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福岡県 福津市

平成 21年12月定例会(第7回) 12月02日−03号




平成 21年12月定例会(第7回) − 12月02日−03号







平成 21年12月定例会(第7回)


1 議 事 日 程(3日目)
   (平成21年第7回福津市議会12月定例会)
平成21年12月2日
午前9時30分開議
於  議  場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(21名)
  議 長  阿 部   巖  副議長  村 上 修 一   1番  中 島 美和子
   2番  江 上 隆 行   3番  山 本   清   4番  岩 城 俊 郎
   5番  井 上   聡   6番  渡 辺 由 美   7番  米 山   信
   8番  永 島 直 行   10番  樋 口 幸 雄   11番  渡 辺 理 恵
   12番  椛 村 公 彦   13番  永 山 麗 子   14番  松 尾 ひとみ
   15番  大久保 三喜男   16番  竜 口 雅 博   17番  大 峰 重 美
   18番  山 脇   清   19番  迫   靜 吾   20番  硴 野 九州男
3 欠席議員は次のとおりである(1名)
   9番  八 尋 輝 紀
4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職・氏名(16名)
  市    長  小 山 達 生         副 市  長  冨 田 伸 介
  教 育  長  金 子 孝 信         総合政策部長  小 田 達 也
  市 民 部長  吉 田 哲 春         健康福祉部長  萩 原 利 博
  教 育 部長  下り松 英 次         地域生活部長  荻 原 哲 夫
  都市整備部長  荻 原 益 美         水 道 統合
  水道課長  石 村 清 治           担 当 理事  井 手 勢 二
  企画政策課長  永 島 脩 助         総 務 課長  竜 口 誠 二
  広報秘書課長  花 田 秀 文         財 政 課長  藤   達 也
                          行 政 経営
                          推 進 室長  森   博 人
5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(2名)
  事 務 局長  恒 任 博 司         議 事 課長  石 橋 和 義




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            開議 午前9時30分



○議長(阿部巖) 皆さん、おはようございます。議員定数22名中、ただいまの出席議員は21名で、定足数に達し、議会は成立いたしましたので、平成21年第7回福津市議会定例会を再開いたします。

 なお、9番、八尋議員から欠席の届けが出ております。

 直ちに会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1一般質問



○議長(阿部巖) 日程第1、一般質問を引き続き行います。

 なお、昨日も申し上げましたが、通告外の質問は慎んでいただきますようお願いいたします。

 それでは、20番、硴野議員の一般質問を受けます。硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 改めて、皆さん、おはようございます。通告どおり質問をさせていただきます。

 それでは、このたびは郷づくりについて質問をいたしますが、福間南小校区の議員さんが4人もこの郷づくりについて質問に立たれます。どうか担当部署においてはご理解のほどよろしくお願いをいたします。さらには、なぜ郷づくりが大切か、市民の皆さんにはまだ理解されていない地域があります。

 ところで、福津市の総合計画では、「社会変化に伴い住民ニーズが多様化し、このため健康福祉、環境、青少年の育成問題など、自治会では対応できない課題が生まれた」として記しています。したがって、「広域でのコミュニティの再構築を行う必要が生じたのです」との広報や地域での説明もしても、「そう困ることもない、自治会があるから」程度の市民の方もおられます。私は少し角度を変えて、地域の方に郷づくりの必要性を協議会の役員やマネージャーなど、地域に出向いて自治区会の総会、集会などで口頭で市民の皆さんと対峙をして説明しなければ理解をされないし、協力できないのではと思っております。

 ある事例をもっての話ですが、多数の食中毒を出したある大手の乳業会社の話です。この会社は、リストラによる人減らしを盛んに行われておりました。経費さえ安ければと、管理に不安がある業者でも任せておりました。つまり、経費を切り詰め販売を上げた者が社の功労者であったそうです。利益につながらない、衛生管理がおろそかになり、汚染に気づいても内緒にしていた結果が食中毒の会社としてレッテルを張られました。自分の会社さえもうかればの愚かな社風が、長年築いてきた会社の信頼を地に落とすことになったのです。この会社はいまだって立ち上がれません。

 なぜ私がこのことに触れるかと言えば、「木を見て森を見ず」、1本の木を守り育てるためには、邪魔になりそうな他の木を切る、すると、そこに冷たい風が吹き通るようになり、森全体枯らしてしまったのであります。したがって、森なくしては1本の木も育つことができないのです。森全体が繁栄をしてこそ、1本の木の豊かな未来があるのではないかと思います。

 市民生活や家庭においては、自分のこと、自分の家のこと、組織のことだけを考える自分勝手な個人主義が横行している現状であると言われております。いわゆる1本の木です。郷土の心、思いやりが大切であり、私たちにとって森とは何であるか、それをしっかり見きわめ、森全体を大きくする。地域発展は我が家の発展と幸せの源であります。この生きた発想こそが郷づくりの原点であると思います。大きな森にするために、以下具体的に質問をいたします。

 まず、大きい項目でありますが、福津市のまちづくりは郷づくりから。

 一つ、郷づくりは、早い地域は平成19年3月から協議会がスタートし、平成20年5月で8地域の協議会すべてが設立をされました。郷づくりは職員一丸となって進めるとなっておりますけれども、職員と郷づくりのかかわりがよく見えない。市の考えをお伺いしたいと思います。

 二つ目が、郷づくりマネージャーが勝浦、津屋崎、宮司、福間南地域に配置されておりますが、職員退職の配慮から4地域4人にしているのかどうか。

 三つ目は、昨日も少し市長のほうから、担当のほうから触れられておりますけれども、郷づくりの協議会事務所は、市の施設や学校施設の一部を活用している。施設利用内容について温度差があります。宗像市は、市の施設であるコミュニティセンターを提供して活動をしております。地域分権、地域自治を目指すのであれば、核となるコミセンが旧福間地域も必要ではないでしょうか。

 四つ目が、自治区会の連合組織を持っているところ、郷づくりとのかかわりで二重構造でやりにくいとの声もよく聞きます。区長制度や自治区会のあり方を検討されているのかどうか。

 五つ目が、郷づくりが活発になると予算が伴います。200万円の交付金でいいのかどうか。市の集中改革プランでは、補助費の見直しが委員会に答申をされながら進んでおりません。ルールづくりを設定し、分散している補助費も郷づくりに交付金拡大で支援すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 大きな二つの項目でありますが、福間駅東地区土地区画整理事業区域についてであります。

 福津市の核づくりを目指す拠点市街地である駅東区画整理事業地域に12の公園が検討されようとしておりますが、ワークショップが開催をされております。これに併設をして自治公民館用地やコミュニティセンター建設の考えも加味されているのかどうか。

 以上、よろしくお願いをいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 郷づくりについてであります。

 まず、?番のほうから随時お答えさせていただきます。職員は、地域の消防団を始め、清掃やまつり、まちづくりへの参加、PTA役員や自治会、公民館活動など多くの活動に参加をしております。しかし、各地域の郷づくり事業に若手職員の参加が欲しいという声は聞いていますので、現在の地域担当制を見直し、多くの職員が郷づくりの応援をしているという姿が見えるように考えたいと思っております。

 引き続きまして、?番目であります。郷づくりマネージャーの配置は、退職職員の配慮からではありません。21年度は、郷づくりの立ち上げから地域担当職員として支えてきた実績のある人材が職員としていましたので、配置をいたしました。今後も地域づくりのキーパーソンですので、退職職員を必ず配置するということではなく、地域の人たちの信頼が得られ、行政とのパイプ役を果たせる人材の配置を考えていきます。

 3番目でございます。郷づくりの拠点施設に温度差があるとのことでありますが、基本的には小学校に近い公の施設を拠点としていますので、どこも同じ施設が確保されることはないと思っています。どこの施設も宗像市のような大がかりな施設ではありませんが、現在の郷づくりの活動に際して、最低役員会や活動者の寄り合いの場所と事務所の機能があれば、各自治会の補完的役割は達成できるものと思っております。しかし、今後、郷づくり組織が醸成し、活動者がふえ、既存の拠点が手狭となった場合などは、増改築などにより対応も必要と考えております。

 また、コミュニティセンターを旧福間地域にとのことですが、迫議員のご質問にもお答えしましたように、コミュニティセンター等の建設は今のところ考えておりません。ただし、今後、福間駅開発に伴う新しいまちづくりについては、住民の皆さんの意見を聞きながら進めていきたいと思っております。

 4番目の項であります。自治会の連合組織として、長年充実した活動を行っているところでは、郷づくりが二重構造になり非常にやりにくいということを、郷づくり座談会でも直接お聞きしています。小学校区という今までにない範囲設定をしているわけですから、当然のことと思っております。ただ、行政としては、これから郷づくり協議会をパートナーとしてやっていくと決めていますので、今ある連合組織が郷づくりとどうつながるかは、ともに知恵を出して考えていかなければなりません。

 また、行政区見直しは、現在予定していませんが、地域からの協議申し出があった場合や、連合での活動を考えた場合、変更も視野に入れなければいけないかもしれません。

 最後の項でございます。補助費等の見直しにつきましては、補助費等検討委員会の答申を受けて、早速翌19年度予算から答申結果を反映させるための見直しを行い、負担金を含め、努めて見直し削減を行ったものの、既に見直しの対象となった補助金等は零細なものに限られたため、その見直しによる効果額は、補助費等全体の中のわずかな額にとどまっています。

 自治振興費を始めとして、補助費等検討委員会の答申に盛り込まれ、見直しの俎上に上げるべき補助費等はかなりの額に上ります。本来はこれらすべての補助費等をいったんサンセット方式でリセットすべきところでありますが、いまだそうした抜本的な見直しにまでは至ってないというのが現状であります。

 議員ご指摘のとおり、200万円のままでいいとは思っておりませんので、現在の地域関連の補助金を対象に、交付金等について内部で具体的に検討しているところです。交付金に統合しますと、これまで以上に地域の団体同士の話し合いが必要になってきます。お互いの活動内容について十分理解し合える環境づくり、関係づくりが求められていますので、議員の皆さんも公平な目でご支援、ご協力くださいますようお願い申し上げます。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) まず、1番のほうからずっと行かせていただきますが、まずは職員との郷づくりのかかわりでありますが、確かに今市長さんの答弁では、担当制を含めて、将来的には若い人を入れるような、そういう状況に行かせていただきたい、今検討中であるということで、うれしい限りであります。

 特に米山議員がせんだって9月に質問したときには、部課長が40名、マネージャーが4人、郷づくりが支援室3人、職務の枠を越えて休日も市民とともに汗をかいておられますと。そして、その他の職員はスポーツクラブ、自治区会、PTA、消防団等々について、これは義務づけておりませんけれども、やはりそれなりの活動をしておる。けれども、意識を高めて研修を行い、これから全職員がやはり配置につけるような体制強化を図っていくというような、9月の市長さんの米山議員への答弁でございました。

 ところで、今やはり地域に行きますと、行政は郷づくりの名のもとに厳しい財政の裏づけとして、地域住民に何もかも押しつけるような感じがする、その声を解消するためには、職員をもう少し、全職員とは言わないけれども、みずからもっと自分の居住ぐらいは汗をかいて、そういうイベントじゃないけども、もう少し出てきていいんじゃないかと、全く出てきてない職員もおるじゃねえかという声を耳にしますと、ちょっとやはり寂しいなという気がいたします。

 したがって、今市長さんの今後検討するということでありますが、もう少し具体的に担当所管でされておれば説明願いたいと思います。

 以上です。



○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 具体的にこういうふうにしますということまでは、まだ実は至っておりません。現在やっぱり職員にはぜひ郷づくりに対する意識というのを高めていただきたいということで、「共働のまちづくり」というテーマで研修会を開催をいたしております。これまで部課長を始め、一般職員まで6回の開催をしたところでございます。そういうことでやっぱり意識を高めていただいて、今後郷づくりに参加をしていただきたいというふうに考えております。

 前回、市長のほうからも答弁をさせていただいておりますけど、職員はいろんな活動に参加をいたしておりますけども、要は、時間の許す限り、ぜひ郷づくりにも参加をいただきたいと。あくまでも強制というような形という形にはできないのかなというふうには考えておりますけども、一般職員も地域づくりのサポーター役という形で、ある程度各地域に一定の割りつけというか、そういうものを検討しながら参加を促していきたいというふうなことも考えたい、そういうことを今考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) これは、やはり参加しやすいような郷づくりの協議会のほうも、ごらんのようにご案内とかいうことをやればいいんでしょうけども、ただ、大きい項目があります、来てちょうだいではやはりちょっと行きづらい、そういう面もあるんじゃないかと思います。なぜならば、私どももこの前、福間南地域の議員さんが集まって協議会の役員の方とお話をしましたけれども、行っていいものか悪いものか、特に私ども行けば、選挙活動と間違えられはしないか、いろんな至らん気を遣うところもあります。

 したがって、ある区長さん、ご指摘がございました。もう少し議員さんも協力してやったらいいんじゃないかと。けども、私ども行きたいけども行きにくい、そういう環境ではなかなか難しい面がありますので、今後はそういうご案内をぴしっとして差し上げたいということも役員の方がおっしゃっておられました。

 したがって、要は、やはり職員の方でも参加しやすいような郷づくりの、そういう役員の方々にも協力要請をできるような環境づくりをしていただきたいなと思いますが、その関係についてはまた検討していただければ結構であります。

 次に、マネージャーの対応の関係についてご質問させていただきます。

 今までは実績のある人材を配置しておりましたが、必ずしも退職者をこうして充てるわけじゃございませんということのご回答をいただいておりますが、そういえども、例えば宗像市の場合は、これちょっとお聞きしてみますと、13地区に6人の配置をしておるようですね。これはそういうような立場の方じゃなくて、やはり係長クラスだと思います。職員が配置されて二つの地域を1人で面倒を見ておるようであります。したがって、その職員の方は週に1回か4回、コミセン事務局で勤務をして、各種連絡、庁内調整、情報提供、各種会議の出席等について仕事をされているようであります。ある意味では二つのコミセンの事務局へ行ってやっておられますので、要は、大変だと思いますけども、そういう融通をきかせておるということも含めて検討していただきたいと思いますが、要は、今、福間校区、上西郷校区、神興東、神興校区については配置をされておりません。したがって、ある意味では、福間地域の関係についてはバランスを失っているという気がいたしますので、この関係については早急に配置していただくような環境になるものかどうか。

 以上、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) まず、地域づくりマネージャーの配置については、もう既に議員のご承知のとおり、福間小校区の郷づくりに実はまだ拠点が決定をいたしておりません。ぜひ早い時期に福間小校区については拠点づくりを進めたい。そうしないと議員ご指摘のマネージャーの配置もできないというふうに考えておりますので、それについては早急に対応をしていきたいというふうに考えております。

 そういう状況の中で現在配置をいたしております4地域以外の地域についても、マネージャーの配置についてはできる限り早い時期に配置をしてやっていきたいというふうに思っております。

 きのうから拠点づくりの話というのも出ておりますけども、やっぱり常駐の職員あるいは地域づくりマネージャーというような形で、要は、市民の皆さんの郷づくり活動を側面的に支援する態勢づくりというのを整えるというのも、拠点も含めて非常に重要であろうというふうに考えておりますので、その点については早急に進めたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) ひとつよろしくお願いしたいと思いますが、この方々がやはりどうしてもある意味では、充実強化するためには核になっていただく必要があるんじゃないかと思う。ものというのは回転いたしますと必要なくなるかわかりません。その回転の最初の原動力が非常にやはり力が要りますし、アドバイスが必要だと思いますので、このない地域についてもご配慮のほどよろしくお願いしたいと思います。

 次の三つ目のコミセンの関係の拠点でありますが、これも先ほど市長のほうからご答弁がありましたが、コミセンについては、結論から言うと、考えてないと。今小学校校区のある施設を、あるいは老朽したところについては補修したり拡大する必要があるけども、ただ、今福間駅東の新しい地域については、ごらんのように将来的には必要性があれば検討するということのご答弁をいただきました。

 ところで、宗像市の事例をいつも申し上げるわけでありますが、やはり私ども議会としても、何回となく宗像市、お隣ですから勉強に行っております。あそこも10年近くの経験がありますので、やっぱり実績があるわけです。ところが、旧福間町とやはり宗像市の違いは、自治公民館が旧福間は補助金をもらって建てておりますのでね、すると旧宗像はやはりコミセンを中心にして、お金がかかったでしょうけども地域につくっている、そういう違いもあると思いますが、そういうことですから、ほとんどコミセンですよね、宗像市の場合は。

 したがって、これから古い施設について、やはりリプロデュースをしていくということをおっしゃっておられました。たしか、特に今コミュニティセンターがある、これは余り大きくないんですけども、耐震に耐えない施設でありますと。したがって、そういう関係については、これからやはり検討して増改築をしていきたいということもおっしゃっておりました。

 したがって、一つ利点は、そのコミセンに入っておりますから、そこの管理運営も協議会のほうが委託をしているということですよね。したがって、事務局の人事費とか光熱水費あるいは管理保守点検は、協議会の方がコミセンのそういう管理をやり、時としてはそこの部屋を貸し付けたりしたら、その収入は協議会の収入になり、それを運営費に充てているというプラス面もあるわけですね。そういうことでまた市のほうも安心して安く委託もできるということも言っておられました。

 したがって、それに相当するような、そういうコミセンをつくれという意味ではありませんが、特にお願いしたいのは、新しくつくる、福間南地域でありますけども、全く今までの話では、いろんな事業計画をしながら、公民館についての話もない、コミセンにつくる話もない、何も私ども議会としても聞いていない。じゃこれから頑張れという地域に対しては、それなりのやっぱりコミセン的な公的なことをやはり提起をして、そして新しい人が来るわけですから、あるいはまたすばらしい地域からも来るかもわかりませんので、そのことを踏まえて考えれば、やはりこの関係については早急に頑張っていただきたいなと思います。そのことを踏まえて、もう一回、もう少し具体的に、特に福間南地域のコミセン関係についてのお考えは、担当としても含めてどうあるのか、もう少し具体的に説明願いたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) コミセンの考え方ということでございます。何回も申し上げておりますように、基本的には、コミセン的なものをつくって郷づくりを進めていくということは考えておらないわけでございますけども、昨日もちょっと答弁をさせていただきましたけども、福間駅東の開発に伴う新たなまちづくりというようなことから考えますと、自治公民館との関係もございますけども、そういった自治公民館機能を一つにまとめたような、わかりやすく言えば、宮司のコミセン的なものではなくて、そういう自治公民館機能をまとめたような施設については、駅東については今後考えていく必要があるのかなというふうに今思っておるところでございます。

 いずれにしても、関係住民の方と十分話し合いをしながら、この問題については検討をさせていただこうというふうに思っております。

 その管理という話も出ておりますけども、仮にそういう新たな施設を一つにまとめてというようなことになりますと、郷づくりのほうの協議会のほうにそういった管理もお願いするというようなことが一番適当なのかなというふうな気はいたしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 実は私はまちづくりのときには中に入っておりましたんで、よく意見が出ていたのは、例えば、そういう公民館的なコミュニティセンターが欲しいとよく言われている。それは、ただ公民館的な要素と同時に、やはり年長者がおるやないかと、そういう老人の方々にパワーになる老人の憩いの家も併用できるやないかと。あるいは子育て支援のそういう向上の場にもなるじゃねえかと。したがって、そういうのが絶対必要ですよということは、かなりまつりづくりの福間町、合併の前の話ですが、そのことも盛んにそのメンバーの方から声が出ておりました。

 したがって、私はちょっと後ほどまたその具体的には質問しようと思っておるんですが、やはりそういう併用した、例えば、老人憩いの家あるいは子育て支援の交流の場を併用したコミュニティセンター、要するに公民館的な要素のある、例えば、宮司のコミュニティセンターみたいなことを言っているわけじゃないわけです。今地域の方とも話をしてみますと、そんなことをねらっているわけじゃないので、まずは拠点としてやはり新しい施設、設備があるわけですから、そういうような要素が欲しいということを言っておりますので、後ほどまた具体的にこの関係については話をしたいと思いますんで、どうぞこの関係についてはよろしくお願いしたいと思います。

 ところで、次の質問に移りますが、郷づくりと自治会との二重構造との区長制度についてでありますが、今市長さんはパートナーシップで、いわゆるお互いのことを尊重して頑張ってほしいということをおっしゃいました。

 ところが、実態としては、もう少し具体的に言いますと、花見地域は連合組織をつくっているんです。それは分割、これは椛村議員がまた質問するでしょうけども、分割されているんですね、自治区が二つに。これはかわいそうじゃないかと思いますよ。それと原町も今1区、2区、3区ありますが、連合組織で今郷づくりがやっていること、同じようなことをずっとやってきたわけですよ、またやっておるわけですよ。あれ若木台地域も連合組織をつくっていますよね。宗像を聞きますと、連合地域をやっとるところはそのまま郷づくりに移行しとるんです、小学校校区ということじゃなくて。もうそういうことでやってきたところは、そのまま郷づくり、要するに宗像はコミュニティづくりですから、そのままその地域はあてがってるんですね。したがって、スムーズに走ってきとる。

 ところが、うちの場合は郷づくりになりまして、特に原町、花見、若木台は余り細かく知りませんが、花見の場合は分散されているし、原町の場合は同じことをやってきたし、また郷づくりで同じことをせにゃいかん。それだったら、どっちにしんを持っていったらいいか、わかりづらいと、そういう指摘もあったのは事実です。

 したがって、この構造をやはり少しだけ変化をさせないかんのやないかと思っております。というのも、実は米山議員の答弁の9月の議会では、自治会で解決できること、自治会で取り組みやすいことは自治会で、自治会を越えた広域のほうが効果があるものは郷づくりで、自治会同士が手を取り合って支えてほしいと言いながらスタートしてもう3年たつんですよね。それがなかなかやりにくいというのが区長さんたちの意向です、ごらんのように。

 したがって、どっちにウエートを占めていいのかわかりづらいということですから、やはり郷づくりを起点にしていこうとすれば、宗像市の場合は少しポイントを変えていますよね、制度を。特に区長制度を廃止をして自治会長に直しましたよね。そして自治会長に手当はコミュニティ運営協議会から、自治会長、今で言う区長さんのほうに手当を出しているんですよね。要するに、自治会のほうにそういう方々の協力メンバーを持っていっているんです。そして自治会から手当等報酬を出していると。そして、そこの協議会の会長さんが市から委嘱を受けて、年に10万円のこれも報酬を支払っているということで、その辺がすっきりしとるような感じがいたしますよね。区長制度は廃止してないんですよ。ただ、委嘱のあり方がね、区長さんの場合は市長が委嘱をしておりますが、それを協議会が区長さんのほう、区長を委嘱をしている。今で言う自治会長さん、そういう形を変えていますよね。少しだけ区長さんのほうからいわゆる不満があったそうですが、今は落ち着きましたとおっしゃっていました。当初スタートのとき、やはり1,500戸ある世帯と30戸ぐらいの世帯はやっぱりそれぞれ違いますから、ちょっと手当関係については増減があったようですが、最近は落ち着きましたという話をされておりました。

 したがって、私どものこの内容についてはそこを少しいじらないと、二重構造では今でも市民の方は、極端なことを言いますと、原町だって、なーん郷づくり要るかと、連合会をやっとるやねえかと言う市民の方が多いんですよ、やっぱり。じゃどっちに足を向いていいのかという、非常に迷っておられます。

 したがって、区長制度についても、やはりこの関係についてはどうするのかも触れないと、郷づくりの先端がぶれていってしまうということですから、やはり宗像市をある意味では参考にしてもいいんじゃないかというふうに私は思っています。特に区長さんの最近の状況を見ると、非常に負担が大きくなっています。自治区の公民館館長もやっとる区長さんがおられますしね、幅が広くなっておるわけですね、文化的なことも含めて。実は区長さんちゅうのは、区内の台帳の整備とか広報に関すること、衛生に関すること、特に依頼された調査あるいは区の居住者に関係の事項の周知徹底等々が中心ですけども、文化的なことも含めて、公民館活動もほとんど、ごらんのように区長さんに頼るということが状況になっておるんじゃないかと思います。

 したがって、多忙でそういう状況ですから、少し肩の荷を区長さんはおろしてやることによって、協議会のほうにもう少しウエートがかかるような、そういうようなウエートをしないと、いつまでたって二重構造で行けば、もう3年もたってね、特に津屋崎とか宮司地域関係については、非常に頑張っておられる姿を見まして感心しておるんですけどもね。旧福間関係について、まちづくりのときから経過がありますからね、どうしても二重構造になっているということで戸惑っておられます。

 したがって、市長さんどうでしょうか、もう少し区長関係についてもね、全く白紙で今このまま行って二重構造でやっていこうということでいいんですかね、ご見解いただきたいと思います。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 区長制度につきましては、今年の5月の幹事区長会の折に、区長さんたちのほうからも発言がございまして、一体どうするのだという発言があったわけですから、それについて私は区長制度については検討させてくださいというふうに返事をいたしております。ただ、何年何月までという期限を切ったわけではありませんが、できるだけ早目にこの区長制度に対する考え方、それから郷づくり協議会の醸成ぶり、この二つを相比べながら、できるだけ早い時期に区長制度については検討をしていきたいというふうに思っております。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 検討するということでございますので、できたら具体的に進めるような方向で、そうせんと交通整理せんといつまでたっても難しい。例えば、今区長制度についてもいろいろとあるでしょうけども、今福間地域の、例えば原町の関係で手当の関係をちょっとお聞きいたしますと、1世帯当たりが1,000円ですね、そして均等割が各区に15万円、そして世帯割ですから、例えば原町1区の人員は656世帯ありますので、約年間の80万6,000円ぐらい手当をいただく状況になりますよね。あるいは2区の場合は43万2,000円ぐらい、あるいは3区の場合は59万2,000円という、これは世帯数も前後しますからね、一応の目安ですけども。

 ところが、宗像市は、結局協議会のほうで区長ということを逆に委嘱するわけですから、話によりますと、年間16万から22万、最高22万ということで言っておられました。それで金額的にはどっちかいうと、やっぱり今の現状から減りますので、区長さんについては大変だと思いますけども、仕事が大分軽くなったと、そして応募できるという話は宗像市の場合はされておりました。したがって、これも具体的にその構造も含めて、やはり宗像を参考にしながらやっていただきたいと思います。

 次に、交付金の拡大、この関係についてちょっと進めさせていただきたいと思います。この前の各郷づくりの報告書を見てみますと、それぞれに地域についてやっぱり違いますよね、予算関係について、平成20年の状況の資料をいただいておりますが、例えば、もう参考のために申し上げますと、時間がないが。そういうことで繰り越しと基金の関係でばらつきがあっていますが、これはもう少し財源がありますと、かなり増減するんじゃないかと思います。

 したがって、この関係については、少しだけ活発になると上げるということじゃなくって、逆に予算化が出ていきますと、それ相当の活動ができると思うんですよ。今宗像市の場合がそれぞれ地域割でやっておりますよね。特に均等割が宗像市は4割、人口割が5割、面積割が1割、そういうことでやっておりまして、最高金額が900万だそうです。最低が大島地区の200万、それぞれに地域によって温度差があると。それでまた事業内容もそれだけ違うということを言っておられました。したがって、この関係についても、例えば一律にどうだ、200万でいいかどうかちゅうのをご検討していただきたいと思います。

 それともう一点だけ、これも今から地域のやり方によって違うと思いますが、やはり提案権ですね、郷づくりのほうで提案権、事業について、そのことを前もやっぱり質問しましたけど、これも検討していただきたい。これが確立されると、郷づくりちゅうのは絶対そこに目が向いてくるんです、そこにと思います、地域の方も。その関係についてはどうなのか、ちょっとご検討をよろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 交付金の問題でございますけども、現在、庁舎内に郷づくりの調査研究会議というのを設置をいたしております。地域に交付されております補助金等を中心に統合等を図りながら、新たな郷づくり交付金制度の創設について検討をしていただいておるところでございます。

 その配分の関係でございますけども、議員ご指摘をいただきましたけども、これまで一律200万というような形で交付金を出しておりましたけども、人口あるいは世帯数等も少しは配慮しつつも、地域づくり活動というのを積極的に行ってある地域については、傾斜配分等を考えながら必ずしも均等というような形で今後とも進めたいというようなことではなくて、そういう傾斜配分は今後とも検討をし、そういう方向で進めたいというふうに考えておるところでございます。

 もう一点、提案制度の問題をご指摘いただいておりますけども、これもこの研究会議のほうであわせて検討をしていただくように今指示をしておるところでございますけども、要は、ある程度郷づくりのほうで自由に使っていただくお金、交付金のほかに、そういう郷づくりのほうから地域づくり活動にどうしてもこういう事業が必要だというようなものを提案をいただいて、それを第三者的な機関できちっと判断をし、重要な優先順位の高い事業については、市のほうが別途交付金の枠を設けて計画的に実施していくということは、やっぱり各地域の郷づくりの意識を高める上からも非常に必要ではなかろうかというふうに考えておりまして、この研究会議のほうでもそういったことは研究をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 時間がありませんけども、提案権を部分的に地域に移譲するということも今検討しとるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 では、次のほうの大きい項目。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 福間駅東土地区画整理事業区域についてであります。

 福間駅東土地区画整理事業では、土地利用計画に示されていますように、地区内に12カ所の街区公園が位置づけられています。これらの公園面積と配置計画につきましては、土地区画整理法に基づき、事業区域面積の3%を全体公園面積とし、街区公園の配置基準である誘致距離、半径250mにより適正に配置計画がなされています。

 配置計画では、区画整理区域の境界部へ公園を配置するなど、隣接する行政区からの利用にも配慮した計画とし、それぞれの公園の規模は、小さいもので1,100m2から大きいもので4,800m2と、さまざまな目的に対応できるように計画されています。現在は、全12公園の基本構想と1号公園の実施計画についてワークショップを開催し、市民の皆さんの意見を取り入れながら公園の計画を進めています。

 ご質問の自治公民館の用地は、新しく発足する自治会から公民館建設の要望を受けた場合に、適切な調整を行った上で、公園の一部を公民館用地として利用する考えとしており、特定の公民館用地としての用地確保は行っておりません。

 また、コミュニティセンターにつきましても、駅東土地区画整理事業内での用地確保は行っておりません。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 先ほども申し上げましたように、新しい土地ですからね、地域の要望によってどうするか決めますんじゃなくって、今の新しい地域ですから、コミセンを40人、50人ぐらいの状況をつくるのかどうかということは今からでしょうけども、用地ぐらい確保してもいいんじゃないかと思いますよ。今ワークショップに出た人は、果たして10人いるのかいないか。竹尾の森林公園があるやねえかという話もありますので、その一部をそういう用地には確保できないんですかね、ちょっとよろしくひとつ。



○議長(阿部巖) 荻原都市整備部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今硴野議員ご質問でございます。この区画整理事業地内には12の公園、先ほど申し上げました、全体で3万2,000m2というふうなことでの用地を生み出すというようなことで、土地区画整理法に基づきますもので捻出しとるという状況でございます。

 今議員おっしゃいますように、今、駅東の公園整備につきまして、市民の方々を交えたワークショップを今開催をさせていただいておりますけども、このワークショップの中でもご意見等々出ておるように聞いております。公民館用地の問題、それから今議員ご質問のコミセン的な集会施設の1カ所にと、先ほど地域生活部長も申しましたように、そのようなご意見的なものも出ておりますので、今後ワークショップを開催していく中で地域のご意見、それから今後この駅東の新たな新旧住民の交流の中で、ある程度今後は行政区の区割りというものが最終的には換地上出てまいりますので、そういったところも検討した中で、地域の住民の方々のご意見もお聞きした上で検討していきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 硴野議員。



◆20番(硴野九州男) 最後になりますが、地域のまちづくりに主体的に取り組むのは地域住民の皆さんです。だからと言って、地域に任せっ切りにするわけにはいけないはずです。郷づくり活動の活性化、郷づくりの運営協議会の効率的な運営のために、行政はさまざまな支援があるはずです。市長はもちろんのこと、職員それぞれ知恵を注いでほしいと思いますし、特にこの用地問題は、これからの新しい核になる拠点のまちだと思いますんで、今言われるような用地確保については大変難しいと思いますけども、保育園用地に4,000m2の用地を確保、今回予算化をしました。その横にUR用地が6,000m2の用地があり、またそこは話によりますと、九大の研究所をつくるやにもちらっと聞いておりますが、その一角でももしものときがありましたらいいじゃないですか。そのことを含めて、まずは用地確保をやっていただくという前提で、最後市長の見解を求めたいと思います。

 以上です。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 先ほど来からの話でありますが、まずコミセンというものに対しては、市として取り組んでいくのではなく、それにかわるものとしての公民館、地区公民館の総体的なものがそれぞれ幾つの地区公民館ができるのかわかりませんが、それをやめて、むしろ一本の公民館にしたら、そのときにその公民館に併設するような郷づくりの拠点を考えることは可能であるわけでありますので、そうした考え方というものが今から先、随時募っていくだろうというふうに思っております。そうした上でそういう巨大な土地が必要なのかどうか、あるいは今の現行のことで現行の予定しておる公園の中の一部に公民館をつくる方式がいいのか、これはやはり市としては情報をにらんでということはなかなか難しいんで、ある一定の期間をいただきましてどちらがいいのかを検討させていただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 以上で、20番、硴野議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩といたします。再開は10時40分、10時40分といたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午前10時23分

            再開 午前10時40分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(阿部巖) 再開をいたします。

 休憩前に引き続き一般質問を続けます。20番、硴野議員の一般質問は終わっております。

 次に、永島議員の一般質問を受けます。永島議員。



◆8番(永島直行) 8番、永島直行でございます。通告しております3点について質問をいたします。

 まず第1点目についてですが、河道整備についてでございます。

 宗像大社から東郷橋までの県道を車で走りますと、左側に釣川があります。現在この川のしゅんせつ工事が実施されています。長い間この道を車で走っておりましたけれども、これほどのしゅんせつ工事は今まで見たことがありません。田島の福田バス停の先の橋には、第6工区と書いた工事の看板が立っております。川の中央までダンプ、トラックが入れるように仮設道路がつくられていました。相当深くまでしゅんせつしているように見えます。

 福津市におきましても、数多くの河川があると思います。いただいた資料によりますと、42の河川があり、そのうち2級河川が5本あるようです。中でも一番大きくて長い河川は、2級河川の西郷川7,910mのようでございます。下流の旭橋から上流に向かっていきますと、河川の中央部については水が流れておりますが、左岸、右岸については土砂がたまり、草がぼうぼうと茂っているようで環境に余りよくありません。なまずの郷に右折する手前に西郷川の工事の看板がありました。「河川崩壊のため護岸を整備します」ということです。右岸約30mの護岸工事があったようですが、それと一緒に井堰から井堰の間までの約150mがしゅんせつしてありました。合併前から西郷川の横は通っておりましたが、しゅんせつされたという記憶がありません。県営河川ではありますが、今後この西郷川のしゅんせつについて計画があるのかどうか伺います。また、本市の河道整備については、年次計画があるのかどうか伺います。

 次に、ビーチサッカーについてであります。

 今年も8月22日、23日、津屋崎海水浴場でビーチサッカー大会が行われました。1チーム10人からなるチームが70チームくらい集まったというふうに聞いております。私も23日、観戦に行きましたが、1,000人以上の若い人たちでいっぱいではなかったかと思います。ビーチでサッカーをする年齢は、若者でなければなかなかできるものではないと思います。若者がたくさん集まる盛況なこのビーチサッカーですが、1チーム4万円の参加費を出し合って試合されているということであります。1人当たり4,000円になるわけですが、少し高いような気がいたします。1人当たりの負担金が2,000円程度になれば参加チームがもっとふえるのではないかと思われます。今回で11回目だったと聞いております。しかしながら、市からの補助金は今年はなかったということであります。なぜ700人以上の若い選手が集まるこの大会に補助金が出せなかったのか。市としてはこのビーチサッカーについてどんな考えを持ってあるのか伺います。

 3点目についてですが、道路維持工事と保安林の維持管理についてであります。

 10月25日、実業団の女子駅伝大会が行われました。国道、県道、市道の維持管理につきましては、早くから管理が行われ、すばらしいものであったと思います。選手たちも気持ちよく走れたのではないかと思っております。しかしながら、市道大石下線と言うと思いますけども、大石下線につきましては、歩道の横に子どもたちの背丈もある雑草が生え、なかなか管理ができておりませんでしたが、大会の前には刈り取ってありました。しかし、L型側溝に砂がたまり、砂が固まり、砂の上に草が生えていたのは、大会のほんの数日前に取られたようであります。現在ではもう短い草が生えております。側溝の掃除をしてなかったからではないでしょうか。

 先日の決算委員会で、維持管理については建設組合か土木組合かわかりませんが、組合に加入している業者にお願いしているということでございましたが、組合に加入していなければ指名していただけないのでしょうか伺います。

 次に、保安林の維持管理についてでございます。

 私は、毎年のように12月議会に松くい虫被害木について質問をしていますが、今年の松くい虫被害は、例年には見られないような大変な被害でございます。津屋崎港湾から今川までの保安林、特に海水浴場横の松については、大変な被害であると思います。また、今川からウェルサンピア前の松も昨年よりもひどいようです。花見が浜の向山国有林につきましては、背の高い大きな松につきましては全滅と言っていいほどの被害でございます。平成14年3月7日、植樹祭が実施され、抵抗性松1,500本を植えたという標柱がありました。しかし、この抵抗性松についても被害が出ているようです。津屋崎港湾から福津市と古賀市境までの保安林については、どれくらいの被害木があるのか、調査をされていると思いますが、被害木の本数がどれだけあるのか教えていただきたいと思います。また、これらの松について、いつ駆除をされるのか、本年度予算796万円の執行状況はどうなっているのか伺います。

 以上3点よろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) まず、河道整備についてお答えいたします。

 議員ご質問の河道のしゅんせつについてですが、まず市営河川は、地元要望等に基づきまして現地を確認し、緊急性の高いものから順に行っております。現段階で河川しゅんせつの年次計画は持ち合わせていませんが、今後検討したいと思っております。

 また、県営河川のしゅんせつ状況ですが、平成20年度は西郷川で2カ所、大内川で2カ所、平成21年度は西郷川で1カ所で行われており、そのほか二、三カ所計画されているとのことであります。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 今言いましたように、なまずの郷に右に、こっちから行きますと、下流から行きますと、右に曲がるちょっと手前ですね、150mぐらいしゅんせつしてありました、今言いましたように。というのは、右岸側の護岸が崩れて約30mぐらいの護岸工事をされておったわけなんですが、それと一緒に井堰から井堰の間150mをしゅんせつしたということでございますが、あれぐらいのしゅんせつをしていただきたい。河川の底まで行っておりませんけど、草がぼうぼう生えているのが全部取れておりました。今言いましたように、七千何百mありますので、年に1,000mしても7年かかるということでございますけども、ぜひあの河川を何とか蘇らせるといいますかね、きれいな河川にしていただきたい。西郷川横の花壇がございますが、あれもありますので、あの河川をきれいにしていただきたいと思うんですが、県にお願いしたいということなんですが、ぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原都市整備部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 永島議員のご質問でございますけども、今西郷川につきましては、今議員ご紹介ございましたように、今年度しゅんせつを一部やっております。これ今市長答弁の中にございましたように、昨年は水光会前、それから畦町の井堰付近をしゅんせつをした実績がございます。これも今後こういった計画的に県のほうには要望をしていきたいわけでございますけども、昨年しゅんせつした箇所を見ましても、既に雑草が茂っておるというふうな状況でございます。河川の状況を見てみますと、やはり河川の河道には雑草の地下茎が残っておるというふうな状況もございましょうが、こういったところで雑草が繁茂するというふうな状況ではないだろうかなというふうなことも現地を見てきたわけなんです。

 状況を見ますと、底の高さが、雑草が繁茂しております部分が堆積をしておるかとなりますと、そういった大量の土砂が堆積しておるというふうな状況でもないようでございます。これ一ついろんな見解があるわけですが、今回上西郷川の多自然型の河川整備をやっておる中でも、やはり多自然で幾分かの雑草等が茂ったほうが河川浄化、それから生態系に対する考え方もというふうなことで、今回多自然型の川づくりというふうなことで取り組んでおるようなところもございます。

 堆積のひどい井堰を中心とします取水に関しますようなところについては、計画的なしゅんせつ等も今後はお願いをしていきたいというふうなことも考えますので、状況を見ながらしゅんせつの方法等も考え方を研究していきたいというふうに考えますし、ひどいところにつきましては、今申しますように、県のほうにも強く要請をかけながら、しゅんせつという方向で進んでいきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 雑草が茂っていますよね。心配するのは、水が流れればおらんかもわかりませんけども、蚊あたりが発生して環境に特に悪くなるんではないだろうかということを心配するわけです。特に病院の横とか、それから重要なとこについてはしゅんせつするとか、しょっちゅう河川の雑草を切っていただきたいとか、そういうのを県にお願いしていただきたいと思っているわけですが。

 市内の河川については、実施計画はないということ、今後検討したいという今市長の答弁でございますけども、昨日、堀切のところをちょっと見てみましたけど、あそこに防火水槽の井側があるわけなんですが、あそこも少したまっているかなというふうな状況でございます。それの上流側に行きますと、ちょっとやっぱり少したまったかなという感じもございますので、今後年次計画を立てて、それぞれの要望もありましょうけども、現地を見ていただいて、あっ、ここは早くしたほうがいいなということがあれば、年次計画を立てて河川のしゅんせつをやっていただきたいと要望しまして、次お願いします。



○議長(阿部巖) それでは、次の分、市長。



◎市長(小山達生) ビーチサッカーについてでございます。

 ビーチサッカー大会は、旧津屋崎町時代から続いて、今年度で11回目になると聞いており、現在では「ふくつビーチサッカーフェスティバル実行委員会」という市民団体により運営がなされております。

 市としましては、平成20年度にこの実行委員会から「福津市住みよいまちづくり推進企画活動補助金」の交付申請がなされましたので、外部審査員による審査を経て、補助金を交付しております。

 また、平成21年度におきましては、通常4月から5月に実施している補助金の公募時期が、予算編成の関係により7月から8月になったため、開催時期に間に合わず、交付申請がなされておりません。実行委員会からは、今年度は参加者からの参加費により運営し、来年度は再度補助金の交付申請を行うと聞いております。

 ただし、この補助金は、市内で住みよいまちづくりを目指して活動される団体に交付されるもので、申請団体の活動に対し、補い助けるためのものであります。

 よって、将来は自立していただくことを前提に、今年度から同一グループに対する交付回数を3回までとし、交付回数に応じた補助率を設けております。

 このふくつビーチサッカーフェスティバル実行委員会を始め、各団体ともすばらしい活動を行っていただいておりますので、将来的にはぜひ自立して福津市のまちづくり活動を継続していただきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 千葉県の館山市では、館山港のイベントがあっておるわけなんですが、海岸にビーチバレーコート2面、それからサッカー、ドッジ各1面をつくり、7月から8月まで自由に使用させておるということでございます。それでバレーとサッカー、ドッジを合わせて約2,200人の観光客が来られたということでございます。

 本市でも1日700人ですね、8月、選手だけで700人ですが、恐らく1日に1,000人ぐらいの若者が集まったビーチサッカーということでございます。陸については、サッカー場はございます。それでいつでもサッカーができるんですが、ビーチサッカーはいつでもできないんですね。それで、ビーチサッカーは県大会、それから九州大会、全国大会、それからアジア大会、国際大会という、ずっと順々にいっているようでございまして、市民権を得たということも聞いております。福津市でそういう大会があるということは、今後ともぜひ続けていっていただきたいというふうに思っておるんですが、将来自立をしていただきたいという市長の今のお話でございましたけれど、整地するのに相当なやっぱり費用がかかるわけですね。大きなブルを持ってきて、2日か3日かけてどんどんやっておりましたけども、それまではやっぱり整地ぐらいは市でやっていただいても結構ではなかろうかなと思うわけです。それと、ビーチサッカー場を常時使えるような、福津市にそういうビーチサッカーができるようなサッカー場をつくっていただきたいというふうに思っておるんですが、いかがでございましょうか。



○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 永島議員の要望としては、要は、観光面からビーチサッカーを今後とも支援をしてもらったらというご質問だろうと思っております。

 現在、市のほうで観光基本計画をつくっておりますけども、そのアンケート調査で、やっぱり福津市のイメージあるいは特徴というのは海だというようなことでございます。そういうことから、海を生かしたやっぱり地域の活性化あるいは観光振興というのは、福津市の大きな課題だろうというふうに考えております。

 先ほどちょっとビーチバレーの話もございましたけども、旧津屋崎町では、砂の芸術とかビーチバレーとか、今実施しておりますビーチサッカー等いろいろ実施いたしまして、地域の活性化をというようなことで進めてまいりましたけども、私もそのとき担当いたしておりまして、ビーチバレーは福岡市の百道に持っていかれましたし、砂の芸術は芦屋町のほうに持っていかれたというようなことで、非常に悔しい思いをした経験がございます。

 そういう中で盛大に行われておりますビーチサッカーが、やっぱり今後とも福津市の海のイベントとしてどんどん大きくなるような形で活性化が図られれば、やっぱりそれは非常に重要なことではなかろうかというふうに思っているところでございまして、先ほど整地費の問題あるいは常設のコート等の問題も出ておりますけども、今後市として、観光面でどういうことが支援策として一番いいのか、関係課とも含めて検討はさせていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 今1チームは4万円ほど出して参加しておるという話をしましたけど、私も野球の仲間に入らせていただいて、1回の大会に6,000円ぐらいなんですよ。大会費ありますけど、大体年会費ございますけども。それからすれば1人当たりにすりゃ何百円で済むんですよね。しかし、このビーチサッカーですりゃ1人当たり4,000円です。それ2試合するか3試合するか、2日で2,000円。野球の場合は、勝っていけば、ずっと優勝戦まで行けば、その6,000円が何百円ぐらいになっていって、物すごく安いんですよ。というのは、球場があるからですね、野球場があるから、球場の使用料をちょっと払えばいいということですね。ビーチサッカーについては、サッカー場をつくらないかんということですね。ですから、今市長は3回までということを言われましたけど、このビーチサッカー場の施設、施設といいますか、整地、ブルドーザーでならす、四、五十万ぐらいかかるかというふうな話でございますけども、それだけはぜひ市でやっていただきたいと。補助金がなくなった場合ぜひやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) もう既に議員もご承知のとおり、市のほうでは夏のシーズン前になりますと、海岸清掃を行っておりまして、その際、海岸線の幅を確保するために整地等も行っております。そういう関係もございまして、一緒にその辺も含めた検討はさせていただきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) サッカー場をつくることと清掃とはちょっと別の問題で、清掃は夏休み前にするわけですよね。サッカー大会は盆を過ぎて大体8月の20日前後ぐらいにするわけですよ。ですから、ぜひそれだけはやっていただきたい。

 それと、今年につきましては、長雨で海水浴場がほとんどもうゼロでしたよね。それで、22、23、天気のいい日にあれだけの、1,000人近くのサッカーする人が来て、あそこの海水浴場の方は喜んでおられたんではないだろうかなというふうに思っておるわけですね。11回も続いておりますので、これが20回、30回と続くように市としても応援していただいて、ぜひサッカー場の整地だけはぜひお願いしたい、これは要望いたしまして、次お願いします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 道路維持工事と保安林の維持管理についてであります。

 道路維持工事につきましては、「地元区からの要望により、実施予定の工事箇所」「緊急に対応が必要な道路の補修工事」また「公共下水道整備事業などの他の事業にあわせて実施したほうが負担の軽減が見込まれる工事」などを主な事業として取り組んでいます。

 平成20年度決算では、約7,000万の事業費で35カ所の工事を行っており、緊急性、地域性や経済性を総合的に判断して実施をいたしております。

 保安林の被害木の伐倒等についてであります。

 海岸一帯の防風保安林の松くい虫による被害の状況はご指摘のとおりでございます。最小限にとどめるため、殺虫剤の散布、樹幹注入、被害木の伐倒駆除を毎年実施しているところでございます。今年は特に被害木が多かったため、松くい虫対策事業費約800万のうち約500万円を伐倒駆除に充てています。伐倒の本数は約800本で、体積は190m3にも上っています。このため、樹幹注入が予算不足でできなくなりましたので、この議会で増額補正をお願いしているところでございます。

 ご質問の伐倒駆除等、松くい虫対策事業のスケジュールですが、毎年1月から3月までに樹幹注入と被害木の調査、4月から5月に伐倒駆除、5月下旬から6月上旬に殺虫剤の散布というのが通常でございます。

 したがいまして、次の伐倒駆除は平成22年の4月から5月ということになります。植樹については、郷づくり推進協議会の活動と連携をとりながら進めさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) まず、道路維持工事でございますけども、先日の決算委員会では、答弁の中で組合に入っている業者にさせますということであったと思います。これは組合に入っている業者だけで、組合に入っていない業者は仕事がもらえないのかどうか、まずそれを第1点お願いしたいと思いますが。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今永島議員ご質問でございますけども、組合に入っていない業者がというふうなことでございますが、これは今議員ご質問の中に、道路の維持工事というふうなことで約7,000万というふうなことでのご質問でございますけども、まずはこの7,000万につきまして少しご説明をさせていただきたいと思います。

 7,000万につきましては、通常の維持工事の道路整備5カ年計画で18年当時いただきました地域からのご要望に対します事業費をもって維持工事等を行っている事業でございます。

 一方、今回議員ご質問のこの維持工事につきましては、予算上委託費というふうなことの中で計上させていただいて執行いたしておるものでございます。内容的に申しますと、緊急性のあるもの、それから草が道路上に生え、見通しが悪いとか、一部ガードレールが曲がって損傷しておるとかいうふうな緊急性のもの、それから道路の陥没というふうな形のものに対しますものを年間を通して単価契約をもって修理・修繕というふうなことで改善行為を行っておるところの予算でございます。

 その中にはやはり今回単価契約となりますと、年間単価というふうなことで土木組合に加入をされておるところの事業者さん、旧福間、それから旧津屋崎の加入事業者さんの中で月当番を決めていただきながら、この中で緊急性の高いものの修繕等を行っておるというのが現状でございます。

 今回この組合におきましては多分10社程度だったかと思います。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 私今聞きよったのが、組合に入ってない業者はこの工事にはされんとかということを聞きよるとですよね。維持工事、この前ちょっと課長が言ったのは、組合に入っている業者にさせておりますということですから、組合に入ってない業者は全然されないんですかということですが、その点ちょっと聞き漏らしかもわかりませんけど、もう少し大きな声を出してお願いします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 申しわけございません。私がそのことに対しますものはご説明をしておりませんでした。やはり組合に単価契約というふうなことでやっておりますので、組合さんの中での契約単価で加入業者に対してお願いをしておるというふうなところです。他の事業者さん、組合に加入されてない事業者さんにおいても、別の段階、私もちょっと今その実態はわかりませんけども、発注をした経緯があるやもしれませんが、その辺は調べてみたいと思いますけども、基本的には組合事業者さんのほうに発注をしておるというのが現状でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 総務文教委員会で視察しました総合評価方式ですね、それを取り入れてあるんだったら、市に対する貢献度とかいろいろありますよね。市に対する貢献度、災害復旧で組合の方に行ってもらったとか、そういうふうな貢献度があると思いますけども。組合に入ってないから、そういうあれがないというのはちょっとおかしいんではないだろうかなと思うんです。総合評価方式だったら別に貢献度とかありますので、別に構わないと思うんですが、そういうのはまだ取り入れてありませんので、組合に入ってない方も組合に入ってある方も同じように工事の発注の仕方をやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 議員おっしゃることはよくわかるわけなんですけども、これは組合に入ってあります業者さんとの年間の単価契約というふうなことで発注をするものですから、この事業者さんとの契約でしか今のところ執行していないというふうな状況でございます。

 今議員おっしゃいます地域貢献はどうかというふうなことでございましょうが、今年度大きな豪雨災害がございました。この土木組合の事業者さんに今年度は3日間すべて対応していただいたというふうなことで、こういった地域防災協定等も締結をしていただいておりますし、そのような地域貢献というのは、非常にこの組合の方々での加入業者の中で今年度災害を乗り切ったというふうなところもございまして、議員何度もおっしゃいますように、日報という形の中で処理をさせていただいておるというふうなところです。他の加入されてない事業者さんにおいては、ちょっと実態はわかりませんけども、数回ぐらいの発注はしておるんじゃないかなというふうなところがございますけども、おおむね土木組合加入業者さんにお願いしとるというのが現実です。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 維持工事についてはそういうことで、組合の加入の方にお願いしているちゅうことなんですが、なるべく組合に入ってない方もお願いしたいと思うんですが。一般入札あたりは別に組合とかは関係ないと思いますけども、それはもう全然関係ないわけなんでしょう。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今議員、これは組合に加入でない事業者さんというふうなことではございません。指名登録をされております事業者さんであれば、工事に対します入札発注の場合においては、入札の審査会の中で選定をされながら、地元業者さんの育成というふうなことも含めて、地場業者の方々の受注というのが現実に受注されておるというふうな状況でございますので、これとは別でございます。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 維持工事については、また後で個別にお伺いしたいと思いますけども。

 松くいをちょっとお話しさせていただきたいと思いますが、今市長の話では、本年度の予算約500万円を伐倒駆除で使ってしまったということで、あと百何十万か今度補正、170万ぐらい補正に上げてあったと思うんですが、松くい虫の現在、市長も見られたと思いますが、先ほども話しましたけども、海水浴場、こんな大きな松が枯れているんですよ。何十本ですか、ものすごい数ですよ。こういうのは何百年ちゅうあれで、この松は昭和40年代に渡から、それから勝浦、梅津勝浦、全部枯れてしまいましたですね、被害木で。残っているのは白石浜海水浴場から福間まで。今言いました向山はもうほとんどなくなりましたけれども、まだ残っている松がたくさんあるんですね。

 それで、もう伐倒駆除は500万使ってありますので、来年の22年度の4月か5月になりますということでは、ほかの松も全部やられてしまうと思うんですよ。それで、駆除時期が遅いんではないだろうかなと思うんです。昔から荻原部長は、昔から産業課あたりは長くおられたのでわかってあると思いますが、私の聞いた話では、その一つ松を食ったら、次の横の松にもう虫が入っていると。ですから、次から次にもう松くいの被害虫はどんどん行くんですよ。今のまま来年の2月までほうっといたら、ほとんどもう松がなくなってしまうわけですね。これ昭和40年代の松、市長も恐らく津屋崎におられたちゅうことですので知ってあると思いますけども、津屋崎の海水浴場から向山、古賀まで全部なくなってしまうということで、早急にやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 今議員ご指摘をいただいておりますように、今年度、昨年も非常に多うございましたけども、今年度特に松くいの被害木が多いということは、現地調査等でも把握をいたしております。これは福津市のみじゃなくて、お隣の宗像市においても同様のことが言えるわけでございます。

 そういう中で伐倒駆除の問題でございますけども、今年、昨年からいきますと、量的には3倍ちょっと切れるぐらいの数の伐倒駆除を今年度はやっております。特に春、議員さんもご指摘をいただきましたので、とにかく徹底してやれというようなことで実施した結果でございます。にもかかわらずこういう状況になっておるというのも事実でございます。

 年間を通してそういう伐倒駆除という態勢をとるというのが一番理想ということはもう十分承知をいたしておるわけでございますけども、予算的なこともございまして、次回の伐倒については、来年度の春ということを予定をいたしております。

 ただ一つちょっと改善したいというふうに考えておりますのは、今までは秋の樹幹注入の際に松枯れの本数等を把握をして、翌年度の春、4月、5月等で伐倒をというふうにいたしておりました。そうしますとかなり期間があくわけですね。それで、その間に、例えば10月とか11月に調査した段階では、そういう傾向が見られなかったのに、伐倒駆除をする直前になるともう枯れておるという状況は確かにございましたので、来年度の対策に向けては、今さっき市長からも答弁がありましたように、なるべくそういうあきの期間を少なくするために、来年度、来年の1月、3月にそういった被害木の調査をして、伐倒駆除と余り期間があかないような形で実施をしたいというふうな改善を進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 風光明媚な白砂青松の海岸を持つ福津市、これどういう意味ですかね、松が全部ゼロになるんですよ。本当、市長、この松はゼロになりますよ、津屋崎から向山の保安林まで、そのまま、今のままほうっといたら昭和40年代の二の舞ですよ。その当時の町長は赤間町長やったですね。今度なくした市長はだれかと言いますと、すぐあなたの名前が出てきますよ。(笑声)すぐやっていただきたい。古賀市の海岸の松を見られましたか、古賀市。ゼロとは言いませんけど、青々していますよ、大きな松が、ずっと海岸。あれは何でですかね。福津市の松と古賀市の松、福津市は全部もう松くい虫の松、古賀市の海岸に行ったら、ゼロとは言いませんけど、何本かありますけど、青々しているんですよ。下の雑木がありません。津屋崎の郷づくりがこのごろ交番の前の松林をずっと下刈りして、ないようにしてありましたけども、古賀市はそういうふうにきれいにしているんですよ。そういうふうに宮司のウェルサンピアの前も、それから宮司の共有山の前も、ああいうふうにきれいにすれば松くいもまだ大分違ってくるんじゃないだろうかなと思うんですけど。古賀市と福津市、今隣と言いましたけど、今部長は宗像市と言われましたけど、私は隣の古賀市を見ていただきたい。ああいうふうな松ができるんですから、絶対福津市もやっていただきたいと思うんですが。1回見て、古賀市のことを聞かれましたか。予算が1,300万だそうです。伐倒駆除が100万しか要らんということです。あとは地上散布と樹幹注入をやっているということなんですよ。ぜひそういうふうな予算をつけて、伐倒駆除がないような予算を、樹幹注入と、それから散布、そのぐらいの予算をつけてぜひやっていただきたい。来年の6月まで待てますか、今の真っ赤っかの松を。ずっと海岸道路を通っていったら、民間の松も全部真っ赤ですよ。あれはどこから飛んできたかわかりませんけど、立派な松が全部やられてしまっております。でも、古賀市は全然やられてないということなんです。ぜひ今市長はウェルサンピア購入のときに、緊急避難的に予算を計上するということでしたよね。私は今度も緊急避難的に全部松くい虫を今年中に一掃していただきたいと思っているんですけども。緊急避難という意味は、非常事態のもとと書いてあるんですね。非常事態のもと、大急ぎで避難することというふうに書いてあります。(笑声)非常事態ですよ、今現在。これ昭和40年代の二の舞になると思います。ですから、ぜひ今一掃していただいて、来年の3月ぐらいまでばっと一回やってみたらどうでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) お隣の古賀市、それから福津市の花見海岸、現地も見ております。見ますと、今議員がおっしゃっておりますように、明らかに林態の形態が違うわけですね。非常に古賀市のほうはきちっと雑木あるいは下草等が刈られておりまして、要は、保安林内にも自由に立ち入りやすい環境が整っておるという状況だと思います。どうしてこれだけきちっとしてありますかという話をお聞きしますと、古賀市のほうはボランティア団体でそういう活動をきちっとされているところがあるということでございまして、直接市がそれら下草あるいは雑木等の伐採をしておるというような話ではないような話を聞いております。

 先ほども議員おっしゃいますように、うちのほうとしても、そういうやっぱり伐採あるいは下草等を刈ることによって被害木が少なくなるんじゃなかろうかということは、古賀市の状況等を見ましてもわかるわけでございますので、郷づくりのほうでも、今宮司もそうですし、津屋崎もそうですし、勝浦も一部、そういう活動を植栽も含めてやっていただいておるということでございます。ですから、郷づくりでもそういう活動をぜひ今後お願いしたいということで、先日、移動市長室で緑町のほうからもそういったお話が出ましたので、そういうお願いはしたところでございます。

 とにかく非常事態だからということはよくわかります。だからすぐにしろという話なんでございましょうけども、今年度についてはちょっと難しいのかなという判断をせざるを得ないというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 永島議員。



◆8番(永島直行) 本年度が無理ということは、結局松がゼロになってもいいという考え方ですよね。恐らくゼロになってしまいますよ。あれだけの、こんな大きな松が全部やられているんですよ。海水浴場を見られたでしょう。私も何回か通りましたけど、市長見られたと思いますけど、あの立派な松は何百年ってかかるんですよ。こんな小さな松じゃないんですよね。渡から勝浦、梅津勝浦の松はみんなこれぐらいの今松、大きな松がございませんけど、ぜひあの松は残していただきたい。もうあと二、三年もすりゃ恐らくゼロぐらいになってくるんじゃないですか。今年が無理なら予備費でも使うてもいいやないですか。立派な松、福津市は風光明媚な白砂青松の海岸線を持っているということをうたってあるんだから、あの松がなくなれば、津屋崎は松は何もないやないですかちゅうことになるんですよね。ぜひ私は今年度中にやっていただきたいと要望いたしまして、終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、8番、永島議員の一般質問は終わります。

 次に、11番、渡辺議員の一般質問を受けます。渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) こんにちは、ふくおかネットワークの渡辺理恵です。通告に従いまして大きく3点について質問いたします。今回は、特に津屋崎干潟や自然環境の保全について熱心に調査や勉強をされている専門学校の生徒さんが傍聴されています。全員傍聴は初体験です。市長の津屋崎干潟を未来ある子どもたちのために保全していきたいという熱い答弁を、生徒さんとともに期待したいと思います。それでは、読み上げます。

 まず1点目です。津屋崎干潟の保全について。

 9月議会で干潟の保全は生態系ピラミッドの食物連鎖の関係が成り立つような自然を保全していくことではないか、その生態系ピラミッドの一つであるカブトガニが全滅すれば、ほかの多くの種や生態系に連鎖的に影響を与えるとお話しさせていただきました。つまり、カブトガニを保全することは、干潟だけではなく、沿岸地域の環境保全にもつながっていきます。それは今後津屋崎で水揚げされる魚の量にも影響していくのではないでしょうか。いわばカブトガニが生態系の指標になっていると言っても過言ではありません。そのためにもカブトガニの科学的調査が必要なのではと質問しましたが、その計画はないとのことでした。9月議会の答弁の中から質問をいたします。

 1点目です。活動を始めたという「干潟見守り隊」の活動状況について。

 それから2点目、干潟保全計画を干潟内における調査報告をもとにとの答弁がありましたけれども、市として調査を行っていたのか。

 3点目です。希少生物などの保護に関する条例制定の進捗状況をお聞きいたします。

 大きく2点目です。緑の基本計画について。

 平成20年に策定された福津市緑の基本計画に、「海岸、松林や在自山や本木山を始めとする市を取り囲む山々、農地、公園、街路樹など、緑は市内の多くの場所にあり、景観形成、レクリエーションの場の提供、防災、水源涵養、生態系維持などさまざまな重要な役割を担っています」とあります。今回はこの緑の基本計画にもある公園について質問をいたします。

 計画では、都市公園の未整備が3カ所と記載されています。また、防災機能という点から見ると、一時避難地になる公園などが配置的に最低限の条件を満たしているという状況のようです。確かに地図を見ますと、明らかに一時避難地となる公園が少ない地域もあります。平成17年に行われました住民意識調査によると、「住民が必要と思う公園や広場は」という質問に、「避難所になる公園」というのが1番、次いで「軽スポーツやボール遊びができる公園」とありました。

 それで、改めて伺います。福津市が考える公園とは。そして2点目は、今後この住民意識調査を受けての計画はどのようなことがあるでしょうか。そして3点目、徒歩で利用できる範囲に公園が不足している地区では、空き地などの未利用地を市民緑地制度の適用による身近な公園的空間の確保を検討しますとあります。この市民緑地制度の周知や広報についてはどのようにされているのでしょうか、質問いたします。

 そして、大きく3点目です。安心・安全なまちづくりについて。

 安心・安全なまちづくりの一つに、市民が安心して歩ける明るい道路があります。そのためには防犯灯の設置が必要です。現在、地域の防犯に資するため、防犯灯の設置と年間の電気料金の3分の1を市が負担しています。そして、その電気料金の3分の2は設置している行政区が負担をしています。また、今の設置の手続きでは、防犯灯の要望はその行政区からとなっています。基本的にはその手続きで問題はないと考えますが、多くの市民が利用する主要道路でも、防犯灯の設置が同じ手続きとなっているので、防犯灯がさまざまな感覚で設置される。つまり、明るい歩道、暗い歩道が点在していくという状況が生まれます。また、多くの市民が利用する主要道路でも、電気代の一部を行政区が負担するということになっているため、その行政区以外の市民から要望を受けた市も、その行政区に防犯灯の設置をお願いをするという形になります。安心・安全なまちづくりをするために主要道路を位置づけ、その道路に設置する防犯灯は、電気代も含め、すべて市が負担するという公設防犯灯がぜひとも必要です。考えを伺います。

 以上3点よろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 津屋崎干潟の保全についてであります。

 活動を始めたという「干潟見守り隊」の活動状況はということでございますが、さきの議会でもお答えしましたとおり、環境基本計画における干潟管理計画の策定にあたっては、「干潟見守り隊」のご意見をもとに策定を行いたいと考えております。

 当初は、地域で環境保全活動をしている方や郷づくり関係者を中心に「干潟見守り隊」を結成し、学習会を開催しました。

 学習会では、いろいろなご意見をいただきましたが、その中で本市内では海や干潟に関連して生計を営んでいる方と環境保全との整合性、また干潟にはクロツラヘラサギやカブトガニなどの希少動植物も生息しているため、専門家の加入等の問題提起がなされたので、環境保全活動をしている方のみならず、漁業関係者等にも加入をお願いし、組織の拡大を図っております。

 今後は、さらなる組織の拡大を行うとともに、学習会や現地調査を行い、干潟管理計画を策定する予定でございます。

 干潟保全計画を干潟内における調査報告をもとにとのことだったが、市として調査を行ったのかというご指摘でございます。

 組織の拡大を図っている状況の中で、11月25日に学習会を開催しましたが、まだ現地調査は実施しておりません。また、本市内には干潟に生息する希少動物について、専門家のお立場で長年にわたり調査を行われている団体がおられますので、ご指導を仰ぎたいと思っております。

 3番目の条例制定の進捗状況はということでございます。

 本市の豊かな自然や希少動植物を守っていくことは非常に大切なことであり、条例を制定し、保護をすることも一つの手法と考えております。

 条例制定にあたっては、先ほどもお答えしましたとおり、本市内では農業や漁業等の自然の中で生計を営んでいる方もおられるため、自然保護と水利権や漁業権等の整合性が必要となりますので、管理計画と同様に、さまざまな方のご意見を参考にさせていただきたいと考えており、現在は調査・研究中でございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) 前回答弁で、干潟保全計画を干潟内における調査報告をもとにしていくというふうにおっしゃったんですが、実施していないということで、前回の答弁はちょっとうそをおっしゃっていたということでしょうか。私は調査を何かしたのかなと思って、ちょっと期待をしていたんですが、わかりました。

 「福岡県津屋崎干潟におけるカブトガニ幼生の成長とモニタリング手法の開発」、ちょっと名前は長いんですが、そのような論文があるんですが、その論文の中で、03年から06年にかけてカブトガニの野外調査で得られた科学的な数字をもとにして書かれていたような論文なんですが、その論文の中に、「カブトガニの一生は、多様な沿岸環境を必要としているので、沿岸生態系保全の象徴となり得る存在であり、地域の自然環境や生物多様性を保全する意味でも、住民参加型の調査を実施し続ける必要がある」と書かれています。冒頭で私もお話しいたしましたが、カブトガニを守るということは生態系を守ること、カブトガニで言えば、干潟だけでずっと一生を終えるわけではなく、干潟からまた沿岸地域に出ていくということで、干潟だけを守ってもこのカブトガニはふえていかない。干潟、それから沿岸地域も守りながら、そこの環境保全をしながらではないとカブトガニは生息し続けられない。つまり、それは冒頭でも言いましたが、いわゆる魚の漁獲高、そういうものにも影響していくんではないかなというふうに思います。

 先ほど答弁の中で、利害関係が対立するというか、絡んでくるという話だったんですけども、長い目で見れば、それは自分たちの生活、その自然を相手にして生活を営んでいる方たちにとっても、私はマイナスなことではないというふうに思いますが、どうもそこのところをもう少し、そういう専門家の方に話をしていただいて、丁寧に進めていくということが必要なのではというふうに思います。

 質問なんですが、現在もこのカブトガニの調査が行われているんですが、そのことはご存じでしょうか。

 それから、調査を行っている津屋崎自然学校とか専門学校があるんですが、今、市とはどのような関係になっているのか、この2点についてお伺いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) まず、そういった環境団体等が調査を行っていることを知っているのかということでございますけども、そういう調査を行っていることについては、うちのほうとしても存じ上げております。

 そういった調査をされる際に、関係漁協とこういう調査をされますよというような連絡等もやっておるわけでございますので、そういう調整はさせていただいておるところでございます。

 環境団体あるいは専門学校等のかかわりということでございますけども、環境団体、特に海辺の自然学校等については、企画のほうでもそういった活動の支援というのをいたしておるところでございます。

 専門学校については、津屋崎小学校の学習プログラムづくりという形で四者協定を結んでおります。そういう中でそういうプログラムづくりの作成について、いろんな面で協力をいただいておる、そういう状況でございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) 調査を行っているこの津屋崎自然学校については、支援を行っているというふうに答弁されたんですかね、ちょっとすみません、ちょっとそこがよく聞き取れなかったので。もしそういうふうにされているんだったら、どういうことを行っているかをぜひお聞きしたいと思います。

 私は、このような四者協定もありますし、このカブトガニの調査をされているということが、これは私はチャンスだというふうに思うんです。例えば、これをどこかコンサルに頼んで環境調査をしたら、どれだけ手間とか時間が今後かかっていくでしょうか。せっかく何年も調査をしているという実績ある団体が今も活動されているわけですから、福津市のほうもぜひいろいろアドバイスをしていただきたいという、そういうふうな関係性はどうなんでしょうか。

 また、先ほどお話しいたしました論文の書かれている先生は、かつて津屋崎小学校にカブトガニの調査の事前学習などに呼ばれている先生です。せっかくやっぱり2003年からカブトガニ調査も行われ、ずっとある程度の結果も出て、そしてその論文の中では、もっと市民を巻き込んでやったほうがいいというふうに言われているわけですから、ぜひその論文を生かしたような環境保全というのが干潟保全というのが必要なのではないかというふうに思います。さっき市長が干潟管理計画というふうにちょっとおっしゃったんですが、干潟保全じゃなくて、管理計画という名前なんでしょうか、そこの確認もちょっと欲しいんですけれども。せっかくこういうチャンスを福津市としても生かして、そういうふうにして学識経験者もいらっしゃるわけですから、そういう方に今後どのようにこの「干潟見守り隊」にかかわっていただこうというふうに考えているのか、そこのところを答弁、先ほどの名前のところも含めてお伺いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) ちょっと質問項目が多うございましたので、漏れましたら、また追加でご質問いただきたいと思います。

 まず、企画のほうで支援云々という話でございますけども、要は、住みよいまちづくり推進企画活動補助金、そういう補助金を使いながら支援をいたしておるということでございます。そのほかに海辺の自然学校については、公開講座の講師として干潟の関係のお話をいただいておりますし、環境リーダーの養成講座等々についても協力をいただいておるという状況でございます。

 ちょっと前後いたしますけども、干潟管理計画と干潟保全計画云々の話でございますけども、前回議会答弁でも干潟保全計画というような形でご質問等がありましたので、そういう形でご回答もしたと思っております。今回干潟管理計画というふうな形で市長答弁をいたしましたのは、環境基本計画の中では干潟管理計画というふうになっておるわけでございますので、そういう形で答弁をさせていただきました。

 それから、専門家の方々がいろんな調査をいただいておるということについては、先ほどの論文も含めて、うちのほうでは把握をいたしております。これらの調査資料の活用については、先ほど市長も答弁をさせていただいたとおり、せっかくそういう調査をしていただいておるわけでございますので、ぜひそういう調査結果については、「干潟見守り隊」等の会議の中でも報告をいただきながら、そういった調査結果を今後の保全活動等に活用させていただければ非常にありがたいというふうに考えておるところでございます。

 それから、専門家の方々とのかかわりの問題だと思いますけども、干潟を始めとして、環境というのを保全するためには、市民の方々の協力というのはもちろんでございますけども、そういう専門家、環境関係団体の共働というのが必要でございます。そういう意味からしますと、そういう専門家あるいは環境団体方々にもぜひ「干潟見守り隊」に参加をいただきまして、それぞれの立場からご意見をお聞かせをいただきたいなというふうに考えておるところでございます。

 ただ、前回「干潟見守り隊」の会議をいたしましたけども、その中で出ておりますのが、そういう環境保護団体、保全団体と、実際に農業もそうですし、漁業もそうでございますけども、それを生業として生活をされてある方々のご意見等は、おのずとやっぱり違った意見が出てくるわけでございます。極端な言い方をすると、保護か生活かということで対立の意見も出るということでございますけども、そこで重要なのは、先日講師の先生方もおっしゃっておりましたけども、それぞれの立場の方がやっぱり違った意見というのをお互いに認め合いながら、干潟あるいは環境を保全するためにどういうふうな活動をする必要があるのかということを、やっぱりお互いによく意見交換をして合意形成を図ることが重要であるというような意見も出ておりますので、そういったことを特に念頭に置いて、今後調整作業というのは進めさせていただきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) ぜひそれを実行してください。四者協議で他団体といろいろあったことも、それをやっぱりぜひ生かして、その反省を生かして、やっぱりここはスムーズにいくように、その言葉どおりに市の役割として何があるのかをぜひ考えて実行されてください。

 あとちょっと今心配しているのが、担当がうみがめ課なんですが、今うみがめ課は係争中の産廃問題とか、新しく産廃の申請とか、そういう窓口、それから何か、いわゆる市民の方の苦情の窓口になっているという話を聞いたことがあるんですが、とてもそれがふえてて、それに結構職員がそっちに振り回されているちゃおかしいですね、そっちのほうに時間をとられているというふうに聞いているんですが、今現状、うみがめ課はそういうふうな状況なんですかね、ちょっと質問をいたします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 今議員質問されましたように、市役所内部ではいろんな仕事を担当いたしておりますけども、担当部長として見る中で、非常にうみがめ課の業務というのがふえていることは事実でございます。それは、ごみの問題もそうでございますし、先日来からお話があっております埋め立ての問題の対応、それから霊園も含めてでございます。非常に業務が多くなっておりまして、担当課は非常に残業等も含めて苦慮して頑張っておると、そういう状況になっていることは事実でございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) 先日、環境フォーラムに行ったんですが、なかなか担当者が疲れた感じでちょっと心配をしています。ぜひ市長、そういう状況も多分市長のほうはご存じということなので、ぜひそういうことも、職員が病気にならないように、ぜひそちらのほうはよく考えられてください。

 この質問の最後にしたいと思っていますが、小山市長、私冒頭でも言いましたけれども、きょうはカブトガニの調査とか環境について勉強している若者が傍聴に来ています。福津市に住んでいるというわけではないんです。だけども、福津市の自然環境保全とかかかわってくださっています。調査をしているということで、市長もぜひこういう生徒さんと一緒にカブトガニの調査などにぜひ参加をしていただいて、身をもって体験をしていただきたいというふうに思います。

 また、福津市が津屋崎干潟を始め、豊かな自然の中で人間と生物が共生する九州屈指のモデルになるよう、ぜひ頑張っていただきたい。市民も頑張りたいというふうに思っております。それについて市長の思いを、力強い思いをぜひよろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 「干潟見守り隊」でご尽力いただいておりますことに心から感謝を申し上げます。先ほどから部長も申し上げましたように、この課題一つとっても、いろんな角度からかかわってある方が、時には意見の相違もあるだろうというふうに思いますが、物事を解決するには、まず話し合いからというふうになりますので、話し合いの場を随時持って、話し合いでもってぜひ解決をしていただきたいなというふうに思っております。

 その「干潟見守り隊」に実際に参加したらどうかというお話でございますが、時間が許しますれば、私も参加をしたいとは思いますけども、何年ぶりですかね、干潟の中に入り込むというのは、恐らく50年ぶりぐらいになるだろうというふうに思っておりますが。小学校のとき、干潟とかああいうところは非常に遊び場でもございましたんで、非常に懐かしい話だなというふうに思っております。

 そうしたいろんな諸問題がございますが、この問題が前に、干潟の保全が本当に前に進みますように、私自身もぜひ頑張っていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) それでは、次の項目お願いいたします。市長。



◎市長(小山達生) 福津市が考える公園とはということでございます。

 緑は市内の多くの場所にあり、景観形成、レクリエーションの場、防災、水源涵養、生態系維持などのさまざまな重要な役割を担っています。

 緑の基本計画では、本市が緑に包まれながら持続的に発展していくために、市内のすべての場所で緑を守り、育て、つくる取り組みを進める方向性を示しています。

 お尋ねの公園、特に市街地にある公園としましては、快適な生活を支える基盤として、緑の質の向上を図り、防災・防犯・ユニバーサルデザインに配慮した公園の整備や緑化を推進することにより、安心・安全な都市環境づくりを進めることと考えております。

 今後、住民意識調査を受けての計画はという問いでございます。

 緑の基本計画策定時に住民意識調査を実施し、市民の皆さんが必要と思う公園や広場を尋ねた結果、「地震、火災などの災害時の避難場所となる公園」が18.3%、「軽スポーツやボール遊びができる身近な公園」が13.2%でした。

 そこで、住民意識調査結果を受けての主な計画としましては、公園リフレッシュ事業を行い、景観向上と生物棲息地としての機能の確保やユニバーサルデザインへの配慮、防災機能の強化、防犯性の向上などに努め、住民のニーズに合った公園へ再生。福間駅東土地区画整理事業地内も同様の機能を確保した12カ所の街区公園を整備。竹尾緑地の貴重な自然を保全。市民緑地制度などの適用による身近な公園的空間の確保を検討。整備されていない都市計画公園(的岡公園、中川公園、濱久保公園)は、代替方針を検討した上で計画の見直しを行うなどの計画としております。

 3番目の市民緑地制度の周知や広報はというご質問でございます。

 市民緑地制度は、公園や緑地が不足している地域に緑とオープンスペースを確保し、良好な生活環境の形成を図るために、土地所有者等の申し出に基づき、地方公共団体等が当該土地の所有者と契約を締結して、緑地等を一定期間住民の利用に供するための制度であります。

 この制度の周知ということですが、現在この制度を運用するために必要な設置基準等の検討を行っている段階であり、今後、事業化に向けた調整が整った時点で公園整備のあり方について、市民に周知し、広報したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) 緑の基本計画の中にある未整備の三つの公園、市長も先ほど答弁されましたけれども、代替方針を検討した上で計画の見直しを行うというふうになっているということで、その検討が見えてこないというのが現状です。

 具体的に申しますと、その三つの公園のうちの一つ、的岡区というところがあるんですが、そこの市民の方から、子どもたちを遊ばせる公園がないというふうな声が上がってまいりました。ぜひそれを組長さんとか区長さんとか、そういうところで声に上げたらどうですかというふうにアドバイスいたしました。それを声を上げられて、区長さんのほうも今行動を起こされているところなんですが、ぜひ市民のほうから今声が上がっている的岡区、ここは公園を整備できないでしょうかというのが1点。

 それからもう1点は、またその的岡区の隣に新東区という区があるんですが、そこの区も公園がありません。ちょうどそこの新東区の真ん中ではないで、割と端っこのほうなんですが、大きな資材置き場があります。大きなコンクリートの構造物なんかがちょっと置いてあるんですが、そこの中に入って子どもがやっぱり遊んでいるそうなんです。確かにおもしろそうな場所ではあるんですが、やっぱり危ないし、私有地なので、ご近所の人が危ないというふうに注意をしているんだけれども、やっぱり子どもが遊んでいるような状況が見えるというふうな声も伺っております。その隣の新東区も、私はそういうふうな遊ぶ場所が全然ありませんので、そこにも公園が必要なのではというふうに思うんですが、この2点についてお答えください。



○議長(阿部巖) 荻原都市整備部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今議員、的岡公園の件、お話し、ご質問ございました。この件につきましては、今議員ご紹介いただきました緑の基本計画の中でも、都市計画公園の中で津屋崎地域の未整備区域ということで3カ所、これはもともと旧津屋崎の段階におきまして、都市計画決定を受けた公園というふうなことで3地区指定をしておりましたけども、現在まで整備に至っていないというふうな状況でございます。今回緑の基本計画の中で見直しをやっていく、地域に不足をしておる公園地域というふうなことでこの3カ所が上がっておるわけなんですけ ども。

 実を申しますと、当初この的岡公園につきましては、予定地がもう既に住宅が建っております。現実に都市計画決定をうっておりますけども、この分、移転というふうなことは考えられませんので、やはり地域のふさわしい公園地を求めるというふうなことになりましょうが、これを求めるについては、都市計画決定を受けておりますので、これの変更手続きをとらなければならないという法定手続きがございます。このような手続きをとろうとしますと、当然ながら地域の方々のご要望、それから地域の空き地の状況等も調査をさせていただきながら方向性を示していくというふうなことになりますので、そのような事務を今後は進めたいというふうなこと。そうなりますと、やはり地域の的岡区というふうなことによりも、宮司総区の中にやはり的岡と濱久保というのがもう一つ公園が残っております。これは宮地嶽神社のすぐ下の海岸側になるとこなんですけども、それにかわるべきものが、今現在コミュニティセンターの横に広場ができております。そういったところも全体的なバランスを見た中で検討が必要だろうというふうに考えますので、早々に地域のほうに出向きまして状況を見させていただきながら、今後方向性を示させていただきたいというふうには考えております。

 それから、新東区の資材置き場というふうなことでしょうが、これは今議員からお尋ねをして考えた中では、新東区内に土木事業者さんでの資材置き場ではないだろうかなというふうなことが考えられます。まだ私も最近そこの部分には入ったことがないんですが、以前はやはり今議員ご紹介がございましたように、ヒューム管なりコンクリート資材なりが置かれておったのは知っておりますので、現状はそのままというふうな状況かなというふうな気がします。

 この部分、公園をというふうなことではございましょうが、これは個人の土地というふうなことにもなりますし、今後こういった公園整備というふうな形の中で、議員今回ご質問いただいております、市民の緑地制度的な整備計画等々も現在緑の基本計画の中で検討をいたしておりますので、そういった地権者の市に貸していただけるものかどうか、またこの制度活用に対してご理解いただけるものかどうかというふうな問題も出てまいりましょうが、その辺につきましては、地域の方々のご要望の内容の中でこの緑地制度の問題も今、市長答弁申しましたように、調査研究をさせていただきながらというふうな形で、これの条件が整うまでと申しますのが、やはり税制法上の問題が出てまいりますので、その辺も少し検討していきたいというふうに考えます。

            (「はい」の声あり)



○議長(阿部巖) 渡辺議員、少々お待ちください。ここでお諮りをいたします。正午となりますが、この2項目めの質問、質疑が終了するまで延長したいと思います。ご異議ございませんか。

            〔「異議なし」の声あり〕



○議長(阿部巖) それでは、そのようにいたします。それでは、渡辺議員どうぞ。



◆11番(渡辺理恵) 私も的岡区と区と名前は言いましたけれども、広い意味では新東区も的岡も隣接の区でもありますし、広い意味で点在すればいいわけですから、今後的岡区近くに公園をつくるんであれば、近隣の住民の意見を聞きながらぜひつくっていっていただきたいというふうに思います。公園は、やっぱり子どもたちの遊び場というだけではなく、先ほどもお話ししましたが、災害時の避難地にもなります。あらゆる世代の市民にとっても必要不可欠なものだというふうに思っております。

 今、昭和公園、ワークショップでリフレッシュ事業が行われております。駅東区画整理事業地域の中の公園もワークショップで今公園をつくろうとしておりますので、ここの公園、的岡区、新東区、そこら辺にある公園についても、ぜひこのワークショップという形式、市民がたくさん意見が言えて、そしてつくっていくという、その前に土地の問題も、広さの問題もあってくるんでしょうけれども、ぜひそのような形式で公園をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今議員おっしゃいますように、やはり地域の皆様方がご利用できる公園と、それから防災機能を持たせたというふうなことになりますと、やはりそういった地域の皆様方の声というものがこの中に反映されないと、公園整備やつくっても、地域の役に立たないとかいう後での問題等も出てまいりましょうが、当然ワークショップ等を交えた中で整備計画を立てるのが一番最善ではないかなというふうには考えます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) ぜひ土地の確保が結構大変だと思いますけども、前向きに市民の方と一緒にぜひ頑張って、土地の確保から入ってください。よろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 2項目終わりですね。

            (「はい」の声あり)

 それでは……。

            (発言の声あり)

 いえいえ、全然関係がございません、おたくは。渡辺議員の意思でございますので。

            (発言の声あり)

 傍聴者、そんなにいろいろ言っていただきますと退場ということもあり得ますので、注意申し上げます。

            (発言の声あり)

 関係ございません。

 それでは、ここで休憩といたします。再開は13時ちょうどといたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午後0時3分

            再開 午後1時0分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。

 休憩前に引き続き一般質問を続けます。

 渡辺理恵議員の一般質問の3項目めの回答より始めます。それでは、市長。



◎市長(小山達生) 防犯灯の新規設置と壊れた防犯灯の取りかえは、行政区長からの要望に基づいて市の負担で設置しています。設置後、蛍光管の取りかえなど維持管理につきましては、行政区にお願いしています。

 市内には、県や市が設置した道路照明や商工会が設置した外灯等もあり、長年市が設置した防犯灯とあわせると、主要道路にはおおむね設置されているものと考えています。

 このことは、防犯灯の新設について平成19年度が113本、平成20年度が78本、平成21年度が55本という設置状況からもご理解いただき、地域の実情に合わせ、行政区内で十分検討して要望を提出していただく、現状のシステムでよろしくお願いいたします。

 防犯灯の電気料金は、行政区から毎月支払っていただいています。1月から12月までの電気料金の3分の1を電気料補助金として、行政区からの申請に基づいて年度末に支出しています。

 受益者負担の原則から、電気料金も行政区に負担をお願いしたいところですが、道路はその行政区以外の市民も多数利用されていますので、電気料金の3分の1を補助しているところですので、あわせてご理解をお願いいたします。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) 兵庫県の洲本市なんですが、公設防犯灯の事業を平成16年から始められています。その公設防犯灯の設置基準を制定しているんですが、その趣旨の中で、市民の身体、生命及び財産を犯罪及び事故などから保護するとともに、被害を軽減し、もって市民生活の安定秩序を保持し、犯罪のない明るい地域社会づくりに寄与するため防犯灯を設置するというふうに趣旨が書かれております。

 洲本市に聞いたところ、福津市と同じように防犯灯をその町内会でまとめて市に要望するというふうな感じで、設置が町内会、電気代が市の負担というふうになっているそうです。

 しかし、町内会が負担する部分があるので、どうしても防犯灯の設置が不十分な主要道路が現状にやっぱり出てきたそうです。それでこの公設防犯灯の事業が始まったということで、例えば、公共施設の周囲50mもその範囲に入っているそうです。つまり、防犯灯は必要だと思う場所ですし、通行する人の多くがいるんだけれども、他の区の住民が通行するということで、区としてはそれが設置できない場所がどうしても出てくると。あくまでも区で防犯灯を設置するということが適当でない場所に限ってしている。だから、基本的には、もちろんここと一緒のように、行政区からの要望でつけていくということなんですが。

 お手元に今資料をお配りしていると思うんですけれども、これは通称椿通りと言われる津屋崎庁舎の前の通りなんですけれども、ここを市民の方と一緒に調査をいたしました。オレンジの丸が防犯灯ですね。緑色の丸が道路照明です。二重丸のところが電球切れか壊れているかの電気がついていないものでした。これを見てもおわかりになると思いますが、ここ津屋崎地区で言えば、割と一番人通りも車の通りも多い通りだと思うんですけれども、場所によってはかなり防犯灯と防犯灯の間が開いております。一番開いているとこが172m、ここはちょうど水産高校の寮の前がたまたま電気がついていなかったので、ここはずっと245mとにかく電気は全く一本もありませんでした。

 それから中学校、中学校のところも、中学校の出入り口の校門のところには、ここ2本書いていますが、これ1本しかついていないです。道路照明はあるんですけれども、ずっと校舎に沿って電気が一本もありません。すごく怖いです。夜の学校とは何か怖いじゃないですか、真っ暗だし、電気ついていませんので。かなりここも真っ暗です。それから、ずっと下のほうに下っていただくというか、宮地嶽神社のほうに寄っていただくと、やっぱり160mないところがあるんですね。そこも1個壊れておりましたので、253m一個も電気がついておりません。こういう場所がどうしても出てくるんですね。

 それともう一個注視しなければならないことが、この地図の歩道の庁舎側、左側のほうが点字ブロックがある歩道です。どっちも点字ブロックはありません。左側の通路だけ、この地図上でいけば、点字ブロックがあるんですけども、この点字ブロックがあるほうの歩道の防犯灯は、反対側に比べて10基以上も少ないです。よりそっちのほうが暗い歩道になっています。私たちがこの調査をしたんですが、この結果を見て、現在の防犯灯の設置について課題と思われることは何でしょうか。また、その課題解決に向けて何が必要だと考えられますでしょうか、この2点お願いいたします。



○議長(阿部巖) 吉田市民部長。



◎市民部長(吉田哲春) まず、この防犯灯の間隔といいましょうか、これが広過ぎて暗いということでございますが、やはりこの防犯灯と申しますのは、今市長も申し上げましたように、地域の実情が一番わかっておられます区長さんからの要望ということで、そのように長い間隔のあいておるところの設置につきましても、今までどおりに区長さんからの要望をいただきまして、市のほうで設置するというふうに考えております。現在各区で申し込みのあった分につきましては、すべて設置している状況でございます。

 それから、この防犯灯の新設の件につきましても、津屋崎、宮司地区合わせまして19年度で25本の新設、それから20年度はぐっと減りまして8本、21年度10本というような要望が出てきております。

 今申しましたように、現状では申し込みいただければ、ほとんど設置できる状況でございますので、やはり一番地域の実情がわかっておられます区長さんを通じましてご要望をお願いしたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) どこもかしこも公設の防犯灯をつけてほしいと言っているわけではありません。今の防犯灯の設置事業の補完として公設の防犯灯をというふうにお話をさせていただいているんです。

 洲本市でも、事業が始まったこの公設の防犯灯、事業が始まったときには確かに100基ぐらいあったそうなんですが、もう毎年毎年減ってきていると。主要道路というものはそんな幾つもありませんので、そこがある程度満たされれば、もうそれ以上はなかったと。今はゼロとは言っていませんけど、どんどん減ってきている、そのような話も伺っております。

 もちろん、地域の事情を一番知っているのは区長さんですので、その区長さんからの要望というのが第一義的というのはよくわかります。よくわかりますけども、実際にその、今の現状がこれなんですよ。よくわかっている区長さんがもちろん要望されていて、別に区長さんの仕事をやってないと、そういうことは言っておりません。でも、現実ここを通られる方が区の方がどれだけいらっしゃるのか、その区の横を通っていくわけですから、多分そこの行政区以外の方がたくさんいらっしゃるんじゃないかなというふうに。だから、自分の区では、多分困られないんだと思うんですよね。でも、これから先、この椿通りから先、それから横とか、とにかくここは主要道路だと思うので、たくさんの方が使われるわけですよ。そこを区長さんの要望一本で果たして大丈夫なんですかね。こんなに防犯灯と防犯灯の間が170mもあいてる、1本切れれば250mぐらい一本も電気がない道路をこのままほうっとっていいんですかね、もう一度答弁をお願いいたします。



○議長(阿部巖) 吉田部長。



◎市民部長(吉田哲春) 今申しましたように、そこに必要ということであれば申し込みをいただきたいということです。これはもう設置のほうは市のほうでいたしますので、設置に関する費用というのはかかりませんので、どうぞ申し込みをお願いいたします。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) それでは、今は基本的にはそこの行政区ということなんですが、この間ちょっと移動市長室か、そのときに答弁をいただいているんですけれども、そこの行政区じゃないところでも要望して、形的にはそこにお願いをする形ということになるそうなので、そういうふうな形はいいわけですよね。

 では、ちょっと視点を変えます。今回調査をしてわかったんですが、地図で言えば、下のほう、宮地嶽神社に近いところなんですが、ここはちょっと養鶏場とかあるところなんですけども、ここは25mから30m間隔でちゃんと防犯灯が設置されています。それがこんなに近くちゃんと防犯灯が設置されているにもかかわらず、道路から見るとすごく暗く感じるんですよね。どうしてかなと思ったら、街路樹でツバキを植えているんですが、ツバキの一番茂っている場所と防犯灯の位置と同じ高さなんです。だから、せっかく防犯灯をつけても、そのツバキの葉っぱに遮られて部分的にしか明るくなっていないというのがわかってきました。

 同じように背の高い街路樹が植えてある、植栽されている道路を見ますと、大体福間地区のほうであると大型団地の入り口なんかなので、多分最初からそういうふうにされているんだと思うんですが、その上から照らす道路照明がつけられていました。今後このツバキの高さをどういうふうにしていくのか、ちょうど防犯灯と同じ高さになって、本当にいいのだろうかということと、あとこの椿通りのツバキを、例えば歩行者が邪魔というときには切っていただけるんですが、いったんは県に許可をもらって、委託されて市が切るような形になっていると思うんですけども、そういうふうにして、県に許可をもらわないけないツバキで道路が暗くなるんであれば、県に道路照明の要望を出すことちゅうことはできないんでしょうか。この2点お願いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原都市整備部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今、宮地嶽神社部分、養鶏場のところが暗いというふうなことで、ちょっと現地を私も今見ていないんですけども、現地調査をしまして、今樹木との照明灯との関係を少し調べさせていただきたいというふうに考えます。

 それから、道路照明につきましては、今、先ほど、これ私以前記憶があるんですが、養鶏場の前が非常に暗いというふうなことで道路照明を1基、県のほうにお願いをして増設していただいたのが、今この照明ではないだろうかなと思っています。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) それでは、防犯灯の間の件なんですけれども、防犯灯をいろいろ調査すると、区によっては約30mおきに防犯灯が設置されているところがあります。そこはツバキなんかもないので、かなり明るい道路になっています。

 たくさん人が利用されるこの椿通りなんですが、30mとかいうところはほんの一部分で、ほとんどが40m、50m、それから70mとか90m、かなり防犯灯と防犯灯の間はあいております。ここをせめて30mに一つ防犯灯をつけていただくような指導はできないものなのでしょうか。



○議長(阿部巖) 吉田部長。



◎市民部長(吉田哲春) 指導等、指導はできないもんじゃないとは思いますけれども、やはり現在の方法が区長さんの要望ということでありますので、その辺のことをいかに考えてあるかというふうなところが重要なところやなかろうかと思います。

 私どものほう、この何mおきにとかいう設置基準は設けておりませんけれども、こういった基準を設けますと、一年度に各区に何本とか、何m以上離すとかいうようなことになってまいりますので、非常に設置しにくくなるというふうに考えます。

 現場確認はしまして設置はしておりますけれども、その辺あいておるというところは、何度も同じことを申しますけど、要望として出していただきたいというふうに思っております。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) それでは、またちょっと街路樹に戻って申しわけないんですが、ツツジを植えていると思うんですけども、たくさんあちこちで市内は植えられておりますが、その高さ、かなり高いところから低いところまでさまざまあります。私がとっても心配しているのは、先ほど言った暗い、宮地嶽神社の先のとこら辺ですが、かなり、多分90cmぐらい伸びているんじゃないですかね。子どもが通ると、頭の多分上のほうは出るとは思うんですけれども、こういうツツジの高さをどのくらいにするかとか、そういう指針は、防犯上どのぐらいの高さにしたほうがいいのかという指針は、福津市は持ってないんでしょうか。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎都市整備部長(荻原益美) 今、生け垣の道路脇でのグリーンベルトの指針とおっしゃいますが、ちょっと私、今のところ指針がどういった形で、今やはり小学生の背の高さ以上伸びておるというふうな状況もございましょうが、ちょっとその辺、指針なりを調べた中でありましたら、そういった基準に合わせたいという考え方を持っておりますけども、状況を少し見させていただいて、先ほどのツツジと同様に、現地を見せていただいての対応を検討したいというふうには考えます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆11番(渡辺理恵) ぜひ防犯から言って、ある程度の高さ、このくらいの高さにしてほしいというのをぜひ出していただきたいと思います。でないと、高いとこがあり低いところがありというふうになりますので、防犯上からそれはよろしくないと思いますので、お願いいたします。

 また防犯灯に戻るんですが、今までの答弁を聞くと、一体行政がどちらの方向を向いて私の答弁をされているのかが私よくわかりませんでした。もちろん、区長さんを大切にするというのはよくわかりますが、市民の安全を守るために行政が行うというふうな視点がどうも見られない。実際に調査しても、これだけ防犯灯と防犯灯の間があいているところがありながら、あくまでも区長の申し出によるというところで一貫してしまうところにとても私は無責任さを感じております。何かがあった後では遅過ぎるんです。市民を犯罪から保護すること、また犯罪のない安全なまちづくりをすることは市の責任です。そして、今バスの本数も減ってきています。駅まで行くのに自転車、徒歩ということがふえてまいりました。そして多くの高校生や市民が通っています。夜本当に怖いというふうな声をたくさんいただいております。そして区の行政区にお任せするということは、やっぱりばらばらになってくる。

 実はこの中で道路照明、地図の上のほうなんですけれども、1個故障している防犯灯があるんですが、ここはどこの区かわかりづらいんです。天神町なのか岡なのか、とてもわかりにくい、区でやるとですね。そういう問題もあっていきますので、やっぱりばらばらにならないように、この多くの市民が利用する主要道路は、やっぱりある程度市が、市がある程度の指針を出して、きっちり明るい道路にしていただきたいというふうに提案いたします。

 以上、質問を終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、11番、渡辺理恵議員の一般質問は終わります。

 次に、6番、渡辺由美議員の一般質問を受けます。渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 議席番号6番、ふくおかネットワークの渡辺由美でございます。通告書に従い、大きくは3点質問をいたします。

 まず1点目です。市立保育所再編計画について。

 市内にある市立保育所の4園の再編計画(案)が議会の全員協議会で説明がありました。その後、市は保育所ごとに保護者説明会を開催し、保護者のご意見をいただいたところです。今後は意見集約、意見を生かして進めることになると思います。昨日の一般質問で今後の進め方については答弁があっておりました。その答弁も踏まえ、保育所関連で4点質問をいたします。

 今回の市立保育所再編計画の提案は、日程の設定が大変突然でした。働いている保護者は、少なくとも仕事のシフトやお休みなどの関係で1カ月前ぐらいに日程をお知らせしないと出席は難しいのが現状です。また、説明会、これは私も参加いたしましたが、説明会では保護者への建てかえの必要性がうまく伝わらずに、このようなまずさから説明会は大変混乱を生じ、民間委託のみに集中した感情的なものになっていたように感じました。そのことで保護者、子どもたちにとても不安を与えております。保護者の不安、そして不満は、請願署名の活動につながり、6,300人余りの署名が集まり、保護者の方が市長に直接持っていかれております。

 また今回、きのう、そしてきょうと複数の議員の一般質問も行われるということは、市立の保育所再編について一般質問が複数にわたる議員で行われているということは、これはやはり保護者の不安や不満を感じ取っている議員が私一人ではなく、多くあると考えるところでございます。

 4点質問をいたします。

 1点目、計画を保護者に説明するにあたっての進め方を市はどのように考えていたのか。

 2番目、保護者説明会で出た保護者からの不安をどのようにとらえているのか、保護者の不安について的確に把握していたか。

 3番目、保護者からの意見・要望の生かし方。

 そして4番、今後の進め方ということについてご答弁をお願いいたします。

 2点目は、郷づくり推進協議会についてです。

 平成17年度から18年度に地域住民を中心に市民会議をし、20年度には市内全域で八つの郷づくり推進協議会が立ち上がりました。また、郷づくりの地域支援として、地域支援員、役所の退職者が配置されているところです。昨年、平成20年度の主要施策の成果報告書の中では、21年度は郷づくり推進協議会を地域の関係団体と地域の現状や課題を共有できるようにしていくことが目標として掲げられています。地域によっては、現在の区長さんが郷づくり推進協議会に参加されていなかったりもし、区長会との関係性の整理がまず早急に必要と考えます。 このようなことを踏まえて3点質問をいたします。

 区長会との関係性について今後どのように考えられているか。

 2点目、郷づくり推進協議会の活動の把握をどのようにし、どうとらえているのか、八つの郷づくり推進協議会の全体的な課題はどのようなことか。

 3点目、一部郷づくり推進協議会からも要望があっている拠点づくりをどのように考えて進めるのか。

 以上です。

 3番目に、公設ステーションの移転について伺います。

 本市では、ごみの再資源化、資源の再利用を目的に、現在市内の127カ所に地域ステーション、2カ所の公設ステーションがあり、市民の方々と一緒に資源になる素材の物を分別しているところです。地域での収集が基本ですが、地域での開催日が月に1回、開催時間も1時間程度であることから、開催日にその場に行くことができない場合や1カ月自宅で保管することが難しいなどの理由から、補完として2カ所の公設ステーションが開設いたしました。

 しかし、19年度に区長会として公設ステーションの存在が地域づくりを阻害しているという意見が出たことや財政的なことから、公設ステーションの開催日を19年度102回の実施から20年度52回と半数に減らしております。その後の区長さんのご意見としては、地域と公設それぞれの分別事業の融和が図られ、地域づくりにつながったという評価を得られております。地域づくりの妨げになっているという区長さんのご意見は、それはそれで地域ステーションの現場をよくご存じのこととして、反面、公設ステーションの状況をつかんだ上でのご意見なのかなというふうには考えますが、大変尊重するところですし、地域の資源ごみの回収が現在うまくいっている地域もある現状は知っております。しかし、公設ステーションは、ごみの再資源化や燃やすごみを減らすことを目的としているもので、地域づくりのためだけにしているのではありません。

 このような経過をして、20年度は公設ステーションに対する経費節減から開催箇所数を1カ所にするという提案があっております。新たなステーションの設計監理、工事について、予算化も今回上がっております。しかし、予定の場所との調整が困難として、次年度以降に計画を改めて行うとしているにもかかわらず、既に津屋崎のハーモニー広場の横ということで衛生連合会への話も進んでいると聞いております。

 今回の補正予算で設計に関する費用の計上がありますが、この間、議会では何も報告がされておらず、議員はそのことを認識できずにおりました。先日の全員協議会で議員のほうから説明を求め、初めて口頭報告がされております。このことについては、拙速過ぎる計画実現であり、議会の認識のないところで話が進んでいる感も否めません。

 そこで伺います。3点伺います。

 1番、そもそも公設ステーションに関する考え方はどのようなものだったのか。

 2番、分別収集にかかる年間費用と今後をどのように考えているのか。19年度は地域分別回収に2,000万1,000円、公設ステーションに1,350万5,000円を要しています。それを20年度は開催箇所数を公設が変えておりますので、地域ステーションに1,977万5,000円、公設ステーションは787万2,000円と経費は開催日に比例して半減をしております。経費が減れば減るほどよいとするのでしょうか。福津市の人口規模で分別回収に年間かかる経費が787万円というのでは、そんなに多いのでしょうか。本質のところは、資源にできるごみの分別はさらに進めなければいけないということです。今後、駅東などに転居される人たちもあることから、必要な経費は一体どれぐらいが適切と考えておられるのか、具体的に伺います。

 最後に、手光の予定地は昨年度から地域での話し合いが難しいと言われていたことは承知しております。手光の会場を早急に津屋崎ハーモニー広場横の駐車場に変更した理由とその経過、そしてそのことで市民への影響をどのように考えているのか伺いたいと思います。

 以上、よろしくご答弁ください。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) まず、市立保育所再編計画についてであります。

 計画を保護者に説明するにあたっての進め方をどのように考えていたのかという質問でございます。

 計画の説明につきましては、前期計画に位置づけしている福間保育所について説明会を初めに開催し、残りの3園については順次開催する予定でした。現在までに4園の説明会を開催しましたが、一部出席者が少ないところもありましたので、今後も保護者や関係者の理解を得るため、可能な限り説明会を開催するよう考えております。

 2番目の保護者説明会で出た保護者からの不安をどのようにとらえているかというご質問でございます。

 保護者説明会では、民営化における子どもたちの環境変化への対応や、それに伴う保護者の不安、計画についての保護者の意見を提言する場を設ける等の意見をいただいております。特に最初に民営化の対象となる福間保育所につきましては、閉所期間中一時的ではありますが、他の保育所に転用という計画内容や、閉所までの期間も1年半しかないという点につきましては、利用者にとって配慮不足ではないかというご指摘をいただきました。

 3番目の保護者からの意見・要望の生かし方についてでございます。

 今まで開催しました保護者説明会や市民意見公募でいただいた意見を踏まえまして、子どもたちの環境変化への対応や、保護者の不安について最大限配慮していく必要があるものと認識しており、民営化に向けては、運営主体の公募要件に関することや、円滑に引き継ぎができるように具体的な対応策を検討する場として、保育士や保護者代表等で構成される、仮称でありますが検討会を設けるようにいたしております。

 今後の進め方についてでございます。

 今後の進め方としましては、前期計画における福間南小学校隣接地の新設保育所につきましては、計画どおり進めさせていただきます。

 福間保育所の民営化につきましては、一部3の回答とも重なりますが、今年度中に検討会を設置し、具体的な対応策を検討していきながら、移管先の募集事項に取り入れるなどの方法で児童の環境変化への対応や保護者の不安解消に向けた取り組みを実施し、移管先の募集要綱策定及び募集を22年度に実施する予定です。計画の平成23年3月末までの閉所につきましては、修正を図ることとし、転所しないで済むように対応する考えです。

 後期計画につきましては、平成25年から平成28年の間に東福間保育所・花見保育所を民営化するもので、前期計画の間にスケジュール案を策定する予定です。

 今後、少しでも保護者や関係者の方の不安を取り除き、民営化について理解していただくよう努力していきます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) まず、計画を保護者に説明するにあたっての進め方というのは、スケジュール的なこともありますが、お考えをちょっと伺いたかったんですが。

 今回の保育所再編計画の中で1点、保育の根幹ということで伺いたいと思いますが、全体計画の基本、根幹にある保育の必要性ということなんですが、必要性を女性の社会進出というふうに書かれております。それ以外の言葉では書かれておりません、この提案の中ではですね。行政としては保育の必要性を女性の社会進出のみというふうに考えておられるのでしょうか、そこのところをどうとらえておられるのか、1点伺いたいです。

 どうしてこのように言うかと言いますと、確かに何年か前までは女性の社会進出というふうなことで、どちらかと言うと、右肩上がりの表現としてとらえられているところがありましたが、昨今で言えば、2人で家計を営まなければ営めないというような経済状況になっております。何も女性がとても才能があって、働く才能に恵まれ、職場に恵まれという方ももちろんいらっしゃいますが、とにかく1人で稼いでくる、そして家庭を営むということが非常に難しいということは、これはもうほとんどの家庭がそうであろうというふうに思っています。どうしてそういうふうなことを問うかと言うと、これが保育の必要性のところに非常に関係してきて、すなわち保育の支援をどのように行政が考えるかという基本の問題に立ち至るから伺いたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 萩原健康福祉部長。



◎健康福祉部長(萩原利博) 今ご指摘の女性の社会進出という質問でございますけど、計画書に掲げています保育事業の多様化、よろしいですかね、保育事業の多様化の項目で、冒頭に女性の社会進出云々という記載をさせていただいております。

 まず、保育所の目的でございますけど、保育所は家庭において十分に保育することができない児童を家庭の保護者にかわって、いわゆる保育をすることを目的とする施設でございます。保育ができない環境とは、保護者が働いていたり、病気の状態にあるなどが考えられます。

 ご指摘の働く必要がある家庭に対する保育の支援という点も、十分ここの中に包含されていると私どもは考えております。

 したがいまして、この計画書に記載しております女性の社会進出というのは、計画書の抱えるここの一つのフレーズとして入れさせていただいていることでございまして、社会進出をもって保育所をどうのこうのということでは特には考えておりません。いわゆる、あくまでも保育に欠ける児童を安心により育てていく場所としてのものをどう今後、質を含めまして向上していくかということでございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 市のほうの根幹のところのお考えはわかりました。

 それでは、次質問いたしますが、私、説明会にも出席をしていました。まずこの説明の仕方なんですが、今後も続けていかれるということであれば、少し説明をしたいと思うんですが。

 まず、大変財政が厳しいという説明があったと思います。それから、経費の節減、この話が大変強調されて聞こえておりまして、一般の市民の説明では、国も財政が厳しいだとか、いろんなことが言われておりますが、現役世代の納税者の家庭は、とても納める税金が減るわけではないので、市全体のことを言っているんだろうと思いますが、財政が厳しいと言っても、余り実感が伴わなくて、ああ、それが市の事情でしょうというような反応であったように私は感じます。だから、市民の方を中心に説明をする場合に、財政が厳しいという言葉一本で、相手が議員ではありませんから、きちっと市民の方にわかる言い方をしなければならないというふうに思います。そこのところのかけ違いがあって、民営化の話のみに反応が大変厳しかったというふうに私は考えます。

 ふくおかネットワークは、保育所の民営化に異論を唱えるわけではありません。まずそのことを明確にしておきます。私はこの計画の中で最も優先されるべきことは、先ほどから部長もおっしゃっておりますが、1点、子どもにとって質のいい保育、これだろうというふうに思っております。全国的にも市立の、公立の保育所が民間保育所に変わっていく状況は既にあります。保育の質の面では、あながち公立のみが大変突出してよいというふうには私は思っておりません。保護者の不安は保育環境の変化が子どもたちに及ぼす影響、このことだと思います。不安払拭のために、今後市としても保護者を含めた協議・検討の場を設定するようにされましたので、大変ここに期待をするところであります。

 その検討会の中でさきに述べました質のよい保育が確保されるような協議になりますでしょうか、これが1点ですね。

 それから、また保育環境が変わる子どもたちに影響、不安を与えないようにどうしていくのかというようなことも、保護者や保育士さんたちを含めての協議でできますでしょうか。

 それから、民間委託に関しての理解を進めることのみが目的になっていないでしょうか。この3点について伺いたいと思います。

 どうしてこのようなことを伺うかと言いますと、いったん保護者説明会で非常に感情的にも保護者と行政の間でねじれが生じているというふうに私は感じるので、今度持ちます検討会の進め方いかんでは、さらに保護者との関係性が悪くなるのではないかと心配するものですから、検討会の内容を慎重に考えていただきたいということで3点お伺いをいたします。



○議長(阿部巖) 萩原部長。



◎健康福祉部長(萩原利博) まず、説明会のあり方でございますけど、福間保育所を始めとして、公立保育所説明会を進めてまいりました。

 まず最初の福間保育所での説明会におきましては、議員ご指摘の内容等で、市といたしましては、再編計画にあります五つの柱、保育需要の対応、施設老朽化への対応、保育需要の多様化への対応、それと地域の子育て支援への対応、行財政改革化の対応という五つの柱に基づいて説明を進めてきたところでございますけど、資料の配布の遅滞あるいは民間委託に関してのみの説明というふうなお受け方をされたということにつきましては、説明要領が不足していたのじゃなかろうかと今は反省しているとこでございます。

 保育の質の担保につきましては、いわゆるこういった新たに委託された法人等の中に市あるいは保護者、法人、大きく三者の中で質のいい保育が担保できることについては、十分運営を進める中で協議していきたいと思っております。

 一つ方法につきましては、三者を中心にすることも考えておりますが、基本的に認可保育所につきましては、福岡県が毎年監査、指導をしております。そういった場所にも市の職員が出向き、その運営状況を確認する、あるいは例年、今も現在やっておりますけど、いわゆる市内にある保育所の園長を定例会、月に1回会合を設けております。その中での意見交換あるいは新設保育所の保育士の配置状況等もチェックするようなことも含め、いわゆる質の担保を求めていきたいと考えております。

 もう一点ちょっとすみませんけど。先ほど言いましたように、この協議会につきましては、いわゆるオープンでお話ができる環境については十分配慮し、保護者の意見等を言える場の設定を考えていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) この検討会を経て、駅東に、例えば新しい、これは法人を対象とする民間委託というふうにプランになっていますけども、そういう保育所が新設されて立ち上がっても、保護者や保育士さんたちと一緒に運営を協議する場の協議会などの設置は、今後について新しい保育所についてはできるんでしょうか、そこを1点伺わせてください。



○議長(阿部巖) 萩原部長。



◎健康福祉部長(萩原利博) 定例会という定例での協議会ということまでは今は考えておりませんが、先ほど答弁いたしましたように、今後新設保育所あるいは民営化を進めていく受託法人ですね、そのあたりとの協議は、先ほど答弁しました三者の中での意見交換をする中で保育の質の担保を確認したいと思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 最後に、今回の保育所再編とは少し違うんですが、今後について少しお伺いしたいのは2点ほどありますので、伺います。

 現在、第2子の出産育児休暇中は、保護者が自宅にいるということから、第1子も例外なく保育所をやめなければなりません。そこのところに問題があるというふうに私少し感じます。保護者が自宅にいるのだからと言って、出産してすぐ2人の子どもの面倒が見れる人ばかりではないというふうに思います。出産後は体調がもちろんすぐれなかったりとか、育児ノイローゼとか、近くにアドバイスをくれる人がいないとか、自分の親が近くにいないとかいうようなことで、いろいろ家族の状況によって第1子が保育所に残れるという選択肢は考えられないかということが1点。

 それから、出産休暇が終わって社会復帰をするときに、再度上の子と今度生まれた子の2人の保育所を探さなければならないというふうなときに、2人の子どもが一緒に保育園に入所できない、ばらばらの保育園に行かなければならないという事例が起きています。これは保護者にとりましても、小さい子どもを抱えているというふうなことで非常に不便で不都合だというふうに考えますので、子どもを2人以上保育所に預ける場合には、優先的に同じ保育所というようなことにはならないんでしょうか。2人目の出産に関して迷っておられる方なども多いというふうなことから、こういうところを担保していくことは大切なことだと考えますが、この2点についてご答弁お願いします。



○議長(阿部巖) 萩原部長。



◎健康福祉部長(萩原利博) まず1点目の育児休業中の兄弟児の保育のことにつきましてですけど、今現状では兄弟児を入所する場合は、小学校就学前の年長の園児については、育児休業中の家庭であっても入園をしておるところでございます。

 先ほどから言いますように、保育所は家庭で保育できない児童を市が養育する場を設定するわけでございますけど、それにつきましては保育の実施の運用基準というのを市では条例等で、あるいは規則で設けております。それは入所の要件を基準に基づいて優先順位を決めていくというシステムでございます。

 その中で育児休業中の方については、確かに上の子を養育しながら、下の子も一定の間、育てなくちゃいけないという、そういった子育ての苦労については、認識はしておるところでございますけど、そういった優先順位の高い方から入所するという制度を保っていかないといけないと思っているところでございます。

 何分これも今、今回再編計画にお示ししています保育需要の増加等に、このあたりを解消することと伴って、そういった保育は運営ができるのではないかと思っております。定員の増等を図りながら、そういった優先順位が低いランクの方であっても、入所ができるというようなことになるのではなかろうかと思っております。

 それと、もう一点の復職の際の兄弟児が、別々の場所で保育をしなければならないというような現象があるというようなご質問でございますけど、基本的には復職の場合は優先順位は高うございます。したがいまして、入所についてはかなり高い順位でございますので、復職とあわせて入所できるようになっております。

 ただ先ほども申し上げますように、福津の今の保育の現状が、待機児童が恒常化しているような状況でございますので、すべて保護者の要望がかなうというところまでは至っておりません。ただ市といたしましても、極力兄弟児が別々に保育するようなことがないようなことは、十分配慮はさせていただいているところでございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 保育所再編のところの最後の質問にしたいと思うんですが、今回、保護者の方が保育所再編についての要望書と署名を6,400名余りのところ、市長のもとに届けられましたが、市長はどのようにお考え、ないしはお受け取りになったか、最後にお考えを伺いたいと思います。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 先日、6,000名を超す大変な署名を持って代表の方がお見えになりました。私が思い出したのは、そのときに思い出したのは、実は私の長女が2番目の子を産むときに、長男がまだ3歳児未満で幼稚園に入る前だったものですから、無認可の保育園にお世話になったわけでありますけども、そのときにきょういろいろと出ておりますように、子どもの環境の変化というんですか、それによって子どもが非常に最終的には余り行きたくないというふうなこと、保育所に行きたくないということを言い出しまして、大変私も初めての体験でありましたので、非常に戸惑って、子どもとあんなにゆっくり話したこともなかったんですが、いろいろと話し合いを進めました。

 結果としては何とかなりましたんですけども、そのときに子どもが環境が変わるというのは非常に大きなショックを、大人には感じられないようなショックがあるんだなということを思いまして、できるだけそういう変化に対しての子どもの気持ちができるだけ一時的に、仮に工事中の場合はどっかに移らなきゃいけないちゅうことは、物理的にそうしないと工事も着工できないということになりますので、その折にできるだけ子どもにとって環境の変化が薄いような方法で転所したほうがいいと、移ったほうがいいと。できるだけ心の変化が激変しないように、そのことを一番に私、思ってました。

 そのためにご両親の心配もあるのではないかというふうに、そのお話を聞きながら、署名を拝見しながら、そういうふうに感じたわけで、ですからできるだけ保護者の方と、それから保育所の関係の方と十二分に話し合いを持って、できるだけそこが変化が薄い状態に、できるだけしていきたいなというのを考えながら、署名書をいただいたことを今思い出しておりました。

 以上でございます。



◆6番(渡辺由美) 議長、次お願いいたします。



○議長(阿部巖) それでは次の項目、市長。



◎市長(小山達生) 区長会との関係、郷づくり推進協議会についてであります。

 区長会との関係性についてでありますが、区長会とは、本来、非常勤特別職の公務員として働いていただいている方々を市が集め、市の事業のお知らせをしたり、協力のお願いをする会合です。つまり、それぞれの地域で働く公務員の方、言いかえれば行政連絡員の集まりです。

 今、区長に関して問題があるのではないかとクローズアップされているのが、自治会長との兼務による行政と地域双方の混乱、業務や情報の集中であり、区長報酬の問題だと感じています。

 全国的に地域コミュニティの問題が重要視されている昨今の状況下、福津市でも、向こう三軒両隣の自治会をどうつくっていけるかが、本当に重要で差し迫った課題です。

 この自治会のリーダーとなる人は、一体どうあるべきかが各区で議論されるようになれば、郷づくりも大きく前進するものと確信しております。

 11月末に開催された区長会におきまして、そもそも区長とは、自治会長とは、行政区長とは、と基本的な用語の説明を行い、地域の自治会から選出されたリーダーの立場で郷づくり協議会への参画、参加をお願いしているところであります。

 次に、活動の把握についてでありますが、活動チラシや郷づくりのホームページ、役員会などへの職員の同席などにより随時活動状況を確認しております。また、年度末には実績報告などにより全体活動を把握しております。

 全体的課題ですが、いまだに郷づくり事業が市民に浸透できていないこと、活動者が固定化、高齢化していること、若い人材が少ないことなどがあります。また、郷づくり協議会という地域を代表する組織でありながら、地域全体の各種の団体を包括していないなどの状況もあります。

 これからは、地域の代表者である区長、自治会長や組長の皆さんへの説明を通して、母体である区民、自治会員への参画、参加を呼びかけていきたいと思います。

 地域からの拠点要望をどのように進めるかですが、既存の郷づくりの拠点は、どの地域も住民の皆さんの納得のいく施設とはなっていないと聞き及んでおります。しかし、公共施設の有効利用を念頭にと拠点を考えておりますので、硴野議員の答弁にもお答えしておりましたように、組織の情勢、状況に応じ、役員会や活動者の寄り合いの場所になる程度の拠点改修等も必要ではないかと考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 再質問いたします。

 11月20日に開催、11月20日木曜日でしたが、開催されました、市で開催されました共働推進会議の事前学習会に参加しました。私のところでしたんですが、どうして今行政と市民との共働が必要なのか、大変よくわかる学習会、研修会で評価をしているところなんです。その中でファシリテーターの方が話された、どうして今共働が必要なのか、共働のまちづくりで求められているということが、これがまさに郷づくりに求められているというところで、少しお話をさせていただきます。

 行政サービス、これは税金を納めている市民の方が、安心して地域で暮らすために必要とされるものが行政によるサービスなんですが、その行政サービスはここ20年余り、非常にサービスの内容が多くなって、また個人生活のパターンの変化から多岐にわたって、行政サービスに求められるものが大変多くなってきましたという話があっておりました。

 例えば介護とか見守りとか、高齢者に関することは20年前、30年前は家族が2世代であったり3世代であったりして、家族や親戚の間だけで解決できる問題がたくさんあって、別に行政サービスに求められているというようなことも少なかったというふうに思います。それから例えば子ども、子育てに関しても、親がそばに住んでいるとか家に住んでいるとか、近所にとても頼りになる人がいて、何も行政に相談をしなくても、自分の身の回りで解決できていた。

 防犯なんかもそうですけども、今のようにパトロールなんかがなくても、地域で住んでる人、地域に日中いる人が多くて、その方々が一緒に見てもらっているので、防犯パトロールとか、子どもの行き帰りに見送り、それから見守りをしてあげなくても、行政のほうにそういうサービスを求められてるということが非常に少なかったけれども、昨今、行政サービス、非常に多く求められているということと、あとその反面、行政のほうの、先ほど話に出しましたが、財政のところも右肩上がりで税収はどんどんふえている時代ではないので、税金で賄えるサービスの範囲をこれまでどおり行えるとばかりは言えない状況にあるというお話で、そこの行政サービスが多くなった分とできてる部分の空洞の部分といいましょうか、多く行政サービス要求されてるものを共働として郷づくりの中とかで一緒に、行政と地域が一緒にしていくことが求められているという、非常にいいお話でわかりやすくて、郷づくりの方なども、たしか何名か来てあったんですけども、言葉できちっと把握できたというか、わかりました。

 そんなようなことがありましてから、郷づくりについてもいろいろ考えるようになったんですが、郷づくりの活動は、現在は地域の特性を生かしてという言われ方をしています。それはそれというふうにあるんですが、最低限のことは始まって何年もたちますので、足並みをそろえてやる必要がある時期に来てはいないかというふうに考えております。

 郷づくりによっては、既に宗像の赤間のコミュニティセンターの見学とか、宗像市が言っておりますコミュニティ構想に基づく進め方などを見学に行ったり、交流をしたりしている郷づくりもあります。福津市の現在の郷づくりの方向性とは、ちょっと違うようには思いますが、地域の特性を生かすということが一定定着してきた今は、目的と方向性を共有して進むということが必要かと思いますが、前市長は宗像のコミュニティ構想は、自分たち福津市が言っている郷づくりとは違うというふうな表現の仕方をされておりましたが、市長は現在、宗像市などのコミュニティ構想について、福津市の郷づくりとの方向性については、どのようにお考えでございましょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 宗像市の方法といいますか、それは宗像市よりも福津市の情勢から考えますと、福津市の特徴というのは、昔から自治公民館が非常に発達をしてきたと。ですから、その連合体というのが各地域に、特に旧福間地区にはありまして、それが非常にすばらしい活動を行っていらっしゃると。

 一方、宗像市のほうは、そうした自治公民館等の活動が旧福間町ほどなかったという、少なかったということから、コミュニティを考えるときに、コミュニティセンターというものを建設をするというのが第一義にあって、そこでそのセンターの貸し館業を始め、いろんな事業が思い切ってできるようにということで、ああいうコミュニティセンターというのが先にできること、できてきたということであります。

 一方、福津市のほうは、そういう自治会活動が非常に活発であったために、自治公民館の建設というのは、非常に町も市も非常に力を入れてきたと。その自治公民館を主体にした活動というものをさらに、それをベースにして、さらなる活動ができないかというところに、郷づくりの構想が始まっているのではないかと。

 ですから、自治会、単独の自治会でできるものは単独の自治会で、それから連合でできるものは連合で、そしてまたそこでも行政の穴を埋めることができない部分については、郷づくり協議会でやっていただけないだろうかという出発点の、私は差があるだろうというふうに思っておりまして、前市長が宗像市と違うと言われたのは、多分その点かなというふうに私は今考えております。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) そうすると建物が先に建って、コミュニティをしていっているところと、福津市のように、自治公民館の活動が大変活発でやっていっているところということで、整理していくのがなかなか大変だろうというふうに思いますが、今年度の取り組みの中に、自治会などの関係団体と一緒になって、郷づくりが、地域の課題や現状を共有化できる協議会の場を設定するというふうに、取り組みの中に目標がありますが、その進捗状況を1点お伺いしたいのと、それから20年度の主要施策成果報告書の今後のところにあります、今年度に地域への補助金、交付金の統一化、地域への権限移譲の基本的な考え方をまとめるというようなことの進捗状況、この2点について伺います。



○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) まず1点目でございますけども、地域の課題等の現状を共有化できる協議会の場の設定の問題でございますけども、この協議会の場の設定というふうにいいますと、さも拠点とか、そういう施設を思い浮かべられるんではないかというふうには思っておりますけども、要はこういう場というのは、一部の人とか、一部の団体等が参加する郷づくりではなくて、まさに地域を代表する郷づくりとなるような、要は皆さん方で合意形成がされるような、そういう郷づくりとして今後育てていきたいという意味で、前回そういう協議会の場の設定、皆さん方が十分話し合える場というような形で説明をしたところでございます。

 それからもう一点、主要施策云々ということで、交付金の問題等の統一でございますけども、さきの議員でもご説明をさせていただきましたけども、現在、庁舎内にそういう調査研究会議というのを設けております。そういう中で現在、地域を対象として交付しております補助金等を中心に統合を図りまして、新たな郷づくり交付金制度というのを創設するために研究をしておるというような状況でございますので、ご理解をいただきたいと思っております。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 部長、最初に私が質問しました1点目の地域の課題や現状を共有化できる協議会の場というのは、例えば会場とか図書館だとか、箱物のことじゃなくて、そういう協議会をしますよというようなことですよね。それはどこいら辺まで進んでいるのかというのが1点と、あと先ほど答弁いただきました研究会のところは、いつをめどに、どのような答申を出されるのかというところまで決定しているのでしょうか。

 以上、2点お願いします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 要は地域を代表して、地域の皆さん方が十分話し合った上で、郷づくりが行えるような協議の場ということでございます。これは今、郷づくりが抱えております非常に大きな課題だというふうに思っております。

 と申しますのは、現在の郷づくり協議会、それぞれの地域の特徴を生かして活動は一生懸命やっていただいておりますけども、まだまだ所によっては、先ほど議員もご指摘でございますけども、自治会の会長さん、現在、区長さん等が兼ねてあるところが多うございますけども、そういう区長さん、自治会長さんが入ってない郷づくり協議会もあるわけでございまして、そういう意味じゃまだまだ総意という形での郷づくり活動にはなっていないというふうに考えておるわけでございまして、そういう意味でぜひそういうことがないように、とにかく郷づくりを地域住民の総意で盛り上げるというような環境づくりを、早急にしなければならないというふうに考えておるところでございます。

 それから、先ほどの研究会議でございます。いつごろまでにということで、まだ最終決定をいたしておるところではございません。現在、状況といいますと、地域にどういう補助金が、あるいは助成金等が出ておるのかという実態を把握をしておるという状況でございます。これを全部郷づくりにというわけにもいきませんので、そういう、国ではございませんけども、仕分け作業を現在やっておるという状況でございます。

 それともう一点は、区長さんでございますが、区長さんにどういう業務を依頼してるのか、そういうことの整理も現在しておるところでございまして、もう少しお時間をいただければというふうに思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 私は、具体的に言うと、宗像市の赤間のコミュニティセンターに見学に行った方などの話を聞いておりますものですから、郷づくりの最終、行き着く点はそういうところだというふうにイメージができてまして、市長がおっしゃるように、非常に福間は自治公民館の活動が盛んであった。建設もあってというようなところがあったんですが、最終的には自治公民館にしろ拠点にしろ、そこに役所のほうから職員の方が駐在をされて、歩いてこれる範囲での住民の方のいろいろ相談に乗ったのを役所につなぐとか、それから住民の方の活動を助けてるというか、支援していくというような、そういうイメージなんですが、そうしますと拠点というのは、最終的には自治公民館にしかならないという話になるのでしょうか。拠点のところを少しお願いいたします。



○議長(阿部巖) 荻原部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 今、拠点が自治公民館かというご質問でございますけども、自治公民館と郷づくりの拠点というものについては、基本的な機能というか、役割というのは違うというふうに思っております。自治公民館というのは、それぞれの自治会、行政区、集落、そこの活動を中心とした拠点でございます。郷づくりはというふうになりますと、そういう自治会活動で補えない、先ほど市長が言いますように、行政区だけで解決できない、あるいは効率的に考えて、地域で全体でやったほうがいいような活動をする拠点が郷づくりということというふうに理解をしておりまして、ちょっと意味合いというのは違うのかなというふうに考えております。

 そういう意味からして、宗像市のコミュニティ構想、コミセンを描いてあるんだろうと思いますけども、宗像市と福津市の大きな違いというのがそこでございまして、要はコミセンを拠点とした地域づくり活動をやろうというのが宗像市、うちはそうじゃなくて、既存の公共施設等を利用した郷づくり活動で地域づくり活動をやろうというふうに考えておるところでございまして、そこにはかなりの差があるのかなというふうに思っております。

 特に宗像市は、役所の出先機関というような形での位置づけもございますけども、福津市の場合は地域駐在員、マネージャーを配置をして、地域づくりの住民の方の支援というのは側面的に当然やるわけでございます。それとあわせて地域住民の方が、これちょっと書類出しちゃっとかんとか、そういう簡単な業務というのをお手伝いするという意味じゃ、全くゼロということじゃございませんけども、そういう出先機関的な云々ということについては、今のところ考えていない、そういう状況でございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。次の項目、市長。



◎市長(小山達生) 公設ステーションの移転についてでございます。公設ステーションに関する基本の考え方、構え方についてであります。

 公設ステーションの説明の前提として、議員もご存じのように、市の分別収集事業は、市内127カ所で月1回の決められた日時で開設されている地域分別ステーションと市内2カ所の公設ステーションで実施されています。そもそも公設ステーションの開設は、地域の分別の開設時間が2時間程度であるため、勤務の都合により、どうしても地域の分別に出せない場合などがあることから、平成17年12月より、地域の分別収集日に資源物を排出できない人のために、地域の分別ステーションを補完する目的で市内2カ所で実施してまいりました。

 公設ステーションのこれまでの状況ですが、平成17年から平成19年度までは、開催場所が2カ所、開催日時が毎週土日、時間は10時から17時、それから平成20年度から平成21年度は、開催箇所は2カ所、開催日時が1、3、5週は日曜日、2、4週は土曜日、時間は同じでございます。平成22年10月以降になりますと、開催箇所が1カ所、開催日時が1、3、5週の日曜日、2、4週は土曜日、開催時間は同じでございます。

 平成17年、18年、19年度は毎週2回の公設ステーションの開設により、公設ステーションへの搬入量は増加した反面、地域ステーションの搬入量が減少しており、また地域づくりの妨げの要因の一つになっているとのご意見もありましたので、公設ステーションの運営形態の見直しを行い、平成20年度から公設ステーションの開設日数の半減を行いました。

 その結果、公設ステーションから地域ステーションへの流れが生じた上、経費削減などの利点も見込めたところであります。

 分別収集にかかる年間費用と今後をどのように考えているかということと、手光の予定地から津屋崎に変更した理由と経過。そのことでの市民への影響をどう考えているかということでございますが、まず年間費用につきましては、議員ご指摘のとおり、公設分別ステーション事業費につきましては、18年度が1,327万3,000円、19年度も1,350万5,000円、これは2カ所で、毎週2回やっておりましたので、そのようになります。20年度は787万2,000円、これは週1回に変えたがために、こういうふうに減少したところであります。

 地域分別ステーションの事業費のほうでございますが、処理費を含んでおりまして、18年度が1,864万9,000円、126カ所でやっております。19年度は1,881万6,000円、126カ所。20年度は1,850万5,000円、やはり126カ所でございまして、そのようになっております。

 また、平成19年度から福間庁舎ステーションの移設を検討しており、手光の旧焼却場跡地について地元と協議を行ってまいりましたが、合意が得られず、市有地を対象として検討を重ねましたが、交通アクセス、駐車場の問題などから、現在の津屋崎ハーモニー広場横の公設ステーションを拡充して実施する予定でおります。

 地域分別を支えてある区長さんのご理解を重視し、まず9月上旬に津屋崎地区の区長さんたちと協議をし、ご理解を得て、10月20日、衛生連合会理事会で方針を説明、さらに10月27日、衛生連合会研修時に説明を行い、文書においても公設ステーションの一本化、時期、場所をお知らせしたものでございます。

 ごみの適正な処理または減量化にとって、分別収集は欠くことのできないものであります。地域の分別が充実しても、公設ステーションを全くなくすことはできないものと考えています。

 公設ステーションを平成22年10月から現在の津屋崎公設ステーションに拡張した上で、市の分別収集事業を、地域分別ステーションを軸に、補完的なものとして実施を考えております。

 これまでも、地域の分別の役員さんの高齢化など、ごみを排出する人が高齢化していく現実が指摘されていますが、一番身近な地域分別においても「まちづくりの精神」を生かして、共働の意識を持ちながら実施していけるように、試行錯誤重ねながら、分別収集事業を考えてまいります。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 公設ステーションが当初2カ所で、毎週土日あってたときに1,350万5,000円という経費が要っておりましたが、20年度、開催日を半分にしたことから787万円というふうになっています、2カ所でですね。これ経費がかかるということで、今度また1カ所にされるとしたら、これどこまで経費を減らすかというふうに目標を決めていらっしゃるんでしょうか。

 これぐらいの人口規模で、今後駅東に新しい住民の方が転入されることも考えたら、手光の開催箇所を1カ所にするというところがだめになったときに、一応議員にも報告いただいて、そして本当に今後津屋崎1カ所にしていくことがいいことなのか。2カ所やっぱり要って、どちらかというと私が心配してるのはマンションの方がたで、今、旧福間地域には非常にマンションが多くて、福間のここの庁舎に持ってきておられる中にも、マンションの方がたが非常に多いと思うんです。そういう方々が今後駅東の開発は、個人のおうちもありますが、マンションがずっとふえてきていますが、往々にしてマンションの方などは家でためておくことが難しいので、津屋崎まで行かなければならないのであれば、可燃物に入れてしまえというのが、これが私、一番いけないことだろうと思いますので、マンションが多い福間の地区、これの今後について、少し考えていかなければならないというふうに思っているんですが、市長、そこのところ、どういうふうに分析及び考えておられるでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) まずは地域分別を再度見直すということも含めて、1カ所でやらざるを得なくなったというのが現状でございます。議員ご指摘のとおり、当初2カ所でということを考えておりましたが、どうしても地元の方の同意が、同意まで到達しないということで、それともう一つは、現在の庁舎でやっております公設ステーションが余りにも地域の方との、何ていうんですか、非常に多いと、多過ぎると。持ってこられてどうしようもないという時間帯もあるやに聞いておりますので、いったんは福間庁舎に置いておりますものを、どっかに移転をしないと、公設ステーションと地域ステーションの差もわかってもらえないのではないかということから、まずは津屋崎のこちらに動かすのも、そして手光の市有地が了解とれなかったということから、やむを得ないところかなというふうに思っております。



○議長(阿部巖) 渡辺議員。



◆6番(渡辺由美) 一般廃棄物基本計画の中で、平成28年度までについて、ごみの減量化とか、その他について計画があっておりますが、その中では駅東のふえてくる一戸建てとか、それからマンションのふえることとかについては、きちんと計算の中に入れてあるんだろうとは思いますが、今後人口がふえてくるということを考えれば、旧福間地域の住民が非常にふえてくるということで、津屋崎まで持っていくことについては、かなり車で行くとしても、住民の方に対する影響というのは、私は大きいのではないかというふうに思っています。

 それと同時に、もちろん地域の分別も充実をさせて、住民の方々の活動拠点といいますか、活動の一つに、私が住んでおるところも、そんなふうになっていると思うんですが、そういうことをできない人だとか、本当にマンションの方だとか、そういうことに対する対策を同時に考えていかないと、可燃物のほうが今度は爆発的にふえてくるような不安を非常に抱いております。そこのところの計画や、今後のところにつきましては、また随時一般質問させていただきますので、その中でお答えいただけたらと思います。

 それと最後にしますが、今回、公共施設有効活用や、それから保育所再編についての市の説明会が数多くあっておりまして、夜、行政の方々も非常にご苦労であったろうというふうには思うのですが、しかし、ああいう説明、市民に対する説明の場で、財政的に非常に苦しくてという話が最初に出ますと、どうしても市民の方たちは、そこまで実感がないので、非常に説明会、ねじれることが多かったというふうに思います。行政の方がご苦労された割には、成果が上がっていないのではないかというふうに、私は非常に心配をしております。今後、行政の説明会などにおきましては、十分市民の方に納得していただける、あるいは意見の聞き取りをしに来たのだという構えが、相手にもわかる説明会にしていただけたらということを最後にお願いをいたしまして、終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、6番、渡辺由美議員の一般質問は終わります。

 ここで休憩といたします。再開は14時45分、14時45分といたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午後2時30分

            再開 午後2時45分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(阿部巖) 再開をいたします。

 休憩前に引き続き一般質問を続けます。

 6番、渡辺由美議員の一般質問は終わっております。

 次に、17番、大峰議員の一般質問を受けます。大峰議員。



◆17番(大峰重美) 17番、大峰重美でございます。1問質問しておりますので、よろしくお願いします。

 昨年の9月に、私、ウェルサンピア売却問題と世界遺産のことを質問させていただきました。ウェルサンピアのほうは、皆さんご承知のとおり、残念な結果になりましたけども、ぜひ世界遺産のほうはしっかり本市においても取り組んでいただきたいと思っております。

 昨年11月に、日本世界遺産の暫定リストに残りまして1年たちました。市としてどのような取り組みをされたかということを質問したいと思っております。世界遺産登録推進室が福岡県でできまして、宗像市にもできました。福津市はまだそこまで行っておらないような感じがしております。

 前にも申しましたように、千載一遇のチャンスだと私は思っております。もしこれが世界遺産になれば、たくさんの税収が福津市に入ると確信しているわけでございます。そういうことを含めまして、現在どのような取り組みがあってるか、よろしくお願い申し上げます。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 教育関係のご質問ですので、教育委員会のほうから答えていただきます。



○議長(阿部巖) 金子教育長。



◎教育長(金子孝信) それでは、大峰議員のご質問に、教育委員会のほうからお答えいたします。

 6月議会以降の取り組みとしましては、まず福岡県、福津市、宗像市の三者協働事業を実施いたしました。6月18日と11月11日に国内の専門家の方々による古墳等の遺跡や宗像大社辺津宮及び大島中津宮、遥拝所を現地視察し、学術的な検討を行う専門家会議を開催いたしました。会議では資産の枠組みや信仰の成立などについて協議を行っていただきました。

 7月18日には、第2回「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議を福津市で開催し、午後からは委員、報道関係者等で沖ノ島の視察を行ったところでございます。

 次に、啓発活動としまして、宗像区小学校社会科研究会、筑前地区中学校校長研修会への説明。それから、宗像高校全生徒に対しましても、世界遺産登録活動の紹介を行いました。また、宗像地区事務組合へも世界遺産登録活動の紹介を行ったところでございます。

 加えて、資産の価値を広く地元市民が理解し、この世界遺産登録の取り組みを知っていただくことから、両市庁舎に啓発用の横断幕を掲げさせていただいております。

 さらに、5月、10月実施の観光協会主催の「福津市探勝バスツアー」への参加説明を積極的に行いました。また、10月に実施されましたRKBラジオまつりの福津市のブースで啓発ビデオを流し、パンフレットを配布させていただきました。今月開催されます「ふくつまつり」においても、同様の啓発を行うことといたしております。

 このように資産の価値を評価していただくことと、地元市民を始め、多くの方に遺産の内容や価値を知っていただくことが大切であると考え、機運を高めていくことに主体をおいた取り組みを行ってまいったところでございます。

 今後の取り組みとしましては、海外へのアピールとして国際的な見識を持つ海外の専門家の方々を招いての現地視察、国内外の専門家による国際会議、国際シンポジウムを1月29日から31日にかけまして福岡市内で開催する予定にしております。

 世界遺産登録に向けて構成資産を決定し、登録にかかわる課題を一つひとつ克服していくとともに、機運を高めていくための啓発活動やその手法として、世界遺産副読本や啓発用のぼり旗などの活用を行い、なお一層の登録活動に取り組んでいきたいと考えております。

 議員の皆様を始め、市民の皆様方のなお一層のご理解とご支援をお願いする次第でございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) 世界遺産推進室というのは、登録推進室はつくろうという気はないのでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田総合政策部長。



◎総合政策部長(小田達也) 宗像市へ、県もそうですが、宗像市のほうも市長部局のほうに世界遺産の関係の組織、今されております。前回、大峰議員のご質問の中にもあったと思いますが、この機構につきましては、来年4月をめどに市民部局への組織の移動といいますか、変更を今のところ想定して作業を進めております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) 今、推進室をつくっていこうという発言があって、非常にうれしく思っております。ラジオまつりのことにつきましては、私も観光協会ということで行かせてもらって、副市長も激励に来てもらって、唐津のおくんちの、唐津のほうの、唐津と福津市が一緒に同じテントの中で紹介をさせてもらったんですけど、唐津のほうは唐津おくんちのビデオで、福津市は今言われました世界遺産の登録に向けてのビデオをさせてもらいました。

 私も、宗像市のほうの世界遺産登録推進室のほうにも行かせてもらって、現在どのような活動をしておられるかと聞きますと、宗像市においては市民サポーターという方を270人つくって、啓発活動をやってるということでございますけども、ぜひ福津市におきましても、そういうふうに推進室ができたら、そのようなこともやっていただきたいと思っております。

 また先日、11月21日には津屋崎のカメリアで、ともあゆというグループが世界遺産登録に向けて、市民グループでユネスコの職員の方を呼んだり、九大の、九州大学の先生も呼んで、市民の啓発活動やっていっておられるようなこともあっております。そういうことを見ますと、非常にうれしい気持ちもありますが、実際今聞いてみますと、平成16年には世界遺産では78%世界遺産になったと。平成21年には38%に落ちたということです。もちろん日本の平泉、それも登録漏れになったということでございますけども、平成28年に宗像・沖ノ島関連遺産群を登録に向けてやっているということでございます。非常に登録になる確率がだんだんと減ってきよるという、非常に寂しい状態でございます。ぜひこれから先も本当市民の啓発活動を、推進室をつくるということでございますので、よろしく市長にもお願いして、これで終わります。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) 先ほどの答弁の中で、市民部局ということで言ったかと、市長部局ということで、市長部局のほうに来年の4月に向けて組織を移動といいますか、したいと思っています。まだ今のところ室までの内容までの精査まで行っておりません。今の現員の体制の中で、そこまでのあれができるのかどうかも今検討中でございますので、よろしくご理解ください。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) しっかりやっていただきたい。終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、17番、大峰議員の一般質問を終わります。

 次は、4番、岩城議員の一般質問を受けます。



◆4番(岩城俊郎) 4番、岩城でございます。さきの議員が余りにも簡潔にスピーディーに終わりましたので、心の準備ができんまま一般質問に入りますが、しっかり執行部にお伺いしたいというふうに思っております。

 それでは通告に基づき1問、質問をさせていただきます。福津市の予算についてでございます。

 小山市長となり、22年度の予算編成、その思いや方向性を本当の意味で十分に反映できる予算編成になるのではないか、このように考えております。ちょうどこの時期、福津市においても各課からの予算要望等々、いろんな精査が行われている時期ではないか、このように考えております。

 そこでまず1点目、市長の市政に対するビジョン及び夢はという質問をさせていただきます。

 それから2問目、3問目、小さな2問目、3問目でございます。これについては若干の説明をさせていただきたい、このように思っております。事前に皆様のお手元に配付をさせていただいた資料をごらんになっていただきたい、このように思っております。

 2問目、3問目の質問をどうしてやるようになったかということは、前回、補正予算が上がってまいりました。ここに書いてありますように、小中学校のパソコン教室、LANシステム及びデジタルテレビ、電子黒板の購入についてでございます。総予算2億1,168万3,000円から1,108万6,000円を、これは当初予定しておりましたリース代を差し引いたものの予算が1億9,987万7,000円というふうになっております。この中でPC、つまり電算室、子どもたちの電算室のパソコン購入について資料請求をさせていただきました。

 この中で多少疑問に思う点が何点かございましたので、これを精査をさせていただきました。この点について若干、なかなかパソコンの部品の名前になると、皆様にお伝えするのが難しい。専門的な言葉も出てまいりますので、車に例えて説明をさせていただきたいと思っております。

 まずパソコン、タワー型のパソコンを1台、実際には511台買っております、買う予定にしております。この車に例えると1500ccの車をまず買いました。100万で買いました。これを納車前にCPU、パソコンでいう頭脳の部分でございます。中心の部分、これを車に例えますとエンジンでございます。1500ccのエンジンでは足りないから、納車前に2000ccのエンジンにあらかじめ乗せかえる予定になりました。さらに、メモリーというやつです。メモリーを足りないので倍にするようにしました。車でいうと自動制御装置でございます。この自動制御装置で足りないから倍の能力を持つ自動制御装置に納車前に差しかえました。さらにはDVDプレーヤー、レコーダー、専門的にRWと言いますけども、これをつけかえました。車でいうところのナビゲーションシステムをグレードアップして、ついてるのを外してつけかえたと。こういう見積書が上がってきておりました。

 その必要があるんであれば、最初からその仕様のものを買うべきではないだろうか、こう感じまして、担当課といろんな協議、問題点をやらせていただきました。もちろんこの見積もりは市外の業者、大手の業者が当然担当課としてはパソコン、LANシステム、複数台のLANシステムを組むのには、かなりの高度な知識と技術が必要になりますんで、担当課では対応できない。こういうことから見積もり依頼を行ったのが、ここに書いてございます。総額から、右側のデジタルテレビ、デジタル黒板、電子黒板、工事費等を引いた1億6,223万3,000円、これがパソコンの部分の費用になっております。

 これを担当課が非常に熱心に仕様書について協議をし、お互い意見交換をし、問題点を指摘し合い、新しい仕様書の作成をしていただき、先般、その新しい仕様書をベースに入札をしていただいております。ここに2番目の枠のところに書いてございます金額、これは本議会において総務委員会に付託されている案件でございますので、これが高いとか安いとか、何がどうだというつもりはさらさらございませんが、現実問題として1億3,314万円での落札をされております。つまり当初予定をしていた予算より2,900万円ほど削減をされました。これは議会に対し承認を得た金額を、再度担当課がその予算を精査することによって生まれてきた、貴重な市民の税金であると考えております。そこで、この枠の3段目の枠の分を後でもう一度触れさせていただきます。

 そこで質問をさせていただきます。まず、この問題は、執行部各位のみならず、予算を預かる我々議員も、真剣に取り組むべき問題であると認識をした上で質問をさせていただきます。

 現状、市の予算は、予算策定は各課が予算査定を行い、財政課長が精査後、部課長の意見を聞いた後、市長の査定を行い、福津市の予算になっていく、これが今の現状でございます。

 しかしながら、財政課長は、膨大な量による市の全体の予算の要望書、さらには見積書等の精査を、財政課長が精査をしているのが現状です。各事業や業種、さらには流通価格システム等のすべての分野において精通をしていることが、適正な予算を作成するために必要不可欠な条件であると考えます。

 そこで質問いたします。予算要望に対する精査は、どのようになっているのでしょうか。また、予算確定から執行に至るまでの精査は、どのようになっているのでしょうか。最後になりますが、入札に対する考え方は、どのようになっているのでしょうか。

 以上、1点、ご回答お願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 福津市の予算についてのご質問でございます。

 市長の市政に対するビジョン及び夢はということでありますが、私もこのたび2度目の予算編成にかかわることとなりまして、私なりに独自のカラーというものを出さなければならないという思いでおります。

 ただ現時点では、JR福間駅及び駅東地区区画整理事業等、まちづくり交付金事業が継続しているほか、まだ前市長からの継続案件が目白押しでありますので、それらをまず仕上げなければならないという思いを強く抱いているところであります。

 とはいえ、私のマニフェストに掲げた事業、あるいは今年度の所信表明に掲げた事業につきましては、着実に実施していくことにしております。特に平成22年度につきましては、新たに公共施設の有効活用事業や津屋崎古墳群の公有化事業等、実施計画に掲げる事業を中心に積極的に実施することにしております。

 2番目でございますが、予算要望に対する精査は。本市の予算は、大別すると経常経費を主体とした枠配分予算と臨時・政策的経費を主体とした政策予算に分類できます。枠配分予算につきましては、原則枠内におさまっていれば原課からの要望どおりに予算に反映されます。

 一方、政策予算につきましては、財政課におきまして、ヒアリング及び査定を実施し、その結果に基づいて次年度予算の一次査定額を決定いたします。

 ヒアリングでは、事業内容の把握はもちろんのこと、事業の必要性やその効果に着目して、十分な説明を求めることにしています。ヒアリングの際に説明が不明な点や詳細な資料が示されなかった場合は、後日、補足資料の提出を求めたり、実際に現場を見て事業内容を把握する場合もあります。

 次に、ヒアリングで得られた情報をもとに査定を行います。事業の必要性、優先度等を判断し、事業の採択、不採択の決定や、採択した場合でも予算要望額に対して何割削減すべきといったことを決定します。これが一次査定というもので、この一次査定の結果をもとに、最終段階である市長査定において、すべての政策予算をふるいにかけることになります。その結果が、翌年度予算に計上される事業及び予算額ということになります。

 3番目の予算確定から執行に至るまでの精査でございます。予算が確定して次の執行に至るまでに、財務規則や事務決裁規程に基づいて、所管課からの発議文書が財政課の合議に付されます。ここで財政課は、既に確定した予算が、次の執行段階で予算どおりに適正に執行がなされているかどうかをチェックすることになります。

 この財政課によるチェック段階において、特に契約事務に関しては、契約検査係において、契約事務の適正という観点から、さらに二重のチェックを実施することになります。

 4番目でございますが、入札に対する考え方は。予算要望の段階では、要望の根拠として業者から徴した見積書、あるいは設計書等が所管課から提出され、財政課はこれらの資料をもとに査定を行います。仮に見積書の10%削減で予算を査定し、これを市長査定を経て予算化した場合、現に入札を実施する段階では当然ながら、その10%削減された予算の枠内で仕様書の変更や設計の変更を行い、予定価格を決定し、入札に付することになります。

 大抵の場合、要望額イコール予算額とはいきませんので、所管課は入札時には仕様書や設計書の変更を余儀なくされることが多いのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) まず、1点目の市長のビジョンや夢はというところでございます。

 ご回答によりますと、前市長の案件が非常に多過ぎるんだということで、非常にまずそれから解決していかなくちゃならない。確かに事務的にはそういうことであるかと思います。

 ただ私がお聞きしたかったのは、市長からも出ましたようにマニフェストの討論会で、いろんなお話をしていただきました。また、3月、市長になりまして2回目の予算を組んでいくということに対して、市長になる前、立候補する前に、市民のために市長になったら、こんなことをやりたいという夢や希望、これが当然あり、現実のギャップというのが出てくるのではないか、このように思いました。ですから、この質問をあえて入れさせていただきました。残念なことに、この質問を出すと担当課から電話をいただきました。市長の所信の中から夢や希望を拾ってもよろしいでしょうか。非常にがっかりいたしました。

 1点だけお聞かせください。ビジョンや夢は当然市長がお書きになり、市長の言葉で申し上げられたものであると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(小山達生) 私の、私自身が考え、私自身の言葉で、私自身が書いたものであります。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) ありがとうございます。どんどん市民のために市長の思いや夢をどんどん語っていただきたい、このように思っております。

 続きまして、?の項目に行きます。予算査定におきまして、予算編成におきまして大きな課題が私は三つあるんではないかというふうに考えております。その1点目は、予算を査定する財政課の課題、2点目は、予算を要求する各部局の課題、それから3点目が、予算編成に関する情報の透明性に関する課題でございます。

 福津市の財務規程、財務規則の中の18条には、このように書いてございます。総合政策部長は第16条の規定により、16条とは歳入歳出予算見積書から、その他総合政策部長の指示する書類というふうに、予算査定する前に提出しなければいけない書類が九つございます。これを指すものでございますが、16条の規定により提出された見積書等を財政課長を通して精査させ、必要に応じて、部長及び課長等の意見を聞いて予算原案を作成し、市長の査定を受けなければならない、このように書いてあります。

 そこで質問いたします。財政課の職員が各事業のすべてにおいて精通をすることというのは、事実上不可能であると思います。この点についていかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 藤財政課長。



◎財政課長(藤達也) 財政課のほうで各課から要求された資料等について、まず資料をまとめ、政策的なものにつきましては、各課からのヒアリングをして、当然ヒアリングの際にも、各課から提出された資料の内容によって、中身の精査をやっております。ただ議員、今言われましたように、財政課の職員がハード、ソフト面すべて熟知しての査定を、中身を熟知してのヒアリングをやっているという状況ではございません。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 先ほど読みました財務規則ですけども、18条、財政課長が責任持って精査しなくちゃいけないんです、と書いてありますよね。ところが、十分ではないとおっしゃる。つまり予算をつくるにあたり、各課の予算要望というのがいろいろ集められて、福津市の全体の予算になっていくわけですよね。それが正しいかどうかを精査しないと、本当の意味での真の予算というのはできてこないですよね。

 ただ一方では、財政課長おっしゃるように、本当の意味に、細部にわたってまで精査はなかなか難しいというのが現状であるかと思います。もう一度その見解というんでしょうか、ヒアリングをし、各課の上がってきた予算を真っ向から信用してやるんだよともとれると思います。私は、この全体の予算からすると、これだけでもかなりの誤差が出てくるんではないか、思ってます。

 先ほどその意味をもちまして、電算システムの説明を冒頭にやらせていただきました。あれでも4,000万近くのお金が出てまいっております。ですから、各担当部署においての精度を上げていくか、もしくは財政課、財政課長を中心として、その精度、精査力をいかに高めていくか、これが私は大切であると思います。結果として財政課のほうで事業の存続を含めた大胆な査定権限、これを行使できなくなるのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 藤課長。



◎財政課長(藤達也) 財政課のほうで査定をいたしますのは、あくまでも財政課独自の判断での一次査定ということになります。当然査定の中で、財政課としては早急にする必要はないというふうな判断でした場合に、財政課としましてはゼロ査定ということで、まず結論づけます。

 その次に、副市長査定、それから最終的には市長査定ということで上がっていって、最終的な予算を煮詰めるというふうな状況になりますので、財政課としていったんゼロで査定、当然査定ゼロにした意向というのは、副市長、あるいは市長のほうにもお伝えはしますけども、当然政策的なものが当然左右されるものにつきましては、最終的には市長の判断ということになりますので、そこで復活するというふうな状況もございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 流れは十分存じております。私が言ってるのは、要は予算要望に対して、だれが精通した査定をやるのかということを申し上げてるんです。副市長なんですか。市長なんですか。財政課長は十分でないとおっしゃった。副市長ですか、副市長、いかがですか。



○議長(阿部巖) 副市長。



◎副市長(冨田伸介) 私自身も、市のすべての事業について精通しているわけではございませんので、当然それは財政課においても同様だと思いますけれども、精通していない分野については、担当している課に対して資料の要求をして、説明を受けて、それを聞いた上で、確かにあなたの言っていることはもっともだねというように思えば、当然例えば予算をつけるとか復活するとかいったようなことにもなりましょうし、それは原課との情報交換、意見の交換の中で判断をしていく話だろうというふうに思っております。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) もう一度、最初の質問に立ち返ります。おっしゃることは十分に私も理解ができます。今後どうしていくかということを、これから先、話をしたいんですけども、先ほど上がってきました小学校の予算は、当然今の形を通って、議会に予算要望として上がってきてる。議会に対しては、この内容までは見えない。予算が幾らですよという形でしか見えない。資料請求をすると、その内容が見せていただける。協議をやっていきながら、あら、おかしいところがあるねという、たまたまこういうのが出てきたのかもしれません。

 ですから、そういうのがあるんであれば、例えば得意な分野、今予算をする中において、枠予算の部分、それから査定をしなくちゃいけない部分に関しては、積算システムを導入している部分、見積書をじかにとる部分、それから外部に対して見積書をとる部分、こういう三つの大枠のパターンがあるんではないかと思います。積算システムを持っている場合だとか、その他の場合は問題ないと思いますけども、今回のように外部の業者に見積もりを委託する。例えばNPO法人だとか委託団体ではなく、外部の業者に見積もりをとる場合に、非常に不透明感が出てくる場合も生じる可能性がある。

 そこでお聞きします。査定を強化するために、一部を外部委託するお考えはございませんでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田総合政策部長。



◎総合政策部長(小田達也) 査定の外部委託ということでのご指摘でございます。今のところ、そういう考えは持ち合わせておりません。先ほどから財政課長のほうもご説明をさせていただいておりますが、今回の学校関係の分については、市内の業者に見積もりという形での徴収をいたしまして、予算の要望が上がってきております。当然、今回のパソコン関係の見積もりについては、当然メーカーの定価の何割という形の見積もり、何割引きという形の見積もりが出てるかと思っております。その内容を、要望が出た分を予算化という形でやっております。その中の結果として、またさらに74.3%という形の落札があったということでの内容ではないかと思っています。

 それから、積算システムについては、当然土木、それから産業、下水、積算システムありますので、当然図面を引けば積算システムの中で数字が出てきますので、そういう形での内容で今やっておりますし、基本的にはそこそこの課、精通した中での要望が上がってきております。要望が上がってきた中でも、どうしても予算的に、財政的にこの部分については10%カット、この部分はいいんじゃないかという形のカットという形も、今やっておる内容でございます。基本的に今のところ、外部委託という形での考えは持ち合わせておりません。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) すみません。たまたま出てきたやつが、小学校のPCシステムで、ほかのものだってあるって大枠の話をしてるわけです。担当課の方は、十分に問題点を指摘され、改善されて今回の入札に至って、74.3%の入札になってるわけですから、それを責めてるつもりは一向もございません。誤解なさらぬようにお願いいたしたい。

 そこで、外部委託は考えない。今の現状のままのやり方で大丈夫だと、市民からお預かりした税金を予算査定するときに、水も漏らさない、どこからつつかれても大丈夫なような見積りをつくる自信があるわけですね。予算をつくる自信がおありになるんでしょうか。すべてとは言いません。ただたくさんの職員がいて、例えばそういうチームをつくるとか、パソコンにたけた人たちを集めて、そういうチームの意見を聞くとか、いろんなやり方、仕方あると思うんですよ。それすらやらない。今のままでいく。再度お願いします。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) 基本的に今申しましたように、そこそこの担当課、ある程度自信、例えば業者からの見積りもとります。1社ないし2社という形もありましょう。基本的にはその業者を信頼しないというあれはありません。基本的にそれが正しいかどうかのチェックも、担当のほうでやるということでの今内容で進めてます。チームをつくっての対応をどうかという形のご提案があってます。それにつきましては検討してみたいと思います。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) マニフェストの中で市長は、枠予算の部分に関しては2億円の削減というようなことをおっしゃっております。さらには、任期4年間、10億ぐらいの予算削減をやろうというふうなこともおっしゃっておられました。確かに枠配分の中で予算を削減していく、人件費等々の削減をしていくというのは、物件費を削減するというのは十分にわかるところでございます。ただこれをやり続けることによって、つまり財政からマイナスシーリングを行うことによって各課への影響というのは、どのような影響が、財政課の考える影響があるのでしょうか。



○議長(阿部巖) 藤課長。



◎財政課長(藤達也) 22年度の当初予算、予算の作成に今現在入っている状況ではございますけども、22年度の経常経費的なものにつきましても、マイナス4%のシーリングという形で各部にお願いをしております。別に各課に対してのマイナスシーリングということではなくて、部に対してのマイナスシーリングという形でございますので、部の中で必要性のもの、あるいは削減できるもの、あるいは22年度はこういうふうな事業に対して力を入れていくというふうなことの部内での協議をもとに、それで削減をお願いをしているというふうな状況でございます。

 確かに枠配分ということで、18年度から取り組んではおりますけども、それぞれの課におきましては、削減できるところがないというふうなご意見も聞いておりますので、果たしてこのまま枠予算という形で進んでいいものなのかということも、当然検証はしなくてはいけないんですが、ただ物件費の削減というのは、どうしても枠配分でないと、なかなか削減があらわれてこないという一面もございますので、昨日の議員に対しての質問に対して市長が答えましたように、なかなか市長のマニフェストに掲げたような削減額には、今現在なかなか届かないというふうな状況もございますので、その辺は今後枠の配分をどのようにしていくかということも、確かに一つの課題という形にはなっております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 枠の考え方、それから課ではなく部だ、4%なんだという削減、おっしゃるとおり、これ続けていけばいつかつまるんですよね。できっこないですよ。10年も20年もこのまま続きゃせんのですから。ですから、これはどっかで何らかの方法で変えていかなくちゃいけない。

 さらには、もう一点だけ言わせてください。首長がマニフェストで市民とお約束したのを、これができそうにないって職員の方が言うのを、僕は聞きたくない。何が何でもやってみせる、これが市長に対する思いやりではないかと私は思います。

 すみません。次に行きます。まず次の予算を要求する各部局の課題のところについて質問させていただきます。各課が市の財政全体を把握し、予算要望を行うのが望ましいのですが、現状では市全体予算に対しての感覚が欠落しやすいのではないか。例えば各事業に直接かかわることにより、心情的な予算の確保や慣例的予算の実行による費用対効果の検討不足というのは考えられるかと思います。すみません。これ財政課じゃなくて、総合政策課じゃなくて、違うところでお願いします。荻原部長、お願いしていいですか。地域生活部長、お願いします。



○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。



◎地域生活部長(荻原哲夫) 急なご指名でございますけども、この予算の精査の関係という部分については、これ実際にどこの部もそういうふうに考えておるところでございまして、うちのほうも今度枠配分等々の問題も、話があったときに申し上げたのは、先ほど財政課長も申し上げておりましたけども、もう毎年、毎年4%云々の削減については限度があるんじゃないかということで、この問題については特に地域生活部、補助金等の関係がございまして、この4%毎年削減されますと、各補助金団体からは、何でそういうふうに毎年、毎年削るのかというご意見が特に出ておりまして、言葉は適切かどうかわかりませんけども、こんなことなら合併せんほうがよかったというようなご意見まで出てるのも事実でございますので、そういった実情というのは、先日の政策調整会議等でも意見として出させていただきました。

 ただ全体財政枠というのが、当然厳しい状況の中で削減という方向になっておりますので、とにかくそういう努力はみんなでしないといかんというようなお話もございましたので、とにかく努力はいたしますと。ただどうしてもここの部分については、削減はできませんというようなお話の部分については、再度市長査定等も含めて検討をいただきたい、そういうお願いをしたところでございます。

 ご質問の内容に的確に答えておるかどうかというのはわかりませんけども、そういう実情でございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 枠予算については、十分心情をご理解させていただくところでございます。ただ先ほど市長が言いました政策的予算の部分に関して、さらにこれへ手を入れ、突っ込んでいき、削減していかなくちゃ、全体的に各部の予算を4%削減していくというのは非常に難しいんじゃないか、このように思います。

 そこで、これ各部局でも、例えば外部委託だとかをやらないかというふうに聞こうと思ったんですけども、財政課がやらないんだったら、各課はやらないんでしょうから、ここは省きます。

 それから、今おっしゃいましたように、マイナスシーリングをやることによって、今現状でかなりの影響が出てきてる。今後どれだけ続くのか、非常に疑問の状態であるというふうに、今各部の方からの意見でしたんで、私もそう思います。ぜひ検討をしていただきたい。新しい方法、福津市らしい方法を検討していただきたい。後で提案させていただきます。

 それから、3番目の予算編成に関する情報の透明性という課題についてでございます。今回、予算編成に対し資料請求を行ったことにより、今まで見えてこなかったことが見えてきました。情報公開することにより、より透明性が上がり、俗に言う行政価格から民間価格への移行の可能性が見え、結果として予算の削減につながるのではないかと私は考えますが、いかがでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) すみません。もう一度よろしいでしょうか。すみません。



◆4番(岩城俊郎) すみません。言い方が悪かったんでしょうか。まず、情報公開をたくさんやる。私、今回、資料請求をさせていただき、情報をいただきました。つまり予算をつくっていく過程でやるのか。予算がある程度の段階を経て、議会の議決を得たときに、今我々はこの1冊の本で、多少の資料とともにいただいております。ただ予算要望の段階からの資料をいただくことというのはめったに、ほとんどありません。つまり情報公開を市民にしていく。まず我々議員も含めて市民にしていくことにより、より透明性が出る。そして、俗に言う行政価格というものがあるんであれば、それをぶち壊す起爆剤になるんではないかと私は思うんで、質問させていただきました。よろしいでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) 情報公開を早目にということでのご指摘かと思ってます。情報公開制度、うち持っておりますので、この制度に沿って、当然情報公開ができる部分については、積極的にさせていただきたいと思っています。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 情報公開制度にのっとって、それを超えることもなければ、以下でもなければ、以上でもないんでしょうけども、僕はある程度、こういうことを、例えばこないだ議会改革研究会が市民のとこへ出ていって意見を聞こうじゃないかというのをやりました。つまり我々議員だけでやってると、井の中の蛙のようで、やってることが正しいのかどうなのかわからない。出ていっていろんなおしかりを受けると、正しいのか悪いのかって判断がつくようになってくる。つまりこれが私は情報公開ではないかと思うんですよ。ぜひ枠にとらわれることなく、積極的にやっていただきたい。特に我々議員に対しては、ぜひ行っていただきたいというふうに思います。これは要望で結構です。

 それから、じゃあどうしたらいいかという私なりの考えを言わせていただきます。まず1番に、これはお断りされたんですが、財政課や担当課ですべての事業に精通することは不可能でございます。不得意な分野については、先ほど言いました職員の中のサークル、もしくはそういう団体を作成する、もしくは外部委託、NPO等々を通じての外部委託でも結構です。第三者機関に公平に判断できるようなところに委託するべきだと、まず1点考えます。

 それから2点目です。現状、うちの市の予算は、毎年4億円程度の不用額を発生させ、予算を組んでおるのが現状ではないかと思います。これはなぜかというと、国の予算が最終的に決まるのが3月31日ではなく、ずれ込む場合、ずれ込みます。ずれ込む、もしくは緊急にお金が必要になってくる場合に、この弾力性の予算をつくるというねらいが、ひょっとしたらあるのかもしれませんが、現状として4億円程度の、前後のお金が不用額で毎年上がってきてます。

 まずこれを、名称は正しいかどうかわかりません。仮称なんですけども、緊急財政対策基金というようなものに対して、まず最初に余った4億円をほうり込んでおきながら、より透明性がある、見やすい予算をつくっていく。今現状は、各課の予算の中でかき集めて4億円、とにかく毎年こうやって出てるんですよね。非常に見にくい。これをもっと透明ある仕組みに変えていただきたい。

 それから3番目、本当に言いたかったのはここからです。予算インセンティブ制度の導入により、これは仮称です。各課のスキルアップと使い切り予算の払拭、また各課が刺激し合い、情報交換をすることにより財政全体が見え予算削減を目指すもの。このインセンティブ制度とは何かというと、予算策定後、執行努力で減額補正を行ったと認められるものに対し、補正額の一部を担当課に対し執行権限を与える、こういうものでございます。既にこれをやられている市がございます。

 福津市、どうなのかと思って調べてみましたら、25条、財務規則の25条、歳出予算は、予算が成立をすると同時に当該予算の執行を所管する部長及び課長に配当したものとみなす。さらに3項には、予算の執行計画の変更、その他の理由により経費の一部が必要でなくなったとき、または特定財源に収入不足を生じたときは、市長の承認を得て、配当した歳出予算を減額することができるというふうにあります。つまり配当した予算は部課の予算であるというふうに考えます。ただ今の現状では、残った予算は不用額で上げていく。もしくは通年使う備品費だと か何とかに変えていくというようなことが行われているんではないかと思います。この点について、すみません、ご回答お願いします。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) まず、チームをつくって査定を行えばという、それから民間への委託ということでの内容でございます。先ほど申しましたが、査定につきましては、原課のほうで要望のときにある程度の精査をしておりますし、この精査についても、今もきちんと精査はしてますが、より深くチェックをするような形での指導も行っていきたいと思っています。

 それから、繰越金の4億円を新たな基金という形でのご提案でございますが、今のところ、今繰越金については、次年度の繰り越しに計上しての予算執行という形での取り扱いを、今のところ変えることは考えておりません。

 それから、インセンティブへのご提案でございます。現実に今福津市においても、数件のインセンティブの手当はやっております。教育関係にも昨年度だったかと思いますが、やっております。財源の確保、それから予算関係の削減に伴うインセンティブについては、今後も事例が出てきますれば、そういう形の配当、配分を行っていきたいと思ってます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) インセンティブ制度、あるんだということで、できればきちんと制度にしていただきたい。先ほどおっしゃいましたように、枠配分により皆さん、各課、部、大変ご苦労なされてます。ですから、自分たちが予算をやっていくということに対して、非常に困窮されてますが、ぜひやっていただきたい。

 それから、予算査定の時期を2カ月ほど早くやったらいかがかと思いますが、どうでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) 予算査定の時期を2カ月早目にということでのご提案でございますが、物理的に今でもかなり早目の、前倒しの予算の計画、提出ということになってますので、そこらは厳しいんではないかということで思ってます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 現行7月からやっているところもあります。ぜひ参考にしていただきたい。

 最後に、入札制度について質問いたします。今現状、入札制度、100%ちょっと切ったものから、もっと低い80%そこそこ、さっき言いました七十何%と、ピンからキリまでいろいろあります。これについていかがお考えでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田部長。



◎総合政策部長(小田達也) ご指摘のとおり、90%という部分もありますし、80切れるところもあります。これにつきましては国もそうですが、最低制限価格の見直しを数回にわたって行った中で、少しずつ率も上がり目といいますか、80を超えるような形での今落札が土木関係ではほとんど主流といいますか、になってるかと思ってます。かなり業者さん、厳しい状況での今入札をされてます。一面それは市の財政にとっては大きな財源の確保になります。今はそれを推移を見守っていきたいと思ってます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 岩城議員。



◆4番(岩城俊郎) 冒頭に申しましたように、これは執行部の方だけの問題ではなく、我々議員も含めての問題であると認識をいたしております。今後、資料要求等々、またお互い知恵を絞りながら取り組まなくてはならない問題だと思います。インセンティブに対しても、きっといい結論が出るように要望いたしまして、質問終わります。



○議長(阿部巖) 要望ですね。



◆4番(岩城俊郎) 要望です。



○議長(阿部巖) 以上で、4番、岩城議員の一般質問を終わります。

 本日予定されていました議事日程はすべて終了いたしましたので、本日はこれにて散会といたします。

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            散会 午後3時44分