど、苅田町にはないんです。だから今のうちに、まだ移せるんだったら移していただきたいというふうに要望いたします。

 大変、教育課には予算をたくさんつけていただきながら高飛車な物言いだったと思うんですが、お許しいただきまして、子供たちのために、ぜひぜひこれからも力を入れていっていただきたいと思います。小中一貫校よりも、まず、こういうふうに今ある学校をきちっと整備していただきたいと思います。

 そして、私、一番最後の質問でございますので、助役さんにお礼を申し上げたいと思います。助役さんの大変すぐれたところは、女性の会議でもどこでも、最初から終わりまでいらっしゃるわけなんですね。奥様も連れていらっしゃる。むらさき芋も植えていただきまして、苅田町で2年間、大変御苦労さまでございました。お礼を申し上げて、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 以上で、梶原弘子君の一般質問を終わります。

 以上をもちまして一般質問のすべてを終了いたしました。

────────────・────・────────────



○議長(珠久六夫君) 本日の議事日程を終了いたしましたので、これにて散会をいたします。お疲れさまでした。

 なお、引き続き会派代表者の皆さんには、私の議長室で、ただいまから会派代表者会議を開きますのでよろしくお願いをいたします。

午後3時29分散会

──────────────────────────────