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福岡県 苅田町

平成 17年12月定例会(第7回) 12月13日−03号




平成 17年12月定例会(第7回) − 12月13日−03号







平成 17年12月定例会(第7回)


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平成17年 第7回 (定例)苅田町議会会議録(第9日)
                             平成17年12月13日(火曜日)
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議事日程(第3号)
                         平成17年12月13日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 友田 敬而君        2番 桝谷 忠明君
3番 木原 洋征君        4番 小山 信美君
5番 常廣 直行君        6番 白石 壽幸君
7番 林  繁実君        8番 井上  修君
9番 武内幸次郎君        10番 作本 文男君
11番 坂本東二郎君        12番 梶原 弘子君
13番 川上公美子君        14番 長井 孝篤君
15番 野本 正樹君        16番 松蔭日出美君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             吉 廣 啓 子 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            高 城 久 雄 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       総合政策課長補佐       井 上 裕 之 君
       環境保全課長         行 事 道 雄 君
       生涯学習課長         森 本 建 治 君
       介護保険室長         潮 敏 男 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君
       給食センター所長       山 下 政 治 君
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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。

 傍聴者の皆さんにお願いいたしておきますが、携帯電話をお持ちの皆様方はマナーモードか、もしくは電源を切って傍聴していただきますように、事前に申し上げておきます。よろしく御協力のほどお願いします。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、日程に従いまして、これより一般質問を行います。

 質問の順位は、印刷御配付の順位により行います。

 1番、友田敬而君。



◆議員(友田敬而) 〔登壇〕皆様、おはようございます。1番議員、友田敬而でございます。ただいまより12月議会の一般質問を始めますが、私にとって、実はこれは初めての議会でありまして、そして初めて経験する一般質問に、また初めて登壇するということで大変緊張しておりますし、この議会の作法といいますか、ルールの方がまだなかなか覚えていないというか、理解がまだまだのところがございますから、皆様に大変御迷惑をおかけすることがあるかもしれませんけども、何分にも一生懸命頑張りますので、そこは平にお許しをと思います。

 では、ただいまより私の一般質問を始めさしていただきます。

 まず、私、11月13日の町会議員補欠選挙にて、町民の皆様の大変大きな御支持をいただき、今回、議員の一員となりました。その期待の大きさ、責任の重さを考えますと大変身の引き締まる思いとともに、議員として今後、皆様の御期待に沿えるよう頑張らねばと、きょうまた新たに決意を新たにしているところでございます。

 私は、この苅田町でこの商店街で生まれ、また苅田町で育ち、そして大学のときは上京いたしましたが、卒業とともにこの町に帰ってまいりまして家業を継いで、現在、この町で暮らしている1人でございます。卒業後、家業を継いでからは商店街活動、そして地域活動に携わり、またNPO活動等々NPO法人等々を設立し、草の根のまちづくり活動を現在まで行ってまいりました。新町長であります吉廣町長とは、実はその草の根のまちづくり活動をしているときにいつも顔を合わせる間柄でありまして、何かこの議場に、今、2人でというか、私と町長がこの新しい議会にいるということは、何かこの町に意味めいたものがあるのではと、私は考えております。

 なぜ、そう私が思うかと申しますと、私、今まで商店街活動またNPO活動等々で町民の方々また町外の方々の意識調査、アンケート調査等を行ってまいりました。その中で本町のイメージを聞きますと、必ず出てくる言葉が工業の町、そして色を聞きますと大体灰色です。赤とか青とかはほとんどありません。灰色の町というイメージでした。これは工業を中心に発展した町の、これは宿命なのかもしれませんけども、男性社会という言葉が特に当てはまる町のイメージではないかと、私は常々考えておりました。

 今回の選挙の結果を省みますと、何か町民の方々が私どもにシグナルを送っているのだと、私は感じております。これは本町初めてです。そして、福岡県でも唯一の女性町長の誕生、そして私、若い、若いといいましても37歳ですが、この議会の中ではまだまだどちらかというと青年というか、子供のような立場になるのではないかと考えておりますが、この女性町長と、そしてこの若い私への大変大きな支持が集まったということでございます。町長には、これは大変失礼な言葉になるかもしれませんが、この男性社会の対極にある女性と子供、青年です。この2人に支持が集まり、この議会にまた新たな構成に加わったということを考えますと、行政能力等々いろんな面でまだまだ未知数なこの女性町長、そして私にこの苅田町民の皆様が御支持を得たということは、この工業の町、灰色のイメージ、そして男性社会というようなイメージを少しでも変えてもらいたいという意味が込めていたのではないかと、私は思っております。

 そのことに感じますと、私が選挙のときに一生懸命訴えてまいりましたこのまちづくり、苅田町のまちづくりということに対して、何らかの皆様が共感を覚えてくれたのではないかと、私は考えます。本町のまちづくりの方向性に、私は実をいいますと、この草の根のまちづくりを行うことで疑問を少し感じておりました。私は商店街、格好よくいいますと財界の端の端の方にいる人間でありますが、本町の発展は私の祖父等々考えますと、工業が要でありました。そのおかげで今日の本町の姿があるわけであります。このことは重々承知しておるつもりでございます。

 しかし、今、本町のまちづくりの軸足が工業の方に来ているということは、町民の皆様が大変感じていることではないかと思います。私はその軸足をすべて移してしまうということじゃなくて、もっとこの町で暮らしている人々の生活感、そして暮らしやすさということの方に少し移せないかということを訴えてまいりました。また、次世代の子供たちに豊かな町、そして暮らしやすい町、育ちやすい町、若いお父さんお母さんが子供たちを育てやすい町というようなまちづくりに、軸足を少し移すべきときに来たのではないかということを、実は訴えて、今回、当選さしてもらったわけであります。

 このことを私は、よく人口の増加に例えてずっとお話をさしてもらいました。実を、ここに資料を持ってきておるんですが、苅田町の人口、余り実はふえてはおりません。私が東京に上京するとき約3万2,000人でありました。今現在、3万5,000人、正直言いまして、今現在は毎月の町政だよりを見ますと、少し減少しているような状況でございます。これは何を意味しているのかと、私はまちづくりを行うことで常々感じますことは、10号線よりか東側の工業地帯は、大変日本でも有数の発展をとげております。がしかし、この10号線から西側のもう本当皆様が住んでいる、この町の人々が住んでいるところに目を移しますと、どちらかというとその港の方に比べますと、発展が少し遅いのではないかなというように、私は感じております。これは意味するところはやはり、この苅田町は働く場所であって、住む場所ではないというふうに住んでいる方々、また町外の方々はいろんな意味で指摘している。また、口では言いませんけども、そういうことの裏返しではないかと思っております。

 人口のグラフに直しますと、本町、女性の方は、実をいいますと日本の人口のグラフと余り変わらないんですけども、男性の方になりますとピラミッド型になっております。若年者すごく多いです。20代から30代の方が一番多い状態になっています。こういう町は日本を探してもなかなかない町であります。特に、この地方の町になりますと、非常に珍しい町ではないかと考えております。このように人々は、働くために毎年多くの若者がこの町にやってきております。その若者が家庭を持ち、そして子供を生み、この家を建てるというときにこの町を選ばずに、実はよその市町村の方に流れていっているというのが、今、この苅田町の置かれている現状ではありませんでしょうか。

 私はそれを考えますと、私、今回、質問することの3つを挙げておりますけども、まちづくりをこれから先は一生懸命考えなければいけない。その中で、私はにぎわいのまちづくり、子育てのまちづくり、環境のまちづくりを掲げております。にぎわいといいますと、私、居を構えております苅田町商店街、中心市街地ですけども、大変寂れてきております。また、このほかの地区を取りましてもこの苅田町、やはり歩いている人々というのは余り見受けられないと、私は感じております。これはやはり高齢化が進み、若い方々が町の中にあふれているという状況とは、少しほど遠いのではないかと感じております。また、子育てのまちづくりでありますが、やはり若い男性が多くて、そしてその人口形態がずっと続いていかないということは、子育てがやはりしづらいと、町民の方は感じているのはないかと、私は考えております。そして、環境でございます。ここもやはり住みよい暮らしよいという言葉とは、またかけ離れているような形でのまちづくりが、今、進んでいるのではないかと、私は感じております。

 そこで、町長の方にまずお尋ねをしたいんですけども、今後、この苅田町におきましてまちづくりの方向性、町長も実は町長選でいろんなお訴えをされておりましたけれども、私が考えるように、まちづくりの軸足を少しこの暮らしている人々、住民の方々に移すということを行う時期に来ているのではないかと、私は考えますが、そのことについて町長はどう思っておられるか、所見を伺いたいと思っております。

 続きまして、第2点でございますが、観光、文化についてでございます。

 来年3月16日にいよいよ新北九州空港の開港が間近にきております。それに伴い、東九州自動車道、苅田インターチェンジも開通されます、今後、町のまたますますの発展が期待されております。本町でもこのビッグプロジェクトにあわせてさまざまな対応を御検討、また実施されていると思われますが、ここでまた御質問というか、私、疑問を1つ投げかけさせていただきたいと思います。

 今、この空港開港、そして東九州自動車道開通に伴いました町の対応を少し眺めていくと、どうしてもやはり産業、工業の誘致等々によるハード的な面が非常に強く感じられております。私、それは大変もちろん大切なことだと思いますけども、やはりソフトの面に関した対応をどのようにお考えになるかということが、まず1つ聞きたい点でございます。

 私は、今、先ほども述べましたように商店街活動、そして地域社会活動、そしてNPO活動と3つの地域活動に一生懸命やっておりますけども、まず商店街活動で申しますと、この空港開港をにらみましていろんなソフト面での施策というか、思いで動いております。まず、その1つでいいますとこの町の産業は何か、この町の特産品です。特産品は何かと、私ども考えましたところ、やはりこれは残念ながらおいしいものが特段よその町に比べてあると、今現状ではないですし、何か伝統的な芸能がなかなかよその町に誇れるものが、今、すぐに有名なものがあるということでもなく、やはりこの町の一番皆様、アンケートをとってもわかるように、工業、産業というのがこの町の、実は特徴であります。この産業、工業の特徴を生かしたまちづくりをどうにかできないかということを、私ども商店街でやらさしていただきました。

 その中でよく考えますことには、この町には、実は社会見学等で年間、日産自動車だけで3万5,000人の方々がお見えになっておられます。今度はこのたび空港が開港しまして、そして東九州自動車道が開通いたしますと、ますます多くの人々がこの町に訪ねてくると、私は考えております。そこで、この人々は、実はこの苅田町に来ているのではなくて、10号線よりか東側の工業地帯にいろんな意味で来ているということです。この苅田町に来ているのでなくて、産業地帯、工業地帯に来ている、この人々をどうにか中心市街地の方に向けることはできないかということを一生懸命考えておりまして、私どもは商店街ではエコステーション、エジステーション事業ということを行ってまいりました。

 これは一言でいいますと非常に、つくられた造語でありますから何のことかということがなかなかわからないんですけども、まずエコステーション事業といいますものは、商店街の中に環境活動をどうにかして取り入れられないか、エコプラント等々があるこの苅田町、環境に一生懸命やっている苅田町の特徴を生かした活動を、この中心市街地の方にどうにかして結びつけることができないかということで、空き缶回収の機械を設置しまして、その中で商店街の販促活動、そして子供たちの環境教育ということを重点的に行ってまいりました。

 そして、エジステーション事業といいまして、今、実は教育委員会等々の御協力また小学校、中学校の御協力を得まして、小中学校の皆様があの苅田町商店街、中心市街地の方にお見えになられまして、擬似的ではありますけども、商店街の1日のお店を開くということを行っております。このことはこの、実をいいますと大きなねらいは、空港が開通しますと多分修学旅行また社会見学等のお子様方が大変多く見られると思います。その来られる方の大体の目的は空港を使うこと、そして工業地帯の方で社会見学等をすることで、一つアンケートをとりますと、一番大きな問題がこの苅田町、実は休憩する場所がないということでございます。

 そこで、私どもは中心市街地の方でひとつ休憩をしていただきまして、ただ休憩するだけではなくて、その地域の特産品を持っていただきまして、それをこの中心市街地等々で販売してもらいまして、即席の立派な立派な全国各地の物産展が毎日開けるというような状況をつくり出すことがこの町の発展に、そしてこの町の著名になることにつながると思い、また私はやっております。

 そして、NPO活動としましては、町の中に空港を使ってお見えになられますけども、実をいいますとお土産品を何にするかということを考えますと余りないわけであります。この苅田町を代表するお土産品といいますと、商店街のお店では苅田まんじゅうとハチガメまんじゅうというものを売っておりますが、余りこうどちらかというと有名ではございません。そこで、この苅田町を代表して何か、この苅田町にビジネスマンまた観光の方がおいでになられたときに、来られた各地の方々にお土産に持って帰るものを何かないかということで、NPO活動等々を通しまして特産品の開発等々を行っております。

 このことはまた後、後ほど詳しく述べますけども、そして、地域活動としまして、この町に非常に大きなお祭りといいますか、社会の結びつきといいますか、山笠と等覚寺の松会というものがあります。私が住んでいる地域が苅田校区でございます関係上松会よりも、実は山笠の方が親しみを持っておりましてこの山笠、今、若い者で一生懸命盛り上げをしておりますが、このただ山が盛り上がるだけではなく、やはりこのお祭りを全国的に有名にしなければいけない。そのためにはどうすることが大切かということを日々考えながらこの活動に当たっております。



 そういうふうにこの苅田町に観光という新たな産業、そしてこれは、実は大きな大きな柱になると思われる産業をひとつつくらなければいけないのではないかというのが、私の思いでございます。このことに関しまして、町長の方、どのようにお考えになれるか、この件に対してお答えをいただければと思っております。

 また、この活動を行っている上で一つ障害といいますか、いつも感じることはこの活動を行いますと、大体担当課というのがございまして行政の方とお話をするんですけども、その担当課は大体違う課が担当になっております。特産品をつくろうとすれば農政課、商店街のことになりますと都市整備課、そして地域活性化のお祭りのことになりますと総務課等々になるわけでございます。それをしますとやはりこの観光という産業をつくる上におきましては、それを一元的に管理また指導し、そして大きな流れにするようなセクションが、もうそろそろこの町には必要ではないかと、私は考えております。ほかの市町村に行きますと観光協会等々があります。

 本町ではどのようにお考えなのかはちょっとわかりませんけども、そのようなセクションが必要と、私は考えておりますが、町長に対してどのようにお考えかを、私、お伺いしたいと思っております。

 以上の点をつきまして、大まかなことでございますけども、この壇上での私の質問にさしていただき、残りは一般質問席で、町長、また執行部の方といろいろ御質問をさしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕おはようございます。先ほど質問者であります友田議員がおっしゃいましたように、私も本当に1年生でありまして、どれだけ満足のいく回答ができるか自信がありませんけれども、一生懸命答えさしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 まず、友田議員のまちづくりについてお答えさせていただきたいと思います。

 全国的に郊外型の大型スーパーなどの進出により、中心市街地の商店街などはだんだん衰退している状況であり、苅田町においても同じ状況であります。この状況において平成10年7月、中心市街地活性化法の施行に伴い、平成13年2月、苅田町中心市街地活性化基本計画を策定し、またまちづくり機関として平成14年5月、TMOである株式会社ピュアタウン苅田を設立しました。今後、国、県などの施策、補助金などを活用しながら、中心市街地活性化整備などを進めていきたいというふうに考えております。

 また、子育てのまちづくりについてですが、次世代育成支援対策推進法の制定を受け、苅田町でもことしの3月に苅田町次世代育成支援対策行動計画を策定しました。基本目標として、子供の健やかな成長と自立への支援、子育て家庭への支援、子育てと仕事の両立への支援、子供が伸び伸びと育つまちづくりの4点を掲げております。そして、この計画を推進していくために関係部局による推進本部を設置し、進行管理、点検、評価を行っていくようにしております。平成17年度から21年度までを第1期計画期間として財政面、緊急度合いの面から考慮しまして、できるものより実施していくように計画しておりますので、そのことが子育てのまちづくりの環境づくりに役立つのではないかと考えております。

 また、この件に関しましては教育委員会にも関連がありますので、後ほど教育委員会よりお答えをさしていただきたいと思います。

 環境のまちづくりについては、第3次苅田町総合計画の基本目標として自然との共存で環境に配慮したまちづくりを掲げております。また、基本方針として環境を重視したリサイクルシステムづくり、潤いを感じる環境づくりを掲げております。このことを実現するために平成16年3月、環境行政の長期的な指針となり住民、事業者、行政の役割と取り組むべき方針を示した苅田環境未来図を策定しました。環境未来図に掲げた目に見える10項目の重点プロジェクトを着実に実行し、経済的な豊かさを保ちつつ、環境負荷の低減に配慮したものづくりと、自然が共生する和の町苅田を目指していかなれればならないと考えています。

 次に、観光、文化についてですが、町内には古墳を初め数々の史跡などがあり、青龍窟や広谷湿原などの自然及び歴史ある祭りなどの文化財等の観光スポット並びに産業等もあります。こうした中で新北九州空港開港、東九州自動車道の開設に伴い、町内への人、車の流れが増加することが予想されます。観光資源の立地条件や性格等によって整備や管理の方法が異なっていますので、今後、町としてどのような整備ができるか検討、並びに観光資源のPR及び企業PRなどの充実を図る施策を検討してまいりたいと考えております。

 なお、この件に関しましても教育委員会の方に関連があるようですので、後ほど教育委員会にもお答えをいただきたいと思います。

 以上、お答えしましたが、続く質問に関しましては一般席にてお答えをさしていただきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) それでは、教育委員会関係の御質問にお答えさしていただきたいというふうに思います。

 友田議員の御質問に、やっぱり苅田町に多くの人が定住するようにするにはどうすればいいのかというふうなことがございましたが、まず子供たちを、教育委員会といたしましては、子供たちをぜひこの学校で学ばせたいという学校づくりをすることが大切だというふうに考えております。そのためには安心で安全な教育環境の整備、それから学校で魅力や特色ある教育活動を展開することが大切だろうというふうに考えております。

 苅田町では、今、その実現に向けて、現在、教育改革の推進に取り組んでいるところでございます。教育改革の推進は、もう既に平成15年度に教育問題審議会というものを立ち上げて、16年に答申をいただいて平成17年度から実行に移しているところでございます。それに関しましてはことしの12月10日に教育の集いというものを開催いたしまして、教育改革の成果の発表会を催したところでございます。

 また、企業に向けては苅田町の、今、お話しました苅田町の教育改革とか各学校、それからその他町内にある保育園とか短大、失礼いたしました、専門学校とか大学とか、そういう教育機関の特徴を積極的にアピールする必要があるというふうに考えております。そのために本年度、苅田町教育要覧というものを作成いたしまして、町内の各企業はもちろんのこと、町外の企業誘致のときにも配付を関係部局にお願いしているところでございます。ちなみに、教育要覧というのはこういうものでございます。

 以上です。あ、失礼しました。それから、次に文化の面について、教育委員会サイドとしてどのように考えているかということについてお答えいたしたいと思います。

 本町における文化行政の現状について御報告を申し上げたいと思います。

 苅田町の文化財としては国指定の石塚山古墳、青龍窟、それに無形文化財である等覚寺の松会とか、議員さんおっしゃいました苅田山笠等を含め、その他県指定並びに町指定の文化財など数多くの貴重な文化財、それから遺跡等が存在しております。教育委員会といたしましては、これまでもこれらの文化遺跡の保護とか保全に取り組んできたところでございますが、今後ともさらに一層その普及に努めてまいりたいと思っております。なお、来年3月には新北九州空港が開港いたしまして、全国から多くの方々が苅田町を訪れることになりますので、今、申しました文化財、文化遺跡の紹介や普及にも、今後、一層努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございました。それでは、各項目について少し細やかにちょっと御質問をさしていただきたいですけども、まずにぎわいのまちづくりについてですけども、今、町長からのお話にも出ましたとおり、まちづくり会社としまして国の施策にものっとりましてTMO施策、ピュアタウン苅田という会社でございますけども、ここで、今、商店街中心市街地の活性化ということに取り組んでおります。実をいいますとこのピュアタウン苅田が駅前というか、駅前周辺等々をあわせました中心市街地の再開発等々も、最初はグランドデザインしていたと、私は承知しておるんですが、諸般の事情、いろんな事情がありまして、これは悪い事情じゃなくていい事情の方に当たるとは思うんですけども、町の方で駅周辺の開発ということを、今、行っております。

 そこで、改めてお伺いしたいんですけども、今、駅周辺の開発というか再開発、整備等々を行っておるんですけども、その求めるべきものは何なのかということを一度お伺いしたいと。これを町の発展というか、中心市街地の活性化なのか、それとも空港等々ができて玄関口等々の整備なのかとか、いろんな意味の視点があると思うんですけども、町としてどのような視点で今の整備を行っているかをお答えいただきたいんですけど。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 先ほど友田議員からは、ハード面だけ目立ってソフト面が充実されていないという手厳しい御意見をいただいたわけでございますが、この駅前整備、商店街、これはいろんな目的がございます。当然町長の答弁にありましたように、この3月16日の北九州開港、これに向けて東九州自動車道、苅田臨海工業線、いろんな形でハード事業が、今、どんどんその日にちに合わして目立っております。しかし、そういいながら当然ハード面というよりソフト面と、やっぱりバランスのとれたまちづくり、まだいろいろな協議とかいろいろな形もあろうと思いますが、それを目指すものと考えておりますが、この中で今はハード面が特に、先ほど申しましたように見えておりますが、この商店街の活性化に向けても、私の方も産業建設部としてTMOピュアタウン、こちらともいろんな会議を持たしていただきましたが、御承知のようにこの商店街、私もいろんな地域を存じますと、どこも寂れた状況でございます。そして、いろんな創意工夫をして、あるところに行けば一つ成功した例も、何か富山の方であるとも聞いております。

 ただ、私たちが思うには、この苅田町は他の地域とは違う、非常に恵まれた状況、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、住む人口が少ない、これはいろんな要因があろうかと思いますが、移動人口は非常に多い。まして、また今度は化学弾等の話でいろんなホテル、また商店街で一緒にPRをさしていただいたこともございます。そういうこともあわせながら、いかにこの苅田町の今のこの情勢、将来性に向かってどういう形が活性化に向かうのか、これは行政だけではまだまだ知恵が足りません。もちろん商店街のその人たちが本当に詳しいと思います。また、今の商店街の人には物すごく熱い気持ちがTMO、いろんな形であらわれております。ともに話し合って、やっぱりそれに向かって意見を出し合いながら求めてまいりたいと、このように考えているところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) ちょっと質問と違うようだけどいいですか。質問は、駅前の開発に、今、入っているけども、この端的に、彼がした質問は、駅前の開発が商店街の発展のための開発なのか、空港とかそうしたものに対するシャトルバスとかそうした目的でやる駅前開発なのか、その辺を明確にしてほしいと、こういう質問だったと思います。各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) ちょっと私のちょっと説明が不足でございましたが、端的に申し上げて、当然空港とのアクセスの関係もございますし、商店街の活性化、両方目指しているところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) はい、双方あるそうです。1番、友田君。どうぞ。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございます。それでは、続けて御質問をさしていただきます。

 今、駅前の開発でございますけども、いろんな諸事情、諸制限がございまして、私から言えば縦の通りといいますか、駅から向かって海の方に向かった整備の方を進めているように感じております。その中でやはり中心市街地というのはこの苅田町、いろんな諸条件、諸事情がありまして、駅に向かって連なるような商店街ではなくて、駅から90度曲がりまして、そこから行橋側に延びているというのが中心市街地の実情でございます。

 そこを考えますと、今までいろんなことで行政の方、お手伝いというか手助けしていただきまして、街路灯、カラー舗装等々していただきましたけれども、先ほどなぜそういうふうな私が質問をしたかといいますと、今、見えるのはとりあえず駅前の方が中心に、そしてそこから縦の方に、縦といいますか東側に延びる方向でずっと整備を進めている。それはその先にあります井場川埋め立ての方に向けてということも重々承知しておりますけれども、それはそれでまた後で御質問をさしていただきますけども、90度曲がったその中心市街地の方に、今現在ある中心市街地の中心部の方に向けた方に関しまして、何かお考えがございましたらちょっとお願いしたいんですけども。



○議長(珠久六夫君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) お答えします。

 今、友田議員から質問がありました10号線に向かって右側です。今、苅田町では空き店舗が中心市街地の中で約20%強あります。その中で商店街の方々と行政が一体となってその空き店舗をどのように活用するか、それを特に考えなければ、今後、中心市街地のにぎわいは取り戻せないと思っております。その中で、今、街路灯、それに舗道の整備、それは国の言う3点セットです。その3点セットだけでは何もなりません。だから、今後、再度言いますけど、行政と商店街の皆さんの方々、その方で考え、そしてやっていきたいと思っております。

 それと、前段の方の質問の中で玄関口の関係ですが、その中で苅田町の玄関口でありますし、その中で駅の開発の中で情報も発信する施設も設けております。その中で商店街の、要するに説明、それと企業の説明、いろんなことも考えて、今後、やっていきたいと思っております。御協力のほどよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございました。これは私の要望というか、商店街で私、居を構えております関係上、よく聞こえてくるんですけども、実をいいますと、先ほど私は町長への代表的な質問のときに言いましたけど、この苅田町、工業というのがイメージだと。人口の形態からいいましても20代、30代の若い方が、実は非常に多い町なんです。これはよその町には見られない、逆に言いますと、他の市町村から見ますと、うらやましい限りの町の人口形態になっているのではないかと思います。

 そこで、私、日ごろこういう場でこういうことを言うのが適当かどうか少しわかりませんけども、実をいいますと商店街昼の顔も持っておりますけども、夜の顔も持っております。男性の方々等々が、実はこの飲食店街で飲食する割合が非常に少ないというような声が、非常に物販だけではなくて、飲食店業界の方からも非常に私の方に届いております。どうにかしてせっかく若い方がいっぱいいるんだから、この苅田町で仕事が終わった後、くつろげるひとときの場がとれるようなまちづくりを行ってもらえないかという言葉が、私のところによく来ます。これは言うなれば夜の町ということなんですけども、その夜の町はここお見えになられる方々はどうかわかりませんけども、見ていただいてわかるんですけども、商店街は、課長、おっしゃったように非常に整備の方が、今、進んでおります。がしかし、飲食店街の方に目を向けますと、正直恐ろしいぐらい真っ暗な町並みになっております。この町は、実は夜しか人が歩きませんから夜歩くと真っ暗、昼間は、実はだれも余り歩かないという町になっておりますのでそういうところも含めて、先ほど言いましたハードだけではなくて、これはソフトの面にも非常にかかわる問題と思いますので、これから町の開発を行う上で御考慮していただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

 続きまして、子育てのまちづくりの方に進めさせていただきたいと思います。私、正直、初めての質問でなかなか的を得た御質問ができずに、それに対しまして教育委員長また町長等々、非常に御誠実にお答えしていただきましてまことにありがとうございます。私はまだ勉強不足のところもありますけども、おっしゃられた内容は非常によくわかるんですけども、もう少しかみ砕いて私が言わんとするところを述べさしていただきますと、正直この子育てというところで教育ももちろん重要なのでありますけども、本当に若いお父さん、お母さんたちがこの町で本当に子育てがしやすい状況に、今、なっているのかということを、皆さん、お考えになられたことがあるかということを、まずお伺いしたいわけでございます。

 もちろん、それは考えていらっしゃるんでしょうけども、私、実はこの議会の中でも小さな子供を持っている世代は多分私だけだとは思うんですけども、今、子供が3人います。7歳と5歳と2歳であります。いろんな意味で病気もいたします。もちろん皆さん、御経験者でありましょうけども、いろんな意味で病気もしますしいろんなことがあります。その中でこの苅田町で本当に育てやすい状況になっているのかなと、私、考えますところに非常に今、前の町長から始まりまして子育てに関しては充実した内容になっていると思うんですけども、より一歩前に進めて、若いお母さんたちのネットワークができるような仕組みが、今、できないかと、私は考えております。

 どういうことかと申しますと、子育て等をお話しする場が、実はないんです。核家族になっておりまして、おじいちゃんおばあちゃんと御相談するというところは、今、もちろんあるでしょうけども、余りない。正直いいますと、この町さっき言いましたように、よそから来る人がどんどんふえております。そこで家庭を持って子供を生んで居を構えようとするわけでございます。そうすると、ほぼ核家族でございます。そのときに子育てに関していろんな意味で相談ができ、また心強い気持ちで子育てに対してできる、もちろん教育、健康、すべての面でありますけども、そういうようなお考えで、これから何かないかということをお伺いしたいのが私の真意でございます。皆さん、よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。

 子育てしやすい町かということでございますが、これはいろんな施策等を考えております。現状からいいますと、次世代育成支援行動計画を作成する段階で住民アンケート、お母さん方にアンケートをとった中で、やはり一番の要望というのは遊び場が、雨の日ですか、雨の日、安心して遊べるところがないというふうなところの意見が一番多かったように感じます。

 いろんな施策等をとっておりますが、具体的にネットワークができないかという御質問でございますが、現在、このネットワークにつきましては、パンジープラザの方で子育て支援センターというものを立ち上げております。そこにはやはり子育てに悩むお母さん方等が集まっていただいて、いろんな子育てに関する悩み、いろんなところでお話をしているということでございます。今後、こういったネットワーク、各地域地域で、身軽なところでできるような態勢づくりというのが当然必要になってくるかと思っておりますので、そういったところにつきましても、今後、検討をしていくということでございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) ありがとうございます。今、部長のお答えに、私、ちょっとつけ加えさしていただければ、そういうネットワークの場所をパンジープラザも非常によろしいんですけども、実をいいますとぜひとも中心市街地の方に持ってきていただき、お買い物をしてそこで気軽に御相談ができる等々が、やはり町民の方々が気軽に御利用できるということが一番大切なことだと、私、考えておりますので、ぜひとも御考慮の方をよろしくお願いいたします。

 次に、環境のまちづくりでございます。これも実は環境といいましてももちろん、先ほどおっしゃられたような次世代の環境計画等々、私も承知上げているところでございますけども、私、皆さん御存じのとおり商売、実業を営んでおりましていろんなところに顔を出します。そのときに一番よく言われるのが、東京等々地方、ほかの地域から来た大企業というんですか、日産さん、いろんな方々の企業の方がお見えになられまして、その方々とよく話すんですけども、この苅田町はすごく立派な町で工場もいっぱいあると。いろんな意味でよく頑張っていらっしゃるんですけども、工業地帯に行くと非常に汚いと。いまどき野犬がいるようなところはないよと言われるんです。都会の方に比べると。工業地帯ですから、実をいいますとやっぱり野犬は多いです。犬が多いです。そして、町の舗道等々は灰の関係等でもあるんでしょうけど、緑が、実は緑色ではなくて、灰色というか黒っぽいような形の色になっております。

 そこを考えますと、この町のイメージをアップすることを考えますと、やはり先ほどから言っていますように、たくさんの方々が来年からこの町にお見えになることはもう間違いはないわけですから、見た目等環境の整備ということが一番大切ではないかと、私、考えております。そのことについてどのようにお考えか、お願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 行事さんじゃないかな。井関部長、答えますか。行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今、友田議員さんが御指摘の工業の町、灰色の町ということと、先ほど野犬ということで、環境行政の中でこの環境未来図というのをきょう、多分議員さんにお渡ししたと思いますけども、これを着実に、今、実行していくということが一番大事なんですけども、やはりものづくりと自然が共生した場のまちづくりというのを目標に掲げている中で、一朝にすぐこれが解決するという問題ではありません。

 そういう中で、今、私の方が重点的に環境行政の中で取り組んでいかなければいけないのは、子供たちの環境教育というのを、今後、充実していかなきゃいけないなと。そういう中で、私、以前、教育委員会におった中で、総合学習等の中で人権学習というのを重点的にやってきました。人権学習というのは、命を大切にさせる教育だと思っておりますし、今後は環境教育という中でものを大切にする教育というのも、この環境行政の中で重点的に取り組んでいかなければいろんな問題、議員御指摘のような問題というのは解決していかないんではないかなと思っておりますので、今後、そういうところのソフト面でそういう問題を取り組んでいきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) ありがとうございます。それも非常によくわかるんですけども、町長が施政方針に掲げておりました協働のまちづくりです、ともに動くということであると、私、理解しているんですけども、実は、今、中心市街地商店街の方では町の環境美化に子供たちと一緒に、子供クリーンキッズパトロールというのを行っております。これを行うことによって町がきれいになる、すべてがきれいになるわけではないんですけども、環境教育と結びつけて環境、町の美化も重ねるということを行っております。こういうような仕組みが子供たちに工場のところを掃除しろというわけではないんですけども、協働ということに考えますと、やはりその企業で働く方々、そしてまたこの苅田町でボランティア精神あふれる方々とともに、工業地帯また町の美化を図るということの新たなる枠組みづくりを行ってみてはどうか。

 また、そのことが苅田町のイメージアップにつながり、先ほどからずっと述べていますけどもまちづくり、住みたくなるようなまちづくり、暮らしやすいまちづくりにつながると、私、考えておりますので、ぜひともそこら辺のところを御協議、お心にとめていただければと思います。

 以上、まちづくりについて足早なんですけど、御質問さしていただきました。

 次に、観光、文化について少し御質問させていただきたいと思います。

 現在の観光、地域文化等々につきまして、先ほど教育長から御回答がございました。よくわかったんですけども、私が、今回のこの質問でぜひとも考えを御理解していただきたいと考えている点は、今までの観光、文化、地域文化の施策ではもう対応が少しできなくなっている時代に突入してきたのではないかということを、皆様にぜひ御理解いただければと、私は考えております。

 先ほどから何度も言っておりますように、3月16日に空港が開港します。そして、東九州自動車道が開通いたします。どう考えてみても、今までこの福岡県の中でも東地域というのは、どちらかというと余り開発が進んでいない地域と言われた場所なんですけども、この2つの大きなプロジェクトにより、この苅田町は福岡県の中でも一番開かれた町に変わろうとしているわけでございます。その中でこの苅田町、工業、産業だけではなくて、新たなる産業の柱として観光、文化についてもっと力を入れるべきではないかということでございます。

 そう考えますと、先ほどから御回答をしていただきました観光行政、地域文化行政につきまして、もう一つより踏み入れたところが必要ではないかと思います。そのことでいいますと、まず私、一番簡単な、簡単とか私が話しやすいところでいいますと、まず地域文化のことでございます。

 この苅田町、実はここに、今、パンフレットを持ってきておりますけども、山笠、そして松会等々の地域文化があります。これは苅田町に非常に古くから伝わる、もうもちろん御存じでしょうけども、文化でございます。この他の市町村に行ってもこれだけ盛んな文化はなかなかないと、私は理解しております。なぜかといいますと、この山笠に関してもう皆さん、思い浮かべていただければわかるんですけども、行橋、犀川、豊津、曽根等々の同じような祭りは、実はたくさんあるんですけども、実は次世代の担い手がいなくなりまして非常に厳しい状況に置かれております。正直、町のその地方の地域の自治体の役員の方々と子供会の方々だけで細々と続いているというのが実情ではないかと思います。

 それに置きかえまして、苅田町は非常に、今、盛り上がりを見せております。御存じのとおり、おとどしは小倉の山笠のところが大阪に行き、去年は、あ、ことしですか、黒崎にまた2台の山が行ったと。博多の山笠に負けないつもりで、皆さん、今、この山笠に携わっている方々は一生懸命やっているところでございます。

 そこで、この山笠に対して、今までの行政として御対応していただいたんだと思いますけども、その対応は多分、この町に伝わる無形文化財という形での対応ではなかったかと、私は考えております。私はきょう、御質問して御回答をいただきたいのは、観光産業としての山笠、松会等々のとらえ方を今後はできないものかと思っておるんですけど、そのことについて御回答をお願いします。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) お答えします。

 今、苅田町、井場川の関係で埋め立てを今年度からやっております。その中で山笠のその中の交流施設の中に、今まで私たちが一般質問の中でその中でお答えしたのは、スケールを山笠のスケールを少し小さくしたものを演示してもいいんじゃないかという気持ちも持っておりますから、今後、どのような形でやっていくか、これもやっぱりいろんなところも皆さんの意見を聞きながら、考えなければいけないと思っております。

 それと、苅田駅を、今、東口を今年度中やっております。その中で、今までは山笠のとめる場所、場所はちょっとありません。その中で、今度はその東口の広場の一角を舗道と道路の高さを平坦に近い高さにして、その横に山笠を展示できるような形で、そういう祭りの日に展示できるような形で考えて、検討の協議をしております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) ありがとうございます。大変心強い御回答をありがとうございます。それは山笠の観光に関してなんですけども、もう一つお伺いしたいのは、今現在、行われている山笠のそのお祭りの自体のことに関してなんですけども、その祭りもそうなんですけども、いろんな何といいますか、10月に行われ、松会は5月でしたか6月でしたか4月ですか、(「4月です」と呼ぶ者あり)4月に行われているんですけども、この行事自体に町の方としてどのような、今よりも踏み込んだお手伝いというか、かかわりができないでしょうかということが、実は聞きたい。

 最初、壇上で言いましたように、いろんな諸事情でなかなかそれはできないことも、実は私、承知しております。ですから、新たなるセクション、要するに町と観光協会等々のセクションをつくってそこにもう一つ踏み入れて、この町の観光産業の発展のためにそういうことができないかということをお伺いしたいんですけど、よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) どなたがお答えになりますか。森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) お答えいたします。

 今、友田議員が言われましたように、我々教育委員会といたしましては山笠に対する援助といたしましては、一義的には山笠振興会さんに対する補助を、現在、行っております。山笠そのものはいろんな意味からおきまして、町が直接山笠そのものに対する援助というのは、なかなか困難なところがございますので側面的な援助で、現在、行っているのが現状でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) それは、私も重々承知しております。ですから、それを何というんですか、要するにいろんな意味で山笠に直接的にかかわれないということもよくわかっているんですけども、そういうとらえ方ではなくて、観光としてとらえることはできないかということをお尋ねしているんですけども。



○議長(珠久六夫君) 花房部長、この辺はもう政教分離の問題でしょうから、あなたが答えるべきじゃないんですか。どうなんですか。花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 議員にお答えさしてもらいます。

 これはすごい難しい問題でして、町のお金を山笠、政教分離、議長が、今、ちょっと言ってくれたんですが、その辺の金を出すこと自体が違法行為だということで、罰則規定に該当されます。それで、今、教育委員会の方もいろいろ言われておりますけども、保存する方については、人に対して運営する分に人に対しては少しは補助ができると。しかし、そのもの自体に補助は出せないという形がありますので、今の友田議員が言われるように、観光資源的なものでできるかというのであれば、先ほどちょっと星野課長が言っていましたように、その模型的なものをつくってそれを展示して皆さんに見せるとか、松会はいつごろにこんなのがありますよというPRとか、そういう形であればできるとは思いますけども、それを完全なる町の観光資源だとして、それに町のお金を充当するということがすごい難しいというふうに考えています。

 それで、今後、またそのような問題をどういうふうな取り扱いをするかということは、町の執行部の中でもう少し検討をしてみたいと思いますけども、そのもの自体に出すということは、今の法律上、難しいというふうに御理解をお願いしたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) ちょっと、友田君、お待ちください。執行部にお願いしておきますが、新人議員が純粋な気持ちで質問しております。何か一歩下がるんじゃなくて、事実は事実としてしっかりとした答弁を、担当セクションのしかるべき人が答えるというふうにしてください。お願いをしておきます。

 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございます。また、このことはまた私も勉強して、もう一度再度、次の機会にさしていただきたいと思います。

 続きまして、ソフト面、ハード面、先ほど部長から、ハード面だけではなくてソフト面も行っているということで、私もそのことは重々承知しております。商店街の方で、今、中心市街地商店街のピュアタウンの方で行っておりますエコステーション、エジステーション事業というのも、これも町の協力を得てやっておりますし、また空港・新産業立地課かな立地室ですか、藤原室長、中園さん等々も一生懸命やられていることも、私も理解しているつもりでございます。

 その中で、先ほど言いました特産品のことに関してであります。今、前回かな、今回の町政だよりでなくて前回、ホームページにも載っておりますけども、紫イモを用いましたお土産品、お菓子としょうちゅうということで、しょうちゅうのネーミングについて、今、募集されていると思います。これ非常にすばらしいことだと思っております。何もないところから農産物を持ってきて、そしてそれを育て、そこからまた加工品をつくって町の特産品にする。非常にすばらしいことだと、私は思っております。

 このことに関して1つ御質問をさしていただきたいんですけども、今後、この特産品の開発に当たると思うんですけども、そういうことに関しまして行政、町政、町の方で何か計画等がありましたら、またこの紫イモのことに関してでも構いませんし、この先もう一つもう二つ、いろんな意味の開発があるんでしたら考えがあるんでしたら、ぜひお伺いしたいんですけども。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) お答えいたします。

 私、助役としてここに赴任いたしまして、たしか3月の議会だったと思いますけれども、町の特産品を開発すべきだと、ちょうど今、友田議員が質問をされたようなことを質問をされまして、いきなり何をやるんだというふうに質問をされた記憶がございます。そのときに私は、つい紫イモと言ったのを今でも鮮烈に思い出します。それ以来、県の技術力、試験場の技術力を総動員さしていただきました。これはまず来年の3月19日ですが、もうそのころから既に飛行機が飛ぶということがわかっておりましたし、苅田町が「かんだまち」と読んでもらえる、また東京、大阪でも苅田町、九州に苅田町ありと言ってもらえるためにはこのチャンスをうまくつかまえなければだめだというふうに、私はそのころ思いました。

 したがいまして、まだまだ農業地帯があるわけでございますので、そこでこの紫イモを定着させてその紫イモを中心にと、そのときジネンジョという言葉も発言したと思いますけれども、そういうものを中心に何か製品をつくっていきたいというふうに思いました。まだ、紫イモにつきましては2年目でございます。1年目でこの苅田という言葉を使った何かお菓子なり製品をと思いまして、昨年11月の13日にちょうどあれは連句の大会が、県の連句大会か何かが体育館であったときに、最初にその製品を商店街のある会社からつくっていただきまして、出さしてもらいました。瞬く間にもう売切れてしまって、もうないのと言う質問が飛んできたのをその現場で確認いたしました。それ以来、これは行けるぞということで持って回りまして、昨年は新しく入ったトヨタでございますが、トヨタの方にも持っていき、これをみんなで食べてみてくれというようなことでやった結果、非常に好評でございました。

 ことしが2年目でございますけれども、昨年の4畝から、4畝というとちょっと皆さんわからんかもしれませんが、4畝から今年は2反以上の面積にふやしました。そして、約6トンから7トンできました。そうなりますと、お菓子だけでは済みませんので、これをしょうちゅうにやったらどうかということは、一部の議員さんからもそういう話がございましたし、やってみて、たまたま筑後に私がおった関係もございまして筑後の方に加工委託させて、これはひとつ皆様に理解してもらおうと。まず、こういうことをやっているんだということを知ってもらうことから始めなければいけないということで、ネーミング募集をしようじゃないかということで、たしか12月20日までにネーミング募集を、今の町の広報誌で募集しているところでございます。数字はちょっと今現在、集まっているのはちょっと記憶しておりませんが、たしか60件か70件です。集まっているというふうに聞いております。

 その後、そういうものを選考しながら、こういうものができるんだという自信を、まず地元の方に持っていただきたいと同時に、やはりその中心になる人を育てていかなければならない。だれが中心になってそれをやっていくかということを、きちっと整理していかなきゃならないと今でも思っております。こういうことを今から一歩一歩進めながら、苅田町として特産品を外に出していくということをまず考えなければいけない。今、スタートに乗ったというふうに理解していただければいいのではないかというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございます。今、助役さんの方から特産品についての開発の裏話といいますか、経緯をお伺いしたんですけども、実をいいますと漁協の方にも豊前一粒ガキを一生懸命やっていらっしゃる方がいまして、女性部のカモメ会というのがありまして、そのカキを使った加工品を一生懸命開発してもおります。また、苅田町商工会議所の青年部なんですけども、御存じかもしれませんけども、この苅田町に観光またはビジネスに来られたお客様が何を食べていいかわからないという声が一番多いと。そういうことでこの苅田の特産品を使ったグルメを飲食店さんにお願いして、苅田グルメマップというのを、今、つくってもらっております。こういうように草の根というか、いろんな意味でこの苅田町、空港開港に向けましてソフト面に関しましては非常に下の方というか、いろんなところから草の根の方から動きが起きているということが現状ではないかと、私、考えております。

 そこで、先ほどから何度も言っているんですけども、こういうことを一括的に扱う部署をつくらなければ、もういけないんじゃないかというのが私の思いであります。これをつくるというのは大変なことということもよくわかっておりますけども、そういうお考えが町長にもしあるかないかをお伺いしたいんですけど、町長、よろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。吉廣町長、手を挙げてください。吉廣町長。御起立を。



◎町長(吉廣啓子) 友田議員のまちづくり、それから今の観光に関する熱意に関しては本当に私も共鳴するものがありますし、今後、苅田町の観光をだんだん皆さんがおっしゃっているように空港開設も近づいておりますし、東九州自動車道も完成に近づいておりますし、そういった方々にも考えて、担当の方ともっと積極的に検討していきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございます。それでは、今後の対応というところなんですけども、この私、空港開港をにらみましてこの苅田町で一番大切なところは、実はハード面で行きますと井場川の埋め立てではないかと思っております。ここの埋め立てに何をつくっていくのか、今現在のお話を聞きますと、どうも道の駅的な、海に近いから海の駅的なものをつくるのではないかというふうに漏れ伝えて聞いておりますけども、どのように、今、なっているか、御説明をお願いしたいんですけども。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 井場川の埋め立ての関係なんですが、今、今後いろんな形で補助的な面も入れながら考えていかなきゃいけないと思います。その中で私たちが今まで言っているのは、情報交流施設なんです。その中で行政の方がこれこれと言ってもうまくいかないと思うんです。だから今後、皆さんの意見を聞きながらやっていきたいと思っています。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、友田君。



◆議員(友田敬而) どうもありがとうございます。私も課長がおっしゃるとおりで、やはりみんなとともにいろんな意見を聞きながら、あそこの開発というのを行っていくことが肝要であると考えておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 以上で私の一般質問を終わらせていただきたいと思うんですけども、最後に吉廣町長に、私も新人でありまして町長も新人でありまして、このようなことをこないだからこの一般質問をする上で一生懸命調べて、きょうはなかなかうまくできなかったのではと、私は思っているんですけども、見つけましたので、これは多分私も当てはまりますし町長も当てはまりますので、ちょっと読まさしていただきたいと思います。えーとどこかな、ちょっとお待ちください、済みません。これは有名な国会議員の先生が言った言葉なんですけども、女性の、女性や若い私のようなまだまだの議員さんに向かっての言葉だと思うんですけども、

 もともと女性は政治に向かない。政治は論と闘争の世界だが、女性はどちらも、実は余り苦手なんだと。論理よりも感性に頼る、感情的だからリーダーの適正は薄い

と、このように言った方がいるというんですけども、これは岩見さんという方がおっしゃったんですけども、そんな面もあるとは思いますけども、私には男性にできないことが女性にできる場面があるし、男性が軽視しがちなことを、女性が丁寧に重視する強みもあるというふうに述べております。私、このとおりだと思います。

 今回の選挙で吉廣町長が選ばれ、そして最初に言いましたように、この若い何もない未知数の私が選ばれたことはそういう今まで日が当たらないというか、見ているようで見ていなかったようなところに日を当てるような役目を私どもはしなければいけない。もちろん今までのこの苅田町の発展は継続しなければいけないのが大前提でありますけども、それに基づいてそういう人々の声を聞き、そして次世代のために、この苅田町政をよりよくするために頑張っていきたいと思いますので、今後とも皆さんよろしくお願いいたします。

 これをもちまして私の一般質問を終わらさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で友田敬而君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのため、25分まで休憩します。

午前11時13分休憩

                              

午前11時28分再開



○議長(珠久六夫君) 大変お待たせしました。会議を再開します。

 それでは、引き続き13番、川上公美子君。



◆議員(川上公美子) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。日本共産党の川上公美子です。11月13日、投票で行われました町議会の補欠選挙では、多くの皆さんの御支援で木原さんが当選をしまして、史上初めて日本共産党が3議席になることができました。この場をおかりしましてお礼を申し上げます。今後、町民の切実な要求実現のため、皆さんと御一緒に頑張ってまいります。

 小泉首相は12月8日、64回目の太平洋戦争開始の日に自衛隊のイラク派兵を1年延長いたしました。この日、3人の日本共産党町会議員団で平和の訴えをいたしました。日本国民310万人以上、アジアの人々2,000万人以上のとおとい犠牲の上に、再び戦争はしないと平和憲法がつくられたこと、そしてこの憲法を世界の宝として世界中に広めようという運動があることをうったえました。今、小泉首相は、アメリカとの関係がよくなればアジアの平和を守れるとして、日本とアメリカの軍備が強化され、日本を守るためではなくて、世界のどこにでもアメリカが起こす戦争に参戦するため、築城基地を初めF15戦闘機が来て、アメリカの指揮のもと訓練を強化しようとしております。

 このような策動を許すなと12月3日、行橋の仲津校区の人々がみぞれの中、800人が集まり、築城基地にF15戦闘機来るな、戦争反対の強い意思が示されました。苅田町においても重要港湾や道路、空港など抱えており、緊急といっていつでもアメリカに使用されるおそれがあります。決して他人事ではなく、築城基地周辺の住民と力を合わせて頑張りましょう。

 このごろ私は、さまざまなことに取り組んでいくときに、町民が手をつなぐこと、ネットワークづくりが大切なことを日々感じております。大きく4点にわたってお聞きをします。町長を初め、執行部の真摯な答弁を求めるものでございます。

 最初に、町長の施政方針演説についてお聞きをいたします。

 町長は、方針の中で入札制度の見直しで、風通しのよいクリーンな行政を目指すと表明をされております。補欠選挙で共産党に寄せられたアンケートにも、公正な町政を望む声がトップでした。子供たちがどこに行っても苅田に住んでいると胸を張って言えるように、談合をなくす、必ずなくすという姿勢が重要です。指名競争入札は、一握りの有力業者が公共事業の元請けを長年にわたって独占できる談合しやすい制度であり、どのように見直していくのか、お尋ねします。また、今回のような談合事件が再び起こらないように、政治倫理条例を厳しくする必要があるのではないでしょうか、お尋ねをいたします。

 次に、アウトソーシングの弊害について、これは外部委託のことでございます。2003年、国は地方自治法の244条を改正して、自治体の公共施設の管理を外部に民間に任せる指定管理者制度をつくりました。これは行政のスリム化、民間にできることは民間にを合言葉とする規制緩和、構造改革の一環にほかなりません。三菱総研研究所によると、全国の公共施設は、アウトソーシングすればその市場規模は10兆円ともなるということです。九州大学の名誉教授斎藤文男さんは、指定管理者には地方自治法の請負禁止規定の適用がない。議員、市長等は自治体の公共工事を請け負えないが、指定管理者の指定は行政処分であって請負や業務委託ではない。議員の関係企業が指定管理者になることもできる。条例で何らかの規制を加えない限り、政・官・業の癒着、腐敗の温床が野放しになると指摘しております。

 また、情報公開条例にも関連してきますが、再委任先はどうなるのか、たくさんの問題を抱えております。既に北九州では、図書館の管理を大手出版社に、小倉城や水環境館の管理を地元百貨店にゆだねております。苅田図書館はかつて貸し出し日本一を誇っておりました。それがこのところ10万冊も減っているところでございます。

 町長は、施政方針の中で、町民一人一人の自由で自発的な意思による参画を大切にしたまちづくりを提唱されております。その土台はやはり人づくり、その要になるのが図書館ではないでしょうか。町の図書館の位置づけを質問いたします。

 次に、町民生活を応援する町政を、皆様御存じのように、沖縄や神奈川、岩国、築城の軍事基地化に湯水のように日本の予算を使う中で定率減税の廃止や消費税増税、医療制度改悪、介護保険のホテルコストの徴収など、国民に対して負担は一層厳しくなっております。苅田町は、町民の収入は県の平均以下です。このような中、町民生活を応援する町政が必要です。介護保険認定者に障害者控除を、介護保険の減免制度の充実を、住宅リフォーム助成についてお尋ねをいたします。

 次に、環境問題です。企業の拡大生産責任を明らかにすることなく、ごみ袋の有料化が当たり前のようになっております。ごみ袋の有料化後はごみは減量できても、その後は再びふえ続ける状況です。環境問題に町民の自覚をいかに高めるのか、このことを通じてまちづくりができないのか、お尋ねします。

 また、アスベスト問題について住民の不安に対応できているのか、お尋ねいたします。

 以上、壇上の質問はこれで終わって、あとは質問席でさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕川上議員の質問にお答えいたします。

 まず、公正な入札でクリーンな町政をということですが、平成17年度に公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が施行され、町としては透明性、競争性、公平性を確保するために入札基準の公表、建設業者の資格及び指名選定の基準の公表、予定価格の事前公表及び最低制限価格の公表をしています。今後、さらに透明性、公平性を確保するために一層努力していきたいというふうに考えております。

 次に、アウトソーシングのお話ですが、地方自治法第244条の2関係の法改正により、公の施設管理について、公共団体に限定して委託することが可能であった管理委託制度が廃止され、地方公共団体が指定する指定管理者に管理を代行する指定管理者制度が導入されました。このため、管理委託をしている公の施設については、平成18年9月までに指定管理者制度に移行させる必要があり、現在、総務課を中心としてその手続の準備を進めているところです。

 現在、直営で管理運営している図書館などの公の施設については、現状のままの管理運営がいいのか、もしくは民間団体による指定管理者制度がいいのかについて、法の趣旨であります管理経費の縮減や、住民サービスの向上などを勘案した総合的な検討をする必要があると思います。今後、それぞれの施設については、関係各課において管理運営方法についての検討を行った上で、方針を決定していきたいと考えております。

 図書館につきましては、後ほど教育委員会の方より答弁をさせていただきたいと思います。

 それから、厳正な政治倫理条例をということですが、この問題につきましては政治倫理審査会の委員さんからも御指摘があっておりますが、まず議会の皆さんとのコンセンサスが必要だというふうに考えております。

 次に、介護保険関係ですが、介護認定者に対する障害者控除についてです。御指摘のとおり、精神または身体に障害のある65歳以上の老齢者が、法令に規定する障害者または特別障害者に準ずるものとして認められる場合には、所得税などの課税対象となる所得から一定金額の控除を受けることができます。現在、苅田町では2名の方が認定を受けていますが、今後はこの制度についての周知を積極的に図っていく必要があると考えております。

 次に、介護保険料の減免制度の充実についてであります。介護保険料は低所得者の方に過重な負担とならないよう、負担能力に応じた所得段階別の保険料が設定されています。また、町独自の施策として生活保護を受けてはいないものの、生活保護基準以下の収入しかない方に対しては、保険料段階を2段階から1段階とする措置をとっています。そのほかにも介護保険サービスを利用するに当たって、利用者負担額の7割を軽減する措置もあります。国からの通達においても、保険料の全額免除、収入のみに着目した一律の減免、保険料減免分に対する一般会計からの繰り入れは適当でないとしており、さらなる減免については今のところ考えてはおりません。

 住宅リフォームの問題ですが、介護保険制度のもと、手すりの取りつけや段差の解消などの住宅改修につきましては、保険給付の対象となっております。この住宅改修は、介護保険法の趣旨であります要介護度者の自立支援を念頭に置いたものです。そのため、個人の資産形成となるような改修につきましては対象外となっています。ただし、苅田町独自の高齢者在宅福祉サービスとして、要介護1以上の方、下肢体感機能障害などで障害等級3級以上の方、そのほか視覚障害者などで、特に住宅改造が必要と認められる方に対しては20万円を限度として助成をしております。

 最後に、ごみの問題ですが、ごみの減量化が循環型社会実現に向けての重要な課題であり、全国的にも大きな関心となっていることは御承知のとおりです。その中でごみの有料化を実施する自治体が増加しており、今後もごみの減量化に必要な施策を講じていきますが、ごみ有料化ももし有効であれば、その選択肢の1つとして検討していく必要もあるかもしれないと思っております。

 現在の取り組み状況ですが、ごみ減量化対策として資源の有効活用とリサイクル推進のため、古新聞などの資源を回収する団体を支援するため、また回収量に応じて助成する制度や、家庭から排出される生ごみ処理機を購入した世帯に対して補助を行い、また不法投棄対策として看板の設置、週3回の道路散乱ごみの回収、定期的に不法投棄廃棄物の撤去を行っています。さらに、年2回、春と秋に環境美化の日を設定し、町内一斉清掃を行い、活動を通じ町民の美化意識の啓発を行っているところです。

 リサイクルに対する町の考え方といたしましては、燃えるごみは苅田エコプラントで固形燃料化を行い、セメント工場で補助燃料としてリサイクルをしています。また、空き缶、空き瓶は不燃物資源化施設にてリサイクルを行っています。焼却処理やリサイクルできなかったごみの処理は、町内のセメント工場にて再生利用されており、本町は町内で発生したごみの9割以上をリサイクルしております。今後は、ペットボトルの再資源化も検討していきたいと考えております。

 ごみ問題につきましては、区長連合会、婦人会などの構成によるごみ連絡協議会にて、16年度までは協議や連携を図ってまいりました。本年度からは、住民参加型の組織の育成を行っているところです。

 最後にアスベストの問題ですが、県ではアスベストによる健康問題、建築物の建材及び解体、労働問題などに関する相談窓口を設置しており、町としては国、県からの情報収集に努め、広報誌を通じて情報の開示を行い、今後とも県と連携してこの問題に取り組んでいきたいというふうに思っております。

 以上ですが、一般席からの川上議員の御質問に対しましては、自席で答弁をさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 川上議員の御質問は、図書館の位置づけについてどう考えているかという御質問だったように思っておりますが、これにつきましては以前は、学校教育だけが教育とか学習の場という概念が大方を占めておりましたが、昨今、生涯学習、人生において生涯にわたる学習が必要であるという必要性が強調されております。そこで、苅田町といたしましては図書館の位置づけは、人生の生涯にわたるよりよい生涯学習施設の1つの拠点として、図書館をとらえているということでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 若干時間はありますが、ここで切りがいいので午前の部を終わって、一般席からの質問は午後にしたいと思います。よろしくお願いします。なお、再開は13時からということでよろしくお願いします。

午前11時46分休憩

                              

午後1時03分再開



○議長(珠久六夫君) 会議を再開します。

 一般質問を引き続き行いますが、その前に午前中の町長発言の中、川上公美子議員への壇上からの質問に対する町長答弁の中で、訂正の申し出があっておりますのでこれを許すことにいたします。花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 申しわけありません。川上公美子議員の町長の施政方針の中の、公正な入札でクリーンな町政をという中の答弁の中で、「平成13年度」に公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律ということが正しかったわけですが、町長は「17年」ということの言っておりましたので、その訂正をよろしくお願いしたいと思います。申しわけありません。



○議長(珠久六夫君) 川上公美子議員、よろしくお願いします。

 それでは、午前中に引き続き川上公美子君の一般質問を続けます。13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 最初の、公正な入札でクリーンな町政をというところなんですけれども、政府は、建設投資が減少しても、スーパーゼネコンの利益が保証されるような業界再編をもくろんでおります。そうではなくて、従来の業界が持つ根本的な問題を解決するために入札制度を改善すべきだと思います。

 日本共産党の町会議員団は、談合問題が起こりましたときに入札の改善の申し入れをして、その中で一般競争入札をすべきだというふうに申し入れてきました。先ほど何項目か町長もおっしゃいましたけども、最低制限価格などに取り組んでおられるということなんですけれども、条件つき一般競争入札、分離発注、そういうようなことは考えていないんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) 条件つき一般競争入札につきましては、まだ具体的な検討はいたしておりません。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) では、分離発注についてはどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 作本課長。



◎財政課長(作本和男) 分離発注というのはどういうものでありましょうか。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 実際に元請けに発注してもそれぞれの下請け企業が施工する仕事、例えば内装、それから外回りの仕事とかいうふうに分けて発注するということにして、元請けだけがもうけるような仕組みにならないようにするということなんですけど。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) ただいまの、今の発注の仕方は、例えば城南団地でありましたら本体、機械、それから電気、それから外構というふうにこう分離して発注をいたしております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) もう分離発注はしているということで、条件つきの一般競争入札というのは可能性というのはどうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) それはまた町長さんを初め、議会の入札委員会もございますので、そういう御意見を参考にしながら、これから考えていくべき課題だと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) それと、今、最低価格を公表をされているわけですけども、もう一つ低入札価格調査制度というのがあって、これはダンピングを防ぐだけでなくて、下請け業者への発注価格が妥当かどうかなども含めて活用するものなんです。これは一定金額以下に限定しないで最低価格を調査する制度で、外部専門家も入れた調査委員会、それから事業中、事業終了後もこの調査委員会を行うというふうな状況なんですけれども、そういうものについてもぜひ検討していただきたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) 低入札価格につきましては、最低制限価格でそういうふうにならないように下の方のリミットを設けております。

 それから、入札委員会の件でしょうか。それはまだ我々のところはつくっておりません。北九州あたりはつくっておりますが。弁護士とか学識経験者を入れてやっております。入札委員会をこの辺でつくっておるのは、北九とかそういう大きなところと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ今のままでいいと思っていませんので、地元発注のことなんかも、長野県の場合は間伐材によるガードレールとかいうふうなのをつくりまして、本当は従来のガードレールの方が安いんですけれども、林業振興というふうなことも考えて、それから農村景観なども考えてそういうものにしたということなんです。そうすれば地元発注ができるということでです。

 本来、公共事業というのは直接、例えば農道とかいうのだったら農家が関係ありますし、それからそれと行政とが農家、行政と建設会社とかいうのが協力してやるべきものだと思います。民間企業は個々の事業で採算がとれないとやっていけませんけれども、行政としてはトータル的な観点から見るべきだと思っております。

 先ほどの個人的なお話では、まだまだ行政側が条件つきの一般競争入札とかをする尽力とかはないということだったんですけど、将来的にはどうなんでしょうか。町長。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長、どうぞ。



◎町長(吉廣啓子) 率直に申しまして、私もまだ入札制度について勉強中で十分に把握してわけではありませんが、とにかく川上議員と同じように、私も透明性、公平性の確保をするための努力はしないといけないと思っておりますので、これから何らかの形で検討委員会みたいなものもつくりながら、前向きに取り組んでいきたいというふうに思っております。また、議会の方でも特別委員会を設けられまして勉強中ということですので、そのあたりのすり合わせ的なこともできるのではないかとも思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 前向きな答弁をいただきましたが、やはり大体いつまでとかいうふうなことが決まっていないと、なかなか前に進まないと思うんですけど、そこのところはどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) そうですね、本当にまだまだ、先ほどの友田議員ではありませんけど、私も1年生でいっぱい見るところがありまして、これだけではなくてほかにもいろいろ勉強しないといけないことがあります。どれがどれぐらいできる、いつまでにできるというようなことは、今の段階ではちょっと申し上げかねますが、とにかく今よりは必ず前に進むようにと考えておりますのでお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 関連ですが、今、苅田小学校の体育館が新設されておりますけれども、そういう教育施設の場合、設計価格の最低限とかいうようなのは決められていないんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 教育施設とか一般の施設、そういうものにかかわらず、苅田町としては最低制限価格と、先ほど財政課長から答弁いたしましたけども、66%から85%の間で設定できるように、うちの方は定めております。したがって、一番最低の場合は66ということですけれども、現在、66で設定したことは多分ない、それに近いことはあっても今のところはないと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) それは設計についてですか。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) いえ、設計したもの、設計した、要するに予定価格です。これぐらいでできるであろうということで設計をします、積み上げて。その価格の66%ということです。結局、諸経費とかその他の分が全部設計の中に入っておりますので業者で言う、簡単に言えばもうけの部分も全部入っているわけです。設計の場合はです。だから、そういうものに対してどれぐらいでできるかという判断です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) いずれにしても、全国でも公正な入札制度ということでかなりいろいろ取り組まれておりますので、そういう先進地というんですか、そういうところからぜひ学んでいただいて、苅田町でもクリーンな入札ができるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 次に行っていいですか。



○議長(珠久六夫君) はい、どうぞ。



◆議員(川上公美子) 先ほど町長の答弁で、政倫審査会からの政倫条例に関しての指摘があったというふうなお話だったんですけれども、どのような指摘だったのかお聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 北原総務課長。



◎総務課長(北原正一) 政倫の委員さんの方から要望事項が上がっております。その中で、資産報告書の内容の見直しに伴う条例の改正をされるよう要望します、という項目が上がっております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 資産報告についての見直しですか。私、行橋の方の政倫条例を調べてみました。苅田町と比べた場合、町工事等に関する遵守事項で、苅田町は、町長等議員及びその配偶者は、中間を略しますけれども、町工事の請負契約、下請け工事、委託契約及び一般納入契約を辞退しなければならないとあります。行橋の場合は、議員及び市長などの配偶者、そして1親等または同居の親族、議員及び市長等が役員をしている企業及び市長等が実質的に経営に携わっている企業は、第2項第1項第3号に規定する契約を辞退しなければならないとあって、その具体的に施工規則で第9条で、議員及び町長が実質的に経営に携わっている企業とはと書いて、1番が、議員及び市長等が資本金その他これらに準ずるものの3分の1を出資している企業、2番目に、議員及び市長等に年額300万円以上の報酬を払っている企業、3番目に、議員及び市長等がその経営方針に関与している企業というふうに、具体的に書いてあります。

 苅田町でもそういうふうにもっと厳しくした方がいいんじゃないかと、私は思っておりますけども、町長のお考えを聞きます。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) これにつきましても、本当に今から勉強をしていきたいというところでよろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 先ほど入札制度のことをお聞きしましたけれども、まだまだ改革の途上というか、そういう面では政倫条例というのを厳しくして、一歩でもそこに近づくようにしていただきたいということで、議員からもそういう勉強会とかもしていきたいと思いますが、執行部としても検討をよろしくお願いしたいんですが、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) はい。前向きに受けとめて、できるだけそのように努めていこうと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 次に、アウトソーシングによる弊害問題についてなんですけれども、先ほど斎藤教授のお話を紹介さしていただきました。指定管理者制度の取り組みというのは、苅田町はこれからどういうふうにしていくんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 先ほど町長からも答弁を申し上げましたように、今現状では、どこが指定管理者制度に適しているのか、という形の把握を担当課でお願いをしている状況であります。それを受けまして、3月議会には指定管理者制度という形の条例の制定を考えております。6月議会には指定管理者制度に移行しなければいけない施設があるとすれば、6月議会にかけて管理者指定という形で議会の同意をもらって、管理の指定をしていきたいというふうに、今現状では考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 図書館についてですが、これは平成17年の7月22日に出された法律なんですが、文字・活字文化振興法というのがあってその中に、

 国及び地方公共団体は、公共図書館は住民に対して適切な図書館奉仕を提供することができるよう、司書の充実等の人的体制の整備、図書館資料の充実、情報化の推進等の物的条件の整備、その他の公立図書館の運営、改善及び向上のために必要な施策を講ずるものとする。

ということで文字・活字文化の振興には図書館行政の充実が重要というふうに、明確に述べております。苅田町では、先ほど述べましたように、貸し出し数がこの何年間で10万冊も減っているという状況なんですが、今の状況をどのように評価されているというか、そこのところをその分析とかしておれば聞きたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。(発言する者あり)森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) お答えいたします。

 確かに、議員さんの言われるように、最盛期からすれば約10万冊減っております。いろいろな要因があるわけでございますが、やはりまず利用者の多様化というようなもの、それから御承知かと思いますが、数年前から学校図書につきましても専任の司書等を置いて、学校の中でもそういった学校図書の充実化を図っているというようなもろもろの要因があろうかと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) そこのところがどういうふうに、だれがどのようにしてその分析というか、されたのか、お聞きしたいと思いますけれども。



○議長(珠久六夫君) 森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) 二、三週間ぐらい前です。実は御承知かと思いますが、図書館運営協議会というのがございまして、そちらの方でも同じような質問が出ました。そして、その辺の要因がどういったものから来ているか、というふうな質問等がございまして、我々もその前後して、どういったものからそういったように約10万冊も減っているか、というようなものをいろいろ内部で検討いたしました。これといった明確な要因というのはなかなか、先ほども申しましたように見出せがたいわけでございますが、幾つかの要因が重なって、現在のような状況になっているんじゃないかというようなものでございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 現在、図書館の正職員が2人です。あとは嘱託職員と臨時職員というふうになっております。嘱託職員が続けて勤務できないということで、しばらくお休みをしなくちゃいけないというような状況になっていて、そういうなれたというか、今までこう蓄積されていた職員の方が2人もいなくなるというような状況が、今、生まれているんです。それに対して、やっぱり閲覧も減っているということですし、もう少し真摯に受けとめてもらって、対処をしていただけないかと思うんですがどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治) お答えいたします。

 確かに、先ほどから申しますように、利用者が減っているということで、我々としても安閑として何も施策を講じているということじゃなく、御承知かと思いますが、例えば開館時間の延長であるとか、祝祭日の開館であるとか、それからインターネットの利用によるサービスの提供であるとか、そういったもろもろの施策も当然講じてきているわけでございます。

 ただ、議員のおっしゃられるような、確かに今年度2名の嘱託職員を一度やめていただきましたが、これは御承知のように、地方公務員法等の規定上、臨時職員並びに嘱託職員の勤務期間というものが規定されておりますので、その範囲内で運用するということで、かわりの職員が来ましても支障を来たさない中で運営を図っている次第でございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 本当に祭日の開館などなど、もうたくさん努力をされてきていると思います。やっぱりそういう面では努力をされてきていますけど、あとはもう何かもう人的なパワーというか、そういうものだと思うんです。残念ながら、日本は自殺者が年間3万人というような状況なんです。アメリカでは自殺をする人に、自殺したくなったら図書館へ行こう、というふうなポスターを出しているそうなんです。やっぱりよりどころというか、人生のよりどころとなっているところが図書館だという、そういうことが言いたいんだと思うんですけれども、やはり魅力のある図書館にするためには、そういう力を持った図書館員や司書というものがぜひ必要だと思います。今、個人個人は頑張っておられますけれども、そういうふうに図書司書としての教育とかいうふうなことはどうなっているのでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) 職員を全体を通じての研修もやっておりますし、それからいろんな図書館に関する団体等への先進地の、例えば研修であるとか、そういったものも含めて、より職員一人一人が住民サービスに徹するような心構え、気構え、研修に日々努めているというのが現状です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) やはり他の図書館に行っていいところを学んでくるという、そういうことが必要だろうと思うんですけども、そういう時間が保障されているのかどうかということをお聞きしたかったわけです。



○議長(珠久六夫君) 森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治) 先ほど申しましたように、例えばことし2名やめられたわけですが、人数的には予算的な措置もしていただいておりますので、できるだけそういった先進地研修を含め、多方面にわたる活動を通しての自己研さん等には、機会あるごとに努めております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ図書館の役割からして、個人的には頑張っておられますけれども、そういうやっぱり時間をかけてということが必要だと思います。そういう意味でぜひこの図書館が果たす役割、そして行政効果というのがここに書いてあるんですけれども、平成16年度の図書館要覧です。人口1人当たり3万4,712円の、そして1世帯当たり8万7,365円の還元益が上がったことになりますという説明があるんです。ですから、これがもう少し借りる量が多くなったとしたら、もっと還元できるというわけですから、そこのところはぜひマンパワーというか、そういうものを、町長、検討していただけないでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) それも、検討してみたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。そして、北九州では既に指定管理者制度に、先ほど言いましたようになっております。それで、いろいろな問題があるんです。これは利用者のプライバシーが顧客情報になってしまうということと、公共性と利潤追求の矛盾、そして図書館の専門性が維持できない。それから、企業秘密ということで情報開示をしないというふうな可能性もあり、そしてまた指定期間が3年ということで、また違うところが指定にされてしまうというふうに、先ほど言いましたように、いろんなサービスが引き続きやっていけないというような状況にあります。

 今から苅田町は指定管理者制度を検討をされるということでしたけれども、直営を維持する、あるいは指定管理者制度をとらないというふうに住民の権利重視の決定を行った自治体が、鳥取県、羽村市、倉敷市、鶴ヶ島市というところがあるんです。それは、図書館はすべての市民の読書要求にこたえて、豊かな読書環境を創造し、心の安らぎを提供していく生涯学習の拠点、読書活動を通じて子供の豊かな感性や情緒をはぐくむ子育て支援策も担っていると、市が直接管理運営をすることが最良の選択であるというふうに、もうホームページに直営維持の理由を明記しております。

 苅田町でも、今、2人しか職員が正式な職員がいないということで、いつ指定管理者制度になってもおかしくないような状況じゃないかということで、図書館をよく利用されている方が不安を持っておられるんです。どこのところで指定管理者制度にするのかどうか決めるのか、お聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。

 施設の管理形態をどのようにするかという検討は、以前から行ってきましたが、図書館の管理形態については今のところ、指定管理者制度への移行は想定いたしておりません。ただ、先ほど総務部長から答弁がありましたように、これは図書館だけでなくて、町のさまざまな施設に関係があることであります。それで、町としての検討の結果を踏まえて、今後、考えていく問題だというふうにとらえております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ図書館が指定管理者制度にならないことを望んでおります。役割からしてもそういう、例えば北九州みたいに大手の図書の会社が入っているということで、図書選定とかもいろいろ問題が出てくると思います。先ほど言いましたように、それはいろいろ問題があるし、ぜひ指定管理者制度に、今の状況を保つためにも指定管理者制度にしないということを、今のところとおっしゃったのでこの何年間なのかなと思ったりしますけども、ずっと直営でやっていただきたいということを切にお願いをしておきますけども、教育長、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) これはお答えいたします。

 今、教育委員会単独で決定できる問題でもないと思っております。それで、先ほどの御答弁を申し上げましたように、今のところは指定管理者制度への移行は考えておりませんが、今後、町全体でのいろんな施設についてどのようにするかという検討の結果を踏まえて、今後考えていく問題だというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ図書館を利用している人たちの声も含めて、考えていただきたいと思います。

 次に、町民生活を応援する町政をというところで、介護保険認定者に障害者控除をというところなんですけども、今、2人しか該当をする人がいないということなんですけれども、介護度4、5の人たちはそれぞれ、今、何人ぐらいおられますか。



○議長(珠久六夫君) 介護保険室長、潮保険室長。



◎介護保険室長(潮敏男) お答えいたします。

 17年度につきまして、要介護度4が117名、要介護度5が114名となっております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 先ほどの答弁の中で、周知徹底をするということでございましたけれども、今、大変な町民生活の状況に置かれている中で、こういうことを積極的に町として広報すべきだと思いますけれども、今後、どのような対処をされるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) この障害者控除につきましては、当初広報に載せましたが、最近載していないということなので、再度、こういった制度のことについては広報等にお知らせを載していきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) もっと積極的な方法がとれないんでしょうか。これ本当に喜ばれる制度だと思います。ケアマネさんとかに紹介するとかそういうふうな、具体的に受けてみませんかというふうな話がないと、介護度5の人たちが自分からこうするとかいうのはちょっと難しいんじゃないかと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 民生部長。



◎民生部長(井関寛之) この減免につきましては自分から言えないというより、この方についてはいろんな機会を通して、例えば在介センターの方とかそういった方についてもこうした制度は御存じだと思っておりますので、そういったところについて、これは個別に所得、当然これは所得税等を払っていないと、これが該当になりませんので、そこらあたりの関係もありますので個別にはなかなか指導はしにくいというふうに思っておりますので、全体的にこういった制度があるということでの周知はしていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) この要介護度4から5の人は、控除が40万円ぐらい受けられるようになっているんです。ですから、ぜひ5年さかのぼってできるということなので、そういうことをぜひ周知できるような方法で頑張っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) この制度は、要介護4、5の方が全員というふうなことではありませんので、あくまでもこれは介護保険の認定の介護度というのは、本人に係る介護の手間ということで認識をしておりますので、本人のこの方の介護が5、4の方がすべて対象になるということになりますと、これはそういうことではないというふうに思っておりますので、本人からの申請の段階で現実に調査に行って、町からの認定証を出すということですのでそういったところで、今後、取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 本人の申請をしないとだめなんですけども、本人が知らなかったら申請ができないわけです。ですね。だから、そのところをもう少し手を差し伸べることはできないんですか。



○議長(珠久六夫君) 13、失礼しました、民生部長。



◎民生部長(井関寛之) そういった意味からも、本人に周知させるということで広報等、それから在介センターのところを通じて、こういった周知に努めていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) より多くの人がその資格のある人というか、制度が使える人が使えるようによろしくお願いいたします。

 次に、介護保険の減免制度の充実というところなんですけども、先ほどの御答弁では、町独自でそういうことは考えていないということだったんですけども、唯一の保険者がこの市町村なんです。介護保険の場合。ですから、もちろん事業計画の作成、基盤整備、そして独自の減免制度というのも可能だと思いますけれども、そこのところはどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。

 この介護保険の減免につきましては、先ほど町長の方から答弁をいたしましたように、もう制度的な減免があります。それと、もう一点は町独自の減免というのがございます。現在、町独自の減免をしているということで答弁をさしていただきました。そして、さらなるこれの減免ということで、今のところはこれをほかの手当で減免するかということの考え方につきましては、今の減免制度を持っておりますのでこれ以上、まだ今のところは考えていないということでございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今度の介護保険の改正で、保険料も2割程度は上がるだろうという予測になっております。そうすれば、また年金は上がらないわけですからかなり厳しい状況になると思うんです。ですから、日本共産党の国会議員団の質問に対して、自治体の軽減措置には干渉しないというふうな、当時の厚労省から答弁は得ておりますので、ぜひホテルコストなどを払わなくちゃいけないようになったわけですから、広げていただきたいということを要望しておきます。

 次に、住宅リフォームの助成ということで、これは介護保険でやっているとのことなんですけども、介護保険に限らず、助成する上限というのを10万とか15万とかいうふうに決めてリフォームをしているんです。結局、その経済波及効果というのがすごく出るものなんです。

 例えば、今、全国では118市町村以上で行われております。明石市なんかでは市内の施工業者を利用して住宅の補修や修繕ということをしたら、この5年間で1,082件、市の助成が9,000万円、結果としての工事費用の総額が14億3,000万円で15.5倍の効果を上げているということなんです。この制度をつくれば、リフォームをしようかというふうなことが弾みがつく、してみようかということで、そしてやってみたらやっぱり中の柱が腐っていたとかいうふうなことで、耐震にも役立つというふうなことでかなりの市町村がやっております。



 宮崎県では清武町とか小林市、日向市というふうなところがやっているんです。そこは15万円の限度額です。日南市、国富町、綾町というところは限度額が10万円なんです。やはり、今、不況ですし、いろんなところに影響力が及ぶという、いい影響が及ぶということでどんどん取り組むところがふえているようです。ぜひそういうところを段差だけじゃなくて、そういう水周り、おふろとかそういうところが多いようなんですけれども、そういうところの検討をしていただけないでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。

 議員さんのこのリフォーム、ちょっと私どもが考えるリフォームとちょっと違うんじゃないかという気がいたします。今、おっしゃいましたように、補修、修繕については、これは町の方ではこういった制度をとっておりません。あくまでも障害者、例えば介護認定者、こういった方が日常生活をする上でのバリアとなる部分の改修です。だから、柱のくさっている部分、そういう分については助成をしておりませんし、限度額、先ほど10万というお話でございますが、苅田町はそういった場合はもう20万と限度ということにしておりますので、少し私どもの考えますこの住宅改造と、議員さんが考えてあります住宅改修、ちょっと食い違いがあるかなという気がいたしますが、いずれにしましてもこういった障害者や介護認定者について、日常生活でバリアを取り除くという面におきましては、苅田町も介護保険とは別立てで、20万を限度ということで取り組んでおります。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) もちろん町としてもそういうふうに取り組んでおられるということはわかりますけれど、件数が物すごく少ないです。1件とか2件ですよね。ですから、もう少しそれもそういう波及効果とかも考えて、皆さんがそういう動機づけができるような、そういう制度をも取り入れていただきたいと思います。これは、担当課は健康福祉課になるのかなと思います。いろいろ経済的に波及効果があるということですので、そこだけの課に関係することなのかなと思ったりもしますけれど、ぜひその波及効果があるということで、今の不景気の中でそういう面から検討していただけないでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今の話、非常に町としても難しい問題だろうというふうに考えています。ただ、議員さんからそういう提案があっておりますので、町の執行部としてはどういうふうにしたら一番いいのかということで、ちょっと検討はさしてもらいたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、詐欺事件とか起きています。シロアリがおったとか言って、いないのにそう言って、年寄りの人がそういう詐欺に遭ったとかいうふうなことがありますので、それだと町内業者を使っての作業になりますので信用にもなると思います。よろしくお願いいたします。

 次に、環境問題のところなんですけども、現在、ごみの問題でいろいろ区長会、婦人会の役員の人が集まったりとか、その他いろいろ検討をされておるということでしたけども、どのようなところで検討をされているんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 平成16年までは、区長会また婦人会等でごみ問題を考えるということで検討をしておりましたけども、一応その中できょう、友田議員の話がありましたように環境未来図、今後の環境基本計画ということで、苅田町の環境未来図というのを作成をその中でしております。そういう中でごみの有料化につきましては、個々に行政の役割、それから住民の役割、事業者の役割ということで分けております。そういう中で行政の役割としてはごみ処理有料化制度の導入を実施しますと、それから住民の役割としましてはごみ処理有料化制度に協力しますと、それから事業者の方につきましてはごみ処理有料化制度に協力しますということで、今、今後の環境基本計画ですか、この中でこういう考え方を打ち出してもらっておりますけども、これを今後、実際どういうぐあいにやっていくかという中で、この組織がやはり幅広い皆さんに検討していただくということで、現在では住民参加型の苅田環境会議という中で、この中で第2分科会を設けております。そういう中でごみ・地球をテーマにした意見交換を行っておりますので、この中でまた有料化については、実際、今度は実際にされる方の意見を、今後、検討していきたいなと思っておりますのでよろしくお願いします。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 住民参加型で、現在、検討を行っているということなんですけど、そこに参加している人たちは何人ぐらいですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 現在、12名だったかと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 現在のごみ問題というのが、やっぱり有料化したから片づく問題じゃないと思うんです。北九州の例がそうです。先ほど言ったように、もう駆け込みでちょっとの間は減るけれども、あとはもう金さえ出せばちゅう感じになってしまう、そういう傾向にあるということなんです。ですから、やっぱりこれはまちづくりの一環として、町民がどうこの環境問題、資源をどういうふうにしていくのか、分別すれば資源になるわけですから、そういう直接毎日かかわる問題だと思うんです。苅田町では、今のごみの傾向というか、現状とかいうのはどういうふうになっておりますか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今、苅田町のごみの排出量につきましては約年間1万3,000トン、1日大体35トンということで、1人当たりでいきますと約1日1キログラムです。そういう中でごみの処理費です。年間にかかる、今、ごみの処理費というのは約7億5,000万ぐらいかかっていると思います。1人当たりに直しますと2万1,000円程度です。

 そういう中でやはりごみのこの処理につきましては自治体の自治事務ですけども、やはり今後、先ほど北九州の例を言いましたけども、確かに有料化したときには減量化は進みます、一時的にです。ただ、自然的にまたもとの量に返ってくるというのは実態でありますけども、やはりこのごみの処理費について住民の理解を得られなければいけないんじゃないかなと思っております。この減量効果を得るためには住民にこのごみ処理に対するコスト意識ですか、これをやはり行政の方も積極的に訴えていかなければごみ処理減量化にもつながらないし、コストも年々高くなっておりますし、傾向としまして今後の、私、今、清掃関係を担当しておりますけども、将来的に見ますと、今後、ごみ処理、それからし尿処理、いろんなコストがかかるということは先に見えております。

 まず、負の遺産であります埋め立て最終処分場をこれの処理をやろうとすれば約10億かかると。それから、今、下水道が普及しておりますけども、下水道はできてもまだ30年先だとか言われておりますし、その間、じゃし尿処理場が昭和55年にできておりますけども、もう25年近く経過しております。やはりそのし尿処理場の建てかえ等も考えなければいけませんし、来年度、今、ごみ焼却場の解体をしておりますけども、その跡にリサイクルセンターの計画もありますけども、清掃関係に対する処理経費、通常の処理経費プラスのそういう投資的経費じゃなくて、投資的経費もありますけども、負の遺産の処理経費もありますのでコスト意識を持って、私どもは行政を担当している職員としては、常に有料化も視野の中に入れて対応を図っていかなければ、急に有料化というのを打ち出すわけにはいきませんので、常に有料化、コスト意識を持った上でごみ処理対策を考えていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今のところ拡大生産者責任、廃棄物の発生をするところの責任というのは回避されて、消費する人たちだけの負担になっております。名古屋とかでは藤前干潟の保全を何とか残したいということで、そこを何か埋立地にするとかいう話が出て、それじゃいけないというので皆さんが頑張って、ごみを減量にするように頑張ったという取り組みがあります。

 ですから、やっぱり自分たちの環境というか、地球環境を大きく言えばそれを守るというふうな自覚が必要なんで、苅田町は、今、RDF燃料にして固形化燃料をつくっているんですけども、以前は買い取ってもらっていると話でしたけども、今後はどのようになるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今まではごみの処理でエコプラントでRDF固形化燃料ということで、有価でトン2,000円ちょっとあれですけど、トン2,000円で有価でセメント会社に引き取っていただいておりましたけども、来年度からは逆有価ということで考えられておりますし、他の周辺市町村ではセメント会社等との交渉の中では、セメント会社としては約7,000円、トン7,000円の逆有価で、逆にごみとして引き取るということの、今現状、全体的な流れはそういう形になっておりますけども、苅田町につきましては地元のセメント会社等の関係もありまして、来年度からは、今、決まっているところはトン1,000円で引き取っていただいて、今後、また交渉を来年3月までには今後の方向を煮詰めるということになっております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) そうであれば、やっぱりごみを分別して少なくするというふうな取り組みをしないといけないと思います。そして、町としても生ごみなんかの処理機というのを助成しています。あれはどのぐらいになっているんでしょうか、数は。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今、始めたのが十三、四年ぐらいだったと思いますけども、14年度からだと思いますけども、今、普及がにぶっております。今年度、一応予算としては100万組んで、1件につき2万円助成しておりますけども、12月段階で支出しているのがまだ40万いってなかったかなと思っております。普及が若干当時から比べますとにぶっているというのが状況です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひこれも維持費が要るんです。電力代とか。ですから、やっぱり意識を持ってもらわないことにはその生ごみを堆肥にするというふうにはならないと思います。今、給食センターなんかの生ごみというのはどういうふうに処理されているんですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長、わからんやろ。行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) ちょっと給食センターの方は、私の方は多分産業廃棄物の処理の関係になってくると思いますので、一般廃棄物にはならないと思いますのでちょっと教育委員会の方に担当の方に。



○議長(珠久六夫君) 山下所長はいないんですか。じゃ、ちょっとここを飛ばして先に行きましょうか。13番、川上君。



◆議員(川上公美子) いずれにしてもリサイクルセンターの問題もペットボトルなんかのリサイクルになると思うんですけれども、やっぱりそれは結構そのコストが要るんです。今、どんどん消費してリサイクルセンターに持っていくというふうな状況になっていると思うんですけども、やっぱり行政として生産者、売る側です、拡大生産者責任というのを明確にして要求していくことが必要だと思いますけどどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) ペットボトルです、一応苅田町の計画では18年度にリサイクルセンターが、これが完成しますと19年度からペットボトルの収集方法も変えますし、その処理もリサイクルに回すという形になっています。現状はペットボトルにつきましてはエコプラントでRDF化されております。今後は収集形態、それから処理方式も変わってこうかと思いますし、全体的な発生者責任ということでいきますと、今現在、容器梱包リサイクル関係法で、今、国の中で事業者、それから行政等の費用負担割合が、今、論議されておりますし、そこら辺につきましては一苅田町の中でどうするということはできませんけども、今、国の動きの中ではその負担割合でどうするかということが近々決まると思います。

 それと、もう一点はペットボトル以外に、今、言われていますスーパー等におけるレジ袋ですか、これの有料化が、今、検討をされておりますので、全体を含めましてそういうのが決まりましたら、苅田町としましても収集関係、それから費用負担等の問題については、町の考えではごみ有料化も含めまして検討してみたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 答えられますか。じゃ、辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) 先ほどの御質問の学校の給食の残滓につきましては給食センターの方で回収し、エコプラントの方に固形燃料として使っていくためにエコプラントの方に搬入しております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) どのぐらいの量が出ているかわかりますか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二) ちょっと私、給食センターの方、所長でございませんのでちょっとその辺の詳しい。(発言する者あり)



○議長(珠久六夫君) どうぞ。山下君。



◎給食センター所長(山下政治) 1日平均でございますが、大体150キロぐらい、今、残滓として出ております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) やっぱりかなりの量だなと思いますけれど、ぜひそれもこの有料化というか、そういうごみ問題を考えるときに、堆肥にするとかいうふうに子供たちがするとかいうふうに取り組んでいるところがあります。そういうふうな取り組みからやっぱりごみ問題というか環境問題とかを考えられるような状況になってくると思うので、それは大人も一緒だと思うんです。ただ、有料化ということにぽんとなって納得のいくものじゃないので、ぜひやっぱりもう至るところでそういう論議という場が必要だと思います。ぜひよろしくお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) いわゆるごみ問題につきましては、やっぱり住民の理解を得らなければ進みませんので、積極的に地域に出向いて収集の方法から処理の過程、これについて住民に理解をいただいて、これだけのコストがかかっていますよということなりを十分理解してもらった上で取り組んでいかないと、行政だけで考えてもこれ解決しませんので、やはり住民と一緒に積極的に座談会等を開いた中で検討をしていく考えですので、議員さんの方もよろしくお願いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ちょっと話が変わりますけれども、ごみを自分で持ち込みをしたときにもう何もかもあけて、そして調べられるということで、これはもうプライバシーにかかわるのではないかと思いますけれど、それをする理由としては何か燃えないごみ、金属片とかが入っていたらいけないということで何か調べるらしいですけど、やはりそれ何か私はよくわかりませんけど、金属探知機か何かそういうものを使って、いちいちあけてみなくてもいいような方法というのはとれないんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今の苅田町のごみ処理の方法は、先ほどから言っていますように、RDFということで固形化燃料ということでどうしても金属製品、そういうのが入りますとRDF制動機械に大きな損害を与えますので、そこら辺は本来はいちいち見なくてもいいんですけども、苅田町の場合に、これは私も現場へ行って見るんですけども、やはり種類の出し方というのはいろいろ指導しておりますけれど、金属が交じったりそういうことが多々ありますので、そういうのがなくなれば、私はそういうことまではしないと思うんですけれど、まだやはりそういうことが多々あるということです。

 それと、もう一つはその金属探知機ですか、これがどういうコストでどこまで有効なのか、まだちょっと私も検討していませんので、そこら辺については何かいい方法があれば検討してみたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ大体持ち込むときは自分が持っていくわけですから、そういうものを入れていないです、大体は。だけど、いちいち調べられるということで気軽にもう持っていけないというか、そういう状況になっておりますので検討をよろしくお願いいたします。

 それと、もう一つアスベスト問題なんですけれども、この実態調査というのは公共の建物とかでは大体されているんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 苅田町の公共施設につきましてはことしの7月ですか、実態調査をしまして9月議会で概略を報告したと思います。現状では使われていないと、過去使われた施設につきましては撤去を、この役場の庁舎を代表に平成2年かぐらいに撤去をしたと。それで現在、ごみ焼却場を解体しておりますけども、その中で使われているということでしたので、解体時において保健所に届け出をしまして、現在、撤去をしておると。

 もう一つは、私の所管しています、例えば火葬場の機械室でアスベストが使われているんじゃないかということでしたので試料を採取、11月にしまして、現在、分析機関の方に送っております。多分、採取の状況の中で、私の感じたあれではアスベストじゃなくて岩綿です。岩綿もしくは鉱滓を使った何ですか、岩綿と、もう一つはロックウールというんですか、そういう状況じゃないかなと思っております。まだ分析結果は出ておりませんけども、大体建設年月日等からいきまして、今現在、町の公共施設にはアスベストは使われていないだろうと考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) では、公共のものについては大体安全だということでありますけれども、個人的なものというのは個人で調べないといけないので、調べてもらうのにどのぐらいの費用がかかるものなのでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 火葬場の関係で今回、持ち込みましたけども、1検体当たり3万程度です。分析機関によって若干差はありますけども、平均大体3万ということで分析してもらっております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) やっぱりかなりの支出だなというふうな感じがしております。ぜひ実態は、結局今、相談窓口とかいうふうなのは町にはないんですよね。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 直接の相談窓口につきましては町にはありません。9月議会でここら辺につきましてやはり質問がありましたので、アスベストに関する問い合わせにつきましては早速9月25日以後にこういう相談窓口ということを載しておりますので、ここら辺を参考にされているのかどうかわかりませんけども、これ以降、苅田町の私の方の窓口に問い合わせは現在のところ、1件もありません。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) じゃ保健所とかそういうところで相談してもらっているということなんでしょうけども、実際どのぐらいあったのか調べてもらえますか。後でいいですので。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 後ほど保健所の方に問い合わせて、どれぐらい苅田町であったか聞いてみたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) できれば、町として直接の窓口をつくっていただけたら、その近くでいろいろ相談ができるのじゃないかなという気がしておりますけれど、そういう場合はやっぱり紹介のみなんですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) アスベストの細かい問題につきましてはやはり専門的な知識を必要としますので、私どもがわかっておる範囲であれば相談にのりますけども、アスベストの中の問題に入ってきますと、やはり私どもは誤った指導をするような状況が出たら補償問題等もありますので、やはり専門機関を紹介するしかないんじゃないかなと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) また、個人的なことだと思いますけど、やはり住民の安全、命を守るということになったら、費用がない人は調べられないわけですから、そういう面での手助けとかいうのは、町は考えていないですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 今現在のところ個人的な家庭の家屋、これでアスベストを除去するとかそういう問題はありません。一応今のところアスベストを使われているという施設につきましては、やはり耐火構造、それから準防火の建物に使われているという状況ですので、個人的にはよく新聞で出ていますように、アスベストを扱った工場、その周辺の方の相談、個人相談です。

 苅田町の中で、今現在、アスベストの関係で封じ込めとか除去の関係をやっておりますのは、ある程度団体なり会社関係になっておりますので、個人的な相談というのは健康相談みたいな形がありますので、家屋等に対する相談というのは個人的には解決できると思いますので、個人が壁をはいで分析、調査するようなケースはまれ、まずないと思っておりますので。



○議長(珠久六夫君) 13番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ相談があったときには相談にのってあげて、手おくれにならないようにしていただきたいと思います。

 これで私の一般質問を終わります。ぜひ新しい町長に対してのクリーンな町政というのが期待されておりますので、政倫条例も含めて、入札制度改善のために頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で川上公美子君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで14時25分まで休憩をいたします。

午後2時15分休憩

                              

午後2時28分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して会議を再開いたします。

 休憩前に引き続き一般質問を行います。5番、常廣直行君。



◆議員(常廣直行) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。5番議員、ニューフォーラムの常廣です。まず初めに、苅田町合併50周年の年も暮れようとしている今、苅田町には新吉廣町長が誕生し初めての議会であり、そして平成17年度の最後の議会となりました。新町長にはこの苅田町の新しい新たなリーダーとしてこのコンセプトを明確に示し、目的を誤りなく実行されることに期待をいたします。私も議員として行政の現状と手法を観察、点検し、改革改善と新しい創造に役立つ議論や提言に心がけてまいりたいと思います。さて、今回の一般質問におきましては吉廣町長の施政方針を受け、苅田町の現状と今後の重要課題、緊急課題などを踏まえた3つのテーマとし、質問を通じて考え方を共有化し、提言を加えていくことをねらいといたします。

 まず、最初のテーマの今後の産業基盤の整備では、町長は、北部九州の陸・海・空の交通拠点都市としてさらに発展していくことはすばらしいことであり、重要な施策として、今後とも積極的に産業基盤の整備に取り組んでいくと述べられております。これはまさに、前伊塚町長の高い理想と強い意思で築いてこられましたまちづくりの集大成であり、この基本方針の踏襲は、苅田町にとって重要かつ緊急的な課題だと認識をしております。交通インフラの整備は工業のみでなく、すべての産業に大きな影響を及ぼす重要な施策です。この全国的にも急な交通インフラを苅田町の発展のために効果的に生かすには、まず地域住民の安全を確保し、産業基盤としての機能を最大限に発揮する交通インフラとして整備することが緊急課題です。新町長は、今後、国や県などを相手に力強く交渉をすることを強いられますが、私たち議員も精いっぱい協力していく所存でございます。

 続いて、実証運行を開始して3カ月近くになるコミュニティーバスについてでは、導入をきっかけに、地域住民の利便性の高い快適な地域交通ネットワークを構築する絶好の機会だと思います。そのためにはしっかりとした考え方に基づく交通体系、交通ネットワークの構築が不可欠です。私は9月議会におきましても交通ネットワークの構築の緊急性を提言してまいりました。今回は交通拠点都市の交通体系の考え方、供用開始が目前に迫っている臨海工業線の効果的な運用のための施策、そして9月20日から実証運行を始めたコミュニティーバスの中間評価などを中心に、その後の進捗を確認しながら地域交通ネットワーク構築への提言にもつなげてまいりたいと思います。

 次に、町長は、企業を積極的に誘致することは町の活性化の大きな要因であり、苅田町の個性ある自動車産業やセメント産業などとの連携によるまちづくりが不可欠で、苅田町産学官連絡会議の充実を図るため、住民を加えた幅広い組織に再編し、実効あるものにしたいという意向でございますが、これも苅田町の将来を展望しながら積極的に産業基盤の整備に取り組む一環だと認識をしております。しかし、この連絡会の実態はほとんど知られておらず、再編に当たっては再度しっかりと現状を分析し、基本的な考え方や課題を整理して再編に臨むことが重要だと思います。質問を通じて、これらの方向性も見出していきたいと考えております。

 次のテーマであります団塊の世代大量定年への対応につきましては、9月議会におきまして2007年度問題、苅田町の対応というテーマで問題提起をさしていただきました。そして、今議会の補足資料で苅田町職員定数及び採用計画というものをいただきました。これは17年度から27年度までの10年間の職員の採用数、退職職員数、職員の総数の数値が単純に記されたものだけですが、これを向こう10年間のしっかりとした採用計画に仕上げるのも新町長の大きな課題となってきます。この苅田町行政を運営してきた多くの人材が大量にリタイアされるこの時期をとらえて、大幅な組織改革を実行していかなければなりません。これは今後の行政改革の大きな柱であり、公務員の削減という考えだけではなくて、将来の苅田町を展望しつつ、何よりもまず新しいコンセプトを持って組織のあるべき姿をえがきながら、計画的な組織の構築、人材の育成に努めなくてはなりません。

 首相の諮問機関であります地方制度調査会は、地方の自主性、自立性の拡大及び地方議会のあり方に関する答申案を12月6日に明らかにしております。これは市町村の助役の名称を副市町村長にかえて権限を強化する、副知事、副市町村制の導入や自治体の三役制の見直し、自治体が教育委員会などの設置の有無を判断できる選択制などの地方自治法改正案を来年の通常国会に提出し、早ければ2007年度から施行を目指すと聞きます。地方分権が急速に加速する中、大きな組織改革が求められているのです。

 さらに、定年以降の知識や能力を持つ人材を、今後、どう生かしていくのか。2006年導入義務化される高齢者雇用安定法も考慮した中で、中・長期的な計画の策定が急がれます。

 次に、人事院勧告に従って、今議会で提案されております給与減額につながる条例が、少しずつ軌道に乗りつつあった昇給試験制度にどのような影響を及ぼすのか。今後、どのような方向を検討しているのかをただしていきたいと思います。現状は人事院勧告に従えば平穏であっても、近い将来は苅田町独自でモチベーションの向上が図れる賃金体系、昇給試験制度を確立していかなければなりません。今後の地方分権の影響も考慮して、業務の効率化や専門職の育成機関なども織り込んだ採用計画の策定が急がれます。

 最後のテーマの町民参画のまちづくりにつきましては、まちづくりの主体は住民であるということを認識し、住民参画の機会を設けることも基本計画の基本構想に掲げられ、その具体的な代表事業が地域コミュニティー活性化事業、手づくりまちづくり事業として取り組まれております。このテーマにつきましても、私が継続的に進捗を確認し、近隣地域の事例も参考にしながら提言も行ってきました事業です。しかし、今日まで町民の生活の中に事業の浸透も薄く、実感もありません。今回、現状と課題を整理しながら、さらに充実させるヒントを探ってみたいと思います。

 次の安全安心なまちづくりでは、今、話題になっている耐震強度偽装問題で苅田町における建設中のホテルは、構造計算書が偽装された疑いがあると報道される中で、地域住民の民家の周辺にも多くのマンションが連立しております。住民がその安全性に不安を持っております。住民の安心安全を保障するのも行政の1つの責任であり、苅田町の適切な対応を考えてみたいと思います。

 最後に、50周年記念イベントを振り返って、来年からの51年へ向けての意気込みを確認していきます。

 以上が、私が準備をいたしましたテーマでございます。この3つのテーマにつきましてはほぼ継続して取り組み、提言を続けているものでございます。このたび、苅田町のリーダーが交代されたこともあり、考え方を共有しながら具体的に施策に反映していただくことを期待をしております。

 詳しくは質問席からお伺いをいたします。簡潔明瞭なわかりやすい答弁をお願いし、壇上からの質問といたします。御清聴どうもありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕常廣議員の御質問にお答えいたします。

 まず最初に、交通拠点都市としての取り組みについてですが、交通ネットワークの整備につきましては平成18年3月の新北九州空港の開港にあわせて東九州自動車道を初め、苅田臨海工業線の早期供用開始を図るとともに、その他の幹線道路網などの整備を促進し、地区間交通の円滑化及び交通混雑の解消を図ってまいりたいと思っております。

 次に、コミュニティーバスの役割ですが、コミュニティーバスの実行運行は、本年9月20日から平成18年3月31日まで行います。現時点の結果と課題についてお答えします。

 まず、予想実績ですが、11月30日までの利用者累計は1万1,567人で1日平均約160人となります。白川及び小波瀬ルートにつきましては当初予測どおりの利用者数ですが、北部ルートにつきましては下回る結果となっています。課題としましては、導入車両が環境対応型のCNG車であるため、燃料供給体制が整備されておらず、燃料の充填率について満足できる結果を得ることができないことと、北部ルートの利用者数が少ないことです。これらについては、現在、コミュニティーバス運行協議会で検討をしております。

 次に、産官学連携連絡会議の成果と課題なんですが、どうも正直に申しまして苅田町の産官学連携連絡会議の成果に関しましては、今のところ期待したような形での成果は上がっていないようです。今後、産官学連携の本来的な成果が上がる方向で見直し、連絡会議の組織充実を含めて、新たに検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、団塊の世代大量定年へ対応ということですが、今後、到来する団塊の世代の大量退職等に対応するため、前倒しによる平均的な採用人数の確保により、現在、いびつ状態になっている年齢構成の緩和を図りたいと思っております。また、大量退職などにより、サービスの低下及び質の低下を招かないように教育、研修などを充実させ、対応していきたいと思っております。

 今後10年間の人材確保と採用計画ですが、今後、到来する団塊の世代の大量退職に対応するため、消防職を除く一般職員数ベースを250名前後と考え、前倒しによる平均的な採用をし、住民サービスの向上を目指していきたいと思っております。

 昇任試験の成果と課題につきましては、平成15年に昇任試験実施要綱を定め、昇任試験もことしで3年目になり、今年度は12月に試験を実施の予定であります。成果といたしましては、受験資格をクリアした職員はだれでも受験できるというメリットがあります。今年度は受験資格要件の改正を行い、35歳ぐらいから係長職を受験できるようになりました。今回の改正により、昇進が早まり、若い世代のやる気を引き出すことができるのではないかと思っております。

 今後の課題といたしましては男女共同参画を叫ばれる中、女性の受験者が少ないので、女性管理職登用に向けての意識改革、受験しやすい環境を整備することが課題であろうと思っております。

 町民参画のまちづくりの地域コミュニティー活性化支援事業についてですが、地域コミュニティー活性化支援事業については以前から御質問をいただき、その都度現状を御報告をしてまいりましたが、現状において率直に申し上げて成果が上がっていなのが実情のようです。

 今後は制度における範囲の見直し、新年度からは、例えばモデル地区として事業に取り組むことが可能となる方向での制度改正を行っていきたいと考えています。

 次に、地域のリーダーの人材発掘と育成の問題です。この点については、従来の組織の方々や苅田まちづくりカレッジや、西部公民館地域づくり講座などのメンバーと積極的に交流を深めていこうと考えています。

 手づくりのまちづくり事業についてですが、苅田町手づくりのまちづくり事業はNPOやボランティア団体などによる自主的なまちづくり活動を支援していくことにより、協働のまちづくりを推進していこうと本年度から取り組みを始めました。本年度が初年度ということもあり、5月10日に制度の説明会を開催し、その後3期に分けて申請団体の募集を行いました。第1期が10団体、第2期が6団体、第3期が5団体、合計21団体の応募があり、本年度は499万7,000円を交付したところです。

 今後の取り組みとして、本年度の各団体の活動について実態を把握し、来年度以降に生かしていくことが重要だと考えています。

 50周年記念イベントを振り返ってですが、50周年記念事業の評価として、個々の事業についてはいろいろな評価や反省点があると思いますが、全体としてはまず何よりも事故がなく、ほぼ予定どおり実施できたことが結果としてよかったというふうに実感しています。また、ほとんどの事業において事業実施の実務、現場での作業について町職員を動員することなく、ボランティアスタッフの貢献や町内各種団体、企業、教育機関などの協力を得て実施することができたことが、住民参画の観点から大変意義があることだと考えています。

 今後は、50周年記念事業における経験を生かして、文化や芸術、スポーツに触れる機会を充実させていきたいと考えています。

 続いて、安心安全のまちづくりですが、本町としましては町民の皆様方の不安の解消と安全性の確保を第一に考えまして、福岡県と連携をとりながら住民説明会の実施など、全力で取り組んでいるところです。

 以上、お答えさしていただきましたが、一般質問席からの常廣議員の質問に対しましては、自席で答弁をさしていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) では、壇上からの答弁、どうもありがとうございました。一般質問席からですけど、私の質問はいつも項目が非常に多くて1つに絞り切れなくて、いつも最後、詰めが甘いところがあるので、前半中心にきょうは前半中心に進めていきたいなと思っております。質問の流れとしては大きな話からだんだん細かな身近な話になっていきますので、そういう流れにちょっと持っていきたいなと思っております。

 まず最初の質問ですが、産業基盤の整備についてというところで重要な施策として、今後も積極的に取り組んでいきたいという話がされております。産業につきましては、午前中の友田議員の質問にもありましたけど、商業も産業、いろんな産業があります。農林から漁業から、我々みたいな製造業から運輸業、いろんな産業があるわけなんですが、今回のこの産業基盤に取り組んでいくというところで、施政方針の中にありましたんで、そこは具体的には当面どのような方向で考えられているのか、お伺いしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 確かに、今、常廣議員がおっしゃいましたように、産業としても幅広く農林水産、それから企業関係、商業関係、いろいろあると思います。私の思いの中では、すべての産業を一応頭には入れているつもりですが、特にやはりどうしてもこの時代で、企業の方が大きく割合を占めているかと思いますが、やはり企業と私たち人間との共存共栄、町との共存共栄を考えながら、両者ともに反映していくということを考えておりますが、特に産業基盤に力を入れることで町の経済面が活性化し、その活性化がさらに私たち一人一人につながってくることを願っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) どうしても今の状況からいくと、産業というとどうも企業関係にそういうイメージが強いところがあります。また、いろんな産業団地、工業団地もたくさん、今、抱えておりますのでそういうところが、当面はまずはそこが主体になるとは思うんですが、その中で何回もこれは質問にも出ているんですが、いろんな産業基盤整備、道路を中心にいろいろやっていただいておりますけど、水問題に関しては何回も質問が出るんですけど、工業用水に関しては大丈夫だという話は何回もいただきましたけど、ちゃんとした裏づけがある工業用水の確保が本当に今時点でできているのか。それは平時じゃなくて渇水時における工業用水の確保というのは、どういう裏づけに基づいて大丈夫だという判断をされているのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 確かに議員が言われるように工業用水、農業用水、それから、一般の生活用水と大きく分けると3つにあると思います。その中で、特に、平成6年に大渇水を経て、そのときは大変な思いをしたというのは私もこの地域に赴任しておりましたので、十分存じ上げております。その時点で山口ダムをつくり、たしか平成7年からあれを運用したと思いますけれども、そのほかの水についても実際に若干やってきたことは事実でございます。

 しかしながら、近年では3年に1回とか、4年に1回という小渇水といいますか、ことしも含めれば渇水というのが再三来ております。したがって、水プロジェクトチームを編成したのが平成6年というふうに聞いておりますけれども、私がここに赴任したときも、いまだかつてほとんど進んでないというのが状態でございました。一時は山口ダムを拡張したり、そういうことも考えておりましたけれども、大きく分けまして、1つ目に、山口ダムを何とか町営ダムに譲渡してもらおうと。2つ目には、北九州から臨時的な給水を、管をつなごうと。3つ目には、ひとつ二先山にあります葉山池等を一時的なストックポイントにしていこうということも含めて、県の企業管理局等にお願いしながら工業用水の確保もしていこうということで、殿川ダムの上に大したことないと言われればそれまでですが、ボーリングをしてみるなど実際に取り組んできたことについては事実でございます。特に、工業用水につきましてはどちらかといえば、役場としてはあれは県の仕事だというふうに思われておったようでございますが、私は全体を含めて水問題を考えるべきだというふうに、来てからそういう姿勢で取り組んでまいりました。

 したがって、再三県にお願いし、緊急なときには何とか、北九州方面からでも水がとれるような方向を考えてまいりまして、現在、県の方もその辺は整理の段階に入っておるというふうに聞いております。

 また、二先山につきましても、現在、たしか9月に1,000万円の予算を計上させていただき、現在取り組み始めをしております。それから、山口ダムにつきましても、現在、近々のうちというふうに言っていいのかどうか、ちょっとわかりませんけれども、近々のうちに何とかなるものというふうに考えておりまして、水問題全体についても、以前よりも少しは前進していくというふうに思います。

 しかしながら、いずれにいたしましても、町内に大きな川ございません。この辺で大きな川といえば今川を頼る以外ありませんので、その辺の調整も非常に重要になってくると思います。そういうことも県に積極的に協力をお願いしながら解決を図っていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 多分完全な対策はできていないんだろうと思っておりました。

 でも、いろんな施策がうたわれていることは確かですが、いずれにしましても、今から工業団地、産業団地、いろいろ企業を誘致する、そういうお話も施政方針の中でありましたけど、そういうふうなときに工業としてのインフラ整備はこれだけじゃなくて、やっぱり水が一番大事です。これは前々からいろんな議員も言われてまして、いろんなところで、いろんな答弁いただいておりますけど、まだ明確に路線が出てないというところで、町民の飲料水をそれは優先されるんでしょうけど、これだけ大きな企業を抱えて、これだけ大きな影響力がある町としては、やはりこういうインフラを先に整備しながらやっていかないと、企業誘致もこれは先々思うようにいかないというところがありますので、ぜひこれはお願いをしておきたいなと思います。答弁については余りいつも進展がないので、ぜひ今度は3月議会ぐらいにはこうやるんだという何か方向性が出せればいいなと思いますので、ぜひ期待して、3月議会にもう一回これちょっとお聞きします。お願いをいたします。

 それから、あと産業基盤の整備という話で、町長も交通拠点都市として、さらに発展させたいという話はされておりました。産業基盤の整備の中で交通インフラ、先ほど産業については工業だけじゃないという論議もちょっとさせていただきましたけど、いろんな幅広い産業、工業、商業、運輸業、通信、金融、不動産、何でもあるんですけど、そういう幅広い面で交通インフラというのは、これ共通する産業基盤だと思っております。この交通インフラを重点に置かれると、交通拠点都市ですから、うちは交通拠点都市としていろんなことを考えていくという話なので、交通インフラに重点を置かれるというところは、私はそういうふうに受けとめたんですけど、町長の施政方針はそういう認識でよろしいんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) そういう視点でいってるつもりですが、この間の東九州自動車道の総決起大会にも見られますように、なかなかうち単独ではできないこともたくさんありますので、県や国とも御援助を願いながら、1日でも早く進めていきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 東九州自動車道の促進の総決起大会のお話も出ましたけど、私が9月以降の議会で盛んに提言してまいりましたのが交通ネットワークという話で、高速交通ネットワーク、広域交通ネットワーク、地域交通ネットワークですか、そういうものを盛んに早く構築すべきだというふうな提言をしてまいりました。今回東九州自動車道の建設促進大会でも言われておりましたけど、ここが九州の循環型の交通網をつくっていかないと、九州全体に大きな経済的な影響もそうですし、文化とか、あのときも救急体制の話も出ましたけど、いろんな部分で支障が出てくると、早くこれをやっていかにゃいけんというところで、今、町長のお話に出ましたけど、ぜひこれは苅田町がもっともっと主導権を握って、どんどん積極的に県や国交省に働きかける必要があると思います。今回は特に、東九州自動車道のインターが苅田にできます。これは浮き足立ってみんな喜んでおりますし、新北九州空港ができます。

 しかし、そこまでなんです。これ前回もちょっと触れましたけど、そこまでできるということは、それ以後の車両の流れというのは全部苅田町の流れに入ってきます。流れてきます、どんどんどんどん。そこに非常に苅田町に大きな影響があるわけで、そこまでしかないというのが問題なんです。

 だから、もっと促進しなきゃいけないという話をするんですが、とはいっても当面はそこまでしかないわけなので、それをどういうふうな体系をつくっていくかということが非常に大切だと思っております。そういう部分の考え方で、広域的な交通ネットワークの考え方で、もう手が挙がってますから、各務部長ちょっとよろしくお願いします。



○副議長(光永信雄君) じゃ手が挙がってるようですから、各務建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。



◆議員(常廣直行) 済いません、議長  



◎産業建設部長(各務強志) ちょっとかゆいところに手が届くかわかりませんが、今おっしゃいますように今、新空港、来年の3月16日に開港するわけですが、これをより効果的にするためには非常にまた産業基盤、いろんな面で交通ネットワーク、大事なものだと思っております。

 御承知のように東九州自動車道、苅田インターチェンジ、それから、臨海工業線、これを今2月末に供用開始するようにしております。また、これに伴う201号バイパス、これは当然空港なれば田川から向こうの方の全部、その近所の効果あたりにもなって、ぜひとも必要な道路でございます。東九州自動車道におきましても、苅田インターから先は、浄土院までは今60%近くは今、用地買収できております。

 しかし、今現在、施行命令が出ております豊津間ですか、これについてはまだまだ施行命令が出たにもかかわらず、まだもう少し進捗が進まない。まして計画期間であります椎田から宇佐まで、これもまだなかなか進んでいないという状況でございます。これはずっと大分まで早くまずつなげることが重要課題、このため、地域全体一緒になって東九州自動車道促進期成会あたりを挙げて、東京、特に、国会議員の皆さん巻き込んで、今、運動をやっておるところでございます。

 いずれにしても、特に、東九州自動車道と201号バイパス、この接点も非常に重要な関係になろうかと思います。今、201号バイパスにおきましては、東九州自動車道の吉国インターチェンジ、この進捗に合わせて国土交通省が進めていくということで伺っておりますが、今、その近所も一緒になって要望してまいりたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 建設計画の話は随分細々とお聞きしたことがありますので、私も十分承知なんですが、今後、今度は来年早々、間近に迫ってるんですけど、そのときの交通ネットワーク、安全守るためにだとか、効率よい道路にするためだとか、そういうものの構想が今、必要だと思うんです。特に、今度インターが開通しまして、今度臨海工業線が供用開始になると、こうなると、この2つの交通体系をまず苅田町として考えるのはここが先なんです。先々の201号のバイパスだとか、そういうのも大切かもしれんですけど、そこはまだまだ先の話ですから、まずは臨海工業線ができるということはどうなるかといいますと、10号線と臨海工業線、2つがある。苅田町としてはどうしたら一番いいのか。苅田町と10号線というのは苅田町にとっては半生活道路なわけです。これはできるだけ新しい臨海工業線にトラックやらバスやらは流した方がいいわけなんです。それは苅田町民のためであり、道路を効果的に運用するためであり、そういうところなんですけど、そういう工夫をしなきゃいかんと思うんです。

 だから、道路のそれぞれの位置づけを明確にして、これは広域交通ネットワークです。そういうものをちゃんと近隣市町村と広域的に話し合って、どういう工夫でそっちに流すようにするのかだとか、どういうふうにして半生活道路である10号線を保持していくのとか、そういう構想が必要だと思うんですけど、考え方について見解をお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) おっしゃいますように東九州自動車道、苅田インターから今の旧10号線を越えまして、臨海工業線に直接タッチするようになっております。この臨海工業線、平成11年の調査でたしか計画交通量が1万3,000台か、平成32年で3万5,000台としております。ということは、この臨海工業線が幹線道路になろうか、また、これは国土交通省の今は県道ですが、最終的にはそういう幹線道路となれば今の国道10号線、それがちょっとわかりませんけど、県道に落って、こっちが国道になるというようなことも、いろいろまたその近所も考えられると思います。

 いずれにしても、臨海工業線が主になろうが、しかし、これにもまだいろいろ問題もございます。御承知のように、まだ日産のちょっと先の方がカーブがきついとか、また、今後それからその先をどういうふうにタッチしていくんだと、いろんな課題もございます。

 それと、これができるに当たりまして生活道との今度は連結の関係、それから、もしくは住民の安全性の問題についてもございます。どうしても幹線道路となると、広域的な道路の交通、しかも、車の流れというのが主体になってまいります。

 ところが、住民から見れば、生活とその近所の接点が非常に厳しい面もございます。その近所も住民の声を聞きながら、できるだけ県、国にその近所の声を伝えながら、できる範囲でやっていきたいというふうな形でしております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) できる範囲じゃなくて努力してほしいんですけど、まず、臨海工業線が供用開始になるということで、これをまたうまく活用していかなきゃいかんということになりますと、さっきちょっと通過台数の話をされましたけど、こういう情報をたくさん集めて、ちゃんとしたプランを練って、それに対するいろんな対策も先手先手で、苅田町が主導で打っていかなきゃいかんのです。県とか国交省がやることを待ってたらだめだと思うんです。今の現状だって、まだ現状分析、非常に甘いと思うんです。もう一度聞かせてください。通過車両の予想台数。



○副議長(光永信雄君) 各務建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) 現状では1万3,000台、平成32年で3万5,000台と聞いております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 臨海工業線の南端においては交通量これぐらいになります。前回お聞きしたときに星野課長が平成12年度の数字を教えていただきましたので、かなりこれは参考にならない。次から次に新しい情報を持ってもらって、道路の性質をわかっていただかないと効果的な対策ができないと思っております。南端でそうです。小倉寄り、北端の交通量はどれぐらいになると予想されますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 平成32年、約3万6,000台です。それが苅田町に入ってきてから、10号線と臨海工業線に分かれます。それと、一部トヨタの自動車、それと、空港の方に逃げていきます。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 臨海工業線を中心に今やってますけど、3万6,000台、南も北も一緒ですか。北は空港を構えてるわけなんです。今度の空港の利用客数は10倍に膨れ上がります。今30万人で、将来的にはこれ2007年で283万人、2012年で328万人、10倍に膨れ上がるわけです。北端の交通量というのは、これは南と北と同じじゃないはずなんです。あそこの周辺に交通アクセス、車しかありませんから、あそこの周辺に集中するはずなんですけど、違いますか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 平成32年、約3万6,000です。そして、一部、私が今述べました新北九州空港、空港の連絡道路に約1万7,000逃げますから、そういう形になっております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) じゃそういうデータならそれでもよろしいんでしょうけど、そうなると、北と南と同じ条件という判断をしましても、北の方は今、十分抜けられます。これネットワーク考えてるんですけど、南の方はさっき各務部長が言われたように抜けられません。どうします。あれ南ずっと曲がっていったら、各務部長言われたみたいにL字のカーブあります。L字のカーブ曲がったら、すぐ信号です。物すごく危険です、あっこ。交通量3万6,000台になるんです。今の3倍ぐらいになるんです。大変危険です。そして、あの先に行くと、今、バイパスはできてますけど、あっこ物すごい渋滞してます。今でも渋滞してます。あそこで全部詰まってしまうんです、南側は。

 だから、その辺の対策を早く考えないと、湾岸道路が一番早いんでしょうけど、だから、湾岸道路の優先順位が先ほど説明された中でいくと、どうも後の方にあるようなイメージがあるんですけど、これが先かなと思うんです。また、それができなかったら、暫定的に白石の工業団地の中にどうにかするだとか、いろんな手を考えなきゃいかんと思うんですけど、来年に迫ってますので、すぐには間に合わないでしょうけど、大きな事故が起こる前に何か対策が必要だと思います。見解をお願いします。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今、常廣議員の中、多分日産を出まして、6車から4車に鋭角に分かれてます。そこは流れをとめます。今この中で、そういう湾岸道路の関係で、県、そして、町、行橋市と共同で今、ただいま2回会議を県の方で開いております。今後も苅田町だけでなくて、そういう近隣の市町村と連携をとりながら、今後そういうアクセスを考えていきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 質問の最初の方で申し上げましたように県道であろうと、国道であろうと、苅田町の中を走る部分は、苅田がもっともっと主導権を握って、もっともっと大きな声を出していかないといけないと思っております。いろんな施策を今やられてるのは十分承知です。遅いんです、スピードが。そう思いません。来年供用開始になるのに、あっこ全部車詰まりますよ。そういうところがありまして、ぜひその辺お願いをしたいと思います。

 それから、もう一つ、私の立場で一つ言っとかなきゃいけないところがあるんですが、産業基盤の整備に力を入れていただける、交通基盤の整備に力を入れていただける、非常にいいことだと思ってますし、けど、今回臨海工業線が開通する中で、産業観光を阻害するちゅうか、私の立場でちょっと一言言わせてください。企業の正門前を分離帯で区切ってしまうという流れに今なってます。いろんなところで各務部長も苦労されて、いろいろ努力されているんでしょうけど、このままいきますと、今、苅田町は非常に産業観光で非常に大きな成果を上げてる企業のゲストホールがあるんですけど、2万7,000人です、年間。そんなお客さんを迎えてるところの正面玄関をふさがれたら、これはちょっと後々苅田町の観光に大きく影響してくるんじゃないかなと思っております。非常に今、努力はしてもらってるんですけど、それを何とか打破してもらいたい。こうやって一般質問に出ると、もっともっと交渉のときに、こうやって一般質問に出たよというと言いやすいかもしれませんけど、ぜひその辺、今、何か手当やってるんなら、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 当然今、苅田町、企業を十分に大事にして、また、いろんな企業も来ていただきたいということで、特に、先ほど申し上げた臨海工業線、これを広域の中で車の流れと今の交通安全、非常にこれ微妙なとこございます。当然この交通安全については福岡県の公安委員会が担当しております。ここで信号の関係でございますが、その近所いろんなところで、いろんな企業の関係にも努力してまいりました。

 ただし、一つの形があって、公的な道路がそこにないと難しいということで、ほんならうちの方も、いずれにしても、町道を計画道路がございますので、この分を早くつくろうかとなりますと、ただ、丁字路だったら反対のことを考えないわけです。

 ところが、今の日産のゲストホール、これは私の方の今行おうとしております空港連絡バス、これも当然入ってまいります。これ公的な道路の意味合いが強くなってまいります。この近所も打ち合わせして、今の計画としては1月の16日、付託委員会が終わった後、その近所、町としての方向をすぐ打ち出しして、今、県から連絡があっておりますのが、12月20日の日に公安委員会と県、これぜひ私も参加させてもらおうと思っております。現地立会したいと思います。それで、公安委員会のその近所のいろんなやりとりの中で、前向きに片づくような努力をやってみたいと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 状況については日常から各務部長にいろいろ情報をいただいて、情報については認識してるつもりですけど、ぜひ苅田町がもっともっと大きく発言力を強くして、企業と連携して、企業からも言ってくださいよという話もあるんですけど、これもやらなきゃいけません、確かに。やらなきゃいけませんけど、まずは行政です、道路行政は。それで、ぜひお願いをしたいと思います。

 そういうところでちょっと工業線から離れまして、地域交通ワークの方に入ってもよろしいですか。



○副議長(光永信雄君) はい、どうぞ。



◆議員(常廣直行) はい。じゃ地域交通ネットワーク、今、広域から今度は地域にちょっとブレークダウンしていきます。地域交通ネットワークにつきましても、私は今までさんざん提言させていただきましたけど、これはコミュニティーバスを導入するときに一番これがネットワークをつくりやすいんじゃないかなって、いろんなところで提言させてもらいましたが、なかなかうまくいきません。

 まずは、コミュニティーバス、実証運転が20日からやられまして3カ月たってますから、ぜひその辺の検証項目と評価についてお伺いしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 井上総合政策課長補佐、どうぞ。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) それでは、実証運行を行いまして約3カ月たっております。この中で今現在の実証運行を行う上で、課題として二、三上がっておりますので、それについてお答えいたします。

 課題といたしましては、北部ルートの方が利用者の方が少ないということと、もう一つが導入車両がCNG対応車であるため、燃料補給に約11時間かかっております。そして、なおかつ重点率が75%から80%しかないというのが今、車両の実情です。このため運行にかなりの制約を受けているというのが今現在の課題です。実情です。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 町長からもお聞きいたしましたけど、大きな課題はそんなところがあるんでしょう。1つ気になったのはCNG、最初からそれ当たり前の話で、条件に入ってたので、課題にはならないと思うんですけど、最初の計画に何か問題があったんじゃないかなと気はしてます。

 それから、せっかくの実証運行なので、検証項目が私たちは余りよく知らないんですけど、検証項目についてちょっとお伺いしたいのと、あとコミュニティーバスのコンセプトについて今回運行してみてどうだったのかというところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 実証運行の検証項目にしましては同時に3ルートを導入いたしましたので、3ルートの乗りかえがスムーズにいくかどうか、これが一番大きな検証項目です。それと、ルート別の利用者数の確保、それとあとはJR駅との他の公共交通機関との整合が図れるかどうか、この3点が検証項目です。そのあとのコミュニティーバス導入の意義なんですけど、苅田町内の交通空白地域の解消と、あとは交通弱者の移動性の確保、この2点です。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 実証運行をやるための検証項目としては十分だとは判断しづらいんですが、最初に隠れた目的が3つしかありませんので、今回はこれぐらいの項目かなと思っておりますけど、いろんな問題は確かに出ております。1つ気になるのは、コミュニティーバス導入したときに前伊塚町長が黒字運行にしたいという話がありましたので、検証項目の中に事業採算性というのはなかったんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 将来的にはやはり黒字、採算ベースに合う姿を目指して進みたいと思いますけど、今の実証運行時では採算ベースに合わせるというふうな経済的なものは一応考えておりません。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) それで、コミュニティーバス、今、私も何回か乗せていただいて、それから、運転手さんや乗客の方にもいろいろ反響をいただきましたけど、どうもいろんなところで支障が出てる。北部関係は人が少ないし、停留所は余りにも近すぎて、30メーター間隔ぐらいであるところもありますし、ちょっとコミュニティーバスの最初の基本論議、その部分がもう少し不足してたのかなという気がします。地域交通ネットワーク、私はさんざん提唱してきたわけなんですが、これつくりますって書いてあるんです。第3次総合計画の中にです。つくられましたか、前回質問したら後藤室長がつくってません、済いませんって言ってましたけど、その後つくられましたか。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) つくっておりません。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ちょっと時間がもったいないので、内容的には余り詳しくはちょっと申し上げませんけど、地域交通ネットワークをつくった上で、その中で地域コミュニティーバスをどういうふうな運行をするかという検討を重ねないと、むやみやたらに走らせたって非常に非効率でありますし、なかなか住民に対応できる部分じゃないと思います。地域の交通ネットワークというのはコミュニティーバスだけに頼るんじゃなくって、公共交通機関とかJRだとか、そういうものの接結点を大事にしたり、地域同士の連結を大事にする、そういうコミュニティーをつくるのがコミュニティーバスだと思うんです。

 だから、地域交通ネットワークをつくると、道路行政からずっとかかわってきますけど、まず、一つ一つの小さな地域が安全に歩いて暮らせる地域づくりをやっていく、そのための生活道路の整備だとか、歩道の整備、今回この間、ちょっと一般質問で触れさせてもらいました歩道の木のでこぼこがあってから歩きづらい、やっていただきました。ありがとうございます。ああいうものだとか、そういう地域を整備していって、歩いて生活ができる地域、エリア、そのエリアを今度何らかの交通機関で結んで、それを結んでいったネットワーク上に住みやすい苅田町があるんじゃないですか。そのネットワークをつくるときにコミュニティーバスがどういうふうな役割を果たさなきゃいけないかということがだんだん見えてくると思うんです。まず、そこの基本論議ありき、ネットワークづくりありきだと思ってるんですけど、その辺どういうふうにお考えでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 地域交通ネットワークにつきましては、都市計画部分で都市マスタープラン作成時に策定する部門だと思っております。それに合わせてコミュニティーバスを交通手段の一環として導入するという考え方です。今回都市マスタープランの素案作成段階と導入の時期が少しずれたということで御理解していただければと思います。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 将来的には何かつくられるという話をされてましたけど、ちょっと先ほど言葉足らずでちょっと不足しとるところを補足しますが、要は、苅田の商店街がすべて歩いて暮らせるように、歩いて生活ができるような商店街にして活気をつけていく。白川のところがまた歩いて暮らせるような地域にしていく、また、松山が地域にしていく、そういうふうに一つ一つの地域が地域の中で歩く交通ネットワーク、それから、それを結ぶ交通ネットワーク、またそれから、広域にそれを結ぶ今度はJRなり、公共交通機関なりのネットワーク、それから、それは空港に結ぶとかって、どんどん広がっていくわけなんですけど、それがネットワークと言うらしいんですけど、そういうところから基本論議をぜひ重ねていただいて、実証運行があと3カ月あります。早目にまとめないと、これは本運行に間に合わないところもたくさんあります。ぜひ採算性にのせられるようなコミュニティーバスにしていただきたいなと思っております。せっかく導入したんですからね。

 それから最後に、コミュニティーバスに乗って私いろいろ反響を聞きました。これに対する本運行、あと3カ月後なので、この時点でちょっと整理をしておかないと、本格運行に間に合わないと思うので、ちょっと申し述べます。時間もったいないかな。

 1つは、バスダイヤが過密過ぎると、後でお渡ししますから、書かなくていいですよ。

 それから、過密過ぎて、運転手の話です。安全走行に支障を来たす。安全に運転できない。それから、同じく運転手さんの話なんですが、休憩がとれない。今、すごい過密ダイヤで走っておりまして、時間的な余裕が全くないです、運転手さん。休憩がとれないし、トイレも行けないと。その場所も交通の空白地帯は走ってますので、そんなちゃんとした公共トイレがあるとこなんて余りないんです。そんなのいけないと。

 それから、停留所の間隔が短過ぎ、これ先ほどちょっと触れましたけど、ちょっとここもとめてほしい、ここもとめてほしいという気持ちは非常にわかるんですが、余りにも短い。あっこ何やったけな、病院の前、あそこ短いです。30メートルないです。そんなところはちょっと歩いてもらわなきゃ、少しはね。歩く交通ネットワークも必要です。

 それだとか、あとは乗り継ぎのシステム、あれ何か整理券とって乗り継ぐ、あれはやっぱり理解しにくいです。私もやりましたけどね。

 それから、行き先の標示板、今プレートでやってますけど、中は電光になってますけど、外見えないんです、あれね。

 そういうところだとか、それとかコース別に、私が乗ったときはちょっと北部コースのやつをちょっと見たんですけど、1日走って7人でした。そういうところ聞かれてますか。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) こちらの方と苅田町の方と運行事業者の方にそれぞれ町民の方とか、または既存バス路線、西鉄さんの方からとか、それなりの意見もちょうだいしております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ぜひ井上さんも担当者ですので、自分で乗って歩いた方がいいです。時間中でもちょっと時間とってもらってですね。いろんな声が聞けます、実際に自分で行くと。間接的に聞くと、よく実感わきませんので、ともかく今度本格運行までにあと3カ月しかありませんけど、ぜひ今の反省点を生かしながら、ちゃんとした採算性がとれるコミュニティーバスに育ててあげていただきたいなと思っております。

 ちょっと長く時間とりましたので、次に移らせていただきます。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(常廣直行) はい。次、苅田町の産学官連絡会議に充実を図るために住民を加えた幅広い組織に再編したいということですが、先ほどちょっと触れましたけど、まず、産学官連絡会議の目的だとか、会議の概要だとか、今までの経過を少し答弁をお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 産学官の目的につきましては、産業の活性化と地域の振興を進めていくため、産学官で連携をとり合い、相互交流を深め、共同研究などの交流を通じて大学研究等において生み出される技術、ノウハウを民間企業で生かすというのが今回の最終的な目標です。

 現状につきましては、先ほど町長が答弁しましたとおり、余り進んでおりません。官と学の研究とかいうのは、今年度数点あるぐらいで、ほか産を交えての交流、連携とかいうのは図られていないのが現状です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 目的につきましては私もインターネットで調べましたけど、それがそのまま苅田町の産学官連絡会議とは思っておりませんけど、1年ちょっとですか、やられたはずなので、その実態があると思うんですけど、その実態をちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 実態としては、まず、研究課題として官が西日本工業大学に対して要望したのが、臨空産業団地を中心とします緑化計画の策定をお願いしております。合併50周年事業等を含めて産学官の連携によってイベントをなし遂げたというイベント関係の実績は上がっていると思います。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) じゃちょっと私が想像していたのとちょっとイメージが違うのかもしれません。ほかの会議体やったかもしれんですけど、そうですね、ちょっと違うのかもしれんですね。これは産官共同プロジェクトというのは1回つくったことありますよね。

 それから、あと新産業立地プロジェクト、こういうのは関係なかったんですか、別の会議体なんですかね。



○副議長(光永信雄君) どなたか状況わかる人いませんか。やってるとかやってないか、質問の内容わかりますか。



◆議員(常廣直行) わからんですか。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 私が来て、そういう会議に入って検討したことがないので、どこが中心にやってるか、ちょっと存じ上げてないので申しわけないんですが、産業とどことですか、官ですか、産官。



○副議長(光永信雄君) もう一回、質問をよろしくお願いします。5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ちょっと資料を持ってくりゃよかったんですけど、助役もメンバーに入ってます、これ。産官共同プロジェクトも、これが進展したのが多分新産業立地プロジェクトだと思いますけど、そういうのはトヨタ九州がこっちに来るときに、この名前に名前が変わったわけなんですけど、こういう会議体があるのはあったんです。私は、これを産官共同プロジェクトかなと思ったんですけど。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 当初共同プロジェクトの方も総合政策課で行っておりましたが、トヨタの進出に伴い総合政策課を離れ、今、産業建設部の方に移ってると思います。私どもが今、担当しております産学官連携とはちょっと趣旨を異なるかと思います。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) では、今後取り組まれる産学官連絡会議の対象メンバーをお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 今後、今、事務局の方で考えておりますのが、まず、産業部門の拡大を図り、大学研究施設にある蓄積されたノウハウを苅田町在住の企業が自由に選択できるようなシステムの方の構築の方を考えております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) いずれにしましても、産学官についてはいろんな自治体で取り組まれております。これはやはり最終的には行政がリーダーシップをとっていかないと、効果が出ないようなところもございます。私たちもよくこれまだ内容的にはよく聞いてないんですけど、動き出す前にぜひその内容をお聞かせ願いたいと思います。ポイントは目的、明確にしてやってもらうのと、それから、定期的にやってもらう。今までもやりかけて、どうもこっちでなくなってしまうとかいうのがありましたので、ぜひ継続していただきたいと、成果は我々にもちょっと教えてください。共有したいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 じゃ次のテーマに移ります。よろしいですか。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(常廣直行) はい。じゃ次のテーマの団塊の世代の大量定年ですが、これも前回から取り組んでおります。今回その一覧表をいただきました。この10年間でどういうふうに職員数の数値が変わるかというのをいただきましたけど、先ほども少し答弁にありましたが、これが今からいろんな状況が、ちょっと予測されない状況もあるんでしょうけど、いろんな状況があるのを踏まえて、今後の採用計画をどういうふうに予測されているのか。数字だけじゃなくって、こういう部分は膨らませたい。こういう部分はここで何か考えたい。こういう部分は削減計画に基づいてやりたいとかいうのが簡単でいいですから、ありましたらお願いしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) もう本当に大ざっぱな話になって申しわけないと思いますけども、今、一応執行部で考えてるのは、国からどれだけの仕事量がどこの部署におりてくるのかというのがまだよく見えてないところがあります。

 ただ、この前、総務委員会の方に一応250名をベースにして、前倒しで人材を確保していきたいという説明をさせていただきましたけども、その中で、あくまでも250名というベースということで考えてます。

 ただ、それだけで本当に足りるのかというのが、今、大きな問題になってます。なぜかと申しますと、民生部関係ではどんどん仕事量がふえてます。支援活動というんですか、支援制度というのがどんどんふえてますので、そこの部分も今の人間のままでやれるのかという問題もあります。

 それと、その他の分については、ほんならそこ以外は全部削っていいのかという問題もありますので、今はおおむね250人をベースで人材育成、人材採用計画を考えてますけども、3年ぐらいになった時点で、もう一度この見直しをやらざるを得んのだろうというふうに思ってます。そのときには、国と地方の仕事量というのがある程度はっきり見えてくると思ってますので、その時点でもう一度採用計画の見直し、もう少し減さなければいけない部分とふやさなければいけない部分が出てくるのかなとも思ってますけども、その時点でもう一度、細かい内容については説明したいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 変化がある前にいろいろやらなきゃいけないこともありますし、業務の効率化も行政例外ではありませんので、ぜひ毎年目標を決めてやるべきだと思っております。

 それにあわせてまして、今回──今回というか、これも総合計画の中に入ってるんですが、適正化計画だとか、育成計画をつくりますというのが入ってるんですが、具体的なものをたぶんつくられてると思うんですけど、もしつくられてたら具体的な内容を少し教えていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 済いません。ちょっと今、全然私その資料を持ってませんので、後でまた説明をしたいと思いますけども。



◆議員(常廣直行) はい。



◎総務部長(花房幸司) 簡単に申しますと、適正化計画というのは職員の定数の関係です。第2行革の中で、町全体を290名という方の中で適正化計画をつくってます。その中で、担当部課長に一応何名程度の配置でそこの部署がやれるのかということと、もう一点が名前はちょっと忘れましたけども、何人の職員がおれば同じ類似団体と同じ仕事ができるのかというふうな委託もかけまして、その中で一応何人程度おればいいんじゃないかなということをつくってます。

 しかし、今その書類持ってませんので、すべて細かく言えないのが申しわけありませんけども、後でまたわかれば、その分は説明したいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) はい、わかりました。つくっておられるということで、これはちょっと少し安心しましたけど、適正計画の中にはぜひ業務改善、効率化、これはぜひ目標を立てて、それを組み込みながら達成したかどうかというチェックが大変必要だと思いますので、ぜひその辺も加えていただきたいと思っております。

 それから、提言というか、私の意見もちょっと述べさせていただいておきますけど、毎年毎年の目標値、さっき言いましたけど、目標値もそういうのも含めて、それから、変化も含めてと、あと専門職というのは、今度消防の方で専門職、教育機関が必要であろうということで前倒しでやりました。前倒しの採用ということも先ほど言われましたので、苅田町の中で専門職が必要なところは、どこと、どこと、どこなのかというのをちゃんと明確にしといて、そこにどれぐらいの規模で、どれぐらいの人員投入が、先行投入が必要なのかというのもぜひこの中に組み込んでいただきたいなと思っております。

 ただ、いいチャンスですので、組織を大幅にもう一遍見直して、若い人がどんどんどんどん意欲が持てるような、若い人に限らず、仕事をやる意欲のある人がどんどん意欲が持てるような仕組みづくりを賃金体系含めてお願いをしたいなと思っております。

 次に、昇進試験制度ですが、よろしいですか。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(常廣直行) それに関連しまして昇進試験制度、これもせっかく順調に軌道に乗り始めたんですが、ちょっと今度は皆さん大変、条例で給料が下げられるという、これはたまらんですけど、民間から言わせるとたまらんですけど、その辺の影響がどのように出るかというのはちょっと私の立場から見ると、何か影響が出るんやないかなという気がしますけど、その辺どう見られておりますか。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 17年の給与改定分につきましては、ほとんど落ちてないというのが状況です。その分については、職員については余り問題があるというふうには考えないというふうに思ってます。

 ただ、平成18年の4月に人事院が大幅な給料改定という形を出してます。それを受けますと、管理職で一番給料の高い人で、今の給料よりも4万5,000円から5万円ぐらい下がらなきゃいけないという問題が出てきます。そのときに職員にやる気を持って昇進試験受けてくれというふうにお願いしてやってきたのが、じゃ今と全然変わんねえなら、もうやめようかなと、上がるのやめようというのが一番私が今、心配しているとこです。それに見合う分について、もう少し管理職手当の見直し等をして、一生懸命やる気があって、やる気があって頑張る者には少しでも今までと同じ状態の給料まではもらっていけるという形を考えていかなければ、今の給与体系が18年4月に変わってしまえば、ええ、そんなものなのというふうにみんな思ってしまうのかなというふうに今は感じてます。

 ただ、これはあくまでも条例でちゃんと決めていかなきゃなりませんので、今度の3月議会にはその辺を含めて皆様には説明しながら条例等を整備していきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) せっかくモチベーションを上げるための制度をつくられたのに非常に残念だと思います。今までもらい過ぎとったんですかね。それはどちらかわかりませんが、いずれにしても、現状より下がるというのは人間としては非常に不満が出るところでありまして、ほかのやり方でモチベーションを上げるとなると、あとは位置づけかなという気もせんこともないんですけど、組織は大幅に見直すときにはそういうのが必要かなと思っております。

 ただ、行政に関してはかなり閉鎖的な労働勧告、今までやってきましたから、ぜひ見直す機会にいいんじゃないかなと思いますので、お願いをしときたいと思います。

 じゃ次に移らせていただきます。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(常廣直行) あと町民の参画のまちづくりなんですが、地域コミュニティーと手づくりまちづくり事業につきましては、先ほどお答えをいただいております。特に指摘をしておきたいところは、地域コミュニティー活性化事業がうまく進展しないというのは以前から幾度も聞いてはいるんですが、その効果的な対策が余り打たれてないので、その辺検討していただきたいな。このまま続けるんなら検討していただきたいなと思います。これがだめなら、ほかの形に早く変えてもいいんじゃないかという気が、そういう提言をしたいと思いますけど、見解だけお願いをいたします。



○副議長(光永信雄君) 井上課長補佐。



◎総合政策課長補佐(井上裕之) 地域活性化支援事業につきましては議員からの御指摘がありましたとおり、成果が上がっておりません。これにつきましては今、一定地域を小学校校区としてくくっており、非常に共通課題の抽出が難しいという現状がありますのでモデル地区、つまり、複数の行政区または複数の行政区にわたる地区をモデル地区として設定いたしまして、共通の課題の解決に向けて、この事業を使っていただけるように来年度改正する予定です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 来年度という話をいただきましたので、今後はちょっと進展するかなと思います。今の答弁、小学校区から、今度はモデル地区をつくってという答弁は前回と前々回、同じ答弁をいただいてますので、今度それが進められるという話なので、次に期待をしておきたいと思います。

 それから、もう一つ、安心、安全の部分なんですが、耐震強化偽造問題、これにつきまして新聞紙上でかなり話題になっております。苅田町のビジネスホテルも1つあるという話で、非常に町民の方、不安を持ってます。私の支持者の中にも周りマンションがいっぱい建って、高いマンションが建ってるんですが、どうも調べてみると、これ名前出していいんかな。何とか建設、一緒の建設会社です。その建設会社が担当したマンションが幾つかあります。そういうところで、ちょっと非常に心配になって、どこに相談したらいいんだろうかという話もありまして、私も相談受けて、役場の施設建設課に御相談させていただいたり、都市整備課に相談させていただいたり、行橋土木事務所に、最終的には県庁の建築指導課ですか、ここに相談させていただいてるんですが、苅田町もその窓口を設けたという話も聞きましたけど、どういうふうな形で対応されるのか、そして、どの部分まで苅田町で対応が可能なのか、お聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 先日の9日の説明会で、町長がおっしゃいました担当課は都市整備課になっております。その中で、建物の強度がどうかこうかという話は私たちが専門職ではないし、だから、何かある場合は県の、要するに、こういう指定機関がありますから、建築確認、だから、この近くでは行橋の土木事務所または県庁の建築指導課なりに御相談された方がいいと思います。

 だから、その中で何か、要するに、その結果が出て、何か住民に、要するに、安全でないということが、要するに、交通の関係、いろんな形でないということになれば、そのときにまた町として考えていかなければならないとは思っております。とりあえずはそういう形で相談なさった方がいいと思います。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 安全かどうかの確認という話もございましたが、不安に思ってるわけなんです。安心、安全の安心の方です。安心を得るためにどっかに相談をして、安心できるような対応をしていただきたいというところがあるので、ぜひ──土木事務所じゃだめです、これ。私も連絡とりました。これは県庁の建築指導課でないと、今、対応ができません。

 だから、苅田町で窓口をつくっていただいて、県庁の建築指導課なんか、町民の方なかなか対応できませんので、苅田町に今、窓口あるんでしょ。それがぜひ県庁と連携をとっていただいて、問い合わせがあれば対応していただくというのが理想かなと思っております。



○副議長(光永信雄君) 星野整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) そういうこと、窓口は都市整備課になっております。その中で、きょうの多分朝のニュースだと思いますが、ある建設会社、今、問題の建設会社が、要するに、施工した箇所を国土交通省の方が点検をするというような話が出ておりました。きょうのニュースでです。だから、今後何か問題があれば、県を通して町の方に連絡があるんじゃないかと思っています。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、常廣君。



◆議員(常廣直行) はい、わかりました。最近地域の中でなかなか安心、安全で暮らせないという実感がいろいろあります。学童の話もたくさんいろんなとこで出てますし、苅田町も今、車に大きな目印つけて走ってもらってますけど、そういうのも含めましてちょっと安心、安全、苅田町も少し力を入れていかなきゃいかんなと思っております。中津市と福岡市が何か青色の回転灯をつけたパトロールカーを何か行政が持ってやってるという話もありますので、そういうのも検討の必要があるのかなと思っております。

 ほとんど時間がなくなってまいりましたけど、最後に50周年を振り返っていろいろ皆様方からのお話も聞きたかったんですが、ことし合併50周年ということでいろいろなイベントをして、先ほど成果も聞かせていただきました。町民の方にもいろいろ参画していただいたので、50周年の意義や何かも非常に浸透してる、町の中に入って皆さんとお話しても、それは浸透度は非常に高いと思っております。いろんな出来事ありましたけど、すばらしい50周年じゃなかったかなと思っております。

 最後に、キャッチコピーですか、50周年のキャッチコピー、「ゆめ、輝いて50年、未来へはばたく苅田町」ということで、皆様にとりましても、苅田町にとりましても、また、私たちにとりましても、来年が飛躍の年になることを願って、私の一般質問を終わらせていただきます。どうも長い間、御協力と御清聴ありがとうございました。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 以上で、常廣直行君の一般質問を終わります。

                              



○副議長(光永信雄君) ここでテープ入れかえのために16時まで休憩いたします。

午後3時50分休憩

                              

午後4時00分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開いたします。

 先ほどの川上議員の質問に対して報告を民生部長よりさせます。井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 先ほど川上議員の方からアスベスト問題で京築保健福祉環境事務所の方の相談件数ということで御質問がありました。これにつきまして御報告いたします。

 健康に関するものが23件、建物に関するものが95件、合計118件の問い合わせがあってるそうでございます。



○副議長(光永信雄君) よろしゅうございますか。



◆議員(川上公美子) はい。



○副議長(光永信雄君) それでは、休憩前に引き続きまして一般質問を行います。16番、松蔭日出美君。



◆議員(松蔭日出美) 〔登壇〕16番議員の松蔭です。ただいまより一般質問をします。

 人の心、要するに、人間の心には鬼と仏が仲よく2つ住み込んでおります。最近ニュースで本当にかわいそうな事件や事故、子供たちがどこに行けば安心なのか、学校の行き帰りも、これは安全ではない。学校に行っても、安全ではない。塾に行っても、安全ではない。本当に悲しい世の中になっております。せめて苅田町、私たちが頑張って、そういうことのないように皆さんで頑張っていきたいと、私はそういうふうに思っております。

 きょうの一般質問は3点でございます。

 未登記の分でございますが、197、それに今回は3つ足して、これまでの経過。

 2つ目につきましては、苅田町の人口増の計画ですか。

 3番目につきましては、公共の運行についてであります。建設的な御答弁をお願いをいたします。

 それから、私は新しい議員さん、この3名の方に大変感動しております。苅田町をよくしよう、いい町にしよう、苅田町に住んでよかった、苅田町の町に行って住もう、そして、苅田に生まれた恩返し、本当にすばらしいお言葉でありました。壇上からの質問はこれで終わりますが、あと思い出しながら座席で質問させていただきます。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 〔登壇〕松蔭議員の質問にお答えいたします。

 まず、未登記についてでありますが、町道敷の未登記物件は全体で199件で、現在41件登記が終了しています。難しい物件もありますが、1件でも多く処理していくよう努力いたしたいと思います。また、白川地区林道の未登記であります。未登記の対応につきましては、平成16年度までに山入林道9筆完了しており、本年度4筆の取り組みを行い、平成18年度完了を目標に努力いたしております。北谷林道未登記につきましては、旭観光株式会社と今まで交渉してきましたが、進展していないのが現状です。今のところは債権者が福岡地方裁判所行橋支部に不動産競売の申し立てを行っていると聞いております。本町としては等覚寺地区の皆様に支障を来たさないように解決方法を考えてまいりたいと思っております。

 2つ目の苅田町の人口増計画についてですが、友田議員の御質問にもお答えいたしましたが、苅田町次世代育成支援対策行動計画は現段階で考えられる新たな施策など、独自の少子化施策を盛り込んでいます。当面はこの行動計画を総合的な少子化対策の重要な柱として位置づけ、年次的に施策を進めていくことにしています。

 3つ目、苅田町の人口増計画について、現在、後期基本計画の策定作業を行っておりますが、平成13年に策定されました第3次苅田町総合計画の基本構想における将来人口設定が社会経済情勢の変化などにより、現実との乖離が深刻な問題となりました。このため、今回の後期基本計画をより現実的な施策を盛り込んだ計画書にするため、基本構想における将来人口設定を変更することになりました。今後は苅田町総合計画審議会において新たな人口設定を行い、その後、具体的な施策の検討を行うことになります。

 最後に、私の施政方針についてですが、議会初日にも述べさせていただきましたが、改めて述べさせていただきます。

 私の施政方針についてですが、苅田町は自動車工場やセメント工場を初め、大きくの企業による産業基盤の確立と新北九州空港や東九州自動車道の開通によるインフラ整備などにより、将来の発展が約束されているようなものだと思います。そのような発展が約束されたハード面のもとに自然環境を大切にした夢のある教育の充実、公平、公正な福祉の推進、薫り豊かな文化の育成といったソフト面の充実を図り、人と自然と産業が調和するまちづくりを行いたいと思います。

 また、地方自治の原則である住民主体の町政を行うために、積極的な住民参加の機会を設け、だれもが安心して暮らせる、住んでよかったと思えるまち、また、住みたくなるまちづくりを行っていきたいというふうに思っております。物の豊かさだけではなく、人の心の豊かさが感じられる苅田町を目指して、町民の皆様とともに、まちづくりに取り組んでいきたいと考えております。

 以上、お答えさせていただきましたが、松蔭議員の一般席からの質問に対しましては自席にてお答えをさせていただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 未登記の分につきましては、途中経過を課長から聞いたときに40何件ぐらいは済んでおると。このことにつきましては、ああ仕事をやってくれておるなと、そういうふうに思っておりました。等覚寺の生活道路、それから、青龍窟に入る入り口の人道、ここが今、町長の御答弁では正確に今そこの裁判所の、要するに、競売にかかっておると。このことを聞いてから、かなり時間がたっておりますので、再度担当者のわかった方にお聞きをしたいなと、そういうふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 この等覚寺の北谷林道、それから、今おっしゃられた青龍窟に行く旧深谷林道と申しますか、この件でございますが、以前、今130ヘクタール、この地域全体でございます。これを債権者より競売の申し立て申請が出ておるということで、今つかんでおります我々の情報としては16年の11月26日に不動産の評価を命ずるというふうな話を聞いております。そして、この近々の競売にかかるんじゃないかという話をしておりますが、今その近所の情報の収集をやっておるところでございます。

 ただ、これに関しましては以前二先山、これは32ヘクタールあったわけでございますが、これは整理回収機構ということで加入しておりまして、乱開発を防ぐためにもぜひ自治体でどうかということで事前に意見がございました。今回はどんな形になるのか、いずれにしても、後手になることのないような形、当然これをいずれにしても単価の問題、いろんな形があろうと思いますが、しっかり町の方向を見定めて、手おくれにならないような形でいろんな情報収集を得てまいりたいと思っております。

 以上、今知り得たとこはそういうとこでございます。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) それで、これ約40万坪ぐらいあります。それで、未登記の分につきましては、これは第三者の生活道路がそういうふうになっております。それで、できたら等覚寺は皆さん御存じのように国に指定されて、苅田町でも、日本でもこういった自然のいい環境のあるところはありませんので、でき得るならそういうときに全部町の方で考えていただきたいと、そういうふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 この決断に下しては私のゾーンでできることではございませんが、以前よりここは、既にゴルフ場ができるという話が以前ございました。その下に八田山ダム、これ今、助役の話の中でも県から今、町にもらうように移譲を受けようとしております。ここでもゴルフ場ができると、非常に飲み水の問題で住民の問題がございました。乱開発、しかも、この土地は非常に広い土地で、いろんな青少年の育成等々いろんな活用方法もあろうかと思いますし、また、その近所は教育委員会の方といたしましても、観光であります青龍窟、それに関しても深谷林道、これは当初県で施行したわけでございますが、旭観光さんとのいろんな絡みがありまして、一時中止になっております、これも。

 しかし、今現在、こちらの方から上がる青龍窟の一番通りやすい道路、これはまだ間違うことではございません。しかも、北谷林道、これは当然今まだ現在、舗装して使われておりますし、また、重要な北谷から青龍林道に抜ける重要なルートでございます、そういう面もあわせて。

 ただ、問題は単価がどれぐらいに落ちつくのか、しかも、本当に競売になるのか、競売の前に自治体に話がさせていただけるのか、微妙なことがございますので、町長も含めながら教育委員会とその近所の話をともに町の問題として詰めてまいりたいと、このように考えております。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 個人ではそういう話もできませんが、自治体ならそういったお話もできると、そういうふうに聞いておりますので、ぜひいい方向で検討していただきたいと思います。町長、お願いします。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 今、各務部長の方からお答えがありましたように、私もその方向で検討していきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) ありがとうございます。

 2点目に入るわけですが。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(松蔭日出美) 苅田町の人口増、ここにつきまして町長の考え方を教えていただきたい。



○副議長(光永信雄君) 吉廣町長。



◎町長(吉廣啓子) 人口増のことですが、今、後期基本計画の策定作業を行っておりますが、策定委員会の方で御検討をいただくようにしておりますので、答えがもう少しかかるかと思います。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 井関部長さんにこの前、宿題をお願いしておりましたが、私は、1番議員がかなりやってくれましたので、やることはないと、そういうふうに思っておりますが、人口増、これをどうするか。やはり一番は、私は、国も地方もどうすれば若い人に子供を産んでいただくかと、これが一番だと思います。それで、このことにつきまして6月議会か、お願いをしておりましたので、勉強されてくれたのかどうか。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 6月議会で人口増といいますか、たくさん子供さんを持ってる家庭のところの取り組みということで、そういったところには町から何かできないかということで御質問がありました。こういった中で、3人目、子供さんを3人産んだら何らかの形で祝い金みたいな取り組みができないかということで、こういった制度を持ってるところの資料を取り寄せまして苅田町としてどうやってできるかということで、これは総合政策の方と1回お話をしました。その後、町長がちょっとああいうことで話が進んでおりませんでしたが、こういうことでちょっと取り組みがおくれておりますが、そういった祝い金みたいな制度のところの状況を今、確認をしております。

 それと、もう一点が住宅問題を言われたと思いますが、これは建設課の方で対処していただいたというふうにお聞きしております。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 次世代支援総合計画ちゅうのがあるんですよね。



○副議長(光永信雄君) 民生部長。



◎民生部長(井関寛之) ことしの3月に作成をいたしました。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) ことしの3月ですか。ことしの3月に計画をして、まだ何もやってないんですか。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 次世代支援行動計画の中にはいろんな項目をうたっております。その中で、議員さんと6月質問がありました分については、その計画の中には入ってありません。それで、その後そういった状況について資料を取り寄せて1回お話をしたというのが現実です。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) してくれてないちゅうのが正しいんかな。



○副議長(光永信雄君) 民生部長。



◎民生部長(井関寛之) 先ほどお答えしましたように資料を取り寄せて、総合政策の方と1回話をし、町長がその後ちょっとずっと病気で出てきておりませんでしたので、その後、中断にずっとなっていたというのが現実でございます。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) ぜひ新しい吉廣町長のもとで福祉も随分やってきておりますので、ぜひ相談をしながらいい方向で勉強してください。



○副議長(光永信雄君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 今、町長変わりましたので、そういった資料をもとに検討してまいりたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 3点目に入ります。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(松蔭日出美) 3点目につきましては、町長ちょっと勘違いしたようでございますが、私は、3点目は、助役の方とちょっといろいろ聞きたいなと、そういうふうに思っております。城南の屋外の設置工事か整備工事か、これについて町長不在でちゅうよりも亡くなっておりましたよね。それで、選挙戦に入って、何で3日待てんやったのですかと。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 城南団地の建築につきましては、昨年のたしか11月ごろに、最初に、町長から県でこういう話を聞いたということから取り組みになりました。それ以来、このお金が明許繰越のお金であるということから、今年度1年以内、17年度で使うべくお金だというふうに確認いたしております。

 したがいまして、昨年度の後半に設計を組み、そして、4月に入ってすぐ入札をしたところでございます。その時点では町長もお元気でございました。この工事はゼネコンでいきましょうということでお話もありましたし、指名委員会の中でもそういうことを中心に、福岡県内に本店または支店があるところ、それから、経審の点を重点的に1,100点から1,400点の間に約30ぐらいがうちの町に指名願出てると思いますが、その中から選ばせてもらったところ真柄建設株式会社の方で落札されました。以来、地元との調整に入りまして、7月から実質的な着工をしたわけでございます。工期が1月のたしか27日ということで、当初行っておられました。当然この本体工事が進む中で周辺の工事を保持するというのが通常の工事でございますが、現在、少しおくれてる、2カ月ぐらい本体工事がおくれているというのが実情でございます。その段階で、あと周りをやるということで、どうしても9月にやらなければ先の見通しが立たない、本体工事を建築中に回りを整備していくということから急いだというのが実態でございます。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 私が言いようるのは選挙戦に入って、しかも、告示が8日やったかな。そして、10日に建設しちょるんです、あなたが職務代理者として。何であと3日待てんやったんですかと、これをお尋ねしよるんですよ。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 特に、3日待つとか、3日待たないとかいうところは意識にございませんでした。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) これ常識の問題なんです。町長は、私は助かったと思うよ。これ町長が月曜日から役場に来て、あのとおり入札をしたら、これ町長は何もわからんから、あなたが言うとおりにあのメンバーでしたと思います。7,000万の工事を7,000何がしかありましたが、何でこれゼネコン1社だけ入れにゃいかんのかね。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 指名するときには一定の条件を付しましたけれども、今、ゼネコンと言われたのは真柄だというふうに思いますけれども、本体工事を真柄がやっておるということが頭にあったことと、過去に私が経験した工事、県の時代も含めてですけれども、会社の前の道路をやったり、会社の周りの工事、そういうところが工事されるときには多少ランク、そういうことも考えますけれども、その能力あるかどうかということを検討した上で、例えば、AがするところでもCを指名することもございますし、Cの仕事でもAの会社を指名するというのは我々の段階ではやるというのが普通でございました。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 今あなたが言いようることは地元の業者、要するに、苅田町に税を納めている納税者の業者ならいいんです。それは当然です。入れてやらにゃいかん。これ何でそういうふうになるんですか、何で企業が1社入らにゃいかんのですか。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 現在、城南団地の本体工事を実施している会社であるということでございます。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) そんなの理由にならんでしょうが、何でそんなのが理由になるんですか、ならんでしょう。これわざわざそれ1社入れんでも、あんたそんなわからんこと言うんならわしも言わんないかんけんど、この本体工事見てもそうでしょうが。その何とかちゅう業者がいただいて、その下を入ってきたどこの業者、行橋の業者が来て下請しようるやないですか。本来なら苅田町の業者を育成するちゅう意味からいけば、苅田町でとったゼネコンの仕事でも、前町長言っておりました。地元の業者にしてもらいますと。

 しかし、これは黒い糸か赤い糸か知らんけど、つながっちょるんよね。あんたもつながっちょるんやないんですか。県に問い合わせしてもろうても、あなたがこれ法律の違反にはなりません。

 しかし、これ常識の問題です。常識の問題、何で入れたか、もう一遍答えてくださいよ。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 最初に、城南工事の本体の段階では指名し、入札行為を町で行っておりますけども、下請ですか、今言われてるのは。下請会社がどこに入ってるということについては、私は。



◆議員(松蔭日出美) そこはええんちゃ。何で1社だけにそれを。



◎助役(梅谷威) 先ほども申し上げましたように、城南団地の本体工事をその会社が実施しているということが理由でございます。あとは全部町内のAまたはB、土木のA、それから、建築関係のAまたはBを持っており、かつ舗装の資格を持ってるところを指名したとこでございます。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 何遍言うたって繰り返しになるけど、本当なら町長こういう指名のあり方を覚えたらいかんの。それで、職員の皆さんに、職員にわかった人によく聞いていただいて、これからの指名はした方がいい。地元のまず業者を育成せないかんちゅう、これはやっぱり忘れたらいかん。それから、公平さを欠いだらいかん。町が発注した7,000万の仕事に何でゼネコンを入れにゃいかんか、これあなたおかしいんです。おかしいんです。

 それと、私は、この問題につきましては全く言うつもりもなかったけんど、24日の委員会でちょっとありまして、そこで二、三分ちょっと助役としちょったら、きょう一般質問するつもりもなかったけんど、ちょっと私の方も意地がありますので、今しようるわけですが、部長3人にちょっと聞きたいことがありますので、素直に聞いてください。いいですか、こんな苅田とか、何だ苅田とか、この言葉をどう思いますか。議長だれでもいいですよ、言うてください。



○副議長(光永信雄君) 部長3人、どなたか。どなたからいきますか。わかりますか、質問の内容は。



◆議員(松蔭日出美) わからん。



○副議長(光永信雄君) わかりませんか。



◆議員(松蔭日出美) わからん。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 大事な委員会の席で、日ごろ使いようるから私は出たんと思います。こんな苅田とか、こんな苅田みたいとか、ポケットの中に辞職を入れ、何ちゅうか、忍ばしちょって、おれはいつやめてもいいとか、町をずっとけなしてきたから、あなたそういう言葉出るんです、助役。坂本さんの答弁に対してあなたが出しちょるわけ。私は、指名を云々ちゅうよりも、ここに頭来たんです。先ほども壇上で言われたように新しい議員さんが、これだけ苅田の町を思うて、生まれた苅田の恩返し、そのために町会議員に出た。町をきれいにしよう、いい町にしよう、その苅田町をあなたは何ですか、答えてくださいよ。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 特に、そういう発言をした記憶がございませんが、いつの時点かちょっと記憶しておりません。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 記憶はないですか。24日の月曜、特別委員会です。思い出せんですか。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 思い出せません。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 思い出してもらわにゃいかんけど、思い出せんのやったらしようがないな。いいですか、私がうそを言いようったら、私バッジ外します。あの記憶すぐわかりますよ。ちょっと休憩とって、調べましょう。どういうふうにしますか。休憩、議長。



○副議長(光永信雄君) はい。それじゃ中身を調査するために暫時休憩いたします。

午後4時35分休憩

                              

午後4時55分再開



○副議長(光永信雄君) 会議を再開いたします。

 ここで本日の会議時間を議事日程の都合によりまして18時まで1時間延長いたします。

 一般質問を続けます。梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 先ほど記憶にないというふうに申し上げました。24日の下水道の特別委員会の中で、農排のことを聞かれたときに確かに発言しております。苅田町みたいなと言って、すぐ苅田町はと言い直しておりますけれども、そういうことを言ったことについては間違いないと確認いたしました。大変申しわけございません。あの時点では農業用排水と公共下水道、その件について発言をしていたとこでございまして、それぞれの縦割りの行政が今後は一本化されて農業用排水も公共下水道も同じような観点から進めていかれるだろうと。そのときに苅田町はそういう中で見直されていく地域であるというふうな発言のときに、確かにそういうふうに発言いたしております。苅田みたいな、いや、苅田町はというふうに言い直しておりますので、農業と工業が一緒になっておるようなところについてはそれぞれの縦割りで今までやってきておったけれども、今後はそういうところは同時的に見直されるだろうというときに発言いたしておるようです。非常に申しわけございませんでした。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) あのね助役、これは私本当にこういった質問はするつもりもなかったし、言いたくなかった。

 しかし、24日の委員会で委員長がとめられて、私、あなたとがあっとやったです。あのときに助役、おまえ一般質問おれするぞと、確か言ったはずなんよ。あなたが電話の一本でも入ってくれば、私は、今回は一般質問席に立つつもりはなかったです。

 しかし、これだけ苅田の町をばかにされて、なぜそういう言葉がああいう大事な席で出るか、あんたわかってますよね。2年間、懐の中に辞表を入れて、おれはいつやめてもいいぞと、繰り返し、繰り返し、これ職員の皆さんも言うか言わんかだけで、議員の皆さんも大概の人が知っております。私も何遍も聞いた。

 しかし、座り話はジョークが入っていいかなと、それは私も思うておりました。

 しかし、ああいう会議で、苅田みたいなとか出る言葉自体が、あんたこの苅田の町をばかにしてますよ。今度の新しい3名の議員さんに恥ずかしいないですか。あんたが2年かけて芋だけ苅田町に持ってきてたです、紫芋をね。確かにこのこともいいことと思います。

 しかし、町をばかにされたら、私もあなたを許せん。私もこの町で生まれ育っておりますので、この町が好きです。それが今度の屋外設置工事の入札につきましても、上、下が決められて、最低価格2社が同じ金額で落とした。これをくじを引いた。これが悪いちゅう人もおりますが、私は、これほど立派な入札はなかったと、そういうふうに思っております。決してくじで勝った業者をひいきしておるんじゃありません。このことは助役どう思いますか。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) よかったなと思っております。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) だから、私だけでなく、新しい3名の議員さん、最初にあれだけのことを言って、この町をようしようと。吉廣町長を助けて頑張ろうと、こう言っているんですよ。私だけじゃなくて、3名の新しい議員さんにもあなたはちょっとわび入れてください。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) その点については大変御迷惑かけました。私も苅田町には来て2年1カ月になりますが、最近非常に苅田町について考えるようになっております。苅田町の問題については今後ともずっと真剣に考えてまいりたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) ずっとおる気持ちはわかりますが、おらん方がいいんじゃないですか。あなたが助役として来てから、私は田舎で農業をやっておりますので、農業に詳しいということで、あなたが本当に尊敬しておりました。梅谷さんはいい人やなって、本当にそういうふうに思っておりましたよ。

 しかし、今度の入札の結果でも、あなたは遍照金剛言いようるけど、ああいった指名のあり方はありません。ここで町長にやっぱりよく──私は口下手です。

 しかし、気持ちは持っております。苅田町の業者を育成をせないかんと、これをまず頭の中に入れていただきたいということと、やはり苅田の町に1年でも2年でも税金を納める業者、これは地元の業者なんです。この業者を大事にせな苅田町の発展はありません。それともう一つ言わせていただきますが、業者を人間扱いしてないんです。業者にも障害を持った人もおります。親も子もおります。業者も人間扱いしていただきたい。これは吉廣町長にはしっかりと聞いて、人の言うことを聞く耳を持たにゃいかん。私の言うことは聞かんでもいいけど、ここは本当です。ここは本当です。よその大手企業は指名を何十社も出しておりますが、この人たちは税は1円も納めません。だから、私はできることなら、地元の業者ができないやつを地元業者とベンチャーを組ませてでも、地元の業者に仕事をしていただくと、これ一番大事なところでございます。

 それから、談合特別委員会もできておりますが、業者のことばっかり、業者が談合しよる。町長そうやないんですよ。そうやないとは言い切れませんが、いいですか。今度の大きな事件も、業者は行儀の悪い業者も確かにおります。何社か、この町にもね。何とかして指名をもらおうと思うて、いろんなことをする。いろんなことをしても、執行部がしっかりしちょったら、ああいう事件は起こっておりません。執行部から漏れたから、例の業者が談合して回った。これどっちが先なんですか、助役。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) 例の業者というのはこの前の事件の業者でしょうか。



◆議員(松蔭日出美) そうよ。



◎助役(梅谷威) どっちから漏れたかは、私は存じ上げません。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) 漏れたことを聞いておるんじゃない。執行部側から漏れたから、建設前に業者が動いた。動いた業者も悪いが、それを教えてやった執行部側が一番悪いのですよ。そこを助役に聞いちょる。あなたが漏らしたか漏らしてないか、そんなことは聞いちょらん。少なくとも五、六人の人はメンバーから金が幾らとかいうのはわかっております。そこから漏れんで、どっから漏れるんですか、もう一遍言ってください。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) その時点では私助役やなかったので、その具体的な件についてはわかりませんけれども、どこからか漏れたとしか考えられません。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) それでは、ほんならどこが知っているんですか、指名を組んで。役場以外の人がどっか知ってるんですか、役場の中が知っている。あなた今の立場、あなた指名委員長よな。仕事を出す人は、もちろん、町長は知っちょる。助役さんが知っちょる。財政も知っちょる。あと何人か知っちょると思うんですよ。ここから漏れたんでしょうが、それを聞きよる。

 だから、ああいった事件が起きた。あなたが当時おらんやったちゅうことは、わしは百も知っちょるわけ、承知よ。どっから漏れたんですか、だから、業者がこうなったんでしょうと、それをあなたに聞きょうるんですよ。それ以外の人はどこか知った人おるんですかな。



○副議長(光永信雄君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威) どこで知ってたとか、どこで知らないとかいうことは私の口から申し上げられませんし、それは推定でお話することはできません。



○副議長(光永信雄君) 16番、松蔭君。



◆議員(松蔭日出美) わかりました。もうあなたその程度よ。正直にならないかん、正直に。一つの仕事をつくるにわたって、これは役場の中の人しか知らんじゃないですか。それが外に漏れるちゅうことは、業者はどこから聞くんですか、業者わかってないですよ。

 だから、私はそこを言いようるんです。長々と大変申しわけない。あなたに言うたって、もうこれ以上何も出てくるまいけえ、これで一般質問を終わりますが、あなたこの苅田町におらんでいいですよ。

 終わります。



○副議長(光永信雄君) 以上で松蔭日出美君の一般質問を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は松蔭日出美君の一般質問をもって終了したいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 異議がないので、さよう決定いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

午後5時05分散会

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