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福岡県 嘉麻市

平成 21年 9月定例会(第3回) 09月25日−04号




平成 21年 9月定例会(第3回) − 09月25日−04号







平成 21年 9月定例会(第3回)


1 議 事 日 程(第4日)
   (平成21年第3回嘉麻市議会定例会)
                                  平成21年9月25日
                                  午前10時開議
                                  於  議  場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(22名)
   2番  田 上 孝 樹   3番  田 淵 千恵子   4番  藤   伸 一
   5番  岩 永 利 勝   6番  跡 部   治   7番  永 水 民 生
   8番  山 倉 敏 明   9番  田 中 日本明  10番  荒 木 紘 子
  12番  赤 間 幸 弘  13番  宮 原 由 光  14番  中 村 春 夫
  15番  嶋 田 尋 美  16番  北 冨 敬 三  17番  大 里 健 次
  18番  佐 藤 道 彦  19番  梶 原 雄 一  20番  廣 田 一 男
  21番  吉 永 雪 男  23番  森   丈 夫  24番  豊   一 馬
  26番  坂 口 政 義
3 欠席議員は次のとおりである(3名)
   1番  大 谷 清 人  22番  浦 田 吉 彦  25番  清 水   惠
4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(17名)
       市長             松岡賛
       副市長            田中政喜
       教育長            山崎輝男
       総合政策部長         廣方悟
       市民環境部長         野上憲治
       保健福祉部長         大塚高史
       産業建設部長         松尾洋一
       教育部次長          秋吉俊輔
       人事秘書課長         坂口繁
       総務課長           古川宏
       健康課長           中村和則
       高齢者介護課長        椋本文男
       こども育成課長        深町俊一
       産業振興課長         松岡一彦
       土木課長           中並嘉之
       学校教育課長         佐竹正利
       生涯学習課長         大塚正則
5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(5名)
       議会事務局長         大野美知人
       議事課長補佐         森田大助
       議事係長           高野浩典
       議事係書記          草野秀紀
       議事係書記          樋口靖





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◎議事課長補佐(森田大助) おはようございます。開会前にご報告申し上げます。

 大野局長が一身上の都合のため午前中お休みをとっておられますので、かわりに私が務めさしていただきます。よろしくどうぞお願い申し上げます。

 それでは、ご報告申し上げます。

 清水議員より通院のため欠席、廣田議員より通院のため遅刻、浦田議員より葬儀・告別式参列のため欠席の届出があっております。

 続きまして、本日の配付資料のご確認をお願いいたします。

 最初に、日程番号第4号一般質問の議事日程表、続きまして、黒いとじひもでとじております物でございますが、これは決算特別委員会の中で豊議員のほうより請求がありました平成20年度決算における決算額が90%未満の執行率の課別の一覧表、これを配付させていただいております。

 以上が本日の配付資料でございます。ご確認をお願い申し上げます。

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            開議 午前10時1分



○議長(坂口政義) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1一般質問



○議長(坂口政義) 日程第1、一般質問を行います。

 質問通告の順序に従い、15番、嶋田尋美議員。



◆15番(嶋田尋美) おはようございます。15番の嶋田尋美でございます。質問通告に基づきまして一般質問を行いたいと思います。聞こえますかね。

            〔「聞こえます」と呼ぶ者あり〕



◆15番(嶋田尋美) 聞こえます。私の質問事項は同和行政及び同和教育について、教育全般について質問をさせていただきます。

 まず、2009年8月27日、文部科学省は学力の把握を目的に小学6年と中学3年の全員を対象に今年の4月実施いたしました全国学力学習状況調査の結果を公表いたしました。福岡県の平均正解率を見ると国語、算数において──国語、数学において、小学校、中学校でA知識、B活用において厳しい結果が報告されたわけであります。

 嘉麻市の教育は合併前より旧山田市においては中高一貫教育施策の旗のもと、学力向上、楽しい学園づくりに日々努力されたと考えます。

 2009年、教育予算にも嘉麻市単独予算にて教職員約10名分の予算がつけられました。この財政状況の厳しい中、35人学級の充実、学力向上の取り組みに対し予算を確保された嘉麻市長の教育姿勢に敬意を表したいと思います。

 そこでお尋ねでございます。嘉麻市における児童生徒の全国学力学習状況調査結果について質問をいたします。お願いいたします。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(佐竹正利) おはようございます。それでは、ただいまの質問に答えさせていただきます。

 全国学力学習状況調査は平成19年度から始まったものですが今年度で3回目を迎えました。過去の調査結果を分析し課題を明らかにしながら、学校の組織改善、日常の事業改善、保護者、地域との強化、連携などに取り組んできたとこでございます。

 平成21年8月27日に今年度の同調査の結果が明らかになりましたので報告します。

 市全体としましては、小学校では平成20年度の福岡県平均と比較しましてマイナス8.025がマイナス8.050ポイントになり、中学校ではマイナス8.725がマイナス9.7となり、小学校が0.025ポイント、中学校が0.975ポイント県平均との差が開いた結果となりました。

 しかし、学校別に見ますと県平均を上回った小学校が3校から5校へ、中学校でも県平均まで3ポイント代にまで近づけた学校も表れてきています。

 今後このような効果が表れた学校の取り組みを市内全体に広めていくような手だてを行い、来年度はアクションプランでもお示ししますように数値目標、市内全校で1ポイント以上アップを実現していきたいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 今、課長のほうから報告がありましたけれども、じゃあ嘉麻市の学力及び家庭内教育の厳しさの報告がなされましたけれども、学力格差の分析、また家庭の経済力、学習状況調査の内容について、次に報告を求めたいと思います。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(佐竹正利) 平成20年度全国学力学習状況調査報告書によりますと、就学援助を受けている児童の割合が高い学校のほうがその割合が低い学校よりも平均正答率が低い傾向があると報告されています。

 本市におきましても、平成21年5月1日現在で要保護・準要保護児童生徒の割合は32.8%と非常に高い割合を示しています。昨年同時期の30.4%と比較して本年度は2.4ポイント増えています。家庭の経済状況は昨年度よりもより深刻になってきているのが現状です。

 このような結果から、経済格差が学力に影響を与えることは否めないと考えます。

 しかし、報告書によりますと、就学援助率が高い学校の中にも平均正答率が高い学校も存在するとも報告されています。

 本市におきましても、就学援助率に関係なく学力向上に努めていきたいというふうに考えているところです。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 同和地区の子供たちの状況分析については学校現場からどのようなこの報告を受けているのか、報告されているのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(佐竹正利) 先ほど述べましたように家庭の経済状況は児童生徒にとって大きな教育環境の一つです。そういう意味において大変厳しい生活環境に置かれた児童生徒については、学校も福祉等機関と連携を取り合い、就学支援・援助に努めているところです。その中には同和地区の子供たちが含まれていることもあります。学校現場におきましては、そのような経済状況によって、またはさまざまな家庭の環境等によって、子供たちの学習状況に影響を及ぼさないようにさまざまな工夫や手だてを行っているとの報告を学校のほうより受けているところでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) それでは、次に同和地区の子供たちの解放子ども会等における活動及び解放子ども会中学研の活動について報告を求めたいと思います。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) ただいまのご質問でございます。同和地区の子供たちの解放子ども会等にかかわる活動状況でございますが、まず嘉麻市内における解放子ども会の活動状況につきましては、本年度は碓井地区で188名、これは小学生が131名、中学生が57名でございます。それから稲築地区におきましては52名、これは小学生が29名、中学生23名でございます。それぞれの地区で実施されております。

 また、嘉穂地区では、昨年度まで少人数でありましたが活動できていましたが、今年度は解放子ども会への参加がなく実施されてない状況であります。

 各地区の子ども活動の実施状況でございますが、碓井地区では小・中学生が各集会所ごとに7地区で毎月2回、そのほかに学力補充のための補助学習を毎月1回行っております。

 活動の内容としましては、人権学習や補充学習、またフィールドワーク、夏休み期間中の合宿、研修会が主なものですが、それぞれの地域の指導者の方や学校の先生方の協力、指導を仰ぎながら実施しているものでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 今生涯学習課長からの報告を求め、回答がありましたけれども、この嘉穂地区では昨年度までは少人数ながら活動ができていませんでしたがということですけれども、これは嘉穂地区は今、嘉穂地区は何人ぐらい子供たち、小・中学校合わせていらっしゃるんですかね。ちょっとそこのところをもう一度お聞きしたいんですが。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) 正式な地区の実数をちょっと把握しておりませんので、また後で報告させていただきますが、解放学級としては──大人のほうを3学級を実施しております。解放子ども会としては全体で昨年まで1学級を実施しておりましたが、今年は参加者がなくして実施されてないっていう状況でございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 参加してないっていうことは指導者がいないんですか。それとも子ども会等の組織ができてないんですか、どっちですか。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) 解放学級の開校式等については各学校に指導者の先生方のご依頼もしておりますし名簿も上っておりますが、子どもたちの参加が希望がないということでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) いや、今ちょっと不思議に思ったんですが、子ども会の子供たちの参加がないということで行われてないということでしょう。

 しかし、これは、同和地区の子供たちは率先していろんなイベント行事に参加をされたり、いろんな子ども会の活動に積極的にやっぱ参加してるわけですよ。なぜ今年できなかったのか、そういったところがちょっと、各例えば碓井地区、稲築地区あたりはやっぱ活発にこうやってるわけですね、活動を。だからそこのところができてないというのは何らかのやっぱり理由があるんじゃないかなと私は思うんですけど、そこのところいかがですか。もう一度。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) それぞれ碓井地区、稲築地区、嘉穂地区運動体等もいろいろ協議しながら解放学級、解放子ども会の運営等についてご協力を仰いでいるところですが、なかなか嘉穂地区についてはそういった状況で十分まだ実施できてないっていう状況がございます。さらに運動体等も協議しながら実施できるように私どもも頑張っていきたいと思います。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 聞いた話によりますと嘉穂地区あたりは運動体、これが何か二つに分かれているというふうにお聞きをしたわけですけれども、例えば今、桂川嘉麻連絡協議会になってますよね。大本はそうですよね。そして、補助金あたりは嘉麻市の行政も嘉麻桂川のほうに補助金を出して、それからの枝葉分かれて配分してるわけですよ。

 ですから、嘉穂地区のほうは何か二分してると、何か二つに分かれているということだったんですけれども、こういったところを行政のほうとして把握をされておりますかね、お聞きします。



○議長(坂口政義) 行政、だれ。だれ。嶋田議員。何部長かね。──市民部長。



◎市民環境部長(野上憲治) 今ご指摘がございました運動体が二つに分かれておるということは、これは把握はいたしております。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) そこで質問になるんですけれども、こういった二分してると、半分に分かれているということは、解放子ども会の中でもいろいろ活動においてとまどいがあるんじゃないかなというふうに私は感じるわけですね。何とかこれを一つにまとめていただいて、子供たちの将来のためにやっぱり利便性をちゃんと考えてやらんと、これから先の子ども会も伸びないんじゃないかなというふうに私は懸念をしとるわけですいね。そういったところを今後どうする、その対策か何か講じているのかいないのかもう1点聞きたいと思います。



○議長(坂口政義) 市民部長。



◎市民環境部長(野上憲治) ただいまのご質問でございますが、これは二つに分かれておるということが、これいろんな意味を通じまして考え方がいろいろ、過去からのいきさつ上あろうかと思います。

 この辺については、今後のそういう解放子ども会のことについても進展がいろいろないということもありますから、この辺につきましては今後私ども中に入りまして、そういう一本にまとまるような努力をしていきたい、検討もさしていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) この件についても嘉麻桂川連絡協議会の会長さんを初め執行部の皆さんには早く一つになってくださいと。そのためにはやはり嘉麻桂川が中に入らないととてもじゃあありませんけれどもこれは一つになることはまずないだろうというふうに私は思ってるんですよ。

 しかし、その分はどっちの組織が大きいとかもう小さいとか関係なくて、やはり一つになることが一番大事ですから、今後の同和行政を進めていく上でも、これははっきりとした道筋を立てていただきたいというふうに思います。

 次に、差別に負けない子供たちを育てるということと、解放子ども会の活動の中で学力向上に向けた同和教育予算の執行がこれが重要と考えておるわけですけれども、教育委員会としてどのように考えているのかこれはお伺いをしたいと思います。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) 解放子ども会の中学研の関係もございますが、先ほども申し上げましたように、各地区の子ども会の活動の中で年間の計画を立てて活動を行っているわけですが、特に碓井地区につきましては早くから地域の指導者等の協力を得て解放子ども会の指導者連絡協議会が立ち上げられまして組織され、とくに中学生の学習活動って非常に盛んに行われおります。このような形のものが嘉麻市全体に実施されるようにやっていきたいというふうな考えておりますし、所管します私どもの係では、特に解放子ども会等の予算につきまして、実質的には解放子ども会には昨年度実績で555万8,000円。これは講師の謝金でございます。それから碓井解放子ども会の指導者協議会につきましては66万8,500円っていう報償費等でしておりますし、各合宿研等につきましては消耗品等を捻出させていただいております。特に中学研活動につきましては、学校教育費の予算のほうから50万4,000円の費用を捻出させて活動を行っていただいております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 子供たちの予算を、やはりしっかりした予算をつけてもらわないと、今の現状──あなた方は行政におるからただ報告をさるることだけで中身を、中に入っていないからわからないと思うんですよね。予算がないから今子供たちは何をしてると思いますか。あれですよ、廃品回収。特に小学校1年生から6年生までの間の父兄も出てきましてね日曜日に朝早くから回って、私は碓井地区でありますから碓井地区を回って、いろんなところにやっぱり協力を呼びかけて、新聞や古雑誌あるいはカタログ等をずっととってもらっとって、それをやはり父兄が軽トラに積んで持っていくわけですよ。その中にもやっぱ小学生は一生懸命頑張っておられるし、その姿をあなた方は一度でも見たことがありますか。恐らくないんじゃないですかね。そういう姿を見ながら、やはり予算が少ないもんですから、その予算をやっぱり、どうしてもやっぱり子ども会の予算づくりをやっぱりそういうことをしながらつくっているわけですよ。そういったところをやはり見ながら、分け隔てなくですよ私言うのは。碓井地区だろうが嘉穂地区だろうが山田だろうが稲築だろうが関係なくて、そういったところの姿を見ていただいて、そして将来やっぱり子供たちへのお金を使うのはいいじゃないですか、いいことじゃないですか。その中でやっぱり勉強していったら研修したり、差別に負けない子供たちをやっぱりつくっていくわけですから、そういったところも考えてみたらどうですか。質問します。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) 特に碓井地区では子供たちが、指導者協議会と一緒にいろんな形で廃品回収を行ったり、そういった資金を持って解放子ども会祭りとかそういったものを実施されているは承知をしております。こういった形のものがやはり嘉麻市全域に、子供たちの中にそういった活動が広がることを私どもも支援をしていきたいとそういうふうに思っております。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) じゃあよろしく、そのことについてはお願いしたいと思います。

 前回の一般質問でも触れましたけれども、市内の小中学校現場で多くな差別事象、事件が発生していることを踏まえてさらなる努力を求めたいと思いますけれども、このことについては教育長の答弁をお願いしたいと思います。



○議長(坂口政義) 教育長。



◎教育長(山崎輝男) 嶋田議員のお尋ねでございます。

 まずその前に、市内の小中学校で差別事象、差別発言等の事象が起きていますことに対しましては大変残念、遺憾に思うところでございます。

 原因といたしましては、やはり児童生徒一人一人の人権、部落問題に対する基本的な認識不足、理解不足、そして人権尊重精神、感覚の醸成が課題であるというふうに考えております。

 したがいまして、今後は学校への教育活動全般を通じまして人権同和教育の徹底が重要であると考えておるところでございます。

 具体的取り組みといたしましては、もう既に校長会を通して指示をしていますけれども、年間を通じた計画的、継続的な取り組みの推進、また、人権問題、人権同和問題を正しく認識、理解させるための指導方法の工夫、改善の徹底、これを実現させるための教職員の人権同和教育に関する研修の充実と推進を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 次の質問ですけれども、今年の9月2日に解放同盟の運動体との対市交渉がございました。その成果と課題、また今後の取り組み方についてお尋ねをしたいと思います。教育長、答弁をお願いします。



○議長(坂口政義) 教育長。



◎教育長(山崎輝男) ただいま嶋田議員が申されましたように、9月2日に以前の嘉山地協から嘉麻桂川地協へ組織がありまして初めての対市交渉行われております。その中で、部落解放行政を確立するための嘉麻市に対する基本要求といたしまして、同和問題の早期解決に向けた教育委員会の取り組み10項目についてお尋ねがございました。例えば人権のまちづくりとして市民の人権意識の啓発、推進のあり方、また財政上の措置等について国、県への働きかけの要請、そして子供たちの学力保証や奨学金制度の充実の要望、また差別事象を克服する教育啓発の内容創造から研究体制の確立等々、いろんな形で基本要求としてお尋ねがあったところでございます。

 教育委員会といたしましては、これまで取り組んできた成果と課題を踏まえながら、現在取り組んでいること等について真摯な気持ちで交渉に基づいて点検ができたんではないかというふうに考えております。

 同和問題の解決に当たりましては、まだまだたくさんの課題が山積しております。その一つ一つの課題解決に向けて、今後も嘉麻桂川地協、原中委員長を初めとする関係者の皆様とも十分な連携をとりながら施策を講じてまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 行政のほうに対市交渉について質問を求めたいと思います。今後の取り組みについてお尋ねをしたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 先ほど教育委員会のほうから9月2日の報告がございましたけれども、私どもも9月2日の前段に対市交渉を行ったところでございまして、部落解放行政を確立するための嘉麻市の基本的な要求として、同和行政、同和教育を柱とする人権教育の推進について9項目の問い合わせがあったとこでございます。

 私は、国民一人一人が同和問題の解決に向けて主体的に努力していかなければならないと思っておりますし、そのためには基本的人権を保障された国民一人一人が、まず自分自身のこれは課題としてとらえて対応していくことが重要であろうと思いますし、同和問題を人権問題という本質からとらえて、この解決に向けて努力していく必要があるというふうに考えておるとこでございます。そのことは対市交渉の場において認識が深まったものと思っているとこでございます。

 私は政策理念といたしまして、その施策方針として、心豊かな市民生活を実現するため、市民一人一人が個人として尊重され、その個性や能力を十分発揮することができる差別や偏見のない社会づくりと、これに努めるということで強調いたしているとこでございまして、今後もそのためには同和行政、同和教育は人権問題の重要課題ととらえて対応していかなくてはいけないし、特に同和問題の解決に向かって、あらゆる場において研修を含めて市民への啓発、あるいは自分自身の研修、そういったものを構築していく必要があろうかと考えておりますので、今後も積極的に取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) ありがとうございます。心強い市長の言葉でございましたけれども。

 次は、嘉麻市には第一次総合計画を初めとして、同和問題の人権問題解決を図るため、嘉麻市人権教育啓発基本方針、人権教育啓発実施計画、嘉麻市差別をなくし人権を守る条例など多くの条例、計画、規程等があります。こうした条例、実施計画を生かすのは行政職員の知識、技量及び同和問題に関する理解が同和問題の解決に重要な役割を果たすと考えられております。今後もさらに行政職員の研修が必要となりますけれども、この件に関して市長の見解を求めたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今ご指摘の件でございますけれども、まず私ども嘉麻市職員が一番、きちっと住民から理解される姿勢を持っておかなくてはいけないだろうと思っておるところでございます。

 したがいまして今後も、これは交渉の場でも指摘されたことでありますけれども、さらなる研修ですね、それを充実させ、そして職員自身の同和問題解決に対する資質を高めてまいりたいと考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 同和問題に対する今度は職員の研修といいますか、その知識を高めるためにやはり研修をやっぱ重ねていかなきゃあならないと私は思います。

 そこで質問でございますけれども、同和問題に関する職員研修について、今年度の実施状況、回数、内容等についての報告を求めたいと思います。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事秘書課長(坂口繁) 本年度の人権同和問題職員研修会についてでございますけれども、4回開催することとしております。

 第1回は本年7月にアイヌ民族問題の人権後援会、これを予定しておりましたけれども集中豪雨により急遽中止を余儀なくされました。

 今後についてでございますけれども、10月に嘉麻市職員人権推進委員会において作成いたしました部落差別等対応マニュアル、これによりまして内部講師による全職員を対象とした研修会を予定しております。また同じく10月に地域研修会との共同になりますけれども、笑って元気な人づくりまちづくりと題しまして矢野大和氏を講師に招いて人権啓発センターあかつきで実施することとしております。

 さらに11月には民族問題を考えるとしまして、在日韓国・朝鮮人問題をテーマにした研修会を予定しております。

 それから、このほか先ほども申し上げましたように、人権同和対策課が主催する市民の方々を対象とした地域研修会でありますとか、飯塚市、嘉麻市、桂川町の2市1町共同開催の研修会にも職員が積極的に参加するような取り組みを進めていくとしておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 研修の成果を高めるためにはやはり工夫をやっぱりしていかなければならないと私も思うんですけども、どういった工夫をされているのか、これもお聞きしたいと思います。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事秘書課長(坂口繁) はい。議員ご指摘のとおりと思いますけれども、どんな工夫をやってるかということのお尋ねです。で、嘉麻市職員がこの人権問題、同和問題の本質を理解、そして認識して、公務員としてすべての人権問題に対処できる力量を養う必要があるというふうに考えております。そこで、その人権感覚豊かな職員を養成するために嘉麻市職員人権推進委員会を平成19年10月に設置しまして、各職場から選出された委員が人権問題研修の企画等を行うとともに、職場のリーダーとなって各種施策の推進を行うこととしておるところでございます。

 この委員会におきまして、過去の研修会の実施状況の反省を行い、研修の実効性を高めるためにこれからの研修のあり方を協議しております。

 具体的には、先ほど申し上げました内部講師による研修、これは具体的には嘉穂隣保館の係長が講師となりまして、部落差別にかかわる事象等に適切に対応するため、部落差別等マニュアルとしてまとめたものについて研修を深めることとしておるとこでございます。

 また、職員教育をさらに強化するため、従前の受け身の研修だけでなくて、身近な事象をテーマとした同和問題を初めとする人権問題について、課でありますとか係単位で率直な意見交換や話し合いを行い、職員の意識向上と力量を高めるために研修内容の工夫も検討していきたいというふうに考えておるとこでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) 最後になりますけれども、市長は人権のまちづくりを推進していくという強い決意を持ったわけですけれども、最後にその決意をもう一度お聞かせをしていただいて、私の質問を終わりたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 先ほどもご答弁申し上げましたように、人が人として尊重され、そして生き生きと生活できる嘉麻市にしなければ嘉麻市の将来の展望はなかろうかと思います。そういったまちづくりを今後も同和問題の解消、それから人権問題の充実、そういった点を十分考えながら行政を進めてまいりたいと思っているとこでございます。



○議長(坂口政義) 嶋田議員。



◆15番(嶋田尋美) ありがとうございました。これで私の一般質問を終わります。



○議長(坂口政義) 暫時休憩いたします。

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            休憩 午前10時36分

            再開 午前10時47分

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○議長(坂口政義) 休憩に引き続き会議を再開いたします。

 4番、藤伸一議員。



◆4番(藤伸一) 通告に従いまして、保健行政、災害対策、市運営の3点についての質問をさせていただきます。

 1項目めの新型インフルエンザ対策につきましては、現在、本当に本格的な流行が既に始まっており、個人レベルの防御には限界があるという観点から、感染の早期発見とか、また急拡大の防止、そういった意味から今回行政の対応についてお伺いいたします。

 質問の内容が各課にまたがると思いますけど、答弁のほどよろしくお願い申し上げます。

 インフルエンザ、今回の新型インフルエンザ、5月に初の国内感染が見つかっております。今回の新型インフルエンザですが6月に入りおさまるかに見えておりましたけども、その後も感染者がふえ、厚生労働省の発表によりますと8月28日に国内における新型インフルエンザの予想される患者数の推計を発表しております。発表によりますと罹患者20%、これは例年の季節性のインフルエンザの2倍程度とした場合、最高で1日当たりで約76万人の方が患者になり、またピーク時の入院患者が4万6,000人にのぼるという計算も出ております。ピークの具体的な時期としては明示していませんが、こういった現状をあてはめますと9月の下旬から10月上旬になるということも予想として上げられております。患者総数が罹患率20%と仮定した場合約2,500万人となる計算ということで、無症状の人を含めれば国民の半数が感染する可能性っていうことも発表されております。

 また、今回国内で発生した当初ですけども、感染拡大を防ぐために発熱外来を設けて、特別な病気として治療方針をとっておりましたけども、6月19日以降は運用指針を改定しまして、一般診療に変更して、多くの人が受診しやすくなったことも聞き及んでおります。

 全国的には感染が今広がりつつあります。また、糖尿病など持病を持つ死亡例とか、また重症例の報告が現在相次ぎ報告されておりますけども、入院例としては健康な人や未成年などの患者が大半を占めていることも改めて確認されております。だれでも重症化のリスクを持つと警戒しており、本格的な流行が予想より早く始まった今回新型インフルエンザに甘い予見は通用しないと思っておりますし、また、冷静な対応が求められると考えております。

 そこで、1点目ですけども、既に嘉麻市としては市のホームページとか回覧板等で周知が図られておりますけども、市民の方に正しいこの知識を発信していく意味で、現在国で示されています今回の新型インフルエンザの特徴、それと感染経路、それから症状、それと潜伏期間のこの点について最初お尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) 4番、藤議員の質問にお答えいたします。

 新型インフルエンザの特徴、症状等についてのお尋ねでございますけども、今回の新型インフルエンザにつきましては、通常の季節性インフルエンザの症状に類似しており、病原性は低く、タミフル等の抗インフルエンザウイルス薬が効くため、早期に発見し治療を受けることが重要となっております。

 また、現時点での国際的な知見によれば、季節性インフルエンザと同様に感染力が高く、基礎疾患、慢性疾患を有する者を中心に重症化する例が報告されております。

 症状につきましては、突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁、頭痛などで、季節性のインフルエンザと類似しておりますが、季節性のインフルエンザに比べて下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘をされております。

 次に、感染経路につきましては、季節性のインフルエンザと同様で、咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込むことによって起きます飛沫感染、ウイルスが付着した物を触れた後に目や鼻、口などに触れることで粘膜、結膜などを通じて感染する接触感染などが考えられております。

 潜伏期間につきましては、感染して症状が出現するまでに1日から7日間の潜伏期間があります。また、熱が下がりましても、下がった日から2日間は他人に感染させる可能性があるということでございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 一人一人が感染を防ぐために基本的な家庭できる予防対策として、国のほうではどのようなことが示されているか。ちょっとこの辺もお尋ねします。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) お答えいたします。

 基本的な予防対策でございますが、手洗い、うがいをしっかりすることが大切だということでございます。手洗いにつきましては外出後だけでなく可能な限り頻繁に行い、石けんを使いまして最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオルで十分水分を拭き取るということをしていただきたいと思います。

 また、粘膜等を通して感染するため、極力鼻や口などを触れないように心がけていただきたいと思います。

 また、咳、くしゃみ等の際の咳エチケットも感染防止の上では重要でございますが、そういう症状のある人につきましては、必ずマスクを着用するようにお願いをしております。

 また、9月1日の回覧板で新型インフルエンザの予防対策等についてのチラシを全戸配布をしたところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今回の新型インフルエンザは罹患者の特徴としまして、子供とか青少年に患者が多いことも言われておりますけども、嘉麻市で保育所とか学校での対策も極めて重要ではないかと思っております。

 それで、現在の保育所、また小中学校での今現在の感染者の実態についてお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) こども育成課長。



◎こども育成課長(深町俊一) 4番、藤議員の一般質問に対してお答えいたします。

 こども育成課の所管しております保育所、学童保育所での新型インフルエンザの発生状況につきましてご回答いたします。

 9月24日、昨日までの状況でございますが、長野保育園で8月25日に2歳児が1名、鴨生保育園で8月27日から9月3日までに7名、内訳としまして、1歳児1名、3歳児6名、及び嘉穂第一保育所で9月19日に2歳児1名の合計9名が簡易検査の結果A型と判明、保育所に報告し確認しましたところ、この時期のA型であれば新型インフルエンザにほぼ間違いないとのことから精密検査を行わないということでございました。

 その後の状況でございますが、既に長野保育園、鴨生保育園の園児は9月10日までにすべて登園し、嘉穂第一保育所につきましては、現在熱も下がり明日から登園することになっています。

 なお、市立保育園4園につきましては現在まで発生いたしておりません。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(佐竹正利) では、市内の小中学校の新型インフルエンザ様症状、欠席者数につきまして、9月1日現在では6名、3日で15名、7日で6名、9日で2名、14日で3名、16日で6名、18日が5名、昨日24日で7名ということで、24日現在、全児童生徒数の0.5%となっております。現在のところ感染防止、拡大防止をご家庭にお願いしたり、発熱等新型インフルエンザが疑われる場合は欠席し、医療機関に見ていただくようにお願いをしているところでございます。爆発的な拡大にまでは至っていない現状ですが油断はできないというふうに認識しているとこでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 小中学校に関してちょっと再度お尋ねしますけど、今新聞等で福岡圏域、例えば学級閉鎖だとか学年閉鎖、これをとり行っている学校なんかの新聞報道もありますけども、嘉麻市としての学校教育課としてこういった学校閉鎖、学年閉鎖、学級閉鎖含めた判断基準の設定っていうのはされているんかちょっとお尋ねします。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(佐竹正利) 各学校における新型インフルエンザに対する取り組みにつきましては、県教育委員会の通知文をこれ基本にしておりまして、本市の健康保健課及び嘉穂健康福祉環境事務所等の関係機関と連携を図りながら進めているというところです。

 各学校における予防策としましては、手洗いとうがいの励行、それから咳・熱・くしゃみ等の症状のある人にはマスクの着用をお願いしています。あわせて栄養と休養を十分にとることなどを学校のほうで指導しております。

 流行となった時点ではインフルエンザ様症状を呈して欠席した者及び登校者で同様の症状を呈している者が同一学級内でおおむね2割以上確認された場合、原則として当該学級の5日間程度の閉鎖を行うこととしております。

 また、罹患者につきましては熱が下がりましても2日間は登校しないようにということの指導をしているところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 同じく保育所で今実際罹患の報告ありましたけども、予防策とか今学校教育課言われましたけど、流行が起きた際の啓発とか、これどういうふうに取り組みを今後なされるような計画でしょうか。お尋ねします。



○議長(坂口政義) こども育成課長。



◎こども育成課長(深町俊一) この発生を受けまして、公立保育所、学童保育所及び私立保育園の全園に感染予防に関する通知及び保護者あて協力依頼文書を配布いたしております。とともに保育所の所長、保育士及び学童保育所の指導員が混乱なく対応できるように、新型インフルエンザ対応マニュアルを作成いたしております。

 まず、感染の予防対策としまして、園児、保育士の手洗い、うがい励行、必要に応じマスクを着用するとともに保護者からの休みの連絡、早退等の場合病名の把握を行う。

 次に、患者発生時の対応につきましては、新型インフルエンザ症状の園児がいる場合は至急保護者に連絡をとり、医療機関の受診を促し、受診後の病名の把握を行っております。

 登所停止の情報提供についてでございますが、新型インフルエンザに感染した園児は解熱後2日目まで登所停止をいたしております。また保護者にチラシ等を配布しまして情報提供を行っております。もちろん氏名等の公表は行っておりません。

 患者発生後の対応につきましては、保育士により保育室をこまめに消毒、部屋の換気を行うなど、感染防止に職員一同全力で挙げて対応に当たっております。

 なお、休所・休園につきましては国、県からの通達で保育所、学童等の施設については就労支援事業として実施しており、保護者の無用の混乱を避けるため、臨時休業の要請はしないということから、こども育成課としましては現時点での休所・休園はしないこととしております。

 ただし、学校でのクラス、学年閉鎖等が実施されれば、該当しているクラス、学年に在籍している児童については、学校での感染拡大を防止するための閉鎖でございますから、学童保育所としましても休所としていただくこととしております。

 また、感染の急激な拡大を防止する上で、特に必要と認められる場合は休所・休園等必要な措置を講ずることとしております。

 今後、運動会、保育参観などの行事の対応につきましても、保護者に感染防止の周知用チラシを配布した上で、実施あるいは自粛など、また感染すれば重症化することが予想されますような高齢者の施設慰問等は中止をするなどの対応を考えております。

 このマニュアルにつきましては国、県の通達、保健所の指導に基づき、あわせてこども育成課独自の考え方で作成いたしております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 高齢者の慰問のちょっとお話も出ましたけど、高齢者の多い介護、また福祉施設での集団感染を今後防ぐ対策として、担当課としては今後どのように取り組まれていくのかお尋ねします。



○議長(坂口政義) 高齢者課長。



◎高齢者介護課長(椋本文男) では、高齢者介護課からお答えをいたします。

 高齢者介護施設等の新型インフルエンザ対策につきましては、国内で発生をし早期段階となりました5月中旬に厚生労働省の関係課の連名で、新型インフルエンザに対する社会福祉施設等の対応についてと題する事務連絡が出ております。これは高齢者介護施設を初めとしまして、障害者施設等の社会福祉施設を対象としたものでございますが、新型インフルエンザの当面の対応と留意点等を示したものでございました。これ以降厚生労働省及び関係課からは、感染が拡大していく状況に合わせまして、最新の情報や対応策を示したQ&Aですとか追加版、改定版、更新版などの順序バージョンを新しくしたものが出ておりますし、県からも新型インフルエンザ対策についての通知等が出ております。これらについてはその都度関係機関等への周知徹底を図るようにというように要請をされておりますので、嘉麻市内の関係施設に対して情報を提供することで感染の防止策の周知徹底を図ってきたところでございます。

 さらに、市内の各事業所のケアマネジャーがおられるところの事業所に対しまして、相互の連携強化とケアマネのネットワークづくりのために連絡会を毎月開催しておりますけれども、この会においても情報を提供しながら感染防止対策を強化していただくためのお願いなどをやってまいりました。

 また、地域密着型サービス事業者に対しまして、毎年集団指導を実施いたしておりますが、今年につきましては去る8月25日に開催をいたしました本年度第1回目の集団指導の際にも対応についてお願いをするなど、高齢者介護施設等に対して機会あるごとに取り組んでいるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 国のほうでは今重症化を防ぐ対策といたしまして、先ほどワクチンのお話も出ましたけど、治療薬としてワクチンとかタミフルなど抗ウイルス薬の投与期待されておりますけども、国内製造ワクチンの接種の優先順位が今、関する検討が進められております。9月中には正式に決定されるっていうことも聞き及んでおりますけども、担当課としてはその点はどういうふうに把握されているか、ちょっとお尋ねします。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) お答えいたします。

 ワクチン接種の優先順位の件でございますけども、厚生労働省が、これは9月4日に発表した案なんですけども、優先対象者、まず1番目に医療従事者100万人、2番目に妊婦100万人、持病がある人900万人、3番目に1歳から就学前の小児600万人、4番目に1歳未満の小児の両親200万人、以上の優先グループ1,900万人に対しまして10月下旬から接種開始の予定というふうに聞いております。

 次に、接種が望ましい対象者、5番目ですけども、小中高生1,400万人、高齢者65歳以上ですね2,100万人、以上の3,500万人につきましては12月下旬以降接種開始予定というふうな案でございます。

 ワクチンですけども、国内4社あるそうなんですけども、来年3月までの製造可能ワクチンにつきましては約1,800万人から3,000万人分と言われておりますが、まず優先グループに割り当てまして、接種が望ましい対象者、小中高生と高齢者には国内産のワクチンが足りない分は輸入したワクチンで対応するという案のようでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) もう一つ、それと地域におけるこういった集団感染っていう、いかに早く探知、もう察知するっていうか、こういうことは大事じゃないかと思っておりますし、今後監視体制っていいますか、担当課としての監視体制のより一層の強化が望まれるんじゃないかと考えておりますけども、この点はいかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) 監視体制のお尋ねですけども、現在の監視体制ですね、8月25日以降の監視体制ですけども、学校、施設などの集団におきましては7日以内に2人以上のインフルエンザA型陽性と判明された場合には保健所へ電話で連絡するようになっております。また、医療機関での問診等から集団発生が疑われた場合でも同様に連絡するようになっております。

 また、学校、保育所におきましても先ほど回答がありましたけども、新型インフルエンザの対応マニュアルに沿いまして調査、監視体制の強化を行っているというところでございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 新型インフルエンザというのは、この攻防っていうのは今、9月終わりから10月に、入り口に入ったばかりていうことで長期戦の様相もありますけども、基本的な予防のためには市民の方、また地域、また事業所等にもいろんな啓発も大事じゃないかと思ってますし、担当課として国や県、医療機関と連携した情報共有の連携も必要じゃないかと思っております。

 そういう意味で今監視体制のこともお聞きしましたけど、一つ一つの課題に具体的に、特に迅速に結論出していただいて取り組みをしていただくことを要望いたしまして、2項目めの災害対策についての質問をさせていただきます。

 2カ月前の7月に九州・中国地方で集中豪雨が発生して多くの被害が発生しております。昨日も一般質問の中でありましたけども、嘉麻市においても床下・床上浸水を含めた多くの被害が発生しております。今回の九州・中国地方の集中豪雨では台風9号に伴う豪雨が兵庫県を初めとして日本の各地を襲っております。また、この台風が東に向かった8月11日には進路に当たる東海地方で駿河湾沖を震源とするマグニチュード6.5の強い地震が発生して、東海地震とは関連がないという判断をされましたけども被害の深刻さも発表されております。

 台風シーズンっていうのはこれから本番でありますし、また大きな地震がいつどこで起きるかわからない状況であることも今の現状じゃあないかと思っています。特に9月は防災月間となっておりますし、嘉麻市での今回の7月24日から26日のゲリラ的大雨の被害の教訓を生かした、特に昨日一般質問の中でありましたけど、特に災害時の高齢者に対する避難支援の対策の取り組みについて何点かお尋ねをいたします。

 総務省の消防庁で今年3月に全国1,800の市区町村を対象にして、災害時における要援護者の避難支援対策の取り組み状況の通達を出しております。そして、3カ月後の6月にこの調査結果が発表されております。この調査は平成18年度より毎年全国調査が行われており、今回初めて都道府県別、また市町村別の取り組み状況の公表がなされておりますけども、こういった取り組み状況について担当課ではどのように嘉麻市としては把握されているか、最初お尋ねします。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) まず、災害時の要援護者への避難支援プランについてでございますけれども、これは平成16年の7月の梅雨前線に伴う豪雨、それから一連の台風等において、高齢者等の被害状況を踏まえて平成17年の3月30日の中央防災会議で災害時要援護者の避難支援ガイドプランというものが示されております。その中で情報伝達体制の整備、それから災害時要援護者情報の共有、災害時要援護者の避難支援計画の具体化というふうに3点を柱といたしまして、具体的な避難支援計画、避難支援プランでございますが、これの策定を市町村へ要請がなされたところでございます。平成19年度末時点での総務省の報告では全国1,816市町村のうちの239団体13.2%が作成済みというふうになっているようでございます。

 ちなみに福岡県におきましては11団体が作成をしておるというような状況でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 7月の先ほど申しました山口県などの豪雨被害、台風9号もたらしたっていうことも言いましたけども、その中で死者が39人で、そしてその7割以上が65歳以上の高齢者が被害に遭われております。

 嘉麻市においてもですけど、7月24日から26日の豪雨のときも雨の音で防災無線が聞こえないっていうことや、ひとり暮らしの高齢者、また老夫婦だけでは思うように避難移動ができないっていう声もお聞きしております。また、ハザードマップなどが用意されていても、高齢者の方が避難所への移動中に被害に遭うことがないような避難を手助けする取り組みが必要ではないかと考えておりますけども、この点いかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) 藤議員ご指摘のとおり、ひとり暮らしの方、特に高齢者への対応でございますけれども、これは安全に避難移動できる体制整備は重要な、非常に重要なことであるというふうに考えておりますけども、まずは要援護者の名簿ですね、そういうリストの作成、それからこれは保健福祉部局が中心になると思いますけれども、関係部署との情報共有等を行いまして、被害に遭うことがないように支援することが非常に重要で必要なことだというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今回、総務省が示したということでお話しましたけど、避難支援プランの調査結果は先ほど総務課長のほうからお話ありましたけども、1項目めとして避難を手助けする全体プランで、いわゆる要援護者対策の基本的な方針、また要援護者の対象範囲、それから要援護者についての情報収集の策定が示されております。

 2項目めとしまして、今課長答弁いただきましたけど、災害時に支援が必要な高齢者や障害者の方の名簿の整備で、3項目めとしまして、その名簿に基づいた一人一人の具体的な支援方法まで定めました個別プランのこの3項目の策定状況になっております。公表によりますと全体計画の策定済みと策定中の自治体が今回の発表では1,125団体。全国で1,125団体で、全体で62.5%の数字となっていることも発表されております。残念ながら嘉麻市の策定状況はこの3項目いずれも現在着手されていないという調査の結果が示されております。総務省のほうではこういったプランを各自治体に2010年の3月までに策定を求めていることも聞き及んでおりますけども、今後の嘉麻市のこういったプラン策定の取り組み、計画についてお尋ねします。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) 避難支援プランの策定についてでございますけれども、先ほど申し上げましたように、全国的に見ましてもまだまだこれから着手するというような団体も非常に多いというような状況でありますし、福岡県におきましても策定中及び未着手という団体が非常に多いということでございますし、また、本市においてもまだ、いまだ着手してないというような状況でございます。

 したがいまして、今後関連する部局との情報の共有ですね、これは要介護──高齢者であれば要介護3から5とか、あとは障害者の1級、2級を持ってあるような方とか、そういう方の情報はほとんどが保健福祉部局である程度把握できてる部分もございますので、そういうふうなものをより正確なものとしまして、要支援者の情報の整備、それから災害時における要支援者への情報伝達の方法などですね、そういうふうな取り組みを通しまして避難支援プランの作成に今後入っていきたいというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) これいろんな取り組み、全国でしてあるとこもあるんですけど、先進的な事例としてちょっと紹介させていただきます。

 兵庫県の伊丹市で、ここは福祉部局が先頭に立っておひとり暮らしの65歳以上を対象に実施されています、今高齢者の実態調査の項目の中で、災害時に避難の支援を過去に求めた人、また介護保険受給者の要介護の3から5の方のうち支援を必要とする世帯、またそれを災害時の要援護者として抽出しまして、災害時の要援護者の名簿の作成を平成18年に開始しております。現在では約2,000名のそういった名簿のリスト登録がされておりまして、また同時に、全体計画として伊丹市の災害時の要援護者避難支援制度を策定して、そして要支援者1名ごとに支援カードを配付する。そして原則として2名の方に、近隣の方、支援協力員となっていただいて、災害の発生の初期とか、また台風や集中豪雨による風水害が予測されるとき等に、要援護者への声かけとか安否確認、またこういった一緒に避難所へ避難していただく、こういった取り組みを兵庫県伊丹市ではされているそうです。

 この支援制度への登録につきましては、広報また周知によって登録を呼びかけたり、先ほど総務課長が言われましたけど、関係部局、防災部局、福祉部局、また地域の自治会、福祉関係者等が要援護者本人に直接働きかけて登録を促して、制度の運営が今図られているそうでありますけども、嘉麻市においてもですけど、今総務課長のほうで一手に答弁いただきましたけど、総務課にとどまることなくいろんな関連する部局とも連携して、これは市長の指示のもと、より一層のこの地域の防災力向上を図る上でも避難支援プランの策定を早急に取り組むべきだと考えておりますけども、市長のお考えをお尋ねします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘の避難支援プランですがこれは非常に重要なものであろうと思っております。

 今ご指摘がありましたように、総務だけにとどまることなく関係部署、連携を持って今後話し合いを持つとともに、これは地域の協力も必要でございますので、地域の福祉団体とかあるいは行政区、こういったところにもご協力をいただきながら、若干時間を要するかもしれませんけど重要なことでありますので、今後今兵庫県の伊丹市ですか、そういうところも先進地でありますので、そういったところを参考にしながら作成していきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) よろしくお願いいたします。

 次の質問要旨の嘉麻市の水害対策についての質問をさせていただきます。

 初めにこの場をお借りいたしまして、7月24日から26日にかけての大雨で被害に遭われた方に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

 今回の水害では複数回に及んで浸水被害が発生しております。稲築地区の鴨生地区と、県道豆田線沿いの西岩崎地区の水害対策についてお尋ねいたしますけども、鴨生地区については昨日の一般質問の中で2名の方が詳しく過去の被害状況とか対策、また今回の被害状況とか今後の対策等を質問、また執行部の答弁いただきましたので省略させていただきますけども、地元の住民の方々から本当に切実な願い、思いとして、今回水路の見直しとか加圧ポンプ設置工事等の要望の請願書が署名をして提出があっておることも聞いておりますので、早急な水害対策の鴨生地区についての対策実施を訴えておきます。

 もう1回所の西岩崎地区の水害対策についてお尋ねいたしますけど、この地区は今回の大雨被害に限らず、過去にも多少の雨によって床下浸水の被害とか、また県道の通行止め等が再三行われておるようなとこでしたけども、早急な対策が必要だと考えておりますけども、そこで過去、西岩崎地区の過去の被害状況についてお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 土木課長。



◎土木課長(中並嘉之) 西岩崎地区の過去の被害状況でありますが、平成3年7月27日の集中豪雨では床上浸水が25世帯、床下浸水88世帯、それから平成15年7月19日の集中豪雨では床上浸水が2世帯、床下浸水が13世帯となってるところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) その過去の被害状況に対しましてどのような今まで対策が実行なされたのかこの点お尋ねします。



○議長(坂口政義) 土木課長。



◎土木課長(中並嘉之) 西岩崎地区の水害につきましては、志耕館入り口付近の県道豆田〜稲築線の道路が大雨により冠水し、たびたび通行止めになっているような状況であります。この地区は水路上流の開発や干拓地の埋め立てにより、水路の断面不足が原因と考えられているところでございます。水路の改修につきましては、旧稲築町のときに、志耕館入り口から下流部においては当時の稲築町において、バイパス水路460mの改修工事を平成11年度に完了しているところであります。また県道沿いの水路に関しては、飯塚土木事務所のほうで計画しておるところでございます。しかしながら、隣接地権者との協議が難航し、現在まだ工事の着手に至っていないというような状況であります。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) では今回の大雨で被害状況、担当課で把握されている被害状況についてちょっとお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 土木課長。



◎土木課長(中並嘉之) 今回の7月24日からの集中豪雨では床上浸水1世帯、床下浸水8世帯となっております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今回の被害は、この地区、今課長の答弁もありましたけど、旧嘉穂自動車学校から稲築志耕館高校前まで、道路にも勾配が当然ありますけども、側溝からあふれ出した雨の影響でその途中の住宅地への床下浸水とか、一番低いとこでの住宅での床上浸水の被害が発生しております。最大雨量を観測した7月24日の午後8時過ぎごろに県道の通行止めの措置がとられておりますけども、いわゆるゲリラ的な大雨で一瞬のうちに冠水した道路が増水しまして、規制前に通行止め区間に進入していた乗用車が立ち往生して、このドライバーである女性の方が濁流の中を徒歩で避難されて、また近隣のお宅に助けを求められたっていう被害の状況も聞いております。この県道豆田線っていうのはJR桂川駅までのアクセスの道路として通勤・通学、嘉麻市の市民は当然としましても市外の方も多くの方が利用されております。二次的な被害の発生も懸念されますけども、今後根本的な解決策を見つけて対策を嘉麻市として講じるべきではないかと思っておりますけども、担当課の考えをお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 土木課長。



◎土木課長(中並嘉之) 今回の大雨で、地元行政区長連名によりまして、地元行政区、漆生本村、西岩崎、東岩崎、口春、山野第二の行政区ですけど、連名で陳情書が提出されたところではあります。

 それで、県道豆田〜稲築線の道路改良に伴いましてから、水路の改修を早期事業着手を図るために県と市が協働してから地元協議が整うように努力してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) よろしくお願いいたします。

 市長にお尋ねいたします。この西岩崎地区っていうのは医療機関だとか高齢者の施設、それから高校などが隣接したいわゆる文教地域であります。大雨被害が発生したこの県道は小中学校の通学路にもなっておりますし、また以前から歩道の拡張についての要望の多くの声もお聞きしております。また、今回、今答弁ありましたけど、水害について地元の行政区長からの陳情書も提出されていることも聞き及んでおりますけども、地球温暖化のこの影響でいわゆるヒート・アイランド現象とか、今回のようなゲリラ的な豪雨といった、今までに本当考えられないような気象変化に対応して、やはり行政のトップとして、昨日もいろんな質問出てましたけど、市民の財産、安全を守ることは当然の責務であると私は思っております。市民の方が安心して生活ができる早急なこの環境の整備を実行していただきたいと思っておりますけども、市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 県道豆田線につきましては少しの雨でも通行止めになるという状況、それから議員ご指摘あっておりますようにいろんな文教施設等がございます。そういった中で、児童生徒のこの通学にかかわっても非常に歩道の関係もあって危険な状況にあるとこでありまして、この件につきましては水害、それからその交通等の道路関係、歩道、こういうの含めてこれも検討するということで先日も会議を持って、今後どのようにするかということを検討をいたすとこでございます。

 したがいまして、今土木課長が申しましたように、今後この件について、それからこの鴨生地区も含めて検討して、きちっと対応していかなくてはいけないというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 早急な取り組みをよろしくお願いしときます。

 最後の3項目めの市政運営についての質問をさせていただきます。

 これまで日本の政治は自民党一党優位体制が続いておりました。1993年の8月から翌年の6月までのわずかこの10カ月を除けば自民党が一貫して政権を握り続けて、そのもとで地方の政治の確立とか発展、そして改革が行われてきた経緯がございます。

 しかし、今回の衆議院選挙で民主党が圧勝しまして、日本は政権交代という政治の大きな節目を迎えることになるようになりました。それはそのまま自治体の運営にも市民生活にも直接影響してくるようになると思っております。こうした時代の大きなうねりの中で、市長は市民福祉の増進に向けての市政のかじ取りをどのように今後行っていこうとされるのか、何点かについてお尋ねいたします。

 1点目に、市長は、今回の民主圧勝、自民大敗、そして政権交代という衆議院選挙の結果をどのように受けとめられているのかお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) これまで長年にわたりまして自由民主党が政権をとり、公明党と協力しながらやってきたということであります。

 したがいまして、それぞれのマニフェストがありましたが、民主党になりましたので民主党のマニフェストを実現のために民主党が今後努力していくだろうと思っております。

 今、鳩山総理大臣も外国に行って、今日の朝のニュースにもあっておりましたがおおむね好評を得ているようでございます。

 しかしながら、私ども地方の首長としましては、今までと市政は変わることはないというふうに私自身思っております。と申しますのも、私は住民の付託によって市長になったわけですから、住民の皆さんの利益を守るために、あるいは福祉を守るために、今後もその視点から政権が変わっても対応をしていかなくてはいけません。特に地方分権ということで、これは民主党さんも言われておるとこでございまして、地方はやはり活性化するような、そういう税源移譲の徹底を今後とも求めていかなくてはならないだろうと思っております。

 なお、今度の政権交代で混乱する面も若干出てくるかと思いますが、例えば今話題になっております八ッ場ダムのこれ中止を決めたということで、地元との話し合いもできない状況に置かれているようですけれども、私ども嘉麻市としても今後そういったことが起きる可能性もないとは言えないだろうと思っております。

 いずれにいたしましても、全国市長会の森会長から先般市長直々にということで文書も届いておりまして、地方の自治体が不利になるようなことについては徹底的に今度要望とかそういう活動を行っていくというふうにいたしておるとこでございます。

 先ほど申しましたように、いずれにいたしましても期待するところは地方と対等の立場で今度やっていきますと。それから法制化も目指しますと言われておられます。いろんな問題も道路初め言われておるとこでありますが、地方といたしましては私ども地方自治体が不利益をこうむらないように、今後地方六団体等も連携をとって対応をしていかなくてはいけないだろうと思いますので、基本的な市政はもう嘉麻市民がとってどうかということを基本に置いて私自身は対応していかなくてはいけないというように考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 2点目ですけども、先ほど答弁にありましたけど、今回の衆議院選挙の争点っていうのが地方分権、そして新しい国の形をつくる、探っていくっていう意味からも道州制の論議がなされました。市長は地方自治のこの将来像を道州制を含めましてどのように認識されているのか、この点お尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 道州制の問題が今上がったわけでありますが、もう端的に申しまして道州制が住民のためのものでなければいけない。ですから、これがどっかに浮いて、道州制だけが走りますと地方は疲弊するわけでありますので、道州制の基本的なものというのは、今もう嘉麻市だけじゃあできないものがあります。福岡県でもできないものがあります。ですから小さい国家と言いますか、このあたりの何県かがして、あるいはもう九州は昔から九州は一つということで、私どもは九州市長会ではいつもそれが合い言葉で、九州が一つになってやれば東南アジア等も近いですから貿易等も可能になるし、九州独自でいろいろできるんじゃないかと。そういう意味では私自身道州制に大きな展望を抱いておるところでございますが、私ども嘉麻市も庁舎をどこにするかということで苦慮しましたように、道州制になって九州になりますとどこに置くのかと、熊本に置くのか、それとも発展してる福岡に置くのか、こういうのもあるわけで、大変一気に道州制が進展するとは思っておりませんが、いずれにしても道州制は私どもの地方の利益になるようなものでなくてはいけないだろうと思っているとこでございます。そういった意味で私も、道州制についてはそういう立場であれば賛成ということでやっております。

 ですから、恐らく今私ども九州市長会とか、あるいはこれはもう経団連等も──経済関係も一緒になってやっておりますのは九州府という考えでございまして、そういったことで研究も進んでおるとこでございます。

 したがいまして、何度も申し上げるとこでありますが、私どもは住民と直接に向かっておるわけでありますから、やはり冒頭申しましたように、住民の利益になるような道州制であれば進める必要があるというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) ちょっと新政権の政策にかかわる細かい点ですけど、何点かちょっとお尋ねいたします。

 産業分野でありますけども、今回の新政権の看板政策というのが農業で、戸別所得補償制度を掲げております。これは農業政策を農家の方に直接支援に転換することに活路を求めております。

 世界貿易機関WHOの貿易交渉では2010年の妥結を目指していて、こういった自由化の流れはとめられない状況になっておるとも聞いております。国際協力化を強化していくためには経営の法人化による規模拡大は不可欠で、また戸別所得補償制度ではすべての農家への一律補助、また小規模農家を保護する政策を続けることで規模拡大を促すことができるのかと私は疑問に思っております。

 また、補償制度に要する財源、費用っていうのは最低1兆円とも言われております。全国一律でなくて地方の農業に本当に実情に応じた使い方ができるような地方分権、これが農業の分野にこそ必要ではないかということも考えております。

 現在、国際化は避けれない流れの中でありますけども、農業をどう強化するかというポイントっていうのが地方の農業現場にあるということも考えておりますけども、今回のこの戸別所得補償制度による嘉麻市のいわゆる基幹産業である農業への影響、これを市長はどのように認識されているのか、この点をお尋ねします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 私どもの嘉麻市は農業関係、それから林業関係といいますか、そういう産地が約7割を占めるという環境に置かれています。

 したがいまして、農業が基幹的な産業と言っても間違いなかろうと思うわけですけれども、この農業に対しまして今議員ご指摘の戸別所得補償制度というところであります。これはある意味ではすばらしい面もあると私は思っております。と申しますのも、生産者がつくった物が、それよりも収入が安ければそれを国が補償するということですから、それはそれで一つの意味があるんじゃないかと思います。

 しかしながら、実際この国が見えないところは、じゃあどういう農作物であっても農産物であっても補償するのかといいますとそこは決まってないわけですよね。ですから、例えば米を例にとりますと米をつくったと、で売った。でもそれは価格からして低かったのでその分国が補償する。これは非常にいいことだろうと思いますけど、じゃあいろんな農産物全部やるのかというと、そこら辺がまだ見えてこないところがあるわけでございまして、そういうのに不安を感じます。

 そして、補償はいいんですけど、じゃあどこからお金持ってくるのかといいますと、多分私どもの税金とかそういのから持っていくのじゃあないかと思います。

 確かに、新しい政権は今までのむだとかそういうのをきちっと整理して、そこから捻出するんだということでありますけれども、果たしてそれが可能かどうかという不安というのは私は持っておりまして、そういったことは考えると今日本の自給率は40%以下になってるんですよね。ですからこういうことをして将来的に本当に安定した物ができるのかどうかっていうのはちょっと不安がございます。全く悪い制度ではないと思いますけど、そういう不安があるということ。財源をどこから引き出してくるのかというのがですね。結局ほかのところの税金から取ればそれだけ苦労するわけですから、どこからするのかということがあるとこでございます。

 ですから、今一番嘉麻市にとっても今調査をして、農業委員会等にご迷惑かけてしておりますが、農業従事者が少なくなっている今の中で、もう高齢化してあとの後継者ですね、これが今一番大きな問題になっておるとこでありますので、そういったところはどのようにやっていくかということのほうが先ではなかろうかというふうに思うわけでありまして、ですから歓迎する部分もありますけど、じゃあ財源とかはどうするのかとかですね、でそれで将来的に安定したものが獲得できるのかどうかっちゅうところに一抹の不安があるというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 次に、社会保障分野の点でちょっとお尋ねします。

 市町村単位の国保を都道府県単位に再編して、また今行われている後期高齢者医療制度を一体化していくという方向が新政権では示されております。それに変わる制度は現在示されておりませんけども、こういったことも地方の混乱を招く事態が起こり得るんじゃないかと思っております。

 また、子育て支援策の子ども手当創設がありますけども、現在財源についても不透明であります。前政権の10年間では児童手当という名目で段階的に財源を見据えながら5度の制度改正を行って、現在では乳幼児期の加算を含めまして、小学校6年生までの今支給対象となっております。嘉麻市においてもですけど、市長の英断のもと子育てナンバーワンを目指して、少子化対策として妊婦健診14回分の助成、また就学前までの乳幼児医療費の無料化、また、今議会の補正予算案に提案されている嘉麻市独自のです。3歳未満の子育て特別応援手当等々の施策を実行していだたいておりますけども、この新政権での社会保障分野のこの後期高齢者医療制度の廃止、それとこの子ども手当の創設について、市民の将来的に新たな財政負担増というのを危惧しておりますし、その観点から後期高齢者医療制度、子ども手当の創設についての市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) こういった制度、もうはっきり申しましてその都度定着しないうちに変わるというのは非常に自治体にとって困ります。それなりの担当者も配置しておりまして、その方向に向かってじゃあ国がそういう施策を出したから、それに何とか対応してやっていこうと、財源も含めてやっておる中で、制度が変わりますと本当に混乱するわけでございます。もう議員ご指摘のとおりでございまして。それと先ほどと同じように、農業問題もそうでしたけれども、この点についても子育て支援、これはもう本当に嬉しいことでありまして、私も財政が許せば幾らでも、嘉麻市でも子育てについて支援をしたいと思っておるわけですけれども、国が支援するそのこと自体に反発するものではございません。それは結構ですけれども、しかし、一般の子供さんを持った親御さんの弁などを聞きますと、そういった一時的に手当を支給するよりも、制度そのものをぴしゃっとしてもらいたいというような、そういう意向のほうが強いようでありまして、確かに子育てについて支援するっていうことについてはいいことですけれども、先ほどと同じように、じゃあ財源はどうするんですかとなりますと、私どもの血税がそこにやっぱ注がれていくだろうと思うわけですよね。ですからそういうのを含めて、本当にどういう子育て支援がいいのかということについて、十分配慮したものにしていただけたらと思うわけであります。

 それで、今後も自治体等の意見も十分聞いていただいた上で政策は進めていただきたいと思っておるわけでございますので、これは高齢者の問題についてもそうです。まだ私も県の高齢者に対する医療の議員もしておりますけどですね、もうそこだけでも次々に変わっていくので対応が大変なのであります。

 ですからそういった意味で、やはり先を見通してぴしゃっとした政策にしていただきたいという希望を持っております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 最後になりますけど、昨年来の経済危機を克服するために国では総額で14兆円を超える平成21年度の予算とか、また、平成21年度の第一次補正予算が今年の5月に可決、成立しております。この予算の中には現在嘉麻市においても今議会に提案されてます地域活性化公共投資臨時交付金、また地域活性化経済対策臨時交付金、また自治体に交付される15の基金などの創設等が計上されております。

 この予算の活用を前提に、この嘉麻市としても経済危機対策に資する事業も計画して、また補正予算の議決と事業の執行を目指しておりますけども、また準備も行っております。

 新政権では新たな財源確保のために公共事業の見直し、また予算執行の見直し、凍結等の動きが現在ありますけども、事業の工法とか周知っていうのが進んでいる地方自治体にとって、本当に憂慮すべき事態の発生が懸念されると思っておりますけども、その点市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 嘉麻市にとりましても今ご指摘があったようないろんな点があって、例えば道路特定財源ですね、こういうのがちゃんとありましたので、これは道路で得た収入は道路に特定して充てるんだという国の方策がありましたので、今進んでおります322も大変先々希望が持てたわけですけども、じゃあこれによってですね、確かに、一時思いますと振り返ってみますと77円というガソリンの時代がございましたよね。今幾らですか。一番このあたりでも安いとこでも121円ではないですかね。でこれも日々変動してます。今日は128円かと思ったら、今日は125円とかですね、そういうような状況でありますので非常に安定しておりません。しかし、一時の、私も183円のときに入れたときありますけど、それから比べますと安くはなっております。しかし、安くなってる分だけガソリンを使用するそのときはいいんですけど、じゃあ道路造るときにはどういう財源からするのかという、その不安感が残るわけでありまして、そういった意味で私ども地方自治体は、今まで道路特定財源を確保せないかんということで、国、県に対して強く要望してきた経緯があります。と申しますのもですね、これは例出して悪いと思いますが、もう東京都はもう道路は要らないとなるでしょう。あれだけ整備されとったら。

 しかし、私ども地方にとってはまだまだ道路は必要なんですよね。道路がぴしっとできて、例えば嘉麻市でも322がきちっと開通すれば、これ経済効果もそれから交流も深まって非常にいいわけですけれども、だから地方はまだまだ道路は整備されていませんよと。しかし、それがむだだということであれば地方は疲弊すると思うんで、322については今後も一生懸命やっていかなくてはいけないだろうと思います。

 そういったことで私ども地方自治体のものとしては、道路整備がこういったことで遅れることのないようにしていかなくてはいけないだろうと思います。

 とにかく今一番私が不安に思いますのは、とにかくその裏の財源ですよね、これがいずれの施策もいい面もありますけど、じゃあどうするのかというところに非常に不安を感じておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) いろんな事業を中止にすることになれば、本当に混乱を招くだけでなくて、地域の雇用情勢にも打撃を与えることになると思います。また、経済向上の対策の効果によって、やはり今、景気底入れから成長に転じる兆しの出てきている現状もあります。そういった形、影響の及ぼす状況になることも予想されますので、政策の見直しだとかまた税制の改革、それから制度の変更に当たっては、市長みずから嘉麻市が進めてきた施策とか事業について、財源問題で本当に執行が、支障が生ずることがないように国、県に向けて、また先ほど答弁ありましたけど、市長会等で強く訴えていただきたいことをお願いしまして質問を終わります。ありがとうございます。



○議長(坂口政義) 昼食のため午後1時まで休憩いたします。

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            休憩 午前11時49分

            再開 午後1時1分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 10番、荒木紘子議員。



◆10番(荒木紘子) 荒木でございます。通告書に基づき発言させていただきます。

 7月の集中豪雨の件は、私の前に3人の方が取り上げてくださいましたので、重要なことは言い尽くした感じですが、その現場に居合わせて、水の出始めから水が引いてしまうまでの数時間の状況、また今回は避難者は車いすの家族2人のみで、いつも避難している高齢の婦人数人は他地区の友人や親類に行ったりしたといった状況でしたが、夜中の11時過ぎには対策本部としっかり連絡がとれ、野上部長を初め市の職員の方々、地域住民の代表の方々に大変な苦労をおかけし、また被災者の方々の大変な苦労、苦悩も痛いほど感じ、3度目の被災ですので、もうこれ以上は嫌だという雰囲気に満ち満ちていました。

 それにしても、水の引いた後の翌日からの市の対応には感謝いたしております。し尿処理の対応、ごみの始末、風呂が使えなくなった人の風呂券の発行、消毒など速やかな対応、住民も喜んでいました。関係職員は何人も泊まり込みもあったと聞いております。本当にありがとうございました。

 ところで、増水と水が引くのがとても早いので、土のうが間に合わなかったのが心配したことの一つでしたけれど、今回どのくらいの土のうが用意されて、そして実際に必要とされた、その数量はどんな具合だったでしょうかお聞かせください。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) 災害前におきます土のうの備蓄数でございますけれども、これは市全体で約1,000袋ほど準備をしておった状況でございます。また、稲築地区におきましてはそのうちの300袋を庁舎近くの倉庫のほうに入れて保管をしておりました。が、24日からの大雨によりまして、もう300袋ほどあったものが瞬く間に使い果たしてしまいまして、消防団によりまして追加の補充を行いながら対応に当たったところでございます。また、補充に当たりましては職員にも声をかけまして、約50名ほどの職員から出て来てもらいまして土のうの追加補充を行ったというような状況でございます。

 もう一点の今回の大雨によりまして、使用した土のうの数っていうことですが、これにつきましては大体推計で約4,000ぐらいを使っておるというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 大変な数ですよね。そして天気の悪い中、たくさんの人たちにそういうご苦労をおかけしたことを感謝しております。

 次回からはもっと事前に数多く準備していだたくということですが、水害常習地帯には土のう、杭などの災害に必要なものを常備準備しておく──常に準備しておく水防倉庫みたいなものが身近な場所に必要であるとつくづく感じました。

 吉永議員の発言の中にもありましたが、これからの対策について飯塚市庄内地区からの水の対策、ボタ山から来る水への対策、加圧ポンプの設置など、大きな対策についてはすべてプッシュしていただきましたが、この件につきましては鴨生町行政地区が一丸となって、プラス近隣の被災者も参加した水害対策についての請願の署名741名分を提出していますので、議員の皆様、それから市長さんを初めに行政の皆様のご理解、よろしくお願いいたします。

 市長さん、水防倉庫も含めたこれからの対策について、たびたびで恐れ入りますが、考え、意見などをよろしくお願いいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 昨日から何度かお答えいたしておりますように、今回3回目の被害ですので、根本的には非常に市の単独財政としては難しい面があるかもしれませんけど、全体的にどのような対策をとればいいのかと、これを各部署集まって今から検討を進め、要望活動するところはするところ、市で対応するところはするところ、今ご指摘の土のうの倉庫等も含めてどのような対応策がベターなのかについて今から検討を重ねて対応をするということです。

 なお、これは今異常気象の中ですから、いつ何時こういう事態がまた発生するかわかりませんので、できるだけ速やかに対応していかなくてはいけないというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 本当に大きな問題を抱えていますのでいろいろとご苦労もあられると思いますけれど、ぜひよいほうに改善していただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。

 ここで資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。



○議長(坂口政義) はい。どうぞ。

            〔資料配付〕



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) この嘉麻市、嘉麻市のパンフレットですけど、「のうこう嘉麻市。」ということで、「のうこう」は農業の「農」を「耕す」と、それから多分「濃い、厚い」という「濃厚」と掛け合わしているんだろうと私は理解しておりますけど、すばらしいものができております。中もですね、最近できたんでしょう、稲築のこととかも載ってるんですけれど、碓井の美術館とかも載ってますし、それからアクセスマップとか交通機関ご利用の方とか、お車でお越しの方とか丁寧な編集をしてあるんですけれど、この「のうこう嘉麻市。」はいつ作成されてどのくらいの数量をどんな形で配布されているのでしょうか。どの程度行き渡っているかということと、それからもう一つ、「嘉穂ぐるぐるマップ」っていうのがあるんですよね。これは、このマップは地域のお店の有志の方で作成、発行してますっていうことで、これは「グルメマップ」っていいますか、これは嘉穂町だけにちょっと限られておりますけどなかなか、今グルメ紀行っていうのがはやってまして、あんまりたくさんの金がかからないで2,000円前後ぐらいでおいしい物を食べに行くっていうのはもうある程度ゆとりができた人たちのブームで、あちらこちらと皆さんグループで移動してありますので、なかなかいいなと思って見てるんですけど、これにも大まかな所要時間として車での活動の目安としてご利用くださいっていうような、親切な時間も書いてあるようです。これは市民のパワーでできたみたいですけど、こういうようないい物ができてるんですけど、市はこの「のうこう嘉麻市。」とそれから「嘉穂ぐるぐるマップ」、こういうものをどういうふうに宣伝してるっていうかどういうふうに生かされているんでしょうか。聞かしてください。



○議長(坂口政義) 産業振興課長。



◎産業振興課長(松岡一彦) 荒木議員の質問にお答えいたします。

 まず、嘉麻市観光マップです。これは平成19年度に「嘉麻市のうこう」いうタイトルで作成いたしました。これは市外の人たちに早く嘉麻市を知っていただきたい、まあ市内ももとよりですけど。それで多くの人にこっちのほう来ていただきたいということで配布いたしております。

 それで、市内の主な配布先ですね。これはもう市の各施設、それから道の駅、馬古屏とかキャンプ村ですね、そういったとに配布しております。

 それから、市外についてはアクロス福岡、これ県の関係ですけど情報部というのがあって、そこにもしてます。それから福岡県東京事務所、それから福岡県名古屋事務所、それから福岡県大阪事務所、それから県の県物産展振興会などで配布しております。そこからその人たちからいろんなところに配布していただいております。

 今後はそれくらいじゃなくって近隣の観光施設とか、それから駅とか、もしできればそういったとこに協力を依頼しながら嘉麻市のPRに努めたいと思っております。

 それからもう一点、嘉麻市のぐるぐるマップというものがあります。このマップは嘉麻市の嘉穂町と碓井町の手づくり工房やお店で名所、旧跡を紹介しているもので、地域お店の有志の方で作成、発行しているものです。

 今後はこういう方たちと話し、協力を得ながら、今度は嘉麻市全体の、山田、稲築含めたところのそういったぐるぐるマップができればそういうふうに努力したいと考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 大変よいお考えだと思います。嘉麻市のこの内容を県の内外の方々に認知していただくためにはやっぱり季節によって「嘉麻市グルメ紀行」とか、「今、嘉麻市がうまい」とか、そういうようなキャッチフレーズを添えて旅行者に売り込むことが必要だと思います。宣伝の仕方も一工夫も二工夫も要ると思います。そして、たびたび嘉麻市に行ってみようやあと心がときめく、そして確実に人とお金がこの地に集まってくるように積極的に動いて欲しいと思います。

 先日、連休のときに88歳の母を伊藤伝右衛門邸に案内したのですが、その玄関の土間に飯塚市のパンフレットや資料が置いてある中に、福智町の「日王の湯」のパンフレットが置いてあったんですよ。これには私は驚きましたね。やっぱりたくましいなあと思いましてね、それならもう日王の湯が置いてあるならうちの「のうこう嘉麻市。」のパンフレットなんか。そんなに立派なものじゃあないんですよ。素材も色合いも、うちの「のうこう嘉麻市。」なんか断然存在感もあるし、飯塚まで来たら、「ほんなら嘉麻市に行こうや」っていうふうになるんじゃないかと思ってですね、早速ご報告さしていただこうと思ったんです。

 そして、嘉麻市はおいしいものがたくさんありますよね。酒・肉・果物・米・野菜。そして稲築地区では万葉集の中では一番歌のいい山上憶良の歌碑もありますし、それから山野の楽、沖出の古墳に始まって、碓井、山田、嘉穂地区のたくさんの見せどころ、味どころを網羅した「嘉麻市グルメ紀行」みたいなものを企画してみてください。

 そして、私たち議員やいつも傍聴に来ていただく方々に、こういうグルメ紀行ができたんですけど、一回バスに乗って、試乗してもらって「感想を聞かせてください」っていうような企画をぜひ近々やって欲しいと思います。実費はちゃあんと割り当てのお金は払いますので、ただで招待してくださいとは言いませんから、ぜひそれはやってみてください。その後、季節ごとの嘉麻市のグルメ観光プランを練りに練って、季節にマッチしたバス旅行の企画を旅行社に提案する。空気もいいし、例えば嘉穂地区だったら黒田節大会も去年は大成功でしたよね。その時期にちょうど合わせて酒どころの案内、ついでにナシ、リンゴ、肉のグルメ旅行、空気もいいし楽しいなっていうような感じいかがでしょうか。また、山田地区のヒマワリ畑を鑑賞し碓井の美術館で絵画を鑑賞、嘉穂牛を買って帰るなどなど、プランは幾つも作成できますよね。

 市長も嘉麻市の自慢する、どこかに行かれたときに「嘉麻市の味どころ見どころは何ですか」って聞かれたときに何を挙げられますか、教えてください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 少し外れる点もあろうかと思いますが、一応今議員ご指摘の点については、嘉麻市が誇れるものというふうに捉えてお答えを申し上げたいと思っております。

 まず、第一ですね、この嘉麻市という名称です。これ非常に誇りになるんじゃないかなと思うわけであります。

 皆さんもう既にご存じのとおりかと思いますけど、これは日本書紀の巻18に出てきます。安閑天皇のときに宮家、これの鎌郡、その当時は「金」にいわゆるこう、この「鎌」ですね。鎌郡ということでしたけれども、この安閑天皇のときに屯倉とかそういうところに地名をつけなさいというようなことでありまして、そのときに今嘉麻市の「嘉麻」というふうについたというふうになっております。

 したがいまして、この近辺の土地の名前では一番古く由緒ある地名ということになろうかと思います。それをとって、ご存じのとおり新市になるときに新市の名前を募集した中でこの「嘉麻市」というのが一番多くこれが採用され嘉麻市になったわけです。

 ですから、当初、合併した当時はいろんな機会を捉えて私はこのことを県の議長会とか、あるいは市長会とか、そういうとこでも紹介をいたしておりましたし、それから新市発足のその案内の中にもそれを書いてご案内を申し上げたとこでございます。そういう嘉麻市というのが一つ。

 それから、議員が今ご指摘にあってるような、「豊かな自然環境とフルーツの里」、それから「食の里」と言ってもいいと思いますが、今議員がおっしゃった嘉穂牛はあります。で、これ非常においしいという好評ですよね。それからフルーツの里はナシやリンゴが非常にすばらしい味であります。

 私もある方、北九州の若松のほうにこのリンゴをお送りしましたら、嘉穂のフルーツ、リンゴの中には蜜が入ってるリンゴがあるんですね。これが非常においしかったということで、その後わざわざ若松からこちらのほうにそれを買うために訪れていただいているというような実態もありますので、自然環境のすばらしさと「フルーツの里」、「食の里」ということで、そういうことで自慢できることじゃあなかろうかと思っておるとこであります。

 それから、3点目は、これは「人を育むまち」ということで、これについては例えば教育委員会のほうでやっております、近隣ではない小学校35人完全学級を今実施しております。それから中学校は全部配置するとすごい人数になりますので、35人を超えるところはそれなりの人数を加配しておるというような格好で、「人づくりはまちづくり」と昨日も申し上げましたが、そういったことで「豊かな人を育むまち」ということで、学校教育に限らず生涯学習についても力を入れているとこでございます。

 それから、歴史文化遺産の町でもあるわけですよね。ですから、歴史文化についてはもうかなりあります。今、議員もかかわっておられます山上憶良のこの点とか、あるいは山野の楽ですね。先日私も参加してかみしもで歩きましたけど山野の楽。これは800年近く続いております。

 それから、益富城址もありますし沖出古墳もありますし、全国で一つしかないと言われているような鮭神社もございます。

 それから、旧山田のほうは白馬山の安国寺という、こういう県指定を受けてるようなところも、その他たくさんございます。

 それから、もう一つは、市民参加のまちづくりっていうことも自慢できるんじゃないかと思います。これについては今皆さんにご迷惑かけまして、特にボランティアで来ていただいております方、本当にボランティアで自治基本条例を、基本骨子を作っていただいて、今議会に提案しておるこの自治基本条例、その以前から提案型事業というのも取り入れて上限30万円でいろいろしていただいております。今日も傍聴にも見えられておりますけど、その経費で花を道路沿いに作っていただいたり、そういう活動もして、市民が主導、共働、そういうことでなっていくっていうことでありますので、自治基本条例についてはなお、ほかの自治体から非常に嘉麻市の方向づけは参考になるということで、先日も視察に、研修に参られたところであります。そういのも今後自慢する、市民主導の市政ということで自慢できるものになっていくんじゃないかなあと思っております。

 それから、その他としましては、筑豊の全天候型一つしかないという総合グラウンドですね。嘉穂にあります総合グラウンド、運動公園。これも非常に自慢できるものじゃあないかなと。

 それから、いつも議員もかかわっておられます織田廣喜美術館、これもこの近辺にはないすばらしい美術館としてあるわけでございます。

 それから、問題になりまして、今ライトアップは控えて、控えるちうかしておりませんけれども、今322に、山田に山田大橋という非常に陸橋、すごい長さの橋がかかっております。陸橋じゃあ珍しい。でこれに大体ライトアップをして、しようという計画でしたけど、週刊誌にたたかれて、麻生大橋とかたたかれまして、それにライトアップしたらちょっとあれやなあということで今控えておりますけど、そういうところも今から名所として自慢できることになっていくんじゃないかと思います。総じていろんな、この嘉麻市には名所、旧跡がございますので、多分議員のご指摘ではそういうのを生かして、今後他の地区等も連携とってやんなさいということであろうと思いますが、こういう恵まれた資源があるわけですからそれを十分生かして、また自慢しながら嘉麻市をアピールしていきたいと考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 大変いろいろと市長さんも幅広くお勉強されているので嬉しく思いましたけれど、やっぱりちょっと宝の持ち腐れっていう感じがしますか、まだ今いろいろおっしゃったことが完全に生かされていないっていうのがありますよね。それで先日も、何回か私はこの場で佐賀県の武雄市の話をさせていただきましたけれど、市役所の中にレモングラス課とかいのしし課とかいうのがある市でですね、昨年からえらいクローズアップされまして、テレビ、新聞、雑誌によく取り上げられています。

 私が2年前訪問したときは、もう市長も課長も職員も生産者がチームをつくって代わりばんこに東京のほうに出張してきまして、某デパートでレモングラスのお茶を売り込んでおられました。それで前回も言いましたけれども必死に市長についていってるんですと、日曜返上でのお仕事ぶりでしたけれど、今年に入ってからまた武雄が新聞にすごく大きく載せられまして、イノシシの加工肉の武雄ブランドとして──外国人は鹿のお肉とかイノシシの肉とか燻製なんか好むみたいで、武雄ブランドとして外国にも売り出したいという、そういうようなもう地産所もできて、なんかもうやるわねって感じなんですよ。それで私もたびたび、ただ駆除するだけではなく、節度ある有効活用ということで、イノシシの対策も含めて提案をしておりますけれど、その後このことには進展しておりますでしょうか、お聞かせください。



○議長(坂口政義) 産業振興課長。



◎産業振興課長(松岡一彦) お答えいたします。

 この前、確かに私も前の前課長から、荒木議員がそういうことでブランド化とかしたことお伺いしております。

 一応その後はブランド化については猟友会とお話をしております。それと、あとこれ燻製をやってる方がいらっしゃいます。そこにも一応お願いしてるところでございます。

 ただ、問題点は、それの搬入どきの血抜きの処理とか、あとそういう供給が猟友会として一定の供給量が確保できるか、そういう点とあと販売ルートですね。そういう点を今後協議しながら進めてまいりたいと思っております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) よその県でできていることですから福岡県ができないっていうことは私はないと思います。それでやはりいろんな、県によってちょっとそういうことの対応によって格差がありますからね、福岡県は今までできてないっていうことはいろんな問題を抱えているのかな、ハードルがあるのかなっていうのは推測されますけれど、よそはもうできてて外国にでも売り出そうかっていうときに福岡県はまだどこも手を挙げてない。でやっぱり手を挙げるんなら今だと思うんですよね。添田がやってからその後にうちが後から手を挙げてもだめです。添田の町長は積極的ですからもしかしたら悩んで考えているかもしれない。でも、私はもう嘉麻市がぜひこのことには一番に手を挙げて、福岡県ではナンバーワンでオンリーワンの取り組みとして着々と実行していってほしいと願っております。

 このごろ稲築も結構イノシシ出てるんですって。それで友人の家なんか栗の実を「上手に食べるんよう」といってから、何かそういう話もあって、市に調査に来てもらったら「相当裏山にはおりますばい」っていうことで、「どうしようかって、実際怖い話よね」とかいう話も出ておりましたけれど、山田もヒマワリ畑見に行ったんです。そしてその後枯れた状態でどうなってるかな、行ってみようかなって思ったら、中村議員にお聞きしましたら、「もうイノシシに荒らされて種もとれんとですばい。」すごいですねっていう感じで、嘉穂町は嘉穂町で相当被害もあるようですけれど、碓井はどうなんでしょう。碓井の情報はもらっておりませんけれど、何かやはりさっき言いましたけれど、やはり私ども人間が脅かされない程度のやっぱ共存はしなければならないと思いますので、ただ駆除するだけではなくて、節度ある有効活用ということで、着々と、ご苦労は多いと思うんですけれど、市長さんもバックアップして、そしてとにかく福岡県でナンバーワンでなくてはいけないとつくづく思います。

 それで、市長さんもしょっちゅう上京されてますけど、二、三日前もテレビで有楽町のサテライトっていうことで福岡の物産がとてもよく売れてる。この不景気なのにとにかく福岡の物がよく売れているっていうような報道をちょっと2度ほど見たんですよ。で今度上京されたときはその有楽町のサテライトで福岡県の物がどういうふうな状態で販売されているのか、どういう物が好まれているかっていうのを市場視察もしてきていただきたいと思います。そして政権も変わりましたけれど、「農」のほうも力を入れていただけると思いますので、そういうことも含めて、さっき山上憶良の話とか日本書紀の話とかされてましたけど、もうこの地は屯倉だったということで、山上憶良は1400年前からのお話でございます。太宰府の長官として来たということでですね。どうしてここの嘉麻に来たかっていいますと、市場視察、税金の入り具合とかお米や、それからムラサキグサっていう染め物になるような草花がたくさんあるっていうことで、それの納品ですね。そういうことも含めて視察に来たようでございますけれど。そのときに、今お昼のチャイムになっております「子らを思う」歌っていうのがですね、「銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」というこの嘉麻の地から全世界に向けて発信できる、子供ほどすばらしい宝物はないんだよというようなすごいうたをこの地から発信できるということで、本当に自慢することがいっぱいあると思いますので、ぜひそういう言葉も添えてすばらしい観光マップを作って、まず手始めに私どもを試乗させてください。こういうプランでこういうコースはいかがでしょうかと、二つ三つはすぐできると思うんですよね。季節によってはちょっと違うかもしれないけど。そして、もう積極的ですね、積極的に市長さんもご一緒に観光会社に売り込んで、どんどこどんどこ県の内外から人を嘉麻市に運んでいただくような施策に力を入れていただいて、非課税世帯が40%という本当に寂しいまちですけれど、少しでもお金が落ちるような、そして活気のあるまちづくりに邁進していただきたいと願うばかりでございます。

 東京の上京のことも含めて、市長さんのお考え、心構えを聞かせてください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今議員ご指摘の内容にかかわらず、嘉麻市の資源を有効に活用して、それを外部に知らしていくということ大事であります。ケーブルテレビがあれば非常にそれですぐ知らせられたんですけど、ああいうふうになりまして。

 しかし、情報はほかにもあるかと思いますので、やはり今は情報の時代ですよね。ですから情報を発信しないと相手は寄って来ないということになりますので、その情報をどういう手段で伝えるかということも非常に重要なものになってくるだろうと思います。

 それから、今議員がたびたび申しておられる武雄市のいのしし課とかああいうのもあるわけで、うちもイノシシ・鹿は非常に多いわけで、ほかの議員さんからも、市長、そういうのを活用して嘉麻市はやるべきじゃあないかというご指摘もいただいておりますし、また竹ですね、竹材を生かしてそれのチップで肥料とかそういうもの、そしたら山も荒れない、そういう。とにかく嘉麻市の資源を生かしてそしてできるような、竹を活用すればタケノコの例えば工場とかそういうことも成り立つならそういうことも考えるでしょうし、いろんなことが考えられると思います。

 それで生産者が一生懸命になっておるものをやはり行政が協力しながらそれを外部に発信していくということは重要であるかと思います。

 今、議員のご指摘のありましたので、今度上京しましたら有楽町のサテライトに行って、どういうものが好まれておるかもこの目で確かめて来たいと思います。

 いずれにいたしましても、企業誘致についても光がないとこはどうもいけないなあという話もあるんで、そういうのも今後また考えなあいかんと思いますし、とにかく今議員のご指摘のあっておるのは特に資源ですね、嘉麻市の資源、それを有効に活用するということに集約されるだろうと思いますから、そういうものがかなり嘉麻市にもあるわけでありますし、それから嘉麻市のいわゆるブランド品も、農産物についても考えていかなくてはいけないだろうと思いますし、いろんな面で今後やはりこの嘉麻市の独自性を生かしたそういう対応を考えていかなくちゃあいけないだろうと考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) ありがとうございます。それでタケノコ、竹の話がちょっと偶然出ましたので補足させていただきますけど、今市民の中に、まあ日本人の中にって言ったがよろしいんでしょうか、中国の物は安いけれども私はほとんど中国の物は買いません。少々高くても日本の物を買います。そういうような人も多いからですね、タケノコの缶詰工場があったけど、今は中国のタケノコが安いのでやめたとかいう話もちらっと聞いておりますけれど、少し市がそういう設備に応援してあげると嘉麻市のタケノコということで、本当に上質のタケノコの缶詰もできると思いますし、そういうものをきちっと選んで買う人も人口的に増えてますので、何も目先の金銭の計算ばっかりしないで、きちっとしたそういうことも踏まえてやっていただきたいと思いますし、それからイノシシも箱わなとかいうのがあるんですってね。ただ撃つだけじゃあなくって。そういうのも結構やっぱりイノシシは大きいので頑丈な箱わなじゃあないといけないしお金もかかるんだよという話もお聞きしたんですけど、そういうことのできればそしたら生きたまま捕獲できるわけですよね。そういうような助成とかができれば普通の家庭で困ってらっしゃるとこなんか助かるんじゃあないかと思いますし、何かこうお金もかかる部分あるんですけど、積極的に嘉麻市ブランドでがんばっていただきたいと願って私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(坂口政義) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

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            散会 午後1時37分