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福岡県 志免町

平成17年第5回12月定例会 12月21日−05号




平成17年第5回12月定例会 − 12月21日−05号







平成17年第5回12月定例会



1 議 事 日 程(第5号)

   (平成17年第5回志免町議会定例会)

                               平成17年12月21日

                               午 前 10 時 開議

                               於   議   場

 日程第1 各常任委員長の審査の経過及び結果報告並びに委員長報告に対する質疑

 日程第2 討論、採決

 追加日程第1 動議

 日程第3 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について

 日程第4 事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書(案)について

 日程第5 旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)について

 日程第6 閉会中の審査・調査の事項付託

2 出席議員は次のとおりである(18名)

  1番  大 熊 則 雄            2番  助 村 千代子

  3番  丸 山 真智子            4番  吉 住 龍太郎

  5番  池 邊 満 男            6番  牛 房 良 嗣

  7番  大 西   勇            8番  西 川 蓉 子

  9番  古 庄 信一郎            10番  吉 田 耕 二

  11番  稲 永 正 昭            12番  大 林 弘 明

  13番  熊 本   廣            14番  二 宮 美津代

  15番  野 上 順 子            16番  稲 永 康 人

  17番  末 藤 省 三            18番  佐 藤   哮

3 欠席議員は次のとおりである(0名)

4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)

  議会事務局長  長   秀 樹      書記      小 池 邦 弘

5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名)

  町長      南 里 辰 己      助役      吉 原 清 光

  収入役     上 田 博 昭      教育長     中牟田 修 身

  総務課長    脇 田 義 政      企画財政課長  入 江 信 雄

  環境課長    二 宮 克 美      建設課長    権 丈 和 孝

  上下水道課長  石 川 善 弘      地域振興課長  丸 山 孝 雄

  学校教育課長  緒 方   博      税務課長    安河内   勇

  社会教育課長  長 澤 利 信      福祉課長    世 利   章

  子育て課長   堀 内 善 之      健康課長    木 村 俊 次

  住民課長    児 嶋 賢 始      上下水道課参事 入 江 勝 利

  学校教育課参事 田 村 秀 一      総務課長補佐  安 田 豊 重







            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              開議 午前10時00分



○議長(大林弘明君) これより本日の会議を開きます。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 動議を提出いたします。



○議長(大林弘明君) 賛成者ありますか。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) ただいま動議が古庄議員から提出されました。

 この動議は賛成者がありますので、成立しました。

 動議の概要説明を求めます。

 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 本12月議会の一般質問において西川議員が質問されました志免中学校の召集令状問題につきましては17日の新聞紙上に大きく報道され、その後地元テレビ局だけではなく、ほとんどのテレビ局が全国放送のニュースで報道をいたしました。その反響は少なからず子どもや保護者、教育現場は無論、町民にも大きな動揺と不安を投げかけております。そして、その発端が議員の質問からという部分についても、保護者や住民に動揺を来しております。

 19日にとりあえず報告として概略をペーパーでいただきましたが、また後ほど総務文教委員長から報告があろうかと存じますが、それに対する質疑は委員長に対する質問であり、現段階では質疑に限界があります。冒頭にも申し上げましたとおり、本件は議員、つまり議会が公表した事件であります。真実は別として、議会が端を発し全国放送のニュースにまで発展し、住民に動揺を与えた事件であり、その経過なり現状における審議は、今議会中に議会のできる範囲内で精いっぱい行い、一応の報告を町民に示すことは議会の責務であると存じます。よって、ここに行政当局に対し事件の経緯と現状における事実及び今後の対応について質問をし、住民に開かれた本議会の席で審議するために本動議の日程追加を求めるものであります。よろしくお願いいたします。



○議長(大林弘明君) ただいまの動議を日程に追加することについて採決します。

 日程に追加することに賛成の方の挙手を求めます。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 賛成多数です。したがって、日程に追加することは可決されました。

 暫時休憩します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              休憩 午前10時05分

              再開 午前10時15分

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 古庄議員より提出されました動議は、日程第2、討論、採決の後に行います。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 各常任委員長の審査の経過及び結果報告並びに委員長報告に対する質疑



○議長(大林弘明君) 日程第1、各常任委員長の審査の経過及び結果報告並びに委員長報告に対する質疑を議題とします。

 大西総務文教委員長。



◎総務文教常任委員長(大西勇君) 総務文教委員会に付託されました2議案について審査の結果を報告いたします。

 第58号議案、専決第6号、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、志免町地域共同利用施設等の設置に関する条例の一部を改正する条例を専決処分にしたので、同条第3項の規定により承認を求めるものです。

 理由として、南里地区の一部の住居表示が平成17年10月8日から実施されることに伴い、南里2公民館が「大字南里449番地7」から「南里6丁目13番地7号」に変更、南里コミュニティーセンターが「大字南里341番8」から「南里2丁目27番地16号」に、変更の住居表示を改正する必要が生じたため、専決処分にしたものです。

 全員賛成です。

 第60議案平成17年度志免町一般会計補正予算第4号について。

 歳入歳出予算の補正。

 第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,836万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億6,960万7,000円とするものです。

 歳入補正の主なものとしましては、国庫支出金として身体障害者援護費負担金282万8,000円の減額、社会福祉費補助金505万1,000円の増額、次世代育成支援対策交付金453万7,000円の増額、県支出金としまして児童福祉費補助金378万2,000円の増額、身体障害者援護費負担金63万9,000円の減額、社会福祉費補助金244万円の増額、つどいの広場事業補助金410万1,000円の減額、国勢調査委託金135万3,000円の減額。諸収入としましては、住基ネットセキュリティー強化事業助成金17万3,000円の増額、町債は1,200万円の増額であります。

 一方、歳出補正の主なものは、人件費として2,961万4,000円の増額、母子家庭等医療費720万円の増額、老人保健特別会計繰出金2億1,930万8,000円の増額、障害者援護費の扶助費688万6,000円の増額、障害者支援費の支援費システム改修委託料693万円の増額、扶助費255万4,000円の増額、塵芥処理費762万6,000円の減額などとなっております。

 当委員会としましては、全員賛成です。

 また、今議会の一般質問において、当委員会の所管であります教育問題に関して同僚議員より、志免中学校で行われた平和教育について人権侵害に当たるのではないかということで質問がありましたが、教育長の答弁では、その件について報告は受けておらず、事実確認をして早急に総務委員会に報告をしますという答弁があっておりましたが、その後について報告を受けましたので、その経過報告をいたします。

 一般質問において同僚議員の発言の中で、平和教育の教材として使われた戦時中の召集令状を活用して2年生全員にその令状のコピーを配り、その令状を受け取ったと想定して戦争に行くか行かないかにマルをつけさせることを行い、行かないということについてマルをつけた生徒に非国民と書き込みバツをつけた用紙を渡した。それを持って帰った生徒が親にその用紙を渡したところ、保護者から非国民とはどういうことかと同僚議員が相談を受けたということが事の始まりであります。

 皆さんも既にテレビや新聞で報道があっており御存じだと思いますので、かいつまんで要点だけ報告させていただきます。

 まずこの件については、2学年の社会科の授業において平和教育の副読本に載っている召集令状をコピーして使用したということです。

 このアンケートを書かせるに至るまでを説明いたしますと、内容としてはこの授業は全体で3時間かけており、授業計画として第二次世界大戦とアジアというテーマで行い、その目標として、1、戦争がヨーロッパとアジアで起こった経緯を理解すること。2、日本が選んだ行動について国際的な視野で考えること。3、戦争の長期化とともに国民生活が破綻していく実態を理解すること。4、当時の体験談を聞く機会を設定し、戦争の持つ意味を問い直すこと。5、ドイツ、イタリアの降伏、沖縄戦から原爆投下などを通して戦争終結の経緯を理解すること。6、戦争の被害の実態を通して戦争の悲惨さ、命の大切さ、国民の苦しみについて関心を持つことというのが目標であります。時間割りでの授業の計画としては、1時間目は第二次世界大戦についてということでヨーロッパでの戦争、東南アジアの動き、太平洋戦争の始まりについて授業を行い、2時間目は戦時下の生活についてということで、総力戦と戦争の長期化、戦争と国民生活、戦争と人々の犠牲についての授業を行い、この授業の後に、問題のアンケートをとったということです。その後3時間目は戦争の終結ということで、ドイツとイタリアの降伏、日本の降伏という授業を行ったということです。

 授業における召集令状の取り扱いについて使用したねらいは、1、召集令状の持つ意味について理解させる。2、これまでの学習における生徒の歴史認識を把握する。3、当時の国民が1枚のはがきで召集され、命を引きかえにせざるを得なかったことを理解させ、戦争の悲惨さや命の大切さ、戦争が国民にもたらす影響について考えさせるということを教えるためにこのような方法で授業をしたということでした。

 当委員会としましても、この平和授業自体には問題はないというのが統一見解でありますが、アンケートの中で非国民と書いたことに対して問題がある。また、思想、信条を問うものではないかというような意見が出ましたが、教育委員会の見解としては、1については当時の時代背景等を、赤紙や非国民ということやいろんな出来事を説明し、理解させた上で行ったことであり、授業全体において指導要領を逸脱してはいない。2つ目に、授業そのものについて問題はないが、誤解を招いたことについて説明不足であり、校長に対して厳重に注意をした。3、このことが思想、信条を問うものでは決してありませんということでした、という報告でした。

 当委員会としましては、特に人権問題、平和授業において心配りが欠如しており、ふだんの授業において答案用紙は持って帰り、そのことによって親のコミュニケーションをとることがねらいであれば、保護者にも誤解を招かないような気配りが必要であるということ。また、保護者が学校に対して不審に思うことや苦情があれば、直接学校に相談できるような環境づくりが大事であると。これからはそのようなことを早急に改善していくよう要望しております。

 また、26日に教育委員会を開くということですので、当委員会で議論したことをしっかり審議するよう提言しております。

 また、26日の教育委員会の報告を受けて、閉会中に審議していくことにしております。

 以上、総務文教委員会の報告を終わります。



○議長(大林弘明君) ただいまの総務文教委員長報告に質疑はありませんか。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 総務文教委員長に1点お伺いいたしますけども、中学校の問題につきましてはここ数年いろんな事例が報告されて、議会としても大変苦慮しながら、また苦渋しながら、いろいろと検討をいただいております。そういう中で、総務文教委員会は閉会中の付託案件として教育問題についても上げられてやっておられますけども、今回こういう形で報道なされたことに対して、総務文教委員会としての御所見についてどう感じになられ、またお話になられているのかという1点だけ、お伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 大西総務文教委員長。



◎総務文教常任委員長(大西勇君) 古庄議員の質問にお答えします。

 総務委員会としての御所見ということですけども、総務委員会としましては今詳しく報告したつもりでありまして、その報告の内容をまとめとして、総務委員会の見解としております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 丸山議員。



◆3番(丸山真智子君) 総務文教委員長に1点だけ質問をさせていただきます。

 私も中学校の問題の件ですけれども、一般質問の中で、命を大切にする教育を無視した学校現場についてということだったんですよね。あの質問の内容からすれば、私はどこに命を大切にする、教育を無視した教育が行われたのか、はっきり理解できなかったんです。て申しますのは、結局召集令状、非国民、もし当時だったらそうだったわけですよね。そういうことで、結局戦争に行きたくなくてももう、報告書の中に書いてありますけれども、当時の国民が1枚のはがきで召集され、命を引きかえに行かざるを得なかったっていう事実があったわけですので、そういうことを子どもたちに理解させるためにそういう教材を使ったということは、私は臨場感があってとてもいいというふうに、私は感じてるんですけれども。

 それで、どうしてこのようになっていったのか、一応ここに報告書が出ておりますけれども、一番私がここで問題なのは、少なくとも1人の保護者の方は、非国民という言葉だけで問題ととらえて議員の方に相談されたんだというふうに思いますけれども、どうして学校の方に相談されなかったのか。やっぱりここの委員長さんの報告の中にも一応書いてありますけれども、いろいろ問題が学校であるなっていうふうに感じられた保護者の方が、学校に相談できない体制なのかなって、そこが私は心配なんですよ。だから、それについてどのように、もうちょっと深く審議した内容を説明していただかないと、ちょっと私は納得できないんですけれども、そのことについてもう少し詳しく話していただけますか。



○議長(大林弘明君) 大西総務文教委員長。



◎総務文教常任委員長(大西勇君) 丸山議員の質問にお答えします。

 2学年の授業の報告書は、各議員さんにお手元に配付させてもらっております。内容を読まれたと思います。ましてや、また総務委員会としましては今言われたようなこと、いろいろなことを審議いたしまして、報告にも書いてあるように、早急に改善を求めるようにということも言っております。総務委員会の中での話、審議したことを、議事録をもとに教育委員会の方でもしっかりそのことについても審議するようにということも提言しておりますので、26日に教育委員会が行われます。その報告を受けて、閉会中にそのこともしっかり審議していきたいというように、報告もしておりますし、そのつもりでおります。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 18番佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 委員長にお伺いしますけど、東中学校はいわゆる教材を使った教育というのは、同じ方法で行われたんですか。何か論議が、過程の中でそういうことが出てきましたかね。



○議長(大林弘明君) 大西総務文教委員長。



◎総務文教常任委員長(大西勇君) 佐藤議員の質問にお答えします。

 この副読本というのは先生に対しての教材の副読本でありまして、いろんな資料として、いろいろな種類があるそうです。今回、その副読本のいろいろある中の一部を利用したということでありまして、それは糟屋郡の中でもその副読本を、いろいろ先生によって使用の仕方が違うそうです。それで、使っているところもあればそれを使ってないところもあるということで、東中学においてはということを聞いたときには、それまでは確認してないということでしたので、その後調べられて使われたのかっていうのはまだ確認はしておりませんけども、委員会の中でそれを聞いたときには確認できてないということでありました。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 18番佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 先ほども、学校に相談ができないような、そういう体制なのかなという質問も出ましたけども、きのうPTAが夜7時から志免中で行われてますよね。その中で、いわゆる校長先生は、学校には校長もおれば教頭もおれば教務主任もおりますと。町会議員にいきなり相談して、しかも一般質問とかしてもらわんでも、何で私たちのとこに相談に来られなかったんですかねという、ぜひ今後はそういうふうにしていただきたいという趣旨の、教育長おられたと思うんですが、そういう趣旨の校長の発言があったというふうに聞いて帰ってきたお母さんがおられますが、学校のそういう体質、今委員長も学校の中で父母が学校に相談ができない雰囲気っていうか、そういう部分が慢性的にあるのかなというような気がするわけですけど、そこら辺は委員長として、総務委員会でそういう経過についての論議、なされたかどうか、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。



○議長(大林弘明君) 大西総務文教委員長。



◎総務文教常任委員長(大西勇君) 佐藤議員の質問にお答えします。

 今回の委員会の中では当然そういう風通しのいいっていうか、今報告にもしてますように、保護者が疑問に思うことがあれば学校に相談するようにっていうことで、そういうことは委員会の中でも話しております。

 また、委員会としてもそういうことは再三再四ずっと言ってきておりますし、学校側もそういうことには努力しております。防犯に対しても学校が自主的にやっておりますし、PTA、保護者との相談というのも頻繁にやっており、また「まもるくん」なんかも、また今回やっております。連絡だけではなくて、メールでのそういう連絡方法も取っておりますし、そういうものについては学校側としても十分努力してると、私たち総務委員会でも提言もしてきておりますし、認識もしております。その中で、やはり何人かの方が、そういう方がおられるのはどうしようもないっていうか、やっぱりそこら辺までもうきちっとしていかないといけないというのはこれからの問題だと思いますけども、総務委員会としては、学校側はしっかりそこら辺は対応をとっておるというような認識をしております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、次に、古庄厚生委員長。



◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 厚生委員会に付託されました4議案他について審査の結果を報告いたします。

 まず、第59号議案志免町高齢者福祉センター望山荘条例の一部を改正する条例の制定について報告をいたします。

 この案件は、平成15年9月に地方自治法の改正により、指定管理者制度の導入が義務づけられ、その経過措置が来年9月までとなっており、その対象となる望山荘の運営を、「社会福祉協議会委託」から「町直轄」とする条例変更であります。

 経過措置期限が迫ってきていますが、今議会に唐突に提案されたもので、審議が全く不十分でもあり、また大変な重要な案件でもあります。経過措置期限を視野に置き、できる限りの審議を行うこととし、継続審査といたしました。

 次に、第60号議案平成17年度志免町一般会計補正予算(第4号)について報告いたします。

 本議案の概略は総務文教委員長が報告をいたしましたので、厚生委員会所管の部分についてのみ報告をいたします。

 歳入の主な点は、民生費国庫負担金の更生医療負担金が350万円の増となりましたが、身体及び知的障害者施設訓練等支援費等負担金が630万円の減額です。

 また、民生費国庫補助金の身体、知的、障害児、の支援費補助金が、在宅福祉事業費補助金に名称変更がなされ、利用増もあって、505万円の増額、つどいの広場事業補助金が、次世代育成支援対策交付金に変更された点であります。

 補助金や交付金の変更時の対処のまずさによる歳入減もあり、十分なる情報収集と把握を要請いたしました。

 歳出の増額の主なものは、国民健康保険特別会計の繰出金95万2,000円、18歳以上の人工透析等の増による更生医療が700万円、支援費システム改修委託料が693万円、居宅生活支援費が1,010万2,000円、老人保健特別会計繰出金2億1,930万円、母子家庭等医療対策費の扶助費720万円であります。

 減額となったものは、身体・知的障害者訓練等支援費が人数減となり、1,360万円の減額、新魚サイ処理施設建設負担金が、条例の制定や帰属の問題等課題が解決されず、18年度以降に延びるとして188万円の減額、ごみ袋の入札差金で690万円の減額です。

 特に指摘しておきたいことは、今年6月議会でも報告いたしましたが、ごみ袋の入札談合後、入札の改革の結果、今回入札差金が690万円、32%も減額できております。いかに談合を排除し、入札改革が財政改革になるかとのよき一例であります。より一層の入札に対する厳しい対応と改革を要請いたしておきます。

 採決の結果、厚生委員会全員賛成であります。

 次に、第61号議案平成17年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。

 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,448万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ41億156万2,000円とするものであります。

 歳入の主なものは、老人保健拠出金負担金2,953万4,000円、普通調整交付金9,430万円。

 歳出の主なものは、老人保健医療費拠出金1億2,383万4,000円です。

 12月の補正は老人保健の拠出金等に抑え、3月補正で調整をしたいとのことであります。

 採決の結果、厚生委員会全員賛成であります。

 次に、第62号議案平成17年度志免町老人保健特別会計補正予算(第2号)について報告をいたします。

 歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億7,234万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ40億805万5,000円とするものです。

 歳入の主なものは、支払基金、医療費交付金6,398万1,000円の減額、医療費国庫負担金9,343万7,000円、医療費県負担金2,336万円、一般会計からの繰入金2億1,930万8,000円です。

 歳出の主なものは、医療費給付費負担金2億7,317万6,000円です。

 17年8月までの診療費の推移から推定しますと、今年度の老人保健医療費は前年度に比較すると、人数は130人ほど減少しておりますが、1人当たりの医療費額が97万円から111万円とアップいたしております。医療費総額も前年度より3億6,400万円の増が想定され、補正となったわけです。原因は受診医療の内容が変化していることが考えられるが、明確な要因は不明であります。今年度の医療費全体の疾病別受診率のデータを見ますと、特に高血圧の伸びが前年度より非常に高くなっており、一要因と思われます。また、97名の方が保険を使用されておらず、健康で使用されなかったのか、把握と同時に、よき例として広く紹介をすべきとの意見も出されております。いずれにいたしましても前年よりアップとなり、大変危惧する状態であります。

 採決の結果、厚生委員会全員賛成であります。

 最後に、健康課より来年度の成人検診から自己負担を実施したい旨の説明の要請があり、説明を受けました。成人検診は今年度末に来年度の申し込みを受けるわけで、年明け早々に周知する必要から、今議会での説明となりました。

 自己負担実施の理由は、町財政との関係、健康管理に対する自己管理、自己責任の観点から、自己負担を徴収することが健康意識の向上につながる。また、糟屋郡では志免町、須恵町、粕屋町の3町だけが無料となっているが、自己負担の導入を検討してる。以上のことから、来年度から基本健康診査は16歳から64歳までを有料とし、自己負担を2割負担、65歳以上を無料とし、集団検診として実施したいとのことであります。

 委員会として、自己負担の実施は原則やむを得ないが、64歳までを一律2割負担では問題である。他近隣自治体の状況を見てもほとんどが年齢別に負担率が設定されており、特に40歳を境に前と後で負担率に格差をつけている。60歳から64歳の負担率も考慮すべきである。また、国保加入者とそれ以外との問題もあります。また、法律等で検診の望ましい対象者が明記されており、まずこの対象者を検診対象者として実施するのも一考であります。また、自己負担ありきで、一律2割自己負担を決定し実施することには慎重であるべきで、時間がなくても精力的にこれらを検証、検討し、不公平感のない検診制度を確立すべきで、再度検討し回答するよう強く要請いたしました。委員会としても時期的に問題もありますが、大変重要な点であり、来年度に向けて重点課題として審議することといたしました。

 以上、厚生委員会の報告といたします。



○議長(大林弘明君) ただいまの厚生委員長報告に質疑はありませんか。

 17番末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 厚生委員長に1点お尋ねをいたします。

 まず、指定管理者制度の改正のことで継続審議ということでございましたが、この指定管理者制度についてはきょう始まったことではなくて、15年の始まった時点で当議会において一般質問も行ってるということが1点あると思います。行政の怠慢とは言いませんが、こういうことも早くやるべきじゃないか。また、今老人保健の自己負担についても時間がないからやむを得ないというふうな見切り発車的な言葉がされてると。すべてが執行部の、こういう時間がないという形で押し切ろう、あるいは提案をしてくる、こういう問題点について何か御論議されたかどうか、1点お尋ねをいたします。



○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。



◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 末藤議員の御質問にお答えいたします。

 おっしゃられるとおりでありまして、委員会の中でも議会の中で、一般質問ほかを含め相当以前からこの指定管理者制度について御提言をしていただいております。委員会といたしましても、こういう時期にこういうものを審議するということに大変申しわけない思いもいたしております。しかし、行政側の方から、来年の9月の措置期限切れまでということで、今議会において望山荘の問題について提案をなさっておられました。

 委員会といたしましては、そういう期限というものがありますが、それに向けて全力で、できる限りのことの審議をし、指定者管理制度を取り入れた方がよいのか、または直轄でやった方がよいのか、そして一部直轄ということになれば社会福祉協議会というものが事業を失うことでありますし、そういうものにおける影響がどうあるかといったことを1月の委員会で、社会福祉協議会を呼び意見聴取をしようと。そういう中で、しかし時期が9月までということがありますので、そういう現実を踏まえ、精力的に審議をして結論を出していきたいと。ただし、行政の方に混乱が生じないような時期との関係はしっかりと頭に入れながら審議をしていきたいなというふうに思っております。

 それから、老人保健ということではなくて、来年からの検診の2割負担というものがまたこういう形で上げられてまいりました。それも2割負担ありきというふうな感想を抱きました。これも同じように時期という問題が前面に出てまいりまして、おっしゃられるとおり非常にいろんな問題点で、最後の最後にこういう形で出されてくるということに対して、執行権の問題ではあるにせよ、議会側としては大変遺憾の意を表明をして、今後そのようなことがないように委員会としても進言をいたしておるところであります。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、次に熊本建設委員長。



◎建設常任委員長(熊本廣君) 建設委員会に付託されました3議案について審査の報告をいたします。

 第60号議案平成17年度志免町一般会計補正予算(第4号)。

 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,836万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億6,960万7,000円とするものであります。

 さきに総務文教委員長、厚生委員長が詳しく報告されましたので、担当課の地域振興課のみ審査内容の報告をいたします。

 歳入につきましては、5年に1度の国勢調査委託金135万3,000円の減額。国勢調査費は国、県支出金135万3,000円の減額になりましたので、一般財源より135万3,000円増額で、財源内内訳変更で処理をしております。

 歳出につきましては、商工統計調査費の消耗品3万4,000円の増額、旧国鉄跡地対策費57万1,000円を増額し、6,792平米分の竪坑櫓用地草刈り委託料で、18年3月31日までにNEDO用地に返還のための草刈り委託料でございます。

 当委員会審査の結果、全員賛成です。

 次に、63号議案志免町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。

 予算の総額に変更はありませんが、人事院勧告による職員の給与等の改正並びに人事異動に伴う職員の人件費460万円を減額し、予備費を460万円増額するものであります。

 委員会全員賛成です。

 次に、第64号議案志免町水道事業会計補正予算(第1号)について報告をいたします。

 収益的収支及び支出について。

 支出予定額172万2,000円を増額し、予算総額を9億2,955万2,000円とするものであります。

 収益的収支予算の補正理由は、人事院勧告による職員の給与改定並びに人事異動によるものであります。

 また、資本的収入及び支出については、収入予定額に866万9,000円を増額し、予算総額を1億761万3,000円とし、支払い予定額4億6,316万3,000円に対し、不足する額3億5,555万円は、過年度損益勘定留保資金1億5,555万円、建設改良積立金2億円で補てんするものとするに改めるものであります。

 資本的収支予算の補正理由は、宇美川の災害復旧工事に伴い吉原橋水道施設の移設が必要となり、総工費2,960万円のうち17年度の工事費は、概算で1,061万6,000円となっております。県が866万9,000円、町が194万7,000円負担をするものであります。なお、吉原橋水道施設の移設は18年度も予想をされており、工事費は概算で1,902万5,000円と見込まれており、県が915万7,000円、町が986万8,000円の負担見込みであると報告を受けております。

 審査の結果、委員会全員賛成です。

 以上で報告といたします。



○議長(大林弘明君) ただいまの建設委員長報告に質疑はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。

 以上で委員長報告並びに質疑を終わります。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 討論、採決



○議長(大林弘明君) 日程第2、討論、採決を議題とします。

 継続審査となっておりました第35号議案志免町障害児支援施設「げんきはうす」の条例の制定についてを議題とします。

 厚生常任委員長の審査報告にありました修正した条例案について、反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第35号議案を採決します。

 本案は、修正した条例案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第35号議案は修正した条例案のとおり可決されました。

 次に、同じく継続審査となっておりました請願第5号「就学児発達支援施設設立」の実現についての請願を議題とします。

 これから討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから本請願を採決します。

 本請願に対する総務文教委員長報告は採択です。本請願を採択することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。本請願は採択することに決定されました。

 第58号議案専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第58号議案を採決します。

 本案は承認することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第58号議案は承認することに決定いたしました。

 第60号議案平成17年度志免町一般会計補正予算(第4号)を議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第60号議案を採決します。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第60号議案は原案のとおり可決されました。

 第61号議案平成17年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第61号議案を採決します。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第61号議案は原案のとおり可決されました。

 第62号議案平成17年度志免町老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第62号議案を採決します。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第62号議案は原案のとおり可決されました。

 第63号議案平成17年度志免町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第63号議案を採決します。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第63号議案は原案のとおり可決されました。

 第64号議案平成17年度志免町水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。

 討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから第64号議案を採決します。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第64号議案は原案のとおり可決されました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△追加日程第1 動議



○議長(大林弘明君) 追加日程第1、動議を議題にします。

 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 先ほどの動議でも説明を申し上げましたけども、今回の志免中学校の召集令状問題につきましては新聞紙上でも大きく取り上げられて、テレビでは全国放送のニュースでも報道されました。学校当局や児童、保護者の住民に大きな動揺を与えております。

 また、この問題提起の発端が議会でありますし、住民に信頼を得る議会となるためにも今議会中にできる限り経過と真実を明らかにして、住民の動揺と不安を解消する意味で貴重な時間をいただきましたので、的確にそして偽りのない真実を報告をいただきたいというふうに冒頭にお願いいたしておきます。

 それでは、まず初めに教育長にお伺いをいたしますが、この事実をいつ知られましたか。また、どのような形で知ることになりましたか、お伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) このたびは中学校の社会科の授業で、このことにつきまして新聞、テレビ等で大きく取り上げられ、議会の皆様方だけではなく志免町民の方々に大変な御心配をおかけいたしました。このことについて心からおわびを申し上げる次第でございます。

 今古庄議員が言われました、この事実をいつ知ったのかということでは、どのことか特定できませんけれども、13日の一般質問を受けて、当日緒方課長と中学校に出向き、校長と教頭が同席した中で、当該授業を行った教師から報告を受けたときでございます。

 正確に申しますと、議員の一般質問を受け、そして私が掌握をしておりませんでしたので、早急に事実関係を調査をして報告をさせていただきますという答弁をいたしまして、議員の御質問は別の御質問になりましたので、その間に緒方課長に質問の趣旨はこういうことであったということを中学校に伝えなさいと言って、その後でございました。事実関係と言われますのはそのことでございましたでしょうか。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 教育長にこういう質問をするのは、この本議場でこの機会が今議会では最後だろうと思います。そういう中で少し突っ込んだこともお伺いをすることになろうかと思いますけど、一般質問という形の中でそのような事例を聞かれて、率直教育長の御感想といいますか、どういう御感想を持たれたのか、ちょっとお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 今回のことで大きく問題になりましたのは、アンケートの中で戦争に行くか行かないかという問いかけで、行くとした理由を書くということ。それから、行かないとした理由も書くということで、そのことに対しての教師のコメントは、行かないとした生徒に対して非国民とだけコメントしていた点でございます。ただ、非国民という言葉につきましては、召集令状が来たときに個人的な理由とか家庭的な理由で戦争に行かないといった場合は、その当時では非国民と言われたんだよという説明もしておりますし、そのような授業もしております。歴史の時間ではございましたけれども、歴史的な認識だけではなく、1枚の紙切れで命を引きかえにせざるを得なかった状況、それからその当時の国民の生活の状態、これで戦争の悲惨さとか命の大切さを教える授業をしておりました。そういう説明を受けましたときに、正直なところほっとしたというところでございます。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 13日の一般質問でお聞きになられ、その後対応なさっておるということでありますと、先ほど総務文教委員長の方からそのあたりの少し御説明がありましたけども、その後の対応と把握されている事実関係をお伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) この聞き取り調査をしました後にこのまとめをいたしまして、その後総務文教委員会には16日の金曜日10時から報告をさせていただきました。その後に、新聞社には総務文教委員会に説明した後に、事実関係を報告するという約束をいたしておりましたので、16日の午後3時から毎日新聞、西日本新聞、朝日新聞、日本経済新聞、この4社に対して説明をいたしました。その翌日には毎日新聞に大きく取り上げられておりました。そのことで中学校にも多くの報道機関から問い合わせがあっているということでございましたので、急遽翌日、17日の10時から教育委員会を開催をいたしました。その後に、やはり新聞、テレビ等の報道関係者との記者会見というんでしょうか、その状況説明をいたしました。そして、教育委員会で決定したことではございますけれども、このことについては中学校にあっては校長か教頭、で教育委員会にあっては緒方課長、それから、稲津指導主事が対応するということを決定をいたしております。その後、月曜日ですね、一昨日中学校におきましては全校集会で、このことについての説明を学校で行っております。それから、臨時校長会も月曜日に開催をいたしております。それから、PTAの理事会に対する説明会を月曜日にいたしまして、昨日は2年生の修学旅行の保護者に対する説明会もございましたので、修学旅行の説明が終わった後に、このことについての説明をいたしております。それから、夕方7時半からは全校の保護者全員に周知をいたしまして、7時半からこのことについての説明をいたしております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それでは、新聞の中身についてはちょっと後ほど聞きますけども、これに載っております、該当するっていいますか、生徒を、それから保護者、こういった関係に関しては、学校当局または教育委員会としてどういうふうな対処をなさったのか、そのあたりをちょっとお伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 確認させていただきたいんですけども、該当する生徒に対する指導ということでございましょうか。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それじゃちょっと先に新聞記事、先ほど16日に事実関係を4社マスコミにお話しになられて、これは17日の毎日新聞に載っておりますけども、この中で、生徒はショックを受けていると。生徒は非国民の言葉が理解できず、帰宅して保護者に聞いたと、意味を聞いて驚きショックを受けたという、事情を知った女子生徒の保護者らは社会科の教諭をかえてほしいと話していると、こういう内容が新聞に載っております。こういう中身の御報告なり、お話は本議会の中でも、また先ほどの報告の中でも一切ないわけです。このあたりが、先ほど16日に4社の新聞にお話になられたということですけども、どこからこういう形の内容のものが出てきているのか。私は大変危惧する部分と、それからもしこういう事実があるならば学校当局なり、そこがどういうふうにこれを認識をして、そういうところに対して対処なさってるのか。そのあたりは、しないでいいって言ったらおかしいですけども、そういう意味での教育をしていないというふうに先ほどからおっしゃっておられますけど、そのあたりも含めて、この新聞記事の中身と、その保護者と生徒に対する対応についてちょっと伺っておるようなわけでございます。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) まず、この社会科の授業は2年生の1組から6組、全クラスを対象にした授業をしておりますので、このことにつきましては既に社会科の教師が社会科の授業の中で、このことについての説明を再度行っております。それから、先ほど申し上げました全校集会でも説明をいたしております。

 それから、今言われました教師をかえてほしいとか、そのようなクレーム等につきましては、教育委員会にも学校にも届いておりません。

 それで一番心配になりましたのは、この対象となる生徒に対するケアの件でございますけれども、そのことを総務文教委員会でも報告をさせていただきましたけれども、改めてこのことでだれなのか、学校側で特定すること自体は今以上に心配であるということで、それはやめた方がいいのではないかということでございました。なおかつこのことについて、総務文教委員会ではこの御質問をされた議員の方にお聞きして、特定できれば早急に対応すればいいのではないかという総務文教委員会の御意向でもございましたので、そのことを確認いたしましたら、このことについてはそっとしておいていただいた方がいいのではないかという議員のお言葉でございましたので、このことについて対応はいたしておらないというところでございます。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 16日の公式な4社の新聞に対する発表と、翌日こういう新聞社が書いた記事の中身が大変違う部分もあって、こういう部分は、しかしマスコミですからどこかでどなたかにこういう事実を聞かれて載せられたんだろうというふうに思いますが、今お話を伺った中では教育委員会、もしくは教育長も含めて、学校当局も含めて、こういう事実、または社会科の教諭をかえてほしいとか、こういう声がないというふうなことを確認させていただきました。

 それで、私もこの新聞報道の後といいますか、13日の一般質問の後、大変びっくりいたしまして、保護者の数名の方に確認をいたしました。特にPTAの会長さんにも事実確認をさせていただきましたけども、先ほど総務文教委員長が言われたように、西川議員が2年生の某保護者に、人権問題で一般質問するので保護者に呼びかけて議会傍聴の要請をされたということで、PTA会長ほか何のことかわからずに傍聴に来たと。そこでこのことを知って、大変びっくりされたというふうな状況の中で、それから保護者会とかいろんなものを進められていったんだろうというふうに思いますが、このあたりのことについて、先ほど同僚議員の方からも、その後保護者の総会等で、直接議員ということではなくて、学校当局とか、いろんな方がおられるので、なぜという部分の御質問もございました。今のような、PTA会長のお話も含めて、教育長の方の御所見がありましたらお伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 今古庄議員が言われました状況のすべてではございませんけれども、保護者の方にそのような電話が入ったということにつきましては、直前に私知りましたので、このことにつきましては議員としての権利、一般質問の権利ということから、私としてはそのことについてのコメントといいますか、気持ちの動きも含めて何らございませんでした。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それじゃ、先ほど総務文教委員長も御報告になりましたけど、新聞社によってはこの数字が少し違ってるのもあって、読売新聞では217名に配ったと、それから毎日は218名に配ったとか、こういう数字の違いもあります。中身も相当いろいろ認識が違うんでしょうけども、実際この2学年で何人に配付をされたのか、明確にちょっとお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 緒方学校教育課長。



◎学校教育課長(緒方博君) 新聞の4社報道のとき、直接何人だということを聞かれましたとき、うちの方で統計上把握している、10月1日現在の生徒数ということで218名を答えております。その後、また別の5社の会見のときに、学校の方が12月の人数、217名ということで答えております。ただ当日の病欠とか、いろんな欠席関係ございますんで、事実何名配ってるかということでの報告はしておりません。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 関連いたしますけど、先ほど同僚議員も質問されましたけども、東中学校で実際にこういう副教といいますか、教材として認められてる部分についての教育というものがどのようにされたか。先ほどは総務文教委員長が御回答になりましたけども、教育長の方から。東中学校ではこういう教育の実態っていうのはございますんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) この社会科の歴史教科書につきましては、糟屋地区内で指定した教科書でございますので、まずは糟屋地区内全中学校で活用してる教科書で、東京書籍の教科書でございます。

 それで、志免東中学校でも同様の授業をしているのかという御質問でございますけれども、それにつきましては確認をいたしておりません。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 教育の中の一つの指針に基づいた指導ということで、当然これが副教に掲載されて、それをどういう形で教育に使われていくかという部分については、詳細に私どもが伺いながら、それに対して物申すという立場ではないというふうには思いますけども、こういう全国放送で報道されたわけですから、ぜひそのあたり早急にひとつ御確認をいただきたいというふうに思います。

 それで、これから少し、では中身についてどのように教育長の方が御所見をお持ちであるかというところについてちょっとお伺いをいたしますけども、西川議員の一般質問の中身の内容で、人権教育の目的とその効果ということで、命を大切にする教育を無視した学校現場というふうに指摘をされております。先ほど少し、これに対する回答もいただいた部分があろうかと思いますけども、そういう命を大切にする教育を無視した学校現場なのかどうか。そのあたりについて教育長の御所見を伺いたいと思います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 本来であれば社会科の歴史の授業時間でございますので、この単元では第二次世界大戦とアジアということで授業をしておりますので、そのことだけを生徒に指導すれば事足りるわけでございます。ただ、今特に志免町内では小・中学校とも授業改善に取り組んでおりまして、これまでの教える授業からわかる授業にしなさいと。そういうことでは教科書だけではなく、副教材等も使用しながら児童・生徒にわかる授業を、それぞれ創意工夫しながら進めるようにということでの取り組み等を進めております。この授業につきましても平和授業、命を大切にする、それらのことについて、本来であれば触れる必要はなかったかと思いますけれども、私どもでは、先ほど申します教科書だけの平面的な授業ではなく、子どもたちに実感できる授業、わかる授業をしなさいということで言っておりますので、この教師は東京書籍から出されました副教材の中からこのような資料をもとに授業をいたしたところでございますので、そのところはいろんな面に配慮をしながら授業をやったということを、私どもは確信しているところでございます。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 一般質問の中の趣旨はそういう部分であったんだろうと思いますけど、その中で1つ、また生徒の人権はどのように守られているかと。当然先ほどからお伺いいたしておりますと、保護者会をされ、また生徒たちにも説明をされ、そういう中で新聞報道にされてるような先生をかえろとか、いろんなそういうものが出てこないという部分では少し理解をされているのかなというふうには思いますけども、生徒の人権をどのように守られているかということに対して教育長、どのように守られておられるとお思いになっておられますか。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 社会科の授業だけではなくて、やはり人権を守ること等についてはほかの教科でもやっております。それで、教科以外でも薬物乱用問題を取り上げたり、同和教育に関連して副読本「輝」を使用したりしながら、全教育活動において意図的、計画的に学校全体で取り組んでおります。これにつきましては中学校だけではなく、本町の全小・中学校で取り組んでおります。

 具体的には、先ほど申しました人権を守るということではわかる授業、できる授業をつくり上げていくということも、これは当然含まれているわけでございますし、また人権学習の実践と人権意識の向上ということでは町全体で取り組んでおりますし、やはり科学的な見方、考え方を育てる強化学習も授業の中に盛り込まれております。それから、教師集団の人権意識の啓発ということでは校内研修を中心に児童・生徒理解について学び、教育する者としての人権意識を高めるということを行っております。本町では、町の人権同和研修会に教職員は進んで参加するようにいたしておりますし、また人権同和教育関係の研修を機会あるごとにしているとこでございます。

 また、細かいところまで申し上げますと、学校生活安全プログラムを充実させるということで、昨年度全小・中学校の児童・生徒を対象に行いました子どもへの暴力防止プログラムを、本年度からは小学校1年生と中学校1年生において毎年継続して行うようにいたしております。

 それから、志免町教育委員会独自の人的支援ということでは、委員の皆様方の御理解もいただきながら学級補助員制度を設けて、各学校の少人数指導の充実を図っております。学校現場からもこのことにつきましては少しずつではあるけれども成果が上がっているという報告をいただいておるところでございます。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 次に、教育委員会の役割についてということで質問されておりました。学校で問題が発生した場合の報告と対応についてと、まさに先ほどの同僚議員の指摘でもありますけども、保護者会があって、その中で学校にはそういう校長も教務主任も先生もおられると、そういう中でなぜこういうことが学校当局に報告ならなかったのかと。まさにこれが学校で問題が発生した場合の報告と対応についてということであろうと思います。当然これは議会側も同じ公人として、議会側もその対応については反省するべき点があると。もうこれは、私は本当に議会側も反省すべき点があるということは当然のことだろうと思ってます。しかしそういう中で、先ほどの質問と同じように、こういうことがなぜこういうふうになるのか、なぜ学校当局にそういうものがやはり上がってこないのかと。このあたりについて何か御所見お持ちでございましたらお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) このことにつきましては総務文教委員会でも指摘をいただいた点でございまして、また校長も、昨日の保護者に対する説明会の折にもコミュニケーションづくりというのを申し上げておりました。私どももやはり学校と保護者との関係が、コミュニケーションができていないということは、幾らかなりとも感じておりました。これは学校によっては差異がございますけれども、そういう点では当該校長がそのことを重要視して、保護者の方とも今後コミュニケーションをしっかりとっていきたいということを申し上げておりました。このことについても言葉だけではなく、実際に保護者の方が学校にいろんなことを物申すと。簡単に、気楽にと申しますか、そのような雰囲気づくりは重要ではないかというふうに思っております。このことについてはやはり保護者の方からも、やはり言いにくい状況というのは発言の中にございましたので、つけ加えさせていただきたいと思います。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 議会側も反省すべき点は反省しながら、しかし教育関係の方についてもそういう部分は鋭意努力していただきたいということをお願いします。

 教育長に対する質問の最後に、新聞報道等でもいろいろと述べられております。先ほど冒頭、新聞もそうですけど、男性教諭を厳しく指導するよう校長に指示したということであります。しかしこういう言葉が出てくると、何かまた教育関係で問題があったのかというふうな認識にもならないとも限りません。しかしそういう中で、どの新聞を見ても、今回の教育といいますか、その中身について、何ら問題がなかったと。そして、人権についても無視した教育はしていないということを明言、明確に各新聞社にも語られ、載っております。そういうところについて教育長に最後に、このことについて、本当にどういう御所見を持たれ、これは公的な議会の場でありますから、住民の皆さんにもしっかりとひとつそのあたりを、最後にお話をいただきたい、そう思います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 教育委員会でまとめをいたしましたのを報告させていただくと。この件につきましては学習指導要領を逸脱した授業ではない、適正に授業が行われたというまとめをしております。ただ、非国民という単語だけで評価をしたという点では言葉足らずであったのではないかということで、校長を通じて指導するようにということでございます。このことにつきましては教師自身も状況設定はぴしっとしてたわけですので、私どもとしてはやはり適正に行われたとは言いながらも、教師自身は本当に言葉足らずであったということで、反省をいたしております。

 今回の新聞、特に明確になってる新聞社の報道では、状況設定をきちっとしていたかどうかというのがポイントになるのではないかと思いますけれども、一番初めに報道された新聞社につきましては、そのようなことが一行も明記されていなかったのではないかと思います。

 続いて、報道にありました、読売新聞であったと思いますけれども、新聞にもきちっと状況設定をしていたことを掲載されておりました。ただ、その中で福岡県教育委員会の方のコメントには、状況を設定をしていたといえども、多感な中学生を対象にした授業ということでは少し配慮が足りなかったのではないかというコメントがありました。私はそのことについて、一昨日福岡教育事務所管内の教育長会がございました。福岡教育事務所管内と申しますのは糟屋地区、それから宗像、筑紫、糸島で、19市町の教育長会でございました。その管内教育長会には福岡教育事務所の所長を初め約20人程度の幹部クラスの職員等も出席しておりました中で、県教委が配慮が足りなかったということだけではなく、やはり学校、教師を支援していただける言葉も言っていただいたのではないかと思うけれども、結果的には配慮が足りなかったということのコメントがあったので、このことでは志免町教育委員会としては非常に苦しいと、学校、教師を守れないということを申し上げました。なおかつ、このことで県教委に対して意見を言うつもりではないけれども、今後県教育委員会、それから福岡教育事務所と、それと私どもが連携して今後の対応をしていきたいと思っているので、その点御指導をお願いしたいということを申し上げました。そのことについては今後県教委も、私どもが行います今後の対応を、例えばメールで、既に学校と教育委員会で昨日までで約600通ほどの、ほぼ抗議のメールでございますけれども、やはり議会はもとより志免町住民の方に対する周知、それからメールをいただいた方への報告等も含めてしっかり整理をした上で説明をさせていただきたいというふうに思っております。

 しかし、いずれにしても今後の先生方の取り組みが、わざわざ教材まで探し出してこのような形で授業をしたことが、ほんの少しの配慮が足らなかったということでのこのような報道になっているわけでございます。それを受けた先生方は、今せっかく取り組んでおりますわかる授業ということでは、やはり生徒にも実感させる、わかる授業をするということを私は貫いていただきたい。今回のことで先生方が萎縮することがないようにということを私自身は思っておりますので、今後はすべての先生方に、やはり今後の対応についても示していきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 県教育委員会の所見等も今伺いまして、また少し私もびっくりいたしましたのは、600通にも及ぶメールが来ておるというような、これからもそのことの波紋の大きさというものが推しはかれるわけであります。

 最後に、町長もしこの一連の問題について御所見がございましたらお伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 今回の件につきましては、私は非常に残念に思います。なぜならば、それは志免中学校が今本当にいい学校に育ちつつあるというふうに認識をいたしておりました。特に結城校長が赴任してきて以来、校長みずから通学指導をし、朝もバス停に立ち、また子どもたちとの交流もしてます。それから、和太鼓フェスティバルには子どもたちも行きました。今志免中は変わりつつあるなという思いで見ておりましたときにこのような件が出てまいりまして、言うならばみんなで育ててやってほしいという思いでございます。そういう関係で、内容等につきましては、教育委員会の部局にお任せをしたいと思いますが、いろんなコメントの中に、当時はそのような状況であったということを教えたという教育ですので、私も教育長いろいろ話をされましたけども、そのようなことであったのかというように思ってます。ただ、先ほど申し上げましたように、せっかくの志免中学校がこのようなことでいじけないように、みんなで後のフォローをしていかなきゃならないという思いでございます。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 志免中学校の問題について少し集中的にお伺いをいたしました。解明できた部分もありますし、またこれからの課題もありますけども、きょうは行政側の報告であり、当然教育委員会なり、学校当局の現場とか、先生方ですとか、生徒とか保護者の声、考え方というものもあるわけで、26日の開催される教育委員会及び今後の事実関係の調査をもって、次回本議会の席でしっかりと検証結果を報告をいただきたいというふうに思います。

 また議員は、議員必携にも明記されておりますけども、議員がただ単に住民の声と心を代表し代弁するだけの役割に終始するだけでなく、一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、住民の悩みと声を酌み取りながら議論を重ねて調査研究を進め、住民全体の福祉向上と地域社会の活力ある発展を目指して、時には住民に訴え、時には住民を指導して、その実現に努力することが大事であると、こういうに記されております。心豊かな次世代を担う子どもたちを育成するためにも、行政、教育現場は無論、議会も自戒すべき点はしっかり自戒をして、町発展のために奮闘することが大事であるというふうなことを申し上げて、私の質問を終わります。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 先ほど生徒が戦争に行く、行かないと記した上で、その理由を書いたところに教師が採点というふうに私発言した可能性がございます。それは採点ということではなく教師のコメントということでございますので、改めて訂正をさせていただきたいと思います。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について



○議長(大林弘明君) 日程第3、諮問第1号人権擁護委員の推薦についてを議題とします。

 町長から提案理由の説明を求めます。

 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 諮問第1号につきまして提案をさせていただきます。

 人権擁護委員につきましては4人の委員さんがいらっしゃいますが、平成18年3月31日に2名の方の任期が切れます。したがいまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により2名の方の推薦について議会の同意を求めるものでございます。

 推薦をしたい方のお一人は、お名前は稲永重徳氏で、住所は志免町南里3丁目11番7号でございます。

 二人目は、お名前は光安めぐみ氏で、住所は志免町田富3丁目13番27号でございます。

 経歴、その他についてはお手元に差し上げております資料のとおりでございます。よろしく御審議の上、お二人の同意方、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。

 この採決は無記名投票により行います。

 なお、この案件は町長が議会の意見を聞いて推薦することになっております。その結果を、意見をつけて法務大臣に推薦することとなりますので、申し添えます。

 この投票は氏名を記した投票用紙をお配りしますので、氏名の上の欄に〇×をもって投票の意思をあらわせていただきたいと思います。御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。

 ここで念のために申し上げます。白票は否とします。

 これより投票を行います。

 議場の出入り口を閉めてください。

              〔議場閉鎖〕



○議長(大林弘明君) ただいまの出席議員は18名です。

 会議規則第32条第2項の規定により、立会人に6番牛房議員、11番稲永正昭議員を指名します。

 投票箱の点検をお願いします。

              〔投票箱点検〕



○議長(大林弘明君) 投票用紙を配付します。

              〔投票用紙配付〕



○議長(大林弘明君) 配付漏れはありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 配付漏れなしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 1番議員から順番に投票をお願いします。

              〔投  票〕



○議長(大林弘明君) 投票漏れはありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 投票漏れなしと認め、投票を終わります。

 議場の出入り口を開きます。

              〔議場開鎖〕



○議長(大林弘明君) それでは、開票します。

 立会人の立ち会いをお願いします。

              〔開  票〕



○議長(大林弘明君) 投票の結果を報告します。

 賛成多数により、光安めぐみ氏及び稲永重徳氏を人権擁護委員として推薦することに決定しました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書(案)について



○議長(大林弘明君) 日程第4、事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書(案)についてを議題とします。

 提案者より趣旨説明を求めます。

 7番大西議員。



◆7番(大西勇君) 事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書(案)の提出について。

 提出者は私大西でございます。賛成者は助村議員、稲永康人議員、吉住議員、大熊議員であります。

 意見書(案)を別紙のとおり、志免町議会会議規則第14条の規定により提出いたします。

 本文を読んで説明とさせていただきます。

 事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書(案)。

 国債残高は今年度末約538兆円に達する見込みであり、国民1人当たり5,000万円もの債務を負う計算になる。これまで小泉内閣は財政を健全化させるために歳出の削減に取り組み、5年前と比べると公共事業は20%、政府開発援助は25%の減となり、一般歳出全体を見れば、社会保障関係費を除いて14%の圧縮をしてきた。しかし、高齢化の影響は大きく、社会保障関係費は5年前と比べて22%も伸びている。

 今後歳入や税制の改革は避けて通れないのが現状である。しかし、安易に増税論議を先行させるのは早計であり、まずは徹底した歳出を見直し、削減が先決である。この際、徹底的に行政のむだを省くために国の全事業を洗い直す事業仕分けを実施すべきである。

 事業仕分けは民間の専門家による視点を導入して徹底した論議を行うため、行政担当者の意識改革にもつながり、関係者の納得の上で歳出削減を実現しようとする点も評価されている。

 既に一部の地方自治体(8県4市)では、民間シンクタンク等の協力を得て事業仕分けを実施。行政の仕事として本当に必要かどうかを洗い直し、不要、民間委託、他の行政機関の事業、引き続きやるべき事業に仕分けた結果、県、市レベルともに不要、民間委託を合わせて平均約1割にも上がり、予算の約1割に相当する大幅な削減が見込まれているという。

 国民へのサービスを低下させないためには事業仕分けの手法による大胆な歳出削減を行い、そこから捻出された財源を財政再建に振り向けるだけではなく、その一定部分は国民ニーズに応じて必要な新規事業などに活用するという行財政の効率化を図ることが望ましい。小さくて効率的な政府を目指し、事業仕分けの断行を強く求めるものであります。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出いたします。

 あて先は内閣総理大臣、内閣官房長官であります。

 御審議のほどをよろしくお願いいたします。



○議長(大林弘明君) ただいまの説明に対する質疑はありませんか。

 17番末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 提案者に1点お尋ねをいたします。

 事業仕分けによる徹底した削減見直し、あるいは削減が先決だという形、このためには民間委託、さきの姉歯設計耐震事件にも発展しますように、民間にやった場合にはどうなるのかと、明らかになってるのではないでしょうか。さらにJR西日本を見てもおわかりのとおり、国民の命が削られる、こういうことではないかと思います。

 先般の日銀の発表では企業の余剰金は82兆円に、金余りの状況が続けられている。この大企業の空前のもうけ、これが労働者には還元されない、1兆円からの黒字が3年連続にもかかわらず、賃上げすら行われようとしてない。さらに消費税に至っては、143兆円の消費税のうち、法人税の減税だけでも130兆円、この法人税減税を恒久化しようとしている。さらに庶民には定率減税廃止3.3兆円、医療費解約で3兆円、また道路財源、国3兆円、地方3兆円、一般財源化されるのは、この道路財源の中でもわずか1%に満たない状況である。さらに軍事費の5兆円、米軍思いやり予算2,326億円が追加予算として、むだなことが行われようといたしてる。説明にありましたように、大赤字の原因が公共投資と軍事費の膨張にある、こういうところにメスが入ってない。この案の中にはなぜ入らないのか、お尋ねをするとこであります。



○議長(大林弘明君) 大西議員。



◆7番(大西勇君) 末藤議員の質問にお答えします。

 今言われました民間委託、また大規模の空前のもうけが一般に還元されてない。また、法人税、定率減税、いろいろ言われまして、国政レベルでの大きな問題でありますので、まず答えになるかどうかわかりませんけども、この事業仕分けっていうものについてちょっと説明させていただいて、それからまた答えさせていただこうと思います。

 この事業仕分け、今読ませていただきましたけども、具体的に言いますと、この事業仕分け自体は行政の事業見直し、不要な事業を廃止したり民間へ移管することは行政依存から抜け出し、地域の活力を回復するために不可欠の改革。しかし、実際には総論が繰り返されるばかりで各論は遅々として進んでいなかったと。そこで自治体職員など、現場の人々で予算書の全事業項目をここにチェックし、不要な仕事、また民間の仕事などと仕分けというのが、事業仕分けプロジェクト。

 仕分けと同時に事業の廃止、縮減や民間への移行を阻む国の規制や基準も具体的にリストアップするものというものでありまして、具体的には、例えばある県の青少年育成事業では公園で子どもをポニーに乗せている。これに対して青少年育成事業の是非を論じても意味がない。事業仕分けでは、ポニーに乗せる事業が県の仕事として必要かどうかを検討する。

 事業の名目に目を奪われているといろんな解釈が可能であり、官民の事業分担は進まない。個々の具体的な事業を切り分けることが重要だということで、事業仕分けでは学者や中央省庁の視点ではなく、住民や自治体職員の現場の視点で見直す。この視点抜きでは力の強い利害関係者を中心に事業の整理が行われるおそれが多い。

 さらに、事業仕分けでは外部の視点を入れて見直す。当事者だけの議論では従来の考え方の殻を破ることは難しい。他の自治体職員やビジネスマンなども参加して、さまざまな角度から見直すことが不可欠ということであります。

 また、このことによって職員自身の効果ということで、参加した自治体職員は事業項目の説明、質問への応答を通して事業のあり方に対する理解が深まった。参加者同士の議論を通じ自治体の役割を考える際の新たな視点を見つけることができたといった感想を寄せている。

 事業仕分けが自治体職員の意識改革にもつながっていることは伺えるということで、重要なことという点においては、仕分けは抽象的な事業名称ではなく、具体的な事業内容で行うこと。例えばホームレス自立支援事業が必要かどうかではなく、実際の事業の中身が必要かどうかで判断する。また、第1段階では市の歳入状況は考慮せず、現行の法制度もそのまま、前提とはしない。ホームレス自立支援事業なら自立とは何か。自助、互助、公助のバランスはどうあるべきかといった事業の背景をなす価値観をベースに議論を行う。必ずしも予算ばかりを先行するのでないというようなことも言っておられます。

 また、こうしたそもそも論で行政としては手を離すべきだと判断された事業について、第2段階で法制度上の制約など、現実に立って再検討し、引き続き行政で事業を行うかどうかを判断していく。個々の事業のチェックでは、事業の目的、目標は明確に定められているが、評価基準は具体的か、より低コストでできないかなどといった仕事のやり方についても意見交換し、改善も注視してるというようなことで、一つの事例を挙げれば、このことについて既に意見書(案)でも言いましたけども、8県4市で行っておりますけども、事業仕分けの成果を予算編成に生かす取り組みも行われている。

 横浜市では同市経済局の事業仕分けでそもそも論、現実論、いずれで検討しても不要か民間へ、に仕分けされた44事業、約83億円について検討。2005年度予算で、経営安定ハンドブック作成など6事業を廃止、終了し、中小製造業技術連携など7事業を見直した。さらに2006年度予算に向けて製造業、ビジネスモデルなど26事業について3年以内の廃止、終了、見直しを検討することにしているというようなことが事業仕分けでありまして、意見書(案)でも最後に述べておりますけども、外部の視点を導入して徹底した論議を行い、行政マンの意識改革を促して、納得の上で歳出削減を実現しようという点。

 自治体での作業でも事業のそもそもの必要性を考えられて、いい勉強になったと評価する声が多いという。したがって、この作業は各省庁が積極的に作業に協力するようにしていくことが大切であり、そのために作業によって生まれる財源は、各省庁が7割ほど新規事業に使えるようなルールをつくったことであると。仮定的な計算として、一般歳出の2割を削減すると約9兆円の財源が生み出される。そのうち六、七割程度、約5兆円か6兆円を新規事業や重点部分や地方への移譲などに活用。それでも約3兆円程度の歳出削減ができると。財源の活用として子育て、がん対策、研究開発などに重点的に振り分けることが可能となるというようなことも、私の勉強した資料の中ではありました。

 末藤議員の言われる国政的なレベルでの問題はこれからこれの整合性、またこういうことを含めてやっていくべきではないかと思っております。また、今言われましたことも大変重要なことでありまして、今説明したような事業仕分けということで今回は審議していただいて、志免町議会として国に提言、早急にこういう事業仕分けも含めて行財政改革を行っていただきたいという提案でありますので、何とぞよろしくお願いいたします。



○議長(大林弘明君) 次に、討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから本意見書(案)を採決します。

 本意見書(案)に賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 賛成多数です。賛成多数により、事業仕分けによる行財政の効率化を求める意見書は可決しました。したがって、内閣総理大臣及び内閣官房長官あてに意見書を送付します。

 ただいまから休憩に入ります。再開は13時とします。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              休憩 午後0時06分

              再開 午後1時00分

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第5 旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)について



○議長(大林弘明君) 日程第5、旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)についてを議題とします。

 提出者より提案理由の説明を求めます。

 4番吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)を提出しました。

 提出者は私、吉住でございます。賛成者は大熊議員、西川議員、池邊議員、稲永正昭議員、助村議員、末藤議員、稲永康人議員の、以上です。

 決議案を読むことによって説明したいと思います。

 旧志免炭鉱竪坑櫓、以下竪坑櫓と読みます、対策に関しては、志鉱跡地対策特別委員会、(以下特別委員会)として相当期間議論を重ねてきましたが、結論を得ていない。町の方針も明確なものではなかった。ところが去る平成17年11月18日、町議会全員協議会において町長は見守り保存案を提示し、実施計画の理解を求めてきた。我々は諸般の事情を勘案し、過去の経緯を踏まえ、ここに改めて竪坑櫓解体についての決議案を提出する。

 1、NEDOの負担で(約3億円くらい)竪坑櫓を解体し、周辺土地約2,200坪を有償で購入し、隣接旧モータープール跡地約3,000坪と合わせ、合計約5,200坪の土地を確保し、志免保育園の移転あるいは旧北区炭住地域の総合開発と商業施設等の建設等、町の活性化につながる施策を講じたい。

 2、保存に要する費用は厳しい町財政のもとでは容易に確保できないと思う。年々増加する町の借金をこれ以上ふやしてはならない。

 3、学識経験者、調査機関、保存派の人々は竪坑櫓は国内唯一の文化財、世界的遺産と強調しているが、それならばなぜ閉山後40有余年もの間放置していたのだろうか。町民も含め関係者全体の責任であろう。

 4、コンクリート剥離ほか全体的老朽化は一般的という調査機関の報告は甘いのではないか。危険がいっぱい、不安がいっぱいである。昨年の14号台風、福岡西方沖地震(震度5.5)の被害に対する手当はあくまで一時しのぎである。震度6以上の地震が来れば崩壊が起こり得るという報告をどう受けとめ、どのような対応をしようというのであろうか。調査も不十分で、調査報告公開も満足できるものではない。町民の意見はもちろん、特別委員会の意見も取り入れられているとは思えない。ホームページや広報紹介くらいでは一部の意見しか聞き取れない。なぜ抜本的な集約方法を検討し実行しないのか、このままで町民の関心、理解が深まるはずはない。

 5、費用は最小限とはいえ、保存のため18年度予算に1,100万円を計上する計画だが、賛同する声は少ないと聞いている。竪坑櫓よりもっと身近な諸問題が山積みしているのではないか。

 6、町が保存を決めれば周辺土地と櫓を無償譲渡するということになっているが、正式契約は取り交わされていない。議会の同意、町民の理解も不十分のまま、保存への準備行動が先走っているのではないか。

 7、櫓自体では観光資源となった例は少ないと聞かされている。だからといって附帯設備施設など建設する余裕も計画もない。

 以上、要点を列記して、竪坑櫓解体、撤去を強く求めるものである。

 以上決議する。

 平成17年12月21日、志免町議会。



○議長(大林弘明君) ただいまの説明に対する質疑はありませんか。

 10番吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 吉住議員にお伺いいたします。

 7つの要点を列記されてありますけども、その中から3つほど取り上げてお伺いさせていただきます。

 まず最初に、1番でありますけれども、竪坑櫓を解体して、例えば志免保育園とか、いろいろその他のものを云々と書いてありますけれども、この中で、例えば竪坑櫓があって、保育園の移転ができないんでしょうか。

 そしてまた北区の炭住地域の総合開発、これと櫓とがどういう関係があるのでしょうか。

 さらには商業施設、そういったものをつくりたいということをお話ししてありますけども、具体的にどういった商業施設等を考えてあるんでしょうか。壊してからのビジョン、そういうものについてお伺いさせていただきます。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 吉田議員の質問にお答えします。

 旧炭鉱地跡、炭住がまだ残ってますけど、この炭住はひとり暮らしの、まだ老人も住んであります。そして、この炭住が一番危ないというのは、万一火事があった場合、消防自動車も入れない状態です。だから、こういうところは、やはりこの代替地がないことには、今の町の状態ではこの開発もできないと思いますから、こういう代替地に充てたいと思います。

 それから、保育園のことですか。

 保育園は今の跡地に移転する。町長の今までの答弁では、土地がないから保育園の移転ができませんという答弁が多かったと思うんです。だから、保育園の移転はこの土地に持っていき、またグラウンドは今のグラウンドを使うと、そういうことも十分考えられると思います。

 次に、商業開発ということは商工会の皆さんとも話してるんですけど、今の商工会館では狭い、それから駐車場がないということで、できれば商工会館を向こうに移転して駐車場を多くとり、そういう道の駅とか、そういうものに使わせてもらったらどうかという話を聞いております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 順番にお伺いいたしますけれども、保育園の移転と、繰り返しますけども、竪坑櫓、これはどちらかの一般質問の中でもやりとりがあったかと思いますけども、吉住議員がもう書いてありますように、竪坑櫓とモータープール合わせて5,200坪あるわけなんです。そして、櫓の見守り保存をとった場合に約1,500坪、それでも残り3,700坪あるわけです。なぜそこに保育園の移転ができないんですか。竪坑櫓を解体する理由にはこれはならないと思うんですけども、その点再度お伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えします。

 竪坑櫓の移転に理屈が合わないということだろうと思いますが、これ私は町長が2,200坪の土地を解体して平地にしてもらった場合は、2億2,000万円からの金がかかると言ってありますよね。私はこれに対して調べてみました。私の同級生がNEDOに勤めておりました。これが言うには、公共施設をこの跡地にきちっとした計画を出して公共施設をつくるんであれば、その適正価格より安く購入できるという情報を得ました。そういうところからの計画案でございます。

 だから、今解体しないでも保育園が建てられるということですけど、私はその土地を解体して利用する、いろいろの商業施設から保育園から何もかも利用して、その土地を安く買うことが志免町の将来にとって有益だと考えてるわけです。というのが、結局2億2,000万円としきりに言われますけど、2億2,000万円、一遍に出す必要はないと思います。だから、これを買うことによって、公の施設をつくって、例えば半分の1億1,000万円ですよ。1億1,000万円を年間経費をかける、恐らく今の、何ていいますか、予算、先々のことを聞いていたら、保険代で大体四十何万円か。あそこの草取りだけで年間五十何万円。ということは、これだけで100万円かかるわけです。私はこういう100万円、ほか何も手を加えられないわけです、何が起きても、フェンスが壊れようが何しょうが。その保険代と草取り代で100万円かかる。そうすると、後かかる費用というのはまた追加予算とらないといけない。追加予算をとって、後は幾らになるかわからないけど、毎年毎年月賦で300万円でも500万円でも国の土地だから払えばいいじゃないですか、一括して払わなくても。そういう計算から、私は譲渡してほかのこういう公的ものをつくった方がいいということで、計画案としてはまだはっきりした案は持っておりませんけど、いろいろ頭の中では考えております。今言ったような商業施設とか、それからあそこに地下鉄を持ってきた場合、竪坑櫓と横のボタ山を駐車場にして、そこに地下鉄の操車場をつくったり、そういうこともいろいろ自分の頭の中では考えてますけど、それはまた別の機会に話したいと思います。

 以上で終わります。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) いろいろなビジョンを個人的にお持ちであるということは十二分にわかったわけですけども、ただそれと竪坑櫓を壊すということは、私はどうしてもちょっとつながらないんですけども、ただ志免の保育園を移転するのになぜ竪坑櫓が邪魔になるのか、そのことが非常に、今の説明からでも理解はできません。さらに北区の炭住のおひとり暮らし、おられるでしょう。私もあの地域のことは全くわからないわけでないので、それはおられると思います。しかし、そういう方々を移転させるとして、なぜそこでなければいけない。ほかにもたくさん土地等あるんじゃないでしょうか。もしくは北区炭住地域の総合開発とかということであるとするならば、その他の多くの方々の御意見とか、そういった賛同とは得てあるんでしょうか。この点についてもお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 北区の方の賛同を得てあるかということなんですが、私は公民館長なり、それから主事さんなり、ある程度の方に意見を聞いております。その中で、やっぱり炭住問題というのは竪坑等、昔からの歴史的流れにしたら、やっぱり竪坑等結びつくんじゃないでしょうか。

 しきりに保育園、土地はあるからと言いますけど、土地は志免どこにあるんですか、ほか。ほとんどないでしょう、志免の町有地というのは。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 町有地はまだまだあるんじゃないでしょうか。

 それと、主事ですとか館長の方々に今お伺いされたということですけれども、総合開発とかになりますと当然ながら1軒、2軒の問題ではないわけです。そこに住まわれている方が、全員がやはりそういった形で移転するなり何なりするっていうことになると思うんです。御存じのとおり、あそこはもう炭住跡と言いながらもリフォームがあったりですとか、新築の家も多々建っております。そういう方々が果たして移転するとか二重のローンを抱えてまでも移転するとか、そういうふうなコンセンサスがとれるんでしょうか、重ねてお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) こういう旧炭鉱、今の炭住の方々が移転した場合の負担まで考えてありますけど、これはやっぱり移転する以上は県なり町なりの考えによってひとり暮らしの人たちを、やっぱり何ていうんですかね、私の中ではそういう老人ホーム的なものをつくってある、そういうことまで頭の中にはあります。だから、これが実現するかどうかはわかりませんけど、自分の中ではそういう施設までつくってあって、開発すればいいんじゃないかなということを考えております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) それはあくまで吉住議員の個人的な思いであろうと思います。私は仮にこういったとこにこういう理由を述べるからにおいてはある程度のコンセンサス、そういうものがあって、ここに竪坑櫓を解体する理由としてしっかりと載せるべきだろうと思っております。

 次に、2番目についてお伺いします。

 保存に要する費用は厳しい町財政のもとでは容易に確保できないと思うと、年々増加する町の借金をこれ以上ふやしてはならないというふうに書いてありますけれども、いろいろな一般質問ですとかそういうやりとりの中で、例えば町長御自身が見守り保存に関する費用くらいは何とか確保できるというふうな答弁もしてあったと思うんです。それなのに何をもって竪坑櫓を保存する費用が確保できないと言われるのでしょうか。吉住議員にその点をお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 志鉱跡地委員会でも最終的に聞いて、18年度は幾らぐらいかかるか、当面幾らぐらいかかるか。金はかけないと言ってましたよね、最初。だけど、当面幾らぐらいかかるのかと言ったら1,100万円ぐらいの金がかかると、はっきり言われました。だから、吉田議員の中では1,100万円という金額が小さいのかもわかりませんけど、私にとっては大きな金額です。

 それから、今言われました町財政のもとで、やっぱりこれだけの金を毎年、1年目は1,100万円かかって、その次は幾らかかるかまだはっきりしないんでしょう。今さっき言ったように、結局保険代と草刈りだけで100万円かかると、これだけはもうはっきりしてるんですよね。それから、台風によってフェンスが倒れたりすれば、またその費用っていうのは全然見てない。だから、私は財政的に幾らかかるかわからんようなのならはっきりさせた方がいいということで、この案を出しております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 御答弁いただいてますけども、私はちょっと答えになってないと思います。

 見守り保存に、厳しい財政の中で容易に確保できないと思うと、これはあくまで吉住議員がおっしゃってあることで、先ほど言いましたように、執行権者である町長は、これ本会議場の中でここにかかわるような費用ぐらいは何とか確保できるとおっしゃってあるんですよ。それに対してできないというのは、あくまで議員の個人的な意見であり、ここに壊すための理由として載せるべきことではないということを、また改めて指摘させていただきます。

 それと、年々町の借金をこれ以上ふやしてはならないということですけども、そもそも予算というものは政策を執行するためのものであるわけでして、当然限られた予算、これを有効に使うためにはその時々に、政策に優先順位というものが当然つけられると思うんです。今回は、例えば今まで放置されてあった竪坑櫓、そういうものに対して見守り保存をしようということで、その価値について優先順位が上がってきたのだと思います。そして、限られた財源の中で優先順位に沿った形での予算づけがされようとしてるわけですよね。ですから、議員おっしゃるように、竪坑櫓を残すことがイコール町の借金をふやしていくことにつながるとは私思えないんですけど、そのあたりのことについて議員はどのようにお考えになりますでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 同じような答弁になると思いますから、結局見解の相違があると思われます。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) まさしく見解の相違であろうと思います。

 じゃ最後に7番目、櫓自体は観光資源になった例は少ないと聞かされていると。だから、附帯設備云々と書いてありますけれども、例えば櫓自体で観光資源となった例は少ないということ、これはいつ、どこで、例えばだれがそういうことを言われたのですか、具体的にお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 答弁いたします。

 私も大牟田港、それから飯塚、田川、宇部、それから先日今治まで行ってきました。どこの施設も立派なものであります、それは。志免は、この竪坑櫓だけしか残ってない。ほかの町というのは、ほかの施設というのは、ほとんど残すべきして、閉山して三、四年の間につくってあるんです。だから、ほとんどもう巻き上げから何かかんか残ってますけど、私はこのほかの施設を見た上で、志免の竪坑櫓だけでは観光資源にはならないんじゃないかなということをほかの皆さんと話し、それは皆さんも、ああそれはそうだねという賛同を得ています。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 結局ここも議員が自分で感じられたこと、それをここにただ列記されてるだけではないんですか。それでもって、やはり竪坑櫓をどうのこうのっていうことは、非常に信憑性のない理由づけだと思います。

 それと、櫓自体では観光資源になった例はないとまた書かれてありますけれども、例えば福島県のいわき市に石炭化石館というものがあります。これは20億6,000万円の費用をかけてつくられてあります。私は視察に行ってまいりました。ここもすばらしい立派な施設です。で多くの方が来られてあります。にもかかわらず、観光資源としてさらなる集客を上げるために、わざわざ後日赤い鉄骨の竪坑櫓がつくられてあるんです。そういう実例等も研究、調査されたんでしょうか、お伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えします。

 今言われた施設は、私は見に行っておりません、正直申しまして。だけど、ほかのところを見に行った感じで、いつも集客力のことを聞きます、何人ぐらい入ってありますかと。そしたら、平日はほとんどがらがらです、四、五名っていうこと。土曜、日曜日で10人から20人ぐらい。だから、こういうことで、私はそれは公の施設て言えばそれまでですけど、観光資源としての収益率は見込めないんじゃないかなと判断します。

 それで吉田議員が、私の個人的な意見じゃないかと言ってありますけど、私はこれは公の志鉱跡地委員会でこういうものを提出したのでもありません。ただ個人の、私の意見としてこれ提案をしているだけであります。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 例えば、今おっしゃたような大牟田の万田坑、それから田川云々、そしてこの志免町ですね。確かに炭鉱の産業遺産であることは共通であります。しかし、どの施設も背負ってきた歴史や時代背景、そういったのも違いますし、さらには今現在の地理的条件とも全く違うわけですよ。例えば志免町の場合、目の前に福岡空港があり、さらには140万人の福岡市も抱えているわけです。そのような志免の竪坑櫓と他のものとを同列に比較できるもんなんでしょうか。

 また、この中に観光資源となった例はないとありますけれども、こういったものは最初からあるものではなく、見つけ出してそれぞれの置かれた状況の中でそれぞれのやり方でもってしっかりと磨き上げていくものだと思います。そういう意味から、これらのものと同列にするということに関して私は甚だ疑問を感じるんですけども、そのことについて議員はどのようにお考えになりますでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 確かに140万人の都市、立地条件は違うかもわかりません。でも1年目ぐらいは大概来るでしょうけど、恐らく私は集客力はそう見込めないと思っておりますから、吉田議員との見解の相違だと思います。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) すべてがやはり想像でもって書かれてる決議というふうにしか私は言いようがないと思います。ましてや見解の相違という答弁に対して、強い憤りを感じる次第です。いずれにしましても、今の答弁を通じまして議員の出されてありますこの決議案、これは竪坑櫓を壊すための要件となり得ないということを私は指摘をさせていただきまして、質問を終わらせていただきます。



○議長(大林弘明君) 野上議員。



◆15番(野上順子君) 2点お伺いをいたします。

 1点目にまず確認ですが、吉住議員、志鉱跡地委員会の委員長さんでもあるわけですが、この1ページのところに、4のところに、特別委員会の意見も取り入れられているとは思えないということで、特別委員会の意見というふうな形で書かれているわけですが、初日に委員長報告された中で、これはそれぞれの議員の意見だったというふうに私は認識をしたんですが、特別委員会でこういう竪坑に関する決議をされたのか、それをもってここに出されたのか、1点目。

 それからもう一点、私たちやはり残していきたいと思う人間にしては、住民の声も取り入れていかなければいけないという思いで署名等も集めました。小さな子どもたちが自分たちの字も書けるから僕たちも書いていいねというような形で署名が集まってきました。そういう中で、町民の声というのが集まっていったような気がするんです。ですが、この決議案の中には町民の理解も不十分だし、町民の意見も聞いてないという形で書かれております。竪坑櫓が壊れたときに、じゃ町民の声というのはどこでどういうふうに取り上げていくんだろうか。まさに今町民の声、壊す方がいい、壊さない方がいいという町民の声というのは、今決議で解体ということになれば出てこなかったんじゃないかなと思うんですが、その2点お伺いをしたいと思います。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えします。

 1番目の特別委員会の意見も取り入れてないと書いてるということなんですが、私は特別委員会の中でこういう解体に賛成の方と保存する人の、どのくらいあるかきちっとした数字を出した方がいいんじゃないかなということを再三再四提案してまいりました。ところが、やっぱり議員の中でそういうことはしない方がいいだろうという中でやっておりません、はっきりした志鉱跡地。だから、こういう個人的に解体に関する決議案というのを提出してるわけです。それには、ここに列記してあるような賛成者の議員の名前が書いてあるんですから。

 それから、2番目の住民の声を聞いてないということを書いてるがと言うんですが、はっきり言って前の町長の話の中で、保存するために5,000人ぐらいの署名をもらってると。私が話聞いたところでは、私のところにその後言ってきた人が何人もおります。あれにサインしましたけど、よかったですかねと言う。そしたらどんなふうにサインしたと聞いたら、みんなが書いてくれと言われるのでサインしてきたと。ああそうねと。だから、私はこの住民の声ということで、保存するために皆さんのそういう書いてもらったんなら、私は解体するための、今から声を大にして皆さんのサインをもらいたいと思います。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかに。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 吉住議員にるるお伺いをしてまいります。

 まず、この決議文というのは公的にもういやしくも議会の中で提案する決議、公文書であります。冒頭に志免炭鉱竪坑櫓っていうこの認識そのものが、志免炭鉱っていうのはないんであって、認識自体がもう冒頭から違っておるわけでして、そういう中で一つずつ聞きますが、志鉱跡地委員会で相当期間議論を重ねてきたが結論を得ていないと。私の見た限り、また中を読ませていただいた限り、解体ありきという部分の方が多くて、ほとんど双方の議論になっていない。そういう中で結論を得ていない。しかし、先ほどの御意見とまた全然違う。あなたの御自身のお考えであると。

 ちょっと最初に聞きますけども、志鉱跡地委員会というのは結論を出す委員会なんでしょうか。どういう御認識を持たれておりますか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 志免炭鉱というのがないということを言ってありますが、ここにちゃんと旧志免炭鉱と書いてあるじゃないですか。これ旧と読めないですか。旧志免炭鉱間違いないでしょう。

 それから、2番目の志鉱跡地委員会でそういうことを、どういう認識がしてあるかという、私は特別委員会っていう、特別委員会っていうのが名称がある以上はある程度の、私個人として皆さんがどう、古庄議員はどう考えてあるかわからないけど、私は個人的には志鉱跡地特別委員会というのがある以上はそこで毎月のように議論し、いろいろ意見を闘わせたのであればある程度の意見というのは町に対して行政に対して、意見というのは、私個人としては言うべきなんじゃないかなと思っております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 認識も甚だしく、しっかり勉強していただければと思いますが、これは略すれば、旧国鉄志免鉱業所竪坑櫓であります。志免炭鉱というのはありません。それで、志免炭鉱というのはこれは俗称であります。旧国鉄志免鉱業所竪坑櫓です。もっと具体的に言えば、旧日本国有鉄道志免鉱業所竪坑櫓であります。こういうあたりはきちっともう少し認識を持っていただかなきゃいけない。これはお隣の須恵町ほか始まった歴史の中で、志免に炭鉱があるという認識はこの地域ではありません、志免炭鉱という名前が。そういうひとつ御認識を持っていただきたい。

 それからもう一点、特別委員会というのは町長が諮問し、そしていろんなそういう答申を得るわけですが、結論を出すという部分は、これはあり得ない部分だろうと思います。いろんな御意見があろうと思います。そこで賛否をとってどうのこうのと、これは違う部分であって、その議論はまた見解の違いと言われればそれまでになりますので、後でお答えいただければと思います。

 次に、町の方針も明確なものはなかったと、こういうふうに書かれております。過去何年から町長が思いを述べ、本議会の中でも言われておるか、議事録をごらんになられたことがありますか、一点一点私が申し上げても構いませんけども。一番早いのは、私が記憶してるのは、平成14年当時から町長は残せるものなら残したいと、本会議で何度も明言してる。特に昨年の12月議会、もうこれ1年前ですよ。何と町長がこの本会議で答弁されましたか、御存じですか。読みましょう。これ原文ですよ。「一度解体したものはもとに戻らないわけですから、解体か解体でないのか、言うならば何とか保存する方法はないのか。今までの保存という観点からは財政的な負担に耐え切れないというように、私も認識をしておりましたが、じゃその財政的な負担を及ぼさないで何とか残す方法はないであろうかということも、実はこれずっと勉強してくる中に感じるとこでございました。そういうところを、私が先ほど申し上げましたように、素人ですのでそういう専門家の皆さんに打診を、いろんな面で言うならば御相談をし、意見をいただいて、そしてこういう方法ならよかろう、残り得るんじゃないかというようなことになれば、それをぜひ皆さん方に提言をさせていただきたいと、そのように思います」と、堂々と12月の議会でも報告をされてるじゃないですか。これは明確なる一つの方針ではないですか。こういうものも議会の中でるるやってきておりながら、この決議書には明確な方針もなかった。言語道断だと私思いますが、どう思われますか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 今言われたように、町長が途中経過としてずっとそういうことは言われてますけど、はっきりしたことは、全体会議の席で言われたのがはっきりした方針だと思います。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 何度も伺いますけど、そうするとこういうことをやはり提言をさせていただきたいと明言した、これは明言じゃないということなんですか。委員会としてはそういうふうな御認識なり持たれて、これまで1年間やってこられたんですか。再度お伺いいたします。



○議長(大林弘明君) もう一度質問してください。



◆9番(古庄信一郎君) この定例会会議録の中に、本会議の中でこういうことをということで町長が明確に発言をされ、そして方針を出されてる部分について、これが明確の方針ではないというふうに御認識を、吉住議員、もしくは志鉱跡地委員会としては持たれているのかということをお伺いします。

 そうでないとなれば、そうおっしゃっていただきたい。つまり、こういうことを否定するっていうことですから。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 町長の方針というのは、志鉱跡地委員会でも何回も伺っております。でも、私たちは個人的に志鉱跡地委員会の中でそれぞれ議論し、それぞれの意見を町長に対して申し上げておりますから、まだ決定、町長の決定権はその間ではなかったと思います。意見として聞いておりました。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 悲しい議会というふうになりますね。そうすると、本会議でこういうふうな方針でこういうふうにしていきたいということについても、こちらの考え方によって、それが方針であるかとか、方針でないかという、そういう感覚を持って判断できるということになれば、これは議論が成り立たないわけでして、これ以上これをやりますと、もう水掛け論になります。ぜひこういうふうな解釈しかされていないということだけ申し上げておきます。

 次に、諸般の事情を勘案しということがありますけども、諸般の事情を勘案しと、諸般の事情というのは一体どういうことでしょうか。もうこれは私見たときに、一体何なのかなと。諸般の事情っていうのはいろんなものがありますよ。どういう諸般の事情を勘案して、この竪坑櫓云々ということになっておるんでしょか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 諸般の事情というのはいろいろ今行政改革とか財政改革、いろいろもう本当厳しいことになってますから、その財政改革とか、そういうものを諸般の事情と私は解釈しております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) じゃ過去の経緯も踏まえてというふうにありますよね。過去の経緯というのは、どこにどうこれが提出する一つの理由ということになるんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 過去の経緯を踏まえてというのは、今まで40年間閉山してからたってますよね。それから、半年ぐらい前に前町長にお会いしたときに、やっぱりこういうのは町長の話では、何で龍ちゃん早う壊さんとなと言うんです。私はそのときに言いました。過去こういうものをずっと研究してあったんでしょうがって。何で久雄町長のときにこれをきちっと解決してなかったのかと。それは前町長にはっきり言いましたから、そういうことが過去の経緯です。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 悲しい議論でありますけども、個人的などなたかのお考えとかそういうものをここで羅列されながら御答弁いただくというのは大変むなしい気もいたしますけども、先ほど同僚の議員も言いましたけども、一番目のところにるる一つの施策としての考えを述べられております。一つ一つの問題点については、先ほど同僚の議員が伺ったので私はやめますけども、これも本当に想定の部分でやられております。しかし、議会に対してこういう決議案ということで出されるわけですから、すべてのこういった事業云々についての総事業費、総額と財政根拠を伺います。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 総額に関しては勉強しておりません。

 それから、財政根拠というのは町の財政、はっきり言って敬老金まで削りました。いろいろ削ることによって、今までそれだけのことを楽しみにしてた老人から、たとえ3,000円でも2,000円でもいい出せばいいのにという話も聞きます。だから、財政的にそれだけ志免町は困窮してるから、こういう提案を出してるわけです。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 行政側が一つの考えとして表明をし、それを粛々と実現に向かって政策も積み重ね、そういった財政裏づけも積み重ね、いろんなことをやってきてるわけでありました。しかし、それに対して壊せというこの決議を出すに当たってその全体的な総額もわからず、財政根拠もわからず、あげくの果てに出ることばかりをとめ、何事もそうですが、財政的に入ってくることも考えなきゃいけませんよ。いろんなものを考えてどうだということが、これが提案でありますよ。単なるこれですと、思いつきの提案じゃないですか。私はそのことを申し上げておきますが、反論があったらどうぞおっしゃってください。やはり、これだけのものを提言されるのであれば住民の方が判断をするときに、このことによって総額どれだけの事業がかかり、どれだけの財政負担がかかり、そしてそれに対する財政手当がどうなっていくのかと、そういうことを明確に示されないと、こんな軽々な決議案なんて出すべきではないと思います。御所見を伺います。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 今の言葉で軽々な決議案を出すべきじゃないと。これだけの賛同者がいるのに、軽々な決議案じゃないでしょうが、我々も何人もに相談して、これだけの決議案書いてるんですから。そういう軽々な決議案という言葉自体を引っ込めてもらいたい。

 以上。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) なぜ軽々かというと、先ほどから問題の質問をすりかえないでいただきたいと思います。総額事業費が出ないということは軽々ではないかと申し上げているんです。だから、質問を申し上げてるんですから、お出しください。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 総額の経費が、どういうことですか。まずそれからちょっと伺います。

 どういうところの総額の経費でやったのか私には理解できませんから、伺います。



○議長(大林弘明君) 古庄議員、答弁者がよく理解してないようでありますので、再度質問してください。



◆9番(古庄信一郎君) 非常にこの決議案の中の論点が1,000万円という部分、それから年間100万円という部分、これは執行権者は、先ほど吉田議員の質問の中でも財政的に裏づけを考え、そしていろんなものを考えた結果出してきた。それに対してこの決議案は、竪坑櫓を壊せと。そして、その跡にこういうものをやりなさい、やるべきだということの決議、提案なんですよ。こんなことを何の裏づけもなく根拠もなく決議案として出せるんなら、だれでも架空の夢の物語を出せるんですよ。私は軽々にって言ったのはそういう意味で、こういうものはきちっとした一つの客観的なものを出されて。ですから、先ほど言われた志免保育園の移転、あるいは旧北区炭住地域の総合開発、商業施設等の建設、さっき何ですか、商工会の新しい商工会の事務所じゃないんですけども、そういうものをつくるとか、それから炭住地域の開発をしてと、こう言われました。そうすると、私たちでもそれがどうやってどうやって、少しわかりますけども、それによって総額どれぐらいの事業費がかかるのか。その事業費対1,000万円、そして年間100万円ぐらいの維持費を持って竪坑櫓を残しそれを活用していくということがどう違うのかと、どう判断するのかという、こういうお互いに客観的な判断を下す上において明確に総事業費をお出しいただきたいと、こうお願いしとんです。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 総事業費というのは計算しておりません。ただし、これを解体して、私がさっき申し上げましたとおり、町の持ち物になる。こういうものを建てて、施設を建てて、こういう公共的なものをやりたいから幾らぐらい、安くしてもらえませんかなどと。そういうものは最初に計画として出したいと私は思います。

 それから、はっきり言ってもうこの土地を私は取得したいんです、これから先の志免町にとって。だから、それのために解体はしなくちゃいけないという提案であって、この土地を取得することによってあの辺がずっと開発され、シーメイトも建ちましたし、シーメイトができたことによってその周辺が開発されることを、私は夢に見てます。だから、竪坑があそこにぼんとあることによって危険性もある、そういうものを残すよりも解体して後につなげる開発をしたいということで、こういう対策に関する決議案を出しております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 趣旨っていいますか、質問の内容をよく御理解をいただけてない。しかし、総額もわからんと。ですから、私が想像して、10億円かかるか20億円かかるかわからんと、そう言われても、それに対する反論はできないわけなんですけど。

 しかしもう一点、重要なことをおっしゃられました。この土地をもらいたいというために竪坑櫓を壊すんだという論点を、今お張りになられました。まさに町長は何度となく竪坑櫓をつけて無償で土地をいただければ、その後その件については町として、また住民としていろんなことができると。その一考に、今ここにまさに出されておるこういう事業も含めできるわけですから。ですから、今決議案を出されようとしているのは竪坑櫓を壊せという決議案なんですよ。そうすると、これを仮に今採決をし、町長がそれをとなっていったときに、あなた方がおっしゃっておる理論とは矛盾するではないでしょうか。このことをおっしゃるならば、竪坑櫓つきでNEDOから無償でいただいて、その後皆さん方がおっしゃられていたことも明確に論点を張りながらやられるべきではないですか。何でこんなときに軽々としてこういう決議案を出されるのか。これ以上これやりましたら時間がとってあれですので、非常に明快なる回答がないということであります。

 じゃ次に、竪坑櫓は国内唯一の文化財、世界遺産として強調してるが、ならばなぜ閉山後44年も放置していたのかというような、無責任極まりない言葉でおっしゃってますけど、過去の議会の中の議事録というものを読まれたでしょうか。そして、私どももいろんな場で言葉として発しております。3月のこの議事録、これが一番中身が詳しく載せております。ほかにも機会があるごとに議会の中で発言し、議論をいたしております。ここ読まれておられますか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) その件に関しては読んでおりません。ただ私が申し上げてるのは、国が文化遺産として認め、県が遺産として認めているんであれば、40年間も放置することはしないだろうということを言っておるわけです。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 悲しい気がしますけども、この会議録を読んでください。なぜ文化庁、国がこの竪坑櫓を文化財に指定しないのか、なぜ県がそうであるか、しっかり議論をいたしております。そして、県議会の中で県の教育長も、県議の一般質問の中で明確にこれは答えております。国も県も重要なる近代化遺産であり文化財としては認めるが、法的ルールでは地元の教育委員会なり地元がそれを認めなければならないと、こうなっておるんです。そのことについて何年もかけて議論をしてきてまいりました。御存じないんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) そのことは知ってますけど、結局今言われたように、この志免町がそれだけの遺産として認めてなかったから前に進まなかったんじゃないんですか。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 何度も言いますが、よく議事録を読んでいただきたい。常にこれはNEDOの所有であり志免町のものでないから、そういうことなんです。では今志免町がこれに対して文化財云々と、志免町のものでなければそれに対して云々と、文化財の条例では決めておりますよ、町が指定してればと。しかし、本来他のものについて、あなた方の委員会の中でもそういう議論をされておるじゃないですか、他のものについてどうのこうのと。まさにそれが原因で40有余年も放置されてきたと。この認識はすべて皆さんお持ちなんですよ。それをもってこの決議案の中にこういう文言を入れるということ自体が、私は議会の見識を疑われるんじゃないかと、そういうに思います。

 次に今回の大学の調査が甘いとか調査も不十分とか、いろんなことを書かれておられます。それじゃちょっとお伺いしますが、客観的にこのことを裏づける、何をもってこのようなことをおっしゃってるんでしょうか。それをお伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 客観的な根拠はありません。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 私きょう持ってきただけでもこれだけあります。この中に竪坑櫓の図面から過去の歴史から、そしてつくられた方々から、中の写真から、今耐震性で大変問題になってますあそこの中の鉄筋がどれだけ入ってるかとか、当時の写真、つくられた方、いろんな方のそういうものは残っております。この写真を見てください。今こんなに鉄筋が使われてるような建物どこにありますか。しかし、こういう構造的なもの、いろんなものを検証しながら安全性なり、そういったものをやはり考えていかなきゃいけない。

 そういう中で、別の観点から聞きますけども、では全国の中でどなたかこの竪坑櫓について酷評をされたり、卑下されたり、こんなものはというようなことをおっしゃっておられる学者なり見識者がおられますでしょうか。どういう御認識を持っておられますか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 私は学者の意見を丸々うのみにはしておりません。というのは、私はあくまでも町民本位で考えているからです。

 それから、今鉄筋がいろいろよそよりも余計使ってるっていうことなんですが、腐食した場合は、鉄筋がだんだんだんだん腐食していったら、余計使うことによって逆に危ないということも考えられるんじゃないですか。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 個人の思いでおっしゃるなら結構ですけども、少なくとも権威ある土木学会ですとか建築学会ですとか、ここは少なくとも世界に学識を持って語られている方たちでありまして、その方たちの声がこんなにもたくさんあるわけです。そういう中で、先ほど伺いましたけども、どなたかでもそういう方がおられるかと伺いましたら、それはもう個人的な見解であるというふうにおっしゃられました。当時つくられておられた方々が、議会の中で申し上げましたけども、今この志免町の議会の議論を聞いていて本当に悲しい思いをされておりました、もう聞くに忍びがたいと。自分たちが責任を持って、また一生懸命考えつくったものを、今に残る我々が何という議論をしてるのかということで嘆いておられた、これ私も本議会で御紹介をいたしました。別に今つくって言ってるわけではありません。このように、この決議案の中の文書について、今の部分においても何ら客観的な確証というものがありません。過去もNEDOに対する要請書の中で、コンクリートの破片が落ちてきて恐怖感を覚えるという意見が日増しに多く寄せられてると。こういう意見があって、委員会の中でも検討されたみたいですけども、後で確認をするとメールが1件あっただけと。そういうことをもっていろいろと語られるというのはいかがなものかなと、こういうふうに思います。

 次に伺いますけども、町が保存を決めれば無償譲渡することになってるが、正式契約は取り交わされていないと。ですから、議会の同意といいますか、準備が先走っているのではないかと、こうおっしゃっておりますけども、では、正式契約が取り交わされているべきなんでしょうか。先走っているというのは、正式契約をすることが先走るじゃないんでしょうか。正式契約をする前にこういう議論を今積み重ねたいというのが行政の思いであって、このおっしゃられておるこの部分は、私本末転倒をしてるじゃないかと思います。正式契約が取り交わされていない。議会の同意、町民の理解も不十分のまま保存への準備行動を先走っているではないかと。正式契約は交わされるべきなんでしょうか、お伺いいたします。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 今まで町長の答弁の中で、口頭での申し入れということをずっと言ってありましたから、私個人としては正式な契約をして、結局それがもらえなかったらそのまま竪坑つきで、無償でもらえなかったらどうなるのかなと考えますから、こういう文書になってるわけです。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) また大変な言葉をいただきますが、ですから委員会の中でも議会の中でも口頭によって何度もNEDOに確認をし、ましては急遽飛行機で上京をされて、そしてそのあたりを確認をされたわけではないですか。そのことはるる皆さんはもう委員会でも十分聞かれ、納得されておるわけでしょう。そのことをもって、しかし正式契約は取り交わされていないと。よって、軽々であると、こういうふうなことを、この決議案の公文に加えること自体、私は本当に志免町の見識を疑うと思います。大変矛盾があるところであります。

 それから、1つ返りますけども、5番目に18年度予算に1,100万円拠出する計画だが、賛同する声は少ないと聞いていると。竪坑櫓よりもっと身近な諸問題が山積している。私一つずつるる聞いてますと、やっぱりこういう決議については客観的に一つの事実を持って語っていかなければならない。そうじゃないと、架空の議論をしながら町民、住民に審議をやっておるということになるんです。賛同するは少ないと聞いていると。どういうふうに確認されたんでしょうか。

 それから、竪坑櫓よりもっと身近な諸問題が山積してると。どういうことが山積してるんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 最初の問題のNEDOとの正式契約のことですけど、私が思うに、覚書ぐらいは交わしてくるべきじゃないかなということです。

 それから、2番目の1,100万円のことなんかを、結局私たちは、あなた方はこれを残そうということで運動されて、自分たちの意見を言って、自分たちの身近な人に説明してあるでしょうけど、私はこの解体することによってこれだけの利益がありますということをるる説明してます、皆さんに。だから、それの賛同者が私の周りには多いということです。だから、これの中の1,100万円なんかはそんなにかかるのかと。町民の方々はそう、私の周りの方は言ってあります。私は事あるごとに、どこででもこの竪坑の問題は、何人かおられたら必ず話します。公民館であろうとシーメイトであろうと、町民センターであろうと、事あるごとに話してます。その中の意見の集約としてここに書いております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) お答えになってないんですけど、私が申し上げてるのは、賛同する声は少ないということは、つまり今まさにおっしゃられましたけど、竪坑櫓を残すということに賛同する声は少ないと聞いておられるんでしょ。だから、そういうことはどのように聞かれたんですかとお伺いしてるんです。壊せということを言っている人が多いか少ないか、それは所感で、自分のお考えで言われるんだけど、1,100万円を計上すると、そして残すということに賛同をする声は少ないと、こうおっしゃってるから、まさに賛同する、賛成してる人は少ないと言ってあるんですよ、この決議文で。これは、しかし根拠がないことではないでしょうかと、そういうことを申し上げてるんです。

 それから、先ほどもおっしゃられましたけど、公民館ほかいろいろおっしゃれると。私は何度も聞きますし、そういう議員のお話しになられたことを聞きます。しかし、町民が残すにも3億ウン千万円、壊すにも3億ウン千万円という、こういう話を聞けば、そりゃ壊せというのは当たり前のことであって、そういうことをもって、こういうことのときにお話しになられるべきではないと思いますけれども、賛同する声が少ないと聞いていると、もう一回明確にお答えいただきたい。

 それから、竪坑櫓よりもっと身近な諸問題と、こういうこともお伺いいたしました。これについてもお答えいただきたいと思います。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 賛同する声が少ないということは、私の身近な人に説明する中で、私は金額的に3億何千万円ということはほとんど話しておりません。ただ解体したらこうですよ、残した場合はこうですよという説明しかほとんどしておりません。その中で1,100万円も来年要るのかと、その後幾らぐらいかかるのかと聞かれたら、今さっき言ったような保険金だけで四十何万円、草取りだけで57万円、合計100万円かかりますと。その説明に、ほおそげんかかる、それまでして残さないといけないのかと。これは賛同する人が少ないということになるんじゃないでしょうか。

 それから、諸問題が山積してるということは、もう何ていうんですか、志免町では今学校の問題でも、何ていうんですか、私が考えますに、学校でもやっぱり今一番危ない。それから、通学路の問題とか、他にすることがいっぱいあるし、私はこれから先の学校、保育園、小学校なんかにはもう少し金をかけて安全面を考えるべきではないかなと思ってますから、こういう書き方になっております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 全然お答えになってないわけでして、最後のところで、先ほど同僚議員もいみじくも言われました。今日本の国がビジット・ジャパンを含めて何をしようとしているのか。それから、この我が志免町の周辺が何をやろうとしておるのか、県が何をしようとしているのか。そういったものをよくひとつ御理解をいただきながら、きょうの新聞にも飯塚の記事も載っておりました、長崎の軍艦島の記事も載っておりました。百数十億円をかけながら、守れるものを守りながら観光資源として生かしていこうとか、いろんなことが。私はそういうことも含めていろんな所見があろうというふうに思いますが、余りにもこの決議案そのものが、るる今伺ったとおり、竪坑櫓を壊すか壊さんかという部分の問題とは少し離れた意味でも、この決議案そのものの中身が余りにも私どもの質問に対して答えられない決議案になっているということは明白になったんじゃないかと思います。

 終わります。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 重大な決議案を吉住議員が提案をしなくてはいけないと。大変な思いだろうと思いますけれども、今なぜこの決議案を提案されたのか、その思いというのはどこにお持ちなんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えいたします。

 なぜ今かということは、はっきり全員協議会の席で町長が表明されたからです。

 どういう思いで私がこういう決議案を出したかということに関しましては、私は解体してこの土地を利用するということを一貫して述べております。私が議員になりましてまだ日が浅いですけど、最初から私が志免に育ち、志免の竪坑櫓を見、そして志免の住民の方と対話することによって、何であれを残さないといけないのかと。私の周りには、議会でそういうことを話し合うのかという意見がすごく聞こえます。だから、あえてこの時期、この決議案を提出いたしました。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) この決議案が仮に議決をされたとした場合、どこに提出をしようとされるんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 私は議長を通じて町長に提出してもらいたいと思います。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 今るる質疑のやりとりがありました。吉住議員も言われますように、解体して有償で払い下げをする。別にそうでなくて、他の道を探る。吉住議員は解体して有償で払い下げを受ける。有償で払い下げを受けることと、NEDOは無償で志免町に譲渡をしてもいい、そういう口頭約束を今なされている中に、なぜ有償で解体をさせて、有償でこの土地をもらわなければならないという確固たる論拠づけは、どういう気持ちの中っていいますか、これまでの提案者と、また理解をされ署名をされて皆さん方の意見も集約した中でのこういう決議案であろうとは思いますが、どういうふうにみんなの意思統一がされて、この決議案ができ上がったのでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えします。

 竪坑を無償でもらった方がいいという意見なんでしょうが、ただより高いものはないですよ、計算して見ると、私の計算上では。というのは、ただでこれをもらって、40メートルからの離隔をとって、1,500坪をつぶすよりも、私が最初に述べましたとおり、これを平地にして有償でもらっていろいろの計画案を出して、町長が言われる10万円より安く、できるだけ安く交渉してもらうことを計画し、そしてこの土地、40年間遊んでますモータープール跡等、竪坑跡5,200坪を利用することが私の中では一番理想的だと思いますし、皆さんと話し合うときにその意見が、賛同が多かったから、こういう決議案を出したわけです。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) この中にも、例えばNEDOの負担で約3億円という金額提示を入れられておりますけど、3億円で解体、そんなに高額な費用が要るかどうかは別にしても、仮に今ここで述べられております3億円も解体費用を出してNEDOがみずからの手で解体をし、有償で志免町に払い下げをするでしょうか、現実問題として。私どもはいろいろな意見書なり決議案、いろいろな文書を関係各省、または行政当局に、これまでも何回も出してまいりました。しかし、やはり今現実にどのことが一番理想的で現実味を帯びて実現するのかと。やはり、そこを探って町民の皆さんにも議会にも理解を得て決議案というのは、私はつくられるべきものではないかなというふうに、今までの経験上思います。現実問題としてこのことを真剣に論議をして、解体をさせて有償で、今の時点でそのことが可能なのかということを、本当にこの決議案をつくられる前に論議をされたでしょうか。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) ここに賛成の名前を書いてある方々には、大体の話はしております。

 それから、この解体に関する決議案っていうのは今出して、3月31日まで1年間しか、結局NEDOから土地を借りてないわけです。本当は3月31日までに結論を出さないといけない。だったら、やっぱりここで決議案を出して皆さんの賛同を得たいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 先ほど吉住議員も、平成18年3月31日までに本当に、今のNEDOが口頭で約束したことを守り、そして無償譲渡、間違いなくするという保証があるのかというような発言もされておりました。振り返ってみて、私はこの決議の中の一番気になったのは、これまでの歴史的な経過もそうですけれども、この決議の3番目の一番末にある、いわゆる閉山後四十数余年放置をし、町民も含め関係者全体の、このことは町民も含めた関係者全体の責任であろうというふうに、この決議案の中に述べられておられますよね。先ほどもるるやりとりがありました。この竪坑櫓を含めた周辺の土地、町民や議会、例えば議会、行政、そういう責任で終わるでしょうか。いろいろな意見を、私はいろんな方が持っておられるというのは、今提案者も言われますようにわかります。しかし、この土地が歴史的に振り返って、私ももう二十五、六年議員をさせていただいておりますが、無償で、ある運送会社にただで払い下げをすると、限られた志免町の中で唯一とまで言いませんが、志免町の土地に無償でなり得る土地を、他の団体や会社に無償でやる。それを町民の皆さんが阻止をして、できるものなら志免町にもらおうじゃないかと言って、やはり頑張ってきた今日、この土地が今やっと志免町のものになるのかどうなのかという論議が、それは確かに言われますように、志鉱跡地の足らざるところもあったと思います。しかし、今の時点で見守り保存してでも無償でこの土地を町が譲り受ける絶好のチャンスのときに、あえてこの決議案をしてまでしなくちゃならないでしょうか。私は一貫してNEDOの責任で解体をさせて、無償で払い下げを受けるべきだと、一貫して今日まで主張をしてまいりました。安いお金で国が土地を取り上げ、そして戦時に石炭を産出をして、そしてエネルギー革命により炭坑が閉山をし、やっと志免町のものに返ってくるんではいかなと言われてる、その期間が何十年かはたちましたよね。しかし、やり方でやっと志免町のものになるのじゃないかというときに、その問題すら否定をするような、私はこの決議案というのは継続審査でもして協議をもう一回してみようやないかとか、そういう提案者の気持ちはないですかね。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 佐藤議員も、今までずっと志鉱跡地委員会の委員として意見をずっと聞いてみますと、解体してというような話をずっと聞いてたと思うんですけど。だから今言われたように、その条件は、解体して無償でもらうということが条件だったわけですか。

 それから、ほかのことに関しては、何回も答弁になってないかもわからないですけど、結局意見の違いとして、はっきり言って見解の違いとしか言いようがないと思います。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 私この見守りという話が出ましたので、少し絵を書かせてみました。見てもらいたいと思いますが、いいでしょうか。



○議長(大林弘明君) いいですよ。

 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 今議長にお渡ししましたのは、この決議案の中に北区の炭住も含め、保育園の移転も含め、そういういろいろな絵がやはり描けるではないかという提案者のが入っておりました。町長も見守りで保存をしたい。しかし、実態的に見守りがどの程度なのかというのもわかりませんでしたので、私なりに見守りというのはこの程度のものなのかなということで、あるとこにお願いをして、モータープールの跡地の有効利用、そして竪坑周辺、この真ん中の赤い絵は、今年はコスモスも賛同者の方の協力を得て幾つかの田んぼでコスモスが植えられましたけれども、こういうお金をかけないでもコスモスの畑でも菜の花でも何でもこういうふうな形で、できるのも一つの見守りの保存ではないかなというふうに。こういうことを、今から特別委員会も含めて、結論も得ていない特別委員会でも論議がやっとできる時期に私は今来たのじゃないかなというように感じておりますので、ぜひそういう意味で提案者も含めて、提案者も竪坑の解体をおっしゃっておりますけど、その周辺は竪坑があるなしにかかわらず、やはり放置されてきた今日の状況を考えるときに、やはりモータープール跡地も含めて有効的に土地を利用するというのは、私は議員全体が反対するものではないと思います。そういう意味で、これ今見られて感想をお聞きしようと思いませんけれども、こういうことも含めて今から本当に論議ができていくのではないかなというふうに感じますけど、そこら辺どういうふうに理解をしておられるか、この際ちょっとお尋ねをしたいと思います。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) この絵を見るときれいですよね。私は絵心ありませんからわかりませんけど、ああこんなきれいになるんかなと思えて見ておりました。

 それともう一つ、これからこのことを論議していくべきときに来たんじゃないかなと言われますけど、町長が全員協議会できちっと表明した以上はここで論議しないと、もう残すんじゃないですか。その結論でいくんじゃないですか。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 時間もありませんけれども、先ほどの意見を、考え方をお聞きをしておりませんでしたが、この3の下段の、この町民も含めた関係者全体の責任であろうという字句は、私は提案者の意図するところでもないと思いますし、ぜひこの字句は、きょう時間いただいてでも皆さん提案者にお諮りをいただいて、やはり本当に町民、行政、議会も含めて責任を負わなくてはいけない事柄だったのかというのは、私はどうしても承服しかねる。



○議長(大林弘明君) 吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) お答えします。

 歴史的ことは、やっぱり今までの経過というのは佐藤議員が一番詳しいと思いますけど、私も議員になってわずか2年半しかなりませんけど、その間真剣に取り組んできました、これに関しては。どうしたらいいだろうか、ああしたらいいだろうかといろいろ真剣に考え、皆さんに話を聞いて。だから、こういうことは自分なりに責任を持ってこの決議案を出したつもりですので、御理解ください。よろしく。



○議長(大林弘明君) 佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 最後に、議長に取り計らいを、私はお願いをしたいと思います。

 これは賛成、反対、採決をしなくちゃなりませんが、やはりこれだけの決議案一生懸命考えておつくりになったと言われました。しかし私一人でも、やはりこの決議案の採決については継続も審査の中に入れていただきますように、修正の意見を口頭でさせていただきたいと思いますので、協議は後にお願いをしたいと思います。



○議長(大林弘明君) ほかに質問はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕

              (「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(大林弘明君) ただいまより休憩します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              休憩 午後2時37分

              再開 午後3時00分

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 佐藤議員の旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)を継続審査とする動議に賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 賛成少数。よって、旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)を継続審査とする動議は否決されました。

 次に討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 先ほどの質疑でもわかりますように、今回提出されました志免竪坑櫓解体の決議案は公的文書でもあり、議員が提出する決議としては客観的な事実に欠け、余りにも創造的であり、矛盾する決議案であることを冒頭に申し上げておきます。

 さて志免町の歴史は、約2万年前に人が住み始め、多くの古墳を有する農村地帯でありましたが、この志免町が飛躍的に発展したのは明治22年、お隣の新原に海軍の採炭所が開鉱し、明治39年志免村にこの海軍採炭所の第5鉱が開鉱されたことに始まり、戦前は海軍、そして戦後は日本国有鉄道志免鉱業所として、我が国唯一の一貫した国営の炭鉱として栄えてまいりました。ちなみに大正10年の九州の人口は長崎市が最大で17万人、福岡市は9万人、志免村が1万1,000人で、糟屋郡内第1の炭鉱町として栄えてきました。

 一方、農家とのかかわりは、先般開催したシンポジウムでも語られましたが、当時は志免の農家の方が石炭を福岡に運び、肥料の人ぷんと交換をしていた。これほど志免の炭鉱は石炭だけでなく、農家にも愛され、貢献をしていたと語られておりました。

 このように我が志免町の歴史と繁栄を語る中で切っても切れないのが石炭産業であります。炭鉱町から来る町のイメージについてはるる語られる方がおられますが、戦後世界第2位の経済大国に復興したのはこの石炭産業の隆盛と、これを苦しさに耐え、働き続け支えた多くの先人の人々がいたからこそであり、これこそ日本人の誇りであり、地域、そして志免町の誇りではないでしょうか。戦後の日本はすべてが苦しいつらい時代で、それを乗り越えて現在の日本の繁栄があるわけで、この位置と歴史をしっかり後世に語り継ぐことが日本人の誇りを醸成することになるわけであります。その生きた証、大事な教材が、この志免竪坑櫓であり、これを壊すことは日本人、そして志免町の誇りと歴史を抹殺することになります。毎年10月に開催される志免鉱業所炭鉱事故犠牲者慰霊祭に参列されて、当時働いておられた従業員の方々、そして御遺族の方々にも声を同じくして、自分たちの働き、生きてきた証、誇りである竪坑櫓をぜひ残してほしいと熱く語られます。

 また、志免町の小学校、中学校、すべてで志免の炭鉱の歴史と竪坑櫓を学び、町の誇りとして、宝物として愛し続けています。その一端が今年NHK全国放送で放送されました「発見ふるさとの宝」での子どもたちの声です。また、番組内でのコメンテーターの方々にいただいた竪坑櫓への言葉、「働いて家族を支えたその証、先人の誇りを宿す」と、この言葉が歴史ほかすべてを物語り、そして志免の子どもたちが語る言葉の代表に、「竪坑櫓があるけん志免やろうも」、この言葉が現代の子どもたちの思いなのです。先ほど提出された竪坑櫓解体の決議案はこれらの歴史なり先人たちの思い、そして未来を担う子どもたちの心も夢もすべて無視し、抹殺するものであります。

 次に、竪坑櫓の客観的な評価は、平成10年9月に志免町文化財保護審議会が表明をし、その保存、活用を要請いたしました。また、日本における土木の最高権威機関である日本土木学界が、門司港駅舎や長崎の出島町と同じく日本に現存する最重要な炭鉱遺産としてAランクに評価し、平成14年4月には現存する竪坑櫓の中では飛び抜けて規模が大きいだけでなく、我が国の鉄筋コンクリート構造学、炭鉱技術史においてすぐれた近代遺産として評価されたもので、文部科学省指定の重要文化財に該当するとして、南里町長あて保全的活用の要請がなされました。これはすごいことで、志免町が残すことを決定すれば学会ほかはこれらの動きに進むことは当然であります。特に、岡山大学大学院の馬場教授は、日本に現存する最重要な炭鉱遺産、地域の宝、もしこれを破壊したとしたら、それは地域の廃止というだけでなく世界中の笑い者、RC構造の寿命は100年を超えると語っておられます。

 また、今年6月18日にシーメイトで開催された日本産業技術史学界では、九州大学工学部を卒業され、海軍にてこの竪坑櫓の建設を直接指示された浜島毅さんの記述なり、現場監督の岩橋惣吉さんの、当時の現場の写真や鉄筋の多さの写真を見ても、この竪坑櫓のすごさと建築学上の価値、そして60年間微動だにしない強固さを立証し私たちに示してくれており、志免町の誇りと再認識させるものです。

 また、数々の竪坑櫓及び竪坑に関する研究と図面を、解体を表明をされる皆さんは見聞されたことがありますか。このように九州を初め全国の産業考古学会や日本産業技術史学界ほか多くの学会やシンポジウムで、全国の権威ある方々が竪坑櫓の評価を語られています。これこそが客観的な竪坑櫓に対する評価であります。どこかに志免の竪坑櫓を酷評したり卑下するような評価を下す学会なり権威者なり学者がいれば教えていただきたい。解体の決議案にはこのような客観的な評価なり事実の提示が全然示されておらず、単なる憶測での話であり、その信憑性は皆無であります。

 私は同僚の議員と平成14年2月に文化庁を訪問し、志免竪坑櫓がなぜ近代化遺産に登録されていないのかと、その要因を伺いました。結論は、つまりすべてが地元の意向次第ということなのです。

 これを裏づける事実が、平成16年3月11日の福岡県議会の吉松議員の質問に対する県教育長の答弁であります。志免鉱業所の竪坑櫓は日本の近代化を牽引した石炭産業の代表的な遺産であり、近代産業の歴史を学ぶ遺跡として保存し、後世に伝えることは極めて意義深いことと考えている。国はこの竪坑櫓について文化財として指定するためには地元でさらなる歴史的、学術的調査研究を行い、歴史的評価を高める必要があるとの見解を示しております。県教育委員会といたしましても十分な調査研究が行われるとともに、まず地元が保存への意向を明確にすることが重要であると考えております、このように答弁をいたしております。国も県もその価値を高く評価しているわけで、しかし、保存には地元の意向がすべてだと明確に示しています。竪坑解体決議案にはこの見解をも否定し無視するものであります。

 志免町教育委員会は平成12年から14年にかけて志免鉱業所遺跡を調査し、今年3月31日に志免町文化財調査報告書第15集として報告書を作成され、全国に公表し、大変なる評価を得ております。産業遺跡の調査では全国のトップクラスに評価され、竪坑櫓もその中心として高い評価を得ております。これも先ほどの国、県の見解を裏づけるものであります。決議案には竪坑櫓に対する評価なり利用法が全然語られていないわけで、櫓が持っている価値にはそのものの価値と、それによって醸成される価値があります。国土交通省は地域資源を活用した広域連携による交流人口の拡大、地域活性化と魅力ある地域づくりが肝要であり、地域の歴史や文化によって醸し出された地域の個性は住む人にとって誇りとなるだけでなく、訪れる人に新鮮な驚きを与えてくれる。全国各地で画一的な地域となっていることに反省をし、もっと地域の歴史、文化にも目を向けた地域づくりが必要だと述べております。先ほどの馬場教授は、志免竪坑櫓のシンボルとしての価値は、1年1億円として55億円は下らない。地域の宝を簡単に壊し、何か安普請のくだらないものをつくり将来の粗大ごみのもとにしても、子孫は尊敬してくれないと語られております。

 また、北海道産業考古学会の山田会長は、産業遺産は地域の宝として確実に地域おこしに活用されている。九州は戦後エネルギー産業の改変の激動地であり、その遺産を客観的に、ツアーとして立体的に提供する時期に来ている。その発信地域として、九州石炭産業の最後の残照としての志免炭鉱の全遺産を産業観光する価値は大であると述べられております。その流れを裏づけるのが、国のビジット・ジャパンキャンペーンなり九州福岡県の九州観光推進機構の立ち上げであり、国土交通省九州運輸局発刊の九州遺産の発刊であります。

 昨年3月に鹿児島で開催された第3回全国産業観光フォーラムや今年7月には大牟田で九州産炭地フォーラム、鹿児島で九州近代化産業遺産シンポジウム、そしてことし8月には長崎で九州の伝承遺産シンポジウムと、各地で九州の産業遺産を考えるシンポジウムが開催され、これらをネットワーク化し、世界遺産登録を目指すとの表明もされ、その中でも志免竪坑櫓は高い評価を得ております。その裏づけとして、今年7月世界遺産の選考委員である国際産業遺産保存委員会事務局長のスチュアート・スミス氏が志免竪坑櫓を視察され、絶賛をされました。世は常に動いております。お隣には九州国立博物館がオープンし、連日盛況を来しております。志免町の立地条件はどうですか。これらをすべて関連づけて判断すれば、竪坑櫓が醸し出してくれる価値は判断できると思います。

 きょうの新聞にも長崎の軍艦島に百数十億円の予算がつけられるという、そういう具体的な事例も出てまいっておりますし、解体決議は具体的な事例の提示もなく、聞かされているとの言葉でも判断できるように、単なる憶測だけで批判をしております。世界的に有名な多摩大学の望月教授は、「遺産は地産、古き地産を磨いて地域を開く」と提言されています。今どの自治体も地域のブランドを求め、誇りとなるまちづくりのランドマーク、シンボルを構築しようと一生懸命であります。

 しかし、今回の決議はだれしもが理解できる地域のランドマーク、それも世界一の遺産を壊せという決議であります。これがなくなったら志免町に何が残るのでしょうか。志免町のシンボル、誇り、ランドマークは何があるのでしょうか。しかし、志免町だけの問題ではありません。歴史的にも海軍採炭所、国鉄志免鉱業所、いずれも志免町だけではなく、特にお隣の須恵町にとっては志免町以上にそのかかわりは強く、竪坑櫓に対する愛着と保存への気持ちは、元従業員の方々の声や署名活動の過程でしっかりと認識をいたしております。将来の地域の町づくりにとってこの事実を無視し、解体することはできません。町長は議会に対し一貫して、一度解体したものはもとに戻らない、残せるものなら残したいと明言し、財政面と安全面について専門家に調査を依頼するとしたことは、志鉱跡地委員会も議会も容認をしたわけで、その結果を踏まえ町長が決定したことに対して客観的なデータも裏づけもなく、単なる思いとして決議を提案することは大変遺憾なことであり、歴史に汚点を残すことになります。

 また、NEDOから土地を含めた無償譲渡を受けることは、解体か保存かの議論、つまりまちづくりの議論を将来に向けて継続することになるわけで、まずは志免町のものにすることがだれが判断しても町益につながることであり、今回の唐突な解体論の提示は余りにも町の財政と将来設計を無視した無謀な提案であります。

 今議会で町長は志免町の歴史を熟知され、将来の夢を描き、その思いを、きょうから歴史をつくると明言されました。歴史に残る言葉であります。柳川の川下り、豊後高田市の昭和のまちづくり、日田市の豆田、宮崎の綾町ほか多くの成功したまちづくりには、古い概念と非建設的な流れに負けない強い意志のトップがいたからこそ実現できたものであります。志免町の歴史をはぐくんできた先人たちの声、そして未来を担い、夢見る子どもたちの声、そして全国からの多くの声をしっかり理解され、見守り保存を決意された町長の英断を、議会がこのような希薄な内容の決議文をもって否定することは断じて行うべきではありません。しっかりお考えをいただきたいと存じます。町民の負託を受けた良識ある同僚議員の皆様、英断を心から信じ、本決議案に反対を投じていただきますことを強くお願いを申し上げ、反対討論といたします。



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 反対の討論はありませんか。

 18番佐藤議員。



◆18番(佐藤哮君) 竪坑櫓を歴史的に振り返ってみた場合、そもそも戦中、国は戦艦の燃料として志免町の地権者の土地をわずかな金額で徴収し、石炭を採掘、戦後は国鉄がそれを引き継ぎ、昭和39年閉山、今日のNEDOの所有となっている経過があります。私は一貫してNEDOがみずからの責任で志免町へ無償で返還すべきとの主張を今日までしてまいりました。約2,000坪の土地、金額にして1億5,000万円から2億円を超えると言われる。そして、その土地の中に建っている竪坑櫓、この櫓に対する思いは、町民の皆さんがいろいろな視点で今日見守っておられるのも事実であります。先般の台風でコンクリートが飛散をし、所有者であるNEDOが解体を決定、志免町長は当面見守りを表明をし、NEDOとの交渉の中で無償譲渡を約束。この土地が竪坑櫓があるとはいえ、やっとこの志免町のものに返ってくる、そういう時期に、議会も含め有効な利用について時間をかけ検討ができる、そういう時期にこの解体の決議案を、なぜ提案をしなければならないのか。

 また、議会として十分な議論をすることすら否定をし、一方的な方向を決定することがなぜ今されなければならないのでしょうか。議会の志鉱跡地特別委員会でさえ審議中なのに、理解ができないのであります。

 議員の皆さん、今回の決議案は、平成18年度志免町執行部が提案しようとしている当初予算にも何らかの影響を含んでくると私は思います。こういう中で、ぜひ皆さんの御理解と決断を期待をし、反対討論としたいと思います。

 以上。



○議長(大林弘明君) ほかに討論はありませんか。

 4番吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 賛成討論をいたします。

 くしくも今佐藤議員が言われたとおり、NEDOの土地は、竪坑櫓がある2,200坪という土地はNEDOの土地であります。14号台風においてかけらが落ちたときに、所有者のNEDOが解体を申し入れてきました。持ち主が解体するんだから、解体したらどうですか、そんなふうに言ってきたんだから。

 それと、佐藤議員は、何ていうんですか、志鉱跡地委員会ではずっと一貫して解体を言われてたんですが、今になって解体反対の反対討論をされるということはどういうことかお聞かせください。



○議長(大林弘明君) 討論なので質問はできません。

 ほかにありませんか。

 10番吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)に対する反対討論をさせていただきます。

 私は議員であると同時に、親子二代にわたって竪坑櫓の近くで事業をさせていただいております。その商工業者でもあり、また子どもを志免の小学校、中学校に通わせている一人の父親でもあります。それらの背景を持った議員としての立場から反対討論をさせていただきます。

 この地域の事業主、事業所は商工発展のために日々努力をしております。行政の職員さんたちも商工活用のためにいろいろと知恵を絞っていただいております。しかし、現実には空き地や空き店舗が少しずつふえております。そのような状況の中、地域の中小零細企業が取り組まなきゃならないこと、それがその地域にしかない、またその商店にしかない、そのような商品やサービス、そういったものをつくり出す努力をし続けることだと思っております。そのことはとりもなおさずその地域に埋もれていたものやこと、そして歴史や遺産、そのようなものをもう一度掘り起こして新しい角度からの意味づけ、価値づけを行うことであります。そのような観点から見た場合、もちろんいろいろあるでしょう。しかし、一番だれの目にもインパクトがあり、異彩を放つのはやはり竪坑櫓であると私は思います。その地にしかない題材、まさしく竪坑櫓があるからこそ、例えば他のどこにもない特徴ある商業施設をつくることもできるのではないでしょうか。また、多くの方々をそこに呼び込むことができるのではないでしょうか。もし多くの方々を呼び込むことができるとしたならば、次はその方々が地域の商店街を開業していただく、そのような仕組みづくりをすればよいわけで、実際そのような仕組みづくりについてのアイデアなどを持ってある職員さん方もおられます。私は竪坑櫓を中心とした情報発信や商品開発、これがこれからの地域の商工発展のためにはとても重要な要素であるとかたく信じております。

 次に、子どもたちの健全なる成長という観点から見たときも、この竪坑櫓の重要性ということを考えないわけにはいきません。私は竪坑櫓の近くに生まれ育ちました。しかし、小学校のころから竪坑櫓の価値などを知ることもなく成長をいたしております。ですが、今の子どもたちは地域の宝として、地域の歴史として、しっかりと竪坑櫓、さらには志免鉱業所のことを総合学習の時間などにしっかりと学んでおります。そして竪坑櫓を通して志免町に対する愛着や誇り、そのようなものを感じているっていうことは紛れもない事実であります。もちろん子どもたちは保存にお金が幾らかかるとか、維持費がどれくらいかかるとか、全く考えていないかもしれません。しかし大切なことは、もし竪坑櫓を通して地域の歴史や文化に興味を持ち、そしてそのことが志免町そのものに愛着や誇りを持つことにつながっているとしたならば、私たち大人はその思いを大切にし、はぐくみ育てていかなくてはいけないのではないでしょうか。今世間では青少年のいろいろな事件が取りざたされています。もちろん複雑な状況が幾つも重なってそれらの事件が発生しているのかもしれません。しかしその要因の一つに、家庭や地域とつながる根っこのようなものが希薄になってきているということもあると思います。そのような中、この竪坑櫓を通し、この地域の成り立ちを、よいこともつらいことも含めて子どもたちに語り継ぐことができるとしたならば、それはとりもなおさず新たな根っこを子どもたちに生じさせることになるのではないでしょうか。子どもたちに地域に対して誇りを持たせるためには、私は語るだけではまだまだ足りないと思います。しっかりとその目に形あるものを見せることが大切であり、そのものの価値を通して感動を与えるということがとても重要なことであろうと思います。

 今回提出されました決議(案)には、今るる述べましたような点が残念ながら全く欠如していると言わざるを得ません。この点を指摘し、旧志免炭鉱竪坑櫓対策に関する決議(案)に対する反対討論とさせていただきます。



○議長(大林弘明君) 討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。

 これから本決議案を採決します。

 本決議案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 賛成多数により、本決議案は原案のとおり可決されました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第6 閉会中の審査・調査の事項付託



○議長(大林弘明君) 日程第6、閉会中の審査・調査の事項付託を議題とします。

 各常任委員長及び特別委員長から会議規則第75条の規定によって次のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。

 議会運営委員会、議会運営に関する事項、予算決算の一括審査について。

 総務文教常任委員会、学校教育と運営について、生涯学習について、行財政改革について、男女共同参画について。

 厚生常任委員会、第59号議案志免町高齢者福祉センター望山荘条例の一部を改正する条例の制定について、医療費の抑制策と検診のあり方について、シーメイトの施設について、介護保険と包括支援センターについて、中央小学校学童保育と保育園民営化について、環境問題への取り組みについて。

 建設常任委員会、上水道事業の経営について、下水道事業の推進について、都市計画街路志免・宇美線の促進について、宇美川の早期復旧促進について。

 志鉱跡地対策特別委員会、旧志免鉱業所ボタ山開発推進に関すること、志鉱跡地全般に関する調査研究について。

 福岡都市圏広域行政調査特別委員会、福岡都市圏の広域行政に関する調査研究について。

 議会広報特別委員会、議会広報の発行に関する事項。

 以上、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。

 これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成17年第5回志免町議会定例会を閉会します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              閉会 午後3時32分



   地方自治法第123条の規定により下記のとおり署名する。



                              平成17年12月21日





                       志免町議会議長  大 林 弘 明





                       志免町議会副議長 二 宮 美津代





                       会議録署名議員  丸 山 真智子





                       会議録署名議員  末 藤 省 三