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福岡県 苅田町

平成 16年 6月定例会(第3回) 06月14日−03号




平成 16年 6月定例会(第3回) − 06月14日−03号







平成 16年 6月定例会(第3回)


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平成16年 第3回 (定例)苅田町議会会議録(第11日)
                             平成16年6月14日(月曜日)
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議事日程(第3号)
                         平成16年6月14日 午前10時02分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 小山 信美君        2番 常廣 直行君
3番 白石 壽幸君        4番 冨安 正直君
5番 三原  茂君        6番 林  繁実君
7番 井上  修君        8番 武内幸次郎君
9番 作本 文男君        10番 坂本東二郎君
11番 梶原 弘子君        12番 川上公美子君
13番 長井 孝篤君        14番 野本 正樹君
15番 松蔭日出美君        16番 沖永 春生君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           守 中 鎮 人 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             片 山 巧 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             伊 塚 工 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       教育長            有 松 邦 雄 君
       消防長            中 園 史 郎 君
       町長公室長          後 藤 雅 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           井 関 寛 之 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           増 田 英 治 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       総合政策課長         伊 塚 弘 君
       健康福祉課長         白 石 正 弘 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       農政課長           行 事 道 雄 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君


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午前10時02分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまより本日の会議を開会いたします。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) 日程に従いまして、これより一般質問を行います。

 質問の順位は印刷御配付の順位により行います。一般質問に際し、傍聴席の皆さんには早朝よりありがとうございます。携帯電話につきましては、電源を切るか、マナーモードにしてよろしくお願いをいたします。

 それでは、8番、武内幸次郎君。



◆議員(武内幸次郎君) 〔登壇〕おはようございます。8番議員の武内でございます。6月定例会の一般質問をただいまから始めさせていただきたいと思います。

 今回一般質問は私を含め9名の方がということでございまして、久方ぶりに私も一番初めに質問をするということで、いささか緊張をいたしておるところでございます。私どもが今回3期目でございますけれども、当初1期目のときは質問者が大体五、六人程度だったというふうに記憶をしていますが、今回のように9名あるいは10名、11名といったように最近では大変多くの議員の方々が登壇をされて、自分の考え等をこの議場の中で議論をし合うと、大変活気あふれる議会になりつつあるというふうに大変喜んでおるところでございます。

 さて、私の今回の質問でございますけれども、苅田町の目指すまちづくりについてという項目を軸に4点にわたってお伺いをいたしたいというふうに思っております。

 まず、1点目でございますが、空港開港に向けての対応についてであります。

 御承知のように当初空港開港は、17年10月、来年の10月に開港がされるという予定でございましたが、台風被害の影響等で半年ずれ込む、18年度の開港と相なったわけであります。今日まで空港開港に向けての取り組みというものが十分なされてはいないというふうに私は思っております。このことについては多くの議員が今日まで質問をしてまいったわけでございます。半年おくれの空港開港というのは私どもにとりまして大変残念なことでございますけれども、若干救われた感があるなというふうに私、今思っておるわけでありますが、空港を初め港湾の整備や東九州自動車道、さらにはそれに伴うアクセス道路など交通の要所としての条件が整いつつあるわけであります。この機をとらえて、しっかりとした将来の財政基盤の確立を図らなくてはならないというふうに思います。私が言うまでもなく、多くの方々がそのように思い、感じ取っていることだろうというふうに思っております。

 半年おくれとはいえ、残された時間はわずかしかありません。長年の念願であります空港開港を機に苅田町の顔であります駅を中心とした周辺整備や産業発展のためのもとになる国際ターミナルや本港航路の水深マイナス13メートル化など将来を占う事業が山積をいたしております。どのように山積するこの課題に実現図っていくのか、町の考え方をお伺いをいたしたいというふうに思います。

 2点目でございますが、第3次総合計画の目標人口に沿った取り組みについてでございます。

 御承知のように第3次総合計画では6年後の平成22年には目標人口約5万人を目指しております。現実的には無理なのはだれにもわかっておることでございますけれども、しかしながら、苅田町のすべての計画の最上位の計画にもかかわらず、今日まで何一つ人口増に向けての施策は行っておりません。計画当初から「絵に描いた餅」との議論がなされたにもかかわらず、このありさまでございますが、どのようにこの問題をとられ、目標に向かって施策を進めていくのか、お伺いをいたしたいと思っております。

 3点目でございます。今、苅田町が目指す農業振興についてであります。

 昨年の12月議会でも農業振興につきましては伺ったわけでございますけれども、私が言うまでもなく、農業を取り巻く環境というものは年々厳しさを増しております。特に、担い手不足や後継者不足は深刻な状況であります。このままいきますと、遊休地がふえ、農地の荒廃化が危惧されるところであります。農業意識を高め、苅田町に見合った農業振興をどのように見出していくのか、町としても何かの振興策を考えておれば、お伺いをしたいというふうに思っております。

 4点目でございますが、今、社会問題となっております児童犯罪及び虐待防止へ向けての取り組みについてであります。

 先日、佐世保で起こりました校内での小学校6年生による同級生殺害事件や、だれよりもかわいいはずの我が子に対する親の意識が大きく変化し、虐待により幼い子の命が奪われるという痛ましい事件が多発いたしております。また、青少年犯罪は年々低年齢化しており、子供たちを取り巻く環境はさらに深刻度を増しており、大きな社会問題になっております。

 苅田町におきましても、いつ、どこで、このような不幸な事件が起きても不思議ではありません。家庭あるいは地域、さらには教育現場にもはや抑止力はないのでしょうか。社会全体の規範意識が薄くなっているのか、社会全体が病んでいるように思えてなりません。苅田町におきましても、このような不幸な事件を起こさないためにも積極的な対応対策を行うべきと思っておりますが、今日までの取り組みと今後に向けた対応についてお伺いをいたしたいというふうに思います。

 以上、壇上での質問はこれぐらいにさせていただきまして、一般質問席より個々の問題について質問をさせていただきたいと思います。執行部の御答弁よろしくお願いを申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕おはようございます。いよいよ6月定例議会の一般質問の場が始まりました。今、武内議員が壇上で冒頭におっしゃられましたように、この苅田町議会の特色の一つとして一般質問の質疑が非常に活発であるということが言えると思います。この近隣の市町村の状況を聞きましても、苅田町の議会においては一般質問の質問者の数が多い、あるいは質問時間が長いということで非常に特徴がありますし、私は、このことはいつか壇上でも申し上げましたけれども、議会の活性化とともに、町のまちづくりという面で非常にいいことだろうと思っております。さまざまな委員の方から、さまざまなまちづくりに関する御意見をこの場で伺うことができます。私どもも勉強してまいります。ぜひこれからも苅田町議会活性化あるいは苅田まちづくりのために苅田町議会における一般質問の場がもっともっと活発になるように願っております。

 それでは、ただいま武内議員より壇上から御質問を4点ほど大きく分けていただきました。それにつきまして、町の基本的な考え方を壇上より申し上げてみたいと思います。

 1番目の空港開港に向けての町の対応でございますが、いよいよ平成18年3月に開港ということに正式に決まりました。残された時間は非常に少ないんですけれども、ぜひこの機会を逃すことなく、ハード面あるいはソフト面から、この空港を生かした町の将来の発展につながりますいろんな施策をこの短い期間ですけれども、精力的にやってまいりたいと思います。

 幾つか代表的な事業を申し上げてみます。

 まず、ハード事業でございますけれども、1つは、何といっても現在、苅田町で進められております大型事業、特に、国や県が推進しています事業、これを予定どおり仕上げるということでございます。苅田港の整備、港の整備がございます。

 それから、道路アクセスです。東九州自動車道、臨海工業線あるいは空港連絡道路、県道須磨園曽根線、こうした主要アクセスの道路の整備、こうした陸海空の大型事業、これらが本町の将来、経済的にいろんな波及効果を及ぼすだろうと思いますし、空港開港に向けて間に合うように、ぜひ完成するように町としても、国、県に対して要望をし、見守っていきたいと思います。

 それから、臨空産業団地の整備と企業誘致でございます。企業立地は御承知のように税収の増加、財政基盤の確立にも寄与いたしますし、雇用の拡大にもつながります。早急にこの臨空産業団地を整備し、企業誘致を積極的に行ってまいりたいと思います。

 それから、苅田駅周辺整備事業がございます。空港開港を機に苅田町をこの地域の拠点都市とする意味においても、JR苅田駅の周辺整備というものは大変重要な事業でございます。駅の東口の方は県施行、西口あるいは駅、橋上駅ですね。それから、自由通路は町の施行ということで行うことに合意いたしておりまして、今年度から事業にいよいよ着手してまいります。駅舎の橋上化と自由通路につきましては、JRと協議をしながら進めてまいりますけれども、空港開港までにはぜひ完成をさせてまいります。

 それから、JR苅田駅につながります井場川の整備事業でございます。

 苅田町を空港ができた場合でも単なる通過点にしないというためにも、魅力のある中心市街地の再構築と、それから、集客設備の整備というものが必要になってまいります。この井場川の埋立地の集客施設としての整備事業でございますけれども、現在、県の方に対しまして公有水面の埋立申請を行っております。今月中には許可がおりる予定で、いよいよ事業に入ってまいります。

 この一帯は、まず、港湾緑地公園事業ということで整備されますけれども、町としても、その中の5,000平米につきまして集客あるいは交流拠点用地として整備を行ってまいります。これは中心市街地活性化事業の一環ということで行ってまいります。この事業、非常に重要な事業でございますので、関係者の皆様方の幅広い意見お聞きしながら整備してまいりたいと思います。

 以上、ハード事業の主なものを述べましたけれども、ソフト事業も当然のことながら重要でございます。空港が開港いたしますと、大変たくさんの人あるいは物あるいは情報がこの苅田町において行き交うというようなことになります。また、逆にそのように行き交うようにしなければならないと思っております。

 1つは、国内あるいは国際の交流事業でございます。国内、国際を問わず、交流事業は活発に行っていかなければならないと思っております。このような交流事業の活動の中心となっていただく団体、例えば、住民活動サポートセンターあるいは国際交流センター、こうしたものを設立し、そして、それを育成していくということに努めてまいりたいと思っております。

 ただし、こうした活動は町民主体で行うべきだと考えておりまして、町の立場としましては側面からサポートするという形が望ましいんじゃなかろうかと思っております。そういう方向でこれから交流事業の活発化に向けて、いろんな施策を行ってまいります。

 ソフト事業で大切なのはやはり観光事業でございます。空港利用客に対しまして苅田町で足をとめていただくというためにも観光事業には力を入れていかなければならないと思っております。観光案内の充実、あるいは観光資源の開発や整備、あるいは周辺地域との観光ネットワークの構築等などを行ってまいります。特に、苅田町には個性ある観光資源がございます。産業観光、あるいは歴史遺産や文化財の観光、あるいは伝統行事が幾つかございます、こうしたもの。あるいは白川地区の豊かな自然を楽しむ観光、こうした苅田町の個性ある観光を生かす形の観光事業に力を入れてまいりたいと思っております。

 2番目に、第3次総合計画の目標人口に沿った取り組みでございます。

 この第3次総合計画の中の目標人口につきましては、この計画策定当時よりさまざまな議論がございました。そんな高い目標を設けて実際に達成できるのか、達成する手法はあるのかというような議論がございました。一応この第3次苅田町総合計画は、2001年から2010年までの10年間でございまして、そのときの2010年の将来人口というものを5万人、さらに、将来目標人口として6万5,000人という形の位置づけがされております。

 しかし、残念ながら5年間経過しようとしておりますけれども、人口はふえておりません。

 しかし、まちづくりという観点から、真剣に今後の後期基本計画において取り組んでまいりたいと思っております。目標人口達成のための取り組みですけれども、基本的には「住みたくなるまち」あるいは「愛着と誇りを持てるまち」というまちづくりに推進するということが基本ですけれども、具体的には後期基本計画が平成18年度から始まります。平成17年度には、前期基本計画の見直しと後期基本計画の策定に入るわけですけれども、今年度から準備に入りたいと思っております。6月には町民満足度調査を実施いたします。

 それから、8月にはいろんな作業部会を設置し、いよいよ後期基本計画の策定に向かって準備段階に入ってまいります。人口増、目標人口に向けての取り組みもこの作業部会等々で行ってまいりますけれども、今考えております具体的な取り組みとしましては、例えば、臨海工業線沿道の工業専用地域がございますが、これを準工業地域へ変更する、それから、与原区画整理、これ時代の変遷でかなり状況変わってるんですが、これの見直しを行う、それから、市街化調整区域内にございます片島、岡崎用地、これを市街化並みに取り扱うといった、こういった新しい市街地の形成も主な事業としてやらねばならないと思っております。

 それから、ソフト事業として重要なのは、1つは、総合的な少子化対策でございます。総合的な少子化対策と、それから、総合的な低所得者対策、この2つはぜひつくり上げまして、実現に向けて努力していきたいと思います。こういったことをやりながら、目標人口に向けていろんな取り組みしていかなければならないと思っております。

 それから、3番目、苅田町が目指す農業振興でございます。

 御指摘のように苅田町の農業というのは農地がそんなに多くない、あるいは苅田町は工業都市でございますが、こうした苅田町特有の産業構造、工業都市であるがゆえに雇用条件もいい、雇用環境もよいといったようなところから、苅田町における農業の地位というのは低いものがございます。また、御指摘ありましたように高齢化が進んでおりまして、担い手が不足するといった苅田町の農業は非常に厳しい状況にあります。

 しかしながら、一方では農業の役割というものはむしろ重要になってきている昨今でございます。消費者が食の安全や安心、あるいは環境や健康といったことに対する関心を高めてきております。苅田町もここらで農業の重要性というものをいま一度再認識して、農業振興に力を入れる時期だと考えております。

 その中で1つは、苅田町の農業の進むべき方向としての1つは、やはり地域に信頼される安全な農産物を地域の人々に供給する少量多品目の産地として生きることが一つの方向ではなかろうかと思います。

 さらに、苅田町周辺を見ますと、北九州市という非常に大きな消費人口を抱えております。空港開港を迎えまして井場川の埋立地あたりに産地直売施設といったものをつくる計画もございます。また、空港開港がなされますと、同時に高速道路も苅田インターチェンジまでは少なくともでき上がりますので、高速交通ネットワークが完成いたします。これを最大限に活用した特産品の開発といったものも期待されるのではなかろうかと思っております。

 こうした中で、苅田町の農業というのはやはり都市近郊型の高品質、高収益農業といったものを目指していくべきだろうと思っております。こうしたことを農業委員会や農家の方々と相談しながら、農業振興策をまとめて実行してまいりたいと思っております。

 それから、4番目の教育の問題で、児童の犯罪あるいは虐待防止に向けての取り組み、大変憂うべき、しかも、重要な課題でございます。町としても全面的に取り組んでまいりたいと思っておりますけれども、具体的には教育委員会の方から答弁をさせていただきます。

 以上、壇上から答弁申し上げました。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 御承知のように佐世保市で先日、小学校6年の女児が同級生に殺害されるという大変ショッキングな事件が起こりました。この事件を受けて、苅田町でも直ちに臨時校長会を開催いたしました。このような事件の再発防止するための協議を行ったところです。この協議では全部の校長からの発言ももらって、二度とこのような事件が起こらないようにみんなで協議いたしました。

 その中で、今後の取り組みとして次の2点について確認をしたところです。

 1点目は、とにかくこれはよそごとではないと、よそごとではなくて、自分の学校でも起こり得ると、みずからの問題としてとらえると、そして、教育活動のあらゆる機会を通して、これまで以上に積極的に児童生徒理解に努めるよう学校としての取り組みを見直して実践を進めていくと。

 2点目といたしましては、学校に単にカッターナイフを持ってくるなとか、所持品検査をするとかいうふうな対処療法的な取り組みだけでなくて、事件の根底にある子供の心の問題、これを考えて、子供と密接にかかわりながら、このような子供の心の変化を早期にとらえて解決に向けて全職員で取り組む方策を明らかにしていくと、この2点について確認したところです。

 それから、後日これはわかったことですが、この事件でカッターナイフが──当日はわからなかったわけですが、後日インターネットが使われているということがわかりましたので、この点についても各学校においてパソコンの使用に関するルールとかネチケット、これの指導を徹底するということはこれがわかった時点で学校に指導いたしました。

 次に、虐待の問題ですが、児童虐待に関しましても、最近深刻な虐待事件が続発しております。このことを受けて、各学校における児童虐待防止に向けたより一層の対応を求めているところでございます。

 具体的には、次の3点について指導いたしております。

 1点目は、学級担任、養護教諭など全職員が協力して、日ごろから児童生徒の状況を把握して、必要に応じて家庭訪問などを行って、早期発見、早期対応に努めると。

 2点目は、関係機関と連携を密にして、虐待を発見したときは速やかに児童相談所への連絡相談を行うことと。

 3点目といたしましては、管理職への報告、連絡、相談、これを徹底する。そして、学校として組織的に取り組むことと、教育委員会への連絡も緊密に行うことと、この3点について指導をしております。

 以上のように子供を犯罪から守るために学校を挙げて、不断の努力を行っておりますが、何と申しましても、学校の取り組みだけではどうしても限界ございます。学校、地域、家庭、関係機関の密接な連携を図りまして、地域全体で子供を見守り、育てていくことで、安心、そして、安全な学校や地域づくりに努めてまいる所存でございます。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ありがとうございました。それではまず、空港開港に向けての対応からお聞かせをいただきたいというふうに思うんですが、空港開港に向けての対応ということは、私自身も何度かこの議場で質問をさせていただきましたし、壇上でも申し上げましたように多くの方々が大変重要な関心事でありますので、このことについては質問をされたわけでございますが、確認の意味も含めてお聞かせをいただくということになろうかというふうに思います。

 先ほど町長の御答弁の中にもありましたけれども、交通道路網の整備等々の話があったわけであります。空港開港に間に合わせるということでございますが、町政報告の中にもいつも大型事業につきましては進捗状況等が報告をされておりますが、現況空港開港に向けて間に合うのかどうなのか、その進捗状況がどうなのか、改めてお伺いをしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) お答えします。

 今の質問でございますが、町長も冒頭に言いました駅前の開発なんですが、駅の橋上化、自由通路、これは開港は、18年3月でございます。それに向かってただいまJRと煮詰めの協議を行っております。今月いっぱいにはJRとの協議が整うんじゃないかと思っております。そういうことであれば、今の段階では多分18年3月には間に合うと、私は確信しております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 課長、今ちょっと勘違いをされたんじゃないかと思うんですけど、私、今、道路網の関係のことをお聞きしたんですけれど、もう一度お願いします。



○議長(珠久六夫君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) どうも済いません。道路網、今、空港に向かって臨海工業線、空港連絡道路、それも臨海工業線も多分全面開通が17年度の10月ぐらいには開通できるんじゃないかとは思っております。それと、それに向かって連絡道路も開港に向かって準備が整っておりますから、間違いなく完成すると思っております。それと、道路網の中で、いろんな形の中で、まだうちの苅田の拠点整備の中で、今後いろんな形で県と協議していくところもあると思います。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 言いますか、補足しますか。各務産業建設部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 苅田臨海工業線につきましては、今、星野課長から説明があったとおりでございますが、東九州自動車道、苅田雨窪インターチェンジ、空港連絡道路、今、順調に進んでおります。小さなハードルはまだ若干ございますが、進捗的には空港開港までに十分間に合うというふうになっております。県道須磨園南原曽根線につきましても、一部空港開港まで遅くなる部分もございますが、今のインターチェンジからの全体的なアクセスについては十分間に合うと、そういうふうに考えております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ありがとうございます。大体ほぼ町政報告等々で聞いておりますのでわかるんですが、そういった報告がなされたというふうに受けとめておりますけれども、1つ、以前は町政報告の中でもいつも報告があっておりました201号線バイパスの問題があるわけです。これも非常に空港関連と切って離せないような重要な課題なんですから、今ちょっとストップ状態になっておりますけれども、これからの進捗状況をどういう形で進めていこうと今されておるんですか、私どもに全くそういった方向が見えないんですが、そこらあたりがわかれば、簡単で結構でございますので、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 これは国土交通省が担当しておりまして、我々も今のところ細かい情報が少ないのですが、行橋の吉国インターチェンジですか、これとの絡み、空港──議員さんおっしゃいますように当然今、利用圏内の人口200万、北九州の100万はあれとしても、この田川・京築の100万、これを活用するに当たっては201号バイパスのこれが大きな形になろうかと思います。

 ただ、今、吉国インターチェンジの土質の問題、それから、大雨のときのその対策、どういう構造にするのか、その件あたりも検討しながら、その形ができれば、地元説明に入りたいということで伺っておりますが、まず、その設計書の報告が国土交通省より来ておりません。また、我々もできるだけこの件で急いでもらわなくちゃいけないと思っておりますので、今後国土交通省と詰めてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 地元に通りますので、非常に私自身も関心を持っておるわけでございますが、反対しなけりゃいけない部分と、議員として将来町のためにどうしても早急につくっていかなくてはいけないというふうに思っておりますので、相反する気持ちが私にはあるわけですけれども、ぜひそういった意味で精力的に進めていただきたいということをこの場をおかりし、お願いを申し上げておきたいというふうに思います。

 それから、先ほどお話の中にもあったんですけれども、特に、私が気になっておるのが化学弾の関係等でいわゆる港湾の整備等々が事業が随分ずれ込んでおるわけであります。これを何とか事業を取り戻し、1年でも早くそういった体制を整えなければいけないというふうに思うんですけれども、水深13メーター等々は悲願でありますが、この動き、あわせてもちろん陳情はされておると思いますけれども、私自身も化学弾の条件、地元受け入れ条件の中にもこのことをうたうべきというような話もしたことがございますけれども、状況はどのようになっておるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 苅田港の整備というのは非常に重要です。立地しています企業の要望も非常に強く、早く大型の船が自由に入れるように整備してほしいという要望が常々なされます。

 御指摘のように水深13メーター化の事業の中で、化学爆弾が発見されたということから、10メーターを13メーターにするしゅんせつ作業が現在、ストップしております。岸壁の方の施設でございます多目的国際ターミナルあるいはその後背地、これは予定どおり進んでおりますけれども、しゅんせつがおくれております。約1年おくれと、大ざっぱに言っていいんじゃなかろうかと思いますが、化学爆弾の処理の方がこの9月に最初に見つかりました56発の処理に入る。

 その後、引き続きこの航路でございますところに発見されております538の処理に入る。あるいは少し入り口の方になりますけれども、やはりこの13メーターの航路でございますが、まだ探査してない海域がございます。この海域の調査には現在入っておりまして、6月から7月にかけて化学爆弾の有無についての調査結果ができ上がる、そこまでは、そして、見つかれば、またこの処理に当たるということで、私どもの希望としては少なくともこの3カ所の化学弾の処理は、来年の早い時期までに終えてもらいたい。

 そして、来年の夏にはしゅんせつ工事も終えて、多目的国際ターミナル、13メーターのものが使える形にしてもらいたいということを国土交通省や県に対して要望しております。多分そうなるんじゃなかろうかと推測してますけれども、今後さらに強く要望して、早く苅田港の整備が進むように努めてまいります。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 交通の要所としてはぜひ港湾整備必要でございますので、あわせて陳情のほどをよろしくお願いを申し上げておきたいというふうに思います。

 先ほど町長あわせ課長の方から、駅前周辺整備につきまして御報告がありました。私は、若干心配しておるのはそれにあわせての問題で、中心市街地活性化事業がどのように進めていかれるかなというのが一番心配をいたしておるんです。特に、駅前を見ますと、最近ではベスト電器が撤収をされまして、あっこ空き地になっておるわけですけれども、一番の一等地がそういう状況なんです。何とかこういったところも考えていかなくてはいけないというふうに思うんです。

 特に、私は個人的にベスト電器跡地等々を、やはりあの地域に何か大型な店舗が進出してくれれば、あのあたりは活性化されるのではないかなというふうに思うし、また、同時にそういうことが薄いということであれば、ベスト電器の跡地を町が改修をして今、苅田町の庁舎大変手狭になっておりますので、教育委員会等々をあそこに張りつけをするというような形でもいいのではないかなというふうにも思っております。ぜひとも中心市街地活性化事業とあわせて施策を練らないと、なかなか難しいのではないだろうかというふうに危惧をいたしておりますので、ぜひその対応もよろしくお願いを申し上げたい。後ほどあわせて考えをお聞かせをいただければというふうに思います。

 次に、企業の誘致なんです。苅田町は臨空産業団地を持っておりますので、今は一生懸命臨空産業団地をどうにか早いうちにということで、いろいろ企業誘致等々を当たっておるようでございますけれども、あの地もなかなかそう思うような形で進出を図れるというのは難しいのではないかなというふうに思っておるわけです。

 その中において、朗報としてはホテル進出が決まったというふうにこの前、町政報告ですか、お聞きをしました。このホテル進出に当たっても、あの地にホテルをつくっていただくということなので、大変勇気があるなというふうに私自身思ったんです。あそこに果たしてホテルが成功するんだろうかなという危惧する声たくさんあるわけです。私もそのように思っています。あれから10分足らずで、北九州の方には行けるわけですので、そういった意味では関係者の皆さんに本当に御礼を申し上げなくてはいけないというふうに思うんですが、あの地区にホテルが進出をし、これが撤退することのないような施策を町としても、その好意に報いるべき施策を打っていかなくてはいけないと思うんです。

 先ほど町長は壇上でもお話がありましたけれども、観光施策等々を今後積極的に考えていくという御答弁があったわけですけれども、まさにそういったことをしないと、あの地区で泊まって、そして、空港に行くというような形にはならないというふうに思いますので、ぜひともそういった施策、あわせてどういう考え方を持っておるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) まず、中心市街地活性化でございます。

 苅田駅前の整備、あわせて中心市街地の活性化、苅田町を魅力ある町として空港利用客に足をとめてもらうという観点からも、ぜひ魅力ある商店街にしなければならないと思っております。苅田駅前、それから、現在の商店街、そして、新しく整備されます井場川、このあたり一帯を中心市街地活性化の地域ということで取り組んでまいります。いろんな補助事業ありますので、ぜひ商店街、商店そのものの充実だけではなくって、観光案内とか福祉事業だとか、観光案内の中には地場産業の案内的なもの、例えば、自動車を展示するだとか、そうしたことも考えていきたいと思います。そうした中で、ベスト電器の跡地、あそこが中心地にもなろうかと思いますし、中心市街地活性化の中でどう活用していくのか、今後検討してまいります。

 それから、臨空産業団地への企業誘致ですけれども、たまたま空港と高速道路と、それから、港といった交通基盤が整備される非常に条件のいいところになるんですが、北九州市も隣接して臨空産業団地持っております。福岡県も松山工業団地持っております。恐らく県は今後、白石用地も工業用地として開発していくでしょう。こうした厳しい競争関係にありますが、ぜひ町を挙げて誘致に取り組んでいきたいと思っておりますし、御指摘ありましたホテルがあそこにでき上がります。これは臨海工業線、それから、空港連絡道路が交差するあたりに予定されてるんですが、そこの団地造成工事、当初計画では若干後回しになっておりましたけれども、そこを早急に団地として仕上げて、ホテルが空港開港に合わせる形ででき上がりますので、空港開港までに完成できるように町としてやるべきことはきちんとやらなければならないと思っております。

 空港利用客あるいはその中でも航空機の乗務員の宿泊等々を考えてるようですけれども、苅田町にございます大きな企業の宿泊客ももちろん収容し、あるいは苅田町にない大きな会議、大きな行事ができるホール等も要望しております。

 ただ、おっしゃるように周辺整備というものも必要だろうと思います。ホテルが建った場合の周辺整備について、町としてもどんなものがあるのか、まだ具体的には詰めておりませんけれども、ぜひやっていかねばと思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ぜひ企業誘致を含め一生懸命頑張っていただきたいというふうに思うんです。この項の最後にしたいと思うんですけれども、私は企業誘致をするに当たっても、いつも問題になりますのが水資源いわゆる水源対策ということになるんですけれども、短、中、長という計画があるというふうに思うんです。短期としては山口ダムの県からのもらい受け、あるいは中期としては、北九州からの緊急支援体制、それから、以前お話に出ましたけれども、長期的には二崎山の改修、あっこに備蓄構想というようなことを、どういうふうになるのかわかりませんけれども、そういったこともありますし、また、おいしくて安全、安定した水の供給するための浄水場の建てかえ等々の問題もあるわけです。その中で、山口ダムの県からのもらい受けの話、どういう今現在、状況になっておるのかということと、北九州からの緊急支援体制ということについても、現実どこまで話が進んでおるのか、あわせてちょっとお伺いをしておきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) 今のことに若干経過を含めてお答えしたいと思います。

 まず、山口ダムの問題を考えますと、前回から大きく水問題につきましては、まず1つ目に、山口ダムを何らかの形で県からもらい受ける交渉をすること。2つ目に、北九州との連絡パイプをどうするかという問題。3つ目に、二崎山のところに水をためるという、この3つに大きく分けて、現在、内部で検討を進めております。

 その中で、まず、1番目の山口ダムの件につきましては早急に取り組む必要があるというふうに考えておりまして、現在、県の出先であります農林事務所が管理をしておりますし、一部大半のものは町の方でやっておるように聞いておりますので、その辺を、まず、県からもらい受ける交渉を始めたいというふうに思っております。

 県と多少打診を行っておりますけれども、従来、県はもう一つこの地域に、椎田の方ですけれども、小川ダムという県営ダムを持っとるようですが、この2つを同時に何らかの方法で考えたいという意見があったようですけれども、それは一応切り離して、山口ダムは山口ダム、小川ダムは小川ダムという方向でやっていってもらいたいというお話を既にやっておりまして、現在、その方向で進めていきたいというふうに、県からも話が来ております。そういうことで、後は農林事務所と担当を一応農政課にしておりますので、農政課と農林事務所の進みぐあい、それから、本庁段階での進みぐあい、そういうものを考えながら、ここ一、二年のうちにそれを達成してまいりたいというふうに思っております。山口ダムにつきましてはそういうことです。

 2つ目の北九州とのパイプの問題ですけれども、これは隣のもう一つの行橋とも絡んでいるようでございまして、北九州市は水を当初は恒常的に売りたいという考え方をしておったようでございますが、最近恒常的でなくても、臨時的でもいいというような話になりつつあります。そういうことを踏まえますと、本町の水の問題につきましては、とりあえず先ほどの山口ダムは短期的に物事を考え、このパイプをつなぐものにつきましては中期的に、場合によっては政治的な感覚も入れていかなければならないんじゃないかというふうに思っておりますが、そういう方向で整理をさしていただいております。

 3つ目の二崎山の分につきましては、他の与原の区画整理等との関連も出てくるというふうに聞いておりまして、現在、3つ目の候補として、今後長期的に物事を解決していくという方向で、この3つについてとりあえず整理をしておるところでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 苅田町の水源対策というのは、言葉だけは物すごく早くから私ども聞いておるわけですけれども、なかなかこれは10年ぐらいになるんですけれども、言い出してから10年過ぎてますよね。全く具体性がない、今日まで、緊急的にまとめ上げる必要がある、そういうふうに思いますので、ぜひとも精力的に取り組んでいただきたいというふうに申し上げておきます。

 続きまして、2点目の方に移らさせていただきますけれども、第3次総合計画が策定されてから本当に3年経過し、3年3カ月強ですか、なるわけですけれども、この間の人口推移というものをどういうふうにとらえておるんですか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 人口の推移ですけども、先ほど出されました人口の推移を見てみますと、本当に若干の増加というところにとどまっております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 後から触れますけど、それから、先ほど壇上で町長からも御答弁いただいたんですけれども、将来的な人口というのは夢のような数字ですけど、6万5,000というような夢を抱えておるわけです。夢を抱えるのは何ぼう抱えてもいいんですけれども、現実に駆け引きがなくて、どれくらいを予定されておるんですか。夢を追うことは結構なんですけれども、それによってまちづくりというものは進めていかなくてはいけないわけですが、現実にどれぐらいとらえておる。

 例えば、何年後には4万人にするというような具体性のあるような計画を打って、その間の施策はこういうことをやっていくんだというようなことは全く見えてこない。ただ総論的に将来的には5万人、あるいはさらには6万5,000というようなことです。現状ふえるわけがない。何もしてないわけですから。そこらあたりは将来的には本当に駆け引きなく、どれぐらいを見ておるのか、お聞かせをいただきたいと思う。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 平成22年、5万人を目指して、先ほど町長言いましたようにいろんな施策を打っていくということです。

 ただ、現実的に見ますと、少子化を初め厳しいものがありますけども、あくまでもマスタープラン、基本構想でありますので、平成22年、5万人を目指して、ハード、ソフトを含めて施策に取り組んでいくということにしてます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 余りいい答弁とは思えませんけれども、次に、先ほど室長、若干ふえておるというお話をいただきました。苅田町の人口でございますけれど、5年前、平成12年3月、3万5,224人、次の年、13年の3月で3万5,316人、1年間で92人伸びたんです。その後ずっと減少しておるんです。ことしの3月31日付ですけれども、3万4,867人、4年前と比べまして、13年、一番ピークのときに比べれば449人減少をしておるんです。これはどこに問題があったのか。今、室長の答弁では若干ふえておる言うて、全くふえてないじゃないですか、どこに問題があるんですか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 微増ということを申し上げたかったんですけども、問題というのはやっぱり全体的な今、先ほど言いましたように少子化の傾向になってます。苅田町でも1.69という合計特殊出生率ということで、かなり下がりつつありますけども、マスタープランの総合計画ですので、5万人という目標を立てております。それに向かって施策を積み上げていくということにしておりますので、その辺の御理解はお願いをしたいというふうに思ってます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 全く理解できません。今、少子の関係も言われましたけれども、当初からわかっておる。この計画を立てたときから、将来的な人口は、日本全体の人口は減っていくという、そういうデータが出ておったときの計画なんです。

 がしかし、ふえる見込みはないことはないはず、魅力のある町にみんなが移り住むということになるんです。現に福岡を中心にしたところはどんどんふえていきょうるんです。そういう手法を私はとってくるのかなというふうに期待をしながら推移を見守ったんですけれども、先ほど何回も答弁をいただいておりますけれども、全く具体的じゃないんです。

 例えば、例を挙げますけれども、行橋市、12年3月では7万776人、昨年3月ですけれども、16年3月では7万1,699人、5年間に923人ふえております。小倉南区では、12年の3月が21万2,488人、そして、16年3月では21万4,913人、5年間に2,425人の増です。人口さほどふえてないんですね。それぞれの地区が自分の地区へということで、いろんな施策を練って今日まで至っておるわけです。

 がしかし、現実にはこういう状況なんです。こういった状況の中でどのような施策を打って目標人口に近づけていくか、私は壇上でも申しましたように、5万人とか6万5,000とかいうような夢のことを私は考えてもいません。

 がしかし、夢を持っていわゆる総合計画で行うということに期待を持ちながら、今日まで推移を見守ってきたんですけれど、全く手がついてないんじゃないですか。魅力ある町をつくらなくてはいけない要件というのは何点かあると思うんです。私が自分で思うに、いわゆる都市基盤の整備というものを大いに推進をさせ、充実をしていくということも一つだというふうに思いますし、産業振興と安定した雇用の確保ということもそれにつながるでしょう。

 それから、安心して暮らせる福祉あるいは健康施策の充実、それから、子供が育てやすい教育環境等の整備、それから、定住するにふさわしい住環境の整備ということ、最後に、コミュニティーの活動支援という、そういった支援というものが充実をさせていくというようなことが上げられると思うんです。いろんな本を見ても、同じようなことが書いてありましたけれども、そういったことが上げられる。

 がしかし、こういった施策を全く打ってきてないですね。それは計画した段階から5万人なんですから、何かの施策を全部じゃなくても、していくというのが、そういう施策をするのが当たり前なんですね。例えば、少子化対策にも通ずるんですけれども、具体的に申し上げますと、子育て支援対策事業、先ほど町長も若干触れておりましたけれども、そういった事業を行う。休日保育の実施や延長保育あるいは一時保育の充実、産後ママサポートというような言われ方もされておる事業も、されておる地区も随分ある。

 それから、育英基金の充実、保育料の第3子以降の無料化というような積極的な取り組みをされて、いわゆる人口増対策をしておるとこもあります。そういったことを全くされてない。例えば、宅地や住宅対策事業というようなことで、いろんなインターネットを開いてみましたら、いろんなことをされていますよ。

 例えば、新築の建設の取得をし、移住される方に対しての固定資産税の新築軽減相当額の3年間補助等住宅建設促進補助事業と、こう言うらしいんですが、そういった対策をしているとこもありますし、また、民間住宅開発に対して町道部分の用地取得や側溝工事なんかを支援をする民間宅地開発事業等々を行っておるところもある。あるいは町内にアパートを新築または改良し、その建設資金を借りたりした場合、借入利子に対しての一定の助成を行う住宅建設等の促進補助事業等を考えていけば、いろいろあると思うんです。まだたくさんあったんです。書き切れないから、私は代表的なやつを申し上げておるんですが、いろいろあるんです。そういったことが全くされてないじゃないですか。

 あとの農業振興の中にも触れようと思っておりましたけれども、苅田町には市街化田、いわゆる市街化田と言われるところ、いわゆる住宅を促進をしようという地区が160ヘクタールほどあります。そういった地区に計画道路を入れ込む。そうすることによって住宅が建てやすくなる、あるいは農業者にとっても、農道整備ができるというようなことがあろうかと思うんです。そういったことを全くされてないじゃないですか。私はるる今申し上げましたけれども、何かこれから取り組んでいかなくてはいけないというのは町長の答弁でいただきましたけど、具体的に室長、あなたこれ当初から議論されてきたんですよ。この議場で何回となくこの数字について聞いた。

 がしかし、議員もみんな、すべて議員で5万人とか6万5,000とかいうのは想像してないですよ。

 がしかし、先ほど私が申しましたように、ことしは若干何人ふえた。ふえていきょうるぞというようなことが全くない。どういって具体的なことを考えておるのか、室長だったら幾分考えていることがあるだろうと思いますが、どういったことをしていったらふえていくというふうにお思いですか、考え方をお伺いしたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 先ほど町長の方からハード的には幾つかの施策を上げました。ソフト的にも今考えておりますのは、先ほど武内議員がおっしゃったような少子化対策に向けての具体的な方策、これは今年度中には一定の方向づけを出していきたい。それと、リストラ等による低所得者対策、この辺もやはり今年度中にはしっかり芽を出していきたいということで、ハード的にもいろいろありますし、ソフト的にも何とか人口をふやしたいということで、具体的には今年度、先ほど申し上げましたような施策に取り組んでいきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 室長、わかりますよ。考え方はわかる。今さらさきに戻るわけにいきませんからわかりますけれど、計画をしたときから、そういったことは既に具体的に示していかな。そうした計画の後が5万人であり、6万5,000ということになる。計画が何年か進んで、初めて考えていくということではどうしようもないじゃないですか。計画じゃない、無計画。そういうふうに思いませんか、私はそういうふうに思いますよ。

 それから、町長も若干触れておりましたけれども、苅田町の場合、都市計画を線引きをしています。これが今になっては少し弊害だったかなという感があるわけです。そういった意味で、私どもの地域においてもなかなか、以前、町長も触れましたけれども、岡崎、片島用地なんかも調整区域という形で、せっかく購入した。けれども、今日まで何も手つかずの状態ということになっております。

 ここでちょっと町長にお聞きをせないけんのですけれども、今までは調整区域だということで、住宅開発ができないという形でずっと御答弁をいただいてきたわけです。そのとおりだった。

 がしかし、私、議員になりましてから随分この議場で、このことについて触れてまいりました。そのことがということではありませんけれども、時代的な流れも背景にあるんですけれども、いわゆる都市計画の見直しがされて、今、県は条例をつくり、その条例をもとに苅田町では見直し作業が今、行われております。

 それで、いわゆるあの地区もいわゆる市街化にはなりませんけれども、調整区域でありながら、市街化並み近い状況でそういった住宅等々が建設できるような状況になる。これは恐らくことし中にはなるでしょう。なったら町長、今までは調整区域ということでございましたが、今度はそういう答弁にはなりませんが、しっかりした住宅施策をするということで御答弁いただきたいと思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 先ほど来、町長公室長が答弁しておりました苅田町における人口増し施策とも関連いたしますけれども、壇上からも申し上げましたけれども、この苅田町の第3次の総合計画、一言で言えば、ここで立てました計画の着実な実行をどうしてもやっぱりしなければならないということにつながってまいります。「住んでみたくなるまち」あるいは「愛着と誇りを持てるまち」というものを目指しおります。この総合計画はですね。

 そして、今、前期基本計画、3年半経過して今、振り返ってみますと、ここでやらなければならないとうたわれております具体的な事業、かなり着手しておる、あるいはこれから着手しようとしている事業があります。

 ただ、残念ながら御指摘あるように、これらがある目的に向かって具体的な数値であらわされて進んでいないというところが大きな反省点だろうと思います。

 したがいまして、これから後期の基本計画策定に向けて事業を準備していきますけれども、ぜひ今いろんな形で町が取り組んでおります事業について、目に見える形で実現していこうということを強く出して、後期基本計画、前期まだあと1年半ありますが、それもやりながら、後期基本計画の策定と、それから、それの実現に向けて数値目標をきっちりと上げながら、それを達成していくという手法をぜひとっていきたいと思います。そうすることが人口増に必ずつながると思います。お話ございましたように住宅施策とか土地の施策とか、あるいは少子化の対策だとか、いろいろございます。それぞれに数値目標を掲げて、それの実現に向けて達成度を確認しながらやっていきたいと思います。

 今、少子化対策の中で合計特殊出生率の話もございましたけれども、総合的な少子化対策をやっていく中で、苅田町の場合1.69ですけども、これを2.0に設定して、その目標に向けて少子化対策をやっていこうというようにしているように、いろんなものについて目標数値をきちんと決めて、それを実行していくような第3次総合計画の実現化を図っていきたいと思います。

 それから、お話ございます片島、岡崎用地、先日の開発公社の存続に関する議論の中でもありましたように、開発公社が長年抱えている土地でございます。当初の目的がなかなか達成されないで、当初の地権者あるいは地域全体に御迷惑かけてるわけですが、いよいよ東九州自動車道も雨窪以南、行橋側は着々と進むようになってまいりました。そうした中で、この地域ぜひ開発して、地域発展につなげていかなければならない。そのためには都市計画もお話ございますように随分規制緩和が進んでおります。都市計画の規制緩和をにらみながら、市街地並みの取り扱いという方向でぜひ進めていきたいと思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 町長にこの項、最後になろうかと思うんですけれども、将来的な展望として町長は人口増をどういうふうに考えておるかという観点から、今後のまちづくりを図る上で、将来的に今までのような物の豊かさというものを追い求めていくのか、あるいは心の豊かさというものを追い求めていくのか、どちらの方を求めていこうとされておるんですか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 「住んでみたくなるまち」というのは物の豊かさと同時に、やはり心の豊かさというものが求められると思います。ややもすれば物の豊かさというものを今までも追い求めてきましたけれども、これからはやはり心の豊かさを求める施策を強く行う必要があると思っております。両面でやっていかなければならないと思ってます。人口3万5,000人でほとんど動いておりません。

 しかしながら、昼間人口は4万人を多く超してますので、ぜひそうした昼間人口の人たちがまず苅田町に住んでみたいなというような魅力ある心豊かな面、魅力ある町にすることが肝心だろうと思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私もそういうふうに思っています。苅田町においては両面あわせてということになるんでしょうけれども、大きく流れはやはり心の豊かさを求めるという方向に随分変わってきておるのではないかなというふうに私思っております。企業誘致をするにおいても、そういったことがいやされるような住環境の整備等々をすることによって、この地に定住をしていただくということになろうかと思います。今まで企業誘致をされたんですけれども、その施策がないために南区でありますとか、行橋市等々に定住をされるという方が随分多いかったわけですけれども、そういったことがないような施策をどんどん打っていくべきだというふうに思うんです。

 最後に、まとめ的になるんですけれども、個人的に言いますと、これから先ほどのお話にずっとあっていますけれども、少子化対策というものをやっていかにゃいけんですけれども、そういったのを私は特色ある、個性的な教育環境というものが必要だというふうに思うんです。

 例えば、今までは学力だけをやっぱり求めるような教育というものが随分進められてきたというふうに思うんですけれど、その根底はやはり心が、道徳心等々規範意識というようなものをしっかり身につけるような教育というようなものを進めていく。苅田町に住めば、そういうことが起こりませんよと、自信を持って言えるような施策というようなことも私は特色ある教育の一つではないだろうかなというふうに思っております。

 それから、これからますます苅田町といえども、高齢化が進んでいくわけでございますので、そういった方に医療あるいは福祉というものはよそよりも充実をしておるというような施策がなければ、なかなか定住をするという形にはならないと思います。これは絶対欠かせないというふうに思うんです。

 それから、全体的な生活環境の整備、苅田町は特におくれていますので、そういった施策を十分打っていただくということと、町長のお話にも何度か出てまいりましたけれども、せっかくの自然があるわけですので、自然に調和したいやしの部分というものを見直し、つくり上げていく必要があろうかというふうに思います。総論的なことでございますけれども、そういったことを進めていくことによって、私は必ず苅田町にも定住をするというような形で、目向けていただけるのではないかなというふうに思います。

 次に、引き続き今、苅田町が目指す農業振興ということで、題目はいいんですけれども、苅田町は余り多く農業振興を今日まで力入れてきたとは言えないと思うんです。口では──私は、農業振興という質問を余りしようと思ってないんですけれども、町長は事あるごとに農業振興を行います、あるいは漁業振興を行いますという答弁が口癖のように出てくるんです。現実には余りされてないんです。言葉がひとり歩きされているだけなんです。そこらあたりで、私はそういった専門部分にいました助役も参っておりますので、そこらあたりの充実が図れるのではないかなと、やや期待をしながら今回質問をさせていただくわけでございます。

 前回にも申し上げたんですけれども、2008年では生産調整配分というものが廃止をされるわけです。農家にとりましては大変なことだろうというふうに思うんです。その廃止をされ、これから自主調整という形になる。いわゆる売れる米づくりでありますとか、あるいはおいしい米づくりという方にシフトが随分変わってくるだろうというふうに思うんです。

 そこで、これらを受けての取り組み、水稲だけではなくて、いろんなことを考えていかなくてはいけないと思うんですけれども、こういった取り組み、苅田町においても、今からどんどん進めて、農家の方々の意識というものを変えていかなくてはいけないというふうに思うんですけれども、余りそれほど大きく変わっているようには思えません。農家の方に聞きますと、生産調整配分が廃止をされ、自主調整になるよと、たくさんつくって売れるんやなと、売る意識はあるようにありますけれども、そう簡単にはいかない。よそも同じような施策をとってくるわけですので、おいしい米づくりというのはさらに求められるというふうに思いますが、そういったことについて助役の考え方お聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) 私の考え方も含めて御答弁させていただきたいと思います。

 議員も言われるように、苅田町の農業は私が県庁におるときから、余り苅田町に来たこともないぐらいでして、行橋農林事務所に赴任していたときも苅田にも農業のことでわざわざ来たという記憶は余りございません。大変失礼な言い方かもしれませんが、ここに来て初めて農業の振興には少し力を入れなければならないなというふうに感じております。先日から農業振興については、議員からの答弁もしたように、やはりこの苅田の町の農業は営農集団を中心に物事を進めていかなければ、個人個人ではとても無理だというふうに感じつつあります。

 そのため、やはり一つ一つには安全な米づくりとか、それから、自然環境に適した云々ということございますけれども、そういうことはそういうことで農家がやっていくには結構なことと思いますが、やはり中心になる人をなくしてしまわないということが私の一番の考え方でございまして、現在まだ何人かおられますし、一生懸命やられてる方おられますので、そういう方を中心に組織化をしていくのが大事ではないかなというふうに考えております。

 と同時に、地域の特産物、先ほど町長の答弁の中にも多品目生産ということがございました。これは福岡県でも北野町を中心に、野菜を中心に多品目の栽培をやってまいりました。非常に農協というところが中心になって当時はやっておりましたが、苅田町については農協ちょっと手薄かなというふうに今、感じておりますので、そういうものをどうやって農協の方から苅田町に目を向けさせるかということをやっていかなければならないと思っております。

 そういうことから、特産物を一つ一つ育てていったらどうかと思っておりまして、現在、苅田町の技術でやっていけるものは何かというふうに模索をいたしておりますけれども、先日ここでも答弁しましたように新しくできた紫芋の品種がございますので、その品種を現在、農業総合試験場の豊前分場で1,500株だったと思いますが、生産をしていただいております。これは本来、芋というのは栄養成長でございますから、1回いただくと、あとはつるで挿して栽培できることは皆さん御存じと思いますので、ことしだけに限らず、来年、再来年、3年ぐらいかけて新しい品種を導入し、それを何らかの流通機能にのせながら商品化していくということについても考えていかなければならないというふうに思っております。やはり一つ一つ、一遍にこれをどうしようということはできません。

 と同時に、農業振興というのは、県の立場では農業振興地域がないところには農業は振興できない。要するに、補助金とか、そういう施策を打てないということになっております。もちろん国もそうですので、農業振興地域内での充実というのは今後ともやっていかなければいけないし、農業振興地域の中の農用地を中心にやはり皆さんが一致固まってやっていくということが必要ではないかというふうに思っております。そういう方向で私も力を注ぎたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 助役の答弁の中にもありましたけれども、今後営農集団等々をつくっていかなくては、苅田町の将来はないのではないかというお話でした。私も全くそのとおりだというふうに思います。壇上でも申し上げましたように、本当に後継者不足というのが深刻なんです。

 そして、苅田町には認定農家が余りいません。そういったゆえに自分の土地が高齢で守れない。何とかことしはつくっていただけんだろうかという気持ちを持っている方がたくさんおられる。

 がしかし、受け皿がないという状況、これは本当にそういう状況は近年だんだんふえてくるだろうというふうに思っております。

 そこで、先ほど助役が言われました営農でございますけれども、今、黒添地区1カ所なんです。この近隣を調べていただいたんですけれども、行橋が11組合ございます。勝山が14組合、それから、犀川が11組合、それから、豊津が3組合ということなんですけれども、苅田、先ほど申しました、これからというところはあるやに聞いておりますが、現実にないんですね。

 私は、これは苅田町は今まで農政というもの、農政課というのはありますけれども、余り農政課自身が今まで農業土木いわゆる農業の基盤整備等々の力はたくさん入れてきたんです。金も注いできた。補助金事業等もあるからだろうというふうに思うんですが、営農に対する取り組みというものはほとんどされてない。農協任せで今日まで来た。先ほど話にありますように、そういった状況でありますので、だんだん農家の意欲がなくなってきて、いわゆるJAなども苅田から農産物なんかというような考え方を持たないようになってきたのが現状だろうというふうに思うんです。これから農業者の意識を変えていくというのは並大抵じゃないというふうに思うんです。いつもこの議場で言われるのが職員の意識改革という言葉を言われますけれども、意識というのは、なかなか植えついた意識を変えていくということは難しいので、町長もそのことは本当に自分自身が痛切に感じておることだろうというふうに思うんですが、農業者もこれだけ長い間、楽をしてきたわけです。

 ただ、自分の土地を財産と思いながら、先祖に申しわけないということで、今日まで守ってきたというのが現状であります。そういった方々にこれから農業意欲を植えつけてというようなことはなかなか難しいと思っとるんですが、そこらあたりの施策というものを積極的にやっていかなくては、農業振興というものは図れないというふうに思いますが、それに向けての施策といいますか、それについての取り組みというものはどういうふうにお考えですか。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) 議員言われてること、全くそのとおりでございまして、苅田はどちらかというと他人任せという言葉を使っていいのかどうかわかりませんが、そういうところがあったように私、来て思います。やはり自分の気持ちの中に農業を愛する心、農業がどれだけこの地域に高揚といいますか、そういうものがあってるかどうか、そういうことを考えた上で、自信を持って取り組んでいく人を1人でも2人でも多くつくっていく。要するに、人をつくっていくというのが第一ではないかなというふうに思います。

 まず、人をつくって、そして、そうして集団をつくりながらやっていきたい。以前コシヒカリの団地として鋤崎という団地がございました。あそこはこの地域では一番立派な団地だったと、平成元年、私、見に来たときにそう思いました。今、全くコシヒカリも何も植わってない。転作もうまくいってるのかどうかというような感じで、あそこを通りますが、まだまだあそこには中心になる人が何人かおられるというふうに聞いておりますので、そういうところを中心にやはり農用地をうまく利用して、今後の活動をしていかなければならない。

 そして、地産地消と申しますか、その場でつくった物をその地域にいかに流通させていくかということも今後考えていかなければ、多くの方が米をつくってくるようになった場合、必ず負けるという実態が生じようと思います。幸いにも消費地域が近くにありますので、そういうところを目指した農業をやっていかなければならないというふうに思っていますし、それぞれ農家が考えることもあると思いますので、そういう意見を聞いた上で、流通を考えた今後の農業というものに積極的に取り組んでいかなければならないというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) それから、危惧する点が何点かあるんですけれども、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、市街化田160ヘクタールほどあるんですけれども、これがやっぱり農道の整備というものが全くなされてないところがたくさんあります。それから、下水道等が進んでいませんので、いわゆる生活排水がそのまんまというところもあります。そういったことを改善をしないと、なかなか農業に打ち込むという形にはならないと思います。そこらあたりをどう具体的に改善を図っていくかということが、1点お聞きしたい。

 それから、先ほどの話にも何度も出てきましたけれども、休遊地等がだんだんふえてくるだろうというふうに私思っていますけれども、そういった施策の中で、1つは、観光農業というようなこともひとつ考えていったらどうか、それから、体験農園といいますか、今、いやしの部分等々で都市近郊に近いところはいわゆる地権者から幾らかの土地を借って、みずからつくって楽しむというようなことをされておる地区も随分あります。また、それで成功されておる地区もあります。そういったことで来ていただければ、その帰り道に商店街で何やらを買うというようなことにもつながってこようかというふうに思いますので、そこらあたりも考えてはどうかということで提案したいんですが、どうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) まず、第1点の市街化区域内での田んぼといいますか、町の中にある田んぼ、畑、それをどう守るかということですが、これは北九州市でも福岡市でもいつも問題になってる課題でございます。これははっきり言いまして、県なり、国から何とかしようという方法は全く取り出されておりません。

 したがって、そういうところを有効に残していくためには、これは町単独で物事を考えていかなければならないと思いますので、十分議論をしながら、今後対応をしていきたいというふうに思います。

 それから、体験農園をというお話ございました。体験農園は随分古くから言われておりまして、都市に近いところではこういうものが非常に発達しております。そういう制度もございますし、また、それは補助事業でやることも不可能ではないというふうに思っておりますので、そういう面でも多くの方が農業を理解してくれて、そういう自然に親しむという楽しさもやっていかなければならないと思います。町内でも既に皆様御存じのように山芋を一生懸命つくってる中心地もございます。そういうところも含めてやはりそういう楽しみを入れながら、今後の農業振興に結びつくような地域にしていかなければならないというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 農業振興の最後の部分なんですけれども、私は地元が、私自身が百姓を若干しております。きょうも早く終わって帰って除草剤をまこうかなというふうに思って、気持ちが半分向こうに行っておるわけですけれども、そういった中で、よく直視をするんですけれども、圃場整備がなされまして、いわゆる舗装をしていただいたおかげで農道が随分立派になってまいりました。喜ばしい面と、一変若干危惧する面があるわけです。今回質問をするという中で、ぜひ地元の者はこの問題をとらえてくれということなんですけれども、農道の交通安全対策をぜひしていただきたいということの要望でございました。

 と申しますのが、直進する真っすぐい道、いわゆる立派な道ができましたので、今まで整備されておりました町道よりも、この農道を走る車が随分ふえてまいりました。農作業をされるときに大変やっぱり危険を感じるという方が随分ふえてまいりました。そのことで担当課にも相談をした例があるようでございます。こういったことを聞きました。こういうことでした。

 農作業をいたしますので、農道にトラクターなり、田植え機で上がります。そうしますと、どうしても汚い土がずっとついて回るわけです。そこにきれいな乗用車がずっと通るわけです。そしたらその泥をはねて自分の車が汚くなるということで、若干嫌みを言われ、口論になりつつあったというようなこともあります。

 それから、やはり農家というのは、私のように少なくしているところは別として、多くつくっておるところは農道で昼食をとったりというようなことの光景、皆さんも見られたことがあると思うんですが、そういったことをされるところが結構あるんです。

 がしかし、そういったようにいわゆる最近はマイクロバスも通っているようでございますが、そういった形で、車がいわゆる舗装したものですから、いいものですから、高速道路並みのスピードでどんどん通るわけです。そうすると、大変危険ということでございまして、何とか交通規制というものを考えないといけないのではないかというふうに思いますが、行事課長はその地区に行って交通事情等々も見てきたようでありますので、行事課長にお伺いをしますけれども、ぜひそういった施策を農繁期だけで結構ですので、ぜひ対策をとっていただき、例えば、農繁期の時期に通行どめの規制をするとか、時間制限をするとかいうことは十分対応できるというふうに思うんです。いろいろ資料をもらった中には、そういったいわゆる交通規制をされてる地区が随分あります。苅田町にもそういった管理条例等々もあるようでございますので、そこらとかみ合わせてぜひ実効性のある施策を講じていただきたいと思いますが、お考えはどうでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事農政課長。



◎農政課長(行事道雄君) 議員から御指摘のように片島地区全面、あそこにつきましては約1キロ直線、見通しがよくてスピードを出している車が多く見られます。そういう中で、先日この交通規制につきましては、県の公安委員会が管轄しております。標識等、また、ライン等につきましては、町の道路管理者と協議の上、設置またはすることができますので、今後県の公安委員会等と、町がするべきもの、公安委員会がするべきものを協議してまいりたいと思います。それで、議員御指摘のように、せめて農繁期だけでも農作業の安全が図られるような形で持っていきたいと思ってますので、今後公安委員会と協議してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ことしは農繁期終わりましたけれども、これは秋に向けての農繁期始まりますので、今の期間にぜひともその対策を講じていただきたい。これはよその地区でできた例がたくさんありますので、事例もありますので、ぜひそういった形でとっていただいて、時間がありませんので、詳しくは申し上げませんけれども、必ず必要であると。もし、こういうことをきちっとしないと、あそこで事故が発生した場合、私はこの議場で皆さん方に文句を言わなくてはならないということになりますので、前向きに考えていただきたいというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 それでは、時間が余りございませんけれども、最後の項に入らさしていただきます。

 児童虐待につきましては、全国の児童相談所や警察が受けた虐待相談件数というものが、平成14年度で2万3,738件だそうでございます。平成11年度は1万1,632件ということで、2倍近くふえておるわけです。過去から申しますと、平成2年には1,101件だったらしいんですが、それからしますと22倍という形で伸びておるわけであります。その相談件数の内訳でございますけれども、殴る、けるだの身体的な虐待というのが約5割だそうでございます。それから、食事を与えないなど保護の怠慢ないし拒否、ネグレクトと言うらしいですけれども、それが約3割、残り2割は言葉の暴力などによる心理的な虐待あるいはわいせつな行為などを強要する性的虐待というふうになっているように思います。

 さらに、驚いたわけでございますけれども、いわゆる親、両親からの虐待が90%以上を占めておるわけです。大変な問題というふうに思いますが、苅田町の現状をお伺いをしたいんですけれども、相談件数、過去3年間の推移がわかばお聞かせをいただきたいというふうに思いますが、あわせて児童虐待の内容、どういうものだったのか、それから、主な虐待者はどういう方か、被害者の年齢構成というものがわかれば、お聞かせをいただきたいと思うんですが、わかりますか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) 今、手元には14年度分でございますけども、苅田町で、14年度で10件、身体的虐待が4件、心理的虐待が6件、計10件ということでございます。あと13年度、15年度については、ちょっと資料を持ち合わせておりません。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 先ほど私が申しました主な虐待者、年齢等々については、まだわからないということでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) 年齢構成につきましては、小学生が一番多うございまして、2番目に、3歳から就学前まで、それから、ゼロ歳から3歳までというふうになっております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 一方、青少年犯罪というものでございますけれど、壇上で申し上げましたように、低年齢化が進んで大変危惧されておるんですけど、刑法犯少年というのが、14年度に14万1,774人、これは触法少年、14歳未満の方をそういうふうに刑法で言うらしいんですけれども2万477人、それを合わせると、刑法犯総検挙人員に占める少年の割合というのが、何と40.8%も占めるそうでございまして、大変多いわけです。刑法犯少年の年齢別に見ますと、16歳が最も多く、次に、15歳、14歳という順になっておるわけですが、14歳、16歳までの低年齢層で刑法犯少年の全体の64.6%を占めておるというふうになっているようでございます。苅田町でいわゆる現在の状況がわかる範囲で結構なんですけれども、どういう状況になっておるのか、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 今、武内議員さんがおっしゃったとおり、青少年の犯罪、非常に占める割合が多く、このことに対して大変危機感を持っているわけですが、苅田町全体の少年犯罪の件数というのは今つかんでおりません。



○議長(珠久六夫君) 8番議員、残り3分、まとめてください。



◆議員(武内幸次郎君) はい。それでは、不登校の背景に虐待があるケースというものもたくさんあるというふうに聞いておりますけれども、全国で教職員が長期にわたって面会できない不登校児童生徒というのは約1万4,000人いるというふうに伺っておりますけれども、苅田町で不登校児童、現在、把握しておる人数はどれぐらいいますか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 小、中学校の現在における不登校の状況でございますが、小学校で2人、中学校で4人です。これは1年間通して不登校という位置づけは30日を超すと不登校という一応規定がございます。4月から学校始まっておりますが、これは1年間通してはそれなりの数字が上がってくると思いますけども、昨年の状況から見まして、昨年の数字では中学生が30人程度起っておるという状況でございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 何らかの措置を講じていかなくてはいけないというふうに、担当課もそういうことは十分考えて対応をされておるというふうに思いますけれども、これは単に学校だけでという問題ではありませんけれども、大いに今後議論をし、方向づけをしていかなくてはいけないというふうに思うんです。

 そういった中、先ほど申しましたように随分ふえておる。そういう中で、平成12年、森内閣のときでございますけれども、児童虐待の防止等に関する法律というのが施行されたわけであります。そういった中で、何点か指導要綱と思いますが、いわゆるその中の法律の中に地方自治体の責務という形で掲示をされておるわけでございます。この中で、先ほど町長、教育長の御答弁の中にも若干あったわけでございますけれども、職員等についての周知徹底というのがされておるというふうに伺いました。

 それで、児童虐待を受けた児童発見者いわゆる一般町民も含めてということなんですけれど、児童保護の役割を担う機関等に通告が義務づけられておるわけですが、そういった周知徹底というのが今日までどのような形で図ってきたのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 学校の方にはその都度法律等が改正されたりした場合に、直ちに通知をいたしております。

 ただ、町民一般に対しての通知ということになりますと、教育委員会としてはいたしておりません。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 町ではそういう対策はしておったんですかね。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) お答えいたします。

 個人の通報、それから、連絡網等はございませんが、例えば、その方が保育園に行ってるということであれば、個人から保育園の方に連絡があるということで、園の方から児童相談所等に連絡が行くということで、それぞれの内容に応じて通報の仕方が違いますが、どこも行ってなくて、個人の家庭の発見というのは、これちょっと密室の状況にありますので、そういったところを発見して通報するというのがなかなか困難な状況でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 若干私の質問と答弁が食い違っているように思うんですけれども、今、井関部長が言われましたように、そのとおりなんです。

 がしかし、法律の中で私が申し上げたのは、いわゆる児童虐待を受けた児童を発見した者については、一般町民も含むわけですが、そういった通告義務というものが法律で盛り込まれていますので、そういった施策をとらなくてはいけないというふうに思うんですが、そういったことを本当にとっておるのかという質問でございましたけれども、今の答弁では余りされてないというふうに察知をいたしましたので、ぜひともそういった施策を十分わきまえてしていただきたい。これは幾らしても、これはし過ぎたというようなことにはならないと思いますので、そこらあたりをぜひ考えていただきたいというふうに思います。

 時間がないので、まとめ的なことになろうかと思うんですけれども、国の法律をずっと見てみますと、どちらかと言えば、早く虐待を発見するというのが中心でございます。

 がしかし、これはやはり幼児虐待を発生させない社会づくり、あるいは地域づくりというものが必要であるわけであります。これは大変難しいわけでございます。

 がしかし、これをしないと、こういった問題、いつ、どこで発生をするかわからないということになろうかと思います。今回の佐世保の事件でアンケート等をとったら、自分の子供がそういうことを起こすのではないかと、やや心配という方が随分おる。今、自分の子供であっても、親が子供の心を読み取れないというような大変難しい環境下にあるわけです。

 がしかし、何とか施策を打って、こういったことを補っていくということが行政の責務であろうというふうに思いますので、ぜひともそういった施策というものをしていただきたい。その中に家庭あるいは地域の教育力が低下をしておるということもあるようでございますので、そこらあたりも含めてぜひとも検討をしていただきたいということを強く申し述べさせていただきまして、私の一般質問はこれで終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、武内幸次郎君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで昼食のため、1時まで休憩いたします。

午前11時48分休憩

                              

午後1時02分再開



○議長(珠久六夫君) 引き続き一般質問を行います。

 1番、小山信美君。



◆議員(小山信美君) 〔登壇〕皆様、こんにちは。1番議員の公明党の小山信美でございます。梅雨に入り、うっとうしい季節を迎えておりますが、ここ数日は梅雨の晴れ間が続いているようですが、天気とは裏腹に世間では暗いニュースが毎日のように新聞やテレビに相次いで報道されています。若年層の犯罪を聞くにつけ、子供を持つ母として大変心痛む思いでいっぱいでございます。

 そんな折、厚生労働省が発表した特殊出生率は1.29という少子化は多くの先進国共通の課題であり、欧州諸国でも少子化対策に力を入れることにより、出生率の低下に歯どめをかけています。我が公明党も児童手当拡充や保育所待機児ゼロ作戦など子育て支援策を強力に推進をしているところでございます。そうした中、今回は以下、3点について質問をさせていただきます。

 まず1点目は、マンモグラフィーによる乳がん検診についてですが、先日北九州で、九州初の第12回日本乳がん学会総会が行われましたが、乳がんは女性のがんでトップを占め、なおふえ続けています。毎年新たに約4万人の女性が乳がんを発症し、1万人弱の人が亡くなっています。

 その理由の第1は、高脂肪食の増加などの食生活の変化です。もう一つは、昔に比べて初潮年齢が早くなったことや、閉経が遅くなったり、未婚や少子化のため、エストロゲンの分泌期間が長くなり、乳がんを発生させやすいホルモン環境をつくっていると考えられています。欧米先進国は乳がん発生率は高いが、死亡率は下がっています。それに比べて日本はともに増加傾向にあります。この違いは早期発見がなされていないからだと言われています。

 そこで、検診のあり方について何点かお伺いいたします。

 2点目は、安全、安心のまちづくりについてですが、事件に巻き込まれるなど子供たちの安全に対する不安が高まっています。2003年に全国の学校で起きた外部侵入者による凶悪犯は、96年の2倍以上の99件に上り、今や学校は決して安全な場所ではなく、危機管理対策の強化が求められています。また、小、中学生の略取誘拐事件は、昨年1月から10月15日の間に全国で112件発生、そのうち57件が通学路上だったと言われています。

 そして、子供を守る視点から女性、高齢者も含めたすべての人が安心できる地域を確立することが極めて重要かつ急務になっているのではないでしょうか。少子化が進む当町としては、未来ある子供たちを安全に安心して過ごせる環境整備を行う必要があると思いますが、どのような取り組みがあるのか、お尋ねいたします。

 3点目の出産育児一時金前払い制度についてですが、厚生労働省が発表した2003年の人口動態調査では、九州、山口、各県でも歯どめのかからない出生率の低下や晩婚化など全国と同じ傾向が示される結果になったとされ、1人の女性が生涯に産む子供の数の平均は、全国で過去最低の1.29人、福岡ではさらに下回る1.25人となったと発表されました。

 しかし、平均理想の子供数は2.53人であり、理想と現実の違いの理由は子育てにお金がかかるからが大きい割合を示しております。公明党は子育て支援に力を入れ、児童手当支給を3歳未満から小学校3年生まで拡大など、女性が働きながら子育てできる環境整備に取り組んでまいりました。

 そこで、当町としても子育て支援についてどのようなお考えがあるのか、お尋ねいたします。

 壇上からの質問は以上といたしまして、執行部からの答弁をお伺いした後に質問席より質問いたします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕ただいまの小山議員、壇上からの御質問に対して答弁申し上げます。

 3点ございまして、1番目の乳がんの問題でございます。

 苅田町におきましては町民の健康保持、ひいては医療費の削減といったところから、現在、町民検診行っております町民健康検診、成人歯科検診、そして、がん検診、こうした検診を行っております。乳がんにつきましては、15年度におきましては30歳から49歳まで視触診、さわって検診するんだという、50歳以上なりますと、偶数年齢でこの視触診とお尋ねのマンモグラフィーによる検診を行っております。

 しかし、乳がん検診の発生はもちろん30歳からずっと出てくるんですが、40歳代の後半、そして、50歳代全般にピークを迎えると言われてますので、早期発見という観点から、このマンモグラフィーによる検診を40歳代で行うかどうか、検討はしてみたいと思っております。

 次に、安全、安心のまちづくりでございます。

 詳しくは教育委員会の方から答弁申し上げますけれども、先ほどの武内議員の御質問にもお答えいたしましたように、この地域に住む子供たち、何としても守っていかなければなりません。教育委員会だけじゃなくて、町全体で守っていく必要があります。いろんな対策を考えておりますけれども、ぜひ着実に実行して、この地域の子供たちが安全に安心して学校に行ける、育つようにしてまいりたいと思っております。

 それから、3番目、子育て支援対策に関連する問題で、出産育児一時金というのがございまして、これは現在のところ出産時に30万円を支給してるんですが、これを前倒しで貸し付けできないかというような御質問も承っております。幾度かの機会で申し上げましたように、町も総合的な少子化対策というものを現在、策定中でございます。合計特殊出生率が1.29まで下がった。特に、東京都あたりは1を切ってしまったという大変な少子化でございます。

 苅田町としても──苅田町は比較的出生率の高い町ですけれども、ぜひ総合的な少子化対策行って、子供さんのたくさんいる、活気のある町を目指したいと思います。午前中の質問にもありましたように、今後いろんな施策をしていく場合に目標数値を具体的に掲げて、それに向かって推進していくということをやっていきたいと思いますが、この総合的少子化対策につきましては、合計特殊出生率を2.0というところに目標を置きまして、それに向かっていろんな施策を行っていく計画でございます。そうした中で、御提案の出産育児一時金の前払いということについても検討はしてみたいと思います。

 以上でございます。あとは教育長から答弁申し上げ、そのあと一般質問者席からの御質問に答えさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 先ほど議員さんがおっしゃったように、平成13年6月に大阪府の池田小の痛ましい事件以来、苅田町でも特に子供の安全確保を図る施策を行ってまいりました。

 しかしながら、今日児童生徒が事件、事故の被害者になることが全国的に発生いたしており、当町においてもさらに子供の安全対策の強化に努めていきたいというふうに考えております。町内小、中学校においては日々児童生徒に対し、重ねて安全確保の指導を行ってきております。

 また、現在、各地域でもそういう機運が高まっておりまして、各学校の校区では登下校時のパトロール等で地域住民の方の御支援や御協力をいただいておりまして、教育委員会として大変感謝いたしております。

 また、ボランティアによる自主活動としての町民防犯体制もできつつあることに対しまして、この場をおかりして厚くお礼を申し上げたいというふうに思います。

 なお、教育委員会の具体的な取り組みといたしまして、子供たちの安全確保、また、地域啓発のためのパトロール、それから、町の公用車によるパトロール、それから、啓発のための放送、これを行っております。これは現在までに苅田町内、合計して543地点で啓発の放送を行いました。地域の方の御協力、それから、こういう啓発等の総合力のおかげだと思いますけど、以前異常に苅田町では不審者とか、変質者の出没がありまして、大変危惧していたわけですが、そのパトロール化とか、地域の方の協力をいただいたおかげだと思いますが、その数が激減しておりまして、最近ではほとんど起こっておりません。以前は毎日──毎日じゃないんですが、1週間に何回もそういう事件が起こっておりましたが、最近ではその事件が不思議なほど起こっておりません。今後とも地域とか、団体、ボランティア等の方々と一緒になって、子供の安全確保に総合的に取り組んでまいりたいと思っているところです。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) じゃ1点目のマンモグラフィーによる乳がん検診についてから、何点か確認の意味も含めましてお聞きしたいと思います。

 まず、当町では昨年から50歳以上を対象に、先ほどの町長の答弁で偶数の年齢の方がマンモグラフィーの検診を受けられているということをお聞きしましたけれども、その導入に当たっての経緯をお聞きしたいと思います。

 また、導入により年間受診者の見込みはどのくらいで、実際受診した人は何人ぐらいいたのか、その自己負担は幾らかかったのか、お伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 井関民生部長。



◎民生部長(井関寛之君) お答えいたします。

 マンモグラフィーの検診の取り入れた経緯でございますが、これは厚生労働省の指針によりまして50歳以上のがん検診については、視触診とマンモグラフィーによるレントゲンということの併用ということで指針が出ておりました。それで、昨年度から50歳以上の偶数の方につきましてマンモグラフィーを入れたという経緯でございます。これまだ50歳以上全員ということには、検診のそういった機械の方の設備がたくさんないということで、十分な対応ができないということでこういった制限を設けております。

 それから、経費と人数ですかね。



○議長(珠久六夫君) 白石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) 人数でございますが、昨年度で940名で、負担金は視触診のみで500円、それから、マンモグラフィーをすると800円というふうになっております。(発言する者あり)



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) マンモグラフィーの受けられた方は、視触診と併用ということでございますが、189名です。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今、マンモグラフィーの検診を受けた方、800円というのは視触診と一緒に合わせて800円ですか。



○議長(珠久六夫君) 白石課長。



◎健康福祉課長(白石正弘君) はい。合わせると1,300円ということです。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 去年から、先ほど言われているように厚生労働省の指針が出て、このようにマンモグラフィーの導入をしたということですけれども、この189名という数はどういう形でマンモグラフィーをして受けるようになったのか、はがきでお知らせをしたとか広報に載せたとか、いろいろあると思いますけれども、こちらの方からこういう導入をするのでっていうようなお知らせ等はあったんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) がん検診の申し込み、これは個人の申し込みになっております。そのときに50歳以上の方につきましてはマンモグラフィーということで、これは個人のこういった検診があるということを知らせまして、あとは個人がそれをするかしないかという個人の選択ということにして行いました。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) では、先ほどから厚生労働省の指針でそういう50歳以上の方が対象にということですけれども、私が調べたところによると、50歳以上の対象者に視触診との併用検診について、その有効性の報告があっており、さらに、40歳代にも広げて導入すべきであると、全国の市町村に呼びかけているというようにお伺いしておりますが、それに対して昨年受診された方も含めてで結構ですけれども、苅田町における住民の認識度や、それから、受診経験、また、受診意欲などについてはどのような、また、どの程度把握をされているのか、例えば、アンケートを行ったとかこれから行う予定があるとか、何かそういったことがあればお聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) お答えいたします。

 アンケートは多分とってないと思います。そして、認識度についても詳しい調査はしておりません。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 東京都内に住んでいる女性、これは骨密度の検査に来られた方がちょうど1,500人以上おられたときに、アンケート調査をこのマンモグラフィーのことでされたようですが、そのマンモグラフィーという言葉をまず知っていますかという、このことで知っているという人は23.1%、それから、知らないという人は76.1%、マンモグラフィーは乳がん検診の検査法の一つだということを知っていますかという、これに対しても、知っているという人は20.1%、知らないという人は72.7%、回答を寄せた人の約7割がマンモグラフィー検診を知らないという用語や、また、その内容が浸透していないことをうかがわせているように思います。乳がん及びその検診に関する正しい知識の普及と検診の実施が急務であると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) はい、そのとおりだと思っております。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) では、先ほどから40歳にどうして検診が必要かということで言っておりますが、乳がんは若い年齢で発症するのが特徴で、30歳代からふえ始め、40歳以上になると急カーブで増加をしています。

 その一方、乳がんは胃がんや肺がんなどに比べると進行がゆっくりしている傾向があり、早期に発見すれば、非常によい結果が得られるということがわかっております。この検診で発見される7割以上が早期がんで視触診のみの場合は4割にとどまっているということがわかります。早期乳がんの場合、10年以上の生存率は約9割以上に上昇することから、将来的な乳がんによる死亡率の減少が期待されているわけですが、その件についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 確かに乳がん、先ほど議員さんの壇上からの質問でありましたように、外国では乳がんによる死亡率、かなり低くなっております。それで、日本の乳がん検診、これいろんなところで発表会等がございます。そのときには確かに日本は乳がんのそういった死亡率も高くなってるということをお聞きしておりますし、確かにこういった早期発見が必要かというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 乳がんではこれまでがんが移転しやすいわきの下のリンパ節も切除していたので、腕のはれや運動障害など手術後の後遺症が大きな悩みでしたが、早期発見の一番のメリットはこの可能な限り乳房を残す温存療法が主流となり、全国平均で40%を超えるという結果が出ているようです。早期診断法が確立されれば、温存療法は標準的な治療法になると思いますので、女性の立場からぜひ40歳以上の検診ができ、できれば乳房を残せる温存療法が主流となれるように、この40歳以上の検診を強く要望いたします。

 続けていきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) どうぞ。



◆議員(小山信美君) 2番目に、安全、安心のまちづくりについてですが、昨年1年間に全国の学校などで起きた犯罪は凶悪犯罪が99件、住居侵入が2,660件、小学校に不審者が侵入し、児童に危害を加えたり、そのおそれがあった事件も昨年1年間では22件発生をしていますが、町内の昨年1年間について起きた事件の件数と現在の状況がどのようになっているのか、お尋ねいたします。



○議長(珠久六夫君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 15年度における町内の変質者、不審者によるそういった子供さんのそういった声かけられたり、そでを捕まえられたりとか、そういったあってはならないケースが発生をしておりますが、件数にして34件でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 先ほど有松教育長が数は激減をしていて、今ほとんど知らされていないというようなゼロに等しいという状況でしょうか、1件も入ってないですか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 16年度、4月から現在まで、昨年のような件数は1件も上がっておりません。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今のところ本当に報告がないということで安心もいたしましたが、これからまた季節的にも薄着にもなりますし、大変また危険な季節になってまいりますので、それについて学校の安全性について伺っていきたいと思いますが、安全な場所であるはずの学校も最近は必ずしもそうとは言えない状況になっているようですが、すべての学校に独自の防犯マニュアルが策定されているのか、また、防犯監視システムなどが整備されているのかをお伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 まず、1点目の防犯マニュアルの件ですが、これはすべての学校に防犯マニュアルは確立いたしております。それも学校の教育指導計画書というのがございますが、その中に印刷して折り込んでおります。監視システムの件ですが、これにつきましては、例えば、防犯カメラとか、そういうものはございません。

 ただ、各教室に非常事態のときにボタンを押せば、ベルが鳴るような防犯ベルは各教室に設置しております。

 それから、校庭の樹木等、見通しが悪い樹木等は枝を落として見通しをよくするなどの整備をいたしております。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) それでは、学校の登下校時に子供が襲われたり、連れ去られそうになる事件も全国では多発をしていますが、警察庁の調べによると、20歳未満の少年が被害者となった略取誘拐事件は、昨年1年間に217件発生をしております。このうち小、中学生が被害者となった事件は124件で、未就学児童が被害者となったのは28件、こうした犯罪から子供たちを守るために通学路に関する安全マップの作成、配付が全国的に広がっているようですけれども、そのような取り組みはなされているのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 安全マップは各学校別には作成されておりますが、それを教育委員会としてそれを集約して、まとめたものを今後つくっていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今、安全マップということで、内容としては子ども110番の家とか危険区域とか、そういったことでしょうか、間違いないですか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) そういうことでございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) では、安全マップを学校独自でそれぞれそこの地域地域に合わせたものがつくられていると思いますけれども、子供たちすべてがそういったことをいただいているとかみんなでつくったとか、そういったことはありますか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 今、小山議員がお尋ねの件については把握しておりませんので、今後調べたいと思います。

 ただ、先ほど申し上げました不審者、変質者の出没が多発しておりました。それについては1週間置きぐらいにその発生場所とか発生時刻とか、発生の様態、これを逐一記録いたしまして、各学校に注意を喚起するように呼びかけておりました。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 安全マップの作成も、先ほどから学校がすべて管理もしながら、そういった状況を見合わせて児童に伝えたり、そういう形をとっておられたんだと思うんですが、いろんなところの安全マップのできた状況を聞きますと、児童がみんなで、例えば、地域の方たちがこういう話が出たよとか、学校で先生がこういうことが伝えられたよとか、そういったことも含めて、子供たちがそういうことも、ここが危ないんだねと、ここでじゃ危ないときはこの家に入ったら大丈夫なんだねというような、そういったことも子供たちみずからがそういう好奇心じゃないんですけど、注意をするように、また、わかりやすいようにいろんな110番の家というポスターというか、シールじゃないんですが、ありますね。ああいうのも本当にずっとそこに掲げておられる家があって、本当に常に風雨に当たって、だんだん色あせてきて、子供たちが本当にここに入って安全だろうかというような状況もたまに見受けますので、そういったところもたまには見直しをしていきながら、子供たちが本当に安全ということに対しての注意とか、そういったことをできるだけ子供たちを中心に置きながらやっていただきたいと思います。

 次に、地域の防犯パトロールも住民の方たちによって行われているところと、そうでないところがあると思いますけれども、先ほど町内で543地点でマイク放送をされているというようなこともありましたが、今現在、どのような状況になっているのか、お聞きしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 子供の安全確保につきましては、各学校では生徒指導等々で細かく指導をしております。この安全対策に関しましては、どうしてもやっぱり地域のお力添えというのが重要ではないかと思っております。

 それで、今、各学校には地域会議というのがございまして、安全確保のための地域の方々がお集まりいただいて、取り組みについてお話し合いしている、そういう地域会議でございます。その中で、各学校、PTAさん、各団体ですと、老人会の方とか婦人会の方々、お時間がある方々、そういった方が自主的にその学校の校区で、登下校時にパトロールしていただいております。まだ8校全体には、まだ全部には至っておりませんけど、それは今現在では広がりを見せております。今後ともそういった活動で、私どもそういった支援の方々には腕章とか、そういった最小限の予算を提供をさせていただいておりまして、その地域の方々の広がりをまた支援していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今、本当にそういった危険な状況が今、報告がないということで、また、パトロール等も地域の方も本当に協力をしてくださっているということですが、また、先ほども言ったように、これからまたいろんな意味では変質者もまた出てくる可能性が高いですし、また、パトロールの音声で流して回られてる分ですか、あの分も本当にみんなが聞いている時間帯とか、それとか少し工夫もしていただきながら、犯罪がないから、少しはちょっといいんではないかというようなことのないようにくれぐれもしていただきたいと思います。



 防犯ブザーの貸与、配付といったことは今、子供たちはどのくらいまで持っているんですか、それを教えてください。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 防犯ベルでございますが、先ほど教育長が答弁申し上げました13年度、大阪で起きた痛ましい事件を我が町内に置きかえまして、そういう安全対策の中で、まず、小学校、中学校、合わせて800個の防犯ベルを渡しました。一応貸与という形でございまして、返してくださいとは言いませんけども、各学校でそういった対象は大体小学では1、2年生、中学では女子生徒もしくは部活で遅くなる生徒さんに学校の校長先生の判断によって配付してくださいと。それ以降は各自悪くなったり、ちょっとそういう古くなった関係で使えなくなった防犯ベルについては、毎年補充をさせていただいております。

 それで、教室の方は、防犯ベルの教室は14年で設置いたしました。あと校門の門扉の整理とか立て看板とか、不審者の、黙って学校に方に入らないようにと、許可をもらって入るようにと、そういった対策をとっております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 小学校1、2年生と中学校は部活の生徒、防犯ブザーは1個幾らですか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 1つ800円程度だと思います。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 1個800円の防犯ブザーを小学校1、2年生のみ、中学生も部活の生徒、あとの人たちの安全性といったものはどのようにお考えでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) 先ほど辻本課長が申し上げましたように学校のすぐ近くの子供とか、そういう場合にはさほど緊急性はないかなということで、ある程度校長先生の判断に任せたところがございます。

 ただ、今のところ緊急性の高い子供、それから、低学年の子供を中心に配付させていただきましたが、今後につきましては今、小山議員の御指摘等も考えまして、今後研究させていただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今後よく研究をしてください。1個800円のこの防犯ブザーを登下校のみに使うんですか、防犯ブザーって本当に子供が学校から家に帰るときだけ持ってるんですか、それのそういう規定で渡してるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 そういう規定はいたしておりません。

 ただ、今までに2回ほどその防犯ブザーで、緊急な場合に子供がその防犯ブザーで難を逃れたという事例がございました。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 防犯ブザーを持っていたからこそ、そういった緊急のときにまた間に合ったんだと思いますし、本当にこの800円の防犯ブザーを今、男女関係なく、いろんな犯罪に巻き込まれています。そして、小さいからとか、1年生だからとか、6年生だからとか、犯罪を犯されているときっていうのは、そういった年齢とか、小さい大きいは一切関係ないと思います。校長先生の配慮でこのようなことになったのかはわかりませんが、本当に子供たちの安全性といったものを考えるとするならば、1個800円の防犯ブザーを小、中学生全員に渡してあげるぐらいはやっていただきたいと思います。

 特に、中学生においては部活などで遅い時間に帰宅する子供たちの通学路の安全性については、防犯の起きる場所に着目した空間や物的環境のいわゆるハード面からの対策が必要と考えますが、どのような対応がなされているのかをお伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 通学路のハード面の対策でございますが、学校訪問の際、通学路に関しての危険な箇所、そういった危ない箇所、学校とも協議しながら、例えば、横断歩道の新しく設置の必要性とか、防犯灯の設置の必要性等これが他の総務課さんとの関係も出てきますので、学校の御要望を、そういった担当課の方に私どもを通じまして、学校の意見を総務課等にお願いし、安全対策に取り組んでおるところでございます。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今、防犯灯ということが言われましたけれども、スーパー防犯灯というのを御存じでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 詳しくはわかりません。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) スーパー防犯灯というのは、事件が起きた際にボタンを押すと、赤色灯が光り、非常ベルが作動をし、インターホンで警察官と話ができ、監視カメラが周辺の映像を警察に送るというハイテク設備のものです。子供が使いやすいような子供緊急通報装置といったものもあります。これは同じような機能を持つ、子供が使いやすいタイプのものです。

 また、ハイブリッド太陽光というのもあるんです。防犯灯もいろいろと種類があって、これは太陽光というぐらいですから、風力でもって、また、太陽光の自然エネルギーを利用したエコロジーライトという、金額は調べておりませんが、こういったものもあります。

 そして、CAP教育プログラムという、こういったものの導入とあるんですけれども、聞いたことがございますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) ちょっと不勉強で、そこまで調べておりません。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) このCAPというのは、子供への暴力防止という意味だそうです。子供が心配だからといって、常に大人がそばについていくわけにはいきませんし、また、大人が加害者になり得る場合もあるわけですから、このプログラムはどういったことをするかといいますと、子供が自分自身を自分で守る力をつけさせるということがねらいのものだそうです。教育の効果に着目をし、授業に取り入れるような学校が今ふえてきているという状況だそうです。

 いずれにしましても、いろいろな面で防犯情勢が変化をしておりますので、これに対応してきめ細かで、タイムリーな防犯情報の発信等積極的に推進をしていく必要があると思います。苅田町の未来を担う子供たちの安全を私たち大人が守り、はぐくんでいくことが苅田町の発展につながっていくことを心より要望しておきます。

 続いて、3点目に移りたいと思います。出産育児前払い制度についてお伺いいたします。

 この出産育児前払い制度というか、この制度は安心をして赤ちゃんを産み育てることができるようにと、子育てに対する支援策として設けられた福祉制度の一つであり、社会保険または国民健康保険から30万円支給されるものです。町が窓口となり、国民健康保険につきましては、我が苅田町は出生時に、出生届と同時に出産育児一時金がいただけるようになっているとお聞きしましたけれども、制度上の問題として原則出産が確認をされなければ申請ができない点、すなわち、妊娠中の検査、診療を初め身の回りのものから出産準備にかかわる細々とした事前の出費が子づくりを希望する夫婦にとっては、特に、近年の経済情勢の中では大変な負担感、また、圧迫感であることが指摘をされてきましたが、こうした背景の中で出産育児一時金の範囲内で貸し金を貸し付ける出産費融資制度の取り組みについてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 出産のための一時金の貸し付けでございますが、今のところそういった貸し付けるといった方向での考え方はございません。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 今、お考えはないということでしたけれども、出産費用というのは、出産しただけで40万前後、50万前後かかるとも聞いておりますし、先ほどから診療またいろんな準備にお金がかかるわけですけれども、こういったものを今は出生届のときに即現金を出してくださっているということで、大変にありがたいなとは思っておりますけれども、やはり子供さんをつくりたいという家族で、本当にそういう思いがあっても、こういった出産費が高い、また、そんな中で本当に子供が産めるだろうかというやはり少子化、そういったことにつながっていくのではないかなというふうに大変危惧をするんですが、そこら辺を考えてもお考えは変わらないでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 先ほど町長の答弁ありましたように、こういった貸し付けにつきまして苅田町の総合的な少子化対策の中で検討していくということです。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) それともう一つ、委任払い制度というのもあるんですが、御存じでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 存じておりません。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 委任払い制度というのは、多額な費用を前もって準備をしなくても、出産をしたときに病院等に直接自分が払うのではなく、病院に直接医療費として払ってあげる制度なんです。

 だから、本人が病院の費用としてお金を払うのではなくて、貸し付けとはちょっと違って、貸し付けは、例えば30万円の中の8割とか、いろいろこうあると思うんですけど、それを自分が先に貸し付けてもらって、ちょうど出生届なりをしたときに相殺という形で貸付制度というのはあると思いますが、この委任払い制度というのは病院の方に直接町の方からといいますか、出産費用としておりるお金の方を出すわけで、本人の方にはそれの差額分がいただけるという形で、そういう自分の中でお金を用意していかなくても、病院の窓口と、こちらの役場とか市役所とか、そういったところで支払いが済むという便利な制度なんですけれども、そういう制度もあるわけですので、それを検討していただくつもりはありますでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 井関部長。



◎民生部長(井関寛之君) 先ほど申し上げましたように総合的な少子化対策の中で検討したいと思っております。委任払いということで、これ医療機関がどういう対応をしてるかというのもちょっと検討しなくてはなりませんので、今後の検討ということで対応したいと思います。



○議長(珠久六夫君) 1番、小山君。



◆議員(小山信美君) 委任払い制度の方は、今、部長が言われたように、病院がそういう医療機関に入っていなければそれはできませんので、検討をしていっていただきたいと思いますが、先ほどから言っている融資制度というのは、本当に30万円をすぐにいただくということができませんし、前もって使っていきたいということで8割の負担で、先に融資ができて、いただくときにはそれが相殺という形で、残りを払っていただくということのようですが、ともかく出産というのは大変お金もかかりますし、また、今、少子化対策で本当に子供たちを産み育てる環境というものをどのように考えているのか、本当に検討していただきたいと思います。

 これからの少子化対策の一環として考えるときに、何の心配もなく子育てができる環境づくりをすることが何よりも重要ではないかと思います。寛大なる御配慮をいただきますよう期待をして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、小山信美君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここで2時5分まで休憩をいたします。

午後1時54分休憩

                              

午後2時05分再開



○副議長(光永信雄君) 議長を交代して、会議を再開いたします。

 一般質問を続けます。4番、冨安正直君。



◆議員(冨安正直君) 〔登壇〕4番議員、第一ニューフォーラムの冨安です。6月議会一般質問を始めさせていただきます。

 今議会、町長の町政報告にも触れられていましたが、先日白山多賀神社で等覚寺の松会が盛大に行われ、ことしも多くの観客を集めていました。各地域の老若男女が協力し合いながら祭りを盛り上げていくということこそが地域コミュニティーの原点であると改めて感じるとともに、我が苅田町にも松会や苅田山笠など住民の皆さんが一緒になって盛り上げている祭りがある限り、この町の未来は明るい、そう感じます。

 また、そういった歴史文化を大切にしている活動をどんどん盛んにしていくことが必要であると考えます。古墳や遺跡の調査、保存、整備なども含めてどのように取り組むのか、お考えをお聞きします。

 また、中心市街地活性化対策など駅前を中心にさまざまな整備が行われるようですが、その整備が祭りを妨げないような、あるいはもっと祭りがやりやすくなるような要望を聞く調査を地域や山笠保存振興会などに行っているのか、お聞きします。

 2点目は、行政改革についてであります。

 伊塚町長が今まで取り組まれた行政改革によってどのような成果があったのか、また、職員の意識改革と住民サービスの向上、効率化に向けて今後の課題をどう考えるか、伺います。

 以上、壇上での質問は終わらせていただき、執行部の答弁を伺った後、質問席より質問させていただきます。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕それでは、ただいまの冨安議員の御質問に壇上より答弁申し上げます。

 まず、1点目の文化振興とまちづくりという点でございます。

 教育委員会の方からも答弁させていただきますが、苅田町に残っております貴重な伝統文化、これの保存あるいは振興というものは大変重要なものだと認識いたしております。特に、歴史の非常に長いものがございます。

 1つは、国の重要無形民俗文化財でございます等覚寺の松会、いま一つは、県の重要無形民俗文化財であります苅田山笠、こうした貴重なものを持っております。ぜひこれらをきちんと保存し、そしてさらに、振興、発展させるということが現在、我々に課せられた大きな役目だろうと思っております。政教分離という面もございますけれども、苅田町に残された貴重な伝統文化という観点から、町としても保存に留意していきたいと思います。その中で苅田町がまちづくりをしていく、それと、この伝統文化行事との関連でございますが、都市計画を行い、産業振興を行っていく過程で、ぜひ伝統行事を保存し、振興、発展させていくための障害にならないように注意していきたいと思っております。

 例えば、苅田山笠が運行されます道路における電線の問題等も以前より指摘されております。特に、苅田駅前あたりがよく問題になるわけですけれども、一応山笠運行に関連いたしましては、現在行おうとしています駅前の整備事業等にあわせまして無電柱化推進計画というものがございますので、それに要望いたしまして、現在2つの路線でできるということになっております。ほかの路線についても、町の景観という点からも、また、こうした伝統行事を保存、育成していくという面からも電線の地中化等には強力に推進していきたい、こう思ってます。

 あるいはこうした伝統文化を全国に発信するということも振興策の一つになりますが、これらについても今後井場川あたりになろうかと思いますけれども、いろんな情報発信拠点をつくる際に何らかの形で情報発信、山笠とか等覚寺の松会の行事が全国に情報発信できるような形を整えていきたいと思っております。

 それから、行政改革、今までの成果と今後の課題でございます。

 御承知のように平成11年から平成13年にかけまして第1次の行政改革を行いました。第1次行政改革における主な目的というのは、効率的な行政運営の構築と、それから、財政状況の立て直しということでございました。一応平成13年までに全体で86項目ありましたけれども、平成13年までに65項目、実施いたしまして、残ったものを平成14年度に17項目、実行したということであります。

 目的でございます行政の効率化、財政状況の立て直しあるいは職員の意識改革といった面では、この第1次行政改革、かなり成果ができたものと私どもでは評価いたしております。この第1次行政改革の総括を踏まえまして、「自立した個性あふれる活気のあるまちづくり」というものを目指しまして、現在、第2次行政改革に取り組んでいるところでございます。自立したまちづくりをしていく上で、この第2次行政改革、34項目の項目あるんですが、ぜひ実行しなければならないということで、職員一同一丸となって取り組んでおります。取り組むために具体的な数値目標を掲げまして、それから、進行を確実にするために町長公室で一元的な管理をしながら現在進めているところでございます。ぜひこの第2次行政改革もきちんとやり遂げて、そして、自立したまちづくり、町を目指して頑張っていきたいと思います。

 以上、壇上からの答弁を終わらせていただきます。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 伝統文化についてですが、苅田山笠が五百六、七十年の伝統があると聞いています。それから、松会は1,000年以上の歴史があるというふうに聞いております。一言で500年、560年、70年、また、1,000年と言いますが、500年以上と5世紀以上にわたってとか10世紀以上にわたってと言えば、相当な伝統のある文化といいますか、行事だというふうに私自身本当に感激しております。これは苅田町の先人が残した、私たちの祖先が残した貴重な文化遺産だというふうに思っております。他に誇れる文化遺産だというふうに受けとめております。

 で、先ほど来、青少年の犯罪とか非行問題とか、いろいろ出されておりましたが、それを防止するということも大事ですが、防止するということは、積極的な意味では自分の町とか、地域に誇りを持たせるという積極的な意味で、そういう積極的な学習をさせることによって事が最大の防止といいますか、健全育成につながると、私は受けとめております。そういう意味で、この松会、それから、山笠という伝統文化、伝統行事というものは最大限に大切にしていく必要があるというふうに考えております。そのことの教育効果というものは絶大なものがあると思います。

 また、人間は誇りがなければ、どうしても非行に走るとか、ばかなことをするというふうによく言われておりますが、私はそのとおりだと思っております。そういう意味で、苅田町にこういう文化とか伝統があることは、苅田町民として、私たちとして、本当に日本に、また、世界に誇れるものだというふうに、これを積極的に生かしていきたいと思ってます。

 それで、これを子供たちにこんなのを体験を通して伝承させていきたいというふうに考えております。今、昨年の11月に教育問題審議会を設立いたしておりますが、まだこれもはっきりとしたものはまとまっておりませんが、個人的な見解で申しわけありませんが、この教育改革の中で、例えば、今、社会科とか理科とか数学科とかあります。その中で、例えば、ふるさと科とかふるさと学習とかいうものを、総合的学習などの中に積極的に取り組んでいって、こういう伝統文化を子供たちに積極的に学ばせたいというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ではまず、なぜこう文化発展、壇上でもちょっと述べさせていただいたんですけども、以前もこの場で力説させていただいたことがあるんですが、山笠あるいはそういった祭りの準備から、それから、本番に向けての過程で、地域の中で、お年寄りから若い人まで、それから、女の人も男の人もみんなが協力し合って、一つの祭りをつくり上げていく、その中で本当に人間のおつき合いができていくんですね。

 で、若いときから、あそこのじいちゃんはこういう人やとか、あそこの子供はあんなやつやとかいうのが、地域の中で理解し合いながら一つのコミュニティーがどんどん形成されていく、ずっと不断に続いていくというのが祭りのそういう意味での一つの利点であろうというふうに思います。それが今、本当に問題視されている地域コミュニティーの育成にこれ以上のない薬というか、道具であろうと。本当に先祖の方々は大変すばらしいものを苅田町に残してくれてるんだなというふうに、いつも祭りに参加させてもらいながら感じております。

 そういった意味では、この間、博多山笠もあってました。そこでもそれぞれの流れで、それぞれの地域が一生懸命祭りを保存しながら盛り上げているというのは、博多のエネルギーの源なんじゃないかなというふうに感じます。「わっしょい百万」なんかは、わざわざ莫大なお金をかけて人工のお祭りをつくってます、新しい祭り。それに黒崎祇園だとか、戸畑祇園とかを一生懸命一緒にしながら、新しい「百万」をつくっていこうというふうな、莫大な投資をかけて活力をつくっていこうというような活動をしています。そういった意味では、北九州に比べてすごい恵まれたものがあるんじゃないかな、苅田町は。

 でも、それにどうも甘えてるような気がします。苅田町がまだできることがあるんじゃないかな、祭りを盛り上げて、広報してやっていくことで、ますます地域が盛り上がっていくと。お客さんが来れば来るほど若い人も来るし、女の子だってくる。そしたらまた盛り上がって、誇りの持てる祭りがどんどんできていく、そういうサイクルをつくるために必要なのが、今もともと当然地域の方々、住民の方々が中心であって一番大切なんですが、それを助ける行政の努力がまだ足りないんじゃないかなというふうに感じます。今の御答弁でも発信していこうと。具体的にどうなのかというのは余りわからなかったんですが、もし、例えば情報発信、こういうことをやっていきたいなとか、例えば、もっとほかにやりたいことが具体的に幾つかあるんであればお聞かせ願います。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 壇上からも申し上げましたように、苅田町に残っておりますすばらしい伝統行事、今後それらの行事を保存し、そこで発展させると同時に、やはり近隣あるいは全国的に発信して、もっと活発にさしていくということ。特に、行政が受け持つ範囲というのは後半の発信するというようなところが大きいんじゃなかろうかと思います。昨年、御堂筋パレードで苅田の山笠が1基、大阪の御堂筋パレードに参加いたしました。沿道200万人あるいは300万人とも言われる大変たくさんの観客がおりまして、その中で非常に好評を受けたと認識いたしております。こうしたことも行政として側面からサポートし、全国に発信していくということも必要だろうと思います。

 それから、かんだ港まつりという苅田の行事がございます。苅田港は苅田の発展に大変寄与してますので、苅田町民全員でこのかんだ港まつりを祝おうという行事ですけれども、これも花火大会を中心にして近隣から随分の人が集まってまいります。今後このかんだ港まつりはもっともっと盛大にしていき、そして、近隣地方に情報発信して、たくさんの人に来ていただくということが必要だろうと思います。港まつりそのものは現在、町が主体になってやってますけれども、これの実行は民間が主体になってやるべきだろうと思います。で、行政がそれをサポートする。それから、情報発信は町が行うというような形が理想的じゃないかと思っております。

 あと観光事業の振興とも関連いたしますけれども、こうした伝統的な苅田町の古くから伝わってる行事を常設展示館的なもの、情報発信基地、さっき午前中だったか申し上げましたけれども、産業振興、産業観光とも関連あるんですけれども、苅田町の特徴であります産業あるいはこうした伝統行事、こうしたものを常設的な展示をしていくところが欲しいなと思っております。空港開港向けて多くの人が苅田町を経由し、空港を利用すると思いますので、ちょっと立ち寄って苅田町の魅力を感じ取ってもらえる、そうしたところも今後整備していかなければならないと思っております。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ありがとうございます。常設展示の設備、当然いろいろな中に含まれた中での祭りの常設展示場が1つできればいいな、私も本当にそう思います。そうやって発信できる施設が1つあれば、どういったものになるかというのはまた今後の話だというふうに思いますし、それはまたそれぞれの各振興会であったりとか、そういった商店街の方であるとか、いろいろな方々の話し合いの中で決まっていくものだというふうに思いますけども、ぜひそれは町長、頑張ってやっていただきたいなというふうに思います。

 ただ、祭りの何というんですか、例えば、今、話に出た港まつりがやっぱり町の予算がかかって、特別にあれも20年ぐらい、当然港も新しい祭り、20年じゃないですね。何年ですか、港が──苅田の港をみんなで盛り上げようという祭りですので、当然必要だと思います。毎年かかわっていらっしゃる皆さん大変お疲れさまだというふうに思いますし、私も楽しみにしておりますけども、ただ、例えば、先ほど僕が言ったような「わっしょい百万」なんかは祭り、今まであった伝統的な祭りも一緒にしてパレードとかもやってるんです、同じ時期に。当然何度もするともったいないという発想だと思いますし、最初からの発想が違うのかもしれないですけども、集中的に大きな祭りをやってるという事例だというふうに思います。そういった意味ではせっかく苅田町に、例えば、山笠があって、そして、山笠に一緒の時期に港まつりがあって、花火があって、そしたら花火に来る人も山笠に触れてもらえる機会が出るかもしれない。そういった感じで、総合的にもっといい祭りができるんじゃないかなという気がするんですけど、そのあたりはいかがですかね。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) かんだ港まつりを考えていく中で、苅田の伝統的な、例えば、苅田山笠あるいは松会、それから、新しく文化として興りつつある天神神楽、こうしたものをかんだ港まつりの中に取り込んでいくということ、賛成でございます。それぞれの事業というものはそれぞれでもちろんやっていくんですが、かんだ港まつり、数年前そういう試みをやりました。天神神楽については、ことしも雨の中、協力いただいたんですが、苅田山笠につきましても、あの山車をつくってもってくるというのは大変ですけれども、それなりに工夫をしてステージの上でビデオを回したり、鐘をたたいたりしてもらいましたし、それから、等覚寺の松会についても、ほら貝を吹いてもらったりいたしました。今後工夫をしながら、ぜひ取り組んでいきたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ぜひいろいろな保存会の皆様とか、そういったそれぞれの伝統文化を継承していらっしゃる方々の御意見も伺っていただきながら、検討していただきたいというふうに思います。

 それと、電線地中化のお話をいただきました。電線地中化を推進していただけるということで、大変ありがたいと思います。近年──近年というか、昭和になってからと思いますが、電線が入ってきてから、あの山が20メーターぐらいあったらしいんですけど、それが半分に折れて、折り畳み式になっちゃったのは電線のおかげだそうなんですけども、そういったものがまた昔に戻るきっかけをつくってくれるのではないかなというふうに思います。電線を地中化する2路線、2路線というのは、私はちょっと詳しくないんですけど、どのあたりなんですかね。



○副議長(光永信雄君) 各務産建部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 2路線と申しますのは、苅田西停車場線、苅田東停車場線、駅を挟んで東西のことでございます。

 以上です。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 今は遠くは雨窪から、与原上、尾倉ぐらいから山笠が来るわけですけども、その山笠がなるべく電線にかからないように運行できるような地中化計画とかいうのは可能ですか。



○副議長(光永信雄君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。

 現在、今、議員さんがおっしゃいますように商店街の中、これは非常に電線が多うございます。この歩道を整備するときにこの調査も行ったわけでございますが、先ほど町長からの答弁もありましたように電線地中化推進計画というのがございまして、これはNTTとか、その他いろんな一緒になって電線あれしております。その中で計画したんですが、そこで計画的にもすぐというわけにはまいりませんので、とりあえず今の考えとしては苅田西停車場線、苅田東停車場線を、まず、2路線が合意されておりますから、今後その他の路線につきましては順次この推進計画の中で検討しながら、今、議員さんがおっしゃったように特に激しいところから、また、中心市街地のところから考えてまいりたいと思っております。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) なるべくそういった観点でよろしくお願いします。

 それと、教育長、私は以前、まだ教育長が前の教育長だったころの話なんですけど、苅田山笠を国指定に働きかけてくれんかという話、それはなかなか難しいという御答弁をいただいたまんまだったんですね。私もいろいろ調べまして、多分山笠という行事自体は県にもたくさんあるんですね。確かにそれぞれが県の指定もあったり、そうじゃなかったり、いろいろあって、国指定はまた別にいろいろ理由が要るみたいだという話なんですけども、その理由をつくらなきゃいけないのはそういう申請次第であろうというふうに思います。3体に変わるんですね。灯山、幟山、岩山と。岩山というのは大変古い形態を保ったもので、飾山とは違って、岩山というのは昔からの本当に3本立った上に金の玉と銀の玉が3本立ってる、ああいう形態は本当に古い形態を保っている珍しいものだということだし、3体と変わる山というのは大変珍しい。それを宣伝して国指定に動く活動で、もし、まだいやそれじゃだめですというようなのであれば、またもっと、例えば、保存振興会の方々にこういうふうにやれば、国指定になりますよとか、そういった情報をとれるような動きができないですか。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) お答えいたします。

 苅田山笠につきましては、先ほどお答えいたしましたように600年近い歴史があり、今、議員さんおっしゃいましたように非常に貴重なものだというふうにお聞きしました。それで、この場で即答することはちょっとできませんが、今の御質問についてちょっと研究させていただきたいというふうに思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 多分できると思います。またお伺いします。文部省が管轄なので、国指定にまずちょっとどうやったらなるんだというのを調べなきゃいけないでしょうし、申請するにはどうすりゃいいんだ、どういう問題があるんだというのをとにかくぜひ聞いてみてください。それは別に即答できると思うんですけど、いかがですか、聞いてみてくださいよ。



○副議長(光永信雄君) 有松教育長。



◎教育長(有松邦雄君) その聞き方についても、ちょっと勉強させてください。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) 勉強する時間を与えますので、必ずやってください。また聞きます。こうやって山笠、前段に言ったとおり、なぜしつこく言うかというと、これが山笠にしても、祭りにしてもそうなんですけど、ほかにもいろいろな伝統行事ありますけども、苅田町にですね。それを保存して、振興していくことがコミュニティーの力につながって、苅田町自体の青少年育成あるいは地域の教育力、それから、地域の元気、産業振興までにつながっていくんだろうなというふうに思います。ぜひますますお力をいただきたいなというふうに思います。今後ともまたこれに関しては質問をさせていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、行政改革、町長の御答弁いただきました。当然今までどおりのお伺いした内容です。何が聞きたかったと、まず、大変失礼な質問かもしれないですけど、何のための行政改革かというのをひとつお伺いいたします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) これもたびたび申し上げてるんですが、第1次行政改革というのはやはり効率化、財政再建というような、むしろ財政的な面あるいは効率的な行政面というものが強うございました。

 しかし、第2次行政改革は、苅田町が自立していくためにやらなければならないこと、これは地方分権時代になったということに大いに関連いたします。今までの地方行政のやり方では今後恐らく全国のほとんどの自治体は生き残っていけないだろうと、こう思います。大いに改革しなければなりません。変わらなければなりません。それは財政的な問題もそうなんですけれども、地方自治、町政運営全般を大きく変えていかなければならないと。町民参画を主体にしながら、大きく変えていかなければならないということははっきりしております。そのための第2次行政改革だと思ってます。したがって、どうしても今これをやり遂げたいと思います。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) そうですね、それはずっと今まで何度もお伺いしましたし、ほかの議員の質問にもたくさんありました。生き残らなきゃならない自治体が存在する意味は、要は、住民の幸福と安全のために必要なのであろうというふうに、それは当然同意していただけるというふうに思います。住民のためにある自治体をよりよい方向に持っていくための行政改革だというふうに私は思います。

 そのためにまず必要なのは、住民がここに住んでよかったなと、ここにいて住民でよかったなと、あるいは住民になりたいなと思わせるための行政が必要なんだろうというふうに思います。そのための行政改革で、それを実現させるための機関がこの苅田町役場であろう──というか、そうです。行政サービスの向上がまず第一に行われるべき、第一義に行政サービスの向上のために行政改革があるべきであろう、効率化も行政サービスのための効率化であろうと、住民サービスの向上のための効率化であろうと。その効率化を進める主体は職員で、職員の皆さんにその目的を徹底してもらって、その目的のために純粋に頑張っていただく。で、よりよいサービスを提供するための職員教育だというふうに思います。その目的をいつもいつも不断に住民サービスの向上のためなんですよと。住民の生活、幸せのためなんですよ、それが私たちの幸せにつながるんですよと、ひいてはですね。そういう取り組み、ずっと何か三段論法みたいにやっちゃいましたけど、多分それが真実だと思いますから、それは違いますか、まず公室長、いかがですかね。



○副議長(光永信雄君) 後藤町長公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 今、議員さんおっしゃったように行政改革の第一義的なものは住民サービスの向上だろうというふうに思ってます。住民サービスの向上を図るために行政改革に取り組んでいるわけでございます。

 それと、職員の意識改革、これも行政改革をやっていくためには職員の意識改革は必ず不可欠、必要なものでございますので、議員さん御存じのように人材育成計画とか、あらゆる研修制度を網羅しながら職員の意識を変えていきたい。当然行政改革の中の大きな柱としても、職員の意識改革というのは位置づけております。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) よく言わるのはなかなか目的がはっきりしない、何をやっていいかわからないと。いろいろこの事業を一つ一つ評価しろとか、費用対効果を洗い出せとか、優先順位をつけろとか、上からいっぱい言われるけども、それが何のためにやっとるかわからんと。そのためにだけに仕事がいっぱいふえて、本当の仕事はできんじゃないかというのが不満として聞く話なんですけども、それは何でやってるのかというのがわからないからそうなるんじゃないかなと思うんです。

 その目的は住民サービスの向上で、多分住民サービスが向上して、住民の方がああ役場も変わったねと、役場へ行ったら変わったよ、随分と。サービスようなったと、随分感じがようなったというふうな話になってくれば、当然表情も違ってきますし、ああええねというふうに言われりゃ職員の皆さんもやっぱり気持ちがいいですよね。やる気になっていきますよ。そういう褒められようと、町民の皆さんに信頼を得ようと、それが本来の目的なんですよちゅうのを最初に何遍も、それが目的だからこれをこういうふうにやるんですよというのをずっとこう、一番最初の目的を何度も何度も繰り返しやんないと、なかなか日々の作業に、それぞれの行政改革の作業が落ちていかないんじゃないかなというふうに思うんです。いかがですかね。



○副議長(光永信雄君) 後藤室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 非常にそれが必要だろうと思います。いわば職員の意識改革を何のためにやるのか、行政改革を何のためにやるのか、それは事あるごとにいろんな場面で私どもの方としては言ってきてるつもりですし、投げかけてきてるつもりです。

 ただ、議員さんおっしゃるようになかなかサブリミナル効果的にはいってないと、そういうのがあります。これからもその辺の意識づけはしっかりしていきたいというふうに思っています。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ぜひお願いします。役場に来て、ああ雰囲気変わったな、どんどんやる気になればなるほど、どんどん変わっていくと思うんです。第2次行政改革の柱として、まず、町民に喜んでいただくことは職員の喜びであるという意識づけを、本当におっしゃったとおりサブリミナル効果でやれるぐらいの感じで、どんどんすり込んでいただければいいんじゃないかなというふうに思います。それが多分第2次行政改革を成功に、当然成功するでしょうけども、よりよい結果を出す道なんじゃないかなというふうに思います。まず、目的だと思います。それの徹底をぜひお願いします。

 で、前議会のときにちょっとお伺いしたんですけども、企業誘致にひっかけて企業誘致をするのはいいんだけども、今来ていただいてる、あるいは昔からここに在住している企業の方々に厚いサービスをしないと、当然誘致もくそもないと──くそもないちゅうたら失礼ですけど、誘致ままならない。今来ている会社の方々に評判の悪い町に来るはずがないと思います。それに対しての今ある、来ていただいてる企業あるいは営んでいただいてる企業の方々に対するサービスといいますか、例えば、前回私が言わせてもらったのは規制緩和を、国に働きかける、県に働きかける。構造改革特区も一緒になって研究して、よりよい商売ができる環境をつくってあげる、そういう取り組みをするべきだろうという話をさせてもらいました。それも住民あるいは企業、住民サービスの一環だろうというふうに思いますけども、それについてどういうふうに行ったのか、3カ月たちましたけど。



○副議長(光永信雄君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 企業、当然新しく来ていただく企業には誘致のためのいろんな優遇税制等をとってます。それでは、今ある既存企業に対して、じゃ具体的にどういう施策を考えているのかということでございますけども、今のところまだ具体的には考えておりません。

 ただ、日産自動車、本町、九州工場、大きな工場ございます。今、県と苅田町と日産の3者で、県の100万台生産構想にひっかけまして何か支援できるものはないか、何か産業活動の中でプラスになるものはないかということで、今、実はその3者の委員会、協議会等を立ち上げた、今はまだその段階でございます。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) ありがとうございます。大変すばらしい話だと思います。今まで何もなかったわけですから、それをきっかけにしてぜひ、それは当然1つの企業だけじゃなくて、もっとほかにたくさんのやり方があると思います。そうやって行政の方から民間の方に働きかけてあげることが情報収集にもつながりますし、サービスにもつながるんじゃないかなというふうに思います。どんどん発展させていただきたいというふうに思います。

 もう一つ、住民サービスにひっかけまして商店街の活性化、TMOの方でコミュニティーバスというんですか、バスを運行しようという話あるようで、当然今駐車場が少ないという問題あって、それは当然交通機関があればいいわけですから、ぜひやっていただきたいなと。商店街の方々も何か熱望してるという話を聞いてます。どういうふうになってるのか、お伺いします。



○副議長(光永信雄君) 伊塚総合政策課長。



◎総合政策課長(伊塚弘君) 御質問のコミュニティーバスの件でございます。

 内容といたしましては商店街の活性化という目的もあるんですが、以前から福祉目的のバスが走っておりますが、苅田町内で主要交通機関はJRと10号線を通る西鉄のバス、これだけでございます。あと福祉バスが走っておるわけでございますが、交通空白地帯を含めてコミュニティーバスを走らせよう、そして、商店街の活性化等につなげていこうということを目的としまして、来年の4月1日を運行──運行を目的にして、4月1日から運行を開始する準備のための開始ですけど、そういう目的に向かって取り組んでいるところでございます。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) はい、ありがとうございます。ぜひやっていただきたいなというふうに思います。そうやって地域の方々が商店街を利用する、あるいは来ていろいろなサービスを利用することで、その地域のコミュニティーがまた活性化していくんじゃないかなと、これもぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。

 最後に、町長、第1次行政改革の成果、これ私たちが聞くと、例えば、効率的行政と財政の立て直しはある程度できたと、今後は自立したまちづくりに向かって町民参画、地域主権、評価という方向に向かっていきたいというふうに聞きました。第1次行政改革の総括を町民の皆さんにわかりやすく発信できないですかね。こういう成果を生みましたっていう、広報で見たかなと思うんですけど、そんなのやったかなと思って、どうですか、やったんですかね。



○副議長(光永信雄君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 第1次行政改革の総括ということで広報にというよりも、ちょっと記憶ははっきりしません。いずれにしても、行政改革の中間報告にしろ、進捗状況にしろ、これから積極的に載せてどんどん町民に周知徹底というのを図っていきたいというふうに考えてます。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) わかりやすくですね。広報じゃなくて、何かもっと本当に特別に何かできないかなと思うんです。皆さん一生懸命やってらっしゃる成果は評価されないと、やってる意味がないというか、もったいない気がするんです。多分後ろめたいんだと思うんです。やったものに関して、おれやったやないかとかいうて宣伝するのが何となく町長としては後ろめたいのかもしれないですけども、そうじゃないと思うんです。そうやって説明していって、納得してもらう作業が必要だと思うんです、町民の皆さんに。うわさはどんどん、悪い方のは広がりやすいので、役場はろくなことをしてないと。具体的に何ろくなことをしてないのって、いや別にそうわからんけど、どうもろくなことをしてないごとあるというのが多いと思うんです。

 だから、そういうのってもったいないと思うんです。いいことを発信する作業ってすごい必要だと思うんだけど、余り行政ってそういうの不得意だと思うんです。やってみませんか、不得意なら不得意なりにできると思うんですけど、いかがですかね。



○副議長(光永信雄君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) おっしゃるとおり、私ども第1次行政改革、かなりのことをやった、もちろん十分じゃありません。けれども、かなりのことをやったと思っております。ただし、それを表現して町民の皆さんにお知らせするというところ非常に苦手ですね。

 今、三位一体の改革ということで、平成16年度から具体的に政府が地方行政、特に、財政面で締め上げてまいりました。その影響というのが、私たちが、苅田町が想像する以上に厳しいものがあります。平成16年度と同じような形が、もし、平成17年度も行われるならば、恐らく半数の全国の自治体、予算が組めないというような事態になるだろうと思います。それほど深刻です。そのことを考えるときに私ども幸いに第1次行政改革、先ほど言いましたように十分ではありませんけれども、取り組んで本当によかったと、今思っております。職員の削減もさることながら、例えば、公営、町営の保育所、いろいろな反対ありましたけれども、民営化してよかった。あれが今どれほどほかの自治体苦しめてるか、すべてその自治体の補助がなくなりましたので、その自治体の経費で運営していかなければならない。そうしたことが幾つかございます。

 そうしたことをもっと形にあらわして町民の皆さんにお知らせしていけばいいと思いますが、第2次行政改革につきましては、先ほどのように住民の皆さんが行政サービス満足できる、住民の皆さんが満足できるような改革をするんだという一面ももちろんありますけれども、行政のやり方そのものを変えていく。それには町民参画、町民の皆さんに町民としての役割をこれからのまちづくりできちんと認識していただいて、参加していただかなければなりません。それにはやはり冨安議員おっしゃられたように、行政改革の目的というものを職員だけじゃなくて、町民にもきちんと話さないと参画していただけないと思うんです。

 したがって、この7月から8月にかけまして6つの小学校区を回りまして、将来の苅田町のあり方ということを町民の皆さんに話して回りますけども、その中で第2次行政改革の意義、そして、その効果、そして、町民自身の役割、そうしたものをきちんと話していきたいと思います。それと、第1次行政改革の反省点に立って、第2次行政改革をやってる中で、数値目標というものをきちんと掲げております。

 したがって、第2次行政改革はその数値目標に対する達成度ということで、今度はきちんとあらわせるし、町民の皆さんに言えると思います。逆に達成していないと、ちょっとまた言いづらいというところも出てくるかと思いますが、頑張ってやります。



○副議長(光永信雄君) 4番、冨安君。



◆議員(冨安正直君) はい、ありがとうございます。当然民間の企業の方々、事業主の方々は大変血の出るような苦労を特にこの不況やってます。そういった意味では当然行政もやるべき。だから、当たり前だから宣伝する必要もないというわけでもないと思うんです。民間の方々やってる、だから、私たちもやってますというところは、足りないかもしれないけども、こんなことをやってますということは必ずお伝えしないと、信頼関係を築きにくいんじゃないかと。行政と住民の信頼関係がないと、当然行政運営、これからの町民参画を促すためにも信用できないところと一緒に参画しようなんて思いもしませんから、信用されなきゃいけない、信頼されなきゃいけない。そのために必要なのは情報公開だろうと思いますし、そういった負の情報公開も必要でしょうけれども、正のポジティブな情報公開をうまくやることも必要なんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ頑張ってやっていただきたいなと思います。

 それで、ますます怒られてやるんじゃなくて、町民の皆さんに褒められて、よりよいサービスを受けるような流れづくりをできればなというふうに思いますので、皆さんで頑張っていただきたいなというふうに思います。私も頑張ります。

 以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(光永信雄君) 以上で、冨安正直君の一般質問を終わります。

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○副議長(光永信雄君) お諮りいたします。本日は、冨安正直君の一般質問をもって終了したいと存じます。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(光永信雄君) 御異議ないので、さよう決定いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

午後3時07分散会

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