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福岡県 田川市

平成19年第6回定例会(第1日12月 5日)




平成19年第6回定例会(第1日12月 5日)





        平成19年12月5日(水)





           (第  1  日)














平成19年田川市議会定例会会議録


第6回


 



          平成19年12月5日 午前10時04分開会





出席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


   1番   原 口 秋 良       12番   香 月 隆 一


   2番   二 場 公 人       13番   石 松 和 幸


   3番   竹 野 九州男       14番   星 野 一 広


   4番   佐々木   允       15番   竹 内 徹 夫


   5番   柿 田 孝 子       16番   古 木 英 憲


   6番   佐 藤 俊 一       17番   田 丸 雅 美


   7番   高 瀬 富士夫       18番   加 藤 秀 彦


   8番   陸 田 孝 則       19番   藤 沢   悟


   9番   吉 岡 恭 利       20番   北 山 隆 之


  10番   梅 林   史       21番   雨 矢 紀 一


  11番   小 林 義 憲       22番   高 瀬 春 美








地方自治法第121条により出席した者 事務局出席職員氏名


 市長       伊 藤 信 勝    局長       鶴 田 正 志


 副市長      松 岡 博 文    局長補佐     金 子 正 人


 教育長      柏 木 順 子    係長       河 端   太


 総務部長     原 田 英美子    主任       松 本 弘 幸


 福祉部長     北 山   透    主任       楠 木 伸 彦


 建設経済部長   ? 瀬 憲 一


 理事       嶋 井 一 雄


 市立病院事務局長 川 ? 覚 介


 教育部長     大久保 晴 信


 企画課長     木 村 光 一


 企画官      家 高 正 憲


 財政課長     阿 納   勲


 総務防災課長   篠 原 隆 幸


 会計管理者    犬 丸 哲 男


 水道課長     谷 脇 義 隆








      平成19年(第6回)田川市議会12月定例会議事日程第1号





                        平成19年12月5日午前10時開議





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


    (諸般の報告)


第 3 議案第60号 戸籍事務を電子情報処理組織によって取り扱うことに伴う関係条例の


           整備に関する条例の制定について


第 4 議案第54号 平成19年度田川市一般会計補正予算


第 5 議案第55号 平成19年度田川市国民健康保険特別会計補正予算


第 6 議案第56号 平成19年度田川市老人保健特別会計補正予算


第 7 議案第57号 平成19年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算


第 8 議案第58号 平成19年度田川市水道事業会計補正予算


第 9 議案第59号 平成19年度田川市立病院事業会計補正予算


第10 議案第61号 財産の処分について


第11 議案第62号 和解及び損害賠償の額を定めることについて


    [議案委員会付託]


第12 議員提出議案第6号 田川市議会委員会条例の一部改正について


第13 議員提出議案第7号 田川市議会会議規則の一部改正について


第14 田川地区斎場組合議会議員の互選について


第15 請願第 2号 船尾小学校の統廃合の反対に関する請願について


第16 請願・陳情の件








               本日の会議に付した事件





第 1 会期の決定


第 2 会議録署名議員の指名


    (諸般の報告)


第 3 議案第60号 戸籍事務を電子情報処理組織によって取り扱うことに伴う関係条例の


           整備に関する条例の制定について


第 4 議案第54号 平成19年度田川市一般会計補正予算


第 5 議案第55号 平成19年度田川市国民健康保険特別会計補正予算


第 6 議案第56号 平成19年度田川市老人保健特別会計補正予算


第 7 議案第57号 平成19年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算


第 8 議案第58号 平成19年度田川市水道事業会計補正予算


第 9 議案第59号 平成19年度田川市立病院事業会計補正予算


第10 議案第61号 財産の処分について


第11 議案第62号 和解及び損害賠償の額を定めることについて


    [議案委員会付託]


第12 議員提出議案第6号 田川市議会委員会条例の一部改正について


第13 議員提出議案第7号 田川市議会会議規則の一部改正について


第14 田川地区斎場組合議会議員の互選について


第15 請願第 2号 船尾小学校の統廃合の反対に関する請願について


第16 請願・陳情の件








        平成19年(第6回)田川市議会12月定例会会期表





                    (自 平成19年12月 5日 )17日間


       至 平成19年12月21日











┌────┬──┬──────────┬────────────────────┐


│    │  │  会    議  │                    │


│月  日│曜 ├─────┬────┤       摘    要       │


│    │  │ 本会議 │委員会 │                    │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│12月5日│水 │開  議 │    │1.会期の決定             │


│    │  │午前10時 │    │2.平成19年度各会計補正予算及び関連議案│


│    │  │     │    │  上程、委員会付託          │


│    │  │     │    │3.請願・陳情の件           │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│  6日│木 │休   会│    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  7日│金 │     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  8日│〇土│     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  9日│〇日│     │    │                    │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│  10日│月 │開  議 │    │1.平成19年度各会計補正予算及び関連議案│


│    │  │     │    │  上程、委員会付託          │


│    │  │午前10時 │    │2.一般質問              │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│  11日│火 │開  議 │    │1.一般質問              │


│    │  │午前10時 │    │                    │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│  12日│水 │     │総務文教│1.平成19年度各会計補正予算及び関連議案│


├────┼──┤     ├────┤  審査                │


│  13日│木 │     │厚  生│                    │


├────┼──┤     ├────┤                    │


│  14日│金 │     │建設経済│                    │


├────┼──┤     ├────┼────────────────────┤


│  15日│〇土│     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  16日│〇日│ 休 会 │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  17日│月 │     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  18日│火 │     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  19日│水 │     │    │                    │


├────┼──┤     │    │                    │


│  20日│木 │     │    │                    │


├────┼──┼─────┼────┼────────────────────┤


│  21日│金 │開  議 │    │1.平成19年度各会計補正予算及び関連議案│


│    │  │午前10時 │    │  採決                │


│    │  │     │    │2.人権議案の件            │


│    │  │     │    │3.請願・陳情の件           │


└────┴──┴─────┴────┴────────────────────┘








                              (開議10時04分)


○議長(原口 秋良 君)


 どなたもおはようございます。


 議員定数22名のうち、ただいま出席議員は22名であります。よって、本会議は成立いたしました。


 これより平成19年第6回田川市議会12月定例会を開会いたします。


 これより会議に入ります。


 本日の議事日程は、お手元配付のとおりであります。御了承願います。


 日程第1「会期の決定」を議題といたします。


 お諮りいたします。会期は本日から21日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から21日までの17日間と決定いたしました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元配付の会期表のとおりでありますので御了承願います。


 次に移ります。


 日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、佐藤俊一議員、加藤秀彦議員を指名いたします。


 次に、ここで「諸般の報告」をいたします。


 市長からお手元配付のとおり、報告事項第7号「市長専決処分の報告について」の報告があっております。


 また、監査委員からお手元配付のとおり、平成19年度定期監査結果報告並びに一般会計、特別会計及び企業会計につきまして、それぞれ各月分の例月出納検査結果報告があっておりますので御了承願います。


 以上で「諸般の報告」を終わります。


 次に移ります。


 日程第3議案第60号「戸籍事務を電子情報処理組織によって取り扱うことに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


 ○副市長(松岡 博文 君)


 おはようございます。提案理由説明を申し上げます。


 日程第3議案第60号「戸籍事務を電子情報処理組織によって取り扱うことに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」御説明申し上げます。


 本案は、戸籍事務の電算化に伴い、住民基本台帳等の住所のうち枝番号がついているものの表示の一部を省略するため、関係条例の一部を一括して改正しようとするものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第4議案第54号「平成19年度田川市一般会計補正予算」から日程第9議案第59号「平成19年度田川市立病院事業会計補正予算」までの6議案を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


 ○副市長(松岡 博文 君)


 日程第4議案第54号から日程第9議案第59号「平成19年度補正予算」の概要を一括して御説明申し上げます。


 まず、一般会計補正予算の概要について御説明申し上げます。


 今回の補正予算は、人件費の調整及び現時点において新たに処理する必要が生じた事項などを主な内容として編成しております。


 この結果、一般会計補正予算額は2億5,473万6千円の増額となり、既決予算額と合わせますと257億5,171万4千円となります。


 それでは、歳出について主な内容を御説明申し上げます。


 人件費につきましては、各款にわたって、人事異動に伴う調整や共済費負担率の変更等による所要の整理を行っております。また、退職勧奨等による退職手当の計上をあわせて行っております。


 3款民生費では、障害者自立支援法の円滑な実施を図る目的で交付される障害者自立支援対策臨時特例交付金の対象事業として、障害児の相談支援の場において、障害を早期発見するための療養器具の整備を行う、障害児を育てる地域の支援体制整備事業費及び視覚障害者等への情報支援機器の整備を通して情報のバリアフリー化を促進するための視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業費を計上いたしております。


 8款土木費では、公園費において、成道寺公園内の道路ののり面に設置された擁壁の構造上の問題で雨水が民家に流入する被害が発生しているため、その損害賠償に伴う経費を計上いたしております。


 10款教育費では、現在、石炭記念公園内の二本煙突の修復工事に着手しておりますが、当初に想定していた以上の危険箇所が判明したことなどの理由により、工事費の追加計上をいたしております。


 なお、9月定例会で、田川小学校のり面整備事業に伴う裁判に関しまして、相手側の控訴に対する応訴のため設定していました債務負担行為につきまして、事件番号が変更になったことによる変更を行っております。


 以上が歳出の主な内容であります。


 歳入につきましては、事業計上に伴う県支出金や地方債などの整理を行った上で、さらに不足する財源につきまして、基金の取り崩しによる繰入金を計上することで、収支の均衡を図っております。


 次に、特別会計について御説明申し上げます。


 まず、国民健康保険特別会計では、人件費の調整により1万7千円を増額いたしております。


 老人保健特別会計では、同じく人件費の調整で15万8千円を増額いたしております。


 住宅新築資金等貸付特別会計では、720万8千円を増額することにしております。


 これは、人件費の調整のほかに、債務者からの一括償還を受け、起債を繰上償還するため、公債元金を追加したことが主な要因となっております。


 次に、企業会計について御説明申し上げます。


 水道事業関係につきましては、収益的収支において、収入では、給水収益の増加等により1,152万4千円を、支出では、施設の修繕等により63万2千円を、それぞれ増額しております。


 また、資本的収支においては、加入者数の増加等により、収入では口径別加入金を735万円、支出では基金等を762万4千円を、それぞれ増額いたしております。


 病院事業会計につきましては、収益的収入において8,322万7千円を増額し、収益的支出において1億7,553万3千円を増額しております。


 その内訳は、医業収益では、入院収益で、患者数は増となるものの診療単価が減となり、6,127万1千円の減額、外来収益では、患者数、診療単価ともに増となり、1億4,449万8千円の増額となっております。


 医業費用では、透析などの患者数の増により、材料費で1億3,184万4千円、医師及び看護師の不足を補うための報償費並びに委託料の増や重油価格高騰による燃料費の増などにより、経費で5,292万9千円の増額、減価償却費の確定による520万2千円の減額などで、1億7,962万1千円の増額となっており、医業外費用では支払利息の確定により、408万8千円の減額となっております。


 資本的収入においては699万9千円を増額し、資本的支出において420万8千円を減額しております。


 その内訳は、資本的収入では、企業債で300万円の減額、レセプト電算システム導入に伴う補助金で999万9千円の増額となっております。一方の資本的支出では、資産購入費の減で72万3千円の減額、企業債償還金の確定により348万5千円の減額となっております。


 以上、補正予算の概要を申し述べましたが、本件につきましては、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第10議案第61号「財産の処分について」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


 ○副市長(松岡 博文 君)


 日程第10議案第61号「財産の処分について」御説明申し上げます。


 本案は、平成18年度末で終息を迎えた特定地域開発就労事業及び産炭地域開発就労事業暫定就労事業の就労者の雇用の受け皿を創出するため、田川市望岳台団地に整備した育苗センターの土地及び建物について、減額貸付及び減額譲渡を行うに当たり、地方自治法第96条第1項第6号の規定により提案した次第であります。


 財産処分の主な内容は、所在地 田川市大字糒2223番3 ほか11筆


            貸付金額 土地及び建物の当該年度の固定資産税相当額


            貸付期間 平成20年1月1日から10年間


            譲渡時期 平成30年1月1日


            契約の相手方 田川市大字伊田3550番地


               田川農業協同組合代表理事組合長 原博文であります。


 よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、次に移ります。


 日程第11議案第62号「和解及び損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。


 ○副市長(松岡 博文 君)


 日程第11議案第62号「和解及び損害賠償の額を定めることについて」御説明申し上げます。


 本案は、平成19年7月14日の台風14号の降雨により、成道寺公園内の道路ののり面に設置された擁壁の構造上の問題で、雨水が民家に流入したことに伴う家屋の損傷に対して、和解及び損害賠償の額を定めようとするものであります。


 よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、ここで「議案の委員会付託」を行います。


 ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の「議案委員会付託表」のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分審査を願い、21日の本会議で採決をいたしたいと思います。そのように取り計らうことで御了承願います。


 次に移ります。


 日程第12議員提出議案第6号「田川市議会委員会条例の一部改正について」及び日程第13議員提出議案第7号「田川市議会会議規則の一部改正について」の2議案を一括議題といたします。


 これらの2議案につきましては、議会運営委員会において十分審査がなされておりますので、会議規則第36条第2項の規定により、この際、提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議がないようでありますので、これより採決いたします。


 まず、議員提出議案第6号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号「田川市議会委員会条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次に、議員提出議案第7号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号「田川市議会会議規則の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次に移ります。


 日程第14「田川地区斎場組合議会議員の互選について」を議題といたします。


 本件は、市長が管理者に就任いたしましたので、当組合規約第6条第3項第1号の規定により、組合議会議員1名を選出するものであります。


 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選の方法によることに決しました。


 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。


 田川地区斎場組合議会議員に藤沢悟議員を指名いたします。


 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました藤沢悟議員を田川地区斎場組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました藤沢悟議員が田川地区斎場組合議会議員に当選されました。


 ただいま当選されました藤沢悟議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定により告知いたします。


 次に移ります。


 日程第15請願第2号「船尾小学校の統廃合の反対に関する請願について」を議題といたします。


 本請願について、総務文教委員長に審査結果の報告を求めます。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 当委員会に付託を受けました請願第2号「船尾小学校の統廃合の反対に関する請願について」の審査結果を報告いたします。


 本請願は、去る6月27日、当総務文教委員会に付託され、8月20日、9月18日、11月19日の計4回の委員会審査、また、7月11日には船尾小学校の複式学級を見学するなど、慎重に審査を行ったところであります。


 本請願の趣旨といたしましては、第1に、船尾小学校の統廃合を中止し、船尾小学校を存続させること。第2に、旧産炭地における学力向上を目指した少人数モデル校としての推進を図ること。第3に、複式学級解消を目指した他校区からの編入を促進すること。以上3項目となっております。


 まず、当委員会では、本請願の審査に当たり、この3項目の趣旨について、執行部としての基本的な考え方など説明を求めております。


 執行部からは、項目1の内容については、学校適正規模審議会の船尾小学校及び弓削田小学校の統合に関する答申を受け、児童にとって最良の教育条件とは何かという点を、学校運営、教育指導、教育費等の考え方で整理し、これらの点を審議の柱として、教育委員会で論議中であるとの説明があっております。


 また、項目2の内容については、ある程度の規模の学校で、児童を少人数のクラスに分け授業を行うことが非常に効果的であると国の調査研究等で示されている。このことから、国では、少人数分割授業が実施可能な規模の学校に教員を配置する方向となっており、過小規模校である船尾小学校にはその配置がないこと。さらに、船尾小学校と同程度の過小規模の小学校が本市にはないことから、市内の少人数指導モデル校とはなり得ないとの説明があっております。


 また、項目3の内容については、本市では基本的に校区制をとっており、校区活性化協議会を中心とした地域教育コミュニティ等により学校運営を行っている。このため、学校選択につながる他校区からの編入については、実施を避けるべきであるとの説明があっております。


 こうした執行部からの説明を受け、当委員会の審査の中では、まず、この請願について採択とすべきとの立場から、複式学級解消のため、市単費で教員を配置するには約600万円が必要である。一方、学校適正規模推進室では人件費がかかっており、船尾小学校の統廃合を進めるための人件費なら、この費用で複式学級解消のための教員を雇用し、船尾小学校を残すべきとの意見や、複式学級は最も不利な教育環境であると明言しているが、複式学級について学力調査等による分析を十分行っていない状況で、本当に不利な教育環境であると断定できないのではないのか、もっと詳細に調査すべきではとの意見、また、学校統廃合に当たって、校区住民とのコンセンサスが十分に図れていない状況であり、住民とのコンセンサスなしに統合を進めるべきではないなどの意見が出されております。


 次に、この請願について不採択とすべきとの立場から、鎮西小学校では40人に近い学級が多くある。このような過密な状況をそのままにしておいて、船尾小学校だけ市単費の教員を配置するのはいかがなものか。本市の財政状況を踏まえた上で、教育の格差をできるだけなくし、公平に教育を行うべきではとの意見や、子供たちがたくましく生きていくためには、大きな集団の中で社会性や人間性を学び、切磋琢磨しながら自己有用感を育むことが必要であるとの意見、また、船尾小学校は、セメント産業の盛栄によって児童数が増加し、当時の弓削田小学校から分離したものである。最盛期は1千名を超えていたが、現在では63名まで激減してしまった。学校分離の目的はなくなったなどの意見が出されております。


 このような意見に対し執行部からは、まず、学校適正規模推進室の業務については、市全体の学校配置や通学区域等を視野に入れ、短期、中期、長期の業務を研究調査するものであり、複式解消のための人件費と単純に比較することはできない。また、校区住民とのコンセンサスを図ることについては、これまで学校適正規模審議会の答申に関する地元説明会や市議会、教育委員会の審議等を経ながらコンセンサスを図ってきており、今後とも地元の理解を深める努力を継続していきたいなど一定の説明があっております。


 一方、教育委員会では、去る11月9日の定例教育委員会において、平成18年1月17日に学校適正規模審議会の船尾小学校及び弓削田小学校の統合に関する答申を受けて以来、約2年間にわたって慎重審議を行った結果、主として、1、複式学級の解消、2、適正な学校規模による教育効果、3、全市的視野に立った教育条件の公平性、4、行政改革による経費削減、以上の4つの論拠をもって船尾小学校を統合することに決定したとの報告が、同日の総務文教委員会の中で執行部からあっております。


 いずれにいたしましても、本請願の委員会審査につきましては、前期議員の任期満了に伴い審査未了となった同趣旨の請願を含めると約2年間にわたる審査となり、この間、当総務文教委員会では、全市的な問題として、教育効果、学校運営、教育の公平性、行政改革、経費削減などさまざまな角度から慎重に審査を重ねてきてところであります。また、教育委員会においても、先ほど御説明いたしましたように、船尾小学校の統合について一定の結論が出ており、当委員会といたしましても、これ以上の審査の継続は、今後の本市全体の教育行政の推進に大きな影響を及ぼすものと判断し、本請願については速やかに結論を出すべきとの意見一致をみたところであります。


 こうした判断に立ち、本請願について採決した結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ただいま総務文教委員長の審査結果の報告が終わりました。


 これに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 今報告を受けましたが、若干質問が多うございます。複数に分けてさせていただきたいと思いますが、議長、よろしいでしょうか。  (「はい」の声あり)


 まず、1点目でございます。7月11日に船尾小学校の複式学級を見学ということを、今報告がありました。1番目に、そのとき見学された委員の方たちのお名前と見学された時間、これを教えていただきたいと思います。


 次に、保護者や関係者に事前に連絡をとって、その保護者や関係者との間に意見交換があったのかどうか。意見交換があったんであれば、どのような内容をされたのかお尋ねしたいと思います。3、この意見交換をしてないということであれば、賛否についての委員会の判断材料に大きく影響するものと思われます。その辺のところの対応についての仕方についてお尋ねしたい。


 4点、1回の見学だろうと思うんですが、この程度の見学で統廃合について本当に理解できたのかどうか、その辺。まず4点の私の質問をさせていただきます。


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 陸田議員の4月11日に船尾小学校の複式を見学した人員と時間とでございますけど、そのときの委員は全員だと記憶しております。時間については、ちょうど昼前ではなかったかと、たしか給食を食べたんではないかと思っております。


 そして、意見交換については、そのときには教育委員会の方と学校教育課の教育長を初め課長が同席しておりました。そこで、またいろんな意見が出されておりますけど、それについては、複式の解消、また、田川市全市的にわたる教育の公平性という、皆さんの意見が出たと記憶しております。


 そして、地元の方については、これはもう正直な話、その当日には、私ども委員会としては、地元の方は来てなかったと思うんですけど、これはもう適正化の審議会の中で地元の方にはそういう説明をされておりますので、うちの委員会としては、そこのところを重視しておりますので、以上で一応陸田議員の質問についての答弁を終わらさせていただきます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 まず、委員長にお願いしときます。私の質問については、きちっと趣旨を踏まえて答弁をお願いしたい、このように思います。


 今の4番目にまた戻って悪いんですが、1回の見学をされて、どの程度統廃合について理解できたのかとお尋ねしております。この点については再度お願い申し上げます。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 今、陸田議員の質問でございますけど、どういう議論をされたかという、そこの議事録はございませんけど、今言ったように全市的にわたる田川市の教育現場と、それと船尾小学校における複式、そういうさまざまな意見が出されたと認識しております。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 次に移ります。執行部の方から、少人数指導モデル校としては適切ではない、このような説明があったと今報告があっております。委員会でですね、どのような点が適切でないと思われたのか、また、適切と思われる、今、田川市の小学校はどこなのか、その辺のところについて議論されたのかお尋ねいたします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 適切であるかないかというのは、やはり先ほども言ったように、船尾小学校だけの問題じゃなく、答申を踏まえた中で、短期、中期、長期にわたる学校教育のあり方についてのやつでございますので、船尾だけを対象にする少人数としては、やはり生徒数の少人数ということで、そういう教育委員会の趣旨の説明ではなかったかと思います。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 次に移ります。教育委員会は4つの論拠をもって統合することに決定したと今報告がありました。その1つに、行政改革による経費削減ということがあります。今新聞報道がされておりますが、1年間の授業の受け持ち時間が、日本は主要先進国に比べ3割少ない、年間505時間と報告が経済協力開発機構、OECDでね、ここから新聞報道されております。


 本市だけでは決められないと思うんですけども、国・県の方針が現在の受け持ち時間、授業時間がより大幅増となり、将来、指摘されたこの経費削減という項目、これが削減ということになる可能性があるわけです。その時点で船尾小学校自身が廃校となってあれば、復活ということが非常に難しくなります。経費節減について将来的な展望を見越したところの議論があったのかどうか。論拠としてあったのかどうか、ふさわしいと思われたのかどうか、委員会としての議論があったかどうか、その辺についてのお尋ねをしたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 陸田議員の今、経費削減、行革の中で時間の質問でございますけど、これにかかる一切そういう議論はしておりません。これについては、今後追加上程がされております、船尾小学校の統廃合にかかる条例改革議案の中で執行部に質疑していただければと思っております。 (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 ちょっと長くなって申しわけありません。あと3点ほどでございます、お許しいただきたいと思います。


 これ以上継続の審査は、審査の継続、今後の市全体の教育行政の推進に大きな影響を及ぼすということを指摘しております。来年3月に、仮に統合するとしても、1年以上の期間があります。なぜこの12月議会に結論を出さなければならなかったのか、出さなければ本市の教育行政に大きく影響を与えるとは、どのような点なのか、ぜひ教えていただきたい。


 「米百俵」という話があります、長岡藩の話でございます。ちょっとよそ様の文章を読まさせていただきます。


 長岡藩の窮状を知った三根山藩、これは長岡藩の支藩ということになっております。米百俵が見舞いとして送られてきた。食べるものにも事欠く藩士たちにとっては、喉から手が出るような米だ。ところが、藩の大惨事となっていた状況の中で、小林虎三郎、この人がおられます。この米百俵を藩士たちに分配せず、学校をつくることにしました。


 夜中ですね、この虎三郎のところに藩士たちが来まして、早く米を分けろと、もう恐喝的な話が、やりとりがあったそうでございます。この藩士に向かってですね、この虎三郎は、このように言っております。「この米を1日か2日で食いつぶして、何が残る。国が興るのも、滅ぶのも、まちが栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人である。この米百俵の米をもとにして学校を建てたいのだ。この百俵は、今でこそただの百俵だが、後年には1万俵になるか、百万俵になるか、はかり知れないものがある。いや、米俵などでは見積もれない、尊いものになるのだ。その日暮らしでは長岡は立ち上がれないぞ、新しい日本は生まれないぞ」と論じたそうです。


 例えとしていかがと思いますが、市全体の教育行政の推進に、逆に今こそ、この精神が必要と感じますが、委員会としてどう思われるのか、この2点をお尋ねいたします。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 陸田議員の質問に対しまして、2点ほどありましたが、1つは、何でこの12月ということでございますけど、やはり船尾小学校の複式解消、それに、今何度も言いましたけど、答申の中で短期、中期、長期、これは船尾だけの問題じゃないと私は認識しております。ある意味、田川の全市的な視野で教育環境の中をどう田川市が、今から教育委員会がとらえていくかということじゃないかと思っております。


 それと、今、米百俵の話が出ましたけど、この米百俵の精神は委員会の中ではそういう話はされておりませんけど、精神の中でやはり船尾だけの問題は考えてないじゃないかと思っております。やはり田川市全市的にわたるこの教育環境をどうやっていくかということじゃないかと思っております。以上で答弁を終わります。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君)


 陸田議員、もう3回したでしょう。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 だから、最初に断り言ったじゃないですか。複数回にわたりますがいいでしょうかと。これが最後でございます。


 ○議長(原口 秋良 君)


 はい。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 委員長、これが最後でございます。


 請願の採択した結果、賛成少数をもって不採択を決したということになっています。採択内容が賛否同数だと聞いとります。委員長採決により不採択になったと私は聞いとりますが、54年間長期にわたり地域に貢献し、社会に必要な人材を送り出した船尾小学校の消滅に委員長みずからが引き金を引いたことになっとります。委員長は相当な信念と重大な決意を持って判断されたと思いますが、どのような理由で否決ということになったのか。もし、心情をお話できるようであればお願いしたいと思います。これが最後でございます。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 採決した結果、賛否が同数ということでありましたけど、私は最初にも申し上げましたように、船尾が最初で最後の問題なら、そういう事態にならなかったのではないかと思っております。やはり田川市全市的にわたる答申の出た中で、短期、中期、長期のですね、その中でもまた今後、今この田川市の中において、やはり教育環境、また、いろんな経済環境が変わるんじゃないかなと思っております。


 それと、これはもう私の個人的な意見は述べられませんので、そういう委員会の皆さんの審議または皆さんの意見を聞きながら、そう判断させていただきました。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤俊一議員。


 ○議員(佐藤 俊一 君)


 委員長にお尋ねをしたいと思います。


 まず初めに、総務文教委員会での審議、どうもお疲れさまでした。船尾小学校と弓削田小学校を統合しないでほしい、船尾小学校を存続してほしい、こうした児童、保護者の思いとは反対の結論が出たことに対して、今年3月までこの問題を審議してきた一員として、非常に残念でなりません。その上で、総務文教委員長に幾つかお尋ねをいたします。


 私は、学校適正規模審議会が答申を出して、今年4月に両校の統合が提言をされ、約1万4千人が統合しないように願う人たちの署名付きで、昨年度まで請願の審議をしてきました。そして、今年4月の統合は見送られましたけど、この審議を行う過程でですね、日本共産党市議団は幾つかのことを提案ないし疑問を呈してきました。


 その主なものとしては、第1に、地域のコミュニティと教育的観点に立って判断すべきである、その立場から、財政的理由による統廃合はやめること。第2に、小規模校であっても教職員の増員や教材の充実を図ること。住民、父母などの賛成のもとで、仮に統廃合を進める場合であっても、低学年の通学の安全、健康を守る措置をとることが必要である。第3に、19年統廃合にこだわることなく、父母、住民参加で総合的検討がなされること。第4に、校区の見直しを行い、船尾小学校に通う生徒の数をふやす努力を求めました。第5には、複式解消や小規模モデル校として、市単費で教職員を1名雇用してみてはどうかなども提案をしてまいりました。


 特にですね、両校の児童や保護者の統合への納得と理解は大切である。このことは委員会の審議でも、本会議でも言ってまいりました。そして、この納得と理解が大切であることから、十分意見を聞いてですね、議論を尽くされることを望んでまいりました。


 この間、教育委員会は、船尾小父母・教師の会の要望を聞く会が2回、弓削田校区活性化協議会役員への説明会が1回、弓削田各区役員への説明会が1回、学校関係者への説明会が1回、保護者説明会が2回、合計7回、それぞれ学校適正規模審議会の説明会を開催しております。


 7回開かれた説明会で教育委員会が作成した議事録を見ても、参加した関係者の大半が両校の統廃合について否定的な意見が多く見られます。特に地元や保護者の意見を聞くべきだといった意見は、どの説明会でも出てきています。また、地元説明会を繰り返し行うように要望もあっています。


 そして、教育委員会は、十分意見を聞きたい、地元関係者、PTAの方々に情報を伝達するのが大切である。行政として地元の方々に理解を深めてもらうために説明会は今後も繰り返し開催したい、参加者にこのように答えています。


 今年5月24日に開かれた現時点で私が知り得る最後の保護者説明会の議事録を見ても、住民の納得が得られているとは思えません。そこで、委員長に一つ質問をしたいと思いますが、委員長の報告でも、採決をするに当たってですね、今度の請願を採決するに当たって住民のコンセンサスを図るべきだとの意見もあった。執行部は今後もコンセンサスを図るといった報告があったというふうに聞きましたけど、今後も図っていく、その以前にですね、住民に納得をしてもらうために議論を尽くしたいといったような教育委員会の表明も、この間の説明会の中でもあっておりますが、そういった住民の納得はどのように得られたのかというのが委員長の報告の中ではわかりませんでしたので、そういった住民との納得ができた上で教育委員会が統廃合を再来年からやろうという結論に達した。そして、総務文教委員会もそれを認めている立場から言ったのか、こういったことがよく伝わってきませんので、住民の納得はどのように得られたのか審議をされていたらお聞かせください。


 また、委員長の報告の中で、校区の再編については難しいといった報告が教育委員会からあったということでしたけど、今の質問と関連しますけど、いろいろ議事録を見てもですね、角銅原では家を建てるとき、教育委員会から校区は船尾小、弓削田小、どちらでもいいと言われたとかですね。同じ校区なのに船尾小、弓削田小、それぞれ通う子がいる、地域のことも考えてほしい、こういった意見もあったわけです。ですから、そういった納得と理解、こういったことに対するきちんとした説明がなされたのかですね。くどいようですけど、住民の納得はどのように得られたのか。


 それとですね、2つ目ですけど、18年9月29日の弓削田各役員への説明会議事録を見てみますと、ある区の役員さんも、仮に統合したとして、通学路の整備や環境整備も考えるべきである。このような意見が出され、この日、ほかに出された意見も含めてでしょうが、当時参加していた部長が、問題点を整理して後日示したい、こう答えています。


 我々も、住民、父母などの賛成のもとで統廃合を進める場合でも、低学年の通学の安全、健康を守る措置をとることが必要であろうと。この日出された意見と同趣旨のことを求めていましたので、そういった結論がきちっと示されたのかですね。そこの校区の役員会の説明会は1回しか開いてないんですね。後日示したいですから、後日示したのかですね、そういったことも審議されているのかお聞かせいただきたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 今、佐藤議員の質問でございますけど、今の2点については、うちの委員会としては、請願についての審議でございますので、そういう細かいことについての審議はされておりません。


 また、細かいことについては、先ほども申しましたように、今度は上程される中で、またいろいろな安全面などの問題があるとは思いますが、それはそのときにでも質疑をいただきたいと思っております。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 佐藤俊一議員。


 ○議員(佐藤 俊一 君)


 今、委員長から答弁をいただきました。こういった細かいことは審議がされていない。大事なところではありましたけど、審議がされてない。


 そこで、19年2月26日の保護者説明会でですね、地元合意がなくても統合するのか、こういった議論に、学校教育課長が議論を尽くして決定していく、さまざまな意見がある以上、民主主義に沿った方法で決めなければならない、こういうふうに言われているわけです。一般的には、最終的に反対があっても統合する場合もあると、こういうのも最後につけ加えておられますが、こうした議論が尽くされたかどうかわからないといったような内容の中ではですね、私は、この議事録を総務文教委員会にも提出されたわけです、私も3月までいたわけですから、これを皆さん見ていたと思うし、今までの資料ももらっているんじゃないかなと思うんですが、こういった意見を、住民の意見というのもやっぱり総務文教委員会の中では十分審議をしておかなければならない大事な点だというふうに考えるわけですけど、それがなかった、そういった細かい議論はなかったと、委員長が今答弁をいたしました。


 それで、私は、今から採決に入るのかと思いますが、もう少し議会として住民の意見は酌み尽くすような努力をすべきだというような議論を尽くしていくべきだったということを指摘して私の質疑を終わります。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 石松和幸議員。


 ○議員(石松 和幸 君)


 1点だけですね、質疑をさせていただきます。


 委員長の今報告があったわけですけども、全市的な視野から船尾小学校の統廃合について結論を出したという報告をいただきました。何点かあったわけですけども、陸田議員さんや佐藤議員さんが既に質疑をされております。


 1点だけですね、考え方をお尋ねしたいというふうに思いますが、船尾小学校は、少人数校のモデル校となり得ないと、こういう結論が出た。これは、現在の小学校の人数から見ると、モデル校としてはなり得ないということだというふうに報告を受けたわけですけども、1点には少子化が進んでいる現況の中で、本当になり得ないのかどうなのか、そこが十分審議されたのか、これについてお尋ねします。


 それと、もう一つは、中期、長期の展望が出ているわけですけれども、その中期の中で、例えば猪位金小学校と猪位金中学は小中一貫校のモデル校であるというふうに答申が出てます。これの整合性について、どのように委員会の中で審議がされたのか。


 それともう一つは、同じく中期の中で、田川中学と中央中学の統合が出てます。これについては、校区活性化の根幹にかかわる問題を抱えているわけです。地域コミュニティのことを言われていますけども、それでは、この中学の統廃合について、統合問題について、委員会としてはどのような見解を持たれたのか、また、どのような審議がされたのかですね、以上についてお尋ねします。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 石松議員の少人数については、先ほど私はもう答弁をしましたので、省かさせていただきたいと思います。


 それと、中期、長期ということで猪位金小・中、また、田川中、中央中の今後のあれがなっとりますけど、あくまで当委員会に受けたのは船尾小学校の統廃合の請願についてでございますので、そういう内容については、またこれからの委員会の中で審議はされておりません。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 石松和幸議員。


 ○議員(石松 和幸 君)


 1点だけ確認させてください。船尾小学校が少人数校のモデル校ということで請願が上がってました。その項目についても否決をされたわけです。モデル校という整合性を考えるとすれば、今後の中期の課題にかかってくるんではないかと、重要な問題を含んでいるというように考えます。これについて委員長の見解があればお尋ねします。


  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君) 総務文教委員長。


 ○総務文教委員長(小林 義憲 君)


 私の委員長の見解というのは、今日はここでは差し控えさせていただきたいと思います。やはり委員会の意見の中でそういう調整をして、答弁をしていきたいと思っております。以上です。  (「議長」と呼ぶ声あり)


 ○議長(原口 秋良 君)


 ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)


 質疑がないようでありますので、これより討論に入ります。


 討論の通告があっておりますので順次発言を許します。


  (「議長」と呼ぶ声あり) 柿田孝子議員。


 ○議員(柿田 孝子 君)


 皆さん、おはようございます。日本共産党市議団は、請願第2号「船尾小学校の統廃合の反対に関する請願」が不採択されたことに対して反対討論をいたします。


 6月より継続審議をされてきました請願が、総務文教委員会で11月19日に不採択となりました。これは本市の第4次行政改革に取り組んだ本市の行政改革推進委員会から、「田川はもっとよくなるはず」そのための41提言が出され、学校適正規模審議会が設置、平成18年1月17日に答申が出されたものです。


 この答申が出された後、市長は、平成18年3月議会で慎重審議を教育委員会にお願いをしていると一般質問で答えられています。また、教育長も、答申では船尾小学校は平成19年4月の統合が望ましいとありましたが、平成18年2月5日の定例教育委員会において、地元と十分な理解を深めていく必要がある。その理由が2つあります。1つは、平成19年4月の統合は見送る。2つは、統合問題については、今後とも論議を進めるとの結論を得ましたと答えられています。


 日本共産党は、統廃合については、地域のコミュニティと教育的観点に立って判断すべきだと思っています。この請願については、まだ地元の方との合意が十分に得られていません。例え合意があったとしてでも、低学年の通学路の安全面、文字山団地から船尾小学校への道路新設や校区再編についての議論もなく、保護者も納得していません。複式学級についてメリット、デメリットを出して、保護者との総合的な理解はされているのでしょうか。


 教育長は、適正規模を考える上でも、最も大切にされたものは何かと幾つか上げられています。適正規模の是正、集団生活を通しての学び、このことについて住民の方の意見、実態は把握されているでしょうか。教職員相互の磨き合い、学校の効果的な運営組織を再編できる規模、教育費の大きな不均衡、この3点については、行政や学校側の論理であり、教育委員会での対応も考えるべきで、予算上の問題では、教育費の不均衡の具体的分析も議会に提示されていません。


 今朝の毎日新聞トップにOECDの国際学力調査の結果、参加国地域の中で日本は最下位だったと報道されてきました。日本の管理教育、競争教育の行き詰まりを示した結果ではないでしょうか。


 今、すべての子供の人間的成長を大切にして、子供の実情に合った多様で積極的な創意工夫を重ねることこそ、地域や父母や教員の願いです。このような状況で、本請願がこの本会議で拙速に決議されるべきではないと思います。よって、日本共産党市議団は反対を表明いたします。


 ○議長(原口 秋良 君)


 次に、梅林史議員の討論を許します。  (「議長」と呼ぶ声あり) 梅林史議員。


 ○議員(梅林 史 君)


 清風会を代表して、船尾小学校の統廃合の反対に関する請願の総務文教委員長報告について、賛成討論をさせていただきます。


 委員会の皆さん、慎重なる審査、調査、大変御苦労さまでございました。


 ただいま委員長から請願の趣旨をあらゆる角度から十分に検討した結果が詳細にわたって報告されたと思います。私は、委員長報告に賛成する者であります。


 田川市の再生は教育からということを、私は常々思っております。今や教育環境が整備されていない地域には、人々が住みたくないというようなことも言われております。現在田川地域においては、田川市から他地区に、中学校、高校になると進学のために他地域に出ていくというような現象もあらわれておるというようなことを聞いております。私は田川人として、大変残念なことだと思っております。田川で生まれた人は、高校までは田川で十分な教育が受けられる教育環境の整備が求められていると思います。


 こうした中で、この船尾小学校と弓削田小学校の統廃合の問題を考えてみると、子供が成長していく過程の中で小学校時代が最も重要な時期だと思っております。このことには、皆さん同じ考えだと思っております。この時期にさまざまな体験をすることが大切で、人間として一番大切な生きる力、ここを養う基礎的な時代だと思っております。子供は集団によって社会性が育つものでございます。そのためには、適正規模の学校が必要だと考えております。単に学力だけがついても、社会人となってからいかがなものかと思われます。


 最近社会問題になっておるフリーターやニートの問題、こういった問題も子供の時代にしっかりと地域性あるいは社会性を培ってこそ、私は解決できるものだと思っております。いま一つ重要なことは、統合によってかけがえのない竹馬の友、友達が多く得られるということでございます。


 また、この統合によって弓削田地域の環境整備のための予算が確保できると思います。今、先ほどの委員長報告で年間1,600万円の船尾小学校の経費がかかっておると。しかし、弓削田小地域の全体にそれを割り振ってみると、相当な環境整備の効果が出てくるのではないでしょうか。そういった観点から、私はこの統廃合問題について、委員長報告のとおり統廃合をするということに賛成をするものでございます。以上、賛成討論を終わります。


 ○議長(原口 秋良 君)


 次に、佐々木允議員の討論を許します。


  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐々木允議員。


 ○議員(佐々木 允 君)


 社民党市議会議員団を代表して、船尾小学校の統廃合の反対に関する請願に賛成し、総務文教委員会の不採択に対して、これより反対討論を行います。


 まず、この請願は、船尾小学校を後世にまで残してほしいという船尾校区の地域住民、父母、そして、現在船尾小学校に通学している小学生の切なる思いであるということを、改めて確認したいと思います。そして、私が発言するより、請願者こそこの壇上で心の底から訴えたいと思っていることでしょう。その思いも込めて、これより発言をいたします。


 まず、この請願には、最も重要な項目として、1、船尾小学校の統廃合を中止し、船尾小学校を存続させることが上がっています。しかし、この審議を行っている最中にもかかわらず、教育委員会は、去る11月9日の定例教育委員会で、平成21年度より船尾小学校を弓削田小学校へ統廃合するという結論に至っています。そして、その論拠を教育委員会としての統合決定の論拠として示しています。


 このことと今回の請願との関連性は言うまでもなく、密接に関連しています。例えば去る11月19日の総務文教委員会において、学校教育課が提出した船尾小学校の統廃合の反対に関する請願に関する資料にも、教育委員会としての統合決定の論拠を添付資料としてつけています。このことからも、この請願と現在進められようとしている船尾小学校の統廃合とは完全に連携していることが学校教育課からも示されたわけです。


 この論拠について一つ一つ意見を申し上げることはいたしませんが、この統合決定の論拠には、明らかに意図的とも言える説明が列挙されています。


 例えば論拠の1、複式学級の解消では、授業時間が通常の学級の2分の1しかとれていないと言っています。しかし、現在、船尾小学校では加配教員の配置により、理科や算数、社会、国語の一部で既に別々の授業が行われており、この説明は、現状を全くあらわしたものではありません。


 また、「適正な学校規模による教育効果に過小規模の学校では」という一文があります、これは、これまでの説明でも船尾小学校のことを過小規模校と規定していますが、現在この言葉は福岡県教育委員会も用いられておらず、公的な定義として過小規模校という言葉は、我々が調査した限りでは確認されませんでした。


 では、なぜ過小規模校という言葉を多用するのか、それは船尾小学校が特殊な現状であるということを誇大に表現するために、あえて用いているとしか思えません。


 また、このことは、年間1,600万円の経費の節減が見込まれるという論拠にも当てはまります。もし、小学校が統廃合された場合、地方交付税より838万5千円が減額されることになります。また、仮に統廃合後、学校を社会教育施設等で維持すると、光熱費等で相当のお金がかかることが予想されます。このことからも、統廃合による財政効果はほぼないと言えますし、このことは、既に田川郡の小学校の統廃合の事例からも実証済みです。


 ほかにもこの論拠の多くに明らかな疑似があると我々は考えており、その点からも、教育委員会が示す統合決定の論拠は、船尾小学校の将来像など考えておらず、とにかく統合したいという教育委員会の姿勢が明確に示された、賛成のための賛成にほかならないと思います。


 また、違った点で指摘していきます。


 学校教育課が示した船尾小学校の統廃合の反対に関する請願に関する資料には、「地元住民とのコンセンサスを得るために」という一文があります。しかし、11月19日の総務文教委員会での学校教育課長の発言では、地元のコンセンサスを得たわけではないという趣旨の発言をしています。要するに、今回の統合決定は、地元のコンセンサスも得ずに行ったということであり、これは明らかに地元無視の統合決定であると11月19日の総務文教委員会で示したことになります。


 また、教育委員会は、統合決定後、1年かけて地元や保護者の合意を得る努力をすると言っていますが、11月9日の決定から既に1カ月近くたっても説明会は行われていません。正確には、5月24日の説明会を最後に半年以上行われていません。このことからも、地元無視の統合決定であることを十分に示す材料となっています。


 請願が示している少人数指導のモデル校も、本市の教育委員会が示す特色ある学校づくりにしっかり合致していると我々は考えています。実際、多くの保護者や教職員から話を伺うと、保護者や教職員からは、子供たちは天真らんまんとしている、元気があって生き生きとしている、小規模校のよさは、縦割りの班活動で学年同士で協力し合い、上級生はリーダーシップを養い、下級生は上級生を見て、目指すべき姿を養っている、少人数だからこそ子供たちの問いかけにしっかり答えられている、保護者とも時間をかけて話ができる、情緒豊かな子供たちが育っている、大規模校のよさもあるが、小規模校には、それに負けないよさがあると意見をいただいています。


 さまざまな規模や形態の学校がそれぞれの特色を生かした学校運営を行うことで、特色ある学校づくりが可能となり、それがモデル校としての役割も担っていくと確信しています。船尾小学校での教育実践を今後に生かす意味でも、船尾小学校を少人数指導のモデル校として支援し、その教育実践の成果を積み上げていくべきです。


 今回の統廃合で大きな問題となっているのが複式学級に関してです。この件に関して、昨日、私たち社民党市議会議員団と保護者の代表の方々とともに福岡県庁に行き、県の教育委員会に対して、複式解消教員をつけていただくよう強く要請してきたところです。


 教育委員会は、複式学級が最悪の教育条件と何度も述べてきましたが、そうであるのなら、そもそも複式学級の解消を最優先課題にする方が先なのではないでしょうか。学校統廃合の問題と複式学級の問題とは、そもそも別に議論すべきです。統廃合のために無理やり同一に議論をする教育委員会の姿勢に大きな疑問を感じます。


 また、昨年6月、前議会の会派の視察で、我が社民党市議会議員団のメンバーである石松・香月両議員が長崎県内の複式学級を見学、視察しました。長崎県は離島が多いことから、県内の小学校の4校に1校が複式学級であり、複式学級の研究実践も大変進んでいます。2つの小学校に行き、実際に授業を見学しながら質問した中では、授業時間が半分になるとか、体育や理科の実験で制限されるとか、国語の音読ができないとか、そんなことは全くないと聞いています。


 子供たちは複式学級でしっかりと力をつけていますし、教師も複式学級を担任することにより、教師としての力をつけています。単式学級と複式学級とどちらもある学校では、保護者は複式学級に子供を入れたがっているという、驚くような実態もあったようです。このことからも、工夫次第でどうにでもでき、むしろ、複式学級には十分な可能性があることを実感したとのことです。


 これから少子化が着実に進行する中、市内の別の小学校でも複式学級が出るかもしれません。複式学級は子供たちにとって最悪の教育条件だから統廃合するというなら、複式学級になれば、次々と統廃合を進めていくのでしょうか。船尾小学校への教育実践が今後に生かす意味でも、船尾小学校を少人数指導のモデル校として支援し、その教育実践の成果を積み上げていくべきです。


 最後に、学校統廃合の社会学的研究という本の著者、若林敬子東京農工大学教授は結びの言葉に、「地域社会から学校を奪うことは、その後、どのような立派な施設をつくってみたとしても、学校にかわるものはない」と述べています。


 船尾小学校は、既に50年以上の歴史のある学校であり、十分地域文化圏、生活圏として確立している地域です。船尾小学校の統廃合の反対に関する請願は、地域コミュニティを守りたいという船尾校区からの訴えでもあるということを、私たち社民党市議会議員団は受けとめています。


 以上の点からも、社民党市議会議員団として、船尾小学校を存続させてほしい、少人数のモデル校として推進してほしいという船尾小学校の統廃合の反対に関する請願の趣旨に賛成します。よって、総務文教委員会の不採択という決定に反対します。以上で反対討論を終わります。


 ○議長(原口 秋良 君)


 以上で通告による討論は終了しました。


 ほかに討論はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 陸田孝則議員。


 ○議員(陸田 孝則 君)


 平成19年1月17日付、田川市立学校適正規模審議会の答申で、船尾・弓削田両小学校の統合が打ち出されました。


 船尾小学校は、昭和29年4月の創立以来、54年間に延べ3,022人の卒業生を送り出し、地域社会の発展に多大な貢献をしてまいりましたが、その経緯や歴史を無視した廃校を決定づける答申に、保護者や関係者は仰天、動転し、教育委員会や地域活動を通じて存続の理解を求めるべき活動を始めました。


 そして、自然発生的に、また当然のごとく、議会に対しても、平成18年2月16日付、請願第38号、署名者1万3,684名、おいて心情を訴え、再考をお願いしたところです。以後、本会議並びに委員会においても、統合に関しての質疑や疑問が活発に論議されましたが、個々の内容では議論百出となり、意見の一致を見出せず、さらに、請願の取り扱いに関しては、審議未了で廃案となりました。


 その後、平成19年6月15日付、請願第2号、請願者217名、もって再度上程され、今日まで継続審議として取り扱われているところです。


 各議員におかれましては、既に御承知のとおり、小学校は小学校としての役割のほか、小学校を核としての学区としての行政区、さらに、防災、地域交流、スポーツの拠点として大きな役割を担い、維持されてきました。いわば、学校は樹木のようなもので、先人が育み育ててきた年輪が伝統として脈々と受け継がれ、その存在自体が学校の教育力として評価され、地域の反映に大きく寄与してきたという認識が社会の根底に間違いなくあると思います。


 かつて、戦後の町村合併ブームのとき、誤った学校の統廃合が行われ、その結果、教育への弊害が著しかったことを反省し、73年に文部省、現文部科学省でございますが、局長通達を出しております。その通達内容は大きく分けて、次の3点でございます。1点目、地区住民と紛争を起こしたり、コンセンサスのない統廃合は行うべきではない。2、小さな学校は、先生と児童・生徒の人間的なつながりが深まり、教育上のメリットは大きい。3、学校の存在は児童・生徒の数ばかりでなく、地域住民、卒業生、父母などの心のよりどころであり、地域文化のコア的存在であるとも位置づけています。


 また、自治体の財政論だけで統廃合を決定すべく次元の問題でなく、小規模校における先生と児童・生徒との心の触れ合いと、その教育効果については1980年に国会でも認められ、これにより、適正配置に関する法律も制定しております。教育基本法にも、教育の自主性が不当な支配を受けることのないようにと規定されています。


 請願第2号のように、委員会による統廃合決定の意思表示が地域の荒廃に直接影響を及ぼすおそれがある事案については、より慎重な審査が必要であると考えます。行政当局にとっても、市民の意向に反する決定は、本市が目指し、かつ、限りなく求められているパブリックサービスの基本理念にも反することになります。


 市教委が今回強行しようとしている統廃合は、小規模校のメリット、デメリットを含め検討した結果、最終的には、船尾小学校児童のために決断せざるを得ないと結論づけていますが、私は、学校経費の削減に多くのウエートが置かれた今回の船尾小学校廃校には疑問を持たざるを得ません。シナリオどおりの答えを導き出したものじゃないかと考えます。


 このことは、21世紀を生きる子供たちによりよい教育効果を目指し、教育長みずからがいつも思われております、自己有用感を持った郷土田川の人材育成、そして、これこそが田川再生のかぎを握ると決定づけている本市の教育理念に反し、さらには、認識も市民と大きく乖離、欠落され、本市発展の教育施策に大いなる禍根を残すものと断定せざるを得ません。


 しかしながら、目指すことは教育環境の充実というものの、厳しくなる財政環境に目を向けて、議論することもできない現実があるということ、そして、立場や視点を変えることで意見や主張が異なることも私は十分に承知し、理解できます。けれども、統廃合が地域住民間で争うようになってしまうような微妙な問題に対して、委員会が判断を下していくことには相当な時間を要するし、判断をするにしても、大所高所からきちんと議論を進めていかなければならないと思います。


 今まで慎重に真摯に審議をいただいたと伺っております。請願の紹介議員として、心より感謝を申し上げます。しかし、統廃合については、21年4月と新聞報道があっております。また、この間、1年以上の時間的猶予があると思われ、なぜこの時期に採決しなければいけないのか、そして、何よりも、関係者との間で委員会は十分な意見交換、議論ができていないのではないか、強く疑問に思うところです。よって、私は請願第2号の委員会否決について反対の意思を表明いたします。


 今ここにです、私の手元に船尾小学校の児童より市長にあてた手紙があります。


 議長、よければ、各議員さんにこれを1枚ずつ配布したいと思いますが、よろしいでしょうか。


 ○議長(原口 秋良 君)


 はい。  (事務局、資料配付)


 ○議員(陸田 孝則 君)


 38通ありますが、その中の1通、6年生の児童が書いた、小さな心からの大きな訴えととらえて、読まさせていただきます。


 「僕は船尾小学校が大好きです。僕が4年生のときにお父さんが中津に転勤することになったけど、僕は船尾小学校を離れたくなかったから、お父さんとお母さんに一生懸命お願いして船尾小学校に残ることができました。今はお父さんが中津に単身赴任しています。こんな大好きな船尾小学校が弓削田と統合すると聞いたとき、ものすごくショックでした。お願いだから、船尾小学校をなくさないでください。僕の一生のお願いです。僕の一生のお願いです。」字は数倍も大きく書かれていると思います。まさに、廃校に伴う心の悩みを懸命に訴えた叫びのメッセージだと思います。


 最後になりますが、この言葉を聞いていただきたいと思います。それは、だれもがどんなときにも必ずできることは残っています。「虚心坦懐」、各議員さん、今がその機会でございます。賢明なる御判断をいただき、本市の誤りなき未来の教育に対して、討論を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。


 ○議長(原口 秋良 君)


 ほかに討論はありませんか。  (「なし」の声あり)


 討論がないようでありますので、討論を終結いたします。


 これより採決いたします。採決の方法につきましては起立により行います。


 請願第2号に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は委員長報告のとおり、決することに賛成の議員の起立を求めます。  (賛成者起立)


 起立多数であります。よって、請願第2号「船尾小学校の統廃合の反対に関する請願について」は、不採択となりました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次に移ります。


 日程第16「請願・陳情の件」を議題といたします。


 閉会中における請願・陳情の審査結果につきましては、各委員長の報告を省略し、お手元配付の「請願・陳情審査結果表」のとおり決することに御異議ございませんか。


  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、閉会中における請願・陳情の審査結果につきましては、「請願・陳情審査結果表」のとおり決しました。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次に、本日までに受理した請願6件につきましては、お手元配付の「請願文書表」のとおり、所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中に十分審査をお願いいたします。御了承願います。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。


                              (散会11時38分)








                議案委員会付託表





                               平成19年12月5日


                              12月(第6回)定例会


┌──────┬─────────────────────────┬─────┐


│ 議案番号 │       件       名         │付託委員会│


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第54号│平成19年度田川市一般会計補正予算        │別表1  │


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第55号│平成19年度田川市国民健康保険特別会計補正予算  │厚  生 │


├──────┼─────────────────────────┤     │


│議案第56号│平成19年度田川市老人保健特別会計補正予算    │     │


├──────┼─────────────────────────┤     │


│議案第57号│平成19年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予│     │


│      │算                        │     │


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第58号│平成19年度田川市水道事業会計補正予算      │建設経済 │


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第59号│平成19年度田川市立病院事業会計補正予算     │厚  生 │


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第60号│戸籍事務を電子情報処理組織によって取り扱うことに伴│総務文教 │


│      │う関係条例の整備に関する条例の制定について    │     │


├──────┼─────────────────────────┼─────┤


│議案第61号│財産の取得について                │建設経済 │


├──────┼─────────────────────────┤     │


│議案第62号│和解及び損害賠償の額を定めることについて     │     │


└──────┴─────────────────────────┴─────┘








 別 表 1





            平成19年度田川市一般会計補正予算





┌─────────┬────────────────────┬───────┐


│    条    │  付    託    事    項  │付託委員会  │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 1 条  │第1表 歳入歳出予算補正        │別表2    │


├─────────┼────────────────────┼───────┤


│  第 2 条  │第2表 債務負担行為補正        │総務文教   │


├─────────┼────────────────────┤       │


│  第 3 条  │第3表 地方債補正           │       │


└─────────┴────────────────────┴───────┘








別 表 2





              第1表 歳入歳出予算補正


(歳 入)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│  9,14,15,16,17,  │全       款          │総務文教  │


│           ├───────────────────┼──────┤


│       19,20  │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


└───────────┴───────────────────┴──────┘





(歳 出)


┌───────────┬───────────────────┬──────┐


│   款  別    │ 付    託    事    項  │付託委員会 │


├───────────┼───────────────────┼──────┤


│  1,2,3,4,6,7,8,9, │各所管に係わるもの          │各常任委員会│


│           ├───────────────────┼──────┤


│        10,14 │人件費(給与費明細書掲載分)     │総務文教  │


└───────────┴───────────────────┴──────┘








               請願・陳情審査結果表


                               平成19年12月5日


                              12月(第6回)定例会


(請 願)


┌──┬───────────────┬───┬──────┬─────┬────┐


│番号│   件       名   │付 託│ 審査結果 │上 程  │備 考 │


│  │               │   ├──┬───┤     │    │


│  │               │委員会│採否│措 置│年月日  │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼─────┼────┤


│2 │「炭坑記念物」の保存に関する請│総 文│継続│   │H19.9.7  │    │


│  │願              │   │審査│   │     │    │


└──┴───────────────┴───┴──┴───┴─────┴────┘





(陳 情)


┌──┬───────────────┬───┬──────┬─────┬────┐


│番号│   件       名   │付 託│ 審査結果 │上 程  │備 考 │


│  │               │   ├──┬───┤     │    │


│  │               │委員会│採否│措 置│年月日  │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼─────┼────┤


│3 │都市計画道路後藤寺東町線の路線│建 経│採択│意見書│H19.6.21 │    │


│  │計画の存続に関する陳情    │   │  │提 出│     │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼─────┼────┤


│4 │公立保育所の存続に関する陳情 │厚 生│継続│   │H19.6.21 │    │


│  │               │   │審査│   │     │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼─────┼────┤


│5 │大浦市営住宅の早期建替えに関す│建 経│継続│   │H19.10.12 │    │


│  │る陳情            │   │審査│   │     │    │


└──┴───────────────┴───┴──┴───┴─────┴────┘








                 請願文書表


                               平成19年12月5日


                              12月(第6回)定例会


(請 願)


┌──┬─────────┬───────────┬─────┬─────┬───┐


│番号│ 件    名  │  請願者住所氏名  │紹介議員 │受 理  │付 託│


│  │         │           │     │年月日  │委員会│


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│4 │乳幼児医療費助成制│田川市新町11-15    │柿田 孝子│H19.11.20 │厚 生│


│  │度の創設等を求める│田川地区社会保障推進協│     │     │   │


│  │意見書提出に関する│議会         │     │     │   │


│  │請願       │   会長 坂倉 明 │     │     │   │


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│5 │後期高齢者医療制度│田川市新町11-15    │柿田 孝子│H19.11.20 │厚 生│


│  │実施の全面凍結を求│田川地区社会保障推進協│     │     │   │


│  │める意見書提出に関│議会         │     │     │   │


│  │する請願     │   会長 坂倉 明 │     │     │   │


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│6 │国の療養病床の廃止│田川市新町11-15    │柿田 孝子│H19.11.20 │厚 生│


│  │・削減計画の中止等│田川地区社会保障推進協│     │     │   │


│  │を求める意見書提出│議会         │     │     │   │


│  │に関する請願   │   会長 坂倉 明 │     │     │   │


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│7 │悪質商法を助長する│福岡市中央区舞鶴   │田丸 雅美│H19.11.20 │建 経│


│  │クレジットの被害を│3丁目2番23号     │     │     │   │


│  │防止するための割賦│福岡県司法書士会   │     │     │   │


│  │販売法の抜本的改正│   会長 荻林 和則│     │     │   │


│  │を求める意見書提出│           │     │     │   │


│  │に関する請願   │           │     │     │   │


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│8 │地方財政の充実・強│田川郡福智町金田221-2 │北山 隆之│H19.11.26 │総 文│


│  │化を求める意見書提│自治労福岡県本部   │     │     │   │


│  │出に関する請願  │田川総支部      │     │     │   │


│  │         │  委員長 森野 和彦│     │     │   │


├──┼─────────┼───────────┼─────┼─────┼───┤


│9 │九州厚生年金病院の│北九州市八幡西区黒崎3-│柿田 孝子│H19.11.29 │厚 生│


│  │売却・民営化に反対│1-7          │     │     │   │


│  │し、存続・充実を求│九州厚生年金病院を存続│     │     │   │


│  │める意見書提出に関│・充実させ、地域医療を│     │     │   │


│  │する請願     │守る会        │     │     │   │


│  │         │世話人代表 安部 千春│     │     │   │


└──┴─────────┴───────────┴─────┴─────┴───┘