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福岡県 遠賀町

平成22年第 6回臨時会−11月12日-01号




平成22年第 6回臨時会

    平成22年 第6回 遠賀町議会臨時会議事録    平成22年11月12日


1.議長の氏名   濱之上 喜 郎


2.説明のため出席した者の氏名・職

   副町長    原 田 正 武
   教育長    大 村 信 義
   総務課長   行 事 和 美
   行政経営課長 岩河内 孝 寿
   まちづくり課長川 原 正 義
   会計管理者  丸 井 真由美
   税務課長   石 松   昭
   福祉課長   川 崎 多賀生
   環境課長   吉 村 哲 司
   建設課長   桝 田 英 夫
   生涯学習課長 松 井 京 子
   学校教育課長 谷 口 義 和

3.書記の氏名

   平田 多賀子 議会事務局長
   野口 健 治 事務係長

4.議員の出欠 (出席 /・ 欠席 △)

┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐
│出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 │
├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤
│ / │1番 │堅 田   繁││ / │6番 │浜 岡 峯 達││ / │11番│二 村 義 信│
├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤
│ / │2番 │三 原 光 広││ / │7番 │石 松   守││ / │12番│柴 田 征一郎│
├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤
│ / │3番 │古 野   修││ / │8番 │舛 添 清 美││ / │13番│奥 村   守│
├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤
│ / │4番 │平 見 光 司││ / │9番 │宮 迫 高 志││ / │14番│濱之上 喜 郎│
├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤
│ / │5番 │萩 本 悦 子││  │欠番 │       ││ ─ │   │       │
└──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘



            第6回 11月遠賀町議会臨時会
               議事日程(第1号)

                         平成22年11月12日(金)午後2時 開議

        開    会

日程第1   会議録署名議員の指名
日程第2   会期の決定
日程第3   議案第79号  専決処分の承認を求めることについて
        (専決第5号) 平成22年度遠賀町一般会計補正予算(第4号)
                〔議案上程・提案理由説明・議案質疑・委員会付託・討論・採決〕
日程第4   意見書案第5号 沖縄県尖閣諸島の領土権に関する意見書の提出について
                   〔議題上程・趣旨説明・同質疑・委員会付託・討論・採決〕
日程第5   遠賀町長職務代理者原田正武副町長の退職の同意について

        閉    会



                平成22年第6回臨時会
                         招集年月日 平成22年11月12日(金)

 ─── 開会 午後13時59分 ───
○議長(濱之上喜郎) 議会の開催にあたりまして一言申し上げます。住民課の牛草課長が公務のために欠席する旨の報告があっていますので皆様にお知らせいたします。
 ただいまから平成22年第6回遠賀町議会臨時会を開会します。
 本日の議事日程に従っていきます。
△日程第1
 会議録署名議員の指名を行います。
 本臨時会の会議録署名議員は、遠賀町議会会議規則第120条の規定により、二村義信君、柴田征一郎君を指名いたします。
△日程第2
 会期の決定を議題といたします。
 本臨時会の会期は、別紙予定表では、本日の1日間といたしておりますが、これにご異議ございませんか。
 ─── 異議なし ───
○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。
 よって、本臨時会の会期は、本日の1日間と決定いたしました。
△日程第3
 議案第79号「専決処分の承認を求めることについて(専決第5号)平成22年度遠賀町一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。事務局長に朗読いたさせます。事務局長。
 ─── 局長朗読 ───
○議長(濱之上喜郎) 以上で、議題の朗読は終了しました。
 議案第79号に対する提案理由の説明を求めます。町長職務代理者 副町長。
◎副町長(原田正武) 皆さんこんにちは。議員各位におかれましては大変お忙しい中、臨時会招集にご参集賜りまして心より御礼申し上げたいと思います。
 それでは早速、議案第79号に対します提案理由を申し上げます。
 専決処分の承認を求めるもので、(専決第5号)平成22年度遠賀町一般会計補正予算(第4号)を平成22年11月5日に専決処分いたしたものでございます。
 歳入歳出それぞれ713万7,000円を増額し、予算総額を59億5,046万1,000円といたすものでございます。
 歳入につきましては、地方交付税で713万7,000円の増、歳出につきましては、総務費713万7,000円の増、これは平成22年12月12日執行の遠賀町長ならびに町議会議員補欠選挙の経費でございます。以上でございます。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(濱之上喜郎) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。
 これより、議案質疑に入ります。
 議案第79号に対する質疑を許します。質疑はございませんか。1番議員。
◆1番議員(堅田繁) 1番堅田でございます。それでは、この予算書、議案第79号の歳出の部分でお尋ねでございます。4ページ。この目でいきますと25目町長町議会議員選挙費でございますが、22年度、要するに今年度の当初予算をひも解いてみますと11節需用費で当初では168万8,000円の予算計上であります。今回の補正というのは同じ目の11需用費を見た時にマイナス17万1,000円と。マイナス計上という数字の計上がされておりますが、この発生した理由をお尋ねします。
○議長(濱之上喜郎) 総務課長。
◎総務課長(行事和美) まず説明のところに消耗品40万2,000円が減額になっておろうかと思いますが、当初町長町議選、来年の統一選のポスター掲示場をベニヤ製の消耗品として購入をして設置をする予定にしておりましたけれども、今回スチール製といいますかアルミ製のレンタルの製品に変更をしたいと考えております。それで14節の使用料及び賃借料、ここにポスター掲示場使用料として69万4,000円の増額の補正をしております。それで11節の需用費から14節の使用料のほうに予算の組み替えを行ったということでございます。
○議長(濱之上喜郎) 1番議員。
◆1番議員(堅田繁) はい。予算の組み替えが発生したということは理解できました。ということは今後も自ずとレンタルで、こういう掲示板を今後も使用していく方針だというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(濱之上喜郎) 総務課長。
◎総務課長(行事和美) そのように考えております。
○議長(濱之上喜郎) ほかに質疑はございませんか。
 ─── 質疑なし ───
○議長(濱之上喜郎) 質疑も出ないようですので、議案第79号に対する質疑を終わります。
 これより、委員会付託に入ります。
 お諮りいたします。
 議案第79号については、遠賀町議会会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
 ─── 異議なし ───
○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって議案第79号については委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。
 ─── 討論なし ───
○議長(濱之上喜郎) 発言もございませんので、これで討論を終ります。
 これより、採決に入ります。
 議案第79号「専決処分の承認を求めることについて」(専決第5号)平成22年度遠賀町一般会計補正予算(第4号) 本案を、承認することについて、ご異議ございませんか。
 ───  異議なし  ───          12:0(13)
○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、本案は、承認することに決しました。
△日程第4
意見書案第5号「沖縄県尖閣諸島の領土権に関する意見書の提出について」を議題といたします。事務局長に朗読いたさせます。事務局長。
 ─── 局長朗読 ───
○議長(濱之上喜郎) 以上で、議題の朗読は終了しました。
 意見書案第5号に対する趣旨説明を求めます。堅田繁君。
◎1番議員(堅田繁) 提出者の堅田繁でございます。議長の許可を得ましたので、意見書案第5号「沖縄県尖閣諸島の領土権に関する意見書(案)」の趣旨説明をおこないます。
 新聞報道によりますと、中国漁船衝突ビデオ映像流失事件で、第5管区海上保安本部・神戸海上保安部の海上保安官の男性(43歳)が警視庁捜査一課の事情聴取に対し「映像データを取得し、インターネットへ流出させた」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で明らかになっております。この43歳の海上保安官のとった行動については賛否の分かれるところでしょうが、彼に思いを寄せたとき、その心中はいかほどのものであったのか、個人的には察するに余りあるものがあります。
 さて、この事案の詳細は現在、警視庁が捜査中でありますので意見は差し控えさせていただきますが、そもそも今回の沖縄県石垣市に属する尖閣諸島沖の日本領海内で発生した、中国漁船と海上保安庁巡視船との衝突事故事件以後の一番の問題点は、日本政府が、尖閣諸島の領土権について、歴史的にも国際法的にも明確な根拠があることについて、中国政府や国際社会にいうべきことをいっていない。ここに問題の本質があると思うのであります。
 今回の事態でも、日本の領海で、外国漁船の不法な操業を海上保安庁が取り締まるのは当然のことであります。中国漁船船長の逮捕の被疑事実、釈放にいたる一連の経過について、政府は国民に納得のいく説明をするべきであります。そもそも、尖閣諸島は1895年に日本が正式に領土として編入することを閣議決定しております。戦前はカツオ節製造などの事業も行なわれ、現在も魚釣島に工場の跡が残っています。また、石垣市立八重山博物館には、興味深い資料が保管されています。それは、1919年の冬に尖閣諸島沖で遭難した中国漁民31人を救護した、当時の石垣村職員らに対して、翌年5月、当時の中華民国長崎駐在領事が贈った感謝状であります。そこには「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と記されてあり、中国側が尖閣諸島を日本の領土として認識していたことは、皆さまのお手元にある資料から見ても紛れもない事実であります。
 繰り返しになりますが、このような事件を再発させないためには、日本政府が、尖閣諸島の領土権について、歴史的にも国際法的にも明確な根拠があることを中国政府や国際社会に明らかにする積極的な活動を行なうことを求めるものであります。
 最後に、意見書案に記した4項目を読み上げて、提出者からの趣旨説明とさせていただきます。
 1、「尖閣諸島は日本固有の領土である」このことを中国及び諸外国に改めて明確に示し、今後同様の問題が起こった際は、国際法に照らしてその非を世界に明らかにすること。
 2、尖閣諸島周辺海域において、わが国の漁業者が自由かつ安全に操業・航行できる体制を充実強化すること。
 3、政府は現在開かれている臨時国会の場で、検察の判断を含め今回の事件の事実関係を、明確な証拠によって国民と国際社会に対し明確にすること。
 4、中国政府に対し、今回の事件に関し厳重に抗議するとともに、日中両政府は冷静な外交を通し、再発防止策を講じること。
 議員皆様のご賛同を心よりお願い申し上げまして、私の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(濱之上喜郎) 以上で、趣旨の説明は終了しました。
 これより、議題質疑に入ります。
 意見書案第5号に対する質疑を許します。質疑はございませんか。9番議員。
◆9番議員(宮迫高志) 9番議員宮迫です。提出者の堅田議員にちょっとお聞きしたいことがあります。資料として2010年10月10日号の新聞赤旗日曜版を引用されてあります。これは当然この資料が添付されているということは新聞に載っていた内容だと思うんですが、今堅田議員の言われた趣旨説明またこの内容についても私も共鳴するところがありますが、この赤旗新聞の中で記載されたことを引用された部分というのはあるんですか。その辺をちょっとお聞きしたい。議員個人の私見また自分の考え等々おまとめになって意見書を出されているのか、この赤旗新聞の内容等リンクさせた上での意見書なのか、その辺をお聞きしたい。
○議長(濱之上喜郎) 1番議員。
◎1番議員(堅田繁) それでは宮迫議員のご質問にお答えさせていただきます。私は今回この沖縄県尖閣諸島の領土権に関する意見書を作成する段階におきまして、当然この事件発生後、それ以後の政府の対応またその事件の真相を自分なりにいろんな書物、過去の歴史も振り返って私なりにひも解いて調べてみました。基本のベースはそこからこの意見書の組み立てが発生しております。その間における歴史上の照合と申しますか、そういった背景も当然事実に即して確認していく必要がございますので、その際に、この新聞赤旗日曜版など、もしくはインターネット、それ以外にも新聞等々資料集も私なりに調べたところ、こういう意見書の内容となっております。以上です。
○議長(濱之上喜郎) 9番議員。
◆9番議員(宮迫高志) ほんと誠に提出者には失礼な言葉だったとは思いますが、議員の言われている自分の私見と調査した結果でこの意見書をまとめられたということであれば、私のほうは別段これに対しての質疑はもうございません。以上です。
○議長(濱之上喜郎) ほかに質疑はございませんか。(「なし」の声)質疑も出ないようですので、意見書案第5号に対する質疑を終わります。
 これより、委員会付託に入ります。
 お諮りいたします。
 意見書案第5号については、遠賀町議会会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
 ─── 異議なし ───
○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。
 よって、意見書案第5号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより、討論に入ります。討論はございませんか。12番議員。
◆12番議員(奥村守) 賛成討論に入る前に、先ずもって去る10月21日木村隆治遠賀町長がご逝去されました。皆さまご承知の通り、故木村町長は歴代の町長はもとより、元町長故柴田貫蔵氏、高山和幸前町長につぐ、卓越した行政手腕と指導、牽引力、そして人柄の良さについては、町民周知のとおりであります。偉大な指導者を失ったことは、この遠賀町にとって大きな損失であり、誠に残念で慙愧に堪えません。ここにあらためて哀悼の意を表します。
 これから日本国民の一人として思いの丈を述べますが、お聞き苦しい点、また史実、事実と異なること、そして過激な発言等があろうかとは思いますが、どうかご容赦願いたい。
 本議会に提出されました尖閣諸島の領有権問題の意見書は、趣旨説明の通りで領土問題は北方四島、国後・択捉・歯舞・色丹の対ロシア(元ソビエト連邦)…北方四島は戦前カムチャッカ半島下の千島列島、樺太(現在のサハリン)、そしてラストエンペラーと言われる愛新覚羅溥儀を皇帝とする日本の傀儡によって建国された満洲国も日本の属国として、また併合から100年といわれる朝鮮半島…これは諸外国の圧力から守るために併合されたと聞いております…そして台湾までが日本の領土でありました。北方四島は1945年(昭和20年)8月6日、終戦間近、日本の敗色が濃厚になった時、突然日ソ不可侵条約を破り満州に侵攻、8月15日に日本がポツダム宣言を受諾、終戦後の8月28日に択捉、9月1日に色丹・国後、9月3日に歯舞島を侵略、不法占拠占領し現在に至っております。言葉は悪いが、火事場泥棒的手法により占有されたものであります。
 尚、島根県竹島は日本固有の領土でありますが…1950年(昭和25年)、朝鮮戦争が勃発、休戦後、南・北に分断され、今日に至っております…1952年(昭和27年)1月、当時の韓国の李承晩大統領が海洋主権を宣言、李承晩ラインを設定、その中に島根県竹島を取り込み、1954年(昭和29年)、韓国軍国境警備隊を派遣、昭和29年ですね、現在に至るまで実効支配を続けていることは、皆さんご存知のとおりであります。
 アメリカは、終戦と同時に進駐し、占領政策は取ったものの、ロシアをはじめとする東南アジアの国々と対峙するため、日本各地に軍事基地は残したが、沖縄は返還した。私はアメリカが日本の軍人、軍属、一般国民300万人を超える命を奪い、広島・長崎において原子爆弾の人体実験をやったことは赦せないと未だに忸怩たる思いがあります。でもアメリカは、この日本をアメリカの51番目の州にはしなかった。もし日米安全保障条約が、またアメリカの核の傘がなかったら日本は侵略され、ロシアの一部か中国の日本省になっていたかもしれない。
 私は去る9月20日、地元の敬老の日の挨拶で、気になる話として、この尖閣諸島問題を取り上げ、魚釣島(これは島の周囲が4?)久場島・大正島、そして3つの岩礁から成る諸島の構成、今回、傍若無人な振る舞いをする中国漁船を石垣海上保安部の巡視船が公務を妨害したとして中国漁船を拿捕(だほ)、船長を逮捕した。日本の領海を守るため、海上保安官がとった行動は勇気ある行動であったと述べました。
 その4日後、船長を釈放し漁船を返還。中国は日本の商社員4人の人質を取り温家宝首相が声高に謝罪と賠償を要求。それは逆で、日本政府がすべきことであったろうと思います。誠に無礼千万、なめきった態度でありました。これに対し日本政府は那覇地検の判断であり、一切関与しなかったと弁明。あきれてものが言えない。
 この国の外交、防衛は一体どうなっているのか!
 話は前後しますが、この情報は9月下旬にある筋から入手したもので、今月4日、インターネット上に流出したビデオ映像とは若干異なるが、ほぼ正確であります。
 去る9月7日海上保安庁の巡視船「PLよなくに1349トン」が中国漁船「ミンシンリョウ5179 166トン」の違法操業を発見したのが午前9時17分。10時56分に巡視船「みずき197トン」に数回にわたり船長が中指を立てるなどして挑発。後部に体当たりされたもので、12時55分「みずき」が追尾、追跡、強行接舷し拿捕いたしました。中国漁船5179に6人の海上保安官が乗り込み船長を逮捕した。発見から逮捕するまで3時間38分を要したとのことです。
 9年前、北朝鮮の不審工作船を海上保安庁の巡視船が領海侵犯したとして銃撃沈没させた事件がありましたが、国際法では侵犯した艦船は撃沈されても文句は言えないとされておるそうであります。
 現在国境で警備を行っているのは漁業法によるものだけで、日本の法律に領海侵犯法はないと聞いております。
 また、日本の国内法は外国には通用しません。一昨日第5管区…先ほど趣旨説明がありましたが…第5管区海上保安部の現職海上保安官が、自分がインターネットのサイトに投稿したと名乗り出ました。この保安官は、政府が公開を封印しようとしたことに、「これでいいのか。」、「この日本は。」と正義感か義憤を感じてか、いずれにしても守秘義務違反、懲戒免職覚悟でやったことは間違いないことであろうと思う。
 インターネット上に流出したビデオ映像は、この日本の情報危機管理能力の甘さを露呈したが、国民の知る権利を果たしました。
 最前線で任務を遂行していた海上保安官の悔しさ、そして国防を担う自衛官の思いはと未だに大きな怒りを覚えます。
 領土にはたとえ小島とはいえ200海里、これはその沿岸から370?の漁業権と、海底資源の開発権を有するものであります。東京都が、海水面の上昇により水没しようとする南鳥島の岩礁の周囲をコンクリートで囲み守ったのもこのためです。
 今、中国の企業や資本家が対馬をはじめとし日本各地の土地を買いあさっているとも聞いております。今や中国は世界の憲兵といわれるアメリカに対抗し、経済はもとより海軍力、特に空母の建造に着手、超軍事大国として台頭してきています。また、南シナ海でも南沙・西沙諸島の領有をめぐり、ベトナム・フィリピン・ブルネイ及びインドネシアの国々と強大な軍事力を背景に13億の民を食わすためか、なりふり構わず覇権を強め軋轢を生じております。
 また話が前後しますが、去る10月20日、尖閣諸島を管掌する石垣市議会が尖閣諸島への上陸、視察調査費用までも可決しました。また、福岡県議会でも可決したと聞いております。今、中国各地で反日デモが繰り返されておりますが、日本各地、東京・秋田・香川・大阪・名古屋でも中国に対する抗議行動が行われています。
 中国は世界の世論、反発に押されやや軟化、レアアースなどの禁輸は解いたものの未だに強硬姿勢を崩してはいない。
 今月1日、ロシアのメドベージェフ大統領が日本政府の抗議を押し切り、戦後65年を経過した国後島を訪問した。また、今後も全列島を視察すると言明した。このことは千島列島及び北方四島の占有を固定化、引き続き実効支配をする狙いと意思の表明であると思います。
 先月、遠賀郡4町の議員研修会がありましたが、講師の山田修嗣先生の講義の通り領土問題は簡単にいかない。外交交渉は戦争覚悟で取り組まねば解決は難しい。土下座外交、弱腰、柳腰外交ではだめだと言われました。私も同感であります。
 人間は生まれた時代、親、そして国を選べない。生まれた時、場所によって宗教の違い、国家体制、その国の思想教育、幼時からの洗脳、指導者によって人生の幸、不幸が決まります。
 戦後国連の承認を得て建国されたイスラエルも、ナチスドイツから受けた同じことを中東のパレスチナの人々に行っています。これも領土問題であり、歴史は繰り返すと言いますが、誠に悲しいことであります。
 世界のどの国の人々も言語の違いはありますが、人間の持つ本質、感情は一緒であり、生まれた場所の違いだけで争いを好む民族はいないであろうと思うところだが、今回の領土問題は、この日本の周囲に気が許せない危険な隣国、国家が存在するということは確かなことでありましょう。
 国連の負担金もアメリカに次いで日本が2位でありますが、未だに常任理事国となりえない。日本はカモ、脅せばいくらでも金を出す、これも脆弱な外交力、力関係によるものであります。
 政治の原点、基本は国民の安心・安全、そして生活を守ことであり、これからも外圧や挑発が続くと思われますが、外交交渉が失敗すれば、即内政に大きな影響が出ます。いくら消費税を上げても足らんのです。
 去る8日、佐世保市で開催された全国市議会議長会基地協議会九州部会に、本日傍聴にお見えの岡垣の曽宮議長も同席されましたが、私はこの九州部会に議長の代理として出席しました。総会が終わり、意見交換会の席上、来賓者の中の米海軍佐世保基地司令官フランセス・ザビエル・マーティン海軍大佐に、米海軍として、尖閣問題を捉え、どう対処するのかと質問いたしました。
 答えは通訳を介して、「日米安保がある限りしっかり日本を守る。」ということでした。また海上自衛隊佐世保総監部幕僚長大谷海将補、陸上自衛隊第3教育団副団長藤田一等陸佐にも同様の質問をしましたが、いずれも模範回答、「我々は命令に従うのみであります。でも備えは常にある。」と言明しました。
 そこで日米安保の重要性や、自分の国は自分で守るという国防に対する意識の共有、備えを国民全体で考えるときが来たと思います。
 国民の平和ボケもこれまで、自衛権の速やかなる発動やしかるべき法整備が急がれます。
 地方議会が政府に対し物申すのは意見書だけであります。
 大変長くなりましたが、以上の理由により賛同するものであります。以上、終わり。
○議長(濱之上喜郎) ほかに発言はございませんか。6番議員。
◆6番議員(浜岡峯達) 私も賛成という立場にたって私の思いを述べたいと思います。今、奥村議員のほうから詳細にわたって説明がありましたけど、やはり今回政府がとった…今の政権がとった対応の仕方というのは、私も党員ではありますが、我が党にとって本当に申し訳ないという気持ちがいたしております。というのは、今話題になっているのは、あのビデオをなぜ公の場に出さなかったのか、国際法上に初めから出さなかったのか、もしあそこに出しておればこのような問題は引き起こさなかったんじゃないだろうかと。非常に残念なんですが、そういう外交ということに対しての経験が浅いというのか、あるいは日本の国の法律に基づいてということが先行したということも否めないんじゃないかと思いますが、いずれにしても、やはりこの国を守るというのは我々、少なくともこの安心・安全を守るのは、やっぱり国民ではないかということを考えた時に、今回のこの意見書案については私は賛成しますし、またこの議会だけではなしに、ほかの議会においても、こういう意見書案が波及されることを祈念して私の賛成意見といたしたいと思います。
○議長(濱之上喜郎) ほかに発言はございませんか。
 ─── 発言なし ───
○議長(濱之上喜郎) 発言もございませんので、これで討論を終ります。
 これより、採決に入ります。この採決は起立によって行います。
 意見書案第5号「沖縄県尖閣諸島の領土権に関する意見書の提出について」本案を、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
 ─── 賛成者起立 ───          12:0(13)
○議長(濱之上喜郎) 起立多数です。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第5
「遠賀町長職務代理者 原田正武副町長の退職の同意について」を議題といたします。
 遠賀町長職務代理者 原田正武副町長から、11月5日に辞職届が議長あてに提出されておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。事務局長。
 ─── 局長朗読 ───
○議長(濱之上喜郎) 以上で、朗読は終了いたしました。
 ただいまお聞き及びのとおり、平成22年11月5日に議長に対し遠賀町長職務代理者 原田正武副町長から、本日11月12日に辞職したい旨の申し出がありました。
 法定期日前の退職につきましては、地方自治法第165条第1項の規定により、議会の同意を要します。
 お諮りいたします。
 遠賀町長職務代理者 原田正武副町長の退職について、同意することにご異議ございませんか。
 ─── 異議なし ───          12:0(13)
○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、遠賀町長職務代理者 原田正武副町長の退職については、同意することに決しました。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 これをもって、平成22年第6回遠賀町議会臨時会を閉会いたします。
 ─── 閉会 午後14時39分 ───