議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 岡垣町

平成 28年 9月定例会(第3回) 09月07日−03号




平成 28年 9月定例会(第3回) − 09月07日−03号









平成 28年 9月定例会(第3回)


───────────────────────────────────────────
平成28年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第6日)
                             平成28年9月7日(水曜日)
───────────────────────────────────────────
議事日程(第3号)
午前9時30分開議 
 日程第 1 一般質問
      1. 7番  平山 正法
      2. 1番  小野 元次
──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
 日程第 1 一般質問
      1. 7番  平山 正法
      2. 1番  小野 元次
──────────────────────────────
出席議員(12名)
 1番 小野 元次君        2番 市津 広海君
 3番 西 美千代君        5番 広渡 輝男君
 6番 三浦  進君        7番 平山 正法君
 8番 曽宮 良壽君        9番 森山 浩二君
10番 神崎 宣昭君       11番 木原 大輔君
12番 太田  強君       13番 横山 貴子君
──────────────────────────────
欠席議員(1名)
 4番 下川路 勲君                 
──────────────────────────────
欠  員(なし)
──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長 太田 周二君       係長 廣渡 要介君
──────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
町長 …………………… 宮内 實生君    副町長 ………………… 山田 敬二君
企画政策室長 ………… 門司  晋君    広報情報課長 ………… 石井  学君
総務課長 ……………… 川原 政人君    地域づくり課長 ……… 武谷  勝君
税務課長 ……………… 青山雄一郎君    会計管理者 …………… 今村 虎夫君
健康づくり課長 ……… 中山 朝雄君    福祉課長 ……………… 来田  理君
住民環境課長 ………… 神谷 昌宏君    こども未来課長 ……… 川原 義仁君
こども未来館長 ……… 川原美智子君    都市建設課長 ………… 吉田  茂君
産業振興課長 ………… 上部 龍二君    上下水道課長 ………… 辻  芳和君
教育長 ………………… 花田 敏彦君    教育総務課長 ………… 高山 昌文君
生涯学習課長 ………… 原  憲司君                      


──────────────────────────────

午前9時30分開議



○議長(横山貴子君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は、12名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。

 直ちに、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(横山貴子君) 議事日程第3号、日程第1、一般質問を行います。

 一般質問の通告書に従って、受付順に順次発言を許します。

 まず、最初に7番、平山正法議員の発言を許します。7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) おはようございます。7番、平山正法です。議長の許可をいただきましたので、一般質問通告書に基づいて一般質問を行います。

 初めに、台風10号で犠牲になられた皆様に心からお悔やみ申し上げます。また、被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

 それでは本題に入らせていただきます。1.投票率向上の取り組みについてです。

 日本は戦前、一定以上の財産を持つ25歳以上の男子にしか選挙権が認められませんでした。しかし、戦後の民主化に伴い、昭和20年から20歳以上の全ての男女に選挙権が与えられ、昭和21年の衆議院議員選挙で適用されました。世界では、18歳以上に選挙権を与えている国が多く、日本では憲法改正に必要な国民投票の投票年齢を18歳以上にしたことを受け、平成27年6月、全ての公職選挙の選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に拡大する公職選挙法改定案が全会一致で可決されました。日本共産党は、1922年の党創立以来、18歳選挙権の実現を要求していた歴史からも、今回の改正を歓迎したいと思います。

 さて、平成28年7月10日に投開票されました参議院議員選挙では、選挙権が18歳以上に引き下げられて初めての選挙が行われました。18歳、19歳の有権者数は約240万人となりました。この参議院議員選挙の結果を見ますと、全体の投票率は54.70%で、総務省によりますと、参議院議員選挙で新たに有権者となった18歳と19歳の投票率は選挙区に関しますが、一部の市区町村を抽出して調査した結果、45.45%で、全体の投票率54.70%を9.25ポイント下回りました。年齢別では、18歳は51.17%、19歳は39.66%で、19歳に比べると18歳の投票率が高いことが目立ちます。全体の投票率54.70%は、過去の投票率から見ていきますと、年々減少傾向にあります。また、有権者の半数近くが棄権し、政治に背を向けるといった民主主義にとって危機的な事態でありますが、さまざまな事情が考えられます。

 その一方で岡垣町は、平成28年7月10日に投開票された参議院議員選挙の投票率は60.46%と全国よりも高いものとなりました。その内訳としまして、年代別投票率を見てみますと、18歳、19歳で50.08%、20代39.88%、30代47.86%、40代53.11%、50代65.95%、60代74.37%、70代78.12%、80歳以上になりますと52.12%です。このことから、18歳、19歳の投票率は50%を超えたものの、20代・30代の投票率が50%を下回っていたことがわかります。また、80歳を超えた高齢者も投票率52.1%と70代の78.12%に比べ、投票率が大きく下回り、若者・高齢者の投票率を上げる取り組みが今後必要になってくるのではないかと考えます。

 また、岡垣町の選挙では、岡垣町長選挙と岡垣町議会議員選挙があります。町長選挙では、投票が行われた平成13年は投票率64.74%でしたが、平成20年は54.57%、平成24年は48.98%という結果でした。岡垣町議会議員選挙では、平成11年は73.16%、平成15年は68.48%、平成19年は62.58%、平成23年は57.61%、平成27年は53.07%とどちらも投票率が減少傾向にあります。岡垣町の投票率は福岡県内でも高いほうで、このことは評価できますが、全国同様、低下する投票率をどう克服するかがこれからの課題となっていきます。

 町長にお尋ねします。(1)投票率の取り組みについて、投票率の傾向についてどう思われるか見解をお尋ねします。(2)若者・高齢者の投票率向上について、投票率向上のための具体的な対策・施策について答弁を求めます。なお、投票率については平成27年6月議会で西議員が質問されていますが、よろしくお願いします。

 次に、2.小中学校における現金出納管理についてお尋ねします。

 平成28年7月19日、神奈川県藤沢市の職員による学校給食費の着服という不正行為が発覚しました。この事件の概要ですが、神奈川県藤沢市の学校給食課に所属する職員が平成23年ごろから食材納入業者へ支払う共同購入物資に係る食材費を学校給食会の口座から引き出し、これを私的に流用したものです。

 判明した契機は、平成27年1月から3月までの食材費が入金されていないという連絡を受けて、藤沢市が内部調査を進めたところ、食材納入業者への支払額と口座通帳残高に違いがあることが判明しました。これまでに判明しているだけでも着服額は6,470万7,922円にのぼっており、現在も調査を続けているというものであります。

 ではなぜ、着服が発見できなかったのかということでありますが、銀行での振込手続を、ほぼ1人に任せてしまっていたこと、振込後の通帳チェック体制が取れていなかったこと、私会計から公会計制度へ移行の際、決算確認を怠ったことなどにより、不正の防止及び早期発見ができなかったからであります。この藤沢市の事件が発覚したことで、岡垣町での小中学校における現金出納管理について(1)校納金(給食費・学級費等)の管理方法についてお尋ねします。

 あとは質問席から質問をしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 皆さん、おはようございます。平山議員御質問の「1.投票率向上への取り組みについて(1)投票率の推移について(2)若者と高齢者の投票率向上について」に対しては関連がありますのであわせてお答えします。

 昨年6月議会一般質問での西議員への答弁と重複する部分もありますが、よろしくお願いいたします。

 議員も御存じのとおり、選挙事務の管理執行は、中立・公正を期すため、長から独立した行政委員会である選挙管理委員会が行っています。投票率向上への取り組みについては、選挙管理委員会の管理執行の領域にかかわるものになるため、私の見解を述べるにとどめたいと思います。

 選挙は、主権者たる国民が政治に参加する、最も重要で基本的な手段であり、投票に参加することは、主権者である国民の権利であるとともに、民主政治の健全な発展に欠くことができないものです。

 ところが、若い有権者を中心に投票を棄権する人が多く、最近では投票率50%を割ることも珍しくありません。

 岡垣町の投票率は、過去のデータを見ると常に全国の投票率よりも高く、特に本年7月の参議院議員通常選挙では60.46%と全国よりも5.76ポイント上回りました。これは福岡県下市町村では4番目の高い投票率でした。しかしながら、過去20年間の各種選挙での全体的な投票率の低下傾向は岡垣町も決して例外ではありません。全国的な投票率の低下傾向の原因については、政治への不信、失望感、社会全体の閉塞感、無関心層の増大などが要因であろうと思います。

 本年7月の参議院議員通常選挙では、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから初の国政選挙ということで注目されました。

 町全体の投票率は60.46%という中で、20代は39.88%、30代は47.86%、新たに有権者となった18歳、19歳の投票率でも50.08%という平均よりも低い結果でした。これに対して70代は78.12%という非常に高い結果となりました。

 私は、特に次代を担うべき若い世代の投票率の低下を危惧しています。若い世代に政治に関心を持ってもらうためには、若い人たちがもっと積極的に立候補するべきであり、そのためには立候補しやすい環境づくりが大切ではないかと思います。

 私は町政をあずかる者として、若者から高齢者まで、みんなが夢を描くことができ、住みたい・住み続けたいと思ってもらえる、魅力的なまちづくりこそが、投票率アップにつながるものと考えています。これからも、そのようなまちづくりを目指していきます。

 なお、「2.小中学校における現金出納管理について(1)校納金(給食費・学級費等)の管理方法について」に対しては、教育長から答弁させます。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 花田教育長。



◎教育長(花田敏彦君) 平山議員御質問の「2.小中学校における現金出納管理について(1)校納金(給食費・学級費等)の管理方法について」に対してお答えします。

 各小中学校で徴収する校納金は、個人用の教材や学習用具などの学級費、修学旅行積立金、給食の食材費を実費相当で負担する給食費などのほか、PTA会費や生徒会費等を合わせたものです。それぞれの小中学校や学年において徴収する金額や内容は異なりますが、学校教育活動上必要となる経費として学校が保護者から徴収するもので、各学校長の権限のもと監督されています。

 平山議員御質問の校納金の管理方法についてですが、まず毎月学校が定めた日に保護者が校納金を袋に入れ、児童生徒が持参します。学校では、各学級担任が校納金袋を集め学校事務員が金額を確認します。各学校で集金された校納金は学校事務員に学校管理職が同行して速やかに金融機関へ出向き、それぞれ管理する通帳へ入金しています。その中で、岡垣中学校だけは本年4月から口座振替による徴収を開始しています。

 次に校納金の使途管理についてですが、学級費は各学級担任が管理し、授業に必要な教材などを購入しています。ほとんどの学校では、通帳に入金し管理していますが、一部の学校では学校内の金庫で管理しているものもあります。いずれにしても、その収支について学校管理職による二重三重の確認が行われ、学級担任は学級通信や会計報告書によって、その使途について保護者へ報告を行っています。

 小学校給食費については、学校ごとに通帳で管理され、学校内管理職による監督のもと年度末に保護者へ報告を行っており、中学校給食費については、給食センターで学校給食係長が通帳や収支をチェックし教育総務課長に報告が行われているほか、年度末に給食センター運営委員会による監査が実施されています。

 PTA会費は、PTAが管理する通帳へ入金し、PTA内の監査を経て総会で保護者等へ報告が行われています。

 いずれの校納金も複数のチェックが行われ、それぞれ保護者等へ報告するなど、不正が生じない仕組みで管理されていると考えています。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) まずは、投票率向上の取り組みについてお尋ねします。

 公職選挙法の改正で、投票所や投票時間なども変更されました。これまでは、投票日は学校や公民館などの指定投票所のみでしたが、駅やショッピングセンターなど共通投票所でも投票が可能になりました。

 また、期日前投票については午前8時半から午後8時だったものを、午前6時半から午後10時と前後2時間拡大が可能になりました。さらに、18歳未満の子どもも親の投票に同行できるようになりました。これらは、投票率アップが狙いでありますが、共通投票所による投票所の拡大、そして期日前投票時間の拡大については、各自治体に任されています。今回の7月10日に投開票されました参議院選挙では、岡垣町はこの2つを実施しておりません。この理由についてお尋ねします。

 それから、東京都千代田区のイトーヨーカ堂は店舗内に初めて、期日前投票所を設けました。東京都豊島区では百貨店で初の期日前投票所が設けられたほか、選挙当日には千葉市の美浜区のイオンタウンや愛知県稲沢市のユニーでは一部店舗に共通投票所を設置したようです。この取り組みは、投票率向上に貢献するとともに、投票の前後に買い物をするついで買いも期待できるからだそうです。

 町長、せっかく公職選挙法が変わりましたので、岡垣町でも実施すべきではないかと私は思います。例えば、期日前投票の設置場所を情報プラザ人の駅にもふやし、投票時間も午前6時半から午後10時に拡大すれば通勤・通学前、通勤・通学後の方が簡単に投票できます。

 また、投票日家族で買い物に行く方も多くいらっしゃいます。町内のスーパーにも共通投票所を設置すれば、投票率アップにつながるかもしれませんし、ついで買いで売り上げが上がったという効果も期待できるかもしれません。課題やリスクもあるかもしれませんが、試験的にやってみなければ何も始まらないと思いますがいかがでしょうか。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 選挙管理委員会事務局としてお答えいたします。

 まず、共通投票所につきましては、全国的にまだほとんど事例がありません。その理由としましては、二重投票など防げる体制がまだ整っていないからだと思います。岡垣町でも同様です。

 また、期日前投票時間の拡大につきましては、平成9年に現在の投票時間が午後8時までと延長になりましたが、投票率は期待されたほど伸びておりません。逆に低下傾向にあります。

 実際に最近では短縮する自治体も出てきております。その効果については疑問があるところでありますので、投票開始の時間を早めたり、投票の終了の時間を遅めたりすることについては効果が薄いのではないかということで、今回は見送っております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) たしかに、共通投票所につきましては、職員の配置をどうするかとか、また二重投票などといったミスが起こってしまうということも考えられるかもしれません。しかし、実際に共通投票所を設置した自治体へどうだったか、効果や課題など聞いてみなければ何も始まらないんじゃないかと私は思いますので、まずは調査など行っていただきたいと思います。情報プラザを期日前投票の共通投票所に、これもまだ何もやってないのでわかりませんけれども、検証していただきたいと思います。

 次に、これは選挙管理委員会になってしまうので、町長は答えにくいところがあるかもしれませんけども、投票日の投票立会人も今後は検討していくべきではないかなと、私は考えております。現段階では、職員や区長などで構成されたりしていますけど、これを例えば若い人に体験していただくとか、また、参加することで、選挙の大切さがわかったというのもあるかもしれませんし、選ばれたことで、選挙についてしっかり勉強されて来られる方もいらっしゃるのではないかと私は考えております。これは私の私見ですが、町長はどうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 平山議員が提案されたそういうことも一つの方法だろうというふうに思います。

 選挙管理委員会が執行する選挙等の部分については、私がこうする、ああするということは言えませんが、ここでは、今回の18歳、19歳に選挙権が与えられた初めての参議院選挙の結果を見て私自身がどういうふうに思っていたか、そのことを少しお話をさせていただきたいというふうに思います。

 一つは、18歳、19歳ということで、選挙権を与える年齢を2歳低くしたということによって、選挙権が与えられた20代から30代が低いのに、なおかつそれを低年齢化することによって、また投票率が非常に低くなるのではないかという、私自身はそういう懸念を持っておりました。

 ところが、実際にふたを開けてみますと、岡垣町においては、20代、30代よりも投票率がよかったと。50.08%。20代は38.88%、18歳、19歳のほうが10.2%多いんです。そのことが少し希望が持てるのかと。

 これは、マスコミでも相当テレビ、あるいは新聞等で取り上げられておりますから、そういう面では、関心が、認識がされたのかと。それと、各高校、あるいは大学等で政治の状況についてとか、いろんな選挙権というものについての予備知識を十分やられたところもありますし、そういうのがいい結果になったのかというふうに思っております。

 それと、近ごろの国政選挙と岡垣町議会選挙、過去の例を見てみますと、以前から町議会議員選挙、町長選挙というのは80%を超える投票率だったというふうに思います。近年は、それがだんだん下がってきて五十数%、四十数%という状況になっています。

 逆に、衆議院はそうでもなかったですが、参議院は50%というのが今までの状況でした。ところが、比較的参議院、衆議院は60%を必ず割ることがないような状況です。これは、マスコミの影響も大きいのかなということがあります。

 したがって、そういうところで選挙に対する選挙公報とか、そういうところに力を入れるべきではないかというふうに思っていますし、一つは、18歳、19歳のせっかく新たに与えられた選挙権で投票していただいた方が50%あるわけです。こういう方たちが政治に信頼をなくさないように、やはり我々首長を含めて、政治にかかわるものが誠心誠意政治に真摯に向き合って、住民の信頼を損なうことのないように全力を尽くすということが大事なことではないかというふうに思います。

 非常に悲観的な部分もありますけども、やはり、一つは希望の持てる18歳、19歳という部分もあるのではないか。この辺のところを、今は50%ですけども、これが20代になっても50%、また、年々年を重ねるごとに投票率が上がっていく、いわゆる政治になお一層の関心を持ってもらう、そういうことを我々政治にたずさわるものが全力を尽くすべきではないかなというふうに思いますし、一つは、町議会議員選挙も全ての選挙もそうですけども、選挙戦において、一人一人が最大限の努力をして、そして、いかに自分に対する投票を確保するかということにもかかわってくるんではないかというふうに思っています。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 町長が今おっしゃっていたように、私もメディアや啓発をされたことによって、高かったというのもあると思っております。18歳、19歳の投票率がここまで高かったというのは私も予想はしておりませんでした。これからも、啓発をしっかりと続けて、また18歳、19歳で投票された方が引き続きずっと投票に行かれるように、取り組んでいただきたいなと思います。

 その中、投票率が年々下がってきている要因の一つとしまして、転入者がこの岡垣町もふえてきたことも関係があるのではないかなと考えております。

 広報おかがきの8月25日号に特集で岡垣に住むということと題しまして、町外から移住してきた家族に話を聞きました。なぜ、岡垣町を選んだのかというタイトルが載っておりまして、その理由から、私たちが住む岡垣町の魅力を改めて考えてみましょうということで、このコーナーを私も読んでみました。2ページからこんな暮らしを求めていたというコーナーがあります。このコーナーでは、仕事の都合で住まいを転々としていた御家族が、2年前に南高陽区に引っ越しされて来たというものです。中学生くらいの子が挨拶をしてくれたことも、ここに住むきっかけになったそうです。この御家族は岡垣に転入され、すぐに自治区に加入しまして、区の行事に積極的に参加されているそうです。向かいに住んでいる方からの声かけもあり、すんなりと区に溶け込めたということが書いてありました。

 私は、この記事を読んで、この御家庭は将来選挙があればこういう方たちが行くんだろうなと感じております。転入して区の行事に参加することで、たくさんの方ともつき合うことができまして、岡垣町のことにもそれから関心を持っているのではないかなと感じております。

 岡垣に転入した方がどれだけ選挙に行っているのかこれはわかりませんが、転入された方が自治区に入らないということも多いかと思います。自治区に入って、地域の活動に参加すれば、選挙に行かなかった方、また興味のなかった方が選挙に行くということもふえるのではないかと私は考えております。

 昨日、市津議員の答弁書の中で、岡垣町の自治区への加入率は近隣の自治区に比べて高い数値を維持していると町長が述べられております。曽宮議員の時でしたかね、転入者には自治区に入ってもらうように取り組んでいるというふうに述べられていました。

 それで質問なんですが、転入の手続をした際にも、行政が窓口で自治区に入るよう啓発しているのか、そこをちょっと確認したいので質問いたします。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 転入者と投票率との関係は統計を取っておりませんのでわかりませんが、転入者への自治区の加入の案内につきましては、転入届を受けつけます住民環境課の窓口において、必ず自治区加入の説明と加入の案内のチラシを配ってお願いしております。今後も引き続き継続して行いたいと考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 引き続きよろしくお願いします。せっかく、広報おかがき8月25日号にこんな暮らしを求めていたというコーナーの部分だけでも実例がありますので、それも一緒にあわせてお渡ししていただければまた違う反応が出てくるのではないかなと、私は思います。自治区に加入した本人が言っていますので、いい参考になるんじゃないかなと思っております。なかなかこちらから言っても自治区に入るか入らないかというのは難しいと思いますが、いろんな手段を使って、今後も行っていただきいと思います。

 私が思うに、自治区への加入率は高いですが、自治区に加入していない地域も非常に多いかと思います。公園通りや松ヶ台など比較的新しい団地に集中して自治区に入っていないという方が多いんじゃないかなと考えております。今、自治区に入っていない方々をどう自治区に入ってもらうか。区長任せでなく、行政と一緒になって取り組んでいただきたいので、よろしくお願いします。

 次に若者・高齢者の投票率向上についてお尋ねします。

 まず、若者の投票率向上ですが、岡垣町として、これまで全体の投票率向上の対策をとってきた中、参議院選挙では選挙権が18歳以上に引き下げられました。そのことで、18歳や19歳にはどのように対応されたのかお尋ねします。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) これまでも選挙管理委員会と教育委員会と連携しまして、標語やポスターの募集、それから、成人式などでの啓発パンフレットの配布などを通じて啓発を行ってきました。

 それらに加え、今回、18歳での初の選挙ということで、6月2日に選挙管理委員会の委員と事務局の職員とで海老津駅前で、高校生の下校時間に合わせて選挙の啓発を行いました。投票を呼びかけました。以上です。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 岡垣町でも啓発が十分にできた、また、メディアを通じて啓発されたということもあり、今回の参議院選挙、岡垣町では18歳の投票率は54.28%、19歳の投票率は45.98%と20代の投票率よりも高いものになったのではないでしょうか。その辺は評価しております。

 一方で、20代の投票率は39.88%と低い状況であります。なかでも、20歳37.26%、21歳37.28%、22歳35.13%、23歳39.06%と20歳から23歳の投票率が30%台と極めて低い状況にあります。この要因として、大学生が住民票を移さないまま転出していることがあるのではないかと私は考えております。しかし、学生であれば、実家を離れている期間が1年以下の場合で、今後実家に戻る予定がない場合、また学生の期間が1年以上であっても、週末や季節ごとに実家に帰っているなど、生活の本拠、拠点が実家にある場合、この2点に該当すれば、住民票の異動は義務ではありません。これは全国的にも課題だと思います。

 大学生になり、町外に転出することになった。住民票を移さないから選挙には行かない、また行けないではいけません。選挙があるから実家に帰ろう、選挙に行く義務があるから住民票を移そうと思ってもらわなくてはなりません。そう思っていただくために、高校を卒業される御家庭などに啓発のチラシを配るなども考えるべきではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 町内に高校や大学があれば、そのような対象を絞った啓発も可能かと思いますが、現状では、下校時間に合わせた駅前での街頭啓発などが有効だと考えております。今後も実施していきたいと考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 高校、大学がないからとおっしゃっていましたが、調べればどこが高校を卒業するかとかわかるのではないかなと、私は思っておりますので、努力していただきたいなと思います。

 本当は各御家庭で、子どもが18歳になる前から選挙のことを話したり、投票に行く大切さなどを教えていったり、テレビを通じて政治の話をしたりすれば、大学に進学して親元を離れるときに、住民票を移すということにもつながるんじゃないかなと、それが一番いいんでしょうけど。岡垣町だけでやるのも難しいと思っております。最低限、私が述べました高校を卒業する御家庭への啓発をきちんと行っていただきたいなと思います。

 次に行きます。18歳選挙権に伴い、主権者として成長できるよう、学校教育の中でも憲法、そして子どもの権利条約で保障された積極的な取り組みの必要性があると考えます。投票箱や記載台の貸し出し、そして模擬投票などを通じてそういった学習はされていますか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 中学校では、生徒会の選挙などにおいて、実際に選挙で使用している投票箱、それから、記載台を選挙管理委員会からお借りしまして、その分で投票を実際に行っています。

 このことは、両中学校で既に実施済みということで、中学生が選挙に対する関心を高めるというふうな取り組みにつながっているのではないかと、そういうふうに思っております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 中学校の生徒会で使用しているというのは評価できます。今後も続けていただきたいなと思っております。

 そして模擬選挙の取り組みにおいては、文部科学省が高校生向けに出した主権者教育についての副教材、私たちが拓く日本の未来を全高校生に配布しております。その副教材の中で、実際の選挙に合わせて模擬選挙をやってみようという項目があり、政党や政策を比べてみようと呼びかけられております。実際政治テーマを扱うことは、自分の選択がどう社会を形づくっていくのかを学んでいくために非常に重要だと思います。実際の選挙公報などを使って、選挙の争点や訴えを学ぶ取り組みなどを中学校で行ってみたらどうかと私は思いますが、どうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 選挙権年齢の引き下げに対応するために、国では主権者教育の推進に関する検討チームというのを組織しまして、ことし6月に最終まとめを策定しております。

 この最終まとめでは、特に高等学校では学習指導要領の改訂を行い、社会参画に必要な力を実践的に育む教育が設置されるということになっております。

 また、小中学校においては、社会科のあり方を検討するということまでにとどまっておるという状況です。

 従いまして、中学校においては、まずは現在の学習指導要領に基づいて、教科の中で政治の動き、それと選挙制度についての知識、理解を深めるということが重要なことであろうと、そういうふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 小学生の子どもたちに、議会の傍聴で興味を持ってもらう、そして夏休みなどを使って子ども議会を開催するとかいった取り組みはいかがお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 昨年の12月の議会であったかと思いますが、内浦小学校の6年生が学校の中の許された時間の中で、15分程度だったと思います、議会の傍聴に来ました。実際にここで議会が行われている様子を見学したということがあります。

 内浦小学校はそういう取り組みをしましたけど、そのほかの学校においても、先生方がそれぞれ工夫した社会科の授業とか、総合的な学習の時間とか、そういうものを活用しながら工夫した授業が行われております。

 子ども議会の開催ということでございますが、若いうちから政治、それから、選挙に対する関心を高めていくということ、それと、次世代を担う次の若い世代がアイデアをまちづくりに生かすというためにも大変有意義な取り組みであろうと思いますが、まず、学校側と時間の調整とか、協議、そのようなものが必要であろうと思いますので、目的や効果を検証するなど、まずは慎重に対応していきたいと、そういうふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 福岡県川崎町では子ども議会が行われています。毎日新聞の記事を参照させていただきますと、7月22日、川崎町内4つの小学校から選ばれた6年生4人ずつ計16人の子ども議員が参加し、子ども議会が開かれた。まちづくりへの参画や他校の児童との交流を目的に、2008年から原則年2回開かれているそうです。

 活動テーマとしまして、池尻小学校は、池尻を安全・安心な地域にしよう。川崎東小学校は、ふるさと再発見。真崎小学校は、ふるさと真崎いいとこ発見。川崎小学校は、決まりを守り、仲よく助け合っていく川崎っ子になるためにを掲げ、活動方針を説明。成果を11月定例会で報告するというものであります。

 子ども議会の最後に昨年11月の定例会で提案され、各校の児童会が協議を重ねてきた川崎町子ども宣言を採択して閉会しております。その時に議長を務めた6年生の児童は、緊張したが最後まで頑張れた、進行もうまくいったとほっとした様子だったそうです。こういう記事が載っておりました。この経験が将来生かされて、また政治に関心を持つきっかけになるのではないかなと私は思っております。

 岡垣町、全小学校で議会傍聴や子ども議会の開催が難しいのであれば、川崎町のように、例えば5つの小学校から募集して、岡垣町について考えるという体験の場を与えてみれば、将来は岡垣町の事に関心が出てくる子どもたちもいるであろうし、将来これをきっかけに、議員になってみようとか、町長になってみようという方も出てくるのではないかと思いますので、ぜひともこれは検証よろしくお願いします。

 次に、高齢者の投票率向上について質問をします。

 80歳を超えた方の投票率が52.12%と極端に落ちてしまいます。この背景には、ひとり暮らしで病気や歩行困難などで選挙に行くことができないといった方もいらっしゃいます。行政が主体となってこれに対応する策を出すのか、あるいは自治区や地域ぐるみで連携を強化させるのか、今後、高齢者がふえる中でどのような対策をとるか考えていますでしょうか。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 公職選挙法の投票原則であります秘密が守られ、自由意思による投票というものに抵触する恐れも出てくるために、現行の制度であります郵送による不在者投票、それから、指定施設での不在者投票など、現行制度の周知に努めて対応したいと考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 老人ホームなど、施設に入っている方々への対応は、今、どうされていますでしょうか。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 指定施設の申請をしてあれば、そこで不在者投票という形で投票ができます。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 80歳以上の高齢者の投票率をあげる、これは本当に難しいことなのかなと私も思っています。昨年の町議会議員選挙、投票所まで行くことができないと言っている方が何人かいらっしゃいました。私の知り合いの方が、期日前投票に連れていくねということで日程を決めてまとめて連れて行くことにしたらしいんですけれども、その当日、迎えに行ったら、私たちの知らない方がほかの人が迎えにきたから一緒に行ったよというようなことも起こっております。何が言いたいかといいますと、選挙に関係している私たちであれば、支持者の方を使って送迎とかは簡単にできますが、これでは限界というものもあります。声がかからない方もいるわけです。

 これは、最初の共通投票所と関連することですが、例えば、岡垣町独自の取り組みとして、各自治区の公民館に共通投票所を設置するとかすればどうかなと思います。そうすれば、高齢者も投票所が近いのなら無理してでも行ってみようというようなこともあるかと思います。

 町長、投票率向上を目指すには、環境整備が必要です。誰でもどこに住んでいても、投票しやすい環境や条件を整える工夫や努力が必要だと私は思っております。しかし、投票率向上の取り組み、こればかりは岡垣町だけでできるのものではありません。もっと国が主体となって進めていかなければならないと思いますが、町長はどうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 各自治区の公民館でという身近なところで気軽に投票できるということは、私もそう思いますけど、やはり、そこに公正公平な投票ということが担保できるかというところが一番問題で、それは公職選挙法の中でさまざまな規定があるというふうに思います。

 その辺は、選挙管理委員会の事務局長がいますので、どこまで可能かと、あるいはどこまで厳しい制限があるかということを少し説明してください。



○議長(横山貴子君) 神谷住民環境課長。



◎住民環境課長(神谷昌宏君) 先ほど言いましたが、秘密が守られ、本人の自由意思による投票ということで、選挙の投票において、誘導とかが行われるのが一番の心配なことでございます。

 それから、公職選挙法の中では共通投票所ということで設置ができるようになっておりますが、そのためには、通信回線を既存の投票所と結ぶようなシステムが必要になっております。常に、誰が投票したかの情報を共有するようなシステムが必要になっております。そのようなシステムを構築するには非常に経費もかかるということで、どこの自治体も慎重になっているというところでございます。以上です。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 今おっしゃったように、なかなか難しい面もございますが、今後は岡垣町としてできる範囲で何ができるかというのを、しっかり検証していかなければならないと思っております。結局は政治に関心を持つ人をふやしていくことが大事なんですけども、岡垣町で何がなされているのか、議会でどんな話をされているのか、有権者だけの問題でなく、私たち側にも責任があるのではないかなと感じております。政治に関心を持っていただけるように、町民との触れ合いを初め、情報発信など日ごろの活動の積み重ねもあるんじゃないかと思っております。

 全体的に投票率を上げること、世代別での投票率を上げること、これらは非常に難しいことですし、こうすればいいという答えはないと思っております。

 しかし、昨日の一般質問を拝見していて、私はこうじゃないかなと思ったことを言わせていただきます。それは、先程も述べましたが、自治区に加入することが一番の近道なんじゃないかと思いました。自治区に加入することで、区の行事や町内行事、ボランティア活動、地域の安全につながる、イコール人とのつき合いで岡垣町にも町政にも関心を深めるんだと私は感じております。それが投票率向上だけでなく、全てにつながるんじゃないかなと感じております。

 12月は町長選挙がありますが、急に投票率が上がるということは難しいと思いますが、投票率が上がる努力はしてほしいですし、将来的に投票率が上がったという取り組みをこれからも期待しております。

 次に、小中学校における現金出納管理についてお尋ねをいたします。

 (1)校納金(給食費・学級費・PTA費など)の管理方法について、現在はどのように管理しているのかについてお尋ねします。

 岡垣中学校に関しましては、今年度から給食費や学級費などは引き落としにされております。ほかの小中学校では、児童・生徒に預けて学校まで持参している状況であります。保護者から子どもに大金を預けるのは危険だという声も出ております。また、実際に親御さんから、おつりのないように子どもに持たせるため、小銭を用意しておかなければならない。子どもが2人、3人いれば大変だという声もあります。

 そこでお尋ねします。これまで小中学校で給食費や学級費がなくなったとか、誰かに取られたなどという報告などは上がったことがありますか。上がってなければいいんですが、上がっていれば具体例とかを出していただきたいと思います。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 岡垣町においては、学校で紛失した、盗難にあったと、そのような報告は学校からは受けておりません。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 親御さんから貴重なお金を預かって、子どもたちは持っていくわけでありますが、何かあってからでは遅いので、その辺は検討していただきたいなと思います。

 引き落としにすることで、給食費・学級費の徴収率が下がるということも懸念されるかと思いますが、実際、岡垣中学校が引き落としに変えて、徴収率がどう変動したのかお答えください。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 岡垣中学校では、ことしの4月から振り込みということで、1学期間が終了いたしました。これによって徴収率がどう変わったかというお尋ねですが、実際に現時点では上下がございません。口座振り込みの実施前と同じような状況でございます。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 学級費の毎月の残高は、校長にどのような報告をされていますか。また、月末の帳簿と現金管理についてはどのように行われていますでしょうか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君)例えば、学級費ですが、収入、支出の残高チェックについては、学級費のほうは月単位ではなくて、学期単位ということで行われております。各学級の担任がつくりました収支報告書、それから、領収書、通帳の出し入れなどの記録、帳簿を確認、それを、校長、教頭、教務主任、三役といいますか、そういうことで確認をさせていただいております。



○議長(横山貴子君)7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君)例えば、給食費ですと翌月に預金残高が繰り越される場合もあります。月末に通帳の記帳をしまして、それをコピーして、そのコピーと一緒に報告書が教育員会に出されているのでしょうか。



○議長(横山貴子君)高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 中学校では、両中学校で集金された給食費がまず通帳に入金されまして、支払いのほうは給食センター事務員が行っています。その収支の確認、残高の確認を係長が行いまして、最終的には、私のほうまで報告が上がってくると。

 一方、小学校においては、給食費というのは校納金になりますので、全て校長の責任下で管理されております。従いまして、毎月の収支確認、残高の確認は校長が行って、教育委員会まで報告が上がってくるということではありません。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 給食費については、報告書しか出ていないというような感じになります。私は月末に通帳を記帳して、そのコピーを添付して一緒に出さなければ、返還されなければいけないと思っております。そういう所は徹底していただきたいなと思っております。

 学級費については、出納帳を担任がつけて、領収書を添付して校長に提出されます。それを校長が確認していると思いますが、出納帳の残高と現金が合えばそれは大丈夫だという形にしているのでしょうか。それとも、厳しいチェックをされているのでしょうか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 学級費の話ですが、学級担任は学級費を指定した日の朝に集金します。そしたら、すぐにそれを学校事務のほうに渡します。学校事務員は、校納金袋の中身を確認して銀行に入金するか、金庫に保管するということでございます。その際には管理職が同行するということです。学級担任も事務員も、いずれにしても、現金を単独で手元に持って管理するということはありません。

 それで、各学級費のチェックについて、担任が学期ごとに管理職のチェックを受けながらやっております。そういう状況でございます。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 例えば、いろいろ経費で使って残高が1万円になったとします。その場合、1,000円札が9枚、500円玉が1枚、100円玉が3枚、50円玉2枚、10円玉8枚、5円玉2枚、1円玉が10枚という感じでそこまでチェックをされているのかどうかをお尋ねします。なぜ、これを聞くかと言いますと、出納帳の残高そして現金残高の数字だけが一致していた場合ですね、100円玉を10枚借りて、後から1,000円札1枚を返却してもわからないからであります。担任がそうしているから言っているわけではないんですけれども、父兄から大切なお金を預かっているわけですので、ここまで徹底して管理しなければならないんじゃないかなと思うことから質問をさせていただきます。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 銀行に入金している部分は、そこは不可能です。

 学校で管理している部分について、1円とか、10円とか、その単位まで全て報告しているかどうかというのは、まだ調査しておりません。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) ぜひとも調査をよろしくお願いします。現金管理につきましては、メリット、デメリットもありますが、私は、現金管理は改めるべきではないかと思います。通帳管理で統一すべきではないでしょうか。



○議長(横山貴子君) 高山教育総務課長。



◎教育総務課長(高山昌文君) 何校か現金管理をしている学校がありますので、そういう学校につきましては協議を行いながら、管理のあり方というのを見直す方向で進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) ぜひともよろしくお願いします。今まで何も起こっていないということは、徹底した指導・管理など行っているからだと私も思っております。この点については評価しています。

 しかし、現金管理をしている以上はリスクもあります。誰も思わないですが、やろうと思えばできるわけであります。何か起こってでは遅いので、しっかりとよろしくお願いいたします。終わります。



○議長(横山貴子君) 以上で、7番、平山正法議員の一般質問は終わりました。

………………………………………………………………………………



○議長(横山貴子君) しばらく休憩します。再開は10時50分の予定とします。

午前10時30分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時50分再開



○議長(横山貴子君) 再開します。

 1番、小野元次議員の発言を許します。1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) おはようございます。1番、小野元次でございます。議長の許可をいただきましたので、通告書に基づき一般質問に入らせていただきます。

 老いの年に入るものなのか、書斎と居間を行き来きする回数がふえ、また書物の素読ができなくなり、その上読んだ書籍を失う、うろ覚えの記憶をたどるのも難しくなり、表現力の乏しい言葉の箇所にはお許しをいただきたいと思います。

 平成27年第1回定例会の一般質問では、いまだ町の農業・商工業の知識、町の歴史の遍歴、自然風土や岡垣の気質などを学ぶこともなくと、自分の学習の無欲さを悔やみ述べました。

 今年3月定例会のころ、大変に意義あることごとに出会いました。石井邦一氏著の岡垣のむら里を訪ねてを無料でいただきました。読むにつれ、改めて岡垣の「むら」の概念や自然と風土気質、そして地勢や歴史を学び、そこから発展するこれからのこの町のかたちを、どのような視点で捉えればよいのかを、少し知る書籍を得たことに大いなる喜びを感じました。

 また、三里松原の保全の必要性、緑に囲まれた孔大寺山系のつながりとその裾野に広がる田畑、そして自然に恵まれた財産を風土的な意識で見ることで、地方創生岡垣のまちづくりが推進できるのではと考えさせられました。

 石井氏の書に回答はずばり。総合計画にある住民アンケートのように、1.豊かな自然環境のよさ。2.安全でおいしい水の供給。3.環境衛生の充実。4.住民の自然環境を守る活動などを挙げ、住みやすい環境と安心して暮らせる町として魅せられ楽しみを持って、北九州から移住された町が岡垣ですと、初めに紹介をされています。

 ちょうどそのころ、福岡の書店にて文藝春秋、没20年3月特別増刊号司馬遼太郎の真髄、この国のかたちの特集書刊に出会い、現代の視点から歴史を、そして地勢と自然風土を見直すことを学びました。私は、司馬遼太郎文学に魅せられた歴史小説のファンであり、平成19年11月に東大阪市小坂にある自宅と司馬遼太郎記念館を訪れ、地下1階、地上2階の書架を含め6万冊の蔵書には驚きをもって見学をした記憶がよみがえりました。この国のかたちを読むにつれ、政治や文化を思考する時、自然を壊さない、後世の孫やひ孫のために、美しい小川を残し、きれいな山を残す、それが一番大事だとの言葉に私たちの町岡垣の原風景を重ねました。

 4月の頃でしょうか。三吉の西円寺の門柱そばにある伝導掲示板に記される、故事・ことわざ・仏教語との出会いです。出会い後、自分への戒めとして、愚者は教えたがり、賢者は学びたがるの16文字に掲げられた言葉ですが、日ごろから使わせていただいています。太田事務局長が同級生とのことで聞いていただくと毎月書きかえられるそうで、この言葉はロシアの小説家チェーホフの言葉を引用しているとのことでした。

 ちなみに、9月は頭は低く目は高く、そして心は広く、気は長くでした。小さい事ですけど、至るところで、まちづくり、人づくりを行う人に出会ったことをうれしく思いました。

 では、質問に入らせていただきます。町長は、3月議会の一般質問において、12月に施行される岡垣町町長選挙に出馬表明をされていますが、今後の岡垣町政のかじ取りをどう担うのか、3点ほどお聞きいたします。

 最初は、第5次総合計画後期基本計画は残り4年余となっていますが、当面の課題として、特に強調して遂行される後期基本計画の施策をお聞きいたします。

 (2)地勢や風土から見る「今後の岡垣の形」についてです。私は議員控室にある、空から見た岡垣・空撮を見るたびに、北は玄海灘、三方を孔大寺山系の湯川山・城山に連なる戸田山が宗像境にあり、馬頭岳の山々や大城台地が遠賀・芦屋境となり、岡垣は盆地的な地形の中で、自然豊かな農業を主とした盆地的文化や風土を育み、自然の恵みに囲まれた村落であったと思います。そして、昭和45年以降、良好な自然環境、歴史風土のよさ、交通の利便性が評判を高め、北九州工業地帯のベッドタウンとして宅地開発されて発展しています。しかし、北九州市の重工業産業の低迷や経済地盤の低下、人口減により、ベッドタウン政策に指向する町にとって、今後この町の形をどのような姿で行うかをお聞きいたします。

 盆地的地形である岡垣は、孔大寺山系を初めとした森林で保水された清流が、麓の田畑を潤し、おいしい米などの生産を生み、地下水を供給する源にもなっています。三里松原の白砂青松の景観は、町の自然観光の象徴であり、町においしい飲料水を供給する水源を保全する松原でもあります。また、農作物を塩害や暴風から守る防風林であり、浜沿いの農地や家屋を保護しています。

 4月よりJA北九の広報で、自然の恵みに培われた岡垣の農地を活用した取り組みや、地域活動が紹介をされていますので、北九州地域の方にPRできる、月一回発行の紙面を見るが楽しみになっています。私自身農業には縁遠い知識ですが。

 (3)美しい山野の自然環境の保全と三里松原の再生、農地の活用についての質問をいたします。

 次に、2.国道3号岡垣バイパス4車線化の早期実現について質問をいたします。

 国道3号遠賀町今古賀交差点立体化工事の通行規制についてが、7月10日号の広報おかがきにて住民へ周知をされました。その内容は、今年8月1日からおおむね3年間、遠賀町広渡地区から別府地区までの約1.7キロ間を立体化工事に係るため、終日対面通行規制を行い片側1車線にするものでした。

 平成19年2月20日の 国土省九州地方整備局、一般国道3号折尾・遠賀拡幅の4車線化工事概要に示されたこの地域が抱える交通渋滞、交通事故の多発、沿道環境の悪化など問題解消を図る計画では、拡幅工事の効果及び必要性を掲げられていました。

 今後の対応方針案には、今古賀交差点下り線は、平面交差による共用で平成13年に事業完了としているが、交通状況や地元要望等を踏まえつつ立体化への改善措置の必要性を記されているので、このたびの今古賀交差点立体化工事の実現と推測しています。

 現在行われている工事の期間は、おおむね3年後と言われていますが、完了後には折尾から岡垣までスムーズな交通車両の流れが図られる状況が予想され、遠賀地区での交通渋滞の緩和、救急医療活動の円滑化、沿線の産業振興や地域開発を支援する効果が生まれ、地方経済への大きな役割を果たすことは考えられます。

 しかしながらその反面、今にも増して3号下り線は岡垣町周辺の交通渋滞の激しい現象を発生し、北九州市・福岡市の二大政令都市を結ぶ国道3号一般主要幹線の中において、交通渋滞の岡垣としてのダーティーイメージの呼称が懸念され危惧するものであります。

 岡垣町議会は、平成25年9月定例議会において、発議2号国道3号の早期整備に関する意見書。国道3号岡垣バイパスの早期4車線化を全員賛成可決の上、国へ意見書を提出しています。

 また、遠賀郡議長会は平成28年3月、岡垣バイパス高架橋、岡垣トンネルの4車線化、今古賀交差点下り車線の高架化を要望に掲げ、そして国道495号の整備促進についても要望をしています。一日も早い実現を期待するものです。

 以上を踏まえ、8月8日に設立されました(1)国道3号岡垣バイパス4車線化整備促進期成会の設立と活動についてお聞きします。

 また、平成27年3月議会におきまして一般質問をしました、国道495号から国道3号を結ぶ県道岡垣・宗像線につきましては、平成26年に着手、平成33年に完成されると聞いています。国道3号岡垣バイパス4車線化整備との兼ね合いを考え、関連性も含めて、(2)国道3号岡垣バイパスと国道495号を結ぶ県道の進捗状況についてお聞きいたします。

 以上の質問をいたしましたが、詳細な質問につきましては、質問席にて再質問をさせていただきます。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 小野議員御質問の「1.今後の岡垣町政のかじ取りをどう担うのか(1)岡垣町第5次総合計画後期基本計画に見る今後の展望について」に対してお答えします。

 昨日の曽宮議員、市津議員の一般質問への答弁と重複するところがありますが、御了承願います。

 後期基本計画は本年3月に策定し、議会全員協議会でも御説明いたしました。策定の過程においては、当然のことながら総合計画の基本構想に沿って前期基本計画の施策別評価を行い、その上で後期基本計画の各施策を構成しています。

 基本構想は総合計画の計画期間である10年間を対象とするもので、後期基本計画を策定する時点で変わるものではありませんが、今回一部再検証という形で人口フレームについて説明を加えています。総合計画を策定する時点においても、町の将来人口がこれまでの人口増から緩やかながら人口減に転じることを記述していましたが、さらに人口減の度合いが進むことを説明しています。この人口減少の問題は、本町のまちづくりにも大きく影響するものと捉えています。

 したがって、後期基本計画を策定する際の基本視点には、今申し上げた人口減少社会の到来と少子高齢化の一層の進展、さらには町の魅力の発信の3つを掲げました。いずれも地方創生に係る人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略と深くかかわっています。

 議員御質問の、後期基本計画に見る今後の展望という視点では、次の5つの重点プロジェクトに集約されると考えます。

 最初に、子どもの医療費負担支援、民間保育所の定員拡大への支援、岡垣町英語教育改革イニシアティブ2016の推進などの子育て支援プロジェクトです。2つ目は、地域包括ケアシステムの構築、地域情報伝達無線システムの整備、公共施設等総合管理計画の策定などの安全安心プロジェクトです。3つ目は、三里松原の保全と活用の推進、地下水のブランド化などの自然環境、歴史文化の保全・伝承プロジェクトです。4つ目は、農林水産物の販路拡大、観光ステーション北斗七星の有効活用などの地域の産業活性化プロジェクトです。最後に、町道海老津・白谷線、海老津駅南側広場の整備、中心市街地活性化に向けた取り組みなどの発展する町をめざした海老津駅周辺環境整備プロジェクトです。

 この5つのプロジェクトを中心に、後期基本計画の各施策を着実に実行することにより、基本理念である「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」の実現を目指したいと考えます。

 次に「(2)地勢や風土から見る「今後の岡垣町の形」について」に対してお答えします。

 まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定過程において、過去10年間の転入者への意識調査を行いました。岡垣町への転入を決めた理由を問うと、親や親族が近くに住んでいるから、家賃・土地価格が手頃だったから、希望に合った物件があったからなどの回答が多く、自然環境がよいからという理由はそれに次ぐものでした。

 ところが、住んだ後の住みやすさの魅力を尋ねると、自然環境に恵まれている、新鮮な農作物などおいしい食物が身近にある、自然災害が少ない、町の雰囲気・イメージがよいなどの回答が多く、上位を占めています。

 この結果から、住んでみて初めて岡垣町の魅力に気づく方が多いのではないかと推測することもでき、先ほど申し上げた町の魅力の発信に、より力を注ぐ必要性を感じます。

 魅力発信としては、本年度地方創生加速化交付金を活用し、岡垣町の地下水について、その成分や水源地までの流れ、家庭に配水されるまでの年齢などを九州大学と共同研究いたします。よい結果が得られるものと期待しており、岡垣町の地下水を内外に広くPRし、町の魅力発信の主な取り組みにしていきたいと考えています。

 また、後期基本計画の策定時にも住民アンケート調査を行いました。町の住みやすさについては、自然が豊かだから、公害が少ないからの2つを主な理由として、約8割の方が住みやすい、どちらかと言うと住みやすいと答えられています。これからも岡垣町に住み続けたいと思うかの問いにも、約8割の方が今後も住み続ける、当分は住み続けると回答されています。まちづくりの満足度では、三里松原、波津海岸、湯川山など町の豊かな自然環境のよさ、地下水源を守り安全でおいしい水の供給などに高い満足度が得られています。

 以上のことから、岡垣町の住民は、自然が残り守られている中での生活を望んでいることが伺えます。

 一方で、市津議員の一般質問でもお答えしましたが、昭和46年に策定した第1次長期総合計画から、現在の第5次総合計画までの基本理念、基本構想をたどると、岡垣町がこれまで進めてきたまちづくりの姿が見えます。キーワードは、自然、田園都市、調和、住みやすさ、ふるさとなどです。

 議員御質問の今後の岡垣町の形は、この過去から進めてきたまちづくりの姿そのものであり、自然との調和を保ちながら田園都市としての機能性を高める、つまり自然に囲まれた住みよい居住空間の形成であると言えます。その形づくりに向けた不断の取り組みが町の魅力をさらに高め、住みたい住み続けたいまちを築き上げるものと確信しています。

 次に「(3)美しい自然環境の保全と三里松原の再生、農地の活用について」に対してお答えします。

 先ほど述べた、自然に囲まれた住みよい居住空間をつくるためには、住民満足度の高い自然環境のよさを守る取り組みを継続しなければなりません。特に三里松原においては、近年、まれに見る大量の松枯れの発生により、保安林機能の低下による後背地の住宅地や農地等への影響が懸念されるところです。

 このため、松枯れ被害の多い筑前海沿岸の4市5町で組織する対策協議会を平成26年11月に設置し、相互の情報の共有化を図り、現状や課題を整理し、国・県への要望活動を継続的に実施しています。その成果として、国による予算の重点配分も行われ、松枯れ被害も減少傾向にありますが、今後も課題が多いことは十分認識しています。これからも今までどおり松くい虫の防除の徹底に継続して取り組みます。

 今後も引き続き、地域住民との協働の取り組みの中で、長期的な視点に立ち、わが町のシンボルである三里松原の保全、再生に向けた地道な取り組みを推進していきます。

 また、森林整備に関しても、これまで民有林においては森林環境税を活用した荒廃森林事業を、町有林においても利用間伐や竹林改良による森林整備を進めており、森林の持つ公益的機能が持続的に確保できるよう努めます。

 今述べた三里松原や緑豊かな山並みを背にした岡垣町の田園風景は、自然環境のよき象徴です。この景観を守るためには、農業がまちづくりを支える産業であることを再認識する必要があります。

 このため、今後も引き続き、農地の利用集積や農業生産の基盤となる環境整備を図るとともに、農村環境の保全のために農地の多面的機能を維持、向上させるための取り組みを推進します。

 次に「2.国道3号岡垣バイパス4車線化の早期実現について(1)国道3号岡垣バイパス4車線化整備促進期成会の設立と活動について」に対してお答えします。

 国道3号は、地域住民にとって重要な生活道路であると同時に、北九州市から鹿児島市に至る九州の大動脈であり、特に北部九州圏においては、北九州市と福岡市を連絡する地域経済・物流の要となっています。

 しかし、岡垣バイパスは、北九州市と福岡市の間で唯一の2車線区間となっています。このため、広域幹線道路としての災害時におけるライフラインの確保や事故発生時における旧国道3号の道路渋滞などの課題があり、本町のみならず近隣市町においても岡垣バイパス4車線化の重要性は強く認識されているところです。

 こうした中、先月8日、福岡県、宗像市、福津市、水巻町、遠賀町の御協力をいただき、国道3号岡垣バイパス4車線化整備促進期成会の設立総会を開催いたしました。現在、国道3号遠賀町今古賀交差点では、下り線の高架化事業に着手され、3年後には完了する予定となっています。次は、岡垣バイパス4車線化を実現するために、2市3町で連携して国への要望活動を進める必要があると考えます。

 しかし、岡垣バイパスは、民主党政権下の平成22年度に一旦完了として判断された経緯があるため、事業の早期実現に向けては、福岡県、北九州国道事務所などと協議を重ね、まず、今年度は九州地方整備局へ要望活動を行い、国土交通省への要望に向けて、段階を踏みながら慎重に取り組んでいきます。

 なお、4車線化の早期実現に向けては、議会の御支援が必要となりますので、議会と連携した要望活動などの取り組みについて、今後とも御協力をよろしくお願いいたします。

 次に「(2)国道3号岡垣バイパスと国道495号を結ぶ県道の進捗状況について」に対してお答えします。

 国道3号岡垣バイパスと国道495号を結ぶ県道、岡垣宗像線山田バイパス整備事業については、平成26年度から事業に着手され、昨年度までに、東黒山工区側の道路詳細設計と山田工区側の道路予備設計及び国道3号岡垣バイパスとの接続部の橋梁の予備設計が完了しています。

 県からは本年度に、東黒山工区側については地元関係者と協議を行いながら道路排水処理計画の検討をすすめ、山田工区側については詳細な道路設計を行うための調査測量が実施される予定と聞いています。この県道の整備により、国道3号岡垣バイパスと国道495号が最短距離でつながることとなり、北九州市若松区方面と福岡市方面の物流の円滑化・効率化を図るとともに、交通が分散されることで地域住民の安全を守り、町内の交通環境改善に大きく寄与するものと考えられます。

 また、この県道事業とあわせ、国道3号岡垣バイパスが4車線化されることで、広域幹線道路としての機能も強化され、交通面での利便性が向上することから沿道の開発等が進み、地域のさらなる発展が期待されると考えます。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 昨日の曽宮議員の質問で120点という回答でありました。

 私は、今、答弁書を見させていただいて、一般質問をする段階において、担当の方々に一般質問の概要ということで差し上げておりました。その中のことが書いてありますので、何を質問しようかということで、今、戸惑っています。本当に丁寧な回答でありがたくいただいております。

 しかし、町長に何点かお聞きしたいのは、やっぱり町長自身はこの町の形というのは、ここに書いてあるように、「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」の実現ということが町長が目指す岡垣の形なんですか。ちょっとお伺いします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 第5次総合計画の後期基本計画では、これは平成28年度、今年度からスタートいたします。あと4年、平成32年度でこのことが終結するということでありますから、この後期基本計画に沿ってまちづくりを進めていくと。

 その基本理念は、あくまでも「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」であります。これの実現のために全力を尽くすということであります。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) やはり、この岡垣の町、先ほど2番目にこの町の形ということで、地形、地勢の話をいたしました。

 自然が守られるというのは山を守る。そこで、ふもと等の土地が生きていくということで、そのことも含めて、この岡垣の地形を山脈につながり、そして大地ということで盆地的風土という形で表現させていただいた。

 これは、今、岡垣に居住される方々に自然を残す大きな要素ではなかったのかと。そして、そこで営む町民の方々に努力によって、また自然が守られたというふうに私は考えております。

 地方創生で、人口の問題、子育ての問題ということをよく言われていますが、かつては岡垣は1万人の村でした。しかし、先ほど言いましたように、ベッドタウンで3万2,000人近くの人口になった。そこに来られた方々は、やはり、岡垣の自然の美しさと住んでよかったという意識の中で家を建てられた。

 今、人口がふえて都市化しているということで、福岡から北九州を見ますと、どこも駅前並びに山々、丘陵地が削られて、田畑が埋められて宅地化をしている。

 本当に人が生きる中で何が必要なのかというと、やはり、住んでよかった自然環境、自然豊かな恵まれた環境の中で生活をする。働くところは都会とか、そういうところで営むけども、生活を営むところでは、やはり静かなところで、豊かな自然環境のもとで暮らしたいというのが生き方じゃなかろうかと。

 先ほど司馬遼太郎さんの自然を壊さない、これは、やはり岡垣の地形に守られ、住民に守られてきた。それから、美しい小川を残し、きれいな山を残す。そこが一番大切であるというのは、我々住んでいるものがつくっていくことじゃなかろうかと思っております。

 人口減少、定住政策ということをしきりに各自治体では競争しながら言っていますが、やはり、この岡垣の町に似合った自然の豊かさを守ることによって定住政策が進められるんじゃなかろうかと、私はそのように考えます。

 今後の若い人たちは、子育ての中でどういうところに住めばいいのか、おいしい水、そして、自然の農業産物、そういうものを求めてくるのではなかろうかと、こう考えますが、町長はどのようにその点はお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 岡垣町の歴史の経過をたどってみますと、炭鉱時代は人口が多くありましたけど、それ以後は人口が少し減少する。しかし、昭和40年代に入って、高度経済成長とともに団地ができ、そして、人口がふえてきた。しかし、日本の人口が全体的に減少する中で、岡垣町も平成22年からは減少傾向に転じてきたという状況で。

 小野議員が言われるように、自然環境というのは、岡垣町の孔大寺山系を中心とした後背地に。そして、北側には三里松原、響灘ということで、これはかえようのない自然があるわけでありますから、これと調和しながら発展するということで、今まで発展をしてきました。

 当然、団地の形成においては、山を削りという部分もあったというように思いますが、これも、あと残された部分というのは、人が手を加えて団地化するという部分というのは、そう余り残されておりません。

 これから、もし団地を造成するという、これはあくまでも民間企業によってなされるということになりますけど、これもある一部の地域に限られてくるということでありますから、旧団地の空き家が目立つ、岡垣町の全体で600戸の空き家があるわけですから、この活用次第では、600戸の活用ということは大きな1つの団地に匹敵するわけですから、これの活用もまちづくりの大きな今後の課題というふうになってくると思います。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 1番の今後の岡垣町政のかじ取りということで、町長のほうから確かなる回答をいただきましたので。

 その中でちょっと気になるのは、町長、私、文書の中でJAの発行してあります広報JA北九、これは見られたことはありますか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 見たことありません。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) これは、JA北九ですから広範囲です。

 岡垣の方々のこと、それからJAに勤めてある岡垣東部、岡垣支店ですか。そういう方々の活動とか、それから、もう我々が知っておられる農業に従事している人たちが紹介されてある。

 どなたかの文章にありました、北九州は96万人、中間市4万人、遠賀郡9万人とおよそ110万人の方がJA北九の管理の中で生活しておられると。そして、組合員は7,000戸を割るぐらいだと。こういうふうな方々が、この新聞を読んでおられる。

 その中で、この役員として若い方々、それから、農業従事者として私の町の芸農人という、芸は芸術の芸で、農家の農の芸農人という形で紹介をずっと受けておられるということなんです。

 これを考えますと、やはり、今後のまちづくりは、先ほども書いてありましたように、私は、岡垣は農業を基盤とした生き方をしていかなければ特色は出ないんじゃないかと。それと、その知識を岡垣の農家の方々は持ってあるんじゃないかと思っています。それは、自分が過去経験したことがあります。

 自分勝手な話をすると失礼ですが、岡垣には市場がないんです。農業の販売路の市場が。水巻にありました。それから、日本炭鉱の購買部がありました。そこに持っていって、農産物の検疫を受けるという農業をしなければならない。そういう検疫を受ける。

 水巻の場合は、リヤカーを引いて、社宅の中で家でつくった野菜を売れば、それが売れた。しかし、岡垣は、わざわざ水巻の頃末の市場まで持っていく。そして検疫を受ける。ニッタンで検疫を受ける。検疫を受ける野菜とは何なのかと。

 それは、やはりどこの市場にも出しておかしくない農作物をその当時から、昭和30年代以前からつくっていた。これは大きな岡垣の財産なんです。しかし、こういうふうな新聞の中で紹介されることを見るたびにうれしく思っております。

 そこで、1つお聞きしたいのは、今後、農業を担う若者従事者に対しての支援策というのはありますか。ちょっとお聞きしたいです。



○議長(横山貴子君) 上部産業振興課長。



◎産業振興課長(上部龍二君) 農業後継者及び新規農業者への助成金という形で、現在では親元就農であっても新規就農者ということで、要件を満たしていれば国が交付します青年就農給付金の給付対象となり、1人150万円になりますけど、最長5年間の給付が受けられることができます。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) その給付金というのは、例えば、農業後継者や農業経営を志向する学生に対して、例えば、専門書の購入とか、農業研究費等の奨学制度とか、そういうものが含まれているんですか。



○議長(横山貴子君) 上部産業振興課長。



◎産業振興課長(上部龍二君) まず、青年就農給付金という形でお話し申しますと、こちらの分については、県の農業大学校や先進地の研修の場合について、45歳未満の方であれば、研修期間中に年間150万円の2年間の給付が受けられるという形になりますので、書籍等という給付等はありません。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 町長、ちょっとお聞きします。

 遠賀郡には遠賀高校という農業関係の学科を持った高校があります。また、福岡のほうにも福岡高校ということで農業ということである。そういう学校並びに福岡県の農業大学、それから、九州東海大学の農業科という、そういう農業の学校に進学される方、そして、志向される方、そういう方に対して、町として、そういう専門書の購入並びに研究費について支援する考えはありませんか。奨学金的な制度です。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) そういうことは考えたこともありませんし、そういう支援をしているということも聞いたこともありませんし、そのことが農業の振興にどうつながるのか、そこが一番大事な部分だというふうに思います。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 国道3号線のバイパスの4車線化についてお聞きします。

 9月9日の全員協議会で詳しく説明があるかと思いますが、このことに関して、町長は、町執行部、議会との情報を密にして協議することは大切であるということで回答をされております。

 例えば、町民の皆さんが期待する件でもあると私は考えております。必要とするならば、町民総意の早期実現への決起大会とか、そういうものが必要とするならば考えておられますか。それとも、行政と議会で、この問題を解決すると考えられておられますか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 先ほど壇上で答弁しましたように、8月に福津市、宗像市、そして、遠賀町、水巻町、そして岡垣と、2市3町で協議会をつくりました。この協議会で、これは当然、議長も含めた、県議等も含めたところで総会を開催して、そして一定の方向を決めております。

 これは、まず、九州地方整備局に要望に行って、そして、そこで協議をして、ことしに国のほうに上がって要望していくのか、そこらあたりのめどをつけて、段階を踏んで取り組んでいきたいというふうに考えております。

 そういうことでありますので、今の段階で町民の皆さん方に決起集会とか、あるいは、町民を中心とした期成会を設置するとか、そういうところまでは考えておりません。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 私の危惧するところは、岡垣から遠賀バイパスの高架上り線がスムーズに運行されておりますが、その反面、水巻の立屋敷それから水巻駅、折尾周辺が非常に渋滞をしているのが今の現状です。

 今度、朝夕のことですけども、逆に完成をすれば、下り線の岡垣周辺はすごい渋滞になるんじゃないかと私は考える。しかし、3号線のバイパスの4車線化が完了すれば、それも少しは解消できるんじゃないかと思っております。そこのところ、どういうふうに考えておられますか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 小野議員が言われるとおり、福津、宗像市がこの4車線化に加わっていただいております。福津、宗像市は、今、4車線化しているんです。これを、将来的には6車線ということに、今はそういう希望を持っているということでありますから、そうしますと、宗像市、福津は6車線と、遠賀町も4車線が完了、岡垣だけ2車線ということになると、余計に渋滞が発生するということになります。

 ただ単に渋滞ということだけではなくて、国道3号の持つ機能、これはやはり門司から鹿児島まで国道の大動脈、いわゆる地域経済を支える九州の経済圏を支える重要な道路という位置づけのもとに、このことの意義を再度原点に返って見直して、国のほうにも理解をいただいて、スムーズに遠賀町の4車線につながるような、遅れることなく岡垣町の国道3号の4車線化を着工していただくように、そのことを強く国に求めていきたいというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 1番、小野元次議員。



◆議員(小野元次君) 質問ではありません。

 やはり岡垣の、それから、国道を利用される方々へ4車線化の早期実現に向けて、町の執行部並びに行政それから議会が情報を密にして、共有して、早期の実現に向けて働いていくことが必要だと思っておりますので、これによって一般質問を終わらせていただきます。



○議長(横山貴子君) 以上で、1番、小野元次議員の一般質問は終わりました。

────────────・────・────────────



○議長(横山貴子君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 本日は、これにて散会します。起立、礼。

午前11時42分散会

──────────────────────────────