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福岡県 嘉麻市

平成 20年 9月定例会(第3回) 09月18日−04号




平成 20年 9月定例会(第3回) − 09月18日−04号







平成 20年 9月定例会(第3回)


1 議 事 日 程(第4日)
   (平成20年第3回嘉麻市議会定例会)
平成20年9月18日
午前10時開議
於議場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(23名)
   1番  廣 田 一 男   2番  田 上 孝 樹   3番  田 淵 千恵子
   4番  藤   伸 一   5番  岩 永 利 勝   6番  跡 部   治
   7番  永 水 民 生   8番  山 倉 敏 明   9番  田 中 日本明
  10番  荒 木 紘 子  12番  赤 間 幸 弘  13番  宮 原 由 光
  14番  中 村 春 夫  15番  嶋 田 尋 美  16番  北 冨 敬 三
  17番  大 里 健 次  18番  佐 藤 道 彦  19番  梶 原 雄 一
  21番  吉 永 雪 男  22番  浦 田 吉 彦  23番  森   丈 夫
  24番  豊   一 馬  26番  坂 口 政 義  
3 欠席議員は次のとおりである(3名)
  11番  平 井 一 三  20番  大 谷 清 人  25番  清 水   惠
4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(18名)
       市長             松岡賛
       副市長            田中政喜
       教育長            山崎輝男
       総務部長           ?野良一
       企画財政部長         廣方悟
       市民環境部長         松岡源太郎
       保健福祉部長         山本幹雄
       農林商工部長         野上憲治
       都市建設部長         松尾洋一
       水道局長           宇佐波吉徳
       教育部次長          秋吉俊輔
       人事課長           坂口繁
       総務課長           松本義範
       企画調整課長         大里喜久雄
       財政課長           中嶋廣東
       市民課長           白石二郎
       環境課長(兼)清掃課長    田中富美
       健康課長           中村和則
5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(5名)
       議会事務局長         大野美知人
       議事課長補佐         森田大助
       議事係長           高野浩典
       議事係書記          草野秀紀
       議事係書記          樋口靖



          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



◎議会事務局長(大野美知人) おはようございます。開会前に報告いたします。お手元に資料を配付いたしております。ご確認をお願いいたします。初めに議事日程第4号それから決算特別委員会資料、追加資料でございます。収納対策課から提出されております。

 以上でございます。

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            開議 午前10時1分



○議長(坂口政義) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1一般質問



○議長(坂口政義) 日程第1、一般質問を行います。

 質問通告の順序に従い、3番、田淵千恵子議員。田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) おはようございます。失礼いたします。3番、田淵千恵子と申します。質問通告に基づいて、嘉麻市男女共同参画推進条例制定についての関連する質問をさせていただきます。

 まず、福岡県に「男女共同参画の日」が設けられているのをご存じですか。11月の第4土曜日です。ことしは11月22日に当たります。この日には、男女共同参画の推進に関して著しい功績のあった者が県知事から表彰を受けるそうです。

 さて、嘉麻市では、行政の指標となる第1次嘉麻市総合計画第6章に、市民と行政による協働のまちづくりの項で、男女共同参画の推進が明記されています。国では平成11年6月に男女共同参画社会基本法、県では平成13年10月に福岡県男女共同参画推進条例が制定されています。

 そこで、嘉麻市では、合併と同時に嘉麻市男女共同参画社会基本計画の策定のための審議会を設定し、6カ月をかけ平成19年3月29日に市長に答申をし、現在に至っております。今回は、この基本計画にかかわって嘉麻市男女共同参画推進の進捗状況を5点にわたって質問いたします。

 まず、1点目は、嘉麻市男女共同参画社会基本計画について、平成19年度に具現化されたりあるいは重点的に実施されたりした内容について述べてください。基本計画の内容は基本目標3分野、それに基づき主要課題14項目、基本施策に至っては32項目と多岐にわたっていますので、メーンとなるところで回答してください。この計画は10年間を計画期間となっているのですが、1年次に見えてきた成果と課題があればあわせてお願いいたします。よろしくお願いいたします。



○議長(坂口政義) 企画調整課長。



◎企画調整課長(大里喜久雄) おはようございます。田淵議員のご質問にお答えをいたします。

 議員が述べられましたように、平成18年度嘉麻市においては男女共同参画社会基本計画が策定されました。この計画は、平成19年度からおおむね10年間、嘉麻市における男女共同参画の基本的方向性を示すものでございますが、具体的に取り組むことについては実施計画が必要となります。

 それで、19年度に重点的に取り組んだことは、まず、男女共同参画の視点から、庁内各課が具体的に取り組んでいるまた今後取り組もうとする事業の聞き取り調査を行いまして、実施計画を策定したことでございます。

 この計画は、市長を本部長とする嘉麻市男女共同参画推進本部の承認を受けて、現在、各課等で実施されております。これらの取り組みはいろいろとございまして、現在実施をされているというものもございますけれども、来年以降目標とか方向性とかを検討しながら実施を予定されているもの等もございます。

 例えば、講演会等を実施する際に、女性が参加しやすいように託児の実施を開始したというものもございますし、職員を対象にセクハラ防止の研修会、講習会等を実施したということもございます。もう1点、男性の自活意識等を高めるために男性の料理教室を実施したというものもございます。それと、男女が協力しながら出産等に臨むために正しい知識を学ぶことの普及啓発を行ったということ。それともう1点、男女共同参画推進団体への補助金の支援を行うとともに、パンフレットやチラシ等などの情報をご提供したというふうなこともございます。また、基本計画の概要版を戸別に配布をいたしました。それと、広報「嘉麻」にシリーズでこの基本計画の内容を連載して、啓発に取り組んだというふうなこともございます。以上でございます。

 成果についてのご質問でございますけども、これについては数値とか結果としてすぐ出るものではございませんので、そうは思いますけども、総体的には一定の成果が上がったのではないかというふうに思っているところでございます。

 課題についてですけども、例えば組織で働いている職場とかそういうところで講習会なり研修会等を開く場合は結構出席者も多くて、研修等に実績が上がるんですけども、一般的に行われる講習会等についてはなかなか出席が少なかったり、参加される方がもう固定化してくるとか、そういうものもございますので、それが課題として残ったことです。これについては周知の方法とか内容を検討しながら、参加が多くなるような形を検討していきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 確認させていただきます。各課がヒアリングみたいにしてさまざまな要望とか実施についてされたと。今お答えの中で一番大きいのは、庁内の推進本部会議が設置されましたね。それが私は一番大きなものだと受けとめております。本当にありがたいことだと思っております。

 ちょっとお尋ねしますけど、今お答えの中で講演会をしたんだとかセクハラ防止の云々、それから男女の料理教室等をおっしゃいましたけど、このことについては市がなさったんですか。例えば女性団体とかそんなとの行われているのを挙げてませんか。もちろん関係があることですけども。済みません、以上です。



○議長(坂口政義) 大里課長。



◎企画調整課長(大里喜久雄) ただいまご回答させていただいたのは、例えば健康づくり課とか行政の中のいろんな組織がございますけども、そこで取り組んでいるものでございます。先ほど託児については市の方がいろいろ行います講演会、研修会等で、そういうときは必ず託児を設けますので、できるだけ女性が参加してくださいというふうな状況をつくっております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) わかりました。今後ますますそのようになりますようにお願いいたします。

 じゃ2点目に移らせていただきます。

 国が、男女共同参画社会基本法を、戦後63年たった現在に至ってまでもなお制定したということは、女性を初めとする弱者へ開かれぬ社会が存在するからであると私は思います。この基本法の本来の趣旨は、男女が互いにその個性と能力を認め合い、固定的な役割分担の意識にとらわれることなく、社会の対等なパートナーとして、男女が生き生きとして自分の意思で社会のあらゆる分野の活動に参画できるようになることであります。

 そこで、本市においては、いち早く男女共同参画を推進する担当係を設置し、男女共同参画社会の実現に向けて踏み出したことは大きな成果でしょう。が、しかし、平成20年4月1日付の職員配置を見ますと、前年は2名配置であったところが、本年度は係長さんが1名になっています。全体の職員の減少からどこかの課や係の人員を減らさざるを得ない現象は承知の上ですが、なぜ大きな取り組みの出発に立っている男女共同参画係を1名にしたのか説明をお願いいたします。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) 田淵議員のご質問ですが、本年の4月1日に男女共同参画の係を1名にしたということで、その要因は何なのかというご質問だろうというふうに思います。

 これまで男女共同参画推進係を設置した経緯といいますか、まず経緯の方からお話申しますと、嘉麻市が合併時に嘉麻市男女共同参画社会基本計画の早期策定を図りたいということで設置をしたものでございます。

 この男女共同参画社会づくりの推進と啓発を目的とした部局でございますが、この部局を企画調整課にまず設置をしたものです。この基本計画の策定は今後の嘉麻市の10年間の指針となるもので、これによる実施計画を策定し、行動計画として進めていくこととしておりまして、各行政部局での計画の推進状況を把握し、計画の実効性を高めることとしております。

 これら市役所内の内部の実施計画の推進管理や市民への啓発事業などの実施に当たっては、推進体制の整備とともに具体的な活動が必要ですが、どんな事業の実施に関しましても単一の係だけで処理することは不可能でございます。したがいまして、課全体あるいは他の行政委員会とも共同して実施をしていかなくてはなりません。こういったことはほかの業務においても、例えば1係1係長のみ、あるいは1係1係長と1係員といったような組織がございます。組織機構につきましては市民にわかりやすい組織であることが必要ですし、単に事務分掌にその業務を上げるだけではなかなか理解できないものがございます。

 したがいまして、嘉麻市が男女共同参画社会構築に向けた取り組みを今後とも進めていくということで係設置という形でお示しをしておりまして、職員数につきましては行政改革における定員適正化計画、27年400人体制ということで、毎年職員の削減を進めているところでございます。このことから、限られた職員での配置ということから、現在の係1名に削減をしたものでございます。ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) そう答えが来るだろうということはほんと予想をいたしておりまして、もう最初申しましたように、もう人数がずっと減ってるんだからだろうと思うけれども、今ここで人権的な一番基本となるところで、基本計画をつくらねばならなかったから2名だって回答が出ましたけれども、今から実施というところにお力をというお願いをしたわけなんです。そんな中で恐らく回答の中に嫌って、その課は企画課、その課は全体でやるんだからって、それも私は予想しておりました。けどもこの場でみんなでそういう手だてをしていくんだというお言葉をいただけたら、そこらでまた私たち力がいただけますので、何とぞよろしくお願いいたします。

 それから逆の考え方で、今お答えの中で、構築するために置いたという言葉が一言ありました。たしか。構築するために置いた。私そうじゃなくて、これをこういう課題があるからこういうふうな課をつくっていかねばならないという発想じゃないと、それはだめだと思います、という気持ちが回答の中でいたしましたのでつけ加えさせていただきます。──今言ったことは個人的な見解があるから私はそう思うのであってということでつけ足しをいたします。

 では、今おっしゃられました今後の人事課と申しましょうか、どういう取り組みというか、に希望をかけまして、何とぞ、せっかくあるこの係がますます発展していきますことを願いまして、次に入らせていただきます。

 基本計画は先ほど申しましたようにあらゆる分野をもう本当に網羅してあるんです。あれもこれも、ここで申したって終始がつきません。女性の、──私が女性であるから女性の立場から女性の社会進出にかかわる問題のほんの一部質問をさせていただきます。

 行政の政策、方針決定過程に女性がどれだけ関与しているかを見る指標の一つとして、審議会などへ女性委員の登用状況というのが数値として明らかにされています。本年度の県内自治体の審議委員会の女性登用率の状況が9月9日の新聞紙上に発表されました。情報によると、4月1日現在では、福岡県にかかわる審議会委員は比率38%になっています。県の段階では、県では38%。市町村の中で嘉麻市は66市町村の中で14位の26.2%であり、筑豊地区では直方市に次ぐ第2位でした。合併後、いち早く基本計画設定まで取り組んでいただいた市長さんの姿勢と、執行の努力による数値と感謝いたします。ちなみに1位は昨年に続き宗像市です。宗像市の35.9%でした。

 そこで、その資料ですね、その資料によると、発表された資料によると、本市は21審議会回答に出しておられます。そのうち5審議会に女性登用されていないように私は読み取れたわけなんです。その5審議会と今後の女性登用の展望について述べてほしいんです。

 基本計画では平成23年度までには40%に達することを目標にするとされております。前回私がこれに関する質問をしましたときに、市長さんは、ずっと前から引きずっている審議会があるから自分が新しくなったときにはというありがたいお言葉いただいたのを覚えてますけど、そんなでしたかね。でということで、23年度には40%とおっしゃっておられますので期待いたしております。質問を繰り返します。5審議会に女性が入っておりませんから、その審議会の名称と女性登用のそれに対する展望をお願いいたします。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 今議員からご指摘の審議会の委員の登用ということのご質問だろうというふうに思います。

 まず、審議会については嘉麻市附属機関等の委員の委嘱基準に関する規定というのがございます。それを所管している関係で人事課の方から答弁させていただきます。

 議員ご指摘のように、平成20年4月1日現在の嘉麻市におきます審議会の女性委員の登用、これは26.2%で、県内の28市の中ではほぼ平均並みとなっております。町村が入ると先ほどおっしゃられた数字になるんだろうというふうに思ってます。

 そこで、ご質問なんですけれども、女性の登用が全くないゼロの審議会等ですけれども、まず嘉麻市防災会議です。それから嘉麻市文化財保護審議会、それから嘉麻市国民保護協議会、それから予防接種健康被害調査委員会、工場等誘致審議会、以上の5審議会になっておるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。つけ足しがありませんか。4月1日はこの5審議会だったが、1つ6月に嘉麻市女性がふえてるでしょ。地方文化財保護審議会では女性が1名6月に委嘱されてませんか。資料では何か出てますけど、出てますね。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 申しわけありません。議員ご指摘のように6月に女性委員1名任用されております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。黙っていてていいようなもんですけど。うれしかったから、ちょっとそれで教えてほしいなと思いましたので申しました。

 結論的には4審議会だけになってるんです、女性が入っていないのが。私はこの審議会、名称を見て、ああ、何でかなと思ったときに、予防接種ちゅうたら何かお医者さんと関係があるのかな、そしたら女医さんがいないかなとか、何かさまざま考えて、この4審議会4委員会で如実に女性が入れないわけとか言ったらいけないんだけども、何かそこらあたり見えるものがあったらおっしゃってほしいんです。もう言いにくいところがあったら、女性に対する何なんだからお答えいただかなくていいんだけども、今後これに登用されればオッケーですからいいんですけれども。例えば、事例として審議会委員の決定時に当て職がありますよね、当て職。その場合には女性登用がなかなか難しいものがあるんです。──あ、ここで市長さんお答えになったんです。だから地域で上げてこいというようなふうに、例えばPTAの会長やらですね、とおっしゃったのを今思い出しました。

 で現実、嘉穂地区小学校統合施設整備審議会においても、審議委員を区長とかPTA会長と指定した関係で審議委員は全員男でしたよね、そうやったでしょうが、女性入ってないですよね。けど言いわけ的にほかの組織で入れてるからということで私納得した、下がりましたけども。というようなことで、当て職が入ってきたときに非常に難しいものがあるんですね。だからもう地域改革しかないんですけれども。そんなこんなで4委員会に女性が入れないというか、加入できないようなものが、阻害されているちゅうか何かあったら、答えられる部分があったらお答えください。そこについて私ができることで改革ができるならそこで頑張りたいと思いますので。

 以上です。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 4つの審議会に女性が登用されてない、この原因は何なのかというご質問でございますけども、すべての審議会に共通することではないかもしれませんけども、議員ご指摘のように当て職という部分があるように思います。で、今議員がおっしゃられた内容は私も記憶しておりまして、小学校の統合に関する審議会、たしかこれに専門委員という、地方自治法の174条の規定かなにかの専門委員のことがあったろうというふうに思います。これについてはやはり、そういった当て職といいますか決められた部分からの登用ということがあってこんなふうになったんだろうというふうに思います。

 ですから、今後、市長のマニフェストでは、女性の登用50%、つまり男女もう関係なく登用していくという基本的な考え方がありますし、基本計画では40%になっております。それから、ちなみに先ほど申し上げました審議会の委嘱基準、これは30%になってるんですけれども、これはそういった当て職等をできるだけ排除するという考え方をとることでしか達成できないというふうに思います。そんなふうに分析したところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 私も全くそのようですので、やっぱり地域から変わっていかないとというような部分が多々ありますけど、何とぞご努力をよろしくお願いいたします。今後、まだ2年とちょっとですから、今後ますます嘉麻市として立っていくときに広いお心でよろしくお願いいたします。

 それから、ちょっとつけ加えますけど30%とか40%、例えば40%のパーセンテージというのは今度は男性側から見ても男性が絶対にそのパーセント入っておかないといけないという規定ですから、女が女がち言いよるわけじゃなくって、男の方もそうだということをここで申し述べさせていただきます。この場をかりて。

 じゃあ続いて、次に移らせていただきます。

 市の女性職員の管理職の登用の件でございます。基本計画の23ページに、市における女性職員の登用推進と掲げ、市女性職員の管理職への登用の数値目標を掲げ年次計画を作成し計画的に推進するとうたってあります。現実、本年の職員配置に係長さんはおられます。おられるものの、私トータル的に言ったらかなりの人数だけど、見てみたら保育所関係で係長さんがずらっと入ってますよね。それのけたらやっぱりまばらです、と私は思います。課長さんは1名もいません。私は、登用する側だけの問題ではなくて、登用される側の意識改革にも大きなかかわりがあるように思います。何となれば、私が女性だからその答えが見えるんですよ。さまざまな理由が。

 で、私の歩いてきた職場は教職員の世界ですが、管理職への意思表示をするまでには多くの男性の管理職に支えられ、結論的には教頭試験を受けるという意思表示をしなければなりませんでした。受験するかどうかの切符がまず意識改革のきっかけとなり、その後はリーダーとしての研修に邁進するというのが一般的な意識改革となっていきました。

 本年度の小学校のいわゆる女性管理職の登用率は、一番身近な範囲で申しますと、嘉麻市12校中女性校長は4人、教頭4名です。さすが市長さんのおひざ元。また、通称筑豊教育事務所管内、昨日からたくさん出ているからもう地区は申しません、の小学校68校中では校長20名、女性校長です。教頭14名、主管主事4名、これは事務職関係なんです、の女性管理職がいます。中学になるとぐんと少なくなり40校中校長1名です。教頭は2名です。主管については10人中9名います。

 この社会も昭和の終わりごろ、多分に漏れず独身者とか家庭の自由がきくリーダーが多かったようですが、現在では夫も子供もいて、家庭の理解を得つつ頑張っている人も多くなりました。ぜひ、市職の女性の方々の奮起を願ってやみません。

 人を育てるということはそれぞれのリーダーにとって大事な任務と私は考えます。皆さん方ですよ、リーダーだから。どうぞ、女性のリーダーをも育てていただきますようお願いいたします。まず、男女共同参画係が設置されているということを起爆剤にして、女性の意識の変容へ至ることを強く望みます。

 市長さんが教育界のリーダー、筑豊教育事務所所長時代にたくさんの女性管理職を育成されました。市長さんの市職の女性管理職登用に対するお考えをお聞かせ願い、女性管理職を希望する者が誕生する仕掛け人となっていただきたいものです。女性登用の見解をお願いいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) お答えいたします。

 今、議員からもご指摘がありましたように登用される側の意識改革、これもありますが、私は大きく左右するのが家庭の理解だろうと思います。家庭の理解、議員自体も学校ご主人管理職、田淵議員自体も管理職ということで、多分家族の理解があられてそういう道に行かれたのじゃないかというふうに推測するわけであります。したがいまして家族の理解、これには社会的全体の男女共同参画社会に対する意識の改革はもちろん要るわけですけれども、例えば家族に介護しなければいけないと。じゃこれはもう今のあれでは当然男性の方がやってもいいわけですけれども、一般的にはまだまだ女性が介護すべきじゃないかというようなそういう意識というとこら辺はいろいろ、家族にもよりますけどあるだろうと思います。ですからそういったところの改革をしなければならないし、市職員についても、私は嘉麻市長就任以来、そういうことは常々言っておりますし、人事会議においても言っているんですけれども、その対象者がもちろんおるんです。おるんですけれども、ステップを踏んできてないんです。ステップを踏んできてません。それは家庭にも影響したかしれませんし本人自体、議員さっきお話されたような状況もあるかもしれません。ですから、私も登用したいんですけれども急に、平等に見なければいけませんので、職員をすぐ例えば課長とかいう管理職というのは非常に難しい至難のわざのところがございます。ですから今後、この計画にもありますように順次、年度を追って育てていかないかんという責任があろうかと思っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 今、家庭の理解と切りかえされましたが、もう本当に、家庭の理解となると地域の意識改革ですからね。これは大きなほんと、簡単にこうしてまとめてあるけどもう大変な問題だと私も思っております。けど、こういう起爆剤となるようなことをやっぱり起こしたらそれなりに、──後ろにたくさん議員さん、傍聴者もいらっしゃいますけども、こういうところでこういうことを言ったり、市がやっぱりさまざまな場面のチャンスをつかまえて啓蒙することで、あ、そういうことかというようなものをいただけると思いますので、今後はよろしくお願いいたします。外的条件ということで。

 それで、次の質問に関係ありますけれども、ステップを踏んでないということは非常に悲しいことだと思います。私どもも何かのきっかけでなっていったから、以後3つそこにかかわって質問させていただきますので、ステップにかかわりがあるというところで。そのステップを踏めなかったのが家庭的な要因となったときには非常にきついものがありますけども、もっともっと、私自身も男性のリーダーから支えられました、ほんと。だけ、そこらあたりで本当に男性のリーダーさんも女性もっという思いがあります。

 4点目に移ります。自分の歩いてきた道を振り返り、どうしたら管理職への道が開かれるのかを、つまり女性の意識改革のきっかけづくりを知るために3点質問いたします。

 まず、ステップと言われたから、大方自治大に行かなだとか何とかさまざまあるんじゃないかなと思いますので、その点で、1つ目は市職における管理職登用への評価のあり方と申しましょうか、どのように努力すれば管理職の登用の道が開かれるのでしょうか。これが1点目です。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 非常に難しいご質問ですけれども、田淵議員がおっしゃったように例えば教職員、議員もその職にあられたわけですけれども、教頭任用あるいは校長任用という場合には試験がございます。同じように、地方公共団体にあっても昇任・昇格試験というのを実施している自治体もございます。

 で、嘉麻市においてはこれは実施しておりません。まず、やはり議員ご指摘のように人材育成というかそういう基本方針を明確にしまして目指すべき職員像といいますか、そういったのを明確にしながら人事評価制度というのを現在検討しておるところでございます。現時点では残念ながら、今緒についたばかりで、ございません。それで、正当な評価を行うということが求められているわけですけども、今おっしゃったような形の客観的な部分での評価というのは、例えば昇任・昇格試験とかいうことはございませんので、これは内部における市長、副市長の最終的な判断という形で、日ごろの勤務評定の関係を参考に登用しているというのが現状でございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 先ほど申した男女共同参画実施計画の、5年間の計画をちょっと貸していただいております。推進本部から出た分ですね。そこ見たら右側に試験を入れる考えとこう出ておりましたので。けど、試験を実施するというのはもういろいろやっぱ賛否両論だと思います。私どものように何百人といる中のあれなら何だけど、の中で試験をしてまでとなったらほんと、ありますけれども、どうぞ公正な、公正なと申しましょうか目で見ていただいて、女性の中にもすばらしい女性は絶対おられると思いますので、ほんと1名でも2名でも結構ですからという思いがあります。じゃあ、さっきから引っかかっております本人の意識改革等の研修みたいなことをサークル的なものがあっているかどうかも、あっているかあってないかで結構ですのでお答えいただけたらと思います。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) まことに申しわけありませんけれども、そういったサークル等について実施されているというようなことは耳にしておりません。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) じゃあ、もう何せ女性の意識改革というところから出発しなければ解決ができないというところになると整理させていただきます。大事なことは、ステップを踏まないといけないということを頭に入れて、最初の項で申したように男性のリーダーの方たちのお支えも本当に必要でございますので人材育成、人を育てるということについて強く要望いたしまして、ひょっと今、人材育成等の手だてがあるならお聞かせいただきたいなと思います。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 先ほど申しました人材育成ですけれども、今後、人事評価制度の導入とかそういったことで正当な評価を行いたいと思いますし、まず、現在行っているのは研修の充実ということがございます。大きく分けて研修には派遣による研修、それから庁内に外部講師を招きまして研修をする、あるいはベテランの各部門でのエキスパートといいますかそういった職員を講師として庁内の研修を実施するとか、そういったことを実施しておりまして、これによってスキルアップを図るということがございます。ですから、それは男性、女性に限らず全職員の資質の向上という観点から実施しているわけで、今後、簡素で合理的な組織体制をつくるには、やはり一騎当千の職員の育成ということが重要になってくるというふうに思いますので、今後ともそういった、現在いろんな政策立案能力だとか、あるいはいろんな課題の解決能力だとか、そういった力を高めていくということが大事だろうというふうに思います。

 そこで、管理職にあっても、それぞれの分野の政策の実現とともに、部下職員の育成ということも管理職の重要な任務の一つだろうと、任務だろうと思いますので、そこら辺の意識の醸成もあわせて図っていく必要があるというふうに考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) では、ステップにまだ間に合う優秀な女性がいると思いますので、今期の任期があと2年ちょっとありますが、ぜひぜひ女性の課長さんが一人でもいいからその前に育てていただけたら、私は本当にうれしいなって。それが入ることがやっぱり嘉麻市の活性なんですよ、ほんとに。私はそう思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後の5点目に入らせていただきます。

 平成19年度は基本計画に基づき実施計画を策定し、──これですね、回答を冒頭でいただきました。実施計画書作成のために各課、関係課のヒアリング、ヒアリングをもとに実施計画案をつくられ、──ここの一番最後の項に書いてあります、どんなことをしようかということが。次に嘉麻市男女共同参画推進本部設置規定が決まり、次に推進本部会議が20年1月16日に開かれ、そこで実施計画案が承認・決定されたということ。このことは男女共同参画推進にとって大きな第一歩を踏み出されたと思います。本部ができたということはすばらしいです。その間、係として啓発活動に力を入れ、広報のシリーズ掲載、各所帯へのダイジェスト──これですね、を配布、各課においても大なり小なりの支えと意識改革ができたという報告を受けました。

 さて、20年度ももうあと半年です。おくればせながら行動計画推進するための取り組みについて実施計画、つまり実施しようとする事業内容について順を追って質問をいたしますので進捗状況を述べてください。私の方から4つほど質問いたします。

 まず1つ目は、第三者による進捗評価機関の設置についてという項目があります。おわかりですか、一番最後の項ですね。その現時点ではどういうふうになっているか。今考え中でも結構ですし、もうやってるよだったらやってるよでお願いいたします。



○議長(坂口政義) 大里課長。



◎企画調整課長(大里喜久雄) 第三者による評価機関の設置に関するご質問でございます。

 一昨日、行政改革推進室の方からご説明がありましたけども、行政評価制度の導入に伴いまして事務事業等の実績・効率性などを評価する機関のことでございます。内部評価機関、外部評価機関の2つで事務内容の評価を行っていくというものでございまして、結果を公表するという内容でございます。しかしながら、具体的な制度の内容についてとか制度の設計については、この後に設計をしていくと、詰めていくというものでございまして、具体化した段階でご説明をさせていただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ほんと、昨日詳しく聞いておりまして何なんですけど。今まだというところですね。

            〔「そうです」と呼ぶ者あり〕



◆3番(田淵千恵子) 今からですね。よろしくお願いいたします。

 2つ目、職員への男女共同参画に関する研修の充実について、先ほど申しました3つぐらい、何というか、講習会を開いているとか言われましたので、もうここを省略させていただきます。研修があっているということで、全体的にですね。男女共同参画についての視点は絞れてないかもしれないけども、広きにわたり研修が行われているということで解釈させていただきます。

 では3つ目の職員の意識調査の実施なんて上がってるんですよ。そんなのがことし行われたかどうか。済みません。以上です。



○議長(坂口政義) 大里課長。



◎企画調整課長(大里喜久雄) 職員の意識調査でございますけども、実質的には個々にやっておるものではございませんで、各課に事業計画に基づいて実施計画に基づいて取り組みについてを係含めて聞き取りをするわけですけども、この段階で意識の高揚はどうかとか、そういう内容で聞き取っておると、聞き取り調査をやっているというのが実態でございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) じゃあ、先ほど申しましたように各課のリーダーの人たちの考え方いかんで随分女性管理職の登用かかわってきますので、ぜひ、男性職員がどう思っているのか、女性職員ももちろん意識改革しないといけないから、どう思っているのかというところのメスを入れてほしいなという願望、願いを申し上げます。お願いしておきます。

 4つ目は、ちょっと話が大きいんですが、市民と行政との協働目標の項目で、市民アンケートと出てるんですよ。男女共同参画についての市民アンケート。多分できてないですよねと、1年次ですからねと思いながら、ちょっと質問だけ。



○議長(坂口政義) 企画調整課長。



◎企画調整課長(大里喜久雄) 市民全体を対象とした市民アンケートは、現実的にはしておりません。個々にいろんな講習会とか研修会があっておりますけども、この中で市民アンケートをとって、講義の内容はどうでしたかとか、今後こういうふうな希望はありますかとかいうふうなことでのアンケートとって、講習の中身を充実させるように、そういった意味でのアンケートはとっております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) きっと膨大なまたお金がかかったりするから難しいと思いますので、市政に対するアンケートの中の1項目でもいいから、ここにかかわることを入れていただけたら私はもう少しほげるんじゃないかなと思います。その市民に対するアンケートが実施されるときに、ぜひ企画課、男女共同参画の視点から1項目か2項目入れてくれとお願いをいたしておきます。

 男女共同参画の推進に関する施策は広範多岐にわたっていますので、冒頭に申しましたように女性の地位向上に関して市職に絞って質問させていただきました。市長さんの広い視野に立ったご判断と、過去に私どもにいただいたように市職女性管理職登用にご尽力いただきますことを願い、嘉麻市男女共同参画推進条例の制定の見通しです、見通しをご回答願いたい。

 ちなみに県内では27市町村の推進条例制定ができているようです。それと、基本計画にうたってある男女共同参画センター、大きいのは県の「あすばる」ですね、の設置もお願いいたします。今県内では12カ所ぐらいだそうです、あるとのことで、近くでは田川市に置いてあるということです。女性ネットワーク会議等の幅広い活用が期待されているので、よろしくお願いいたします。本庁舎がどこになるかというような段階でそれどころかと、後ろからひしひしと聞こえるような気がしますけども、私のきょうの質問の大事な項目になりますのでよろしくお願いいたします。

 あわせて、基本計画策定審議会委嘱書交付の折に、あいさつで市長さんは、決して絵にかいたもちにならないようにというお言葉がありました。それ印象的だったから残っておりますので。それで、改めて市長さんの男女共同参画推進への思いをお話しいただければ幸いです。3点です。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘のとおり男女共同参画社会の実現、これについては我が国の大きな課題となっております。国も取り組んでおりますし、本市においても基本計画を立て今取り組んでおるところでございます。しかしながら議員ご指摘のように、私のマニフェストにもございますように、これが絵にかいたもちにならないためには、条例をすればそれでいいということではありませんけれども、やはり条例をきちっと立てるということでございます。

 ただ、今、議員もご存じのとおり、自治基本条例が今制定中でございます。こういった中で、この男女共同参画社会に関連してどのように盛り込むかとか、どのようにするのかというようなことも今論議されているところでございますので、これとの整合性を図る必要がございます。ですからそういったところを十分精査しながら進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 女性の登用につきましては先ほども申しましたように、誤解を受けたところもあるかもしれませんけれども、現実問題としては、やはり家庭等の理解がないと、この数値をごらんになられたらわかりますけれども、嘉麻市も大体、例えば係長をこう見ますと係長は男性が大体60数名、女性が20数名おられるわけですよね。でも次のステップに行くのはなぜかというところがちょっとあります。ですからそのあたりも今後十分いろんな調査などをして、どこにそういう先のステップに行けないところがあるのか等も含めて、ちょっと調査などをして考えてみたらというふうに今思ったところでございます。

 いずれにいたしましも、この男女共同参画推進条例の制定というのは非常に重要なことであります。端的に申しまして、今年金問題が大きなクローズアップされてますけど、もうその年金を少子高齢化の中で支える人がいないんですよね。ですからそういうことを考えればやはり、いろいろ男女同じ人格を持った人間、そういった中で女性の活用の場が広がっていかなければ、こういう問題も解決しにくいということが言えるかと思います。

 きのうも教育論議がありましたけれども、学校自体も非常に児童数や生徒数が少なくなって、学校自体の運営も成り立たなくなっていくというようなこともいろいろございます。そういったところで、もっと男女がお互いの人格を尊重し人権を尊重し、お互いのよさを生かし合いながら高め合って、この男女共同参画社会を構築していくということは、冒頭申しましたように日本にとっても嘉麻市にとっても大きな課題になっているところでございますので、今後いろんな、議員ご指摘の点も含めて考えていきたいと思っているところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 共同参画センター、きのうの企画のがあるからちょっと言いにくいんですけど、済みません。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 済みません。質問でセンターの件をちょっと失念しておりましたが、このセンターについては、マニフェストにもうたっておりますように、もう合併すればもう当然庁舎があきが出るので、そのどこかの庁舎で活用してもらって、そこをセンターにするという構想でしておりました。ところが実際問題として、この庁舎となりますと管理上が一番問題ですね。管理が大変ですし、それから、例えば女性の方のご意見をお聞きしますと、夜の会議が多くなると。夜の会議が多くなると、当然また活用しにくくなる。そういったことになっていくもんですから、今のところは一公共施設を使っておりますけれども、これもいろんな条例の制約がありまして、今協議中でございますけれども、そういったものも踏まえて積み重ねながら、そういったセンターというものができるように努力してまいりたいというふうに考えておるところでございます。これはうちの行政ばかりが考えることじゃなくて、そういう女性の方々の団体等の関係もございますので、そういったところを精査しながら考えていきたいと思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) いよいよ最後になりますが、嘉麻市の男女共同参画推進条例については明るく見とってよろしいんですね、市長さん。明るく見とっていいんですね。はい。

 男女共同参画社会という文言が一般国民に確かに位置づけられましたのは1999年、国が男女共同参画社会基本法を立法化してからです。生まれてやっと9年目という人と、生まれてもう9年にもなるという人がいると思われます。「やっと」とか「もう」のどちらかに属するかは個人個人の育っている環境や意識の違い、また年齢等にも関係すると思います。

 嘉麻市基本計画を10年間をめどに目標を達成するために前期、後期のスパンに分け出発しています。──これは前期ですよね、この実施計画はですね。で、旧態依然、市長さんおっしゃるように慣習とかそれから習慣にこだわる住民の意識改革がもうほんとに大事だと思います。これには啓蒙に啓蒙、啓発を重ねて、私は子供への教育に期待をかけております、正しい見方というか、をかけ、このような法律が必要のない時代が来ますことを願っております。

 日常生活の中でまだまだ変革のできていない自分自身がいます。まだまだ市民の皆様と勉強しなければならない立場にある私です。ほんと私より以上の考えの女性の方がほんと、たんとおられると思います。私がなぜ今回こういうふうにこの場に立たせていただいたかは、啓蒙の啓発の意味を込めて、またこの場に立たせていただいております。お話お聞きしたら、関係各課の熱意をいただいたと自分自身は確信いたしております。今後の行政の努力に期待いたします。

 終わりになりますが「嫁、嫁」、「嫁ぐ」と言いましょうか、という漢字を思い浮かべてください。これがまさに過去女性に対する象徴としてつくられた文字と私は考えます。「女へん」に「家」ですから、女は家の中で、外に出て働くなどもってのほかということだったのでしょう。また、日本は農耕民族です。昔の農家は人手なしには百姓は成り立ちません。女は家のための労働力だったのでしょう。歴史の流れの中では多くの男女が政略結婚の犠牲となり、家と家のつながりで結婚させられていきました。このような考えは今はほぼ通用しません。時代とともに、──ほぼです、通用しません。時代とともに人間が不合理を指摘していくことで、変革や改革は可能です。男女が心から互いの存在を認め合う市民が育ちますことを願い、嘉麻市の基本理念「生き生き個性で豊かに暮らし、活き活き自立で楽しく暮らす、互いに協力し合う心うるおうまち」をまとめに使い、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(坂口政義) 10分間、暫時休憩いたします。

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            休憩 午前10時57分

            再開 午前11時7分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 5番、岩永利勝議員。



◆5番(岩永利勝) 岩永利勝でございます。質問通告に従いまして質問させていただきます。

 まず、1点目ですが、先般の一般質問でお伺いいたしました家庭雑排水における河川の汚染を環境浄化微生物えひめAI−1・2で河川の水質改善に取り組んでみたらどうですかとのお伺いをいたしましたところ、環境課の方で、簡単につくれ、またコストも安いということで試作いたしますという答弁をいただいておりましたが、その後どのような対応をされたのかお伺いいたします。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) お答えいたします。

 環境浄化微生物えひめAIでございますが、これにつきましては、去る6月に岩永議員より紹介がありました。その後、環境課の方でえひめAI−2の方を少量試作いたしまして、幾つか試させていただきました。その結果、ぬめりとりあるいは悪臭防止などに効果が確認できたところでございます。ほかにも、えひめAIに関心のある人もおられまして、試作された方もあるようで、かびがよくとれるとか、悪臭がなくなるとか、油汚れがよく落ちるなどの話も聞いておるところでございます。

 また、えひめAIの普及に本格的に取り組んでおります愛媛県の鬼北町を調査いたしましたところ、えひめAI−1を町の方でつくって、町内の各所にタンクを設置して、町民に無料で配布しているということでございました。

 大量につくる場合につきましては菌類そのものを入れてつくるえひめAI−1をつくっているとのことでございますが、つくり方については教えることができないということで、これを開発した愛媛県産業技術研究所に聞いてほしいということでございましたことから、この愛媛県産業技術研究所に尋ねましたところ、愛媛県以外の方には教えることができないということになっているということでございまして、丁寧に断られたところでございます。

 しかしながら、この産業技術研究所の方から、家庭用としてつくり方を公開しているえひめAI−2をつくられてはどうかと、または市販されているえひめAI−1を購入して二次培養で10倍にしてつくってはどうかとの提案がされておるところでございます。

 先進地の鬼北町では、人口1万2,000人強の町でございますが、年間約60トンのえひめAIを町民に無料で提供しているということで、このきっかけといたしましては、四万十川の上流に位置しており、町そのものが、川を汚染しないようにすることを目的として始めたということでございました。

 ただ、注意いたしたいのは、えひめAIにつきましては水質汚染防止の目的からスタートしたということでございまして、それを使用する中で悪臭防止とかぬめりとりとか、そういったものの効果が望めるということでございまして、このことは誤解のないようにしておきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) 今、担当課長が申されましたように、えひめAIの2は家庭でつくることができますけど、1の方がどうしてもやはり向こうが教えないということで、できません。そこで私も愛媛県に在住する方がおられましたので、そちらの方から頼んで、どうかして教えてもらえないかちゅうことを頼みましたら、住民の方にもやはり1は企業秘密で教えないそうなんです。その辺のところはやはり行政もよく向こうの方の愛媛県の方にも、──行政の方もだれか行ったんでしょ、訪ねて。そしたらやっぱりできないちゅうことだったそうですね。

 それで、私もここ3カ月の間でえひめAIの2を100リットルほどもうつくりました。いろんな方に差し上げましたところ、皆さんから大変喜ばれ、もう何人かは既に自分でつくっておられる方もいます。この会場の中でも、まず、副市長もつくっておられますし事務局長もつくっておられます。議員さんも何人かはつくっておられます。そしてまた、梶原さんがつくっておられます。これには私はもうちょっとびっくりしましたけど。それで、それだけ皆さんがやはり環境問題に対しては関心を持っておられることじゃないかと私は思います。そこで、その効果をちょっとつくっておられる方に、私が申し上げるよりも聞いた方がいいんじゃないかと、皆さんがですね。局長がよく何か今つくっておられますので、局長、よろしいですかね、ちょっと。初めての答弁になると思いますけど。



○議長(坂口政義) 大野局長。



◎議会事務局長(大野美知人) えひめAIの効果はどうかというお尋ねでございますけども、これにつきましては私の連れ添い女房がえひめAIをつくっておりまして、家庭内の至るところで重宝しているようでございます。

 で、その効果、効能はどうかということでございますけども、まず、生ごみにいたしましては瞬時にしてにおいが消えると、それから流しの汚れ、ぬめりそれから換気扇の油汚れ等についても簡単にとれますし、それからふろ場の汚れと申しますか湯あか、それから壁、天井のかび、汚れ等も簡単に荒い落とすことができるといったものでございまして、またそれからトイレのにおい、汚れも簡単に解消できますし、トイレに使用しますと浄化槽の浄化作用を助けるといったものでございますし、それからまた高齢者、お年寄りの部屋の加齢臭またペットの嫌なにおいもとれるといった、大変すぐれたものと聞いております。

 それからまた、つくり方にいたしましても非常に簡単でございますし、また材料にいたしましても納豆菌それからイースト菌、砂糖で簡単にできますし、また、薬品等を使っておりませんので、大変人に優しいといったものでございまして、人畜に非常に優しいといったものでございます。そういったえひめAIということでございますので、そういうことで、今後におきましても、行政を挙げてこのえひめAIの普及に取り組んでいただきたいと考えております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) どうも事務局長ありがとうございました。副市長は今使われてどんなふうですかね。



○議長(坂口政義) 田中副市長。



◎副市長(田中政喜) 今、事務局長が申し上げたとおり効能は大変あると思います。個々にどうだこうだというのは申し上げたくはありませんが、私は、結果的にこのつくり方が簡単であると、やはりこういうことを市民の方にPRをしながら、拡大を図っていきたいなというふうな考えでおります。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) そうですね。つくり方は本当に今局長も副市長も言われたように、もうほんと簡単なんです。前回もつくり方は少し私も説明いたしましたけど、1リットルつくるのに納豆2粒、2粒でいいんです。それとヨーグルト、これは飲むヨーグルトでもよろしいです、それを50グラム、それとドライイースト菌とパンやらケーキをつくるドライイースト菌これを4グラム、これがスーパーとかもういろんなところで売っております。大体50グラム入って260円ぐらいです。砂糖が50グラム、これは1キロで大体砂糖が160円か170円ぐらいですかね。その50グラムだけでいいんです。あと水道水を900cc入れて、それで1リッター、1000ccでき上がります。で、初めにヒーター、熱帯魚のサーモスタット、これが要するに培養するのに35℃で培養せにゃいかないもんですので、ヒーターが要ります。そのときのヒーターが大体2,500円から3,000円ぐらいいたします。これは1回買っておくとずっと半永久的に使われると思いますので。それで1週間ほど培養いたします。

 そして1週間培養したやつを今度使い方として、台所での使用、そしてまたトイレでの使用、そしてまた洗濯での使用、洗濯なんかはほんと襟のここの汚れ落ち、油がついた、これを原液に一晩つけておきまして、次の日洗濯に入れて、このときも洗剤は入れんでえひめAIを少し入れて、それだけできれいに汚れが落ちます。それとふろ場、ふろ場でかびなんかがいっぱい生えてますよね、それを2倍ぐらいの希釈してそれをスプレーでずっとかけますと汚れもきれいに後でふいたら落ちます。そしてあとは庭などの家庭の菜園、これは1000倍ぐらいにそれを希釈いたしますと花やらが生き生きとして育つという効能もあらわれておりますので、ぜひとも皆さん、職員の方ももう皆さんに普及して、それをぜひとも自分たちで1回つくってみたらいかがでしょうかと思います。

 そこで、鬼北町に私たち議員9名で現地視察に行きましたところ、鬼北町では23カ所1トンタンクを、住民の方に無料で1トンタンクを23カ所設置してあるそうなんですよ。早いところでもう1週間でなくなるそうなんです、1週間。それを要するに雑排水で皆さんが流すもんやから、だんだんだんだんと川がきれいになってきて、物すごく環境に優しいということで。そしてまた、今脱臭剤として家畜、家畜のふんなどにまぜてそれを堆肥づくりしているということもやっているそうなんです。それで、家畜の方は大体30トンから60トンほどそれが出てるそうなんです。利用されているそうです。

 そういうところで、鬼北町では住民と行政が一丸となってやっておりまして、とても好評を得ておりますので、そこで環境課としてこれからこれをどうやって広めていくかということをちょっとお尋ねしたいと思いますけど。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) えひめAIにつきましては、先ほど申し上げました目的あるいは効果の面からも私どもも大変関心を持っておるところでございます。嘉麻市は遠賀川の源流でもございますし、えひめAIにつきましては前向きに取り組んでいきたいというふうに考えております。

 ただ、これを実施するためには最低限の設備、一定量の製造が必要ですので、一定の経費も必要でございますので、これにつきましては財政当局とも協議させていただきまして、また、あるいは製造作業、量的に結構つくる必要があるかと思いますので、業務量の問題もございますので、そういった面から、今後前向きにこれらを検討させていただきたいというふうに現在思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) 今、環境課長が財政当局ともちょっといろいろと相談しなくちゃいけないということなんですけど、財政課長として意見をちょっと、今まで聞いてですよ、どういうもんか、今。後でまた市長に聞きますので。その辺のところの。



○議長(坂口政義) 財政課長。



◎財政課長(中嶋廣東) 岩永議員さんの方から6月議会でもご質問いただきまして、環境課長も現地に視察に行っておるということでございます。議員さんも行かれたということでございました。非常に環境に優しいという製品でございますので、十分、今岩永議員の意向も踏まえて、市長も含めて対応していきたいというふうに思っております。ここで予算をつけるとかいうのはちょっとやはり言いかねますので、そこら辺についてはまた再度市長の方からの答弁をお願いをしたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) そういう答弁だと私も思いました。そこで、嘉穂町の昔からおられます総務部長、鮭神社、さっき田淵議員から歴史のことがちょっといろいろありまして流れとか。歴史の流れで鮭神社とは一体どういうものであったか、ちょっとそこで聞きたいんです、総務部長。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) 歴史的経過というのは私も詳しくは存じませんが、嘉穂地区の大隈というところに鮭を御神体として祭ってあります神社がございます。この神社の言い伝えの鮭の御神体そのものが遠賀川を遡上してまいりまして、その神社のちょうど前方に当たります遠賀川の上流ですけど、そこまで上ってきたということで、そこでとれた鮭を御神体にしたというようなお話を聞いております。今も年に、晩秋のころですけど1回献鮭祭というのが行われておるように聞いております。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) 昔遠賀川にも鮭が上ってきた。私もその話は聞いております。今、神社で祈願か何かされておりますよね。鮭が上ってきますか、今の遠賀川で。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) このごろは鮭の遡上というか遠賀川自体は河口堰がございますので、河口堰の下流側ですね、で捕獲をされたとかいうのがたまには聞きますけど、とれたときは献鮭祭に祭られてるという状況、とれないときは大根を鮭に見立てて祭りが行われているという状況でございます。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) それで、要するにきれいな川をする上にも、やはり皆さんが真剣になって遠賀川を河川を浄化する上に当たって、そしたらシャケも本当に上ってくるかもしれません。それを私は言いたいんですよ。ただ、黙って見てるだけじゃシャケは上ってきません。いつも大根ばかり拝んどかんにゃいかんですよ。それを、やはり上流である私たち嘉麻市の住民と行政が一丸となってプロジェクトをつくって、えひめAIを推進していこうじゃありませんか。それで今財政の課長にも聞いてそして総務部長にもその辺のところをお願いしたいと思っております。

 最後になりますけど、市長に今までの私たちの回答と質問に対してご見聞をよろしくお願いいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) この議員紹介のえひめAIでございますが、これは先ほど報告があっておりましたように、うちの職員も実際愛媛に出向きまして、その効用については確認しておりますし、先ほどからそれぞれ実際使っている方々の効用もすばらしいものがあるということでございます。

 何よりも、今ご指摘があっておるように、私どもは遠賀川の上流に住んでおります。遠賀川の水質を上げるということ、これは鮭神社の話もありましたけれども、これは河川事務所自体が魚路、いわゆる鮭等が上ってくる道をつくらにゃいかんということで、この前も市長室にお見えになられました。そういう環境に優しい川づくりをして、この遠賀川流域のすべての人が愛着を持つということがこの遠賀川の浄化にもつながると思います。その一つの方法としてこのえひめAIを活用していくということは非常に重要なことであろうと思います。

 今、企画、財政関係もちょっとご答弁申し上げましたが、担当の方は内々話しておりますけれども、やる気満々でありますので、場合によっては、例えば各支所にタンクを、秘密のところはあれですけど、これを薄めたものとかをタンクに置いて、住民の方にはペットボトルで持って帰ってもらって、その効用を周知するとともに、実際、嘉麻市の市報等にここに1回載せましたけれども、そういう啓発といいますか、そういったものも含めて今後、議員ご指摘のこのえひめAIについては十分生かせるように考えていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 岩永議員。



◆5番(岩永利勝) どうもありがとうございます。行政に本当に課せられた課題はいろいろとあると思いますけど、やはり遠賀川を日本一きれいな川にするという夢を持って、住民、行政一丸となって取り組んでいただけるように、私の要望じゃなくて実施していただけるようにお願いいたしまして、私の質問を早く終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(坂口政義) 4番、藤伸一議員。藤議員。



◆4番(藤伸一) 4番、藤伸一でございます。通告に従いまして保健事業について、環境問題について、行財政改革についての3項目の質問をさせていただきます。

 1項目めの5歳児健診の推進につきましては、昨年の12月の定例議会での一般質問でも取り上げさせていただきました。発達障害の早期発見、早期治療の観点からこの5歳児健診の実施を目的に今回、再度質問させていただきます。

 確認の意味ですけども、現在、母子健康法の規定により嘉麻市の保健事業の中で実施されている乳児、幼児の健診の内容についてお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) 4番、藤議員の質問にお答えいたします。

 乳幼児健診の実施状況でございますけれども、嘉麻市におきましては、母子保健法に基づきまして、乳幼児の健やかな成長及び乳幼児の健康保持と増進を図るために4カ月児、7カ月児、10カ月児を対象に乳児健診、1歳6カ月児及び3歳児を対象に幼児健診という形で、計5回実施をしております。

 実施方法につきましては、乳児健診につきましては4・7・10カ月児につきましてはおのおの毎月2回実施をいたしております。幼児健診につきましては1歳6カ月児、3歳児を対象に、おのおの毎月1回実施をしてるという状況でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今の答弁ですと合計5回の健診が今実施されているということですけども、この健診の結果によっては健診事後の対策等が支援がなされていると思われますけども、その点はいかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) お答えいたします。

 健診後の対策及び支援についてはどうしているのかという質問でございますけども、嘉麻市におきましては、健康診査の結果、支援等が必要と思われる乳幼児に対しましては、事後対策といたしまして育児相談や療育相談の案内を行いまして、主に就学前まで継続した支援を行っているのが現状でございます。

 育児相談につきましては毎月1回、稲築の保健センターで保健師等による相談をしているところでございます。療育相談につきましては毎月3回、稲築の保健センター、碓井の母子健康センターで臨床心理士、言語聴覚士、理学療養士、医師等によって相談をしている状況でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今答弁の中にありましたけども、現行の健診の対象年齢が最終的には今3歳児が最終年齢ということで受けとめますけども、その後は就学前健診が実施されていると考えられます。これ就学前にですね。その中で、この期間のほんとにこの開き、3歳から5歳までの開きというのが、特に近年増加しております発達障害にとって大変重要な意味を持っております。現行の体制によりますと、早期に発達障害が発見できないケースがあるということも聞いておりますけども、この5歳児健診を実施するとすれば、現在の体制また予算などの面から問題点とかまた課題がどういう課題があるのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) 5歳児健診を導入する上での問題点、課題ということでございますけれども、現在5回の健診を実施しておりますけども、5歳児の健診を追加すれば当然予算が確保が必要ということになります。今ちょっと試算をしてますけども、医師、臨床心理士、看護師等がかかわらなくちゃいけませんので、その必要経費をちょっと試算してみましたところ約200万、年間ですね、200万程度の予算が増額になるということでございます。

 そして一番大事なことは、健診後発達障害が発見された後のそのフォロー態勢といいますか、そういうフォロー態勢を充実することが一番の課題というふうにとらえております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 昨年12月の一般質問で担当課の課長の答弁ですけども、5歳児健診の必要性については内部でも協議したことがあるということも言われました。で、実施するとなれば今課長が言われましたように年間予算が200万円ぐらい必要になる。また、こういう財政状況を勘案して、新規事業ではちょっとできないんじゃなかろうかということで、そういう意味からこの乳幼児の健診のこの総枠の中で効果的な方法を検討していくという、こういった旨の回答がございました。当時の担当課長と中村課長人事異動によってかわってありますけども、この発達障害の障害の程度が重度の場合というのは1歳半の健診で見つかるそうです。しかし中程度の児童というのは3歳健診で見つかるのが大部分だそうです。いわゆる後半性の発達障害というのは5歳ぐらいにならないと見つからないという多くの事例が、検証も行われているそうですけども、この早期発見、早期対応というのは、発達障害対策の基本とまで言われております。対応がおくれますと、それだけ症状が進むとも言われておりますし、また就学前の健診で発見されても親御さんがその対応、その事実を受け入れるのに本当に時間がかかって、就学後の適切な対応とか対策が講ずることができなくて、子供の就学を迎えるための状況も悪化させていくという状態があるとも考えております。

 中村課長、以前、以前の配属で学校教育課の現場で就学後の発達障害児の教育支援のことに直面されてあるですね現場で。それとか、その事例等なんかを認識されているんじゃないかと思いますけども、この教育支援の事例とか、また、今中村課長の担当課としての5歳児健診の実施に向けての必要性ちゅうのをもう1回お尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) お答えいたします。

 5歳児健診の実施に向けての必要性の考え方でございますけども、現在、各市町村が実施しております1歳6カ月健診、3歳児健診によりまして、発達障害の精神発達遅滞や自閉症が早期に発見されておりますのが現状でございます。発達障害の中でも学習障害や注意欠陥、多動性障害などは、集団生活を経験する幼児期以降になって初めて症状があらわれるそうでございます。そのため、3歳児健診ではこれらの発達障害を発見することは困難であるというふうに言われております。5歳児健診を実施をすることによりまして、これらの発達障害を発見するのに5歳児健診においては有効な手段だろうというふうに考えております。

 しかしながら、先ほど言いましたように、5歳児健診を導入するに当たりましては財政面の負担も当然出てまいりますけども、発見後のフォロー態勢ですね、さまざまな課題がございますので、5歳児健診を導入するに当たりましては、保健所管内、2市1町ございますけども、そこら辺の市町と十分協議をして進めていきたいというふうに考えております。

 それと、次に教育の支援の関係でございますけども、先ほども言いましたけども、健康課におきましては乳幼児健診等によって支援の必要なお子さんがおられた場合には、就学前まで保健師さんがかかわって支援をしているのが現状です。

 また、教育委員会等につきましては、学校等でそういった方がおられましたら、実際おられるんですけど、市単独で特別教育支援員ですか、を配置とか、教育事務所からの巡回指導で行うことによって、教育支援を実施しておるというのが現状でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 先ほど申しましたけど内部で協議したことがあるということで前任の課長が言われたんですけど、現場のこの健診等に、またその後の支援とかに携わってある保健師さんの現場のこの意見というのは、5歳児健診についてはどういうふうなお考え持ってあるか、わかりますかね。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(中村和則) 保健師さんの意見ということですけど、内部で検討した部分を私も聞いたんですけど、今実際乳幼児健診をしてますけども、回数はかなりあるんでそこらとあわせて、今合併しまして今2カ所でしてるんですけど、それを1カ所にするとかということで5歳児健診を取り入れて実施をしたらどうかということで今検討をしております。

 それと、もう1点、その5歳児健診についてもその必要性といいますか、ぜひした方が障害発見のためにはいいということで、前向きにする方向で、最初言われました健診全体の中で検討していくということで実際今検討してるのが状況でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) よろしくお願いいたします。市長のちょっとお考えをお尋ねしますけど、きのうも一般質問の中で学力向上のいろんな論議があってましたけども、この5歳児健診というのは義務教育就学後の学力向上の観点からも実施に向けての取り組みが必要じゃないかと思いますけど、市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今議員ご指摘のこの5歳児に限らず、例えばラーニング・ディスアビリティというような、例えば教科によってある部分だけが、ほかのができるのにできないという子もおります。そういうのも非常に教育の中で重要な問題になってきます。それから今、直接ご指摘の5歳児の発達障害については、今担当課長もご答弁申し上げましたように、もう一度検討をしてみたいと思っております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) ほんと未来を担っていく子供たちのために、ほんと積極的に早期実施に向けて取り組んでいただきたいと強く要望しまして、2項目めの質問に移ります。

 皆さんご存じのように7月7日から9日までの日程で北海道の洞爺湖サミットが開催されました。地球温暖化対策を初めとして環境、気候変動問題が主要なテーマの一つとなっておりましたけども、地球温暖化の進行というのは日本だけではなく人類全体の脅威となっていることも報告されております。

 地球温暖化対策を推進するには、本当に草の根のレベルの取り組みが不可欠でありまして、市民一人一人の関心を高めるとともに、その働きかけを行政の主導で行っていくことが重要だと私は思っております。そこで、温暖化対策として現在、嘉麻市で取り組んである事例があればこれについてお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) 地球温暖化防止につきましては今日の地球的課題でございまして、毎日のようにマスコミ等で取り上げられております。知らない人はいないと言っても過言ではないと思っております。そういったことで重要な課題だと考えております。

 そういった中で、嘉麻市がどのような取り組みをしているかということでございますが、現在、てんぷら油からつくったバイオディーゼル、この燃料をごみ収集車などディーゼル車の公用車がこの燃料を使っておりますし、庁舎などの冷暖房の空調設備の温度調整、あるいは昼休みの一部点灯の消灯、ガス節減のための職員の水筒持参、また森林吸収源対策といたしまして、古紙回収などに対する補助交付支援を行っております。また、ごみ減量化の観点からごみ処理機の購入補助支援など、当面できることを少しではございますが行っているのが現状でございます。

 これらは行革推進あるいはごみ減量化、リサイクル推進などの面からスタートした事項でございますが、それが結果的に低炭素化、いわゆる地球温暖化防止のあわせ効果をもたらせているようでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今、答弁ありましたように低炭素化、またCO2の削減を目的に数々今取り組んであるということですけども、環境省の方では今月、9月2日に温暖化対策の推進に関する法律に基づいた地方公共団体の実行計画とかまた推進計画の策定状況の調査を行っております。そしてまたこれを公表しておりますけども、今までは都道府県とか政令指定都市また中核市や特例市の自治体が策定しておりましたけども、今回の法改正によりましてすべての自治体に策定が義務づけられております。その中で、この規模の小さい市町村での今回の公表では策定率が44%であるということも聞き及んでおります。実行計画についての今担当課としての義務づけされた策定計画の掌握と今後の嘉麻市の策定状況についてお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) 地球温暖化防止法に基づきます市町村実行計画でございますが、ご指摘のように市町村にあっては44%というような策定率で、半数には満たない状況ではございますが、これにつきましては本来策定すべき計画でございます。本市におきましては、現在のところ計画策定には至っておりません。また、ちなみに、近隣の隣接の飯塚市におきましては来年度早々に策定をするということをお聞きしておるところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) この実行計画の中身をちょっと見てみますと、特に計画に基づきながらこの温室効果ガスの排出量の削減目標の実現に向けての取り組みとか、具体的な計画の期間、それとか目標年度これ設定して、市がすべての事務事業や出先機関とかを含めたすべての組織、施設を対象にするようになっておるようです。そういう意味では、既に施行されております嘉麻市の環境基本条例の条文の中にもありますけども、第3条第4項の基本理念で、地域の環境が地球全体の環境と深くかかわっていることを認識し、日常生活及び事業活動において地球環境の保全をみずからの課題としてとらえ、これを積極的に推進すること。また、4条の市の責務としては、市は環境の保全及び創造に関する基本的かつ総合的な施策を策定し実施しなければならない、とあります。そういう意味から、嘉麻市の環境基本条例との整合性とか、今回環境省の計画策定の義務づけの観点から、計画の作成マニュアルとかもインターネットで今配信があっております。こういうことを活用しながら、この地球温暖化対策の実行計画の策定に向けて、今後早急な取り組みが必要だと思いますけども、この点ちょっとお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) この地球温暖化防止実行計画でございますが、他の自治体につきましてはコンサルタントに全面委託して策定しているところが多いようでございますが、本市の財政状況にかんがみまして可能な限り職員の作業によって策定して、どうしても専門的な部分につきましてはコンサルタントの支援を受けたいとは思いますが、その部分についての財政負担が若干は生じるかと思いますが、財政当局との協議を進めながら、来年度のできるだけ早い時期に計画策定に向けて検討していきたいと思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 来年度のもう早目にちゅうことで、とにかく将来的にこの嘉麻市にとって有効となる計画の策定をお願いして、この質問を終わります。

 3項目めの質問に移ります。

 今議会の補正予算の中で組織機構改編計画に伴う庁舎増築・改築検討事業調査業務委託料の予算が計上されております。一昨日の予算特別委員会では多くの議論がありましたけども、現在の分庁の維持管理費や職員の庁舎間の移動経費等の経費の節減を目的に、本庁に行政運営を集約することは私自身、行財政改革の側面からは一定の理解はできております。総合支所方式の改編に伴う今回の分庁方式に向けた計画、特に市民が利用頻度の高い総合窓口課についてのお尋ねをしたいと思ってます。

 組織機構検討の改編計画では5部1局のスリム化とか、本庁に市長部局の集約の検討がなされているということですけども、この改編計画を実行する上ですけども、窓口業務に関しては本当に市民の意見、ニーズなんかを取り入れて、合併後の具体的な検証が必要ではないかと思っておりますけども、これ担当課の方でちょっと答弁いただきたいと思います。検証が必要かどうかです。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 藤議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。

 組織機構の改編につきましては、昨年6月に改編計画をお示ししたところでございます。その中で、まずは総合支所の見直しということを行いました。約4割の職員数を減じたわけですけども、本庁に集約するという形の中でやったわけでございます。その検証ということでございますけれども、具体的な市民のアンケートであるとかそういったことはやっておりませんけれども、各課のヒアリングという形の中で、総合支所についても実態をお聞きしたということでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 最初に申しましたように総合窓口課についての今回質問ということでとらえていただきたいと思いますけども、検証が必要だと課長も言われましたように、具体的な検証の意味からお尋ねいたします。総合窓口課においての平成19年度の戸籍とか住民票、諸証明等の各支所別の取り扱い件数を市民課長、答弁をお願いします。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) お答えいたします。

 平成19年度の市民課関係17種類程度ございますがこれの取り扱い件数、郵便請求は除いております。対人で実際に発行した件数というふうに考えていただきたいと思います。嘉麻市全体でほぼ7万4,000件、稲築庁舎では3万件、山田庁舎では1万5,500件、碓井庁舎では1万4,500件、嘉穂庁舎では1万4,000件となっておりまして、割合で見ますと稲築庁舎が4割と、残りの庁舎が2割という程度になっております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) それともう一つ、臨時的に窓口を設置していろんな証明書を発行したり受け付けされたり、例えば6月ごろですか児童手当の現況届等の、こういう臨時的に窓口が設置してあることがあると思いますけど、これは年間を通じて大体こういった臨時的に窓口を設置されるのは何件ぐらいあるか。また、窓口の混乱を避けまして市民に対してサービス低下が招かないように、各支所がどのような体制で現在まで対応がなされていたかお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) 私どもの市民課の方で今取り扱っているのが乳・障・母の医療証という部分でしかちょっとないんでございますが、たまたま7月に母子関係の医療証の切りかえ交付がございました。それで、私も4月1日から現職におりますので、現場がちょっとわからないということで、同行しようということで、担当者と一緒に行きました。市民課、私の方から1名それと支所から1名でそれぞれの支所に出向いていって、切りかえのお客さんの応対をするとかいうふうにしとったんでございますが、まず一番初めが稲築地区に行ったわけでございます。そうすると、もう朝早くから50名程度の方もう並んでしまって、とても2名じゃだめだということで、私どもの本庁の係長も呼び出して、そして私とそれと支所からもう1名入れて5人で対応した次第でございます。ところが、支所の方から余り抜きますと今度は支所の方の通常の事務ですね、戸籍の発行だとか住民票の発行だとか、あっちの方の窓口の方にも今度列ができるというような負の連鎖ですねいわゆる。そういうものが起こってしまいました。それで中身をちょっと検証してみますと、医療証自体が全体で2,000件ほどあるんですけども、そのうちの1,000件ぐらいが稲築だったと。やはりその分、人数が多い分やはり交付の件数も多かったということになっております。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 取り扱い件数で今応援態勢のことをちょっとお尋ねしますけど、各支所によってこういった利用の数、住民の方の利用の数というのは差があるというのが現実わかるんじゃないかと思いますけども、人事課長、この要因、原因ちゅうか、差があるというかいろんな、人数的にもありますけど、この要因についてどのように分析されるか、ちょっとお尋ねします。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 今、市民課長の方から答弁のありましたように、稲築庁舎の来庁者、これは全体の来庁者の約4割を占めているということでございます。その原因はどういうことかということのお尋ねだろうと思いますけれども、もちろん稲築地区住民が多いということ、これが約4割と。来庁者数とほぼ同じ数字になっているというふうに思います。それから、勤務先あるいは学校、──学校はちょっとあれですけど、勤務先等で飯塚方面に勤務なさっている方がいらっしゃって、例えば昼休みを利用して窓口事務のいろいろな証明書とかそういう交付を求めるということもあろうと思います。その際、一番近い稲築庁舎に見えられると、そういったこともありまして、結果的に来庁者が稲築に集中してるというふうに思っているところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 課長答弁いただきましたけど私もそう思うんです。単に人口の比率だけじゃないと思うんですよね。市民の方が本当に今言われた仕事とか生活圏とか生活リズムの中で利用しやすい庁舎を利用されているのが現実じゃないかと、この数字にあらわれているんじゃないかと思ってます。そこでですけども、19年の8月1日とことしの4月1日に組織改編に伴う総合窓口課の人員の変更の配置が行われておりますけども、各支所のそれぞれの総合窓口課の職員さんの人員配置数をお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 人事課長。──人事課長。



◎人事課長(坂口繁) 時間をとらせて申しわけありません。これは直近のデータでございます。本年8月1日のデータでございますけども、碓井総合窓口課3名、山田総合窓口課11名、嘉穂総合窓口課12名、稲築総合窓口課17名、合計で43名という体制でございます。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) この総合窓口課というのは3係ありますけど、今碓井本庁のこの3名というのは1係の部分だけですね、確認ですけど。3名というのはですね。だから、この行政改革実施計画では定員管理の適正化という意味から、ほんと人員の削減というのはやむを得ないと僕も思っております。取り扱い件数とか利用人口も比較しまして職員数の配置が、今さっきのデータでは適正じゃないんじゃないかなと僕は感じるんです。今稲築17、山田11、嘉穂12、碓井が総合窓口課で1係だけの本庁ということで取り扱いになってますけども、もう職員数の配置が適正ではないんじゃないかなと思っておるんですけど、この点は、現場なんかで今市民課長が言われました、臨時的な窓口を設けた。人事課長として現場を、例えば1週間──お忙しいでしょうけども、1週間の中で現場を回られてどういうような感想を持たれたか。そういう現場を調査された意味での配置数が適正かどうか、ちょっとそこをお尋ねします。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) まことに申し上げにくいんですけども、1週間に1度というようなことの現場の現状視察といいますか、そういったことは行ってないわけですけども、前回、昨年8月に第1次の機構改革を行ったときに、その職員の数の割り当てといいますか、それについては検討をいたしました。例えば1日の窓口の取り扱い件数がどのくらいあるのか、それに対応する職員数ということで、簡単に言えば1人頭どれくらいの窓口取り扱い件数があるのかということで、それで平準化を図ったということでございます。ですから、臨時的な窓口対応という部分はちょっと私の方に考えておりませんでしたけれども、通常の業務の中では職員1名当たりの窓口取り扱い件数はほぼ同じような件数になっているというふうに認識しておるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) こういう改編の目的があるならば、ほんと現場のこういった視察だとかこれはもう当然検証する上でも必要になってくると思いますけど、その分課長今後よろしくお願いしたいと思っております。

 また、本庁のこの位置については先日も多くの意見、議論があっておりましたけども、市民と密接にかかわるこの総合窓口の今後の改編・見直しについては、行政改革大綱にもあるように、そのあり方や機能について検証を行った上で、簡素で効率的な組織を構築する観点から、市民に密接に関係する一次窓口業務に特化していく方向で見直し、市民サービスの利便性に十分配慮するとあります。特に、利用状況、利便性を重視しながら今後の見直しに関しては、変則的になると思いますけども、いわゆる市民環境部総合窓口課の中枢部分に関しては、稲築支所に設置するべきだと僕は考えております。

 誤解を招くおそれがありますので一言申し上げておきますけども、私が稲築出身の議員だから稲築支所に限定してくれということは言っておりません。現状を把握しながら嘉麻市の将来的な構想を考えてこれをとらえていくならば、今、申しましたこういう現状の検証を行いながら提案をしたいと思っておりますけども、担当課の考えをお尋ねします。



○議長(坂口政義) 人事課長。



◎人事課長(坂口繁) お答えしたいと思います。

 前段の総合支所の考え方、これは議員ご指摘のように、合併しても一つもよくないとかあるいは、むしろ不便になったというようなことがないように行政運営を図ることと、それから、もう一方で、行政改革の実施によって確実に嘉麻市が健全財政に向かっていくというようなことを図らなければならないというふうに思っております。

 そこで、分庁の解消に関係してのご質問でございますけれども、この分庁の解消につきましては、現在の不効率な行政運営から脱却しまして、嘉麻市が真に市民の役所たるべきとの判断から進めていきたいというふうに、先ほど申しました予算特別委員会の中でのご提案ということになったわけでございます。

 それで、今議員ご指摘の例えば市民環境部門、これを本庁にというご意見でありますけれども、この場合はいわゆる分庁という形になろうかと思います。そうすると、これは本庁と分庁という形ですから、分庁方式の継承ということになろうかというふうに思います。

 これについてはいろんなご意見もあるところだろうと思います。4庁舎を一気に1にするということではなくて、2にするとか、そういったことも考えられるというご指摘だろうというふうに思います。議員もおっしゃられたように、これについては今後、行政改革の特別委員会の中で委託料の取り扱いも含めてご検討いただくことになりましたので、そういった方向性についての検討もあわせて行うことになるんじゃないかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 今後の検討ちゅうことですけども、検討委員会の中においても、先ほどから何遍も申しますけど現場の声といいますか、職員さん等のヒアリングも含めまして尊重した改編・見直しを要望しておきます。

 最後に市長にお尋ねいたします。一昨日の予算特別委員会で市長が行政サービスに触れられた市長の答弁がございました。その中に市長は、これからは職員が市民のもとに出向いていくような対応が必要となっていくということの意味合いのことを言われました。私も全く同感です。そういう意味からもるる申し上げましたけども、行政運営ちゅうのは市民が主人公という、こういったとらえて進める必要があるんじゃないかと思っております。窓口業務の見直しについては、市民の利用状況また利便性を配慮した改革を今後行っていただきたいと念願しております。市長のお考えをお尋ねします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) これは市民の今利用の頻度等をご指摘があっておりますけれども、当然配慮に入れながら考えていかなくてはいけないだろうと思っております。

 それから、きのうご答弁申し上げましたが、職員がみずから出向いていくと、このことについては、今こういう方式をとっておりますので、先日、私ある誘致企業のところに行ってご指摘がありました。なぜ嘉麻市にお見えになったのですかと。そうしましたら、もう一つの自治体が対応が悪かったと、もう少し待ってくれとかそういうことで、嘉麻市の職員の対応がよかったと、ですから嘉麻市に企業として来るようになりましたというお答えがありまして、職員の個人の名前まで上げられましたけど、大変心強く思ったわけです。ですから、そういう対応が今後必要になっていくかと思います。ただその企業がご指摘いただいたのは、大変対応はよかったと、しかしこれについては碓井に行ってくれとか、これについては稲築に行ってくれとか、こういうことになりましたと。そこはちょっと不便だったわけですね、というご指摘も受けておりますので、私が端的にきのう私の考えを述べただけですけれども、実際やはり、職員が出向いたりしていくということは、今後重要なポイントになっていくんじゃないかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 藤議員。



◆4番(藤伸一) 出向いていくという、家庭の話なんですけど、私が言ったのは。出向いていくとどういうように、市民が利用しやすい窓口設定ちゅうのを今回の私の主題としてちょっととめていただいておけばと思います。そういう意味で、市民にほんと一番密接にかかわっていく今回の質問の案件ですので、今後もいろんな場面で指摘・チェックをさせていただきたいと思っております。質問を終わります。



○議長(坂口政義) 昼食のため午後1時5分まで休憩いたします。

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            休憩 午後0時5分

            再開 午後1時6分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 14番、中村春夫議員。



◆14番(中村春夫) では、質問通告に従い質問をさせていただきます。今回は、市民のだれもが必ずや利用するであろう市役所の窓口業務についてと、6月議会に引き続いて嘉麻市の環境問題、産廃行政についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

 ではまず、窓口業務についてですが、このことは最近何かと問題となっております個人情報保護や逆に情報公開などに関連しますので、わかりやすく簡潔にお答えください。

 市役所に戸籍謄本や住民票、印鑑証明などの各種証明書などを請求する場合は、手続として本人が市役所の窓口に来る場合は大した問題はありませんが、本人のものでない場合、代理の方が来られた場合は個人情報保護、プライバシーの侵害を防ぐためと思いますが、本人の委任状を添えて請求することとなっていると思いますが、間違いありませんか。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) お答えいたします。

 一般的には委任状が必要とされておるところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) では、これらの請求が郵送にてなされた場合、その手続と処理、本人の確認等はどのようにされているのかお聞かせください。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) 郵送の場合でありましても、本人でない場合には委任状が通常必要となるところでございます。ですから、窓口での取得と同じような方法でございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) では、郵送で来た場合に本人確認をしなくていいような場合、いわゆる例外規定があれば詳しくお聞かせください。どういう場合があるか。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) 先ほど申しましたように、通常は本人以外であれば委任状が必要となるんでございますが、まず、住民票であれば同一所帯であるとかそれから戸籍であれば同一戸籍に記載されている方、直系の尊属、卑属の方であれば委任状の必要はございません。これは通常の同一所帯とか自分の親とか子とかですね、こういうのであれば自分以外のものをとる場合では委任状は必要ございません。

 ただ、通常は必要なんですが、先ほど申し上げられたように委任状が必要でない場合がございます。これは、正当な権利に基づいた請求それと弁護士さん等ですね、これは法律で定められた弁護士さん等の請求、こういう場合は委任状は必要ございません。

 正当な権利というのはどういうものかと申しますと、例えば金銭の貸借関係があった場合に、借りられている方が亡くなったと。そしたら貸している方はその相続した方に請求をしなくてはなりません。ですから、そのために戸籍関係をとる必要があると、これは法律上認められた正当な権利でございます。そういう場合については委任状は必要ございません。委任状とる方法もまたございません。本人さん死亡されてあるからですね。どの方が相続人かがまずわからないんですから委任状がまずとれないということで。そういうことで法律上は正当な権利のある場合については委任状は必要ないということになっております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 正当な理由、理由というか請求する場合、債権債務の関係にある場合ということですが、ではその債権債務が正当なものかどうかという確認はどのような形でされているんですか。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) まず、例えば貸借の関係であれば契約書の写しと、それからその方が借りてあればその方の関係の戸籍をずっととらなければなりませんので、ずっとその戸籍をずっととってそれを全部コピーをつけていただいております。それによって最終的に、あ、この人の戸籍が必要なんだなということになるのでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 大体そこら辺のことを確認した上で正当な理由があれば、裁判上の問題とか正当な理由があればと、当然それを証明するような書類をつけた上ですることがあれば本人確認の必要ないということだと思いますので。そのことを確認した上で、実はこのような事例がありましたのでお尋ねいたします。

 ことしの6月ごろに山田在住のKさんという方がある金融機関からの書類と数枚のメモを持ってこられて、市役所の窓口職員の対応に対しての大変なる不満、というよりも怒りを訴えられたことがありました。

 内容は、Kさんの縁故に当たる方が連帯保証でかなりの金額の債務を負い、昨年8月に亡くなられたため、昨年11月に相続人に当たるKさんに対しその金融機関から債務処理の通知書が届きました。思いもよらぬ高額債務が降りかかったのでKさんは、当然山田に住んでおられますので山田の窓口と思いますが、──あ、じゃなくて、まず金融機関に電話で問い合わせたそうです。すると、嘉麻市の方から市役所から戸籍謄本を送ってもらいましたということで電話の返事でした。それで本人はKさんは、本人の知らぬ間に自分の戸籍謄本が勝手に発行されたことに対し山田支所ですね、多分山田支所と思いますが、これ私は確認しておりませんが、山田支所の窓口で説明を求めたところ、納得いくような対応をしてもらえなかったということであります。そこで、以下のことを正式の場所で尋ねていただきたいと本人申しますもんで、この場をかりてお尋ねしているわけですが、この事例についてはあらかじめ調査をお願いしておりましたので、事実に基づいた回答がいただけるものだと思っております。まず、このような事例が昨年11月ごろに本当にあったのかどうかを確認しておきたいと思います。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) ご質問の件でございますが、昨年11月ごろということで、あいにく私も部長も現在の部に在籍しておりませんでした。そこで、全くそういうことがあったかどうかを存じませんし、そこで調査をいたしました。それで、郵便請求については碓井の方で処理しております。郵便で請求があったから。実際の発行については碓井の方で発行しております。それから、どこの庁舎でかわからないということだったんですけども、対応については山田庁舎の方で対応をしております。それで、もとより本庁の職務権限これが支所に及ぶものではございません。ですから山田支所の指導監督権限として、調査の結果については支所の課長なりがお答えしなければならないと思うんでございますが、たまたま当時の課長さんももう退職しております。そこで郵便請求の件もございましたので私の方から一括してお答えさせていただくことをご了承願います。

 まず、郵便請求についてでございますが、間違いなく正当な権限に基づく請求でございました。添付書類も間違いなくついておりました。問題なく交付したものでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) その内容についてはまた後ほど聞かせていただきますので、まず質問からさせていただきたいと思います。

 実は、本人さんの便せん2枚についていわゆる山田支所だと思いますが対応のいろんな内容についての苦情をいろいろ書いておられます。それから、こういうことを質問していただきたいということで来ているのでちょっと読み上げます。これらのことは自分だけの問題ではないと思いますのであえて質問していただきたいということで、まず4項目出ております。戸籍謄本は委任状がなくとも発行できるのか。一般的なことは先ほど聞きましたけど、Kさんの場合のことで尋ねております。2番目に、郵便等で発行の依頼が来ていると思いますが、そのときの事務処理をどのようにしているのか。文書整理簿また上司の決裁等についての質問であります。3番目が、担当職員が自分の判断で処理しているのではないのかという形でされております。それから4番目、金融機関からの文書を公開させてください。つまり、どういう書類が来ているのか自分に見せてくれということですね。このことはプライバシーの問題があるので恐らく出せないと言うでしょうが、このこと自体、自分自身の問題ですので、公開を了解していただいてもプライバシーの侵害には当たらないと思います。という形で質問をしてくれということが来ておりますので、できましたらその4項目についてお答えいただきたいと思います。Kさんも多分テレビ見ておられると思いますので、本人が納得できるような回答をお願いしたいと思います。



○議長(坂口政義) 市民課長。



◎市民課長(白石二郎) まず1番目の戸籍謄本の関係、委任状の関係は先ほどお答えしましたので割愛させていただいてよろしゅうございますか。

            〔「もう一度言うてください」と呼ぶ者あり〕



◎市民課長(白石二郎) 通常は委任状が必要でございます。ただ、第三者の方でも先ほど申しましたように、例えば金銭貸借のある方とか相続人を確定しなければならないとか、そういう場合には委任状は必要なくとれます。

            〔「一般的なことじゃなくこのKさんのこと。どういう書類がつい

            てきておりましたということでお話しください」と呼ぶ者あり〕



◎市民課長(白石二郎) わかりました。この方の場合については、もともと連帯保証人の方の関係の方でございましたので、もともと一番初めの契約書ですね、それのコピー、それからその方からさかのぼった戸籍関係がすべてついておりました。それが今回の戸籍謄本の請求にかかわる分でございます。それから郵便については先ほど申しましたように、これは郵便であろうと窓口であろうと同じです。そういう必要な書類がついておれば交付することとなります。

 それから担当職員の対応ということでございますが、私ども当時の課長さんそれから当時実際対応した職員の方から聞き取りというか文書をいただいて、きちんと説明をしましたということで報告はいただいております。

 それから最後の情報公開の関係でございますが、これは情報公開条例で、例えば申請するかまた個人情報公開の関係で申請するか道が分かれるかと思うんでございますが、ご自分のことの請求なんで示してほしいということですが、後、情報公開担当の総務課とも協議しまして、申請書が出てきた段階で検討させていただきたいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 今のご返事を聞きますと、大体正当なる手続で行ってきたということだと思いますので、市役所の方には何の手落ちもなかったんだという答弁だと思います。これでKさんが納得してもらえるかどうかちょっと、これはKさん個人の問題ですからわかりませんが、問題は、一番肝心なのは、その窓口のKさんに対する対応だと思っております。そのときに今のような内容がKさんがわかるように対応していただければ、ここでわざわざ私がこんな質問をしなくても納得してもらってるんじゃないかと思ってるんです。もっと市民側に立った対応というのがあったんではないかと思います。

 さきの藤議員の質問に対して市長も、今後市民にもっと親切にというか市民の立場に立った対応が必要だということも言われておりました。最後に市長にちょっとお伺いしようかと思ってましたけど、もう当たり前のことですのでそれは結構ですけど、会社に例えると企業に例えるなら窓口に、特に窓口に来られた市民というのはお客さんですよ。それが腹かいて帰られるような状況でなく、やっぱ納得してもらえるような対応が必要だと思いますので、今後、直接の権限はないようなことをちらっと言われておりましたけど同じ職員です。同じ役所の人間としか市民はとらえません。1人でもそういう方がおったら、嘉麻市の職員は何ということかということになってしまいます。ぜひ今後気をつけていただきたいと思います。そういうことです。Kさんに私からも帰りましてこのことは伝えておきたいと思いますが、蛇足ながら、Kさんのいわゆる債務処理については相続放棄という形で解決されております。

 1問目は以上で終わります。

 次に、嘉麻市の環境問題、特に産廃行政についてお尋ねいたします。

 まず、百々谷産廃場についてであります。搬入超過のまま放置されて現在に至っておりますが、この件については6月議会で課長から回答いただいた中では、7月の末に再度住民説明会を行って、住民の納得いく超過ごみの搬出計画を示すと言われておりました。ところがいまだ何の回答もなく、住民説明会も開いておられません。6月議会の回答は私の最も嫌いな一時逃れ、いわゆるお役所仕事としか思えない状況です。嘉麻市としてはどのように対処しているのか、いま一度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) 百々谷の産業廃棄物処分場の件でございますが、3万8,000立米の超過埋め立てが県により確認されております。これにつきましては6月議会でもお答えいたしましたが、本年1月15日までに超過分の撤去を行うよう業者に改善命令が出されておりましたが、現在そのまま何ら行われておりません。

 そこで、地元住民説明会が本年6月に行われましたが、説明に進展がないため、再度7月末ごろに地元説明会を開くことになっているというお答えをしたわけですが、現在開かれておりません。

 そこで、去る7月末に松岡市長それから松岡市民環境部長、私の3人で県庁に出向きまして、県の環境部長あるいは環境部次長、環境保全課長などに、百々谷それから熊ケ畑の産廃処分場それから熊ケ畑の焼却灰等の放置問題についてお話に行っております。市長の方から、超過処分廃棄物の早期撤去それから産廃放置物の早期撤去並びに立入調査の徹底などについて、県の環境部長に強く市長の方から要請がなされたところでございます。

 しかしながら、県の方としては、百々谷の産廃処分場の超過分の撤去計画が実効性のあるものにするために、業者に撤去先の確保あるいは計画の実効性などを業者の方に求めており、検討中ということの回答でございました。その後におきましても環境課の方で県に再三にわたりまして地元住民への回答と早期撤去を求めてまいったわけでございます。

 このような本市の県への要請の中で、先日新たな改善命令の変更通知書が送付されたことが明らかになりました。これは、本年9月4日付で通知されたとのことでございまして、その内容につきましては、前回出されました改善命令書の撤去期限の変更通知でございまして、平成20年1月15日、ことしの1月15日ですが、までとなっておりました超過廃棄物の撤去期限を通知日いわゆる9月4日、9月4日の翌日から240日後の平成21年5月2日までと変更し、通知日の翌日、9月5日になりますが、から60日それから120日、180日、240日と区切り、それぞれの区切りの割合を乗じた量を撤去するようにすること。例えば、60日の時点で撤去総量が3万8,000立米でございますので240分の60を割合を乗じた量、いわゆる9,500立米を撤去するよう60日までに撤去するよう通知されております。これに伴いまして業者の方に9月16日、昨日ですか、までに撤去計画書を提出するよう県が業者に求めているとのことでございます。

 県に、これまで業者の方で全く動かなかった業者でございますので、この変更命令で動く可能性があるかどうかと尋ねましたところ、わからないと、もしこの命令に従わなかったらその時点で検討をするが、次の段階へ進まざるを得ないのではないかと思うという県の担当者は述べておりました。

 ちなみにこの業者でございますが、グループで事業を行っておりまして、百々谷の産廃処分場とは別に八女と粕屋にも産廃施設を持っておりまして、これらの2施設も超過分撤去などをする必要があり、同時に同様の命令書が発令されたとのことであります。この業者に3施設分の、百々谷の産廃処分場を含めた3施設分の改善通知が同時に送付されたということでございます。

 本市といたしましては、この改善命令の変更に伴いまして、業者の撤去計画などの情報収集に努めまして、さらに県に超過産廃物の撤去が確実に行われますよう業者の指導の徹底及び産廃場の立入調査の徹底を求めまして、今後の動きについて注視していきたいと考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 県の方も非常に渋々動いているようですが、実際に実効性のあるものかどうかわからない。ただ日にちを切っていただいたということで前進かとは思いますが。嘉麻市としてもこのように、まず計画書が向こうから提出されると思いますのでそれの請求ですね、いわゆる見せていただきたいということ。それから60日ということは11月の初めになりますかね、最初の60日の……。

            〔「11月3日になります」と呼ぶ者あり〕



◆14番(中村春夫) 11月3日ですね。11月3日でのいわゆる実行されているのかどうかの結果がわかると思いますので、そこら辺の経過も十分気をつけながら、随時県との連携をとりながら進めていただきたい。

 そして、まず何よりも、地元住民説明会というのをそのまんまになってるんですよ。多分、このきょうのあなたの答弁を聞けば多少わかる人もいるかもしれませんが、大多数の方は前回の説明会の後の返事をそのままわかってないと、7月にあると言うたばってんどうなっとんやろうかという方がほとんどと思いますので、少なくとも県から来ていただいて住民説明会をぜひ開いていただきたいと希望しておきます。よろしいでしょうか。

            〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◆14番(中村春夫) では、次の熊ケ畑の産廃場についてお尋ねいたします。

 前回のときに、6月末に新たに監視員を選任した上で委嘱して監視活動に入ると、いわゆる立入調査ですね、を再開したいということを言われておられましたので、実際にそういうことが進んでいるのか。それからもう1件は、あそこの産廃場が4カ月に1回程度報告書が届いておると思います、県から。それも含めまして現在どういう状況なのか異常がないのかお答えいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) 熊ケ畑産廃場の件でございますが、まず後段の方の報告書の件なんですが、嘉穂保健福祉環境事務所の方からの報告書は現在まだ届いておりませんが、電話確認によりますと、埋め立て物の形状ならしは行っているものの特段の異常はないということでございます。

 それから、監視員による処分場の立入調査についてでございますが、本年の7月末に自然環境保全監視員の委嘱を行っておりますので、先般、当該業者に監視員による立入調査を行う旨を伝えましたところ、快く了承されておりますので、市委嘱の監視員による立入調査を今月より開始いたしたいと考えておるところでございます。また、市長が7月末に県環境部長に要請を行われました際に、県の立入調査を徹底するよう強く求められております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 市による監視活動と言うんですか立入調査、9月より再開するということですので今月ですね。ぜひ実行していただきたいと思います。このことで何がわかるとかいうことではありませんが、やはり業者に対する、いい加減なことをしちゃいけないといういわゆる牽制という意味で大切なことだと思いますし、聞くところでは産廃場で行政の方、いわゆる県以外の方を立ち入らせて見せるということはほとんどないと、もうすばらしいことですねということを聞いております。せっかくできた道ですのでぜひ利用して、利用というか続けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、この産廃場については、市内産廃場については、嘉穂保健福祉環境事務所では毎年いわゆる1年間の搬入ごみ、いわゆるよそから嘉麻市に搬入した搬入ごみの総量を統計的に出していただいております。大体毎年盆過ぎぐらいでないと平成19年度の分が出ないんですが、もうそろそろ出ているころかと思いますので、それも請求して、やはり嘉麻市によそからの産廃がどの程度持ち込まれているのかという関心というのは必要だと思いますので。私がこの問題に取りかかってからすぐは莫大にふえた時期がありました。昨年からは少しちょっと落ちついた状況ではありますが、それでもやっぱどの程度のごみが入ってきているのかということは必要だと思います。でないと、それこそ嘉麻市は福岡県のごみ捨て場と言われないように。いつかも質問したことがありますが、関東の方のごみもテレビでも放映されましたようにやっぱ流れてきている可能性があるんです。現在も多少続いているんじゃないかと思いますが。そういう意味では、福岡県のみならず、よそのごみも何で嘉麻市が引き受けにゃいかんのかという気持ちもありますので、よろしくお願いいたします。

 次に、熊ケ畑の不法投棄ごみについてですが、この件に関しては全く進展がない状況が続いております。住民会議でも大変苦慮しているところでございますが、前回の6月議会のときに、終わり次第、市長がみずから県に出かけて要請するということでした。行ったからといってすぐいい返事がもらえたとは思いませんが、現在の経過とそれから今後の取り組みについて何かありましたらお話ししていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 田中課長。



◎清掃課長兼環境課長(田中富美) 熊ケ畑放置産廃ごみいわゆる焼却灰、廃タイヤの不法放置の件についてでございますが、今ご指摘のように問題解決への進展が見られないことから、打開の糸口を見出すために、先ほど申しましたように市長が7月末に県環境部長に要請を行われました際に、焼却灰、廃タイヤの全面撤去を強く求めておられます。しかしながら県は、水質検査の結果は現状は基準に適応しており、あくまで焼却灰等を放置している当該業者の責任において撤去すべきものであるとの回答で、県の従来からの見解には進展が見られない状況でございました。

 なお、去る8月末に福岡地方裁判所飯塚支部の方から、この当該業者の所有地につきまして、放置産廃の品名あるいは量などにつきまして問い合わせが本市の環境課の方にありましたことから、何らかの動きがあったのではないかということで嘉穂保健福祉環境事務所に問い合わせをいたしましたところ、福岡県の商工部がこの業者に融資をしておりまして、その返済が滞っているために、県がこの業者の当該所有地の競売申し立てを行っているとのことでございました。裁判所は7月に当該物件の競売の決定を既に行っておるとのことで、その不動産の現況調査を裁判所が行っているということでございました。

 これにつきまして地元住民会議の方は、競売落札者がこの敷地に新たな産廃処分場をつくるのではないかというようなことで、その可能性はゼロじゃないのではないかという不安を持たれているということを私どもの方に申されておりました。市といたしましては、この競売状況について情報収集に努めまして、今後注視していきたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 今一番頭の痛いというか不法投棄の産廃ごみですね、丸っきりめどが立たないと。それで多少、いわゆる業者がお手上げ状態で開き直った状況ですので、県の方には何度も進めてくれという形で、いわゆる行政処分等も含めてやってくれということを今まで何回も要請してるんですけど、今回、別の方面からでしょうけどいわゆる競売にかけると、土地を競売にかけるという形で、多少は動いた。ただいい方に向かうかどうかはちょっとわかりませんが、多少動きがあるんではないかという気がしておりますが。ただ住民会議も心配しているように、あそこに新たなる産廃場ができて、いわゆる今は不法ですがいわゆる法律に合したような形で新たな産廃場ができたら、またまた余計迷惑するわけですので、そこら辺を十分注意をしながら、嘉麻市としても十分情報収集には専念していただきたいと思います。そして、何か新しい情報が入りましたら直ちに住民会議の方に連絡をしながら、連携をとって進めていただきたい、かように思っております。

 もう毎回毎回私このことについて質問しますが、もうほんと進展がないで、非常に困っております。これからも、しつこいようですけど根気強く取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 いつも申してるように、嘉麻市は青い空、澄んだ空気、緑豊かな山々、そして清らかなおいしい水、これらの自然環境こそが嘉麻市の取り柄なんですよ。この自然財産を守るためにも産廃問題は重要であると思いますので、最後に市長のいま一度このことに対する決意をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 産廃問題でございますが、大変課題の多い問題と嘉麻市にとってもなっておるところでございます。まず、百々谷の産廃場の件でございますが、担当課長も申し上げましたように、これについては県の方に先日参りまして強く申し入れをしているところでございます。それから飯塚の方に嘉穂保健所の運営協議会がありますけれども、そこにおいても強く意見を述べておるところでございます。なお、これの会議内容については情報公開されますので、インターネット等でごらんになっていただければと思っておるところでございます。

 特に、百々谷については、私が強く申し述べておりますのは監視の問題です。監視体制。もう気がついたときにはどうしようもないようになってると。監視はしてる監視はしてると言うけれども、監視になってないんじゃないかということで強く言っておるわけで、そして気がついたらもう業者はほかのところもしなければいけないのでそればかりにかかっておられないというような、当事者能力の問題もございます。そういったことで、住民の不平不満それからもう本当に安全に対する不安ですね、これは募るばかりに今なっておりますので、これについては早急にということで強くどちらの申し入れ行ったときも協議会の中でも申し述べておるところでございます。

 そしたら、監視については民間にも依頼してるということが発言出てきました。民間というのはいわゆる何とか警備会社とかああいうところですね。そういったところにも、夜間は自分たちができにくいのでそれもいたしておりますというようなことも、それは心強いけれども、効力があるように監視体制をもってやってほしいというふうに言っておるところでございます。

 それから、熊ケ畑の不法投棄の問題でございますが、これにつきましてはもう今まで一貫して全面撤去ということでずっと言ってきたわけですけれども、まず、当時の産廃方法ではもう何も法的に違反がないという一つ、それともう一つは水質検査をしても異常がないと、この二つの点でずっと来られておりますけれども、実際どうかということはわかりません。特にここは当事者能力もなくなってきておりますので非常に、権利がほかの人に移った場合についても、議員が不安がられておるような面もあろうかと思います。したがいまして、今後、そういった点は十分嘉麻市としてもこういう事態が発生しないようにそのときの対応ですね、そのときの対応、それをきちっとしなければいけない。当然、許認可権は県にあるわけですけれども、県等に申し上げあるいは国等に申し上げておるのは、こういう産廃についてもいわゆる担保をとったらどうかと、一般的には保証人的なですね。ですから当事者能力がなくなったら稲築の硫酸ピッチのような問題にもなって、あれはおかげでとうとう県の方が、県が代行して撤去していただきました。これにはやはり粘り強い住民運動があったからだと私は思っております。

 そういった中で、卑近な例は水俣市です。水俣市。ここはご存じのとおりいろんないわゆる環境汚染によっていろいろ体調を崩した人はたくさんおったわけですけれども、そこに産廃の話が持ち上がったということで、先般行われた九州市長会でも、まあ非常に苦慮している嘉麻市としての例を挙げていろいろ申し上げたところですが、ここも行政、議会、住民が一体となって一生懸命取り組んだ結果、いわゆる業者の方がもう撤退したというふうに聞いております。ですから一番当初の取り組みが大事であろうと思いますので、今起きていることは一生懸命取り組まなくてはいけませんけれども、そういうことは今後の参考にしていかなくてはいけないのじゃないかというふうに思っております。

 それから熊ケ畑の産廃場の件ですが、これについてはおかげをもちまして自然環境保全の条例の中で監視員が先般委嘱しましたので、そして業者の方も、どうぞ監視においでになって結構ですよということでおっしゃられていますので、ここについては進展があったというふうに考えております。

 今後、産廃については嘉麻市内非常に多いわけですよね。産廃業者は必要ですけれども、今の業者についてどうこう言うことはできにくい面があります。しかしながら、私は国や県であるいは市長会で言っておるのは、公的な産廃施設、産廃場、これをつくりゃ何も問題起きないのじゃないかというふうに言っておるところでありまして、将来的には考えるちゅうようなお決まりの答えしか返ってきませんけれども、今の業者の職を奪うわけいきませんので、徐々に公的なそういった産廃場をつくれば、こういった問題は発生しにくいというふうに考えておるところでございます。いずれにしても、問題については今後対応をしていかなくてはいけないというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 市長心強い決意を述べましてありがとうございました。市長がおっしゃるように産廃行政は本来はやっぱ国が本当はまとめにゃいかん。国は国の権限といわゆる責任を持ってせにゃいかんことをいわゆる県に移譲して任せてると。県がするんであれば県が責任を持ってせにゃいかんのに、業者に任せて放っといてると。本来ならもう地元の地方に任せていただければ一番いいわけですけど、そうもいかんと。もうどこでも自分のところは嫌だと言い出すので、そうはいかんということで現在やっておりますが。現在、新聞紙上でもやってますようにいわゆる行政、国においても米問題とかそれから年金問題とか大変、今までいわゆる行政の不手際というかいい加減さというのがもう路程してきております。産廃行政においても、これは国ではなく県ではありますが、やはり同じような形だろうと思っております。直接自分に責任がないと、いずれはたらい回しで回っていくというような形で、真剣に取り組んでいないというのが現実ではないかと思いますので、今後とも粘り強く対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。



○議長(坂口政義) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

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            散会 午後1時47分