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福岡県 嘉麻市

平成 20年 3月定例会(第1回) 03月17日−05号




平成 20年 3月定例会(第1回) − 03月17日−05号







平成 20年 3月定例会(第1回)


1 議 事 日 程(第5日)
   (平成20年第1回嘉麻市議会定例会)
平成20年3月17日
午前10時開議
於議場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(25名)
   1番  廣 田 一 男   2番  田 上 孝 樹   3番  田 淵 千恵子
   4番  藤   伸 一   5番  岩 永 利 勝   6番  跡 部   治
   7番  永 水 民 生   8番  山 倉 敏 明   9番  田 中 日本明
  10番  荒 木 紘 子  11番  平 井 一 三  12番  赤 間 幸 弘
  13番  宮 原 由 光  14番  中 村 春 夫  15番  嶋 田 尋 美
  16番  北 冨 敬 三  17番  大 里 健 次  18番  佐 藤 道 彦
  19番  梶 原 雄 一  20番  大 谷 清 人  21番  吉 永 雪 男
  22番  浦 田 吉 彦  23番  森   丈 夫  24番  豊   一 馬
  26番  坂 口 政 義  
3 欠席議員は次のとおりである(1名)
  25番  清 水   惠
4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(23名)
       市長             松岡賛
       副市長            田中政喜
       教育長            山崎輝男
       総務部長           ?野良一
       企画財政部長         廣方悟
       市民環境部長         岡本幸雄
       保健福祉部長         坂口清春
       農林商工部長         在田修三
       都市建設部長         野上憲治
       水道局長           宇佐波吉徳
       教育部次長          秋吉俊輔
       市民環境部次長        田中隆
       人事課長           坂口繁
       総務課長           松本義範
       管財課長           田中一幸
       財政課長           中嶋廣東
       環境課長           松本正
       健康課長           大塚高史
       農林整備課長         山本清和
       農政課長           原田昇
       土木課長           中並嘉之
       学校教育課長         中村和則
       文化課長           福田勇
5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)
       議会事務局長         大野美知人
       議事係長           高野浩典
       議事係書記          草野秀紀



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◎議会事務局長(大野美知人) おはようございます。開会前にお知らせいたします。清水議員より病気のため欠席の届け出があっております。

 それから、配付資料のご確認をお願いいたします。議事日程第5号、以上です。

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            開議 午前10時2分



○議長(坂口政義) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1一般質問



○議長(坂口政義) 日程第1、一般質問を行います。

 質問通告の順序に従い、20番、大谷清人議員。大谷議員。



◆20番(大谷清人) ちょっと資料をみんなに配らせてほしいんですけど、いいですか。



○議長(坂口政義) はい。

            〔資料配付〕



○議長(坂口政義) 大谷議員、どうぞ。



◆20番(大谷清人) 通告に従って一般質問を行わさせていただきます。

 現在の嘉穂地区の小学校の実態について、まずご説明をお願いします。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) それでは、ただいまお手元に配付させていただきました資料に基づきまして、児童数の推移についてご説明をさせていただきます。

 表紙を平成25年度までの児童数の見込み(嘉穂地区小学校)としておるものでございます。この資料は、嘉穂地区小学校統合施設整備審議会に参考資料として提出したものの一部でございます。

 それでは、1ページをお願いいたします。1ページは、大隈小学校、牛隈小学校、宮野小学校、足白小学校のそれぞれ学校名の下の欄に、平成19年度から平成25年度までの児童数の推移を記載し、右の欄にはその児童数に対応した学級数を記載しているものでございます。

 次のページをお願いいたします。次のページは、同様に千手小学校及び泉河内小学校について記載をしております。

 一番下の表は、6小学校が1校に統合した場合のあくまでも推計でございますけれども、これは小学校6校の合計をただいまの各学校の年度ごとを合計して記載をしたところでございます。この表のとおり、嘉穂地区6小学校の全体の児童数は、平成19年度442名から、平成20年度443名、以下年間15名程度減少し、5年後の平成25年度には364名が見込まれるところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) この中で複式学級が何級あるか、ちょっと教えてください。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまのお尋ねがございました複式学級の導入状況について、ただいまの資料に基づいてご説明をさせていただきます。

 まず、1ページをお願いいたします。1ページ上段の大隈小学校及び牛隈小学校につきましては、右の欄の学級数のとおり、いずれの年度におきましても6学級が維持できる見込みでございます。下から2番目、宮野小学校におきましては、平成19年度は赤で囲んでおります2年生と3年生が複式となっており、5学級編成となっているものでございます。以下、平成22年度及び24年度は4学級、25年度は3学級が見込まれるものでございます。次に、一番下の足白小学校におきましては、平成19年度に5学級、翌年度以降4学級となり、平成24年度には3学級が見込まれるものでございます。

 次のページをお願いいたします。一番上の千手小学校におきましては、平成19年度には複式対象となり、この表では5学級と記載をしておりますけれども、これは平成19年度の特例措置として6学級が維持できたものでございますけれども、平成20年度以降、23年度まで5学級が見込まれているところでございます。次の泉河内小学校におきましては、平成25年度までいずれも3学級が見込まれるところでございます。

 以上、嘉穂地区小学校の複式学級の導入の推計は、以上のとおりでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 小学校の統合に関する審議会、これは前嘉穂町の議会のときから出てありましたが、今あるわけでしょう、現在。結局、今までの審議会と今度の審議会はメンバーが全然違うと思いますが、その行政的な整合性というか、そういったものを含めて、その違いについてひとつお願いします。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまのお尋ねの点でございます。もうご承知のとおり、平成17年の5月でございましたけれども、旧嘉穂町におきまして、嘉穂町文教施設総合計画審議会から審議の結果、いわゆる答申をいただいたところでございます。平成19年の10月に嘉穂地区の小学校統合の審議会を改めて設置をさせていただいたわけでございますけれども、これは19年度の7月に実施をいたしましたアンケートによりましても、この嘉穂地区の統合に関するさまざまな課題点、問題点について、住民の皆様方にアンケート調査によって、その認識度を調査させていただいているところでございますけれども、ちなみにこのアンケートの結果でも「よく知っている、大体知っている」とお答えいただいたのが約3分の1の方、そして「聞いたことがある、知らない」とお答えいただいたのが65%ということで、全体の3分の2の方がこの過去からの嘉穂地区の統合問題についてはまだよくご存じないんではなかろうかと、そのようなアンケート結果を受けまして、19年の10月から基本的にもう一度、この統合に関して皆様方のご意見を聞きながら、この統合のあるべき姿についてご審議をお願いしたと、そのような経緯でございますので、基本的には私どもは旧嘉穂の答申を尊重していくという基本的な考え方は継承してまいったわけでございますけれども、現時点で皆様方の統合に関するさまざまなご意見をもう一度お伺いした上で、そしてご意見を取りまとめていただきたいと、そのような考え方で審議会を設けたところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 今の答弁によれば、基本的には学校審議会というものは、その基本的な方針というか、そういったものについては尊重するという前提の上に現在の審議会が進行しておると、こういうふうにとっていいわけですね。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) これは先般の議会でもお話しさせていただきましたように、基本的には旧嘉穂町でさまざまなご議論、そして慎重なご議論で一つの結論をいただいたわけでございます。そういうふうな一つの経過、これについて私どもも尊重していきたいという考え方は持っているところでございます。ただ、現時点におきまして、やはりさまざまなやっぱり問題点、課題点、そういったものが地域の代表の方あるいはPTAの代表の方から、審議会の中でもご議論をいただいているところでございます。私ども基本的に現時点で皆様方のご意見を聞いて、最もよりよい形で統合を進めていきたい、そのように考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 大体、現在一般論として言えば、全国的に見て学力の低下というものが非常に叫ばれておりますね。嘉穂町においても、その例に漏れないと思うんです。これは多分小学校等、土曜日が休みになったのは何年になりますかね。恐らくなった理由は、ゆとりのある教育の実践というようなことで土曜日が休みになったと思うんです。よけい都会あたりは、それが一つの学力低下の原因じゃないかと、都会あたりの東京あたりでは、放課後特別な教室を開いて、塾の先生が講師で来ておる。それを公の学校が認めておるというような状況があります。そうまでせんと学力が低下しておるというような状況があるわけです。そういった中で、嘉穂町というか嘉穂地区では、これも嘉穂地区のみならず、山田も碓井も稲築もそうだと思いますが、そういった塾を持っておるだけではなくて、恐らく学力の低下がかなり出ておるんじゃないかという気持ちがするわけです。その中で特に嘉穂地区の場合は、複式が今言われたように非常に多いんですね。複式になると、私は学力の低下に拍車がかかるというふうに思うんです。これは学校は地域のいわゆる文化の拠点でありますから、学校がなくなるということは地域の文化が低下すると、そういう意味で反対する、新築することに対して反対するという人もおりますけど、総体的に考えれば、やっぱり学校は統合して、そして生徒を少なくしないというようなことが非常に大切なことじゃないかなという気持ちが私はしております。そういう意味で、統合ということは、これはやっぱり必要なことじゃないかというふうに思うんですが、当局は大体どういうふうに思ってありますか。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまご指摘いただきました複式学級の導入状況、これはもう既に嘉穂地区におきまして6校中4校が複式の対象となっている、あるいはもう現に複式学級が導入されているというような状況でございます。これはさまざまな地元の懇談会あたりでも、複式学級に対する保護者の方の不安といいましょうか、やはりどうしても社会性の形成の問題、あるいは中学校あるいは高等学校で大きな集団の中で学校生活を送っていくと、そういう不安の声もあったわけでございますけれども、逆に複式学級そのものになりますと、やはり子供たち一人一人に先生方がきちんと目が行き届くといいましょうか、それとあるいはいろんな学級活動の中で一人一人が発言の場があるとか、あるいは行事にきちんと役割分担で参加できるとか、懇談会の中では複式学級に対する不安と、逆に複式学級に対するよさといいましょうか、そういったお声をいただいたところでございます。

 ただ、教育委員会といたしましても、基本的な学校の標準的な施設のあり方としましては、今議員ご指摘のように、やはり複式ではなく少なくとも1学年でクラスがえができるような規模、そうなりますと1学校で1学年2クラス以上となるわけでございますけれども、基本的な考え方は学級編成としては、その程度の規模が適正ではないかと、そのように考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 考え方は、大体私の考え方と次長の考え方は大体似ておることありますけどね。私としてはやっぱり複式学級が幾つもあるということは、それだけ教員も少なくなるわけでしょう、複式学級の場合はたしか教員が。教員が少なくなるし、そして行き届かないという点では、私は共通したところあるんやないかなという気持ちがしておりますから、そういった点ちょっと具体的に、複式になった場合は教師がまず減るという点、それからどういうデメリットがあるのか、またメリットがあるとすればメリット、その点をわかりやすく説明してください。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) 先ほど少しご説明させていただきましたけれども、いわゆる小規模校の一般的なメリット・デメリットということでお答えをさせていただくわけでございますけれども、一般的な小規模校のメリットとしては、先ほども少しお話しさせていただきました子供相互の信頼関係や相互理解が強くなる、そして子供一人一人を把握しやすくなると、そして教職員と保護者との人間関係が密接になるとか、あるいは教育活動面におきましては、個人個人に応じた配慮ができる。先ほど申し上げましたように、学校行事等での活動の場がふえる。これはあくまでも総体的な評価の中の一つでございますけれども、逆に小規模校のデメリットとして考えられますのは、先ほど言いましたメリットの逆の中身でございますけれども、デメリットといたしましては、交友関係が固定化しやすいと、そして切磋琢磨する機会が少なくなる、あるいはよい意味での競争心が育ちにくくなる、あるいは先ほど申し上げましたクラスがえができなくなる、そういった小規模での一般的なものでございますけれども、メリット・デメリットとしてまとめているところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 複式になった場合は学校の教師は何人減るか、少なくなるか。少なくなるでしょう。教頭が第一要らなくなるんでしょう。そういった点で学校の教育条件が非常に悪くなると、私はこういうふうに考えています。そこらあたりを詳しく科学的に説明してください。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまのご指摘、特に複式等の教職員の減少の関係についてお答えさせていただきます。まず、ご指摘のとおり、現在、泉河内小学校は3学級でございまして、現に教頭職が配属されていないというような状況でございます。それから、県教委の方の方針といたしましては、平成20年度から4学級以下についても教頭職を配属しないと、そして21年度からは5学級以下については検討中であると、そういうふうな内容で聞き及んでいるところでございまして、複式学級の中で学級数が少なくなっていくと、本来管理職が校長、教頭というような構成でございますけれども、それが教頭職がなくなってくるという点が1点。

 それと、今ご指摘のとおり、複式になった場合は、その分だけ教員が減少するということでございますので、教員の減少は一般の教員、それから管理職についても影響が生じると、そのような内容でございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) どう考えても複式学級になった場合、非常に学校としては教育条件が悪くなりますし、非常に生徒自身にとっても学力の低下とかいろいろな副作用が出てくるというふうに私は思うんです。

 そこで、学校の統合というものが絶対にこれ必要だということになると思うんでありますが、そういった点については統合するということを大前提に考えれば、それはどういう方法でやるかということはいろいろあると思うけど、統合は必要であるという点については、これは教育委員会は一致した意見を持ってあるんですか。そこらあたりちょっとお伺いしたいんですが。



○議長(坂口政義) 教育長。



◎教育長(山崎輝男) ただいま次長の方からいろんな形の説明を行っております。大谷議員がお尋ねは、もう統合すべきではないかと、いろんな角度から考えても統合した方がいいに決まっているじゃないかと、教育委員会としてもその考えであるということのようだが、何で早くしないのかというようなお尋ねかと思います。まさに我々も、一日も早くそういう環境を整えた学校の建設に取りかかりたい考えでおります。ただ、私は一番大事なことは、これはやはり住民、市民の方が合意形成といいますか、皆さんが納得された中で、この事業、大きな事業になります、そして30年、50年と続いていく学校を建設するわけですから、やはり少なくとも今時点ですべてとは言いませんけれども、大多数の市民の方のご理解、ご協力がねらえる時点で具体的な基本的な設計といいますか、基本的な作業に取り組むべきではなかろうかというふうに考えておるところでございます。

 ただ、教育委員会といたしましては、今地域の代表、学校の関係の代表者、保護者の方からなる審議会でいろんな角度から今ご審議をお願いしております。その結論がもうそろそろ出てくると思います。それを踏まえた中で、教育委員会として基本的な方針を示して、それに基づいて基本計画、実施設計という形で進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 今、教育長の話によれば、大多数の町民の賛同を得た暁において検討すると、こういうことですね。今の説明によれば、そういうことですね、違ったら言うてください。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 簡単に申しますと、そういうことであろうと思いますけれども、その地域の代表といいますか、いろいろ関係者の代表者からなる審議会を今開催しております。そういうもろもろのご意見というのは、代表者の方は地域でもいろんなお集まりの中で、地域のお考えを整理されて審議会に臨まれております。したがいまして、これは地域のお考え、そして学校関係者の思い、そして子供たちの将来を考えた中で、いろんな角度から審議が今なされておるというふうに理解しておりますので、そういう中から出てきた答申というのは、我々は尊重しながら、それに基づいた形で教育委員会として方針を示してまいりたいというふうに考えています。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) 私は、地域の意見というか、地域の人たちの考え方というのはそれぞれ違いがあると思いますけども、やっぱり複式学級をなくして、そして子供の学力を高めて、しっかりした学校にしていくためには、これは統合以外にはないと思うんです。これ絶対必要なことだと。必要であるとするならね、やっぱり教育委員会、それから市長もそうですが、あなたたちはプロの教育者やから、その教育者がある程度啓発というか、そういうことをしなきゃいかんのじゃないかと思うんですね。それをしないで、ただ地域住民の意見に迎合するという形ではいかんと思うんです。それで、ある程度は小田原評定ということをこの前私が使いましたけども、そういった評定ばっかりしておったって本当のところはわからんと思う。それで、これはやっぱり必要だとするなら、それはもう推進すると、実現に向かって推進する、それくらいのやっぱり意気込みを持ってやってもらいたいと私は思うんですね。

 すぐに学校を建てるということは難しいなら、それまでは宮野、足白と一緒にして、千手、泉河内を一緒にして、当分の間、その複式をなくすると、学校が建つまで。そういう方法もあろうし、いろいろな方法があると思いますけれども、必ずしも新築しないとすぐ解消しないということではないわけであります。いずれにしても、新築をしてもらいたいと、学校を、統合してもらいたいと思いますが、それまではいろいろな方法があると思うんです。いずれにしても、学校は建てる必要があると、統合する必要があると仮定するなら、それはやっぱり統合してほしいと思う、私は、いろんな理屈をつけないで、もういろいろな理屈をつけよるとなかなか統合はできないと思いますので、これはぜひ実現してほしいなというふうに思いますが、これ市長は大体教育者のプロ中のプロでありますが、そこらあたりはどういうふうにお考えになってますか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 今、教育委員会で鋭意努力なされておりますので、そのことを私は尊重しなければいけない立場にあろうかと思います。しかしながら、市長の考えを述べろということでございますので、私といたしましては、この学校の統廃合というのは非常に難しい面を秘めております。統合の経験もいたしておるところでございますけれども、教育百年の計と言われますように、十分将来のことを見据えてやっていかなくてはいけない大きな問題でございます。幸いといいますか、旧嘉穂町におきまして、これの統合に向けては鋭意努力がなされ、ある程度の結論的なことも出されておる中でございます。しかしながら、アンケートの結果によりますと、まだ3割程度ぐらいしか、この統廃合の計画については知らないというようなアンケートの結果も出ております。したがいまして、一番大事なことは、子供たちのためにどうあるべきかということ、それから当然、保護者、そして地元のお考え、そういったことを勘案しながら対処していかなくてはいけない問題と考えておるところでございます。ただ単に、費用対効果だけを前面に出していくというのはいかがなものかと思っておりますし、この少定員校であっても効果を上げている学校もたくさんございます。それから、地域のコミュニティースクールとして機能を果たしている学校もございます。ですから、そういうようなのを総合的に勘案して考えていかないと、大変な状況になろうと思います。

 したがいまして、今後慎重にしかも急いでということになろうと思います。そういった点で、教育委員会の方が十分審議会等の意見を待って、結論を出されるものと思っております。私も旧嘉穂町の統廃合については、進めていくべきであるというふうに思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) この表を見ればわかりますように、平成25年度、それから24年度ですか、24年度でもうこれは足白小学校は3クラスになるんですね、3クラス。25年度は宮野小学校で3クラス。これ年度がたてば、将来ふえる可能性があれば話は別でありますが、もうふえる可能性はないわけですからね、多分。それで、これはもう早急に一つの学校が3クラスしかないというような、そういう状況は好ましいことではないと思うんです。それ何とかしてこれは早急に、今の市長のお話では、建てることには賛成だということでありますので、早急に実現してほしいと。私がいつも言いますように、この話が持ち上がったころの1年生の子供ももう6年生卒業してますからね、あっと言う間にもう1年、2年、3年、卒業するわけですから、進行形といいながら超進行形ですからね、学生の場合は。大人から見れば、2年や3年おくれたってというような気持ちがあるかもしらんけど、しかし子供を中心に考えれば、そういうふうに非常にテンポの速いものでありますので、行政としてもやっぱりスピーディーにやってもらいたいというふうに思うんですね。その点をひとつぜひお願いしておきたいと思います。

 12月ごろ多分もう一回やっぱり一般質問いたしますので、それまでにはしっかりした結論を必ず出してほしいと思います。

 それから2番目に、大隈城山校の教育環境の整備についてということで挙げておりますが、各教室、城山校の実態を調べてみると、生徒の実際学んでおる学校の3クラスは、3年生か、1年生から3年生まで全部朝から夜まで朝日、東の方から日が入って、暑くてもう勉強にならんと、生徒が。空調関係何とかしてほしいがというような意見が生徒の中に多いわけです。

 それで、私が聞いてみると、洋裁室とか礼法室か、そういう給食室というようなところは入っておるそうです。そして、一番肝心の勉強せんならん教室では、それが入ってないと。何とかしてほしいがというような意見がありますが、当局としては金も要ることだし、簡単には返事はできんと思いますけど、そういったことをお願いしたいと思いますが、どうですか、その点は。



○議長(坂口政義) 教育次長。



◎教育部次長(秋吉俊輔) ただいまのお尋ねいただきました城山高校の普通教室の冷暖房機の設置の関係でございます。これにつきましては、教育委員会の方でもほかの県立高校等の調査も行ったところでございますけれども、その結果、近隣の県立高校4校のうちに、嘉穂総合高校の本校を除く3校につきましては、普通教室に空調設備を設置しているところでございますけれども、これはいずれも公費ではなくPTAの事業として設置がされておりまして、冷暖房機の設置費、それからメンテナンス費、それから電気代等についてもすべてPTAの負担となっているところでございます。現時点で設置しておりません嘉穂総合高校につきましても、4月に桂川の新校舎に移るわけでございますけれども、桂川の新校舎に移ったときにPTAで負担することを検討中であると、そのような回答をいただいたところでございます。

 したがいまして、いわゆる高等学校の普通教室の冷暖房機の設置につきましては、近隣では公費投入がされている実績もないと、そのような状況でございまして、この城山高校につきましても、学校の方と協議をいたしまして、同様にPTAあるいは同窓会の取り組みの中で、まず設置をご検討いただきたいということで、現在協議を重ねているところでございます。具体的な設置につきましては、普通教室以外の特別教室につきましては、ほかの学校でつけられているような冷暖房設備については設置したいということで、既に新年度予算におきまして保健室、それから礼法室につきましては、既に予算を計上させていただいたところでございますけれども、普通教室につきましては、現時点でそのような状況でございますので、学校あるいはPTA等の取り組みを見きわめていきたいと、そのように考えております。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) あなたからそういう非公式な話は聞いておりましたからね、私は学校でいろいろPTAの会長さんたちと話しましたけども、学校のPTAというのは、あそこは生徒数が少ないということもあろうけども、なかなか難しいと。そして、同窓会といっても同窓会で金を出せるというたら何人ぐらいおるでしょうかね、最近卒業した生徒ばっかりで。最近卒業した生徒に出せと言うたってなかなか出さん。それで、難しい。非常にPTAとか同窓会というようなのは難しいんです。同窓会、私も同窓生の一人でありますけども、あなたが知ってあるように私も市会議員の端くれでありますので、政治資金じゃない、寄附金はできんでしょう。そういったことでなかなか難しいです。それで、何とかならんかというようなことで、あれは200万円ということでありますので、3クラスとすれば600万円ですね、それを1年間に200万円とすれば、3年間でやるとか、何とか方法を用いてする方法はないかというようなことです。県の方に私は聞いてみたんですけど、県では方針は決めてない。それで、その学校その学校でよって話し合いをしてくれというようなことで、聞きました。それで、学校の方の教頭に聞いたら、あなたの方から逆に言われたでしょう、こういうふうにしてくれんかと。私の方から同窓生とかPTAにしてくれんかということが、なかなか言いにくいので、それはもうあなたの方で直接言うてくださいというようなことで言われました。それで、そういう方法でも構わんと思うけど、3年計画、200万円、600万円というような方法でも結構だと思いますけども、何とか方法はないですか。できんですか。これは陳情を兼ねて申し上げております。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 本当、大谷議員が言われますように、本当できますならばいい環境の中で子供たちに学ばしてやりたいと思うのは、私も同じ考えでございます。20年度におきましては、今次長が説明しましたように、城山校におきましては約2,100万円程度の工事費予算で長年の懸案でありましたトイレ、城山校は女性の生徒が多かったんですが、最近は男子生徒もかなりふえてきております。男子のトイレが1つしかなかったんですね。それで我慢してきました。けども、これは何とかいわゆる家庭科といっても本当に生活に密着した、そして情報関係も城山校では専門で教えています。そういう中では、今から男子職員の需要も高くなるということで、今回トイレの改修、そして空調設備につきましては、大谷議員は教室をぜひしていただきたいということですが、ことしは礼法室、いわゆる特別教室、みんなが使うそれぞれの教室とは別のところの整備を考えております。小中学校におきましても、どこも嘉麻市は冷暖房の設備はしておりませんので、もうしばらく我慢していただきたいなと思っております。よろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) もうすこし我慢せえと言われば、もうそれ以上のことは何も言われん。それで、これ実際私も入ってみましたけどね、夏の日がものすごく当たる。あの中でやっぱり勉強せえと言ったって頭入らん。最近は、生徒も優秀な生徒がかなり出てきておりますけど、まじめに勉強しておりますので、やっぱり設置者が教育長になってますので──教育長じゃなくて松岡市長に設置者がなっておりますので、ぜひこれは1年では難しかろうけども、年次計画でも立ててやってもらいたい。前向きに検討するぐらい言うてもらわんと、私もやめにくいがな。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 設置者であります市長と十分協議して、前向きに協議を続けたいと思っております。



○議長(坂口政義) 大谷議員。



◆20番(大谷清人) では、前向きの後下がりじゃいかん。前向きということは前に前進するということやから、そういう意味で設置者の市長もよろしくお願いします。教育長の意見を最大限尊重していただくということにいたしまして、私の質問を終わります。ちょっと済みません、病気の関係で舌が回らんで。



○議長(坂口政義) 24番、豊一馬議員。



◆24番(豊一馬) おはようございます。質問通告に基づいて、一般質問を行います。

 私は入札問題について、これまでの一般質問の中で贈収賄事件、入札談合の温床となっている指名競争入札の廃止を訴えてまいりました。指名競争入札は、市民に対して市政への信頼を損なうだけでなく、財政再建に向けて今進めている行財政改革にも悪しき弊害をもたらすものであります。指名競争入札による不祥事は、繰り返し行われ、そのたびに犠牲者が出てまいりました。福島、和歌山、宮崎の県知事が相次いで収賄容疑などで逮捕されたのも、つい数年前であります。談合事件について報道されているニュース一覧を見ると、毎日のように全国各地において逮捕者が出ております。3月14日には、県道工事で談合したとして建設業者2人が逮捕されております。同じく14日、不正入札で国土交通省キャリア再逮捕、また指名競争入札で談合したとして、木更津市の土建業者3人が逮捕、3月15日、3月16日──昨日ですが、まで連日逮捕者の報道が続いております。

 さて、嘉麻市においては、市長の英断により、これまでの入札制度の悪習を断ち、昨年6月1日、入札制度の改革改善を行い、条件つき一般競争入札の導入、郵便入札の採用へ大きくかじを切りました。新しい入札制度がスタートしてから9カ月を経過していますが、その間の入札実績から見て、制度改革以前の指名競争入札と改革後の条件つき一般競争入札の評価について、具体的に示していただきたいと思うのであります。例えば、予定価格に対する落札率が指名競争入札と比較して、条件つき一般競争入札ではどう変化してきたのか、また入札改革の取り組みが財政面にどのような波及効果をもたらしているのか、まずお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 管財課長。



◎管財課長(田中一幸) おはようございます。ただいまの議員のご質問にお答えさせていただきます。

 入札の執行の状況でございますが、18年度、建設工事の入札の比較でございますけど、18年度の建設工事の関係の予定価格の総額が8億432万9,319円に対しまして、契約額が7億6,442万7,500円、平均の落札率で95.04%でございます。19年度分につきましては、2月までの中途でございますが、実施いたしました入札の平均でございますが、工事につきまして69件行っております。予定価格の合計額が5億3,376万7,710円に対しまして、契約金額が4億6,254万519円となっております。平均落札率で86.65%で、約8ポイントほど差ができております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) この比較の差額は出してないですか。



○議長(坂口政義) 管財課長。



◎管財課長(田中一幸) 今年度の予定価格に対しまして、前年の落札率との差額では約4,300万ほどになります。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 入札制度を改革して、まだ1年もたってません。わずか八、九カ月の間に4,300万も差が出たと、指名競争入札で。だから、いかにこれまでの指名競争入札が税金のむだ遣いしておったかということが明らかになってきてるわけです。ただ4,300万もメリットを出しておりますが、これでも十分でないところはあります。課長が説明した69件の条件つき一般競争入札、これをやりながらも今言う86.90%の水準にいかずに、指名競争入札をしていたときと同じように、90%以上もの入札を繰り返しているところがあるわけです。これはどういうことですか。



○議長(坂口政義) 管財課長。



◎管財課長(田中一幸) お答えいたします。

 先ほど69件と言いましたのは、今年度、19年度4月からの実施の総数でございまして、69件のうちに条件つきの指名競争入札が12件でございます。郵便入札200万円以上、それと条件つきの一般競争入札の分の12件を加えました郵便入札が54件でございます。あとの部分については200万円以下でございますので、指名競争入札、従前から行っておりました指名競争入札という形になっております。

 今ご質問の経過でございますけど、そこの土木建設工事と、特殊工事といいまして舗装とか塗装、防水、機械、電気通信等が建設工事という形で入札を一緒に行っておりますが、ここの部分での落札率が若干90%を上回っているという部分は確かにございます。

 この原因というのも、特殊工事につきましては市内業者が少なく、市外、飯塚市、桂川町等まで入れた中で入札を行っているのが現状でございます。確かに90%上回っている部分はありますが、その部分が高いといいまして、適正に入札が行われてないというようなことではないのではないかなというふうに考えております。

 あとは各他市町でも、地域性を取り組んだ部分で入札等を行っているという部分もございまして、そういったふうなデメリットの部分も多少あるのではないかなというふうに感じております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 資料を手に入りましたのでいただいたんですが、これはですね、入札改革をしたので今言う4,300万円、1年前と違って、これだけ経費の節減ができたわけですから、すべてに行かなくちゃいけないけれども、まだ片肺進行みたいな形で、残ってる部分があるというのは、90%以上のものがまだあると、存在するところに問題があるわけで、きょうの質問の趣旨はこの部分ですよ。この部分までもう一歩手を入れてほしいというのがねらいでございます。

 極端な部分では舗装、舗装関係、これは98.60%とか97.90%の落札率なんですよ。課長の答弁では、どうも適正な落札のような言い方をされておりました。舗装関係ではこの二つがまずあります。それから、安全施設だとか解体関係は、これはまた47.96、57.60%、半分ぐらいぽんと下がってる、予定価格からしたら。こういう本当の競争してる部分も、このほかにもあるわけですよね。それなのに防水関係94.60%とか95.90%とある。これは課長は言いにくいから、適正ではなかろうかという言い方をしてるけれども、率直に言うて、こういう数字がまだ上がってくるというのは、どういうことなんですか。



○議長(坂口政義) 管財課長。



◎管財課長(田中一幸) 先ほどもお答えいたしましたけど、市内業者だけでなく、市外まで取り組んだ中で入札を行っている部分でやってるんですが、その工事の内容等によりまして、こういったふうな高い落札率になってるのではなかろうかなというふうに考えております。

 課の方といたしましても、こういった部分の内容について、今現在どういったふうなところに原因があるのかという形で検討を行っている段階ではございますが、実質こういったふうな現状が出てるのは確かでございますので、今後十分検討をしていかなければいけない部分ではないかなというふうには考えております。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 冒頭にもいろいろインターネット開くと、談合事件というニュース一覧があるんです。きのうも調べて、日曜だからきのうはないだろうと思ったら、もう逮捕者が出てる。おとといもそう。だから、日本全国どこかで毎日毎日逮捕者が出てるというのが現実なんです。先進国から言わせると、日本は談合国家とか土建国家とかよく言われてきておりました。

 こういう姿をやっと嘉麻市は排除できたかなというのが、去年からの入札改革なんですが、まだ残ってる部分が現にあるということは、談合が続いているというふうに言わざるを得んと思うんですよ。その分を解消するために、きょうは一般質問をまず一つはやってるわけで、課長は談合ということは認めたがらない。

 現場の責任者ですから、担当ですから、それはやむを得ん部分もあると思いますが、いろいろ今回の一般質問の中で、副市長の問題等でいろいろ論議はありました。それだけ副市長の話にそれるけれども、副市長としても、こういう談合とか、こういったことがないようにクリーン型を進めていこうとしてやったと思うんですよ。しかし、裁判では副市長は負けたと。

 一方、業者はみんなと同じようにやってきた、みんなと同じように、ほかの業者と同じようにやってきたのに、なぜ自分だけが指名回避をされなければならなかったと、2年近く指名回避を受けたんじゃないですか。当時の町長も犠牲者になる、業者の方も茶わんをたたき落とされたと。だれもがやってることの中で、自分だけがというような思いがある。

 けんか両成敗といいますかね、どちらも痛みを受けてる。副市長は1,000万円も市の会計の中に振り込んだという痛みを受けてる。業者は2年間仕事を、公共事業はできなかったという問題。こういうような悲惨な思いを、それぞれ当事者がやるということなんです。こういうふうなことはあっちゃならないわけですから、談合と思われることについては、徹底して解消するような防止対策は講じなくちゃいかんと思うんですよ。

 これは課長に言ってもこれはいけないんで、こういうことをやるのは市長であり、副市長でなければいけないんですよね。こういうような現状を見てどうでしょうか。市長でも副市長でもいいですが、ちょっと考えを述べていただけませんか。せっかく入札改革をしながらも、こういうような談合と同じようなことが、引き続き行われてる部分が残っておると、こういうことです。この部分についてどうするかということ。どうでしょう。



○議長(坂口政義) 副市長、田中副市長。



◎副市長(田中政喜) 今、言われますように、率が高いということで、談合があってるんじゃないかという疑いを持たれているようでございます。確かに今の入札制度と申し上げますのは、予定価格を公表してるという実態が一つございます。それから、先ほどから言っております特殊な工事におきまして、業者の数というような形で、ある程度、さきの豊議員の質問のときにもお答えをしたかと思いますけれども、以前はある程度業者の中で話し合いがあってたんじゃないかという疑いがあるんじゃないかというふうに、私も言ったと思います。

 今、課長が申し上げましたように、こういうふうな高率の場合におきまして、今後の検討課題といたしまして、入札制度のなお一層の改革をしていかざるを得ないんじゃないかというふうな形で、今考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 言いたくないんですけど、私も防水業者、知ってる方もおるんで非常に言いにくいけれども、市民全体のためには私情を交えちゃいかんと思うんではっきり言わせてもらいますが、防水工事関係、平均落札率95%なんですよ。必ず話し合いが行われておるというのは、落札した回数が平均してるわけですよ。3回、3回、3回、8カ月ぐらいの間の中に1社は3回、次の業者も3回、次の業者も3回と、多いので4回とかね。同じように繰り返されてる、何回ごしかにしてると。これは話し合わないと、こういうような回転というのはあり得んわけですから、これ話し合いがあってるということは間違いないんです。

 こういうものについて、市民の税金が食われているということなんですよ、言いかえれば。その部分は返してもらわにゃいかんと思うんですよ。非常に景気が落ち込んでるときですから、業者の人も大変。しかし、こういうところで利益を上げちゃいかんと思うんですよ。堂々と競争するようになってるわけですから、競争してもらわないといかんと思います。

 そこで、調べりゃわかることですから、同じように何回転かで動いているわけですから、話し合わないとそういうことできないでしょ。こういうのは明確なんですよ。舗装工事にしても、こちらがしたら、次はあちらと、これもはっきりしてるんですよ。だから、入札は高どまりでやられてると。

 そこで、こういうふうな実態調査はぜひしてもらいたいと思いますが、どうでしょうか、調査やられますか。競争してるところは75.7%、土木のCとか土木のAは78.0%とか、みんな競争してるわけですよ。建設業者も競争してる。電気業者も競争してる。ただ競争してない部分だけはあるわけです、そういうふうに。これは見ればすぐわかることです、結果表を見れば。

 これについて真剣に調査の手を組まないといかんと思うんですよ。これはこういうことはトップダウンでいかんと、担当課はできませんよ。市長、副市長がその気になって、やれとゴーサインを出さないと、現場は動けませんよ。そういう意味でどうですか、調査されるか。

 あわせて答えてください。市の規則の中に嘉麻市建設工事等入札参加者の資格及び審査等に関する規則ですね。第3条では業務の種類が15種類上がってますよね、15種類上がってます。土木工事、建築工事、3号では舗装工事、防水、塗装、電気、管、造園、交通安全施設、ガス工事、畳、遊具工事、測量業務、建設コンサルタント、地質調査業務、この15号まで業種を決められております。この部分について条件つき一般競争入札がなされておるわけですが、この業者に対しては規制が、談合やらしちゃいかんという規制がちゃんと第4条にあるでしょ、第4条に。地方自治法施行令第167条の4第2項の各号に該当すると認められる者で、その事実があった後云々と、こういうようなこと。これ指名から外すということになるわけですよ、指名じゃなくて、業者の適正審査のときに外されることになってる。この中に不正をしちゃならんというふうに書いてますわね。ここのところちょっと説明してもらえませんか。課長、お願いします。

 それと、市長の方には調査をし、こういうふうな違反があったときには、入札有資格者から外すというようなことをしてもらわんといかんわけですが、お願いします、答弁を。



○議長(坂口政義) 管財課長。



◎管財課長(田中一幸) お答えいたします。

 ただいま言われました嘉麻市建設工事等競争入札参加者の資格及び審査等に関する規則の中で、建設工事及び測量業務等の種類という形で、第3条の方に15項目の工事名を上げております。

 第4条に一般競争入札に参加できない者、この部分につきましては、次の各号に該当する者という形で、地方自治法施行令の167条の4第2項の各号に該当すると認められる者で、その事実があった後2年間を経過していない者、この部分につきましては、自治法で定められております一般競争入札に参加できない条件が付されております、該当する部分がございます。その部分に認められた者と、あとその後2年間は入札に参加できないということを規定いたしております。

 あと2号、3号、4号、6号まで参加できないという条件が出てきておりますので、これらに該当する業者については、指名入札にも入れませんし、一般競争入札にも参加できないという形でございます。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 正常な入札制度の確立については、これは今確実に進行していると思っております。指名委員会等において、副市長をトップにして、その都度協議がなされておるところでございます。

 ご指摘の点でございますが、私も最終的には決裁をいたすわけでございますが、まず設計金額が適正であったかどうかということを、きちっと私の方に報告してもらって、それが適正でなければ、場合によってはご指摘のように調査をするということになろうかと思いますが、いずれにいたしましても、今後そういった設計金額をきちっとした上で、どのように対応するのかを考えていきたいというふうに思っております。

 一般的には、議員ご指摘のように、入札等の率が95%以上の場合は談合があるのじゃないかと疑われても仕方がないという点は、よく言われていることでございますが、いろんな業種によっては、必ずしもそうじゃない場合もあろうかと思っております。したがいまして、先ほど申しましたように、設計金額がどうであったかということについて、きちっとしたものを報告を受けて対応していきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 90%以上が連続してあるということは、話し合いがあるということは間違いないわけですから、ぜひクリーン型の入札はこれからも強めていくということをお願いをしておきます。

 次に行きますが、次は条件つき一般競争入札の適用範囲の拡大を図るということの質問ですが、行政改革の推進を図るために、入札制度の改革は今市長が言ったように、もっとクリーン度を高めていくと。そして、競争の原理、原点に戻ってもらうということが大事なので、そこら辺は強くお願いしておきたいと思います。

 平成20年度の予算の中で、契約を伴う予算がどのくらいあるかというのを見てみたわけですが、予算特別委員会、このごろ終わったわけですが、その中で委託料、契約に伴う委託料は12億8,726万3,000円。それから、建設工事を含め委託料、備品、また消耗品、こういったものを全部契約に関する予算をプラスしてみると28億円、約28億円という数字が出ております。

 この28億円をどう扱うかによって、行財政改革の大きな財源は生み出されるというふうな考え方に立ってはじいてみたわけですが、例えば85%、85%で23億8,000万円を出すと、予定価格との間で4億2,000万の差が生まれるわけです。先ほど言ったわずか七、八カ月で4,300万円を生み出したと同じようなことが、平成20年度の予算を真剣に執行面で取り組むことによって4億2,000万円の財源が浮いてくると。これは子供でもできる計算です。

 ここら辺が本当の行政改革の中心になってもらわにゃいかんです。住民の方にばかり負担を向けるんじゃなくて、みずから厳しく執行部はしてもらいたいというようなことなんですが、ここをもう一度おさらいをしてもらって、予算の見直しをしたり、先ほど設計金額が甘いんじゃないかと、こう言ってるんですから、甘いものは厳しくしてもらうとか、入札制度を厳しくすることによって、それが生み出されるわけですから、これが行革なんですよ。

 出産祝い金をカットしたりとか、敬老祝い金もカットしたりとかいうようなことなんかの財源は、こういったものを、こういったものにメスを入れることで生まれてくるわけですから、財源が。

 例えば物品購入で、これは前年度分の物品購入を見ると、予定価格に対して98.92%とか98.51%とか、これ入札したんだろうかと思うんですよ。丸投げでしょ。99.67%、99.69%、こういうのもありますよ。こういうのをこれまでやられてきておったわけですよ。これは前年度、今平成19年度ですから、18年度の資料ですね。管財課長がさっき比較された、この資料の分ですが、これは18年度のデータですが、100%近く落とすのが当たり前のような、なあなあ式のなれ合い、行政とのなれ合い、業者との、こういったものがこういう数字を生み出しているわけです。形は入札という形とってるでしょ。だから、ここら辺にもぜひメスを入れてもらいたいと。今言ってるのは行政改革の意味で、ぜひ力を入れてもらいたいと、こういう意味で訴えているところですよ、これは。

 市長、それでいろいろ時代も進んでおります。先ほど言った談合の逮捕者は以前、こんななかったんですよ。このごろはどんどん逮捕されてる。それだけ国も厳しくなってきた。条件つき一般競争入札もあっちもこっちも始め出したですよ。飯塚市がやり出したですね。飯塚市が7月から条件つき一般競争入札をやるというふうに、先月の新聞に出てましたが、当たり前になってきてる。時代が変わってきております。

 価格破壊も次々と行われてきてるわけですから、市の方もそういうもっとパソコンが手に入るんじゃないかとか、備品についての扱い方も調査をしてもらうとか、これはぜひやってもらいたいと。独自に調査、スタッフを入れて価格調査やらやってもらって、本当に適正な価格で取引がされているのか、業者の言いなりになってるのじゃないかとか、電算関係についても専門家のところに行って、職員は学んでもらわにゃいかんと思う。そして、適正な価格を聞き出すというような調査、こういった、市長、こういう調査をするためのプロジェクトチームをつくって、そこでひとつメスを入れるというふうにされたらどうかと思うんですが、この点はどうでしょうか。

 管財だけに頼るんじゃなくて、一応数名のスタッフを入れて、こういう市場調査をやると、洗い直しをやると、38億円の洗い直し、全部やってみたらどうですか。これが行財政改革の本丸だと思うんですよ。ここら辺、プロジェクトチームをつくって独自の調査研究を始めるということについて、もう一歩進めてもらいたいと思うんですが、市長にご答弁お願いします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) いろいろご指摘をいただいておる点でございます。入札制度の正常なあり方につきましては、各自治体に対して、最近特に県、国からも強い指導があっておるところでございます。豊議員ご指摘のように、クリーン度を増すように、それから競争の原理原則が働くように、それから執行面で特にそういったものを踏まえて、真剣に行財政改革のそれが大きなものになるんだから、住民にいろいろ負担だけでなく、みずからに厳しくやってもらいたいという、こういうご意見のもと、プロジェクトチームをつくって、独自の調査をしたらどうかということでございます。

 今改革が進んでおりますので、今の委員会で私は十分今機能は果たしていると思っております。今のところ議員のご指摘ではございますが、まだプロジェクトチームをつくるというふうには考えておりません。今十分副市長をキャップにして、こういった今ご指摘の面について前進をいたしておりますので、これの推移を見ながら、なおかついろんな面、私もすべて熟知してるわけじゃございませんので、先ほどご指摘の防水等の落札とか、そういうことについてどういうふうになってるのか、私自身も勉強し、対応していきたいと考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 市長、今の制度改革をした現行のままで十分間に合ってるような言い方をしてる。間に合ってたら私、一般質問、きょうしませんよ。間に合ってないから去年も入札問題取り上げたが、間に合ってないから一般質問してるわけです。どういうところが間に合ってないかといったら、間に合ってる部分が、市長の間に合ってる部分は3分の2ぐらい間に合ってると思う。

 というのは入札の落札率が86.90%と、こういうふうに課長は先ほど言いましたが、八十二、三%ぐらいのところまで行ってる、一部では。ところが、防水工事だとか水門だとか、談合らしきことをしてるのが舗装の中、こういったものの中にあるんですよ。ここら辺までメスを入れないと、本当に改革につながらないので、やってほしいということを言ってるわけですよ。調査も何もせんならせんでいいですよ。

 飯塚の方は土木建築ですか、6ランクあった土木は三つ、3ランクに縮小した。建築の方は2、二つにした。嘉麻市よりもっと進んだことを7月からやろうとしてるんですよ。それから、郵便入札でも500万円と線引きしてるけれど、200万円に落としてるところ、幾つもあるんです。一つでき上がったら、次に向かって挑戦するようなことをやってもらわないと、難しい財政といつも言われてるじゃないですか。来年には行財政改革のために公共施設半分にするとか、いろいろ言われております。来年怖いぐらいですよ。住民からどういう非難が来るのか。

 議会の方も定数26を22にすると、このごろの特別委員会で決議したばかり。1人減らすと600万円、4人で2,400万円ですね。せめて住民に対して報いようということで、2,400万円を次の選挙から浮いてくるじゃないかと。議会の方も頑張っております。とにかくそこまで行かないと申しわけないんじゃないかと思うんですよ。

 私は、最後に市長のそういう決意をお尋ねするつもりで質問通告に出しておりました。もう少し真剣に取り組んでもらいたいと思うんですが、再質問します。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 先ほどご答弁申し上げましたように、設計金額が設計の内容がどうであったかと、そういうことを聞いた上で、必要があれば調査をいたしたいということでご答弁申し上げたと思います。確かに率が高いので、どういうことになっておるのかということを非常に疑問があろうかと思います。そういった点を精査した上で、今、豊議員ご指摘のような点について対応をしていきたいと思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 豊議員。



◆24番(豊一馬) 市長が最後の答弁で前進したいというふうに言われておりますので、ぜひとも住民福祉のために30億円に達するという予算の使い方、こういったところ非常に大事ですので、ぜひ入札改革は進めていただきたい。お願いして、一般質問終わります。



○議長(坂口政義) 30分まで暫時休憩します。

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            休憩 午前11時21分

            再開 午前11時31分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(坂口政義) 会議を再開いたします。

 10番、荒木紘子議員。荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 荒木でございます。通告書に基づき発言させていただきます。

 それで、本論に入る前に、導入の部分といたしまして少しお話しさせていただきます。

 連日のように汚染された中国産の冷凍食品のことや、国内の自給率が39%だということ、特に身近な食品、大豆24%、小麦13%という、そして輸入すればいいというような考えもあったんですけれど、地球温暖化の影響で輸入先の農作物の収穫が減少している今、日本の農と食に危機感を持っている人も少なくないと思います。

 これをごらんになっていただきたいんですけれど、これは2月の27日に読売新聞載ってました。全国都道府県別の食料自給率という表なんですけれど、これを見て私、?然といたしました。一応グリーンで塗ってるところ北海道は200%なんですよね。それで、福岡県はどこかなと思いましたら、赤で塗ってるところで、食料自給率は25%もないんですね。それで、私はもう少し農業が活発な福岡県と思っておりましたので、これにはちょっと愕然といたしました。

 それで、改めて今度は九州だけの、九州圏内の県を拡大してみたんですけど、佐賀県は95%ぐらい行ってますかね。でも、福岡県は25%も行ってないというような悲惨な状況で、九州圏内でも最も自給率ができてない県ということで、本当にショックでした。赤の部分は福岡県です。

 そこで、嘉麻市の食と農の取り組みについてお尋ねいたします。

 まず、食物の生産量、それから農業従事者の数と休耕田の面積をお知らせください。



○議長(坂口政義) 農政課長。



◎農政課長(原田昇) 嘉麻市管内の生産状況についてというご質問かと思います。九州農政局が出しております福岡県の農林水産年報というのがございます。それに基づきましたのをお答えさせていただきたいと思っております。

 まず、穀物でございますが、水稲が1,160ヘクタールで粗生産額が13億1,000万円、次に麦が120ヘクタール、粗生産額が6,000万円、大豆が87ヘクタールで粗生産額が3,000万円でございます。

 次に、野菜類でございますが、作付面積の多い順からトマトが12ヘクタール、バレイショが11ヘクタール、ホウレンソウが10ヘクタール、以下キャベツ、白菜、キュウリの順で作付がされております。野菜全体の粗生産額は6億5,000万円でございます。

 続きまして、果樹類でございますけども、ナシが33ヘクタール、ブドウが11ヘクタールでございます。それが主なものでございます。粗生産額は2億6,000万円でございます。

 続きまして、畜産でございますが、乳用牛が26戸で1,076頭、乳肉用牛が16戸で1,470頭、採卵鶏、卵でございますが、6戸で30万4,000羽が飼養されております。粗生産額は17億2,000万円でございます。

 それから、休耕田の面積でございますけども、19年の実績の生産調整によります休耕田の実績でございますが、659ヘクタールでございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 福岡県が25%も見てないような、グラフを見ていましたので、少し数字を聞きますとほっとした部分もあるんですけれど、まず今市内の販売所、直売所などが結構活発になってるというふうにお見受けしておりますし、スーパーなんかでも地元の方の個人の方のお野菜を並べたりとか、少し生きがいづくりもふえてきたかなという感もいたしますけれど、市内の地産所の利用と販売状況はどういったふうになっておりますでしょうか。



○議長(坂口政義) 農政課長。



◎農政課長(原田昇) 市内の市が設置しております直売所の状況ということでお答えさせていただきます。

 19年末でございます、18年度の実績ということでございます。馬古屏におきましては出荷者が392名、利用者、お客さんですね、の累計が35万1,577名でございます。売上額が4億1,821万6,340円でございます。

 続きまして、道の駅うすいでございますが、出荷者数が279名、利用客数が29万8,540人、売上額が3億3,832万9,528円でございます。

 次に、山田活性化センターでございますが、出荷者数が102名、利用者累計が1万6,368人、売上額が1,332万9,498円でございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) かなりの方がそういう直売所を利用しているんだなというのはよくわかるんですけれど、地産地消ということは、今本当にマスコミ関係にとりましても、それから私どもの普通の会話にもよく出てくる言葉ですけれど、嘉麻市の地産地消の実態はどんなふうでしょうか。



○議長(坂口政義) 農政課長。



◎農政課長(原田昇) 先ほど申しました直売所、三つの直売所で嘉麻市のお客様がどの程度利用されてるかという実態的な数字は、お客さんの入り込みの分析はしておりません。ただそういった三つの施設を利用して学校施設、学校給食に提供してる部分がございますので、そこをちょっとご紹介させていただきたいと思っております。

 12月議会に学校教育課長がご答弁したと思いますけども、市内の小中学校の学校給食の食材として道の駅うすい、カッホー馬古屏、山田活性化センターより本市の農産物を納入しておると。

 ちなみに、20年の4月からでございますけども、計画的に毎月しゅんの野菜を子供に提供しようということで、例えば4月であればタケノコ、5月であればキャベツやタマネギ、6月であればジャガイモとトマト、そういったしゅんの野菜を食することで、子供たちに食についての文化なりありがたみなりを勉強させようという取り組みをしております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 今、給食関係の話も出ておりましたけれど、給食の食材に中国のものも入ってるというのをお聞きいたしました。それで、これは大変なことだということなんですけれども、これは一つのお知らせかなというのも感じましたんですよね。何も給食に中国のものを使わなくてもいいんです。地元のものを、今かなり意識して給食の方に使っていただいているという報告がありましたけれど、これもまだ手始めにということじゃないかと感じております。それで、もう少し地元のもの、そしてさっきおっしゃいましたしゅんのものを、そういうメニューをふんだんに取り入れながら、地元のものをきちっと材料として納入していただくという、そういうことをもう少しウエイトを占めていったらとは思うんですよ。

 それで、さっき申しましたように、小麦粉がすごく値上がりするからということで、パン屋さんも上がります、パンの値段も上がりましょう。それから、めん類ですね、スパゲッティーとか、そういうのも上がりましょうとかいって、いろんなお話が出ておりますけど、私はかなり米飯給食に力を入れている学校もあるんですけれど、小麦粉からつくったパンを提供しなければならないということもないと思うんですよ。米を粉にして、それで考案したものを提供していく。それは地元のものを上手に工夫しながら、そういう食生活、それは何も給食に限らず、私たちもですけど、高いね、高いねと言ってから、嘆きながら買うよりも、頭の切りかえも必要かなと思うんですけれど。

 それで、嘉麻市の食料・農業・農村基本条例というのを読んでみたんですけど、その中の7条の8に、女性農業者の活動に必要な施策という部分がありましたが、具体的に現状をお聞かせください。



○議長(坂口政義) 農政課長。



◎農政課長(原田昇) 昨年の3月に嘉麻市食料・農業・農村条例なるものを、基本条例を制定させていただきました。それに基づきまして、19年に嘉麻市食料・農業・農村政策審議会を立ち上げております。その構成の中に12名いらっしゃるんですけども、その12名の中に女性の方が4名いらっしゃいます。農業関係の代表者が3名、あと1名は食進会の方が1名いらっしゃって、合計4名いらっしゃいます。

 それと、今後の取り組みということでございますけども、基本計画20年度策定するようにしております。そういった中で、今言われました女性の企業家とか、よく言われます。そういったことを基本計画の中に織り込んでいければと思っております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 女性の方も登用してあるということでほっといたしましたけれど、今ちょっと課長の言葉にもありましたけど、福岡県には全国版の農家出身の女性の企業家なんかいらっしゃるんですよね、たまたま友人なんですけれど。とにかく一生懸命働いて、おしゃれもして、そしてお金ももうけるという、すごいバイタリティーのある女性なんかもいらっしゃいますので、ぜひそういう人たちを呼んできて、そして農家の奥さんだけならず、私どもにもパワーをいただきたいなと思うんであります。

 それで、次に健康課長にお願いしたいんですけれど、前回もたんぱく質、炭水化物、それから脂質の今、食生活のバランスが崩れているということで、かなり炭水化物ということが落ち込みまして、脂質、脂の方にウエートがかかっているんですけれど、そういうのを行政の中に地方の中に取り入れてほしいんですというのをお願いしておりましたけれど、私、食進会というのをまた出番じゃないかなと思うんです。と言いますのは、食進会は長いこと、私どもの塩分、取り過ぎた塩分の控えめということで、みそ汁とかみそ汁を代表に、そういう指導を長年していただきました。かなり成果が上がってて、今ちょっとこういうおみそ汁とかおつゆを飲んだら、これちょっと塩分が入り過ぎじゃないって、私どもが感じるような味覚になっているんですよね。

 それで、その食進会とか、それから保健婦たちを通じて、手ごろな冷凍食品とか、外国から輸入されたような食べ物を買うんじゃないんでですね。地元で旬のものを加工したり、それから中には冷凍もあると思いますけど、そういうような指導をできないかなと思うんですけれど、どんなでしょうか。



○議長(坂口政義) 健康課長。



◎健康課長(大塚高史) お答えいたします。

 市民の方々が、要するに安心で安全な食生活を推進していくと、そういった上で健康課といたしましては、乳幼児から高齢者までを対象とした健康相談、健康教育、あるいは健康診査等の中で、カロリー計算はもちろん食の安全についての啓発等は行っております。

 食生活推進委員の学習の中でも、地場食品を活用した地産地消の考え方についての知識は深めているところでございます。

 したがいまして、今後もこのような啓発、指導を行いながら、地域の食生活の改善に努めてまいりたいと、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 積極的にそういう研修もしてあるということですけど、研修で終わらないで、食進会の予算も削られたとかどうとか言って、わあわあ言っておりましたけれど、そういうところは大事なところですから、やはり前のように地域の公民館に出向いていただいて、タケノコの時期になったらわんさとタケノコが届きまして、本当に粗末にしてはいけないと思いながら、私は時間がないのと料理が余りレパートリーがないので、粗末にすることが多いんですけど、いやこういう保存の仕方があるよとか、こういう食べ方はいいよとかいうようなのも積極的に嘉麻市の津々浦々に行き渡るようにご指導をお願いいたします。よろしくお願いします、その部分。

 よろしいですか。

 そしたら、次はです。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 嘉麻市のCO2対策についてお伺いいたします。

 VDFの取り組みにということで、BDFでもいいんですけど、嘉麻市は遠賀川水系では、一番初めにこの使用済みてんぷら油からディーゼル車が動くような取り組みを手を上げていただいて今やってもらってるとこなんですけど、もう丸2年になりますかね、丸1年になるんですかね。それで、そろそろデータも出てくるんじゃないかということで、改めて質問させていただきます。

 年間使用している食廃油ですね。ディーゼルエンジンをつくるために集めている食廃油の量と、その量の中からどれだけの車、生産量、油の生産量て申しますか、それを教えてください。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(松本正) お答えをいたします。

 ちょっと冒頭に言われましたが、BDFとVDFですね、ほとんど同意語であるということを確認をさせていただきました。ツバサ学園ですね、BDFの製造、これは地球温暖化防止では、それと廃油のリサイクルの観点から、このバイオディーゼル燃料を製造するということで、ツバサ学園の方でことしの4月から実施をしておるということで、市の方もそれに協力をすると、環境課といたしましてはその協力をするということで今、廃油の回収ですね、それとでき上がった成果品についての使用ということで行っておるところです。

 お尋ねの回収量でございますけど、昨年の19年の4月から、ことしの2月までの実績なんでございますが、回収量が1万9,000リッターでございます。それから、その1万9,000リッターの廃油を使ってできるBDFの生産量としては1万4,500リッターの生産ができるということでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 大変うれしく思うんですけど、一部報道もされておりますけど、使用している機械とか車ですね、それは改めてお聞かせください。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(松本正) お尋ねの件でございますけど、公用車のうちのディーゼル車ですね、に使用させていただいてます。清掃課の車に3台、土木課に2台、給食センター1台、移動図書館の1台、合わせて合計7台に使用させていただいております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 聞くところによりますと、農機具も何かディーゼル燃料でいいということで、近くの方は農家の方が油を個人的に買いに見えるという話も聞いたんですけど、また逆に農業の推進ということで人と話してたら、「あんた油も上がってね、あんた農家は大ごとばい」とか言って言うてるわけですよ。それじゃ今、嘉麻市ではディーゼルエンジン用にツバサ学園がつくってるのを知らなかったんですか。あれだったら単価100円ぐらいでしたかね、あれは1リットル。それぐらいでそちらの方を利用してくださいって言ったら「えっそんなことしよっと」という話もほん、最近ですけど、あったわけですよね。

 だから、もうまず私が他市の人から言われたのは、「そんないいことしよるのに、あんた方、何も宣伝せんな」って言われたんですよね。それで、美術館のことも市長も何ですか、私が美術館の質問をしたときに、公用車に今、何の美術展があってますとかいうのを張りますからとか、そういうようなうれしい回答をしてて、私はポスターを今、こういう美術展があってますとかというポスターを張った公用車を見たこともないんですけれど。

 第一、私どもがこういうことをやっているという使用してる、動いている油ですというようなステッカーか何か張って、やっぱりそういう意識も高めなければいけないと思います。

 それで、先ほど申しました農機具は、皆さんそこから利用されれば、少し助かるんじゃないでしょうか。そういう宣伝力の不足ということですよね。

 それと、規模的に、私も元気に行かしていただきました。私はこれは10年以上前から関心を持ってましたので、前回も多分言ったと思うんですけれど、京都の方とか、それから佐賀県の鳥栖の方の交番なども、そこは2回ほど行ってきましたけど、実地に見に行っております。それで、佐賀の方は500万円ぐらいの設備上でしたよと、10年前ぐらいに行ったとき言ってあって、結構ばんばん使ってて久留米から注文やらも受けてるんですよね、久留米市の方から。それで、500万円ぐらいでできるんだなと思ったら、実際ツバサ学園は300万円ぐらいの規模ということをお聞きしました。

 だから、もう少しCO2対策とか、その成果を高めるためには、何かやっぱりつくり手のやる気を起こさせるような行政はしっかりサポートして、もうちょっと規模を大きくして、いろいろ問題点もあるとは聞いておりますけれど、やっぱりやらないよりもやる方がいいんです、確実に。

 そして、今、これはほんとタイムリーなんですけど、西日本新聞のきのうの朝刊ですよね。飯塚市はやったばっかりなんですよ。それなのに飯塚市内では、2月から市役所や支所で廃油を集めているとかていうて、もう写真入りで載ってるわけですよ。嘉麻市は1年も前からやってて、何にも言わないという、そういうところももう完全に気力負けしてると思いますよね。

 それで、国の方もこれは注目されて何らかの手だてをするみたいですけれど、県の会議で行ったときにも、私、何で県はやらないんですって言ったら、県関係はもう頭こうやってるんですよね。それで、何か福岡県は環境対策に対して後手後手になっているような気がして、大分文句言って帰ってきたんですけれど、とにかく助成して上げられないのって一生懸命言ったんだけど、「いえいえ今のところありません、今のところありません」でそれでもう終わってしまうわけですね。

 それで、そういうことのないように、せっかく軌道に乗ってきつつあるもんですから、もう少しサポートしてあげて、油の回収でもそうですけれど、今、北九州からも稲築地区に油の回収に向いているところもあるんですよ。だから、もうかなりこの件は注目されております。

 だから、もうちょっと行政がしっかりサポートしてあげて、せめて嘉麻市の農家の人は、このディーゼル燃料をこれから使うということで、高い出費をできるだけ抑えられるようなサポートをしっかりしていただきたいと思います。

 それと、ほかに対策として、CO2の削減効果をねらった事業とか、計画はおありでしょうか。



○議長(坂口政義) 環境課長。



◎環境課長(松本正) お尋ねの件でございます。

 今、ちょっと先ほどの話に少し戻るかと思いますけど、今、福祉法人が行っておるBDFの生産につきましては、ちょっと規模的にもう目いっぱい、今、実際にこれ以上つくれる状況ではないということで、代表の方とお会いしてお話も何回かお伺いしたんですけど、何とかふやしていきたいんだということで協力の要請もあっておりましたし、私どもも家庭、確かに今は市として提供している廃油というのは、大体主に給食、学校給食の関係と、あと保育所ぐらいなんですよね。それで、実際に家庭でのそういった廃油が、やっぱりそのまま捨てられたりとか、要するに今、凝固材を混ぜて燃えるごみとして出されておるというような実態はあろうかと思いますので、やはりそういった部分が有効に活用できるような形で考えていきたいというふうには思ってます。

 それと、今の本題のお尋ねなんですけれど、削減効果といたしましては、確かにもう地球規模的に温暖化が進んでおるということで、本当に小さな力にしかならないとは思いますけど、やはり今後、そういったところがたくさんふえていけば、やっぱり効果は出てくるんだろうと思います。

 それで、昨年からちょっとアンケート等でもあったんですけれど、今、例えばスーパーだとかいったところでもビニール袋ですか、そういったのを廃止したりだとか、有料にしたりとかいったところがあるようであります。それで、ちょっとマイバッグ運動というものもかなり盛り上がってきてるというふうに聞いております。

 それで、昨年、ちょっと財団法人の市町村振興会ですか、そこからのちょっとアンケートでもあったんですけど、県内の政令都市を除く市町村に全戸配付でマイバッグを配ろうというのに対してどういう意見を持っているかということで、ちょっとアンケートもあったんです。それはぜひお願いしたいということで、いろんなイベント等でも実際に配ることもできるしというふうにちょっと考えておりましたので、全戸配付はもう願ってもないことだからということで回答しておりましたけれど、ちょっと別の理由で全戸配付に問題がちょっとあるということで、人口規模の多い市の方からちょっと難しいんじゃないかというようなことも出たようで、ちょっととんざしてる状況のようです。

 ただ、別の補助関係が多分それに変わるものが20年度以降出てくると思います。具体的なものが示されてくると思いますので、そういった中で利用できるものは大いに利用していきたい、いろんなイベントの川清掃だとか、そういったときに来場者にお配りをして啓発をしていくということが重要かと思いますので、そういった方向で考えております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) レジ袋に注目していただいたことはうれしく思います。

 それで、ちなみに3月9日の日に稲築の女性ネットワークと、それから環境を考える会とかいうのが4万くらい自分たちの会費の中からお金を出しまして、こういうマイバッグを購入いたしました。これは結構ポケットが大きくついてて、私もきのうお買い物行くときに持って行って、かなり入ったんですけれど、1枚160円ぐらいでしたかね、何かもう予算削られて、私どもは今度、助成金ゼロになっておりますから、痛かったんですけど、こういうのを自分たちの会費の中から買って、そして200人ちょっとの方にペットボトルのふたを回収して、それが話が飛躍しますけれど、世界の子どもたちのワクチンの2,000個集めれば1人分のワクチンが出るということで、そのペットボトルのキャップを50個以上持ってきた方に、このマイバッグを差し上げますということで、3月9日に、できることからやりましょうということで、そういうことをやりまして、200枚以上のマイバッグをお配りすることができました。

 それで、いろいろ中央の方からもレジ袋の応援のような話も聞きましたけど、レジ袋は、1枚のレジ袋に石油20ミリグラムが使用されているそうです。そして、これはごみ処理に、このレジ袋は1回使って、あとは生ごみなんか入れて出す分と二、三回上手に使っている人もいらっしゃるんですけどね。我が国で使われているレジ袋の年間約300億枚、そして30万トンだそうです。その処理のために約140億円のごみ処理費が税金で賄われているというデータをもらったんですよね。それで、これそれと1年分のレジ袋をつくる過程で排出されるCO2は、約12万トンと言われています。

 だから、私が常にこのバッグを持って行って、要りません、要りませんて言ってやったら、かなりのごみの減量の協力もできるし、それからCO2の削減にも効果があるのかなと思って、これはもうほんとによく私、忘れやすいんだけど、家のかぎとこれだけは忘れちゃいけないなとか、もうほんとにお父ちゃんと話をしてるんですけれど、それでそういうふうにレジ袋の方に注目をいただいているということで、やはりただの何とかとか言われましたけど、ほんとにただでもらったら大事にしてくれないんですよね。

 例えば、安くて販売するとか、それからおっしゃったように河川とか道路のごみを回収したときに協力した人に参加費として差し上げるとか、何かそういう格好にして、そして胸を張って、私はCO2対策、ごみの減量化に頑張ってるんですという、消費者がそういう気持ちになれるようなムードづくりも大切かなと思いますし、これはぜひぜひできる範囲で、その予算のこともありますので、全員に渡せとかは申しませんけれど、稲築の女性ネットワークのメンバーも一生懸命ないお金を探してそういう運動もやっておりますので、推進していただきたいと思います。

 このことに関して、市長はどういうふうに思われますでしょうか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 最近も今、ご指摘のバッグについては報道がなされておりました。この自治体においては、住民運動で、まずスーパー等で、いわゆるまず今お見せいただきました女性ネットワークの方がつくられた、そういったマイバッグをまず持って来ることが原則と、そして持参されなかった方については、市民から集めた紙袋、これはちゃんとラベルも張ってあるわけでございまして、それをお渡しすると、それに入らない方については、ダンボールもきちっと無料で用意して、それに入れて持って帰っていただくというような、そんな取り組みが報道されておりました。

 これは一市民からの発案で、市民運動としてやっておると、だから紙バッグなんかももう無料で集めて、家庭にあるいろんな紙袋、たくさんございますよね、家庭には。そういうのを集めた上で、ラベルを張ってやっておると、これであれば、経費もほとんどかからないわけですから、そういったこと、議員ご指摘の点については、今後、研究を十分していかなくてはいけない問題であろうと思います。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 市長も関心を持っていただいているということで、CO2対策も含めて、この問題は大きく転換してほしいと思います。

 次に、市有林についてお尋ねいたします。

 今も西日本新聞なんかでも森が危ないとか、そういう特集の記事がしょっちゅう載って、本当にどうなっちゃうんだろうというような気持ちで読んでいるんですけれど、嘉麻市の市有林の面積と管理に伴う費用についてお聞かせください。



○議長(坂口政義) 山本課長。



◎農林整備課長(山本清和) ご質問にお答えする前に、昨日のお礼をちょっと一言述べさせていただきたいと思います。

 「遠賀川源流の森づくりシンポジウム・イン・嘉麻」を開催しましたところ、議員各位におかれましては、大変お忙しい中、坂口議長はじめ多数のご参加をいただき、まことにありがとうございました。おかげさまをもちまして無事終えることができましたので、重ねてお礼を申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。

 それでは、議員の質問にお答えさせていただきます。

 まず、市有林の面積と管理の費用でございます。市有林の面積ですが、旧山田市が98.65ヘクタール、それから旧碓井町56.78ヘクタール、旧稲築町74.46ヘクタール、旧嘉穂町が147.74ヘクタール、合計377.63ヘクタールでございます。樹木数としては、主に杉とヒノキを植栽しており、樹齢5年から80年生に成育しています。

 管理に伴う費用ですが、平成19年度決算見込みで、まず市有林のそこの地区に各地区に巡視員さんというのを配置していますが、巡視員さんが7名の賃金が63万6,480円。

 それから、次に市有林の下刈り、それとか間伐等の補助対象事業ですけど、保育事業費ですが300万7,000円、また火災、それから災害等の森林国営保険料といたしまして204万7,410円、合計の569万890円を支出の予定でおります。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) それで、きのうもありましたね、きのうも「遠賀川源流の森づくりシンポジウム」で外材の方が安いから外国から輸入した材木で家を建ててる人が多いとか言ってるけど、実はそうじゃないのよって、国産のものが安くつくんだというような、そういうような内容のお話もきのうのシンポジウムであって、私はうれしいなと思って聞いてたんですけど、結構私も市有林を3カ所見に行ってまいりましたけれど、よく成長して、見事なところとか、これじゃ切り出すのに大変だろうと思うようなところは何回も転びながら見てきたんですけれど、今、伐採とかいうのがありましたけど、かなり立派に成木ていうんですか、成長した木なども見受けられますけれど、そこら辺の対処はどうされてるんでしょうか。売却とか、そういうのところまで結びついてるんでしょうか。



○議長(坂口政義) 山本課長。



◎農林整備課長(山本清和) きのうのシンポジウムでも先生の方、回答されてましたんですが、伐採ということですけど、伐採は樹齢、今までは樹齢35年を過ぎますと、建築用材として伐採して売却しておりました。

 ところが、現在、台風以来、木材価格の下落によりまして、樹齢35年程度の樹木は、採算性を考慮し、売却期間を延期しております。ですから、比較的木材価格の安定した50年生以上の樹木から収入間伐として、間伐した伐採木を売却いたしまして、収入を得ているところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) それで、一番最近の成木で得た収入というのはどのくらいですか。



○議長(坂口政義) 山本課長。



◎農林整備課長(山本清和) 申しわけございません。最近の分については、ちょっと調査いたしておりません。

 ですけど、今年度、平成20年度からその間伐材を収入ということで、平成20年度の予算に計上させていただいております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 出ていくだけじゃないで、少しずつそれが回収できて、そして何といっても木というのは、材木の話、今してますけど、CO2削減ですね、それにすごく深いものがありますし、私たちも酸素がいっぱいのところでわざわざ森林浴など行ったりするんですけど、嘉麻市から酸素をいっぱい供給して、みんな頭のさえさえした元気な病人が少ないようなまちになるというところにもつながりますので、ここのところは力を入れてほしいんですけれど、まだドライブなどしますと、荒廃林が目につきますですね。それで、さっき複層林を検討したいというようなお答えもあったんですけど、その荒廃林の対処とともに、複層林を築いていくのに、今までどおり杉の木の林には杉を植えられるわけですか。そういうようなところも聞きたいと思いますけど。



○議長(坂口政義) 山本課長。



◎農林整備課長(山本清和) お答えいたします。

 現在のところ間伐を主体として、皆伐はしておりません。ですけど、植栽の予定が今のところありませんけど、今後は成木と成長した樹木の中でも50年以上を超えた杉やヒノキの間伐を推進したく、またその間伐した樹木の間に、先ほど言いました複層林といいますか、広葉樹等も、杉、ヒノキだけではなく広葉樹等も植栽していきたいなと、そういうように考えたいと思っております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) ちょっと玉虫色の回答だったと思うんですけど、予定はないけどしていきたいと思いますというようなことなんですけど、これはぜひやっていただきたいし、もうそれは目に見えて何百本植えましたということじゃないで一本一本、やはり心を込めて嘉麻市の未来、地球の未来のために携わってほしいと思いますけど、市長、この件で、植栽の件でぜひ今年度、事業に取り入れていただきたいんですけれど、いかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 本年度については、ちょっと予算も上げておりませんので、また担当課長申しましたように、検討して前向きに行いたいと思っているところでございます。

 なお、本年度については、1人500円の税の森林税の問題もございますので、こういったものがどのように活用できるかも研究して対応していきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 荒木議員。



◆10番(荒木紘子) 何だかすぐはできないなという感じなんだけど、ぜひぜひ1本でも2本でも、私は広葉樹といいますか、保水力が高い木を植えていただきたいなと思うんですけど、逆に今度、環境森林税ですか、そういうので1人500円というお話がありましたけど、嘉麻市の中である団体はやってますけど、森をつくるための基金ですね。

 例えば、記念樹基金とかいうような感じで、例えば私が夫と結婚してよう50年もてたなと思うんですけれど、だから還暦の記念に木を植えてくださいというような感じで、そういう孫が生まれました、どこかにそういう植樹の足しにしてくださいというような、そういうような基金も募って、予算少ないそのものを使っていくという考えもあるんですけど、もう少しそういううれしいなと思う気持ちを形にできるような、そういうような制度もあったらお祝い基金ていうか、誕生基金ていうか、何かそんな感じで、植樹をするような、そういうこともあったら楽しいなと思うんですけど、そういうことも含めて、何せ何するんでも予算、予算ですから、使うことも仕方がないんですけれど、何かそういう形で、喜んでお金を出していただけるような方策も取り入れていただければうれしいと思います。

 それで、とにかく嘉麻市は、先ほどのグラフの25%もない、自給率の福岡県の中で断トツに市長の好きな言葉ですよね、ナンバーワンを目指してと、そういうところで自給率ナンバーワンを目指して進んでいかれますようにお願いと、それからお祈りをしながら紘子の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(坂口政義) 午後1時20分まで昼食のため休憩いたします。

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            休憩 午後0時18分

            再開 午後1時21分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 3番、田淵千恵子議員。



◆3番(田淵千恵子) 3番、田淵千恵子と申します。質問通告に基づいて2点、質問させていただきます。

 1点目は、児童・生徒の安心安全施策についてです。2点目は、織田廣喜美術館活性化についてです。

 まず、児童・生徒の安心安全について、人間が成長する過程で、人を信頼するとか、人とのつながり、つまりコミュニケーションを大切にするということは、人間としてのモラルの第一歩と指導していたのは一昔前。

 先日、大阪から里帰りしている2年生のお孫さんに私が「こんにちは、よく来たね」と声かけをしたときのこと、坊やに笑顔がなく身を引いたので、あれっと思いつつ人見知りがひどいのかなと思っていたら、後日の祖母の話で、「おばあちゃんの友だちやったとよ、どうしてこんにちはって言わなかったとね」と問いただしたところ、何のことがあろうか「あのね、学校で知らない人にものを言ったり、絶対ついて行ったらいけんて言われとると」だったそうです。

 このような指導は、ここ嘉麻市でも決して例外ではありません。児童・生徒を取り巻く環境は日に日に劣悪になっております。市長さんは第1次嘉麻市総合計画を踏まえて、先日発表された施政方針の中に、本市の次代を担う子どもたちの育成のため、家庭・地域・学校のより一層の連携のもと、多様な個性と可能性を伸ばせる安心と安全な教育環境の整備を進めたいと述べられました。

 市長の方針を受け、教育委員会は児童・生徒の安心と安全の教育環境とは具体的にはどのようなことと解し、どのような方策を企てているのか。また、児童・生徒への安心安全確保のため、学校長への指導はどんなことをされているのか、述べていただきたいと思います。

 回答、よろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 3番、田淵議員の質問にお答えいたします。

 まず、学校で行う安全教育につきましては、交通安全、生活安全、災害安全の大きく3つに分類することができると思います。

 ただ、具体的な指導内容としましては、交通安全では登校・下校時の通学指導や放課後、休日における交通ルールやマナー等の指導を行っているところでございます。

 生活安全面につきましては、授業時間や休み時間等の事故の防止、それとか不審者の先ほど言われましたけども、不審者の侵入等に対する指導を行っているところでございます。

 災害の安全につきましては、通常の防災訓練と自然災害に対する指導を行っているところでございます。

 以上であります。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 学校長への指導ということもつけ加えておりましたので、その点についてもちょっとありましたら。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 学校長の指導につきましては、今、3点ほど大きな分類ということで申し上げましたけども、そういったことについて校長会等でも指導しておりますし、文書等で県から文書等が送ってきますので、その都度、報告というか、指導を通知文書を出して対応しておるところです。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 日常、心配りをしてそつのないようにというご指導をなさってるということで確認させていただいてよろしいですね。ありがとうございます。

 14日の一般質問で、岩永議員さんはハイテクを生かした児童・生徒の安心安全について述べられました。私も今いただいたお答えの中で、児童・生徒の登校・下校の安心安全対策にかかわり質問をさせていただきます。

 児童・生徒の万一のけが、その他の災害に遭った場合、災害共済給付を担っている組織に、日本スポーツ振興センターがあり、児童生徒全員が共済掛金をしています。本市でも予算の説明会の折に、市の出す分が計上されていたのを私は見させていただきました。

 さて、独立行政法人、日本スポーツ振興センター法という法令は、登校・下校というのは、学校の管理下と決められています。登校・下校というのは、学校の管理下と決められています。よって、教育委員会は児童・生徒の登校・下校の安心安全の対策には、当然の配慮が要ると考えられますが、いかがでしょうか。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) お答えいたします。

 児童・生徒の登下校の安全対策について、教育委員会として配慮が考えられますけどもいかがかという質問でございますけども、登校、下校する場合、通常の経路及び方法による通学をする場合につきましては、当然、学校の管理下でございますので、当然、安全対策については配慮しなければならないというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 今のお答えで通常の学校長が決めた通学路というのは、教育委員会も安全対策をしなければならないと思っているということでとらえさせていただいていいですね。

 そこで、児童・生徒の登校・下校の安全確保については、学校が指導しなければならない面と行政がかかわらないと達成できない面があります。今回は、登校・下校の安心安全について、行政指導にかかわる面で何点か質問させていただきます。

 1点目は、通学路の決定は各学校の校長の責任で決められていると思いますが、教育委員会への通学路の届け出はなされているでしょうか。学校も保護者も長い慣習の中で、互いに暗黙で認めた通学路となっていないかと案じております。さっき私、申しました点について、お答えください。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 通学路の届け出が行われているかということでございますけれども、通学路の決定につきましては、学校長の判断にゆだねられておりますので、通学路の届け出については──そうですね、届け出は出ておりますけれども、通学路のマップ等につきまして、学校で作成するんですけども、その分につきましては、こちらから必要に応じて提出を求めておりますので、届け出といいますか、こういうことで届け出というのはあっておりません。必要に応じて、学校が決定しますので、届け出は出ておりませんけども、こちらが必要に応じて求めるというふうになっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 届け出は出ていないけれども、必要に応じて、必要なときには出させるというようなことをおっしゃられましたですよね。

 万一の事故等があった場合に、そこが通学路であったかなかったかというのは、学校長が通学路でしたて言ったら、それ通るわけですかね。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 先ほど言いましたように、通学路につきましては、学校長の判断で決定いたしますので、ここは通学路ですよということで、学校長で判断して決定をしてます。それで、そうですね。今言われましたように、学校の方が通学路でしたよと、そういうことであれば、そういうことになります。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) じゃあそのように私は確認させていただきます。

 じゃあ学校、情報をつかまえていたらで結構ですが、学校ではその通学路の確認の指導と申しましょうか、そういったことを児童にきちんとやってるのかなと思いますが、どんなでしょうか。お聞きになっていたら教えてください。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 通学路の確認指導をしているのかということでございますけれども、通学路は学校としても最も安全な道を指定しているもので、指導確認も行っておりますけども、新入生はじめ在籍の児童・生徒に繰り返し指導をしておるのが現状でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) それはもう絶対大事なことですので、よろしく。もちろん、警察にもそこの通学路あたりを、標識やら立っていますよね、そんなのもやっぱり役に立っていきますので、5年に一遍でも、3年に一遍でも結構ですから、このようにして嘉麻市の子供の通学路はこんなふうだということをお知らせいただけたら、本当より安全な、巡回するときも、ああ、ここが通学路でというような思いがあるからよろしいんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 じゃ、2点目に移らせていただきます。安全と考えられる条件整備の整った通学路とはどんな条件と考えでしょうか。安全と考えられる条件ですね、通学路の条件をどう考えていらっしゃるか、教えてください。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 通学路の整った条件という質問ですけども、まず交通量が少ないとか、歩道があるとか、人通りがある、外灯があるとか、そういった安全的な条件をできるだけ多く備えた、満たしている通学路を、そういう道を通学路と指定するべきだと考えております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 私も全くそのように思いまして、あと一つ、通学路で草むらがもうすごく生い茂っていて、そのまま平気で通学路に指定というか、通学路として認めている学校もあるようですから、そんなところも関係があるかなと思いつつ、嘉麻市の教育委員会として、危険と考えられる通学路の、例えば、あっ、ここで危ないとか、あっ、ここが危険だというようなことの実態は知ってあるかなとか、時々思うもんですから、済みません、お願いいたします。



○議長(坂口政義) 教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) 教育委員会として実態の調査をしたかというようなことになろうかと思いますけども、教育委員会自体としては、通学路そのものを回って実態を調査したことはありませんけども、学校で、学校の先生方とか、PTAさんと通学路についての実態ちゅうですか、そういった調査は行っているようでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 先ほどお答えの中で、通学路の届け出もいただいていないのにこの実態を知っているかという質問はおかしかったかなと思うんですけども、当然その通学路の最終決定ちゅうか、決定の責任は校長にあるから、学校の校長先生、教頭先生、生徒指導の職員とか、そんな方たちが通学路に対してもっと関心を持っていただいて、例えば、今までに学校長から通学路の危険性がここはあるんですよというような相談が教育委員会、教育長さん等の方に出たことがありますですかね、済みません、教育長さんが就任されてからで結構です。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) お答えいたします。

 通学路についての学校からの改善要望ということのご質問かと思いますが、通学路そのもののことといいますか、交通標識あるいは信号等の、いわゆる公安委員会の方で管轄している関係の要望等はございました。それにつきましては、所管の課あるいは関係機関に要望書を学校からも提出するし、教育委員会といたしましても、そういう旨の内容の要望書を提出したことはございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 今、本当交通標識等をここに立ててほしいとか、横断歩道をここにもう一本あったらいいがというようなこと本当にございますが、それ実現しましたですか、ちょっと2年間ぐらいしかない話だけど、お願いされて、所管に。



○議長(坂口政義) 教育長。



◎教育長(山崎輝男) 信号等については、まだ3カ月ぐらい前の話でございまして、関係機関も善処したと。しかし、もう少し予算の関係等もあるのでということで、もう少し状況等も把握したいということでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) じゃまだ思いが成就していないということですので、ぜひ地域の方が見られて、学校が見られて、そして危ないと感じているところですから、ご尽力いただけたらありがたいと思っております。

 では、今いろいろ質問しましたけど、中でも市道の歩道の状況ですね、市道の歩道の状況を現状を、中学校で自転車通学を許可されている学校に焦点を絞ってお尋ねいたします。

 一般的に何か大変なことが起こったり犠牲者が出てその対策に追われることが多いのが世の常です。何かが起こって慌てて信号機をつけるとか。私も過去、千手小学校で2年生の男の子が地域のクラブの後、6時ごろ坂道のところから322号の国道に出るとこで一命を落としました。そこに以前、千手とかは信号機なんか全然ないところでしたんですよ。その後、犠牲者が出て初めて信号機が立ったんですね。だけど、そういうことではいけない。やっぱり市民全体、議員にしろ、職員にしろ、子供の命の保障については、あっ、ここは危ないと思ったら手当てをしてほしいな、事が起きてでは遅過ぎるというのが私の信念です。

 児童生徒は、毎日元気に同じ道を通って学校に通っています。その道の交通量はすごいものです。何となれば、山田中289名、稲築中324名、稲築東中195名、碓井中167名、嘉穂中学280名の者が毎日学校と我が家を行き来するのですから。私は、児童生徒の全通学路、学校と家の全通学路の完備とかをお願いしても、とても途方もない、むりだと重々わかっておりますので、今からぐっとしぼめてご質問させていただきます。

 少なくとも、学校周辺だけですね、学校があって、その周辺、学校の正門に向かう、その周辺だけでも歩道の完備をと考え、道路の実態を見て回りました。学校の周辺としたそのわけは、生徒は朝、家を出て、登校時刻のタイムリミットに向かって学校へ学校へと何百人の者が集まってきます。つまり、学校の周辺はその学校の生徒の数で道いっぱいになります。徒歩の者、自転車通学の者、今時節柄、車で送られてくる者、さまざまです。大半の中学校は、自転車通学が許可されており、おまけに諸般の事情から車での送り迎えさえあります。

 そこで、五つの中学校がありますが、特に嘉穂中学校の近辺が大変危険でした。自分が住んでいるところを言うのは何なんですけれども、実情をちょっと申します。

 第二保育所前から嘉穂中の裏門までの市道は、狭い上にカーブがあり、歩道なし、保育所の送りの車と生徒の送りの車、そして自転車通学者との混雑、互いが気配りをしながら徒歩での登校生、車の離合は相互の運転、一般の車の通行もかなりあります。さらに、校舎の西側の市道も歩道が一部切れています。この現状はご存じでしょうか、土木課の方がいらっしゃったら、済みません、お答えください。



○議長(坂口政義) 土木課長。



◎土木課長(中並嘉之) 嘉穂中学校の通学路の件で、中学校付近の市道ですけど、この路線につきましては、国道322号線から嘉穂中学校を通り、グリーンセンターまでの市道で、路線として2本の路線があります。ヤ子町〜キシサカ線、それと下益〜工場団地西線であります。現在の幅員のところは5メーターちょっと切るところもあると思いますけど、広いところでは6メーター500から、平均して5メーターから5メーター500ぐらいではなかろうかと思います。この全延長で680メーターあります。そのうちの400メーターが実際歩道のついていない未整備箇所となっております。

 この路線につきましては、旧嘉穂町のときにも歩道設置の計画がなされてあったようでして、そのときに拡幅の件で用地買収等の関係で地権者の同意が得られなかったというところを聞いているところでございます。

 今後につきましては、その付近には、先ほど申されましたように、保育園がありますし、送り迎え等で混雑するということでありますから、歩道が必要ということは土木課としても十分認識しておるところでございます。

 これから先もまだもう一度地権者と協議は進めてまいりたいというふうには考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 行政としては極力そこを歩道をつけたいという思いがあったけれども、地権者の関係で達成できなかったというお答えでございます。何とぞ行政はやる気がございますから、地権者が子供のためにということでぜひご理解いただけるようにお願いしまして、地域の方でこの人が言ったら言うことを聞くかなというような思いの方があったら、もう幾らでも頭を下げますので、ぜひあそこはもう本当に歩道をつけていただきたいなという強い願いをお伝えいたします。

 校門には、雨の日も風の日も校長先生が旗を持って交通整理をされています。月に何度か教師や保護者や地域の方、生徒会の役員が立っています。そんな努力をなさっている中で、生徒は整然とは登校していますが、大事に至る前に何とか手を入れていただけませんでしょうかという今の思いです。市の道路です。安心・安全の通学路とは言えません、こういう状態だったら。

 あわせて、今おっしゃったように、322号線にも非常に路肩が30センチぐらいで危険なところで切れたとこがあります。どうぞよろしくお願いいたします。自転車と車との接触が非常に怖いです。かなりのスピードで行っております。とりあえず市道にかかわって、ぜひ安心と安全の教育環境整備に、施政方針に沿って実現させていただきますことをお願いいたします。今、土木課長さんの方からお答えいただいていますので、一日も早く地権者のオーケーが出ますようにご尽力をお願いいたします。

 以上、嘉穂中学の周辺の実情を通して、各学校、小学校12、中学校5校の安心・安全の通学路の確保を願い、児童生徒の身の安全を願うところです。

 全体的に見たら、ほかに著しく気になる箇所は、志耕館高校ですかね、稲築中学の裏門に向かう周辺も、歩道のないところがあるように思って、危なく感じ、志耕館高校の生徒の自転車登録数というのは昨年度510台だそうです。だから、みんな510台は510台乗ってくるとは考えられませんけれども、かなりの数の自転車通学が行っていると思いますので、そこらもご尽力いただけたらと思っております。

 まだほかに道として、大型トラックがどんどん通って、小さな1年生や2年生の子が風圧でふわっとなりそうな場所もあるやに聞いております。そこらあたりも何とかよろしくというような思いがあります。でも、これは国道との関係とか、さまざまございましょうけれども、そこのところがあるという認識をきちんとしていただけたらと思います。

 最後に、通学路の防犯灯の件ですが、クラブ活動等で帰宅時間が遅い子は、日がとっぷり暮れる中、防犯灯がないため、暗い夜道を自転車を必死でこいで家に帰っている現実があります。先日の予算特別委員会の席上で、総務の方から「通学路の防犯灯に関しては市の財政で確保できる」と快い回答をいただいたように思います。各学校で防犯灯が必要と思う通学路の要望を「児童生徒の通学路に関する防犯灯の設置必要箇所調査について」という表題で、今回教育委員会のご尽力で調査済みです。見てみたら、校区が広いところほど要望道程が長い結果が出ています。教育委員会にデータがありますので、関係所管で善処していただくことを切に願います。総務委員会で、たしか学校の通学路の外灯は市の方で持つっておっしゃったと思いますが、もう一遍ここで確認させていただいていいですか、言われたでしょう。



○議長(坂口政義) 総務課長。



◎総務課長(松本義範) 今の通学路に関する防犯灯のご質問でございます。

 もともと防犯灯と言いますのは、防犯上の目的で、大方の自治体がそうでありますように、本市も地元の組長さんもしくは区長さんからの要望に基づいて市が設置し、地元に管理をお願いするというのが通常の防犯灯でございます。

 今言われておりますような通学路に面する部分については、これは地元が負担するについては相当ではないというような見解の中で、私の方は市の責任で設置すべきということは確かに申しました。それについては、防犯灯として総務が持つのか、それから外灯の区分の中で道路照明、これは当然防犯灯としての機能もあわせ持つわけでございますので、歩道を照らす、または車道を照らす、早目に自動車、人影を察知するためにも必要な部分であることには間違いないわけでございますけども、そういった分については、土木課と協議しながら、いずれにしましても、地元負担じゃなく、公費負担という形の中で要望があればやっていくと。

 現実に昨年、嘉穂中学校、椎木から嘉穂中学校に至る部分については、そういった地元の要望もありましたし、議員さんもこの辺については危ないということで、土木と我々と現地を見ながら、電柱でいえば一つ飛びぐらいやったけども、一応設置して、その分については土木課の管理していただいておるということでございますので、今後、教育委員会の方でもそういった通学路で必要等あれば、総務課なり土木課という合い議の中で考えていきたいというふうに思っております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。椎木のあたりにされるという実績があるということは、非常に今後明るいものを見ますが、大変ですね、箇所が。委員会さんが、土木も相談せないかんし、総務も相談せないかんで、その調整が難しいかと思いますけれども、ぜひ子供にかかわりのあることですから、よろしく、よろしくお願いしますというところで、1本でも、それこそ今おっしゃったように、一つ置きでもいい、1本でも2本でも年次を追って実現していただきますことをお願いいたします。

 小学校まで幅を広げて申せば、数限りがありません。中学校の実例から他校も推しはかり、市長さん、恐れ入りますが、市長さんの安心・安全の通学路の確保についての見解をちょこっといただけたら、大変私、心強く思うんですが、よろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 安全・安心のまちづくりにつきましては、これは「人と自然にやさしいまち」の中に大きく取り入れているとこでございます。私のマニフェストにも掲げておるとこでございます。

 これは児童生徒に限らず、住民の安全・安心については、今後とも取り組んでいかなくてはいけないと思います。特に嘉麻市の宝であります児童生徒の安全・安心については確保することが重要でありますので、教育委員会にもお願いして、取り組みをお願いしていきたいと思います。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ありがとうございます。毎日、毎日通っている通学路の安心・安全の確保を、市当局のご尽力をもって解決していただきますことを切にお願いします。

 じゃ次に移っていいですか。



○議長(坂口政義) どうぞ。



◆3番(田淵千恵子) 次に、織田廣喜美術館の活性化について質問させていただきます。

 当時、美術館の建設は、他町の私どもにも賛否両論があったように伝え聞いています。しかし、今、市であるという立場で見直してみると、全く私の考えですが、郷土に美術館が存在すること、何とすばらしいことでしょうととらえます。

 嘉麻市には、今から美術館がないから建設しようなんて言っても、とてもできることではありません。美術館等は人がどれくらい寄り集まってくるかがその建物の機能の尺度となります。過去、美術館の人集め解決策について、何度か一般質問もあったかのように聞いております。織田廣喜美術館がどのように活用されているのかをお尋ねし、今後生き生きとした美術館としてのあり方、打開策について質問をいたします。

 まず、ネーミングと申しましょうか、についてちょっとお尋ねいたします。

 一つ目は、インターネットの資料に個人型美術館とは出ているんですが、個人型美術館とはどんな美術館を指すのでしょうか。また、こういった例があるかどうかを関係所管に質問いたします。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) お答えいたします。

 個人型美術館とは、郷土出身または郷土の縁のある特定の作家について、その作品を収集し、展示する美術館を指すものであります。

 それと、インターネット等を私ども検索をさせていただきました。調べましたところ、個人美術館につきましては64、そのうち美術館47、あとは記念館等が17ございます。近隣では、山口県長門市に香月泰男美術館がございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 全国でもあるということで、郷土の出身の方とか、そういう著名度の高い人のは個人名を使ってやっているとこがあるということですね。運営は官営の場合もあるんですね。



◎文化課長(福田勇) そうですが。



◆3番(田淵千恵子) わかりました。合っているかどうか、ちょっと難しいんですけど、個人の名前が使ってあるがために、来館に支障があるというようなことはないかなというような、織田廣喜さんの絵だけが飾ってあるというような誤解とか何とか、そんなものは支障はないんですかね、済みません、わかりませんので。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) お答えいたします。

 織田廣喜美術館でありますが、来館者に支障がないと私の方では考えております。

 ただ、個人の名前を使っているもので、織田廣喜の画家だけを飾ってあると誤解される部分もあるんではないかと考えています。

 ただ、現実、特別企画展とか、貸し館業務等もやっておりますので、織田廣喜先生の部分を主に基本的にやっているという状況の中では、ほかの部分も取り組みをさせていただいているというのが現状でございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 当然のお答えだと思います。市当局がそこを否定したらおかしいですよね。絵だけ飾っているというような誤解がなきにしもあらずですが、逆も真なりで、織田廣喜さんの絵が展示してあるからこそ行こうという人も中にはきっとおられると思います。織田廣喜さんは、知る人ぞ知るで、日本でも指折りの画家ということですから。とするなら、常設の絵を見に来る方の人数が少ないとすると、知名度と申しましょうか、今、はずさ何とか言われましたね、例で、47のうちの一つでこのごろできたところで、名前を言われた、画家の名前を言われましたね。私、言われても、全然わからないから。そういった面があるのかなという気がいたしまして、多くの方に浸透していないのでしょうかっていうような気がいたして、嘉麻市に美術館があり、先ほどおっしゃったように、さまざまな催しが行われているという、先ほど荒木議員がおっしゃったように、知れ渡ると申しましょうか、口コミでも何でもいいから、そんなことができたらいいなという思いがいたしております。

 次に、質問ですが、12年間の入館者実績にかかわって、三つの質問をいたします。

 一つ目、平成8年来の入館者の変遷ですが、質問時間に制限って申しましょうか、私が一番最後になっておりまして、時間とったら何とかというような思いがあって、最近5カ年で結構でございます、最近5カ年の実績をお願いしまして、それとあわせて、嘉麻市になって入館者に変化があったかどうか、そういうものを含めながらご回答をお願いいたします。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 創立後の入館者ということですけど、5カ年ということで説明をさせていただきたいと思います。

 平成14年です、1万682名、15年が9,681名、平成16年が1万2,655名、平成17年が8,550名、平成18年が1万2,262名でございます。

 嘉麻市になって変化がありましたかというお尋ねですが、どちらかいって、嘉麻市になったからってふえたりとか減ったりという状況ではないと考えております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。どうもありがとうございます。この今おっしゃっていただいたのは、もうちょっと先で使わせていただきます、済みません。

 二つ目に、これまでの歩みの中から、どんなイベント、多い年もありますので、過去にもさかのぼったら。どんなイベントのときが入館者がぐっと膨れたかなというような思いがいたしますので、催し物の中でどんなことが人がたくさん集まるか、ちょっと教えていただけませんか。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 過去、平成10年度に風の画家、中島潔の世界展というのを実施させていただいています。この分につきましては、7月の18日から8月の30日、38日間で1万649名の入館者があっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 本当ありがとうございます。そのときのその画家さんの展示にお金というのはどれぐらいかかったんですか。すごく入場者がいっぱいあるからうれしいと思いますけど、何せその画家さんたちの展示をするときに、物すごうお金がかかるようじゃ毎年できますまいから。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 大変申しわけありません。そのときの資料としては、ちょっとここに持ってきておりませんので、申しわけありません。



◆3番(田淵千恵子) いえいえ、後ほど教えてください。



◎文化課長(福田勇) はい。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。続けて三つ目に、19年度の催しを、19年度ですね、まだちょっと終わってないんだけど、教えてください。

 特に興味と関心があるのは、福岡県の児童画展の入選者と特選者の展示がありましたよね。そのときの入場者数が私ちょっと知りたいんで、お願いいたします。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 19年度の催しと入館者数ということで、大きく分けますと企画展、企画展にしまして1,421名、それから特別企画展といたしまして1,488名、それから貸し館・催し事としまして3,237名、常設展408名の計6,554名でございます。

 それと……



◆3番(田淵千恵子) 児童画展について。



◎文化課長(福田勇) 児童画展につきましては、福岡県児童画展、これ2月の2日から2月の11日で525名の入館者があっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。どうもありがとうございました。その三つの、常設の織田廣喜さんの絵画が展示されている以外に、企画展、特別企画展、貸し館・催しっていうんでかね、というのをやっていらっしゃって、それで総計が6,544名ということですが、今、児童画展のことを聞いたら525名ということは、総入館者の11分の1ぐらいのパーセンテージを占めているから、やっぱり子供とか、そういった者が呼び込めるとか言うたらちょっとおかしいんだけど、集まるような催しをされることを願いたいなというような思いがいたしました、今お聞きして。済みません。

 創立以来12年間、さまざまな努力をなさっていることは十分本当にうかがえます。しかし、以上の回答から、ここ四、五年間の入館者数は低迷しているなというような気がいたしますが、どうでしょうか、前に比べて。済みません。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 入館者の低迷についてでございます。入館者に対しましては、一番多い入館者で平成9年の2万1,407名、それから18年度につきましては1万2,262名と比較しましてもかなり減少しております。入館者が低迷していると感じております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません。財政改革、財政改革と言っていますが、ある一定の予算がどう生かされているか、その建物が活性化することも財政改革の一つだと考えられます。何となればお金が生きて使われているということになるんですから。機能しなかったら、やはりお金のむだ遣いと言えるので、そういう建物に対する、人がたくさん利用するとか何とかいうのも一つの大事な財政改革の一つじゃないかなというような思いがいたします。

 参考に、直方谷尾美術館というのが直方にあります。館長は、私と同級生で親しくしているものですから、一般的に美術館への入場者ってどんなものかって、勝手にああ、低迷しよるとか、低いとか言っても何なんだから、訪ねてみました。そしたら、谷尾美術館は、平成13年に直方市の美術館になったものです。前3年間は展示作品の持ち主が運営していたようで、官営としては嘉麻市の美術館の方が歴史を積んでいるように思います。谷尾美術館の19年度の入館者は1万3,000人だったそうです。嘉麻市と同じく、年によってやっぱり違いがあり、8年間の平均が1万2,452人と答えてくれました。嘉麻市の12年間の平均をとってみました。そしたら1万3,288人なんですよ。ただし、ここに一言あるのは、直方市は主に常設展示への入館者ということで、嘉麻市の常設の入館者となると少々きついですね、ことしでも表をいただいたのでは408人というから、これはもう雲泥の差があるような。

 谷尾美術館はたくさんの方の、坂本繁二郎とか、たくさんの方の展示物があるようで、これだけのやっぱり人数がおったら、ああ、そうかなと思うけども、でも、人に来てもらいたいから催し事をされてでも、子供を集めてでも集められることで、ありがたいなと思っておりますので、という実態があります。

 ここ四、五年の、特にやっぱり19年度の入館者が6,554人、3月残しているというものの、12月までが、打開策を考えなけりゃならないと思うんですね。入館者を伸ばすためにとられている対策と申しましょうか、こんなことを努力しているのって、二つか三つで結構ですので、お答え願えたらありがたいんですが。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 入館者の増加の手だてといいますか、そういう形のものだと思います。

 1点は、「嘉飯山の画家たち展」というのを今開催しております。地元・地域において現役で活動されている画家の作品を収集して、芸術側面から地域の今を検証する目的として一つやっております。

 それから、市民アトリエを使って、嘉麻市内の芸術文化団体に広く利用いただき、その活動発表の場として展示室を活用させていただいております。

 それと、子供たちの豊かな心や感性、創造性をはぐくむために、教育現場である学校とちょっと連携をとりながら、鑑賞教育の取り組みを進めてきております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) どうもありがとうございます。広報嘉麻に毎月、織田廣喜美術館だより「アートの窓からこんにちは」というのが載せてありますよね。毎月の催しとか、記事が同じページです、大体。同じ位置に記載され、本当スタッフの方は頑張っておられまして、敬意を表します。紹介されている内容も、広く、深く、多彩なイベントです。なのに成果としていまいちということは残念に思います。先ほどいただいたように、嘉麻市になって人口が碓井町時代から一気に六、七倍ふえて、市の人口がふえたのに、美術館への関心の数が数としてふえないのは、本当に残念だなという思いがいたします。

 市民の意識が変わる魅力ある催しへの転換、人が集まる工夫・手だてが幾つかあるように思います。二つ私自身が提案させていただきます。どうかなということで回答もいただきたいな。

 一つ目は、美術館を市民のものにするには、計画段階から一般市民の参加というか、市民の企画展、特別展、貸館(たいかん)、催事(さいじ)、済みません、音で読んで、などに対しての門戸開放が避けられないと私は思います。つまり、計画段階での市民の参加への手だてが要るということです。美術館の運営は、専門的な知識が非常に大切であり、基本的にはその道に通じた人が在籍しておられることが当然です。

 しかし、運営委員会の選出分野が固定しているように思うんです。要は、嘉麻市の多くの附属機関で見られるように、市民からの公募も運営委員会に反映してほしいなという思いなんです。市民4万6,000人の中には、一役買おうと、その道の仕掛け人がおられるようにも思うんですね。いかがでしょうか、お答えいただけたらありがたいんですが。公募の件ですから、教育長さん、済みません、お願いします。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 田淵議員の貴重な文化資産といいますか、この美術館ですね、この活用については本当にいろんな今ご指摘を受けました。そして、最後には市民参画による経営と、一言で言いますならば、今議員が言われたのは、そういうことではなかろうかと思います。

 今先ほどから課長が答弁していますように、職員はいろんな形で今努力しています。今現在も筑豊教育事務所、飯塚市にございますけれども、そこで展示してPRを行っております。この筑豊地域全体の美術館の催し物について今宣伝をやっております。

 それから、もうこれも課長が申し上げましたけれども、本当に貴重な嘉麻市にとって財産でございます。本当に大事に活用すべきだと思いますので、学校現場の児童生徒と心の教育といいますか、情操教育、感性の醸成、いろんなプラス面があろうかと思いますので、もったいない施設にとどまらすことなく、学校現場と連携をよくして、そして議員が申されますように、今後の経営については、いろんな方々のご意見に耳を傾聴しながら考えていきたいというふうに思っております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) よろしくお願いします。今、教育長さんが、既に心の教育を踏まえてのをいただいたので、今から言うのは、私の、かえって言いません。二つ目に思っていたのが、今まさにそのとおりで、児童生徒に頭のやわらかいうちに美術館のよさを、音楽とかならず、広く芸術と触れ合う機会を与えるということが大変大事なことではないかなということを提案させていただこうと思っておりました。

 その提案としては、少なくとも嘉麻市の児童2,338人、生徒1,255人が義務教育時代に一度は情操教育の一環として教育課程に位置づけられ、嘉麻市の誇りとする本物の美術館になれ親しむということではどうでしょうか。市にもバスがありますので、それを使えばお金は大丈夫だなというような、運搬賃は大丈夫だなというふうな思いがして。

 それともう一つ、美術館の、おっしゃられましたけど、職員の方が一生懸命なさっているのを私、感じたんですよ、本当に。参加型の絵画の鑑賞の仕方とかあり方とか、創意工夫されており、もう児童生徒の来館を待っておられるのを感じましたので、教育長さん、先ほどもおっしゃったことを本当に生かしていただいてというような思いがいたします。

 最後になりつつありますが、以上を踏まえて、文化課長さん、20年度の魅力ある運営ですね、言いたいのは、19年度にしていない何かアイデア、それがあったら教えてください。19年度にしていないことで20年度にかぶせたいこと。

 以上です。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) お答えいたします。

 先ほど申しました「嘉飯山の画家たち展」、この分につきましては、旧嘉飯山の方々を中心にご相談をしながら対応してきたという経緯がございます。そういうところを若干見直しをしていきたいということで、本年度から地元の山田美術協会さん、嘉美の会、それから碓井美術協会、それから飯塚美術協会各団体より推薦を5名ほどお願いして、各美術館から5名ほど推薦をいただきまして、今回「嘉飯山の画家たち展」をするように今計画をしておるとこです。地元の方を優先的に美術館をまた活用していただくということを考えております。

 それと、先ほど申しましたように、学校との連携というのを今回力を入れさせていただきたいと考えています。特に出前講座、こちらから学校に出向くという方法と、学校から美術館に来ていただく、そういういろんなやり方を考えて対応していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ありがとうございます。範囲が広まるということは、また来る人がふえるということだから、本当にその成果が出ることを楽しみにいたしております。

 それから、学校との連携というのは本当に大事だと思いますので、何か織田なりとかいうようなパンフをつくられているそうですね。それ現場の教師も知っておりました。織田なりってあるのよねって言うて。だから、今浸透しつつあるところじゃないかな、まだ3年目だからですね、よろしくお願いいたします。

 私の結論は、人々の行き来のある美術館へと変身してほしいなっていうのが願いなんです。まだ広く言えばたくさんあるでしょうけど、幅をしぼめて質問させていただきました。もういよいよ最後になります、時間もありません。

 直方や田川の筑豊地区の美術館がありますよね。それと連携があっているなら、実際どんなことがあっているのかなと思って、一言で結構ですので、教えてください。



○議長(坂口政義) 文化課長。



◎文化課長(福田勇) 筑豊地区の田川美術館と直方谷尾美術館との筑豊美術館ネットワークという協議会をつくっております。この分につきましては、3カ月ごとに美術館の催し物を紹介する地区ネットスケジュール、それからパンフレットの作成、それやらスタンプラリーをこの3館でやりながら、3館連携による入館者の増加の取り組み等をやっておるとこです。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) お聞きしたら、本当に幅広くご努力なさっているということがわかって、本当にうれしく思います。地についたと申しましょうか、地味でいいから毎年、毎年変わっていくような方向になっていったらありがたいなと思います。

 先日、美術館へ行きました。その環境はよく整備されて、ほっと一息つける場所であり、美術館の職員は、遠足ででも立ち寄ってほしいと願ってあります。中に入ると、つくりが、ああ、美術館だなと素人の私にも伝わりました。百聞は一見にしかずです。市長さんは行かれたそうですね。聞きましたら、お見えになりましたということをおっしゃっておられまして、うれしく思いました。

 最後に、市長さんの美術館への思いとか感想がきっとおありだと思いますので、お聞かせください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 織田廣喜美術館につきましては、このような自治体、前は碓井町という、失礼ですが、小さな自治体の中にすばらしいものがあるということで、みんなびっくりしたことでありまして、この美術館、嘉麻市となりましても、今後大いにこれを生かしていかなくてはいけないだろうと思っております。

 今、私ども執行部よりも、一般質問でいろいろアイデアもいただきましたし、そのことについて、また文化課の方でも考えていくだろうと思いますし、教育委員会でも考えていくだろうと思います。

 とりわけ議員がご指摘いただきました、今子供たちは映像社会にどっぷり漬かっておるわけですね。そういった中で、やはり自分たちが書いて展示するものを見に行くというのももちろんですけれども、本物に出会う、しかも織田廣喜先生は日本の巨匠、いわゆる二科会の理事長でもあります。そして、年がいってもかくしゃくとされて、すばらしい方でありますので、そういったすばらしい郷土の方がこの嘉麻市におられるということは、嘉麻市の誇りでもありますので、議員がご指摘いただきました、せめて義務教育のときに児童生徒、一度ぐらいは必ず織田廣喜美術館に行って本物に出会い、郷土にこういうすばらしい人がおるんだということで、それが将来の自分の心の糧やその他の大きな力になるようになっていってもらえばいいなと、そういうふうな思いを持っているとこでございます。

 こういったものは、ややもすると、費用対効果だけじゃなくて、そういった面で先々大きな影響を与えるということが私はすばらしいことであろうと思っておりますので。

 しかし、議員ご指摘のように、この費用対効果もやはり考えて、それだけでなくて、今申しておりますように、せっかくですからたくさんの人に来ていただく、見ていただく、そういったことが嘉麻市だけでなく、この近辺あるいは市外においても大きな力になっていくものになるだろうと思います。

 そういった意味で、今後とも取り組んでいきたいなと、そういうふうに思いを持っておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ありがとうございます。本当に碓井町という小さな町が、美術館を中心に文化ゾーンというか、非常に環境が整備されているのに本当に感心、感動いたしまして、織田廣喜先生の愛というか、妻への愛とか、そういった愛がにじみ出るような絵画が飾ってありますし。ということで、非常に市長さんが申しましたように、価値観の高いものですから、ぜひ小学校の時代に一度の出会わせをよろしくお願いいたします。

 殺伐とした思いもかけない事件や事故が嘉麻市から起こらないことを願って、安心・安全の嘉麻市、情操教育のあふれる嘉麻市としての発展を願い、質問は終わります。



○議長(坂口政義) これにて一般質問を終結いたします。

 お諮りいたします。3月18日の1日間は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(坂口政義) ご異議なしと認めます。よって、3月18日の1日間は休会することに決しました。

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。



◎議会事務局長(大野美知人) お知らせいたします。

 引き続き第4委員会室にて議会運営委員会を開催いたしますので、委員の方はよろしくお願いいたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            散会 午後2時22分