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福岡県 田川市

平成19年第5回定例会(第5日10月12日)




平成19年第5回定例会(第5日10月12日)





        平成19年10月12日(金)





            (第  5  日)














平成19年田川市議会定例会会議録


第5回


 



          平成19年10月12日 午前10時05分開議





出席議員


  議席番号  氏   名         議席番号  氏   名


   1番   原 口 秋 良       12番   香 月 隆 一


   2番   二 場 公 人       13番   石 松 和 幸


   3番   竹 野 九州男       14番   星 野 一 広


   4番   佐々木   允       15番   竹 内 徹 夫


   5番   柿 田 孝 子       16番   古 木 英 憲


   6番   佐 藤 俊 一       17番   田 丸 雅 美


   7番   高 瀬 富士夫       18番   加 藤 秀 彦


   8番   陸 田 孝 則       19番   藤 沢   悟


   9番   吉 岡 恭 利       20番   北 山 隆 之


  10番   梅 林   史       21番   雨 矢 紀 一


  11番   小 林 義 憲       22番   高 瀬 春 美








地方自治法第121条により出席した者 事務局出席職員氏名


 市長       伊 藤 信 勝    局長       鶴 田 正 志


 副市長      松 岡 博 文    局長補佐     金 子 正 人


 教育長      柏 木 順 子    係長       河 端   太


 総務部長     原 田 英美子    主任       松 本 弘 幸


 福祉部長     北 山   透    主任       楠 木 伸 彦


 建設経済部長   ? 瀬 憲 一


 理事       嶋 井 一 雄


 市立病院事務局長 川 ? 覚 介


 教育部長     大久保 晴 信


 企画課長     木 村 光 一


 企画官      家 高 正 憲


 総務防災課長   篠 原 隆 幸


 会計管理者    犬 丸 哲 男


 水道課長     谷 脇 義 隆


 財政課長     阿 納   勲








      平成19年(第5回)田川市議会9月定例会議事日程第5号





                      平成19年10月12日午前10時開議





第 1 認定第 1号 平成18年度田川市一般会計決算


第 2 認定第 2号 平成18年度田川市国民健康保険特別会計決算


第 3 認定第 3号 平成18年度田川市老人保健特別会計決算


第 4 認定第 4号 平成18年度田川市休日救急医療特別会計決算


第 5 認定第 5号 平成18年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計決算


第 6 認定第 6号 平成18年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計決算


第 7 認定第 7号 平成18年度田川市水道事業会計決算


第 8 認定第 8号 平成18年度田川市立病院事業会計決算


第 9 厚生委員会の閉会中の継続審査について


第10 請願・陳情の件








               本日の会議に付した事件





第 1 認定第 1号 平成18年度田川市一般会計決算


第 2 認定第 2号 平成18年度田川市国民健康保険特別会計決算


第 3 認定第 3号 平成18年度田川市老人保健特別会計決算


第 4 認定第 4号 平成18年度田川市休日救急医療特別会計決算


第 5 認定第 5号 平成18年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計決算


第 6 認定第 6号 平成18年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会


           計決算


第 7 認定第 7号 平成18年度田川市水道事業会計決算


第 8 認定第 8号 平成18年度田川市立病院事業会計決算


第 9 厚生委員会の閉会中の継続審査について


第10 請願・陳情の件








                              (開議10時05分)


○議長(原口 秋良 君)


 どなたもおはようございます。


 議員定数22名のうち、ただいま出席議員は22名であります。よって、本会議は成立いたしました。


 これより直ちに会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元配付のとおりであります。御了承願います。


 日程第1認定第1号「平成18年度田川市一般会計決算」から日程第8認定第8号「平成18年度田川市立病院事業会計決算」までの各会計決算を一括議題といたします。


 本決算につきましては、決算審査特別委員会において休会中に連日、慎重審査が行われ、審査結果が出ておりますが、ここで決算審査特別委員会の各委員の方々の御労苦に対して、改めて感謝の意を表しますとともに、厚くお礼を申し上げます。お疲れさまでございました。


 それでは、決算審査特別委員長に審査結果の報告を求めます。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 決算審査特別委員長。


○決算審査特別委員長(陸田 孝則 君)


 おはようございます。ただいまから決算審査特別委員会に付託を受けました認定第1号から認定第8号までの平成18年度各会計決算につきまして、一括して審査結果を報告いたします。


 審査に当たりましては、市長、副市長を初め、執行部から各般にわたり詳細な説明を受け、本決算で出された意見、要望等を来年度の予算編成に反映できるよう、特に本市振興の有効施策の選択、適切な執行といった観点から、4日間にわたり慎重かつ熱心に各課ごとに審査を行ったところであります。


 さて、平成18年度の決算概要についてでありますが、経費を性質別に前年度と比較して見ますと、行財政改革の断行による人員の適正配置に伴う削減効果などにより人件費で1億7,959万5千円減少しています。


 また、失対事業における産炭地振興就労事業暫定就労事業が18年度で終息したことに伴い、就労者の雇用の場の確保を目的とした営造物事業の実施や、就労者に対する特例援助金等の支給を行ったことにより、投資的経費全体では7億2,283万円と大幅に増加しています。


 一方、収入では、本市の基幹財源である普通交付税で約2億5,967万3千円の増、臨時財政対策債で8,480万円の減となり、合計では1億7,487万3千円の増となっております。これは産炭地域振興臨時措置法が失効することに伴う、平成18年度限りの特殊事情によるものであります。


 また、埼玉県ふじみ野市に所有していた西原駐車場等の土地売り払いに伴う臨時的な収入が確保できたことにより、18年度では、17年度に引き続き財源補てんとしての基金の取り崩しは回避できています。しかしながら、この臨時的な収入がなければ2億4,281万2千円の赤字決算となる極めて厳しい財政状態であります。


 これらを平成18年度の一般会計決算で見ますと、歳入総額285億3,504万7千円に対し、歳出総額279億1,881万2千円で、形式収支では6億1,623万5千円の黒字となっております。


 また、繰越明許による翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支額は4億6,746万9千円の黒字となっており、このうち2億5千万円については、地方自治法第233条の2ただし書き等の規定に基づき財政調整基金に編入されています。


 以上、平成18年度決算の収支状況の概要について報告いたしましたが、予算執行面に関しましては、監査委員の監査意見書や決算実績報告書を御高覧賜り、決算内容の細部にわたる報告は省略させていただき、ここでは市民生活における重要課題や緊急施策、あるいは意見、要望のありました事項を中心に概略報告してまいりたいと思います。


 まず、総務部財政課であります。


 初めに、ここでは、本市の厳しい財政状況について各指標に基づき具体的に報告させていただきます。


 まず、財政力指数は0.386、財政の弾力性を示す経常収支比率は、昨年の96.2%に対し、今年度は94.7%と前年度に比べ1.5ポイント改善しています。


 また、公債費負担比率も18.7%で前年度に比べ1.2ポイント改善しているものの、財政運営上の危険ラインである20%に近い状況にあります。


 これらの主な原因は、決算規模を大きく上回った約320億円の地方債残高であり、この負債に対する毎年の償還金が財政状況を悪化させていることにあります。


 次に、基金の状況については、平成18年度末の積立基金の現在高は39億1,091万6千円と、前年度末から2億1,346万8千円の増となっております。なお、これにふるさと人づくりなどの益金運用基金や特定農業施設管理基金などを加えた一般会計の基金総額は117億7,633万9千円となっております。


 委員会では、将来的な財政状況などは、市民にとって最も重要な情報であり、市としても説明責任があることから、あらゆる機会を通じ、この危機的な財政状況について十分周知するとともに、さらに踏み込んだ行財政改革を行いながら、健全財政に努めるよう強く要望いたしております。


 このほか、本庁舎の清掃委託料について、例えば清掃の一部については職員が行うなど、抜本的な見直しを行うよう意見があっております。


 次に、企画課であります。


 月2回発行している「公報たがわ」は、市政の状況等について、紙面を通じ市民に伝える重要なツールの一つであります。委員の中からは、予算や人員等の増を図り、その内容の充実に努めるよう意見があっております。


 また、「公報たがわ」の配布については、各区の中間連絡員や組長を通じ、区に加入している世帯に配布していることから、現在、約1割の世帯に届いてない状況であります。今後、区への加入問題も含め、全世帯配布に向けた検討を行うよう意見があっております。


 次に、人事課であります。


 執行部から行財政改革の取り組みとして、第3次定員適正化計画に基づき、平成17年4月1日現在の普通会計部門職員数452人を基準とし、5年間で81人の減員を図り、平成22年4月1日に目標値の371人に到達させることを目標に推進されているところであります。なお、平成18年度までの2カ年で、普通会計で36人の減員を図っており、今後、平成22年4月1日までの残り3カ年で45人削減する予定であるとの説明があっております。


 委員の中からは、指定管理者制度導入による行革を実施した部署について、実態に合った適正な職員配置が行われているのかわかりづらいことから、今後、数値で資料を作成し、適正な職員配置を行うよう意見があっております。


 このほか、出先機関の労務職員による電話応対について、時折、市民が不愉快な思いをしていると聞き及んでいることから、労務職員に対する接遇研修を十分行うよう意見があっております。また、全体の審査の中で、一般職では定期的な人事異動があっているが、労務職についてはほとんどない。このため、いい意味での刺激となるよう、労務職の人事交流等について検討するよう要望しております。


 次に、総務防災課であります。


 消防水利の確保のため、市内各所に消火栓と防火水槽を設置しています。


 委員会では、このうち防火水槽について、設置場所によって下水道管敷設等の際、障害物になることから、今後、追加で設置する場合については、その点十分考慮していくよう要望いたしております。


 このほか、決算とは直接関係はありませんが、本年10月1日から採用した、安全安心まちづくり指導員の配置について執行部に説明を求めております。


 執行部の説明によると、まず、業務内容として、第1に、不当要求行為等に関する相談への対応、第2に、企業訪問による情報収集及びアドバイス、第3に、市の施設、その他公共的施設等への巡回、現場対応、第4に、安全安心まちづくりに関すること、第5に、田川警察署等との連携となっています。


 また、指導員の配置に伴い、総務防災課防災安全対策室内に田川市安全安心まちづくり相談センターを開設したとの説明があっております。


 委員の中からは、企業に対する相談指導については、どこまで権限があるのか疑問であるとの意見や、指導員1名の配置に対し業務量が多く、業務内容を少し絞る必要があるのではないかとの意見があっております。


 次に、税務課であります。


 ここでは、不納欠損に至るまでの経過について執行部の説明を求めています。


 執行部からは、滞納者に対し督促状や催告書を送付するとともに、電話催告や訪問指導、調査の実施、個人面談等を行っている。また、死亡や生活保護受給者などの支払い困難な事例については執行停止を行い、最終的に担税力が回復しない場合、不納欠損を行っているとの説明があっております。


 委員会では、不納欠損を未然に防ぐためにも、微収対策の経験者の採用や悪質滞納者については公表するなど、より強力な微収体制を構築していくよう要望しております。また、不動産のネットオークションの導入などについて、今後検討してみてはとの意見があっております。


 次に、監査事務局であります。


 工事監査については、日々工事技術が向上し、監査委員で対応できないものがふえてきており、専門的な分野については、監査の外部委託を行ってはとの意見があっております。


 次に、教育委員会に入ります。


 まず、教育総務課であります。


 学校用地内の一部に民有地があることから、学校運営上、支障を来さないよう土地の買収について、今後検討するよう要望いたしております。


 次に、学校教育課であります。


 最近、学校現場において、教諭が所有する生徒の個人情報が入ったパソコンやUSBメモリー等が盗難され、個人情報が流失する事件が頻発しており、委員会では、個人データの管理等について、より厳重な管理体制を図るため、各小・中学校に対し指導を行うよう要望いたしております。


 このほか、育英資金の貸し付け及び返還業務について、これまでと同様に適正な事務処理を図るようにとの意見があっております。


 次に、文化課であります。


 まず、美術館についてであります。


 本市の美術館は平成3年11月に開館し、これまで約15万人の来館者が訪れています。しかしながら、その来館者数は年々減少しているところであります。


 委員会では、来館者をふやすためにも、展示内容の見直しを図るよう意見があっております。このほか、図書館における図書の充実方についてもあわせて意見があっております。


 次に、建設経済部に入ります。


 まず、商工労政課であります。


 ここでは、田川地区振興促進協議会の活動状況について、執行部の説明を求めております。


 執行部からは、田川地域の観光戦略に関する取り組みなどを行いながら活動を活発化させ、今後の田川市郡の発展につなげたいとの説明があっております。


 なお、商店街の振興対策については、まちづくりという観点も含め、市として総合的かつ政策的な取り組みを検討するよう要望しております。


 このほか、市が販売している観光名刺については、価格や種類、枚数などを精査し、観光PRのためにも効果的な販売方法を検討すべきとの意見があっております。


 次に、農政課であります。


 委員からは、市営造林について、森づくりという視点から、広葉樹への転換などを考慮しながら、今後の市営造林のあり方について検討してはどうかとの意見があっております。


 また、夏吉地区で多く見られる、猿による農作物などへの被害について、市独自の対策も含め、具体的な対策を検討してほしいとの要望があっております。


 次に、契約対策室であります。


 執行部からは、契約対策室における入札契約制度の改革について、行財政改革の実施事項などを踏まえ、入札契約制度の改革方針を作成し、具体的な実施項目について検討を行い、承認を得ながら、新たな入札制度の確立や入札契約事務の一元化、さらに、契約検査課の設置を目指して段階的に改革を進めたいとの説明があっております。


 委員会では、地域振興対策の視点から、市内業者への優先発注について考慮し、制度改革の過程で十分に検討するとともに、小規模修繕等を発注する際の適切な予定価格の設定等については、その取り扱いを徹底し、契約事務の適正化に努めてほしいとの意見があっております。


 なお、談合などの不正行為が起きない透明公正な入札制度の早期確立に向け、引き続き努力するよう要望しております。


 次に、労働対策課であります。


 産炭地域開発就労事業暫定就労事業は平成18年度をもって終息し、特定地域開発就労事業は平成19年度から暫定事業に移行しております。


 英知を絞り、地域経済を緩やかに安定的な軌道に乗せる努力をするよう要望しております。


 また、田川地区シルバー人材センターについては、施工への対応が遅いことなどから、事業効果を上げるためにも、業務体制の見直しを含め、改善を促すよう要望しております。


 次に、建築住宅課であります。


 ここでは、家賃等の滞納者への対応についてただしております。


 執行部からは、収納対策室と連携し、滞納者に対する訴訟など、滞納整理に努めており、収納率も上がってきている。市としては、最終的に5カ月の滞納を目安に明け渡し請求をするなどの目標をもって取り組んでいるという説明があっております。


 委員会としては、家賃などの滞納整理については、法的措置はもちろんのこと、訴訟後の状況についても検証し、さらなる収納率の向上に努めるよう要望しております。


 次に、都市計画課であります。


 本市の都市計画道路については、計画から40年以上がたっておりますが、未整備の計画道路も多く、それにかかる建設制限などで住民生活に影響を与えている事案も見受けられることから、早期に都市計画道路の検証委員会を設置し、見直しに向け努力するよう要望しております。


 また、住宅密集地にあるかんがい用ため池の汚水対策について、市の汚水処理構想を策定する中で検討するよう要望があっております。


 合併浄化槽の設置については、助成制度等により進められておりますが、汚水処理対策を推進するためにも、単独浄化槽からの切りかえを促進させる対策や、市町村設置型事業などについて検討するよう意見があっております。


 その他、公園の管理について、公園によって管理状況に差が見られるため、定期的に確認を行い、管理を徹底するよう要望があっております。


 次に、企業誘致育成推進室であります。


 行財政改革と企業誘致による雇用創出は、政策の大きな柱となっております。


 委員会では、企業誘致について、地場企業育成とのバランスをとりながら、戦略を持って取り組んでいくよう要望しております。


 また、事業所設置奨励金や雇用促進奨励金などの企業に対する補助金については、将来的な市の財政負担についても考慮しながら、条例の改正等、柔軟性のある対応を検討するよう要望があっております。


 次に、農業委員会事務局であります。


 近年、農業委員会のあり方については、国においても議論されているところですが、日本の国土において、農地が果たす役割は大きく、農業委員会には、その農地を保全するため、さまざまな役割が求められております。


 委員会では、国の動向等を見定めながら、農業委員会のさらなる機能強化に向けて取り組みを進めるよう意見があっております。


 次に、福祉部に入ります。


 まず、保護課であります。


 現在もなお雇用不安定の中、生活保護率は前年度比2.5ポイント増の48.4パーミルとなり、依然として上昇しております。このような中、被保護者の自立助長を促すため、平成18年度から担当職員を配置し、就業自立支援に力を入れているところであります。


 委員会としては、他市において生活保護行政の質を問われる問題が発生しているため、申請等の手続に留意すること。また、生活保護費の不正受給については、あってはならないことであるため、そのような場合、保護費を即座に返還させるなど、毅然たる対応のもと、適正保護の推進に努めるよう要望しております。


 次に、健康福祉課であります。


 委員から、まず乳幼児健診などの母子対象事業について、現在は平日にしか開催されていないため、今後は利用しやすいよう休日の開催について検討するよう要望があっております。


 また、配食サービス事業について、市民の認知度が低いため、「広報たがわ」等により、さらに周知するよう要望があっております。


 次に、子育て支援課であります。


 委員から、まず放課後健全育成事業において、高学年児童が児童クラブを利用できない学校があることから、改善していく必要性を認識するよう意見があっております。


 このほか、市内73カ所の児童遊園の実態調査を行い、活用されていない児童遊園については統廃合等を検討してほしいとの意見があっております。


 次に、人権同和対策課であります。


 委員会では、今後の同和対策事業についてただしております。


 執行部からは、現在の中心的な事業である人権教育、啓発を今後さらに充実していきたい。また、隣保館事業については、一般対策である社会福祉事業で取り組んでおり、今後も補助事業を活用して取り組んでいきたいとの答弁があっております。


 次に、環境対策課であります。


 委員会では、公園内での犬の放し飼いや、ふんの放置等について、職員が巡回し、指導するなどの対策を講じてほしいとの要望があっております。


 これに対し執行部からは、今月中に対策を講じるとの答弁があっております。


 また、省エネルギービジョンを策定し、エネルギー消費量10%削減を掲げているため、早急に具体的な行動を推進してほしいとの要望があっております。


 次に、保険課であります。


 委員から、介護保険料の普通徴収分において未納があり、不納欠損が生じているため、今後の保険料徴収体制について検討するよう要望があっております。


 また、1人当たりの介護保険給付費が県内7番目であるため、この給付費を下げる対策について執行部にただしております。


 執行部からは、まず事業所が適正に運営していくことが必要であり、今後も広域連合と連携し、指導等を行っていく。また、元気な高齢者になってもらうため、介護予防事業の推進を図るとの答弁があっております。


 委員会としては、適正利用の推進も重要であるため、その対策を講じ、給付費の抑制に努めるよう要望しております。


 続いて、これからは特別会計について報告をいたします。


 平成18年度の各特別会計決算状況を見ますと、国民健康保険では2億9,181万5千円、老人保健では2,653万4千円、休日救急医療では2,602万3千円、住宅新築資金等貸付では5,779万5千円と、それぞれ黒字決算となっております。このほか、田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金については、収支同額の決算となっております。


 まず、国民健康保険については、2億9,181万5千円の黒字決算となっていますが、この黒字額には、平成17年度からの繰越金が含まれており、実質的な単年度収支では2,257万4千円の黒字であります。


 決算としては黒字でありますが、月々の支払いが高額であるため資金不足となることがあり、利子支払いが必要な一時借り入れを行っている状況である。このため、一時借り入れを少なくするような資金運用をするよう要望いたしております。


 次に、休日救急については、センターの職員の賃金が高額であるため、他の従事者とのバランスがとれていない状況となっております。このため早急に見直しについて検討するよう要望があっております。


 また、医療事務の委託について、随意契約でなされているため、入札を実施するよう要望があっております。


 次に、住宅新築資金等貸付事業については、現在は債権の回収のみを行っておりますが、景気の低迷等の影響により、一部回収に困難な状況が見受けられます。


 委員会といたしましては、収納率を上げる対策についてただしております。


 執行部からは、督促状、催告状を出し、電話での催告や、さらに訪問を行い、極力初期段階で債務者と協議し、返済計画の協議や見直しを図るなどを行っている。なお、誠意が見られない場合には、法的措置を講じるなど収納に努めている。また、貸付総額に対する完納率は82.8%と、県内で一番高い状況であるとの答弁があっております。


 次に、田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金については、平成18年度から平成21年度にかけて、平成筑豊鉄道整備近代化計画に基づき、車両の更新やレール交換などを実施する予定で、平成18年度では、車両3両を更新したことなどから、歳入歳出ともに前年度と比べ1億7,412万円の大幅な増額となっております。


 執行部からは、今後の車両更新などの費用については、国・県からの補助金のほかに、産炭地域活性化基金を活用し、整備を行っていきたいとの説明があっております。


 次に、認定第7号「平成18年度田川市水道事業会計決算」であります。


 今年度の経営状況を見ますと、水道事業の根幹である給水収益は、前年並みでありますが、起債の抑制による償還額の減額に努め、また、口座振替の推進などを行った結果、4,391万3千円の黒字決算となっております。


 執行部からは、有収率アップを図るため、計画的に配水管の改良工事等を行っているとの報告があっておりますが、有収率が83.31%となっていることから、さらなる有収率アップのための対策を検討するよう要望があっております。


 また、今後、給水人口の減少、水需要等の減少等により、給水収益の増収は余り見込めないことから、事業にかかる電気料金の見直しを行うなど、引き続き経費削減に取り組むよう要望しております。


 このほか、多くの市民と接する部署であることから、企業努力の一環として定期的に職員の接遇研修を実施するなど、市民サービスの向上に努めるよう意見があっております。


 次に、認定第8号「平成18年度田川市立病院事業会計決算」であります。


 まず、病院事業収益の根幹をなす医業収益では、平成17年度に比べ2億7,392万円減の61億746万円となっております。この主な要因は、マイナス3.16%という今までにない大きな診療報酬の改定及び医師不足によるものであります。


 一方、医業費用では64億2,889万円で前年度に比べ1,214万円の減となっております。この医業費用の減については、材料費や減価償却費の減額が主な要因であります。


 執行部の説明では、18年度の病床利用率は91.2%で平成17年度に比べ3.9%低下しているが、県内公立病院中2番目であり、依然として高いものである。また、医師1人当たりの患者数は、調査した病院の平均の1.58倍であり、医師1人当たりの医業収益は平均よりも高いとの報告があっております。


 ここで委員から、透析室を増床して透析患者がふえたことによる事業効果についてただしております。


 執行部からは、透析患者が当初の60名弱から145名となり、診療報酬も3倍となるなど、透析部門は十分病院に貢献している。これ以上ふやすのであれば、多くの腎臓内科の医師を集めなければならない。腎臓内科の医師自体が減っているという現状であり、なかなか厳しい状況であるとの答弁があっております。


 また委員から、医師不足については、研修医制度の問題だけでなく、労働環境や給与面での保障等、ほかの原因はないのか執行部にただしております。


 これに対し執行部からは、給与面は他の公立病院と比べて遜色がないため、魅力ある科をふやす、あるいは科を充実していくことが医師不足にしない一番大きな方策であるとの答弁があっております。


 委員会といたしましては、医師不足が経営に影響しているのは事実であり、医師不足の解消のためには、特徴のある病院にしていかなければいけない。今後の病院の課題であり、時間はかかるだろうが、そのことを主題に考えてほしいと要望しております。


 最後に、議会事務局であります。


 議員の議会活動に必要な資料などを収集、保管して提供することを目的として設置している議会図書室について、図書の充実を図るよう意見があっております。


 以上、当委員会に付託を受けました認定第1号から認定第8号までの「平成18年度各会計決算」につきましては、意見、要望を付し、認定すべきものと決した次第であります。


 さて、皆様も御承知のとおり、平成19年3月財政再建団体に移行した夕張市は、巨額の一時借入金を特別会計間で操作するなどにより、最終的に普通会計の黒字を装っていました。市民からは、この隠れ借金を議会がチェックできなかったことや、市長ら執行部の経営責任のあり方に対し非難の声が相次いでいます。


 「第2の夕張」に陥らないためにも、今まで以上に市民と議会の監視が重要になってきたことは明らかです。その意味において決算審査特別委員会は、当該年度における市政の総括及び市民生活の向上のために論議を行う重要な委員会と位置づけられ、また、提出される決算資料は本市の実情や将来を正確にあらわすものです。決算審査を通じ、本市の財政は依然として危機的状況にあり、予断を許さない状況にあることを実感したところであります。


 執行部におかれましては、行財政改革に積極的に取り組み、何よりも財政赤字を解消することを最優先課題とすると同時に、弾力性のある財政基盤を確立し、安定的かつ持続的な健全財政の運営に全力を尽くすようお願いいたします。


 終わりに、4日間に及ぶ委員会において、終始熱心に審査を賜りました決算委員の方々はもとより、必要な資料の提出を初め、質疑においても、真摯な態度で丁寧かつ適正に答弁をいただきました執行部の協力に対し、本席をおかりしまして衷心より改めてお礼を申し上げるとともに、執行部におかれましては、今回の決算審査の中で各委員から出されました意見、要望を十分に踏まえつつ、本市振興の有効施策の選択、適切な執行に臥薪嘗胆の気持ちで全力を傾注していただきますようお願いし、決算委員会の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(原口 秋良 君)


 ただいま決算審査特別委員長の審査結果の報告が終わりました。


 これに質疑はありませんか。  (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤俊一議員。


○議員(佐藤 俊一 君)


 決算特別委員会の委員の皆さん、そして、委員長の今の報告を聞いたわけですけど、本当に御苦労さんでした。


 今、委員長から報告がありました決算委員会における審議のことで1つだけお伺いをしたい問題があるんですけど、新築住宅貸し付けのことですが、執行部も収納率のアップにも努力をしているということもよくわかりましたが、悪質の場合、法的な措置をとるといった旨の報告がありましたが、これまでの法的措置の経緯や、今準備している状況などがわかっていれば、教えていただきたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり)


○議長(原口 秋良 君) 決算審査特別委員長。


○決算審査特別委員長(陸田 孝則 君)


 佐藤議員の質問は、住宅新築資金等貸付において法的措置はどうなっているのかという質問だろうと思うんですけど、今、手元に資料を持ち合わせておりません。できれば、後で担当課の方からその資料等はお渡しさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。


○議長(原口 秋良 君)


 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり)


 ほかにないようでありますので、次に移ります。


 これより認定第1号から認定第8号までの「平成18年度各会計決算」を一括して採決いたします。


 認定第1号から認定第8号までの「平成18年度各会計決算」に対する委員長の報告は認定するものであります。各会計決算は委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、認定第1号「平成18年度田川市一般会計決算」から認定第8号「平成18年度田川市立病院事業会計決算」までの各議案は、委員長報告のとおり認定することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第9「厚生委員会の閉会中の継続審査について」を議題といたします。


 本件につきましては、会議規則第100条の規定に基づき、厚生委員長からお手元配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があっております。


 お諮りいたします。厚生委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、厚生委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。


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 次に移ります。


 日程第10「請願・陳情の件」を議題といたします。


 休会中における請願・陳情の審査結果につきましては、各委員長の報告を省略し、お手元配付の「請願・陳情審査結果表」のとおり決することに御異議ございませんか。


 (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、休会中における請願・陳情の審査結果につきましては、「請願・陳情審査結果表」のとおり決しました。


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 次に、本日までに受理した陳情1件につきましては、お手元配付の「陳情文書表」のとおり、所管の建設経済委員会に付託し、閉会中十分審査願うことといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)


 御異議なしと認めます。よって、陳情1件につきましては、所管の建設経済委員会に付託し、閉会中十分審査願うことに決しました。


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 以上で本日の議事日程は、すべて終了いたしました。


 ここで一言ごあいさつを申し上げます。


 本定例会は36日間の長期にわたる審議でございましたが、会期中は種々議事運営に御協力をいただき、無事終了することができました。執行部におかれましても、誠心誠意、議会審議に臨まれたことに敬意を表します。


 ここで、市長からごあいさつの申し出がありますので、お受けいたしたいと思います。


 (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。


○市長(伊藤 信勝 君)


 本当に長期間、36日間に及びまして、大所高所にわたった御審議をいただいたことに厚く感謝をいたしております。


 本市におきまして、決算委員会で御報告がございましたように、大変な厳しい財政状況の中に我々は未来を切り開くための努力を今いたしております。議会の皆様方の理解と御協力がなければ本市の再興はできないものであります。


 今後とも皆様方の御理解、そして、本市振興発展のために御支援を賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさとさせていただきます。本当に長期間ありがとうございました。


○議長(原口 秋良 君)


 以上をもちまして、平成19年第5回田川市議会9月定例会を閉会いたします。


 まことに御苦労さまでございました。


                              (閉会11時01分)








               請願・陳情審査結果表


                             平成19年10月12日


                              9月(第5回)定例会


(請 願)


┌──┬───────────────┬───┬──────┬────┬────┐


│番号│   件       名   │付 託│ 審査結果 │上 程 │備 考 │


│  │               │   ├──┬───┤    │    │


│  │               │委員会│採否│措 置│年月日 │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼────┼────┤


│2 │船尾小学校の統廃合の反対に関す│総 文│継続│   │H19.6.21│    │


│  │る請願            │   │審査│   │    │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼────┼────┤


│3 │「炭坑記念物」の保存に関する請│総 文│継続│   │H19.9. 7│    │


│  │願              │   │審査│   │    │    │


└──┴───────────────┴───┴──┴───┴────┴────┘





(陳 情)


┌──┬───────────────┬───┬──────┬────┬────┐


│番号│   件       名   │付 託│ 審査結果 │上 程 │備 考 │


│  │               │   ├──┬───┤    │    │


│  │               │委員会│採否│措 置│年月日 │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼────┼────┤


│3 │都市計画道路後藤寺東町線の路線│建 経│継続│   │H19.6.21│    │


│  │計画の存続に関する陳情    │   │審査│   │    │    │


├──┼───────────────┼───┼──┼───┼────┼────┤


│4 │公立保育所の存続に関する陳情 │厚 生│継続│   │H19.6.21│    │


│  │               │   │審査│   │    │    │


└──┴───────────────┴───┴──┴───┴────┴────┘








                 陳情文書表


                             平成19年10月12日


                              9月(第5回)定例会


(陳 情)


┌──┬───────────────┬───────────┬────┬───┐


│番号│    件    名     │  陳情者住所氏名  │受 理 │付 託│


│  │               │           │年月日 │委員会│


├──┼───────────────┼───────────┼────┼───┤


│5 │大浦市営住宅の早期建替えに関す│田川市大字奈良1551番地│H19.10.3│建 経│


│  │る陳情            │大浦市営住宅     │    │   │


│  │               │  区長   藤原映二│    │   │


└──┴───────────────┴───────────┴────┴───┘