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福岡県 久留米市

平成24年第1回定例会(第1日 2月28日)




平成24年第1回定例会(第1日 2月28日)





             平成24年2月28日(火曜日)





              会    議    録





                 (第1日)





             平成24年2月28日(火曜日)





                     =午前10時00分開会=





 
〇出席議員(38名)


   1番 甲 斐 征七生 君


   2番 石 井 俊 一 君


   3番 後 藤 敬 介 君


   4番 原 口 新 五 君


   5番 吉 冨   巧 君


   6番 石 井 秀 夫 君


   7番 田 中 良 介 君


   8番 今 村 敏 勝 君


   9番 古 賀 敏 久 君


  10番 緒 方 正 子 君


  11番 山 下   尚 君


  12番 塚 本 弘 道 君


  13番 金 丸 憲 市 君


  14番 原     学 君


  15番 甲斐田 義 弘 君


  16番 堺   陽一郎 君


  17番 大 熊 博 文 君


  18番 永 田 一 伸 君


  19番 市 川 廣 一 君


  20番 塚 本 篤 行 君


  21番 原 口 和 人 君


  22番 永 松 千 枝 君


  23番 藤 林 詠 子 君


  24番 吉 住 恵美子 君


  25番 田 中 功 一 君


  26番 青 ? 雅 博 君


  27番 吉 田 帰 命 君


  28番 石 橋   力 君


  29番 森   多三郎 君


  30番 新 山 正 英 君


  31番 栗 原 伸 夫 君


  32番 別 府 好 幸 君


  33番 佐 藤 晶 二 君


  34番 八 尋 義 伸 君


  35番 堀 田 富 子 君


  36番 田 中 多 門 君


  37番 坂 井 政 樹 君


  38番 秋 吉 政 敏 君





〇欠席議員(0名)





○地方自治法第121条に基づく出席者


 市 長              楢 原 利 則 君


 副市長              橋 本 政 孝 君


 副市長              臼 井 浩 一 君


 企業管理者            稲 益 冨支典 君


 教育長              堤   正 則 君


 総合政策部長           萩 原 重 信 君


 総務部長             中 園 敬 司 君


 協働推進部長           長 嶋 正 明 君


 会計管理者            ? 倉 繁 生 君


 市民文化部長           辻   文 孝 君


 健康福祉部長           徳 永 龍 一 君


 子ども未来部長          野 田 秀 樹 君


 環境部長             中 島 年 隆 君


 農政部長             森 山 純 郎 君


 商工観光労働部長         佐 藤 興 輔 君


 都市建設部長           赤 星 文 生 君


 田主丸総合支所長         原   篤 信 君


 北野総合支所長          八 尋 幹 夫 君


 城島総合支所長          貞 苅 隆 男 君


 三潴総合支所長          中 村 文 茂 君


 上下水道部長           長 尾 孝 彦 君


 教育部長             大 津 秀 明 君


 総務部次長            水 落 哲 也 君


 財政課長             鵜 木   賢 君


 総合政策課長           甲斐田 忠 之 君





〇議会事務局出席者


 局 長              奈良? 洋 治 君


 次長(兼)総務課長        吉 田   茂 君


 議事調査課長           福 島 光 宏 君


 議事調査課課長補佐(兼)主査   橋 本 広 昭 君


 書 記              古 賀 義 啓 君





〇議事日程(第1号)


第 1 会期の決定


第 2 諸般の報告


第 3 第 1号議案 資源ごみ分別指導中に発生した自動車汚損事故による損害賠償の


           専決処分について


第 4 第 2号議案 資源ごみ分別指導中に発生した自動車汚損事故による損害賠償の


           専決処分について


第 5 第 3号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第 6 第 4号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第 7 第 5号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第 8 第 6号議案 交通事故による和解契約締結の専決処分について


第 9 第 7号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第10 第 8号議案 交通事故による和解契約締結の専決処分について


第11 第 9号議案 久留米競輪場施設等改善基金条例


第12 第10号議案 平成23年度久留米市一般会計補正予算(第3号)


第13 第11号議案 平成23年度久留米市競輪事業特別会計補正予算(第1号)


第14 第12号議案 平成23年度久留米市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


第15 第13号議案 平成23年度久留米市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)


第16 第14号議案 平成23年度久留米市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


第17 第15号議案 平成24年度久留米市一般会計予算


第18 第16号議案 平成24年度久留米市国民健康保険事業特別会計予算


第19 第17号議案 平成24年度久留米市競輪事業特別会計予算


第20 第18号議案 平成24年度久留米市中央卸売市場事業特別会計予算


第21 第19号議案 平成24年度久留米市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


第22 第20号議案 平成24年度久留米市下水道事業特別会計予算


第23 第21号議案 平成24年度久留米市市営駐車場事業特別会計予算


第24 第22号議案 平成24年度久留米市介護保険事業特別会計予算


第25 第23号議案 平成24年度久留米市簡易水道事業特別会計予算


第26 第24号議案 平成24年度久留米市地方卸売市場事業特別会計予算


第27 第25号議案 平成24年度久留米市農業集落排水事業特別会計予算


第28 第26号議案 平成24年度久留米市特定地域生活排水処理事業特別会計予算


第29 第27号議案 平成24年度久留米市後期高齢者医療事業特別会計予算


第30 第28号議案 平成24年度久留米市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算


第31 第29号議案 平成24年度久留米市水道事業会計予算


第32 第30号議案 包括外部監査契約の締結について


第33 第31号議案 久留米総合スポーツセンター内体育施設の指定管理者の指定につ


           いて


第34 第32号議案 青木団地No.2棟新築工事請負契約締結について


第35 第33号議案 久留米市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例


第36 第34号議案 久留米市個人情報保護条例の一部を改正する条例


第37 第35号議案 久留米市手数料事例の一部を改正する条例


第38 第36号議案 久留米市市民活動サポートセンター条例の一部を改正する条例


第39 第37号議案 外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例


第40 第38号議案 障害者自立支援法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例


第41 第39号議案 児童福祉法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例


第42 第40号議案 久留米市総合福祉会館条例の一部を改正する条例


第43 第41号議案 久留米市介護保険条例の一部を改正する条例


第44 第42号議案 久留米市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例


第45 第43号議案 久留米市立保育所設置条例の一部を改正する条例


第46 第44号議案 久留米市公民館条例の一部を改正する条例


第47 第45号議案 久留米市立図書館協議会条例の一部を改正する条例


第48 第46号議案 久留米市立小学校設置条例及び久留米市立中学校設置条例の一部


           を改正する条例


第49 第47号議案 久留米市屋外広告物条例の一部を改正する条例


第50 第48号議案 久留米市営住宅条例の一部を改正する条例


第51 第49号議案 JR久留米駅西口暫定駐車場条例の一部を改正する条例


第52 第50号議案 久留米市自転車等の放置防止及び自転車駐車場の整備に関する条


           例の一部を改正する条例


第53 第51号議案 久留米市民公園条例の一部を改正する条例


第54 第52号議案 久留米市障害福祉サービスちとせ園の指定管理者の指定について


第55 第53号議案 久留米市地域活性化・公共投資基金条例を廃止する条例








〇議事の経過


◎ 開     会


○議長(原口新五君) おはようございます。


 ただいまから平成24年第1回久留米市議会定例会を開会いたします。


◎ 開     議


○議長(原口新五君) これより本日の会議を開きます。


◎ 日 程 第 1


○議長(原口新五君) まず、日程第1、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月27日までの29日間といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(原口新五君) 御異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。


◎ 日 程 第 2


○議長(原口新五君) 次に、日程第2、諸般の報告をいたします。


 まず、去る平成23年第5回市議会定例会において可決されました「国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書」につきましては、議決後直ちに内閣総理大臣を初め国の関係行政庁、衆参両院議長及び地元選出の衆参両院議員あてに、それぞれ意見書を送付し要請いたしましたので、御報告いたします。


 次に、緊急を要し、議長において決定いたしました議員派遣につきまして、お手元に配付のとおり御報告いたします。


 以上の報告について質疑はありませんか。


 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(原口新五君) 質疑なしと認めます。


 それでは、これをもって諸般の報告を終わります。


◎ 日程第3〜日程第55


○議長(原口新五君) 次に、日程第3、第1号議案から日程第55、第53号議案までを一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 楢原市長。


 〔市長楢原利則君登壇〕


○市長(楢原利則君) 皆様、おはようございます。


 平成24年第1回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては御多用中にもかかわりませず御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。


 本日、ここに提案いたしております、平成24年度一般会計予算案を初め各議案の提案理由を御説明申し上げますが、初めに平成24年度へ向けた市政運営と重要課題について述べさせていただきたいと思います。


 平成24年度は、市政運営に当たっての中期的な指針として策定いたしました中期ビジョンの折り返し点となります。


 これまで、中期ビジョンで構想した内容につきましては、概ね着実に進捗しているものと判断しておりますが、未曾有の大災害となった東日本大震災の発生や、異常気象による自然災害の多発、世界的な経済変動と競争の激化など、中期ビジョン策定のときから大きな環境の変化がございました。


 後半2年の市政運営に当たりましては、そのような環境の変化にも対応し、中長期的展望を持った上で、今、着手すべき取り組みの追加を中心に中期ビジョンの改定を行ったところです。


 まず、そのような中から、平成24年度の市政運営に当たりまして、重点的に取り組みたいと考えております事項について申し上げます。


 第1点目は、まちづくりの基本的態度として、さまざまな施策の推進に当たって、市民との協働を基本とするということであります。


 日本は今、世界に類を見ない速さで進む高齢社会、本格化する人口減少社会の中にあります。


 政府では、社会保障と税の一体改革を閣議決定いたしましたが、今後、厳しさを増す行財政環境の中で、拡大し続ける地域課題を解決し、市民生活を維持、向上させていくには、公共サービスや地域づくりを行政だけで担い、提供するのではなく、多くの行政分野で市民の皆様自身にも公共的な役割を担っていただく、そういう地域社会を構築することが不可欠であると考えております。


 そのような観点から、地域課題の解決へ向けた創意工夫ある活動の促進への一環として、新たな市民活動の支援制度「キラリ輝く市民活動活性化補助金」の創設を今議会にお願いをしているところです。


 2点目は、「人」の視点から、久留米の未来を担う人づくりに向けまして、子育て、教育の安心、そして、心の豊かさの醸成に向けた文化芸術の振興に取り組んでまいりたいと考えております。


 今議会には、児童生徒の学力向上へ向けまして、小学校4年生までの少人数授業を拡大しますとともに、学生ボランティアなどによる放課後の学習支援の拡大、子育て支援としまして、学童保育所の定員増へ向けた施設整備をお願いしております。


 また、久留米市の財産である文化、芸術、歴史を存分に活用し、文化芸術が持ちます創造の力を情操豊かな人づくりやまちづくりに生かしていきたいと考えております。


 3点目は、「安心」の視点から、安心して暮らせるまちづくりへ向けた地域生活拠点の確保と災害に強いまちづくりであります。


 超高齢社会に対応しつつ、高齢者などが、住みなれた地域で安心して暮らせるよう、医療や福祉サービスの充実、また、買い物弱者への対応も考慮した地域商業の活性化へ向けた支援や公共交通が不便な地域での生活支援交通の構築など、生活拠点の確保に取り組んでまいります。


 そして、災害に強いまちづくりであります。


 東日本大震災の発生から約1年がたとうとしていますが、1万5,000人を超える尊い命が失われ、いまだ多くの行方不明者や避難者もおられます。改めて心からのお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、今後とも被災地、被災者への継続した支援に取り組んでまいる所存です。


 そして、久留米市におきましても、今回の災害を教訓に、本市と類似点の多い、そして、姉妹都市である郡山市からも状況を聞きながら、大規模災害時にも本当に動ける体制の構築など、地域防災計画の総点検、抜本的な見直しを進めてまいります。


 4点目は、「活力」の視点から、経済の持続性の確保であります。


 持続可能な地域社会であるためには、経済的な持続性が不可欠です。


 私は、久留米のものづくりの伝統を伸ばし、持続できる農業の振興などに取り組みますとともに、県南の中核都市として、さまざまな交流を活性化することが久留米市経済の持続的発展につながるものと考えております。


 総合都市プラザにつきましては、そのような県南の拠点にふさわしいにぎわいづくりを目指し、文化・芸術の持つ力を生かした、新たな創造と交流の場として整備を進めてまいる覚悟です。


 また、来月には九州新幹線久留米駅の開業から1年を迎えます。


 これからが開業効果を確実に地域活性化につなげる大変重要な時期であります。


 3月17日からの一周年記念イベント「久留米春まつり」を皮切りに、(仮称)金閣寺展としまして、久留米藩主有馬家のルーツに深く関係した足利義満創建の金閣寺などに伝わる名宝展の開催を初め、これまでにも増しまして久留米の魅力の磨き上げと情報発信に取り組んでまいります。


 今後は、地域と行政の協働で地域資源を磨き上げ、東部、西部、中央部と各エリアの特徴を生かした地域密着観光による交流人口の拡大、戦略的な定住の促進にも取り組んでまいります。


 定住人口の確保は、都市の活力の源泉であり、子育て世代、若年者をメーンターゲットとしましたキャンペーンに取り組みますとともに、企業誘致を初め、雇用の場の確保など、定住を促進する上で重要な施策を充実、強化したいと考えております。


 昨日27日には、日本有数の産業用製氷機メーカーである株式会社アイスマンと、久留米ビジネスパークの立地基本協定を締結いたしました。


 さらに、藤光産業団地につきましても、現在、協議・交渉の最終段階を迎えている企業もございます。


 市議会の皆様を初め、関係機関の多大な御協力に心より感謝申し上げますとともに、今後も市を挙げて取り組んでまいりますので、さらなる御支援をお願い申し上げる次第でございます。


 最後に、堅実な財政運営でございます。


 現在、久留米市は、さまざまな面で岐路に立っており、未来に必要な投資は今こそ積極的に行わなければ、持続ある発展は危うい、そういう時期にあるものと考えております。


 一方で、その投資に当たっては、市民の将来の負担が過大となりませぬよう、国からの有利な財源を活用するなど、最大限の工夫を行うとともに、現在行っている事業が、市民にとって本当に必要な事業かどうか、事業の選択と集中を徹底していかなければならないと考えております。


 今回の予算編成の結果、臨時財政対策債を除く一般会計の市債残高は、平成24年度予算ベースの見込みで861億円と、平成17年の合併時と比較しますと、133億円、13.4%の減となりました。


 これから、総合都市プラザ、北部一般廃棄物処理施設という二大プロジェクトを同時に進めてまいりますが、今後とも徹底した行政改革に取り組み、積極的な事業展開と健全財政の両立を図っていきたいと考えております。


 続きまして、その(仮称)久留米総合都市プラザと北部一般廃棄物処理施設の整備に係る取り組みについて述べさせていただきます。


 まず、(仮称)久留米市総合都市プラザについてでございます。


 総合都市プラザの整備に関しましては、現在、建築形態、構造種別、施工方法や施設の具体像の設計へ向けまして、設計業者の選定を公募型プロポーザル方式により進めております。


 平成24年度につきましては、設計業者を選定し、あわせて、地元商店街や関係団体など市民の皆様の声をしっかりとお聞きしながら、専門的な見地と市民ニーズの両面からの意見を十分に踏まえた施設の具体的設計や管理運営計画の策定を進めてまいります。


 さらに、施設整備後を見据え、関係機関との協議を行い、総合都市プラザ周辺の交差点や道路の改良、バス停留所移設など、六ツ門地区の環境整備についての検討も行ってまいります。


 今後も引き続き、にぎわいと憩いが調和する「文化」・「活力」創造空間という施設の基本理念のもと、市民の皆様が誇りと愛情を持てる、そして、地域の宝である子供たちの姿が見える施設を目指して、全力で取り組んでまいります。


 最後に、北部一般廃棄物処理施設の整備について御報告させていただきます。


 宮ノ陣町八丁島地区に建設を計画しております北部一般廃棄物処理施設は、安心で安定した市民生活や事業活動を営む上で欠くことのできない施設として、現在、建設用地の買収協議に取り組んでいるところです。


 今後の予定としましては、事業者が施設を設計・建設し、契約期間を通じ管理運営を行うDBO事業の手続を開始し、平成24年度には、事業者を決定しますとともに、現地におきましても一部造成工事に着手したいと考えております。


 また、昨年11月に、地元地区である八丁島地区の八丁島自治会と取り交わさせていただきました合意書を遵守し、施設建設を安全かつ着実に進めていくとともに、受け入れをいただきます地域との信頼関係の構築を進め、地域が活性化しますよう、積極的な地元振興策の実施に最大限の誠意をもって取り組んでいく所存でございます。


 以上、平成24年度の市政運営と、総合都市プラザ、北部一般廃棄物処理施設の整備について申し述べましたが、ぜひとも、議員の皆様、そして市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。


 ここで、本日提出いたしております議案の審議をお願いするに当たりまして、各議案の提案理由の説明を申し上げます。


 第15号議案は、平成24年度一般会計予算案でございます。


 平成24年度予算の背景となる地方財政計画規模につきましては、投資的経費や給与関係経費などの削減により、前年度比0.8%の減となっておりますものの、歳入面で、地方税が2年連続の増、地方交付税は5年連続の増となり、一般財源総額は0.2%増の59兆6,241億円と前年度と同水準が確保されております。


 このような中、久留米市の平成24年度予算編成に当たりましては、人、安心、活力を基本的視点に、市民との協働の推進、交流人口の増加と定住の促進、都市の求心力づくり、景気浮揚、活力とにぎわいづくりに重点を置いた未来へつなげるまちづくり予算の編成に取り組んだところでございます。


 その結果、一般会計の予算規模は、1,246億1,000万円で、前年度に比べ0.2%減となり、特別会計をあわせた久留米市の予算総額は2,233億1,300万円となっております。


 これから、一般会計予算の主な内容について、市政運営方針に掲げる5つの重点項目ごとに施策の内容を御説明申し上げます。


 子育て支援や教育などの人づくり、人権の尊重につきましては、安心して子供を産み、育てられる環境の整備といたしまして、年間を通じて待機児童を発生させないことを目標に、新たに100人定員の保育所及び60人定員の夜間保育所の認可を行い、定員の増加を図ります。


 学童保育につきましては、計画的な施設整備により定員を増加させますとともに、事務局体制を強化するなど、充実に努めてまいります。


 また、病児・病後児保育事業の受け入れ施設を1カ所ふやしまして3カ所といたしますとともに、出産後に家事援助サービスを提供しておりますエンゼル支援訪問事業につきまして、妊娠中も利用できるように充実いたします。


 さらに、医療的ケアを必要とする障害児等の短期入所支援、中核市としては最大限の保育料の軽減措置、小学生の入院に係る医療費への助成などを引き続き実施いたします。


 次に、児童虐待対策でございます。


 一昨年の久留米市での不幸な児童虐待死亡事例の悲劇を繰り返すことのないよう、平成23年度に強化しました児童虐待防止体制のもと、児童相談所やNPOの皆様等と連携いたしまして、地域でのきめ細かな啓発を強化するなど、より一層の児童虐待対策を講じてまいります。


 学校教育の充実につきましては、次代の久留米を担う、確かな学力・人間力を身につけた子供を育成するため、教職員の研修を実施する教育センターを整備いたしますとともに、小学校少人数授業の第4学年までの拡大、放課後等に大学生等のボランティアの皆様に協力いただいております児童生徒の学習支援の拡充などに引き続き取り組んでまいります。


 また、きめ細かな不登校対策につきましても、引き続き重点的に実施してまいります。


 青少年の健全育成と子どもの安全確保につきましては、みらくるホームで進路相談・就労支援などの立ち直り支援を行いますとともに、薬物乱用防止策や児童生徒の安全確保・被害防止等に取り組んでまいります。


 人権問題の解決に向けた取り組みでございますが、市立高校教諭による部落差別を内容とした脅迫事件の発生を踏まえ、部落差別を初めとするさまざまな人権課題の解消を目指しまして、すべての市立学校での人権・同和教育の推進及び教職員への研修を実施いたしますとともに、市民の皆様への啓発の充実強化を図ってまいります。


 また、男女共同参画社会の実現に向け、各種審議会等への女性委員登用率向上などに引き続き努めますとともに、民間支援団体等の皆様と連携したDV被害者自立支援策を実施し、DV防止につきましても、実効ある施策展開を図ってまいります。


 医療、福祉などの安心できる地域づくりにつきましては、新たに、在宅医療推進事業、高齢者の熱中症予防策等を実施いたします。


 高齢者や障害者の皆様への支援策でございますが、新たに、市民後見人推進事業、城島地域でのデマンド乗合タクシー試験運行等に取り組みますとともに、障害者の皆様の自立生活支援や、きめ細やかな相談支援などに継続して取り組んでまいります。


 さらには、市内の自殺者数減少に向け、久留米市自殺対策連絡協議会を中心に関係機関相互の連携を強化し、うつ病対策を初めとする総合的な自殺対策に取り組んでまいります。


 加えまして、防犯灯設置費用の全額補助など、犯罪を減少させるための取り組み、暴力団排除条例の徹底に向けた取り組みや地域住民の皆様によります暴力追放運動への支援、自主防災組織の育成支援、災害に備えた食料品等の備蓄強化、浸水被害の軽減策、セーフコミュニティ推進事業などを実施してまいります。


 協働推進施策につきましては、校区コミュニティ組織への運営等に対する支援を行いますとともに、新たに、キラリ輝く市民活動活性化補助金制度を設けまして、地域コミュニティ組織や市民公益活動団体の皆様などが地域課題や行政課題の解決につながる取り組みをされる場合などに経費の一部を助成いたします。あわせまして、自治会加入促進支援策を実施し、市民の皆様と久留米市との協働をより一層進めますことで、今後想定されるさまざまな行政課題の解決を図り、安全で安心して暮らせるまちづくりの実現に取り組んでまいります。


 環境施策につきましては、新たに、事業所の環境配慮の取り組み程度に応じて省エネ機器の導入等に対する助成を行う事業所グリーン・エコ推進事業費補助事業を実施いたしますとともに、既存住宅省エネ改修工事への助成、防犯灯のLED化等を行ってまいります。


 また、ごみ減量・リサイクルを進めますとともに、北部一般廃棄物処理施設の整備を進めますなど、環境先進都市を目指して積極的に取り組んでまいります。


 農・商・工業の元気づくりにつきましては、新たに、友好都市である中国・合肥市内の百貨店で農産物や特産品を試験的に販売する久留米フェアin合肥事業や、中小企業の海外販路開拓を支援する海外見本市等出展補助事業、基幹的な農業の担い手を育成する集落営農法人化支援事業、新規就農育成研修事業、農産加工品の開発等を支援する農業の6次産業化推進事業などを実施いたします。


 企業誘致につきましては、藤光産業団地を初めとする団地等への誘致に戦略的、積極的に取り組んでまいります。


 また、中小企業の資金需要への対応、中小製造事業者へのものづくり振興補助金、プレミアム商品券発行助成などによります地域産業支援策などを引き続き実施してまいります。


 公共事業の実施につきましては、学校施設や公営住宅を初めとする公共施設の建設や維持補修を計画的に実施いたしますとともに、生活道路整備など、市民の皆様の生活に密着した公共事業も着実に行いますことなどで、久留米市地域の景気浮揚に努めてまいります。


 雇用対策につきましては、新たに、女性労働者の活用促進事業や、40歳未満の未就職者への就職支援策などを実施いたしますとともに、引き続き、就労サポーターを配置いたしまして、職を求める期間が長期にわたっている市民の皆様を個別重点的に支援してまいります。


 にぎわいづくりや広域求心力づくりにつきましては、文化芸術活動やコンベンションの拠点となる(仮称)総合都市プラザの整備や中心市街地の活性化、にぎわい創出を目指しまして、街なか居住の促進、商店街空き店舗対策などに継続して取り組んでまいります。


 また、新たに、地域の皆様による地域資源を生かした観光まちづくりを支援する地域密着観光事業、住宅を取得して久留米市に転入をされる皆様を対象に、福岡市内等への電車での通勤定期代金を3年間にわたって助成する定住促進事業を実施いたします。


 さらには、九州新幹線全線開業を契機として観光客数増加を図るため、花・自然・食・文化芸術・歴史などの地域資源を生かした観光ツアーなどの開発、B級グルメの聖地事業、久留米市の高度医療機能を活用した医療観光推進事業等に引き続き取り組んでまいりますとともに、新たに、坂本繁二郎・青木繁生誕130周年記念事業、(仮称)金閣寺展補助事業や、みどりの里づくり事業の一環としての(仮称)世界のツバキ館整備事業及び散策ルートづくりに取り組みます。


 次に、都市基盤整備でございますが、30万都市にふさわしい、外環状道路などの主要幹線道路の整備を着実に進めてまいりますとともに、総合的な生活排水処理を推進いたします。


 また、市民の皆様に、歩道脇に植えた花のお世話をしていただきます花街道サポーター事業を新たに行うことなどによりまして、久留米らしく美しい街並みの保全・創出に取り組んでまいります。


 行財政改革による質の高い市役所づくりにつきましては、効率的でスリムな行政経営を目指しまして、新たに、公共工事の電子入札システムの導入などを実施いたしますとともに、職員全員がみずから久留米市発展のために何が必要かを考え、そして行動できるようになることを目指しまして、政策形成能力研修を初めとする職員研修を充実いたします。


 さらに、身の丈に合った持続可能な財政構造の実現を目指しまして、公共施設の統廃合・再配置に向けた検討など、事業の選択と集中を徹底いたしますとともに、民間活力の導入などによります事務事業のさらなる効率化等により、総人件費を抑制してまいります。


 以上、歳出の主なものについて御説明いたしましたが、引き続き歳入について御説明いたします。


 まず、自主財源の根幹となる市税につきましては、事業所税の減免による減収などによりまして、対前年度比0.8%減の360億400万円となっております。


 次に、地方交付税につきましては、地方財政計画を踏まえ、対前年度比3.5%増の232億6,900万円を計上いたしております。


 繰入金につきましては、さまざまな行政課題に対応するため、主要4基金から30億円の活用を予定いたしております。


 市債につきましては、市民センター多目的広場整備等に伴う借り入れの増加によりまして、対前年度比11.6%増の148億6,680万円を計上いたしております。


 諸収入のうち、競輪事業収入につきましては、前年度同額の1億円を計上いたしております。


 なお、引き続き、歳入確保対策本部を中心に、税及び税外収入確保の推進を図ることといたしております。以上が一般会計の予算の概要でございます。


 次に、特別会計について御説明申し上げます。


 まず、国民健康保険事業でございますが、総額365億円を計上いたしております。平成24年度は、被保険者負担の軽減を図りますため、一般会計からの繰入基準を拡大して繰入金予算を増額しております。


 その他、競輪事業166億2,000万円、中央卸売市場事業3億3,200万円、住宅新築資金等貸付事業2,200万円、下水道事業110億4,600万円、市営駐車場事業1,400万円、介護保険事業219億6,000万円、簡易水道事業2,800万円、地方卸売市場事業1,100万円、農業集落排水事業7億6,900万円、特定地域生活排水処理事業1億8,400万円、後期高齢者医療事業36億2,000万円、母子寡婦福祉資金貸付事業1億3,700万円を計上いたしております。


 次に、水道事業会計について御説明いたします。


 総額では74億6,000万円を計上いたしております。


 収入面で需要家の節水などにより料金収入が伸び悩み、支出面では施設改修や耐震化などで維持管理経費が増大するなど、厳しい経営環境にございます。


 このような中、収益的収支の収益につきましては、水道料金収入などで46億7,600万円を計上いたしております。


 また、費用は水道施設の維持経費などで42億8,500万円を計上いたしておりまして、差し引き3億9,100万円の利益を見込んでおります。


 資本的支出は、配水管等の整備、老朽水道管の計画的改良事業などで、総額31億7,500万円を計上いたしております。


 第10号議案から第14号議案までは、平成23年度一般会計及び特別会計の補正予算案でございます。


 一般会計につきましては、総額59億5,663万円の追加をお願いするものでございまして、議決後の予算総額は1,325億5,688万円となります。


 以下、主な事業等について御説明いたします。


 まず、国の平成23年度補正予算第3号及び第4号におきまして、東日本大震災の被災地以外を含む全国的な防災・減災事業について、交付金及び地方債措置がなされました。


 久留米市におきましても、それらの措置を最大限活用し、学校施設を初めとする公共施設の耐震化や外壁改修などにつきまして、計8事業、15億4,188万円を計上いたしております。


 そのうち、国の交付金を活用した主なものといたしましては、学校校舎等耐震補強事業9億2,033万円、学校校舎等施設整備事業3億8,279万円、農業体質強化基盤整備促進事業1億1,375万円、地方債措置を活用した単独事業の主なものといたしましては、庁舎機能維持事業6,500万円、図書館耐震補強事業3,269万円でございます。


 また、そのほかに、計10事業、44億1,475万円を計上いたしておりまして、主なものといたしましては、財政調整基金積立金19億円、退職手当20億6,983万円、普通財産取得費3億5,589万円、国返還金8億3,000万円でございます。


 これらの補正予算に必要な財源は、市税21億2,000万円、地方交付税3億7,500万円、国庫支出金4億7,152万円、財産収入7億9,076万円、繰入金5億8,250万円、市債13億7,590万円等で措置いたしております。


 このほか、18事業につきまして繰越明許費の追加及び変更を、1事業につきましては債務負担行為の変更をお願いいたします。


 次に、特別会計の補正について御説明申し上げます。


 競輪事業でございますが、久留米競輪場施設等改善基金積立金1億6,000万円の追加及び、諸支出金3,685万円の減額をお願いいたしております。


 下水道事業につきましては、事業完了が翌年度となります事業につきまして繰越明許費の変更をお願いするものでございます。


 市営駐車場事業につきましては、事業完了が翌年度となります事業につきまして、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。


 介護保険事業につきましては、保険給付費の増加に対応するため、1,735万円の追加をお願いいたしております。


 次に、一般議案について、各議案の提案理由を御説明申し上げます。


 第1号議案から第8号議案までは、公務執行中の事故による損害賠償額の決定または和解契約の締結について、緊急を要し、専決処分いたしましたので、報告申し上げ、承認を求めるものであります。


 第30号議案は、平成24年度に係る包括外部監査契約を締結しようとするものであります。


 第31号議案は、久留米総合スポーツセンター内体育施設の管理を行わせる指定管理者を指定しようとするものであります。


 第32号議案は、青木団地・2棟新築工事を施行するため、契約を締結しようとするものであります。


 第52号議案は、久留米市障害福祉サービス事業所ちとせ園の管理を行わせる指定管理者を指定しようとするものであります。


 次に、条例議案について、各議案の提案理由を御説明申し上げます。


 第9号議案は、久留米競輪場の施設等の改善を目的とした基金を新たに設置しようとするものであります。


 第33号議案は、久留米市市民活動促進検討委員会を廃止しようとするものであります。


 第34号議案は、個人情報の開示請求の簡易な手続を新設しようとするものであります。


 第35号議案は、指定居宅サービス事業者及び指定地域密着型サービス事業者の指定等の審査に係る手数料を新たに定めようとするものであります。


 第36号議案は、久留米市市民活動を進める条例の制定に伴い、市民活動サポートセンターの目的に係る規定を整備するほか、市民活動サポートセンターの位置、施設等を改めようとするものであります。


 第37号議案は、外国人登録法の廃止に伴い、関係する条例の規定について、所要の整備を行おうとするものであります。


 第38号議案及び第39号議案は、障害者自立支援法及び児童福祉法の改正に伴い、当該法律を引用する条例中の用語を整理しようとするものであります。


 第40号議案は、知的障害者福祉法の改正に伴い、知的障害者通所授産施設ちとせ園における事業等を変更しようとするものであります。


 第41号議案は、平成24年度から平成26年度までの介護保険料率の改定を行おうとするものであります。


 第42号議案は、食品衛生法施行規則の改正等に伴い、規定の整備を行うものであります。


 第43号議案は、大城保育所の新園舎完成に伴い、その位置を改めるほか、白峯保育園及びひまわり保育園の収容定員をふやそうとするものであります。


 第44号議案は、社会教育法の改正に伴い、公民館運営審議会委員の委嘱の基準その他当該公民館運営審議会に関し必要な事項を定めようとするものであります。


 第45号議案は、図書館法の改正に伴い、図書館協議会委員の任命の基準、定数及びその他当該図書館協議会に関し必要な事項を定めようとするものであります。


 第46号議案は、学校の位置に係る規定について、整理を図ろうとするものであります。


 第47号議案は、民法及び屋外広告物法の改正に伴い、条例中の規定を整備しようとするものであります。


 第48号議案は、公営住宅法の改正に伴い、公営住宅の入居者資格に係る必要な整備を行うほか、市営部京住宅に集会所を設置しようとするものであります。


 第49号議案は、JR久留米駅西口暫定駐車場の料金の減免に関する規定を整備しようとするものであります。


 第50号議案は、自転車駐車場を新たに設置するほか、条例中の用語を整理しようとするものであります。


 第51号議案は、市民公園として新たに1カ所の公園を設置するほか、31カ所の市民公園を都市公園として管理しようとするものであります。


 第53号議案は、久留米市地域活性化・公共投資基金に係る事業の完了に伴い、条例を廃止しようとするものであります。


 以上をもちまして、各議案の提案理由についての説明を終了いたしますが、何とぞ、慎重なる御審議の上、満場の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。


                     =〔降 壇〕=


○議長(原口新五君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 各議案の質疑は、議事の都合により本日はこれを取りやめ、後日に行いたいと思います。


 これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(原口新五君) 御異議なしと認めます。よって、本日は各議案の質疑は取りやめ、後日に行うことに決定いたしました。


 以上で本日の議事日程は、全部終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議案研究等のため、明29日は休会いたしたいと思います。


 これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(原口新五君) 御異議なしと認めます。よって、明29日は休会することに決定いたしました。


 明後3月1日、午前10時から本会議を開きます。


 本日は、これにて散会いたします。


                     =午前10時39分  散会=