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福岡県 那珂川町

平成25年第3回(9月)定例会 09月20日−05号




平成25年第3回(9月)定例会 − 09月20日−05号







平成25年第3回(9月)定例会



1 議 事 日 程 第5号

   (平成25年第3回那珂川町議会定例会)

                                平成25年9月20日

                                午前9時30分開議

                                於   議   場

 日程第1 一般質問

 日程第2 議案第93号から議案第96号までを一括上程

 日程第3 議案第93号から議案第96号までの提案理由の説明

 日程第4 議案第93号から議案第96号までの説明

 日程第5 議案第93号から議案第96号までの質疑

 日程第6 議案第93号から議案第96号までの委員会付託

2 出席議員は次のとおりである(17名)

  1番  伊 藤 智 子            2番  羽 良 和 弘

  3番  吉 野   博            4番  早 冨 惠 子

  5番  吉 永 直 子            6番  平 山 ひとみ

  7番  春 田 智 明            8番  原 口 憲 雄

  9番  松 尾 正 貴            10番  森 田 俊 文

  11番  壽 福 正 勝            12番  高 原 隆 則

  13番  坂 井   修            14番  津 留   渉

  15番  若 杉   優            16番  江 頭 大 助

  17番  上 野   彰

3 欠席議員は次のとおりである(なし)

4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(13名)

  町長      武 末 茂 喜        副町長     高 田 重 徳

  教育長     大 島 和 寛        総務部長    渡 邉 利 治

  地域整備部長  眞 鍋 典 之        住民生活部長  藤 野 茂 敏

  健康福祉部長  笹 渕 政 一        教育部長    武 田 隆 之

  総務課長    本 田   茂        税務課長    三 浦 宏 志

  福祉課長    池 田 優 子        建設課長    白 水 義 尚

  学校教育課長  河 野 通 博

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)

  議会事務局長  真 子 勝 幸        係長      藤 島   仁

  主任主事    米 澤 一 江







              開議 午前9時30分



○議長(上野彰君) おはようございます。

 現在の出席議員は17人です。早速本日の会議を開きます。

 報告いたします。本日追加議案が4件提案をされております。したがいまして、当初配付の議事日程第5号に日程第2から日程第6までを追加し、お手元に配付をいたしております議事日程第5号のとおり変更いたしますので、差しかえをよろしくお願いをいたします。

 それでは、議事に入ります。



△日程第1 一般質問



○議長(上野彰君) 日程第1、一般質問を行います。

 19日に引き続き一般質問をお受けいたします。16番江頭大助議員。



◆16番(江頭大助君) おはようございます。16番江頭でございます。通告に従い質問をいたします。2年前の9月議会と同じような一般質問になりますが、国の高齢者対策の変更と今後の本町の高齢者対策を考えると、いま一つ行政の皆様方に頑張っていただきたい思いがありますので、今回あえて質問をさせていただきます。委員会では、私、担当所管課の委員をしておりますが、高齢者対策の実態というのを住民の皆さんへお知らせをするという意味で、あえて時間をいただき質問をいたします。まず、要介護者の現状についてお尋ねします。本町での要介護者の状況につきまして、要支援1から要介護5までのまず人数をお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。8月末の状況で申し上げます。要支援1が182人、要支援2が185人で、要支援計が367人です。次に、要介護1が276人、要介護2が267人、要介護3が193人、要介護4が217人、要介護5が139人で、要介護の計が1,092人です。認定者の合計は1,459人でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 2年前の私が伺ったときに比べて約100人ぐらい多くなっていると思いますが、介護の度合いによって施設に入っておられる方、また在宅で介護を受けてある方いらっしゃると思いますが、まず施設の状況についてお尋ねします。公営または民間の施設の種類及びその施設数及び待機利用者の数をお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。8月末の状況で申し上げます。特定施設入所者生活介護施設、これは施設に入所して受けるサービスでございますが、八重の杜、定数63人中入所者46人、町内の入所者16人、待機者ゼロです。こでまり、定数48人中入所者46人、町内入所者23人、待機者11人、うち町内の待機者は5人です。ゆうゆうシニア館・那珂川、定数46人中入所者42人、うち町内入所者19人、待機者ゼロです。ひばり苑、定数31人中入所者31人、うち町内入所者27人、待機者4人、うち町内待機者1人。次に、介護老人福祉施設、特別養護老人ホームでございます。ねむのき、定数70人中入所者68人、うち町内入所者41人、待機者355人、うち町内待機者168人です。次に、介護老人保健施設でございます。あじさい、定数80人中入所者67人、うち町内入所者34人、待機者7人、うち町内待機者4人でございます。次に、グループホーム、認知症対応型共同生活介護施設でございます。和、定数6人中入所者6人、町内入所者6人、待機者10人、うち町内待機者10人。さくら、定数18人中入所者18人、町内入所者18人、待機者ゼロです。やさしい時間、定数18人中入所者17人、町内入所者17人、待機者2人、うち町内待機者2人です。次に、住居型有料老人ホームでございます。グランドG−1、定数80人中入所者74人、うち町内入所者24人、待機者2人、うち町内待機者2人です。軽費老人ホームでございます。なかがわ苑、定数50人中入所者48人、うち町内入所者31人、待機者1人、これ町外者でございます。以上、入所施設としまして11施設でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 町内で約250人ぐらいの方が11の施設に入っておられるということでございます。次に、家庭内介護の状況でございますが、この在宅介護の件数をお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。これも8月末の状況で申し上げます。介護サービス利用者人数が延べ1ケ月で1,275人です。このうち在宅介護サービスを利用してある方が965人で約76%です。それから、介護施設を利用してある方が221人で約17%です。それから、地域密着型サービスを利用してある方が89人で約7%でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) それでは次に、訪問介護の件数をお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。在宅介護サービス利用者965人中263件で27%の利用率でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 那珂川町の要介護者の現状についてはわかりました。最近新聞やテレビで報道されておりますが、今回国のほうで要支援者に対する予防給付を地域支援事業に移行する、つまり要支援1、2を介護保険から切り離しまして、地域の実情に応じた要支援者への支援の見直しをするようでありますが、このことに対しまして本町として今後どのようにされるのかお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。社会保障制度改革国民会議が8月5日に報告書をまとめまして、国に提出をした段階と聞いております。要支援者の介護予防給付については、市町村が地域の実情に応じ、住民主体の取り組み等を積極的に活用し、予防サービスと生活支援サービスを一体的に提供できるよう提言をしております。この内容が議員が言われました報道内容の一部でございます。また、8月28日に社会保障審議会介護保険部会が開催をされまして、団塊の世代が全て75歳以上に達する平成37年までのサービス量や給付費、保険料水準の見直し、地域包括ケアの実現に向け医療と介護の連携推進に向けた取り組み計画の策定の方針が示されております。この国民会議の審議の結果を踏まえて、厚生労働省において慎重に検討されているようでございます。先日、新聞の社説において、介護保険制度見直しということで、政府が社会保障制度改革の中で介護保険制度を見直す方針を打ち出した。最も議論を呼んでいるのは、介護の必要性が軽い要支援1、2、ここは調整が必要である。移管の時期や進め方、市町村支援のあり方などにもっと工夫を求めたい。文字だけ抜き出しましたので内容はちょっとあれですが、等々のことが述べられております。まだ検討段階であるということから、各自治体には改正内容について通知等明確なものは現在来ておりません。したがいまして、これ以上の回答の材料は持ち合わせておりません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 私がいただいた回答と若干違う部分がございますが、今回私がお願いしたかったのは、例えば今おっしゃったように、国民会議等で審議されると、その後、各省庁で決定されると、それで決定されたやつが、県を通るかどうかわかりませんけど、地方のほうにいろんな施策として流れてくるという形があるわけですよね。その中で地方のほうから国に対して現場の声を届ける手段、これが何かないのかという話を前もって課長にさせていただきました。課長の話では、そういう場面もありますという話であったんですけどね、あったんですけど、私が今回の一般質問で一番申し上げたいのは、やはり地方の生の声を是非とも国に対して訴えていただきたい。今例えば要支援されている方も、要支援というのは一番軽い状況ですからね、生活には大体一人でいろんな生活ができるというような方なんですけど、やっぱりサービスという部分で、サービスもこれ要支援1から介護までのいろんなサービスというのがあるんですけど、そのサービスというのを受ける場合に不利が生じる場合があるわけですね。例えば想定されるのが、市町村に移譲された場合、現行と要はどのように変わるのか。移譲された場合に、もちろん費用が伴うわけですから、町単独でできるのかと、それが。例えば地域によっては、また要支援者に費用負担が増えるとか、それから受けられるサービスが低下するとか、いろいろ想定されるわけでございます。今本当、部長の話では一通りの一辺倒の流れだけと、国から決定することがもうそれを待つだけの話ということだったんですけど、是非地方のほうから声を出していただきたいと思います。いかがでしょう。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。先ほど申し上げましたように、まだ国のほうから正式な分はありませんけれども、いずれ県の説明会とか、いろんなそういった場面が出てきた場合は、そういった情報の収集に努め、意見を出す場面があれば、その中で内容をつかんだ上で発言の機会があればというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) そうですよね。この研修会の日時とか、そういうのがまだ決定しておりませんので、それは答えられん部分というのがあるかもしれませんけど、やっぱりいろんな場面で訴えていくということを是非やっていただきたいと思います。これ本当介護の問題だけじゃなくて、例えば国民健康保険とか、そういういろんな制度、これが国から一方的に地方に来るだけという部分というのがありますので、是非やっぱり地方の行政のほうからも県に対して、国に対して訴えていくということを是非ともお願いしたいと思います。今私、話を聞いとって、課長ですね、本当さらっと回答されましたけど、今回の一般質問するときに、私、課長、担当の方とお話をさせていただきましたけど、本当熱心にやってあるんですね、現場、下のほうは。特に高齢者支援課は、私、1月におやじを亡くしまして、いろんな手続を家内が高齢者支援課に行きました。おふくろがまだ施設に入ったままで病気した状態なんですね。病気というか、もう介護5を受けている状況なんですけど、現場の方には本当頭が下がるぐらいお世話になったということを家内から聞いております。そういう声を是非本当、部長、部長も執行部の長である町長も話を聞かれて、いろんな場面でやっぱり国に訴えていただきたいと思います。今まで私、本当そういう国に対して訴えるという実感を、地方のほうから国に対して訴えるということを聞いたことがありません。やっぱりそういう姿勢でやらんと僕はいかんと思います。そういうことで、現場の、本当は現場というか、一番末端で働いてある職員さんは一生懸命やってあります。そういうことで、本当下から又聞きするだけじゃなくて、あなたたちもやっぱり現場に行ってでも勉強していただきたいと思います。ちょっと一方的に申し上げましたけど、よろしくお願いいたします。

 次の質問に移りますが、配食サービスの現状についてお尋ねします。まず、利用状況をお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。那珂川町社会福祉協議会に委託をして配食サービス事業を実施しております。この事業の対象者は65歳以上の単身世帯、高齢者のみの世帯及びこれに準ずる世帯で調理等が困難な高齢者としております。食事をつくることが難しくなったときに、自宅に食事を届けるという事業で、訪問により昼食及び夕食を配食するとともに安否確認を実施をしております。ご本人に手渡したときにいつもと変化がないか、具合が悪くなっていないかなど、配達を通して見守りを実施しているところでございます。利用状況としましては、平成23年度、総食数が3万1,210食、内訳としまして、昼食が1万1,365食、夕食が1万9,845食、平成24年度が総食数が3万3,853食、昼食が1万3,013食、夕食が2万840食、月平均の食数で比較をしますと、平成23年度が2,601食、平成24年度が2,821食、平成25年度、これは4月から8月末の平均でございますが、2,965食、以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 安否などの見守りをしながら配食サービス事業を実施されているわけでございますが、この利用者からの要望をどのように把握しておられるのかお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。年1回利用者の方々にアンケート調査を実施をいたしまして、その結果をメニューに反映をさせていただいております。また、毎月1回、業務を委託しております社会福祉協議会の担当者、配送担当、地域包括支援センター職員と定例会議を実施をしておりまして、見守りの内容を中心に協議をしております。さらに、メニューや衛生管理について管理栄養士と協議を重ねているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 利用者の中には要支援者もいらっしゃる。また、年齢についても60代から90代までの方がいらっしゃるようでございますが、まず要支援の方が配食サービスを利用される場合、現在の介護保険サービス給付の対象にならないのか、また利用者の状況に応じてメニューを多様化できないのかお尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。まず、要支援の方の分が介護保険サービス給付費の対象にならないかということでございますが、現在の介護保険制度の中ではデイサービスや施設サービスを利用した場合も食費や日常生活費につきましては、全額が利用者の負担というふうになっております。そのために介護サービス給付費の対象にはなりません。また、配食サービスの対象者で現在利用していただいている方の大方8割の方が70代、80代の方でございます。利用者アンケートの結果を見ても、好みのメニューはさまざまでございます。これは年齢によっても違いますし、その状態によっても違いますし、好き嫌いもあるようでございます。それぞれに合ったメニューをというのは非常に難しいものがありますけれども、今後も管理栄養士との協議の中で、利用者アンケート結果や利用者の状況等に配慮したメニューの提供、調理方法の工夫等についてコスト面も含めて調査研究をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 先日の決算委員会の中でも坂井副議長から意見がございましたが、現在の配食サービスは、通常食しかないということでございます。やっぱり90ぐらいのお年寄りになりますと、小さく刻んで食べさせていると、誰か本当してやる人がおらんとなかなかでけんですよね。そういうことであります。配慮したメニューと申しますか、民間では本当多様なメニューでの配食サービスが行われております。私ごとで申しわけございませんけど、私のおやじが家に一緒に約1年ぐらい住んでおりましたけど、そのときは年が93歳でしたから、とろとろ食といいますかね、を民間の給食会社に頼んでやっておりました。自然となっていったわけですね。通常食から刻み食に変わって、とろとろ食に最後はメーカーの方と相談しながらやっていったんですけど、これコスト面等いろいろあるとは思いますが、是非配食サービスというのも、通常食だけじゃなくて、やっぱり利用者が選べるメニューと申しますか、そういう心遣いというのが何かないんですね。ただお年寄りに、見守りも含めて配食サービスすればいいというだけじゃ、やっぱりいかんと思います。今後調査研究されるということでありますので、是非いろんな場面での想定されて検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。今の配食サービスについて利用者からの反応はいかがでしょうか、お尋ねします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。利用者の反応ということでございますが、会議等で広報の方法やメニュー改善に努めた結果、先ほど数字を申し上げましたように、食数は増加をしております。また、今年度から野菜については那珂川町産の利用もしておりまして、利用者の方々には地元でとれた野菜は安心でおいしいと好評でございます。また、健康と自立した生活の確保のみの配食サービスだけでなく、安否確認等で高齢者の安全・安心した生活支援に寄与しているというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 是非配食サービスにつきましても、いろんな検討をお願いしたいと思います。

 最後の質問になりますが、町長に対して、国の制度が変わろうとしている高齢者支援策でございますが、今日私が質問いたしました高齢者支援について町長のお考えをお尋ねします。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。今後の介護保険制度の改正につきましては、先ほど部長が答弁しましたとおり、明確な内容がまだ示されておりませんので、それ以上のことについては、今申し上げることができないということまで申し上げたいと思います。しかし、那珂川町も確実に高齢化が進んでおります。ひとり暮らし、高齢者のみの世帯が増加している中、高齢者の皆様が住みなれた那珂川町で安全で安心して生き生きと暮らし続けることができる環境を整備することが重要であるという、こういう考え方を持っております。そのための整備は行政だけでできるものではなく、住民の皆様、地域の皆様、そしてその関係の団体等のご支援、連携が必要であるという考え方を持っております。今後も就労の場、学習の場の確保、健康づくり、地域のネットワークづくり等の支援及び高齢者福祉サービスに取り組んでまいりたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 江頭議員。



◆16番(江頭大助君) 以上で私の質問を終わります。



○議長(上野彰君) 16番江頭大助議員の一般質問は終わりました。

 続きまして、5番吉永直子議員。



◆5番(吉永直子君) 5番、日本共産党、吉永直子です。通告に従い一般質問を行います。1項目め、義務教育における保護者経費負担軽減について、まず小学校の備品について質問させていただきます。義務教育の無償は、どの子もひとしく教育を受けられるという基本理念をもとに保障されています。今、我が国では各家庭の経済格差は年々広がりを見せています。那珂川町においても同じことが伺えます。子どもが当たり前に学校に通えるよう親も必死にやりくりをしています。教育の無償化が進んでいるスウェーデンでは、子どもたちは手ぶらで学校に行くそうです。鉛筆から消しゴムまで学校の備品として置いてあるそうです。みんなで使うものだから物を大事にする教育にもなっています。子どもたちが学校という場所では格差を感じることなく、一律に楽しい学びの場となるよう支援するのは行政の果たす役割ではないでしょうか。その一つとして、保護者負担となっている入学時に買いそろえる算数ボックス、机の引き出し、その後、学年を追うごとに買いそろえていく絵の具セット、習字道具、裁縫道具、彫刻刀など、学校の備品にしていただくことを提案いたします。特に算数ボックスは100個を超える小さな小さな棒やおはじきに全部名前を書かなければいけません。ここにどれだけの方が経験されているかはわかりませんが、一度体験されてみてはと思います。本当に大変な作業です。私も当然経験しましたが、下の子がまだ小さかったので、さわってぐちゃぐちゃにされないよう、寝静まって夜遅くまで作業したものでした。毎日の仕事で疲れている上での作業は本当に大変でした。こうまでして用意した算数ボックスも、授業で使わなくなるころには、あれこれなくなっており、ほとんどお下がりを回せる状態ではなく、そもそも全てに名前を書くため、お下がりにはせず、結局捨ててしまいます。机の引き出しも卒業したらほかに使い前がなく、捨ててしまうのがほとんどです。こういったものを学校の備品にするということは、保護者の負担を軽減すると同時に、物を大切にするという教育面、さらにごみを出さないという環境問題にもつながります。算数ボックスに関しては、お隣の春日市、福岡市では、長く勤めている職員でさえ、自分が入ったときにはもう既に学校の備品になっていて、いつからかわからないほど昔からそうなっていると言われました。机の引き出しについても、両市は保護者負担ではなく、市で購入しています。これは3年前にも平山議員より保護者の声を上げて要求しておりますが、その後、こういった保護者の声を議論されたでしょうか。されたのであれば、どのような議論になったのかお聞かせください。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。保護者経費の負担の軽減につきましては、これまでも学校におきまして保護者負担額を軽減するための取り組みを行っております。例えばお下がりや譲り受けたものの使用や、既に家庭で使用している同等品を使用することを認めているものであります。今後も保護者経費負担の軽減の取り組みについて、学校と保護者の代表等で協議検討を進めていく考えでおります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 検討していただくということで、備品にしてほしいという声は少数の声ではありません。しっかり受けとめて議論されることを望みます。

 次に、中学校の制服についてです。福岡市は標準規定が決められており、それが満たされていれば、どの業者から買おうが自由になっています。春日市も一部そのようになっています。統一された標準規定なので、各業者、それに合わせて商品をつくるし、価格もいろいろです。統一のものなので、どの地域の人からもお譲りができ、助かっていると聞いています。那珂川町ですが、まず福岡市とは全く違う独自の制服のため、町外からのお譲りはできません。さらに、3校ある那珂川町の中学校、それぞれ制服が違うため、町内でもお譲りに制限がかかります。もう一つつけ加えますと、体操服、ジャージについても3校ばらばらのため、制服同様、町内でのお譲りが厳しい状況です。あとメインバッグ、サブバッグもです。制服、体操服等、せめて町内は統一のものにするなど、お譲り、お下がりの条件が広がれば、保護者にとってとても助かることと思いますが、検討していただけないでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。中学校の制服等につきましては、各学校においてリサイクル品等の紹介を行っております。各学校に対しては、保護者にこのリサイクルを積極的に活用してもらい、お譲りがしやすい仕組みづくりについて呼びかけをしていきたいと考えております。また、那珂川南中学校では、体操服及びジャージの色をこれまで学年別に違った色の指定がなされていたものを統一する取り組みが行われております。平成26年度の入学生徒をもって全生徒が同一色のものとなります。こうした取り組みは、お下がりやお譲りがしやすい環境につながると考えられるため、教育委員会としましては保護者負担軽減のため、ほかの2校についても学校と保護者で協議検討されるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) リサイクルなど努力されているのは知っておりますが、ほかの自治体から比べたらまだまだかなりお譲りが厳しい状況があるということで、さらに検討されることを願います。

 それから、ネーム刺繍についていきます。これについてもお下がりの活用の大きな弊害の一つになっています。お下がりを利用するためにネーム刺繍をやり直す必要があります。まず、もともとの刺繍部分を取り外します。これも本当に大変な作業なんですが、学年が異なる場合はネームの横にある校章も外さなければなりません。学年によって色が違うからです。しかも、カッターシャツや体操服のような薄い生地はほどいているうちに破れてしまうことがほとんどです。何とかほどいても再刺繍をお願いすると、1枚につき600円、上着、ズボン、カッターシャツ2枚、体操服上下、ジャージ上下、夏服などもありますが、これを入れなかったとしても、8枚分で6,400円です。手はかかる上にお金もばかになりません。先ほども言いましたが、学年で刺繍の色が違うために、兄弟児でお下がりを使おうとしても、やり直さないと使えないということも起こっています。ことごとくがっかりするという話を保護者の間でよく聞きます。以前、平山議員の質問で刺繍による名札になった経過が安全上の問題、生徒指導上の問題と答弁されていました。しかし、福岡市のように刺繍した布を縫いつけるワッペンタイプなら問題はないのではないでしょうか。しかも、このワッペン、調べてみると、1枚20円とか30円だそうです。かなりお手ごろの価格です。体操服やジャージに関しては、昔のように裏に名前を書く程度でいいのではないかと思いますが、いずれにしてもネーム刺繍についてたくさんの弊害を保護者の皆さんから聞いております。このことについてどのようにお考えかお聞かせください。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。ネーム刺繍につきましては、安全管理面や指導面からでございまして、学年ごとに色が区別されていることで教員が一目で学年を認識することができると同時に、生徒間においても学年が色で判断できることができ、無用なトラブルを避けることができるなどの理由から採用されております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 色分けについては、まだ先がありますので、次に進みますけども、上靴、ジャージの色分けもです。これもネーム刺繍と同様、学年ごとに色分けされているので、お下がりがしづらいということです。今年3月の定例会で執行部の答弁で、今おっしゃったとおり色分けについて、教員も一目で学年がわかる、生徒間でも同級生、先輩、後輩の区別がつき、相手に合わせた適切な対応でトラブルを避けることができると、今と同じようにおっしゃっていましたが、ちょっと疑問に感じました。先輩、後輩を色で区別しているでしょうか。区別できればトラブルは起きないのでしょうか。子どもたちは体育祭や文化祭、部活などさまざまな学校生活の中で先輩を敬うことや、後輩に援助することを学びます。私もそうだったし、それが教育ではないでしょうか。色で区別して適切な対応なんていうのは教育になっているのでしょうか。そういったことは言わずに、是非お下がりしやすいようにという保護者の声に応えてほしいのですが、答弁お願いします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。学年ごとに違う色を指定する理由につきましては、先ほどご説明いたしましたとおりでございますが、特にジャージにつきましては、那珂川南中学校では統一化が実現されております。教育委員会としましては、先ほどの刺繍を入れることや色分けすることの意義、さらに何を色分けする必要性があるかについて引き続き学校に対して働きかけを行ってまいりたいと考えております。以上です。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 是非前向きな検討をお願いします。日本では、義務教育は授業料はただとはいえ、それ以外の制服代、給食費、部活代、遠足費、修学旅行費、卒業アルバム代、塾費等々で小学生、年間31万円、中学生47万円かかることが文部科学省の調査で明らかにされています。義務教育の場が子どもたちに格差を感じることなく、学びの場となるためにも、保護者の経費負担の軽減、いろんな角度から検討されることを願うものです。

 2項目め、那珂川町の体育館使用についてです。まず、利用時間ですが、1回につき2時間で、延長は次の利用予定がなければ、町民体育館に限りできると聞いておりますが、間違いないでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。間違いありません。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今那珂川町でも子どもたち、バレー、バスケ、剣道、バドミントン、さまざまなスポーツに熱心な取り組みが行われております。放っておくと、自宅にこもり、ゲーム三昧になりがちな現代、友達との関係も希薄になり、相手の気持ちを理解することもままならず、そこから引き起こされるトラブルはいろんな形で社会問題となっています。そんな中でスポーツに一生懸命取り組む子どもたちの姿は、本当にきらきらしていて、友達とぶつかったり思いやったりしながら、同じ目標を達成した喜びを分かち合います。そんな那珂川町でスポーツに励む子どもたちの保護者からの声です。利用制限枠を広げてほしい。夏休みや土日、祝日だけでもせめて4時間にということです。2時間だと、その時間内に準備も片づけも入ります。あっという間の2時間です。体育館利用について、協議会等で決定されていることは知っておりますが、このような意見は出ていなかったでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。体育館における1日2時間の使用時間の制限につきましては、スポーツ団体の増加により団体間での施設の譲り合いの必要性が出てきたこと、また個人で施設を利用する場合の空き時間が確保できず、団体利用における施設の使用時間の改善を求める声が町民から出てきたこと、これらを受け、体育協会と行政が協議を行い決めたルールであります。また、スポーツ少年団においても、日本スポーツ少年団がスポーツ活動の目安として示している子どもに対する無理のない活動時間を参考にしながら、1日の適正な活動時間は2時間程度がふさわしいということで、現在においてもこのルールにより施設運用がなされているところであります。これまで述べました経緯等を考慮しますと、この時間設定は意義のあるものであり、今後も遵守すべきものと考えております。なお、これまで町が体育協会やスポーツ少年団から公式に施設の使用時間延長の要望を受けたことはありません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) そういう要望が出ていないということですが、ちょっと不思議に感じるところなんですけども、2時間がふさわしいと言われますが、スポーツの指導者からも短いという意見を聞いております。しかも、実際には町内、町外、どの地域に行っても、子どもたち本当によく練習をしているわけですが、2時間では全く足らず、ほかの自治体で借りて練習しているところも出ているほどです。協議会ではこの実態が把握されていないのでしょうか。さらに言うと、小学校の体育館を借りて練習する場合は、手続上、延長もできません。制限枠が拡大されて、初めから4時間借りることができれば、有意義に使うことができます。利用枠が少ないために結局あの手この手を考えて練習場所を確保しています。もちろん、平日は学校があるので、2時間以上の練習は要求されていません。やはり夏休み、冬休み、土日、祝日です。子どもたちの育成を支援する上でも、制限枠を広げること、今後の検討課題にのせていただけないでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。さきにお答えしましたように、このルールは体育協会と行政が協議を行い決められたものであります。また、町スポーツ少年団においても、日本スポーツ少年団がスポーツ活動の目安として示している子どもに対する無理のない活動時間を参考にしながら1日の適正な活動時間を2時間程度がふさわしいという理由、また限られた施設を一般利用者と団体利用者ともに多くの方々に使っていただくことから決められているものでございます。したがいまして、現段階においてこのルールを改める考えはございません。議員のご提案につきましては、受けとめさせていただきます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 提案について受けとめるとの答弁でしたが、受けとめるとはどういうことでしょうか。協議のテーブルに載せていただけるということでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) 今議会で吉永議員からそういう質問があったということで受けとめさせていただきます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) ちょっと理解できませんが、先ほどの小・中学校の備品、制服についてもそうですが、たびたび執行部と話をすると、教育委員会とか、社会体育協議会などで話が出ないと、まずもってテーブルに載せられないというような言葉を聞いております。議員の発言をどのように考えておられるのでしょうか。議員は住民の負託を受けて存在しており、住民の生の声を代弁しております。協議のテーブルに載せるのは当然のことだと考えますが、どのようにお考えでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。ご意見を受けとめるということで、そういう質問があったということで話はいたします。以上です。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 協議のテーブルに載せてもらえるというふうに受けとめます。当たり前のことですけども、議員の発言は住民の声として真剣に受けとめていただきたいと思っております。

 体育館についてもう一点、利用時間延長のときの料金についてです。体育協会やスポーツ少年団などの加盟団体は利用料金が減額されているわけですが、延長に関しては減額されず、全額負担となっております。減額されない理由をお答えください。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えします。さきにお答えしましたように、町民体育館を団体利用の時間配分を超えて利用する場合は、あくまで個人利用のために確保した時間帯を個人として利用する考え方に基づいて認めているものでございます。したがいまして、今後もこの考え方を基本に施設運用を行ってまいります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今説明がありましたけども、個人利用にする意味がわかりません。個人利用の時間を確保するためと言われますが、同じ団体が個人という形で借りれば、個人の利用枠が増えたことになるのですか。あいている場合のみ延長できるわけだし、実際使っているのは同じ団体なわけですから、子どもの育成のスポーツ支援の面から考えても、利用料金が減額にならないことが納得できません。住民からの声も聞いておりますし、ここは延長に関しても減額のままでいいのではないでしょうか。検討していただきたいのですが、どうでしょうか。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。さきの回答のとおり、団体利用は1日2時間までというルールを設けております。しかしながら、町民体育館につきましては、施設があいていれば規定の使用料を納めていただき、団体利用者が個人的に施設を利用することを認めております。施設の空き状況にもよりますが、引き続き施設の利用を希望される団体については、所定の団体の利用時間を終えた後にこの個人利用の手続を行っていただくことになります。多くの町民の皆様方々が利用されるために、個人利用の時間枠を確保する必要があることからご理解をお願いいたします。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 先ほども言いましたけども、あいている時間を延長するわけですから、そこら辺はもうちょっと検討していただきたいと思います。子どもたちが一生懸命スポーツに取り組み、スポーツを通して学び成長します。もう少し現状に応じた寛大な取り扱いをしていただき、町民の声を反映した改善を進められますようお願いいたしまして、次の質問に移ります。

 3項目め、仲地区における床上浸水対策事業についてです。8月に仲地区で県主催の床上浸水対策事業の進捗状況説明会が行われました。町のほうからも参加してありましたので、住民の不安はご存じだろうかと思いますが、幾つか質問させていただきます。1つは、河川敷を広げるために中学校用地を8メートルほど削ることになっていますが、遊歩道の位置はそのままということなので、遊歩道から中学校に食い込む分、草が生える範囲がこれまで以上かなり広がります。住民からの声ですが、これまでも地域等で除草作業、ごみとりをしてきたが、高齢化も進んでいるし、この上、後は地域でお願いしますなんてことになったらたまらない。草が生えないような工事は考えられないのかと話されていました。県の方も持ち帰って検討しますとのことでしたが、県の回答つかんであると思います。お聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、議員のご質問にお答えする前に、福岡県が事業主体の那珂川床上浸水対策特別緊急事業の事業目的と概要をご説明いたします。ご存じのとおり、那珂川は過去に洪水による被害をたびたび受けております。近年では、平成15年と平成21年の2度の豪雨で家屋等の浸水被害が発生し、那珂川町のみならず、福岡都市圏に甚大な被害をもたらしました。平成21年度の豪雨被害を受け、福岡県は緊急的かつ集中的な河川改修を行い、河川断面の拡大、護岸ブロックの設置、橋梁のかけかえなどを実施することにより、大量の水が速やかに流れるよう改善を行い、近年の豪雨から地域住民を守るため、本事業に取り組んでいるところでございます。事業延長としましては、福岡市の灘の川橋から那珂川町の橋本橋まででありますが、延長14.3キロメーター、そのうち那珂川町、これは川の上流から見て右側、右岸側といいますが、そちらの延長で5.9キロメーターの改修を行います。この事業が完了すれば、洪水時の水位を低下させることができ、平成21年、これは7月ですが、中国・九州北部豪雨と同規模の雨が降っても被害は大幅に軽減され、那珂川は流域の住民の皆様にとって安全で安心な河川になります。そこで、お尋ねの除草範囲の拡大についてですが、議員も述べられたように、河川の断面を大きくするということで、堤防斜面の面積が広くなります。その関係で草等が茂る範囲は広くなります。県の対応といたしましては、当初河川敷内の管理道路を舗装するなどで、できるだけ防草対策を検討しているということのようでしたが、河川環境への配慮や景観を考えた場合、植物が全く生息しないような河川改修はなかなか困難なところだと、町のほうも思っておるところでございます。ただ、現在県のほうはできるだけ仲区のご要望等を受けて、現在設計をちょっとしている最中でございます。ただ、そういうことですので、まだ固まっていないというところで、設計中ということでご理解ください。いずれにしましても、幾らかそういうふうに除草する箇所が残った場合は、維持管理につきましては、まずは管理者の福岡県那珂県土整備事務所に町からも頻繁に管理の要請はいたします。それで、これからはお願いでございますが、できますれば、可能な限り地域の方のご協力もいただきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) この工事の第一の目的が水害対策であることはよくわかっております。しかし、住民の皆さんからの声は、ふだんからあった不安が工事をきっかけに出てきたものです。行政は真摯に受けとめ、不安解消に努めるべきだと思います。県に要請できるところはきっちり要請し、できない場合は地域任せにするのではなく、町独自で何らかの対策を考えるなどするべきではないでしょうか。住民が安心できる回答をお願いします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。これは先ほど申さなかったかもしれませんが、那珂川は原則福岡県の管理になっております。それで、やはり那珂川町も町が管理する河川というのもございまして、なかなか縦割りじゃございませんが、県が管理するところまで町が直接草刈りの業務あたりをしていくというのはなかなか難しいところでございます。ですから、先ほど述べましたように、そういうケースの場合は強く県のほうにまず草刈り等の要請をするということを考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 住民の困ったを受けとめるのが町の役割だと思っておりますので、その辺はよろしくお願いいたします。

 次に移ります。私は仲の現人橋横の東峰マンションに住んでおります。マンションに沿った川沿いに七、八本の大木があります。その大木から半端でない量の木の葉や木の実がマンションの敷地内に散乱します。時には小枝も落ち、さらに困るのは、樹液が落ちてき、駐車場になっていますから、車にしみをつけたりといったこともあります。以前から伐採してほしいと要求が上がっており、今回の説明会でも河川工事と一緒に伐採までしてほしいという意見が出ておりました。何か伐採できない理由があるのでしょうか、県の管轄であろうかと思いますが、お答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、議員がおっしゃっている大木のことの確認をさせていただきたいんですが、現人橋の下流の右岸側にマンションがございますが、あれの河川側ということかというふうに思っております。マンション居住者専用駐車場に隣接した河川敷に立つ、これアカガシのことかと思われます。そのマンションの並びは四、五本ぐらいで、そこら一体は10本ぐらいございますでしょうか。先ほど議員が述べられたように、このカシの木の枝から木の実や葉が駐車場に落ち、落ちた木の実で車がさびることや、落ち葉の処理にマンションの方がお困りになってあるというのは聞き及んでおります。この対応につきましては、8月に入って福岡県那珂県土整備事務所が民有地に入っている木の枝の枝打ちを行い、駐車場に木の実等が落ちないよう、一定の対応をしたことは確認しています。切られないことの何か理由があるのですかというお問い合わせだったと思いますが、あれだけ長い年月を経て大きくなった木と思われます。それで、そのような大木に対する地域住民の方々の思いというのは、さまざまであると考えます。特に遊歩道が近くにあるというところ、その近くの大木というところでございます。そういうところから福岡県も現段階で撤去の判断をするのはなかなか難しいのではと、これは推測されます。したがいまして、河川敷利用者も含まれた地域住民で一度十分にご相談していただき、そのご意見として行政区から本町のほうに撤去のご要望を提出されること、それをしていただくような状況になりましたら、その上は本町からも県に対し床対事業の中で撤去をするように要望したいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 行政区でまとめて意見を出してもらえればということのようですけども、あの木はてんとうばえと聞いておりますけども、そこまでしないと伐採できないものなんでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) これは少しほかの場所の例でご説明したいと思うんですが、国道385号ですが、あそこケヤキがずっと植わっておりますが、どうしても宅地への出入りあたり、それとかバリアフリー工事で支障になるケースで撤去とかさせていただいたこともございます。そういうときにほかの考え方をお持ちの住民の方から、長い年月をかけてあれだけ大きくなっている木をなぜ切るんだと、切らないように残す方向でのそういう整備ができないのかとか、そういうお考えでの連絡というのも入ったことがございます。ですから、できますれば基本は共存できれば一番よろしいのではないかなとは思っておりますが、ただマンション住民の方がお困りであるということであれば、区の総意としてちょっとご検討いただければということでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 木を伐採するということは、住民の中にもいろんな考えがあり、簡単に決められることではないかと思いますが、少なくはない、困っているという住民に不信感を抱かせない丁寧な説明はしっかり行っていただきたいし、先月末にも先ほど言われましたが、枝落としをしてもらっていますが、できる限りの援助を県と町でしていただくよう考えていただきたいと思います。よろしいでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) できる範囲の援助ということで、回答させていただきます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) では次に、この河川工事によって井戸水がかれはしないかという住民の不安についてです。県の説明では、ピックアップして周辺の井戸調査をしているとのことでしたが、住民からは一軒一軒条件は違う。全戸調査をしないとだめだと意見が出ておりました。その後、県の調査計画はどのようになったでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、住民の方が井戸がれをご心配されてあるということですので、万が一ですね、万が一井戸がれが起きた場合のことをまずご説明いたします。工事との関連に思い当たる方がいらっしゃいましたら、まず業者に修繕依頼等をお願いされる前に、急ぎ福岡県那珂県土整備事務所または那珂川町の建設課にご連絡してください。井戸がれ状況を確認してもらうよう町からも福岡県那珂県土整備事務所に依頼をいたします。それで、福岡県那珂県土整備事務所では、井戸がれの原因が河川改修であることが確認できて、工事完了後も復旧しない状況であれば、上水道で復旧することを基本に補償が可能であるということを申しております。なお、対応については、井戸がれの状況等で内容が少し異なるようでございます。それから、全ての井戸を調査しないのかというお問いかけだったかと思うんですが、現在のところ福岡県那珂県土整備事務所は、那珂川周辺に数ケ所の観測用の井戸というのを掘っております。それで、工事を進めておるときは、その井戸で地下水位の観測を行っております。その水位の変化及び周辺の改修工事状況を含めて、総合的に井戸がれの原因を判断していくという手段をとりたいということでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 井戸枯れの住民の不安は当然のことです。一軒一軒井戸の深さも違い、井戸がれの条件も違うことがわかっているのであれば、全戸調査するのではと思いますが、全戸調査しなくてもわかるというのであれば、調査はしなかったところの井戸がれが工事後起こった場合の補償はしっかりしていただけるということでよろしいでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。先ほど申し上げましたように、工事との関連性が確認できましたら、補償が可能であります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 住民が納得できるような説明をお願いしたいのですが、上水道の補償ということで先ほど言われていましたけども、工事代はもう県ですかね、町ではないですかね。県で負担するということでいいのでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。原因が河川工事であれば、工事代も福岡県が負担するということになります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 井戸がれについては、補償も含め住民の不安解消に力を入れてほしいところですが、そのほかにも工事による騒音の心配、川底の岩盤を壊す際の振動、工事車両の交通マナー、さまざまな心配が出されておりました。県任せにならないよう、町も住民の不安を聞き取り、住民の声を上げ、住民の不安を取り除く努力をしていただきたいと思います。

 4項目めに移ります。地域公共交通について質問します。まず、循環バスについてですが、圧倒的に便数を増やしてほしい、使い勝手が悪いという声が多いです。同じようにコミュニティバスを運営している春日市のやよいバスですが、6台保有で運行時間の間隔はほぼ1時間に2便という状況です。太宰府市のまほろば号は12台保有で、ここもほぼ1時間に2便ということでした。那珂川町の循環バスですが、車両数と運行時間間隔をお答えください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。車両数と運行時間間隔でございますが、循環バスの車両数は3台でございます。運行時間の間隔につきましては、1時間に1本となっております。ただし、左回りと右回りのルートがあるため、2時間に1度同じルートを走行している状況でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 那珂川町のように1時間以上待たされるバスでは、使い勝手が悪いと言われるのも無理はないのではないでしょうか。増便するには、バスの台数を増やすしかありませんから、コスト面で首をかしげられることと思います。便利であれば利用も増える。利用者率は格段に上がると思いませんか。循環バスかわせみの増便のお考えはないのでしょうか、お聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。現在、平成25年度までの3年間の運行実績、かわせみバスの運行実績を検証し、課題等を把握し、本町の公共交通のあり方を検討することに着手しております。その検討には利便性の向上、それから運行の効率化、利用促進、また採算性の向上、財政負担額の維持、抑制など、さまざまな事項を行うこととなります。具体的には、平成25年度にバス乗り込み調査等による利用実態調査やアンケート等による町民意向の把握、公共交通空白地の把握などを行って、平成25年度と平成26年度に地域公共交通活性化協議会で協議し、検討していくこととなります。それで、先ほど議員がおっしゃいました増便についてでございますが、このことにつきましても、地域公共交通活性化協議会の中であわせて検討していくということでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 前向きに検討していただきたいと思います。時間が余りないのでちょっと飛ばしていきます。ちょっとかわせみバスの停留所のベンチのほうに移ります。かわせみバスの利用者は圧倒的に高齢者が多いのではないかと思われますが、これも切実な声としてよく聞いておりますが、病院帰り、買い物帰り、荷物を持ってバスを待つのは本当にしんどい。特に今年のこの猛暑の中でのバス待ちはつらかった。ちょっと腰をかけられればどんなに助かったかと聞きました。私も何度も見かけたことがありますが、バス待ちをしている高齢者が地べたに座り込んでいるのです。さらに、こんな話もあります。こちらも高齢の方ですが、バスの利用ではないのですが、近所のスーパーまで歩いて買い物に行くそうです。近くのスーパーでも年をとると荷物を持ってうちまで帰るのはとても大変。バス停なんかにベンチがあるとちょっと一休みができてとても助かるのにということでした。高齢者に優しい町として各バス停のちょっとしたベンチ、是非実現していただけないでしょうか、考えをお聞かせください。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。バス停へのベンチの設置についてですが、設置するには歩道上や車道上に設置することとなります。ベンチを設置すれば、歩道や車道の幅員に影響を与え、自転車や車の事故の危険性が増すと考えられます。特に夜間に自転車に乗っている方がベンチが見えずにぶつかってけがをするという事故が発生しかねませんので、安全面を重視し、現状での利用をお願いしたいと考えております。実は事故の例として、平成23年度にあるバス停で地域の方が好意的に設置していただいていたベンチがあったんですが、それが倒れて、それに気づかずに高校生が自転車で夜通られよって、それに接触してけがされたという事例もございます。そういうことから、現状では安全面を重視したいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 今安全面での話をされましたが、高齢者が地べたに座ってしまうということも事故が起こる可能性が十分考えられます。是非この点については研究検討を今後していただきたいと思っております。

 では、次の質問に移ります。那珂川町では公共交通空白地域はどのような設定でどういった地域になっていますでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。公共交通空白地とは、公共交通機関を使っての移動のニーズがあるにもかかわらず、公共交通がない地域を指しております。具体的には、自宅からバス停までの距離が遠く、公共交通が利用できない地域です。この交通空白地となる基準につきましては、条例等で定めている自治体は少なく、本町においても定めておりません。この基準についてほかの自治体ではバス停から直線距離で300メーターから1キロメーター以上の範囲を交通空白地として取り扱っていたり、あわせて人口密度を別途基準として設けていたりしております。本町では地域交通総合連携計画を策定した際に、おおむね一般的でありますが、バス停から300メーター以上を交通空白地とした経緯がございます。この交通空白地につきましては、今後平成27年度のかわせみバス運行見直しに向けて、公共交通に関するニーズ及び利用状況の調査を実施することとしておりますが、その際にはこの交通空白地の基準をバス停からの距離とあわせて地域の地理的状況を踏まえながら、再度見直すことを考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 那珂川町では条例化されていないということですけども、300メートル離れた地域ということですが、それは半径でしょうか、道のりでしょうか。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。半径でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) 実際、バス停までは直線ではなく、道を歩いていくわけですから、道のりで考えるべきだということを言っておきたいと思います。後野の筑紫丘ゴルフ場近くに字名で妙見という小さな集落があるのですが、あそこにもバスを通してほしい、週に1回でも2回でもいい、あればそれに合わせて病院に行くこともできるからと言われました。ここも切実ですが、この地域は公共交通空白地域に属するのではないかと思います。このような地域にはデマンド型乗り合いタクシーを考えてみられてはと思いました。全国的にもあちこちで実施されているようですが、自宅や指定の場所から目的地まで、利用者の希望時間帯、乗車場所などの要望にバス並みの安価な料金で応える公共交通サービスです。バス路線を拡大するよりもコストもかからず、住民に喜ばれるのではないかと考え、提案いたします。それから、デマンドタクシーの提案と同時に、公共交通空白地域を300メートルと距離だけを見るのではなく、自宅近辺の急坂なども考慮していただきたい。高齢者にとって急坂も公共交通機関を使えない理由になっています。是非ここは検討をしていただきたいと思います。

 最後に、町長にお聞きいたします。かわせみバス全体の今後の見解とデマンドタクシーについて、今後につながる可能性があるのかお聞かせください。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。かわせみバスにつきましては、今後も利便性の向上を目指して利用者が増加するように見直しを行っていきたいと、このような基本的な考え方を持っております。また、バスの運行には大きな財政負担がかかりますので、採算性も十分に検討していくことが必然と、このように考えております。継続して行える路線や便数を計画して運行していきたいと、このように思っています。それから、デマンドバスにつきましては、導入の是非について十分に検討しなければいけないと考えております。今回、那珂川町公共交通活性化協議会の中で、かわせみバスのルート等を検討されますが、あわせてデマンドバスについても検討されることとなります。したがいまして、十分に調査検討した結果で導入について判断をしたいと、このように考えています。以上でございます。



○議長(上野彰君) 吉永議員。



◆5番(吉永直子君) とてもちょっとうれしい回答でよかったです。西鉄バスが廃止になって南部にかわせみが走るようになって、本当にたくさんの住民の喜びの声を聞きました。採算性ばかりにとらわれると、民間バスと同じになってしまいます。町は何を支えるか、誰の声を聞き取るべきか、弱者を支える誰もが明るい笑顔で過ごせるまちづくりをしていただきたい。このことを訴えまして、私の一般質問を終わらさせていただきます。



○議長(上野彰君) 5番吉永直子議員の一般質問は終わりました。

 ここで休息をとります。

            休憩 午前10時58分  再開 午前11時15分



○議長(上野彰君) 休憩前に引き続きまして再開をいたします。

 引き続き一般質問をお受けいたします。6番平山ひとみ議員。



◆6番(平山ひとみ君) 6番、日本共産党、平山ひとみです。通告に従い一般質問を行います。今回は障がい者施策についてといたしました。障がい者をめぐる情勢はここ数年で目まぐるしく変化しています。2005年に障害者自立支援法が障がいを自己責任とする応益負担が導入されて成立しました。2008年には障がいが重ければ重いほど負担が重くなる自立支援法は憲法違反だと71人の原告が訴えを起こしました。2010年には自立支援法の廃止とかわる新しい法律をつくることを原告団と国は基本合意を交わして和解しました。国はこのとき障がい者の尊厳を深く傷つけたと心からの反省を表明したのです。しかし、国連障害者の権利に関する条約の批准に向けた制度改革として、2011年、障害者基本法の改正、2011年、障害者総合支援法の成立、2013年、障害者差別解消推進法の成立など相次いでも自立支援法の障がいが重ければ重いほど負担が重くなる仕組みは残ったままになっています。国は基本合意で交わされた応益負担との決別、新法の制定を急ぐべきです。そして、地方自治体は障がい者の皆さんとの直接の窓口となる大切な役割を持っています。施策についての質問に当たり、まずは那珂川町内の障がい者の人数をお尋ねいたします。身体、知的、精神の人数をお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。3月31日時点での障害者手帳保持者は、身体障がい者が1,547人、知的障がい者が221人、精神障がい者が173人でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 合計でしますと1,941人ということですね。おおむね町全体の4%が障がい者ということになります。そして、今年度から難病患者の方も同じ福祉サービスが受けられるようになりました。町内の難病患者の方が何人いらっしゃるかおわかりでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。福岡県の特定疾患医療受給者証の交付人数でいいますと、290人でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) それでは、その難病患者の皆さんで何人が那珂川町の福祉サービスを受けていらっしゃるかお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。難病患者の福祉サービスは今年の4月からでございまして、現在では受けてある方はおられません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 自治体が障がい者施策を進める場合、とても大事だと考えるのが、そのサービスを必要としている人がそのサービスを受けられているかどうかだということです。この4月から難病患者も障がい者と同等の福祉サービスが受けられるということを知らない当事者の方は物すごく多いんです。私の存じ上げている難病患者とそのご家族の方もこの話をしますと、大層驚かれていました。そういう面で地方行政の役割はとても大きいと考えます。

 次に、計画の策定についてをお尋ねいたします。障がい者計画と障がい者福祉計画は自治体の努力義務ではありますが、市町村が作成することが求められ、現在7割以上の自治体が策定していると聞いています。本町はその7割の中にあるようです。障がい者計画、本町は障がい者施策推進計画ですね、障がい者推進計画と障がい者福祉計画の概要をお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。まずは、第3次那珂川町障がい者施策推進計画でございますが、これは障害者基本法に基づきまして障がいのある人を対象に生活状況や福祉サービス利用に対する意向等を把握しながら、障がいのある人のための施策に関する基本計画でありまして、平成25年度から平成29年度までの5ケ年の計画を策定をいたしております。次に、第3期那珂川町障がい福祉計画ですが、国の障害者基本計画及び福岡県の新福岡県障害者福祉長期計画及びふくおか障害者プランを踏まえて、障がい福祉サービス等の提供に関する具体的な体制づくりやサービス等を確保するための方策等を示す実施計画として、平成24年度から平成26年度までの3ケ年の計画を策定をしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) その計画の中で目標を立てておられると思います。今その計画の中途にあるわけですので、目標に対し現時点でどう評価なさっているのかお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。障がい者施策推進計画は、進捗状況の把握、点検等については、障がい者施策推進協議会において審議をするということにしておりますが、本年度からの5ケ年の計画でありまして、まだ半年もたっていない段階でございますので、評価まではこれは至っておりません。次に、障がい福祉計画についてでございますが、これは名前は似通っておりますが、別々の計画でございまして、平成17年に障害者自立支援法が施行されまして、その中で規定をされた計画でございます。それまでの支援費制度と言っていましたけれど、サービスの提供が自治体ごとにばらばらで、全国統一的なサービスの提供、あるいは財政の確保ということもありまして、その中での位置づけとして障がい福祉サービス等のサービス等を確保するための方策ということになっております。この中で例えば生活介護であれば、月の実人数何日分、そういった見込みですね、あるいはグループホーム、月どのくらいの方が利用していく予定なのか、あるいは地域自立支援協議会、実施があるのかないのかというような計画といいますか、見込み数でございますので、一般の計画のような中間の進捗状況、これは非常に評価としてはなじまないといいますか、少し違うのかな。したがいまして、これについては中間の評価というよりも、これが終わって次の新しいものをつくるときに、この目標数がどうであったのかというふうなことでご理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 障がい者福祉計画はたしか数量、数値の目標を立てて、それに向けて取り組むという具体的なものであるというふうに認識をしております。今部長がおっしゃったように、是非その計画が終わった3ケ年の段階でしっかりとその目標値に対してどこまで施策が進んだのか、それからこれからどうするのかということも、そこで是非生かしていただくためにも、ちょっと現時点での中間把握といいますか、それも私はされたほうがいいのではないかなというふうに思いました。この障がい者の問題で、国際共通の原則となっているのが、ナッシング・アバウト・アス・ウイズアウト・アス、私たち抜きに私たちのことを決めないでという言葉ですが、それにもかかわらず、さきに述べた障害者総合支援法は、障害者総合支援法の応益負担は温存されたまま、参考人質疑すら行わず、たった3時間の審議で強行採決されてしまいました。この那珂川町の計画策定において、当事者、つまり障がい者の参画は保障されたのかどうかをお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。計画の策定につきまして、学識経験者4名、関係行政機関の職員3名、関係団体を代表する6名、町民2名の合計15名で組織をされました那珂川町障害者施策推進協議会で審議をいただいたところでございます。また、那珂川町障がい者施策推進計画の策定については、障がい者の生活実態等を把握、分析をするために、手帳保持者を対象にアンケート調査の実施及び障がい者の生活と関連の深い団体、申し上げますと、身体障害者福祉協会、あゆみの会、筑紫地域精神障害者家族会「五筑会」、子どもの発達を考える親の会「のぞみ」から障がい福祉に対する意見を聴取をするなど、障がい者関係の参画をいただいたというふうに認識をしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) その関係団体6人と町民代表お二人のことについてちょっと具体的にお伺いしたいと思うんですが、先ほど言いましたように、当事者抜きに、私たち抜きに私たちのことを決めないでというのが、この障がい者問題の国際的な共通用語になっております。関係団体の6人というのが、障がい者ご自身たちによって構成される団体であるのか、もしくはそういう障がい者福祉を支援する団体であるのか、それとこの町民お二人というのは、どういったことでちょっと、公募だと思うんですが、選ばれたんだと思うんですけれども、そこら辺ちょっと具体的にお聞きしていいですか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。関係団体を代表する者6名でございますが、まず当事者ということで申し上げますと、身体障害者福祉協会、那珂川町あゆみの会、筑紫地域精神障害者家族会「五筑会」、こどもの発達を考える親の会「のぞみ」、それから支援をする団体といいますか、そういうくくりで言いますと、那珂川町社会福祉協議会と那珂川町民生委員・児童委員協議会でございます。それから、町民2名、これは公募でございまして、応募のときのレポートといいますか、意見書等、テーマは忘れましたけれども、本町の障がい者福祉に望むもの、あるいは期待するもの、自分が考えるもの、そういったものを出していただいて、選考結果、2名を選んだということでございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 十分に理解をいたしました。ここで、今回の質問の通告などで、私がなぜ障がいの「害」を漢字で書いたのかを述べてさせていただきます。確かに障がいの「害」が人に係るのならば、障がい者がまるで害悪かのような表現となり、あるまじきこととなるでしょう。しかし、今障がいというものに対し考え方が変化してきています。さきに述べた改正された障害者基本法では、こう障がい者を定義しています。「身体障害、知的障害、精神障害、その他心身の機能の障害があるものであって、障害及び社会的障壁、障害がある者にとって障害となるような事物、制度、慣行、観念その他一切のものにより継続的に日常生活、社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」ですね。つまり障がい者を生きにくくさせる社会的障壁、この社会的障壁そのものが障がいだと、それならばまさにそういう社会的障がいは害悪にほかなりません。というわけで、「害」はやはり漢字であらわしていきたいと思います。

 続けて2項目め、福祉サービスについて質問いたします。先ほども必要な人に必要な福祉サービスが受けられるかどうかが一番大切なことと私は申しました。例えば視覚障がいをお持ちの方でそういうものに対するサポートのサービスがあるんだということを知らないまま家にこもる、家族に任せきりになるということで、その上にまた今度は鬱病とかを併発する、もう家にこもり切りになるというような話も聞いております。ですので、本当に必要な福祉サービスが必要とされる人たちが受けられているかどうかについてが必要になると思いますので、お尋ねいたします。まず、手話通訳についてお聞きします。町内の聴覚障がい者は何人で、手話通訳がどれくらい使われているかをお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。町内の聴覚障がい者121人、そのうち手話通訳の利用登録者は17人でございます。これは聴覚障がい者の皆さんが手話ができるわけではありませんので、このような数字だろうと思います。手話通訳の平成24年度の実績ですが、手話通訳者の派遣件数、本人申請が73件、配置件数、行政主催事業等でございますが、19件でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 要約筆記についてもお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。要約筆記につきましては、町内に要約筆記の資格を持つ方や団体がございませんので、必要な場合は県に依頼をしていただいております。件数につきましては、町主催事業が2件、本人申請が3件でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 続けて、移動支援についてお聞きします。視覚障がい者と下肢の障がい、精神の障がいをお持ちの方に対しての支援とホームページには記されておりました。それぞれの人数と移動支援の活用数をお答えください。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。視覚障がい者は登録が13人で実利用者は9人でございます。下肢の障がい者は登録が10人で実利用者は7人です。精神障がい者は登録が5人で実利用者は2人です。なお、視覚障がい者につきましては、法律の改正により現在は同行援護サービスという名称に移行しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) お隣の春日市のホームページにはあり、那珂川町のホームページにはなかったものの一つに、発達障がいに対しての移動支援はありませんでした。本町でもできないのでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えをいたします。本町、障がい者福祉の手引き「ふれあい」をつくっておりますけれども、その中で移動支援ということで載せております。発達障がいの方、これは医師の診断書等が必要となりますので、きちっと区分けをして掲載をするというのがなかなか難しゅうございますが、移動支援はございます。なお、今ホームページのことを言われましたけども、一部わかりにくい記載になっておりますので、これについては全体的に早急にわかりやすいあらわし方に改めていくべきだというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 先ほどからずっと申しておりますように、必要なサービスが、その必要な方にとってきちんと受けられるということが一番大切な問題で、そのためにはやはり広報の仕方が、その工夫が一番大切かなというふうに考えます。この福祉サービスの広報について、那珂川町はどうお知らせされていますでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。福祉サービスの広報の方法としましては、「広報なかがわ」及びホームページ、そして手帳の発行の際にお渡ししております、先ほどお見せしました、これが一番詳しいのですけれども、「ふれあい」という小冊子で説明をさせていただきます。障がい者福祉の手引きとして活用しているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 私も「ふれあい」は見させていただきました。とても詳しくきちんと書かれてある内容だなというふうには認識をしております。ただ、先ほどホームページでもお知らせしてあるというふうに部長申されましたけれども、やはりわかりにくいんじゃないかなと、私も発達障がいのところを探せなかったようにですね。それで、春日市のホームページを見ましたら、サービス内容がずらりと紹介されていたんですね。例えば障がい者グループホーム、ケアホームへの設置費用への補助などです。春日市に聞いてみましたら、春日市独自でなく、県の事業であるそうです。つまり春日市と那珂川町の福祉サービスの内容は、金額や回数の若干の違いはあるものの、基本的には大きくは変わらないと見られますが、春日市は県の事業も何もかも自分とこのホームページで紹介しているんですね。私は春日市のようなホームページのあり方のほうが利用する側にとっては親切だと考えます。ホームページでのサービスの紹介方法を変えてみたらと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。ただいま議員のご指摘のように、決してわかりやすいとは言いがたいホームページの内容でございますので、他市の状況も参考にしながら利用者の立場に立って利用しやすい、わかりやすい内容に検討、改めていきたいというふうに思います。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 「ふれあい」はたしか障害者手帳を受け取るときに一回渡されるだけのものですよね。制度もまた変わっていく場合も考えられますし、今やっぱり窓口で受け取るだけでなくって、ホームページで検索する方々がとても多いので、今部長がおっしゃったように是非検討されていただきたいというふうに思います。

 次に、集団補聴設備、磁気ループシステムについてお尋ねをいたします。集団補聴設備、磁気ループは、ワイヤーを部屋や床の一定の場所に輪にして張りめぐらし、それをアンテナにして発生させた磁気を専用の受信機で受信し、音声にかえる装置です。磁気ループは標準の補聴器についている機能を使用し、発声者の音だけをクリアに伝えることが可能なシステムです。もともと何らかの原因での聴覚障がいをお持ちの方だけでなく、多くの方々が年をとり聞こえにくくなります。補聴器のお世話にもなります。東京都台東区では、可搬型、移動式ですけれども、可搬型磁気ループと受信機を区の施設に貸し出しを行い、区の行事などに積極的に活用しているようです。移動式磁気ループで例えば役場の相談室などでは必需品と言えるでしょうし、聞こえないからと文化活動を控えていたような方たちの大きな支援になります。移動式の磁気ループ導入についてどうお考えでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。現在のところ磁気ループに対する要望が直接ございませんので、導入する予定等は考えておりません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 後でも言うガソリンチケットでもそうなんですけれども、住民、もう申請主義になったりする場合もとても多くて、とても多くて、基本的に申請主義なんですが、要するにご存じないんですね。そういうサービスをやっている自治体があるということをですね。例えばガソリンチケットについてですけれども、タクシーチケットは私は使ったことないもんという方でも、でもガソリンチケットも使える自治体もあるんですよと言ったら、それならやってもらいたい。そこで初めて要望というのが出るんです。ですので、今そういう住民からの要望がないからといって、それはニーズはゼロではないんですね。こういうものがあったら必要でしょうかという設問も、私は必要じゃないかなというふうに思います。移動式の磁気ループは、一式数で10万円あれば備えることができるとも聞いています。誰もが年をとり、聞き取りにくくなりますので、導入している自治体が全国でも出始めております。是非導入している自治体の状況を調査して、積極的に検討してもらいたいと思います。また、試験的にも導入を検討していただくことを提案いたします。

 次に、ガソリンチケットについてにも移ります。さきの議会でも、この方の例を紹介しました。車椅子をそのまま載せられるような自家用車をお持ちの方です。タクシーチケットは先ほど言いましたように、一度も使ったことがない。でも、ガソリンチケットも使えるのならばそれは是非そういうしてほしいというふうに強い要望をお持ちでした。タクシー代でもガソリン代でも、どうせ使うお金は同じなんです。予算を増やす必要はちょっとはあるかもしれませんが、大きくはないと思います。それならば、それくらいの便宜は図ってもいいんじゃないかと考えます。要求の強いガソリンチケット制、選択制もしくは併用制にと、増額分を受け取れるよう要望いたしますが、いかがでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。これは今年の3月議会でしたか、同様の質問がありました。この那珂川町福祉タクシー料金助成事業、重度の障がいがある人にタクシー料金の一部を助成をすることによって、日常生活の利便と社会活動の範囲の拡大を図り、福祉の向上に資することを目的に事業実施をしているわけでございます。九州におきましては、選択制、併用制ありますけれども、実施をしている市町村が長崎市、大村市、宮崎市、鹿児島市でございます。内容を少し拝見をしますと、重度の身体障がい者の方が自分の所有する自動車を自分で運転する場合に限定したり、車椅子を常用している人に限定をしたり、所得制限があると、対象者が限定をしてあるようでございます。これについては、筑紫地区の障がい福祉担当者会議でも検討といいますか、あったわけですが、福祉タクシー助成制度が定着をしていること、また県内市町村の実施団体がないこと、そういうことも含めまして現段階ではガソリンチケットの導入は考えていないところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) ニーズがあることは間違いございませんので、今後是非前向きに検討していただきたいと思います。

 次に、働く支援についてに移ります。私は先月東京で行われた日本母親大会というところに、新婦人那珂川支部の代表として送っていただきました。そこで、障がい者も一人の人間として社会の中で暮らしたいという分科会に参加してまいりました。作業所に通っていた仲間が障がいが重ければ重いほど負担が重くなる障害者自立支援法のために何人も作業所をやめていったなど、自立支援法がどれほど障がい者を苦しめているかを痛感いたしました。働くということは、生きがいを見出すことでもあります。人間らしく働くことの保障は、人間らしく生きることの保障です。本町の障がい者への就労支援の内容をお尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。本町の障がい者への就労支援といたしましては、日中活動系サービスとして自立訓練、就労移行支援、就労継続支援があります。これは身体機能や生活能力の向上のために必要な訓練をしたり、就労を希望する人への支援や就労が困難な人へ働く場の提供などをするものでございます。就労に関する相談があれば、障害者就業・生活支援センターちくしへの紹介を行っているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 障害者雇用促進法が障がい者の雇用を義務づけた規定であり、これを満たさない事業所は罰金が科せられるようになっています。地方公共団体と民間企業の法定雇用率があり、平成25年から地方公共団体は2.1%から2.3%へと上げられたようです。那珂川町は満たしていますでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。本町の雇用率は今年6月1日現在で2.31%でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 民間企業については1.8%から2.0%へと上げられていますよね。町内のどれだけの企業がきちんと法定雇用率を満たしているかおわかりでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。町内の数字というのはちょっとわかりかねますが、福岡労働局が平成24年11月14日に発表しました数字で平成24年6月1日現在の福岡県の民間企業の雇用率は1.69%でございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 平山議員。



◆6番(平山ひとみ君) 2%ですので、つまり50人に1人ですよね。那珂川町内で50人以上を雇用している事業所というのは、そう多くはないと考えられます。よって、そこの法定雇用率をきちんと満たしているかどうかというのは、那珂川町でもつかむことは可能ではないでしょうか。久留米市では法定雇用率を満たしているかも含めて点数制にして入札に影響するようにしているそうです。ほか企業名をネットで公表したりして促進を図っている自治体もあるそうです。是非ご参考にしていただきたいと思います。また、障害者虐待防止法が制定され、職場の虐待も対象になっています。水戸事件をご存じでしょうか。水戸市のある事業所で障がい者を雇用する助成金を国から受け取っておきながら、賃金はまともに払わず、バットで殴るなどの暴力、レイプまで行っていました。被害者は10人に上るそうです。この事件後、この障害者虐待防止法はできました。こうしたことがこの町内で起こらないように、法律は市町村の義務も定めておりますし、ともに取り組んでいきたいと思います。障がい者が人間らしく生きられる社会は、全ての人が人間らしく生きられる社会です。第2次大戦でアウシュビッツで障がい者が次々とガス室に送られました。平和でなければ全ての人が人間らしく大切にされる社会はあり得ないこと、戦争する時代へと二度と逆戻りさせない誓いも込めまして、私の一般質問とさせていただきます。



○議長(上野彰君) 6番平山ひとみ議員の一般質問は終わりました。

 ここで昼食のため休憩をとります。

            休憩 午前11時51分  再開 午後1時0分



○議長(上野彰君) 休憩前に引き続きまして再開をいたしますが、午前中の吉永議員の一般質問の中で眞鍋地域整備部長の答弁について訂正の申し出があっておりますので、これを許可をいたします。眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) 先ほどの吉永議員の質問に対する回答で一部訂正させていただきます。河川敷の堤防斜面の防草対策等にかかわる箇所でございますが、既に設計中ということで説明をいたしましたが、再度県に確認をすると、まだ検討中ということで確認ができましたので、大変申しわけございませんでした。訂正とおわびを申し上げます。



○議長(上野彰君) それでは、引き続き一般質問をお受けいたします。8番原口憲雄議員。



◆8番(原口憲雄君) 8番原口憲雄でございます。通告に従いまして、那珂川北中学校武道場の空調機設備についてと那珂川中学校改修計画について質問いたします。お昼からでございますので、眠気が差すんじゃないかと思いますが、耳だけ傾けていただければと思っております。

 まず、那珂川北中学校武道場の空調機整備について質問いたします。今年の夏の暑さは全国的にかつてない最高の暑さで、一部の地域では40度以上の気象状況であり、驚きとともに身動きのできない暑さであったことは皆様もご承知と思っております。そんな中で本町において今年から学校教育環境の観点から各教室に空調機を取りつけられたことは子どもたちですね、また保護者からも皆様から本当によかったと喜ばれております。このことにつきましては、先日津留議員から質問され、成果報告がなされたとおりでございます。空調機設置については、本町の判断は間違いなかったと思っております。これからも地球温暖化が叫ばれる中です。今後もっと暑くなることは間違いないと思っております。そこで、新学習指導要領にて、中学校保健体育において武道、ダンスの必修化がなされております。中でも武道はその学習を通じて、我が国固有の伝統と文化に触れ、武道の伝統的な考えを理解し、相手を尊重することなどの教育的要素があるものと考えております。では、本町の中学校武道場の施設現状についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。本町の中学校における武道場の施設状況についてですが、町内の3中学校とも体育館の中に設置しております。施設の概要としましては、3中学校とも1階に剣道場、柔道場、2階が体育館となっております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 3中学校とも体育館の中に設置されているとのことですが、那珂川南中学校と那珂川北中はいずれも校舎より下の位置であります。中でも那珂川北中学校は施設の半分程度が地中に位置しており、換気などの環境が悪いと聞いておりますが、施設の環境状況はどうなっているのかお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。那珂川北中学校の武道場の環境状況についてですが、北中学校は施設の一部が地中に位置しており、換気用の窓が壁の一部についている状況でありますが、湿度、温度とも他の中学校の武道場より高い状況にあります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいま部長の回答のように、湿度、温度ともほかの中学校の武道場より高い状況であります。また、那珂川北中学校の保護者から暑くてたまらない、窓もなく風通しも通さず、梅雨どきになりますと物すごくかびが生え、柔道用の畳、跳び箱用のマット、既に1回は買いかえてあるそうでございます。また、剣道防具もかびで使用できなくなるといった状況で、教育環境の武道ではないとお聞きいたしましたので、各3中学校に出向き見てまいりました。那珂川南中、那珂川中については窓がよく通気性も良好でした。窓もしっかり下の窓、上の窓につきましても横開きで、通気もよくあるということで見てまいりました。那珂川北中においては、確かに武道場が地下であり、窓も小さく、半円開きで風通しができない状況でした。また、幸いに体育館、武道場の温度をはかってありましたのでお尋ねいたしましたところ、8月14日は体育館38度、武道場39度、また9月13日でございますが、体育館38.5度、武道場38度であったと聞いております。北中学校は新設校でちょうど今年が10年になるようでございます。確かに校舎、体育館ともに景観はすばらしいものがあります。体育館なんかを見てみますと、国技館みたいな、普通体育館でありますと壁が直進、上に上がって屋根がついているわけでございますが、扇形になったガラス張りの体育館、また校舎につきましては非常階段が外にありますが、ここもガラス張りできれいな景観でございますが、3階から1階におりてもすぐ外には出られない、玄関を通して出てこなくては外には出られないというようなことで、これはよし悪しは私はわかりませんが、非常に景観はよかったと思っておりますが、やはし実質使うことになりますと、景観だけではできないものじゃないかなと、私も痛感するところでございます。まして、武道の学習は防具を身につけ、基本動作の練習や試合を行うことから、武道場の湿度、温度が高いといった環境下では生徒の安全確保に留意する必要があるんではないかと考えます。授業以外でも課外活動としても使用することから、空調機の設置といった何か改善策の考えはありますか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。生徒の安全確保に留意する上で武道場の環境改善を図るため、空調機等の設置といった改善策に対する考えについてですが、那珂川北中学校体育館の武道場は、既に武道場に持ち運びの大型扇風機が3台配置されている状況でありますので、現在空調機の設置は考えておりません。しかし、他の中学校武道場より温度や湿度が高く、生徒の健康面及び生徒が安全に学習や部活動に取り組むためにも、何らかの改善対策が必要と考えておりますので、他の中学校武道場との整合性を図りながら調査検討を行いたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいまの回答では、空調機、エアコンの設置は考えていない。他の中学校武道場との整合性を図りながら、また扇風機3台で対応はできているとの回答でありますが、扇風機3台においても、部活剣道の保護者からたまりかねて寄附をいただいておるというような状況で聞いております。扇風機の熱風は外へ抜けることがなく、隣の部屋はトイレ、更衣室となっております。空調機が無理であれば、外からの出入り口のドアの取りつけ、また窓の取りかえ、横開きですね、そういうものが考えられますが、検討されますか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。議員からの要望や体育館の構造上の課題等を踏まえて調査検討を行いたいと考えております。以上です。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) ただいま回答いただきましてありがとうございます。必修科目である武道場の環境改善を早急に図っていただき、生徒たちが安全に武道の学習や部活に打ち込めるようにしていただきたく期待をいたしまして、次の質問といたしたいと思います。

 次に、那珂川中学校改修計画についてであります。福岡県事業である那珂川床上対策特別緊急事業に係る那珂川中学校の改修について質問をいたします。まず、那珂川中学校施設への影響はどうなっているのかお尋ねと、次に、県と補償協議の進捗状況についてお答え願いたいと思います。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。まず、福岡県事業であります那珂川床上対策特別緊急事業に係る那珂川中学校施設の影響についてですが、当該事業に伴い那珂川中学校の用地約870平方メートルが企業地内に含まれることから、鉄骨づくり2階建て校舎、これは特別教室棟です。それから、プール棟、体育倉庫及び運動場の一部、テニスコート、照明機器等に影響を受けることになります。次に、県との補償協議の進捗状況についてですが、現在福岡県那珂県土整備事務所との補償契約締結に向けての事務を進めているところであります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 先月、仲区を対象に福岡県の地元説明会があり、県の説明では今年度の10月から那珂川中学校周辺の工事を行うとの説明があっております。那珂川中学校に影響する校舎等の改修はどのように計画されてあるのかお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。那珂川中学校に影響する校舎等の改修の計画についてですが、県による地元説明会では、平成25年10月から工事が始まる旨の説明があっているようですが、那珂川中学校の敷地部分に関しましては、福岡県那珂県土整備事務所からの要請で平成26年10月から工事を行う予定であることから、更地として9月までに引き渡し依頼を受けているところであります。教育委員会としましては、那珂川中学校の校舎等改修に係る設計業務委託を行い、福岡県那珂県土整備事務所との補償協議と並行して、鉄骨づくり2階建て校舎、プール棟、体育倉庫の建てかえ及び運動場におけるテニスコート、照明機器について平成26年度に行う改修計画を策定するなど、改修準備を進めている状況であります。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 現在改修に係る設計業務委託を行っているということですが、特に那珂川中学校は敷地が狭い上に、今回の河川工事に伴い、さらに狭くなるので、グラウンド、プール、特別教室の配置が心配されるところでございます。どのような計画をされてあるのかお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。福岡県那珂県土整備事務所との補償協議の段階でありますが、現在のテニスコートの跡に1階に特別教室、2階にプールを併設する特別教室棟を建築をいたします。プールの跡にテニスコート3面を、グラウンドを北に約8メーターずらすことで照明機器の移動とフェンスを増設するなどの改修を考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 今のご説明の中で私も心配したのが、プールと思っております。プールは1階に置いて2階に教室を持ってくると、やっぱし先ほどのお話のように湿気とか、そういうものが来るし、また下でありますと、寒いということも聞いておりますし、今の説明でありますと、2階ということでございますので、安心したところでございます。では、施設の完了予定は平成26年度、平成27年3月末と聞いております。平成26年10月から工事で6ケ月間の間でありますけれども、間に合うかどうかお尋ねをいたしたいと思っております。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。平成26年度までに改修が完了できるよう取り組みたいと考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 原口議員。



◆8番(原口憲雄君) 校舎、運動場といった広範囲に県事業が影響することから、安全及び生徒の学校生活への影響が出ないように計画を進めていただきたいと考えております。また、学校教育指導に負担がないように、工事に遅れないようにして、私どももお願いしたいということをお願いいたしまして、短い時間でございますけども、私の一般質問といたします。



○議長(上野彰君) 8番原口憲雄議員の一般質問は終わりました。

 続きまして、13番坂井修議員。



◆13番(坂井修君) 13番坂井修です。最後でございますので、元気よく今回の質問を終わりたいと思います。よろしくご答弁のほどお願いいたします。

 アイ・ハブ・ア・ドリーム、発音は定かではございませんが、自信はございませんが、今回はこの言葉から質問をさせていただきます。この言葉はアメリカの有名なキング牧師が黒人の人種差別、自由、人種差別のさらなる解消を訴え続けてこられた言葉でございます。そして最後に、一生これを問い続けられてなし遂げられた方でございます。なぜここで私がこの言葉を引用したかといいますと、私も夢を持っております。夢は言葉に出して、そして語りながら、そして行動を起こし、追い続ける、すると必ず実現する、これが夢でございます。この夢を追い続けて実現することを今日は思いながらの質問としたいと思います。私は平成9年、議員に当選させていただきまして、当初から安徳台遺跡群を史跡として国の指定を受け、町民の皆さんが他に誇る、那珂川町をアピールする、発信する一つの基地としてつくりたいという夢を持っております。これが私のアイ・ハブ・ア・ドリームでございます。今回の質問を行えば、私は足かけ16年にわたる夢の質問を続けるわけです。私の思いを少しでもご理解をいただき、今回は是非実現に向けてこの前進のご答弁をお願いいたしたいと思います。

 では、質問通告に従いまして質問を行います。その前に議長から許可をいただいておりますので、今日もボードを持ってきております。これが16年前に私が質問をしたときの安徳台の航空写真です。ここに張っているところが庁舎でございます。これが安徳台を上から見た航空写真でございます。これを私は夢の第1として今日は質問したいと思います。よく見とってください。議員の皆さん、もしよかったら、これが点線内が安徳台でございます。これを教育部の前に置いて質問をさせていただきます。

 それでは、平成25年第1回の定例議会で前町議の後藤議員が安徳台基礎調査事業概要の質問に対して、教育部長は1つ目を価格調査、2つ目を活用に伴う整備内容の検討、3つ目を同様な史跡を有する周辺自治体の取り組みの調査を3本の柱であると答弁されています。さらに、基礎調査事業が終了していると思いますので、それぞれの結果について質問を順次行っていきたいと思います。まず1つ目の土地価格についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。安徳台では公的な土地の売買が行われたことはありません。そのため、価格については近隣で行われた公的な土地売買等で同じ地目のものを参考にした単価を設定し、公有化に伴う買い取り価格の算定基礎資料としております。なお、参考としました土地と安徳台では、道路の状況や高台に位置することなど、立地条件が違うことから若干評価が変わることがございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) わかりました。実態価格ではないということですが、それでは参考価格の単価は幾らになったでしょうか、お尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。近隣土地売買額ですが、平成24年12月時点で1平方メートル当たり畑は1万3,800円、山林は3,990円で、雑種地など他の地目については畑の価格を準用し算出しています。なお、実際に公有地として購入することとなれば、購入する年度ごとに土地の鑑定評価が必要となります。先ほど申し上げましたように、土地の参考単価は近隣での売買を参考にしたものであり、立地条件等の違いから土地購入価格の単価としてそのまま位置づけられるものではありません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 価格は参考価格であり、公有化となれば年ごとの鑑定評価が必要、つまり土地の価格は評価により年ごとに異なるということですね。それでは、2つ目の整備費用の周辺整備の内容についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。整備内容につきましては、土地の整地と植生を主に考えており、芝生広場をイメージしたものとなっております。現段階では古代住居の大がかりな復元など特段の整備は想定しておりません。したがいまして、今回の調査では芝生広場に加え、平面的な遺構の表示や若干の遺構復元等を例示しております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) わかりました。特段の整備は想定していないということですが、安徳台は全国的に著名な遺跡と聞き及んでおります。これまでの発掘調査の成果や出土した品々の現地で展示する資料館的な施設は考えられていますか。また、公園化した場合、大地はかなり広く、急激な天候の変化やそういうものに対応できるように配慮されているかどうかお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。安徳台遺跡群が国の指定を受けることとなれば、当該指定地内での建築工事等は制限されることとなります。したがいまして、大規模な展示施設や駐車場などの施設を国の指定地内に設けることはできません。ただし、小休止のためのあずまやや緊急避難のためのシェルターなどは遺跡に影響を与えない範囲で建設することができます。ただいま議員が言われました急激な天候変化への対応などを配慮した建築物や遺構復元展示等につきましては、安徳台遺跡群の整備を行う段階において具体的な検討を行いたいと考えています。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) それでは、順に、3つ目の同じ内容の史跡を有する周辺自治体の取り組みについてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。自治体により史跡地の公有化及び整備方針はそれぞれ異なっておりますが、郷土を物語る貴重な文化遺産を保護し、未来へつなげるこの点は基本的な共通事項であります。史跡地の公有化につきましては、指定面積にかかわらず、必要に応じ各自治体の予算の範囲内で行っているようでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 他市町村の状況は理解いたしました。では、安徳台が国の指定を受けた場合、現況の市有地と取り扱いが変わるんでしょうか。もし変わるのであれば、メリットとデメリットを教えていただきたい。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。まず、安徳台遺跡群を国の指定とするためには、地権者の同意を得た上で申請を行うこととなります。申請後、国の審査を受け指定されることとなります。その国の指定を受けた場合のメリットについてでありますが、承諾をいただき、指定を受けた土地につきましては、地価税や固定資産税が非課税となり、固定資産税にも優遇措置がございます。次に、デメリットについてであります。指定を受けた場合、現況の変更を行う場合には、国へ申請し、許可を受ける必要があります。さらに、土地の売買や相続を行うなど、所有者に変更が生じる場合には、土地所有者に係る変更届を国へ届けなければなりません。また、遺跡の損傷を招くような土木工事はできません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 国指定のメリット・デメリットについては理解いたしました。では、国の指定を受けた後に安徳台を公有化しようとする場合、税制による特別控除等の優遇措置はあるでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。史跡地を公有化して取得する場合における特別控除等の有無につきましては、近隣市の状況を調べましたところ、税務署との事前協議を経て2,000万円の特別控除の対象となっております。本町におきましては、安徳台遺跡群にかかわる方針を検討している段階であることから、税務署との事前協議において決定される特別控除について現段階では回答することはできません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 今事前協議になりますので、まだそれはできないというのは理解できます。基礎調査の内容は大体理解できました。それでは、2番目からが今回の質問の本題となります。安徳台の保護にかかわる基礎調査が1年の歳月を費やし終了したわけです。これまでの教育長は「基礎調査の成果を慎重に検討して、教育委員会としての方針をまとめる」。また、町長は「教育委員会での方針がまとまった時点で十分な検討を行う」と答弁されているわけです。まず、基礎調査の内容と活用についてでありますが、どのように位置づけを行っているのでしょうか、お尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) お答えをいたします。今回の基礎調査は安徳台遺跡群を重要な歴史遺産としてその保護、活用に必要な情報を収集し、史跡指定に関する考え方の整理を行う目的で行ったところでございまして、その中で指定区域の公有化及び整備等に関し一定の仮定のもとに例を示しておるところでございまして、あわせて周辺自治体の取り組み状況も収録いたしたところでございます。教育委員会といたしましては、この基礎調査で得られました資料をこの安徳台遺跡群にかかわる今後の方針を定めるための基礎的な検討資料として位置づけておるところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) ありがとうございます。安徳台の方向性を導く重要な資料ということですね。安徳台については、平成9年から平成15年まで発掘調査を行い、その後に報告書を作成され、またさらに3年間の追加調査を行っています。延べ11年間もの事業が行われているわけです。この件については地権者だけではなく、地元の皆さん方に長期にわたり行く末を見守ってまいりました。今回の基礎調査事業によりやっと先の見通しが見渡せるところまで来たところでございます。現在、基礎調査をもととした検討がなされていると思いますが、進捗状況についてお尋ねをいたします。



○議長(上野彰君) 武田教育部長。



◎教育部長(武田隆之君) お答えいたします。基礎調査事業の完了に伴い、内容につきまして町長部局へも基礎調査報告書の説明を行ったところです。現在、教育委員会として基礎調査をもとに安徳台遺跡群の今後の方針の具体案を検討しているところでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) それでは、続きまして質問させていただきますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。先ほどお話をしたとおり、この件には長期の歳月が費やされているわけです。もう決断時期ではないでしょうか。今後の取り組みについて教育長、また町長の答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) お答えいたします。もうそろそろ決断の時期ではないかということでございます。先ほど来、教育部長が答弁いたしましたとおり、現在教育委員会事務局においてこの方針案を検討中でございまして、ここでその方針案を取りまとめた後、教育委員会においてご審議いただきまして、そしてこの議決を得ました上で、教育委員会の方針としてお示しすることになるだろうというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。町といたしましては、まず教育委員会の方針決定を受けまして、その後、町としての方針を検討し、安徳台遺跡群の今後の方針を決定していきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 私も最初に申し上げましたように、アイ・バブ・ア・ドリーム、夢を追いかけ、そして実現に向けて質問をしておりますので、しつこいようでございますが、最後に確認をさせていただきます。安徳台の取り扱いにかかわる方針の決定時期について明確にしていただけますか。まず、教育長、答弁をお願いいたします。



○議長(上野彰君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) お答え申し上げます。方針決定の時期を明確にしていただきたいということでございます。先ほど来申し上げますとおり、今事務局のほうで検討いたしておるところでございまして、この案件につきましては、教育委員会としても極めて重要な案件というふうに理解しておりまして、教育委員会で十分な議論が必要というふうに判断いたしております。したがいまして、この方針時期決定につきましては、この場で明確に申し上げることができかねると、そういう状況でございます。ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 教育長のお答えはわかりました。しつこく私は追いかけます。では、町長もう一度確認をしたいと思います。お尋ねします。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。先ほど教育長が答弁をいたしましたが、教育委員会としての方針を決定される時期が未定であるために、この場で町としての明確な時期を確定させることは難しいと、このように考えております。しかしながら、これまでの経過を鑑み、早期に結論を出すことが必要であることは十分に認識をいたしているところであります。したがいまして、教育委員会の決定及び報告を受け、早急に検討したいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) なかなか進みそうで進まない。今まで16年間、このような状況を続けてきたわけですが、るるご答弁をいただきましたが、ある程度、一定のいよいよ国指定に向けて安徳台史跡公園に向けて前進をした感触を持てるようになりました。ご答弁については、私は今回は85%ほど満足しております。あと15%につきましては、最後に教育長の十分な協議が必要で方針決定時期についてはこの場では言えないとのこと。町長答弁は、教育委員会の報告を受け、早急に検討を行うと、ここはちょっとずれているんですね、2人とも。そこが15%、私が満足いかんとこです。町長の答弁の早急にと、検討を行うという非常に前向きな答弁でございますんで、教育長、恐れ入りますが、全ての調査結果はさきで報告されたように出ております。十分にというような政治用語じゃなくて、町長のように早急に協議をしていただいて、町長部局に報告していただくように要望したいと思います。それを私にとっては平成25年度の12月、ま3月ですかね、最後の議会のころにもう一度時期について明確にこの答弁を追いかけていきたいと思いますが、このようなことを申し上げますが、もし私が最後に言った言葉の中で教育長、町長、何か答弁の追加があればよろしくお願いいたします。



○議長(上野彰君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) できるだけ成果物ができますように鋭意努力したいと思っております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 追加の答弁はございません。



○議長(上野彰君) 坂井議員。



◆13番(坂井修君) 今日は冒頭には申しませんでしたけども、地元の区長さん、それから地権者の何名かの方も、また歴史家の方々も聞いておられます。是非、若干前に進み始めたんでございますので、夢を実現させるようにお互い一生懸命に勉強しながら、これをなし遂げるように、那珂川町の誇りとして史跡公園ができるように努力をしていきたいと思いますので、執行部の皆さんもよろしくお願いいたします。これを持って私の一般質問を終わります。



○議長(上野彰君) 13番坂井修議員の一般質問は終わりました。

 以上で一般質問通告の方からの質問は全て終了をいたしました。



△日程第2 議案第93号から議案第96号までを一括上程



○議長(上野彰君) 続きまして、日程第2、議案第93号から議案第96号までを一括上程をいたします。



△日程第3 議案第93号から議案第96号までの提案理由の説明



○議長(上野彰君) 日程第3、議案第93号から議案第96号までを議題とし、提案理由の説明を求めます。武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 本日の議会に議案を4件追加提出申し上げ、ご審議をしていただきたくお願い申し上げます。

 議案第93号は、平成25年度那珂川町一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ494万4,000円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ151億490万1,000円となります。

 議案第94号は、工事請負契約の締結についてでございまして、(仮称)こども館建築主体工事の請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。

 議案第95号及び議案第96号は、工事請負契約についての議決内容の一部変更についてでございまして、防災行政無線システム整備工事及び市ノ瀬第二ため池新設第2工区工事を施工するに当たり、工事内容の一部変更により、契約金額及び工期を変更する必要が生じ、変更請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。以上、追加提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては担当部長に説明させますので、慎重にご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。



○議長(上野彰君) 提案理由の説明は終わりました。



△日程第4 議案第93号から議案第96号までの説明



○議長(上野彰君) 日程第4、議案第93号から議案第96号までを議題とし、担当部長の説明を求めます。議案第93号、渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) 議案第93号について説明をいたします。4ページをお願いいたします。第2表地方債の補正でございますが、農林水産業施設災害復旧事業債1件の追加でございます。9ページ、歳入でございます。12款1項3目の災害復旧費分担金でございますが、井堰改修に係る地元分担金でございます。10ページ、14款2項8目の災害復旧費国庫補助金でございますが、林道の災害復旧事業費補助金でございます。11ページ、21款1項7目の災害復旧債でございますが、林道の災害復旧事業でございます。12ページ、歳出でございます。10款2項1目の現年度林道災害復旧費でございますが、1つ目の丸、林道災害復旧費補助分は内河石坂線、2つ目の丸、林道災害復旧費単独分は成竹線ほかの災害復旧を行うものでございます。2目の現年度農地農業用施設災害復旧費でございますが、井堰及び水路等の災害復旧を行うものでございます。13ページの10款3項1目の現年度公共土木施設災害復旧費でございますが、道路2ケ所、河川1ケ所の災害復旧を行うものでございます。14ページ、13款予備費につきましては、財源調整を行うものでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) 議案第94号、笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) 議案第94号について説明いたします。本議案は那珂川町仲2丁目地内のミリカローデン那珂川敷地内に建設する(仮称)こども館を建設するための建築主体工事に係る工事請負契約を締結するためのものでございます。工事概要について説明いたします。(仮称)こども館は、分離して発注することとしておりまして、建物は鉄骨づくり2階建て、建築面積931.59平方メートル、延べ床面積1,396.89平方メートルでございます。本工事の主な内容は、建築全般、太陽光発電機器等の建築主体工事、給排水衛生設備、空調設備等の機械設備工事でございます。1ページをお願いします。1、契約の目的、(仮称)こども館建築主体工事。2、契約の方法、条件付一般競争入札による契約。3、契約の金額2億8,343万7,000円、うち取引に係る消費税及び地方消費税の額1,349万7,000円。4、契約の相手方、住所、福岡県筑紫郡那珂川町片縄5丁目142番、名称、株式会社ユー企画福岡支社、支社長野方龍一。5、工期、契約の効力の発生の日から平成26年5月30日まで。効力の発生の日を9月26日としますと、工期は247日間となります。裏面に工事請負仮契約書を、3ページに条件付一般競争入札結果表を添付しておりますので、ご参照願います。なお、落札率は94.7%でございます。以上で説明を終わります。



○議長(上野彰君) 議案第95号、藤野住民生活部長。



◎住民生活部長(藤野茂敏君) 議案第95号について説明をいたします。まず、防災行政無線システム整備工事の変更契約の概要について説明をいたします。主な変更理由については、当初では那珂川の浸水想定区域や土砂災害警戒区域への防災情報伝達を基本としておりましたので、浸水想定区域等を対象に役場の屋外スピーカーのほかに、町内に屋外拡声子局を18局設置することといたしておりましたが、地震発生時や国民保護計画で想定をされております有事の際など、それ以外の地域においても迅速に情報を伝達する必要があることから、町内全域を対象として屋外拡声子局を設置するため、24局追加するものであります。また、放送内容が聞き取れなかった場合の確認手段として自動音声による電話応答装置について統制局に追加して施工するものであります。1ページをお願いいたします。3の契約の金額中、1億4,150万8,500円を2億2,476万6,150円に、673万8,500円を1,070万3,150円に改め、5の工期中、平成26年2月28日までを平成26年3月20日までに改めるものでございます。なお、裏面に契約変更仮契約書を添付しておりますので、ご参照願います。以上で説明を終わります。



○議長(上野彰君) 議案第96号、眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) 議案第96号について説明をいたします。本議案は九州新幹線建設事業に起因する恒久的渇水対策として市ノ瀬大谷地区に市ノ瀬第二ため池を新設する第2工区工事でございまして、掘削作業を進める中、当初発注時に予測できなかった転石等に対応する施工が必要となり、転石破砕や法面保護工の増工、流入口の減工など、工事内容の変更により契約金額を減額し、また転石破砕や法面保護工の施工等に時間を要し、施工期間に不足が生じるため、工期を延期する契約変更を行うものでございます。3、契約の金額中、7,406万7,000円を7,090万9,650円に、352万7,000円を337万6,650円に改め、5、工期中、平成25年12月6日を平成26年1月31日に改めるものでございます。裏面に契約変更仮契約書を添付しておりますので、ご参照ください。以上で説明を終わります。



○議長(上野彰君) 以上で説明は終わりました。

 ここで暫時休憩いたします。

            休憩 午後1時55分  再開 午後3時15分



○議長(上野彰君) それでは、休憩前に引き続きまして再開をいたします。

 ここでお諮りをいたします。議事進行の都合により会議時間を午後7時まで延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(上野彰君) 異議なしと認めます。よって、会議時間を午後7時まで延長することに決定をいたしました。



△日程第5 議案第93号から議案第96号までの質疑



○議長(上野彰君) 日程第5、議案第93号から議案第96号までを議題とし、これから質疑を行います。議案第93号、質疑はありませんか。ありませんね。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(上野彰君) 議案第94号、壽福議員。



◆11番(壽福正勝君) 所管のことですので、委員会でもよかったんですが、せっかく質疑の時間がありますので、この場で質疑をさせてもらいます。この94号につきましては、こども館の建築主体工事ということで、このこども館がオープンしますと、多くの子どもたちがこのこども館に来るということが想定されるわけですが、それで耐震ですね、耐震、これについての配慮がされているのかというのが1点です。それともう一点は、これの入札の業者名が3社になっております。これは当然条件付一般競争入札ですから、3社というのは、この金額にすれば3社というのは少ないわけですが、それは条件つきですから何らかの厳しい条件がついての3社なのかなというふうに思いはしますが、その中身についてご答弁をいただきたいと思います。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。まず、耐震についての配慮はされているかということでございます。建築基準法施行令、官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説に基づき震度7に対応できる耐震設計を実施いたしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) 入札業者が3社の理由ということでございますので、お答えさせていただきます。本契約案件につきましては、条件付一般競争入札で実施をいたしております。入札の参加条件を少しご説明いたします。参加条件といたしましては、那珂川町の平成24年度、平成25年度競争入札参加有資格者名簿に登載されている者で、建築一式工事を第1希望業種とし、かつA等級またはB等級に格付されている者であることというふうに規定しております。また、A等級の者については、福岡県内に本店を有する、B等級の者については福岡県内に本店または支店を有していることとしております。もう一点でございますが、平成25年4月1日を基準日として、過去5年以内に元請として公共施設の新築、増築、改築、改造、大規模改造のいずれか、これは耐震工事は除きます。いずれかを施工した実績、この実績は受注額が1億円以上を有することとしております。なお、共同企業体の構成員として施工したものも施工実績として認めております。もう一点が、該当工事に必要な資格または経験を有する専任の技術者を配置することができること。最後でございます。特定建設業の許可を有していること、このようなことを入札の条件といたしております。この仕様に基づきまして、仕様書、それから図面等の設計図書を記録したCD−ROMを配付した業者の数は9社でございました。入札に参加するかどうかにつきましては、それぞれの会社の諸事情にもよると考えておりますが、設計図書等を返却される際に、業者に聞き取りを行いましたところ、会社で調整を行いましたが、専任技術者を配置することができないとの回答も一部ございました。このようなことから、結果として3社の入札ということになったということで理解をしております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 壽福議員。



◆11番(壽福正勝君) 入札の関係ですけれども、この条件は今部長から報告がありましたように、決して厳しい条件では全くないというような気がします。それでも、しかし9社のうち3社しか残っていないわけで、これはいろいろ言っても何ともしがたいところですけども、業者の都合があるということでしょうけれども、この点についてはわかりました。それで、耐震についてでございますが、これは俗に言う躯体とか、スラブとか、そういったものについてはよく存じ上げておりますが、室内ですね、福智山トンネル、あれはトンネルですからあれですけど、ああいった天井のあれが落ちたとか、最近はプールとか、あるいは体育館とか、そういったところの天井が落ちたという事案が何件かあったと思うんです。そういったことから考えますと、今年の4月以降に国土交通省からそういったものに対する何らかの通達、指示といいますか、そういったものが来ているやに聞いております。天井が落ちないようにですね、そういったものを何とか対策をとれというようなことが来ているというふうに実は聞いておるもんですから、天井とかの落下についてのそういった配慮がされているのかということをもう一回お聞きいたします。



○議長(上野彰君) 眞鍋地域整備部長。



◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。おっしゃってあるのは、構造体以外の分として国土交通省技術的助言として大規模な面積のつり天井ですね、500平方メートル以上が国土交通省技術的助言に該当するということでございますが、今回の建物は約300平方メートルのつり天井になります。大きい天井で、そういうことでその助言には該当しないということでございます。以上でございます。



○議長(上野彰君) いいですか。ほかに。森田議員。



◆10番(森田俊文君) 10番森田俊文でございます。議案第94号についてお尋ねいたします。工事請負契約が締結されようとしておりますけれども、教育財産の所管がえというものは終わっているでしょうか。それと、本契約後、町の都合で工事を中止し、契約を不履行となった場合、最低の損害賠償額というものが決まっていると思いますけれども、幾らになっているでしょうか。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えします。教育財産の所管がえは終わっているのかということでございますが、財産の所管がえにつきましては、施設竣工後、供用開始前までに行う事で考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 渡邉総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。ご質問は町の都合で契約不履行となった場合ということでございますが、現状においては契約不履行ということは今のところ想定はいたしておりませんが、ご質問にありますように、工事請負契約約款第47条に発注者の契約解除権というのがございます。これは受注者の瑕疵により契約解除を規定するものでございます。また、第48条第1項、この規定では発注者は工事が完成するまでの間は受注者の瑕疵による契約解除のほか、必要があるときは契約を解除することができると規定されております。この第48条第2項で、発注者は前項の規定により契約を解除したことにより受注者に損害を及ぼしたときには、その損害を賠償しなければならないというふうに定めております。このように賠償しなければならないということが定められておりますが、受注者が負った損害ということになりますので、現時点で幾らということは申し上げることができません。以上でございます。



○議長(上野彰君) 森田議員。



◆10番(森田俊文君) 最初のほうの質問ですけども、竣工までにということでしたけれども、一般的に工事を発注する場合、その所管がえというものは大体一番適当な時期というのはいつなんでしょうか、お願いします。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。先ほど供用開始前にということで申し上げました。本件につきましては、ミリカローデン那珂川、これ行政財産として管理しておりまして、管理区分上、教育施設の財産として区分しております。所管がえはあくまで管理区分の変更手続ですので、供用開始までに行えば問題はないというふうに考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) 森田議員。



◆10番(森田俊文君) 教育財産の上に建物を建てるわけですけれども、教育委員会の意見を聞く必要はないですね。



○議長(上野彰君) 笹渕健康福祉部長。



◎健康福祉部長(笹渕政一君) お答えいたします。一般的にも建物が建ってから、面積が確定してから移管をするという考え方がございます。この管理区分につきましては、教育委員会と協議をして、そして供用開始までに確定をさせると、移管をさせるということで考えております。以上でございます。



○議長(上野彰君) ほかにありませんか。議案第95号、質疑ありますか。ありませんね。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(上野彰君) 議案第96号、ありませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(上野彰君) 以上で質疑を終わります。



△日程第6 議案第93号から議案第96号までの委員会付託



○議長(上野彰君) 日程第6、議案第93号から議案第96号までの委員会付託を議題といたします。

 関係常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(上野彰君) 異議なしと認めます。よって、関係常任委員会に付託をいたします。

 議案第93号、議案第94号、経済福祉常任委員会、議案第95号、総務文教常任委員会、議案第96号、経済福祉常任委員会。以上、各常任委員会での審査をお願いをいたします。

 以上で本日の議事日程は全て終了をいたしましたが、ここで平成24年度主要な施策の成果についての説明書の訂正の申し出が出ておりますので、これを許可いたします。渡邉総務部部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お手元の平成24年度主要な施策の成果正誤表をごらんいただきたいと思います。事業名称が南部地域バス運行事業費でございます。これの事業の主な成果のところでございます。2つ目の丸、運行収入、現行の金額が「1,216万4,458円」となっておりますが、正しくは表の下のところでございます。運行収入「1,216万3,981円」となります。訂正をしておわびを申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(上野彰君) 訂正は終わりました。

 本日はこれにて散会をいたします。

              散会 午後3時30分