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福岡県 嘉麻市

平成 19年 6月定例会(第2回) 06月28日−05号




平成 19年 6月定例会(第2回) − 06月28日−05号







平成 19年 6月定例会(第2回)


1 議 事 日 程(第5日)
   (平成19年第2回嘉麻市議会定例会)
平成19年6月28日
午前10時開議
於  議  場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(24名)
   1番  廣 田 一 男   2番  田 上 孝 樹   3番  田 淵 千恵子
   4番  藤   伸 一   5番  岩 永 利 勝   6番  跡 部   治
   7番  永 水 民 生   8番  山 倉 敏 明   9番  田 中 日本明
  10番  荒 木 紘 子  11番  平 井 一 三  12番  赤 間 幸 弘
  13番  宮 原 由 光  14番  中 村 春 夫  15番  嶋 田 尋 美
  17番  大 里 健 次  18番  佐 藤 道 彦  19番  梶 原 雄 一
  21番  吉 永 雪 男  22番  浦 田 吉 彦  23番  森   丈 夫
  24番  豊   一 馬  25番  清 水   惠  26番  坂 口 政 義
3 欠席議員は次のとおりである(2名)
  16番  北 冨 敬 三  20番  大 谷 清 人
4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(18名)
       市長             松岡賛
       副市長            田中政喜
       教育長            山崎輝男
       総務部長           ?野良一
       企画財政部長         廣方悟
       市民環境部長         岡本幸雄
       保健福祉部長         坂口清春
       農林商工部長         在田修三
       都市建設部長         野上憲治
       水道局長           宇佐波吉徳
       人事課長           坂口繁
       総務課長           松本義範
       企画調整課長         白石二郎
       環境課長           鈴木淑文
       農政課長           原田昇
       工務課長           山口和美
       学校教育課長         中村和則
       文化課長           福田勇
5 職務のため議場に出席した事務局職員の職
氏名(5名)
       議会事務局長         大野美知人
       議事調査課長         和田力
       議事調査課参事補佐      森田大助
       議事調査第2係長       高野浩典
       議事調査係書記        草野秀紀




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◎議会事務局長(大野美知人) おはようございます。開会前にお知らせいたします。森議員より所用のため遅刻、北冨議員より所用のため欠席の届け出があっております。

 それから、本日の配付資料でございますが、議事日程第5号でございます。

 以上です。

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            開議 午前10時1分



○議長(坂口政義) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1一般質問



○議長(坂口政義) 日程第1、一般質問を行います。

 質問通告の順序に従い、3番、田淵千恵子議員。



◆3番(田淵千恵子) おはようございます。3番、田淵千恵子と申します。質問通告に基づいて一般質問をさせていただきます。

 激減する嘉穂地区の小学校の児童数の実態に対して、今後、嘉麻市の教育行政の考え方を質問するものであります。

 この件につきましては、先輩議員、嘉麻市になってからも、各議会におきまして何度となく一般質問の機会に機を逃さず質問がなされています。その答弁内容は、市議会定例会議録や議会だより、広報嘉麻で把握いたしております。私も嘉穂地区の激減する各小学校の児童数に大変危惧する者の一人です。よって、4点にわたり質問をさせていただきます。

 私の質問の根底には、未来を担う子供は宝であるという理念と国づくりは人づくり、人づくりは教育と言われるよう、教育に期待されるものが大であり、教育の力や偉大さを信じて質問させていただきます。

 まず1点目は、月並みですが、嘉穂地区各小学校の平成19年度の児童数と学級数を教えてください。課長さんお願いします。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 田淵議員の質問にお答えいたします。

 嘉穂地区の児童数の実態でございますが、平成19年の5月1日現在でございます。まず、大隈小学校で児童数が、まず児童数からいきますと、大隈小学校で174名、牛隈小学校で87名、宮野小学校で50名、足白小学校53名、千手小学校60名、泉河内小学校18名の計442名となっております。学級数につきましては、順が不同しますけれども、大隈小学校が、これは特学を含めておりますけども、8学級、牛隈小学校が6学級、宮野小学校5学級、足白小学校5学級、千手小学校6学級、泉河内小学校3学級ということになっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ありがとうございました。宮野、足白、泉河内小学校の3校は6学級編制になっていませんね。その法的根拠をおっしゃってください。課長さん。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 田淵議員の質問にお答えいたします。

 通常6学級でございますけども、人数が少ない学校につきましては複式学級ということで、2学年合わせまして16人以下であれば複式学級ということになります。1学年を含むときには、1、2学年合わせて8人以下であれば複式学級というような基準がありますので、その基準に基づいて学級編制がされているところでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 私、今法的根拠と申しましたので、法律名を言ってもらいたいと思います。



○議長(坂口政義) 学校教育課長。



◎学校教育課長(中村和則) これは、まず学校教育法に基づいて、そういう学級編制というんですかね、まずは学校教育法と、その他、小中学校の基準というのがありますので、その中で、いろんな法律に基づいて決められていると思います。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ちょっときついお答えですね。済みません。公立の義務教育、小学校の学級編制及び教員定数の標準に関する法律というのがあるんですよね。その中できちっと書いてありますので、後で見とってください。

 その法律に基づいて、本市の嘉穂地区6校のうち、泉河内小学校、完全複式学級、足白、宮野小学校が2、3年が複式学級、千手小学校は2、3年生が複式学級のところ、19年度は複式解消という形で、県費負担教職員として1名の基準外定数の配置がなされ、本年度は6学級ですよね。確認させてください。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) はい、そのとおりでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) では、課長さん、今申した4校、今私が申した4校の今後の、向こう五、六年間ぐらいの出生が出ているから、入学予定というのがわかりますよね、あらかたですけけども。それをちょっと教えていただけませんか。学校言われて、ずらずらと数言われて結構です。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 田淵議員の質問にお答えします。

 今、私が資料を持っておりますのが、20年度から25年度までの推計の数字を持ってます。それで、小学校、学年ごとにわかりませんけど、全体で答えさせていただきたいと思います。まず、大隈小学校が171名、20年度が171名、牛隈小学校……



○議長(坂口政義) ちょっと課長、4校だけでしょう。4校だけでいい。



◎学校教育課長(中村和則) 4校ですね。失礼しました。宮野が20年度が49名、足白小学校が49名、千手小学校65名、泉河内小学校19名。



○議長(坂口政義) 田淵議員、どうぞ。



◆3番(田淵千恵子) 私は入学予定と言ったから、出生人数でいいんですよ。意味がわかりますか。



○議長(坂口政義) わかる、課長。



◆3番(田淵千恵子) その年度の。だから、ずらずら20年から、8人、9人何々と言ってもらったら結構です。



○議長(坂口政義) わかる。課長、わかる。中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 今手元にちょっと資料が持ち合わせておりませんので。



○議長(坂口政義) 田淵議員、資料がないそうです。わからないそうです。



◆3番(田淵千恵子) 何か済みません。やむを得ないところでございますが。



○議長(坂口政義) ちょっと暫時休憩します。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午前10時10分

            再開 午前10時11分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 大変失礼いたしました。年度ごとの入学児童の数でございますけど、宮野小学校が、平成20年度が8名、21年度8名、22年度7名、23年度8名、24年度5名、25年度1名ということになっております。足白小学校、20年度が8名、21年度8名、22年度3名、23年度4名、24年度4名、25年度2名。千手小学校におきましては、20年度14名、21年度10名、22年度13名、23年度12名、24年度16名、25年度11名。泉河内小学校におきましては、20年度3名、21年度1名、22年度ゼロ、23年度4名、24年度1名、25年度2名ということになっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 今申されましたように、この4校については、今後何らかの手段をとらない限り、複式学級の学級編制が続くということが現実ですね。確認です。



○議長(坂口政義) 中村課長。それ確認。確認しよるとでしょう。



◆3番(田淵千恵子) 確認です。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 今の現状でそのまま推移しますと、確実にもう複式学級はもう避けることはできません。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 何らかの手段をとらないと複式学級は続くということですね。何らかの手段をとらないと。

 では、今から、先ほどちょっとつまずいておられますけども、法律に基づいて、小学校の学級編制の人数から判断される望ましい1クラスの人数について私の見解を述べます。その後、教育長さんの今後の嘉穂地区小学校学級編制にかかわる考え方をお聞かせ願いたいと思っております。

 まず、私の考えです。学級編制について、上限は40人ですね。複式にせねばならない人数は、1年生を含む8名、先ほどおっしゃられました、その他の学年の組み合わせは16名、先ほど申されました。ですね。ということは、1年生を含む場合は別として、通常複式にならないためには、2学年合わせて17名以上の児童の在籍がなければなりません。私の短絡的な考えと言われればそうになるかもしれませんけれども、この数から望ましい学級経営が営まれる単学級の児童数は17名はいると解釈され、複式学級制の基準が16名と決めてあるのではないでしょうか。

 先ほどの小学校の今後の新入生の入学予定者数から見ると、特に宮野、足白、泉河内小学校においては、複式編制にしないと、人数だけに視点を当てて考察すると、今後この3校はよりよい教育効果の上がる人員上の形態ではないと考えられます。特に小学校の段階に望みがかけられている、人間として備わられるべく最低限の資質、人と人とのコミュニケーションがうまくとれる力とか、切磋琢磨で培われる力が醸成される、そのような場やチャンスが希薄であると思われます。1学級に結論を申すと、普通学級はやっぱり最低は16は組み合わさらないといけないねという意味です。

 今の子供は一般的に、物事に対する粘り、根性がない、怒りやすい、自己中心的な判断や行動が多いなど、大半は少子化から生じた現象だと私は整理しています。これだけの速さで少子化の社会現象が訪れるとは、その道のプロの学者も予測していなかったと聞いたことがあります。現在、大多数の家庭は、さまざまな事情から一人っ子、2人として育っています。そこで、切磋琢磨の精神の鍛錬は、学校という集団に大きな期待が寄せられています。

 その学校ですら、嘉穂地区の場合、このままの状態ではという思いです。未来ある子供をたくましい人間に育てるために、市長さんや教育委員会、そして私どもの努力で教育環境の改善ができるのなら、1年でも早く解消したいものです。いかがでしょうか。教育長さんの嘉穂地区の小学校学級編制にかかわる見解を述べてください。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 田淵議員のお尋ねでございます。複式学級への心配から、学級編制はどの程度が教育環境として望ましいかというお尋ねと理解してご答弁させていただきます。

 私も、今田淵議員が述べられました、説明されました、複式学級になる前の17人を最低限確保すべきであると。それには、これも議員が申されましたように、集団性、社会性、そしてその中から切磋琢磨、自立心を養う環境とすれば、やはり20人前後以上の学級編制が望ましいんではないかと、こういう見解を持っております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) お気持ちはわかりました。じゃ2点目に入らせていただきます。

 本年度より、完全複式の学校には教頭職が配置されないようになっているという現実です。この項で3点回答ください。

 1点目、教育長さん、県教委からの通達の内容と、いつごろ受け付けられて、どんな根拠でそうなっているのかを教えてください。

 課長さんには、1つ目、また今後の教頭職配置と学級編制との関係について、わかっていることを教えてください。

 2つ目、いま一つ、県下で本市の泉河内小学校と同じ状態の学校が何校ぐらいあるのでしょうか。

 以上です。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) まず、教頭職が配置されていない学校がどれくらいあるのかということで、わかる分から答えていきたいと思います。

 まず、福岡県では、教頭が配置されていない学校が、教育事務所管内ですけども、北筑後教育事務所管内で1校、南筑後教育事務所管内で1校、筑豊教育事務所管内で1校、京築教育事務所管内で3校、北九州市で2校の合計8校が教頭職が配置されてないというふうになっております。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 私への質問は、教頭職を配置されてない、その通達を紹介してくれということでございます。ちょっと手元にございません。後ほどお見せしたいと思いますが、私の記憶で申しますと、通達というよりも、これは県教委の考え方でございます。そのもとになりましたのは、小規模校、いわゆる今年に限りましては3学級未満の学校については、教頭職を配置するよりも一般教諭を配置した方が学校運営にとってプラス面が多いと、望ましいという現場の声を聞いた中で、県教委が今年度は、3学級未満については教頭職を配置せずに一般教諭を配置すると、この方針でやっておるということでございます。

 たまたま先日、泉河内小学校の校長先生、今年度から教頭先生がいませんけれども、その校長先生から中間報告という形で、口頭ではございましたけれども、この4月から3カ月弱たちましたが、最初は心配しておったということです。私も心配しておりました。ただし、今現在は、かえって学級運営、学校運営、先生が1人増えてます関係で、いいプラス面がいっぱい出てきておると。何よりも一番いい面は、教頭先生がいないということで、教諭がみんな一人一人が教頭職の仕事を自覚、意識しながら、校長先生を助けて頑張っておるという報告を受けております。学校にもよるかと思いますけれども、この泉河内小学校におきましては、いい形ができ上がっておるという報告を受けたところでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 今課長さんにお尋ねしたとこの1項、教育長さんからちょっと19年度は3学級からですねと言われたことは、ああ来年はという思いがいたしますので、そこらをちょっと教えてください。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 今年度は3学級未満が教頭職を置かない、来年度、20年度は4学級、そして21年度は5学級と、今の現時点ではそういう方針を県の方では考えておるようでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 大変厳しい状況になっていると思います。学校運営がうまくいってないと教育効果は上がりませんし、当然のことです。校長によって学校は変わります。教頭の力でも学校は変わります。いま一つ、教頭職は子供の学習指導のことはできますが、教諭は教頭の職務は果たすことはできません。

 その先、私、教育長さんに、泉河内小学校の校長先生とお話になられたかな、3カ月たっているがという思いがありまして、お尋ねしようと思ったら、お先にお答えなられて、大変うれしく思っております。校長の経営ビジョンはどうなのかなとか思ってみたり、校長先生が生活実態がとてもきついんじゃないかなとか思っていた、その点をお尋ねしようと思ったけど、お先にお答えになったので、本当にうれしく思っております。

 校長は、事例のない、今おっしゃったように県下でもたった8校しかない、そして今年が初めてという中で、当該学校、泉河内小学校の校長先生は、事例のない学校経営を日夜模索していると私思うんですよ。それで、教育長さん、校長に対して慰労の言葉と申しますか、慰労の言葉ておかしいんですけども、頑張っているなとか、そういうこと、たった一言いただけただけで、いかに活力が生まれるかということあります、大人でも。よろしくお支えいただけたらと思っております。お願いいたします。

 いかに校長が教頭がいなかったら大変かということの事例ですが、私ごとですが、当時、児童数は102名いたんです。校長4年目に入ったときに、運動会時期に教頭が病気で入院して、大変な学級経営をした経験を持っています。校長が1人で学校の管理職の務めをやりこなすことは大変なことです。今お言葉で、うまくいってます、職員からの助けがあってとおっしゃるけど、それ相応に続くものでは私ないと思われるんですよ。1校は1校です、やるべき仕事はどこも同じです。1人管理職である学校長は過重労働になっていないかなあということだけが心配です。最終的には、この学校長に対する評価は、学校経営がうまくいったら、ああ教頭がいないでも学校は守られたという評価か、それか、もし何らかの支障が起きたときには、教頭がいなかったから学校経営がうまくできなかったんだろうかという、この2者に1つだと思うんです。

 泉河内小学校の校長は、優秀な女性の校長です。きっと前者に向かって頑張っていられると思います。いま一度、教頭配当なしの学校を抱えている教育長さん、県下でわずか8校です。そのうちの1校です、嘉麻市に。の考え方をお聞かせください。どのように思われますかね。また、来年は4学級が教頭がいない、その次は5学級がもう教頭がいない、すごいです、嘉麻市に。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 先ほども申しましたように、教頭職が配置されてない学校の運営、経営、初めての試みですね。今、その評価の数字が、数字といいますか、結果が出ようとしております。先ほど申しましたように、今のところ嘉麻市ではいい形で出ておると。しかし、これが来年度は4学級も教頭職配置されないということに、イコールなるかと申しますと、そうは言い切れないんではないかと。

 ただし、小規模校、先ほど議員がいろんな管理職と一般教諭との役割の違いを述べられておりました。そのような形、そのとおりでございますけれども、考え方としまして、小規模校では管理業務よりも、いわゆる教頭職としての業務よりも、教鞭に立つ先生が多い方が、その学校運営、学級運営にプラスの面があるのではないかという考え方も1つあろうかと思います。ただし、それがすべてであるかどうかは今から、こういう試行錯誤という表現はいかがかと思いますけれども、今の教頭職が配置されてない学校の今後を見定めながら、将来的には嘉麻市としてどういう対応をするのかということを考えていきたいと思います。

 ただ、一番大事なことは、その過程において、今校長先生1人で頑張っております。幸いに今、教員、教諭が、教諭の先生方が校長を支えて、それぞれ一人一人が自覚、意識を変えて頑張っておられる。これを我々教育委員会としましても温かく見守るだけではなく、支援していきたいというふうに考えています。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ありがとうございます。将来への対応というお言葉をいただきましたので、書かせていただきました。

 じゃ質問の第3点目に入ります。この課題について、今までずっと述べた課題については、事の重大性から、旧嘉穂町でも緊急な課題として、嘉麻市に7億6,000万の金額で、児童の減少に伴う教育環境の改善を図るため、嘉穂町立小学校統合再編による施設設備の資金を積み立てるものであると明記され、嘉麻市に引き継がれています。議員になっていただいた資料の中に、基金運営状況にもはっきりと基金として明記されていることがわかり、何となくほっといたしております。基金が7億6,000万となっていますが、とてもこんな金額では学校は建設できません。

 そこで、課長さん、危険校舎などに該当したら国からお金が活用できるようなことがあったと、過去、自分で認識しているんですが、学校が統合された事例は県下でもたくさんありますね。例えば博多小学校、4校が一緒になって博多小学校とか、さまざま、京築の方もいっぱいありますが、統合の場合の資金と申しましょうか、統合する場合にも国からこういうふうに出るとかいうような動向というか、もうちょっとあるよねとか、できそうだなとか、そんなことで結構ですから、わかっている範囲でお答えください。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 議員の質問にお答えしますが、例えば危険校舎とか、新築とかいった場合の補助の対応ということでしょうかね。

 まず、今回の改築と新築の部分について、補助金といいますか、法律に基づいて支給されるようになっておりますけども、名称が義務教育小学校等の施設費の国庫負担等に関する法律の中の第12条の第1項の中に、交付金の交付に関する規定があります。まず、その中で、その法律に基づいて、安全、安心な学校づくり交付金交付要綱というのがあります。それに基づいて、新築、改築等の交付金が国から交付されるようになっております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) はい、ありがとうございました。この財政困難な折の7億6,000万円の基金は、高倉町長さんの未来を担う子供に対する熱き思いであり、ひいては旧嘉穂町民の思いでもありましょうと、私は思います。

 学級担任は、教育効果を上げるための2学年にわたる毎日の教材研究で大変です。児童にとっても体育の授業は、運動会等の学校行事は、何よりも集団から学ぶ物の考え方、見方、生き方は、小学校時代の6年の歳月は重いものがあります。親は、複式解消のお願いはどこにしたらいいのでしょうかと真剣です。しかし、統合に賛成かどうかはちょっと定かじゃありませんが。

 また、いま一つ、私はこんな事例を持っております。10年前のことです。過去、宮野小学校の校区に山瀬川という地域が分校方式をとっておりました。初めて我が子を来年学校にやる親御さんですが、自分の子供が運動会の旗とりのとき、要するに入学の前の年ですね。私に、我が家の子は1年生から本校に通わせてください。1人で勉強する分校に絶対行かなければならないのなら、よその学校に入学させますと食い下がった両親との出会いがありました。即、旧嘉穂町教育委員会にその旨を伝えたところ、検討の結果、本校に通学が許されました。現在も分校は閉校の状態になっていると思いますが、確認させてください。



○議長(坂口政義) 中村課長。



◎学校教育課長(中村和則) 現在、分校につきましては、休止ということになってます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) ということで、いろいろございますが、地域住民の声は十分聞かないといけないと思います。これは大賛成です。聞いて、1日でも早く嘉穂地区の大きな教育課題解消のために、大きなうねりが起きますことを願います。市長さん、教育委員会をリードされる教育長さん、よろしくお願いいたします。

 最後に、私は今回議員の職につき、まず、市長さんは行政の力点はどこにあるのかが知りたく、いただいた資料の中にそれを見出すことができました。1つは、市長さんの本年度の施政方針を第1回議会議事録の中で読むことができました。教育にかかわる部分は第4番目に述べてありました。2つ目は、先日配付された第1次嘉麻市総合計画の基本方針の項で、教育水準を維持し、教育効果を高めるために、学校規模の適正化、学校区の編制を図ると明記しておられます。

 さらに主要施策で、1、児童、生徒の減少に応じ、長期的な視野に立って、市民の理解を得ながら、学校の統合、再配置や校区の見直しなどを行います。2、老朽化した学校設備については、学校の統合等を勘案の上、計画的な増改築、補修を推進し、安心して学べる環境を整備していきますと文言が出ております。

 市長さんは、コミュニティーを生かした施政の方針を力説されています。その一番基本的な人と人とのコミュニケーションのとり方を集団の中で学び、素地が培われる小学校が適正な規模となり得るべく方向に向かうために、今申した漠然とした、漠然としたと失礼ですけど、一般論ではなく、あれはもう基本計画に書かないといけないからこういう形になるかと思いますが、19年度、本年度の市長さんの具体的な、この私が今まで質問してたもの思いがちょっとおっしゃっていただけたらありがたい。具体的にこんなことして、次の段階やるよというようなことがあれば教えていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 私自身も人づくりはまちづくり、まちづくりは人づくりということで、鋭意教育については努力をしてきているつもりでございます。議員お考えの複式学級等の問題点、特に教育は、ご存じのとおり、人格の完成を最終的には目指していくわけでありますので、幼いうちからそういう教育をするということは非常に重要だろうと思いますし、小規模校であれば、議員ご指摘のとおり、コミュニケーションの問題とか、あるいは切磋琢磨とか、そういった面で課題が出てきていることも確かでございます。

 ただ一方で、小規模校で成果を上げている学校もあるわけでございます。例えばこの嘉麻市管内を見ましても、小規模校が成績がよろしいというようなことも報告を受けておるとこでありまして、一概にすべて小規模校に問題があるというふうにはとらえておりません。

 しかしながら、今議員ご指摘のこの旧嘉穂町の統廃合の問題でございますが、今3校ほど、そういった将来的に複式になるんじゃないかという危惧は持たれております。この点については、私は第一に、児童の実態、学校の実態、これに応じて対応していかないかんと思いますし、また大事なことは、保護者、地域の要望、そういった願い、そういったものを勘案して進めていく必要があろうかと思います。幸い聞くとこによりますと、旧嘉穂町においては、そんなに地域も保護者もこの統廃合について大きな反対と申しますか、そういったものはないというふうに聞いておるとこでございます。

 今後、特に問題になりますのは、児童の安全の確保ですね、交通の手段でございます。多分、嘉穂中学校と同じようにマイクロバスで、嘉穂町面積が広いから、いわゆる通学バスで統合すれば通学することになろうと思います。そういったものも含めて今後考えていく必要がありましょうし、それから小中一貫という流れも1つの流れとして今ございます。ですから、そういうのも視野に入れて、新校舎を建てるとすればどこにするのかとか、いろいろまだ課題は残っておりますし、牛隈小においては若干児童数が増加しておると、若干ですけどですね、そういう実態もあって、一部では2つに分けてというようなご意向もあるやに聞いております。

 そういったいろんなものを視野に入れながら、教育委員会においては、今度組織編制の中でも組織改革をして、8月1日からするわけですけれども、その中にもそういった学校の統廃合も視野に入れた動きという組織をいたしております。そういった中で、鋭意議会とも相談しながら、基金は7億6,000万円あるわけでございますが、それだけで建築できるわけでは到底ありませんので、先ほど申された交付金、助成金、こういったもの、あるいは今の嘉麻市の実態の中でどの程度のものができるかと、そういったことを考えながら今後進行していくだろうと思っております。

 今のところ教育委員会で検討が、昨年よりもまだ詰めてなされておりますので、さらに前進したものに私自身もしていただきたいと思っておりますし、そのように教育委員会でも進めておるかと思います。非常に児童にとっては大変重要な時期の全体的な学習ですね、ただ教科だけに限らず、そういったことになるわけですので、深刻に、真剣に考えていく必要があろうと思っておるとこでございます。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) 済みません、言いわけみたいな形になりますが、私、メリットは十分体で、自分で知っております。けれども、今日の私の質問が、激減する各小学校の児童数に視点を当てると申しましたもんですから、メリット申しませんでした。メリット言ったらもうぐちゃぐちゃになるので、一応考えましたけども、そういう点で、市長さん、全然メリットがないとか、私自身思っておりませんので、そこご理解いただきたいなと思っております。メリットがある中で、なおさらによりよくなるという意味で申しております。はい、ありがとうございました。先々の安全確保の点まで申されて、なるほどそのとおりでございまして、新しい言葉として、小中一貫というようなお言葉が出て、はあとかいう思いがいたしております。

 じゃ次、教育長さんに回答お願いいたします。この今私がずっとるる述べた件についての教育長さんの答弁の経緯と申しましょうか、は、1つ目が、19年度に基本構想の策定を、20年度で基本設計、21年度で実施設計、22年度から建設工事に入るようなことが考えられる。2つ目に、19年度の基本構想は、関係者の皆さんの意見を聞く。3番目に、これちょっとひっかかってるんですけど、基本構想では、まず統合するのかしないのか、これを決めたいと思います。それから4番目に、19年度前半までに嘉麻市全体の学校施設の整備基本計画を作るなどなどの答えがその本で記録、議事録ずっと読んで、いただいております。

 このたびのアンケート、民生文教委員だけに配られたのかなと思いますけど、このアンケートが試案ができたということは、その第一歩と私は考えております。もう進めていくとの第一歩だと考えております。自分がやりたいと思うことの目標が、具体的で明快であることが、物事を進めていく上で大変有効です、要らんことですけど、有効です。次の段階への具体性を持った、これの次ですね、これの、アンケートの次の。もしもそんなのが見えたものがありましたら、そこを含めてご説明をいただけたら大変ありがたく思っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 山崎教育長。



◎教育長(山崎輝男) 旧嘉穂町で、大変長い時間と労力をかけられて、いろんな方面から審議されております。そして、その結論として、小学校6校を1校に統合すべきだという方針が定められております。嘉麻市といたしましても、その方針を尊重する中で、今下準備といいますか、資料収集、いろんな形で今作業を開始しております。その1つといたしまして、先ほど議員も言われましたように、アンケート調査をこの7月実施したいと思っております。

 その調査書の表紙にこういうことをうたっております。まず、旧嘉穂町では1校に統合するという基本方針が定められましたと。そして、それを受けて、嘉麻市教育委員会といたしましても、将来的には小学校を統合することが望ましいと考えておりますと。ですから、こういうアンケートをやりまして、住民の意向の調査をやるところですということでですね。と同時に、今作業的にはコンサルと委託契約を結びまして、各小学校の現況調査、老朽度調査等も今もう既に入っております。そういう中で、そういう結果が出てきた中で、アンケート調査あるいは現況調査の分析等を済ませた中で、一応基本構想の骨子を作りたいと。骨子というたたき台ができた中で、議会の方、民生文教委員会の方にもお諮りして、参考意見等を聴取していきたい。

 と同時に、これは地元住民の皆様の協力がなくてはどうしても前に進まない事業でございますので、関係住民の方々にも、地元説明会という形になりましょう、それからパブリックコメント等もとりたいと思いますし、いろんな形で、いろんな住民の方々のご意向を伺いながら、私は少々時間かけてもいいと思っています。後悔のないように、ちょっと面倒だなということもあえてやりたいなと思ってます。ただし、作業的にはスピードアップして事務的にはやりたいと思ってますので、今年度はそういう学校、嘉穂地区の小学校統合の基本構想、そして嘉麻市全体の17校、中学校含めた17校の整備構想を作り上げたいと、今年度ですね、そういう今予定で考えております。



○議長(坂口政義) 田淵議員。



◆3番(田淵千恵子) どうもありがとうございました。調査に入っているということでうれしく思います。市長さんが言われるように、市挙げて教育水準を維持し、教育効果を高めるために、学校規模の適正化、学校区の編成を図ると目指しておられます。私は、教育の町、嘉麻市の実現に向けて邁進されることを切に要望いたしまして、私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(坂口政義) 10分間暫時休憩いたします。

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            休憩 午前10時49分

            再開 午前11時1分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 14番、中村春夫議員。



◆14番(中村春夫) 14番、中村春夫です。質問通告には4項目上げておりましたが、通告書に従い質問をいたします。よろしくお願いいたします。

 まず、市内図書館の利用について。そのうちでも書籍の貸し出しについてお尋ねいたします。

 現在、嘉麻市内には、山田、嘉穂、碓井、稲築と4カ所の図書館があるわけですが、昨年12月から条例改正により、原則として嘉麻市外の方への貸し出しを禁止いたしました。結果、市内図書館の利用度、貸出人数、貸出冊数が激減しております。

 ここに、市内図書館の今年3月までの貸し出しの統計表をいただきましたので、それによりますと、平成17年の12月から平成18年の3月まで、市外図書館の貸出禁止以前の4カ月ですね、比較するためにこの期間をとっておりますが、平成17年の12月から平成18年の3月まで、4図書館の貸出人数の合計が1万5,279人、冊数にして6万4,669冊。これに対し、条例改正後、つまり市外の方に対する貸出禁止後の昨年12月から今年3月までの合計が、人数で9,981人、冊数で4万1,244冊と、約35%の激減であります。単純計算でも、12月から3月までの4カ月間、一昨年と開始後、禁止後と禁止前の4カ月間で約5,000人以上の方が、条例改正により嘉麻市に来られなくなったことになります。

 この貸出数の大半を占めています山田図書館についていうなら、平成13年5月に開館以来、1年間の本の貸出数は、当時、山田市民の1人当たりに換算すると、県下55カ所の公共図書館の中でも第2位に位置すると、平成14年の6月15日付の西日本新聞紙上でたたえられたものでありました。私どもにとっても、数少ない他に誇れる施設として自慢の種でありました。山田においては、飯塚、田川、川崎、遠くは福岡方面からの来館の方が特に多かったようでございます。

 今、多くの自治体で、観光施設の整備や町おこしのイベント等、多額の費用をかけてでも、少しでも市外から人を呼び込もうと努力しております。この時流に逆行するような施策は、どうしても私には理解ができません。そこで、昨年12月より、嘉麻市外の利用者に対して書籍の貸し出しを原則として禁止した理由を詳しくお聞かせください。



○議長(坂口政義) 福田課長。



◎文化課長(福田勇) ご質問にお答えいたします。

 市内居住者以外に対する貸し出しのなぜ制限したのかでございますが、これは合併前の各館の個人貸し出しに関する条文が統一できておらず、合併後速やかに協議をするということになっておりました。ご存じのように、図書館利用者カードで、市内どこの図書館でも利用できるよう、図書のシステム統合を図ってまいったところであります。これにあわせて、各館まちまちであった条文も統一をさせていただきました。一般的な貸し出しにつきましては、市内に居住する者、また市内に通勤、通学する者という形であります。これにあわせて改正をさせていただいたところであります。

 さて、制限をした理由でありますが、貸出利用者を市外まで広めますと、嘉麻市民の税金を使って購入しました図書、特に人気のある図書などは、市外の図書館にもあるにもかかわらず、その図書を嘉麻市内図書館の方が近いからということで市外の方が借りられますと、嘉麻市内の方は一定期間待っていただくようなことで不利益をこうむり、当然読書意欲もなくなってしまいますし、待てないということで、本屋さんで購入されるようなことも考えられます。また、嘉麻市内の方が市外の図書館に行っても貸し出しの制限があり図書を借りることができないなど、利用者が平等に扱われない状況であります。限られた大切な図書は、市民へ優先的に貸し出したいと考えております。

 それともう一点は、ご存じのように、財政状態も非常に厳しい状態にあり、合併時よりかなりの予算が削減されております。今後も図書の購入についても削減をされるというのが当然想定されます。また、図書の貸し出しを重視することも最大のサービスと考えておりますが、現在の図書館は、地域住民のための身近な図書館で、集い、触れ合い、交流の場でもあります。住民の悩みを解決する、暮らしに役に立つ図書館でもあります。特に子育て支援の視点から見ても、乳幼児時期から図書館に親子で行き、心の栄養をとり、楽しいひとときを過ごしていただいております。市民を最大限優先に貸し出し、図書を有効に活用していただき、地域に根差した図書館にしていきたいと考えております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 大体理解はできます。要約すれば、限られた、現在の状況であります限られた予算の中では、人気書籍を十分に備えることができず、市内の利用者に対して予約の長い待ち時間を要するという不便を与えていると。それに加え、市内の方は市外の図書館から借り出しをできないという不公平感も持っておられるということだと思います。

 それからもう一点は、これはちょっと聞いた話ですが、現在の図書館の利用については、以前のように貸出数を競うのではなく、地元住民との密着した利用、今言われました、例えば子供たちに対しての読み聞かせ会、子育て支援の場など、コミュニティーの場としての役割に重きを置いているということだと思います。

 ただ、市外の方が嘉麻市に来ていただきたいという気持ちから、聞いたところでは、地域協定を近隣の市町と結ぶ中で、そこら辺の解消をしていきたいという話も聞いております。そこら辺のいきさつをわかった範囲で結構ですので教えていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 福田課長。



◎文化課長(福田勇) お答えいたします。

 ただいまのご意見でございますが、貸し出しを設けないということについては、大変すばらしい制度だと理解をしておるとこです。先ほど申しましたように、一般的な貸し出しにつきましては、市内に居住する者、また市内に通勤、通学している者という形でございます。飯塚市図書館や、田川市立図書館も個人の貸し出しの条件は嘉麻市の市立図書館と同様であります。嘉麻市民の方が飯塚市図書館や田川市立図書館等の市外図書館に行かれても図書を借りることができず、利用者が平等に扱われていないのが現状であります。

 今後は、先ほど申されましたように、筑豊地域の飯塚市、桂川町、田川市郡の公共図書館と広域貸し出しの協議を進めてまいりたいと考えております。筑豊地域の住民がどこの図書館に行っても、お互いに、自由に利用できるような方向で検討していきたいと思ってます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 実は、このことは前回の、昨年の12月でしたか、図書館の貸し出しを禁止した理由の1つの中で、現在交渉中であるというようなことをちらっと聞いた記憶がありましたので確認したところです。市内の方が嘉麻市にはない図書を市外で借り入れることができるという、嘉麻市民にとっては最も、少しでも有効な図書館の利用という意味では、是非ともこの協定によって解決できると思いますので、早急に対処していただきたいと思います。

 図書館の利用については、昨日、田中日本明議員も触れられておりましたが、大変大切なことだと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、産廃場についてお伺いいたします。鈴木課長もたびたびのことで、またかという感じがされるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 百谷地区の産廃場については、3月の議会で報告されましたように、来年1月15日までに、超過した3万8,000立米の産廃ごみを搬出するとなっております。現在どういう形で経緯しているのか。また、あのときお願いしておりました浸透水の検査も引き続き行っておられるのか、県からの報告、その内容をお知らせいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 百谷地区の産廃場につきましては、先ほど申されましたように、県が2月16日に許可容量を超えた産廃物の撤去を命じた改善命令を発令いたしまして、それを受けまして、3月から搬出が始まったところでございます。3月に約560立米、4月に約190立米が搬出されましたが、その後搬出がされておりませんので、県は業者に対しまして搬出するよう催告をしているところでございます。

 また、浸透水の検査でございますが、去年の6月に県が検査しましたところ、鉛が基準値をオーバーしてたということございまして、県は業者に対しまして原因究明調査を指示し、その後9月に井戸水検査、10月に浸透水の検査をしたところ、基準値以下になっていたものでございます。また、市におきましても百谷川の12月に水質検査を実施いたしまして、そのときでも現在異常は出てなかったというところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 搬出は少しはされているが、余り進んでないという状況だと思いますので、引き続き県の方に強く要望して、監視を続けていただきたいと思っております。

 それから、浸透水の検査ですが、鉛が昨年6月の検査で多量に検出されたということはちょっと初めて聞きましたが、今から後ですよね、大事なのは。浸透水が表面に現れてくるのは、今後、今から先10年、20年後も可能性があるわけですから、引き続き県に強い監視を要望していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 次に、熊ケ畑の産廃場については、百谷産廃場の搬入停止によって、一段と搬入量が多くなっていると予測されます。これは予測です。その後、県からの定期的な報告がなされているのか、それによると何か異常が起こっていないのかご報告ください。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 熊ケ畑の産廃場につきましては、県は立入検査を実施しておるわけでございますが、それによりますと特段、今のところ異常はないというふうに聞いております。

 それから、ここにおきましても浸透水の検査をやっておりますが、現在のところ異常は出てないというところでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 熊ケ畑の産廃場については異常がないということで幸いでございます。あったら大変でございますが、引き続き監視、当然報告書は来ているんですね。よろしくお願いいたします。

 次に、熊ケ畑の不法投棄焼却灰についてお尋ねいたします。

 このことについては、さきに前回の一般質問の中で、第18回目の県、国との4者協議を行う予定であると聞いておりましたので、その内容を、結果と内容を詳しくお聞かせいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 去る5月10日に第18回の4者協議を行いました。第17回の協議で、今のままでは解決の糸口がつかめないということで、実際に撤去するにはどういう方法が考えられるか、お互いに考えを出し合おうと確認していたところでございました。それにはまず、焼却灰及び廃タイヤの処理に要する費用がどれくらいかかるのか、これを算出いたしまして、それをどうしていくかの協議をしようということにしておりました。廃タイヤにつきましては大体600万から700万ぐらいかかるということで数字が出ておりましたが、焼却灰につきましては業者がその成分の分析をして、使えるかどうかという部分の分析に時間がかかって、金額がまだ出ておりませんでした。このことにつきまして住民会議の方から、全体の金額が出ていないのに4者協議をなぜやったかということで抗議を受けたところでございます。その後、県に対してその金額を早く出せということで催告をしておりますが、現在まだ出ていないという状況でございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 18回目の協議では、別に、いわゆる結果が出なくて、得るものがなかったというようなことで、大変残念に思っております。当然、次回の予定もあるんでしょう。日にちが決まってたら教えていただきたいと思いますが。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 金額が出ましたら、県と協議をいたしまして、日程の調整をして開催したいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 県、国は、ほっといたらいつまででも出てこないと思いますので、強く催促してください。よろしくお願いします。

 この1年間、私が熊ケ畑の焼却灰について、住民の立場から鈴木課長にいろいろと質問をぶつけたり、要求してまいりましたが、一向にらちが明きません。光が見えません。4者会議の中でも、これといっていい妙案も出てきません。

 そこで、きょうはちょっと角度を変えて質問させていただきます。まず、福岡県内に熊ケ畑以外に、このような焼却灰が不法に捨てられている、しかも1万立米以上もの多量、この1万立米というのはあくまで推定です。課長も見られたように、あの広さで、あの深さですから、多分これ1万立米以上あるんじゃないかという推測ですが、これほどの多量の焼却灰を捨てられているところがどこかありますか、お知らせください。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 県に確認をいたしましたが、現在そのような場所はないということでございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) ないと思いますよ。よく、いわゆるちょっと知った人とかから、多少知識のある方から話を聞くんですが、あんな不法投棄ごみは福岡県幾らでもあるよと。だから、国、県は簡単には熊ケ畑の産廃ごみのことを聞いてはくれないよと言われる人がおります。とんでもない話だと思っております。

 そこで、鈴木課長に、まことに失礼ですが初歩的なことをちょっとお尋ねしたいんですが、仮に、もし仮に、嘉麻市がこの焼却灰を処分するために搬出撤去するとしたなら、このごみをどこに持っていきますか。例えば一番費用が安くて、身近なところで熊ケ畑産廃場がありますが、そこに捨てることができるのでしょうかお答えください。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 捨て場所としては最終処分場に捨てるということになりますので、その方法論としては、その熊ケ畑の産廃場でも可能とは思いますが、実際に捨てる場合に、結局市内に、こっちの産廃場からこっち側で物を移すとかというふうなことよりも、県内のほかの産廃場で捨てるということであれば、金額のことは抜きにしまして、そういうことができるんであれば、そっちの方の検討をするということになろうと思います。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 課長、ちょっと認識が違うと思いますよ。焼却灰は、普通の廃プラごみなどと同じではないんですよ。どこでも捨てるわけにはいけないと思いますよ、県に確認してくださいよ。ちょっと自分でも研究していただきたいと思いますが。特定産廃、いや、例えばの話です。そりゃ県、国にもちろん要求していただきたいんですが、あの焼却灰は特定産業廃棄物最終処分場、いわゆる普通の処分場、あそこは安定5品目を捨てることはできますが、焼却灰は捨てられないと思いますよ。それは県が言ってるはずです。なぜかというと、危険性を含んでいるから。ですね。鉛とか、カドミウム等の体に有害を及ぼすような化学汚染を引き起こす可能性を持ってる産廃なんです。

 かって鈴木課長は、この合併後初めてこの問題に取り組まれたのでわからないことが多いかもしれませんが、かって国が代執行で処分した瀬戸内の香川県手島の焼却灰問題、これちょっと調べていただきたいと思いますが、あれと同じようなごみではないかという可能性もあります。いわゆる現地のごみを見られたと思いますが、バッテリーの燃えかすとか、自動車部品の燃えかすなんか相当まじっておりますよ。これほどの危険性を含んだ多量の焼却灰を、県に確認して、どこに捨てるべきかと1回聞いてみてください、捨てるとすれば。それほど危険な焼却灰なんです。

 稲築の、何ですかね、現在処分している硫酸ピッチ、あれは目に見えて危険だということがわかりますから、あれもどこでも捨てるわけにはいきませんが、あれと同じようなことなんです。ただ、目に見えて即影響が出ないというだけの話であって、未来的には大変危険性を含んだごみですので、そこら辺少し研究していただきたいと思います。

 それから、例えばそれほどのごみであれば、県もほっといていいはずがないはずなんですよ。そこら辺からもう少し突っ込んでいただきたいと思っております、4者協議の中で。これほど危険性を含んだ多量の焼却灰を10年以上にわたって放置している行政の責任もどう考えているのか。地元住民の身になって、もう少し一生懸命に取り組んでいただきたいと思います。

 4者会議が18回も重ねて、1年間たって、課長、何か振り返って、何か1つでも進展したことがありますか、ちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 先ほど私が産廃の処分場のことで、熊ケ畑の処分場ということを申しましたけども、済みません、私の単純な勘違いでございまして、言わっしゃられるように、熊ケ畑につきましては安定5品目の最終処分場でございますので、そこには持っていけません。

 それで、場所といたしましては、北九州の方にございますけども、一応今積算する中で、そちらの方での受け入れが可能か、金額的にはどのぐらい可能かという部分も含めて積算をしてるという状況でございます。

 それから、今までの18回におきまして中身の進展がないということで、これは私も、するたんびに非常にじくじたる思いで会議に当たっております。何か解決の糸口、要するに穴があくかどうか、これも一生懸命私なりに考えておりますが、なかなかこれといった方策が出ていないというのが現状でございます。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 後ろの方から、嘉麻市がやるべきじゃないと。当然のことであります。私が言いたいのは、それほど危険なごみであるということをわかってもらいたいんです。それなのに、県なり、国がほっといてると、いまだに。そのことを課長にもわかってもらいたかったので、例えばの話で質問させていただきました。

 この1年間、何も進展がない。進展がないなら、何とか打開するのがあなたの仕事だと思っております。言われたことだけをやっていくんであれば、子供だってできますよ。この投棄ごみ、不法投棄ごみを長年にわたって放置した、あそこの場所に放置したままの責任というのは嘉麻市にあるわけですから、今後の対策と解決への方針を改めて聞かせていただきたいと思います。



○議長(坂口政義) 鈴木課長。



◎環境課長(鈴木淑文) 私どもも、ただ単に会議に出て受け流しているという、私もそういうつもりはございません。今回につきましても、何か新しい方策はできないかということで、じゃその撤去するのに費用を出して、それをまた基に解決の糸口がつかめないかというふうな提言もいたしております。今後につきましては、金額が出ましたら、結局それをどうやってやるかということが問題になりますので、そのあたりを県と国と十分に協議しながら、もちろん地元の意見を伺いながら話を進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 鈴木課長、よろしくお願いいたします。たんびたんび鈴木課長を責めるばっかりでから、大変私も心苦しく思っております。個人的には大変好きですから、鈴木課長。

 というところで、実はこの市民会議というのは、もともと山田の住民会議は、山田川の水と自然を守ろうという目的で発足したものであります。山田の水道水は、ほかのよその水に比べて比較的おいしいと私は評価しております。しかしながら、山田の浄水場の上流に産廃場があります。そしてまた、別にこんな危険性を含んだ焼却灰も存在しておりました。大変心配しております。いずれ、このままでは、山田の水が飲めなくなるんじゃないかと。

 それで、今までは、この問題については所管であります環境課、鈴木課長にいろいろ文句を言いながらもかかわってまいりました。しかしながら、今回は、住民に毎日安心して飲める安全な水を供給する義務のある水道局の局長にお尋ねしたいと思います。多分局長は、今まではこの問題は自分たちには関係ないというようなことで、余り関心を寄せておられなかったと思います。したがって、不法投棄されたこのごみがどこに、どれくらいあるのかさえ認識されていないと思います。多分そうだと思います。確かに毎日の業務の中で、安全な水、安全な水道水を住民に供給されていることは間違いないと思っております。しかし、安心して飲める水という点では、多少疑問があるのではないでしょうか。このことについて、水道局長はどう考えられているのかお聞かせください。



○議長(坂口政義) 宇佐波局長。



◎水道局長(宇佐波吉徳) お答えいたします。

 今指摘をされましたとおり、私は熊ケ畑のこの焼却場の処分場は1度も見たことはありません。新聞に載るたびに、一応山田の浄水場がありますので、1度見に行きたいと思ってはおりましたけど、現在まで1度も足を運んだことはありません。

 そういうことで、嘉麻市の水道局の施設のまず概要からお話をさせていただきますと、嘉麻市には浄水場が6カ所ありまして、そのうち取水口につきましては、山田川より1カ所、それから遠賀川より7カ所、井戸水につきましては、深井戸が山田地区に4カ所、浅井戸が嘉穂地区に1カ所、稲築地区に2カ所あります。水道局では、水道法に基づきまして、安全な水道水を安心して飲んでいただくために、50項目の水質基準が設けられておりますので、毎月水質検査を実施いたしているところであります。そして、浄水につきましても毎日、管末において採取した水道水を検査し、安全を確認しております。

 そういうことで、焼却灰から流れ出る汚水または浸透水につきましては、水質検査資料の過去のデータとも比較検討しておりますが、現時点では問題はありません。水道局といたしましては、市民の方々に安全で、安心した水の供給をしていく上でも、原水が汚染されていないことが最重要であると考えております。今後も原水の検査を継続して行いまして、水道水の安全確保には努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) ありがとうございます。今後とも気を緩めることなく安全確保に邁進していただきたいと思います。

 そして、このことは水道課だけではなく、水道局だけではなく、農政課についても同じようなことが言えると思います。焼却灰が放置されている熊ケ畑の下流域には多くの田畑があります。いまだ直接被害は出てはおりませんが、将来にわたって農作物への影響、危険性は十分に考えられます。熊ケ畑の米や野菜は危ないけ食べられんばいというような風評被害だって恐ろしいものであります。このことについて、農政課長もどういう所見を持っておられるか聞きたいと思っております。



○議長(坂口政義) 原田課長。



◎農政課長(原田昇) 農業につきましては、自然環境の影響が多大にある産業でございます。そういった意味から、本年3月に制定いたしました食料・農業・農村基本条例にも明記しておりますけども、食糧の安全供給ですね、それと環境の保全についてもきっちりと明記しております。環境保全については重要な案件であると、今議員がご指摘のように、一度風評が立つと、なかなか消費者が逃げていって、また帰っていただくということがなかなか難しいということも認識しております。そういったこともありまして、関係課と協議しながら食糧の安全に努めていきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) ありがとうございます。このように不法投棄焼却ごみの問題は、単に環境課だけの問題ではなく、今後は水道局にも、農政課にも、これは自分たちの問題ととらえて、水道局、お互い連携をとりながら問題解決に取り組んでいただきたいと思います。水道局から、また農政課からも環境課に対して、熊ケ畑の焼却灰早く何とかしてもらわんと困るじゃないかというぐらいの気概と連携を期待しております。実際に被害が出てからでは遅いんです。今のうちに何とかしていただきたいと思います。

 最後に、松岡市長にお尋ねしますが、このことどう思われますか。そして現在、行財政改革で大変忙しいとは思いますが、過去の問題を置き去りにすることはできません。責任は山田市から受け継いだ嘉麻市にあるわけですから、何かよい解決策を考えていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘のとおり、この産業廃棄物等の問題は、嘉麻市にとってもかなりの業者もおられます、ほとんど安全にされていると思いますが、特に放置された熊ケ畑の焼却灰等については、これはもう基本的に全面撤去であります。そうしないと、住民が安心して、今ご指摘の水もそうですし、農業関係、米も安心して食べられないというような不安感がつきまとうだろうと思います。そういった意味から、今後とも行政としても努力をしていかなくてはいけない課題であろうと思います。

 ただ、この問題、18回も4者協議を持ったりしておりますけれども、結局のところ効果が上がっていないというご指摘もあっております。しかし、私は一方では、住民の方々の強い運動によってここまできたという感も持っておるとこでございます。先ほど旧稲築の硫酸ピッチの問題も取り上げられましたけれども、これは県が代行で全面的に撤去いたしております。これには、住民の粘り強い長年にわたる活動、運動、そして関係者の努力、市会議員、県会議員も政治的にも動いていただきましたし、そういった中で、完全に硫酸ピッチについては撤去ができたわけでございます。そういった意味からしても、今後いろいろじれったいところは住民にとってはあるかと思いますけれども、今一生懸命各担当課も努力をしているとこでございますので、そういった意味で、議員も一緒になって、これについては対応をしていただくようにお願いをいたしたいと思っております。

 私自身も、これは冒頭申しましたように、完全撤去以外しかありません、熊ケ畑の問題は。これはもう不安が、何が埋まってるかわからないわけですから、そういったことを考えますと、多額の経費がありますので、とても嘉麻市単費でできる話ではありませんし、これを容認してきた一連の責任もあろうかと思います。そういったことも総合的に考え、今後的確な対応をし、そして最終的には全面撤去と、そういうふうに持っていきたいというふうに考えておるとこでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 中村議員。



◆14番(中村春夫) 市長、どうもありがとうございます。力強い言葉ではありますが、なかなか先が見えない言葉で、私も引き続き一生懸命取り組んでいきたいとは思っております。

 それで、鈴木課長には、ちょっと今日は厳しいことを言いましたが、あの焼却灰について、もう少し研究していただきたいと思います。あれがどれほど危険なものか。よろしくお願いいたします。そして、今後の取り組みについては、県に対して、これだけ危ないものを放置しとっていいのかと、逆に攻め込むぐらいの気持ちで取り組んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。



○議長(坂口政義) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

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            休憩 午前11時43分

            再開 午後1時1分

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○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 12番、赤間幸弘議員。



◆12番(赤間幸弘) 一般質問を行う前に、6月14日に配付されました、財政課から配付されております平成18年度決算見込み(速報値)について、一言意見を申し述べたいと思っております。

 私は3月議会で、嘉麻市の歳入不足18億円という説明に対し、10億円以内ではないかと意見を申し上げたところ、真っ向から否定をされましたが、結果、平成18年度決算で9億円程度の歳入不足という結果が出ております。企画財政部は能力があるのですから、正しい情報を把握し、提供する義務があるのではありませんか。行政改革については、今日は議論はいたしません。18億円と9億円では、行政改革のスキームが全く違ってくるのではないでしょうか。それだけ違う金額になるということは、行政改革実施計画に沿って実施しなくてもよいのではないか。また、手をつけなくてよい部分まで手をつけているのではないか。今回、議案48号敬老祝い金の支給廃止についてもそうではないかと考えております。

 また、4月26日だったと思いますが、市長の記者会見での新聞報道でも10億円の歳入不足であると。また、6月ですかね、12日、開会した後ですが、読売新聞にもまた毎年度18億円の財源不足が見込まれるからと報道されております。ちょうど4月後半、もう最初に載ったのであれば、その時点で普通に考えて決算の状況はおおむね把握できるのが当たり前ではないでしょうか。それにもかかわらず市長に歳入不足が18億円という間違った数字を言わせるのはとんでもないことだと思います。市長が市民や職員にうそを言ってるように思います。市長にうそを言わせるようなことがあってはいけないとも思っております。このことも3月議会で正確な情報を速やかに提供するように意見を言っておりましたが、全くなされておりません。そのようなことでは市民や職員がだれもついてこなくなると思いますし、また自治基本条例を作っても全く意味がないことだと思います。今後このようなことがないようにしていただきたいと思います。

 先ほどもちょっと述べましたけれども、歳入不足18億円の考えのまま行政改革実施計画どおりに実施していくつもりなのか、それともリアルタイムで変更していくのか、また長期的スパンではなく、短期的なスパンで計画を作成するのか。資料によると実質収支4億8,776万円になっております。3月の一般質問においてはここが1億円の見込みだと答弁されました。見込みよりも多いのは嘉麻市にとってはよいことなのでしょうが、そのために基金取り崩し額5億6,600万円もの財政調整基金、地域福祉基金を取り崩さなくてもよかったのではないか。

 平成18年度実質単年度収支、マイナスの9億5,438万3,000円となっております。合併してから今日までのように新規事業に取り組まなければ、この額は下回っていくのではないか等々尋ねたいことは山ほどありますが、質問項目、予算執行については少しだけ関連はあると思うんですけれども、質問要旨、予算の執行状況が市民にわかりやすく理解できるような取り組みについてとはちょっとかけ離れますので、この件については答弁は要りませんし、後日機会があれば尋ねますので理解しやすい答弁を期待いたします。

 それでは、質問通告に基づきまして一般質問に入りたいと思います。

 一般会計や特別会計及び決算について、また執行状況を議会、職員、その他の一定の者だけが理解していればよいのか市長にお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) お答えいたします。

 私自身、ただ単に執行部や議会が意思を深めるだけではだめだというふうには考えております。広く市民にもどういうふうなものに予算が使われているのか、これガラス張りにするということは重要なことだと考えております。この点につきましては、確か山田市長時代、議員と一緒に行ったんじゃないかと思いますけれども、ニセコ市の取り組みとか、そういったことにおいてもすばらしい取り組みだというふうに感じて研修して帰ってきておるところでございます。

 したがいまして、今後は、今のところ広報の、いわゆる嘉麻ですね、これ等にしておりますけれども、それでも理解していただけるものと思いますけれども、私自身の考えとしては端的にもう2通りぐらいの、すぐどなたでも理解できるような、そして経費もかからないような、そういうのを考えております。まだ、担当部とも話しておりませんけれども、そういうことで市民に広く知っていただくということは重要なことだと考えておるところでございます。

 したがいまして、今後は自治基本条例に向かってそういうことも含めた取り組みを進めてまいりたいと思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) 市長もニセコ町のことも触れられました。この後でまた触れます。そのときにまた答弁をお願いいたします。

 今、市長が申しました広く市民に知っていただく、ガラス張りにしたいというふうな答弁でありました。私も、その大多数の市民にやっぱり理解をしてもらわなくてはいけないと思います。そこで、市長も言われましたが、これですよね、広報「嘉麻」ですよね、限られた枚数の中で担当課は大変ご苦労しながら、いろいろ4月に至っては行政改革大綱及び実施計画のこと、これが5月であれば嘉麻市の予算、19年度嘉麻市の予算、6月に至っては財政比較分析表等を載せて大変ご苦労されていると思います。ただ、市民と話す機会のある中で、どうしてもやっぱり行政用語といいますか、例えば経常収支比率であるとか財政力指数であるとか、またこの予算の面でいくと、民生費は何であるか、地方交付税はどういうものであるか、説明文は、用語の説明はあるんですけれども、なかなか理解しにくいと思うんですよ。私も議会に来させていただいて一番最初に戸惑ったことが行政用語ですよね。この意味がわからないので国語辞典等で調べようとしても載ってない言葉がかなり多いんですね。それをやっぱり今みたいな、市長言われたようにガラス張りにしたりとかするんであれば、やっぱりそういうこともわかるように改善しつつ、またこういうふうな、これから担当課として載せられるかどうかというのをまたお尋ねしたいと思うんですけれども、載せられるときに市民にわかりやすくどのように改善していくのかをお尋ねしたいと思います。



○議長(坂口政義) 中嶋課長。



◎財政課長(中嶋廣東) 赤間議員さんの予算の執行状況を市民にわかりやすく、理解できるような取り組みについてというご質問でございます。

 本市の、昨年合併をいたしまして、公表の状況につきましては、これは条例に基づきまして、嘉麻市の財政事情の作成及び公表に関する条例に基づきまして公表させていただいておるものでございます。

 今、議員言われました広報の関係でございますけれども、昨年の、平成18年度の当初予算につきましては8月広報に掲載をさせていただいております。本年の19年度予算は5月広報で掲載をさせていただいておるものでございます。今、赤間議員さんの方からできるだけわかりやすくということでございまして、担当課としましてはできるだけ市民の方々、日ごろなじみがないという点もございますので、予算とは何かと、あるいは予算はどう決めるのか、あるいは市の収入状況はどんなものがあるのかと、あるいはその年度の市の主な事業等を、財政用語等の解説を交えて今日まで広報の掲載をさせていただいたものでございます。今後とも他市町のいろんな情報等も収集しながら、できるだけわかりやすく、今後ともそういう形で市民の方には周知を図っていきたいと、このように考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) そのようにわかりやすく掲載できるように、また調査研究をして取り組んでいただきたいと思います。市民にしてみたら、私たちが支払っている税金はどこにどう使っているのかというのをものすごく関心があるみたいです。こういうふうに掲載してもらってますので、ものすごくありがたいという言葉も確かに聞いております。ただやっぱり今言ったように聞きなれない言葉、使いなれない言葉等ありますので、また、旧山田市の取り組みとしてこういうふうな広報「やまだ」等があったので、その中においては家庭をモデルにした書き方であるとか、いろんなことを駆使しながら、それでオーケーとは思ってませんけれども、やっぱり身近な書き方といいますかね、そういうふうなことで調査研究をしていただきたいと思います。

 夕張市のようにならないためには行財政改革を断行しなくてはいけない。断行しないと明日の嘉麻市はないと、市長はこの前の委員会でも言い切っておられました。断行するということは、例えば市民、行政職員、各種団体に対して使用料、手数料等の値上げであったり、給与削減であったり、補助金のカット等痛みを伴う内容です。なぜこのような手段を講じないといけないのか。市民には知る権利があると思うし、行政には説明する義務があると思いますね。そのためには市民に対して正確な行政情報を周知徹底していかなくてはならないと思っております。財政事情が合併してどういうふうに悪化したのか、その詳しいところをやっぱ周知していないと私は思っております。今までは、今のままでは夕張市の二の舞になると。結果だけではなく、そこに至るまでの経過、プロセス、またなぜ悪化してるのかを伝えないと、市民協働のまちづくり等で市長が訴えておりますので、市民が理解できないのではないかと思います。その点について市長の考えをお聞かせください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘の、先般の一般質問で豊議員からもありましたように、アカンタビリティーですね、説明責任を果たす責任はあろうと思っております。その果たし方として、今議員ご指摘の市民に周知できるような、わかりやすい方策というのは、先ほど担当課長も申しましたように、今後調査研究しながらやっていきたいということでございます。この点については、議員ご指摘のとおり市民にアカンタビリティーを果たす義務が私にあろうかと思っております。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) お互い、自分たちもそうですけど、模索しながらということになると思いますけれども、やっぱりその説明責任、やっぱり説明することによってやっぱり市民の理解を得ないと、予算執行等にしてもなかなか、行財政改革を断行するにしてもそれうまく運ばないと思うんですよね。やっぱりその辺、市長が今肝に銘じておると思いますので──言葉で何回も出てくるように、その方法として、今市長が言われた分も含めて私の考えを言いますけれども、新年度予算等の行政情報を冊子にして全戸配付したらと思っております。例として、財政課の方には資料として、近くでいえば二丈町、遠くでいえば、市長が言われた北海道ニセコ町の、ニセコ町は確か14年度か15年度版だったとは思うんですけれども、お渡ししております。

 二丈町でいえば、予算の概要説明書、協働の町づくりとして20ページのものを作成しております。表紙をめくったら初めに、ちょっと朗読しますが、

  この予算概要説明書、協働の町づくりは、町民の皆さんと情報の共有化を目的として12年度から発行を初め、本年度で7回目を迎えました。皆さんが納めた税金や地方交付税、国や県の補助金がどのくらいあるのか、そのお金をどんなことに使うのかを、第4次長期総合計画の5つの柱ごとに説明しています。町の財政状況についてはグラフを使い、全国の類似団体との比較を行いました。また、国が進めている三位一体改革の影響を受け、本町が今後の行財政運営をどのように行っているのかを示しました。

とあります。どこの住民でもやっぱりどういうふうに税金が使われているかというのはやっぱり気になったことだと思いますし、この中には一般会計、特別会計を掲載しておりますし、その内容として17事業を紹介し、写真入りで紹介して、予算内訳、単費が幾ら、ここでいうなら合併浄化槽設置への補助3,179万円、内訳、国、県2,119万円、町1,060万円といったような、そういうことまで詳しく書いてあります。

 次に、北海道、市長も視察されたと言われたニセコ町については、「もっと知りたい今年の仕事」平成19年度版ニセコ町予算説明書、これは先ほどの二丈町と違い、こういうやつですね。140ページにも及んで全戸配布されております。内容として、各課別に数えてみますと234事業について、事業名から予算まで、そして資料編として、今年度の予算の概要、町債と基金、町の補助金はどこに使われているのか、前年度の決算状況等15項目あります。一番最後には暮らしの情報として、今年の予定、その中には行事、健康づくりカレンダー、いざというとき、防災避難マップ、ふれあいシャトルバス運行経路図とダイヤ、こういうのも含めて6項目、事細かに記載されています。やっぱりさすが先進地、他の自治体が参考にする予算説明書だと感心しております。

 執行部が、いろんな議案に対してもそうですけれども、説明が苦しくなるとどうしても類似団体とか近隣自治体はどうなってるとか、やっぱりどうしてもそういうふうに方向に行きたい、右へ倣えみたいな答弁をよく聞きますけれども、この冊子みたいに、これ1冊家庭にあれば市内のことがほとんどわかる、このようなものこそ参考にしてまねてもらいたいと私は思うんですよね。

 そして、140ページあるこの予算書にかかった費用が2,500部作成して、「もっと知りたい今年の仕事」予算説明書の発行106万円、1冊当たりの単価366円。主な経費、予算説明書の印刷は92万円、ホームページ作成ソフト14万円、財源として、予算説明書販売実費25万円、ニセコ町の単費ですね、負担額は81万円です。これ1冊当たり366円単価でしておりますが、私たちが仕入れるときには1,000円で売られております。その分をこういう財源に充てておりますので、そういう検討できないものかとは思っております。

 また、こういうのをつくる、やっぱりメリット、デメリットも考えなければいけないと思いますので、私の考える、数点しかありませんけれども、一例として、メリットとして市民に対していろんな事業等にしても説明がスムーズに、地元説明がスムーズにいくんじゃないかと思いますし、住民に市の事業が、今と関連しますが、十分に理解され、行政に対する市民の認識が高まってくるんじゃないか。水道工事とか道路工事等の工事期間の調整が可能になると思いますね。で、むだな仕事は費用に対して効果の少ない事業などについて市民が認識し、指摘しやすくなると思います。デメリットとしては、作成に職員の手がかかる、また作成費用がかかる。どうしても私はデメリットとしては行政サイドの問題等しか頭に浮かばないもので。そういうのがあると思われます。納税されている市民の方々は、市に対する出資者であり、私は株主だと思っております。その市民の皆さんのために予算を使うことは大変いいと思いますので、そのような考えがないかお尋ねしたいというところでこれを取り上げております。行財政改革を実施している中、予算が、今言ったように作成費用がかかりますが、ニセコ町のような予算説明書を作成できないものかお尋ねいたします。



○議長(坂口政義) 中嶋課長。



◎財政課長(中嶋廣東) 赤間議員さんのご質問の趣旨につきましては、先進地、北海道のニセコ町さんのこの説明書でございますけれども、おおむね140ページに及ぶ膨大なボリュームのある資料でございます。非常にわかりやすくて私も拝見をさせていただいたところでございます。また、福岡県の二丈町におきまして約20ページですね、これイラスト入りでなかなかわかりやすい説明書でございます。ニセコ町につきましては、いわゆるまちづくり基本条例等を基にこういった説明書を配布をされておるということでございます。1冊の単価が、今、予算の面言われましたけれども約366円ですか、ニセコ町2,500世帯ぐらいでしょう、2,500部ということでございます。ただ、嘉麻市に換算しますと約1万9,000世帯、2万世帯程度あるわけですが、約730〜40万円程度の予算になるかなということでございます。

 こういった詳細にわたるこの説明書、嘉麻市としても検討したらどうかというようなご質問の趣旨でございます。先ほどメリット、デメリット、いろいろ赤間議員さんの方からございましたけれども、こういったこと十分に勘案しながら、今後十分に検討させていただきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) 前向きな答弁で、検討させていただきたいということであります。

 ただ、嘉麻市、約2万世帯でしたかね、それで366円を換算すると700万とか800万とかいう答弁をいただきました。またこれも冊数が増えれば、そこまでいかないんじゃないかというようには思います。財政課長はその分、単純に掛け合わせただけと思いますので、そういう答弁だと思います。前向きな答弁ではありましたが、こういういい事例があるわけですよね。それを印刷費等で700万も800万もかけてするんであれば、この予算書を参考にしながら、パソコンで写真を取り込んでいろんな事業等、場所を、現地の写真を載せながら職員の手で作ってみても私はいいんじゃないかなと思います。それをすれば予算もそんなに、業者に発注するようにはかからないと思いますので、また今検討してもらう中で、そのような今自分が言った職員の人に作ってもらうとかいうことも検討しながら、予算書の作成の仕方について検討していただきながらどうか作っていただきたいと思うんで、市長、ちょっとその辺のところの見解があればお聞かせください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 現時点において、ニセコ町のようなものを作るというのは非常に無理があるかなと思っております。財政上のこともありますし、職員も今いろんな面で集中しなければならないこともございます。そういった意味から、当初ご答弁いたしましたように、作るとしてもコンパクトなもので、そして、しかも市民にわかりやすい内容、これが「嘉麻」という市報になるのか、別になるのか、今のところはまだ打ち合わせはしておりませんけれども、とにかく議員ご指摘のわかりやすい内容にするということは重要なことであろうと思います。ただ、今活字離れも出てきておりますので、厚いものを作ってもなかなか読まないというような状況もあるので、端的にわかりやすいような方法を考えた方がいいのじゃないかというふうに思っているところでございます。確かに、議員ご指摘の、そういった内容を市民に知らせるということは重要なことだろうと認識をいたしております。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) 今、市長答弁で今の段階では無理ということですが、それは無理じゃなくてさせないというふうに自分は理解をします。市民のためにすることであるならば、市長みずから動いてでもできると思いますので、ちょっと後ろ向きの答弁やなくて、ましてや、またコンパクトなもので市民にわかりやすい内容をと言われてますので、その辺はちょっと考えていただきたいと思います。

 また、活字離れは十分わかりますが、この活字離れはもう若い人が中心ですよね。ある程度年齢いった人はそうでもないと思いますので、その辺も考えて検討していただきたいと思います。

 このニセコ町のページ、はぐっていただくと、表紙をはぐっていただくと、またちょっと読ませていただきますが、

  町民の皆さんを初め、ニセコ町にかかわる多くの皆様には、日ごろからニセコ町の町づくりにご支援、ご協力をいただき厚くお礼を申し上げます。

  本年度もニセコ町まちづくり基本条例第41条の規定に基づき、予算説明書「もっと知りたい今年の仕事」をお届けします。町の予算は本来町民の皆さんのものであり、行政には毎年度の予算を皆さんにわかりやすく説明する責任があります。そこで、この冊子では、法律で定める通常の予算書では伝えきれない予算の具体的な内容を町民の皆様にわかりやすくお知らせするために作成しました。是非この予算説明書を手にとり、皆さんの税金がどのように使われているのかをお確かめください。

  この予算説明書は平成7年度に全国に先駆けてニセコ町が作成を始めて以来、今では自治体の標準的な仕事として全国で多くの市町村が同様の取り組みを行っています。今年の作成に当たっては、本編のわかりやすさに心がけるとともに、資料編の充実や暮らしの情報編の新設を行っています。しかしながら、まだ改善すべき点が多いのも事実です。お気づきのことがありましたら、遠慮なくご意見をお寄せください。

  予算説明書の作成は、町民の皆さんが持つ町の情報を知ることのできる権利を明確にし、将来にわたって保障されておることを示すほんの一例です。この予算説明書を通じて、皆さんがニセコ町のまちづくりについてさらに理解を深めていただけることを願っています。そして、町民の皆さんが、町の目標である暮らしやすさが実感できる元気と安らぎのあるまちづくりをみずから実践していただくことができれば幸いです。平成19年4月、ニセコ町長佐藤隆一。

  ここで、ニセコ町まちづくり基本条例第41条、予算編成も書かれておりますので、町長は予算の編成に当たっては、予算に関する予算書の内容の充実を図るとともに、町民が予算を具体的に把握できるよう十分な情報の提供に努めなければならない。2項、前項の規定による情報の提供は、町の財政事情、予算の編成過程から明らかになるようわかりやすい方法によるものとする。

ちょっと長くなりましたが、これについては、市長の求める市民と協働、市民参画ではないんでしょうか。この件についてちょっと市長の答弁を求めたいと思いますが、市長は21年度でしたかね、自治基本条例制定に向けて、その準備段階として、このような冊子については早い時期から是非とも取り組まなければならないと私は考えております。そのことによって市民の皆さん、職員も含めて正確な行政情報が開示できるんじゃないかと思います。私は3月から、またこの6月に対しても、市民の皆さん、職員の皆さんに対して正確な情報を、行政情報の開示を求めているのはこういうとこから来ております。もうこういうのに取りかからないんであれば、また再度強く情報開示を求めたいと思いますので、この件についても市長の答弁を求めたいと思いますが、これで終わりにしたいと思いますけれども、この件についてはこういう冊子づくりですね、どういう形であるか調査研究していただいて取り組んでいただきたいというのは変わりませんけども、形はどうであれ、引き続き9月か12月に質問して結果を尋ねますので、それまでに形を出していただきたいと思います。

 それで、今言った2つですかね、市長の答弁を求めたいと思います。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) これは、自治基本条例を制定するとか、制定しないにかかわる問題では今のところはございません。したがいまして、私は自治基本条例については、今の議員の内容からすると旧山田市における市民参加条例もそうだったように、市民から付託を受けた議員ですね、いわゆる議会、議会と、いわゆる今度私がお願いしようとしておる基本自治条例、これとのかかわりですね。それからもう一つは、大きくいろいろと議論が必要なのは、計画段階からこれ市民が参画するとこういうふうになるわけでして、このあたりをどういうふうにするかということです。ですから、行政としては市民が参加すればするほどいい面もあるでしょうけど、時間がかかるというデメリットはございます。ですから、そういうのをどのようにうまくやっていくかというのが今後、今策定しようという基本の自治条例ということに、自治基本条例ということになろうと思います。

 そこで、今のご指摘ですが、それとは別に、今の段階で議員の主たるものは行政としてのアカンタビリティーを果たすべきだということが私は主であろうと思うわけですね。ですから、そういったことでどういう形になるかわかりませんけれども、どのようにして市民に周知してもらうかということについて、いま一度調査研究をして、市民の皆さんに本当に端的にわかりやすいような、そういったものを考えていきたいというふうに思っております。そのことによって市民の皆さんに知っていただくということになろうと思います。



○議長(坂口政義) 赤間議員。



◆12番(赤間幸弘) 私も、市長、今言われた説明責任ですよね、それは果たさなくてはいけないという市長の気持ちはよくわかりました。それを早い段階で実施していただきたいと思いますし、どうしても、市長、端的なもの、端的なものに何かこだわっとうごた気のするとですよね、私にしたら。もう自分の答弁の中でも3回ほど出てきましたんで。その端的なもので市民にわかりやすいものができるんであれば、それにこしたことはないと思いますので、市長初め、執行部の皆さん全員で調査研究をしていただき、よそにないいいもの、よそを参考にしながら嘉麻市しかできないようないいものを作り上げていただきたいと思います。先ほども言いましたが、この件に関しては次回以降にもう一度質問しますので、それまでに答えをよろしくお願いいたします。

 これで質問を終わります。



○議長(坂口政義) 10分間休憩いたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午後1時39分

            再開 午後1時49分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(坂口政義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 8番、山倉敏明議員。山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 8番、山倉敏明です。平成19年度の6月最終日の一般質問させていただきますけど、わずかな時間ですけどつき合ってください。よろしくお願いいたします。

 それでは、質問通告書に基づきまして質問させていただきます。私は、まちづくりについて、その中でも4項目につきまして質問させていただきます。

 単純にまちづくりと言いましても、前日より新市建設計画の中にありますように、基本指針、指標ですか、これ活力ある産業振興によるまちづくり、健やかで心安らぐ福祉のまちづくり、豊かな自然と共生する環境のまちづくり、豊かな人をはぐくむまちづくり、さまざまな人がかかわり合う交流のまちづくりと、いろいろなまちづくりがございますけど、私が今から言いますのはほんの一部でございます。

 それでは、合併してはや1年3カ月が過ぎた現在、嘉麻市の核となる本庁舎がまだ決まらず、市民の皆さんは不安に感じながら日々の生活を送られております。6月14日の全員協議会で市長が、現在の庁舎、旧碓井町庁舎を本庁舎に財政上せざるを得ないと答弁がありました。翌日の新聞にも本庁舎の設置場所については、今後住民の理解を得ながら、旧碓井町役場に正式決定する意向であると報じられておりました。再度市長に伺いますが、それに相違ありませんか。

 また、早く核を決めなければどんなまちにしたいかが見えず、またどうするのか、行き当たり場当たり的な施策では住民の方も困っておられます。住民の不安を解消して、市長が財政九州に掲載された住民参加の市民主体、つまり市民が主役のまちづくりをしてもらいたいと思いますがいかがでしょうか、市長お願いします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘のとおり、先般行われました全員協議会の中で意向を示したところでございます。今いろんな状況から考えて、私はこの碓井庁舎に本庁舎を持ってくるべきであろうというふうにして思っておりますので、これについてはまた議会、それから市民の理解を得ながら推進していきたいと考えてるところでございます。ご指摘のとおり、これは早く中心的なものを設定しないといろんな取り組みができません。もちろんあのときも申し述べましたように、新庁舎はもうとても今の財政状況からして建設する余裕はございません。

 したがいまして、この碓井庁舎を中心として増改築しながらしていくことが一番ベターではないかというふうに現時点で考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 今、市長が述べられたように、早く、早い時期に決めていただいて、それに基づく新市の計画をスムーズにしていってもらいたいと思います。

 また、新市建設計画をベースに第1次嘉麻市総合計画が作成されております。作成のために嘉麻市住民意向調査がなされています。これは18年の10月の、私はもう資料をいただきまして、約2,000名無作為にされまして、その中の回答が、1,334人の回答があったようで、回収率が66.7%ということでございます。この中で、特に皆さんが要望された上位を取り上げますと、バス路線などの充実、いわゆる市民の足っていうのがないと。それから、下水、排水の処理対策、いわゆる防災対策関係の充実ということがうたわれております。19年度からの3カ年の実施計画が先日も渡されましたけど、この件に対する施策、対処されてない分がございます。また、8月に組織機構改編計画の見直しがなされるようです。今後の機構で対処されるのかどうかをお伺いしたいと思いますけどよろしくお願いします。



○議長(坂口政義) 廣方部長。



◎企画財政部長(廣方悟) お答えいたします。

 組織機構の今回の改編については、特に行政改革の緊急的な課題が中心でございます。その中で市民の利便性の確保、公共交通の確保、こういった部分について議論を行うところでございます。それ以外については、特に元課で、それぞれの現行体制の中で行政の事業課ラインで対応するというふうにいたしてるところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 平成19年度の嘉麻市組織機構(案)ということで、総務部のとこで交通対策担当ということで、市バス事業等見直しということで項目上がってるわけですね。この担当の内容的なものをちょっとお聞かせ願いたい。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) 現在、本市の公共交通関係については、交通弱者や通勤通学などの日常の生活における移動手段の現状としては、まずJR線、それからJRの後藤寺線ですね、それからバス路線としましては西鉄バス路線と嘉穂、山田地区の市バスでございます。それとあわせ、稲築、碓井地区の福祉バス等が主な交通関係というふうになっております。

 今回の組織機構の中で、交通担当ということで特命的に課題を設けておりますのは、こういう、各交通手段をどういうふうに総合的に調整を図りながら、先ほどの質問にありました核となるいろんな施設、それから嘉麻市の施設をどういうふうに回るかを、今後検討していきたいというふうに考えてるところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 住民意向調査の中で自由回答編というのがございまして、その中でずっと内容的なものを見させていただいたんですけど、特に、どういうんですか、自分は買い物に行きたいけど、車に乗れないと。それでそこにも行けないという。早くそういう、何ですか、交通体系を整備されて、交通手段のない方につきましては、自分も含めてですよ、そういうとこに行くようにしていただきたいとか、そういう要望が結構あるわけですね。先ほども言いましたように、どういうんですかね、一番あれなのは、ちょっと済みません、現在の満足度、今後の重要度というとこがあるわけですけど、ここのとこでもバス路線等の充実、それから、これに対して不満であるというのが23.2%、結構多い、上位の方にされてるわけですね。そういうことも含めまして、やはり核ができればそういう体系を早く確立されて、住民が自由に、やはり嘉麻市の市庁舎に来たいと、また近くの碓井の道の駅に行きたい、馬古屏に行きたいというとこも、満遍なく自由自在にできませんけど、やはり最低限度のことをできるように、やはり市民の方の立場でよく考えていかないかんと思いますので、そこら辺をよろしくお願いいたします。

 それから、2番目に移りますけど、市民に夢を与えるまち、住んでよかったまち、どのように建設していくのかということです。

 これも意向調査で寄せている中でも上位の方から話しますと、緊急・高度医療の充実、診療所、病院等医療の充実、保険、年金、下水、排水の処理対策、小中学校義務教育の充実、役所の効率化、財政健全化、高齢者福祉、高齢者に対するサービス、交通安全対策、バス路線等の充実、障害者、福祉障害者に対するサービス、子育て支援対策、ほとんど全部市民生活に直結する問題が掲げられているわけですけど、やはりここらは皆さんが、住民の皆さんが不便、それからこれを充実していただきたいというものがアンケートに託されておるわけです。

 このアンケートの中で、このアンケートをとっただけで住民に回答がないんじゃないかと、これをどういうふうに活用するのか明確にして欲しいということもうたわれているわけですね。やはり一方的にこういうふうな住民アンケートをとるだけじゃなくて、やはりそれを市政を行う中で取り入れて、また説明責任をなぜできないかというようなことも含めてやるべきだと思います。そこら辺はどうお考えでしょうか。



○議長(坂口政義) 廣方部長。



◎企画財政部長(廣方悟) 今回のアンケート、大変たくさんの方にご協力いただいて、大変な回収率でございました。非常に合併、その後のまちづくりについて関心の高さを示したところでございます。アンケートにつきましては、当然総合計画に反映するという、それぞれセクションでこのアンケートの持つ意味を考えまして、総合計画の施策の中で記入した部分もたくさんございます。また、アンケート結果については、市民の方に要約したものをお返ししたところでございます。

 議員ご指摘の、やはりこれを有効に政策に反映するというのが、今後総合計画をいかに反映させていくか、実施の中に移すかという大変重要なものもございます。特に、市民のアンケートで重要度の高いものというのは、高度医療あるいは広域圏の行政で、あるいは広域圏以外、県域で政策を求めるような要望もたくさんございました。そういう部分についてもいろんな機会で、関係機関の会議の中ではできる限り意見を発信するという心がけはしたいというふうに思ってます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) そこら辺も含めまして、これをやるには財政的に非常に苦しいということで、先ほども赤間議員の方の質問等もありました。それで、財政が苦しければ歳入をまず考えていかないかんと。そうすると歳入施策、どういうふうに考えていくかというと、嘉麻市におきましては企業誘致、観光資源の活用、それから農業資源等による収入が考えられると思います。ここらの活用につきまして、市長はどういうふうに考えられますでしょうか、お答えください。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) ご案内のとおり、本嘉麻市においては7割近くがいわゆる農業関係ですね。農業、林業、林業というよりも森林、そういったものになっております。そのメリットとしては非常に自然豊かということであります。この自然豊かなものは今後とも引き継いでいかなくてはいけないだろうと思っておりますので、嘉麻市はどうしても農業中心的な市の運営を図らなければいけないというふうになっていくだろうと思っております。

 一方、じゃ農業だけでいいのかという点で、議員ご指摘のように企業誘致の問題ですね、これについて企業を誘致し、そして雇用を促進し、若者も住めるような町になれば、当然活性化が図られていくわけでございますので、この企業誘致につきましては、最近立地協定を結んだ企業が新設、増設含めまして5社ございます。これだけでも非常に嘉麻市にとって大変ありがたい話でありますので、今後とも、議員ご指摘のように企業誘致の問題、そして農業を活性化していく、ブランド品を含めてですね、そういったものを今後構築していく必要があろうと考えておるところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 今、市長が述べられました企業誘致ですけど、これにつきましても工業団地等がどんどん出てきてるということで、今後工業団地の金銭的な、財政的な問題もありますけど、工業団地等を造成する考えがあるのか。

 また、聞くところによりますと、新聞等で報じられていますけど、飯塚の方では新設の工業団地を造成して自動車産業の誘致を狙ってるということです。当嘉麻市の方につきましても、やはりただ指くわえてるだけじゃなくて、やはり投資的なものを行って、やはりそれに対する利益を得るというようなことも考えていかないかんと思いますけど、そこらは市長どうですか。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 工場誘致につきましては、ご指摘のとおり、もう既に稲築の工場団地はもう売り切れとるわけですね。したがいまして、この嘉麻市の中で今、適地はどうかということで、先般も委員会等で視察にも行っておりますけれども、その適地を今探さなくてはいけない。それの中心は農林商工部でございますけれども、今そこだけではないんだということで関連部と、そして副市長が長になって、そういった工場の適地についても今いろいろと考えてるところでございます。案外嘉麻市の中に適地があっても、いわゆる足かせになってるものがあったり、いろいろあって、なかなか適地がございません。そこで、産業建設委員会においてもいろいろ市内を視察していただいております。国道322ですね、これのトンネル、これを掘れば土が出てくるわけですから、その土を埋め立てて工場団地にできる箇所はないかというようなことも模索しながら、工場団地は確か最近、飯塚が10億円かけて工場団地を造成するという記事が載っとったと思いますけれども、そういったことについても、お金はかかっても将来のことを考えれば、そういった投資については今後も考えていく必要があろうと思っております。したがって、まず適地探しが今のところ一番の課題になってるところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) その件につきましては、我々も含めまして、一体となりまして企業誘致に向かっていきたいと思います。

 あと観光資源の方ですけど、やはりこれも飯塚の方で伊藤伝右衛門を軸として、かなり集客率が上がってるということで、飯塚の方にも観光マップですか、これもちょっと私見たらなかなか早急にいいものを作ってあるなということで、作ってあるわけですね。これらにつきましては、嘉麻市につきましてはこのマップにつきまして作られておるんですかね。



○議長(坂口政義) 在田部長。



◎農林商工部長(在田修三) 観光マップの作成につきましては、現在作成中でございます。市内にも観光、それから文化の両面からかなりの資源といいますか、遺産といいますか、そういうものがあると思います。そこら辺を今、全体的にやはり市内に散らばっておりますので、それを点ではなくて線で結ぶような考え方も含めまして、現在マップの作成中でございます。年度内、早い時期には作成していきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) そのマップ作成に当たりましてどういうスタッフで当てられて作られてるんですか。



○議長(坂口政義) 在田部長。



◎農林商工部長(在田修三) 商工観光課が中心になって行っております。ただ、先ほど言いましたように、文化財とかそういういろんな資源がございますので、関係課と稟議をしながら、合い議をしながらいいものにしていきたいと思っております。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) こういうことは早く対応するべきだと思います。それにつきましては、プロジェクトチームを作るなり、副市長が頭になってやっていただくなりして、早く、飯塚に負けないように、これもう立派なものを作ってるわけですよ。これに基づいて観光資源として収益を上げてるわけです。嘉麻市はこれに負けるわけにはいかんわけですよ。今言われたように、伊藤伝右衛門見たら直接小石原の方に行ってしまうと、ここを通過するだけということで、先日、嘉穂町のふるさと交流館、ちょっと何かつぶすかわからんからちゅうことで話聞いたもんだから、いやそんなもったいないことって。よくよく聞いたら、昭和26年に保健所の跡地か何かで、木造の住宅で造られて、門扉が閉鎖されたままになっております。これでは観光客も来るも来んも、どこにあるかもわからんような看板で、観光資源でとろうとは全くできないです。やはりこういうものは早く作って、やはりそこら辺の整備をしてそれなりのことをやっていかないと、担当の係長に案内してもらって、いやもう立派な資源がありまして、益富城の瓦もありまして、何ですか、母里太兵衛のこともありましてということで、市長行かれましたですかね、交流館行かれましたですか、ふるさと交流館。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 交流館は行ったことはございません。私が思っておりましたの、今ちょっと議員がいろいろおっしゃってましたので、嘉麻市の中に観光資源というのがいろいろあるわけですね。今ご指摘のあっておりました、例えば、稲築地区においては山上憶良の、そういう万葉の関係のものもございますし、神楽のものもございます。それから、碓井では織田美術館もございますし、その他いろいろございます。また、山田の方も横綱の不知火とか、こういったものもございます。嘉穂町に至りましては、今いろいろおっしゃっておられましたが、母里太兵衛とか、それから豊臣秀吉の陣羽織とか、いろいろ益富城とかいろいろあるわけでございます。

 こういった観光資源がありますので、先ほど担当部長がお答えしましたように、これを点じゃなくて線で結んで、しかも私、個人的に考えておりますのは、飯塚の、今の飯塚の伊藤伝右衛門って見たら、そのまま小石原町のお話もありましたので、これをつないでいく方法もあるかと思います。それで、あと今、東峰村ですね、東峰村、東峰村にいぶき館というのがあるんですが、ここも伊藤伝右衛門とつながっておりまして、私も一度行ったことがあるんですけれども、そのつながりで飯塚との交流もできております。

 それで、当初2市8町でやるようになっておりましたので、それをつなげてという話も内々にはしてたんですけれども、ああいうことになりましたので、今後はしかし、ただ自分の自治体だけじゃなくて、議員ご指摘のそういう飯塚だけとかやなくて、それをつなげてどこの自治体もそういう観光資源を生かして活性化していくと。そういうことが今後重要になってくるんではなかろうかというふうに考えておるところでございます。

 ご指摘のものですが、旧保健所のあれは非常に古いので、これを活用するという方策はあるだろうというふうには思っております。

 以上です。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 市長が、行かれたかどうかって聞いた中で朗朗とほかのことまで述べていただきましたけど、やはりいろんな意味で観光資源となるものはたくさんあります。だから、あるあるじゃなくて、もう1年3カ月たっております。だから、いかにこれを作っていくかということに、時期が来ておりますんで、やはりそこのところを勘違いしないように、ありますからじゃやりましょうって、関係部署がたくさんあります、あるけどそこら辺をみんな集めてプロジェクト作って、じゃこういうマップを作っていこうということを早急にしていかないと、また出遅れて完全に伝右衛門から今東峰村に行くルートでさっと行ってしまったということになりかねますんで、そこら辺は早急に対処していただきたいと思います。ましてやあそこにお酒屋さんがありますんで、あるところによりますと酒蔵を借りて、そこで若者の音楽の祭典をしたらどうかとか、いろいろ若い人は考えておられることはたくさんありますんで、そこらの意見もいろいろ聞いていただいて、観光資源として特にやっていただきたいと思います。

 それと、農業に対する資源ですけど、やはり嘉穂町につきましてはリンゴを作られてる方とか、いろいろ果樹の作られてる方たくさんおられます。ここらもルート、今のルートの中に、ちょっとこっち来ていただいてリンゴを売っていただくとか、ナシ売っていただくとかいうこともできかねるんじゃないかと。そこら辺は商工課、商工会とよく話し合わにゃいかんでしょうけど、いろんな意味でたくさん収入を得るところはたくさんあるわけです。それをみすみす時期をずらしたんではもったいない話なんで、そこら辺のことをよく考えてやっていただきたいと思います。

 3番目に入りますけど、これ当初より話しましたように、利便性を高める道路、公共交通機関の整備で交通弱者や通勤通学などの日常生活における移動手段の相互的な運行システム整備がおくれているが、市民の声をよく聞き、早く構築すべきだと思うが、現在の状況は把握されておるんでしょうか、聞かせてください。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) 先ほどの答弁とダブるところがございますが、現在、市が運行してるのは山田、嘉穂地区のバスと稲築、碓井の福祉バスでございます。これの状況を把握してるかということだろうというふうに思いますが、18年度の利用状況としまして、山田の市バスの方が、延べ乗客数でございますが、6万8,468人ということで、嘉穂バスが2万8,760人ほど利用しております。あと福祉バスの関係ですが、碓井の福祉バスが4,767人、それから稲築の福祉バスの方が5万5,634人っていうふうに利用がなされてます。また、今後碓井地区の福祉バスや嘉穂地区の市バスについては、路線及びバス等の時刻等の見直しを随時図っていっております。利用者の利便性を更に高めていきたいというふうに考えてるところでございます。

 議員ご指摘のとおり、嘉麻市としての総合的な観点から運行システムを早期に確立することが急務とは考えていますが、嘉麻市の公の施設等の見直しが検討されている状況もあり、嘉麻市の将来像が描かれる方向を見据えつつ、具体的な検討を図っていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 卵が先か鶏が先かというような話になってくるかと思いますけど、そうじゃなくて、やはり今現在、生活をされてる方おられますんで、そこらの声をよく聞いて、やはり対処できるところは早急に改善していくというようなことで対処していかないかんのじゃないかと思いますけど、いかがでしょうか。



○議長(坂口政義) ?野部長。



◎総務部長(?野良一) 議員ご指摘のとおり、市民の方のご意見を聞きながら対応をしていきたいというふうに考えております。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) よろしくお願いいたします。

 その他のまちづくりについてですけど、これにつきまして2点ほどしたいと思います。山田高校、それから嘉穂工業高校、これが中央高校に統廃合されまして、ただいま空き地、空き部屋ちゅうか、空室になっております。これも県の統合によりましてなってるわけですけど、たまたま嘉麻市の方にあります。これの現状と、今後どういうふうにしていくかということにつきましてお聞きしたいと思います。



○議長(坂口政義) 廣方部長。



◎企画財政部長(廣方悟) 私の方から現状についてお話いたします。

 先ほど議員ご指摘のように、高校再編によりまして山田高校、嘉穂工業高校とも本年4月に廃校になっております。現在、県の教育分野でございますけど、ここにおいて跡地利用について、具体的作業について照会をいたしました。現時点では、具体的跡地利用について県の動きは今のとこございません。では、通常一般的にどういった処分方法をとられるかということまで含めてお尋ねしますと、通常、現在はまだ教育関係の施設でございますので、当然教育関係の施設が廃校になっておりますんで、その後に県としてこの学校跡地を有効利用のする方法がないかという県内部の検討があるということを聞いております。当然その段階で県の、県有財産として所有する必要がないという判断のついたときについては、関係する市に照会があるということでございます。そういう手順を踏みながら、県としては事務的手続をしたいということでございます。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) もう一点、漏れがあると思いますけど、現在、空き部屋なりなってるわけですけど、ここらが不良っていうか、そういうふうなことの利用されないようにっていうことで、これは県の方の所管になるから市は知りませんよということじゃないと思うんですよね。そこの管理につきましてはどういうふうになってますか。



○議長(坂口政義) 廣方部長。



◎企画財政部長(廣方悟) 現状まだ県の方針が出ておりませんので、特段この管理、現状管理についてまだ打ち合わせ協議等をやっておりません。

 以上でございます。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) ここらもやはり不良の温床にならんように、やはり早目に県の方に、あとどういうふうにするんかということで話を、管理を、今現在の管理をどういうふうにするかということをよく話し合っていただいて、やはりそこらでいろんな事件が起きないように、一つ管理をしていただきたいと思います。

 あと1点、先日、先ほどと関連すると思いますけど、西日本新聞の6月26日に観光庁を新設ということで、国の事業となるわけですけど、ここらもやはり海外客を国に引き入れないかんということで、国の方で、国交省の方針として観光庁を新設するというようなことで、これが2008年度新設する方針を固めたということなっております。

 観光事業として、東京はトップでしてるですけど、福岡の方は7番目か何ぼぐらいですかね、7%か、若干名しかなかったですね。そういうことを含めて早く、やはり国のやることだから、こっちに流れてくるのはまだ先だということじゃなくて、そこら辺の情報的なもの、こっちの方にそういう助成金なり補助金なりが、何か対策的に市がやれば、回ってくるかどうかっていうこともやはり早目に情報的にキャッチしていくべきじゃないかと思いますけど、この観光庁が新設されるっていうことご存じでしょうか。ちょっとお尋ねします。



○議長(坂口政義) 在田部長。



◎農林商工部長(在田修三) この件につきましては、ちょっと存じ上げませんでした。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 新聞で報道されておりますんで、早目にこの情報をキャッチされて、どういうふうなことで地方の方にどういうふうなお金が流れてくるかとか、そういうものをよく勉強していただきたいと思います。

 最後になりますけど、市長にお伺いしますけど、やはりこの嘉麻市をどういうふうにかじ取りをされようとしてるのか、そこら辺のことを、所見をひとつお聞きして終わりとします。



○議長(坂口政義) 松岡市長。



◎市長(松岡賛) 議員ご指摘の多分内容は、いろいろ新市計画とかそういうのあるけれども、具体的に早く動いてほしいというご意思のようだと思います。こういった点については、実施計画の中で3カ年ごとに見直すようになっておりますが、今ご指摘いただいたいろんな観光の問題にしろ工場誘致の問題にしろ、そういったことは、取りかかるものについては早くしないと遅れるというようなことももちろんありますので、十分そういったことを考えながら対応していきたいと思っておるところでございます。

 申すまでもなく、私の全体的な構想というのは「ハートフル嘉麻の里の創造」ということで、大きな合併の中での理想像、これに向かってやるということになっております。そして私の大きなマニフェストの中には、一つには「みんなでつくろう」ということにいたしております。ですから、先ほどから質問等あっておりました自治基本条例ですね、これ早く作って、市民と協働の一体となった嘉麻市づくり、そして人と自然に優しいまちづくりということにいたしております。したがいまして、人をまず作らなくてはいけないということで、人づくりはまちづくり、まちづくりは人づくりという、そういう観点からも嘉麻市というまちを創造していきたいと考えております。

 それから、中心的な取り組みとしては、先ほどの所信表明のときに上げておりますように、端的に申しまして、産業ですね、福祉、次は福祉です。そして教育ですね、そして交流のまち、そういったもの、全部で5つ大きくは上げております。環境問題も、きょうもご指摘を受けましたけれども、自然と環境ということについても調和のとれた、共生するということで上げております。以上述べましたような5点、これを中心的に、じゃ具体的にどうするのかということを議会の方のお知恵もお借りしながら、特に嘉麻市にとって誘致企業ということは大きな問題でございます。この課題についても、これも現在も、現、この嘉麻市の議員さんにも力をお借りしながら、工場を誘致した経緯もございます。そういった中で執行部と議会が一体となって、今後誘致企業については推進していきたいと思ってるところでございます。

 いずれにいたしましても、住んでよかったと、住みたいと、そういうようなまちにする。並大抵の財政状況ですから、ないと思いますけれども、その中でもそういったものをやっていくのが私の任務と思っておりますので、ここ何年かは厳しい私の判断が続くかと思いますけれども、将来の嘉麻市をちゃんと継続していくための施策を選考していきたいと考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(坂口政義) 山倉議員。



◆8番(山倉敏明) 市長の強い決意を聞きまして、やはりみんなが汗を流して、泥だらけになって、最後には夢をつかむというようなことでやっていかなきゃいかんと思いますんで、今後ともよろしくお願いいたします。

 私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(坂口政義) これにて一般質問を終結いたします。

 お諮りいたします。6月29日の1日間は、予算特別委員会開催のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(坂口政義) ご異議なしと認めます。よって、6月29日の1日間は休会することに決しました。

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            散会 午後2時29分



◎議事調査課長(和田力) 事務局からお知らせいたします。あすの予算特別委員会は10時からを予定いたしておりますので、ご連絡申し上げます。あすの予算特別委員会10時から予定いたしておりますので、よろしくお願いいたします。