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福岡県 苅田町

平成 17年 9月定例会(第5回) 09月14日−04号




平成 17年 9月定例会(第5回) − 09月14日−04号







平成 17年 9月定例会(第5回)


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平成17年 第5回 (定例)苅田町議会会議録(第10日)
                             平成17年9月14日(水曜日)
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議事日程(第4号)
                         平成17年9月14日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(15名)
1番 小山 信美君        2番 常廣 直行君
3番 白石 壽幸君        4番 冨安 正直君
5番 三原  茂君        6番 林  繁実君
7番 井上  修君        9番 作本 文男君
11番 梶原 弘子君        12番 川上公美子君
13番 長井 孝篤君        14番 野本 正樹君
15番 松蔭日出美君        17番 光永 信雄君
18番 珠久 六夫君                 
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欠席議員(2名)
8番 武内幸次郎君        10番 坂本東二郎君
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           城 正 夫 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長職務代理者        助 役 梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            高 城 久 雄 君
       町長公室長          後 藤 雅 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       総合政策課長         伊 塚 弘 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       教育次長           岡 田 利 定 君
       施設建設課長         藤 澤 信 三 君
       税務課長           福 島 均 君
       人権推進課長         神 田 俊 彦 君
       介護保険室長         潮 敏 男 君
       環境保全課長         行 事 道 雄 君


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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開会いたします。

 会議の開会に際しまして、御報告をいたしておきます。昨日に引き続き、坂本議員は体調不良のために、本日も欠席という欠席届が出ております。それから、武内議員につきましては、若干おくれて出席という届けがあっておりますので、御報告をいたしておきます。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、日程に従いまして、昨日に引き続き一般質問を行います。2番、常廣直行君。



◆議員(常廣直行) 〔登壇〕おはようございます。2番議員、第一ニューフォーラムの常廣です。

 まず、初めに、苅田町合併50周年で幕を開けましたことしも早いもので8月が終わって1年の3分の2が終わったことになります。

 センセーショナルな事件もありましたが、町の発展を大きく支える大切な事業の完成を目前にしている今、その勢いを失速させることなく、執行部の前向きな取り組みに期待をしております。そして、伊塚町長の一日も早い御回復を心よりお祈り申し上げます。

 さて、私も議員1期目のこの中間時期を節目ととらえ、その責務の重さ、重要性を再認識し、気を引き締めて後半に臨むつもりであります。具体的には2年間の議員活動で体得したものと、そしてそれ以前の30年間民間企業で培ったノウハウを生かしながら、経済的かつ効果的な地方自治体経営の研究に努めます。さらに、反省を踏まえながら、公共事業の必要性、それとその範囲を絶えず検証しながら行政のむだの排除とともに、事業の確実な実行に貢献できる、そんな議員を目指していこうと思います。

 さて、今回の一般質問におきましては、町の変化に対する多くの町民の方々と不安と期待の声をたくさんいただきました。それらを検証し、確認し、町民の方々の不安を解消しながら提言も行っていきたいと思います。

 最初のテーマ、交通体系の構想と課題につきましては、来年3月、新北九州市空港、東九州自動車道苅田新北九州空港インターチェンジが完成し、苅田町の交通体系が大きく変化をいたします。自動車100万台生産構想の拠点都市を担う苅田町には、基幹道路、鉄道、航空、海上交通などの高速ネットワークの整備が進められております。

 さらには、北部九州が工業集積都市を目指すための重要な要素である広域交通ネットワークの充実も急がれます。これは企業誘致を初め、商業圏の活性化、観光産業など、苅田町にも大きな効果をもたらす可能性があります。

 そんな中で幾つかの課題も懸念されております。近い将来、3本の主要幹線道路が苅田町を縦断し、その道路は南北に長い苅田町を分断することになります。東西を結ぶ都市計画道路の整備も急がれる中、今までにない通過車両が苅田町に流入することになり、交通渋滞や生活道路への影響が心配されます。苅田町がより住みやすい、暮らしやすい、快適な町づくりを目指すには、歩行者や自転車、マイカーなどが安全に快適に日常の中で移動できる、そのための整備と先取りの交通安全対策が重要になってくると思います。

 鉄道、公共バス、マイカー、歩行者、そして購入が間近になってまいりましたコミニュティバスなどを組み合わせた地域交通ネットワークを進め、生産性の高い交通体系を構築する必要があると思います。今後の苅田町にとって、この三つの整合性ある交通ネットワークの早期確立を急がなくてはなりません。

 次のテーマ、2007年問題の苅田町の対応につきましては、新聞では長年大型汎用機などの基幹システムを開発、保守してきたベテランが引退してしまい、今まで培ってきた技術やノウハウが継承されずに基幹システムの維持が困難になると、そんな論調で書かれているところもあります。UFJ銀行やみずほのトラブルにつきましては、2007年問題に限らず仕事が標準化されていなかったり、組織の仕組みに大きな原因があったのだと思われます。IT技術につきましては、この世代の後も多くの優秀な人材が育っておりますし、ほとんど影響ないと考えております。

 また、団塊の世代の名付け親である作家堺屋太一氏は、2007年問題を次のように説明をしております。

 つまり、1947年から50年までに生まれた人たちは、1,200万人、この非常に大きな固まりが、日本独特の終身雇用制と年功序列体系のもとで年をとってきました。数が多いだけではありません。会社の中でも固まりのまま崩れずに残ってきたのが特徴です。60歳を定年と考えるのであれば、2007年からの3年間に300万人以上の団塊の世代が定年を迎え、日本経済と企業経営に深刻な影響を与えると憂慮されております。

 私たちの苅田町は工業を中心とした地域です。そのほとんどの企業が60歳を定年としております。企業の進出とともに開発された新興住宅地も一世代団地なってしまい、高齢化が目立ちだしております。彼らがほぼ引退する2007年、町民税の減少や老人介護医療の増加が心配をされます。福祉サービスの低下も大きな課題となってきます。そんな中で苅田町役場の対応も気になります。よけいなお世話だと言われるかもしれませんが、その組織体制は日本独特の終身雇用制と年功序列をしっかりと受け継がれているようさえ感じられます。

 私は過去の一般質問におきましても、行政改革のテーマといたしまして、組織体質の改善、人材育成、評価制度の見直し、昇給試験制度の課題や、臨時職員、パート職員の処遇など数多く取り上げてきました。第3次総合計画の第6章に職員の計画的育成という項目があり、現在も取り組まれているとは思いますが、そのスピードを加速しなければならないときです。この団塊の世代がリタイヤされるこの時期に力強い行政能力を育てて発揮できる、そういう仕組みづくりが急務だと考えます。

 最後のテーマの町民参画のまちづくりにつきましては、平成16年度3月から取り組んでいる地域コミニュティ活性化事業は、過去の一般質問の中でも何回か取り上げ、思うように問題が解決しないというところで、問題を探りながら、私も提言をしてまいりました。

 平成17年3月から始まった手づくりのまちづくり事業、第3次総合計画の住民参画のまちづくりにおきまして、この二つは重要な位置づけを持つ事業だと思います。その進捗を確認しながら、今後の方向性を見いだしていきたいと思います。

 以上が、私が準備をいたしましたテーマでございます。詳しくは質問席からお伺いします。簡単明瞭でわかりやすい答弁をお願いいたしまして、壇上からの質問といたします。御静聴ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 〔登壇〕ただいま常廣議員の方から壇上で質問されたことにつきまして、御回答申し上げたいと思います。

 まず、最初の交通体系の構想と課題についてでございます。その中の広域的交通ネットワーク等お話がございました。もともとこの苅田地域につきましては、北九州から行橋を経由して中津方面に向かいます折は、山と海との間を通る幅の狭い地域でございまして、国道10号線と昔の言葉でいえば国鉄、今はJR九州の日豊本線でございますが、この二つが公共として貫通していたとしか私の頭の中には記憶にございません。そういう地域でもあったというふうに思っております。

 近年、交通量の増加等によりまして行橋方面へ向かうときでさえ、車──自家用車も含めてですが、渋滞を余儀なくされているところでございました。そのため、新北九州空港の開港に向けまして少なくとも苅田町までは自動車専用道路であります東九州自動車道を初め、苅田臨海工業線等の主要幹線道路の整備が促進されまして、混雑の解消と通過のための円滑さを図ってまいっております。近隣の市町村との一体化も必要でございますので、そういうことが図れるよう国、県を初め、苅田町としてもその整備を推進しているところでございます。

 また、苅田町内の交通ネットワークについての考え方でございますが、これも当然、住宅街、商店街、JR苅田駅やJR小波瀬西工大駅はもちろん臨海工業地帯、港湾施設等の機能を有機的に結びつけてまいりますために地域間交通の整備を図らなければならないと考えております。

 当然、日常生活におけます利便性の確保もさることながら、秩序ある市街地の形成を図るため区画道路の整備も頭に入れた上で歩行者のための安全な歩道の整備、自転車道を利用する人たちへの安全性、それから確保も必要であるというふうに考えております。自家用車の増加があったことは確かでございますけれども、私鉄バスの分社化や、私鉄路線、特に田園部に対します路線が廃止いたされまして、苅田町内でバスを見ることはほとんど国道10号線に限られてまいりました。

 このようなことから、苅田町の交通体系の実施の一環といたしまして、交通不便地域の解消や利用者の利便性、また、そういうことの向上を目的としてコミニュティバスの事業を企画して、苅田町の交通体系の整備や、他の交通機関すなわち西鉄バスが今回、新北九州空港の開業にあわせまして、日産工場から役場、苅田駅、それから臨空団地の今度ホテルが建つ前、それからトヨタ自動車のエンジン工場の入り口といいますか、それから空港、そういうところまでバスが走るということも具体的になりつつあります。

 これらの交通網との連携をも視野に入れまして、来年4月1日から本格運行のため、9月20日からコミニュティバスの試行運転をすることとしているところでございます。もちろん、この間、路線での利用状況や経営的なことも視野に入れたルート及び運行形態の変更も実施するという考えでございます。

 さきに触れました苅田臨海工業線も少々おくれておりました井場川の埋立工事も目に見えるほどの進捗状況でございまして、国道10号線の渋滞緩和と臨海工業地帯の交通の利便性が図られることになると思っております。

 臨海工業線は臨海工業地帯の発展のためには最も重要な路線でございまして、中央分離帯のある6車線で幅40メートルの都市計画道路でもございます。もちろんこれも新北九州空港の開港にあわせて、全面供用開始に向けて県の土木部、県の行橋土木事務所からも全力を尽くしている旨の話も聞いております。

 これらの道路工事と関連いたしまして、事故防止や車の渋滞につきましては、もちろん生活道路の安全対策につきましても、県の行橋土木事務所を初め、行橋警察署、福岡県警の本部とも協議を重ね、通行量の少ない道路との交差点につきましては車の左折のみとし、通行量の多くなると考えられる道路との交差点につきましては、信号機や横断歩道を設置するなど、安全に道路を横断できるようにすることはもちろん、車が左折、右折できるよう交渉中でもございます。その可能性も期待が大きくなってまいっております。

 また、幹線道路が整備されますと通行量の変化も生じてまいりますし、町が実施いたします一般町道等の整備につきましては、歩行者も含めた交通体系の中での交通安全施策すなわち例えば防御さくやカーブミラー等ですが、そういうものの設置も計画的に実施してまいりたいと考えております。

 次に、2007年──平成19年、2007年の問題の苅田町の対応についてでございますが、まず、予想される問題としましては、全国的には約300万人とも言われております団塊の世代の大量の退職時代の到来でございます。この大量退職の到来は社会経済全体に与えます影響は大きく、中でも社会福祉面につきましては高齢化率が著しく高まるということでもあります。経済面におきましては、少子化の進展、15歳以上の生産人口の減少と、それまで経済活動の中枢を担ってきた団塊の世代の大量退職によりまして、予想されます社会経済活動の停滞が生じるということだろうというふうに思います。

 また、現在、国や県、苅田町でもそうですが、再雇用制度の導入や今後の定年の延長など、国レベルでの対応も対策も進められつつあります。

 苅田町におきましても、この団塊の世代、すなわち昭和22年から26年生まれということになりますが、去る8月末現在では、苅田町で2,230人ほどの人口がおります。苅田町の総人口に占めます割合が6.5%となります。

 当町の職員につきましても、消防職と行政職、現在293名だと思いますが、そのうち22年から26年間の間にやめる方が40人、これが13.7%となるというふうに記憶しております。その1年前の、例えば昭和21年生まれの18人、役場で退職いたしますけれども、そういう方を加えますとここだけで58人、19.8%の人たちが定年を迎えるわけでございます。例えば、バランスとしても18人退職するから、18人を新規に採用するというようなわけにはまいらない時代になるということでもあります。

 このように大量退職が始まりますので、その対応として再雇用枠の拡大や、計画的な新規職員の採用、また、県などが一部実施しております家庭の事情等で地元にどうしても戻らなければならない民間等の優秀な人材を中途採用することも、視野に入れた雇用方法も考えなければならない時代となっております。

 次に、サービスを低下させないための施策につきましても、急速な少子高齢化への対応でございます。

 少子化対策につきましては、今年3月に苅田町次世代育成支援対策行動計画を策定いたしました。これは町長を本部長といたします推進本部を設置して、進行管理や点検、評価、そういうことをチェックをしていくことにしております。もちろんチェックするだけでは、解決するわけではございませんが、財政面も考慮の上、計画するだけでなく実行していかなければ意味がないというふうに考えております。

 高齢化につきましても、苅田町でも進展いたしておりますが、その率は17年8月末現在で18.25%となっておりまして、平成22年には21.60%、平成26年になりますと23.85%になるというふうに予測されております。この数値そのものでもかなりの高い率でありますが、県内の郡部の市町村からしますと、まず低い方ということにもなります。

 高齢者の方々が、将来にわたって健やかに生活していくことができるように、保健事業や介護予防を初め、福祉サービスにつきましても、高齢者が現役を退職しても地域に役立てる健康が維持できるような福祉サービスの充実、そういうことに努めていくことが求められるときが来ると思っております。

 方法論や具体的な施策につきましては、町民の方々のアイデアや、既に設置されております高齢者対策審議会等で議論し、他の地域よりも進んでいると言われているパンジープランにも反映させていきたいと考えております。

 次に、苅田町職員の人材育成につきましても、前段で一部述べさせていただきましたけれども、平成14年に人材育成基本方針を策定しておりまして、まず、一つ目は自己申告制の提出、二つ目に年間目標の設定、三つ目に上司と部下との面談などを行っておりますが、今後とも上司と部下の職場内におけますコミュニケーションの活性化、目標指向の基礎づくり、管理監督者の機能アップを図る必要があると考えております。私個人として長年経験したことでございますけれども、「ホウレンソウ」、すなわちお互いの報告、連絡、相談の徹底であるとも考えております。課題といたしましては、個人すなわち職員を評定することでありますが、平成15年度からは人事考課研修として評定研修を実施し、評定の平準化すなわち評定する監督者が採点する折の個人差が出ないように研修することでもあります。

 これらのことは場合によっては一方的な行為でございますので、職員との面談、さきに述べました「ホウレンソウ」などのアクションでの納得のいく勤務評定の確立を目指せるようにする必要があるというふうに考えております。

 また、2007年以降に迎えます団塊の世代によります退職者が、先に申しましたように消防職、行政職で58名おります。消防職は発展がめざましい苅田町の危機管理として重要な部署でもございますから、今回、新北九州空港の開港や高速自動車道の開通を控えた今日、定数44を将来50にするべく定数条例の改正を今回お願いしていることでもあります。当然、行政職も定数をはっきり決め、そしてそれを計画的に採用していく必要がございますが、今、団塊の世代を迎えるに当たりまして検討をしているところでございます。後日、議会にも相談することになると思いますので、よろしくお願いいたします。

 すなわち団塊の世代によります退職者が行政職で40名おりますので、これらのことに備えまして、職員の採用計画の見直しを実施して、時代の求める町民自体の自主性を尊重いたしまして、役場職員として行政運営に対応できる職員数を考える必要があるとも考えております。

 次に、地域コミニュティ活性化支援事業と手づくりのまちづくり事業についてでございますが、地域コミニュティ活性化支援事業につきましては、白川校区で準備会が既に設立されておりまして、西部公民館で7月から開講しております地域づくり講座に参加する形で具体的な勉強が始まっておるところでございます。

 地域づくりには、どのような組織にも重要なその中心となるリーダーの発掘と育成でございますが、発掘、育成のためには、役場職員がその地域で地域にとけこんで活動することだと考えておりますし、民間に勤めていた人や勤めている人たちと交流することでもございます。

 そういう意味からも、来る10月開講予定の苅田まちづくりカレッジへ多くの方々が参加していただき、地域づくりにおいて大いに語り合いながら、少しずつでも具体的なものとなるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 また、手づくりのまちづくり事業につきましては、町民の関心が非常に高く、NPO団体を初め、21の団体を3次に分けて民間審査員4人を含め審査をされたところでございます。

 活動のテーマは、福祉、スポーツ振興、ものづくり、子育て支援、エコロジーや伝統芸能など、大変幅広いものでございまして、審査員の一人でありました私も審査委員長として非常に気を使ったところでございます。今回、採択されました団体は、民間審査員の一部から採択団体の活動を見守りながら将来の手づくりのまちづくりは当然のこと、団体同士のネットワーク化を進める提案等もあっておりまして、このネットワークが将来立ち上がれば、幅広い分野で町民と行政の役割分担もできますし、連携も深まり、町長が常日ごろから申しております町民主導によるまちづくりが実現できるものになるのではないかと、期待をしているところでございます。

 以上、常廣議員からの壇上からの答弁にさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 助役の壇上からの答弁、どうもありがとうございます。大変細かい答弁いただきまして、また考え方や、今実際に展開されている内容も答弁いただきましたので、あえてここで一般質問細かくやる必要はない、これで終わりますと言いたいところなんですけれども、多少、具体的な部分で重複しないように気をつけながら、一般質問させていただきたいと思います。

 まず、最初の交通体系の構想と課題につきまして、というところですが、壇上からも少し触れましたけれども、今度は新空港だとか高速道路、それから幹線道路、これがみんな来年の3月を目指して進められているわけなんですけど、東九州自動車道についてちょっと考えますと、インターチェンジが苅田町の最北端にできているということで、苅田町まで高速がつながったということは非常に喜ばしいことなんですが、その反面、それから南下する車──さっき助役の答弁の中にもございましたけれど、それから南下する車っていうのはすべて今度は苅田町の町内を走ることになるんです。それから、また、北上する車、それも今度、このインターチェンジをめがけて苅田町の中を走ってくるということになってくるわけなんですが、それで、非常に通過車両が多くなるんじゃないかと予想しております。

 それから、一昨年にはこの通行量の予想台数も出ていたんですが、今の状況はまた、新北九州空港の就航予定の会社がずいぶんふえてきています。最初の当初のスタフライヤーの12往復から今度はスカイマークが参入してまいりまして、JALグループのJIですか、それから韓国のアシアナ航空とか、これ新聞情報ですけど、新聞情報だけでも各社が4往復から6往復ということで、非常に多くの就航枠を確保しているようです。そういうところを見ますと、空港の利便性は非常に高まるんですが、より一層苅田町に流入する車、それがふえるんじゃないかなと思っています。

 特に、空港についてはほとんどの交通機関が今、車しか交通機関がありませんので、その分非常に交通量が多くなると思われます。2年前に推定されたデータはいただいたんですが、今時点、非常に状況が変わってどれぐらいの交通量が予測されるかというところの数値的なものと、それから、その混雑に対しての対応策、さっき少し触れられましたけど、実際に大分状況が変わってきましたので、その分の何か対応策が具体的に動いている部分がありましたら、お伺いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。

 数字的なものについては、あとで担当課が御説明させていただくとして、まず、この交通体系でございますが、御承知のように空港ができまして、空港連絡道路、これ開港までに十分間に合う。また、東九州自動車道も小倉ジャンクション、これ高速道路につながっております。それから、苅田新空港インターチェンジ、これも供用開始までできます。

 そうなると、今度、今おっしゃったように町中の下の方から来たら、もう苅田臨海工業線しかございません。これもちょうど日産の前までは順調に整備も進んでおります。それから以降になりますと、今度は201号バイパス、これを今国土交通省で今かかるようにしておりますが、東九州自動車道とこの201号バイパスの当然、ここインターチェンジ、行橋吉国インターチェンジですが、これがまだ今、ちょっと設計協議が終わりまして、今一部用地買収もかかっております。これ少しちょっとおくれ気味になっております。この形──だから、201号バイパスもちょっとおくれ気味になっておりますが、この形ができますと田川、それから東九州自動車道もあわせたいろんな交通体系ができ上がってくると思います。

 また、近隣関係としましては、まだ、はっきりした段階ではございませんが、行橋の方も湾岸道路というのを考えておるようでございます。それと、今の日産の前との接続をどうするのか、それも大きな広域にあわせた交通ネットワークの中で今後考えてまいりたいと、このように考えておるところでございます。



○議長(珠久六夫君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 交通量の推計を平成12年度に県の方がやっております将来的な交通量の予想です。平成32年で、そのときはトヨタ自動車のエンジン工場が入っておりませんから、それを除いて1万7,400台、日です。そういうことになっております。



◆議員(常廣直行) 交通量のお話からちょっと。交通量につきましては、私も数値を持っているんですが、これは星野課長も言われましたように平成12年のデータなんです。今回、非常にいろんな状況が変わってきていますよね。そういう部分で今、予想される交通量はどれぐらいかなあというところをお聞きしたかったんですけど、データがないようなんで、これは私が持っているデータと同じなんですけれども、これ予測は近々必要だと思うんです。だから、なるべく早く交通量の予測をして、それに対応できるような対策をとっていかなきゃいけないなと思っています。

 それから、各務部長からの答弁をいただきましたけれど、おくれ気味という道路が幾つかありますが、これはまた、ちょっと非常に気になっています。現状でも今、非常に交通量が多いです。10号線というのは私もお聞きしましたけれど、先人の非常に先見性のある目で苅田町だけは広い道路ががーんと通ったというふうに聞いております。今も非常に交通量多いわけなんですが、北側に向かいますと、苅田を出たとたん、TOTOの前なんかもう一気に今、渋滞していますね。今度は苅田をずっと南に下っていくと小波瀬川を越えた、今度は行橋に入るんですけど、あそこでもがーんともう渋滞しています。あのバイパスも何か工事進められているようなんですけれども、あの辺の渋滞っていうのは、今、現状でも非常に多くてちょっと心配していますので、いろんな対策の道路があるようですけど、かなりおくれ気味なので、その辺をちょっと心配をしております。

 おくれ気味の道路をどうするのかというのは私もちょっとどうしていいか、よくわかりませんけど、ぜひ、苅田町の中の交通渋滞もぜひ、苅田町として考えていかなきゃいけないので、国交省の道路だからとか、県道の道路だからということなく、苅田町からも大きな声を出していっていただきたいなと思っています。

 それから、あと一つ心配しているのは、そういうふうに交通量がふえてきた状態、これはまた来年3月以降の予測の話になりますけれども。今、言いましたように、南北というのが非常に渋滞が──今時点でも渋滞している。いろんな対策の大きな道路つくられていますけど、それもちょっとおくれ気味の道路もあるということで、心配されるのが、そこに渋滞してしまった通過車両が裏道、抜け道を今度は求めだして、生活道路の中にもどんどん、どんどん入ってくる。それはいろんな方経験したことあると思いますけど、私もいろんなところに行って、渋滞したらついつい裏道に入って抜けてしまおうと思うんですが。

 そこで、住民の方々の日常生活に非常に大きな影響を及ぼすんじゃないか。それがひとつ心配しているのと。あと、せっかく今交通事故も苅田町非常に抑えてきているんですが、これが急激に増加するんじゃないかなと、そういう懸念もあります。

 そういう部分については、何か考え方なり、対策を今、進めているものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 先ほどの私の御説明の中で県道須磨園南原線、これも今、現在、拡幅しております。これが当然裏道の形になろうかと思います。これも現在、議員さんがおっしゃるように、国道10号線、非常に渋滞しておりまして通勤ラッシュ時はもう中の小さな町道をどんどん通ってくる。非常に住民も迷惑もしている、これもう現状でございます。

 今、この現状にあわせて、当然、国、県、それからまた、そういう交通安全に際しては福岡県警察、当然公安委員会の関係にもなりますが、それとも協議進めながら  、ただし、本当にすべて一遍で形できると──一遍で解消するわけでございますが、東九州自動車道の吉国インターチェンジにつきましても、いろいろな地元、土地の問題、それから構造的な問題、それが終わってから201号のバイパス等は苅田に入ってくる。しかも二崎から一部立体交差になっているわけですが、周りの社会情勢等変わってきて、平面交差もできない、その近所の再検討もしたいとか、確かにまだまだアンバランスなところもございますが、それができるまでの間の裏道と申しますか、これはもう通るなと言っても、どうしても公道であれば通らせないというわけにもまいりません。その近所でいろんな形で車の流れ、これも今後とも県、それから福岡県警察、それから住民のいろんな苦情等も聞きながら、住んでいる住民の方が安全なようにいろいろ対処してまいりたいと、このように考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) あと半年しかないのでちょっと具体的なものがほしかったんですけど、なかなかおくれ気味の道路ばかりで、実際に通過車両ががんとふえるとか、減少があらわれるまでにはいろんなものが間に合わないというところがあって、これがやっぱりちょっと心配しております。

 具体的なもの、なかなか出しにくいんでしょうけれども、ぜひ、住民の生活に交通関係でへんな影響が出たり、交通事故がふえたりしないように、住民エリア、できるだけ通過車両が通れないように規制をかけたり、一方通行だとか、方向がうまく流れるようなそんなソフト的な対策しか間に合わないのかなとは思いますけど、そういうものもぜひ考慮をしていただきたいなと思っています。

 それから、主要幹線道路、間に合うか間に合わないかは別にしても、進められているわけなんですが、住民の方々からも非常にいろんな声が出ておりまして、便利になるのは確かにいいんでしょうし、これは苅田町にとって大変必要な道路なわけなんですが、住民の方の意見を少し紹介して御回答いただきたいと思うんですけど。

 一つは港区の老人会の人たちが非常に心配しているんですが、臨海工業線、ちょうどあの人たちの生活のエリアのど真ん中を通るわけなんですけど、それが先ほど答弁もいただきましたけど40メーターの6車線ということで、年寄りの足では到底渡り切れないというところで非常に心配されております。信号をつけられるか、陸橋になると、また、なおさら年寄りの方は大変苦労されるんでしょうけど。

 いろんな対策を考えなきゃいけんなと思うんですが、将来的に向けてそういう港区に限らず、これひとつの例なんですけど、生活圏、生活のエリアが大きな道路だとか、──今、JRでも分断されるところもありますけど。これから整備される道路に分断されてしまうようなエリアっていうのは、どれぐらい町内にあるんでしょうか。もし、おわかりでしたらお伺いしたいと思うんですけど。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) 数についてはちょっと一つ一つあれですが、確かに今まで道路のないところに大きな幹線道路が通る。今まで自由に行き来しておったところがその道路によって遮断されて、非常に生活が道路ができることによって利便性がよくなる。しかし、また、いろんな普通の生活にも不便さも出てくる。そういう  、また危険性も増してくると、そういうやっぱりいろんな要素を持っていると思います。

 当然、我々、また生活の住む人はできるだけ、今までの交差点は信号等も設置して、できるだけ今までの生活体系が変わらないような気持ちも十分理解いきますし、また、我々も福岡県警察といろいろ信号とか、横断とか、そういう設置の中でそういう要望もしてまいってきておりますが、本来持っている臨海工業線の車の流れ、それも阻害しないように。それから、この道が確かに真ん中に中央分離帯が入っております。それで、交通量の少ないところは左折はできるけれども右折はできない。中央分離帯を超えてはいけない。中央分離帯を越えると今度は危ない。そして、その苅田臨海工業線そのものが持っている道路の能力が損なわれる。いろんな課題がございます。

 その中で、今、おっしゃったようにある地域に行くと、横断歩道を設置してくれんか──横断歩道じゃなくて立体橋ですか、そういう意見もございました。しかし、今、国の考え方といたしましては、実際立体橋というのはすぐ近くにあれば、なかなか使われないというのが現状のようであります。上がった下りたり、やっぱり大変なようにございます。そういう面。しかし、通学路、またいろんな形もございますので、その現状もあわせて、今、協議やっておりますが、確かに道路ができるということによって、利便性、危険性、またいろんな要素を持ったのも事実でございます。個々、住民の意見を聞きながら、その近所の住民と一緒になって調整を図って努力してまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 余り具体的なものがちょっとないようなんですが、あと半年しかありませんので急いでいただきたいと思うんですけど。今、答弁の中にもありました通学路についても、これも声がたくさん出ていまして、私が聞いたのが与原小学校の通学路と苅田小学校の通学路、これが非常に大きな道路にかかるわけなんで、父兄の方が言われるには、非常に交通量がふえる基幹道路を2本も横断して学校に行かなきゃいけないんで非常に心配している、その辺の対策はどうなっているんでしょうかというところを、特によく聞かれるんですが、さっきの生活エリアが分断されるという港区の代表の方々の意見と、これとあわせて、今、考え方はいろいろお聞きしましたけど、その対策をちょっとお聞きしたいなと思っております。

 それから、信号もどれぐらい──通過車両を優先されますので、多分横断の信号というのは短いと思うんですが、今、どれぐらいの時間の信号を予想されているのか、わかったら聞きたいんですけど。

 これは老人クラブの人が交通安全教室なんかでよくやっているやつなんですけど、これ40メーター道路、今、通常の歩行者の信号の時間で40メーター道路渡り切れないんです。これシミュレーションで交通安全教室の中でやったんですけど、7割の方が渡れない状況で、そういうところもちょっと心配しているんですが、この二つの件に対しての具体的な何か、今、進められている対策があったらお聞きしたいのと、あとこれ信号をどれぐらいの時間帯で考えているのか、というのをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) だれが答えますか。藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 臨海工業線が供用開始されることによりまして、現在、クロスの道路、十字道ですね。これについて、今、松山と松原のところにあります、私どもいうように長畑線があります。あそこに1カ所、それから三菱マテリアルさんの社宅のところに1カ所、それから豊鋼材、それからTOTOエンプラ、そして井場川、それから港区のグッデイ、それから日産の方にあります新浜橋の一帯が十字の交差点になります。そこにつきましては横断歩道と信号機がつきます。

 ただ、40メーターの道路でございますけれども、実際の車道部分が27メートルということになります。40メーターすべてでありませんので、車道部分は27メートルです。これ単純にしますと30秒から、お年寄りの方で1分弱ということで、今、渡るために十分渡るだけの時間をとるように県警、それから公安委員会と協議をしているところでございます。できるだけ長くとっていただいて、歩行者に安全になるようにしていただくようにお願いをしているところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ちょっと当面は信号に頼るしかないような感じも受けますし、信号の場所については私も図面持っていますので、かなり多くなるなあという気はしてましたんですけど、ぜひ、ちょっと──信号だけに頼るのは暫定の対策だとは思いますが、周辺の交通の環境も含めて、ぜひ安全が確保できるような体制をお願いしたいと思います。

 信号の話が出たついでにもう一つ、これも町民の人から聞いている話なんですが、これ特に苅田の工業団地に勤務しておられる従業員の方が大変よく出される意見ですけど、今、時点──これ、また新しい道路ができると、これも同じような現象が出るんでしょうけど、10号線に出るときの矢印信号──矢印信号をつけてもらっているんですが、矢印信号が数秒しかないんですよね。だから、逆に事故を誘発してしまうような信号の時間なんです。出ようと思ったらすぐ消えてしまいます。私も何回か経験したことありますけど、ぜひ、交通量のというか、10号線に流れ込む時間が多いときは矢印信号を少し長めに調整するだとか、そういうものが必要じゃないかなと思ってます。このまま行きますと、新しい道路ができてもあのタイミングでやられますと非常に事故を誘発するんじゃないか、逆に事故につながるんじゃないかなと懸念していますので、その辺もお願いしたいけど  。

 何か見解がございましたら、これお願いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) だれが答えるの。今度は総務。北原課長。



◎総務課長(北原正一) 交通施設のもろもろの陳情事項につきましては、各区の区長さんの方から陳情をいただき、行橋警察署の方に直ちに地元からこういう陳情があったということで上げております。

 今、御指摘の矢印の信号の場所でございますが、具体的に確認をしまして行橋署の方にも陳情したいというように思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 各区からの陳情が来て動くだけではなくて、ぜひ状況、今、苅田町の状況をぜひパトロールしながらでもなんでも現状把握して、先取りの安全対策がほしいなという気はしております。

 非常にこうやって町民の方の声も多いわけなんですが、ぜひ、もう一回、点検して、そしてまたシミュレーションもしていかないといけんのでしょうけど、ぜひ、交通量がふえる前に先取りの安全対策をお願いしたいなと思っております。

 それから、次、ちょっとコミニュティバスについてよろしいですか。



○議長(珠久六夫君) はい、どうぞ。



◆議員(常廣直行) コミニュティバスの運行なんですが、9月20日を目前に──これ試験運行ですね、しておりますが、今回、ちょっと三度コースが変わったというところで変更になったその背景と理由を、まず、確認させていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博) 変更を三度というお話でしたけれども、コミニュティバスにつきましては、御説明申し上げてますように来年の4月、本格運行までにつきましては、今試験運行の段階でございますので、いろんな意味でこれから交通に支障があったり、あるいは利用客等の状況を見ながら変更も十分あり得るという認識をいたしております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) コースがたびたび変更されるというのは、町民の皆さんにもちょっと不信感感じるわけなんですが、ひとつはこれはやっぱり担当する、企画する側の基本論理が非常にまだ不十分じゃないかなと思うんです。今回、私取り上げたのは高速交通ネットワークだとか、地域交通ネットワークだとか、そういうものをちょっとこの後また質問の中にも出させていただきますけど、そういう地域の交通ネットワークの基本論議を十分やってないと、いろんなところが意見が出てくるとそれを総合的にいろんなことで聞いてしまうと、そのコースの決定ももうあっちより、こっちよりになってしまうと思うんです。ぜひ、基本論議が不十分じゃないかなという気がしていますので、後でもう一遍確認をいたしますけど、その辺ちょっと提言をしておきたいと思います。

 それから、コミニュティバスでもう一つ気になっているのは、1、2分単位の小刻みの運行計画が出ておりますが、これ非常に気にしているのが、一番気にしているのが交通事故です。1、2分単位のダイヤを守って運転できるのかどうなのか。

 それから、町民があてにしているコミニュティバスがその時間のダイヤが本当に守れるのだろうかとか、あまり停留所が短すぎるんじゃないかなとか、地域に帰ったらいろんな話を聞くわけなんですけど、そういうところも非常に心配をしております。

 先ほど言いましたように、地域交通ネットワークを考えると、やっぱり歩行者、徒歩で歩く部分だとか、コミニュティバスに頼らなきゃいけない部分だとか、公共バスとの接合性だとか、そういう全体的な基本論議をやらないと、こんなところに非常に──自分の前にもとめてくれ、あそこの家にもとめてくれというようなふうになりますと収拾がつかなくなりますので、この辺もちょっと基本論議が不足しているんじゃないかなと思います。

 これ本当に実行可能なのかどうなのか、それをちょっと先にお聞きしたいと思いますけど、いかがでしょう。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博) 確かに時間が詰まっていたり、あるいは時間設定にいろいろ矛盾等も現実の問題としてあります。先ほどから申し上げているように、初めての事業でございますので、いろんな問題等を本格運行までには出していただき、あるいは体験していただくなりして、4月の本格運行に備えたい。

 先ほど路線の変更につきましても、基本的な論議が不十分じゃないかというお話ありましたけれども、総合的な広域体系あるいは広域ネットワークの論議という面から見れば、確かに不足していたかもわかりませんけれども、いろんな法律がありまして、まさに手さぐりの状況で始めたこの事業でございますので、これからの本格運行に向けていろいろの矛盾については解決していきたいというふうに思っています。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 納得できるところもあるんですが、ただ、試験運行にしろ車を走らせるわけなんで、どっかのJR西日本の事故のこともありますし、あまり過密にすると事故を誘発することもあります。試験運行だから、試験運行で試してからという話もございますが、予測される問題点については事前にできる部分はやっておくべきだと思います。特に安全に関しては先取りでお願いしたいなと思ってます。

 それから、このコミニュティバス導入につきましては、先ほどから私がちょっとお話ししている地域交通ネットワークというのを確立させるために絶好の機会だと思ってるんです。これは高齢化の進展だとか、環境への対応、それから公共交通の充実と、そういうものからこれ絶対に望まれていると思います。皆さんも──一緒に行かれた職員の方もたくさんいらっしゃいますけど視察に行きました。竜ヶ崎市です。

 竜ヶ崎市は、都市交通プラン、これ一緒にもらってきた内容なんですけど、皆さん持っていらっしゃると思いますけど。非常に細かくプランが立てられています。基本論議も十分されています。公共交通機関との連携も非常によくとれていると思うんです。こういうものを視察に行ったときにもらってきましたし、私たちもずっと見させていただきましたので、ちょっとそういうのも参考にしていただきたいなと思います。

 この交通プランの中で書かれている定義は、都市交通の現状の実態を把握し、分析し、現状の交通課題、さらには将来に想定される交通課題に対する方針やルールづくり、将来の都市交通のあり方について策定するものである、から始まっているんですけど、そこまで、将来的なことまで、ずっと考えて計画が組まれているんです。やっぱりこれぐらいの基本論議が必要かなと思っております。

 といいましても、苅田町にもこういう計画はあるんです。第3次総合計画の中にあります。高速交通網の中に活動項目として、地域内交通ネットワーク整備促進というのがありまして、十分あるわけなんですけど、これ促進するということが書いてあるんですが、今、苅田町の中で地域内交通ネットワークというのはどのような形で進められて、どんな進捗状況なのか、わかりましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博) 確かに第3次総合計画の中に地域内交通ネットワークの推進という項目あります。先ほどから議員さん何度もおっしゃるように、根本的なものは地域内交通ネットワークをどう構築していくかということだろうというように思っています。それぞれの公共機関あるいは道路等の体系が、いかにうまく有機的に結びついていくのかというのが地域内交通ネットワークだろうというふうに思っています。

 ただ、残念ながら今の段階においては総合的な地域内交通ネットワークという計画はまだ作成されておりません。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) せっかくしっかりとした総合計画がありますし、また苅田町がたくさん出しているこういう計画の中に中心市街地活性化基本計画というのがあるんですが、この中にもうたわれているわけなんですよ。だから、きっとどこかで取り組まれているんだろうと思ってちょっと確認をさせていただいたわけなんですけど。この書いてある内容も非常に大切なことがたくさん書いてありますし、絶対コミニュティバス導入の今の時期にこのネットワークを確立するべきだと思っていますので、ぜひそれをお願いしたいなと思っています。

 コミニュティバスとか鉄道、公共のバス、マイカー、それから歩き、徒歩の部分、こういうものを絶対うまく組み合わさないとコミニュティバスの機能とか効果が十分発揮できるような交通体系できませんので、せっかく導入するんで、こういうものも手がけていただきたい。ちょっと長期的になるかもしれんですけど暫定的にできるものはかたっぱしからやっていただきたいなと思っております。これは非常に大切なものだと思っております。

 それから、もし、今から取り組まれるんであれば、ちょっと私の提言も聞いていただきたいんですが。こういういろんな交通機関を組み合わせて地域の交通ネットワークをつくっていくためには、これをつくると非常に交通の効率もよくなっていくわけなんですけど、いろんなところの調整も必要なんですが、それをつなぐ結節点、これにも書いてありますけど、それが非常に重要になってくるというふうに言われております。助役の答弁の中にもございましたけど、苅田町の中の苅田駅だとか、小波瀬西工大前だとかが非常に重要になってくるというお話もされていましたが、まさにそのとおりで、やっと小波瀬駅の移転に話がつながってきたんですけど、これは将来的に苅田町の交通体系を考えるんであれば、あの小波瀬駅の結節点というのが非常に重要になってきます。その点で、ぜひ小波瀬駅の移転を早期に行政として移転計画をつくっていただきたいなと思っています。

 前回の一般質問の中でも、苅田駅の目鼻がついてからという表現でしたか、苅田駅の目鼻がついてから平成20年ぐらいに取り組もうというお話をいただいております。コミニュティバスもできますし、特に地域の交通体系、いろんな交通の状況が変わってきますので、早く交通体系をつくっていかなきゃいけないというところから、この移転計画はぜひ早く進めていただきたい。

 特に、小波瀬駅については──苅田駅はどんどん、どんどん環境よくなりますから心配していないんですけど、小波瀬駅非常に乗降客が多いんですが、夏なんか特に──降りられた方はわかると思うんですけど、非常になにか蒸し風呂状態です。それから、道路の前も非常に危ないというのは何回も指摘させてもらっていますけど、大きな広場も向こう待ってますので。この結節点をつくるには、やっぱり駅前広場っていうのが非常に重要になってくるので、この移転というのもぜひ加速させていただきたいなと思っております。

 見解をお伺いしていいですか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志) お答えいたします。今、おっしゃいますように、小波瀬駅、非常に御案内のように駅降りたら駅前広場もない、道路もカーブが多くて変則している。しかも、表と裏との連結線もない。いろんな不都合ございます。それで現在、区画整理の中で、いろんな構想のひとつとして駅広の──今、公園みたいな形になっておりますが、考えておりますが、これは当然、今、JRも民営化いたしまして、これすべていろんな金、町費で今度はもっていくというような格好になってくると思います。当然、補助申請も行ってまいりますが、今の形としては苅田駅にまず目鼻をつけて、それから小波瀬駅にかかっていきたい。

 しかし、おっしゃいますように、非常に悪いところ、十分理解しております。そういうことでございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 前回と同じような答弁ありがとうございます。進展がありましたら、なるべく早く連絡をいただきたいと思います。町民の方々にもいろいろ説明しながら御理解いただいて、ちょっと我慢していこうかなとは思っていますけど、これは今から先、非常に重要性が高くなってきますので、ぜひ20年が計画というわけではなくて、前倒しできる部分ならできるだけ前倒しをお願いしたいと思います。私は一般質問のある機会ごとに確認させていただきますので、ぜひ進捗をお願いしたいと思います。

 というところで、高速交通ネットワークから地域ネットワークまで、今3種類の交通ネットワークをお話させていただいたわけなんですが、これの流れでいきますと、あと歩行の部分、歩く部分でちょっと確認をしながらやらせていただきたいんですが。

 地域のこの交通ネットワークを構築するに当たって、安全で歩きやすい環境をつくるというのは非常に大切になってくると思います。幹線道路の脇の歩道だとかも整備、必ずやっていただきたいなと思ってますし、町民の中からも非常に歩道の整備、幹線道路はできるんだけど、その両脇の歩道の整備がおくれているだとか、あっても管理されてないだとか──管理されていないから非常に歩きにくいんです。そういう部分の声も出ていますので、その辺が今、現状の歩道がなんであんな管理状態になっているのかというのを一つ聞きたいのと、将来的な幹線道路にどんな状況の歩道をつくっていただけるかというのをお聞きしたいと思います。まずは。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) 歩道の新設と現在の管理の関係でございます。

 まず、歩道の現在の管理につきましては、特に公共下水道が今、整備されているところでございます。公共下水道が整備されて敷設したところについては基本的には、計画的に整備を行っていっているところですし、今度もそういうような形で整備をしていきたいと思っております。一部おくれているところもありますけれども、今の考え方は公共下水道が敷設されてからの整備ということにしております。

 それから、新設につきましては、当然、今の現道が狭いものですから、その中に歩道を設置するということについては、ちょっと無理なところがあります。新設するとなれば用地等の買収、家屋の補償ということになりますので、非常に財政的な問題、それから地権者の皆さん方の同意の問題がありますので、これは大きな課題として今後、考えていきたいと思っています。

 ただ、街路事業につきましても、当然、今の新しくつくる道路につきましては歩道──街路事業ですけれども、歩道を設置しながら道路をつくっていくというのが現状でございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) こんな小さな町ですから、安全に歩く空間っていうのは非常に大切だと思うんです。歩いて生活ができるような環境も非常に大切だと思うんで、ぜひその辺の感慨を含めて──いつも私の質問っていうのはなかなか具体的な結果をいただけないんですが、質問もよくないんでしょうけど、ぜひお願いしたいと思います。

 現状からいいますと、ひとつ今、現状の中での歩道で気になっているのが、これも何回か対策はしていただいたんですが十分ではありません。苅田小学校前の通学道路の側溝ぶたです。これは雨水があふれるということで対策していただきました。側溝ぶたはあそこを苅田小学校の学童がぞろぞろ歩くわけなんですが、側溝ぶたが欠けたり、壊れたりして、足がこっぽり入るぐらいのところもありますけど、非常に歩道としては整備されてない、管理されてないなあというふうに感じております。

 それから、与原小学校のところで──ここは与原小学校の周りっていうのは、都市区画整理が進んでいて非常に歩道も整備されているわけなんですが、街路樹の管理です。街路樹も一生懸命季節になったらカットしたりとかやってもらっていますけど、これは街路樹から虫が落ちてくるだとか、そういうこともあってせっかくの歩道を学童が歩かないんです。そういうところだとか。

 新津中学の通学路の中でもきれいな歩道があります。立派な歩道、絶対に車両が入ってこれないような歩道もありますが、その街路樹が非常に元気よくて根っこがアスファルトを持ち上げているんです。だから、あの辺お年寄りも散歩されたり、結構多いんですけど、ちょっと暗くなりますと、せっかくの歩道が本当はバリアフリーできれいにしなきゃいけないんでしょうけど、それでありながらもちょっと根っこが邪魔して段差がついて、つまづいて転んだという話もたくさん聞きますけど、そういうふうにせっかくある歩道も十分管理されていないような状況が幾つか聞いておりますけれど、この辺の管理状態というのをお答えいただいてよろしいでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三) まず、苅田小学校の前の側溝ぶたにつきましては、私は確認していないので申しわけございませんけど、確認しましてどういう状況なのかを知りたいと思います。

 それから、与原小学校の歩道上の街路樹、これ街路樹全般的なことなんですけれども、最低年1回の剪定作業、それから年に1回か2回の消毒作業を街路樹はやっております。その中で地域からまた苦情等がありましたら、再度やるというような形で今、行っているところでございます。

 それから、新津中学校、大熊公園の前の歩行者専用道路、尾倉から新津3丁目までずっとありますけれども、特に今の大熊公園の近くにつきましては確かに街路樹の根がはりまして、道路部分とそれから植樹ますを盛り上げております。事実でございます。実際ありますけれども。そこにつきましても、先ほど申し上げましたように公共下水道敷設のときに、今、尾倉方面からやっていますけど、その辺から整備をしながら改善をしていっているところでございますけど、まだ、大熊公園まで行き着いていないというのが現状でございます。今後、計画的に下水道課の方とも打ち合わせをしながら改善をしていって、なるだけ事故のないような整備をしていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) ありがとうございます。せっかくの一般質問の時間がちょっと陳情めいたことになってきましたけど、考え方の部分で私はお伝えしたいなと思ったんですが。

 いろんなところの管理状態──道路中心に言いますと、管理状態が年に2回剪定をすることが管理なんだとか、ここの道路の草刈りは年に2回するのが管理なんだとか、そういう形でとらえられがちなんですけど、そうではなくて、道路が本当に機能的に機能しているように管理するのが管理だと思うんです。だから、定期的にやるものだけじゃなくて、本当に道路が傷んだり、道路が機能しなくなっているところを、ちゃんと把握しながら維持管理するのが大切じゃないかなと思っております。そういうところを言いたくてちょっと陳情めいたことを言わせていただいたんですけど、ぜひそういうふうにお願いをしたいと思います。

 いずれにしましても、交通体系についていろいろ触れてまいりましたけど、ぜひ、いろんなところが大きく変わってきますので、地域住民の生活環境だとか、交通安全っていうのに目を向けていただいて、安全だけには──企業出身だから言うわけじゃありませんけど、先手、先にやらないと、起こってしまってやったんじゃ話になりませんので、ぜひ、先取りの安全対策をお願いしたいと思います。

 それから、苅田町にとっては今非常に大切な時期なんで、交通関係について言いますと、高速交通ネットワーク、それから広域交通ネットワーク、地域交通ネットワーク、これらそれぞれ整合性図りながら進めていくことが、非常に今、大切な時期で、もういよいよ新空港開港まであと半年しかありませんので、考えられる対策を万全にとって準備をお願いしたいと思います。

 ちょっと長くなりましたけど、次の2007年問題に移ってもよろしいでしょうか。──じゃ、2007年問題に移らせていただきます。

 この問題についても助役がかなり細かく答弁していただきましたので、なるべく重複は避けていきたいなと思っていますけど。まず、テーマに入りまして単純的に団塊の世代、地域の中で非常に高齢化が進んでおりますけど、この団塊の世代がリタイヤすることによって、苅田町に何人いるとかさっき聞きましたので、どれぐらいの予算が予測されるのかというところを、もし予測がありましたらお聞きしたいと思います。

 ちょっとわかりにくかったですね。2007年以降、その前後も含めてでしょうけど、多く方が苅田町の中で企業に勤めている方、非常に多いのでリタイヤされると思うんですが、その予測の数字いただきまして、先ほど。それに関連して、リタイヤされると非常に福祉関係の予算も非常にふえてくると思いますし、また、今度は税収も減ってくると思うんです。リタイヤされますので。どれぐらい税収が減って、どれぐらい予算が必要になってくるのか。何かシミュレーションの結果か何かありましたら、参考にお聞きしたいと思うんです。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博) 今、お話がありましたように、団塊の世代の退職によって、例えば労働力不足とか、社会保障の負担増とか、いろんなもろもろの弊害が出てきます。いずれにいたしましても、これから始まります団塊の世代への総合的な対策、福祉、それから人材育成等を含めて、そういったものについては今はまだ、具体的にはシミュレーションを行っておりませんけれども、早急に計画を立ててまいりたいというふうに思っています。



○議長(珠久六夫君) 福島税務課長。



◎税務課長(福島均) 税収の関係でありますけれども、現在、三位一体というところで税法の改正が平成18年度ございます。それで、まだ、どういうふうになるのかという、まだ、はっきりした答えが出ていませんので、税収が今後どういうふうになるのかというのは、税務課の方ではまだ把握ができないということです。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 把握できないかな。多分、難しいのかもしれんですけど、やっぱりこれ、そんなに先の話でもないんです。せめて5年先ぐらいはシミュレーションできるような体制がほしいと思っております。細かく触れたいところですけど、これはあまり結果が出ないですからこの辺にしておきますが、それをちょっとお願いしておきたいと思います。

 それから、次にあと心配しているのがこの辺全部助役から答弁いただきました  、こっちに行きます。苅田町の体制の中なんですが、これも西日本新聞の記事なんですけど、桂川町ですか、これが3年ぶりに新規採用を決めたという記事が載っております。ここ10年ぐらいで職員過半数、団塊の世代と言われる、それとその団塊の世代の前後と言われる職員が過半数定年してしまうということで、新規採用を開始したという話が載っております。町の規模としては苅田町の半分ぐらいの町なんですが、やっぱり10年先ぐらいのものを見ながら採用していかないと人員構成が壊れたり、人材育成がうまくいかなかったりというところがあると思うんですが、苅田町についてはここ10年ぐらいでどれぐらい入れかわるものなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) お答えします。助役から話があったと思うんですが、消防職を含めて48名程度は退職していくというようになっていると思います。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 助役から話をいただいたのは、団塊の世代の2007年の体制です。ここ10年ということじゃないですね。



○議長(珠久六夫君) 花房部長、訂正して答弁してください。



◎総務部長(花房幸司) 申しわけありません。全部を足しておりませんので、概略数字でよろしいでしょうか。約80ちょっとぐらいに退職になろうかと思っています。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 80となると、4分の1ぐらい。大きな労働力というかノウハウを持った世代がぼこっと抜けますので、ぜひ、人材育成図りながらやっていかないと、この10年いろんな形で支障が出ると思いますので、その辺をちょっと提言しておきたいと思います。

 あと補充の仕方ですが、職員の採用の仕方、これ新規採用も考えておられるかどうかと、あと、あわせて臨職の方だとか、パートの方、この方たちも非常に半年交代でしたか、それなりのキャリアを持ってくるわけなんですが、その方にも非常に優秀な方もいらっしゃっると思うんです。そういう方の採用なんかも考えておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。採用のやり方です。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司) お答え申し上げます。

 職員の定数の関係がありますので、採用につきましては今後どうしていくか、助役の答弁でもありましたように、15とか、17とか、20とかいう形の大きな一遍でやめるときがありますので、それを前後でどういう形で採用していくのかということで今、調整はやっております。

 アルバイトの関係につきましては、今、アルバイトを採用する場合は半年の期限という形で1年まで延長ができますという形をとらせてもらっております。ただ、その採用の仕方が今の現状であうのかということで、今、事務局で問題になっております。ただ、そこである程度勤務をしてもらって、十分こなせることになったのに1年でやめてもらわなければいけない。また、半年あけてじゃないと採用できないという形がありますので、アルバイトの採用につきましても一応嘱託職員的な採用の仕方も今後考えていかなきゃいけないだろう。

 もう一点が、技術的問題で中期退職の人がおられた場合、その方も中途採用という形の中の人材をふやしていかなければいけないという形も考えなければいけないんじゃないかなと。今は全体的に定数をどうするかという大きな問題、今までは290という定数で話してきておりますので、その中でアルバイトの人間がどういう形にするのか、正規の職員が幾らにするのかという形の中で、その辺を全部含めて考えていきたいというように考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 私もこの臨時職員の方々だとか、パート職員の方々の処遇にはちょっと疑問を持ったんで。今、いろいろ検討されているようなんで期待をしたいと思います。

 それから、あと人材育成については、私も過去いろいろ何回か触れてきましたけど、ぜひ昇級試験制度も充実させていただいて、細かくはもう触れませんけど、機会の平等という意味では内容を充実させれば大変いい制度に仕上がってくるんだろうと思いますので、ぜひ、機会の平等という意味で進めていただきたいなと思っております。

 それから、若い人もどんどん早く育成して管理職にしていかないと、非常に構成がいびつになってきますし、情熱──仕事に対するモチベーションも上がらないので。この間の新浜祭でいろいろたくさんの方来ていただきましたけど、あのときも北九州の職員の方もいらっしゃって、私ちょうど接待班でいろいろやっていたものですから、いろいろお話聞かせていただいたんですけど、非常に若いですよね、北九州の職員の方。30代前半でもう係長の方が何人かいらっしゃって、彼ら夢を語りますよ、仕事に対して。ああいう情熱がほしいですね。そういう仕組みができるように、ぜひ苅田町の方もお願いをしたいなと思っております。

 あと残り時間が余りありませんので、町民参画のまちづくりの方に移らせさせていただきます。よろしいですか。



○議長(珠久六夫君) はい、どうぞ。



◆議員(常廣直行) これも過去の一般質問の中で数回取り上げさせていただきましたけど、町民参画で非常に大切な活動がこの地域コミニュティ活性化事業と手づくりまちづくり事業、大切な2本柱と思っております。事業開始から地域コミニュティの方は非常に苦戦をしておりますけど、最後にこの二つの事業が、前回答弁いただいたときに同時並行して取り組みながら、差別化を図って推進してきたいというお話をいただいておりますので、最後にこの二つの事業の今の進捗状況と並行して進められているということなので、両方の進捗状況と、それから差別化という部分で実際にどのような活動の中にこの差別化の取り組みが生かされてきたのかというのをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚課長。



◎総合政策課長(伊塚弘) お答え申し上げます。地域コミニュティ活性化支援事業については、現在の状況は白川校区において、この事業の準備会がことしになりまして立ち上がってきております。ただ、まだ準備会の段階でございます。これは地域のコミニュティ事業を何にするかというところで、いろんな意見は出ておりますけれど、これでいこうというところにまだ行き着いていないという現状でございます。これは白川校区の皆様方が西部公民館あるいは独自の勉強会を講師を招いて勉強会をして何をやるか、どういう考え方でやるかということを学んでおる段階でございます。

 それから、手づくりのまちづくりに関しては、先ほど助役の方から答弁がありましたように21団体の申し込みがあって、現在、3回に分けて審査会をして決定したところでございます。

 先ほど答弁のように、内容的には地域コミニュティ活性化支援事業ではできない分野、地域コミニュティ活性化事業の場合は校区単位一つに事業を絞ってやるものですから、その辺が地域コミニュティ活性化事業の欠点かもわかりません。各校区単位といっても各区が入り乱れておりまして、それぞれの行政区での考え方がまとまらないという欠点がございます。

 手づくりのまちづくり事業については3人以上の団体が構成されておれば、基本的には第3次総合計画の内容を網羅しておれば、基本的に活動できるようなシステムでございます。ある意味では小さい分野で皆さん方か活動してくるという感じでございますので、そういう意味では将来的には先ほど言ったネットワーク化をすることによって、ある意味で校区単位のコミニュティ活性化支援事業の方へ移行できるんではないかという考え方も持っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 差別化を図りながらという話をいただいていたんですが、将来的にはじゃあ、これは一本化をされる方向だと受け取りました。

 それから、また、今、地域コミニュティ活性化の方が1年以上2年目なんですが、欠点、問題点をもう把握されているようなんですけど、その問題点に対してこれからどのように取り組むか、対策、これからの方向、そういうものをお聞かせ願いたい。二つです、だから。地域コミニュティについては問題点を把握されているんで、これからどういうふうな格好でやっていくのかというのが一つと、あと手づくりまちづくりとコミニュティを統合させるみたいなお話がありましたので、その方向をお聞かせ願いたい。2つお願いします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚課長。



◎総合政策課長(伊塚弘) 地域コミニュティ活性化支援事業の欠点ですね、これは先ほどちょっと私も申し上げましたけれど、これを解決するためにはどうしても行政区のしがらみを越えなくてはならないことになります。我々が基本的には各校区単位のコミニュティ活性化支援事業をどうするかという会議に参加して、我々としてのまとめ役を当分の間せないけないんじゃないかなと、こういうふうに思っております。

 それと、手づくりのまちづくりが将来的にということでございます。これは  、まず、その前にNPO、それからボランティア団体、各種の申し込みがあっておりますが、その申請団体が将来的にはネットワーク化していって各校区の中心としてその活動をしてもらう。コミニュティ活性化支援事業も基本的なねらいとしては、各区の区長たちが集まってやるということではなくて、それぞれその校区の中におるNPOさんとか、ボランティアさんたちも一緒になってやるというのがコミニュティ活性化支援事業のねらいでもございますので、そういうノウハウを将来的にはコミニュティ活性化支援事業に役立てていただくことになるだろうというふうに感じています。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行) 町民参画のまちづくりということについては、非常にこれ二つ大切な事業だと思っているんですが、その地域コミニュティの問題点の中でまとめ役として入っていかなきゃならないだろうと言われていますけどこれは多分──中を見てもらえばわかると思うんですが  。



○議長(珠久六夫君) 時間ですよ。時間がないですよ。



◆議員(常廣直行) わかりました。担当職員制というのがあるので、ぜひ、町の執行部も一緒になってこういう活動は進めていかないと効果出ないと思っています。ちょうど時間があと33秒になりましたので、最後まとめに入れませんでしたけど、以上で私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、常廣直行君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのため5分休憩して、壇上質問だけは行いたいと思いますのでよろしくお願いします。

午前11時30分休憩

                              

午前11時35分再開



○議長(珠久六夫君) 会議を再開します。引き続き一般質問を行います。

 12番、川上公美子君。



◆議員(川上公美子) 〔登壇〕こんにちは。日本共産党の川上公美子です。ただいまより9月定例議会の一般質問を行います。

 台風14号で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 日本共産党は、第44回の衆議院選挙、「確かな野党が必要です」「郵政民営化反対、庶民大増税に反対して平和憲法を守ること」を公約して戦いました。

 日本共産党は、これまでもサービス残業の根絶のため、国会で240回も追求して4年間に605億の未払い残業代を支払わせております。また、介護保険の負担軽減のために国会や地方議会で取り上げ、全国の4分の1に減免制度が広がっています。少人数学級も45道府県で実現をしております。

 今回の選挙ではむだ遣いをなくすと言いながら、国民からの政党助成金をこの10年間で自民党は1,548億円、民主党679億円、公明党240億円、社民党273億円も分け合っております。しかも、企業団体献金も受け取っております。これらの献金を受け取らない日本共産党は何のしがらみもなしに、国民全体の利益を追求できます。これからも医療、年金、介護の改善、子育てを応援する人間らしい働き方を守って安定した雇用をふやす、中小企業の経営を支援する、このことを皆さんと力をあわせて頑張っていきたいと思います。

 大きく住み続けられるまちづくりについて、2番目に入札制度の改善について、お尋ねをいたします。

 以上で、壇上の質問を終わらせていただき、あとは一般席で質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 〔登壇〕ただいま川上議員の方から質問がございました。通告があっておりますので、非常に簡単にふた言のような質問でございましたが、事前に通告があっておることを御紹介いたしまして、壇上からの答弁等にさせていただきたいと思います。

 まず、総合窓口の設置がたしか住み続けられるまちづくりの中にもあったと思いますが、総合窓口と申しましても多くのことが考えられます。役場に来庁いたしました住民の皆さんが、どの課に行ってどのような手続を行えばいいのか。あるいはどの課にいけば受け付け等ができるのか、手続に伴う必要な助言や案内が必要な場合の助言者、すなわち最近銀行や郵便局でも見られますけれども、やめたOBの方がそこで窓口等で案内したり、説明をしたりする光景が見られます。そういう総合案内者の──すなわち、ひとつのフロアーマネージャーとしての導入かというふうに存じます。これは来庁者のさまざまな役場に慣れていないための不安とか、それから疑問に対しての迅速な対応を目的にした考え方だと思います。対応するといたしますれば、対応する職員の資質、窓口業務の内容はもちろんのこと、手続から申請に至ることを熟知してるなど、知識と経験が必要となります。

 苅田町におきましては、受付である程度の案内等はされておりますが、フロアーマネージャーという意味からすると、そういう制度の導入はまだいたしておりませんので、近隣の市町村等も十分考慮の上、前向きに検討する必要があろうかというふうに考えております。

 また、住み続けられる町づくりとしての相談窓口でございますが、特に男女共同参画関係につきましては、平成13年度に実施いたしました男女共同参画社会に向けての住民意識の調査というものの中で、ドメスティック・バイオレンス(DV)等の被害が潜在化しているという実態が把握されているということでございます。ほかにも男女共同参画にかかわります問題は、子育て、介護、就労など多岐にわたっているということを存じ上げております。

 このような問題に対処するためには昨年度、平成16年度からですが、女性相談業務を専門機関であります特定非営利法人の福岡ジェンダー研究所に委託して実施いたしておりますけれども、現在は電話のみによります相談業務とか、そういうふうになっておりますので、相談内容が速やかにつなぐことができないという場合がございます。現代社会では非常に複雑な問題も多くなり多岐にわたってきておりますので、適切な回答の期待できる経験や専門性の高い人材の確保が必要となってまいります。人材を確保するということは非常に難しい面と、財政的な面も介在いたしておりますので、県の保健福祉環境事務所や県の児童相談所等にも相談しながら、前向きに人材の確保に努めているところでございます。いましばらく検討期間をいただきたいと思います。

 次に、真の障害者支援の体制づくりというのが出されておったと思いますが、来年4月からの実施が可能ではないかと検討しておりましたが、去る8月8日の衆議院の解散によりまして、障害者自立支援法は審議未了により廃案となりました。現在におけます障害福祉サービスは、国からの支援費制度のほか苅田町独自のサービスも実施いたしておりますし、障害者福祉支援団体等からも多くの意見や要望も寄せられているところでございますので、できるところから実施していくという方法をとっているというところでございます。今後これらに関します法案の推移を見ながら、苅田町といたしましては、いかにあるべきかを検討して、可能なことについては前向きに考えてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思っております。

 次に、介護関係の10月から実施されます介護保険の町民負担増の軽減についてでございます。まず、施設入所者の食費それから居住費が原則的に自己負担になるということでございますが、低所得者に対しましては、負担が少しでも過重とならないように負担の上限額を設定いたしまして、上回る額につきましては保険給付を行うこととされております。国におきましては、制度改正後の実態等を把握しながら、必要があれば是正することもあると言っておるようでございますので、保険料につきましても激変緩和措置を講ずる用意があるとも聞いております。苅田町におきましても高齢者対策審議会においてしっかり議論してまいりたいと考えております。

 次に、災害の関係でございました。災害関係の避難所の充実ということだったと思いますが、今回の台風14号の際にも開館して対応してまいりました5つの公民館、もう既に皆さん御存じと思いますが、北公民館、中央公民館、社会福祉会館、小波瀬コミュニティセンター、西部公民館、その5つを開放いたしまして実施をやりました。小学校の体育館等を避難所として別に指定もいたしております。避難所を開設する場合には、町職員等を配置いたしまして、本部等との連携を図るよう実施してまいりました。食料の確保とか毛布等の備蓄につきましては、必要最小限の住民ニーズにこたえる態勢は整えておりますけれども、食料や備蓄材、そういう資材につきましては、時によりパニックを生じることもございますので、日ごろからの備蓄資材等の確認は十分図るよう態勢がためをしたいと考えております。

 また防災関係の中でもバリアフリーの関係でございますけれども、公営住宅等の整備基準それから福岡県の福祉のまちづくり条例というのがございますが、そういうものに基づいて設計段階から対応する方針でございまして、入居者にとって便利で快適なものにしたいというふうに考えております。具体的には、今回建設中の城南団地60戸の建築では、エレベーターを設置したり、住宅内の段差のない構造や階段及び廊下については、2段式の補助手すりなどを設けるなど、設計段階から配慮して建設をすることといたしております。

 次に、アスベスト対策もと伺っておりましたけれども、昨日、野本議員の一般質問の折に答弁いたしておりますが、健康被害が大きな社会問題となっておりますので、国、県の指導や民間の分析機関等の情報収集に努めて、適切な指導に努めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、入札制度の改善が大きな項目で上がっておったと思いますけれども、既に取り組まれていたもの、私が来る前に苅田町で取り組まれていたものがございます。それから私が苅田町に就任いたしましてからも、原則として現説の廃止、それから工事履行保証制度の導入、最低制限価格の事前公表、ごく最近、すなわち9月1日ですね、9月1日以降の工事におきましては、県や北九州市等でも実施しております予定価格の事前公表などに取り組んでおりますが、談合問題への対処等につきましては、議員の質問をお聞きいたしましてから、知り得る限り財政課とともに答えてまいりたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) ここで、一問一答の質疑は午後に送りたいと思いますので、少し時間は早うございますが昼食に移りたいと思います。

午前11時50分休憩

                              

午後1時00分再開



○議長(珠久六夫君) それでは、午前中に引き続きまして一般質問を行います。12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 大きな1番の住み続けられる町づくりの中の、総合相談窓口の設置についてですが、先ほど町長代行の助役から、平成15年の3月の苅田町男女共同参画行動計画の中で、もうこれが絶対必要だということで提起されております。今、住民の抱える問題は深刻なものがあって、どこに相談に行ったらよいかわからない人も少なくありません。今、先ほどお話が出ました苅田女性ホットラインというのが委託されておりますけど、どのくらいの相談数があるか教えてください。



○議長(珠久六夫君) 神田人権推進課長。



◎人権推進課長(神田俊彦) お答えいたします。これ苅田ホットラインは16年の4月から設置をされております。16年度の相談件数、合計相談件数は61件ございます。内訳といたしまして、DVが21件、セクハラが2件、子供の関係が2件、夫婦間が20件、その他が16件というふうになっております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 私も相談を持ちかけられまして、一度利用しましたけれど、かなり混んでいてつながらないんです。ですから、ほんとに少しでも早く相談したいというとき間に合わないというような状況なんです。で、苅田町は男女共同参画都市宣言をしまして、補正予算で広告等などの予算を組んでおります。ぜひ、この都市宣言をするっということからして、ほんとに実のある取り組みをしていただきたいということで、先ほど人材の問題とかいうふうなことをおっしゃっておりましたけれど、いつごろになりそうですか。



○議長(珠久六夫君) 職務代理梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 既に事業担当課の方が県の保健福祉環境事務所の方に相談に行っておりまして、県の環境事務所の方から私の方にも所長がわざわざ役場まで見えて実態を話していかれました。苅田町の中からだけ探すということになると非常に難しいという問題はありますので、近隣の市町村を含めて県の、たまたま今のその所長が以前は児童相談事務所の所長をされてたということもございますので、そういう人脈を通じてひとつ世話をしてほしいということで、かなり具体的に人名を挙げてお話があっております。問題はその方が「うん」と言ってくれるかどうかという問題もございますので、それは言ってもらえるように今、現在課長それから係長、私も含めてですが、積極的にお話をしているところでございまして、非常にいい方を紹介していただけるふうに今のところ言われております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、幼児の虐待とかいうのが悲惨な事故が起こっておりますよね、事件が。それで、やはり早目にそういうことを対処できたらほんと防げたんじゃないかなというふうな、ほんとにかわいそうな事件が多発しておりますので、一日も早いそういう窓口の設置というのをお願いしときます。

 次に行っていいでしょうか。(「はい、どうぞ」と呼ぶ者あり)現在、庁舎内に消費生活を設置されておりますけれども、それいつか広報でかなりのたくさんの相談数があるというふうな話だったんですけど、今わかればお尋ねします。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏) 今年度、平成17年9月7日現在で145件です。その中で電話が92件で面談が53件でございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 前回だったと思うんですけど、一般質問で今のような状況の相談する場所ですよね、それでプライバシーが保てるのかどうかということで問題提起しまして、そのときは町長がお元気だったときだったもんですから、ちゃんと確保しますということだったんですけど、今のままで確保してると言えるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司) 今、役場の中の会議室等がほとんどありません。それで、相談を受ける方については、会議室があればその会議室で相談を受けてくださいということで、どこの会議室もあいてればそこ全部使えるという形を今とってます。しかし、会議室等が少ないもんですから、今現状で相談がきたらすべて会議室でやってるかといいますと、窓口で対応したりついしてるケースもあろうかと思ってます。今後、人権関係の話もありますので、早急に相談窓口の部屋等を確保していくということで今やっておりますので、もうしばらくお待ちいただければと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 先ほどの総合相談窓口も、プライバシーが保たれてなかったら話もできないというような状況ですので、この消費生活の相談の場所も早急に確保していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 次の障害者支援の体制づくりのことなんですけれども、補正予算では障害者自立支援法対応に伴うシステムづくりの改修委託料892万というのが組まれておりますけれど、この内容というか、今、自立支援法というのは廃案になってるところなんですが、その時期にこういうシステムづくりをするっていうのはちょっと納得がいかないんですけど、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) お答えいたします。確かに廃案になっております。で当初の計画では18年の1月からこの制度がスタートする予定でしたけれども、今廃案になっておりますけれども、また国会で当然そういうところは法案として提出されるであろうというところで、もし1月からということになれば、今議会で補正予算しておかなければ間に合わないということでございましたので、計上させていただいておるということでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) この障害者自立支援法というのはほんとに名ばかりで、1つは精神障害者福祉を身体・知的障害者福祉と統一する、2番目に利用負担は応益負担とする、3番目に全国統一基準の障害程度区分を創設して、客観的な利用基準を設定するということ、そして在宅か施設かの総合給付体系から施設や事業を再編して、介護給付事業、訓練等給付事業、地域生活支援事業の3つに分かれておりますけども、3つの柱からなってます。で、今障害者が障害者年金の1級の方が月約8万3,000円、2級が6万6,000円とかいう収入しかないわけです。今、苅田町にはくすの木作業所というのがありますけれども、この方たちの手当はどのくらい出てるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 一応、その中には行かれている方、重度、軽度という方がおられますけども、通常大体4,000円程度ということを伺っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今までは応能負担ということでしたので安かったと思うんですけど、利用料が。それが応益負担ということになると、もう今までのけた違いの利用料というんですか、それを払わなくちゃいけない状況になると思うんですけれども、町としての施策というのが、その人たちがくすの木作業所を続けられるという施策があるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 冒頭の助役からの答弁でもございましたように、この法案というのは先ほど申し上げましたように次の国会で出てくると思いますけれども、この今ある、今議員さんが言われるこの法案というのがそのままということになるということにも限りませんので、その中身を見ないことには、今後町としてどうしていくかということは、今の段階では何とも言えないと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、このような自立支援法というのが名ばかりだということで、通所している人たちとか家族の方たちはこういう状況になりそうだということを御存じなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。この制度の内容でございますが、まだ、先ほど課長からもありましたように本国会通っておりません。それで、町としてもそういったまだ説明等は行うことができませんが、かなりの方はそういった情報を知ってるというふうには考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今、一応廃案になっておりますけど、また同じような自立支援法が出てくるという可能性がありますよね。出てきてからかなり詳しいことは説明できるんですか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 当然、制度が変わりますので、対象者につきましては町としてもそういった詳しい説明をするということは当然だと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) このままだとかなり厳しい状況になると思うんです。これを前にして、解散前ですよね、もう東京の日比谷公園とかでは大変なことになるというので、もう生存権が脅かされるというようなことで、6,600人の人が集まって反対行動したんです。だから、この内容というのもすごくひどいんですよ。町として独自の施策がないとこのくすの木作業所とかには行けないし、それからいろんなサービスが受けられなくなるという状況で、ぜひ、町としての軽減策とかそういうものがないと続けられないという状況だと思うんですけども、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) この費用でございますけども、この法案の中にもありますように、そういう急激な負担増ということは避けるという意味から、かなりの軽減措置もとられておるようでございます。けれども、言われるように負担がふえるということは事実のようでございますし、そのことにつきましては、先ほども申し上げましたように、この法案が成立してからということの話になろうかと考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、この法案のとおりだと家族の人たちの負担もふえるということです。今までは本人の収入だけでやってた、判断でやってたのが、同じ家族がおればその人たちの負担がかかってくるということなので、かなり厳しい状況になると思います。ぜひそこのところは、せっかく今まで自立して頑張ってきた人たちが自立ができなくなるというふうな状況に陥ることもあるので、町としてぜひ軽減策を考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 先ほどお答えしましたようにこの法案内容を見て、通った段階で、それじゃ町としてどういった対応ができるかということにつきまして、その時点で検討をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、名のとおり障害者の方が自立できるような施策にしていただきたいと思います。

 次に、利用しやすい介護保険のことなんですけれども、6月16日の参院厚生労働委員会では、これが、──6月22日にもう自民、公明、民主の賛成で物すごい軽度の介護サービス切り捨て、それから施設利用者に大幅な負担増を押しつける介護保険改悪法案が成立しました。で、6月16日の参院労働委員会で日本共産党の小池議員が、今回の改悪で来年度どれだけの給付抑制が見込まれるかという質問をしたところ、居住費、食費の全額自己負担で4,000億円、施設整備の見直しで1,000億円、地域支援事業の創設で1,000億円、新予防給付の導入で1,000億円、計7,000億円の給付削減という試算を示しております。苅田町での給付削減という、これは個人負担になってしまうんですが、どのくらい見込んでるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 今指摘をいただいたように、国のレベルとして総額で7,000億円とかっていう試算は出ておりますし私も存じております。ただ、苅田町の介護保険で、制度の見直しに伴ってどの程度の保険給付費の削減につながるかということについてはまだ把握はしておりません。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 近々できるということなんですか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 新しいシステムを導入をする予定にしておりますので、それに入力することによって、一定の試算というものができるんではないだろうかと思います。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) では試算をしてみてください。かなりの負担増になると思います。全体で7,000億円ていうんですからすごいですよね。で、今度の改悪では筋肉トレーニング、軽度の人には筋肉トレーニングなどをするということなんですけれども、新予防給付の効果というのは、尾辻厚生労働相も、効果を示唆する方向が認められたという答えが出るのが精いっぱいで、余り出てないというよりかなり大変な状況に、悪くなってしまったという人の方が多いんです。モデル事業では。で、苅田町としてもこの新予防給付を行う前に、自治体独自でモデル事業を行って、その予防効果を検証するという必要があるんではないかと思いますけど、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 筋トレの問題につきましては、認定審査会の中で、この方については筋力トレーニングをした方が介護予防につながる効果があるというふうに判断をした方について筋力トレーニングをしていただくと。ですから御本人が拒否するということも当然ありますので、その場合は別メニューで行っていただくということを考えております。で、モデル事業というのはまだやっておりませんけれども、既に機器を使った介護予防事業というのは現実にもう既に行っておりますので、その辺の効果測定みたいなことをちょっとやってみたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 本人の同意がなければできないということなので安心をしましたが。また、厚生労働省が市町村での介護予防事業の実施について、準備が整わない場合は2年間の猶予をというのを認めておりますけれど、ぜひ、準備ができてないのに来年の4月とかに急いでしても余り効果がないんで、そういう可能性というのが、苅田町はそれを考えていますか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 御指摘のとおり2年間の猶予期間、これは条例で定めなさいということになっておりますけれども、猶予期間が2年間確かにございます。ただ、苅田町におきましては単独の保険者ということで動いておりますので、できましたら18年4月1日から動き出すという形で現在作業は進めております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ見切り発車をしないで、検討、準備期間を設けていただきたいと思います。早速10月から施設等での居住費、食費の徴収っていう、また通所サービスの食費についてのもう徴収が始まるんですけれども、これについて利用者は知らされているんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 広報等でのPRと、施設利用者の方に対しまして制度の改革の中身について通知を差し上げてはおります。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 今の関係でございますが、各施設とそれからショートステイの利用者、こういった方は今言われましたように減免の申請がございます。当然これは申請でございますので、こういった方につきましては町の方から直接御本人の方に通知を出しています。もう手続がこちらに返ってきているという状況でございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、これで通所で800円台のものだったのが1,400円とかになるんです。びっくりしたんですけれど。それでやっぱり利用を控える人が出てきたりとか、出てくるんじゃないかなと私は思ったんです。ぜひ減免制度というのを活用してもらって、今までのようにやっぱり週に1回とか2回とかは通所サービスが受けられるようにぜひ処置をとっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) 施設サービスだけでなくて通所サービスを受けられてる方の、その場合は食費ということになると思うんですけれども、これにつきましても低所得者に対しましては上限額を設けて、自己負担が過重にならないようにと、負担増が大きくならないようにという施策を講じるようになっております。試算としては低所得者第1段階ですね、それから第2段階の方たちについては、ほとんど負担増は出てこないというふうに試算はいたしております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) そして、厚生労働省の方は特定入所者サービス制度で低所得者対策を行うとしておりますけれども、これは申請主義なんですよ。だからこれもぜひちゃんと知らせないと、申請しないとそれは低所得者対策が行われないわけですから、そういう処置というのを、──もう町が直接っていうことはしないんですよね、知らせたりとかいうのは。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) お答えいたします。先ほど私がお答えしました部分が今議員さんお尋ねの特定入所者サービスの、特養、老健、療養型というところの入所者、それからその施設を利用しておりますショートステイ、こういった方については本人に直接町の方から通知しまして、減免の手続をとるということで、今そういった手続を行っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 何か通知を出してるんですね。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 施設に対しては施設の方に、それからショートステイ利用者には自宅の方にそれぞれ通知を出して、もうほとんどの方がその減免申請がこちらに返ってきてるという状況でございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、そういう所得者対策が受けられない人が出てこないように、多分ケアマネージャーさんとかも説明をして手続はしてくれてると思うんですけれども、ぜひ漏れがないようにしてください。

 この改悪でかなり法人も施設も事業所も四苦八苦してるというふうな状況なんでしょうけど、そういう状況ていうのは町はつかんでるんでしょうか。施設との話し合いというのはあるんですか。



○議長(珠久六夫君) 潮室長。



◎介護保険室長(潮敏男) お答えします。保険者同士の情報交換だとか研修会とかていうのはたびたび我々参加しております。で、施設側については施設が独自で講師をお招きして研修会開いたりとかといった作業を進めているというふうに聞いております。ただ、今時点で保険者とそれから事業者との話し合いというのはまだ1回もやっておりませんけれども、近いうちにそういう場を持ちたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。この介護保険も憲法25条に基づいて社会福祉事業法、これは1951年に制定されて2000年に社会福祉法に名称を変更しております。老人福祉法では、老人の福祉増進に関する国、地方公共団体の責任というのを明確にしています。介護保険法では、介護保険サービスとして規定されているものが社会福祉事業そのものであることを明確にうたっております。ぜひ憲法25条の理念や各法律の趣旨、目的に則して、高齢者の福祉を支える公的責任を地方自治体が果たすべきことを強調しておきたいと思います。

 次に行っていいですか。(「どうぞ」と呼ぶ者あり)防災対策のところなんですけれども、14号台風で自主避難をした方がかなり、今回もたしか111人か111世帯だったかちょっとはっきりしないんですけど、おっしゃったと思います。私も北公民館とか中央公民館に行ってみましたけれど、かなり高齢の方が、やっぱりひとり暮らしでは不安だというように感じて自主避難をされてる方が多いんです。で、やっぱり本当は家でおりたいんだけどやっぱ心配というんで、家が台風に耐えられるかどうかていうのが不安だから早目に避難したということでしたけれども、避難所が畳の部屋ですよね、やっぱりひざが悪い人とかそういう足の悪い人にはちょっと大変かなというふうなところもありましたけれど、職員の人にいすを持ってきてもらったりして、そこで腰かけてました。今、悪徳業者から床下がどうかなってますよとか言われて、かなりの高額なものを詐欺的に取られてしまったというふうなニュースが出ておりますが、やっぱりここが危ないですよと言われたら、ちょっと不安になって、じゃあしてくださいというふうになるんでしょうけれど、やっぱりバリアフリーでリフォームするとかいう場合、安心できる信用できる町内業者で施工して、それに助成がつくというふうになれば、中小業者の育成そして依頼する人も安心して受けられる、修理ができるというふうな状況になると思うんですが、そういう制度を考えてみませんか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之) 住宅の改修でございますが、安心して任せられる業者、またそれにそういった助成ということでございますが、健康福祉課の福祉の方の対応として、今議員さんが言われるような床下とかそういったところではなくて中の改造といいますか、生活しやすいようなバリアフリー、だからトイレのところ段差解消といった部分につきましては福祉の方で、介護保険もありますし、それに乗らないところは町独自の住宅改修事業というところもございますので、そういったところには当然業者からの見積もりをとりケアプラン、こういったものに基づいて実施をしています。今言いますような大きな改修というふうなことになりますと、ちょっと福祉の方ではそうした対応はできないというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今行っているバリアフリーというのは、かなり小さなものというか少額なものに限られてるんじゃないですかね、20万円までとか、そういうことですよね。ですから、やはり長年住んでるとあちこちがやっぱり悪くなるというのはもう当たり前のことなんで、そういう場合にどうしても修理しなくちゃいけないというところになったらかなりの額になるんで、幾らまでは助成して、中小業者の育成ということもできるということで一石二鳥じゃないかと私思うんですけども、そういうこともしてるところもありますので、一度そういう自治体を訪ねてちゅうか検討していただけませんか。



○議長(珠久六夫君) 職務代理、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 近隣の市町村とかそういうことを参考に研究・検討してまいりたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。次に、アスベスト対策なんですけれども、野本議員が質問されました。87年の調査のときには天井の吹きつけとか石綿が中心に調べられておりますので、苅田町ではもっと厳重にというか、その当時はこの分はいいんだとかいうのがあったと思うんです。で、苅田町にはアスベスト関連の企業があるのかどうかをお尋ねしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 行事環境保全課長。



◎環境保全課長(行事道雄) アスベストを使った製造工場ですね、これが過去ありました。会社名言ってよろしいですかね。三菱マテリアル建材九州工場ということで、昭和44年から平成15年の3月までアスベストを使って波形スレートですか、それを製造していたという工場が苅田町ありました。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) かなり長い間の操業ということで、その方たちからやっぱり肺がんになったとか中皮腫になったとか、そういうのはないんですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) そういう報告はあっておりません。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) きのう学校教育施設それから社会教育施設、そういうところの検査は大体してもらってるということなんですけれども、私、昨日中央公民館の映写室のところを見せてもらったんです。そしたら、ほんと見たら、あ、アスベストかなっちゅう感じだけど、それは本当はアスベストじゃなくて大丈夫なんですて言われたんです。それで、安心したんですけれども、学校教育施設や社会教育施設、ここにありそうだからといってサンプルを持っていって調べてもらってるのか、専門家にきてもらって、ここは怪しいというふうにして見てもらってるんでしょうか、どっちなんですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄) お答えいたします。学校施設とか生涯学習施設につきましては、まず、設計図書という分厚い図書があります。あれで専門の1級建築士の方が設計図それから素材等を全部チェックしまして、怪しいところは現場に行って確かめて、わからない場合はサンプルをとってそれを専門の検査機関、西日本産業衛生会ですかね、そちらにそのサンプルを送って検査していただいております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 専門家に見てもらっているということで安心しました。あと、保育所とか幼稚園とかそういうのはどうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 保育所につきましては、7園ございますけれども、町の方でその報告を求めましたところ、3園につきまして一部使われてるということがわかっております。しかし、今直ちにそれが害を及ぼすということではないというふうな報告がきております。幼稚園につきましては調査はいたしておりません。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 子供たちの安全ということで、幼稚園も調べた方がいいと思うんですけど、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) はい、早速幼稚園も調査いたしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) よろしくお願いします。今後、私のうちも古いもんですから、はあ、あれがアスベストやないやろかと思ったりするんですよ。それで、やはり不安を取り除くために、今後町としてどんなふうにして取り組んでいくのかお尋ねしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) このアスベスト問題が7月に起きましてから、町の方に相談に来られた方が、今私の知ってる範囲では6名程度の方が見えてます。そういう中で、今相談窓口というのが町の方では専門家はいませんしありませんので、一応、県の方では京築保健環境福祉事務所、それから労働関係につきましては行橋にあります労働基準監督署、それと建築のことにつきましては土木事務所等で県なり国の相談窓口を設けておりますんで、そちらに行って詳しいことはお聞きくださいというお話をしております。

 町の方で、私の方も国、県それから分析機関等の情報を集めながら住民対応をしておりますけども、やはり間違った指導をしますと大変なことになりますんで、やはり専門機関等の紹介をしたり、広報を通じて、こういうところに行ってくださいとかいう紹介事業ですね、こういうことを今後ともやっていきたいと思っております。これはやはりどうしてもアスベストにつきましては専門分野になりますんで、やはりそういう人材というのは町内に今のところおりませんので、やはりそういう人材がそろってる機関に紹介するということがベターじゃないかなと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ対応をしてください。それで、発病するまでかなり長く、20年とか30年とかかかってますよね。そういうことですので、やはり町民としてもそういう知識が必要なんじゃないかと思ってますが、そういう面で講習会と言っていいのか何なのか、そういう知ってもらうというふうな催しというのは町としては企画しないんですか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎環境保全課長(行事道雄) 町の独自でそういう企画というのは、先ほど言いましたように専門的な知識がない中で難しいので、今後、県等に相談しながら、県の京築保健福祉事務所等に相談しながらしていきたいと思っておりますし、特に中皮腫の関係につきましては、この近くでも病院でも通常の病院では専門的な分析しておりませんし、私の聞く範囲では九州労災病院それから門司の労災病院、ここに監督署等についてはそちらの方で専門的な相談を受けてくださいという指導をしてるらしいんで、簡単な相談であればこの管内であれば小波瀬病院それと新田原の方にあります西部行橋病院ですか、そういうところでの相談を受けてるという話を聞いておりますし、やはり専門知識になりますんで、やはりそういう情報を伝える場合でも正確な情報というのをやはり私ども考えていかなきゃいけませんので、県の保健所等を通じまして、相談会を設置してほしいという要望があったということを伝えまして、そういう機会を設けてもらうよう県の方に働きかけていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) かなりの断熱材というか、冷蔵庫とかいろいろなものに使われているというふうな話なので、話というか報道がありまして、ちょっと不安だなというふうなところもあるんですが、さっきの3園が一部使われているけれど今すぐどうということはないということだったんですけど、じゃ解体とかそういう場合についてはちゃんとした処置をするんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘) 具体的に申し上げますと、3園のうち1園につきましては、それが飛散しないように密閉状態にしてるということで、あとの2園につきましては、解体時にはそれ相応の対応が必要であるということになっておるようでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ子供たちが毎日通うところなので、厳重な措置をとっていただきたいと思います。アスベストの問題は終わって、次に談合問題、入札制度の改善について行いたいと思います。

 先ほど町長代行の助役さんから答弁をいただきましたけれど、幾つかいろんな対処されているというふうなお話でしたけれど、現地説明会を廃止したという理由を教えていただきたいんですけど。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 私、1年10カ月ほど前にきましたときに、現説はどこでやってるのかっと聞いた記憶ございます。大体そのときには301の会議室ですね、町長室の横にあります会議室でやってるというふうに聞きました。そこにかなり作業服を着た人、そういう業者と思われるような人がきておりますが、お互いがもう顔を見知っとるわけです。したがって、そこでお集まりになったときに、もう既にその時点でどこが指名されてるということをすべてわかっておりまして会議の席、すなわち私がたまたま偶然に、きてからすぐだったから私が助役ということを知らないで横でお話ししてたんだろうと思うんですが、そういうことを目撃したことがございますので、現説については十分注意する必要があるというお話を財政課にいたしましたところ、現場説明について少し研究した結果、例えば県とか市ですね、北九州市、近隣の市町村も現説をやめているというところが多くありましたので、早急に検討して、やめたらどうだろうかということを提案をいたしました。それ以来ですから16年の5月から、だから私がきてちょうど半年ぐらいになりましょうか、5月から現説をするのをそういう理由でやめようということで、町長と相談した上でやめることにしたわけでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 業者の中ではそれを、現地の状況がよくわからなくて、それの情報を知るためにまた何らかの処置をしないといけないんで、平等に現地説明をしてほしいという人もいたんですけど、それはどうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 先ほど申し上げました5月に現説を中止した後、町長のところにも私のところにもしかるべく団体の方が数人きまして、なぜしたかというようなお話がなされたことがあります。その後、二、三カ月経過した段階では、町長のところにも全く来ないようになったし私のところにも全く来ないようになったということから、現説をやめるとはっきり言ったんじゃなくて、現説は必要なものについてはやりますと。もちろん現説をしなければいけないような非常に複雑なものについては今でも年間数件やっておりますけれども、基本的にはやめるということで現在、特に問題はあってないように聞いております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 必要なもの、全くやってないということじゃなくて、必要なものは現説もやってるということなんですね。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) そのとおりです。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 助役が見えてこちらに勤務するようになられて、かなり現説を必要でないものはやめる、それから最低制限価格を公表するというふうな幾つかのことをやってこられたと思うんですけども、これからまだこういうことに取り組むというふうなことはないんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 先ほどもちょっと答弁の中で一部申し上げましたけども9月1日以降ですね、つい最近ですが、9月1日以降の工事では、県や北九州市でも実施しております予定価格の事前公表ですね、そういうことをやり始めております。まだ1件か2件ぐらいしかしてないと思いますけども、そういう状況ですし、行き着くところは以前に町長がここから答弁したときに、向かう方向は指名競争入札でなくて一般競争入札だということを申されておりますので、今でも町長がおられたらそういうふうに言われるだろうというふうに思います。私もそれは非常にいい方向だというふうに思っておりますが、非常にたくさんの資料をつくらなきゃいかん、非常に人員の多い市町村、そういうところはパソコンあたりでも見せてそこに呼んでそこでやってるというような市町村もございますけれども、今の苅田町の体制ではすぐ一般競争入札に取り組むというのはまだまだ研究が必要じゃないかというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 今まで取り組んでこられて、こういうところがよくなったとかいうふうなことがあれば教えていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) 梅谷助役がお見えになってした中で今最も効果が数字的にあらわれておりますのは、最低制限価格の事前公表でありまして、今年度だけでも13件の最低制限価格での落札がありまして、くじ引きをいたしております。それで、節約できたお金が約1億円近いお金が今節約できております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 大変いいことだと思います。今回の談合問題である新聞は、もし談合がなかったら4,000万円ぐらいは安くなってるだろうというふうな試算をしておりますけれど、町もそのようにお考えでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) それは、県警等の取り調べの中でそういうお話も、4,000万ではないですが、お話は聞きました。この件が裁判で決着して業者の有罪が決まりますと、契約書に基づきまして2割の損害賠償請求ができるようになっております。約2,000万の請求ができるようになっております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) ぜひ、先ほど最低制限価格を公表して1億円の経費削減ができたということですので、一般競争入札ですか、それが最終目的だと思うんですけれど、それに向かって、かなりやってるところもあると思うんで、視察も行かれてると思うんですが、そういう面では規模が違うからできないというふうな助役さんの説明だったと思うんですが、ただそういう理由だけで一般競争入札ができないんですか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男) ただいま町の方針は町内業者優先という大原則がございます。一般競争入札を導入いたしますとその大原則を見直さなければならなくなります。いろいろございますので、その辺は慎重に検討をしていくべき課題だと思っております。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 町内業者を守らないといけないということはもう私たちも同様なんですけれど、4,000万円が節約できたということになったときに、業者にとってはかなりのいろんな面で、雇用保険とかいろんな保険を削らないといけないとかそういうことをおっしゃった議員もおられますけれど、そうなんですか。やっぱりそれだけ節約するていうことになれば、労働者にとってそういう無理が来るんですかね。



○議長(珠久六夫君) 職務代理者、梅谷助役。



◎町長職務代理者助役(梅谷威) 今雇用保険というような話が出ましたけども、そういうことは法的では認められておりません。必要なものはきちんと出さなければいけないわけです。そういうことをもし言われる方があるとすれば、例えば3人雇ってるのに2人だけ雇用保険入って1人だけはインチキしてるということでない限りは、そういうことはできないはずでございます。



○議長(珠久六夫君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子) 私は大きく2点のことで質問いたしましたけれどぜひ、控除が廃止されたりとかそういう面でかなりな負担が町民にかかってきております。国保とか、請求がきてびっくりしたというふうなお話も聞いております。ぜひ、苅田町は単独でいくというふうに決めて今いろんな施策で頑張ってるところなんですけれども、やはり地方自治体の役割として、町民の生命と財産を守るという観点から頑張っていってほしいと思っております。これで私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で川上公美子君の一般質問を終わります。

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○議長(珠久六夫君) お諮りいたします。本日は川上公美子君の一般質問をもって終了いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(珠久六夫君) 御異議がないので、さよう決定いたします。

 本日はこれにて散会します。お疲れさまでございました。

午後1時55分散会

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