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福岡県 那珂川町

平成24年第1回(3月)定例会 03月16日−05号




平成24年第1回(3月)定例会 − 03月16日−05号







平成24年第1回(3月)定例会



1 議 事 日 程 第5号

   (平成24年第1回那珂川町議会定例会)

                                平成24年3月16日

                                午後1時30分開議

                                於   議   場

 日程第1 一般質問

2 出席議員は次のとおりである(17名)

  1番  春 田 智 明            2番  森 田 俊 文

  3番  平 山 ひとみ            4番  高 原 隆 則

  5番  高 倉   司            6番  原 口 憲 雄

  7番  若 杉   優            8番  糸 井 十九二

  9番  津 留   渉            10番  江 頭 大 助

  11番  唐 崎 康 子            12番  壽 福 正 勝

  13番  早 冨 惠 子            14番  上 野   彰

  15番  後 藤 秀 記            16番  津 口 勝 也

  17番  加 納 義 紀

3 欠席議員は次のとおりである(なし)

4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(13名)

  町長      武 末 茂 喜        副町長     高 田 重 徳

  教育長     大 島 和 寛        総務部長    渡 邉 利 治

  地域整備部長  馬 場 士 道        住民生活部長  藤 野 義 信

  健康福祉部長  坂 井 俊 明        教育部長    八 尋 博 基

  総務課長    笹 渕 政 一        税務課長    羽 根 正 俊

  福祉課長    河 野 通 博        建設課長    眞 鍋 典 之

  学校教育課長  武 田 隆 之

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)

  議会事務局長  緒 方 直 巳        係長      藤 島   仁

  主任主事    米 澤 一 江







              開議 午後1時30分



○議長(加納義紀君) こんにちは。

 現在の出席議員は17人です。早速本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に配付してます議事日程第5号のとおりです。



△日程第1 一般質問



○議長(加納義紀君) 日程第1、一般質問を行います。

 15日に引き続き一般質問をお受けします。1番春田智明議員。



◆1番(春田智明君) 1番春田智明、一般質問をさせていただきます。まず最初に、大変申しわけございません。質問事項で1番に地域で子どもが学ぶ環境についてということと、2番に小・中学校大規模改造工事についてとしておりましたが、1、2番を入れかえて質問をさせていただきたいというふうに考えます。

 本町では、1日の女子商の卒業式を初めに、昨日は中学校の卒業式、今日は小学校の卒業式と卒業式に行った次第なんですが、子どもたちが一生懸命その学校と別れを告げるシーンには非常に感慨深いものがあり、また日ごろからああいった子どもたちに対する教育というのが非常に大切なんだなということを感じ取る一部分の時間でもありました。そこで、今日は私地元の安徳小学校のほうに行ってまいりましたが、やっと安徳小学校の大規模改造工事が始まる。私は、以前8年前PTAのほうで役員してましたのであれだったんですけど、その当時篠田教育長のほうと直接話をすることがあって、何かいろいろと書いて出したら相談に乗ってくれるみたいな話だよというふうなことを本部役員で話をしたときに、さああれもこれもということで出していくと、どんどんどんどん紙に出てきて、こんなにいっぱいあるならもう大規模改造工事をしてもらうほうが先だよと。もうそのためには少し待ってたほうがいいんじゃないのとかと言ってたんですけど、やっとその工事が始まるようになったわけですが、これに対して保護者に対する説明とか、そういったものがまだいまだない状態なんですけど、それについてお考えをお教えいただけませんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。安徳小学校の大規模改造工事の学校関係者、またPTA、保護者、地元も含めて説明等についてどうかということでございます。まず、結論的には大規模の改造工事を3年間にわたって行うわけでございますので、解体でありますとか、それに伴う粉じん、それから騒音等が発生してまいります。そういうことも含めて、特に近隣の住民の方には大変ご迷惑もかけるということから、学校の関係する行政区、地元ですね、それから保護者等への説明につきましては、随時ご理解を得るための説明会は開催をしたいというふうに考えております。今回の安徳小学校大規模改造工事の概要を説明をさせていただきますと、先ほど申しましたように、工事については3年間を現段階では予定をいたしております。これは補助の関係もあるわけでございますので。平成24年度の具体的な工事内容としましては、既存校舎内に給食室を配置することができないために新たに給食室と、それから生活科ルームを2教室建築をいたします。さらに、障がいのある方が自由に昇降できるエレベーターを設置をいたします。工期としましては、鉄骨校舎及び既存校舎の一部の取り壊しによる騒音等が発生する工事は、現段階では夏休み期間中に集中してできるだけやりたいなというふうな考え方を持っております。したがいまして、夏休み期間を少し過ぎるかと思いますが、9月末ぐらいまでに完了をさせたいという考え方でございます。また、新たに建築をします給食室、それから生活科ルームについては平成24年度いっぱい、来年の3月完成という現段階での予定を組んでおります。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 安徳小学校、今解体されようとしているところは、通称プレハブ校舎と言われているところだろうと思います。その横に教室棟があって、幅が6メーターかそれぐらいしかないところを解体をして整地を行うということなんですけど、解体工事期間が9月までということになりますと、解体工事、上屋の解体をして、下のほうの解体、9月ぐらいに基礎の解体になったりとか整地作業になると、重機などが頻繁に動き、そういったものの音とか振動とかほこりとかが舞わぬよう細心の注意を払っていただいて、子どもたちが教室の窓を閉めて授業を行わないといけないような状況にならないように、施工のほうをここでお願いしたいと思います。先月の28日、西日本新聞で本町の小・中学校、空調設備整備事業について掲載され、安徳小だけ2年遅れと書かれていました。ここにちょっと記事持ってきましたので、簡単に読ませていただきますが、那珂川町は27日、町立全7小学校と全3中学校の教室にエアコンを設置する方針を明らかにした。大規模改築工事を行う安徳小を除く9校の計約310教室に今年9月設置される予定。町によると、すべての小・中学校にエアコンを設置するのは県内では珍しいということで書いてあります。ちょっと金額的なものを端折っていきますけど、安徳小は約2年遅れの設置となる予定と。これがプレスリリースされたときに私の家に電話がかかってきて、多くの保護者の方から同じマンションに住む安徳小学校に通っているお子さんを持つ保護者の方からも、何で安徳小だけ遅れるんですかというふうなことを尋ねられました。私はそのときに安徳小学校は大規模改造工事を行うので、今年つけたとしても来年、再来年撤去しないといけなくなる。そうなると無駄になるので、2年遅れちゃうんですよねというふうなことを話しますと、保護者の方は承知していますと。その期間安徳小の子どもたちは暑い環境で学習を強いられる。そして、他の小学校の子どもたちは涼しく学習をしているのに納得がいかないと。公平な行政サービスは受けられないんですかというふうなことを言われました。私もいろいろと考えて、もうこれは今まで過去10年前ぐらいからずっと安徳小学校で学んだ子どもたち、その保護者、先生たちも大規模改造工事は望んでた工事です。しかしながら、ほかの学校では涼しく学習環境が整うのに、安徳小だけというのはちょっと分が合わないなと。そう考えたときに、1つの代替案が思いついたんですけど、一つは今は小学校の既存の7校の小学校、3校の中学校にエアコンが一切ついてないわけじゃないんですよね。職員室とか、それから養護教室、それとか保健室、そういった教室、特別教室、音楽室とかにはついているところもあります。それで、全部が全部が取り外して新しいものにするんじゃないだろうとは思うんですが、幾つかは経年劣化とかそういうのを考えたときに、それを取り外したものをまた安徳小学校の今回その解体する通称プレハブ棟、軽量鉄骨でつくった建物の中にはエアコンがついてます。それを取って、そして今の安徳小学校の教室に再利用する、そういう利用の仕方をしてはいかがかなと。そうすることによって、さきにも言われた公平な行政サービスが望めるのではないかなと。そんなことを考えましたが、いかがお考えでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えをいたします。まず、議員が前段で申されました安徳小学校以外の小・中学校には、平成24年度で一斉にその空調機の整備ができるので不公平だと。保護者の方に説明をしていただいたら、理解をいただいたということでございますが、その点は十分説明をいただいた結果だろうというふうに思っているんですが、やはり大規模改造工事にしましても、耐震工事にしましても、1年間で一度に全部の学校をやるというのは不可能でございますので、年次計画を立ててやっていっている、その状況もご説明をいただいたのかなと思うわけですが。2点目のそのエアコンが現在ついている小・中学校の外したものを安徳小学校につける方法はとれないだろうかという提案でございますが、確かに議員が言われますように安徳小学校の大規模改造と重なって、結果的に空調機の設置が遅れるということになりますので、子どもたちは暑い思いをするだろうということは想像できるわけでございますが、今の提案されてあります何らかのその対応策を考える具体的な一つの例で提案いただいているわけでございますが、短期間における一時的な措置としてのその冷房機の設置というのが現段階では非常に厳しいのかなというふうに、私今提案をお聞きして厳しいかなというふうな感じを持っております。議員の提案として受けとめさせていただきたいと思います。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 前向きな提案に対して冷たい回答。これだけ冷たかったら、もう冷房機はつかなくてもいいということですね、ですね。もう本当、今日は安徳小学校の子どもたちにこのシーンを先に見せてやりたかったなと思いますね。でも、ここでくじけると多くの子どもたちが悲しむので、まだくじけません。次なる案です。次なる案は、平成24年度給食室の改修工事が行われると。3月までに終わってしまう。そして今度は、ほかのところをする。それが終わって、そしてその後、だから教室のほうが2年遅れるわけですよね。例えば、今年給食室をやって、ほかの学校はエアコンつきますよ。そしたら、夏休み中に工事が終わるか、それとも夏休み中で終わらんかったとしても、それから先のことを考えたら暖房でエアコンを使うでしょう。エアコンディショナーですからね、冷専じゃないでしょうから。そしたら、その暖房で使っているとき安徳小学校は既存のストーブでやれば寒さはしのげますよね。次に、来年の平成25年6月、7月、ほかの小・中学校は全部エアコン使えます。安徳小だけ暑い中勉強せないかんです。それはもうごめんと、我慢しとってと。そして、その平成25年に教室棟の改修工事やってしまえば、夏休みに。そうすると、9月には使えるわけでしょ、極端な言い方したら。よしんば9月までつかんかったとしても。そんなふうに考えると、リスクは3ケ月。もしくは、2ケ月。2年と言ってたやつが2ケ月になるんです。その辺をお考えいただけませんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。ただいまのご提案は平成24年度の内容は先ほど申したとおりでございますが、その後2年間で整備をする計画でございます。その2年目に先に子どもたちの教室を整備したらどうかと、できないかという提案でございます。これにつきましては補助申請等の関係もございますので、ここでどうという回答はできないわけでございますけども、一応議員の提案として受けとめさせていただいて、検討させていただくということで回答とさせていただきます。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 先ほど理解していただいたと言いましたけど、納得はできないけど理解はしたということですよ。皆さん納得してない。その辺のところをよくよくお気にとめておいていただきたいなと。そして、公平な行政サービスが行えるようにしていただきたいと思うような次第です。

 もう次に行きます。次に、空調機の管理運営面について。これは全部の小・中学校につける分のエアコンのことについてなんですけど、多くの方から運用基準と管理面についてたくさんの質問を受けます。私が昨年の3月議会で福岡空港対策で設置している大野城市を例に幾つかお話しさせていただきました。低体温のお子さんに対する配慮、それからプールの使用後、それから昼休みの時間の過ごし方。昼休みクーラーがついておったら、今、中に、教室にずっとおってクーラーに当たって過ごすんじゃないかという不安の声も出ています。それから、グリーンカーテンの併設とかそういったやつを設置することによって、エコ教育につながるようにしないといけないんじゃないのか、そういうことも言わせていただきました。それと、徹底した運用基準を設けて使うべきではないか、そういったことを含めてお話しさせていただいたんですけど、今回はそれに追加ですが、PPSを利用した経費節減はもとより、メンテナンス等に関してはどのようにお考えか、どういうふうな考え方でやっているのかをその辺のところをお聞かせいただけますか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。管理運営につきましては、現在検討中でございます。検討する中で、ほかの自治体の実際に運用されてあります運用基準等も参考にしながら、調査研究して学校における本町としての運用基準を作成をして、管理のその徹底を図っていきたいという基本的な考え方を持っております。子どもたちにつきましても、エコ環境教育を実践し、また電力の管理につきましてはデマンド、需要電力で全体の電力を抑制していく機能で経費の節減を図ることとしたいという考えでございます。それから、空調機のメンテナンスにおきましては、これはもう専門業者に委託をしたいということで検討を進めたいと思っております。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 私もそうだったんですけど、子どものことに対して親というのは非常に気になるものです。特に、学校の環境とかそういったものに関しては非常に気を使いますね。こういった西日本新聞さんを悪く言うわけじゃないんですけど、こういうプレスリリースが出たときに自分のところがつかないとかそういったもの、それからこういうエアコンがつくとなったときに、そういうときにお母さんたち、保護者の気持ちというのは今までにない環境ができるわけですから、その辺のところを十分説明していただくように。今回は急に予算措置がとれたんですけど、そういったこともあってなかなか難しいでしょうが、やっていただくようにお願いします。それから、何度も言いますけど、安徳小学校の保護者の皆さん、納得はしてないです。理解していただくようにやっていきましょう。

 次の質問に移らせていただきます。自主学習で場、本の現状についてということで、子どもがいつでも自由に訪れることができて、そこで学習ができる場所、その教材となります資料や本が整備されている施設についてお尋ねします。近隣の市の例として、筑紫野市には生涯学習拠点施設パープルプラザという施設があります。私はそこに行って筑紫野市の職員の方に連れて回っていただいて、非常にいい施設だなと思いました。そこには生涯学習センター、市民図書館、歴史館、ふるさと館と言われているやつなんですけど、その3施設を称してパープルプラザというふうに言っています。その中の生涯学習センターの3階に学びスペースというのがあります。このオープンスペースに自由学習コーナーが設けられていて、多くの人が、大人から子どもも勉強してました。そこは開館時間は朝9時から、閉館が夜9時50分まで、9時50分まで使えるとなっているんですけど、子どもに限らず大人も使えて、無料で使えるようなコーナーになってます。この施設、いわゆる受験シーズン、それから学期末、中間、そういったテスト時期になったり、夏休みになりますと、利用券を早くから並んで、そこに待っているお子さんとかがいらっしゃる。そういうのを考えたときに、これはある意味ではエコロジーな取り組みなのかなと。1人で1部屋でクーラー使って勉強していると、それのほうが電気代もかさむし、電力の消費も多いだろう。しかし、大きい広いところでもともと冷やしているところをそういうふうに有効利用して学習する機能があれば、これは地球の環境にも優しい取り組みになるのかなというふうに思いました。また、そこはどちらかというともうノーサイレンス、もういわゆる静かに勉強している。だから、説明する方も小声で説明されています。それぐらい皆さん集中して勉強をできるような、ただしロビーみたいなとこなんですね。部屋と部屋のあいているところがそういうふうな施設になっている。そこに行ったら逆に、そこを通る人たちが静かに通らないといけないような感じになっている。これはちょっと文化的な部分が高い人たちだから、それができるのかなというふうにも思ったりもしたんですけど。ここ子どもはそこで勉強してもいいらしいんですけど、どちらかというと小学生ぐらいになると騒ぐ子もおるから、1階のエントランスホールを簡易的な間仕切りを行って、そこに机を置いているんですけど、長机ですね。公民館などで床に座って使うときの長机のちょっと大きいのがあって、そして下がじゅうたん張りになっているんですけど、そういったもので、でもほかのところもじゅうたんなんですよね。ということは、もともとエントランスだったところをそのまま仕切りをして、子どもたちが学習できるスペースをつくっている。そこのスペースの横には管理人室があって、子どもたちが騒ぐとそこから怖いおじさんが出てきて、こら静かにせんかというふうな感じでしかるそうです。そうやって子どもたちに目をやりながら、そこで子どもたちは学習したり、友達と静かに遊んだりしている。実際、私が行ったときもそこに子どもが2人、3時過ぎぐらいでしたかね、来て宿題をやっていました。私はその場を見たときに、これまさに地域の目で子どもを育てる実践の場になっているなと。ほかにもエントランスのとこには新聞コーナーやらビデオの視聴覚コーナーがあって、そこにたくさんの大人が来ていて、そして子どもたちの様子を見たりとかしながら、あれは本当に地域で子どもを育てるいい実践の場になっているんだなあというふうに思うような次第です。本町では子どもたちが自ら学んだり、仲間と一緒に対話をしながら研究したりできる場所、そういったところはどこかありますでしょうか。施設があればお教えいただけませんか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。子どもたちが自ら学んだりする場所が本町ではあるかというお尋ねでございます。本町では、子どもたちのための資料や図書等の本が置いてあり、しかも自主学習ができる場所としては、まず地区公民館の中央公民館を初めとしまして、北地区公民館、南地区公民館、それから博多南駅前の駅ビルの3階の情報ステーション、また恵子児童館等には、図書室それから図書コーナーを配置をいたしております。また、町立図書館から遠方に位置いたします南畑地区においては、これは夏休み限定ということでございますが、1,500冊の本を学校に持ち込みまして、子どもに限らず住民の皆さんにご利用いただいているところでございます。さらに、ミリカローデン那珂川の図書館もございますけども、ここは資料や本の閲覧や調べ学習、また図書の貸し出し等はできるわけでございますけども、夏休みの宿題でありますとか受験勉強など本の持ち込みをやって学習する、長く学習するような場合についてはミリカローデンの図書館、ご存じのように席数が限られておりますので、そういう長時間の利用の方については遠慮していただいている現状でございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 先立って、何日の日か忘れましたけど子ども議会がここであって、町内の小学校7校ですかね、の子どもさんたちがみんな集まって質問される中でも、移動図書館はできないか、そういう声も出ておりました。子どもたちの生の声でしたから、私はこの場であえて言わせていただくと、そういう声もあるんだということと、それから中央公民館や北地区公民館、南地区公民館の中には確かに図書はあります。コーナーがありまして、それがどう見てもすごくレアなぶっちゃけて言うと古い、今の時勢というよりかレア物というふうな古物的な本と言うと大変失礼かもしれませんけど、変わってない本も置いてあるようですが、その対策について何か今本を置いて学習ができるようにしておりますよということですから、そのレアな本はちょっとどうなのかなと思うんですけど、その対策についてお考えをお聞かせいただけますか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。地区公民館等の図書室の現状、取り扱いの方法の関係でございますけども、現在実施しております内容を説明をさせていただきます。まず、2ケ月に1回の割合ですけども、ミリカローデン那珂川の図書館から200冊の本を借り受けまして、中央公民館、北地区公民館、南地区公民館に持ち込んで、地域住民の皆さんにごらんいただけるような移動図書のサービスを実施をしております。それから、ミリカの町立図書館では毎週のように新たな本を購入しておりますので、地区公民館の古くなった図書、今議員が申されましたかなり古い図書がたくさんあるということでございますが、随時新しいものに入れかえをする取り組みを現在行っております。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 中央公民館、北地区公民館、南地区公民館のほうはその図書コーナーがあって、一応勉強するところはあるんですけど、ではもう一つの東地区公民館についてお尋ねしますが、東地区公民館も私はよく利用しているんですけど、そこには本とかそういった学習スペースがない。それについて今後整備する考えがあるのかないのか、お答えいただけますでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。東地区公民館につきましては、ご案内のとおり、これは農村婦人の家として建設をされた施設でございます。その当時図書室がなかったということで、現在まで来ているのかなあというふうに理解をしております。もう一つは、ミリカローデン那珂川の図書館と近い距離にございますので、そういう要望もなかったということから、図書館の整備までには至ってないというふうな理解をしております。ただ、今回条例の制定提案をさせていただいております読書活動推進の計画を策定をさせていただくようにしておりますので、そういう委員会の中でいろんな立場の方がご参加をいただくような形になりますので、そういう中で要望等も出てくるのかなというふうな気はいたします。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 先日、チルドリンママまつりイン博多阪急というのに行ってまいりました。これは全国展開しているんですけど、ママたちの支援をしようということでやっているところで、その会場に来てた名前を忘れたんですけど、先生がいいことをおっしゃってたんですよね。本を読む習慣というのは早いうちからつけさせたほうがお母さんいいですよと。学習するようになりますよと。活字離れが甚だしい今の社会において本を読ませるのが一番いい。そのためには、ママ、一生懸命読み聞かせをしてと言ったときに、お母さんたちはうなずいてました。本町においては、今読書に関してはさまざまなボランティアの方々が小・中学校に行って読み聞かせをしていただいたりとか、今度5月13日に南駅でファザーリング・ジャパンというところが南駅に来て、お父さんの読み聞かせなるものを企画してやろうというふうな運びになっています。そういうふうにして、町全体が今読書についてはすごく興味津々というふうな状態になってきております。ちょっと今本のことがいっぱい出てきたからその話になっちゃったんですけど、読書については今後もっともっと考えていかないかんから。そして、何が言いたいかというと、現在の公民館の学習室の状況を見てみますと、非常に利用者が少ない。あれは本を置いてて勉強できるよというのを知っているのは一部の人しか知らないんじゃないかなと。ちなみに小学生に聞いてみると、余り知りませんでしたね。特に、安徳小の子はミリカじゃできないもんねというイメージのほうが強くて、南駅の2階と3階ならできるというのは知ってますよというふうなことは言っていました。ほかの地区の小学生にもちょっと聞いてみたんですけど、余り知らんごとあるんですね。そういうところから見て、その学習できるというふうに定めているのであれば、これもっと広報しないといけないんじゃないでしょうか。その辺いかがお考えでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。ただいまご指摘をいただきましたように、実際の利用者が少ないという結果からしましても、やはり私どもの周知が不足している面は十分反省をすべきかなというふうに感じるところでございます。全くやってきてないわけではないわけですが、やはり子どもたちに多く利用していただくためには、いろんな機会を通じてPR等もやっているつもりではあるわけですが、例えば子どもまつりでありますとか、そういうときにはすぐ横が児童館でありますので、そういう宣伝も十分できるわけであります。ミリカに来られますと図書館がありますし、中央公民館とか地区公民館がなかなかその周知ができてないのかなというふうな気もいたしますので、地区公民館等につきましてはやはりこれからも継続をしていろんな機会をとらえてPRに努めていきたいというふうに考えております。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) より多くの方が知るように周知していただければというふうに思う次第です。周知方法の一つとして、何ていうんですか、学校の先生、学校の先生が知っていると特に子どもたちに周知できますよね。先生の言うことよう子どもたち聞いてますので、先生方向けにガイダンスしていただいておっても効果的な方法になるのかなというふうに思うような次第です。

 続きまして、そのミリカローデンの図書館には先ほど回答いただきましたように、本の閲覧や調べ学習の要素として使っている部分が多くて、夏休みなどになると子どもさんたちに利用者が利用しづらいというふうな声があったりして、夏休みにもう子どもたちが大挙して入れないというふうなところがあります。福岡市では図書館の横に学習室をつくって、そこで学習ができるようにしたりしています。先ほどの筑紫野市のようなオープンスペースを利用して学習室を整備されているところもあるんですけど、そういった考えはないでしょうか。ミリカローデンの読書コーナーの近くにそういったオープンスペースを利用したりとか、その建物の横にそういうのをつくるとかという考えはないでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。ミリカローデン那珂川のそのオープンスペースを利用してということになりますと、1階のエントランスホールということになるのかなと思うんですが、現在のエントランスホールの利用状況を見ますと、やはり来館者の方が集う場所としての利用になっておりますので、議員が考えてあるイメージのそのスペースがどれだけとれるかというところは懸念するところもあるわけでございます。展示場でありますとか託児の場所でありますとか、現在多目的にも活用されている状況もありますので、指定管理者になっておることもありまして、指定管理者のほうにお伝えしながら、十分提案された内容を伝えるということで回答とさせていただきます。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 指定管理者さんのほうにしっかりとお伝えいただければ、そういった似たようなスペースもあるんだということを言っていただいて、続きまして今回提出されています議案の中に那珂川町読書活動推進委員会設置条例の制定が提案されており、今後子どもの読書活動推進計画の策定に向けて検討されるようですが、その中でも子どもたちが自由に学んだり研究したりすることができる場について、そうした本を読んだりするところとか、そういったものについてご検討されるのでしょうか、お答えいただけますか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お尋ねの現在提案をさせていただいております読書活動推進委員会の設置条例の活動内容にかかわるものでございますが、子どもたちが自由に学んだり研究したりできる場の検討がされるのかということでございますけども、この委員会もこれから立ち上げて設置ということになるわけでございますので、これ条例の中でもうたっておりますように、子どもの読書活動の推進に向けて推進計画をつくるということにしております。そういうことから、先ほども少し触れましたけども、いろんな立場の方、学識経験者も含めまして委員会に参加をいただきます。当然、それぞれの立場のところからのいろんな意見が出されるかと思いますけども、今議員提案のご質問の内容につきましては、そういうふうな内容も出されるんじゃないかなというふうな期待はいたしております。以上です。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) できれば委員の皆様に議場でこんなことを言ってた議員もいましたよというぐらい、紹介でもいいですからしていただければなあと思うような考えです。私のほうから、今後子どもの自主学習に取り組むということで提案をさせていただきたいと思います。今教育委員会では子どもの学習環境の改善を図るために、来年度に国の交付金事業を活用され、小・中学校の空調設備事業を実施するようになってます。何も地区公民館、先ほど言った公民館だけではなく、子どもたちが毎日通学している学校を子どもの自主学習の場所として開放してもいいのではないか。せっかくエアコンをつけて学習環境が整うわけですから、そう考えたときにそういう場にしてもいいんじゃないかということを提案しますし、極端に言うと夏休みはサマースクール、冬休みはウインタースクール、冷暖房が完備されていて、そしてなおかつ耐震化も終わって、安心で安全で学ぶことができる学校の図書室や教室をうまく利用すると、子どもの自主学習の場として開放すれば子どもの居場所づくりにもなり、そして空調設備を導入された事業効果も一層高まるんじゃないかと、そのように考えるのですが。また、今年からコミュニティスクール、そういったやつにも取り組んでいき、地域の方々に教育に携わっていただきましょう、そういう感覚で学校を地域が見守る、子どもを地域が見守る、みんなで子どもを守ろうじゃないか、子どもを育てようじゃないか。そして、先ほど大島教育長大きくうなずかれていたんですけど、本を読ませて、できるだけたくさんの本を読ませて、そしてその生きる力をつけさせていく、そういう教育が今まさに大切なんじゃないか。そう思ったときに、私はそういう学習の場というのをつくってあげて、効率よく勉強させるところがあっていいのではないかというふうに思うんですが、大島教育長の見解をお聞かせいただけますか。



○議長(加納義紀君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) お答えいたします。自主学習の場として今後空調設備が整備されるので、学校施設を活用したらどうかというご提案でございます。確かに、本町におきましては他市のように自由学習の場としてのスペースがないということでございまして、その子どもたちのためには何らかの知恵を出してそういった場を提供するというのは大変必要なことだろうというふうに思ってございます。ただ、ご提案いただきました中身につきましては、もうちょっと考えないといけない部分があるんじゃなかろうかと思っております。と申しますのも、要するに学校の正課の授業ではございませんので、校長以下職員がいないとなりますと、その安全的に天変地異等々がもし起きた場合のこの避難誘導、それから不審者等が来た場合の対応、もし仮に起きた場合につきましては今一応正課でありますと保険制度が制度的に保障されております。そういった点がございますので、ただ漫然とその場所を提供すればいいというわけにはまいりませんので、その辺の安全策等々人をどう配置するのか、それから保険等々はどうするのか、なかなか課題は山積しているというふうに思っております。したがいまして、今日のところは本当に貴重な提言だというふうには思いますが、今後まだ十分研究する材料があるというふうに思っておりますので、今日のところはそういう答弁でご勘弁いただきたいと思います。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) やっぱり教育長、学校経営の立場から物を考えてお話しされるなあというふうにつくづく思いました。ただ、地域ね、私は地域の立場から考えたら、逆に地域に開放して公民館保険を適用して、地域の人がそこで子どもたちの学習内容を見るんじゃなくて行動内容を見る。そこで騒いでいるお子さんなどがいたりしたら、そういうのを注意するのが地域の大人の目であって、そういうのができるところは一つの条件として、コミュニティスクールの中でそういうことも考えてみてもらえませんかというふうな投げかけがあっても、僕はおもしろいんじゃないかなと思うんですけど、その辺いかがお考えですか。



○議長(加納義紀君) 大島教育長。



◎教育長(大島和寛君) 私が申しましたのは、行政が主体的にすることについては先ほどの問題点があるということでございます。ただ、その地域の方々がそういったお気持ちで何らかのその対策をとっていただくならば、それはそれなりに検討に十分値すると。そういった機運を是非醸成していただきたいという気持ちは十分私も持っております。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) そうですね、地域がやるときは義務じゃないですからね。みんながやろうという気持ちにならないといけない。そういうのをコミュニティスクールの中でどんどんやっていけば、本町の教育はもっともっといいものになるのではないかなと考えるような次第です。

 次に、町長は施政方針にも述べられましたが、来年度(仮称)こども館の基本設計計画策定業務委託料が予算計上されております。まさに、子どものための施設であり、その中にも子どもの目線に立っていただいて、子どもたちが自由に学んだり、仲間と一緒に活動することができるスペースを是非ともつくっていただきたいと思います。私の友達が福岡市の児童館に勤めてます。彼はもういっつも子どもたちと一緒に児童館の中で子どもたちとつき合ってやっている。そういう姿を見たときに、ああいった施設が子どもにとって非常に大切な場所だなと。学校が終わった後に、保護者の方が働いているかどうかわかんないですけどそこに来て、遊ぼうというて。じゃ、今日は遊ばれんけん、これして遊んどきとかと言ってやってます。そういう場所が子どもにとって、そういうところでまた宿題をやったりとかできると、子どもたちにとっては非常に大切なところじゃないかな。それが安心で安全な場所となってくると、非常にいいものになってくるのではないかな。そこから出てくる子どもたちの地域を愛する心、地域愛、郷土愛ですね。そういうのも郷土にいい思い出がないと育たないんじゃないかな。決して今ないというわけじゃないですよ。ありますけど、よりよくするためには、町長、仮称のこども館ですね、に対してどのような考え方を持っているのか、政策的なものもございますでしょうから、町長のほうから一言お話しいただければと思いますが。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたしたいと思います。昨日も原口議員のほうからご質問がございましたように、(仮称)こども館の建設につきましてはミリカの敷地内ということで昨日回答をさせていただきました。平成24年度が基本設計と基本計画でございまして、その後いわゆる建設に入るということでございますが、ご質問の施設のこの中身の問題ですけれども、私自身も以前恵子児童館のほうにおりましたので、その施設の内容については知っておるつもりでございます。したがいまして、子どもたちが集う場所というのはやはり学習のエリアであるとか、あるいは本があるところであるとかってそういうものは知っておりました。ですから、そういうものも含めたところで今後考えていかなければならないとは思っております。また、新規の箱物でもございますし、町民の皆様のご意見というものを拝聴しながらつくるのが一番利用の促進にもなろうかと思っておりますので、そういう意味ではそういう手法を住民参画条例のまちづくりの参画の対象として、やはりいろいろな意見を聞かせていただきたいと、このように考えておるところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 春田議員。



◆1番(春田智明君) 是非、子どもたちが楽しく学習する場、そういった場所を提供していきたいなと。今、日本は高齢者の方1人を5人の人間で支えているという時代というふうに言われてます。それが何年か後には、4人で1人を支えないといけなくなる。そうなると、今の人が1とすれば、1.25の負担を強いるようになる。そうなったときに、その1.25に耐えられる人間を育てていかないと、この日本という国は厳しくなっていくのではないかな。そのように考えたときに、私は教育、これは単に教育、教育と言うだけじゃなく、国を支える大切なものだというふうに思って、今回の一般質問に臨ませていただきました。今後も、私たちの本町にいる子どもたちが楽しく、そして健やかに学ぶことができるところをつくっていきたいというふうに考えるような次第です。これで私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(加納義紀君) 1番春田智明議員の一般質問は終わりました。

 続きまして、5番高倉司議員。



◆5番(高倉司君) 5番高倉司です。今回の一般質問は教育行政についてでございます。

 初めに、夏休みの1週間の短縮についてですが、前日に唐崎議員が質問されていますので、重複する内容もあるかとは思いますが、傍聴者の方もいらっしゃいますし、先日の内容を加味してまとめる技術が私にはございませんので、議員の皆様もご協力のほどよろしくお願いいたします。夏休みといえば、小・中学生にとってみれば最高の楽しみであると思います。自分が小学生のころから夏休みは40日というのが相場で、夏休みが短くなるとうちの子に言ったら、きっとがっかりするんだろうなあと想像がつきます。まず、夏休みが短縮になった経緯についてお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。夏休みが短縮になる経緯等についてということでございます。新学習指導要領が小学校では平成23年度から、中学校では平成24年度から全面実施をされます。授業時数にしますと、小学校で最大70時間、中学校で35時間増える形になってまいります。教育課程を編成する上で、これまでの週時程で授業を行っていくと、時数確保に無理が出たり、窮屈な週時程での実施となり、1週間の時間数ですね、そういうことから学校行事の縮減や余裕ある学習指導の面で不安が出るということがございます。このことから、現行の夏休みの終わりを1週間繰り上げ、2学期の開始を早めることにより実質5日間の授業日数増が図れるということで、今回早めることとしたものでございます。このように、年間の授業日数を1週間増やすことで新学習指導要領に対応した教育課程を編成することができ、課題でありました授業時数を確保できるとともに、余裕のある充実した学習指導が展開できることとなります。平成24年度は試行年度として実施をする中で課題や問題点を整理をすることといたしております。なお、本格実施に当たりましては、ただいま申しました課題、問題点が出た内容等も整理しながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) ただいまの部長答弁で新学習指導要領において授業時間の増加によるもので、余裕を持った学習指導ができるということは理解いたしました。私たちが学生のころは土曜日も授業があり、授業時数にすればかなり多かったと思います。私が学生のころは、私自身は成績余りよくなかったんですけど、そのころの日本の学力は世界一と言われていました。国の指導方針でゆとり教育の実施により土曜日が休みになり、学力の低下などの問題が起こると、今度は時数を増やせというような国のやり方には釈然としないんですが、学力を上げるための施策ととらえれば授業時間を増やすことはいたし方ないと考えております。しかしながら、夏休みには大規模改修工事なども入り、工期の問題なども考えられますし、まずもって子どもたちの最大のイベントである夏休みを短縮するのではなく、何か違った方法で時数を確保するということはできなかったんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えをいたします。夏休み期間に限らずほかの方法でできなかったのかというご質問でございます。方法としては幾つかあろうかと思います。土曜日でありますとか、通常の週時数を5時間を6時間にするとか、そういう方法というのはあろうかと思っております。今回夏休みをということでしましたのは、夏休み期間が長くまとめて授業時数を確保でき、教職員はもともと勤務する日であること、土曜日は学校週5日制における家庭、地域に子どもを返す日となっておりまして、その趣旨は守る必要があること、また土曜日は教職員の勤務日ではないため、振りかえ等の措置を行わなければならない、そういうことも含めまして夏休みが一番いいのではないかということで考えたところでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) いろんな方法もあるけど、夏休みが一番いいということで判断をされたということで理解をいたします。でも、私が小学校の先生から1回現状を聞いたんですけど、小学校においては平成23年度から実施をされているということで、もう今既に授業時数は新学習指導要領の時数になっていると聞いてます。これは小・中学校同時ということですが、小学校もやはり短縮しないといけなかったんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。小学校については平成23年度から全面的に実施をしているわけでございますが、小学校も年間の授業時数や指導内容が増加したため、教育課程を編成する上で時数確保に無理が出たり、窮屈な週時程となり、学校行事の縮減や余裕ある充実した学習指導の面で不安が出ていることから、今回小学校も実施をするということにしたところでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) この新学習指導要領の実施ということで、これは全国すべての小・中学校に関係するわけでございますが、それでは近隣自治体で構いませんので、他の自治体の状況についてお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。筑紫地区4市の状況でございますけども、小・中学校で3学期制をとっている学校では夏季休業日、夏休みを短縮しているところはございません。2学期制を導入している学校において、夏季休業日を短縮しているところは数校ございます。それから、近隣では宇美町が夏休みを短縮をして、平成23年度から実施をされてございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 今ご答弁していただいた内容に宇美町ということありましたけど、済みません、宇美町は短縮1週間でよろしいですか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。宇美町は1週間の短縮でございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 済みません、ちょっとこれ通告してませんので、わからなかったら結構ですが、さっき2学期制のとこは既に短縮も導入されているということありましたけど、今現在3学期制のとこでの対応というのがわかる範囲で、もしお答えできればお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) 先ほど筑紫地区4市の状況で回答させていただきましたけども、筑紫地区の小学校、中学校の中で3学期制をしいている学校については夏季休業日、夏休みを短縮している学校はございません。先ほど申しましたのは2学期制を引いている学校の中で数日夏休みを短縮している学校があるということでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 済みません、ちょっと私の質問の仕方が間違ってたかもしれません。3学期制をしいている学校で、当然夏休みを短縮してないわけで、そこの学校はこの新学習指導要領に対してどういった対応をじゃあとられているのかなあと。もうおわかりにならなかったら、結構でございます。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) 実質的には、毎日の授業時数を例えば5時間を6時間にしたりすることによって時間数を確保する方法をとられるのではないかなと。中学校等についてです。ですから、小学校について全然変更してない学校についても、今申しましたような方法で対応されてきているというふうに理解しております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 来年度うちも試行期間ということで、そういった近隣のその夏休みを短縮してないで時数を増やしたとこと、実際夏休みを短縮したところの是非そういう検証もしていただければなと、これは要望しておきます。

 次に、当然その夏休みを短縮するについては、いろんな規則等改正しなくちゃいけなかったと思うんですけど、そういう規則の改正はいつされたんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。夏休みを短縮する内容の規則改正については、今年2月21日の定例教育委員会で規則改正をいたしました。教育委員会で改正をするに際しましては、昨年の12月、それから1月、継続して協議をしていただいて、最終的に2月で規則の改正をしたということでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 夏休みの短縮という話を私たち議員が正式に聞いたのは、2月の総務文教常任委員会でしたので、法的な縛りが多いお役所仕事では珍しくすごいスピード感を感じました。スピードを出せば、もっと慎重にやれよというような意見もあるでしょうが、目的があり、本気になれば大抵のことはできるんだと思っています。過去の一般質問で私が提案してきたことも、4市の動向を見てというようなことや条例や規則の壁が大きく、なかなか進展しないこともありましたので、今後は大いに期待するところであり、教育長のリーダーシップに敬意を表します。しかしながら、平成24年度は試行年度とし、課題や問題点を整理すると言っておられますので、しっかりと精査していってもらいたいと思います。

 次の質問に入ります。小・中学校への空調機の設置事業についてですが、今定例会の補正予算も可決し、いよいよ平成24年度には設置工事に入るわけですが、空調機、太陽光発電のタイムスケジュールについてお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) 空調機のタイムスケジュールのお尋ねでございます。これについては現在検討中でありますけども、工事期間としましては空調機は教室の天井への設置ということになりますので、授業に支障を来さないように、主には夏休み期間を利用して工事をするのが最良であろうというふうに考えております。完了までということになりますと、発注方法等によっても多少影響するのかなあというふうなことで、完了については今のところまだわからないという考えでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 工事の始めが夏休みの工事になるんではなかろうかと。そして、完了時期についてはまだちょっとわからないということでしたが、わからないというのも当然なことでありますけど、先ほどの問題で夏休みの短縮等も入ってきますので、本来であればその前に完了すれば、その暑い時期の1週間の短縮というのも乗り越えられるのかなあとは思いますし、ただこの工期的な問題、逆に短縮されたことによって非常に厳しいものにもなってくるのかなあと。そこ辺はやってみないとわからないと思いますが、大まかのタイムスケジュールで工事の期間わかったんですけど、工事が夏休みからということであれば、入札関係というのは大体どのぐらいの時期になってくるんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。先ほど完了の予定の中で1つ補足説明でございますけども、空調設備と太陽光発電と2つの工事になりますので、そういうことからも少し工期が影響があって変わってくるのかなあと。それに先ほど申しました発注方法が影響してまいりますので、そういうことで完了がまだ未定ということでございます。今お尋ねの入札の時期につきましては、先ほど最初に申しました発注方法についても現在検討している途中でございますので、早目に入札をかけて工事に入りたいという考え方は持っておりますけども、そういう状況で現段階では検討中ということで回答とさせていただきます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) それでは、この総事業費は約7億2,000万円ほどでしたが、まず財源の内訳ですね、国の補助金、それと起債、単費の内訳をお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。事業費はただいま議員が申されましたように、7億2,000万円強でございます。その内訳でございますが、国庫交付金2億2,001万4,000円、起債が3億9,280万円、基金からの繰入金が1億836万円でございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) それでは次に、この内訳の分の小・中学校単位での金額をお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。小・中学校単位でのそれぞれの工事費でございますが、まず空調機、小学校が3億1,664万円、中学校が1億8,696万円、次に太陽光発電の小学校が1億5,000万円、中学校が7,500万円、管理費が1,580万円。総計で総事業費が7億4,440万円でございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 今小・中学校単位で事業、業種別にちょっと分けていただいたんですが、単純計算にはなりますけど、これを小学校6校ですかね、中学校3校、そういった形で1つの学校単位で分けたら大体どのぐらいになりますでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。学校ごとにということでございますが、ご案内のとおり学校の規模が違いますので、単純に6校で割ってと、小学校の場合ですね、6校で割りますと1校が約5,000万円、中学校ですと3校ですので、1校が約6,000万円程度になります。これは空調機でございます。太陽光発電は、これはもう小学校、中学校とも単純に割りますと、1校当たり2,500万円となります。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) わかりました。2億2,000万円の国庫補助というのは、この震災の影響の後いろんな財政厳しい中本当に非常にありがたいことだと思っております。

 次に、発注方法についてお尋ねいたします。この7億2,000万円強の事業費を一本で発注するのか、分離分割で発注するのかをお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) この工事を一本で発注するのか、それとも分離分割でするのかというご質問でございますが、この発注方法につきましては現在分離分割も含めてただいま検討中でございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 私は分離分割発注したほうがいいと考えているんですが、検討するという言葉は非常にあいまいで、できなかったときの言いわけになるような気がしてならないんです。なぜ私が分離分割発注したほうがいいと考えているのかは、7億円以上の金額ですので、一本での発注であれば大手の企業でしか受けられないわけです。分離分割発注でなければ町内の業者さんは受注することはできません。景気の低迷が続く中、数少ない公共工事に期待するのは当たり前のことであり、逆に言えば絶対に受注をしてもらわなければならないと考えております。町内の業者さんにおかれましては、常日ごろ行政の相談なども受けたり、協力会として那珂川を美しくする会の事業での清掃ボランティアを初め町内事業にも積極的に参加をされています。防災に対しても協定を締結し、本町水害のときも各協力会が活躍をされたことは、皆さんの記憶にも新しいものだと思います。さきの防災訓練においても、重要な役割を担っておられました。このようなことからも、分離分割発注を実施し、那珂川町の公共工事は最優先で町内業者さんに受注をしてもらわなければなりません。検討中ではなく、この場で分離分割発注にすると教育部長、言っていただけませんでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。ただいまのご質問よくわかるわけでございますが、先ほど回答いたしましたように、発注方法につきましては分離分割も含めて現在検討中ということで先ほど回答したとおりでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) それでは、もう一つご提案させていただきます。1校当たりの金額は先ほどの答弁でもお示しがありましたが、空調機の設置工事が小学校で約5,000万円、中学校で6,000万円、太陽光発電は小・中学校ともに2,500万円、これはあくまで単純に割った額でございますが、空調の工事においてもこれ私当然設計書等見ておりませんので想像ですが、これだけの規模の工事になると電気室、いわゆるキュービクルという電気の工事がかなり入ってきていると思います。その各小学校では分けるんではなくて、例えばそういう工種でも分ければ大方すべて3,000万円以下になると思います。もしかすると、空調工事のほうが若干超えるかもしれませんが、その内訳も実質は機械代が大部分を占めると思いますので、単純にこのような分け方でも分離分割発注をすれば町内業者さんの受注機会が増えると思うのですが、また新しいご提案でございます。この方法だったらやっぱり分離分割したほうがいいんじゃないかと思うんですけど、それでもこの場で明言できませんでしょうか、部長。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えいたします。先ほどから申し上げておりますように、発注方法につきましては現在分離分割も含めて検討中でございますので、同じ回答でございますが、検討中ということで回答とさせていただきます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) これだけ言ってもこの場では明言できないみたいですので、検討中の結果を大いに期待して総務部長にお尋ねいたします。私は過去の一般質問で入札制度、町内業者の育成について何度も質問いたしました。分離分割発注や最低制限価格制度の導入など前向きに考えていただきました。町内業者の育成におきましても、町長から町内業者のさらなる活用を図るように各所管に指示したとの答弁をいただきました。そこで、今回の工事につきまして町内業者さんに受注の機会を与えるような措置は考えておられるのか、お尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。発注方針についてご質問をされておりますが、基本的な町の考え方についてお答えをさせていただきます。町内業者の育成についての考え方につきましては、従来から町内業者の受注機会の増大を図ってきたところでございます。このことは、那珂川町指名業者等選定基準要綱におきまして地場業者の育成等を勘案して指名業者を選定すると定めております。ご質問の発注方針につきましては、先ほど教育部長が現在分離分割も含めたところで検討中でございますというお答えしておりますが、これから所管課の教育委員会のほうで当然その地場業者の育成、それから受注機会の拡大、このようなものを考慮しながら方針を決定することになろうというふうに考えております。その結果を受けて、発注予定の業種区分の中から設計金額に応じた格付業者の中から業者を選定するという流れになろうかというふうに思います。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高倉議員。



◆5番(高倉司君) 今総務部長のご答弁いただいて、そういった分離分割すれば、そういう基準に合うようなこともできるのかなあと私は思っております。私もルールを無視してでもやっていただきたいとは思っていません。那珂川町指名業者等選定基準要綱に合う形に分離分割してやっていくべきだと言っているわけでございます。しかしながら、これは考え方なんですが、選定基準要綱にしても町内業者さんの育成の視点や、例えば町のシンボルになるような特別な工事においては改正をもできると私は考えております。なぜなら、現に福岡市、近隣市でもそういった事例を確認しております。目的や大義がある場合は、規定があるからできないのではなく、目的や大義のために規定を改正してでもやるんだというような考えで取り組んでいっていただきたいと思っております。現に、今回教育委員会では子どもたちの学力向上や学習習慣の向上のため、いわゆる大義をもって12月から2月の3回の教育委員会で規則を改正いたしました。こんなことを言うと、選定基準を改正しろと言っているようですが、これはあくまで考え方を例に例えて言っているだけでございます。あくまで私は町内の業者さんに受注のチャンスをできるだけつくれるよう最大限考慮していただくことを副町長以下すべての部課長さんにお願いをいたし、武末町長におかれましては昨日次期の町長選にも出馬表明をされておりますので、是非とも町内業者の育成については大々的にマニフェストにも記載していただいて、今後とも町内業者の育成にはご尽力をいただきたいと思っております。以上で私の今回の一般質問は終わらせていただきます。予定では3項目めに町史の編さんについても予定しておりましたが、時間ちょっと中途半端になりそうですので、今回はこれで終了させていただきます。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 先ほど発注方法等についていろいろお話を受けておりますので、最後に私のほうがお話をしたいと思っています。いわゆる責任者としてですね。議員が申されましたように、地場業者の育成につきましては条例の中にも入っておりますので、当然それは私ども行政としましてもそのことについては考えていかなければならないと、これはもう従来から皆さんにお話ししとうことですね。

(「条例やなくて要綱」と呼ぶ者あり)

 あ、済みません、失礼しました。要綱の中に書いておりますので、そういうふうにさせていただいておるところです。また、議員が申されましたようにこのような経済情勢でございますので、そのことについては強く私ども考えておりますし、部課長においても同じ思いです。ただ、行政を預かる者としてはその要綱を本当に検討しなければ、これだけ大きな事業でございますので、慎重にしなければならないという意味から、それから3月議会の補正でこれを可決されたわけでございますので、まだまだ新しいわけでございます。ですから、今後そのことについては検討するという意味で慎重を期して説明をしとりますので、ただ単にその後ろ向きといいますか、消極的なことではございませんので、そのことだけはご理解いただきたいと思っております。十分議員の考え方は私どもも受けとめていきたいと思います。それから、一つだけ昨日の私の表明とこれとは全く関係ございません。これは本当に大切なことでございますので、あえて申させていただきます。これは私がなったときのああいう事件があってのことでございますので、慎重を期してやりたいと思いますので、あえて申させていただきます。



○議長(加納義紀君) 5番高倉司議員の一般質問は終わりました。

 ここで休憩をとります。

            休憩 午後2時57分  再開 午後3時15分



○議長(加納義紀君) それでは、休憩前に引き続きまして再開いたします。

 引き続き一般質問をお受けします。4番高原隆則議員。



◆4番(高原隆則君) 4番高原でございます。私は、平成24年度施政方針の中から質問をさせていただきます。ただ、こども館につきましては予算委員会、それから昨日の原口議員の質問で詳細が明らかになりましたので、このたびは割愛をさせていただきます。

 ではまず、学校教育の充実についてお伺いをいたしますけども、八尋部長にあっては本日は一般質問が集中しておるようですが、退職直前に本当にお疲れさまでございます。是非、思い出に残る議会になりますように祈念をしながら、質問を進めさせていただきます。施政方針では、学校教育の充実が掲げてあるわけですけども、思わぬところから大きな課題が浮上をしております。それは、床対事業、いわゆる床上浸水対策事業と、それから国道385号の拡幅工事に伴う那珂川中学校、岩戸小学校の学校用地の確保でございます。いずれの事業も、本町にとって大変重要かつ早期の完成が求められる事業でありますから、早急に進めていただく必要があるわけですけども、一方、この事業に伴う各小・中学校のグラウンドが削られるという何とも悩ましい課題でございます。そこで、この課題に対してどのように教育委員会として対応をなさるのか、そのお考えをお示しをいただきたいというふうに思っております。まず、県事業として取り組まれます床上対策特別緊急事業、これに伴います那珂川中学校のグラウンド確保について説明をお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。平成21年7月中国・九州北部豪雨によりまして福岡県の調べでは那珂川流域で床上、床下浸水の合計が301戸と甚大な被害を受けました。このことから、福岡県は水害対策として平成22年度から5ケ年という短期間での河川改修事業を行うことといたしまして、現在事業が実施されているわけでございます。この事業では、降雨時の水量に対応できるように那珂川の河川断面の拡幅、橋梁のかけかえ等の計画がされてございます。お尋ねの那珂川中学校におきましては、那珂川に面しておりますことから、河川の拡幅計画により西側においてグラウンドが最大で16メーター狭くなり、また東側にありますプール、その東側にあります特別教室棟の移転が必要となっております。学校用地が狭くなることから老朽化した建物、移転を要する建物等の効果的な整備を行うため、現在コンサルタントに委託をしまして学校整備基本計画策定を行っているところでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 状況はわかりました。では、その改修によって用地が狭くなるわけですけども、この学校の機能を確保する上で別の場所に代替用地を確保するというようなことができないのかどうか、そこをお尋ねいたします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) 基本計画を行う上で限られた狭い敷地や校舎等が建っている中でのレイアウトとなりますので、隣接する土地を代替用地として確保する検討も行いました。しかし、周辺には多少の空き地があるものの住宅地でございまして、調査を行いましたが、マンションの契約駐車場でありますとか、また家屋が建っているなど、用地を確保することは困難な状況にございます。また、グラウンドを学校に隣接しない別の場所ということでのご質問でございますが、中学校設置基準の第8条第2項では、校舎及び運動場は同一の敷地内または隣接する位置に設けるものとすると。ただし、地域の実態その他により特別な事情があり、かつ教育上及び安全上支障がない場合は、その他の適当な位置にこれを設けることができるとなっているわけでございますけども、現実的に学校の時制でありますとか体育時間の生徒の移動、また部活動等の移動等教育上及び安全上に支障を来すという観点から考えますと、別の場所に確保するというのは非常に難しいというふうに考えております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 今の説明では、その周辺に新たにグラウンドを設けるというのはなかなか難しいということでございますね。そこは理解いたしました。そうしますと、狭くなった学校敷地内の中で、その中で効果的な整備をしていくということになるわけですよね。それ以外に何かプランがありますでしょうかね。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) 有効な案はないかというご質問でございますが、限られた敷地でございますし、整備計画を行う上で現在の校舎は昭和42年に新築した校舎でございます。それ以外はそれ以降に建築された校舎ということで、老朽化もかなり進んでいるわけでございますが、今後大規模改修また改築が必要となってきている状況も、現実としてはあるわけでございます。そういう状況も視野に入れながら、プール、特別教室の移転計画を現在、先ほど申しましたような形でコンサルに委託をしている中で検討をしているところでございます。当然ながら、できるだけ学校の意向というものもございますので、学校の意向も反映しながらより効果的な整備を行うことができるように考えてまいりたいというふうに思っております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) わかりました。学校の意向を聞きながら進めていくということでありますけども、那珂川中学校はもうご存じのとおり社会体育の野球場としても利用をされておりますので、この点も視野に入れてグラウンドの確保に努めていただきたいと思うことでございます。全体的なことについては、岩戸小学校の後にまた触れされていただきますけども。

 次に、岩戸小学校の件について質問させていただきます。県事業として取り組まれております国道385号、この拡幅事業に伴う岩戸小学校のグラウンド、これが少し削られるということでございますが、この点について説明をお願いします。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。岩戸小学校のグラウンドの関係でございますが、国道385号は昭和47年に22メーター道路の都市計画道路として計画決定がされたものでございまして、福岡県は平成28年度の完成に向けて拡幅事業に取り組んでございます。国道の拡幅に伴いまして、岩戸小学校のグラウンドが国道に沿って5メーターから6メーター、少しカーブになった形での5メーターから6メーターというイメージを持っていただければよろしいかと思いますが、そういう形で狭くなります。また、児童の昇降口、一番北側にございますけども、そこの昇降口のつけかえが必要となっております。このことから、那珂川中学校と同じような形で効果的な整備を行うために、基本計画の策定を今委託しているところでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 国道の拡幅によってグラウンドが狭くなるわけですけども、那中と違って岩戸小学校の場合、敷地内の法面を削ったり、必要があれば擁壁を設けるなどで平地を確保することができないかなというふうに思うんですけども、この点いかがでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) ただいま敷地内の法面を削ったり、擁壁をついて確保することはどうかというご質問でございますけども、岩戸小学校につきましても基本計画を行う上で限られた狭い敷地、また校舎等が建っている中でのレイアウトという形になります。提案されてあります敷地内の法面等の有効利用も含め、効果的な整備を検討するとともに、昭和42年に新築した校舎、及びそれ以降に建築された校舎も老朽化がやはり進んでおりますので、今後大規模改修、改築が那中と同じように必要になってきているということも視野に入れて計画を策定していくように考えております。これについても、学校の意向も十分お聞きしながら協議を行っていきたいというふうに考えております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 効果的な整備を考えてあるということは理解をしました。保護者にあっては、つまり今いろいろ課題がたくさんあるということを説明していただいたんですけども、そういったものがやっぱり保護者の中にはなかなか伝わっていないというか、まだ説明会も開かれてないようでありますから、よくご説明をされて理解を求めていただきたいというふうに思います。そういう意味で、保護者、PTAの役員会等に状況説明を行うお考えがありますでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(加納義紀君) 教育部長。



◎教育部長(八尋博基君) お答えします。保護者、PTAへの説明の考えはあるかということでございます。もちろん、説明する必要があるということは認識をいたしております。ただ、どの時点で説明をするかということになるわけでございますが、実は3月13日に福岡県から移転物件等の詳細についての説明を受けまして、現在、より効果的な整備が図られるような計画の検討を行っている段階でございます。したがいまして、必要に応じて学校への説明、先ほど申しましたように意向も聞く必要があろうかと思いますし、そういうものを含めて保護者、PTAへの説明を行ってまいりたいというふうに考えております。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) いろいろと内部事情があろうかと思いますけども、何よりもやっぱり不安のまま過ごすというのが一番、また不安を増幅するわけでありますから、できるだけ早い時期に保護者への説明を行っていただきたいと思うことであります。それと、これは回答要りませんけども、岩戸小学校の正門なんですけども、以前から正門から道までの距離が非常に狭いということで、もうあそこは危ない危ないということで保護者からよく危険だということを聞いておりました。私も実際子どもを通わせておりましたので、危ないなというふうに思っておったんですけども、正門の位置も含めて、せっかくの機会でございますから、是非この点も改善されるようにご指摘をしておきたいというふうに思います。それでは、学校教育の充実については以上で終わらせていただきます。

 次に、施政方針にあります林業支援、このことについて質問させていただきますけども、支援の方策について林業支援、この支援の方策について具体的にどのような支援をお考えなのか、説明をお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えをいたします。本町における林業支援につきましての現状を大きく3つの柱でご説明させていただきたいというふうに思います。まず1番目は、間伐等の施業による森林整備事業でございます。具体的には、荒廃森林再生事業や本町、福岡市水道局及び春日那珂川水道企業団と共同で実施しております那珂川水源地域整備促進事業、さらに五ヶ山ダム水源地域整備計画の一環として実施しております五ヶ山ダム水源地域整備事業であります。これらの事業は優良な材木を育て、価値を高めることにより、間接的には森林所有者を支援することになる事業であります。2番目としまして、全町的な森林施業を担っております福岡広域森林組合と国や県補助を受けて実施しております造林事業に対する財政的な支援でございます。これにつきましても、優良な材木を育てる作業を支援することで前述と同様に、間接的に森林所有者への支援を行っているところでございます。最後に3番目としまして、林業者の育成につきまして町の林業研究会や女性林業研究グループに対する支援を行っているところでございます。それらの団体の植樹活動、あるいは森林ボランティアリーダー育成事業などによりまして、森林作業を行う活動支援など森林保全の側面的な支援を行っているところであります。このように、今後とも町の豊かな森林を守る支援を行い、林業者が意欲を持って林業に従事できるような採算性を向上させる支援の充実を図っていく考えであります。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) ただいまのご答弁の一番最後のところで、林業者が意欲を持って林業に従事できるよう採算性を向上させる支援の充実を図っていく考えでありますと、こう言われたわけですけれど、果たして今のような間接的な支援、これをもって本当にその林業従事者が意欲を持って林業に従事できるのかというのは、私は疑問が残ります。林業というのはもうご存じのとおり、収入を得るまでの時間が大変長いわけでありますね。それまでに下草刈り、枝打ち、間伐、そうした相当なその重労働が必要でございます。しかし、現在材木を切り出しても採算がとれない、場合によっては赤字になるというような現実がございます。一方、森林は治水、二酸化炭素の吸収、自然環境の保護など、私たちが生きるための環境を守ってもらっているわけです。そういう意味では、林業に対するこれまでの概念、これをやっぱり変える必要がある、そういう時期になっているのではないかというふうに思うわけであります。森林環境税というのが数年前に創設をされましたけども、それはまさにこの一歩だというふうに思います。政策的なことで言えば、これは国の制度から考え直す必要があるとは思うんですけども、町としても取り組めることが私はあるというふうに思っております。間接的な支援ではなくて、実のある支援ができないのかというふうに思うわけであります。林業従事者からこういう声を聞きます。やおういかん仕事をして、固定資産税払って利益はない。これから林業やらだれがするなと。こういう声を時々聞きます。こうした声に耳を傾けてこそ、私は林業支援だというふうに思うわけですけども、いかがでしょうか。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。林業従事者の施業経費の面や労働環境の面など、林業従事者を取り巻く状況は非常に厳しいものがあると考えております。また、その一方で森林が持ちます水源涵養、治水、空気の浄化及び森林浴などの環境面での森林が持ちます役割が重要であることも十分理解しておるところでございます。そこで、議員のご質問は町として実のある支援をということであろうというふうに考えますが、繰り返しになりますが、林業従事者の方々の施業のほとんどを請け負うことになる福岡広域森林組合並びに森林保全を進める団体等への支援が伐採や間伐などの施業経費を下げ、材木の価値を高めることになりますので、現時点での最大の支援であると考えておるところでございます。なお、今後とも引き続き本町の森林を守り、育てる観点から、森林保全や林業従事者への国、県の事業施策等をもちまして今後とも支援に取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) ただいま国、県の施策について今後とも取り組んでいくというご回答でありましたけども、実は環境省が創設をしましたオフセット・クレジット制度というのがあるのをご存じですかね。これはカーボンオフセットという、この言葉は皆さんご存じだと思います、カーボンオフセット。という概念をもとに創設をされた制度でございます。私、先日渡辺県議を通じて県下の状況を調べていただきました。県議からこうして資料をいただいたんですけども、現在福岡市と久留米市で既に着手をされております。県議とも話したんですけども、なかなか課題もあるようです、この制度についてはですね。しかしながら、今国、県の施策についても検討していくとおっしゃったんですから、是非調査、検討をされて、町でも研究をして、今後取り組んでいただきたいなというふうに考えております。この件については、またいずれ一般質問で指摘をさせていただきたいというふうに思っております。

 続いて、市民農園制度、これについてお伺いをいたします。まず、この市民農園制度に伴うこの対象農地、この範囲といいますか、対象農地はどうなるのか、これをお答えいただきたいと思います。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。市民農園事業の対象としましては、全町の農地全体が対象となっていると考えておるところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 対象地域は全町ということですね。では、予算、予算についてお伺いします。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。この市民農園予算につきましては、年間70万円で5ケ年計画で350万円を考えているところでございます。また、その内容としましては、開設補助金と運営補助金として農地を市民農園にされる方を支援する考えであります。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) それでは、施政方針ではこの市民農園制度の導入については、耕作放棄地の解消を図るんだというふうにおっしゃってあるわけですね。そこで、耕作放棄地の解消実現への過程をお伺いをしたいんですけども、あわせてこの耕作放棄地の定義も含めてご説明をお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。まず、本町の耕作放棄地の現状をご説明します。本町において平成20年度に航空写真による耕作放棄地全体調査を行い、農地に利用されていないとして約14ヘクタールの農地が存在すると推計いたしておりました。あわせて、平成22年度から農地の利用状況調査を本町農業委員会の農業委員及び行政職員によりまして現地調査を行っております。それによりまして、耕作が不可能な農地で、かつ現状が山林や原野のようになっている農地につきましては、非農地として所有者と協議の上、耕作放棄地から除外する手続を進めております。その結果、現在推計でありますが、本町の耕作放棄地とされている農地につきましては、約7ヘクタールとしております。すなわち、耕作が可能な農地でありながら、放置された状態の農地を耕作放棄地として定義しているところでございます。次に、解消への過程についてでございます。耕作放棄地に対し、もとの農地に戻す取り組みの一環としまして、今後も農地所有者への個別指導を行い、その協議におきまして市民農園への活用、移行を含めた方策を行うことが重要と考えておるところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 耕作放棄地の定義はわかりました。では、その市民農園としての対象要件についてはどのようになっておるか、ご説明をお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。市民農園を設定するには次の要件をすべて満たす町内の農地と位置づけております。まず1番目に、5年以上市民農園として開設が可能であること。2つ目に農地の面積が1ケ所当たりおおむね5アール以上であること。ただし、1筆でなく、農園単位であればよいこととしております。また3番目に、区画割りが容易に分けることができること。4番目に、公共道路に接し、荷物の積みおろしが容易にできること。5番目に、用排水の管理が適正にされること。6番目に、日当たりがよく、隣地に影響を及ぼさないこと。以上の6項目が対象要件としているところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 5アール以上という要件があるわけです。5アールというと、500平米ですかね。そういった対象要件ということになりますと、中山間地域の農地というのが対象にならない可能性が非常にあると思うんです。耕作放棄地の解消には、その施政方針で言われる耕作放棄地の解消につながるのかなという疑問が残ります。施政方針ではこう書いてあるんですよ。耕作放棄地対策については、平成24年度から市民農園制度を創設し、遊休農地となっております耕作放棄地の解消に向けた取り組みを進めてまいります。つまり、耕作放棄地対策、耕作放棄地をなくすための制度として市民農園制度をやるんだというふうに、私は理解をしたわけですね。ところが、先ほどの説明でありましたように、全町が対象になる。ところが、中山間地域では要件を満たしにくい状況がある。南畑とか西畑の、いわゆる中山間地域の耕作放棄地はどんなふうに対応なさるのか、そのことについてご説明をお願いいたします。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたしたいと思います。主に、農地の面積が1ケ所当たり、今言われましたように5アール以上であるということについては、先ほど説明したとおりであります。ただ、これは1筆での単位でございませんで、いわゆる集団といいましょうか、言い方をすれば団地として、いわゆる5アール以上ということで理解をしていただきたいなと思っています。それと同時に、今言われるように1筆であれば中山間地域というのはなかなか難しいところがありますので、今あえてそのような形で説明をさせていただいたところでございます。それと同時に、このいわゆる市民農園につきましては、今回初めてこのようにさせていただきました。それで、耕作放棄地をなくす手法として、これを今回考えたところでございます。まだいろんな人の意見を聞いては、もう少し拡大したほうがいいんじゃないかというような話も当然出てきます。それもあえてわかっております。それで、今回につきましてはこのようなものをPRしながら、需要と供給のバランスを考えながら、やはりするというのが現実に合ったやり方であろうと思いますので、そのことも含めて今後検討を加えたいと思っております。趣旨につきましては、是非ともご理解をいただきたいと、このように思います。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 町長自らお答えをいただいたわけですけど、私は市民農園制度そのものに反対とか、これが問題があるというふうに言っているわけじゃないんですね。この創設をされた施政方針のその趣旨ですよ。耕作放棄地を解消していく、その手段として市民農園制度をやるんだというふうに、こう書いてあるわけですから。そうすると、やっぱり外れるところがあるんじゃないかということをご指摘をしておるわけであります。趣旨はよく理解しております。今おっしゃいますように新規事業ですから、今おっしゃいましたようにこれから要件の変更とか需要と供給の調査をしながら拡大をしていくということは、それはもう一定当然理解をします。しかしながら、私が申し上げたいのはもう計画の当初から、結果的に中山間地域の耕作放棄地が要件を満たしがたい、そういう状況がある。このことが僕は問題だというふうに申し上げております。私は常々申し上げておりますけども、施策の対象がですよ、さまざまの施策の対象がいつも町の北部地域に偏りがちで、南部地域が取り残されていると、そういう気が常々して、そのことをいつも訴えております。執行部にありましては、循環バスの問題で十分このことはご理解いただいていると思うんですけども、さらにタウンミーティング、南畑地区、岩戸地区のタウンミーティングでもそのような意見が出されているというふうに、町長のいつかの場所で報告をされておりました。そういうことを十分踏まえていただいて、この事業を推進をしていただけるのかどうか。もう一度そこのところをご答弁をいただきたいと思います。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。中山間地域の耕作放棄地の解消につきましては、現状の後継者不足にあわせまして有害鳥獣被害などの影響による面もあり、大きな課題であると考えております。そこで、本町としましては繰り返しになりますが、中山間地域を含めます町内全域の耕作放棄地対策に対しまして、農地へ戻す取り組みを個別指導として行いますことや、中山間地域の鳥獣被害防止対策協議会により有害鳥獣被害対策の検討も行いながら、その過程におきまして地域の住民の声を聞きながら、その解消の一環としましてこの市民農園制度を推進する考えであります。また、先ほど説明しましたが、市民農園制度につきましては中山間地域の現状を考慮しました要件となるよう、今後も住民の意見を聞きながら検討は行う考えでありますが、耕作放棄地解消の方策の取り組みにつきましては、ある程度の期間は要すると考えております。まずは、制度への協力、ご理解をお願いしたいと考えているところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) なかなかこの言葉の使い方というのは難しいですよね。助詞が違うだけで非常にニュアンスが違うんです。今おっしゃったのは、今後も検討は行う考えでありますが、ある程度の期間は要すると。私の受けとめ方は、非常に消極的な答弁であったような気がします。先ほどの町長のご答弁と少しトーンが違うのかなというふうな受けとめ方をさせていただきました。このことについては、また6月議会で取り上げさせていただきます、その後の進捗状況ということで取り上げさせていただきたいと思っております。地域整備部長にあっては今年で退職ということで、今の答弁を必ず次の部長に引き継いでいただいて、答弁がずれないように、何か最近そういうようなことがどっかの委員会であったようでございますから、ご注意いただきたいというふうに思いまして、次の質問に移らせていただきます。

 次は、五ヶ山ダム水源地域公園整備に係る計画策定でございます。施政方針では、公園整備計画については外部意見を聞くというふうに書いてあります。この具体的な方法についてお伺いをいたします。



○議長(加納義紀君) 地域整備部長。



◎地域整備部長(馬場士道君) お答えいたします。外部意見の聴取の具体的な方法としましては、平成24年1月1日に施行しました五ヶ山ダム水源地域公園等整備計画検討委員会において、計画案について論議し、見直し案について提言していただくことにしております。この検討委員会は町民の方々や関係団体の方々に委員になっていただくことにしておりますので、検討委員会として地域の特性に即したさまざまな意見を提案してもらいたいと町は期待しているところでございます。次に、平成24年度予算に計上しておりますように、今回の見直しに伴いまして基本計画の作成が必要なことから、年度当初コンサルタント業者に業務委託を行い、計画段階からの資料の作成や内部組織で協議した町のコンセプトに沿った公園等の計画案を複数提示してもらい、検討して進めることとしております。具体的な業務内容については、まず市場調査や住民ニーズの把握を初め専門業者のノウハウを生かして、他のダム周辺にある公園事例を調査し、資料等の提供を受け、本町の五ヶ山地区の特性に適応するような幾つかの検討案を出してもらうことになろうかと考えているところでございます。また、福岡県、吉野ヶ里町もダム周辺整備を計画しておりますので、この検討委員会にオブザーバーとして県に出席していただき、県事業との調整やアドバイスをいただくことで、今後計画を進めてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 私は、昨年12月の定例会で私の一般質問に対しまして、シンクタンクを含めて市場調査を検討するというふうに答弁をいただいておりました。また、吉野ヶ里町との連携についてもご指摘をしておりましたけども、これについても実施をされるということでございますね。よく理解いたしました。昨日、壽福議員が議員の思いも含めて検討されたいという提案があっておりましたけども、是非さまざまな角度から十分検討をされまして、立派な公園になりますことを期待をしております。

 じゃあ最後に、私はこの質問に時間がどのくらいとれるかなあとはらはらしながら、20分ございますので、ゆっくり町長と語りたいというふうに思います。最後に、町長にお尋ねをするわけでございますけども、町長は施政方針の中で冒頭と結びに住民の目線という言葉を使われておりますね。これはなかなか抽象的な表現でございまして、ちょっとわかりにくいといえばわかりにくい。町長が言われます住民目線というのはどういうことなのか、どのような町政のことを言われているのか、このことについて、町長、是非ご自身からお答えをいただきたいと思います。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。私は町長に就任して以来、本町の行政経営を担っていく上で、その機軸として町民の目線を基礎にするべきであると、このように考えておりました。具体的には、町民の皆様から那珂川町に住んでよかった、これからも那珂川町に住み続けたいと思っていただけるような、そういう自治体経営をしていくのが最大の目標ということで考えております。そう思っていただくためには、住民の皆様の意見を聞き、そのニーズを的確に把握し、施策に反映させ、住民満足度の向上を目指さなければいけないと、このように考えておるところであります。したがいまして、ここで言う目線とは物の見方、とらえ方のことでありまして、住民の皆様がどのような行政を求められているのか、住民の立場で考えるという、そういう意味合いで町民の目線とかということを使わせていただいているところであります。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 町長のお考えになる住民の目線ということについては、一定理解をいたしました。では、これまで3年半ほど町政を担ってこられたわけですけども、いわゆる町長の言われる住民目線の町政、これまで幾つかそういうことで取り組まれた事業があろうかと思うんですね。幾つか代表的といいますか、象徴的といいますか、そういう事業がございましたら、お示しをいただきたいと思います。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 具体的なものを3つほど申し上げたいと思います。1つは、皆さんご承知のように、平成23年4月に施行いたしました那珂川町まちづくり住民参画条例の制定に向けた取り組みであります。これは住民の皆様約100名の方にお集まりいただいて、まちづくり会議という名称でさせていただきました。これが象徴的なものであります。まず、これを申し上げたいと思います。2点目が公園整備にワークショップの手法を取り入れて、地域で利用される住民の皆様の代表参画いただいて、公園づくりにさせていただいたということでございます。具体的には、今池公園が象徴的なものだと思っています。5,200平米ほどの広い土地でございますし、複数の関係の区にまたがっておりますので、このようなものを一番初めに取り入れるというものは、具体的な事業としてですよ、取り入れるというのはやはり必要だろうと、このように考えました。実は、先週の日曜日でしたでしょうか、那珂川町植樹祭をあそこでさせていただいたんですね。目見当ですけれども、80名から90名のいわゆる水源の森関係の方と地域の方、子どもたちも含めて集まっていただいて、いわゆる低木といいましょうか、そういうものの植えつけを1時間半程度やりました。ですから、やることによってそういうことに対しての意識づけといいましょうか、それをできたということで喜んでおります。3つ目は、これはもういつも言っておりますように、議員の皆さんと一緒に取り組んだという言い方でさせていただいておりますけれども、西鉄バスの廃止に伴います地域の公共交通をどうするかということで、いろいろ議論をさせていただいた中で、町の南部の生活交通を確保するために那珂川町地域公共交通活性化協議会を設置いたしまして、専門分野の方々、あるいは町民の代表の皆様の意見を聞きながら、南部ルートの計画を策定させていただいたということであります。これは本当にあれだけの不安を与えたことでありますので、本当に町民の皆様からある程度喜んでいただいたのではないか。ある程度というのは100%は無理なもんですから、努力はしなければなりませんけれども、そういう意味ではこの3つが挙げられるのではないかと、このように思っています。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 代表的なことということで3つ挙げていただきましたけども、この点についてはよく理解をしております。ところで、ネットで住民目線というふうに検索をしますよね。そうすると、たくさんの政治家の発言にヒットします。ところが、その中身を読んでもじゃあこの人の言う住民目線って何なのかということはなかなかわかりにくいんですね。この住民目線というのがキャッチフレーズというか標語というか、何かそのように使われている感も否めないわけでございます。そうしたことから、このたび町長のお考えになる住民目線というのはどういうものかなということで質問をさせていただいたわけであります。住民目線ってやっぱり難しいものだというふうに思いますね。いわゆるいろんな立場の住民の方がいらっしゃって、考え方も違って、その中でどなたの目線に合わせていくかというのは、これは素朴な疑問がわくわけであります。そう考えますと、住民目線というのは今町長が答弁されたように、住民の意見をよく聞くと。そこからしか始まらないのかなというふうな気もいたします。まず意見を聞いて、その次にその住民のコンセンサスを図って、そして最終的には先ほど町長がバスのことで皆さん全部の意見は取り入れられなかったかもしれないけども、何とか運行ができたと。そこだろうと思うんですね。いわゆる最大公約数的に意見を取りまとめて施策に反映をしていくということになっていくんだろうというふうに思うわけであります。そういう意味では、住民参画条例の手法というのは有効だなあというふうに私は理解をしております。当初、私はこの住民参画条例のいわゆる原案といいますかね、提案をされたときは、実は正直なところ憤慨したんですよ。こげなのされたら、議員は不要やないかと。議員が要らんやないかというような、今思えばさもしい根性が芽生えたわけですよ、さもしい根性がですね。でも、よく考えてみますと、この住民参画条例で今まちづくり課で会議を何度もされておりますけど、このことをもって、じゃあ私のこの議員としての立場が不要というぐらいの議員なら、私の資質が問われとるのかなというふうに考えを改めまして、今は是非大いにやっていただきたいというふうに考えておるところでございます。住民参画の手法というのは、非常に手間暇もかかりますし、いろいろと課題もあろうかと思いますけども、町長にあってはどうぞ自信を持って粛々と進めていただきたいというふうに思っているところでございます。そうは申しましても、じゃすべてが住民参画の手法を取り入れればいいのかというと、私は必ずしもそうではないというふうに思っております。やっぱり住民参画の手法になじまない、そういった施策もあると思うんですね。これについて、やっぱり町長が取捨選択しながら執行長としての責任を持って、その権限を持って、最良の手法で施策を推進される、僕はそういうことも必要な場合があろうかと思うんですね。町長、このことについていかがですか。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 考え方をお答えをいたします。その前に、少し時間をとらさせていただきたいと思うんですが、私どもが行政職員になってもう三十数年、31年間行政職員で、その後こういうふうな立場にさせていただきました。そのとき、私は本当に那珂川町だけやなくて、日本のいろいろな状況というのは見てきたという気がします。戦後、私ども生まれたわけですけれども、その後高度成長時代、それからいわゆる物を買って、そしてそれを消費することがいい時代というように、どんどんどんどん物を買って、それをごみのように捨ててきた時代もありました。また、行政としては、これは私どもが国の機関からいろいろ研修を受けながらしてきたときには、いわゆる船団方式といいましょうか、日本が発展していくためには護送船団的な形で国が地方を引っ張りながら、そしてどんどんやっていくと。ですから、そういうふうな形で日本の戦後というのは復興が出てきたということで間違いないだろうと思っているんですね。それは自治体経営だけじゃなくて、金融機関においても、経済においてもすべてそうだったろうと思う。一定のものというものがやはり日本の中で何でも購入できる、そして家も購入できる、車も購入できるといういろいろな欲求というものが満たされるようになれば、次にしなければならないのというのは、やはり今後まちづくりにおきましては住民の皆さんの考え方を入れながらやっていかなければできないという次の段階に入ってきたと私は思っています。ですから、法律的には住民自治ということは戦後は言われておりましたけれども、実際はそういうことは余り国としてもやってこなかった。護送船団的な形のほうが優先してきたんだろうと思いますが、今後におきましてはこういう経済情勢でもありますし、また今までのようなやり方では地方自治は進まないというのは、もう実態でございます。これを私どもは国の機関の研修の中で、私は勉強させていただきましたので、まずそれを実践しているということでございます。しかし、そう言いながらすべてがそれでいいのかということになったら、やはり違うと思っています。例えば、これは先ほど急に質問がありましたので、今例えばしか思いませんけど、例えば先ほど教育関係の質問がいろいろありましたけれども、大規模改造とか改修とか、ああいうものは大規模ではありますけれども、そういう部分については学校の意見を聞きながら、そしてそれをこちらのほうに、町長部局に上げていただくことによって、それがいつしなければならないのか、どういう規模でしなければならないのかというのは、私どもが判断することであって、まちづくり住民参画条例の中でするような趣旨のものでは私はないと思っています。ですから、そういうものについては私はこちらの行政の今までの経験、そして私どもといいましょうか、教育委員会の考え方を尊重して、それに任せていただいて、そして当然私どもいろいろなことを調べた中で今度議会に提案させていただいて、丁寧に説明をし、議員の皆さんに承認をいただいて事業をやるというような形で、その部分については住民参画という手法はむしろとるべきではないと私は思っておりますので、一つの事例を挙げながら今の質問に対しての答えとさせていただきたいなと、このように思っています。以上です。



○議長(加納義紀君) 高原議員。



◆4番(高原隆則君) 丁寧に回答いただきましてありがとうございました。私も全く同感でございます。今おっしゃったような内容について、すべてを住民参画の手法を取り入れるのかと。これは、そうはなかなかならないと思います。やっぱなじまないものもあるというふうに私も思っておることであります。どうぞ、町長にあってはただいまの説明、考えにぶれることなく、施策の推進をされることを期待して、私の一般質問を終わります。



○議長(加納義紀君) 4番高原隆則議員の一般質問は終わりました。

 ここでお諮りします。議事進行の都合により、会議時間を午後6時まで延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加納義紀君) 異議なしと認めます。よって、会議時間を午後6時まで延長することに決定をいたしました。

 続きまして、2番森田俊文議員。



◆2番(森田俊文君) 2番森田俊文でございます。本日は3点通告しておりまして、住民参画、広報なかがわ、行財政改革についてお尋ねしますが、順番を多少入れかえることもございますので、ご了承ください。

 最初、住民参画についてお尋ねをいたします。行政の無謬性という言葉がございまして、行政がする判断には誤りがない、行政は絶対に間違いを犯さない。だから、一度決めたこと、一度答弁したことは訂正できない。しかし、現実には後からこれは間違ったなというようなことも出てくるわけで、その誤りをもしもきちんと認めることができたら、どんなに行政の方は楽かなというふうに思うところでございます。その誤りという認識がもしあったとしても、それはその後取り繕ったり、苦しい言いわけをずっと重ねていくと、そのうちに論理矛盾が生じてきてしまいます。今の官僚政治に対する批判は、この無謬性に負うところが非常に大きいのではないかというふうに考えております。それを踏まえまして、今日の質問をさせていただきますが、選挙公約で約束されました那珂川町まちづくり住民参画条例の施行に合わせまして、町長は平成23年度を協働のまちづくり元年というふうに施政方針で述べられました。先ほど、高原議員の一般質問でその点についてお尋ねがありましたけれども、12月議会において私が一般質問をしたときに、質問があちこち飛んで焦点が絞れないということで回答をいただいてないと思いますので、もう一度お聞きしたいと思います。全小・中学校全教室への空調機設置事業は、協働のまちづくりを進める上で住民の皆さんにこの条例の意義を理解してもらう最適な教材だったのではないかと私は考えております。教室は確かに暑い、しかし扇風機もない、対策は必要だ。しかし、実施計画に上がってない。県内の市町村はどこもやってない。補助が欲しい。補助が出たらやる、出なかったらやらない。住民の将来負担も大きい。教育効果に対してもメリット、デメリットはある。いろんな意見が出てくるはずでした。本日の春田議員の一般質問でも公平性に欠くという問題で、なぜ大規模改造のところは後からなのかと、そういった議論がもし本当に最初にあっていれば、大規模改造が終わった後一斉にという話もできたはずなんです。なぜ、住民の皆様と行政が一体となった協働のまちづくりを進めるというこの目標がありながら、この事業を住民参画の手法というものを取り入れなかったのか。町長、お願いいたします。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。まず、住民参画条例の条例とか規則とかの話をもう平成22年の12月議会で提案させていただいて、全会一致でいわゆる承認を受けたものの一部をちょっとお話をさせていただきたいなと思っています。まちづくり住民参画条例に規定しております住民参画の対象について述べますと、まちづくり住民参画条例施行規則第2条で条例第6条第1項第6号、これは大規模な町の施設の設置に係る計画等の策定または変更に規定と、このようになっておるわけですけれども、この大規模な町の施設というのは事業がおおむね10億円以上のものということで、このようにうたっておるところであります。こう言いましても、新規事業ですね、箱物の新規事業等についてはやはり関係の住民の皆さんの多くの方がありますので、例えば仮称でありますけれども、こども館とかということについてはやはり住民の意見を聞いたりしなければならないのではないか、あるいは先ほどの公園等につきましては複数の行政区に利用者がまたがりますので、そういうものもしなければならないのではないかということで、このように考えたところでございます。また、今回の空調設備整備計画は事務事業の実施における計画と考えておりまして、条例第6条第1項第2号に定める個別行政分野における施策の基本方針、その他の基本的な事項を定める計画の策定または変更にも該当しないと、このように判断をいたしておりまして、以上のことからその対象にしなかったということであります。ですから、これを具体的に少し言いますと、例えば小学校、中学校の大規模改造とか大規模改修、あるいは小さいまだ改修とかということにつきましても、例えば安徳北小学校3年間にわたってやってきましたけれども、そういうものについては当然今までもやってきておりません。今後につきましても、予定されております安徳小学校、あるいは予定となりましょう那珂川中学校等につきましては、そういう手法というものはむしろ学校の教育委員会とか学校現場の意見を聞くことによって、それはいいのではないかということを考えております。まず、それを申させていただきたいと思います。それから、平成23年の第4回定例会の森田議員の一般質問にも回答いたしましたように、導入の経過を再度申し上げますと、近年の温暖化で非常に猛暑という状況が生まれてきているということ、テレビ等の報道でも今後の温暖化というものが続いていくという予測も聞いておるところであります。また、現場の校長先生を初め教頭先生等の意見を教育委員会を通じて話を聞きますと、何らかの措置をしなければならないという要望等が当然出てくるというような判断もいたしました。また、議員の皆さんからもいろいろ猛暑のことにつきましても話を聞いておりますし、具体的にどういう措置をとったらいいのかという提案的なことも伺っておりました。ですから、そういうものを勘案して私は判断をいたしました。そして、前話しましたときには、国庫補助を活用しながらということでお話をしたと思っています。そういうふうな話をしたときに、どの議員からかはちょっと忘れましたけれども、必要ならば、いわゆる国庫補助がなくてもしなければならないのではないかという話もそのときに出たのではないかと、このように思っています。しかし、私どもは補助金を活用しながら、まずその努力をさせていただきたいということで、私は回答をしたように記憶をいたしておりますけれども、そういうことから今回住民参画条例の手法をとらなかったということは、ご理解いただいたと思っています。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 予想どおりの回答というか、前回の一般質問で指摘しておりましたけれども、まちづくり住民参画条例の中にはそうやって事務事業ということで、すべて住民参画は逃げの文言が入っているというところは指摘しておりました。住民参画推進委員会のとある委員さんから、この前新聞報道でエアコンが今回の予算に上がっているという報道があったときに、初めて知ったと言われました。住民参画の推進委員の委員さんすら知らなかったわけですよね。その情報が何でその委員さんに入ってなかったのかなあと非常に、その方の意見もやはりこれこそが住民参画できるのではないかということをおっしゃっていました。ですから、今町長答弁されましたけれども、やはり住民参画条例をつくってこられた方や勉強されている方は、なぜこれが本当に住民参画の手法をとらないのかなという点で、非常に不思議だと思っていることは間違いありません、私も含めてですね。

 それでは、これ以上言ってもだめなんで、行財政改革についてお尋ねします。那珂川町総合運動公園事業の見直し理由が今後の財政の計画等に与える影響についてお尋ねします。平成22年12月定例会におきまして、後藤議員が(仮称)那珂川町総合運動公園事業の見直し理由の質問に、町長は総合運動公園の事業費が3億2,000万円に増額したこと、それから西鉄バス路線の廃止に伴う公共交通対策にかかわる事業費を新たに確保する必要が生じたこと、またし尿中継基地にかかわる関係事業費等を今後見込まなければならないなどの新たな行政課題が山積みとなっていることが理由だというふうに答弁されております。新規事業を始める場合、当然不要な事業は廃止すると。それがスクラップ・アンド・ビルドという考え方で、その考え方を示されたのだと思います。それであれば、新規事業に関しては今後もその考え方を踏襲していくべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えをいたします。ご承知のとおり、本町では景気の低迷、それから三位一体の改革の影響等によりまして、悪化した財政状況を乗り越えるために、平成17年度に行政改革プラン2005を策定して取り組んでまいりました。この行政改革においては、拡大した行政サービスを継続的に提供すること、これが困難なことから行政のスリム化、それから行政サービスに効率性を求めるとともに、所期の目的を達成したサービスについては廃止、それから真に必要なサービスかを判断して、限られた行政資源を効率的、効果的に活用するために重点施策の選択による予算配分、これに努めておりまして、行政ニーズに基づく住民志向による行政サービスの提供を行っているところでございます。さて、お尋ねの新規事業を計画する場合の考え方でございますが、この場合実施計画事業としての要望を行い、実施の必要性が認められるものについて採択されるということになります。この事業計画を要望するに当たっては、1つといたしまして、計画事業の精査、検討、2つ目としまして、総合計画及び経営目標との整合性確認、3つ目といたしまして、後年度負担の重視と職員の増員を見込まない事業の計画、4つ目といたしまして、部内での最重要事業の順位決定、このようなものを行いまして要望をすることといたしております。特に、計画事業の精査、検討においては、事業の必要性、事業の効率性及び財源内訳などを部や課で十分に検討を行いまして、真に必要な事業のみを要望することといたしております。また、新規事業のうち特別な理由により緊急に実施する必要があるものについては、既存の採択事業のスクラップ、また後年度への先送り等を検討することといたしております。したがって、新規事業を採択する場合には事業の必要性、それから事業の緊急性、事業の財源内訳など、このようなものを検討いたしまして、既存事業の中にスクラップできるものはないのか、また先送りできるものはないのかなどをこれまでも十分検討しながら実施をしてきたところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 今の説明で言いますと、(仮称)総合運動公園ですね、これはスクラップに値するものであったということでございますよね。たしか費用対効果は非常に高かったんですよね。たしか14を超えていたと思います。それだけのものを廃止したのですから、それなりの新たな事業というものがやっぱり必要だったんだろうなと思います。確かに、そのし尿中継基地をどうするかということ、それからバスの問題、大変な財源もかかってきますので、このスクラップ・アンド・ビルドという総合運動公園に関しては、私は大賛成だったわけです。今後のことなんですけれども、今回空調機が7億2,000万円、これは新規事業でございます。2年後安徳小の分まで含めますと、約8億円ぐらいにはなるかと思います。この空調機を15年後に入れかえるとすると、またそこで8億円はかかって、空調機、暑い世の中が変わらない限り、ずっと15年ごとに8億円はかかっていくだろうなというふうな計算になります。8億円を15年で割りますと、毎年5,300万円、これは反対討論で申し上げたと思いますけども、この毎年5,300万円積み立てていかないといけない、8億円を新たにつぎ込んだこの事業を考えるに当たって、それにかわる何かスクラップする事業というものは考えておられますでしょうか。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。今回の小・中学校の空調設備整備事業について少しご説明をいたしますが、事業費といたしましては7億2,117万4,000円でございます。財源内訳といたしましては、国庫支出金が2億2,001万4,000円でございます。地方債が、これは借り入れでございますが、3億9,280万円でございます。それから、公共施設等整備基金、これは基金への積み立てをしておりました基金の取り崩しでございますが、これを1億836万円となっております。実施計画上考慮すべきものといたしましては、議員が今申されておりますような新たな事業をその空調設備整備事業を計画したと。これにかわる何をやめるのかということでございますが、今回のこの事業につきましては、一般財源の持ち出しがどれだけあるかというのが重要なポイントとなってまいります。今回の場合につきましては、あらかじめ本事業の実施に備えまして基金の積み立てを行っております。それにより実施をするものでございます。したがいまして、実施計画上他の事業の事業費に影響するのかということにつきましては、このような財源で実施をするということから、他の事業を廃止する必要もないというふうに考えております。また、今回整備した空調機器を更新する際についての財源はどうするのかというご質問でございますが、今回と同様に財源を国庫支出金、それから地方債の借り入れ、また計画的な基金の積み立てというようなことにより、対応はできるというふうに考えておりますので、今後も計画的な基金の積み立てというものを考えていくということになろうかと思います。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 一般財源に手をつけなければ問題がないという趣旨ですよね、部長。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) 一般財源に手をつけなければ問題がないということではなくて、今回のこの事業については基金の手だてをして、それで事業を実施するということから、何かをやめるというような状況にはないということでございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 基金があったら大丈夫ということですかね。基金を積み立てたのは多分補正か何かですかね、新年度予算やったですかね。それはもうやると決めてからすぐやったんですよね。だから、何か貯金したという感じやないですもんね。むしろ、総合運動公園のほうは社会体育施設の基金が6億円ぐらい積んであったはずです。それから1億円何ぼ持ってくるというのは、最初から決まっとったんですよね。だから、それもともと基金があったから、それを財政を理由にやめたという理由は成り立たないんじゃないかなと思いますけど、どうでしょう。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 全般的な物の考え方を言わさせていただきます。ピンポイントで質問があっておりますので、それについて総務部長が話をしておりますが、全般的な10年計画等の関係で少し考え方を申させていただきます。10年を1つのスパンとしながら、財政計画というのは当然しておりますね。そして、その中で事業というものをどうしてしていくのかというのはずっと長期的な形で考えているって。ですから、その今の空調機の話で話をしてありますけれども、例えば近々計画しております安徳小学校、あるいはその後の那珂川中学校、その後また岩戸小学校のことも出てくると思うんですけれどもね、大規模改造って。それはある意味全部新規ですよ。物の考え方としたら。新規ですよ。いわゆる建てました。10年から15年、あるいは20年で大規模改造とか発生します。それは全部新規になりますよ。そしたら、それは全部スクラップしなければそういうことができないのかということじゃなくて、全体の中で長期のスパンの中で物を考えていくということが財政計画ですから。ですから、この物の考え方をご理解いただけなければ、今ピンポイントの話だけでされますと、そのためかそのためかということで言うのはなかなかご理解がいただけないって。ですから、大きな幹を考えながら、枝葉を物を考えていかなければ、枝葉から物を考えたときには幹までは到達できませんもんね。ですから、こういうご理解の仕方をしていただきたいと。大きなところで話をさせていただくということにさせていただきます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) だから、なぜ新規事業のバス事業とかのときに基金を積んでいたのに、財政を理由にやめたのかということを聞いたんですけど、まあいいです。その辺が私はちょっと無謬性につながるところかなと思いますので、もうこれ以上聞きません。

 次の質問に移ります。「広報なかがわ」についてお尋ねします。まず、タウンミーティングの記事についてお尋ねします。議長、ちょっと資料配ってよろしいですか。



○議長(加納義紀君) はい、許可します。森田議員。



◆2番(森田俊文君) タウンミーティング、町長と語るという2月号の記事なんですけれども、ここに円グラフがあります。全体の評価やら意見交換については大変よかったという意見が多くあります。大変有意義だったんだろうなということをぱっと見たら思います。ただ、このアンケートの結果のところを見ると、参加が306人で、最も参加者が多かった会場が65人、少なかったのは30人というふうな書き方がされてますね。これ、夏ごろ行われた男女共同参画の住民意識調査、あれサンプル数を600って聞いていたと思うんですよ。600以上ないとだめだと。これ、306ということで非常にデータとしてはすごい少ないんですけれども、ちょっと信頼性がどうかなという部分が疑問なんですけども、どのように考えておられますでしょうか。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。アンケートにつきましては、住民意識アンケートのような施策に対するアンケート調査、このようなものにつきましては自宅でゆっくり考えて答えるものができる、これはアンケート調査でございます。それと、今回のタウンミーティングやシンポジウムのような会場で最後にお願いするものがございます。その場合は、簡単な大項目に限ることが鉄則でございます、質問といたしましては。タウンミーティングは直接町長との対話が趣旨でありまして、意見交換においては町長自らが進行されて懇談がされました。内容につきましては、テーマといたしましては「災害に強い地域づくりを目指して」、それからもう一項目が「地域が抱える課題」と、この2つについて町長が進行をされた状況でございます。この2つの項目についてさまざまなご意見や貴重な提案をいただいたところでございます。その結果として、アンケート項目のテーマの設定については、76%の方がよかったというご回答でございます。災害に対する関心が高いということがこのことでうかがえております。また、意見交換については7割の方が満足してあり、全体の評価については86%の方がよかったとの評価をされております。その反面、期待外れとの声もいただいておりますので、今後の課題として受けとめております。なお、アンケートが住民意識のすべてという単純なとらえ方はできないというふうに考えております。それは、参加された方の立ち位置や年齢層等を考慮する必要もあるかと思っております。大事なことは、会場での意見や状況をどう受けとめ、今後どう反映をさせていくのかというところが重要であるというふうに考えておりますので、考え方としてはこのように思っております。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) これだけ広報を使って皆さんに配るわけですから、それなりの重みというものはこのアンケートにはあるんだろうなというふうに考えます。昨日の上野議員の質問で、町長に公約というものについて尋ねておられましたけれども、町長のご答弁は当選後に実施することを町民と約束してきたことと。だから、実現に向けて全力投球をこれまでしてきたと。そういう公約というものは、絶対守るための最大の努力をしていくんだというような趣旨だったと思います。町長が私の質疑のときにマニフェストと公約は同じというふうな意味で使われているということを言われましたけれども、今野田首相が非常に窮地に立っておられます。3年前に野田首相が幹事長時代にマニフェストに書いてないことはやらない、これがルールですと。書いてないことを自民党は平気でやろうとしている。これはマニフェストを語る資格がないと街頭演説でされているわけですね。このときの画像がユーチューブで流れて、今みんなが見ているわけです。自民党の谷垣総裁が冬場ですかね、党首討論の中で消費増税は民主党のマニフェストに書いてない。マニフェスト違反だと、このように批判して、もう一度国民の信を問うべきだというふうに同じようなことを言われています。町長にとってマニフェスト、書いてないことをやるのはやはり住民の声を聞くべきだというふうに思われますか。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) 私にとってマニフェストとはという質問でいいでしょうか。急に話が変わってきましたので、どこの分をどう言ってあるのかわからないものですから。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) いや、マニフェストというか、昨日公約というもののこうやって守るべきものだと、やっていくところは昨日聞いてたんで、マニフェストに書いてないことをやるという、そういった一般論ですよね。衆議院を解散するべきだというふうな今自民党の谷垣総裁が言われてますけれども、それについてどういうふうに思われますか。



○議長(加納義紀君) 今、問われとうのは国政のことに絡めて町長に質問されとるんですか。

(2番森田俊文君「マニフェストの意味について」と呼ぶ)

 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたします。私は国の状況というのはテレビで見る限りしか知りませんので、詳細なことに対して、それに対して私が、地方自治体の長がコメントするというのは差し控えるべきだろうと、このように思っています。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 以前外国人参政権についてもお尋ねしたときも答えていただけなかったんですけれども、行政職員じゃないんですから、政治家だということであれば、その辺考えを持ってて当然じゃないかなと思うんですよ。マニフェストというものが守らないといけないもの、それを実践していくものだという考えはお持ちなんですから、もしマニフェストに書いてないことを国がやろうとした場合は、それに対して賛成か反対かというような意見は全く言えないということですかね、そしたら。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたしますというよりも、今国会の中で進行している内容でしょう。それについて私がどうのこうのというのは差し控えるべきじゃないでしょうか。ですから、それを強いられても私は答えるつもりはありません。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) いや、強制をしてたわけじゃないんですけれども、そういった考えはお持ちかなということでお尋ねしただけです。なぜ私がそういったことを言うかといいますと、武末町長がマニフェストという言葉を使われたのは去年の9月が初めてだったんですよね。広報の1月号のこれを、マニフェストの進捗状況をお知らせしますというものを見たときに、私は最初後援会の何かお知らせかと思いました。何でかというと、非常にあいまいな内容が入っているからなんですね。大体マニフェストというのはもう2003年ぐらいから始まってて、ローカルマニフェストの選挙ですね。もう繰り返しされてきているから、大体どんなものか一般的にもう浸透していると思ったんですよね。何でマニフェスト選挙が出てきたかというと、それまでの公約ですよね。もうどんなにでも受け取れる公約の内容。公約、例えば私は住民の幸せを目指しますと言ったら、何でも入ってきますよね。それが公約で、公約を守りましたと言えますよね。そういった選挙に批判があって、マニフェスト選挙というのが出てきているわけですね。マニフェストというのは、まさに町長がここに出されているように具体例を出して、大体実施時期をいつにするか、財源をどうするかということを書いたのを選挙のときに示して、それで戦うんですよね。それがマニフェスト選挙だと。だから、最初これが出てきたとき、あら町長はマニフェスト選挙しとらんのにと思ったんです。この前、あえて委員会の中で聞いたときに、部長がマニフェストと公約は同じ意味で使ったと。町長も同じように言われたので、ああじゃご存じなかったのかと思ったんですよね。いや、知ってたら多分使わなかったんじゃないかなと逆に思うんですよ。どうですか、これ、マニフェスト選挙というのがその具体例とかそういう事例を出して、財源、実施時期をやるというのをご存じなかった、どなたもご存じなかったんですかね。



○議長(加納義紀君) 総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) お答えいたします。議員がただいま説明されましたような内容で書かれたものもあるということは認識いたしております。ただし、これにつきましては私どもとしては広義での解釈ということで、同義というふうにとられておりました。しかし、議員と同様に、このマニフェストのとらえ方というのが町民の方が受けられるとするならば、今後慎重に使うべきではないかというふうに考えているところでございます。今回のこの進捗状況、先ほど広報紙の件がございましたけども、広報紙1月号にマニフェストの進捗状況をお知らせしますということで記事を掲載いたしておりますが、広報に掲載するに当たり、他の自治体の内容等も確認をいたしました。確認いたしましたところ、既に広報紙それからホームページ等で公表されている自治体の中には、マニフェストとして掲載されているものも見受けられましたので、一般的に使用されているものだというふうにとらえて、本町でそのようにしたところでございます。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) また他の自治体のことが出てきましたけど、住民参画のときに質問のときに、なぜよその自治体にないものがうちにあるのかと聞いたら、うちはこうですと。他の自治体のことは知りませんというふうな回答だったんで、これもまたいいときに他の自治体が出てくるんで、不思議だなと思いますね。それでは、ちょっとお尋ねしますけれども、この表の中でマニフェスト項目というところがここ一番左のとこにありますよね。これ絶対守るべきものがここに書いてあるんだと思うんですよ、町長の言い方からすると。この一番左の題目の例えば町政の信頼回復というところがマニフェストなのか、その下に書いてある思いがけない事件で町政が混乱していますという、その部分も含めてマニフェストなのか。町長の公約はどこまでがマニフェストですか。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたします。町政の信頼回復のところに思いがけない事件でという、ここを言ってあるんですかね。

(2番森田俊文君「はい、どこまでが」と呼ぶ)

 私が考えているのはここの部分ですね。それと、先ほど言いましたように、マニフェストと公約については同意語として考えているということを広義に解釈をしておりましたということも、頭のほうに入れながらご質問をお願いしたいと思っています。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 広義ということであれば、じゃあこれを見た町民の方はぱっと見て、あ、もう本当よくできたと。通知表と一緒ですたいね。Aが多くて、Bがほとんどで、DとCがほんの少ないと。ちょっと美術と体育が悪いぐらいかなというような感じでとらえられると思うんですよ。ここの非常に広義の意味で、この1番、2番、3番というたら、物すごく意味は大きいんですよね。さっき言ったように、幸せな町をつくりますといったら何でもありなんですよ。昨日、上野議員の一般質問のときご答弁で、実現に向けてその公約を示したと。その公約を示して実現に向けて全力投球をしてきたと。その後こう言われているんですよ。中身については、施政方針とか会合の中で話をしながら邁進してきたと言われましたよね。ということは、大きな公約をつくっとって、それで後から追加したと、そういう意味ですよね。最初から、例えば空調機ですよ、空調機は最初約束してないんですよね。だけど、学校教育の充実と言っているから、後から追加してオーケーなんですよ。そういう論法ですよね。違います。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) ちょっとお答えいたしますけれども、空調機の話をされますけども、空調機ですから空調機で話をしましょうかね。確かに、公約とマニフェストはもう同意語ということでしておりますので、そのことについてこだわる必要ないですからね。今後、次の展開に行きましょう。空調機の話は確かにこの中に入れてなかった。でも、災害についても入れてなかった。そして、西鉄のバスについても入れてなかった。それぞれそのときの必然性があってしてきとうわけですよ。そして、空調機については議員も全く否定はしてなかったわけですよね。議員の考え方としては、教室内が温度が高いところについては調べて入れたほうがいいのではないか、そういう趣旨の話でしたよね。ですから、考え方としてはほとんど一緒なんですよ。ただ、すべてを入れるか入れないかの違いだけですよ。ですね。ですから、そういうことも考えながら、マニフェストに入れてなかっても、そのときの緊急性とかいろいろなことを考えてしたということも、今空調機の話をされましたので、それでお答えをしますということでございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) それであれば、例えば生活環境の向上というたとこに防災行政無線の話も後から出てきますし、いろんなここに書いてないことがいっぱいあるじゃないですか。そしたら、まだほかにも入れる項目があると、未実施のものとかいっぱい増えてきて、例えばDの項目だっていっぱい出てくるじゃないですか。だから、それがぱっと見が、ああもう全部やったというふうな印象を受けてしまうから、ちょっと何かフェアじゃないなと思ったんですよ。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) ああ、わかりました。そういうことが言いたいんですね、はいはい。初めからそう言っていただければ、そういうふうな話を。問題は、私はここに入れておりますのは昨日の答弁の中で言いましたように、いわゆる施政方針とか、あるいはいろんなところで話をしたり、あるいは実施計画の中でも入れたりしたものを住民の皆さんとか、いわゆる二元代表制ですから、議員の皆さんにお話をしたものを実施できたもの、あるいはできてなかったものをしました。それは間違いない。ですから、何も今まで話をしてないようなものをここに示しているわけではない。ただ、先ほど答弁しましたように、いろいろ話がなっておりますから、結局そのことをおっしゃりたいわけですね。ああ、そう初めから言っていただければ、また話の展開が変わったんだろうと思います。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) そうなんですよ。だから、これ大体こういう手法というのは、マニフェスト選挙した人しかやっぱり使わないんですよね。これもう一般の常識で、多分参考にされたところが間違っているんです。マニフェスト選挙した人は、もう1年目から載せるんです。1年目、2年目、3年目の実施状況として載せていく。そして、だんだん何%進んだというふうにするんですよ。だから、もし来年もするようなことがあれば、はっきり今年マニフェスト選挙をされて、そしてその実施、やることをきちんと書いてやっていかれないといけないんじゃないかなというふうに思います。ちょっと財政の話、ちょこっとさせていただきますけれども、ここにマニフェストの中に行財政改革ですね、B、A、Cと書いてあって、チョイスしたものが11月時点でBとAとCだと。例えば、町立保育園の見直しは平成24年4月実施なんで、これはAになるんじゃないかなと思います。だけど、本当に財政がよくなっているのかどうか。行財政改革、健全な行財政改革ができたのかというのをじゃ何をもって見るのかと。歳出を削減しますというふうに言われているんですけども、予算規模というのはだんだん大きくなりますからね。歳出の削減というのは、どうせ無理ですよね、もうその額面だけ見よったら。じゃあ、もうあと見るのは財政指標しかないんじゃないかなと。ここにちょっとつけておりますけど、決算の後出ます那珂川町の財布よりというものがありますよね。それで、経常収支比率、町長が当選されてから最初の決算が平成20年ですよね。そのとき89.4、平成21年が81.1でちょっとよくなっているんです。だけど、平成22年になると89.2と、またちょっと悪化しますよね。実質公債費比率は4.6、5.8、5.9と、これ悪化してます。財政力指数は0.715、0.713、0.710、これ高いほどいいんですけど、これも悪化してます。それから、町債残高が110億4,500万円だったのが、これ年々上がって今年の予算書を見ますと、予定では112億円、これも全部上がっているんですね。プライマリーバランス、これ公債とか全部除いたプライマリーバランスも、要するに収支ですよね、これが9億円あったのが7億6,000万円になって、5億円になっている。これどれとってもよくなったとは言えないんですよね。武末町長が僕は非常に努力されているのもよくわかるし、最初の二、三年非常に財布がかたいなという印象を持ってましたから、非常に財政改革をされていたのはよくわかってます。それで、そういう中でもこういうふうに数字で見ると、行財政改革がここに健全になったかというと、それはちょっと違うような気がするわけですよね。だから、その辺のやっぱり情報の出し方というのは、数字の見方でいろいろ皆さん持ってあるから、何か一方的にならないように今後も気をつけていただきたいなというふうに思います。これに対して何かあります。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたします。今いろいろ財政のことでお話ししていただきましたので、むしろありがたいなと思っています。といいますのが、私もそのことについては少しお話をしたいなと思っています。今言われたのは、悪化していますということについては私はちょっと抵抗があるんですね。いわゆる健全財政の範囲内で運営をしているということであれば、物はいいんですけれども、数字が少しずつ上がったからということで悪化というのは、やはりちょっとどうかなあと。安全というここの範囲内であれば問題はないということで、私どもは行政のプロとしては考えております。ですから、それについてはちょっと言葉を返させていただきます。それと、確かに先ほど言われましたように、私が町長にならせていただいて、数年は今言われましたようなそういう印象だったと思います。私自身も確かに当初町長になったときは、すべてのものを把握するために時間がかかったということであります。ですから、かたいイメージを持たれたかと思います。その後、財政のこともわかりながら、そして職員の意見もいろいろ聞きながら、そして今後どういうふうな事業もしていかなければならないということもいろいろ考えましたし、予測していなかった事業も出てきましたので、そういうことをしていく中では、今の健全財政の範囲内で運営をさせていただいているということでございます。それと、私は議員の皆さんから一つ言われたことがあるんですよ。これはもう私も今後考えていかなければならないなと思ったのは、行政の町長ということでいわゆるかたいというイメージがあると。ですから、大胆な事業というものも打たなければならないのではないかと。これは物の考え方で言われたんだろうと思います。ですから、そういう意味ではそういうことも考えながら、やはり行政運営というものはしていかなければならない。行政のための行政運営ではありませんので、町民の皆さんの幸せのための行政運営をし、住民自治でありますので、そのことを考えながらやっていくということでありますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(加納義紀君) ちょっと先に、総務部長。



◎総務部長(渡邉利治君) 済みません、先ほど財政運営のことについて触れられましたので、私のほうも少しご説明だけをさせてください。これまでの財政運営について少し状況だけ、2分で結構です。平成12年度の財政運営において町税から地方交付税、これまで合わせまして97億円の一般財源があったという状況でございます。これ平成12年でございます。ところが、経済情勢が非常に悪化しまして、国の財政も悪化をいたしまして、これが平成21年度には88億円まで、約9億円減少してきたという状況でございます。これは、本町の状況でございます。このような状況が見受けられましたので、平成17年度から5ケ年の行財政改革を取り組んで、経費節減等を進めてきたという状況でございます。その結果としまして、先ほど言われましたようなこういう財政指標が現状で推移しているということはご理解をいただきたいと思います。以上でございます。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) もうそんなことは全部わかっております。要は、数字の見方っていろいろあるから、注意してくださいという話をしよるだけです。ここでちょっと提案がございます。もちろん私、武末町長はもう10年前から存じ上げておりますし、誠実な方だということもよくわかっておるんですけども、やっぱりちょっと考え方も違うところもございまして、こうやっていろいろややこしい議員とよく言われますけれども。提案というのは町長選がありますよね。例えば、今年度予算の中に基本計画があったりとか、工事、事業とかいろいろありますけれども、もしも町長がかわったらできないこともありますよね。例えば、計画に700万円今回こども館ありますけど、もしこども館要らんという町長が出てきたら、そのお金って全部無駄になってしまうんですよね。だから、例えばそういった計画ってもう少し町長選が終わるまで見きわめることもできるんじゃないかなという気もしますけど、いかがですか、町長。



○議長(加納義紀君) 武末町長。



◎町長(武末茂喜君) お答えいたします。こども館につきましては、もちろん私もその必要性につきましては1番目に考えております。ですから、それはもうずっと前から言っておりますね。それと、議員の皆さんからもこの必要性についてはずっと話をされてましたですね。ですから、もし私がかわったとしても、その事業につきましては議員の皆さんの力をもって、これはもうしていただけるものだということで確信をしておりますので、このまま実行させていただきたいと、このように思います。



○議長(加納義紀君) 森田議員。



◆2番(森田俊文君) 私は個人的には、その3億円あったら、今3億数千万円かかると思いますけど、あったら子どものために、あとまちづくりのために、ほかに使う考えもあります。私も地盤も看板もかばんも持っておりませんが、夏、町長の胸をかりようと思っています。住民の皆さんに選択の自由を提示して、そしてマニフェストで選んでいただくようにお願いしたいなと思っておりますので、不利な戦いだと思いますけれども、是非よろしくお願いします。以上で終わります。



○議長(加納義紀君) 2番森田俊文議員の一般質問は終わりました。

 お諮りします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、19日に引き続き一般質問をお受けしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加納義紀君) 異議なしと認めます。よって、本日の一般質問はこの程度にとどめ、19日に引き続き一般質問をお受けすることといたします。

 以上で本日の議事日程はすべて終了しました。

 本日はこれにて散会します。

              散会 午後5時8分