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福岡県 田川市

平成23年第1回定例会(第1日 2月21日)




平成23年第1回定例会(第1日 2月21日)





         平成23年2月21日(月)





           (第  1  日)














平成23年田川市議会定例会会議録


第1回


 



          平成23年2月21日 午前10時02分開会





出席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


   1番   高 瀬 春 美       11番   小 林 義 憲


   2番   二 場 公 人       12番   香 月 隆 一


   3番   竹 野 九州男       13番   石 松 和 幸


   4番   佐々木   允       14番   星 野 一 広


   5番   柿 田 孝 子       15番   原 口 秋 良


   6番   佐 藤 俊 一       17番   田 丸 雅 美


   7番   高 瀬 富士夫       18番   加 藤 秀 彦


   8番   陸 田 孝 則       19番   藤 沢   悟


   9番   吉 岡 恭 利       20番   北 山 隆 之


  10番   梅 林   史       22番   竹 内 徹 夫





欠席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


  16番   古 木 英 憲       21番   雨 矢 紀 一








地方自治法第121条により出席した者 事務局出席職員氏名


 市長       伊 藤 信 勝    局長       阿 納   勲


 副市長      松 岡 博 文    次長       金 子 正 人


 教育長      尾 垣 有 三    係長       河 端   太


 病院事業管理者  齋 藤 貴 生    主任       森 山   章


 総務部長     丸 谷 芳 昭    主任       楠 木 伸 彦


 総務部理事    松 村 安 洋


 福祉部長     犬 丸 哲 男


 建設経済部長   満 倉   崇


 理事       朝 原 円 治


 市立病院事務局長 前 田 秀 徳


 教育部長     万 田 龍 生


 総合政策課長   日 野 俊 信


 総務防災課長   原 田 謙 次


 会計管理者    藤 本 光 一


 水道課長     後 藤 文 夫


 人事課長     家 高 正 憲


 都市計画課長   二 場 孝 博


 財政課長     米 田 昭 彦








      平成23年(第1回)田川市議会3月定例会議事日程第1号





                       平成23年2月21日午前10時開議





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


    (諸般の報告)


第 3 議案第21号 田川市選挙公報の発行に関する条例の制定について


第 4 議案第22号 田川市特別会計条例の一部改正について


第 5 議案第23号 田川市平成筑豊鉄道経営安定化基金条例の制定について


第 6 議案第24号 田川市バス路線維持・充実対策基金条例の制定について


第 7 議案第 1号 平成22年度田川市一般会計補正予算


第 8 議案第 2号 平成22年度田川市国民健康保険特別会計補正予算


第 9 議案第 3号 平成22年度田川市老人保健特別会計補正予算


第10 議案第 4号 平成22年度田川市後期高齢者医療特別会計補正予算


第11 議案第 5号 平成22年度田川市急患医療特別会計補正予算


第12 議案第 6号 平成22年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算


第13 議案第 7号 平成22年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計補正予算


第14 議案第 8号 平成22年度田川市水道事業会計補正予算


第15 議案第 9号 平成22年度田川市立病院事業会計補正予算


    [議案委員会付託(その1)]


第16 議案第18号 田川市特別職の職員の給与に関する条例及び田川市教育委員会の


           教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改


           正について


第17 議案第19号 田川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改


           正について


第18 議案第20号 田川市職員の給与に関する条例の一部改正について


第19 議案第25号 田川市都市公園条例の一部改正について


第20 議案第10号 平成23年度田川市一般会計予算


第21 議案第11号 平成23年度田川市国民健康保険特別会計予算


第22 議案第12号 平成23年度田川市後期高齢者医療特別会計予算


第23 議案第13号 平成23年度田川市急患医療特別会計予算


第24 議案第14号 平成23年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計予算


第25 議案第15号 平成23年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計予算


第26 議案第16号 平成23年度田川市水道事業会計予算


第27 議案第17号 平成23年度田川市立病院事業会計予算


第28 議案第26号 財産の取得について


    [議案委員会付託(その2)]


第29 請願、陳情の件








              本日の会議に付した事件





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


    (諸般の報告)


第 3 議案第21号 田川市選挙公報の発行に関する条例の制定について


第 4 議案第22号 田川市特別会計条例の一部改正について


第 5 議案第23号 田川市平成筑豊鉄道経営安定化基金条例の制定について


第 6 議案第24号 田川市バス路線維持・充実対策基金条例の制定について


第 7 議案第 1号 平成22年度田川市一般会計補正予算


第 8 議案第 2号 平成22年度田川市国民健康保険特別会計補正予算


第 9 議案第 3号 平成22年度田川市老人保健特別会計補正予算


第10 議案第 4号 平成22年度田川市後期高齢者医療特別会計補正予算


第11 議案第 5号 平成22年度田川市急患医療特別会計補正予算


第12 議案第 6号 平成22年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算


第13 議案第 7号 平成22年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計補正予算


第14 議案第 8号 平成22年度田川市水道事業会計補正予算


第15 議案第 9号 平成22年度田川市立病院事業会計補正予算


    [議案委員会付託(その1)]


第16 議案第18号 田川市特別職の職員の給与に関する条例及び田川市教育委員会の


           教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改


           正について


第17 議案第19号 田川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改


           正について


第18 議案第20号 田川市職員の給与に関する条例の一部改正について


第19 議案第25号 田川市都市公園条例の一部改正について


第20 議案第10号 平成23年度田川市一般会計予算


第21 議案第11号 平成23年度田川市国民健康保険特別会計予算


第22 議案第12号 平成23年度田川市後期高齢者医療特別会計予算


第23 議案第13号 平成23年度田川市急患医療特別会計予算


第24 議案第14号 平成23年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計予算


第25 議案第15号 平成23年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計予算


第26 議案第16号 平成23年度田川市水道事業会計予算


第27 議案第17号 平成23年度田川市立病院事業会計予算


第28 議案第26号 財産の取得について


    [議案委員会付託(その2)]


第29 請願、陳情の件








         平成23年(第1回)田川市議会3月定例会会期表





                    (自 平成23年 2月21日 )25日間


                     至 平成23年 3月17日





┌────┬──┬──────────┬───────────────────┐


│    │  │  会    議  │                   │


│月  日│曜 ├─────┬────┤      摘      要     │


│    │  │ 本会議 │委員会 │                   │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│2月21日│月 │開  議 │    │1.会期の決定            │


│    │  │午前10時 │    │2.平成22年度各会計補正予算及び関連議│


│    │  │     │    │  案上程、委員会付託        │


│    │  │     │    │3.平成23年度各会計予算及び関連議案上│


│    │  │     │    │  程、委員会付託          │


│    │  │     │    │4.請願、陳情の件          │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  22日│火 │休  会 │総務文教│1.平成22年度各会計補正予算及び関連議│


├────┼──┤     ├────┤  案審査              │


│  23日│水 │     │厚  生│                   │


├────┼──┤     ├────┤                   │


│  24日│木 │     │建設経済│                   │


├────┼──┤     ├────┼───────────────────┤


│  25日│金 │     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  26日│〇土│     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  27日│〇日│     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  28日│月 │     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│3月1日│火 │     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  2日│水 │     │    │                   │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  3日│木 │開  議 │    │1.平成22年度各会計補正予算及び関連議│


│    │  │午前10時 │    │  案採決              │


│    │  │     │    │2.一般質問             │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  4日│金 │開  議 │    │1.一般質問             │


│    │  │午前10時 │    │                   │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  5日│〇土│     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  6日│〇日│     │    │                   │


├────┼──┤     ├────┼───────────────────┤


│  7日│月 │     │総務文教│1.平成23年度各会計補正予算及び関連議│


├────┼──┤     ├────┤  案審査              │


│  8日│火 │     │厚  生│                   │


├────┼──┤     ├────┤                   │


│  9日│水 │休  会 │建設経済│                   │


├────┼──┤     ├────┤                   │


│  10日│木 │     │予備日 │                   │


├────┼──┤     ├────┤                   │


│  11日│金 │     │予備日 │                   │


├────┼──┤     ├────┼───────────────────┤


│  12日│〇土│     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  13日│〇日│     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  14日│月 │     │    │                   │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  15日│火 │     │    │                   │


├────┼──┤     │    │                   │


│  16日│水 │     │    │                   │


├────┼──┼─────┼────┼───────────────────┤


│  17日│木 │開  議 │    │1.平成23年度各会計補正予算及び関連議│


│    │  │午前10時 │    │  案採決              │


│    │  │     │    │2.人件議案の件           │


│    │  │     │    │3.請願、陳情の件          │


└────┴──┴─────┴────┴───────────────────┘





                              (開議10時02分)


○議長(高瀬 春美 君)


 どなたもおはようございます。


 議員定数22名のうち、ただいま出席議員は20名であります。よって、本会議は成立いたしました。


 本日の会議に欠席届のあった議員は古木英憲議員、雨矢紀一議員の2名であります。


 これより平成23年第1回田川市議会3月定例会を開会いたします。


 本日の議事日程は、お手元配付のとおりであります。御了承願います。


 日程第1「会期の決定」を議題といたします。


 お諮りいたします。会期は本日から3月17日までの25日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月17日までの25日間と決定いたしました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元配付の会期表(案)のとおりでありますので御了承願います。


 次に移ります。


 日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、竹野九州男議員、北山隆之議員を指名いたします。


 次に、ここで「諸般の報告」をいたします。


 ます、市長から、お手元配付のとおり報告事項第1号「市長専決処分の報告について」の報告があっております。


 次に、監査委員からお手元配付のとおり、平成22年度行政監査結果報告、並びに一般会計、特別会計及び企業会計につきまして、それぞれ各月分の例月出納検査結果報告があっておりますので、御了承願います。


 以上で「諸般の報告」を終わります。


 次に移ります。


 日程第3議案第21号「田川市選挙公報の発行に関する条例の制定について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 提案理由説明を申し上げます。


 日程第3議案第21号「田川市選挙公報の発行に関する条例の制定について」御説明申し上げます。


 本案は、田川市議会の議員及び市長の選挙の執行に際し、選挙公報を発行するため、新たに条例を制定するものであります。


 内容といたしましては、第1に、選挙公報は市議会議員の選挙及び長の選挙が行われるときは、選挙ごとに1回発行しなければならないこと。


 第2に、候補者は選挙公報に氏名、経歴、政見、写真等の掲載を受けようとするときは、その掲載文及び写真を添えて当該選挙の告示があった日に選挙管理委員会に文書で申請しなければならないこと。


 第3に、選挙管理委員会は、候補者から掲載の申請があったときは、原文のまま選挙公報に掲載しなければならないこと等であります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第4議案第22号「田川市特別会計条例の一部改正について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第4議案第22号「田川市特別会計条例の一部改正について」御説明申し上げます。


 本案は、平成18年6月21日に公布された健康保険法等の一部を改正する法律附則第39条による老人保健特別会計の設置義務が、平成22年度末になくなることに伴い、本市においても本年度をもって老人保健特別会計を廃止するため、所要の改正を行うものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第5議案第23号「田川市平成筑豊鉄道経営安定化基金条例の制定について」及び日程第6議案第24号「田川市バス路線維持・充実対策基金条例の制定について」を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第5議案第23号「田川市平成筑豊鉄道経営安定化基金条例の制定について」及び日程第6議案第24号「田川市バス路線維持・充実対策基金条例の制定について」一括して御説明申し上げます。


 本案は、住民の日常的交通手段として、平成筑豊鉄道の維持確保、またはバス路線の維持充実を目的とした基金を新たに設置するものであります。この2つの基金は今年度からソフト事業に対しても活用できることとなった過疎対策事業債の発行可能額のうち、現年度に実施する事業に必要な額を除いた額を財源として、両基金に積み立てる中で、将来的に過疎地域自立促進計画に掲げる平成筑豊鉄道またはバス路線のそれぞれの事業に要する経費に充てようとするものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 今、議案第23号と24号の提案がありました。特にバス路線維持の充実対策の基金条例のところなんですが、過疎債を発行するということで説明がありましたが、県も今回新規事業として、1億円程度ですがつけてですね、市町村の負担分の欠損対策として助成をするということを予算化されているようですけど、過疎債を発行してやったほうがいいのか、こういったものを活用したほうがいいのかとかいう検討とか、そういうのがされたのか、またこれはどのように反映されていくのか、その辺ちょっとお尋ねしたいんですけど。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 県の情報は、正直申しまして、まだ私どもの手元には届いておりませんが、いずれにしても、過疎債よりも有利であるとするならば、当然資金の活用は考える必要があると思っています。それから、過疎債のこのソフト事業の分は、22年度では1億1,800万円、田川市に割り振られておりまして、その中から当然必要な事業、即やらなければならない事業があるわけなんですけど、それを差っ引いた残りの平成筑豊鉄道で4千万円でしたかね、それからバス路線のほうで2千万円か、そういう数字、約ですが、数字を結果として1億1,800万円から事業を除いて差っ引いた残りを、そういう将来的な基金に当て込んでいって、過疎債が仮に切れても、その基金を活用して、さらに充実、継続していくと、こういう考えでこの基金をつくったわけでございます。したがって、御指摘の県のその分につきましては、早急に情報を取り寄せて、研究をしたいと、こう思っています。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第7議案第1号「平成22年度田川市一般会計補正予算」から日程第15議案第9号「平成22年度田川市立病院事業会計補正予算」までの各議案を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第7議案第1号「平成22年度田川市一般会計補正予算」から日程第15議案第9号「平成22年度田川市立病院事業会計補正予算」までの概要を一括して御説明申し上げます。


 まず初めに、一般会計補正予算から御説明申し上げます。


 今回の補正は、決算見込みに基づく計数整理や、国の補正予算に計上された臨時交付金対象事業など、緊急に発生した事業への対応などを中心に編成いたしております。


 この結果、一般会計の補正予算額は歳入・歳出とも5億7,292万9千円の増額となり、3月補正後の予算総額は260億2,889万5千円となっております。また、年度内に完成が困難な事業について、繰越明許費の設定をあわせて行っております。


 それでは、歳出について主な内容を御説明申し上げます。


 まず全体の費目にわたる人件費につきましては、退職者及び各種手当の変動に伴う所要額の整理などを行った結果、人件費全体で4,772万円の減額となっております。


 次に、各款別につきまして、主な内容を御説明申し上げます。


 2款総務費では、過疎対策事業債を財源として、平成筑豊鉄道経営安定化基金及びバス路線維持・充実対策基金への積立金を計上いたしております。


 3款民生費では、国の平成22年度補正予算に計上されたきめ細かな交付金を活用して、児童遊園の遊具整備や、公立保育所の施設・設備の整備に要する経費を計上いたしております。また、生活保護費につきまして、保護者数の増加に対処するため、所要の経費を計上いたしております。


 4款衛生費では、市立病院の経営安定化を図るための基準外繰出金4億8,400万円を計上いたしております。その他、平成23年度から本格実施を予定しております子宮頸がんワクチンの接種につきまして、現在の高校1年生を接種対象にできるよう、今年度から接種を開始するため、所要の経費を計上いたしております。


 10款教育費では、きめ細かな交付金を活用して、小・中学校トイレの洋式化や図書館、石炭・歴史博物館など、社会教育施設の長寿命化対応のための改修に要する経費を計上いたしております。また、同じく、平成22年度国の補正予算に計上された住民生活に光をそそぐ交付金を活用し、学校図書館の蔵書管理システムの導入及び市立図書館書庫の増改築に要する経費を計上いたしております。


 以上が、歳出の主なものであります。


 なお、今回、国の経済対策により緊急に対応する必要が生じたもの、及び事業執行段階において、工法等の見直しなどやむを得ない理由により年度内の完成が困難となったもの11件につきまして、繰越明許費を設定いたしております。歳出に対応する歳入につきましては、事業費の変更などに伴う国・県支出金等の特定財源の調整や基金繰入金等の整理などを行い、収支の均衡を図っております。


 次に、特別会計について御説明申し上げます。


 まず、国民健康保険特別会計につきましては、療養給付費等の整理を行った結果、1億8,446万2千円を減額することにいたしております。


 老人保健特別会計では、後期高齢者医療制度への移行による医療給付費等の精算額の減少に伴い、905万1千円を減額することにいたしております。


 なお、老人保健特別会計につきましては、さきに提案いたしましたとおり、本年度をもって廃止することといたしております。


 後期高齢者医療特別会計では、後期高齢者医療広域連合納付金の減額により9,558万9千円を減額いたしております。


 急患医療特別会計では、医師会負担金の増加により、11万5千円を増額いたしております。


 住宅新築資金等貸付特別会計では、貸し付け対象者からの繰上償還に伴う市債の繰上償還により、196万6千円を増額いたしております。


 田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会計では、平成筑豊鉄道の災害復旧経費の負担の増加などにより、97万5千円を増額いたしております。


 次に、企業会計について御説明申し上げます。


 まず、水道事業会計につきましては、収益的収支において、収入では一般会計負担金の減少により11万2千円を、支出では資産減耗費の減額等により1,526万9千円をそれぞれ減額いたしております。また、資本的収支においては、収入では口径別加入金を714万円、支出では口径別加入金の基金積み立て等により332万7千円をそれぞれ増額いたしております。


 最後に、病院事業会計ですが、市立病院は昨年4月に地方公営企業法の全部適用に移行し、病院事業管理者のもと、危機的な経営状況からの脱却に向け、医師確保に全力を傾注してまいりました。また、これと並行し、会議、委員会等の再編や組織の見直しも行いながら、11月には中期事業計画を策定するなど、職員一丸となった取り組みを進めております。


 今回の補正予算につきましては、既決予算で前提とした医師数を、地域医療再生計画による新たな大学からの派遣6名を見込み、34名としていたものの、既存の派遣大学からの引き揚げ等により、現状では31名体制となっていることから、これに伴う医業収益及び費用の減額を計上しております。


 また、先ほど御説明しました資金不足に対する市からの追加支援として、医業外収益で4億8,400万円を増額計上いたしております。


 この結果、病院事業収益では、1億2,349万6千円の減額となっております。費用面では、給与費や材料費が減ったことから、病院事業費用で2億593万6千円の減額補正となっております。その結果、資金収支では前年度の不良債務2億890万6千円は8千万円程度減少する見込みでありますが、薬品や診療材料の価格交渉や物品購入、委託業務契約の全面的な見直し等、引き続きコスト削減に向けた取り組みを進めてまいります。


 以上、補正予算の概要を申し述べましたが、本件につきましては、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 1点だけお尋ねをいたします。


 ただいまの副市長の補正予算の説明で、本年度の決算見込みを含めた額が総額で一般会計約260億2,800万円、この市民の需要にこたえるためには、それほどの金額が要ったわけでございますが、一方、借入金、借金も260億円になっております。こういった、まさにそれぞれの起債の償還その他、内容ありましょうが、市長、これほどの一般会計の総額と借金総額がほぼ同額なこの予算について、あなたはどのようなお考えをお持ちかお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 就任以来から、市における借金問題、特別会計、一般会計合わせて500億円ありました。当時予算を組んでいたのは、二百七、八十億円の予算でした。これも議会の皆様方と協議を進め、本市の借金減らしに取り組んできたのが実情であります。したがいまして、そういった中でも、我々は命を守らなければならない。やはり、教育を守らなければならないと、いろいろなさまざまな中での行政を進めなければなりません。したがいまして、議員の皆様方と協議をし、そして各委員会で討議をしていただいて、今、ここに上げさせていただきました。したがって、借金減らし、限りなくやらなければならないというのが、私の基本的な考えであります。したがって、今日置かれているこの額というのは、決して弱体市の中では大きなウエートを占めております。まだまだこれを減額していかなければならない努力をやっていかなければならないと、このように思っております。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 では、質問いたします。


 まず1点目に、生活保護費の扶助費の上がり方が、やはり今回4億4千万円という極めて高い金額になり、また来年度予算をまた今から審議されますけど、また上がっていくことになっていくと思います。また、厚生委員会のほうで話があると思いますけども、やはり、生活保護費についてはいたし方ない点と、あとはもう一つ自立支援に向けてどうしていくのか、じゃあ、そのための人員配置をどうしていくのかというのが、ぜひ大きな議題として、これから特に生活保護のあり方について、何か集中的に議論ができればいいんではないかなというのは、私は常々思っていますので、ぜひ福祉部におかれましては、生活保護、または保護課のあり方、自立支援のあり方については、丁寧な説明を、厚生委員会または我々議員のほうに今後していただければと強く思いますので、特にこの4億4千万円の上がりというのは、事実上、執行残を完全に食っているような状況になっていますので、ぜひその点は、今までの方策ではない新しい形をやはり構築すべきではないかと思っていますので、ぜひお願いをしたいと思っています。以上、意見だけ申し上げさせていただきます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、ここで議案の委員会付託を行います。


 ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の議案委員会付託表(その1)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分審査を願い、3月3日の本会議で採決いたしたいと思います。そのように取り計らうことで御了承願います。


 次に移ります。


 日程第16議案第18号「田川市特別職の職員の給与に関する条例及び田川市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について」及び日程第17議案第19号「田川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第16議案第18号「田川市特別職の職員の給与に関する条例及び田川市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について」及び日程第17議案第19号「田川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」一括して御説明申し上げます。


 この2議案は、本年1月27日に出された田川市特別職報酬等審議会の答申に基づき、市長、副市長及び教育長の給料の額並びに議員報酬の額を改定するため、関係条例について所要の改正を行うものであります。


 改正の内容といたしましては、初めに議案第18号では、特別職等の給料の月額を、市長については90万円から76万9千円に、副市長については73万円から67万2千円に、教育長については65万3千円から60万7千円に、それぞれ減額するものであります。また、平成15年8月から実施している減額措置に係る田川市特別職の職員等の給料の支給の特例に関する条例をあわせて廃止するものであります。


 次に、議案第19号では、議員報酬の月額を、議長については51万2千円から47万6千円に、副議長については44万5千円から42万2千円に、議員については41万5千円から39万4千円に、それぞれ減額するものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第18議案第20号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第18議案第20号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。


 本案は、平成22年9月定例会において御説明いたしましたとおり、本市職員の給料について、市民の理解と納得が得られるものとすべく、国家公務員の給与制度を基調とした制度への転換を図るため、鋭意職員組合との折衝を行ってまいりました。今般、このことについて、職員組合と協議が調いましたので、関係条例について所要の改正を行うため、これを提案する次第であります。


 改正の主な内容といたしましては、第1に、職種に応じた給料表を用いること、第2に、給料表に定める職務の級に応じた標準職務を条例において規定すること、第3に、これらのことに伴う激変緩和のための経過措置を設けることであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 何点かお尋ねをいたします。


 職員の給与の適正化については、市長は就任早々から、平成17年に適正化を行うと、こう表明をしておられた。そのことが今ようやく議会に提案をされたわけでございます。平成17年ですから、約6年かかっておるわけですが、この条例の、市長はなぜこの見直しをしようとしておるのか、市長の言葉として、市長のお考えをまずお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 私が市長に就任したのは、平成15年であります。その中で、選挙公約として、まず、職員の適正化ということで、まず、数の問題、さらには給与の問題ということで、47の提言をいただきました。これは私がまず市民や、それから議員の皆様方の御意見をいただこうということで、特に市民の声を行政に反映するということで、提言をいただきました。そういう中で、本市の行革が進められてきたわけです。第4次の計画の中で進められる中に、この職員の問題、特に職員は生活がかかっております。それぞれの生活問題を、やはり我々は、職員が本当にこのまちのために働ける環境づくりがされなければならないと、このようにとらえております。


 したがって、今まで四十数年にわたっての給与改正、今までは経済的には右肩上がりの時代を迎え、それぞれの流れの中で、この給料表が決まってきたわけであります。そういった中で、一方では、国家公務員の給料表と比較するならば、これは不適な取り扱いがされていたということも反省をいたしております。


 したがって、今回の給与改正につきましては、今までの歴史的な過程を考慮し、そして、さらには職員の生活を守るために、我々は給与を是正しなければならないということで取り組んでまいりました。その間、職員組合のほうから3%の給与をまずカットして、今の給料表のあれをもう一度見直すまでの時間をという申し入れがありました。しかし、これも皆様方にお諮りした中で否決をされました。したがって、今度は本当に国家公務員の給料表に合わせて、このようにやらなければならないということで、今回そのお互いの真剣な協議がされて、本当にきょうも組合員の皆さん、傍聴に座っていただいておりますが、本当に血の出るような決断をしていただいて、今回の条例改正になったわけであります。


 したがって、今大事なのは、職員の士気を守りながら、生活を守りながら、改革をやっていかなければならないということで、大変時間がかかってしまいました。そういう中で、徐々に本市のそういった改革がなされているということは、本当にまちづくりが前に進んできていると、このように私は受けとめております。したがいまして、適正化を早くやれ、早くやれと言いながらも、それなりに現場においてはいろいろな葛藤があり、その声を聞くことも私の使命であろうと思います。職員の声を聞きながら、そして、市民の声を聞きながら、そして、このまちの未来を考えていくのが、私の決断ある行動だと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 幾つか問題点が提起されたようでございます。


 まず、市長はこの現行の給与制度は、国家公務員の基準に合わせて不適切だということをお認めになっておられる。しかも、そういったことが平成17年からわかっておった。なぜ今まで6年もかけてきたのかと、職員の生活がかかっておると。労働者はすべからず生活がかかっておるわけです。田川市の職員のみならず、本市を取り巻くこの労働条件というのは、非常に市郡、大変な状況になっております。失業者の増大、あるいは大幅な給与のカット、民間では20%や30%はざらでございます。


 そういった中で、私はいつも申しておりますのは、市長がみずから国の基準に合わせると、こう言ってスタートをしたこの行政改革でございます。そこで、この財政効果といいますか、行政効果を本来やっておったら、どの程度の金額が出たのかと、これは一般市民にも大きく知っていただきたい。そういった観点からお尋ねをするんですが、前回、251人の職員のいわゆるわたりを含めた不適正運用で、約3億円のお金が支出をされておるということが新聞報道でされました。今回のこの提案によりますと、大体何人がその適用、初任給見直しから基準見直しからやっているようでありますが、大体、大ざっぱにいって、不適切な支給が幾らになるのか、金額を示していただきたい。大ざっぱで結構です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 人事課長。


○人事課長(家高 正憲 君)


 お答えいたします。初任給基準の見直し等すべて含めまして、完璧に国公どおりいたしますので、初年度においては493人が対象になっています。効果額、もしこれを一気にやった場合、これは9月議会でもございましたけど、約3億円の効果となります。以上でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 493人、約3億円ということが、今、人事課長のほうから示されましたが、職員の給与、公務員の給与は、もとより労使の交渉によって決まる、こういう性格のものでは私はないと思っております。本来それができれば一番いいんですが、そうでないことから、法律上の制限等もございまして、自治体、国においては人事院を、それから政令市等においても人事委員を置いて決めております。本市のような5万人規模の自治体で、人事委員を置くということは、非常に経済的にもなかなか難しいということで、人事院の勧告に倣って、いつも給与は改正、その他はされておるというふうに認識しておるわけですが、この人事院の勧告はもう既に国の基準を少しずつ下げて、昨年の12月に0.15%でしたが、もう国の基準を下げようとしておる時代でございます。そういったときに、まだ本市のように、先ほども言いましたけれども、一般会計の総額と借金総額が同じような、この自治体にあって、かさ上げ分といいますか、継ぎ足し分が3億円も払われておる。そういったことは、労使のみで決めていいものかどうかという気がするわけですね。


 特に、この継ぎ足した3億円分については、ただいま確定申告が1階で窓口でやられております。市民が一生懸命汗水流して働いた金額から市民税の今申告があっておるわけです。そういったお金が3億円出るわけでございます。これは交付税でも補助金でも何でもありません。市民の血税でございます。そういった観点から、この是正は速やかにやるべきだと。


 私も最近よく市民の方々とこういった問題を話し合っております。なぜ田川市は、そんなに職員の市長が言う命と暮らしが継ぎ足さなくては守れないのかと、不思議でならない。不思議でならないと、こう言っています。詳細については、総務文教委員会に付託になるでしょうから、そのときにつぶさに審査をしていきたいと思っておりますが、ここでは多くの市民が、なぜそれほどしなければならないのか、市長の考え方がどうも理解できない。先ほど副市長の提案説明の中にも、組合と協議ができた、理解ができたと言っておるけれども、市民の理解はどのように得られるのか、どのように市民の理解を得ようとしているのか、市長にお尋ねをいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 常に議会制民主主義であります。こういった課題につきましては、私は議会の中で討議をしていく。市民の暮らしも守らなければならないし、市民の生活の厳しさもわかります。しかし一方では、歴史的な過程につくられて、この今の給与体制ができてきたわけであります。したがって、今ここにこの流れ、故きを温ねて新しきをつくる流れを起こそうとしているわけであります。


 したがって、市民の暮らしも、職員の暮らしも、私は同じ暮らしであろうと思います。人の命というのは同じであろうと思っております。1点だけを見れば、そのように高額のお金をもらっているようですが、しかし、これは過去において、40年前からこういった流れの中で今日まで来ております。故きを温ねて新しきをつくるという私の座右の銘であります。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 これを最後にしますが、市長、そういったことが、言葉はきれいですが、市民に理解が得られるのかということで、私はこの給与問題については、結果的には、この給与条例は、摘要欄というのがございまして、市長に委任をする事項がございます。その中の摘要欄を見てみますと、現行を維持し、最長の人は10年ぐらいかかる。見込まれる昇給その他の上がり分を含めて調整をする。実際問題としては、減額はないんですよ、実質。若干のものはありましょう。ですから、これは改革というけれども、あとまた長い人で10年ぐらいかかる。こういったことが、継ぎ足し分ですから、私は国の基準から下げろと、そういったことは一言も言っていないんですよ。その継ぎ足し分の3億円という大きな税金で、今、市立病院が20億円から30億円も財源を必要とする抜本的な見直しをしなければならない。あるいは福祉の増大、生活保護の増大、教育環境の整備、さまざまな観点から、相当な資源、財源が要るわけです。


 そういった中において、現実変わらないものを提起して、そして民主主義の市民にどう理解を求めますかというと、民主主義の原則ですから、議会が決めたら議会にゆだねる、それはいいですよ。議会は当然、市民の声を代表して、そして、行政の政策や立案に対するチェックをしていくのが我々の仕事でございますので、本会議場でございますので、これ以上のことは言いませんが、十分、我々が審査に値する資料を提供していただいて、このことについて審議を重ねてまいりたいと、そういうふうに思います。以上です。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 今、梅林議員が言われましたように、市民の血税で職員の給料が支払われているということを十分理解していただいて、そして、市民の理解が得られるような形で、この条例の改正を行っていただきたいとお願いいたしたいと思います。そして、これを速やかな形で市民が理解できるような形で決着することが、伊藤市政8年間の財政改革における大きな成果になると私は思います。これをできるかできないかによりまして、最終的な評価が市長に対して下されるのではないかと思いますので、市長その辺十分御理解の上、審議に当たってただきたいと。


 それと、議会といたしましても、この問題に対しましては、チェック機関としての役割を、責任を十分理解して我々も取り組んでまいらなくてはならないと思いますが、総務文教委員会におかれましては、慎重審議のほどよろしくお願いいたしたいと思います。


 それともう1点ですね、職員の意識改革ということを、市長いつも言われておりますけど、この観点から、このかさ上げといいますか、わたり制度によりまして、低年齢層の職員はこの恩恵をほとんど受けていないと。そして、今、課長補佐以上ぐらいが、かなりの高額な恩恵を受けているんではないかと思われますが、その中において、やはり今後も、1人、長い方で10年をかけて助成していくというような形であれば、低年齢層の職員の方は全くそういう恩恵を受けていないということで、不平不満が言わないにしても、何らかのわだかまりは残るんではないかと思いますので、やはり意識改革を唱える市長であれば、その辺を十分考慮していただいて、職員が一体となれるような改革をぜひお願いいたしたいと思います。以上です。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 何点か質問と要望としたいと思います。


 具体的には総務文教委員会の中でやっていきたいと思いますが、私自身もう、総務文教委員会または議会の中で、この人事給与問題を考える上で、今議会の中でも議員の削減や議員のあり方について多くの市民から批判を受ける。また職員に対しても批判を受ける、それは給与の高さとかではなくて、まさに働きの問題だと思うんですね。しっかりした評価があれば、やはりそれに伴う給与というのは、また保障されるべきであると思いますが、やはりその中で、我々議会は議会改革という形で議会基本条例をつくり、今からまた給与も一定程度下げ、今から新たな議会改革について進めていきます。やはり、ぜひ今回の事実上の給与削減に今後なっていく中で、やはり人事制度そのもの、またその中でやはり士気がどう高められるのか、また市民に信頼されるどういう働きをしていくのか、そういったことも一緒にやはり話さないと、ただ下げますというだけだったら、私はもう特に自分なんかは同世代の職員の皆さんは本当に生涯賃金がやはり1千万円、2千万円の単位で変わってくるという中で、やっぱり厳しい、士気が下がると、先ほど市長が言われたところは、やはりすごくあるんではないかというのは危惧します。


 もう1点は、ぜひ資料の中で、この前の総務文教委員会の中でも、理論値として10年後はということが出ましたけども、それだけではなくて、実際承認もし、そこにおいて、また実質的な形もしっかり議会の中で出していただきたいと思っていますし、その中から、また我々議会として、どのように臨んでいくのかというのを議論していかなければならないと思います。その点は特に人事課は資料つくるのすごく大変だと思いますけども、ぜひこの問題は、やはり職員に、もちろん市民にとっても大切なものであると思いますけども、やはり職員も給与はもらってますので、その点はぜひ丁寧な説明をして、客観的な中から我々がどう判断するかという提示をいただきたいと思いますので、その点はぜひお願いをしたい。


 あとは、やはり、あとは最後に、いずれ、もしこの原案どおりだとしても、先ほど言ったみたいに、職員の皆さんは生涯賃金が大きく変わることになります。この問題について、恐らく私が聞く限りでは、すべての職員が十分把握をし、そして、自分の給与が今後どうなっていくのかということについて、大きな不安を持っていると思うんですね。やはり説明責任は人事部局としてしっかり持つべきだと思っていますので、この問題がいずれの場合においても、今後説明責任をきちっと果たしていただきたいと思っていますので、その点も十分留意していただきたいと思っています。何か、その点で何かあれば、お答えいただければと思いますけど、もしなければ結構です。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 今いろいろ御意見いただきましたが、総務文教委員会が所管の委員会でございますので、そこで先ほどからの佐々木議員以外の議員さんからも十分なる資料をということでございますので、当然、私ども、そういう御意見あるなしにかかわらず、前回の2月14日は、事前の事務報告でしたので、余り突っ込んだ資料は出しておりませんけど、今回は、今、人事当局のほうで昇任等々も加味する中で、じゃあ、どういう形にどうなっていくのかというような視点での資料も含めて、それから県内の市の状況等々もあわせ、資料提出しながら、御論議をいただきたいと、こう思っております。


 したがって、十分なる資料が、私ども考えられるものについては提出をしていきたいと、こう思っていますので、よろしくお願いを申し上げます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 もう1点だけちょっと言い忘れた点でいえば、やはり前回の9月議会のときも指摘をした、いわゆる休日勤務手当未払い問題といったものがありました。やはり、一方で給料下げられて、一方でサービス残業をやっているという実態は、私はまだまだあると思っています。なので、やはり払うものも払われないで、一方で減額されるというのは、また、たまったものではないと思うんで、そういったのも含めて人事制度というのは考えていただきたいということだけは、要望させていただきたいと思っています。以上です。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第19議案第25号「田川市都市公園条例の一部改正について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第19議案第25号「田川市都市公園条例の一部改正について」御説明申し上げます。


 本案は、白鳥ふれあい自然公園を、本年4月1日から都市公園として設置し、及び管理すること等に伴い、所要の改正を行うものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 今、提案されました公園条例の改正ですが、議案書を見ると、ちょっとよくわからないんですけど、使用料等、そういった言葉が出てきますけど、公園をどういうふうな形で使うときにお金が要るのか、その辺、ちょっとよくわからないんで教えていただきたいんですけど。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 建設経済部長。


○建設経済部長(満倉 崇 君)


 お答えします。この使用料と、今回の改正の中では、今まで規則の中で規定しておりました。それを今回、使用料の算定等を条例の中にしていくということで、今回改正でございます。その中で、使用料等は記載しておりますので、面積に対しても、使用料については記載をしております。  (発言する者あり) (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 建設経済部長。


○建設経済部長(満倉 崇 君)


 この使用料については、すべて都市公園は使用料を取るということにしておりますけれども、これについては、ちょっと私のほうで。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 都市計画課長。


○都市計画課長(二場 孝博 君)


 使用料につきましては、占用料、これは電柱の占用料でございます。それとか、出店ですね、丸山公園の祭りのときの出店の使用料でございます。以上でございます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第20議案第10号「平成23年度田川市一般会計予算」から日程第27議案第17号「平成23年度田川市立病院事業会計予算」までの各議案を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 平成23年度の当初予算の提案に当たり、所信を申し述べさせていただきます。


 私は、平成15年4月に市長として就任いたしました。2期8年にわたり、温故創新、自主自立の理念のもと、ネットワーク5つの改革を断行し、田川市第4次総合計画に掲げられました本市の将来像「人が豊かに輝くまち田川」の実現を目指し、市政の健全化並びに活性化に努めてまいりました。


 この間、特に近年におきまして、本市を取り巻く社会経済環境が大きくさま変わりをしているところであります。まず、国政におきましては、平成21年の衆議院議員総選挙の結果、歴史的な政権交代がなされました。しかし、その一方で昨年の参議院議員通常選挙の結果、与野党が逆転し、衆参両議院がねじれ状態となるなど、不安な政局が続いているところであります。


 今、国会におきましては、地方分権関連法案など、今後の地方自治体の運営を大きく左右する極めて重要な案件の審議もなされているところでありますが、今後円滑な審議がなされるか、予断を許さぬ状況となっております。引き続き、国の動向に注視する必要があると考えています。


 また、世界経済におきましては、平成19年に表面化しましたアメリカ合衆国のサブプライムローンに端を発し、世界規模で経済悪化の状況が続いておりました。しかし、近年、中国やインドを中心にアジア諸国が目覚ましい経済成長を遂げております。特に中国は、昨年の経済成長率が10.3%を記録し、GDP、国内総生産の規模が我が国を抜き、世界第2位の経済大国になったと報じられたところであります。


 一方、我が国の経済におきましては、自動車を初めとする製造業が一部復調の兆しを見せておりますが、これは急速に経済成長を遂げるアジア諸国での売れ行きに支えられていると言え、国内の消費につきましては、依然、冷え込みの状態が続いているところであります。


 このような経済の一層のグローバル化の進展に伴い、国内における雇用の状況も劇的な変化を遂げており、今春卒業予定の大学生の就職内定率が68.8%と史上最低の数値にとどまっているところであります。これは、国内の製造業の生産拠点が中国やインド等に流出していることや、ユニクロの名で知られているファーストリテイリング社に代表されますように、外国人の採用枠が拡大されていることが、少なからず影響していると思われます。


 このような状況の中、本市におきましても雇用の状況は大変厳しいものがあり、田川地区の有効求人倍率は昨年11月時点で0.51倍と、依然として低水準で推移している状況が続いております。さらに、本年3月をもちまして旧特定地域開発就労事業従事者暫定就労事業が終息を迎え、昭和34年から炭鉱の規模縮小並びに閉山に伴う失業対策として今日に至るまで推進してまいりました就労事業が、その長い歴史に幕を閉じることになりました。本市におきまして、炭鉱にかわる基幹産業として、この就労事業を初め、長年にわたり地域経済と雇用を支えてきました公共事業が次々と終息する中、今こそみずからの足で立ち上がり、知恵を絞り、新たな産業を生み、根づかせ、育て上げることこそが我々に課せられた使命であると、このように考えているところであります。


 このような状況を踏まえ、いよいよ4月から第5次総合計画がスタートします。第5次総合計画におきましては、基本理念を「自立・連携」、「未来協創」、将来像を「人を育て自然と産業が共に息づくまち田川〜活力あるものづくり産業都市を目指して〜」と定めました。この第5次総合計画を通して、5万人の市民一人一人が一致団結し、互いに協力し合い、人を育て、そして実りある産業を育て、地域経済を立て直し、将来の発展に全力を尽くしたいと考えております。


 特に、今後のまちづくりにおきましては、まずもって、子育てや教育の環境整備に努める必要があります。と言いますのも、我が国におきまして、国や地方の財政を支え、社会保障を支えていますのは経済であります。そして、その経済を支えていますのは、人材と技術であります。その中でも、とりわけ人材を育成することは一朝一夕になし遂げられるものではありません。長期的視野に立ち、幼児教育から高等教育に至るまで、それぞれの発達段階に応じ、着実かつきめ細やかな人材育成を行う必要があると考えます。


 以上の点を踏まえ、本市におきましては、小・中学校における少人数学習指導の充実を図るとともに、乳幼児に対する医療費の自己負担の解消、また市民の健康維持、増進などの諸施策にも今後力を入れてまいりたいと考えております。また、活力あるものづくり産業都市を実現するために、農業や製造業の育成並びに6次産業化の促進を図るなど、多様なものづくり産業の誘致、育成に努めてまいりたいと考えております。


 さらに、本市におきましても、近年、西鉄バス路線が次々と撤退する状況等を踏まえ、高齢者や学生を初めとする交通弱者の円滑な移動手段を確保すべく、昨年実施してまいりましたコミュニティバスの実証運行路線を今後拡充してまいりたいと考えております。


 以上のようなソフト面での諸事業に加え、ハード面におきましても、本市にとりまして必要かつ重要な事業につきましては、積極的に推し進めてまいりたいと考えております。


 まず、公共下水道の整備についてであります。一昨年の3月に田川市汚水処理基本構想を策定いたしておりますが、平成23年度におきましては、全体計画の策定に力を入れ、その後、これを基礎に事業計画を策定し、具体的な事業着手へと確実に歩みを進めてまいりたいと考えております。


 次に、市内における広域幹線道路の整備についてであります。本市におきましては、国道201号と国道322号バイパスの2つの広域幹線道路が整備されておりますが、この両国道間を結ぶ有効な幹線道路がなく、現在、県道田川直方線並びに今任原伊田線におきまして、慢性的な交通渋滞が発生しているところであります。かかる事態を打開すべく、議会の御理解とお力添えをいただきながら、また、田川郡内の町村とも連携を図りながら、福岡県に要望活動を行い、事業着手の実現に努めてまいりたいと考えています。


 以上のとおり、第5次総合計画、あるいは現在策定作業を進めております都市計画マスタープラン等に基づき、ハード面、ソフト面での整備に力を入れてまいりたいと考えていますが、これら、本市が新たなまちづくりを模索するに当たりましては、先ほども申し上げましたが、第5次総合計画の基本理念で掲げておりますとおり、さまざまな場面で、またさまざまな形態で、他と綿密な連携を図る必要があると考えております。


 その具体的な取り組みの一つとして、昨年10月に本市と福岡県立大学が包括的連携協定を締結いたしました。今後はこの協定に基づき、大学と多岐にわたる連携事業を展開してまいりたいと考えております。特に、福岡県立大学が有する高度な専門知識や貴重な研究成果を本市のまちづくりに生かす、そういった取り組みを行いたいと考えています。また、こういった取り組みを近い将来、田川地域の町村全体に広げる、そういった取り組みについても、ぜひとも行ってまいりたいと考えております。


 最後に、本市が直面している行政課題に対する私の考えを一言述べさせていただきたいと思います。


 まず、田川市立病院の経営問題についてであります。


 本件につきましては、昨年4月に地方公営企業法の全部適用を受け、齋藤貴生先生に病院事業管理者に就任していただきました。齋藤事業管理者は、現在の市立病院の建設に係る債務の現状分析や、田川地域における疾病傾向の調査を行っていただいた上で、今後の債務の解消方法や市立病院における診療科目のあり方等を田川市立病院中期事業計画の中で取りまとめていただきました。本事業計画に基づく再建策は、本市にとりましても非常に重い財政負担を伴うこととなりますが、市民の健康と命を守る、この行政としての役割と責任を果たすべく、市立病院の再生に向け、今後、最大限の努力を行ってまいりたいと考えています。


 次に、職員の給与問題についてであります。


 まず、特別職の職員の給料でございますが、田川市特別職報酬等審議会に諮問し、本年1月27日に答申をいただいたところであります。


 一方、本市の行政改革の取り組み事項の中でも、とりわけ懸案となっておりました一般職の職員の給与是正につきましては、昨年6月並びに9月の市議会定例会におきまして、私の任期中にやり遂げる旨、表明をさせていただきました。この問題は職員の生活に係る重大な問題でもありますので、約6カ月にわたり関係団体と折衝を重ねてまいったところ、本市の厳しい財政状況の理解の上、今般その協議が調ったところであります。このような状況を踏まえまして、本3月定例会に条例改正の提案を行った次第であります。慎重な御審議をよろしくお願い申し上げます。


 最後に新ごみ処理施設建設につきましてであります。


 本件は、本市を初めとする1市3町にとりまして、長年にわたる重大な政策課題でありますが、残念ながら、いまだに抜本的な課題の解決に至っておりません。今後は何としてでも、かかる事態の打開を図るべく、市として最大限の努力を払ってまいりたいと考えています。


 以上、平成23年度の市政の取り組みにつきまして述べさせていただきましたが、2期目の市長としての任期もあと残りわずかとなりました。残された任期におきましても、引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えています。議員各位におかれましては、本市の振興・発展のため、変わらぬ御高配を賜りますことをお願い申し上げます。


 以上、所信に基づいて、平成23年度当初予算を編成いたしておりますので、その概要を御説明申し上げます。


 それに先立ちまして、その指針となります地方財政計画の概要について、簡単に御説明申し上げます。


 平成23年度におきましては、企業収益等の回復により、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が増加する一方、社会保障関係の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により、依然として地方財政対策における財源不足が大幅に生じる見込みであります。


 一方、新政権では、経済成長、財政健全化、社会保障改革を一体的に実現し、元気な日本を復活させるための礎を築く必要があることから、成長と雇用の実現、デフレ脱却への道筋、国民の生活を第一に、確固たる戦略に基づく予算編成の理念のもと、成長と雇用の拡大を実現することを目的に、地方の自主財源の充実、強化を図ることとされております。


 地域主権改革に沿った財源の充実を図り、地方が地域活性化・雇用・子育ての施策等に継続して取り組む必要性があるとのことから、特別枠として地域活性化・雇用等対策費が措置された結果、地方交付税総額が対前年比で4,799億円増額確保がされております。このような方針のもとで作成された平成23年度の地方財政計画は総額82兆5,054億円となり、前年度と比較して3,786億円の増となっております。


 それでは、本市の平成23年度当初予算の概要につきまして御説明申し上げます。


 平成21年度の普通会計決算におきまして、土地の売り払い収入等の臨時的な収入を差し引いた実質収支が黒字に転じるなど、永年にわたり続いてきた本来収支の赤字が解消されたところであります。ただし、実情は依存財源である地方交付税の大幅な増額、さらには、国の経済対策による臨時交付金を一般財源で行うべき事業に充当したこと等によって、一時的に改善が図れたものであります。


 本市の財政状況は、このような依存体質であり、国の政策動向によって財政状況が左右される、大変不安定な財政基盤であり、そのため、国において財政引き締め策が実施されれば、すぐに赤字決算となる可能性が高く、非常に憂慮される状況であります。今後は限られた財源を有効施策に振り分け、本市の目指す将来像へいかに近づけていくかという点を重視した行政経営を行わなければならないものであります。


 第4次総合計画におきましては、予算との連動が余り図られておらず、総合計画の実施効果が薄かったものと反省いたしております。第5次総合計画では、予算との連携を強く意識し、実効性のある総合計画となるよう取り組むこととしております。


 平成23年度の当初予算編成におきましては、予算区分を大きく4つに分けて編成を行っております。


 区分といたしましては、まずは総合計画事業、次に社会保障費や公債費等の制度上の支出額が決められている義務的な固定経費、さらには、老朽化が進んでいる公共施設等の長寿命化を図る観点から修繕費、これら以外の残りをその他の経費と区分いたしております。このように予算編成を行っているところであります。


 限りある財源の最大限効率的な活用を示した予算編成方針に沿って調製を行いました結果、平成23年度一般会計当初予算は、総額251億1,489万円となり、前年度と比較しますと5億6,113万9千円、2.3%の増となっております。


 それでは、一般会計の歳出から主要な事業等につきまして、総合計画事業から御説明いたします。


 第5次総合計画では、まちづくりの基本目標を大きく5つの分野に体系づけいたしておりますので、その分野に計上した事業につきまして御説明いたします。


 まずは、都市づくりの分野についてであります。


 ここでは、交通弱者対策といたしまして、公共交通機関の強化を図るため、バス路線維持充実対策事業に要する経費を計上いたしております。


 昨年10月から本市初となるコミュニティバスの運行を坂谷弓削田後藤寺間の1路線で試行的に行ってまいりました。この実証実験の検証及び分析結果を基礎に、今年度は伊加利や夏吉等の3路線で運行の拡充を計画しており、所要の経費を計上いたしております。


 さらには、生活環境対策として、公共下水道の実施に向け、基本構想、全体計画、事業計画からなる、下水道基本計画の策定を計画しており、今年度は平成20年度に策定した田川市汚水処理基本構想に基づく本市の中心市街地を主とした1,050ヘクタールの全体計画の策定に要する経費を計上いたしております。


 また、昨年の9月定例会で承認、可決されました下水道施設整備基金への繰り戻しにつきましても、計画どおり実施することといたしております。その他、街路整備事業として市街地及び白鳥工業団地等へのアクセス強化を図るため、後藤寺東町線整備事業を継続して実施するとともに、田川市福祉のまちづくり整備基本計画に基づき、市道青葉中央通り線の松原交差点から田川警察署までの区間におきまして、バリアフリー化を推進するために必要な経費を予算措置いたしております。


 続きまして、産業・経済の分野について御説明いたします。


 雇用対策は本市の重要課題であり、昨年、田川市地域雇用創出推進基金を創設し、失業者や未就職者が職業訓練を受ける際に必要な経費や、資格取得に係る受験料等を助成する就業援助制度を設立いたしました。さらには、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し、中高年齢層の失業者に対する雇用機会を創出するため、緊急雇用創出事業を実施いたしておりました。今年度につきましても、関係機関・団体との連携を強化するとともに、緊急雇用創出事業の対象を未就職の新規学卒者に拡大する等、雇用情勢の改善を図るべく、継続拡充して事業を実施することといたしております。


 その他、農産物、畜産物のブランド化に向けての取り組みを行うべく、所要の経費を計上いたしております。


 続きまして、医療・福祉の分野について御説明いたします。


 子育て支援対策につきましては、議会改革によって捻出していただきました財源を活用いたしまして、乳幼児医療におきまして、3歳未満児と同様に、3歳以上小学校就学前の乳幼児まで所得制限の撤廃及び自己負担の無料化を行うことといたしております。


 また、出産に対する経済的不安を解消し、子供とともに安心・安全に出産が行える環境を整備するため、平成23年度も引き続き妊産婦の無料診療回数を14回までに拡充するとともに、ヒト白血病ウイルスの母子感染を防ぐため、HTLV−1抗体検査を新たに追加するなど、充実を図ることとしております。さらに、健やかに暮らせる健康づくりを進めるため、子宮頸がん、小児用肺炎球菌、ヒブの各ワクチンの予防接種助成に必要な経費を計上いたしております。


 続きまして、教育・文化の分野について御説明いたします。


 教育政策につきましては、昨年の3月定例会におきまして、小学校の少人数学級実現のため、予算の増額修正が行われたところであります。教育に対する取り組みは、市の将来を担う人材をつくる重要な政策となりますので、議会側の趣旨も踏まえまして、政策の拡充を行うことといたしております。


 具体的には、現在、小学校3年生までの全学級において、35人以下での学習指導が行われておりますが、今年度につきましては、この取り組みをさらに一歩進め、小学校4年生以下の全学級において、少人数学級を実施するため、常勤講師を増員することといたしております。さらに、小学校だけでなく、中学校におきましても、少人数指導教員を配置することにより、学力の向上及び生徒指導の充実を図ることといたしております。今年度は、後藤寺中学校と鎮西中学校におきまして実施する予定であります。


 最後に、行財政運営の分野についてであります。


 行政運営におきましては、住民の参画は必要不可欠な要素であります。そのため、今回、本市でも、住民がまちづくりに参画しやすい環境をつくるため、市民参加・協働の基本的な理念や具体的な方法等を規定するため、市民参加型まちづくり事業を行うことといたしております。


 その他、将来的な健全財政を目指すため、諸施策にも取り組むこととしており、その一つとしまして、第5次行政改革大綱策定に向けての所要の経費を計上いたしております。


 次に、固定経費に区分いたしました内容につきまして御説明いたします。


 まず、人件費の概要につきましては、一般会計における予算編成上の職員数は357人で、前年度比16人の減となっております。


 職員人件費の総額は32億1,005万8千円となり、前年度比で8,076万9千円、2.4%の減となっております。


 また、4月に実施されます統一地方選挙に要する経費を計上しており、市長・市議選においては、各家庭に戸別配布する選挙公報を新しく実施することといたしております。


 本市の懸案でもあります生活保護費につきましては、近年の経済不況の影響を非常に強く受けた結果となっており、世帯数及び人員数で約10%、保護率に至っては、昨年度の当初の見込みから比較しますと8.6ポイントも増加して、63.8パーミルの見込みとなる等、非常に高い伸び率を示しております。本市の雇用環境は依然厳しい状況下にあり、今後も急激な景気回復は見込めない状況にあることから、その対策は本市の最重要課題と考えております。


 その他、修繕費に区分した経費としましては、農村環境整備事業や幹線道路改良事業、道路や河川等の改修等の事業、市営住宅ストック総合改善事業などを計上し、施設の長寿命化に資することといたしております。


 以上、歳出予算の概要を申し述べましたが、これに対応する歳入財源につきまして御説明いたします。


 まず、市税でありますが、少子高齢化の加速や人口の減少に伴う納税義務者数の減少に加え、長引く景気低迷の影響から個人所得も回復の兆しが見られず、失業率についても依然として高水準にあるため、厳しい状況は変わっておりません。そのような背景から、個人市民税につきましては、大幅な減少となる見込みであります。


 法人市民税につきましては、緩やかながら企業収益は回復傾向に向かっているとの見方もできることから、昨年度より増額計上いたしております。


 また、市たばこ税につきましては、平成22年10月からの税率アップに伴う増収要因はございますが、増税に伴う禁煙者の増加や、近年の健康志向、禁煙・分煙運動の影響から、消費本数の大幅な減少が見込まれることから、前年度に引き続き減収を見込んでおります。


 普通交付税につきましては、新政権のもと、地域主権改革の第一歩として地方の自主財源の充実、強化を図るため、地方交付税総額が増額されております。地域活性化・雇用等対策費の計上など、地方財源の充実に配慮されていることから、前年に比べ約6億円の増加を見込んでおります。


 特別交付税では、交付税総額に占める特別交付税の割合を段階的に引き下げることとした交付税制度の見直しが行われております。これは、地方交付税の算定方法の簡素化・透明化の一環として行われるもので、現行の6%を平成23年度には5%、24年度には4%へ段階的に引き下げ、その引き下げ分を普通交付税に移行するものであります。今年度の国全体の影響額は1,737億円となっていることから、予算計上におきまして調整措置を講じております。


 臨時財政対策債につきましても、配分方式の見直しが実施されており、地方財政計画におきまして、対前年度比20.1%減少していることから、前年度に比べ約3億円の減を見込んで予算計上いたしております。その他、歳出事業費の内容にあわせまして、国・県支出金や地方債などの特定財源の調整を行っております。


 収支全体といたしましては、約5億5,700万円の歳入不足となったことから、基金の取り崩し等によって収支の均衡を図ったところであります。


 次に、特別会計の概要を御説明申し上げます。


 まず、国民健康保険特別会計につきましては、64億3,158万6千円を計上いたしております。前年度と比較すると8,459万5千円、1.3%の減となっております。


 老人保健特別会計につきましては、平成22年度をもって後期高齢者医療制度へと移行され、廃止となっております。


 後期高齢者医療特別会計につきましては、6億8,725万2千円を計上いたしております。前年度と比較すると4,365万8千円、5.97%の減となっております。


 急患医療特別会計につきましては、1億268万円を計上いたしております。前年度と比較すると810万9千円、8.57%の増となっております。


 住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、6,068万2千円を計上いたしております。前年度と比較すると5,163万2千円、45.97%の減となっております。


 田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会計につきましては、産炭地域振興基金を主な財源とした平成筑豊鉄道の施設整備に対する補助金を計上いたしております。本年度の予算としましては、2億3,112万3千円、24.31%の増となっております。


 水道事業会計につきましては、収益的収支において、収入では14億3,205万3千円、支出では13億1,866万5千円、資本的収支では収入では1億2,410万円、支出では6億7,830万7千円をそれぞれ計上いたしております。本年度の主要事業といたしましては、行政改革の実施計画に上げております施設の経年劣化に対する更新・改良などを内容とし、さらなる事務事業の効率性、継続性を求め、経営の健全化を図ってまいります。


 病院事業会計につきましては、収益的収支において、病院事業収益で53億7,378万4千円、病院事業費用で58億9,760万3千円、資本的収支では、収入では3億9,352万4千円、支出では6億2,154万7千円をそれぞれ計上いたしております。


 市立病院では、昨年4月から新たに病院事業管理者を設置し、地方公営企業法の全部適用に移行いたしました。11月には改革の柱となる中期事業計画が策定され、具体的な取り組みも既に並行して進められているところであります。また、市立病院における資金不足に対する田川市の支援策も、今議会において御審議をいただくこととしておりますが、地域医療の存続のため、市立病院はもとより、田川市職員が一丸となって、市民の皆様の協力を得ながら、病院の再生を進めてまいります。


 医療における収益面では、医師の確保を図りつつ外科系医療の充実、昨年11月に導入した7対1看護体制の整備、病床利用率の向上などを当面の課題として、収益確保を図りながら患者サービスの向上を目指します。また費用面では、常勤医師の不足を補う応援医師派遣に伴う費用や、医療用画像保管・電送システム導入に伴う委託経費の増額も見込まれますが、薬品、診療材料の購入や物品、物流、委託などに競争原理を導入し、契約方法全般の見直しなど、経費削減に向けた取り組みを本格化してまいります。医療を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が続きますが、一刻も早い経営の安定化に向け最善の努力を尽くしてまいりたいと思っております。


 以上が、市政の取り組みと当初予算の概要であります。


 よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう心からお願いを申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 次に、平成23年度教育施策方針について、教育長に説明を求めます。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 それでは、平成23年度の教育施策方針と重点施策について概要を説明させていただきます。


 既にお手元に配付させていただいておりますので、その補足説明をさせていただきます。


 23年度は、子供たちの学力向上など課題の解決へ向けてこれまでの取り組みを継承しながら、田川市第5次総合計画のスタートともあわせ取り組んでいきたいと思いますので、教育施策の目標理念、自己有用感をはぐくむ三位一体の教育はそのまま継承しますが、学校教育の施策方針を自己有用感、豊かな心、創造力をはぐくむ学校教育、社会教育では、市民の豊かな心と創造力をはぐくむ社会教育とさせていただきました。これは第5次総合計画の施策の方向性と合わせています。


 平成22年度は、市費雇用の教員を配置し、小学校3年生までの少人数学級や少人数指導を行うことができました。小学校の低学年では国語や算数で伸びが見られ、全体としても標準学力検査などで少しずつではありますが、成果を見ることができます。しかしながら、小学校6年生と中学校3年生で実施する全国学力・学習状況調査の結果では、基礎的な学力の定着や知識を活用し、自分の考えを表現するなどの面については、これまでと同じ傾向で、依然として課題が残されています。また、子供たちの基本的な生活習慣の定着についても同じように、家庭での学習時間や規範意識の育成などについて課題が残っています。それらの課題解決のために、これまで田川市が大切にしてきた、学校、家庭、地域が一体となった教育活動を継続し、伸び伸びとした育ちの中で、子供たち一人一人の個性や学力を伸ばしていきたいと思います。


 子供たちの自己有用感を育て、豊かな心と創造力をはぐくむには、学校、家庭、地域がそれぞれの立場で役割を果たさなければなりません。また、学校、家庭、地域が主体性を持って取り組み、三位一体となって幼児期から愛情を持って接し、多くの体験を積み重ねながら、自己存在感や自尊感情を培っていく必要があります。


 以上のような基本目標のもとに、平成23年度の学校教育の重点施策として、次の4つの柱を設定しました。


 1、第3期学力向上プロジェクトへ向けて、第2期の総まとめと組織の充実及び教員の指導力の向上を図ります。学力向上プロジェクトの報告会は、23年度の弓削田校区と後藤寺校区で一巡します。田川市全体としては、これまでの報告会での課題の把握と、新たな取り組みについて整理します。その上で、第3期学力向上プロジェクトへ向けて、プロジェクトチームの組織の充実や教員の指導力向上のための研修会を実施していきます。35人学級について、国は23年度については、小学校1年生での実施を予定しています。田川市教育委員会としては、政府の動向を見守りながら、35人学級の充実・拡大を政府に働きかけたいと思います。


 一方、本市独自の取り組みでは、35人学級及び少人数指導によるきめ細かな指導について、22年度の検証を行い、効果的な指導及び教員配置について、年次計画を立てながら、その充実を図っていきます。23年度は市長の施策方針にもありましたように、小学校は4年生までの配置及び新たに中学校での配置を計画いたします。


 2、よりよい生き方を目指す心の教育と体力づくりに取り組みます。そのためには、道徳教育の実施と、規範意識の育成に力を入れながら、多様な体験活動を通して達成感を高め、よりよい生き方を目指す意欲の育成に努めます。


 3、地域に根差した幼稚園、保育所、小学校、中学校の連携推進を県立大学の協力のもと進めます。これまで幼稚園と保育所の就学前と小学校との連携や、小学校と中学校との連携に取り組んできました。子供たちの姿から、連携の効果が徐々に出てきています。就学前と小学校との連携では、学習を始めるに当たっての基礎となる基本的な生活習慣の確立に努めます。


 小学校、中学校の連携では、中1ギャップの解消と基礎・基本的な学力の定着及び個性の伸長を図ります。県立大学と田川市とで包括的連携協定が結ばれましたので、今まで以上に連携を深めていきたいと思います。


 4、子供たちの健やかな成長を願い、地域と連携する教育及び教育環境の整備に努めます。区長会や校区活性化協議会の協力のもと、各校区では学校と地域が一緒になった行事や取り組みが進められ、校区の課題克服を目指すための学校と地域との連携が深まってきました。地域での人材を発掘し、地域の方々の力を学校に取り入れながら、子供たちの健全育成に努めます。


 昨年、議員さんより要望のあった放課後の児童の居場所づくり、体力アップアドバイザー、特色ある学校づくりのための学校の裁量権などについては、担当課で具体的な対応や取り組みについて、6月に教育委員会でまとめる施策方針で示したいと存じます。


 教育環境の整備については、田川市における幼児教育及び小・中学校のあり方や、学校規模の適正化も含め、政府の施策及び教育や社会の動向、子供の数の推移を見ながら、望ましい教育のあり方を市民の皆様と一緒に考え、検討していきます。


 次は、社会教育についてです。


 社会教育では、市民の豊かな心と創造力をはぐくむ社会教育を23年度の施策方針にしております。昨年度、日本各地で子供の虐待や消えた高齢者問題がクローズアップされました。コミュニケーション不足と広がる無縁社会が要因の一つと言われましたが、地域の方々のつながりを大切にし、一人一人が生きがいを持てる田川市にしたいと思います。重点施策として次の3つの柱を設定しました。


 1、自主的な充実した地域活動を推進します。田川市では、区長会及び校区活性化協議会が地域活動の中心としての役割を担っています。それぞれの地域で独自の取り組みが行われており、人と人をつなぐ活動が行われています。地域活動の充実・発展に努めます。


 2、人権同和教育の推進と青少年の健全育成に取り組みます。市民の皆様一人一人の人権が守られ、心豊かな生活を送ることができるまちづくりを目指して、人権同和教育に取り組みます。そして、家庭の教育力の向上を図りながら、青少年の健全育成を図ります。


 3、誇りあるまちづくりを目指す生涯スポーツ・文化の振興に取り組みます。心豊かで生きがいのあるまちづくりを進めるためには、生涯スポーツと芸術文化の振興を図ることが必要です。また、本市の持つ歴史や文化及びそれにかかわる遺産については、将来にわたって伝えていかなければならないものであり、学校教育の中でも社会教育の中でも常に子供たちや市民の皆様への啓発を図り、ひいては子供たちや市民の皆様が主体者となって情報の発信を行うよう教育委員会として取り組みを進めていきます。


 昨年、この議会において議員さんから御要望や御意見をいただきました。そのことについては、先ほども申しましたが、6月に教育委員会としてまとめる教育施策方針で、各担当課から示したいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま市長及び教育長の提案理由等の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 予算に関して1点だけ質問いたします。


 一般会計予算につきまして、人件費、職員数357人で、16人減になっております。その結果、前年対比で約8千万円減額がされて、措置されております。先ほどの条例とも関連するんですが、この条例改正の後に、この影響はどういうふうになっておるのか。なぜ、その質問をするかといいますと、我々議員は、昨年度から議会公車の廃止、政務調査費の全廃、議員定数の2名削減、そういったものを含めて、相当な議会の財政寄与度を示しております。一方、この一般職職員についての財政に対するこの予算の中にどういうふうにあらわれておるのか御説明をいただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 今の質問は、今回の給与適正化と当初予算がどう連動しているのかということですよね。それで、当初予算の編成時期と、今回の給与適正化の条例議案との時間的なずれがございまして、今回の当初予算にはその辺は入れ込んでおりません。それで、今議会でいずれ御承認をいただけると思いますので、それをいただいた後に早急にそれを織り込んだ長期財政見通しなりを、改めて議会にお示しをしたいと、こう思っています。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 私は今回の定例会は、私の任期の最後の定例会でございますので、少ししつこいぐらい質問の機会を与えてもらっておりますから、したいと思っておるんですが、この市政の取り組みについては、また後日代表質問等にやらせていただきますが、特にきょうの説明の中で、私があらっと思ったのが、この所信表明、市政の所信と予算説明は、これは市長みずからお書きになったものですかね。市長の意思がどうも余り入っていないような感じを受けたんですが、その辺どうなんですか。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 私の意思は入っております。と申しますのは、行政というのは、あくまでも皆さんの声を聞かなければならない。特に現場の声を聞いて、これはつくっていかなければなりません。したがって、その方向性の中に、組織的な判断、決定というのが必要であります。今ここで田川の市政はワンマンショーではなくて、民主主義を図っております。したがって、今私の意見はここには反映されていると、このように申しておきます。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 梅林議員。


○議員(梅林 史 君)


 この冒頭に、市長は、私は平成15年4月の市長就任以来2期8年、これはまた私の代表質問と重なりますから言いませんけど、こうあります。よくここにネットワーク5つの改革を断行しと、もう8年で断行してきた。私は昨年の3月の質問のときに、この問題を取り上げた。さしたる私を説得するような、納得させるような市長の答弁は返ってこなかった。私は大変残念であった。それはもう答弁要りません。


 たまたま、けさの西日本新聞に、「春秋」という欄、1面の最後の、かつて小渕総理が首相在任中に亡くなったんですね。そのときに衆議院本会議場で、村山富市元首相が、いろいろなことを言っておるんです。その中で、政治家は言葉が命だと。近年は与野党を問わず、言葉だけが多過ぎる。


 今の、私は、ワンマンショー、それは何なのかと。私はいつも市長のトップリーダーとしての品位と資質と決意とそういったものをいつも求めてまいりました。そういったことが、この最後の所信表明、本来これは私は選挙を前にしたら、予算にしても骨格予算を出して、そして、新たに信任を受けた後にきちっと自分の政策予算を盛り込むべきだと、こういう考えに私は立っておりますが、新聞にもありましたように、今年度予算については、前回と違った通年予算をお組みになる。それは第5次総合計画の実施に向けた取り組み姿勢を示したものだと、こう書かれてありました。それはそれでいいんですが、私はいつも本当に市長の前向きな姿勢を求めておるわけですね。


 先ほども言ったように、市長の答弁の中にありました。組織というのはそんなものではない。現場の意見も聞かないかん。そんなことはもうみんなわかってますよ。百も承知という言葉ですよ、それは。そういった上で、市長のこの断行、改革、この言葉は、市長のいつもの言葉、踊るんですよ、言葉が。そして、市民はそうしてくれると、こう思っているわけです。そのことによって、市長の信頼があるわけですけれど、実際やってみると、なかなか前に進んでいない。これは次の機会に譲りますが、そういったことで、私は非常に、この今回のこういったものも、市長の意思がなかなか見えてこないというのに大変残念に思います。意見があったら、市長、お伺いします。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 私の意見が今回の表明でありますので、梅林議員と私のその差、温度差があろうかと思います。それは同一のものではないと、このように思っております。人はそれぞれ十人十色の見方もあろうし、考え方がある。やり方も違うと、このように私は思っております。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 では、順次質問します。


 1つは、我々議会としては、この当初予算の前に決算審査特別委員会を10月にやっています。10月になぜ決算審査を、今まで、昔は12月だったのを、10月にしたというのは、次年度の当初予算に、我々議会の決算に対する意見を一定程度組み入れていくということが入っているからこそ、10月だったと思うんですが、細かい中身についてはお聞きはしませんが、この決算審査特別委員会で指摘をされたことが、その後の予算査定のスキームの中で、どのような形で入っていくのか、そのスキームの方向について、ぜひお答えいただきたいと思っています。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 財政課長。


○財政課長(米田 昭彦 君)


 お答えします。予算編成の仕方でありますが、予算編成方針におきまして、議会によって指摘された事項、行政として見直すべき事項など盛り込んでいきます。それに基づきまして、各課からきちんと見直した形での予算要求が上がってくると思います。実際に、決算委員会で指摘されたことにつきましては、各課が把握していると思いますので、それらについてきちんと計上されているものと考えております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 この場は質問回数が限られていますので、余り何回も聞くと、私の再質問がなくなるので、もう一度聞きつつ新しい質問をしますけども、じゃあ、具体的に各課が予算査定に当たって、決算審査特別委員会でこのような指摘がありましたということで、財政課と打ち合わせをしているということでよろしいんですかというのが1点。その件は答えていただきたい。


 そして、全くこの話とは別の視点にいきたいと思います。私が非常にどうかと思ったのが、教育施策方針の重点施策の、昨年度のやつと今年度のやつを見直してみたんですね。特に社会教育に関しての文章、ほぼ同一の文章ですよね。コピー・アンド・ペースト、完全にしているんですよ。これなぜかということ、去年のことが全く達成できなかったんですかね。これ明らかにサボタージュですよ。


 例えば、社会教育の上の、第3点、重点施策として次の3つの柱を設定しましたというところ、この文章3つ、22年度と23年度の若干のてにをはの違いがあるだけで、全く一緒。特に3点は、22年度の文章を全くそのまま一緒にしているんですね。それ何でですかねというのが1点。


 今、教育委員会の中で議論となっている大きな問題として、大きく2つあるだろうと思います。1つは、35人以下学級を昨年度議会側の提案で実施することになりまして、その後、市長は来年度にやるということで言っていたということを言っています。その後、総務文教委員会の中で、市長は自分の質問の中で、どのような形で少人数学級をやっていくのかということであれば、小中のすべての学年において、人数の件は別としても、少人数学級をやっていくということを言っていたはずです。


 一方で、今年度予算の中身を見れば、1年生から4年生、だから小学校においては、国の予算分が入っただけで、小学校においては実質的な伸びはない。中学校においては、1・2年の部分が35人以下学級になったとはいえ、3年生はできていない。それはなぜなのかですね。市長部局と、また市長と教育長との中で、そのような少人数学級について話をしたときに、どのような形で話をしたのか。それについて、そしてまた、昨年度において、市長が全学年やると委員会の中で、公式な場で言ったにもかかわらず、できていないことについてどうなのか、それについては市長のほうからお答えいただきたい。


 そして、最後、もう1点の教育委員会の中で大きなところでいえば、今、緊急避難的に措置をされている後藤寺幼稚園のあり方について、教育委員会は方針として提出をいたしましたが、いたしましたよね。一方で、執行部との間で大きな格差があるということは、この前の総務文教委員会の中で指摘をされました。それについて、今回の教育施策の方針の重点施策については全くない。一方で、重点施策と言われていながら、全く言及がないというのは、どうなのかと私は思うんですけども、教育委員会としての方針は変わっていないのか、変わっていないとすれば、今後執行部に対してどう言っていくのか、その点についてお聞かせをいただければと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 財政課長。


○財政課長(米田 昭彦 君)


 一番最初の佐々木議員の御質問にお答えします。


 委員会で指摘された内容につきましては、各課できちんと検証して、実施可能な分については、きちんと予算計上されてきております。その旨についてヒアリングの中で確認しながら、計上するようにしております。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 質問にお答えいたします。


 まず、文章の件です。さぼったわけではありません。教育施策をつくるに当たって、現実、子供の実態はどうなのか、社会の実態はどうなのか、市民の実態はどうなのか、そして課題が一つ一つ上がってきます。この課題解決のために、じゃあ、どういう手だてをとっていくのか、それが教育施策の方針になってあらわれてきますので、毎年、毎年ころころ変わるというわけではない部分が大きいと思います。私も社会教育の面については、昨年度の分も目を通して、今年度の実態はどういうふうになって、どうしたいかというふうなことを考えたときに、この施策方針、大まかな施策方針についてはこのままでいいだろうと。ただし、それぞれの課で具体的に取り組みをこれからまとめていきます。6月には1冊の冊子になってお手元に届きますので、そこでは昨年度とは違った取り組みが出てくるというふうに思いますので、待っておいてください。


 それから、35人学級の実施についてです。市長からも、教育委員会として35人学級をどうして進めていくのか、しっかり考えろと言われました。市長が確かにそういうふうに全部小学校も中学校も含めて実施をしたい。けれども、教育委員会としては全部実施はまず無理です。講師の数もあるし、各学校の実態もあるので、その実態を考えながら、教育委員会で取り組ませてくださいというふうにお願いをして、そして、教育委員会としての案を出したところです。ですから、例えば、教員の数がふえたら、それだけで大丈夫かということもありません。職員の数がふえなくても、効果が出てきている学校もありますので、そういうふうなものをきちんとまとめて、教育委員会としては年次計画を立てながら、23年度はこの水準まで、それを見て24年度はこの水準までというふうに取り組んでいきたいというふうに考えています。


 それから、後藤寺幼稚園の件です。昨年11月に幼児教育審議会の答申をいただいて、教育委員会としての方向をまとめました。そのまとめたものを、緊急課題検討委員会で、今、検討中です。教育委員会として態度が変わったとかいうふうなことではありません。教育委員会は教育委員会としての意見をそこに出しながら、緊急課題検討委員会ではワーキンググループをつくって、いろいろな情報を取り入れながら、これからの取り組みを考えているところです。そういう状況です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 非常に異なことを言われるなというのが何点かあって、毎年ころころ変わるわけではないというのを言いつつ、全くじゃあ、一言一句一緒だというのがいいかという話には、私は全くならないと思います。毎年、施策を推進していく上で目指すべき方向性というのはあるわけで、幾ら何でも全く文章が一緒だというのは、やはり重点施策とか方針とかいうことを考える上で、やはり私はどうかと思いますね。せめて、やはり基本的な方針について一応あるんでしょうけども、かといって、それが一言一句一緒です、またころころ変わるわけはないというのは、全く私は理解できない。


 昨年度は教育長は、市長でいう最後の所信というか、思いのところを書いている部分については、ことしは文章書いてませんね。なぜそれが書いてないのか。やはり教育長は、一つの独立機関として、首長とは全く独立された機関として独自の権限がたくさんあるわけですね。だとすれば、それに対してきちんと思いを最後に述べて、これから先の田川市の教育、特に市長側も教育については、第一にまずもってやりたいというのが文章の中に入っているのであれば、なおのこと教育長としてどのような思いで教育行政をやっていくのかというのは、やはり最後の部分の重点方針の中できちんと書くべきだったと私は思っています。


 また、35人以下学級の件については、むしろ市長側の方針に対して、教育委員会としてそれは無理だということを判断したということでよろしいんですね。ということであれば、本来でいえば、言えば予算がつくはずだったということを、教育委員会はむしろ取らなかったということだとも言えるんですね。じゃあ、嘉麻市や福智町といったところは全面的に実施をしている。じゃあ、なぜそこら辺はできるのか。市長側も予算をつけるという可能性が十分あったにもかかわらず、また他の自治体では既に行われていて、実際この前総務文教委員会で視察した際にも、少人数学級やって本当によかったという学校長の意見は数多く聞き、そのことは教育長も同じ場所で聞いていたはずにもかかわらず、それが実施できなかった。もちろん教室の数等はあるにせよ、じゃあ、せめて35人以下学級だったら、教室がその時点で本当に足りないのかどうか。じゃあ、仮に足りない学校だとすれば、少人数教育をやることによって、その補てんをやっていけばいいではないかと、いろいろな方針があったはずなんですね。


 今の話でいえば、市長側がそういったことに対して、教育委員会がむしろしなかったということになるわけですので、それは今後また十分総務文教委員会の中で議論しますけども、かなり大きな指摘になってくるだろうと思っています。


 質問回数はこれでないので、以上で終わりますけども、ぜひですね、教育委員会はやはり教育委員会としての独自性、そして独立機関としての役割をしっかり持っていただいて、そして、できれば最後に、そういった教育施策に対する昨年度の22年度に書いたような思いの、最後に私の教育長としての思いを少しだけ述べさせていただきますというのが、22年度書いていたように、できれば最後に教育長としての思いを少しだけ述べていただければと思います。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 教育長。


○教育長(尾垣 有三 君)


 議員の御指摘、真摯に受けとめます。ただ、今回は去年書いたような思いは省かせていただきました。昨年は教育長になって半年で、初めての経験ばかりで、いろいろな課題が目についたというのが昨年の印象です。ですから、その後いろいろな課題を克服するために、教育委員会としていろいろ施策をとってきた。そして、この23年度に臨むんだということで、この教育施策方針を書かせていただきましたので、特にそこは省かせていただきました。


 それから、市長の思いと教育委員会の思いがどうなのかということなんですが、教育委員会、私は田川市の学校教育全般について責任を負う立場として、いつも考えなければいけないと思っています。35人学級の実施については、田川市の全体、ほかの町村がどうだこうだとかいうよりは、田川市の今の現状を見て、課題を把握して、その課題を解決するために、ことしはここまでをこうしたい、来年はこうする、短期、中期、長期にわたってのそういうビジョンをつくっていくのが、私の役目だろうと思っています。


 ということで、今度の6月にまとめる教育施策方針には、具体的な対策とか施策だとかを書かせていただきたいと思いますので、それを見ていただいて、またいろいろ御指摘をしていただければと思います。以上です。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 市長と教育長の所信をお聞きいたしまして、印象としては例年と変わりなく、昨年も言いましたけど、意気込みの感じられない予算編成ではないかなと感じているところであります。


 その中で1つ気になったことは、市長の教育施策の中でも、私が前年、去年一般質問いたしました学校統廃合の問題についても、全然触れられておりません。教育長はこの資料の中では書かれていませんが、先ほどの中で少し触れられました、学校規模のあり方というような表現でされましたけど、やはりこの問題は、行財政改革の面からいっても、非常に今後田川市においては大切なことではないかなと思っております。近隣でも、飯塚を初め、直方、嘉麻市もこの問題を期限を決めて取り組んでおります。田川市は、昨年も申しましたように、統廃合問題は弓削田小と船尾小学校が統合いたしまして、先駆けてそういう実績がありますので、この問題はもうことし、この中に入るのではないかなと思っておりましたけど、全然触れられておりません。市長、その辺で、ちょっとお考えをお聞きしたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 学校の統廃合なのか、小中一貫校なのかと、いろいろなやり方があります。今そういう中で、教育委員会として、地元との説明だとか、いろいろな取り組み、例えば、具体的に申しますと、中学校でいうと、中央中学校と田川中学校というのが、これは統合の話題に上がっておりました。しかし、今回体育館が新しく建設されるということで、やはり校区に学校があったほうがいいという意見も随分出てきております。したがって、具体的には、やはり個々に上げられるのではなくて、まだまだ議論、地域議論、いつも皆さん方おっしゃるように、地域の意見を聞きながら、統廃合問題は語っていかなければならないし、またその決断というのは、早急にやっていかなければならない。常に現場に立脚した議論というものを、また意見というものを我々は把握しながら、決断をしていきたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 二場議員。


○議員(二場 公人 君)


 昨年のときも同じような答弁で、市長の考えがそうなのかなと思いますけど、やはり、この問題は避けて通れない問題がありまして、教育長も前回もそのような、同じようなことを言われましたけど、改革ということは、やはりいつも言いますけど、決断とスピードだということであります。ですから、市長が私も一緒ですけど、ことし4月においては、また再任されるかどうかわかりませんが、そうなったときに、この場に対しては、決断とスピードで臨んで、学校改革の一環として、また行財政改革の一環としてしっかりとらえていただいて進めていただきたいということを強く要望いたしまして、終わります。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はございませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 今、さまざま議員の皆さんからの市長に対する意見とか、さまざま聞かせていただきまして、大方のところは考え方として理解できる部分もありました。ただ、今度の予算案について、ちょっと幾つかお尋ねをしたいんですが、先ほどコミュニティバスの問題、質疑をさせていただきましたが、今度は3路線ということで市長が言われました。資料の中では4系統ということでありますが、具体的にどの地域をどのように走るのかですね、これを1つお尋ねしたいのと、もう一つは、農商工連携で6次産業化の事業を進めていきたいということも考え方として示されましたが、確かにそういったこと、私も今まで求めてきたこともありますので、大事なことだと思っております。ただ、特に畜産関係の問題では、金川牛というのもブランド化したらどうかという意見も建設経済委員会にいるときには、そこをもう少し援助していくということも言われて、意見としても出ていたところがあります。


 ただ、最近ちょっと、私たち、日本共産党市議団でアンケート調査をした中で、夏吉の方々から、ふん尿対策、これについての意見等も賜っております。また、星美台が分譲されて、新しく田川市に入ってきた方々からも、においの問題ですね。季節によっては、私も松原におりますけど、そういった臭気の問題が来るわけですが、これからこういったものをブランド化していこうというときに、事業をやっている方々を応援していくということも大事なことでありますけど、やっぱり周辺住民、住民が本当に誇れるような内容になっていかないと、なかなか手かせ足かせということになっていくことになると、進んでいけない状況も出てくるわけです。


 それについて、今度の予算の中では、余り大きな多額な予算額とはなってませんけど、それについて、今後事業者に対する指導、援助、またそういった臭気がなくなるような方策等も、この中で考えられているのか、1点お尋ねしたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 まず、臭気対策ということですけれども、今回の6次産業と臭気対策は別に切り離しております。だから、直接の予算化はないんですが、そういった問題も含めて、今回6次産業を進めていくためのテーブルづくり、これは農業者、それから商工業者と1つになってテーブルをつくって、あるべき、また問題点もあろうと思います。それを課題として対策、今後どうやっていくのかという基本的なものを、ここに取り上げて調査・検討をしたい。だから、今、佐藤議員がおっしゃるようなことも含めて、今後の地域ブランドを開発する中での問題点というものとして、当然取り上げていきたいと、このように思っております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 建設経済部長。


○建設経済部長(満倉 崇 君)


 お答えします。コミュニティバスは現在坂谷弓削田なんですけれども、それ以外に、夏吉から市立病院に向かってというような1路線、それから伊加利方面、それともう1路線は、弓削田そしてまた市立病院に向かっての1路線を今検討しております。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 まず、臭気対策については、私は本当に地域の住民の皆様も応援をする、そして、それがブランド化していくことにつながっていくような、この事業化が進んでいくことを望んで、今質疑をしたわけですが、今後また問題点等あれば考えていきたいと思っております。


 もう一つ、バス路線の問題ですけど、どのような考え方でこれが編成されたのかというのをまず初めに聞いておくべきだったんですが、見るところ、今、聞くところによると、この間、バス路線、西鉄のバス路線が廃止されたような地域なのかなというふうに考えておりますが、10年近く前にも、一番初めに路線廃止されたときに、糒の棚木地域等とかからも強い要望もあっておりましたが、今回はないような気がいたします。考え方として、そうした路線、廃止されたところを中心にやろうとしているのかですね、お尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 建設経済部長。


○建設経済部長(満倉 崇 君)


 基本的には交通不便地域、そういうところを重点的に、確かに路線の廃止のところも含めて、交通不便地域等を今回コミュニティバスを運行させるということにしております。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐藤議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 もう最後ですけど、今、交通不便地域というと、かなりなところで不便なところがあるわけで、今回でこれが終わりというわけではないと思いますので、そうした地域ですね、廃止された地域とか、川宮地域のほうでも、かなりの要望も上がってきておりますので、今後そういったバス路線の拡充については、先ほど私も言いましたけど、県も予算化を欠損分についての補てんも進めていくということで、研究するということでありましたので、こういったことも視野に入れて、12月議会では買い物難民対策で質問をさせていただきましたけど、そうしたものも織り込んで、考えていっていただきたい。こういったことも建設経済委員会の中でも議論されるかと思いますので、よろしくお願いして、私の質疑を終わります。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第28議案第26号「財産の取得について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第28議案第26号「財産の取得について」御説明申し上げます。


 本案は、松原第1地区住宅地区改良事業に係る改良住宅建設用地等として土地を買収するもので、財産の取得、管理、処分等に関する条例第2条の規定により市議会の議決を求めるものであります。


 内容といたしましては、


 買収地      田川市大字伊田3278番5ほか29筆


 買収面積     6,383.34平方メートル


 買収価格     98,941,770円


 買収先      東京都江東区豊洲3丁目3番3号


          日本コークス工業株式会社


             代表取締役  小倉清明であります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことに質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。


 (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、ここで議案の委員会付託を行います。


 ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の議員委員会付託表(その2)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分審査を願い、3月17日の本会議で採決いたしたいと思います。そのように取り計らうことで御了承願います。


 次に移ります。


 日程第29「請願、陳情の件」を議題といたします。


 閉会中における請願、陳情の審査結果につきましては、委員長の報告を省略し、お手元配付の請願・陳情審査結果表のとおり決することに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、閉会中における請願、陳情の審査結果につきましては、請願・陳情審査結果表のとおり決しました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次に、本日までに受理した陳書2件につきましては、お手元配付の陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中に十分審査をお願いいたします。御了承願います。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。


                              (散会12時30分)








             議案委員会付託表(その1)





                              平成23年2月21日


                              3月(第1回)定例会


┌──────┬────────────────────────┬──────┐


│ 議案番号 │       件       名        │付託委員会 │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第 1号│平成22年度田川市一般会計補正予算       │別表1   │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第 2号│平成22年度田川市国民健康保険特別会計補正予算 │厚  生  │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第 3号│平成22年度田川市老人保健特別会計補正予算   │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第 4号│平成22年度田川市後期高齢者医療特別会計補正予算│      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第 5号│平成22年度田川市急患医療特別会計補正予算   │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第 6号│平成22年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正│      │


│      │予算                      │      │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第 7号│平成22年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業│建設経済  │


│      │基金特別会計補正予算              │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第 8号│平成22年度田川市水道事業会計補正予算     │      │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第 9号│平成22年度田川市立病院事業会計補正予算    │厚  生  │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第21号│田川市選挙公報の発行に関する条例の制定について │総務文教  │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第22号│田川市特別会計条例の一部改正について      │厚  生  │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第23号│田川市平成筑豊鉄道経営安定化基金条例の制定につい│建設経済  │


│      │て                       │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第24号│田川市バス路線維持・充実対策基金条例の制定につい│      │


│      │て                       │      │


└──────┴────────────────────────┴──────┘








別 表 1





           平成22年度田川市一般会計補正予算





┌─────────┬────────────────────┬───────┐


│    条    │  付    託    事    項  │付託委員会  │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 1 条  │第1表 歳入歳出予算補正        │別表2    │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 2 条  │第2表 繰越明許費           │各常任委員会 │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 3 条  │第3表 地方債補正           │総務文教   │


└─────────┴────────────────────┴───────┘








別 表 2





              第1表 歳入歳出予算補正


(歳 入)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│1,2,3,4,5,6,7,9,11  │全       款          │総務文教  │


│           ├───────────────────┼──────┤


│12,13,14,15,16,17   │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


│19,20         │                   │      │


└───────────┴───────────────────┴──────┘





(歳 出)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│1,2,3,4,5,6,7,8,9   │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


│10,11,12,14      │                   │      │


└─────────────┴─────────────────┴──────┘








             議案委員会付託表(その2)





                              平成23年2月21日


                              3月(第1回)定例会


┌──────┬────────────────────────┬──────┐


│ 議案番号 │       件       名        │付託委員会 │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第10号│平成23年度田川市一般会計予算         │別表1   │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第11号│平成23年度田川市国民健康保険特別会計予算   │厚  生  │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第12号│平成23年度田川市後期高齢者医療特別会計予算  │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第13号│平成23年度田川市急患医療特別会計予算     │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第14号│平成23年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計予算│      │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第15号│平成23年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業│建設経済  │


│      │基金特別会計予算                │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第16号│平成23年度田川市水道事業会計予算       │      │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第17号│平成23年度田川市立病院事業会計予算      │厚  生  │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第18号│田川市特別職の職員の給与に関する条例及び田川市教│総務文教  │


│      │育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件│      │


│      │に関する条例の一部改正について         │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第19号│田川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条│      │


│      │例の一部改正について              │      │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第20号│田川市職員の給与に関する条例の一部改正について │      │


├──────┼────────────────────────┼──────┤


│議案第25号│田川市都市公園条例の一部改正について      │建設経済  │


├──────┼────────────────────────┤      │


│議案第26号│財産の取得について               │      │


└──────┴────────────────────────┴──────┘








別 表 1





            平成23年度田川市一般会計予算





┌─────────┬────────────────────┬───────┐


│    条    │  付    託    事    項  │付託委員会  │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 1 条  │第1表 歳入歳出予算          │別表2    │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 2 条  │第2表 債務負担行為          │建設経済   │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 3 条  │第3表 地方債             │総務文教   │


├─────────┼────────────────────┤       │


│  第 4 条  │一時借入金               │       │


├─────────┼────────────────────┤       │


│  第 5 条  │歳出予算の流用             │       │


└─────────┴────────────────────┴───────┘








別 表 2





               第1表 歳入歳出予算


(歳 入)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│1,2,3,4,5,6,7,8,9   │全       款          │総務文教  │


│           ├───────────────────┼──────┤


│10,11,12,13,14,15   │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


│16,17,18,19,20    │                   │      │


└───────────┴───────────────────┴──────┘





(歳 出)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│1,2,3,4,5,6,7,8,9   │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


│10,11,12,13,14,    │                   │      │


└───────────┴───────────────────┴──────┘








               請願・陳情審査結果表


                              平成23年2月21日


                              3月(第1回)定例会


(請 願)


┌─┬─────────────────┬───┬──────┬─────┬──┐


│番│     件     名     │付 託│ 審査結果 │ 上 程 │備考│


│ │                 │   ├──┬───┤     │  │


│号│                 │委員会│採否│措 置│ 年月日 │  │


├─┼─────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤


│22│田川市国民健康保険税の資産割の廃止│厚 生│継続│   │H22.2.26 │  │


│ │を求める請願           │   │審査│   │     │  │


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(陳 情)


┌─┬─────────────────┬───┬──────┬─────┬──┐


│番│    件     名      │付 託│ 審査結果 │ 上 程 │備考│


│ │                 │   ├──┬───┤     │  │


│号│                 │委員会│採否│措 置│ 年月日 │  │


├─┼─────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤


│18│選択的夫婦別姓制度の法制化に反対す│厚 生│継続│   │H22.6.10 │  │


│ │る意見書の提出に関する陳情    │   │審査│   │     │  │


├─┼─────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤


│20│人権侵害による被害の救済及び予防等│厚 生│継続│   │H22.6.10 │  │


│ │に関する法律の成立に反対する意見書│   │審査│   │     │  │


│ │の提出に関する陳情        │   │  │   │     │  │


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                 陳情文書表


                              平成23年2月21日


                              3月(第1回)定例会


(陳 情)


┌─┬────────────┬──────────────┬─────┬───┐


│番│   件    名   │   陳情者住所氏名    │ 受 理 │付 託│


│号│            │              │ 年月日 │委員会│


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│24│オリーブ栽培事業の実施に│田川市大字伊田3811−5   │H23.1.28 │建経 │


│ │関する陳情       │ 全国失業者労働組合本部  │     │   │


│ │            │ 委員長 田 中 一 夫  │     │   │


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│25│田川市単独による介護保険│田川市新町11-15       │H23.2.16 │厚生 │


│ │の運営を求める陳情   │ 田川地区社会保障推進協議会│     │   │


│ │            │ 会長 田 尻 新 一   │     │   │


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