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福岡県 嘉麻市

平成 21年 6月定例会(第2回) 06月17日−03号




平成 21年 6月定例会(第2回) − 06月17日−03号







平成 21年 6月定例会(第2回)


1 議 事 日 程(第3日)
   (平成21年第2回嘉麻市議会定例会)
平成21年6月17日
午前10時開議
於議場


△日程第1 一般質問



┌──┬────────────┬─────────────┬──────┬───────┐
│順位│質 問 項 目     │質 問 要 旨      │質問者   │要答弁者   │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│1 │情報行政について    │情報公開の請求・申し出受 │24豊  一馬│市長・副市長 │
│  │            │付件数及び決定別件数   │      │関係部課長  │
│  │            │情報提供の実施状況と情報 │      │       │
│  │            │公開における問題点につい │      │       │
│  │            │て            │      │       │
│  │            │市職員間における行政情報 │      │       │
│  │            │の共有について      │      │       │
│  │            │嘉麻市自治基本条例制定に │      │       │
│  │            │伴う行政情報基盤の整備に │      │       │
│  │            │ついて          │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│  │市民生活相談室について │市民生活相談室の開設状況 │      │〃      │
│  │            │について         │      │       │
│  │            │市民生活実態調査の実施に │      │       │
│  │            │ついて          │      │       │
│  │            │多重債務者対策と相談窓 口│      │       │
│  │            │について         │      │       │
│  │            │嘉麻市民生活白書の作成に │      │       │
│  │            │ついて          │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│2 │市民サービスの充実につ │プールの利用時間について │10荒木 紘子│市長     │
│  │いて          │市が実施する講演会や講習 │      │関係部課長  │
│  │            │会及び議会傍聴などにおけ │      │       │
│  │            │る障がい者に対する対応に │      │       │
│  │            │ついて          │      │       │
│  │            │美術館の駐車場について  │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│  │嘉麻市のCO2対策につ │今後の具体策について   │      │〃      │
│  │いて          │市有林の植樹の推進につい │      │       │
│  │            │て            │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│3 │市内産業廃棄物処分場に │百々谷産業廃棄物処分場の │14中村 春夫│市長     │
│  │ついて         │過剰搬入分の処理について │      │関係部課長  │
│  │            │熊ケ畑産業廃棄物処分場の │      │       │
│  │            │現状は          │      │       │
│  │不法投棄焼却灰について │熊ケ畑不法投棄焼却ゴミの │      │〃      │
│  │            │処分は          │      │       │
│  │防災行政無線について  │防災行政無線の活用につい │      │関係部課長  │
│  │            │て            │      │       │
│  │市内ケーブルテレビ事業 │ケーブルテレビの有料化等 │      │市長     │
│  │について        │について         │      │関係部課長  │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│4 │保健福祉行政について  │(1)嘉麻赤十字病院の充実  │13宮原 由光│市長     │
│  │            │と旧山田高等学校跡地の医 │      │関係部課長  │
│  │            │療的活用について     │      │       │
│  │総務行政について    │(2)市バスのフリーバス停  │      │市長     │
│  │            │について         │      │関係部課長  │
│  │            │ ?交通量の少ない地域を │      │       │
│  │            │フリー乗車区間にすること │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│5 │嘉麻赤十字病院について │前回質問時に調査依頼をし │12赤間 幸弘│市長・副市長 │
│  │            │た結果等について     │      │関係部課長  │
│  │難視聴地域解消について │ケーブルテレビ及び難視聴 │      │〃      │
│  │            │地域解消の進捗状況につい │      │       │
│  │            │て            │      │       │
│  │マニフェストについて  │子育て?1の施策について │      │〃      │
│  │(子育て?1について) │学力・体力テストについて │      │       │
│  │            │(結果を受け、嘉麻市とし │      │       │
│  │            │てどう対処していくつも り│      │       │
│  │            │なのか)         │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│6 │市政推進について    │平成21年度市政の方向性 │9田中日本明│市長     │
│  │            │と実施について      │      │       │
│  │            │(行政改革140項目全て │      │       │
│  │            │を含む実行性と評価)   │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│7 │市営住宅の運営、管理に │(1)市営住宅の住民から老  │2田上 孝樹│市長     │
│  │ついて         │朽化に伴う補修など様々な │      │関係部課長  │
│  │            │  要望が出ているが、そ │      │       │
│  │            │の対応について      │      │       │
│  │低炭素社会づくりの取り │(1)公用車の保有台数につ  │      │〃      │
│  │組みについて      │いて           │      │       │
│  │            │(2)年間経費について    │      │       │
│  │教育行政について    │(1)学童保育の安全管理に  │      │〃      │
│  │            │ついて          │      │       │
│  │            │(2)送迎時の各学童保育の  │      │       │
│  │            │現状について       │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│8 │市バス運行について   │稲築地区の福祉バスを市バ │7永水 民生│関係部課   │
│  │            │スに移行できないか    │      │長      │
│  │            │ (再質問)       │      │       │
│  │            │  (1)その後、検討された │      │       │
│  │            │のか           │      │       │
│  │教育施策について    │嘉穂地区小学校統廃合につ │      │       │
│  │            │いて           │      │市長・教育長 │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│9 │窓口業務の効率化につい │(1)時差勤務制(フレック  │4藤  伸一│市長     │
│  │て           │スタイム制)の導入につい │      │関係部課長  │
│  │            │て            │      │       │
│  │            │(2)窓口時間の延長サービ  │      │       │
│  │            │スについて        │      │       │
│  │介護保険制度について  │(1)介護サービスの実態に  │      │〃      │
│  │            │ついて          │      │       │
│  │            │(2)介護支援ボランティア  │      │       │
│  │            │制度について       │      │       │
│  │新経済対策(平成21年 │(1)地域活性化・経済危機  │      │〃      │
│  │度補正予算)について  │対策臨時交付金の事業計画 │      │       │
│  │            │について         │      │       │
│  │            │ ?学校教育行政について │      │       │
│  │            │ (学校ICT環境整備事 │      │       │
│  │            │業について)       │      │       │
│  │            │ ?子育て支援について  │      │       │
│  │            │ (嘉麻市独自の子育て応 │      │       │
│  │            │援特別手当について)   │      │       │
│  │            │(2)保健事業について    │      │       │
│  │            │ ?がん検診の受診率の向 │      │       │
│  │            │上について        │      │       │
├──┼────────────┼─────────────┼──────┼───────┤
│10 │嘉麻市男女共同参画推進 │1 嘉麻市男女共同参画推 │3田淵千恵子│市長     │
│  │条例制定に向けて    │進条例制定審議会について │      │関係部課長  │
│  │            │ (1)審議会委員選出につい │      │       │
│  │            │て            │      │       │
│  │            │ (2)公募する委員の数と応 │      │       │
│  │            │募の実態         │      │       │
│  │            │ (3)男女の比率      │      │       │
│  │            │ (4)条例制定スケジュール │      │       │
│  │            │2 嘉麻市男女共同参画社 │      │       │
│  │            │会実現への体制づくりにつ │      │       │
│  │            │いて           │      │       │
│  │            │ (1)平成21年度男女共同 │      │       │
│  │            │参画推進本部のメンバー  │      │       │
│  │            │ (2)市の審議会等への女性 │      │       │
│  │            │参画の数値        │      │       │
│  │            │ (3)市における女性職員の │      │       │
│  │            │登用推進         │      │       │
│  │            │ (4)ドメスティックバイオ │      │       │
│  │            │レンスの実態、対応、ドメ │      │       │
│  │            │スティックバイオレンス被 │      │       │
│  │            │害者への定額給付金に相当 │      │       │
│  │            │する給付について     │      │       │
│  │            │ (5)相談窓口の設置    │      │       │
│  │            │ (6)男女共同参画センター │      │       │
│  │            │3 嘉麻市男女共同参画社 │      │       │
│  │            │会の実施に向けて     │      │       │
│  │            │ (1)国・県・市町村の状況 │      │       │
│  │            │ (2)学校教育現場における │      │       │
│  │            │状況           │      │       │
└──┴────────────┴─────────────┴──────┴───────┘




2 出席議員は次のとおりである(24名)

   1番  大 谷 清 人   2番  田 上 孝 樹   3番  田 淵 千恵子

   4番  藤   伸 一   5番  岩 永 利 勝   6番  跡 部   治

   7番  永 水 民 生   8番  山 倉 敏 明   9番  田 中 日本明

  10番  荒 木 紘 子  12番  赤 間 幸 弘  13番  宮 原 由 光

  14番  中 村 春 夫  15番  嶋 田 尋 美  16番  北 冨 敬 三

  17番  大 里 健 次  18番  佐 藤 道 彦  19番  梶 原 雄 一

  21番  吉 永 雪 男  22番  浦 田 吉 彦  23番  森   丈 夫

  24番  豊   一 馬  25番  清 水   惠  26番  坂 口 政 義

3 欠席議員は次のとおりである(1名)

  20番  廣 田 一 男  

4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(14名)

       市長             松岡賛

       副市長            田中政喜

       教育長            山崎輝男

       総合政策部長         廣方悟

       市民環境部長         野上憲治

       保健福祉部長         大塚高史

       産業建設部長         松尾洋一

       教育部次長          秋吉俊輔

       人事秘書課長         坂口繁

       総務課長           古川宏

       財政課長           中嶋廣東

       環境課長           田中富美

       農林整備課長         有田芳行

       生涯学習課長         大塚正則

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(5名)

       議会事務局長         大野美知人

       議事課長補佐         森田大助

       議事係長           高野浩典

       議事係書記          草野秀紀

       議事係書記          樋口靖





          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



◎議会事務局長(大野美知人) おはようございます。開会前にお知らせいたします。廣田副議長より入院のため、今期定例会中の欠席の届け出があっております。

 それから、配付資料のご確認をお願いいたします。初めに、議事日程第3号一般質問事項、第4回全国市議会議長会研究フォーラムin金沢の開催案内でございます。

 それから、議員の皆様に申し上げます。予算特別委員会の開催につきましては、6月15日の予算特別委員会で継続審査となっておりました議案第53号について、予算特別委員長より6月22日月曜日10時から開催し、審査を行うとの連絡がありましたので、お知らせをいたします。

 以上でございます。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            開議 午前10時2分



○議長(坂口政義) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1一般質問



○議長(坂口政義) 日程第1、一般質問を行います。

 質問通告の順序に従い、24番、豊一馬議員。豊議員。



◆24番(豊一馬) おはようございます。私の一般質問項目、情報行政については、本議会に提案されている嘉麻市自治基本条例に伴う情報収集機能及び情報提供機能の強化等についてお尋ねする予定でしたが、本条例は、自治基本条例調査特別委員会において閉会中継続審議となりました。そのため、同特別委員会の審議の場に移して引き続き質問をいたしてまいりたいと思いますので、ご了承願います。

 次です。次の質問は、いずれも3月定例会において取り上げた市民生活相談室についての関連事項になるわけですが、4月1日からの機構改革、人事異動等で市民生活相談室がいまだ開設に至っていないとの事前報告を受けたところであります。市長に確認しましたところ、市長も具体的指示を行っていないようでありました。直接担当スタッフが決まらない段階では、市民生活実態調査、市民生活白書の作成等についての事業展開は困難であると思われます。

 したがって、本日の質問事項は次の機会に回したいと思いますが、市長に1点だけお尋ねいたします。市民相談室はいつから開設されるのか、開設の時期を明確にしていただきたいと思います。いかがですか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 豊議員ご指摘の相談窓口でございますが、3月議会で前向きにということでお約束しておりましたが、今までにまだできていないということで申しわけなく思っております。

 市民相談の窓口につきましては、私としては専門的な知識などをたくさん持っておる人材、これが望ましいと考えておるとこでございますが、なかなかそういう人材も確保できないと思っておりますので、専門的な職員は置きにくいかなと思っております。いわゆる専門的といいますと、何でもかんでもたけておるというのは非常に難しいんじゃないかなと思っております。また、いろんな相談については、市も行っておりますし、それから他の機関・団体などにおいても、無料相談などが行われておりますので、こういったものも積極的に大いに活用していただければと思っております。

 しかしながら、今議員ご指摘の相談窓口でございますが、現在のこの現況ですね、経済を含めいろんな現況の中で、すぐに相談されるとこ、またどこに相談していいかよくわからないと、そういった方もおられますので、そういった方への対応が重要になってくるんじゃないかなというふうに思っておりますので、本市におきましても、議員ご指摘の意向を受けて、相談窓口についてはできるだけ早い機会に設置したいと思っております。

 なお、先進地として調査をする必要もあろうかと思っておりますが、奄美市とか大牟田市においても、福岡県ではそういった消費者生活相談員とか置きながらやっておるというふうにもお聞きしておりますので、そういったとこの先進地を早急にメリットだけをとって、嘉麻市におきましても、これは、いわゆる専門知識をたくさん持った職員にならないかもしれませんけど、早急に配置したいというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 今回の答弁も3月議会のときの答弁と余り変わらないんですよ。普通の、筑豊がまだ石炭景気で栄えておる時代の話ならそれでいいけど、今の時点での市長の認識の仕方、非常に甘いと思う、市長だけやなくて市の危機感というのをほとんど感じられない。

 このごろ、私だけやなくていつも言っていますけれども、議員のところにはいろいろな相談あってるんですよ。市長のところにも相談がいろいろあっている、電話もあっていると思うんですよ。それに対してすべて答えるということはできない。ただ、市民が訴えてくるのもごく一部の市民であって、市民全体じゃないんですよ。特に議員とのつながりのある人とか、そういった方々はいろいろ相談に見える。しかし、多くの市民は相談に行くところがないと、悩み事を訴えるところがないというのがもう実態なんですよ。

 特に、今言われた奄美だとか、大牟田だとか、北海道あたりでいろいろやっているところあるけれども、そういうところはやらなくても筑豊は市民相談室、悩み事を受けるという窓口はあけてもらわにゃいかんと、こう思うんですよ。

 だから、私は3月議会での一般質問でやった、市民生活相談室を設けようと言った。だから、6月ですからね、多分スタート切っただろうということで質問通告出したんですよ。質問通告を出した。スタート切っても市民の生活の実態はどうなのかと。6万円から7万円で生活している人たちもいるんですよ。5年も10年も滞納して税金も納められない人たちもたくさんいると、そういう実態を把握しないと、本当の嘉麻市にとってのこういう政策をやるべきだと、市民を救済するためにはどうしたらいいとかいうような案は出てこないんですよ。

 いろいろお話はされたけど、その答弁ではこの前と同じような早い機会にしたいと、実施したいという意向は受けたけど、それだけでは、ああそうですかというわけにはきょうはちょっといかないと。僕は市長と往復2分以内で終わると思ったんです、きょうは。一般質問せんでもいいくらいだった。きのうも市長とは個人的に話をしましたから、そやけどいつからやるというところまで言ってもらわんと、ああそうですかと言わない。

 それで、これはもう触れないつもりだったけど、実態調査をしてもらいたいというのは、全国的に、このごろも怪文書が出てたですね、夕張を出して。第2の夕張になっちゃいかんというケーブルテレビの怪文書、市長も言ってたように。これもちょっと感覚は違ってるんですよ。

 夕張市は、夕張の市民は、嘉麻市の市民よりも生活状況はいいんですよ。これを調べてみたら、嘉麻市のこれ住民、全体を見るなら地方税、住民税ですね、住民税を見て1人当たりを出すと比較はできるんですよ。嘉麻市の住民税は1人当たり幾らかといったら、嘉麻市の場合は2万9,360円になっております。これ一番新しい総務省の出した資料から出しましたので、嘉麻市の人口4万5,707人で、地方税が1人当たり6万3,775円、それから住民税が2万9,360円と。いいですか、1人当たりの2万9,360円、これに対して夕張は、住民税1人当たり4万437円なんですよ。人口は1万2,068人、これは2008年3月31日のデータです。4万437円が夕張なんです。だから、夕張市民の暮らしのほうが嘉麻市よりも随分いいということが言えるんですよ、総体的に。

 そして、嘉麻市の2万9,000円というのは、全国一じゃないかと思うぐらいに低いんですよ。それは、このごろ国保税ですか、改正、専決やった改正の問題にも出てきたでしょう。高額所得者にとっては最高税額30人ですかね、これ飯塚あたりと比べると随分嘉麻市のほうは少ないんですよ。

 こういうのを見ても、飯塚の場合が、住民税は嘉麻市2万9,360円に対して飯塚市は4万9,683円、相当な格差があります。田川市4万1,778円、こういうふうに続いているんですよ。

 だから、筑豊は全国的に貧困層が多いと、こう言われてる。貧困層が多いから学力テストでも全国的に低いんですよ。いろいろ影響してくるものがあるわけですよ。それだけ住民の悩みが大きいということは言えるわけですから、それで市民生活相談室を市長室の中に置いたらどうかと思うぐらいなんですよ。

 市長のところにも市民のほうからいろいろ電話が入っていると思う、相談の。市長と個人的に知ってる方々ですね、市長選挙で応援した人たちとか、特殊な、そういった人たちはいいでしょうけれども、多くの市民は市長のところには声は届かないんですよ。だから、市長のかわりに市民相談室をつくって、そこに市民の困った人だれでも訪ねてきなさいというような室をつくって欲しいというのが願いなんです。

 そこで、次6月議会の後は9月議会ですから、だから、9月議会までには実施すると、それだけは答弁してください。私はそしたら終わりますから。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今いろいろご指摘あっておりますように、いわゆる相談したくてもどこに相談していいのかわからないと、そういうのが議員各位にもいろいろあってるかと思います。そういった意味で、今ご指摘あっておりますし、きのうは担当部にも一日も早くということで指示はしているとこでございますので、9月議会、9月までには担当者を決めたいと思っております。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 市長から9月議会までには実行するという答弁いただきましたので、私の質問は、以上で終わります。



○議長(坂口政義) 次に、10番、荒木紘子議員。



◆10番(荒木紘子) おはようございます。10番、荒木でございます。通告書に基づき一般質問をさせていただきます。

 まず、今回は住民サービスの充実について発言いたします。

 3つの部門について市民からの要望があり、その中でも特に回答があったものの、私から見ればどうしても納得がいかなかったプールの利用時間について、まずお尋ねいたします。

 昨年の12月に、市民からプールから出てシャワールーム、着衣、屋外へ出るというアフターの時間をサルビアパーク並み──サルビアが20分だったそうです、稲築のほうは10分だったものですから、サルビアパーク並みに延長してくださいっていう要望がありました。それで、12月に担当のほうに「こういう要望があっておりますけれど、考えていただけますか」っていうことでしておりましたら、「はい」ということでしたんですけど、なかなかお返事がいただけませんので、「あの件はどうなったの」ということで、優しく催促の電話をいたしました。そしたら、「業者と協議中です」ということで、そしてまたしばらくそのままでしたんですけれど、3月ぐらいにまた、「あの件はあのままよ、どうかなったの」って言ったら、「協議中です」って言うんですよね。それでもう4月にもなりましたし、私も余り強く偉そうに言うのは好きじゃないんですけれど、「おかしいんじゃない」って「私がいつ改造してくださいとか予算を追加してくださいって言いました」って、「プールの着がえをする時間を10分ぐらい延ばしてというのがどうしてそんなに時間がかかるの、課長にかわってください」って言ったわけですよね。そしたら、課長さんからすぐ電話いただいて、経過説明をさせていただきますということで、お時間くださいということでしたので、稲築公民館でお会いしたんですけれど、またそこで4人も見えているんですよね、職員が、経過説明に。びっくりいたしました。

 それで、恐縮もしたんですけれど、それで結局その回答が「サルビアパークを15分にしました」と言われるんですよ。そして稲築のほうも15分くらいにということで、それで、それは改悪じゃないですかって、私があんなこと言ったばっかりにサルビアの人は迷惑してるかなっていう、そういうのもあったものですから、ちょっと反論したんですけれど、規則とか条例とかいろいろありまして、ちゅうことで、ああそうなんですかあということで私も帰りましたけど、どう考えても納得がいかないわけです。

 それで、さっきも言いましたように、改造してくれとか、余分なものを買ってくれとか言ってるわけじゃないで、ハートの部分で5分、10分何で見てあげられないのかなあっていう思いが強くて、私も高齢者になりましたので、温水プールに行きますと、やはり1時間でというのがありますから、もう45分ぐらいからいつも時計を見ながら歩いているんですよね。そして、あっ時間が来たということで上がりますけれど、滑って骨でも折ったら大変なので、へっぴり腰で恐る恐る縁まで行って、手すりを持ちながらシャワールームに行ったりとかしていますので、本当に着がえの時間とか、そういう時間を制限するというのはつらいなあっていうのを実感しております。

 それと、岩永議員も要望されたと思うんですけど、シャワールームにいすを置いて欲しいというのがあるんですよね。着がえとか──男性の方は意外と着がえ早いと思うんですけど、女性は着がえに時間がかかります。それから、髪もドライヤーかけたりとかもありますので、やっぱりしっかりした介護用のいすなんかがありますね、おふろ用の、ああいうのを置いていただいていると本当に動作が安心してできるんですけど、それもそのままというようなことでお聞きしておりますけれど、温水プールは健康増進や保持のための楽しみと、それからゆとりもなく、プールでの友情をはぐくむいとまもないという現実ですので、最近、筑豊緑地でプール見学に行ってまいりました。そこは、65歳以上は50円ということで、利用も多く、何かゆたっとして何かそういうメル友じゃなくて、プールのお友達もそういうとこで友情が芽生えたりして、何かとても楽しそうでした。

 でも、うちの場合はそこまでいかないなあとか思いながら、うらやましい限りで帰ってきたんですけれど、課長さんたちは業者とのいろんなかかわりもあって、いろんな思い切った決断はできないと思うんですけど、あとは市長さんの英断にかかっているかなと思いまして、着がえの時間ぐらい十分上げなさいよという市長の高らかなお声をいただきたいと思いまして、一般質問に入れさせていただきました。市長よろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) この問題につきましては、十分私も理解しておるとこでございます。したがいまして、以前から、今は、ただいまはご存じのとおり、プールはどちらとも指定管理者になっとるわけですね。ですから、そこの運営方法ももちろんありますので、余りかぶせることもどうかと思いますけど、要望とかそういうのはされると思うわけです。

 しかしながら、議員ご指摘の点もっともだと思います。ところが、現実的にプールのそういう指導あるいは管理している人に聞きますと、時間が10分としますね、15分、じゃ5分ぐらいいいじゃないかと、そういうのが非常に多いらしいんですよね。ですから、収拾がつかなくなると。だから、結局あの人にはああいうように認めておって、そしてこの人にはだめと、どういうことなのかというようなことがよくトラブルようでございます。

 したがいまして、今後議員ご指摘もありますので、どういう──延長した場合にどういうふうな害が出るのか。ゆっくり着がえたりするちゅうことはそれ時間をとらなくてはいけないだろうと思うんですよね。ですから、そういうことも指定管理者と十分話し合って、議員のご意向に沿うように今後していきたいと思います。

 それから、利用者のほうにもそういうことをはっきり徹底する必要があると思うんですよね。そうしないと、もう無差別にすることも中におって、いつもそれでトラブルということで、実際プールを管理運営している人についてはそういうことを聞きますもんですから、今議員からもご指摘がありましたので、この件につきましては十分皆さんが、これは議員ご指摘のとおり、健康増進とか健康維持に大きく寄与し、その上これ医療費が市の負担も少なくなるわけですから、非常に温水プールについては今後そういった観点からも、改善される点は改善していかなくちゃいけないというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) ありがとうございます。そこで、我が市の昨年度のプール利用状況と、それから使用料、それから前年度との比較などをお聞かせください。



○議長(坂口政義) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(大塚正則) サルビアパーク、それからスイミングプラザなつきの利用状況でございますが、まず利用者数でございます。平成19年度は──サルビアパークから申し上げます、平成19年度は11万3,130名、平成20年度は10万6,095名、7,035名の減でございます。それから、スイミングプラザなつきの利用者数でございますが、19年度は9万3,875名、20年度は8万6,734名、7,141名の減でございます。

 利用料金の関係ですが、サルビアパークにつきましては、平成19年度が1,330万9,507円、20年度が1,297万1,568円、33万7,939円の減収でございます。それから、スイミングプラザなつきでございますが、19年度が661万7,750円、それから20年度が629万6,750円、32万1,000円の減収でございます。これはあくまでも指定管理者の自主事業の利用料金でございます。

 以上になっております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 驚きましたですね。このなつきもサルビアも7,000人ぐらい減少ということで、これは、この数字は何を語っているのでしょうか。私は、やはり職員の方といろいろお会いしてお願いすることなんかが多いんですけど、職員によってはもうお昼ご飯、お弁当食べているのに、おはし置いてから対応してくださる方がいらしたり、それはもう気の毒だから「1時間後に来ますから」とか言っても、「いや、します」とか言って、すぐ資料をそろえてくださったりとか、対応してくださる方もいらっしゃいますし、まあ置かれている状況もあるでしょうけど、なかなかいつまでもお返事いただけないこともありますし、でもやはり市民の方に利用してもらおうと、そして何がしかの金額をいただくとすれば、やはり営業しなければいけないと思うんですよね。あなたが社長ならどうする、やはりたくさんの人に利用していただく、そして収益を上げようとすれば、やはりそこは頭を下げて、言葉もやわらかく、そしてこれ以上の設備をしろとかいうことじゃなくて、やはりハートの面で勝負しないと、収益は上がらないんじゃないかと思います。これはもう絶対に営業努力が足りないと思います。

 私はよく佐賀県の武雄市の話をしますけど、あそこは気合いが入っていますよね。名刺に営業部とかいのしし係、今度はいのしし課ができました。ハーブ、レモングラス課というのもありましたね。何かそういうふうで、プールなんかもやはりよそからも来ていただいて、また感じがよかったから行こうかとか、そういうような営業をしなければいけないと思うんですよね。

 それで、いろいろお仕事もたくさんで忙しいと思うんですけど、営業に撤してもらいたいと思います。規則よりもそういうハートの部分で勝負しないと、もう嘉麻市なんかやっていけないんじゃないですか。市長、このハートの部分、営業の心ということでどう思われますか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘のとおりだと思います。これ指定管理者になっておりますので、そこで頑張っていただかなくてはいけないだろうと思いますが、一つ縛りがあるんですよね、議員ご存じないかもしれませんけど、これはほかの民間のスイミングスクールとかいろいろあるわけでございまして、そことの、例えばサルビアであれば、私もどんどん今議員が思われているとおり、旧山田時代ですね、これちゃんと営業してピシャッとせないかんちゅうことで、ポスターをつくりいろんなことをして回って、それからバスもしようとしたんですけど、スイミングスクールのほうの民間のほうから当初の約束と違うんじゃないかということの指摘がございまして、ポスターを張るぐらいに今なっておりますので、そういったとこの絡みが若干ございます。

 しかしながら、ただ議員ご指摘のとおり、そういう指定管理者であってもこれは営業効果を上げないと、市の負担も結局は多くなるわけですから、今減額をかなりして両プールとも厳しいかとも思いますけど、それは議員ご指摘のように努力してだんだん落ちておる。こういう施設が周囲にも増えてきておりますので、その関係も当然あるんですけれども、利用者が減じておるということが現実数字としてあらわれているわけですから、努力はしなくてはいけないというふうに、また今後指定管理者の方にもお願いをしていきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 次年度は少し利用者が増えるといいですね、よろしくお願いしておきます。

 次に、市がいろいろ実施しています講演会やら講習会、議会傍聴などにおける障害者に対する対応についてお願いいたします。

 最近、いろんな説明会や勉強会などに参加しておりますけれど、手話サークルの人たちが一生懸命通訳をして、難聴の方々ととても熱心に勉強されているのに感動する場面によく出くわします。

 それで、きのうは議会の傍聴が終わってから市民の方にもずっとしかられっ放しだったんですけど、あんたたちはいろんな講演会とかあれがあっているのに、議員が来たのを見たことないと、あんたちはどげんしよるねちゅうてから、何か大層しかられましたけどね、私は反論するようですけれど、時間の許す限りいろんな説明会とかには出席しておりますから、その手話の方たちが、手話の会の人たちがどれだけ内容の複雑な、本当に大変だろうと思うようなそういうところを三、四人とかで交代で本当数人の聾唖者の方たちに説明されているわけですよね。

 その中で、議会にも行きたいとかいうような声もあったんですけれど、それで、直接議長さんにお願いして、そういう議会傍聴の件なんかもというのが筋だったかもしれませんけれど、そういう事業など、昨年でいいんですけれど、大体嘉麻市主催のものが幾つぐらいあって、参加人員とか、特に手話の会を必要としたもの、それと、あれは要望があってから手配するんですかね、そのときの予算措置とかどういうふうになっているか。一つ個別じゃなくて結構ですから、アバウトで結構ですからお聞かせください。



○議長(坂口政義) 廣方部長。



◎総合政策部長(廣方悟) 私のほうからの統括的な部分でご回答いたします。

 平成20年度中の、これは市民の方が多数ご参加していただく対象のイベントといいますか、講演会、そういったものでございますが、延べ17件でございます。

 内訳を少し参考まで申しますと、人権同和対策関係で4件、それから生涯学習課関係で7件、企画調整課で2件、学校教育課で4件、こういった内訳でございます。そのうち直接手話通訳の方にご協力いただいた件が9件ございます。それから予算的には88万円を20年度予算では計上いたしておりました。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) ありがとうございます。いろいろと対応はなされているようですけど、ここで市長にお尋ねしたいんですけど、聞き及びますと、飯塚市議会においては、一般質問が行われる場合、事前に議会事務局に傍聴の連絡入れてもらって、そういう対応がもう随分前からできているということで、いろいろ調べてもらったら、あんまり前からやっているからつくったときの経緯がわからないというようなうらやましい回答でしたけれど、私どもは近々、雑談的にはそういう要望も私いただいていますから、議会のほうにぜひ傍聴したいとかいうような要望があったときには、そういう対応とか予算措置はお願いできるんでしょうね。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 聴覚障害者の方々につきましては、そういう関係の会合にもよく私、出席するようにいたしているんですけど、そのときに本当にボランティア的に支援される方が嘉麻市でもかなりおられます。嘉麻市は他の自治体に先駆けまして、平成18年の10月1日からそういう支援者というのをシステムをつくりまして、いわゆるコミュニケーション支援事業ということですけれども、これを構築して必要に応じて派遣事業も行っておるとこでございます。

 それから、平成19年度からは嘉麻市聴覚障害者協会及びかま手話の会のご協力とご理解のもとに、平成20年度から4名、本年度4月からさらに2名の手話の奉仕員を増員いたしております。

 今、議員ご指摘の点は、この議会の全般じゃなくて、せめて一般質問のときぐらいは手話通訳者、この方をしたらどうかということでございます。内々議会とも一般質問の通告を受けてちょっと協議を──正式ではありませんが、いたしておりますけれども、一応議会は議会の意向がございますので、議会のほうでそういうご意向があれば、執行部としてはそういうことについては前向きに検討しなければいけないというふうに考えておりますので、議会のご意向をお伺いしながら、これは取り組むべきことやないかなというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) ありがとうございます。今の市長さんの言葉は彼女たちに伝わりますと大変喜ばれて、とにかく勉強熱心なんですよね、もう圧倒されます。

 それでもう一つ、まあついでと言ってはあれなんですけど、傍聴席に入っていくときの階段がちょっと足腰悪い方にはちょっときついかなと、いつも私は思っておりますので、そこの分も専属の大工さんがいらっしゃることですから、何か一工夫していただければ障害を持った方たちがもっと議会に近づけるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、私の大好きな美術館の駐車場について発言いたします。

 市長さんは、芸術、美術については並々ならぬ熱意をお持ちの方ですけれど、6月2日から14日まで開催された嘉麻市美術協会主催の「美術協会交流展」では、特に盛会で1人1点50号までの作品ということで、新人からベテランの方まで含めて81点展示されました。訪れた方も、それから作品が展示できた方も、やはりあんなすてきな美術館に自分の絵が展示されるということで大変な喜びようでしたけれど、私も余りよかったので2回ほど行かしていただきましたけれど、駐車場が、手前のほうにある駐車場から美術館のほうに実際入るまでに距離がありますし、階段も急ですし、迂回する道路もありますけれど、車いす用の駐車場を入れると何人ですかね、四、五人しかとめられないんですかね、そういう状況で、もう少し、結構高齢者の方もたくさん来られますので、美術館のすぐ横の駐車場の整備を、私なりに見たんですけれど、もう少し工夫すればもっとたくさん車とまれるかなあと、植え込みもありますので、そういう思いもしましたので、ぜひ、いろいろ物入りでしょうけれど、美術館の前の駐車場のほうの整備・拡張をよろしくお願いいたします。

 それと、すてきな美術館なんですけど、また一番庭に面したお部屋すてきですよね、白いピアノが置いてあって、ガラス張りですから美しい連なった山を背景にして、本当に私は大好きなんですけど、一緒に行った議員たちと、コンサートはたまにやっているみたいですけど、ここで結婚式があったらいいのにねえとかそういう話もいたしました。

 それで、駐車場の整備と、それから、いろいろ身障者の人のために、例えば車いすが可能ですよ、トイレはこんなふうに準備しておりますとかいう、保健マップかなんかが──かばんの中に入っていますね、市から出ておりましたけど、自動ドアの印とか、ここには手すりがある、トイレがありますとかいう印が、もう1回どこがそれを指示するのかちょっとわからないんですけど、チェックし直す必要はあると思いました。

 と言いますのが、自動ドアの印がないところがあったり、自動ドアなのに、私なんか単純な人間ですので、自動ドアなのにじいっと待ってたり、あっと気がついて、手動もありますね、手で押さないと、そういう印がちゃんと、せっかくあるんだから、徹底するようなチェックをし直してもらいたいと思います。

 たまたまないのに気がつきまして、「ないね」って言ったら、「はあ」とか言ってありましたけどね、多分ほかにもあるかなと思っておりますので、駐車場の拡張整備及びそういう障害者のための対応を十二分に生かせるような表示をお願いしたいと思います。市長さん、いかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) まず、後段のほうから障害者への配慮ですが、これはもうしようと思えばできることでありますので、早速管理対応をしなければいけないと思っておりますし、まず、美術館自体が考えてやるべきだろうと思いますので、こちらのほうから連絡をさせて、今のご指摘の自動ドアとかトイレとかその他いろんなものについても、障害者の方々が利用しやすいような環境をつくらなくてはいけないだろうと思っております。

 それから、駐車場の件でございますが、ただいま国からいただいておる金額約6億2,000万円強のものがございますが、今各課から要望をとって今検討を重ねているとこでございまして、この駐車場も要望として入っておるとこでございます。

 ただ、ちょっと補足させてもらいますが、これに反対というわけじゃなくて、こういった考えもあるということで、私も4年目に市長もして入っているのに、そういうのを知らなかったちゅうのは、ちょっと恥ずかしいんですけど、駐車場をつくったのは下のほうにしたのは、美術館独特の外形ですね、雰囲気、そういうのを楽しみながら行くという一つのあれもあったということでございます。それで、以前、ずっと以前、荒木議員から美術館に行くまでに花やらしたらどうかという話もございましたが、そういう雰囲気ちいいますか、美術館に入る前にそういう気持ちというか、そういうのをつくって入るというのも一つのあれがあったようでございます。

 それから、これはまたここで述べることではないかもしれませんが、産業建設委員会でも出たのは、橋がありますよ、かかっていますよね、橋が。あれも私知らなかったんですが、薬草園があって、そこから美術館を見ながら薬草園に行って、そこもまた一つの、産業建設委員会では、その薬草を美術館で売ったらどうかちゅうような話も出たりしたんですけど、それは置いといて、そういう雰囲気を美術館を楽しみながら行って、そしてするんだ。

 それから、公園も結構広くて、碓井の祭りのときはあそこを利用していますけど、ああいう公園の独特の石も配置されていますよね、珍しい、そういうこともあるようでございます。ですから、そういうのを総合して考えて、先人がそういう気持ちでつくったということもありますので、そういうのも加味しながら、ただ現実的には駐車場が近くにあったほうがいいし、障害をお持ちの方なんかはすぐおりて行けるというような状況も必要だろうと思っておりますので、今総合的にいろんな要望が出ておりますので、その中で検討をさせていただいているとこでございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 失礼しました。さっき言ってたのは、嘉麻市バリアフリーマップのことです。

 それで、本当に石のヘリコプターとかお庭にあって、私も大好きだし、薬草園もなかなか景観がいいですよね。でも、そういうものを壊してじゃなくて、もう一工夫すれば少しは駐車も楽になると思いますので、何しろこの美術館は嘉麻市の一押しでございます。もう市長も大好きでしょうし、私も大好きで、もうよそへ行ったら自慢ばかりしておりますけれど、そういうものですから、景観を大切に、そしてやはり障害者に優しい、できるだけの配慮をしていただきたいということで、次に移ります。

 最後に、私のシリーズ環境問題に入ります。

 嘉麻市の今後のCO2対策についてお聞かせください。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(田中富美) CO2対策ということでございますが、CO2対策につきましては、地球温暖化防止という対策になってくるわけでございますが、本市におきましては、本年度末までに嘉麻市の公共施設を対象といたしました地球温暖化防止実施計画を策定することにいたしております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 何か具体的な案をお持ちでしょうか。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(田中富美) この実施計画の中で、低炭素化に向けた具体策でございますが、国、県、他の自治体いろいろ動きもございますので、そういったことも参考にして策定を考えたいと思いますが、そういった他自治体などの動向も参考にしながら策定したいと思いますが、この計画が有効性をあるものにしなくてはいけないということが大切でございますので、今考えておりますのは、関係課で構成いたします策定委員会というのをつくっております。この中で十分議論を交わしながら、実効性のある実施計画を策定したいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) なかなか具体的な言葉が出ないようですけど、福岡市ではアサガオカーテンですごく成果を上げたんですよね。ビルに2階、3階とですね、1階からロープでつるをはわせて、それで緑が覆うものですから随分冷房ですか、あれの費用が安くなったという成果が出ています。

 それから、地域によっては市民が1口1万円以上投資して、例えばプールとかおふろとかにそういう温水パネルをつけて、そして出した人には入湯券とかプール使用券とかを上げると、そういうような感じで成果が上がっているところもあります。

 それと、私が用意しているパネルがあるんですけれど──これです。これは、私の住んでいる鴨生町行政区が公民館の屋根に太陽パネルを設置しまして、昨年の状態です。それで、棒グラフのブルーで囲ったところが昨年1年間の売った電力です。それ金額にして13万3,718円九電からいただきました。そして赤で囲んでいる分が、公民館として電気代を払った分で7万1,409円、約6万幾らの収入がありまして、これがちょうどずっと長年検討してて、決心したときにはもう補助金がなくなってたんですよ。だから、貯金しとったって利息つかないからということで、500万円近くの投資をしまして、500万円まではかかっていないそうです。それで今度、総会のときに十何万円か元入れをしたという経緯があります。

 それで、私は本当に地元でこういうことを取り組んでいただけたというのが誇りに思っていますし、いつもよかったろうがということで、市民の皆さんと話しています。これは、ちょっと曇っただけでも数字が出るような装置がしてあって、刻々と日の光により、太陽の光によって数字が上がったり下がったりするんですよね。それで、なかなか楽しいですよ。2年とちょっとになりますけど、今太陽光発電も、以前は30年ぐらいペイするのにかかるとか言っておりましたけど、20年とか、うまくいった場合は20年以下でペイできるということで、これは大いに嘉麻市も、例えば新しい学校が建つとか、建物とかなんかするときに、こういうことに取り組んでいただければ確実にCO2、クリーンエネルギーを自分たちで生産することと、CO2に関しても貢献ができるから、これは力を入れるべきじゃないかと思って、いつもいつもでっかいの抱えてきますけれど、今回は収支グラフを紹介させていただきます。昨年の売電力が13万3,718円で、使用した電力が7万1,409円という鴨生町の太陽光発電のご紹介でした。

 そして、この環境貢献度が石油換算にして2年とちょっとの間で、4,144リットルのクリーンエネルギーを生み出すことができましたこともご報告して、この件は終わらしていただきます。

 次に、市有林の植樹の推進についてお聞かせください。

 テレビでまだまだ足りないよ、植林はというような、このごろそういうような報道があっておりましたけれど、嘉麻市の実態はいかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 有田課長。



◎農林整備課長(有田芳行) それでは、市有林の植樹の推進についてお答えをいたします。

 市有林の総面積は377.63ヘクタール所有をしておりまして、樹種としては主に杉とヒノキを植栽しております。樹齢が5年から大体80年に育成をしております森林が368.52ヘクタール、ケヤキ、クヌギ等が12.67ヘクタールございます。そのうち帯状間伐後に植樹をしましたケヤキ、クヌギが3.56ヘクタールございます。

 平成20年度に収入間伐を実施しております杉、ヒノキ林の面積が11.69ヘクタール、収入としては159万1,133円となっております。

 平成20年度に実施しました山林につきましては、複層林としての活用が難しい状況でしたので、杉、ヒノキをそのまま植樹をいたしております。本年度平成21年度の収入間伐の計画が4.28ヘクタール計画をしております。この部分につきましても、帯状間伐が非常に難しい状況の土地でございますので、広葉樹の植樹の予定は今のとこございません。今後、収入間伐とあわせまして、帯状間伐が可能な地区を選定いたしまして、複層林化を検討したいというふうに考えております。

 また、平成9年から続けております遠賀川源流の森づくり推進会議の植樹につきましては、過去7.8ヘクタール、約1万本以上の広葉樹の植樹を実施してきたところでございます。今回、推進会議が緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞したところでございます。今後も遠賀川の源流を抱える嘉麻市として、この受賞を契機にますます活動の輪を広げてまいりたいと考えているところでございます。さらに、平成20年度から実施をしております荒廃森林再生事業とあわせまして、適正な森林整備を行いまして、木材生産ではなく森林の持つ水や酸素の供給、あるいは土砂災害の防止、地球温暖化防止のためのCO2の削減などの森林の有する公益的機能の回復を推進するための事業を推進してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 複層林が着々と広がっていると錯覚をしておりました。昨年はできなかったと、それから今回帯状間伐という新しいお勉強をさせていただきました。

 それで、ぜひ帯状間伐、それはあれなんですってね、木をずっと連なって切らないとお日様の光が差さないので、ベルトみたいにずっと間伐していくと、朝日か西日かどちらかが当たるよということなんですかね。それで、今度はぜひそういうところを、帯状間伐ができるところを選んで、ぜひ保水力の高い広葉樹をお願いしたい。

 それから、遠賀川源流の森づくりの推進会議の総理表彰ということで、私も本当に敬意を表しておりますけれど、資金面も含めて嘉麻市はどういうかかわりをしていらっしゃるんでしょうか。



○議長(坂口政義) 有田課長。



◎農林整備課長(有田芳行) この発足につきましては、旧嘉穂町時代にまちづくり委員会、その流れから遠賀川の源流を有する嘉穂として森を守っていこうということで設立をされております。市の補助は一切受けておりませんで、KBCの水と緑の募金とか、そういうものを資源としております。

 今回、内閣総理大臣表彰を受けまして、間伐材を利用したコースターとかバット、もう新聞でごらんになられたかと思いますけど、読売巨人軍の選手のサインをいただきまして、それを皆様方に販売を、バットは別ですけど、コースター等を販売をいたしまして、それを植樹する苗の購入に充てたいと。それから、農林整備課がその事務を事務局として担当させていただいております。側面的な応援を農林整備課として今後も続けていきたいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 偉いですよねえ、今すぐ皆さん助成金もらいたがるのに、そういう努力をしながら総理大臣賞まで受けるとか、本当にすばらしい活動だと思います。

 私も過去に何かシールを、小さいシールと大きいシールと買って、私の旅行かばんには大きいシール張っています。それで、本当にずっと続けていっていただきたいんですけど、何か事務局みたいなのは嘉麻市にはかかわっているけど、資金を全然何か出していないというのも、そして自分のことのように喜んでいるというのも何か矛盾があると思いません。何か私は予算つけてあげれることがあったら、そういうとこにも予算の配分をお願いしたいなと思いますけれど、市長、いかがですか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) まず、源流の森づくりのメンバーが、そういった補助金とかそれに頼らないでやっていきたいという崇高な精神をお持ちですので、補助金があるから何とかとか、それから議員もご存じのとおり、提案型事業も今ありますよね、そういうのにも希望を出されておられません。ただ、先般見えられて、東京に表彰に行くんだと、何とか一部旅費をちゅう話はございました。それについては援助をいたしたとこでございます。

 それで自分たちで今議員もつけておるちゅう、私も購入しましたけど、シール等を売って、それからコースターですか、そういうのでやるという本当にすばらしい、だから総理大臣表彰の対象にもなったと思いますけど、そういう動きをして、しかもそういうのに賛同して、いわゆる下草刈りのときはもうすごいんですよね、北九州からもマイクロバスで見えられますので、私も時々参加しますけど、そういうような状況の精神的なものがありますので、私はそういうのは大事にしなきゃいけないのじゃないかなという気持ちも持っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 本当に敬意を表したいと思います。

 関連なんですけれど、最後に嘉穂地区、小学校ですね、新しく建つ予定の小学校の地元木材の利用などについてお尋ねします。校舎の一部に地元木材の利用という予定はありますか。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまお尋ねの嘉穂地区の統合小学校の建設の内容でございますけれども、この建設につきましては、統合審議会あるいはワークショップで市民の皆様の声を聞きながら、具体的な学校づくりを進めていく予定にしているところでございます。

 ただいまご指摘の地元の木材を使った建設でございますけども、既に地元の森林組合からも陳情を受けておりまして、先ほど申し上げました審議会あるいはワークショップからも同様なご意見が出てくるのではないかと予測しているところでございます。

 具体的にもう議員ご承知のとおり、学校施設の内装材に木材を使用するということは児童生徒に木と触れ合う温かい感情、あるいは落ちついた学校環境を提供できるということで、さまざまな利点が示されているところでございます。

 また、一方で木材を使用した場合に建設費が割高になるというコストの点も指摘されているところでございます。今後、具体的な学校づくりにつきましては、平成22年度以降に具体的な学校づくりプランを策定していく予定でございますけれども、先ほど申し上げましたように、関係者の方、あるいは市民の皆様の意向も踏まえまして、そしてコストの点も調査分析を行いまして、間伐材の利活用を含めて、地元木材の使用を可能な限り取り入れていきたいと考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 校舎の一部に地元の木材が可能な限り使われるということは、とても喜ばしい限りです。私もとても楽しみにしております。

 少し明るい気分になったところで私の一般質問を終わります。皆さん協力ありがとうございました。



○議長(坂口政義) 10分まで暫時休憩いたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午前11時2分

            再開 午前11時13分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 14番、中村春夫議員。中村議員。



◆14番(中村春夫) 14番、中村春夫です。では、質問通告に従って質問に入らせていただきます。

 今回の質問は、環境問題、荒木議員はCO2温暖化について述べられましたが、私は自然環境というか産廃関係のことについて、それと、このたび整備されました防災無線について及びケーブルテレビ事業についての3項目について質問したいと思っております。

 まず、嘉麻市の環境問題、産廃問題についてお尋ねいたします。

 搬入超過のまま放置されている百々谷の産廃場についてでありますが、ことしになって県による地元住民に対する説明会が行われたかと思っております、たしか。以来半年たった現在、ごみの搬出は全くと言っていいほど進んでいないようであります。百々谷産廃場の搬入超過ごみの搬出について、前回12月以降の経過と現在の状況について、また県の対応についてお聞かせください。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(田中富美) お答えいたします。

 百々谷の産業廃棄物処分場につきましては、平成18年12月に許可容量を3万8,000m3超える埋立処分を行っていたことが県によって確認されたところでございます。超過分の撤去及び処分場の使用停止などの改善命令がそのことにより県より出されたわけでございますが、超過分の撤去命令にも業者は従わなかったため、本年の1月21日に県が当該業者に対しまして、産業廃棄物の処分業と産業廃棄物処理施設であります最終処分場の設置許可の取り消し処分を行っておるところでございます。

 その後の本年2月に、先ほど議員言われました地元住民説明会が行われまして、県により行われまして、取り消し処分が行われたこと、あるいは業者への超過廃棄物の撤去指導、あるいは周辺地域での水質検査の実施などの説明が県よりあったところでございます。

 超過分撤去の改善命令が本年の5月2日まで有効とのことでございましたが、5月2日を過ぎても全く撤去の動きはないことから、どう対応するのかということで県に問いましたところ、県からは、「今後も引き続き業者に対し強く撤去指導を粘り強く行っていきたい」と。それから、「水質検査を継続して、周辺環境への影響について調査していきたい」との回答でございました。

 この水質検査でございますが、周辺地域の水質検査につきましては、去る5月13日に地元区長及び本市の環境課職員が立ち会いのもとで県がサンプルをとっておるところでございます。その結果についてはまだ出ておりません。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 搬出については全然進んでいないと、それで今県のほうは搬出指導ですか、いうことで進んでいるようですけど、もう少し強行なる搬出命令とか、そういう形でもしていただくように、今後、こういう形では恐らくいつまでたっても解決しないような気がしますし、それから、水質検査も引き続き行われると思いますが、地元住民にとってはいつの間にかやったと、どこの水をとってどのような形でやられたのかというのもはっきりしないところもありますので、今後水質検査を地元住民に十分連絡をした上で、むしろ立ち会っていただくぐらいのことをしながら続けていっていただきたいと思います。

 また結果、5月13日の水質検査の結果が出ましたら、またご連絡いただきたいと思っております。よろしいでしょうか。では、引き続き、市としても強行に県のほうに要望をして続けていただきたいと思います。

 次に、熊ケ畑の産廃場についてでありますが、12月以降、前回の質問以降、何か特段の異常は報告されていないでしょうか、端的にお答えください。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎環境課長(田中富美) 熊ケ畑の産廃処分場につきましては、特段の異常はないと聞いております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 異常があったら大変なことでございますが、ないで幸いでございます。

 また、前回の質問のときに産廃容量の測定をしているので、当時搬入量が非常に減少しているということを……

            〔チャイム吹鳴〕



◆14番(中村春夫) とんでもないところでチャイムが鳴りましたがね、40分ほど時間がずれているようでございますが、早くやめろということなのか。(笑声)続けます。

 先ほど前回のときに容量の調査をしているということをお話しましたところ、市のほうでは把握していないということだったので、確認してくれということでお願いしておりました。その結果がどうなのか、結果としてどの程度の容量が残っているのか。つまり、認可を受けたときに搬入量が決まっているわけですよね。それによって、それがいっぱいになったら一応やめないかんような状況になっているんですよ、そこは大事なところと思っております。百々谷産廃場がまさにそれをやり損なったばっかりに超過搬入が起こったわけでございますので、その調査というか、結果をお話いただきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎環境課長(田中富美) 嘉穂保健福祉環境事務所の報告によりますと、形状変更が終了いたしまして、また処分場の容量も少なくなってきているということでございますが、昨年の秋の測量の結果では、残容量は8,807.4m3とのことでありまして、現在搬入量は少なくなっているようだということでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 昨年の秋で8,807m3ということは、あそこは年間二、三万m3は搬入していると思いますので、当時非常に少なくなっているという話も聞いておりますので、まだ営業をやっているのか、やっているとは思いますが、非常に少なく搬入しているのかなとは思っております。

 それで、ここで大事なことなんですが、業者としては設備も十分かけているので、拡張というか、そういう申請もされている動きもあるんじゃないかと想像しますが、そこら辺の何か把握しているところがありましたらお聞かせいただきたいと思いますが。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎環境課長(田中富美) この拡張の関係なんでございますが、設置者のほうが県のほうに、現在、施設の拡張について打診しているということでございます。現在、県のほうから旧山田市が設置者と締結いたしております公害防止協定書、これにつきましての有効性に関して照会があっております。これについて、近々回答する予定にしておりますが、産業廃棄物処理施設の変更等につきましては、県のほうに許認可権限がございますことから、市といたしましては、今後の動向について注視していきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 業者としては、恐らく拡張申請をしたいという気持ちで現在動かれていると思います。ただ、その申請を受け入れた、許可するためには、たしか地元の承諾並びに市の承諾も必要じゃないかと思っておりますので、そこら辺十分に注意しながら、いつの間にか拡張になっていたというようなことのないように、ぜひお願いしておきます。

 また、現在営業をやめているわけじゃないわけですから、9月にたしか市による立入調査をされたと思います。たしか12月のときにその報告を受けたと思っておりますが、市による立入調査、これは業者、いわゆるここの場合は先ほど言われました公害防止協定、それによって認めていただいているわけですよね。行政がこういうのを認めるというのは非常にまれなことでありまして、市としてはせっかくかち得た権利というか許可ですので、これをほごにしたらもう二度と入れないような状況になると思いますので、これ定期的にぜひ続けていただきたいと思っております。営業が続く限り、ぜひ続けて、昨年9月からですから、もう1年も近いと思いますが、年に2回程度は定期的に立入調査、そのことによって、別に調査したか、立ち入って見たからどうのこうのというわけではありません、実際立ち入りする人は専門家ではありませんし、どういうものが捨ててあるかぐらいしかわからない程度でございますが、そういう姿勢を業者に対して示すことが大事と思っておりますので、引き続き行っていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、熊ケ畑の不法投棄産廃ごみですね、このことは相変わらずこれといった表向きの進展はないようでございます。前回の質問では、業者の所有する地所が競売にかかっているという報告をいただいておりますが、その結果どうなっているのか。地元住民としては、あれがあの土地をほかの産廃業者が購入して、新たな産廃場ができたら困るということで、地元の方々は産廃場反対の立て看板も設置、幾つか立てて監視しているところでございます。競売の結果がどのようになったのか、お知らせください。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎環境課長(田中富美) 熊ケ畑地区におきます不法放置されました焼却灰、あるいは廃タイヤについてでございますが、昨年の12月議会で当該敷地の競売手続が裁判所にて進められている旨ご報告させていただいておりました。

 しかしながら、本年2月に裁判所の敷地評価額が低額であったため、申請者のほうが競売申請の取り下げを行ったとの報告が嘉穂保健福祉環境事務所からありまして、少し前の状態に戻ったような形となりました。そういったことから、去る6月4日、山田の自然環境を守る住民会議との協議を行ったところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 競売を取り消したということで、ほかの業者に渡るような心配はなくなった。ただし、現在の地所の所有者が非常に自分でやる能力はないような状況になっております。それなのに県は指導指導ということでいつまでもやっているようでございますので、市としても何とか、当市としても県のほうに働きかけて、この問題については山田市当時、平成17年の9月から県、嘉麻市、国、住民会議と4者協議を重ねて解決に向けて協議を重ねてまいりました。もう4年を経過しております。しかし、何の解決策も見えないまま現在になっております。

 山田の水道水の取水場の上流に位置するあの場所に、化学汚染の原因となるかもしれない約2万m3──10トントラックで300台分と聞いておりますが──の焼却灰、さらに数千個の古タイヤ、それからいっぱい灰を詰め込んだフレコンバックが山積みになっております。雨ざらしのまま野積みされて放置されたままとなっております。嘉麻市としてはこのままでいいのでしょうか、地元住民会議は署名運動でも何でも、また県に押しかけるんであれば、いつでも市の後押しをして協力するつもりで手ぐすね引いて待っております。何か、市として何か打つ手はないのかと、最後に松岡市長にもう一度その気持ちというか、聞かせていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘のこの産廃でございますけれども、これについては前からも取り組んできているとこでございますが、当時の法律、それから、このような産廃場がかなり県内だけでもあるというふうに聞いております。したがいまして、県としては当時の法律も違反していないし、ということでずっと押し切られてきた経緯があるとこでございます。

 しかしながら、現実的にはもうこれは県の許認可権でやったわけですから、過去はどうであろうと、現実に住民が不安を抱いているわけでございまして、いつ、例えば急に水質が汚染されたものが出る可能性だってあるわけですから、それについてはこの議会終了後、これだけに限らず百々谷の関係もございます。そういったことで、私が一番思いますのは、県が許認可権があるわけですから、許認可した以上、県が責任持ってやるべきではないかというふうなことはきちっと言ってまいりたいと思っております。

 それから、国に出向いて、これも研修会にも行きまして助言者、まあ弁護士ですけど、そこにも相談を申し上げた経緯がございますけれども、結局、市にも意見を求められますけれども、こういった許認可の場合ですね、市が反対意見を出した場合には、今度は業者のほうから逆に損害賠償とかいうことでなる場合もございますので、慎重に対応しなくちゃいけない。

 こういう時代ですから、産廃場ちゅうのは、これはもう必ず必要でございます。必要ですけれども、私が常々ずっと国に行っても声を上げて言っておりますのは、公的な産廃場にしなくてはもうだめですよと。今民間がやっとるですから、そういう人たちの生活を奪うわけにはいきませんので、だんだん国の事業に変えていかないと、これ今からだって、いつまでたっても解決しなくて、四国のような最終的にああいう事態が発生することがあるわけですから、今度県に行きましたら許認可する以上は責任を持って、特に問題は、この事業をしていた事業者が当事者能力をなくする場合ですね、百々谷だってそうなんですね。結局ほかのとこもやっておるので、ここは取りかかれないということで、どれだけの期間今放置されておるでしょうか、容量はですね。だから、地元の住民も非常に不安にかられているわけでありまして、とにかく上流にも位置しておりますし、こういった点については、今度県に行きましても厳しくお願いを、要望をしたいというふうに考えております。

 なお、こういう運動というのはかなり時間がかかります。嘉麻市になりましても解決したのは、いわゆるずっと稲築町時代から住民が本当に熾烈な運動を展開して、究極そこのいわゆる硫酸ピッチの産廃については、県が代行でせざるを得ないということになったわけで、あれについては硫酸ピッチのやっておった事業者については、当事者のほうが亡くなって、県が代行で結局やりました。で、県もそれなりの費用がかかっとるちゅうことは県の税金を使っているわけですから、そういうことをすれば、当初にやはりきちっとしたものをして、特に思いますのは、県の責任とそれから保証、いろんなするとき保証人をつけますよね、そういうのをつけて、できない、当事者なんか亡くなったときには、保証人がきちっと責任持ってやるぐらいの、そういうものにしなければ、今後こういった問題が各地において起きるんじゃないかと思います。

 筑紫野市の産廃の問題だって、飯塚市の産廃の問題だって完全に解決したとは言いがたい。それはそこら辺に原因があるように思います。ですから、今後も粘り強く住民運動の展開と、行政としてもできることを最大限やっていかなくてはいけないというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 市長はまた県に出かけていただいて強く抗議するということですので、これは1回で市長もお話しされたように、行けば済むというようなことではないんです。しかし、その熱心さというのが、やはり県としても影響してくると思いますので、ぜひとも1回とは言わず何回でも日参するぐらいの気持ちで、ぜひ取りかかっていただきたいと思っております。

 次に、総務のほうですかね、防災無線の活用についてお尋ねいたします。

 今議会初日の行政報告の中で──市長の行政報告の中で、嘉麻市防災無線の整備が完了し、5月25日よりその運用が開始されたと報告を受けました。

 山田地区においては、現在、ケーブルテレビを利用しておりますので、防災無線の運用については大変ふなれであります。行政報告の中では、その運用についてこの施設は火災、地震、台風などの非常災害時において、防災救助及び災害復旧などに関する必要な情報をいち早く伝達収集し、被害等を未然に防ぎ、または最小限に食いとめ、市民の安全を確保するための施設であります。また、平常時には、行政からの各種行事や連絡などに活用するほか、各行政区からのお知らせを発信することもできますと言われました。

 実は、先日、今月に入っているとは思いますが、山田地区のある地域で行事のことで防災無線で放送していただきたいと、公民館長さんか行政区長さんにお願いしたところ、これは、「この施設は緊急の場合の設備なので、そのような放送はできない」と言って断られたと聞きました。

 山田以外の他の地域では、お葬式のお知らせ等にも活用されているところもあると聞いております。この防災無線の運用については、山田地区のようにふなれな地域もあります。せっかくの設備ですので、地域のため有効利用すべきだと思っております。

 そこで総務課長にお尋ねいたしますが、このたびの整備された防災無線の目的、施設の概要、活用の範囲、それから使用に当たっての放送の範囲、それから市民、行政区長、公民館長さん等への実際に使用する場合の運用等の周知徹底などについて、お答えください。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) それでは、まず内容でございます。防災行政無線につきましては、地域防災計画というものに基づきまして、先ほど議員もおっしゃったように火災、台風、大雨等の防災救助及び災害復旧などの情報を市民にいち早く伝達収集することを目的として設置されておるものでございます。

 なお、今回整備いたしました防災行政無線の活用といたしましては、まず、国が実施しております全国瞬時警報システム、これはジェイアラートということで、北朝鮮が人工衛星を打ち上げたときによく耳にされたんじゃないかなと思いますが、そういうシステムを防災行政無線の中に登録いたしまして、地震や弾道ミサイル攻撃など緊急情報を瞬時に市民へ情報を流すようにしております。

 次に、嘉麻市におきましては、先ほど申しましたように緊急的な災害、そういうふうなものに活用をしまして、市民の安全を確保するためにやっていきたいというふうに思っております。また、平時におきましては、市からの行政のお知らせ、こういうふうなものについても活用を図っていきたいというふうに考えております。

 放送を行うに当たりましての放送の区域でございますけれども、まず、全市、それから旧市町単位ですね、それから行政区単位、それとそれぞれスピーカーを立てた柱がありますんで、それが1本ずつというような大きくいいますと4つの単位で放送ができるようになっておりますので、行政区等におきましても、その目的等についてはまた考えていきたいと思いますけれども、一般的には行政区等での活用も可能というような装置になっておるところでございます。

 それから、今後の住民に対しての、住民とか行政区へ対しての周知関係でございますけれども、各地区の行政区長会等を通じまして、設置の概要であったり活用関係について説明は過去概略については行ってきたところでございますけれども、5月25日に開局式を迎えまして、現在具体的な操作方法であったり活用方法、そういうふうな放送マニュアルというものを現在作成を行っておるところでございまして、近日中でございますけれども、大体、行政区長会が7月ぐらいからあるところもあるようでございますので、行政区長会等にあわせまして説明会を開催いたしまして、活用の周知徹底を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。

 なお、行政区の活用については、行政区ごとにグループ分けした屋外拡声子局を使って放送できるようにしておりますので、使用方法等につきましては、特にわかりやすく注意を払いながら使用説明をやっていきたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 詳しく説明いただきましたけど、要は使う者が十分理解して使用しないと十分に使いこなせないということにありますので、そこら辺周知徹底をお願いいたします。せっかくの設備ですので、大いに有効利用せないかんと思っております。

 ただ、山田地区においては、現在、ケーブルテレビを利用しての放送も行っておりますが、平穏時における防災無線というのは大変有効でありますが、台風、暴風雨のときは皆さん屋内にいるために、風雨の音で放送が聞こえにくくなるという難があります。山田地区でのケーブルテレビによる緊急告知というのは、その点大変有効であります。山田地区においては、現在、緊急告知を行っておりますが、今後とも防災無線と併用して活用していただきたいとは思っておりますが、そこら辺のところをどうお考えなのか、お聞かせください。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) 山田地区におきましては、現在緊急時におきましては、ケーブルテレビによります音声告知という形で対応されておるとこでございます。それで、そのため機器でありますセットトップボックスというものがあるんですけれども、これはまだ現在活用ができますので、市民の方への伝達手段といたしまして、防災行政無線とあわせまして現在活用できるものについては活用して、周知徹底を図っていきたいというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) はい、よろしくお願いいたします。

 最後に、ケーブルテレビの事業についてちょっと触れたいと思いますが、松岡市長のローカルマニフェストの大きな柱であります嘉麻市全域へのケーブルテレビの拡張事業の追加予算が提案されまして、現在、予算特別委員会で審議されているところでございますが、大変、私自身としては大変喜んでいるところでございます。嘉麻市全域へのケーブルテレビ事業の拡張ということは、旧1市3町の壁を取り払って嘉麻市の一体化、地域間の情報の共有化、不公平感の解消、デジタル放送難視聴地域の解消等々、嘉麻市の将来にとって大変有効で絶対に不可欠な事業だと考えております。

 しかし、この事業を進めるに当たっては、現在、無料で配信しております山田地区のケーブルテレビの有料化が前提となっていることは言うまでもありません。当初嘉麻市では山田地区のアンケート調査等を踏まえて、平成20年度今年度からの有料化を計画されていましたが、課金システム等の整備ということで、来年度以降に変更されたと聞いておりますが、そこで、今後、現在無料の山田地区のケーブルテレビの有料化についてはどのようにお考えなのか、計画というか、そこら辺をわかっていたらお聞かせください。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) ただいまのご質問でございますけれども、これは全市拡張というようなことの前提の中でのお尋ねということでございますので、仮に全市拡張したらというようなことでのご回答ということになるかと思いますけれども、まず、有料化に向けましては大きく幾つかの課題がございます。

 まず第1番目につきましては、有料化につきましては、まず、市民の方の理解を得るということが非常に大事ではないかなというふうに思っております。それで、これから加入をされるであろう旧3町の方につきましては、ケーブルテレビの魅力を伝えていくということで、そういう場を持つという趣旨で、また既に加入をされている山田地区の方におきましては、現在のケーブルテレビの状況、経営状況とかそういうふうなものを知っていただくというようなことも含めまして、住民説明会等をきめ細やかにやっていくことが、まず重要ではないかなというふうに考えております。

 それから、2点目といたしましては、まず機器関係の整備でございます。まず機械関係、特に地デジ対応が平成22年度末までに終了しなければならないというようなこともありますので、特に山田地区におきましては、機器のふぐあいであったりがたびたび起こっております。これを解決しない中で有料化というのは非常に難しいんじゃないかなというふうに考えておりますし、また、そのほか国の機関であります九州総合通信局、こういうふうなところへの受信者との間で締結いたします。今度有料になるとどうしても契約をやると、受信者の方と契約をしていかなければならないんで、そういう契約約款を国のほうに届け出をすると。それからあと拡張に伴いましての使用料、これは有料化に伴う使用料等の各種条件とかを規定した条例を嘉麻市の議会のほうでご承認いただくというような手続、まだこれから幾つもハードルがございますので、そういうふうなものをクリアをしていかなくちゃいけないというふうに考えておるとこでございます。

 で、具体的な時期といたしましては、この拡張事業、まだ今協議中ではございますけれども、もしそういう前提で申し上げますと、23年の3月までには加入希望者宅への引き込み工事等、そういうふうなものをやった上で整備を終わらせまして、23年の4月から嘉麻市全体といたしまして足並みをそろえた中での有料化をしたいと、そういう方向性も考えられるんじゃないかなというふうに考えておるところでございます。

 具体的な時期とか、正確な時期であったりとか金額ですね、そういうふうなものにつきましては、22年中に条例案として提案をさせていただけたらというふうに考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 今のは、もし拡張ができたらという前提ですよね、確認ですがね。私としては、ぜひ今協議中でありますが、拡張をぜひやっていただきたいという気持ちでおります。

 ただ、もし拡張できないまでも、山田地区における課金というのは必要じゃないかと思っておりますので、その点十分考慮の上で今後対応していただきたいと思っております。

 以上で終わります。



○議長(坂口政義) 次は、13番、宮原議員になっておりますが、時間がかかるごとあれば昼食したいと思います。

            〔「かからんですね、かからん」と呼ぶ者あり〕



○議長(坂口政義) かからんですか。間違いないですか。

            〔発言する者あり〕



○議長(坂口政義) 13番、宮原議員。



◆13番(宮原由光) 貴重な時間をいただいてまことにありがとうございます。市長も簡潔に答えてもらえば、合わせて30分で終わると思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 では、13番、宮原由光です。一般質問通告に従いまして、2点ほど質問をいたします。その質問項目は1つ、嘉麻赤十字病院の充実と旧山田高校跡地の医療的活用について、2つ、市バスのフリーバス停、交通量の少ない地域をフリーに乗車することについてであります。それでは、順序に従いまして質問をいたします。

 1点目の質問は、嘉麻赤十字病院の充実と旧山田高校跡地の医療的活用についてお聞きいたします。

 この件につきましては、今6月議会に地元市民から請願書の提出がされている案件であります。現在、民生文教委員会で審議していただいておりますので、委員の皆さんよろしくお願いをいたします。

 内容につきましては、かいつまんで説明いたしますと、嘉麻市の医療行政に関する提言といたしましては7点ほどあります。1つ、通院時の公共交通は不便である。2つ、医師不足、診療科の偏差が見られる。このことにつきましては、日赤病院の診療時間でよくおわかりになると思います。日赤病院では、診療科目は8科あります。まず、1日診療している科は小児科と耳鼻科です。午前中のみ診療されているのは、内科、外科、眼科であります。午後は急患のみとかそういったようなものであります。あと整形外科につきましては、金曜日の午前中、午後は予約のみというふうになっております。この整形外科につきましては、3月までには整形外科は月曜日から金曜日、午後の診察、午後手術、処置というふうになってあったのが、金曜日のみになっております。あとの泌尿器科と皮膚科は木曜日の午後のみの診察になってあります。それから、デイケアがありますが、要介護が54名、4月ですね、予防介護が27名、計81名の方が利用されておる状況になっております。

 3つ、嘉麻赤十字病院を嘉穂南部地域医療拠点としての病院の位置づけをするべきじゃなかろうかと。4つ目には、日赤病院の1つが嘉麻市にあることを重く考えるべきではないかと。5つ目、日赤本社に対して嘉麻赤十字病院の拡充を働きかけるべきではないかと。6つ目に、山田高校跡地の譲渡と活用を福岡県に働きかけるべきじゃないかと。7つ、これらの状況を広報誌にて市民に通知することであります。

 請願の骨子につきましては4つあります。1つ、嘉麻市は市民が医療の面で安心して暮らせるまちなのか。2つ、嘉麻赤十字病院は市内随一の公的病院であり、市民にとってなくてはならない医療施設であることをもっと重く考えるべきではないかと。3つ、医療スタッフの充実を日本赤十字本社に訴えかけることが大事じゃないかと。4つ、山田高校跡地を医療施設として活用できるように国、県に働きかける、この4つであります。そこで、市長に3点ほどお尋ねいたします。

 1つは、交通機関の不便はどのように解消されるのか。

 2つ、医師の不足、特に整形外科医の確保はできているのかということ。

 3つ、嘉麻赤十字病院を嘉穂南部地域医療拠点としての病院の位置づけと存在の重要性はどのように考えているのか、以上3点お聞きいたします。よろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 1点目の通院時の公共交通でございますが、これについては、現在できる限り市バスを乗り入れをいたしております。しかし、それだけではもう当然十分ではないことは理解しておりますが、市バスの運行につきましては、いろんな縛りがあるもんですから、本当はどこでも乗っていい、どこでもおりていい、そして自由にコースも行っていいというわけにはいかなくて、いわゆる私立の機関ですね、バスのところと、あるいは市内のその他のタクシー会社等との協議も必要になっておるものですから、非常に難しく、今、市バスあるいは私立のバスもほとんど行っていない状況の中で、議員ご指摘のようにこの日赤病院については、非常に問題点、課題ちいいますか、それは残っておると思いますが、今の現状はそういうことでありますので、今後どのようにやっていくのか、そのことがあります。

 特に今問題になっておりますのは、私立のバスですね、これはもうそんなに、例えば嘉麻市がするのだったらうちはもう撤退せざるを得ませんよということもあります、状況として。ですから、今度は公共バスが撤退しますと、市バスは走らせやすくなりますけど、嘉麻市内以外へのバスの利用が非常に難しくなるわけですよね。ですから、そういった点で、今後これは今ご指摘あっているとおり、ただ真剣に考えていかなくてはいけない問題であろうと思います。

 それから、医師不足でございます、それから診療科の偏りでありますが、これについては日赤と一体となっていろいろと旧山田市時代から取り組んできた経緯がございますが、もう全国的に医師不足、それから日赤自体の交通の利便性もあろうかと思いますが、そのようなことから、現在、整形外科医がおりません。

 一番日赤で多いのは内科の診療でありまして、その次整形外科が二番手になっておりますが、整形外科医はいませんので、結局入院もされないというような状況が生じておるところでございます。

 これは、もう先ほど申しましたように全国的な傾向でありますので、これは日赤と一体となっていろいろ私も行動しておるわけですけれども、県に出向いても県のほうも、あのような大きな日赤が医師も配置できない状況が信じられないと。ですから、それだけ深刻な状況になっておると、全国的にですね。そういったものがあって、今後医師の確保についてはいろんな、をつてにしながら、もう確保していかなくてはいけないという厳しい状況に今置かれているとこでございます。

 医師がいなければもう患者は来ないわけですから、ただ、日赤は他の日赤関連の病院等、あるいは献血病院とかいろいろありますが、それと比較するとかなりの実績を上げておるということは言えます。ただ、だんだんこういう医師が不足してきますと、業績が上がらないというふうには考えております。

 私自身も日赤のこの地区の地区長でもありますし、それから評議員でもありますので、会議等にはできるだけ、今回議会の関係で行けませんけど、出席して意見を述べておるとこでございます。

 それから、日赤病院を嘉穂南部の総合病院としての位置づけですが、これについても議員のご指摘のとおりだと思います。ご案内のとおり、この嘉麻市の4地区をかんがみますと、比較的稲築地区、碓井地区は飯塚までのバスの利便性が高いものというふうに思っております。

 したがって、飯塚には総合病院的なものがありますし、市立病院もありますが、そういった地の利は得ているかと思いますが、旧嘉穂町あるいは山田市については、非常に、特に自家用車を利用できない方については、かなりのものがあると思いますので、そういった意味では、今のあります嘉麻日赤病院はそういう総合的な病院としての役割も果たしているものと思っておりますので、議員ご指摘のとおり、今後ともこの充実に向けて真剣に取り組んでいく必要があるというふうに考えておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 宮原議員。



◆13番(宮原由光) 日赤病院の充実につきましては、よくわかりました。ひとつ体壊さんように頑張って欲しいというふうに思っております。

 それでは次ですけども、嘉麻赤十字病院は若い先生たちは施設が狭いので建て直して欲しいという考えがあると。駐車場がないので隣接に確保して欲しい。病院自体が老朽化してきたので、建て直す時期に来ているのではないか等々聞き及んでおります。隣接している山田高校跡地を嘉麻日赤病院に譲渡し、活用させる気があるのかないのか。また、嘉麻赤十字病院から譲渡の要請はなかったのか、お尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 駐車場の件につきましては、院長から直接要望がございました。これについては確保するように働きかけてまいらなくてはいけないと思っております。駐車場が今手狭であります。

 それから、日赤病院と山田高校跡地の関係でありますが、これもいろいろ動いたわけですけれども、まず、日赤病院が隣にあるものですから、山田高等学校の跡を、と連携をして、例えば介護士専門学校とか、そういうのをすれば非常にいいということで、これもかなり日赤の福岡の事務局長のとこにも出向いて行きましたけれども、日赤の弁によると、今予算が非常にないと、その要因は宗像市に大学をつくったと。ですから今は予算がないので、そういうものがちょっと考えにくいということであります。

 ですから、日赤との連携、今も日赤と連携して、いわゆるそういうものを考えておられる方もおられます。しかし、現実的にどうなるかというと非常に難しいものがございます。と申しますのも、この校舎自体、これこの際に皆さんにご理解いただきたいんですけれども、まず県は、こういう公共施設については、県で利用価値はないかちゅうのが一番ですよね。で、県の各課に全部照会しますが、今のところないそうです。それで次は、しばらくして自治体、ここの場合は山高の場合は嘉麻市ですから、嘉麻市のほうに何か利用するあれはあるのかということが来ます。そしてなければ、いわゆる売却とか、そういうことになっていくだろうと思っておりますが、この山高も一部新しいんです──新しいちゅうか、もう全体的には新しくないんですけど、50年を経過しているところがございまして、この耐震にも問題がございます。

 したがいまして、このことを考えますと、非常に嘉麻市としては難しい。今一応3つぐらい照会が飛び込みがなされておりますけど、いずれも確定的なものではございませんで、ですから、今議員のご指摘は日赤との連携ですから、ほかのものは言う必要ないと思いますけれども、日赤との連携もそういったことで、日赤自体も一部はいいというわけですね、一部はいいけれども、日赤自体がまた老朽化しとるわけですね。だから、これの拡張とか、改修とか、建て直しとかそういうのも考えなくてはいけない事態なので、山高跡地全体をという気持ちはありません。駐車場と一部という、そういう日赤の、嘉麻日赤のお考えですので、そういうことを考えますと、全体としては難しいということでありまして、内部協議としては、これを嘉麻市に譲り受けた場合には、これを解体する、何億円とかかりますよね、多分。

 ですから、そういうことも非常にありますけれども、現実的には解体をして、そして今近くの望が丘団地ももう売却済みですから、住宅地としては割といいとこにありますので、一番将来負担がかからないためには、そういった取り組みが一番いいのかなあと。日赤がそこにあれば日赤の一部の拡充と駐車場確保ですね、これについては全力を挙げてやっていかなくてはいけないという、そういうことで、今確定的なものはまだいたしていないとこでございまして、今後、早急にどういうふうにするのかということを、議会とも相談しながらやっていかなくてはいけないという今現状に置かれております。



○議長(坂口政義) 宮原議員。



◆13番(宮原由光) よく日赤との難しさもわかるんですが、日赤も困ってあると思いますね。ですから、もし建て直すときに嘉麻市が出ていくというようなことがあれば、それは問題じゃなかろうかというように思いますので、ここはようと打ち合わせしてもらいたいなというふうに思います。

 で、私も今までは山田高校跡地の活用につきましては、私は嘉麻赤十字病院を含めて総合高校、総合学校、専門学校、学習塾等々教育的な施設を誘致すればよいと考えて今日まで一般質問等してまいったところでもあります。

 嘉麻赤十字病院については、高齢者率が非常に高い嘉麻市において、必要不可欠な病院であります。日赤病院は総合的な病院であり、市民病院としても何ら変わらない役割を持っております。今や住民福祉的病院として非常に重要な病院であります。

 また、非常災害時ではヘリコプターが離着陸できるヘリーポートを設置すれば、緊急病院としても大いに活用できるものでもあります。

 このように考えると、隣接している嘉麻赤十字病院に山高跡地を活用させるべきと私は考えておりますので、さらに市長の考えを、強い考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今の議員ご指摘のとおり、重要な病院と考えておりますので、今、日赤のほうには補助金として1,000万円の補助金を嘉麻市としては出しておるとこでございます。

 もうご案内のとおり、この近辺の市立病院がありますけれども、大変ですね、今状況は。年間何億円という赤字になっておるわけですから、そういうことを考えれば、今議員ご指摘の総合病院としてとらえると、1,000万円ぐらいの補助金ちゅうのは安過ぎるぐらいにあるなと思います。

 ただ、嘉麻市の財政状況もありますので、今のところそういう補助金で我慢してもらっているとこでございます。そして、日赤としてはその1,000万円を機器類に活用ということでいたしておりますので、そういう決算報告もございますけれども、そういったものでいたしておるとこですが、さらに議員ご指摘の日赤の重要性を考えて、ただ今のところ安心しているのは、嘉麻市からは出ませんちゅうことは一応確約というか、そういうのは一応院長と話しておりますけど、場所的にも、広さ的にもという考えはあるようでございますので、議員のご指摘は嘉穂南部の総合的な病院という位置づけに今後も頑張ってくれるということですので、そういった意味で一生懸命頑張っていきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 宮原議員。



◆13番(宮原由光) 一生懸命頑張っていただけるちゅうことで安心をしておるとこでございますけれども、さらにお願いしたいと思います。

 いずれにしましても、嘉麻赤十字病院は優秀な先生を確保すれば、人も医者についてくるわけですね。病院の施設の拡充も図れば、高齢者率の高い嘉麻市だけではなく、他市からも利用されることになりますので、ぜひ山田高校跡地を嘉麻赤十字病院に利用していただき、請願書を提出しております市民の方は日赤にわずかながらも、年金から年金支給日に寄附をしている方であります。そういったような人を市民が安心して医療を受けられるように強く要求いたしまして、2つ目の質問であります交通量の少ない地域をフリーに乗車することについて、お聞きいたします。

 2つ目、市バスのフリーバス停の導入について、前回の市の回答では、乗車については困難であるが、降車については条件によって検討が可能である旨の答弁だったように記憶しております。利用者の声を聞くと、集落の散在している熊ケ畑、嘉穂地域の山間部及び高齢者や障害者等が頻繁に乗りおりしているゆうひが丘、観音谷地域では、フリーバス区間として乗りおりが自由にできないのか、市民の皆さんがもう強く望んでおりますので、改めてまた今回お尋ねするわけでございます。そういうことについてお聞きいたします。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) 市バスにつきましては、議員のご指摘のとおり、利用者の増進、増加であったり、利便性の向上という観点から貴重なご意見であるというところは十分ご理解するところでございますけれども、ただ、市バスの運行並びに管理につきましては、道路運送法の規定に基づいて実施しておるところで、特に道路運送法の第22条におきましては、輸送の安全性の確保が最も重要であるというふうに規定されておるところでございます。このことから、市では利便性の向上はまず安全運行が確保されるという前提があったときのみじゃないかというふうに考えておるところでございます。

 したがいまして、申しわけないですが、前回と同じような回答となるわけですけれども、降車については安全な場所を確認して、道路条件によってはおりることが可能というふうに考えられますけれども、乗車、乗るほうにつきましては、危険が伴うというふうなことも考えられますため、困難であると。おりるほうはできるかもしれないけれども、乗るということについてはちょっと無理、困難であるというふうに考えておるとこでございます。

 ちなみに、近隣自治体であります豊前市であったり、添田町とか、そういうところでもバスを運行いたしまして、山間部に一部フリー区間が設けられておるというふうに聞いておりますけれども、そういう場所、いずれにしましても、降車のみという取り扱いがされているようでございます。

 なお、福岡運輸支局であったり上嘉穂警察署ですね、こういうところに意見を求めましたけれども、フリーバスの部分につきましては、具体的な区間とか道路条件、運行状況等を具体的なところを示していただいた中でないと、判断が難しいという回答をいただいておるところでございます。



○議長(坂口政義) 宮原議員。



◆13番(宮原由光) 確かにそういったものを出さないとできないといった問題あります。これに運営委員会かなんかありますよね、そういったようなところで市民の声をよく聞いていただいて、足の悪い人とか障害者の方たちが、高齢者の方も必ずここにおれば乗せていただけるといったところを、安全にとめられるのかといったようなところを模索しながら、ぜひ検討していってもらいたいというようなことでお願いをしたいと思います。

 それで、フリーバス停のバスでの乗りおりが無理ということですが、今度は新たなバス停の設置についてお尋ねをしたいわけです。下山田の、私の地元ですので、観音谷ルートは急勾激しく、バス停まで行くのに高齢者等は非常に困っておる。過去も私が一般質問させていただいたところでもありますが、いる現状であります。ここに新たなバス停は設置できないのか。西鉄のバスの協議はされたのか、されていないのか、あればいつされたのか、その協議内容はどうなったのか、お聞かせください。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(古川宏) まず、新たなルートやバス停の設置についての手順でございますけれども、まず、民間の旅客運送事業者、これはこのあたりで言いますと西鉄バスであったりタクシー事業者ということになるかと思いますが、そういう団体を含んだところで構成いたします地域公共交通会議というものがございまして、そういう協議を経て国土交通大臣、これは福岡運輸支局での登録を済ませて、それから警察等の関係機関と協議を整えて運行開始するというふうな手順となっておるところでございます。これは、民間事業者を圧迫しないように、また競合を避けるためのもので道路運送法で義務づけられておるものでございます。

 今、ご指摘の観音谷のバス停につきましては、実は私も行ってきました、現地をずっと回ってまいりましたけれども、確かに勾配とかもきつくて大変かなというのは認識いたしておるとこでございます。その部分につきましては、平成16年の運行開始の当初から旧山田市におきましても、精力的に西鉄バス等と協議された経過があるというふうに聞いておるところでございますけれども、民間との競合との観点で、やむを得ず現在のようなバス停の状況になっておるというようでございます。

 今回の一般質問を受けまして、また改めて西鉄バスと事前に協議を行いました。その際でございますけれども、やはり結果としましては、了解を得ることができないということでございましたけれども、6月10日の日に西鉄に行ってまいったわけですけども、山田市のバスにつきましては、観音谷のバス停につきましては、当初から競合するので、過去においても認めてこなかったと。それから、今も同じで認めることはできませんというような西鉄の回答でございます。

 また、それから嘉穂路線は赤字で、これ以上赤字となるということになると、路線そのものがどうかなる──どうなるかわからないというようなこともありますし、ちなみに嘉穂の営業所を、これも7月をもって廃止し、車庫にする予定というようなことも話の中でちょっと出てきておるようでございますので、西鉄の状況も、事情も察していただきたいなというご意見でございましたので、結果といたしまして、新規バス停の設置につきましては今のところ困難というようなこともやむを得ないかなというところでご理解いただきたいというふうにお願いするところでございます。



○議長(坂口政義) 宮原議員。



◆13番(宮原由光) 非常に西鉄は厳しいんですけれども、西鉄はなぜ市民のために運行しないのかって、ここ一つなんですね、はっきり言えば。それは西鉄は営利を追求するから、これでだめなんやなかろうか。それから、嘉穂を今さっき言われました山田・嘉穂路線は赤字で利益が上がらないということで、路線を廃止ですね。それからこれも廃止する、いずれこれからも廃止する路線が増えると私は思いますね。

 それから、嘉穂の営業所も7月で廃止、で、車庫にするとなれば、山田・嘉穂路線を市バスに移行すれば、先ほど市長が言われましたけども、西鉄は旧小石原は、私も現実に確認したんですけども、フリーバス停を設置してあるんですね、私はその後ろを走りよったからようわかるんです。で、なるとかえってそこもやりやすいんじゃなかろうか。問題は、嘉麻市の以外の西鉄バスが通してある連絡の時間にきちっとそれに間に合うようにバスを今でも牛隈がしていますよね、そういったようなことをやればいいんじゃなかろうかなというふうに、さらに考えたところであります。

 そういったところをのしてもらって、やっぱ特に旧嘉穂町やら熊ケ畑等の集落が散在しているところなど十分に検討し、坂道の多いところなど、できるだけ地元の方が安全で事故のないような場所で乗せていただきたいので、もう何回もお願いをするところであります。

 大変ではありますが、西鉄と警察等の協議を重ねていただいて、市民が待ち望んでおりますので、ぜひフリー乗車区間の設置を早急に実施されますように強く要求いたしまして、これで一般質問を終わります。貴重な時間ありがとうございました。



○議長(坂口政義) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

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            散会 午後0時18分