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福岡県 志免町

平成17年第5回12月定例会 12月13日−03号




平成17年第5回12月定例会 − 12月13日−03号







平成17年第5回12月定例会



1 議 事 日 程(第3号)

   (平成17年第5回志免町議会定例会)

                               平成17年12月13日

                               午 前 10 時 開議

                               於   議   場

 日程第1 一般質問


番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手
6古 庄 信一郎
1.志免町の上水道事業の現況と将来、及び「福北導水構想」について

志免上水道基本計画と第5次拡張事業について。

 ?「志免町上水道基本計画」の推移について。

 ?第5次拡張事業と変更事業について。

 ?各浄水場及び関連施設の維持管理について。

 ?石綿管の実態と考え方について。

「福北導水構想」について。

 ?「福北導水構想」の動向について。

 ?「福北導水構想」による志免町上水道事業への影響。

 ?今後の対応について。

  (都市圏首長会議等他での対応について)

水道事業の将来について。

 ?近隣市町村の水道事業の現況について。

 ?宇美川流域水源の考え方と将来について。

 ?長期的収支計画(料金問題も含む)について。

 ?水道事業の統合と広域化について。

 ?水道事業の民営化(PFI等)について。
町長
2.志免町の下水道事業の現況と将来について

下水道事業の推進状況と桜丘地域の処理について。

 ?下水道事業の推進状況と見込みについて。

 ?桜丘地域の公共下水道連結について。
町長
7熊 本   廣
1.農業問題について

食料、農業、農村の基本計画施策と基本的な今後の方針は。

 ?今後の地域農業(志免町)の具体的な目標となるビジョンについて。

 ?市街化調整区域の対応は。

 ?集落内の農地、農作業、農業機械等共同利用について。

 ?集落内の担い手育成対策について。
町長
担当課長
8二 宮 美津代
1.のびる力、育む心を支えるまちづくりについて

明日の社会を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境づくりをしていくためには、社会として心配りをすべき多くの課題としてあげると。

 ?重視すべき環境の内包する要点。

 ?手立てと手順。

遊びを通して子ども同士が友情を培い、また社会性や自立性を高めていくことができるよう今後とも健全な遊び場と機会の提供に努めるとする課題を問う。

 ?設定しようとする場の形態。

 ?児童館整備の進捗状況。

 ?プレイパークの設置。

 ?年齢に応じた居場所の設定。

 ?既存施設(公園も含め)の活用のための見直し。

 ?プレイリーダー養成について。

 ?ファシリテーター、プレイリーダーを活用する取り組みの考えは。
町長
2.子どもたちに生の文化芸術活動にふれさせるとりくみについて

内容を考え、年次的に具体的な計画をたてる考えは。

 ?文化芸術活動の内容。

 ?招致するための具体的な計画。
町長
教育長
9西 川 蓉 子
1.生徒の人権問題について

中学校での実態について。

 ?人権教育の目的とその効果は。

  (ア)「命を大切にする」教育を無視した学校現場について。

  (イ)生徒の心の傷とケアについて。

  (ウ)生徒の人権はどのように守られているのか。

 ?教育委員会の役割について。

  (ア)学校で問題が発生した場合の報告と対応について。

  (イ)校長・教師への指導は、どのようにされているのか。
町長
教育長
2.竪坑問題について

住民の意見を尊重した、今後の取り組みについて。

 ?現在までの経緯について。

  (ア)竪坑問題はいつから、どのように審議されてきたのか。(平成10年以前)

  (イ)住民の意見はどのように反映されたのか。

  (ウ)二転三転とする行政の判断の理由は。

 ?住民の意見を無視した行政主導型の意図は。

  (ア)財政改革の中での見守り保存は何故か。

  (イ)崩壊も起こり得る調査結果に、近隣住民は納得できるのか。

  (ウ)所有者NEDOと志免町の判断の相違は何か。

  (エ)人命とは。
町長


2 出席議員は次のとおりである(18名)

  1番  大 熊 則 雄            2番  助 村 千代子

  3番  丸 山 真智子            4番  吉 住 龍太郎

  5番  池 邊 満 男            6番  牛 房 良 嗣

  7番  大 西   勇            8番  西 川 蓉 子

  9番  古 庄 信一郎            10番  吉 田 耕 二

  11番  稲 永 正 昭            12番  大 林 弘 明

  13番  熊 本   廣            14番  二 宮 美津代

  15番  野 上 順 子            16番  稲 永 康 人

  17番  末 藤 省 三            18番  佐 藤   哮

3 欠席議員は次のとおりである(0名)

4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)

  議会事務局長  長   秀 樹      書記      小 池 邦 弘

5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名)

  町長      南 里 辰 己      助役      吉 原 清 光

  収入役     上 田 博 昭      教育長     中牟田 修 身

  総務課長    脇 田 義 政      企画財政課長  入 江 信 雄

  環境課長    二 宮 克 美      建設課長    権 丈 和 孝

  上下水道課長  石 川 善 弘      地域振興課長  丸 山 孝 雄

  学校教育課長  緒 方   博      税務課長    安河内   勇

  社会教育課長  長 澤 利 信      福祉課長    世 利   章

  子育て課長   堀 内 善 之      健康課長    木 村 俊 次

  住民課長    児 嶋 賢 始      上下水道課参事 入 江 勝 利

  学校教育課参事 田 村 秀 一      宇美川対策室長 世 利 茂 春

  総務課長補佐  安 田 豊 重







            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              開議 午前10時00分



○副議長(二宮美津代君) これより本日の会議を開きます。

 日程に入る前に報告をいたします。

 大林議長、所用のため午前中欠席の届けが出ております。

 以上、報告を終わります。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○副議長(二宮美津代君) 日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 9番古庄議員。質問時間30分です。

 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) おはようございます。

 志免町の水道事業について、今回は質問をしていくわけですけども、志免町の水道事業は、独立事業として運営されているわけでして、議会の中でもそんなに数多く質問がなされておるというような部分ではありません。それで、今回は平成14年に策定をされました志免町上水道基本計画のちょうど中間点に近づいてまいりまして、その推移を検証する意味でも質問をしてみたいというふうに思っております。

 きょうは、この上水道、そして下水道関係についての問題点、課題について質問をしていきたいと思います。

 まず初めに、志免町の上水道基本計画の現在の進捗状況について、まずお伺いをいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 基本計画の進捗状況ということでございますけれども、今言われたように、平成14年に基本計画は作成しております。それで、この中に幾つかの目標っていいますか、があるわけでございますけれども、基本計画に基づいた10項目がこの基本計画に織り込まれております。

 まず、基本計画の主な中は、御笠川の水源取水施設の移設工事、それから順に言ってまいりますと、御笠川水源の取水施設工事につきましては、たまたま御笠川が災害に遭っております。

 それで、この間については、取水施設、取水管がありますけれども、これは那珂土木事務所の管轄において工事を施工してもらうということで、17年、それから恐らく繰り越しがなされると思いますけれども、18年度において完成する見込みでございます。

 町としての町費の投入につきましては、ほとんどないということで、那珂土木事務所の方と協議を進めておりまして、近々契約をする予定になっております。

 2番目に、旧馬越水源取水ポンプ設備改造工事でございますけれども、これは平成16、17年において約115万円をかけまして、金額が相当少なくなっておりますけれども行っております。

 それから、新馬越水源池につきましては、企業団からの受水計画がありましてふえておりますので、これについては現在まだ行っておりませんし、平成22年までの予定になっております。

 それから、新規水源調査事業、これにつきましては、宇美川の河川改修事業とあわせて、そして新たにその完成後に用水調査などを行いながらしていきたいと思っております。

 それから、浄水施設としまして、桜丘の浄水場の休止問題がありますけれども、これにつきましては12月、今12月ですけれども、12月中に土生山から送る計画、これは吉原橋のかけかえの件との絡みがありまして、本来は4月の予定でございましたけれども、ことしの12月に大体休止予定と考えております。

 それから、浄水施設の土生山浄水場の緩速ろ過池更正工事、これにつきましては、平成17年度で完成する見込みでございます。今最終の工事を行っております。桜丘の送水施設でございまして、低区配水池の設備でございますけれども、これも平成17年度で完成を見込んでおります。

 続きまして、配水施設の桜丘低区配水池増設工事、これにつきましては平成21、22年で事業を行うということで、これを抜きまして大体17年度において完成を見込むというふうになっております。

 以上です。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) この計画の総額で約11億9,530万円、そのうち17年度までで6億4,500万円の事業計画を見込まれておったわけですけども、今お伺いしますと、そこに出入りがいろいろあったりとか、修正になっている部分もありますが、この事業計画に対して工事額的に言いますと、大体予定に対してどれぐらいで17年までどれぐらい済んだと。あと22年、23年以降を含めてこの事業計画に対して残りの事業としてどうだというところをちょっとお伺いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今申されましたように、約11億9,500万円、概算事業費でございます。これは平成14年から23年度まで。今現在17年度までで約4億8,000万円の事業費の投入がありまして、その後については今さっき申しましたように、企業団からの増水計画ともあわせながら考えていきたいと思いますけれども、若干この11億9,500万円よりも少し減るんではないかと。ていうのが、今さっき申しましたように、御笠川水源のあれが県の方でほとんどやってもらうと。持ち出しが新たに噴き上げのする分だけでございますので、この分が約1億円ぐらい減るということでございますので、最終的な23年度までの事業っていうのが今定かでありませんけれども、若干減るのではないかというふうに考えております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そういう中で、第5次拡張計画の事業認可の変更というふうな形で今回出されていくということになっておりますが、その変更が必要になった事由についてちょっとお伺いをいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) この変更につきましては、当初は今言いましたような工事の関係の認可をとったわけでございます。そして、今度新たにとりました分につきましては、給水人口、それから1日最大給水量が当初の認可よりも給水人口についてはふえたと、3万8,090人が4万3,200人と。それから、1日最大給水量がこれは落ちまして1万5,380から1万4,300立米ということで、工事の内容の変更ではなくて、この給水人口及び給水量の変更でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そこで、14年度にこの基本計画を策定をされました。この中に平成22年度までシミュレーションをやられて、そしてその中で事業計画、先ほどの11億円、12億円近い事業計画をなさってこられたわけですけども、今回のその変更の中で拝見しますと、平均給水量とか、今給水人口はふえると、こうおっしゃっていました。それは30年度まででして、第5次の22年度までの対比をしますと、これ給水人口は減ってきておるわけですね。22年度までだと。このあたりの差がどういうふうに出てきたのか。見込み違いだったのか。水の量が、つまり使っていただける量が減ってきたのか。そのあたりの要因についてお伺いをいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今申されましたように、給水人口というのは確かにふえております。それで、これのときの当初の給水人口、変更前でございますけれども、1人当たりの給水量っていうのが大体404リッターぐらいで計算されております。そして、今回につきましては、331リッターということで、人口はふえておりますけれども、1人当たりの給水量というのは節水等も含めて減ったということで、実質的な伸びというのはほとんどあっていないというのが現状でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 人口がふえるのは当然のことでして、今私が聞いておるのは、そのシミュレーション、これ基本計画をやったシミュレーションに比較して、30年度までのシミュレーションをつくられてないんですよね。22年度まで。22年度までのシミュレーションの人口増、給水人口の見込みよりも少なくなっていると、今回の見込みでは。ですから、当初見込んでおった事業計画、それが当時本議会の中でもこのシミュレーションがそのとおりいくのかとかいろんな同僚議員の質問もありました。そういう中で、この事業計画がどうだという指摘もありました。そういう中で、私今お伺いしているのは、はっきり申し上げまして、後ほどの質問との関連も出てきますけど、結局給水計画が当初のこの基本計画よりも22年度だと1日約1,600トン、このシミュレーションでの計画よりも減っているわけなんですね。そうすると1,600トン減る。しかし、企業団からの受水量はそのままだということになれば、どんどんどんどん自己水源の見込みを減らしてきとるわけですね。そういうことで今お伺いをしとるわけです。ですから、シミュレーションと今回の第5次事業計画の変更の数値の差についてどういう所見を持たれているのかなと。先ほど言いましたように、人口はふえているわけですけども。当初見込んでいた使用量よりも減っているのかどうかということです。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 当初見込んでおった数量よりもふえてはおる。ほとんど横ばいというような状況で、現在は進んでおります。平成20年度目標、平成22年目標でございますけれども、これにつきましては、当初計画では1日平均給水量が1万2,200でございます。平成20年では。平成22年度で1万2,800です。しかしながら、現在は約1万1,000内外でおさまっております。それで、これから言いますと、若干はふえておりますけれども、人口の割にはそがしこ伸びていないというのが現状でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 余りここを追及しませんけど、基本計画のここですと1日の給水量が1万2,800トン、それが今回の事業変更では1万1,200トン。ですから、そこで1,600トン減るという計画を立てられて、それを基本計画の変更事業として出されているから、量が減ってきますねと。そりゃあ後の関連がありますので、そういう認識で今ちょっと伺ったんです。

 こういうことからいくと、自己水源ですとか、それから水道料金とかいろんな問題、それからこの基本計画そのものは自己水源の事業計画というふうにとらえてもいいと思うんですけども、そういうものを変更が許されるのかなという部分の懸念もいたしますけど、そのあたりは今のお話ですと全然考えられとらんということですね。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) はい、今のところその旨についての、今回の変更認可につきましては、平成22年度に1万1,200トンです。それで、前回と今回の基本計画の中ではそのまま動いておると。だから、今さっき申しましたような形については、今度の変更認可の中には含まれておりません。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 何を言いたかったかと言いますと、水道事業についてはいろいろとそういうシミュレーションをなさって、多額の投資をしながらやっていく。それが特に志免の場合、この事業計画ですと自己水源対策ということになってまいりますね。しかし、実際は自己水源をどんどんどんどん減らしていくというようなところで、後の問題に関連してくるわけですから、もう少し計画をつくられた段階でのフォローとチェックというものをもう少しやっぱりしっかりやっていっていただかなきゃいかん。そういうことをお願い申し上げまして、次に各浄水場及び関連施設の維持管理についてお示ししておりますけども、各関連施設の年間維持管理費をお伺いいたしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 各施設の維持管理費ということでございます。

 まず、浄水施設が町の方には3カ所ございます。

 土生山浄水場、それからこれは平成16年度でございます、桜丘浄水場、それから高度処理施設ということで、まず土生山につきましては、約3,070万円、それから桜丘につきましては、約600万円、高度処理につきましては、約638万円となっております。

 それから、取水施設につきましては、御笠川水源がございます。これにつきましては、これと旧馬越水源池、それから新馬越水源、それから辰元水源、吉原水源、七夕水源と6カ所がございます。

 そして、これにつきましては、電気等が一緒に来ておりますので、トータルで申し上げますと、1,480万円でございます。年間1,480万円。それから、送水施設につきましては3カ所、総合公園ポンプ室、それから桜丘の低区、中区ポンプ室でございまして、桜丘公園につきましては、ポンプ室につきましては年間約160万円でございます。そして、低区ポンプ室につきましては約110万円、中区ポンプ室につきましては17万円でございます。そして、配水施設につきましては、5カ所ございまして、仏ノ浦配水池、それから総合公園配水池、桜丘低区配水池、中区配水池、高区配水池ということで、これもトータルで来ておりますので、年間約130万円でございます。この部分を合計しますと、約6,800万円の年間維持費でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そうするとその6,800万円の中で、福岡水道企業団の施設というのは先ほどの総合配水池、ここの分だけということになるわけですね。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 企業団から来ておるのは、今言われた総合公園、それと桜丘低区に2カ所に来ておりますので、実質的には桜丘のポンプ、それから低区から中区、高区へ上げるポンプの部分の費用を町で賄っております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そうすると給水原価、供給原価というものの分類、これはトータル的に水道事業として毎年決算報告でも出されておりますけども、そういう部分が自前の自己水源の部分と企業団から来る部分のそういう分類っていうのはなさったことがありますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 企業団から来ております水は立米当たり税込みで157円でございます。それで、自己水源を原水として浄水するまでの単価というのは、税抜きで約37円でございますので、約5分の1ですかね、町の方が安いと。しかしながら、これに人件費とかいろいろなものを含んでまいりますので、平均すれば230円69銭の単価になります。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 人件費等を含むと自己水源の37円がどれぐらい上がるのかまたお伺いしたいと思いますけど、いずれにしてもこれぐらいの差が企業団から買っている水と自己水源の水の差が漠然としますけどあるという、そういう感覚で、ますますこの企業団のウエートが高くなってくると、それだけ高い水を使うということになってくると、当然のことだと。

 ちょっと次に、観点を変えて石綿管の実態の考え方ということで、これ上げております。これは、前回のときも同僚議員の質問の中でありましたけども、1,500メーターほどあるということで、これは当然もう皆さん御承知のとおり、飲料水には特に問題ないということでございました。問題はこの取りかえなり撤去時の問題だろうと思いますね。当然課長もおっしゃっていました。そのあたりについての対策については、もう具体的に何か検討なさって決められておりますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今議員申されましたように、町内に約1,500メーター残っております。それで、今言われたように、使う分については問題ないということで厚労省からも通達が来ておりますけれども、それに対する布設替え等の問題でございますけれども、実際布設替えするときには、志免町の場合は石綿管を切断しなくて、継ぎ手、もしくはVPの部分を切断するということで、石綿管自体の切断は避けております。それから、この問題についての処理につきましては、指定業者において今北九州の方にあるわけでございますけれども、産廃処理を行っておるということでございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そうすると、撤去業者がこれ水道業者ということではなくて、そういう専門業者になるのかわかりませんが、そういう部分と非常にナーバスな問題ですから、住民の皆さんにもそういう布設替えをするときの説明といいますかね、そういうことはしっかりやられるというふうにお考えになっているんでしょうか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今まではそういう問題が出ておりませんでしたので、しておりませんでしたけれども、今後についてはそういう説明までできるかどうかわかりませんけれども、できるだけそういうことの周知と、それからもし切断するということになれば、飛散防止を考えてやるということで、原則的には石綿管については町の方としてはその部分は切断しないということで動いておりますので、ジョイント部分から抜くということと、それと抜けない場合はつなぎのVP管の方を切断するということにしておりますので、そういうことはないと思いますが、もしそういうことで切断ということになれば、そういう周知も必要かと思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) よく検討いただいて、不安が住民に残さないような形で対処していただきたいと思いますけども、次に福北導水構想についてということでお伺いをいたしますが、これは町長の方に少しお伺いする部分だろうと思いますけども、いろいろと過去から報道がずっと続いております。14年からいろいろとこの問題を報道もされております。最新では10月30日のこの新聞で、事業費を約200億円を見込む巨大プロジェクトということで、これを進めていこうというふうなことで、最大日量5万トンの供給ということで、五ケ山や大山ダムが整備されても6万2,000トンですから、5万トンの供給がプラスになってくると。県は7年ぶりにウォータープランを全面的にみなしてこういうことをやっていこうと。最後に県は2006年度事業着手をして、つまり来年度2010年度完成を目標に年内に福岡都市圏の水需要を集約する予定と。これに対して県議会の中でもいろいろと物議を醸し出しておりますけれども、今このプロジェクトに対しての認識なり状況把握をどのようにされているのか、まずお伺いをいたします。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 古庄議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 福北導水構想についてのお尋ねでございますが、これ正式に名称といたしましては、北部福岡広域水利用協議会というのが平成15年3月に設立をされまして、安定した水資源確保のために地域間、あるいは用途間での総合利用を図ることを目的にこの協議会が設立をされております。その後ことしの3月に福岡西方沖の地震の発生によりまして、ことしの6月に、これは急展開をしたわけでございますけども、県知事と福岡と北九州の両市長と、それからトップ会談でこの合意をされたということでございます。どういうことかと申しますと、御存じのとおりでございますけども、今後災害時におけるライフライン確保の一つとして、北九州と福岡都市圏が相互に水を融通するという緊急時用の連絡管の整備の早期実現へ向けて合意がされたところでございます。今古庄議員が申されましたように、事業主体は福岡県、そしてまた延長が50キロメートルにも及ぶそうでございますが、総事業費が200億円ということでございます。ただこれは来年ですね、平成18年から21年度ということでもう早急にこのような事業が展開されるということになったわけでございます。このことにつきましては、以前から福北導水、あるいは今は北福緊急連絡管事業ですね、つまり北福導水というように福と北がちょっと入れかわった名称を使っておりますけども、これが完成をいたしますと、平成22年ごろ送水の開始になるのではないかというようなことでございます。しかし、我が町にとりましては、五ケ山ダム、あるいは大山ダムというのが平成22年から25年ごろ300トン、あるいは1,700トンと約2,000トンぐらいの、言うならば受水を受ける約束ができておるわけでございます。そのようなときに、この北福導水からも水をもらわなければならないのじゃないかなというように考えております。今都市圏のこの水道企業団の中でもそのことについては協議中でございますけども、ただこの導水管が日量5万トンが送られてくるということになりますと、要らなくても維持用水として2万5,000トンぐらいは常時流しておかないと、要らないからといってとめておると、水のことですから腐敗をするとか、あるいは空間ができるといろんな問題が出るとか、私専門的なことわかりませんが、維持用水として流さなければならない。ということは、言うならば2万5,000トンぐらいは引き受けなければならない、福岡地区の水道企業団で。そうしますと、これは7市11市町村1企業の我々で引き受けるということになりますと、割り勘にいたしましても幾らかの配分がなされるであろうというふうに思います。この事業に期待をする町もございます。しかし、大半の町では先ほどから水の需給、あるいは長期の見通しについての議論をなされておりましたけども、今言いますならば、あるときにあるがないときにはないというか、それをもう少し言いかえますと、案外水が余り事情、状況というような現状でもございます。人口あるいは節水、いろんな要素が働いておると思いますけども、以前推測しておったよりは水があるというような状況でございます。そして、先ほど申し上げますように、今既に開発なされておるダムもあるわけです。特に古賀市とかは清滝ダムとかで用地交渉に入り、ダムをつくろうかというときに、実は北福導水が来ましたからそのダムは中止させてくださいというふうな、こういうこともありまして、古賀市さんなんかは非常に困ったということでございます。ほかにもダムの是非も兼ねまして、いろんな論議を醸しておるところでございますが、いずれにいたしましても、北九州のそういう工業用水、あるいはそういう飲料水がこれも余裕があるわけですので、福岡都市圏と相互に融通をし合おう。そういう話以前からありましたが、今回急に浮上いたしましたのは、地震によってもしどちらかが被害を受けたときに、その水を融通し合おうということが県知事と両市長のトップ会談によって決まったということでございまして、私どもは少なからずその影響を受けるのではないかというように思っているところでございます。そのことが今後の我が町の水道会計にどのような影響を及ぼすのか。言いますならば、水道の料金の値上げをしなければならないことにつながるのかどうなのかというような影響もあるわけでございまして、言いますならば、非常に関心のあるといいましょうか、そういう影響を及ぼす可能性のある北福導水構想でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 冒頭から議論していますとおり、志免町も少し水の需要予測から下回ってきて、そして、しかし一方企業団から来る水はずっと計画どおり来ると。自己水源はどんどん減らしていかなきゃいけないと。そうすると今度はそれに対してコスト的から考えると料金の問題も出てくるだろうと。そういう中で、この北福導水ですか、この問題が出てきて、これは来年度から事業計画をやっていくと。地震時の水事情に対する緊急対応というのはわかりますけども、私は大牟田のRDFの問題とも同じように、これは県の考え方として県が責任を持ってやると。そういうふうな立場をやはりこの周辺の自治体なり皆さんがやっぱり強く言葉として発していかなきゃいけないんだろうと思うんですよね。そうでないとただ単なるそういう施策だけを打ち上げて、あとは各自治体がそれぞれ自分らの立場で引き受けやっていかなきゃいかんと。これは少し違うんではないかと。ですから大きな意味で地震対策として県が県全体として考えるならば、それは県の事業としてしっかり維持管理も含めやれというようなことを、各自治体声を上げて一緒にして言うべきだろうと、こう思うんです。そういう意味では、近隣、もしくは先ほどの企業団に所属する自治体の皆さんでこういうお話をぜひしていただきたいと思いますけども、町長いかがでしょうか。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 水道事業というのはもう御存じのとおりでございますが、安定的に水を供給をするというのがその水道事業の使命であると思います。ただ心配をいたしますのは、あるときはあるが、ないときはないという、ことしも体験をいたしましたけども、計算上は水余りの状況でありながら、やはり自己水源、あるいはそういう何ていうんでしょうか、河川等に依存すると、あるいは、自然の環境に依存をするというようなこと等がどの程度安心できるのかという、言うならば不安があるわけでございます。私どもそういう企業団の中でも話をいたしましても、やっぱり安心のためには保険を掛けるような意味で、ある程度のゆとりというものがなければいつもそろばんでぎりぎりいっぱいの有効なところでの計算はできないと。

 もちろんそれだけのゆとり、余裕というのは見た上での数字の算定はいたしますけれども、このような水とかといいますと、やはりなかなか予測のしにくい部分もありますので、非常に苦慮をいたしております。ただ今から少子化になり、人口もこの100年で2分の1になろうかというようなそういう中にあって、どのように水の長期的な需給計画を立てていくのか。ただ私はもちろん負担がかかることは、言うならば町にとっては問題ではございますが、でもないよりはある方が私は安心できる町の発展につながるんじゃないかというように思います。これは、海水、淡水化もそのようなことで、海淡事業が進められたというように思います。自然に頼るだけではなくて、少々コストは高いけれども、いつでも処理すれば飲み水にできる、海水を飲み水にするという海淡事業というのが取り入れられたというのもこの一つではないかというように思います。今回はそのように北九州の方からのお互いに融通し合おうということでございますので、それが災害のときだけであればいいんですが、引き受けなければならないという状況になりますとその負担がかかるということで、私どもも協議会の中で十分論議を進めたいというふうに思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 後ほどの問題とも兼ね合いが出てまいりますけども、ですから自己水源の問題であるとか、それから広域的な問題であるとかいろんな問題にこの水道事業が絡みが出てくるだろうと思います。

 それで次に、近隣市町村の水道事業の現況についてお伺いをいたしますけれども、通常志免町は非常に水道料金が高いというのは、もうこれは周知の事実であります。そういう中で近隣も値上げをしておるような部分もあろうと思います。2年前の合併協議会の審議のときもそういう公共水道料金の調査もいたしました。そのときの数字は把握しておりますけども、その後どうなっているかということでちょっと糟屋郡のそういう自治体の実態をお伺いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 単価でいいでしょうか、各町の。どういうふう……

              (9番古庄信一郎君「皆さんにわかりやすいように、基準値を一緒にしていただいて、水道料金で」と呼ぶ)

 わかりました。それでは、各町の水道料金ということでございますので、まず基本料金はこれは各町おのおのいろいろ違います。10立米、それから20立米単価で計算するところでございますけれども、志免町が20立米で2カ月に1回の検針でございますので、20立米で置きかえて計算した分を報告いたしますと、志免町では20立米、税込みで2,898円。それから、須恵町2,350円、宇美町2,000円、粕屋町2,940円、篠栗町2,200円、新宮町2,560円、古賀市3,480円でございます。これで基本料金はそうでございますけれども、一般的に35立米が一般家庭が使っておる料金でございますので、これを申しますと、35立米で言いますと、志免町6,363円、宇美町4,168円、須恵町4,390円、粕屋町5,300円、篠栗町4,138円、新宮町5,500円、古賀市6,450円と、以上、料金としてはなっております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 20立米と35立米、もう一つの上のランクもあろうかと思いますけども、そうしてくるとまた感覚が変わってくるわけですけども、この料金の格差について町長どのような御所見お持ちですか。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) それぞれの町で水源の状況も違います。言いますならば、その裏を返しますと、企業団からの受水のウエートによって、言うならば安い町も、そして高いところも、そういう格差は出ておるようでございます。志免町はそういう意味では、高い方に属するというふうに認識をいたしております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それでは、同じように糟屋郡の自己水源の比率についてちょっとお伺いいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 自己水源でございますけれども、平成16年度でございます。これは実績でございますけれども、平均して志免町が日量5,368、須恵町3,445……

              (9番古庄信一郎君「ウエートだけパーセントでいいですから」と呼ぶ)

 あっ、パーセントですか。はい。企業団と自己水源とのパーセントでございますけども、志免町が47%、そういう形でいいですか。

              (9番古庄信一郎君「自己水源の」と呼ぶ)

 自己水源でありますと、志免町が約30%ぐらいになると思います。

 済いません、志免町が53%でございます。そして、須恵町が48%、宇美町が56%、粕屋町約29%でございます。そして篠栗町が55%、新宮が27%、古賀市が55%ぐらいでございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 水道料金の高さっていうのはいろんな要素があるわけですけども、この今の自己水源の比率を見ても、志免町はさほど他と比べて悪いわけではないわけでして、ちょっと私は唖然としたのは、粕屋町が自己水源の比率がもう3割しかないというのはちょっとびっくりしましたけども、そうすると多分企業団からの受水率が70%ぐらいあるのかな。もしくは占用水道で井戸水をまだ使っているっていう部分はもうないと思いますのでね。ありますかね。そういう部分も考えられますけども、非常に自己水源が低いなあと。そうすると、これが平成16年度の実績で、これが22年度ぐらいになっていくと、志免町の場合はもう4割を切っていくというような試算をシミュレーションをされていますよね。それは、他の自治体はどうなっていくのかなと。これも非常に興味があるとこですし、また後の問題との兼ね合いも出てまいります。

 次に、宇美川のその流域水源の考え方ということで、これ自己水源の問題になってまいりますけども、先ほどもちょっとおっしゃられましたけども、水害後の宇美川のいろんな変化があっておると思います。それと同時に、環境問題の変化によって水量っていうものが全然昔と違うような状況になっておると。こういうふうな中で、現状のその自己水源の問題点というのがどういったところがあるか、御報告いただけますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 現状では、今さっき言いましたように、各施設からの浅井戸でとっておるわけですけれども、やはり非常に渇水というか、田んぼ、夏場と冬場といいますか、の水の取水というのが違っております。それから、今現在各取水地区において、工事をやっておりますので、今後は宇美川の河床の切り下げが出てまいりますので、今さっき申しましたように、この完了後に用水調査をしなければならないと。そして、それによって自己水源の確保ということと、新たに浅井戸の見直しと。それから、新たな水源確保ということが課題となってまいります。今のところ工事以前まではまあまあの状態で取水しておりましたけれども、河川改修の方が用水調査をするということを考えております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それは宇美川の洪水復旧工事の中で河川の切り下げっていうのは下げるわけですね。深くする。そうするとそれで井戸が、浅井戸取水している部分が影響を起こしてくるということなんですか。それは、その工事が終わってから調査をやると。先ほど北福導水のときに町長の方から緊急時といいますか、水はあればあるほどいいというようなことをおっしゃいました。そういう中で、この14年度つくられた上水道基本計画の中で非常に11億円というお金を使った中で、しっかりここでうたっておられるのは、福岡水道企業団からの配分水量が減少してきたときには、何で対処しなきゃいけないかというと、この自己水源でも賄なわなきゃいけないと。ですから、新たな水源を確保しようと。これがやっぱり私は本当に大事な部分だろうと思うんですね。ところが、こういう努力を怠ると、もうすべてそういう外に対する委譲が高くなってまいりますし、当然そりゃあすぐに単価にはね上がってくるわけですからね。こういうふうにちゃんと提言なさっておりますけども、新たな水源という部分については、どのようになっておるんですかね。状況をお伺いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 新たな水源の確保につきましては、非常に難しいというように考えております。特にことしも経験をいたしましたが、雨が降ればたくさんの水が濁流として駆け下りますが、少しばかり雨が降らないと一滴も水がおりてこないという状況でございます。

 言いますならば、上流域の環境が非常な都市化の影響、あるいはそういう保水力を有しないような環境になっておるという状況もございます。

 それから、下水道が普及すれば普及するほど河川の維持用水すらも流れないという状況もございます。そういうふうなことから、将来を展望いたしてみますと、今御笠川とそれから宇美川に自己水源を求めておりますけれども、楽観できる状況ではないというように思います。今も宇美川の河床を下げる工事、あるいは護岸を補強する工事等をしていただいておりますけども、これによってもまた、言うならば水源の確保がどのようにできるのか。農業用水に迷惑をかけない程度に飲料水をお分けをいただいておる。また、そういう河川のすぐ横に井戸を掘って、そういう水をお分けをいただいておるわけでございますので、そういうこと等を考え合わせますと、将来的には非常に厳しい状況であるというように認識をいたしております。そのようなことから、先ほど申し上げましたが、いろんな都市圏の中で、あるいは企業団の中でお互いに水を融通し合える体制が確保されつつあるというのは、私は非常に好ましいことだというように思います。ことしの渇水のときにも、実は余り関係のない糸島郡の方の志摩町、地域によってはゆとりのあるところもありまして、そういうところから水を融通をしてもらうということが企業団の調整によってさせていただくことまで約束ができておったわけでございまして、そのような言うならばそういう融通ができるそういう体制が整備されつつあるということは、今後お互いに水源に乏しいこの都市圏で生き残るすべではないかなというように思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) これまでちょっと要点のみ伺ってきましたけども、こういう水道事業について非常に流動的であるということと、課題もかなりあるなというふうなことがわかってきただろうと思います。

 そこで、決算報告でも述べられておりましたけども、じゃあその事業の中身について、その事業収支は黒字決算というのは報告になっています。しかし、その大きな要因が給水加入金であるというようなところの指摘もあっておりますけども、先ほどから言っていますように、シミュレーションでの需要見込みとか、それから新水源地の問題であるとか、将来の外部からの給水の問題とか、いろんな問題を抱える中で、この志免町は狭い土地、町長先ほどから何度も言われる。そういう中で、やはり決算のときに監査でも言われておりますけども、長期的な収支計画というものが本当に大事になってくるんじゃないかと、こう思っております。これを早くつくりなさいという指摘を受けておりますけども、いつごろつくられる予定でしょうか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 実は、平成15年度におきまして長期財政計画を作成しております。しかしながら、このときにおいては今申されましたような緊急連絡北福導水、それから大山ダムの工事支援といいますか、そういう問題、それからそういうものが入っておりませんでしたので、今度行革も途中で今行っているところでございますけれども、そういうことで大体わかり次第といいますか、本当はわかり次第が一番いいわけでございますけれども、そういう不確定要素がありますけれども、17年度の決算が終わった時点で新たにまた見直しをしたいというふうに考えております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 17年決算ということは、18年度に出てくるわけでして、そうすると19年度ぐらいにそういうものが出てくるのかなと。時期的な問題は大変難しい部分もあろうかと思いますけども、やっぱり早く出して、そして先ほどのこの事業計画との相関も含めてやっぱり検証しながら対応をする。また考えていくということをやっていかないと、私はいけないんじゃないかと、こう思います。

 それでもう一つ、給水加入金ということで、先ほど非常にウエートが高いと。16年度の事業収益の中ではこの給水加入金で約13%が、その事業収益の中の13%がこれなんですね。当然後は水道料金が入ってきたりとか、これは普通どおりあるわけですけども、こういうウエートの高い加入金でありますけども、この件数とウエートの推移といいますか、ここ過去数年間ぐらいちょっと今お持ちでしたらお知らせいただけますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今資料は持ってきておりませんけれども、加入金につきましては、14年度から金額で言いますと1億円を超えております。そして、去年ですか、は約1億3,000万円ぐらいに加入金がなっていると思います。件数及びそういうあれについては、もしあれでしたら後日提出したいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そういう事業収益の中の非常に大事な部分で、ちょっと感覚的にどう考えられているかと、こう思うんですけども、先ほど言いましたように、給水人口は伸びていると言われるけども、当初のシミュレーションよりは少し弱くなっていると。そうすると計画的に加入金がじゃあどうなっていくのかなと。私はこういう状況の中では今後加入金の入りといいますか、つまり水道加入が減少していくんじゃないかと、こう思うんですね、当然のことながら。そうすると今度はこの事業、収益的な事業についてどういう影響が出てくるのかと。既に今そういう傾向に17年度でなってきているのかなと。まだ従前たる伸び率といいますか、非常に伸びの高い状況で進んでいるのか。18年度ぐらいから減っていくのかっていうか、伸び率がですよ、そのあたりを非常に危惧しておりますので、そのあたりの感覚的にどう判断されております。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今言われた分が私どもにとっても非常に不確定要素でございますけれども、18年度ぐらいまで、来年度ぐらいまでは今の数字分ぐらいでいくのではないかと。19年度以降については、落ち込んでいくのではないかなあというふうにちょっと私どもとしてはそういうふうな考えを持っております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そういう中で、料金への問題とかいろんな問題が懸念されていくわけですけども、ちょっと別のことを伺いたいんですけども、料金設定というのは費用積み上げ方式というのでやってあると思うんですけども、私もよくわかりませんでしたんですけど、そのレートベース方式というものが平成9年からやるということで、これをやると料金の上昇を抑制する効果があるということで取り入れてやっているという自治体もあるように聞きますが、志免町の場合はそれはまだ採用なさっておられませんか、料金設定に対して。



○副議長(二宮美津代君) 入江上下水道課参事。



◎上下水道課参事(入江勝利君) お答えいたします。

 まだ志免町の水道事業の費用の推計につきましては、費用の積み立ての方式で算出を今やっております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) レートベース方式というのは、私も少し勉強しましたけども、平成9年からそういうことで要領が変わって、これは料金の上昇を抑制するという部分があって、ぜひこれはひとつ研究いただいて検討していただきたいと、こういうふうに思います。

 いずれにいたしましても、通常料金が高いというのは、それは水源地から浄水場が遠いとか水質が悪いとかいろいろ給水人口が低いとかいろいろ言われますけど、やっぱり費用削減の姿勢がないところも非常に料金は高いと、当然のこと、4つ上げられるんです。そういう中で、今までるる問題、課題をやってまいりましたけども、私も過去からこの上水道事業について、いろいろ法の改正なり、いろんなものが変革していく中で、新たなそういう一つの取り組み、考え方も研究してほしいということを提言をしてまいりました。そういう中で、何か少し研究なさった部分がありましたでしょうかどうか、ちょっとお伺いいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) まず、これは後の問題ともちょっと絡んできますけれども、例えばメーター検針、この部分を糟屋地区内で検討しておりますが、メーター検針、それから料金の徴収問題も含めて、単町ではやはりちょっと料金的な部分で合いませんので、広域的にそれではやろうかということの話の取り組みはやったところでございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) メーター検針の、その近隣の自治体との協定は、それは非常にささいなことだろうと私は思うんだけど、そういうこともしっかりやっていただくのは当然のことだろうと思います。

 そこで、私の方から一つ紹介しますけども、こういった部分もしっかり研究なさってると思いますけども、群馬県の太田市、これはきのう、ここの市長さんがテレビでも出ておりまして、非常に改革を進める自治体で有名なとこですけども、ここは、浄水場の維持管理業務を委託をいたしました。それで浄水場の夜間業務を委託したり、土曜日、日曜日、祭日の平日を委託したりとか、こういうことをずっとやってこられまして、コスト削減効果が5年間のトータルコストで約2億6,400万円も削減されて、8%ですね、これは一つの事例。それから、福島県の三春町、ここは人口1万9,000人ぐらいですけども、ここも浄水場の運転管理の委託とか、水道会計、料金事務の委託とか、こういったものをいろいろやりながら、3年間のトータルコストで1万9,000人ぐらいのところですけども、何と1億5,700万円、約35%のコスト削減を実現をしていると、こういう事例もあります。こういう委託の問題、それから岡山市の水道局なんかは、上と下との関係で連携を強化してやっておるというような事例もあります。これは岡山の建部町とか、こういうところと水道事業の連携をやると、こういう事例とか。それから私は、広域化とか統合とか言ってますけど、代表的な事例をちょっと一つ申し上げますけども、栃木県の益子町とか、芳賀町、市貝町とかいったところが、2万5,000人ぐらいのとこですけども、この3町が上水道事業を合体をして、そして各自治体に水道課なんて全部なくなって、企業団で運営しておる。もう水道事業をこの3町が合体をして、そして料金設定も数年後からこうというふうに、いろいろ事業そのものの広域合体をしている。いろんな考え方、またやり方、PFIも含め、指定管理者制度も含め、いろんな規制緩和がなされてきて、国の方も非常にそういう部分では改革をしてきている。私は、このあたりはしっかり把握しながら、できるできないは別としても、将来に向けてやはり研究すべきであると、こう思います。町長、いかがでしょうか。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 合併を含めまして、先ほども申し上げましたけども、各自治体が水の融通でもし合える、そしてまた、合併となれば当然のことでございますけども、そのような機運の中でいろんな面の行財政改革等の観点から見直すということは必要であろうというふうに思います。特に、広域化とか統合化というようなことにつながってくるんじゃないかと思いますけども、しかし、これは問題は、それぞれの自治体間での料金格差というのが一番大きなネックではないかなというように思います。そのあたりが整理をされれば、本当にいろんな面で合理化が図られるんじゃないかと思いますが、そういうことも含めまして、合併とかいうようなことも将来的な展望としてあるわけですので、そのようなことが可能なのかどうなのかについて、やはり私どもも自治体間でそういう協議をしていく必要があろうかというふうに考えます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) るる水道事業について伺ってきました。非常に課題もある、そういう中で8.7、そして4万を超えるこの志免町にとってどう水道事業を運営していったら非常に料金も抑えられながら運営できるかという部分を含めて、それから水道管を、はっきり言いましたらつないで、そして清算する部分も合理化し委託しながら、いろんな部分を改革しながら、そして、そういうことによって広域的にも水道料金の抑制も実現できる可能性もある、また緊急対応にもいろいろできる、そういう部分をしっかりひとつお考えいただいて、実現可能か不可能かこれは別として、やはり将来にわたってそういう部分をぜひ研究をしていただきたいということをお願いをいたします。

 それでは、次の下水道事業についてお伺いをいたします。

 下水道事業の推進状況というのが、11月末で93.83というふうに報告を受けましたけども、普及率は何%になっておるでしょうか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 平成16年度末までの整備済み面積が526ヘクタールで、整備率が約71%でございます。それに伴います水洗化率が86%になっております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 今後の整備事業の見込みっていうのはどのように考えられておりますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今後につきましては、平成20年度までが一応認可をとっておりまして、739ヘクタールを見込んでおります。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 桜丘の下水道というのは、これは連結されてないんですけども、これが入ってくるということになると、その普及率もしくは水洗化率というのは、どういうふうになるんですか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 桜丘地区を含めば、桜丘地区は89ヘクタールございます。その分が含まれまして、整備率については約87.6%、現在が71%でございますので、87.6%ぐらいになると予測しております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 当然、平成20年認可時期までの部分にこの部分は入っておるわけですね。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) はい、平成20年度までに桜丘も認可区域に入っております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 桜丘地区の下水道、公共下水道ともう連結できる状況にあると私も認識してますけど、そのような状況ですか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) はい、下水道本管につきましては、もう桜丘地区、処理場まで迎えに行っておりますので、接続可能でございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) そうすると、連結した場合と現況の場合と、財政負担的にどれぐらいの差があるのか、どう認識されておりますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 今、平均的に桜丘の下水処理については環境課で取り扱っておりますけども、年間約3,600万円、そして、これが公共下水道に接続した場合、今の料金でまいりますと約5,270万円、1,670万円ぐらいの増額になるのではないかと思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) それは水道料金の入りとして比較すると、大体1,670万円ぐらいということですね。それに、これは私ども所管の部分でもありましたけれども、維持管理とかそういった部分で、これは本管の補修工事とかこういうものは当然維持管理に含まないんですけども、そういうものを除いても、大体年間3,200万円ぐらいあるわけですね。そうすると、大体年間5,000万円ぐらいのものがこの上下水道のこの部分の維持管理と、そして料金格差というふうな部分になってくると思います。そういう部分について、どのようにお考えになりますかね。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) ちょっと私、言い忘れたんですけど、加入した場合が、下水道料金で計算した場合が5,270万円、それで、これに下水道としては処理費、これが桜丘地区で約、年間37万4,000立米の処理費で、今処理費が立米の120円でございます。それで約4,500万円の処理費が要るということでございます。これは多々良の浄水場に支払う金額でございますけれども、それを差し引けば、800万円ぐらいですかね、が赤字になったり黒字になったりというような考えになるんですけれども、接続については、やはり早急にしなければならないかなというふうに考えておるところでございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 決算報告の中で分析すると、16年、15年も大体変わりませんけども、桜丘処理場の年間の光熱費とか修繕料とか、それから施設管理委託料とか、汚泥処理委託とか、こういったものすべて含みまして約3,200万円ぐらいになるわけですね。ですから、それが本管につながってしまうと、それは当然要らんわけですよね。ただし、処理料がどうなっていくかということは別としましてね、多々良川に対してですね。そういう部分からすると、いろいろ問題あると思いますけども、連結へのスケジュール等的については、どういう今考えでおられますか。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) 上下水道課としては、先ほど申しましたように、接続はすぐ可能でございます。それで、この問題については、処理場については環境課の方で扱っております。それで、環境課の方との維持管理、それから耐用年数等もございますので、その辺については環境課長の方からも話していただくということで、うちの方とすれば、そういうことで両方でやらなければならないと。時期的な問題については非常に、御存じかと思いますけども、難しい面もあると思いますけども、そういうことでございます。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 下水道事業も上水道事業も、独立事業といいますか、そういう部分で、こういう御時世に合わせて、やはりそういう観点から考えると、私は上下水道課長の立場として、立場としてですよ、それはしっかりとした思いを述べられるべきであると、こう思っております。もう一度お伺いいたします。



○副議長(二宮美津代君) 石川上下水道課長。



◎上下水道課長(石川善弘君) そうですね、下水道の促進面から言えば、一つの面から言えば、確かにそういう面ということになりますけれども、一つは処理場の老朽化、それに合わせての接続ということで、これは上下水道課、単町だけの問題ということでは取り組みはできないと思います。環境課も含めてその辺も協議をし、話し合って、接続に向けて努力をしていかなきゃならないというふうに考えております。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 地域とのいろんな問題、課題があるということは私も聞いております。しかし一方、多額な資金を使ってこれまで供用開始に向けて努力なさって整備を行ってこられたわけですから、供用開始がおくれればおくれるほど、それだけマイナスの部分も非常に大きいわけでして、そういう部分ぜひひとつ、理解はいたしますけども、誠意と熱意を持って供用開始に向けて努力をしていただきたいと、こういうふうに思います。最後に、このあたり町長、御所見を伺いたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 桜丘地区の公共下水道の連結につきましては、今ずっとやりとりがなされました。そのような経過をたどってきたわけでございます。ただ、私は一番心配をいたしておりますのは、今の処理場がいつ機能不全を起こすかわからないという非常に厳しい状況でございます。いろんな面で修理も出ておりますし、言うならば、いつパンクするのかということを心配をしておったところでございました。そのようなことから、平成20年を目標年次と定めて計画を推進をしてまいったところです。おかげさまで、いつ問題があってもつなぎ込みができるというところまで整備をさせていただきました。あとは地域の皆様方とよく協議をさせていただいて合意形成を図り、そのようなことにできるだけ早期につなぎ込みができるように努力をしてまいりたいというふうに思います。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 上水道それから下水道関係は、独立事業としていろいろやられております。非常に問題も課題もあろうかと思いますけども、住民にとっては大変重要な部分でございますので、いろんな研究をしながら、ぜひひとつ、少しでも住民の負担ないしは住民に問題を起こさないような形で運営を推進していただくことをぜひお願いをいたしまして、私の一般質問を終わります。



○副議長(二宮美津代君) 古庄議員の一般質問を終わります。

 次に、13番熊本議員。質問時間30分です。

 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) 13番熊本でございます。

 通告に従いまして、御質問をさせていただきます。

 まず、農業問題についてでございますけども、私は、農業の方向から、全般的でなくて農業のことだけを、今後についてまたお伺いしたいというふうに考えております。

 今後、志免町の都市近郊農業の行政としての基本的な目標と具体的なビジョンをお聞きしたいということでございまして、政府、農林水産省では、経営安定対策が17年3月ころより立ち上げられまして、今後審議をして、17年、18年度中に農政改革が進められようとしておるところでございます。また、農業を取り巻く情勢の変化や施設の検証結果を踏まえまして、食糧の自給率目標の達成に向けて生産及び消費の両面において重点的な取り組むべき事項を明らかにしておるところでございますけども、今後、農政改革で農政の転換期につきましては、この時期に農林水産省は思っておると思いますけども、この我が志免町の農業においてどういうふうに今後進むべき道があろうかということを模索していきたいと。また行政の方にも、どういう考えがあるか、町の農業としましても大変厳しい状況であることは間違いないことでありまして、今後どのようなお考えになられるのか。また、今後どのような農業、農地等を考えられるのか、町長にお伺いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 農業問題ということで、今後の地域農業、特に志免町の農業についてのビジョンをどのように描くのかというお尋ねであったかと思います。

 志免町の農業を語ります前に、現状からまずとらえてみたいというふうに思いますが、我が町は、福岡市に隣接した8.7平方キロという非常に狭小な町でございます。福岡市のベッドタウンとして県下で人口密度が春日市に次いで2番目、町村で言うならば1番でございまして、空き地あるいは緑地が非常に少ない、市街化の進んだ町であるというように思います。そのような中の我が町の農業というのは、言いますならば、その都市化の波をもろにかぶっておるわけでございまして、きのうもお話をさせていただきましたが、この20年間で農地が100ヘクタールも減少をいたしております。言うならば、この20年間で農地が半分になったと、半分以下になったと言えるんじゃないかというふうに思います。1戸当たりの耕作面積も30アールでございまして、非常に小規模、言うならば、飯米農家といいましょうか、自分の食糧を生産する、言うならば販売をするまで至らない農家のウエートが非常に多いというような構造でございます。このような推移をいたしますと、農地が、言うならば姿を消す、なくなるというような、そういう可能性すらうかがえるわけでございます。思い起こしてみますと、あの箱崎であり、吉塚であり、堅粕でありにも、私どもの記憶の中には農地やら畑やらがございましたが、今もうほとんどと言っていいほど、そのような状況はございません。我が町の将来を思いますときに、あのような姿になるのかなというような思いをいたしておるところでございます。

 でも、あれでいいのであろうか、今なすべき手は何かないのかということが、将来のビジョンになるわけでございますけども、志免町にとりまして、農業の位置づけといたしまして、農業の持つ特性といたしましては、食料を供給するとか、グリーンツーリズムとか、国土保全とか、あるいは景観の問題であるとか、地産地消であるとか、そのような多面的な機能を持っておるのが農業でございます。そしてまた、そのことは都市施設の一部としても評価されるわけでございまして、そのようなことを考え合わせますと、農業をできるだけ、言うならば絶やさないように努めていかなければならないというように思います。しかし、そうは言っても、都市化の波がどんどん押し寄せ、後継者もいない、あるいは農業を取り巻く環境、言うならば、水を引こうと思っても水が引けない、稲をつくろうと思っても跡継ぎがいない、あるいは高齢化しているために農業機械が使えないというような、非常に厳しい状況でございます。しかし、きのうも丸山議員とそのような議論をさせていただきましたが、そのような中に何か生き残り策はないのであろうか、特産品か何かを開発できないだろうかというのが、きのうの質問の趣旨であったと私も思いますが、そのようなことも含めながら、都市型農業としてのビジョンを描くべきではないかというように思います。都市型農業というとどういうことかと申し上げますと、地産地消を前提として、地域で生産したものを地域で消費をする、そして生産者の顔が見える、安心安全の農業というのが、地域の住民の中に認識をされて、受け入れられて、そして地域の皆さんと一緒にそういう農業ができる。そのことによって、先ほど申し上げました農業の持つ多面的な機能、これは水害を受けて改めて農地の必要性、農地がどのような、言うならば雨水等の緩衝作用、あるいは保水をするのかということも今評価されてきておるところでございますが、そのようなことに私どもは気がついて、その農地の減少に何らかの歯どめをかける、そのような取り組みが必要じゃないかなというように思います。先ほど申し上げましたように、後継者も少ない、あるいはいろんな面で厳しい状況でありますので、行政としてどのようなことをサポートすればいいのか等を考え合わせながら、地域の中で存在し得る、また、地域の皆様方にもそういうことを理解をしてもらえる、共存共栄といいましょうか、そういう農業が将来の姿じゃないかなというように思います。そういうコミュニティーの中で相互協力ができて、農業が継続できる、そういう環境づくりをし、そしてまた、そのことを地域の皆さん方も、言うならば感謝をしてもらう、また農業者も、地域の皆様方に何かできることを提供する。特に、2007年問題等もございますし、また団塊の世代の皆さんもたくさん出てこられるわけでございますが、そのようなときの生きがい対策とか、健康づくりとか、そういうようなことにもつなげられるような農業が、私はできるのじゃないかなと思います。農業と言えば、4ヘクタールも5ヘクタールもつくって、大きなコンバインで稲を刈ってトラクターで耕してするばかりが農業じゃないと私は思います。都市近郊の中にあって、都市化の中にあっての農業も存在し得るわけでして、言うならば環境の悪い条件、条件の悪いものをプラスに転向していく農業があってしかるべきであり、それはまたすばらしい都市近郊型農業として存在し得るものであるというようなこと等を考え合わせまして、きのうの一般質問にも出てまいりましたけども、そのようなことをみんなで話し合い、何か知恵がないものだろうか、そして農業のそういう機能に対しての評価もしっかりと私どもはしていかなきゃならない、そういう思いをいたしております。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) ただいま町長が、私の質問の総論的なお答えを受けたように感じておりますけども、ここで行政の方から出されました志免町の地域水田農業ビジョンという報告書が16年に出ております。その中に、水田農業の状況ということで、いろいろ今農地の減少のこともありましたけども、ちょっと読ませてもらいます。本町は、水道給水規制の撤廃に伴うマンション、宅地開発により人口が増加するに従い、農地転用等による農地の減少が急速に進んでいる。ただし、一部の集落農区では、水田にコスモスの花を栽培し、「コスモス100万本in志免」を町と協力して開催し、町民と農村の交流による景観形成の場としている。また、都市化の影響で農業後継者等が不足し、地域で農業委託する農業従事者もまたいないという結果で、水田作付面積規模の少ない農家では、一般的に農地を資産と考え、農地基盤整備等にも消極的であり、効果的な稲作経営ができていない。これは行政から見ればそういうふうに現状を書いておられると思いますけども、その次に出ております市街化調整区域の対応にも入ってくるわけでございますけども、それは市街化区域であれば、そういうふうなマンションでもできますよ。市街化調整区域になりますと、これは6農区すべてにあるわけでございますけども、田富、吉原が主に固まってあります。同僚議員も9月の議会でも御提案なされましたけども、百姓だけじゃ食っていかれんということでございます。しかしながら、町としても、やっぱ緑、それから水の問題等におきましても、やはりあの土地は残していただかにゃならん、そういうふうに僕は考えております。そういう面で、側面から行政も何らかの形で、吉原、田富のいろいろ問題等があると思いますけども、それで今後、この志免町として吉原、田富の農地をなくしていいものか、将来、宇美・志免線、これも県道の格上げで将来できるようになりました。そこのできるまでの間は、ぜひともあの土地は、本当に農家の人も一生懸命頑張っておられますし、また吉原農区としても、稲作も3分の1ぐらい町外の人がおられると思います。そういう複雑な組織の中で、やはり志免町として何か打つ手はないだろうかというふうに考えますが、その点に対して町長はどう思われますか。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 農業の持つ多面性というのは、先ほど申し上げたとおりでございます。その多面性を、あるいは多機能を有する農業が、あるいは農地が存在すればいいというのは私も当然そのようなことを期待をいたします。しかし、調整地域の皆さん方はどのように考えられるであろうかということをまず考えたいというふうに思います。言いますならば、農業に感謝をし、農地はあってもらわなければならないけども、その地域の人たちの経済が成り立つようにしなければならないということが先ではないかなという気がいたします。まず、そういうことと、それから、先ほど申し上げました農地があればいいことと、両立できることは難しいかとは思いますけども、そういうことを考えた農地政策、農業政策を考えていかなきゃならないのじゃないかなというふうに思います。そのようなことから、宇美・志免線の整備も、今少しずつではありますが、進んできております。何といっても農家経済が、農外収入も含めて、成り立たないことには農地を維持したいと思っても維持できない環境になるわけですので、そのあたりのことをしっかりと私どもが受けとめながら、農業政策についての思いを、また考えを示していかなければならないと思うわけでございまして、またいろいろ御意見等があれば伺いたいというふうに思います。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) 市街化調整区域だけの問題で私は今質問しましたけども、その中にやはり第4次志免町総合計画、その中に何らかの形でその自然、緑を残すというような、何かこう一つの町の方針といいましょうかね、それが何か一つも見えてこないような気がいたしております。ただやみくもに水道規制を撤廃するということで、どこも今ビルの建設ラッシュでございますけども、それも資産運用でいたし方ないというふうに考えておりますけども、できますれば、そういう市街化調整区域の場所は、そういう行政、そして農協、そしてまた地域の集落農業のリーダーとも、その三人三様の力を合わせて、そういう市街化調整区域の確立を図っていくようなことが今後必要ではないかと思います。特に、それはやはり地元の農業集落のリーダーの方あたりが一番率先してやらなならんということは当然ですけども、そういうことで行政の方でもそういう補足、補助等もできたらいいなというふうに考えております。

 次に、集落内の農地、農作業、農業機械の利用についてということで質問をさせていただきますけども、これは前に一度質問をいたしましたけども、今本当に町長言われましたけど、農業をする方が担い手もない、そして兼業農家であるし、本当に零細農業です。ただ、自分のうちで食べるだけの米をつくればいいというふうな考えの人が多いわけでございまして、その点、いろんな面で農地、農作業の共有化といいましょうか、がほかの町でも進んでおります。特に、これは隣の町でございますけども、須恵町、篠栗町、それから粕屋町で、須恵町は2機械組合、それから篠栗は4つの機械組合、粕屋町では5つの機械組合がもう既に稼働しておりますし、共同作業をしております。町の補助金といいましょうか、そういう支援金が、例えばコンバインが500万円すれば、それから30%以内、300万円以内の補助をしているわけでございまして、500万円なら150万円の補助をしておるとが現状でございます。その中で、いろんな複雑な組織の中の対応もありますけども、いろんな面で行政としましても、農業と一緒にそういう今後集落の機械化組合の利用といいましょうか、そういうことも今後考えていただくわけにいかんでしょうかということで、どういう今度お考えか、課長さんにお願いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 丸山地域振興課長。



◎地域振興課長(丸山孝雄君) 熊本議員の御質問ですけれども、先ほど熊本議員が、今度の食料・農業・農業基本計画法が変わったということでありますけれども、それからちょっと入らせていただきたいんですけども、ことし3月に、新たな食料・農業・農業基本計画が見直されようとしております。それで、17年度はそういったものの詳細な整備、18年度には法改正、それから19年度に実施するといったことで、その中に品目横断的経営安定対策という項目が入りますけれども、これはどういうことかといいますと、価格政策から所得政策への転換ということで、この中身につきましては品目ごとの価格に着目して講じてきた対策を今後担い手に対象を絞り、経営全体に着目した対策に転換するということで、戦後の農政を根本から見直す項目であろうかと思います。それで、今熊本議員がおっしゃいますように、だんだん後継者とか担い手が不足になってくる中に、この農業機械の補助ができないかという御質問ですけども、そういう農機具の購入とか云々につきましては、最近こういう志免町の状況も私たちも把握しておりますし、そういった機械化、共同機械の購入とか、そういうことももうぼちぼち相談に上がってきております。それで、私どもも近隣の機械化利用については調査しておりますけれども、御承知のとおり、志免町では1人に対する耕作面積も少ないし、もう少しこの辺の中身を検証をして、よそのまねをするんじゃなくて、そういったことまで志免町独自で調整できることがあれば、この取り組みに対して支援の検討は行っていきたいと、今そのように考えております。

 以上でございます。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) 今課長の答弁にありましたけれども、やはり今度の新しい食料・農業・農業基本計画施策の基本的なことの中に、やはりいろいろ1戸当たり4ヘクタールとか、部落で20ヘクタールを持たな補助できんとか言いますけども、先ほど言いました各町でももう農家10軒固まればいい、それから10ヘクタールあればいいというようなことで、今言いました11農業機械組合は補助、須恵、篠栗、粕屋はしているわけでございまして、特に志免は複雑なことがあろうかと思います。しかしながら、それをしないと、もう吉原と田富の農業の固まった農業は何か衰退の一途をたどるとじゃなかろうかというふうに考えます。まだ、その上の宇美町の井野というとこは無指定でございまして、どんどん家が建っております。ということは、宇美川にはそういう汚水とか何かが、下水が入ってると思いますけども、あれもまだ、もし入ってなかったら、井野あたりは、下水あたりもどんどん流れてくる、それを宇美川の浅井戸から取水して志免町の水道に回っているわけでございますので、そういうことを総合的に考えますと、やはりそこら辺も考えて、今後も行政の方も、できれば田富、吉原の方の方に何かそういう補助的なことをしていったらなあというふうに思います。またそして、その中でも水稲の早期米、それにはやはり箱苗の半分負担とか、それとかレンゲソウの1袋の何か補助とかはなさっておりますけども、今後ともそういう吉原のコスモスの花のことも、コスモスだめならレンゲソウでも、やはり植えてもらったら、それが花いっぱい運動がずっとつながっていくんじゃなかろうかというふうに考えますが、その点、そういう苗代の補助とかというふうには継続して行っていかれるんでしょうか、そこを1点伺いたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 丸山地域振興課長。



◎地域振興課長(丸山孝雄君) 今、一つは苗代とかという御質問でございますけれども、現在のところ、減反政策において一般転作奨励とか管理休耕の助成とか、それから加工米出荷助成、そういったものをやっております。それから、志免町のビジョンの中で、産地づくり交付金ということで、麦大豆、麦大豆の作付者はちょっとおられませんけども、その他一般作物、それから永年性作物、それから調整水田、自己保全管理、このような補助をやっておるわけなんですけども、来年の考え方としては当面このままいくということで、先ほど申しました19年度に新たな法律が1項目入ってきますので、そのときに志免町水田ビジョンについても再検討になろうかと思いますので、そういった時期に合わせて検討があれば入れ込みたいというふうに思います。

 以上でございます。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) それでは、最後の担い手の育成の対策ということでお伺いしますけども、私も、昔は後継者育成資金ということで、50万円だと思いますけども、それは行政と町から、自分も元金はあれしますけども、やはり低利でそういうふうなシステムがありました。そういうことでいろんな面で担い手の方がお勤めになられて、その片手間で農業をされる、それはもういたし方ないことでありますけれども、中にはやはり、今後とも帰ってきてまちっと農業してみろうかというような若い人もあると思いますし、また、そういう人に農業のよさ、それから誇り等も示すような、何か施策ですか、そういうことを考えられることはありましょうか。



○副議長(二宮美津代君) 丸山地域振興課長。



◎地域振興課長(丸山孝雄君) この担い手育成につきましては、先ほども申しましたように、平成19年度から品目的横断経営といいますか、その中に入ってくるわけなんですけども、志免町の農業に対して今認定業者400ヘクタール耕作される方、もしくは集落営農を営まれる方、これが見直しによって緩和されると思いますけれども、まだまだ志免町においてそういうとは入っていきません。対象になりません。したがいまして、担い手の協議とか何かはどうしても町行政が入っていくような感じになります。それで、これから志免町で求められることにおきましては、地域のリーダーの養成とか、定年退職者、それから中高年の、結局帰農者ですかね、帰農者の促進、それから女性農業者の参画、そしてまた場合によってはシルバー人材センターとか、そのような施策とか支援を行っていかなければならないかなというふうに思っております。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) きょうの農業新聞の中に、そういう農業に若者を呼び込むということで、休耕田で吉原も何枚か荒れ放題の土地がありますが、そういうことでも地主さんに了解得られて、何かそういうことでも、そら百姓は大変と思いますけども、何か土いじりをしてみろうかというような若者も出てこんとも限らないというふうに考えますので、いろんな面でそういう行政の方も、家庭菜園もありますけども、何か責任を任せていろんな面でそこを耕作させて、それが強いて言えば町おこしになればということも思うておりますけれども、それにはいろいろ時間と手間暇あろうかと思いますけども、やはり何としましても、まず一歩二歩前進しなければ、ただどんどん農地をつぶしてマンション建てて、ただこの人口がふえてああよかったじゃ、今後何十年か先のこの町のなりわいといいましょうか、それはできていかないんじゃないかというふうに考えます。それはもう都市化ですから、そういう箱崎とかいろいろのようになると思いますけども、今後あんなふうには僕は予想はできないと思います。ですからやはり、緑も大切に守りながら、調和のできたまちづくりといいましょうか、そういうことを行政の方も模索し、指導していっていただきたいというふうに思っています。

 今後、三位一体の改革、それから行政改革の方で官から民へ、中央から地方へ、この問題の中にやはり農政改革がもう目の前に来ておるのが現状でございまして、小規模、零細が特徴の我が町の水田農業で、担い手中心の効率的な生産体制をつくる、多数の小規模農家を一緒にまとめて地域農業活性化に向けて行政が指導していくのも一つの案ではないかなというふうに考えますので、最後に、町長のそういう思いがあれば、答弁をお願いしたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 町長。



◎町長(南里辰己君) 先ほどから、志免町の農業をどのようにすべきか、また現状は非常に厳しいという状況の中でいろんなやりとりをさせていただきました。特に、農業が非常に衰退していくといいましょうか、農地が減少していく中で、それに歯どめをかける方法、それは私はぜひしていかなきゃならない。しかし、言うならば一部の人たちだけに負担がかからないようなことも配慮しなけりゃならないということを頭に置きながら、そして、できるだけ農地を保存することができないであろうか。また、なぜ農地を保存しなければならないかにつきましては、農業の持つ多面的な機能に期待をしたい。また、都市施設の一部としても評価をさせていただきたいというようなことから、農業を守らなきゃならないという思いでございます。そういう中で、先ほどから議論をさせていただいてますように、農業後継者がない、あるいは農地はあってもそれを耕す人が高齢化している、あるいは規模が小さいために、大きな農業機械を買うことができない、費用対効果が出ない等のことから、農業機械の共同利用をしたらというお話であろうかと思います。これが策定されておりますのは、20ヘクタールとか、あるいは10ヘクタールとか、そういうふうな規模が制定されておる市町村が多いようでございますけども、我が町は我が町ならではのことをしないといけないというように思います。実際問題として、もうすぐそこまで、この問題は来ておるように思いますので、行政としてどのような手だてができるのか、周辺等のいろんな状況等を把握いたし、そしてまた、農業者の方々の御意見等も拝聴しながら、どのようなことをすればいいのか、考えさせていただきたいというように思います。

 それから、担い手の問題でございますが、この担い手が育たないということも、言うならば大きな課題でございます。今、農業委員会の皆様方には、ぜひそのような、農地の関係で農地法等もかなり緩和されてきたところがあるんじゃないかなというように私は感じておるんですが、そのようなところで、言うならば、やる気のある人があれば、そういう橋渡しをするような、そういう事業等についても御検討いただくやら、それから、先ほど申し上げておりますように、そういう貸借関係、賃借関係の整備をいたしまして、そういう昔の小作権がどうしても頭に浮かぶものですから、貸借関係がしにくいところが、今の貸借関係はこうなるんですよと、あるいはそこに農業委員会あるいは行政が入って、その橋渡しをするというようなことで、農地の流動化を図るというようなことから、そういう荒れた農地がなくなるような、そしてまた、そこで何か楽しみを、そしてまたそれから生まれてくるもので、特産品ができるような、そういう取り組みができればいいなというような思いをいたしております。

 というようなことで、もう一度農業について、非常に都市化が進んでいく中の農業、あるいは農地について、商工業とも合わせながら、どのような手だてをすべきなのか、今のままではいけないということは確かでありますので、そういうことを研究する、そういう勉強会をぜひ立ち上げたいと思いますので、ひとつよろしく御理解いただきたいと思います。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員。



◆13番(熊本廣君) これで私の一般質問を終わらせていただきます。



○副議長(二宮美津代君) 熊本議員の一般質問を終わります。

 ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。

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              休憩 午後0時00分

              再開 午後1時00分

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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 一般質問を続けます。

 14番二宮議員。質問時間30分です。

 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 14番二宮でございます。

 通告に従って、質問をいたします。

 子どもの居場所づくりにつきましては、これまでも地域ぐるみで子どもを育成する取り組み、それから児童館の設置、青少年の居場所づくりなど質問もし、提案もさせていただきました。

 伸びる力、はぐくむ心を支えるまちづくりについて、まず、広島と栃木で小学1年生の女の子が命を奪われた凶悪な事件について、先日ある新聞の社説で、幼い子どもは天真らんまんで人を信じやすい、凶悪な力に対して抵抗する力がない。それゆえに、この世で最も守りたい存在である。そのような命をねらう許しがたい犯罪が相次ぎ起き、激しい怒りで体が震える。子どもを持つ親だけでなく、だれもが同じ気持ちだろう。以下は略しますが、私の質問の1、重視すべき環境の内包する要点ともなると考えますが、志免町では事件後、新たな取り組みをなされたのか伺います。文部省の通達でも通学路の点検、それから見守り隊については承知しておりますが、そのことについて以外、何かそういった取り組みがなされたのかどうか伺いたいと思います。



○議長(大林弘明君) 緒方学校教育課長。



◎学校教育課長(緒方博君) お答えいたします。

 事件が起こったすぐの曜日に緊急の校長会を開催いたしました。校長会開催の趣旨といたしましては、両県で起こりました内容を吟味し、通学路の安全確認ということで、各学校サイドの通学路の安全確認で、最終的に1人で歩いて帰らせない方法はないものかという協議をしております。

 それと、各学校におきましては、その週につきましては、できるだけ集団下校をするというふうな内容を教職員みんなで一致した見解をとっております。

 それとまた、保護者に対しましては、不審者等に対する注意喚起と児童・生徒の安全確保についてということで、保護者の方にも御協力をいただくような通知を出しております。中身的には、自主的な校区内の巡回や登下校の時間帯に通学路に出て見守っていただきたいという内容で、後につきましては、児童・生徒とあと学校の対応という形の文書を配置しながら学校ではそういう徹底管理をするということで意見を一致させております。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) 子育て課でございますが、進捗状況ということでございますが、課題でございます。その中において児童を取り巻く社会環境が都市化の進展により女性の進出などによって大きく背景が変わっておるところでございます。そういうことも含めて、今回質問にもございますが課題、これからの課題ということでございますが、こうした状況を的確にとらえながら、そして将来を担う子どもたちが健全な子育て環境と社会的な支援を大人が心配りして、そして子どもの健全育成に努めながら、そして環境づくりを進めていくということが一番重要ではなかろうかと思うとります。そういうふうな中で、いろんな課題があるかと思います。これもうちの方も子育て課としても、また各課連携をして、子どもの育成環境の向上とか子どもの権利を守る環境の整備、それから保育の充実とか一人親家庭の養護の充実などを今子育て課、なおかつ関係各課とで連携して取り組んでいるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 済みません、子育て課長が先にお答えをいただいたんですけれども、私今質問いたしましたのは、先日の事件以降、志免町で取り組まれたことはございましょうかということをお尋ねをしたんですね。今学校教育課の方では、そういった緊急の校長会を開いたということでございますけれども、この間小学校に行く機会がございましたので、学校の方でどういうような取り組みをなさっているかというところで、通学路の再点検ということを校長先生からお聞きしました。いろんな点検の仕方があると思いますけれども、こういった点検の中で改善すべきところとかいろいろ出てくると思うんですよね。そういったところを行政の方としてはこういうふうにしたいというような回答が欲しかったなあというふうに思っているんですが、そういった取り組みはなかったんですか。



○議長(大林弘明君) だれが答弁されます。

 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) どちらが答えるんでしょうかって言って、私もこれ通告の中でちょっと関連で聞きましたので、どちらが答えられるんでしょうかというふうにちょっと心配しておられたんですけれども、私文部省通達で来たところで改善すべき点については、行政がかかわらないとこれは改善すべき、財政的な問題もありますし、そりゃあ地域のお母さんたち、保護者の方たち、それから地域の方々が見守って改善できる部分もあるかもわかりませんけれども、そういったところの点検について行政側としては即そういうふうな形で学校から来た分について取り上げておられるのかなというふうに思いましたのでお聞きしたので、行政側の学校教育課じゃなくってその辺で取り組みがあっているのか、なければないでいいんですけれどもお尋ねをしたいと思います。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 二宮議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 最近ありました、言うならば無防備な、そしてまた一番弱い立場の子どもたちがねらわれた殺傷事件ですね。本当に痛ましいものでございます。そして、最近は何ていうんでしょうか、連続してこのような小学生がねらわれ、また以前にも中学生等の子どももございましたけども、そのような子どもたちが登下校の途中に連れ去られ殺傷されるというふうなことにつきましては、本当に今子を持つ親は震撼をさせられているんじゃないかというふうに思います。言うならば、自分の子どもをどうすればいいのか、どこが安全なのか、かといって子どもについて回るわけにはいかないしという非常にパニックの状態になっているんじゃないかというように思います。

 私どもはそのことをとらえて何か行政の方で対応したかということでございますが、先ほど二宮議員の方からもお話がございましたが、ちょうどこの時期にあって見守り隊というのがスタートしたところでございます。この見守り隊というのは、住民の方々からの発想でございまして、御提言でございまして、そのことについて整備をしてきたところでございます。これは今までのこのような制度といいましょうか、でありますと、こんなふうに各地域でしていただけませんでしょうかというふうなお願いをするのですが、今回はしていただける方はまことに申しわけございませんが、役場の方で登録をしていただけませんでしょうかというようなふうに今お願いをさせていただいております。数は私は定かではございません。よく役場の総務課のところにそういうグッズを置いておりますので、そういう協力をしてやろうという方々がよくおいでをいただいていますので、かなり登録をされているんじゃないかと思いますが、そのようなことがちょうどタイミングよくスタートし、さらにそのことが強化されていくことにつながっているんじゃないかと思います。

 それから、子どもたちの登下校の、特に下校の環境が悪いということで、志免南小学校から田富に至ります農道の外灯がないということも話の中に上がりました。そのようなことから、これは農区の皆さん方にも相談をしなければなりませんが、特に冬場の期間は電気がついても稲に対する障害を与えませんので、まずは冬、稲に関係のない時期ですね、簡単に言いますと、稲の収穫後の10月中旬ぐらいから次の年の5月ぐらいまでは稲に関係がございませんので、そのような時期には外灯をつけようかというようなことで、次の予算にも計上をしたいというようなそういうことも見直しておったところでございます。

 それから、部活、あるいは子どもの登下校に対しての学校の取り組み、これは先ほど学校教育課の方が申し上げたと思いますが、私も孫がおりますが、帰って冷蔵庫のところを見ますと、きょうは学校の帰りが何時何分ですよとか何とかの部活かなんかの後はこのころに子どもが帰ってくるでしょうやとか、ああ今までにないようなそういう取り組みがなされておるなというふうなことは実感として持っております。

 相乗しまして、このような連続殺人事件、あるいはこのような忌まわしい事件が発生をいたしておりますので、今みんな緊張いたしております。そしてまた、地域の皆さんが地域で子どもたちを守ってやろうというような機運が非常に高まっておるというような、そういう状況でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 本当に今どの子も同じようにみんなで育てようという心が希薄になっている時代だというふうに言われています。みんなで育てる取り組みの広がり、見守り隊もついででもですけれども、みんなで取り組んでいこうという広がりを願うものです。今回私の思いもそうですし、質問の趣旨ともなるものですけれども、住民一人一人が他人事としてでなく関心を持とうという、そういった啓発もしていただきたいというふうに思っています。

 今回通告しております1と2につきましては、第3次志免町総合計画の後期基本計画、それから第4次志免町総合計画、志免町児童育成計画の進捗状況で、その取り組み等についてでございます。

 第1点でございますが、あすの社会を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境づくりをしていくためには、社会として心配りすべき多くの課題があるとされています。課題としてどのようなことが上げられるのでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) 御答弁申し上げる前に私は先に申し上げられませんでした。ここでお断り申し上げます。

 今二宮議員がおっしゃったように、平成9年度に第1次総合計画、後期計画がございます。

 そういうことと第4次、それから児童育成計画という形でやっぱりその中において共通するもの、今も課題というような形であるわけでございますが、その中において児童を取り巻く環境は既にもう変化していると。その事情あたりはあえては申しませんが、そういうふうな事情が変化している中において大人たちが的確にそのことをとらえて、そしてその中であすを担う子どもたちの社会環境づくり、要は大人が子どもたちにいかに心配りするかということが一番大事であろうかと思うとります。そういうふうな状況の中で、今の質問にもございましたように、子どもの事件とかそういうことが多分なくなるのではないかというように私も感じているとこでございます。そういうふうなことで、社会全体、大人全体が子どもに目を向ける。大人が子どもの目の視線でしていくというようなことが一番大事であろうかと思うとります。そういうふうな課題の中において、子どもの育成に関する環境の向上、それからなおかつ子どもの権利を守る整備の環境とか保育の対策の充実、一人親家庭、母子家庭とか寡夫家庭、そういうふうなことの養護についても課題があるかと思っております。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 今子育て課長に答えていただいたいろんな課題があるということなんですけれども、それらの課題を解決する手順と手だてというふうに書いていますが、そのためにどういったことが用意されているのでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) その中において、ここの質問の事項でございますが、居場所づくりとかそういうことでございますが、第一番に上げたいのは、子どもの育ちやすい環境、それからなおかつ育成しやすい環境の向上を求めることが必要であるかと思うとります。そのために、現在社会状況の変化で希薄している中において、まず人と人との交流する場の設定をすることで、子ども同士の友情関係が芽生え、ひいては大人同士の交流につながっていくのではないかと思うとります。こういうふうな観点から、子どもの居場所づくり事業の環境の整備を図ることが重要であり、またその中で地域全体の大人たちが子どもたちに目配り、気配り、心配りができるような環境を整え、その中で見守り体制や子育て支援体制の組織を充実しながら安全で安心して暮らせるような育成活動の推進をしていくことも一つの手段である、また、一つの手だてであるように、私は考えます。このような環境を整備することが子育てを見守る、社会で見守る環境づくり、子育て環境づくりになっていくのではないかと思うとります。そういうことで、まずは居場所づくりというような状況でございます。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 今課長が課題がいろいろありますと。人と人との交流の場の設定をしたいと言われたんですけれども、だからそのためにどういったことが用意されているんでしょうかというふうに私お尋ねしているので、こういう場をこういう形で設定したいとか今こういうことがなされているけど、まだ少し進んでないのでこういうふうにしたいとかという答弁でないと、私は回答にはならないと思うんですけれども、いかがですか。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) 具体的にということでございますが、その課題としましては、まずは子どもの育成環境の向上という立場からにおいて、屋内、屋外での遊びでの子ども同士の集団生活はなくなっていると。子どもたちにはこうしたことで友情とかを養いながら社会性、自立性を高めていくような子どもの居場所づくり、遊び場を提供していくということについての課題はございます。

 それから次は、子どもの権利を守る環境整備という状況でございます。このことにつきましては、子どもの権利条例を今制定しているわけでございますが、そういうことから虐待、いじめ、不登校というような状況をなくしていくために、そしてまたなおかつ健やかな子どもを産み育て、環境づくりをすることが課題となっているとこでございます。

 それからまたなおかつ、今度は保育園の関係、保育対策についてでございます。

 この保育対策についても、今町立で5園で行っておりますが、その中において今次世代のアンケートニーズ調査においてもいろんなあらゆるニーズが来ております。そういうふうなことを一つ一つひもといて、その中でできることから保育を充実していこうというような課題も今のところあるわけでございます。

 それからまた、一人親家庭に対してもいろんなことがございますので、ことしから行っていますように、母子家庭等家庭支援施設という状況の家庭の支援も行っていると思います。こういうふうなもろもろの課題が今山積しているという状況でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) じゃあ次に行きますね。

 2番目に出しているのとつながりがあると思いますので、次に答えていただいた方が答えやすいかなというふうに思いますので、次に行かせていただきますが、遊びを通して子ども同士が友情を培い、また社会性や自主性を高めていくことができるよう今後とも健全な遊び場と機会の提供に努めるというふうにする課題が幾つかあるんですよというふうに出ているんですね、この児童育成計画の中で。そういったことの中から、じゃあどういった課題があって、今から設定しようとする場の形態というのはどういうものがあるのかというふうに私も出していますので、そのところでお答えをいただけませんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) 御質問は子どもの居場所づくりについてということでよございましょうか。そういうことで答弁させていただきたいと思いますが、子どもの居場所づくりについてですが、幅広くあるわけでございますが、その中で遊び場の整備の拡充とか児童館の整備、それから地域活動、育成活動の推進とか相談活動の充実が考えられます。そういうふうな状況の中で、今志免町においても屋外では自然に親しむ平成の森とかそういうこと、それからなおかつ街区公園では、今小さな子どもっていいますか、そういうよりも小学校、中学校、高校生に対しての違年齢が楽しく利用できるような公園の整備といいますか、そういうことも大事であろうと思うとります。

 また、室内においては、今生涯学習館とかゆとりシーメイトでいろんな子どもたちが遊んでおりますが、そういうふうな中で小・中学生を対象とした居場所づくりのような児童館の必要があるというように考えております。そういう人は中においても児童の健全育成を図るんで、地域における児童の育成体制をするために、小学生、中学生の居場所として身近な施設を利用して、具体的に言えば、公共施設とか学校施設を利用して、その中で地域の住民、人材あたりと連携するということで、今推進をしていくのが必要であろうかと思うとります。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) いろいろ課題があるからこの児童育成計画の中にいろいろ設定がされているのではないかなあというふうに思っているんですが、今課長が遊びを通してですかっていうふうにおっしゃいましたが、遊びを通して社会性とか子どもの自立性を育てるということは、もうここに書かれているわけですよね。ここに書かれているいろんなことを、子どもの意識調査ですとか、子どもの実態調査をしたら、生活体験も不足しているし自然体験も不足しているし、こういったことが今後進めていかなきゃならないんじゃないかっていうことが平成13年度につくられたこの児童育成計画の中にあるわけですよ。そういったことを今こういうふうにしようと思っているけども、今ここまでなんですよねっていうことが、私進捗状況じゃないかなと思うんですけれども、私の聞き方が悪いのかもわかませんけれども。じゃあ、この児童育成計画に沿ってお尋ねをいたします。

 この調査については、そういった子育て意識と子どもの生活実態調査から出てきた大人の側から見た子どもの遊び場所の提供とかそういった交流の場所が欲しいということが出てきていると思うんですね。その調査によってこの計画が立てられていると思うので、じゃあこの計画書の中にあるこの街区公園なんですけれど、街区公園が幾つか、43カ所があります。そして、住民1人当たりの公園面積というのも結構よそに比べれば広さはあるわけですよね。だけども、いろんな多様なニーズもあるし、住民の皆様とか保護者の皆様からはいろんな要望もあると。

 だから、そういったことも含めて公園マップをつくったりとか、それとか保護者や地域の方たちも含め子どもたちの目線でいろんな公園の整備をやりますよというふうには書いてあるんですけれども、そういったことが行われているんですか。



○議長(大林弘明君) 権丈建設課長。



◎建設課長(権丈和孝君) お答えをいたします。

 街区公園の件でお尋ねでございますが、志免町は全体で43カ所の公園がございます。1人当たりの面積といたしましては、11.5平方メートルございまして、基準といたしましては10平方メートルが基準となっておる状況でございます。

 街区公園で何か目的に沿って整備しているのかということの御質問でございますが、街区公園ではございませんが、これは数年前に小さなミニパークの公園を設置し、その中で幼児たちが遊べる公園として整備している状況でございます。できる箇所があれば今後も整備を行っていきたいと思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) ミニパーク公園って総合福祉センターの横の公園のことですか。ですか。



○議長(大林弘明君) 権丈建設課長。



◎建設課長(権丈和孝君) 失礼いたしました。南里に数年前につくっております小さな公園でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 答弁漏れなんですけれども、公園づくりに地域の方とか保護者とか子ども自身を入れて、そうしてもう一度整備し直すということが書いてあるの。そういうことはされているんですかと言ったんですね。

 それと、そういうふうに利用者が提案できるような公園をつくるための学習会もやりたいというふうに言っておられるんですが、もうこれ計画を立てて5年間たっているんですね。そういうことがなされた公園があるんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 権丈建設課長。



◎建設課長(権丈和孝君) 先ほどの南里の公園につきましては、地元との打ち合わせは行っておりませんけども、一応町内会長の要望ということで、その中にどういうあれをつくるかということでの話し合いは詰めております。ただ子どもたちとか親御さんを交えての話し合いは行っておりません。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) まさにそこなんですね。この計画書の中にも私は今答弁の中で漏れているというのは、確かに子育て課長も子どもたちの目線でって言われたけど、この計画を立てるときもいろんなものをつくるときも、そういった地域の方々の意見とか、それから子どもたちの意見とかそういったものが抜けていますよということで、今ずっとこの計画も立てられた以降ですよ、そういったことも検討しますって言われながら、やっぱりされていないという実情があるのではないかなというふうに私は思って聞いたんですけど、やっぱりそういうふうな形ですよね。やっぱり私は子どもたちの目線と言われるなら、子ども自身も入った、この間中学生議会でも出ていましたよね、自分たちはこういった公園が欲しいんだって。そういう意見もありました。やっぱりそういうところを取り入れていただきたいなあというふうに思っていますが、今後そういったものは進めていかれるんですか、町長。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 子どもたちの居場所づくりについてのお尋ねでございますが、現在までの進捗状況を先ほどからお話をさせていただいておると思います。中でも街区公園の整備についてですね。言うならば、地域の皆さん方の声を反映させているかということでございますが、今のところ地域の皆様方に一つ一つ御要望を聞いたという状況ではございません。

 また、ましていわんや子どもたちの利用者ですから、の声を聞くというところまでは至っていないわけでございます。しかしながら、今の公園の整備の仕方というのは、言いますならば、押しつけではいけないという思いを一番いたしております。といいますのは、パーゴラ的なもので雨、露がかからないようなベンチ等をつくりたいと思っても、それは今度はホームレスの人たちが住み着くことになるのではないかとか、あるいは危険な遊具であるとかいろんな指摘がございまして、なかなか難しい状況でございます。そのようなことを考え合わせますと、今御指摘のように、なおさら地域の御意見を聞いてしないことには、せっかく整備をしてもそのものが居場所づくりの一端を担わないということにつながるわけでございますので、今後は私の方からもしっかりとそのあたりを踏まえた整備をするように指導したいというように思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 次に、児童館の整備状況の進捗状況を伺いたいと思いますが、これは私が議員になりましてこの方ずっと提案をしてきているところなんですけれども、これは第3次の計画のときにもそういった計画が上がっていたんですね。それで第4次になるときに、総合福祉施設が建つので、そこのところに児童館を建てたい。これは前町長でしたけれども、お約束をいただいていました。私はその前に、できるだけ早くいろんなことをしたいということで、生涯学習館もゆとりの部屋というふうに変更をして、設計を変えて、あそこを子どもたちの居場所というふうな形でつくっていただいた経過もありますし、総合福祉センターの中ににじいろポケットもあります。ありますが、これが本当に児童館としての機能があるんでしょうか、町長。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 児童館というのを定義的にお話をさせていただきますと、児童に健全な遊びの場を与えて、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とする児童福祉施設のことであるというように定めてあります。そういうような観点から、児童館の整備ということで、二宮議員にはもう何度となくこの件についての御質問をいただいております。先ほどのお話のように、ゆとりの部屋を、言うならば、先ほど申し上げました児童館的な要素に、機能に変えさせていただいた状況がございます。それから、シーメイトのにじいろポケットですね、これも言いますならば、子どもの居場所として児童館とまではいかないと思いますが、子どもの居場所という観点からは御理解いただきたいと思います。

 それから、外の部分でございますが、子育て広場、あるいはシーメイトホールにおけるそのようないろんな取り組みをイベントとして行っておりますので、そのようなことも含めて児童館というように御理解いただければと思います。しかし、児童館として単独の独立したものは何もございません。これは今言っていいかどうかわかりませんけども、いろいろ今模索をしている部分もございます。今このように財政事情が厳しゅうございますので、箱物を新しく建てるということはできませんけれども、ある施設を、あるいはそういうふうに遊休といいましょうか、役割を終えたような施設をそのようなものに整備することはできないであろうか等々を検討しながら、そのような子どもたちの居場所づくり、先ほど申し上げました子どもたちが健やかにはぐくまれる。そして、豊かな情操をはぐくむことができるような、そういう福祉施設が整備できればという思いでございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 町長が児童館的要素を持った施設と考えてくださいということなので、それはそのように考えておりますが、児童福祉法で言うところの児童館の設置というのは、18歳までが利用ができるというふうになっているわけですよね。全国的にいろんな児童館を私たちも調べさせていただいているわけですけれども、今児童館でいろんなことが進められているということもありまして、やはり独立した児童館っていうのは、志免町には一館もないわけですから、やはりこういうのは模索をしていますという町長のお考えがあるということで今お伺いしたんですけれども、そういったことが実現していくような形なんでしょうか。何かお考えがあるならその辺のところをお聞かせいただきたいというふうに思いますが。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 先般この役場の横の生涯学習2号館の方で、小学生の子どもたちの通学合宿をさせていただきました。これ子どもたちが一緒に寝起きをすることによって、いろんな体験をする。そしてまた、上級生、下級生、常日ごろ交流のない人たちとの友達関係がはぐくまれるということで、私はこういう事業というのは今の子どもたちにとって大変貴重な体験になるのではないかというように思っています。

 そのようなことをこの生涯学習2号館でしなくて、もっと違う施設でできないかということを実は考えております。先ほどらしいことを言ったんですが、何のことを言っているかよくわかられなかったんだと思いますが、実は坂瀬共同利用施設が今志免5町内会と坂瀬の皆様方で御利用いただいておりますが、このあたりがそのような公民館としての、あるいは共同利用施設としての役割が軽くなるかどうかしたときには、そういう施設もまたそのようなことにでもできるのかなあとか、児童館的な要素ができるのかなあとか、あるいはまたほかの福祉的な要素、あるいは高齢者の方々の施設、いろんな使い方があろうかと思いますけども、その中に例えばそういうこともいいのではないかなというようなことは思っております。これが実現するかどうかについては、いろんな条件をクリアしなければなりません。また、御理解もいただかなければならない部分があるかと思いますが、そのようなことで先ほど申し上げましたように、できる範囲内で、そしてまたある施設を使ってそのような整備をし、そして子どもたちの居場所づくり、そしてまたいろんな体験ができるそういう場になればというように思います。

 それから、それぞれの地域には地域公民館があるわけでございますので、その地域公民館をまずは活用していただくということが基本ではないかなというように思います。それぞれの地域に児童館を整備するということは、とてもこれはできません。というようなことになりますと、子どもたちがすぐ近所に遊びに行けるとすれば、やはり地域公民館が適当ではないかなというように思います。あるいはまた、地域にそのような新設ではなくても利用できるような施設等があれば、そういうものが検討できるかどうか、今のようなこのような子どもを取り巻く環境が非常に厳しいときに、子どもたちのいるところ、居場所がないじゃないかというようなこと等を考え合わせますと、そういう場所の整備、ただ場所だけ今度は整備しても人的な配備が整備ができませんと、これまたいろんな問題が起きるわけでございます。特にきのうかおとといのあの学習塾での事件なんていうのは、そこで事件が起きたらもうこれはどうしようもないというような思いもいたしますので、そのようなこと等も含め、指導者の育成と要請等も含め、あるいはそういういろんなボランティアでお手伝いいただく方の要請等も含め、いろんな面を整備しないと、ただ建物だけをつくるということで児童館が整備できたというようには私も思いませんので、そういういろんなものをクリアをしていかなきゃならないというように考えております。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 行政だけでするということでは大変だろうというふうに思いますが、やっぱり子どもたちを思う大人たちも一緒になって、子どもが主役になって自分のことが自分でできる環境づくり、そういったものが今後実現の方向に向かうようよろしくお願いをいたします。

 それから、先ほど公園のことについてお尋ねをいたしましたけれども、この児童育成計画の中では、プレイパーク構想も出ているんですね。やっぱり自然体験が少ないということで、保護者の方、子どもたちもそういった公園がほしいという声があります。私も大分前から聞いておりましたから、このことについてもお尋ねをした経過はあるわけですけれども、こういったものをつくりたいというような思いはこの中に出てきてはいるんですけれども、現在どういった段階に来ているのかお知らせをください。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) プレイパーク構想のどこまで来たかという御質問でございますが、プレイパークについても二宮議員もおっしゃるように、何度となく質問をされた経緯がございます。その中でも申しましたと思いますが、プレイパークについては、イコール公園といいますか、先ほどから言っておりますように、子どもたちの自主性や社会性を養う。そして、その中で責任を仰ぐというような状況で、本当にこの公園、プレイパーク的なものはよいかと思います。その中において、またその地域性とか利便性、それから今町長が申しますように、財政的なものも考えなくてはなりませんということで、まずは街区公園の整備とかシーメイトにある子どものゾーンとしてなかよし広場があるわけでございますが、そういうふうなものの利用の促進をさらに図っていって、その中で子どもの環境づくり、居場所づくりというものを考えたいというように今のところ考えたとこでございます。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 町長、この児童育成計画お持ちですか。これ持っておられます、今。あっそうですか。私通告のときにこの中の進捗状況なんですよというふうに申し上げたんですね。今堀内課長の方からお答えはありましたけれども、そのことについてもこの中にプレイパーク実現に向けては周到な計画と期間が必要です。関心のある人や関係者、関係機関が企画段階から参加し、学び合うワークショップ方の取り組みについて検討を進めていきますというふうに書いてあるんですね。きちっとここのとこに出ているんですよ。だから、今こういった検討がどの段階に来ているんですかというふうにお尋ねをしたんですが、全く取り組まれていないということなんですね。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 児童育成……。失礼しました。

 志免町児童育成計画の中に、そりゃあもちろんそのようにうたってあるというように思います。それが基本計画であり基本構想であるというようにも思いますが、もちろんそれはできたらそういうふうにしたいということでございますけども、でもやはり社会状況、環境も変わってくるわけでございまして、ここに書いてあることがすべてできればそれはもう何でもそうです。第何次総合計画、第4次総合計画、後期計画等につきましても、そのとおりには、そういうことを目指してはいくけども、できるかどうかっちゅうのは努力をした結果と、あるいは財政的なもの等、諸条件が重なるわけでございますので、そこまでいけるかどうかは、努力はいたしますけども、条件があるというふうに思います。そのような中で、先ほども申し上げました街区公園をできるだけプレイパークになるように整備をするとか、それから平成の森公園とか総合公園とかそういう森林部分等もございますので、そういうところで子どもたちが伸び伸びと遊べるような、そういう整備をしていくというようなことであればお金をかけずにできるわけでございます。今はお金をかけずに、やはり知恵を出していくというのが今のやり方であろうかと思います。そういう意味からいろんな面を見直し、掘り起こし、そしてそういう要望に、そしてまたそういう用途に、目標にしていくというのが私どもの今の知恵ではないかというように思います。そのようなことから、いろんな子どもたちの青少年の居場所づくりということを考えますと、言うならば先ほどは子どもたちでございましたが、今度は中高生とか大きな子どもたちの居場所づくりという観点からは、言うならばもう少し家の中、屋内ではなくて、家の外で伸び伸びと遊ぶことができるような、あるいはお金がそうかからない、ちょっと整備をすればそういうように向くような、そういうようなことができないかなということはしっかりと頭の中に入れておりますので、そういうことの夢の実現に向かって努力をしてまいりたいというふうに思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 町長のおっしゃるとおり、私も何もそりゃあもう金も出さず知恵を出してください。町長が言われなければ私は言おうと思って書いておりましたよ。これは計画ですから、私はこの計画が全部できるとは思っていませんし、だから次の通告の中に既存の施設、公園も含めて活用するための見直しをしてもらいたいということを、次の質問にも上げているんですね。だから、知恵を絞っていただいて、そういったところをそういうふうなものに使用するのにどういう形がいいかなっということを、この中にも書いてあるとおり、ワークショップの取り組みですとか子どもたちを集めて子どもたちの目線でこういったものができないかというような提言も含めてしていただければいいかなというふうに思っているんですね。そういったことに対しても全く取り組みをしておられないという状況なので、私はそういうところを今回出てこなければきちっとそういう形でやっていただけないかなっというふうに思っています。今本当に財政状況が厳しいということで、新たなものをつくるということはできないというふうに私たちも思いますし、ぜひそういった知恵をみんなで知恵を出すという、そういった取り組みを進めていただければなというふうに思います。

 続けますが、そういった既存の施設ですけれども、本当に今の既存の施設をいろんなものに使いたい、使ってくださいっていうことは、私今回初めてじゃないんですよ。今まででもそういったものを何か使えるような形で考えていただけませんかっていうふうには言っていますが、そういった取り組みのなされた施設というのがあるんですか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 何度となくこのようなプレイパーク等の整備についての御要望があっております。私どももそれをおろそかにしているわけじゃないんですが、なかなかそのことが実現をしないようでございますけども、今建設課長にそのことを問いただしますと、最近別府三公民館の冒険コーナーというのがございますが、そこのところに芝を張った部分がございました。谷の部分でございまして、日当たりも余りよくないような環境、そして石が張ってあって、なかなか使いにくいような状況でございましたが、そこの芝をはぎまして、ゲートボールができるような公園として整備をいたしました。これは子ども向けではございませんけれども、高齢者の皆さんからこんなに遊んでおる公園があるんなら、私どもが使いたいというような地元の方々の強い要望がございまして、芝を言うならはぎ取って、グラウンドにいたしました。そのことによって、今度は子どもたちが野球ができる、ソフトボールができる、そして高齢者の皆さんは言うならゲートボールができると。そして、そこには森でございますので、子どもたちがいろんな遊びが、ロープがあったり何か坂道があったりしますが、高齢者とそういう子どもたちが同じところで遊ぶことができる。今までは子どもたちだけ遊ぶと言いますと、ちょっと山で怖い感じがいたしますので、そういう観点からは余り寄りつき手がなかったんですが、今は高齢者の方々があそこでグラウンドゴルフをされると、子どもたちもそれに寄ってくるというような状況等でございます。プレイパークとしての整備はいたしておりませんが、そのような整備の仕方でいろんな公園を見直して整備を進めさせていただきたいというように思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 今公園のことだけに町長はお答え下さったんですけれども、公園以外で既存の施設を使っていろんなことができる、子どもたちの居場所づくりができるということについて、何か今ある既存の施設の中でそういうふうに変えていこうという取り組みが、どこかでありますか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 現段階ではないというふうに思います。どこかこういうところがあるから、このように整備したらというようなことがございましたら、ぜひ御提案をいただきたいというように思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 提案はしているんですよ。提案はしていますが、ちっともさわられていない。そのことにかかわっていただいていないっていう部分もあるかもわかりませんね。前も申し上げましたけれども、子どもたちのたまり場というか、この後も中高生、年齢に応じたたまり場というか、子どもの居場所づくりということも聞きたいと思っているんですけれども、いろんな場所を設置するときに、やはりいろんな人の目がないと、いろんな危険なこともありますし、禁止をするというような方向に向かうこともありますので、やはり多くの方々の目のあるところがいいと思うんですね。それで、筑紫野の生涯学習センターのことも前取り上げたことがございましたけれども、これはもう子どもたちがそういうふうな使い方をしたということで、行政がしたわけではなくて、子どもたちがそういうふうに使って、そういうふうに変わっていったということもあるんですけれども、町民センターのロビーもそうですし、今ふれあいセンター、図書館の下のところが結構学習室として開放していただいているんですけれども、これが目がないんですね。みんなの目が行き届かない場所にあるわけですよ。それで、図書館のことについても2階の福祉協議会が出られた後に、いろんな改修をしていただきたいという、これは請願も出まして、私がいます総務文教委員会でも審査をさせていただいて、これは採択にいたしました。ですが、採択になったからできるというものではないと町長もお答えになるかもわかりませんけれども、何か手だてがないのかなあという思いもいたします。

 それから、福祉施設、今の総合福祉施設ですけれども、これは補助金の関係等々、起債の関係があるのかもわかりませんけれども、この場所も何か手を加えれば、中高生のたまり場という、これはお年寄りとの交流の場になると先ほど町長もおっしゃいましたけれども、私はあそこが中高生のたまり場になればいいなあというふうに思っているんですが、私どもがいろんなところの児童館なり、それから青少年居場所づくりについて勉強をさせていただいた中に、子どもが一番希望の多いというのが、バンドができるところなんですね。志免町にはそういう子どもたちに開放できるような場所がありません。演奏ができるように練習をさせてくださいということで開放している部分もございますけれども、個人的に開放している部分はないわけですね。それで、総合福祉施設のカラオケルームが2つあります。あそこの1つを子どもたちに開放していただけないか。そうすれば、あそこに子どもたちも集まってきますし、それからあそこの、同僚議員も提案されると思いますけれども、シーメイトホールにつきましても、使ってない時間、そういう時間帯を中高生に開放するとか、ちょっとした手を加えるだけで子どもの居場所というものがつくれるのではないかなあというふうに思っていますが、町長そのあたり検討はしていただけませんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 子どもの居場所づくり、中でも中高生の居場所づくりということで、今ある施設を何か利活用できないか、あるいは目的を少し広げられないかという御質問であるかと思います。

 今のシーメイトのカラオケの部屋が2ボックスといいましょうか、2部屋ございます。しかし、直感的にはこれれは初期の、言うならばシーメイトの総合的な計画の中でここでこのようなカラオケルームを設置したいという思いで設置をさせていただいておりますので、それをまだ1年か2年かぐらいで目的を変えるというのは、私はいかがなものかというように思います。

 しかし、カラオケだけじゃなくて、そういうバンドもできる、そのようなものに改善できるのかどうなのか。ちょっと私はわかりませんが、面積の問題とか音の問題とか出入り口の防音の問題とかいろんなことがあるんじゃないかと思いますが、カラオケもできる、そういうバンドもできるということであれば、利用の枠を広げるということでございますので、可能性はあるのかなというように思いますが、そういうことも含めまして検討してみたいというように思います。

 それから、せっかくシーメイトに子どもたちが、小さな子どもだけじゃなくて中高生というふうな大きな子どもも来てくれるということでございましたら、これは以前から二宮議員の、あるいは同僚議員の皆さん方の御質問等にもございます東平尾のところにありますテニスの壁打ちとかバスケットのゴールとか、何ていうんでしょうか、何かスケボーとかそのようなものができるような、そういうものが今後、言いますならばシーメイトの周辺にできる可能性のある要素があるのではないかなというように思います。特にこういうものは、公害と言うては何ですが、場所というのが限定されると思います。特に東平尾にある分なんかは、上の住宅団地からやかましいとか、あるいは子どもたちのたまり場になってとかいろんなそういうことがありますので、そういう整備ができるような可能性のあるところが今から生まれてくるんじゃないかなあという思いもいたしております。そのようなこと等も含め、小さな子どもたちも含め、大きなといいましょうか、中高生の居場所づくりについてもこれもまた知恵を出していただければ、いろんな面で検討させていただきたいというふうに思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) もう一点、先ほどの学習室ですね。2階ふれあいセンターの学習室のことについてなんですけれども、図書館はもう本当に子どもたちがたくさん来るんですね。図書館に来る子どもたちが本だけ読むとかそういうことであれば、本当に楽しく過ごしていると思うんですけれども、学校から帰りしに寄って、子どもたちと遊びたいという子もいるんですよね。今、遊戯王とかいろんなゲームもありますし、子どもたち同士で交換して遊びたいんだけど、図書館の中では遊べないでしょうね、図書館は本を読むところですから。それで、たまたま私、この間子どもたちが健康課の前のところでたむろしてるから、どうしたのって、図書館に行かないのって言ったら、図書館の中で遊べんもんって。本は読まないのと言ったら、その遊びたいんだと、その友達と、帰ってくるときに。だから、学習室に行ったらって言うけど、学習室もまたその遊ぶところではありませんので、これがまた入れないわけですよね。結局は、締め出したくはないけど、締め出さなきゃならないような状況なんですよ。それで、せっかく子どもたちが図書館に来てくれたんだから、何かその手だてがないかなあというふうに思いますが、このゆとりの部屋に行ったらまたゆとりの部屋で大きい子どもたちは遠慮してくださいね、ここは小さい子どもたちの、お母さんたちの居場所よって、こういうふうに言われるから、行かれないわけですよ。結局はいろんなものがあるけど、締め出してるというような状況が生まれてるんですよね。それで、何かそのあたりのところをもう少し、本当に知恵を絞って、みんなの考え方、いろんなことを聞いて、2階の部屋をもっと使えるように、何とかならないかなあというふうに思っているんですが、そういうような検討はできませんでしょうか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) ふれあいセンターの2階が、今、自習室として一部分、図書館の附属施設として利用していただいています。その横にも、今までひまわりさんとか、社会福祉協議会とかおられました。そういう部屋等もあるわけでございますが、先ほどのいろんな御意見等を聞いておりますと、中高生の大きな子どもには自習室、あるいはそんな部屋としての使いはできるんじゃないかと思いますが、小さな子どもさんだけがあのような場所でというと、非常にこれは、言うなら居場所としては適当であるのかという思いをいたします。図書館も、あの2階と、それから3階を一緒にしたような、そういう図書館に整備できないかということで、2階部分の検討もしたわけでございますけども、余りにも大きな費用がかかるというようなことから、自習室だけを2階の部分にさせていただきました。そのようなことで、ふれあいセンターの利活用につきましては、今後も検討はしたいと思いますけども、子どもたちの居場所には、私はそこまで整備ができるかなという思いをいたしております。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 志免町にたくさんそういったまだ使えるような施設があるんだけれども、何となく中途半端になってしまっているという部分が結構あるかなというふうに思うんですね。それで、私どもがこういうふうにしてもらいたかったのにていうことが後から出てきますので、やはり使う方と一緒になって設計していただければよかったのになあという部分、今となっては、もうできてしまっているわけですから、何とか使えるように変えていくという工夫が要るかなあというふうに思うんですけれども、先ほどから言ってますように、中高生、小さな小学生もそうですけれども、いろんな方の目があるところでないと危ないということがありますので、そういった目のあるところがいいなあというふうに思うんですね。で、あるとき、これはもう子どもたちが使うということのためにつくっていただいたわけではございませんけれども、生涯学習1号館の3階に、みんなが使える部屋、申し込みをしていないでも使える部屋という形で、サロンをつくっていただきました。ここでやっぱり問題が起きたということで、一度使わせないということがあったそうです。ということは、やっぱりあそこが目がないんですね。本当にいいあの場所だと思うんだけれども、人的に配置ができないということで、中からかぎをかけて高校生2人が中で何かあったから、もう使わせないというようなことがあったんですね。私はやはり、いろんなところを利用するのに、いろんな問題が起こるかもわかりません。わかりませんが、いろんな問題を解決しながら、禁止をしないで何とか使えるような方法でという形で考えていただければというふうに思っていますので、そういった方向でぜひいろんな見直しを進めていただけるようお願いをいたします。

 子どもの年齢に応じた遊び場についてもずっと、るる今までの中に出てきましたので、そういった遊ぶ子どもたちを応援していただける、見守っていただけるプレイリーダーの育成という形で、前、私がこの公園の整備のときにも出していたんですけれども、プレイリーダーの養成は、計画の中にもサポーターとしてそういった方々にかかわっていただきたいというところが出てるんですけれども、こういったプレイリーダーを養成するするおつもりはありますか。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) プレイリーダーの養成する気はあるかという御質問でございますが、今の現代っ子あたりは、今、家の中で引きこもりでパソコン、それからなおかつファミコンとかというような形で、外で遊べないと、そしてまた人の気持ちもわからないというようなことでございます。その中で社会性とか自主性、責任性等も含めて、そのプレイリーダーの養成、まずはそこら辺の施設の関係も今議員がおっしゃられましたように、既存の施設を利用するとか、いろんな形の利用の方法をしながら、そしてまたその中でプレイリーダーの養成も含めながら、そしてまた、その中で広報とかホームページあたりを通じて、そういうふうな養成も努めてまいりたいというように、かように感じてるところでございます。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 養成はされるんですね、じゃ今の答えで。今まで全くされてませんが、何かそういう手だてがあったんですか。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) 今までそういうふうな養成はしたわけではございません。ありません。したがいまして、今回も、今言いますような形で、施設も含めての形で検討していただきながら、そしてソフト面においては、そういうこともやってみようというように思ってるところでございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 養成をしていただくということでございますけれども、やっぱり人材を確保しないと、いろんなことができないということもありますし、子どもたちは自分たちの年齢に近い人たちと一緒にそういった遊び、活動というのがしたいという要望もあってるわけですから、そのことについてまたもう少し検討をしていただければというふうに思います。

 この最後になりますけれども、ファシリテーター、それからプレイリーダーを活用する取り組みについて、そういった考えはおありですか。



○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。



◎子育て課長(堀内善之君) ファシリテーター、プレイリーダーという取り組みについてでございますが、先ほども申し上げましたように、今の子どもたちは家庭内でおる、そしてまた、その中で子ども自体が子どもの遊びを知らないと、要はそういうふうな状況でございますので、その中において子ども同士の交流がないために、人間としての相手の痛みとか、思いやりが欠落していると思います。そういうふうなものから考えてみますと、ボランティアの発掘とか、そして、その中で遊び方を教えてもらったり、指導してもらったり、そしてまた個人の個性を引き出してもらうというようなファシリテーター、プレイリーダーの活用をしながら、子ども同士の遊びの楽しさや体験をさせたいと思うとります。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 今からそれぞれしていかれるということではありますけれども、もう志免町は、子どもの権利条例が来年度にも策定されるという状況があるんですね。それで、子どもの権利条例の策定についても、私たちもいろいろ勉強させていただく中で、やはり子ども会議ができたりとか、子ども自身のいろんな意見が入ってきたりとかっていうことがあります。やはり、子ども自身が、自分たちの考えというか、自分たちで決めたことは自分たちで守ろうという、そういった支えをしてあげないと、子ども自身、いろんな力は持ってるけれども、何をしていいかわからないというような部分があるわけですよね。だから、上手に子どもたちのそういった自主性を引き伸ばす、子どもが本来持ってる力を伸ばす、そういったところを少し支えていけるというような、そういった専門家という方がたくさんいらっしゃると思うんですね。ぜひそういった方々を活用していただいて、子どもたちのそういった活動に進めていただければなあというふうに思っています。私、今るるお尋ねをいたしましたけれども、結局、今いろんな御回答もいただいたわけですけれども、一つ私は、志免町に抜けてる、今からもうその子どもの権利条例もできますので、そういったことも進めていかれるかなあというふうに思いますけれども、子ども自身が描く将来像、そういった目標設定が掲げられてるのかなという不安があります。町長、そういったところをどのように考えておられますか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 子どもが将来の絵をどのように描くのか、また描けるような環境をつくってるのかというお尋ねであろうかと思います。先般、中学生議会をここでさせていただきました。子どもといっても、言うならば、そのような将来の絵を描くということになれば、小学生もでしょうが、かなり中高生というような考え方をしますならば、私はこのような中学生議会等で自分の主義主張をする、そして自分の夢を語るというような、そういう場をつくるということも、一つの機会をつくることにつながっていくんじゃないかと思います。また、成人式等がございますが、そのようなときに、自分の主義主張を述べるような、昔、青年の主張というのがあっておりましたけども、それに近いようなものを小学生あるいは中学生、高校生、そのような各層の子どもたちに自分の将来の夢を語らせるような、そういう機会のイベントができないかなという思いはいたします。これはまた学校教育との関係もございますので、そういうこと等共有しながら、自分の将来について、あるいは志免町の将来をどのように自分たちが担っていくのか等の夢を語ってもらえるような、そういう機会がつくれればとは思います。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) この質問の最後になりますけれども、次の文化的なことに入る前に、一つこのことだけ押さえていただきたいというふうに思ってるんですが、私は、あるところでも質問させていただきましたけれども、子どもたちの帰属意識が今欠如してるんじゃないかなということで、どうしたらいいですかという質問をしたことがあるんですね。私は、子どもたち一人一人が、私は志免町の住民、私はこの町内の子ども、私はこの育成会の子ども、私はこの育成会の中に入ってて、私はこういう役割があるの、私はこういうことができるの、そういう子どもたちが育っていかなきゃ、いろんなものの活動の中には入っていかないというふうに思ってるんですね。私はやはり、そういったことをもう少し子どもたちに、全部親がするんじゃなくて、少し支えてあげる、そういったことを少し手伝ってあげる、そういった人たちがもう少したくさんおられるといいなあというふうに思ってますので、ぜひそのことも含めて、今後検討していただければなというふうに思っています。

 最後の、子どもたちに生の文化の活動に触れさせる取り組みというのも、この子どもたちの居場所づくりと全く同じことが言えるのではないかなというふうに思ってるんですけれども、より志免町の子どもとして、志免町の文化をもう少しいろんな形で自分たちで広げていくよという取り組みをしていく中には、やはり常日ごろからいろんな取り組みの中で、学校でもいろんな取り組みをされてると思います、教育の中でもあってると思いますが、もう少し、より文化の高い生活をしようとか、人間としてもっと高まる、そういった活動をしようとかという、そういった取り組みをどのように進めていかれるおつもりなのか、教育長にお尋ねをしたいと思います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) お答えいたします。

 子どもたちの芸術、文化活動をどのような形で展開していくのかということだろうかと思いますけれども、現在でも学校教育、あるいは社会教育で取り組んでいるところでございます。特に社会教育関係では、町民文化祭を初め数々の芸術、文化活動を展開いたしているところでございます。ことしは特に、福岡県が主催しております県の吹奏楽連盟とのタイアップで、町民センターで吹奏楽フェスティバルを開催いたしておりますし、いろんな面で芸術、文化活動はできているのではないかと思います。ただ、芸術、文化の分野は非常に広うございますので、それに伴っての指導者とか、そのような面から考えますと、やはり大きな展開はできていないのではないかというふうには思っております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) 今、教育長がおっしゃったように、私は全くされていないとは思いません。文化協会の方々のいろんな催しもありますし、先ほどおっしゃったように、先日、県のそういうフェスティバルもありました。私も見せていただきましたけれども、本当に観客数が少ないというか、もう少し自分たちが出る間だけでもいらっしゃればいいのになあ、もうせっかくなのに、出演される方が本当に寂しい思いをされるのじゃないかなあという思いもいたしました。そういう観客が少ないということだけで別に判断はいたしませんが、私はやはり、子どもたちに生の芸術という、いろんな分野があると思いますけれども、演劇を見せていただきたいと思うんですね。それはいろいろありますよ、演劇でなくてもいいかもわかりませんけれども、私はやっぱり、親御さんが連れていかれる方はいいと思います。でも、全くそれに触れない子どももいるわけですから、年次的にそういった観劇会を、子どもたち全体に見せる取り組みもあっていいのではないかなというふうに思ってるんですが、それは、もしかして教育長も考えておられるんじゃないかなあと思って、どういうことがありますかとお尋ねしたんですが、提案として、そういうことができないでしょうか。



○議長(大林弘明君) 二宮議員、あと一分です。

 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 志免町では、かつてこの演劇に大変熱心な方がおられまして、その方が企業、あるいは個人の家庭を回られて賛助金をいただく。そして子どもたちには有料ではありますけれども、低額の金額で演劇、スワラジ劇団を誘致していただいておりました。やはり議員が御提案のような形で進めるということになれば、やはり核になる方がおられますと、随分と運営等についても、私どもも当然協力態勢ができるわけでございますけれども、仮にそれが社会教育課で進めるということであれば、そのノウハウから当然勉強しなくちゃなりませんし、それと現在の状況で、やはり賛助金をいただきながら開催するというのが可能であるのかどうかの判断さえ、現在の私には十分判断がつかないというような状況でございます。生の演劇を見せるということでは、幼稚園、保育園、例えば小学校の低学年等については非常に有効であろうかとは思いますけれども、その中でも、演劇の中でもいろんな分野がございますし、また著名な劇団ということになれば相当額の費用が必要でございます。名も知れない劇団ということであれば、これは言うなれば、見てくれる人が少ないのではないかという心配も出てきます。今のところ、私どもではこのような計画はいたしておりませんけれども、機会があれば、私どもも誠心誠意努力をしたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 二宮議員。



◆14番(二宮美津代君) この件につきましては、またこういうような取り組みで進められるんじゃないかなという腹案も、私もきょう提案したいなと思ってたんですが、時間が来ておりますので、またの機会にさせていただきます。

 一般質問を終わります。



○議長(大林弘明君) 二宮議員の一般質問を終わります。

 ただいまより休憩に入ります。再開は14時40分とします。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              休憩 午後2時25分

              再開 午後2時40分

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 一般質問を続けます。

 次に、8番西川議員。質問時間30分です。

 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 8番西川でございます。

 通告に従って、質問いたします。

 まず初めに、生徒の人権問題について。中学校での実態について質問いたします。

 12月4日より10日まで人権週間が開催され、志免町においても12月4日、人権を尊重する町民の集いがあり、小・中学生による人権作文朗読、表彰等催されておられます。人権作文朗読で、子どもの素直な目で見た戦後の日本、現在の日本という一文がございます。作文の中で、戦争中の本当の苦しみをすべて理解することはできないが、多くの事実を知るにつれ戦争中の苦しみやつらさや、歯がゆさがどんどん大きくなっていくような気がする。そして、今ある平和に感謝している。国の肩書と人の命、どちらが大切か。戦争をすることで何か大切なものが得られるのか。戦争をしても何も得るものはない、大人でもたまに間違えてしまうなど、平和に対する感謝の気持ちと、世界から戦争がなくなるように願う思いがこの生徒の作文から伝わってまいりました。また、人が生きる権利など、人権に関し、子どもたちは私たち大人に対しても警鐘を鳴らしております。そこで、人権教育の目的と効果は。命を大切にする教育を無視した学校現場について質問いたします。

 平和教育の一環で教材として使われた臨時召集令状、福岡県糟屋郡志免町の書き出しで始まるこの赤紙は何を意味するのでしょうか。答弁お願いいたします。



○議長(大林弘明君) 西川議員、ちょっと見せてあげてください。

 答弁はどちらがされます。

 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 西川議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。

 今、その赤い紙を見せていただきましたけれども、よく私もわかりません。ただ、私なりに私の思いを少し述べさせていただきますと、実は私の親もその赤い紙もらいまして、応召されて箱に入って帰ってまいりました。1人じゃなくて、同じ家からもう一人、弟も養子として行きました。その弟が私の父親になるわけですが、それも赤い紙で行って、箱に入って帰ってまいりました。その話は聞いておりますが、実際にそれが召集令状なのかどうなのか、私は見たことがありませんので、わかりません。しかもまた、それはコピーのようでございますけども、どういうお尋ねなのか、もう少しお聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 町長、いいですか。授業の中での平和教育を受け、生徒たちは人権をテーマに作文を書いてあります。町長は、本物かどうかわからない、これはもちろんコピーです。謄写ですから、コピーですよ。だけど、本物をコピーしてあると私は理解しております。到着日時、昭和20年4月5日10時とか、こういうふうな、町長今見られましたように、こういうふうなあれです。だから、本物としてちょっと答弁を願いたいんですが。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 教育長がお答えをいたします。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 生命の尊さということで、命の大切さにつきましては、常日ごろから学校ではいろんな指導をしているわけでございますけれども、特に、生命尊重につきましては、教育の基盤となる内容でございます。全教育活動の中で、あらゆる機会をとらえて日常的に指導を重ねております。特に、道徳の時間や学級活動の時間において、生命尊重という観点から指導を意図的、計画的に指導を行っております。また、人権同和教育資料(かがやき)を各教科等と関連づけて、生命尊重を指導目標にして、各学年で活用をしているところでございます。

 具体的には、道徳の時間には生命尊重を内容項目とした指導でございますし、また、学級活動では薬物乱用防止教育、それから性教育、それから各教科ごとということでは理科、保健体育等でこの指導に当たっているわけでございます。

 それで、今提示をされました臨時召集令状ですかね、そのことにつきましては、私は全く存じておりません。どのような意図でそのようなものが作成されたのか、また、一つのクラスで取り上げられたものか、あるいは学年か、全体であるのかということも含めて、私は全く存じておりませんし、また、学校教育課長も存じておりませんので、内容そのものについて、私も含めて存じておりませんので。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 教育長、知らないで済むんでしょうかね。志免町立の中学校で、実際こういうことが起こっておりますよ。知らない、あれしてないて、私はそういう答弁はおかしいと思いますよ。答弁になっていません。議長、答弁になってない。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 今、御指摘されましたように、私が存じていないということで、私自身も非常に残念に思っております。今回の一般質問を私ども提出を受けましたときに、通告を受けましたときに、この内容について、学校の方に、人権を無視したことがあってはいないかということで尋ねておりますけれども、ほかの分で学校から提出があった分につきましては、人権とは全くかかわってない、生徒指導上の問題でございました。それで、それにつきましては校長だけではなく、各クラスの担任まで含めて、再度人権を無視したことがあってはいないかということで確認をいたしまして、その今提示をされました臨時召集令状につきましては出てきておりません。その令状そのものの意味合いがどういうものなのか、またはどういう意図でそれを配付して作成させたのかというのは、全くわかりませんけれども、このことにつきましては、学校ではそのような事象はあっておりません。詳しくお知らせをいただきたいということを申し上げましたときに、アンケートということで西川議員おっしゃいましたので、アンケートの内容等も十分にチェックしたんですけれども、結果的にはそれではなかったということで、今初めてその召集令状、それを見せていただいたということで、これが真実でございます。私の方にその情報が届いていないということであれば、学校としては、それは人権を無視した教材ではない、資料ではないというふうに判断をしたのではないかというふうに思っております。私、その令状そのものは見てもおりませんので、何とも答弁のしようがございません。ただ、そういう報告が私の方になかったということを残念に思っておるところでございます。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 教育長、もう驚いて本当声も出ませんね。そのくらい軽く考えてあるんでしょうか。

 ではちょっと次に進みます。

 授業の中での平和教育を受け、生徒たちは人権をテーマに作文を書いています。私は、そこで召集令状が平和や人権とどう結びつくのだろうか、考えてみます。

 この召集令状には、何年何組、氏名。それには、私はこのたび召集令状(赤紙)を受け取りましたが、戦争に(行く、行かない)意思表示をしますと、その理由も書くようになっております。理由という箇所のそれぞれの子どもたちの思いが書かれている中で、戦争に行かないと書いた子どもたちには、教師は、赤ペンでバツ印をつけ、衝撃的なコメントを書き、回答しており、生徒は傷つき悩んでおります。年端もいかない、ましてや戦時中の言葉など、子どもたちには理解できるはずがありません。私は、具体的にその内容もここで言いたい思いでいっぱいでございますが、議場の中で言うのは少しはばかります。私は、このような内容の人権教育の目的は何なのか、今でも不思議に思っております。ましてや教育長は、内部調査した結果、こういうことがない。ないようでしたら、私の手元に参りません。反対に、私が教育長にお聞きしたい。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) その授業がいつごろ行われたのかも、私わかりません。そして、どの学年を対象にしてそういう授業をしたのかわかりませんし、また意図が全く私にはわかりません。そういうことで、本当に人権を無視した授業であったのかどうかというのを、今後十分に調査したいというふうに思っております。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 教育長、どのような内部調査されましたか。答弁願います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 今回の一般質問の通告を受けて、人権を無視した学校現場ということで通告があってるが、このことについて報告をするようにということで校長に調査をお願いしました。人権を無視した事象というのはございませんということでございましたけれども、全学級担任、教師に確認をするようにということで、最終的にはもう課長と私と、それから指導主事合わせて、このことで10回以上やりとりはしたと思います。その中で出てきたのは、人権とはかかわりないのではないかと思われる事象がございました。しかし、この緊急召集令状につきましては、全く上がってきておりません。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 何で把握できないんでしょうかね。

 教師の方が校長、教頭に報告してないんでしょうかね。これはみんなの教師じゃございませんよ。一教師です。一クラスでございます。生徒たちは、そういう体験をしたくない、命を大事にしたいと思うことは当たり前ですよね。命を大切にする教育はどのようにしてあるんですか。先ほど道徳とかいろいろ言ってありましたけれども、教育長の言われる答弁をそのまま私が受け取るとしたら、それは立派な教育してあります。こういう問題が起こるわけがありません。どのように把握されたんでしょう。

 私は、なぜ教育現場の教育指導者からこのようなことが起こったのでしょうか、不思議でなりません。子どもたちは傷ついております。お母さん、おれたちは日本人、お母さん、この言葉はどういう意味、いろいろ保護者に聞いております。教育長が先ほど言われたような立派な指導だったら、こういう問題は起きてないと思いますよ。第一、教育長が言われる指導が本当のことです。

 では次に、教育委員会の役割についてお尋ねいたします。

 学校で問題が発生した場合の報告と対応について。私は、今回の教材から始まる教師の問題が報告されていないのはなぜだろうかと思っております。それに、議会初日の総務委員長の報告の中にも、このことがありませんでした。私は、これは委員会の軽視ではないか、一瞬そのように思った次第でございます。教育委員会が協議する問題とはどのようなことなのでしょうか。答弁願います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) まず、先ほどの件ですけれども、本当に人権を無視した教育があったということであれば、私自身も大いに反省すべきでございますし、これは一中学校の問題ではございませんので、緊急に校長を招集してでも、このことをきちっと整理をしていきたいというふうに思っております。

 教育委員会のことにつきましては、学校教育、社会教育全般でございます。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) もう少し丁寧に答えてくださいよ。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) まずは教育行政の目標と主要施策を毎年作成しておりまして、今年度もA4判で5ページにわたって作成しておりますけれども、それにつきましては、今申しました基本目標、それから学校教育の主要施策の中でも、3項目にわたって作成をいたしておりますけれども、その一つには、4つの目標達成に向けた教育内容及び環境の充実ということで、これも項目ごとに事細かに表現をしております。それから、豊かな創造性をはぐくむ教育の推進ということ、それから豊かな社会性、国際性をはぐくむ教育の推進ということでございまして、それから内容的には今申しましたように、5ページにわたっておりますけれども、この志免町教育行政の目標と主要施策に沿った学校教育、社会教育が行われているかどうかということで、特に学校につきましては年2回、教育委員全員で学校訪問をいたしまして、学校の現在の状況を報告をさせた上で、それに対しての指導を行っておりますし、また教育委員会で指導したものについての事後の取り組みについて報告をさせて、その報告につきまして、また再度指導をしているということでございます。

 今申し上げましたほかに、やはり教育関係の行事等の参加、それから学校における諸問題の協議等が含まれておくわけでございます。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 今、教育長おっしゃいましたね。志免町教育行政の目標と主要施策、基本目標、その中で志免町でも夢と希望のある元気な町、スローガンの実現に向けて福祉、環境、教育を大切にしながらみずからの生き方をつくり出していく人間の育成を目指しています。そのためには町民一人一人に他者への思いやりの心や命を大切にする心とか、一つの目標に向けた教育内容及び環境の充実の一番初めに、豊かな人間性をはぐくむ教育の推進、また各小学校の生徒指導委員会に教育相談員を派遣し、生徒指導上の諸問題の実態把握等、学校や教職員を対象とした指導、助言を行い、生徒指導サポート体制をつくりますとか、教育的指導力を高める人材育成の推進、教えるプロとしての指導力量を高める研修の充実を図りますなどなど書いてありますね。この問題は早速調査していただくかどうか、確認したいと思います。



○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。



◎教育長(中牟田修身君) 先ほど申しましたように、意図が全くわかりませんので、これについては、すぐにでも調査すべきだと思っておりますし、しっかりした解明をしたいと思います。なおかつ、先ほど申しました校長会をすぐにでも開催したいと思いますけれども、その前に、教育委員会も開催すべきかどうかの判断も含めて、このことについての問題解決を図るために早急に対処いたしたいと思っております。

 以上です。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 私は、二度とこのようなことがない教育現場への指導こそが教育委員会の責務ではないかと思っております。

 最後に、保護者の方々から、現在の志免中は大変よくなりましたなど、うれしい声も聞き及んでおります。これまでの問題対応に努められていることに感謝いたします。将来の志免町を担う子どもたちを大切に思うからこそ、あえて議会で発言しているのでございます。感謝と思いやりのある温かい環境の教育現場をつくってほしいと思っております。

 次に移ります。

 次に、竪坑問題について。この件に関し、12月議会において6人の議員が質問されています。住民の意見を尊重した今後の取り組みなど、質問いたします。

 竪坑の現在までの経緯について。竪坑問題、いつからどのように審議されたのか、答弁願います。



○議長(大林弘明君) 丸山地域振興課長。



◎地域振興課長(丸山孝雄君) 竪坑問題はいつからどのように審議されてきたのかということで、括弧書きで10年以前という御指定がございます。

 それでは、経緯について報告します。旧志免鉱業所跡地の無償譲渡申請が昭和45年3月に、当時の町長世利健助氏より石炭合理化事業団九州支部長に出されております。当時明確な回答がないまま、昭和55年1月に、南里久雄前町長あてに、同じく石炭合理化事業団より、志免町から払い下げ申請があった経緯があるので、貴町の意見、計画を知らせてほしい要請があっております。その間、文菱運輸株式会社から国有地の払い下げ要請があっており、このことより15年ほど途切れた状態になっております。その後、平成6年3月、原告文菱運輸株式会社、被告新エネルギー産業技術開発機構及び志免町にて、証書真否確認等請求事件として裁判が行われております。平成7年12月、高裁におきまして本件の訴え却下、訴訟費用は原告の負担とする判決が出されております。以後、控訴されましたけれども、平成8年5月、控訴却下の判決の言い渡しがあったと聞き及んでおります。このような当時の状況でありましたので、平成10年以前につきましては、ボタ山跡地利用とか、ほかの場所の志免鉱業所跡地払い下げの審議が主であったと思います。平成10年9月に、志免町文化財保護審議会から、保存、活用の申し出が前町長南里久雄氏にあっております。と同時に、この時期に解体費用、保存費用を求めるため、調査設計を委託しております。したがいまして、竪坑櫓そのものが議題になされてきましたのは現南里辰己町長からでございまして、シーメイトを迂回しておりますナラガ元線の道路建設に伴い、扇風機坑口が道路法線に支障を来すことから、NEDO用地取得に関する協議が具体的になされています。そういったことが平成10年以前及び10年ごろの状況でございます。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 住民の意見はどのように反映されたのかについては、昨日同僚議員の質問に対し答弁されていますので、次の項に移ります。

 二転三転する行政の判断の理由について質問いたします。

 平成11年度1,350万円の調査費をかけ、そのときの調査の総評では、1、公共施設としての利用はかなり難しいと思われる。2、観光資源としての利用は投資が大き過ぎるのではないかと思われる。3、歴史遺産、文化財としての評価は別の観点から検討する必要がある。少なくとも経済的意味からの投資効果は低いと思われる。以上3点の結果を受け、町長は解体の意向を示されたと私は思っております。

 しかし、ことし100万円費やし調査した結果を受け、前回1,350万円の調査結果を否定した見守り保存に変更された経緯について答弁願います。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 竪坑問題では、昨日も数名の議員の皆さん方から質問をいただきました。私もほとんどのことを申し上げておりますので、その整合性を考えながら答弁をしなければなりません。

 そういう中で、二転三転とする行政の判断の理由はというお尋ねでございますが、平成11年度に調査をいたしました。そのときは、旧志免炭坑の竪坑及び排気抗等についてその深度調査、老朽化調査等を行い、その保存可能性について検討を行うとともに、解体するとした場合の解体方法、解体物の処理方法の検討並びに解体に要する費用の積算を行った。また、調査段階で判明した現存する地下坑道については云々というようなことが、初めにということで書いてございますけども、そのような結果が先ほど御指摘のございました公共用地にはいかがなものか、あるいは観光あるいは歴史遺産としての、言うならば可能性について御指摘があったとおりでございます。

 しかし私は、これはきのうも申し上げたと思いますけれども、今回初めて残したいという、あるいは残すということを表明したというように私は認識をいたしております。

 前町長時代は解体もありき、そしていかにその土地を有利に取得するかということでの交渉がなされてきておったと思います。それを私が引き継がさせていただいたわけです。平成11年からこの仕事をさせていただいておりますが、きのうも申し上げたと思いますけども、扇風機抗口の上に赤坂・ナラガ元線を通さなければならない、通すという計画がなされておりました。その法線にあった扇風機抗口を解体をするときに、これ約400坪ぐらいの面積でございますが、そのときにいろんな方々から御指摘を受けました。特にマスコミの皆さんからの御指摘を受けました。このようなものを壊すのかという指摘であったと覚えております。先ほども課長が申し上げましたように、その当時にも文化財保護審議会の稲永文雄先生の方から残すべきではないかというような御指摘もいただいておりました。

 平成11年、ちょうどその扇風機坑口を壊すときにそのような状況でございまして、ふっとこう竪坑を見上げたときに、この竪坑、本当に今までのように壊すということでいいのであろうかということを、そのときに実は私は思いました。それ以来、これは残すのかあるいは保存するのか等について自問自答を繰り返しておったところでございます。そういう中で、今回の竪坑の台風による剥離片が飛散したということから、急に解体、保存の結論を求められるというようなことになったわけでございます。

 しかし、今までの議論をさせていただきます中で、残せるものなら残したいと申し上げてまいりました。また、皆様方にもそのように申し上げてきたと思います。私は一定の御理解をいただいておったというようにも思っておりました。ただ、残せるか残せないかということは私ども素人ではわからないので、専門家にその診断をしていただきたいというのが学者の皆さん方に判断をしていただいたことでございます。これも昨日申し上げたとおりでございます。その結果が10月末に判断が出ましたので、ここは言うならば、壊すあるいは残すということについて、残すということを私がしっかり申し上げないことには、町民の皆様方に御意見を伺おうにも伺いようがない。

 それと、きのうもこのことについてはしっかりと述べさせていただきましたが、NEDOに対して今私どもは判断をしかねております。あるいはもうNEDOのものですから御自由にしてくださいと言えば、NEDOは来年の台風の時期までには崩すということは明言をいたしております。これもきのうも申し上げましたけども、実はことしの台風の時期までに壊すと言っておったものを今日まで借り受けて延ばしておるわけでございまして、来年の6月か7月までしかないものをどうしようかと迷う猶予はないんです。

 今、私は残すという判断をさせていただいて、そのことがきのうも申し上げましたけども、町益につながるというように思っております。なぜならば、私どもの手に負えないと言えば、NEDOは即刻崩します。崩しますと更地になります。更地になったところは、鑑定評価でもって売却をするということも言っております。行政が買う気がないならば民間にも売りますと、こう言ってます。今のこの厳しいときにそのものを買い受ける財政力がございません。ならば、今は無償でいただけるならば、そして安全にそれを保存することができるならば、見守り保存ということが可能ではないか。つまり、半径35メーターから40メーター程度のフェンスで囲って安全地帯を設けることによって、最大の難点である安全性の確保ができ、しかもお金をかけないで、お金をかけないといっても1,000万円程度はフェンスを作る、あるいはジョギングロードをやり変えなきゃならない部分に1,000万円は投資をさせてください。そうすることによって今、言うならばNEDOからは無償でいただけるんです。

 そのことは将来的には、今崩される命にあるものをそれを今こうして保存したい、残したい、じゃあ保存の方法は。いろんな方法があるでしょう。みんなで知恵を出す。その生かし方については知恵を出し合ってください。その知恵が出ない、どうしても重荷になるならそれはまたその方法もあるかもしれません。でも今あと何カ月しかない、何日しかないときに、もう手に負えないからもうNEDOの勝手にということは私は言い切れません。

 ですから、後世に禍根を残すかもしれない、あるいは崩すことが後世に禍根を残すかもしれない。ならば、私は残させていただいて、そして離隔をとって、そしてただでいただいた土地の中で見守ることができないだろうか、そのことが町益につながるのではないかという思いでございまして、そういうことから申し上げますならば、私の判断が二転三転としたというようなお尋ねでございますけども、私は今回はっきり残すということを明言をしたというように思っております。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 私は1,350万円の調査でも100万円の調査でも、町長の意向に沿った調査結果が出ているように思われて仕方がございません。この金額の差に私は納得できませんし。

 それから、町長は無償でいただく、そればかり前面に出してある。おかしいですよ。私はいつも言ってる、ただより高いものはないと。わざわざ震度6強の地震があったら崩壊もあり得るから40メートルの離隔とってあるんでしょう。都合ようそこ落ちてくれたらいいんですけど、自然というものはそんな甘いもんじゃないと私は思いますよ。幾ら大学の先生方が言われたとしても。ただ、ただってそれを前面に出してもらったら困ります。町民に解体したらこうと。見守り保存したら40メートルの離隔を円周にしたらNEDOの土地は2,200坪、きのうもおっしゃいましたね。円周率で1,500坪、きのう言われました。1,500坪、2,200坪から1,500坪、700坪しか残りません。何の利用価値がございますか。

 きれいに更地にして、そして一番私が不思議なのは、危ないってわかっていながら何で40メーターの離隔までとってこの竪坑を、ただ見守ってただ見るだけ。ここに離隔をとります。これだったらだれでも説明できますよ。よほどこの辺まで塀されるんですか。1,000万円ぐらいの離隔の塀を、さくをつくられてもこの力の方が私は大きいと思いますよ。私は学者じゃないからわかりません、素人の考えで。

 そして、もう本当に町長、保存するようだったらお金をかけなくちゃ。私はもうあの竪坑、62年経過しております。お金をかけずに見守るというのは、私は問題の先送りではないかと思っております。安全はお金をかけないとできないものなのです。町民の意見も集約せず、町民に対するパブリックコメントの意味のとらえ方が私には理解できません。保存するにも解体するにも住民の理解を得て、それでも保存しましょうと、税金は費やしていいですよと、そして近隣の住民の方の安全を確立しましょうやと、そのようにされるようだったらわかりますよ。見守り、1,000万円で見守って、それじっと見てるだけですか。住民の生命はどげんになりますか。同じ保存されるようだったら住民の方に問いただして、これを保存したいと思うって。だから税金をかけさせてくれと。そのようにして保存されるようだったらしなくちゃ。無責任ですよ。見守りって。見るとやったらだれでもじいっと見とかれますよ。本当に保存されるという町長の強い決心だったら、お金かけなきゃ。安全というものは、お金をかけないと安全じゃございません。だから、町民の方がみんなよございますくさあ、税金は幾ら使うてもいいから、これは歴史的価値がある、文化財的価値があるとか町民の方が言われたら思い切って保存してください。私は保存ありきでも解体ありきでもない、住民の意見を尊重していただきたい。ただ見守り保存になったからパブリックコメントで、皆さんパブリックコメントっちゃ、見守り保存になりましたから、これに対しての意見を皆さんからいただきたいと。助役そう言われましたわね。違いますか。我々は住民の意見を尊重して、賛成もいられる、反対もおられる。

 そして、町長はきのうでしたか、NEDOとのあれで時間がないのでというような答弁をなさっておりましたね。時間がなかったからっていう理由から近隣住民へ説明にも行っておりません、きのう答えられておりましたが、時間がなかったら、なかったらこそ近隣住民への説明と意見の集約が必要と思いますよ。何より住民の安全を守ることが町長の責務と私は思います。私は早急にせめて近隣住民への対応を切にお願いしたいと思いますよ。本当に住民の方、不安に思ってあると思います。

 それから、財政改革の中での見守り保存はなぜかと出しております。見守り保存が今後どれほど町財政に影響するかを。そういうことを思いますと、私は税金の投入には慎重を期すべき。一貫してそう言ってきております。緊縮財政の中、職員給与のカット、補助金のカットなど財政立て直しをしておられますが、今後財政に影響しないと判断された理由は。答弁願いたいと思いますが。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) まず初めに、竪坑にお金をかけさせていただけるんでしょうか。お金がかけられないから見守り保存をするんです。安全が確保できないから離隔をとるんです。そうでなかったらその必要がないんです。この財政的に厳しいときに、じゃあNEDOさん崩してください、お金のことばっかり言うてありますからなんですが、NEDOさんどうぞと言うたら、じゃあNEDOがあの2,200坪を幾らで売ると思われますでしょうか。私どもが手を出し切らなければ民間が買うでしょう。モータープールいいでしょうか。シーメイトいいでしょうか。今この判断をしなければ、この竪坑は残らないんです。また、無償で私どもの手に入らないんです。そりゃあ解体の先送りになるかもしれません。それは町の政治というのは皆さんの意見で動くわけですから、今の時代は私は残させてほしいと言ってますが、次の時代の人がじゃあこれは解体すべきだと、皆さんも同意されて解体してくれと。そりゃあそういうこともあるでしょう。でも、志免町の歴史を今我々はつくろうとしてるんです。何でも新しいものは古くなります。古くなって朽ち果てていきます。その歴史を今ここでしっかり私どもがそのことに心をかけなければ、志免町の歴史は普通の町と同じになるんです。それは炭坑に対してはいろんな思いがあります。もうこの話もきのうしました。でも、60年たってひょっとしたら危ないかもしれない、ですから専門家に診断をしてもらったんです。まあしばらくは大丈夫でしょう、二、三十年ぐらい大丈夫でしょうというような非公式の言葉もいただいております。

 本当ならば、今議員が言われますように補強もしたいです。もっと立派にしたいです。お金をかけたいです。財政的に厳しいからお金をかけないんです。かけなかったら、もし万が一のことがあったらいけない。じゃあ解体しなきゃならないから、じゃあ安全地帯を設けましょう。2,200坪のうちに1,500坪引いたらわずかしか残りません。700坪でしょうか。でも、それは今度はモータープールの方と一体とした土地の利用ができるんじゃないでしょうか。そしてまたシーメイトという福祉施設が建ってます。横には子どもの遊び場もございます。その中に、今はモニュメントの役割も果たしているんです。モニュメント、何でもきらきら光って新しいものがモニュメントでいいとは私は思っておりません。新しいものと古いものがマッチするところに歴史を感じ、そしてそのものが光っていくんじゃないでしょうか。

 ただ心配なのは、安全ということが私も一番心配です。お金をかけたいです。でもかける財政力がありません。ですから、離隔をとって見守りをしたいんです、させてほしいんです。そしてまた皆さん方から許されるならば、その50メーターのさくの中に桜の木でもいっぱい植え込んで、桜の中に輝く我が町のそういうタワーをつくるということはできないでしょうか。

 きのうもお話もございました。地下に眠っている方々もおられます。ですからメモリアルパークとしても、ここにはそういう方があって今日の町の発展があるんです。子どもたちにもそういう教育をしていくべきではないでしょうか。つらかったときの思いを伝える、そのことが今からの子どもたちがまた励みにして、そして努力してくることにつながるんじゃないでしょうか。今の子どもたちは石炭といっても石炭を知らないと思います。地底に潜って、本当にここから日本の近代化を支えたこの石炭を産出してたんだと。これほど説得力のある遺産はないんじゃないかと思います。

 何度も申し上げますが、地震が来たときが一番心配です。台風ぐらい私は、台風で倒壊するというような心配はないと思います。ただ剥離片が飛ぶ。ですから、台風が来そうなときには、もう今予報がちゃんと出るわけですから、そのときには周辺に立ち入らないという、そういう整備は十分できると思います。地震はいつ来るかわかりません。あした来るかもきょう来るかもわかりません。そのことが怖いんです。ですから、360度どちらにどうなっても可能、安全なようにその安全地帯を設けさせていただきたいという思いで今回の判断をさせていただきました。

 しかし、住民の皆様方の意見を十分に収集できておりません。本当に申しわけないと思います。でも、私のところにはこれを保存してくださいという5,000人の皆さんからの署名は参っております。ただそれだけではございません。でも、私はこの判断をするのは、今回は町民の皆様方にまことに申しわけございませんが、私に決定させてください。それは先ほど申し上げます、今は私どもの手に負えないと言えば、あすない竪坑ですということからして、私はこれは守りたいんです。後はその活用やら利活用やら生かし方やらは、またみんなで考えてください、考えましょう。それでもどうもならないなら、そりゃ解体してもいいんじゃないでしょうか。でも今の土地代を払うよりは、かかるかどうかはわかりません、私も専門家じゃありませんので。でも、それはそういう予測をした上でその判断をさせていただきたいという思いで、今回の見守り保存ということを提案をさせていただいたところでございます。住民の安全を守るということが一番ということでございますので、先ほどのような方法の見守り保存ということを提案をさせていただいたわけです。

 それと、私ども素人ではコンクリートがどうとか鉄筋がどうとか建物がどうとかといってもわかりませんので、しかるべき学者の先生方に、たった100万円でじゃあ町長の思惑どおりになっとちゃろ思って、そりゃそんなことがあるわけはありませんで、学者の先生は学者の先生の権威のもとにきちっとした判断をしていただいておるわけでございます。

 そういうことで一定の安全じゃないかという思いが伝わってきましたので、残せるものなら残したいということで申し上げておりましたから、その許容の範囲内ではないかという思いで方針を決定させていただきたい。そして、住民の皆様方にこうさせていただきたい、こうさせていただきますについて御意見いただきたい。それは崩せという意見も出てくると思います。なら、同じ残すならこねえなふうな活用の仕方もあるっちゃないですか、あるいはこれをみんなでこうしていこうやというような意見もあるんじゃないでしょうか。そういうのがパブリックコメントじゃないかというように思っております。

 方向も示さないでいかがいたしましょうかと言って、どういう意見が出てまいりましょうか。こういうふうにしたいんです、ですから御意見いただきたいと言わないで、いかがいたしましょうかと言ってもどうしようと思ようとかということが町民から返ってくるんじゃないでしょうか。そういうことで、本当に町民の皆様方の御意見を伺わずに勝手に決めたという判断がなされるかもしれませんけど、そういうところも御理解を賜りたいと思います。



○議長(大林弘明君) 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 町長、学者の先生、学者の先生と。学者の先生のこの間の報告書、どっちにでもとられるように書いてあるじゃないですか。おかしいですよ。

 それから、子どもたち。子どもたちはそりゃあ宝、言ってますよ。今10歳前後の子どもが10年後、15年後結婚して乳飲み子を抱えて、何でそんなときにちゃんとしてくれなかったんだろうかと。今ここで解体してどれだけの金が要るか。産廃として竪坑のコンクリはどこへ持っていくかと。今の苦しみをまた先の世代にやらなくちゃいけない。これは忍びない。

 それから、署名が5,000名とれたと。ではお聞きします。1万名とれたらどのようになるんですか。



○議長(大林弘明君) 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 今私のところに5,000人分の署名が寄せられておりますということだけを申し上げました。

 それから、金だけじゃないということで、先ほどからお話があっておりますが、でも今のお話は子どもたち、言うならば判断できない子どもたちが成人したときに、こんなものを残してくれてと言うんですかね。中学生議会のときにお聞きになったと思いますが、残してほしいという生徒がおって切実な意見を述べられましたよ。先ほどもどなたかが子どもたちの意見をどのように集約するんだと。まさにそういうことが意見じゃないでしょうか。あれは崩すべきだという中学生議会でそういう意見を述べた人があれば、それはまたそれなりに子どもたちの意見としてとらえますが、志免中学生議会では残すべきではないかという御意見をいただきました。については、私も真剣にお答えをしたいと、考えさせていただきたいというようにお答えをいたしたつもりでございます。

 これは5,000人だから1万人だからという判断ではないと思います。数だけで判断をできることではないというように思いますので、諸条件を諸案を総合的に判断をしなければならないのじゃないかというように思います。



○議長(大林弘明君) あと3分ですよ。

 西川議員。



◆8番(西川蓉子君) 私は本当に危険、危ないから地震が危ないから離隔をとっていると。それがわかりません。危ないのをわざわざお金かけて、1,000万円ぐらいじゃ大したことはないと思いますよ、先ほども言いましたように。何ででしょう。私その神経がわかりません。これにもかけられないと。財政的かけられないと言ってあります。ただ見守り保存で見とくだけ。桜の木植えて池か何かで公園つくって。話としてはすばらしいですよ。きれいなもんですよ。現実に目を向けてください。町長、先ほどおっしゃった、あした崩れるかわからん、それは本当でしょう。10年先か、50年先か。だけど、これは日に日に私と同じように体力も弱っております。これは若くなるわけはございません。これをあえて保存されるということは、私は何もしなくて保存するということに対して、私は不思議でなりません。

 これで私の一般質問を終わります。



○議長(大林弘明君) 西川議員の一般質問を終わります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。

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              散会 午後3時50分