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福岡県 岡垣町

平成 28年 3月定例会(第1回) 03月07日−03号




平成 28年 3月定例会(第1回) − 03月07日−03号









平成 28年 3月定例会(第1回)


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平成28年 第1回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第5日)
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議事日程(第3号)
午前9時30分開議
 日程第 1 一般質問
      1.12番  太田  強
      2. 7番  平山 正法
      3. 4番  下川路 勲
      4. 9番  森山 浩二
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本日の会議に付した事件
 日程第 1 一般質問
      1.12番  太田  強
      2. 7番  平山 正法
      3. 4番  下川路 勲
      4. 9番  森山 浩二
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出席議員(13名)
 1番 小野 元次君        2番 市津 広海君
 3番 西 美千代君        4番 下川路 勲君
 5番 広渡 輝男君        6番 三浦  進君
 7番 平山 正法君        8番 曽宮 良壽君
 9番 森山 浩二君       10番 神崎 宣昭君
11番 木原 大輔君       12番 太田  強君
13番 横山 貴子君                 
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 本田 典生君       係長 廣渡 要介君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 …………………… 宮内 實生君    副町長 ………………… 山田 敬二君
企画政策室長 ………… 門司  晋君    広報情報課長 ………… 中山 朝雄君
総務課長 ……………… 川原 政人君    地域づくり課長 ……… 武谷  勝君
税務課長 ……………… 青山雄一郎君    会計管理者 …………… 高山 哲郎君
健康づくり課長 ……… 太田 周二君    福祉課長 ……………… 来田  理君
住民環境課長 ………… 神谷 昌宏君    こども未来課長 ……… 川原 義仁君
こども未来館長 ……… 川原美智子君    都市建設課長 ………… 吉田  茂君
産業振興課長 ………… 上部 龍二君    上下水道課長 ………… 辻  芳和君
教育長 ………………… 花田 敏彦君    教育総務課長 ………… 高山 昌文君
生涯学習課長 ………… 原  憲司君                      


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午前9時29分開議



○議長(横山貴子君) おはようございます。ただいまの出席議員は、13名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。

 直ちに、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△日程第1.一般質問



○議長(横山貴子君) 議事日程第3号、日程第1、一般質問を行います。

 一般質問の通告書に従って、受付順に順次発言を許します。

 まず、最初に12番、太田強議員の発言を許します。12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 皆さん、おはようございます。12番、太田強。議長の許可をいただきましたので一般質問を行います。

 まずもって、私ども議会運営委員会におきまして、1月27日、28日の1泊2日の行程で滋賀県大津市議会に視察研修に行ってまいりました。目的は議会議員の政策力をつける、継続的業務計画の策定、これは非常事態になったときに議会の中で次の会議をどうするかとかこういう対応の仕方をということで、継続的業務計画の策定など、今、最も議会人に求められている内容でございます。

 大津市議会はこれらの点での取り組みで議会活性化を行い、3年連続して早稲田大学マニフェスト研究所のマニフェスト大賞を受賞した議会改革の先進地と言われておる議会でございます。この内容につきましては議会内部、議員内部の問題でございますので多くを語ることはありませんが、後の質問の関連として質問席より申し述べたいと思います。

 さて、本年1月10日号の広報おかがきにおいて、宮内町長の年頭の御挨拶が掲載されております。要約いたしますと、町長はその中で国の経済情勢は緩やかな回復基調が続いておる。こういう情勢の中にそれぞれの自治体がそれぞれの地域で住みやすい環境を整えることにより、日本全体が元気であり続けるために政府が現在地方創生の取り組みを進めておる。また、政府は第三次安倍内閣のもとで1億総活躍社会の実現という新たな政策にも取り組み始めた。これについても今後の政府の取り組みに注目しておるところであると述べております。

 また、岡垣町では地方創生の取り組みに先立ち、活力あるまちづくりを続けていくために、定住促進、子育て環境の充実、都市基盤の整備など重点的に進めてきた。また、昨年から今後5カ年のまちづくりを示す第5次総合計画後期基本計画とまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に取り組んでおる。これらの計画では少子高齢化、人口減少が全国的に進む中、ただ人口をふやすだけではなく、人口がふえなくとも町民が豊かで安心して暮らせる魅力あるまちづくりを進めたい。最後にビッグタイトルとして、ここにしかないよさを生かし、夢や希望の持てる町をつくりますとこのように結んでおられます。大変率直で宮内町長の厚い思いがひしひしと感じられます。

 反面、考えてみますと宮内町長の任期は1カ年を切る任期となっております。これらを認識の上に町長にお伺いいたします。今後のまちづくりの方向性について。(1)第5次総合計画後期基本計画について。(2)まち・ひと・しごと創生総合戦略について。(3)1億総活躍社会の実現に向けた岡垣町の対応について。

 以上3点についてお伺いし、後は質問席で質問いたします。よろしくお願いいたします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 皆さん、おはようございます。太田議員御質問の「1.今後のまちづくりの方向性について(1)第5次総合計画後期基本計画について」に対してお答えします。

 平成27年度は、今後のまちづくりの方向性を定める主要な計画の策定に取り組んでいます。第5次総合計画後期基本計画、地方創生に係る人口ビジョンとまち・ひと・しごと創生総合戦略、公共施設等総合管理計画の策定などです。

 第5次総合計画は、平成23年3月に10年間の基本構想と前期5年間の基本計画を策定いたしました。「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」をまちづくりの基本理念とする基本構想は後期の5年間へ継承されます。

 また、後期基本計画を策定するに当たっては、社会動向の変化を捉えることと、住みたいまち、住み続けたいまち、ふれあい・支えあうまちの推進を基本視点といたしました。その上で、前期基本計画の施策別評価を行い、新規・継続・修正・削除の判断を行った上で、後期基本計画として取りまとめています。

 後期基本計画を策定する上で大きな課題となったのは、やはり人口減少社会への対応です。このことは5年前に既に懸念されていたことでしたが、実際に人口が増加から減少へと転じ、今後そのペースが加速化することが予測されます。

 人口減少社会への対応としては、人口維持・増加に向けた出生率の向上や定住促進などの積極戦略と、少子高齢化や人口減少などの変化に速やかに対応する調整戦略の双方に取り組まなければなりません。積極戦略は、まち・ひと・しごと創生総合戦略であり、調整戦略は公共施設等総合管理計画などと考えられます。

 太田議員が先ほど私の年頭の挨拶について触れられましたが、その中で、岡垣町には、地域に誇りと愛着を持ち続けている地域住民の力があるとも述べました。人口減少社会を迎えた今後5年間のまちづくりは、積極戦略と調整戦略の2つの戦略のバランスを取りながら進めなければならない難しい局面を迎えますが、地域住民の力をお借りしながら、町政を進めなければならないと考えております。

 次に、「(2)まち・ひと・しごと創生総合戦略について」に対してお答えします。

 国の人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略を受け、全国の自治体に、地方版として、同様の取り組みが求められました。人口減少問題の克服として、2060年に1億人程度の人口を維持することを視野に入れ、地方への新しい人の流れをつくる、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるなどの基本目標をもとに、それぞれの地域特性を考慮して地方版の総合戦略を策定するものです。

 総合戦略について述べる前に、人口ビジョンにも言及しなければなりません。先ほども述べましたが、私たちが今強く認識しなければならないのは、人口が減少していくことが現実の問題であるということです。今はまだ減少傾向に転じたばかりの段階ではありますが、今後は加速化しながら人口が減少することが十分に予測されます。

 人口ビジョンでは、50年、100年先を見据えて人口推計を行っています。現状では人口が減少すると予測されますが、出生率向上に向けた子育て施策の充実や、20歳から30歳代に対する定住促進等の施策を展開することにより、2035年に3万人、2070年に2万5,000人の人口を確保することを目標に掲げています。

 この人口ビジョンを踏まえて、岡垣版まち・ひと・しごと創生総合戦略素案を策定しております。策定の過程においては、住民アンケートを実施し、また産官学金労言の各分野からなる懇話会を設け、5回の論議を行い、さまざまな御意見を伺いました。また、商工会や農漁業関係者などとの意見交換会には、私も出席し意見を伺いました。庁舎内にも策定委員会やプロジェクトチームを設け、素案を策定したところです。

 岡垣版まち・ひと・しごと創生総合戦略は、38の施策を考えています。それぞれに評価指標を掲げ、毎年、評価と戦略の見直しを行わなければなりません。今議会に岡垣町まち・ひと・しごと創生審議会を附属機関として設置する議案を提出しておりますが、懇話会と同様に産官学金労言の各分野から委員を選出し、効果の検証を行っていただく予定です。

 国によると、地方創生は地方版総合戦略の策定段階から、本格的な事業推進の段階へ移行したと言われています。平成27年度国の補正予算では一億総活躍社会の実現に向けた緊急対応として地方創生加速化交付金が予算化され、さらに平成28年度には新型交付金の創設が見込まれています。交付金の目的は、地方公共団体の自主的・主体的な取り組みを支援するとされていますが、実際は、官民協働、政策間連携、地域間連携を求められるなど採択基準が当初の段階より高く設定されている感は否めません。

 しかし、本町においても、先行して取り組める施策として、ふるさと納税制度の有効活用、ふるさと大使によるPR、民間宅地開発奨励金制度、中学校での英語教育の充実、地下水のブランド化などに既に着手しており、特に中学校での英語教育の充実については、その環境整備に向けて地方創生加速化交付金も申請しているところです。

 今後も人口ビジョンで設定した目標人口の確保に向けて、積極的に総合戦略に掲げた施策の展開に取り組みたいと考えています。

 次に、「(3)1億総活躍社会の実現に向けた岡垣町の対応について」に対してお答えします。

 1億総活躍国民会議によると、1億総活躍社会とは、若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会と定義されています。

 その1億総活躍社会の実現に向けての基本的な考え方が、新・3本の矢として整理されています。第1の矢が、希望を生み出す強い経済で、具体的な目標はGDP600兆円の達成です。第2の矢が、夢をつむぐ子育て支援で、具体的な目標は希望出生率1.8の実現です。第3の矢が、安心につながる社会保障で、具体的な目標は介護離職ゼロの実現です。

 議員御質問の1億総活躍社会の実現に向けた岡垣町の対応についてですが、昨年11月に石破地方創生担当大臣が、1億総活躍社会の実現に向けた地方創生の取り組みを整理した資料を提示されています。

 1億総活躍社会の新・3本の矢と地方創生の4つの取り組みは縦糸と横糸のようにクロスするものであり、地方自治体が地域の特性に応じた総合戦略の取り組みを進めることが、ひいては1億総活躍社会の実現につながるというものが図示されています。

 したがって、1億総活躍社会の実現に向けた岡垣町の対応は、岡垣版まち・ひと・しごと創生総合戦略に計画した38の施策を着実に実行すること、そのことが1億総活躍社会の実現に貢献できるものであると認識しています。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 大変わかりやすい御答弁をいただきました。

 少し私は弁解を申し上げますが、2月18日に議会運営委員会が開催されました。その折に、3月14日に予定されている議会全員協議会において、第5次総合計画後期基本計画の素案について、また、まち・ひと・しごと創生総合戦略の素案について、この2つの概要を説明していただくことになっております。私は当初、この2つのことについての、進捗状況から少し中身につきましても質問することにいたしておりましたけれども、全員協議会の中では、そのもととなる岡垣町の人口ビジョンの素案と、こういう資料もございました。十分な質疑をとっておられますので、そのときに中身の説明をいただきますから、今回の質問は中身につきましては若干省略いたしたいと思います。

 まずお尋ねいたします。第5次総合計画後期基本計画の策定などの際、この作成過程において、大学などの先生をアドバイザーとしてお願いしたことがあるかどうかをお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) まず、第5次総合計画後期基本計画の策定においては、大学の先生にはお願いは今回はしておりません。

 ただ、まち・ひと・しごとの創生総合戦略の策定においては、懇話会の会長を北九州市立大学の准教授にお願いをいたしまして、いろいろ意見を伺ってきたところであります。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 私は、この中身が悪くて大学の教授あたりを入れなさいとか、こういう考えで申し上げたのではございません。実は、演壇で申し上げましたように、大津市議会に視察研修にまいりました。大津市議会では、議会の中で政策検討会議というものをやっているそうでございます。そして、自分たちが自主的な勉強をやっておる。中身につきましては、議員提案による条例制定などを目指した勉強会であるというふうな説明でございました。

 その過程において、政策検討会議のアドバイザー制度というものをつくっておられるそうでございます。政策検討会議のアドバイザー制度というのは、いわゆる大学などの先生を講師として、自分たちで勉強会を開いておる。その中で、講師あるいは先生というのは、大学院とか地方行政の研究コース等のそういう先生方を呼んで一緒に勉強するとか、あるいはテーマとして掲げておる課題分野の研究者、そういう方と一緒に勉強するとか、それから同じく、やはり議会あるいは町民の声としての大学との研究の学術情報の提供とか、そういう考え方のもとで進めておられます。

 それで、具体的には、大津市議会の近所にある龍谷大学とか立命館大学、あるいは同志社大学とか、大学とのパートナーシップ協定、こういうのを結んで勉強しているというふうなことでございます。

 これは、よく調べてみましたら大津市議会だけじゃなくて、茨木市議会がやはり龍谷大学、それから会津若松市議会が福島大学とか、それからさいたま市議会が埼玉大学、それから昭和町議会が山梨学院大学、これも徳島とか、それから山形とか、こういうふうな大学の先生をお迎えして議会が自分たちと一緒になって勉強しておく、力をつけていこうと、こういう勉強会をいわゆる講師の選定をしながらやっておる。

 そこで、私は、「大変いいことでしょうが、議会の中で大学の講師をどのようにして選択したんですか」、こういう質問をいたしました。そしたらお答えが、「そこが難しいんですよ」と、こういうお言葉です。それで、大津市議会は、大変、市の議会で大きいから、事務局の職員でも二十数名いらっしゃって、調査課とかそういうところまであって、かなり議会の中でも十分にいろんなところとの接触はあると思いますけれども、一番大事なことは、「執行部と十分に打ち合わせをして、アドバイスをいただきました」と、こういうお言葉です。やはり、議会独自じゃなくて、幅広く執行部にも声をかけてお願いして、どういう講師がいらっしゃいますか、こういうところを十分に根回しをして講師の選定をやっている。ここは会派制だそうでございますけれども、全議員が勉強会に参加しておると、こういう大変すばらしいことをやっておられるんですけども、そこで十分に、これから取り組むときは、大学の先生たくさんいらっしゃいます。優秀な先生が各大学にいらっしゃいますけれども、こういうのを市の執行部と十分に打ち合わせをしたと、こういうことでございますので、私が今、あえて大学の教授とか大学の先生方がここに関与をしたかというような質問をしたわけでございます。やっぱり、市にはいろいろ各課が大学とのつながりがある。そういう形の中で、情報を十分に共有しながらやっていると、選択しているということでございます。

 そこで再度お尋ねいたしますが、私ども議会において、こういう勉強会をやるという立場になったときに、講師などの選定につきましては紹介できる状況にあるのかどうか、お尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) これまでいろんな計画をつくる過程において、例えば先ほど申し上げた北九州市立大学とか、それから九州共立大学、九州女子大学、福岡教育大学、九州大学とかといろんな連携をとって策定してまいりますので、今、議員がおっしゃったそういうことには十分対処ができるというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 第5次総合計画後期基本計画は、やはり前期計画に引き続き策定される。当然でござましょうが、前期計画総括のもとで策定が進められたものだと判断いたします。いろんな多岐にわたる、幅広い町の施策というのがあるわけでございますけれども、町長がこの点はという課題、この中にも今、課題は説明されましたけれども、再度、何であるか、もう一度御説明をお願いしたいと思います。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 後期基本計画においてさまざまな課題があるわけでありますが、まずは人口減少です。5年前から人口の減少が始まりました。年間大体80人ほど、わずかでありますけども減少していると。この傾向は今後も続くし、また、それが加速化するというのが非常に懸念をしているところであります。

 そういうことで、人口減少問題、国も地方も避けて通れない課題でありますけども、この人口減少問題にどのように対応していくのかということについては、岡垣町には岡垣町独自の定住促進であるとか、岡垣町の魅力をより全国に発信できるような、そういうまちづくりの視点といいますか、認識といいますか、そのことが今後の大きな課題であろうというふうに思います。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 私は冒頭、演台で、宮内町長の新年の挨拶ということで申し上げました。宮内町長の新年のごあいさつということで、ここに持ってきておりますけれども、そして大きく「ここにしかない 良さを生かし夢や希望の持てる町をつくります」と、このように宮内町長が述べられております。

 そこで、確かにこの言葉のように、これからはやっぱり、人口問題は大変それは今の課題であるということは十分に私も理解いたしておりますけれども、宮内町長がここで言われておりますように、これからはやはり何としても、政策に出生率を上げるとかなっとるけれども、そう簡単に1.何が1.2とか上がることはなかなか現状の中では難しい。それで今までの流れの中で後期基本計画は策定されるわけでしょうから、町長が、人口がふえなくても豊かに暮らせる町をつくりたい、これは本当にそうだと思いますけれども、急にそれを今度は公表しながら、もう人口はふえなくてもいいんですよというようなニュアンスにとられかねないから、こんなことは簡単には言えないと思いますが、変更することは難しいけれども、ビッグタイトルとして、「ここにしかない良さを生かし夢や希望の持てる町をつくります」、これ、宮内町長が大きくここに載っておられます。それで、大変これは私はこのとおりだと思いますが、やはり町の中で、今ここに御答弁いただきましたように人口減少というのは、これはもう町民が、あるいは国民全部が理解して取り組まなければならない。

 そこで再度、町長にお伺いいたしますけれども、町長の新年の挨拶、この思いを再度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 新年の挨拶で、この岡垣町にしかないよさを生かして、夢と希望の持てる町を実現したいという思いを述べさせていただきました。これは、岡垣町にしかないよさというのは、私は、子どもたちから高齢者までさまざまな人たちと日常的にいろんなお話をお伺いをいたします。100%までとはいきませんが、多くの皆さん方が持ってあるのはこの岡垣町に対する思いですね。これは、自然が豊かである、そしてまた心豊かな住みやすい町だということで、町民の皆さん方がこの岡垣町に誇りとそして愛着を持っておられる、こういう方が非常に多いというのが岡垣町のよさだというふうに思います。

 これから次代を担う子どもたちに対して、働く世代そして高齢者が、子どもたちあるいは孫たちの次の世代を担う人たちに、この岡垣町をやはり夢と希望の持てる、そういう暮らしやすい環境を維持し、あるいは育てていくということに尽きるというふうに思います。したがって、そういう町をつくることが、夢と希望の持てる、そしてまたそのことが第5次総合計画の後期基本計画の大きな課題であるというふうに思います。「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」ということで、この基本理念の町をつくるためには、そういう働く世代あるいは高齢者の方も愛着と誇りを持っておられる、その思いを何らかの形でまちづくりに力を貸していただくこと、このことが非常に重要だというふうに認識をいたしております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 実は、2月10日号、広報おかがきの中で、まち・ひと・しごと創生総合戦略について、岡垣町まち・ひと・しごと創生総合戦略の素案を公表します、こういう見出しで、まちの未来にあなたの意見をという見出しでパブリックコメントを求められております。まちの未来にあなたの意見をということで、広報紙に載っております。

 最初にお尋ねいたしますけれども、このパブリックコメントは、地方自治法などの決まりでコメントを求めなければならないことになっておるのでしょうか、どうでしょうか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) パブリックコメントは、特に地方自治法で定められているわけではありません。住民の皆さんの意見を聞くという中で、住民アンケート調査とか懇話会とか意見交換会、住民説明会、いろいろありますけれども、その中の一つの手法として考えております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 私、改めてこの広報を注意深く見ましたら、これは大変な重みのあるいいことであると、私は理解したんですけれども、表題によって町民の興味の度合いが違いますから、やはりいろいろコメントが出るとか出らんとかの差はあると思いますけれども、こういうコメントを求めた場合に意見などは実際出ておるかどうかお尋ねします。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 今回の後期の基本計画策定が、ちょうど今パブリックコメントが終わったんですけれども、今回は4名の方から16項目に対して意見が述べられています。

 また、5年前の基本構想、前期の基本計画を策定したときには、6名から21件ぐらい意見が寄せられております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) ちょっと見逃すことがあるもんですから、よく調べてみましたら、これは確かにこういう意見を求めたりしとるということは、町の努力はちゃんとやっておられるなと思うんですけれども、やはり一番大事なことは、町民の声をこういうところに出していただく体制というのは大変大事なことではないかと思います。

 私は、まち・ひと・しごと創生総合戦略について、全体をまとめたものを読ませていただきました。ここに、まち・ひと・しごとの長期ビジョンの総合戦略とか、ずっと書いてあるわけでございますし、それからまたこういう冊子まで読ませてもらいましたが、これは恐らく行政向けのいろんな資料でしょうから、なかなか多岐にわたって、そして細かいですがびっしり書いてある。いいこと尽くめです。

 それで、なかなか理解するのは難しいんですが、「地方創生版・三本の矢」と題して、確かに情報支援の矢とか、それから人的支援の矢とか財政支援の矢と述べられておりまして、その中に女性の活躍の場とか、それから健常者も障害を持っている人も出番をつくるというようなことが書いてあります。ただ、余りにもこれ、細かにものすごく書いてあるものですから理解が難しい。それで、私が理解できましたのは、人口減少と地域経済縮小の克服と、こういうところは比較的現状と取り合わせて理解できるんですけども、ただ、国から地方自治体の中にこれだけの問題について考えてきなさい、これじゃ、やっぱり自治体の職員の方々の御苦労は大変なものがあると思いました。

 中身については、また全協で御説明いただくことになっておりますので省きますが、具体的に策定過程の中でどういうところに御苦労されておるか、再度お尋ねいたしたいと思います。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) まず、一番の苦労じゃないですけれども、問題となるのは、やっぱり人口減少社会に対する政策としての特効薬がないというところが一番の課題であろうと思います。

 それともう一つ、今回、懇話会とか住民アンケートとかでいろいろ皆さんから御意見いただいたんですけれども、それを計画性とか実効性とかをもって、一つの政策として、計画としてまとめ上げていく、絞り込んでいく過程が一番力を要したというか、苦労した点であったというふうに思います。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 次に、一億総活躍社会の実現に向けた岡垣町の対応についてお伺いいたします。

 私は、きょうは自由民主党が政府に対して申し出た冊子をここに持ってきております。その中にもこんなに何ページにもわたって細部に書いてあるわけでございますが、「一億総活躍社会とは50年後も人口1億人を維持し、一人一人がみずから、家庭で、職場で、地域で生きがいを持って、充実した生活を送ることができる社会である」、その後に、一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策とかいうのが述べられております。そしてこの中に、こんなに厚く細かに小さくずっと載っておるわけでございますけれども、わかったようでなかなかわかりにくい。

 そして、あるとき、新聞にこういう記事が載っておるんです。一億総活躍社会実現の対話ということで、これは担当の加藤大臣が、仙台、東京、福岡、大阪で対話集会を開くと、こういう記事が載っておるんですけども。やはり大臣が直々に地元に出ていってという積極性は認めるけれども、これ、果たしてどういう対話集会になるのか。どうぞお集まりくださいということですから、結果のほうはちょっとまだ新聞を見ておりませんでしたけれども、なかなかそのぐらい、やはり空回りするかもわからんぐらいに難しいことばかりを話をしたっていけないということで、大臣がみずから地方に出ていってということだと判断しますけれども、大変いいこと尽くめの中でしょうが、取り組みはなかなか難しいんじゃないかと、こういう気がいたします。

 そこで、福岡県のみやこ町で、町の主催で就職あっせんの説明会を開催したと、こういう記事が載っておりました。大きな会社がないもんですから、やはり病院とか小さな会社はあるでしょう。だんだん若者がこの町から離れていく。それで、町のほうもいろんな求人広告を出すけれども、募集しておるかどうかこれがまたなかなかわからないと、双方に、町民の中にも、それから町も、実際は把握するのは難しい。そこで町が立ち上がったということでございますが、これ、町長、大変おもしろい企画と思いませんか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 岡垣版のまち・ひと・しごとの創生総合戦略の中で、実は同じような施策を今回載せております。岡垣町単独でいいのか、あと、ほかの3町を巻き込んで郡内で合同で開催するほうがいいのか、その辺は今後検討したいというふうに考えています。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) それで、そういう町がやった結果はどうでしたかと、私、尋ねてみたけれども明確な答えがなくて、そこそこ曖昧に、町の中で病院あたりで再度資格を持った方が就職された例がありますだとかでした。

 岡垣町も、聞いてみましたら、なかなか建設業やら、とにかく岡垣の中では働く人がいないのじゃないかというようなことで大変だというようなお話もありますが、やはり私は、町でそれを必ずしなさいということではなくて、こういう企画がやはり一億総活躍のこれは急務じゃないかというふうに考えるわけでございます。ですから、商工会とかいろんな団体にお願いすることもあるでしょうし、やり方はいろいろあると思いますけれども、ただ、町の姿勢として、町がそういうのに取り組んでおるということは、やはりこれは大変いい企画ではないかと私は判断いたします。

 それからもう一つ、広報おかがきに掲載されていたことですが、提案公募型地域活性化事業の募集ということで、「みんなで地域を元気にしよう」とこういうタイトルが出ております。これも小さな記事ですけれども、なかなかこれはまたおもしろいなということで、ここにこういう記事で小さく出ておるわけでございます。こういう地域を元気にしましょうということですが、こういう申し込みの近年の実態はどうでしょうか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 提案公募型事業については、平成20年度から取り組みを始めています。これまでに8つの事業が提案されております。この一、二年は少し申し込みがないんですけれども、例えば波津のイルミネーションとか、それからはしご酒まつりとかこういった事業が、この提案公募型事業の中から一つのまた町の事業として成長していったという事業もこの中には入っております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) やはり余り難しいことをどうだこうだと言うよりも、こういうのを活用するのがとってもいいなと私は思いました。やはりこれが本当に町民のアイデアも出て、協働のまちづくりの原点ではないかと思うわけでございます。

 ただ、いろいろ考えが町長、あるかもわかりませんけれども、これ、限度額が最高20万円とかそういう制約がついておりますけれども、本当はもっと大きく予算ぐらいとって、町民の声をどんどん町の意見の中に出されたらいいんじゃないかと私は思います。町長、そう思いませんか。ですから20万円とかいう限度じゃなくて、少なくとももうちょっとふやしてもいいんじゃないかというふうな考えを持ちますが、いかがでしょう。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 提案公募型地域活性化事業で現在やっているのは、最高限度額が50万円までです。これは、住民と行政との協働のまちづくりという点では欠かせない事業だというふうに思っております。まず、住民みずからが創意工夫、知恵を出して提案をする。そして、その運営をしていくという点では、そういう自主的な住民の事業、これを町が積極的に支援をするということが地方創生でも後期基本計画でも重要な部分でありますから、額の問題は今、限度額50万円でありますけども、この辺は果たして50万円で本当に地方創生とか住民との協働ができ得るのかどうなのか、ここらあたりも含めて、もっともっといい事業のあり方というのを検討したいというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) この3月議会の全員協議会で説明をいただきますので、十分に期待ができそうでございますが、第5次総合計画後期基本計画あるいはまち・ひと・しごと創生総合戦略、町の将来の計画が策定されております。これは、中身については、先ほどから何度も申し上げますけれども、全協の中でまた説明をいただくことになっておりますが。

 私は冒頭、演台で大変失礼なことを申し上げました。それは、町長の任期がもう一年もないじゃないかと。これ、けれども実際そうなんですから。ですから、あえて町長にお伺いいたします。この町の将来の思いを、先頭に立って重要施策をまとめてこられました。そこで、町長として、このままもう任期が切れたら次の町長に任せるのか、あるいは自分が責任を持ってやらなければならないと考えておられるのか。私はもう1年を切っておりますから、最後の任期は今期の最後までしっかりやられとると思いますけれども、将来の町長のお気持ちをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 私は、1期目、平成21年度に就任をいたしました。22年度に第5次総合計画、10年間の計画を策定をいたしました。ちょうど前期基本計画が27年度、今年度で終了いたします。そして、28年度からの第5次総合計画の後期基本計画の策定をこの27年度に策定をして、そしていよいよ28年度から32年度までの5年間で第5次総合計画の後期計画が終わります。これをもって、第5次総合計画が終了するわけです。ちょうど、第5次総合計画の後期基本計画の初年度、28年度をもって私の任期は切れますけども、やはり計画を策定をしたその責任、使命、これは32年度まで完結をするということについては、3期目に挑戦をするということで、責任を持って計画そしてその計画を実現するというところまで責任と使命を果たさなければならないという考えでおります。

 まちづくりについて私の基本的な考え方は、今できることを着実にやる、そして今しかできないことも着実にやる。もう一つ、今やらなければならないこと、この中に、私が3期目に挑戦をする、そして第5次総合計画全体をやり上げる、後期基本計画を実現させる、このことが私の使命と責任というふうに考えております。以上でございます。



○議長(横山貴子君) 12番、太田強議員。



◆議員(太田強君) 大変重要な町の将来を左右する戦略あるいは計画、これは大変だったと思いますけれども。

 最後に、ちょっと余計なことでございますけども、毎日新聞の記事を紹介いたします。ここに、働かないアリも必要と、こういう記事が出ています。これは、アリの集団の中には大変アリがたくさんおりますけれども、2割から3割は日ごろ働かないアリがおるそうです。ほかのアリが仕事に疲れてしまって、働けないことになるアリもたくさんおるそうです。そのときにかわりに仕事に出てくるのが、日ごろ休んどるアリだそうです。人間の社会の中はアリと一緒にできませんけれども、集団の長期存続には不可欠であると、この研究成果を、これは北海道大学の研究チームがイギリスの科学雑誌に正式に発表したという記事なんです。

 私はなぜこんな記事を気に入ったかといいましたら、やはり町の職員が大変な、私がこれを見ただけでも、とてもじゃないけどもこれを理解しながら仕事をしなきゃならんというのは、これはもう大変な労力であり、激務じゃないかというふうな気がいたします。こんなにたくさん小さな字でずらっと書いてあるんです。そして、結局、こういうのがあるということで考えなさいということなんでしょう。ですから日ごろ職員の、各課においては、これはやっぱり執行部が各課の皆さん方の課長のところに、課題を持ってこいとかいろいろ言われることがあるでしょう。そうするときに、やはりもう疲れ果てて、日常業務と同時に、なかなかいい知恵も浮かばないで苦しんでおる方々もいらっしゃるかもわかりませんが、そういうときに、先ほどから申しますように、人間とアリとは、これはそんなことを比較したら大変失礼でございますけれども、毎日の大変な激務の中で全職員が疲れ果てたら、これは大変です。ですからそういう意味で、それぞれの課長が連携をとって、かばい合って仕事をされましたら、より後期基本計画にしても、それからまち・ひと・しごと創生総合戦略にしても、大変効果が上がるというふうな期待もできるのでないか、私はそのように思いました。以上で終わります。



○議長(横山貴子君) 以上で、12番、太田強議員の一般質問は終わりました。

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○議長(横山貴子君) しばらく休憩します。再開は、10時45分といたします。

午前10時25分休憩

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午前10時45分再開



○議長(横山貴子君) 再開します。

 7番、平山正法議員の発言を許します。7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 皆さん、こんにちは。7番、平山正法です。議長の許可をいただきましたので、通告書に基づいて一般質問を行います。

 早いもので、初当選しまして間もなく1年になります。3月議会は初めての議会として迎えておりますが、一般質問は4回目となります。何度、この場所に立っても緊張しております。きょうもよろしくお願いいたします。

 間もなく訪れます3月11日は、東日本大震災から5年の節目を迎えます。全ての被災者、避難者、関係者の皆さんに心から哀悼の意をささげます。

 それでは、本題に入ります。まずは、公契約条例についてです。公契約とは、国や自治体が発注する公共工事や委託事業について、民間業者と結ぶ契約のことです。OECD経済協力開発機構によると、日本国内で公共工事や委託事業にかかわる労働者は1,000万人を超え、その財政規模はGDPの15%、約65兆円から75兆円に達するとされ、地方ではその地域での最大の経済活動となるケースも多く見られます。

 近年、賃金や労働条件などを無視した公務・公共サービスの民間開放が急速に進められ、自由競争と財政難を理由とした一般競争入札の拡大、低入札による価格のたたき合い、ダンピング業者の介入が広がり、コストカットによる労働者の労働条件や働くルールが著しく低下し、官製ワーキング・プアの増大となっております。

 公契約法、条例は、公共工事・公共サービスなどを民間事業者に発注して実行する際に、低賃金を背景とするダンピング受注を排除し、公務・公共サービスの品質確保と事業者相互間と労働者相互間の公正競争を実現することを目的としております。

 また、公務・公共サービスに働く労働者に適正な働くルールと労働条件を確立し、公共事業を住民生活密着型に転換し、優先して地域中小業者に仕事が回れば、地域経済と雇用の再生、自治体の税の増収につながります。

 この公契約条例で最も重要な要件は、賃金の下限設定です。最低賃金によらないあるべき賃金額を定めることで、公契約条例の最大の効果が発揮できるようになります。自治体が発注する事業において、入札制度の見直し、総合評価制度などの手法をどんなに使っても、労働者の賃金を規定することはできません。現状では、公契約条例以外にはその方法はありません。

 そのほかの要件では、適用範囲、対象労働者の範囲、罰則規定、通報者保護、賃金決定システムなど、いくつかのポイントとなる重要な項目もあり、条例を制定するには課題も多くあります。

 2016年1月7日現在では、賃金下限設定を持つ公契約条例が18の自治体で制定されております。賃金下限設定のない公契約基本条例も11の自治体で制定され、10の自治体が要綱に基づく指針で公契約の適正化を目指しています。

 公契約条例を実施した自治体では、受注事業者側から主な要望として、賃金の底上げや社会保険料支払いが負担にならないような適正な発注額を保障してほしいという意見が多く寄せられています。また、条例制定に当たって自治体が心配していた事業者の事務量がふえたという苦情は見られませんが、元請企業が労働者に公契約条例の適用現場であることを周知していないところでは、条例違反が多発しているということも明らかになっております。

 このように制度が施行された自治体では、条例の趣旨どおりに実践させるために、現場を調査し、実態の把握が欠かせませんが、?現場労働者への周知と労働者保護の制度が必要であり、現場調査、通報制度の整備が有効であること。?賃金に見合う腕のいい労働者が集まり、工期も短縮でき、仕上がりもよいこと。?賃金の下限が定められているため、交通費などの余分な出費を避ける傾向が生まれ、地元への発注が広がること。?元請業者の責任で末端の労働者の賃金まで確保するために、重層下請を避ける必要が生まれ、下請の簡素化が進むこと。?適正な賃金が支払われて、仕事への誇りが生まれ、やりがいを感じるようになり、労働者のモチベーションがアップすること。?公務・公共サービスに対する労働者の意識が変化し、福利厚生の向上に寄与する公的仕事への責任を自覚するようになること。?ブローカー、ギャング業者などが入札や請負などに参加できなくなり、悪質な業者を排除し、賃金が確保できるようになること。以上の7点を見ますと、公契約条例は発注者である行政、受注業者、労働者の3者にとっては、誰も損をしない魅力的な制度とも言えます。

 この公契約制度につきましては、平成25年6月議会で平山弘前議員が一般質問をしております。その時に町長は、労働者の労働条件確保という点では、国が責任を持って全国一律に方針を示すべき事案であり、自治体が個別条件で対応すべきものではなく、国による公契約法の制定が望ましいと答弁をされていますが、あれから約3年になります。

 近年では、安倍政権による消費税8%の増税とアベノミクスの失敗により格差の拡大が広がっております。また、アベノミクスで潤ったのは一部の大企業と大資産家だけ、中小企業は企業数の99.7%、従業者数の約70%を占めているとも言われております。この中小企業が、なかなか仕事が回ってこない、お店を閉めないといけないという声も悲鳴が上がっております。また、中小企業に占める下請の中小企業比率は、製造業で約18.6%、サービス業で約9.4%になります。このような状況下、仕事を発注しても、第2次・第3次下請が間をとり、末端の下請に仕事が回ってきたころには安い賃金となってしまうケースも多いようです。仕事を間に合わせるために、苛酷な労働時間を行っているところもあるようです。

 町長にお尋ねします。公契約条例を制定することがまともな労働条件と、あるべき賃金を確保するのではないでしょうか。

 次に、臨時職員の賃金水準についてです。昨年12月議会で特別職の給与、議員報酬の引き上げが決まりました。この3月議会では、一般職の職員の給与、任期付職員の給与、単純な労務に雇用される職員の給与の引き上げが議案に出まして議決された結果、可決されました。しかし臨時職員の賃金については触れられていません。

 先程も述べましたが、消費税が8%に増税されて約2年、給料はふえず、円安による物価の上昇で家計は火の車です。子育てにもお金がかかるという声も出ております。

 町長にお尋ねします。職員の給与だけでなく、臨時職員の給与も引き上げるべきではないでしょうか。

 最後に、バス停の環境整備についてです。近年、少子高齢化が急速で進行しています。岡垣町でも平成26年10月の高齢化率は29.5%で、平成37年には33.4%に達する見通しです。少子高齢化の進展や過疎化の進行により、生活交通の確保や移動制約者の個別輸送についての需要が増加する中、この岡垣町では、これまでの路線バスに加え、コミュニティバスの運行を開始して以来、現在に至っております。

 平成22年度以降は、コミュニティバスの再編を行い、3路線から4路線に変更、ダイヤの大幅な改正や路線バスとの相互乗り継ぎ円滑化の実施や、路線バスの運賃を150円と一律化するなど、さまざまな取り組みをしてきました。

 今では各自治区のさまざまな場所で路線バス、コミュニティバスのバス停が設置され、高齢者を初め、通勤・通学者等にとってなくてはならない生活の足となっています。

 コミュニティバスの利便性については、町民の方々からも不満の声が出ておりますが、同時にバス停に屋根やベンチを設置してほしいという声も出ています。

 平成28年度からは、高齢者による運転免許証の自主返納者に対しても支援を行います。この制度によって、西鉄バスやコミュニティバスに乗車する方もふえるかもしれません。

 町長にお尋ねします。バス停の環境整備について、路線バス、またはコミュニティバスのバス停にベンチや屋根の設置を求めますが、町長はどうお考えでしょうか。

 あとは質問席から質問させていただきます。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 平山議員御質問の「1.公契約条例について(1)公契約条例の制定を」に対してお答えします。

 公契約条例は、自治体が発注した公共工事等に従事する労働者に支払われるべき最低賃金額等を各地方公共団体で定めることにより、労働者の適正な労働条件を確保する制度であると理解しています。

 平成21年度に全国で初めて千葉県野田市で公契約条例が制定されて以来、約7年が経過していますが、全国で条例を制定した自治体は、現時点でそれほど広がりを見せていないようです。

 以前の一般質問でも答弁しましたが、労働者の労働条件確保ということについては、国が責任をもって全国一律に方針を示すべき事案であり、自治体が個別条例で対応すべきものではないという考えに変わりはありません。本来、賃金等の労働条件は、労使間で自主決定されるものです。

 また、労働条件の最低基準を定める最低賃金法などの法令が存在するにもかかわらず、さらに条例で最低賃金について定めることなどについても、整理すべき課題があると考えます。

 こうした公契約制度による賃金水準の向上策とは別に、平成26年6月に公共工事の品質確保の促進に関する法律の改正が行われ、適正な利潤が確保できるよう、適正な予定価格の設定や最低制限価格の導入などが、発注者の責務として明確化されているところです。

 当町発注の工事においても、設計金額の一部を控除する、いわゆる歩切りを廃止するなど、法令に沿った対応をしています。

 また、労務単価が改定された際には、最新の労務単価に基づいた契約額に変更ができるよう、国に準じた措置を講じ、ダンピング受注の排除等に取り組んでいるところです。今後も法令の理念に沿って、適正な契約を行うよう努めます。

 次に「2.臨時職員の賃金水準について(1)臨時職員の賃金の引き上げについて」に対してお答えします。

 岡垣町が任用している職員は、一般職員、任期付職員、臨時職員の3種類に区分されます。そのうち、臨時職員については、6カ月を超えない範囲で業務の都合に応じて必要人数を任用しています。御質問の臨時職員の賃金は規定及び運用方針において定めており、現在、一般事務、児童厚生員、給食調理員については日額6,200円、保育所に勤務する保育士は日額6,800円となっています。その他、検診事業等で雇用する看護師や栄養士等については、勤務条件等を勘案して別途賃金を定めているところです。

 臨時職員の賃金については、近隣自治体との比較を行いながら、必要に応じて改定しており、平成26年度には保育所勤務の保育士について引き上げの改定を行いました。一般事務等の臨時職員の賃金については平成12年度以降改定を行っていませんが、人事院勧告に伴う一般職員の給与が2年続けて引き上げられたことから、一般事務等の臨時職員の賃金も引き上げの改定をすべきであると考えており、平成28年度からの改定に向け準備を進めているところです。

 次に「3.バス停の環境整備について(1)バス停にベンチや屋根の設置を」に対してお答えします。

議員も御存じのとおり、全国的にバス利用者は年々減少しており、バス事業は非常に厳しい経営環境に置かれています。町では、路線バスを補完するものとして、平成17年度からコミュニティバスの運行を開始し、高齢者を含め、住民の生活に必要な移動手段を確保すべく、車両の低床化によるバリアフリー化対策や乗車定員、運行本数をふやすなど、コミュニティバスの運行拡充に努めてきました。

 しかしながら、年間利用者数は減少傾向にあり、運行には多大な経費を負担している状況です。

 また、西鉄路線バスにつきましても、平成22年度から運賃を町内一律150円とする助成を行うなど、利便性の向上に努めてきましたが、利用者数の伸び悩みにより、昨年7月には一部で減便されたような状況もあります。

 こうした状況の中、バス停へのベンチや屋根の整備も検討すべきと考えますが、まずは、現在策定している第3次公共交通体系整備計画に基づき、コミュニティバス路線の再編やコミュニティバス・路線バスの利用促進、交通空白地域の解消のための施策など、地域・事業者・行政が一体となった取り組みを行い、経営状況の改善並びに持続可能な公共交通の再構築を図っていきたいと考えています。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) では、公契約条例について質問させていただきます。

福岡県では直方市が公契約条例を制定していますが御存じでしょうか。



○議長(横山貴子君) 川原総務課長。



◎総務課長(川原政人君) 平成26年度に制定されたものということで把握をしております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 私は昨年、直方市に行って勉強して参りました。直方市では、リーマンショック以降の景気低迷の中で国及び市の経済対策等が実施されたにもかかわらず、地域経済は低迷して、雇用環境の改善が見られない状況が続いたようです。この状況を考えた際に、賃金下落への動きに一定の歯どめをかけて、工事や公共サービスの質の確保とともに、地域社会や地域経済の活性化のために一歩踏み出さざるを得ないと判断して、平成23年9月ごろから公契約条例制定に向けての取り組みを始めたようです。

条例制定に向けた取り組みを具体化するために、財務制度改革担当職員を平成24年度より専任配置して、初めに公契約制度に関する意向や現状を把握するため、業者登録にあわせて、事業者、労働者への公契約条例に関するアンケート調査を実施しています。その結果、事業者の厳しい経営実態や労使、そしてさまざまな課題が浮かび上がってきたそうです。

 公契約をめぐる問題は、安ければいいというダンピング競争も背景にあると考えられます。岡垣町の入札の現状とダンピングについての事例等はありますでしょうか。



○議長(横山貴子君) 川原総務課長。



◎総務課長(川原政人君) 契約においては、適正な予定価格を設定しまして入札をしております。実際に平成26年度の平均落札率でございますけれども、92.92%というような数値でございます。そういったことからも、ダンピングのような事例はないものと考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 岡垣町が工事を発注した場合、受注者と下請業者はわかるようになっていますか。



○議長(横山貴子君) 川原総務課長。



◎総務課長(川原政人君) 建設業法ですとか、あるいは町の工事請負約款、それに基づいて下請の届け出を義務づけてありますので、それに基づいた提出で私どもは把握をしております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) では、労働者の労務単価の調査はされたことはありますか。



○議長(横山貴子君) 川原総務課長。



◎総務課長(川原政人君) 町で独自で調査をしたというようなことはございません。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 調査をすることで労働条件の実態がつかめます。岡垣町が工事を発注していますので、発注したからには責任は岡垣町にあります。今後は公契約の適正化を進める施策や研究等をして、公契約条例の制定を求めると同時に、引き続き岡垣町が発注した工事は優先して地元の業者を使っていただいて、価格競争で地元の業者がはじかれないようにすることと、またピンハネなどで最悪な労働条件で働かなくてはいけないというようなことがないように求めていきたいと思います。



○議長(横山貴子君) 山田副町長。



◎副町長(山田敬二君) 町の基本的な考え方は、とにかく安く仕事をとってもらえればいいという、そういう考え方は持っておりません。そのためにも、最低制限価格については公表もしておりませんし、業者の研修会等においても、いわゆるトリプルウイン、町が発注する側、それから受ける側、そして住民の皆さんがそれを利用すると、皆さんが勝者になると申しますか、メリットがあるという、そういう考え方で町の工事については発注をいたしております。

 先ほど答弁の中にもありましたように、歩切り等ももう今一切しておりませんし、業者の皆さんには利益をちゃんと確保して、そして従業員にはきちっとした給料を払っていただいて、町にも税金を納めていただきたいと、そういう考え方で、今、工事を発注いたしております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 岡垣町は中小企業が本当に多いですので、この中小企業で支えていると言っても過言ではありません。引き続き、中小企業の方が利益を出して、この岡垣町に税金を落としていただいて、岡垣町の景気がよくなるように努めていただきたいと思います。

 次の質問に行きます。臨時職員の賃金の引き上げについてです。現在の職員の状況についてお尋ねします。一般職と任期付職員、臨時職員の人数はどうなっていますか。

 また、平成12年以降、賃金の引き上げを行っていない理由は何でしょうか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) まず、現在の職員数ですけれども、一般職が再任用の職員も含めて177名、それから任期付の職員が常勤及び短時間勤務職員を合わせて33名、それから臨時職員はその時期によって雇用している人数異なりますけれども、3月1日現在であれば87名が勤務をしているということになります。

 それから、平成12年以降引き上げを行っていないという理由なんですけれども、1つは、一般職員に関する給与の根拠となる人事院勧告が、平成12年以降マイナスの年が多かったということです。全部合わせてみると今でもマイナスになっておりますので、そのことが一つの原因と、それから、いわゆる行政の臨時職員の賃金というのが、時間給というのが、やはり地元のいろんな企業とかのアルバイトの時給等に影響してまいりますので、その辺も慎重に対応せざるを得ないところがありますので、平成12年以降は先ほど申しました人事院勧告の件で引き上げを行ってきていないというのが現状であります。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 今の内訳を聞きますと、職員の数、臨時職員は全体の約4割を占めることになります。臨時職員の方がいるから、課の職員の皆さんの仕事が回っていると言っても過言ではないかと思います。

 福岡県の過去10年間の最低賃金を見ますと、平成18年は648円でした。これが毎年上がって平成27年には743円と約11.5%引き上がっております。臨時職員の賃金は福岡県の最低賃金よりも多いですが、この16年間引き上げがないことはどうかなと私は思います。

 賃金が上がることは、仕事への誇りが生まれて、やりがいを感じて、職員のモチベーションが上がり、効率のいい業務になるかと思います。そうするとまた町民の方にとってもいいサービスを提供できるんじゃないかと考えます。

 町長、引き上げの時期に関しては、壇上でも述べられたように、平成28年の実施ということですが、金額については具体的にどれぐらいだとお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 金額については、まず近隣の自治体の調査も行った上で、基本的には人事院勧告の一般職の1級の引き上げの幅を参考にして決定をしたいというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 次に有資格者と無資格者についてお尋ねをします。臨時職員の方でも資格が必要な職種、資格の必要がない職種があるかと思います。資格を有する専門職と職員の数、これは把握されていますか。また、賃金はどうなっていますか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 臨時職員の主な専門職としては、保育士が該当いたします。現在24名が登録しておりまして、町長の答弁でもありましたように、保育所に勤務する保育士については、賃金は日額の6,800円というふうになっています。そのほかにも、健診事業等で保健師、看護師、栄養士、助産師、歯科衛生士等、現在29名が登録されておりますけれども、こちらの賃金については、職種や勤務時間が異なりますので、それに応じて決定をしているというところであります。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 資格が必要ということは、その資格を取得するために勉強して、試験などを受けなければなりません。資格という言葉を辞書で調べてみました。すると、あることを行うのに必要な、また、ふさわしい地位や立場と書いてありました。つまり資格を取得すれば、その資格にふさわしい能力があると認められたということになります。資格があるかないかでは、同じことをやっていても責任の重さが違ってきます。一般企業では資格を持っていれば資格がない方よりも優遇され、資格手当もつくようになります。臨時職員の方でも資格を持っている方と持っていない方の差はつけるべきではないでしょうか。



○議長(横山貴子君) 門司企画政策室長。



◎政策室長(門司晋君) 今、平山議員がおっしゃったように、そのように考えて、今でも賃金の差は設けております。ただ、一部の職場では対応できていないところもありますので、その職場については、今後是正をしていきたいというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) ぜひともお願いします。一般職から臨時職員まで職員全員が財産であります。職員がいなければ、この岡垣町の役場も成り立ちません。職員は人材と言いますが、人という字に財産の財と書いて人財とも言います。職員の頑張りが岡垣町をよくしていくのだと私は考えます。職員の給与と賃金の引き上げを行えば、民間企業も賃金の引き上げにつながるかもしれませんので、今後も人財を大切にしていただくことを求めます。

 町長、この件に関してはどうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 山田副町長。



◎副町長(山田敬二君) 今、平山議員がおっしゃるとおりでございます。今、町を経営していくためには、やはり臨時職員の力も本当に必要な部分だと考えておりますので、そういった点では、町のほうもきちっと対応していきたいと思っております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) これからも職員の方を大切にしていただくことを求めます。

 次の質問に移ります。バス停の環境整備についての質問です。現在、バス停に屋根やベンチが設置されているところはどの程度ありますか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) バス停のうち、屋根もしくはベンチが設置してある箇所ということですけれども、コミュニティバスのバス停につきましては、ベンチが24カ所設置されています。屋根といいますか、これはシェルターとか建物のひさしも含みますけれども、そういったところが14カ所ございます。

 西鉄バスにつきましては、ベンチが17カ所、屋根につきましては11カ所設置されております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) では、バス停の数および利用者の多いバス停については把握されていますか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) バス停の数としましては、コミュニティバスのバス停が全部で73カ所ございます。このうち利用者の比較的多いバス停、これは1日当たりの利用者数となりますが、海老津駅、サンリーアイ、イオン岡垣、それから海老津駅の入り口、遠賀病院、高陽の簡易郵便局前、こういったところがコミュニティバスとしましては利用者の多いバス停になろうかと思います。

 あと、西鉄バスとしましては、バス停の数は35カ所ございます。利用者数の多い上位幾つかを挙げていきますと、これも海老津駅、サンリーアイ、それから茅原、海老津駅の入り口、それから松ヶ台中央、三吉団地、松ヶ台、こういったところが利用者の多いバス停と把握しております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) バス停の利用時間帯を分けると通勤時、朝、昼、そして帰宅時に分けられると思います。どの時間帯が多いでしょうか。また、通勤・通学を除けば、利用する方は高齢者が多いんじゃないかと思いますがどうでしょうか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) バスの利用時間帯としましては、路線によってもかなりばらつきがございます。

 調査した時点でのお話となりますけれども、コミュニティバスとしましては、糠塚・元松原循環線につきましては、先ほど議員がおっしゃいました、当然通勤・通学時間帯は多いんですけれども、あと10時台、それから5時、6時台が比較的多く利用されています。

 戸切循環線につきましては、若干、糠塚・元松原より早い時間帯になりますけども、7時から8時、それから10時から12時台が多く、午後はやや少ないというふうな状況がございます。

 高陽団地循環線につきましても、7時から9時台が多くて、あとは特にピークがこの時間帯が多いということはございません。

 上畑・上高倉循環線につきましては、これは6時、早朝便が結構利用していただいております。

 西鉄バスにつきまして、波津系統線におきましては、駅行き、これ通勤・通学時間ということになりますけれども、6時から8時台が突出しております。また、波津行きにつきましては、これも通勤・通学の関係だと思いますが、17時以降も比較的利用が多い状況にあります。

 松ヶ台系統につきましては、これは小学生の利用もあるということだろうと思いますが、通勤・通学時間帯の6時から9時台、それから14時台、この辺が一つのピークというふうなことになっております。

 それから、利用者状況ということですけれども、通勤・通学を除きますと、やはり議員のおっしゃったとおり、高齢者の方の利用が多いように見受けられます。以上です。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) ではバス停にベンチや屋根の設置をするのであれば、どのくらいの予算がかかりますか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) ベンチの設置につきましては、大きさ等にもよりますけども、おおむね15万円から20万円、1基ですね、かかるのではないかというふうに把握しております。

 それから、屋根といいますか、ひさしにつきましては、1カ所あたり80万円から100万円ぐらいかかるのではないかと予測しております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 以前、手野のバス停や丸和のバス停にベンチが置いてあったのを御存じでしょうか。ベンチがあったときには非常に助かっていたと町民の方が言っております。しかし、バス停がなくなり、利用している方からも不満の声が出て、あのベンチはどこに行ったんやろうねというような話も聞いております。常にたくさんの方が乗っているのではないため、そんなに大きなベンチはいらないと、二、三人が座れる椅子でもいいので設置してほしいというような町民の方から声が出ておりますが、どうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) 西鉄バスの手野バス停につきましては、以前ベンチが置いてあったということは知っております。ただ、現在なくなっているというふうに聞いております。

 海老津駅入り口、これ丸和の前ですけれども、こちらのほうについては現在も置いてあるというふうに認識しております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) ベンチと屋根の設置をするのも予算の範囲がありますが、ベンチと屋根の設置で町民の方は喜び、また工事をすることで地元業者を使うことによって、なお喜んでいただけると思いますがどうでしょうか。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) ベンチと屋根の設置につきましては、先ほど町長も答弁されましたように、まず1つはバスの経営環境の改善を重視していきたいと思いますけれども、利用者がふえ、好転の兆候が見えれば、ベンチそれから屋根、そういったものの設置についても検討していかなければならないと考えております。

 また、設置につきましては、極力利用者の多いところ、そういったところを重点的に配備していく必要があろうかと思っております。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 全てのバス停に設置をというと予算も膨れ上がってしまいます。せめて乗降客の多いバス停には設置すべきだと考えますが、町長はどうお考えでしょうか。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 乗降客の多いバス停については、基本的にはベンチあるいはそういうシェルターも置いてあるんではないかなと、そういうような認識をしております。基本的な考え方ですけども、西鉄路線バスのバス停については、これは西鉄バスのほうで設置をしていただかなくてはなりません。コミュニティバスのほうについては町でやらなければならないというふうに、基本的な考え方はそういうふうに思っております。

 コミュニティバスのベンチあるいは屋根についても、西鉄バスが停留所の道路から横をバス停として用地を確保してあるというところがあればいいんですけども、そういうところは非常に限られているわけですから、どうしても歩道とかそういう形にならざるを得ない。そうすると、自転車であるとか歩行者の障害になると、こういうことも考えられますので。あるいは歩道に置く場合については、折尾署との協議とか、そういうものもあります。非常に整備する条件が厳しい状況でありますので、そういう厳しい条件でない、比較的置けるという部分については、これは考えて検討したいというふうに思いますし、西鉄バスのバス停についても、極力ベンチなり屋根を置いていただくという要望を公共交通協議会の中で、同じメンバーでありますから、要望はいたします。いたしますけども、西鉄バスが基本的には赤字ということで、赤字であるものですから、去年の7月には路線を廃止する、そしてそれをまた町がコミュニティバスで補完するというというような、そういう状況であるというのが現状なんです。したがって、西鉄バスのほうも、いわゆる赤字の中で屋根あるいはベンチを置くというところまでいくのかどうか。それは、十分公共交通協議会の中で要望をしていきたいというふうに思いますし、基本的には西鉄バスの路線バスもコミュニティバスも、乗り継ぎであるとか、あるいはダイヤの改正であるとか路線のあり方も、計画の中で見直すことによって乗降客をふやすということを基本に進めていかなければならないと、そういうふうに思っておりますから、今、計画が、28年度で走らせる路線とそしてまた29年度から海老津駅南側の広場、そしてまた道路も整備されますので、ここでまた大きく路線が変わります。そういうことも総合的に含めて検討しなければならないというふうに思っておりますけども、基本的には、環境が許せば随時整備していくという考え方を持っております。以上です。



○議長(横山貴子君) 7番、平山正法議員。



◆議員(平山正法君) 福岡市では、高齢者や障害者、小さい子どものためにバス停にベンチをといった要望を受けて公共交通の利用をより便利にするため、従来バス事業者に限定したベンチの設置許可を、平成24年度から自治会や商店街などの地域団体の方にも拡大したというような話を聞いております。ベンチの設置費用や維持管理費用に充てるため、ベンチの背もたれ部分にお店や企業などの広告を載せることができるベンチのようです。

 この手続は道路下水道局路政課に相談し、地域団体によるバス停ベンチ設置の検討。そして設置予定箇所の現地調査を行い、所轄の警察署との協議を行い、道路占用許可、道路使用許可の申請手続という流れです。自転車や歩行者の通行量が多い所や傾斜のある場所では難しいようですが、こういった取り組みもしているようです。

 町長が先ほど、西鉄バスのほうに要望をしていくとおっしゃっていましたので、今後も引き続き、町の現状もありますが、町民の声ですのでこれはしっかり求めていきたいと思いますので、町長のほうも上にしっかり上げていってください。

 このバス停に屋根とベンチの設置は町民からの要望で、住みやすい、住み続けたいと思うのはやはり町民の皆さんです。町長、一日でも早く、これが実現できるように求めて私の一般質問を終わります。



○議長(横山貴子君) 以上で、7番、平山正法議員の一般質問は終わりました。

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○議長(横山貴子君) しばらく休憩します。なお、再開は13時30分の予定とします。

午前11時32分休憩

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午後1時30分再開



○議長(横山貴子君) 再開します。

 4番、下川路勲議員の発言を許します。4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 4番、下川路です。一般質問をただいまから始めたいと思っております。その前に恐縮ですが貴重なお時間をいただきまして、少しばかり私の思いを述べさせていただきます。

 皆さん御存じのように、現在の日本は急速な高齢化が進み、少子化も迎えております。また、隣近所の交流は減りまして、地域での連携が薄くなっているのも事実です。わずかこの二、三十年の間で状況はずいぶん変わったものと言っていいでしょう。

 もちろん時代の流れは必ずしも悪いことばかりではありませんが、私が小学生のころは多くの家庭は苦しく、食べる物も着る物も十分ではありませんでした。子どもたちの中には午前中の授業が終わって食事の時間になると、友達に気づかれないようにそっと教室から出ていき、終わるころになるとまたそっと帰ってくるような、つまり子どもの昼食代さえ事欠く家庭の子どもたちもいました。私もその一人ですけど。この後、先人たちが額に汗かき働いたおかげで、今は飽食の時代となりました。十分な食べ物が得られることは間違いなく幸せなことですが、しかし、その一方で衣食足りて礼節を忘れて、昔からあったよい環境もどこかへ行ってしまった感があるのも否めません。人のことは知らない、地域のことは関係ない、自分さえよければという風潮が強くなり、孤独にさいなまれ、誰にも相談できず、救いの手も差し伸べられず、一人悩んでいる方もいらっしゃいます。

子どもの虐待や高齢者の孤独化といったその一例が見受けられることであります。打開策を模索していた折も折、先日サンリーアイで行われました校区コミュニティに私も参加させていただきました。地域交流と連携の大切さを再認識できるよい勉強となり、深くまた考えさせられました。

 私は人生とはより長く生きることと同時に、密度の濃い、幅の広い、そして深さが大切だと常々考えています。小学校の高学年のころ、理科の授業で太陽系の惑星には、頭文字をとって一番近い地球から始まり、水金地火木土天海冥という理科で習っております。そういうことについてはいまだに私も忘れておりません。しかし、その冥王星の一番先にはさらにもう一つの惑星があると報じられております。この宇宙の広さに驚嘆しますとともに、地球から最も近い月でさえも、地球からは38万4,400キロ離れております。人間の歩く速度が時速4キロとして、毎日毎日歩いて22年でこの月に到達するそうです。往復44年かかるということになっております。そんな宇宙から見れば、人間が生きる時間は非常に短いもの、まさにほんのひととき、一瞬です。このひとときこそ悔いのない、自分中心、ただ淡々と生きてよいものかと、本当の意味での幸福を誰もが手にするべきではないだろうかと痛切に考えております。

 幸せで実り多いひとときを過ごす方策を打ち出すためのステップの一つとして、私は一問一答式で行いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) ただいま下川路議員から、宇宙の話それから人生の話を聞かせていただきました。壇上でどういうことを質問されるのかということでは申されませんでしたが、前もって通告書に基づいて質問をいただいておりますので、その通告書に基づいて回答をさせていただきたいと思います。

まず、「1.ボランティア活動について(1)ボランティア団体の現状について(2)ボランティア活動への参加促進について」に対しては関連がありますのであわせてお答えします。

 岡垣町では第5次総合計画の基本理念に基づき、協働のまちづくりとして住民と行政がともに創造するまちづくりを目指し、多様化する住民ニーズに対応するためにコミュニティ活動・ボランティア活動を推進しています。また、岡垣町の住民の多くの方は、自分の生きがいづくりや健康増進、地域貢献活動として自治区や校区コミュニティ、さらに岡垣町が実施する各事業においてボランティア活動等に取り組んでいます。

 平成27年度に実施されたラブアースクリーンアップには約1,500人、年によっては約2,000人の参加があります。また、三里松原の松葉かきには延べ約400人、松苗植樹には約170人など、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の多くの方に参加していただき、住民の皆さんに大変感謝しています。

 また、岡垣町ボランティアセンターやボランティア連絡協議会に登録されているボランティア団体41団体、NPO法人3団体は、福祉や環境保全・子育て支援・社会教育など、年間を通して活躍されています。

 岡垣町では、町が進める社会貢献活動や地域活動を行っているボランティア団体等には、活動を積極的に支援するため、団体の運営及び個人の研修で技術の習得等に要する経費についての補助も行っています。

 これらの支援に加え、少子高齢化や人口減少が進む中、住民と行政が協力・連携したまちづくりを進めるため、多くの住民の方が継続的に、かつ気軽にボランティアに参加できる仕組みづくりが重要だと考えています。そのため、平成28年度から福祉ボランティアポイント制度を導入し、多くの住民の方に参加していただき、地域の担い手となる人材育成に取り組みます。なお、この福祉ボランティアポイント制度の詳細につきましては全員協議会で報告いたします。

 今後も、各団体等の活動支援のためのボランティア育成や団体が抱える課題等を把握しながら適切な支援を行い、さまざまな分野において、住民の方がボランティア活動に参加しやすい環境整備に努めます。

 次に「2.安全安心なまちづくりについて(1)自主防災組織について(2)自主防災組織の組織率向上について」に対しては、関連がありますのであわせてお答えします。

 自主防災組織は、自分たちの地域は自分たちで守るという考えのもとに、普段から生活環境を共有している住民同士が相互に協力し合う共助の中核となる組織です。

 岡垣町では平成28年2月現在、全55自治区のうち28自治区で自主防災組織が設立されており、平常時から各地域の実情に応じた活動を展開しています。

 具体的には、実際の災害を想定した心肺蘇生法の習得や避難所運営などの防災訓練、防災講話などを通じた防災意識の向上、防災備品の点検などを行っています。また、主に消火栓を使用した初期消火訓練を行っている自主防災組織もあります。

 なお、自主防災組織が設立されていない自治区においても、初期消火訓練については活発に行われており、町内の多くの自治区で防災に関する何らかの取り組みがなされています。

 近年の自然災害は、大規模かつ同時多発的に発生することもあり、町としても減災の観点から、自主防災組織の設立促進は、災害における重要な対応策の一つとして捉えています。

 そのため、岡垣町では県事業を活用した自主防災組織の設立支援、出前講座等による啓発、先進自治区の取り組みの紹介・活動見学の案内などを行っているほか、平成27年度からは自主防災組織の設立が進まない主な要因であった運営経費や地域防災の担い手不足に対して、自主防災組織補助金の拡充、防災士育成補助を行うなど、自主防災組織の設立促進を図っています。

 今後も、自分たちの地域は自分たちで守るという、災害における基本的な考え方を住民の皆さんに意識していただけるよう、継続して啓発を行っていきます。

 また、自主防災組織を設置していない自治区については、単に組織をつくることを目的とするのではなく、自主防災組織の必要性を十分に理解していただいた上で設置されるよう、まずは初期消火訓練のようにそれぞれの地域でできることから取り組んでいただきながら、防災士や校区コミュニティ、消防団などと連携し、設置に向けた働きかけを行うとともに、既に自主防災組織を設置している自治区においても、活動充実のための支援を継続していきます。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 4番、下川路です。演壇で、宇宙の話から水金地火木土天海冥、惑星の話まで持ち出して、皆さんびっくりされとるんじゃないかなと思うんですけど。決して私が言いたいのは私の力ではないということです。今、満天の星が夜になると光っておりますが、この星の力も、何億年前、何万年前に光ったのが我が地球に届いとるんやないかなと思うんです。そういう宇宙の大きさからして、私とは一体何の者だろうかと考えざるを得ないときでもあります。

 先ほど申し上げましたように、人間時速4キロで12時間歩いても、一番近い地球でも帰ってくるのに22年、往復44年。この宇宙の中に、しかもこの日本の中で、岡垣で、こうして私がここに立たせてもらうということは、決して私の力ではありません。やはり、私を支えてくれた人、そして私を心配してくれた人が私に声をかけ、私はここに立たせてもらっているんじゃないかなと思って、そういうことを考えますと、極端な言い方ですけど、きれいごとはさておき、実際この岡垣をどうするか、私がここに立って4年間どうするかということを真剣に考えていくのが、私、議員の務めじゃないかなと思っております。

 いろんな、岡垣でも行事をされておられます。私もいろんなところで参加させてもらっております。有権者の中にも、あんたしょっちゅう来とるな。何で来るんなとこう言われとるから、私は、本気で岡垣がかわいいから、岡垣を愛しとるから、そんなことを言ったら、有権者は全然よそを向いてしまう。私はすかさず、いつも言っとるんですけど、家がおもしろないからここに来とうとたい。家がおもしろかったら、こんなとこ来んとよと。それは要するに一般的なやり取りの中から、やはり私の腹の中は、岡垣を愛したい、ここに住んだのも何かの縁、そしてこの広大な宇宙の中で私は地球に生まれて、そして日本に生まれて、福岡県に住んで、岡垣に居を構えたということはよほどのことだと思って、私も4年間、一生懸命、粉骨砕身務めようと思っております。また、そういう覚悟と決意でここに来らせてもらってるということも、皆さん方、認識されているんじゃないかなと思いますが、私もそういうふうな考えで働かせてもらっておりますので。

 働くということは、端が楽ということでございます。ぜひ働かせてもらって、地域が楽になるように、そしてみんながよくなるように、一生懸命、この私でよかったら私は使っていただきたいという信念でここに立たせてもらっております。

 そこで、私は身近な問題から。答弁書の中に、55区あるということですので、それぞれ区長がおられるんじゃないかなと思うんですけど、区長の平均年齢、教えていただきたいと思います。



○議長(横山貴子君) 武谷地域づくり課長。



◎地域づくり課長(武谷勝君) 岡垣町に55区の自治区がありますけれど、平成28年3月1日現在で、平均年齢は68.1歳となっております。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) ありがとうございました。

 その中で、私の知る限りでは、1年交代で区長を交代されている区もあると聞いております。果たして1年で本当の仕事ができるんかなというような気がいたしております。この1年交代について、課長はどう考えておられますか。区のことだからお任せしとるという答弁ですか。



○議長(横山貴子君) 武谷地域づくり課長。



◎地域づくり課長(武谷勝君) 1年交代というのも、やはり区の中での事情でございますので、こちらのほうから1年ではだめです、2年ではいいですということは言えないと思います。区の実情に応じた交代だと思っております。以上です。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 逆に、区長経験の長い方は、名前は結構ですけど、もう3年されてるとか5年されてるとか、そういう御答弁願えたらありがたいと思っております。



○議長(横山貴子君) 武谷地域づくり課長。



◎地域づくり課長(武谷勝君) 自治区長の中で、長い方は7年とか8年はおられます。

 それとはちょっと違いますが、現在、自治区の区長の年齢別人口といいますか、それについてちょっとお答えしておきます。一番年代の上が、90歳が1人と70歳代が22名、60歳代が29名、50歳代が1名、40歳代が1名、30歳代が1名の方がおられます。なお、90歳の1名の方については、副区長が主に手伝っているというふうに聞いております。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 年齢層が非常に幅広いということですね。ということは、いろんな考え方があるんじゃないかなと、年代の。昔は十年一昔と言われておられましたが、10年もたつとかなり考え方が変わるんじゃないかなと思うんですけど。

 その中で、ちょっと角度を変えて、シルバー人材センターの登録人数を教えていただきたいと思います。



○議長(横山貴子君) いいですか。シルバー人材センターについては通告書にないことですけど、よろしいですか。山田副町長。



◎副町長(山田敬二君) 私、シルバー人材センターの副理事長しておりますので、答弁させていただきます。

 27年の11月末現在で会員数が319名です。男性が209名、女性が110名。平均年齢は73.4歳であります。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 区長初めシルバー人材センター、それぞれ人生経験や社会経験の深く詳しい方がおられるんじゃないかなと思うんですよね。ぜひこういう方々を、やはり町のほうがいろいろ知恵をかりながら取り組んでいけば、私はより具体的になるんやないかなと思うんですよね。なかなか難しいかもしれませんが、そういう経験豊富な方をやはり行政という上の目線で見るよりも、社会経験の深い方とお聞きしたい、教えていただきたいという話をすれば、私の知る限りでは行政に対して協力したいとか、してもいいよということはよく聞きます。ただ、なかなか出番がないというか。

 役者でも出番があれば出やすいですよね。やっぱり花道がないと出にくいんやないかな。その花道づくりを、私は行政と一緒になって地域の方に話をして、お願いして、ぜひこの岡垣町をよくしたいからいい知恵ないですかという問いかけ方すれば、有権者、町民の方はいろいろ聞かれるんじゃないかなと思うんですけど、そういう聞き方、問い方はされたことはないんでしょうか。



○議長(横山貴子君) 下川路議員、先ほどから通告書からちょっと外れているのではないかなという感じがいたします。再度、通告書の中からの質問をお願いいたします。

 ただいまの質問ですけれども、お答えがあるということですので。山田副町長。



◎副町長(山田敬二君) 下川路議員がどういう趣旨で発言されたのかちょっとよくわかりませんけれども、シルバー人材センターに登録されている方は、やはりこれは一つのまちづくりに協力をしていただいているわけです。いろんなシルバー人材センターで取り扱っている仕事、そういうことをやっていただいていますので、会員の皆さんは、やはりシルバー人材センターの設立の目的というのは生きがいづくりなんですね。決してそれによって稼ぐとかそういうことではありませんし、生きがいづくりということでありますから、町のいろんな事業に御支援いただいていますので、今その目的に合致して活動していただいておるというふうに理解しております。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 今、副町長が生きがいづくりと言われましたが、朝の挨拶に私、一緒に立たせてもらっているんですけど、もうすぐ期限いっぱいになって役が終わるという話も聞きました。今後、あんたどうするねとこう聞いたら、寂しいなというんです、やっぱり子どもたちと挨拶できないということは。寂しかれば、楽しくなるような人生は誰が見つけるとと言うて、あんたが見つけんと誰も見つけてくれんよと。寂しいならば寂しいなりの、やはりそういう挨拶を継続することによって、子どもたちも挨拶する、自分の生きがいもできる、そして皆さん方にこんなことをしたらこういう生きがいができるよという、やはり説明もできるんやないかなと思うんです。それを私は皆さん方に気づいてもらいたいということを、今、お話しているんですけど。

 いや、そりゃ目的が違うとか言われたら、私もそうかなと思うとこもあるんですけど。私の考え方と副町長の立場とは違いますので、私のようになりなさいとか、してくださいとは申し上げませんが、町民の中には、やはり自分で生きがいを見つけたい、そしてできることなら町のほうに協力していいよということはしきりに聞いております。ぜひ、そういう引き出しを行政のほうであけてもらって、なら参加しようか、行ってみようかということになるんやないかなと思うんですよね。

 ちょっとまた視点を変えて、松植えそれから松葉かき、下草取り、整備、いろいろ私も参加させてもらっておりますが、人数も今答弁書に出ていましたが、これの流れ。去年が大体こうだった、一昨年がこうでした、大ざっぱな言い方ですけど、人数がふえているのか、減っているのか、現状のままか、3つの答えのうちどれか。減っている、現状のまま、ふえてきたということ、御答弁願います。



○議長(横山貴子君) 上部産業振興課長。



◎産業振興課長(上部龍二君) 手持ちの資料によりますと、まずは松葉かきの部分ですけど、松葉かきにつきましては、平成23年度から集計をとっております。280人、24年度が同じく280人、それから25年度が230人、26年度が260人、今年度については2回しておりますので400人ということで、おおむね平均すると1回当たり290名の参加ということで、こちらの分については現状どおりという形になっております。

 それから、もう一つのイモ植えの分については、大体300人から400人という形で、こちらのほうも増減は今のところ変わっておりません。以上です。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 担当課長の答弁でわかりましたが、私もずっと毎年行かせてもらっているんですけど、ことしの場合はちょっと天気が悪くて少なかったんじゃないかなと思うんですけど、たしかに高齢化になってきているんじゃないかなというような気がするんですけど。特に近くの黒山、西黒山、あのあたりは、松葉かきについては近くやから協力してもらいたいというような話もお聞きしておりますが、やはり私の住んでおります東部のほうは元気な方もおられます。そういう方々も参加するように、参加しやすいように工夫すべきじゃないかな。幸いなことに、岡垣町はカワセミ号もあるから、この方々にカワセミ号に乗ってもらって、そしてこれは町のシンボルですよ、ぜひ皆さん方で守っていただきたいというような、そういうような工夫とか、また考えもないでしょうか。



○議長(横山貴子君) 上部産業振興課長。



◎産業振興課長(上部龍二君) 今、松葉かきの分については、あくまでもボランティア活動ということで、広報に出しまして募集をしている状況です。ある区につきましては、区のほうでバスを準備されて参加されているようなところもありますので、今のところはそういう実態で松葉かきは対応させていただいているという現状にあります。以上です。



○議長(横山貴子君) 4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 確かに松葉かきは大変な仕事です。毎年そうですけど、中学生も来ておられます。ことしは、ちょっと私は仕事しながら、松葉かきながら、兄ちゃんら、どこの学校なと言うたら、岡中の生徒と言ってました。何かクラブに入っとると言ったら、バスケ部とこう言いました。これからですたい私の話のしたいのは。バスケちゃ何なと聞いたとですたいね。サッカーとか、最近はラグビーなら何か楕円型のボールを持って走って回るというのはわかるけど、バスケちゃどういうことなと言ったら、おいちゃん、何もわからんな。こんなゲームや。ああ、そうか、やっぱ若いときに運動せないかんぞ。そして、ことしだけやないで、来年も来ないかんぞと言ったら、何でねと言うて、いや、これが人生の積み重ねやし、そして、兄ちゃんらがその気になったら、岡垣ももっとよくなるんやから、ことしに懲りず、帰りに豚汁食べられるけ、遠慮せんでまた来年も来いとこう言ったら、おいちゃん、来てもいいやろかって、来てもいいと、そういうざっくばらんな話の中から人集めができるんやないかなと思うんですよね。

 だから、私は会社でもよく言っていたんですけど、仕事のできる人はちゃんと誰が何をしよるか見てるんですよね。職人には刃物は要らないと言われてるんです。職人に仕事させたら、自分でちゃんとできるし、またすぐ頭領とか何とかになっていくというですもんね。ぜひ皆さん方でそういう行事をしたときに、地元でもそうです。やはり私も区長をやらせてもらったときにはちゃんと行っておりました。行事のときに、誰が率先してやりよるか、誰に言うたらどうなるかということを考えて仕事をさせてもらって。自分が一生懸命しよるときには意外と見えないわけなんです。一生懸命やりながら、そして人の仕事を見ながらやっていくのが人の世話じゃないかなと思うんです。

 先ほどから申し上げているのは、私、いろんな形で町の行政には協力、参加させてもらっておりますが、駅前パトロールも行かせてもらって、それなりに協力はさせてもらっているんですけど。私もちょっとこういう性格ですので、駅の横によく高校生がたむろしております。今回も、果たしておられるんじゃないかなと思ったら、案の定おりました。中には、下川路さん、あんなところに行ったら、あんた殺されるよと言った女の人もおります。私は、かえってそういう子どもたちのほうが話のとっかかりをつくりやすいし話やすいから、行ったら案の定おりました。高校生が2人か3人、女の子は1人か2人おりました。いろいろ話をするときに、その高校生たちは、おいちゃん、おもしろいなと。人生いろいろしよったら、いろんなことがわかって、いろんなことが聞けるんよと言うて、勉強も大事やけど、いろんな話をすることによって、自分の、先ほど申し上げましたように、幅ができるんやけ。だから、私は兄ちゃんらみたいな性格はようわかっとると。何で。俺もお前みたいな年代のときがあったんやけと言うて。

 そういう話をしとるときに、町の職員が黙って私の後ろを通りました。一言、下川路さん、何の話をしようとな。いや、ちょっとあんた、この高校生と気やすく話をしようとたいという話のきっかけをつくってくれるかなと思って後ろを振り返ったんですけど、知らん顔して通りました。これでは高校生もなかなか話かけにくいんやないかなと。

 ちょっと変わりますが、戸切小学校の下、私も暇を見つけて挨拶に立つんですけど、高校生がよう自転車で通学しております。高校生に、兄ちゃん、おはようと。大体3日か4日ぐらいしても反応ないですね。それ過ぎたら、向こうからおいちゃん、おはようと声かけてくるごとなるとですたいね。今度は、逆にこちらが兄ちゃん、おはようございます、こう言ったら、高校生がびっくりしとるとです。前までおはようといいよったのに、何でおはようございますって。



○議長(横山貴子君) 下川路議員、質問の途中で申しわけございません。



◆議員(下川路勲君) いや、これは私の持論を言いよるだけやから。



○議長(横山貴子君) 今の内容、ボランティア活動についての位置に当たるかと思うんですけれども。



◆議員(下川路勲君) 時間、1時間もらっとるから大丈夫です。時間オーバーしません。

 ぜひそういうやり取りから、話から、次の日から高校生のほうから挨拶するごとになると。黙っとったんじゃ、高校生もしないです。駅の横でもそうです。やはりこちらから話かけて、かみしもをといて話をすることによって、私は乗ってくるんやないかなと思うんですよね。ですから、私は駅前パトのときにも、東部公民館に行って、このごろ高校生がここでたむろしよらんとか、よう来とらんということは聞いたり、また派出所に誰かおったら、おまわりさんとこ行ってパトロールさせてもらっております。私たちもそれなりに協力させてもらっておりますというような話をすることによって、交番の方も私たちに青パトに乗ったら気安く声をかけるじゃないかなと思うんです。

 ぜひ、常日ごろから、俺は職員だという考えやなくて、俺は議員だという考えやなくて、一介の普通の人というような気楽な話をすれば誰でも乗ってくるんです。ぜひ、かみしもを脱いで、かみしもはいつでも着れるんですから、かみしもを脱いで話をしないと、午前中の太田議員ごと、資料はいっぱいつくっても、資料だらけじゃどうもできないとですたい。資料をつくって、それを今度はどうするか、どう活用するか、誰にお願いするかということも。やはり昔から言う、三人寄れば文殊の知恵。三人寄って、いろいろ議論を戦わせるうちにいい案が出てくるんやないかなと思うんです。

 ぜひ、もう私のことはまた何か薄らとぼけたことを言いよるぐらいしか思われてないかもしれんですけど、それはそれでもいいです。今、いろんな時代があるんやから。先ほどの太田議員の質問と、アリでも3割はどっかよそ向いとるという。私に言われたんかなとちょっとひがみ根性も出たんやけど、そうならないように。先ほど、太田議員はいいこと言われたんやないかなと思うんです。私も毎日新聞とっておりまして読んだんですけど、それを切ってまではしてないんですけど、そういうことは私も思い当たる節があるなと思って、気をつけて3割のアリの中に入らないように頑張らないかんなと思って。

 ですから、私は大事なことはきちっととどめておりますが、やはりせないかんことはせないかん。ぜひ、気を新たにまたしなくちゃいけないんやないかなと思っております。

 それで、私はくどくど申し上げておりますが、岡垣町をよくしようという頂点はみんな決まっとるんですよ、山は。ただ、その山の登り方。これは平成26年の一般質問のときも私そういう言い方しとるんですけど、登り方が違うわけなんです。元気な人は一直線で登る。それから非常に危ないことの得意やない人は登山道をゆっくり登っていって、時間かけて頂上に登る。それから、もっと若い人は、いばらの道を突っ切っていって、山に登っていく。岡垣町よくしようという山は皆決まっとんです。ただ、立場がそこで出たり、男性であったり女性であったり、障害者であったり子どもであったり、いろんなタイプの人がおるから登り方が違うというだけで。ですから、当然、いろんな意見が出てもいいんやないかなと思うんです。出るのが当たり前ですたい。

 ぜひ、せっかく先ほどの答弁の中にも、区長の年齢、それから寿会の年齢、私、資料ちょっと見らしてもらってびっくりしました。寿会のメンバーといったら、そうそうたる方がおられるんですもん。この方々に知恵をかりたら、いい案が出るんやないかなと思うんです。そしたら、町長が言っているように、本当に住みやすくなる、住みたくなるような地域づくりが、この方々に意見を聞けば、一口ずつ出ても40とおり、直轄クラブを入れて41とおりの意見が出るんやないかなと思うんです。それをみんなで練り固めていったら、すばらしいまちづくりになるんやないかなと思うんです。ぜひ、区長で考えてもらったり、寿会の方も知恵を出していただけるように、皆さん方で引き出しをあけてもらおうと考えてもらったらありがたいなと思っております。

 それから、区は申しませんが、町内でも65歳の方、私の資料やないで、先日の校区コミュニティでいただいた資料ですけど、65歳以上の方が650人、ある区は。それから320人以上の方、6区あるんです。



○議長(横山貴子君) 下川路議員、再度申し上げます。一般質問の時間で、下川路議員のお時間であります。通告書に従った……。



◆議員(下川路勲君) いずれにしても、私の場合は1時間やから大丈夫です。私の持ち時間やから。(発言する者あり)



○議長(横山貴子君) 通告書の内容に基づく中での質問をお願いします。



◆議員(下川路勲君) だから、通告、何も要りません。答えてくださいと言うてないから。私の……。



○議長(横山貴子君) しばらく休憩いたします。

午後2時10分休憩

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午後2時12分再開



○議長(横山貴子君) それでは、再開いたします。4番、下川路勲議員。



◆議員(下川路勲君) 下川路です。

 私は最初に演壇で言っとるでしょうが。1時間は私の持ち時間だから、1時間有効に使わせてくれと言うんやから。そやから、別に私が言っとるのは、質問願いたいとか、私の質問に対して答えをいただきたいということは私何も言ってない。私の持論、考えを言っとるんやから。

 あんたの言いよることは違うばいと言ったら、それでもいいとですたい、別に私はそれで。(発言する者あり)腹が立ってる。ただ、私の時間をいただいとんやから。そのとおり……。(発言する者あり)



○議長(横山貴子君) 下川路議員、御質問をお願いいたします。



◆議員(下川路勲君) 何かえらい私の方向について皆さん御心配されとるようですけど、私、そんなに間違ってないと思うんですけど。皆さんが間違ってなかったら、やっぱり私が間違っとんやないかなと思うところもあるんですけど。もう少しやっぱりこう、何を言いたいか、何を考えとるかということを、皆さん方、もう少し考え方に幅を持ってもらわんといけないんやないかなという気がする。私はちゃんと以前のように一分一秒ともおくれませんので、手前でやめるように時計見ながら話をしておりますんで、1時間頂戴しておりますで、どうぞ気兼ねなく、遠慮なく、1時間は辛抱してもらいたいと思います。

 よろしいですか。皆さん、心待ちやから。

 自主防災について、これも答弁、したければいただきたいですけど、したくなければそれでも結構です。町長の答弁書、ずっと読ませてもらって、立派な答弁書です。ただし、私も途中言いましたように、それをどういう形で自主防災をやるかです。非常に地元の人も巻き込んでのことやから、皆さん方に説明するのは大変だと思うんです、高齢者が多い中で。ぜひ、職員の方、気をからげて、どなたか言われたように、区には区の事情があるからそこそこでということやから、その事情をうまく乗り越えて、そして自主防災、町長の言われたように心肺蘇生とか救急用とか消火器の使用とかを、区を挙げて。区の人がその気にならないと、幾ら行政のほうで考えられても、俗に言う計画倒れやないかなと思うんです。ぜひ、私の冒頭申し上げましたように、人生長いのがいいんやない、馬齢を重ねるという言葉があるんですけど、ただいたずらに長いんじゃなくて、どうせ長く行くんなら、この広い宇宙の中から自分というものが出てきたということ、生まれたということについては、やはりその人生の長さの中に深さと幅が必要ではないかな、それを行政職員、私たちよりも、私自身がそういうようなおつき合いをしないと、ただ長生きで馬齢を重ねてはいけないというとこで、意を新たにしとるとこでございます。

 どうぞ、私の一般質問はもう受けません。終わりました。17分あります。以上です。



○議長(横山貴子君) 以上で、4番、下川路勲議員の一般質問は終わりました。

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○議長(横山貴子君) しばらく休憩します。再開は、14時35分といたします。

午後2時16分休憩

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午後2時35分再開



○議長(横山貴子君) 再開します。

 9番、森山浩二議員の発言を許します。9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 皆さん、こんにちは。議席番号9番、森山浩二でございます。議長の許可をいただきましたので、一般質問通告書に基づき一般質問を行います。

 私、昨年9月定例会に続き、今回2回目の一般質問でございますので、ところどころで言葉足らずのところがあるかと思いますが、どうぞ御容赦をお願いいたします。また、大先輩であります下川路議員のあと、本日、締めの一般質問でございますので、なおさら緊張感が高まっております。

 それでは一般質問を行います。まず、1の公営企業の経営改善についてでございます。これは昨年9月議会で一般質問をいたしましたが、その後の進捗状況等を改めて町長にお尋ねするものであります。前回、質問内容が専門的過ぎて何を言っているのか理解できないとの声をいただいておりましたので、今回はわかりやすく質問したいと思います。

 (1)浄水場の自家発電設置について町長に質問いたします。現在、岡垣町の浄水場には電気室や高圧受電設備の火災事故等による停電対応時の自家発電設備がありませんので、危機感を持って非常用自家発電設備設置の必要性を9月議会でお尋ねいたしました。その際、町長の答弁は、今後予測できない地震や災害による停電時においても給水を続けられるように、施設の改築更新に取り組み、安全な水を安定して供給できる環境を維持整備していきたいと考えていますと答弁されています。その後、半年が経過していますので、これまでの進捗状況をお尋ねいたします。

 浄水場に非常用自家発電設備を新設した場合、かなりのコストがかかると私自身、理解をしています。水道事業会計は厳しい財政状況でありますので、レンタル発電機を非常時に使用することができるように電源引込盤の設置工事を行う方法も検討できないのでしょうか。

 また、下水道終末処理場には2台の非常用自家発電機が設置されています。この2台の非常用自家発電機は、1台でも非常時に必要施設をカバーすることができる能力があります。非常時を想定し、このうちの1台を浄水場に移設することはできないのでしょうか。この2つの方法はいずれもコストの大幅な削減が見込まれますので、ぜひ検討すべき案件だと考えています。町長の考えをお尋ねいたします。

 次に(2)浄水場、下水道終末処理場の動力費について質問いたします。

昨年6月、浄水場に電気の使用状況を監視し、使用電力を抑えることで、省エネ、コスト削減に貢献できる電力デマンドアラームシステムを設置していますが、その後の動力費削減効果についてお尋ねいたします。

 町長は下水道終末処理場の動力費削減においては、本発電設備は停電時の非常用として設置された施設ですが、今後電力量の削減のため、非常用だけでなく、商用電力との併用運転を行い、施設の見直しを含めた費用対効果等を検証し、水道事業と同様に経営改善に努めていきたいと考えていますと答えられています。終末下水処理場の経営改善について、その後の検証内容等、進捗状況をお尋ねいたします。

 次に2の空き家対策です。これも昨年9月議会で一般質問いたしましたが、その後の進捗状況等を改めて町長にお尋ねするものであります。

 それでは、(1)現在の空き家対策状況についてです。昨年5月26日に全面施行された空き家対策の推進に関する特別措置法施行後の岡垣町の取り組みについて質問いたしました。町長は、我が町は福岡県空き家対策連絡協議会、利用活用部会の構成団体に所属し、県連絡協議会の動向を見ながら、町レベルの検討を行いたいと考えていますと答弁されています。その後の県連絡協議会、岡垣町の進捗状況についてお尋ねいたします。

 次に(2)協議会の設置、空き家対策計画の策定について質問いたします。

9月議会では空き家バンクの現状と成果について質問いたしました。町長は、現時点では空き家バンクに依存することなく、民間事業者によっておおむね順調に運営されていると考えられますと答弁されています。しかし、この民間業者のほとんどが町外の業者であります。御承知のとおり、岡垣町は年々空き家がふえています。わざわざ町外の業者を活用する必要もないと考えます。

 私の考えを短的に申し上げます。官・民・学、連携した空き家対策リメイク事業を立ち上げてみませんか。我が町には官・民、連携して取り組んだうさぎ坂宅地造成住宅販売の成功実績があります。平成26年4月1日に分譲販売以来、既に90%が売約済みです。岡垣町土地開発公社がいくら儲かったのかは知るところではありませんが。当然、うさぎ坂を購入された方々は、他の地域、他の大手住宅メーカー等やさまざまな角度、目線で慎重に比較し、岡垣町での購入を決意したはずです。なぜ、うさぎ坂が成功したのか。なぜ、大手住宅メーカーに勝ったのか。地元企業の営業力もありますが、第一の理由は岡垣町土地開発公社という大きなバックボーンがあったからだと私は考えています。購入者に安心感を与え、信用を得たからだと思っています。我が町の問題は我が町で解決していく、そうした潜在能力を岡垣町は秘めています。

 その案としてのリメイク事業です。この事業は空き家解体時に本柱を残し、基礎はそのまま流用し、リメイクは購入者の自由設計で行います。本柱を残すことで確認申請も必要なく、建築面積が変わらなければ固定資産税も上がらず、岡垣町のさまざまな助成金活用などで経費が大幅に削減でき、若い世帯、低所得者に提供することができます。今、支払っている賃貸家賃の範囲内で持ち家を実現することができます。日銀がマイナス金利政策を打ち出して以来、住宅ローンの金利は過去にない低金利となりつつありますので、今が本事業立ち上げに絶好のタイミングなのです。

 昨年、九州共立大学と包括的地域連携に関する協定を結んでいます。また、隣の駅には福岡教育大学があります。空き家をシェアハウスにリメイクし、学生寮として提供する。企業へ社員寮として提供する、福祉事業者へ提供する、地域へ集いの場所として提供する、町営住宅として提供する、空き地をグラウンドゴルフ場として提供するなど、さまざまな使用用途、可能性が考えられます。

 既に本事業に手を上げてくださっている地元企業もおられます。空き家の問題はこれから永遠に続いていきます。裏を返せば永遠に仕事が生まれるということです。定住促進や人口増もさることながら、そこには雇用も生まれます。本事業実施のために早急に協議会の設置、空き家等対策計画の策定が必要だと考えます。

 以上、この場での質問とし、あとは質問席で質問を行います。町長の明快なる答弁をお願いいたします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) 森山議員御質問の「1.公営企業の経営改善について(1)浄水場の自家発電設置について」に対してお答えします。

 水道は、住民の日常生活に直結し、欠くことのできないものであり、常に安定して水を供給することが大切な役割であることから、地方公営企業として、適正かつ効率的な運営に努めてきました。

 御質問の浄水場の自家発電設置については、平成27年9月議会でお答えしたとおり、地震等の自然災害や受電設備の火災事故などの場合における非常用発電設備の必要性は認識していますので、早期設置を指示しています。

 現有施設を更新しながら、自家発電設備を設置するには多額の費用を要しますが、実施計画に基づき、現在、平成30年度をめどに設置する計画であり、その間は、非常用電源回路及び電源引込盤を設けてレンタル発電機を接続できるようにするなど、非常時に備えたいと考えています。

 次に、下水道終末処理場に設置している自家発電設備2台の内1台を、浄水場へ移設できないかという御質問ですが、現在設置している自家発電設備は、設計指針に基づき補助事業により取得した施設であるため、移設は困難であると考えています。

 次に「(2)浄水場、下水道終末処理場の動力費について」に対してお答えします。

 浄水場、下水道終末処理場の動力費は、主に電気料金が占めていますので、運転を工夫し安価な夜間電力を使用する等、電気料金の削減に努めています。下水道終末処理場は、既にデマンド監視装置を設置していましたが、浄水場には、デマンド監視装置を設置していなかったため、昨年6月に装置を設置しました。その結果、電気料金を削減することができました。

平成27年度は、浄水場はもちろんのこと、他の井戸ポンプ等の施設に対しても節電を意識した結果、420万円の予算削減につながり、平成28年度も引き続き、経済的な浄水場の運転に努め、電気料金の抑制を図ります。

 また、下水道終末処理場の動力費についても、引き続き電力量を抑制し、効率的な運転に努めたいと考えており、今後、下水道事業については、動力費の抑制だけでなく、農業及び漁業集落排水事業の汚水処理施設統合を検証するなど、さまざまな観点から経営改善に取り組みたいと考えています。

 次に「2.空き家対策について(1)現在の空き家対策状況について」に対してお答えします。

 昨年9月議会の森山議員の一般質問以降の状況の変化について主にお答えします。12月議会の神崎議員の一般質問に対する答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

 本町では、空き家の適正管理促進を目的に、昨年10月からふるさと納税の返礼の一つとして空き家管理サービスの提供を開始したほか、広報おかがき12月25日号に特集記事を掲載し、住民の意識向上を図りました。

 また、本町も専門部会に参加している福岡県空家対策連絡協議会の状況ですが、専門部会及びワーキンググループを中心とした検討は最終段階を迎えており、空家等対策計画のひな形や特定空家の判断基準などが、新年度早々に予定されている協議会において示される見通しとなっています。

 次に「(2)協議会の設置、空家等対策計画の策定について」に対してお答えします。

 前回の一般質問において、県連絡協議会の取り組みに区切りがついた後に、町レベルでのさらなる取り組みの必要性について検討を行いたいとお答えしました。

 先ほどお答えしたとおり、空家等対策計画のひな形が示されますので、このひな形や先行自治体の取組み等を参考として、早期に官・民・学の関係者で組織する町レベルの協議会を設置し、空家等対策計画の検討に着手したいと考えています。

 なお、これまでの一般質問でもお答えしていましたが、個人財産である空き家を取り巻く事情や、所有者のニーズは複雑多岐にわたるため、さらなる対策の検討に当たっては、官・民・学、町内外を問わず、各方面から広く助言及び協力を求めていくことが必要不可欠であると考えます。

 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) それでは、1の公営企業の経営改善について追加質問いたします。現在、岡垣町は有償で北九州市より計画的に受水しています。非常時にはこの受水を浄水場に送ることなく、直接、高尾地区配水池に送水することができると聞いていますが、その現状をお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) ただいま議員がおっしゃったとおり、高尾配水池には直接受水ができるようになっております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 同様に海老津地区配水池には、送水できないのでしょうか。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) 北九州市からの受水については、標高77メートルの八幡西区にあります日峰配水池から自然流下方式で送水していただくことができるとなっています。高尾配水池の標高は65メートルと低く、送水は可能ですが、海老津配水池の標高は90メートルと高く、送水にはポンプ等の施設の建設が必要であり、現状では難しいと考えております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) それでは、海老津地区配水池と高尾地区配水池の各配水エリアをお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) おおむねでございますけども、県道岡垣宗像線、旧3号線から西が高尾配水区域、それから東側が海老津配水区域ということになっております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 先ほどの町長答弁で、平成30年度をめどに非常用自家発電設備を設置する計画であるということで安堵はしております。

 しかし、壇上でも申しましたが、水道事業は厳しい財政状況であります。浄水場の設備は老朽化し、中長期、計画的に整備していると聞いています。最小限の投資で最大限の効果を得る手段として、浄水場に非常用発電機の電源引込盤を設置し、火災等の災害非常時に自衛隊に災害派遣要請をし、発電機を持ってきていただくことなどの手段は一つとして考えられないのでしょうか。災害派遣要請後に命令統制が整えば、芦屋航空自衛隊であれば30分、陸上自衛隊飯塚駐屯地であれば1時間で持ってくることができると考えますが、町長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) 議員のおっしゃる方法もございますけども、町長が初めの答弁でも話されましたように、水道は常に安定した水を供給することが大切な役割であると、経営的には大変苦しいですけど、そういうところをしっかりするためにもやはり町で非常用電力を設置することが望ましいというふうに考えております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 水の供給がとまると住民を含めさまざまな事業者に多大な迷惑がかかります。私も好きですが、町長、カラオケも歌えなくなります。安心してください、できてますよと胸を張って答えられるように、安全な水を安定供給できる環境の早急な整備を望みます。

 次に1月24日の大寒波による岡垣町の被害状況をお尋ねいたします。これは3月4日の連合審査会において下川路議員が質問されましたが、改めてお尋ねするものであります。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) 今回の漏水の件につきましては、減免規程はございませんけども、記録的な寒波により、特例として漏水した水量1立方メートル以上について、これは対象者の申請によりますけど、減免するようにしております。平成28年2月末現在、申請のあった凍結に起因する漏水は129件、このうち47件は基本料金以内、または前月2カ月分の平均水量の1立方メートル以下は対象外としております。従いまして対象となった件数は水量が1立方メートルを超えた82件で、減免額の上下水道料金の総額は135万8,630円となっております。

 また、空き家の漏水も発見しておりますので、これについては近所の方の通報で職員が対応しておりますけども、約30件という状況でございます。なお、中止届の出ていない空き家につきましては、止水を行なった状況を郵送等にてお知らせする予定でございます。以上です。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 9月議会の時に一般質問をしたんですけども、下水道終末処理場の商用電力と非常用発電機の併用運転を行い、動力費削減等を検討はなされたのでしょうか。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) 町長の指示により検証させていただきました。自家発電機1日当たりの運転経費、これはA重油を使っておりますけど、約6万2,000円必要となります。一方、商用電力の場合は約5万2,000円と、自家発電機は非常用に運転したほうがよいと判断しております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) その件に関しましては私も検討いたしました。今、辻課長がおっしゃったとおりです。

 次に町長答弁にもありましたが、水道事業におかれましては動力費が大幅に削減され感謝しております。9月議会で電力デマンドアラームシステムを導入しても現場職員の意識改革をしないと導入した意味がないと申しました。職員の意識改革がなされた結果だと私は思います。どのように職員の意識改革を進めたのかお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) 特別に職員への意識改革の教育はしておりません。御存じのとおり、浄水場の動力費は主に電気料金でございます。今までも経費削減のため効果的な運転管理を行うため、職員は常に意識を持っておりました。

 そうした中、さらなる電気料金削減のため、平成26年度にデマンド装置設置を検討し、平成27年度当初予算に設置費を計上させていただきまして設置したものでございます。

 その後も浄水場のポンプ場の運転につきましては、今回デマンド監視装置を設置することで、電気使用量を常時監視できるようになり、より一層、細かな運転管理ができるようになりました。その結果、先ほど町長の答弁にもありましたように、浄水場はもちろんこと、他の井戸ポンプ等の施設に対しても節電を意識するようになり、電気料金を削減できたものと考えております。以上です。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 水道事業の動力費がかさむ要因は浄水場の送水ポンプの容量にあります。定期的に送水ポンプを交換整備していると聞いていますが、ポンプの耐用年数や交換時期、計画についてお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 辻上下水道課長。



◎上下水道課長(辻芳和君) ポンプの耐用年数は15年と言われておりますので、運転時間や電流値により交換の判断をしますけども、おおむね15年ごとに交換をしているところでございます。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 送水ポンプの容量を見直しし、交換整備コストとそれに伴う動力費の削減コストの比較検討次第では整備計画を前倒してもよいのではないでしょうか。

 次に来月から電力小売りの自由化が始まります。私、個人の考えですが、今後価格競争やシステムの初期トラブル等が懸念され、慌てて導入する必要はないと思っています。電力自由化に伴う公営企業、町の考えをお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 宮内町長。



◎町長(宮内實生君) いよいよ4月から電力の自由化ということで、自由競争、電力の自由化ということで非常に電力が安くなるということで、それに飛びついてといいますか、早く切りかえてというような動きも出ておりますけども、私は安定供給、やはり信頼できるところと、安いからといって将来的にどうなるかわからないということでは、公共の施設等については住民のサービスあるいは住民の生活が守れないというふうに思っておりますので、今すぐそれに飛びつくと、あるいは九電から切りかえるということは、今の時点では考えておりません。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) ありがとうございます。次に2の空き家対策について追加質問いたします。昨年8月に空き家の再調査をされていますが、現在の空き家状況をお尋ねいたします。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) 昨年の12月議会の神崎議員の一般質問の際にもお答えしましたが、平成23年度に把握しました411件について、15件の取り壊し、76件の再居住、23件の建てかえが行われ、計114件が減少したことがわかっております。

 しかしその一方で、新たに空き家となったと思われる物件318件が確認されており、結果として、ここ数年の間に約200件の空き家が増加したと見られます。総数としまして615件ということで想定しております。

 なお、再調査はあくまでも地図作成業者の把握している空き家情報の提供に基づく簡便な調査であり、現地確認など詳細な調査は行っていないため、地域性の集計までは至っておりません。今後、詳細調査については検討が必要と思っております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 現在、参議院において予算審議が行われています。国土交通省は平成28年度予算に空き家対策総合支援事業費20億円を計上しています。私の知り得る情報では、本支援事業の補助対象市町村は、1.空家対策特別措置法に基づく空き家等対策計画を策定している。2.空き家対策特別措置法に基づく協議会を設置するなど地域の民間事業者と連携体制にあるとなっています。

 また、主な補助対象費用は空き家の改修等に要する費用、空き家の除去等に要する費用、空き家対策として実施する関連する事業に要する費用などが挙げられています。壇上で申し上げた、官・民・学、連携した空き家対策リメイク事業に、まさに適した支援事業ではなかろうかと私は思います。国土交通省が示している空き家対策総合支援事業について、わかっている範囲でけっこうですので捕捉説明をお願いいたします。



○議長(横山貴子君) 吉田都市建設課長。



◎建設課長(吉田茂君) 空き家対策総合支援事業の概要につきましては、おおむね議員がおっしゃったとおりだと思います。この中の空き家対策対象町村としては、空き家等対策計画を策定していること、それから協議会をつくり、その中で検討をしたことというふうな取り決めがなされております。

 また、主な補助対象費用としましても、先ほど議員がおっしゃったようなメニューが掲げられておりますが、その事業者が地方公共団体であるとか民間がやられるとか、それから空き家の活用をする場合、空き家の除却をする場合、こういったところによって国の補助率が若干変わっていると。ただ、おおむね2分の1もしくは3分の1程度の補助がなされるというふうな仕組みだというふうに理解しております。



○議長(横山貴子君) 9番、森山浩二議員。



◆議員(森山浩二君) 先ほどの空き家対策総合支援事業のほかに、先駆的空き家対策モデル事業も新たに予算計上されています。現在、全国で820万戸の空き家があると言われています。この2つの事業予算は各市町村間で激しい取り合いが予想されます。官・民・学、連携した取り組みは二番煎じではなく、一番を取るべきだと考えます。

 昨年7月に西高陽区長、南高陽区長連名で排水溝整備の要望書を提出させていただきました。地元ではふたかけ王子と言われていた時期もありましたが、排水溝整備を行うことでお年寄りが安全に車をよけることができ、道幅を広くすることにより、空き家対策リメイク事業にも大きく貢献すると考えています。

 最後になりますが、町長に勇気ある決断を求め、私の一般質問を終わります。



○議長(横山貴子君) 以上で、9番、森山浩二議員の一般質問は終わりました。

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○議長(横山貴子君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 本日は、これにて散会します。起立、礼。

午後3時17分散会

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