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福岡県 苅田町

平成 16年 3月定例会(第2回) 03月12日−05号




平成 16年 3月定例会(第2回) − 03月12日−05号







平成 16年 3月定例会(第2回)


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平成16年 第2回 (定例)苅田町議会会議録(第11日)
                             平成16年3月12日(金曜日)
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議事日程(第5号)
                         平成16年3月12日 午前10時01分開議
 日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
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出席議員(18名)
1番 小山 信美君        2番 常廣 直行君
3番 白石 壽幸君        4番 冨安 正直君
5番 三原  茂君        6番 林  繁実君
7番 井上  修君        8番 武内幸次郎君
9番 作本 文男君        10番 坂本東二郎君
11番 梶原 弘子君        12番 川上公美子君
13番 長井 孝篤君        14番 野本 正樹君
15番 松蔭日出美君        16番 沖永 春生君
17番 光永 信雄君        18番 珠久 六夫君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
       事務局長           守 中 鎮 人 君
       書記             金 丸 典 光 君
       書記             山 口 悟 君
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説明のため出席した者の職氏名
       町長             伊 塚 工 君
       助役             梅 谷 威 君
       収入役            上 野 義 廣 君
       消防長            中 園 史 郎 君
       町長公室長          後 藤 雅 博 君
       総務部長           花 房 幸 司 君
       民生部長           大 木 一 孝 君
       産業建設部長         各 務 強 志 君
       教育次長           増 田 英 治 君
       総務課長           北 原 正 一 君
       財政課長           作 本 和 男 君
       企画課長           行 事 道 雄 君
       健康福祉課長         井 関 寛 之 君
       水道局長           上 川 哲 司 君
       都市整備課長         星 野 峰 敏 君
       農政課長           伊 塚 弘 君
       学校教育課長         辻 本 浩 二 君
       生涯学習課長         石 田 法 文 君


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午前10時01分開議



○議長(珠久六夫君) 皆さんおはようございます。

 一般質問の前に、さきの一般質問の執行部答弁の中で説明不十分な点がありましたので、執行部より再度答弁の申し出がございました。これを許すことにいたします。花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) 申しわけありません。この前、3月9日の小山議員の一般質問の中で「国民健康保険税の中に介護保険料が含まれているか」という話がありまして、その中で私の解釈は滞納の金額の中にという理解をいたしまして「含まれていない」という答弁をさせていただいたんですけれども、小山議員の質問は国民健康保険税の徴収に関することで、徴収率が下がることで国民健康保険に係る調整交付金の算定基礎となるのかと、またその算定の基礎に介護保険料も含まれるのかと言う質問でありましたので、そのことについてこの場で御説明を申し上げたいと思います。

 国民健康保険税の納付書の中には、一般医療という形の中で介護保険料も含まれております。その介護保険料を含まれた中で国民健康保険税という形で徴収やっていきますので、その徴収率が下がるということになってきますと、当然調整交付金の算定につきましても、その徴収率が係ってきますので、下がってくるというふうな形になろうかと思いますので、ここでお詫びして訂正をいたしたいと思います。どうも御迷惑かけました。



○議長(珠久六夫君) 以上のとおりでありますので、これを認めることにしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(珠久六夫君) 異議がないので、これを認めることにいたします。

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△日程第1.一般質問



○議長(珠久六夫君) それでは、日程に従いまして早速一般質問を行います。8番、武内幸次郎君。



◆議員(武内幸次郎君) 〔登壇〕おはようございます。8番議員の武内でございます。3月の定例会の一般質問をただいまからさせていただきます。

 町政報告の中にもございましたけれども、苅田町にとりまして本当に大切な重要な時期を迎えておるわけでありました。空港をにらんだ施策等が新年度の予算にも計上されているところでございます。政治停滞が許されません。町長のさらなるリーダーシップと職員の皆様方の今一層の奮起をこの場よりお願いを申し上げ、早速一般質問に入らさせていただこうというふうに思います。

 今回の質問でございますが、大きく4点でございます。まず行政改革でございますが、行政改革は前回の一般質問でも取り上げたわけでございますが、今回は組織機構にスポットを当ててお聞きをしようというふうに思っておるところであります。行政の健全財政を目指し、簡素で効率的な行政執行体制の推進と事務の効率性を図るとともに町民の皆さん方にわかりやすく、新たな行政事業に対応できる組織機構の見直しは大変重要でございます。今日までの組織運営上の問題点の改善を行い、次代の要請に対応し得る効率的な組織機構へと、どのように見直しを図っていくのかまず一点お伺いをいたしたいというふうに思っております。

 次に、第3次苅田町総合基本計画についてであります。第3次総合計画は基本構想をもとに平成13年から平成22年までの10年間の基本方針を定め、前期・後期それぞれ5カ年の基本計画の施策等を3カ年の実施計画として明らかにいたしまして毎年ローリング方式によって行われておるところは皆さん御承知のとおりでございます。実施計画に沿った事業の進捗率はどのようになっているのか、また事業推進に向けての問題点はどのようなものがあるのかお伺いをいたしたいと思います。

 3点目でございますが、鳥インフルエンザに対する取り組みについてでございます。御承知のように、ことし1月12日、国内では1925年以来79年ぶりとなります高病原性鳥インフルエンザが山口県内の養鶏場で発生をいたしました。また2月17日には大分県、さらに2月29日には京都府でも確認がされ、感染の拡大が懸念をされ、大変大きな社会問題になっているところは御承知のとおりでございます。特に大分県の事例では家禽飼養者の鶏の感染であります。苅田町におきましても家庭で飼育されている鳥はかなりいると思いますが、これらの取り組みはどのようにされておるのかお伺いをいたしたいと思います。

 最後でございますが、今後の学校の管理運営のあり方についてでございます。学校改革は、教育を聖域と考える従来の方式が捨てられまして完全学校週5日制をきっかけに、さらに改革のスピードを増しておるところでございます。先日の中央教育審議会は、保護者や地域住民が学校づくりに参加する地域運営学校や、公立学校の管理運営を民間に委託する公設民営学校の実現を促す最終答申案をまとめ、来年度にも地域運営学校につきましてはスタートを切る見込みであります。このように学校を取り巻く環境は急速に変化をいたしております。そのような中、今日までの学校の管理のあり方を見つめ直し、将来に向け創意工夫を凝らせる特色ある学校づくり実現を目指した管理運営というものを構築していかなくてはならないではないだろうかと思っております。そういう意味で今回、学校管理運営のあり方についてお伺いをいたしたいというふうに思っております。

 それでは壇上での質問はこれくらいにさせていただきまして、個々の問題につきましては一般質問席より質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕おはようございます。ただいまの武内議員の壇上からの御質問に対しまして答弁申し上げます。大きく4点にわたって御質問いただいております。で、最後の今後の学校の管理運営のあり方についてにつきましては、後ほど教育委員会の方から答弁をさせていただきます。で、まず最初の行政改革について、特に組織機構の見直しについてという点でのお尋ねに対しまして、答弁いたします。

 自立を目指す第2次行政改革において、組織・人材を最大限に活用するため、組織機構の見直しというものは大きな柱の一つでございます。肥大化しました組織をスリム化し、効率的な組織に見直し、特に重要なのは時代の変化に対応できる組織の見直しということが必要でございます。そこで、今回の組織の見直しにつきましては、去年8月に職員7名で構成します組織機構見直しプロジェクトチームを発足させました。このチームが約4カ月をかけてまとめた提言を参考に見直しを行いました。見直しにあたって留意いたしましたのは、急速に変化する社会情勢への迅速かつ的確な対応、自立を目指したまちづくりへの対応、行政と住民との役割分担の明確化、そして新空港を活かしたまちづくりへの対応、この4つの点でございます。このプロジェクトチームの提言をもとに、今回は緊急度、重要度の高い部分につきまして組織機構の見直しというものを行いました。今後も地方分権が進みまして、むしろ地方主権へというような大きな社会情勢の変化に対応できる組織機構の改革を積極的に行っていきながら本町が目指す自立したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 2番目の、第3次苅田町総合計画の中の前期5カ年の実施計画の進捗状況についてという御質問に対してでございます。先ほどお話ございましたように第3次総合計画は、平成13年度から10年間の総合的なまちづくりの構想を示したものでございまして、この構想に沿って指針を示したのが前期基本計画5カ年のものでございます。で、さらにこの前期基本計画を具体的な施策として進めるのが実施計画でございます。これは3年ごと、毎年ローリングをしながらまとめてそれを実施しているものでございます。この実施計画は毎年8月前後に各部、各課から事業計画をもとにヒヤリングを行いまして財政状況を勘案しながら財源の裏づけを行って、次年度の予算編成に反映することといたしております。それで予算書と整合性を持つものでございまして、逆に主な事業につきましては、この実施計画に計上しておらなければならないというような形をとっております。さらに中期財政計画との整合性も図りながら行っているところでございます。これの実施計画の進捗状況でございますけれども、前期基本計画には89の事業を上げておりました。すべて実施できているというわけではございません。実施できないものもございます。実施できないものにつきましては、平成17年度に今度は後期の基本計画、5カ年の基本計画を平成17年度に策定するということになっております。18年から始まります後期基本計画の中に実施できないものについては織り込んでいきたいと思っております。なお、進捗状況の詳細につきましては後ほど具体的に御指摘いただきながら答弁させていただきたいと思います。

 3番目の鳥インフルエンザに対する取り組みについてでございます。昨年暮れ、韓国で確認されました高病原性鳥インフルエンザは、東南アジア、アメリカとだんだん広がっておりまして、お話のございましたように我が国におきましても山口県、大分県、京都府などで発生しておりまして、今や世界規模の拡大が懸念されるということになっております。福岡県では家畜保健衛生所を窓口にいたしまして、行政機関や養鶏業者への指導を行っております。特に大分県の九重町の事例が民家で飼われておりましたチャボ、あるいはアヒルであったことから、苅田町に対しましても家庭での飼育に対しての情報収集、あるいは指導を行うように連絡がまいっております。御承知のように苅田町には大きな養鶏業者はおりませんし、また家庭で飼育されているケースにおいても、現在のところこの病原性を確認する事態にはなっておりません。で、苅田町といたしましては、とりあえず小学校、中学校、幼稚園、保育園での実態把握と指導を済ませております。また、養鶏、大型の養鶏業者はおりませんけれども、朝市に卵を出荷している農家が3軒ございます。この3軒に対しては訪問指導を行ったところでございます。さらに、この鳥インフルエンザに対する注意事項の周知方法といたしまして、インターネットあるいは農事座談会等を活用させていただいてやっておりますし、3月10日号の広報かんだにも掲載をさせていただいております。

 以上でございます。教育委員会は増田次長より答弁をさせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) おはようございます。今後の学校の管理運営のあり方についてでございます。

 町内小中学校の管理運営につきましては、苅田町小中学校管理規則に基づいて教育委員会及び学校管理者において管理運営指導を行っております。学校においては、小中学校とも毎年教育指導計画により適正な学校運営、教師の服務意識の向上、研究、学校危機管理体制などを年間を通じて管理運営を行っております。なお、学校運営、学校経営につきましては、開かれた学校づくりの一つのシステムとして地域住民の意見としての学校評議員制度を平成13年6月に発足し、校長のサポーター、アドバイザーとして幅広い視点から意見、助言をいただき、よりよい学校づくりの支援をいただいているところでございます。

 また、文部科学省の学校管理運営の基本方針では、管内の学校教育の一層の活性化と充実を図るため適正な人事配置を努めるとともに、次のことを基本に学校管理指導に努めることとされております。1点目は教職員の実践意欲の喚起と人材育成、2点目、教職員の服務意識の高揚、3点目、学校危機管理体制の充実強化となっております。このことを基本に今後とも適正な学校管理運営に努めていくことにいたしております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ありがとうございました。それでは早速、行政改革、組織機構の見直しについて質問させていただきたいと思います。

 組織機構の見直しは、伊塚町長になりましてから部制度を取り入れたりと、今回の新年度にはいわゆる部署を若干改正をするといったような形で対応を今日までしてきておるところでございますけれども、組織機構の見直しに当たっては基本というものは、やはり多様なニーズにこたえるわかりやすい、町民に対してわかりやすい、また利用しやすいものでなければならないということがやっぱり基本にあると思うんです。それからもう一つは壇上でも申し上げましたように、苅田町にとりまして大変重要な時期を迎えておりますし、今いろんな将来に向けてのまちづくりを進めておりますが、そういった中でそれに十分対応し得る体制づくりというものが必要ではないかというふうに思っておりますが、今日までの行政の組織機構の見直しに当たって、どのような視点、当然私が申し上げたようなことはその中には入っておると思いますけれども、今後を含めてどのような視点で考えていこうとされておるのか、まずお聞きをいたしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 今回の見直しに当たっては、今議員さんおっしゃったようにわかりやすく効率的でというのがもちろん中心にあります。そして先ほど町長の答弁にありましたように、非常にこの1年間苅田町にとって大切な時期であるということも踏まえて、柔軟で機能性を持った組織にしていきたいということで、以上の4点を見直しの柱にしております。一つは地方分権から地域主権を迎えた自立したまちづくりへの対応。2つ目が先ほども申し上げましたように、行政と住民との役割分担の明確化。3つ目が事務処理の効率向上を目指した組織。そして4番目が空港を活かしたまちづくりへの対応組織ということに、今回は4つの視点に置きながら組織の再編を行いました。これからもさっき議員さん、おっしゃったように時代に対応した、即応した組織づくりに向けて組織の改革をしていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) そういう将来的な展望のもとに組織機構見直しを図っていってもらわなくては、またならないわけでございますけれども、組織機構の見直しについては、18年までに行おうというようなことをお伺いをしておるんですけれども、今回の一部見直しがなされますけれども、理想という組織図というものは一体どういうものを考えておられるのかということが一点と、また今回の見直しでどの程度改善をされたのかあわせてお伺いをいたしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 組織については理想形があるのかどうか、よくわかりませんけれども、やはり先ほどから何度も言いますように時代に即した組織というのがぜひ必要だろうというふうに思ってますし、そういうふうに行っていきたいというふうに思ってます。今回の見直しのほかに、いろいろ先ほど申し上げました組織機構改革プロジェクトの中で問題が上がったのは、例えば上下水道の統合とか、あるいは教育委員会の組織の統廃合とか、それから保健福祉部門の内部強化とか、いろいろ提言書が上がっております。その提言書をもとに18年度までにどういった理想の形ができるかわかりませんけども、時代に、その時代に即した組織再編にしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) それでは、昨年私どもに配付をいただいた行政診断との絡みというものはどのようになっておるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 15年の1月に行政診断報告書という形ででき上がりました。それは議員さんにも御配付されているというふうに思ってます。この行政診断報告書、もちろん今回の組織見直しに当たりましても、十分これに沿った見直しをということで考えております。報告診断書の65ページから行政組織の再編案ということで上がっております。これを基本にしながら今後も組織の再編に当たっていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 診断の中で、組織運営の改善の課題というものが示されておりますけれども、組織運営上の問題点というものが解決をされてきたのか、具体的に何項目か示されていますね。まず第1点目ですけれども、部制ですね。部制導入に関するデメリットの克服ということが、まず問題点の中で指摘をされておるんですけれども、このことについてはどのような現況になっておるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 部制の見直しにつきましては、確かに診断書の中には上がってます。組織の再編におきましても論議は確かにございました。ただ、部制が始まりまして、平成11年の4月から部制が始まりまして、足かけ4年弱ですけども、まだまだ部制としてのありようというのがはっきりはしてませんけども、部制の見直しにつきましては今後とも部制だけじゃなくて、例えば職制の見直し、あるいは課長、課長補佐、あるいは係長、主査といった、職制の見直しも含めてこれから検討していきたいと検討されましたが、今のままで当分はいこうというふうになっております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私、今回の議会でもそうです、以前もそうなんですが、ずっと執行部の皆さん方の答弁を伺っておりますと、専門的に勉強をされておる職員の皆さんより町長の方がはるかに答弁はお上手だというふうに思うんです。その一つの私は問題点は、やはり部制度を導入したもとになります、やはり部長に対して権限の委譲が十分になされてまだないのではないかというふうに思うんです。そういった意味で部長の権限がしっかり委譲をされておれば、部長自身が自信をもって私どもに答弁がいただけるんではないかというふうに思うんです。そういったことが私はまだまだなされてないというふうに思いますが、その点についてはどのように考えておられますか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 部制のあり方につきまして、特にこういった行政組織で弊害と言われております縦割り行政をなくすということでスタートいたしました。で、最初に目指したところ、まだまだでき上がっておりませんけれども、目指したところは、方向は間違ってなかったと思っておりますし、今後この部制を、部長制を育てていかなければならないと思います。で、今武内議員より議会答弁に際して気づかれたことということで御指摘いただきました。私もそのとおりだと思って、今随分反省しております。議会答弁をする場合に、私が答弁をするものはもちろん政策的なもの、政治的な判断のものもございますけれども、極力部長にその部のことは把握しておいていただいて、それを答弁してもらいたいということで、実はこの議会が始まる前も反省点、それから今後のあり方ということで助役と町長公室長とちょっと相談したところですけれども。私が答弁いたしてしまいますと、それが部長の責任において、その後答弁したことが実行される、本来は実行されなければいけないんですけれども、実行されないきらいが今まで幾つか見当たっております。そういった弊害もやはり部制がしっかりと機能していないからだろうと今反省しております。今後、この部制は継続していきたいと思っておりますし、育てていかなければならないと思っております。で、こういった反省点を踏まえて今後部制の充実に努めていきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 問題点の中に、先ほど町長のお話の中にもあったんですけれども、縦割り行政の意識というのは相変わらず根強いところがもちろんあるんですけれども、それと総合調整機能というものが、必要性というものが指摘をされておるんですけれども、私もそうだというふうに思っておるんですが、そのあたりの改善というものはどのように考えておられるんですか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 確かに部制をひいて、部間の調整をやろうということで町長公室ができました。まだまだ総合調整、本格的な総合調整という形には至っていませんけども、いずれにしても各部に属さない重要な事項等については町長公室の方で総合調整機能をさらに充実させて、少しでも流れをよくしたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) それから、政策財政要因に関する計画プロセスの課題ということも指摘をされております。この問題とあわせて次の項に書かれております各行政領域における政策構想、行動の価値判断に関する共有化の不足と、いわゆるコミュニケーションが十分とは言えないというようなことが指摘をされておるんです。私はそういったところは十分にあると思うんですね。そこらあたりは十分に克服をしていき、よりよい行政機能を発揮してもらわなくてはいけないと思うんですが、そこらあたりはどのように今改善をされておるんですか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) まさにそこが一番問題になるところでございまして、これからということでございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私は、これは早急にしないと幾ら目指しておる組織機構を組み立てたとしても、そこらあたりがしっかりしてなければ絵にかいたもちという形になろうと思うんです。そこが基本ではないだろうかと思うんです。この指摘、ずっと読んでみて「ああ、なるほどだなあ」という気づくところがたくさんあるんです。そこらあたりをしっかりやはり組織機構ということについて見直しに当たっては十分配慮をされる。確かに検討委員会等の実務の声も必要でございますけれども、そういった外部の指摘というものは、やはり客観性があるわけですんで、そこらあたりを十分に踏まえてやっぱり行っていかなくてはいけないというふうに思うんです。それから組織、予算、人員配置に関する硬直的な運営ということも同じだというふうに思うんです。まだまだこれは十分になされてないというふうに思います。

 それから、目標達成に向けた職場のマネージメントの機能の弱さということも指摘をしておきたいというふうに思います。それから最後に、やる気を引き出す人材育成システムの確立ということになるんですけれども、これが私は一番運営をする上で大切だなあというふうに思うんです。口では「人材育成、育成」ということをもうこの議会でも何度も聞きましたし、私も今後の行政運営のある姿としては、まず職員の皆さんに意識改革をしていただいて、そしてこれから将来に向けてのまちづくりはとにかく地方分権という流れの中でやる気のある人をどんどん育成をしていかなきゃいけないという議論が何度もしたことがあるんですけれども、ここらあたり具体的に人材育成ということについてどのような取り組みが実際なされておるんですか。私たちには余り見えてこないわけですが、そこらあたり、ちょっと教えていただきたいんですけれども。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) まさに議員おっしゃるように、人材育成のシステムをどうつくっていくかというのが一番大きな課題であると思います。今、役場の中で取り組んでいるのは、議員御存じのように人材育成基本方針というのが出ました。これがいわば人材育成のための一番もとになる基礎になる方針でございます。それに沿いまして、例えば研修制度の充実とか、早速今年度15年度に行います管理職試験あるいは係長試験の導入ということで、従来型の、年齢が来れば上がっていくということじゃなくて、やはり若い人たちにも登用の機会を与えると、公平に与えるといった試験制度の導入をこれからも取り組んでいきたいというふうに思ってますし、人事育成のためのシステムづくりは基本計画に沿ってしっかりやっていきたいというふうに思ってます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 試験制度につきましては後から付設させていただきますけども、私は試験制度ということが即人材育成につながるかというと、そうでもないというふうに思っていますよ。私はこの大事な時期、職員の皆さんに聞いても、みんな意識的にはあるんです、「苅田町大変重要な時期を迎えておる」と。だれ1人として違いますよと言う人はいません。が、しかし、そこらあたりの認識というのが個々によって違うわけですね。私はそういった意味でやっぱ町長のまちづくりの姿勢、あるいは部長のその部の中の姿勢というものが末端まで行き届いてない。そういったことが私にはもう見てとれるように感じるわけです。そこらあたりはやっぱり積極的にしていかなくてはいけないと思うんですが、そのあたりはどうなんですか。片議の中でもそういう話は出ると思いますけれども、実際に行われてないから現況がこういう状況だというふうに思うんですが、どうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 確かにそういった意味では、人事制度の確立というのは端についた、尾についたばかりでこれからだろうというふうに思ってます。一つ考えておるのが、先ほどの試験制度もそうでしょうけども、例えば自分の仕事に対する評価、あるいは人事に対する評価等のやっぱり評価をどっかで的確に与えていくと。そういったやはり評価のシステムをつくる。これもやはり職員の意識を高めるというのには、一つの大きなシステムだろうというふうに思ってます。いずれにいたしましても人材育成あるいは人事制度システムの構築につきましては、早急に取り組んで成果を出していきたいというふうに思ってます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ぜひそういう取り組みをしてください。例えば、こういう例があるんですね。私、質問をする場合、職員の皆さんに現況を、お話を聞いて、問題点としてはこういったことがあると思うんだが、どういう考えですかというようなことを職員に聞くときがあるんです。そのときに、「長く同じ部署にいますと、それがもう当たり前になってしまって、その問題点が見えにくくなる」。本人がそういうふうに私に申しておったんですけど、まさしく私はそういったところがあるんじゃないかと思うんですね。やはり職員にしてもいろんな部署で能力を養いたいというようなこともありましょうし、また職場がやはり刺激的でないとやはり物事というのは意欲もわいてこないというふうに思いますんで、ぜひとも人事管理をする上において、そういったことを基本にどんどん推し進めて、私どもの目に見えるような形でぜひともしていただきたいというふうに思うんです。

 それから具体的にちょっと何点かお聞きしたいんですけれども、今回の機構の見直しの中で徴収対策室、管理係と収納係という形で見直しがされたんです。この見直しをされて私は収納率が本当に上がるのかなあというふうに思ってならない。この前の答弁の中で町長は、いわゆる法的な処置等々も断固とした処置をするんであるんではないかというような答弁がされていましたけれども、こういった体制で本当に上がってくるのかなあというふうに思うんですが、そこらあたりどうなんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) お答えいたします。

 ただ1係を2係にしたからだけでは当然徴収率等がどんどん上がってくるというふうには私たちも考えておりません。ただ、町の姿勢といたしまして、必ず公平公正に税をかけた分については必ずとるんだという意思表示をすることによって住民意識が少しでも変わってもらって、少しでも徴収率が上がってくればというような考え方も一つあります。それと、もう一点が、法的措置を今まで、今現在も少しは法的措置をやっておりますけども、正確にこれをやっていきますよという、町としての意思表示っていう形をやっていくことによってそれも少しは住民の意識の改革になるのかなという考え方の中で、今度は2係にしたという状況であります。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) わかるんですけれども、例えばこの前の小山議員の質問でしたか、滞納額の話が出ました。そのときに私、感じたんですけれども、今一般会計を含め特別会計もあわせますと14億円弱ぐらいの金になると思うんですけれども、こういった14億円も滞納額があるというようなことをやはり念頭においてやらないと、これはなかなか徴収率というものは上がってこないと思うんですよ。もし、14億円もありますよというようなことを町広報かんだでも掲載してください。そしたら恐らく、「この不景気に私ももう払わんぞ」というような町民の納税意欲というようなものも私はかかわってくると思うんですね。私は徴収対策をする上においては、効率的な徴収対策ということを上げるには、以前から申し上げておりますし、また同時に行政の診断書の中にも上げられていますように、やはり徴収体制の一元化というものをやはり目指すべきだというふうに思っております。ぜひともそういう形を、見直しを図っていただきたいというふうに思いますが、町長、そういった考え方はありますか、どうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 徴収対策、抜本的なものをやらないといけないと考えております。組織を一つ変えただけでは、とても対応できるものじゃないと思います。で、今一元化というお話もございましたけれども、これはずっと悩み続けているところで、本来は、私は、税なり使用料を賦課し徴収するところが最後まで責任を持って徴収に当たるべきじゃないかと思っております。今回、組織機構見直しプロジェクトチームの中でもこの点についていろいろ議論が出たようでございます。一元化して、そこで徴収に当たるべきか、あるいはそれぞれのところで税をかけたり使用料を徴収したりしておりますが、そこでもってもっと積極的に、事情が一番わかってるわけですから、徴収すべきかという意見が出たようでございますけれども、この一元化か、それぞれの部署で徴収するかについても、もっと真剣に考えていかなければいけないと思います。それとやはり今一番大切なのは、町として強い態度で徴収に当たる。それを目に見える形で何か示したいと思います。そうすることによって、先ほど議員が懸念されましたように「そんなにたくさんあるなら私も払わないぞ」というような形、ぜひそういった形になっては困りますんで、強い態度でこの際徴収するということを目に見える形で示したいと思っております。早速新年度に入りましたら再度徴収対策本部的なものを立ち上げて取り組んでまいりたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ぜひ、そういう強い姿勢で臨んでいただきたいというふうに要望しておきたいんです。私は苅田町に住んでおる町民は徴収対策、徴収にかけては、私は職員が徴収に行けば2,000円の滞納があるのに3,000円かかる、4,000円かかるということになっても、私はやるべきだというふうに思うんです。そうする姿勢がいわゆる苅田町は、そういった徴収体制は厳しいぞということになるというふうに思う。意識も変わってくるだろうというふうに思いますんで、そこらあたりは徹底的にやっていかないと本当に町民に対して不公平感が出てくるというふうに思いますし、先ほど申し上げましたように納税意欲にも及んでこようかというふうに思いますんで、ぜひともそういった対応を急いでいただきたいというふうに思います。

 それから、時間が余りございませんので、職員の意識改革というものは先ほど申しましたように急務であるわけでございますけれども、今回先ほどの試験制度導入をしたということでございます。今回、試験制度を導入いたしましたけれども、その対象に当たる方々が何人おられてですよ、何人今回試験制度に、この導入に向けてこの機会を生かそうということで申し込みがあったのか、そこらあたりちょっとお聞かせをいただきたいと思うんですが。



○議長(珠久六夫君) 花房部長。



◎総務部長(花房幸司君) 今、現状でぴったりとした数字は今持ち合わせておりませんけども、試験に該当する人については管理職、係長を含めて約100名。で、今度は試験に申し込まれてる方が約35名程度であります。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私は、これはやはり先ほど申しましたように意識が足らないというふうに思うんです。私は今回の試験内容にしましてもそうなんですけれども、今回の小論文等々のテーマが「空港を活かしたまちづくり」というようなことがされております。この試験制度にしても私はこういったことを早く提示をして思ったことを書いてもらえばということでは、やっぱりいけないと思うんですよね。いろんな資料を参考にして、そして自分の思いとは別な形で書いてしまって、いわゆる小論文がほとんどの方が同じような小論文になってしまえるというふうに思うんです。そういったことではなくって、例えばまちづくりに対するそれぞれの考え方があるわけですんで、そういった思いを書いてもらうとかいうようなことの方がよかったんではないかと思うんですよね。それか、もう一つの提案として、試験2時間なら2時間、何時間かわかりませんけど、その中でテーマを与えて初めて与えてその場で書いていただく。いわゆるそういったことをした方が、かえってその職員の能力等々が判断しやすいんではないかなあというふうに思うんです。恐らく今回の小論文でみんな書き上がってきて、それで判断すというのは大変難しいと思いますよ。私はそれぞれすばらしい小論文になっておるんではないかなあというふうに思うんです。そういったことでは、私はなかなかそこらあたりが試験制度を導入したといいますけれどもそう判断をするのにしにくいなというふうに私自身は懸念をしておりますけど今後の、今度は初めてということもございますけれども、私の申し上げているようなことも参考にしていただきたいと思うんですが、そういった考え方はあるのか、ないのか、ちょっとお聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) 今回の場合は初めてだし、たまたま期限が短くてという形がありましたので、ちょっと今回はこういう形にさせていただきました。来年度につきましては、早い時期から試験制度をやっていくということを皆さんに周知いたしまして、その場合については今回のような形をやるのか、それとも皆さん一同に集まってもらってテーマを決めて論文を書いていただくのかという形があろうかと思いますので、それは今後検討させてもらった中で来年の試験に向けて実施していきたいというふうに考えております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) この項、最後にしたいと思うんですが、今回係長を管理職にということでございますけれども、私は何もメリットがないような気がしてならないわけでございますけれども、また職員の中にもそういった声は結構多いわけですけれども、どのようなメリットがあるというふうに考えておるんですか。



○議長(珠久六夫君) 花房総務部長。



◎総務部長(花房幸司君) お答えいたします。

 ただ、試験制度をして係長に管理職ってなってもらうという意識、極端にいいますと、今まで係長であっても管理職という意識を持たなくてただ「係長だ」という意識があったというふうに私たちは思ってるわけです。ただ、これを試験することによって管理職の一員となって部下の指導育成等を自分がやっていくよという姿勢を出してもらう、そのことが一番大事なことじゃないか、そのことによって少しは係内の意思統一、意見のくみ上げ、皆さんのコミュニケーションができていくと。人材育成計画の中で自己評価、自己診断という形がありますので、その中を受けてでも当然係長は管理職として部下の指導をやってもらいたいという形の中で、今回はそういうふうな形を考えております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私は意識を持っていただくんなら、意識改革を十分にやれば私は十分であるというふうに思っています。係長を管理職にとする必要はないと思います。今、それでなくても頭でっかちになっておるわけ。さらに頭でっかちになるわけで。そういう組織というのは、組織として成り立たないというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 次の項にまいらさせていただきます。基本計画の今、進捗状況ということでございますけれども、先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども、たくさんの項目がございますんで、すべての項目を私自身が聞くというわけにはまいりませんので、6章に分かれておりますんで、「個性と魅力の実感できる基盤づくり」という章につきましては、どれぐらいの進捗状況になっているのかお伺いをしたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 第1章の話の進捗状況に入る前にひとつ御理解を願いたいのは、大型事業、主要事業というのはマスタープランがもう始まる以前から既にかかってた事業も当然あります。そしてまた国県の予算のつき方によって事業費が大きく変わってくることもございます。いわばその総事業費がはっきりわかる、いわばその分母がよくわからないという大型事業、たくさんあります。それでおのおの進捗状況については、具体的にはそれぞれの担当課の方にと思っていますが、私の方で一応出しましたのが総額13年度から15年度の第1章の個性と魅力を実感できる基盤づくりの総額が58億2,000万。13年度から15年度までの全体事業費の総額です。だからおのおのの事業につきましては先ほども言いましたように分母となる総事業費がつかめませんっていうか、変わってますので、なかなかこの事業についてはこういった進捗状況ですっていうのが言えないところでございますけども、一応今まで13年度、14年度にかかった総額が第1章で58億2,000万ということになっております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 進捗率であらわしていただいた方が私にもわかりやすいんですけれども、そういうふうに申し上げておったんですけれども、今後藤室長が言われるように出しにくい点、私もわかっていますよ。が、しかし全体を大枠でどれぐらいの進捗率にあるということが聞きたかったということなんです。詳しく、これで違うからどうこうということじゃないんですけれども。この中で何点か事業が全く進んでない事業があるわけですね。で、多目的国際ターミナル整備事業でありますとか、いわゆる本航路の改修事業ですね、水深13メーターのしゅんせつ整備ですけれども、もちろん国直結の仕事でありますし、また同時に今、化学弾の関係もありますんで、そういったことが十分配慮されるということでわかります。が、しかし全くなされてない。これはどういうことかということの具体的なお話を聞かせていただきたいということでございますが。

 それから与原区画整理事業についてもそうでございます。片島岡崎用地整備事業についてもそうなんですけれども、そこらあたり、わかる範囲で結構でございますけれども、お話を聞かせていただきたいと思いますが。



○議長(珠久六夫君) 星野都市整備課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) お答えします。今の2点の多目的国際ターミナルの整備事業、これは今ガス弾の関係で今滞っております。ガス弾の撤去可能になれば早急に工事が始まると思っております。それから2点目の本航路の改修ですね、航路改修です。これもそのような形になっております。ですから、そういう形でお答えします。

 それとあと、与原の区画整理事業ですが、今、県の方といろんな形で検討を行っております。その中、事業化に向けての課題ちゅうとこで、二、三点あります。なぜこの事業がまだ着手してないかという点、それとそれに対して対策を整理することちゅうことです。それと、仮に与原の区画整理をやった場合、保留地の処分をどのような形になるかちゅうことです。単価の面もありますし、今後保留地に対していろんな形が対応できるかちゅうことです。それと、今後これをやるに向かっては、都市計画決定の後、施設用途等の関連づけです。それと、今新空港ができたら、そのできつつありますその中に新空港の関連の工業団地基盤整備等の関連の位置づけちゅうことで協議を行っております。その協議がいろいろ整えば国にその形の報告をしですね、県の許可をもらって今後いろんな形で精査し、調整していきたいと思っております。

 それとあと、1点目の片島岡崎用地の整備事業です。これは今、平成12年度に都市計画法の見直しの関係で、調整区域を市街化区域並みに開発できるんじゃないかちゅう話、あのあれがあっております。その中に、いろんな条件にかんがみた場合、今は片島地区が農業振興地域の予定地域でないし、山口のダムの受益地でもないちゅうことで、こういうことを考えながら都市計画法の34条の8の4で今は検討しております。そして、県で条例化されまして、そういうことで今後進めていけるんじゃないかとは思っております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 特に与原区画整備事業でございますけれども、これはもう長年の懸案であります。全く積み残された部分なんですね。地元の意志をということでアンケート調査が平成14年の11月に行われたわけでありますけれども、そういったことをもとにやはり地元の地権者の皆さん方は大変気になっておるわけですね。先だっての農業委員会の席でも、いわゆる、市街化田という形で、税金等々のも随分違ってきた。もう四半世紀ぐらいになるわけですね。これが積み残されているんですけれども、早く方向性を見出してほしいというような意見がなされておりました。もしそれができないのであればはっきりした見直しをこうというような形で地元の人に説明をしないと、やはり地元としては納得ができないというふうに思うんです。例えば、やるやり方の方法にしても、いわゆる民間の導入で区画整理事業をやるということにつきましては、地元では随分懸念をされているようでございますんで、はっきり姿勢を示さなくては私はやっぱりいけないというふうに思います。いろんな諸問題あることは十分に承知をしておりますけれども、私はやはり積み残されたことが、そうしてあるわけですんで早急に対応していただきたいというふうに思うんですね。私は地元の人はおとなしいと思いますよ。20数年間そうやって今日までずれ込んでいっても余り大きな問題に今日までなってないわけですんでね。そういった意味で良識あるその区民の皆さん方に、私は町として早くこたえて上げるべきだというふうに思いますんで、ぜひともその件についてはもう申し上げませんのでお願いを申し上げておきたいというふうに思います。

 それから「活力と豊かさを感じる地域産業づくり」というところで、私は何点かお伺いをしたいというふうに思うんですけれども、この中で企業誘致推進事業というようなことで、13、14年度に100万予算をつけ、CD−ROM等々の作成といったようなことにも取りかかってきたんですけれども、実際は余り効を奏してないというのが現状だと思います。その後、15、16、17年度、こう全く予算的なものがないんです。一方では企業誘致を積極的にやっていくというような話は随分この議場で聞くわけですけれども、実際はこういうことだというふうに思います。また、私は委員会でありますとか、決算予算委員会等々でも言いましたけれども、企業誘致というものは北九州と隣接をしておるだけに協調もしなければいけませんけれども、競合もしていかなくてはいけないということを再三申し上げてまいりました。そこらあたり北九州については、いわゆる東京にもそういった出張所があるわけですんで、直いろんな情報が入るような要件になっています。そこらあたりで私は今回の企業誘致にしても推進事業という形で誘致の活動の旅費としては50万円、今回新年度予算計上されておるんです。話に聞きましたら、いわゆる「足らなかったら補正をする」というような話なんですけれども、私は50万円ちゅうものはずっと50万円になりますね。誘致活動をするといって私は意気込みが感じられないわけです、町の執行部の。私はここに大きくつけて、大いに頑張ってくれという意気込みが全く感じられないと思います。なぜ50万円なんですか。500万円でもいいじゃないですか。そういった将来誘致活動をしようということは再三この議場で申し上げておるわけですんで、それに向けて予算もしっかりつける。要るものには補てんをしていくということではなくて、当初予算からそういった気持ちで計上するというようなことがあってしかるべきだというふうに私は思うんですが、そこらあたりどうなんですか。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男君) 15年度は100万円ついておりまして、しっかりいろいろやっておられると思いますけれども目に見えた実績がないので、とりあえず16年度は50万、どんどん進展してまいりますとそれに伴いまして補正をするというお約束をいたしております。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 今、課長が言われましたけれども、そのとおりだとは思うんです。が、しかし私は町の姿勢というふうに思うんです。町長は再三この議場で言っていますように誘致活動というのは大変今の現状ではなかなか難しいということも議員の方々からも指摘を何度と受けていますんで、ぜひともそこらあたりを積極的に進めるような施策というものを考えていただきたいというふうに思います。

 それから中心市街地活性化事業、これも積み残しの部分はたくさんありますし、また私は苅田町でこの計画を実行させるのはなかなか難しい面があるだろうなあというふうに思ってより慎重に行っていただきたいなあということも担当課にも申し上げてまいっておるわけでございます。その中の一つに入るだろうというふうに思いますが、その下に中小企業振興事業というようなのがありまして、今日までのいわゆる事業内容としては資金融資制度ということを行ってまいりました。13年、14年度は4,500万の預託金ということでございますが、それは新年度から6,000万という形になっております。1,500万上乗せという形になっておるわけでございますけれども、この中身はどのようになっておるんでしょうか。実態は、これを制度を利用する実態がわかれば課長、ちょっと教えていただきたいんですけど。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 実態とは、ちょっと  。



◆議員(武内幸次郎君) 利用者数。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 利用者数ですか。何年からですか。



◆議員(武内幸次郎君) 最近の情報でいいですよ、平成の。



◎都市整備課長(星野峰敏君) はい、わかりました。13年度が15件、14年度が4件、15年度が4件でございます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私はこの制度以前、たしか増田次長が課長のときに申し上げたことがあると思うんです。もう少しこれをやはり借りやすい方法を考えるべきだというふうに申し上げました。そのときに申し上げましたのは、利率の問題でございます。現在、国民生活金融公庫、ここで経営改善資金、無担保無保証は1.3%です。普通貸付でも1.6%であります。ところが苅田町の融資制度、金利1.4%、同じように思えるんですね。が、しかし、ここプラスに保証料というものがかかってきまして、無担保無保証の場合1.35、そうでない場合は1.25ということで保証料がかかっています。トータルをいたしますと倍近くの開きがあるわけです。私はこのことを何とか改善すべきだというふうで、インターネット等を開いてみますと、保証料をいわゆる町が、いわゆる市が賄っておる自治体があるわけです。そして借りやすい制度を設けておるところがありますが、私はぜひこういった形にやるべきだと。そして大いに利用してもらうべきだというふうに思いますが、町長、どういうふうにこういったことについての提案でございますが、考え方、お聞かせをいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 先ほど星野課長の方からこの制度の利用状況、話をいたしましたように、平成13年度が10件で、平成14年度、15年度はそれぞれ4件しかありません。金額も平成13年度は約5,000万。平成14年度、15年度については1,000万程度しか、もう貸し出しがなされてないということでございます。で、せっかくのこの制度であり、苅田町における中小企業にもっともっと頑張っていただきたいというためにも、この制度がもっと活用できるような形を再検討いたします。今、御提案いただきました保証を町が行うというような形も含めて、早急に再検討してみたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ぜひ検討してもらいたいと思います。それからもう一点あるんですけれども、これ、利用する金融機関が実績を見てみますと、昔の信金ですね、今福岡ひびき信用金庫という形に名前が変わっておりますけれども、ここに集中がされておるわけです。話を聞きますと金融機関にいわゆるメリットが少ないということで、なかなか宣伝が行き届いてないというのが実情らしいんです。そこらあたりを金融機関とも調整をして、なんとかそういう制度を設けておるわけでございますんで、そういう福岡ひびき信用金庫に集中することではなくて、ほかの銀行においても、そういった利用ができるような体制というものを考えていかなくてはいけないと思いますが、実態の把握というものを町長、聞いたことがありますか。それとも改善しようという私の提案でございますが、どういう考えがあるか、あわせてお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 先ほど言いました見直しの中で、なぜひびき信用金庫が多くて活用されやすくて、ほかがないかというようなことも検討してみたいと思います。今までの実態の把握あるいはその報告というものは受けていないので、これからぜひやってみたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ぜひ早急に対応してもらいたいと思います。それから同じことを今後の中に観光ビジョンの計画の策定事業、あるいは観光PR推進事業というようなことがうたわれておるわけでございますけれども、これも途中半端になっております。課長に聞きましたら「そこらあたりがまだ空港が開港される前であって、いろんな調整等々があって十分にできてない」というようなお話もされておりましたけれども、私は大いにやるべきだというふうに思っておりますんで、そこらあたりも課長、意欲的に取り組んでいただきたいと思いますが、ぜひともお願いします。課長の方からちょっと意欲だけは聞かせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) 空港が開港しますから、それに向かっていろいろな形で考えていきたいと思っております。以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) ISO14001については、新年度で予算をつけてこれからというところでございますが、早急にこういったこともやはり対応すべきだというふうに思いますんで、申し上げておきたいというふうに思います。

 それから新たな水源確保需要でございますが、これ、私ども産建に、いわゆる水源プロジェクトの方針として、いわゆる山口ダム拡張ということをずっと言ってきたんです。が、しかしこの前の、この議会の前の委員会におきまして、委員の中からこのことの話がありまして、初めて町長の口から変更があった旨がされたんですけれども、なぜ変更されたということであれば私どもの所管の委員会にそういった報告がなされなかったのか、私はその場所で言うつもりだったんですけれども、またの機会があるだろうということで、そのときは言わなかったんですが、なぜそういう形になったんですか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 委員会に報告をしなかったのはまずかったと思います。ただ、弁解になりますけれども、山口ダムの拡張計画を断念したというのは、もうついつい最近、今回の予算編成に際してやりましたので、時間的なものがなかったんですが、これは弁解で、いずれにいたしましても委員会にきちんと報告をさせていただかなかったのは、まずかったと思いますし、今後、この前の委員会で、この前の機会に申し上げましたように3つの代案について現在、その可能性について取り組んでいるところでございますので、早い機会に水資源対策プロジェクトチームでそれをまとめまして委員会に報告させていただきます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) その中で、町長のお話の中でいわゆる「新たな水源確保の可能性が生まれたので」というお話がされました。その一つの要因は山口ダムの今私がいつも申し上げておるんですけれども、農業用水の関係でほとんど使用されてないということで、そういった意味では上水に回す水が十分にあると、そこらあたりの調整ができるんではないかということが一点ありました。もう一つは、北九州市からのいわゆる緊急時の供給という話も進んでおるという話がありました。もう一つは二先山が今回改修をして将来的な動きがある。それで葉山池あるいは新開池等々が利用できるんではというような話もされておりました。以上3つの話がされたわけでございますけれども、これは私はなし山口ダムの拡張が断念されたかということ、私は残念でたまらない。なぜかと申しますとこの二先山の葉山池、あるいは新開池のトン数は葉山池が5万5,000トン、新開池が2万6,000トンですね。あわせて8万1,000トンなんです。そして、この池は水がだんだんたまりにくい池ですね。水がたまる容量がない、流水も少ないということであります。ためておくということであれば、この前先輩議員がお話をしていましたけれども、くみ上げて補充をする、そういった形なんです。が、しかし山口ダムの場合は自然流水があるわけです。十分20万トンぐらいの水が容易に確保できる。しかも、水は自然の水でより安全性に富んだ水です。最下流からくみ上げる水とは違うんです。それからもう一点、北九州から緊急時にという話がされていましたけれども、私は水源対策というものは緊急時を起こさないのが水源対策だというふうに思っております。北九州からということであれば、緊急時ではなくて常時そういう体制ができるのであれば、二崎浄水場なんか要りませんよ。今度改修工事の話もありますけれども、私は二崎浄水場にあそこの場所を改修をするということではなくて、南原の浄水場の横に同等ぐらいの能力のある浄水場を設置すればより効率的であるというふうに思っておる。海抜ゼロメートルのところに浄水場をつくって、この前のように高波が押し寄せるようなときには水が大変な状況になるんです。そういったところは私は新たにつくるんであれば、あそこの地は適切ではないというふうに思っておる。返ってあそこを第2の沈砂池にして池にすればそこである程度水がストックできるというふうに思えてならないわけです。そこらあたり今回、町長に申し上げておきたいと思いますので、ぜひ私は水は幾らあっても足りないというふうに思ってます。これからまちづくりをする上で水問題は苅田町はそんなことは全くないと胸を張って言えるような、私は施策を絶対組むべきである。そういった意味では山口ダムを、今県営でございますけれども、これを町に払い下げていただいて、いわゆるもらい受けをして、そして土地改良区等の話し合いが十分できると思うんです。そうすればさらに私は用途が広がってくる、工業用水にも回せますし、いろんな用途が広がってくると思うんです。ぜひともそこらあたりも含めて再検討をいただければというふうに思っております。

 それから、埋め立て土砂処分場施設整備事業というようなことが書かれております。苅田町の場合、これは大変難しい問題でありますけれども、ここ14年度に予算計上されましたけれども、以前のものを掘り起こして改善をしてということでございますが、処分場の他の確保というようなことは検討されておるんですか、それともいわゆる苅田町には適地がないというふうに判断をされておるのか、そこらあたりはどういうふうに考えをなされておるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 各務部長。



◎産業建設部長(各務強志君) お答えいたします。これの土砂処分場です。処分場ですが、これは建設廃土、この残土につきましては実際のところなかなか場所がないというのが現状でございまして、一時は三菱マティリアルさんの用地に土砂処分場として利用させていただきましたが、そこももう全部終わりまして、今再利用ということで臨空団地、もしくは井場川埋め立て地あたりも考えておりますが、現実にこれといってその後の先の土砂処分場っていうのは今のところないというのが現状ございます。これはやっぱり公共事業を進めるに当たっては、再利用とその土砂の処分をするということは非常に重要なことだと思っております。当然、今現在この苅田町、埋め立て、またいろんな企業整備、県あたりもやっておりますので、その近所も兼ね合いしながら何とかその近所の方から目を開いていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 続いてもう時間が余りありませんので、すぐできる施策の中で防災マップ作成事業とか、あるいは自主防衛組織育成事業とかいうのは、やろうと思ったらすぐ私はできるような気がしてならないわけですが、なぜ今日まで手がついてないんですかね。



○議長(珠久六夫君) どなたがお答えになりますか。──伊塚町長。──星野課長。



◎都市整備課長(星野峰敏君) お答えします。防災マップは、都市計画事業等で公園等が設置されております。その公園または高台を利用しますから、それ及び学校等の体育館、運動場、そういう形で今後そういう形の地理的な要件等も考えながら今後考えていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 失礼しました。

 この安全な生活環境づくりのところで防災マップの作成事業と自主防災組織育成事業とがございまして、いずれも予算をつけておりません。ということは実行しておりません。しかし重要なことですので、これから取り組んでまいります16年度からの実施計画の中に追加として織り込んで、ぜひやっていくようにしていきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私は、できないことはあるものはたくさん承知していますけれども、すぐできるようなことは早急に対応すべき、そして目標を定めておるわけですんで、この基本計画をもとに対応していただきたいというふうにお願いを申し上げておきたいというふうに思います。それから救急啓発事業ということは全くされてないんですが、予算的に措置されていませんが、これはどういうふうに考え、どういうふうにしていこうとされておるんですか。



○議長(珠久六夫君) 中園消防長。



◎消防長(中園史郎君) お答えします。予算措置という中ではございませんので、これについては消防業務の中でいろいろな救急啓発ということで、講習会もしくは普通救命士の地域におきましての講習会等で現在行っているところです。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 予算的なものが必要なくてもできる問題だというふうに受け取ってよろしいですか。



○議長(珠久六夫君) 中園消防長。



◎消防長(中園史郎君) はい。これは予算措置でなくても我々の事業としてやっていけます。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) それであれば、私どもに対してわかるように書いていただかなくては、この事業がそういった形できるのが一番いいわけですんで、大きな柱の一つにもなっておるわけですんで、ぜひとも私どもに見てわかるような形でしていただきたいというふうに思います。

 時間がありませんけ、若干飛ばしていきたいんですけれども、この「ふるさとと未来の築く人づくり」というセクションがあるわけですけれども、ここで全く行われてない事業たくさんあるんですけれども、ここらあたりは生涯学習の推進の中でもありますし、国際交流の推進という中でもございます。それから男女共同参画社会の推進という中でもあるわけですけれども、具体的にどのように進めていこうとされておるんですかね。生涯スポーツ推進事業等々、いろいろあると思うんですが、どういうふうに考えておられるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) まず国際交流等の推進でございますが、この中で語学指導等がございます。これにつきましては、現在外国語の講師ということで各学校につきまして時間割をいただきまして、その中で英語等を──専門的な英語といいますか、教科書に基づかない英語での会話等をやっておりますし、この国際交流につきましては苅田町の教育問題審議会の中に国際交流についての部会も設けてございます。その中でこれから論議をさせていただきたいと思っております。それから生涯学習の推進のことでございますが、これにつきましてもいろいろ研修センターの建設とか、それからプールの建設ということで御指摘をいただいておりますが、これにつきましても現在社会教育委員会の中でいろいろ検討をさせてもらっているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 8番議員、残り5分です。



◆議員(武内幸次郎君) 5分ですか。



○議長(珠久六夫君) はい。まとめてください。8番議員、武内幸次郎君。



◆議員(武内幸次郎君) 時間が余りありませんので、このあれは締めくくりのことを言わせていただきたいと思うんですけれども、冒頭に室長の方からお話がございました。できる、予算的に措置が全体的なやつのできる範囲もありますし、また町長の答弁にありましたように、積み残しの部分については17年の見直しの中で繰り入れていくというようなお話もありました。そこらあたり、これがすべてできると私自身も思っていません。そのとおりに行くとも思っていませんけれども、こういった目標を立ててやっていくんです。これはなぜ私は申し上げるかと申しますと、これが苅田町のまちづくりの基本になっておるんです。それをもとにいろんな予算措置等々をつけながら今まちづくりを進めておるんです。これの軸がぶれてくるということは全体がぶれてくるということにつながりますんで、そういった意味で私は細かくお聞きをさせていただいたわけでありますんで、そこらあたりを十分所管の皆さん方も肝に銘じていただいて、全力で取り組んでいただきたいということを申し上げておきたいと思います。

 次のコーナーに移らさせていただきます。鳥インフルエンザでございます。私は壇上でも申し上げましたように、私は特に大分県、いわゆる家庭で飼育されておるチャボが鳥インフルエンザにかかりまして大変な状況になりました。これは30キロに及ぼすところにいろんな影響を与えるわけですので、私はこれをニュースを聞いたときに苅田町はそういった対応はできておるんかなというふうに、すぐに自分で思ったんです。だからこの問題を取り上げるようにいたしたわけであります。実態把握というものを家庭で飼われておる関係の実態把握も現在、何かされておるというような状況も伺いましたけれども、現況はどういうふうになっておるんでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚農政課長。



◎農政課長(伊塚弘君) お答え申し上げます。町長答弁の回答文章をつくった後の取り組みの中で、武内議員さんの御意見も参考にさせていただきました。で、区長を通じまして各区に鳥インフルエンザに対する注意事項を含めて、各家庭に飼われておられます鳥類等を調査する回覧を回して、今月末までにその調査結果を吸い上げるようにしております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 8番、武内君。



◆議員(武内幸次郎君) 私は課長に申し上げましたですよね、そういった危機管理というものが苅田町に対しては劣っておるということを申し上げた。私はこれが、私はすべてだというふうに思っております。私は、私でもこれが出たら大変だなあという思いがあったんです。と言いますのは、これからのまちづくりをしている苅田町で、こういったことがたとえ起こったとしても、すぐ対応できる体制、当然考えるべきだというふうに思っておりましたんで、そこらあたりの体制ができてなかったということを申し上げておきたいんです。

 それから、町長の答弁の中で国の方から都道府県あるいは市町村にということで指導がまいっております。そういった中に今月の10日号ですか、広報かんだでも若干触れていますけれども、まだまだ私は不十分だというふうに思うんです。私の近くの方で飼育されている方がおられまして、こういう問題が発生してから毎日のように奥さんから言われて三日三晩寝られなかったというような方がおられて、対応に苦慮したというような方もおりますし、また私どもは山が近いですんで、山に持って放したというような方もおられました。そういったように、まだまだ家庭で飼っておる鳥に対してもこの鳥インフルエンザというものがどういうものかというものの状況というものが私はわかっていない。そういったことに対して私は啓発すべきだというふうに思います。例えば、この指導要項の中にもありますように鶏肉、卵、あるいはその安全性についての知識等でありますとか、あるいは人には感染するんだろうかというようなところの疑念もあります。そういったように、それから先ほど課長の答弁でありましたように、いわゆる家禽飼養者あるいは愛玩鳥の飼養者についても、そういった事態が起きた場合、早急に通報というものができるような依頼体制をとるというような指導等々も私は対応すべきだというふうに思いますんで、そこらあたりぜひともやっていただきたい。

 それから、これができましてから随分早く佐賀県ではそういった家庭で飼っておる鳥に対しましても消毒液の配付等々もやられて早急な対応をされましたですね。ああいった、やはり姿勢というものが私はこの苅田町にはまだまだ不足しておるというふうに思いますんで、そこらあたり今後の体制、こういった危機管理等につきましてもぜひとも執行部の思いというものをお聞かせいただければと思います。



○議長(珠久六夫君) 梅谷助役。



◎助役(梅谷威君) この問題が発生いたしまして急遽関連の学校関係、それから農政関係、そういうところの課長、お集まりいただきまして、まず現状把握、どちらかというと量としては少ないと思いますが、現状把握とそれから家畜保健衛生所との連絡体制、県との連絡体制、その辺をしっかりやらなければいけないという話をいたしております。現在多少おくれましたけれども、区長を通して調査をするようにしておりまして、今のところテレビ報道等によりますと人体に対する問題はまだはっきりしておりませんし、多分ないということでございます。カラスの問題が出てきますと大変なことでございますけれども、そういうことも含めて真剣に取り組んでいきながら今後苅田町での取るべき方向というのをこの課長会議の中で検討を早急にしていきたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 8番議員、30秒です。はい、どうぞ。



◆議員(武内幸次郎君) 最後のまとめでございます。

 今回、最後のコーナーで項目の中で今後の学校のあり方についてということを、私は申し上げようというふうに思っておったわけでございます。教育長がいないということもございます。教育長の専門分野でございますんで、そういった考え方を聞こうというふうに思いまして私もいろいろ用意をしましたけれども、増田次長の方から「余り意地悪な質問はせんでくれ」という申し出もありましたんで、時間のないように私の一般質問をこれで終わらさせていただきたいというふうに思います。どうもありがとうございました。



○議長(珠久六夫君) 以上で、武内幸次郎君の一般質問を終わります。

                              



○議長(珠久六夫君) ここでテープ入れかえのため45分まで休憩をいたします。

午前11時33分休憩

                              

午前11時45分再開



○議長(珠久六夫君) 引き続き一般質問を行います。6番、林繁実君。



◆議員(林繁実君) 〔登壇〕6番議員の林繁実であります。平成15年度最後の3月議会で一般質問のトリを務めさせてさせていただきますが、一般質問に入ります前に私の所信の一端を述べさせていただきます。

 今回は教育問題についてであります。ことし1月11日に苅田町総合体育館で成人式がとり行われました。式の最中に一部の若者が焼酎を飲んで騒いだとの記事が新聞によって報道されました。そのとき、その場に居合わせた教師、行政の各関係者のだれか1人でも騒いだ若者の行動を毅然として、しかも敢然として、ただしたのでありましょうか。だれも何もしなかったと聞いています。教育とは教え育むことであります。学校教育、家庭教育、職場教育においても頭に詰め込むだけでは世のため人のため自分のために何の役にも立ちません。時には害になることもあります。とっさのときにある事象をいかに判断し勇気を持って実践するかが現実の社会生活においては重要な意義を持つのであります。王陽明の陽明学では知行合一と言います。西郷隆盛もこの考えを深く理解をしていたそうであります。恐らく成人式でだれもとっさの判断によって若者たちを正すことはできなかったと思います。

 私は最近、苅田町の学校教育において特区の申請をしたらどうかと考えております。それは、苅田町教育委員会において、例え教員免許がなくても、人生経験が豊富で弱者に対しては心温かい理解を示し、緊急時には毅然として、しかも完全として物事に対処することができる人材を中学校教育に登用したらどうかと考えているのであります。

 教育者は聖職者であると言われてきましたが、これは遠い昔の話であります。戦後の教育者はみずからを労働者だと名乗り、組合運動にうつつを抜かしていた感が否めません。成人式の一件は苅田町教育行政に、ひいては行政全体の脆弱さを如実に物語っています。私は来年の成人式を注目しておきます。苅田町の第2次行政改革と相まって教育行政のあるべき姿を探求することは、徳川家康が言うように、重き荷を背負って遠き道を行くがごとしであります。来年、平成17年の3月議会においてこれら2つの課題がどのように改革されたかを楽しみにしておきたいと考え、一般質問に入ります。質問内容は事前に通告しておりますので、詳しくは質問席より質問いたします。執行部の皆様の誠意ある答弁をお願い申し上げます。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 〔登壇〕ただいま林議員、壇上から教育問題の重要性についてお話いただきました。私も全く同感でございまして、教育問題というのは、今行政改革やろうとしておりますけれども、非常に重要な問題だと認識いたして取り組んでいるとこでございます。

 第2次行政改革の基本方針の6つの柱の一つに教育改革を上げておりますが、実施計画にはこれまだ上げていません。というのも、御承知のように、現在去年の11月から苅田町の小学校・中学校教育問題審議会というもので、約1年かかると思いますけれども、苅田町における教育、大胆な改革をこの審議会の中で審議して、答申していただこうという形で今進めている最中でございます。第2次の行政改革、平成17年まででございますけれども、教育問題大切ですので、この答申を待って実施計画をつくり、引き続き行政改革の中で取り入れてやっていきたいと思っております。教育問題は本当に重要な問題ですので、真剣に取り組みたいと思います。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) ここで昼食のため13時まで休憩をいたします。

午前11時53分休憩

                              

午後1時01分再開



○議長(珠久六夫君) 午前中に引き続き一般質問を行います。

 6番、林繁実君。



◆議員(林繁実君) 第2次行政改革についてお伺いいたします。

 私昨年の12月議会において、町民が行政改革にどのように思っているのか、10項目の意識調査をお願いしていたが、どのようにされたのか。調査項目は、一つは、町に対する印象、2つは、町の行政サービスの水準、3つは、サービスの水準と負担の関係、4つは、行政改革の取り組みに対する評価、5つは、行政改革の推進についての賛否、6つは、業務や組織で改めてほしいこと、7つは、仕事の民間委託について、8つは、行政改革の町民生活への影響、9つは、行政改革の推進に当たっての重要なこと、最後に、行政に関する希望伝達媒体、この10項目ですが、調査して、その調査した結果はどのようになったのかお教えいただきたい。



○議長(珠久六夫君) 後藤室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) さきの12月議会で林議員から御指摘、あるいは次の議会までということで10項目ほど御要望をいただきました。全体としては町民意識調査をやろうということで、その10項目を網羅しながら、町民に対して今の行政がどういったサービスあるいはそのサービスに応じてどう感じていらっしゃるのかを聞こうということで御意見を賜っております。私もしっかりとその辺は書きとめております。今この項目の内容につきまして精査検討中でございまして、遅くとも6月までには一定の調査事項を掲げて、住民にサービス調査を行いたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) その行政用語はよく私は勉強してないんでわかりませんが、精査検討ちゅう言葉のどういう意味なんですか、お答え願います。



○議長(珠久六夫君) 後藤室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 精査検討というか、林議員から御提案のあった10項目について、例えば4番目にあります行政改革の取り組みに対する評価についてという項につきましては、例えば行政改革34項目ほど上げてますので、それについて項目ごとのどうランクづけをしていったらいいのかとか、そういうのを精査しているということでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) ずっとあと4年間考えていただいて、4年後に調査結果をくれればいいと思います。私はですね、町長、要は行政改革していくためには、町民の意識がわからなくて私はできないと思います。あなたたちは町民主体というなら、町民意識が一番私は大事であろうかと思うんですよ。第一に、行政改革の中の町民参画とあなたたちが言っております。この調査をすることによって町民が望んでいることが一番早くわかるし、これによってまちづくりができると、これが一番早道だと思うんですよ。検討、検討、検討たら、これから何年後にこれ調査するんですか、4年後なのか10年後なのか、第8次行政改革なのか、その辺をはっきり申し上げてください。



○議長(珠久六夫君) 後藤室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 先ほども申し上げましたように、次の6月議会までには林議員の10項目に対する回答といいますか、どういうふうにアンケートしたらいいのか、住民に投げかけをしたらいいのかの御回答はできるものというふうに思ってます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、次に、苅田町第2次行政改革は、自立した個性あふれる活気ある住みよいまちづくりを目指しており、そのキーワードは自立でありますと、県、国の依存から脱却し、自己決定、自己責任の地方自治の原則に立った改革を推進していくこととなっておりますが、そこで、国、県の依存から脱却する具体策、どのように脱却するか、その考えをお知らせください。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 国、県からの依存からの脱却ということで、すなわち地方分権だろうと思います。地方分権から、このごろは地域主権という言葉がよく使われております。脱却するためにはどうしたいいのかということでございますけども、行政改革大綱の中に基本計画の基本方針ということで6つ上げてます。一つが、町民参画の行政を推進する、2つ目が、町の役割を明確にする、3つ目が、経営的視点で業務を見直す、4つ目が、組織・人材を最大限に活用する、5つ目が、評価システムを構築する、6つ目が、教育改革の推進を図る、このいずれの、この6つの基本方針をすることによって苅田町の自立したまちづくりというか、自立した行政への対応ができるものというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) その第2次改革の基本方針を6項目定めておるんです、今あなたが言ったように。これはもう少し具体的に今6項目を話していただけませんか、どうするのか。ただ机上の口論で、こうやって書いておりますよというだけでは私はとても理解できませんので。



○議長(珠久六夫君) 後藤公室長。



◎町長公室長(後藤雅博君) 以上の6つの基本方針を34項目の実施項目に振り分けました。その6つの基本方針の考え方につきましては、一つずつ少しまとめていきたいというふうに思ってます。

 一つ目の、町民参画の行政を推進するということにつきましては、林議員が前から言いようように、ちゃんと町民の意見を聞いて、行政に参加させるシステムをつくりなさいということでございますので、そういったシステムをこれからつくっていくと、一部できたものもありますけども。それから、2つ目が、町の役割を明確にするということで、よく言われているように、町民と行政の役割の分担の明確化を図ると。それから、3つ目が、経営的視点で業務を見直すということは、とかく行政ですから、経営的視点が非常に薄いということがありますので、経営的な視点から、経営的な視点を入れて、コストとかそういった、先ほど言われましたような住民意識調査を交えながら図っていきたいというふうに思ってます。それから、4つ目の、組織・人材を最大限に活用することにつきましては、まさに簡素で効率的でスリムな行政組織体制を最大限に活用していきたいと。それから、5つ目が、評価システムの構築です。これもよく林議員の方から指摘されるんですが、要するに評価システムをしなさいと、要するに評価をしなさいと、やりっぱなしじゃだめですよということで、その辺につきましてもちゃんとしたシステムをつくっていきたいと。それから、6つ目は、教育改革の推進を図るということで、新しい教育のあり方を今現在教育改革という形で進めているところでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、その中に、既得権益に切り込み、相応の血を流すと、事務事業のやり方や当たり前とされていた発想自体を見直す、とめる勇気も持つ、改革の先にある明るい目標を定め、その実現のため職員の意識改革を図るということを書いておりますね。では、既得権益に切り込みですよ、相応の血を流すとなっておりますが、まず、この既得権益が何でしょうか。



○議長(珠久六夫君) 行事企画課長。



◎企画課長(行事道雄君) 今まで既得権益ていいますと、特に目立つのが補助金ではないかと思います。今までルールもなく、こういうことで補助金出してるんだから、今までどおり出すと、そういうことではなくて、やはり要綱なりを策定し、やはりルールをつくって、もう業務が終わったものについてはやめていくんだということを考えております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、この既得権益について、16年度予算にどのように取り入れたのか、お答え願います。



○議長(珠久六夫君) 作本財政課長。



◎財政課長(作本和男君) 一例を申し上げます。例えば、財政課で査定の段階で削減させていただいた補助金でございますが、市立保育園の処遇改善補助金でございます。これは平成15年度で997万6,000円でございましたけども、平成16年度では700万です。それから、17年度では400万、それで18年度でゼロにするという形をとるようにいたしております。

 それから、苅田港振興会の負担金でございますが、これはもうゼロにいたしております。2年分の補助金がまだあります。

 それから、社協の助成金でございますが、これは人件費分について見直しをいたしまして、約1,300万ほど減額をさせていただいております。

 そのほか物件費、それから人件費は自然減でございます。交際費も自然減でございまして、義務的経費が約0.1%の減となっております。

 以上でございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、次に調整手当について、3%を2.5%にしておりますが、なぜここでわざわざ職員の給料を下げるのか、これから苅田町は大きなまちづくりが、問題が山積しておりますね。これ職員のやる気もなくすことにもなるし、では、これ法的な問題があるから下げるんですか。この辺はちょっと町長答弁願えますか。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 調整手当ていうのは、まず国家公務員が調整手当を出すという基準を設けております。それに応じて今度地方の自治体がやっていくという形がこれまでとられておりました。国家公務員の調整手当を支払う地域というものがございます。苅田町は実はそれから外れております。しかし、苅田町としても政令都市の横に位置しておりまして、生活圏も同じである、北九州市ですね。ということから、苅田町の条例でもって調整手当をこれまで支給してまいりました。

 しかし、現在この調整手当の全国的な傾向というものは、だんだんなくしていこうという形が出ておりますので、苅田町も現在まで3%支給しておりましたけれども、まず、平成16年度に0.5%減らしまして2.5%にし、今後順次、組合とも話し合いをしなければいけませんけれども、なくす方向でやっていこうと考えております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) もう一度町長にお聞きしますが、先ほど言いましたように、人事院規則で調整手当が国によって定めておりますよね。苅田町は支給する地域となってないと。これ法的に問題があるから、そういうふうにやろうと、ゼロに持っていこうとしているのか、それはどういうお考えの中でやろうとしているのかお聞きします。



○議長(珠久六夫君) 伊塚町長。



◎町長(伊塚工君) 法的には問題ないと思います。苅田町で決めてやっているわけですから、ただ、調整手当を支給する地域がどうであるかと判断するのに、国の、国がやっている、国家公務員がやっている調整手当の制度を参考にさせていただくということでいいかと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 最終的にはゼロにするということですね。

 次に、社会福祉協議会に職員は何名いるのか、また、その採用年度はどのようになっているのかお答え願います。



○議長(珠久六夫君) 井関課長。



◎健康福祉課長(井関寛之君) 現在10名の正規職員がおります。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、担当課の課長にお聞きしますが、この第2次行政改革について、既得権益に切り込み、相応の血を流すちゅうことについて、どのような提言をあなたは今までされてきたんですか。



○議長(珠久六夫君) 井関課長。



◎健康福祉課長(井関寛之君) この第2次行革の中で社会福祉協議会、これはもうずっと以前から給与の見直しということは以前から上がっておりました。そういった中で、昨年私の元課と社協、いろいろ話をいたしまして見直しをかけております。その見直しといいますのは、今まで社会福祉協議会自体、給料表を持っておりませんでした。それを独自に、基本的には町の職員より2号俸下位ということで位置づけまして給料表をつくっております。

 それと、調整手当の件でございますが、調整手当も3年間でゼロに持っていくという見直し、それと──主にちょっとそういうところでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、もう一度お聞きしますが、この社会福祉協の給与ですよねえ、町職員の場合は条例に基づいて支給してるんですよね。社会福祉協議会の職員は町職員ではないのに同じ給料を払ってる。その血を流す改革には全くなってないんではないかと私は再度あなたに今お尋ねしますが、これ地方自治法第172条の第3項でね、職員の定数は条例で定めるということになってますよね。この地方自治法204条においては、給与手当及び旅費について定めております。地方自治法第204条の2においては、法律または条例の基以外に支給することができないと定めておりますよね。このことについてもう一度お答え願えますか。



○議長(珠久六夫君) 井関課長。



◎健康福祉課長(井関寛之君) 今までの社会福祉協議会、給与でございますが、苅田町職員に準じるという格好でその団体が支給していたいうことで、準じるということですので、基本的には同じかということですが、そこらあたり運用の仕方が少し違うということで、町に準ずるという昔からの慣例ていいますか、そういった部分で支給してきたということでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) これからは改革していくということでよろしいんですね。いろいろ問題もありますけれど、改革をすることを強く要望しておきます。

 続けてよろしいですか。



○議長(珠久六夫君) どうぞ。



◆議員(林繁実君) 次は教育問題に入ります。教育基本法はどのような教育を目指しているのですか、お聞かせください。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 教育基本法の目的でございますが、教育は、人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値をとうとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならないということになっております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 私は教育基本が目指しているのは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成であると前文に書かれておりますね、今言ったように。その人格の完成、これは第1条であり、平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成ですと、これは第1条に掲げておりますね。この目的を達成するためには、教育は、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力によって文化の創造と発展に貢献するように努めなければならないとされています。これは第2条に書かれております。

 このように、教育基本法は個人を大事にしながらも、個人の尊厳を重んじ、個人の価値をたっとび、決して自分勝手な利己主義を進めるようなものになってはならないと、むしろ自分と同様に他人も尊重し、他の人々と協力し合いながら自他の敬愛と協力によって、社会の中で積極的、建設的な役割と責任を果たしていくような人間の育成を目指しています。そして、このような教育目的は、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を実現しようとして定められたものであります。自分のことしか考えない利己的な人間がふえており、公の意識や規範意識が低下しているという現状認識に一面の真実があるとしても、それは教育基本法の趣旨にのっとった教育がきちんと進められてこなかったのに原因があると、私はこのように理解しておりますが、いかがでございましょうか。



○議長(珠久六夫君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 御指摘のとおりだと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、次に、教育の分野にも市場原理、規制緩和の波が押し寄せ、学校選択の自由やコミュニティースクールなど導入が叫ばれております。教育基本法は学校をどう考えているのかお答え願います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 教育基本法は、法律で定める学校は公の性質を持つと規定されています。それは教育の目的が、国際化時代を迎えてともに学びともに生きる社会を目指していることと、自由、公正、連帯を基本に据え、地域社会移行への対応、地球規模の環境問題や人権問題、あらゆる分野の格差是正に挑戦できる市民を育てることを求めているからということになっておりますね。

 ついでに私の考えを申し上げますと、その私事から公共性へ教育を歴史的に見れば、子供が親の私有物と考えられた時代は、親の教育権は自然権的、私教育として今日まで理解されてきました。しかし、社会の発展により教育は単なる個人の利益を享受するだけじゃなく、社会全体に還元される公共的な性質を兼ね備えていることから学校という教育施設が誕生しています。今は私立学校での教育を含め、公教育として、一つ、だれもが教育を受ける権利を有していると、2つは、義務教育無償など教育の機会均等の保障をされている、3つは、教育の中立性が担保されている、これなどの概念でとらえられていますね。学校はそのもとで教育の専門機関としてその機能が発揮できるよう、教員を初めとする教職員の人員配置、必要な教育を進める上でのコーチ、校舎、設備、物品などの物的条件や経費が保障されて初めて成り立ちます。こうしたことから、学校の設置は一定の基準が必要として関係法令が整備されていることになっておりますが、間違ってございませんか。



○議長(珠久六夫君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) そのとおりだと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、公共性確保に必要な規制と情報の公開についてお聞きいたしますが、私、これまでの文教政策はナショナルミニマムが強く働き、中央集権的な締めつけがされ、学校も自由がきかない規制の強い統制された場として運用される傾向があったことは事実でございます。そのため、一部の地域の保護者や地域住民から、通学区域の指定をするのではなく、もっと自由がある学校、子供が行きたい好きな学校を選べるようにすべきであるとの要望が出されてきました。新しい公立学校してコミュニティースクールの導入が叫ばれているのもその一つです。アメリカのチャータースクールやイギリス型の学校理事会方式は一部の人のみが優遇されるという弊害も指摘されております。そこで、そこでは教育の機会均等の確保は必ずしも保障されず、一部の人たちのために教育になる危険性が強いと言えますね。

 問題は、既存の制度を絶対のものとして、改革から避難する国及び地方自治体の教育関係者、学校関係者に対する保護者等の不信等がこれらの問題と結びついて広がりつつあるのが現実であります。そのための学校内部改革の努力をあきらめ、学校選択等のシステム導入によって学校を変える動きが学校関係者や教育行政からも出されております。

 したがって、こうした状況を受けとめ、各学校改革への取り組みを強化し、保護者、地域住民と教職員との間の不信を払いのけるため、それぞれが連携強化を図る取り組みや学校の情報発信を活発に行い、開かれた学校を推進し、信頼回復を図ることが必要だと私はこう思いますが、いかがでございましょう。



○議長(珠久六夫君) 増田教育次長。



◎教育次長(増田英治君) 全くそのとおりだと思います。そのため、苅田町におきましても、昨年11月27日に苅田町立小中学校教育問題の審議会の立ち上げ、そして、16年度試行ではございますが、2学期制度という制度を取り入れて、これからの教育の充実のために努力をしたいということでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、ナショナルミニマムと必要な教育の地方分権についてお聞きいたしますが、私は、憲法が実現すべき民主主義体制の実現にあっては、民主政治の根源として地方自治の原則をこれは基本理念にしています。そして、教育においては、地域住民の最も身近な存在として学校の設置は、地方自治体の責務として設置者負担主義を原則にしながら行財政の制度を組み立てております。ただ、日本では、学校教育はナショナルミニマムとして整備する必要があることから、学校規模、教職員数と費用負担、学習指導要領等、教科書無償などが国の役割として行われてまいりました。教育の機会均等という教育基本法の理念からすれば、公教育が私事性から発展したことも踏まえ、教育を受ける権利の保障を基本とした学校づくりを進めるべきと私は思うんですが、いかがでございましょう、答弁願います。



○議長(珠久六夫君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 設置者である地方教育委員会、我々苅田町の教育委員会での学校のよりよい運営、経営については、そういう体制的な面、教師の資質の向上、新学習指導要領に基づく学校づくりということが求められると思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、学校ではなぜいじめや不登校が生じるのか。保護者や地域住民が求めてる教育での要求は何なのか、それにどうこたえるのか、こういう問題を抱えてますね。教育の専門機関として的確に対応できる必要な経費と権限を学校に与えるべきで、こうした学校の課題を解決することこそ教育改革ではないかと思います。教育基本法第6条はこうした意味合いを持っており、より生かす運動が求められると思っておりますが、いかがでございましょう。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 御指摘の権限移譲の、いわゆる校長にどういう権限を持たせるかということではないかと思いますが、教育長を交えて検討させていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、学習指導要領についてお聞きいたします。

 平成14年度に新しい学習指導要領が実施されて、完全学校週5日制のもと、ゆとりの中で1人1人の子供たちに生きる力を育成することを基本的なねらいと改訂されましたが、そのねらいについてお答え願います。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 新学習指導要領のねらいでございますが、基礎基本を徹底し、みずから学び考える力などの生きる力をはぐくむ観点から、個性を生かす教育の充実、学校教育の質的な転換ということが新学習指導要領の一つのねらいでございまして、具体的には、学力向上アクションプランという中で、個に応じた指導の充実とか、学力資質の向上、個性能力の伸長、英語力・国語力の増進、それからわかる授業を行い、確かな学力の育成という大きなタイトルの中で、指導要領の内容の確実な定着とか、子供の実態を踏まえた学習指導要領に示してない内容も必要において指導するとか、すべての学校教師が子供の実態や指導の場面において習熟度別の学習を行うとか、それから基本的な内容の確実な定着に必要な指導時間を十分にとるとか、時間割りの見直し、短縮授業の見直し等の工夫とか、それから総合的な学習の時間ということが指導要領の中で求められておるということでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) そうですね、そのとおりだと思います。改訂のねらいは、私は4つあると思うんですよ、大きく分けてですね。一つは、豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成すると、その2つは、みずから学びみずから考える力を育成すると、3つは、ゆとりある教育活動を展開する中で基礎基本の確実な定着を図り、個性を生かす教育を充実すると、4つ目は、各学校が創意工夫を生かして特色ある教育、特色ある学校づくりを進めると、この改訂の、大きく分けて改訂のねらいはこういうふうに私はとらえておりますが、いかがでございましょう。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 各学校は創意工夫を生かした特色ある教育、特色ある学校づくりということで、御指摘のとおりだと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) では、その改訂されてですよ、学校のどこがどう変わったのか、感じのままでいいですからお答え願えますか、わかりますか。



○議長(珠久六夫君) 辻本学校教育課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 新学習指導要領に基づく学校でのそういった対応でございますが、まずはやっぱり職員の共通理解ということが求められると思っております。それは日々の職務に対しての資質の向上、研修を受ける、それからそういった自分の授業の工夫をすると。



○議長(珠久六夫君) 課長、どこが変わったかちゅうんですよ。(「いや、いいです」と呼ぶ者あり)6番、林君。



◆議員(林繁実君) 私は、どこが変わったのか、これ5つあると思うんですよ。完全学校週5日制の実施ですね、そのわかる授業、楽しい学校の実現、みずから学びみずから考える力の育成、特色ある学校づくりの推進、総合的な学習の時間の新設と、私はこういうふうにとらえております。その中で、では、一つずつ掘り下げて、今言ったことの中で質問してまいります。

 週5日制についてお聞きいたしますが、学校週5日制は、学校、家庭、地域社会での教育や生活全体で子供たちに生きる力をはぐくみ、健やかな成長を促すものでありますが、土曜日、日曜日を利用して家庭や地域社会で子供たちが生活体験や自然体験、社会体験、文化・スポーツ活動などさまざまな活動や体験することが望まれますが、今日その状況はどのようになっているのかお答え願います。



○議長(珠久六夫君) いや、もう、ちょっとさあ、執行部に注意しときますけど、当然さあ学校5日制になってどんだけたつんですか。質問者が単純に聞いてるんじゃないですか。だから、答えられないちゅうのは担当課としておかしいでしょ。すぐ手を挙げてください。どうぞ、辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 学校週5日制、2002年4月から導入されたものでございます。この目的は、これからの学校教育において、知識を一方的に教え込むということになりがちであった教育から、みずから学びみずから考える教育へと、その転換を図るという、要するに地域でいろいろなことを学ばせようと、土曜日を休みとしてですね。それで、土曜日の休みになった中で、先ほど議員さんが申し上げましたように、地域の教材ということで生活体験、文化・スポーツいろいろなことを体験させて、そういった生きる力をつけ足されるということでございます。我々も学校の中では総合的な学習の中でそういった地域の方の支援をいただいたり、いろいろな体験、そういった自分で考える力とか、そういった体験をさせていただいてます。公民館活動においてもそういった活動、地域の教材力というのを活用させていただいておるということでございます。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) そのとおりですね。もっと落ち着いて答え願います。

 わかる授業、楽しい学校の実現についてお聞きいたしますが、これ完全学校週5日制のもと、ゆとりの中で子供たちに生きる力を育成することをこれは目指しておりますね。学校が子供たちにとって真に楽しい学びとなることが期待されていますが、子供たちの学習状況を見ると、全体としておおむね良であるが、多くの知識を詰め込む授業になっていること、ゆとりを持って学習できずに、教育内容を十分理解できない子供が少なくないことが指摘されておりますね。また、子供たちの学校生活の満足感、学校の授業の理解度を見ると、学年がこう上がるにつれて満足感、理解度ともこう低下しているという傾向が見られますが、今現状はどうなっておりますか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 学習の習熟度という内容でございます。それはやっぱりどんどんそういう理解の早い子供さん、少し時間のかかる子供さん確かにいらっしゃいます。その中で、やっぱりクラスの中で早い子供さん、ちょっと時間かかる子供さん、ちょっと分けまして、そういった授業の工夫をいたしております。それは総合的な学習の時間であれ、今単元の、国語の時間とか算数の時間、そういった授業の中でも工夫してやってるとこでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 学校の生活の満足感ですね、これ全国平均では小学校は51.5%、中学校は14.5%、高校生が7.7%ですね。これ授業の理解度ですね、これ全国平均では小学校は19.9%、中学校は4.7%、高校生は3.5%、先ほど言ったみたいに、高学年になるほど理解度は薄いというふうにお答え願えればよかったんです。これ覚えといてください。

 では、ゆとりを持って学習できるよう授業時間数の縮減について、またその授業時間数の縮減以上に教育の内容の厳選についてはどのようになっているのかお聞きいたします。授業時間数、週当たり2単位時間縮減は、全国平均で小学校4年から6年の場合、週29コマが27コマに、中学校では週30コマが28コマ、教育内容は現行に比べて三、四割程度削減になっておりますね。今苅田町はどのようになっているのかお答え願います。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 今議員の方から御指摘がありました、小学校では27時間、中学校では28時間ということで今取り組んでおります。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、みずから学びみずから考える力の育成についてお聞きいたします。

 厳しい変化が予想されることから、社会においては生涯を通じていつでも自由に学び続けるという生涯学習の考え方をさらに進めていく必要がありますが、このため、教育は学校教育のみで完結するのではなく、学校教育では生涯学習の基本となる力を育成することが重要であります。これからの子供たちに細やかな知識をたくさん覚えていることより、自分で考え、自分の考えを持ち、それを自分の言葉で表現できる力を身につけさせて、それを実際の生活に生かすことができるようにすることが重要であると思いますが、その点についてはどうお思いですか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 議員さんのおっしゃられることは私もそういうふうに思っております。

 以上です。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 私、これからの学校教育は、知的好奇心や探究心を持ってみずから学ぶ意欲や主体的に学ぶ力、みずからの力で論理的に考え判断する力ですね、自分の考えや思いを的確に表現する力、問題を発見し解決する能力、このなどの能力の育成がこう重視されるものであり、このような能力は実際に自分で調べたり体験したりすることによって実感を伴った理解を深めることによりはぐくまれていくものです。このことから、学校では観察、実験、見学や調査、スピーチ、討論、みずから調べまとめ発表する活動、自然体験やボランティアなど社会体験、ものづくりや生産活動などの体験的な学習、問題解決的な学習を重視し、積極的に授業に取り入れていくべきだと私は思うんですが、この点についてはいかがでございましょうか。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 議員さんのおっしゃるとおりだと思います。やっぱり子供が興味を持って学習していく場をつくってやることが大切ではないかと私も思っております。教師主導型ではなく、興味の発生を示す授業であるべきと私は思っております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、特色ある学校づくりの推進についてお聞きしますが、新しい学習指導要領では、各学校が創意工夫を生かした特色ある教育を展開し、特色ある学校づくりができるよう各学校の自由度を拡大しており、これにより子供の実態により即した個性を生かす教育が展開できるようになっておりますが、この現状はどうなっているでしょうか。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 御指摘の部分につきましては、先ほども申し上げましたけれども、現在の3学期制を2学期制にいたしまして、で、1年間の試行ではございますが、その中でそれぞれの学校の創意工夫ができるような、そういう授業体系に持っていっていただければというふうに願っております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、総合的な学習の時間についてお聞きいたします。

 これまでとかく画一的と言われる学校の授業を変えて、一つは、地域や学校、子供たちの実態に応じ、学校が創意工夫を生かして特色ある教育活動が行われる時間、2つは、国際理解、情報、環境、福祉、健康など従来の教科をまたがるような課題に関する学習を行う時間としてこれは新しく設けられたものですが、この現状はどうなってますか。わかりますか。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 昨年11月27日に苅田町立小中学校教育問題審議会を立ち上げましたが、この審議会の中で1部会、2部会分けておりますが、その2部会で情報、それから国際化ということで論議をしていただくようになっております。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 次に、子どもセンターについてお聞きいたします。

 これインターネットで見ると、京都郡子どもセンターが三原文化会館の中にあるが、子どもセンターとは何か、その活動についてはまたどのようにされているのか。また、経費についてはどのようになっているのか、これちょっとわからないので教えていただきたいんですが。



○議長(珠久六夫君) 石田生涯学習課長。



◎生涯学習課長(石田法文君) 今議員御指摘の件ですが、中央公民館に設置をしております。今余り活動はされていないのが現状で、これからもっと力を入れたいというふうに思っております。



○議長(珠久六夫君) よろしいですか。はい、6番、よろしいですか。6番、林君。



◆議員(林繁実君) いや、つくったんですから、これはまあ活用するようにしていただきたいと、せっかくつくったんですから。例えばこれを、学校がこれを、子どもセンターと学校が休みの日で、子供がどこかで自然体験をさせたり親子でボランティア活動をさしたり、その情報が欲しいときに情報を利用するというような、例えば、この今大事な自然体験や何やね、親子のボランティア活動やサークル活動するとかいうことを、せっかくつくったんならこれ大いに利用するべきであると。もうつくったらつくりっ放し、それじゃあちょっと余りにもこれは納税者に対して失礼じゃないかと思うんですが、ここの辺はちょっともう1回、自分の考えでいいですから、少しお答え願えますか。



○議長(珠久六夫君) 石田課長。



◎生涯学習課長(石田法文君) 今議員御指摘の件ですが、これからは中央公民館を拠点にいたしまして、子供たちの健全な育成、情報等提供など、これから努力していきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 増田次長が早う終わらせてくれえちゅうから大変ですよね。

 次に、教員等の人事管理の取り組みについてお聞きいたします。

 学校教育の成否は、学校教育の直接のこの担い手である教員の資質、能力に負うところが大きく、教育として的確な人材を確保することは重要な課題となっております。このような中、児童生徒との適切な関係を、これを築くことのできない指導力不足している教員の存在は児童生徒に大きな影響を与えるのみならず、保護者等の学校への信頼を大きく損なうものであります。

 このため、教育委員会においては、いわゆる指導力不足教員に対し継続的な指導、研修を行う体制を整えるとともに、必要に応じて分権制度を的確に運用することが必要であろうかと思います。文部科学省において平成14年度に、すべての都道府県教育委員会に指導力不足教員に関する人事管理システムづくりを進めておりますが、苅田町教育委員会においてはどのようになっているのかお答え願います。



○議長(珠久六夫君) 辻本課長。



◎学校教育課長(辻本浩二君) 指導力不足教員の適正な指導ということになると思いますが、学校においてのやっぱり管理職からの指導、みずからの自己の研修、それから県教委からの教員への適正な教育、指導というのを年間行事につけましてそういった取り組み、具体的な取り組みを行っているとこでございます。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 指導力不足教員に関する人事管理システムを、平成15年末までに実施済みは41都道府県ですね。福岡県では北九州市、福岡市が平成15年4月1日までに実施済みであります。福岡県は、定義は実施しております。その内容は、教員として適切な学級経営、学習指導、生徒指導ができず、あるいは児童生徒、保護者、地域、同僚等の人間関係が築けないため教育活動に支障を来たし、児童生徒に対する教育への責任が果たせない教員となっています。判定委員会等の設置状況、判定基準、本人からの意見聴取、教員等の周知などについては今後予定しているとなっておりますが、今後の動きは苅田町はどうされようとしているのか、最後にその一言をお聞き願います。お聞きいたします。



○議長(珠久六夫君) 増田次長。



◎教育次長(増田英治君) 御指摘の部分につきましては、県教育委員会の出先であります京築教育事務所がございます。そういう関係機関と協議をさせていただきたいと思います。



○議長(珠久六夫君) 6番、林君。



◆議員(林繁実君) 終わりに、最後に皆さんにお尋ねします。雪が解けたら何になりますかと、小学校の先生が子供たちに尋ねたのがこの問題です。もう御存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これが理科のテストだと正解は水です。しかし、こう答えた子供もいたそうです。雪が解けたら春になると。私はこの話を聞いて大変感動し、春と答えた子は何とすばらしい感性を持っているのか、これこそ本当の子供らしい純粋な発想ではないかと私は感銘いたしました。

 大人はどうしても一つの枠組みの中でものを考えるんですね。それを我々大人は常識という枠組みの中におさめようとする、常識の中だったら正しい、常識が外れるとだめだと。今の日本の教育現場や父母の考え方がそうなんですね。先生方は指導要綱という枠組みの中で常識、物差しで考え、お父さんお母さん方はテストの点で青くなったり赤くなったりして、我が子の価値を偏差値という常識的な物差しで決めてかかります。

 受験戦争と言われてもう何十年にもなります。その弊害についてとやかく言われ、政府や教育関係者はあれこれ改善施策を打ち出してきましたが、結局は抜本的な改革にはなってない。むしろ受験戦争を助長している傾向すら今現在あります。その結果、いじめ、幼児虐待、犯罪の低年齢化など、一昔前には考えられないことが大きな社会問題となっております。これは教育行政の完全な失敗だと思います。中国の格言に「李下に冠を正さず」いう言葉がありますが、我々大人こそ、また教育行政に携わってる我々こそ、春と答えた子供のあの発想の転換をもって、子供を愛する純粋な親の気持ちになって教育について真剣に取り組まなければ、李下にあっても冠を正さなければならないと私は強く提訴いたしまして、3月議会の一般質問をこれで終わらせていただきます。



○議長(珠久六夫君) 以上で、林繁実君の一般質問を終わります。

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○議長(珠久六夫君) 本日の議事日程は終了いたしました。

 朝方皆さん方にお願いをしときましたように、この後引き続き全員協議会を開催する予定でございますので、大変お疲れだと思いますが、第1委員会室の方に御集合をお願いいたします。

午後1時56分散会

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