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福岡県 田川市

平成23年第5回定例会(第3日12月 9日)




平成23年第5回定例会(第3日12月 9日)





         平成23年12月9日(金)





           (第  3  日)














平成23年田川市議会定例会会議録


第5回


 



          平成23年12月9日 午前10時00分開会





出席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


   1番   ? 瀬 春 美       10番   石 松 和 幸


   2番   金 子 和 智       11番   植 木 康 太


   3番   柿 田 孝 子       12番   星 野 一 広


   4番   佐 藤 俊 一       13番   加 藤 秀 彦


   5番   尾 ? 行 人       14番   吉 岡 恭 利


   6番   梅 林   史       15番   陸 田 孝 則


   7番   二 場 公 人       17番   田 丸 雅 美


   8番   佐々木   允       18番   小 林 義 憲


   9番   香 月 隆 一       20番   竹 内 徹 夫





欠席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


  16番   古 木 英 憲       19番   北 山 隆 之








地方自治法第121条により出席した者   事務局出席職員氏名


 市長         伊 藤 信 勝    局長      阿 納   勲


 副市長        松 岡 博 文    次長      金 子 正 人


 教育長        尾 垣 有 三    局長補佐    河 端   太


 病院事業管理者    齋 藤 貴 生    主任      森 山   章


 行政改革推進室長   家 高 正 憲    主任      楠 木 伸 彦


 総務部長       犬 丸 哲 男


 市民生活部長     丸 谷 芳 昭


 産業振興部長     坂 本 美八男


 都市整備部長     吉 井 啓 介


 病院局長       前 田 秀 徳


 市立病院事務局長   松 村 安 洋


 教育部長       万 田 龍 生


 総合政策課長     大 峯 哲 男


 総務課長       日 野 俊 信


 会計管理者      藤 本 光 一


 水道課長       後 藤 文 夫


 健康福祉課長     斉 藤 信 宏


 人権・同和対策課長  平 岡 裕 章


 男女共同参画推進室長 立 田 昌 子


 学校教育課長     光 井 敬 夫


 教育総務課長     山 本 一 人


 子育て支援課長    丸 山 一 仁


 商工観光課長     谷 奥 京 子








      平成23年(第5回)田川市議会12月定例会議事日程第3号





                       平成23年12月9日午前10時開議





第 1 一般質問


第 2 議案第64号 平成23年度田川市一般会計補正予算








               本日の会議に付した事件





第 1 一般質問


第 2 議案第64号 平成23年度田川市一般会計補正予算


第 3 議案の訂正について [議案第45号 平成23年度田川市一般会計補正予算]








                              (開議10時00分)


○議長(?瀬 春美 君)


 どなたもおはようございます。


 議員定数20名のうち、ただいま出席議員は18名であります。よって、本会議は成立いたしました。


 会議規則第2条の規定により、本日の会議に欠席届のあった議員は古木英憲議員、北山隆之議員の2名であります。


 これより直ちに会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元配付のとおりでありますので御了承願います。


 日程第1「一般質問」を行います。


 一般質問につきましては、昨日も述べましたとおり、質問時間は答弁を含め原則として1時間程度といたします。質問はわかりやすく、執行部の答弁も質問の要旨を理解し明確にお願いいたします。


 これより順次質問を許します。7番柿田孝子議員。(拍手)


○議員(柿田 孝子 君)


 皆さん、おはようございます。日本共産党柿田孝子でございます。通告に従いまして個人質問をいたします。本日は障害者施策について、本市の男女共同参画について、そして、各種ワクチン、妊産婦健診について、3点についての質問をいたします。よろしくお願いいたします。


 まず初めに、田川障害福祉計画第2期の総括についてお尋ねをいたします。


 平成19年3月に障害者施策の基本的方向を定める田川市障害者福祉基本計画と、障害福祉サービスの確保に関する田川市障害福祉計画を一体に作成し、障害のある方もない方もお互いに地域で支え合い、ともに生きるまちづくりを基本理念に、各種の障害福祉施策が講じられてきました。平成18年の障害者自立支援法の施行から3年が経過する中で、田川市障害福祉計画を見直した第2期の計画が今年度で終わろうとしています。


 そこでお尋ねをいたします。評価委員会の中に利用されている当事者は含まれて評価をされているのかお尋ねをいたします。もう1点は、田川市障害者福祉の計画の中で、オストメイト対応トイレや多目的トイレの説明がなされているが、広さや高さなど評価されているのか、実際に車いすに座って検証をされたのかどうか、また、要望や意見等は特にありませんでしたと書いてありますが、この件についてお尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 お答え申し上げます。まず、第1点目の評価の点でございます。現在この評価につきましては、市民生活部所管の計画評価委員会の中で年1回、これは外部委員にも入っていただきまして、進捗状況等についての評価をいただいております。具体的な評価の流れは、計画中の全事業について効果、問題点等自己評価をいたしまして、今後の方向性、改善内容について委員から意見をいただいております。そして、この評価結果を委員から市長に報告をしていただいておるところでございます。


 また、今年度、平成24年度からの3年計画としまして、第3期障害者福祉計画を策定いたします。策定に当たりましては、当事者、家族、施設職員、医師、その他障害のある方に直接かかわっている方に策定委員をお願いをする予定でございます。この中で、第3期の策定委員会の中で、第2期の総括も行うことといたしております。当然、第2期も入っていただいておりましたが、当事者あるいはその関係の方々に入っていただいて評価を行っているところでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 柿田議員の御質問の中で、オストメイトが第2期の中に入っていないということでございましたけれど、第2期に確かに入っておりません。この件につきまして、今度の3期の中で検討していこうと思っております。それから先ほどのうちの部長が述べました福祉部所管評価委員会の中で、このオストメイトの件について評価をいただいております。議論をいただいておりますので、そういったことも含めまして、次の計画の中で検討していきたいというふうに思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 今回の評価委員会の中には、当事者がおられたかどうかについてはお答えをされていないかなと思いました。3期については当事者を入れていかれるというふうにお答えされましたが。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 2期の中にも当然入っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 それは何名ぐらい入られていますか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 障害を持っておられる方と障害者の団体のほうから2名入っていただいております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 田川市障害福祉計画のほうでは、日中一時支援事業を利用している保護者とか入って評価をされているかどうか、もう1点は、タクシー料金助成事業を評価をされていますが、この評価をされるときも、タクシー券を使った方が評価に加われているかどうかをお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 福祉部の評価委員会の中に、今ちょっと名簿を探しているんですが、たしか入っていたと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 日中一時ショートのほうのお母さんも入られていたというふうに確認をしてよろしいですか。それはわかります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 日中一時を利用されている方は入っておりません。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 次回から、日中一時ショートを利用されているお母さんと、要するにこの事業を利用されている方が評価の中に今後は入っていただかないと、正しい評価ができないと思いますので、ぜひそういうふうにしていっていただきたいと思います。障害がある人の生活の実態と要求に見合った支援が行われているかどうか、そこを評価すべきだし、このことを3期の計画に私は反映させるべきだと思いますので、要望をしておきます。


 次に、福祉サービスの見直しについてお尋ねをいたします。


 タクシー料金助成事業の目的をまずお尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 タクシー事業の目的なんですが、タクシー事業、これはタクシーの料金を一部助成することによりまして、日常生活の利便といいますか、社会生活、そういった分の拡大を少しでも図ろうと、それによりまして、在宅福祉の関係についての増進を図っていくということを目的としてタクシー券を配付しております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 このタクシー券を年度の途中でタクシー券をとりにいくと、タクシー券の発行枚数が減らされております。その理由についてお尋ねをしたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 確かにそういうお声がございますので、その点につきまして、こちらのほうで再度検討をして、なるべく御希望に沿ったところで配付できるようにしたいというふうに考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 1年間に配付される枚数は24枚です。月に2枚しか使えません。それを年度の途中でもらいにいくと、2枚掛けることの残りの月数で掛けられるわけですね。今のタクシー券の目的を聞きますと、日常生活及び通院等の利便性と社会活動の範囲の拡大を図り、もって在宅福祉の増進に資することを目的とするというふうに、私の手元にある実施要綱には書いてあります。遅くなってとりにいくと減らされるということは、外出を、そして社会に出ていく機会を狭まれるし抑制につながります。ぜひ、減らすことなく、まだまだ1枚500円でありますが、もっと料金をふやしてほしいという要望がありますので、ぜひ拡充を要望したいと思いますので、よろしくお願いいたします。その件についてどのようにお考えでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 現在、対象者を身体障害者手帳の1・2級、療育手帳A判定、精神保健福祉手帳1級を所持している方で、かつ低所得の方を対象としております。また、自動車税の減免手続をされている外出手段のある方は対象除外としているところでございます。タクシーの利用頻度が高く、現在の交付枚数では足りない方もいらっしゃると思いますけれども、障害の種類によっては増量することは、個々の事情も異なることから難しいと考えております。また、全体の枚数を増量することは、これまでの見直しの経緯、あるいは本市の財政状況等から、現段階では若干難しいという状況でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 財政的に厳しいかもしれませんが、障害のある方、高齢者の方が外に出る機会をふやすためにも、ぜひ検討をしていただきたいと思います。先日、鎮西校区で第5次総合計画の説明会がありました。そこでもタクシー券が少ないのでふやしてほしいという要望があっておりました。ぜひ、この件については前向きに検討をしていただきたいと思います。前向きに検討していただけますか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 検討させていただきます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 ありがとうございました。前向きな答弁ありがとうございました。


 次に、緊急通報についてお尋ねをいたします。


 緊急通報が設置できる要件は、これまで65歳以上、または18歳以上の身体障害者1・2級に該当する人、または心臓疾患、脳血管疾患等のために通常に注意を要する人となっておりました。以前からも私は在宅酸素の人や発作のある人には、緊急通報をつけるべきではないかと要望をしておりました。また、先日の決算委員会の中でも要望しておりましたが、どのように検討されましたでしょうか、お尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 議員から御要望がありました対象者の拡大の件でございます。これ今、心臓疾患、脳血管疾患患者の方に限定をしておりましたが、これに限定することなく、医師の診断等を参考にしまして、総合的に判断することに改めております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 ということは、医師の診断のいかんということで、幅広く設置ができるというふうにとらえてよろしいですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 議員のおっしゃったとおりでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 できればもっと具体的に今後明示していただければ、あいまいでは相談にいったときに、これには該当しませんねとか言われるので、ぜひこの点も整理をしていただければと思います。要望しておきます。


 次に、障害者福祉計画第3期計画策定についてお尋ねをいたします。


 平成24年より田川障害福祉計画第3期を策定されるに当たって、策定メンバーにはぜひ障害のある方、当事者を含めた委員会を立ち上げてほしいと思いますが、先ほど少し述べていただいたと思いますが、済みませんが、もう一度お答えをしていただきたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 お答えいたします。策定に当たりましては、当事者や家族、それから施設の職員、医師、その他障害のある方に直接かかわっている方を委員とした策定委員会で意見を聞くことといたしております。第2期計画策定の際に行いました当事者や当事者団体、施設、事業所に対してのヒアリング調査でいただいた貴重な御意見も、この第3期の計画に反映することといたしておりまして、当事者の意見は十分この中で反映をさせていただきたいと考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 当事者を入れていただくということですが、できれば当事者の方を精神の方、知的の方、身体の方、それぞれの方を入れていただくと、もっと第3期が中身が具体的になるのではないかと思いますので、その点を要望をしておきます。


 障害者自立支援法で障害者福祉計画は十分な当事者がいないなどから問題がいろいろな議題が指摘されてきました。第3期はぜひ当事者を含めた、私たち抜きに私たちのことを決めないでということを念頭に置いて、審議会の設置をしていただきたいと要望をしておきます。


 最近では、とても火災が多く、先日も亡くなるというとても悲しい事件がありました。特に障害のある人や高齢者など、台所の火がとても気になるところです。大阪府では65歳以上のひとり暮らしの高齢者に、日常生活に必要な用具の自動消火器やIH調理器等の給付など行われております。本市もぜひ検討をしていただきたいと思いますが、この件についてお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 さきの鎮西団地の火災で、今回お亡くなりになりました高齢者の方には、心から御冥福を申し上げる次第でございます。火災の原因が何だったのかという究明と同時に、火災があったときに、本当にその方が消火作業に当たられるかどうかということも、これは短なる給付だけでは、私は解決できる問題ではないと思っております。そういうことから、高齢者の安全安心のまちづくりをするためには、いかに地域の皆さんと連携をとった活動がされるかということが私は重要ではないかなと。そういう意味で、今、安全安心まちづくりの中には、地域コミュニティの強化ということで取り組みをさせていただいております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 地域の方との活動、連携、それも大事と思いますが、高齢者の方とか障害のある方、調理をしていて、そで口に火がついたり、そういうこともあって、火災になって命を落とすということもありますので、今、IHの電磁調理器ですね、そういうのを使うと火を使うことがありませんので、家族の方も安心しておれるかなと思いますので、ぜひ、今後は財政的に厳しいと思いますが、そういうことも検討をしていただきたいと思います。


 また、先日の鎮西校区での第5次総合計画の中で説明会で出された意見ですが、視覚障害者の方が、個別にごみ出しをしてほしいという意見が出ておりました。私も実際にあるかどうかを調べてみましたが、愛知県の刈谷市で個別にごみ出しをやっている市もあります。ここは直営で経営をしていて、そこの市の職員がごみ出し毎週水曜と決めて、その日を職員がごみ出しをしてほしというところに、個別のごみを回収をして回っているということです。この方は、要望された方は視覚障害のある方でした。ぜひこういうことも田川市としては必要ではないかと思いますので、個別のごみ出し、市の職員が無理であれば、地域の方と連携をして、この方には毎週1回、ごみ出しがあるのでとりにいってください、そのごみが出ていなければ、この方の安否をするということも刈谷市ではやっているということでしたので、このごみ出しについても、市として取り組んでいくべきではないかと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思いますが、この件についてお答えをお願いいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 今、議員からお話がありましたように、本市も今、直営で清掃業務をやっておりますが、まさに直営のよさを発揮するためには、そういうことが必要ではないかと思っております。今、現段階でも健康福祉課のほうに相談があった場合は、健康福祉課のほうから環境対策のほうに連絡をとりまして、極力もう個別で収集をするという体制もとっております。今後もこういうことをやっぱりやっていって、直営のよさを発揮していきたいと考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 今後高齢化もしてきます。障害のある方は特に、このとき私も感じたんですけども、障害のある方って本当にこういうときも困るんだなと実感をいたしましたので、ぜひこの件については今後も要望や相談があったときには丁寧に乗っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 そしてまた、総務文教委員会で富山市に視察に行きました。そのときの封筒を見ましたら、富山市の封筒ですけども、ここに点字を打ってあったんですね。富山市役所というふうに、ここには書いてあるそうなんですけども、点字で丁寧に書いてあるんですね。田川市も視覚障害者の方が二百数名おられるっていうふうに、お尋ねしたら、調査をいたしましたらおられましたので、ぜひ田川市もこういったところに、なかなか気づかないんですけども、点字を打ってあるというのは本当に親切な心遣いだなというふうに思いましたので、田川市も細かいことではありますが、視覚障害者の方への心配りを、ぜひ今後、検討していただければと思います。窓口に来られたときに、言葉でしゃべることだけが視覚障害の方の頼りなんですね。もし、要綱とか、例えばいろいろな説明資料があるときには、前もって点字ブロックで打ってあげるとか、そういったことも今後していただき、福祉の心がある田川市というふうに言われるように頑張っていただきたいなと思いますので、この件を要望をしておきます。


 今後、田川市としてこういった細かいことをやっていただきたいなと思いますが、この件について、答弁をお願いいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(斉藤 信宏 君)


 その点字の件につきまして、私ども検討いたしまして、実際、目の不自由な方にお聞きいたしました。私どもが送っているときにつきましては、事前に御連絡を申し上げて、こんなの送りますよと。また、今は目の不自由な方もヘルパーさんといらっしゃいますので、特に点字でする必要はない。あと、点字で最初全部にしますと、全部にできればいいんですけど、なかなかそうはいかないんで、個別にしようかという話を社会福祉協議会のボランティアさんのほうに御相談申し上げました。希望があればいつでも点字を打ってあげるということなので、希望のある方についてはそういうシートをいただいて、封筒にお張りして、田川市ですよというふうな形の分について御連絡はするようには準備はしております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 わかりました。丁寧な対応をしていただいているということで、ありがとうございます。


 それでは、次に移ります。


 本市の男女共同参画についてお尋ねをいたします。


 男女共同参画社会とは、男女の人権がひとしく尊重され、男性も女性も政治、職場、家庭、地域など、あらゆる場面で平等に権利を持ち、利益も責任も平等に分かち合うことができる社会を言います。このような社会を実現するには、あらゆる分野において性差にとらわれず、男女一人一人の個性を認めた上で、計画、決定、実施においてお互いに力を合わせてかかわっていく必要があります。単に参加ではなく、参画していくことが重要です。田川市において、今のたがわ21女性会議の皆さんが、1987年、女性問題懇話会、女性問題にかかわる市長の諮問機関の設置と女性センターの設立を市議会に請願され、その後、滝井市長に女性総合窓口の設置、女性問題懇談会の設置、市民の女性問題に関する意識調査など要請行動し、大変苦労し、実現させてきました。運動の長年の歴史的背景があります。現在、市民会館にある男女共同参画センターや男女共同参画推進室が現在存在し、今日、田川市の男女共同参画の実現に向けた取り組みが進められてきたと私は考えます。


 そこで、今回の教育庁舎の耐震診断の予算削減の議案が出されましたが、この件はいつからどこで議論されてきたのか、まずお尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 お答えいたします。田川市男女共同参画センターは、田川市の男女共同参画推進条例に基づきまして、田川市民会館に設置されております。また、男女共同参画の推進に関する取り組み等の支援のために市民会館内の会議室、研修室、相談室等として同センターが使用することを認めております。市民会館は中央公民館と勤労青少年ホームとの二つの建物で構成されておりまして、今回、厚生労働省が勤労青少年ホームの目的外使用について法律を緩和したことなどによりまして、同ホームを中央公民館として転用することに伴い、より柔軟に


 (「ちょっと控えてもらっていいですか。済みません、いつから議論が始まったかということについてお尋ねをしているので、その件だけで構いません」と呼ぶ声あり)


 平成18年度以降に、緊急課題検討委員会というところに教育庁舎の老朽化・耐震化の問題で検討委員会に、緊急課題のほうで検討いたしております。その前に、庁舎自体の耐震問題等出ましたので、その移転先についていろいろ検討した結果、その緊急課題に図って検討しております。教育委員会としましては、その当時、その移転問題については協議をいたしております。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 ちょっと理解できなかったんですけども、平成18年から検討されたというふうに今とらえましたけど、もう一度済みません、わかりやすく、いつからこの件について話し合いをされてきたのかをお尋ねをしたいと、いつからだけで構いません。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 本格的な検討は、緊急課題検討委員会に乗せるときでございますので、約2年前でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 では、2年前から移転については話し合いを緊急課題検討委員会で話し合いをされてきたということですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 船尾小学校の学校が閉校になった関係で、その利用等の絡みで、教育庁舎もそこに移転をしたい、できるだろうかとか、その活用とか、そういう関係で協議しまして、市長部局の緊急課題のほうに上がった次第でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 具体的に移転が決まったのは、教育委員会事務局で話し合いをされたんではないかと思いますが、その点についてお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 具体的結論に至ったのは、今年度でございます。先ほど申しましたように、厚生労働省の目的外使用の緩和が出されたことによりまして、今年の7月以降、8月以降でございましたが、そのことによりまして、中央公民館として転用することができますので、幅広く柔軟に活用できることが出ておりましたので、その関係で教育庁舎を市民会館のほうに移したいと、そういうことで結論が至っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 では、8月ぐらいから議論をされてきたというふうにとらえてよろしいですか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 結構でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 では、8月ぐらいから具体的に検討をしてこられたということでしたが、そのときに具体的な話し合いをされる中で、どういった課が、例えば教育委員会と行革が入っているとか、どういった課が入って具体的に話し合いをされてきましたか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 教育委員会所管の学校教育課、それから学校総務課、それから生涯学習課でございます。文化課は今回一緒に市民会館のほうに移転する計画がございませんので不参加、それと教育長を中心にその方向で決定をいたしました。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 教育委員会所管課が話し合いをして、そして、そのときは、教育長がトップとなって話し合いをしてきたというふうにとらえてよろしいですか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 はい、そのとおりでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 教育委員会が市民会館の中に入っていくとなると、男女共同参画室センターがあるわけです。そのときには、話し合いの中には人権・同和対策課は入っていなかったのでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 市民会館の建物は、生涯学習課が今管理いたしております。その関係で、現在、男女共同参画推進室は、そこを間借りしているというような形でございますので、教育委員会で決定した中で報告して了解をもらったという形でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 男女共同参画は、教育委員会の中に間借りをしているので、決定した後に報告をしたというふうにとらえてよろしいですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 現在、教育委員会の学校教育課、それから学校総務課、それと教育長室、それから施設管理室、研修室等、教育研究所等も市民会館の中に移転する関係で、現在の教育庁舎で使っている面積の約半分ほどになります。現在、生涯学習課が使用しております部屋に、学校教育課と学校総務と、それから施設管理が入る予定でございます。その関係上、生涯学習課は現在の広さの約半分のところに移る関係がございまして、あと貸し館等やっております関係上、男女共同参画のほうにもこの際御迷惑をおかけしますが、御理解をいただいて、バランスよく入るような計画をいたした次第でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 バランスよくというのがちょっと理解できないんですけども、先ほども言いましたように、男女共同参画室のセンターを女性団体の皆さんがそこに行くまでの経緯は本当に苦労をされているわけです。なのに、教育委員会が決定をし、しかも間借りをしているので、決定した後に報告した、本当に私はこれは許せません。市長はこの件についてどのようにお考えでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 具体的な報告は受けてないんですが、今現在、このセンターを利用されている団体の皆さん、まずこれは行政の業務をとる中で、今、教育委員会がいろいろな検討をされております。いかに効率的な施設運営をすることができるのかということが第1点であろうと思います。したがって、今まで入っておられたセンターのものが、多分、柿田議員は狭くなったから活動がしにくくなったという御質問の指摘ではないかなと思っております。そうではないですか。ないですか。


 それではですね、私は有機的な機能を有する市民会館の活用というのは、たくさんの人に利用してほしいと、利用頻度を上げてほしいと。当然、男女共同の参画事業というのも推進していかなければならないということは当然のことであります。本市においては、婦人の会や21女性の会やつばさの会など、本当に男女共同参画型の第一線に立って活動していただいている方々がおられます。そういった活動ができる可能性を我々は高めていかなければならないと、このように思っております。したがって、今、教育委員会の中での部屋割りの中での課題を挙げているのか、それとも使用状況において何か不自由な点が生じてきたのかという課題を挙げていただいて、その具体的な対応としてどのようにできるかということを検討させていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 まずは、教育委員会が市民会館の中に入るときに、先ほども言いましたように、これまで女性運動として一生懸命された方、その方たちが間借りをしているので話し合いの中に入れなかったというふうに私はとらえました。間違いありませんか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 私が申し上げたのは、そういう趣旨ではございません。現在、教育委員会の生涯学習課が管理をしております市民会館の活用を図るために、教育委員会内として、教育庁舎の老朽化、それから耐震化は大変お金がかかりまして、財政的にも厳しゅうございますので、大いにこの法律が緩和されたことによって拡張するのがいいということで、教育委員会内で決めて移転を計画したわけでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 教育委員会の中で移動される件については、私も何も言いません。外部の方も何も言うことはできません。しかし、先ほどから言っていますように、女性団体の方が使っている部屋を生涯学習課が来るわけです。ですから、決定する前に女性団体の方に、ここには生涯学習課が来るのでどうですかぐらい伺いはできなかったかと私は思うんですが、その件についてお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 その点につきましては、男女共同参画、人権・同和対策課が管轄しておりますので、そこにお話を申し上げて了解をいただいたところでございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 本来ならば、人権・同和対策のほうが教育委員会の会議の中に入って、移転をしますと話し合いがあって、そして、女性センターのほうが教育委員会が来るので移転されることになるかもしれませんがどうですかと、これからの女性の皆さんの活動がどうなりますかぐらい私は言ってほしかったなと思うんですね。その点が、私も会員の1人でございますが、本当に残念でなりません。そして、教育委員会が市民会館の中に入るということになりますと、あそこには相談窓口があります。日々、DVの相談やたくさんの方が来られるわけです。このことも何も考えられてなかったことを思うと、私は残念でなりません。この件についてお答えをしていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育部長。


○教育部長(万田 龍生 君)


 現在使用しております会議室の相談室はそのままでございます。それから、登録団体が使用しておられます会議室でございますが、現在、使用している研修室よりも、より広い多くの人が研修できるところを講座室を用意して、人権・同和のほうに確認をいただいたところでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 どうなるのかどうかは、女性団体の方と一度話し合いをしてほしいと思います。私がそれでいいですよっていう、ここで結論出すわけにいきませんので、ぜひ女性団体の皆さんと懇談を私は持っていただきたいと思います。そのときに、ぜひ市長も出席をしていただきたいと思いますが、市長のお考えをお願いいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 先ほどから申しますように、今、新しく市民会館の活用というのが検討がされているようです。それから、従来から従来どおりの活用を望んでいる方もおられます。私が求めるところは、機能的に有機的にこれを、やはり利用される方々の意見を取り入れてやることは当然のことだろうと思います。今後、男女共同参画、このセンター機能を発揮するためには、どうあるべき運営が必要なのか、さらには、他の事業等々の連携をどのようにとるのか、単なる団体活動ではなくて、市民に向けて発信する基地にならなければならないと思います。したがって、当然、そういった団体の方々と、また行政との話し合いは持たなければならないと、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 まさに、今後、男女共同参画室の基地にならなければいけないわけです。それが狭くされようとしているわけですし、女性団体の声も聞くことなく決定をされそうになっております。ぜひ市長との懇談はしていただけるということですので、私はそういうふうに懇談するというふうにとれましたが、年内には可能でしょうか、お尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 できるだけ早い時期にやらさせていただきます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 できるだけ早い時期に女性団体の皆さんと懇談をし、よりよい男女共同参画が、これからも田川市にとってよりよい男女共同参画が推進できるようにお願いをしたいと思います。私もほかのところに男女共同センター等を見にいったことがありますが、ほかのところでは図書コーナーがあったり託児所があったり、いろいろな施設がそろって、男女共同参画が本当に推進されているのだなというのを感じます。田川市はもう部屋も狭くなって、男女共同参画が今後どうなっていくのかが本当に心配でなりません。ぜひ、この田川市も発展させるなら男女共同参画が推進していかなければならないと思いますので、ぜひ要望をしておきます。


 最後に、市長にお尋ねをいたしますが、本市の今後の男女共同参画については、どのようにお考えでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、男女共同参画型の中にいつも指摘をいただいているのが、女性の登用率が低いということが言われております。特に審議会だとか、いろいろな行政の委員に就任する率が低いという、また、ふやしてほしいという要望もいただいております。さらには、こういった委員に就任していただくことも大事なんですが、まちづくりの中において、女性の声を生かしてほしいという要望もいただいております。


 いろいろな各論の中で男性と女性は2分の1だろうと思います。お互いが協力し合って、より住みやすい社会をつくっていくことが、我々の望むところであります。確かに法律はできましたけれども、いろいろな事業をする中には、女性の企画するものに男性の参加率も低いというのも、これは大きな本市の何か特徴があらわれているようでございます。女性が企画する中に男性も参画する、男性が企画する中に女性も参画する、それこそ平等の考え、協働の考え方が私はもっともっと市民の皆さんに理解と協力を求めていかなければならないと、このように思っているところであります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 ありがとうございました。まさに今回は男女平等の考えがなかったというふうに私は考えております。


 次に、3種ワクチンについてお尋ねをしたいと思います。3種ワクチンと妊産婦健診の継続についてお尋ねをいたします。


 平成22年9月議会で取り上げ実施された小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチンの3種のワクチンと妊産婦健診事業が本年度末で終わろうとしています。子育て中のお母さんはワクチンの補助が出るようになってよかった、生活が苦しいのにワクチンが高くてなかなか接種することができなかったので本当によかったという喜ばれる声がたくさんありました。特に妊産婦健診は母子の命を守るためにも大切なことです。本市も今後も継続を求めますが、この件についてお尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 平成23年度から、この3種のワクチン接種が実行されるようになりました。これにつきましては、国の動向とは別に、本市としては子宮頸がん等のワクチン接種事業は、国・県に対しての要望は引き続き行ってはまいりますが、今後のそういった動向を注視しながら、本市としては継続をしてまいりたいと、このように考えております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 柿田議員。


○議員(柿田 孝子 君)


 本市としては今後も継続をしていくということでよろしいですか。ありがとうございました。


 以上で、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(?瀬 春美 君)


 以上をもちまして、7番柿田孝子議員の質問、答弁を終結いたします。


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 次に移ります。


 8番石松和幸議員の質問を許します。(拍手)


○議員(石松 和幸 君)


 おはようございます。通告に従いましてと言いたいところですけども、通告の順番を変えさせてもらって、まず後藤寺小学校の教育整備環境についてからお伺いをいたします。


 後藤寺幼稚園が既に耐震問題によって緊急避難として後藤寺小学校に避難をし同居していることは、もう御存じのとおりであります。現在、26年4月を目途に新園を開設というスケジュールが発表されています。その間の幼稚園児の教育や保育環境の整備については、9月議会でもお尋ねをしました。誠意ある対策がとられているということだろうというふうに期待をしているところです。


 そこで、今回は、この緊急避難によりまして、後藤寺小学校の児童が影響している教育問題の改善についてお尋ねをします。


 本市では35人以下学級の実現によって、一人一人に目の行き届いたクラス編制ができ、落ちついた授業ができているというふうに保護者の方や先生たちからの声も聞かさせてもらっているところです。学校が子供たちの学習権を守り、最善の利益につながる手法の一環として、少人数授業を実施していただいていますことに本当に感謝をいたします。


 その中で、国語や算数、理科の3教科については、TTと言われる授業方法、つまり、各学級分割方式や学年合同方式など小集団学習で効果的な授業がされています。しかし、残念ながら後藤寺小学校では、そういう余裕教室はございません。このことによって、TTによる分割授業は今困難をきわめているという状況にあります。今までは緊急避難であるということで、対処方式で学校現場は対応してまいったようでありますけども、26年4月までというタイムスケジュールが出た今回、この時点で、後藤寺小学校のこの教育環境をどのように保障していくのかということが大事だろうというふうに思います。人的な配置を含め、根本的な対策について教育長にお伺いをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 まず、後藤寺幼稚園の運営につきまして、後藤寺小学校の児童、それから保護者、教職員の皆さんに多大な迷惑をおかけしてることを、まずおわびを申し上げます。


 教育委員会として、去る10月11日は学校教育の課長が、それから12月6日の日は私も伺いまして、後藤寺小学校のPTAの役員の皆さんに、この間の経過、及び当面の間、後藤寺幼稚園の運営を後藤寺小学校でさせていただくということで説明をさせていただきました。10月11日のPTA役員の皆さんの説明の後、全保護者の皆さんに対しまして、現状と今後の方針をプリントにより周知・説明をさせていただいているところです。


 議員御指摘の、この小学校に対して制約を受けた中での教育活動が求められるということで、教育委員会として学校と協議をしながら、可能な対応を積極的に行ってまいりたいと考えています。


 チームティーチングのことでございます。チームティーチングは、児童・生徒の学習内容、興味、関心、達成度などに応じて柔軟な学習集団の編成を可能にするということで、形態としては、一教室に複数の教員が入って、きめ細かな指導をする場合と、それから、学級を小さなグループに分けて、それぞれ教員がついて指導する場合とございます。後藤寺小学校では現在幼稚園の関係がありまして、空き教室はありませんが、生活科室とか音楽室などの特別教室を使って少人数の指導を行っています。対象は5年生、6年生の算数科を主として、週18時間以上実施されているということでございます。少人数指導に当たっては、それ専用の教室がないことから、授業時間が重ならないように、小学校では全14学級の時間割りの調整をしながら、それからTTを行うための教員の確保、配置を考えながら行っているということでございます。


 あと、人員の配置についてもお尋ねがありました。小学校の教職員のうち、校長、教頭、担任、事務職員などの専任者を除いて、教員の出張などの際の補助に当たったり、TTに入ったりすることが可能な教員は、現在非常勤の1名含めて合計2名の教員です。教育委員会としては、先ほども申し上げましたけれども、学力向上の観点から、児童一人一人の実態に合った多様な授業方法・形態による授業改善に取り組んでおります、しかしながら、後藤寺小学校は幼稚園が仮園舎として4教室を使用しているということで、一定の制約を受けているという状況でございますので、教育委員会としては、教員の指導力向上とともに、教員数の確保も重要であると考えております。


 県費教員の配置権限につきましては、県教委が持っておりますので、県教委に対して加配教員の増員要望を強く行ってまいりたいと思っています。それから、児童・生徒にとってより効果のある指導形態について、学校と協議を進めながら、児童・生徒の実態に合った教員配置を進めていきたいと思っています。以上です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 後藤寺小学校の実情について説明を受けました。教育長が述べられたとおりであります。制約を受けられた中で、子供たちの教育環境をいかに充実させていくのかという観点から考えますと、いわゆる生活科室、音楽室とか、通常は授業として使っていない教室を使わざるを得ないという環境にあることはそのとおりであります。そこで、先ほども言われましたように、教員の数ということで対応できるということであれば、ぜひそちらに重点を置きながら、教育環境の向上に今後も努めてほしいということを強く要望しておきたいというふうに思います。


 それでは、2つ目ですけども、特別支援学級のトイレの設置についてであります。これも幼稚園が1階を使っているということで、御存じのように特別学級も1階の隅っこのほうにございまして、従来は1階の真ん中にあるトイレを使ってきたわけですね。今はどうしているかということを聞きますと、それぞれ自分の学年がある階まで行って、休み時間にきちっと行って用を足しているということで、非常にこれも幼稚園が緊急避難をする前とは随分児童たちにそういう意味で、特別支援学級の子供たちには負担がかかっているなと、これを何とか解消してほしいという御意見もありました。


 先日、特別支援学級を見させていただいたんですけども、部屋の広さは御存じでしょうけども、1つ間切りをして、向こうにシャワー室がありますよね。シャワーの必要な子供もおられたということで、シャワー室を設置しましたということで、そのシャワー室を設置をするという目的があるんであれば、そこにトイレも設置をする、そして、今後入ってくるであろういろいろなお子さんに対して、不自由や不便をかけないような、そしてまた、今利用している児童たちについても、わざわざよその棟の3階まで上がっていかないような、そういう環境づくりも必要ではないかなというふうに考えます。教育長のお考えをお尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 後藤寺小学校の特別支援学級が今2学級設置されております。うち1学級は校舎の南側3階にあり、現在1名の児童が在籍しています。もう1学級は、幼稚園の仮園舎がある校舎の北側の1階にあって、現在4名の児童が在籍をしています。なお、在籍児童には、肢体が不自由な児童はおらず、別の階への移動等について全員が支障なくできているというふうに確認をしています。校舎北側の1階の中央部にありますトイレは、主に幼稚園児が使用していることから、在籍児童は小学校の子供たちは同じ学年の教室がある各階のトイレを使用しているということでございますが、そのことによって、同級生と顔を合わせる回数がふえて、児童同士のコミュニケーションが深まっているという、そういう話も入ってきています。


 今回、在籍児童が使用するトイレについて、状況把握及び同校と協議を行いました。担任の先生とも学校教育課が話をさせてもらいましたが、現時点では、早急に設置を必要とする状況ではないというふうに学校教育課は判断をいたしました。これからも学校とは相談をさせていただこうと思っておりますが、今後、入学してくる児童及び保護者等の要望を聞きながら、必要な措置を講じていきたいと考えております。


 特別支援の教育の目的は、一人一人の子供たち、児童の能力を最大限に伸ばすこと、それから、自立した生活ができるように指導するということでございますので、そういう全人的な教育も含めて、学校と教育委員会と相談をさせていただきながら、教育指導に当たろうと思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 現状は、今、教育長が言われたとおりであります。肢体不自由の方は今はおられません。しかし、過去といいますか、昨年、この特別支援学級に入りたいなと思う児童さんが、見学というたらおかしいですね、来られて、そこでいろいろな施設を見たということです。肢体不自由な方だったという話なんです。結局よその学校に行かれたという実態があります。今言われるように、その方が来たから用意をするというスタンスではなくて、そういう方もいつでも受け入れられるような、そういう特別支援学級のあり方が望まれるのではないかなと。


 今回、たまたま緊急避難の中で、そういうふうに今の児童たちはそれぞれの学年に行って用を足しています。ということで、特段支障がないということなんですけども、そのこととあわせて、今後のあり方を考えたときに、だれかのためにするということではなくて、常にそのことを用意をしておくということが必要ではないかなというふうに考えます。でないと、非常にある意味プレッシャーがかかるようなことにもなろうかなという心配もあるわけですから、この際、ぜひそういうトイレの設置についても前向きに御検討いただきたいというふうに思います。


 それでは、次に、幼小連携教育の推進についてお伺いをいたします。


 新園の開園までは現在の小学校の中で幼稚園児と小学校の児童が一緒の建屋の中で、建物の中で生活をするということがはっきりしています。この機会をチャンスととらえて、幼小連携ということをきちっと系統的につくり上げてはどうかなというふうに考えます。今も幼小連携みたいなことは小学校側と幼稚園側がそれぞれ努力をされて交流をしたり、あるいは上級生が幼稚園の子供にいろいろなことを教えたりとかいうようなことはやられているというふうに聞いています。それをもう少し系統立てるといいますか、きちっと幼小連携という位置づけの中で、このチャンスをとらえてやっていくということも、一つあっていいのではないかなというふうに思います。豊かな人間性を養うこと、あるいは小学校と幼稚園の連携を、この際推進をするということについて、教育長のお考えをお伺いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 入学前と、それから小学校との連携につきましては、現在、田川市では全校区で、全小学校でいろいろ取り組みを進めています。それは主に教員の交流であったり、小学生が幼稚園へ行って、子供たちと幼児と一緒に遊んだりとかいうふうな取り組みを行っているところでございますが、たまたまこの後藤寺小学校につきましては、今回の幼稚園の校舎の件で、同じ校舎で一緒に生活をするということになりましたので、この機会を特に幼小連携のチャンスととらえていきたいと思っています。特に、小1ギャップの解消を目指しての、幼稚園と小学校との連携は、その後の子供たちの生活や学力の向上を目指す上で重要であるというふうに考えています。


 後藤寺小学校では、現在5年生がプレゼントをつくって幼稚園へ持っていったり、発表会の共同実施、一緒に実施をするというふうなことを総合的な学習の時間に位置づけて、幼稚園児との交流を深めています。


 それから、小学校2年生が授業でつくった紙芝居を幼稚園児に読み聞かせをしていく、そういう活動も行われています。そういう活動ができるのは、やっぱり同じ建物の中に幼稚園と小学校があるからだというふうに感じています。一応今後も当面の間は、同一校舎での生活が続くことから、幼稚園との積極的な交流を進めることが、小学校にとっても幼稚園にとっても大変意義深いというふうに考えています。そういう意味で、小学校、幼稚園等きちんと連携がとれる、年間のスケジュールがきちんとそろえられる、そういうふうなことも考えて、教育に当たっていきたいと思っています。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 ぜひですね、児童と園児たちの交流、そして、もう一つ大事なのは、小学校の先生たちと幼稚園の先生たちとの交流、このことがきちっと行われていけば、2年間、2年になるのかどうなのかは別にしましても、今の建屋の中で共同で生活しているプラス面が出てくるのではないかなと。お互いに今、意思の疎通をしているんですけども、お互いにやっぱり遠慮しながらやっているというところが随分見受けられます。幼少連携をきちっとやっていく中で、そういういわゆるマイナスの部分をプラスに転換をしていくということもできるのではないかということを期待していますので、ぜひ進めていただきたいと思います。今後とも子供の教育環境については、ぜひ整備方を強く要望して、教育委員会に対する質問を終わらせていただきます。


 それでは次に、市立病院と地域連携についてお伺いをいたします。


 まず、再建計画における経営危機からの脱却の現状と課題について、何点か質問させていただきます。


 11月25日に開催されました厚生委員会の事務報告資料によりますと、本年度、いわゆる23年度の収支見込みとして7,281万円の不良債務が発生するように推計がされています。22年度決算では、不良債務が15万8千円であったということで、経営改善が随分進んでいるなというふうに思って喜んでいたところでありますけども、同じように4億8,400万円の緊急支援の導入は行われたにもかかわらず、前年とのこの違いは何だろうかなと、そう思うわけです。その要因について、また、そのことは平成24年度の経営改善にどのように生かされていこうとしているのか、事業管理者のお考えをお伺いをします。きちっとお願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院局長。


○病院局長(前田 秀徳 君)


 ただいまの御質問に対するお答えですけれども、市立病院の再生の取り組みや経営状況につきましては、年度中にできるだけ事務報告してほしいとの所管委員会からの要請があっております。したがいまして、本年11月、石松議員申されましたように、厚生委員会におきまして、平成23年度前期の数値をもとにして、予算的な推計を立てて、概要の報告だけをさせていただいております。加えて、経営的には危機的な状況から離脱できているとの報告を行ったところでございます。この概要報告につきましては、現在も経営改善など新たな取り組みを行っており、見込みが非常に立てづらいという面がございます。あくまでも参考として報告を行いました。石松議員御指摘の平成23年度不良債務につきましても同様に試算したものでございます。


 なお、中期事業計画における収支計画では、平成22年度よりも23年度のほうが不良債務が大きいという内容となっております。現状でも平成23年度当初予算、及び先ほどの中期事業計画の収支計画よりも改善される方向で現在進んでいるというふうに思われます。


○議長(?瀬 春美 君)


 局長、基準外繰り入れを来年度にどう生かすかという問題をちょっと言われておる。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 病院局長。


○病院局長(前田 秀徳 君)


 基準外繰り入れを導入することによりまして、国の基準でございます起債の許可制、移行の基準をクリアすることができますし、あるいは収入減等に生かせるということで考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 ざっくりなお話だったというふうに思います。ざっくりでも結構なんですけども、何で、確かに事業計画から比べれば不良債務は随分縮小されていますよね。計画から比べればですね。でも、前年度から比べると、何でこう多くなったんかなという要因については、何点かやっぱり具体的に説明してほしいというように思います。例えば、患者数が減って、このくらいになりましたとかいうものが数字の中で出ておるわけですね。そこを病院局として、今、前田局長が御答弁されているわけですから、そこはもう少し具体的に説明をお願いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院局長。


○病院局長(前田 秀徳 君)


 収入面におきましては、医師の異動等がございまして、23年度につきましては、4名の医師が退職ということの影響がございまして、外来患者が幾分減ってきております。その分の収入が見込みよりもやや少ないということと、経費面におきましては、不足した医師の応援医師で賄うということで、そういう医師に対する賃金的なものが発生しております。さらに、委託料の中では、新たに取り組まないといけないシステムの導入、例えばでDPCによるシステム化、それからオーダーリングシステムの切りかえの時期になっておりますので、そういった機能の追加の費用等が発生しております。これは単年度だけでございます。そういった費用負担が23年度には起こっておるということでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 所管委員会へ報告は求められたので出したという答弁でございましたけども、出す以上、この資料についての根拠は、はっきりやっぱりすべきだろうというふうに思います。推計は推計で、推計に足る根拠があるだろうというふうに思いますので、そういうことについては、ぜひ、次から明確にされるようにお願いをいたします。


 最初申し上げましたように、例えば、今の時点で不良債務がこれだけ7,200万円ぐらい発生しますということですけども、では、これに向けて24年度についての改善策とかいうのをどのようにしていくのかなというふうにお伺いしました。これについてのお答えがありましたらお願いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 病院局長のほうからのお答えでお知らせしたかったことは、あれは前期からの推計なのですけども、その前の年も前期でやっているんですね。それよりも今回はよくなるだろうと。したがって、22年度よりは23年のほうがよくなる見込みであるということを申し上げたと思うんですけど、それはまだ数字としてははっきり出せませんので、前期で出した根拠の数字のところではああなりましたということなんです。


 それで、非常に今は変動しております。患者数がものすごく減っております、患者数自体は。それは医師が3分の1減ったわけですから、46から30まで減ったわけですね、21年度には。それを22年度はその中で医師を獲得しながら、それも11名やめたわけです、引き揚げて。10名新たに獲得したわけですね。その間で患者さんの移動が相当あったけれども、22年度は何とかああいったと。23年度に関しても、医師がまた今回4名やめております。ただし、7名獲得していますから、結果的には3名ふえたということになっています。


 そういったことで、非常に変動してて、出しにくいわけです。安定した中で出していない。だから、あくまでも23年度前半のところで推計すると、患者数の減がやっぱり表に出ますから、そういう結果としてなったということで、最終的には我々はいい結果が出るだろうというふうには考えておるわけですね。そういうことでございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 事業管理者からもこの時点ではこういうふうにしか言えないということでありますので、それ以上私がお尋ねしても何も出られないのかなというふうに思いますが、先般行われました第5次総合計画の説明会の中で、事業管理者のお話を二度ほど聞かせていただきました。経営改善についてはおおむね改善をされつつあるというふうなことが市民の前でおっしゃってましたけども、おおむね改善されているという方向で経営改善進んでいるんだろうなということを、きょうはそういうふうに受けとめておきたいというふうに思いますので、今後とも努力方をぜひお願いをいたします。


 ただ、医師がやめていくというのは、いろいろな事情があるのでしょうけども、今後も考える事態であります。ただ単に医師が減って患者数が減っていくということであれば、この市立病院という自治体病院という体質から考えますと、こういうことがずっと続いていくのではないかなというふうに思うわけですね。医師がやめましたから患者さんが少なくなりました。例えば、単年度でいえば5億円ほど減っているという数字も出ているわけですよね。そうすれば、市のほうから4億8,400万円投入しているのが、全くきかないというのか、というふうなことにもなりそうなので、ここはもう少し患者数の減少を食いとめるような、あるいは医師がやめていくのを市立病院で働いていただけるような、そういう環境づくりも必要ではないかなというふうに思いますので、よろしくぜひ検討をしておいてほしいというふうに思います。


 それでは次に、もう1点、計画についてお伺いをしますが、事業管理者は赤字の要因の一つとして、少ない繰入金があるというふうにどの資料を見ても載っていますし、さきの第5次の説明会の中でも、そのように市民の皆さんにお話をされていました。病院会計の一般会計負担金の基準内繰出金については、従来私たちが市執行部から御答弁いただいたのは、地方公営企業法の繰り出し基準にのっとって、市執行部は適正に行っていますということで、議会に説明をしていますし、私たちもそういう理解をしていました。


 私は、この事業管理者のこの指摘に本当に戸惑いを覚えます。そこでお伺いしますが、本来あるべき基準内の繰入金の考え方について、ぜひお示しをいただきたいというふうに思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 その前に一言、先ほどの御指摘の件で誤解があったらいけないので申し上げますが、医師が減っているのは医師の引き揚げがあっているからで、従来、長崎大学が派遣してきたんだけども、長崎大学は派遣できなくなって減っていると。それに対してあらゆる努力をしております。しかし、それは難しいわけですね。それで新たな獲得をすると。それをずっとやってきているわけです。その詳細については、また別にお話しする機会があったらしますが、それで獲得するのに時間がかかるというのがあります。だから、一番そうやって獲得がふえてくると追いついてくると。そうすると患者さんもふえてくるという、時間がかかるという問題があるわけです。そこをどうしのぐかという問題ですね。だから、御指摘のあったことはよくわかっておりますので、そのように努めております。


 それで、今御質問の件は、一応、事務局のほうから答えさせていただきます。その辺は彼らは詳しいですから、必要なことがあったら私からもお話しさせていただきます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院局長。


○病院局長(前田 秀徳 君)


 繰り入れの内容につきまして、国の基準のほうから御説明させていただいてよろしいでしょうか。では、国の基準でございますけれども、自治体病院では地方公営企業法の17条の2の規定によりまして、政策医療を提供する対価として、事業主体の自治体から繰入金が繰り入れられることになっております。平成23年度の総務省の基準の概要について申しますと、病院の建設改良に要する経費として、平成14年度までに着手した事業については、起債元利償還金の3分の2、15年度以降は2分の1になりますが、となっております。そのほかの繰り入れの基準につきましては、不採算医療、例えば感染症医療であるとか、周産期、小児、救急医療等15項目ございますけれども、そういった項目がございます。それ以外に基礎年金とか子ども手当に関する経費がございます。この15項目につきましては、具体的なものは示されておりません。


 そこで、田川市の基準のほうになります。田川市の繰り入れ基準は交付税措置されたものについて金額をベースとして決定しております。病院建設の起債償還金に係る繰入金の基準につきましては、平成9年度に市立病院と市の財政課が協議を行いました。これによりまして、まず一般会計の財政事情を勘案するということがありまして、総務省基準の3分の2、これは全体の66.7%になりますけれども、このうちの普通交付税が60%措置されております。残り40%につきまして、2分の1ずつを相互で負担するという取り決めといいますか、ルールができております。


 その後、平成11年度になりますけれども、このルールについて市立病院と市の財政課が再度協議を行いました。と申しますのも、平成12年度から医療機器の購入した分の償還が始まってきております。これが5年間続きます。この間の負担が非常に高くなるということがございまして、平成12年から16年までの5年間につきまして、病院の負担を一般会計が補助するというふうに決定しております。したがいまして、平成8年から平成11年度までが15分の8、率でいいますと53.3%の繰り入れ、それから平成12年度から16年度までの5年間につきましては、3分の2、66.7%、それから平成17年度以降につきましては、もとの15分の8、53.3%となっております。


 先ほど、前半出ました少ない繰入金という表現でございますけれども、これにつきましては、昨年8月に田川市立病院独自で同規模の病院等の調査を行っております。その中で、基準外の繰り入れという調査も実施しております。そういったものが多く見られたということでございまして、そういう要因も含めて、推移的に見ると繰入金が少ないという結果が出たというふうに理解しております。以上でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 適正な繰入金について、それぞれ年度ごとでいろいろな要件があった、要因があったということは説明がありました。それについても双方でルールをつくりながらやってきたということは間違いないわけですね。双方でルールをきちっとつくりながら、お互いに繰入金についてはこのくらいでいいですねというふうにやってきたということは、一つ今前田局長のほうから御説明がありました。ルールをきちっとやってきたということを大切にしてほしいなというふうに私は思うわけですね。


 それと、少ない繰入金については、いわゆる同規模病院と比較をしたというふうに言われています。それでは、同規模病院のこの繰入金の根拠が田川市と一緒なのかどうなのかということは、また大事なことだろうというふうに思いますね。先ほど病院局長が言われるには、例えば不採算部門の政策医療がありますねということです。確かにその分については自治体病院として適正な繰入金を出していかなくてはいけない、私もそう思います。では、その部分がどのくらいあるのかですね。例えば部門別の収支決算をしながら、例えば小児科についてはこれだけ不良債務が発生しますねと、あるいは周産期についてはこれだけですねというものが明確であって、お互いがそのことを共通の課題として認識し合う中から、繰出金の適正化とかいうのが生まれてくるのではないかなというふうに思います。


 その論議する根拠が違うのではないかなというふうに私感じるんですよね。事業管理者がもう書いてますように、赤字の一つの要因に少ない繰出金があったというふうに言われますと、いかにも市、議会も含めてですけども、何か本当は適正でなければいけないのを、何か値切って出したようなふうにしか、私はとらえられないんですね。そこはやっぱり明確にする必要があるだろうというふうに思います。適正な繰入金を出すという方向は、私たち議会もそう思っているわけですから、そのことは今後も田川市立病院が田川地域の中核病院としてきちっと位置づけをして、そして、自治体病院としての機能を果たすためには、適正な繰入金が必要です、では、その適正な繰入金とは何なのかという議論をぜひやっていただきたい。そのことがないと、少ない繰入金ということだけがひとり歩きすると、いかにも市が冷たかったというふうな印象を与えかねないなというふうに、この資料を見て思いました。ですから、今後、繰入金を議論するんであれば、先ほど言いましたように、例えば部門別の収支決算をはっきり出していく、それによって、お互いに繰入金がこれだけ必要ですねというようなことであれば、議論のしようがあるだろうというふうに思います。そこについてはどのようにお考えなのかお聞かせをお願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 お答えします。まず、病院建築に伴う、新築に伴う企業債に関しては、確かにルールがあるんですが、通常は病院の会計負担は3分の1ということになっているんです。それを話し合いで残りの3分の2のうちの40%の2分の1を病院が負担するということになって、ちょっときつい状況になっていたと、それは話し合いでですね、ですから話し合いではなっているんです。ただ、それで高くなっていると、それがですね。その後、調査、19病院の話が出ましたが、実際に基準を縮めて、8病院に基準を縮めました、類似病院。そして、その中で調べますと、大体やっぱり平均から見ると高いと、7,500万円ぐらい1年間高いという結果は出ているのは間違いないんです、それは。


 だから、別にルールがどうということは、ルールはちゃんとなっているんだけど、そうなった、結果的にですね、それはそのとおりなんですよ。私どもが言っているのは、結果として見ると高くなっているということを言っているだけで、それで病院が大変な状況になったと言っている理由として申し上げておるだけで、議会のことは、そういうことに関しては一切申し上げているつもりはありません。


 それから、繰り入れも基準外繰り入れというのは行われているわけです。それで、基準内ではきちんと田川市はされていたわけですね。そこはもうそのとおりなんですよ。だから、そこは何のあれもないんですが、ただ、医療費抑制政策は14年からずっと21年まで小泉改革とか骨太の改革が行われて、診療費が抑制されたんですね。それで、7%ぐらい正確には減っていると。同じ診療やってもそれだけ減るんで、そのターゲットになったのは中ぐらいの自治体病院なんですよ。田川市立病院はそれに該当していて、やっぱりそれを直接食らったわけですね。そういうことがあって、そういう規模の病院はどこもきつくなった。それに対して、19病院のうちの16病院が基準外繰り入れをやったわけですよ。田川もやったけども、15年度だけして、あとされてなかったんで、基準としてはちゃんとやってあったんですけど、結果として平均すると繰り入れが低いと、こういうことになりますよと。私は病院をよくしようとする立場でやってますので、なぜ資金が不足したのかを調べていたら、そういうことがもとになっているから、それが原因としてありますよということを申し上げて、理解していただいた上で、資金を入れていただくことをお願いしたわけですね。ですから、ルールはちゃんと守ったと、それは思います。詳しく申し上げるとそういうことになります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 基準内、基準外についても繰り出す場合にはルールにのっとってやってきたということも確認されたのかなというふうに思います。あとは今後市立病院を、先ほども言いましたように、存続させるためには適正な繰入金、これについては同じ土俵の中で議論できるような部分をぜひお示しいただきたいということを要望をしておきます。


 申しわけありませんが、時間も迫ってますので、それでは事業計画についてお伺いをいたします。医療連携の整備についてであります。医療連携、田川の医療機関との連携を十分にとって、地域間医療を進めるためには、地域医療連携室というのを今設置をされていますけども、非常に大きな役割を持っているだろうというふうに考えます。その中で、今、医療連携室の現在のスタッフとか、スタッフ構成、あるいは業務内容、それから今後の医療連携室の組織づくりや取り組みについて、お考えがあればお伺いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 お答えします。医療連携室に関しましては、現在、室長が副院長、兼務ですけど1名、看護師がこれは専任で2名、それから事務職員が3名、これは兼任です。それから、医事課職員の課長と主査で2名、これ兼務ですけど、8名おります。これは私来まして、よそと比較して、かなり充実しているなと思いました、最初ですね。例えば、よそのいろいろ病院調べてみますと、社会保険田川病院は、全部入れると9名ですけど、これサービス課を入れての話なんですね。市立病院もサービス課を入れると2名になりますから10名になります。だから決して遜色ないと。それから、ほかのところは大体、福岡市民病院は7名ですね、それから八女公立は5名、大牟田市立は6名、九州医療センター8名と、こういう感じで決してこれだけのスタッフがそろっているのは、私はちゃんとしているなって最初思いましたですね。


 それで、あとは組織として新しい病院の中での組織なので、これを組織体の中でなるべく独立させるということが必要なので、22年からは室として独立させる考え方でやっております。


 業務としては通常、医療連携室が行う業務をきちっと行っております。具体的に申し上げますと、まず、これも最初はプロジェクトチームをつくりました。プロジェクトでみんなで話し合う必要があるからですね。その中で、一つは組織体制を今のように取り上げたということと、業務としては、まず医療機関との連携促進ですね、これに努めます。これは連携する医療機関のリストをきちんとつくりまして、その機能をちゃんと調べると、どういうところがどういう機能が強いかと、いろいろ得意勝手がありますから、そういう機能別に分類して、この患者さんはこの医療機関がいいだろうというのがわかるようにしたんです。そういう機能性をつくるようにしております。


 それから、いろいろな研修会とか講演会などを開催して、連携医療機関の方に聞いていただくというようなことをしております。それで、その際情報交換するというようなことで。あと、もう一つ大事なのは、紹介・逆紹介体制、これは最も大事なんですが、これはなかなか難しい面が田川の場合ありますけども、医師も連携室に直接関係のある人が一緒に行ってくれて、外科だったら外科の医師が外科の医院にいって、訪問してお願いすると、そういうことをずっとやっております。


 それと、あとは一番大きいのは、開放病床をつくりました。これはことしの5月につくりましたけど、これは5床ですね。これをやりますと、病院を開業医の方なんかに開放するという意味で、検査はもちろん前からやっているんですが、その病床に入院していただいた患者さんを、その紹介していただいた医師と一緒に診ていただくことになる。そうすると、患者さんは安心できるわけですね。退院された後もまた継続して診られると、病院側もそういう医師と一緒に診ると、情報がちゃんと入るので助かるということになります。そういったことをしていますし、あと一番目標としているのは、地域医療支援病院というのがあります。これは四、五年後を目標にしておりますが、これを最終的に目標として、その資格をとることをやっております。以上でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 一番、今、地域医療、質が求められているということでありました。8名で人数的には充足しているというふうに事業管理者は思っているということでありますが、一つお伺いしたいのは、いわゆるよその病院を見ますと、医療ソーシャルワーカーという方が配置をされています。市立病院にはその方がおられないということは、この医療ソーシャルワーカーがする仕事を看護婦さんがされているんではないかなというふうに思うんですね。看護師さんは本来のやっぱりアドバイザー的な仕事に専念をするということが、医療サービスの向上につながったり、あるいは連携室の機能強化につながるのではないかなというふうに思うところなんですね。人数は8名なんですけども、この中に医療ソーシャルワーカーの役目を持った人をぜひ入れるべきではないかなというふうに思います。


 今、事業管理者が言われましたように、地域医療支援病院の承認を受ける要件の一つに、紹介率や逆紹介率という越えなくてはいけない壁があるみたいで、紹介率も今お聞きしますと20%ということですけども、紹介率が40%、逆紹介率が60%というような数字もあるみたいなんですね。そこをやっぱり充足させていくためにも、それぞれが機能分担をできるような医療連携室のあり方をぜひ検討していただきたいというふうに思います。


 先ほども述べましたように、看護師さんは看護師さんの仕事に専念できるというような体制づくりをぜひ要望をしておきたいというふうに思います。よろしくお願いをします。


 それから、次が、療養病床についてでありますが、事業管理者は療養病床を設置したいと考えているようですけども、設置基準などはかなり厳しいのかなというふうに思いました。これについて、どのように今後やっていこうとされているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 お答えします。本来は急性期型の病院になるか療養型の病院になるか、どちらかを選ぶことになるんです。田川市立病院は急性期型の病院を選んでおります。通常、今言われました療養病床に関しては、一般的には当然療養型病院が持っているわけですね。ただし、場合によっては小規模の、100床ぐらいの病院では急性期とか一般病床と、それから余裕病床を持っているところもありますけど、それはごく小さい規模の病院の場合。市立病院の場合は、やっぱり基本的には急性期で一般病床だけに徹するべきである、これは基本だと思います。ただ、田川の場合は、田川地域の市郡の中の療養病床が基準より少ないというのがありますので、紹介するときに非常に紹介先で困ることがあります。そういった点からいえば、そういう病床をつくることも、もしほかの状況から考えて、問題がなければ考えられると思っておりますので、検討はしております。病床をつくるのはかなり広い病床になっておりますので、少し工事をすれば可能だと思います。あとは医師ですね、そういう療養、医師あるいは看護師さん、そういう人たちをそろえないといけませんから、その問題がございます。


 したがいまして、これが病院の本来の今後の急性期病院としてのいき方ということを考えながら、慎重に検討したいと思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 田川医療圏全体を見ると療養型病床が非常に少ないと、だから、退院される患者さんたちが言う次の入院先を探すのが大変だという実情がある。あるいは、高齢者のひとり住まいの方が多かったりして、なかなか在宅での療養は難しいというような事情はあるようですから、ぜひですね、今、事業管理者言われましたように、本来は急性期病院でありますけども、療養型病床も設置をした病院にぜひしていただきたいというふうに要望しておきます。


 それから、次は在宅訪問でありますけども、在宅訪問部署の現状ですね、今、定期的かつ計画的に医療サービスを行っていると聞きました。在宅訪問の今現状についてお伺いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 その前にですね、在宅訪問は、本来やっぱり療養型の病院が行うものです。したがって、急性期型で行っているところは余りありません、ほとんど。急性期は急性期に徹しないと経営が成り立たないという現状がございます。しかし、田川市立病院の場合は在宅訪問がまだ継続してやられておりまして、小規模でですね。それで、今後どうするかは、急性期病院としてのいき方と、それから在宅訪問の必要性ですね。在宅訪問の必要性というのは、本来、在宅訪問はほかの療養型で全部やられますので、うちで、急性期はやらなくてもいいんですが、患者さんとしては望まれる場合が多いので、そういったことも考慮しながら、これも慎重に検討させていただきたい。


 規模に関しましては、一応、今のところ看護師が2人、看護補助者が1名と、患者数は本来もっと多かったんですが、現在は小規模で12名程度ということになっております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 ありがとうございました。今言われますように、本来、療養型病床の機能がきちっと発揮すれば、在宅訪問というのは少なくなっていくということが考えられますので、十分検討していただきたいというふうに思います。


 3点目になりますけども、看護師の確保についてお伺いをいたします。


 看護師を募集しているけども、なかなか思ったように集まらないという実態があるようです。例えば看護師が集まらない理由の一つに、給与体系があったり、あるいは働く環境、子育てをしやすいような病院とかいうようなものが十分に満足されていないために来ないのかなと思ったりするわけですけども、そのことについてお考えがあればお伺いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 看護師は全体数がやはり十分ではないのと、それから、都市に集中しているということがございまして、非都市部のところではなかなか難しい面がございます。したがって、もちろんそういう働く環境をよくするとか、子育てのできるような保育園をつくるとか、そういったことが非常に重要なことであろうと考えております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 先ほどもやめていく医師の補充に大変苦慮しているというお話を聞かせていただきました。医師確保プロジェクトも事業管理者を先頭に随分御足労いただいているようで、本当に感謝をいたしておるところであります。この看護師の充足についても、今言うように、全体的には需要と供給のバランスという言い方ですれば、非常にバランスが悪いというために、市立病院においでいただける看護師さんも少ないというようなことでありますけども、ぜひ働きやすいような環境づくり、あるいは給与面でのやっぱり優遇策も考えていく必要があるのではないかなというふうに思っているところです。


 先ほど医師の招聘のところでも話がありましたように、やめられるというような看護婦さんやらお医者さんに対する引きとめといいますか、また、残って働いていただけるような、そういうお願いとか環境づくりも必要ではないかなというふうに思います。新しい人を採用するには相当なエネルギーが要るようです。今おられる、例えば医師や看護婦さんは、それぞれ地域の人からも信頼関係があったり、あるいは先ほども言われましたように、医師がやめると、それにつられて患者さんも減っていくというようなこともあるわけですから、そういう医師には残っていただくような働きかけなど、それと看護師もあわせて、今ある人材をやっぱり市立病院で有効的に生かしていただきながら、人材を確保するという方法も必要ではないかなというふうに思いますけども、管理者のお考えがあればお伺いをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 医師に関しては、やはり医師数の絶対数が不足しているのと、新臨床研修制度で都市部に医師が集まって、また大学の言うことを医師が聞かなくなったと。そういったことで、特に非都市部で医師が来なくなっているわけですね。そういう構造的な問題があります。それプラスの田川市立病院の場合は長崎大学が出せなくなった。これまで長崎大学が大事にしてくれてたんですけど、離れてますから、福岡の四大学に今いろいろお願いしているわけです。福岡の四大学は余り知らないということがあります、ここの病院を。したがって、やっぱり基本的に非常に難しいのはありますが、まず、知ってもらうということが必要です。


 それから、田川に関してのいろいろなイメージを持っておられたりして、なかなか難しい面もあります。やっぱりそういう点を改めていくとか、やはりこれは病院だけで取り組むのは無理で、市とともに取り組んでおりますけど、市全体、あるいは議会を通して全体でやっていかないと、なかなかこれは難しいと思います。やっぱり時間もかかりますが、根気よくやっていくことで、何とか達成していけるのではないかと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 石松議員。


○議員(石松 和幸 君)


 時間が来ましたけども、病院現場では今、7対1看護を導入されていますよね。そういうことでいえば、病棟勤務の看護婦さんの数をきちっとやっぱり充足していくということは、夜の看護の安全を考えたときに必要ではないかなというふうに思います。ここにはぜひ、力を入れていただきたいし、7対1看護によりまして、この資料によりますと、7対1看護を導入したことによって8千万円ぐらい収益が上がっているというようなこともあるわけですから、ぜひ、新しい看護師さん、あるいは今おられる看護婦さんも含めて、確保できるような体制づくりを今後とも進めてほしいというふうに思います。大変厳しい市立病院の経営状況だというふうに思いますけども、私もしっかりと見守りながら、ぜひ再建をしていただきたいということを最後に要望して終わります。ありがとうございました。


○議長(?瀬 春美 君)


 以上をもちまして、8番石松和幸議員の質問、答弁を終結いたします。


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 これより暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。


                              (休憩11時50分)


                              (再開13時00分)


○副議長(加藤 秀彦 君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。


 9番梅林史議員の質問を許します。(拍手)


○議員(梅林 史 君)


 清風会の梅林史でございます。個人質問をさせていただきます。


 通告によりまして質問をいたします。質問の内容は、子育て支援と幼児教育の施策についてでございます。特にこの幼児教育の重要性については、非常に深い見識、問題意識が必要かと思われます。そこで、教育長に、幼児教育の重要性についてをお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 それでは、幼児教育の重要性について、少しお時間をいただきながら、私なりの考えというか気持ちを述べさせていただこうと思っています。


 まず、佐々木議員が入っておられた幼児教育審議会の答申が出されて、その答申の冒頭に、幼児教育の本質という文がありました。そこには幼児教育について、生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期であると。日々、急速に成長する時期でもある、幼児期はですね。ですから、この時期に経験しておかねばならないことを十分に行わせることが、将来、人間として充実した生活を送る上で不可欠であるというふうに書かれています。そして、幼児期における教育が、その後の人間としての生き方を大きく左右する重要なものであるということで、それから幼児教育は目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる人間形成の基礎を培うということです。学校教育の始まりとして幼児教育をとらえれば、幼児教育は知識や技能に加え、思考力、判断力、表現力などの確かな学力や豊かな人間性、たくましく生きるための健康、体力からなる生きる力の基礎を育成する役割を担っているのであるというふうに、冒頭に書かれています。


 ここで、幼児教育の重要性について述べられているんですが、もう、こういうことについては、ここにおられる皆様は十分に認識をされているというふうに感じます。ですので、私のほうからは、少し具体的な例などを紹介しながら、いかに幼児期の教育が大切かということについて話をさせていただこうと思います。


 まずですね、脳科学者に澤口先生という方がおられますが、この方がおっしゃるんです。脳の成長ですね、人間が生まれたときに大体400グラムぐらい、脳がですね。それが大人になると、成人して1,300グラムぐらいになっていく、その成長の仕方は、年を追うごとに順番にだんだん大きくなるのではなくて、大きくなる時期がある、それが実は8歳ころまでに90%、8歳ころまでにはもう1,200グラムぐらいに脳の大きさになるそうです。それから、脳が少しずつ大きくはなっていくんですが、ですから、このころまでに、ですから小学校の3年とか4年生くらいまでに、きちんと教育をすれば、その後は順調に自分の力で成長していけるだろうと。


 それから、例えば物事を覚えるのに、臨界期といって、この時期にこういうことを覚えればしっかり身につくというのがあります。例えば語学を考えてください。外国語を、例えば英語を勉強するのに、小さな子供のときに例えば1年でも2年でも外国に住んでおけば、後はネイティブといって現地の人と変わらない語学力を獲得することができるんです。ところが、その15、16、それから二十歳、今、生涯学習でお年寄りの方も一生懸命英会話を勉強されていますが、そういう方は一生懸命勉強して知識はとりますが、例えば発音だとかは、やっぱり日本人の発音になっていくんですね。ですから、言語活動だとかいうことについては、何歳ぐらいまでにきちんとしておかなければいけない、数学的な物の見方というのは、小さいときにきちんと教えておかなければいけないというのがあります。


 それから、手おくれになるというケースもあります。具体例として、野生児のことが取り上げられていました。野生児というのは、俗にオオカミ少年とかオオカミ少女とか、森の中でオオカミから育てられたという、それを大人が一生懸命教育したという例があるんですが、実は学者によりますと、オオカミのおっぱいは人間の体に合わないから、オオカミが育てたというのは、あれは間違いだそうです。ただ、具体的にフランスで推定年齢が14歳かそのくらいの子供が森の中から拾われて、学者が一生懸命ついて教えていたという例があります。この推定十四、五歳の子供に対して、専門的な教育を一生懸命やっていたんですが、結局はよくならなかったんですね、よくならなかった。きちんとした人間らしい生活をすることができませんでした。それから、アメリカでも生まれた子供をすぐ両親というか、お父さんが、もう子供を育てるのは嫌だからというので、家から少し離れた小さな小屋に閉じ込めて食事だけ与えた。そういう生活を15年ぐらいさせて、偶然にその子が見つかって、そして、その後やはりいろいろな方が教育をしていきますが、やっぱり夜ほえるとか、四つんばいになるとかいうふうなくせは治らなかったということなので、やはり小さいときにきちんとした生活を送らせておかなければ、なかなかうまくいかないのだというのが、そういう具体例です。


 それから、今度は実際に田川市の中で幼児教育、どういうふうに考えているかというのを御紹介したいと思います。今から十四、五年ぐらい前からですが、議員さんたちも例えば小学校の入学式に顔を出されたと思います。そのときの子供たちの様子をちょっと思い出してください。いすに座って足をぶらぶらさせる、それからすぐに立ち歩こうとする、そういうふうな様子があらわれてき出したころです。それが俗に言う小1プロブレムなんですが、小学校の先生が授業で算数を教えているときに、おつりを知らない子供が出てきたんです。それは当然といえば当然なんです。私たちが小さいときは親からお金もらって近くの駄菓子屋へ買い物に行ってました。おつりももらってました。今は、親に連れられてスーパーへ買い物に行きます。だから、自分の欲しいものは、たなからとって親が持っているかごに入れるだけ、あとはレジを出るときにレジの人が計算をして親がお金を払うという生活を小さいときからしているので、おつりを知らない子供が出てきたというので、その小学校では、これは大変だと。だから、低学年でしっかりと授業を身につけさせなければいけないというので、県の教育委員会から基準外の教員の配置をいただきました。特別に学習をしっかりさせるために、その基準外の教員を低学年、1年生、2年生のところにつけて、そして、丁寧にしっかり教えていきました。そうすると、だんだん子供たちが学力がつくようになったんですね。


 でも、今でもそうですが、低学年のときから学力格差が広がっています。昔は、例えば3年生、4年生で分数が出てきて、分数の計算がわからなくなるというのをきっかけにして授業についていけない、そういうパターンがありましたけど、今はもう小学校に入った段階から、学力に格差がついている。それがそのまま大きくなっていっているという、そういう状況がありました。


 そこで、小学校で上がってきた子供たちの実態調査をしました。子供たちに質問をして聞く、それから保護者の方に質問をして、おうちではどういう遊びをしていたか、どういうゲームをしていたかとか、どういうことをおうちの中ではよくやっていたかとかいうのを、全部聞き取りでずっと調査をしていった結果、例えばおうちの中にアナログ時計がないおうちがたくさん出てきました。そこのおうちの子供は、時計を見て時間の計算ができません。時間の計算できません。アナログ時計のあるおうちは、それが少し身についています。それから、例えばしりとりゲームですとか、トランプ、すごろく、そういうのでしょっちゅう遊んでいる子と、そうでない子との数学的な考えとか、それから量をはかる、そういう考え方だとかに差が出てきました。それも、ですから、お絵かき帳とか紙工作をするとか、それからシーソーとか縄跳びとかすべて、シーソーもどちらが重いかで動くんですね。だから子供たちがこれを見て、こっちのほうが重そうだとか軽そうだとか判断するんですが、そういう判断できない子も出てきたから、その調査でそういう学力と日ごろの生活とが結びついている項目、それを全部拾い出した。そして、小学校の先生が保育所の先生と一緒になって考えまして、では、保育所でそういう遊びをさせたりゲームをさせたりしていきましょうと。そして、それを小学校が受け継いで、授業を丁寧にしていきましょうというふうなことで、その学校ではそれまでたくさんの課題があったんですけれども、少しずつよくなっていったという、そういう結果が出てきています。


 この学力に結果が出てきたその取り組みは、教員とか保育所の先生がしたからだけではなくて、保護者や地域の方が一生懸命協力をしてくれたので、子供たちの姿がどんどん変わっていったということです。ですから、教育は、例えば田川市の教育については、この教育委員会が責任を持って行政の立場からやっているのですが、教育は教育委員会だけのものではない、田川市全体の取り組みだろうというふうに私は感じています。


 そういう意味で、しっかりとした幼児期から教育をする、今回、後藤寺幼稚園、それから伊田幼稚園も一つにして、新しい田川市の幼稚園をつくるということで、田川市としては就学前からきちんとした教育をしていきたい、市民の皆さんの協力をいただきながら、子供たちの学力を高めていきたいというふうに思っています。


 昨日もちょっと紹介させていただきましたが、学力テストのずっと結果がありました。小学校はもう既に二、三年前から少しずつ成果は出てきていた。中学校がなかなか成果が出てこれなかったですが、今年度、まだ分析はこれからです、分析はこれからですが、23年度の学力テストについては、福岡県全体のレベルがアップしていますし、田川市の中学校も随分レベルがアップしているというふうに、今分析をしている途中です。議員の皆様方、それから市民の皆様方の協力をいただきながら、就学前、それから小学校、中学校ときちんとした教育をしていきたいと思っています。以上です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 大変貴重な話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。


 そこで、市長、市長はこの幼児教育、とりわけ市長では、民生部門になりますか、子育て支援、このことについて、今、教育長が述べられたようなことを実現するために、どのような施策をとればよいと思っておられるのか、また、どういった施設を今からつくろうとしているのかお尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 子育て支援、非常に幅の広い政策課題であります。したがって、まず役割分担というのを考えなければならないと思います。子育てにおいてそれぞれの役割分担をどのようにこれを決めていくのか。まず行政ができる分野、さらには地域社会で担わなければならない分野、さらには民間の事業者等の協力を得なければならない。私は子育て支援については、この3つ、3者が一体となって取り組んでいかなければ、教育効果はあらわれないと、このように思っております。


 したがいまして、今回の緊急課題検討委員会において議論されてきたのは、本市における子育て支援のあり方であります。今現在3つの公立の保育所がございます。さらには、いろいろな相談事務をやっていることもあります。いろいろな事業がばらばらでは有機的な機能も結ばれていないということから、今回のまず幼保一元化を図った支援策は行政としてやらなければならないという決断に至ったわけであります。


 さらには、民間の力を発揮しなければならないという中に、それぞれの保育所や幼稚園の機能を充実させていかなければならない。ましていわんや、家庭教育、特に地域との結びつきの深い、家庭とのつながり、そういったものを充実することによって、子育ての支援体制がつくられるものと、このように私は思っておるところであります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 その総論については、もう何度も聞いて私も全く同感でございます。具体的に私が聞きたかったのは、今回、後藤寺幼稚園の耐震問題から端を発して、緊急課題ということで、先ほどの教育長の話にもありましたように、審議会の答申が、伊田と後藤寺を一緒にして一つの新園をつくるべきだという答申を受けて、それを受けた、こういうことでございますが、そのときに市長は、保育所3園の民営化の話や、子育て支援センターの話を急に出されたんですね。市長の政治施策の中の3期目の冒頭に、私は今回の第5次総合計画を着実に進めることが私の課題だということで、みずから10年間の総合計画をつくり上げた。その中にどこにこの先般9月議会で発言をされた24時間保育だとか、あるいは病後児保育だとか、どこにいつやるってなってますかね。私は途中経過は時間の都合でもうきょうは言いませんが、先ほどなぜ教育長にこの幼児教育の重要性、子育ての重要性を述べていただいたかというのはそこにあるんですよ。1年や2年や3年では、これはでき上がらないんですよ。やっぱり人をつくる、教育していく、50年や100年かかる大事な仕事です。私は田川の再生は教育にある。先般の議会でも副市長はひまがあるときには企業回りしています。企業さんから言われるのは人材育成、ここがすごく言われます。皆さん幹部の方は共通の認識を持っておられる。しかし、25年までに幼稚園を合体して子育て支援センターをつくってやっていくんだ、どこにそういうことが書いてあるのか、行き当たりばったりではないかと、こう思わざるを得んのですよね。今、市長は各地域に当たって総合計画の説明会をしております。その中にこういった話が出ておりますか、どうですか、お尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まだそういった詳細にわたっての説明は行っておりません。しかし、まず5次の基本計画の中においても、教育の問題については取り上げさせていただいておりますし、当然、この中でも幼保の今の課題となっていることは、皆さんと議論をしながら、そして必要に応じては、専門の委員会等を立ち上げて議論をし、そして、議会の皆さんにお諮りをして事を進めさせていただいております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 それでですね、具体的にはこれ所管がどこなのかと、どういうものをつくるのか、緊急課題検討委員会からもう離れて、新しいものをつくろうと、こうしておるわけですよ。所管はまだ行革対策室、何ですか推進室か、ですね。この田川市の行政機構の中に、どこに行政改革が新しい施設の設置をする規定があるのかなと、こう思うんですね。やっぱりこれは総合政策の中で、教育委員会もかかわる、子育て支援課もかかわる、民生部も教育委員も総合的なまさに総合計画担当がしなければならない仕事ではないかと、私はこうも思うわけですね。ただ課はどこでもいいんです。結果的にいいものができれば。そういうことは余り言いませんが、余りにもつけ焼刃といいますか、行き当たりばったりという気がしてならんのです。私は、教育は先ほど言いましたように、50年100年かけてでもやらないと、この田川市はますます埋没をしてしまう。


 先般、私ども総務文教委員会では、富山県の小中一体校、視察見学へ行ってまいりました。御存じのとおり、富山県は全国学力・学習調査においては、ほとんどの部門で3位以内に入っています。その中でも特に芝園小学校・中学校はトップクラスの学校でした。きのうもテレビに出ておりましたが、島津製作所のノーベル賞を受賞された田中さんが出生された。その前に某中学校に総務文教委員会で視察に行ってまいりました。そこを富山県に行って、私ども委員はがくぜんとしたんですね、これほど格差があるかと。やはり、何よりも教育の重要性を私どもは感じてまいったわけです。


 そのもととなるこの幼児教育、それから子育て支援、この重要性を市長の発言からうかがえない。やらなきゃならん、総体的な総論は言いますけどね、現実にどうするのか、どのようなものをどうつくっていくんだ、意気込みが感じられないんですよ。市長どうですか。市長が私ども委員会でこう言っておるんですよ。後藤寺小学校と伊田幼稚園と保育所を単に一体化するだけでは何の意味もない。私はこの9月の議会、大いに市長のその発言で24時間保育、あるいは療育関係、障害児保育、そういったものはあわせてやらなきゃならんと、市長みずから言ったんですよ。私は大いに期待をして、お、私は市長と初めて意見がかみ合った、そう言いましたよね。そして、私はその場の発言はやめました。


 ところが、この10月17日の総務文教委員会の事務報告の中で、新しい新園建設についてということが出されました。昨日も佐藤議員からいろいろ質問がありました。結果的には、1時間延ばして3つひっつけただけやないかと。これではですね、市民の期待にはこたえられない、将来の。それで、私は批判するばかりではなくて提案もしたいわけですね。後藤寺幼稚園はこれは緊急課題ですよ、まさに。耐震構造全くできていない、命にかかわる問題。そこで、将来の人口を考えるならば、これは伊田幼稚園も園児が少なくなって経営が難しくなる。そこで統合するというのも私は理解ができる。とりあえずということではなくて、今の幼稚園のあり方を反省をしながら、いいものは残していく。新しいものを先に幼稚園を設置して、建設する。そして、第二次的に子育て支援センターやゼロ歳児保育、そういったものも含めた児童センター的なものをつくっていく。一遍には我が市の財政状況では、これは難しいですよ。年次を追ってつくっていくという計画を立てる、まさにこれが総合計画のその教育や幼児教育部門のあり方ではないですか、どうですか、その辺の考え方。お尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まさにそのとおりであろうと思います。私もやらないっていうのではなくて、やるためには、効果的に効率的な対応が、それと、さらには本市における財政、体力、そういう総合的な判断を要するということであります。したがって、今、幼保一元化の中にはいろいろなさまざまな幼児の環境というものがございます。それらの環境を分析し、いかに実現できるかと。例えば病後の保育にしても、やはり今、近隣の市町村を調査すると、今の保育所だけでそれをやったところと、病院と一体となったところのデータが出ております。そういったさまざまなことを調査・分析して、実現可能な対策をやっていきたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 その辺の考え方は理解できますので、ぜひそうあってほしいと思います。


 そこで、さらに提案をさせていただくんですが、こういった施設を役所ベース、役所ルールでやっても、結果的にいいものができないんですよ。これはやはりそこにかかわってくる子育ての真っ最中の人だとか、あるいは、そういった過去に経験のある方、有識者、そういった人たちで、この田川の子供をどう育てていくのか、そういったものをじっくり、今、既設の施設があるんですから、少し私は時間の猶予はあると思うんですよ。さらには、市長が、副市長も言ってますが、この行政改革の一環として、民営化の問題が避けて通れない、9月議会だったか、副市長が言ってますよ。そういうこともあわせて、本当に我が市の子育ての将来像を理想像をまず描いて、そこから絞り込んでいっていいものをつくっていくというのが妥当なことではないかと思うわけですよ。どうですか、市長。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まさに政策の決定については、広く市民の意見を求めるという中で、そういった方々の意見を聴取し、そして、それを事業に反映していくという、これは当然の手法だろうと思っております。したがって、行政だけで決めるのではなくて、専門的な意見というのも、我々は求めている、求めていかなければならないと、このように思っております。したがって、この建設に当たっての内容の実行なども含めて、意見聴取というか、市民の意見を聞かさせていただきたい、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 必ずそういったことで、市民参加のもとに、当然そうなってくると、運営方法や協力の仕方も市民も責任が出てくるわけですよ。それこそが市民と協働した市政づくり、まちづくりになってくるわけですから、ぜひ計画段階から市民参加のもとにそういったものを立てていただきたい。


 もう1点は、民営化の話をちょっとしましたので、行政改革について、ちょっと触れたいんですね。ただいま第5次行政改革ですか、審議会が行われておると思いますが、私どもには情報が伝わってきておりません。大体、審議会がどういったメンバーで、どのような内容が進められておるのか、お尋ねをいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 行政改革推進室長。


○行政改革推進室長(家高 正憲 君)


 お答えいたします。今、行政改革推進室は大きく2つの柱で動いております。一つは今議員から御質問がございました第5次の行政改革大綱でございます。これは本年度中に第5次行政改革大綱を策定したいと考えております。今現在、有識者、それから公募市民で組織されました田川市行政改革推進委員会に諮問を行っているところでございます。当委員会におきましては、福岡県立大学の神谷先生に委員長を務めていただきまして、これまで4回にわたりまして、熱心な議論を行っていただいております。


 この議論の成果として、来年の2月に答申をいただく予定となっております。その答申を受けまして、速やかに第5次の行政改革大綱として成文化して、それから議会に御報告いたしたいと考えております。なお、当委員会の会議録、それから資料、すべて委員長の署名入りで、田川市のホームページのほうに、その都度おおむね2週間以内にすべて公開しておりますので、機会がございましたら、御参照いただけたらと思います。


 なお、委員の構成ですが、先ほど申しましたように、委員長が県立大学の神谷先生、それからあと、よろしいですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 神谷先生には、香春町や直方市で実績を上げられているというふうに聞いております。私も大いに期待をいたしております。今までの行革の総括が私は十分でなかったと思うんですよ。行政評価をやるんだとか、あるいは先般行われた事業仕分け、こういったものがどういうふうに使われておるのか、生かされておるのか、全く見えてこない。それは議会の我々の活動の中で、そういったことをやらなければならない範囲というものが相当あると思うんですけどね。それは私自身も反省をいたしておりますが、昨今の新聞では、国においても政策仕分けが意図的になされておる、意図的にというようなことも、きょうは蓮舫大臣もその会議の中に打合会に入っておったと、事前の。なれ合いではないかという批判がやっぱり出てくるわけですね。田川市ではそういったことはないと思いますが、聖域なき行政改革、これは私ずっと委員会でも市長に言い続けてまいりましたが、市長、その辺のお考えといいますか、今回の行政改革推進委員会の答申が出たならば、どのような手だてをされるおつもりなのかお尋ねします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まずその前に、まず行革、これは限りなく改革をしなければならないと。国の話が出ましたけれども、私どもは梅林議員がおっしゃるように、聖域なき改革、限りなく改革というのは、これはやっていかなければならないと、このように思っております。したがいまして、先般行われました事業仕分けにおきましても、今、その検証を行っているところであります。それは次の予算編成などなど、組織運営等に生かしていきたいというような考えであります。決してなれ合いのやりとりではなくて、我々はそれぞれの分野から出てきた、また市民の意見として出されたものを精査して、本当に今後の行政運営の中に生かしていこうという取り組みを今やっているところであります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 担当部長に聞きますが、今回その仕分けの中で、私が随分前から言い続けておりますごみ収集の民営化事業、これは入っておりますか、どうですか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 行政改革推進室長。


○行政改革推進室長(家高 正憲 君)


 お答えいたします。そのごみの収集の業務運営の体制、それ自体は入っておりません。今回、行政評価を行うに当たりまして、事業仕分けという外部評価の手法を用いたわけですけれども、行政の意図が入らないように、すべて今回19事業を選んでいただきましたけど、すべて選別、事業の抽出は仕分け人の方にお願いして、私ども一切、そういう事前にどうこうしたとか、そういうことはございません。以上です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 わかりました。全国の自治体の9割が民営化しておるごみ収集業務について、これは私もかつてそういった関係におりましたが、行政改革の1丁目1番地と言われる種目なんですよ。それが今回もまた入ってない。市的には仕分けも含めて、そういったことは言ってない。私はもう本当に感覚疑うんですよ。あらゆる角度から、聖域なき改革をやる。市長の選挙公約でもあります、限りなき改革、限りがあるではないですか、限りが。議論の俎上にも上がってこない。それは上がってこなければ、また、市長は私の質問には前回、直営堅持、こう言いました。それならそれで市民に本当に理解を求めてくださいよ。私の多くの支持者、また多くの市民の方が、なぜ民営化しないのかと、こう言うんですよ。それがそういう場にも出てこないというのは、私は何か意図的なものを感じるんです、これは勝手ですけど。ですから、そういったことのないように、本当にきのうも市長は香月議員の質問に財政健全化条例をつくったらどうかという質問に、財政状況どうかと、危機的な状況。市長、危機的というのはどういうことなんですか、お尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 危機的な状況は危機的であります。


 発言する者あり (「議長、注意してください」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君)


 市長、もう一度答弁を。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 危機的な状況とは、本当に危険きわまりない状況が危機的な状況であります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 ですから、財政を効率化させて、福祉や教育にお金がかかる、財政状況いつも言う、有効に使う、市民税を。私ども、この間、11月29日の日に議会報告会やりました。市民との意見交換会の場で、第1番目に手を挙げた方がこう言ったんですよ。年金暮らしであるけれども、つめに火をともすような生活をしながら市民税を払っておる。そういった人たちのことを思えば、そんないいかげんな答弁、私はできんと思うんですよ。あなた、少し注意してくださいよ。政治家の発言は重いんですよ。これインターネットで全部流れているんですよ。もう少し品位品格を持って答弁してください。お願いしておきます。


 いつもこういったことに、大体市長と私とやるとこうなるんですけどね、余り感情にならないほうがいい。冷静沈着に梅林の言っていることがどこが間違いだと、どこが誤りだと指摘されて結構なんですから、堂々と品よくやりましょう、どうですか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 それではやらさせていただきます。まず、行財政改革をやる中には、私は財政的な面、これも大事だろうと思います。一方では行政サービスをいかに向上させるかと、これも改革の一環だろうと思っております。したがって、せんだっての質問の中にも、ごみ収集において障害を持った暮らしをする高齢者などなどに対してどのようなサービスができるのか、こういったような課題もあるわけです。したがって、直営堅持が必ずしも私はいいとは思っておりません。本当にサービス、弱者に対してのサービスをいかに我々はやっていくことができるのか、そういった中で公的な支援をつくっていかなければならない、このように思っています。いろいろな苦情というか、一般的な論理では財政論議はされるわけですけども、私は行政のサービスの向上という視点から、これを検討していかなければならないと、こういう考えも持っております。


 したがって、確かに安いほうがいいという中にサービスが、またサービスをお願いすると、それはお金で払わなければならないというような悪循環も起こるわけです。今、我々としては、直営堅持をやるというのは、やはり公務員としてやらなければならない市民サービスというのは何なのかという命題を投げかけております。そういう中で、みずからがいろいろな市民サービスのあり方を検討していただいております。そういったことも踏まえて、私は行革だと、このようにとらえております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 その行革をやれば、民営化をやれば、サービスが落ちる、サービスが落ちたらやってはいけないんですよ。サービスが落ちたら。今、指定管理者とかそういうところ全部落ちているんですか。そうではないでしょうが。経費も削減できる、行政効果もほとんど変わらない、これが行革の一番大事なところなんですよ。あなたはね、すぐそういうことを言うと硬直して、もう言いっ放してしまうわけですよ。そうではない、あらゆる角度から民営化はいいのか、悪いのかという審議の俎上にのせてくださいよと、こう言っているんですよ。研究・調査をしてやってくださいと言っているんですよ。そして、多くの市民が望んでおるような行政施策ができるような、効率のよい財政運営をやってくださいと、こう言っているわけです。ですから、そこがどうしてもできないなら、できない理由を明らかにして、市民に理解を求めてくださいと、こう言っているんですよ。そうすべきではないですか、どうですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 当然、我々の中でもそういった議論がされておりますので、決してやってないんではなくて、どうすれば市民サービスと財政効率の運営は常にリンクして考えているところであります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 そういったことで、やっておるというのはいいではないですか。大いにそれで結構なんです。それやってください。だから、余りにも棒を飲んだような話をされるから、それではいけませんよと、こう言っているだけですよ。十分いろいろな角度から検討していただいて、市民サービスに支障のないようにやっていただくことを望みまして、私の質問はこれで終わります。


○副議長(加藤 秀彦 君) 以上をもちまして、9番梅林史議員の質問、答弁を終結いたします。


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 次に移ります。


 10番金子和智議員の質問を許します。(拍手)


○議員(金子 和智 君)


 お疲れさまです。つばさの会の金子和智でございます。通告に基づきまして一般質問をやらさせていただきます。


 今回の質問は職員のモチベーション及び能力の向上についてでございます。早速ですが、まず、市長が考えられます理想の田川市の職員像、田川市職員のあり方とはどういうものか教えていただきたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、我々特別職も含めて公務員たるものは、やはり市民のために働く職員、全体の奉仕者として我々は市民サービスをやっていかなければならない。その中にやはり職員の士気というか、やる気というか、そういうものを高め、そして市民のサービスを十二分にやっていく職員をつくること、これは職員に対する期待です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 それでは、そのような職員を育てるため、育成するために、田川市としてどのような取り組みが行われてきたか教えていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 詳細につきましては、人事担当のほうからお話をさせていただきますが、まず、職員がこのまちの市民のために働く、奉仕の精神を持って働くためには、やはりそれなりの行政がやってきた課題というのがございます。その課題に対して、どのような対応をしてきたのか、我々は今までの組織力ですか、これをやはり見直さなければならない。そういう中で財政問題や行政を遂行する企画力を上げていかなければならないと。まず、職員たるものは、組織学や財政学や企画力をつけていかなければ、この市民サービスははかどらないと、こう思っております。そういう中で、人事評価や研修やそれから採用試験等における職員の資質の判断をさせていただいてきたところであります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 総務部長。


○総務部長(犬丸 哲男 君)


 まず、育成の第1点目でございますが、市長が申しましたように、人事評価制度でございます。職員の能力に応じた人事処遇及び給与処遇を活用し、活力ある組織を実行するとともに、効率的な行政運営と行政サービスを展開するために、今年度から管理職を対象に制度を本格導入し、給与処遇の一部を活用することといたしております。


 2点目といたしまして、職場開発でございます。職場開発につきましては、職場開発の取り組みの一環として、職員提案制度の充実を図り、職員の創造性を発揮できる機会を提供するため、業務改善推進制度を導入してきたところでございます。また、各課に職場研修推進員及び人権学習・接遇改善推進員等を配置いたしまして、職場内での支援体制を強化するなど、職場研修の充実を図ってきたところでございます。


 また、そのほかにもメンター制度の導入、あるいはキャリア開発等がございます。これにつきましては、多様化する行政需要に対応できる人材育成をするため、採用から10年間の間で性質の異なる職場をローテーションする取り組みを一部実施してきたところでございます。


 4つ目の職員能力の開発でございます。これにつきましては、業務改善などに関する研修などを目的とする自主研修グループ活動への助成及び自己啓発のための通信教育、公開講座への参加などの支援として自己啓発支援制度を実施してきたところでございます。このような中で人事制度を活用したOJT、職場教育の充実や、管理監督者の指導・育成能力の向上を図るためのマネジメント研修等を実施してきたところでございます。さらには先進的な行政運営の手法や民間の経営感覚を取得し、本市の行政運営に活用するため、人事交流や派遣研修等の実施を行っているところでございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 今現在でも人材育成に関してはさまざまな取り組みをしていただいているというところは理解させていただいております。ただ、今の内容、どちらかというと、上からおろしていく形のものが多かったような気がします。私はこれからの自治体職員は、みずから高めるモチベーション、そういうものが必要で、かつ高度な専門的な知識・能力を備えたプロフェッショナルになっていく必要があると考えています。ここ数年前、ここ10年ぐらいでしょうか、公務員は業務の増加とか多様化、また給与を含めた待遇の悪化とか、マスコミによる公務員たたき、再現なく続く行財政改革による改革疲れ、これをやるなということではないです。当然、行財政改革をやっていかないといけないんですけれども、そういった待遇面の悪化を含めた、そういうところで職員のモチベーションというのは大きく低下をしているのではないかという危惧をしております。


 そして、また本来はモチベーションを上げるためとして導入されていく人事評価制度、これがまた能力主義とか成果主義を取り入れた人事評価制度によって、逆に余り動かないほうがいい。動いて目立って失敗をすると、また悪い評価をされてしまうとかいうことで、事なかれ主義のほうに走ってしまう職員が増加している。これはもう実際に人事評価制度を導入された自治体でそういう現象が出ているということがはっきりしてきているかと思います。そういうことによって、職員のモチベーションが、先ほどから申し上げているように、大きく低下しているように私は感じております。


 そこで、市長にお尋ねしたいと思います。田川市職員のモチベーションについて、市長は今どのようにとらえられているか教えていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、職員のモチベーションを上げるには、どうやるか。確かに公務員という職業を選択したそれぞれ異なる思います、動機がですね。しかし、入ったからには、私は一つの公務員もプロ意識を持ってほしいなと、まず、みずからが何ができるかと、今欠けていることは何なのかという、自分の力をやはりどのようにつけていくかというのが、一つの自己に課せられた責任であろうと思います。そういう中で、業務において、またはその職責において、いろいろなモチベーションの持ち方、つくり方があろうと思います。それぞれの経験や、さらには知識によってモチベーションを上げる人と、さらには先ほど金子議員がおっしゃるように、いろんなプレッシャーがかかって、逆に自分を大変落ち込んだ姿をつくってしまうというような、いろいろな職員がありますが、しかし、最終的に私はプロとして採用されたならば、自分の選んだ道を全うする、そういう職員になってほしい、言うなれば、これが職員に対する期待であります。


 しかし、一方では、今度は行政側からすると、こうあってほしいと、まちのあり方についてはいろいろな課題があります。これを解いていくためには、組織力、総合力を持って対応していかなければなりません。1人の職員も落ちこぼれがないように、力を結集してやらなければならないと、これが先ほど言う組織力と思っております。そういう中で、組織からこぼれない、そして常に明るく元気に前向きにできる職員というのは、今度は管理の側に係る、その職場内における管理体制というのをしっかりとしていかなければならないと思います。いろいろな職員において、今現在いろいろな事業に取り組んでいただいているわけですけども、壁にぶつかり合いながら、それでもいろいろな周囲の人の支えがあって頑張っていただいている職員も見させていただいております。したがって、今、ここでどれがどうだと一概には、その人その人によってモチベーションの上げ方が私は異なると、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 済みません、ちょっと私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんけど、今、正直、一言で田川市の職員のモチベーション全体ですね、全体像として市長はうちの市職員のモチベーションが高い位置にあるのか、それともまだ向上の余地があるのかどうかというところを、一言でお答えいただきたかったので、その点を再度お願いいたします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まだまだ伸びる余地があります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 そこで、私が危惧している点なんですけれども、これも全く市役所外の方で、ある方という形で申し上げますけれども、その方から近隣の市と比べて、どうも田川市職員全体的に何か暗いのではないか、笑顔、明るさが感じられないということで指摘を受けました。明るさがそのままモチベーションの高さかというと、そうではないにしても、組織としてやる気に満ちていれば、外部の人から見て、モチベーションが高いというふうに、笑顔が明るい職場であればモチベーションが高いというふうに通常見られるのではないかなと思うんですけれども、そうは見ていただけなかった。また、そう言われた方が1人ではないんですね。数人の方からそういうお話を聞いてます。ですから、その辺、田川市の職員のモチベーションというのが、私の目から見ても正直高いとは思えない状況にあるということを危惧をしております。また、その原因については、いろいろ、先ほど市長がおっしゃられたように、さまざま個人的な状況を含めて、さまざまな点があろうかと思いますけれども、結果として私は、今の職員のモチベーションはそう高くない状況にあるというふうに感じております。


 ただですね、これを高くないということで見過ごすわけにはいかないんです。当然モチベーションが高ければ、ここまで頑張ろうというところが、モチベーションが低ければ、もうここでいいやというふうになってしまう可能性が非常に高いです。それは、最終的には市民のサービスに影響が出て、田川市民全体の不利益につながることになります。ですから、これを解消をしていかなければならないというのは、皆さんと一致した意見になろうかと思います。


 一方で、当然、地方公務員の業務の内容も大きく変化をしてきております。パソコンとかインターネット、また田川市の場合の庁内LANの普及とか、そういうIT化の推進によって、私たち二十数年前に入ったときに結構多かった、単純な業務とか計算のチェックとか、そういったものが大幅に削減をされてきております。また、先ほどからお話が出ているように、指定管理者制度の導入によって、各種施設とか、また一部窓口業務とか、そういったものの民間委託が大幅に進んできております。そして、残るのは地方分権の推進などによって、今申し上げたような決められた仕事を淡々とこなすような仕事ではなく、みずからが政策を立て、企画していく業務、またさまざまな調査を行い、分析をしていく業務とか、また住民に対する指導・助言など、質が高く、かつ専門性も高い高度な知識と能力を必要とする住民サービスの業務が残ってきていくし、また、これからふえていくと思います。しかも、先ほど申し上げたような単純な計算業務とかチェック業務とか、そういうのが減ったとはいえ、行財政改革等含めて、職員の数、大幅に減っている現状が皆さん御認識のとおりだと思います。そういうことによって、今残っている職員一人一人、1人当たりの業務量は増加し、かつ複雑化していっているというふうに私は考えております。


 こういった質の高い、業務、サービスをこなすには、先ほど申し上げたように、高いモチベーションとかつ高度な専門的能力を持つプロフェッショナルの集団を、今後田川市役所はつくり上げていく必要があるというふうに私は考えております。


 先ほど若干お答えいただいたところもあるんですけれども、再度ここで市長にお尋ねしたいと思うんですけれども、田川市役所の職員のモチベーション、若干まだ上げる余地があるということで市長もおっしゃってましたけれども、それを向上させるのにどのような取り組みが今後考えられるのか、どのような取り組みを行えば田川市役所職員のモチベーションが上がるのかということを、市長がどういうふうに考えているかお聞かせいただきたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 非常に難しい問題ですね。しかしながら、先ほどから申しますように、我々はプロ職員だということを常に認識しておかなければならないと思います。では、プロとしては何ができるのか、何をしなければならないのかという自己自身の命題というか課題というのをしっかりとこれは押さえていく必要があろうと思います。それぞれの職場においていろいろな課題をからっております。その課題を解決するためには、その職場にいる職員の職場における仕事に対する認識度、さらにはこれを解決するための組織体制や財政の問題などなどが本人のプロ意識として燃えていくというか、実行していくための力をみずからが研さんしてつけていくのも大事ですけれども、職員研修等でそれをフォローしていくと、本人のモチベーションを上げるための研修などなどを図りながら、さらには職場全体の雰囲気もあろうかと思います。やはり、組織でやってますから、職場のコミュニケーションをスムーズにいけるような環境をつくっていくことも大事であろうと思います。そういったことを踏まえて、とにかくやる気のある企業戦士とは申しませんけれども、私は公務員戦士になるべきだと、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 市長のお考えは理解いたしました。これまで一般的な話でございますが、職員のモチベーションや能力を高めるため、仕事の効率を上げるために、多くの自治体で議論されてきたのは、例えば昇任であるとか、昇給の仕組みであるとか、能力主義とか成果主義、人事評価制度とか、そういったものの導入ということになっていたかと思うんですけど、今現在の田川市も含めた国や自治体の財政状況で、当然、大幅な賃上げとかいうのはもうあり得ないし、職員もそういうものはもうあり得ないというふうに考えていただいていると思います。また、組織の簡素化によって、役職のポストも当然減少していきますので、昇任とかそういうところ、限られた数がどんどんまた小さくなっていくという状況にあるかと思います。ただ、先般の9月議会ですかね、佐々木議員から御指摘があったように、田川市の管理職はまだ非常に多いというような御指摘もありましたけれども、当然、通常、役職ポストによるモチベーションアップ、動機づけとかいうのは、これもなかなか困難な時代に入ってきているというふうに私は考えております。


 また、成果主義の導入による人事評価、田川市では来年度から手当のほうに差がつくというふうに聞いておりますけれども、これも限られた予算の中で、若干の上乗せがあったところでという言い方は失礼かもしれませんけども、その程度の金額で職員のモチベーションが大きく上がるかというのも、私大変疑問に思っております。効果が薄いのではないか。また逆にその評価の過程に透明性が確保されて、職員が納得しなければ、かえって成果主義による人事評価制度というのは、職員全体、上がった一部の人はいいでしょうけれども、上がらなかった人、下がった人、自分でやれてなかったと理解する人はそれでいいかもしれませんけど、かえって全体の士気を下げてしまうのではないかという危惧を私強く持っております。


 また、この人事評価、成果主義による人事評価制度に関しては、石松議員も前回御質問されていたかと思うんですけれども、民間企業のほうが1990年代ごろからモチベーションアップのツールとなる、道具となるということで導入をしてきたんですけれども、結果として昨今は、メリットよりもデメリットのほうが多かったということで、成果主義の考え方を変える民間企業も多く出てきているという現象が現在出てきております。こういった状況を踏まえますと、今後も田川市職員のモチベーションの向上には、給与やポストなどの俗に言う経済的報酬ではなく、非経済的な報酬を重視した取り組みが私は必要ではないかというふうに考えております。


 そこで、再度市長にお尋ねします。給与や昇進などのポスト、また来年度実施予定の人事評価による勤勉手当の増減などの経済的な報酬が本市の職員のモチベーションの向上に本当につながるとお考えかどうか教えていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 今、人事評価制度の導入ということで、本市は検討に入ったばかりであります。したがって、来年から実施されることを踏まえて、私はこれは検証していかなければならないと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 先ほど申し上げたように、成果主義による人事評価制度、もう10年、20年ほど前から民間企業が始めて、その後追いですね、大体行政がそういうことを始めるのは民間で取り組み始めて10年ぐらいたって、そろそろやってみるかというような形でいく、そういった中で、時代おくれになりかねない制度という危惧もございます。ですから、私、先ほどから申し上げている、経済的な報酬ではなくて、非経済的な報酬を重視したほうが今後の田川市職員のモチベーションの向上にはつながるのではないかと、経済的報酬のみで職員のモチベーションを向上させるのは、今後大変困難ではないかというふうに考えております。


 当然、先ほどから申し上げているように、経済的報酬が職員に対して施されるというか、職員がその経済的報酬にたどりつけるかというと、職員ももうそういう状況ではないというのを、もう十分認識をしております。当然、先ほどから市長がおっしゃられているようにプロフェッショナルとして頑張っていかないといけない、頑張ろうという思いも、当然田川市職員として採用された以上、愛するふるさと田川のため、田川のために働くという思いを持って勤務しているというふうに私も当然思っております。だからこそ、もっとその職員のモチベーションを上げるには、非経済的な報酬を充実させるべきではないかということで、私は考えております。


 最初の質問のときにも引用させていただきました。経営の父と言われますドラッカー、彼がモチベーションの向上には4つの要素が必要と述べられております。それは適正な配置、適正配置ですね、高い水準の仕事、自己評価に必要な情報、決定への参画の4つということで言われております。適正配置、これは簡単に言うと、好きこそ物の上手なれ、そのことわざのとおり、人は好きな仕事をしているときに、一生懸命頑張って結果を出せるということ。高い水準の仕事、これはチャレンジ、やりがいのある仕事を任されたときに、人は心に火がついて頑張れるということでございます。自己評価に必要な情報、少しわかりにくいんですけれども、自分に対する評価や、その組織内部での自分の位置づけ、自分はどういうところで仕事をしている、どういうスタンス、立ち位置ですね、立ち位置で仕事をしているのかということ、自分がこれぐらいの位置であればここに行くまで頑張ろうというような思いを出せるような、自分の位置、立ち位置がわかるための情報を手に入れること、把握できることでやる気が出る。決定への参画、これはもう言葉のとおりで、人はその物事の決定の場所に自分がいること、納得してその仕事に取り組むときに、やる気を出す。自分がその過程に参加していないときは、また、納得していないときは、なかなか人はやる気が出ないということでございます。


 これらの4つは、先ほどから申し上げております経済的報酬ではなくて、すべて非経済的な報酬から得られるものであるというふうに考えております。


 次に、プロフェッショナルな職員の育成の必要について、私の持論を若干説明させていただきたいと思います。


 一般的にこれまでの地方自治体は、ゼネラリスト、総合職といいましょうか、その育成という建前や、業者との癒着などの不祥事を恐れる性悪説、性善説よりも性悪説のほうが優先されて、本人の適性や意欲が考慮されない人事異動、こういうものが通常3年程度のスパンの中で行われてきている。これがこれまでの自治体の人事異動の基本ではないかというふうに私思っております。しかしながら、昨今の情報化社会の進展によって、市民のニーズが多様化かつ専門化してきております。インターネット等で私たちが持つ情報よりももっと高度な行政情報とかいうものを、一般の市民の方が簡単に手に入れられるような状況になっております。そういった市民の方、または業者の方に対応する職員は、これまで以上に高い知識とスキル、能力が求められてきているようになっているように感じます。こういったニーズに対応するためには、今までのような短いスパンの人事異動ではそういった市民からのニーズに私はこたえられない、高い能力を持ったプロフェッショナルな人間ではないと、こういった市民ニーズにはこたえられないのではないかというふうに考えております。


 そこで、市長にお尋ねいたします。こういった高いかつ複雑化した市民ニーズにこたえる、先ほどから出ておりますプロフェッショナル、そういった職員を育成するためには、具体的にどういった取り組みが考えられるでしょうか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 これは職員研修しかないと思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 先ほどから研修のお話出てきております。研修、大変私も重要だと思っております。ただ、これは先ほどから私モチベーションと申し上げていますけど、モチベーション、2種類あると思うんですね。外発的なモチベーション、これは研修によって出てくるものが外発的なというような部分になるのかもしれませんけど、私が重要視したいのは、内部、みずからがやる気を出して仕事に取り組むというようなモチベーション、これの育成ということをお話をしているところでございます。


 プロフェッショナルな職員を育成するには、当然研修も大事だとは思いますが、ここでも本当にくどいようですが、これからの田川市役所職員には、私は高いモチベーションと、かつ市役所の内外、市役所内部だけではなく、市役所以外のところでもその磨かれた能力を発揮できる、プロフェッショナルな職員になっていただきたい、そういう強い思いを持っております。


 そこで、参考までに、いろいろ先進的な自治体で取り組まれている、内発的なモチベーションを高めるための非経済的な報酬としての制度について、少しお話をさせていただきたいと思います。


 まず、これはちょっとなかなか行政の職員の方にはわかりにくいところかもしれませんけれども、民間企業の多くで、行動指針とか行動規範とかいう、その企業で勤める職員のあるべき行動像というんですかね、そういったものを定めている企業が大変多ございます。有名なところではトヨタ自動車が、トヨタウェイというような形で5回なぜを繰り返せとか、そういうものでございますけれども、まず、こういった田川市職員、田川市の職員はこうあるべきだ、こういうときはこういう行動をすべきだという、精神的な支柱というか、頼りになるような行動指針というのをぜひ定めていただきたいと思います。そういうのを実際に定めている自治体の例もございます。有名なところでは、横浜市が横浜市経営責任職員行動基準というようなものを、これはもう平成18年度に既に定めておりまして、一例を紹介しますと、公正に判断し、誠実に行動します、当たり前のようなことなんですけれども、これは行動指針というのは、基本的に職員は絶えず持ち歩くということになっておりまして、悩んだときにはそれを見て、どっちの道を選ぶか確認をするというようなものが、こういう行動指針とかトヨタで言うところのトヨタウェイというようなものでございます。


 2番目に、これは既に田川市のほうでも若干検討していただいているのではないかと思いますけれども、立候補制人事異動でございます。FA制度ともよく言われておりますけれども、簡単に言いますと、職員が自分のみずからのキャリアデザインのために、特定の職場への異動をして、面接をしたりとか、聞き取りをしたりとかいろいろなやり方あるかと思うんですけど、その職員の異動の希望をかなえる制度で、これはもう既に多くの自治体が導入しておりますので、またそういうところを調べていただければおわかりいただけるかと思います。


 3つ目、公募制の人事異動という制度でございます。新しい業務とか、プロジェクトが立ち上がったときに、庁内、その担当者を公募する制度でございます。例えば、昨日加藤副議長の一般質問でゆるキャラをつくろうというのがございましたけれども、例えばそのゆるキャラ担当係長を募集しますとか、そういうような形のものが、この公募制人事制度というような形になろうかと思います。


 4つ目、今も福岡県と人事交流という形のものを、1名ずつの交換という形でやられているかと思うんですけれども、これをもうちょっと私は活発に、かつ多岐にわたってやっていただきたいというふうに考えております。国・県だけではなくて、民間企業を含めたところ、数年前までトヨタ自動車のほうに田川市の職員、出向で研修で行っておりましたけれども、それをまた復活させていただいて、そういう民間企業との行き来、また国・県との行き来、そういったものをぜひ積極的にやっていただきたいと思います。田川市役所以外で勤務することで、私はその職員がみずからの客観的な自分の状況、もうちょっと勉強しないといけないんだなとか、こういうことも学ばないといけないんだというようなことに気づくのはもちろん、また、行った彼だけではなくて、田川市としての人脈も広がるというふうに考えますので、そういう派遣型の人事交流、こういったものをぜひ積極的にやっていただきたいと思います。


 5番目として、職員一人一人のキャリアデザイン、仕事に対するこれからの将来像を考慮した複線型人事、スペシャリストの養成を本当にやっていただきたいということでございます。先ほどから繰り返し申し上げているように、これからの自治体職員は高度な専門知識と、その能力が求められるということは、私は間違いないと思っております。そのためにも、各分野、その分野におけるプロフェッショナル、スペシャリストを人事のローテーションを考えながら、そういうスペシャリストを何人かその部署に配置できるように養成していく必要があるのではないか。当然、総合職というか、ゼネラリストを目指す方はゼネラリスト、スペシャリストを目指す方はスペシャリスト、そういう形の複線、選べる制度をぜひつくっていただきたいというふうに考えております。


 6番目ですけれども、職員が専門的な知識や能力を高めて、その分野の第一人者となったときに、いろいろな団体とかから講師とかパネリストの依頼、また専門誌、そういう専門的な雑誌への寄稿を求められるなど、対外的な評価をされること、そういうのを職員が頑張れるような仕組みづくりを組織としてつくり上げていただきたい。そういう場所に呼ばれることによって、講師として呼ばれることによって、当然、さらに職員が勉強を重ねていきますし、そういう研さんを続けていってくれるはずです。そういうことで自覚とか責任感がはぐくまれますので、その職員のモチベーションは非常に高まっていくと思います。そういった職員が出てくるときに、また次のステップとして、例えば表彰制度、年間で田川市役所の職員で年間一番講演に行った人を、講師として行った人を表彰しますとか、先ほど職員提案のお話も出ていましたけれども、1年間で一番職員提案をした人、数打ちゃいいという話ではないでしょうけど、そういった表彰制度、頑張った人間が皆さんから認められる、表彰状をもらう、それを市長から手渡していただくことによって、ああいった職員になりたい、あの職員を目指したいと、そういった後輩への指導にもつながるかと思いますので、ぜひそういう表彰制度ですね、そういったものも考えていただきたいなと思います。


 先ほどお話出てました資格取得の支援の制度ですね、あの辺ももう少し充実していただいて、こういったスペシャリストを目指す方が本当に専門的な資格を取りにいくとき、講習を受けたりしないといけない、休みもとらないといけない、十数万円かかる、そういった資格もございますので、その辺を頑張る職員を応援する制度として、もう少し充実を図るとかいうところの検討もぜひしていただきたいというふうに考えます。


 そこで、今まで非経済的報酬にかかわる制度として幾つか御紹介をしましたけれども、今後、これまで御説明したような新たな考え方ですね、経済的な報酬ではなくて、非経済的な報酬で田川市役所職員の内発的なモチベーションを高めるためにも、新しい考えの人材育成の計画なり方針なりを田川市として定めていただきたい、検討していただきたいというふうに考えております。その点について市長のお考えをお聞かせください。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 示唆に富んだ御意見をいただきましてまことにありがとうございます。今まさに第5次総合計画を立てて、本市がいかにあるべきかという崇高な計画の中で、これを実現していくためには、職員のモチベーションを上げなければならない。その中で、モチベーションを上げる中には、外部的な要因と、やはり内部的な要因があろうと思います。それを今、金子議員は内部的な要因を上げるための自己啓発、そういった支援制度などが提案されました。そういうものも含めて、我々今後職員のあり方というものを少し深く検討させていただきたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○副議長(加藤 秀彦 君) 金子議員。


○議員(金子 和智 君)


 その検討いただく中で、最終的にはそういったものを組み込んだ計画なり方針なりを早急につくり上げていただきたいというふうに要望をしておきます。また、そういった計画とか方針、また検討の材料としてぜひ全職員を対象としたアンケート、私は実施していただきたいというふうに思っております。内容は、今、議論させていただいていますモチベーションの向上、私はこういう意見で申し上げておりますけども、職員の皆様はひょっとしたら違うかもしれません。こういったときに私のモチベーションは高まります、こういったことをしてくれたら私のモチベーションは高まります、人それぞれ考え方が違うかと思いますので、そういったモチベーションの向上に係る要素であるとか、今後私はこういう仕事をしたい、ですから、こういうところに行きたいとか、そういう人事異動のニーズがあるかどうか、そういったところも含めて職員のキャリアデザインにかかわるところの声とか思いを十分聞けるような反映できるようなアンケート調査をぜひ実施していただきたいというふうに考えております。先ほど市長が検討していきたいということでおっしゃっていただきましたので、このアンケートのほうもぜひ実施をしていただきたいということで要望をさせていただきます。


 最後に、私の思いを少し述べさせていただいて質問を終了させていただきたいと思います。私は市長や副市長には、与えられた公務だけでなく、公務で身につけた知識や能力のさらなる研さんに励んで、先ほど申し上げたような講演や執筆などの情報発信が積極的にできるような職員、また地域課題の解決に向けてNPOの活動や、市役所を飛び出した部分でNPOの活動やボランティアとか、そういったものを積極的に参加できるような職員をぜひ育成をしていっていただきたいと考えております。


 その結果として、みずからの力、能力を最大限地域のために生かすために、市役所をひょっとしたら中途で退職したり、自分で新たな企業をつくる、起こすほうの起業ですね、起業したり、NPOを設立して、市役所をやめたりしてくる人が出てくるかもしれない。これを市役所の損失として見るのではなくて、もっと大きな視点でとらえていただいて、地域の活性化につながるいいことだと、そういう形で市役所の職員が退職することに関してはいいことだ、逆にどんどん地域に出ていけと、田川市役所はそういう人材を育成する組織でもあるんだというような広い観点から、職員の育成にぜひ取り組んでいただきたいと思います。


 市役所の職員は田川市役所だけの財産ではないんです。田川市民みんなの財産だというふうに私考えております。だからこそ、職員がその能力を最大限に発揮できるような組織をつくっていただいて、田川地域の活性化に結びつけていただく責任が市長、副市長、教育長、病院事業管理者すべての業務を管理される方に私はあるのではないかというふうに思っております。もちろん田川市役所にもその責任はあると思っております。だからこそ、職員を大事にしていただきたい、そして、彼らが笑顔で明るく仕事に取り組める環境をつくっていただきたいと思います。心から強くお願いをしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○副議長(加藤 秀彦 君)


 以上をもちまして、10番金子和智議員の質問、答弁を終結いたします。


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 これより暫時休憩いたします。再開を午後2時40分といたします。


                              (休憩14時25分)


                              (再開14時40分)


○議長(?瀬 春美 君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。


 11番佐々木允議員の質問を許します。(拍手)


○議員(佐々木 允 君)


 それでは、社民党市議会議員団の佐々木でございます。今から一般質問を行います。どうぞよろしくお願いします。


 きょうは通告では最初が男女共同参画でしたが、臨時・嘱託職員の件について先に御質問したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


 本年の12月1日現在、市の臨時・嘱託職員は市立病院を除き、全体で266名いらっしゃいます。これは平成18年度では150、平成19年度は161、平成20年度は171、21年度は183、22年度は193、そして現在が266と数を見ても飛躍的に増加しているのが現状です。人件費を見ると、昨年度で水道課を含めると5億2,013万8千円、本年度の見込み額を調査していただいたところ、5億を大きく超えて6億2,372万2千円の人件費が臨時・嘱託職員にはかかっている計算になります。


 6億円の人件費、市内の中小企業をどこを見てもなかなかないような金額なんですけれども、さて、やはりこれだけの人件費を税金から一般財源で投入している状況に関して、特に今回の場合は採用について見ていくと、今、人事担当は履歴書と面接というだけで採用しているというのが現状です。これまでの一般質問を私が行った中でも、もはや臨時・嘱託職員は市の行政運営においてはなくてはならない存在になっているのは、執行部の答弁でも明らかです。だからこそ、その採用過程、そのスタートラインにおいても公正公平な採用に変えるべきだと考えます。資格職などは一定程度面接で可能な部分もあるでしょうが、事務補助を中心に、やはり何らかの採用試験等を行い適性を見て、そして採用していくというシステムを行うことが必要なのではないかと思います。その点についてまずお答えいただければと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 総務部長。


○総務部長(犬丸 哲男 君)


 臨時職員等の新規任用についてでございますが、今、議員おっしゃられるとおり、本市での就労希望をされる方は履歴書をお預かりし、臨時職員の候補として登録いたします。そして、臨時職員等の必要性が生じたときに、登録者の中から業務内容に適した経歴や資格などを持った方をまず書類選考し、次に面接で行っているところでございます。また、その他適格性の判断を、面接においていたしているところでございます。以上です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 現状はわかりました。試験制度についてどうかということもあわせて答えていただければと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 総務部長。


○総務部長(犬丸 哲男 君)


 現在のところはそういう形で登録いたしておりますので、試験制度を検討いたしておりませんが、今後におきましては、簡易なパソコンの技能の習得率がどのくらいかというふうな技能試験等、エクセルまたはワード等の技能試験等を行ってまいりたいと思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 事務方のトップである副市長にもう一度この件についてお聞きします。人数としてももう多いし、やはりきちんとした採用計画等、またその過程もしっかりすべきだと思いますが、いかがでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 臨職の雇用と申しますか、そのことなんですが、その前に人件費的に22年度は5億2千万円、それから、今年度の見込みは大きく上回って6億円超えていると。この背景がまだあるんですよね。それを御理解いただきたいと思います。と申しますのは、平成7年からことしの4月1日までの間に、職員の削減計画、今、4次が進んでいると思うんですけど、その間に普通会計ベースで270人から職員が削減されたんですね。そういうことから非常に臨職・嘱託が多くなったと。そこで、職員にかわるような業務をしているんで、臨職・嘱託についても一定のしっかりした人材を確保すべきではないかと、こういう御質問だと思います。


 私ども人事当局は、当然そういうことを念頭に置く中で、ただ公式な試験制度とは位置づけていませんけど、こういう部門に産休でこういう人材が要る、あるいは、こういう部門に災害が発生したんで、こういう技術的な職員が要るというようなケース、ケースでそれぞれ判断しながら、個人面接、それから事前の履歴書のチェック等々をしながら、その人材が私どもが予定しているその場所に適切な人材であるかということは、もう従前から行っているところでありまして、ただ、議員御指摘のようなそういう正式な試験制度、そこまでは至っていないというのが現状でございます。


 そこで、では、将来的にどうするのかと、こういう御質問につながってくると思うんですけど、今のところ、先ほど総務部長申しましたように、一定のものは考えてますけど、正規の職員採用みたいな、あるいはそれに準ずるような形のものは臨時職員という事柄も考え合わせまして、正直考えておりません。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 わかりました。これは意見で終わりますが、先ほど職員の削減の件がありました。それに伴ってふえたという背景もわかります。だとすれば、なおのことそこの臨時・嘱託職員にかけられた課題というのはいろいろ出てくるわけですので、また、事務補助ということであれば、本当にパソコンができるのか、ワード、エクセルがしっかり表計算がちゃんとできるのかとか、今のところそういったのもやっていないという現状であれば、そういったものもやっていきたいということであれば、せめてそれぐらいはきちんとクリアしたような人材を入れていくといった採用計画が要りますし、これは何よりもやはり基本的な姿勢としては、若干それるかもしれませんが、やはり人事採用のあり方そのもの全般も含めて、人数をどうしていくのかもぜひ検討していただきたい。その件だけはぜひお願いをしたいと思います。


 時間がありませんので次に、それでは次に、男女共同参画のあり方について一般質問をしたいと思っています。


 男女平等に関する規定は、日本国憲法第24条にも明文化をされ、法律としても男女共同参画社会基本法が成立しております。また、福岡県も第3次男女共同参画計画を今年度から開始をしています。また、福岡県では毎年11月の第4週の土曜日、ことしでいえば11月26日を男女共同参画の日としても規定をしているところです。


 本市では平成16年度に男女共同参画推進条例を制定し、平成19年度からは10カ年の計画で、田川市男女共同参画プランの策定をしています。この詳細については、また執行部から説明があるでしょうから割愛をしますが、今年度が男女共同参画プランの前期計画の最終年になっているのは御存じのとおりだと思います。


 このように国、県、田川市といろいろな行政セクターが男女共同参画について明文化をし、推進を図ることとしています。すべての市民が性別にかかわりなく個人として尊重され、男女が対等な立場であらゆる活動にともに参画し、責任を分かち合う社会の実現を我々政治家もしっかり希求していかなければなりません。現状を見ると、田川市もまだまだ男女共同参画について、不十分な状況になっているのが現実です。詳細についてはその後の質問で述べていきますが、ぜひともその条例を制定し、プランもあるのですから、より実効性のある形に変えていただきたい、そのことを思います。


 そもそも男女共同参画に対するものは、理念的な役割というのがまず非常に大きいだろうと思います。その中にあっては、やはりトップである市長が男女共同参画について基本的にどのように考えているのか、大きく問われようと思いますし、やはり市長の基本的姿勢がやはりこの運営をやっていく中でも大切ではないかと思います。市長の男女共同参画についての、まず基本的な考えをお聞かせいただければと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 柿田議員の質問にありましたように、そこでも答えたように、基本的な考え方を述べさせていただきます。まず、男女共同参画型社会の実現、これは女性だとか男性だとか、どちらにとっても生きやすい社会づくりをすることが目的であります。今日のように、少子高齢化の進展や人口の減少などの社会的変化によりまして、また、さらには経済的な長期的な低迷と閉塞感の高まり、貧困と格差の拡大など社会経済情勢の急速な変化に伴う課題を解決するためには、男女共同でこの社会づくりをやっていかなければならないのが喫緊の課題だと、このように我々はとらえております。


 本市でも男女共同参画型社会の実現に向けて、国内外の取り組みのもと参考にし、これまでさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、依然として社会によってつくり上げられたジェンダーの持つ意識や言葉が影響を与えている状況から、まだ多くの課題が残されているといっても過言ではないと思います。


 本市では平成16年8月に田川市の男女共同参画推進条例を制定しました。条例の制定につきましては、賛否両論の意見が交わされたところでありますが、条例制定の意義や基本理念等について理解をいただき、制定に至ったところであります。憲法や法律などで男女平等がうたわれているにもかかわらず、なかなか男女共同参画が進まないのは、意識の改革が進んでいないことが原因だと考えております。


 このような意識の改革を進めていくためには、男女共同の参画を推進する啓発を積極的に行っていくしかありません。市民に継続的に啓発活動を行うことによって、男女共同参画についての理解を深めてまいりたいと思っております。そのためには、議会の皆様の御意見もいただきながら、また、さまざまな活動をする団体の皆様の意見、そういった中で、それぞれの活動が活発化できるような体制づくりを進めてまいりたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 基本的な考えをお聞かせいただきました。ぜひ意識の改革を進めていくためにも、やはり各種啓発を積極的にやっていっていかなければならないと。やはり、そういうのをしっかりやっていくために、どうしていくかというのが、これから田川市にとって大きな課題かなと思います。ということは、この男女共同参画に向けてどのような事業が現在展開をされて、またその中での課題が何で、今後どうしていかなければいけないのかというのを今から整理をしていきたいと思っております。


 まず、男女共同参画にかかわる市長部署で推進室があったり、または田川市男女共同参画センターゆめっせというものがございます。同様なセンターは他の自治体でもあり、そして、そこが推進役としても展開をしています。まず、基本的な考えで執行部にお答えいただければと思うんですが、この男女共同参画センターゆめっせが男女共同参画に関する推進役を担っているという認識でよろしいのかどうか、その点について、まず担当者でもだれでも結構ですので、お答えいただければと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 男女共同参画推進室長。


○男女共同参画推進室長(立田 昌子 君)


 今の議員の質問にお答えさせていただきます。現在、男女共同参画センターのほうには、推進室の職員は相談員が嘱託で2人いるのが現状でございます。本来であれば、センターが男女共同参画を推進していくための牽引役を果たしていくべきとは考えておりますが、現状としてなかなか行われていないのが実情でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 今、課長からの説明があったとおり、相談員の2名というのは、実態でいえば、いわゆる女性相談各種ですね、DVを初めとした女性相談を中心とした活動をされている方はいるけども、推進役としての立場であるセンターの担当者は配置されていないという現状にあるということでした。その点を踏まえて、また後で意見は述べますが、まず、その中でセンターの事業展開の男女共同参画センターとしての今事業の展開はどのようになっているのか、センターがやっている純粋な事業を挙げていただければと思います。担当で結構ですので。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 男女共同参画推進室長。


○男女共同参画推進室長(立田 昌子 君)


 今の議員の質問にお答えさせていただきます。現在、センターのほうでは、先ほども申しましたように、相談員2名がいる状況ですので、相談業務が主な業務となっております。それと、男女共同参画センターゆめっせの登録団体が10団体ございますので、その登録団体との連絡調整が主な業務となっております。


 本来でしたら、センターですべきほかの啓発事業等については、本庁の男女共同参画推進室のほうで実施している状況でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 今るる述べられたとおり、実質的には男女共同参画センターという名前を冠していますが、DV関連のいわゆる女性相談全般のこと、そして、登録団体に関すること以外というのは、センターとして事実上行われていないということが述べられました。先ほどですね、市長が述べた啓発をやはりしっかり図っていきたいということの趣旨をかんがみると、そして、男女共同参画センターのゆめっせがその牽引役としてなるべきと室長が述べたことからも、やっぱり今の現状の職員配置や現状の体制というのは、やはり市長が今述べたものの具現化にはなかなかほど遠いのではないかなという気が私はいたします。


 例えば、他の自治体では、幼児期から高齢まであらゆる世代において男女共同参画に関するためにいろいろな施策が展開をされています。女性向けの就職相談、また現在問題になっていますシングルマザーの方々の交流会、一方我々男性向けの講演会や、今、すごく顕在化しているDVに関する定期的な講演会の実施など、施策は数知れません。現状の田川市の施策の展開は、やはり今の現状、職員配置や状況を見ると、そして、今の施策のことを室長が述べたとおり、やはり事業展開そのものも少ないと、その認識はやはり持っていただきたいと思いますし、やはり今後、この男女共同参画センターの事業展開を含めたあり方について、市長としてはやはりどのように考えていらっしゃるのか、特にやはり最初の理念を具現化するのがこのセンターの役割であるのなら、より充実した形になればと私は思うんですけども、いかがでしょうか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 現在、啓発事業等、このセンターを中心として実行委員会を立ち上げてやっているのが現状です。したがって、男女共同参画型事業として、例えばゆめっせフェスタにつきましては、それぞれの団体の力を結集していただき、そして事業を展開するというようなやり方であります。これで私は十分だとは思っておりません。非常にここに行政とそれから民間団体の協力体制の中に、このセンター運営が円滑になされることが事業効果を上げていくものだと、このように私どもはとらえております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 今、市長がいみじくも十分だとは思っていないというお言葉をいただきました。要は今の現状についての問題意識は共有できたということですので、やはりこのセンターを中心とした事業展開をどのように図っていくのか、最低でも今、共同の推進室ともにやっている状況としても、ゆめっせフェスタ、また料理教室、この料理教室も後で述べますが、昨年度も今年度もまだやってないですね。研修会等もまだことしはやっていない。情報誌の発行についても後でも述べますが、本当に充実した形をどうやっていくのかといったことも含めて、やはりセンターに人、物、金をやっぱりしっかり今の現状をどう解決していくかということを前提に、やはり考えていただきたいと市長には強くお願いをしたいと思っています。先ほど柿田議員からもそういった協議を含めてぜひ市長と一回話す場をということもあったし、やはり現状のあり方については、ぜひ考えていただければと思います。


 では、もう一度確認、センターの機能の充実について、今入りましたので、その点についても整理をして述べていきたいと思っています。


 そもそももう一度確認をします。センターという名前をつけてますが、センター長とそういった名前をついた人というのはいないということでいいですね。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 現在センター長はおりません。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 いわゆるセンターという名前はついているんですが、実態のところはほぼ推進役のセンター長というのも、現状としてはいないということもわかりました。やはり、これは先ほどの説明があったように、事業展開を充実するとは思っていないのであれば、やはり事業展開を充実する場合、やはりこの現状の人員ですね、では、もう一度確認しますが、この人員の体制で足りるのかどうか。やはりセンター長とか、または人員体制をしっかり配置して、推進体制を構築する必要があると考えます。やはりセンターのあり方について、どのように考えるのか、ぜひお答えをいただければと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、この男女共同参画型センターの前に、参画の事業を執行部としてどのようにとらえているかというのが先に立とうと思います。そこで、これにつきましては、市民生活部の人権・同和対策課の中に推進室長を置いて配置しております。さらにこのセンター自体が、これは運営要綱において運営をされているわけですが、センター長は今のところは配置をしていないというのが現状であります。したがって、今後の機能を高めて事業を展開していくためには、こういった同和対策課の中に置いている男女共同参画推進室長の処遇を含めて、センター長の設置を検討していかなければならないと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 非常に重要な話となりました。やはり市長としても今の現状が十分だとは思っていないし、またセンター長も含めてやはり考えていかなければいけない。やはり私もこの件について、正直勉強不足なところもあって、ずっとずっと勉強をしてきましたけども、やはり他の自治体では本当にセンター長がしっかり推進役として別につけて、そして各種行事を定期的に行っていったり、また登録団体の皆さんの行事とセンターとの行事ということも共同で共催をやったりとか、いろいろなことをセンター長なり推進する専門家がやっているような状況なんですね。ぜひ、そういった取り組みを田川市の中で検討していくということでお答えいただいたんで、今回、せっかく2人の議員がいい形で質問が出たんで、ぜひせっかく機会があったときに、ぜひ考えていただきたいと私は思うところでございます。


 となった場合に、やっぱり先ほどの柿田議員からの御質問があったセンターの部屋の関係は、十分な議論があったかどうかというのは、また今後の協議があると思うんですが、私も現場見ましたけども、やはり現状の部屋と相談室みたいな状況というのは、横の物置みたいな状況に半分ぐらいの部屋になっているというような、ほかの部屋がとれたというの、先ほど答弁があったんで、ちょっとまた状況が変わったのかもしれませんが、やはり変わっている状況にあると。しかも、今、青少年ホームは現状としてあって、そして、その青少年ホーム自体は市長の所管であるはずです。教育委員会の所管ではないですね、青少年ホームは。ということを考えると、余り深く聞きませんが、やはり本来であれば市長側が、どういうことで考えていくのか、教育委員会だけが一方的に決められるはずがないですよね。そういったことも含めて柿田議員は御指摘があったのではなかろうかと、私は思っています。


 そういうことを考えると、やはりセンターとしての機能は決してソフトだけではなくて、やっぱりそことの事業展開をやる上でどの場所でやるかというのは、やはり今後も長期的な形で考えていかなければいけないと思います。特に今回は、もし条例案が通れば、青少年ホームは教育委員会に移管します。ということは、今まで間借りではなかった状況が、間借りになるんです。これは、登録団体の皆さんや男女共同参画センターから考えると、立場としては厳しくなったということは、何となく感じるのではないかなというのは、ごくごく自然なことではなかろうかと思うんですね。ということを考えると、やはり今後のセンターのハード面の件については、やはりそれなりに柿田議員のところからでも協議をするということで話があったんですけども、改めて市長にお聞かせいただきたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 柿田議員のときにも申しましたように、今のセンターの場所それから活動内容、さらにはセンターがやる事業についての、これは再検討をしなければならないと、このように思います。したがって、今、質問の中であるように、このセンター自体がいかにあるべきかということを基本の姿勢として検討しなければ、ただ場所をどこかに移すとか、そういう問題ではなくて、やはりセンター自体のあり方をこれは検討すべきだと、そのためには人的なものも考えていかなければならないし、またあるときには、事業の展開については、どのような組織づくりをやっていくのかと、センターといいながら、人の寄りどころとなるようなセンターになっているかどうかということも踏まえて、これは抜本的な改正が必要だと。そのためにはいろいろな活動をする皆さんの御意見を聞かせていただいて、あるべき姿をつくっていかなければならないと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 とても踏み込んだ、そして、進むべき話を市長から言っていただきました。要は、センターそのもののあり方が問われないと場所だけの話ではないと、それはもうおっしゃるとおりです。センターがセンターとして本当に機能していくために、ぜひともやっていただきたいと思います。


 では、これも突っ込むような話になりますが、男女共同参画室の23年度の予算の総額、その件をお聞かせいただければと思います。男女共同参画推進費が総額で幾らか、その件、お答えいただければと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 男女共同参画推進室長。


○男女共同参画推進室長(立田 昌子 君)


 議員さんの質問にお答えさせていただきたいと思います。本年度、男女共同参画推進室の男女共同参画推進費は、総額493万9千円となっております。このうち、嘱託職員1名の人件費が含まれておりますので、事業に係る予算はこのうち283万7千円です。ただし、この283万7千円のうち、本年度田川市男女共同参画プラン後期計画を策定しております関係で、この委託料162万8千円が含まれております。以上でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 このようにどんどん引いていったら、実際のところ新規事業としてやれるという金額は、もう微々たるものなんですね。これはもう抜本的に見直すと市長が言ったので、これ以上は申しませんが、ぜひとも実際言うと、もう細かい資料を私持っていますので言いますが、例えば旅費11万9千円ですが、そのうちの7万円は講師の旅費なんですね。ということは、実際には約5万円しか職員の旅費がない。これ男女共同参画って、いろいろなところに行って先進地を学ぶのが一番重要なのにもかかわらず、2人でしたかね、職員は、2人で5万の状況でどこまで見れるのかというのは、もうおのずと結果として見えてくるだろうし、ほかに例えば需用費でいえば、波紋の印刷費で飛んでいきます。ほかに言えばもう新規事業をやるための費用というのは、ほぼゼロだと言えます。


 先ほど市長が最初に述べた十分だとは思っていない、また理念でいえば、啓発を積極的に果たしていきたい、抜本的なことをやっていきたいということをるる述べられていくと、やはりこの予算の面も、ぜひ来年度予算では考えていただきたいというのは、抜本的にあると言いましたので、これ以上は言いませんけども、ぜひともお願いをしたいと思っています。やはり予算がなくてもやれることというのはあるかもしれませんが、予算がないとできないことばかりですので、こういうことはですね、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。


 それでは、次に、庁内の推進体制についてお答えをいただければと思います。


 今、庁内の中に男女共同参画に対する推進体制があると思いますが、その現状について教えていただければと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 本市におけます男女共同参画を計画的かつ総合的に推進するために、平成19年3月に男女共同参画プランを策定いたしております。このプランに掲げました具体的施策の推進につきましては、部分的には関係課で連携して実施しているものもございますが、基本的には各担当課でそれぞれ施策を実施している状況でございます。本来、本市における男女共同参画を推進していくためには、人権・同和対策課、男女共同参画推進室が中心となりまして、関係各課が連携して事業を推進していく必要があると考えております。しかし、現在のところ、啓発、推進業務を担当する推進室の職員は推進室が実施しなければならない事業に係る業務に終始いたしておりまして、各課で実施する事業にはかかわれていないのが現状でございます。この状況を改善していくためには、他市の男女共同参画センターのように啓発に関する業務はセンター事業として確立をさせ、各施策の推進や連携に係る業務は、推進室で進めていくというように、業務の分担、機能分化を検討する必要があると考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 ありがとうございました。先ほどのセンターの機能もあわせて、室としても仕事をきちんと仕分けて、かつ充実したものにしていきたいという部長の発言だったと思います。では、男女共同参画推進にかかわる委員会が庁内にございますが、この名簿は副市長がトップ、委員長ですね、副委員長が市民生活部長、そして委員として行革推進室長、総務部長、産業振興部長、都市整備部長、市立病院事務局長、教育部長、総合政策課長、総務課長、財政課長、安心安全まちづくり課長、健康福祉課長、子育て支援課長、人権・同和対策課長、企業雇用対策課長、農政課長、学校教育課長、生涯学習課長の方々が委員としてなっていますが、これ聞いてわかった方はあれなんですが、これ見事に男性だけなんですね、見たら。これ私も見て、ああ、男性だけだって気づいたんですけども、副市長、委員長ですので、やはり今後こういう推進委員会のメンバーを考えるときは、後の重点施策、後で述べますが、プランの重点施策でも審議会の女性登用率をふやしますとかいうのあるので、せめてやっぱり一定程度女性をきちんと委員の中に、作業部会を見れば、かなり女性ががっと入っている状況にありますが、やはり委員も含めて男女の割合というのはしっかり果たすべきだと思うんですが、いかがでしょうか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 その前にですね、男女共同、この事業の推進なんですけど、1課の人権・同和の男女共同推進室あるいはセンターだけでやっているわけではなくて、11課で、関係課11課ございます。来年度から始まります後期事業計画では、約70件からの関係事業をそういう関係課の単独事業あるいは連携事業等々でやろうとしています。これは非常に少し遡って物を申しますと、昭和62年に滝井市長の時代に、この男女共同のこの考えが出てきまして、そして、平成10年に男女共同の部屋ができました。そして、その後条例もできたというようなことで、しかしながら、基本的に非常にまだ中身的に事が進んでいないというのは、私ども正直な反省でございます。と申しますのは、一つの例でいえば、女性の審議会、委員会等の登用率、これはしょっちゅう新聞に載るんですけど、我が田川市は28市中、大体後ろから2番目みたいな状況です。このごろの会議でも、そのことを私、委員のそれぞれ会議の中で言ったんですけど、こういう男女の共同の社会を推進しようということだから、委員会、審議会それぞれが担当しているところは、そういう認識を持って女性の登用を考えれば、改めてそういうことをやりますとか、やりませんとかいうようなことにはならんぞというような話をしましたけど、一人一人の職員の認識でしょうね、これは。全く私もそう思います。


 今のそうは言いながら、この委員会に女性が一人もおらないというのは先般の会議でも話題になりまして、先ほど言いましたような延長線上で、今後これを考えていこうと、そういう基本的なスタンスでおります。


 後期事業計画をつくるに当たりましては、事務局は非常に骨折りまして、5回ほど事業関係会議を私の段階で開きまして、そして一応先ほど言いました70事業を、今後効率的にやることによって、この男女共同のレベルを上げていこうと、こういう共通認識で会議を終わっているところでございます。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 ぜひ、庁内でいえば委員長は副市長ですので、今おっしゃられた各担当課の意識の問題の件も含めて、ぜひ頑張っていただきたいと思っています。


 では、ちょっと1点だけ、現状の中で総務部長なり人事担当に聞きたいんですが、人事研修の中に男女共同参画についての研修が現在行われているのか、また過去には行った経過があるのか、その件についてお答えいただければと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 総務部長。


○総務部長(犬丸 哲男 君)


 人事研修でございます。人事研修所といたしましては、多岐にわたる行政事務等に対応していくため、幅広く行っておりますので、人権同和研修として実施いたしております。したがいまして、男女参画の関係に特化した研修というのは行っておりません。ただし、人権同和問題研修といたしまして、20年度には38回、21年度には40回、22年度に54回というふうに行っておるところでございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 では、ちょっと聞きますけども、人権同和研修の中で男女共同参画に関する規定は五十何回のうちの何回ありましたか。そして、過去に男女共同参画に関する人事研修みたいなのは行ったことは一回もないんですか、それに特化したことは。わかる方で結構なんで教えてください。 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 総務課長。


○総務課長(日野 俊信 君)


 佐々木議員の御質問にお答えします。男女共同に特化した研修としましては、セクシュアルハラスメント研修等々がございます。また、先ほど総務部長が申し述べましたのは、この研修について男女共同に特化したわけではなくて、これを含んだ研修ということの意味合いで申しております。また、研修の参加のしやすさ等に配慮して実施されている女性向け研修の参加も行っております。それについては大野城で行われておりましたステップアップの女性研修とか市町村アカデミーで行われておりますブラッシュアップ女性リーダー研修ということも継続して行っている状況です。以上でございます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 時間も押してきたのであれですが、やはり先ほど副市長が意識の問題ということであれば、庁内の研修の中にも、男女共同参画に関することを何らかの形でぜひ検討はしていただきたいと思っています。ぜひよろしくお願いをいたします。


 また、このプランの中には市の中に特定事業主行動計画を昨年度策定をしていますが、年次的な進捗状況や推進について、やはりしっかり把握していただきたいと思っています。これは意見で終わりますが、現状としては十分な数値目標と、あとそれに対する結果と、今後どうしていくのかというようなPDCAサイクルに基づいたような状況は、特定事業主に限っていえばなかなか十分ではないと思います。やっぱり人事担当はその件はプランの中にしっかり書いていますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 また、女性の役職員の登用率に関してですが、これ私がたたいたデータなので正確かどうかというのはあれですが、例えば、平成20年度において男女共同参画プランの年次報告書の中では、平成20年度においては課長補佐級とかそういったところは非常に充実していると、女性管理職登用率は課長以上の女性管理職登用率は14.3%と県内28中2番目だったと評してAをつけていますが、その後平成21年度、平成20年度は、なぜか指標がいきなり係長以上の女性職員ということに変えて、そこで18.4%になったので、育成を図ったという言い方に変えています。それは22年度においても同様です。なぜかといえば、これはもう推測ですが、女性管理職の数が一気に少なくなったのではないかと思います。


 実際、課長補佐級以上の全職員における女性職員の割合は9.37%です。前、20年度で14.3%ですので大きく下回っている現状にもあります。やはり庁内の推進体制の中では、もっと言えば、例えば50歳以上の職員全体を見た場合にどう見れるかといえば、男性は全部合わせて50歳以上で56名いらっしゃいます。そのうちに課長補佐級以上は54名いらっしゃるんですね。56名中54名が課長補佐級以上なんです、男性は。一方で女性は全体で30名います。30名のうち課長補佐級以上に昇級しているのはわずか7名、率として男性は96.4%の人が課長補佐級になっている一方、女性に関しては23.3%しか管理職になっていません。市長、これはですね、適正配置をしましたということしかならないでしょうが、最低でも今後を見ていく中で、女性の職員というのは年齢等級からいったら、ほぼ男性と変わらないところで上がっていく数も出てくるわけですね。そして、男女共同参画のことに対する、やはり市としての責務を考えていく上でも、やっぱり管理職の明らかな差異というのは明白なわけですから、やっぱりそのことについては十分考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、役職職員が少ないのではないかということですけれども、私は人事には差別があってはならないと思います。能力主義だろうと思います。男性であれ女性であれ、かつては女性の部長が誕生したりしております。したがって、能力ある者は私は管理職として働いていただきたいと、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 市長、能力ある方が上がるのはそれは当然なんです。ただですね、男性は96%が管理職になっているんですよ。女性は23%なんですよ。これは状況として、それでも能力主義ですというのには、余りにもかけ離れた数字ではないかと思うんです。今、50代だけを取り上げたので、もっと下の段階見たらどうなっているかというのは、今後あると思います。その50代の、当時の思いとか、それからいろいろなところあるかもしれませんし、それは深くは言いませんが、やはり今後の人事計画を考えていく上でも、このような構造状態というのは、やはり改めなければいかんと私は思います。その件だけは御指摘だけはさせてください。


 それでは、先ほどから話があっている男女共同参画プランの進捗状況及び後期計画のあり方について質問をいたします。


 進捗の状況についてはもう結構なんですが、年次報告という形で、このような形で資料が上がっています。見させていただきました。見事に評価がAなものが40件、Bが3、Cが3、Dが2とほぼ女性の参画の年次報告ではいいという形になっていますね。ただですね、各種審議会における女性の登用を促進するというのが、なぜかAになっているんですよ。一方でAなのにもかかわらず、平成23年1月の指針を見れば、先ほど副市長が言ったみたいに15.6%、目標の半分なんです。しかも昨年度に比べて1.2%も低くなっています。やはりそれは、そういう状況にもかかわらず、各種審議会における女性登用率を促進するがなぜAなのか、実際その理由を見れば、各関係課に対し、各種審議会の女性の積極的登用を依頼すると挙げています。依頼をすれば、この年次報告書ではAになるんですか。それはやはりこんな計画であれば、この計画自体の信ぴょう性を疑われます。事実、副市長が述べたとおり、28中、昨年度は最下位、今年度においても、いわゆる下から2番目なんですね、28中でいえば。また、ゆめっせフェスタを行ったということだけで事業目標の達成をした項目が5個も6個もあります。


 ほかにも国などが施策として行うべき内閣府実施の地方公共団体における推進状況調査の実施というものを、具体的施策として入れて、そしてAとしたりとか、生活保護や母子手帳交付の周知など、男女共同参画プランとは関係ないものも実施すべき事項として取り上げてAとしたりとか、ホームページの更新に至っては、最新な情報にと書いているものの、22年3月、22年度に発行した波紋ですね、それのホームページをいまだにホームページ上に添付していませんね。それでもAってつけているんです。この報告書は、もはや、やっぱりはっきり言ったら虚偽なのではないかと思うような甘いデータとして上がっている、これをもって年次報告書ってちゃんと上がってますよというのは、やはり執行部としては厳しく今後は見ていかなければいけないのではないかと思います。


 また、重点的に取り組む施策として4つ挙げていますが、何度も申し上げているとおり、女性の登用率は15.6%、また、ゆめっせフェスタの男性参加率に至っては、23年度はこれも15.6%ですね、目標に達しないということがわかっています。やはり、重要項目として挙げて、こうやって4つ挙げているんですよ、しっかり。しっかり4つ挙げているものに対しても、十分な達成ができていない、このプランの年次報告も極めて不十分な年次報告となっている、このような形でやはりプランを進行しているというのは、なかなか言いがたいのではなかろうかと思います。その上で、後期計画について問います。


 先ほどでも答弁があった後期計画の件ですね、やはり事業展開の充実や人員配置は先ほど副市長なり市長なりが述べましたが、その中で今回のことも踏まえて、一般質問のことも踏まえた議論をぜひ執行部としても進めていただきたいと思っています。改めて、後期プランのあり方について、ぜひ御意見を賜ればと思うんですが。事務方の方でも結構ですけども。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市民生活部長。


○市民生活部長(丸谷 芳昭 君)


 お答え申し上げます。議員御指摘のように、田川市の男女共同参画プランは、平成19年度から平成28年度までの10年間の計画期間で実行しております。さらに今回、平成19年度から平成23年度までの5年間を前期計画といたしております。今年度がこの前期計画の最終年度でございますので、平成19年度からこれまでの具体的施策の年度ごとの進捗状況を総合的に評価を行った上で、田川市男女共同参画推進部会で事業の見直しについて検討を重ね、さらに田川市男女共同参画推進委員会、これは庁内の部会でございますが、これで審議をして取りまとめを行っております。これまでに既に5回実施しているところでございます。さらに、推進委員会で取りまとめた案を田川市男女共同参画審議会に報告しまして、審議会の意見を聞きながら、現在、後期計画の策定を進めているところでございます。審議会もこれまで3回実施して意見を聞いておりますが、この中で十分総括等を行って、次のこの後期計画につなげていくということにしてまいりたいと思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 議会からも香月議員が出ていますので、ぜひきょうの思いを伝えていただきたいと思っています。また、年次報告についても、今指摘をしたとおり、やはりもう少しきちんと精査をすべきです。それは先ほど部長が言ったみたいに、精査をすべき人員体制や体制が整わないことにかなり起因をします。それがまた意識としても、まあ、適当でもいいというような状況にもなってしまいますし、そうすれば、先ほど言った審議会の委員の3割達成もままならないということにもなりますので、やはり、センターや室が1つの触媒としての機能としてやっていって、この機能を高めていくということが要るのではなかろうかと思っているところでございます。


 また、後期計画は、例えば隣の飯塚市では、もう既に後期計画のパブリックコメントを実施をしています。田川市においても、このパブリックコメントはやっていく予定はありますか。お願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 男女共同参画推進室長。


○男女共同参画推進室長(立田 昌子 君)


 議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。現在、文書案をまとめておりますところで、一応予定といたしましては、来年、年を明けまして1月の中旬からパブリックコメントを実施したいと考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 ぜひ、そこでも多くの意見が出ればと思っております。


 また、国が掲げている、先ほど最初に述べた男女共同参画基本計画、または福岡県の男女共同参画推進計画との連動性については、この後期計画の中にも入っているのかどうか、またどんな協議があったのか、これ担当でもいいので教えてください。特に男女共同参画推進条例、県のですね、福岡県の男女共同参画推進条例、第15条には市町村との協力について明言している規定もあります。中身を見れば、かなり国がやろうとしているのがあって、そこにいろいろな補助事業とかも重なっていて、そことのちゃんと連動プランをやれば、そういった資金的な補助なんかもあったりとか、いろいろなプランがある。そういったところについてはどうなっているのか、またやっていないのであれば、ぜひ後期計画の中で何らかの形で議論していただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。


 あともう一つ、DVに関する相談の件数が今増加しているというのは、先ほどからありましたが、ほかの自治体ではDV防止に向けた基本計画を策定している自治体もふえています。本市もやはりそういった、特にDVがこの一、二年、ぐっとふえている中で、やっぱりDVに関する一つの基本計画なり、もう少し特化したものが要るのではないかということは思うんですが、それもあわせてお願いしたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 男女共同参画推進室長。


○男女共同参画推進室長(立田 昌子 君)


 議員のほうから質問がありました2点についてお答えさせていただきたいと思います。


 まず、1点目の国や県との計画との連動性についてでございます。私ども、今回、男女共同参画プラン後期計画、前期の見直しに際しましては、国や県の計画との整合性を図りながら、計画を立てているところでございます。


 2つ目の御質問につきましては、DV計画の関係ですが、本来でしたらDV基本計画、別に定めるところが望ましいところでございますが、今回は10年間の男女共同参画プランの途中での見直しになりますので、この中でDV計画の部分を強く強調していきたいと考えておりまして、少しそのあたりは拡充させていただいております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 先ほど、センターが事実上、女性相談が特化した状況になっていることからも考えると、やっぱりDVに関するあり方というのは、やはり大きくクローズアップすべきだろうと思います。ぜひよろしくお願いをしたいと思います。


 以上をもって、最後に私の意見を述べて終わりたいと思います。


 やはり、今回初めてこの件について質問をして、やはり十分な理解がなかった部分もあったので、やはり私なりに勉強させていただいて臨みました。男女共同参画に関しては、本当に幅広くて、かなり深い課題だなというのを思いました。子育て、幼児期からの教育、DV、女性の社会参画、そして男性自身の意識改革ですね。それもまさに人権・同和対策課の中にあるように、人権にかかわる問題だと思います。


 ただですね、私自身が思うのは、場合によっては、あれもこれもいっぱいやっているところがあるんですね、男女共同参画センターが。私は個人として思うのは、やはりあれもこれもではなくて、今、状況としては、ほとんどやれていないので、まずは選択と集中、しっかりやって、田川市としてやはり課題が何かというのを認識をし、その上で優先順位をきちんとつけて、選択と集中をこの男女共同参画をやっていく、一歩でも前に進めるという方法からやっていかないと、あれもこれもやらなければいけないということで、いわゆるボトルネックになっていって、もう動かないとかいうことというのは、他の自治体でもよくあることなので、ぜひその点はやっていただきたいし、その点でいえば、これまでやはりいろいろな登録団体の皆さんとの話し合いや連携の中で進められてきた事業でありますので、ぜひ、そことの関係は考えながら、またセンターはセンターとしてきちんとやっていけるようなものを、ぜひ考えていただきたいと思っています。


 やはり、特に田川市においては、共働きの比率や母子家庭比率が高いという状況はあります。だからこそ、性に関係なく個人として尊重されて、男女が対等な立場であらゆる活動にともに参画し合える社会の実現というのは、むしろ公共セクターだからこそ大事なことだと思います。民間でできることは民でという市長が申し上げているのなら、まさにここは公共としてやるべきことだろうと思います。


 やはり今回の一般質問では、本市の男女共同参画に関する施策がさまざまな点で不十分であることは執行部からも、そして私の指摘からもあったと思います。ぜひ真摯に受けとめていただいて、今後の早期の体制の整備をしていただくとともに、事業展開と充実をやっていただきたいと切に願うところです。


 現在、本市の97ですかね、行政区は、の行政区のうち、女性の区長さんというのは1名なんですね。市立小・中学校の中のPTA会長も、17校中1名、市役所においての特定事業主行動計画、先ほど述べましたが、進捗状況はなかなか十分ではなくて、男性の育休取得率も今ゼロということは総務課からお聞きをしました。これも本当はやっていくというのは、ちゃんと基本計画に書いていますよね。ただ今はなっていない。今、皆さん、執行部の中で座っている中で、部長さんはゼロですし、全体の中で28の課がある中で、女性の課長は3名、女性の課長補佐というのも6名しかいないという状況です。やはり、市長が中心となって最初に以前も言った十分ではないという部分がある。また啓発の部分はちゃんとしなければいけないというのがあるのであれば、やはり抜本的な改正をやっていくというのは、もはや答えが出たのではなかろうかと思っています。ぜひとも、また庁内推進体制でいえば、副市長が委員長としてトップですので、ぜひとも早急な推進体制を含めてやっていただいた上で、ぜひとも来年度には少しでもいい形ができるものを、我々議会のほうにも見せていただきたいと切にお願いをしまして、以上で終わりたいと思います。


○議長(?瀬 春美 君)


 以上をもちまして、11番佐々木允議員の質問、答弁を終結いたします。


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 次に移ります。


 12番二場公人議員の質問を許します。(拍手)


○議員(二場 公人 君)


 皆さん、お疲れさまでございます。いよいよ最後の質問となりました。これで2回目、連続でしんがりを務めさせていただきます。しばらくの間どうぞよろしくお願いいたします。


 今回私は、観光産業の振興対策について質問いたします。


 さて、今回の第5次総合計画の中で重点プロジェクトとして、ものづくり産業の振興が挙げられております。これは田川市の将来像をものづくり産業都市とし、雇用の確保をし、都市基盤の安定を図っていこうという視点に立ったものではないかと私なりに理解しております。


 しかし今回、山本作兵衛さんの炭坑記録画等が世界記憶遺産に登録され、今、田川市を訪れる人が急激に増加しているのは皆さん御存じのとおりだと思います。これは田川市、いや田川地区全体が浮揚する千載一遇のチャンスであり、この機を逃してはなりません。そこで、この世界遺産を中心に田川地区全体で観光産業を振興していかなければならないと、私個人的には思っています。今回の第5次総合計画の中の重点プロジェクトに、この観光産業の振興を重点プロジェクトでもいいんですが、そのような形で加えていただき、ものづくり産業の振興と両輪として推進していくべきではないかと今私は考えます。


 そこで、次の3点から質問をしたいと思います。まず1点目、観光産業振興施策、この施策の田川市の政策における位置づけ、この政策をどのように位置づけてやっていくのか、これをまず、市長に質問いたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 本市の進むべき方向性、これは第5次総合計画で皆さんの知恵を結集してつくられたところであります。中でも本市の振興・発展には、産業の振興・発展ということがうたわれております。その中で、観光の産業というのはこれは第3次産業であります。しかし、一方では田川の産業というのは1次産業、2次産業、3次産業というものであって、産業の振興の中で常に考えておかなければならないのが、お互いの企業、産業同士の連携という中で、この事業をとらえております。したがって、ものづくり産業都市を目指してという中には、こういった産業の、農業だとか、それからこういった観光事業だとかいうものをドッキングして、地域の産業の振興を図っていきたいと、このように考えているところであります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 今の市長の答弁を私なりに解釈いたしますと、この観光産業もものづくり産業の一つとしてとらえ、重点プロジェクトとして施策を進めていくということで理解しております。それであれば、この重点施策を進めていくにおいて、来年度の予算づけにこの施策に対する市長の思いが入ってくると当然考えられますが、そういうふうに考えてよろしいでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 来年度の前に、本年度の事業がございます。この中で、これは建設経済委員会のほうでまた審議をお願いをすることになると思いますが、今、本市のみならず、8カ市町村で観光事業を共同してやっていかなければならないという方向性が固められつつあります。中でも今までの事業の展開において、田川地域というのは観光事業を目玉にして、政策をトップセールスとしてやった経緯はございません。しかしながら、近年は随分と変わってまいっております。それはいろいろな事業展開の中で、また今やるべき方向性として各町村の動きも聞かせていただいておりますが、道の駅や温泉や、それから自然、歴史、文化などなど、共有する財産をいかに生かすべきかということが問われております。したがって、観光事業というのは、一市町村でやってもこれは成果が上がらない事業であります。残念ながら、本県域には広域圏というのがありましたけれども、解散してなくなっております。今現在残っているのは促進協議会のみであります。そういう中で、県としてもこの観光事業については随分と力を入れていただいております。我々としても地元としても、この負託に対してこたえていかなければならないというのが実態であります。


 そこで、本年度の取り口として、確かに5月25日、山本作兵衛氏の世界記憶遺産登録というのは、これは先ほど二場議員が申されましたように、千載一遇のチャンスであるということも踏まえ、さらには田川地域全体がどのようにすれば浮揚するのかということを我々ずっと考えてきたところであります。


 昨年行われた県立大学での田川地域の観光シンポジウムが行われました。中でもJTBの常務さんは、田川にはプラットホームがないというような指摘がされております。プラットホームとは何ぞやというと、プラットホームというのは情報の出し入れをする場所、拠点がないという指摘を受けたわけであります。したがって、今後の観光事業を展開していくためには、お互いに知恵を出し、お互いに企画して成功するためのプラットホームをつくっていかなければならないというように考えています。そういう流れの中で、これは町村会と本市と、それから商工会議所、それから商工会というのが一丸となって、今、観光協会づくり、その中身についてはまだ具体的に何をするか今後の活動ですが、まず、8カ市町村が一つになって、この観光事業に取り組んでいこうという仕組みづくりが今始まったばかりであります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 私は今この、今の観光産業を重点プロジェクトとして考えているという返答でありましたので、来年度の予算づけにどう反映していくのかということを聞いたわけです。今市長がるる言われたことは、私は後ほどの質問の中で答えてもらうべきことであったんですが、その私の予算づけに反映されるかということに関しては、まだ答えをいただいておりませんので、もう一度お願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 来年のことよりも、今現実、この23年度、どのような位置づけをするかということが第一であり、それからそれを検証して24年度の予算ということを、さらなるどのような内容のものになっていくのか、これは議論を深めていかなければ、来年度の予算としてどのように考えているのか、当然、継続的にやっていかなければならない事業であると、このようにとらえております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 市長、簡単に考えてもらったらいい。これをその重点事業と考えているのであれば、その内容的なことはいろいろ今言われたように考えるところがあると思いますが、そのために、第5次総合計画の一環として考えるのであれば、それなりの予算はつけていかなければ、この施策の実効性はないと思うので、そのようにやっていきたいと、こう答えていただければ、私は、ああ、そうですかとなったわけですが、それで解釈してよろしいですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 本市の観光事業、これを山本作兵衛につきましても検討委員会が今動いております。そして、それは来年度に向けてのいろいろな提言がされてくると思いますので、その中で当然予算化を図っていかなければならないと、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 これはこの程度にしとってですね。では、市長の位置づけ、そして予算に当然反映されるであろうということを私なりに理解いたしました。


 次にですね、では、根本的なことをお聞きしますけど、この観光産業を推進していく、この目的、根本的なことですけど、これを市長のお考えをお聞きしたいと思います。理解できなかったらもう少し。これを観光産業をなぜ推進していくのかと、簡単でいいですよ。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 観光産業をなぜ推進するのかと、これは二場議員がどのようにお考えかわかりませんが、私の考えているのは、地域振興であり、観光事業を単なる物見遊山の観光ではなくて、本市の歴史と文化と自然と、そして我々が住んでいる郷土への誇りの事業であると、このように私は考えております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 多分このままいっても答えが出てこないと思いますので、私の考えを少し言わせていただきます。私は、例えばものづくり産業をするということであれば、雇用の確保とか、そういう具体的なことが出てくると思います。この観光を進めるということは、やはりこれによって交流人口をふやし、そして、人が来てくれることによって、田川のイメージを変えていき、そして、そこに経済効果を生み、地域の活性を図り、そして、産業が発達することによって、雇用が生まれ、そして最終的には観光のまちとして確立していくと、これが私の目的ととらえるわけです。市長も多分同じだと思う。こう言われたら同じかなと思うと思うんですが、どうでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 当然産業ですから、これは経済と結びつく事業にならなければならないと思っております。そういう中で、この観光産業としてこれが成り立つための、やはり基本的な考え方がしっかりしておかなければ、途中でぺしゃってしまうのではないかということを申し上げて、今の地域ポテンシャルをいかに生かすか、その中でいかに地域産業経済と結びつけることができるかという中のもので、産業を否定するものではございません。したがって、この観光産業を何を切り口で、そして、長期にわたって経営できるような仕組みづくりが必要だと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 私がなぜこのような質問をしたかといいますと、やはり一つのことをするためには、しっかりとその目的を定めて、そしてそれがぶれずにやらなくては、一つのものはやり抜けないということから、市長のお考えを聞き、それをぶれずにやっていただきたいということを申し上げたかったわけであります。


 では、目的がはっきりしましたので、これをどのように振興させていこうと思っているのかということを、ちょっと先ほどの話とダブるところがあるかもしれませんが、市長のお考えをどうぞよろしくお願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 先ほどから申しますように、観光産業というのは非常に難しい事業であります。したがって、これは8カ市町村が本当に力を合わせないと、私は成功しない事業であると、このように考えております。まさにその中で、国や県の支援をいただかなければならない。そういう仕組みづくりをしっかりとし、そして、これが将来に向かってお互いが力を合わせてやろうという気持ちの中で、進むべき方向性をしっかりお互いが理解をし合うという中で、ともに将来に向かって発展する地域社会づくりを考えていかなければならない。そのためには、私ははっきり言って組織づくりが大きな課題になっていると思います。観光事業を進めるために、一観光課や観光係だけで、これが対応できるものとは考えておりません。しっかりとした組織づくりをして、どのような運営をしていくのか、さらには民間の、先ほど経済効果はどうなのかとか、産業振興につながるかという問題は、これは民間事業者との連携もとっていかなければならない。非常に厳しい観光事業の中で、そういう連携組織をしっかりとしたものをつくっていかないと、観光事業はうまくいかないのではないかなと、このように思っているところであります。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 今、まさに市長は各市町村で連携をとり、そして、地域全体でこの観光産業をとらえ、やっていかなくては成功しないということと理解いたしました。


 私もこの質問をするに際しまして、各町村の首長さん一つずつ訪ねて聞いてまいりました。いろいろな施策を持っておられましたが、最終的にこれらの7町村の首長さんの話されていたものを総合的に考えますと、各首長さんは、山本作兵衛さんが今世界記憶遺産となった、ですから、この山本作兵衛さんの効果といいますか、いずれ世界記憶遺産が日本にいろいろ生まれてきたときには、今、日本に一つしかないので、ここに注目されているが、そこ点々とできたときには、やはり注目度は薄れると。そうなったときのために、今効果があるうちに、町村としては観光資源をいろいろと掘り起こして、そしてまた新たな観光資源もつくっていくと。そして、その中で山本作兵衛さんを中心とした幾つかの観光ルートをつくり上げ、そして旅行会社等とも協力しながら田川のよさを知ってもらって、そしてリピーターをふやし、安定的な観光の地域として生きていくと。その原動力には、やはり山本作兵衛さんになっていただきたい。


 その中で、先ほどから市長の話もありましたように、広域的な観光の協会を早急に立ち上げて、そして、これらの観光協会も市町村で支援をしていきたい、いかねばならない。その政策の核となるのが、やはりマザー都市である田川市の市長にリーダーシップをとってもらいたい、これが私が各町村を回って、いろいろな話を聞きながら、総合的にまとめたところがこうでありました。これで各町村の首長さんたちは、やはり市長にリーダーシップをとってやっていただきたいという見解でありますので、この見解を受けて、市長はどういうお考えをお持ちでしょうか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 先ほどから何度も申しますように、田川の地域の浮揚というのは何なのかというのが、随分と長い間論議がされてきました。前麻生知事の時代に、麻生知事が田川の市町村長さんに言ったのは、また経済界にも申したのが、田川は農業と観光ですよという大きなテーマを我々の中で提言がなされました。中には、観光で飯が食えれるかというような御意見もありましたけれども、皆さんが考えていく中に、新しい活路としてこの観光事業が選択されました。したがって、それぞれの市町村はそれなりの努力をしてきたところであります。しかし、残念ながら、田川は一つと言いながら、一つ一つでやってきた経緯があります。本当に一つでやるためには、組織を一つにしなければならない。それが今回の市町村長や、それから商工会、商工会議所の皆さんが力を合わせてやろうというのが、田川観光協会の準備室を立ち上げようではないかという意見になってきたわけであります。


 したがって、我々この促進協から出た内容、今、促進協の会長をさせていただいております。そういう中で、商工会議所や商工会のオブザーバーの皆さんの御意見も聞きながら、当然、議長さんたちも、各市町村の議長さん方も促進協にはメンバーでございますので、意見を聞きながら、今回取りまとめをさせていただいて、その準備の立ち上げのための組織づくりをやろうという意思決定がされたところであります。さらには、これは今後どうなっていくのかという、本当に非常に重要な責任のある、今、観光事業としての取り組みが始まったばかりであります。したがいまして、今後の推移を皆様方も見守っていただくと同時に、この事業に対していろいろな御意見をいただきたいと、このように思っているところであります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 市長は、今、立ち上がろうとしているその観光の組織を引っ張っていこうという理解でよろしいですか。よろしくお願いいたします。いや、もういいですよ、わかりました。


 そういうことで、今、市長の意気込みをお聞きしましたので、次に、観光交流センターですね、これは6月議会のときに私が少しお聞きした分ですが、そのときには、まだ場所は伊田の東高校の跡地が放置したままだということで、そこにするとは言っておりませんが、そういうちょっとニュアンスのようなことを言われましたが、それと田川には先ほど言われましたプラットホームがない、ですから、それをこのセンターを情報発信等受信する基地にしていきたいというふうなことで述べられておりました。


 そこで、この観光交流センター、これは今あれから6月からもう半年たちましたけど、これに対する進捗状況、これは今どうなっていますでしょうか。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 今、この観光事業をどうするかという中に、プラットホームの話をしました。まず、私はプラットホームというのは箱物ではないということをまず御理解いただきたいと思います。まず、このプラットホームというのは、情報の受信・発信、先ほどから出ているように、田川のいいもの、こういう歴史や自然や文化や農産物、そういうフーズをどのように皆さんに知っていただくか、そして来ていただくか、あるときには買っていただくかという情報の発信と受信をやらなければならない。これがセンター機能であろうと思います。


 したがって、箱物は今のところは考えておりませんが、いずれは先ほど申しますように、田川観光協会が立ち上げた場合には、どこでだれが責任を持ってその事業を進めていくのかという拠点なるものが必要でしょうし、また一方では、今、作兵衛のお話が出ましたけれども、作兵衛館をどうなのかという御意見も聞かせていただいていますし、もう一方では、いろいろな方が全国から、いや世界から来るときに、ビジターセンター的なものが必要ではないかという御意見もあります。したがって、今後のそういうプラットホームやビジターセンターも総合的に勘案して、場所なり内容なりを決めていかなければならないと、このように思っております。


 したがって、どこどこに何を建てるのではなくて、そういう一過性の考えではなくて、私は観光事業というのはあくまでも総合的なプランを立てて、そして、だれもがそこに参加しやすい、また一方では、あらゆる田川の観光情報を受信し発信していくような内容のものは必要だと、このようにセンターをとらえております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 3月のときにも、6月のときにも言いましたけど、私はこれをそういう一つの箱物としてとらえて、なぜかといいますと、これは市長が公約の中でうたったものですから、これは今、山本作兵衛さんもこの当時には世界記憶遺産ということはなっておりませんでしたし、また、商店街の、伊田商店街を含めたところの中心市街地の活性化という観点から、東高校の跡地にそういう地域振興の核として、そういうものをつくるのかなと、自分なりにちょっと早合点したといいますか、ということで、では、この計画はないのかとかいうようなことも市長にお尋ねしたと思いますけど、それはこの今総合的に、この前新聞で出ておりましたビジターセンター、ミュージアムですかね、それの建設とあわせて考えていかなくてはならないということであります。


 今この観光産業、先ほど目的の中に、やはり経済効果、やはり地元でお金を落としてもらわなくては、これを観光する意味がないということであります。ですから、やはりこれをするためには、やはり田川の地に宿泊をしていただいて、そして、やはり夜の田川も楽しんでいただき、そこでお金を落としてもらうということはやはり肝要かと思いますが、この設備、それと作兵衛さんを中心としたところの各商店街、伊田と後藤寺ありますが、これらに流れるような形をつくっていかなくてはならないと思います。


 今、観光バスで、たくさんの人が来ていただいておりますが、観光バスで来て、石炭・歴史博物館の山本作兵衛さんの絵を見て、そして、そこの中で売店のあるところでちょろちょろっと買って、そのままバスで行ってしまうといったような形になっていると思います。それでは何も田川市に経済効果が今ありません。ですから、せっかくこの山本作兵衛さんを中心とした、そういう田川市独自の広域的なことは考えなくてはなりませんが、田川市独自としても、やはり観光資源を発掘して、それを生かしていく政策をしていかなくてはならないと思いますけど、市長、その辺の考え方はどういうふうでしょう。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 何度も申しますように、観光事業というのは総合事業になっていきます。したがって、ホテル業や農業やいろいろな生産するもの、あらゆるものが私は不足していると、このように思っております。したがって、そういったビジターの要望にこたえるようなまちをつくっていかなければならない。当然、中心市街地の問題もありますが、やはり観光事業としてこの事業を進めるならば、ちゃんとした受け皿づくりというのを我々は考えて進めていかなければならないと、このように思っております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 もうちょっと具体的な政策を市長からはお聞きしたかったわけです。というのは、私が各町村の首長を訪ねて聞いて回ったときには、それなりのアイデアを持っておられました、皆さん、具体的なですね。添田の町長であれば、英彦山の開発をして、今、参道、道の横の坊なんかがたくさんありますが、それを整備して、そこを登ってもらって昔の雰囲気を出すとか、添田のまちに岩石城の下に、下町というところがありますけど、そこの通りに中島家という昔からの古い白壁の家があります。その横には中村のしょうゆ屋さんとか昔からの古い家があります。それを町自体が買い取って、その通り自体を開拓していくという具体的な政策も、もう買い取ったということで取りかかっていると思います。


 川崎であれば、雪舟の庭、魚楽園がありますし、今、物産館の裏の小山を開拓して、あそこを秋にはモミジでいっぱいの紅葉の山にすると、これももう取りかかったということで聞いております。


 また、糸田町では今の道の駅が烏尾トンネルを越えたら、向こうから行ったら左側にすぐできております。それと前の中村美術館をあわせたところで、総合的な取り組みとして道の駅にとまっていただき、その周辺、上に行ったら桜を植えたきれいなところがあると、そして、下に行けば千人塚とか古墳なんかもあると、それを開拓して、そして一、二時間の散歩道をつくって、またそこで滞在してもらうというような具体的なこと。


 そして、大任のことを言わせてもらえれば、今、今度新しく日本一の道の駅とは別に、この前も申しましたように、南国フルーツ農園をつくる、これは8億円かけて今もう建設中でありますが、それをつくり、道の駅で販売する。そしてシジミの養殖、これも日本で初めてということで、シジミの養殖場もつくって、それも観光につなげていくと。そして今、道の駅では四季折々の催し物をして、今ではイルミネーションの点灯をして、先日皆さんもごらんになったと思いますが、NHKで50分間、そこで特集もされました。その翌日には、もう入り切れないぐらいの人が押し寄せて大変だったということも聞いております。


 このように、各町村いろいろな観光資源の掘り起こし、また新たにつくっていくということを聞いております。そこで、先ほど私が申し述べたのは、市長の考えとして、作兵衛さんを中心に、その周辺で何かそういう生かせて、両商店街も生かせるような策はないのかということを、ちょっとお聞きしたかったわけなんでありますが、もう一度何かありましたら。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 当然、そういったことを考えて、今、検討委員会を立ち上げて論議が進められております。さらには、当然、観光事業というのは本市だけで、先ほどから何度も言うように、1市で成功するものではないと。当然、近隣の市町村のそういった力が田川の観光事業を成功させる道へとつながっていくのではないかなと、大いに他の市町村のそういった発展を期待をいたしております。当然、作兵衛さんのものにつきましては、どのようにこれを活用、運用していくのかというのは、今、いろいろなさまざまな御意見を我々は求めて、それを取りまとめようとしているところであります。これは皆様方、この田川のそれこそラストチャンスだという思いで、我々はしっかりと活用してまいりたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 これを活用していくということは、もうよくわかったんですが、私は先ほどから何度も言いますように、これを生かすための政策がないのか、周りがそのようにいろいろな資源を発掘しながら頑張っていこうというときに、ましてや、伊藤市長にこのリーダーとして頑張ってもらいたいということも述べられておりました。周りが頑張っているのに、田川市もやっぱりそれなりに頑張っている姿をやはり見せていかないと、一つが同じ歩調のもと進まないのではないかということで、やはり早急にこれらの田川市としても何らかの政策を打ち立てて、町村と同じ位置で同時に浮揚していかなくてはならないかと私は思っています。


 そこで、その政策を石炭記念公園の作兵衛さんを利用するために、今、30人委員会というのが結成されていると思います。これは3つの部会があると思うんですが、これらの開催の間隔、どのくらいの間隔で今開催されているのか、ちょっとお聞かせください。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 9月15日に、今30名というお話がありましたけど、厳密には国会議員の先生を特別顧問にお願いしていますので32名でございます。これはこのメンバーは非常に大学の教授だとか、国の文化庁の課長だとか、それから九博の国立博物館の館長だとか、非常に多忙な方が主要なメンバーになっていますので、その下に受け入れの部会、それから保存の部会、活用の部会、それからうちの議長にも副会長になってもらってますけど、式典部会、これは市民挙げて、このお祝いをしようというようなものなんですけど、そういう4つの部会がございます。さらに、保存と活用につきましては、非常に密接な関係があるというので、保存と活用の合同の部会、それから活用の中では、地域振興と教育という分化会、だから全部で7つ、検討委員会の下部組織と申しますか、そういう形でいっています。したがって、非常に多岐にわたっていますので、それから重複している委員もおりますので、大体月に1回、多くて2回というような形でおります。その最上位の検討組織である検討委員会、これが今度の日曜日、11日に2回目を開く予定にいたしております。そこで情報を共有しながら、1つの目的に向かって、それぞれの部会はこういうことをやっていく、この部会はこういうことに目線を置いてやっていくということで、第2回目の検討委員会で大枠の目線を定めながら、来年の一応3月には答申をと考えていますけど、いずれにしても5月13日に式典部会の市民挙げてのお祝いごとをする予定にしていますので、遅くともそれには最終的な答申をいただいて、そこで最終的な発表をしていただくというような考えも持っていますが、開催件数としましても月に1回か2回ということで、今進行中でございます。以上です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 なぜこのような質問をしたかと申しますと、この前、あしたですかね、街並み美術館、後藤寺の商店街が催し物をやりますが、このときに山本作兵衛さんの炭坑画のレプリカを貸し出してもらうということで、これはもう9月のときに雑談の中からこういうことをしたらおもしろいよというような話になって、では具体的に話を進めたときに、安蘇館長のほうからレプリカの貸し出しの話があったということでありました。よかったねという話の中で、では、10月の半ばに行ったら、もう、そういう話が進んで飾っているのかと思ったら、どうしたのと言ったら、結局まだ市のほうがいろいろな規定があるので、貸されないと言い出したということでありました。話を聞いたら、保存が大切なためにいろいろ規定をつくってやらなくてはいけないということでありましたので、それはもう仕方ないねということでありましたけど。


 先日も伊田商店街が田川工芸祭というようなことで、昔の田川の商店街のにぎわいを本当に一日にぎわっておりました。市長も見えておられましたが、そういうふうにいろいろな催し物をするときに、ちょっとそういうような形で、田川市の作兵衛さん関係でお願いするときに、これはまだちょっと委員会にかけないかんとか、そういうことで後手後手に回る可能性があります。やはり、このようなことを思いついて、そしてやろうというときに、そのものが貸されたり、いろいろなアドバイスがなければ、心が燃え盛ったときにやらないで、もう火が消えかけたときに何ぼ言っても、もうパワーは出てきません。ですから、月に1回とか、そのときまで待たなくてはいけないのかというところが出てくるわけであります。


 ですから、そういうことを田川市の商工観光課のほうで意見だけをきちっと集約して、そして、それを庁内である程度の、そこで審議してもらうための準備だけをしとって、会議されたらそこで承認されるだけの形に、何かそういうふうにできないかと。そうすれば、スピード感があり、やはり、やりたいと思うときにできるのではないかと思いますが、どうでしょう。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 609点が、絵でいえばですね、今度ユネスコの本部の登録になったと、こういうことなんですけど、ユネスコの見解は、複製物、今言うレプリカ、レプリカといえども、原画と同じように取り扱いなさいと、基本的にですよ、というような厳しいユネスコの基準があるわけなんです。したがって、その後藤寺商店街のお話は、9月15日の第1回目の検討委員会の直前にいろいろ話が出てきました。確かにそれは間違いございません。しかし、そういうことでございますので、しっかりした貸し出し基準と申しますか、レプリカのね、そういうものがまだ当時全然審議もされてませんでしたし、検討もしてなかったんですけど、そういうことが、ユネスコの本部の基本的な物の考えであるわけですから、早急にそのことを検討いただいて、そして、10月5日の日に、この組織内が我が組織が非常に作兵衛さんの件で目線が定まっておりませんでしたので、市長が総合政策課の中に作兵衛の推進室を立ち上げました。そこで早急に検討いたしまして、そして、基準ができ上がりましたので、あすの後藤寺の商店街の展示につながってきたわけですけど、これは佐々木議員も十分承知してますけど、そういうことで、今後は一定の基準をつくり上げましたので、その基準どおりのものが受け入れ態勢のほうでかなえば、貸し出していくということはやぶさかではございませんが、おくれたのはそういう理由でございます。


 さらにつなげて言えば、レプリカ、今、レプリカ、レプリカって言ってますけど、現画を複製したものは60点しかございません。これは、それでは非常に量的に不足しているというようなものは当然あるわけなんで、このことから市長とも協議しまして、これを順次ふやしていこうというような基本的な物の考えで、このレプリカの対応については事を進めております。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 よくわかりました。今後はスピーディーに事は進んでいくととらえさせていただきます。山本作兵衛さんは、先ほど申しましたように、千載一遇のチャンスということでありまして、各商店街、両商店街、または個人的にもいろいろ今から興味を持っていき、そして、そういうことで田川市のほうにもいろいろな相談があると思いますので、それはこの観光産業を育てていくという重点項目としてとらえているのでありますので、スピーディーな対応をしていっていただきたいと思います。ぜひ市長には先ほどから申しますように、この7カ町村とタイアップをして、そのリーダーシップをとっていただいて、この重点プロジェクトである観光産業の振興を図っていただいて、田川の浮揚のために頑張っていただきたいなと、このように思っております。ぜひよろしくお願いいたします。以上で終わります。


○議長(?瀬 春美 君)


 以上をもちまして、12番二場公人議員の質問、答弁を終結いたします。


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 次に移ります。


 日程第2議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」を議題といたします。


 まず、総務文教委員長に審査結果の報告を求めます。


  (「議長」と呼ぶ声あり) 総務文教委員長。


○総務文教委員長(二場 公人 君)


 皆さん、お疲れさまです。


 議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして、審査結果を報告いたします。


 今回の補正は、11月30日に市営住宅鎮西団地で発生した火災により早急に火災復旧工事が必要となったことに伴い、その復旧費用が計上されたものであります。


 この結果、今回の補正額は歳入・歳出ともに3千万円の増額となり、既決予算と合わせますと補正後の予算額は256億4,065万8千円となっております。


 今回の補正のうち、歳入につきましては全国市有物件災害共済会からの建物損害共済金2,400万円が計上されているほか、歳出の3千万円に対して不足する600万円については、市債により財源調整がなされております。


 これにあわせて、第2表地方債補正のとおり、火災復旧事業債の限度額設定に伴い、地方債の追加がなされております。


 委員会では、高齢者の増加に伴い、市営住宅においても独居老人がふえていることから、安全・安心なまちづくりの観点からも、火災の再発防止に向けた啓発及び避難訓練など予防も含めた対策を講じるよう要望があっております。


 以上、議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」のうち当委員会に付託を受けました関係分につきましては、要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。


○議長(?瀬 春美 君)


 次に、建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。


○建設経済委員長(陸田 孝則 君)


 議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」のうち当委員会に付託を受けました関係分につきまして、審査結果を報告いたします。


 今回の補正では、8款土木費で3千万円が増額されております。補正内容といたしましては、歳出におきまして、去る11月30日鎮西団地において発生した火災による災害に伴い、その復旧工事請負費が計上されております。なお、今回の火災では、火元住戸はもとより、延焼による被害及び消火活動に伴う水損被害が合計10戸発生しており、その復旧費用となっております。なお、歳入におきましては、建物総合損害共済金2,400万円を増額するものであります。


 委員からは、他の市営住宅を含め、高齢者が上層階に居住している状況については、今後できるだけ低層階へ移転できるよう努力してほしいとの要望があっております。


 予算的には別段異議なく了承いたしております。


 以上、議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」のうち当委員会に付託を受けました関係分につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。


○議長(?瀬 春美 君)


 ただいま各委員長の審査結果の報告が終わりました。


 これに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 このたび鎮西団地において火事が起こって、犠牲者も出たということで、心からお悔やみを申しますとともに、御家族の皆さんにも、また被害に遭われた方にお見舞い申し上げたいと思います。


 基本的には予算執行については別段ないんですが、一つちょっと聞いておきたいんですけど、被害に遭われた方等への見舞金については、この予算の中には含まれていないようなんですが、今後これはどういうふうに考えたらいいんですか。災害見舞金です。


 委員長、済みません、どちらでもいいです、済みません、どちらなのかわかりませんが。済みません、執行部ではない、委員長報告ですから、申しわけないです。委員長、お願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 総務文教委員長。


○総務文教委員長(二場 公人 君)


 災害見舞金については、当委員会では審議をしておりません。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 建設経済委員長。


○建設経済委員長(陸田 孝則 君)


 オウム返しみたいになって大変申しわけないんですけども、特段議論はしておりません。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(?瀬 春美 君) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 きのう言っておけばよかったんですが、ふと今思い出しましたので、申しわけありませんでした。災害見舞金ということがあろうかと思いますので、今後、そういう財政措置がいつごろされるのかわかりませんけどね。いや、これ委員長報告ですから、もういいです。そういう対処をやっていただきたいということで要望しておきます。


○議長(?瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。


 (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより採決いたします。


 議案第64号に対する各委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。


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 皆様にお諮りいたします。ただいま議案第64号「平成23年度田川市一般会計補正予算」が可決されましたので、この際、「議案の訂正について」を日程に追加し、追加日程を第3として議題とするこ とに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、この際、「議案の訂正について」を日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決しました。


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 日程第3「議案の訂正について」を議題といたします。


 本件については、お手元配付のとおり議案第45号「平成23年度田川市一般会計補正予算」について、議案の訂正の申し入れがあっておりますので、会議規則第36条第3項の規定により、この際、訂正理由の説明を省略し、議案の訂正について直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議がないようでありますので、お諮りいたします。議案の訂正についてはこれを承認することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、「議案の訂正について」はこれを承認することに決しました。


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 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。


                              (散会16時36分)