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福岡県 福津市

平成 19年 9月定例会(第5回) 09月05日−02号




平成 19年 9月定例会(第5回) − 09月05日−02号







平成 19年 9月定例会(第5回)


1 議 事 日 程(2日目)
   (平成19年第5回福津市議会9月定例会)
平成19年9月5日
午前9時30分開議
於  議  場
 日程第1 一般質問
2 出席議員は次のとおりである(22名)
  議 長  阿 部   巖  副議長  村 上 修 一   1番  中 島 美和子
   2番  江 上 隆 行   3番  山 本   清   4番  岩 城 俊 郎
   5番  井 上   聡   6番  渡 辺 由 美   7番  米 山   信
   8番  永 島 直 行   9番  八 尋 輝 紀   10番  樋 口 幸 雄
   11番  渡 辺 理 恵   12番  椛 村 公 彦   13番  永 山 麗 子
   14番  松 尾 ひとみ   15番  大久保 三喜男   16番  竜 口 雅 博
   17番  大 峰 重 美   18番  山 脇   清   19番  迫   靜 吾
   20番  硴 野 九州男   
3 欠席議員は次のとおりである(なし)
4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(16名)
  市    長  池 浦 順 文         副  市 長  荒 牧 元比古
  収 入  役  青 ? 喬 彦         教 育  長  白 石 哲 雄
  総合政策部長  吉 田 安 廣         市 民 部長  下り松 英 次
  健康福祉部長  新 海 悦 生         地域生活部長  花 田 徳 茂
  都市整備部長  小 田 達 也         教 育 部長  楠 田 元 明
  総 務 課長  萩 原 利 博         企画政策課長  荻 原 益 美
  財 政 課長  藤   達 也         広報秘書課長  吉 田 哲 春
  行 政 経営
  推 進 室長  青 谷 郁 夫         水 道 課長  大 音 晴 岐
                                         
5 職務のため議場に出席した者の職氏名(2名)
  事 務 局長  恒 任 博 司         議 事 課長  荻 原 哲 夫



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            開議 午前9時30分



○議長(阿部巖) 皆さん、おはようございます。議員定数22名中、ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しております。議会は成立いたしましたので、平成19年第5回福津市議会定例会を再開いたします。

 直ちに会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1一般質問



○議長(阿部巖) 日程第1、一般質問を引き続き行います。

 なお、昨日も申し上げましたが、通告外の質問は慎んでいただきますよう、ご協力のほどをお願い申し上げます。

 それでは、2番、江上議員の一般質問を受けます。江上議員。



◆2番(江上隆行) 皆さん、おはようございます。議席番号2番、江上隆行でございます。3月、6月の両議会で一般質問をいたしましたところ、市民の皆様を始め、もろもろの方から、「江上さんの質問は謙虚過ぎるよ」、「答弁の後のお礼は言わなくていいんだよ」と、厳しくも心温まるご指導をいただいているところでございます。議員必携にも「質問であるから、あくまで質問に徹すべきで、要望やお願いやお礼の言葉を述べるのは厳に慎むべきである」と明記してあるのは、十分承知しております。ところが、何分根が謙虚で礼儀正しい人間でございますので、つい感謝の気持ちが出てしまうわけでございますが、私はダーウィンの進化論を信じる人間でございますので、本日は進化を遂げた江上を見せてみたいなあと少々気負う中、謙虚が暴挙に変貌する場面がありましたら、どうぞ議長、注意をしてくださいますようお願いをいたします。

 それでは、通告に従い一般質問を始めます。

 本日は1点集中で、福津市総合計画の推進につき、総合計画の基本となる「目標に立ち向かう、能力ある行政組織」を実現するための具体的方針につき、長年にわたりトップマネージメントを展開しておられます池浦市長の組織運営哲学に基づく組織論を中心に質問をしたいと思っております。

 なお、余談ながら、昨日の質問への市長の回答の中で、「子どもの居場所は家庭です」という池浦哲学を拝聴し、「教育の基本は家庭である」を持論としている私は、心の中で市長の答弁に拍手を送ったところでございます。本日の私の質問に対しましても、明確な答弁をお願いいたしまして、本論に入りたいと思います。

 まず、民間経営の観点から申しますと、日本の経済がよいとか悪いとかを議論するとき、経済活動の主人公、つまり企業の視点から、とりわけ企業で働く人間の立場から考えていこうとするのが経営学であります。人間の顔を見ながら組織という全体をとらえ、人間を主役に置いて価値創造を繰り広げるのが経営というものでございます。

 ところで、今、行政経営という言葉が多くの自治体で使われるようになりました。これまでの行政運営を管理から経営に転換し、民間のすぐれた経営理念や経営手法を積極的に取り入れながら、市民の満足度が向上するように、市民の視点に立ち、成果を重視した行政活動を展開されようとしておられるものと認識しておりますし、その行政活動の展開を推進するために、福津市総合計画の中に行政組織の目標像として「目標に立ち向かう、能力ある行政組織」を掲げておられるものと思っております。

 そこで、まず質問の1点目は、この目標像を実現するための具体的方針についてお尋ねをいたします。

 2点目は、行政を経営するにあたり、人材は最も重要な資源であります。どんなに立派な戦略や組織、ソフト、ハード両面の経営システムをそろえたとしても、組織を構成する人材の活性化、成長なしに、環境変化に適応し、成長を続ける強い組織の構築は不可能であります。人材は、適正な処遇と積極的な育成により、活性化し、成長するものと考えておりますが、市長の人材というものに対する考えと人材育成についての考えについて、まずは質問をいたします。

 以上、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) おはようございます。江上議員の一般質問にお答えをいたします。

 総合計画の推進ということでございます。総合計画に対します考え方等々を交えながら、若干の答弁をさせていただきたいというふうに思います。

 地方分権改革や三位一体の改革を始めとする全国的な改革のうねりに加え、福津市として顕在化してきた人口減少問題や少子・高齢化問題、また、直面する持続可能なまちづくりのための行財政改革の計画的な実行や都市生活基盤の確実な推進など、取り巻く環境は厳しさを増しております。

 これらの課題や問題を円滑に、的確に、スピードを持って解決していくためには、総合計画にありますとおり、「目標に立ち向かう、能力ある行政組織」を着実につくり上げていくことが重要なことであると思っております。

 そのための取り組みについては、平成19年度に実行しています項目に幾つかあります。簡単にそれを説明させていただきます。

 一つは、行政評価システムの導入であります。6月に福津市行政評価導入指針を定め、モデル事業についての事務事業評価試行と、それに関連する研修会やヘルプデスク、部内会議、課内会議等を実施しております。

 二つ目は、総合計画の推進調書の調製であります。総合計画に掲げています主な施策ごとに、これを実現させるための事務事業や対象、活動、成果のそれぞれについての指標の設定を行いました。さらには、総合計画の進行状況を具体的に示す数値目標61項目についての実行計画についても、その調製をしたところであります。

 三つ目は、今議員質問の人材育成基本方針の実施計画の策定と、これの確実な実践であります。人を育てる職場風土の形成、人を生かす人事制度の形成、人が伸びる研修制度の形成を基本施策とし、具体的な取り組みを進めているところであり、福津市経営セミナーの開催や自主研究グループの申請などの具体的な活動や行動が見えてきております。

 四つ目は、目標管理制度の導入であります。今年度は、部長、課長を対象に、目標設定と進行管理のあり方についての研修を重ねたいと考えております。

 五つ目は、柔軟で重点的な行政組織体の形成であります。今年度、福津市ブランド推進室、郷づくり支援室、行政経営推進室、保健指導室、教育総務課や人材育成チーム、食育推進チーム、都市基盤整備チーム、国土調査チームを新たな組織として創設し、具体的な問題解決に向けた業務にあたらせております。さらには、地域との共働の仕組みづくりや会議の改革についても取り組みを進めております。

 これらについては、まだ緒についたばかりの段階です。自治体間競争に立ち向かっていくためには体制や意識が変わらなければならないという考え方が、徐々にですが職員に浸透してきているものと思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) ただいま市長から、職員の皆さんの意識がだんだんと高揚しているということを聞き、うれしく思う中、今、行政評価という──今、各自治体で行政評価、行政評価という言葉が飛び交っておりますが、この総合計画の中に「行政評価と人事考課を連動させた能率重視のしくみをつくる」とありますけど、かみ砕いて言いますとどういうことでございましょうか。



○議長(阿部巖) 吉田総合政策部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) 行政評価と人事考課の連動ということのお尋ねでございます。

 福津市におきます人事考課につきましては、いわゆる能力評価、これは従来、勤務評定として実施をしてきたものでございます。それと、目標管理の手法によります業績評価の二つで構成したいというふうに今検討しているところでございますが、業績評価の目標につきましては、行政評価とリンクすると。今、議員ご質問の、リンクするように検討しております。これは、いわゆる組織目標、政策等がブレークダウンされまして、部門目標、それから課の目標、個人目標が設定されまして、組織目標を自己の課題としてとらえるということでございます。

 具体的には、行政評価の中の事務事業評価、これをそれぞれの、管理職につきましては施策のところで目標を設定いたしますし、職員につきましては、それぞれ事務事業から目標を設定し、行政評価といわゆる業績評価ですか、個人が設定します業績評価、これを、それぞれで評価があるわけですが、組織としての事務事業評価と、それといわゆる個人としての業績評価、これが整合性があるのか、あるいは業績評価が個人の満足、いわゆる自己満足であったのか、そういった評価を踏まえまして、今後の目標設定に反映させるということで、今考えているところでございます。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) 人事制度というものは、職員の皆さんを成長させる仕組みでありましょう。また、努力すれば報われるということが、この制度の基本でなければなりません。

 今、吉田部長から、行政評価と人事考課の連動のお話をお聞きしましたが、まず1点は、この結果を賃金に連動させるのかどうか。当然、させられると思いますが。それと、これはちょっと抽象論になるわけですが、市長はどのような願いと祈りを込めて人事にあたっておられるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(阿部巖) 吉田部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) ご質問の給料に反映させるかということでございますが、昇給と、それから期末勤勉に反映させるということで、これを連動させたいというふうに考えております。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 人事につきましては、適材適所ということが一番でございましょうけれども、やっぱりやる気のある職員を早く育てていくということが一番ではないかというふうに思っております。

 今の職員、非常に頭といいますか、俗に言いますそういうものは、私はすぐれているというふうに思っております。ただ、それをどこまで市民のために使っていくかということは、これはその本人の心構え次第だろうというふうに思っておりますので、シビアな目で見ていきたいというふうに思っておりますが、今、当初申しましたように、いろいろなチームあるいは課をつくりましたし、これはもう終われば即廃止しようというふうには思っておりますけれども、そういう意味からしますならば、適材適所といいますか、やる気のある職員を、そして自分が向いているということを出した職員を、そこで思い切ってやらせていきたいというふうに思います。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) やる気のある職員とおっしゃいましたが、そのやる気を判定する科学的な根拠というのが必要かなと、私は思います。

 人事考課制度において、人間が人間を評価するというのは、なかなか難しいものがあります。評価を受ける側が理解と納得をして、次のステップアップを目指して成長できるような人事制度でなければ、組織に躍動感が生まれないと思う中、私の出身地は北九州市でございますが、ご承知のとおり、北九州市は5市合併で誕生した町です。小倉北区、八幡西区というように区制を引かれましたが、随分長い間、「区あって市なし」と言われておりました。「旧小倉だ」と、「旧八幡だ」という言葉が飛び交い、俗に言う派閥人事、情実人事がはびこり、人事へのもろもろの圧力をも憂慮した時の谷伍平市長の方針で、管理職登用試験制度が始まったと聞いております。

 今、北九州の職員は優秀であるという評判が高いわけですが、これは人事制度改革への組織としての意思が強いからであろうと、私なりに解釈をしているところでございます。評価が高い要因の一つは、試験制度による切磋琢磨、いい意味の競争原理が働いているからだと思う中、この福津市において昇任試験制度の計画はあるのかないのか、お尋ねをいたします。



○議長(阿部巖) 吉田部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) まず、人事考課につきましては、客観性が保たれ、職員の多くが納得できる仕組みということで構築していかなければならないということで考えております。あわせて人材育成に重点を置きました評価システム、そういったものを目指していきたいというふうに思っております。

 ご質問の昇任試験につきましては、人事考課の結果を反映できる、そういう昇任試験を現在検討中でございます。目標として、平成21年度から実施したいということで考えております。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) その目標を目指して歩いていっていただきたいと希望します。試験制度に人事考課を加味して人事を行えば、より一層職員の皆さんのやる気が出てくると思いますし、さらに目を輝かせて市民サービスに努めてくれるものと思っておるところでございます。

 人間の資質を根底から開花させるのは、結局は内発的、つまりその人間の自発的な動機に基づく努力であろうと、私は思います。かぎとなるのは、いかにして自発性、内発性を引き出すのか。この1点に全力投球しなければ、人は育ちませんし、組織も変わらないのではないでしょうか。

 また、危機に瀕したときの人間の対応には、二つのパターンがあると言われております。一つは危機の重さから逃げてしまうか、次は向かっていくかであります。厳しいのは中間がないということです。このことは、行動科学の中での大変重要な研究課題になっております。

 いずれにせよ、現状を本当に危機であると認識した際、この状況を打開するためには君の力がどうしても必要だと直接トップから使命を託されたとき、すべてをなげうってでも頑張らなくてはならないと思わない人間がいるでしょうか。まさにぎりぎりの選択でコミットメントした人は強いわけであります。これこそ究極のやる気と言えるのです。職員のやる気とは、すなわち経営者のやる気、福津市で言えば市長のやる気そのものであるわけです。

 ところで、モラールサーベイという、昔から民間企業における従業員の意識調査を行う産業心理学の研究分野があります。このモラールサーベイは、扱い方によっては大けがをすることがありますので、十分に検討しなくちゃいけないところでありますが。また、モチベーションという言葉があります。これは、職員の生きがいや働きがいに基づく個人的なやる気を指すのに対し、モラールとは職場全体の活力を示す集団的な概念として定義をされております。定義は異なっても、モチベーション、モラールの双方とも、職場のやる気を大きく左右する重要な要素であるという点では、一致をいたします。

 そこで、職員のモチベーションを高め、職場のモラールを向上させていくのが、組織のトップである市長の重要な役目であると考えますが、このことに対し、池浦市長が常日ごろからどのように考え、対処をされておられるのか、質問をいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) その組織のトップの考え方でその組織はどのようにも動くということは、これはもう多分事実だろうと思います。

 私の考えと、せめて管理職であります部課長は、全く一体となった考えをしてほしいというふうに思っている。ただ、どうしても政策的に私と意見を異にするということは、これは当然あってしかるべきだというふうに思いますので、その辺のところは、月2回の庁議と、それから月1度の部課長会議で意思の徹底を図っているところでございます。

 ただ、今回、市長になりまして、昨年まで2年間、若手の職員との語らいをずっとやってまいりました。ことしから係長職と市長とのディスカッションをやっております。その中において、本年度、レポートを全職員にとりました。その中で、ある意味で本当のことを書いてくれているんだろうというふうに思いますけれども、相当の意見というのが若い職員あるいは中堅の職員から出てまいりました。そういうものを大事にしながら私は育てていきたいというふうに思うわけですけれども、ただ、私が思いますのは、このままの状況で行くならば、行政というのは非常に厳しい状況になるのは、多分そうだろうというふうに思います。

 ただ、今財政改革といいますか、いわゆる財政面だけが大きく取り上げられておりますけれども、私は、そうではないんではないかというふうに、ある意味では思っております。財政面だけを誇張することによって、住民の方のサービスというものがなおざりになるということがあっては、決してならない。しかし、さりとてやっぱり財政を計算しない施策というのはあり得ないと。その辺のところが一番難しいところではないのかなというふうに思います。

 経営者としてのやる気は、総合計画にも書いておりますように、とにかく数字を出して、自分を縛って、なおかつそれに向かって努力をしてくという姿勢を出していきたいというふうに思っております。俗に言います有言実行といいますか、言葉に出した以上、必ずそれをやり遂げていくという姿勢で、これから先も市長としてのかじ取りをやらせていただきたいと、そのように思っております。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) ただいまの市長のご答弁と、私の想定の質問が重なるところがあるかと思いますが、組織も長くなりますと老朽化をいたします。俗に制度疲労を起こすと、今巷間言われるところでございますが、そういう老朽化して、いろいろあかもたまってくるわけですが、このあかがたまることを防ぐ方法として私が日ごろから考えておりますことは、まずトップが部下である職員の言葉に耳を傾ける器量があるか。これは市長のことを言っておるわけじゃないんですが、一般論でございます。

 そして、組織に属する人間が、常に考えるという、知恵を出す、考えるという習慣を持っているかどうか。これでいいのか、これでいいのかと。市民のためにこれでいいのかという問題意識を持つことで、組織のあかがたまることを防ぐことができるんではないかと私は思っておりますが、冒頭言いましたようにちょっと重複いたしますが、市長、この点どのように考えておられますでしょうか、再度お願い申し上げます。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 今言いましたように、部課長につきましては、月に2度は定例的に話す機会があるわけでございます。そして、自分の考えを自分の口から生で話すということができるわけですが、どうしても若手職員につきましてはその点が欠けるというのは、これは否めない事実だというふうに思いますので、今申し上げましたように、職員との話といいますか、そういうものを昨年から──一昨年か、ことしで多分3年目だと思いますけども、実施しているところであります。

 といいますのは、市長としては私だけでしょうけども、職員が市民の方にあたるときは、恐らく全権を委任されたような形で対応せざるを得ないのが、私は職員だろうというふうに思います。いわゆる共通の認識というものを深める上では、そういうものをこれから先もやっていきたいと思いますし、また別の方法があれば、やらせていただきたいというふうに思っています。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) それでは、少し質問のスタンスを変えさせていただきます。

 福津市には職員の提案制度があるようですが、平成18年度の提案数がゼロという結果をお聞きして、これは全く制度が機能していないと考えられますが、この結果を市長はどのようにとらえておられるかが1点。

 2点目は、提案制度というのは、よい提案は実施に移すという担保がなければ、職員は本気でその提案をしないと思いますが、この点につき本市の提案制度はどのようになっているのか、質問をいたします。



○議長(阿部巖) 吉田部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) ご指摘のように、職員提案制度というのが合併後からありますが、残念ながら18年度はございませんでした。合併後はなかったんですが、似たような制度が、例えば職員提案制度に関する規程、それから福津市の改善実施報告に関する規程、それから自主研修グループ助成規程と、こういったものがございまして、なかなか職員にはちょっとわかりにくかったのかなあという反省もいたしております。

 これらをやはりわかりやすい方法で、今なるべく一本化と申しましょうか、そういったことで、職員にわかりやすいような形でできないかということで、今検討いたしております。そのことで職員が積極的にこれに参加といいますか、していただいて、そのことが市民サービスの向上につながっていくということになれば、そういったシステムをぜひ考えていきたいということでございます。

 ちなみに、自主研究グループにつきましては、本年度2件あがっております。内容につきましては、子ども条例を研究したいということ、子ども権利条例です──を研究したいということと、それから食育計画について自主的に研究したいということで、2件あがっております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) 行政執行部におかれましてはご承知のことかと思いますが、東京都の杉並区あたりでは、区役所の職員の提案で、全国で初めての障害者区議会が開催され、障害者本人から直接に声を聞き、それを福祉政策に生かすという、生かすのが本来のあり方ではないかということで始まったという事例がございます。

 また、6月の26日でしたですかね、久留米市の総務部の能力開発室をお尋ねいたしまして、久留米市ではどんな提案制度になっているんかということでお尋ねしましたところ、平成2年から平成15年までは職員提案制度という名称で行われておりました。それが進化したのでしょう。平成16年から改善実績提案制度、政策提案制度という2項目に分かれ、ちなみに改善実績提案制度は平成18年度は64件、政策提案制度は22件という、合計86件が提案されたと。

 提案数が多ければいいということでもないんですが、これは私の思い違い、勘違いであればお許しいただきたいんですけど、やはり提案数ゼロというのは非常に気になりますし、何かやる気が感じられないわけですね。そこで、市長は、そんなことはないですという答弁をされるものと想定しながらも、市長にあえて踏み込んで聞きます。

 これは民間でも結構多いんですが、先ほど市長はいろいろご意見を聞いてあると聞いて、風通しのいい部分を感じる中、やっぱりトップである市長に物が言えないんじゃないかと。私はこの──いやいや推論です。これだけ優秀な、本当に市長もおっしゃったように優秀な職員の方がいらっしゃるのに、提案がゼロだと。今さっき部長が、自主研究グループは二つほど出てきたというのはちょっと安心するところですが、そういうところは、私が、非常に優秀な方々が提案がゼロっていうのは信じられんわけですね。そこで、ちょっとこれも、私もちょっとご無礼をお許しいただきますが、変な提案したら市長からにらまれるんじゃないかとか、部長からにらまれるんじゃないかとか、という疑心暗鬼に職員がなっているんじゃないかなと思うところがあるわけです。

 これをお聞きする私の推論の根拠は──いや根拠はいうほどの根拠じゃないんですが、私がちょっと感じるところです。昨日の質問でも、各部長の答弁の中で、各部長から異口同音に「市長も答弁されましたとおり」、「市長も申し上げましたとおり」というのが、私のカウントでは10回ありました。3月、6月でも、その言葉が非常に飛び交って、耳についております。私は、これまで近隣の市町村、春日市とかいろいろ行きます。もう、何年間も傍聴したりいろいろしてきたんですが、こういう言葉が飛び交う議会っていうのはほとんど記憶がないんです。

 これから推論して、非常に市長に右に倣えの組織になってるんじゃないかなと。これでは、市長はやはり長くやってあるから感じられないところもあるかもしれないけれども、私みたいに民間からぽんとこういう議会に入ってきた人間は、これは勘違いと申しますか、勘違いかもしれませんが、感じるところがございます。

 これは俗に言う風通しの悪い組織風土になってるんじゃないかなあと危惧するところでありますし、否定を覚悟の上で、あえて市長にお聞きします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) もう、かれこれ10年目ですか、なりますので、そういうものがあれば反省していかなければ、素直に、いかないというふうに思います。

 ただ、トップの私に物が言えないというような、職員がそういう体制であるならば、トップとしては不適格と、正直私は、自分ではそう思います。仮に意見が異なったものであろうと、やっぱり言うべきことは、自分が職員のときはそうでしたけども、言うべきことはきちっと言っとった方がいいんではないかと、私はいつもそういうふうに思っておりました。

 そういうふうな姿勢に受け取られたということについては、非常に自分の不徳のいたすところでしょうし、残念だというふうに思いますけれども、これから以後は十分に気をつけさせていただきたいと、そのように思います。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) 今、ちょっと話をまた変えますが、顧客満足度という言葉が行政の中でも使われるようになりました。CS──カスタマーズ・サティスファクションということでしょう。英語は苦手ですから、発音は悪いんですが。

 これを目指すには、その活動の主役となる職員の満足度の向上が大前提になると私は思います。幾らすばらしいトップ方針があっても、成果は職員の実行度に大きく左右されます。トップが掲げた共通目的達成に向けて全職員が行動するには、組織の一員としての自覚と参画意識、意欲、能力、意識改革、そしてチームワークが不可欠であるわけです。

 そこで、現時点において、福津市総合計画が職員の皆さんにどれだけ浸透していると手ごたえを感じておられるか、お尋ねをいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) どれだけ浸透しているかということは、私は共通の認識を持っていると思います。すべて、いわゆる私の権限と職員の権限は違うわけでしょうけれども、その部署その部署で、私は、職員は最大のものをやっているというふうに思います。

 今回、JCがマニフェストについての検証をするということで、10月に多分検証があるわけでしょうが、そのときにどれだけのものが──まあ、かなりの批判というものは当然出てくるわけでしょうけれども、その批判を耳にしながら、それをいい方向に向けていくというのが、トップとしてのあれではないかというふうに思います。

 幾つかのずっと先ほどから江上議員の質問を聞いておりましたら、私が一番大嫌いなビスマルク、いわゆる恐怖政治になっているというような、これは私のうがった受けとめ方かもしれませんけれども、そのように受け取らせていただきました。恐怖政治であっては絶対に私はいけないというふうに思っておりますし、そういうふうな感じで、今の幾つかの質問でそのように受け取りましたので、この点については十分反省をしながら、副市長始め、4役あるいは部課長の意見を聞いて、果たしてそういうふうになっているのであれば、根本的な政治姿勢というのを変えていかなくちゃいけないのかなと、そのように思いました。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) 市長に恐怖政治なんていうことは申し上げるつもりはないんですが、どうも、今さっきから言うように、職員の皆さん優秀なことはお世辞抜きで思う中ですが、どうも目が輝いてないし、元気がないなあっていう感じが私はするんです。それは私の感じです。

 だから、その辺が、これは組織の風土というのは、ボトムアップではできないんです。だから、市長が悪いとか、そんなことを言っているわけじゃないんです。やはり市長もおっしゃったように、長年やってこられると、自分で見えない部分があるんじゃないかなと。そういうところを、先ほどから若い方のご意見聞いてあるということで私も安心しているんですが、やはりトップダウンでしか風土は変わらないんで、ちょっと生意気なことを市長に申し上げましたけど、そういうところを私が感じたところを市長にぶつけた次第でございます。

 一つ、先ほど行政経営ということですが、行政経営システムの構築を行うためには、行政活動の現状を把握して、問題点を把握することが大切だと思います。そのための指標が、現在注目が高まっている行政評価でありましょう。事務事業評価は行政評価の一つだと思っておりますし、事務事業評価イコール行政評価ではないと私は思っております。行政評価は事務事業評価、施策評価、政策評価からなり、それらを有機的に結びつける必要があるのではないかと考えますが、この点の計画につきご質問をいたします。



○議長(阿部巖) 青谷行政経営推進室長。



◎行政経営推進室長(青谷郁夫) 福津市初の総合計画ですけども、平成19年度からスタートをさせました。その中で、行政経営等を変革するということを、総合計画を実行していくための前提条件としてとらえております。行政経営等を変革するためにどういう形が望ましいかということで、導入しようとするのが行政評価システムであります。今、江上議員言われましたように、行政評価システムそのものについては、政策評価、施策評価、事務事業評価と、それと一体になったものを総称して行政評価というふうにとらえております。

 今年度、まず事務事業評価の段階から取り組もうということで、その中でも、各部、モデル事業をそれぞれ3事業ずつ選んで、その3事業について的確な事務事業評価をやっていこうという、そういう動きをしているところでございます。それを20年度、さらに広げると、事務事業全般に広げるということを考えておりますし、あるいは施策評価、政策評価にそれをまたつなげていくという形で考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) わかりました。そういう施策を十分に展開していただきながら、行政サービスに努めていただければなと思っているところでございます。

 福津市における最先端のサービス業である市役所には、最上級のサービスが求められると思います。また、各自治体において「民間手法を取り入れて」という声が大きくなっております中、手法を取り入れるのは大いに結構だと思いますが、民間は商品を買っていただいたお客様にだけサービスをするシステムであります。

 しかし、市民の役に立つところと書く市役所は、市民全体へのサービス提供者でありますから、本来なら民間サービスの上を行くサービスに努めなければならないと考える中、これからは民間企業がサービスや接遇のことなら福津市役所に行って学んでこいというぐらいにならないと、その存在感が問われるのではないかと私は考えますが、この点はいかがでございましょうか。



○議長(阿部巖) 青谷室長。



◎行政経営推進室長(青谷郁夫) まさに、そうなりたいということを思っております。また、そうならなければ、持続可能な自治体として福津市っていうのは成り立っていかないというふうにも考えておるところでございます。

 今回の総合計画のキャッチコピーの一つに、当事者意識を持とうという、「人まかせにできない、未来がある」というところのものを掲げています。職員一人ひとりが当事者意識を持って行政サービスにあたる、市民サービスにあたる、そのことが非常に大切なことであろうと。その結果として、福津市役所の職員を見に行こう、どういう対応をしているか見に行こうというような声が民間企業あたりにも広まっていければということを思っておりますけれども、まだまだそのレベルではないというふうには思っております。

 まだ、民間企業の皆様に学ぶところが多いというふうに思っておりますので、民間企業との人事交流等も含めながら、そういったところも、いいところを取り入れ、あるいは私たちのいいところも伸ばして、これから行政サービスにあたっていきたいというふうに思っているところでございます。



○議長(阿部巖) 江上議員。



◆2番(江上隆行) 心強いお話を聞かせてもらって、うれしく思います。

 本当に、今青谷室長おっしゃったように、もう少し──これも私の感じるところですけど、お役所というところは、どうも一人称でお仕事をなさっている場面が少ないように感じます。私の仕事と。

 例えば、民間で──まあ市役所でもやってあるかもしれませんが、民間で例えば電話に出たと。「はい、私、江上が承りました」と、言った方は必ず責任を持ちます。伝言が必ず伝わります。ほとんど伝わります。ところが、名前を言わない伝言者は伝わらないというケースが多い。やはり我々じゃなくて私の仕事という、今当事者意識と青谷室長おっしゃったけども、それをより──今やられてないという意味じゃなくて、より一層高めていただいて、頑張っていただきたいなあと思います。

 最後に、私が好きな話なんですが、サービスっていうことについて、時々これ使わせてもらうんですけど、固有名詞は省きますが、ある銀行から東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドに出向された役員の方から、もう随分前に聞いた話なんです。もう、残念ながら、今泉下の方となっておられます。

 場面は昭和59年のある日、東京ディズニーランド、オリエンタルランドでの会議のこと。議題は、成人の日に振りそで姿でおいでになるゲストへの対応について。

 議論の経過は、1番目に、カリブの海賊ほか水しぶきがかかるアトラクションが七つほどあるので、振りそで姿のゲストには事前に教えてあげよう。2番目、それを知らせるために、きれいなパンフレットをつくり、入り口でお渡ししよう。3番目、パンフレットの内容、水しぶきのかかるアトラクションはこれこれですよ。あなたのお召し物でこのアトラクションをご利用になってご迷惑をかけるといけません。4番目、東京ディズニーランドには、これ以外にも30近いアトラクションがございます。これは随分前ですから30だと思います。本日は、それらのアトラクションでゆっくりお遊びになってください。5番目、そして、このパンフレットに出てくるアトラクションは、今度ふだん着でおいでいただいたときに楽しんでください。

 この日本人スタッフの議論を聞いていたアメリカから来たあるマネージャーが、突然立ち上がって「黙れ」と。もちろん英語です。大声で怒鳴り、次のことを言ったそうです。

  当日、せっかく盛大なおしゃれをして東京ディズニーランドにおいでになったゲストに対して、君たちは我々が自慢すべきアトラクションに乗せない議論ばかりしているじゃないか。水がかかったというクレームがそんなに怖いんだったら、当日着物でおいでになったゲストには、肩からひざまでかぶる特性のビニールの前かけを入り口でお渡ししようじゃないか。どうしてそういう発想が出てこないんだ。

さらに、そのマネージャーは、

  君たちが考えているサービスとは、一体何なんだ。本当にそのパンフレットをつくったらサービスをすることになると思っているのか。僕から言わせたら、そんなのはサービスでも何でもない。あえてサービスという言葉を使うなら、それは免責のサービスだ。つまり、責任逃れのサービスということなんだよ。

この言葉に、その役員は大変ショックを受けたそうです。そうしたら、そのアメリカ人のマネージャーがその役員の方をぽんぽんとたたいて、

  本当のサービスとは、必ずリスクを伴うものであり、自分の身を切ってやるものなんだよ。なぜゲストは振りそでというおしゃれまでしてディズニーランドへおいでになっていると思うんだ。みんなと同じようにアトラクションを楽しむためにおいでになっているんじゃないのか。こちらの都合で「乗らない方がいいですよ」とは何ごとだ。何とか乗せてあげよう、それでも乗せてあげようと思ったとき、本当のサービスが始まるんだよ。君たちは、口ではいつも「お客様の立場に立って」なんて言ってるけど、つくろうというパンフレットは一体何のためなんだ。水かかかったというゲストに対して、「このパンフレットを読まなかったんでしょう」と言うためのパンフレットじゃないのか。僕は、このようなパンフレットは一切認めない。

ということで、ついにこのパンフレットは日の目を見ることがなかったそうです。

 「リスクを負ってのサービス精神が日本人には欠けている。まず自分をガードして、その残りものでお客様にサービスをしているということを身にしみて感じ、目からうろこが落ちましたよ」とその役員さんが語っておられたのを、懐かしく思い出しております。ちなみに、この役員の方は、「北の国から」で有名な倉本聰さんの同級生であります。

 また、「満足とはあふれることであり、サービスとはふろのお湯と同じなんです」と言う方もいらっしゃいます。屋台で酒を飲むとき、コップになみなみと注がれた酒が受け皿にこぼれる。酒が好きな人は、受け皿にこぼれた酒を先に飲む。これが顧客満足であると言われます。どうしたらふろのお湯があふれさせることができるのかを考えていくのが、サービスではないんでしょうか。

 今後、さらなるサービス精神で、市民の幸せを目指して汗をかいてくださるようエールを送りますとともに、本日登壇いたしました際に、謙虚から暴挙と申し上げましたように、池浦市長には大変な暴言を吐いたかもしれませんが、まあ新米議員としてお許しいただきながら、私の思いが幾分でも伝わりましたら今後の糧にしていただければと、生意気に思うところでございます。

 それでは、以上をもちまして私の質問を終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、2番、江上議員の一般質問を終わります。

 次に、17番、大峰議員の一般質問を受けます。大峰議員。



◆17番(大峰重美) 改めて、おはようございます。私は、二つのことで質問をさせていただきます。一つは夕陽館の駐輪場について、二つ目はJA宗像の津屋崎支店の跡地利用についてでございます。

 最初の夕陽館の駐輪場について、このことにつきましては、6月議会において、市民とトラブルがあったということで質問させていただきました。

 これから指定管理者制度というのがどんどん出てきております。夕陽館を始め、津屋崎学童保育所、また、ことしからは福間のある学童保育所、今やっております体育館、武道館においても、そのようなことが出てきております。そういう中において、基本的に私が思いますことは、税金で建てた建物を無償で貸す。ただで貸す。ましてや運営費を税金で与える。そういう組織が市民とトラブルを起こす。

 私は、市民が途方もない要求をされた場合は、それは仕方ございません。しかし、みんなで考えて、知恵を出して解決できることは、すぐに私は解決していただきたい。行政へかわって市民にサービス行う指定管理者制度でございます。そういうことをしっかりこれからも、指定管理者を受けるところは、頭に置いて取り組んでいってもらいたいと思っております。

 夕陽館を請け負っております、私の記憶では人材派遣会社ドット・コムというところは、私の記憶ではJR西日本と最終選考に残って、最後ぜひ任せたいということになった企業だと思っております。大変優秀な企業が市民とトラブルを起こしたっていうことを非常に残念に思っております。どのようなことになったか、そのことを質問させていただきます。

 2番目にJA宗像津屋崎支店跡地につきましては、4月議会におきまして、市長より、「市が土地を買って、津屋崎の方々のために情報発信基地として、また津屋崎住民の憩いの場として使っていきたい」というふうな力強い発言がございました。現在、建物は崩されて平地になっております。これからどのような計画があるのか、質問をいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 大峰議員の一般質問にお答えします。

 夕陽館の駐輪場についてです。6月に議員の方からご指摘を受けました。その際、答弁しておりましたけれども、いわゆる駐輪場の雨降りの件だったというふうに思っております。

 夕陽館の駐輪場問題につきましては、さきの6月議会で答弁しましたように、担当課と指定管理者、株式会社ドット・コミュニケーションズに検討させております。その検討の結果、9月1日から、道路側にあります自転車置き場を車の駐車場に変更し、建物の南側にあります車の駐車場を自転車置き場として利用するということで協議が終了いたしております。

 したがいまして、現在自転車置き場は建物の中にありますので、雨天時のトラブルは解消されたのではないかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) 解決されたということを非常にうれしく思っております。私もよく夕陽館に行くわけでございますけども、ちょっとのぞいてみましたら、軒下にちゃんと囲いがしてあって、自転車がとまるようにとっておいてございました。

 しかし、その奥にまだ黒い車が2台ほど置いておられる。どういう方の車か知りませんけども、やはり市民あってこその夕陽館でございます。そのことを再度、再質問は答弁は結構でございますので、担当の課の方は再度その車に対して──10台ぐらい自転車入れたら、もう次の方は出ることができないという状態でございました。自転車のほかにバイクもございます。そういうのは外に置いておられました。

 私、8月の上旬に、雨が降りようときに行きましたときに、老人の方が、年老いた方が自転車を押して帰っておられたんです。「おじいちゃん、いつも来んしゃると」っちゅったら、「ああ、いつも来るばい」って、「ばってん雨が降ったら置かれんけん、来たいばってん来れん」っていうような話しながら、後ろ姿こう見よったら、ぜひこれは解決してもらいたいと思っておりました。

 現在、市長の答弁聞いて安心いたしました。でも、しかし駐車場の奥には、まだ車2台ぐらいありましたので、考えてみますと、外のバイクとか入れたら、どうも車とか置けるような状態ではございませんので、その辺のところを、再度、主人公は市民であるというところをしっかり指導していただきたいと思っております。

 次の質問にお願いいたします。



○議長(阿部巖) 答弁は要りませんか。



◆17番(大峰重美) はい、結構です。



○議長(阿部巖) それでは、次の項をお願いします。市長。



◎市長(池浦順文) JA宗像の旧津屋崎支店の跡地の利用についてでございます。

 6月の渡辺議員、大久保議員の質問にお答えしておりますけれども、外観は津屋崎千軒の町並みと一体化した平屋建て約400m2程度を予定しております。具体的な機能としましては、観光情報の発信、休憩所、地域住民との交流の場、風水害、震災等を想定した避難場所等を備えた施設を考えております。今後は、福津市の観光拠点としても位置づけ、あわせて観光地づくりを進めていく計画でございます。

 現在、建物の取り壊しが終了しております。市とJAとの間で市道との境界立会を行い、また、JAからは隣接地権者との境界について協議中であるというふうに聞いております。今後は、JAと隣接地権者との協議が整いましたら、早急に土地の取得を行い、施設の設計業者を決定し、具体的な設計ができ上がり次第、津屋崎地域の区長会等にご意見を伺うことにいたしております。

 何分、相手があることでございますので時間を要しておりますが、ご了承願いたいと思います。しかしながら、地域の皆さんの期待度の高い施設であることからして、市としましても、JAと密に連絡をとりながら、平成20年度建設を目指して最大限の努力をしていきたいと考えていますので、ご理解をお願いいたします。

 また、当初この跡地に消防格納庫の移転も視野に入れて検討してまいりましたが、敷地面積や道路の問題等から、しおさい通りに面した市有地が適当ということになりました。そこで、7月に開催されました移動市長室で津屋崎地区の区長さんには説明をし、ご理解をいただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) 今、6月議会におきまして、私、学童保育所のことで質問させていただきました。津屋崎の学童保育所でございます。80名の予定に120名の応募があったということで、今度、夏休みに入るのに、入れない待機児童のことをどうするのかということで質問いたしました。

 先日、こども課に行きまして聞きましたところ、夏休みに入って、待機児童の方々がほとんど入られたというふうに聞いております。それも、思った以上に少なかったというふうなことを聞いておりました。

 原因は何だろうかということで聞いて、ちょっと思いますと、宮司のコミュニティーセンターにおきまして寺小屋教室というふうな、夏休みの期間だけ子どもたちを預かって、子どもの育成に取り組んでおられるということで、ああ、非常にいいなあと私思っております。やはり学童保育所、夏休みになりますと、お母さん方も朝の間仕事行って、昼家におるけども、朝から子どもがおるから安心して仕事行けないと。そういう家庭が多い中で、そういうふうな活動がされていること、多目的に利用しておられるわけですね、宮司のこのコミュニティーセンター。

 ですから、このたび津屋崎のJA跡地のところにできるセンターも、そのように、もういざというときには子どもたちが多目的に利用できるような、そういうふうな施設になると思うとっていいでしょうか。ちょっと、その辺。



○議長(阿部巖) 吉田総合政策部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) JA跡地につきましては、昨年からでございましたか、地域の方々と検討をいろいろさせていただいております。そういった中で、今議員ご質問の寺小屋的なということにつきましては、ちょっと今想定はしておりませんけれども、その中で意見が出ておりましたのは、例えば津屋崎地区の場合はアンビシャス運動ですか、これも非常に充実していると、そういった意見もあっていたように記憶をいたしておりますけども、例えばJA跡地でということになりますと、機能として、会議室あたりも機能としては有しておりますが、それらを地域の方々がどう活用されるかということは、また地域の方々も交えて検討していただければいいのではないかなというふうには思っております。



○議長(阿部巖) 大峰議員。



◆17番(大峰重美) いろいろ利用できる施設ができるということで、うれしく思っております。

 今、消防団の格納庫ということで、6月の議会におきましては、大久保議員の質問のときに、現在違うところに建てたいというような答弁があったと覚えております。あのしおさい通りの市の所有地っていいますと、多分海岸側からずうっと山手の方に入っていったところだと思っております。

 私も、ちょっとあれは狭いっちゃなかろうかということで、同僚の議員やらにも聞きましたら、そのちょっとまた向こうの産業道路ですか、産業道路に面したところの角地ですね。あそこ、よく菜の花とか植えてある。そこが非常に、交差点に面しておるところやけん、三差路ですか、面しておるところやけんいいっちゃなかろうかということを何人かと話したわけでございます。

 消防会館、建てるにおきましても、これから50年100年、そういう気持ちで、ああ、建ててよかったと言えるような施設だと思っております。やっぱり地域の方々の安全・安心を背負っていく組織でございますので、その格納庫に際しましては、ぜひ地域住民の方々の──緊急車両でございますので、サイレンを鳴らして飛び出ていくわけでございますので、ぜひ近所の方々のご理解を得て決めていただくように。これは要望でございますので、よろしくお願いします。

 そして、私ちょっとあれでございますけども、これは通告しておりませんので答弁は結構でございます。

 と申しますのは、跡地のところで図書館もできるっちゃなかろうかというふうに、ちょっと急に、自分自身思っておりました関係で、そういうことでいろいろな市民の方々の話を聞いて、このたび全協におきましてまちづくり基金の話が出る中で、今の図書館跡地に5億円で建てるというふうな案が出ておりました。そういうことを話す中で出てきた話ですけども、これは参考にしていただきたいと思います。

 といいますのは、津屋崎小学校の今図書館を充実させていただいて、蔵書を買うにしても、100万円の予算があれば、それが五つへ分ければもう20万しか予算がないと、そういうふうになります。ですから、少ない予算の中で図書館を充実していかないけない。そういうときに、津屋崎小学校の学校の図書館を充実することで、保護者なり、また地域の方々に小学校に来ていただく。

 また、津屋崎小学校には、唐坊跡地の展示館がございます。現在、ほとんど平日はあいていない状態でございます。将来、図書館を指定管理者制度ということを取り入れていった場合に、職員を置くことができるわけでございます。そうなると、常時、見たい方は、地域の宝でございますので、見ていただくことができると、私は思っております。

 これは通告した、事前にした内容でございませんので、答弁は結構でございます。何かあるときには参考にしていただいたいと思っています。

 以上で終わります。



○議長(阿部巖) 大峰議員に申し上げます。通告外はできるだけ避けていただきますように、そして所管の方にお話をしていただきますように、今後はそのようにお願い申し上げます。



◆17番(大峰重美) はい、どうもありがとうございました。



○議長(阿部巖) 以上で、17番、大峰議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩といたします。再開は10時50分といたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午前10時35分

            再開 午前10時50分

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○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。

 休憩前に引き続き一般質問を続けます。17番、大峰議員の一般質問は終わっております。次に、7番、米山議員の一般質問を受けます。米山議員。



◆7番(米山信) 7番、米山でございます。通告に従いまして、二つの質問をさせていただきます。

 まず、一つ目の質問でございます。公立幼稚園の廃園問題についてお尋ねをいたします。

 公立幼稚園の廃園については、1年間存続を延長し、協議会等を設置し検討することとなっていたが、保護者にはなお存続を求める声が強く、入園児募集がいつまで行われるのか不安視をされています。

 そこで、次のことについて質問をいたします。

 1点目、協議会等は設置されたのでしょうか。また、具体的な協議はなされたのでしょうか。今日までの経緯についてお尋ねをいたします。

 2点目、この問題解決について、どのような対応策を考えているのでしょうか。

 大きく二つ目の質問でございます。企業誘致と活用可能財源の確保についてお尋ねをいたします。

 市長は、予算編成方針の中で、総合計画の目標像の一つとして、地域産業を支え、はぐくむまちづくりと企業誘致を推進することを掲げています。また、活用可能財源を見い出し、その確保に努めることを予算編成の基本的考え方とされています。

 そこで、次の点についてお尋ねをいたします。

 一つ、総務省が本年度から実施している頑張る地方応援プログラムにおける地方交付税により支援措置に対する取り組みはどのようにされるお考えでしょうか。

 二つ、特に、頑張る地方応援プログラムにおける施策の一環として、平成19年6月に企業立地促進法が施行されましたが、これに対する取り組みはどのようにされているのでしょうか。

 以上、大きな質問二つ、ご答弁のほどをよろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 米山議員の一般質問ですけれども、第1点目につきましては教育委員会の方から答弁をさせていただきます。



○議長(阿部巖) 白石教育長。



◎教育長(白石哲雄) 米山議員のご質問に教育委員会の方からお答えをさせていただきます。

 公立幼稚園の廃園問題について協議会は設置されたのか。具体的な協議と経緯ということでございます。

 福津市の幼児教育のあり方と、その実現に向けた施策を協議する機関であります福津市幼児教育推進協議会につきましては、去る8月の24日に第1回目の会議を開催いたしました。構成メンバーは、識見を有する方1名、市内市立小学校代表1名、市立の幼稚園・保育所の代表各1名、私立の幼稚園・保育所代表各1名、それに公募市民代表3名の計9名で組織をしております。

 第1回目の会議におきましては、委員の皆さんから活発な意見が出まして、今後の計画につきまして協議を行いました。幼児教育をいかに行うかを議論し、まずは福津市の幼児教育の実態を調査・研究することにより、全員で課題を確認し合い、解決策を探っていこうとの結論に達したところでございます。

 2番目でございます。

 今後の対応でございますが、昨年から教育委員会の方向性は一貫してお示しをしておりますが、市民の方のご理解は不十分であると認識をしております。今後は、立ち上げました協議会での経緯を見守ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) まず、きのうも少しこの議会の中でお話が出ておりましたけれども、保護者の皆さん方には、いわゆる耐震強度の測定、これの結果いかんによっては、それを理由にしてこの公立の幼稚園を廃園にされるんではないかというふうな心配される声も結構聞かれるわけでございます。

 それで、耐震測定の結果が8月いっぱいで出るというようなお話をお聞きしておりましたけれども、具体的にどのような結果であったのか、質問させていただきたいと思います。ご答弁をよろしくお願いします。



○議長(阿部巖) 楠田教育部長。



◎教育部長(楠田元明) 2幼稚園の耐震の結果なんですけれども、先ほど1園の報告がございまして、2園とも現在のままで使用が可能だという結果が出ております。

 で、皆さんが、耐震強度がなければ、それを理由に廃園というご懸念があったというふうに聞いておりますけれども、私どもは、耐震調査をしたのは廃園を理由とする、理屈をつけるために耐震調査をしたわけではなくて、現在通われている子どもたち、園児のために耐震調査をしたというところでご理解いただきたいなと思っております。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) それは、測定調査の結果は、何ら補強をしなくてもいいというふうに理解しとってよろしい。そのまま使えると、使用できるというふうに理解しとってよろしゅうございますかね。

            (「はい」の声あり)

 先ほど教育長は、教育委員会の結論は既に出ておるところでというような答弁でございましたけども、実は、この協議会の中における協議の経緯といいますか、いわゆる教育委員会の出した結論といいますと、公立幼稚園の廃止ということが結論でございましたので、廃園ありきでこの協議会の中の協議が誘導されるんではないかというふうな心配が非常にされているようでございます。

 そこで、ここの先ほど協議会の委員のメンバーの構成がご説明がございましたけども、この9名の委員さんだけにかかわらず、実際にそういった入園を希望される、そういった子どもさん方を抱えておられる保護者の方々に、福津市内でアンケート調査を実施していただけないだろうかというような声もあるようでございますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 楠田部長。



◎教育部長(楠田元明) 今回立ち上げました幼児教育推進協議会っていうのが、公立幼稚園の廃園を議題にした部分ではなくて、あくまでも福津市全体の幼児についての教育方針をどうやっていこうかという協議に中心を置いております。

 多分、公募委員さんの中には保護者の代表の方もおられましたので、協議の中身に入ったときに、各論の中で、多分そういう公立幼稚園の問題等については協議の議題になっていこうかとは思っておりますけれども、今のところ総論的な部分を、どう調査し、どう課題を見つけ、どういうふうな解決をあるいは施策を持っていこうかという協議になっておりますので、廃園問題等については、ちょっと今のところこの協議会の中では、若干まだ協議の議題としてはあがっていないというところでございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 最初から言われておりましたとおり、幼児教育推進協議会というのは、公立幼稚園廃園後の幼児教育を、福津市における幼児教育をどのようにやっていくかということを協議するための協議会であったというふうに、私も認識はいたしておるわけでございます。

 しかしながら、ちょうど1年前の9月議会におきまして、この公立幼稚園の存続を求める請願が住民の方から出されました。この議場はすごい熱気に包まれたことは、記憶に新しいところでございます。

 そういった中で、議会も、どういうふうにするかという請願の採決について、議会も恐らく判断しかねたんではないかというふうに私自身は考えておるわけでございます。そのため、採択せずに継続審議と、もっと慎重に審議する必要性があるということで継続審議となったことは、皆さんご理解いただけると思うわけでございますけども、先ほど教育長の答弁では、この本来の趣旨とはこの幼児教育推進協議会は違いますけども、その中でのこの廃園に関する協議を見守りたいというふうなご答弁があったというふうに私は認識いたしたわけでございますが、その点の見解は、教育長、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 教育長。



◎教育長(白石哲雄) 議員、今おっしゃったとおり、当初は、この幼児教育推進協議会につきましては、廃園をした後の福津市の幼児教育のあり方について、公立の幼稚園のよさを生かしながら、どのように進めていったらいいかというような内容について協議をする予定でございました。

 しかしながら、地域の説明会等々を行いました中で、やはりもっと広く皆さん方の意見を聞きながら、今の現状を踏まえ、そして協議をした上で、この福津市の幼児教育のあり方について考えるべきではないかというような意見が出ましたことと、それから議会での推移を重ね合わせまして、今後の問題についてこの協議会を立ち上げたわけでございます。

 先ほど申しましたように、今後の方向性については、この立ち上げました協議会の推移を見守っていきたいというふうに申しましたけども、議会のせんだっての結果について教育委員会で再度検討し直したことはございません。ですから、教育委員会の方向性としては、前、委員会の考えをお示ししましたとおり、その結果については現在は生きているというふうに考えて、そのような答弁をさせてもらったわけでございます。

 ただ、先ほど申しましたもろもろの経緯をもとに、再度、少し後戻りをして、福津市の幼児教育の今後のあり方について、再度検討をし直し、そして、また違う意見が出てきた場合には、また教育委員会と協議をする必要があろうかというふうには思っておりますけれども、今の段階では、現在、今立ち上げております協議会での協議の推移を見守っていくということになろうかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) この昨年の住民請願に対しまして、議会はこれを継続審議といたしました。で、議会閉会中に、この継続審議になっている案件についてどのような結果を出すかということで、議会閉会中に総務文教委員会が開催されておられるわけです。

 その中で、もういわゆる審議未了、この請願については審議する必要性がないということで、流会というふうな形をとっておるわけでございますけども、その流会となった理由については、昨年の9月議会の最終日の全員協議会の中で執行部の方から、この幼稚園の廃園問題については、検討委員会等を立ち上げて、1年間存続を延長して、その中で協議を行いたい、その結果を見た上で判断したいというふうな説明が議会に対してあったわけです。それを受けて、議会は、この請願に対する審議はもう必要ないんではないかということで、審議未了とした経緯があるわけでございますので、我々としては、あくまでこの幼児教育推進協議会がその検討委員会の場であろうというふうに理解して、その推移を見守る所存であるわけでございます。

 また、保護者の方も、そういった認識を持っておられるというふうに考えておるわけでございます。

 教育委員会の結論は結論ありきで、この協議会が出した答申に対して教育委員会がノーと言われれば、それまでであるんではなかろうかという懸念もするわけでございますけども、その点は、じゃあ議会に対して説明した執行部の説明と話が整合性がないというふうに考えるわけでございますけども、教育長は、その辺、教育委員会としての見解はいかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 教育長。



◎教育長(白石哲雄) 議会への経過を踏まえて、先ほど申しましたとおり、この協議会で協議をした中で、先ほど部長が申しましたとおりですが、当然この中で公立幼稚園の問題についても当然協議をされていくというふうに思っております。そういうものを含めて、先ほど申しましたように後戻りをしてということは、そういうものも含めてでございます。

 この協議会の中で、4回、本年度計画をしておりますけども、4回で協議の取りまとめができるかどうかわかりませんが、この協議の取りまとめができた段階で、再度また教育委員会に図って、そのせっかく立ち上げた協議会での取りまとめにつきましては尊重して、教育委員会でまた協議をするというふうには考えております。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) ということは、教育委員会が出したこの廃園というような結論についても、協議会の協議の内容いかんでは白紙に戻る可能性もあるというふうに理解しておってよろしいんでしょうか。



○議長(阿部巖) 教育長。



◎教育長(白石哲雄) 白紙に戻すということはちょっと言いかねますが、先ほど申したとおり、この協議会での協議の取りまとめを尊重して、その内容について教育委員会に報告をし、その教育委員会でしっかりと協議をしたいというふうに思います。その中で、この議会の今までの経緯については、教育委員会にも逐次報告をしてまいっておりますので、そこらあたりは十分に委員の方々も内容を理解した上での協議がなされるものというふうに思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 私は、一度教育委員会が出した結論を覆すっていうことは、なかなか非常に難しい部分があるんではないかというふうに考えておるわけでございます。

 で、質問いたしましたとおり、その協議の中で、協議の経緯いかんによっては、いわゆる廃園問題が白紙に戻る──白紙に戻るですよ。ほかのいろいろな選択肢は当然あると思います。その可能性はあるんでしょうか。100分の1の確率でも結構なわけですよ。10%の確率でもいいわけですよ。そういった協議の中で、これは廃園ありきで、もうこの結論は変えがたいというなら、もう協議してもむだなわけでしょう。何も時間かけて協議するわけないやないですか。エネルギーとお金をかけて。

 だから、そういった教育委員会の結論ありきの協議会でなくて、これがもとに戻るという可能性も含めた協議会であるかどうかということの真意を私は問いたいわけです。そこのところの答弁を、教育長、いま一度お願いします。



○議長(阿部巖) 教育長。



◎教育長(白石哲雄) 何度も申し上げますが、この協議会で協議の取りまとめをしていただいたものを教育委員会にかけて、そして協議をして、再度結論を出すということでございますので、そのことについては、今議員おっしゃいますように、可能性としては考えられるというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 教育長並びに教育委員会のお考え方というのは、私なりに理解できたと思います。

 そこで、この問題につきまして、最後、市長の方にご答弁願いたいんですけども、いわゆる教育行政につきましては、教育行政の公平性を保つために、教育委員会というのは市長部局から執行部の中でも独立した機関であることは、もうご承知のとおりと思います。で、教育委員会が出した結論は教育行政の中で非常に重たいものということは、私も理解いたしておるわけでございますけども、しかしながら、いわゆる施設の管理者、この公立幼稚園の管理責任者はあくまで市長でございます。それと、何よりも福津市の市政の最高責任者は池浦市長であることは、皆さんご理解できると思います。

 で、この1年間、この問題につきましては、非常に紆余曲折もありましたし、議論も沸騰したところでございますが、最終的には、やはりこれは市長が政治決断をして、住民の皆様と政治的な解決を図ることが一番私はいい解決の方法ではないかというふうに考えておるわけでございます。もう、既に1年経過したわけでございます。市長の任期もあと2年。ここで、市長は今、この問題に対して、どのような考え方、見解をお持ちなのか、ご答弁願いたいと思います。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 最後はいつもこちらに振られますけれども、基本的には教育委員会、今教育長申しましたようなことを尊重したいという気持ちは、正直持っております。そのための教育行政であり、私の方は執行部であろうと、行政機関であろうというふうに思いますが、今、若干の教育長の当初の答弁から少し違うような答弁も教育長しているようでございますので、基本的には政治決断ということになろうかとは思いますが、もう任期あと2年ございませんけれども、その期間でのこれに対しての結論というのは、非常に難しいんではないかというふうには思っております。

 当分の間、このままの体制で行くのかどうかということは、協議会の結論を待ちたいというふうに思いますけれども、それでも、なおかつ出た結論を市民の方あるいは直接利害関係のある方に説明をした上でないとできないだろうというふうに思いますので、この任期中にいわゆる廃園ありきという方向で進むのは非常に厳しいだろうということは思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 今、市長が言われたことは、非常に重要な答弁だろうと思いますが、要するに自分の市長であるこの任期中については、廃園問題は凍結するというふうで理解しとってよろしいんでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 次に市長になるかどうかということはわかりません。わかりませんので、その次のことは私が言うべきことではないというふうに思います。したがいまして、私が今権限を任されている来年、再来年ですか、再来年の3月6日までの時点では、なかなか厳しいのかなというふうには思っております。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) ということは、この幼稚園の廃園問題につきましては、次の市長の政策に委ねられると──まあ、どなたが市長になられるかまだわかりませんけども──いうふうなことになろうかと思いますが、そのような考えでよろしいんでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 基本的に、この規模の幼稚園で公立として維持していくのができるのかどうかということが一番の基本だろうと思いますので、その辺は十分に教育委員会の方で、今回の協議会でたたかれるというふうに思っておりますし、聞きますと父兄の方もお入りになっているということでございますので、その辺のところは、かなり突っ込んだ意見というのは当然出てくるであろうと。それをもって教育委員会が判断されるわけでございます。それをあえて私の方が否定ということは、これは非常に難しいだろうと思います。

 この前のときでは、おっしゃいましたように、あれだけの請願、あれだけの議会の意見でございましたので、1年間、最終的には自分の権限で、凍結させていただくということで今日に至っております。

 ただ、言いますように、与えられたそれから以後の権限について、私がとやかくこの場で申すことは差し控えさせていただきたいと思っておりますので、自分の任期中であれば自分の与えられた権限でございますので、仮に3月いっぱいで結論が出たとしても、それから先どうなるかということは、また廃園なら廃園、存続なら存続で説明をしなくちゃいけないだろうと思いますので、任期中には非常に厳しいのかなというふうには思っております。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 市長の政治的判断というふうに理解させていただきたいと思いますが、今市長の答弁を受けまして、あくまで教育行政は独立いたしておるわけでございますけども、教育長として見解はいかがでございましょうか。



○議長(阿部巖) 教育長。



◎教育長(白石哲雄) 私の方の答弁は、先ほど申し上げましたとおりでございます。協議会は、福津市の幼児教育のあり方とその実現に向けた施策を協議していただくわけでございますので、その方向について取りまとめていただいた協議内容について、当然この結果については教育委員会に再度諮る必要があると思います。その中での教育委員会の結果については、皆さんにお知らせして報告をして、その方向で進めてまいりたいということであります。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 施設管理者である市長と、それから福津市の最高責任者である市長の判断と教育委員会の結論、私ども今お聞きいたしておりまして整合性が持たれないのが一番懸念いたします。その辺のところをこの問題に関する保護者の方の関心というのは非常に強うございますので、明確な方針を出していただきたい。確かに、今はっきりと言えることは、今市長のご答弁にございましたように私の任期中では難しいんではないかと、廃園ということは難しいんではないかというような言葉でございましたので、その辺のところをしっかりと保護者の皆様方にもお伝えしていきたいというふうに考えておるところでございます。教育委員会あるいは市長部局、よく協議をされて、また協議会の中での答申を尊重して、この問題については解決を図っていただきたいというふうに私の意見を申し上げまして、この質問を終わります。

 次、お願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 2点目の企業誘致と活用可能財源についてでございます。

 そのうちの1点目でございます。頑張る地方応援プログラムでございます。

 厳しい時代を生き抜くために活用可能財源を見い出し、確保していくことが重要であることは認識をいたしております。ご質問の頑張る地方応援プログラムについてですが、この支援措置につきまして関係各課の事業と連携し、二つのプロジェクトを基本として8月に市の公式ホームページで公表し、第2次募集で国へ申請をいたしております。

 一つ目のプロジェクトは、市の特色である豊かな自然がはぐくんだ地域資源や地域産業を生かした観光地づくりとして、地域産業を生かしたまちづくりプロジェクトチーム。二つ目は、あらゆる人が福津市に住み続けたいと思うまちづくりを目指して、交通体系の構築や障害者等への配慮した公共施設整備として、住み続けたい便利なまちプロジェクトを掲げております。今後は、このプロジェクトに沿って施策を展開し、魅力あるまちづくりを目指してまいります。具体的には、市の公式ホームページで公表いたしておりますので、ご覧いただければというふうに思います。

 なお、頑張る地方応援プログラムは、議員十分ご承知だというふうに思いますので、これについての説明は省略させていただきたいと思います。

 2点目でございます。企業立地促進法を活用するためには、県と共同して基本計画を策定しなければなりません。策定にあたっては、県、市町村等で組織する地域産業活性化協議会で協議し、国に基本計画の同意を受ける必要があります。また、立地しようとする企業は、国が同意した基本計画に沿って、県に立地計画を申請して、県が承認することになります。福岡県は、既に国から全国第1号同意を受けております。現在のところ、福津市については同協議会に参加しておらず、企業立地促進法による取り組みは行っておりません。理由としまして、同協議会に参加する最低条件として、市内に企業立地に適した集積区域を設定する必要があります。これは既に準工業地域や近隣商業地域といった用途地域が指定されている区域内に設定する方法、あるいは用途地域が指定されていない区域に任意に設定する方法の2通りがあります。福津市では、用途が指定されている地域については、特に工業団地等を造成して分譲しているわけではないため範囲が限られている。市が企業誘致を行う遊休地を確保することは困難であります。そこで、無指定地域の遊休地等を調査し、民有地について市が勝手に設定するというわけにもまいりません。また、今回の基本計画は、福岡県が全国1号で同意を得ることを最優先としていたため、計画策定の期間が1週間程度と短く、十分な検討ができませんでした。福岡県に問い合わせましたところ、集積地域が固まり次第、県企業立地課に申し入れば、同協議会の参加ができ、計画の変更は随時可能であるとの回答をいただいております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) もうご承知のことと思います。国の三位一体の改革が進む中で、これはもう小泉内閣のときに三位一体の改革を政策として打ち出したわけでございますけど、その三位一体の改革を打ち出した一番大きな理由は、地方に対するいわゆる国からの支援、地方交付税の財源がなくなってきた。地方交付税だけで年間5兆円の赤字、国から地方に出される地方交付税。これをこのままの状態にしておけば、いわゆるもう何日か前に報道でございましたけども、国の国債残高は史上最高になったというふうな、230兆円の債務超過に国は陥っているというような報道もございましたけど、それを改善するために、この三位一体の改革が進められてきたわけでございます。

 この三位一体の改革については、これを政策として打ち出す当初から、専門家の間では、この三位一体の改革が進んでくれば、地方は疲弊し大都市のひとり勝ちになるだろうということは早くから言われておったわけでございます。そういったことが今度の参議院選挙の争点にもなったようでございますけども、この地方応援プログラムあるいは企業立地促進法というのは、こういった地方の疲弊を少しでも国が援助するために、それに前回全員協議会で説明がありました国交省のまちづくり交付金も、そういった一環でございます。やっと政府も19年度から地方に対しての本腰を入れ出してきたなというふうに私は見ておるわけでございますけども、今市長の答弁の中で、この頑張る地方応援プログラムのホームページに掲載しておりますというふうな答弁ございましたけども、第1次募集には福津市の名前は出てないんで、4月、5月、6月のホームページには福津市は出てないわけでございますけども、その辺はどのようになっておるわけでしょうか。



○議長(阿部巖) 吉田総合政策部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) 県の1次募集は、非常に1週間ということで非常に短かったと、今回国の認可第1号でございましたので、その辺がちょっと間に合わなかったということがございます。それから、8月の去る24日の日に、この頑張る地方応援プログラム、これ500億円の特別新交付税の方でございますけれども、それを申請をいたしております。幾つかプロジェクト事業名ございますけれども、その中の観光振興交流プロジェクト、その中で例えばあんずの里産地形成の促進施設増築工事でございますが、そういったもの。あるいは、観光基本計画の策定事業、こういったものを観光振興交流プロジェクトとして申請いたしております。

 それからもう1点、町中再生プロジェクトというのもございますけれども、これにつきましても地域交通体系の整備事業、こういったものを特別交付税対象の事業といたしまして申請をいたしております。

 その内容につきましても、先ほど申し上げます8月24日付でホームページに掲載しているということでございます。

 以上です。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) ぜひこれは年間3,000億ですか、総務省の方が地方交付税措置として予算組んでおるようでございますので、ぜひこういった10項目あるんですよね、いろいろ具体的なことはもう説明いたしませんけども、10項目のプロジェクトがございます。それに適用できれば交付税措置が上乗せできる、大変有利な財政支援ではないかというふうに考えておりますので、ぜひ取り組みを積極的にやっていただきたいというふうに思うところでございます。

 企業立地促進法につきましては、先ほどお話ししましたように三位一体の改革が進んでくれば、地方は疲弊するだろうということで、麻生県知事は特に自動車企業関連をメーンにいたしまして、積極的に企業誘致に関しては福岡県は全国より早く──一番早く取りかかったんではないかというふうに考えております。ここに県が出しました事業計画のホームページの中に、23市18町の集積エリアを策定する。先ほど市長がご説明いたしました協議会でございますけれども、私としてはその中に福津市の名前が載ってないのが非常に腹立たしゅうございます。宗像市も古賀市も前原市も、23市のほとんどのこの沿線の周辺の自治体の名前が協議会の中に連ねておるのに、福津市市だけが載っていない。なぜこのようになったのか。今、市長がいろいろご答弁されておりましたけど、早目に手を打っていただきたい。

 これは特に企業立地促進法につきましては、福岡県は最終的には630社、平成19年度から5カ年間で誘致する計画でございます。既に、引き合いがどんどん水面下で行われております。これを今福岡県下で一番積極的に進めているのが、筑後地区の町村ではないでしょうか。いわゆる石炭六法が時限立法が廃止されました。その時限立法、石炭六法の産炭地振興策の法律がなくなったことによる地方交付税の激変緩和措置もことしの3月で切れたわけです。何とかして生きていかないかん。もう必死な思いで県の方に積極的に取り組んでおります。既に、筑後地区の工業団地は埋まってきつつあると、企業の進出が、いうふうな情報も聞いておるわけでございます。

 福岡県としては、福岡県全域で20万ヘクタールの企業立地の集積場をつくって企業を誘致したい。何よりも一番財政的に支援されて自治体にとって有利なことは、いわゆる企業が進出してくることによる固定資産税、地方自治体に支払わなければならない固定資産税を3年間、国が地方交付税として補償するという優遇措置がこの法律にはあるわけです。いいですか、その辺はご存じのことと思いますけど、こういった時期のときに企業立地を積極的にやらなければ、私は国家を建設するに百年の大計が必要であるというふうな言葉もございますけども、今駅東開発で福津市の職員の方、スタッフの方は非常に大変だろうと思います。しかしながら、状況は待ってくれない。ベッドタウンとかリビングタウンとかいうふうなまちづくりで進めてきた自治体で、最終的にいいまちづくりができた自治体というのは余りないんです。というのは、一時的にはいいんです。生産人口が住みついたときは。税収が上がり、住民税がどんどんある。しかし、今福津市でも同じような状況が起きてますけども、第2世代は住みつかないんです。その地域地域は高齢化が非常に進んでおります。そうすると、高齢化が進むということは、今度は福祉でお金を出さなきゃならない。今まで税金を納めてくれよった方が、逆に市は今度は福祉予算としてお金を使わなければならないというふうな事態が起こってくるわけです。これはもうお隣の宗像市を──名前出して悪いですけども、宗像市の経緯を見ていただいても、現状を見ていただいてもよくご理解できると思います。しかし、こういった企業が来ることによって、そこに雇用を生み、第2世代、第3世代の方が住みついていくということが、まちづくりとしては非常に税収の部分で非常に大切な部分があるわけでございます。

 その辺のところを今駅東の方で手いっぱいだから、今そういった話を持ってこられてもうちはできない部分がある。用地の話がなかなか片づきません、それはいろんな条件何もかんもそろうようなことはないでしょう。きょうの質問の中でも、職員のモラールサーベイというようなことも出ておりました。やる気、市長に対する提言、そういった言葉も質問の中で出ておりましたけども、そういったことこそ皆様方力を合わせて、この福津市の将来を担うために頑張っていただきたいというふうに思っておるわけでございます。

 とうとうと今意見述べてきましたけども、今ちょうど都市計画審議会も開かれておるわけでございます。その中で用途区域の見直しも行われております。そういった執行部の考えがあれば、その都市計画審議会の用途区域の見直しもできるんではないかというふうに考えております。この辺の取り組みに対して、最後に再度市長もう一度ご答弁願います。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) もう米山議員もおわかりでご質問なさっているだろうと思うんですけども、国の今回のことで一番汚いといいますか、すべてを地方交付税算入させているというところです。これ地方交付税算入という言葉は非常にいいわけですけれども、基準財政需要額にするのかどうかわかりません。ほとんどがそうですが、いわゆる地方交付税は毎年毎年カットされております。出口ベースで、入り口ベースは借金を支払うために上がってますけども、出口ベースは毎年5なり6なりの歳出カットになっているわけでございます。そういう中においてすべてのものをこの地方交付税、合併特例債もそうでしょうし、今回の企業誘致あるいは頑張る地方応援プログラムですか、それでもう全部そこのベース。そうなりますと、果たしてそれに飛びついていいのかということが私は一つあると思います。

 それから、駅東につきましても、いわゆる駅東だけではなしに、税収の25%は自主財源として当然入ってくるわけですので、そのほかが交付税ベースの中で引かれるわけですけれども、そういうもの等を見ますときに、本市のいわゆる福間、津屋崎が従来からずっと歩んできたまちの形態というのが、私はあるんではないかというふうに思います。この50年間、よかれあしかれいわゆる工業団地としての企業を誘致するだけのものをどちらの町も確保しておりませんし、そういう土地というのはございません。旧福間町では、準工業地にはマンションが建っているという状況のところでございます。そういう中において、この中で企業を誘致するだけの土地を今から早急にということで確保できるかどうかということが一つある。

 それからもう一つは、水あるいは昔から言われております住宅地として発展したために坪単価、いわゆる土地の坪単価が高い。企業が買収に寄ってこないというようなところもございます。

 そういうもろもろのものはございますけれども、今おっしゃいますように、この福津市におきましても、毎年毎年ワンポイントずつ高齢化率が上がっております。それはいわゆる住宅団地として発展したまちの宿命だというふうに思います。これを新しくもう一度再生するには、今おっしゃいますように若いいわゆる生産者年代の方を呼び込むということが一番であろうと。それは企業だけなのかということ等を含めながら、検討はさせておりますけれども、住みやすさ、そういうものを一つのキーポイントとしてのまちの発展もあり得るんではないかというふうに思います。

 ただ、この企業誘致について全くノーということではございませんけれども、今早急にここ一月とか二月で、いわゆる地権者のある程度の同意を得ながらやっていくということは、非常に厳しい状況にあるのはご理解いただきたいと思いますし、ただそれをもってすべてのもの、いわゆる企業の誘致をしないというわけではございませんけれども、もう少しやっぱり内部で検討しながらやっていきたい。いわゆる国がやっておりますものに事業についての取捨選択というのを、これから先はもう少し地方自治体がやっていかないといけないんではないかと。メディア等で経常収支比率とか、そういうものがなってきたときには、もう必ず数字としてのきちっとした結果が出てまいりますので、その点も含んでこれから先の福津市の将来を考えてのどういうまちづくりをするのかということ、これは今回の総合計画で示しているものに向かって進んでいくのが妥当ではないかというふうに思っております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 米山議員。



◆7番(米山信) 福津市の長期財政計画を見させていただきますと、比較的平成28年度までは安定しているかなというふうに私は理解しておるわけでございます。いいときに悪いときのことを想定して手を打っておかなければ、将来はないということをしっかり認識していただいて、取り組んでいただきたいということを私の意見として申し上げまして、一般質問をこれで終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、7番、米山議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩といたします。再開は13時ちょうど、13時ちょうどといたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午前11時37分

            再開 午後1時0分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 7番、米山議員の一般質問は終わっております。

 次に、19番、迫議員の一般質問を受けます。迫議員。



◆19番(迫靜吾) それでは、4点、通告に従い一般質問をさせていただきます。

 1番目に、青少年のスポーツ振興の施設整備の充実をということで久しぶりに質問をさせていただきたいというふうに思います。

 本市のスポーツ施設・公園施設の増改築をして、広く市内外の関係者へのサービスを提供すべき時期、環境にあるというふうに、今思います。そこで、オープン以来要望の非常に強かった一つ、なまずの郷の野球場を公式の硬式野球に改造する。先般の6月議会でも一般質問が出ておりましたけれども、当初オープン以来の皆さんの念願であります。

 それから、みずがめの郷球場の掲揚台の設置、これは既にもう設置をされておりますので、割愛をさせていただきたいというふうに思います。その経緯については、6月17、18日の少年硬式野球の九州大会があって、そこで国旗掲揚台、日の丸あるいは連盟旗、球団旗等々、竹ざおで3本立ててやった経緯があります。そこで、これから広くやはり内外の皆さんが使える施設ということになれば、当然掲揚台も必要ではないかということで、当時来賓で副市長も来られておりましたので、実はお願いをしておったわけですが、早速に掲揚台ができたということで、ぜひ割愛をさせていただきたいというふうに思います。関係者大変喜んでおります。

 2番目に、これも先般から一般質問出ておりましたけれども、あんずの里にナイター設備をということであります。

 3番目に、相撲場の再建、これは3年目にして建屋、相撲場の上屋が台風によって被害を受け、飛んだという経緯、それ以降全然なされておりません。その当時からいろんな補助金等々を使って何とか再建をしたい。その当時は、建設をされたそういう建設業者に瑕疵担保がありはしないかということで、議会でも問題になった件であります。

 2つ目に、駅東区画整理事業についてお伺いをいたします。

 概略の事業計画等々につきましては、各種説明、報告を受けておりますけれども、3号線沿いの沿道サービスについては、具体的な報告、中身がなされておりません。業界の大変厳しい内容はあるというふうに思いますけれども、報告をすべき時期に来ておるんではないかということで、お伺いしたいというふうに思います。これはなぜかといいますと、皆さんご案内のとおり、福津市内の購買力は20%そこそこであります。これにショッピングモール等々の大きなそういった施設が参りますと、既に福間病院等々の前には、安いようでありますルミエールあるいは3号線沿いに開発されたそういったショッピングモールが来ますと、一気に福津市内の購買力が上がるというふうに思います。そういった点では、市内の住民の皆さんの買物等々についても使い勝手が非常によくなりますし、買物についても市外への流出が幾分でも防げるんではないかということで、ぜひ具体名はいろいろ差しさわりがあろうというふうに思いますけれども、報告できる範囲で結構でありますから、ぜひご報告をしていただきたいというふうに思います。

 3番目に、ため池、調整池機能と維持管理ということで、これも毎回質問しておるわけですが、どうも消化不良でフラストレーションがたまるばかりで、いま一度愚直にお伺いをしたいというふうに思います。

 さきの議会の答弁では、「昔は農業用ため池として機能しておりましたけれども、開発により農地関係がなくなり、現在は調整池としての役割のみとなっている」。また、「これらの維持管理については、通常水利権のある農事区及び水利組合が行っている」というふうに答弁をされております。水質汚濁汚染による悪臭対策、あるいは周辺環境の整備の問題点と、昭和36年、正確には35年から開発をされたというふうに記憶しております。三十五、六年開発以降の維持管理はどうであったのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。

 資料要求、開発時の覚書、協定書等々については、もう47年たっておりますので、その当時の開発所管担当課、どこがしたのかすら今原課に聞きますとなかなかわからないというふうなことのようであります。私自身も当時の八幡製鉄所、現在は公社サービスセンター等々に出向き、いろいろ調べてみたんでありますけれども、起案は起こしておりますけれども、そういった承諾書、覚書等々については、なかなか探し出していないというのが現状であります。

 4番目に、市内交通体系の整備はということでお伺いをいたします。

 平成14年、道路運送法が改正をされ、新規参入あるいは路線廃止撤退も容易になりました。少子高齢化が進む中、連日マスコミ等で報道されておりますように、市場万能主義の結果、結局、交通弱者と言われる高齢者あるいは障害者、弱い方々の交通手段の確保が特にローカルにおいては顕著にあらわれております。そのための対策を住民の皆さん、あるゆる知恵を出して今具体的に動いておるところもありますし、これからそういった交通手段の確保をされておるというところも数多くメディアで報道をされておるところでございます。

 本市も西鉄宮地岳線廃止後、平成20年の4月、来年の4月から、市内全域の交通体系確保に向けて鋭意検討されておるというふうに思いますけれども、具体的にお伺いをしたいというふうに思います。当然、この9月には協議会等々での素案ができ上がるというふうに3月・6月議会等々ではご答弁をいただいておりますので、できる範囲で結構でございます。ぜひ具体的な素案等々がお持ちであれば、もう既に4月ということであればもうあと半年少々であります。具体的にご答弁をしていただきたいというふうに思います。

 4点、具体的なことについては、再質問等々で具体的にお伺いしたいというふうに思います。

 以上、4点よろしくお願いいたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 迫議員の一般質問にお答えをいたします。

 まず、なまずの郷野球場の硬式対応についてでございます。今、大型事業が山積している財政状況からも厳しさを増している現状で、なかなか財源確保ができないというのが実情でございます。個人的には、ぜひやりたいなという気持ちは持っておるわけでございますけども、ほかの事業との絡みもございますので、ちょっと足をとめております。大体3億程度、概算ですけども3億程度かかるということになりますし、ほとんどが単費ということになりますので、ちょっと考えさせていただいている状況でございます。従来から自前で建設する方式や民間の資金を活用する方式等、多方面で検討を加えております。もう少し研究時間をいただきたいというふうに思います。

 次に、あんずの里のナイター設備でございます。昨年の12月議会の一般質問のときにお答え申し上げましたとおり、既設のなまずの郷野球場の夜間利用状況は、月平均約14件程度でございます。満杯という状況ではございません。したがいまして、津屋崎方面からなまずの郷は遠くて不便というご指摘もあろうかというふうに思いますけれども、利用者の方の事前調整によって、なまずの郷の利用率を上げていきたいということで考えております。

 また、相撲場の再建ですけども、上屋がございません。土俵はもう議員は既にご承知だと思いますけれども、数年間の利用ということで、大体校区の方が年に1回程度の利用という状況でございますので、その推移を見ながら検討をする必要があるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 私も長いこと議員させていただいて、この問題、建設オープン当初から実は何度となく質問をしております。当時は、的場町長時代だったんですが、硬式野球ができるというのは、公の式の野球ができるということで、私どもは硬い、硬式の硬式野球ができる設備だというふうに実は議会、大方の方がそういうふうな誤解をされて、一つはできた経緯があろうかというふうに思うんですね。当然、今少年野球等々が今盛んに福津市内でも行われておりますし、先般、池浦市長のところに元ダイエーホークスの山本和範元外野手ですかね、それから「ドォーモ」に出ておる福田さん、新聞にも載っておりましたが、硬式野球のクラブチームであります福岡オーシャン9が表敬訪問をして、福津市内をフランチャイズにしたい、そのときには市章を入れて何とか福津ブランドの発信も含めて、福津市内は青少年のそういったスポーツが非常に盛んな土地柄でもあるし、ぜひぜひお願いしたいというふうに市長にお願いをしておるようでありますし、ここに書いてある市長のコメントは、練習場所の確保などできる限りの支援をしたいというふうなコメントをし、議会にもそういった提案があったことをご報告したいというふうにメディアには載っています。そういうことを考えますと、さらに加えて、今ソフトバンクチームが今福岡県をフランチャイズで持っておるんですが、当時、昔ですね──昔っちゃおかしいですね、十四、五年前ですか、ダイエーホークスの2軍が九州厚生年金、今のウェルサンピアで合宿を張った経緯もあるわけですね。今、雁ノ巣にある練習場、2軍のフランチャイズですね、それをこちらに持ってくるようなちらちらした話もあるやに聞いておるわけですが、ウェルサンピアは社保庁関連の例の建物、物件であります。恐らくここ数年の間に売りに出されるんではないかなという、そういう報道も一部ではあっておるようでありますが、そういった兼ね合いも含めながら、いろんな福津ブランドの発信はありますが、そういったスポーツを通じて福津市の全国への発信も健全な青少年の育成の立場からいいますと、重要な一つのセクションではないかなというふうに思いますから、そこも含めてオーシャン9とのお約束も含めて、市長は場所提供を極力確保したいということであれば、当然、公式の硬式野球ができる、そういった野球場も完備しなければならないというふうに思うわけでありますが、そこら辺のところはどうでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) オーシャン9とは、約束ということでの話に、練習を優先的に使わせてほしいということでございましたので、それについてはこちらの方があいているときには優先的にどうぞお使いになってくださいということを申し上げたわけであります。

 なお、ホークス、いわゆるウェルサンピア等の売却ということについてもお話しされましたけれども、こちらの方にも売却をしたいという申し入れはあっております。多分、今の社保庁の絡みからしますと、最終年度、あそこ今のところ黒字が出ているということでございますので、最後になるんではないかなと思いますが、しかしその売却につきましても、旧福間町の競馬場跡地として、県を含めての誘致企業でございますので、その辺のところは市としても何らかの物申しはしたいというふうには思っております。

 ただ、今、硬式の球場で盛んに高校野球等が言っておりますのは、最終的に硬式の野球場がどんどん減っているという状況の中で、なまずの郷のあの球場というのは、両翼が多分90だったと思います。90の120だったと思いますけれども、硬式をするのには十分な広さがあると。ただ、スタンドがないということと、硬式ですのでファールボールが外に出たときに危ないということで、どうしても改築をしなければいけない状況でございます。当初申しますように、そういう状況等は十分に把握はいたしております。ただ、資金的なもの等々が一番のネックに今正直なっておりますので、その辺のところを加味しながらやっていきたいというふうには思っております。当初申しましたように、もうしばらく時間をかしていただきたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 前回の話では、大体改築費用が1億円だというふうにお伺いをしたわけですが、その都度何か建設費用、改築費用がころころ変わっておるようですが、今回は3億円と、どちらが正しいのかなと。

 それと、ウェルサンピアは現在黒字というが、これは単年度での黒字でありまして、累積にすれば何十億という赤字を抱えておるわけでございます。そういったことを考えますと、当然、1番目にこの自治体に売却の話があるというのは、これはもう一般的な常識であります。勤体を1万500円で買った経緯もありますし、安く自治体に売却をするということになるんではないかなというふうに思います。県の企業誘致とはいいながら、あそこにはいろんな施設が入っております。プールから球場からいろいろ各種総合的なスポーツ施設が入ってますから、すべて云々ということはならないでしょうが、ソフトバンクもそこら辺に目をつけて、そういった話がちらほら、福岡東区のあの再開発にあそこが当たっておるもんですから、雁ノ巣のあれを恐らく撤退をして、どこかにそういった物件を探しておるんではないかなというふうな気がするわけですね。もしそういうことが事実的に動き出せば、これはやっぱり千載一遇のチャンスだというふうに思いますので、福津市としての具体的な強力なそういった取り組みが必要になってくるんではないかなというふうに思います。

 額の問題と両翼、球場そのものはもう立派な球場ですから、あとは公式の硬式野球ができる対応をすればいいわけです。観客とフェンスと外野席、そこら辺きちっと規格に合うような形で増改築をすれば、今、甲子園組の球場もなかなか今探すのに予選をずっと今県内回っておりますけれども、少のうございます。昔は、北九州の方では大谷にあるいは桃園等々を使ってやっとったんですね。県南の方では、久留米の延命球場あたり使っておったですが、今はもう皆無ですね。もう1カ所、2カ所しかないんですね。そういった面では、やはり高校野球の予選、誘致の件も含めてね、かなり魅力ある私はブランド発信につながるんではないかなと。

 それとまた、青少年に対するそういったスポーツに対する思い、さらに含めて本当にスポーツをやっている子がなかなかやっぱり非行ということは縁が遠うございますし、礼儀正しく規範意識がきっちりしております。大人社会よりもそれは立派にそういった規範意識が守られて、上下の関係もしっかりしておるようでありますから、そういった面からいいますと、教育の面からもぜひぜひ強力に進めていただきたいなというふうに思います。

 額の問題についてどうでしょうか。統一していただきたいと思いますが。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 額はもっとかかるそうです。ちょっと後から部長の方から答弁させます。

 もし今おっしゃったようなソフトバンクのことについて、もし来ればやっぱり非常に魅力のある企業だと、ソフトバンクホークスは、私はそう思います。したがいまして、そのときには議会にもお諮りしながら、ある意味では全市挙げて誘致運動するべきではないのかなとは思っております。あのままであそこを今のウェルサンピアを他に渡して、例えばマンションとかそういうものにはどうしても市民の方の理解が得られんのではないかなというふうに思います。また、その際は議会の方にも報告させていただきたいと思います。



○議長(阿部巖) 小田都市整備部長。



◎都市整備部長(小田達也) 議員ご指摘の3億ということでございます。この硬式野球場、硬式の野球場になりますと、以前もちょっとお話はさせていただいたのはフェンス、それからスタンドの関係という形での数字である程度話をしていたんじゃないかと思いますが、硬式の野球場、それも公式の試合という形になりますと、照明関係が今軟式の公式試合ができる照明にはなっております。この照明の投光機の種類について狭角配光──狭い角度の配光、それから中度の角度の配光、それから広角の配光という形での照明の種類が厳しくなるといいますか、よりたくさんの配光が必要になってきます。特に、狭角配光、狭い角度の配光についての照明が、この硬式野球の公式試合をするためには必要となってきますが、その内容となってきますと、照明の関係がそれ以外にまた3億近く、照明関係だけで3億近くかかります。それと、当然、高校野球とかいう形になりますと、観客席1,500人程度の観客席の設置も必要となりますので、トータル的にはこれ見積もりでの約ということになりますが、全体的に約6億程度の整備が必要となってきます。

 市長も先ほど申しますが、今のまちづくりの中の限られた財源の中でどこまでの投資ができるのか、民間の資金との活用も含めて、今後も調査研究させていただきますが、かなりな金額となりますので、これについても慎重に研究はさせていただきたいと思っています。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 最後になりますけれども、しかし費用対効果、投資効果が6億かけてもソフトバンク等々が来ればね、それ以上のものが関係者、お客さん等々が来られますので、それ以上の効果は私は出てくるというふうに思います。どこに重点的にウエートを税金投入するかというのは、これはやはりトップである市長の政治決断でありますから、ぜひぜひそういった具体的な話になった場合は、前向きにぜひご検討をしていただきたいということを申し上げながら、次の質問に行きます。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 駅東区画整理事業についてでございます。

 その中の沿道サービスの兼ね合いでございますが、国道3号線沿いの沿道サービスについてですが、対象となる敷地は大きく2種類に分かれてくると思います。一つは、大型商業施設の立地を想定します面積約14haの都市計画上の用途が商業地域の大区画であります。もう一つは、国道3号から50m程度奥行きを持つ、3号線に沿った帯状の準住居地域及び1種住居地域の沿道施設用地でございます。商業用途の大区画につきまして、大部分が都市機構の事業用売却処分地と一部一般地権者の換地の予定となっております。都市機構の処分地につきましては、公募により事業者が特定されることになりますが、現在まだ公募は行われておりません。公募は事業者の資質に関する基本的な審査、事業計画内容の優位性に関する総体的な比較による事前審査を経た上で、より高い売却価格により落札した事業者が契約の相手方として特定されるということになります。いわゆるプレゼンテーションの後は、いわゆる公募によって決めるということに今URは言っているところでございます。若干の疑義は私も持っておりますけども、そういうふうなところでございます。現在のところ、今後数カ月内に公募の実施を予定している旨の都市機構から聞いております。

 今般、まちづくり三法の改正によりまして、郊外での大型商業施設の立地が困難となったために、既に商業用途となっている本区画への店舗立地、複数の事業者が強く望んでいるようであります。都市機構は、これまでだれもが普段耳にするような大手の商業者や不動産業者から公募への参加の意向の打診があっているようであります。また、現在時点ではまだ公募が行われていないため、どの事業者になるかわからない状況であります。大型商業施設の規模についてですが、都市機構の事前のヒアリングでは、どの事業者もかなり大規模な施設を想定している模様で、シネマコンプレックス等のアミューズメント機能も含む計画を持っている事業者もあるようでございます。当該敷地は、約14haの面積がありますが、近隣の事例では、粕屋町のダイヤモンドシティが約20ヘクタールの敷地面積、宗像のクリエイト宗像の商業施設敷地全体が9.8ha、サンリブはそのうちの3分の1程度となっております。

 次に、沿道施設ですが、この区画には主に一般地権者の換地となる予定であります。基本的には、地権者の方がどう土地活用されるかということになりますが、区画の奥行きが50m程度であり、大体二、三千m2程度ごとに土地活用がされるのではないかと想定をいたしております。店舗形態といたしましては、古賀、新宮国道3号沿いに立地しているいわゆる飲食店等を含む沿道商業施設が想定されます。

 なお、準住居地域におきまして、自動車関係等の店舗も立地可能というふうになります。大型商業施設との相乗効果もある程度の沿道立地が想定され、大型商業施設とともに本市の消費購買力の流出防止に大きく寄与するものと考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 今のご答弁の中で具体的な進出される店の名前は出ておりませんけれども、だれもが耳にするというところがポイントではないかなというふうに思います。だれもが耳にするというのは、今言われた──市長が答弁されたそこら辺を含めて、粕屋、新宮あるいは東区等々に進出をしておる、いうならイオングループ、ジャスコ、そういった、これは私の想像ですから、今市長はうんといって頭をこう縦に振りましたけれども、そこら辺を大体いろんなうわさの中でわかるんだというふうに思います。

 いずれにしましても、今市長が言われましたように購買力が非常に市内は低うございます。そういった面では、福津市内のお金が全部市外に流れておるということを含めますとね、これはもう以前からのそういった市内における購買力のアップ、これはそのことによって地元の商店街も潤うような形での、そういったリンクされた形成がぜひ必要になってくるんではないかなというふうに思います。

 沿道サービスですから、当然国道3号、バイパス沿いに張りつくわけであります。これそれこそ20数年来のあかずの踏切、鞍手踏切を発端にした旧福間町時代、タウンコアを核として駅東開発が問題提起されて動き出して20年、ようやく日の目を見る形になったわけでありますけれども、駅舎の改築、駅広あるいは都市計画道路のそういった整備がなされることによって、それこそ福津市としての50年、100年の計に立ったタウンコアのまちづくりが現実のものとなっていく。これは実際、今の自治体のサバイバルの中では避けて通れない、昔からの旧福間町時代からの悲願であります。公共下水道も含めて一つの流れがようやく一歩一歩前へ進んできたということに、私自身感慨深いものを持っております。ぜひぜひそういったことを含めて、まちづくりの核になる、そういった商業施設の誘致、これはURが事業主でありますから、なかなか具体的に市長の方から言葉としては出しにくい部分もあるでしょうが、それは発注元は福津市でありますから、当然そこら辺のコンタクトはあっておるものというふうに理解するのが一般常識であります。だから、URを盾に言われないというのはわかりますけれども、大方のところは大体市としてもつかんでおるというふうに私は理解をせざるを得ません。何はともあれ、一日も早くそういった駅東の進捗状況あるいは公共下水道の進捗状況が具体的になって、市民の皆さんに潤う形で将来のまちづくりに寄与することを念願する一市民としてぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。

 次、お願いします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 4点目のため池、調整機能と維持管理は(百田・寺田)ということでございます。

 ご質問の百田、寺田のため池につきまして、さきの6月議会でも同様のご質問をいただいております。百田池は、地元水利組合の承諾のもと、周辺の雨水や雑排水が流れ込みができる構造になっております。現在、底にヘドロがたまり、悪臭等の原因となっていることはご指摘のとおりであります。ため池の水質浄化のための抜本的解決策は、公共下水道の整備が大事と考えております。

 なお、団地開発以降の維持管理は、関係水利組合において実施されていると思いますが、その程度については把握をいたしておりません。今後も周辺の皆さんのご理解とご協力を得ながら、関係各課で協議をさせていただきたいというふうに思っております。

 なお、シロガヤツリですか、ダムに入れておりますあれ等を入れたらどうだろうかということで、これの専門家であります縣九大教授ですか、が福津にいらっしゃいますので見ていただきましたけども、ちょっとというようなことでございました。したがいまして、そのほかにも浄化の方法等があれば、私は炭をどんどん放り込んだらどうかということも言いましたけども、それでも焼け石に水というようなことです。今申しますように、公共下水が整備するまでは非常に厳しい状況だというふうに思っております。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 6月議会、その前も公共下水道待ちというご答弁に終始をされておるわけでありますが、公共下水道のあの地区における供用開始というのが、何年たてばあそこまで入ってくるのか。やはり周辺住民の皆さんは、長い間、やはりわかっちゃいるけどもやはりもう47年たつわけですね。私もいろんな関係部署に問い合わせするなり、当時の八幡製鉄所のサービスセンター等に出向き、話を伺わせていただきました。いずれにせよ、生活雑排水が入っておるということは、その当時の開発当時、行政あるいは製鉄、開発企業ですね、それから水利関係者との話は当然あってしかるべきで、無断で生活雑排水を流すということはまずあり得ないわけですね。そういうことを考えますと、承諾のもとに生活雑排水を含めて流しておると。市長の話あるいは担当関係部課長の話を聞きますと、いずれにしてももう公共下水道がないとどうしようもならんということのようですが、それは今から幾ら早くても5年はかかりますよね。5年はかかります、最低。最速でも幾ら早くやっても。ということは、その間またそのまま放置されるのかと。

 いずれにしても、前回のご答弁の中には、水利権者とそれぞれの立場でお互いやっぱり話をしていただいて、何とか住民あるいは水利権者の皆さんが納得いける形で、そこら辺はやっぱり解決するような一つの手だてをぜひやっていただきたいなというふうに思うわけですね。

 私もしつこう言っておるようですが、愚直にやはり来られるんですね、どうしても。何とかしていただきたいと。昔と違って、今住環境の整備というか、住んでいる環境の整備には非常に皆さんナーバスになっております。そういうことを考えますと、以前浄化の関係について私も相談受けて、専門家にそれこそ今市長が言われましたように見ていただいたことがあります。百田も平原、今通称寺田ですけども、しかしもうその域をとてもじゃないが出ているということで、ほかの池に試験的に導入をされたという話も関係者から聞きました。残念ながらなかなか具体的な策がないというのが、今の状況のようであります。

 いずれにしましても、当時の関係者というのはいないわけですね、亡くなっているあるいはもうご存命になっておってももう90以上のやっぱり高齢者ということで、私も原町在住の大先輩等々にお伺いしました。しかし、その当時の住民がかかわっておるという経緯は、事績も残っておりませんでした。そういうことを考えますと、社保庁の消えた年金じゃないけども、もう全くどこから手をつけてええかわからないというのが、そこら辺の事務所掌的な手続の瑕疵があるんですね。ですから、どこかにそういった承諾書も含めて残っておるはずだというふうに思うんですね。八幡製鉄所、当時の第1号の持ち家制度で、八幡製鉄所の厚生課が起案を起こして事業を起こしたわけですから、必ずあるわけです。そういった点では、そこら辺をもう今とやかく言ったってしようがない。今の現状をどう打開するかということで、それぞれ行政、水利権者、一回土俵に上がっていただいて、最善の方法を模索をしていただきたいというふうに思いますが、前回、答弁の中では関係者とご相談をしたいというご答弁もいただいておりますが、その後、関係者とお話をされたのかどうなのか、お伺いしたいというふうに思います。



○議長(阿部巖) 花田地域生活部長。



◎地域生活部長(花田徳茂) 前回の6月の定例議会のときに、迫議員からこの問題についてお話があったところでございます。公共下水が来るまであと何年かかる、それまで待てないというふうな話だと思います。

 これについては、6月の定例議会のときに私もちょっと答弁させていただきましたけども、一応専門家に見せるということもっていうことで、いろいろ過去専門家の方に見てもらったという経緯もあるようでございます。私どもの方といたしましても、百田、それから片一方は正式には平原のため池なんですけども、悪臭対策について前回議員から質問をいただいておりますので、いろんなところでちょっと当たってはみました。いろいろ調べてはみたんですけども、ため池に生息している浮き草の腐敗等も考えられるじゃないかという話、あるいはEM菌だとか炭だとか、そういったものを流したらどうかというような話があっておりました。最近、ちょっといろいろ調べましたけども、ダム関係の浄化の話で硫酸銅がある程度効果があるんじゃないかということで、これについては早急にちょっと実際に両方のため池の水をとって、どれだけ浄化できるか試してみたいと、そういうふうに考えております。

 それから、関係者との協議ということでございますけども、6月議会の後については、一応悪臭のことについていろいろ検討しておりましたので、今後双方同じ土俵に上がって、納得できるような解決方法はないかということでございましたけども、その点については研究させていただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) 今の部長の答弁で、硫酸銅等々で浄化ということについても、勝手にできるわけじゃないですよね。それぞれ所有者、地権者、その区分を持っている、権利を持っている方々がおるわけですから、先般では寺田の方は1名だけだというようなことも聞きました。百田の方については、何人か複数名で所有されておるということのようです。当然、そこら辺の方々とお話をされ、将来的なことも含めて、なぜこういうことを言うかというと、やはり115あるため池、調整池でも、団地の真っただ中にたまたまなったんですけども、あるため池、調整池というのはここしかないんですね。ほかでは水利権を持っている方がかなり手光でも池を干したり、それで維持管理を隣組等々で農事組合の方でやっている。私も1回見ました。私どもは昭和42年にあそこに来ましたから、あそこ池干してやったのを1回見ました。それ以降は一回も記憶にありません。そういったことを含めると、役所が勝手にやるということには私は相ならんというふうに思います。当然、水利を持っている方々の承諾を得て、あるいは水利を持っている方々がされる、どっちかですよね。だというふうに思うんですね。今のまま維持管理をするということになれば、当然いろんな行政にできる部分と水利権者ができる部分、水利権者というよりもいうなら所有者ですよね、いろんなあれがありますが、そこら辺をどうお考えになっているのか。勝手に硫酸銅を流しよったら、今度は水利権者の方からそれこそクレームがつこうかというふうに思います。

 いずれにしても、水利権者とのお話をきちっとされて、地域住民のそういった話も具体的にやっぱりお話をされて、何とかご理解を得ながら水質浄化、それから将来的にはどうするのかということも含めて、私はお話をしていただきたい。当然、地元区長あるいはそういう関係者も当然中に入って、できたらやっていただきたいなというふうに思うわけでありますが、その点についてはどうでしょうか。



○議長(阿部巖) 花田部長。



◎地域生活部長(花田徳茂) もちろん行政の方で勝手にやるということは、これはできないことでございます。確かに、百田につきましては3名の地権者がおられて、平原については1名地権者がおられます。それから、百田につきましては、実際に耕作をされておる方がおられまして、そこも非常に水質が悪くなって非常に困っているという話も聞いておりますので、いろんなところの関係者の同意を得ながら、この硫酸銅の検査をするときには調整をしていきたいと、そういうふうに考えております。

 以上でございます。



◆19番(迫靜吾) つぎお願いします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 市内の交通体系の整備についてでございます。

 議員ご指摘のように道路運送法の改正によりまして、民間事業者は利用者が減少し運行収益が減ってまいりますと、撤退するということが容易にできるようになっております。そのため新しい交通体系では、具体的には民間事業者が運行している主要路線は路線の廃止、減便も含め、現在よりサービスが低下しないようにすることも勘案し、主要路線でもバスの便数が多い数カ所を交通結節点として位置づけ、交通空白地域、高齢化率の高い地域等の利用者を交通結節点まで運行する等、また高齢者の外出機会を促すことを主眼に置いて素案を作成しております。

 現在、福津市地域交通体系協議会において委員の皆さんのご意見を仰ぎながら、素案を一部修正し、運行ルート案を作成しておりますので、詳細が決まりましたならば、その後住民説明会で説明を行い、再度皆さんのご意見、ご要望を伺い、最終的な運行形態を策定いたします。

 なお、運賃に関しましては、今のところ200円、子ども、高齢者等については100円を想定いたしております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 迫議員。



◆19番(迫靜吾) この交通体系の問題も愚直に一般質問しておるわけでありますが、何にもまして高齢化社会でお年寄りの交通手段の確保という点からして、これはやはり社会問題になっておるんですね。ローカルを中心にもう民間の費用対効果、採算が上がらないところは全部撤退という形になっております、現実。平成14年以降、新しく道路運送法が変わって、言われるごと新規参入もしやすいけれども、逃げるも逃げやすうなったわけですよ。ただ届け出だけですから。とりわけ福岡県内においては、もう戦後西鉄が独占で他のメーカーの参入を許してないんですね。関東、関西、中部見たら、4社、5社競合して走ってますよね。電車にしてもバスにしても。だから、何も民間企業のエリアを侵害するわけでも何でもない。まさに市場原理ですから、市場原理で参入はできるわけです。ですから、私、休憩所でよくたばこ吸いながら光陽台の赤バスを見ます。きょうも話しました。ああ1人しか乗ってないねって。そこにはやはり税金が投入されているわけですね、税金が。費用対効果でいうなら、そういった費用を有効にやっぱり使って、市民の皆さんが期待をされる、そういった交通体系をぜひ確立していただきたいというのが、お年寄りの皆さんの願いなんですね。

 我々もこんなこと言ってますが、免許証を放棄した場合は何に頼るかと。それは単車やら自転車というわけにはいかんですよ、やっぱり。やはり公共交通機関にやっぱり頼らざるを得ない。足腰が曲がってね、それでやっぱりバスに頼らざるを得ないんですよ。そういうことを考えますと、やはり市としての福祉行政の一環としたとらえ方をしていただいて、そこには税金投入やむなしと。そのことによって市民の皆さんが、そんなところに税金入れるっちゃけしからんという方はいないと思いますよ。やはりどこにやっぱり住民サービスに力点を置くかという、そこら辺の仕分けをきちっとしていただいて、ぜひ福祉の観点から自前でのもうそれはやり方は民間委託でも何でもあります。委託契約もできます。ぜひぜひこのああいう大きなバスごと要りませんから、具体的にコンパクトなやつを何台も走らせていただいて、皆さんの期待にぜひこたえていただきたい。これは9月と言いよっても、9月にもう素案ができているというふうに私は思ったんですが、なかなか発表までには至ってないようであります。まだまだ手直しをしておるようでございますので、早急に交通協議会でできた素案が発表できる段階になったら、議会の方にもぜひ発表していただきたい。

 以上です。



○議長(阿部巖) 答弁要ります。吉田総合政策部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) 確かに、おっしゃいますように民間の場合は赤字ということでの撤退は確かに想定できるんじゃないかと思います。現在、民間の路線バスだけに頼らず、市としての交通体系ということで協議会で今検討いたしております。9月の中旬ごろ第3回目ということで協議会予定いたしておりますが、その段階では素案という形でまとめることができるのかなというふうに思っております。それをもちまして、今月下旬には説明会に回らせていただきたいというふうには思っております。



○議長(阿部巖) 以上で、19番、迫議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩といたします。再開は、14時5分といたします。

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜

            休憩 午後1時52分

            再開 午後2時5分

          〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。

 19番、迫議員の一般質問は終わっております。

 次に、15番、大久保議員の一般質問を受けます。大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) 15番、大久保です。通告のとおり2問の質問をいたします。

 第1は、アオサ腐敗による異臭対策と水に親しめる川についてであります。

 近年、アオサの異常発生で、福間、津屋崎の海岸でも環境にも悪影響を与えています。過去にも、永島議員ほか2名の議員が質問をしていますが、対策に手をこまねいているのが現状であると考えます。ことしも春先から発生し、津屋崎海岸の正直亭の前では、厚さ30cmから40cmにもなり、ウジがわき、腐敗臭を放ちました。このアオサは、海岸線から今川、在自川にも満潮時に海水の逆流により侵入し、干潮により取り残されたアオサが腐敗し、川沿いの住民に大変な不快感を与えています。アオサの流入防止対策を求めると同時に、親水川、水に親しめる川にしてほしいと思います。

 そこで、お尋ねをいたします。

 一つ、河口に水門などを設置し、海水の逆流防止策を講じるべきであります。

 二つ、当面、今川、在自川を川に親しめる川にして住民の憩える風景にしていただきたいと思います。2点、どのようにお考えでしょうか。

 第2の質問は、大江戸温泉物語の恋の浦開発の進捗状況と資源保護対策についてであります。

 6月議会では、現時点だがコテージ100棟程度の建設をし、黒川温泉風情の温泉保養施設を建設すると聞いている。具体的作業に入る時期は未定である。農漁業の被害対策についても、防止策の指導を検討したい等々、答弁を得ています。8月末現在では、恋の浦の桂化木地層のあるところ、一般の方は知らないと思いますが、桂化木の地層のあるところから創夢橋の下を通り、京泊の一部に通じる道路の設計準備や1軒ある井上さん宅の住宅付近、海のすぐそばにありますが、そこの旧ゴルフ場の跡でしょうか、手入れをされている草地に重機が入り、工事に取りかかる準備をしています。

 そこで、お尋ねをいたします。

 一つ、具体的な作業時期と全体開発構想はどのようなものでしょうか。広大な用地の中でどこに施設等の建設をするのでしょうか。

 二つ、除草剤の影響、海水調査などはなされたのでしょうか。

 三つ、施設の建設面積と同程度の植樹を熱望いたします。会社に要望をしていただきたいと思います。

 以上3点、どのようにお考えでしょうか。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 大久保議員の一般質問にお答えをします。

 アオサ腐敗による異臭対策と親水川についてでございます。

 議員ご質問のとおり、今川、在自川の河口におきましては、満潮時に海からさかのぼって流入したアオサの腐敗に伴う悪臭が発生しております。議員ご提案の井堰、フェンス、網等による逆流防止策は一時的には効果があると考えられます。長期的には、上流からの流失物が滞留し、新たな悪臭の発生が起こることが予測されます。また、過去において河川浄化の取り組みとして、土砂の流入による河口の閉塞を防止するための矢板の設置、川底にぐり石を敷きつめて、川底のくぼみに発生する滞留水の防止、EM菌や木炭による河川浄化に取り組んだ結果、両河川は以前と比較してかなり改善はしておりますが、まだ十分とは言えない状況にあります。この件に関しまして、抜本的な解決策が見当たらず、本市のみならず海岸線を有する近隣市町においても同様の状況にあるようであります。

 現在、市は下水道の整備に力を入れており、下水道の整備が完了すれば、河川の水質は大幅に改善されるものと考えております。早く両河川が住民の憩える川になるよう努力していきたいと考えております。

 なお、流入したアオサの処理につきましては、ご存じのとおりアオサは大量の砂や塩分が付着しているため、古賀清掃工場での焼却は炉を傷めるためにできません。このため県内外の処理可能な業者に処理を委託することを検討しております。運搬費用等が高額になるため、アオサの量や季節的な状況を見きわめながら対応を図っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) アオサがなくなるのが一番の解決策だと思いますが、残念ながらすぐになくならないと思います。それと、川に逆流して、もうご承知のように、もうにおいがそれが干潮のときに残ってにおいがひどくて、近くの住民が非常に苦しんでいます。それで、防止策としては、簡単に考えると水門などをつくって、そこでストップをすればアオサが流入防止できるんじゃないかと思います。それで、今一時的には効果があるけど、長期的に問題が発生するんだというようなことを今答弁がありましたですけどね、転倒型水門っていいますか、それにすれば問題はないんではないかと思います。川幅が広いから転倒型水門にしても建設費が大変だということもあると思いますがね、転倒型水門にすれば上流からの堆積物がたまるというようなことはないと思いますので、そこら辺の検討をぜひしていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 花田地域生活部長。



◎地域生活部長(花田徳茂) アオサの対策については、議員ご存じのように旧津屋崎町時代からも非常にいろいろ問題があっておりました。だんだん昔よりも正直亭側にアオサがたまってきだしているんではないかというふうに思っております。逆流をして、非常に周辺の住民の方々からにおいがひどいということでございます。

 転倒型水門というのは、ちょっと私の方どんなものかわかりませんので後で研究はいたしたいと思いますけども、現在のところ、やはり水門であるとかフェンス、矢板等の延長について、やはり一時的なものではないかということで、撤去ですか、アオサの撤去ということで今のところ考えております。

 議員もご存じのように、産業観光課の方でも予算を持っておりますし、うみがめ課の方でも予算を持っております。特に、うみがめ課の方はことし19年度に予算をつけていただきまして、それに対応したいということでございますけども、これがなかなか一般の処理場では処理ができないということもありまして、廃棄物の処理の専門業者が処理をしなければならないということで、運搬については筑紫環境保全センター、それから焼却につきましてはわざわざ山口県の萩市のジェムカというところに委託をいたしております。現在、10t車4台分、それから焼却にかなりお金がかかるんですけども、これに336万の予算をいただいて何とか撤去、それからアオサの廃棄ということで対応をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(阿部巖) 大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) アオサの撤去ということなんですが、これも毎年毎年アオサが逆流してきますから、毎年毎年撤去していかないかんと、それに多大なやっぱりお金もかかるということで、撤去してもらえばアオサがなくなって腐敗臭が近隣に広がらないということもありますけど、撤去の前にできるだけやっぱり逆流しないように、海側でとめるという方法が一番いいんではないかと思います。それで、転倒型水門をつければ、そこで逆流がストップされてアオサが進入してこないというふうに考えます。

 それと、水門があればある程度水深が深くなって、そこに魚等がやっぱり泳ぐということができますし、それで見た感じが市民の心も落ち着くというような川になると思いますから、できれば水門などつけていただきたいと思います。

 今川ですね、今川の出会い橋の上の方、海岸通りから上は大きな60cmぐらいのコイが何匹も泳いでいます。あそこは水深が五、六十cmあるみたいですね。だから、今川みたいに在自川も若干水深が五、六十cmになれば、コイなどが生活できる環境ができて、水に親しめる川になるんじゃないかと思います。

 それで、水門といっても大きな水門をつくるんでなくて、満潮時に海水が浸入しないというか、アオサが海水に乗って逆流をしないというような程度の水門ということなんですが、そこら辺をもう一度検討の方していただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。



○議長(阿部巖) 小田都市整備部長。



◎都市整備部長(小田達也) 転倒井堰を設置というご指摘でございます。基本的に、川の井堰については農業水路、用水関係も含めての井堰になるかと思ってますが、そういう水門、井堰を設けますと、基本的には大雨とかなった場合に井堰が自動的に倒れるという形の構造になっています。その逆の方向で建てたままというか逆の方向になりますので、例えば満潮になるから上げる、そういうことなりますと、だれかそこにおって常時管理というか、をしなければいけない形になろうかと思っています。基本的に井堰関係については、洪水とか含めての対応、それから農業用水の取水等での内容になろうかと思ってますが、その考えは市としては考えておりません。

 それから、在自川の親水ということでございますが、在自川については公共下水道、津屋崎浄化センターの方で高度処理水の事業を昨年度に終了しておりますが、この高度処理水を在自川の方にもポンプアップで放流をいたしております。日量的にはまだ入ってくる量が大きくありませんので、1,200tのうちの今のところ7割程度が在自川に高度処理水を流している状況ですので、公共下水がほかのところも含めて整備ができれば、在自川にもかなりの水量が戻ってきますし、きれいな川になろうかと思っています。

 以上です。



○議長(阿部巖) 大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) 旧津屋崎町の時代に、津屋崎には川という名前の川はあるんですが、川らしき川はないんですよね。川というよりももう溝ですよね。それで、津屋崎には川がないので、下水道が完備したら排水を上流に堤にあげて、それを循環するんだというような考え方というか計画がありました。それで、合併したわけなんですが、やっぱり放流水を循環をしてきれいな水を流すということを引き続き進めていっていただきたいと思います。

 それと、水門については、転倒型井堰といいますか、そういうことの検討もしていただきたいと思いますが、そういうことが実現するまでに何らかの方法を漁網といいますか、網で河口からアオサの侵入をストップさせる方法とかいろいろあると思いますから、いろいろ検討をしていただきたいと思います。

 それと、地元の方も「在自川をきれいにする会」というのがあります。それで、そういう方が清掃活動もしてますし、会合も開いていろいろ検討してます。それで、一緒になって検討して、きれいな在自川、今川にするために一緒になって進めていただきたいと思います。

 それと、何とかしてきれいにしたいということで、地元の方にいろいろ意見を聞きました。そしたら、そういう中で地元の方から手紙をいただきましたから、私が説明するよりも手紙の内容の方がわかりやすいと思いますから、ちょっと読みあげたいと思います。

  私たちは、海を始め自然が大好きなので、福岡市からことし3月下旬にこちらに引っ越しをしてきた夫婦です。こちらに来て間もなく妊娠が判明し、喜んでいたのもつかの間、つわりで何ものどを通らず、毎日吐いてばかりで苦しい中、あの川から異臭が漂い、ますますぐあいが悪化し、家にいることができませんでした。主人は、普通の人でも臭くてたまらないのに、においに敏感な人はと同情してくれました。こんなところなら福岡市にいた方がまだよかったと2人で話をしています。また、毎年この時期になると窓もあけられない、家にいられないような状態が続くと思うと、はっきり言って、この福津市にいつまでも住もうという気になりません。どうか水門の設置大賛成ですので、実現させてください。だれもが住みたいと思えるまちづくりを心から願っております。そして、未来のある子どもたちのためにも、よい環境をつくってください。よろしくお願いいたします。

この人は在自川の近く、三、四十m離れたところのアパートに住んでいる方なんですけどね、三、四十m離れてもやっぱりにおいがひどいとですね。そのにおいというのが、植物がただ単に腐ったんじゃなくて、化学臭といいますか、もう非常に鼻につくにおいなんですよね。それで、窓をあけていたら夏場なんか大変だということで、非常に周りの人が迷惑をしています。それで、できるだけアオサが逆流しないような方法を住民の方と一緒に考えていただきたいと思います。

 以上です。

 次の答弁をお願いします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 大江戸温泉物語の恋の浦開発の進捗状況と資源保護(農漁業)対策をということについてでございます。

 まず1点目でございますが、議員ご質問の作業時期、全体開発構想、施設の建設位置等については、さきの6月定例会の一般質問でも構想の一部をお答えしましたけども、現在の作業工程で申しますと、開発区域の変更届地域、いわゆる京泊地域の測量段階であり、建設位置等は未定という状況であります。今後、事業計画が示された段階におきまして、議会の全員協議会でご報告を申し上げたいと考えております。

 2点目の除草剤の影響、海水調査でございます。芝生、園地管理等の除草剤使用における海水汚染等のご質問であります。大江戸温泉物語の方へ管理状況等確認させましたところ、海水調査は行っていないと回答を得ております。今後の管理につきましては、水質調査を定期的に実施してもらうように申し入れをいたしております。

 3点目の施設の建設面積と同程度の植樹を熱望すると、会社に要望していただきたいということについてでございます。6月定例議会一般質問でも答弁申し上げましたように、日本風家屋の宿泊コテージの建築計画であり、景観を重視した建物配置というふうに聞き及んでおります。市といたしましても、伐採を極力避けていただき、植えかえ等の施行計画を要望したいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) 作業時期等については、今の段階でも未定ということなんですが、先ほど言いましたように建設が設計準備をしています。桂化木のあるところ、恋の浦の計画のあるところからずっと細い道があります。井上さん宅のところですかね、京泊の、そこの道路をずっとテープなんか張ったり、そういうことをしています。それと、京泊の海のすぐ近くに草地があるんですが、ゴルフ場の跡なんでしょうかね、そこにパワーシャベルが入ってもういつでも動けるような体制をとっています。それで、今から工事が進むんだと思いますから、ぜひ早目に市の方としてもどの範囲でどの近くにいろいろコテージなどを建てるのかをつかんでいただきたいと思います。

 特に、漁師さんが心配をしています。余り海のところに建てられたら、漁の関係がありますからね。それと、木を切られると木がだんだん少なくなるということになると、やっぱり産卵地がない、魚が育つところがない、魚がとれないというようなことで非常に心配してますから、ぜひ早く情報をつかんで対策をとっていただきたいと思います。

 それで、京泊のところ、小さな湾があるんですけどね、やっぱりあそこはうっすらとヘドロがずっとありますね。やっぱり上から流れてきたんでしょう。前の城山観光の広大な敷地から、そこは更地になってますから、そこから流れてきた関係で、森林がなくてうっすらとヘドロがたまって魚が産卵できないような状況になっています。

 私は、今度の8月に恋の浦海岸から京泊まで藻が少ないということを漁師さんが言ってましたから、潜ってみました。1週間ぐらいかけて。恋の浦海岸寄りの京泊の方は、藻がかなりあります。ところが、やっぱり京泊の例の恋の浦の旧城山観光の下の方になると、もう藻がほとんどないですね。うっすらとヘドロがあるというふうなことで。そして、ビナなんかもおるんですが、ビナがうっすらとヘドロをかぶっていると。ちょっと離れたところは大きなビナがおって、そのビナの殻といいますか、そこに藻がついているんですけどね、小さなね。ところが、やっぱり恋の浦の下の方は、そういうことで魚が育たないような環境になっていると思います。

 それで、ぜひ先ほど市長の答弁がありましたように、100棟程度のコテージをつくるのはいいんですが、その程度のやっぱり森を回復をしてもらいたいと思います。それで、ぜひ申し出をまたしていただきたいと思います。

 それと、除草剤の件なんですが、海水の調査の件ですが、この前漁師さんから聞いたら、何か市役所の人が船で京泊の方に行ってたよと、そのようなことを聞いたもんですから、いやに早く海水の検査をしているなと思いましたら、何か魚釣りに行っていたそうで、そういうことで漁師さんも勘違いしたんでしょうが、海水の調査ですね、これはできたら市役所の方でも大江戸温泉物語に依頼するだけじゃなくて、市役所の方でも事前に海水の調査をすべきではないかと。それと、漁協自身でも海水の水質調査ですね、これをするようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(阿部巖) 吉田総合政策部長。



◎総合政策部長(吉田安廣) 海水の調査につきましては、改めてまた大江戸さんの方には申し入れを行っております。それについては前向きなご返事をいただいております。

 いずれそれぞれ具体的なことをご提言されましたけども、測量につきましても大体ほぼもう終わりに近づいているということを伺っておりますので、県に対するいろんな手続等々を進められるんではないかなと。その中で市に対しても計画が示されると思いますので、そういった中で協議を進めてまいりたいというふうには思っております。



○議長(阿部巖) 大久保議員。



◆15番(大久保三喜男) そういうことで、大江戸温泉物語が開発することに反対をする立場ではないんですが、ぜひ同じ開発をするならば、市民の方に喜ばれる、地元の方に喜ばれるような開発をしていただいて、一番やっぱりお願いしたいことは、除草剤等を使わずにきれいな海にしていただきたいと。それと、建物を建ててもその分木を植えていただきたいと、そして森をつくっていただきたいと、そのことを熱望いたします。そういうことを大江戸温泉物語にも市の方として要求をしていただきたいと思います。

 以上で、質問を終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、15番、大久保議員の一般質問を終わります。

 次に、3番、山本議員の一般質問を受けます。山本議員。



◆3番(山本清) 3番、山本です。通告に従いまして、子どもの携帯電話の所持の実態について質問いたします。

 私としましては、小学校の間は携帯電話は必要ないのではないかと考えておりますが、2006年の調査結果によりますと、自分専用の携帯電話を持っている児童生徒の割合は5年生で14%、6年生で約22%、中学1年生で38%と報告されております。今後ますます子どもの携帯電話利用は増加していくと考えられます。子どもたちがインターネットによる犯罪被害などに巻き込まれるケースがふえてくると考えておりますが、そのような現状をどのように考えておられるか、?の携帯電話利用についてお聞きしたいと思います。

 2番目、文部科学省では、携帯電話のインターネット利用に際しての留意点やトラブル、犯罪被害の例、対応方法のアドバイスなどを盛り込んだ子ども向けのリーフレットを作成しまして、全国の小学校6年生全員に19年度の2月に市町村の教育委員会から配布されていると聞き及んでおります。半年になりますが、本市における学校、PTAの対応についてお聞きしたいと思います。

 3番目は、このような対応を他の県はどういうふうな取り組み方をしているか、調査されていれば報告をお願いしたいと思います。

 携帯電話におけるフィルタリングは、インターネット上の有害情報から守る有効な対策の一つです。本市におけるフィルタリングの普及促進について、4番目に?で質問いたします。



○議長(阿部巖) 市長。



◎市長(池浦順文) 山本議員の一般質問にお答えをいたします。

 携帯電話の利用についての市の考え方でございます。

 携帯電話は、通話機能を始めカメラ、メール、インターネット、テレビ、ゲーム、音楽など多機能を備えています。情報化社会においては、非常に便利なものであります。その反面、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的なサイトや自殺サイト等々、有害な情報も含まれております。利用する人が正しい情報を選択し、有効に利用することが求められています。子どもが好奇心や興味本位で有害な情報にアクセス、事件に巻き込まれたり、個人情報の悪用などにつながったりするケースが報道されています。2006年調べでは、中学生5割、小学生1割が所持しているとの調査結果が報告されています。さらに増加傾向にあるというふうに言われております。子どもが携帯電話を購入するには、親の同意が必要であります。携帯電話を適切に利用するためのモラルやマナー、ルールなどについて、親子で話し合い、学び合うことが必要だと考えております。

 2点目以降につきましては、教育委員会の方から答弁をお願いします。



○議長(阿部巖) 白石教育長。



◎教育長(白石哲雄) 2番目、3番目、4番目については、教育委員会の方から答弁をさせていただきます。

 携帯電話の所持に関する学校やPTAの反応と対応につきましては、基本的には携帯電話の学校への持ち込みは禁止としております。ただし、緊急に連絡を取り合ったりするなどの特別な事情で保護者から要請があった場合については、担任や校長の許可を得れば持ち込みができるという措置をとっております。PTAにもその方針を理解していただいておりますが、市内の小・中学校では昨年度PTAが主催して携帯電話についての研修会を実施している学校もございます。

 本市につきましては、福津市情報教育推進協議会という組織を各学校代表者を集めて組織を持っております。この中で本年8月24日に中学校3校、コンピューター及び携帯電話についての研修会を持っております。来年度について小学校を対象に研修会を持つようにしておりますけども、今後のことについてはまた後でもしご質問がありましたらお答えしたいと思います。

 3番目でございますが、他の県の取り組みについては、ほとんどの県や学校は原則として持ち込み禁止の措置をとっております。そのうち鹿児島県におきましては、県の教育委員会が携帯電話の指導について、教職員の共通理解の必要性や児童生徒への指導、保護者への啓発の仕方などを各学校に示しております。また、PTA連合会が平成16年に携帯電話に関する緊急アピールを発信し、保護者と一体となった取り組みがなされているようでございます。東京都墨田区の中学校PTA連絡協議会では、保護者を対象に携帯電話に関するアンケート調査を実施して実態を把握し、指導に役立てるという取り組みもなされております。

 本市でも現在、学校と家庭、地域とが一体的に子どもを育てる仕組みづくりを進めておりますが、このようなPTAや地域の主体的な取り組みも大切であると考えております。

 4番目でございますが、本市におけるフィルタリングの普及促進についても、各学校がPTA総会や例会などの場において、保護者に対して責任を持って提言できるように働きかけていきたいと思います。市としてフィルタリングの促進についてという形では取り組んでおりませんけども、それぞれの学校で国から示された情報モラル指導実践等におけるガイドブックとか、それから県からの指導を受けて、それぞれの学校でフィルタリングに対する親に対する啓発活動なども各学校独自に行われております。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 山本議員。



◆3番(山本清) 今、教育長の方から説明ございましたが、私、市内の学校をちょっと回らせていただきまして情報を聞いたわけですが、やはり教育長が申されるように学校に携帯は持ってこないということで、余り積極的な指導はやっていらっしゃらない雰囲気がございました。そういうふうに私は聞いております。学校の一部では、家庭に文部省からの書類を送って注意をなされている学校もございます。それと、やはり子どもたちがどれくらい携帯電話を持っているかと調査された学校もございました。それで、子どもたちに聞きますと、メールを交換している子どももおるということで、親御さんを呼んで子どもと一緒にやはり正しいメールの仕方等を話し合ったという学校もございましたけど、全般的にはまだ積極的にフィルタリングをやっているというような回答の学校は少なかったように記憶しております。宗像市の方にも2校ちょっと先生を知っておりましたので聞きに回ったのですけど、余り変わらない対応の状況でした。

 私は、やはりこういうものは市の方で積極的にフィルタリングをやって、教育長も言われましたように、保護者に積極的に説明する必要があると思います。そういう観点から申しますと、やはりせっかく総務省のリーフレットが2枚配布されておりますので、それに詳しく書いてございます。そういうことをやはり市として地域の親御さんにPRするのも一つの大切なことだと考えております。そういうことで、やはりもう少しどこの部署でも構いませんけど、学校、PTAへの方に積極的にPRをしていただく方がよろしいかと思います。



○議長(阿部巖) 回答ですね。教育長。



◎教育長(白石哲雄) 先ほどちょっと触れましたけども、文部科学省の方からすべての先生のために情報モラル指導実践キックオフガイドという小冊子が各学校それぞれの先生方に配布をされております。この内容につきましては、情報モラル教育の必要性と指導カリキュラム、これならできる情報モラル指導実践例、そして指導に使える役立ち資料集というような内容でございまして、カリキュラムにつきましては、いわゆる小学校の1・2年生対象にはどういう内容で、3・4年生に、それから5・6年生対象、中学校、高校というような指導内容についてカリキュラムが添付をされておりまして、指導に生かしてほしいという内容で、それぞれの先生方に配布がなされております。

 それからもう一つ、文部科学省の方からは、携帯電話におけるフィルタリング普及啓発のポスター等の配布についてという文書が文部科学省のスポーツ青少年局青少年課の方から、各学校に夏休み前にフィルタリング普及啓発のポスターが配布をされて、各学校に掲示をされておりました。この点についても一応確認をしておるところでございます。

 それから、県の教育委員会では、長期休業期間中の生徒指導についてという、これは毎年夏休み前、それから冬休み前に冊子が配布をなされておりまして、その中にも携帯電話にかかわる指導する内容が細かく記載をされておりまして、それに基づいて各学校で指導がなされているというふうに考えております。

 山本議員が行かれた学校でございますけども、こういう内容を受けて学校便りで早速保護者あてにパソコンや携帯電話の利用について、被害者にも加害者にもならないために家庭のルールをという内容で学校通信を保護者あてに出しております。その内容は、インターネットを接続する場合は有害サイトにつながらないように設定をしておく。セキュリティーのレベルを上げるとか、フィルタリングソフトの件について、それからどのような使い方をしているか親がしっかり把握をしておきなさいと、それから家庭でのルールについて、履歴等の問題等についてもかなり詳しく保護者あてに、携帯電話それからパソコンの使い方についての指導がなされているようでございますけども、先ほど申しましたように市としてこういう内容でというふうなところでの統一したことについては、こういうような情報が有効に活用されているかどうかということも含めて、次回の校長会に議題として取り上げるようにしております。この校長研修会の中で、この情報をしっかりと生かして、子どもたちに有害な情報から子どもたちを守るための指導を少しでも徹底をさせていきたいというふうに考えているところでございます。

 国の方でも、この問題については大変緊急の問題であるということから、協議会を立ち上げてというような情報が、けさちょうど朝NHKで報道がなされていたんですけど、私細かな内容についてはちょっとメモしておりませんでした。その内容についてちょうど花田地域生活部長の方がその情報をメモして持っておりましたので、その件について報告してもらいたいと思います。

 以上でございます。



○議長(阿部巖) 花田部長。



◎地域生活部長(花田徳茂) 実は、きょうの朝のあれは7時からのNHKのニュースの中で、この問題が取り上げられておりました。特に、携帯電話の有害サイトに対してなんですけども、政府といたしましては、子どもの性犯罪ですか、それに巻き込まれるケースが非常に多いということと、それから暴力事件に巻き込まれることがふえているので、早急に何とかしなければならないと。ただ、なかなかフィルタリングが余り利用されてないんで、このことを協議するために協議会を設置したと。メンバーなんですけども、文部科学省、それから総務省、それから大学の先生方、それから通信会社とネット接続の会社等で協議会を早急に立ち上げて、フィルタリングの機能の強化であるとか、ほかに何か対応策がないか、そういったことを早急に検討をして、できるだけ早い、ことし中ということだと思いますけども、ある程度の結論を出したいというふうな報道があっておりました。

 以上です。



○議長(阿部巖) 山本議員。



◆3番(山本清) 3番目の取り組みについての情報ですが、私もちょっと調べたところによりますと、教育長の方は鹿児島の件を説明していただきましたが、福井県ではバーチャル社会の弊害から子どもを守る福井県連合会の開催、東京都は携帯電話の有害情報から子どもを守る大作戦ということで開催されております。長崎県では、フィルタリングの推進啓発のための店頭用のミニのぼり、これは携帯電話の業者と両方でつくって販売しているところに掲載しているという状況で、親御さんなんかにもフィルタリングの説明をされている。熊本県では、中学生の携帯電話利用を考えるシンポジウムを開催している。やはりいろんなことを調べますと、学校主体よりも行政主体の方が多いように私は思いますので、やはり市長もいつも子どもたちが安心・安全ということから考えますと、やはり携帯電話を安心して使えるような体制をやはりとるのも、大人の役目じゃないかと考えておりますので、ぜひ行政の方もかなり詳しい資料もあちこちから入っておりますから、ひとつまとめていただいて、地域のいろんな今郷づくりなりいろんな形で大人の会合もありますし、それから地域のPTAの会合、そういういろんな会合の機会を設けられたときに、チラシなりを配っていただきまして、理解していただくのも一つの方法じゃないかと考えておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 4番目の質問ですが、やはりフィルタリング普及促進については、学校関係、保護者始め住民に対する啓発活動を取り組む必要が大切ではないか。自治体、事業者、関係団体等がより一層密にして、地域におけるさまざまな機会を利用して保護者、子どもへの働きかけが大切だというふうに言われておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それと、小学校の高学年から中学校に入る時期に一番携帯電話を持つ子が多いというふうに報告されておりますので、福津市の指導委員会で小学校の入学の親御さん、中学の入学の親御さんに、指導委員会からちょっと報告、いろんな生活面での報告を毎年やっております。教育委員会の方から資料が提供されれば、指導委員会が学校に入学時の親御さんに説明するときに、またそういう資料があれば説明できますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(阿部巖) 山本議員、その対応ですか。



◆3番(山本清) はい。できましたら、私が再々申し上げてますように、資料が十分そろっていると思いますので、まとめていただいて、地域の方が理解できますような体制をとっていただけるかと。よろしくお願いします。



○議長(阿部巖) それでは、楠田教育部長。



◎教育部長(楠田元明) 今の提言でございますけれども、市民向けあるいは生徒向け、保護者向け、わかりやすいチラシをつくりまして、例えば学校で今言われましたように、中学1年に入学したときに携帯を買い与えるという例が多いということでございますので、入学式と子ども、それから保護者に携帯のフィルタリング等についての重点的な説明あるいは話し合い、そういったものを持ちたいと思っております。



○議長(阿部巖) 山本議員。



◆3番(山本清) よろしくお願いいたします。

 最後になりますけど、6月の一般質問のときに許斐山の登山道の調査と整備ということでお願いしたら、早速きれいにしていただきまして、神興東校区の歩こう会の皆様、地域の登山の愛好者の方も非常に喜んでいただいていますので、一応報告をさせていただきます。

 これで私の質問は終わります。



○議長(阿部巖) 以上で、3番、山本議員の一般質問を終わります。

 本日、予定されました議事日程はすべて終了いたしましたので、本日はこれにて散会といたします。

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            散会 午後2時53分