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福岡県 苅田町

平成 16年 9月定例会(第5回) 09月14日−03号




平成 16年 9月定例会(第5回) − 09月14日−03号







平成 16年 9月定例会(第5回)


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平成16年 第5回 (定例)苅田町議会会議録(第9日)
                             平成16年9月14日(火曜日)
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議事日程(第3号)
                         平成16年9月14日 午前10時02分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 小山 信美君        2番 常廣 直行君
3番 白石 壽幸君        4番 冨安 正直君
5番 三原  茂君        6番 林  繁実君
7番 井上  修君        8番 武内幸次郎君
9番 作本 文男君        10番 坂本東二郎君
11番 梶原 弘子君        12番 川上公美子君
13番 長井 孝篤君        14番 野本 正樹君
15番 松蔭日出美君        16番 沖永 春生君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           守 中 鎮 人 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             伊 塚 工 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            中 園 史 郎 君
       町長公室長          後 藤 雅 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           増 田 英 治 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       総合政策課長         伊 塚 弘 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       農政課長           行 事 道 雄 君


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午前10時02分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまより本日の会議を開会いたします。

 傍聴席の皆さんにお願いをいたしておきますが、携帯電話をお持ちの皆さんは、電源をオフにするか、もしくはマナーモードで傍聴をしていただきたいとお願いを申し上げておきます。

 ただいまより本日の会議を開会いたします。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) 日程に従いまして、これより一般質問を行います。

 質問の順位は、印刷御配付の順位により行います。13番、長井孝篤君。



◆議員(長井孝篤君) 〔登壇〕皆さん、おはようございます。第1ニューフォーラム、13番議員の長井孝篤でございます。9月議会のトップを切りまして一般質問をいたします。

 質問に先立ちまして、今回の18号台風は、思いがけない重大な被害を当町に、南部を中心に及ぼしました。被害に遭われました町民の皆様に、この場を借りて心からお見舞い申し上げますとともに、その災害に対しまして町長を本部長といたしまして、町執行部の皆さんにおかれましては、最大の努力を払って、迅速、適切な措置を講じてこられましたことに対しまして、深甚の感謝と敬意を捧げるものでございます。今後、災害復旧の予算措置、実行など、まだまだ大変だと思いますが、なお一層の御尽力を願うものであります。

 さて、今回の私の質問は、1番目、今後の財政運営、2番目、苅田町の渇水対策、3番目、小波瀬区画整理の3項目でありまして、できる限り簡潔に行うつもりでございます。

 まず第1点目、今後の苅田町の財政運営についてでございます。

 バブル崩壊後、日本経済は長い間低迷を続けておりまして、国、地方自治体におきましても、税収の減少を国債、地方債等でカバーするなど、借金体質から抜けられませんで、今年度中には、国、地方をあわせて約700兆円という莫大な長期債務を抱えるなど、財政の危機的な状況を迎えておるのは、皆様御承知のとおりでございます。しかしながら、昨年度あたりから、国内経済面だけで見ますと、GDPなど、国内総生産の改善傾向が見られまして、日経新聞社の調査によりますと、景気拡大は30カ月連続しておりまして、今年度、4、6月の上場企業の業績は、前年同期に比べまして、純利益がほぼ倍増しておるという状況でございます。

 そういったことで、めざましい収益の向上が見られるとのことで、今後税収面では、全国的な好転が期待できるかと思われます。当苅田町の財政について見ますと、平成11年から13年が最低の底でございまして、経常収支比率が90%を上回り、財政力指数も1.08前後と交付税不交付団体の限界ぎりぎりまで落ち込んだのであります。が、九電の新発電所建設に伴う固定資産税の増収、これ約10億円ございましたけれども、平成14年度から入ってきた。さらに、今年度は、日産自動車(株)の奇跡的とも言えます収益力の向上に伴いまして、日産から法人町民税が、これまでほとんどゼロでありましたのが、ことしに入って13億円納入されまして、税収は最低の六十二、三億円から今年度は、80億円台に上がるということで、ことしはこの10年間、かつてない豊かな財政状況になる見通しでございます。

 これは近隣を含めまして、ほとんどすべての自治体が税収の減に加えまして、交付税の削減などで財政のやりくりに四苦八苦しておると、こういう状況であることを考えますと、苅田町は、よそとはまさに天国と地獄、雲泥の相違の環境に恵まれておるということが言えるものであります。

 この結果を招きましたのは、もちろん町税の予想外の増収という神風が吹いたのが、最大に要因ではありますが、伊塚町政が営々として進めてこられました、この数年間の行政改革の成果も見逃すことのできない要因の一つと言えましょう。町職員の削減を初めとします一連の経営努力が実りまして、経常収支比率を初めとします財政指標の好転にあらわれてきたといえるのではないでしょうか。

 それで、これまでの税収と各種財政力指数の推移と見通し、行財政改革の成果等につきまして、執行部がどのように解析し、評価しているかを見解をお伺いしたいと思います。

 さらに、この税収は、ここ数年間は期待できることでありましょう。この間が、当苅田町の財政基盤の強化を図る絶好のチャンスであります、期間であります。それで、今後の抜本的な財政改革、町債の発行の抑制、金利のつく借入金の返済促進、こういったものを含めまして、どのように考え、推進を図っていくつもりか、執行部の見解をお伺いいたします。

 つけ加えまして、苅田町は下水道工事を初めとしまして、苅田駅周辺の開発、井場川河口の開発、臨空産業団地、町営住宅の更新、各種道路整備等々、インフラ整備に巨額の資金を要する公共工事をこれから行わなければなりません。

 これらの大型工事の全貌と資金需要がどの程度なのか、いつも私が言っております費用対効果の面から優先順位づけはどうなのか、これからの財政運営の基本的方針というべきものにつきまして、まちづくりをにらんで執行部の見解をお伺いいたします。

 さらに、長期的に見ますと、財政基盤の強化に最も効果が期待できると思われますものは、企業誘致でございます。固定資産税が入る、法人町民税が入る、こういったことでありまして、これにつきましての現状と今後の見通しについてのお考えをお伺いいたします。

 質問の2番目、苅田町の渇水対策についてでございます。

 苅田町は水に弱い、渇水期の安定給水への不安、これは町民の最大の関心事でもありまして、また苅田地区への企業誘致の際の最大のウイークポイントであるというのは、自他共に認めるところでございます。このために、苅田地区への事業進出を見合わせる企業も多いのではないでしょうか。

 この問題に対処すべく当初計画段階で、山口ダムを拡張して貯水量をふやすという方法が検討されましたが、その後、方針も変わりまして、助役をヘッドとします水源対策プロジェクトチームが立ち上げられまして、基本対策としましては、3つの案、山口ダムの県からの分譲と水利権の取得と、2番目に、北九州市からの緊急導水、3番目に、二崎地区での貯水、こういった3つの項目について具体的に検討中であるというふうに伺っております。

 そこで質問ですが、現段階での検討経過とその見通しを、できるだけ詳細にお伺いしたいと思います。さらに、工業用水の安定供給についても上水同様、企業誘致の観点から大変重要な問題でございます。工業用水は福岡県が担当しておりますが、当町で把握できている範囲で、どのような状況なのかをお伺いいたします。

 最後の質問、3番目、小波瀬区画整理事業の総括と今後の区画整理事業のあり方についてでございます。

 前回、昨年の12月議会の私の一般質問で、時間が足りませんでしたので尻切れトンボになりました。今回改めて質問いたします。

 小波瀬区画整理事業は、前回も触れましたとおり、昭和52年から始まりまして、25年間の歳月と153億円あまりの事業費を要しました苅田町始まって以来の大事業でありました。今回、今年度債務負担行為といたしまして、与原土地区画整理事業にかかわる方針案の作成業務、1,920万円が上げられておりますが、小波瀬地区の教訓を生かし、どのような考え方で与原地区の事業に臨むのか、小波瀬区画整理事業の総括とあわせまして、執行部のお考えを基本的なもので結構でございます、お伺いいたします。

 以上で、壇上の質問を終わりまして、執行部の答弁の後、質問席での一問一答に移りたいと思います。前向きの答弁を期待いたしております。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕おはようございます。それでは、ただいまの長井議員の壇上からの御質問に対して答弁させていただきます。

 まず1点目の、今後の財政運営についてというところでございます。

 お話しございましたように、私平成10年の7月に町長に就任いたしましたけれども、苅田町は税収が豊かで、そして、いわゆる地方交付税の不交付団体であると言われている割には、大変厳しい財政状況でございました。今にも交付団体に落ちていくかというような状況にありました。そこで、平成11年から第一次行政改革、さらに、平成13年から財政健全化計画に取り組んでまいりました。

 で、その効果ですけれども、いろいろございますが、財政面からだけ見てみますと、かなりの効果があらわれたんじゃないかと評価いたしております。これもお話しございましたけれども、例えば、職員数の削減というものに積極的に取り組みました。平成11年の4月1日現在で328人の職員がおりました。このことについても、職員が多い多いというようなお話しもお聞きいたしまして、削減に取り組んだわけでございます。で、平成16年の4月1日──ことしの4月1日現在では、297人となっておりまして、31人削減したということになっております。この効果ですけれども、人件費で見てみますと、11年度、それから15年度、年間ですが、約3億6,000万円近い人件費の削減ということになっております。もちろん、職員が削減された分、臨時職員は増加しておりますので、その分については、当然、割り引いて考えなければいけませんけれども、効果はあらわれているんだろうと評価いたしております。そのほか、この間、バブル期に町がやってまいりましたいろいろな大型投資、極力控えてまいりました。投資的経費の推移については、後ほどお尋ねいただければ席でお答えいたしますけれども、町長は何もしてないじゃないかと言われるぐらい、極力我慢いたしました。

 一方、これもお話しございましたように、こうした行財政改革、努力の効果とあわせというよりも、もっと大きな要因ですけども、苅田町における法人関係の税収の増というものが大きく現在の町の財政に寄与いたしております。

 お話しございましたように、平成14年度からの九州電力の固定資産税、今年度に入りましても日産自動車(株)さんからの法人町民税、これも大幅なものでございました。このように、苅田町において税収の増加、それと、行財政改革努力の結果、この2つが大きく相まちまして、現在財政状況は好転していると判断していいと思います。若干の財政力指数で、その辺を説明いたしますと、平成11年度と平成15年度──11年度と15年度、比較いたします。経常収支比率92.6%が77.3%に下がってまいりました。交付団体か不交付団体かを区別いたします財政力指数、11年度1.131、15年度1.242──1.242でございますね。これは、御承知のように、直前3カ年の平均をとっていう数値でして、平成12年度は、単年度あたりを見ますと、1ぎりぎりのところまで下がっていた状況でございます。

 それから、財政調整基金、いわゆる一般家庭におきます貯金に相当する、何にでも使える貯金ですけれども、平成11年程度、約21億円でございましたのが、現在約28億円になって、ふえているというような状況でございます。

 ただ、このように、現在は財政状況が好転してきておりますけれども、苅田町は自立を目指したまちづくりを行っております。これは、行政的にも、そして、財政的にも自立ができるという町を目指すわけですけれども、さらに、財政基盤、財政的な自立という面から、さらに財政基盤の強化を図っていく必要がございます。そのためには、大きく言って2つの方向があると思います。1つは、歳出、いわゆる支出を抑制するという方向、いま一つは、歳入、いわゆる収入をふやす、増加するという方向でございます。

 支出の抑制につきましては、財政状況が好転いたしておりますし、また、この間、投資的経費をできるだけ絞ってきておりますので、ここらで町の将来の発展のために必要な支出を図り、事業を行うということが必要だろうと思っております。支出は、従来どおり行政改革を行いながら抑えてまいります。ただ、最小の経費で最大のサービスという地方自治体に課せられた大きな使命がございます。その線に沿ってやっていきたいと思っております。

 それから、歳出の増加の方ですけれども、これもお話しがございましたように、現在、国、地方を通じまして、大変な借金を抱え込んでしまった。特に、地方自治体においては、平成16年度予算編成するのに、ほとんどの自治体が先ほど申し上げました貯金ですね、財政調整基金を取り崩していかないと予算編成が組めないというようなとても厳しい状況に置かれました。けれども、先ほどから述べておりますような苅田町の財政状況の中で、苅田町へ余裕を持って予算が、平成16年度の予算が編成できたという事実がございます。これはやはり先人たちが、この苅田町に対しましてできるだけ収入をふやすような努力をしてくれたおかげであり、具体的には大きな企業をたくさん誘致してきてくれたおかげでございます。

 今後も財政基盤を強化するという観点において、現在立地している企業、ますます企業活動を活発に行えるような基盤整備を町として行うと同時に、新たな企業を積極的に誘致してまいりたいと考えておりますし、また、そのほかの収入増対策といたしましては、たびたび御指摘いただいております滞納の徴収あるいは現在、現年度で徴収いたします町税ほか利用料、使用料等の漏れない収集に力を入れていく、そのほかもろもろやっていきながら、収入増を図って支出の抑制と相まって、財政基盤の強化に努めてまいりたいと思います。

 それから、2番目の水の問題でございます。自立を目指していく苅田町にとりまして、大きな課題は言うまでもなく、水の問題がございます。お話しがございましたように、水資源対策プロジェクトチームというものを設置いたしまして、その中でいろいろ検討しておりますが、1つは、山口ダムというダムを県から町に譲り受けるということでございます。この点につきましては、県も前向きに考えてくれておりまして、現在引き続き検討しているところでございます。

 ただ、この場合、町が譲り受けたといたしましても、現在、上水──飲料水に使えますのは、1日2,000トンという枠がございます。この枠を撤廃してもらわなければ、撤廃しなければなりませんので、この面についても、県と話しをしているところでございます。

 それから、北九州市からの導水の件でございます。北九州市からの導水につきましては、この議会でもお話ししたことがございますが、いろいろここ数年間ございました。緊急時だけでなくて、常時買わないか。あるいは緊急時導管を北九州市とつないで給水を受けないかというような話しでございました。現在は、緊急時に北九州市から水の受給をしてもらうと、水を供給してもらうという方向で話しを進めております。これは北九州市ももちろん前向きですが、行橋市とあわせて苅田町のことも考えているんですが、行橋市の方が、どちらかといえば、積極的なじゃないようでございます。したがいまして、苅田町独自で緊急時に北九州市から導水を受けるということで現在検討しているところでございます。

 3番目の二先山における貯水につきましては、これは長期的課題と位置づけて進めているところでございます。で、さらに、工業用水がございます。工業用水の安定供給につきましては、当然、現在立地している企業にとりましても、大変重要な問題ですし、また、これから新たに企業を誘致していく場合、どうしても安定供給される状況でなければ、企業誘致に支障を来すというようなこともございまして、県にお願いし、県もそのあたりは十分配慮いたしてくれております。県は、この地域を京築地方のこの苅田町を、京築地方の中心地域にしよう、特に、北部九州自動車生産100万台生産体制、生産拠点にしよう、その中心が苅田町であるわけですけれども、そうしようという観点から、工業用水の安定供給につきまして、いろいろ検討していただいております。その中で、具体的なのが殿川ダムの近辺からの揚水ですね、地下水の揚水でございます。で、数年前からトライしておりまして、明るい見通しが出てきたようでございます。それに期待いたしているところでございます。

 最後の質問で、小波瀬土地区画整理事業の総括と、それを今後の苅田町における土地区画整理事業に、どのように生かしていくかという問題でございますが、お話しがございましたように、これは昭和50年、事業認可を得ましてスタートした事業、小波瀬土地区画整理事業でございます。当初の事業計画では、約28億円、最終的に終わってみれば、平成12年換地処分したんですけれども、終わってみれば、約153億円かかったという、約25年にわたる長期的な事業でございました。いろいろな反省点があるわけですけれども、こうした大きな教訓を得ましたので、今後これらを苅田町における土地区画整理事業に、ぜひとも生かしていかなければならないと考えております。

 土地区画整理事業といえば、苅田町におきましては、大きな課題として与原の土地区画整理事業がございます。これも昭和55年に都市計画決定されまして、現在まで、実は事業が進んでいないという状況で、多くの関係者の皆様に迷惑をおかけいたしております。何らかの解決をすべく、今回の補正予算において、今後の方針策定のための業務を行うということで予算──補正予算お願いいたしております。ぜひ、小波瀬土地区画整理事業の教訓を生かし、現在の社会情勢に見合ったいい与原土地区画整理ができるように努力してまいりたいと思います。

 以上、壇上から少し長々とおしゃべりいたしましたけれども、あとは一般質問者席から個々の御質問に対してお答えしてまいります。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) それでは、どうも丁寧な回答をありがとうございました。

 順次、財政基盤、財政問題から質問いたしたいと思いますが、行革を営々としてやってこられて、成果が上がったというお話しがございました。この投資的経費ですね、結局道路とか、いろいろな建物とか、構造物、こういった町の方で公共工事としてやります投資的経費、これの推移をちょっと御説明いただきたいんですけれども、たしか伊塚町政になりまして、そういった投資的経費を非常に抑えられておると、これは、ちょっと調べますと、大体全国的な投資的経費の比率というのは、大体25から30%が普通でございます。それに対しまして調べますと、11年が17、12年が20、15、17、15ということで、11年度から15年度まで全国平均を10%以上下回った投資的経費しか投下されておらんということでありまして、この辺については、財政が非常に逼迫して苦しかったということで納得できるわけでございます。ただ、今後ですね、今後やっぱりこの状態のままでいいのかどうかという問題がございますよね。で、まず投資的は経費についての考え方っていいますか、これについて一応御質問いたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 状況は御指摘のとおりでございます。平成に入りまして、例えば、平成元年は、今の比率が41%、なぜであったか、小波瀬コミュニティーセンター、図書館を建設いたしております。さらに、平成5年27%、なぜでありましたかといいますと、西部公民館あるいは公有財産の購入、さらに大きかったのは、平成8年から平成10年にかけて28%、33%、31%と推移しております。なぜか、パンジープラザ、40数億円かけております。それ以外は御指摘のとおり、大体苅田町におきましても平均25%、あるいはその前後だったと思います。

 しかしながら、平成11年度からは、すべて20%以下という形できております。もちろん、この間も下水道の──公共下水道の整備だとか、御承知のように、苅田町におきましては、空港建設が行われております。それに伴います道路建設が行われております、東九州自動車道とか、臨海工業線、空港連絡道路、あるいはこれらに対する町の負担というものがありました。国や県の事業に対する町の負担ですね、こういうものもありました。

 こういうことで、財政状況が非常に逼迫していると同時に、大型公共事業に対する町の負担というようなことを考えまして、この5年間極力投資、いわゆる公共工事を行うのを抑えてきたというのが実情でございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) どうもありがとうございました。まさに、そのとおりで、ある意味では苦渋の選択であったかというふうに考えておりますけれども、これ例えば、豊田市──豊田市の実例があるわけですね、豊田市といいますと、トヨタ自動車工業の本社もある、工場がたくさんあるところでございまして、これは非常に国内でもベスト5にいつも入っております財政に恵まれた町でございますが、これは大体投資的経費を、毎年3分の1は必ずやるという形で、毎年480億円ぐらい、四百七、八十億円の投資的経費をつぎ込んでおると、人口が35万ですから、ちょうど苅田の10倍の市ですよね。それでいきますと、苅田町は470億円としますと、47億円の毎年投資をしなきゃいかん、そういった形にはなりますけども、それから見ますと、非常に10数億、十四、五億円という形で、非常に絞った厳しい公共投資に抑えてきたという、まさにこれはやむにやまれず、そのおかげで、先ほどのお話しにございました町債もそれほどふえておらず、ずっと100億円ちょっとで推移してきたということでございます。これはこれなりに評価できる実績であろうというふうに考えておりますが、で、先ほどの壇上の御説明で、今年度の財政力指数がどの程度になるのか、今年度は、先ほど申しましたように、日産から法人町民税ががぼっと入ってくる、こういったことで、今年度の財政力指数及び経常収支比率、この辺がどの程度になりそうなのかお伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男君) 財政力指数は、単年度では1.351でありまして、3年平均で1.324であります。

 それから、経常収支比率は、まだ確定したものはわかりませんけれども、70%を割る可能性がございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) 先ほどお話しがありました財政力指数、これは家庭で申しますと、収入と支出の割合といってよろしいわけで、この1を上回る数字が余力であると、貯金に回せる金であるというふうに、ある意味では見られますけども、単年度で16年は1.351、これはもう非常に市も含めまして全国のベスト5に入る非常に高い数字でございます。それから、経常収支比率が70を下回る、これはまさに優良中の優良、大体、全国平均が78とか80近い、苦しいところはもっといっとるでしょうね。そういう数字に比べまして60%台っていうのは、もう非常に恵まれた形だというふうに言えるわけでありますが、こういった非常に豊かな財政、大体14年度から、逐次上がってはまいっておりますけども、今年度に入って、飛躍的に向上してきたということでございます。

 それで、ちょっとお聞きしたいのでありますが、現在、資金的にかなりだぼついた状態になっておるであろうと、税金は入ってきておりますし、現在、いろいろな基金の積み立てを含めまして、基金が大体38億円ですかね、あと現金でどの程度手持ちがあって、それを今どういう形で運営されておるのか、これは収入役にちょっとお聞きしたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 上野収入役。



◎収入役(上野義廣君) お答えします。各種基金及び一般会計、特別会計の支払い準備金を含めた預金といたしましては、現在68億円程度あります。

 それで、運用面でございますが、ペイオフの一部解禁に対応いたしまして、定期預金として9億4,000万円、それ以外につきましては、普通預金で現在のところ管理いたしております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) まあかつてない68億円の預金があるということでありまして、非常に資金的に豊かな状態になっておるということがわかりました。それで、今は一番金がだぶついているときで、これからいろいろ支出も出てまいりますでしょう。しかしながら、そのこういう状況はしばらく続くんじゃないかなという感じがいたしております。

 それで、現在、町債──いわゆる町の借金ですね、借金がどの程度で、それは特別会計を含めまして、町債がどの程度で、それに対して利子といいますか、金利、これの負担をどの程度しておるのかわかりますか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男君) これは、このたびの決算書に参考資料としてつけておりますけども、一般会計で現在107億200万円ございます、借金残高が。それに、区画整理と住宅新築資金等をあわせました普通会計で110億円、約ございます。そのほかに、今の準公営企業等といいますが、公共下水道、臨空産業団地、それから、集落排水等、すべてあわせますと186億5,700万円ほどの起債残高がございます。(「利子は」と呼ぶ者あり)金利ですか、これは金利全部あわせますと15年度で4億400万円ほど支払っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) よくわかりました。それで、結局町債っていいますのが、全部含めまして186億円、町の借金ですね、また、それに対する金利を約4億円ぐらい年間払っておるというのが実態でございます。それに対しまして、現在68億円の現金があると、これは現在預金──普通預金しておるというふうに聞いておりますけども、金利はどの程度でございましょうか、年間の。



○議長(珠久六夫君) 上野収入役。



◎収入役(上野義廣君) 平成16年度、今年度の予定でございますが、160万円程度の預金利息というふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) それで、160万円の金利がついてきている。一方、支払いは4億円、これは非常にアンバランスですよね、常識的に考えても。それで、現在町債で払っております金利、これは昔は非常に高かった。だから、七、八%台がまだかなり残っておるであろうということですけども、現在、金利が大分安くはなってきておりますよね、1.4とか5とか。そういうふうに聞いておりますけども、それにしても、現在手持ちの金を銀行に預けても、もう利子はゼロに近いですよ。だから、そういうことでありますと、当面の資金運営といたしまして、例えば、国から借りておる町債につきましては、いろいろ制約があって、繰り上げ償還っていうのは難しいかもしれん、だけど、銀行から借りておる金もかなりありますよね。その辺については、繰り上げ償還はできるんじゃないでしょうか、ちょっとその辺をお伺いします。



○議長(珠久六夫君) 作本課長。



◎財政課長(作本和男君) 市中銀行から主に借りております起債と申しますのは、臨空産業団地が主でございます。これを繰り上げ償還するということは、もう借りなくてもいいということでございまして、16年度末で23億円ほど残高がございます。これをもう返してしまえば、もう利を払わなくても済むわけですけども、これは土地を売ったお金でこういう事業をする会計でございますから、これを一般会計から繰り入れて、繰り上げ償還するというのは、その特別会計の趣旨に反するということでございますので、あくまでも借りたお金で土地を造成しまして、それを売ったお金でお返しするというのが、特別会計の趣旨でございます。これは返せばいいとおっしゃいますけども、果たしてそうすることがいいのかどうか、今資金的な余裕がございますけども、全額を返してしまえば、もう一般会計でするようなことになりますので、特別会計を設けた意味もなくなってまいりますので、その辺はどうかなというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) 特別会計だから、全額返していいかどうかわからんということでしたけども、単なるそろばん勘定で申しますと、非常に単純な計算で返した方がいいということになってくるわけですが、その辺も何かやりくりはできないんですかね。総務部長いかがでしょう。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) この臨空産業の関係につきましては、最初から事業費関しては土地の用買費で精算するということで特別会計というのを組んでおりますので、それ以外で、町がまだやらなきゃいけない借りているお金というのがあれば、その分については、どういう形をとったらいいのかということで検討してみたいと思いますけども、臨空産業団地については、一応今財政課長が答えたとおりで、私の方は対応してみたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) その辺のやり方ですね、これは要はそろばん勘定の話しになりまして、ただ収益に直接つながってくる問題でありますので、今後の検討課題としてどういうやり方がいいのか。それと、町債の発行につきましても、こういうふうに、今現に潤沢な資金があるということでありましたら、町債に頼らずに現金決算でやった方がいいんじゃないかという考え方もありますよね。

 この辺も含めまして、町内のそういった資金運営のあり方っていいますかね、この辺については、現在特別会計と一般会計で何か部署も違うということで責任部署も違うというような形だというふうに聞いておりますが、やっぱり一気通貫的に何か町として、その辺の資金運営のやり方というものを考えられたらいかがかというふうに考えますけども、この辺は町長いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 町全体の、いわゆる借金に対する利払いの問題ですね、年間に4億円ないし、5億円利息を払っていかなければならないというのが現状です。で、これを極力少なくするというのが財政運営になるわけですけれども、この4億円ないし、5億円の大部分が国から借りているものです。

 お話しがございましたように、まだ7%台のものも残っております。これは、本当は返したい、しかし、返せない、これを返していきますと、国がたちどころに破綻してまいりますので、返せない。で、借り換え制度というものも制限を受けながらあります。で、極力、こうした国から借りている高金利の町の起債は返すようにやっております。

 それと、臨空産業団地のように、この近年に借りました──市中銀行からですけれども、ものにつきましては、御承知のように金利はそんなに7%、8%というようなものはもちろんありません、低金利のものでございます。それでも、若干でも、金利負担を少なくする方向というものは、町全体で常に、収入役等と中心にしながら考慮してやっておりますし、今後も財政基盤強化、一方法としてぜひやっていきたいと思います。

 で、先ほど経常収支比率の話しがございました。一般的に御承知と思いますけれども、町村では80%以下が健全であると言われております。で、今全国平均で見ますと、七十七、八%じゃなくて、ほとんどの町村で、市町村で90%以上というのが、現在の状況になっているかと思います。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) ありがとうございました。今現在90%ですか、経常収支比率が、非常に危機的な状態で、苅田町の一番悪いときに匹敵いたしておりますけれども、それがその、まあ何回も申しますけども、70を下回るくらいの数字になれるというのは、まあ苅田町は非常に恵まれておるなという考えを、今さらながら受けるわけでございます。

 で、あと資金運営につきましては、町債の発行も含めまして、今後の宿題として町執行部サイドでひとつ今後のやり方ですね、例えば、特別会計は、担当課の方で自由におやりになっておるということでありますけども、これはやっぱり一気通貫で総務ないしは財政課で、全町的なそういった資金運営のやり方を検討されたらいかがかということを提案申し上げておきます。

 で、先ほど申しましたのは、余剰資金の活用であって、これは当面の財政運営ということでありまして、中期的あるいは長期的に見て、財政基盤を確立していくと、より強く、自立を目指した町を目指してやっていくということになりますと、これはちょっと別の観点が当然必要になってくるわけであります。

 で、苅田町は合併しない、当面単独でやるという方向づけが大体できたというふうに私どもも考えておりますけども、こういった、単独でやる場合、やっぱり財政基盤を十分強くしておくというのが大変大事なことだと思います。その場合、やっぱり基本的に財政を強くするのは、企業城下町であります今の苅田町の実情を見ましても、やっぱり企業誘致が、何といっても一番の大事なポイントであるというふうに考えておりまして、企業誘致をいかに推進図っていくかと、で、そのためには、企業誘致に向けた人材育成も大事なことでしょう、で、いろいろな情報を集めていかなきゃいかん、幸いに苅田町は、日産自動車(株)という大手企業が存在しております。これをもとに、部品メーカー等々を含めた企業誘致ということも考えていかなきゃいかん。この辺につきまして、現状の企業誘致についての取り組みと考え方っていいますか、進め方っていいますか、壇上では、ちょっとほとんど説明がなかったと思いますので、その辺の考え方、進め方につきまして質問いたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 壇上からお話ししましたように、町の収入増加策の筆頭に持ってこれるのが企業の誘致であり、日産自動車(株)九州工場の例に見るように、現在立地してただいています町内の企業に、もっともっと企業活動を活発にしていただいて、利益を上げていただく、そうした基盤を町として整備していくということが必要だろうと思っております。

 で、企業誘致につきましては、町独自で、現在開発しております臨空産業団地、それから、県が所有しております松山工業団地、それから、県がここ一、二年で、さらに造成いたします白石用地ということで、苅田町におきましては、まだまだ用地がございます。

 それと、今度誘致に際しての立地条件のよさというのがあります。よく言われます空港、それから高速道路、港湾、これが非常に狭いエリアで集まってくるというまたとない絶好の立地条件がございます。それと、苅田町を中心にした企業集積がございます。こうしたことを武器にいたしまして、積極的に企業誘致に努めていこうとしているところでございます。

 現在の企業ですね、なかなか3年先、5年先を見越しての企業推進、企業立地というものはいたしません。間近に迫っての企業進出というものが現在の各企業を取り巻く環境だろうかと思います。御承知のように、ダイハツ工業が中津に進出してまいりました。で、中津進出というは、もう5年ぐらい前からわかっていたわけですけれども、状況を見てみますと、ことしの秋工場ができる、それならば、今進出しようという形がもうほとんどですね、そのあたりの状況をよくよく検討しまして、タイムリーな企業誘致を行っていきたいと思います。

 例えば、臨空産業団地に中津の自動車関連の企業を誘致しようとしても、まだ残念ながら分譲開始できる土地は少ないといったようなところもありますし、空港開港が再来年の3月といっても、本当に3月に開港するのかというようなところをじっと見ている企業もあるかと思います。そういうこともよく勘案しながら、これからが勝負だろうと思っております。いよいよ再来年3月の空港開港というものがほぼ確定いたしましたし、臨空産業団地も一部造成が完了いたしました今年度さらに2地区できましたら、造成完成させたいと思っております。で、準備は整いつつありますので、これから一生懸命やってまいりたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) その企業誘致についてでございますが、先日一関市に会派で研修にまいりまして、そのとき、経済産業省が諮問機関で企業誘致支援方策調査研究会、これのリポートをいただいたわけでございます。これからの企業誘致のあり方としまして、もう製造業志向じゃだめと、非製造業を主体にいろいろ考えていかなきゃいかんのじゃないかと、それと、その工業用地を分譲して売るという観点からいろいろ発想を変えていかなきゃいかん、例えば、リースにする、あるいは分割払い、で、ベンチャー企業の進出の援助とか、それと、その企業に対しては、思い切った優遇措置をやっていかなきゃいかんということで、それともう1つ感銘を受けましたのは、既に進出している企業に対するアフターケアが非常に大事であると、いかに既存の企業を育てていくかということでございまして、先ほど壇上から町長その辺に触れられまして、非常に関心いたしました。

 それと、その折、いろいろ企業立地をする企業にアンケートをしておりますけども、立地地域選定理由の第一番目として地価が安いというのが1番、2番目は所要の用地面積を確保できると、それから、3番目に、県市町村の助成、協力が得られるということが3番目になっておるわけですね。だからやっぱり、現在進出する企業は、やっぱり地方自治体なり県なり、こういった助成、援助、要するに行政サイドの支援をかなり期待しておるということがわかるわけでございます。4番目が市場関連企業への近接性と、こういったことになっておりまして、参考のために一応申し上げておきますが、先ほど、人材育成について、町長お触れにならなかったけれども、やっぱり企業進出を図るために、正直言って、今の町の職員は、そういう経験をされてないんじゃないかなと、だから、やっぱり企業を誘致するための人材育成ですね、これは大変大事なことだと思いますけども、この辺については、どういうふうにお考えになっていますか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) おっしゃるとおり、企業の誘致というものは、やっぱり独特なものがございます。トップセールスが必要だといわれております。それはそのとおりだと思いますし、やってまいります。

 それから、役場の職員の育成についても必要でございますし、やってもらいます。やっていきます。ただ今、考えておりますのは外部勢力の活用という面で、これからが勝負の時ですので、ぜひ検討してみたいと思っております。企業立地推進員制度というものを取り入れております。それだけじゃなくて、現在、企業立地検討委員会の中で、県や、失礼しました、東京都、大阪府、あるいは自動車産業が集積しています名古屋あたりに町の職員を派遣してみてはどうかというような話しがございます。その場合も、現地で企業立地に精通している、なかなかいないわけですけれども、いうような人材を臨時的に活用するというような方向も検討してみたいと思っております。

 したがいまして、町の職員の人材育成、さることながら、外部勢力の活用というものも考えていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) 外部の人材を使うというのは、非常にアイデアとして結構だと思います。ただ、それに適する人材の発掘というのが、またこれは大変な仕事になるんじゃないかなというふうに老婆心ながら思うわけでございます。

 それから、壇上ではお触れにならなかったんですけども、苅田町は非常にいろいろ大型工事をこれからたくさん抱えておると、だから、今の財政が豊かな状況も、こうあまり長くは続かないんじゃないかと、だから、いずれは、やっぱり非常に財政的に、また厳しい状況が生まれるんじゃないかなというふうに危惧するわけでございますが、現在町の方で考えられております大型工事ですね、その大体の項目と大体の金額で結構ですけども、お知らせいただけますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。概算でございますが、新空港ができます、これに関係しまして、拠点施設整備事業、駅前関係でございますが、苅田駅東口、これは県の事業でお願いしておりますが11億1,000万円、それから、交流結節点事業の自由通路、これにつきましては、苅田西口と東口を5メートルの通路で24時間使おうとするものでございまして、これは約4億円近い金になっております。それから、苅田駅西口、これは約7,000万円、それから西口の苅田西口停車場線、これは西口と県道須磨園南原曽根線をつなぐ工事でございますが、これが約4億円でございます。それから、駅の跨線橋の保償が、約これ3億円近くかかります。それから、当然、西口に、今長畑井場川線と申しまして、非常に小さな、車もすれ違えないような道路がございます。これも13メーターに拡幅する予定をしておりまして、これが約15億円かかる予定にしております。それから、駅の西口のつけかえ道路、これが1億2,000万円程度考えております。

 以上、中心市街地の、今現在駅前からカラー舗装と街灯を設置しておりますが、これも約5,500万円程度考えておるところでございます。それと、あわせまして、今先ほど議員さんがおっしゃったような下水道、それから臨空団地、これは井場川の整備、今これはいろいろこの近所の基本的な建物については、今設計を考えておりますので、概算は今出ておりませんが、それから、臨空団地等と、それからまた町営住宅ストック計画にございますように、この近所も今、前に取り組もうとしておるところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) 合計でどれぐらいになりますかな、40億円くらいになりますかね、下水道は別として。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) 駅前の、この中心拠点、苅田拠点整備事業につきましては、県の事業も含めまして約45億円程度考えております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) かなり大きな金額でございまして、しかもかなり期間的な、長期期間にわたるということでありまして、この辺の財政計画っていいますか、資金繰りといいますか、この辺については、財政課の方でいろいろ検討されていると思いますが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男君) 大まかな計算でございますが、約半分補助金がつきます。そのほかに起債が充当できますので、一般財源の準備は、今言われた町35億円でありますれば、何とかなるというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) わかりました。その辺、財政運営をよろしくお願いいたしたいと思います。

 それで、時間の関係もありますので、次に入りまして、苅田町の渇水対策でございます。先ほど壇上での町長の説明で、ある程度わかりました。苅田町の場合、山口ダムを県から分譲を受けると、それで、ただ水利権がありますので、水利権は、上水用が23%で、農業用が77%ということでございますけども、実際、現在農業用に使われておる量というのは、どういうことでございましょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事農政課長。



◎農政課長(行事道雄君) 現在、山口ダムの農業用水の利用は、平成12年度が一番多くて16万トンです。13年度は9万2,000トン、平成14年度が9,700トン、15年度が、昨年が188トン、今年度はゼロということで、ほとんど使われてないというのが実体です。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) そうしますと、実際、農業用が77%、まあ1日に直しますと約6,600立米ですかね、6,600トンですかね、これがほとんど使われておらんということで、もう現実山口ダムは、もう上水専用でいいんじゃないかなという感じがいたしますけども、その辺の水利権の、土地改良区が持っておるというふうに伺っておりますけども、水利権の分譲っていいますか、この辺についての見通しはいかがなものでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事課長。



◎農政課長(行事道雄君) 現在、今の水利権につきましては、1日上水が2,000トン、年間でしますと、73万トンです。で、かんがい用水としましては、これ季節によって違いますけども、1日最大で7月から10月の間につきましては2万4,000トンということが上がっておりまして、かんがい用水としまして年間104万トンが水利権がありますけれども、現在、この水利権の調整について、上水を私どもはふやしたいわけですけども、現在のところ、水利権を持っておりますのが、県の河川課が管理しておりますので、この河川課の協議の中で変更ができればしていきたいんですけど、現在のところ、まだそこら辺のめどが立っていないというような状況です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) やっぱり水利権が一番大きな問題になりますでしょうね。だから、現実、もう農業用には使われてないわけでありますので、その山口ダムができた当時とは全く事情が変わりまして、もう農地がなくなってきているということで、この水利権の分譲といいますか、それで、ひとつお聞きしたいのは、助役にお聞きしたいのは、この山口ダムを県から分譲を受けるという場合、県は何か11億円ぐらい金をつぎ込んでいますよね、この辺の投下資金に対し、まあ県債っていうのは残っているだろうと思いますけども、この辺は、全くゼロで、端的にいいますと、ただで町が分譲を受ける見通しがあるのかどうか、この辺の話しを。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) 私の知っている範囲でお答えしたいと思います。

 先ほどから町長が申されたこと、それから、行事課長がお話ししたことは、すべてそのとおりでございまして、一番問題なのは、やはり水利権をどうするかということです。

 これは、私、前おったところもそうなんですが、要するに、農業用水と水利権、関係部が違います、常に問題になっておりました。今お話しされるように、水利権さえ片づけは、何とかなるというふうに私は思っています。しかし、2000年、2000数百年も以前から水利権という権利っていうのがあるわけでして、この山口ダムはできてからそう長くないと思いますが、水利権という権利が非常に権利が強いっていうことがございます。そういうことから、我々の方にいただいてから水利権の方を検討するよりも、県の段階で土木部と農政部がお話しして水利権をうまく調整をしていただかないと、もらった結果我々がやるっていうことじゃ、まずいかんのじゃないかなという私の考えがあります。と同時に、農業用のお金を使ってダムができております、県営ダムがですね。

 問題は、先ほど11億円っていう県の投資があるっていうふうに言いましたが、私は、県はそれを町にあと残りがどれぐらいあるというようなことを言わないで、町の方にいただけるものということを前提に交渉をしております。

 ただ、国のお金も、その中に約22億円ぐらい入っているということを聞いております。それがどうなるかっていう問題は、農林水産省のお金ということでございますので、農林水産省との折衝を役場が直接やるっていうわけにはいきませんので、現在は、県に農水省との交渉も含めて、その辺をやっていただきたいというふうにお話しを進めているところでございます。

 したがって、先ほど県の方は、自分ところの出したお金については、しかるべくただでとまでは言わないかもしれませんが、その方向で検討されていることには間違いありません。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) ありがとうございました、よくわかりました。

 結局、その水利権の問題が片づけば、必ずしも県から町が分譲を受けなくてもいいんじゃないかなという感じもいたしますんですけども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) 水利権絡みで話しが進んでおりますけれども、どちらかというと、県はもう既に町に管理関係をほとんど委託をされているようです。そういうことで、町に、県も借金かなりありますので、こういうものにかかるものについては、裕福と、先ほど町長、裕福とは言いませんが、お金の方が結構あるというところから、苅田町については、ひとつそれを譲り受けてもらえないかという話しがあっておりますが、もらった結果、デメリットばっかりをもらってもこれは意味がないことでございまして、先ほどお話しがありましたように、町長から話がありましたように、1日2,000トンという水利権の上限がありますし、年間73万トンというのがありますので、1日に2,000トンの枠をまず外してもらわないと、必ず365日とっても73万トンになってないという状況が出ておりますので、まず2,000トンを、例えば、2,500トンなり3,000トンぐらいまで、非常識に5,000トンとは言いませんけれども、2,000トンが3,000トンぐらいまでは何とか何も法的に触ることなく、とれるようなそういう方法も考えていかないと有効に山口ダムは生かせないんじゃないだろうかというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) わかりました。結局2,000トンの今の1日当たりの枠を外せば、非常に有利であると、現に山口ダムはいっつも満水状態ですよね、80万トンですか、80万トン満水状態で、2,000トン掛ける365ですと73万トン、73万トン渇水のときに集中して使えれば、これはもう2カ月あまりもつわけですから、それだけでもうほとんど苅田町の渇水は解決できるかもしれん。

 だから、そういった意味で、さっき2,000トンは3,000トンでもとおっしゃいましたが、3,000トンじゃちょっと少ない、少なくとも5,000トンとか、できれば1万トンもとれれば一番いいんですけども、この場合、町として工事費はどれぐらいかかるんでしょうね──1万トンとるとした場合。



○議長(珠久六夫君) 上川水道局長。



◎水道局長(上川哲司君) お答えします。

 まず、今の導水管、これを新設ないし、また増設しないと水の量がふえません。今現在通水時の取水権は2,000トンですけど、物理的に全回転したとき、試験運転した場合5,000トン程度は来ます。これを1万トン程度にするのであれば、当然パイプ径を大きく増口せねばなりません。当然事業費等とかかってきます。その水量にあわせて1日8,000トンにするものか、1万トンにするものか、それにあわせて口径が決定されます。当然、それに伴って費用もかかってきます。そこまでの積算、これ管路延長にも伴ってきますから、まだ正式な数字は出しておりません。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) わかりました。どうもありがとうございました。

 そういうことで、山口ダムの水利権の問題が片づけば、苅田町の渇水対策は大いに緩和されるであろうというふうに楽しみに思っておりますので、この辺の推進方よろしくお願いしたいと思います。

 それから、北九州市からの緊急導水ですね、北九州市は、渇水時のときだけに給水するのはいかんよという話しをちらっと聞いておりましたが、現在の段階では、緊急時だけに水をあげてもいいよというふうに話しが進んできているというふうに理解してよろしいんでしょうか。

 それと、どの程度の量がもらえそうなのか。



○議長(珠久六夫君) 上川水道局長。



◎水道局長(上川哲司君) お答えします。

 まず、先ほど町長が御説明いたしましたように、北九州市さんの方も広域行政ということで苅田町の水源の一番源になります油木ダムですね、油木ダムからの取水、主にこれ北九州市、また行橋市、苅田町、県の9局入ってるんですけど、こういった油木ダムの水を有効的に有効利用するという観点からも広域行政に双方が協力できるところは協力していきますという方向で、今申されましたように、恒久的に水を買ってくれっていうところを緊急時でも協力してあげますということで、行橋市もあわせて緊急時に、できれば国の補助事業を利用しながらそういった事業をできるようにということで会議を何度も行っております。できる方向に、ぜひとも苅田町としても実現できますようにということで会議を進めております。

 それと、トン数ですね、1日トン数、苅田町、仮に今川から現在1万トン取水していますが、これが取水不能になったとき、どうしても5,000トンが足りません。そして、この5,000トンがクリアできれば、苅田町は断水することはありません。そういった意味で1日5,000トンをお願いするということで、それについての管の口径の決定、それから、管路延長ですね、施設の、そういった会議をとり行ってきております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) 一応、北九州市から今私が聞いておりますのは、南原浄水場まで配管をやって、この工事費が約4億円ですか、そのうち国庫補助が期待できると、5分の1ぐらい。で、128円、1立米あたりで分譲してもらえそうだということでありまして、これは非常に耳寄りな話ですよね、先ほど壇上の町長のお話しで、行橋市と共同でやる話しが、行橋がどうも積極的でないということでありまして、場合によっては、苅田町単独でやらなきゃいかんかもしれん、もうこの辺は、苅田町の長年の渇水に対する心配が解除されるということでありますと、4億円は決して高くはないという感じがいたしておりますが、この辺は、町長として苅田町単独でも4億円ですか、やるつもりがあるのかどうか、この辺の考えをお伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 苅田町の懸案の水解決──水問題解決のため、先ほどの話しのように、山口ダムの有効活用というものもそうですけれども、北九州市からの給水というものは、大きな助けになります。ぜひ積極的に進めていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) わかりました。ひとつよろしくお願いいたします。

 飲料水、上水については、こういった2つの山口ダムと北九州市からの緊急導水、これができれば、もうほとんど問題解決というふうに考えますので、ぜひ強力な推進方よろしくお願いしたいと思います。

 で、あと残りは工業用水であります。私、県の企業局、二崎の苅田事業所ですか、ちょっと行ってまいりまして、いろいろ状況を伺ってまいりました。そうしますと、結局、工業用水は、今まで断水したことはないらしいですね、で、渇水の状況になりますと、企業に節水のお願いをいたしますと、それで大体片づいておると、ただ、県としましても、町長の壇上のお話しのとおり、渇水に対していろいろ手を打たなきゃいかんということで、現在4つの方向でいろいろ検討しておると、そのうちの1つがボーリングということで、現在2本ボーリングして、何か1,000何百トン取れるようになったというような話しもしておりました。

 現在、殿川ダムが111万トンでしたかな、これがあるんで、あそこを大体満水状態に保てば、工業用水の断水というのはないんじゃないかなという話しはしておりましたが、ただ4つの方向というのが、金をかけずに有効な方法を考えろというふうに言われておりまして、非常に苦慮しておるところでございますという話しがございました。

 そこで、ちょっと町としての基本的な考え方ですよね、飲料水、上水と工業用水2本立てで行っておりますけれども、工業用水についても苅田町が権利をとっちゃって、分譲を受けて、一括で処理するということは考えられませんでしょうかね。この辺が難しい問題とは思いますけど。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 大変難しい問題です。ただ、いろいろな制約というものを考えない場合、おっしゃるように、この人口3万5,000人程度の町において、上水も工業用水も一括管理して供給していくということが非常に効率的であるということは間違いございませんし、立地している企業についても、安心して操業ができるという点からも望ましいと思っております。このあたりにつきまして、県の企業局の意見をたびたび雑談的に聞いているんですけれども、県の企業局の一部にもそうした効率的な観点から一緒にした方がいいというような意見もあるようでございますが、現時点で具体的にそのような話しは、お互いに出していませんし、まだ検討いたしておりません。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) ありがとうございました。将来方向として、そういう方向もぜひ検討していただきたいなというふうに御要望申し上げておきます。あと何分ありますか。(「9分です」と呼ぶ者あり)

 じゃあ、最後に小波瀬区画整理事業の総括と今後の区画整理事業のあり方ということで、壇上からもお話しがございました。これは私ここで問題を取り上げたのは、結局多年度にわたります、非常に多額な投資を要する公共工事ですね、これについて、現在町の会計のあり方でいきますと、単年度単年度で区切られてきますよね、で、単年度の切り口であれば全貌が見えないわけです。

 そういった中で、小波瀬区画整理事業は、実際二十四、五年もかかったということで、例外中の例外かもしれませんけども、途中で反省する時間もなかったのかなという感じがするわけですよね。だから、結局、今の単年度的な会計の進め方のやり方では、こういった非常に多額な多年度にわたる事業の全貌を見ながら、今の切り口を調整するというのは、なかなか難しい問題だということなんで、これは今後、公共下水道とか、駅前開発もそうです、その辺いろいろ多年度にわたる大きな工事が出てまいりますが、この辺の予算管理のやり方、特に、これからの予算というのは、費用対効果で優先順位を順次決めてやっていかなきゃいかん、その場合、やっぱり計画のつめが一番大事ですよね。その計画の金額にのっとってやるかやらんかを決めるということでありますので、小波瀬区画整理事業については、いろいろ費用が変わってきた、実際、当初予算は27億が150何億ですからね、その5倍以上、6倍ぐらい金額がふえておるということでありますが、この辺のやり方について、何か考えられてるところありますかね。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) おっしゃるように、自治体は単年度予算制度をとっております。一方、長期にわたる大型事業もしていかなければなりません。御指摘のように、苅田町における公共下水道事業とか、非常に長年にわたって事業をしていかなければならないのも、また一方あるわけです。その辺を効率的にやはりやっていく必要があるんですね。公共下水道一つをとりましても、社会情勢がどんどん変わっている、あるいは公共下水道を取り巻く環境というものも、また変わってまいります。その辺をよく見きわめて、当初計画というのは、おっしゃるとおりぜひ必要ですけれども、やっぱり頻繁に見直していくということが必要だろうと思います。

 具体的に、それじゃ何年度に、どういう見直しを行っていこうというものはまだ決めておりませんけれども、ぜひ今後、長年にわたる大型事業に取り組む場合、ぜひ見直していくと、随時見直していくということをぜひやっていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) ぜひそういう方向で検討をお願いしたいと思います。

 それで、最後にじゃあ、今後進められます与原区画整理事業のあり方でありますけども、やっぱり小波瀬区画整理事業の実態を見ても、完全、すべて町単独でこういった区画整理事業を行うというのには、かなり無理があるんじゃないかなという感じがいたします。それで、今民間でもいろいろ、組合制度その他いろいろな方向で健闘されておるわけでありますが、基本的にどういうような検討方向で行かれようとしておるのか、これは難しい問題ですけども、何か考え方がございましたらお聞きいたしまして、これで最後にいたします。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。先ほど議員さんの御質問にもございましたように、小波瀬区画整理、非常に長くなりましたので、これも非常にいろいろな面で参考となっております。当然、この間にはバブルとか、いろいろな住民のニーズ、環境、社会情勢変わってきております。この与原区画整理につきましても、昭和55年に都市計画決定をしております。その当時と大きく周りもかわってきております。また、この同意等につきましても、組合施工は100%、自治体施工は3分の2と、一応法律的にはなっておりますが、やっぱり住民としっかいしたコンセンサスをもって、しかも今の状態を、本当にその55年の計画のまま発っしているのかったら決してそうではないと思っております。そういういろいろな整備手法の選定、今補助体制がどんなふうになっておるのか、いろいろな道路を購入して民間の力を入れたほうが、どういう形で入れたのがいいのか。それとも、何もかにも買っていくのか、そういう手法を考えるので1,920万円の今度予算をつけております。この形ができまして、今までのいろいろな小波瀬の関係も参考にしながら、順調にその近所詰めてまいりたいと、このように考えております。



○議長(珠久六夫君) 13番、長井君。



◆議員(長井孝篤君) じゃあ、どうもありがとうございました。全般的に非常に真摯な答弁をいただきまして感謝いたします。これからもよろしく、どうも御苦労さまです。



○議長(珠久六夫君) 以上で、長井孝篤君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのために5分休憩をして、次の質問者の壇上質問だけ受けたいと思います。

午前11時35分休憩

                              

午前11時46分再開



○議長(珠久六夫君) それでは、引き続き一般質問を行います。

 2番、常廣直行君。



◆議員(常廣直行君) 〔登壇〕おはようございます。2番議員、第2ニューフォーラムの常廣です。

 最初に、西日本を中心に激しい風雨をもたらしました台風18号は、九州・山口に上陸、日本海を北東に進み、各地に大きな被害が相次ぎました。

 私たち苅田町も広い範囲で大きな被害を受けて、自然災害の怖さを思い知りました。被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げるとともに、我々もできる限りお手伝いをして、早期復旧を願っております。

 さて、今回の私の一般質問は、苅田町誕生50周年を一節として、改めて見直さなければならないものの中から、身近なものを取り上げて苅田町の将来を考えるきっかけとしたいと思います。

 今、苅田町は、名実ともに大きな転換期を迎えております。この時期に大切なことは、先見性のある目を持ち、あるべき姿を描きながら確実に前進することだと思います。新北九州空港、東九州自動車道、苅田駅前の整備、合併問題など、今苅田町には未来を語るための多くの話題があります。

 ここで、将来を展望するまちづくりをテーマといたしまして、合併問題を踏まえて苅田町の将来、企業誘致を通しての苅田町の将来について質問をさせていただいて提言をさせていただきたいと思います。

 まず、合併問題につきましては、昭和の大合併から既に50年、大きな時代の流れの中で、現在どこの市町村も合併問題に苦戦し、その様子が毎日のようにマスコミをにぎわせております。苅田町は急いで合併をしなければいけない理由が見当たらないという町長の言葉で、当面単独という態度を明確にいたしました。

 しかし、苅田町もこの合併の論議をきっかけに、過去に学び、現在を知り、未来を描くことが非常に大切だと思います。「広報かんだ」の写真が語る50周年の軌跡で紹介されているように、合併10周年の行事では、合併後わずか10年で企業誘致に成功し、当時の新聞には天下一の金持ちの町と騒がれたようでございます。先人たちの先見性ある決断で企業誘致を初めとする時代の波に乗ったまちづくりが、現在の豊かな苅田町の礎をつくってきたものだと思います。

 今現在、苅田町は企業誘致に力を注いでおります。この時期、この事業は苅田町を大きく左右する可能性を持った大きな事業だと言えるでしょう。先人たちの成功体験に学びながらも、決して埋没することなく、新しい発想を大切にしながら進めていかなければならないと思います。

 次に、50周年の節目に重要なことは、行政機関の組織や機能を改革することでございます。苅田町が単独で進むにしても、また将来的に変化があるにしても、いつでも苅田町がリーダーシップをとれる町として行政機能を向上させておくことが急務だと思います。それは行政組織の現状を点検して、正確に観察認識し、その改革改善と新しい創造に役立つような発想と手法を見出すことにあります。

 現在、第2次行政改革が進められておりますが、その報告が9月議会に間に合わなかったとのこと、その進捗が計画どおりに進んでないことがうかがわれます。現状の組織体制は機能的だろうか、また合理的だろうか。職員への仕事の与え方は適正なのだろうか。職員が仕事にやりがいを感じる環境をつくっているのだろうかなど、大きなポイントをチェックしていきたいと思います。組織をつくり、人材を育て、適材適所で最大の効果を発揮する。そんな組織の機能を目指していくことが重要だと考えます。

 さらには地方分権がますます加速する中で、町長は以前より自立へ向けたまちづくりを積極的に進められております。6月の定例議会でも「平成16年度は本町が自立に向けたまちづくりを進める上で大変重要な年であります」と言われまして、昨年より準備を進めてまいりました地域コミュニティ活性化支援事業を積極に進めているとの報告を聞きました。しかし、この9月の定例議会では、その代表的施策である地域コミュニティ活性化支援事業がねらいどおりに軌道に乗っていないと思わせるような発言や盆踊り大会の中止に代表されるように、町主導のイベントを民間団体に移譲しようとしても理解が得られないことが報告されております。ここでだんだんと問題が見え始めたように思います。

 また、住民から要望が強いコミュニティバスの運行もいよいよ来年から予定されているようですが、これは非常に投資が大きいだけに慎重に事前調査、準備を進める必要があると言えます。全体的にうまくいかないから安易に内容を変えたり、町民がやってくれないから行政もやめたというのでは、町長の言われる自立へ向けたまちづくりの前途が危ぶまれます。もう一度問題意識を持って現状を正しく認識し、それぞれの施策の目標を見失うことなく進める努力が必要だと思います。

 以上が、私が準備をいたしました3つのテーマの総括でございます。詳しくは質問席から行います。効率的な中身のある論議に心がけたいと思いますので、簡潔明瞭な答弁をお願いし、壇上からの質問といたします。御静聴ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕それでは、ただいまの常廣議員の壇上からの御質問に対して私の所感を述べさせていただきます。

 現在、私たち地方自治体、大きな変換期にあります。これは地方自治体だけではなくて日本全体の社会情勢、あるいは企業を取り巻く情勢、すべてそうだと思いますけれども、身近な私たちの自治体行政、大きな変換期にあります。何といっても中央集権約100数十年間続いてきた、この中央集権の行政のやり方を地方分権の行政のやり方に変えていく、そうしないと、もう行き詰ってしまったという状況の中で、ぜひやり遂げなければならないということでございます。

 で、これは100数十年間続けた制度ですので、一朝一夕に変わるものではもちろんありません。これは行政をする方も、それから受ける方も一朝一夕には変わっていかないというのはだれがお考えになってもわかるんですが、そこを強力な推進力を持ってやっていくということが今一番私たち地方自治体に求められていると思うんです。そうした中で、苅田町今非常にいい位置にある。全国の先頭を切って変わっていくいい位置にあるだろうと認識いたしております。

 常廣議員の壇上からのお話の中にもそのことがうかがえました。合併50周年という節目を迎えます。過去の反省の上に立って、将来どう飛躍していくか。それから合併の問題についてもしかりです。私は合併の問題というのは常々思っておりますし、いろんな機会でもお話しておりますが、合併の問題をその自治体がよく考えるということが、今まで中央集権時代に一様な行政サービスを行うような仕組みになっていたものをここで我が身をよく振り返って今後どうすべきかという、いわゆる地方分権時代の行政を行っていくのにどうすべきかというその自治体、例えば苅田町、行政もそのことをよく考える、町民の皆さんもよく考える絶好の機会だと、合併の問題についてはそういう捉え方をずっとしてまいりましたし、ぜひこれからもやっていきたいと思います。

 たちまちの来年3月に切れます合併特例法の期限切れの範囲の中で、合併をするということについては、いろんな状況から、ちょっとどうかなと。それよりも苅田町としては長期的に合併について考えていくということが大変重要であろうと考えておりまして、長期的に考えていく中で苅田町そのものをどうとらえ、どう発展させていくか。それには、あるいは合併しかないのかもしれません。そういう問題も含めて考えていきたいと思っております。そうした地方分権時代を迎えての苅田町の町政をこの際行うためのここ数年が非常に大きな重要な時期だろうと認識いたしております。そのためにいろんなことをやらなければなりませんが、2番目に職員の体質改善、あるいは組織の体質改善、人材育成、そうしたことについてお尋ねいただいております。非常に重要だと、重要な課題だと思っておりますし、職員の意識をいかに早く変えていくかとあわせてこの辺をやっていきたいと思っております。

 それから、今度地方分権時代のまちづくりという面で非常に大切であると私ども考えております町民との協働によるまちづくりでございますが、地域コミュニティ活性化事業、なかなかスタートいたしません。先ほど言いましたようにいろんな問題があるわけですけれども、ぜひ克服して、町だけではなくて、町民の皆さんと一緒になって克服して、これからのまちづくりの基本となるようなものでございますので、ぜひ成功させたいと思っております。

 また、コミュニティバスの運行につきましても、多くの町民が期待を持っている事業だと思いますが、それだけにやってよかったというような事業になるように町民の皆さんの声をもう十分大幅に取り入れた効率的な、町民にとって、いい事業にしていきたいと思っております。

 イベントの見直しもそうでございます。盆踊り大会、長年苅田町民に親しまれた行事、これをぜひ町民主導のものにしたいということでやってきておりますが、ちょっとうまくいきませんでした。しかしながら、これでやめるというのではもちろんございません。いろんなイベントというものは、町がこの苅田町を活気ある住みよいまちにするという意味から、非常に重要な事項だと思っております、イベントというのはですね。ただし、それが従来のようなお仕着せの行事であってはならない。町民が自主的に参加し、盛り上げていき、地域づくりにつながっていくものじゃないといけないということから、第2次行政改革の中でこうしたイベントについても見直していこうと、こうしているものでございます。

 以上、壇上から、常廣議員の壇上からの御質問に対して私の所感を述べさせていただきました。後は一般質問者席からの質問に個々に答えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(珠久六夫君) ここで、昼食のため13時5分まで休憩といたします。

午後0時02分休憩

                              

午後1時06分再開



○議長(珠久六夫君) それでは午前に引き続き一般質問を行います。

 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) では、午前中に引き続き一般質問をさせていただきます。

 まず、1つ目のテーマでございますが、将来を展望するまちづくりについてというところの1項目め、合併を踏まえた苅田町の将来についてということで質問をさせていただきます。

 合併問題におきましては、もう既に合併問題特別委員会も設置されておりますし、当面単独という態度も明確にされておりますので、あえて詳しく議論をするつもりはございませんけど、町民の立場に立ってぜひ聞いてみたいなという素朴な質問もございますので、その質問をさせていただきたいと思います。ただ、現在の苅田町の立場から内外に対する影響も非常に大きいと思いますんで、支障のない答弁で結構ですので、ぜひお聞かせ願いたいと思います。

 それでは、まず1点目でございますが、町長は当面単独という態度を明らかにされましたけど、この当面というところが皆さん非常に関心を持っているところで、現時点でどのくらいの期間を考えられているのか。また、もしこの方向性が変化するとしたら、どのような状態のときで、どのような時期なのかというところをちょっとお伺いしたいと思います。お願いいたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 合併問題、苅田町にとりまして、もう最重要な課題であるということはだれもが意見一致するところでございまして、当然みんなで議論して、そして決めていかなければならないと思うんですね。しかしながら、時期的なものももちろんあります。一つは、平成17年3月という区切りがあります。

 で、一方、壇上からも申し上げましたけれども、中央集権から地方分権に変わっていく中で、特に今苅田町として手をつけてやっていかなければならないことが、しかも苅田町の将来にかかわらず重要なことがございます。

 平成17年3月の合併ということが明らかになって、それに向けていろんな、合併に向けていろんな施策ができるような状態では苅田町の場合はない。周囲どこと合併するのかということ一つ考えてみても、そんな状況にはない。また苅田町の置かれている立場、人口がかなり多い町であるし、財政力もある町、それからもう一つ、空港が18年3月にできるという、苅田町にとりまして大きな転機にもなるようなことがあります。

 そうした中で、町民の意向とか、それから議員の皆さん方、2月に特別委員会を設置して勉強を始めましたけれども、そうした意向を見てみますと、今極端に言いますと、17年3月の期限までに合併をするという前提で物事を苅田町において進める段階ではないと判断しました。そうなると、やらなければならないのは2つだろうと。

 一つは、この重要な時期、一刻を争う時期に地方分権時代のまちづくりの体制を今つくらなければならない。そのためには合併を当てにしていたんではできない。すぐにでもスタートしなければできないということ。

 それから、もう一つが大切なんですけども、合併というのは、先ほど壇上からも言いましたように、とてもそれぞれの自治体にとって重要なことですので、みんなでいろいろ勉強しながら決めていかなければならない。しかも将来のその自治体の姿を考えるときに、その勉強することが非常にためになるというような観点から、合併は苅田町にとって今やはり長期的に検討し、勉強していく課題じゃないだろうか。重要な課題ですよ、これは。重要な課題ではないかと考えて、そのように対応しているわけです。

 それじゃあ当面というのはいつまでかといいますが、新しく合併特例新法が来年4月から施行されます。それで合併推進に対する政府の考え方、国の施策が変わってくると思います。恐らく県の立場、主導的な立場が強くなってくるだろうと思っています。そうしたことも一つは見なければいけない。さらに、ここ二、三年が苅田町の将来にとって大切だということを盛んに私も言いますし、皆さんの認識もそうだと思うんです。財政状況にしても、恐らくこの3年のうちはかなりいいだろう。しかしその先はわからない。その先のためにこの二、三年努力しなければいけないと思っています。

 だから、当面いつがめどかということについては、やはり合併新法を見、空港開港を見、その後一、二年ぐらいのところまで見きわめて、その間しっかり勉強して、将来の苅田町、対応を間違わないようにしていくべきではないかと私なりに考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) どうもありがとうございます。今時点で考えられることを非常にわかりやすく答弁していただきました。

 ここ一、二年が将来を考える上で一番ターニングポイントとなってくるとは思いますが、非常にまた抽象的な質問で申しわけないんですけど、今ちょうど苅田町50周年になりますんで、この機会に、また先の50年先ぐらいまでは少しイメージを描いてもいいんじゃないかなという気がいたします。今答弁いただいた中でも非常に考える情報というのがたくさん出てまいりましたんで、10年先ぐらいは見通せる、50年先がイメージできれば非常に面白いとは思うんですけど、ちょっと抽象的な質問で申しわけないんですが、50年先ぐらいの苅田町の形というものをどのようにイメージされているかというところをお聞かせ願えますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 時代の変化というのは、だんだんそのスピードを増しております。100年前の50年間と現在の50年間、全然違うと考えていいと思います。したがって、今50年先、苅田町の姿を先見するというのは、まず不可能に近いぐらい難しいだろうと思います。ただ、10年先ぐらいはきちんと見据えた施策を今とらなければならないと思うんですね。

 それで、第3次総合計画の後期基本計画とか、そうしたいろんな基本計画を見直し実行していく中で、10年先ぐらいはきちんと見据えた施策を今からとっていかなければならないと思っています。その姿というのは、やはりどこの市町村にも負けないぐらいですね、そこに住んでいる町民にとって本当に苅田町は住みよいなと。そして、よそから見て苅田に行って住みたいなと思うような町じゃなかろうかと。具体的にはと言われますとちょっと困るんですけれども、そういったところをきちんと見据えた計画を立てて、あらゆる角度からそこに進んでいくということが必要ではないかと思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) どうもありがとうございます。私たちもちょっと将来の苅田町がどうなるのかというのは、非常に夢がある話で、よく雑談の中にも出てきますし、また町長もそういう形で10年先ぐらいはイメージされているということで、ぜひまた機会があったら一緒に苅田町の将来を語ってみたいと思っております。

 合併問題に関しましては、合併特別委員会もありますんで、ぜひ執行部と委員会が常に連携をとりながら、同じ情報を供用していきながら将来を考えたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 では、この問題はこれぐらいにしまして、次に企業誘致の話をさせていただきます。

 企業誘致につきましては、先ほど長井議員の一般質問の中でもかなり触れられていますんで、重なる部分はちょっと省きまして、全体的なものをちょっと確認をさせていただきたいと思います。

 まず、1点目でございますが、苅田町が今誘致しようとしている工業団地、先ほどもいろんな団地の話、内容が出ましたけど、それを今進められているんですが、全体的なものがよく私たちにはわかってないんですよね。そこで全体的にどれぐらいの規模のものがあるのか。そして、それは今現在計画に対してどれぐらいの進捗で進められているのか。計画に対して未達なのか過達なのか、その部分も参考にしたいと思いますんでお願いしたいと思いますけど、それからすると、今現時点から将来に対しての計画だとか、見通しですね、これはこの規模で計画組んでいるんだけど大丈夫だろうとかいう判断を今するのは難しいかもしれんですが、そんな見通しなんかがありましたら、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 苅田臨空産業団地の区画と面積でございますが、全体面積は21万5,642平米でございます。この造成でございますが、現在F街区、約5万平米あるわけでございますが、これをこの平成16年度、ことしの秋から売りにかかろうとしております。それで、議会でも御報告いたしましたようにD街区、これが約8万平米ございますが、これは今年度工事着工予定しております。

 あとほかに、苅田臨海工業線、両方側A・B・C街区、それから海岸べたに寄ったE・G街区とございますが、これをあわせた調整池を来年ぐらいからこれかかってまいりたいと。ただ、この残りの順番にいたしましては、企業のそれぞれのニーズとか、そういうことにこたえて、後先、とにかくニーズの合ったところから早急にかかってまいりたいと、このように考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) ありがとうございました。何となく数字的には想像つかない数字なんですが、何となく把握──まだつくっている段階で、誘致自体はほとんど進んでないという判断でよろしいんですかね。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) この誘致につきましては、企業へのメールやパンフレットの送付、もしくは県の主催する企業誘致セミナーへの参加、これも150社程度にパンフレット配ったり、また産・学・官利用したところでPRしたり、そういう形をやっております。既に問い合わせもちょっと社名は伏せさせていただきますが、かなり10数件あっております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 企業誘致が、済むまでの大きな計画なり日程なり、つくり出してから売り出して、最後までの大きな日程が組まれているとは思うんですけれども、今段階では計画どおりに進行しているという判断でよろしいんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) 計画どおりと申しますか、ことしから初めてF街区、約5万平米を売り出しにかかるわけですが、今実際に問い合わせあっておりますが、町といたしましても優遇制度、企業の立地条件、それなりに自身を持っておるわけですが、それぞれ企業の捕らえ方等もございます。それでその状況を見ながら、まだ今の段階で計画どおりいっている、いっていないということはちょっと今申し上げられません。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) わかりました。どうもありがとうございます。今から企業誘致、本格的に入ってくるわけなんですが、少し気になっているところで、ちょっと情報古いんですけど、西日本工業大学の情報デザイン部、デザイン学科というんですか、このキャンバスが小倉の方に移すという、またその横にある空き地に今度は自動車関連の誘致もしようというので2月ぐらいの新聞に載ってたんですけど、そうなると、今せっかく苅田にいろいろ企業を呼び込もうとしているときに、苅田にもともとあった企業なり学校がほかのところに行ってしまうというのは非常にちょっと心配しているところでございますが、今後、小倉のように非常に誘致としては魅力的な町なんですけど、ああいう魅力的な町と競合するために、苅田としてどういう施策を持っているのか、ありましたお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 苅田町には、苅田町の工業団地としての特色がございます。まず学校、西日本工業大学が情報環境デザイン科を北九州市に新設するということ、ちょっと残念なんですけれども、これ学校の事情がございまして、若者、環境、それから特に情報ですね、ITの部分を考えますと、北九州に進出したいというような意向がありました。しかし、今後苅田町で企業を誘致していくのに、大学がある、技術があるということ、非常に大きなやはり利点だろうと思います。したがって、現在、産・学・官の連携を進めているわけですけれども、ぜひ西日本工業大学とも連携とりながら3万5,000人の町っていつも言うんですけども、こういう町に工業大学があるという利点、これを生かせるような誘致をぜひやっていきたいと思っております。

 また、先ほどの御質問にもありましたけども、苅田臨空産業団地だけでなくて、県が持ってます松山工業団地、あるいはそのほか県がこれから一、二年かけて造成します白石の用地等あります。この辺もあわせて誘致していくわけですけども、先ほど言いました大学という技術があるということ、それから何より企業の集積、特に自動車関連の企業の技術集積があるということ、こうしたものもぜひ苅田町への工業企業誘致、武器としてやっていきたいと考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) よくわかりました。でもとりあえず──とりあえずというか、でも、現時点では西工大もちょっと一応小倉の方に行くことになったりしてますんで、学校だけじゃなくて企業もそうなんですけど、今いる企業だとか学校だとかが、本当に苅田町の中で活動しやすいような、苅田町が今度誘致するためにそれを武器とするんであれば、その武器がちゃんと使えるように、そういうところも考えていかなきゃいけないかなと思っております。

 それから、これから誘致が盛んになるんですが、先ほど長井議員もおっしゃってましたけど、私たち会派は誘致をテーマとしていろいろ研修に行かせていただきました。で、特に印象的なのは、非常にセールスが熱心ですね。で、担当部署だけでなくて、町全体で何かセールスをやっているようなイメージがあると。いろんなPRの仕方でもパンフレットの置き方、町の各所にパンフレットが置いてあったり、そういうところでも、やっぱり熱意が感じられたわけなんですけど、これから苅田町もいろいろ企業誘致していきますけど、今の状況から少し思うと、やっぱりこちらから来てほしい企業にぜひ出向いていってセールスする必要もあるんじゃないかなと思っております。私たちもいろいろ情報をいただきながら全員で苅田町の誘致のセールスマンとなって、ちょっと誘致に積極的に進めたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。

 50年前に先見性あるリーダーたちがこの国道10号を拡幅工事をしたというお話も聞いております。条件つきの話ですね。で、それで当時としては、長井議員のお父さんぐらいですか、当時としては苅田には滑走路でもつくるんかいと言われても、そういう広い道路をつくって、結局それが企業誘致に対して大きな要因となったと。

 それから、日産の例でもありますように、日産今度本社を移転いたします。東京銀座から横浜のみなとみらいに移転するわけなんですけど、この移転先の選定の理由が、やっぱり自治体がほかの自治体と比較して、この横浜の自治体が非常に企業に協力的だったということが言われております。やっぱりこれから企業誘致をするためには、自治体と企業が、本当に企業がその自治体の中で活動がしやすいという条件づくりが大切だと思いますんで、ぜひその辺も考慮していただきたいと思っております。

 そういうことを申し上げまして、次のテーマに移らせていただきますけど、2つ目のテーマとして行政改革について質問をしたいと思います。

 まず最初に、本定例議会の町政報告の中におきまして、町長は第2次行政改革の実施状況、これを報告する予定でしたけど、その各部の実施検討のとらえ方が不十分な項目がありという表現でちょっとおくれるという話をされておりました。これどのようなところが不十分だったのか、わかりましたら具体的にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 不十分なところと申しますか、今回の第2次行政改革の中で、各部署から上がってきた取り組み状況について、例えば実施検討という項目の中に、実施については一部実施というのもございましたし、検討についても具体的な検討状況がわからないということがございました。少しとらえ方が違うということで、各部の担当を呼びまして、行政改革推進本部の中で再度その実施、あるいは未着手、検討についてのチェックを精査をかけているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 私がもらった資料の中、それ多分この前の答申のやつだと思うんですけど、これの今度9月版ととらえてよろしいですか。これ私見ましても非常にわかりにくいんですね。

 で、今室長が言われましたように、今回具体的な検討内容も非常にわかりにくいんで、やり直しをさせているという話をされましたけど、私これ見ても非常にちょっと違和感感じてます。組織体質の改善というのがテーマなんで、ちょっとこれに触れますけど、組織というか、基本ですよね、もう書類、行政をやる中で基本だと思うんですけど、これだれが書いたかもわからんし、だれが承認したかもよくわからん。総務委員会でも1回触れたことがあるんですけど、内容的に非常にわかりにくいんですよ。で、この中に内容も具体的取り組み内容及び目標とか書いてありますけど、中に書いてあるやつは項目があるだけで、具体的な内容何も書いてないんですよね。で、目標と書いてありますけど、目標全然見当たらないんですよね、数値もないんですよね。いつ何をどこまでどうやるのかというのはよく全然わからない。項目が書いてあるだけと、こういうところを非常に今心配を──心配をというか、これ見たときに、こんな書類で役所は仕事しているのかなと気になったんですけど、今回こうやって見直されているというところを言われましたんで期待はしておりますが、その辺が今度は改善されるというふうに判断してよろしいんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 議員さんが今お持ちなのは多分大綱だろうと思うんですよ、第2次行政改革大綱。大綱は主な指針を示しておりますので、今度ですね、今議会に少しおくれましたけども、提出しようとしているのは個票といいますか、その大綱に上げた推進項目についての詳細と取組状況と、それから目標と事業概要等々、かなり詳細に示したものでございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) わかりました。それ期待したいと思いますけど、これはでも内容的に書いてある項目と内容違いますよね。で、これどなたがいつ書いたかというのはもう全然わかるようにはならないんですか。だれに、何かこの中で疑問があったらだれに聞いていいかもわかりませんからね。それは改良されると思いますんで、ぜひその辺ちょっと検討してみてください。

 よろしいですか、次の項目に入っていきますけど、組織体質改善ということで、私は直接役場の行政の中で現場に入って仕事をまだ観察させてもらったことないんですが、管理監督者の方からいろいろ教えていただいたり、私たちがこうやってもらう資料の中から見たりして、その疑問を今回の質問にちょっと触れたいと思いますけど、まず1点目に仕事、職員の方々の仕事の与え方、これについてちょっと教えていただきたい、質問したいと思います。民間で簡単に言いますと、民間と比較するのも難しいところあるかもしれませんけど、民間で言いますと、トップがその業務方針を示しまして、で、各部署がそれを担う業務計画をつくります。で、その中に折り込みます。その業務計画を遂行するためにそれぞれの、ここでいう職員の方々ですね──が目標を持って業務遂行されるというふうな形が一般的な流れなんですが、苅田町の場合、年間計画でも結構ですが、職員の方々に仕事を与えるときにどのようなやり方をされているかお伺いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) お答え申し上げます。

 仕事を与えるということに対しまして、行政はそれぞれの持ち分野でそれぞれの行政サービスを行っております。それで、総務部であれば総務部の中で人事管理の問題、財政の問題、税を取る問題、徴収という形でいろいろな形でやってますので、町として方向を決めるのは庁議という形の中で、役場の執行機関の中で庁議という形があります。その中で町の方針的なものを検討していきます。で、実行するものともう少し検討する部分という形が出てきますので、実行する部分、決まった分につきましては、部内会議、それぞれの担当部で担当課長という形で部内から課長におろしていきます。で、おろしていった中で担当課長に該当する担当課長がおれば、その分について自分のとこの課でどういう目標を持ってやっていくのかということを決めていただいていると。その中で今現在やっていますのが個人に対する自己申告、僕はどういうことをやりたいということを管理職、係長と自己面談をやりながら自分の目標を決めて仕事に取り組んでいただいていると。これがまだ始まって2年目ですので、まだすっきりこうなっていますということはいい切れませんけども、それに向かって一つ一つ今努力しているというのが現状であります。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 業務を各個人に対話によって理解をしていただきながら業務を遂行していただくシステムをつくっているということで、これは非常にいいことだと思います。それとあと、この業務遂行に当たりましては評価の対象になると思うんですが、1年単位ぐらいでやられるんですか、振り返りは。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 自己申告制度につきましては、最初に管理職と目標設定をやっていただきます。で、半年たった時点で、今度は係長ともう一度今の現状ではどうなんだということを詰めてもらいます。で、最終的に課長、係長との目標設計の整合性ができた時点で、この方についてはよくできた。もうちょっと頑張ってもらわないけないという形の評価という形で、1年をローテーションとして今現在行っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) よくわかりました。振り返りの期間としては1年というのが今時点では非常に長いような気がしますし、企業でも3カ月単位だとか半年単位でまた面談をやって振り返りをやっています。それ非常に効果的と思うんで、ぜひ目標を定められたら、数字的な目標が理想的なんですけど、それに合わせてその方がどこまでの力を発揮できたのか、苅田町のためにどこまでその人の仕事が役に立ったのかというもので評価されてですね、非常に強い組織になると思いますので、その辺検討していただきたいと思っております。

 それから、あと組織関係で一つ気になっているのが、部長制に変えられたというお話を聞いております。6年前ですかね、さっき話が出ましたけど。で、私もその部長制の前がどんな組織だったのかというのは実際的には見てませんので、話だけしか聞いてないんですけど、その部長制に変えられた後、いろんな問題が出ているというか、私も何点かしか聞いてないんですけど問題があったと聞いております。で、そんな問題や、その問題を解決するためにこんなことをやったよという事例なんかがあったら少し参考に聞かせていただきたいのと、また16年体制に組織変更いたしましたけど、その組織変更、9月ですんで、もう既に振り返りされていると思いますんで、その内容をちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) この問題については、個々の部長で考え方がちょっと違う部分があるかもわかりませんけど、私たちの考え方といたしましては、ことしの4月の機構改革という形の中で、庁議の必要性ということが今まで言われてきました。町の方針的なものが全然見えない。部長クラスで打ち合わせがなかなかできていないというような形が今まで言われてきましたので、それを解消するためには庁議なり、その前の調整会議という中で、部長さんたちの意見統一をやった中で庁議に諮る。で、庁議を諮った中で決定をしていき、町の方針として示していくということで今少しずつ変わってきていますので、前から言われてます各部との調整が少ないとか調整ができてないとかいう形もまだ少しは見られると思いますけども、今は徐々に解消をされているというふうに私は今感じております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 庁議を始められたというお話を私も聞いておりますし、また会議のこの仕組みみたいなところを今回精査されたみたいなところがありますんで、非常に効果あるんじゃないかと思いますけど、それがちゃんと定着するような形にぜひお願いをしたいと思います。

 ちょっとこれ、この場で質問するような内容じゃなかったのでちょっと申しわけなかったんですけど、済みません。そんな感じですね。

 それからあと、次に、今度一つまた気になったのが昇進試験、これ導入されて、ことしの3月に実施されたというところなんですが、いろんな賛否両論の話があります。で、この制度を導入したときの背景とか目的、そういうものをお聞かせ願い──それから、もう実施されましたんで、実施した後の成果、問題点がありましたら、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) この昇任試験の採用するかしないかという判断の中で今現状で役場の職員が高齢化してしまっております。で、やる気が出る、若い人にやる気を出してもらうということの中で、若い人でも係長試験に挑戦できるというシステムづくりが必要だろうということの中で、年齢的に少しずつ引き上げていくという形を今検討してやっている状態です。で、試験を採用した結果、確かに受けていただけなかった部署、年齢的に受けてほしい人たちも受けてもらえなかったという問題点が多々ありました。その中で、今うちの方で検討しているのは、すべての人に機会を与えて、すべての人が同等に試験を受けてもらえる制度づくりはどうしたらできるのかということで、今一生懸命頭をひねっております。その中で、今一番私たちの気になっているのは技術的な人、技術屋さんと今言われている人なんですけれども、その方が昇任試験を受けていただけなかったということが大きなネックになっておりますので、それを解消するためにどうしたらいいのかということで、今一生懸命技術のトップの方とも話をしてますし、どういう形でやればその辺が解消できるのかということで、今一生懸命考えているのが現状であります。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 昇進試験にすべての人に機会を与えるということになりますと、昇進試験で、もしすべての方が合格したら、もしすべての方にその役職が準備できるんでしょうか。昇進試験のあり方として疑問があるのは、今、行政の中でも人を減らしたい、組織をスリム化したいという動きをしてますけど、昇進試験やって、で、合格したらやっぱり合格した責任をとらないけんですよね。で、こういう考え方、これ本当は理想的なんでしょうけど、それが可能なのかどうかというとこちょっと不安があるんですけど、その辺どうお考えでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 当然議員さんが言われるように、組織機構を今縮小をやっているというのが現状です。ただ、組織機構をスリム化していく、できるだけ行政のする仕事をスリム化していって、民でできるものは民に任せろうというのが今行政の流れとなっています。

 その中で、今の職員数で管理職の数、係長の数といいますと、少しずつ当然落ちてくるのが現状になってくるだろうと思っています。しかし、若いものがやる気のあってやりたいというものを少しでも早く、拾うといったら怒られますけども、少しでも早く昇任させてやるということが、役場の中のやる気がこれ以上どんどん出てくるんじゃないか。そうすることが組織改革の一番大きな問題じゃないかということで今私がやっている状態であります。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 考え方は非常に共鳴できるものがありますが、現実論としてどうなのかというところも非常に含めて昇進試験についてはやっていかなきゃいけないかなという気がいたします。

 これは、もう一つ昇進試験で疑問に思っているところなんですが、今度の昇進試験、ちょっと私もよく、どうしても理解できないんですけど、何か論文形式にされたという話なんですが、この論文形式にした理由と、それから論文でどうやって合格者、不合格者を判断するのかというところをそういう判断基準がありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 一応小論文にしたという理由は、役場の職員で苅田町の将来をどういうふうに考えているのかということが知りたかったというのが1点です。

 それと、ペーパーといいますか、普通一般的に言われています公務員の試験みたいなペーパーでやることの意義と苅田町の職員になってやる気のあるという考え方を見るということであれば、やはり苅田町の職員のとして、私が町にとってどれだけのメリットがある人間だよということをアピールできる、その必要性が当然あるのかなということで小論文形式をとらせてもらったということが1点です。

 ただ、点数のつけ方という形につきましては、試験官が4人おりまして、その方たちがその論文を読んでいただいて、どういう、この人にとって一番よかった、悪かった、もう少しだねという判断をしていただいた中で点数の基準をつくっていってその評価をしていったというのが現状であります。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) この昇進試験で非常に難しい性格の部分がございますが、その判断をというか、合格不合格の基準というのが、それぞれの個人の4名の方の試験官の裁量にかかっているというのは非常に難しいといいますか、理解してもらえない部分がある。そういうところでやっぱり拒否される人もいるだろうし、その昇進試験制度自体の位置づけも何か余り高くならないんじゃないかなと気はしています。昇進試験みたいなものを一番大事なものというのはやっぱりみんなが理解して、で、その結果──昇進試験に対して皆さんがその昇進試験を理解して、その結果がみんなで納得できるものでないと、やはり昇進試験を通じての組織の活性化なり組織の改善にはつながらないような気がしますんで、これはやっぱりこういうものは特にそういうものを必要だと思っております。

 この制度については、私自身も早急に抑制していかなきゃいかん部分じゃないかなと思っておりますんで、早い時期の検討をお願いしたいと思います。

 続きまして、各職員の位置づけについての組織改善をちょっと考えてみたいと思いますけど、今正規職員、臨時職員、パート職員、派遣職員といろいろ職員の方いらっしゃいますけど、その職員の方々に仕事を分担するときに、その仕事の目的だとか分担する基準なんかがあるんでしょうか、ありましたらちょっとお聞かせ願いたいと思いますけど。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 今、議員さん言われた基準と言われるとちょっと難しいところがあるんですけども、一応資格がどうしても必要な場所、要するに保健師としての資格が要る場所、要するに図書司書としての資格の要る場所については、その人たちを任用していくという形にはなっておりますけども、その他のところについて資格がどうの、要するに今現状ではコンピューターが当然使える人という形の中で現状は動いているというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 資格が要る場所に臨時職員を採用したり、派遣職員を採用したりしているというところなんですが、人材育成を考えた場合、本当に行政の中でその仕事が必要であるんであれば、なぜ行政に携わる人を育成していこうという気がないんでしょうかというのがちょっと疑問に感じるわけなんです。

 さっきパソコンを使える人ってありましたけど、パソコンを使える人、今どこの業種でもパソコンを使えないと仕事になりませんけど、職員がパソコンを使えないから正規職員がこういう資格を持ってないからといって、それを簡単に臨時職員に転嫁したり、派遣職員に転嫁するのは何か考え方が違うような気がしております。

 で、後でまたちょっと触れようかと思ったんですが、臨時職員の方も非常に優秀な方たくさんいらっしゃいます。だから正規職員と臨時職員、派遣もいろいろ待遇違うわけなんですよね。で、極端な言い方すると、町内で仕事をするよりは、町の大きな施設を任されて責任ある業務遂行ではすごい難易度が高いような仕事をされている方もいっぱいいらっしゃいますんで、そういうところも処遇を見直さなきゃいかんところやないかなと思います。

 この点でちょっとポイントで言いたいのは、先ほど言いましたように、必要であるんなら人材育成をしましょうやというところでございます。そんなところですね、ここは。

 それから、ちょっとこれも触れました。今回管理衛生士を派遣したというところもさっきの考え方と私同じなんですが、これがこの資格が要るために、その方の業務配置転換ができなかったから、これを派遣にしたという話を聞きましたけど、それが業務の中で必要であるんなら、この衛生士の資格を職員の方がとる努力をされてもいいんじゃないかなという気がしていますんで、一応私の参考意見として聞いておいてください。そんな話です。

 あと次に、飛ばしまして、次のテーマで自立をしたまちづくりについて質問をさせていただきたいと思います。

 自立をしたまちづくりを進める中で、行政のねらいと町民のねらいのずれというものが何か最近出てきているような気がします。そういうところを質問を通してチェックをさせていただきたいと思っております。

 まず、1点目ですが、地域コミュニティ活性化事業についてですが、これ先ほど少し触れましたけど、ほとんど進展してないということで、今のところ与原校区以外は全く取り組まれていないという状況でございます。これに対しての、このおくれの原因はどこにあったのか、具体的にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 今、議員さん言われましたように、地域コミュニティ活性化支援事業、今のところ与原校区が取り組みをしています。ほかのところのあとの5校区が取り組みがされてないんですけれども、いろいろお話をお伺いしますと、幾つかの問題点があります。それは、この地域コミュニティ活性化支援事業は、小学校区を一応区の単位としておりますので、なかなか大きな区によっては調整がつかない、区がたくさんあるところについてはなかなか調整がつかないといったような声も幾つか聞いております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 町政報告の中でも少し触れられておりましたが、でも学校区で活動するというのが最大のねらいであるという話も町長は前されてましたけど、今回の見直しの中で、その区域を変更するだとか、何か内容的にも内容をいろんな形で拡大したり変更したりの見直しが入っているようですけど、どうもやり初めたけど、うまくいかないから内容を全部変えちゃうよとか、最大のねらいであった学校区を今度また変えるとか、そういうところが問題を全然解決しないままにどんどん楽な方に変わっていくという気がして仕方ないんですけど、その辺どのように感じられていますか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) せっかく地域コミュニティ活性化支援事業、地域のことは地域の皆さんでおやりくださいと。それにつきましては町の方で支援しますし、職員についても派遣しますと、行政改革の一環として行政と地域の役割分担というのが示されておりますし、ぜひともやってほしいということで、今まであらゆる機会を通じていろいろお話をしてきました。が、なかなかうまくいかない。ではどうしようかということで話をしてきました。

 具体的にまだはっきり決めたわけじゃないんですけども、それだったら、せっかくの事業ですし、皆さんに浸透してもらいたいという意味で、小手先を変えるんじゃなくて、幅広い使い方をするような一つのアイテムをつくったらどうだろうかということで今検討中です。それは、例えば大規模校区においての中の一つの区をとらえてのモデル区の設定とか、あるいはNPOボランティア団体等への具体的な支援とか、もろもろありますけども、そういうことで少し広げてみようということで今検討しております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 私は、問題はもっと違うところにあると思うんですよね。で、この事業につきましては、私もいろいろ資料を読ませてもらいましたが、非常にわかりにくいですよね、一つはね。で、わかりにくい事業でありながら、余り地域の中で説明されてない、理解されてないというところが一番大きな原因とは思うんです。

 私も地域の役員15年ほどやらさせていただきまして、地域の組織の方々にはいろいろな情報をもらうんですけど、今も組長やってるわけなんですけど、全く情報ないですね、この支援事業をやってますよというの。で、この間、「町長と語ろうみらいトーク」というのをやられましたよね。あの中にも資料の中にたしかあるんですよ、このコミュニティ活性化事業というのはね。あの資料の中にもあったけど、ほとんどそれ触れられてないという気がします。

 で、この私の今の感想なんですが、この事業、予算をつけて地域に自立しなさいよとかいって丸投げして、何か丸投げしたような気がしまして、どうも町と一緒に共同してやろうとしている事業にはどうも感じられないんですけど、PRが足りない、内容をよく地域の人がわかってない、それを説明しようとしない、そういうところはどういうふうにとらえていらっしゃいますか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 確かに議員さん言われますように、PR不足というのもあろうかと思います。ただ、先ほども申し上げますように、例えば与原校区においては、小学校区の子供たちの安全の確保ということで、実際にどういった取り組みが校区でできるんだろうかという取り組みを役場の職員を交えて話してますし、この事業については、あくまでも丸投げということではなくて、先ほどから言いますように、この制度の一番の特徴は、役場の地域に住む役場の職員が一緒に動くという、一つの特徴でもございますので、何とかPRを広げていきたい、さらにですね、というふうに思っています。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 役場の職員の方も苦労されているんだと思います。で、役場の職員の方が地域の中で、ちゃんとこういうものが地域の方と一緒に活動ができるような条件づくりというのもね、管理職の方が考えていくのも大切だと思っております。そういうところもぜひお願いしたいと思います。

 で、この事業については、たしか期間が3年間、最長で5年間というところがありますんで、ぜひこの場で大きな変更なんかをせずに、ちゃんと問題を把握して、それを解決してから変えるのはかまいませんけど、ぜひ、できないから変えるんじゃなくて、ちょっと問題を整理していただいて、ちゃんとした対策を打って見直しをお願いしたいと思います。

 この問題はそれぐらいにしまして、次の問題に移りますが、続いてコミュニティバスの運行について質問をさせていただきます。

 民間移譲ということが非常に盛んに行われている中で、見方を変えれば、これは民間がやれなかった路線を行政が仕方なくやらなきゃいかんという事業だと考えられるんですけど、今回17年度の4月から導入ということを予定されておりますが、もう新聞でもいろいろ報道されておりますけど、実施まであと半年しかありません。今の現在の進捗状況をお伺いしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 17年4月の実施運行に向けて、うまくいけば17年4月の実施運行、10月には本格的な運行ということになるかと思います。

 現状につきましては、今議会に補正予算を上程しておりますコミュニティバスに対する業務委託、これをお願いするのとあわせて、今コミュニティバス検討委員会というのをつくっております。これはボランティアでやっているんですけども、一般の住民、あるいは西工大の先生、県、陸運支局、それから一般代表の方等々、この間第1回目の会議をしたんですけども、この協議会の中でルートの決定等していきながら、17年度4月の実施運行に間に合わせたいというふうに思っています。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 客観的に言いますと、どうも期間的に間に合うのかどうなのかという気はしないこともないんですけど、ぜひ間に合うように努力をしていただきたいと思います。

 それから、今お話に出ました検討委員会、多分この資料だと思いますけど、9月2日に行われた検討委員会だと思います。で、この資料を見させていただきました。この資料の検討委員会のメンバーが1ページ目に書いてあるわけなんですが、私たち苅田町には、もう御存じのように自動車メーカーがございます。この中に自動車関連メーカーの方が一人も入っていないんですが、そのところ、なぜ入っていないのかお聞かせ願えますか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 確かに自動車メーカーございますけども、一応町民の仕事を町内を移動しているといいますか、日ごろ日常生活に支障を来している方々を含めて委員になっていただきましたので、大変申しわけございませんけど、設立するときにはそういう考え方ございませんでした。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) どうも考え方として理解はできません。これだけ大きな投資をする内容でありまして、また地元に自動車メーカーがありながら、その専門分野を知っている人が入らなくてどんな検討をするのかと、非常に不安でいっぱいなんですよ。そういうところをどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 今回の検討会は町内のルート、あるいはどういった利用の仕方が一番いいのか等々を検討していただく委員会でございます。自動車メーカーの方をお入れして具体的に聞くという話は確かにありませんでした。一定の条件がそろえば、例えばアドバイザー等でお話を聞くという機会もあろうかと思います。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) この協議会の中で検討された内容で、今言われたような、その趣旨もあるんでしょうけど、それ以外に大変重要なことも検討されております。この資料の中にバスの選定の内容が書かれております。で、バス選定に幾つかの例が載せられているんですが、日野の車、三菱の車、ワーゲンの車、対象でもうこうやって載せられております。たくさん載せられております。で、我々もこのお話をいただいたときに、我々のメーカーとしてお役に立てないかということで、いろいろ会議も持たせていただいたり、いろいろ調整をやらさせていただきました。しかし、この検討会が始まってからの検討会の内容の資料の中に、この地元メーカーの名前がないんですね。地元メーカーの車がないんですね。ほかのメーカーさんはずっと全部情報書いてありまして、選定の例題になっているんですけど、何で地元メーカーの名前がないんですか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) このコミュニティバス事業ですね、町民のたくさんの要望を受けてやろうとしたときに、車両の選定について大きく私から注文をつけました。一つは、我が町は日産自動車の町である。日産自動車にすべきであると。これもうトップに上げました。その次は、環境に優しい車両にすべきであるというぐあいにいたしました。それから3番目に、高齢者、あるいは身障者に対する配慮された車であるべきであると、この順位づけというのは非常に重要だと思っておりますし、そのように進めてもらっておると思います。

 それから、この検討委員会の最初の9月2日ですか、私も出まして、そこでも冒頭ではっきりそのことは委員の皆さんに申し上げました。したがいまして、資料そのものについて載ってないのかどうか、ちょっと私確認いたしておりませんけれども、大前提というものは日産の町苅田町でありますから、日産自動車にすべきということで、その点について、ことしの春以来、いろいろと日産自動車さんと御相談させていただきながら進めているところで、日産自動車さんにも御協力いただきながら、特に環境面、それから高齢者、あるいはお体の不自由な方が容易に乗れるような形にするように改造しなければなりません。で、私自身もこちらの工場の方にもお願い申し上げておりますし、また東京の御本社の方にも訪問いたしまして、改めてそのことをお願いしてるところでございます。ぜひ御協力お願いして、日産の町苅田町に日産の車が当然コミュニティバスとして走るように今後やっていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 町長の方向性は十分理解できましたけど、まず苅田町はいろんな行政の活動をするときに、こういうものも非常に刺激になるんですよね。非常に気をつけていただきたいなという気がいたします。

 企業誘致のところでも少し触れましたけど、日産の本社が東京の銀座から横浜のみなとみらいに移転を決めたというところの背景も、これは自治体がやっぱり大変協力的だったというゴーン社長のコメントから一発で決まったわけなんですよね。私も非常に心配しているんですけど、本来も自治体と企業というのは、もうその連携が非常に大切で、一緒に共存共栄できれば一番望ましいわけなんですけど、今も企業誘致でいろんな話が先ほどから出てますけど、企業誘致するときには非常に長い時間とエネルギーを費やします。しかし、撤退するとなると非常に早いです。九州工場も決して例外ではないというところを認識しておくべきだと思っております。私も非常に不安にそれは思っております。

 私たちは、日産がこういうふうに無事回復するときに、大変大きな工場があっという間に撤退の決断をしたというところを私たちは幾つも見てきました。そういうところを非常に私自身も、この苅田町に住んでいる自動車関連で働く人たちも、非常に不安に思うと思うんですよね。そういうところを考えていただいて、自立したまちづくり、そのためには前の長井議員もおっしゃってましたけど、やっぱり財政的な裏づけ、税収というのが不可欠になってきますので、本当に苅田町が自立したまちづくりをやるのなら、そういう税収のもとというのを考えなきゃいかん、不可欠だと思いますんで、ぜひ気をつけていただきたいと思います。

 続きまして、次の項目に入らせていただきます。

 次の項目については、毎年慰霊祭の後に行われてきました盆踊り大会の中止についてでございます。これも先ほどの行政改革大綱ですか、この取り組みの中にも書かれているんですが、去年からこの盆踊り大会の廃止を含めて何か論議がされてるって、こういうふうにしか書いてないですけど、論議がされているという内容がここに書かれております。どういう論議がされたのか、具体的にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 北原課長。



◎総務課長(北原正一君) この盆踊り大会は年に1回8月28日に行ってまいりました。で、行革の項目に15年度追加しまして、それから民間ということであちこち、具体的には文化協会と町民会議あたりですけども、事務局を含めて対応できないかという相談をしてまいりました。なかなか事務局を引き受けるまでには両者ともいかないという状況でございまして、今回民間に移行できなければということで一応の目安として中止したという状況でございます。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) どうもうまく納得できないところがありまして、苅田町のイベントというのは、確かに苅田町がいろんな仕事を合理化していったり、そういうところはよくわかりますが、本当に苅田町に必要なイベントも、そういうものまで見直してしまって、これ見る限りは、移行、移行、検討、廃止、そんなのばっかりなんですよ。前向きにやろうというのは一つもないんですよね、この中見ますとですね。で、苅田町は、この感覚からいいますと、全部民間に任せちゃえと、自分たちの仕事というか、このイベント大切な行事だと思うんですけどね。先ほど町長も言われてましたけど、大切な行事だと思うんですけど、民間に任すと。で、民間に任す。民間がやれないならもうやめたというふうな印象が非常に強いわけなんです。

 で、今回もこの盆踊り大会15年度には検討しましょうと。民間に任せましょうと。民間やらないなら行政もやらないよと、何かそういうイメージが非常に強くて、今回の盆踊り大会中止については、どうも納得いかない。

 で、やめてもいいのかという話になるんですが、苅田町としては、この盆踊り大会というの非常に伝統があると聞いてますし、また慰霊会の後にやられるもので非常に意義深いものだと聞いてますけど、苅田町としては本当に必要ないと思うとですか、必要だと思ってるんですか、必要ないと思っているんですか、そこを率直にちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 壇上でも一部申し上げましたけれども、苅田町で行っているイベント、これは長く続いているイベントが大部分でございます。それはそれなりに育てていかなければいけないというのがまず大きな認識でございます。やめるだけが能ではありません。ぜひ育てていきたいと思っています。

 その中で大切なのは、町民が参加してそのイベントを行うということが一番大切だと思います。私、町長になりまして見ておりますと、役場の職員、従来から慣習的に行ってきましたイベント、非常にうまく手際よくこなします。港まつりの会場設定、それから運営、それから撤去、見てみましても、あっという間に手際よくやります。ただ、そうした従来の慣習にのっとったイベントをこのまま続けていっていいのかと考えますと、私は絶対違うと思うんですね。それを発展させなければいけない。どういう方向に発展させるかというと、地域づくり、つまり町民の皆さんと一緒になってその地域をつくっていくためのイベントにすべきであると思います。そのために今まで町が主体となってやってきた各イベントを見直そうというものがこの行政改革でございます。

 で、一つ白川地区で行政が中心となって村おこし祭りというものをやってきておりました。それにつきましても、さっき言いましたような弊害があったように思いましたので、地域の方々とよく話しまして、現在は秋満喫祭という名前も変えて、そこの役員の方々、そこの区長さんだとか婦人会、あるいは老友会の方々に役員になっていきながら、白川地域主体の村おこしのお祭りにしていこうと。もちろん町はそれにもう全面的にバックアップしております。主導するんじゃなくて、バックアップするという形でぜひとっていきたいと思っております。

 で、今回盆踊り大会、この盆踊り大会は、苅田町においては各区でやっているところもございます。それから8月28日に町でやるというのが今まででございました。で、ぜひ続けていきたい大切なイベントと位置づけておりますし、今回残念ながら文化協会さん、あるいは町民会議さん、引き受けていただく形にはなりませんでしたけれども、商業協同組合の方々が、中心市街地活性化のために、ぜひやりたいということで私ども職員も応援させていただきました。非常に盛り上がった盆踊り大会だったと思います。

 来年につきましては、50周年ということでもあり、ぜひ私たちが考えております民間の方にも入っていただく、むしろ民間の方に主導になっていただく、それを町がバックアップしていく、そうした盆踊り大会であり、各イベントに今後していきたいと考えております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) 方向性については、やっぱりやっていくという方向みたいな感覚で受けとめましたけど、あとは運営の問題だと思うんですよね。やること自体はやっぱりこれは町の行事として町が主導権とらなきゃいかんと思うんですよ。一緒にやらなきゃいかんと思うんですけど、それはどこまでが民間でやれるか、どこまでが町がやらなきゃいけないんかというのは、ちゃんと論議してやっていく必要があると思います。今回みたいに廃止となってしまうと、また興すのに非常にこれエネルギーが要りますんで、ぜひ安易に廃止なんかしないで、ちょっと論議していただきたいと思っております。

 この盆踊りにしろ、町がすべてやられているみたいな感覚で言われたところもありますけど、盆踊りにしろ港まつりにしろ、行事をやればやっぱり盆踊りでは踊る人、それから太鼓たたく人、夜店を出す人、参加する人、町民もみんな一緒に協力してやってるんですよね。共同でやっているわけなんですよ。共同で盆踊りは、盆踊りをやればいろんな人が共同で手伝って、みんなでやらないとできませんから、そういうところもあるし、港まつりにしても、いきなりすべてを民間にお前たちやれというんじゃなくて、この分野は行政でしかできないものとか、この分野は民間でお願いできますよねとか、そういうところもやっぱり少しちゃんと検討してからやった方がいいと思います。ただ、民間に任せる場合、民間の方々はそれぞれ自分の業務を持っています。今まで行政でやられるときは、行政は一つの業務としてやられるというところもございますんで、考え方はいろいろあるかもしれませんけど、一つ一つ民間がやれなかったら中止という判断にしてほしくないというふうな気持ちはあります。町長が言われた内容の考え方は非常に理解はできます。やり方の部分だと思います。

 もう最後になりますけど、今回盆踊り、ことしの盆踊り廃止になってしまいましたけど、非常に楽しみにされた方もたくさんいらっしゃいます。最後にお聞きしたいんですが、来年のこの盆踊りは──もう廃止ですから、もう廃止かなと思ったんですけど、もう一度お聞きしたいと思うんですけど、来年の盆踊りはやりますか、やりませんか、もうやめたですか、やりますか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 再三申し上げておりますけれども、ぜひ盛大に、しかも地域おこし、まちづくりにつながる形の盆踊りにしていきたいと思っております。そのためには町民の皆さんいろんな団体ございますけれども、御協力がどうしても必要です。盛り上がってくる形の盆踊り、ぜひやっていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 2番、常廣君。



◆議員(常廣直行君) どうもありがとうございました。最後にお答えいただきましたんで、帰って皆さんにいい内容を御報告できると思います。

 以上で、私の一般質問すべて終わらせていただきたいと思います。どうもいろいろありがとうございました。御協力ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、常廣直行君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで14時30分まで休息いたします。

午後2時20分休憩

                              

午後2時35分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。5番、三原茂君。



◆議員(三原茂君) 〔登壇〕皆さん、こんにちは。ただいまより9月定例議会における一般質問をいたします。みらい21の三原です。

 まず、壇上での質問に入らせていただく前に、先日ロシアで起こりました残虐なテロ事件に対しまして一言申し述べさせていただきます。

 この事件をテレビ等の報道により知らされました。学校の始業式に大いなる夢と希望を抱いていた子供たちを長時間監禁し、銃を乱射し、また殺傷能力の高い爆弾により何百人という尊い罪のない命を一瞬にして奪い去った事件に対し、激しい怒りと憤りを感じさせられました。と、また同時に、私自身の胸をえぐられるような強い衝撃を与えられました。そして事件後の被害者の家族の皆様の深い悲しみを目にするたびに涙さえ流れそうな思いでいっぱいです。被害に遭われたロシアの皆さんの深い悲しみに対しまして、この場をおかりいたしまして哀悼の意を申し述べさせていただきまして、私の一般質問に入らせていただきます。

 今回の質問は、大きな項目として2点についてお聞きいたします。

 第1点目に、今苅田町で町民から信頼されるような町政を目指してということについて質問いたします。

 私自身、早いもので、昨年の9月に改選されまして1年がたとうとしています。1期目の4年間と合わせまして、5年の議員活動を通じて、率直に感じたのは、町民の皆様の思い、そして願いとはかけ離れた政治が、今苅田町で行われているということです。

 恐らく、伊塚町長を初めとして、執行部の皆様には、そのようには感じられてないと思います。また、多くの町民の皆様と話すたびに、苅田町は一体どうなっているんだ。もっとしっかりしろ。町長は何を考えているんだ。期待外れだ。あるいはシルバー人材センターの問題はどうなっているんだと。当町政、議会に対する厳しい評価を耳にいたします。そういった観点から、今現在、町民から本当に信頼され得る町政を行えていると思っているのかどうか、町長にお聞きいたします。

 次に、2点目に、これからのまちづくりの課題について質問いたします。

 新北九州空港の開港も間近になり、それに伴い、さまざまな交通体系の整備が進む中、苅田町をさらに発展させていくために、しっかりとしたまちづくりにこれから取り組んでいかなければなりません。そういった観点に立ち、今回4つの課題について質問をいたします。詳細についての質問は、町長の答弁をお聞きした後に一般質問者席にて行いたいと思いますので、執行部の皆様の前向きで建設的な答弁をいただきますようお願い申し上げまして、壇上からの質問とさせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕それでは、ただいまの三原議員の壇上からの御質問に対して答弁申し上げます。

 大きく2点に分けてお尋ねいただくということでございますが、まず第1点目の現在、町長あるいは町政と町民との信頼関係、きちんと信頼関係が成り立っているのかという御質問でございます。

 御承知のように、私ども苅田町は、現在自立をしたまちづくりを目指して頑張っているところでございます。この自立をしたまちづくりに欠かせないのは、町民の皆さんの町政に対する参画でございます。その参画のために必要なのは、おっしゃるとおり、町政と町民の皆さんとの信頼関係、信頼関係が非常に大切だと思います。信頼関係のないところに、町民の皆さんに、まちづくり、一緒にやろうよと言っても、なかなかうまくいきません。したがいまして、ぜひ町政と町民との信頼関係、築かなければならないと思っております。現状はどうかといいますと、尋ねられて私自身考えてみますと、信頼関係、まだまだ十分ではないと思っております。さまざまな御意見ありますけれども、相対的にはまだまだ十分ではないと思っております。

 しかし、自立した町を目指していく以上は、強固な信頼関係を築かなければなりませんので、第二次行政改革を中心に、ぜひ積極的に信頼関係が築けるように努めてまいりたいと思います。詳しくは、後ほど御質問に答える形で答弁申し上げますけれども、一つは町の情報を極力包み隠さず町民の皆さんに知っていただくということがまず必要だろうと思います。それから、日々行っております町政、公平で公正で、しかもガラス張りと申しますか、透明感のあるものでなければならないと、このように思っております。ぜひ、その方向で頑張ってまいりたいと思います。

 それから、まちづくりの課題について、前もって書面でいろいろとお尋ねいただいておりましたけれども、議員が一般席から、質問者席からお尋ねいただけるということですので、その際、詳細にお答えしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 壇上よりの御答弁ありがとうございます。

 それでは、一般質問者席より質問をいたしますが、まず1項目目の町民から信頼される町政を目指してということでお聞きいたします。現伊塚町政に対する評価といたしましては、今壇上で申したように非常に厳しいものであると、私自身は感じていますが、この点につきまして、今の伊塚町政は町民の皆様の信頼を得る町政運営を実行できていると思っているのかどうか。現時点での執行部の評価を、町長の方は壇上の方でまずまずできているという評価いただきましたので、できれば収入役と3部長に同じ質問をお聞きいたします。



○副議長(光永信雄君) 収入役と3部長にですか。



◆議員(三原茂君) 助役はまだ来たばっかりなので。



○副議長(光永信雄君) じゃ、助役をのけて、収入役、それから3部長にということで、順次お願いいたします。上野収入役。



◎収入役(上野義廣君) お答えします。

 ただいま町長申しましたように、まだまだ十分ではないが信頼関係を確かなものにするために鋭意努力していると、こういうことでございます。私もそういうふうに理解いたしております。

 以上でございます。



○副議長(光永信雄君) その他の3部長。各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 住民との信頼されることでございますが、我々産業建設部としては、主に事業を担当しております。事業につきましては、行政が計画的に進める事業と、それから住民の皆様が要求してくる事業と、大きく2つに分かれます。まず、この計画的に進める事業は、特に用地、補償、その他いろいろなものに関係する分については、地元説明を行っております。また、住民の要望で出る事業につきましては、当然住民とのコンセンサスが出てきた上で、区でまとめて出てくるものとして地元説明を行っておりませんが、しかしいずれにしても、住民の理解を十分に聞くことが事業にとっては信頼関係につながるということで、住民要望におきましても、建設地権者、それから利害関係者、その他事業におきまして住民が一番理解いただけて、また協力いただいて、一緒になっていける事業を今目指しておりますが、まだまだ十分と思っておりませんが、現在最大限に努力しておるところでございます。



○副議長(光永信雄君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) 現時点で私の考え方をということなので、私の率直な考え方を述べてみたいと思います。

 今、私たちの仕事は町民に信頼されるというのが一番大事な仕事だと思ってますので、それに向いては一生懸命努力していますし、少しは皆さんも理解できているんじゃないかなとは思ってます。ただ、一つ一つ細かいことを言いますと、住民にわかりにくい部分が多々あったり、いろんな問題があって、この分については、自分たちなりに一つずつ努力して、一つずつ皆さんに理解してもらうという形で動いていくべきかなというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之君) お答えいたします。

 民生部としての町民に信頼される行政ということでございますが、十分にはできてないというふうには思っておりますが、それなりには理解できているかなというふうに感じておりますが、民間の方におきましても、今後信頼される行政ということで努力してまいりたいというふうに思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 御答弁ありがとうございました。この答弁でも、町長の方はまだまだ、ほかの方はある程度はという答えで、差異が出てまいりました。若干1名の方はちょっと違う答弁されましたが、もうこのことに関しまして、町民と行政の間で、考え方、そして感受性において大きなギャップが生じていると私は感じていますし、感じました。これから、執行部の皆さんと町民の思いと願いを多分、何時間、何十日間、何年間話しても恐らく理解してもらえないと思うので、むだなのでやめておきますが、ここで町長にお聞きします。先ほど私が言った厳しい評価について、率直にどのように受けとめられているのか。いいや、そういったことを言うのは、三原議員の周りのごく一部のわけのわからない町民が言っていると思っているのか。あるいはそういった声を受けとめて、厳しい評価に対しまして、伊塚町長として、何らか原因というか、思い当たる点があるのかどうかをお聞きいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 御承知のように、人の意見というものは、いろいろでございます。そしてまた、いろんな意見を言いながら、この社会を発展させていくというのが民主主義であり、またいいところだと思います。私も極力町民の皆さんと町政について話す機会を持とうとしておりますが、私の町政に対する評価、もちろんまちまちでございます。評価のいいものもあれば、評価の厳しいものもある。評価のいいものについては、勇気づけられまして、ますますやっていこうという気になりますが、私は、主に大切にするのは、厳しい評価をされる方々の御意見、これは非常に貴重な意見でございます。なかなか言っていただくのに勇気の要ることじゃなかろうかと思います。しかし、そのことがこれからの町政を行っていく上に、非常に参考になりますし、またためにもなるんです。だから、人それぞれ意見ございますけれども、私は厳しい評価していただく方が今後の町政をやっていく上に、非常に大切だというぐあいに思って、人間ですから、むっと来ることもありますけれども、よくその辺は考えてやっていっているつもりでございますし、ぜひ今後もそういう厳しい評価あるいは御意見、言っていただきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 一応、町長の答弁より、人それぞれ、これは小泉さんと一緒で人生それぞれという答弁もいただきましたが、原因については明確にいただけませんでしたが、私自身、事例を申し上げまして、今から申し述べさせていただきますが、この場をお借りして、私自身が思っていることをあえて言わせていただきます。

 伊塚町政が信頼されにくい、言いかえれば、町長の政治姿勢として一番の問題があるとすれば、それは公平、公正さがなく、透明性がないことです。これも私の議会議員に当選させていただきまして、初めての一般質問をした際にも厳しく指摘をいたしました。町長は選挙の際に、ガラス張りの町政を実行すると公約をしておきながら、全くほとんど実行されていない。私から言えば、ガラス張りどころか、黒い鋼鉄で囲み、さらにその周りを暗幕で囲まれている。これが苅田町の現状であり、このことが多くの町民を失望させた大きな原因です。

 ここで、町長にお聞きします。5年前も多分同じ質問をいたしましたが、再度お聞きいたします。今町長は、苅田町で、公平、公正で、透明性のあるガラス張りの町政が実際行われていると思っているのかどうか、質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 一言に言えば、行っていると思います。ただ、完全ではありません。そのようにするように努力しております。私が町長就任しましたときに、役場の中を見てみますと、それまでの不幸な苅田町の事件、起因していたと思いますけれども、できるだけ隠そう、隠そうというような風潮がありました。新聞記者が来ても、極力逃げて回るというようなことがありました。それでは、町民に信頼される町政はできないということから、公平、公正、透明化を目指した町政をやっているつもりでございますが、まだまだ十分ではないと認識いたしております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 町長の答弁で、行っているという力強い言葉をお聞きしまして、私自身非常に愕然としてますが、私も本来ならば、こういった厳しいことも言いたくないし、町長の方から恨まれたくもありません。しかしながら、毎年毎年同じようなことが繰り返されているから、そして改善されようとする兆しが見えないから、あえて何度も同じようなことを言っているんです。小波瀬コミュニティセンターの事件に際しても指摘をいたしました。公金を不正流用しても、何ら処罰されず、返せばすぐ済む。このような悪しき事例をつくれば、必ず同じようなことが繰り返されると。今回のシルバーの問題もそうです。こういった体質で町民の信頼なんか、私は得られるはずがないと感じています。また、この5年間で、不幸にも役場の職員の方が1名亡くなられました。本当に町長がさっき言われたように、これでガラス張りの町政ができているのか。私はできていないと思うし、これが今のガラス張りの現状だと思ってます。町長、そして傍聴している皆さん、思い起こしてください。十数年間続いた政争の発火点は、住民税の不正流用疑惑でした。そして、5年前の小波瀬コミュニティの公金の不正流用、さらに今回のシルバー人材センターの公金の不正流用です。今回のシルバーの事件は昨年起こったことであり、ほかの議員からも何度となく指摘されてまいりました。私自身、本来ならば、この件に関しまして真っ先に真相をお聞きしたかったのですが、いろんな答弁の中で、町としての調査を見守り、町としての最終的な対応を信じてきました。また、その間におきまして、私もそうですし、ほかの議員もそうでしょうが、多くの町民の方よりシルバーはどうなっているのかということを聞かれたことがあると思います。私もその際には、私もある町民より、三原さん、シルバーの件はどうなっているんですか。あんなことを許しちゃいけんですよ。また、議会、議員として一体何をしているんですかと、厳しい言葉をいただきました。その都度、今町の監査が入り調査をしているので、その結果を踏まえて、苅田町として何らかの対処をするので、ぜひそれまで待ってくださいと言い続けてまいりました。シルバーに関しましては、今年度の当初予算の中で、補助金は500万削減されましたが、最終的に今回の事件に対する苅田町としての対応はどのようになされたのか、伊塚町長に質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 公平、公正、しかも透明感のある町政をということで、全般的にそのように心がけていますし、それなりに変わってきていると思いますが、個々の、今上げられたような事例について、やはり町民の皆さんが信頼を持てないということも事実だろうと思います。それについては、それぞれ事情もあるわけですけれども、極力そうした事例についても信頼感を得られるように、今後とも努力していきたいと思います。特に、シルバー人材センターの事件につきましては、私自身も大変残念でなりませんし、不幸な事件だったと思っております。町がこの事件発覚以来、やってまいりましたのは、まず全貌を明らかにする。そして流用があった場合、きちんと返還してもらう。さらにこれはシルバー人材センターという、町が補助金を出している民間団体の不祥事でございます。まず、シルバー人材センターとしてきちんと、そのあたり、処分まで責任をとるところまでやっていただきたいということでやってまいりました。この事件の公表ですけれども、おっしゃるとおり、どうなっているんだという御意見があろうかと思います。私は議会で質問を受ける場合、お話しているんですが、一般の町民には聞こえてないかと思います。シルバー人材センターの内部では、理事会、総会等で説明しているようでございますが、この件、非常に町民との信頼を確立する上で、大切なことだろうと思っておりますので、9月末ぐらいには現在町の監査委員会が疑問を呈している点について、シルバーの理事会から正式な回答をもらえるというように、今は聞いております。その報告を待って、町としてこの不正流用事件をどう判断し、責任をとる場合はどう責任をとるのか、あるいはどう公表、町民の皆さんに公表するのか、きちんとやっていきたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 今の町長の答弁の中で、シルバーとしての報告を待っているということをお聞きしましたが、これはもうすぐ多分1年たとうとしています。また理事会の方も新しく構成メンバーも変わっている中で、常にこういった不祥事が起こったときには、返事というか、回答が遅いんです。その間に着実に町民の皆様の信頼というのは、日々なくしてきているんです。またシルバーの回答を待ってということなんで、後日、作本議員の方からも質問しますので、それはそれでいいんですけど、今回のシルバーの件で、作本議員から、どういった理由で、だれが橋岡さんを事務局に推薦したのかという質問に対し、町長の方より民間企業での経験と、議員としての知識を生かしてもらいたいとの理由で、設立準備委員会の委員として推薦しただけであると。それ以後、常務理事、事務局長になったのは、人材センターの役員の中で決めたことであり、自分が事務局長に推薦したわけではないと、たしか答弁されたと思いますが、それに間違いないのかが1点と、もう1点といたしまして、設立準備委員会に推薦したことに対しての町長としての責任について、どのようにお考えになっているのか、再度お聞きいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 前半の御質問ですけれども、シルバー人材センターを設立するに対しまして、設立準備委員会というものを立ち上げなければいけませんでした。そのときに、苅田町のシルバー人材センターというものは、苅田町らしいシルバー人材センターにすべきであるという考え方を強く持ちました。それは、一般のシルバー人材センターが行っているような庭木の剪定だとか、そうしたことにこだわらずに、苅田町、たくさんの企業がありますから、企業から仕事をいただき、企業を退職された技術を生かすシルバー人材センターにしたいという強い希望がありました。そうした意味で、今おっしゃられた方を私として考えました。

 最終的にその方が常務理事兼事務局長になっております。その過程においては、実際はおっしゃられるとおり、私は全然関与しておりませんでしたけれども、最初のねらいからいきますと、やはり事務局長あるいは常務理事という形、どちらかに入っていただいた方が、本来苅田町がねらう、苅田町のシルバー人材センターになっていくだろうとは思っておりました。

 現実には、理事会開いてやったりしておりまして、その中でどう決まっていったかというのは、報告、相談等受けておりませんでした。

 もう一つは何だったか。



◆議員(三原茂君) 設立準備委員会に推薦したことに対しての。



◎町長(伊塚工君) そういう意味で、今回大変非常に、先ほども言いました、残念な事件を引き起こしてしまいました。確かにそういったねらいで同氏を推薦いたしましたけれども、今は本当に深く反省しておりますし、残念に思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 町長の方から反省してというお答えをいただきまして、少しは気も和みましたけど、一応町長、シルバーのことに、いつも質問すると、町とは関係のない、別組織の団体だとかということを言われます。それでは、町長にお聞きしますが、理事会の中で決めたことならば、当時の理事会に対して、何らかの責任を当然とらせるべきだし、理事会自体もみずから責任とけじめをとって私自身は当然だと思いますが、どのように今まで指導し、シルバーとして、理事会として、だれかが今まで何らかの責任をとったかどうかお聞きいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) シルバー人材センターは町が補助金を出しております。しかも、町の中でも非常に大切な団体でございます。当然、町として指導、監督していく責任があります。その中で、シルバー人材センターとして責任をきちんとはっきりさせるようにということは、常々言ってきております。ただ、今のところ、まだシルバー人材センターとして、本人の問題は別にいたしまして、関与しましたほかの理事たち、どのような責任の感じ方をとるのか、責任をとるのかというものも決まってないようでございますが、それは私の方から幾つか要望出してまして、その中には必ず入れております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 本当、町長はそのように言われますが、事件当時の理事会はもう既に改選されて、新しい理事会に変わってます。本当にそういった町長の言った今の答弁で、旧理事会が責任をとれるように、そういったふうにできるのかどうか、私自身、再度また後で同じこと言いますけど、もう疑問に感じてしようがありません。お願いですから、この問題は町民に対して深い信頼を欠いてます。どうかそういった意味で、町の方からの強い指導をしてほしいのと、強い態度でシルバーに要望してほしいとお願いしておきます。

 続きまして、私はこれからのシルバー人材センターを、今後生かすも殺すも人、人材だと考えています。今回、資料といたしまして、事件当時の役員、理事会名簿と改選後の役員名簿をいただき、見させていただきました。私自身、率直にこの名簿を見て、あきれて何も言えませんでした。町長は、今回新しい役員名簿は、既にごらんになったと思いますが、今回の新しいシルバーの役員体制を見て、率直にどのように感じられたのかを質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 新しい役員ですね。いろんな方が入っております。前の理事会で役員として入っていた方、主に各種団体から推薦されておられた方々でございます。それから、この事件が起きてから、その収拾に当たった方も入っております。また、もう一つ、シルバー人材センターの中の会員からも役員になっております。大変いいことだろうと思います。

 それから、今回の事件を反省いたしまして、チェック機能、監査機能を充実させなければ、シルバー人材センター自身としての監査機能を充実させなければならないと考えておりました。そのあたりの人選もなされているようでございます。もちろん、前の理事も入っていまして、あるいは旧態依然じゃないかという御意見の方もいらっしゃると思いますけれども、いろんな方が、今回理事になっていただいておりますので、うまくシルバー人材センターの運営、やっていけるんじゃないだろうかと、今は思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) もう、旧態依然の方も入っているということで、町長の方にはうまくやっていけるという御答弁をいただきました。もうそれ自体が認識の違いだと思います。私は、今回一般質問するに際しまして、私の質問項目を、細かい質問項目をすべて議会事務局の方にお渡ししまして、議事録をつくるときに、参考にしていただきたいという思いが1点と、もう1点は、こういうふうに姿勢について答弁しますので、ある程度私の質問事項を認識してほしいということで、議会事務局の方に配付しました。実は、きのうの夜、私がもう寝ているときに、私の親戚筋の方から電話をいただきまして、このように指摘されました。今回のシルバーの問題に関しまして、何かおまえは個人名を出して質問するそうだけど、ある区長からそのように言われたと。個人名はなるべく出さないようにするのがうまいやり方じゃないかということを指摘されました。私も言いたくない、本当はこのことも言いたくなかったんです。しかしながら、もう旧態依然として、同じような流れがもう既にシルバーの中で継承されようとしているんです。全く町長の認識とは私の認識、多分町民の認識とも、感受性も大きく違っていると思います。もうこれ以上話しても町長は多分認識してくれませんと思いますけど、ちょっと引き続き質問いたしますが、今回、さっき言った個人名を今から出しますから、新しい理事長に、金丸正光さんという方がなられています。定款を見ると、理事長、副理事長、常務理事は、理事の互選と記述されていますが、一体どういった形で決まったのか、互選されたのか。その時の経緯を担当課に質問いたしますので、詳細にお答えください。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) お答えいたします。

 理事会の席で新理事が全員集まりまして、その中で互選ということになっておりますので、推薦発言がございました。推薦発言がございまして、いろいろ御意見等が出されておりますけれども、最終的には異議なしということでその理事会で決まりまして、総会の方で承認されたということでございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) ちょっとこれ以上、詳しくもう質問いたしませんし、(「議事進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(光永信雄君) 9番、作本君。



◆議員(作本文男君) 今の執行部の答弁は全く簡略で、事実と全然違います。もっと詳しく言ってください。六親会という会の方から出ている宮本何がしかというのが、前の副会長である金丸氏が適当じゃないかということを言いました。そういうのを細かく言ってくれないと、担当が。その質問に対して。それで私が反対したじゃないですか。おかしいと。日本の常識では、そんなことはあり得ないんだということを言って、随分もめたじゃないですか。何にもないけども、結果的にはそれでよかったなんていう、そんなばかな話はないですよ。正確にやってください、正確に。中学の生徒会じゃないんですから。



○副議長(光永信雄君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) そういう推薦がございまして、その中で、いろんな意見が出ました。で、その意見の中に、今御指摘のように、前理事は解任すべきという意見、あるいは辞表を出したが留任された。あるいは充て職で出ていると。そういう意見が出されております。出された結果、先ほど申しましたようなことになったわけでございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 今、白石さんの方から訂正のお答えをいただきましたが、そのお答えの中で、本来ならば、前理事会は全員辞任をすべきだというのが本来のあるべき姿だと思ってます。そういった姿を問えなかったこと自体の今の理事会の組織に大きな問題があると私は感じてます。

 もう一つ、これはまた個人名をお聞きしますので、後日でいいですから、私の方にお教えいただきたいんですけど、理事長につきましては、六親会の宮本さんから推薦を受けたと。もう一人、前回、今回の事件の発生源である常務理事、事務局に対しての推薦はだれが出されたのか。これは後日でいいので、だれの口からそういった声が出たのか、私にお教えいただきたいと思います。私は、こういった古い理事会体質、またそういった推薦した人の声、これが大きな問題だと感じてます。今回の苦い経験を生かして、すべての町民に公平な新しい人材センターをつくり上げていくために、何度も言いますが、一番大切なのは人材の育成です。また新しい人材センターの役員、理事に一番求められているのは、これもしつこいほど言います。公平、公正、そして何より透明性です。今回旧理事会より再任された理事が4名います。その中で、旧理事会でナンバー2であった副理事長であった金丸さんという方です。これは私の常識的な考えです。多分皆さんにおかれましては、私の常識が多分非常識であると思われたと思います。不祥事を起こした当時の副理事長が、新たに理事長として選ばれる、私は選ぶ方も選ぶ方だし、また受ける方も受ける方。まさに責任を真っ先にとらなければならない立場の人が、新理事長に選ばれている。これで、どこがどのように本当に変わろうとしているのか、全く理解できません。そして、一番大切な透明性です。私は、もう小波瀬のことも言いたくないんですけど、小波瀬コミュニティセンターの女性職員の問題のときにも、あの時にもかかわってきた議員がおり、そういった議員が何らかの変な動きをして、足かせ、手かせとなっていたじゃないですか。だから、今回の新しい理事会メンバーにおかれましては、政治色の強い方は選ばない方がいいし、透明性を持ってほしいと私は望んでました。しかしながら、現実、御拝見すると、全くそれはなされてない。明らかに今回もはっきりと政治色がついた方が理事長と常務理事に選ばれています。前回もそれで今までも何度も失敗してきているじゃないですか。当然わかっていることと思います。原因はどこにあるか、これで町長の言われる本当に公平な運営ができると、本当に思っているのかどうか、しつこいようですが、再度町長に質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 役員人事につきましては、私自身もいささか疑問に思っておりましたけれども、理事会の中でいろんな意見が出された中で、最終的に決まったということで、私自身の力不足もあったかなというぐあいに思っておりますが、今大切なのは、シルバー人材センターの健全な運営だろうと思います。たくさんの会員の方が非常に期待している団体でございます。そのためには今回の事件、反省いたしまして、いろんな規程等が整備されていなかった。そこのところはもちろん直してもらいました。それから監査体制もしっかりしてもらうようにしております。そのあたり、きちんと今後も町として多大な補助金を出している団体ですし、健全に育成していかなければならない団体ですので、町としてももっと監督、指導、強めながら、やっていきたいと思っております。まだ最終結末、迎えておりませんが、早急に結末をつけたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 確かに町長の答弁のとおり今回の経験を生かして、今後新しい人材センターをつくり上げないといけない。一生懸命働いている会員のためにも示さなきゃいけない。もう何度も、私も十分理解してます。もう既に、私が何度も言いたいのは、理事会構成された時点で、もう既に古い体質がその周りに引き継がれている。このことを私は指摘しておきますし、また二度とこういった不幸なことが起こった際には、それなりの少数立場としての責任も追求していきたいと思ってますので、あわせてまた何度も再度言われているように、理事会としての最終的な対処の仕方というのを、私も見守って、再度質問なりしていきたいと思います。

 また、関連して質問いたしますが、この件の最後の質問といたしまして、今回の人材センターの件で、町長と担当課にお聞きしますが、今回の事件での一番の被害者はいったいだれだとお考えなのか、質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 先ほども少し申し上げましたけども、この苅田町のシルバー人材センター、会員の皆さんが非常に期待している団体でございます。それと、方向性として、当初私どもが考えておりました苅田町らしいシルバー人材センターにしようという機運も出つつあるように聞いております。そうした中で、一番今回の事件で不幸だった、期待を裏切られたというものは、会員の皆さんじゃなかろうかと思います。



○副議長(光永信雄君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之君) やはり先ほど町長が言いましたように、シルバーに登録されている会員の方々が一番被害だったというふうに考えております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 全くそのとおりだと私も感じてます。私も今回シルバーのことを質問させていただきましたが、会員の方よりぜひ皆さんシルバーのことに関して、議員として発言して、ぜひ新しいシルバーをつくってくださいという、強い、一生懸命、まじめに働いている会員さんからも要望されました。そういった意味で一番の被害者はシルバーに会員登録され、額に汗を流し、一生懸命働いている会員の方々です。

 シルバーの件で最後に一言だけ言わせてください。なぜ私がこのことをしつこく言うのか。今回の問題が発生する以前のことであり、委員会でも指摘をさせていただきました、私の知り合いで、当時30代の息子さんとお母さんが2人で人材センターに登録に行かれました。そのとき、担当の窓口の方より、こう言われたそうです。職員か議員の中にだれか知り合いはいますかと言われたそうです。それを聞いて、親子は登録もせず、肩を落として帰ったそうです。その後、しばらく息子さんは35歳の若さで首をつられて亡くなりました。こういった体質が既に起こっていたんです。あの一言がもしなかったら、そしてもう少し私が親身になっていてあげたら、今も元気な姿で彼は暮らしていたかもしれません。町長、どうか何度も言いますが、同じような不幸な事故を二度と起こさないためにも、すべての町民に公平で公正なセンターをつくれるよう、町長の方に強く要望いたしまして、シルバー人材センターの対応についての質問を終わらせていただきます。

 引き続きまして質問させていただきますが、少し提出した質問事項と前後して申しわけございませんが、最初の質問項目である町長の政治姿勢についての質問に戻らせていただきます。

 町長の政治姿勢について、私自身ぜひ見直していただきたいことが1点と、ここはどうなっているのかと、日ごろより疑問に思っていることが1点ありますので、質問いたします。

 最初に、町長の政治姿勢の部分で、ぜひ改めていただきたいことです。今定例会の議案質疑の際にも、梶原、川上議員の方よりも、議会軽視じゃないのか、あるいは町民に対する説明が不足しているんじゃないかとの指摘がなされました。一部内容的には若干違うところもありましたが、そのように思われるような事例も今まで数多くあったし、私自身、同様に感じているので町長にお聞きしますが、町長として、議会との連携をどのように考えているのか。もう1点、さまざまな政策事業を立案、実施、転換、廃止する際、町民に対する説明を今まで十分になされてきたのか、なされてきたと思っているのかどうかを質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 町執行部と議会との連携、これは町政と町民との信頼関係と同時に、大変重要なお互いの信頼関係の上に立って苅田町の運営を行っていく、大変重要なことだと思っております。具体的に先般コミュニティバスのことで議案質疑の折、御指摘ございました。私どもとしましては、極力議員の皆様方に町の政策、特に重要な政策につきましてはお話するように努めておりますし、また町民の皆様にも極力お話するようにしておりますが、まだまだ不十分なところがございます。

 ただ、コミュニティバスの件で言いますと、いろいろと御意見ございますでしょうけれども、私どもとしては議会の皆さんにできる限りお話していると思っております。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) コミュニティバスの件につきましては、先ほど言いましたように、内容的には若干違うと思ってますので、それは私はそのようには加えてませんので、言います。一つ私が感じているのは、議会に対する説明、そして連携がうまくいってないんじゃないかと。いつも質問の中でも言わせてもらってます。町長の議会、町民に対する考え方を今お聞きしましたが、一言だけ言わせてください。年に何度か重要案件に関しまして、全員協議会が行われています。100%とは言いませんが、ほとんどが協議会じゃなく報告会になっているのが、私自身現状だと思ってます。

 また、町長はこれからのまちづくりで大切なのは、町民協働、町民参画だと言われてますが、本当にそれがなされているのか。確かに審議会等を立ち上げる際に、一般公募をしたり、各種団体の方から町民代表として選んでますが、それらが本当の町民協働、参画になっているのか。私自身疑問に思ってます。

 ここで何点か議会との連携ということで質問と指摘をさせていただきます。このことは、私自身、絶対に聞いておかなきゃならない重要な案件であり、本来ならば項目に取り上げて質問しなければならなかったことですが、町長は恐らくこのことに関しましても、ありきで動いており、町としての方向性も既にマスコミ等で発表いたしましたので、詳しくはお聞きしませんが、苅田町の将来を考える上で大切な問題である合併問題です。これは議会でも町民での総意ではありませんが、町としては今のところ合併を考える必要性はないとの結論を決め、マスコミ等で公表いたしました。

 しかしながら、12月議会の私の質問に際しまして、この問題に関しまして、3月までに議会の皆さんと相談をして、その方向性を決めたいと町長はその際答弁されましたが、その12月議会以降、一体どういった形で議会と協議し、その方向性を決められたのか、町長に質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 苅田町の合併を考える場合の基本大原則、何度も何度も言っておりますから、あえて言う必要はないと思うんですが、町民の皆さんの意見を最大限尊重する。そして議会の皆さんと相談して決めるということでございます。

 議会の皆さんと相談して決めるということにつきまして、実は前の議員の皆さん方のころから、議長さんほかといろいろと相談してまいりました。それで、9月に改選するから、その後にしようというようなこと、なるほどそうだなというぐあいに思いました。そして、その後、議会の皆さん方の動きをずっと見てまいりました。2月に議会の対策委員会を立ち上げていただきました。その様子を見ておりますと、まだまだこれから勉強していくというような委員会でございました。しかし、先ほど常廣議員のときにお話しましたように、時間的な問題がございます。どうしても今やらなければならない問題があるんです。それは早くやらないと、もう間に合わないんです。だから、当面、例えば来年の3月の合併に間に合わせるように動くのと、そうでなくて、今苅田町の将来のために動くのと大変違います。私は、議会の皆さん方の動きを見ながら、そのように判断し、これはマスコミに発表したんじゃなくて、町政報告、3月の町政報告の中でそのようにお話させていただきましたし、今回のコミュニティバスの問題もそうですけれども、町政報告を行ったその議会の開会の後、新聞記者がその町政報告の内容を取り上げて、ああいう記事を書いた次第でございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) もう町長、そんな全く詭弁、すり違いしないでください。私は12月議会の際こう質問したと思います。町長の方から3月まで議会と相談して決めると。今からの3カ月でそんなことが本当に協議して決められるはずがないじゃないですか。時間的余裕がないじゃないですかと。多分そういうふうに答えました。そのときに、それでも町長は方向性については議会と相談して決めたいと。それで2月の議会の委員会は、町としての姿勢がはっきり明確に見えないから、議会として、これはまだまだ町民の期待にこたえるためにつくる必要があったということでつくられていたはずです。全く今の答弁を聞いて、町長、そんなふうに言われるけど、多分議事録見られてください。そういうふうに答弁されているはずです。だから、3月まで、合併委員会の様子を見ながらだけであって、何ら議会との協議なんかされてないはずです。私も聞いたことはありません。再度このことについて間違いないのか、お聞きいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 協議すると言いましても、2月に立ち上げて、これから勉強されようとしている議会の対策委員会、どのように協議をするのですか。町政報告のところには、そこのところを正確に書いてあります。私はそれよりも、今大切なのは、先ほども言いました。くどくど言いました。町としてやるべきことをすぐにでもやる。その方が大切であると判断している。そのことでございます。合併につきましては、先ほども壇上から常廣議員の御質問に答えましたように、非常に重要な問題、だからこれからも時間をかけて検討していくということでございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) もうこのことに関しましては、水かけ論になりますので、ここらあたりで私は執行部と議会との連携関係が崩れている。議会の合併委員会が立ち上がった経緯は、町長の言われているのとは私は違うと感じてますので、もうこのことに関して、関連質問いたしますが、町長はもうある時期に来たら、単独ありきに、もうそれで動いていたと思われます。実際問題、県知事が苅田町に来た際、既に恐らくこの時点では単独ありきで決まっていたんじゃないかと私は思ってます。私はこれがもう、私の質問のやりとりの中で、もう議会軽視、そして町民無視と言われても仕方がないと思ってます。アンケートの整合性についても質問いたしました。この件に関しても詳しく言いません。町長はそういうふうに思われていますが、多くの町民があの不十分なアンケートに対して、私は憤りを感じているということをこの場で申し述べさせていただきます。

 最後に、合併問題で言いますが、これもしつこく私が言ってます。私は単独でいけとか、北九州市と合併しようとか行橋市と合併しようとか、要望してるんではないんです。町長もおわかりのように、この問題は苅田町の将来を担う最重要案件にもかかわらず、議会、町民に対する十分な説明、そして議論がなされないまま、また行政が中途半端なアンケート及び説明会をした後に、勝手に結論づけをした。すなわち、町民不在のうちにある程度の方向性を決めた。このことに大きな問題があるんじゃないかと言っているんです。再度この件に町長にお聞きしたいと思いましたが、もうしてもむだなので、やめておきますので、町長、これだけは本当理解してください。きょうも私もこんなに興奮するなと言われて来ましたけど、町長答弁で興奮いたしましたが、私はこれだけ言わせてください。町長が嫌いだから言っているわけではないんです。このことだけは町民の代弁者として、言っておかなければならないんで、言っているんです。多分、町長が嫌いな議員のナンバー1は断トツで決まっていると思いますが、私も多分2番目、3番目に入るんだろうと思いますが、最後に町長、合併問題は町長の答弁にもありましたけど、これで終わったのではなく、これからも継続で検討していかなければならない重要課題です。議会としても特別委員会を設置し、調査、研究をしている最中ですし、町としても一応の結論は出されましたが、当然これからも検討していかなければならない課題なので、これだけはくれぐれもお願いしておきます。再びこの問題に関しまして、真剣に議論をしなければならない時期が来た際には、今回のような片手落ちにならないように、議会と町民に対して十分な議論をして、そして将来の大切な方向性を決めるように強く要望いたしまして、この件は終わらせていただきます。

 引き続き、議会との連携ということで、もう1点だけ実例を挙げて指摘をいたしますが、これは昨年の何月議会のことだったか、はっきり覚えてませんが、町立図書館の館長を職員の方から民間の方にかえる条例改正議案が上程された際、梶原議員より指摘されました。その改正議案の審査がまだ行われている最中にもかかわらず、図書館長の募集が既に先行してなされていました。私は、この件に関しまして、ほかの議員はどのように思っているのか知りませんが、私は、決してあってはならないことであり、議会軽視も甚だしいと感じましたが、これで本当に町長は議会に対してどれくらいの重さとか役割を感じているのか、私自身理解できかねません。町長、議会との関係について、再度どのように考えているのか、質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 議会との関係です。再三言いますように、大変重要ですし、信頼関係保っていかなければなりません。そのように努力いたします。先ほどの図書館の問題、それから今回のコミュニティバスの問題も関連するんですけど、こういうことです。議会が始まる前に、まず議長団説明というものがございます。そこで、私たちは重要な議案については、必ず説明いたします。



◆議員(三原茂君) コミュニティバスの件は違うと思ってますので。



◎町長(伊塚工君) 図書館の件もそうです。3月議会でした、あれは。重要な議案につきましては、議長団説明、そこで説明いたします。それから、それぞれの事項に関連いたします開会前の常任委員会というのがございます。御承知のように、そこで説明いたします。それから、議運でまた同じようなことを説明いたします。それから、議会開会という運びになります。その間、できる限り御質問いただきたいと思うんです。新聞記者とのやりとりの中で、苅田町は提出議案の新聞公表が非常に遅いとしつこく言われました。私ども、種々検討いたしまして、議会開会の日まで引き伸ばしてきているんです。本当は議運のときにほかの団体は説明しているようですけれども、やはり議会の皆さん方できるだけ議案について御理解いただきたい。先ほどの質問、ちょっと訂正いたします。議会開会、その後、議案質疑という場もございます。ぜひ私どもも今後議会との連携というものは非常に重要でございますので、できる限り重要な政策あるいはふだんの政策につきましても、事前に議員の皆様方に御説明するようにしてまいります。しかし、そのあたりも含みおきいただきたいと思うんです。

 それで、図書館の件でも、最初からずっと説明して、そして4月からということになりますと、時期的な問題があって、「広報かんだ」で議会中に公募いたしました。もちろん公募したんであって、決定したわけではありません。最終日に議案の採決をきちんといただいた上で、その重要な事業につきましては、踏み切っていく。そういったことをやっております。(「私の名前が出ておりますので」と呼ぶ者あり)



○副議長(光永信雄君) 三原議員、いいですか。



◆議員(三原茂君) いいです。



○副議長(光永信雄君) 11番、梶原議員。



◆議員(梶原弘子君) 共産党の梶原です。2回ほど私の名前が出ておりますので、少し発言をさせていただきたいと思います。

 なぜ私が、ことしで9年目になります。その間、ちょっと最初から言わせていただきます。苅田町は他の議会にない、閉会中の説明というのがあります。これは、かの例えば京築だけの議会を調べてみていただいたらわかるんですが、こういうふうに事前説明というのはどこもやってないんです。あなたたち便利がいいからよかろうがというふうに言われてまいりました。私どもも入ったときに、先に教えてもらうのかというふうに思っておりましたが、これは議会の活発化につながらないんです。何度か議長に、沖永議長の時だったですか。申し入れしたり、松本議長の時にも申し入れをして、その前に事前に説明する前にきちっと議案をいただきたいと。そうしないと、私どもは執行部から教えられたそのままです。私どもが担当課に行くと、あれだけ事前説明しているのにという答えが返ってきて、結局よく教えられないまま、私、質問をしますけど、教えられないまま、どの議員もずっとやってきたと思うんです。これが一つの間違い。

 それと、もう一つは、先ほどコミュニティバスの問題が出ましたが、確かに事前説明で私は総務委員会で聞きました。これはそちらから、執行部から聞いたというだけの話です。私どもは聞いただけで議員はやっておりません。中でさまざま審議をする役目があるんです。これは聞いただけです。さも決まったように出たから、私がおかしいんではないかというふうに議案質疑をしたんです。どう書こうと、それは新聞記者の問題と言われましたが、これはおかしい。

 それともう一つ、図書館の問題が出ましたが、これも民間の図書館長を据えるかどうかという問題のときに、もう公募が出たんですよ。これもおかしいでしょう。こういうあいまいなことを毎回やられては、議会軽視も甚だしいというふうに私は発言をしたんであって、これも間違いはないと思います。議員の立場として、私どもきちっと審議をしたいという形での質問でございました。

 終わります。



○副議長(光永信雄君) 今の内容につきまして、5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 詳しく梶原さんの方から説明していただきましたので、簡単に一言で補足しておきます。図書館館長、役場の職員から民間の方に移管するということを議案で審議している際に、もう既に広報「かんだ」、新聞等で館長の募集がかかってた。町長の答弁じゃ、これは決まったことじゃないと、答弁されました。もう私はこれ以上言いませんので、もう少し真剣に議会と議論していただきたいと。

 最後に言いますが、町長、我々議員は、多くの町民から付託され、選ばれた議員です。そして、その役割と責任は重いものがあります。中には軽い人もおるかもしれませんが、どうか執行部と議会が車の両輪となってお互いが切磋琢磨し、勉強し、そして議論し、よりよき苅田町になるよう、どうか連携体制と信頼関係が多分今はできていないと思いますので、構築できるよう、我々議会も努めますし、町長の方の努力の方もお願い申し上げておきます。以上で、議会との連携についての質問は終わらせていただきます。

 次に、町長の政治姿勢の中で、疑問に感じる点が2点ほどありますのでお聞きします。この件も議会と町民に対しての説明不足のまま終わった案件ですが、化学弾の処理施設建設の問題です。処理施設建設については、町長は新聞、マスコミ、そして町民に対する説明会の中で、町外につくっていただきたいというのが大前提だと、常に述べられていました。この件で私が多分全員協議会に出席させていただいた際に、防衛庁の方に質問しました。北九州市サイドと何らかの話なり、協議をしたことがあるのかと。そういった話をしたところ、そういった協議はしたことがないと言われてました。私は、この化学弾の問題に関しましては、何度も言いますように、旧防衛庁が小倉南区の吉田の今の自衛隊の基地で製造したものであり、戦後のどさくさ紛れに苅田町に不法投棄されたもので、やはり原則としましては、つくられた方、つくられた場所の方がある程度の責任をとるべきだと考えています。その中で、北九州市サイドとは何らの協議をされてないという返答をいただきました。町長は、町外にぜひつくっていただきたい。では、担当の省庁はそんなことは一切協議してない。こういった、この件に関しまして、防衛庁サイドと町長サイドでの考え方について、大きな食い違いが発生しました。この件はなぜこういった要因が発生したのか、町長に質問します。多分このことがもう最初から苅田ありきで考えられたことがあるかもしれないと私自身危惧してますので、そこらあたりの経緯について、質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) おっしゃるとおりです。私は苅田港で化学弾が発見されて以来、まず安全に、しかも早く処理してもらえるように、ずっと国の関係官庁に要望してまいりました。その中で、安全という面から、苅田町以外で処理してほしいということを、重ねて口が酸っぱくなるほどずっと言ってまいりました。そして、去年の3月と6月、防衛庁が苅田町に来まして、そこで、もちろんこの中に説明会も開きました。そこには関係議員も御出席いただきましたけれども、その中でも、私も言いましたし、議員の中からも強く苅田町以外で処理してほしいという要望がなされました。その後、防衛庁の方から、安全な処理の方法というものが提示されました。そこで、今度議会の皆さんと御相談し、町民に御説明し、このように安全なんですということを御説明した上で、議会の皆さん方の御協議をいただいた上、あるいは町民の皆様方の説明を聞いた上で判断したという経緯でございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 安全性が先方の方から提出されたから、それで議会で協議されて、最終的には決めた。もっともな御答弁です。私ももう再度言いますが、町長の言われていることが、相手にも伝わってないし、そういうふうに結果的になってますので、私はここも政治姿勢に問題があると思いますが、もうこれ以上、この件については言いません。

 引き続き2点目についてお聞きします。当町で今指名入札制度改革に取り組んでいる最中ですが、今まで他議員から業者の指名に対してのやり方について、指摘がなされた際に、町長は、常にコストを安くするのも大切、大前提だが、地元業者の育成も大事であると常々言われてきました。町長、これには間違いないでしょうか。



○副議長(光永信雄君) 三原君、あと2分です。早くまとめてください。伊塚町長、どうぞ。もう一度お願いします。



◎町長(伊塚工君) そのとおりでございます。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。



◆議員(三原茂君) 先日、総務委員会で各課の問題、課題ということで、委員会を開いて協議をしたところ、財政課長の方より、これから条件つき指名競争入札を行いたいとの説明がなされました。細かく言いますと、指名する際、町内業者主体として指名し、その中に1社だけ町外業者を指名に加えることにより、談合を防止し、競争原理を図り、コストダウンを図りたいとの答弁、説明でした。町長はこのことを知っていますか。

 もう1点、これが町長の言われる地場業者の育成にどのようにつながっていくと思っているのか。私、この答弁をお聞きしたいと思っているのは、町長は片や地場企業育成、しかし、財政課長はそのようなシステムを導入しようとしている、整合性がないように感じましたので、この件について質問いたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。三原君、あと1分です。



◎町長(伊塚工君) 失礼いたしました。町内業者育成というのは、大前提です。それで、私はそのように町長就任以来やってきたつもりでございます。不十分なところももちろんあろうかと思いますけれども、例えば一例言うならば、町内業者が行える事業の規模、だんだんだんだんふやしてきたと思っております。これも町内業者育成の一環だろうと思っております。

 一方、やはり公共工事、町民の皆さんのお金を使ってする工事ですから、やはり厳正にしなければならないという使命もございます。そこで、現在行っている改革は、公共工事適正化検討委員会とかいう名前だろうと思いますけれども、その委員会の中で、いろんなことを論議していただいて、それを逐次実行している次第でございます。その中で、先ほどお話ございましたような話もあったかと思いますが、ちらっと助役から聞きまして、それはどうですかねと言ったような記憶があります。正式にはその委員会で結論を出しておらないと思いますので。



○副議長(光永信雄君) 5番、三原君。まとめに入ってください。



◆議員(三原茂君) 本当に新しいシステムを導入する際には、本当にすべての人にきちっと公平で理解し得る制度を導入してほしいと思いますので、多分、町長の言われた指名入札制度に対しての認識が、多分担当である財政課長に欠落していた部分がありますので、ここらあたりはしっかりと町長の意向を酌んだ上で、財政課として、適正な公共工事ができるような、新しいシステムを導入していただきますようお願い申し上げます。

 まだまだ質問したいことはたくさんありましたが、ちょっと町長の政治姿勢で時間を食いましたのでまた次回にいたしますけど、最後に町長に対して、今回厳しく失礼な質問をいたしましたが、町民の代弁者としての責任と信念で今回指摘させていただきました。少しでも理解していただき、ぜひ見直すべきところは見直してください。そして、今後二度と暗い事件を起こさないよう、そして起きないよう、起こさないよう、執行部、議会とが一体となって取り組み、健全な公平、公正な苅田町ができるよう、お互い取り組んでいくべきだと御提言申し上げまして、今回の私の一般質問を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 以上で、三原茂君の一般質問を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は三原茂君の一般質問をもって終了いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 御異議ないので、さよう決定いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

午後3時59分散会

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