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福岡県 那珂川町

平成25年第4回(12月)定例会 12月16日−05号




平成25年第4回(12月)定例会 − 12月16日−05号







平成25年第4回(12月)定例会



1 議 事 日 程 第5号

   (平成25年第4回那珂川町議会定例会)

                                平成25年12月16日

                                午前9時30分開議

                                於   議   場

 日程第1 一般質問

2 出席議員は次のとおりである(16名)

  1番  伊 藤 智 子            2番  羽 良 和 弘

  3番  吉 野   博            5番  吉 永 直 子

  6番  平 山 ひとみ            7番  春 田 智 明

  8番  原 口 憲 雄            9番  松 尾 正 貴

  10番  森 田 俊 文            11番  壽 福 正 勝

  12番  高 原 隆 則            13番  坂 井   修

  14番  津 留   渉            15番  若 杉   優

  16番  江 頭 大 助            17番  上 野   彰

3 欠席議員は次のとおりである(1名)

  4番  早 冨 惠 子

4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(13名)

  町長      武 末 茂 喜        副町長     高 田 重 徳

  教育長     大 島 和 寛        総務部長    渡 邉 利 治

  地域整備部長  眞 鍋 典 之        住民生活部長  藤 野 茂 敏

  健康福祉部長  笹 渕 政 一        教育部長    武 田 隆 之

  総務課長    本 田   茂        税務課長    三 浦 宏 志

  福祉課長    池 田 優 子        建設課長    白 水 義 尚

  学校教育課長  河 野 通 博

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)

  議会事務局長  真 子 勝 幸        係長      藤 島   仁

  主任主事    米 澤 一 江







              開議 午前9時30分



○議長(上野彰君) おはようございます。

 現在の出席議員は16人です。早速本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に配付をいたしております議事日程第5号のとおりです。



△日程第1 一般質問



○議長(上野彰君) 日程第1、一般質問を行います。

 13日に引き続き一般質問をお受けいたします。5番吉永直子議員。



◆5番(吉永直子君) 5番、日本共産党、吉永直子です。通告に従い、一般質問を行います。

 1項目め、地域公共交通について質問します。まず、前議会で質問した循環バスの増便、デマンドバスについて協議会で検討していくという答弁をされましたが、その後協議は進んだでしょうか、お聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。現在、地域公共交通の現状を把握して、問題点と課題を整理し、那珂川町における地域公共交通のあり方を検討するために那珂川町地域公共交通実態調査業務を発注しております。これまでの取り組みとしまして、10月17日木曜日、19日土曜日、20日日曜日にかわせみバス全路線全便に乗り込み調査を行いました。乗り込み調査の内容としましては、利用者の居住地や年齢、バスの利用状況やバスの運行にかかわるニーズを調査いたしました。また、10月下旬から11月初旬にかけて住民アンケート調査を実施いたしました。アンケート調査の内容としましては、利用者の居住地や年齢、バスの利用状況、バスの利用環境などについて調査をしております。現在はこのデータ整理を行っている状況でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今、乗り込み調査を行ってデータ整理中ということですね。協議会での検討はこれからだということだと思います。前回住民の切実な声を紹介しました。答弁では前向きな検討と受けとめさせていただいています。是非住民の切実な声が反映される協議を進めていただくことを申し上げまして、次の質問に移ります。

 南部ルートの路線拡大についてです。特に別所の京団地、そして山田団地、西隈の御迎団地、冠ケ丘団地から多くの声を聞いております。3地域ともご存じのとおり高齢化が進んでおります。日本共産党那珂川町委員会が行った町政アンケートや直接訪問でお聞きした住民の切実な声を紹介したいと思います。夫が亡くなってひとり暮らしになりました。夫の運転で買い物、病院など出かけていたが、夫が亡くなってからはタクシーを使うしかなく、出費もかさみ、なかなか出かけられません。ほかにも一緒に住んでいる息子や嫁に頼むのは気が引けて、出かけなくなってしまう。こんな話もありました。あの急坂の京団地を腰を曲げてカートを引っ張って上ってこられる高齢者の姿をよく見ます。また、下るのも大変そうで転ばれる事故も起きています。急坂という点では山田団地、御迎団地、冠ケ丘団地も同じようなことが言えると思います。こういった声、裏を返せばもっと外に出ていきたいという高齢者の声です。福祉の面からも行政が応える必要性があると考えます。こういった高齢者の声、どのように受けとめられますか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。今、議員おっしゃるように出かけたくても出かけられない、高齢化社会の課題の一つというふうには考えております。それで、京団地、御迎団地、山田団地、冠ケ丘団地につきましては、現在かわせみバスは走行しておりません。また、タウンミーティングにおいても幾つかの地域で議員が述べられたような声も聞かせていただいております。今後、そのようなご意見や実態調査、アンケート結果等から課題等を整理し、地域公共交通活性化協議会で協議、検討をしていきます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) ちょっともう一度確認したいんですけど、福祉の面からも行政が応える必要性があるというところは同じ考えであるのかなと思うんですが、行政として支援すべき点と考えてあるということでよろしいですか。お願いします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) 先ほど申しましたように高齢化社会の課題の一つというふうには考えております。それで、そのようなご意見や実態調査アンケート結果等から課題等を整理して、今後協議、検討をしてまいります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 是非行政としても福祉、高齢者を支援するという立場で協議会等での話を進めていただきたいと思います。路線拡大でもう一点、那珂川南中に通してほしいということです。南畑や西畑から自転車で通学する子がいるわけですが、部活等で遅くなることもあり、親としては心配で送り迎えをしたり、したくてもできない親もいるわけですが、どうにかバスを使う子は那珂川南中から農協前まで歩いてバスに乗っているようです。あの道は周りが田んぼだらけで、街灯も人けも少なく心配は尽きません。また、南畑、西畑は冬季路面が凍結したりで自転車の事故もよく起こっているそうです。子どもたちが安全に通学できるために是非那珂川南中まで子どもたちが登下校する朝夕だけでも走らせていただきたいのですが、いかがお考えですか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。バスの車両台数に限りもございますので、通学時間帯の那珂川南中学校までの運行につきましては現状では難しいと考えております。今後、ルート等の見直しにおける課題の提案として受けとめさせていただきます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 難しいという感じなんですけども、子どもたちの安全を思えば早急な検討をするべきだと思います。事故が起きてからでは取り返しがつきません。前向きに早急に進めていってください。次に、南畑線についてですが、年齢別の利用者率をお答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。かわせみバス乗り込み調査の結果では平日では19歳以下で11.0%、20歳代9.4%、30歳代9.1%、40歳代6.3%、50歳から64歳代25.6%、65歳から74歳代21.3%、75歳以上11.0%でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 言われましたとおり50歳以上の利用が多いわけですが、南畑線に限っては役場には行きません。役場に回ってほしいという声、よく聞きます。町民であれば役場へのアクセスは当然必要です。ましてや50歳以上となると、福祉センター、保健センターがあるわけですから、要望があるのも当然です。高齢者利用が多いお昼間だけでもいいのではないかと思いますが、南畑線を役場経由で運行する考えはないでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。現在、南畑線は1台の車両で運行しております。南畑方面から博多南駅方面へ1時間に1本、下りも同様でございます。ルート変更には目的地までの所要時間や運転手の休憩時間等を考慮したダイヤの検討が必要となり、現状ではなかなか難しい状況ですが、今後交通実態調査等の結果も参考に検討すべき課題と考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 多くの方々の願いです。是非前向きな検討をお願いします。南部ルートでもう一点、無料乗り継ぎについてです。これは糸井前議員から提案があっておりました。無料での乗り継ぎ場所は博多南駅、西鉄営業所、那珂川町役場の3ケ所です。西畑南面里線は町内全域150円もしくは100円でどの路線にも乗り次ぐことができます。循環バス、また南畑線に無料で乗り継ぎができます。しかし、南畑線を利用される方に限ってはほかの路線への乗り継ぎは全て有料になります。西畑南面里線の条件から見ても整合性がありません。先ほど要求した南畑線を役場経由にできれば3ケ所の乗り継ぎ場所の利用もできます。南畑線の乗り継ぎについて改善を求めます。いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。少し重複するかもしれませんが、現在の乗り継ぎの状況をまず説明させていただきます。現在、乗り継ぎ運賃を無料としているのは博多南駅にて循環バスから別路線で次便の循環バス、西鉄バス那珂川営業所にて西畑南面里線、これは営業所行きでございますが、これから南畑線博多南駅行きでございます。及び南畑線の南畑発電所行きから西畑南面里線の大山南面里行き、それから那珂川町役場にて西畑南面里線、役場行きから循環バスと循環バスから西畑南面里、大山南面里行きとなっております。ご質問の南畑線につきましては、町の主要な地点を運行しているなどから乗り継ぎの無料化は現在行っておりません。なお、乗り継ぎにつきましては住民の方の問い合わせや運行事業者からの報告で乗り継ぎがわかりにくい、利用しづらいとの意見も伺っております。そのため、議員のご意見も含め、かわせみバス全体の見直しにあわせて乗り継ぎに関しても検討していきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今、南畑線は那珂川町の主要な地点を運行していると言われました。要は西畑南面里線が無料乗り継ぎできるのは主要な地点に行くために乗りかえなければならない、そこは負担のないようにというふうに理解をしますが、では那珂川町の主要な地点とはどこになりますか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。南畑線で考えておるのは那珂川営業所、それからそれ経由しまして博多南駅と。当然従来の路線バスルートの国道385号を通るということもあろうかと思います。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 南畑線が主要な地点を運行しているといっても、西畑南面里線と違うのは博多南駅に行くというくらいではないでしょうか。ましてや役場も主要な地点に入るのではないかと思うんですが、そこには行きません。ミリカに行きたいとしても乗り継ぎ料金が発生します。ここはもう少し整合性を考えて改善してほしいと思います。先月、町民文化祭が盛大に行われました。たくさんの高齢者の方々がいろんな分野で元気に活躍されていました。バスがあったからサークルも続けられたという声も聞いております。多くの高齢者が生き生きと活動できるようにこういった点も協議に織り込んでいただき、検討していただきたいと思います。自治体や行政が運営するバスとはどういったものでしょうか。西鉄バスが採算が合わないといって路線を廃止します。営利目的が一番になると住民の声は置き去りになります。少数であっても住民の困ったをサポートするのが町のコミュニティバスの役割ではないでしょうか。ここで那珂川町のコミュニティバスかわせみバスが運行開始に至った経緯をお聞きしたいのですが、循環バスと南部ルートでは発足当時の目的は違うかと思います。ここでは南部ルートについての経緯についてお聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成21年12月に西日本鉄道から本町に対しまして国道385号を走る中南部地域のバス路線の廃止の報告がなされました。このことにより中南部地域のほとんどが交通空白地域となることから、生活交通の確保を目的に平成23年4月に南部ルート運行を開始することとなりました。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 当時、南部ルートが開通されるに当たってたくさんの署名が集められ、地元の方々の切実な思いが示されたことを聞いております。住民の足を守るということは人権を守るということにつながります。高齢というのは誰にでも訪れるものです。年をとり、車の運転ができなくなる、足の確保は社会とつながる大事なパイプです。年をとっても可能な限り社会とつながれる環境を最大限に保障する。人が最後まで人とのつながりの中で生きていくために当然の支援ではないでしょうか。私は以前話しましたが、介護の仕事をしていました。人が人とのつながりをなくしたとき、社会とのつながりを断たれたとき、本当に生命力が弱まっていくところを何度も目の当たりにしてきました。とても悲しいことです。人として生まれてきた以上、どんな人も最後まで人間らしく人とのつながりの中で人生を終えられる社会の形成を願うものです。私は自治体が人権を重んじる視点で行政運営するのが当然だと考えます。町長にお聞きします。京団地、山田団地、御迎団地、冠ケ丘団地、そして南畑線の役場や南中への路線拡大、住民の声を紹介させていただきましたが、どのようにお考えでしょうか。お聞かせください。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答え申し上げたいと思います。先ほど部長が申し上げましたようにタウンミーティングの中でもいろんな意見が出ておりますし、今議員が申されました地域のことにつきましても当然出てまいりました。さらに、私どものほうにはいわゆる南部ルートだけではなくて北部ルートに対しましても同じような意見が出てまいりました。具体的な幾つか団地も上げられております。ですから、強い要望等がございますので、今この段階でどうしなければならないかという結論は部長の答弁の中にもおわかりだと思いますけれども、それは申すことはできません。ただ、今議員が申されましたそのような視点で私どもも考えております、これはですね。今までもそういうふうな視点で考えております。ただ、少し違いますのは、そういう意味では今後も利便性の向上を目指して利用者が増加するように見直しを図っていかなければならないという考え方は持っております。それと同時に、ちょっと違いますのは、また一方でのバスの運行には大きな財政負担も伴いますので、この両面を考えながら私どもは検討をし、また判断をしていかなければならない、ここが若干違うのだろうと、このように思っております。ですから、その両面をアンケートとか乗り込み調査とか、そういうものの中で調べ、そして最終的には外部の委員会の中で検討していただくというようにスケジュールをしているわけですね。ですから、その中で検討、私のほうに調査結果、そしてこういうふうな考え方だということを示されると思いますので、そのときに最終判断をしたい、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 福祉を支えていくという点では一緒だと思いますので、前向きな検討をよろしくお願いします。次に、今年夏休み前に要望が出ていたのですが、グリーンピアまでのバスです。夏休みだけでも、朝、昼、夕の3便でいいから運行してほしいという要望でした。グリーンピアまでは公共交通機関が全くないため、車で行くしかありません。キャンプ村にあるバーベキューガーデンは目の前に自然プールもあって大人も子どもも楽しめる魅力的な施設となっております。ただ、皆さん言われるのがバスが通っていればもっと利用したいのに、大体の人がそうだと思いますが、バーベキューと言ったら少しはビールを飲みたいものです。車で行くとなると飲酒はできないから交通機関が使える別の場所を探すそうです。また、バーベキューはしなくても車のない保護者が子どもたちを自然プールに遊びに連れていくこともできます。せっかくの那珂川町の施設です。多くの町民に利用してもらうためにも、夏休みの運行計画を検討していただけないでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。南部かわせみバスは住民の生活交通の確保を目的に運行しております。そのため、観光施設であるグリーンピアなかがわにつきましては目的上も運行ルートの対象外でございます。仮にグリーンピアなかがわまで運行すると、車両の運用や運行時間に余裕がないため、どうしても運行時間があくこととなり、サービスの低下につながってまいります。そのため、グリーンピアなかがわまでの運行は困難と考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 那珂川町の施設を多くの住民が利用できる施策を考えていただくようお願いします。かわせみバスのさらなる改善を願いまして、次の質問に移ります。

 防火対策について質問いたします。皆さんご存じでしょうが、10月11日に福岡市博多区の安部整形外科で火災が発生し、10名の方が亡くなるという悲惨な事故が起こりました。初めに、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、このような事故が再び起きぬよう各自治体総力挙げて取り組みが行われるよう願い、質問に入ります。超高齢化社会を迎えた日本では、自分では逃げ切れない人、ケアが必要な人の安全をどう確保するかがますます大事になっています。今回の火災で犠牲になったのは70歳以上の高齢者ばかりです。この病院では7ケ所の防火扉が全て作動しませんでした。発見者による初期消火も行われず、煙が短時間で蔓延し、一酸化炭素中毒で亡くなったということです。この火災の大きな原因として、防火設備の不備、防火扉やスプリンクラー、自動火災報知機になりますが、加えて初期消火が行われなかった訓練上の問題、2点が上げられています。防火扉ですが、建築基準法に基づいて定期報告制度があります。福岡市の場合、有床診療所、これは19床以下の診療所ということですが、報告制度の対象外になっています。要するに小規模診療所は防火扉の点検義務がないのです。これは介護施設も同対象です。このような背景もあって安部整形は30年間防火扉のチェックがされていなかったというわけです。この制度は各自治体の裁量に委ねられています。那珂川町において定期報告制度の対象外となる有床診療所と介護施設の数をお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。那珂川町内の有床診療所数は4ケ所でございます。介護施設につきましては、介護老人福祉施設1ケ所、介護老人保健施設1ケ所、特定施設入居者生活介護施設4ケ所、有料老人ホーム1ケ所、軽費老人ホーム1ケ所、及び地域密着型サービス施設は通所介護施設を含めまして6ケ所で、計14ケ所でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) では、防火扉には反応の遅い旧式の熱感知式と昭和49年法改正以降の煙感知式の2種類があります。安部整形では旧式の熱感知式が使用されていたわけですが、熱感知式防火扉を設置している施設はありますでしょうか。診療所と介護施設については町が指導に入れる地域密着型の6施設についてお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。有床診療所4ケ所については全て煙感知式の防火扉設置でございます。介護施設につきましては建築基準法で制定している防火扉の設置基準に該当する地域密着型サービス施設はございません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 防火扉については旧式が使われていないということで安心をしました。

 では次に、スプリンクラーと自動火災報知機についてですが、安部整形外科には設置されていませんでした。スプリンクラーは初期消火でもとても大切な役目を果たすし、自動火災報知機は火災が起きたら自動的に消防署に所在や名称が通報され、素早い対応ができます。那珂川町の4つの有床診療所と地域密着型介護施設について、スプリンクラーと自動火災報知機の設置状況についてお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。町内4ケ所の有床診療所にはスプリンクラーは設置をされておりませんが、自動火災報知機は全て設置をされております。地域密着型サービス施設5ケ所にはスプリンクラーと自動火災報知機はともに設置をされております。通所介護施設1ケ所は自動火災報知機が設置をされています。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) では次に、消防の点検と各施設の防火訓練の把握はどのようになっていますでしょうか。



○議長(上野彰君) 藤野住民生活部長。



◎住民生活部長(藤野茂敏君) お答えいたします。消防が行います立入検査は消防法第4条に基づくもので、消防署では年間の立入検査計画を作成し、その計画に基づいて定期的に実施をいたしております。今回、10月11日に発生しました福岡市の診療所の火災を受け、10月15日に消防署による緊急の立入検査を実施をいたしております。さらに、福岡県建築指導課の有床診療所緊急点検による防火扉、防火シャッターの作動状況及び非常照明の状況確認が行われましたので、消防署も合同で立入検査を実施をいたしております。その際、不備があった事項については改善指導を行い、その後改善をされたことを確認をしております。消防が行う、この立入検査の内容といたしましては、ボイラーや厨房などの火気使用設備の維持管理の状況、防火管理者の選任、消防計画の作成または変更、消防計画に基づく消火、通報、避難訓練の実施状況、防火対象物の定期点検の実施、防火戸、防火シャッターの閉鎖障害となる物品の除去、避難障害となる物件の除去、消火器、誘導灯、火災報知機、屋内消火栓、避難器具等に不備がないかなどの検査を点検の中で行っております。なお、今回実施をされました緊急の立入検査につきましても、定期的に実施をしております立入検査と同様の検査内容で実施をされております。また、防火訓練の把握につきましては、各施設の消防計画に基づき把握をしているところでございます。以上です。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今いろいろと質問しましたが、防火扉、スプリンクラー、自動火災報知機の設置、そしてそのような設備や防火訓練の点検制度は安部整形外科の火災から浮き彫りになった今後の重要な課題です。今回安部整形の火災を受けて緊急点検が消防署と建築指導課との合同で行われ、改善がなされたとのことでした。このような消防の専門家、建築の専門家が定期的に点検することが重要だと考えられます。先ほどの説明では今回行われた緊急の立入検査と定期的に実施されている立入検査は同様の検査内容と言われましたが、日ごろの検査は消防だけで行うもので、建築指導課は入りません。ですから、防火扉の作動状況までチェックはされません。この見落としが安部整形の火災の被害を拡大したのです。定期報告制度が有床診療所にも義務化されれば防火扉までチェックされることになります。しかし、現状では設備や点検制度は小規模診療所、介護施設は義務化されていません。しかも、こうした整備をする体力がないのも現実です。スプリンクラー設置に要する費用は2,000万円とも言われております。専門家が点検する報告制度にもお金はかかります。有床診療所の診療報酬は大病院の半分以下であり、入院部門はほとんどが赤字で経営は厳しいとされています。防火設備、スプリンクラー等を設置する資金の余裕はありません。今度の事故を知って多くの有床診療所が入院部門をやめることを検討しているそうです。あの事故はうちでも起こる可能性があると感じている経営者が多いのです。しかし、有床診療所は地域の福祉の重要な部分を担っている実態があります。病院での長期入院が難しくなる中、お年寄りなどの受け皿であったり、在宅医療の拠点であったりと、地域において大切な存在です。安部整形の元院長、今回の火災で亡くなられましたが、地域住民の方々は優しくて地域のために一生懸命してくれる先生だった、ここに来る患者はよその病院で入院拒否された人が多かったと話されていました。また、同規模の診療所、中央区の松本整形外科の院長は、診療報酬が低いといっても行く場所がない人を退院してくださいと無理には言えません、ここがあってよかったと言ってもらえるから続けていると言われていました。本当に大切な人を救う医療を行ってあります。地域の福祉にとって欠かすことのできない診療所、那珂川にも4ケ所あるということです。今回、国も厚生労働省がこの火災を受けて有床診療所にスプリンクラー設置の補助、8割以上、ほぼ全額になるとも言われていますが、今年度の補正予算で対応することを決めました。ですが、診療所を存続させるためには診療報酬の引き上げは必要不可欠です。医師会も強く求めています。ここで町長にお聞きします。是非国に診療報酬の引き上げを求めていただきたい。町村会の場で発信していただきたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたします。その前に今言われましたスプリンクラーの件につきましては私もテレビで見まして本当によかったなと、そういうふうに思っております。8割でしたかね。ほぼ全額に近いということでしたよね。それで、お答えします。診療報酬はご承知のとおり経済状況や賃金の変動などに対応するために国によって2年ごとに見直しが行われている、そういう制度でございます。また、個別の医療行為に関することは専門家でなければわからないために中央社会保険医療協議会の答申を受けて決定される、このような仕組みとなっております。したがいまして、診療報酬改定は国の権限でありますので、そこに委ねていくのが賢明ではなかろうかと、こういうまたそういう案件でなかろうかと、こういうふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 国の権限であっても住民を守るのは一番身近な自治体の役目ではないでしょうか。是非地域の医療拠点を守る発信をお願いします。それから、那珂川町の4ケ所の診療所、どこも今のところはスプリンクラーがついていないとのことでした。国の補助も確定したわけですし、住民の命と安全を守るという立場で診療所のスプリンクラー設置が進むよう啓発に努めていただきたいと思います。

 では次に、すぐにでもできる防火対策として提案があります。今回の火災はコンセントのすき間にほこりなどがたまり発火するトラッキング現象というそうですが、これが火元だそうです。このトラッキングを防止するシリコンが100円で購入できます。これなんですけども、実は昨日私百均に行ってきました。テレビや新聞で紹介があったんですが、私は1個100円だと思っていたんです。そしたら、これで100円だったんですね。さっきのと合わせて6個も入っています。1個16円ほどです。これを那珂川町の診療所、介護施設に配るというのはどうでしょうか。防火対策として大きな役目を果たすし、各事業所、防火の啓発にもなります。すぐにでもできる対策として是非取り組んでいただきたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。今、金額のお話がありましたけれども、まず医療機関等の防火対策につきましては今回の福岡市博多区の事故を受けまして厚生労働省が病院等における防火・防災対策要綱、これを見直しまして、医療施設における防火・防災安全対策に関して再点検の実施及び注意喚起を行っております。また、地域密着型サービス事業所におきましては町の指導としまして防火管理者から職員及び施設入所者への注意喚起を行いまして、施設内のコンセントのごみ除去を含めた清掃の徹底と点検の強化を図っているところでございます。したがいまして、防火対策は基本的には事業所の責任で行うものでありまして、トラッキング防止のシリコンを行政が購入して配布をすることは考えておりません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 町としては国と一緒に注意喚起を行っている、それ以上の防火対策は事業所の責任で行うものだということですね。事業所の責任と言ってしまえばそれまでですが、そうは言わずに那珂川町の住民の命と安全を守るという立場で今回の安部整形の火災を受けとめ、取り組む姿勢が必要ではないでしょうか。人の意識は事故が起きた直後は誰しも注意をするものです。ですが、月日がたつと自然と意識は薄れてしまうものです。年に1回、こういったシリコンを配布することで惨事を思い出し、防火意識を啓発することにつながると思います。自己責任にすることは簡単ですが、住民の命と安全を守るという視点から考えることは自治体の努めではないでしょうか。是非惨事を起こさないために町としてできることを考えていただきたいと思います。

 次に、防火対策に関連する点検制度についてですが、先ほども言いましたが、建築の専門家がするものと消防がするもの、2つがあり、有床診療所は建築の専門家が行う防火扉を点検する定期報告制度は義務づけられていません。福岡市は今回の火災を受けて有床診療所にも報告制度を義務づける方針を固めています。那珂川町は県の管轄ですが、是非義務づけを求めていただきたい。あわせて、専門家の点検報告になるため、一定の費用、10万円ほどと聞いていますが、かかります。ここは県もしくは町が財政支援することを求めます。いかがですか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。福岡県建築指導課に確認しましたところ、建築主事を置く特定行政庁である福岡市、北九州市、大牟田市、久留米市及び福岡県が合同して有床診療所等に対する定期報告及び検査等について現在協議検討中であることを確認しております。財政支援の検討ということでございますが、既に定期報告を実施している建築物との兼ね合い、また特定行政庁の協議結果も出ていないことから財政支援の考えは現在持ち合わせていないところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 事故後の流れからいくと、義務づけは進むと考えられます。しかし、有床診療所の実態はお話ししたとおり負担だけ押しつけられると立ち行かなくなると考えられます。報告制度の義務化は安全確保のためには必要なことですが、そうなった際には財政支援も必要だということを言っておきたいと思います。

 次に、消防の分野の点検です。消防署の点検は年に1回、防火訓練の把握は計画的に行っているということでしたが、今回の火災、通報や初期消火の遅れから訓練や徹底が行われていなかったことが指摘されています。防火訓練の把握はただ報告を受ければいいというものではありません。安部整形も防火訓練は消防局に報告はされていましたが、実態は報告どおりではないし、マニュアルの作成もされていませんでした。チェックする仕組みができていないのです。防火訓練の把握は防火目的が現実のものになるような点検の仕組みを見直していただくよう消防署にも要請をしていただきたい。町としても診療所や地域密着型介護施設からでも訓練啓発や点検を行ってほしいと思います。お答えください。



○議長(上野彰君) 藤野住民生活部長。



◎住民生活部長(藤野茂敏君) お答えいたします。防火訓練の関係について報告をさせていただきます。防火訓練の状況につきましては先ほど回答いたしましたが、防火管理者が定める防火計画により把握をしているとのことでございます。消防法により施設の管理権限を有する者は防火に関する一定の資格を有し、防火上の管理を行わせるものとして防火管理者を選任し、この防火管理者に消防計画の作成、消火、通報、避難訓練の実施や消防用設備等の点検などの業務をさせなければならないと、そのように義務づけられております。この防火管理者を選任しない場合、または防火管理者が消防計画に従っていない場合は施設の管理権限を有する者に罰則が適用されるということになっております。今回の火災により日ごろの訓練の重要性というものが明らかになっております。したがいまして、今後とも消防署の立入検査が行われるときには通常の検査はもとより消防計画に基づく消火訓練や避難訓練など、火災時の行動につながる訓練等の実施について確認をするとともに適切に指導するよう消防署のほうに要請をしていきたいと、そのように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 是非要請をしていただきたいんですが、これまでどおりの点検ではだめだということが今回の火災でわかったのです。防火管理者がいようが、罰則があろうが、報告どおりでなく施設職員に消火や通報の知識が身についていなかったのです。再度言いますが、防火という目的が現実のものになる点検の仕組みを見直していただくよう消防署に要請していただきたいと思います。今回の事件を通して社会全体がまだまだ高齢者の防災を軽視していると感じます。人の命や安全にかかわる防火対策、国や県の動きを注視するばかりでなく、町独自にできること、今すぐできること、先ほど紹介したシリコンなどですが、二度とあのような悲惨な事故が起こらないよう早急な検討、取り組みが行われますようお願いし、私の一般質問を終わります。



○議長(上野彰君) 5番吉永直子議員の一般質問は終わりました。

 続きまして、6番平山ひとみ議員。



◆6番(平山ひとみ君) 6番、日本共産党、平山ひとみです。通告に従い、一般質問を行わせていただきますが、順番を変えまして、先に発達障がい支援についてを質問させていただきます。自閉症やLD、ADHDなどを発達障がいと言いますが、今回やむなくこの言葉を使ってはいますが、不本意ではあります。発達にアンバランスがある、発達にでこぼこがある子どものことです。よりよい言葉が近い将来あらわれることを期待したいところです。原因は親の愛情不足やしつけの問題や本人の性格によるものではなく、生まれながらに脳に何らかの機能的なゆがみが存在しているためと考えられているようです。大刀洗町がゼロ歳から12歳まで巡回相談を行った結果、発達にアンバランスがあるかもしれない子、困り事を持っている子が3割だったということです。発達障がいの子の多くは教員による叱責、いじめの対象になることが多く、不登校やひきこもりになってしまいかねません。早い適切なケアが必要です。そこでまず、早期発見、早期ケアのための現在の取り組みについてお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。早期発見、早期ケアのための現在の取り組みですが、まず3歳児健診時において個別相談や療育の紹介等を行っております。また、幼稚園や保育所の定期巡回相談においては、支援や配慮が必要な園児の特性に対する理解や支援方法等の助言を行っております。それから、保健センターで実施をしております発達相談や言葉の相談、そしてたんぽぽ広場におきましても個別相談、助言等を行っております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 次に、療育指導教室にじいろキッズについてお尋ねします。対象はゼロ歳から就学前で心身の育ちが気になる子どもたちへの療育と相談の機関ですね。平成21年度からスタートと聞いています。まず1つ目、活用状況の推移、2つ目、どういう人的配置がなされているか。3つ目、主な取り組みと成果、4つ目、申し込みに対し定員割れとかにならず需要に応えられているかについてお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。まず、活用状況の推移ということで相談件数の推移でお答えをいたします。相談や訓練、定期巡回、コンサルテーションを含めた延べ件数でお答えします。平成22年度が858件、平成23年度が1,045件、平成24年度が1,229件となっております。次に、人的配置ですが、現在のにじいろキッズでは嘱託の臨床心理士2名と保育士1名で行っております。主な取り組みは、相談事業、療育事業、定期巡回等でございます。次に、需要に応えられているかとのことですが、平成21年度は2名の臨床心理士で行っておりましたが、増加する乳幼児等の療育指導に対応が困難になったために平成23年度から利用者の増加に伴いまして個別療育やグループ療育の回数を調整をしまして、より多くの療育が必要な子どもたちへの支援を行っておりまして、平成24年度からは療育の経験がある保育士を1名増員をしております。取り組みの効果ということですが、発達障がいというのは先天的な脳の障がいでありまして、数ケ月や数年の個別やグループでの療育で完治をするということはなかなか難しゅうございます。そのために効果と聞かれますとなかなか難しくはなりますが、にじいろキッズの臨床心理士がまとめたものを少し長くなりますけれども紹介をさせていただきます。療育の効果とはということで、療育とはそれぞれの子どもの特性や発達段階に合わせて個々に目標を立て、それに基づいて遊びや活動を工夫してかかわっていくものでありまして、子どもの発達をより促していけるよう下支えをしていくものであります。そのため、その子ども自身にプラスの変化があったとしても、それが療育の効果によるものなのか、単に本人の成長によるものかは正確にはわかりません。また、療育指導教室で取り組んだことによる効果だけでなく、保護者が子どもについて理解を深めて対応を工夫したことや巡回相談を通して在籍園でのかかわりが工夫されていったことなど、子どもを取り巻くさまざまな影響した結果としての子どもの成長であると思われます。それらをまとめて効果として考えるのであれば、次のようなことになります。事例として1つ目に、友達に対してすぐに手を出したり、かんしゃくを起こすということで相談された事例ですが、個別療育、保護者への対応、在籍園での対応、これらを行った結果、友達とのトラブルは減少し、クラスの活動にも参加できることが増え、言葉でやりとりする力も伸びたと見られます。2つ目に、人への興味が薄く、言葉が出なかった事例として療育を通して少しずつ人への興味が育つとともに言葉の理解力が伸び、発語も少しずつ増えていったという成長が見られた。3点目として、落ちつきがなく、教室から飛び出していくという事例に対しましては、個別の療育を通して理解力を伸ばすとともに集中を維持することへのモチベーションを上げていくよう取り組んだ。また、巡回相談を通して在籍園でのかかわり方を具体的に話し合っていった。その後、先の見通しを持って活動に集中して取り組めるようになり、教室から飛び出しやうろうろすることも減っていった。4点目ですが、こだわりが強く、友達とうまく遊べないという事例に対しては、療育を通してともに学ぶことの楽しさを経験することや声のかけ方など具体的なコミュニケーションのコツを身につけていった。その後、友達の輪に入って遊ぶことが増えていった。このように療育を通して言葉の表現が増えた、自分の気持ちをコントロールする力が伸びた、落ちついて活動に取り組めるようになったといった子ども自身の力が伸びたという効果があるとともに保護者が子どもについての理解を深めてお互いにかかわりやすくなったという効果や、毎日を過ごす在籍園でのかかわりを工夫することで子どもの本来の力が発揮されるようになったという効果が見られている。こういった報告があっております。以上のことをもって回答とさせていただきます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) とても具体的でとてもすてきな取り組みをされているんだなということを実感いたしました。日本教育新聞というものににじいろキッズと保育所、幼稚園への巡回相談の取り組み、先ほど部長もおっしゃいましたが、その取り組みが掲載されていました。年4回、保育所や幼稚園を回り、早期発見、早期ケアへとつなげていると。あるお母さんはこのにじいろキッズの先生たち、絶対に異動させてほしくないと切望なさっていました。このすてきな取り組みを是非このメンバーのまま継続していただきたいと思います。

 次に、通級指導教室と特別支援学級について、同様の4点をお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。まず、学校教育法施行規則第140条に規定されている通級による指導、いわゆる通級指導教室についてご説明いたします。通級指導教室とは障がいの状態がそれぞれ異なる児童生徒に個別指導を中心とした指導を弾力的かつきめ細かに行う教室でございます。活動状況の推移についてですが、本町が設置しております通級指導教室の具体的な障がい区分としましては学習障がい、注意欠陥多動性障がいで設置状況につきましては小学校では岩戸小学校に2学級、中学校では那珂川中学校に1学級を設置しております。本町の通級指導教室の通級者数は平成25年10月1日時点で小学生が51名、中学生が12名の合計63名となっております。なお、人数の推移ですが、通級指導教室は平成22年度から設置しておりまして、平成22年度は小学校27名、平成23年度は小学校30名、平成24年度からは中学校にも設置いたしておりますので、小学校41名、中学校9名の合計50名となっております。人的配置につきましては、県から通級指導教室1学級につき1名の学級担任の配置があり、小学校2名、中学校1名の選任教員が配置されているところでございます。次に、主な取り組みの効果についてですが、通級指導教室において行われております指導内容につきましては特別支援学校の学習指導要領を参考とした自立活動や障がいの状態に応じた各教科の補充学習が行われております。通級指導教室に通級している児童生徒は学習の大半を在籍している各学校の通常学級で授業を受け、1人当たり週に数時間程度通級指導教室に通級し、個別指導等による指導を受けている状況でございます。需要に応えられているかということですが、通級指導教室の受け入れですが、対応できている状況であります。次に、特別支援学級についてご説明いたします。特別支援学級とは学校教育法第81条に基づき、公立小・中学校に設置されている学級であり、通常の学級では適切な教育を受けることが困難な児童生徒に対して学習上、または生活上の困難を克服するため、さまざまな教育活動を行っております。対象となる児童生徒の具体的な障がい区分といたしましては、知的障がい者、肢体不自由者、病弱者及び身体虚弱者、弱視者、難聴者、言語障がい、自閉症、情緒障がい者となっております。活動状況の推移につきましては、本町における特別支援学級の設置状況についてご説明いたします。本町では小学校6校、中学校3校に知的障がいの学級と自閉症、情緒障がいの学級を設置いたしております。本町の特別支援学級在籍者数は平成25年10月1日時点で小学生が57名、中学生が18名、合計75名となっております。人数の推移ですが、平成21年度は小学校30名、中学校11名、合計41名、平成22年度は小学校30名、中学校10名、合計40名、平成23年度は小学校27名、中学校16名、合計43名、平成24年度は小学校33名、中学校18名、合計51名となっております。人的配置につきましては県から1学級につき1名の学級担任の配置があり、小学校13名、中学校6名の選任教員が配置されております。これに合わせて本町独自で特別支援教育支援員を20名、これは12月1日現在です。配置いたしております。主な取り組みの効果につきましては、特別支援学級において行われております学習内容としましては基本的に文部科学省が定める小・中学校それぞれの学習指導要領をもとに編成されておりまして、特に必要がある場合は特別支援学校の小・中学部学習指導要領を参考に編成がなされておりまして、具体的には各教科の学習のほか、日常生活の指導や生活単元、作業学習などを取り入れた事業を行っております。需要に応えられているかということでございますが、特別支援学級の受け入れですが、対応できているという状況でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) この問題を取り上げるに当たり、ちょっと驚いたのですが、早期発見については乳幼児健診などは国保年金健康課、保育所、学童保育は子育て支援課、療育は福祉課、通級は学校教育課と、実に4つもの課をまたがるんです。しかし、子どもの人生は1つなわけですから、総合的なケアを保障するためには横の連携が欠かせません。連携はどう図られているのでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。療育指導教室、通称にじいろキッズとの連携につきましてはにじいろキッズに通っていた子どもが通級指導教室で指導を受けること、または特別支援学級に編入が決定した後、にじいろキッズでの指導方法や児童生徒の状況を通級指導教室、または特別支援学級が引き継ぎ、これに基づき指導計画を作成しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 教育部に切に望みたいことがあります。大刀洗町では発達障がいかもしれない、もしくは困り事のある子どもが3割と言いましたが、これは大刀洗町に限ったことであるはずがありません。私はこの質問を組み立てるに当たり、少なくないお母さんにこう言われました。この問題に関しての先生たちの知識がなさ過ぎると。集団が苦手な子、空気が読めない子、突拍子のない言動をする子に、つい叱ったり、どうしていいかわからないと自分を責めている先生たちは少なくなくいるはずです。もちろん親も苦しい。そして、自分ではどうすることもできない子どもたちは本当に苦しい。先ほどの日本教育新聞にもう一度触れますが、にじいろキッズの巡回相談について専門指導員に見てもらうことで担任が1人で悩むことがなくなったと紹介されていました。こうした取り組みを学校教育でも進めてください。是非この問題を先生たちに研修してください。ご答弁お願いします。



○議長(上野彰君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) お答えいたします。議員のご質問のこの発達障がいのお子さん、さらにはその可能性のあるお子さん方に対します、この対応のあり方でございます。県のほうでは特別支援学級、さらには通級指導教室の担当教員につきましては十分なその研修の機会を設けまして、指導力の向上を図っているということでございました。それにつきましては私どもも町内の担当にも十分行くように指導をいたしておるところでございます。また、一般のクラスにも特別な支援を必要なお子さん方もいるということも事実でございまして、そういう意味では一般の学級の担任もこの特別な支援教育に対する理解、さらには認識が必要だろうというふうに思っております。そういう意味で、これまでも校内研修でありますとか、私どもの授業改善研究大会で、そういったところも踏まえて研修を踏んでいるというふうには思っておりますが、そういったこの先生方、このことについて知識が足りないというお声もあるということでございますので、今後なお一層、この特別支援教育のさらなる充実に向けて各学校を指導してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) どのクラスにもそういう困り事のある子、なかなか集団に溶け込めない子というのはいるはずです。それが知識がちゃんとあれば、もしかしたらこの問題にかかわりがあるかもしれないと先生たちが対応することができれば先生たちも子も親も早くケアができる、早く救われるということもあるかとも思いますので、是非引き続きの努力をお願いいたします。先ほど紹介した大刀洗町ですが、発達障がいを含む障がいのある幼児、児童生徒を中心とした全ての子どもが教育、福祉、医療等の関係機関の連携と協力のもとに継続した支援とそれぞれの課題に応じた効果的、総合的な支援を受けることができるようにすると特別支援教育総合推進事業を進めています。保育園、幼稚園、小学校、中学校それぞれに特別支援教育コーディネーターを配置して年5回担当者会議を行っています。是非参考にしていただければと思います。

 さて、新たに(仮称)療育指導センターが建設されると聞きました。どのような施設をお考えでしょうか。目的、対象、人的配置、部屋数、設備、地元木材などを活用なさるのかも含めてお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。まず、療育指導センターの目的としましては、乳幼児等に対して相談事業や療育事業を通して子どもがスムーズに社会生活に適応することができるよう支援及び指導を行うとともに、早期発見、早期療育を目的、行うことによりまして乳幼児等の円滑な日常生活及び社会生活の促進を図ることを目的としております。対象者につきましては、現在のにじいろキッズの対象者を基本に筑紫地区の療育事業の状況を参考に検討をしてまいりたいと考えております。部屋数及び設備については、平成26年度に設計を計画しておりますので、その段階になると思いますが、相談や検査、個別療育やグループ療育が並行して行えるような部屋数を確保したいというふうに考えております。また、設備につきましてはトランポリンやつり遊具などを置きまして、さまざまな感覚を刺激できるような設備を設置したいというふうに考えております。地元木材につきましては、可能な限り木材のやわらかな感覚を出せればというふうに思っております。人的配置につきましては、臨床心理士や保育士、その他作業療法士等の資格を持った方の配置は必要ではないかと、必要であるというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) この療育指導センターですが、是非直営にしていただきたいと思います。春日市のくれよんクラブの園長先生とお話ししてきましたが、あの先生自身市の職員で内線電1本であちこちに連絡、連携ができるとおっしゃっていました。にじいろキッズのような取り組みも直営でこそ生き、発展します。是非直営にと望みますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。春日市のくれよんクラブも一部は委託をされているようでございますが、運営の方法につきましては直営がいいのか、民間委託がいいのか、十分に比較検討をしまして、平成26年度中には決定したいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 私は行政施策におけるマンパワーの重要性をすごく感じています。例えば環境施策で有名な大木町、あそこの環境課長さんは環境行政についてなら何でも聞いてという感じの環境博士です。町長はごみゼロ宣言をしていますが、それを具現化させるために彼が環境施策で突っ走ることができる人的保障をしているんです。今度の療育指導センターの長は是非そういう位置づけにしていただきたいと思います。先ほど課が4つもまたがっていると言いました。それをつなげる軸の役割になっていただきたい。行政機関に限らず、民間のボランティアなども含めてネットワークの核にしていただきたいと思います。それは直営でなければできないはずです。大分時間がなくなってまいりましたので、ここで1つ飛ばしましてにじいろキッズ、小学校の通級は平成21年度から、中学校の通級は平成24年度から始まっていますね。そして、今度の療育指導センター、全て武末町長の任期中です。これは町長に直接思いを語っていただかなければと思いました。この問題への決意をお願いします。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。今までずっと部長が答弁しましたようにそのような状況の中で今後早々にやっていかなければならないと、このように思っています。これは6月の他の議員さんの一般質問にもお答えしましたけれども、那珂川町の療育事業につきましては他の自治体よりも少し遅れているという認識を持って早くしなければならないということからさせていただいたところです。岩戸小学校のあの教室を借りておりますので、仮のやり方ですということを以前申し上げたとおりでございます。したがいまして、早々にと言ったのは早くそういう施設をつくってやっていかなければならないということと、子どもたちがやはりそういう施設を必要としている子どもたちが増えているというのも実態として把握しておかなければなりませんので、そういうことも考えて私どもは動いていきたいと思っています。詳細につきましてはその都度、委員会等を通じてお話を申し上げたいと、このように思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) よろしくお願いします。

 では次に、児童館についてです。今、建設中の(仮称)子ども館の施設の内容をお聞きします。同時に直営か否か、それらの施設に地元木材を活用するかについてもお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。(仮称)子ども館は延べ床面積が1,396.89平方メートル、鉄骨2階建てで円形形の建物としております。施設の概要としましては、1階に多目的に活用できる吹き抜け式の円形ホールを中心にすくすく広場や子育てサロン、すくすくブックタイムなどのプログラムを実施するための部屋や、授乳室、面談を行うための相談室などを備えております。2階には、小学生児童が工作や音楽を取り入れたプログラムなどを実施するための部屋や子どもが学習したり、ファミリー・サポート・センターの会員登録説明会や講習会などに活用できる部屋、そして乳児などが遊ぶための部屋や児童図書や子育てに係る図書を配置した図書コーナーを備えております。1階と2階にはそれぞれ談話コーナーを設けるなど、そのほか屋外にはウッドデッキを設置をしてくつろげるスペースを設けたいと思います。いずれの部屋もさまざまなプログラムや状況に対応できるよう多様な活用ができる構造としております。次に、運営形態でございますが、当面は直営で行うこととしております。それから、地元木材の関係ですが、基本計画にも示しておりますが、温かみを感じ癒やされる空間となるように木材の使用を考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 春日市の児童館はバスケットゴールやローラースケート場などがあります。一番人気はローラースケートで学校が終わったら殺到、1時間の交代制でみんな大好きだから道具も大事に使うし、片づけもちゃんとするそうです。体を使って友達と存分に遊んだ後は宿題でもしようか、またはその逆の順番もあるでしょう。私はそういうものを想像していましたし、望んでいました。子どもの育ちとは総合的なものです。体も思う存分遊ばせて、細胞を活性化させる、それを友達と分かち合う、その保障が現代社会はないから、みんなインドアでゲームに走るのではないでしょうか。体を使って遊ぶ設備がある児童館とそうでない児童館は明らかに活用人数に差が出るでしょう。児童福祉法では子どもの定義は18歳未満としています。春日市の児童館は中学生までを対象としています。(仮称)子ども館が小学生までを対象とした理由は何でしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。(仮称)子ども館は子育て支援センター機能に児童館機能を付加した施設として事業化をし、このことを基本に整備基本計画を作成をしたところでございます。したがいまして、子育て支援センター機能として実施をする各種プログラムや事業の拡大を図ることを第一に小学生児童が安心して遊べる安全な居場所づくりと健全な児童の育成ができる事業を実施をするものでございます。このため、児童館機能に関する部分については本町では小学生児童に絞り込み、事業の充実を図ろうとするものでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 秋に経済福祉常任委員会で私の要望を聞き入れていただき、杉並区の児童館の視察に行ってきました。日本全国小学校と同数の児童館を持つ自治体がとても多いのですが、杉並区もそうです。しかし、やはり利用者は小学生以下が中心で、思春期を迎える子どもたちが集える場所をと建設が決まったそうです。それがゆう杉並でした。中高生向けの施設で、中高生委員会によって運営されます。交友を深めるスペースや音楽設備、スポーツやダンスなど、さまざまなものが楽しめます。最初は、ごみだらけになっていたのが、自分たちの大切なスペースは自分たちで守ろうと、ごみの分別を自主的に始め、いつもきれいに、つい笑ったのがみんなから本や漫画などが持ち寄られる貸出図書本棚があるのですが、そこにこういう趣旨の張り紙がありました。小説何々が返却されていません、中高生委員会のこの問題への対策が決定するまで貸し出しはしばらく中断します。本当に自治組織になっています。子どもの可能性は無限大です。それを大人社会がどれだけ保障してあげるのかが重要なのだと思います。中高生に対応するものへの本町の今後の計画はおありでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。(仮称)子ども館における中学生の利用ということで回答してよろしいでしょうか。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) いいです。



○議長(上野彰君) いいですか、はい。平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 私、もう続けますが、私たちがゆう杉並に行ったのは平日の午前中だったんですが、それでも10人、20人近い中高生がいて、おはようございますと言えば、向こうもおはようございますと挨拶を交わしてくれました。学校に行けていない子が気軽に行ける、楽しく過ごせる、友達ができる場になっているんですね。先週の羽良議員の中高生の居場所づくりをとの質問に公民館などの開放をと答えておられましたが、少なくとも私はよく行く中央公民館では中高生の姿を見たことがありません。私は先ほども多くの自治体は小学校と同数の児童館を持つと触れました。那珂川町もやはり児童館2つでは足りません。さらなる増設のお考えはお持ちでしょうか。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。ちょっと今の質問に対して回答がちょっと私どもどう回答していいかちょっとわかりませんのであれですが、まず今回子ども館につきましてはいろいろなところでご説明しましたとおり、建設を今しておりますし、来年の5月に完成、6月に準備、7月にオープンということでやるということですね。それでもう一つは、以前他の議員の方からありましたように今後こういう子ども館につきましては設置するのかということでございましたので必要に応じてさせていただくというような形のお話ししていたと思うんですね。その考え方も変わりません。それでもう一つは、今乳幼児から小学生までということでずっと申し上げておりますので、ですから今後におきましてもそういう考え方を優先させていただきたいと、このように思っています。議員の申されましたそれ以上の年齢ということも今後考えられるかもわかりませんけれども、当面はそういうものということでさせていただくということで、全般的な考え方を今回答としてさせていただくということでご理解いただきたいと思っています。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 是非北東部、南部など、とにかく全地域を網羅した児童館は必要だと考えますし、第3の児童館には是非中高生も対象にした施設にしていただければと考えます。町長は子ども館に来る子にミリカのほかの設備も活用してほしいと言われていました。しかし、それが保障されるのはやはり近隣の子どもたちです。そこで、提案です。夏、冬、春休みの間、小学生に子ども館行きのかわせみ無料券を発行してはいかがでしょうか。校区を超えた友達もできるかもしれません。家の中でゲームとかしているよりよっぽど保護者の方も安心です。いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。かわせみバス事業につきましては多額の運行経費がかかっており、今後も見直し等に伴ってさらなる経費の支出も考えられることから、現時点で実施の是非は判断しかねるところでございます。なお、町としても子ども館を多くの子どもたちに利用していただきたいとの思いは持っておりますので、今後実務上可能であるかどうかの調査研究を行ってまいります。以上です。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) やっぱり子育て環境の地域間格差を行政がつくるべきではありません。是非新たにすぐ新しいものを建てられないのであれば、やっぱり全ての子が恩恵をこうむるような、その工夫をしなければいけないと思いますので、開館まではまだ時間があります。是非おっしゃるとおり研究、工夫を求めていきたいと思います。

 続けて、住宅改修補助についてお尋ねいたします。まず、住宅リフォーム助成制度についてです。住宅リフォームの際、地元業者に頼めば費用の一部が補助されるという制度ですが、日本共産党の糸井十九二前議員がたび重ねて要求し、今年度4月から費用の1割上限10万円でスタートして、住民の方からも業者の方からも大変喜ばれています。今年度の制度活用状況と経済効果について、現時点でわかるものをお答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成25年11月末日での状況でご報告いたします。住宅改修工事費補助金申請件数は80件、補助金額は655万円でございます。総事業費といたしましては、工事費ですが9,263万6,000円となっています。改修工事種別につきましては外壁等塗装工事28件、屋根工事13件、床張りかえ工事15件、浴室改修5件、省エネ改修工事3件、太陽光発電工事1件、その他15件となっております。経済効果といたしましては9,000万円を超える工事が町内業者により行われており、その効果は高いと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 外装がきれいになったから花木を植えかえようとか、床を張りかえたからカーテンもしようかなとか、人間ってなるものですよね。目に見えない経済効果ははかり知れません。地元経済活性化に大きな役割を果たすでしょう。この住宅リフォーム助成制度、来年度予算に盛り込む考えはおありでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成26年度も予算要求を予定しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 住民、業者の皆さん喜ばれると思います。本町の住宅改修補助に木造住宅耐震改修へも上限60万円の補助がなされます。その対象となる建築基準法改正以前に建てられた住宅は3,388件でしたね。これは国が推進していますし、どこの自治体も当然行っているかと思っていましたが、県内そんなに多くはなく、例えば筑紫地区では本町と大野城市だけだそうですね。そういう意味では抜きん出た行政施策だと考えます。しかし、せっかくのいい制度も活用していただかなければ意味がありません。昨年度の実績についてお答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成24年度の実績といたしましては1件でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) たしか予算は15件分組んでいたと思います。それなのにやっぱり活用1件は少な過ぎます。今年度の活用状況はいかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。本年度につきましては現在までに3件の補助申請があっていましたが、12月に入り1件取り下げの申し出があっており、実利用といたしましては2件でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 来年度予算に盛り込むお考えはありますでしょうか。



○議長(上野彰君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成26年度も予算要求を予定しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) いつまで行う予定でしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。平成24年3月に策定いたしました那珂川町住宅建築物耐震改修促進計画では平成32年度を計画期間といたしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 途中で私が入っておりますけれども、先ほどから部長が来年度予算に盛り込む考えとか予定しておりますということは担当課として要求しておりますという意味合いでございまして、そのことにつきましては今後私どもの私の査定がございますので、そのことまでは最終はわからないということでご理解いただきたいと、このように思っております。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) そういう方向に向かっているということで理解しておきます。これについては国や県の補助は出るのでしょうか。あるとしたらどれくらいか、お答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。那珂川町住宅建築物耐震改修促進計画を策定した翌年度の平成24年度から那珂川町木造住宅耐震改修費補助金交付要綱を策定し、木造住宅の耐震改修費に対し補助金を支給することとしております。平成24年度から平成27年度までは1件当たり60万円を限度に補助をしているところでございます。それ以降につきましては30万円を限度に補助をすることになります。国、県、町の補助金の内訳といたしましては、平成24、平成25年度につきましては国と町がそれぞれ15万円、県が30万円を負担しております。平成26年度は国と町がそれぞれ22万5,000円、県が15万円を負担いたします。平成27年度は国と町の負担がそれぞれ30万円の予定でございます。また、平成28年度以降は町が単独費で30万円を負担する予定でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 予算が通ればそうなるということですね。つまり後になればなるほど町の負担も増えるということですね。それなら早くお知らせしたほうがお互いの幸せということになると思います。何よりも地震はいつ起こるかわからないわけですから、一日も早い耐震化がベストなのは当然です。耐震化改修工事は二、三百万円ほどかかる多額なものだから、それを強要はできないと前回言われたように思います。しかし、きちんとお知らせした上で工事をしないのと、知らないで工事をしないのでは全然違うんです。きちんと知らせてもらっていたらやっていたのにと絶対に言わせてはなりません。私は前回訪問して知らせることを提案しましたがしないと言われました。それなら、今回はがきでお知らせすることを提案いたします。3,388件に50円ですから17万円足らずです。今後、本町はどのように広報する考えかをお聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、現在までに行った制度周知の方法をご説明いたします。「広報なかがわ」への掲載、那珂川町ホームページへの掲載、福岡市耐震推進協議会が那珂川町で実施した耐震セミナーのお知らせのための各戸チラシ配布、また広報配布時に各区にお願いした回覧文書でのお知らせなどを行いました。また、避難訓練実施時に配布したチラシ等でも周知したところでございます。今後はこれらの周知方法を続けていくのに加え、議員のご提案のはがき等、ほかの方法ですね。これも検討していきたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 是非前向きな検討をお願いします。

 次に、県道福岡後野線についてお伺いします。私、このたび初めて知ったのですが、県道後野福岡線とは現人橋の交差点からやよい坂と、それからずっと向こうの道を言うのだそうですね。県道後野福岡線といえば片縄緑区のロータリーから浦ノ原の交差点までの道路拡幅と歩道の整備は緑区と浦ノ原区の地域住民の長年の願いでした。日本共産党は故糸井重幸議員のころから要求しておりましたし、そこにおられる上野議長も一般質問でたび重なって要望しておられました。私も4年前、議席をいただいてすぐ福岡県那珂県土整備事務所に足を運び要求しましたが、何回行けどもいつからどうすると返事がありません。いつ私に返事をするのか、その返事をしなさいと言いましたら、数日後県から1人でもよかったのですが3人も見えて図面を見せながら、議員ご指摘のここの危険箇所から優先に取りかかりましてと説明してくれ、ようやく工事が部分的からでも始まりました。今となっては懐かしい思い出です。今回、私が取り上げるのは片縄西4丁目の部分、つまり下原の3差路からマルキョウの裏の道のことです。あそこの歩道等ががたがたでけがをしたとも聞いています。住民からの改修の要望は来ていませんか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。議員がお尋ねの区間は歩道の幅も狭く、歩道内の大部分を占める側溝が老朽化していることを確認いたしております。また、過去に側溝ぶたのがたつきについては地元区長から相談を受け、福岡県那珂県土整備事務所に修繕の協議をした経緯もございます。先日もこの件で福岡県那珂県土整備事務所と協議し、道路側溝の不良箇所について修繕の依頼をしておりまして、福岡県那珂県土整備事務所といたしましては年度内にこの区間の修繕を80メーター程度行うという回答を得ている状況でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) その部分的な改修が済んだ後で見せていただきたいと思いますけれども、やはり抜本的な改修が必要なのではないかと考えます。これは町としても県に要望をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。福岡県に確認いたしましたが、現時点では具体的な改修計画はないとの説明を受けております。しかしながら、歩行者の安全確保が不十分と見受けられる区間もありますので、関係区長とも相談をし、歩行者の安全が確保できるよう改修要望を行いたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 私自身もまた福岡県那珂県土整備事務所に出かけていって是非要望をしていきたいと思います。これで私の一般質問を終わります。



○議長(上野彰君) 6番平山ひとみ議員の一般質問は終わりました。

 ここで休憩をとります。

            休憩 午前11時11分  再開 午前11時25分



○議長(上野彰君) それでは、休憩前に引き続きまして再開をいたします。

 引き続き一般質問をお受けします。14番津留渉議員。



◆14番(津留渉君) 14番、政友会、津留渉でございます。今回、まちの底力応援補助金について、そして地方公共団体による合葬式墓地の経営について、2点通告をいたしております。順番は、先に地方公共団体による合葬式墓地の経営についてからさせていただきたいと思います。これからお話しすることは本町が将来にわたってどのような道を進んでいくのか、ほかの自治体と合併をするのか、それとも本町が市に昇格し、その後も単独でやっていくのか。もし、本町が今後20年、30年単独でやっていくということであれば、今からお話しする内容については将来に備え、今から取り組んでいく必要があるのではないかというふうに私は考えております。私自身は自治体の最低人口規模、これについては20万人から30万人ぐらいの規模が理想ではないかというふうに考える合併賛成論者でございますけども、武末町長が職員から町長に就任され、これまでの経営手法を見ておりましたら、市制昇格後もその先の将来においても那珂川町単独で自治体経営をやっていくんだというような気概を感じておりますし、そしてそのためのさまざまな政策を実施しておられるのではないかというふうに私は察しております。しかしながら、これから我が国は人口減社会を迎えます。本町が市に昇格したとしても、5万人の人口をこれから先維持していくことは並大抵のことではないというふうに私は考えております。周辺自治体との間でまさに人口をとり合う地域間競争が激化し、その熾烈をきわめる競争に負けた自治体は急速に過疎化が進行し、国からこれまでどおり交付税措置で経営ができればよいわけでございますが、超高齢化社会を迎えた我が国に将来その余裕はなくなっていくんではないかというふうに私は考えております。過疎化して満足な交付税措置も受けられない自治体の末路を考えますと、まさに目を覆いたくなる事態になっていくのではないかというふうに私は大変な危機感を感じております。先日、アメリカのデトロイトが財政破綻し、その悲惨な現状が報道されておりました。急速に人口が激減し、財政悪化で公務員削減、町に警官や消防士がいなくなり、救急車が来るのに1時間かかると。廃墟となった家屋では毎日のように若者の麻薬パーティーが行われ、犯罪の90%が未解決、ほとんどの公共サービスが滞る。これは極端な例ではないかというふうには思いますが、少なからず我が国の将来も小さな規模の自治体、公共サービスが徐々に低下していくという似たようなことになっていくのではないかというふうに私は心配しております。では、本町が確実に訪れていく人口減社会の中で単独でやっていくための方策、またこれからの社会、確実に需要が伸びていくであろうという政策ですね。自治体経営の視点から今回の提案をさせていただきます。先祖ですね。ご先祖さんが眠っているところに人は戻ってくる。揺りかごから墓場まで安心して本町に住み続けることができるという政策提案でございます。今、樹林墓地という合葬式の墓地が話題になっております。遺骨を樹木の下に共同で埋葬する新しいお墓の形でございます。東京都立霊園の例でございますが、コブシやツバキなどが植えられた地面の下に1万人余りの遺骨を共同で埋葬するお墓、埋葬するための深さ2メートル余りの筒が27ケ所に設けられていると。そこの部分が直接土につながっているために遺骨は歳月を経て土に返ることになります。利用料は1人13万円余りと、大幅に安くなっていると。その上、管理料もかからない。この新しい墓地のあり方がメディアでも取り上げられ、問い合わせが殺到しているそうでございます。それでは、地方公共団体による合葬式墓地の経営について、まず全国の取り組み状況、また地方公共団体が行う上でのメリット、デメリット、調べてあれば、ご答弁願います。



○議長(上野彰君) 藤野住民生活部長。



◎住民生活部長(藤野茂敏君) お答えいたします。今、合葬式墓地の樹林墓地ということでのご説明もございました。お尋ねの合葬式墓地について少し説明をさせていただきたいと思います。これは永代供養墓の一つで、合葬式とはお墓や個室の納骨堂のように家族単位で遺骨を管理をするのではなく、広く共同で利用する共同納骨室において管理をするお墓ということで認識をいたしております。このような合葬式墓地は、少子化、核家族化、高齢化社会を迎え、また生活スタイルが非定住化している今日、代々受け継がれることを前提にした従来のお墓ではなく、さまざまなニーズに対応すべく後継者の有無に関係なく、また生前に申し込みができ、永代供養墓と同様に社会事情によって必要とされた新しいお墓の形態だと言えます。ほとんどは寺院が開設をしているのですが、自治体が運営する公営霊園においても合葬式墓地への取り組みが出てきていると聞いております。次に、地方公共団体が行うことでのメリットやデメリットについてお尋ねでありますが、地方公共団体の場合と民間や寺院の場合とを比較することで説明をさせていただきたいと思います。まず、公営のものにつきましては民間のものに比べ使用料が安く、また宗教や祭祀も一切自由ですが、申し込みに際してはその自治体に在住しているというようなことが条件がございます。これに対しまして民間や寺院によって経営をされているものにつきましては、その意味合いの中に墓を管理するだけではなく、供養といった宗教的な声が含まれております。一方、公営の場合には遺骨の管理はされるものの、供養といった宗教的な概念はありません。また、一般的な納骨についてですが、公営の場合は20年間は骨つぼの状態で安置をされ、その後遺骨は合祀されるということ、これに対しまして民間等の場合は33年間程度の期間は安置をされ、その後合祀される場合が多いというようなことで聞いております。これはさまざまなお墓に対する悩みを抱えている方に対応した従来のあり方と異なる新しいお墓の形態だと言えるのではというように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) では、全国の取り組み状況、また福岡県県内の状況を調べてあれば、ご答弁お願いします。



○議長(上野彰君) 藤野住民生活部長。



◎住民生活部長(藤野茂敏君) お答えいたします。全国的な状況として、まず地方公共団体が管理をする、いわゆる公共墓地について報告をさせていただきます。1923年、大正4年でございますが、1923年に東京に多磨霊園が公園墓地として開園されたのを始まりとして、都市化した首都圏の自治体を中心に墓地や納骨堂経営が始まり、全国に普及したものでございます。現在、その地方公共団体が管理する公共墓地や公営霊園については全国に1,298施設があるということで聞いております。また、福岡県内では、福岡市の平尾霊園、北九州市の皿倉霊園を初め9市町13施設となっております。次に、地方公共団体によります合葬式墓地の状況ですが、神奈川県横浜市において平成5年に開設されたのが始まりと聞いております。調査したところ、現在のところでは関東地区を中心として5市7施設があるということで聞いております。その背景としましては、首都圏では人口も多く、残存する墓地や納骨堂での対応が困難な状況の中、お墓への関心の薄れとも言える放置等が増えてきており、民間や寺院の場合と同様に地方公共団体としても有効な活用の対策としてこれまでの墓地行政のあり方の見直しを迫られ、この合葬式墓地に変わってきているという状況があるということで考えられます。また、お尋ねの福岡県内の状況につきましては、この合葬式墓地への変更計画は現在のところないということで聞いております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 福岡県内の状況ですが、今回職員さんの調べでは、これ合葬式が正式なんですかね。合葬式墓地の計画はないということです。公共の墓地については福岡市の平尾霊園、北九州市の皿倉霊園などあるということでございます。冒頭に申し上げましたように、これから各自治体の地域間競争に我が那珂川町としても何としても打ちかっていかなければならないというふうに思っております。ことわざですけれども、巧遅は拙速にしかずという言葉があります。これは孫子の兵法で有名な言葉でございますが、要するにわかりやすく言えば先手必勝ということなんですね。下手でも先に行動したほうがよいという意味合いでございます。ほかの自治体がやっていないからこそ人口の定住策、そして本町の自主財源の確保策にもつながる、このような新しい形の樹林墓地といったお墓の整備を検討してみる価値はあるのではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。地方公共団体が公共の墓地あるいは合葬式墓地などの経営を行っている状況につきましては、ただいま部長が説明をいたしましたように承知をいたしております。ご提案の内容は町の人口増加策の一環として墓地の経営に取り組んではどうかということでございますけれども、本町においても、また周辺の自治体においても民間や寺院における墓地や納骨堂が存在しており、かつ収容能力を超えているという状況とは聞いておりません。したがいまして、行政が町の施策として早急に取り組まなければいけないという認識はございませんので、現段階では設置の計画は考えておりません。今後における提案として受けとめさせていただきたいと、このように考えています。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 東京の都立霊園の例をちょっと紹介をさせていただきます。この樹木葬の抽せん会があったわけでございますが、500の枠に何と8,000を超える応募があったそうでございます。人気の理由は、一般の墓地が約145万円から480万円するのに比べて、このような合葬式墓地は約13万円ということ、また管理料がかからず後継ぎも必要ないということが上げられます。やはりこういった時代のニーズの変化というのを私ども行政にかかわる者、常に考えてその時代の変化を読み取っていく必要があるというふうに考えております。この合葬式墓地については、これからの現代の社会環境を考えますとますます需要は伸びていくというふうに確信しておりますので、今後も私なりに調査を行って、再度この議会の場で粘り強く提案をさせていただきたいと思います。

 それでは、次の質問に移ります。まちの底力応援補助金についてでございます。近年、我が国の地方自治の分野でまちづくりの取り組みに不可欠なものとして捉えられている概念が協働のまちづくりの概念でございます。これは行政だけでは解決できない問題がある場合、また住民だけでは解決できない問題がある場合に相互にお互いの不足を補い合い、住民、企業、大学、そして行政がともに一体となって協力、連携して課題解決に向けた取り組みをすると。この協働のまちづくりの概念は各自治体がコスト削減、例えば本町においても行政改革アクションプログラムを策定し、職員数を削減したり、各課の大変な努力により経費をできる限り削減をされておられます。行政改革を断行していく中でこれからの我が国全ての自治体において、この協働のまちづくりという概念は必要不可欠な理想的な概念であるというふうに私は考えております。そこで、本町における協働のまちづくりのもう主役と言っていい事業であります今回のまちの底力応援補助金についてでございますが、まず制度の概要について住民の皆さんにもわかりやすいようにご説明をいただきたいと思います。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。那珂川町町民提案型まちづくり事業補助金、これを通称まちの底力応援補助金と言いますが、この制度は住民自らが提案する事業で、地域の活性化や課題解決を目的とした町民が受益者となり得る公益的な事業と認められるものをまちづくり事業として認定し、その費用の一部を補助金として交付するものでございます。このまちの底力応援補助金は町内16ケ所に設置しておりますまちづくり自動販売機、まちづくり支援自動販売機でございます。これの売上金の20%を財源とし、補助金総額130万円を限度に交付いたしております。実施団体の活動が自立したものとなるように一定の期間に限り事業に対する財政的な支援を行い、本町が目指す協働のまちづくりを支える人材、組織の育成、協働のパートナーの育成となることを期待して実施しているものでございます。以上です。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) まちの底力応援補助金の本来の目的ですね。町が行政施策上必要と認める事業に対して交付すると。そして、補助金の原資は自動販売機の売上金ということで、この事業は町税は一円も使われていないということでございます。また、実施団体の活動が自立したものとなることを願い、期限つきの交付となっているということでございます。私このようなすばらしい補助金制度が本町にはあるということを非常に誇りを持っております。つまり、那珂川町は先ほど申し上げましたようにこれからの自治体に一番必要な概念であります協働のまちづくりという重要性を理解され、実際に本町の施策として具現化されているからでございます。これは本当にすばらしいことであるというふうに思います。では、近隣市において本町と同じようにまちづくり支援自動販売機を設置している団体があるのかどうか、またあるとするのであればどのような事業に充当してあるのかを調査していただいてあるなら、ご答弁願います。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。筑紫地区の状況を調べておりますので、それでお答えいたします。筑紫地区につきましては、まちづくり支援自動販売機を設置している団体は太宰府市だけでございます。収益金は基金に積み立てをしているということでございまして、太宰府市においては具体的な事業には充当されていないようでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) わかりました。では、まちの底力応援補助金制度を受給するためには一定の基準があるというふうに思いますが、この審査基準についてご答弁願います。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。那珂川町町民提案型まちづくり事業補助金交付要綱をつくっております。この規定に基づきまして、提案された事業について審査することといたしております。担当する経営企画課において提出書類及び資格要件等を満たしていることを確認し、副町長、5部長、経営企画課長で組織する審査会で審査をいたします。審査は提案事業について、事業の公益性、まちづくり貢献度、事業の継続性、発展性、それから実現性、自立性、事業経費の妥当性、団体の適正など、このようなことについて評価をいたしまして、交付団体及び補助額を決定いたしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 副町長を委員長とする審査会において公平公正に審査がされているということを理解いたしました。では、交付団体の状況についてご説明願います。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) これにつきましては過去2年間の交付団体についてお答えいたします。平成24年度は15団体からの申請がありまして、15団体に交付いたしております。交付額の総額は129万9,000円でございます。平成25年度は18団体からの申請があり、16団体に交付し、交付額の総額は130万円でございます。以上です。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) このまちの底力応援補助金についてはさきの部長答弁でもありましたように、そもそも目的は実施団体の活動が自立したものになるように一定の期間に限り事業に対する財政的な支援を行うことということになっておりますが、補助の期限がございます。それでは、この補助期間の延長、もしくは公共性の特に高いものについては町の事業、つまり一般施策として実施していくというような考えはあるのかどうか、総務部長、お尋ねします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。本制度は当初の交付期間は3年間としておりました。しかしながら、実施団体の活動がより自立したものとなるようにということで、平成24年度に補助金の交付期間を改正して現在の交付期間7年間に延長いたしました。また、この提案事業が円滑に実施できるように事業のサポートをする窓口、所管課を決めまして、事業実施団体からの相談などへの対応をいたしております。これは実施団体の活動が自立したものとなるように、一定の期間に限り、事業に対する財政的な支援を行うものであるため、現在のところ期間の延長もしくは期間の廃止は考えておりません。また、補助対象事業から議員がおっしゃいますように一般施策への展開、このことについては現在のところ考えておりません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 当初3年間の補助期間であったものが7年間に延長されたということ、またさらなる期間の延長や補助期間自体の撤廃という考えはないということで理解をいたしました。では、交付期間ですね。もう期限が近づいている団体もあると思いますけども、どのような活動団体で何年間交付してあるのか、お尋ねします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。補助交付期間の長い団体ということでございます。1つは、那珂川町立小・中学校読書ボランティア連絡会でございます。もう一つは、那珂川わんわんパトロール隊、この2団体があり、補助の期間といたしましては本年で5年目となっております。那珂川町立小・中学校読書ボランティア連絡会の事業概要でございますが、町内小・中学校の児童生徒及び保護者への読書推進や健全育成につなげるための読書ボランティアを育成するための研修会を開催されております。また、読書推進のための講演会も開催されております。また、那珂川わんわんパトロール隊については犬の飼い主のマナーアップ啓発をするとともに、散歩の際の地域防犯活動に協力してもらうために犬のふん持ち帰り用のマナーバッグやチラシを作成し、町民文化祭や環境フェアなどで無料配布されております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 現在5年ですね。補助金を受給している団体が2団体あるということでございます。要するにあと2年で補助金の交付期間が終了するということでございます。このまちの底力応援補助金を交付している団体は皆さん本当にすばらしい信念のもと活動をされておられます。例えば役場の顔であります庁舎玄関には那珂川町に生息する魚を役場に来庁される住民の皆様に見ていただこうと、ほかには博多南駅をこの今クリスマスの時期にイルミネーションで飾ったらすてきだよねとですね。また、先ほども出ましたように読書離れしている現代の子どもたち、この子どもたちにもっと多くの本を読んでもらおうとですね。また、近所に犬のふんがあったら嫌だよね、じゃあみんなでふんが落ちていないきれいな町にしていこうと。ほかにも本当にボランティア精神あふれる住民の皆様が少しでもいい町にしていこうということで手を取り合い、活動をされております。このように住民の皆様にボランティア精神の芽が芽生えるきっかけとなったのはとりもなおさず、この制度があったからでございます。本当に私は一議員としてこのようなすばらしい補助制度をつくっていただいた役場の皆様に感謝をする次第でございます。これら団体の皆さんは補助金の期限が来る来ないにかかわらずこれまでどおり継続的に活動をしていきたい、そのように考えておられるのではないでしょうか。町に貢献するための労力は惜しまない、しかしながら利益を追求することが本来の目的じゃございませんのでなるべくお金にはかかわり合いたくないと。体は動かすけども経済的な面まではというのが皆さんの本音ではないでしょうか。このまちの底力応援補助金は先ほども申し上げましたように本町において住民の皆様にすばらしいボランティア精神が芽生えるきっかけとなりました。しかしながら、既に2つの団体が交付期間が5年となっており、この2つの団体の活動はいずれも公共性の高い、今後も継続して本町において頑張っていただきたい団体でございます。交付期間が終了した後の活動については財政的な支援がなく困難な状況も予測をされます。このことを踏まえて、町として公共性の高い事業については補助金交付期間が終了した後も事業をサポート窓口所管に引き続き活動をしていく、活動の延長というか、していくべきだと私は考えております。補助期間が切れたらもう終わりと。あとはあなた方で頑張ってくださいと、これでは従来の典型的なお役所の上から目線であって、本当の意味での協働とは私は言えないというふうに思います。ここまでは団体がやりますよと。ここまでは行政が手を差し伸べましょう、お互いの役割分担を明確に納得いくまで両者対等の立場で話し合っていく、これこそが本当の意味での行政と住民との協働であるというふうに私は考えます。武末町長は住民が主人公という政治スローガンを掲げられ、住民と行政の協働の仕組みづくりがいかにこれから先、重要なことであるのか、誰よりも理解をされておられるというふうに私は思います。最後に、町長のご見解をお聞かせください。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えする前にボランティア活動をしてありますいろんな団体の皆さんには協働のまちづくり、いわゆる一緒にまちづくりをやっていこうという精神でしていただいておりますので、本当にこの場をおかりしてお礼を言いたい、本当にそう思っております。それで、お答えしますけれども、まちの底力応援補助金の交付期間の延長等の改正については、先ほど総務部長が回答しましたように現在は考えておりません。しかし、事業をサポートする窓口所管課を設けておりますので、その所管課において公共性が高く継続することが望ましいと判断したものについては事業化できるか否かについて今後調査と研究をしていきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 津留議員。



◆14番(津留渉君) 是非よろしくお願い申し上げます。これで私の質問を終わります。



○議長(上野彰君) 14番津留渉議員の一般質問は終わりました。

 ここで昼食のため休息をとります。

            休憩 午後0時1分  再開 午後1時0分



○議長(上野彰君) それでは、休憩前に引き続きまして再開をいたします。

 一般質問をお受けするところでございますけども、町長のほうから訂正の申し込みがございますので、それを許可します。武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 先ほど平山議員の一般質問の中で住宅改修の補助制度につきまして、住宅リフォーム、そして住宅の耐震化についての質問がございました。部長がずっと答弁をしておりました中で私が途中で手を挙げましてこのように申し上げました。予算査定はまだしておりませんのでつけるかどうかわかりませんという趣旨の発言をいたしました。これにつきましては訂正をさせていただこうと思っています。真意について申し上げたいと思います。リフォーム補助、耐震化につきましては予算を計上していかなければならないと、このように考えています。ただ、現在予算を調製中でございますので、予算額につきましてはどれだけするかについてはまだ決まっていないということで、その真意をご理解いただきたいと思います。おわびして訂正をさせていただきます。



○議長(上野彰君) それでは、引き続き一般質問を行います。15番若杉優議員。



◆15番(若杉優君) 15番、新未来なかがわの若杉優です。それでは、通告に従いまして質問いたします。

 まず、平成24年6月議会の一般質問でもこの道路維持管理については質問させていただきました。しかし、その後平成24年、平成25年に道路管理瑕疵による損害賠償事故が3件起こっております。このことを踏まえまして質問いたします。まず、本町が管理する道路延長はどのくらいあるのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。本町の管理する道路の延長は町道で252.5キロメートル、林道で31.8キロメートル、農道で9.8キロメートル、総延長で294.0キロメートルでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 本町の道路管理総延長が約300キロということですが、この道路の劣化や陥没の把握はどのように行っているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。道路の危険箇所の把握につきましては、おおむね次の3つの方法により行っております。1つ目が、職員の道路パトロールによる危険箇所の把握でございます。建設課では、道路陥没、カーブミラーやガードレール、その他の路面標示等の消えなどの危険箇所を把握するため、職員による月に1度の道路パトロールや緊急雇用員による臨時パトロールを実施しているところです。また、環境課の不法投棄パトロール員にもパトロール時に道路の破損状況があれば報告してもらうように依頼しておりまして、職員に対しても通勤などで道路の異常に気がついたときには建設課へ連絡するようお願いをしておるところでございます。2つ目が、行政区長や住民の方からの情報提供による危険箇所の把握でございます。それから、3つ目が郵便局との協定による危険箇所の把握でございます。平成8年から道路の破損状況の情報提供をお願いしておりまして、協定としましては平成10年6月3日に取り交わしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 月に1回のパトロールや行政区長さん、住民の方々からの通報、そしてまた郵便局との協定により把握しているということですが、この道路劣化ですね。破損箇所を月1回のパトロールや外部からの通報で果たして十分に把握できているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。管理道路の総延長は294キロメーターでございまして、担当職員での月1回のパトロールで全ての路線を調査し、道路の傷み具合を把握するのは万全と言えるものではございません。このため、比較的建設年度の古い路線や過去に修繕した経緯がある路線などを中心に効果の上がるパトロールを行うことで対応しているところでございます。また、先ほど申しましたように行政区長、住民の方からの情報提供などを活用させていただき、危険箇所の把握に努めているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 担当職員さんのみの月1回のパトロールでは全ての路線を確認するのは万全ではないということは道路管理者としては管理不十分だと私は思います。また、今のご答弁だと全ての路線管理はできないんじゃないかと諦めているように聞こえたんですね。また、効果の上がるパトロールで対応しているということですが、現実には道路危険箇所の把握ができていないためにここ1年で損害賠償事故が3件発生したのではないでしょうか。そこで、質問いたしますが、この3件の損害賠償事故の内容をご答弁お願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。3件の損害賠償事故の内容でございますが、まず1件目は平成24年9月1日に発生した車両損傷事故でございまして、町道を原動機付自転車で走行中、後方から接近してきた車両を避けるため路肩を走行した際、破損している側溝部分に当たり、後輪のタイヤ及びホイールが損傷したもので、損害賠償額は4万円でございます。それから2件目は、平成24年11月12日に発生した道路転倒障がい事故でございまして、歩道を歩行中、歩道内に設置しているマンホール沿いのアスファルトが破損している部分、この破損状況でございますが、幅約30センチ、奥行き約20センチ、深さ約6センチに足をとられて転倒し、左足関節部分を負傷したもので、損害賠償金は1万1,070円でございます。3件目は、平成25年8月31日に発生した車両損傷事故でございまして、林道を走行中、車両の自重で道路が陥没し、左側前後輪が陥没穴に転落し、左側面が損傷したもので、損害賠償金は40万7,437円でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) このような事故ですね。道路管理者としての過失割合、これはいかがだったでしょうか。ご答弁をお願いします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。損害賠償の過失割合につきましては、事故が発生したときのさまざまな要因によって決定しております。具体的には天候や時間帯、被害者が正常な道路利用をしていたのか、異常箇所を認識できる可能性はなかったのか、また過去の判例等を参考として過失割合を決定しておりますので、事故によって過失割合は変わってきます。したがいまして、先ほど報告した事故の過失割合もそれぞれでございまして、町と被害者の過失割合ですが、1件目は10対ゼロ、2件目は1対9、3件目は10対ゼロでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) この事故の内容を聞いていると、道路の側溝破損ですか、それと道路の陥没が原因で事故が発生しているようですが、この3件の事故の破損や陥没している危険場所を事前に把握できていたのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず最初に、事故の状況等から説明させていただきます。まず、1件目につきましては、事故当日警察から事故の連絡があり、覚知といいますか、町のほうが把握したというところでございます。覚知後、当日に仮設の安全対策を行い、翌々日に復旧を行ったところでございます。2件目につきましては、道路パトロールでも確認ができず、第三者からの情報もなかったため事前に把握することができませんでした。事故翌日、事故当事者の関係者から連絡があり、覚知しております。覚知後に復旧をいたしました。3件目につきましては、事故当日早朝の豪雨で道路が被災し、その直後の事故であったため、その後の覚知となっております。いずれの場合も事前に危険性を把握していなかったところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 残念ながら事故現場の把握はできていなかったという答弁でしたが、破損箇所や劣化をいち早く認識することが事故を未然に防ぐことだと私は考えています。そして、先ほどの答弁においても効果の上がるパトロールで対応しているとのことでしたが、現実には危険箇所の把握ができていなかったということで、効果はなかったのではないかと私は思います。また、判例によりますと予算不足は通常管理瑕疵を否定する理由にはならないと解されているようです。そこで、再度確認ですが、道路管理者の人員は足りているのか、また維持管理予算は十分に足りているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、担当職員の人数につきましては先ほど述べましたとおり、道路パトロールの方法、工夫することや住民の方などからの情報提供等を活用することで修繕箇所の把握に努めております。現在、町道60キロメーターの路面状況調査等も実施いたしておりますので、特に担当職員等の増員は考えていないところでございます。また、修繕料の予算につきましては危険箇所の対応だけに支出しておるところではございませんが、危険箇所が発見されれば早急に措置をしておるところでございます。予算の不足が予測される場合においては補正等で対応しているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 特に増員は考えていないということですが、人員は足りているという理解になりますが、それではなぜ危険箇所の把握はできず、損害賠償事故が起きているのか理解に苦しみます。職員の皆さん、危険箇所を発見した場合は非常に早く速やかな対応をされ、よく頑張っておられることは私も理解しておりますが、少々危険箇所の発見が遅いのではないかと私は感じます。そこで、今後どのようにして早急に危険箇所の把握をして事故を未然に防いでいくつもりなのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まずは、議員もおっしゃいますように危険箇所を把握すること、これが最重要だと考えています。それには担当課内での事故事例の共有なども行いまして、道路パトロールの重要性、これを担当課内でも再認識していきたいと考えております。また、危険箇所の早期発見のため、より慎重な道路パトロールを徹底するとともに、これまで同様道路パトロール、住民の皆さん、職員、郵便局員の方々から情報を得た場合は速やかに修繕を行っていきます。さらに、現在道路路面や道路照明灯、橋梁等の現況調査を行っており、調査後は長期的な道路修繕計画や橋梁等の修繕及び長寿命化の計画を策定することとしております。計画策定後は老朽化した箇所から舗装の剥離等の破損が起きる前に修繕等の対応を行うこととしていきます。道路の老朽化が進む中、危険箇所の早期発見と速やかな修繕、また長期計画での効果的な修繕、緊急的対応と計画的対応との組み合わせで事故を未然に防げるよう努めたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) この道路管理については、平成24年6月議会での私の一般質問で事故が起こらないように指摘、要望しておりました。しかし、その後平成24年9月、11月、そして平成25年8月と、立て続けに事故が起こっています。この3件の事故においては今のところ小さな事故で終わっているようですが、このような小さな事故の積み重ねが大きな事故を招くということになりますので、是非とも道路施設の損傷を早期に発見するために区長さん、住民の皆さん、そして道路破損や危険箇所に気づいたときに気軽に行政に連絡いただくような対策、例えばホームページの利用やメールでの住民からの通報、また道路110番等の設置を考えていただきたいと思います。また、道路維持管理台帳や維持管理計画を早急に作成していただきますよう要望いたしますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。これまでも住民の方からの、あるいは議員の皆様からの情報提供ということから修繕を行い、安全対策が行われた例というのは過去相当数ございます。今後もそのような情報提供は非常に大切なものだと考えています。したがいまして、ただいま議員のご提案の住民の方からの情報収集方法等については区長会でのお願いやホームページでのお願いなどを含め検討したいと考えております。また、修繕計画も十分検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 是非とも今後大きな事故にならないようによろしくお願いしときます。

 次に、中山間地域の過疎化についてでありますが、平成23年12月議会において町長答弁の中で南畑地区の過疎化の可能性があるので、活性化検討委員会等をつくり、過疎化対策を考えるとおっしゃっていたので、このことについて質問いたします。まず、南畑地区の過去5年の人口はどのようになっているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。南畑地域の人口統計データのここ5年間の推移についてお答えいたします。基準日は全て4月1日でございます。平成21年は2,098人、平成22年、2,079人、平成23年、2,008人、平成24年、2,015人、平成25年は1,990人でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 平成21年、5年前ですか、からすると約100人の人口が減っているということですが、この主な原因は何なのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。本町の中山間地域である南畑地域の人口は減少傾向にあります。人口減少の主な原因でございますが、これについてはこれだというものはちょっとお答えできませんので、全国的に見られるように中山間地域の第1次産業後継者の減少、それと少子・高齢化による人口減少と、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 第1次産業後継者の減少と少子・高齢化によるということですが、この中山間地域の過疎化対策として地域の方が南畑地域活性化協議会を立ち上げたと聞いていますが、この会の位置づけと内容、今までに何回ぐらい会議が開催されたのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。過疎化ということで今議員ずっとご質問されておりますけど、これがなかなか難しいところで、このまま放置すれば将来過疎化に転じるのではないかというような危惧から先んじて地元でいろんな対策を打ったらどうかということで進めております。そこのところはご理解いただきたいと思います。この位置づけでございますが、平成24年4月に南畑地域の6行政区の区長が今の南畑地域の現状を踏まえ、このままでは南畑地域は疲弊してしまうというような危機感から南畑地域活性化検討会を立ち上げられました。平成24年度の1年間の議論を経て平成25年度に南畑地域の活性化を本格的に指導していくために不入道区在住で平成22年、平成23年度に不入道区長をされました添田繁昭氏を会長とし、南畑地域の6行政区長を委員とする組織、これは南畑地域活性化協議会といいますが、この協議会を立ち上げられました。活動の目的は次の4つでございます。1つが、南畑地域が抱える共通の課題や問題の洗い出し及び分析を行う。2つ目が、南畑地域を活性化するための方向性とコンセプトづくりを行う。3つ目が、南畑地域活性化に向けた事業の企画立案及び実施を行う。4つ目が、その他協議会の目的達成に必要な事項を行うこととしています。次に、活動の回数でございますが、南畑地域活性化検討会につきましては平成24年4月から平成25年3月までに11回開催されております。南畑地域活性化協議会におきましては、今年度11月末時点ではございますが8回開催されております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 南畑地域活性化検討会というのと南畑地域活性化協議会というのがあるんですけども、これは南畑地域活性化検討会を経て南畑地域活性化協議会が立ち上がったという理解でよろしいでしょうか。



○議長(上野彰君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) はい、そのとおりでございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) それでは、この南畑活性化協議会で行政としてどのようにかかわっているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。行政のかかわりとしましては、南畑地域活性化協議会の目的である地域活性化を具現化するために地域活性化の専門的知識を有する総合プロデューサー、これは民間の方でございます。総合プロデューサーを招聘し、総合プロデューサーとともに私たち行政職員も南畑地域活性化協議会の定例会に参画しております。また、町内外に対して南畑地域の秘められた魅力を発見し、魅力情報を発信するために国の補助事業であります緊急雇用創出基金事業、これの起業支援型地域雇用創造事業を活用しまして、南畑の魅力を紹介する本の作成を行っております。さらに、南畑地域活性化協議会が具体的な取り組みを行うことができるような制度などについて財団法人地域活性化センターなど、関係機関への紹介等も行っております。このような形で南畑地域活性化協議会のバックアップに取り組んでいるところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 行政が南畑地域活性協議会のバックアップに取り組んでいるということで理解いたしました。それで、この活性化協議会が行う今後のスケジュールはどのようになっているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。現在の取り組みについては、平成25年9月、今年の9月でございますが、地域活性化協議会、通称名で南畑ぼうぶら会議というふうに名づけられております。これはカボチャのぼうぶらから由来しているということでございます。この会議のフェイスブックページでの情報発信を開催されております。また、平成26年3月に発行予定の先ほどご説明いたしました、これは本の名前はまだついておりません。本日は(仮称)南畑魅力紹介発信本ということでご説明させていただきますが、この本の企画、編集に参画していただいております。今後ということで来年度について少しご説明させていただくと、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地方自治体が都市住民を受け入れ、委嘱し、地域おこし活動の支援などの地域協力活動に従事してもらい、あわせてその定住、定着を図りながら地域の活性化に貢献してもらう総務省支援事業である地域おこし協力隊、こういうものがございます。この地域おこし協力隊の活用について現在調査研究を行われているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 若杉議員。



◆15番(若杉優君) 中山間地域の人口増加は簡単にはいかないと思います。今後、中山間地域は過疎化しないように今後もしっかりと行政のほうでバックアップしていただきますよう要望いたしますとともに、私の提案しておいたクラインガルテン構想、これも是非一案として取り入れていただきますことをお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(上野彰君) 15番若杉優議員の一般質問は終わりました。

 続きまして、8番原口憲雄議員。



◆8番(原口憲雄君) 8番原口憲雄でございます。私が今回の一般質問の最後ということでございますので、しっかり頑張っていきたいと思っております。

 まず、通告に従いまして都市公園についてとみどりの森公園について質問いたします。公園についてでございますが、那珂川町全体の公園ということでございます。名前が非常にわかりにくい点があろうかと思いますので、前もってちょっと言っておきますけども、近隣公園ということにつきましては以前区画整理、那珂川町が区画整理ありまして、区画整理事業組合のほうから提供いただいた岩戸公園、また安徳公園が大きな公園があるわけです。これの2つと、また街区公園といいますと、それぞれの区に対しまして公園があります。五郎丸、松木、仲ですね。中原というような公園があるわけですが、これを街区公園ということでお話をしていきたいと思います。全般的な公園のお話でございますけれども、ずれるかもわかりませんけれども、総合的に質問していきますので、よろしくお願いしたいと思っております。まず、近隣公園であります、先ほど言います安徳、岩戸公園におけるあずまや及びベンチについて、これまで一般質問で平成21年9月、平成24年9月に2回質問いたしております。今回が3回目であります。これまで他の議員からも都市公園について質問をされておりますけども、これまで執行部から回答されました内容ですが、安徳、岩戸公園の位置づけは人々の休息、観賞、散歩、遊戯、運動等レクリエーションの利用や災害時の避難所等に寄与するなどが公園の利用目的としております。なお、現在の2ケ所につきましては、町内の運動施設、運動広場が不足しているという実情があるため、運動公園として利用し、社会教育課において社会体育団体の利用申請許可の事務をしているところでございます。このことを踏まえた状況から、あずまやについては運動広場を優先とした固定したあずまやを設置することは危険性が高くなることから判断したところであり、再度危険性が伴わないで設置ができるか検討すると前回回答をいただきました。また、筑紫地区の近隣公園のあずまやの設置状況を申しますと、隣の春日市の公園でございますが、3ケ所あるうちにあずまやが1つ、大野城市が公園7ケ所に対して9つあずまやが設置されております。筑紫野市が公園7ケ所に対しましてあずまやが7つ、大野城市が公園2ケ所に対しましてあずまやが3つと、すばらしいことでございますが、那珂川町が公園2つあるわけですが、これに対してあずまやはゼロとなっております。こういうことから、私の強いお願いでございますけども、またベンチについては岩戸公園敷地内に小高い山があります。私、1週間ほど前に岩戸公園に行ってきましたけども、安徳公園につきましても小高い丘がございます。岩戸公園につきましては上る階段を数えましたら70階段ぐらいありました。上り詰めてきついなと思う瞬間、椅子一つないんですね。それと、安徳公園の小高い山についてありますけども、ここ登ってみますと広い広場があります。そこの周辺には桜の木がいっぱい植えてあります。座って花を見て心を落ちつけたいなという気持ちですね。こういうすばらしい公園もありますけども、そういうベンチ一つないということは非常に私は残念じゃないかなと思っております。ここで質問ですが、あずまや及びベンチについて今後の整備についてどのように考えてあるのか、お伺いいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、ベンチの設置についてですが、本年の8月に岩戸公園と安徳公園の一部である松本公園に健康器具を設置しており、設置した健康器具の中には背伸ばしベンチがございます。そのベンチを岩戸公園に2基、松本公園に1基設置しております。次に、今後の整備につきましては、安徳公園につきましては野球やサッカーで使用されている場合、グラウンド全体を使用されていますので、ベンチやあずまやを公園内のどこに設置しても危険性があると判断しており、設置は困難な状況でございます。次に、岩戸公園につきましては、公園の北側の丘の麓の一部に設置可能ではと検討した場所がありますが、この場所でもサッカーで使用されている際にボールが頻繁にそのあたりまで来るため、現状では設置は好ましくないと判断いたしております。最後に、公園内にある小高い丘の上のベンチ等の設置に関しましては、これは春先から若者たちが集まって夜間に花火等をして騒いだりすることが見受けられます。警部交番から警察官が出動されたこともありました。そのようなことから、ベンチ等の設置は防犯上難しいというふうに判断しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 回答をいただきましたけども、グラウンドの中央にベンチということは当然できないと思いますが、公園としての優先順位が違うような気がいたしますけれどもですね。また、夜間に花火をして遊ぶ、警察が出動された、このことが理由とは私には考えられません。このことについては役場職員の方は十分ご承知と思いますけども、町の少年指導員及び警察署の管轄であります補導員、また地域子ども会の見回りですね。これを含めまして年間通して夜間パトロールを実施されてあります。22時から23時、時には23時から0時まで補導員の方は巡回をされてあります。また、21時から22時までは町の指導員が巡回をされてあります。地域子ども会は地域に合わせた時間帯で巡回をされておるわけでございますけども、週に二、三回見回りを年間通して巡回をされてあります。花火を通して遊び、騒ぐためベンチの設置は難しいと一言で言われましたら、夜間パトロールされている方たちに対する思いを考えますと腹立たしくなるような感じがいたします。子どもたちも遊ぶ場も必要でございます。街区公園であろうが、近隣公園であろうが、神社境内であろうが、遊んでいます。ベンチの設置ができない、私には理解できないでおります。公園とは字のごとく公の庭です。那珂川町住民の多くの皆様が季節を問わず、一日中高齢者、若い子どもが集える公園として利用しやすい公園設備をすべきだと思います。いかがでしょうか。あずまやの設置についてはグラウンド利用者のことは考えなければなりませんけれども、休息の場所、雨よけですね。それと、稲妻等の避難場所として場所の選定をもう一度検討していただきたいと思います。最後に、つけ加えますが、現在街区公園、街区公園ですよ。あずまやを1公園に2ケ所設置してあります。知ってありますか。私はすばらしいと思います。いいんですよ、つけてもらってですね。やっぱし先進的にそういう公園についてはつけなくてはならないと思いますが、先ほどからお願いしております岩戸公園は2万平方メートル、2町です。安徳公園は2万2,000平方メートル、これは2.2ヘクタールの広さの面積に一つもあずまやがない。行政として理解されていないと思われます。行政は公園として理解されていないと私は感じるわけでございますが、どうしてもできないのであれば早急に総合グラウンドの整備を必要と思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、地域住民の方々のご協力により夜間パトロールを実施していただいております。このことについてはとても感謝いたしております。ただ、夜間パトロールがない日や時間帯を見計らって若者が集まったり、いたずら行為が行われることもございます。このため、現時点では両公園の丘の上のベンチ等の設置は考えていないところでございます。次に、影響のない場所へのベンチ、あずまやの設置についてでございます。このことについては公園を利用しやすくするために必要な設備であると理解しておりますので、再度設置の仕方や設置する施設の構造等で設置可能な方法がないかなど、検討いたします。次に、総合グラウンド等の整備についてですが、平成24年6月の議会の一般質問において町長からの回答で、現在町内にはスポーツ施設が不足しており、整備してほしいという要望も上がっているため、町としましてもスポーツ施設整備の必要性を認識しているところです。このスポーツ施設整備につきましては、今後研究、協議していかなければならないと回答しているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいま回答をいただきましたけども、今回は私も3回の質問でございますので、是非ともベンチ及びあずまやは実現していただきたい。また、グラウンド設置につきましても早急にお願いしたいと、また検討していってもらいたいと思っております。

 次に、町内各地に設置されている街区公園についてでございます。トイレが設置されていない公園が多く見られております。これも私、地域住民の方から尋ねられました。草取りに行ってもトイレがない、どげんすればよかとなということも加味いたしまして、今回質問をさせていただいております。公園には地域の子どもから高齢者の方々が安全で安心して楽しく過ごせる公園として衛生上を含めたところでトイレは必要な施設と考えます。泥んこ遊びの手洗い、急な大小のトイレを要するなど、街区公園におけるトイレの設置状況及び未設置箇所の今後の整備予定についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。町内には街区公園は50ケ所設置されております。これは本町で設置したものもあれば、住宅地開発の際に開発業者が都市計画法に基づき設置したものもあります。現在、そのうちトイレが設置されている公園は街区公園の中でも面積が広く利用者が多いところとなりまして、現在は50ケ所のうち20ケ所にトイレを設置しております。次に、今後の整備予定についてですが、トイレの設置には地元区の要望に基づき設置を検討いたしますが、場所によっては防犯上の面から懸念される点もあり、また落書き等のいたずらも多いのが現状でございますので、十分な検討が必要と考えております。また、設置費や維持管理費等のコストもかかるため、ある程度利用者が多く見込まれる箇所に対して検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいまの回答によりますと、町内には街区公園が50ケ所あります。トイレ設置されている公園が20ケ所ということでございますが、パーセントにしますと40%です。60%がトイレ設置していないということになるわけですが、現在設置されている公園は面積が広く、利用者が多いところに設置したとのことですが、面積と利用者数の目安があれば教えていただきたい。また、面積が小さいところはトイレの設置も難しいと思いますが、町内の各区に設置しての要望を聞かれたことはありますでしょうか。なければ区長会等通じて設置要望の業務について確認をされたらいかがかと思っておりますけど、質問いたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、トイレ設置の基準というものは特に設けておりませんが、現在トイレが設置されている公園で面積が小さいもので1,300平方メートル程度となります。利用状況は正確に把握することは困難ですが、公園周辺の人口等から必要の有無を判断しているところでございます。街区公園におきましては近所の方の利用がメインとなることから、自宅からそれほど遠くないこともあり、トイレを自宅で済まされるということが可能なことも未設置箇所が多い理由となります。現在、トイレの設置要望は特に出ておりませんが、区長会での設置希望のあるなしの確認につきましては検討したいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) なかなか難しいと言われますけども、是非区長会等での設置要望等というものを確認をしていただき、トイレが設置できない箇所については子どもの手洗い設置のみでも検討していただきたいなと思っております。是非とも早急に区長会等にお願いしていってもらいたいと思います。

 次に、トイレについて、続いて質問いたします。都市計画法に基づき開発業者が設置する公園、面積等によってはトイレ整備を定めることは可能であるのか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。都市計画法及び那珂川町開発行為等整備要綱には3,000平方メートルを超える開発行為を行う場合、開発面積の3%以上の公園、緑地、または広場を設ける規定があるのみで、公園施設について設置の義務づけはありません。そのため、公園面積や想定される利用者数などを考慮した上でトイレが必要な場所と判断した場合は町から開発業者に対して設置要望を行います。しかし、開発行為の条件の一つとすることはできませんので、あくまで要望という形になるところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) では、那珂川町開発行為等で整備要綱、要領ですね。この技術基準には公園施設は安全上及び衛生上必要な構造を有するものとあります。公園面積が想定される利用者等を考慮した上でと言われましたけども、先ほどと同じく面積と利用者等について現在基準状況を定めてありますか、お尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。さきのご質問で公園面積及び利用者数を考慮してとご回答いたしましたが、具体的に住居系で3,000平方メートルの開発で90平方メートル以上の公園、緑地の設置、それから3万平方メートルの開発の場合は900平方メートル以上の公園、緑地の設置が必要となります。この900平方メートルあるいは900平方メートルから1,000平方メートル以上の面積の公園に対しトイレ設置を要望したいというふうに考えております。そういうことから、明確な基準、条件等については特に定めておりません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいまの回答によりますと、公園面積が大小にかかわらず要望のみということに私は聞こえたんですけども、明確な基準を定められたらいかがでしょうかと私は思っております。何せ利用者の人数等とか、いろいろ言われましたけども、そういうやっぱし開発業者でも面積以上に提供される公園もございますし、そういうこともございますのできちっとした基準にのっとって、相談じゃなくてお願いするということで進めてもらいたいなと私は思います。

 次にですが、みどりの森公園について質問を最後にさせていただきます。まず、みどりの森公園については当初は(仮称)那珂川運動公園として計画してあり、先ほどから近隣公園の質問いたしましたように運動公園が不足しているということで解消できると思っておりましたけれども、スポーツ施設が不足しているという認識の上でみどりの森公園と計画変更になり、強く関心を持つところであります。総合運動公園からみどりの森の公園に変わった経緯をお尋ねします。また、用地について、改修面積の改修価格についてあわせてお伺いしたいと思います。また、現地の現在の進捗状況についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。当初の計画であった総合運動公園は平成3年に那珂川町スポーツ振興審議会の答申を受けて総合運動公園建設検討委員会を設置しました。その後、土地所有者の方々との用地買収協議を行い、平成10年に(仮称)那珂川町総合運動公園整備事業計画を策定しました。このとき、用地費を含めた事業費の総額は約74億円であり、このうち用地費は約11億円でございました。計画は立てたものの、その後見直しの方向で検討を重ねまして、平成17年には那珂川町スポーツ振興審議会から総合運動公園整備に関する意見書が出され、アスレチック等軽スポーツ運動公園への変更もやむなしとの意見をいただきました。その後、平成20年から平成21年にかけて事業費約11億円で計画をいたしましたが、平成22年の総合政策会議において諸般の事情から再度方針変更がなされ、総合公園として整備する方針となりました。平成24年には(仮称)那珂川総合公園からみどりの公園と名称を変更したところでございます。次に、現在の進捗状況についてでございますが、平成24年度に整備計画、今年度に実施設計業務委託を行い、整備内容の具体化及び測量設計を行っているところでございます。また、那珂川町の都市施設として福岡県都市計画課及び公園街路課と協議の上、都市計画決定に向けて町の都市計画審議会を11月に開催し、承認を受けたところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 今年度、実施設計業務、整備内容の具体化の段階であると回答であります。この公園面積は27.4ヘクタールをどのような公園計画されるのか、整備内容についてお尋ねしたいと思いますが、その前に1週間ほど前、2週間になりますかね。12月6日にグリーンピアスキップ広場を見に行きました。山々に囲まれた広い自然の公園として立派な事務所と大きなあずまや、またところどころに雨よけ、日よけの休憩場所等のあずまやが設置され、公園内のツツジ園、桜園、アジサイ園、ドングリ園と芝生広場もあり、ゆとりあるすばらしい自然公園でありました。また、家族連れで子どもとお昼に弁当を食べ、1日過ごしたい環境でありました。けれども、子どもにすれば1時間半、2時間程度で退屈する場所でございました。すばらしい環境の中でもっと楽しめる、もっと遊びたいと思える公園は子どもたちが長く遊ばれる遊戯施設があればと感じました。何を言いたいかといいますと、どちらともつかない公園、もう一度行きたいと気持ちを誘える公園を望みたいと思いますが、友達を連れていきましてもう一度遊びに行きたいと思いますかと言ったら、1度来ればもういい、もうよかよと言われました。では、みどりの森公園の整備内容、概算事業費と今後開園までの年度ごとの整備計画についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、整備内容につきましては、現在実施設計で整備内容を具体化しているところです。それですので、基本計画においての整備内容を説明いたします。公園用地の中で大きく3つの整備内容に分かれております。まず、マウンテンバイクコースのエリアですが、ここでは自然の形状を生かしながらのコースづくりを想定しています。次に、季節を感じられるような樹木を植栽し、その中で散歩や野鳥観察ができる広場や園内の眺望を楽しめる憩いの場、また休憩施設や散策路などの自然を壊さずに小さなスペースを有効活用するような整備内容を計画しております。全体的に自然を生かした整備をする方向で計画を進めています。概算事業費は現在実施設計を行っている段階ですので、はっきりとした金額は出ておりませんが、4億円程度となる見込みでございます。開園までのスケジュールについてですが、この公園整備に関しましては人工林の間伐や伐採が生じるため、急激な環境変化を避けるためにも時間をかけて計画的に実施する予定としております。平成26年度から平成27年度にかけて公園用地における林地開発資料の作成の業務委託及び林地開発に関する県との協議を実施していく予定となっております。間伐や伐採等の開発につきましては林地開発許可がおりてからとなりますので、おおむね平成27年度から開始し、間伐及び伐採は対象面積が広大であるため6年ほどかけて実施していく予定でございます。その状況に合わせて公園整備を進めていくこととなります。現在のところ、開園予定は平成33年4月と考えておりますが、整備をしていく上で公園の一部を開園できる状況であると判断した場合は一部のみ開園を行いたいと考えております。このスケジュールにつきましても、今年度の実施設計の結果によっては変更の可能性もございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ご説明いただきましたけども、まず1つ目のマウンテンバイクコースのレイアウトありますが、那珂川町の競技人口はどのくらいおられるのでしょうか。また、みどりの森公園に行くのは車が必要と思われます。駐車場の確保台数はどのくらいの計画をしてあるのか、お尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、マウンテンバイクの関係でございますが、那珂川町体育協会に加盟している自転車競技人口は約100名程度ですが、協会に非加盟の方も多くいらっしゃることが予想されます。また、近隣都市に類似施設がないことから、近隣都市からの利用も見込まれると予想しております。次に、みどりの森公園の駐車場設置予定台数は現在実施設計を行っている段階ですので、はっきりした設置台数は出ていませんが、50台から70台程度を予定しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 現代は車社会であり、スーパー等に行きましても駐車場が狭ければお客さんは入りません。今の計画の倍、150台確保は必要だと私は感じております。多くの町内外から来てもらうためには安心して駐車できる場所の確保、計画していただきたいと思っております。

 次にですが、季節を感じさせるような樹木を植栽し、その中で散歩や野鳥観察ができる広場や園内の眺望を楽しめる憩いの広場の内容とお聞きいたしましたが、これから五ヶ山ダムの周辺でできるゾーン1の桑河内ふれあい公園、23ヘクタール、グリーンピアのスキップ広場、9.8ヘクタール、それにみどりの森公園、27.4ヘクタールが計画されますが、自然を生かした整備公園、似たり寄ったりのような気がしてなりません。特にグリーンピアスキップ広場、9.8ヘクタールと全く同じような気がいたします。私が言いたいのは、町内の多くの方、また町外からも家族連れで弁当を持って一日遊べる憩いの公園であり、子どもは広い公園の遊具施設、ジャングルジム等遊び、そこで親はゆっくり休日を過ごしたい場所を求めています。現在、このような公園は一つもありません。身近な近隣公園にしろ、ベンチ及び雨よけのあずまやもない状況であります。ただ、施設費、維持管理費等を考慮されているのはよくわかりますが、長い目で町民の喜ばれる公園設備が必要と思います。これちょっと長くなりますけども、また私の思いでございますけれども、今のグリーンピアスキップ広場でゆっくり楽しく1日を過ごせるように少し整備してみればみどりの森公園費の4分の1、それ以下ですばらしいスキップ広場ができ上がるのではないかなと思っております。参考になるかと思いますが、長崎県の大村の松本ツツジ園ですね。自分の裏山を築かれまして、田畑を含めまして4ヘクタールほどあるわけですが、1人で整備され、ツツジ園及びシバザクラ園をつくってあります。これ行かれた方、執行部の方おられますか。ないですね。私行きましたけど、もう2度行きました。2年続けてですね。もう本当行ったらぱっと見たらすばらしい、驚きます。金はかけてないんですよね。だけど、やっぱし2度行きたい、また友達連れていきたいという気持ちになりました。来春、私一緒にまた行きますのでお願いしたいと思いますが、参考にされたらスキップ広場であれば経費がかかりません。すばらしい公園ができ上がると思います。また、スキップ広場とすぐそばに計画される五ヶ山ダム周辺の桑河内ふれあい公園と一体となった壮大な約34ヘクタールの面積ができるわけです。日本一の公園につくり上げていただきたいなと思いますが、今は緑と水の那珂川のキャッチフレーズでありますけども、今後は水と緑と町のシンボル公園の町と題される公園にしましょうよ。何を言いたいかといいますと、五ヶ山ダム、桑河内ふれあい公園、先ほど言いましたように23ヘクタールあります。完成が平成29年度予定、グリーンピアスキップ公園、9.8ヘクタール、みどりの森公園、27.4ヘクタール、完成が平成33年度予定、大きな面積を有した公園が3ケ所できますが、完成もほぼ同じになるようです。スキップ広場は今後、今現在ありますが、この3ケ所それぞれの色分けした特徴ある公園にしないとどれとなく閑古鳥が鳴かないように願いたいものです。町長はいつも優先順位を見定めてと言われていますように十分に検討していただきたいと思います。何といっても人が来ないことには寂れていきます。繰り返しますが、2度、3度と来ていただける、もう一度行きたいと思える公園整備をお願いしたいと思っております。最後に、町長の見解をお尋ねいたしまして終わりたいと思います。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。公園整備につきましては町の大事な事業の一つと、このように考えております。現状では職員が述べましたとおり、安徳、岩戸公園については主に社会体育施設として利用しておりますけれども、町内に総合運動公園を計画的に整備し、その後両公園を多くの人が集える公園に、このようにしていかなければならないということを思っておりまして、将来的にはそういうふうな方向を持ち、そして実行しなければならない時期が来るのではないかと、このように思っています。それから、グリーンピアなかがわにつきましては桑ノ河内、いわゆる五ヶ山ダム周辺の整備と一体となったものを考えていかなければならないのではないかと、このように思っています。ですから、議員が申されますように本当に皆さんが集える町民の方々だけではなくて多くの皆さんが集える公園にしていかなければならないと、このように思っています。議員がもうご承知だと思いますけれども、今回の五ヶ山ダムというのは私は位置づけとしては多分ダム湖のような位置づけになるのではないかと思っているんですね。いわゆる県内で一番大きなダムですよね。江川ダムよりか大きいということですから、ダム湖的な形でみんな見ていただけるのではないかと思っておりますし、今道路が国道385号が1つはもう利用できますし、あと一つは今造成が行われておりますけれども、その道路からいわゆる下を見る、五ヶ山ダムというのは下を見るというような形で非常に景観がいい場所でありますから、吉野ヶ里町であっても、そして私どもであっても、県であってもそれぞれのところで特徴ある公園づくりをすることによってあそこが一体的にいろんな方が利用できる公園にしていかなければならないと、このように思っております。ですから、具体的に言われましたように桑河内ふれあい公園につきましても、その一角を有しておりますので、私どももその今言われたような内容の公園にするために一生懸命知恵を絞って頑張ってまいりたいと、このように思っています。今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 今、町長のほうから答弁がありましたけども、五ヶ山ダムという一つ立派な公園ですよ、これも。これを含めた那珂川町の先ほど言いますように日本一の公園に、全体を含めてお願いしたいことを願いまして、私の一般質問を終わります。



○議長(上野彰君) 8番原口憲雄議員の一般質問は終わりました。

 以上で一般質問通告の方からの質問は全て終了をいたしました。

 以上で本日の議事日程は全て終了をいたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

              散会 午後2時21分