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福岡県 田川市

平成22年第2回臨時会(第1日 4月27日)




平成22年第2回臨時会(第1日 4月27日)





         平成22年4月27日(火)





           (第  1  日)











平成22年田川市議会臨時会会議録


第2回


 



          平成22年4月27日 午前10時03分開会





出席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


   1番   高 瀬 春 美       12番   香 月 隆 一


   2番   二 場 公 人       13番   石 松 和 幸


   3番   竹 野 九州男       14番   星 野 一 広


   4番   佐々木   允       15番   原 口 秋 良


   5番   柿 田 孝 子       16番   古 木 英 憲


   6番   佐 藤 俊 一       18番   加 藤 秀 彦


   7番   高 瀬 富士夫       19番   藤 沢   悟


   8番   陸 田 孝 則       20番   北 山 隆 之


   9番   吉 岡 恭 利       21番   雨 矢 紀 一


  10番   梅 林   史       22番   竹 内 徹 夫


  11番   小 林 義 憲





出席議員


  議席番号  氏   名


  17番   田 丸 雅 美








地方自治法第121条により出席した者 事務局出席職員氏名


 市長       伊 藤 信 勝    局長       阿 納   勲


 副市長      松 岡 博 文    次長       金 子 正 人


 教育長      尾 垣 有 三    係長       河 端   太


 病院事業管理者  齋 藤 貴 生    主任       藤 井   崇


 総務部長     丸 谷 芳 昭    主任       楠 木 伸 彦


 福祉部長     犬 丸 哲 男


 建設経済部長   満 倉   崇


 理事       朝 原 円 治


 市立病院事務局長 前 田 秀 徳


 教育部長     万 田 龍 生


 総合政策課長   日 野 俊 信


 総務防災課長   原 田 謙 次


 会計管理者    藤 本 光 一


 水道課長     後 藤 文 夫








      平成22年(第2回)田川市議会4月臨時会議事日程第1号





                       平成22年4月27日午前10時開議





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


第 3 報告第 2号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第18号 平成21年度田川市一般会計補正予算]


第 4 報告第 3号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第19号 田川市市税条例の一部改正について]


第 5 報告第 4号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第20号 田川市国民健康保険税条例の一部改正につい


           て]


第 6 報告第 5号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第21号 田川市職員の退職手当に関する条例の一部改正


           について]


第 7 議員提出議案第13号 田川市議会議員定数条例の一部改正について


第 8 議員提出議案第14号 田川市議会基本条例検討特別委員会の設置について








              本日の会議に付した事件





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


第 3 報告第 2号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第18号 平成21年度田川市一般会計補正予算]


第 4 報告第 3号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第19号 田川市市税条例の一部改正について]


第 5 報告第 4号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第20号 田川市国民健康保険税条例の一部改正につい


           て]


第 6 報告第 5号 市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて


           [専決第21号 田川市職員の退職手当に関する条例の一部改正


            について]


第 7 議員提出議案第13号 田川市議会議員定数条例の一部改正について


第 8 議員提出議案第14号 田川市議会基本条例検討特別委員会の設置について








                              (開議10時03分)


○議長(高瀬 春美 君)


 どなたもおはようございます。


 議員定数22名のうち、ただいま出席議員は21名であります。よって、本会議は成立いたしました。


 会議規則第2条の規定により、本日の会議に欠席届のあった議員は田丸雅美議員の1名であります。


 これより平成22年第2回田川市議会4月臨時会を開会いたします。


 会議に入ります前に、去る4月1日付で田川市立病院の事業管理者に就任されました齋藤貴生病院事業管理者に就任のごあいさつを受けたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 齋藤病院事業管理者。


○病院事業管理者(齋藤 貴生 君)


 おはようございます。田川市の病院事業管理者を拝命しました齋藤でございます。微力ではありますが、田川市立病院の再生のため、皆様とともに全力を尽くす所存でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。


 せっかくの機会ですので、所信を少し述べさせていただきたいと思います。


 全国的に地方における地域中核病院、特に県周辺部に立地する公立病院は、多くが崩壊の危機に直面しています。公立病院の再生は、我が国の医療における重要なテーマとなっています。残念ながら田川市立病院は、まさにその典型の一つであり、極めて危機的な状況にあります。まずは危機的な状況にあることを明確に認識し、覚悟して再生を目指す必要があると考えております。


 田川市立病院の現状を申し上げますと、第1は、医療及び経営状況の深刻な悪化です。平成15年から21年度までの7年間で、医師数が17名、15年度に比して37%減少し、医業収益が16億7,100万円、15年度比25.7%が減少し、累積欠損が70億円超となり、さらに20年度からは再度不良債務が発生しております。


 第2は、医療制度改革への対応の著しいおくれです。国の医療制度改革は、平成12年ごろより本格化しましたが、急性期医療への転換、例えばDPC病院になるということですが、あるいは病診連携の推進、これは地域医療支援病院になるということですけれども、全国の急性期医療の病院がほぼ対応を終えている重要事項にいまだ手がつけられておりません。


 第3は、経営戦略の不在です。公立病院には通常のことではありますが、病院の方向性が不明瞭であり、トップマネジメント体制、中期計画、目標管理などが不在です。


 第4は、市の行財政改革による職員給与の適正な見直しの必要性です。今回、市立病院は全部適用になりましたが、全部適用の場合には、管理者においては給与体系の変更は原則として市に準ずる形でしか実行できないからです。


 改革の進め方には2つの視点が要ると考えております。第1の視点は、危機的状況からの脱却です。これは緊急を要する課題です。もちろん医師不足の問題でありますが、取り組みとしては医師不足の原因を明らかにし、本病院に即した総合的な医師確保対策を実施し、必要な医師を確保することです。ただ、これは国政がかかわる重要な課題であるため、病院だけの取り組みでは限界があり、市政全体の課題としてぜひ取り組んでいただく必要があります。


 第2の視点は、田川市立病院が田川医療圏内の住民の必要とする医療を、少なくとも2次医療までは圏内の他の医療機関と連携しつつ、確保、補完できる病院になることを目指すことです。つまり原則として国の方針である2次医療圏内での地域医療の完結を目指すということです。これは中長期的な課題となります。そのために、まず医療の需要供給調査を行い、田川市立病院が提供すべき医療を明確にする必要があります。その上で、それを実現できる病院の基盤整備を進めたいと考えています。


 あわせて、戦略経営を導入し、医療制度改革への対応のおくれを取り戻すことに努めます。基本方針となるのは医療の質の向上と経営の健全化です。また、先ほど指摘させていただきました市の行財政改革が推進されることを要望いたしたいと思います。任期4年間の目標は田川市立病院が田川郡市民の医療を守る公立病院として存続できるための経営基盤を整備するということです。これは持続的な存続を可能にする経営基盤の整備と言いかえることもできます。ただ、極めて困難な事業であるため、2年間での中間見直しを行いたいと考えております。なお、黒字化はその後の4年間の課題となります。


 田川市立病院は田川郡市民のために存在する病院ですから、郡市民のため、郡市民とともに、病院の全職員が力を合わせて郡市民が安心できる医療を提供することを目指します。公立病院の再生には地域住民の支えが不可欠です。御存じのように、夕張の報道は全国的な注目を集めました。どうか田川郡市民の方々も田川市立病院の危機的状況を御理解いただき、その再生に御協力いただきますよう心よりお願いいたします。


 議員の皆様には、まさに市民の代表としてこのような観点から御指導・御支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でごあいさつとさせていただきます。


○議長(高瀬 春美 君)


 これより会議に入ります。


 本日の議事日程は、お手元配付のとおりであります。御了承願います。


 日程第1「会期の決定」を議題といたします。


 お諮りいたします。会期は本日1日限りといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日限りと決定いたしました。


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 次に移ります。


 日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において吉岡恭利議員、原口秋良議員を指名いたします。


 次に移ります。


 日程第3報告第2号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 おはようございます。提案理由説明を申し上げます。


 日程第3報告第2号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」御説明申し上げます。


 本案は、平成21年度田川市一般会計予算の8款土木費、鉄砲町急傾斜地崩壊対策事業について、繰越明許費を設定したものであります。これは3月上旬における工事の進捗状況から、工期内での完了が可能と見込んでおりましたが、その後に天候不良が続いたこと等により、当該施工箇所が急傾斜地であるがゆえに、工程に大きな影響を受け、工期内での完了が困難な状況となったものであります。


 本工事につきましては、県の補助事業であり、通常であれば予算の繰り越しが認められていないため、県とその対応について協議を重ねてまいりました。その結果、特例として、工期の延長及び翌年度への予算の繰り越しが承諾されましたが、既に3月定例会が閉会されており、また議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成22年3月30日付をもって専決処分をいたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。


 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 何点か確認をさせてください。まずは、今回の専決処分は3月30日に専決をしていますけれども、3月24日が本会議の最終日だったと思いますが、その時点では、県との協議は一定程度行っていたのでしょうか。その点について、県との協議はいつの段階から始めたのか、それについてまずお答えください。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 建設経済部長。


○建設経済部長(満倉 崇 君)


 先ほど提案理由の中でもありましたけれども、3月の中旬に県のほうと協議をいたしまして、最初お話ししましたように、なかなかこれは県単費は繰り越しできないということで、県のほうから了承がいただけませんでした。その中で、何とか県と協議いたしまして、3月の下旬に了解をいただきました。そういうことで3月24日には間に合いませんでした。以上でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 中身の議論ではなく、やはり専決処分というのは極めて限定的に扱うべきだと思っていますので、その点で確認をしたかっただけですので、ぜひ3月24日が最終日であれば、やっぱりそれが間に合うような形をとれなかったら、もう少し明確な意見を出していただければなと思ったので、今後また専決処分がこのような形であるときは、十分な説明責任を果たしていただければと思います。以上です。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより採決いたします。


 報告第2号は、これを承認することに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、報告第2号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」は、これを承認することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第4報告第3号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第4報告第3号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」御説明申し上げます。


 本案は、地方税法等の一部を改正する法律が平成22年3月31日に公布されたことに伴い、早急に田川市市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付をもって専決処分をいたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。


 改正の主な内容といたしましては、第1に、個人住民税において16歳未満の扶養親族に係る扶養控除33万円を廃止すること、あわせて16歳以上19歳未満の特定扶養親族に係る扶養控除45万円のうち、上乗せ部分12万円を廃止し33万円とすること。第2に、たばこ税の税率が改正され、市町村たばこ税においては1,000本につき3,298円から4,618円に改正すること等であります。


 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木議員。


○議員(佐々木 允 君)


 次の報告第4号にも関係することですので、でもこちらのほうで一括して言おうと思いますが、やっぱり税条例の改正を専決で行うことは、仮に3月31日だったとしても、税条例の改正というのはやはり民主主義の根幹にかかわる問題ですので、やはり何らかの形で臨時会でも含めて考えられないのかなというのは思います。できれば、ぜひ市長には、市長会を通して、会期内がどうしても3月の末ぐらいまでが実際議会はほとんどですので、それまでには間に合うような改正案をきちんと出してもらうように、やはり市長会を通じて国のほうに要望していく。それに当たっては、税務課なり総務部がしっかり資料を集めて、その要望をやっていったほうが、市税条例にせよ国保の関係にせよ必要なことじゃないかと思いますので、ぜひ市長にはそこのところをお願いしたいと思っているのですが、御所見をお願いします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(高瀬 春美 君) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 税法は毎年この時期に、3月の末に改正がされております。そういった中で、我々としても事務的には早く通知をいただきたいわけですが、国の事情でしょうか、それぞれの部署の総括をやって、まとめが遅くなっているというのが尋常であります。したがいまして、今、議員がおっしゃるように、早期にわたって事前に我々が対応できるような国の国策として法律を早目に決めていただきたいと、このように思っております。市長会等についても、これは国に対してお願いをしてまいりたいと思います。


○議長(高瀬 春美 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより討論に入ります。


 討論の通告があっておりますので、発言を許します。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 柿田孝子議員。


○議長(柿田 孝子 君)


 皆さんおはようございます。専決第19号「田川市市税条例の一部改正について」日本共産党市議団として反対の討論をいたします。


 過去10年の税制改正を振りかえると、旧政権は国民に対して増税を押しつけ、他方で大企業、大資産家には減税を行う政策を採用してきました。これが経済格差を広げる大きな要因となってきました。例えば、年金生活者への課税強化を行い、公的年金等控除の縮小と老齢年金控除の廃止は、所得税、住民税の大増税となっただけではなく、保険料や各種高齢者サービスまで影響し、雪だるま式の負担増を高齢者世帯に押しつけました。


 今回は、子ども手当実施や高校授業料無償化の財源に充てるため、16歳未満の扶養親族にかかわる扶養控除33万円を廃止し、16歳以上19歳未満の特定扶養控除の上乗せ部分12万円を廃止し、扶養控除額が33万円となります。今度の税制改正では、扶養控除廃止などが4,569億円の大増税となります。2006年の定率減税廃止による増税に次ぐ、過去最大規模の増税です。この結果、18歳以下の子供を持つ子育て世帯は、2011年1月からは所得税、2012年6月からは住民税が増税となります。民主党はすべての世帯で手当等の支給との差し引きで負担が減ると説明していますが、今のままでは授業料負担の少ない定時制、通信制の高校生や特別支援学校に通う子供のいる世帯及び既に授業料の減免を受けている世帯では負担増となるものです。扶養控除廃止は住民税が増税、そのため、現段階では保育料や公営住宅の家賃など、ほかの制度に負担増がはね返るため、雪だるま式の負担増を招くおそれもあります。


 一方、今年度は軍事費は約4兆7,903億円で、前年度よりも162億円増、大企業、大資産家優遇税制という点でも、所得1億円を超えますと所得税の負担率が下がり、株や土地の売買によるもうけが分離課税とされ、証券優遇税制によって株の売買にかかる税金はわずか10%という軽減税率が続いています。お金持ちほど税率負担が下がっていく、不公平税制のきわみであります。財源は庶民に求めるものではなく、大企業、大資産家に応分の負担を求めることや、軍事費にメスを入れ、財源を確保すべきだと考えます。よって、専決第19号反対の意思を表明して討論を終わります。


○議長(高瀬 春美 君)


 以上で通告による討論を終結いたします。


 ほかに討論はありませんか。  (「なし」の声あり)


 ないようでありますので、これより採決いたします。


 採決の方法につきましては、起立により行います。


 報告第3号は、これを承認することに、賛成の議員の起立を求めます。


 (賛成者起立)


 起立多数であります。よって、報告第3号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」は、これを承認することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第5報告第4号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第5報告第4号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」御説明申し上げます。


 本案は、地方税法施行令等の一部改正が平成22年3月31日に公布されたこと等に伴い、早急に田川市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付をもって専決処分をいたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。


 改正の主な内容といたしましては、第1に、国民健康保険税医療分の基礎課税額の上限を47万円から50万円に、後期高齢者支援金等課税額の上限を12万円から13万円に引き上げること、第2に、非自発的失業者である特例対象被保険者の保険税について、その前年の給与所得を100分の30に相当する金額として計算することにより、保険税を軽減すること、第3に、後期高齢者医療制度に移行した被保険者に扶養されていた者の保険税について、資格取得から2年間であった条例減免期間を当分の間に延長すること等であります。


 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。


 (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより討論に入ります。


 討論の通告があっておりますので、発言を許します。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 柿田孝子議員。


○議長(柿田 孝子 君)


 専決第20号「田川市国民健康保険税条例の一部改正について」日本共産党市議団として反対の討論をいたします。


 今回、解雇や雇いどめ、倒産による離職者に対しての特例対象被保険者等に対して、国保税の軽減策などがありました。このことについては一定の評価ができますが、今回の条例の見直しの中には、医療費分限度額が3万円引き上げられ、約100世帯、後期高齢者支援分の限度額1万円が引き上げられ、200世帯に影響が及びます。民主党は政権をとったら直ちに9千億円の国庫負担をふやすということを明言したにもかかわらず、新たにふやしたのはわずか40億円でした。4千億円国庫負担がふえれば、1人当たり1万円の国保税の引き下げができます。このような措置をとらず、上限額の引き上げを行うことは容認することができません。また、これまで減らされてきた国庫負担をふやすことや、本市の基金を使うなどして、医療費分限度額、後期高齢者支援分の限度額の引き上げが抑制できたのではないかと考えます。よって、日本共産党市議団は反対の意思を表明して反対の討論を終わります。


○議長(高瀬 春美 君)


 以上で通告による討論を終結いたします。


 ほかに討論はありませんか。  (「なし」の声あり)


 ないようでありますので、これより採決いたします。


 採決の方法につきましては、起立により行います。


 報告第4号は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。


 (賛成者起立)


 起立多数であります。よって、報告第4号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」は、これを承認することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第6報告第5号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


○副市長(松岡 博文 君)


 日程第6報告第5号「市長専決処分の報告並び承認を求めることについて」御説明申し上げます。


 本案は、雇用保険法等の一部を改正する法律が平成22年3月31日に公布されたことに伴い、早急に田川市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付をもって専決処分をいたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。


 改正の内容といたしましては、条例中に引用する雇用保険法の条項に移動が生じたので、所要の規程整備を行ったものであります。


 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願い申し上げます。


○議長(高瀬 春美 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。


 このことについて質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。


 (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより採決いたします。


 報告第5号は、これを承認することに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、報告第5号「市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」は、これを承認することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第7議員提出議案第13号「田川市議会議員定数条例の一部改正について」を議題といたします。


 本案につきましては、各会派代表者会議で十分協議がなされておりますので、会議規則第36条第3項の規定により、この際提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議がないようでありますので、そのように取り扱いをさせていただきます。


 これより討論に入ります。


 討論の通告があっておりますので、発言を許します。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤俊一議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 皆さん、おはようございます。私は日本共産党市議団を代表いたしまして、議員提出議案第13号田川市議会議員定数条例の一部改正について、反対の討論をさせていただきます。


 議員定数削減提案の根拠は、昨年10月に区長会からの要望によるもので、財政が厳しいから議会も定数削減をというような内容でした。この要望にこたえる形で代表者会議を経て今日の発議で2議席削減するというものです。市民の中には、議員が多過ぎるという声があるとすれば、議員、市議会の質が問われている問題であり、加えて、議員に対する不信感があるからではないかと考えています。私たち日本共産党市議団は削減ありきではなく、議会の質を高めるための本質的な議論をすべきだと主張をいたしました。そして、反対をしてきました。以下、反対の理由を述べます。


 第1の理由は、厳しい財政状況にあるから、行財政改革の推進の観点から議員定数削減をという理由で議会も身を削るという式に今回の提案があっているのですが、厳しい時代だからこそ、議会がこれまで以上に頑張って、何が無駄で何が必要かを見きわめることが大事です。田川市の2009年度の予算総額に対して、議会費は事務局職員の経費も入れて、わずかに0.9%、この中の2人分の経費を削ることよりも、残りの99.1%がどうなのか、チェックすることが市民が議会に求めている役割だと考えます。


 日本共産党市議団は従来から市の行う事業を精査し、無駄を廃する提言や質問を議会で数多く行ってきました。この間、助役車を廃止させることもできました。1人85万円で毎年6人の議員が参加していた海外視察、日本共産党市議団は当初から一度も海外視察には参加せず、廃止するよう求めて、平成11年から海外視察はやめさせることもできました。そのほかで国の指示で、議員の夏・冬期末手当等をこの10年間で既に0.6カ月分カットしています。さらに議会も自主的に議会の各常任委員会の出張を年2回から1回に減らし、議会運営委員会においては、2年に1回と出張を減らし、経費の削減を図ってきています。


 また、私は前回2006年9月議会で議員定数が削減される際に、その討論の中で、今後は議会車の廃止をすることなど、議会費を削減する点がまだあると指摘をしてきましたが、今期、4月から議会車も廃止され、846万円の削減が図られています。ですから私は、何か議員定数を削減することのほうが目に見えて、日ごろ我々がみんなで努力していることは目に見えないような考え方は、私は道理がないと言わざるを得ません。


 第2に、定数削減は議会の機能を低下させるというものです。議員は、住民の利益を守る役割を持ち、そのために議案提出権、動議の提出権、発言権、評決権、選挙権、議長の宣告に対する異議申立権、要求権、請求権、審査申立権や請願の紹介権など、さまざまな権限を有し、住民の代表としての機能を発揮しています。議会は一人一人の議員を通じて、執行部に対し住民の要求を伝える役割、地方自治体という団体意思の決定を行う議決機関としての役割、執行部に対する監視機関としての役割があり、この条例案が通れば、議員活動の自己否定とその機能を低下させることにつながります。本市においては近隣他市及び類似団体にない市営住宅の管理や、失対事業終息後の雇用対策の問題、新ごみ処理施設の建設や市立病院を核にした地域医療の充実の課題など、他市にない特性があります。


 議員は住民を代表して審議決定するのですから、5万2千人の市民を代表するにふさわしい数が必要です。現在の地方自治法では、田川市の場合30名となっています。前々回1名、前回1名削減し、現在、その30名を8名をも下回っているわけであります。それをさらに今回2名削減すれば10名も下回ることになります。2006年2月に発表された全国市議会議長会都市行政問題研究会の分権時代における市議会のあり方に関する調査研究報告書では、議会の役割として政策提案や監視機能を十分に果たすためには、相応の議員定数が不可欠である。単に議員定数を減らしているのみでは、議会改革たり得ず削減ありきの議論ばかりでは、議会制民主主義の成熟につながらないとしています。


 また、同年3月の都道府県議会制度研究会による改革地方議会のさらなる前進に向けての報告で、議会の役割がますます重要になっている現状においては、単純な一律削減論は適当でない。競って定数削減を行うことは、地域における少数意見を排除するとして、定数削減は問題だと指摘をしています。


 このように分権時代において、議会に求められているのは議員定数の削減ではなく、むしろ逆に、より多様化した市民意思とニーズに対応できるだけの議員の数であり、議員、議会の質的向上とともに、住民のために今まで以上に働くことこそが求められています。これらの報告に見られるように、地方議会での議員の機能充実こそ取り組むべき課題であり、議員定数削減はこれに逆行するものです。


 最後に急速な景気悪化、格差と貧困の拡大など深刻な暮らしや雇用破壊が進み、市民の多様な意見、市政への切実な要望も山積している中で、地方自治体の本旨に沿い、住民の暮らしや福祉を守るために、議員、議会が今こそその役割を発揮する必要性を強調するものです。そのためにも、議員定数削減することは市民に最も身近な議会とのパイプを細くするものです。よって、日本共産党市議団として議員提出議案第13号について反対を表明して討論を終わります。


○議長(高瀬 春美 君)


 以上で通告による討論を終結いたします。


 ほかに討論はありませんか。  (「なし」の声あり)


 ないようでありますので、これより採決いたします。


 採決の方法につきましては、起立により行います。


 議員提出議案第13号は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


 (賛成者起立)


 起立多数であります。よって、議員提出議案第13号「田川市議会議員定数条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。


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 次に移ります。


 日程第8議員提出議案第14号「田川市議会基本条例検討特別委員会の設置について」を議題といたします。


 本案につきましては、各会派代表者会議で十分協議がなされておりますので、会議規則第36条第3項の規定により、この際提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議がないようでありますので、お諮りいたします。


 議員提出議案第14号は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第14号「田川市議会基本条例検討特別委員会の設置について」は原案のとおり可決されました。


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 お諮りいたします。ただいま設置されました田川市議会基本条例検討特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、議長において、特別委員会委員の指名をいたします。


 田川市議会基本条例検討特別委員会委員に、二場公人議員、佐々木允議員、柿田孝子議員、陸田孝則議員、梅林史議員、小林義憲議員、星野一広議員、原口秋良議員、藤沢悟議員を指名いたします。以上9名の委員を田川市議会基本条例検討特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、9名の委員を田川市議会基本条例検討特別委員会委員に選任することに決しました。


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 それでは、ただいま設置されました特別委員会の正副委員長の互選のため、暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。


                              (休憩10時45分)


                              (再開11時18分)


○議長(高瀬 春美 君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続いて会議を行います。


 休憩中、特別委員会を開き、正副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。


 委員長に梅林史議員、副委員長に佐々木允議員、以上のとおりであります。御了承願います。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 以上をもちまして、平成22年第2回田川市議会4月臨時会を閉会いたします。


 まことに御苦労さまでした。


                              (閉会11時19分)