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福岡県 志免町

平成16年第4回 4月臨時会 04月19日−01号




平成16年第4回 4月臨時会 − 04月19日−01号







平成16年第4回 4月臨時会



1 議 事 日 程

   (平成16年第4回志免町議会臨時会)

                               平成16年4月19日

                               午 前 10 時 開議

                               於   議   場

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 招集あいさつ(町長)

 日程第4 志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)について

2 出席議員は次のとおりである(18名)

  1番  大 熊 則 雄            2番  助 村 千代子

  3番  丸 山 真智子            4番  吉 住 龍太郎

  5番  池 邊 満 男            6番  牛 房 良 嗣

  7番  大 西   勇            8番  西 川 蓉 子

  9番  古 庄 信一郎            10番  吉 田 耕 二

  11番  稲 永 正 昭            12番  大 林 弘 明

  13番  熊 本   廣            14番  二 宮 美津代

  15番  野 上 順 子            16番  稲 永 康 人

  17番  末 藤 省 三            18番  佐 藤   哮

3 欠席議員は次のとおりである(0名)

4 会議録署名議員

  2番  助 村 千代子            17番  末 藤 省 三

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)

  議会事務局長  長   秀 樹      書記      坂 田 龍 二

6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(6名)

  町長      南 里 辰 己      助役      吉 原 清 光

  収入役     上 田 博 昭      教育長     中牟田 修 身

  総務課長    脇 田 義 政      総務課長補佐  安 田 豊 重







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              開会 午前10時00分



○議長(大林弘明君) ただいまから平成16年第4回志免町議会臨時会を開会します。

 これより本日の会議を開きます。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(大林弘明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、2番助村議員及び17番末藤議員を指名します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 会期の決定



○議長(大林弘明君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。

 本日の臨時会の会期は、本日4月19日1日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間に決定しました。

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△日程第3 招集あいさつ(町長)



○議長(大林弘明君) 日程第3、町長の招集あいさつを議題とします。

 南里町長。



◎町長(南里辰己君) 本日、議員の皆様方より議会開催の要請を受けましたので、平成16年第4回志免町議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方におかれましては、大変御多忙中にもかかわりませず御参集をいただきましてまことにありがとうございます。

 本日は、志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)について御協議いただきます。

 何とぞよろしくお願いを申し上げまして、本日の招集のあいさつとさせていただきます。

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△日程第4 志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)について



○議長(大林弘明君) 日程第4、志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)についてを議題とします。

 提出者より趣旨説明を求めます。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 志免町議会会議規則第14条の規定によりまして、志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)を提出いたします。

 提出者は私、古庄でございます。賛成議員の方々は、西川議員、大熊議員、熊本議員、助村議員、吉田議員、大西議員、丸山議員、佐藤議員、野上議員、二宮議員、稲永康人議員でございます。

 意見書を御紹介をして提案とさせていただきます。

 志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)。合併特例法の施行を受け、平成14年12月議会にて任意合併協議会の早期設置を要請し、平成15年7月に志免町・宇美町・須恵町の糟屋南部3町による合併問題任意協議会が設置され、今年3月まで研究を重ねてきた結果、先般須恵町の離脱を受け3町による法定協議会の設置を見ることができませんでした。

 この間の我が町を取り巻く環境を見ますと、国は今年度の地方交付税及び補助金等を大幅に削減し、行財政改革を着実に推進しており、ますます将来を見据えた足腰の強い自治体づくりが肝要となってまいりました。

 また、さきの3町合併問題任意協議会作成の財政シミュレーションを見ても、将来的に厳しい行財政運営が予想されます。このような背景下、合併先進地事例を見ると合併特例債を有効利用し、将来を見据えた健全財政の構築と新しいまちづくりにチャレンジし成功している事例もあります。8.7平方キロメートルという非常に狭い我が町、そして宇美川の上下流という長い歴史上のつながりも強い宇美町と、既存の合併特例法によるまちづくりについて真剣に検討する必要があると考えます。

 よって、早急に志免町・宇美町2町による法定の合併協議会を設置されるよう、強く要請をいたします。平成16年4月19日、福岡県志免町議会議長大林弘明。あては志免町長南里辰己殿あてでございます。

 以上、意見書について御提案申し上げます。よろしく御審議をお願いを申し上げます。



○議長(大林弘明君) ただいまの説明に質疑はありませんか。

 17番末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 提案者に3点お尋ねをいたします。

 この文面の中に、合併特例債を有効利用、将来を見据えた健全財政ということをうたわれております。これを見ますと、特例債は何にでも使えるというふうに聞こえてきます。2町の場合、特例債を利用した場合207億円、このうちの60億円が2町の借金になる。現在志免町と宇美町の借金175億円であります、これに追加が行われる。

 また、特例債の使用も限定されております。1つは建設事業、要するに箱物、2つ目には地域振興のソフト事業だと、これイベントで決められております。言われるように、特例債が何でも使えるというわけではないが、この認識をどのようにお考えでしょうか。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 末藤議員にお答えをいたします。

 有効利用、健全財政の構築というふうに掲げております。それは当然先進事例の自治体を見ても、こういった事例を運用しながらしっかりやっておられる自治体もございます。それらの御紹介を申し上げてもよろしいんですが、1点だけ近くの事例を申し上げますと、例えば宗像市等につきましても、当然自己財源でインフラ整備をやらなきゃいけない、そういったところをこの特例債を利用してインフラ整備なり、また駅開発、駅周辺の整備開発等をやっていくというふうなこともございますし、それからボランティア、NPO、そういった方々への将来当然起こり得るであろうソフト的な支援、こういったものの基金をこの特例債を使って積み立てていくと。そういったことによって、本来自己財源でやっていかなきゃならない事業をこういったことでやっていくことによって、その期間、財政的にもしっかりと構築をしていくというような事例もございます。

 使途については、先ほどおっしゃられたようなことでございますが、その中身は鋭意研究をして、どういったものに宇美と志免の2町でこの特例債を利用していけるかということを研究し、考えていくことも大事ではないかというふうに思います。

 また、207億円の特例債で60億円は借金になるということでありますが、私どもも現状、当然のことながら起債をしながら、借金をしながら毎年自治体の事業運営をなさっておるわけでありまして、そういったところの関係からもしっかり研究をする必要があるというふうに私は思います。



○議長(大林弘明君) 末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 先般、3町の任期合併協議会、これを解散したばかりであります。これにつきましても住民には何も説明もまだ行われてない。この中で2町合併に踏み込めば、糟屋郡内における広域行政にいろんなところで障害が生じるのではないかと。この合併についても新法も含めて、視野に入れて冷静に考える必要があるのではないかと思います。この点はいかがでしょうか。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 末藤議員の御質問にお答えをいたしますが、今おっしゃられたとおり、任意合併協議会の中では、3町におけるまちづくりについて具体的なことについてしっかり議論ができなかった。これは町長も何度もおっしゃられるように、法定合併協議会という具体的な場でその議論を行っていこうという一つの3町のコンセンサスがございましたので、住民説明会のときにもああいった形になったんではないかというふうに思っております。

 しかし、この法定合併協議会になりますと、今度は宇美、志免の2町間における具体的なまちづくりについてしっかりと議論をやっていくという点では、大変有意義な法定協議会になっていくんではないかと思います。

 余談ですが、一昨日も渡辺代議士の国政報告の中で、宇美町と志免町、現状をかんがみて、大変福岡市に行く道路アクセスといいますか、道路網も非常に交通アクセスも悪いと、こういったことについて宇美、志免、知恵を出して、そういったことも前向きに夢を実現していくということもできるというふうな御報告もございました。

 こういったことも踏まえて、また昨年、宇美川の大水害が起こりまして、この宇美川の問題も私どもは宇美と志免の問題として、国や県がする事業のほかに私たちにとっても抜本的に何かできることがあれば、そういったことを2町が一緒になって1つの自治体として前向きに検討し、実現していくことも大事ではないかというふうに思います。

 ただ、新法を踏まえてということは、常に既存の時限立法でありますけども、合併特例債を含んだ合併特例法が現在あるわけでして、これに対してしっかりと私は議論をし、その結果が残念ながら次のステップということについてあれば、それは当然のことながらあり得ることだろうと思います。

 先進事例の丹波篠山のある方が、助役さんですけども、この方は、議会がやはり住民の代表として、住民の代表とした議会がリーダーシップをとって、そして将来に対してこういうことを当時やったんだと、そういうことが堂々と言えるような、そういうリーダーシップをとった議会があったからこそ、篠山町の合併が実現できたというようなことも全国的に発しておられます。ぜひこういった点も御理解をいただいて、既存の合併特例法がある今、宇美、志免2町の夢を実現できるような前向きな行動を、やはり議会側も起こすべきであろうと、このように考えます。



○議長(大林弘明君) 末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 確かに住民の代表は議会です。しかし、事合併については議員に住民はそれを負託しているわけではないと思います。先般もこの本会議で勝田線の廃止、これに伴って志免町は百年の計がおくれました。さらにこれに借金財政に国のしり馬に乗ればどういうことになるのか、はっきりしているのではないかと思います。

 それに伴ってきょう臨時議会が行われておるわけですが、宇美町との臨時議会の足並みがそろわないのはなぜなんでしょうか。

 また、2町をやった場合に糟屋圏域からこの2町が離脱し、あるいは浮かされるのではないか、このように思いますが提案者はいかがでしょうか。



○議長(大林弘明君) 古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 末藤議員にお答えをいたします。

 議員個々それぞれの思い、また考えがあろうと思います。私は私の私的な意見といたしましては、10万都市というものが、今日の地方自治の一番効率的な自治体とすれば、先般の宇美、志免、須恵、3町の10万という広域的な考え方が大変有効であるということは理解をいたします。しかし、その枠組みが、先ほどから申し上げますように、現状として達成できないのであれば、残る39平方キロメートルにも及ぶこの2町でその夢を描くということも大事なことではないかと思います。

 そういう過程の中で、お隣の宇美町の議会が臨時議会が開かれないということは、これは隣町の御事情のなすべきことであって、これが足並みがそろわないという問題ではないと思っております。これが最終的に議会の方が合併を是とする、そういう議会であれば、おっしゃられるようなことも考えられなくもありませんが、これは単なる議会側として当の自治に対して意見書を提出するという臨時議会でございますので、今のような御意見についてはそのような趣旨が妥当なのかどうかということはちょっと疑問にも思うというところでございます。

 それからまた、新法を見据えた他町との問題、これもいろいろな御意見があろうかと思いますが、私はぜひ宇美、志免町がこの合併に対して積極的に前向きに行動することによって、将来の大同合併の夢が実現する一つの牽引役となるというふうに確信をいたしております。決して2町が先に行動を起こしたことによって、他町に対してそういう影響を及ぼすということは私はあり得ないというふうに考えておりますし、また私、議会もそういうことをぜひ対外的にも発しながら行動していかなきゃいけないというふうには思います。

 以上です。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 5番池邊議員。



◆5番(池邊満男君) この意見書提出の関係で、これは私は4月15日の新聞を見て知ったんですよ、新聞を見て。この手順をどうされてどういういきさつからどういう手順でされたのか、私だけかどうか知りませんけど、私は何も知りませんでした。ちゅうことで、この新聞で、4月15日の新聞発表でこういうことが出ます。その内容もかなり志免町は18人中、12人がもう賛同してますと。宇美町も18人の定数の中で12人が賛同してますと。私たちは全く、どういう関係でどういうふうに出てきたのか、議長にも私もこの新聞の過程を尋ねましたけども、提案者からも説明していただきたいと思います。



○議長(大林弘明君) 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 池邊議員にお答えをいたします。

 心情的に、もしそういった形で御案内を申し上げなかったことについて問題があれば、それはそういった形でおわびを申し上げますが、あくまでもこれは議員の意見書として行政側、町長に提案するものでございますから、例えばこれが全員署名をするということになれば、この本議会の中で議論できないわけでありまして、そういった意味では、通常行われる意見書なりの提案については、ほとんど数名の署名紹介議員で提案するというものでございますので、そのあたりはひとつ御理解をいただいて、ただこれが隣町と合併をするということを決定する意味の意見書ではありませんので、先ほどから何度も申し上げますように、そういった法定協議会を立ち上げて、そこで将来のまちづくりについて議論をする、そういったものの場をぜひ立ち上げてほしいという意見書でございますので、そのあたりはぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

 4番吉住議員。



◆4番(吉住龍太郎君) 先ほどの説明の中で、特例債は駅周辺の開発とかという説明がありましたけど、志免の駅はどこにあるか説明願います。



○議長(大林弘明君) 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 吉住議員にお答えをいたします。

 先ほどは、合併特例債を利用した一つのまちづくりの事例として、宗像、玄海の先進合併事例の中で、福間、東郷、あのあたりの、本来ならば自己財源で進めていかなきゃならない駅周辺の整備開発を、この特例債でやったという事例を御紹介申し上げて、私どもの志免町でそういう駅があるかということではございません。そういったものを事例として、宇美と志免との間で同じような、もし将来、自分の自己財源で整備なりしていかなきゃいけないようなところがあれば、こういう時限立法的なものがある、そのことについてしっかり研究をし、議論をすることも大事ではないかということで、宗像の事例を申し上げたということでございます。



○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。

 次に、討論を行います。

 反対の討論はありませんか。

 6番牛房議員。



◆6番(牛房良嗣君) 今回12名の議員の方から提出のありました志免町・宇美町の合併協議会の早期設置を求める意見書(案)につきまして、反対する理由4点を申し上げまして反対意見としたいと、こういうように思っております。

 まず、1点目でございますが、白紙に戻されました3町の合併問題についての説明責任といいますか、これも果たされないうちに次の2町の合併の問題が出てくるということに対して、非常に疑義を感ずるものでございまして、まずきちっとした3町の合併問題のけじめをつけてから、次の段階に入るべきではないかとこういうことでございます。

 この3町の合併問題につきましては、私たち全議員2年をかけて一生懸命合併問題の推進に取り組んでまいりました。残念ながら最後の段階で白紙に戻さざるを得ないような結果に終わりました。現時点でやらねばならないことというのは、特に私が町長に対して申し上げたいのは、行政の最高責任者であります町長がやる一番大事な問題というのは、まずこの合併問題が白紙に戻された状況について、きちっとした説明責任を町民に果たすべきであるということは、合併問題についてこれまでの経緯とか、あるいは3町の枠組み、あるいは選択の問題、あるいは須恵町の離脱の原因等々、町民のほとんどはこの3町の合併の白紙に戻された問題点につきましてはほとんど断片的にしか知らされておりませんし、不明の状態が現在でございます。したがって、私は町長自身からまずそういった説明責任が果たされるべきであるということと、あわせて、これからは志免町の合併に対して町長がどうした基本的な考えなり方針を持っているかということに対して、町民にきちっとした報告をすべきであると。私は、今回提案のありました意見書よりも、まずそちらが先行されるべきであるということを強く感じまして、本件に対してまず第1点目の反対とする理由でございます。

 次に、2点目の反対する理由でございますが、志免、宇美町の合併協議会の早期設置の意見書の中でも、あるいは今提案者からの説明の中でも、合併特例法やあるいは特例債の利用を、あるいは活用を通じての2町間のまちづくりといいますか、合併の推進を進めていこうという意図があるようでございます。しかし、これは部分的には、一面的には私は当然のことだと思います。しかし、合併の問題の本質を考えたときに、町の将来を決する大事な問題です。合併を実現することがどれだけ町民にとって有効なものであるか、あるいは子どもや孫たちのためにどれだけ立派なまちづくりができることになるものなのか、そういったことに対する私は2町間の合併がほかのいずれよりもすぐれておるし、また有効であるし必要性があるという大義の論理が、もっと私は先行しなければいけない問題ではないかと、こういうふうに考えるわけでございます。

 今回の提案につきましては、先ほどからも話がありましたように、3町の白紙の問題が出て1週間もたたないうちの問題提起でございまして、私は個人的に言わせてもらえるならば、非常に無謀であり、また拙速過ぎはしないかと。果たしてこれで本当に町民の信頼を受けてる議員のとるべき行動であるかどうかについて、私は非常に疑義を感ずるものでございます。そうした面で2点目の反対を申し上げるわけでございます。

 次に、3番目の反対の理由を申し上げます。

 これはさきの志免、宇美、須恵の3町の合併の場合もそうでありました。今回の志免、宇美の問題についてもそうでございますが、町民の不在といいますか、町民の意見がほとんど反映されないまま合併の根幹的なもの、フレームといいますか、例えば枠組みとかあるいは将来の問題についてとか、そういった問題、大事な問題についての町民の意思が反映されないまま議論が先行しているということに対しまして、非常にゆゆしき問題であるというふうに私自身感ずるわけでございます。

 そもそも合併というのは新しいまちづくりでございます。まちづくりの主体はもう言わずもがな町民でございます。そして、最終的には町民の判断によって合併の問題が左右されるものだと、私はこういうふうに考えております。

 現在ではある程度話が進んでからとか、町民が理解ができるようになってからとか、あるいは資料がつくれるようになってからとか、ある程度話が進まなければ合併の話が町民にできないというような錯覚を持っていると。これは私どもも反省を含めて申し上げることでございますが、私はもっと合併という問題については、当初から町民の意思がその中に反映されて当然ではなかろうかと、こういうふうなことを考えるわけでございまして、これからの私は合併の論議の中には、町民の意思が当初から反映されていくようなシステムを構築して、今後取り組むべきであろうかとこういうふうに考えます。

 特に今回の志免、宇美の2町間の合併問題の提案につきましては、志免、宇美、須恵、3町間の枠組みとは全然これは異なる、異質のものでございます。3町の合併とは全然違う、2町の場合は。したがって、もっとこういった2町の合併問題というのが、志免町にとってどういうふうなものであるかということについて、もっと深掘りした、私は論議があってよかったんではないかという、もちろんこれからそういうことについては話されるということは百も承知しておりますが、しかし私はやっぱりそれは3町の問題が2年かかって、いいですか、2年かかってもなおかつ成就せず白紙に戻されたということを考えれば、もっと私はこの2町間の問題については慎重に取り扱ってしかるべきではないかと。同じ轍を踏むんじゃないかというような危惧の念を持ちまして、3つ目の反対の理由とさせていただきました。

 それから、最後の4番目でございますが、これは皆さん方も御承知のように、今後の九州の政治経済の中心というのは、福岡一極集中に流れが変わってきているということは、皆さん方も御承知のとおりでございます。福岡一極集中というのはどういうことかというと、これは福岡県ではない、福岡市でございます。そして、今後どんどんこれは加速されていくということが、もうこれはいろいろな、社会経済の中でも予測できることでございます。

 一極集中というのはどういうことかといいますと、人、物、金、これが福岡に集中してくるということでございます。いろいろな問題が今そういうふうなことに流れが出てきていることは、例えば新幹線の部分開通でもって鹿児島博多間が短距離、非常に時間的にも短くなったということ。これが全面開通すれば1時間ちょっとで行くと。熊本からは30分で行けると。もう熊本はもう福岡市の通勤距離の間だ、ベッドタウンになる、こういうふうなことさえ言われておる時代でございます。

 さらに、パラマウント社が今度久山に来ます。来年工事が始まって、西暦2008年にはオープンになるような予定になっています。まさにこれは国際化の波がこの福岡に集中してくるであろうということは、恐らくそういうことに考えられます。さらには大型店舗の進出、あるいは国際、国内線が過密化している問題、そういったことを考えましても、要するに福岡への一極集中は出てくる。この中で私が申し上げたかったのは、要は一極集中になったときに筑紫郡それから糟屋郡と2つの周辺の隣接地区があるわけでございますが、これからはやっぱり開発を予定されるのは、私は糟屋郡だと思うんです。未開発の部分が非常に多いと。そうした意味で、私はこれからは糟屋圏域というのは一つの圏域となってこれは合併とかいろいろな問題は抜きにしても、一つのグループとしてこれからやっぱり福岡市を支え、あるいは福岡市と密接不可分の関係になって、そしてやっぱり町益を、町を発展させていくということが、私は大事なことではないかと思います。

 そうした、要するに糟屋郡がこれからも一体感をつくらなきゃいけない折に、あえて私は志免、宇美の両町が糟屋圏域から逸脱するということはオーバーかもしれませんが、それから離れて行動起こすということは、私はやっぱり今後糟屋圏域の中から志免、宇美というのが離脱されていく、あるいはのけ者にされていくというような、そういう危惧の面もあるということも十分承知した上で、私はこの問題を考えなきゃいけないんじゃないかということを考えております。

 いずれにしましても、以上4点が私は今回の意見書の提案に対します、早期設置に対します反対の意見として申し上げさせていただいたわけでございます。現在、こちらにおいでに議員の方、我々反対者も賛成者も含めて、志免町をどうして立派な町にしていくかということは、これは私たちの最大の使命でございまして、そういった意味で私はあえて反対者としての意見を申し上げさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。

 10番吉田議員。



◆10番(吉田耕二君) 国が700兆円以上の借金をしている中、これ以上借金を子どもや孫たちに背負わせるわけにはいきません。また、現在の行政サービス、こういったものを維持していくためにも強力に地方分権を進め、その受け皿となる基礎的な自治体を早急に構築することが今望まれております。

 そのような中、志免、宇美、須恵、この3町で合併の協議が進んできましたが、残念ながら須恵町が離脱をされました。しかし、この地方分権、その手段、方法であります広域合併、これをとめることはできないと私は思っております。志免、宇美、2町間におきましても宇美川の改修工事、また治山、治水の問題など、解決すべきテーマがたくさん存在しております。現在の合併特例債、これの最大のメリットである特例債、これを利用しましてそのような諸問題の解決、また大きな2町間のまちづくり、こういったものを議論することも機会の損失とならないように、とても大切なことであると思っております。将来、例えば糟屋郡全体の大合併を模索する、そのためにも志免、宇美、この2町間で合併についてその必要性、可能性、そういったものをしっかりと議論することが今とても大切なのではないでしょうか。

 私は、そのような点を指摘しまして、今回提出されました志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)についての賛成討論とさせていただきます。



○議長(大林弘明君) ほかに討論ありませんか。

 17番末藤議員。



◆17番(末藤省三君) 今回の2町の法定合併につきまして反対討論を行います。

 先般の町長の3町離脱の説明の中で、今後新たに制定される予定の合併新法や議会、住民、郡内の動向等を見ながら引き続き新たな枠組み等も含め、合併問題を協議していきたいという枠組みの解散の説明が行われました。この3町任意協議会の合併に伴う意向が伝えられたわけですけども、2町でやらなければならない真意はどこにあるのか。また、先ほどもおっしゃってましたように、志免町として3町の解散に伴う住民への説明責任、これは十分に果たすべきであります。

 また、2町間における場合、広域におけるいろいろな障害等が出てくる、この合併についても、3町が解散になるや1週間もしないうちに2町の合併をするというのは早計であります。もともと合併というのは政府財界が市町村合併の押しつけをねらっているのは、安上がりで財界に都合のよい自治体づくり、地方制度づくりであります。国から地方へ官から民へ掲げて、国と自治体の責任の放棄、後退させ、福祉や教育などの水準を保障してきた地方への財政支出を削減しようとしております。市町村合併も国の財政支出を大幅に減らすことに大きなねらいがあるわけであります。この論議が任意協も含めてほとんどされてない、このように思うわけであります。

 これに伴って、さいたま市や山梨の南アルプス市、合併新市を見た場合に、公共料金の引き上げ、非常に住民は何のための合併だったのか、嘆いておられる怨嗟の声が聞こえてくるわけであります。この全国で行われている合併に対して、全国町村会や議長会が戦後初めて共同して、町村自立の確立、合併反対の立場を明確にして毅然と立ち向かっているではありませんか。議会も合併した町あるいしない町、十分検討して住民に説明をすべきであります。

 糟屋郡内を見た場合、2町はどのようになるのか。広域的に考えた場合、3町のときよりも2町のことは異なるわけであります。2町はかけ離れていくのではないか、非常に心配をされてるところであります。

 先ほども勝田線、住民の代表は議会だと言われておりました。しかし、これによって志免町は勝田線の廃止によって百年の計を失ってきました。また、合併によって2町間が郡内における影響が大とするならば、これは早計過ぎるわけであります。こういう住民に十分な情報提供、住民説明、住民投票により合併については住民が決めることであります。このことを指摘いたしまして反対討論といたします。



○議長(大林弘明君) ほかに討論はありませんか。

 9番古庄議員。



◆9番(古庄信一郎君) 賛成討論をさせていただきます。

 先ほどからいろいろと議論をお伺いしておりますと、私はそろそろ、この私たち議会側も現実をしっかり考えていかなければいけないんじゃないかと思います。私はよく、この志免町は日本の縮図と言っております。日本は自己のエネルギーもない、それからいろんな食糧自給率も非常に低い、こういう狭い国土の中でそういう状況の中、私は志免町はそれと同じだろうと思っております。8.7平方キロメートルの中で、今は4万人という人口を抱え、近隣と広域的な考えの中で非常に友好的にやっていける時代である。しかし、これが地方交付税も縮小され、補助金もカットされ、こういった状況の中でみずからが強い自治体を構築していかなければならない、そういう先がもう目の前に来ているということは、当然わかっておるわけでありまして、そういう中で8.7平方キロメートルのこの志免町が、将来の子どもや孫たちのために、今何を語り、何を考えておかなければならないかということを考えますと、私は少し抽象論的な議論をする時期ではないんではないかとこう思っております。

 まさにここに宇美、志免2町の法定合併協議会の意見書を出したがゆえに、皆さんとこれだけの議論がわき起こるということであります。これがまさに住民との議論の放出するゆえんでありまして、先例地の宗像市を見ても、任意協議会のときに、市長ほか住民の方に語ったのはたった2度、2カ所ぐらいだと聞いております。法定合併協議会ができて初めてそれから全校区百何十カ所歩いて、なぜ玄海との合併なのかということをしっかり語ってこられたということであります。

 では、私たちも少し振り返ってみまして、じゃあ議員の皆さん、宇美、志免、須恵、3町の具体的なことについて今日まで住民の方と議論をされましたか。できなかったではないですか。それは単なる任意協議会の中で決定してないからであります。しかし、今宇美と志免がもし法定協を立ち上げたならば、初めてこの2町間についてのまちづくりについてしっかりと議論ができるということであります。

 私は先ほどの反対討論の中で、糟屋郡から離れるという言葉をおっしゃられた、まさにそういうことは言うべきではないと私は思っております。そういうことを志免町から発することが、糟屋郡全体に対してどういう影響を与えるか。私たちはそういうことではなく、先行的にまちづくりに対して一緒に合併しながらこういうことができていることを先進的に進めてやっていく、そのことを次には糟屋郡全体に広げて、そういうまちづくりをやっていくということが私は大変大事なことだろうと思っております。

 また、福岡市一極集中とおっしゃられましたけれども、私は福岡一極集中になったときに、初めてその横に全国の自治の合併事例で一番のメリットは何かというと、今まで大字町だったものが市と名がついたということで、どれだけの住民の誇りと活気と地域活性が起こってきたか。私はあえてここでそれだけ一極集中する福岡市の横の、ここを東福岡市と銘打って、福岡市の横の東福岡市というような形で銘打てばどれだけ住民の方が、実際のまちづくりにイメージを持ち語っていけるかということが、必ず私たちが期待するようなことになっていくだろうという思いを持っております。

 ほかにいろいろと反対討論なさいましたけれども、その中でいろいろ議論したいところもございますが、ぜひ法定協議会をつくり、具体的に町の名前とか、それから公共料金はどうしていくんだとか、将来どうなっていくんだとか、こういう具体的なことについて、私たち議員も住民と一緒に語りながら、最終的には住民の意思を尊重しながら、我々も判断し決定していかなければならないわけですから、ぜひその点を御理解をいただいて、現状の段階で余り抽象論的に議論をするということは、もうそろそろ終わり、現実的なことについて議論をしようということを、ぜひ皆さんに御理解をいただきたい。その一つが法定協議会の早期立ち上げだということをお願いして、賛成の討論とさせていただきます。



○議長(大林弘明君) ほかに討論はありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大林弘明君) これで討論を終わります。

 これから本意見書(案)を採決します。

 本意見書(案)に賛成の方は挙手願います。

              〔賛成者挙手〕



○議長(大林弘明君) 賛成多数により、志免町・宇美町合併協議会の早期設置を求める意見書(案)は可決しました。したがって、町長あてに意見書を送付します。

 これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成16年第4回志免町議会臨時会を閉会します。

            〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜

              閉会 午前10時50分



   地方自治法第123条の規定により下記のとおり署名する。



                              平成16年4月19日





                       志免町議会議長  大 林 弘 明





                       会議録署名議員  助 村 千代子





                       会議録署名議員  末 藤 省 三