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福岡県 苅田町

平成 16年12月定例会(第6回) 12月14日−04号




平成 16年12月定例会(第6回) − 12月14日−04号







平成 16年12月定例会(第6回)


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平成16年 第6回 (定例)苅田町議会会議録(第9日)
                             平成16年12月14日(火曜日)
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議事日程(第4号)
                         平成16年12月14日 午前10時00分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 小山 信美君        2番 常廣 直行君
3番 白石 壽幸君        4番 冨安 正直君
5番 三原  茂君        6番 林  繁実君
7番 井上  修君        8番 武内幸次郎君
9番 作本 文男君        10番 坂本東二郎君
11番 梶原 弘子君        12番 川上公美子君
13番 長井 孝篤君        14番 野本 正樹君
15番 松蔭日出美君        16番 沖永 春生君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           守 中 鎮 人 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             伊 塚 工 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防次長           高 城 久 雄 君
       町長公室長          後 藤 雅 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           増 田 英 治 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       総合政策課長         伊 塚 弘 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       生涯学習課長         森 本 建 治 君
       施設建設課長         藤 澤 信 三 君
       人権推進課長         岡 田 利 定 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君


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午前10時00分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開会いたします。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) 日程に従いまして、昨日に引き続き一般質問を行います。

 4番、冨安正直君。



◆議員(冨安正直君) 〔登壇〕おはようございます。4番議員、第一ニューフォーラムの冨安でございます。ただいまより12月議会の一般質問をさせていただきます。

 このたび、トヨタ自動車のエンジン工場の進出が大きな話題となっており、今議会の質問でもたびたび取り上げられております。全国のほとんどの自治体が財政危機に苦しみ、企業誘致に苦しむ中でのこのニュースは喜ばしいことであり、町の歴史を築いてこられた先輩各位への感謝とともに、町行政の努力に敬意を表します。

 今後、苅田町が日本の自動車産業の中心地として発展する可能性を全国に示したことは、同時にこの願ってもない環境を生かして、全国の見本となる町行政を実現する責任を負ったと言っても過言ではありません。その観点から、本日は3点の質問をいたします。

 1点目は、総合的少子化対策についであります。

 冒頭でも述べたとおり、この可能性あふれる苅田町の将来を担うのは、間違いなくこの町の子供たちであります。

 先日、苅田町小中学校教育問題審議会の答申がなされました。今後の町の教育の指針として大変すばらしいものであると評価いたします。また、次世代育成基本計画が策定中であります。これに関しても期待をいたしておりますが、これらの政策の根本が少子化対策であろうと考えます。若い世代が子供を持つことが不利であると感じることのない、総合的な町の教育、育児に対する理念と施策が今後必要になると確信いたしますが、町長の考えを伺います。

 2点目は、町の危機管理体制についてであります。

 御存じのとおり、現代社会において危機管理という言葉の意味は非常に重要になっております。ことしの台風の被害は我が町に直接甚大な被害を与え、中越地震の悲惨な状況も記憶に新しいところであります。

 しかしそれは、現在の防災体制で対応可能であり、現行の防災体制に満足するものではありませんが、それらは想定が既になされているところであります。あえて危機管理として今回質問させていただくのは、今までの体制では想定し得ない状況に対する問題提起であります。

 台風や地震などの昔からの脅威だけではなく、昨年のSARSの騒ぎや北朝鮮の動向など武力攻撃やテロ、感染症、不法入国する外国人の犯罪などによる治安の悪化といった新しいリスクに対応する仕組みやマニュアルづくりは、国際港湾を持ち、将来空港の玄関口となる我が町において、避けることのできない緊急課題であると考えますが、今後、どのような対応を講じるのか、伺います。

 3点目は、50周年記念事業について、記念事業の計画表をいただきましたが、苅田に古くから根づく伝統行事である松会や山笠などの行事が入ってないようでした。伝統を引き継ぎ、未来に羽ばたく節目と考えるのであれば、苅田には欠かせない行事であるこれらの祭りをなぜ盛り上げないのか。また、50周年事業に限らず、これらの祭りを盛り上げる計画があればお示しください。

 以上、3点の質問であります。執行部の答弁を伺った後、具体的な質問は質問者席よりさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕おはようございます。それでは、ただいまの冨安議員の壇上からの御質問に対して答弁申し上げます。

 1点目の総合的少子化対策について、町の基本的な考え方でございます。

 昨年度の合計特殊出生率が1.29という、かつてない低い数字になりました。特に問題だと思いますのは、人口が一番多い、日本の人口の1割以上を占める東京都においては、1.0を下回ったということで、大変なこれ問題だろうと思いますし、これからの日本の社会、将来社会どうなるかということで非常に大きな問題だという認識、これは国全体が持ったところだろうと思います。

 苅田町におきましては、こうした中にあって、企業が多い、その従業員が苅田町にたくさん住んでいるという関係からも、この合計特殊出生率全国平均よりかなり高い数字となっていますけれども、やはり苅田町としても少子化対策、当然のことながら将来の町づくり考えますと、力を入れていかなければならないと思って、総合的少子化対策というものを今年度中に、3月までにつくり上げて実行していきたいと考えているとこでございます。

 この基本的な理念、考え方ですけれども、女性は本能的にお子さんをたくさん産んで育てたいという気持ちを持っていらっしゃる。このことを大切にしながら、それではなぜ産めないか、安心して産めない理由がもろもろございます。ことしの3月だったと思いますけれども、次世代育成支援計画をつくろうということで、子育てのニーズ調査というものを行っております。その中で財政的──家庭ですから経済的な問題ですね、生計が果たして成り立っていくだろうかという問題が一番お子さんを産むについての不安の原因だった。

 それから、環境整備がございます。遊び場とか、子育て支援センターだとか、いろんな環境整備がございます。それにもっと男性も育児にかかわる、意識的にもそうですけども、制度的にも育児休暇がとりやすいようにとか、そうした理由でなかなか産めない。逆にそうした理由を町として考えてほしいというような要望がございました。そうしたことを頭に入れながら、現在つくっております次世代育成支援の行動計画を中核としまして、幅広い少子化対策を立てたいと考えております。

 非常に範囲が広い、今さっき言いました子育てのためのニーズ調査からも、非常に幅広い要望がございます。その幅広い要望にこたえていくには、一つ次世代育成支援行動計画だけでは不十分で、総合的に、例えば教育の問題だとか、住宅の問題だとかたくさんございます。そうした広い総合的な政策、ぜひとっていかなければならない。そのための対策を現在町長公室を中心に作成中でございます。

 それから、2番目の危機管理体制の強化ということでございます。

 ことしは自然災害が非常に多く、日本全体で災害の被害を受けました。その自然災害に対する対策というものも大きく現在取り上げられております。その必要性を取り上げられておりますし、また、町としても考えていかなければならないですが、お話ございました新しいリスク、新しい危機に対する管理体制も当然町として考えていかなければいけないところだと思います。

 苅田町は重要港湾、国際貿易港苅田港を持っておりますし、それから、新しい空港が苅田の沖にできようといたしております。でまた、大きな企業もたくさんございます。したがいまして、新しい危機、新しいリスク、テロだとか、あるいは不法入国者、あるいは外国人による犯罪、あるいは感染症等の新しい疫病対策、こうした10年、20年前にはなかったような新しい危機ですね、リスク、こうしたものに対して当然備えていかなければならないと思っております。

 平成15年の初めにSARSについて町としてどう対応すべきかということで検討してみたことがありました。SARS一つをとっても、いろんな対策を事前にやっておかなければならないということがよくそのときわかりました。窓口対応、関係官庁との連絡とか、もうたくさんのことを、医療機関をあらかじめ選定しておいて、さっと対応するとか、こうした新しいリスクに対する管理体制というのは、いざ起きてから慌てふためいてもなかなかできるもんじゃないと、そのとき思いました。事前の計画あるいは行動基準というものが必要だろうと感じております。

 国の方も当然そうした考え方で、現在国も管理体制をひく、都道府県もひく、そして地方自治体にも要求してくるというようなことでやっておりますので、そうしたことを十分踏まえて危機管理体制、新しい危機に対する管理体制、整えていきたいと思います。

 最後の50周年、合併50周年記念に関係いたしまして、苅田に伝統的に残っております行事、松会あるいは山笠、こうしたものをこの際もっと盛り上げる形の企画は考えないのかという御質問でございます。

 教育委員会の方から考え方について述べてもらいますけれども、民俗文化財であるとか、若干宗教が絡むとか、それぞれ伝統を受け継いで発展させていこうとしている関係団体とかいろいろあって難しいようですが、一般的にはこの機会にもっと発展させる、町の活性化のための事業として発展させるということに、この2つの事業、文化的な事業を使ってもいいじゃないかと思っておりますけれども、教育委員会の方の見解もあるようでございますので、そのあたり教育委員長の方からお話しいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 苅田町の無形文化財としては、重要無形文化財であります等覚寺の松会、それから苅田山笠などがありますが、この両者とも地域に根づいた文化財であります。本年度苅田町で開催されました第19回の国文祭「連句大会」の会場に、町の民俗文化財の代表として苅田山笠振興会の協力を得まして、苅田山笠を展示いたしました。この連句大会には、全国から多くの参加者がございましたが、大変好評でございました。

 来年、町の合併50周年を迎えますが、この2つの文化財をより一層盛り上げ、周知していただくために民俗文化財のパンフレット等を刊行し、春の等覚寺の松会、秋の苅田山笠をより一層多くの方々に周知していただきますよう努めていきたいというふうに考えております。

 なお、この2つの文化財につきましては、直接合併50周年事業に結びつけることについては、本来の民俗文化財としての伝統や独自性からも十分考える必要があるのではないかというふうに思っております。

 また、民俗文化財の活用に当たりましては、関係団体との調整等難しい問題が多々あろうかと思っております。さきに申し上げましたように、広報のためのパンフレット等を作成するなど、合併50周年事業開催にあわせて、町として広報活動に積極的に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 以上ですか。



◎教育長(有松邦雄君) はい。



○議長(珠久六夫君) はい、わかりました。4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) はい、ありがとうございました。

 それでは、1点目の質問に総合的少子化対策ということで伺いました。壇上で町長が言われておられました幅広い、少子化対策というのは本当に幅広い、確かにそのとおりでございます。どっかに焦点を絞ればええという問題ではない。ですが、確かに一つ柱としての理念が必要であると。

 で、まず、私が考えるその柱は、子供を持つことが尊敬される雰囲気、町の雰囲気だというふうに思います。以前もこの場で話させていただいたことがあると思いますが、沖縄の島で出生率が3を超えているところがあるそうなんですね。そこは別に特別な施策があっているわけじゃなくて、地域が子供を持つ家庭を本当に大事にして支えるんですね。隣近所が、あんたこんな小ちゃい子供がおるから、これ持っていきなさいとか言うて、野菜とか果物とかをその家に届けてあげるんですね。で、若い奥さんのインタビューがあっていましたけども、本当に子供が育てやすいいい町なんですよという話をされていらっしゃいました。

 そういった意味では、もうそういう町が総出で子供を持つ家庭を支える雰囲気づくりがまず大事だというふうに考えますが、そのあたりはいかが考えですか、そういう基本方針、次世代育成基本計画とかそういった総合的少子化対策の中での位置づけとしていかがかと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 担当しております町長公室長から後ほど答弁してもらいますけれども、壇上から申し上げましたように、やはり女性の方が本能的に子供を産み育てたいという気持ち、これを大切にするというのが基本だろうと思います。その中には、おっしゃられたようにお子さんをたくさん持ったということを周りが応援してあげる、そういう雰囲気づくり、町全体がそういう環境にあるということも必要であろうと思います。

 現実の問題としては、恐らく町長公室長答えると思いますけれども、経済的な問題とか、あるいは環境の問題とか、あるいは男女共同参画の問題だとかいろいろあると思いますけれども、安心して産める社会、苅田町にするということが必要だろうと思っております。

 これもいつかの議会で申し上げましたけれども、もう何年か前に町長選挙の公約という形で考えていたときに、若いお子さんを持たれた女性の集まりに出たときに、学童保育はどうのとか、保育所の充実だとか、いろんな話をした中で非常に印象的に残っておりますのは、町長──そのとき町長じゃなかったかな、私たちはとにかく子供を産んで育てたいんですよと、しかし、今相談するところもない、こういうのが町の現状ですよと言われたことを本当に鮮明に覚えております。そのとき以来、やはり女性の本能的なものを大切にしながらやっていく必要があるなと思っている、そういうところでございます。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 総合的少子化対策の基本的な理念ということでございますけども、先ほど議員さん言われましたように、女性が安心して育て、はぐくむ環境といいますか、そういった環境をまずつくりたい。そしてまたさらに、これは次世代育成の中でも論議されているんですけども、地域でどう支えていくかという、いわば地域ぐるみの支えというのも非常に必要ではないかというふうに思っています。そういったことを基本理念の一つにしながら、具体的な施策を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) それを前提としてこれからちょっといろいろお話しさせていただきますけども、そういう理念のもと具体的な施策、先ほど町長が壇上でおっしゃってたように、まず第一は経済的な心配が、特に若い世代の方々は当然あると思います。これは日本の構造的な問題でもあるかと思いますけども、若い世代、子供、一番お金がかかる若い世代が所得が総じて低いと。で、ある程度余裕ができてきたら、既にもう子供がつくれないといったような状況であります。

 そういった意味で、そういう若い世代、特に子供がつくれるような若い世代に対する保護政策、対策がまず必要かと思います。そういった意味で多分次世代育成基本計画、それから、そういった総合的少子化対策ということでされるかと思いますけども、今まだそういう実態が策定中でありますし、具体的には私もわかりませんが、それを行動計画を策定中であるという話を先ほど伺いましたけども、行動計画を実行に移す段階で、進捗状況といいますか、それをチェックする機能とかはどう考えていますか。

 大体、なぜこう言うかというと、何とか基本計画とか何とか指針とかいうのはなかなかあるだけで実現が伴わないことが結構、特に行政ではあるんじゃないかと私は考えますんで、そのあたりどういうふうに、本当に実行的にできるのかどうか、そういう仕組みをつくるのかどうかちょっとお伺いします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 今回、町があえて総合的少子化対策という形を計画をつくろう、そして、それを町長公室で担当させようといたしましたのは、もちろん幅広い対策を考える必要がある。各部課にわたる、部・課にわたる対策を考える必要があるのと同時に、計画ができた後のフォロー、おっしゃられたとおり、そのフォローをしっかりして実現していく必要がある。それを町長公室でと私は考えて、そのようにやったところでございます。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) じゃあ、私もできてから実行中は公室にたびたび訪れて、どうなっていますかと聞くことになるかと思いますんで、よろしくお願いいたします。

 それで、具体的にどういった措置が助かるのかな。先ほどちょっと触れましたが、所得が低いからできるだけそういった意味での経済的な支援が必要であろうと。私が考えるそういった子育てにかかわる政策で、町ができそうなものとしてちょっと挙げさせていただきますけども、負担軽減策としては、乳幼児医療の対象年齢を引き上げとか、それから、例えば30歳未満の夫婦が苅田町に住んでいる場合には、もし貸し家を、あるいはそういったアパートに入るのであれば、家賃補助をしてあげるとか、それから、誕生祝い金、ほかのところでもやっているみたいですけども、そういったものを創設、それから、今3歳児未満の保育料が大変高いんですね。そういったところの見直し、現実的には未満児以上の、要は年少さん、年中さん、年長さんの金額はある程度安目に設定されてあるので、それの調整とかも必要になってくる。とにかく3歳児未満児の料金の見直し等を考えれるのではないかと、雑駁に言いますとそのぐらいを私は思いついているんですけど、それぞれに対して可能性といいますか、いかがでしょうか、検討いただけますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) まだ来年の3月まで一応基本的な方針を定めるということで、具体的には決まっておりませんけども、やはり一番大きな骨子は、経済的な負担の軽減をまず図っていくと。それには今議員さん言われたような諸施策も当然検討の中に入ってきますし、あとは若者の定住をどう図っていくかと、いわば結婚適齢期の若者をどういった形で苅田に定住をしていくかと、そういった定住策も必要であるというふうに思っていますし、先ほど町長言われたように、いろんな多角的な面からどういったものが一番ベターなのかという具体的な施策を上げながら取り組んでいきたいというふうに考えています。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 若者世代に補助を出してどんどんこっちに入ってきていただけることは、将来的にも苅田町、将来的にも投資につながるものなんですね。これはただ単にばらまき補助じゃなくて、将来の町に対する投資になると確信します。これまた総合的少子化対策ということで触れさせていただきますけど、この間苅田町の小中学校教育問題審議会答申、これも実行に移せば本当にいい教育ができるであろうと考えます。

 で、そういった教育、近隣市町村でも、あるいは九州でも、日本でも珍しいいい教育をしていますよという評判になれば、当然それを目指してくる方もいらっしゃる。で、補助も当然あったらもっといいと。近隣から若い人は来ると。で、保育園、幼稚園にまず目指してきて、で、小学校、中学校も安心して入れられる。小学校、中学校まで住んだら、もう今からどこにも引っ越せないよと。それはまあ現金な話ですけども、その後もいい町だなと、住みやすいという施策をとっていけば、もうどんどん中期的な目標として今5万人という苅田町の目標があるわけですから、それを実行さえすれば、5万人とかすぐ行けそうな気がするんですけど、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 確かに少子化対策の中で、今、次世代育成については子育て支援を中心に、教育問題審議会については教育分野での少子化も含めた施策を上げられています。

 いずれにいたしましても、人口5万人ということで若者が安心して苅田町に住んでいただいて、ここで結婚をして子供を育ててもらうというトータル的なバランスのとれた少子化対策ということにしていきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 確認ですけども、総合的少子化対策は当然教育委員会の調整──調整というかも含んだ上でということですよね。



○議長(珠久六夫君) 公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 先ほども言いましたように、教育審議会の答申が出ています。次世代育成についても、来年の3月までには方向がはっきりするものと思っています。当然ながら整合を図りながら、それぞれの分野での整合を図りながらやっていくということになります。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ぜひそういう若い人たちがこの町に住みたいなと、現金の理由でもいいと思うんですよ。

 先日、静岡の長泉町に視察に行かしていただきました。で、確かに、例えば乳幼児医療は対象年齢を引き上げたことで、ほかの近所の町がやっていないものだから、若い人がそれを目がけて引っ越してきて、で、子供が5歳以上になったらまた引っ越して帰ってしまうという現状もあるにはあると。ただ、それが定住につながっているということも事実ではあると。

 で、私が思うにそれはそれ、いいと思うんですね。要は引っ越していた、その施策を目がけて引っ越していただいた方々に、要は苅田町をいいというふうに感じていただける施策をすれば、定住につながってくる。それでさっき言っていただきました小中学校の教育改革、また当然必要になってくると。確実に実行していただくことが苅田町の将来の発展につながるということで確信をさせていただいています。ぜひ頑張っていただきたいと思います。1点目は終了させていただいて、2点目に移ります。

 2点目の町の危機管理体制ということで、国際貿易港、それから空港の玄関口としての苅田町、当然また北部九州という地理的条件で、そういった意味ではリスクが近隣市町村というか、普通の自治体よりも新しいリスクに対する──新しいリスクへの対応がより求められる町であるというふうに考えます。

 そういった意味で、町長が壇上で答えていただきましたように、そういったマニュアルづくりと仕組みが必要であろうというふうに考えていただいているのは大変ありがたい話であります。

 具体的にはどのように進めていくのか、マニュアルづくりと仕組みづくりは、まず公室が行うのか、何か特別なチームをつくっていくのか、ひとつ考えがあればお示しください。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) これも総務部長が答えたそうですけれども、基本的にはぜひこうした体制、災害に対する危機管理体制、災害に対する対策も含めてぜひやっていきたいと思っています。で、特に苅田町の場合、町としては県内でも唯一と言われていますように、消防本部を抱えております。だから、総務部、それから消防本部、こうしたものをまとめて対策を本格的に手がけていこうと今思っているところでございます。

 どういう形になるのかというのは、これからでございますし、また、新しいリスクに対する危機管理という面では、壇上からも申し上げましたように、国として取り組んでいかなければならないということから、今度出ました新防衛大綱の中にもテロ対策等うたわれておりますように、国としてもいろいろと考えております。で、国民保護法というものが成立して、それに対して国、都道府県、地方の自治体、それぞれ計画を立てなければならないような形も出てきております。自治体の場合は平成18年度までにつくり上げるということになっているんですけれども、あるいは感染症につきましても、既に県の方でマニュアルをつくって地方自治体、こういうぐあいにやったらというようなものも出ております。そうしたものも国や県の動向というものも参考にしながら、この新しい危機管理体制というものを考えていきたいと思っています。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) お答えいたします。

 今、町長からお話がありましたように、国は国民保護法に関する基本方針という形で、今年度今計画を練っている段階であります。その計画である程度市町村としての指針的なもの、要するにどういう形まで市町村はやらなきゃいけないのかという指針が当然出てくるものというふうに考えております。

 で、17年度は県が一応つくっていくという方針になると思います。で、今先ほど町長も申し上げましたように、18年度には市町村もその指針に沿った分で計画的なものをつくってくださいという指針が今出ていますので、来年度から苅田町としても、その後どういう形でつくり上げるのが一番いいのかということで、消防本部と役場という形の中で対応をつくっていくということで、一つずつまとめていきたいと今考えております。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 遅い、遅いです。もう開港も迫っておりますし、既にもう国際港湾が整備──整備というか、もう機能しているわけですし、トヨタも来ると。で、当然リスクを言えば切りがないんですが、北朝鮮なんかいつ崩壊するかわかんないというのが現状だと思いますよ、現実的。崩壊したら難民がどかっと来るかもよという現状で、18年度までに何とかとか、そういう話じゃないと思うんですよね。もうそれこそ来年、来年度の半ばには大体の方向が出て、もうある程度何かが起きたら対処できるような体制は整えましたと言えるスピードが、これこそ必要なんじゃないかと思いますけど、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 今国が決めてる方針の中に、市町村の役割というものがあります。で、あくまでも市町村の役割は、住民に対する避難誘導という形だけしかまだ出ていないんですよね。で、テロに対して市町村はどこまで対応できるのかという問題については、まだ国機関等でどこまで対応するという形も出ておりません。ただ、苅田町としては、一応国、警察、自衛隊、企業という形の中で、テロを含めた中でどういう形で検討していくべきなのかということで、ことしちょっとシミュレーション的なものをやってみましたけども、本当にそれでいいのかどうかという形の中がまだはっきり見えておりませんので、来年度にはそれをはっきりした形でつくっていきたいという中で、18年度の最初にはでき上がっていきたいというのが私の考え方であります。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ここに横浜市の横浜市危機管理指針というのをちょっと持ってきてるんですが、若い今、中田市長さんて若い方が市長されていらっしゃいます。で、就任すぐにこの危機管理を制定するということで、既に指針ができて、政令指定都市ですので、県に準ずるという形で早目にできたというところもあるかもしれませんが、しかしこれは多分準用できると思いますよ。

 ちょっと紹介すると、危機管理の危機の定義、危機の定義として、市民の生命、身体及び財産に重大な被害を及ぼす事態または及ぼすおそれがある事態、で、その事態を3つに分けています。災害と武力攻撃事態など、事件などの緊急事態、災害は当然災害ですよね、おわかりのとおり台風とか地震とか豪雨、そういった災害、で、武力攻撃事態、先ほど言われていましたけども、国民保護法を関連、あるいは武力攻撃事態法が定義する攻撃事態、それから事件等というのはテロとか感染症とか環境汚染、そういったのが事件などの緊急事態、これを3つを定義して、それに対するそれぞれの対応を細かく規定しています。で、それを要は何かあったときには実行に移す体制をとっているということであります。

 これは、県と相談とか、国と相談じゃなくて、ある程度できることはやれると思うんですけど、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) 町としてやれることについては、当然町でやっていかなければならないと思っておりますので、町の方で方針決定をしていきたいと思っております。

 ただ、国、県がどういうとこまで町に求めているのかということ、国が言ってるのは、町に求めているのは、本当に住民の安全、避難誘導という形だけしかまだちょっと見えていません。だから、そのことを受けて、もう少しきめ細かく決めることがあるのじゃないかなというふうにちょっと思っているところありましたので、今のとこ対応やっておりませんけども、17年度の頭からはその対応をつくっていきたいというふうには考えております。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 当然避難誘導だけじゃないですよね、多分自治体に求められるものというのは。危機管理責任者の養成だとか、危機に関する調査研究であるとか、点検確認の実施であるとか、訓練、研修への取り組みであるとか、関係機関等の連絡強化であるとか、ボランティア団体などの協力体制の確立であるとか、市民への情報提供、こういったものは苅田町でも準用できると思いますよ。後ほどこれお渡ししますけど、そういう国から求められなくても当然必要であろうことというのはあると思うんですね。何かが起きたときに、当然町に問い合わせが、全然管轄が違ってもですよ、わあー何か鉄砲持った人がいっぱい来たとか、町に電話かかってくるかもしんないですね。それに対する対応は必要だと思うんですよ。

 だから、その何かを、そういったときに緊急事態の想定が危機管理ですから、何でも可能性として検討しなきゃいけないし、それは国からの指針がないとできないものではないと思うんですけど、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 新しいリスク、新しい危機ですね、今テロ対応についてのお話が中心になっていますけれども、壇上からも言いましたように、SARS、感染症が平成15年問題になりました。で、現実に苅田の港には外国船が入ってまいります。その当時中国からの船がたくさん入ってきておりました。で、私どもこれは対応をきちんとしておかなければならないということで、総務課を中心にして体制を実はつくりました。この体制をつくる過程で、体制の内容は組織、それから一般的な対応、町民から連絡を受けた場合どうなるか、相談窓口、それから受け入れ医療機関、それから関係官庁との連絡、これもたくさんあります。そうしたものを一応やってみまして、一つ感じたのは、事前にこうした体制をつくっておくことが、新しい危機ですから、何がどういう形で起こってくるか、どう処理していいかわからないので、そういう事前に体制をとっておくいうことが必要である。

 それからもう一つ、国や県、あるいは防衛庁、警察、そうした国の機関がどう動くか、それに対応して自治体はどう対応すべきかというところが、非常に迷いました。だから、今テロ対策につきましても、総務部長が言っていますのは、国や県あるいは関係官庁がどう動くか、そこのところをきちんと見きわめた上で、町として何をすべきかということをやっていく必要があるだろうということで、これからぜひそれをやっていきたいと。

 もちろん、遅い、あるいはいつ起きるかわからないから体制とっとかなきゃいけないというのも十分わかります。それでこれからやっていくんですけれども、でき上がるのはそういうほかの国とか県、あるいは関係機関の動きもきちんと見ながら、遺漏のない形をつくり上げていく必要があろうということから、総務部長は答弁している次第でございます。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 遺漏のない体制づくり、当然必要でしょうけども、それ完璧につくる前に、実行的なものが暫定的に絶対必要であると、緊急を要しますよと何遍も言ってる気がするんですが、それが届いていない気もします。

 役場の仕事として、法律にのっとってきちんきちんとやっていって、これが100点満点の答えですよ、どーんと完成しないと仕事が成り立たないというのはわかります、理解しますけども、これ危機管理をしなきゃいけない、現実に対応しなきゃいけないマニュアルづくりとか、仕組みづくりというのは法律にのっとらなくてできるものだと思うんですよね。それはもう18年度に完成するんじゃなくて、それはもう完成していただいて結構なんですけど、実行的な体制づくりはもう半年もあれば──半年も要らない、やろうと思えば3カ月でもできると思うんです。1カ月でもできると。そういうつもりで取り組んでいただきたいんですが、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) もちろん、新しい危機に対する管理体制ですね、必要ですからやります。やりますが、今議論しているのはテロあるいは武力攻撃に対する対策で、これは非常に国家的なものも絡んでくる大きな問題でございます。ようやく先ほども言いましたように、国は新防衛大綱の中にこうした武力的な、あるいはテロ対応を盛り込んだというような状態でございますので、その辺は御理解いただいて、新しい危機管理体制、これはこれも少子化対策と同じように幅広いものがありますので、町としてこれから真剣に取り組んでいただく、取り組んでまいるということで御理解いただきたいと思います。

 その間に、議員さんの方から今回の横浜市の例だとか、いろいろとアドバイスいただければ参考にさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) はい、わかりました。個別に心配させていただいていることをちょっと聞きますけども、例えば今京都郡あるいは行橋市では、築城基地との交流が結構多いんですけど、苅田町は今そういう交流があるんですか。



○議長(珠久六夫君) 北原総務課長。



◎総務課長(北原正一君) 築城基地と交流というところは特にありませんけども、自衛隊の募集事務の関係で年に1回ないし2回の会議には出席しておる状況です。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) そうですよね。協力会というか、基地協力会、町長さん、市長さんが入っている会があります。苅田だけ入っていないんですね、この近所では。ひっかけてという話じゃないですけど、防衛庁に対する窓口として一番近くにある築城基地を利用しない手はないと思うんですよね。案内をくれといえば、多分新年の賀詞交換会であったりとか、花見の会であったりとか、年中行事がずっとあって、それを近隣の市町村に築城基地は案内を出しているはずです。

 で、こちらの方から交流させてくださいって言ったら絶対に断りません。そりゃもうぜひよろしくということで、案内をいただけると思います。積極的に交流していただいて、築城基地、例えば基地司令、軍司令とかに知り合いにそれぞれの町の執行部であったり、職員が友達とかに──交流の中で友達とかになっておけば、ずっと将来にわたって防衛庁の中の仕組みとかを聞けるわけですから、どこに行けばいいんですかとか、どういうふうな頼み方をすればいいんですか、こういった場合にはどうすればいいんですか、すぐに対応が役所対役所じゃなくて、個人対個人でできるようになると思うんですね。そういう緊急時に備えるために必要な交流もあると思うんですけど、どうですかね、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 京都郡、築上郡の一部の市町村でそうした協力会入っています。で、苅田町にも案内は来ますが、現在の協力会の形というのは、築城基地が迷惑をかける、それに対する何らかの補助、援助をもらうというのが趣旨でございます。ただし、これから新しいテロとか武力攻撃に備えるというような形の新しいニーズが出てまいりましたので、そうした意味での築城基地との協力といいますか、連絡あるいはそうした会に入っていくということは、今後検討していかなければならないと思います。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ぜひやっていただきたいですね。私は個人的に八翔会という会の青年部に所属しておりまして、防衛庁──防衛庁というか築城基地の隊員と年間に何回か交流を持たせていただいています。隊員あるいは幹部が求めているのは、本当に苅田町と交流したいと。で、この近隣の安全保障に少しでも役に立ちたいと、あるいはそういった何かがあったときの対応をぜひいつも話し合っていたいというのは直接聞いております。もしあれであれば私の方からも町長と相談して頼みに行きたいぐらいですね。ぜひそうすることが苅田町のためにもなります。そりゃもう確信します。

 だから、ぜひ将来的にも投資の意味、投資というか、将来的な苅田町の安全のためにもぜひ基地の、職員レベルでの交流を求めます。安全保障というか、危機管理ですね、危機管理、あと最近子供たち、あるいはちょっと話題が変わりますが、不審者が多くなっていると聞きます。まず、以前も聞かれた方いらっしゃると思うんですが、実態というか、どういった不審者が出没して、何件の被害報告があってとか、そういうのわかれば教えてください。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 平成14年度で15件、15年度で34件、今年度16年度に入りまして13件でございます。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) そういう不審者に対応するのもまずある意味危機管理だと思います。そういった意味も含めて総合的な警察あるいは自衛隊、それから厚生労働省、そういった関係機関との窓口をこういった事態にはこういう、こういった事態にはこういうというマニュアルと仕組みづくりもぜひ大切だと思いますし、緊急な課題だと思います。これはもう今認識を一緒にできたと考えておりますので、ぜひ早急にお願いします。また、計画、進捗状況を伺わさせていただきたいと思います。この質問は以上にさせていただきます。

 3点目の伝統行事である祭りを50周年できないか。確かに団体、各団体あるいはそういう振興組織と町の交渉もあるでしょうし、また町行政の50周年の事業を祭りにかませて、祭り自体に影響がないのかという懸念、確かにあります。そのあたりはぜひ私も手伝わせていただきますけども、調整をやっていただいて、もし、私が言ってるのは、松会や山笠はそのまんまの祭りで、町はその祭りを盛り上げるための50周年の記念事業を何かできないかという質問です。

 だから、町と祭りの組織が一緒になって何かをするとかいうんじゃなくて、町が盛り上げる50周年の区切りに盛り上げれる何か企画を年計画に入れられないのという素朴な質問ですけど、いかがですかね。



○議長(珠久六夫君) 伊塚課長。



◎総合政策課長(伊塚弘君) 答え申し上げます。

 そういういろんな制約があるわけですが、言われたように、プラスワン、行政がいろいろ考えるということもあろうかと思いますが、その際、できればそういう団体の方と一緒に考えて、一緒に考えてやっていくということが大事ではなかろうかと思いますので、ぜひ我々と一緒に打ち合わせをしながらやっていきたいというふうに考えています。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ありがとうございます。あとはパンフレットを製作していただけるという話です。そのパンフレットはどういった中身になるんですか。いや、まだわからないならあれですけど、もしわかれば。



○議長(珠久六夫君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治君) お答えいたします。

 パンフレットの件でございますが、現在、それぞれの保存会等で独自につくっております。その中で行政としても行政ででき得る範囲内のそれぞれの文化財に対します紹介等をこの2つを一緒にしたパンフを作成し、より皆さんに知っていただこうということを計画して、できれば来年度に作成し、あわして50周年事業等の中でも広く知っていただこうというふうに計画している。

 内容的につきましては、今後関係者等の御意見等も聞きながらつくっていきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 一緒にするということ、松会の関係者であったり、山笠の関係者で一緒にするというのはいいのかどうかはぜひ各当事者に聞いていただいて、別々にしてくれというんであれば別々にしてあげてほしいですし、一緒でいいよと、一緒で苅田町の祭りとして盛り上げようよという趣旨で御理解いただけるんであればそれでもいいと思います。ぜひどんどんそういった広報活動に御協力いただければ、どんどん祭りの苅田と、ずっと1点目で話しさせていただきます、これにもつながる、少子化対策、総合的な少子化対策といいますか、今後、将来に向けての苅田の投資につながると思うんですね、祭りの苅田がやっぱり子供、あるいは若い世代の定住につながっていくというふうに文化に根づいた町は絶対必要ですし、それがいい教育につながるし、いい活気ある町につながるというふうに考えます。

 教育長は先ほど御紹介いただきました連句の国文祭の連句で、山が出ていきました。上町、駅前の神田町、昔の上町というところから南原の体育館まで、祭りの日でもないのに11月朝7時から、朝6時起きで準備をして、朝7時から体育館まで持っていきました。私も参加いたしました。はっぴを着て、もう11月になると寒いですね。非常に寒かって、で、祭りの日なら怱忙でかねが鳴ってて、そういう雰囲気で押せるんであれなんですけど、全く普通の日なんでみんなが驚いて出てきて何があるんだと、好奇の目で見られ、大変恥ずかしい思いもしましたけども、でもすごい、行って喜ばれたのは実感しています。御紹介いただいたとおりで、参加者も、うあーすばらしい勇壮、苅田町って若くていいねえと、若者は威勢がいいねえと褒めていただいて、これはどういう祭りなのと、どういう歴史があるのと、どういうことをするのという質問もたくさん受けて、その都度丁寧に答えたつもりです。

 ああいった取り組みは本当にいいことだと思いますし、教育長にも感謝いたしますし、今後もぜひそういった活動を呼びかけていただければ、受け皿はあると思います。ぜひよろしくお願いいたします。

 以上、3点でございます。総合的少子化対策のお話しさせていただきましたが、また冒頭でも話しさせていただきましたけども、本当に日本でも有数の産業の町、あるいはそういった可能性のある町になろうとしています。で、その体力であったりとか、そういう可能性を生かすために、本当に日本一のクオリティーを行政に求められますし、当然それを実現していかないと恥ずかしいと思うんですよね。これだけ恵まれた条件をどんどん与えられていると、それを生かさない手はない。本当に有意義な政策、本当にいい政策を実現していただきたい。その提言もぜひどんどんさせていただきたいと思います。ぜひ受けとめていただいて、お互いよりよい町政を今後もつくってできればなと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。これで私の一般質問を終わります。



○議長(珠久六夫君) 以上で、冨安正直君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのために11時15分まで暫時休憩といたします。

午前11時05分休憩

                              

午前11時15分再開



○議長(珠久六夫君) 引き続き一般質問を行います。

 11番、梶原弘子君。



◆議員(梶原弘子君) 〔登壇〕日本共産党の梶原弘子でございます。日本共産党町議団として分担して一般質問を行います。質問に入る前に、今私たちを取り巻いております情勢、大きく変わろうとしております。識者に言わせると、右傾化に向かっていると言われております。ここで私は、日本国憲法の前文を読み上げたいと思います。

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

日本国憲法でした。

 さて、皆さん、来年は第2次大戦が終わって60年を迎えます。アジアの人々2,000万人、日本国民320万人のとうとい命の犠牲の上に今日の繁栄が築き上げられたと思われます。だんだんこの貴重な体験を語る人たちが少なくなる。さまざまな辛苦の中から今日勝ち取られたことを忘れてはならないと思います。

 イラク自衛隊派遣や延長に見られるように、命がけでつくられた日本国憲法、中でも憲法9条の価値が大きく問われるところでございます。この憲法9条を守るために、多くの人たちが立ち上がり、私ども日本共産党もその一員として運動を広げているところでございます。

 戦争の放棄・戦力の不保持、交戦権の否認。

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

まずは、苅田町における問題でいえば、これを守るとともに、非核自治体の看板の新設を願います。

 最初に、武力ではあすの世界はありません。平和があってこその世界だと思います。今回の12月議会の一般質問、大きく2点にわたっての質問をさせていただきます。

 1点目には、住みやすい苅田町をつくるために慎重に民主的に計画を進めていただきたい。

 5項目に分けましたが、トヨタ自動車九州工場進出について、高齢者福祉、中でも介護保険、循環バスについて、教育問題、先ごろ出されました教育審議会の答申について、現実に沿った計画か、教育基本法から外れていないのか、また、指定管理者制度の受けとめについて、長年要望が出されているスポーツ施設の充実についてお聞きいたします。

 大きな2点目として、人権施策問題について質問をいたします。

 補助金制度や同和住宅制度について伺いたいと思います。執行部の皆さんの明確な答弁をお願いをいたしまして、壇上での発言はこれで終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕それでは、ただいまの梶原議員の壇上からの御質問に対して答弁申し上げます。

 大きく2点でございます。1つは、住みやすい苅田町をつくる。そのためには慎重に、しかも住民の声をよく聞いて民主的に行ってほしいという要望でございます。2点目は、人権問題でございます。

 1点目のトヨタ自動車進出にかかわる問題につきましては、以前に申し入れ書をいただいております。後ほどこの申し入れ書に従って具体的な御質問をいただけると思いますので、その際お答えしてまいりたいと思います。

 2点目の高齢者福祉につきましてでございますが、御承知のように高齢者保護福祉計画、介護保険事業計画、こうしたものを3年ごとに見直して、より実効あるものにしていっておりますが、苅田町におきましては、高齢者対策審議会というものを今まで設置し、その声を聞きながら町民の皆様の考え方を反映したものをつくってきております。今後につきましても、その考え方でやってまいります。

 コミュニティーバスにつきましても、御承知のように、町民の足として使いやすいものにするということが第一義でございますので、現在、検討協議会というものを開いて、町民の皆様にも入っていただいて、使いやすい形にするように計画をつくっているところでございます。

 教育問題もそうなんですけれども、教育問題、具体的には教育長の方から答弁をお願いしたいと思います。

 それから、指定管理者制度でございます。従来の管理委託制度にかわりまして、去年の9月から法が改正されまして、指定管理者制度をとるようになっております。公の施設の管理を代行しようとするものを、制度化しようとするものでございまして、最近北九州市が図書館の管理運営について行いましたのが、指定管理者制度でございます。5つの図書館について、これは条例を定めてきちんと実行していかなくちゃなりせん。苅田町におきましては、現在、総合福祉会館をシルバー人材センターに管理委託しておりますけれども、このものについて平成18年までには指定管理者制度というものに移行する形をとっていかねばならないと思いますし、そのほかの町が持っております施設、図書館とか、体育館とか、福祉施設、あるいは公民館、こうしたものについても検討はしてまいりたいと思っております。

 それから、総合スポーツ公園につきましても、教育長の方より答弁いただきたい。

 それから、人権問題でございますが、何度と議論されておりますように、地対財特法という根拠となる法が、法律が失効いたしまして、現在国、県もそうなんですけども、これまでの同和事業を一般対策に移行をしつつあります。激変緩和という観点から、急にはしておりません。徐々にしておるところでございます。町としても京都郡の4町、あるいは行橋市あたりとの関連もありますので、そうしたところとも歩調を合わせながら、順次一般対策に同和事業は移行してまいりたいと思っております。

 具体的にお尋ねいただけると思いますので、壇上からそうした御質問に対して答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 初めの教育問題審議会についてですが、これは教育基本法を踏まえたものであるかという趣旨の御質問だったと思います。

 11月に、25日ですか、教育問題審議会の答申をいただきました。この答申に私も読ましていただきましたが、憲法、教育基本法を初めとする教育諸法──教育の諸法ですね、それから国の教育推進や教育改革の方向と申しますか、動向と申しますか、それを十分に踏まえたものであるというふうに考えております。

 それから、総合運動公園の件ですが、これにつきましてはさまざまな声、要望が町民の方から承っております。それで、総合運動公園ですね、こういうにつきまして、いろいろ総合的な見地から考えていただこうということで、生涯学習基本計画の中で総合運動公園も考えていただこうということで、今、生涯学習に関する検討委員会を立ち上げております。基本的には社会教育委員会の中で検討していただいておりますが、それをもっと人数を絞った各種団体などの長に集まっていただいて、社会教育委員会とは別の検討委員会というのをつくっておりまして、今年度17年の3月までにその検討の結果をいただくように予定いたしております。

 これは、教育改革審議会、ことしの11月に答申をいただきましたが、それと学校教育と生涯学習は連動しているものだと思っております。それで、教育改革の答申、それを十分に踏まえた生涯学習の基本計画を検討しております。その中で総合運動公園も考えていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 時間がちょっと中途半端ですが、一応議員の質問のいろんな予定もあるでしょうから、関連質問は午後からいたしたいと思いますので、これにて暫時休憩をいたします。

午前11時33分休憩

                              

午後1時00分再開



○議長(珠久六夫君) 午前中に引き続き一般質問を行います。

 それでは、関連質問に入ります。

 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 壇上で質問趣旨を申し述べたとおりにやってまいりたいと思います。

 トヨタ九州株式会社苅田進出についてということで、当町議員団は先月の30日、1日協定を結ぶ前の日だったと思うんですが、申し入れをさせていただきました。その主なものは、昨日、武内議員によっていろいろ町長から丁寧な答弁が出されたと思います。で、少し省きまして、この場所では雇用問題に焦点を絞って質問をしたいと思います。

 京築地区は長く北九州地域の工業地帯の労働力を担い続けてまいりました。今でもそうですが、この貴重な歴史を持ち続けてまいりました。今回のトヨタエンジン工場の進出に対して、力が発揮できるのではというふうに私は最初にトヨタの問題が出ましたときに感じました。

 しかし、心配されているのは雇用形態です。本採用の形ではないというふうに聞いておりますが、この詳しいことはまだわからないでしょうか、いかがでしょうか、町長。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 今回の進出が苅田町あるいは苅田町のみならず近辺の雇用促進に寄与するということ、私ども期待していますし、近辺の市町村も期待しております。そもそもトヨタ自動車が九州にエンジン工場を建設しようと計画しました理由というのはいろいろありますが、主な理由の一つには、雇用の問題があるということでございます。トヨタは現在まで愛知県を中心に企業展開しておりますけれども、既に雇用に不安を持つような思うとおりの雇用ができないというような状況、したがって、まだ雇用に余裕のある北九州地域にと考えたと思います。

 で、昨日も申し上げましたけれども、今回は工場の移転じゃなくて、新設でございますので、先ほど言いました理由とあわせて、大部分が地元の従業員採用という形になるだろうと思っておりますし、そのようにトヨタ自動車もはっきり言っております。

 で、雇用の形は、当初立ち上げのときはまだ新たに大学あるいは高等学校を卒業する人の採用という形がすぐには間に合いませんので、当初は中途採用というような形をとられると聞いております。現在既にホームページ等で採用募集しておりますけれども、それ以上、これらの中途採用の職員がどういう身分になるのかということにつきましては、まだはっきりと言われてはおりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) ぜひこれから詰めた問題がいろいろ出てくると思います。この雇用の問題をしっかり抑えていただきたいと思います、税収の問題にもつながると思いますので。

 次に、もう一つは、これは町長とお会いしたときも私ども発言したと思うんですが、中途採用、季節工のような形でやるということは、技術力のダウンにならないかというふうに話をしたことがあると思うんですが、あわせてこの問題もどういうふうに思っておられるか、答弁をいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 先ほど申し上げましたように、そもそもトヨタ自動車のエンジン工場を九州に新設しようというものは、愛知地域の雇用状況から来ておりますので、また企業といたしましても、当然のことながらずっと技術を持った従業員で仕事をしていきたいと思うのは当然だろうと思います。はっきりと聞いていないと申し上げましたけれども、企業の常識として、恐らく常時工場を運用する、工場を稼働するのに必要な従業員というものは、技術を持った、この地域で研修等行った職員を定職という形で採用していくだろうと思います。

 こういう企業、仕事の多い少ないというのが場合によってはあります。そうした場合に季節的な雇用というものは考えられると思いますけども、基本的には常時熟練、研修を重ねた技術を持った従業員で運用していくものと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 今度私が質問ではなくて、町長はこのトヨタ進出に当たって、どのように、これを最初に聞かなければいけませんでしたね。どのように大きな期待を持ってるか、具体的にそれを少しお聞かせいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) トヨタ自動車のエンジン工場が苅田町に進出してくるということを最初聞きましたときに、先ほど冨安議員が冒頭か何かでおっしゃられておりましたように、これは町づくりをしっかりしなければならないというぐあいにまず感じました。きのうもお話ししたかと思いますけれども、新しい空港ができる、それに伴いまして高速道路がインターチェンジの整備等で整備されるという機会をとらえて、町づくりということを考えていろいろ進めております。それに加えて、新しい企業が来るということは、町にとってこれからの町づくりしっかりやっていかなければいけないというぐあいに感じましたし、そのようにとらえております。

 新しい新産業立地プロジェクト室あるいは新産業誘致検討委員会等のところでも申し上げましたけれども、トヨタ進出を町として問題ないような受け入れをする。関連企業を誘致するに加えまして、一番大切なのは、これを機会に町づくりをきちんとするということだろうと心得ております。これが一番大切だと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 大変大きなチャンスだということで、私ども議員も、半数の議員が今度のトヨタ進出に向けての質問をさせていただいております。

 あと本当に住宅問題や、それから、関連の企業の方たちが工事中でも入ってこれるようなアパートの賃貸住宅の体制など山積みだと思うんですね。ぜひそれにも力を入れて、受け入れ体制がきちっとできるようにやっていただきたいと思います。

 次に、高齢者福祉についての質問に移らせていただきたいと思います。

 今度の介護保険の大改悪、予想されている問題、在宅介護サービスの利用を制限して、多くの高齢者から生活の支えとなっているホームヘルパーの介護サービスが、もう端的に言いますと、取り上げられようとしてるわけです。で、国はこのサービス利用がかえって本人の能力実現を妨げていると一律に見ようとしております。このことについて、実態にいつも接しております担当課は、今回の改定につながる問題、どのようにお考えでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) お答えいたします。

 今回の介護保険見直しということで、まだ正式にはどう変わるということの発表はあっておりません。その中で、軽度の方のサービスが少なくなるという話は聞いております。こういった中で、これをどう思うかということでございますが、今の苅田町が行っておりますサービスについては、介護保険で受けられないということになりましたら、一般福祉サービスということで事業の継承は考えていきたいと、こういうふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 一般福祉サービスに移りそうというふうに予想されてる数字は出てますか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 数字等はまだ使われておりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) これはおいおい来年の改悪に向けて数字がはっきりすると思うんですが、この場合、町としてこういう方たちにいきなりこの新しい形を取り入れるのかどうなのか。よく介護サービスが最初できるときに横出しとか、上積みとかいろいろな言葉が出てまいりました。これは、計画が出せる予定なんでしょうか。いかがでしょうか。いきなり移行ちゅうのは大変でしょうちゅうことで。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 介護保険制度で、その中で横倒し、上積みといったことを言われておりましたが、こういう介護保険の中でそれを実行しようということになりますと、当然、保険料等に跳ね返りますので、そういったところをなるべく避けたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 大変そのことが問題なんです。介護保険の、これは欠陥というふうに言われているんですが、これは知恵を絞っていただきたいと思います。

 次に移ります。

 介護サービス利用料の大幅な値上げが言われているんですが、現行の1割を2割から3割の引き上げが検討されていると、こういう中で、特別養護老人ホームのホテルコストの徴収というふうに言われてるんです。これが、もう大変な大幅値上げがされると。特養ホームが3万から8万の値上げということで、相部屋の方でも8万7,000円になると。月に6万6,000円の国民年金受給者の方々は入所困難になりますと。この現状はどのようにとらえておられるでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) この特養の問題でございますけれども、今社会保障審議会の方での、今現在の報告では、在宅サービスで利用されると約23万円、特別養護老人ホームを利用されれば33万円と、約10万の開きがございます。これでは、同じ介護度の方のサービスをするについて不均衡ではないというところから、その利用者負担という話が出てきたというふうに考えておりますけれども、今現在で、じゃ、それがどの程度かというところまでは、まだわかっておりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) そしたら、この問題をこういうふうに話をしていきますと、介護保険の導入時に、特別対策として行ってまいりまして、入所者の方がいらっしゃいます。5年間措置をということで、来年4月に入所者の方たちが今までの特別措置で廃止になるんです。これの対象者、廃止になったら住めない、行くところがないという問題は、これはもう当初から言われてたんです。5年過ぎたらどうするかという。これはいかがでしょうか。苅田町の住所を移しておるから。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) 今現在、特別養護老人ホームを利用されてる方は21名います。この方たちの介護度を見ますと、皆さん、介護度1以上ということのようでございます。そうすれば、来年の4月にその施設を退所するということにはならないというふうに、そういうふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 御本人の健康から言えば、1以上なら大変だと思いますけれど、ここを出なければならないということを考えれば、ちょっと安心をいたしました。

 次に移ります。

 介護保険の現状は、今、在宅サービスでは、利用限度額に対する平均利用率がわずか4割程度になってるというふうに全国で出されてるんですが、苅田ではどれぐらいの利用率になっておりますか。数字でわかりますか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) この支給限度といいますのは、毎月月報みたいなものがございまして、それで見ますと、ことしの10月では6割、限度額の6割を利用されておるという数字が出ております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 他町村に比べて6割というのは高いんですか、低いんですか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) 他市町村との比較は、今のところはしておりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 他町村との比較はしてないというふうになりますと答弁が出ないわけですが、ある意味では、自分たちが納めている介護保険を、本当に日々の生活のために心配なく使えたらよいという形ですね、一番。そしたら、納めやすい、利用しやすいという形です。この6割以外、4割の人が使ってないということは、やっぱりこれは何に原因があるか、これは調べたことはございますか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) この4割分を利用されてないということでございますけども、これはケアプラン、その方がケアプランを作成するときにケアマネージャーと御家族との話し合いのもとでケアプランを作成するわけでございますので、なぜ利用されないかというところについては把握できておまりせん。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 全国の人たちで出せば、86万人の方が使われていないというふうに出てるんです。一度、苅田町でも、これは調査をした方がいいんではないかと思います。財政的な問題で、ほんとは受けたいのに受けられないというふうに出たら、これは大変問題がありますので、これは要望として出していきたいと思います。

 次に移ります。

 先ほどの問題につながるんですが、低所得者を中心に利用料負担が重いため、必要と認定されても介護サービスを我慢せざるを得ないということが起きていると。これは、どれぐらいかと言うたら、つかんでないと言う、先ほどの問題に移りますが、少ない年金から天引きをされているというのが、この介護保険の問題な点なんですが、経済的な問題で利用できないと、この現実は、担当課が今つかんでないというふうに言われたんですが、幾ら払えるかによって受けるサービスを決めるという、この現状を御存じがどうか、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 低所得者の介護保険利用料が払えないということで、これ、2年ぐらい前に、たしか何件かの方、これ実態調査をたしかしたと思っておりますが、数字的にはちょっと思い出せんが、苅田町におきまして、そういった調査した場合、ごくわずかな方が所得がないので受けにくいというお話はあっておりますが、大多数の方は何らかの形で受けてるというふうに認識をしております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 値上げが予想されている中、どんどんこういう問題が膨らんでくると思いますので、ぜひこの調査をして、減免、これをもっと親切に知らせてあげるようにしていっていただきたいと思います。

 次に移ります。

 保険料の値上げが繰り返される中、昨年の見直しで、全国自治体の平均13.1%、月額五、六千円にもなるというふうに、こういう保険料の値上げが予測されてるんです。介護サービスの量の拡充をしたり、質の確保をすると、保険料、利用料の値上げ、今先ほど質問したことにつながります。こういう深刻な問題がありますが、来るべき値上げ、それから、利用料の値上げに向けて、町はどのように対処するというのは、これはもう話し合いが持たれているんでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 18年度からの保険料の関係で、この値上げをするということが話されてるかということでございますが、これは、高齢者対策審議会におきまして、苅田町の介護保険のサービス料を計算した上で、金額をはじくということになっておりますので、そういった話し合いをしておりませんが、今の現状から言いまして、既に介護保険、今の保険料、月3,600円ということでしておりますが、これも危ういというふうな認識をしておりますので、次回の見直しにおきましては、当然値上げになるんじゃないかというふうに考えは持っております。これを全体的に話たかということでは、話はしておりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) この体制をとるということで、計画はいつからやるつもりですか。18年に向けて。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 高齢者対策審議会、今回12月で補正を上げておりますが、今年度に3月までには1回開きまして、それ以降新年度から──17年度から見直しの作業に入っていきたいと、こういうふうに計画をしております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 町長にお伺いいたします。

 今、担当課とやり取りをしておやりましたが、首長として、この介護保険のことをいかがお思いになっていらっしゃるか聞かせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 介護保険は、当初苅田町として福岡県町村の連合に入るか、あるいは、町単独で歩んでいくかの選択を迫られたときに、苅田町に適した介護保険を生かして、町民の介護サービスに寄与したいという観点から単独でスタートし、今日までやってまいりました。これは、現在でも正しい選択であったと思っております。その中で、やはり高齢者対策審議会という、一般の方の入った、町民の方の入った声を聞きながら、いい介護保険にしていくということですので、これも引き続きやっていきたい。

 ただし、保険として単独で成り立つということも非常に重要でございます。そのために、国保が今取っておりますように、町の一般会計から繰り入れを行うというようなことは極力避けたい。介護保険は介護保険で成り立っていくということが、ひとつ重要だろうと思っております。そうしますと、サービスの量、質、そして、介護保険料と──料金の問題、こうしたものが相関関係になって、非常に重要になってくると思います。

 もちろん、質、量を高め、ふやせばいいわけですけども、そうしますと、当然介護保険料が上がっていくという形があります。その中で、苅田町としてできる限りいい介護保険を目指して行かなければならないということで、これから1年間、高齢者対策審議会の意見もよく聞きながら、あくまでも単独で行くわけですから、いい介護保険にするという形をきちんととりながらやっていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) ぜひそのように御努力をお願いしたいと思います。

 例えば、広域の介護保険になりますと、大変厳しい直面に立たされてるわけです。ある意味じゃよかったかなあというふうに思ってるところです。

 特養ホームの入所待機者が各地で倍増しているというふうに言われておりますが、これをお聞きしません、もう。これ、通告書の中に入れておりませんでしたので、倍増していること、今度数をつかんで教えていただきたいと思いますが、今何とかヘルパーさんの力で在宅で生活できている方たちがいるわけです。この現状の中で要支援、要介護、介護度1、何とか助けがあれば生活ができるという方たちが切り捨てられるんではないかと、今までのずうっと質問の中で関連なんですが、これに呼応して、今度、こういう場所で働いている人──ヘルパーさんです、それと事業者、自治体関係者、大きくしわ寄せが来ると思うんですが、これは介護保険の構造欠陥だと思うんです。これなども、来年1年間かけてやりかえるというか、力を入れていくんでしょうか、いかがでしょうか。ヘルパーさんが余ってしまうとか、そういうことはないでしょうね。ここまで予測してないですか、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 介護保険で事業が縮小ということでございます。全国的にはヘルパーさんが余るか、事業者がつぶれるかということは、全国的にはそういったこともあるかも予想されることかもわかりませんが、町内の今の現状を見てみますと、ヘルパーさんが首を切られてやめなければならないといったような状況にはならないだろうというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) ヘルパーさんが、例えば単身で生活をしてる方なんか、このヘルパー事業によっての収入で食べていけるような形にという、この調査も一度やってみていただきたいんです。大変厳しいみたいです。これ、要望です。

 NPO法人なんか、いろいろな問題が起きてます。水増しで請求して、返還をということもあります。こういう問題も町内きちっと調べる必要があるのではないかと思いますが、この問題はいかがですか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) ヘルパーさんの賃金を今言われてるということで、これは、それぞれの事業者がございます。そこに問い合わせるということで、協力を得られるかどうかということはわかりませんが、一応、そういった事業者に現状等をお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) NPOのはないですか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) NPO法人でヘルパーさん、ちょっとおるかどうか、私  多分いないと思っておりますので、ちょっとNPO法人に関しては、ちょっと今ヘルパーさん確認できておりませんので、また、あった場合には、そこもお聞きしたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) NPO法人の経営状況を、と言ったんです。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) NPO法人の経営状況、ここも、当然企業、まあNPO法人ですので、そこらあたりも答えいただけるかどうかわかりませんが、確認をもさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) もちろん、ヘルパーさんの生活の擁護というのもありますし、NPO法人も成功するに越したことはないという、これは、町民に被ってくる問題だから調査をしていただきたいということで、先ほどの質問でございました。

 次に移らせていただきます。

 循環バスについてです。

 介護保険の見直しに準じて、今ずうっと介護保険の問題を言いましたが、一律に、国は筋力アップというふうな問題をあげておりまして、要支援、介護度1、そういう方たちを切ろうとしてる、というふうに私は先ほど言いましたが、一律に見るべきではないと。ただ、こういう外に機会があれば、条件が整えばちゃんと出て回られるという人たちが、一方ではいるのは確かなことなんです。それで、国が計画しております筋力アップによっての自立問題などです。現実体制を整えておくということが大切ということで、この循環バスもひとつ位置づけられていると思うんです。

 私ども、総務委員会で、茨城県の竜ケ崎市に皆さんと一緒に、担当課の方々と先日行きました。大変参考になりました。まずは、一度発車してみないとわからないという地元の方たちのお話で、ああ、そういうものかと、机上での計画だけではやっていけないんだということを認識して帰ってまいりました。

 あれから1月ちょっとなりましたが、苅田町の特色を生かした形式や高齢者や町民の行動範囲を広げるために、いろいろ少し進捗状況がはっきりしたんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。担当課、お願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚課長。



◎総合政策課長(伊塚弘君) コミュニティ・バスの御質問でございます。

 11月30日、第3回目になりますが、コミュニティ・バスの検討協議会が行われました。これまで3回にわたっていろいろ協議を重ねた中身につきましては、基本的な考え方というのもありますが、最大のポイントはルートの決定、これはルートの決定と申しましても、今後もいろいろの状況変化に応じて変化してくるものではございますが、基本的なルートというものを確定しまして、それから、それにかかわる利用調査等を行いますので、第3回目までは、基本的にはそのルートの決定ということを念頭に置いてやってまいりまして、ほぼ固まったということでございます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) ルートがほぼ固まったということで、後は車種の問題です。竜ケ崎市に行ったときに、ドイツの車でした。低床で、それから、企画に合うなら外国製じゃないといけないと。この問題は、どういうふうに進んでおりましょうか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚政策課長。



◎総合政策課長(伊塚弘君) バスそのものにつきましては、まだ具体的な車種を選定するまでには至っておりませんが、基本的な考え方として、当然、障害者や福祉、高齢者の方が乗りやすいようなバスを目指しております。日本の中では、それ向けのバスというのは比較的少ないものですから、他市町村におかれても、大体外国のバスを利用してるという現状があります。それは、大型の30人、40人乗りのバスとなりますと、都会向けにはあるように上がっておりますが、我が町みたいに狭い道の多いところにつきましては、なかなか中型のバス、小型のバスというのが、そういう対応になってるものが少ないものですから、勢い外国製の車種を利用してるところのようでありますが、でき得れば、やっぱ日本車を使いたいというふうに考えてます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) トヨタも来ましたし、日産は1,000万台、昨日です、生産をしたというふうにテレビで言っておりました。

 苅田町も、車社会大いに発展の急先鋒にいるわけなんです。その際、反対に、地域にいる自動車会社に、こういうものも開発してはいかがかというふうに、反対に、ぜひ要望していただきたいと思います。

 循環バスルート、本当にまだまだいろいろな工夫ができると思うんです。町民を主体に置いた方向にもっていっていただきたいと思います。これは、強く要望しておきます。

 次に、教育問題について移らせていただきたいと思います。

 先ごろ、私ども議員あてに、子供と地域の未来を開く「かんだっ子」教育の推進ということで、答申の概要についてということで、こういうきれいな色刷りの資料が参りました。昨年の11月から1年間かけて答申を出されております。審議会の皆さんは、多才な方が並んでいらっしゃいます。大変な楽しかったという話もありましたが、なかなか私どもが飛びつきたくなるような、私どもと同じような30人学級という、同じ思いがこれに並んでおりまして、よかったねというふうに胸をなで下ろしたという一面もございました。非常に、これは苅田町の町民、地域に非常に即した計画だということで、教育長を初め、答申を受けた方は夢が膨らむばかりだと思います。

 しかし、私ども、これは冒頭にも言いましたように、教育基本法に即したものをつくっているのかどうなのかというふうに、素人ながらお聞きしたところでございます。この中で、全部悪いとは思いませんし、全部いいとは思いませんし、ここ議会はチェック機能ですので、幾つか質問をさせていただきたいと思います。

 この中を見ますと、これは、以前にも質問をしたと思うんですが、現場でどれくらいの答申に対して、この中身に対して、話し合いをされたのかどうかというふうに質問をしたことございます。現場は、各中学校の校長先生、小学校の校長先生、新津中学校の教諭──渡邊先生も入っておられます。これ、現場でどれぐらいやられたのか、これを具体的に聞かせていただきたいと思います。重要です、これ。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) お尋ねの件でございますけども、まず、この審議会を始めましてから、シンポジウムを開催しました。これは、中学生、それから、保護者、一般の方も含めまして参加をしていただき、その中で小学生、中学生代表による意見発表、それから、アンケート調査もいたしております。

 その後、審議につきましては、教育委員会より「めだか」という通信を出しております。この「めだか」によりまして、審議過程におきまして、2回ぐらい、各学校に配付をいたしまして、審議の内容を、その都度公表しながら、意見を求めております。

 以後、それぞれの学校代表の方がおられますので、その方々は。それぞれの学校の実態を把握しておりますので、審議の中で生かして、また、それを返すようにということで、審議を進めていっております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) ありがとうございます。

 「めだか」というのも、私ども議会にもいただきました。こういうのでずうっと返してきたんですが、インターネットをずっと開けてみますと、大体3年ぐらいかかってこういう問題をしてるんですか、苅田町は1年でやってしまおうというふうに、当初、そういう計画だったんでしょうか、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 議員さん、おっしゃるとおり、こういう答申は、最低2年から3年時間をかけているのが普通だというふうに、私も考えております。

 ただ、今の苅田町もいろんなインフラの整備等が急速にできておりますし、世界の教育情勢、国内の教育情勢も加速度的に変化しております。そういうふうに対応するために、3年というようなスパンでしていると、もう乗りおくれてしまうんじゃないかと、私は思っております。

 それで、教育問題、いや、義務教育だけでなくて、学校教育だけでなくて、生涯学習の方も、そういうふうにどんどん加速度的にいろんな状況が変わっております。

 そういうことを考え、学校教育、それから、生涯学習、これが両方リンクしております。同時に審議はできません。ですから、学校教育は1年でしていただいて、その後、引き続いて生涯学習の審議をしていただこうと思いまして、1年という期間を設定いたしました。そして、委員の方に御無理をお願いして、ただ、そのかわり、審議は大体年に何回ぐらい、五、六回も持てればいいんじゃないかと思うんですが、今回の場合は、正式な審議会だけで11回持っております。それに付随して、事前の打ち合わせとか、部会長会とかいうものは、もう、それと同じぐらい、もう10回以上もって、勢力的に審議をお願いしました。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 教育長が、そういうふうにきちっと位置づけてお考えなら、私も話しを早くして言いましょう。

 そういうふうに、現場に早くこれを生かせなければいけないと言うならば、積み残しのないようにやっていっていただきたいと。

 私が先ほども言いましたように、現場の声を生かしているのかというふうに言いましたが、現場の方たちに聞けば、そういうふうにとってないんです。何か、こういうふうに答申が出たが、私たちはよく知らんと。「めだか」で出したにしても、校長先生が、こういうふうに月に1度熱心に出てこられても、現場にそれだけの余裕がなければ、日々の子供たちに振り回させるという形で、魂が入ってないことになると思うんです。これは大きな問題だと思うんです。入れ物だけこしらえても、きっちり、こういうものがスタートしない、走り出さないということで、大丈夫なのかあという思いで聞かせていただきました。

 それで、例えば苅田小学校の問題、ここで苅田小学校、ある小学校と出せばいいんですが、もう苅田小学校で出します。

 ここが、6年生が3クラスからいろいろな問題があって4クラスになりました。27人ずつに  1クラスだけ26人でしたけれど、そこそこの人数でいいなあと思いました。

 たまたま、先日苅小を、授業参観があるというので見せていただきましたが、かなり落ちついてないです。時間が鳴って、クラスに入りなさいと言っても、10分以上かかって入りました。そういう落ち着きのないというのは、どこから来るのか。それと、学校に入ったら、職員室の裏側、自動車を置いてるところ、物すごいにおいがするんです。これ、一度行ってみてください。これへ予算かけて、これを改善してください。学校は気持ちのいいところ、子供たちが行きたくなる場所じゃないとだめだと思うんです。においがすごいです。臭いです。

 それと、子供たちの教室が汚いです。3階建ての窓側を拭けとは言いませんが、教室の中の窓は拭いた方がいいと思います。だから、汚いということだけでは、私はここで追求しよんやないです。それだけ、指導する余裕がないということで、これは教育長の責任です。一度見て回ってください。

 それと、授業参観のときは、私もあの学校の卒業生ですので、当時と比較しながら見ました。それは、もう云10年前ですから。汚かったんです。授業参観だったら、もう何はさておき掃除させます。町内外から来ますから。ほかの先生もおいでたからです。隅々汚いんです。これも、一人一人の責任と言うよりも、何かが欠けてると思うんです。そういう立派な答申が出されている片一方で、そういう問題が起きたら、これどころやなかろうというふうに思うわけです。答申でいろいろするよりも、まずは、子供たちが安心して勉強ができるような環境があるのか、また、安心して落ち着いて勉強ができるような学校の校舎の中なのかと。

 それから、問題が起きたときに、保護者の皆さんをお呼びしたときに、問題のある子供さん親御さんは来られなくってというふうに先生がこぼしておりました。これは、私どももPTAしてたときに、いつも聞かれてたし、目にしておりました。これは、いつもの問題だと思うし、ここだけの問題かもわかりません。こういう立派なものができたときに、地域や保護者、先生方、子供たちみんなの協力がないと、これは実現できません。保護者のお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんがどれだけ学校に来れてるのか、懇談会をどれぐらい開いているのか。1回、2回、3回は少ないかもわかりませんけれど、徐々に、学校に行けば何でも話が聞ける、聞いてもらえるとか、みんなが高め合うようになるとか、そういう学校づくりをされてるかどうか、その指導をしてるかどうか、これをお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 今、梶原議員さんがおっしゃったことはそのとおりだと思いますが、まず、子供たちが落ち着いていないとか、それから、中庭が臭い、教室が汚い、そういう学校には、いろいろ不十分な点があることは、私も十分わかってます。

 例えば、教室を例にとりますと、教室の清掃を、整理整頓や清掃、ほかに溝掃除とか、中庭をきれいにとかいうことは、もう絶えず学校に対してお願いしております。それから、実際に行ってみて、ここを現場で校長先生にお願いしたりしております。

私だけじゃなくて、もう次長、課長、絶えず学校に行って、そういう指導はしております。

 しかし、こういうふうな、今の議員さんの発言の中に、学校にはゆとりがないと、先生方が忙しいというふうなことがございました。それも、要因の一つであるという教員のすべてではありませんが、ひとつになっているということも考えております。

 それで、今度の教育問題審議会は、そういうことを根本的に改善していきたいと思って、30人程度の学級とか、そういう問題も答申に盛られておりますので、ぜひこれが、この答申がお題目とか、夢に終わらないように、現実のものとなるように、ぜひしていって、今議員さんから御指摘された問題を、根本から解決していきたいというふうに思っておりますので、御支援とお力添えをお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 御支援とお力添えを幾らでもしたいと思います。掃除に行けと言ったら掃除に行きたいと思います。

 しかし、今いる子供たちや保護者の問題です、懇談会をどれぐらいしてるとか、そういうところにも力を入れていただきたいと、これ、ちょっと答えてください。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) その前に、保護者の方は、例えば壁塗りとか、花壇づくりとか、そういうのには「親父の会」とか、お母さんも見えておりますが、もうほとんどの学校で保護者の方が、もう土曜とか、日曜とかおいでてくれて、ペンキ塗ったり、いろんな作業をしてくださっています。その後に、学校の職員と壁塗りをした保護者の方が一緒に食事をしたりして、懇親を深めたりしております。そういうのを、私も現場に何遍か足を運びましたが、非常にありがたいお力添えだというふうに感謝しているところでございます。

 父兄の懇談会ですか、保護者懇談会につきましては、各学校、年間を通して、計画的に実施しておりますし、そういう壁塗りとか、いろんな作業を通して、フォーマルな懇談会ではありませんが、インフォーマルな形でも、食事をしながら懇談を深めているというのが現状でございます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) その学校によって、また、その学校の形態によって、いろいろなさまざまな活動の方法があると思うんです。効率のいい  よく、効率のいいということを執行部の方たち言われますけれど、実の取れるような懇談会というのを、やっぱり、それをきっちり位置づけてやっていただきたいと思うんです。

 私ども、PTAやっぱりやってたときに、スポーツ懇談会とか、親と子供がきっちり数字が合うように来させたり、もう、さまざまな計画をやりました。壁塗りとか、ペンキ塗りとか、本来、自治体が予算を出さなければいけないところを、保護者の方たちが出ていただくと、それはそれで全部おかしいとは言うつもりはありませんけれど、それにすりかえてはならないということを、教育者の担当者だったらわかっていただきたいと思います。

 本当は、もっと子供たちの問題、個々に問題があるということで詰めて、話し合わなければならないときがあるんじゃないかと思うんです。この苅田小学校の問題だけ見て言っては、本当に苅田小学校には申しわけないんですけれど、たまたま行って見れたもんですから、そういうふうに質問をするところです。

 この答申の中に、いろいろ英会話への問題が入ってるんです。これが一番わかりやすいから、どなたも目についたと思うんです。一番分かりやすいから、私も質問いたしますが、確かに、よその国の言葉を話すということは便利がいいと思います。何も英語じゃなくてもいいし、今中国の方が人数が多いから中国語学校に、それから、中国自体の学校に入れるという親御さんもあらわれてるみたいです。

 そうなったときに、先日、国の子供たちの国語力のなさで、数学の点数が低いというのも出されました。あえて、ここに英語の勉強を入れるなら、週完全5日制になったんなら、日数を減らされてます。お勉強の。そうするとき、これ、対処どうするんですか。何を削るんですか。ほかで言うとこないから、こういうとこで言います。どうぞ。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 各教科の授業は、学習指導要領で定められております。国語の時間を削ったり、算数の時間を削ったりして、英語活動を取り入れるということは考えておりません。

 例えば、総合的な学習の時間には、国際理解という内容がございます。そういう総合的学習の時間を利用したり、それから、今毎朝10分間、計算ドリルとか、国語の漢字とか、読書とか、そういうことをいろいろ組み合わせてやっておりますが、そういう帯時間帯ですね、1日に10分か、15分程度、帯時間を利用して英語活動を行うとか、例えば、昼休みの放送のときに英語の放送を入れるとか、英会話の放送を入れるとか、そういうことでもできると思いますし、一度に英語活動を大量に取り入れようというふうには思っておりませんが、苅田町の実態を考えますと、国際化はもう必至な状況だと思います。港がある、空港もできる、それから、高速道路のインターもできると、苅田町の町民であれば、商店主であれ、タクシーの運転手であれ、町民であれ、簡単な英会話ぐらいマスターしておくというぐらいの国際化は必要だろうというふうに、私は、将来的にはぜひ必要だと考えております。

 そういう意味で、無理のないように、無理のかからないように、英語活動の時間を確保していきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 町長にお尋ねをいたします。

 町長の、議会始まる前の冒頭のごあいさつの中で、町政報告の中で、中山文科省の言葉を引用されて載ってたと思うんですが、その中で、生徒の、子供さんたちを「資財」とか何とかという、そういう書かれ方をしてて、ええっと思ってびっくりしたんですが、町長が英語が堪能だというふうにお聞きしておりますが、どうなんでしょう。英語力というのは、小学校で必要なんでしょうか。それよりも、私は、予算をきっちりかけて、図書館に寄りつきやすいように冷暖房をきっちりして、本も今ふやしていただいておりますが、そこに力を入れて、まずは日本の国語力、これに力を入れた方がいいんではないかと思うんですが、予算の関係上、町長、いかがお思いになっておりますか、御答弁いただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 子供は国づくりの貴重な資源であるという形で申し上げたと思います。この貴重な資源を、立派に生かす形が教育でございます。

 教育、またこれも非常に範囲は広いんですが、いろんな分野について子供たちの教育に力を入れていかなければなりません。図書、読書、図書館の充実、学校における図書室の充実、これも図書司書を学校に配置して、現在、本に小さな時からなじむような形を、教育長以下とっております。

 読解力が、この前の調査で、日本の子供たちの読解力が6位だったですが、だんだん下がってきたということも大きな問題だろうとは思います。

 しかし、英語についても、小さいころから勉強すればするほど早く身に着くというのもたしかでございますし、これから、私たちが子供のころに比べて、もう比較にならないぐらい国際交流といいますか、子供たちが世界に出ていって、あるいは、日本に世界の人たちを迎えて、一緒に生きていくという機会は、もうほんとに私たちの子供のころと比べて比較にならないぐらい多くなってまいります。そうした場合に、ぜひ苅田町の子供たちに気後れすることもなく、堂々と国際人として活躍してほしい、そのためには、小さいころから英語の勉強をして、必要があると、勉強といっても興味を持っていただければいいわけです。だから、教育長が言いましたように、帯時間ですか、そういう時間を使って、よし、英語を少し勉強しようという気持ちになっていただければいいわけですから、それに、毎日数時間をかけて、一生懸命英語を勉強するというぐあいには考えておりません。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) この問題だけで、私の時間を取るわけにはいきませんが、ただ、大変1年間でつくった、思い出いっぱいでつくったということで、私ども30人規模の学級は、大いに、これは通じるんです。これは、もう早い時期に予算をつけていただいて、ぜひ実現していただきたいと思います。

 苅田小学校の問題をあげましたが、これは、やっぱり今すぐしなければならないという問題を外さないように、やっていっていただきたいと思います。

 それから、小・中一貫校ということで、枠がないというふうに言われておりましたが、ぜひ子供たちの中で差別が生まれるような、そういう学校づくりなど絶対ならないようにしていただきたいと思います。

 そういう意味で、私は希望もこれに託しながらも、でも、「子供たちを国づくりの資源である」という言葉は、大臣が使うようなっては、私、恐いというふうに思います。

 教育問題は、これで終わらせていただきます。

 昼となりました。何分ぐらいありますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 残り7分。どうぞ。



◆議員(梶原弘子君) ちょっと飛ばして、指定管理者制度の問題に移らせていただきます。

 これまでは、公共施設の管理運営できる団体は、地方自治体が運営をしておりました。外郭団体や公共団体に限定されておりましたが、昨年の法の改正で、管理運営する団体の規制がなくなっております。株式会社などの民間企業も管理運営を代行できる指定管理者制度ができました。

 先ほど、町長の答弁でもありましたように、総合福祉会館という声が出ましたが、企業の私意的な運営により利用許可が公正に行われなくなるおそれがあるのではないでしょうか。幾つか点を挙げます。

 それと、利用料金も一定の範囲で勝手に設定して、企業の収益にできるとなっておりますが、大幅な値上げにつながらないか。それと、議会報告の義務がなくなる。住民監査請求や情報公開の対象外になる、こういうのを危ぶんでおりますが、これはいかがでしょうか。どういうふうに思っていますか。



○議長(珠久六夫君) どなたがお答えになるんですか。総務部長やないですか。花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) 法律が施行されましてから18年度中までには、これをやりなさいというふうになっています。

 今、現状、うちとして、職員がだれもいなくて管理してるところと言いますと福祉会館ということで、シルバー人材センターということで管理、今委託をしております。

 今、議員さんから聞かせておりますいろいろな問題、要するに、利用料金とか、利用料の大幅な値上げとか、いろいろな問題がありますので、今現状、私の方としては、すぐそれに移行するという方向を決めてるということじゃありません。今後の課題の中で、その辺をどういうふうにクリアできるかという解釈の中で、第三者にそういう管理運営を任せると、した方が情勢的にベターだということを考えがあれば、そちらの方に移してもいいのかなという程度の判断しかまだやっておりません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) 大いに、もっとスローに研修して、条例などをつくって、やっていただきたいと要望をいたしまして、次に移ります。

 総合スポーツ公園計画というふうに質問趣旨の中に入れておりますが、苅田町では、スポーツ施設があちらこちらに飛んでいると、これは、皆さん総じて言われる言葉なんです。これを集めて、スポーツ公園の計画がないのかどうか、お伺いをしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 総合運動公園、よく議員さんたちからもお聞きいたしますし、町民の中からも要望として聞きます。

 ただし、一方、今も議員おっしゃられたように、苅田町の場合、あちこちにいろんな運動施設があります。テニスコートを見ても数カ所あります。野球できるところも数カ所あります。そういた施策で今までやってきてるわけですが、こうしたことも、今あちこちで身近にそこに行ってスポーツができるというのも、一ついいことじゃないかと、最近思うようになってきておりました。運動じゃありませんけれども、町がやっている行事、いろんな行事、一時は、例えば港祭り、全町民がこぞって参加して楽しむというようなことが望ましいと思って進めてきました。それには、町民参画というのがもう絶対欠かせませんので、町民参画による行事にしようという形でやってまいりましたけれども、果たして、そうだろうかと。いろんな地域でいろんな行事、あるいは、いろんな趣味を持ってる人がいろんな趣味の行事をあちこちでやって、それに興味のある、あるいは、地域的に近い人が参加して、全体的に苅田町でいろんな行事をしながら、いろんな場所、それから、いろんな人が参加する行事、これが寄せ集まって、苅田町の全体の行事という考え方もあるんじゃなかろうかと、最近思うようになりました。というのは、この秋、例えばこの土曜日、日曜日、いろんなところでいろんな行事がなされております。そこへ行ってみますと、それに関係している人たちが、もう一生懸命その行事をやっております。そういうものの積み重ねというものも、ひとついいんじゃないだろうかと考えるようになりました。総合運動公園という考え方ももちろん重要ですし、これから、その実現に向けて努力していきます。

 しかし、今までのいろんな運動施設、公園、こうしたものも、もちろん1カ所に全部集めてしまうんじゃなくて、大切にしながら、さらに、総合運動公園の実現に向けて努力していきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) これが、今の言葉は町長の私見です、多分。担当課が、長年、スポーツの問題などに取り組んでる方たちの意見をどのように聞いてるのか、これを聞かせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 先ほど、教育問題審議会の1年という短い期間で、というお話がございました。そのときに、生涯学習についても、総合的、抜本的にやっぱり考える次期にもう来ていると思うんです。今まで、随分いろいろな町民の方、団体の方から、その総合運動公園が必要であるという声を聞いてきました。それで、これを実現といいますか、生涯学習の基本計画というものをしっかりと立てて、その中でどんなふうに、それを、総合公園、運動公園だけでなくて、生涯学習の各分野で、その中の一部として、総合運動公園のあり方はどうあればよいかというのを、今検討していただいているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) かなり、この問題は、私は苅田で産まれて育ったものですから、いろいろな人に聞かれる、ずうっと聞かれ続けてるわけです。懸念してるのは、豊かな才能を持っているスポーツ人材が他市町に流れてると、大久保君もそのとおりだと思います。大久保さんがこの前言ってたのは、ふるさと「長崎」という言葉が出まして、わあっと思ってびっくりしました。苅田で産まれて、小学校卒業までしかいなかったから、そういう言葉で出るのかなと思いましたが、これぜひ計画をきっちり立ててやっていっていただきたいと思います。期待してます。

 次に、余り時間がないので早口で言います。

 同和問題、人権問題というふうに今なっておりますが、特別扱いを今なお続けているということを2つぐらい出して、質問をしてみたいと思います。

 まず、同和住宅──今は同和住宅とは言わないそうですが、これは、国土交通省が地対財特法の失効により、同和住宅制度は失効している。がしかし、条例の中にも何もない中で、やっぱり運動体を  入居する場合です、住宅に入居する場合、運動体をとおして、これに入居するという、戸数が78戸あるそうです。今、公営住宅に入居申し込みが物すごく多い中で、これを、いつまでこういう形をとるのかどうなのか。

 それと、もう一つ、又貸しなどしてないか。又貸しなどしてたら、以前も火事がありましたが、火事が起きたり、災害が起きた場合は大きな問題になります。これ、町が責任取れるのかどうなのか、この問題。78戸の入居者の名簿がきっちり合ってるかどうなのか、お聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 藤澤課長。



◎施設建設課長(藤澤信三君) 地方改善向け公営住宅につきましては、平成14年から名称がなくなりまして、14年の5月の8日の日に1市4町の担当者会議を開きました。今後のこの住宅のあり方についてどうするのかという話はしました。これは、そのときに話し合ったのは、平成10年に公営住宅法が改正されまして、新家賃制度になりました。その中で、一般向け住宅につきましては、平成10年から平成13年の間に家賃の調整を行いました。

 それから、地方改善向け住宅につきましては、平成10年から12年の間につきましては据え置きをし、そして、13年から平成18年度で、これを調整していくということにしております。

 したがいまして、平成18年度で、この地方改善向け住宅につきましての一定の家賃調整を終わるということで、今のところ平成18年度までにつきましては、現状の住宅制度で行きたいという方針で来ております。平成19年度以降につきましては、町長が答弁いたしましたように、近隣市町村との調整等をしながら、方向性を見出していきたいと思っております。

 それと、もう1点、又貸しにつきましては、まだ十分把握しておりませんので、ちょっと言葉では答弁できてません。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) これは、又貸しの問題についたり、それから、入居者と実体が違うという問題も、これは、もうここで追及しません。これは、もう担当課がきっちり抑えておかないと、事件が起きたときが大変ということを言っておきます。

 次に移りたいと思います。

 この人権施策の中で、例規集をもうこのまま持ってきました。入学支度金、進学奨励金というふうに、例えば保育園や幼稚園に入ったら1万3,000円、非課税の方たちがもらえるわけです。小学校は3万円というふうに、ずうっと大学まであります。大学院まであるというふうに聞いております。

 それから、毎月もらえるという金額があります。これが、15年度の決算を見ますと、助成金だけで二千五、六百万あるんです。先ほど私が質問をしましたスポーツの関係が1,300万程度なんです。だから、同和地区の方たちがどれくらいいるのかというふうに質問しても、それは、自分たちが持ってるけど公には出しませんというふうに言われ続けてまいりました。それは、それでもういいです。だから、こういうふうに1市4町、19年までいろいろなことをやるというふうに言われております。言われ続けてまいりました。もう、地対財特法もなくなっていったので、一般施策に、これはしっかりと戻した方が、人権団体の方たちに対しても自立につながるんじゃないかと思うんですが、町長、いかがですか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) その方向で進んでおります。



◆議員(梶原弘子君) 担当課からも聞いてください。



○議長(珠久六夫君) はい。それでは、担当課。岡田人権推進課長。



◎人権推進課長(岡田利定君) お答えいたします。

 町長が言われたとおり、私どもも地域に、実態にあわせまして対応しているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 11番、梶原君。



◆議員(梶原弘子君) もう時間ないでしょう。



○議長(珠久六夫君) はい、ありません。1分です。



◆議員(梶原弘子君) はい。

 このように、私、先ほど冒頭で日本国憲法を読み上げました。憲法第9条も大切なものとして読み上げました。

 このように、同和問題も、終わっててもこのように続けていくということは、やっぱり人権団体の方にとっても、非常に厳しい年代になっていくと思いますが、憲法第14条では、「すべて国民は法のもと平等であって、人種、身上、性別、社会的身分、または、門地により政治的、経済的または社会的関係において差別されない。」、このようになっております。ぜひ、これを目指してやっていただきたいと思います。

 これで終わります。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、梶原弘子君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで40分まで休憩をいたします。

午後2時25分休憩

                              

午後2時40分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。12番、川上公美子君。



◆議員(川上公美子君) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。日本共産党の川上公美子でございます。

 2004年も残すところ半月となりました。この1年間を振り返ってみますと、オリンピックやパラリンピック、大リーグでの日本選手の活躍は、私たちに希望を与えてくれました。

 しかし、度重なる台風被害、そして、新潟中越地震などのつめ跡は、今なお大きなものです。

 日本共産党は、震災直後に救援センターを設置し、全国からのカンパ、救援物資を直接被災地に届け、ボランティア活動など物心両面で頑張ってまいりました。京築でも、ゆめタウン、また、サンリブ前などで呼びかけましたが、何とか役に立ちたいということで、若者、お年寄り、親子連れの方が義援金を寄せてくださいました。

 イラク、ファルージャでは、アメリカ軍の病院やモスクなどの総攻撃で6,000人を超す民間人が犠牲になるなど、言語道断の大惨事です。小泉首相は、12月3日に臨時国会で、終了後に、武部防衛庁のわずか5時間のサマワ訪問で治安は悪くないと、国民の圧倒的な多数の反対にもかかわらず、自衛隊のイラク派兵延長を閣議決定いたしました。

 10日の日には、新防衛大綱、新中期防衛力整備計画を閣議決定して、武器の輸出三原則の緩和を示した官房長官の談話を発表しております。新防衛計画は、イラク派兵のような海外派兵を、今後の自衛隊の本務として、海外でアメリカ軍を共同作戦とする体制づくりを目指すものです。

 大江健三郎さん外5名の呼びかけでつくられた9条の会は、世界に誇ることのでき、憲法の平和原則を守るため、全国に広がっております。私たち母親も、憲法学習会、憲法9条を守る署名を呼びかけております。一人一人が力を合わせれば、大きな力となることができます。

 ただいまより、日本共産党苅田町議会団として、分担して一般質問をいたします。大きく3点にわたって質問をいたします。

 1、子供を中心に置いた協同の子育てを。

 1年前に苅田小・中学校教育問題審議会が発足し、11月25日に答申が出されました。新聞にも「30人学級を答申」と大きく報道されて、内外から問い合わせがあっております。日本共産党苅田町議団も30人学級の実現を掲げてきたところですが、答申内容には、小・中一貫校の導入なども盛り込まれております。私もセレモニーに参加いたしましたが、そこに示されたのは概要であり、結果だけです。小・中学校の現状をどうとらえたのか、それを踏まえての教育改革なのか、憲法、教育基本法、学校教育法、子供の権利条約がうたう、学力を含む子供たちの人格形成、社会の形成者としての育成など、教育本来の目的を達成する教育、それを保障する条件整備を行うための教育行政こそが、求められているのではないでしょうか。

 次に、小学校入学前までのに医療費の無料化を実現し、安心して子供が育てられる町づくりはどこまで検討されているのかお聞きします。

 また、総合的に子供の問題に取り組む、子供課の設置を提案いたします。子供をめぐる状況は、交通事故や不審者の出没など、決して安全とは言えません。子供の安全を守るための取り組みをお聞きいたします。

 次に、大きな2番目。文化を育てる環境つくりを。

 さまざまな苅田町合併50周年記念事業の年間事業計画が立てられております。昨日も、「企業が来るから町づくりをするのではない」と町長も発言されました。私は、この日曜日に、文化庁文化芸術による創造の町支援事シンポジウム等のによる交流発信事業、子供と歩む文化の町づくり、子供文化圏、社会的価値を今後の可能性という企画があり、杷木町に行ってまいりました。この杷木町では合併50周年を機に、杷木町文化芸術振興条例を制定しております。杷木町は、かつて学校が荒れており、テレビでも放映されたことがあったそうです。条例は基本理念の一つとして、文化芸術の振興にあたっては、文化、芸術活動を行うものの、創造性が十分の尊重されるとともに、その地位向上が図られ、その能力が十分に発揮されるよう考慮されなければならないとあります。苅田町として、文化振興のための施策をお聞きいたします。

 大きな3番目、京町のマルショク店が近々閉鎖されるというのを聞いておりますが、また、大きなシャッター通りとなり、歩いていける店が減るとの町民の声が上がっておりますが、町の対策をお聞きいたします。

 以上、壇上での質問を終わり、あとは一般席で行いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕それでは、壇上から答弁申し上げますが、今回の川上議員さんの御質問では、教育問題に関する質問が多く見受けられます。このことについては、後ほど、教育長より答弁させていただきます。

 1番目の、子供を中心に置いた協同の子育てをという中で、就学前までの医療費の無料化について、少子化対策として、安心して子供を産める環境をということで、お尋ねいただいております。

 御承知のように、本町では、乳幼児医療費無料化につきましては、現在のところゼロ歳から3歳まで、これは、外来、入院を問わず、医療費を無料としております。

 それから、4歳から就学前までの幼児につきましては、入院に際してのみ、初診料と往診料、これを個人負担していただいて、残りは無料という形にしております。

少子化対策を考えていく中で、先ほどの御質問にもお答えしましたように、経済的な問題というものが、安心して子供を産む場合に大きな要因であるということから、現在検討中であります総合的な少子化対策の中で、本件については検討してまいりたいと、こう思っております。

 それから、あとは活気ある町づくり、商店街の活性化についてでございます。活気ある町づくりのためには、地元商店街が活性化するということは必要なことでございまして、苅田町では、現在、中心市街地活性化事業という中で、取り組んでいるところでございます。

 御指摘の商店街の中のマルショクが、来年撤退をいたします。決定しております。このマルショクが撤退いたしますと、ますます、あの商店街寂しくなるのはそのとおりでございますので、私ども、現在あそこに入ってくれるところがないか、いろんなところをあたっております。非常に厳しい状況ですが、今後とも努力をしていきたいと思っております。

 中心市街地活性化事業、全国の市町村で試みておりますけれども、ほとんど成功していない厳しい事業ですけれども、苅田町としてぜひとも成功させて、中心市街地、いわゆる旧来の商店街の活性化、これを図りたいと思っておりますので、御理解、御支援をお願いしたいと思います。

 以上、壇上から答弁申し上げました。教育長の方から、教育問題について答弁お願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 御質問の趣旨は、憲法、教育基本法、子供の権利条約、教育基本法に沿った答申であるかというのが主な質問の趣旨だったと、それから、町内の教育の現状を踏まえたものであるかといったものが、質問の趣旨ではなかったかというふうに思っております。このことについてお答えしたいと思います。

 各種の法律──条約とか、法令、これに沿ったものであるかということですが、これは、もちろん、各種の法令、それから、条約──現在のです、に沿ったものであるというふうに考えております。

 それから、町内の教育の現状を踏まえたものであるかということですが、これは、各委員が、個人的にとか、委員全員でとか、町内の各種の施設とか、各学校とか──学校ちゅうても西工大とか、そういうとこも含めまして町内をいろいろ見て回ったり、それから、その施設の方の話を聞いたりとか、そういうことを積み重ねてまいりました。そして、それらを出し合いまして、苅田町の現状と課題、それから、苅田の子供の現状と課題ということにまとめて、それをもとにして、この答申をつくり上げたものであるというふうに聞いております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 教育長、一緒に。文化の2番目は。

 いいですか。2番目。有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 苅田町の文化芸術振興条例の制定についてという御質問だったと思いますが、苅田町の文化芸術振興に関しましては、行政、それから、文化関係団体とが一体となって、町民文化祭を初め、あらゆる機会を通じて、その振興と推進に努めているところでございます。

 お尋ねの文化芸術振興条例の制定でございますが、国におきましては、文化芸術基本法が制定されておりますが、福岡県並びに県下1、2の団体を除く市町村においても、この条例は制定、現状では制定されていないということを聞いております。

 このような状況の中で、本町におきましても、文化芸術の振興に関し、行政がしなければならない施策の策定並びに実施に努めてまいりたいと考えておりますが、条例の制定を検討するにあたっては、まず、町民の文化芸術活動が、さらに活発化されるような環境づくりを、まずしていきたいというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、今後とも苅田町の文化・芸術の振興と推進に努めてまいる所存でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) では、最初に、このほど出されました教育問題の審議会の答申についてお尋ねをいたします。

 教育基本法では、第10条で「教育行政、教育は不当な支配に屈することなく、国民全体に対して直接に責任を持って行われるべきものである。」、第2項には「教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない。」というふうになっております。

 しかし、この答申の内容を見ますと、かなり踏み込んだものであるというふうにも感じておりますけれど、教育長はどうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 今、教育基本法の10条を読まれましたが、私は、これを逸脱するような答申ではないというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) このセレモニーのときも、町長が、とにかく大胆に教育改革を行ってくれというような注文をいたしましたというお話でした。

 しかし、この苅田町でつくるんですから、せっかくつくるに当っては、やはり苅田町自体のほんとの姿というものを踏まえた答申でなければならないと思います。審議会では、学校なんかには行ったんでしょうか。それから、現場の先生との話し合いというようなものはあったんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 先ほど、教育長の方から答弁いたしましたけれども、委員さんでの各学校の訪問、それから、委員の中には、学校の先生方もおられますので、そういうところの実態は十分踏まえたつもりでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 先ほどの教育長のお話では、西工大などに行ってきたという答弁だったと思います。私たちが聞いてるのは、さっき壇上で述べましたように、とにかく結果というものを聞かされたという印象です。ですから、ここに書いてある「かんだっ子」の現状というのが、全国平均の学力水準である、それから、真面目な学習態度と鍛えれば伸びる素質というふうにずうっとありますけれど、学力というのはどのように調査をされたんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 学力調査、3年ぐらい前から、全国標準の学力検査、毎年実施いたしました。その結果を踏まえて、こういうふうに示されているということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 北九州の場合をとりますと、教育産業のある会社が、市内の学校、地域、児童・生徒の学力、指導に関する情報を掌握しました。これは、苅田町の場合も、どこかの会社のものを使ったと思いますけれども、こういう情報が漏れるということはないんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 その結果につきましては、いろいろな、非常に詳細にわたりまして、個人別の結果、それから、集団としての評価、いろいろございます。その詳細で膨大な結果につきましては、Aという学校であればAという学校だけにわたしております。ほかの学校には、情報が行くということはありません。

 ただ、全部の学校の情報は、教育委員会ではいただいております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) このところ、中・高一貫校とかも設立されましたし、そういう意味で、ぜひとも、それを使って、教材がありますよとかいうふうに使われるおそれはないのかどうかをお聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) そういうことは、全く考えておりませんし、そういうことはありません。

 ただ、苅田町の子供の学力水準が全国標準といいますか、平均に比べてどのような位置にあるかということは、把握するということは、学校や行政の責任だと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) そのとおりなんですけれど、業者テストを使用したということですから、そういうおそれがないようにしていただきたいと思って質問いたしましたけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 業者テストと申しますが、これは、標準化された全国レベルのテストでありまして、今福岡県の教育委員会が作成しているテストもございます。しかし、これは限られた範囲のテストでありますので、苅田町の教育委員会といたしましては、全国規模の学力検査をする方がより客観的に苅田町の子供の実態を把握できるというふうに判断いたしまして、その全国レベル、全国規模の業者の学力検査を実施したということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ、全国レベルの業者ということですので、その情報が悪用されないようにお願いしたいと思います。

 先ほども言いましたように、とにかく、結果だけを教わったということですので、これは、やっぱり教育問題ということになれば、子供の意見なども聞かなければいけないし、それから、各学校の現場の先生たちにも、こういうふうな答申が出てるというふうなことも知らせていく必要があると思うんですけれども、先ほど「めだか」と言われたけど、物すごく簡単なものですよね。内容と言うよりは、これは開かれますから、意見をあれば出してくださいというふうな感じの言い方だったと思うんですけど、これからの取り組みについてお聞きしたいと思います。





○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 十分に町民とか学校の意見が反映されてないというふうなお考えのようですが、御存知のように、今非常に町民の皆さんにしても学校にしても大変忙しい中で、最大限意見を吸い上げ反映したというふうに考えております。

 それでいいですか。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 教育長としては、今、情勢が刻々と変化しているので、先ほどおっしゃったように、乗りおくれるのではないかというようなことで、1年間でと大急ぎでということだったんですけど、やはり英語教育にしましても、議論の分かれるところだと思います。私たちに対する説明では1週間に1、2時間は確保したいというふうな、決定ではないと思うんですけど説明だったんです。これは、ゆくゆく小中高一貫校というものをつくって、そういうカリキュラムにしたいということなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 具体的には、答申の趣旨を生かして検討委員会の中で具体案や具体策が出されるということになっております。

 それで、英語につきましては、いろんな御意見もあると思いますが、もう近隣の例えば豊前市、椎田、築城、犀川、こういう町でも随分英語活動に力を入れて、もう既に実施されております。

 川上議員さんの考え方とは異なるとは思いますが、総合的に判断して今の時期から取り組んでも、苅田町は決して早いというふうには思っておりません。ひょっとしたら時期は他の自治体に比べたらおくれているというふうなことも考えられるというふうに考えてございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 英語教育をしてないから乗りおくれているのではないかということもおかしいと思いますし、先ほど梶原議員も言ったように、読解力が下がってきているんです。ですから、その人が言ってることがよくわからないとか、そういう弊害が出てきてると思いますし、そういう意味では何でそんなに急ぐのかなという気がしてるんですが、新聞報道などによりますと、私立並みの高校受験態勢を敷くのがねらいとされる、構造改革特区を活用しての小中一貫教育4・3・2制の検討というふうなことも書いておりますけれど、やっぱり父母や子供の権利条約の中にもありますように、子供の意見を聞かない、そういうもので突っ走るというのは、私おかしいと思いますが、これからこれは大きな大まかな内容だ、方針だというふうに思っておりますけれども、もっと子供たちとかの意見とかも聞けるシンポジウムは行いましたけれども、あれもそれぞれが親も子と一緒になってそれぞれが話すというよりは、代表がしゃべったというふうな感じでしたよね。だから、やっぱり親と子が向き合って、本当に今の状況というのを話し合う必要があると思うんですけど、どうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 シンポジウムのときは、小学校と中学校の代表の子供たちに登壇してもらいました。その登壇して子供たちが発言する内容につきましては、事前に学校で子供たち、全部の子供たちにアンケート調査というか、アンケート調査をしまして、どういうことを言ってほしいかというふうなことを事前に調査いたしまして、それをまとめて代表の子が発表したということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) シンポジウムの取り組みわかりましたけれど、今後大きく教育を変えようとしてるわけです。それに当たって今の子供たちにとってどうなのか、今の教育状況はどうなのかということが、ちょっと私から言ったら上からおろしてきたという感じがするんですけれど、もうちょっと丁寧な取り組みというのが今からされることを望みますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) おっしゃるとおり、丁寧な取り組みをしたいと思いますし、今までもこの答申に至るまでも十分にしてきたというふうに考えております。

 それから、この答申がスローガンとかお題目に終わることなく、現実のものになるように一層丁寧にしていきたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 丁寧にということでしたので、今までの審議会の答申の内容の細かいことです。それもせめて議員とかには出すつもりはありますか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 答申の概要はお配りいたしました。冊子につきましては経費の関係もありますが、そんなにたくさんの部数は確保しておりません。それで、議員さんがお一人お一人みんなそれが欲しいということであれば、何とかしてお配りしたいと思いますが、教育委員会にはそれを部数はちょっと今、宙で何冊あるか覚えておりませんが、そんなに多くはございません。ごらんになりたいという議員さんがいらっしゃった場合は、いつでもごらんいただきたいと思いますし、家に持って帰って読みたいと言えば、お貸ししたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 私も見せていただきたいと思います。

 小学校の30人学級、30人規模学級と言われたんですか。それとすぐ下に小中一貫校を目指すというふうな答申になっておりますけれど、これはやっぱり来年度でも早いうちにしたいというふうな新聞報道でございましたけど、どんなになってますか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) これは今、検討委員会で具体案を策定中でございますので、その検討委員会における検討の結果を踏まえて、実行したいというふうに思っております。その際は、また予算など議会の皆さんにお願いしなければいけないことが多くあると思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 今の状況でも、学級を持っている先生でも正規の職員じゃなくて非常勤の方がおられるというふうな話を聞いておりますけれど、その方たちの発言の保障というのはあるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) もちろん法治国家ですので、憲法で保障されている最低限の補償はあるのが当然だと思っておりますし、また講師の先生の発言を拒否するというようなことは全くございません。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) これは苅田町の話ではないんですけれど、やはり職員会議のときに自分が意見を言って、そのときはいいと思うんですけど、来年度自分が雇ってもらえるだろうかと、そういう心配があるみたいなので、ぜひ非常勤と言えども、正規の先生と同じように頑張ってクラスを持っておられるわけですから、それは建前じゃなくて本当に保障していただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 建前でなく苅田町におきましては、そういうことは一切ないというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひそのようにしていただきたいと思います。

 学校教育法では、第12条で職員の健康の保持増進を図るために健康診断を行い、その他、その保健に必要な措置を講じなければならないというふうにありますけれど、私どもは後から聞いたんですが、わずか40歳の先生がやっと検診に行く朝になって、突然なくなられたというふうな痛ましい話をお聞きしております。また、学級増になったところの先生も病休になって、代理の先生は主任の先生になってるというふうな状況なんですけれども、やはり本当に忙しい状況というのが、このところこのような状況なんだろうと思うんですが、そこのところの保障というのはなされているんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 保障というのはどういう保障でしょうか。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 早く検診に行かなくちゃいけなかったような先生が、子供のこととかも考えて大事な先生が確保できなければ、やっぱり我慢して受診しないということもあり得るわけですから、そこのところの自分が受診をするときにちゃんとしたあとの先生を確保できるとか、そういうことがなされていれば、その先生は早く行ったんじゃないかなと思ったりするんですけど、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 健康上の問題につきましては、忙しいと。忙しいのは学校だけじゃなくて、ほかの職場も自営業の方もみんな忙しいんだと思います。でも、学校の場合は公務員という身分上の保障がありますので、そこら辺はできるだけ最大限、校長、教頭そういう職種の管理職が目配りして、できるだけ早く休むようにとかいうことは、日ごろから行っております。

 例えば、これはある学校で、交通事故をやってむち打ち症になった職員がいます。この先生も初めは1カ月という診断だったわけです。これ中学校の先生で、高校受験の教科を担任してるという先生で、本人は出てくると、1カ月で出てくると言ったんですが、そこの校長が判断して、むち打ちは出てくるべきでないということで、今も療養していると。3カ月が4カ月になると思いますが、そういうふうに手厚くしていると思います。

 それから、初めに議員さんが言われたのは、多分女性の先生だと思いますが違いますか。(「そうです」と呼ぶ者あり)40代だったですね。この先生のところにも、お宅にも私お伺いしました。お母さんとお姉さんがおられたと思います。聞きますと、元気にしとって急に何かこんなことになって、考えられなくて残念だというふうなことを言っておられました。それは多分、その先生がきつかったけど元気なように振る舞ってたのかどうか、私そこら辺はわかりませんが、お互いに気を配り合って今後も行きたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) クラスを持っている先生でも正規でないということは、結局、もしクラスが減ったりした場合に、やめてもらわないといけないというふうな状況なので、非常勤の先生にしてるというふうなお話だったと思いますけれど、今の話とも関連して、本当に余裕がなかったら、やっぱり少々悪くても子供がいるからということで我慢するということも考えられますので、やはり本当に命があっての物種ですので、その先生、子宮がんだったというふうな話だったんですけれど、子供たちも本当に悲しい思いをしてると思いますし、そういうのはぜひ日本一の教育改革をするという話でしたので、そういうことが2度と起こらないような体制をとっていただくようにお願いしたいんですけれど。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) そのように努力したいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 学校教育法の第17条なんですけれども、小学校は心身の発達に応じて初等普通教育を施すことを目的とするというふうに書いてます。以下、ずっと18条で人間相互の関係とか、それからずっとあって第4項で国語、数学的な関係、自然現象、それから必要な習慣を養うとか音楽、美術、文芸とかいうふうなことが掲げられております。

 ここにはどこも英語とかいうのがないんですけれど、その辺についてはどうですか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 この学校教育法は今から50年以上前に制定されたものだというふうに思っております。それからもう随分、半世紀以上も時が流れておりますし、時代の変化も急激なものがございます。ですから、時代の変化に的確に対応していくということが、何よりも大事だと思っておりますし、苅田町の子供たちにそういう変化に対応する能力とか今の時代に対応する能力とか、そういうのを身につけさせる責務が、私たちにはあるんだというふうに思っております。

 それから、このときはこの時代はまだ総合的学習とか国際理解だとか、そういうものはございませんでした。しかし、いまの時代は時代の変化に伴って、総合的学習の中に環境学習だとか異文化理解だとか福祉だとか、そういう内容が組み込まれております。その国際理解という総合学習の内容の中を中心にして、英語活動をしたい、してはどうかというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 私も詳しくわからないんですが、この中で変更されたところとかもあるでしょう。



○副議長(光永信雄君) 改革されたところ。有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 もちろん改正されたところはございますが、基本的には50年ぐらい前のものが母体になっているというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ですから、単語ぐらいとか知っとった方がいいかなと思う人もおるし、低学年のうちは日本語もはっきり「が」とか「は」とか使いこなさんとかありますよね。ですから混乱するときがあるんです。単語はいいかもしれませんけれど、そういうところも本当に議論があるところですので、答申をもらったからといって、それをぽんと多分、有松教育長さんは期待が大きいと思ったんでしょうけど、これが答申が出る前からいろんなこと、英語教育英語教育というふうに言ってこられたと思うんです、ときに触れて。

 ですから、議論の分かれるところは土日を利用してとかいうふうなことも考えられますし、この義務教育の中で取り上げるということを早々と決めてしまってはいけないと思います。

 それから、8月に出ました校内暴力やいじめの統計なんですけれども、小学校はかなり数がふえているということでございました。やっぱり子供たちも安定してないとういうことで、苅田町はそこのところの状況というのはどうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 いじめの件数については、今ここに資料がございませんので、後ほどお答えしたいと思います。

 それから、先ほどから国語もよく理解できないに英語とはというふうなことでございましたが、もちろん異文化理解のベースとなるのは自文化理解、自分の文化をしっかり理解してということが大前提でございます。ですから、今まで以上に自文化や国語、そういうものをしっかりと認識させたいというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 後で、では苅田の様子というのをお知らせいただきたいんですけれども、この状況を受けて、尾木直樹さんという教育評論家は、実態はもっと、いじめも校内暴力もふえているということがあるのではないかと。背景として、文部行政が改革と称して反ゆとり教育、詰め込み競争主義の教育を進めてきたからであるとして、教師も学校も成果主義で追い立てられ、子供もトレーニング主義な学力主義を強いられて、ストレスを強めているということでした。

 子供を一人の人間として思いや意見を聞く。そして父母、地域も同様なことが必要だと思いますけれども、私たちは答申を出すに当たって丁寧にされてきたということですが、一生懸命審議会の中では頑張ってこられたと思いますが、審議委員に入ってない方ちゅうのは、今度審議会の答申が出て、わあっていうような感じが強かったと思うんです。

 ですから、今子供たちの安全の確保もなかなか難しい時期に来ておりますし、こういう時代こそ子供を真ん中に据えた、本当に子供たちを見つめる地域や父母が見つめる、そういうときに来てるんじゃないかと思います。

 次に、ちょっと飛びますけれど、子供たちの安全の問題に行きたいと思います。



○副議長(光永信雄君) どうぞ。



◆議員(川上公美子君) 防犯ベルのことで、ちょっと前回のかなり意見が食い違ってたところがありますけれど、現在、防犯ベルをもうアンケートをとって注文をとって、皆さんに配っておるときだと思いますけど、それどのぐらいの注文があって、今どのようになっているか、お聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 防犯ブザーの件でございますけれども、小学校で言いますと、児童数2,051人に対しまして、購入申し込みが1,260個、中学校につきましては全体の主に部活、女生徒の数ということで把握しておりませんけれども、中学校については165個でございます。

 この防犯ブザーにつきましては、各学校ちょっと申し込みの把握をするのが遅くなりまして、私どもに届け出るのが遅くなったもんですから、現在手続中でございます。できるだけ早く皆さんにお配りできるように努めたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) この前、人権の学習会がありまして、授業参観に苅小に伺いましたけれど、そのときにその週の日曜日に、横断歩道上で刃物をちらつかせた人から追いかけられたというふうな話も聞いております。ぜひ早急に防犯ベルというのを揃えていただきたいし、それからテレビで報道されてましたが、通学路についても点検をしたり、こういうとこは危ないというふうな指導をしたり、また大変先生も忙しい思いをすると思いますが、ぜひ父母と教師とが協力し合うというふうなところで、子供の安全を守るという方向に行っていただきたいんですが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 子供の安全対策でございますが、各学校それから地域、保護者、各団体の方ともそういった連携、協力いただきまして、登下校の交通安全の問題、不審者からの対策、そういう地域とのネットワークを図って、皆さんの支援いただきながら、そういった安全対策を今、進めておるところでございます。今後とも町ぐるみで子供を守っていくという考え方で対応したいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) はい、どうぞ。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 先ほど御質問のございました、いじめの件数でございますが、これは生徒指導上の諸問題に関する実態調査、月例報告が毎月県教委の方に報告しておりますが、この中でいじめ件数というのは各学校とも1件も上がってきておりません。上がってきているのは、不登校のことが主な報告でございます。いじめに関する件数はゼロでございます。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 不登校は学校に出てこられないんだから、よくわかりますけれど、いじめというのはなかなか状況を把握できないということもありますよね。ぜひ深刻な状況にならないうちに、やはり何度も繰り返すようですが、子供たちをみんなで真ん中にして見るということが必要で、この交通安全のこととかも、ぜひ皆さんといろんなことを話しあう場になってもらったらいいなと思っております。

 先日も、残念ながら1人亡くなったんですけれども、その状況というのがちょっと警察に行ってもよくわからないという状況だったので、説明できればお願いしたいと思いますけれど。



○副議長(光永信雄君) 答えられる部分でいいですか。辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 町内の小学校の男子の児童が、登校中に大型車に巻き込まれたという、あの痛ましい残念な事故が発生いたしました。

 朝、ちょうど8時ごろだったということでございますが、兄弟で友だちとも一緒に渡っていたということです。その辺の詳しい状況については、まだ警察の方で調べておるそうでございますが、信号の問題とかいうことです。詳しくはそこの内容わかりませんけれども、そのときすぐ学校から連絡がありまして、私どもそういう学校に出向きましたし、学校の先生もその現場に行き、病院の方にも校長も行きました。

 初めは足だけであると、足を骨折とか打撲してる程度じゃなかったかというふうに思ったんですけど、病院に搬送される中で腹の方まで、腹部まで来てたと。かなり危ない状態であるというようなことを聞きまして、残念ですが12時ごろ亡くなられたということでございます。

 幸町の方にお住まいでございましたけれども、幸町の方も非常に残念で、区長さんも心配しておったんですが亡くなられたということで、そういった地域の保護者の方も登下校のときは出ていただいたりとか、協力して子供の安全対策を図っておりましたし、学校も児童の生徒指導、交通安全対策を学校の中においても指導していたわけでございますけど、そういったことで事故が、事件が発生したということでございます。

 その事件を踏まえて、私ども教育委員会がすぐに各学校に交通安全に対する子供への注意、それと保護者への理解ということで、教育委員会からの指導もいたしましたし、校長会においても、そういった再度安全対策についての、また学校の対応ということで文書でお願いしたところでございます。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) お母さんたちも大変心配されて、朝とか夕方も立っておられるようです。ぜひ2度と起こらないように、大人が気をつけなくちゃいけないと思っておりますけれども、子供さんも出たり入ったりするようなところがあるんです。待って歩道の前で。そういう指導もぜひしていただきたいなと思います。

 次に、小学校入学前までの乳幼児の医療の分なんですけれども、総合的な少子化対策で行いたいというふうな町長の答弁でございました。冨安議員もおっしゃられたように、静岡県の長泉町というところが、当初4歳まで乳幼児の医療費の無料化をしてたんですけれども、その後いろいろ要求が出まして、今は入学前までの医療費を無料化にしてるということで、1990年に1.62だった合計出生率が2000年には1.72まで上がって、今現在人口3万8,000人の不交付団体の町で、苅田町に経済力も似ているなというふうにして、いろいろ参考になりました。

 今どこまで総合的な対策というのが進んでいるのか、お聞かせいただきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 午前中の冨安議員の中でもお答えいたしましたけれども、総合的な少子化につきましては、来年の7月までに基本的な方針を決めたいといふうに思ってます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 総合的なと言うんですから、いろいろ項目が入ってるんだと思いますけれど、乳幼児の医療費の無料化というのも入っているんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 後藤町長公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 大変総合的ということですから、教育あるいは文化、もちろん子育て等々、いろんな分野にわたります。もちろん、この乳幼児の医療費の無料化についても検討していくということでございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ宗像、福間町などこのような取り組みが大きな流れとなっております。苅田町もマスタープランでは5万人を目指しているということですので、その中でもやっぱり15歳以下の人がふえてくれた方がいいわけで、早稲田大学のマシヤマ先生という方が、1.40で出生率を計算しても3000年には日本の人口は500人になってしまうというような統計のことを話しておられました。ぜひ少子化に歯どめをかけるためにも、医療費を無料化して子育てしやすい町にということで、一遍にはできないと思いますが、ぜひ年次的に年齢を引き上げるようなことを考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 後藤町長公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 検討させていただきます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 同じく長泉町の話になりますけれども、ここでも機構改革の中で、平成12年に児童福祉と学校教育を一本化した子供育成課というのを創設して、役職を減らしたんです。子供に関係することは、すべてこの課に行けばよいというふうな取り組みをしております。

 今見てみますと、縦割をなくすということで、部長制度とかしてますけど、やっぱり私たちの目にはどのような点でよくなったのかとかいうふうなことがわからないので、町民が相談しやすいとか使いやすい、そういう役場になっていただきたいということをお願いしたいんですが、どうでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 後藤町長公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 組織機構の改革につきましても、17年の4月に向けて改革をしようということで、今検討しています。その中で、議員さんの言われる子供課の設置についきしても、全国の自治体あるいは県内の自治体でも幾つか導入されてるところがあるようです。そういったところを参考にしながら、それとまた幼保の一元化の推移を見ながら、前向きに検討していきたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 次に、文化を育てる環境づくりというところに入りたいと思います。

 杷木町の文化芸術振興条例というのを見させていただきましたけれど、この取り組みもさまざまな人がかかわり合って、こういう条例というものもつくって、また取り組んでおります。また文化協会とかにも、子供も入っての取り組みなどがありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

 苅田町では、昨年から盆踊り大会などが形式は違ってきておりますけれど、今後どのようにするのかお聞きしたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 後藤町長公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 議員さん御存知のように、今第2次行政改革の中で、町主導によるイベントの見直しをやってます。盆踊り大会につきましても、来年度が合併50周年に当たりますので、今のところ一応やめてはおりますけれども、新たな形で町民あるいは民間を巻き込んだ姿でやっていきたい、というふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ形態が新しくなるそうですけれども、盆踊り大会ちゅうのは皆さん楽しみにしておられますし、続けて取り組んでいただきたいと思います。

 それから、公民館の役割というものが、生涯学習そして地域での人とのつながりができることにあると思っておりますけれども、昨年にもう説明しとったという話なんですけど、減免制度を来年4月からなくすということで、何とか年金生活の中で苦しんだから、続けてもらえないだろうかというようなお話があっておりますけど、その経過みたいなものが聞きたいと思いますけれど。



○副議長(光永信雄君) 森本課長。



◎生涯学習課長(森本建治君) お答えいたします。

 公民館の自主講座参加者に対する使用料の減免でございますが、今までは半額ということで徴収しておりましたが、行政改革の一環ということで、1年間の猶予期間をおきまして、1年を経過した段階から、その半額免除を取りやめるというふうで、来年の4月から実施する方針でございます。

 なお、前回の議会の答弁でも申し上げましたが、全体的に苅田町の使用料につきましては、他市町村よりも低額であるということを踏まえまして、ある一定のそういった自主団体さんにつきましても、御負担をお願いするというもとで、こういう措置を決定したところでございます。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) この1年間猶予を置いたというのは、どういう意味があるんですか。



○副議長(光永信雄君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治君) 1年間の猶予を置いたというのは、いきなり今まで減免措置をしてきた団体さんにつきまして、直ちに減免を取りやめるということにつきまして、1年間の御理解をしていただいた上で、周知徹底を図った上で、それを取りやめる実施をしていこうということでの策でございます。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) なぜそのようにするのかとかいうような説明もなしに、来年からはもう減免はありませんよというふうな張り紙があった、というふうな話も聞いておりますが、やはりこれは文化に対する姿勢の問題だと思うんですが、今までずっと続けてこられて、地域とのかかわり合いとかコミュニティーができるという問題で、重要なことだったと思うんですが、その中で何かこの1年間の中で理解を求めるとか、何があったんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) この問題につきましては、15年度より利用者を代表としての委員に入っておりますけれども、公民館運営審議会というのがございます。この公民館運営審議会の中で、15年度から論議をしていただきまして、その中で15年度決算で申し上げますと、公民館4館の維持管理費、これは職員、中央を除いて各館1名ずつおりますけれども、この役場の職員を除いた人件費で8,856万7,000円の管理費がかかっております。これに対して15年度決算の歳入は675万1,000円ということで、非常に維持管理費の割には歳入が伴っていないということで、できる限りこの維持管理費につきましての財源の充当を、皆様方に半額減免のところを正常に戻して、少しでもこの管理費に充てていただきたいということもございまして、公民館より各利用団体にチラシをつくりまして、周知をお願いしておるところでございます。

 張り紙1枚での一方的なことはしていないと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 歳出よりも歳入が本当にわずかだということで、これが全面的に出してもらったときは、これの倍になるんですか、歳入が。そうとも限りません。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 単純に倍にはなりません。現在の低額での利用団体もありますし、それから自主講座、講座を卒業しての自主講座の団体もございますので、掛け2とはなりません。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 掛け2とはならないということなんですけれど、やはり地方自治体の役割からしても、このように公民館活動している方というのは、地域の中でも頑張っていらっしゃる方じゃないかなと思いますが、そういう方を育てる意味でも、ぜひそれぐらいだったら負担してもそうないんじゃないか、というふうな感じかもしれませんけれど、やはりかなり楽しみにしているものが、全額払わなくちゃいけないということで、もう余り活動できないということになれば、地域のコミュニティーにも響くと、そういうふうに考えられないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 金額だけを見れば、確かに今までのコンマ5が掛け2になるわけですから、上がるように見えますけれども、1人ずつの負担額に直していただければ、わずかじゃないかと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 庶民としては、少ない年金から1円でも安いようなものを買いに行っております。また、公民館の職員もなくすというふうなこともお聞きしておりますけれど、やはりこれは町の文化に対する考え方のあらわれだと思っております。人員を減らすというのは本当なんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 平成11年から始まりました行政改革、平成13年度からの財政改革、それにあわせまして教育委員会といたしましては、組織の見直しを現在行っておりますが、現状の人数の体制には支障のないように、公民館の運営をしていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 現場の人たちは、かなり催し物があるときは時間外でも出てきて頑張っておられます。だから、支障のないようにというのは、私は無理なんじゃないかなという気がしてますけど、教育次長どうですか。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 確かにイベント、年に公民館での大きなイベントといたしましては、芸能フェスティバルがございますけれども、若干時間がオーバーするようなことは聞いておりますけれども、そのオーバーした時間につきましては、他の日にちでの調整で調整をしてもらうようにいたしております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 正規の職員を引き上げてしまって、指定管理者制度にでもしちゃうんじゃないかというふうなおそれを思っておりますけど、それはないですね。



○副議長(光永信雄君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 今後の公民館の運営のあり方にも関連いたしますので、十分検討させていただきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 文化というものは目に見えないですけれど、いろんな影響というのはコミュニティーの中に広がっていくと思っております。よろしくお願いします。

 そして、各公民館フェスティバルと、それから合同のフェスティバルがあって、それぞれの公民館のフェスティバルもすごく盛んなんですけれど、この合同のフェスティバルの取り組みは、今回どうなんですか。特別な取り組みをしてるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治君) 今年度につきましては、各自主講座さんの代表の方からなります実行委員会を設置いたしまして、その実行委員会を中心に実施していこうと。皆さん方でいろんな企画、知恵を出し合っていただいて、より公民館祭を活性化させていこうというふうに計画をして、現在進めております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 今、実行委員会形式だということでわかりましたけれど、その中で広告を取りに行ったり、それから当日にお世話役で出られない人には、ペナルティーのお金を出させるとか、そういうふうなことを決めた実行委員会もあるそうですが、それに対しては指導するんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 森本生涯学習課長。



◎生涯学習課長(森本建治君) 実行委員会の中で、皆さん方いろんな知恵を出し合っていただいて、そういった意見等も当初は出たようでございます。いろんな今までの経緯、それから公民館祭のあり方等々を勘案いたしまして、議員さんから御質問がございましたペナルティーであるとか、広告等につきましては、今回は取りやめるというふうに決定したというふうに聞いております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) はい、わかりました。

 ぜひ今ある団体を大事にして、元気づけて発展させていただきたいということをお願いしておきます。

 次に、大きな3番目の活気ある町づくり、利用しやすい商店街づくりで、マルショクが来年閉鎖されるということで、これはいつですか。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 来年の2月ということで、マルショクの方から正式に言ってきております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 町としてもいろいろ厳しい中に当たって、次に方が来てくれるように努力してるということですけれども、見通しはどんなでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 町、商工会議所、商店街組合と一体になって、今一応3社当たりました。2社は面積的に現在の小売店舗の広さが狭いちゅうことで、出店はだめになりましたけど、あと1店舗いろんな形で今協議しております。

 今後どうなるかわかりませんですけど、町といたしましては、出店の条件が揃うために、いろんな形で今後頑張っていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 私が老人会の年次総会に出席しましたときに、会長さんが老人会の会員であれば消費税をかけないというお店が、協力してくれるお店が23ほどあってありがたい、というふうなお話をされておりましたけれども、それはいつから実施されるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 今、議員さんがおっしゃいました23店舗でございません、21店舗でございます。それと、消費税じゃなくて、要するに割引をその金額から割引を5%、割引するちゅうことです。消費税ちゅうことじゃありませんから、そこで誤解はしないようにしてください。割引です。要するに、買い物をした合計の金額から5%割引するちゅうことです。

 それといつからちゅうことの質問ですが、12月1日からでございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ歩いて行ける場所で買い物できるということで、いいことだと思いますけれど、苅田町では海の駅というものをつくって、トライアングルで従来の商店街に客を呼び込みたいというふうな構想があるみたいですけれども、その成功率というんですか、その見通しというのはどうなんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 駅の整備そして井場川の整備そして商店街、その3点のトライアングルです。三角点を設けまして、そういう形で今後していきたいと思いますが、いろいろまだ井場川の埋め立ての関係が少し期間が延長になっておりますから、それの埋め立てをしまして皆さんの意見を聞きながら、ちゃんとした形で今後整備したいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) ぜひ今の商店街が衰退してしまわないように、そういう計画をしていただきたいと思います。

 やっぱりお年寄が買い物に来るわけですから、そこにさっきのコミュニティーバスですか、それが寄れるような、そういう構想があるんでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 伊塚課長。



◎総合政策課長(伊塚弘君) 商店街を通る予定にしております。



○副議長(光永信雄君) 12番、川上君。



◆議員(川上公美子君) 私は、教育改革を中心にいろいろ質問させていただきました。今の時代に押されてということではなくて、高知県が子供条例をつくっております。これは3年間をかけてつくったもので、やっぱりこのつくる過程が私は大事だと思います。さまざまな人がいろんな意見を出し合ってつくったものですから、やっぱりこの子供権利条約を基本とした、子供が育ちやすい取り組みというものを、県全体で取り組もうとしております。

 苅田町も本当に上から決めるんでなくて、やはり教育問題というのは大きな問題ですので、かなりきめ細かな、そして子供を真ん中に置いた取り組みをしていただきたいということを申し述べまして、これで終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 以上で、12番、川上公美子君の一般質問を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は川上公美子君の一般質問を持って終了したいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 御異議ないので、さよう決定いたします。本日はこれにて散会いたします。

午後4時04分散会

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