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福岡県 久留米市

平成22年第4回定例会(第6日12月14日)




平成22年第4回定例会(第6日12月14日)





             平成22年12月14日(火曜日)





              会    議    録





                 (第6日)





             平成22年12月14日(火曜日)





                     =午前10時00分開議=





 
〇出席議員(41名)


   1番 甲 斐 征七生 君


   2番 江 口 善 明 君


   3番 栗 原 伸 夫 君


   4番 山 村 太 二 君


   5番 今 村 敏 勝 君


   6番 田 中 良 介 君


   7番 別 府 好 幸 君


   8番 石 井 俊 一 君


   9番 甲斐田 義 弘 君


  10番 後 藤 敬 介 君


  11番 永 松 千 枝 君


  12番 藤 林 詠 子 君


  13番 坂 本 よう子 君


  14番 田 中 功 一 君


  15番 吉 住 恵美子 君


  16番 秋 吉 秀 子 君


  17番 金 丸 憲 市 君


  18番  欠     員


  19番 原 口 和 人 君


  20番 塚 本 篤 行 君


  21番 永 田 一 伸 君


  22番 市 川 廣 一 君


  23番 堺   陽一郎 君


  24番 大 熊 博 文 君


  25番 森   多三郎 君


  26番 上 野 健三郎 君


  27番 堀 田 富 子 君


  28番 青 柳 雅 博 君


  29番 本 村 英 幸 君


  30番 坂 井 政 樹 君


  31番 石 橋   力 君


  32番 吉 田 帰 命 君


  33番 原 口 新 五 君


  34番 佐 藤 晶 二 君


  35番 八 尋 義 伸 君


  36番 新 山 正 英 君


  37番 江 頭 幹 雄 君


  38番 寺 崎 いわお 君


  39番 井 口 正 美 君


  40番 川 地 東洋男 君


  41番 田 中 多 門 君


  42番 秋 吉 政 敏 君





〇欠席議員(0名)





〇地方自治法第121条に基づく出席者


  市 長             楢 原 利 則 君


  副市長             橋 本 政 孝 君


  副市長             臼 井 浩 一 君


  企業管理者           稲 益 冨支典 君


  教育長             堤   正 則 君


  企画財政部長          村 上 克 己 君


  総務部長            萩 原 重 信 君


  契約監理室長          伊 藤 幸 一 君


  会計管理者           中 園 雄 介 君


  市民部長            川 原 良 郎 君


  健康福祉部長          平 塚 文 成 君


  子育て支援部長         奈良崎 洋 治 君


  環境部長            中 島 年 隆 君


  農政部長            森 山 純 郎 君


  商工労働部長          荒 木 猛 夫 君


  都市建設部長          赤 星 文 生 君


  文化観光部長          辻   文 孝 君


  田主丸総合支所長        古 賀   護 君


  北野総合支所長         八 尋 幹 夫 君


  城島総合支所長         中 園 敬 司 君


  三潴総合支所長         平 尾 孝 治 君


  上下水道部長          中 尾 泰 治 君


  教育部長            大 津 秀 明 君


  総務部次長           岡 部 由起男 君


  財政課長            鵜 木   賢 君


  企画調整課長          甲斐田 忠 之 君





〇議会事務局出席者


  局 長             田 中 俊 博 君


  次長(兼)総務課長       吉 田   茂 君


  議事調査課長          福 島 光 宏 君


  議事調査課課長補佐(兼)主査  橋 本 広 昭 君


  書 記             古 賀 義 啓 君





〇議事日程(第6号)


第 1 第108号議案 フェンス破損事故による損害賠償の専決処分について


第 2 第109号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第 3 第110号議案 ごみ集積所破損事故による損害賠償の専決処分について


第 4 第111号議案 交通事故による損害賠償の専決処分について


第 5 第112号議案 平成22年度久留米市一般会計補正予算(第3号)


第 6 第113号議案 平成22年度久留米市国民健康保険事業特別会計補正予算(第


            2号)


第 7 第114号議案 平成22年度久留米市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


第 8 第115号議案 平成22年度久留米市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)


第 9 第116号議案 城島中学校漏水事故による和解契約締結について


第10 第117号議案 市道路線の廃止について


第11 第118号議案 市道路線の認定について


第12 第119号議案 財産(大善寺団地No.7・8棟建設事業用地)の取得について


第13 第120号議案 訴えの提起について


第14 第121号議案 久留米市総合支所設置条例の一部を改正する条例


第15 第122号議案 久留米市行政組織条例の一部を改正する条例


第16 第124号議案 久留米市議会議員及び久留米市長の選挙における選挙公報の発


            行に関する条例


第17 第125号議案 久留米市体育施設条例の一部を改正する条例


第18 第126号議案 久留米市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例


第19 第127号議案 久留米市地方卸売市場田主丸流通センター条例の一部を改正す


            る条例


第20 第128号議案 久留米市景観条例


第21 第129号議案 久留米市営住宅条例の一部を改正する条例


第22 第130号議案 JR久留米駅西口暫定駐車場条例


第23 第131号議案 久留米市自転車等の放置防止及び自転車駐車場の整備に関する


            条例の一部を改正する条例


第24 第132号議案 久留米市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する


            条例


第25 請願第 16号 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求め


            る意見書の提出を求めることについて


第26 新幹線建設推進に関する調査について(中間報告)


第27 委員会の閉会中の継続審査・調査申出について


第28 請願第 18号 TPP(環太平洋経済連携協定)への対応に関することについ


            て


第29 請願第 19号 障害者総合福祉法(仮称)の早期制定について意見書の提出を


            求めることについて


第30 第133号議案 久留米市公平委員会委員の選任について


第31 第134号議案 久留米市固定資産評価審査委員会委員の選任について


第32 発議第3号議案 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求め


            る意見書


第33 会議録署名議員の指名








〇議事の経過


◎ 開     議


○議長(栗原伸夫君) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


◎ 日程第1・日程第24


○議長(栗原伸夫君) まず、日程第1、第108号議案から日程第24、第132号議案までを一括議題といたします。


 以上の各議案に対する委員会審査の結果報告書は、お手元に配付のとおりであります。


 委員長の審査の経過並びに結果の報告は、この際、会議規則第39条第3項の規定により、省略することにしたいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。


 これより委員会報告に対する質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 通告があっておりますので、討論を許します。


 1番甲斐征七生議員。


 〔1番甲斐征七生君登壇〕


○1番(甲斐征七生君) おはようございます。


 1番、日本共産党の甲斐征七生です。


 私は、第122号議案組織改正及び第125号議案荘島体育館の使用料値上げについて反対の立場で、さらに、第112号議案の補正予算につきましては、賛成はいたしますけれども、一部反対の討論をさせていただきます。


 まず第一に、第112号議案一般会計補正予算でありますが、これは内容を見てみますと、三役を初めとする職員給与の人事院勧告のマイナス勧告に基づく給与の削減がなされております。民間給与マイナスによって人事院勧告がなされたわけですが、民間の状況はどうかといいますと、08年のリーマンショック以降、日本経済は急速に悪化をしております。その一方で大企業、とりわけ自動車や電気産業などの輸出関連企業を中心にこの1年間で純利益を4兆円から7兆円にふやしている。さらに、内部留保は質疑の中でも申し上げましたが、第123号議案のところでも申し上げましたが、内部留保は233兆円からこの1年間で11兆円ふやし続けて244兆円にものぼる内部留保をため込んでいるわけであります。まさに大企業においては金余り状況という状態であります。その上、昨日、菅内閣総理大臣は、大企業に対する法人税減税5%を実施するということを指示をいたしました。記者会見を見ておりますと、その財源については、大企業は日本向けの投資に、あるいは社会還元に回すように、あるいは働く人の賃金に回せというようなことを条件をつけるように言っておりますけれども、そういう社会還元や賃金に回すということは、今までも十分先ほど申し上げました内部留保などを使えば大企業には有り余るほどの財源があるわけであります。ところがこれに対して菅内閣は何一つ手を打っていない、さらなる法人税の減税を実施しようとしております。一方、民間における労働者の状況は、この間、非常に困難を極めております。派遣切りから正規社員の首切り、あるいは賃下げなどによって、民間の給与は平均で12年間で年収61万円マイナスになっているそうであります。このことは、長い間、政府などが言ってきた「大企業が潤えばいずれ労働者や国民に回ってくる」ということが全く通用しないことを事実で示しているのではないでしょうか。


 今のような状況を、週刊エコノミストという経済誌がありますが、次のように述べております。「デフレも格差拡大も消費低迷も円高も財政赤字拡大もすべての問題の原因は賃金が上がらないことにある。健全な日本経済を再び取り戻すために中期的な経済目標として緩やかな賃上げを中心に据える必要がある」と、このように述べておりますし、幾つかの経済誌あるいは経済専門家からは、企業の懐に眠る巨額の資金、投資に回らず雇用機会の創出にも結びつかない、あるいは眠っている203兆円が動き出したらそのインパクトは計り知れない、日本経済の最大の問題点は賃金が上がらないことにある、このようにいわゆる一般の経済専門家あるいは経済誌でも今の大企業のため込みを吐き出すように、そして労働者の賃金を上げ、経済効果を引き上げるように求めているのが現状であります。第123号議案のところで申し上げましたように、今やるべきは人事院勧告によって公務員の賃金のマイナスをするのではなく、不当に引き下げられた民間労働者の賃上げをこそ、あるいは雇用の拡大をこそやるべきではないでしょうか。そのマイナスを受けて実際に久留米市職員の状況がどうなるかは第123号議案の答弁で明らかになりました。昨年比で平均43.3歳で、去年と比べて9万2,000円の減収、総額1億5,500万円の減収になる。さらに民間は、先ほど言いましたように、民間労働者は12年間で61万円の年収マイナスでありますが、市の職員は平均で5年間で65万円のマイナスになると、これが今度の人事院勧告のマイナス勧告の実施の影響であります。私は、市の職員の方々の中でも、民間の方も同様でありますが、最も子育てや住宅ローンなどにお金が必要な年齢、そこを中心とした賃金引き下げには断固反対をするものであります。


 同時に、賛成する部分は、例えば、ヒブワクチン、子宮頸がん予防のワクチン、さらに、小児用肺炎球菌ワクチンなど、これは長い間住民の方々から切実な要望として上げられてきたものでありますし、あるいは認可保育所の新たな建設も盛り込まれております。そういう点で大いに賛成をするものでありまして、第112号議案には以上の立場から一部反対するべきところはありますけれども、全体としては賛成をしたいと思います。


 次に、第122号議案組織改正であります。これは、今回の組織改正の中身の問題で反対をするのではなくて、私は以前から同和対策事業の特別扱いはやめるべきだ、さらに、組織の呼称やいろんな公文書の中から同和という呼称を廃止すべきだということを主張してまいりました。今度の組織改正の折に見てみますと、人権同和対策室あるいは人権同和教育室、これは依然として同和という呼称がつけられております。私は一日も早く、この呼称を廃止する組織改正を求めるものであります。


 以上、反対の表明をしておきます。


 次に、第125号議案は、荘島体育館の新築に伴う使用料の値上げです。一般的にこれぐらいは普通の使用料ではないか、光熱水費ぐらいと同じ金額だというふうな説明がありました。しかし、これまでの使用料の倍あるいはそれ以上の値上げになっているわけであります。これは新築に伴う私は便乗値上げと言われても仕方のないものであり、使用者側の立場から見て反対を表明するものであります。以上で終わります。


                     =〔降 壇〕=


○議長(栗原伸夫君) これをもって討論を終結いたします。


 これより採決に入ります。


 まず、第108号議案から第111号議案までの各専決処分、以上4件を一括して採決いたします。


 以上の各議案に対する委員会の報告は、いずれも承認であります。


 以上の各議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第108号議案から第111号議案まで、以上4件は、いずれも承認されました。


 次に、第112号議案から第115号議案までの一般会計補正予算(第3号)、国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、下水道事業特別会計補正予算(第1号)、介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、以上4件を一括して採決いたします。


 以上の各議案に対する委員会の報告は、いずれも可決であります。


 以上の各議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第112号議案から第115号議案まで、以上4件は、いずれも議案のとおり可決されました。


 次に、第116号議案から第120号議案までの城島中学校漏水事故による和解契約締結、市道路線の廃止・認定、財産(大善寺団地No.7・8棟建設事業用地)の取得、訴えの提起、以上5件を一括して採決いたします。


 以上の各議案に対する委員会の報告は、いずれも可決であります。


 以上の各議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第116号議案から第120号議案まで、以上5件は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、第121号議案、第126号議案、第127号議案、第129号議案、第131号議案及び第132号議案の総合支所設置条例、中央卸売市場業務条例、地方卸売市場田主丸流通センター条例、市営住宅条例、自転車等の放置防止及び自転車駐車場の整備に関する条例、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の各一部改正条例、以上6件を一括して採決いたします。


 以上の各議案に対する委員会の報告は、いずれも可決であります。


 以上の各議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第121号議案、第126号議案、第127号議案、第129号議案、第131号議案及び第132号議案、以上6件は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、第122号議案及び第125号議案の行政組織条例、体育施設条例の両一部改正条例、以上2件を一括して採決いたします。


 以上の両議案に対する委員会の報告は、いずれも可決であります。


 以上の両議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立多数であります。よって、第122号議案及び第125号議案、以上2件は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、第124号議案、第128号議案及び第130号議案の市議会議員及び市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例、景観条例、JR久留米駅西口暫定駐車場条例、以上3件を一括して採決いたします。


 以上の各議案に対する委員会の報告は、いずれも可決であります。


 以上の各議案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第124号議案、第128号議案及び第130号議案、以上3件は、いずれも原案のとおり可決されました。


◎ 日 程 第 25


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第25、請願第16号を議題といたします。


 本請願に対する委員会審査の結果報告書は、お手元に配付のとおりであります。


 委員長の審査の経過並びに結果の報告は、この際、会議規則第39条第3項の規定により、省略することにしたいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。


 これより委員会報告に対する質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


 これより討論に入りますが、通告があっておりませんので、討論を終結いたします。


 これより採決に入ります。


 請願第16号を採決いたします。


 本請願に対する委員会の報告は、採択であります。


 本請願は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、請願第16号は、委員会の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


◎ 日 程 第 26


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第26、新幹線建設推進に関する調査について(中間報告)を議題といたします。


 新幹線建設推進調査特別委員会に付託中の本件については、会議規則第43条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出があっておりますので、この際これを許します。


 28番青柳雅博特別委員長。


 〔28番青柳雅博新幹線建設推進調査特別委員長登壇〕


○28番(青柳雅博君) 皆さん、おはようございます。


 28番、青柳雅博でございます。私は、本特別委員会に付託されました「新幹線建設推進に関する調査」について、新幹線建設推進調査特別委員長として、その調査の経過について御報告申し上げます。


 本特別委員会は新幹線建設推進に関する調査、研究等を行うために約1年6カ月の間に7回の委員会を開催し、執行部から詳細な説明を聴取するとともに、各種資料の提出を求めて調査を行った次第であります。


 その間、九州新幹線全線開業に伴うJR久留米駅周辺の整備状況の調査を初め、九州新幹線の開業効果を地域活性化に生かす戦略的な取り組みなどについて調査を行いました。


 さらに、調査研究のために、平成21年11月に長野県佐久市・群馬県高崎市へ、本年7月には佐賀県鳥栖市へ、また、10月には石川県金沢市へ赴き、駅周辺整備の状況や開業効果を生かすための取り組みとともに、開業後における課題などについて視察を行い、委員会調査の参考といたしました。


 では、特別委員会の審査の経過を、いま少し詳しく申し述べます。


 まず、平成21年8月26日の委員会では、執行部から、新幹線整備とJR久留米駅周辺整備の事業概要と進捗状況について説明を受けました。これに対して委員より、関係機関への要望活動の状況について質疑があり、「新幹線建設促進久留米協議会などでは、JR九州を初め、JR西日本、鉄道・運輸機構などに、久留米駅全列車停車に向けた要望活動を行っている」との答弁がありました。


 次に、平成22年2月8日の委員会では、執行部から、新幹線開業に向けた観光振興の取り組みについて説明を受けました。これに対して委員より、観光振興基本計画に掲げた観光客の入り込み数や宿泊者数の目標達成について質疑があり、「観光客の入り込み総数については、平成21年度の目標をクリアしている。また、宿泊者数についても目標設定当時から伸びているので、さらに数字を上乗せするとともに、観光客増へ向けた取り組みを進めていきたい」との答弁がありました。このほか、目標を定めた観光ビジョンの策定と観光振興策のさらなる取り組み、宮崎県のように地場産品を活用するなど、久留米の魅力を引き出すようなさまざまな方策の検討、民間施行による開発が進められている中心市街地への行政からの継続的な働きかけ、目先の観光開発をするのではなく豊かな地域資源を観光に活用するなど長期展望に立った観光施策の取り組み推進などについて、要望がありました。


 次に、4月28日の委員会では、新幹線開業に向けた観光振興の取り組みについて引き続き調査を行い、委員より「食を生かしたイベントは単発的に仕掛けていくのではなく、水の祭典のように継続性のあるものにするべきではないか」との質疑があり、「食を生かした催しについては、商工会議所を中心に取り組まれており、イベントだけでなくスタンプラリーなどのさまざまな取り組みも好評だと伺っている。今後も商工会議所と協議しながら取り組んでいきたい」との答弁がありました。そのほか、地域ブランド商品の開発に力を入れるとともに、新幹線効果を最大限に生かすために関係団体と連携した取り組みの推進などについて、要望がありました。


 次に、7月14日の委員会では、執行部から、新幹線活用のまちづくり戦略について説明を受けました。これに対して委員より、各種コンベンションの誘致について質疑があり、「大規模なコンベンションの誘致については、施設規模や宿泊施設に課題があると認識している。スポーツイベントに限らず、各種コンベンションが充実するような形で整備を図っていきたいと考えている」との答弁がありました。


 次に、8月16日の委員会では、執行部から、JR久留米駅周辺整備事業について説明を受けました。これに対して委員より、「西口駐車場の利用には、新幹線利用が目的の場合と周辺観光が目的の場合がある。利用目的が違うのであれば、料金設定を変える必要があるのではないか」との質疑があり、「駐車場の料金設定等については、新幹線利用と観光利用の両方の視点を踏まえた上で、条例改正に向けた検討を行っていきたい」との答弁がありました。また、これまでの委員会での議論を集約し、12月定例会において中間報告をすることが確認されました。


 次に、11月8日の委員会では、久大線沿線自治体との広域的な連携や耳納北ろくの豊かな地域資源を生かした観光施策への取り組み、久留米の知名度アップのために本市にゆかりのある著名人の活用、新幹線開業効果が地域経済や観光の活性化につながるよう関係機関と連携したさらなる取り組み、新幹線通勤定期購入補助など定住促進施策の充実、既存の観光資源を生かし、JRや旅行業者と連携した観光客誘致へのさらなる取り組みの推進などについて、意見が出されました。


 以上が審査の概要でありますが、九州新幹線新八代・博多ルートにつきましては、今年8月の試験走行に続き、今月17日には運行ダイヤも発表されると伺っておりまして、開業に向けた準備が着々と進んでいるようでございます。


 久留米市では、これまでJR久留米駅周辺整備事業を初め、ハード・ソフト両面にわたりさまざまな取り組みを行い、巨額の財政投入を行ってまいりました。この新幹線開業は、本市にとって、広域合併、中核市移行に続く大きな転換点であり、他地域からの移動時間の短縮や輸送量の拡大、交流人口の増大など、地域経済や産業に大きな波及効果をもたらすことが期待されております。


 しかしながら、ストロー効果による消費の減退など経済の疲弊をもたらすとも言われており、取り組み次第では、久留米市が単なる通過駅となることや、新幹線開業の波及効果が限定されることなども懸念されております。


 執行部におかれましては、これらのことを十分認識され、新幹線開業の効果を地域活性化に生かせるよう、さまざまな施策に戦略的に取り組まれることを強く求めるものであります。さらに、開業効果を一過性のもので終わらせるのではなく、長期的な視点をもちながら、民間団体や関係機関などとの意思疎通を図り、地域の持つ知恵とパワーを結集した取り組みを重ねて求めるものであります。


 議員各位におかれましては、九州新幹線全線開業に向けた全市を挙げた取り組みについて、なお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、委員長の中間報告といたします。ありがとうござました。


                     =〔降 壇〕=


○議長(栗原伸夫君) 委員長の報告は終わりました。


 これより委員長報告に対する質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


◎ 日 程 第 27


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第27、委員会の閉会中の継続審査・調査申し出についてを議題といたします。


 各委員長から目下、委員会において審査中の請願及び調査中の事件につき、会議規則第101条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査・調査の申し出があっております。


 お諮りいたします。


 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査に付することに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査に付することに決定いたしました。


◎ 日程第28・日程第29


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第28、請願第18号及び日程第29、請願第19号を一括議題といたします。


 以上の両請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の両請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。


◎ 日 程 第 30


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第30、第133号議案 久留米市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。


 まず、事務局に議案を朗読させます。


 〔書記第133号議案朗読〕


○議長(栗原伸夫君) 次に、市長から提案理由の説明を求めます。楢原市長。


 〔市長楢原利則君登壇〕


○市長(楢原利則君) 皆様、おはようございます。


 本日、追加提案いたしております第133号議案の提案理由を御説明申し上げます。


 本議案は、本市公平委員会委員塙信一氏の任期が平成22年12月31日をもって満了いたしますので、同氏を再び選任することについて、地方公務員法の規定により市議会の同意を求めるものであります。


 何とぞ御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。


                     =〔降 壇〕=


○議長(栗原伸夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 これより質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


 この際、お諮りいたします。


 ただいま議題となっております第133号議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入りますが、通告があっておりませんので、討論を終結いたします。


 これより採決に入ります。


 第133号議案 久留米市公平委員会委員の選任についてを採決いたします。


 本案は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第133号議案は、これに同意することに決定いたしました。


◎ 日 程 第 31


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第31、第134号議案 久留米市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。


 まず、事務局に議案を朗読させます。


 〔書記第134号議案朗読〕


○議長(栗原伸夫君) 次に、市長から提案理由の説明を求めます。楢原市長。


 〔市長楢原利則君登壇〕


○市長(楢原利則君) 第134号議案の提案理由を御説明申し上げます。


 本議案は、本市固定資産評価審査委員会委員池田辰己氏の任期が平成22年12月31日をもって満了いたしますので、その後任として秋吉樹氏を選任することについて、地方税法の規定により市議会の同意を求めるものであります。


 何とぞ御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。


                     =〔降 壇〕=


○議長(栗原伸夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 これより質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


 この際、お諮りいたします。


 ただいま議題となっております第134号議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入りますが、通告があっておりませんので、討論を終結いたします。


 これより採決に入ります。


 第134号議案 久留米市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。


 本案は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、第134号議案は、これに同意することに決定いたしました。


◎ 日 程 第 32


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第32、発議第3号議案 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求める意見書を議題といたします。


 まず、事務局に議案を朗読させます。


 なお、議案の朗読は、件名、提出者、提案理由までにとどめます。


○議事調査課課長補佐(兼)主査(橋本広昭君) 発議第3号議案


 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求める意見書


 上記の議案を提出する。


 平成22年12月14日


 教育民生常任委員会


 委員長 堀田 富子


 提案理由


 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求めるため、国会及び関係行政庁に対し意見書をもって要請しようとするものである。





 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求める意見書





 わが国においては、重度障害により家庭での生活が困難であったり、貧困、親の高齢化や病気、頼るべき肉親・親族がいないなど、さまざまな事情により入所施設で生活している知的障害者がいる。知的障害者が地域移行をしようとしても環境は十分には整っておらず、入所施設を生活していく場として選択せざるを得なくなっている。


 しかしながら、平成18年4月の「障害者自立支援法」施行により、障害福祉サービスの利用にあたって「障害程度区分」の認定が必要となり、これによって、施設入所や利用できるサービスの範囲が限定されるようになった。また、昼夜分離型の新たなサービス体系では、施設に入所している知的障害者の実態に即した支援となり得ていない面がある。加えて、報酬支払い制度が月払いから原則日払いに変更になったことにより、施設の経営状況や施設職員の待遇の悪化、ひいては、福祉サービスの質への影響も懸念されるところである。


 昨年12月、内閣府に「障がい者制度改革推進本部」が設置され、その推進会議の中で、障害者福祉施策の見直しが進められているが、本当に知的障害者が安心して暮らせるような制度になるのかいまだ不透明な状況である。


 よって、国におかれては、今後の検討にあたり、知的障害者の現況を十分把握した上で、下記の事項に配慮されるよう要望する。





                   記





 1 知的障害者の入所施設への入所基準を緩和または撤廃すること


 2 障害者の認定区分により利用できる福祉サービスの限定を行う「障害程度区分」を


   直ちに見直すこと


 3 障害者自立支援法に基づく事業所の新体系移行を直ちに見直すこと


 4 事業所へ支払う報酬を日額制から月額制へ改正すること





 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 平成22年12月14日


 久留米市議会








○議長(栗原伸夫君) 次に、提案者から提案理由の説明を求めます。27番堀田富子教育民生常任委員長。


 〔27番堀田富子教育民生常任委員長登壇〕


○27番(堀田富子君) おはようございます。


 27番、堀田富子でございます。


 発議第3号議案につきまして、教育民生常任委員会委員長として、提案理由の説明をさせていただきます。


 なお、提案理由の説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきます。





 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求める意見書





 わが国においては、重度障害により家庭での生活が困難であったり、貧困、親の高齢化や病気、頼るべき肉親・親族がいないなど、さまざまな事情により入所施設で生活している知的障害者がいる。知的障害者が地域移行をしようとしても環境は十分には整っておらず、入所施設を生活していく場として選択せざるを得なくなっている。


 しかしながら、平成18年4月の「障害者自立支援法」施行により、障害福祉サービスの利用にあたって「障害程度区分」の認定が必要となり、これによって、施設入所や利用できるサービスの範囲が限定されるようになった。また、昼夜分離型の新たなサービス体系では、施設に入所している知的障害者の実態に即した支援となり得ていない面がある。加えて、報酬支払い制度が月払いから原則日払いに変更になったことにより、施設の経営状況や施設職員の待遇の悪化、ひいては、福祉サービスの質への影響も懸念されるところである。


 昨年12月、内閣府に「障がい者制度改革推進本部」が設置され、その推進会議の中で、障害者福祉施策の見直しが進められているが、本当に知的障害者が安心して暮らせるような制度になるのかいまだ不透明な状況である。


 よって、国におかれては、今後の検討にあたり、知的障害者の現況を十分把握した上で、下記の事項に配慮されるよう要望する。





                   記





 1 知的障害者の入所施設への入所基準を緩和または撤廃すること


 2 障害者の認定区分により利用できる福祉サービスの限定を行う「障害程度区分」を


   直ちに見直すこと


 3 障害者自立支援法に基づく事業所の新体系移行を直ちに見直すこと


 4 事業所へ支払う報酬を日額制から月額制へ改正すること





 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 議員各位におかれましては、何とぞ慎重審議の上、満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


                     =〔降 壇〕=


○議長(栗原伸夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 これより質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。


 これより討論に入りますが、通告があっておりませんので、討論を終結いたします。


 これより採決に入ります。


 発議第3号議案 知的障害者が安心して暮らしていけるように制度の改善を求める意見書を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


 〔賛成者起立〕


○議長(栗原伸夫君) 起立全員であります。よって、発議第3号議案は原案のとおり可決されました。


 次に、お諮りいたします。


 本議会において議決されました意見書の処理及び議決されました案件で、条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その処理を議長に委任されたいと思います。これに御異議はありませんか。


 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(栗原伸夫君) 御異議なしと認めます。よって、議決されました意見書の処理及び議決されました案件で、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。


◎ 日 程 第 33


○議長(栗原伸夫君) 次に、日程第33、会議録署名議員の指名を行います。


 19番原口和人議員及び25番森多三郎議員を指名いたします。


◎ 閉     会


○議長(栗原伸夫君) 以上をもって、本議会に付議された案件は全部終了いたしました。


 よって、平成22年第4回市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでした。


                     =午前10時45分  閉会=